約 3,079,448 件
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/4959.html
カプ要素:少しだけみよきち×キョン さらに少しだけみくる×キョン SS内にサブストーリーへ続くリンクが2箇所貼られています、興味がある人は探してみてください トリック・オア・トリック 玄関から家に入る時、殆どのご家庭では靴を脱ぐだろう。 その動作を立ったままで行えば、片足で立つ間は重心が不安定になる。 理由なんてのは、それだけでいいらしい。 「おかえりキョン君!」 はいただいま。 帰宅した俺の重心を崩す事が至上命題らしい妹の突進をいつものように鞄で防ぎ、慣れた動きで靴を脱ぐ。 意味不明な事は止めなさいなんて説教は、この妹にとって馬の耳にカプサイシンでしかない。 叱るたびに新しい技を考案してくる妹に対して、俺は考えるのをやめた。 今日は特に何もなかったがなんかもう疲れたからこのまま寝てしまおうか? 等と考えながら居間の扉を開けると―― 「お、おじゃましてます」 見慣れぬ少女がソファーの前に立っていた。 いや、知らない相手ではないんだ。ただ何度見ても見慣れないだけの事で。 「キョン君にお客様だよ」 そーゆー事は玄関で言いなさい。 何故か足の間から出てきた妹の頭の上に鞄をのせてやる。 おい、鞄を投げ返すな。俺の鞄置き場になる事になんの不満があるんだ? そんな俺と妹のやりとりを楽しそうに見つめているのは、書類上において妹の同級生でありながら、実物を見る限り 俺とそれほど変わらない年齢にも見えてしまう吉村美代子こと、みよきちの姿だった。 ――着替えを終え、居間に戻ってきた俺にここに来た理由を話し終えたみよきちは、返しにきたレンタルビデオの中身 が違っていた……みたいな、なんとも申し訳なさそうな顔をしている。 えっと、つまりだ。 「はい」 そんなに気を使わないでいいぜ? みよきちはイベントの実行委員に選ばれてお菓子の手配を担当していたんだが、店 の事情でお菓子の手配が出来なくなった、と。 「お昼にテレビでやってたよ! そのお店が消費期限が切れた材料とか使ってたんだって」 そうか。 小学生のお前が、どうして平日昼間のテレビを見れるのかは後で問い詰める事にしよう。 「実際に問題があったのは本社だけだったみたいなんですが、支社も含めて営業停止になってしまったらしくて」 普段は仕事が遅いくせに、こんな時だけいい仕事すんなよ農林水産省。 しかも、当日現地でお菓子を配布するのもその店の人に頼んでいたもんだから、そっちの人手もない。 「……はい。もう時間も予算もなくて、他のメーカーにも断られてしまってどうしようかと思っていたら」 何故かこいつが立候補したと。 「うん!」 俺に作らせて、ついでに配らせるつもりで。 「そう!」 「急にこんなお話をしてすみません」 よくわかった、みよきちは悪くないぜ? 「そうだよ! 悪いのはもちろん」 お前だ。 「何で?」 まるで、被告ではなく検察に判決が下った様な顔で物理的に抗議してくる妹を片手で押し留める。 勝手に人を当てにするんじゃありません。 「えー? だってキョン君料理上手いんだもん」 まて、なんだその「可愛いから連れてきちゃった」みたいなハルヒ理論は。頼むからあいつみたいにだけは育たないで くれよ? せめて自宅くらいは安息の地であってほしいんだ。 「あ、あの。やっぱり御迷惑になりますし、他に全く当てが無い訳じゃありませんから」 ……なあ、みよきち。 「はい」 実際の所、脳内でコスモスが満開になってる俺の妹を頼っちまう程に追い詰められてるんだろ? 「……」 返答なし、この無言は肯定と採るべきだな。 「キョン君、コスモスなんて咲いてないよ?」 じゃあ秋桜だ。 でもまあ、みよきちに頼られるなんて滅多にない事だしな。日替わりメニューで俺に難題ばかり押し付けてくる誰かの 顔を思い出しつつ、俺は目を閉じて小さく息をついた。 ま、出来る限りの事はしてやるよ。 「え?」 断わられると思っていたのだろうか、みよきちは思わずソファーから立ち上がりかけてこちらを見ている。 実行委員なら詳しい時間の日程とか現地の間取りとかわかるか? イベントの規模とか納入の制限、あと電気の場所も 知っておきたいんだが。 「ほ、本当にいいんですか?」 ああ、可愛い妹の頼みだもんな。 膝にまとわりついていた妹が跳ね起きる。 「え! わたし可愛いの?」 突然膝の上から急上昇してきた妹の頭は俺の顎を的確にとらえ、そんな妹の行動に慣れていた俺は倒れざまにクッション を掴んで、俺に罪悪感0の笑顔を向けている妹に向かって投げつけてやった。 寝言は寝てからだ。みよきちの事に決まってるだろうが。 ――紆余曲折を経て、当日。 そもそも、その建物はイベント用に建てられた物だったようだ。 屋内の広さはバスケットコートが3面並んで入りそうな程で、俺がバスケットボールを投げても届かない程に天井は高か った。天井に規則正しく並んだ照明は今は待機中で、薄暗い夕方の屋内を照らしているのは――内側から怪しい光りを放っ ている巨大なジャック・オー・ランタンだった。 予想外の展開に建物の入口で立ち尽くす俺と朝比奈さんに向かって、ランタンは不吉な笑いを投げかけている。 ……これ、どう考えても小学生が実行委員で参加する様なイベントには見えないよな。 みよきち曰く、自分は学校行事の一環で「イベントを企画する人の仕事を見学する」という趣旨で連れてこられたそうだ。 所が実際に参加してみれば、見た目も発言の内容も小学生とは思えないみよきちに自然と周りが頼ってしまう形となり、 断りきれない内にいくつかの責任者になってしまっていたそうなんだと。 