約 5,648,804 件
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/1906.html
俺「ストライクウィッチーズ The 100th」 42-63 作者 ID GnrsFAkn0 総レス数16 船の中はずっとカラスでやり過ごした俺。 俺「そんなこんなで俺はついに故郷へ帰還できたのさ。めでたしめでたし・・・ってやばっ!」 足音がしたので急いで近くの木の上にとまる俺 「伍長はどこだっ!?」ダッダッダ 俺(あぶねっ、六人もいるのか!) 山田「第四班、見つかったか」ダダダダ 井伊「なんだ三班か。こっちはまだ見つかってないよ。はぁ・・・なんでこんなことに」 沢田「このままだとミーナ隊長のお仕置きだあああああああ」 山田「ミーナ隊長のお仕置き・・・ハァハァ」 沢田「落ち着け、山田。ハァハァ程度では済まないだろう。きっとゼェハァだ」 山田「いや、ヘァッヘァッだろう」 沢田「違う!きっとアヘェアヘェだろ」 山田「何を言っている。キュッに決まっているだろう」 俺(なんだ変態か) 三村「こらっ!そこの二人!うるさいぞ!それよりペリーヌの方がいいだろう」 益田「何を言う。サーニャさんの方がいいだろう」 とりあえず無視する俺。 俺「・・・とりあえずあの研究所にでも行くか」 俺は研究所に着いた! ガララララッ 俺「失礼します」 検査員「おっ、あの時の・・・、どうだウィッチは」 俺「大変ですよ。今逃げているところです」 検査員「どういうことだ・・・」 俺「かくかくしかじか」 検査員「そうか。そういえば、例の槍は持ってきているか?」 俺「持ってきていますけど・・・」 検査員「よし、渡してくれ」 俺「はいどうぞ」 検査員「ふんっ!」ボキッ なんと腕力だけで槍を折る検査員・・・えっ 俺「えっ」 検査員「びっくりしたか?実はこれはお前の戦闘データをとり、 お前にもっとも適応した武器を作るために渡したデータ収集用の武器なのさ」 俺「なんでそんなことを?」 検査員「武器を作るテストって奴だ」 俺「なんて人だ」 検査員「というわけでこれが出来た武器だ。受け取れ」ポイッ 俺「おわわわわっ、投げないでくださいよ。これは・・・槍?」 渡されたのは、30×15センチほどの穂がついた、柄の部分は15センチほどのほどの長さの槍だった。 検査員「これが私がお前用に作った武器だ。説明をしようか。 槍は普通に今までどおりの槍として使うのと他に、穂の部分に魔法力を込めて、 突撃時の威力を増すこともできる。ちなみに穂の部分は多少特殊なものを使っている。 壊したら替えはないぞ。壊れないと思うが。 柄の部分に魔法力を通せば柄の部分を長くすることもできるぞ。 後これは別に武器についてのことではないのだがな、少し頼みごとがある。 実はミーナ隊長の写真が欲しいのだが。撮ってくれるか?安心しろ、このカメラでとった後に 自動的にこちらのパソコンに画像や動画は送られる。たいして時間はかからんよ。 お前の変身後の能力は知っているからな。どうやったか?あの槍と通して調べたんだ。 本当はお前を送り込んだのはミーナ隊長を盗撮する目的だったんだけどな。本当のことを言うと。 まあそれはともかく頼むぞ」 俺「長い長い。絶対にこれは見づらいですよ、全く。 自分の発言にはきちんと責任を持ってください。盗撮の件は別にいいですよ」 検査員「うむ、ありがとう。入浴中ならなお良しだ。 そうそう、槍だが、あの穂に魔法力を込め、空間上に魔法力の塊を設置することもできる。 ちなみに、その魔法力の塊はカメラと通じていてな、大量の動画・画像を同時に撮れる。 盗撮にはもってこいだろう?」 俺「そうだ。こんなにたくさんあって魔法力は足りるんですか?」 検査員「あ、ま、まぁ、な、なんとかなるだろ。うんそうそう、ストライカーユニットだが、 私のオリジナルなんだ。というわけで名前を決めたいんだがな、何か案はあるか?」 俺「えっとですね・・・やっぱり開発者のあなたが考えるべきでは?」 検査員「そうか。ふむ・・・多少気が引ける気もするが、これは五式戦闘脚を基にして作ったからな。 お前のことも少し入れるとしよう。五式戦闘脚改「烏」とでも名付けようか」 俺「おっ、俺の使い魔も入れてくれるとは、ありがとうございます」 検査員「そうだ。ストライカーユニットで思い出したが、この筒をストライカーユニットにはめてみろ」 そう言って彼が出したのは黒い固形燃料のような物が入った八つの筒だった。 それを俺はストライカーユニットにあった八つの穴?のようなものに入れる。 カチッと言う小気味のいい音がなり、しっかりとはまった。 俺「はめましたよ」 検査員「この燃料は魔法力を固めてできる燃料だ。 作り方はいたって簡単だ。この容器の中に魔法力を込めればいい。 ストライカー使用中に点火すると早くなるぞ」 俺「お、ありがとうございます。・・・って!また魔法力ううううっ!? おいいいいっ!まさか魔法力の消費考えてないとか言うオチじゃないだろうな!?」 検査員「・・・」 俺「なんだその意味ありげなちん ゴンゴン 「こちら(自称)第501統合戦闘航空団親衛隊第三班だ。そちらに脱走兵の俺伍長はいるか?」 検査員「こいつらか?お前を追っているというのは、俺」 俺「こいつらタイミングが最悪だああああ!ありえねえ・・・グルか?」 検査員「そんなわけないだろう。よし、裏口から出ろ。あとこれはここの電話番号だ」 そう言って白い包みを俺に投げる俺。キャッチして俺は言う。 俺「うおおおおい!唐突に何してんのアンタって人はああああああああ!」 検査員「また来いよー」 俺「何いい話っぽくまとめてるのアンタあああああ!?」 「入るぞー」 検査員「早く逃げろ」 俺「無念なりいいいいいいっ!・・・とりあえずさらばですな」バサッバサッ その間に彼は写真軍をたくさん机の上に並べていた。 少したち、(自称)親衛隊が入ってきた。 山田「この机の上にあるのは・・・ウィッチの写真!?」 沢田「なんだと?これは・・・欲しい!凄く欲しい!」 検査員「一枚500円だ」 山田「買ったああああっ!俺はこの10枚!」 沢田「俺も俺も!俺も買う!」 三村「お前ら落ち着け、これは罠だ・・・このペリーヌの写真を1つ」 隠れてドア隙間から見ていた俺は思った。 俺(なんじゃこりゃっ!?商売だと・・・汚いぞこいつ) とりあえず逃げた俺 俺「ま、まあ武器は大切に使わせてもらいますか」バサッバサッ 俺「どうしよう、帰ろうかな。でもこのまま帰るのもなんだかなー」 そう思いながらゆっくり帰っていたとき、前にカラスが二匹ほど カラス1「近頃ここら変は厳しいな」バサッバサッ カラス2「まったくだ・・・われわれにはこの下界は少し厳しすぎたかも知れぬ」バサッバサッ 俺「へ、変なカラスだー!」バサッバッ カラス1「なぬ?変・・・?まさか余の正体を一瞬にして見破っただと?」カァカァ カラス2「汝、名乗れ。何者だ。まさか組織の使いか?だとすれば容赦はせん」カァカァ 俺「なんだ組織って。というかお前達何だよ」バサッバサッ カラス1「我は神槍グングニルの精神が具現した物にしてこの世に断罪を下す物」カァカァ カラス2「そして私もまた聖槍であるトライデントの精神が具現した物であり、 神に変わりこの世を粛清する物であり、尚且」カァカァ 俺「ほ、本気でやばい。速く逃げよう。・・・そうだ、さっき言っていた点火って奴もしてみよう」バサバサッ 念じただけで点火は完了したようで、今までよりずっと早い速さで俺は逃げた。 俺「ひ、ひどい目にあった」バサッバサッ カラス3「近頃ここは厳しいよなぁ」バサッバサッ カラス4「おう、満足にごみ袋もあされない」バサッバサッ 俺「へぇ・・・ここら辺のカラスはごみ袋あさってんのか。さっきの奴らも・・・?」バサッバサッ カラス3「おいてめぇ、なにこっち見てんだあっ!?」バサッバサッ カラス4「おめぇ、ただじゃ済まさ」 再び点火して戦線離脱。 俺「誠に身勝手ながら逃げさせていただきます」 「おいお前待て待てオイ!」と聞えた気がした俺であった。 俺「懐かしいなこの神社。昔遊んだな」バサッ あまりにも展開が急なので説明しておくと、点火で先ほどの空域から離脱後、 地元の神社へ行ったのである。行った理由としてはここがカラスを祭っていたからなんとなくである。 とりあえず俺は人間に戻った。 俺「さて、なんか変わってることはあるかな?・・・ん?」 俺は気付いた。神社の鳥居にカラスがたくさんいることに。 俺は気付いた。神社の柱にあったはずの銅像がなくなっていることに。 俺は気付いた。俺の眼の前に三本足のカラスがいることに。 俺は気付いた。おなかがすいていることに。 俺「腹減ったな」 三本足「おいおい・・・第一声がそれかよ」 俺「むっ、さては貴様、俺の使い魔だな?」 三本足「そうだが、いまさら気付いたのか?」 俺「いかにも。では教えてもらおう。なぜ男の俺に魔法力がある」 三本足「簡単だよ。お前が元々持ってた」 俺「おい待った。確か魔法力は10代の女性にのみある力だろ? こんなに簡単に手に入るのか?」 三本足「えっ、違うぞ。男にも魔法力を持ってるやつはいるだろ。知らないの?」 俺「うん」 三本足「知らないのか。まあいい話を戻そう。いるんだ」 ) _ ,, -ー=- 、 ヽ 異議あり!! ゝ、ニ 二 _ ミミV, ) マ二 ニ、 r' ..,,_ ヽソ, `v'⌒ヽ/⌒ヽ/ ,. ‐- .. _ `ヽ、 { a`' tij` _! / __ `` ー- 、 |ノゝi ,_〈 , ィ/ ゝヽ ̄ヽ ー- ' / t -‐ ,'" _ / { {ヽ、_ ヽ' ノ_,.〉 /! `>、 _/_ -ァー- 、_ ... -‐ ' ヽヽ、 `>、..ノ=┘ /j -‐ ' ´/ / / / _ノ \ `ー '! , -‐ 7´/{⌒| / _/ j >‐' / / //| 〉‐f/ \' ! , ' ´ / ,' .|/ レ ゚ノ | ,.. -‐ '" / { ヽ | 〉 /__ t ,. -‐ ' ´ | ヽ| / / ' ` ヽ、 / | `!// / ┌‐────┐ │ 俺 | ├───‐─┴──────────────────────── │それならば男のウィッチがいてもおかしくないだろう!どういうことだ! └─────────────────────────────‐ 三本足「落ちつけ。そして黙れ俺。契約方法は知っているか?」 俺「知らん」 三本足「だろうな。契約方法は『使い魔自身がウィッチのお尻にタッチすること』らしい」 俺「おいまてらしいってなんだ」 三本足「気にするな。あまり覚えていないだけだ。とりあえず話を戻そう。 常識的に考えろ俺。女の尻を触りたいと思うやつは数あれど、 男の尻を触りたい奴はいるか?いないだ 話をしている途中に突っ込む俺 俺「つまりお前は・・・ホモだったのかああああああああああ!」 あらぶる俺 三本足「違ええええええええええええ!ぶっ殺すぞてめえええええええええ!」バサバサバサッ あらぶるカラス 俺「ひいいいいいいっ!ごめんなさい!」 三本足「話を戻すぞ。後、ホモじゃない。要は俺の勝手な判断と言おうか」 俺「えっ」 三本足「俺に対する信仰が薄くなってきてな。なにか依り代がないとすごしにくくなってな」 俺「ふーん」 三本足「そこにちょうど魔法の素質があり、まだ契約していないお前が通りかかったから契約した」 俺「へー」 三本足「ちなみに、お前が朝いきなり変身してたのは俺の仕業だ。何ができるか試したかったんだが、 その時はそれしかできんかった」 俺「お前の仕業か。メチャクチャ焦ったぞ。何であの時教えてくれなかったんだ」 三本足「いきなり出たら余計焦るだろお前」 俺「それもそうだな」 三本足「そうそう、ここは俺を祭っている神社だぞ」 俺「りょーかい、って俺の使い魔って噂のバター・・・カバー・・・ババァガラスぅ?」 63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/07/18(月) 15 55 38.11 ID GnrsFAkn0 [22/24] 三本足「ヤタガラスだ馬鹿者。こんな伝説上の生き物が力を貸してるんだ。ありがたく思え」 俺「ふいふい」 三本足「とりあえずはもう基地に帰ったらどうだ?いい加減に」 俺「それもそうだな。それじゃ・・って、使い魔がここにいるのに大丈夫なのか?」 三本足「うん、大丈夫」 俺「さいですか」 俺(かかったなアホが!俺が律儀に帰るとでも思ったか!) 三本足「そうそう。俺のお陰ででお前は今なかなかの戦闘技術を得ていたりもするぞ」 俺「なにそれすごい。まあいいや。さよーならー」 そう言っておれはカラスになる。きちんと変身できたし、 振り返ればもう三本足のカラスはもういなかった。 鳥居にはまだたくさんのカラスが居たが。
https://w.atwiki.jp/oreqsw/pages/1616.html
D.H.N俺 第4話「謹慎処分明け」 前半部 ―滑走路先 ここに来て日にちもそれほど経たないうちから問題を起こし、謹慎処分をくらってしまった。 ようやく謹慎が解けたので、早速滑走路の先でタバコを吸うとその解放感にずいぶんと美味しく感じた。 最後まで吸い、吸殻を指先でひねり潰す。 そういえばあのいつもの三人っ子はエイリアンババアのところに修行に行ってるんだったな、妙に静かだと思った。 俺「ふー……ここじゃ満足にタバコも吸えそうにないから大変だ」 ひとりごとを呟きつつハンガーへと戻ろうとすると、バルクホルンが俺の前にきて立ちふさがった。 少し複雑な顔をしているバルクホルンを一瞥して、俺は地面にぐねぐねになったたばこをこすりつける。 バルクホルン「久しぶりだな」 俺「三日ぶりだけどな。まぁそんな顔するなって」 バルクホルン「はぁ……少しは気にしろ。リベリアンはそういうところがだめだ」 俺「すまないな、リベリアン全員がこうやって気楽ってわけじゃないが、俺は性分でな」 バルクホルン「少しはなおしたほうがいい」 俺「善処するさ。それで、どうしたんだ?俺に何か用事があってきたんじゃないのか?」 バルクホルン「ああ、伝えようと思ったことがあってな。俺のストライカーユニットがハンガーに届いている」 俺「よし……これで俺もやっと訓練できるってわけか」 バルクホルン「ふむ……じゃあ肩慣らしついでに模擬戦でもどうだ?」 俺「おいおい、現役のエースウィッチとやり合えって無理があるぞ、もう一週間はまともに飛んでいないから勘弁してくれ」 バルクホルン「ふふっ、ならまた今度だな。楽しみにしているぞ」 俺「ずいぶんと好戦的なウィッチだぜ。また、今度な」 バルクホルン「さて、ハンガーに戻るぞ。あとミーナに謝っておけ」 俺「ヴィルケ中佐に?」 バルクホルン「俺が来て早々にシャーリーのせいもあるとはいえ、問題を起こしたんでな。頭を痛めていた」 俺「ああ……そりゃ悪いな。ちゃんと謝っておこう」 なんだかんだでバルクホルンは怒っていないらしい。 ……おそらく誰かがバルクホルンを宥めたのだろう、そうでないと説明がつかない。 あと何かわびの品でももってヴィルケのところにいくか。 ―ハンガー それはさておき、ハンガーに脚を運びストライカーを確認し、整備兵へと話しかける。 油まみれの手に、黒ずんだ衣服、魂のスパナ。 こういうのにまみれて生活するのもいいな、と密かに思っているのだが、他のウィッチにはなかなか理解されない。 俺「ふむ、確かに合ってるな。整備兵、これの整備を頼めるか?」 整備兵「いえ、普通のP-51なら可能ですがこれはちょっと……」 俺「やっぱりか、まぁ仕方ないな」 整備兵「一応通常のことはできるのですが、特殊なモノがはいってますから」 俺「ちょっとこればっかりは外せなくてな。俺が使うにはこれが必要なわけだ」 整備兵「見たことないのでわかりませんが。でもそんなものを付けてどうするんですか?」 俺「それは秘密だ。だが、俺にとってはなくてはならない物だしな」 整備兵「これの構造とか整備方法とか理解すれば整備も可能なんですが……どうしますか?」 俺「一応機密事項だしな……。しょうがないこのストライカーの整備は俺自身がやるよ」 整備兵「わかりました。では、もし何かあればお申し付けください」 俺「おう、ありがとな」 整備兵「それと、よければ……」スッ 俺「(またか……)」 立ち去ろうとする俺が振り返ると同時に目の前に差し出される紙。 つい最近もこういうことがあったなと思い出し、若干うんざりしつつ、その紙へとさらさらとサインした。 これで一体何度目だ。 昔はこういうことがなくて意外と楽だったのに、と内心文句をたれつつ、執務室へと体を向けた。 ―執務室 慣れていない基地のため少々迷ったが執務室の前へとなんとか辿りつけ、失礼のないよう一応ノックする。 あと飛行許可ももらわないと。 俺「失礼。ヴィルケ中佐、今大丈夫か?」 ミーナ「ええ、大丈夫よ、どうしたのかしら?」 俺「ああ、この前のことを謝りたいと思ってな。来て早々あのような問題を起こしてすまない。俺は許さなくてもいいからシャーリーは許してやってくれ」 ミーナ「まぁ……あれはシャーリーさんも色々悪気があったぽいしどっちが悪いとは言えないけれど。でも今後ないようにね」 俺「肝に命じておく」 ミーナ「ここでは整備班や設営班などの人たちとは極力接触は避けるようにいってるのよ。だから男性との接触も少ないの、控えてくれるとありがたいわ」 俺「ふむ、まぁ部隊での方針に首を突っ込む気はないさ」 ミーナ「ありがとう、俺さん」 俺「それより、結構な書類の量だな」 ミーナ「ここは再結成されたばかりだからどうも、ね……」 俺「ガランドも再結成させるとは粋なことをやるな」 ミーナ「ガランド将軍とはお知り合いなの?」 俺「ああ、昔からの戦友だ。今でも仲がいいといえばいい」 ミーナ「尻に敷かれている、なんてことはないのかしら?」 俺「ははっ、冗談言うなよ。あいつにそんな気はないし、俺もないさ。それに……」 ミーナ「?」 俺「それに俺はこんな体だからな、普通の人間とは世界が違うわけだ。そういうのはもうできないんでな」 ミーナ「あ……ご、ごめんなさい」 俺「いや、全然気にしなくていい。俺はこの運命とやらを受け入れてるし、文句を垂れる気もない」 ミーナ「……でも少しくらいは色々としてみたいと思わないの?」 俺「さぁ、どうだろうな。まぁまだ少し未練はあるかもしれない、といったところか」 ロマーニャの暖かな日差しが差し込む執務室で、ヴィルケの表情は少し堅かった。 未だに、俺がネウロイになったことの理由がわからないのだろう。 だが、理解できるわけがない。 