約 1,948,219 件
https://w.atwiki.jp/tamaki_king/pages/490.html
-
https://w.atwiki.jp/tamaki_king/pages/631.html
綱吉を始めて見たときから目を奪われていた 幾つ物ガラクタに過ぎない群れの中で僕には君がひときわ輝いて見えた そこから僕の猛アタックは始まった 毎日綱吉を応接室に呼んで綱吉の好きな物を聞き出して 綱吉の喜ぶものを与えた 僕になついた綱吉に好きだと何度も告白して やっと手に入った綱吉 ずっと大事にするからと言って同棲をしようと言ったら喜んでと涙を流してくれた 赤ん坊は猛反対したけれど 綱吉の努力もあり僕達は約束を交わして2ヵ月後一緒に住みだした 綱吉と僕だけしかいない部屋で同じ空気を吸っているんって考えると体がうずいてしょうがなかった 毎晩のように綱吉を求めて それでも足りなくて、綱吉がいないときは綱吉の部屋で自分を慰めた 一年、二年、三年と年月が過ぎ始めてもそれは変わらなかった 綱吉も僕が体を求めれば喜んでくれたから ずっと僕達はずっと両想いなんだとゆう背徳感に襲われて僕は油断していた 僕が追わなくても彼から追いかけてくれる ずっと傍にいてくれるんだ、と だから赤ん坊にどんだけ大変な仕事を与えられて綱吉に触れることができなくても、気にすることはなかった それでも2か月も綱吉に触らなかったことが続けば 一人でしても、体が満たされなくてついに僕は女に手を出してしまった それは酒に酔っての勢いだった 本当に欲を吐くためだけのはけぐちとして女を利用していた 初めて抱いた女性の体は思っていた以上だった 物腰が柔らかくてさわり心地抜群 高い声は脳に響いて興奮をもたらす 初めて知った女の感覚が忘れられなくなる それでもやはり綱吉の抱き心地に比べたら劣る いつしか僕は本能的に女の体を求めるようになっていた 綱吉が頭をよぎれば‘大丈夫’そう言い聞かせて女との行為に没頭した 今も綱吉を世界で一番大切で愛しているとゆう自身はあったから僕は油断していたんだ あの日綱吉が見ていたなんて 前 次 戻る -
https://w.atwiki.jp/tamaki_king/pages/73.html
実良=みら 鏡介=きょうすけ 「あ~~!!遅刻する~~!!今日は俺の晴れ舞台、高校入学の日なのに~~~!!」 二回の階段を上り一つの部屋を開け放つ 「鏡介・・・・・・・・・・・まだ寝てるのかよ!!今日は6時30には起きて用意するって言ってたじゃんか~~!」 カーテンをあけると朝日が注ぎ込む 「ん・・・・・私の眠りを邪魔する悪い子は誰だい・・・??」 「そんなの俺以外誰がいるってゆんだよ!早くしないと入学式に遅刻しちゃうだろう!ねぇ~~鏡介ってば~~」 そのとき実良の腕に一つの腕が伸びてきて実良を自分の方にグイッとひっぱた 「あっ・・・鏡介」 「お前も、ここにおいで」 実良は自分の頭上にある顔に頬を染めて顔をそらした 「一緒に寝なおそう」 「・・・冗談!!頼むから裸で寝るなよ!!裸で!!」 「ふふ・・・ちゃんと着てるさ」 鏡介が実良の耳元でささやいく 「chaneruのegoist・・・・」 実良はそれを聞いて頭がくらくら~~っとした 「おはよう、私の可愛い実良」 そういい終わると鏡介は実良の唇に自分の唇を重ねた 「んッ・・!!俺たち親子だろう!親子~~!!」 そう、この二人は親子なのだ 今日から白桜学院高校生徒として入学する宗方実良は朝から父親の変体行動にとらわれながらも何とか抜け出し学校へと急いだその速さは自転車よりも早い速度だった 「あ~~!!遅刻だ~~!絶対遅刻~~!!」 