まったく、最近の大人って奴は……。 「キョン君、あっちに見えるのが私達のテントみたいですよ」 作業に追われる人混みの中、朝比奈さんが配置図を片手にテントの一つを指差している。 何故朝比奈さんがここにいるかといえば、みよきちから聞いた内容が俺一人では無理がある内容だった為に手助けをお願 いしたのさ。 朝比奈さんを頼った訳は、ハルヒみたいに暴走しないし、長門みたいに食材を脅かすほど試食したりせず、古泉と対極に 位置する程に俺の目の保養になってくださるからだった。 それに、朝比奈さんなら調理の方も手助け願えると思っていた俺の予想は結果として叶わなかったんだが……。まあ、それ はまた別の機会にでも話そう。 笑顔で手を振る朝比奈さんにおいつくと、そこは会場の雰囲気にあっている、言いかえればハロウィンらしく怪しい外見に 仕立てられたテントがあった。 「あ、お兄さん! 朝比奈さん!」 そのテントの下で、見覚えのある顔が俺達に向かって手を振っている。 数人の大人たちの中央で笑顔を向けているみよきちに、俺は手振って返した。 立ち位置といい作業着の大人たちの視線といい、本当にみよきちが中心的役割を担当させられているみたいだな。 「本当にすみません、こんな事に巻き込んでしまって」 そんなに気にしなくていいぞ。ねえ朝比奈さん。 「そうですよ。お姉さんにも頼ってね」 「本当に、本当にありがとうございます」 忙しそうな所悪いが、頼んでた物はあるかい? 「はい! 電源とコンセントを2口。簡易テーブル3つと2Lの保温用ポット11個と同じく2Lの電熱式ケトルが2つ。 水の確保は20リットルの災害用タンクを2つ準備しました、補充用の水道はテント裏の給湯室を用意してあります。以上で よかったですか?」 ……なんていうか、完璧過ぎて怖いくらいだ。 本当に小学生だよな? 登下校ではランドセルしょってるんだよな? 「いえ、お兄さんみたいに欲しい物を指定してくれる人の方が助かります」 照れ笑いを浮かべているみよきちの実年齢を考えていると、 「すみません美代子さん、設営の方で業者が来ているそうなんですが」 テントの中に入ってきたスタッフらしい人が、俺達を見て立ち止まっている。 美代子さん……ああ! みよきちの事か。 「すぐにいきます! それではお兄さん、朝比奈さん。今日はよろしくお願いします!」 はいよ。 「みよちゃんも頑張ってね」 「はい! ではまた後で!」 俺達に頭を下げながら、みよきちは大人達の中へと走っていった。 本当に大した娘だよな、俺なら途中で投げ出しそうなもんなのに。視線の先で、みよきちはくるくると走り回りながら大人 達に指示を出している。 家の妹なら、くるくると走り回るだけだろうな。 みよきちがもしも無理やり仕事を押し付けられているのなら、俺から意見しようと思っていたんだがいらぬ気遣いだった らしい。自分では気づいていないかもしれないが、作業に追われるみよきちの顔はとても楽しそうだった。 ふと気づくと、朝比奈さんが俺の顔を見つめていた。 どうかしたのか聞こうとすると、朝比奈さんは俺よりも先に口を開き 「キョン君は、あの。年下の女の子が好きなんですか?」 妙に真面目なお顔でそんな事を聞いてきた。 年齢にこだわりはないですよ。あ、その話と関係ないですけどみよきちって朝比奈さんに似てますよね。 「え? え?」 何故か俺の返答に驚く朝比奈さんの腕が、テーブルの上にあったポットに当たり音もなくテーブルの下に消え――衝突音。 口を開けたまま固まる朝比奈さんに、俺は大丈夫ですよと口パクでフォローしておいた。 ……こうなるだろうと思って、一つ多く頼んでおいてよかったな。 俺達が現地入りして準備に追われること1時間、ようやくイベントは開場となった。 会場の各地にうず高く積み上げられたカボチャ達の瞳に橙色の光が燈りだし、会場の隅までも淡い光で照らしていく。 いよいよ出番か。 「がんばりましょうね」 気合いを入れる朝比奈さん肯きつつ、入口から押し寄せる人の群れに俺は肩をならした。 今更だがこのイベントは、コスプレパーティーとハロウィン関係の小物やインテリアグッズの販売が2:1程度の思想 でブレンドされた何気に大人の事情満載のイベントだったりする。 コスプレイヤーが手荷物になるインテリアグッズなんぞを買って帰るもんかね? と俺はたかをくくっていたが、意外 や意外。小さなランタンを持ってポーズを決める明らかにプロっぽいレイヤーに触発されて、ハロウィン関係の小物の 売行きはかなり好調のようだ。 作り物の鎌や魔女っぽい帽子なんぞ、どう考えても日常生活で使いそうなのはハルヒくら……やめておこう、ハルヒの 噂をするとハルヒが来るってアジアでは言うらしいからな。 実は今日のイベントに関して、ハルヒには何も言っていない。 理由? あいつに暴走されたら、みよきちの手伝いをしに来たのか邪魔しに来たのかわからなくなるからさ。 ――さて、俺達がみよきちから頼まれた役割はお菓子と紅茶の無料提供だ。 小さい袋にラッピングされたお菓子を朝比奈さんが極上のエンジェリックスマイルで手渡し、俺は機械的に紙コップに 紅茶を注いでは次のストックを慌ただしく準備していく。どう考えても俺の作業に時間がかかってしまう訳だが、朝比奈 さんという目の保養という観点において至高の存在が居る以上、男性客から苦情が来るとは思えないね。 というか、むしろもっと時間をかけろと言いたげな視線すら感じる、ええい紅茶を持ったらさっさと出ていく、後ろが まだまだつかえてるんだ! ――開場待ちをしていた人の波がようやく収まって来た頃、 「あ!」 「みっくるーがんばってるね! キョン君もお疲れ様っさ~」 吸血鬼風の男装に身を包んだ鶴屋さんがご来店です、いらっしゃいませ。 