「理解する」というより、それを「感じる」ということがほとんどない、のほうが言い方的には合ってるか。 俺「そういえば、ここはたばこすっていいのか?さっき滑走路で吸ってしまったんだが」 ミーナ「え、あ、うーん……他の子達はやっぱり苦手みたいだし……場所を考えてくれるならいいわ」 俺「了解。そういやバルクホルンはさっき近づいてきたのに何も言わなかったな」 ミーナ「トゥルーデは俺さんのこと結構気に入ってるんじゃないかしら?」 俺「そうか?ああいうカールスラント軍人は最初はつっかかってくるものだと思ってたからな」 ミーナ「俺さんが悪い人ならそうだったでしょうけど、トゥルーデは分別がつくわよ」 俺「"以前の俺"の逸話に救われたってわけか。複雑だな」ハハッ ミーナ「まぁそういうことでしょうね」 俺「そりゃ、ありがたいな」 ミーナ「そういえば他に用事があってきたんじゃないのかしら?」 俺「ああ、そうだそうだ。ストライカーの整備が済み次第飛行訓練をしたい。許可をくれ」 ミーナ「ええ、いいわよ。でも無理はしないように」 俺「ラジャー。まぁ楽しくやってくるさ。それじゃあまた夕飯の時に」 ミーナ「ええ、がんばってらっしゃい」 俺「じゃあな」 ―飛行訓練 ストライカーの整備が終わったので、先程の整備兵に話をつけて色々と準備をしてもらった。 まぁ空に上がるときにもっていったのは、ペイント弾が詰め込まれたBARとボール三個だけ。 俺『これから飛行訓練を行う。地上付近での風力はジェントル・ブリーズ、おそらく7ノット。風向きは海から陸。天候は快晴。ストライカーの感度は良好』 滑走路から準々に速度を上げ風を切り空へと飛ぶ。 柔らかな海風が頬を撫で、麗らかな日差しが体に力を与えてくれる感覚がした。 俺『で、なぜテラスにいる?』 飛行中、ふと基地の方を振り返るとテラスに見慣れた三人がいた。 シャーリー、バルクホルン、エーリカの三人だ。 暇なんだろうか。 シャーリー『ちょいと見学ってやつさ。どうだ、ここの風は気持ちいいだろ?』 俺『ああ、東部方面のあたりの風も悪くはなかったが、ここはいいな』 エーリカ『あれ、東部の方もいってたの?』 俺『任務で各地を飛び回っていたからな。少しのあいだだが503JFWにいたわけだ』 バルクホルン『タイフーンウィッチーズといえば、有名なウィッチは……』 俺『カールスラント軍なら……ヴァルトラウト・ノヴォトニー、フーベルタ・フォン・ボニン、アレクサンドラ・シェルバネスク、オティーリエ・キッテル、だな』 エーリカ『うわっ、私が訓練学校出たときの飛行指令がいるじゃん』 バルクホルン『何を驚いてるんだ……』 エーリカ『いや~、知らなかってさ~。連絡とかしてくれなかったし』 シャーリー『手紙くらいは届いてるんじゃないのか?』 エーリカ『そんなわけ~……いや、あるかも』 俺『おいおい、失礼な奴だな』 エーリカ『にゃはは~』 バルクホルン『何を笑っとるんだっ!今度探して、あったら返事でも書いておけ!』 エーリカ『わ、わかったよ~』 その間、基地の周りを旋回したり、高度を上げたり下げたり、ロールしたり、投擲したボールをペイント弾で撃ちぬいたりと色々なことをした。 一週間ほどストライカーを履いたことはなかったが、感覚は正常で、コアとストライカーとの同調率も悪くはないので楽に飛ぶことができた。 俺『ふむ、これなら今日からでも戦線に加われそうだ』 シャーリー『ちょっと勘だけど、それって改造してあるのか?』 俺『よくわかったな……。一応特殊なものを組込んでる。ネウロイ化に対応できるストライカーだ』 シャーリー『へ~……って!どんな構造だ……』 俺『俺にもあまりわからないが、俺を作った研究者と同一者が作ったものだ』 バルクホルン『ふむ、化物じみてるな、そいつの頭は』 俺『周りからクレイジーサイエンティストって言われてな、そういや』 エーリカ『これじゃあカールスラントの技術も負けそうだね~』 バルクホルン『なっ!そんなわけないぞ!!カールスラントの科学力は世界一、と誰かが言っていたからな!まだ負けていない!』 俺『……リベリオンの負けでもいいぞ』 バルクホルンの自画自賛ならぬ自国自賛に呆れながら、シールドを展開し右往左往・前方後方へと移動させたり、大きさを変えたりなどをしてみる。 飛行中におけるシールドは意外と集中力を持っていかれる。 だからこうやって訓練しておかないと、いざという時に後ろにネウロイがいた、なんてことになりかねない。 俺『よし、ストライカーも好調だ。飛行訓練を終了する』 バルクホルン『了解した。降下してこい』 俺『ああ。そういえば今日の晩飯って―――』 ウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ! シャーリー『警報!?』 バルクホルン『チッ、ネウロイか!全員ハンガーに集合しろ!』 エーリカ『了解!』 俺『了解。俺も武器を換装して一度点検してからすぐに空へあがる』 一度降下しハンガーへ。 整備兵を炊きつけ一度点検してもらっている間に自分は武器をBARへと換装。 そんな時にヴィルケと坂本とルッキーニ、同時にユーティライネン、バルクホルン、ハルトマン、シャーリーがやってきた。 ミーナ「今陸と海の境をすれすれで飛んでいて、アンナ・フェラーラ氏の島の上空を通過する進路をとっているわ。そっちの敵は大型ネウロイ一機よ」 坂本「だがもう1機ネウロイが出現した。この基地へとまっすぐに向かってきている。我々はそれを撃墜しにいくぞ」 俺「ちょっとまて!宮藤たちのところに大型がいってるんだろう、あの三人だけで大丈夫なのか!?」 坂本「我々が今からストライカーで飛ばしていってもネウロイが島上空を通過するまでには間に合わない」 俺「くっ!探知が遅れたのか……」 ミーナ「俺さん、心配でしょうけど、あの子たちは大丈夫よ」 俺「何が?つい最近まで戦線を離れていたんだろう!?」 ミーナ「あの子たちは仮にもストライクウィッチーズの一員よ、それに生半可な鍛え方はもとよりされていないわ。心配しなくても大丈夫よ」 坂本「あの三人は強い、大丈夫だ俺。それより心配しないといけないのは私たちのほうだ」 エイラ「んぇ?どういうことなんだ、少佐」 坂本「現在こちらへ向かってきている大型ネウロイは高速型らしい。しかし高速型についていけるのは……」 シャーリー「私ぐらい、か」 坂本「そうだ。シャーリー、この先で撃墜できるか?」 シャーリー「ちょっと私だけじゃ難しいって、少佐」 ミーナ「高速型の足を絡めとるだけでもいいわ。進路を妨害してから一気にたたみかけるつもりよ」 俺「じゃあ、俺が行こう。ネウロイ化すれば高速型に引けはとらない」 エーリカ「じゃあ俺もつれていけば大丈夫じゃない?」 俺「だがもしものときのために何人かを空中待機させておいてくれ」 坂本「わかっている。では、シャーリー、俺の両名は今すぐ準備し発進しろ」 俺「了解!」グッ シャーリー「了解!」 坂本「よし、あとは……宮藤、ペリ―――…。ああ、まだ修行中だったな……」 ミーナ「あらあら、寂しいのかしら?」 坂本「な、なんてことはない!全機、二人のあとに順次空へあがるぞ」 バルクホルン「了解した」 エーリカ「了解~♪」ニヤニヤ 坂本「……なんだ、ハルトマン」 エーリカ「別に~♪」 他の皆が色々と話しているうちに俺たちは準備を済ませる。 俺は黒いジャケットを着用し発進ユニットの上から高くジャンプ。 淡い光と共に基地の中を埋める魔方陣を発動させ、ストライカーに魔法力を注ぎ込む。 シャーリーの方に目を傾けると、こちらを見て歯を軽くちらつかせ笑い、合図をうったえる。 シャーリー「イェーガー機、出る!」 俺「同じく、俺、出る」 ハンガー内の空気をかき乱し、一気に加速。 憎っくき敵を撃つために空へと高く高くあがった。 第4話前半終わり
https://w.atwiki.jp/oreqsw/pages/139.html
今日のウィッチ 世界中の人々にとって、ウィッチとは希望の星でありアイドルである 当然、ウィッチを愛する者も後を絶たない 声を上げろ! 遠慮をするな! 恥ずかしがるな! 思いのたけを示せ! ウィッチへの愛を叫べ! ウィッチが好きで好きでたまらない俺と、伯爵ことクルピンスキーや他数人による、ウィッチへの情熱をただ吐き出すコーナー それが『今日のウィッチ』である コーナー一覧 今日のウィッチ1 (マティルダ/2011/3/15) 今日のウィッチ2 (ルチアナ/2011/3/16) 今日のウィッチ3 (マイルズ/2011/3/17) 今日のウィッチ4 (ヘルマ/2011/3/18) 今日のウィッチ5 (黒江/2011/3/19) 今日のウィッチ6 (アメリー/2011/3/20) 今日のウィッチ7 (ハイデマリー/2011/3/21) 今日のウィッチ8 (ニパ/2011/3/22) 今日のウィッチ9 (ガランド/2011/3/23) 今日のウィッチ10 (クルピンスキー/2011/3/26) ※一応最終回 そっきょうのウィッチ一覧(※ 投下中に紹介するウィッチを安価で決定して書いたもの) そっきょうのウィッチ1 (真美/2011/5/26~27) そっきょうのウィッチ2 (エルマ/2011/6/18) そっきょうのウィッチ3 (ジョゼ/2011/7/23) そっきょうのウィッチ4 (アンジー/2011/7/28) そっきょうのウィッチ5 (ジェーン/2011/8/9~10) そっきょうのウィッチ6 (ロスマン/2011/9/20) コメント ご意見ご感想ウィッチへの愛、なんでもご自由にどうぞ お、おおおっ!!待ってましたぞ!! -- 名無しさん (2011-04-04 21 40 42) 続き見たいなw -- 名無しさん (2011-04-05 00 12 50) 伯爵可愛いよ伯爵 -- 名無しさん (2011-04-05 07 23 19) メニューにウィッチ名もいれてくれると、一発でどの回か分かってありがたい -- 名無しさん (2011-04-06 11 44 29) 最終話の続きみてみたいw -- 名無しさん (2011-04-06 17 32 46) とりあえず各回のキャラ名もいれてみました -- 作者 (2011-04-06 20 43 52) 再開キタァァァァァァァァァ! -- 名無しさん (2011-05-28 08 43 28) 抱きしめたいな、ジョゼ!! -- 名無しさん (2011-07-23 22 37 17) まさか、再びフェデリカ少佐が来るとは・・・・・ -- 名無しさん (2011-07-29 07 57 18) アンジーの頭ナデナデしたい -- 名無しさん (2011-07-30 20 57 20) 次も待ってる -- 名無しさん (2011-08-11 21 37 04) そろそろ次をやらないのかなー -- 名無しさん (2011-09-16 03 19 00) 続きキタ━(゚∀゚)━! -- 名無しさん (2011-09-21 20 15 54) 復活しないかなぁ・・・ -- 名無しさん (2012-01-18 23 05 47) 続きまだー? -- 名無しさん (2012-01-30 02 17 07) そろそろ続きが来ると信じてるよ -- 名無しさん (2012-02-14 06 08 26) 今年こそは復活するといいな -- 名無しさん (2014-01-01 04 08 24) あけおめ。更新こい! -- 名無しさん (2014-01-21 05 21 52) あけましておめでとうございます。 -- 名無しさん (2014-01-24 05 12 42) 名前 コメント - - -
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/526.html
ゲルト「水だ!水を持ってこい!」 俺「そうか!」 俺「水よ!」 ジャバ シュゥゥゥ 俺「消えた!俺のお手柄だね!」 ゲルト「貴様!」 ゲルト「私達のズボンをこんなにしおって!」 ゲルト「何が手柄だ!元はと言えばお前が火をつけたんだろう!」 俺「ひぃ!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーー ミーナ「あなた何でもできるんじゃなかったの?」 ミーナ「失敗しかしていないじゃない」 俺「ごめんなさい…」 ミーナ「私のズボンこんなにしてくれちゃってまったく…」 ミーナ「もうここにはもう置いて置けないわ」 俺「そんなぁ」 ウーーー 俺「うわ、びっくりした!なんだ?」 坂本「ミーナネウロイだ!」 ミーナ「ええ!今行くわ!」 俺「汚名挽回のチャンス来た!」 ミーナ「これ以上汚名を増やしてもらうのは困るんだけど…」 俺「早く行こう!」 ミーナ「あ!ちょっと!」 ミーナ「……」 ミーナ「不安だわ…」 949 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/26(火) 12 22 37.61 ID R2qcJnk3O たしかに汚名は返上するものだなw 950 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/26(火) 12 25 06.54 ID BulBQC5gO 坂本「お前も出るのか」 俺「汚名を挽回しに行くんだ!」 坂本「そ、そうか…ほどほどにな…」 ミーナ「ストライクウィッチーズ発進!」 『了解!』 俺「おお!格好いい!」 俺「じゃあ俺も!」 俺「風よ!」 ブワッ エイラ「ナンでストライカー無しで浮けるんダ?」 俺「俺、いきまーす!」 ヒューン ゲルト「あれか!」 坂本「コアはあの」 俺「俺頑張っちゃうよー!」 ヒューン 坂本「おいまて!勝手な行動は」 俺「土の精霊よ!俺に力を!」 身体能力UP!↑ティウン♪ 俺「チェストー!」 ドガーン ペリーヌ「素手でネウロイの装甲を砕きましたわ!」 坂本「信じられん…」 俺「風と水の合体魔法!」 俺「ストーム!」 ギュルルルルル ペリーヌ「今度は海から竜巻が!」 エイラ「ネウロイを飲みこんだゾ!」 パリィン 俺「倒したよー!」 ヒューン 俺「どうどう?俺凄い?」 俺「汚名挽回できた?」 坂本「ああ、できたぞ」 坂本「単独行動、命令無視」 坂本「ネウロイも倒したのにな」 坂本「汚名挽回のついでに名誉返上も出来てよかったな」 ミーナ「帰ったら私の部屋に来なさい。ご褒美をあげるわ」 俺「おお!やったー!」 ―ミーナの部屋― 俺「ご褒美は!?」 俺「食べ物か!」 俺「まさかキス!?」 俺「お、俺心の準備が///」 ミーナ「いいえ。もっと良いものよ」 俺「もっといいもの!?///」 ミーナ「そうよ。欲しいでしょぉ?」 俺「は、はは、はい!///」 ミーナ「あら、そんなに欲しがってくれるなんてよかったわ」 ドサッ 俺「なに?この紙の山」 ミーナ「ご褒美よ?」 ミーナ「これ全部に反省文を書いてもらいます」 俺「え、やだ」 俺「キスがいい」 俺「俺頑張ったじゃん」 ミーナ「あなた何をしたかまだわかってないの!」 ミーナ「あなたは何もいいことしてないの!」 俺「ネウロイ倒した」 ミーナ「ええそうね。でも命令違反をしたでしょう?」 ミーナ「プラマイゼロよ」 ミーナ「その残念な頭でも意味分かるかしら?」 ミーナ「本当なら追い出すところだけどあなたの強さに免じて反省文だけにしてあげたのよ?」 俺「えー無理無理、こんなに書けない」 俺「それに何を書いたらいいんだ?」 俺「それに俺軍人じゃないよ」 ミーナ「書くの?書かないの?」 ミーナ「書かないのならここに置いとけないわね」 俺「究極の2択じゃねーか」 俺「う~ん…」 俺「そうだ!取り引きをしよう!」 俺「俺若返りの魔法薬が作れるだ!」 ミーナ(若返り!?) 俺「それ上げるから反省文書かなくていい?」 ミーナ「規律が…いや若返り…規律…若返り…」 俺「綺麗になる薬もおまけするからさ!」 ミーナ「のったわ!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーー 坂本「厳重注意だけですむなんてな」 ゲルト「しかしあの強さだ…」 ゲルト「戦力になると考えたんだろう」 エーリカ「で、俺はどこにいるの?」 坂本「部屋に閉じ籠ったきりでてこない」 ゲルト「それなりに反省しているのだろう」 エーリカ「ちょっと見に行って見ようよ」 ―俺の部屋― 俺「結構得意なんだよね薬の調合」 ぐつぐつ ぐつぐつ 俺「ついでに惚れ薬も作ってみよっと」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーー エーリカ「俺ー入るよー」 ガチャ 俺「今はだめー!」 ググッ エーリカ「いいじゃんいれてよー」 ギリギリ ゲルト「変われハルトマン」 ドン 俺「うわっ」 ドンガラガッシャーン エーリカ「ちょっと大丈夫?!」 俺「いてて」 ゲルト「すまん…」 俺「ああー!薬がー!」 俺「みんな息止めてー」 俺「吸っちゃだめー!」 エーリカ「…なんだか身体があつく///」ハァハァ ゲルト「ボーッとして変な気持ちに…///」 俺「なんかやばい!全部混ざって変なことに!」 エーリカ「…ねえ俺…はぁはぁ///」 ゲルト「はぁ…はぁ///」 俺(どうしよう!) 俺「とりあえず逃げるか」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーー エイラ「サーニャ///いいダロ///」 サーニャ「今日だけよエイラ///はぁ…はぁ…///」 俺「ここもだめか!次!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーー 芳佳「うへへ…リーネちゃん///」 リーネ「あっ///芳佳ちゃん///」 俺「ここもか!」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーー ペリーヌ「少佐ぁ///」 坂本「ペリーヌ///」 俺「うわぁ…」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーー ルッキ「シャーリー柔らか~い///」 シャーリー「あっ///」 俺「oh...」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーー 俺「やっべえよ、なんか大変なことになっちゃったよ…」 俺「また怒られるよどうしよう…」 俺「なんの薬かさえわからないからなぁ」 俺「解毒薬作れないんだよなぁ…」 俺「はぁ~」 ミーナ「あら、こんな所にいたの」 俺「やばっ!見つかった!」 ミーナ「私の部屋に来なさい」 俺「は、はい…」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーー ―ミーナの部屋― ミーナ「ねぇ…身体がウズウズするの…」 ミーナ「はぁ…はぁ…///」 ミーナ「ねぇ…いいでさしょ…///はぁはぁ///」 俺「ちょ!鬼ババア!抱きつくな!」 俺「ちょっとー!」 987 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/26(火) 15 50 13.65 ID rY7SiJ1e0 ほうほう 988 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/26(火) 15 52 11.98 ID BulBQC5gO ミーナ「そんなに怯えなくてもいいのよ~///」ハァハァ ミーナ「ほらぁ~すぐよくなるから」 ミーナ「ね?どぉお?」 俺「」 ミーナ「うふふ…可愛いわね」 ミーナ「もっと可愛いがってあ・げ・る」 俺「」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーー 989 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/26(火) 15 53 23.54 ID L4AUUCYdO ほほう 990 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/26(火) 15 59 59.62 ID BulBQC5gO 師匠「まったくけしからんな」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーー 俺「んん…っ?」 ゲルト「目が覚めたのか」 俺「あれ?みんないる」 俺「どおしたの?」 ミーナ「なんてことをしてくれたの」 俺「ええっ!?」 ミーナ「あなたにはここをでていってもらいます!」 俺「」 坂本「短い付き合いだったな」 俺「そんなぁ…」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーー 魔法使いの弟子3へ続く