校門に来たがすでに校門は閉められていた 「やっぱり~~・・・・・やばいよ!!入学式早々遅刻かよ!!苦労して第一志望校に入学したのに!!くっそ!!こんなことになったのも鏡介のせいだぞ!」 (あいつがあんなこと始めなきゃこんなことにはならなかったのに!!あんのッ!!エロエロ大優!別にAV大優ってわけじゃないけど・・・) そう、今日の朝すでに父親に犯されてしまった未良 しかも、鏡介はちょっと、AV大優ぎみ・・・??ハリウッドにも出たことのある実業家・・・しかし、鏡介の出るドラマなどはAVも多少ある・・・・いや・・・結構ある (「んぁあッ!!はぁ・・・鏡介・・・やめッ・・・・!」 「ほら、ここをこうすると・・・・」) 実良は先ほどおきたことを思い出して顔を真っ赤に染めて別の場所が開いていないか探す。 「・・・・////そうじゃなくて・・・何とか中に入らなきゃ!・・・お!!!やった~~!!入り口発見ーー!!」 実良は中に入るべく駐車場の間を走り抜けた 「ん・・・・?鏡介の・・・車・・・??・・いや、あいつはまだ寝てるはず・・・」 そして、中に入ろうとしたが次は校内へのドアがすべて閉められていて中に入ることができなかった。実良は最後の扉を見たが入れなくて、その場にしゃがみこんだ そのときだった後ろの扉が開いてそこから人が出てきた 「あれ・・・?何でここにいるの??・・・新入生・・・じゃないの・・??」 実良の目に入ったのは襟元に輝くⅢのワッペン (上級生・・・??) 実良はその場に立ち上がった 「あっ・・・その、僕、迷っちゃって!」 「やっぱり一年生なんだ・・・」 「はいっ!!」 実良は、上級生によく思われまいと、目を潤ませながらつぶやいた 「迷った上に、どこからも校舎に入れなくて・・・しかも、何組かもわからなくなっちゃったんです・・・・・・・」(なんちゃって~~~) 実良は心の中で黒い笑みを浮かべた すると上級生はまゆを寄せた 効果抜群のようだ 「そうか・・・でも、もう大丈夫だよ・・・名前は??」 「俺・・・・」(じゃなくて) 「僕、宗方です」 上級生のその人は名簿に目を通した 「宗方・・・・」 「宗方実良といいます」 未良の名前を聞いて上級生は少し驚いたような表情を見せた 「果実の実に、善良の良で実良です」 「へぇ~~可愛い名前だね」 そういわれて少し頬を赤らめた (この人背も高いし顔はとにかく美形だし、俺の名前聞いても変な顔しないなんて・・・) 実良はその人にとても親近感が沸いた気がした そのとき、上級生の腕についているものにめがいった 「・・・生徒・・・会長・・・・??」 「あぁ・・・そうだよ。宇都宮貴之」
https://w.atwiki.jp/tamaki_king/pages/62.html
「えっ?」 そういうと井坂が美咲の背中を押した 美咲はバランスを崩し秋彦の腕の中に落ちる 「先生、今日は美咲君とたんと楽しんでくださいね。美咲君、ファイト!」 そういい残すと相川と井坂はマンションから出て行く 「え・・・・・ちょっ!ふたりと・・・・・も・・・・」 「せっかくの二人からのプレゼントだ」 「えっ!?」 秋彦はうしろにあったソファーに美咲を押し倒した 秋彦は本日2回目のキスを美咲に送った 「んぁあッ・・・」 秋彦の舌が美咲の口内を犯していく 「美咲・・・好きだ」 「はぁ・・・はぅッ・・・」 秋彦の舌が美咲の口から離れだんだん首筋えと下がっていく 「ひゃッ!!」 秋彦は美咲の服の中に手を入れ胸の凹凸に触れると美咲が感嘆の声を上げる 「美咲俺は美咲が好きだ。美咲は俺のこと・・・好きか??」 