苦しそうな胸元といい、甘噛みされたくなるような犬歯といい実にお似合いですよ。 いくら凝視してもばれそうにない薄暗いテントに、今だけは感謝せざるを得ない。 「結構前から見てたんだけど大盛況じゃないかっ! もうかってるかい?」 これはイベントの一環なので、無料提供なんですよ。 「え、そうなの? じゃーあたしもひとつもらっちゃおうかな?」 「はい、どうぞ」 朝比奈さんから袋をひとつ受け取り 「ありがとね! じゃあさっそく。――ん、みくる~腕を上げたね?」 クッキーを一つ頬張った鶴屋さんの顔が、驚きに染まる。 「え、あの」 「いや~、前にみくるからもらった手作りクッキーを食べた時は生死の境を彷徨ったけど、これは天国だねっ! この 上達速度はやっぱりあれなの? 恋なのかい?」 ご機嫌な鶴屋さんとは対照的に、朝比奈さんの顔はどんどん暗くなっていき…… 「えっと、これを作ったのは……キョン君です」 消え入りそうな声で朝比奈さんは呟いた。 「え」 時間が、止まったかと思われた。 ……この時間を動かすのは俺しかないよな。おずおずと手を上げ、すんません、俺です。 ――そして時は動きだす―― 「あ、あははははー! ごっめんねー! ……な、泣かないでよみくる~?」 鶴屋さんのフォローは間に合わなかったらしい。 「泣いてません!」 涙目を隠そうともせず、気丈に朝比奈さんは上を向いていた。 つ、鶴屋さん。色々紅茶があるんですが飲みますか? 「選べちゃうの? じゃー、ロイヤルミルクティーで!」 俺が助け舟を出した事に気づいたらしい、なんとか話題を変えようと片手をあげて鶴屋さんはリクエストしてくれた。 少し待って下さいね。 「えええ? 適当に言ったのにあるの? 本当に?」 ありますよ。 時間がかかるからメニューには載せてないんですけどね。 はい、まだちょっと熱いので気を付けてください。 「……おっ……おおっこれは本格的なお味だねっ! さんきゅー! じゃ、まったね~」 最後までハイテンションな鶴屋さんが去っていくのを手を振って見送った後、 「キョン君」 はい。 「私がお嫁に行けるように、今度お料理を教えて貰えませんか?」 朝比奈さんは、悲壮な顔でそう俺に聞いてきたのだった。 「あ、キョン君の「谷口です!」「国木田です」 今回は文化祭の時みたいにタイミングが揃わなかったな。 テントにやってきた見飽きたクラスメイト二人相手に、当然の事ながら接客スマイルなど不要だ。 よう、暇人ども。時間があるならここの仕事を手伝っていかないか? 今ならなんと、天使様を眺める権利をくれて やるぞ。 「魅力的な提案だがな~キョン、今回ばかりは辞退するぜ。なんせ今日はハロウィン! コスプレでテンションの高い 女子がいっぱいの会場でのんびりしてられるかよ!」 へいへい、せいぜい無様な武勇伝を増やしてこい。 イベントが終わってからみよきちに名前くらいは紹介してやろうと思ってたのに、運がなかったな。 「この後ちょっと用があるから僕もごめん、頑張ってね」 あいよ。 ――その後は見知った顔がやってくる事もなく時間は過ぎていき―― 「最後の一個になっちゃいましたね」 あれだけあったお菓子の山はすでになく、朝比奈さんの手に残った袋ひとつだけになっていた。 本当にあっという間でしたね。あ、朝比奈さんは結局食べてないんじゃないですか? このお菓子。 「あ、そういえば完成品はまだ食べてなかったです」 念の為に準備しておいた品切れの看板を表に置く、まさかこいつを使う事になるとはね。 よかったら、朝比奈さんが食べてくださいよ。 「いいんですか?」 これ以上ないくらいに構いません。 「じゃあ、遠慮なく。どんな味なのか楽しみ」 朝比奈さんが、お菓子の包みを開こうとリボンに手をかけた時、 「キョン君!」 俺と朝比奈さんの前に現れた、目の部分がくり貫かれたプラスチックのカボチャを被った子供。 さて、俺にはそのあだ名をカボチャに呼ばれる覚えはないんだが。 「トリック・オ・アトリート!」 妙な発音と短い手足で精一杯アピールしてくるそいつからカボチャを取り上げると、その下には見慣れた妹の顔があった のでカボチャを戻した。あんまり変わらないなぁ。 何しに来たんだ。 「だーかーら! トリックオ・アトリート!」 さっきと微妙に違ってるぞ。……おまえ、あれだけつまみ食いしておいてまだ食うつもりか。 お前と長門のつまみ食いさえ無ければまだまだ在庫があったってのに。 「だってー。美味しいんだもん」 売り切れだ、見ろこの空箱を。 不満げな声をあげるカボチャを軽く叩いて黙らせる。 ん、意外にいい音がするな。下にある頭よりも中身が詰まってるんじゃないか? 現実を見せ付けられても、カボチャはお菓子に未練があるようで立ち去ろうとしない。 日本らしく、ここは念仏でも唱えて退散させてやろうかと考えていると、 「はい、これ」 そっとしゃがんだ朝比奈さんが、カボチャにお菓子の袋を手渡した。 「みくるちゃん、これもらっていいの?」 「うん」 朝比奈さんが頷くのを見て、 「ありがとー!」 目的を達成したカボチャはまっすぐ会場出口へ向かって走っていった。 おい待て! その格好で外に出るな! ……ったく。すみません、朝比奈さん。 「いえ、気にしないでください」 優しく微笑む朝比奈さんは、今日もやはり天使様だった。 配るお菓子がなくなった以上、俺達の仕事はこれで終わりって事だろう。 身支度を整える前にちょっと休憩を、そう考えて俺と朝比奈さんがテントの奥で紅茶を飲んでいると。 「お兄さ……ご、ごめんなさい! お邪魔でしたか?」 テントの入口から、申し訳なさそうな顔のみよきちが顔を出していた。 この10分の一でいいから、家の妹にも気遣いってものを持って欲しいもんだぜ。 