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/1390.html
俺「お晩です。ちょっと間は空きましたが『今日のウィッチ』のコーナーです。お伝えするのは、ウィッチはみんな大好きだけど一番好きなウィッチは当然いるよ、な俺と」 伯爵「やあ、愛と美の伝道師ヴァルトルート・クルピンスキーだよ!」 俺「はぁ……」 伯爵「おや? さっきからどうしたんだい俺? ため息ばかりじゃないか」 俺「ああ、実はな伯爵…………このコーナー、今回で最後なんだ」 伯爵「えっ?」 俺「記念すべき10回目なのに最終回なんだよ」 伯爵「や、やだなぁ、つまらない冗談はよしてくれないかい?」 俺「冗談じゃない、冗談じゃない、ほんとのことさ」 伯爵「そ、そんな……だったら、次からはどこでウィッチたちへの愛を叫べばいいんだい!!」 俺「伯爵……忘れちゃいけない。ここは俺ストパンスレだ。ウィッチへの愛は、こんな場末のコーナーではなく、作品に、SSに昇華して叫べばいいんだ! 本スレが復活した今こそそうなるべきなんだ!!」 伯爵「そ、それは……」 俺「そりゃあ、俺だって寂しい。だけどな、所詮この企画は避難所にあまりにも人がいなかったがゆえの賑やかし。投下が増えた今、役目は終えたんだよ」 伯爵「うん、そっか……なら!」 俺「そうだ! 最後だが、最後であるがゆえに!! ウィッチへの最高の愛を叫ぼうじゃあないか!!」 伯爵「このコーナーは確かに存在していたんだっていう証を、ボクたちでここに刻もう!!」 俺「そうだ! その意気だ!! 受けてみろ!! これが俺の全力全開!!」 伯爵「さあ俺! 今日紹介するウィッチを発表しておくれよ!!」 俺「おう! 最終回を飾る記念すべきウィッチはぁ! かっこいいのにかわいい。あれこれって矛盾? いいえ最高のフュージョンです! 立てば芍薬座れば牡丹、歩く姿は百合の花!! プンスキー伯爵ことヴァルトルート・クルピンスキーだぁぁぁぁぁ!!!」 伯爵「……えっ、ボク!?」 俺「なにを驚いているんだ伯爵?」 伯爵「い、いや、ボクって紹介する側じゃなかったっけ?」 俺「おいおい伯爵、お前だっていっぱしのウィッチじゃないか!! 紹介されるに足る条件は充分満たしているぞ!!」 伯爵「でもさ、ボクなんかよりかわいい娘のほうがよくない?」 俺「ぶぁああかもぉおおおおおん!!」 伯爵「わっ!?」 俺「なにを言うか伯爵!! お前さんは自身の持つ魅力に気づいていないのかぁ!!」 伯爵「ね、ねえ俺? なんか目の奥が渦巻いてて怖いんだけど……」 俺「そこになおれい!! この俺がみっちりと教え込んでくれるわ!!」 伯爵「けどボクはその本人なんだけど? 普通こういうのって本人呼ばないよね?」 俺「常識なんて夕陽の海に捨てろ!! それに安価は絶対だぁ!!」 伯爵「おかしいな、俺のテンションがおかしい。ボクが言うのもあれだけど、いつも変人なのに輪をかけて変だ……」 俺「よーし、伯爵が納得したところでさっそく紹介を始めるぞぉ!」 伯爵「あー、これは止まらないパターンだね。しょうがないなぁ、付き合ってあげるよ」 俺「では、まずは簡単に伯爵の経歴を見ていこう」 伯爵「なんだか微妙に恥ずかしいね」 俺「1926年の素晴らしきぞろ目の日である11月11日。カールスラント北東部、バルト海にほど近いデムナウの町に生まれた」 伯爵「現実で言えば、ポーランド回廊で区切られた東プロイセンだね」 俺「だが、育ったのは移住した先のバルト海に面する港湾都市ブラウンスベルクだ」 伯爵「海運が盛んでね、陽気な船乗り達も多いいい町だよ」 俺「つまり、伯爵の性格はそういう開放的な雰囲気で育ったことにあるかもしれないってことだな?」 伯爵「かもね」 俺「ふむふむ。さて、そんな海沿いの町で育った伯爵だが、親はなんと公務員と家庭的には平凡だった」 伯爵「ただ、そしたらウィッチとしての能力が発現しちゃったんだよね。とはいっても、その頃は適当に『適正年齢になったら軍に入ろうかな』程度に考え始めただけだったけど」 俺「と、ここで俺チェーック!!」 伯爵「ちょっと待って」 俺「なに? 今いいとこなんだけど?」 伯爵「さも当然のように言ったけさ、『俺チェック』ってなんだい?」 俺「ふっ、簡単だ。俺が単に『ここのクルピンスキーはいい!!』と思ったポイントを語るんだ!!」 伯爵「あぁ、そう……やっぱり君、本人目の前でも変わらないんだね」 俺「伯爵だって、ジョゼの前でジョゼを褒めたりとか余裕だろ?」 伯爵「いや、まあそうなんだけど(自分がやられるのって、なんか調子狂うなぁ……)」 俺「この時伯爵……いや、ブラウンスベルクの少女ヴァルトルートちゃんは、海軍に入隊したいと思っていたんだ」 伯爵「あってるけど、その呼び方なに?」 俺「しかも理由が『色々な国に行けるから』だ!!」 伯爵「いいじゃないか。ブラウンスベルクは港湾都市で、船乗り達がよく外国の話をしているのを聞いてて、外国に興味持っただけなんだからさ」 俺「誰も文句は言ってないぞぉ!! それどころか感動している!! 『お船に乗ったら色んな国を旅できるよね』と海軍入隊を夢見る少女ヴァルトルートちゃん……く~! なんとも少女らしくてかわいいじゃねえか!!」 伯爵「まあ、ありがとうと言っておくよ」 俺「やばいみなぎってきたー!! 誰かタイムマシン作ってくれ、抱きしめにいきたい!」 伯爵「やだなー、多感な時期に君みたいな変態に襲われたら、ボクの健やかな成長に悪影響が出るじゃないか」 俺「そのまま憲兵にしょっぴかれても俺はかまわん」 伯爵「見上げた変態根性だね……」 俺「愛だよ、愛」 伯爵「はいはい」 俺「実際のとこは航空ウィッチの適正が判明したから空軍の養成学校に行くことになるんだけどな。ただ、ここでもう伯爵らしさを発揮する」 伯爵「楽しい楽しい寮生活だったよ。友達と一緒に寮監の目を盗んで脱走して夜の街に繰り出したり、いたずら仕掛けたりね。あー、あの頃も輝いてたなぁ」 俺「軍人になるという自覚が全然感じられないけど、伯爵らしい話だ。模範的とは対極にあるが、この頃からなんだかんだで人の輪の中心にいたんだろうな」 伯爵「だけどボク、これでも成績は優秀だったんだよ?」 俺「問題なく卒業して少尉に任官してるしなぁ。主席争いするくらい成績優秀ながら危うく任官できなくなるところだったロザリンドさんとはなぜこうも違うのか」 伯爵「元々の家庭環境とかが複雑だからねハンナは。ボクが会ったばっかりの頃は、荒れた反抗期みたいな感じだったし、上官うけは悪そうだよ」 俺「え? なにその自分は上官との関係良好みたいな発言は?」 伯爵「ふふっ、これでもボクのコミュニケーション能力は一級だよ? それに、いたずらだって笑顔で終われるいたずらしかしないよ」 俺「あー、確かに伯爵ならそうか」 伯爵「話戻るけどさ、ボクは少尉になった後はカールスラント空軍第52戦闘航空団の第6中隊に配属されたんだよね」 俺「JG52か……恐ろしい面子の揃っていた部隊か」 伯爵「そうだねー、エディータとラルとの長い付き合いもここが始まりだし、当時はまだボニン隊長も現役だったし、くまのぬいぐるみ大好きなハンネ・ダンマース、それにバルクホルンもいたね」 俺「さらに、後にはエーリカとマルちゃんも配属される……撃墜数がおかしいぞ化け物ばっかじゃねーか」 伯爵「参っちゃうなぁ? これもボクの人徳ってやつかな?」 俺「それはない」 伯爵「あ、やっぱり?」 俺「うん。ロスマン先生やボニンさんを指すならまだわかるが」 伯爵「ちぇー」 俺「まあとにかくこんな大エースばかりの部隊に配属された伯爵は、ヒスパニア戦役は終わってたんで、古参曹長に鍛えられながら日々を過ごしていたわけだ」 伯爵「任務中はともかく、普段のエディータは意外に楽しいこと好きだったし、他のみんな気のいい人たちばかりだったしね」 俺「なるほどなぁ。んでもって、ネウロイの襲来時にはもう飛行経験が充分な中堅ウィッチと見なされていた、と」 伯爵「懐かしいなぁ、その頃だよ、エーリカとハンナに会ったのは」 俺「そりゃ、着任してきた二人の目の前に火を噴くストライカーで不時着、そのまま涼しい顔で握手を求める、なんてことやってりゃ忘れられないだろ。つーか、その頃からもうユニット壊しだったのかよ」 伯爵「違うよ、ボクだって好きで壊してるんじゃないんだ。勝手に壊れるのさ」 俺「定番の言い訳すぎるからスルーするな? 新たに着任したエーリカとマルちゃん。伯爵はどちらかって言うとエーリカ側だったんだっけ?」 伯爵「そうだね。エーリカは最初はエディータの、後にはボクの僚機だったよ」 俺「つまり、エーリカに一撃離脱戦法を教えた一人でもある、と?」 伯爵「それはほとんどエディータだよ。ボクはせいぜい肩肘張りすぎない『楽しい軍隊ライフ』を教えてあげたくらいかな」 俺「戦闘関連は皆無かよ!」 伯爵「上手な息抜き方法を覚えるのは過酷な任務をこなすウィッチには必須だろう? まあ、実際のところエディータがだいたい教えていたし、才能もあったしボクが出る幕はあんまりなかったね」 俺「そのロスマン先生からは『私のかわいいハルトマンがニセ伯爵のせいであんなぐーたらに……』と本気と冗談が半々のコメントをもらってるけどな」 伯爵「エディータはちょっと溺愛しすぎな気もするけどね。結局、エーリカが撃墜数を伸ばし始めたのはバルクホルンの中隊に移ってからだし」 俺「トゥルーデと言えば、マルちゃんが部下だったな」 伯爵「あー、バルクホルンってばかなりハンナにてこずってたね。当時のハンナは捻くれてたからね。珍しく酒を飲んだバルクホルンが『あいつは信用ならん!』とか息巻いてたし」 俺「腕は確かな分たちが悪いって感じだったかもな。結局、馴染めなくてJG27に転属になっちゃうんだよなぁ」 伯爵「うん。ボクはあんまり話したことはなかったけど、悪い娘って感じじゃなかったよ。美人だったし、もっと構ってあげればよかったかなぁ?」 俺「まあ、エーリカとトゥルーデのゴールデンコンビっぷりを見ると、最初の上官をチェンジしてみたらどうだったんだろうか、とか考えるけどな」 伯爵「つまり、ハンナがボクの僚機だったらってこと? そうだなぁ、まずは飲ませたね」 俺「いきなりだなおい、どうしてだよ?」 伯爵「あんな捻くれ者は一回酒でも投下して洗いざらいぶちまけさせちゃえばいいんだよ。家庭内不和とかもあったらしいから、内心は寂しがりやっぽいし、理解してあげればそれなりに素直になってくれるよ」 俺「まあ、酒好きで明るい性格、優雅な身のこなしとか共通点はあるから、案外仲良くなったかもしれん。ただ、その場合は確実に伯爵の悪影響受けるわけだ」 伯爵「悪影響とはまたひどい言いようだね」 俺「だってよ、想像しろよ。伯爵の影響受けたマルちゃんとか……」 おケイさん『こらー! あんた昨晩またやったわね!!』 マルちゃん『ひどいなケイ。ちょっとライーサと一緒に酒を飲んだだけだ』 おケイさん『どこがちょっとよ! ならなんでライーサが全裸なのよ!!』 マルちゃん『アフリカは暑いからなぁ。寝汗をかいたら大変だろう?』 おケイさん『よくもまあそんな白々しい言い訳を……』 マルちゃん『そう言われてもね。……あ、もしかして』 おケイさん『なに?』 マルちゃん『ケイ、妬いてる?』 おケイさん『だ・れ・が・や・く・か!!』 マティルダ『ああ神よ、これが本当に鷲の使いなのでしょうか……』 伯爵「なんだ、とっても愉快そうじゃないか!」 俺「いや、ダメだろ!! どことなくこれもアリな気がするとかいう電波が来るけど、キャラがおかしなことになってるから!! かっこよさがどこか吹き飛んでるから!!」 伯爵「親しみが湧くと思うけどなぁ……」 俺「やっぱり、現実が実は一番なんだ、うん」 伯爵「なんだろう、それが現実逃避気味な発言に聞こえるよ」 俺「さあ話を変えるぞー、オストマルク撤退戦からカールスラント撤退戦にかけて伯爵は撃墜数を伸ばすんだが、この時次々とストライカーを破壊とまたもやらしさを出す」 伯爵「でも、1機のストライカー全損までの間の撃墜数は中位のエースなんか比べ物にならないくらいの数値だったよ?」 俺「補給が続く限りはそれでいいんだよ。だけど伯爵のいた東部戦線は補給がピンチだったろ? 結局自分で補給物資受け取りに何度も後方まで行ったらしいじゃねーか」 伯爵「しょうがないよ。だって物がなかったんだから。あと、ちょっとした怪我のついでだったりするし」 俺「撃墜されまくってるからな。戦傷章は最上位の金賞もらってるんだって?」 伯爵「でも今まで沢山撃墜されたけど軽い怪我しかしたことないんだ。だから何度も戦傷章は断ってるんだけどね」 俺「それでも最上位という数の多さをどうにかしろ、ストライカーも壊してるんだろどうせ」 伯爵「覚えてないなぁ」 俺「やれやれ熊さんの苦労が偲ばれる。さて、こんな伯爵もビフレスト作戦中に中尉に昇進、カールスラント東部の民衆撤退を成功させた後は部隊ごとスオムスに一時移動するわけだ」 伯爵「そしてバルバロッサ作戦に参加したんだよね。そこで、ボクの華麗な戦果が認められて第502統合戦闘航空団に転属、今に至るってわけだ」 俺「こうして経歴を見てきたけど、あれだ。やっぱ伯爵らしいわ」 伯爵「まあね、ボクはいつだって素直に生きているから」 俺「無類の酒好き女好きの享楽主義者で楽天家、全く軍人には思えないけどな」 伯爵「みんながみんな杓子定規ながちがちじゃあつまらないだろう?」 俺「それには合意するな。俺も、そんな感じで飄々としてるのに、どうしてか人を惹きつけてやまない伯爵に魅了されたわけだし」 伯爵「おやおや、上手いこと言うね」 俺「事実だよ。適当で次になにをしでかすかわかり辛いところも、魅力だ」 伯爵「ふふ、ありがとうと言っておくよ」 俺「まあ、トゥルーデには警戒されてるがな」 伯爵「え? そうだっけ?」 俺「そうだ。そしてここで二回目の俺チェーック!!」 伯爵「あ、忘れかけてたよそれ」 俺「俺としてはこの逸話は外せないんだ!!」 伯爵「どの話?」 俺「ちょっと休暇もらったんで、クリスのお見舞いにアポなし突撃の伯爵」 伯爵「ああ、その話か……」 俺「だけど、前にクリス回復の報を聞いて花束を贈った時、下心がないのにいつもがいつもなんでお姉ちゃんには警戒されてて、クリスには『姉から女たらしでいいかげんな人だと聞いています』と素直に言われちゃうわけ。 『まいったねこりゃ』とか苦笑する伯爵だったが」 伯爵「クリスちゃんはやっぱりいい子だよね『でも、花束いただいて本当に喜んでました』こっそり教えてくれるんだから」 俺「これを俺が一押しする理由は伯爵の人となりがとてもよくわかる話だからだ!! ふらっと見舞いに来る、女たらしと警戒される、でも初対面のクリスちゃんから最後の一言を引き出せるカリスマ。伯爵の魅力がすぐわかるね!!」 伯爵「ボクは普段通りにしてただけだけどなぁ……」 俺「そこがいいんじゃないか!! いつも自然体なところが!!」 伯爵「そうかい?」 俺「そうだ! 自然体があってこそ、すらりとした身長と優雅な身のこなしが絶妙な合成をされ『プンスキー伯爵』というあだ名がつくんだ!! 生まれながらの貴族のような雰囲気を、作ってるんじゃなく自然体でかもし出すからこそのあだ名なんだ!!」 伯爵「そ、そうなんだ……」 俺「そうだ!! それに見てくれよフミカネ氏の描いた伯爵絵を! ポケットに手をつっこみまるで壁に背を預けてデート相手を待っているかのような姿! 口元に浮かぶかすかな微笑み!! どこか色気を感じさせるような眼差し!! だけどやっぱり気品がある感じ!! たまらねえ! たまらねえ!! たまらねえ!!!」 伯爵「うわ……」 俺「それにあの使い魔の垂れ耳がいいな。全体のちょっと緩めな雰囲気に合ってるしさ。こう撫で回したい!」 伯爵「どう、も?」 俺「あとワイマラナーってチョイスが完璧! ワイマラナーってのは、外見は優美、高貴、かつ力強く、全てにおいて均整のとれた体つきで、見目麗しい。非常に優秀な狩猟犬・番犬となりうるが、作業意欲を発揮させてやらないと問題犬になりうる。そんな犬種だ。 なんだこれ伯爵らしさでまくりだよすげーよ!!」 伯爵「うわあ、また暴走してる……」 俺「そうだ、俺としてはあの癖っ毛も外せない」 伯爵「あんまりいいものでもないよ? あのせいで髪を伸ばせないし」 俺「それがいいんだよ本日三回目の俺チェーック!!」 