約 3,061,939 件
https://w.atwiki.jp/7000/pages/113.html
GMからの回答(2006.11) http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/18570/1164494543/178 昨年11月禿始動にあたり POLの質問フォームを使い禿メンバーが確認しています。 Tatsuyaと友人、あるいは面識があるGMは存在するか 未然の抗議活動に対してGMの特殊部隊を配置、対策会議を開催している事は事実なのか Tatsuya自身がGMの関係者であるような発言に問題はないのか(>GM総動員でも対抗するつもりです) GMからの回答 Q: Tatsuyaと友人、あるいは面識があるGMは存在するか A: GMが、自身がGMである事を口外することはない Q: 未然の抗議活動に対してGMの特殊部隊を配置、対策会議を開催している事は事実なのか A: 特殊部隊の配置や対策会議の実施などをお客様からの要望で行うことはない Q: Tatsuya自身がGMの関係者であるような発言に問題はないのか(>GM総動員でも対抗するつもりです) A: GMの関係者であるような発言がFFXI内で行われているならば問題であるが、 FFXI外の掲示板などに■eは関与しないため、不問。 ゲーム内でも言ってるならお手数ですがコールして下さい。
https://w.atwiki.jp/karuru/pages/46.html
アレキャン ステアレ ステキャン、スライド~ ビューティフル=ボランテ=ポラリズム バレー スラバレー 投げハメ 滑空投げ 起き攻め 受身狩り アレキャン 低空でJ2C>アレグレット。 普通J2Cを当てるとカルルが小さく上に跳ねるが 低空でJ2Cをアレグレットでキャンセルすると、上に跳ねる慣性が働かず即着地する。 ちなみに、J2Cを当てる位置が高いと着地する前にアレグレットが出る。 ステアレ ステップ(66入力)中にアレグレットの略称。 CSからステップが空中判定になり、ステップ中にアレグレットが出せるようになった。 ステキャン、スライド~ ステップの出始めを通常技等でキャンセルする事。 ステップの慣性で前に滑りながら技が出る。 例)ステキャン6B、スライド6B、ステHJ CSEXから可能に。 ビューティフル=ボランテ=ポラリズム 空中コンボ中にヴォランテを入力し、JCで下に落とした際に当てるコンボの事。 カルル9スレ目より抜粋 717 :名無しさん:2010/12/13(月) 16 42 50 ID 40FFvnJo0 美しい…美しすぎる… みんなこのコンボを「ビューティフル=ボランテ=ポラリズム」 と呼んでやってくれ B 6B カンタービレ(姉呼び) C JB J2C(ボランテ入力) JB jc JB J2C JC(姉呼び) ボランテヒット C JB J2C ブリオ 画面端バウンド ダッシュJB J2C JC ダウン 3300ダメぐらい その美しさ故中央からなら画面端に届く。 バレー カルルと姉で敵を挟み込んだ状態で、2C>8Dを繰り返すコンボの事。 カルルと姉さんが、楽しげにバレーをしているように見えることから、いつしかバレーと呼ばれるように。 8Dの補正が緩かったCTで活躍した。 スラバレー 3C=スライディングから、挟み込みのバレーに持っていけるコンボの略語。 レシピは3C 22D>低ダJ2Cアレキャン>2C>8D。 CS2から3Cが受身可能になった為、カウンターヒット時以外出来なくなった。 投げハメ CT時代に有った空中投げ+8Dを繰り返すコンボの事。 ブレイブルーは投げ中にB+Cを入力することで投げを回避(投げ抜け)出来るシステムだが、 投げ中に8Dを重ねて置くことで投げ抜けした相手に8Dが当たる。(投げ抜け狩り) 当初は投げ抜けを狩るレベルだったが、 投げるタイミング、8Dヒットのタイミングなどを研究していった結果、連続で投げ+8D重ねが成立するようになり、投げハメと呼ばれるレベルに。 CSでは投げ抜けすると8Dが消えるようになり、 投げハメが出来ないように調整された 滑空投げ 空中ダッシュ出始めにJ2C+Bずらし押し。 投げ判定を出しつつ斜め下に滑空するような軌道を描く事から滑空投げと呼ばれていた。 CSEXから出来なくなった 起き攻め ダウンした相手に何かしらの技を重ね、有利な状況を作り出す事。 画面端で移動起き上がりを読んで、3Dを重ねる 挟み込み時にヴォランテを重ねて投げる etc 受身狩り 相手が浮くコンボ中、相手が受身を取る事を見越して対空技を重ねておく事。 補正切りの手段として使う。 バレー中や画面端でのコンボ中、低い位置で5Cを当てて受身を取らせ8Dを重ねる ダウンさせた相手に2A>5B、2B>6Aで浮かせて受身を取らせ8Dを重ねる etc CSで猛威を振るったが CS2から8Dが空中バリアガード可能になった為、使われる事が少なくなった。
https://w.atwiki.jp/dking/pages/84.html
GKからの依頼 GK特別賞 <白金賞> マンチグループSS「裏切りの剣豪」(プリン1個ゲット!) 「シンプルでスラスラ読めて、裏切りの理由が最低で良いですねww」 <千尋賞> マンチグループイラスト「榎本和雄1」(プリン1個ゲット!) 「シンプルなアイデアながら榎本のキャラ性を完全に表現できており、かつ、ユーモラス」 依頼No.2「王女エリエスと護衛騎士ファイエルvsロイド安藤」 絵師への依頼。報酬は最優秀作品にプリン1コ。 期限は2/5(木) 23:59まで。 「ロイド安藤に苦戦する王女エリエスと護衛騎士ファイエル」のイラスト ロイドさんの表情はウザければウザいほど良い。 ロイドさんは眼鏡バージョンで(覚醒ロイドなし) ロイドさん情報は以下 ウザい参考動画:http //www.nicovideo.jp/watch/sm3521852 ウザい参考画像:http //kabutoborg.cagami.net/images/080913_05.jpg 参考画像:http //s03.2log.net/home/yosaba/kyap1/kabutoborg/kabutoborg13.jpg ■ロイド安藤 ■性別:男 ■武器:シーザー・カエサル・エンペラー ■攻撃:18 ■防御:17 ■体力:16 ■精神:15 ■ウザさ:14 ■特殊能力名:センチメンタルアウトローブルース ■特殊能力内容: 効果:即死 範囲:隣接1マス任意一人 時間:一瞬 発動率100% 成功率100% ハーモニカ演奏をする黒人のヴィジョンが現れた後、ロイドのボーグが突如発光し謎の光弾を放つ。相手はしぬ。 ■キャラクター説明: 片言の日本語を話す白人でボーグショップの店長。親友の妹をカブトボーグで殺めた過去を持つ。第三次ダンゲロス・ハルマゲドン直前に天野河リュウセイによって殺害されたが、識家により復活し、以降『転校生』として動いている。ウザい。 <結果> マンチグループ、プリン1ゲット! 王女エリエスと護衛騎士ファイエルvsロイド安藤 | チート会は残念ながらタイムオーバー! 王女エリエスと護衛騎士ファイエルvsロイド安藤 | 依頼No.1「全キャラクター集合イラスト」 絵師への依頼。報酬は最優秀作品にプリン2コ。 最優秀作品を受賞していない側のチームも作品の提出があればプリン1コを入手。 期限は2/6(金) 23:59まで。 敵・味方全キャラクターの集合イラスト。 厳しければ30キャラ以上が掲載されたイラストでも良い。ただし、キャラ数が多い方が有利。 他で提出したイラストの使い回し(合成など)により作成しても可。ただし、できるだけ一枚絵として美しいものになる方が良い。 上記方法を取る場合、数人で協力して描いても構わない。 タイトルロゴも入っていればなお良い。 結果 マンチグループ、プリン2個ゲット! 全キャラ集合イラスト+制覇 | |
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/8221.html