ちょうど休憩してた所なんだ、時間があるならみよきちも休んでいかないか? 座ったまま手近な位置にあった椅子を勧めると、 「じゃあ、少しだけ」 少し迷った後、みよきちはテントの奥へと入ってきた。 何か飲むか? といっても紅茶しかないが。 「あ、はい! お願いします」 おっし、ちょっと待ってろよ。 2人を残して立ち上がり、テーブルに並んだ紅茶のパックの中からさてどれにしようかと考えていると背後から会話が 聞こえてきた。 「みよちゃんお疲れ様。お仕事はまだあるの?」 「いえ、企画と統制が私の担当だったのでイベントが始まってしまえば殆ど仕事はないんです。撤収の方も各テナント と業者の方に一任してありますから、何も問題が起きなければ私の仕事は終わりです」 そうなんだ~とあっさり相槌を打ってる朝比奈さんなのだが、みよきちが小学生だって事を果たして覚えていらっしゃ るのだろうか? 「そういえば……」「……でも……」「せっかくだし……」「キョン君なら……」 紅茶を淹れる作業の合間、途切れ途切れに聞こえる2人の会話が気になりつつも俺は手を動かす。 鶴屋さんに好評だったロイヤルミルクティーにするか。ミルクを入れればすぐに飲める温度になるし、忙しいみよきち にはちょうどいいだろう。 紅茶の準備を終えて2人の元に戻ると、何故か俺を見て微笑んでいる朝比奈さんと、 「ト、トリック・オア・トリート」 顔を赤く染めたみよきちがそう呟いた。 ……ああ、なるほど。紅茶を飲むならお菓子も欲しいって事なんだろう。 すまん、言ってなかったな。 「え?」 実はお菓子は売り切れちまったんだ。 「た、確か900個作っていただいたんですよね?」 ああ。 みよきちの話では600人前後の来客があると聞いていたから、俺は念の為にお菓子を1000個準備した。多めに 準備して正解だったぜ、なんせ当日前に100個も減ってたんだからな。あの2人のせいで。 「あのお菓子が全部?」 空になったお菓子入れを見ても、みよきちは信じられないといった顔をしている。 「凄いです」 会場の大きさからすれば実際の来場者数は700人程なのだろう。という事は何度もお菓子を貰いに来た奴が、かなり の人数居ることになる。 作った側からすれば、素直に嬉しい結果だな。 悪い、気がついた時は最後の1個で、それは妹が持っていってしまったんだ。お菓子はまた来年って事でいいか? またイベントに参加するかは別として、みよきち1人にお菓子を作るくらいなら約束できるぞ。 「……えっと」 ん? しばらく迷った後、みよきちは意を決した様に口を開いた。 「お菓子がないなら、いたずらでお願いします」 意外な提案が飛び出してきた。 いたずらね、まあみよきちの事だ。妹やハルヒみたいに無茶な事はしないだろう。 しょうがない、いいぜ。 「あの、目を閉じてじっとしててもらえますか?」 言われるまま目を閉じると、椅子に座っている俺の両手に誰かの手が添えられる。 顔に落書きでもされるだろうか? ……あれ、でもみよきちの両手は俺の手の上にあるんだよな。 そんな事を考えていると、冷たく柔らかい何かがそっと重なった――俺の唇に。 思わず目を開くと数センチ先にみよきちの顔があり、両手を押さえられたままの俺は抵抗する事もできず……というか 一切抵抗せずに俺はその行為を受け入れていた。 数秒後―― 「……いたずら、しちゃいました」 名残惜しそうにそっと唇を離して、真っ赤な顔のみよきちはそう呟いた。 いたずら、なんて便利な言葉なんだろうか。 俺はその言葉に助けられ無言のままでいて、そんな俺をみよきちは恥ずかしそうで嬉しそうな顔で見つめ返している。 そんな俺達を、朝比奈さんは両手で口を押さえたまま静かに見守っていた。 今のは、その。なんて聞くに聞けない空気の中、 「ら、来年楽しみにしてますっ」 裏返った声でそう言いきり、返事を聞かないままみよきちはテントを飛び出して行った……。 みよきちの姿が見えなくなったところで、今更ながら俺の心臓が音を立てて動き出す。 OK。 まずは落ち着け、深呼吸だ。 みよきちは、ああ見えて小学生である。 そして今日はハロウィン、イベント会場は熱気に包まれていて気分が高揚してしまっても無理はない。 さらにみよきちには、いたずらをしてもいいという絶大な免罪符があった。 だからこその今のいたずらなんだろうな、うん。 平常心を保つ為に急遽頭の中で始まった理論武装なのだが、唇にまだ残っている様に感じる冷たく柔らかい感触と、目に 焼きついたみよきちの切なげな顔の前にあっさりと敗北を続けている。 結果、欠片も動悸は治まる気配を見せず、みよきちが去っていったテントの入口から目を逸らせないでいた俺に 「トリックオアトリート」 後ろから聞こえてくる優しさの中に怪しさを秘めた声。 振り向いた先には、熱に浮かされた様な目でみつめてくる朝比奈さんのお顔があった。 「わたしも、いたずらでいいですよね?」 え? え? さっきから何が起きてるんだ? 宇宙人、未来人、超能力者的な何かの陰謀かこれは? 「みよちゃんがよくて、わたしはダメなんですか」 向かいに座っていた朝比奈さんが、俺に逃げるチャンスを失わせるようにゆっくりと立ち上がる。 え、あのそういう訳じゃなくてですね。朝比奈さんにそんな事をされたら、それはもういたずらというか俺にとっては ご褒美というか「……キョン」 再び、俺の背後から響く声。 今度の声は、さっきと朝比奈さんのお声と比べて優しさ10割減の怪しさ5割り増し。 ――ハロウィンの夜に相応しい、この世の者とは思えない魔性の声。 その声の主の名を、震えながら朝比奈さんは口にした。 