「・・・・知らない」 「俺は美咲の口から好きとゆう言葉を聴いたことがない」 「あるじゃんか・・・いつときかさ・・・」 「美咲の好きの言葉には前か後ろにかも・・・だのたぶんがついている」 「いいじゃん、ゆったんだから・・・」 「ちゃんとした好きを聞きたいんだ・・・」 「・・・・」 「それなら、言わせてやる」 そう言うと秋彦は美咲の服の中に顔をうずめて凹凸をぺろりとなめ取る 「ひゃぁっ!!」 そして美咲のズボンを下着ごとすべて取った 「いやッ!!何・・・」 秋彦は美咲自身を手に握る 「はぁぅ゛・・・・」 美咲は自分の出す声に恥ずかしくなり口を手で覆う 「美咲・・・なんで声を出さない??」 「だって・・・恥ず・・・か、ぁ・・・・ん」 「可愛い声をしているんだからきかせて、美咲」 「ぁ・・・やぁ・・・ッだ・・・!!」 秋彦は握っている手を上下に動かす すると美咲の抑えている手の間から喘ぎ声交じりの息が漏れる 「ふぁ・・・・ん・・・ぁ・・・」 秋彦の手の動きが加速していくと美咲自身の先から常に液が垂れる その液は秋彦の腕をたどり下に垂れる 加速するにつれ美咲の声が抑えられなくなり大きな喘ぎ声が秋彦の耳に届くようになった 「あッ!!はぁ・・・うぐッ・・・ああ・・・ん・・・ウサギ・・・・さ、ん・・・もう・・・無・・・理・・・・・」 「まだだ、美咲」 美咲が頂点に行きそうになる寸前で秋彦のてが止まった 「ウサギ・・・さん・・・の意地悪・・・」 そのときだった美咲の中に異物が入るのが分かった 美咲の中を犯していく秋彦の指 やがて指は1本から2本、3本と増えていく そして同時に指がばらばらに動いて中をさらに犯していく 美咲はもうなにがなんだか分からなくなり、 喘ぎ声を出しだけになっていった 美咲の中がやわらかくなったのを見計らって秋彦は自分のズボンに手をかけて自分自身を取り出した 「まさか・・・ウサギ・・・さん??ちょっと・・・まって!!」 美咲に秋彦のものが押し当てられそれが中に進入してくる 「あぁ・・・ウサ・・・ギさん・・・いたっ・・・いぃ・・・はぁ・・はぁ、あぁぁ!!もう、だめ・・・・はやく、抜いてぇぇ!!」 「まだだ、まだ半分も入ってない」 秋彦は美咲の足を抱えてさらに奥へと進んでいくと美咲の奥にたどりついた 「美咲、動くぞ」 「だ・・・」 秋彦は美の答えも聞かずに腰を動かした 「いった・・・いぁぁ!!ああんんんッ!!」 「美咲!」 「ウサギさん!」 美咲は秋彦のおなかの部分に 秋彦は美咲の奥に自分の欲情をはなった 秋彦は美咲の体に倒れこみ 美咲のみみもとでささやいた 「美咲、これからも俺の側に・・・いてくれるか??」 「・・・・うん・・・ウサギさん、」 「ん?」 「・・・・好き・・・・・」 そして・・・・・ 「Happy Birthday」 bakku top 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/tamaki_king/pages/136.html
「今日は転校生が来ています」 「先生、男?女?」 「はいはい、今すぐわかるから静かに。どうぞ、入って」 コツコツ一歩一歩踏み出して中に入って静まり返った教室の前で自分の名前を言う 「泉谷優貴です。よろしく」 格式、伝統のある千哩華(せんりか)高校 学問とともに財力、素敵な要素どれかをもっているものだけが入れる学校 在籍中の生徒は今をときめくスター達、日本の期待の星と言われている学者の息子や娘 敵にはまわしたくないお坊ちゃん、お嬢さん・・・世界をも又にかける財力の家柄の人もいる・・・ 「はぁ・・・・俺、こんな所にいて本当にいていいのか・・・・?」 教室に入った俺は挨拶を交わすと先生に指摘された席へと座る
https://w.atwiki.jp/tamaki_king/pages/634.html