紙謎 未来からの想いで 【かみなぞ みらいからのおもいで】 ジャンル 謎解き紙ゲー 対応機種 Nintendo Switch 発売元 ディライトワークス 開発元 GIFT TEN INDUSTRY K.K. 発売日 2019年11月28日 定価 2,480 円 プレイ人数 1人 レーティング CERO A(全年齢) 備考 ダウンロード専売 判定 なし ポイント 紙を用いた変わり種の謎解きゲーム現実のイベントの予習にも使えるが…… 概要 操作体系 評価点 賛否両論点 問題点 総評 概要 『マドリカ不動産 -Madorica Real Estate-』(Switch/Win)を手掛けたGIFT TEN INDUSTRYが送る、 ニンテンドースイッチ専売となる「実際の紙を使った」謎解きゲームの第2弾。 プレイヤーは本ゲームアプリの他に、公式サイトからpdfファイルをダウンロードし、印刷しておく必要がある。 プレイ時はゲーム内で示される謎に対し、手元でそれらの紙を使って書き込んだり、切ったり、貼ったりしながら解答を導き出し、それをゲーム中で入力することによって進行していく。 操作体系 ゲームの舞台は一人称視点の3Dマップとなるが、「移動」という操作はなく、スティック操作で前後左右天地に視界を移動することのみができる。 また、LもしくはRボタンで「目をつむる」操作となり、目をつむったまま↑↓←→ABXYのボタンを押すことで最大8ボタンまでのコマンド入力ができる。 主人公・音無トキオは「記憶が欠落した超能力者」という設定であり、そのコマンドが有効なものであれば「タイムリープ」「テレポート」などの超能力が発動、別の空間に遷移する。 そうして移動を繰り返し、最後に「キオクダマ」と呼ばれる球体を包む紙に火炎の魔法を当て(その名も「チャッカスール」)、自身の記憶を呼び戻すことでステージクリアとなる。 このコマンドの内容こそが謎解きの解答であり、手元の紙を折る、重ねる、切って貼るなどの加工をすることで「何のボタンをどの順番で押すべきか」が解る仕掛けとなっている(*1)。 評価点 リアルな紙を使うという唯一無二性 ゲーム上に手がかりが提示され、紙でそれを解く、という体験はやはりコンシューマゲーム機では類を見ない珍しさがある。勿論、現実世界の物品がヒントになること自体は古くからあり、「パッケージに無線の周波数が書かれている(メタルギアソリッド)」「説明書に暗号の規則性が記載してある(シルバー事件)」、PC98時代までさかのぼれば「付属の地図にコマを乗せながらフィールドを冒険する(覇邪の封印)」など複数の例があるが、ゲーム全編を通して、更に工作をすることでゲームを進行できるというコンセプトは唯一無二と言ってもよい独自性がある。 解答は先述の通りコマンド、つまり「A」や「↑」などのボタン名で示され、ひらめきと試行錯誤によってモニターを通さない自分の手元にそうした記号や文字が出現する体験は、いわゆる「一周回って新しい」感覚を与え得る。 アナログな行為により徐々に攻略の道筋が見えてくるという意味では、もしかすると、往年の3Dダンジョンゲームにおける「自作の方眼紙マップ」のワクワク感に近いかもしれない。 「リアル脱出ゲーム」イベントの予習としての有用性 かつてFLASH文化から発生した脱出ゲームブーム、或いは脳トレブーム・クイズブームの傍流で「リアル脱出ゲーム」といったイベントが国内でしばしば開催されているが、本作の問題の性質はそうしたイベントの出題傾向にかなり近い。 その手のイベントはそこそこ参加料が高く、且つ大抵制限時間もあるためハードルが高く感じられるが、本作は好きな時に自分のペースで雰囲気や難度感をつかめるため、イベントの予習に役立てることができる。 豊富な問題数 短めのストーリーが付随した全20ステージ(*2)で構成されており、ボリュームとしては多め。謎の物量でいえば先述のようなリアルイベント4~5公演分ほどあるため、謎解きに慣れた人でも、すぐに終わってしまうといったことはない。 これはこれである種、困る面もあるのだが……(後述) うまく調節されたヒント機能 公式サイト上にヒントがあり、ゲーム中からもポーズメニューからのQRコード表示という形で参照することができる。 ヒントはひとつの謎ごとに複数の段階に分かれており、「もっと見る」というボタンを押すことで一段階ずつヒントを開示することができる。そのため、予期せず重大なヒントまで見てしまう事態が少ない設計になっている。 最後は答そのものも閲覧可能。また、あくまでゲーム内ではなく公式サイト上のヒントを読んでいるだけなので、ゲーム進行において一切のペナルティはない。 クセのない絵柄とキャラクターデザイン ステージの前後には主人公・音無トキオをはじめとしたキャラクターによる紙芝居形式のストーリーが挿入される。絵柄やキャラクターデザインは全体的にクセがなく、水彩画のような淡い色合いもあり親しみやすい。 「特徴が無い」ともいえるが、性質上そこまでストーリーの端々が重要なわけでもなく、感情移入を要するものでもないため、ちょうどいいライン。 賛否両論点 ある意味長すぎるプレイ時間 「リアル脱出ゲーム」にはグループ参加型のイベントもあることから、本作も気の合う仲間とプレイすると盛り上がると思われる……が、本編20STAGEのクリアには目安として15時間程度は見積もっておいたほうが良いと思われる(*3) (*4)。 即ち、仲間内で集まって遊ぶなら短くても2~3日行程の予定を組んでおく必要があり、その時点でハードルとしては高いといえる。 同居家族であっても同様、集中力や全員の予定などを鑑みると1週間程度取り組むことになり得る。 通常、プレイ時間が長いというのはゲームプレイにとって長所であるし、それでもアドベンチャーゲームとしては「そこそこのボリューム」程度なのだが、こと本作においては状況により難点となるかもしれない(*5)。 専用用紙もヒントもオンライン上であることへの不安 「懸念点」というべき内容となるが、前述の用紙(pdfファイル)やヒントはいずれも公式サイトにあり、万一公開終了となった場合は実質プレイ不可能となる。 特にpdfファイルの方は印刷後もローカルに保存しておいたほうが良いかもしれない。 高難度とは少し違う追加ステージ 無料アップデート21ステージ目は、まさに「リアル脱出ゲーム」の公演でおなじみの株式会社SCRAPが謎を制作している。公式サイトでも「高難易度で解き応えがある」と銘打っているが…… どちらかといえば「謎」の難度ではなく「工作」の難度が高いステージとなっている。手がかりはほとんどゲーム画面上に提示されているのに、指先ほどの紙片を複数枚とっかえひっかえするため、「問題文の意味も解き方もわかっているのに解けない」という不思議な事態が生じる可能性がある。 問題点 印刷コストへの懸念 専用用紙はA4サイズで全33ページとなる。自宅にプリンターがない場合、2021年1月現在のネットプリントで白黒1枚20円→ゲームプレイにあたりソフトの価格とは別に660円かかることになり、若干割高感が生じる。 プリンターがあるとしてもインク代には少々の抵抗がある人もいるだろう。カラーは一切なくモノクロで良いのが救い。 工作を要する謎はともかく、書き込んだり並び替えたりするだけならタブレット端末上で行うのも手か。 プレイ中かなり散らかりやすい 工作を伴う33ページ分の紙、となるとプレイ中は結構な量の紙片が量産されることになる。小さなパーツも生じるし、間にごはん休憩などを挿めばなおのこと収拾がつかなくなることがあり得る。 前述の通り思いのほかプレイ日数も要するため、箱やファイルなどを用意し、使用済み用紙や未使用の問題などに分けて収納していった方が良いだろう。 ごく一部のいまいちな設問 基本的に粒ぞろいの謎が待ち受ける良質なレベルデザインではあるのだが、ボリュームに比例し、キレイでない問題もわずかながらある。 具体的な例は避けるが、暗号に不要なノイズが含まれており解けたとしても爽快感を阻害するものや、本来簡単な仕組みの謎を分かりにくく表現しただけのもの、といったタイプとなる。 設問数から鑑みれば仕方ないとも思える程度なのだがモヤっとくる場面はあるかもしれないので、制限時間を自身で設けてヒントを開放していく、というプレイスタイルのほうが良いかもしれない。 なぜか大きめの音量 本作品、他のゲームに比べると異常に音量が大きく、そのくせオプションがない。 なお音楽は増子津可燦が担当している。人によってはありがたいだろうか……? 総評 アナログの紙を用いるという発想は一見古臭いと見せかけて、ダウンロード専売・オンラインで専用用紙配布といった現代のデジタル市場の整備あってこその新しいゲームの形といえる。 謎解き好き、脱出ゲーム好きという方はまた一歩先のゲーム体験として触れてみると面白いだろう。
https://w.atwiki.jp/nostradamus/pages/2165.html