「す、す、す、涼宮さん」 可能な限りゆっくりと振り向くと、そこには…… 黒のバニー服に身を包み、頭には無駄に本格的な山羊っぽい角飾り。 端が擦り切れたように切り取られた真紅のマントを羽織り、俺を獲物として狙っているとしか思えない肉食獣の様な 滾った視線―― 「Trick or treat」 流暢な発音で脅しをかける小悪魔がそこにいた。 とりあえず神に感謝しようじゃないか。 小悪魔……いや、ハルヒの顔を見る限り、どうやらみよきちの熱いいたずらは見られずに済んだようだからな。 だが、一つ確認しておきたい事がある。 ハルヒ、どうしてお前がここに居るんだ。 このイベントの事は秘密にしてたはずだぞ? 「有希が部室で何か美味しそうに食べてたから問い詰めたの、そしたらあんたがみくるちゃんをそそのかして何かやって るっていうじゃない」 ハルヒの後ろには、いつぞやの魔女ルックに身を包んだ長門の姿があった。 長門! そこは黙っててくれよ? 口には出せないのでここは目で訴えかけてみよう。 「……」 無言の長門は、視線の中で何かを――自業自得といった何か――流暢に伝えてきている気がしなくもない。 おい、所でその手に山盛りになっている物はなんだ。 ハルヒの腕に抱えられているたくさんの小さな袋は、さっきまで俺と朝比奈さんで配っていたお菓子に見えるんだが。 「戦利品よ。いたずらされたくなかったらよこせって言って片っぱしから奪い取ってきたわ。有希、ちょっと持ってて」 ハロウィンの趣旨を根底から無視してくれてるな、ハロウィン無双かよ。 「さあ! いたずらされたくなかったらお菓子をよこしなさい!」 自由になった腕でポーズを決めながら、ハルヒはじりじりと迫ってきた。 長門に持たせてるのを食えよ、それだけ独り占めしておいてまだ欲しがるのか。 「当たり前じゃない。さあ、さっさと出しなさいよ。あるんでしょ?」 っていうかお前に渡されたお菓子、静かに長門が食ってるんだが……まあいい。 見ろ、売り切れだ。 空箱を見せられたハルヒは、嫌にゆっくりと頷いてみせる。 「あ、そう。……だったらいたずらするしかないわよね」 まさかお前もキスとか言いだすんじゃ……ってちょっとまて、なんだその極太マジックは?! どっから持ってきた! 「あたし、一度でいいから人間の顔にマジックで猫ひげを書いてみたかったのよね」 そうか、だったら自分の顔に気が済むまで書いてくるといい。洗面所は裏手だ。 無駄な抵抗に終わるだろうが、この場から逃げるべく退路を探し始める。 「あんたの顔にするにきまってんじゃない。あ、こらまて! 逃げるな! バカキョン!」 そこまで聞いて誰が待つか! 間一髪ハルヒの魔の手をかわしてテントを飛び出した俺は、日常と非日常が混じり合う会場の中へと逃げ込んで行った。 ……やれやれ、何かに似てると思えばこれか。 ハルヒの浮かべる邪悪な微笑は、会場中央に置かれた巨大なジャック・オー・ランタンそのものだったよ。 ――結論から言おう、猫ひげに猫口、ついでに首に直接首輪まで書かれるまでハルヒのいたずらは終わらなかった。 どう考えたってお菓子と等価値のいたずらじゃないよな、これ。 さて、ここまで読んでくれたあんたに一つ忠告だ。 ハロウィンの夜は必ずお菓子を持ち歩け――じゃないとハルヒに捕まるぜ? トリック・オア・トリック ~終わり~
https://w.atwiki.jp/ocg-o-card/pages/10877.html
《トリックスター》 効果モンスター 星4/闇属性/魔法使い族/攻1500/守 800 このカードの攻撃宣言時、攻撃対象モンスターの守備力が1000以下の場合、 そのモンスターの表示形式を守備表示に変更する。 part20-549 作者(2007/09/24 ID 7ROihuQK0)の他の投稿 part20-502 / part20-504 / part20-532 コメント 残念ながら帝やショッカーには使えない。 更に戦闘ダメージを与えることもできない。 だが、守備表示にする目的ならば使えるかもしれない。 -- 名無しさん (2007-11-03 12 38 24) 帝なら使えるんじゃないのか? -- 名無しさん (2007-11-03 15 00 00) 帝どもは全て1000。 このカードは発動条件が「以下」なので、帝キラーとして非常に有効。 -- 名無しさん (2007-11-03 17 21 22) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ruby/pages/50.html
トリックスター 開発元 : Ntreev Soft 発売元 : ジークレスト 発売日 : 2005/03/01 価 格 : 基本プレイ料金無料(アイテム課金) ゲームの感想 ROと同じく2Dキャラの大規模MMO。 最初から耳と尻尾がついていてとても可愛いです^^ きつねのキャラをLv107まで育てました。ソロでもPTでも楽しめたゲームでした。トリスタの売りはドリルですかねぇ。そこらじゅうで穴堀してますwゴミもいっぱいでますが、たまにいいものがでたりするので面白かったですw他にも製造したり、クエストやイベントが豊富でいろいろ楽しめます。 思い出のSS 関連リンク 日本の公式 4Gamer.net内の関連情報 MMORPGを遊ぼう TricksterWiki Copyright(C)2006 GCREST Co., Ltd. All Rights Reserved. (C)Copyright 2006 NtreevSoft Co., Ltd. All Rights Reserved. Ntreev and Trickster are registered Trademarks.