それから、綺麗な海岸線をバイクで走り綺麗な夕日を見ながら家路へと付いた 夜の涼しい風に体を身震いすると前から気遣うような声がかかる 「寒いの?」 「大丈夫ですよ」 「そう」 静かな住宅街を大きな音を立て走るバイク 家の前でその音は止み、地面に足を付ける ヘルメットを取ると視界が一気にクリアになった 「あの、雲雀さん。今日は、本当にありがとうございました」 「うん、いいよ。僕も楽しかったよ」 空は幾多もの星が散りばめられていて時たま瞬きを繰り返す ふわりと体を包まれた そっと耳元でささやかれた言葉は 好きだよ、の一言 またバイクにまたがった雲雀はバイクを走らせて去って行った 「・・・・」 耳元に手をやればまだ、音が残っていて頭の中で好きだよが、反響する 肩に手をやればまだ雲雀の体温が残っている 一人夜空の下にいるというのに、まったく寒さを感じられない むしろ、体が熱く感じられる 心から体の芯があったまっている 「こんな気持、本当に、初めてだ」 前 次 -
https://w.atwiki.jp/tamaki_king/pages/673.html
「雲雀さん、俺リー君とレン君と一緒にお風呂入ってきますね」 エプロンの紐を背中に回した手で解きながらそう言ったら雲雀さんは ソファーに沈めていた体を起して俺の方を見てきた 「綱吉、僕も一「無理です、絶対雲雀さんなんかしてきますもん」 「・・・・っち、・・・ってか、な、何が?僕は一緒に後でお茶でもどうって、言いたかっただけだし・・・・」 と視線を泳がせながら言う雲雀さんの顔は少し冷や汗を書いているように見えた ってか、一緒にお茶って・・・・いつも一緒に食卓まで一緒にして手それは無いでしょうとか思いながら2人の手を引いてお風呂に向かおうとしたら 「ちょっと、綱吉!いいじゃないか、君最近まったく僕にかまってくれないじゃないかっ!それに、最近いちゃいちゃしてないし、あんなことも、こんなこともしてないよっ!」 と身振り手振りを付けた話す雲雀さん・・・・ 「なっ!///子ども前で変なこと言わないでください!それに開き直らないでください///」 「だって君が・・・・君が、」 とその先は口がもごもごしているだけで、何も聞こえない ちょっと可愛いかも、とか思う 「レン君、リー君今日はお風呂入ったら早く寝ようね」 「なっ!綱吉、僕を置いて勝手にさっさとねてしまうのっ!?」 俺は2人を先にお風呂場へ行かせると雲雀さんの傍へよりそっと抱きつく 「雲雀さん、後で」 そういってキスを一つほっぺたにして俺は風呂場に行く うん、ちょっと最近俺の中で小悪魔が騒いでる気がするw だって雲雀さん2人に構ってばかりで嫉妬してるんだもん 戻る -
https://w.atwiki.jp/tamaki_king/pages/641.html
「なんですぐに片付けなかったのさレン!」 「しょうがないじゃんか、お父さんが言うから!もし、そこでお父さんの言葉を無視して、ファイルを片づけていたら父さん泣きながら叫ぶよ!」 「ぅ・・・確かに」 何がだ、と言うと 2人を一番に思っているお父さんは2人が風邪をひいただけで大騒ぎ 2人が風邪をこじらせたらお父さんはどうすればいいんだぁー! といつもはクールで冷静な雲雀恭弥からは想像も出来ない狂騒で泣き叫ぶのだ そして、既に2人には災難が降りかかっていた 今日帰りの会間際に担任から配られたお知らせ 今週土曜日のお昼1時35分から行われる授業参観日のお知らせだった 担任は必ず親に見せること、というがそれを2人に見せたら最後 どこでもいちゃつく両親 既に三十路手前の筈の両親 だがその姿はいまだに高校生だと言っても通じる要素 母に至っては中学生だと言っても通るだろうそのかわいらしさ おまけに自分たちと同じ顔でいちゃつかれると、息子達からしたらたまったものではないのだ だから何があっても見せまいとしていた紙をファイルに挟んでこっそり後で部屋のゴミ箱の底の方にでも入れておこうと思ってたのだが・・・・ 母がいつものように宿題はやったの?