『未来からの大警告』は1986年に徳間書店から刊行された浅利幸彦の著書。前年に別の出版社から刊行された『神の正体』(全2巻)をアレンジした内容となっている。 内容 浅利の後の著書『セザール・ノストラダムスの超時空最終預言』(1992年)と比べると、設定にかなりの違いがあり、この時点では彼の基本構想が固まっていなかったことがうかがえる。 ノストラダムスについては、新約外典の『ニコデモ福音書』から 世界の創造の時より五千五百年たった時に、地上に神の子が人の形をとって降りてくる(*1) の前後を引用し、聖書における世界創造は紀元前4000年だから、そこから5500年後はノストラダムスが生まれた西暦1503年とほぼ重なるとして、この「神の子」をノストラダムスのことだと解釈し、ノストラダムス予言の正当性を主張した(*2)。 コメント 浅利自身が後に大幅に修正することになる世界観について逐一コメントをしても不毛なので、『ニコデモ福音書』関連についてだけコメントしておく。 『ニコデモ福音書』の該当箇所は、イエスの復活に際して冥府が明るく照らし出され、それについて過去の偉人たち(イザヤ、洗礼者ヨハネ、アダム、セツ)がそれぞれに発言をしている文脈で、セツの発言の一部として出てくる。つまり、この「神の子」はイエス以外にありえない。イエスの復活に際して皆がイエスのことを話している中で、唐突にセツだけノストラダムスの話を出したなどと曲解するのはナンセンスである。 浅利は前著『神の正体』では『ニコデモ福音書』からの引用を、『世界の奇書101冊』からの孫引きで済ませていたが、この『未来からの大警告』ではきちんと日本唯一の完訳である田川建三訳に依拠している。しかし、せっかくの完訳を手にしても、その中身をきちんと読まなかったのではないだろうか。 また、西暦4世紀前後に成立した(*3)『ニコデモ福音書』が、天地創造を紀元前4000年としていたかは大いに疑わしい。古くは、天地創造からイエスの時代までを5500年程度に見積もることはなんら珍しいことではなかったからである。たとえば、ヨセフス『ユダヤ古誌』(1世紀末)は5440年、ユリウス・アフリカヌス『年代誌』(3世紀前半)やオットー・フォン・フライジング『年代記』(1146年)は5500年、アウグスティヌス『神の国』(5世紀初頭)は5349年といった具合である(*4)。 さて、ノストラダムス自身は、天地創造からイエスの時代までをどう見積もっていたのだろうか。 アンリ2世への手紙では、4757年(4758年)と4173年8ヶ月の二通りを挙げる一方、セザールへの手紙などにはエウセビオスに従ったリシャール・ルーサの伝統的な年代観(5200年)に基づくらしい記述もある。しかし、そのいずれを基準にしても、天地創造の5500年後が西暦1503年にならないことは、小学生にだって分かる。 浅利によればノストラダムスが神の子だというのは聖書の中でも「奥義中の奥義」で、外典に入れて気づかれにくくしたのは「実に巧妙な仕掛け(トリック)」だというが(*5)、小学生レベルの算数で反論できる話が奥義中の奥義とは、聖書を貶めるのにも程があるだろう。 売れ行き 『SPA!』 1991年3月20日号の 「ノストラダムス本全58冊一覧表」(これには1991年までに刊行された主だった解釈書の発行部数が出ている) に掲載されていないため、正確な部数はわからない。本人は後に 「次作の出版に必要な最低限の読者を獲得できなかった」(*6)と述懐している。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/tpv11h/pages/90.html
異次元からの扉 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 能力 カードネーム 種族 文明 コスト 攻撃力 レア度 異次元からの扉 呪文 自然 3 呪文 コモン ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 効果 ℄カウンター・トリック、自分の山札からコスト6以下のモンスターを1枚さがして相手に見せ、自分の手札に加える。 そのあと、山札をシャッフルする。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 長所 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 短所
https://w.atwiki.jp/famicomall/pages/508.html
前のゲーム | 次のゲーム クリア条件:EDを見る 開始時間:2007/04/07(土) 23 24 12.94 終了時間:2007/04/08(日) 01 11 41.10 正しくは「名探偵ホームズ Mからの挑戦状」。あれ?だったら「め」じゃないの? トーワチキ製のホームズゲーム第三弾で、霧のロンドンと同様普通のADV。伯爵令嬢 誘拐事件のような理不尽ACTクソゲーではないのでご安心を。難易度も、基本的に 一本道のコマンド選択式ADVなので楽勝かと。トーワチキ製にしては結構な良作。 全5都市が舞台で、パスワードを使うと各都市の最初から始められる。 ごく一部だが、進行不能になるバグがあるのでパスワードは必ず覚えておこう。 Sからの挑戦状=伯爵令嬢誘拐事件 名探偵ワトスンクリア/(^o^)\
https://w.atwiki.jp/arrowhead/pages/61.html
ああ眠いなぁ、と童顔に小柄細身な立派な軍人ヴァジルカ=ハウゼルは思った。 今は昼の十二時過ぎ。 軍人が昼間から眠くなるなんて――と思うかもしれないが、この男、ヴァジルカには訓練はほとんど必要ない。体は人工筋肉により一定の力を発揮できるし、骨格も強化素材で補強されている。頭脳に関してはもう言うことはない。少年時代に受けた強化手術や電子機器、それに最新型ナノマシン群により普通の人間ではありえない情報処理を行える。 今やる仕事といえば、佐渡島のハイヴの偵察くらいか。 その程度では疲労しようにしない。 暇を持て余した軍人というのもどうかと思うが……。 ヴァジルカは今日の昼、和食の――サバの煮付けを食べた。最初和食を食べたときは「奇妙な味だ」という感想しか抱かなかったが、最近は「おいしい」に変わった。これがほとんど合成されたものだというのは途中で気がついたが、それでも美味ということには変わらない。 昼寝はヨルムンガンド級輸送艦の仮眠室ですべきだろうが、最近は新潟基地の屋上でするようになった。何故か? だって気持ちいいじゃんとはヴァジルカの言葉。 開放されている屋上への階段を登り切ったヴァジルカは、昼寝の前にタバコでも吸おうかとしてポケットを探って、箱を取り出す。手慣れた手つきでタバコを一本咥えると、さっきから手の中で温めていた金属製のライターを空中に放り出して、それをパシンと音をさせて同じ手で取る。 風が吹いている。 心地が良い風だ。 まだ冬に近い今だったが、ヴァジルカはそんなのどうでもよかった。 今着ている軍服であれば、この程度はなんとかなる。というよりむしろ、本人が寒さや暑さに強いという身体的な特性がある訳だが。 ヴァジルカが屋上を見渡すと、一人の人物が目に入った。屋上の手すりに体重を預けるようにしてどこか遠くを眺めているのは、検非違使あやの。吹き抜ける清い風があやののツインテールを右へ左へ揺らす。 ふと、あやのがヴァジルカの方へと視線を向けた。 「よお」 「………」 ライターを持った手で何気なく挨拶をしてみる。ところが、あやのは一切の反応をせずに銅像になっている。否、その眼はヴァジルカの上から下まで観察をしている。 と、その眼が咥えられているタバコを捉えて、そしてさっと手に持ったライターを一瞥した。 特に話すこともないのでヴァジルカは、いつも通りに屋上のタンクの側へと歩いて行く。と、今まで興味がないような顔をしていたあやのが動いた。手すりの側から離れてヴァジルカの後ろをトコトコとついて行く。 そしてヴァジルカが口に咥えていたタバコにライターで点火――というところであやのが素早く動く。抵抗すること許さないような勢いでヴァジルカの正面へと移動すると、咥えていたタバコを奪ったのだ。ライターの火が虚しく揺れる。 「……屋上は禁煙じゃないだろ」 「……体に悪い」 ヴァジルカは不機嫌そうにライターの火を消して、ポケットに捻じ込む。 