伯爵「え?」 俺「癖っ毛のせいで女の子らしい長い髪にできないから、ロスマン先生とかの髪の毛がちょっと羨ましいとか俺得すぎる!!」 伯爵「いや、そこまでは言ってないし」 俺「とにかく、俺としてはあのくるっとなった毛先を指でいじったりしたいんだよ! 特に後頭部やばいもふりたい!」 伯爵「さ、さすがだね。なんでも対応するや……」 俺「それにおっぱいも忘れちゃいけない!!」 伯爵「胸かい?」 俺「そうだ! 身長175cmであるがゆえに目立たないが、中々のサイズを誇っている! 巨乳というには今一歩足りないかもしれない が! 大きめの中おっぱいだぜヒャッホウこりゃまいったね最高じゃないか!!」 伯爵「俺……元気だね」 俺「俺が中おっぱいが好きなのはなんといっても全体的な均整だ! その点伯爵見てみたまえ! 伯爵の長ズボンに覆われたがゆえに余計に強調される細く長い足のから綺麗に頭の先まで続くこの芸術的ライン!! 神は存在したのだ!!」 伯爵「そんなに褒めても何も出ないよ?」 俺「よいものをよいと言ってなにが悪い!! それに見返りを求めていると取られるとは心外だぞ伯爵! 俺はただ素直に心に従っているだけだ! 打算のようなものは一切ない!!」 伯爵「そ、そっかぁ……」 俺「そしてこのまま最後の俺チェーック!!」 伯爵「あれ? 君の好きな中おっぱいも終わったのに?」 俺「中おっぱいは以前語ったから皆も知っているだろうしここではあえて俺チェックからは外した。だが、伯爵の魅力として俺はこれを外せない!! それはずばり、伯爵の恐ろしいまでの華奢さ!!!」 伯爵「ボクって、そんなに華奢かい?」 俺「華奢だろ!! まず足! 細い細い言ってたが、膝下なんか細すぎるだろお前ちょっとでぽきっといっちゃいそうだよ!! 太ももだって肉が少なくてこうちょっと心配になるくらいの細さ! そして女の子なのにヒップはかなり小さめ。まあこれはこれでまた手にぴったり合いそうで嬉しいけどさ! それなのにさらにウエストは絞られてるんだぞ? これを華奢と言わないでなんとするんだ!!」 伯爵「そう、なのかなぁ?」 俺「女好きのプンスキー伯爵なのに、その体はどんな女の子にも負けないくらい華奢で頼りない……うぼぁー!! ギャップだよ!! 素晴らしいギャップだよぉ!!! ほわあああああああ!!!」 伯爵「うわあ、壊れちゃった」 俺「ガイアが俺に囁いている!! 想像しろと!! 半分冗談で抱き寄せたら、伯爵の繊細なガラス細工のように折れやすそうな華奢な足や腰に初めて気づいた、というシチュエーションを!! くそっ!! 俺はどうしてこんなおいしいイベントを回避してしまったんだ!!」 伯爵「ねえ、ちょっと落ち着かない?」 俺「いや、だがしかしだ。見て気づくだけではなく実際に抱き寄せてみたらさらに現実の感触が見た目以上の感動を伝えてくれるに違いないな、うん。 なあ、伯爵?」 伯爵「なんだい?」 俺「抱きしめていい?」 伯爵「それはちょっとご遠慮願おうかな」 俺「なぜだああああああ!? 俺の愛が伝わらないのか!!」 伯爵「そりゃだって君、今までの流れを思い出してみなよ」 俺「なにっ?」 伯爵「世界中のウィッチに愛を、とか言ってたらそりゃ信用されないさ」 俺「ぐっ……まさかこんな時に502での伯爵みたいに相手にされないとは……いや待てよ、俺の本当の気持ちを伝えれば別ということか!! よろしい、本懐である……!」 伯爵「え……?」 俺「確かに俺は世界中のウィッチが好きだ! だが、だ!! その中でも伯爵は格別だ!! そう、ここに宣言しよう! 諸君、私は伯爵が好きだ! 諸君、私は伯爵が好きだ! 諸君、私は伯爵が大好きだ! 少女時代が好きだ 軍人時代が好きだ 癖っ毛が好きだ 女好きなのが好きだ 酒好きなのが好きだ 使い魔の耳が好きだ 華奢な体が好きだ 優雅な所が好きだ おっぱいが好きだ 平原で 街道で 塹壕で 草原で 凍土で 砂漠で 海上で 空中で 泥中で 湿原で この地上で見ることのできるありとあらゆる伯爵が大好きだ!」 伯爵「え、あれ……?」 俺「もはや『好き』という言葉では表現しきれない……」 伯爵「あ、えと……」 俺「そうだ! 俺の心を占めているのは! 情熱思想理念頭脳気品優雅さ勤勉さそしてなによりも速さでもない!! この気持ち、まさしく愛だ!!! 抱きしめたいなぁ伯爵!!」 伯爵「……」 俺「世界中のどんなウィッチよりもぉおおお! 伯爵……いや、ヴァルトルート!! お前が、欲しいいいいいいいいい!!!」 ページ先頭へ
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/327.html
最上の空陸両用 俺「ストライクウィッチーズですよ」 899-930 俺「ストライクウィッチーズ?」 238-262 ※途中で外出したため一度中断しました 全体の表紙はこちら 899 名前:それじゃ失礼します[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 11 43 02.64 ID zrBZ6yTT0 ネウロイとの戦闘により傷ついた扶桑の重巡洋艦【最上】は 501統合戦闘航空団、ストライクウィッチーズの基地に収容される。 最上に搭乗していた<俺>少尉は501へ派遣され、 この日、リーネ・ビショップ曹長、宮藤芳佳軍曹とともに哨戒任務に向かう。 哨戒の途上にてネウロイを発見した三名。 本隊の到着まで待機の命令を受けたが、ネウロイの急襲において <俺>少尉のストライカーユニットの速度が遅いという欠点により 敵ネウロイを振り切れず、止む無く交戦を行う状況に陥る。 この一連の任務において、戦果を上げるどころか自らが原因となって僚機に 危機を呼びこんでしまった<俺>少尉は501で戦っていく自信を失いかけることになった。 しかし、そんな彼に501の指揮官ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ中佐は 『自分は<俺>少尉を信頼している』という事を告げる。 その、根拠こそないものの確固とした信頼を受けたことをその心底に感じ入り、 <俺>少尉は頑張る決意を固めたのであった。 ……… …… … 艦長「まるで見てきたように詳細で、妙に生々しい日誌だな…」 副長「細かいことはお気になさらず。 ところで、今回は一件みなさまに報告とお願いがあります。 今回は若干状況説明が細かい部分があるのと、地図が出てくるんですが いわゆる『てれびじょん版』等との差異だとか、細かいことは気にしないでいいのですよ? 全部まったくの捏造ですので!ただのフレーバーですので!」 (`・ω・´)9m 艦長「どこを見ているのかね君は」 後記 一応キャラクターの設定は大体2期をベースに書いているんですが、放送の何話頃かとか 考えるが面倒なので舞台ごとまるまる捏造しています。 901 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 11 48 56.44 ID zrBZ6yTT0 リーネ「おはようございます。今日もがんばろうね」 ……… …… … 宮藤「おはようリーネちゃん!天気がよくて嬉しいね」 エーリカ「ねむいよー」 バルクホルン「こんないい天気の日くらいちゃんと起きられないのかハルトマン」 ルッキーニ「てんきと眠気はかんけーないのだーねむいー」 シャーリー「まあ、ルッキーニの場合は天気どころか寝る場所も関係ないもんな、あはは」 ペリーヌ「まったく皆さん、坂本少佐がブリーフィングを始めようとなさっていますのにだらしないですわよ!」 エイラ「朝っぱらから怒鳴るなよツンツンメガネ、サーニャが起きるだろ!」 サーニャ「もう起きてるわ、エイラ」 坂本「まったく、たるんでるぞお前たち…まあ、これで全員集まったな。 それでは、ブリーフィングを…」 ミーナ「…あれ、ちょっと待って美緒。 <俺>さんがいないわ?」 坂本「なにィ!?」 902 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 11 55 33.57 ID zrBZ6yTT0 俺(久しぶりにゆっくり寝れたと思ったら叩き起されて吊るし上げられているでござるの巻) ……… …… … 俺「いや、ンヶ月ぶりのふかふかのベッドが気持良すぎてつい…」 坂本「ばかものォ! そんな理由で寝坊するヤツがあるか!」 俺「はッはいぃ!申し訳ありません少佐!」 エーリカ「まったく、なっとらんぞー」 ルッキーニ「まったくですなあ。これはおしおきがひつようですぞしょーぐん!にしし」 バルクホルン「お前たちにだけは言われたくないだろうが、確かにそのとおりだな」 リーネ「ま、まぁまぁ…きっと昨日のことがあって疲れてたんですよ」 バルクホルン「同じく昨日哨戒についてたお前たちが起きている以上、それは言い訳にならないぞ」 坂本「罰として、朝の訓練後さらに構内20週だ!」 俺「はっはい!ありがとうございます!」 ミーナ「罰も決まったことだし、そろそろブリーフィングを始めるわよ?」 903 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 12 01 26.87 ID zrBZ6yTT0 ミーナ「昨日撃退したネウロイについて、軍司令部より行動目的の調査の要請があったわ。 ついては、昨日ネウロイと接触した地点を中心に、付近の情報収集を行ないます」 宮藤「行動目的の、調査…? あの…ネウロイは大陸に向かっていたわけだし、普通に大陸への侵略をするために 現れたんじゃないんでしょうか?」 坂本「その可能性は高いが、それにしては妙に規模が小さかったし ネウロイは通常、海を長距離に渡って侵攻することを嫌う。 奴らが出発したと推測される巣からは、海を横切らないですむ進行路が存在するから、 わざわざ海路を選ぶ以上、何がしかの理由があったという可能性があるのだ」 シャーリー「でも、あの哨戒ルートだって、充分に侵攻されるだけの理由があるから 哨戒してるわけだろ?」 ミーナ「もちろん、シャーリーさんのいうとおり、あの地点からでも ネウロイ侵攻の可能性があるからこそ哨戒をしているわ。 だから、昨日の一件もただの侵攻以外に彼らの目的がないことがわかれば それに越したことはないのだけれど…」 坂本「だが軍上層部としては、万一ネウロイがなにか我々に隠して何かを企んでいる可能性を捨てていない。 今回の調査任務は、ネウロイの企ての有無を確認するためのものだ。 我々が気づいていないなんらかの意図があったとして、、それを発見、阻止することができれば最良だが、 もしくは、数日かけて調査を行ったうえでなんらの企図も見いだせなければ、それも仕方ない」 904 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 12 06 43.29 ID U0R/l91D0 支援 905 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 12 07 16.49 ID zrBZ6yTT0 宮藤「あの…バルクホルンさん。 ちょっと話の内容がよくわからないんですけど、 その、結局今回の任務ってどういう事なんですか? あの空域にネウロイが出たのはおかしいって事なんですか? バルクホルン「半分正解だが、それだけでは足りないな。 あの空域にネウロイが出ること、それ自体は有りうることだが ただ攻撃しに来たにしては戦力が少なかったから 連中には何か隠れた目的があるのではないかと疑っているのだ」 エーリカ「宮藤だって、どこかに行くために道を歩くときには歩きやすい道を選ぶでしょ? わざわざ歩きにくい道なんて普通は選ばないでしょー? なのに、ネウロイの巣からは大陸に向かって歩きやすい道があるのに 昨日のあいつらはわざわざ歩きにくい道を進んでた。 なら、その歩きにくい道を行かなきゃならないワケがあるんじゃないかー、って 司令部のオジサンたちは心配してるって事だね」 バルクホルン「ネウロイだって、わざわざ考えなしに悪路を通って撃たれに来るほど間抜けじゃない。 侵攻であれば、本来もっと大戦力で来襲してしかるべきだし、 そうでないなら、侵攻すること以外になにか目的があってあそこにいたかもしれない。 その目的を調べるのが今回の任務だな」 宮藤「な、なるほどー」 906 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 12 14 32.66 ID zrBZ6yTT0 ペリーヌ「しかし、ネウロイの行動目的なんて… それも、すでに倒してしまったネウロイの目的なんて、どうやって測ればよろしいんですの?」 ミーナ「そうね。 確かに、いまさら彼らの目的を推し量ることは容易じゃないのは確かよ」 坂本「とはいえ、軍司令部から下りた正式の任務だ。 本日より数日をかけて、昨日3人がネウロイと遭遇した地点を中心に、周辺を調査する。 また、訓練他の日程についてもこの任務を中心に再編成するからそのつもりで」 ミーナ「できれば昨日哨戒に出た3人には調査に同行してもらいたいんだけど…。 調査飛行となると広い海域を長時間飛行してもらうことになるし、 3人の体力、魔力の消費も考慮して、1日ごとに1名に参加してもらうようにします。 詳細については、後ほど改めて通達します」 坂本「では、解散!」 907 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/10(水) 12 17 04.71 ID gVeVwpMVO 支援 空陸両用の人だよね? 909 名前: 907はい。そういえばもう3回目だし名前入れたほうが良かったですね[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 12 19 37.08 ID zrBZ6yTT0 おひるごはん ……… …… … 俺「ううう…訓練あとはご飯がおいしいですね」さすさす エーリカ「<俺>、横っ腹いたいの?だいじょぶ?」 バルクホルン「同情するなハルトマン。 訓練ではなく、罰でそうなったんだろう<俺>少尉」 俺「は、は、はひそのとおりです、バルクホルン大尉」 リーネ「でも<俺>さん、足腰強くなかったでしたっけ?」 俺「いや、足腰は人並みには、自信ありますけど…」 シャーリー「けど?」 俺「その…罰で走ってる間ずっと坂本少佐が伴走してて… ずっと無言で見つめられるし、話しかけても『走れ』って返されるだけだし… もうすっごいキンチョウしたというか気まずかったというか… そのせいで今になって脇腹がひきつり始めて、あたた…」 ルッキーニ「うじゅー…そりゃ怖いよおおおおおお」 ペリーヌ「坂本少佐に見つめられて二人きりで伴走なんて、羨ましい…!」 912 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 12 29 07.21 ID zrBZ6yTT0 宮藤「一日目の調査は、シャーリーさん、ハルトマンさん、私の三人で行ってきます」 シャーリー「ま、初日だし、ざーっとひとまわりしてくるさ」 ……… …… … 坂本「さて、今日の調査組にはすでに説明済みだが、3人が調査を行っている間に この場でも改めて今回行う調査の範囲と、周辺環境について確認したいと思う」 このシーンは、前話の内容を振り返りながら読まれたほうが分かりやすいと思います。前話はこちらよりどうぞ。 でもまぁ、ぶっちゃけた話読み飛ばしちゃってなんの問題もありません…多分。 ミーナ「説明の前に、まずはこの、私たちが防衛している、この地域を表した地図を見てちょうだい」 ┌──────────────────┐│.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.; へ ......││.;.;.;.;ネウロイ侵略圏.;.;.;.;へ^へ ......││.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.; へへ^へ .│ 前回の顛末│ _ノ' ̄ ̄`--、へ^へへへ ││  ̄`-、へへ │ 哨戒中の3名、×地点でネウロイ発見│ ヽへ ...│ ↓│ @ ×遭遇 `、 ..│ 発見される。坂本少佐指示により後退│ ↑巣 ↓ ノ 大陸 .│ 同時に501基地より迎撃部隊出撃│ ◇交戦 」 .│ ↓│ /撃破 ノ .│ ◇地点にて捕捉され、3名戦闘開始、後に│ 海 ./ │ 迎撃部隊と合流し、敵撃破│ ○-「 ...││ ↑501基地 │└──────────────────┘ AAずれちゃってすいません。どうもwikiの補正でも限界があるみたいですね。 まぁだいたいわかればいいので、こんな感じで。 914 名前: 912のAA分かりにくかったらすいません。このあたりは聞き流してくださいorz[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 12 35 25.85 ID zrBZ6yTT0 ミーナ「昨日、哨戒にでてもらった3人に報告してもらった内容を元に作った地図よ。 今回ネウロイが発生したと思われる巣と、遭遇地点、大陸の位置関係に注目してみて」 ペリーヌ「問題になるのは『最初にネウロイがいた場所』であって、交戦地点は3人が逃げるのを止めた場所、 つまりこちらで決めたようなものですから、そちらはひとまず気にしないでいいんですのね」 バルクホルン「ふむ…朝のブリーフィングでも出た話だが、 大陸に向かっていたのだと仮定すると確かに妙だ。 すぐ近くに侵略圏が存在するのにわざわざ海を渡っている」 エイラ「でもさー、侵略圏と人類側の土地の境目にはでっかい山脈があるじゃんか。 それを避けるために海を渡ったんじゃないのかー? ネウロイだって、高い山を超えるのは大変だろうしサ」 サーニャ「でも、それなら侵略圏から海岸沿いに飛べば山脈を避けられるんじゃない…?」 エイラ「え? そ、そうかなー」 ルッキーニ「あ、わかった! きっと方向オンチのネウロイだったんだよ!」 坂本「…とまぁ、お前たちの間でもいろいろ意見が分かれるとは思っていた。 確かに、この地図だけ見ても奴らの目的は確定できない。 そこで、リーネ、<俺>両名の意見を聞きたい」 リーネ「は、はい!?」 俺「は…私たちのですか?」 