と聞いて来るものだから まだだ、と言ったら 「今日はお父さんお休だから宿題見てもらったらどう」と言ったのだ まぁ、いいかとファイルを出したところで父が手を洗っておいでと言ったのだ そして、先ほども説明した通りの様になってしまったのだ ファイルを机の上に置いたまま手を洗いに行った2人 そして、残されたファイル 宿題がどんなものか、と確認しようとファイルを開く父 そして、見つけてしまったのだ 授業参観日のお知らせを・・・・・ もう、隠すことも出来ず ただ父と母が意気込んでいる姿を見ることしかできなかった 「雲雀さん、土曜日そんなに忙しくないですよね?」 「うん、確かその日は数枚の書類にサインするだけで終わりだから大丈夫だよ。綱吉は?」 「俺も、朝に1時間程 ダンテェのボスと施設について話を30分話て終わりですから、お昼はフリーですよ」 「そう、よかった。レンとリンの授業参観日久しぶりだし、一緒に行こうか」 「「!!!!」」 「ん?どうしたの、2人とも」 「ああぁあぁあ、えっとぉ、別に、いいよ・・・・」 「何が?」 「そうそう、お父さんとお母さんはせっかくのフリーの日ぐらい家でゆっくりしてていいよ、ねぇ、レン」 「、うん!!そっちの方がいいよ、2人ともいつも忙しいんだから、休んだ方がいいよ」 そこでしばらく沈黙が流れる いったい何なんだ、この沈黙は 「・・・・・・リー、レン・・・・」 「・・・・なっ、何?父さん・・・・」 「嬉しいよ。2人がお父さん達のことをそんなに心配してくれて。でも大丈夫だよ、2人の元気な姿を見れるだけで心がいやされるからね」 何を、どう勘違いしたのか、それは言うまでもない 嬉しそうにスーツのネクタイを緩めて着替えに行く父と、 鼻歌を歌いながら料理を作り始める母と父に 墓穴を掘ってしまった、今ごろ気付いても遅かった これは、もう回避不能だと2人は悟った 前 次 戻る -
https://w.atwiki.jp/tamaki_king/pages/475.html
「おやおや、何かが落ちていると思えば・・・」 そう耳に雨の音とともに声が聞こえてきたけれども 俺に閉じたまぶたを開けて仰ぎ見る気力は残念ながら残っていない 人の声を聞いてか俺の体は安心しきり脱力感をいまさらながら感じていた 体を暖かいものが包んで 冷えていた体が急激に温まっていくのを感じた 体が揺れている気がした 実際ゆれているのかも知れないけど 頬にあたるのは暖かい人の体温 俺はその体温に体を預けて意識を飛ばしてしまった おでこに当てられる暖かな大きな手 俺はこの手を知っている もうちょっとこの体温に浸っていたくて目を閉じていると声をかけられた 「狸寝入りとは、器用ですね。綱吉君」 「・・・気づいてたんだ、ごめん」 「まったくですよ。変なものを拾ってしまったものです」 「変なもんゆうっ、ゴホッ、ゴホッ」 「あんまり無理しないでください」 「ごめん・・・」 「ったく、なんであんなところにいたんですか。服もずぶ濡れで・・・」 そういえば服が、変わってる・・・・ 肩幅の合わないティーシャツだ・・・・ 袖を掴んで鼻を押し付けてみると香ってくるのは骸の匂い 「骸の・・・匂いだ・・・」 「でしょうね。僕が何時も来ているのですから・・・」 「ありがとうな、助けてくれて」 「ただ通りかかっただけです」 「でも、ありがとう・・・」 そっと差し出された指は俺の目元を優しく撫でた 「・・・・それより、沢山泣いたようですね。