そのツインテールの少女に軽くガンを飛ばしてみるも、あやのは動じることがない。それどころか、逆に睨みかえす始末。十秒経過しても二人の視線は重なったままで、屋上をつまらなそうに風が吹き抜ける。 「お、俺は特別なんだよ」 あやのとの身長差が大差無いヴァジルカは、その圧力に負けてたまるかとばかりに視線を逸らさない。反論しようとしたものの、なぜかどもってしまった。何が特別なのかを詳しく説明することが出来ない為に、言い訳にしか聞こえないところが虚しい。 その虚しいセリフを聞いたあやのは、持っていたタバコを指先で器用にも回して見せる。そしておもむろに胸のポケットに放り込んで、金属製のチャックを閉めた。 「てめえッ」 手を伸ばしてタバコの奪還を試みようとするヴァジルカだったが、それは目に見えない障壁で阻まれることになった。手が「胸」ポケットの前で静止する。おもに胸的な意味の、男にはない、ソレ二つ。タバコ一本を諦めきれないのは、喫煙者の悲しい性なのか。 してやったりと口の端を持ち上げるあやの。わざとらしく胸を押さえて数歩後退すると、ヴァジルカに聞こえるかどうか怪しい小さな、それでいて男を退けるのに十分な言葉を発する。 「……変態」 「ぐっ、……だがどうする? 俺は構わず開けてしまうかもしれん」 「その時は大声あげて泣けばいい」 「………女って生き物はこれだから……」 俺の給料返せと、最近暇な軍人ヴァジルカは心の中と外でぼやく。 なんでこのあやという女が喫煙することを許容しないのかさっぱり分からないが、ヴァジルカは踵を返してあやのから離れる。そしてさっきと同じようにタバコを取りだして咥え、ニコチンを要求してくる体を満足させるべくライターを取り出して、火を―― タタタン、と地面を駆ける足音。 「奥義 隼蹴り」 ヴァジルカは、とっても綺麗に背中に決まったあやののドロップキックでスッ飛んだ。 強化されて頭脳でも、タバコを吸おうとする行為だけでドロップキックは予想できなかったらしい。ライターとタバコの箱がどこか明後日の方向に転がっていく。顔面から地面へと叩きつけられるよりも前に肘で衝撃を軽減した為に、その喫煙者はダメージを負わなくても済んだ。 何が奥義なのか。一体なんだそれは。 マンガか? 否、この世界ではそっちの方面の文化が進んでいない筈ではないか。 ニコチン不足でイライラしていた童顔喫煙者は、もう意地となるしかない! という意味不明な思考に至った。 喫煙者は消毒だとばかりに次なる攻撃をしようとしているあやの。それを尻目に、狩りの対象者であるヴァジルカは、地面を蹴るが如く――どう見てもゴキブリの動作で――ライターの方へと進み、 「必殺 落雷落とし」 あやの流格闘術の必殺技―――どうみても踵落としです。 あやのは、ステップを踏むように足を運んで、足を振り上げる。 そして童顔ゴキブリの背中に、踵に乗せられた全体重と全ての力が斧を振るように叩き込まれた。ドズン、と嫌な音が周囲に響く。堪らずその場で停止してしまう哀れな一匹の男。手抜き無しの一撃は、相当利いたようだ。屋上を吹き抜ける風が、気持ち悪い。 言うまでもないことだが、眠気は落雷が落ちるが如く消え去った。 「ふぅ~~、鈍ってしまっている」 「つーーーーーー! たかがタバコでここまでするかよ!」 汗もかいていないのに額を手の甲で拭うあやの。心なしか爽快そうな雰囲気である。 一方のヴァジルカは冗談抜きで痛かった。 体の強化はなされていても、それはあくまで頭脳などに重点を置いた強化。体自体の強度は常人と大差ないのだ。そんなことを勿論あやのが知っている訳がないが、無抵抗の人間に容赦なく踵落としは如何なものか。真相は本人のみぞ知る。 背中をさすりながら、ヴァジルカは体を反転させてその場に座るような体勢をとる。 それを、ジロジロ遠慮なく見ているのは蹴り少女こと検非違使あやの。ツインテールが風に揺られている。だが、それだけである。さっきの動作でも髪の毛は一切乱れていない。 「―――?!」 「―――――」 タバコの小さな箱を見やり、ライターに視線を固定したところで、あやのがまた新たな技を仕掛けるべく片方の脚を引き始める。それに気がついたヴァジルカは、溜息をついて両手を上げて見せた。 「降参する。女とガチバトルはしない主義なんでね」 「……ガチ?」 「……あぁ、ほら、マジでって意味」 「……マジ?」 話が局所的に通じていない様子である。 バトルの意味は、多少英語を知っている者であれば誰でもすぐに解る事だが、ガチは英語ではないからやむを得ないのかもしれない。だから今度は「マジ」と言い換えてみたのだが、これも通じていない。ああそういえばこの世界では通じないのだったな、とヴァジルカは思い出した。 そう説明すべきか、と軽く思考し始めたところで、あやのが自然な動作で傍らに座った。 ちなみに二人は、今日が初対面ではない。 何回も顔を合わせているのだが、特に話すことがないので、それほど親しく会話をしてこなかったのだ。 「とにかく、マジってのは本気で、とか本当に、って意味だと思ってくれればいい。あんま り深く考えるとアレだろ」 「変なの」 体育座りになったあやのは、笑みを浮かべるでもなく、あきれるような表情になるわけでもなく、ただ真顔で言ってくれた。 「未成年がタバコ……軍法会議モノ」 「俺はな、俺はな、――お と な !」 あやのは、触れてはいけない点を軽く突いた。勘違いをしていけない。ヴァジルカはれっきとした大人であり、未成年ではない。つまりお酒も飲めるしタバコを吸えるし、子供には見せられない書物も購入出来るのだ。さらに言えば結婚も可能である。 だが、少し考えて頂きたい。 元の世界ならいくらでも証明する手段がある。個人情報がプログラムされた手帳なり、軍部に所属している証明であるなにかを提示。最悪軍部に問い合わせてもよい。 ところがここは異世界。元の世界の証明書など役に立たないし、本部への通信すら出来ていない状況なのだ。別の世界から来ました、とも言えない。 辛うじて通じそうなのは、ガキの頃に脳味噌弄って、成長が遅れている。 ……それも却下である。この世界では人体を強化する技術そのものが一般的ではないし、そもそも無いに等しい。口が裂けても言えない。 体育座りで膝を抱くような体勢で、ヴァジルカへ向ける視線に哀れみを混ぜ始めたあやの。それを、固い屋上に緩く座ったまま睨みつけるヴァジルカ。視線がぶつかり合う一点で、金属を溶接するが如く火花が散った。 「ふ~ん」 「信じてるか?」 「信じてると思う?」 「……いいや。もう、いいや」 あやのの、どこか儚げな雰囲気の両目を睨んでいたヴァジルカであったが、証明すら出来ない故にそこで黙るしかなかった。負けた。ガキに負けた。心の中でヴァジルカは、目から変な汁を流すしかなかった。 そう、母なる海のように塩分を含んだ汁を。断じて涙ではない。 「ずっと聞きたかった事がある」 さっきからずっと視線を逸らさないあやの。 ヴァジルカはそれに耐えきれずに、どこか遠い空を見ている。 「貴方――いや、貴方達は、何者?」 これに正直に答えるわけにはいかない。ヴァジルカは、パタンと音をさせて後ろに倒れこむと、腕を枕にして昼寝のポーズをとった。昼寝をするつもりはないが、なんとなくだ。色々な言い訳を考え、数秒後にあやのの方に顔を向ける。 「機密事項につき回答不可だよ、君」 「……なんで?」 「それを無理やり聞きだしたら軍法会議モノでねぇ」 くくく、喉で笑うヴァジルカ。軍法会議モノというところにアクセントを乗せて、あやのに返答してやる。軍とは実に便利だ。真実の隠蔽を行うのがあまりに簡単すぎる。 他のナイトメア隊員と比較して表情の薄かったあやのの顔が少し不機嫌そうになる。どうだ、参ったかとばかりのヴァジルカの態度と口調が気に入らないらしい。それを知ってか知らないか、ヴァジルカが鼻で「ふふん」と笑った。 次の瞬間、世界を目指せる突きがヴァジルカの鳩尾に突き刺さった。 それはもう、綺麗に。ご丁寧にも中指の関節が突き出した拳で。 「おぐっ! あああああああああ……」 七転八倒。赤子のように体を丸めて痛さに耐える。 この検非違使あやのという少女は、冷静そうに見えて、実は全然そうではないという事実が今確かになった。戦闘で一切の感情の揺れを見せないというのに、このヴァジルカという男はそれを覆してみせた。ただ、痛みの方向に。 表情の変化こそ少ないが、不機嫌そうなあやの。彼女は、痛みに耐えるヴァジルカをじっと観察している。片や体育座りのツインテール少女、片や「ああああ」と声を上げる一人の男。 これがシュールというのだろうなと、ヴァジルカは思った。 