915 名前:最上の空陸両用[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 12 40 19.00 ID zrBZ6yTT0 ミーナ「昨日は状況の報告をしてもらったけれど、 一晩あけて落ち着いた今なら、何か思い出せることがあるかも、と期待しているのよ。 もちろん、何も思い浮かばなければそれで構わないけれど、 もう一度思い出してみてくれないかしら?」 坂本「うむ、私たちとしては現場…特に遭遇地点について知っているお前たちの意見を尊重したい。 ささいな事でも構わない、気になることがあれば言ってみろ」 俺「う、うーん…」 リーネ「は、はい…」 俺「最初に奴らを発見した時の事なんですが、行く先に大陸があるって教えてもらった時ですけど… 奴らは本当に大陸に向かっていたんだろうか、とは思いました」 坂本「ほう…それは奴らが海洋を渡ることを嫌がるから、か?」 俺「それもそうなんですけど、私は昨日は土地勘がなかったですから 巣の近くにネウロイが上陸できる場所があることもよく知りませんでしたし。 そうですね、大陸侵攻するにしては戦力が少ないことが気になったんだと思います。 あの規模だとせいぜい斥候部隊とかじゃないか、と思いました」 リーネ「…あ!」 916 名前:最上の空陸両用[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 12 46 26.12 ID zrBZ6yTT0 ミーナ「リーネさん、何か気づいたことがあるかしら?」 リーネ「あ、はい…あの、合ってるのかどうかわかりませんけど 多分ネウロイの目的地は、私たちと遭遇したあの地点というか… えと、もっと正確に言うと、あのあたりの調査だったんじゃないかと思います」 坂本「ネウロイが…あの地点を調査?」 リーネ「ネウロイに気づかれた時のことを思い出してみたんです。 私たちは、ネウロイから充分な距離をとっていましたし、 気づかれるような事もしていなかったのに、ネウロイがいきなりこっちを向いたんです。 あれは、最初は私たちのことに気づいたんじゃなくて、捜し物をしていて たまたまこっちを向いたんじゃないでしょうか? それを私たちが気づかれたと勘違いして逃げ始めて、そのせいで ネウロイが気づいて追いかけてきた…んじゃ、ないでしょうかって、思って…」 ミーナ「……美緒」 坂本「……」 リーネ「あ、あの…すいません、わたし」 坂本「…素晴らしい意見だ、リーネ!」 ミーナ「確かに、その発想はなかったわね。 あの海域に、ネウロイが目標にしうる何かがある…? あとは、それが何かがわかれば」 917 名前:最上の空陸両用[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 12 52 10.41 ID zrBZ6yTT0 俺「あの、それって島じゃないでしょうか? ネウロイって基本的に海に潜らないですし、ヤツらが目標にできそうなのって あのあたりでは島しかないんじゃないかな、と思います」 バルクホルン「確かにあの海域には大きな地図には乗らないような小さな島がいくつかあるな。 私も、哨戒の際には位置を確認するのに使っているが… そういえばこの地図には載っていないな」 ミーナ「なるほど…そういうことね。 私は普段哨戒には出ないし、細かい地図は見ることも少なかったし…。 この地図をいくら睨んでもわからないはずだわ、迂闊だったわね」 坂本「バルクホルン、小さい島もちゃんと載っているような地図はあるか? できればこの遭遇地点のものがあるといいのだが」 バルクホルン「私が哨戒ルートの確認に使っているノートでよければ出してこよう。 少し待っていてくれないか」 坂本「ああ、頼む」 918 名前:出社時間が近づいてきている恐怖;;[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 12 57 28.56 ID zrBZ6yTT0 バルクホルン「よし、ノートを持ってきたぞ」 坂本「なるほど、このあたりには島が大小あわせて7つか。 このどこかで、ネウロイが何かを行っているのか、 もしくは連中が着目するなんらかのモノが…?」 リーネ「で、でも少佐…あの、私の考えが間違っているかもしれませんし、その…」 俺「恐縮ですが、私の意見も確信があるわけではありません」 ミーナ「いいのよ、二人とも。 そもそも、最初から分かっていないことだらけだったのだし、 調査の方針を決められるだけでもありがたい事だわ」 坂本「ミーナの言うとおりだ。 ふたりとも、本当に助かったぞ」 ペリーヌ「それでは、明日からの調査ではこれらの島について注意して実施するんですのね」 バルクホルン「そういうことになるな。 とは言え、それぞれの島が若干離れているから一日ですべて回るのは難しいな」 エイラ「ま、数日かけて調査するんだから、毎日それぞれ別のところに行けばいいんだろー」 919 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/10(水) 13 00 30.28 ID Lna2y6U2O 支援するぜ 920 名前:最上の空陸両用[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 13 01 17.00 ID zrBZ6yTT0 夕方、調査任務についていた3人が帰投 ……… …… … エーリカ「つかれたー!あるかどうかわからないナニカを探すのは大変だよー」 リーネ「おかえりなさい、みなさん」 宮藤「ただいまーリーネちゃん」 ミーナ「三人ともご苦労さま。 まずはゆっくり休んでね」 ペリーヌ「もうご飯も出来てますわよ」 坂本「それと、お前たちが出た後で調査方針を再検討したので説明を行ないたい。 すまんが、夕食の後にでも少し時間をもらうぞ」 シャーリー「りょーかい。 その様子だと、何か手がかりが見つかったって感じ?」 ルッキーニ「んーとね、リーネとおっちゃんのお手柄みたいだよ」 リーネ「そ、そんなことないよルッキーニちゃん」 エーリカ「でもま、何も分からないまんま闇雲に探すよりずっといいよね。 リーネと<俺>のお手柄ってのに期待かなー」 921 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/10(水) 13 05 01.70 ID /hOqURNMO しえん 次空いてるなら投下していいかな? オカマといってもガチじゃなくソフトな感じだけど 922 名前:最上の空陸両用[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 13 06 02.80 ID zrBZ6yTT0 翌日、ひるー ……… …… … エーリカ「いーってらっしゃーーい!!」( ・∀・)ノシ シャーリー「今日はリーネ、ペリーヌ、ルッキーニかー。 何か見つけてこれるかなー」 バルクホルン「そして明日が私、エイラ、<俺>か。 そういえば、明後日からの編成はどうなるんだろうな」 エーリカ「多分1日目のと同じ、私たちのチームじゃないの?」 エイラ「さっさと全部しらべて終わりにしたいよなー」 俺(あれ…そういえば、ちょっと気になることがあるような…) 俺(えーっと…宮藤、シャーリーさん、ハルトマンさん、 リーネ、ペリーヌ、ルッキーニ、バルクホルン大尉、エイラ中尉、そして俺… やっぱり足りないよな) 俺「あの、ミーナ中佐と坂本少佐は司令官ですからともかくとして、 サーニャ中尉は任務には参加されないんですか?」 シャーリー「サーニャ?今の時間はベッドの中じゃないかな」 923 名前:最上の空陸両用[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 13 11 30.97 ID zrBZ6yTT0 俺「べ、ベッド…?」 (ね、寝てるのかよ!?) 俺「あ、あのー…俺まだあんまりここに慣れてないせいで知らないだけなのかもしれませんけど あのサーニャ中尉って、その、アレでいいんでしょうか?」 エイラ「ん…? オマエなにいってんだ?」 エーリカ「さーにゃんがどうかしたの?」 俺「いや、なんかあの人、朝のブリーフィングでも半分以上寝てる感じですし 無口でぼーっとしてる事多いし、何やってるのか知りませんがあんな状態で大丈夫なんでしょうか?」 バルクホルン「ん?まさか、まだ聞いてないのか?サーニャはない エイラ「なにいってんだよ<俺>! サーニャは夜間哨戒に出てるんだし、スクランブルならともかく 日中に長時間飛ぶような任務なんてできるわけないだろー!」 俺「おわっなんですかエイラ中尉!?」 エイラ「エーイうるさい! サーニャをそんなふうに言うなよな!サーニャはいつも夜ひとりでがんばってんだゾ! おまえなんかダイキライだバカ!」ばたばたっ 俺「……え?」 924 名前:最上の空陸両用[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 13 16 41.66 ID zrBZ6yTT0 俺「……え?」 エーリカ「ぽかーん、としすぎだぞ<俺>、だいじょぶー? それとも大ショック?」 バルクホルン「しまったな、まだ誰も教えてなかったのか…。 <俺>、サーニャはナイトウィッチなんだ。 いつも夜は飛んでいて、帰ってくるのは夜明け頃になる。」 シャーリー「ブリーフィングの時間帯なんて最高に眠いはずだからなー。 ホントは必ずしも出なくてもいいはずなのにがんばって 船こぎながらでも出てきてるし、あたしはたいしたもんだと思ってたけど」 俺「…え、えええええええっ!? そんな…俺聞いてないですよそんなの! っていうかそんなんじゃ日中眠そうなの当然じゃないですか!」 バルクホルン「いや、説明していなかったことは正直すまないと思っている…すまん」 エーリカ「<俺>の今のセリフはちょっと逆ギレっぽいけど」 925 名前:最上の空陸両用[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 13 22 29.58 ID zrBZ6yTT0 バルクホルン「しかし、こう言ってはなんだが、<俺>少尉は軍属もそれなりに長いんだろう? だいたい察しがついているものだと思ったんだが… ウィッチとして夜間任務の経験はないのか?」 俺「いや、俺は陸軍から海軍に流れてきたクチですけど 船に乗ってる時は夜間飛行は原則禁止でしたし、 陸軍の時は夜警は週番制というカタチでみんなで負荷を分け合うようになってましたから…。 …っていうかこの501では夜間哨戒を彼女一人に任せていたんですか?」 シャーリー「エイラも一応できるけど、やっぱりサーニャが圧倒的に多いな」 バルクホルン「陸上を歩くのと違って、夜間哨戒は日中飛ぶのとは全然違うから 慣れてないと危険だし、彼女の固有魔法である全方位広域探査は 暗くて視界の悪い夜でも早期に敵を発見できるという点でも適任だからな…」 926 名前:最上の空陸両用[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 13 28 07.96 ID zrBZ6yTT0 シャーリー「まぁ、それはそれとしてさ。 さっきのアレは<俺>が良くなかったと思うぞ。 そりゃ知らないのはしょうがないけどさ、だからって ああやって友達を悪しざまに言われたら気分を害したってしかたないだろ」 俺「…た、確かに、今思えば配慮が足りなかったかも…」 エーリカ「まあ、まずはエイラに謝らないとダメじゃないかな。 さすがにさっきの言い方じゃエイラが怒ってもしょうがないよ」 バルクホルン「確かに、ハルトマンたちの言うことにも一理ある。 <俺>の疑問は、知らない立場としてはあるいは然るべきだったのかもしれないが、 やはりそこは物の言い方というものがある。 第一、知らないというならまず私にでも聞けばよかっただろう」 俺「う、うう…」 シャーリー「ま、<俺>も反省と後悔の色を見せはじめてるって事で。 ここはバツとして基地内一周! って事でどうですかな、バルクホルン大尉にハルトマン中尉?」 バルクホルン「基地内一周?ずいぶんと中途半端な…」 エーリカ「ほうほう、それはよいですなシャーリー大尉。 じゃ、<俺>少尉、エイラのところまで全速力だ!」 バルクホルン「…! なるほど、そういう事か」 927 名前:最上の空陸両用[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 13 34 13.16 ID zrBZ6yTT0 シャーリー「…まぁそれはともかくまいったな、エイラはサーニャの事になるとマジだからなあ。 ありゃ本気で怒ってたみたいだしなぁ」 エーリカ「そこは、さーにゃんの事はよく知らなかったから誤解したって、 本当のことを伝えるしかないんじゃないかな」 バルクホルン「うむ…ハルトマンの言うとおりか」 俺「そうですね。俺、謝りに行ってきます。 …許してくれるかどうかはわからないですけど」 シャーリー「ま、どうにもならなかったらあとであたしも執り成してやるさ」 バルクホルン「ま、まぁ…明日は私たち3人で飛ぶ以上、このままでは 任務に差し支える可能性もあるからな。 どうしても必要なら助けてやるから、行って来い」 俺「はい、行ってきます」ばたばたっ エーリカ「がんばれー、<俺>ー」 …… … エーリカ「なんかさー、<俺>ってたまにトゥルーデ以上に石頭なところあるよね」 バルクホルン「石頭とはなんだ、まったく…。 しかし、あの時折見せる狭量さは確かに少し気になるな」 シャーリー「悪いヤツじゃないと思うんだけど、なあ」 928 名前:最上の空陸両用[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 13 39 53.07 ID zrBZ6yTT0 俺、エイラ探し中 ……… ミーナ「エイラさん? いえ、私はみてないわ」 …… 宮藤「エイラさんですか? いや、私は見てないですねえ」 … 俺、へばり中 ……… …… … 俺「エイラ中尉どこだー…」へたり サーニャ「…あの、えと、<俺>、さん…? そんなところで座り込んでどうしたんですか?」 俺「うわサーニャ中尉!?」 サーニャ「!?」ビビクッ 俺「あわわ、すいませんサーニャ中尉! あの、この時間はおやすみだと聞いたのですが」 サーニャ「起きたんです…。 ゆっくり寝れて…それに、夜から飛ばないといけないから、 ちょっとご飯を食べようと思って…」 929 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/10(水) 13 44 02.20 ID /hOqURNMO 支援 930 名前:最上の空陸両用[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 13 47 08.74 ID zrBZ6yTT0 ごめんなさーい! 出勤時間到来の罠orz 残りはどこかスキマ時間にでもお邪魔します。 では ここで一旦中断しました。次のページはこちら
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/445.html
今日は全員で模擬戦をやることになっていた 俺の固有魔法をお披露目するためでもある 坂本「今日は、模擬戦を行う」 「1対1の勝負だ。同高度での模擬戦となる」 一同「了解」 ルッキーニ「ねぇねぇ、俺の固有魔法って何??」 俺「俺の固有魔法は『爆発』だな。俺は、エクスプロジィオンって呼んでる」 ルッキーニ「エクス・・・わかんな~い」 俺「そうだろうな。みればわかるよ」 宮藤「そういえば、俺さんの出身とかよくわからないんですけど・・・・」 俺「言ってなかったっけ?俺の出身はリベリオンだ」 宮藤「へぇ~、シャーリーさんと一緒なんですかぁ」 俺「ほぉ、シャーリーもリベリオン出身なのか。まぁ、そうだろうと思ったよ」 シャーリー「どうしたんだ、2人とも」 宮藤「シャーリーさん、俺さんリベリオン出身なんだって!」 シャーリー「俺が?一緒の出身だなんて嬉しいな!」 俺「俺も嬉しいよ」 ミーナ「みなさん、そろそろ準備してください」 一同「了解」 坂本「まずは、俺!」 俺「はい」 坂本「次にバルクホルン。模擬戦の準備にかかれ!」 バルクホルン「了解した」 ミーナ「2人とも、3000mまで上昇してください。そしたら、一定の距離をとってください。開始の合図は私がします」 2人「了解!!」 2人は順調に上昇する そして、3000m。お互いに、距離をとり、そして・・・・ ミーナ「始め!!」 両者のエンジン音が空に響く 俺(まずは、上昇して距離をとるか) 俺は太陽を利用し、上昇する バルクホルン『ふん、そんなのが私に通用すると思うなよ』 さすが、バルクホルンだ 俺の上昇にしつこくついて来る。戦闘機にもいえることだが、高さを敵に取られると、不利になる 俺のストライカー Grumman F6F Hellcatの速度はリベリオン戦闘機の中では、遅いほうだ バルクホルンのFw190D-9はどんどん距離をつめてくる。そして、バルクホルンのMG42が火をふく ダダダダダダダダダダダッ 俺はぎりぎりで弾を避ける バルクホルン『一筋縄では、いかないか・・・まぁ、それでこそやりがいがある』 俺『バルクホルン、俺の実力を知ったら嫌でも尊敬するようになるぞ』 バルクホルン『やれるもんなら、やってみろ』 俺『いくぞ!!』 追われていた俺は反転し、全速力でバルクホルンに突っ込む バルクホルン『なに!?』 バルクホルンは驚いたようだ。しかし、数多くの戦いを経験してきたバルクホルンだ。冷静に狙いを定め、MG42の 引き金を引く ダダダダダダダダダダダダッ 俺は、またバルクホルンを驚かせた バルクホルン『な、なんだ!?あいつ・・・・速度緩めるどころか、どんどん加速してるじゃないか!!』 俺『はっはっはっ、俺にかなうとおもうなよ』 弾は一向に当らない。まるで、弾が俺を避けているようにみえる そして、俺はバルクホルンの視界から消えた バルクホルン『消えた!?ど、どこだ!?』 俺『チェックメイトだ、バルクホルン』 声が後ろで、しかもかなり近くで聞こえる バルクホルン『なっ!?』 さっきまで私の目の前にいた俺が、なんで後ろに!? 俺『驚いたか?』ニヤニヤ バルクホルン『くっ・・・・』 ミーナ「そこまで!