https://w.atwiki.jp/hit-taiikukai/pages/25.html
スキー部の新歓情報! 新入生のみなさん、合格おめでとうございます! そしてスキー部のページを見ていただきありがとうございます。 スキー部に少しでも興味がある方、 ぜひスキー部の新歓イベントに参加してみてください♪ 部員一同お待ちしてます!!! 3/30・31 サークル紹介&夕食会 ぜひぜひスキー部のブースに遊びに来てね♪ 4/3 入学式・昼食会 そして夕方6:00からは!!! スキー部・アイスホッケー部・テニス部の合同コンパ @生協 なんと!!3つの部活で大規模な合同コンパをやっちゃいます!!! 多くの新入生の参加をお待ちしてます♪ 4/4 裏新入生ガイダンス&ケーキ会 新入生ガイダンス聞いても『実際単位って何?授業のとり方って何?』 という新入生が大半だと思います そこで!!! スキー部が新入生のために、授業のとり方、単位のとり方、そして授業の裏情報 まで丁寧にお教えします!!! しかもおいしいケーキ屋さんで★ 毎年好評なこの企画、お得な情報ばかりなのでぜひ参加してね♪ スキー部は比較的少人数な部活ですが、先輩後輩みな仲良く日々楽しく 練習をしています!!このアットホームな雰囲気ならどこの部活にも負けません!! スキー部に少しでも興味がある方、スキーなんてしたことないという方、どなたでも 大歓迎です!! ぜひ一度スキー部に遊びにきてみてください!! スキー部HP http //old2.josuikai.net/circles/sports/ski/ 新歓代表 三浦彩水 biscuits-in-pockets@docomo.ne.jp TEL 08017167919
https://w.atwiki.jp/codeofjoker/pages/3606.html
Ver. 2.3EX1 カードNo. 2-3-146 種類 インターセプト レアリティ UC 名称 トリックルーム 属性 赤 CP 0 アビリティ 対戦相手のユニットがフィールドに出た時、あなたのユニットを1体選ぶ。それらのBPを入れ替える。(基本BPを現在の対象の表示されているBPにする) 赤属性としては珍しい受動的かつテクニカルなインターセプト。 主に低BPユニットと入れ替えてバーン圏内に入れる目的で使う。 その際、裁きのマーヤとデビルウィンナーがいれば即時除去を狙うこともできる。 元ネタは恐らく「ポケットモンスター」シリーズに出てくる技と思われる。あちらは素早さが逆転する空間を作るのに対し、こちらはBPを逆転させている。 フレーバーテキスト この部屋では全ての常識は意味を成さない。どんな名探偵であろうとも、その部屋の謎を解き明かすことはできないだろう。……ただし、この後すぐ爆発した。 関連項目 イラスト未来探偵ホームズ
https://w.atwiki.jp/mgrpgar2e/pages/332.html
メニュー>メインクラス>スカウト>ディフェンストリック [ADR,-,1,視,-,3/Dm↓;AkDm-SLx20(1/Sr)] ☆☆ 1枠あたりの効率はさほど高くない。これを伸ばすよりは《ヒール》《クイックヒール》を揃えた方が良いだろう。 SL1だけ取って事故死への保険に使うというのはありかも知れない。 -- 灯 (2012-03-07 18 26 44) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/dungeon-travelers2/pages/40.html
トリックスター(TS) 決まり切った安定より、何が起こるか分からない不安定を愛する職業。仲間の危機に一発逆転の行動が取れる事があるかも…。 特徴 得意武器は短剣と投擲。 高速アタッカー。SP時代と比べてAGIが大幅に伸び、SC系と並び全Lv15職で最高クラス。DMと比べてこちらのが素のATKが高く、武器種こそ及ばないがFT系並。 装着可能な装備種 武器 ロングソード、ショートソード、ダガー、ククリ、メイス、ダーツ、扇 盾 レザーシールド、バックラー 頭 レザーヘルム 胴 レザーアーマー クラスツリー スピエラー ドールマスター ソウルサモナー パピヨン トリックスター パピヨン ジョーカー スキル一覧 スキル名 タイプ 必要SP 消費TP 詳細 マジックボックス 技 10最大Lv1 20 魔法の箱から何かが飛び出す。何が起こるか分からない。 ハイリスク&リターン 技 Lv×2最大Lv5 6+Lv×2 自身の攻撃力アップ、防御力ダウン。 LvUp時 攻撃力修正アップ 効果ターン数アップ 行動後速度修正アップ 消費TPアップ 防御力減少率アップ チェックメイト 技 Lv×1最大Lv10 15+Lv×2 近距離武器装備時、敵一人にダメージ+即死の効果。 LvUp時 攻撃力修正アップ 追加効果発生率アップ 消費TPアップ サプライズフィスト 技 Lv×1最大Lv10 30+Lv×2 敵全員に半々の確率で無属性ダメージ+気絶の効果。 LvUp時 攻撃力修正アップ 追加効果発生率アップ 消費TPアップ オートミニリカバ パッシブ Lv×1最大Lv5 - 戦闘時、毎ターンHPが少し回復。 LvUp時 HP回復量アップ うそぶき パッシブ Lv×3最大Lv5 - 物理ダメージのみ無効化できる時がある。 