「頼むから本気で殴らないでくれ……」 「……検討しておく」 そういうと、彼は立ち上がる。 彼は安眠の地を目指してヨロヨロと歩き始める。 当初の目的である昼寝をするための動作だったのだが、先ほどの格闘――むしろ一方的な制裁で眠気は宇宙空間の果てまで飛んで行ってしまっていることに気がついた。歩みを 止めるヴァジルカ。どうするべきだろうか、と思考する。 あ、じゃあタバコで体力と気力を回復しよう。 これからどうするべきかは、それからでも遅くはないし。そう言う結論を出した。転がっているタバコの箱とライターへと足を進めて、タバコの箱を手に取った。背後で膨れ上がる殺気に、ヴァジルカは神速の回避行動に移った。 ……だが、熱源誘導ミサイルのようにあやのは狙いを外さない。 ぎゅるぎゅるぎゅる。 「必殺 回転雷撃落とし」 「おおおおおおおおおお?!」 回転しながらのドロップキック。哀れなり。 「―――さて、本日皆に集まってもらったのは他でもない」 重苦しい空気を打ち破る様に、富士キサラギが口を開いた。 軍人として必要最低限の基礎訓練や射撃訓練。BETEと戦うのに必須の戦術機の戦闘シュミレーション。その他を終えて、食事をとった後の今。気だるさ残る午後。いつもなら今までの自分たちの戦闘についての意見交換やフォーメーションの研究をしているはずだが、今日は早めに引き揚げた。 温かい合成茶を啜っていた面々は、キサラギの言葉に面を上げて、体勢を正す。――正していないのが一人いるが。 食堂の一画、長方形の机を陣取ったナイトメア隊のメンバーは、各々で視線を交わした。 「他でもないって、いつも通りだろ。ついでに近いと思うゼ」 「まぁまぁ。そう言わず聞きましょうよ」 どこか諦め口調の宵崎 白夢は、自分の長い白髪を指で弄りながら答えた。それを隣に腰かけていた椎名 宗一にやんわりとなだめられると、むう、と言ってキサラギの方を向いて押し黙る。香舞園 理佳は既に知らされてあったらしく、肘をついて頭を支えた体勢で待機中。合崎 リンはどこか落ち着かない様子で自分の十字架のネックレスを軽く握っている。検非違使 あやのは、どこからか持ってきたお茶菓子を食べている。 キサラギは最後の一口の合成茶を飲み干すと、コトンと音をさせて机の上に容器を置く。 「我々は、かの部隊――サクラ部隊と、どう接していけばよいのかということだ」 「決まってんだろ。放置、放置。連中は俺たちが知っている以上のナニかを抱えてる。……何せあの香月副司令官だゼ? 得体の知れないことに首を突っ込んでる気がしてならねーし」 深刻そうな顔でキサラギが言うと、白夢がさも当たり前であるかのように即答した。まるで、答えを既に考えてあったかのような速度で。 すると、いかにもダルそうな雰囲気のショートカットの少女の理佳が、これまたダルそうに口を開く。 「……私も気になって色々調べてみたんだけど」 ナイトメア隊の視線が理佳に集中する。キサラギが先を促すように相槌を打つと、理佳は椅子に深く座りなおして腕を組んだ。 「サクラ部隊専用のやたらとデカい格納庫があるだろ? あれなんだけど、外見は格納庫に見える。そこが問題なんだよな~」 「と、言うと? どういうことです?」 「……それが普通なのではないでしょうか?」 妙な表現を使用した理佳に対して、宗一と、今まで黙っていたリンが口を開いて質問する。外見が格納庫で、中身もあの高性能機を収納しておく格納庫。それになんの問題があるというのだろうか。 理佳が続ける。 「考えてみろ。……アレ、いつ建てられた?」 「…………さぁ」 ナイトメア隊の全員が黙り込んだ。考えてみれば、あの大きさの格納庫なら、一日二日で建てられるはずもない。隊長でもあり纏め役でもあるキサラギがそれに対して何かを思い出すかのように言葉を紡ぐ。ただし最初に「これは上官が否定していたが」と言ってから。 「聞いたことがある……あれは実は新兵器で、浮いてきたとか……」 「……浮いて? ちょっと待って。あの有名な凄乃皇みたいにってこと?」 その噂話を、途中であやのがさえぎった。明らかに信じていないニュアンスを含んだ言い方だったが、完全否定している訳でもない。所謂半信半疑と言ったところか。 普段と違って冷静な理佳は、その言葉を聞いて数瞬沈黙して、 「でさ、近くで見ようとしたら警備兵に門前払いを食らった。頭きたけど……これも実は問題あり。だってさ、中に入れないならともかく、格納庫に近寄ることすら禁止されている。んで、さっきの格納庫は新兵器って噂。格納庫自体も、中身も新兵器なんじゃねーか?」 「と、いうよりも、そう言う風に考えるのが妥当、ということか」 「そうそう」 キサラギが頷きながら合成茶の入っていた容器に口をつけて、中身が空っぽであることに気がついて元に戻す。 みんなを反応を見ていたあやのが、再度口を開いた。 「あの機体の能力は異常。ああいったモノは、悔しいけど常にアメリカとかの大国が作ってきた。けど状況から考えて、アレは日本で製造されたように思える」 思った通りの事を口に出して、そのまま黙る。食べかけの茶菓子に手を伸ばすと、リスのように端から削り取る様にして食べるのを再開する。 「確かに。悔しいがそうなる。異常と言えばメイゼもそうだ。みんなは模擬戦闘の時の事を覚えてるか? アイツ、銃弾を空中で撃ち落としてた。あれは異常なんてものじゃない。人間じゃない」 軍人とも平時の口調ともつかぬ言い方でキサラギが言う。その目は、どこか遠くを見つめているように食堂の壁に掛けられた小さな絵を凝視している。特に意味はないが、人間というのは、何かを思い出す時に関係のないところを見つめてしまう性質があるのだ。 音速で発射される弾丸を、回避することならなんとか可能かも知れないが、それが迎撃となると話は違う。銃弾を銃弾で撃ち落とすという行為は、本来高度な電子機器が行うべきことである。人間の仕事ではない。 そういえば―――メイゼは人間を止めたと言っていた。 体を弄った、と言っていた。 大事な人を護るために人間の尊厳を捨てた、ということなのか。いや彼風にいうなら任務のためにか。 キサラギは、あの新兵器、そしてメイゼらはオルタネイティヴ計画に関してなんらかの形で関わっているのか、と思った。 一般的に言う超能力を所持した人間の研究もその中に――大真面目に入っており、当初はBETAと意思の疎通を取るためのものであった。結局、「BETAは人類を生物と見ていない」という無残な結果に終わった。 ひょっとすると、オルタネイティヴ計画の中で一般には公開されていないのがあり、その内の一つがあの高性能機、そしてメイゼらなのではないか。 これはあくまで推測に過ぎない。 キサラギは、みんなに言うのであれば、もう少し情報が必要だと考えた。 だが、一体全体、どうやって情報を得るのだ? あのメイゼは防衛戦以降口を開かなくなり、言うまでもなく格納庫には入れない。香月副司令官に尋ねるという手は却下。一介の兵士に重要な情報をペラペラ喋るわけがない。サクラ部隊で一人だけ口が軽そうなヤツがいるが、仮にも軍属。可能性は低い。 こんな状況で「どう接するか」ということを考えるなど、おこがましい。 キサラギは一人心の中で苦笑した。 みんな思うことがあるのか、腕を組んだり、意味なく合成茶を飲んだりして沈黙する。 聞こえるはずのない時計の秒針の音が、空間に満ちているように思える。 「あ……」 リンが誰にも聞こえないように押さえて、でも十分な声量になってしまった言葉を言った。みんなの視線がリンに集まり、その双眸が見つめる先を探す。 「メイゼか……」 喉が渇いていたのだろうか。 いつにもまして厚い鉄仮面を被ったその男は、自分以外の一切に興味を示さずに食堂に設置してある冷水器の前に立つ。そして小さなコップに水をなみなみと満たすと、一気に胃袋に流し込む。それだけでは足りないらしく、一回二回三回四回五回六回七回八回九回……。 「なぁ……英雄ってのはよく飲むんだな」 唖然とした様子で、理佳は呟いた。 どうすればよいのだろう。 トレーニング施設の一画。ベットにも似た器械を使って腹筋をしていたリンは、息を荒くしながら考えていた。うだうだ考えるくらいなら、運動でも――ということで始めた筋トレだったが、結果は変わらず。思考は踊る。されど進まず。 上半身はスポーツブラと白いシャツのみ。下半身は軍服のズボンのまま。 スプリングが体重の移動に合わせてギシギシと金属的な音を立てる。 どんな時間に来ても、ここは誰かいる。軍人というのは体が資本故に、命令を受けていなくても体を鍛えに来る連中は山ほどいる。どことなく汗臭い空気が呼吸するたびに肺に入ってくる。 