俺さんの勝利です」 ルッキーニ「すご~い!俺!何したの?」 宮藤「俺さん、すごかったです!」 リーネ「すごかったですよ!」 ペリーヌ「なかなか・・・やりますね・・」 エイラ「すごかったナ・・・・」 サーニャ「うん・・・・」 坂本「はっはっはっ!さすがだな、大佐!」 エーリカ「そういえば俺って大佐なんだよねー、忘れてた!」 シャーリー「かっこよかったぞ!」 バルクホルン「俺・・・いや俺大佐・・・どうやって私の後ろをとったのですか・・・」 俺「まぁ、そう堅くなるな・・・あれは、俺のもう一つの固有魔法だ」 バルクホルン「2つあるのか!?」 俺「あぁ、そうだ。1つ目は、さっき言った『爆発』。2つ目は『屈折』だ」 バルクホルン「"屈折"?光の屈折のことか?」 俺「簡単に言えばそうだな。その屈折を利用した俺の”しんきろう”をバルクホルンに見せたんだ」 バルクホルン「しんきろうを見せただと・・・・信じられない・・・」 俺「しんきろうはしんきろうでも、動いたりするし、色もはっきりしてるからな」 バルクホルン「・・・・今回は私の負けだ・・・・だが、次は負けないぞ!!」 俺「はっはっはっ、いつになったら俺に勝てるかな?」 バルクホルン「く~~~っ!!!」 こうして俺のお披露目は終わった ウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ ミーナ「警報!?」 「みなさん、出撃準備を!」 一同「了解!」 全員がストライカーを装備し、大空に舞い上がっていく 管制塔『ミーナ隊長、ネウロイは南東から侵攻中。大型1体のみと思われます」 ミーナ「わかったわ」 管制から伝わってきた声は普段と変わらず冷静だった このようなことは日常茶飯事で慣れているのだろう 俺は毎回毎回、緊張する この警報、そして出撃はいつになっても慣れない 少しでも、緊張を減らそうと思って考えた挙句、思いついたのが"撮影こと盗撮"だった 戦闘に集中しつつ、盗撮にも集中する なかなか出来ないことだと思う 俺(手始めに1枚っと)カシャッ 坂本「見えた!」 俺(えっ!?バレたか?) 坂本「ネウロイだ!全員警戒せよ!」 ミーナ「全員、フォーメーション"カエサル"!」 一同「了解!」 俺(よかったぜ・・・・バレてないな) バルクホルン「行くぞ!エーリカ」 エーリカ「さっさと終わらせて、寝よ~っと」 2人はネウロイにかわいそうなほど銃弾を浴びせる・・・・つもりだった バルクホルン「弾かれた!?」 エーリカ「めちゃくちゃ堅いよ!」 ミーナ「サーニャさん、やってみて!」 サーニャ「了解!」 バシュバシュバシュッ サーニャ「!?」 エイラ「弾かれたゾ!!」 ネウロイは少し削れただけで、すぐに修復してしまった 坂本「私が行く!!烈風斬!!!!」 ガキーーーーーン 坂本「弾かれたっ!?これも駄目か・・・・」 坂本は弾かれた衝撃で手を痺らせている 俺(このままじゃ、やばいな・・・・) 俺「みんな、ネウロイから離れろ!」 リーネ「どういうことですか?」 ペリーヌ「このままじゃ、攻められてしまいますわよ!」 俺「いまから俺の本気を見せてやる・・・みんな、とにかく離れるんだ!!」 ミーナ「了解したわ・・・・全員、離れて!!」 俺以外の全員がネウロイと俺から離れた 俺「さて、いくか・・・・・エクスプロジィオン!!!!」 その瞬間、ネウロイの周りで凄まじい爆発が起きた 一回だけではなく、2回3回と連続的に ドッカーーーーーーーーーーーン!!!! 衝撃波がみんなを襲う ペリーヌ「きゃっ!」 エーリカ「何だよこれ~!?」 バルクホルン「なんて衝撃波だっ!」 ルッキーニ「何これ!?飛ばされちゃうよ~!!」 シャーリー「冗談抜きで、飛ばされるって!!」 エイラ「サーニャ!つかまれ!」 エイラはとっさに手を伸ばす サーニャ「う、うん!!」 宮藤「うわわわわっ!す、凄い!」 リーネ「芳佳ちゃん、大丈夫~!!??」 ミーナ「凄いわね・・・」 坂本「あぁ・・・くっ!!」 全員シールドを張るが、苦しそうだ 一方、俺は平気で空を飛んでいる 俺「これが俺の本気だぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」 爆発はどんどん威力を増していき、そして パリーーーーン 俺「見たか!これが俺の本気だ!はっはっはっはっ」 俺は撃墜数を302機に増やした そして、今回の戦闘中に撮った写真は100枚を越した 写真の内容は・・・・言うと銃殺刑にされそうなのでやめとく みんなの想像力にまかせる ミーナ「・・・みなさん、帰還しますよ」 俺たちストライクウィッチーズは、基地に帰還した
https://w.atwiki.jp/strike_witches/pages/340.html
ストライクウィッチーズ 第411統合戦闘航空団より 11 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/03/05(木) 23 23 23 ID L7RMy8XV __ バ〃´ `ヾハ !ノjミイ,イ^从リ〉、! イルヾ(! ゚ ヮ゚ノ!ノル 411スレだよ~ 501スレまであと190スレダジュー /)i苹il、 (,くヨハ_j_) し'ノ 12 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/03/05(木) 23 31 33 ID kd7V+X6J / / ./ | | .| | ヽヽ. / ./ ./ l | .l |ヽ ト、 .| l _,ノ イ l ./ l_l __. | l .| . /l l| l l ! | ー' | .| / '´V Vヘ .l ./T¬ト、| | .l .|. Ⅵ .l __. - ∨ / |! レ' ∧ .ヽ . }ハ │ y'" ̄` }/ ,ニミ、 | / / \〉 //小 |、 ,,, ヽ.l / /l 1乙. //' l ハトl ' ''' 厶イノ .| 11ルッキーニあとで一緒に勉強しよーな /八 l .|ハ /`ー‐┐ /ノ} l | _∠-‐{〕\ .V ト、 { / / V / | ∧ l | | _,.-/≧、〉l >、 `ー‐'´_,. </ /l`ァト、_ | V´ ̄ 厂二ミ、ヽ \` ー //廴_/ヾLl」 | l | l 〈/⌒ヽ\\\ \/∠/-‐ニ刃 `T′| 153 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/03/06(金) 06 52 41 ID uoTXrnLR __ , <  ̄ `>、 / i ヽ ヽ、 / ;! /l ; \ ヽ // / / ;ハ / Vト、i ヘ ハ 今日は3/6で弟の日らしい・・・・・ ,イ/ / / / ,Y- ハ ヽl ヘ l でも弟も妹も、意味合いは同じだと思わないかハルトマン?. // / イ // l i ! l! .V '; ! 寧ろ、弟=妹。いや弟という存在自体ないと思うんだ jイ ;イ ;∠ィ-―- vヘ |-t―ト、 V. l / l / ,イチム V!ィ升へ V v-、) そもそも弟なんて私は見たことないし. ´ l 人! 弋_ン `弋_ク V.,イ/ 今日は妹の日でもなんら問題ないな レ ハ , /_ノ '´ rニヘ、 _ _ / _二7 因みに、9/6が元祖妹の日 / ;> ィ´l_ハ ヽ 12/6が姉の日だ. / 7 /`!ー .<ト、 ! ヘ l l/ lノ ,V ヽ、 l l よく覚えておけよ l; ィ/ lヘ _ ノ/ _ .へ!、 l_ r‐(二イ レ^ く_ //// ト、_ コ-、 / l i / ヽ! / Li/ l / l 157 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/03/06(金) 07 51 32 ID xSj5Op6f ゲルト「起きろハルトマン!今日は何の日だ?」 ハルトマン「妹の日~」 ゲルト「そうだ、今日だけはお前も私の妹だハルトマン」 315 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/03/06(金) 15 53 53 ID MgZw3VxF ミーナ 母ちゃん 毎日の夕食の献立を考えたり家計簿つけたり苦労が耐えない もっさん 父ちゃん(髭メイク) 朝飯前の訓練は日課 今日も新聞片手にTVを見る 長女 トゥルーデ 長女の威厳 怪力パワーで重たい荷物なら任せろ 熱血松岡修三 次女 シャーリー スピード狂 車の運転任せろ 毎日の買い物や旅行のドライブはシャーリーが担当 三女 エーリカ ぐうたら 寝る事が得意 特技はプログラマーPC関係なら任せて 四女 リーネ 真面目しっかり者 勉強教えるのが得意 料理もそこそこ得意 いつもミーナ母ちゃんのお手伝い 五女 エイラ マイペース 占いが得意サーニャの世話をするのが好き毎日サーニャの下着畳んでる 六女 ペリーヌ 我が侭 金使いが荒いゲームが得意 7女 芳佳 一生懸命リーネにセクハラ エロゲー得意 8女 サーニャ 晩生人見知り ピアノや楽器演奏が大好き 9女 ルッキーニ 悪戯っ子 自由奔放 322 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/03/06(金) 16 08 31 ID MgZw3VxF ミーナ 毎日冬ソナを見るのが日課 訪問販売や勧誘に弱い スーパーの買出しにはリーネと荷物持ちのトゥルーデと車運転のシャーリー同行 もっさん ペリーヌち醤油取ってくれ ペリーヌ はいぃ坂本お父様ぁ~ん もっさん んっ?これはソースじゃないか!訓練が足りんぞペリーヌ ペリーヌ 私としたことがソースと醤油を間違えましたわ(´・ω・`) エイラ さ・サーニャアーンするんだな私が食べさせてあげるんだな サーニャ 一人でできるからいいよエイラ エイラ しょ・ショックなんだな・・・ 336 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/03/06(金) 16 37 12 ID j/LxAeNF 322 そこは サーニャ「エイラお姉ちゃん食べさせて」 エイラ「サーニャはもうおっきいんダカラひとりで食べれるダロ?」 サーニャ「お姉ちゃんが食べさせてくれないといや」 ゲルト「ならばわたs」 サーニャ「エイラお姉ちゃん、お願い。ね?」 エイラ「――…!」 シャーリー「エイラが倒れたぞ!救急車!救急車ー!」 364 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/03/06(金) 18 13 38 ID mEgEdU1+ _. -‐  ̄ ̄`ー- .、 / \ / ._イ| \ \ /. . / 八 | ト、 .\ \ .ヘ / ./ / | | | _\ム\ \ ヽハ. /,イ ム-! | | __ム、K \ | ヽ / | / _斗、\| て示X、ヘ ヽ ハ \. | ハ イてぅ 辷ソ ノ } へ \ \ 2期の主役がペリーヌさんになったら | 小i{弋ノ ∨) )|r、. \ \ } |ハ ' /ノノ/レ' \ >ー- 私、ヨシカ・バルクホルンになるんだ / / 人 r‐ァ /丁 / //レ 个 、 _. イ| |/ レ\ .> r< }√`ー─-、. ∨ _| _/ . . . //⌒ヽ\ _ィ「 ̄ ^\ . . . /r=ト 、 \  ̄ . > /{ . 〈_/ \// . .| \ |_ / ∧ ハ 人/∧ \ ! \ 、\ 371 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/03/06(金) 18 43 05 ID fDrsiJQX 364 __ , <  ̄ `>、 / i ヽ ヽ、 / ;! /l ; \ ヽ // / / ;ハ / Vト、i ヘ ハ ,イ/ / / / ,Y- ハ ヽl ヘ l. // / イ // l i ! l! .V '; ! jイ ;イ ;∠ィ-―- vヘ |-t―ト、 V. l / l / ,イチム V!ィ升へ V v-、). ´ l 人! 弋_ン `弋_ク V.,イ/ レ ハ , /_ノ '´ おちつけ新人、私が心おだやかじゃなかったのは rニヘ、 _ _ / _二7 貴様が我亡き妹のクリスに生き写しだったせいだ。 / ;> ィ´l_ハ ヽ そんなすんなり聞き分け良く実の妹になってもらうより、. / 7 /`!ー .<ト、 ! ヘ 妹にしようとする執拗な私を嫌がられる過程、 l l/ lノ ,V ヽ、 l l 私を見る痛い視線が心地いいのだ l; ィ/ lヘ _ ノ/ _ .へ!、 l_ r‐(二イ レ^ く_ //// ト、_ コ-、 / l i / ヽ! / Li/ l / l 375 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/03/06(金) 18 51 45 ID mEgEdU1+ 371 宮藤「いつまでも新人扱いしないでください。私だって撃墜してるんですから ね。サーニャちゃん」 サーニャ(ポッ) 458 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/03/06(金) 21 42 05 ID I4Mg8TIA ストライカーユニットの故障により夜闇の中で無人島に降り立った二人 エイラ「こ、怖くなんかねーゾ」 サーニャ「・・・・・・通信も繋がらない」 エイラ「魔力も、もうないし何か寒くなってきた」 サーニャ「・・・うん」 そっとサーニャに近づくエイラ エイラ「か、勘違いすんじゃねーゾ、今日だけ、今だけダカンナ!寒いから・・ゴニョゴニョ」 サーニャ「うん、エイラ暖かい」 エイラ「////」 469 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/03/06(金) 21 54 18 ID fDrsiJQX / /' /│ } ! ヽ /_イ / / / │ ハ | | │ l | /'7 /  ̄ |. ! / ̄|`ト、 | │ l lハ | |/ _ Vヘ| / j ハ.\ 八 │ /∧ | 〃 ̄`ヾ j/ x== 、 ∨ / \| よーしいっぱい魚釣ってくるからな楽しみにしてろよルッキーニ. // ヘ小 ヽヽ ヾ厶イ| うっひょー!! ドーーーーーーーン /八 | '. ,、_ ' ヽヽ/ .| | やぁ振った竿の先端速度が音速を超えてしまったわ /厶 ヘ. {人 {/ ̄`} /}. |│ ヒューーー ポトン r‐<「「 ○/\ ∨ ヽ、 、 ___ノ _.イ/ 人| あれ?この天秤錘、南側に竿振って飛ばした錘が北から飛んできたぞ? l {」」>‐'77⌒\ゝ∧> -=≦} ∠ _xく/// ┐ | ∧ { // \\\ \ ///⌒\ \/ | 583 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/03/06(金) 23 19 57 ID 1MWGNgb7 リーネ「よしかちゃん。わたし毎日扶桑語のお勉強してるんだよw 毎日毎日よしかちゃんの名前を書いてるんだ~♪」 584 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/03/06(金) 23 23 20 ID WBedvSrj リーネ「毎日毎日芳佳ちゃんの事見てるからね・・・ 朝も、夜も、お風呂も、ご飯も、部屋で一人でいる時も・・・」 624 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/03/06(金) 23 54 47 ID 7NpTp1mK サ「エイラ…、 芳佳ちゃんに作ったボルシチ食べるの、いい加減止めて。 これでもう3回目よ」 エ「こ、今回は言い掛かりナンダナ。 証拠はどこにも無いんダナ」 サ「それは、エイラの唇が…」 エ「ありえないんダナ。 なぜなら、食べた後にちゃんと歯を磨いたから…」 サ「あなたを逮捕します」 744 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/03/07(土) 06 38 20 ID 7muGJQ/v . / '´ \ / ヽ ,' / ハ l l .i l i l | ノ / l ./リハj l リ/ i l レ' / ハ /´ ̄ `l // ̄ `j l! }/l V ィf'圷 ヽ '' 仡バ l .l\ ´ l | 弋rン 弋ン '/ l ゙ 醇子のお・ね・が・い♪ l l 、 ハ / Y ト、 r-、 .、_ イ l ハ l i_.ヘ .ヽ.. .< .| l ヘ V` ヘ Vr´γ7 .| | __ V l.Vァヽ、 V /_| ン x≦´ / ヽr' -、 l. {ヽ .! ^ヽ .r'=- < / -、 ! l ト、ヽl ! l. l `ヽ l r、 ! L_|. V ヽ ヘ. l i ヘ `ー' / ヽ 745 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/03/07(土) 07 16 06 ID JeWTLsYu -── - _ '" 丶、 // xヘヘ\ \ \ / / /'⌒⌒' 丶 \ ヽ ,' / / / l | \ 丶 '. あらあら自分のことを名前で呼ぶなんて / / / !| ヽ \ l まだまだ若いですわね。竹井少尉、うふふ | ,' /l ,' -― リ-―‐-' ; ヽ| V / !/| - ‐ '; ヽ '; どうでもいい事ですけど、3/7ってミーナの日って読めません? / / | N __ ィ==-、 } い | そう考えると3/17もミーナの日 | ハ/^{ |〃´⌒` ,, ハ|∧ l |,'ハ(小. '' ' ー/ ';! あらあら、誕生日と併せて今月はミーナマンスリーね |! `、 ーヘ、 v ァ イ ,′ j| 美緒に何してもらおうかしら? \ l> _ , イ/ i '; | r|> ー '´| Ⅳ | r-、 | L 八 |/│ | \\ fヘ-―t―ェェ| | \\ //; | l>、 \ヽ__ |│ヘ  ̄ ̄j ∧\ ィ介ト ;/∧ |丶、辷 、_ /'´ヘl│ '、 |/ ヽ{ ̄{{_} ̄}/ ヽ | / | { ヘ'.