ちょっと腫れてます。何があったんです?相談なら僕が聞きますよ」 「・・・・・」 ティーシャツを握っていた拳に力が入り、ティーシャツに無数の皺を作った その上にまたぽとりと涙が零れた 「・・・・っ俺・・・好きで、雲雀さんのことが・・・凄く好き、で・・・・」 骸はただ俺の話を頷きながら最後まで聞いてくれた聞いてくれた そんな骸に俺は甘えて泣いて、すがって、今も骸の服に涙の染みを作っている 「そうですか・・・それは酷いですね・・・」 「でもね、やっぱり嫌いにはなれないんだ。」 「僕じゃだめなんですか?」 「え・・・?」 顔を上げて骸の顔を見ると「冗談です」と返された 「何本気にしているんですか・・・・馬鹿ですね。」 「・・・・っ・・・骸だったら、俺もっと幸せだったかな・・・・」 「?」 「雲雀さんじゃなくて、骸のことが好きだったら・・・・」 「・・・・」 何も答えなかった・・・・ そんな時ばたりと部屋のドアが開け放たれ誰かが入ってきた 「僕じゃ不満だって言うの?綱吉」 綱吉・・・その響きに体を上げてそちらに目を向けると 雲雀さんが立っていた 「雲雀さん!!??」 「ほら、来たようですよ。帰ってじっくり話し合いなさい・・・。」 「骸・・・」 「そして、もし雲雀君と仲良く出来ないようならば、僕の所に来るといい。」 「・・・ありがとう」 俺は骸の元を離れると雲雀さんの下に駆け寄った 側であゆみを止めて雲雀さんの顔を見上げたときグイと体を引き寄せられた 「よかった・・・・綱吉」 「・・・雲雀さん?」 「ごめん・・・・ほら、もう帰ろう?」 俺の体は宙に浮き雲雀さんに横抱きにされ 家まで送ってもらった 家に帰るとリボーンに心配かけるなととび蹴りされた 「心配してくれてたんだ・・・」 「フン!」 部屋に着くと始めに力強く抱きしめられた 「ごめん・・・」 そして降ってくるのはキスの嵐 「んっ・・・・」 俺は整わない息で何故着てくれなかったのかと解いた そしたら、全て話してくれた雲雀さんの話しに自分の顔が赤面したことに気付いた 「っじゃ・・・俺、勝手に一人で・・・暴走して・・・」 「でも、悪いのは僕だよ・・・・ごめんね」 「そんなこと!!悪いのはっ・・・・んっ」 またキスで言葉を遮られて深い口付けへと変化していく 前 次 戻る -
https://w.atwiki.jp/tamaki_king/pages/499.html
リー君とレン君がお昼ねで寝かしつけた後 リビングで一人お菓子箱を探りカラ○ーチョを食べていた 雲雀さんに食べます?と聞いたけど 「僕はいいよ、洋菓子は苦手だからね」 っていわれたもんだから一人でテレビを見ながら食べてたら リー君が起きてしまった 「起きちゃったの?」 「うん・・・何食べてるの?」 「ん?あ、これお菓子だよ」 「リーも食べていい?」 「・・・・えっと、食べてもいいけど、辛いよ?」 「食べる」 そういってムクリと起き上がったリー君は小さな手で一つ取ると 口に入れた そしてしばらくかんだ後で口をあんぐりとあけてしまった 「からい・・・・・・」 「ほら、だから辛いって言ったでしょ?」 「・・・・・くない」 「え?」 「辛くないもん」 そういってもう一枚口にほおりこんでもぐもう食べている しかしリー君の目は今にも涙を零しそうだし 絶対これから行けど意地張ってるんだろうな 「うん、凄いね~辛くないのかwでも、そんなに食べたら夜ご飯が食べられなくなっちゃうからもうやめとこうね」 こくりとうなずくリー君に牛乳を持ってきてあげました 雲雀さんと一緒でやはり意地っ張りのようだ 戻る -