「――ふっ! ふ、う」 両手を組んで頭の上に置いて、誰に言われるでもなくただ上体を起こして、元に戻す。 それをしばらく続けていた所為か、汗がシャツとズボンに染み付く。額から汗が流れ落ちていて、床に落ちる。すると、汗が目に入りそうになった。 「……痛ッ」 腹筋を中断。器械の上に座る。 目をゴシゴシ擦ると、痛む目の痛みが引いてきた。ほっとした様子で腹筋を再開しようとして、―――また、汗が目に入った。しかも、大量に。瞬間、沈黙してしまう彼女。数秒後、リアクションを起こし、 「……。~~~~~~~!」 汗というのは、元体液である。 見方を変えれば体の体温調節のために流れ出た体液であるが、流れ出ることを前提としているので、成分が普通の体液(母乳等を除く)とは違っている。つまり、プール等の時に水が鼻から入ると痛いのに、牛乳が逆流しても痛くないのは成分の違いである。試しに成分を調整した水溶液を鼻に入れていただきたい。痛くないはずだ。多分。 痛い。 両目を擦りながら立ち上がり――そのままトレーニング用の器械の鉄の足に躓いてすっ転んだ。今度は顔面を押さえるリン。あ~う~などと意味不明な言葉が漏れる。 硬質な床を誰かが歩いてきて、リンの側で足を止めたような音が聞こえた。顔を上げてみると、同じ部隊所属の香舞園 理佳の小柄姿があった。その表情は不思議なものを見るような感じで。具体的に言うと小動物でも見るかのような、なまあたたかいしせん。 なまあたたかい、しせん。 「……アンタは何をやってんだ」 「り、理佳……」 誰にも見られたくない醜態を見られた所為なのだろうか。心の中と体からしょっぱくて苦い涙が出てきた。これは目が痛い・顔面が痛い、ということで出てきた涙であって、などと心が言い訳を叫ぶ。その言い訳を抑制しつつ、リンは立ち上がった。 「な、なんでもありません!」 垂れる汗。それを気にせずに、しょぼしょぼする目を見開いて、腕を堂々と組んでそう答えた。ただ締まらない事に鼻の頭が赤くなってしまっている。幸いなことに髪の毛は三つ編みにしているお陰でほとんど乱れることはなかった。 汗を拭くための白いタオルを首にかけた理佳は、今しがたリンが転倒していた場所を指して、 「……でも顔から転ん」 「違います! 新しい訓練です! そうなんです!」 もうどうにでもなれ、いやいや、これは隠蔽せねば。 羞恥心からか、リンの顔が真っ赤になっていく。 それに気圧された理佳は、首にかけていたタオルで首筋を拭いて、一歩後退した。なんというべきか、普段の丁寧な物言いが完全に変化してしまっている。ここで追求したらヤバイかもしれない、と本能が騒いだのだ。 「そ、そう、か。……とりあえず休憩しよう」 「――ハイ」 二人は周囲をしばらく見まわしていたが、4人は腰かけられそうな黒いベンチに座った。いつ用意したのかは不明だが、理佳が水の入った透明なコップを渡してきた。 ひんやりとしたコップを受け取ると、指先から冷気が伝わる。 「あ。ありがとうございます」 「いやいや、いいって」 静かに冷たい水を飲む二人。 トレーニングに励む軍人らを見つつ、理佳に渡されたタオルで汗を拭く。すると、運動することで生まれた無駄な熱が徐々に消えていき、通常の体温に戻っていくのを体で実感することができる。トレーニング機器の稼働音と人の声が混じり合った独特の喧騒が耳に心地よい。 「にしても……最近はどうしたんだよ?」 唐突に抽象的な言い方で理佳が話を切り出した。リンは意味がよく分からないので、理佳の顔を見ただけで留まる。 理佳は椅子に座り直すと、持っていたコップの水を一口飲んだ。 「戦術機訓練の成績は下がる。射撃訓練も下がる。話しかけても答えないことがあるし、食事量も減った。アタシじゃなくても多分みんな気が付いてると思うけど」 「それは……」 そうなのだ。戦術機の仮想訓練では単純なミスを連発。射撃訓練では拳銃・突撃銃・機関銃・狙撃銃、全ての成績が低下。自由時間では一人椅子に座ったまま放心状態。普段食べる量を食べきらずに食堂を後にする。とどめは溜息だ。事あるごとにハァ、と息を漏らす。 ここまで来ると誰にでも分かる。「ああ、こりゃなにかあったな」と。 その内の一人が理佳であり、今日偶然尋ねる機会を得たのだ。 明らかに動揺しているリンに、理佳はショートカットの髪の毛を整えてから問いかける。 「ほら、話してみ?」 「え? 何を、ですか?」 「とぼけても無駄無駄。何かあったんだろ?」 無駄無駄に合わせるように人差し指が左右に振られる。その指を気が抜けたように見つめていたリンは、水を一口飲む。それから理佳の眼を見つめると、口からもごもごと意味不明な言葉が出てくる。 それを急かす必要は無い。無理に聞き出そうとして本人が拒否を起してしまうと、そこで話は終了となる。だから理佳は、「話してみな?」という感じに口調を柔らかくする。 「その~~えっと。そんなに大きなコトじゃないんですけど……その……とある人物、をですね、一目見た時にかっこいいなぁ、って漠然と思ったんです。だから、少し知りたくて陰から見てたんです。ううん、最初の方は一緒に話したりして」 「ふむふむ」 内股になって、コップを持っていない方の手で自分の腿を撫でる。もじもじしているというのがぴったりである。自分の爪先付近を見て、思い出すかのように、絞り出すかのように言う。 「……一緒に訓練とかして気がついたんです。その人はとっても危うい心を持ってるって……」 彼女の家は、様々な動乱を越えて、一人として欠けていない幸福な――。 という訳ではない。 戦術機乗りとして極めて優秀だった父親は、度重なる対BETA戦で信頼する味方を次々殺されて、徐々に疲弊していった。そして、味方を護るためにBETAに一人で特攻して、果てた。死ぬ直前の父親の顔は、今も忘れない。そしてその時の出来事がリンの心に残り、人の心を読む力となった。リーディング能力ではない。人間があらかじめ持っている推測する力だ。直感と言ってもよい。 危険な事をして、命を落とす人を見たくない。 ……だがそれは無理な話だ。 BETAという存在がある以上、どこでも戦場になりうるのだから。 だからリンは決意したのだ。「傷つく人を見ないように、自分が盾になる」。 「私が見てきた人の中で、あんな心の人を見たことはありません。でも、なんとなく分かるんです。自分なんてどうでもいい、ただ戦う事こそ全てだ、って」 「―――で、どうしたいんだよ」 独白するかのような口調。先程ののもじもじとした様子は既に無く、表情もどこか曇っている。思いだすのは訓練や戦場での出来事。 人すら自分の為に殺せるあの瞳は、ふと気がつくと色を失っていた。 壊れてしまったのだろう。 今まで壊れた人間を見たことはない。でも、あそこまで心を閉ざしているのだ。誰一人として気がつかない方が不思議だ。否、気が付いている人間はいるに違いない。だが、英雄ということで遠慮しているのか、「英雄は心も強い」などと思っているのか。判断はつかないが、あんまりだ。 ……偽善、これは偽善か、それとも自己満足か。エゴとも言える。 本人に確認をとったわけでもなし、情報も自分の五感のみ。これで「助けたい」などと考える自分は、間違っているのだろうか。自分より――「低い」人間を哀れむことは、そのほとんどが「優越感」から来ているらしい。すると、この感情もそうなのかもしれない。 弱弱しげそうに口を開きかけて、すぐに閉じる。 「まぁ――その、嫌なら言わなくてもいいって。アタシだって言いたくないことは山ほどあるし。完全な人間は居ないっていうし、悩み事は必ず相談しないといけないって法律もない」 誤魔化すように頬をポリポリと爪でかくと、理佳は立ち上がった。一気に水を飲み干したかと思うと、その冷たさに顔をしかめて軽快なリズムで立ち去った。 手元には水の入ったコップとリンが残される。 リンは一人で悩みの海に取り残されて沈黙せざるをえなくなった。 某日 とある部屋にて。 撃震77式戦術歩行戦闘機。 F-4 ファントムの帝国軍仕様機であるこの機体は、信頼性や整備のしやすさなどから度重なる改修を受けて性能を第二世代レベルまで引き上げて、現在も人類の戦力の中核を担う戦術機である。 その戦術機のカタログデータや、現場での評価などが纏められた用紙に一通り目を通したとある人物は、なんの躊躇もなくこう言ってのけた。 「全然駄目ね」 身も蓋もなかった。 その人物とは、ワーカーホリック(本人曰く日常)にして技術屋であるシーナ=アッシェル技術担当員である。 使い込まれたツナギに、爆弾のようなナイスバディ。