} ∨ ∨ / `7/{{ヘ匕. 丶 / │ 776 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/03/07(土) 10 17 59 ID UzNeYZvo エイラ「隊長~サウナに妖精が居ないんだガ~」 ミーナ「妖精?サウナに?(前から何考えているか分からない子だと思ってはいたけど、ここまで不思議ちゃんだったなんて・・・)」 エイラ「早く妖精入れてくれヨ~、サウナに入れないジャン」 ミーナ「はいはい、分かったわ、ちょっと待っててね、はい、妖精入ったわよ」 エイラ「居ないじゃないカ!嘘つくなヨ!!」 ミーナ「(面倒臭い子ね・・・)じゃあ、妖精さん呼ぶわね、妖精さん~こっちに来て~妖精さん~。はい、入ったわよ」 エイラ「ふざけんナ!!妖精さん居ないじゃン!!今日はサウナ入るの辞めル!明日までにちゃんと妖精入れといてくれよナ!!」 ミーナ「(ビキビキ・・・)わ、分かったわ、補給手配しておくわ」 エイラ「ったく・・・ちゃんとしてくれよナ・・・!」 ミーナ「(ビキィ!)・・・・・」 780 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/03/07(土) 10 24 28 ID UzNeYZvo 翌日 美緒「ミーナ・・・そんな所で何をやっているんだ・・・?」 ミーナ「わ、私はミーナじゃないわよ・・!サウナの妖精よ!!」 美緒「・・・・そうか・・・。」 783 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/03/07(土) 10 33 19 ID L9pusu7H トゥルーデとシャーリーは我慢比べ・・・ トゥルーデ「リベリアンそろそろ上がったらどうだ・・・」 シャーリー「あんたこそあがったらどうだ。」 784 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/03/07(土) 10 34 39 ID jsRUKhMM 783 二人とも倒れてエーリカとルッキーニがやれやれってなることは理解した 787 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/03/07(土) 10 38 43 ID BdcDWpjA ペリーヌ「サウナでもメガネが曇って前が見えな………あ」 ドタドタガッシャン…ジュー-- ペリーヌ「あっっっついですわ!!」 892 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/03/07(土) 14 52 34 ID InggMDIe 891 エーリカ「扶桑のお菓子でハッピーになれる魔法のお菓子があるって聞いたよ!」 ストライクウィッチーズ 第412統合戦闘航空団より 31 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/03/07(土) 17 34 58 ID UzNeYZvo 赤城がウィッチーズ基地に来た時の欧州出身の人々の反応 ミーナ「侍は居ないのね」 ゲルト「扶桑の侍に会えると思っていたのだが・・・」 エーリカ「えー、サムライいないのー、残念」 ルッキーニ「ハラキリ見たかったのにーー」 ペリーヌ「侍の剣と、私のフェンシングとどちらが強いか手合わせしてみたかったですわ・・・」 エイラ「ツンツンメガネが切り捨てられるのを見たかったのにナ」 サーニャ「眠たい・・・」 坂本「わっはっは、侍なんか今の時代居るわけないじゃないか!」 ミーナ「(侍っぽいあなたが言っても説得力無いわ)」 104 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/03/07(土) 19 09 47 ID DgbNzMIL 問題:宮藤芳佳はゲルトルート・バルクホルンの 実の妹である。○か×か ┌─┐ ┌─┐ │○│ │×│ │ │__│ │ うおおおおおお! \ /. ´ `ヽ \ / ! )〉 \ ゙メゝ,、ノノ、⊃ ミ ((ゝ /)) ミ. {__|〉_ヽミ ダッ し' 三 ミ ミ 113 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/03/07(土) 19 23 21 ID q+ix2ss6 104 ┌─┐ ┌─┐ │○│ │×│ │ │__│ │ \ / . ´ `ヽ ∩___ ミ ミ ! )〉 ぐはっ . ´ `ヽ ミ ゙メゝ,、ノノ、 i i lィノ从lリ ̄ヾ ̄│⊃ ⊂((ゝ /)) . ヘ,,,,! ゚ ー゚ノ, __ / {__|〉_ヽ ∪ し´ 三 し´ / \ 、ミ 自重しろ! 393 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/03/08(日) 07 25 44 ID f2Cr0VJ9 .,イ ,イ , ´  ̄ `/ ノ ⌒ ヽ ! イ/ハメ.| イi!_i!_i!_リ. ゙メ(!`゚ ‐l i!(.゚)-゚ノi| ぎゅー (( / つV!テ介^) {/VV . W__A__ し' .し' .レi_ /i_ j .,イ ,イ!!へ´ ̄`/ ノ ⌒.ヽ(__,ノ/ハメ.| イi!_i!_i!_リ きゅ(ry ゙メ(!`゚ ‐l i!(.゚)-゚ノi| ムニ… (( / つ.iテ介(⊂ {/VV . W__A__ し' .し' .レi_ /i_ j .,イ ,イ..,.へ´ ̄`/ 卅⌒.ヽ卅(__,ノ/ハメ.| 卅_i!_i!_リ卅 モミ…モミ…モミ. ゙メ(!`"ヮl i! ///ノi| (( / づテ介(⊂゙ {/VV . W__A__ し' .し' .レi_ /i_ j 479 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/03/08(日) 15 47 02 ID GbJ7HImq エーリカ「はぁ~い。そこのトラック~」→トラック無視 トゥルーデ「そこのトラック!とまれ!」→力ずくで止める ミーナ「はぁ~い。そこのトラック~とまって~」→クランクション鳴らされる
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/3126.html
事故俺 1 俺「ストライクウィッチーズだってさ」避難所 10-22 作者 ID lo.tNcnM 総レス数 XXX このページでのレス数 XX 7 :名無しの俺:2011/01/25(火) 21 46 03 ID lo.tNcnM じゃあ俺が(ry と思ったけど、もさななじみさんの後に轢殺俺投下なんて羞恥刑にほどがあるぞ 8 :名無しの俺:2011/01/25(火) 21 51 01 ID GjfZ7ahc だいじょうぶ! 慣れれば気持ち良くなるから! 9 :名無しの俺:2011/01/25(火) 21 52 52 ID 7SObyvEQ 7 怯える事はありませんよ!!俺の駄作の後です、気にするこたぁねぇッス!!むしろ踏み台にして下さい。ハァハァ さあ頑張って☆ 10 :轢殺俺:2011/01/25(火) 21 57 16 ID lo.tNcnM じ、じゃあイキますよ……/// ~前回のあらすじ~ バイク走行中にガードレール突き破って山中に落下 ↓ 直後にウィッチーズの乗っていた車に撥ねられる ↓ ギャグ補正ぱねぇ ~501基地 医務室~ 俺「馬鹿め、タイトル通りに死んだと思ったか?」 俺「無傷ですぅぅぅぅぅぅ!イゴってませんー!!」 ミーナ「誰に向かって喋っているんです?」 芳佳「やっぱり頭を打って……」 俺「いやいや大丈夫ですよー、黄色い救急車は呼ばないでねー?」 メタることすら許されないとは何て時代だ ゲルト「意識がはっきりしてるなら身元を確認したいんだが」 俺「あー……」 ふざけて誤魔化すのは限界かな? いや、だってここ明らかに日本じゃありませんし。 間違っても現代日本では窓の外で少女(それも美の付く)が空を飛びませんし、パンツでうろうろもしませんし 俺(どこの国か知らないけど夢に溢れてんなHA-HA-) ともかくパスポートも入国許可証も無いのがバレたら危ないのは理解出来る ならば取る手段は一つ 俺「とう!」 パリーン! タッタッタッタッタッタッ...... ミーナ&ゲルト&芳佳「逃げたー!?」 11 :名無しの俺:2011/01/25(火) 21 57 30 ID .b81yjkg 綾香たん可愛い。 いちおつ。 12 :名無しの俺:2011/01/25(火) 22 00 18 ID NQ6Aur2Y なかなか傾奇いてる俺だな 13 :轢殺俺:2011/01/25(火) 22 00 55 ID lo.tNcnM 俺「窓から見たときはよく分からなかったけど、ここって軍事基地か? 危ない危ない、口封じなんてイスラム的コミュニケーション取られていたら終わっていた」 用心☆用心、みんなも軍事基地から逃げるためにアブドゥル式窓割り術を習得推奨 俺「……にしても警報鳴らないなー」 逃げても捕まえる自信があるのか、それともこれくらいは『非常時』にならないのか どっちにしても逃げるのみ 坂本「ん? お前は確か昨晩運ばれてきた……」 さっそく痴女1発見であります。 このまま突っ込んで自由を掴みとれフリーダム! 坂本「何だか知らんが」 俺「ん?」 あれ?もしかしてフラグ(死亡)立った? 14 :轢殺俺:2011/01/25(火) 22 04 44 ID lo.tNcnM 坂本「捕まえたほうが良さそうだな」 なにこの勘こわい というか捕まえるのに刀の鞘は適していないと思うんですが ああもう破れかぶれだ!何もかも振り切るぜ! 俺「でぇぇぇぇぇりゃぁぁぁあぁぁ!!」 坂本「遅い」 ブンッ! 俺「なんと!」 パシッ! 坂本「なっ!?」 あー、驚いてる驚いてる。ついでにいうとこっちも驚いてるYO☆ あんな速度で斬りかかるとか殺す気ですかこのやろー 俺「驚いた顔、素敵ですよー」 俺のイケメン度上がったかな? タッタッタッタッタッタッ...... 坂本「私の刀を受け流しただと……一体何者だ?」 坂本「あと何かイラっときたぞ」 15 :轢殺俺:2011/01/25(火) 22 07 29 ID lo.tNcnM 俺「こりゃ一息に基地を抜け出すのは無理だな」 なんというか補正が働いてる気がする、ToLOVEる的な(パンツ痴女との遭遇な意味で) 適当な部屋で頃合いを図ったほうがいいな 俺「というわけでこんにちわ」 ガチャ エイラ「エッ」 サーニャ「Zzz」 俺「さようなら」 バタンッ タッタッタッタッタッタッ...... 何やら後ろから悲鳴が聞こえるでござる 黄色い悲鳴に脳内変換でうまうま 16 :名無しの俺:2011/01/25(火) 22 08 54 ID 7SObyvEQ こんな俺はなんか好きだなぁ支援支援!! 17 :轢殺俺:2011/01/25(火) 22 10 47 ID lo.tNcnM 俺「さて、何も解決出来ずに格納庫らしきところに着いたな」 適当な飛行機パクって逃げる? NoNo. 免許もないのに飛び出したらもれなくヴァルハラにご案内Death というかゲート閉まってるのにどうやって逃げればいいんでしょ? 警報鳴らさなくても流石に守衛さんには連絡いってるだろうし、のこのこ行っても「警備HEY!警備HEY!!」に なるのは先のヴァルハラ行き並みの確立間違いなし 俺「とりあえず隠れるか」 さっきみたいに鬼の様に強い人遭遇するとマジ勘弁 おや、丁度いい資材置き場が。ここにしましょうそうしましょう -10分経過- ペリーヌ「ここですの!曲者は!!」 リーネ「ぺ、ペリーヌさん。それだと出難いですよ」 おやおや、可愛らしいウサギさんが二名ですk(ry…………なんだあの胸は ベリーメロンぶら下げて何であんな悠々と歩けるんだ、俺が持ってあげようか もう一人のほうは……タイツって素敵だよね! 18 :名無しの俺:2011/01/25(火) 22 11 04 ID YqhvHKLE いいなぁギャグ書けて・・・シリアスしか書けん 19 :轢殺俺:2011/01/25(火) 22 13 50 ID lo.tNcnM ペリーヌ「声くらい張り上げないとイライラしてしょうがありませんわ! 先ほどの坂本少佐の憂いの表情! きっと今逃げ出してるあの男のせいに決まっています!!」 すげーや、エスパーかあいつ 正解者には今度ふもふもしてやんよ リーネ「で、でも何か事情があって逃げているのかもしれませんよ?」 申し訳ございません不法入国なんです(^U^) そんな会話をしつつ二人は俺が隠れているところに近づいてきた。 おいおいおいおいおいおい、どうする?逃げる?戦う?揉む? ライフカードの選択ならカードで表示してくださいお願いします ニア・逃げる 揉む ふもふもする よし決まりだ、二人の回ってくるほうとは逆の方にこっそり、とな 20 :名無しの俺:2011/01/25(火) 22 14 29 ID TQtYdCQg 10 \ さいごのガラスをぶち破れ~ / \ 乱れた景色を蹴散らして~ / ( \/ /_∧ <./| /| /\___ ヽ/ /Д`/⌒ヽ / .| / / / // / /\/ ,ヘ i  ̄ \_/ /____// し' \_/ i />  ̄ ̄ ̄ ̄ i⌒ヽ ./  ̄>__ .|| | /⌒ヽ i i \( .|/ / /\ .|| | i | /ヽ ヽ ∠__/  ̄ .|| | ヽ ヽ| |、 \_ノ > > || | \| )  ̄ ./V ___ ..|| | ____ .ノ ./⌒)∧ / ...____[__||__]___||___ / し'.ヽ ( .∨ /\________|__| // し' / /\  ̄ 21 :名無しの俺:2011/01/25(火) 22 16 02 ID YqhvHKLE 20不覚にも吹いた 22 :轢殺俺:2011/01/25(火) 22 17 14 ID lo.tNcnM キリが悪いですけどここで終了で 次回には追いかけっこは終わりの予定です 黒江さん出したいなぁ…… あるぇー、轢殺関係無くなってきたよー? というわけで絶賛タイトル募集中 23 :名無しの俺:2011/01/25(火) 22 18 48 ID xlZo8sKg じゃあ「ガラス破り俺」で 24 :名無しの俺:2011/01/25(火) 22 19 14 ID enux56Aw 事故俺とか 25 :名無しの俺:2011/01/25(火) 22 19 41 ID C8Jb2ORc 乙、久々の新作だ 前スレ 943 スマヌ・・・ ブラックバード書きたいのは山々なんだが、今はまず書いてるのを完結させたいと思う そのうちにちょこちょこと投下はさせてもらいたいと思う 26 :名無しの俺:2011/01/25(火) 22 23 31 ID YqhvHKLE 26了解~、って俺も人のこと言えないけどね。 3つ更新止めてるのに今新作書いてるバカだし 27 :ガラス破り:2011/01/25(火) 22 24 40 ID lo.tNcnM 23 上のaaと合わせて盛大に噴いた 24 ゴロが良いですねー というか確かに突発イベント盛り込み過ぎたかも それでは「事故俺」と「ガラス破り」で使い分ける方向性にしたいと思います ファイズ俺をこれにキマイラするとか無理に思えてきたよシャーリー…… 28 :名無しの俺:2011/01/25(火) 22 28 24 ID NbAFgnxM 事故破り俺か ガラス俺か 俺「ストライクウィッチーズだってさ」避難所 106-114 作者 ID uvmz8392 総レス数 XXX このページでのレス数 XX 104 :名無しの俺:2011/01/26(水) 11 43 18 ID uvmz8392 12時過ぎから投下おk? 105 :名無しの俺:2011/01/26(水) 12 00 01 ID /pKzXuWQ ごーごー 106 :事故俺:2011/01/26(水) 12 04 28 ID uvmz8392 それではさっそく ~前回までのあらすじ~ 基地に運び込まれたけど、銃殺刑は嫌だから自由を掴めフリーダム ↓ 501の面々と面白いくらいに次々と遭遇。主役補正美味しいです(^q^) ーーーーーーーーー こちらスネーク、敵兵二名を迂回 これより探索に戻る いやはや何だか楽しくなってきたな 知らない建物の中にいるってそれだけでワクワクしません? 正直なところ脱出方法も思いつかんし、このまま気ままにぶらつきますか おっと、廊下の向こうに人影が ……何あれすげー眠そう、ていうか寝ながら動いてないか? 格好もタンクトップとパンツで、寝て起きたばっかですよオーラがハンパねぇ ちょっと接触してみますか 俺「ねぇねぇそこの君?」 エーリカ「ふみゅ?」 やべぇ、天使だよ。形容詞が天使しか思い浮かばないよ 可愛いって言葉が役不足になることってあるんだね 俺「俺と[禁則事項です]して、[らめぇぇぇ!]なこともして、一緒に[日本の夜明け]しないか?」 (外に出る方法を知らないか?) エーリカ「」 誰だ俺の口にワセリン塗りやがったのは 見ろよ、おかげで天使の顔がハニワになってやがんぜ 107 :事故俺:2011/01/26(水) 12 08 17 ID uvmz8392 ーーーーーーーーー エーリカ「は、はえ? えーと……///」 ハニワからすぐに天使に戻ったよ、赤面してて可愛さが8万……9万……まだ上がる、だと? どうしょう、このまま虐めていたい て、あれ? 俺の顔をまじまじと見始めてどうしたのかな? このイケメンフェイスに見惚れたのかな……/// エーリカ「んー?………… あっ」 前言撤回、こいつは何かに気がついた顔だ ……い、いや、さらに違う みるみるうちに閃き顔が笑顔に変わっていきやがる 俺はこの表情を知っている……これは近所に住んでいたAちゃん(仮名)がよくしていた表情だ そう、男子の片思いの子の名前を知ったときのあの顔にそっくりなんだ この子はこう考えてるに違いない ≪イイこと思いついた♪≫ てな 悪魔め…… 108 :事故俺:2011/01/26(水) 12 11 51 ID uvmz8392 ーーーーーーーーー エーリカ「ねぇねぇ」 ーー口を開かせたら不味い 即座にそう悟った俺は緊急手段に訴えることにした 俺「てい」 ペシッ エーリカ「あう」 ビリッ! 俺がデコピンすると彼女は電源が切れたみたいにその場に崩れる落ちそうになる。 