LvUp時 発動率アップ スキル解説 マジックボックス カラっぽ(何も起こらない) サイレン(味方全員に敵出現アップ付与) お金基本は発動1回当たり、素の獲得金400%分を加算 ただし加算総額が100Gに満たないような極少額(0G含む)だと最低保証100Gが適用される これらは獲得資金が多くなる方を適用するらしく発動回数によって最低保証>基本条件に変化する場合もある ナイフ(敵全体にダメージ) 見知らぬ犬(味方ファミリア「犬」による無属性単体攻撃、3ターン持続) ザッハトルテ(味方全体HP200回復) 箱爆発(敵味方からランダム1人に、発動者の現HP-1ダメージ) パンチ 懐中電灯(ライト) リンゴ(味方全員TP75回復) 煙(敵味方全員の物理命中ダウン) おぞましい何か(自分即死) 裁きの光(敵味方からランダムで1人に666ダメージ) 爆音(敵味方全員の詠唱、詩、ダンス、人形がキャンセル) ハイリスク&リターン トリックスター系の主要スキル。防御力を犠牲に火力を上げ手数で押していくスタイルになる。 このレベルを上げるのなら、物理ダメージを無効化する「うそぶき」のレベル上げも考慮に入れること。ナースLv8で防御力低下だけを消すことができる。 BEのバーサークとよく似たスキルだが、攻撃力上昇率で劣る代わりに行動後速度修正に優れる。性能に差があるだけで、システム上は同スキルとみなされ、重複しないことに注意。このため、「獣人印章」が使えるようになると存在意義が薄くなる。 Skill Lv Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 消費TP 8 10 12 14 16 効果ターン数 4 5 6 7 8 物理攻撃力倍率 115% 120% 125% 130% 135% 物理防御力倍率 -11% -14% -17% -21% -25% チェックメイト 行動後速度修正0.93 そこそこの確率で即死が決まるため、すぐ逃亡する敵対策に取るのもよい。 エンチャント系スキルにより攻撃属性を変更可能。 デンジャーシュートも変更可能であるが、こちらは近距離扱い。 Skill Lv Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 Lv10 消費TP 17 19 21 23 25 27 29 31 33 35 ATK倍率 120% 126% 132% 138% 142% 150% 158% 168% 178% 190% 即死発生率 15% 17% 18% 19% 20% 21% 22% 23% 24% 25% サプライズフィスト 行動後速度修正0.65 無属性全体攻撃、ただし50%の確率でmiss。(敵1体ごとに個別判定) (ヒットした場合)確率で気絶を付与する。 TP消費が多く確実性に欠けるものの、Lv30前までは貴重な即時発動の全体攻撃であり、使い勝手はさほど悪くない。気絶がうまく決まると大きい。 Skill Lv Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 Lv10 消費TP 32 34 36 38 40 42 44 46 48 50 ATK倍率 88% 91% 94% 98% 102% 106% 110% 114% 118% 122% 気絶発生率 40% 44% 48% 52% 55% 58% 61% 64% 67% 70% オートミニリカバ 回復量は微量だが必要SPが少ないうちは取るのもいい。 Skill Lv Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 HP回復量 1% 2% 3% 4% 5% うそぶき 一定確率で物理攻撃を完全回避。とりあえず1取る。 防御なんて捨てて殴りあいたい場合は、徐々にでも育てていきたい。(そうしないと後半耐えられない) Skill Lv Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 発生率 8% 9% 10% 11% 12% このページを編集 コメント マジックボックスのお金が+約100って本当か? リージェント倒したときにたまたま出て10000ぐらいもらった気がするが、気のせいか? 連打してたから確証がないうえに、なかなか出ない -- 2014-12-22 14 58 42 ↑金ドロップ2倍とかかも? ランダムすぎて検証する人すらいないからな -- 2015-05-22 10 37 56 裁きの光のダメージが666なのは皮肉かなんかかw -- 2015-06-07 15 27 54 マジックボックスに爆音(全員の詠唱、詩、ダンス、人形キャンセルがない) -- 2015-11-25 23 42 51 光(神聖なものとは限らない) -- 2016-05-18 12 42 43 裁きの光は固定ダメージ666 眠っていても同じ -- 2020-03-08 12 38 03 マジックボックスの箱爆発は、発動者本人および敵味方(死亡者などは除く)からランダム1人に、発動者の現HP-1のダメージが入るんだと思う。 -- 2020-03-12 02 02 59 同じく、マジックボックスの「お金が増える」は、1回発動するたびに「素の獲得金額の400%が加算」されます。 エキドナ(素の獲得金額3万G)でPAとJOのソロプレイ&マジックボックスのみで撃破することで検証済み。 発動するたびに12万Gずつ加算され、101回加算(3+1212万G)までは確認しています。 -- 2020-03-12 02 08 19 ↑のコメ書いた者です マジックボックスの「お金が増える」効果について お金持ってないはずの敵で100G入手したため追加検証しました、説明文も追記しておきます。 (1)加算対象は発動後に倒した敵のみ。 (2)基本は1回発動毎に素の400%ずつ加算される。 