美しく長いブロンドの髪の毛の彼女は、今は色っぽさを捨てた様子で椅子に腰かけている。普段は開けている胸元のが今は開いていないのが見て分かる。 「……ハッキリ言うのねぇ」 と、言いつつさほど不機嫌そうでもない香月副司令官は、同じように椅子に脚をを組んで座って、シーナと同じプリントに目を通しつつ、本物のコーヒー(高級品)を啜る。カフェインが彼女の天才的な頭脳の回転率を引き上げる。 シーナの双眸が香月の顔を捉える。普段はどことなく苦手な人種である香月。でも今はお得意の技術面。態度は同等か、それ以上。 今まで武装の開発ばっかりに気を取られていたシーナは、試しに機体のスペックデータを寄越すように言い、手に入れて目を通してみた。R戦闘機と比較するまでもないが、特にこの「撃震」の性能が低すぎる。 防御力も中途半端。レーザーを防ぐことすら困難。 中途半端な防御のせいで機動力も全ての機体に劣る。 火力は同等。 前線ではなく主に防衛用に配備されているというが、これはいかがなものだろうか。 「これは主に防衛に配備されると聞きましたが?」 「そうよ。流石に前線に出すにはアレだから」 でも、必要であれば出すんだけど。そう香月は付け加える。 ああ、この機体で斬り込みをかけろと命令された兵士は気が気じゃないな、とシーナは思わず苦笑しかけた。戦術機という鉄の棺桶の中で食われるのを待つのは、考えるまでもなく辛い。 シーナは持っていたノート型パソコンを取り出すと、机の上に置いてキーを幾つか叩いて操作して、とある画面を呼び出す。そして香月の方へと向ける。 「……と、いうことで」 「?」 「コレ、を使います」 「あぁ……このじゃじゃ馬を?」 ちょっと意味が分からないらしく、香月は画面を見たまま思ったままの事を口にする。そのルージュをひかれた唇は、しばし動きを止める。 じゃじゃ馬。 それは、改良された04式でも対BETAにおいては威力が足りないという残酷な結論。小型のBETAには有効であるが、突撃級などの大型種には少々威力不足。それを「舐めるな」とばかりに設計したものなのだが、一言で言うなら「デカイ」。 そう、威力と連射性能を追求したこの「60.5mm長銃身バルカン砲」は、口径は勿論、通常の弾薬よりも強力なものを大量に使用した強力弾を使用する上に(弾薬部の全長が長い)、銃口の跳ね上がりが極端に大きい。手で持って撃とうものなら、至近距離でしか命中しないという程。こんな銃を戦術機に持たせたところで、戦果を上げられるかは謎である。しかも、重い。連射速度が04式とは比較できないほど大きい故に、必然的に冷却装置やその他の部位が大きくなってしまった。他にも、弾薬の収納場所も巨大である。 黒光りする巨大なヘヴィバレル。 いかにも、と言った巨大なソレを、シーナは画面の中で撃震に二門装備させた。……といっても配置しただけだが。 否、持たせるのではない。――肩付近に置いたのだ。 「――こうすれば反動を抑え込めることができます。ただ今の74式可動兵装担架システムそのものを撃震から撤去して、改良するなり新しいのを製造させるなりしなくちゃいけませんけど」 「……でもこれじゃあ移動速度が著しく低下しちゃうじゃない」 無機質なパソコンの画面を覗き込んでいた香月が指で撃震を指しながら指摘する。その通りである。肩に大型武器を乗せて、しかも専用のシステムを二門装備させれば、ただでさえ遅い撃震の機動力は死んだも同然だ。 その言葉に、シーナは動ずる事はない。 「そもそも防御にしか使用されないのに機動力は必要ありません。動ける大型大砲レベルで十分です。圧倒的な大火力にてBETAの接近を許さなければ問題ないですし、他の戦術機にカバーしてもらえばなんら問題はない。そうでしょう?」 「火力特化機体ということ……面白そうじゃない」 「そういうことです」 「そういうこと、ね」 ふふん、といった様子で香月が同意してくる。その様子を確認したシーナは、手早くパソコンをたたんで席を立った。金髪がはらりと揺れる。 「どこ行くのよ」 「今から設計をするので。明日には持っていくので製造ラインの確保お願いします」 「は? そんなの一日二日で出来る作業じゃない……」 「できますから」 と、時間がかかるはずの設計作業を一日で行うとシーナは宣言して見せた。流石の香月でも、戦術機の装備を一日で設計する能力はない。だというのに、この女性には可能らしい。あっという間に扉から出ていくシーナを、香月は目で追うしかなかった。 香月が私も年かしらねぇ、と一瞬考えてしまったのは秘密である。 あとがき。 グダグダ全開。書きたいことがうまく伝わらない。文章が揺れまくる。 どうも、N式です。 今回は日常描写を多めに入れてみたわけですが、なんということでしょう。今までも最長の長さとなっております。 リンの心境の変化に関して「ねーよw」と感じた方はご連絡願います。書いてる自分が心配になってしょうがなかったんです。しかも題名がこれでいいのかすらワカラナイ。 誤字や批評感想などがありましたら掲示板の方へ。それでは。
https://w.atwiki.jp/psp2gameswiki/pages/21.html
アクション変更点 やりこみ要素 マルチプレイ機能 コラボしてる会社 ストーリー機能 アクション変更点 変更された機能 前作 本作 システム 基本的にPSUイルミナス仕様 緊急回避、任意防御、射撃武器でのチャージショット追加ファンタシースターZEROのチュインコンボ採用 フォトンアーツ 基本的にPSUイルミナス仕様。PAの習得数36 PAの成長が早くなくなり、PAディスクにレベルが付く形に。スキル、バレット、テクニック全てのPAが習得可能。バレットは属性別廃止。威力重視、命中重視、射程重視というスタイル別のバレットに変更。全136種類 PP 武器依存。PPチャージあり。 キャラクター依存。PPチャージ廃止 テクニック 基本的にPSUイルミナス仕様。 一部見直し。名前変更、追加、廃止。テクニック3段攻撃が可能に。 パレット 武器のみ6つ 防具のパレット追加。武器と同様に最大6つまでシールドラインを登録可能 防具のスロット ヘッド、アーム、ボディ、エクストラの4種類固定。 全てフリースロット化。パラメータがアップするユニットは、同じ系統のユニットを2つ以上装着可能 武器の属性 打撃武器のみ 打撃武器、射撃系武器、法撃系武器。属性揃えば継承。加えて杖に付いている属性分、その属性の威力がアップする。レアな杖には各属性のブースト効果を持つモノもある。 モンスターの強さ ストーリーモードとマルチモードで同じ強さ ストーリーモードとマルチモードで強さが変化。 NPCへの命令機能 なし PSZのショートカットオーダー採用。射撃、回復補助など7種類の命令から、優先させる行動を指示できる。 ブラストゲージ攻撃 ブースト ナノブラスト4種キャスト SUV ウエポン使用レベル制限 20 ナノブラスト7種。ヒューマンとニューマン用のミラージュブラストが追加。氷や雷といった全6種類の属性別の幻獣を召喚して攻撃する。使用レベル制限:10 スケープドール 所持限界数は10個ショップで購入可能 所持限界数は1個。ショップで購入不可。ドロップでの入手率も低下。 HP警告機能 なし HPが残り少なくなると、画面の枠の部分が赤く明滅する。 ヒットエフェクト 基本的にPSUイルミナス仕様。 属性ヒットエフェクト採用。炎属性の敵に氷属性の攻撃を当てると、氷のエフェクトが飛び散るなど 状態異常 基本的にPSUイルミナス仕様。ただし、即死は感染に変更 沈黙がなくなり、感電と効果が統合。 やりこみ要素 変更された機能 前作 本作 ミッション PSUイルミナスから流用したモノが大半。総数は100程度 総数が3倍以上に増加。従来のミッションも調整されている。ミッションカウンターで、敵と出土アイテムの傾向が分かる情報を追加 フィールド 基本的にPSUイルミナス仕様。 総数が2倍以上に増加。海底プラントなど追加。 モンスター ボスっぽいのが1匹追加 総数が1.5倍以上に増加。エビルシャーク、パルシャークなど PSO シリーズのモンスターも確認。ドラゴンも復活。テクスチャー張り替えではない新規ボスも追加。 アイテム数 2,000以上。うち武器は1,200種類。 倉庫 倉庫はマイルームからのアクセス。ストック可能なアイテムは1枠につき99個まで キャラクター別の倉庫を廃止、共有倉庫のみに。ゲーム中どこからでもアクセス可能に。送料のメセタは必要ない。容量が1,000個に増加。スタック可能なアイテムは1枠につき999個まで。 