もちろん俺が支えますが。 俺「裏技成功、と」 これ、疲れるからやりたくないんだよなー。 具体的にいうと五回くらい連続でオ○ニーするくらい。 さて、この天使ちゃんを寝かせる場所を探しますか 確か少し前のところに談話室みたいな場所があったから、そこでいいかな? そう思うと俺は少女をお姫様抱っこで運び始めた ……罪状追加だなこりゃ 109 :事故俺:2011/01/26(水) 12 14 41 ID uvmz8392 ーーーーーーーーー ~談話室~ 天使ちゃん(仮名)をゆっくりソファに寝かしつける。 「謝罪はお菓子でいいかなー、すごく甘いものが好きそうですし」 二の腕をぷにぷに触りながら呟いてみる。 ジャガイモ刻んでポテチは論外だな、ここは健康的にスイートポテトにしましょう。 芳佳「み、見つけました!」 おや、丁度良いところに人が。 彼女には未来≪ちょうりば≫への水先案内人を頼もうか。 俺「ねぇ、君。キッチンの場所分からない?」 芳佳「え? あっちですけど。 あ、でもバルホルンさんが怒っていて、ミーナ中佐が飽きれ顔で」 俺「じゃあちょっとそこまで案内してくれないかな? 調理器具とかもどこに仕舞ってるのか分からないし」 芳佳「あ!私普段料理してますから器具とかは任せて下さい」 俺「よし、じゃあ任せた」 目の前の跳ね髪な女の子の頭を撫でてやる。 芳佳「はい、任せて下さい!」 良い笑顔で返事する少女。 うん、確実に俺をひっ捕らえること忘れてるね ちょっと無警戒過ぎる少女に先導されながらキッチンへと俺は向かった。 110 :事故俺:2011/01/26(水) 12 18 58 ID uvmz8392 ーーーーーーーーー 逃げました。 だってキッチンに鬼が居たんだもん 例え犬耳を生やした可憐な女の子でも、壁を素手でブチ抜けばそれはオーガです。 絶対あの子背中で鬼の顔作れるって。 もう建物の中に逃げ道を失った俺は外に逃げている。 キッチンで見つかって以降、どこに行っても誰かしらが待ち伏せしていた。 ファック! 俺に発信器でも仕掛けたのか!? もう建物からまる見えでも外に逃げるしかないのである。 もちろんメインゲートは閉じたままだ、袋の鼠確定である。 俺「いっそ海に飛び込もうか」 うわー、凄く魅力的な提案です、ここが軍事基地でなければぜひ実行したい。 船で狩り出されるフラグです、本当にありがとうございます。 俺「ここで死にたくないなー」 捕まったら刀女に切り刻まれるか、怪力女に脊髄ぶっこ抜かれそうです。 だが、案外悪くないかもしれない。 どうせ無事に家に帰ってももう誰も居ないんだ、ならどこで死んだって同じだろう。 夢もあったが叶わなくなった。 111 :事故俺:2011/01/26(水) 12 24 16 ID uvmz8392 ーーーーーーーーー 建物から人影が見えてきた、どうやら俺を捕まえる算段はついたみたいですね。 どうせならあいつに迎えに来て欲しかったなー 空を見上げながらそんな事に思いを馳せてみる。 すると、太陽に影が差してるのに気がついた。 ……戦闘機か? パトロールからお帰りなさい、不審者はあなたのお家に居ますよ。 影が一向に大きくならない、それどころか人型にさえ見えてきた。 ふと、足に妙なものをくっつけた少女二人が空を飛んでいったのを思い出した。 片割れが見えないのは、この娘さんが不審者の話を聞いて慌てて戻ってきたからか。 ?「ーーーー!!」 何か叫んでるな、まだ遠くてよく聞こえない。 て、うわ! 加速したよ。 ?「ごーーんーーなーー!!」 俺「え?」 逆光でよく見えないが空に居る彼女はもうかなり近い、てかぶつかるぞ。 ややビビってると声がようやく鮮明に聞こえた。 ?「ごめんなぁぁぁぁ!!」 俺「ちょっ、まっそげぶ!?」 ガシッ! ザザザザァー…… 直前で多少減速したものの、ほとんど変わらない勢いのまま抱きつかれた。 というか押し倒された。 112 :事故俺:2011/01/26(水) 12 26 19 ID uvmz8392 ーーーーーーーーー 仰向けになった俺に彼女が覆いかぶさる形になる。 荒く息を吐きながら彼女はおれに話しかけてきた。 顔は髪で隠れてよく見えない。 ?「ごめん! 車で轢いて悪かった!!」 何を言ってるのか最初はよく分からなかったが、どうやら昨晩の事を言ってるようだ。 ?「誰かが通るかもしれない、例え夜中でもちゃんと注意してれば避けれたはずだったんだ!」 その謝罪は不適当だ、なにせ俺から走って車に突っ込んだようなもんなんだから。 だから、 ?「ちゃんと、ちゃんと……」 俺「泣かないでくれ」 自然と彼女の頬を流れていた涙を指で拭っていた。 俺「俺はこの通り無事だよ、だからその涙は流すことは無いんだ」 ?「で、でも」 戸惑いの声が上がる。 女の子に泣かれると調子狂うなー、どうにか笑ってくれないもんか 俺「それに俺が悪いんだぜ? それともこの国は車道に走って突っ込むのが日常なのかい?」 一瞬ポカンとなった後、彼女は微笑んでくれた。 ?「いや、うちの国にもそんな風景は無いな」 俺「そいつは結構、えーと……」 俺「俺は俺だ、君の名前は?」 その質問に彼女はこちらに向き、満面の笑顔で答えた そこでようやく、顔が見えた。 シャーリー「シャーリー! シャーロット・E・イェーガーでシャーリーだ!」 細く整った眉、宝石みたいに青くて綺麗な瞳、透けるように白い肌、勝ち気そうな顔つき、 笑顔 彼女、シャーリーは≪あいつ≫にそっくりだった 113 :事故俺:2011/01/26(水) 12 28 47 ID uvmz8392 ーーーーーーーーー 俺「ーー君は」 いけない、その先を言っては不味い。 何も知らないであろうシャーリーに言ってはいけない言葉だ。 シャーリー「? …………ってありゃ」 と、シャーリーが顔を上げて基地の方を見ている。 さっき見た追っ手の方々がようやくご到着なさったようだ。 深呼吸、落ち着け俺。 そうしてるとシャーリーは俺から立ち上がって、向こうの人々に話しかけに行く。 気を沈めた俺も立ち上がろうとする。 が、 ルッキーニ「シャーリーにーなーにーしーたぁー!!」 俺「へぶぁ!?」 バシャーン! 何か飛んで来たちんまいのに突き飛ばされて、海に落ちた。 第一話 終 114 :事故俺:2011/01/26(水) 12 32 46 ID uvmz8392 第一話おわったよ! 今回の部分はただでさえあれな文章が変に真面目ぶったもんだから酷いことに というわけで人の少ない時間を選ばせてもらいましたー シャーリー、筆は進むのに内容はクソだよ…… 115 :名無しの俺:2011/01/26(水) 12 51 32 ID /pKzXuWQ おつーつ! 116 :名無しの俺:2011/01/26(水) 12 52 25 ID cLTWOo8I おつ 次回も期待させてもらうぜ 117 :名無しの俺:2011/01/26(水) 13 15 28 ID UcH.uOJQ 乙ぱい シャーリールート!シャーリールートだよね!! これから楽しみにしてまんのこ 118 :名無しの俺:2011/01/26(水) 16 01 42 ID sq8BONUU 誰か前スレdat上げてくれい 119 :名無しの俺:2011/01/26(水) 16 49 11 ID V02kDRm2 乙っす 戻る
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/765.html
俺「ストライクウィッチーズやな」 30-56 作者 パラレルワールド 30 :パラレルワールド[]:2010/12/01(水) 18 38 59.71 ID PgBsoM9/0 第4話「初めての空」 ――朝、俺の部屋 宮藤「俺さーん、朝ごはんですよー」 宮藤「開けますよー」ガチャ 宮藤「いつまで寝てるんですか!早く起きて下さい!」バサッ 俺「あー、おはよう…」 俺は半分寝ながら答えた。 朝に弱い俺は、元の世界に居たときも同じように起こしてもらっていた。 朝起こしてもらう…というのは誰もが望むことであろうがそれは 「朝だよ、起きて」ユサユサ こんな感じの時に限られる。 このように、朝眠い時に布団を剥がれたらむしろ嫌になるものである。 宮藤「もうみんな食堂に揃ってますよ!」 俺「わかったわかった、今行くよ」 そう言って、食堂に行くと確かに全員揃っていた。 33 :パラレルワールド[シリアスも後の方で出てくるはずなんで、もうしばらく緩いのにお付き合い下さい][]:2010/12/01(水) 18 41 50.59 ID PgBsoM9/0 ミーナ「これで揃ったわね」 ゲルト「遅いぞ俺!」 エーリカ「朝は1分でも寝ていたい気持ちはよくわかるよ~」 ゲルト「起こす方の身にもなってくれ…」 宮藤「全くです!これじゃあ、あっちに居た時と変わらないじゃないですか…」 シャーリー「なんか夫婦みたいだな」 宮藤「なっ!そ、そんなことないです!」 まったく…シャーリーはどういう意図でからかっているのだろうか? まあ宮藤が反応しすぎってのもあると思うが… エイラ「ほら、さっさと座れヨ」 坂本「よし!では、いただきます」 「「「「「いただきます」」」」」 38 :パラレルワールド[]:2010/12/01(水) 18 44 17.76 ID PgBsoM9/0 ゲルト「やはり宮藤の飯は美味しいな」 エーリカ「そうだねー」 リーネ「久しぶりですね、ほんとうに」 ルッキーニ「おかわりー!」 ゲルト「くっ…お前は毎日これを食っていた上に宮藤を扱き使っていたのか!」 俺「何かその表現誤解があるような…」 ミーナ「それはそうと、俺さん。今日から本格的に訓練を始めてもらいます」 俺「具体的にはどんなことを?」 坂本「それは私に任せろ、まずは基礎体力からだ!ビシバシ鍛えてやるぞ、はっはっは!」 嫌な予感がするなぁ… しかし、ここに身を置いた以上それは必須だろうし頑張るしかないか。 そして、朝食を終えた俺は早速訓練を言い渡された。 42 :パラレルワールド[]:2010/12/01(水) 18 47 18.45 ID PgBsoM9/0 ――――――――――――――――――――――― 坂本「筋トレからだ!いくぞ!」 まずは腕立てから。 俺だって人並みに体力はあるつもりだし、筋トレ自体はそこそここなせる。 続いて腹筋。 いつの時代も鍛え方というのは変わらないんだな…と思いつつ体を動かす。 坂本「次はランニングだ!ついてこい!」 そう言うと、少佐は自ら走り始めた。 正直筋トレが少しこたえていたが、文句は言ってられない。 なんせ同じ内容をこなした宮藤、リーネ、ペリーヌは苦しそうではあるがついていってるのだ。 俺「はぁ、はぁ…」 坂本「どうした俺!遅れてるぞ!」 そういて、遅れながらも何とかついていってその日の訓練は終了した。 かなりハードだったのに、他の面々はケロっとしている。 ウィッチってすごいな…と改めて思った。 そうして、基礎体力や飛行訓練。 模擬戦などをして俺は着々と成長していった。 そんなある日… ――――――――――――――――――――――― 44 :パラレルワールド[]:2010/12/01(水) 18 50 18.62 ID PgBsoM9/0 ウーーーーーーーウーーーーーーー ミーナ「ネウロイよ!」 坂本「バルクホルン、ハルトマン、リーネ、ペリーヌ、宮藤、俺、私が出撃。あとは待機だ!」 「「「了解!」」」 ハンガーでストライカーを履きながら俺は密かに恐怖を感じていた。 これが俺の初陣だと思うと、足が震えてきた。 本当に命を懸けて戦うのは初めてであり、死がこんなに身近に感じられると思わなかった。 ゲルト「緊張しなくていいぞ、大丈夫だ。」 さすが歴戦のウィッチ。 俺の心中もバレバレってわけだ。 だが守ってもらいっぱなし、というのも男が立たない。 俺は気合を入れるためにも全力で叫んだ。 俺「俺、出撃します!!」 ブロロロロロロロロロロロ エーリカ「俺の固有魔法って銃には使えないの?」 俺「直接触れてないと駄目みたいだ。」 ペリーヌ「それでその弓も持ってきてますのね」 45 :パラレルワールド[]:2010/12/01(水) 18 53 06.90 ID PgBsoM9/0 リーネ「重くないんですか?」 俺「そんなには。もしかしたら役に立つかもしれないしな」 ゲルト「いたぞ!少佐、コアは?」 坂本「ふむ…迷うことはない、ど真ん中だ!」 こうして俺の初めての戦いの火蓋が切って落とされた。 と言っても、俺が前衛に出て戦うわけではなく バルクホルン、エーリカが前衛組 リーネ、ペリーヌが後衛組で 俺は宮藤とともに、少佐の2番機に入りサポートとなる。 バルクホルンの一言が効いたのだろうか、恐怖はいくらか薄らいでいた。 散々やった訓練や模擬戦を思い出しながら銃を撃ち続け、 そして、何一つ危ぶむ事もなく… ドカァァァン パリィン 坂本「コアの消滅を確認。我々の勝利だ。」 リーネ「楽勝でしたね」 宮藤「俺さんはどうでした?」 俺「まあ訓練通りに出来てよかったよ」 47 :パラレルワールド[戦闘薄くてごめん][]:2010/12/01(水) 18 56 10.30 ID PgBsoM9/0 ただ、バルクホルン、エーリカ、坂本少佐辺りの動きはやはり群を抜いてすごい。 いくら初戦とはいえ、まるで自分が親についていくだけの雛鳥のような気がして悔しい。 そんな表情を悟られたのか、坂本少佐に声をかけられた。 坂本「そう気に病むな、その内強くなれるさ。はっはっは!」 この隊の奴らはみんな心でも読めるのかね、まったく。 無事に帰って来た俺達を、待機していたウィッチ達が迎えてくれた。 ルッキーニ「おかえりー!みんなー!」 俺「ふー、よいしょっと…って、あれ…?」ペタン 基地に戻り、ストライカーを脱いだ俺は違和感を感じ…その場に座り込んでしまった。 ゲルト「ふっ、軟弱者が」 エイラ「どうした俺?腰が抜けタカ?」アハハ サーニャ「笑っちゃだめよエイラ。俺さん、支えるから掴まって下さい」スッ エイラ「な、なんでダヨサーニャ…」 エーリカ「トゥルーデも厳しすぎだよ!さ、反対側支えてあげる」スッ 宮藤「う~~……」 こうして俺は、エーリカとサーニャに支えられながら部屋に戻った。 もう情けなくて涙が出そうだ。 でもみんなが優しくて助かったな… 49 :パラレルワールド[]:2010/12/01(水) 18 59 01.41 ID PgBsoM9/0 ――――――――――――――――――――――― ―――そして夕食の時間 俺はある問題を抱えていた。 さきほどから、宮藤が口を利いてくれないのである。 俺「なあ、何かしらないけど悪かったって」 宮藤「…」プイッ 俺「一体何なんだよ…」 シャーリー&エーリカ「(ははーん、なるほどね)」ニヤニヤ エーリカ「俺ー、今日はお疲れ様!」ガシッ そう言うと、いきなり右腕に抱きついてきた。 俺「まあ最後はかっこ悪かったけどな」 エーリカ「そんな俺を労って、はいあーん」 俺「えっ?い、いきなりそれは…」 エーリカ「食べてくれないの…?」ウルウル ダメだ、その上目遣いは反則だ! 俺「わかったよ…」パクッ 50 :パラレルワールド[]:2010/12/01(水) 19 00 05.85 ID PgBsoM9/0 エーリカ「おいしい?」 俺「あぁ、おいしいな」 シャーリー「じゃあ私も反対からあーん」 俺「なんでだよっ!?」 シャーリー「ハルトマンのは食べれて私のは…」シクシク 俺「食べる!食べるから!」パクッ シャーリー「うまいか?」 俺「うん」 なんだこれは…まさか人生初のモテ期到来か? 今まで取っておいてラッキーだったぜ… 何て考えていたら、ふと視線を感じた。 見ると、宮藤がすごい勢いで睨んでいる。 そしてハッと気付いた。 これが狙いだったのか! 宮藤「…」ジトー 51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/12/01(水) 19 00 44.83 ID DtPb8YGyO ヒャッハー!壁の用意だァー! 52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/12/01(水) 19 02 07.60 ID eAdrv2tB0 壁がないな………そうだ地球殴れば良いんだ! 53 :パラレルワールド[]:2010/12/01(水) 19 02 32.21 ID PgBsoM9/0 俺「そ、そろそろ自分で食べれるから大丈夫だよ」 シャーリー&エーリカ「しょうがないなぁ…」 宮藤「ホッ…」 宮藤が安堵の表情を見せた。 予想通りと言ったところか、2人がその隙を見逃すわけがなかった。 エーリカ「ホッとした?」 宮藤「ななな何を…」アセアセ シャーリー「動揺しまくってるな」 ペリーヌ「まったく浮ついてますわ」 エイラ「わかりやすいなミヤフジ…」 サーニャ「エイラも大概よ」 坂本「はっはっは、モテる男は辛いな!」 ミーナ「(恋の予感!)」 54 :パラレルワールド[]:2010/12/01(水) 19 04 11.39 ID PgBsoM9/0 ――――――――――――――――――――――― そして、慌しい夕食を終えると一旦部屋に戻る。 風呂の時間だからだ。 一応言っておくと、俺だって興味がないわけではない。 だがしかし、まだまだ命は惜しいからな… 部屋でじっとしていると声が掛かった。 どうやら風呂が空いたようだ。 俺「ふー、やっぱり豪華だよなこれ」ザパーン 家とは桁違いの大きさの露天風呂にゆっくり浸かる。 空には綺麗な月が浮かんでいた。 俺「月は変わらないな…」 俺「元の世界どうなってるかな…」 ここに来て俺は、少し元の世界が恋しくなっていた。 所謂ホームシックというやつだろうか。 別に未練があるわけではない。 変化のない日常に、少ない交友関係。惰性で行く大学。 どれも取るに足らないものばかりだ。 なら、何故こんなにも俺はあの世界を想うのだろうか。 56 :パラレルワールド[]:2010/12/01(水) 19 06 09.55 ID PgBsoM9/0 失ってみて初めてわかる。 本当に大切なものはすぐ傍に。 この言葉を笑い飛ばしてた頃が懐かしいな。 本当に失わないとわからないとは… 俺はのんびり風呂に入りながら、ある決意をした。 ちなみに風呂で鉢合わせ、なんてラッキースケベは無かった。 ちょっぴり期待したんだけどな… 次回予告 初陣をなんとかこなしたが、ホームシックに陥ってしまう。 そんな中ある決意をする俺。 それは一体何なのか… 第5話「お暇をいただきます」