獲得資金=元金+加算分(元金×4×発動回数) (3)別途、100Gの最低保証があり、合計0Gの編成でも発動後に倒せば100Gは貰える。 ただし最低保証が適用された場合、何度発動しても元金+100Gで固定。 (4)最低保証or基本条件のどちらかが適用されるかは 獲得総計が多くなる方を採用するらしく、元金が少額だと少しややこしい。 例:元金18Gの敵編成の場合 発動1回:最低保証が適用され、18+100=118G 発動2回:加算額が最低保証<基本条件となり、18+(18x4x2)=162G -- 2022-01-01 13 03 32 1点追加、元金24G編成は1回発動だと最低保証で124G、2回発動で基本条件に変わり216Gでした。 併せて元金26G編成では1回発動で基本条件(26+26x4=130G)なのを確認 元金25G編成は見つからなかったけど1回発動における条件線引きは24~26Gの間。 -- 2022-01-01 13 49 17 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/scenario2/pages/111.html
ミステリートリック分類 ミステリートリック分類 作成難易度別トリックの分類1. ダイイングメッセージ 2. 凶器消失 3. アリバイトリック 4. 死体移動・消失 5. 犯人当て 6. 密室殺人 トリックの7つの分類 密室トリック分類 参考資料よく見かけるトリックと元ネタ 金田一少年の事件簿のトリック元ネタ 作成難易度別トリックの分類 種別 作成難易度 考え方 ダイイングメッセージ ★ 暗号を用意する 凶器消失 ★★ 凶器の意外な使い方を考える。隠された毒物を使用する アリバイ崩し ★★ 遠隔殺人、入れ替わり、写真の偽造。反抗時刻の偽装など 歯体移動・消失 ★★ 機械トリックで死体を移動。または心理トリックで死体が消えたかのように見せる 犯人当て ★★★★ 犯人しか知り得ない情報を知っている。その殺害方法を唯一実行できる職業。性別や職業を偽っている。発言に矛盾がある 密室殺人 ★★★★ 特殊な脱出方法、もしくは死体を使う方法を考えて、その方法以外では出られない密室を考える 1. ダイイングメッセージ 暗号の答えを選ぶ:「選択肢」で答えを選ばせる 暗号の答えを入力する:暗号の答えを数値・文字で入力する 選択肢にする場合は、その答えとなった理由やその答えから導き出される犯人を同時に選ばせるようにして、答えとなる選択肢を増やすと良い。 2. 凶器消失 複数の道具を使う:凶器を作るために使用した道具を複数選ばせる 消失理由:隠した場所を選ばせる 3. アリバイトリック 4. 死体移動・消失 自動で死体が移動するトリックを作る。死体をバラバラにして少しずつ運び出す。 読者がいるはずないと思う場所 (物理的・心理的な死角) に移動させ、その後別の場所に移動させると消えたように見せることができる。 5. 犯人当て 容疑者を限定する:その屋敷の管理者や外部からの犯行を除外する 消去法で答えを出す:犯人以外は犯行をできないようにする 6. 密室殺人 トリックの7つの分類 密室トリック:施錠されている、常に誰かが見張っているなど人の出入りが不可能な部屋 心理トリック:ある人物への思い込みや、ある物事への錯覚といった「心理」の裏を読んで行われるトリック 物理トリック:物体の特性や機械を使用したトリック アリバイトリック:事件発生時刻を偽装するトリック 一人二役トリック:犯人が存在しない人物を演じることで、容疑を自分からそらす 顔のない死体トリック:死体の顔を潰して別の人物と入れ替えるトリック 叙述トリック:意図的な言い落しで、文章の解釈を誤らせること 密室トリック分類 ミステリートリック分類/密室トリック分類 参考資料 よく見かけるトリックと元ネタ ミステリートリック分類/よく見かけるトリックと元ネタ 金田一少年の事件簿のトリック元ネタ ミステリートリック分類/金田一少年の事件簿のトリック元ネタ
https://w.atwiki.jp/ocg-o-card/pages/8873.html
《おじゃまトリック》 永続魔法 このカードは相手フィールド上の魔法・罠ゾーンに発動する。 このカードをフィールドから墓地に送ることで、自分は手札を1枚捨てることができる。 part19-364 作者(2007/09/07 ID n4LaEQDz0)の他の投稿 part19-357 / part19-360 / part19-384 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/qharmony/pages/291.html
◆トリックスター ←戻る(Lv60 + イリュージョニストCLv5) 命力 魂力 腕力 体力 器用 素早 魔力 抗魔 集中 成長値 +4 +5 +6 +3 +4 +3 +9 +4 +5 HP 攻撃 防御 魔攻 魔防 命中 制御 行動 回避 補正値 - +15% - +20% - - - - +10% ◇ソウルアビリティ 名前 効果 SP AC 修得条件 封魔幻刀 『幻刀魔伝』専用強化アビリティ / 『幻刀魔伝』のAC+1 一定時間、攻撃力上昇が攻撃終了後も持続する 2 0 - - - - ソードマジック 通常攻撃を魔撃で行い、追加攻撃が斬撃になる / 魔法剣限定 魔撃攻撃時、制御力は命中力で代用する 2 3 - - - - アフターエフェクト 通常攻撃で魔撃追加が発動しなかった場合、次行動時の発動率が2倍になる 2 2 - - - - - - - - - - - - -