武器のカテゴリ 基本的にPSUイルミナス仕様。全27種 シールドが追加され全28種。シールドは任意防御に用いる。 強化 グラインダーを使用。強化の幅はランダム。 グラインダーを廃止し、メセタによる強化に変更。強化の幅はランダム。強化により形が変化する武器が増加 ドロップアイコン 基本的にPSUイルミナス仕様。 PSZ と同じ8面体の形を採用。赤色のレア箱の上のランクに、虹色に輝く箱を追加。 ドロップシステム 全員に同じアイテムがドロップ ファンタシースター ZERO と同様に、各個人別に別々のアイテムがドロップ。パーティの誰かがレアアイテムや30%以上の高属性の武器アイテムを獲得した際、全員の画面にテロップが流れる。 アイテムトレード 不可 アイテム交換はパートナーカードを交換しているフレンドのみ可。装備はBランクまで交換出来る。 キャラクターボイス PSUからの流用 全て新録り。新キャラクターを担当する豪華声優陣が担当。キャラクターのボイスは、少しキャラクター性を抑えめにしている。トニオ、リィナなどの前作からのキャラクターも、戦闘ボイス含めて全て刷新。 服・パーツ PSUからの追加分はパートナマシナリーとのおそろいの服のみ 合計50以上追加。新デザインの各種族デフォルト服は1セットタイプ。 最高レベル 100 2001~100:前作でかかる時間よりも倍以上必要。100~200:やり込みたい方のための、修行レベル プレイヤーキャラクター ヒューマン、キャスト、ビースト、ニューマンの4種類。デザインはPSUを踏襲 種族数に変更はないが、デフォルトキャラクターのデザインが、全て一新されている。 戦闘タイプ 基本3種、上位は5種 全4種に統合。 キャラクターカスタマイズ なし タイプエクステンド、アビリティカスタマイズ追加。 キャラクタースロット 8 8 インストール機能 なし メモリースティック DUO に、一部のデータをインストール可能。武器やキャラクターのデータなど、ロード頻度が高く、効果が見込まれるデータのみ。 マイルーム 2Dのテキストベース。ルームグッズはない PSU と同様に 3D 空間化された。リフォームチケット使用可能。ルームグッズも置ける。 称号 全100種類。キャラクター別 全250種類。キャラクター共有。 図鑑 ウエポン収集記録、モンスター討伐記録。キャラクター別 服・パーツ収集記録が追加。キャラクター共有。 武器と防具の装備条件 ステータス依存 レベル依存 レアユニットシステム なし PSZ から継承。フィールドに虹色に輝く不思議な転送装置が出現し「謎のケーキ屋さん」などに行ける パートナーマシナリー 全8種類。完成形の人間型のみ 全60種類以上。全ての派生タイプに加えて、ドラゴンタイプ、レトロタイプなど新タイプ追加。特殊支援効果追加。 エステサロン 基本的にPSUイルミナス仕様。 体型変化が実装 1ブロックに出現する敵の種類 3 3 ドロップ率ブースト 称号 称号でのブーストは廃止。アビリティカスタマイズと、祈祷によるパーティ全体効果 マルチプレイ機能 変更された機能 前作 本作 ミッションの種類 フリーミッションのみ チャレンジ、バトル、エクストラミッションを追加 マルチプレイ アドホックモードのみ アドホックモードに加え、無線 LAN によるインフラストラクチャーモードに対応。Kai や PS3 といった機器を使わずとも、遠距離接続が可能になった。 マルチプレイ人数 1~4 1~4人 マルチプレイ時のフレームレート 20fps固定 20~30fps 可変 ロビー 2D 3D のビジュアルロビー。ロビーアクションも可能になった ミッションカウンター コロニー、パルム、ニューデイズ、モトゥブに1つずつ 1か所のみ。ビジュアルロビーに統合 チャット ショートカットのみ ショートカットに加え、ソフトキーボードによるチャットを実装。絵文字も使える。状況に応じて指定メッセージを発言できるオートワード追加 パートナーカード NPCのカードのみ ロビーで他のプレイヤーと交換可能。最大100枚まで所持可能、友人検索機能あり ダウンロードコンテンツ 無料のダウンロードミッション 無料のダウンロードミッションと、課金アイテム。コラボ系アイテムは無料予定。 コラボしてる会社 変更された機能 前作 本作 ゲーム内アイテムなど ファミ通、電撃のアイテムなど。 集英社、ファンタ、「どこでもいっしょ」のトロとクロ、ピザハット、ヱヴァンゲリヲン新劇場版、Fate/stay night 、初音ミク PSUとの連動要素 連動ミッション『イノセントガール』キャラクターダウンロードサービス。『ホワイティルウィング』プレゼント 連動ミッションあり。キャラクターダウンロードサービス。アイテムプレゼント。 ストーリー機能 変更された機能 前作 本作 ストーリー マルチエンディング。ストーリーを追うだけなら、10時間程度でクリアできる程度のボリューム マルチエンディング。テキスト、ボイスが2倍以上に増加。本編に加え、サイドストーリー、サブイベント、クライアントオーダーといった寄りみち要素も充実している。 プレイヤーキャラクターの扱い 空気 グラールの英雄になれる イベントグラフィック 3D描画イラストをそのまま使用 超高密度キャラクター描画システム「MIZUN/O」導入。3D 描画イラストを、アートディレクター水野氏が、1枚1枚手作業でレタッチしている。
https://w.atwiki.jp/wiki9_vipac/pages/1015.html
継ぎ接ぎだらけのトラックが砂漠を走る。 乗っているのはイャン・ウホ・オソカッタジャナイカ。 砂漠を抜けた町に在る商店が彼…いや、彼女の目的地。 急に食べたくなった桃缶と、 必需品である塩を買いに行くのだ。 彼女が商店の入り口へ到着する。 彼女はすたすた店中へ入る。 桃缶はすぐ見つかった。 勿論、塩も見つけてた。 彼女はそれを買い物篭にいれ、少し、店内をうろつく。 お菓子売り場が目に止まった。 「子供、か……」 子供達がわいわいとはしゃいでる。 「いくらキサラギでも男に子供は生ませられないよな」 彼女は呟き小さく俯く。 その時、入り口付近で銃声。 一瞬で店内は悲鳴でいっぱいになった。 「さわぐんじゃねえよーーーーーーー!」 「そうだぜ。俺らはとっても強い団だぜえええええええええ」 「ひょよおおおおおおおおおおお!」 世紀末風の格好をした三人組。 彼女は彼等に見覚えがあった。 でも死んだんじゃなかったっけ? 「俺らのおにーちゃんにそなえるーーーーーーー!」 「食べ物をぉおおおおおおよこせええええええええ」 「ひょよおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」 どうやら死んだのは彼の兄達らしい。 しかしそっくりだ。 顔も言動も、多分性格も。 「ひょよおおおおおおおおおおおお!」 太い男が機関銃を乱射した。 それは一切合財客には当たらず、 ちゅいんちゅいんと壁に跳弾し、 発射した本人の頭にぷすりと刺さった。 「すえっこーーーーーーーー!」 「よくもおおおおおおおおおおおおお!」 いや、君たちの所為だから。 「おこったぜーーーーーーーーー!」 「みんな氏寝だぜエエエエエええエエエ!」 彼等は店内から出て行く。 「みんなまとめてーーーーーーーーー!」 「MTでふみつぶしてやるううううううううううう!」 彼等はMTを起動させようとしていた。 その隙にイャンは店の外に出てトラックに駆け寄りエンジンをかける。 かけ終ると彼女はすぐに車を降りる。 トラックの自立AIが起動した。 〈……敵?〉 「そうだ」 〈………殲滅?〉 「そうだ」 〈………了解!〉 〈戦闘もーど、起動シマス!〉 《ぎゅいーーーん…がっこんがっこん…ぷしゅーぷしゅーー!》 ちんぴら兄弟はそれを見てどう思っただろうか。 そしてそこらに居た一般人はどう思っただろうか。 ただのトラックだと思っていたものが急に変形したのだ。 今日のビックリドッキリメカでもこんな芸当見たことない。 子供は泣き叫び、 母親はその子を慰めるか、子供を突き飛ばして自分は逃げる。 男どもは皆失禁し、老人は入れ歯をぽんぽん飛ばした。 その後、キサラギは新製品を出した。 それは今話題のトラックだ。勿論変形する。 若者は面白半分に其れを買いもとめ、 奥様は近所で品評会を行い、 お父様は皆ドウカシテルYOと泣く。 これで私にも恋人が出来ました。 もってて良かったキサラギの車。 君にも一台いかがでしょうか。