約 783,750 件
https://w.atwiki.jp/asagaolabo/pages/4166.html
ヴィジュアルコース ポップンミュージック ラピストリアのコース。 2015/04/13にコースモードに追加されて登場した。 ステージ 楽曲 譜面難易度 レベル 1 ヴィジュアル N 18 2 ヴィジュアル2 21 3 ヴィジュアル3 27 4 ヴィジュアル4 24 コース難易度 ★★★ 金条件 380000点以上でクリア 銀条件 340000点以上でクリア 別名・ユーリコースとも言うべきか。 歴代のヴィジュアル(シリーズ)で揃えられているため、婦女子が釣られそうなラインナップである。 コンセプトを除けば、単にN譜面で構成されたコースで、1曲目を除いてBPM184で統一されているため、ハイスピードの設定はしやすい。 難所もほとんどないので、1・2曲目の辛い判定に注意すれば380000以上を取るのも難しくはないだろう。 関連リンク ヴィジュアル(シリーズ) ユーリ コースモード一覧
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/25214.html
登録日:2013/11/18 Mon 21 40 46 更新日:2024/09/09 Mon 16 04 47NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 アルバート・ウェスカー ウェスカー ジェイク ジェイク・ミューラー バイオハザード バイオハザード6 不遇 傭兵 浪川大輔 超人 ジェイク・ミューラー 注意!この記事にはネタバレが大量に含まれています。 知りたくないという方はブラウザバック。 CV 浪川大輔 『バイオハザード6』の登場人物で主人公の1人。開始時は20歳。 イドニア反政府軍に雇われた傭兵。 …だったのだが、作品開始時にエイダから渡された栄養剤(と称したC-ウイルス)によりジュアヴォと化した他の傭兵たち、ひいてはネオアンブレラという組織に追われる。 パートナーのシェリーとともにイドニア、中国、さらにはネオアンブレラ海底基地で大冒険をするはめに。 性格は信用できるものは己の力と金だけ、という捻くれ、かつ荒んだもの。 ただ、作中のファイルを見ればわかるが、このような性格になったのには相応の背景がある。 彼はイドニアの、極貧の母子家庭の生まれだった。 父親は生まれた時からおらず、家計は病弱な母1人でどうにか支えられていたという。 彼は父親が誰でどういう経緯で出会ったかもまるで知らず、自分達を捨てたであろう父親に対する不平不満を並べ立てることもあった。 その度に母親に窘められていたため、 「自分達を捨てて逃げたしょうもないチンピラであっても、母親がこうも愛しているのなら、自分の父親は本当にどうしようもない犯罪者の類ではないのだろう」 と考えており、内戦が多発する治安の悪い地域の住民として、その点だけは誇りとしていた。 そんな立派な母親によって惜しみない愛情を注がれて育ったジェイクは、母親の病気の治療費を稼ぎ恩を返すため傭兵となった。 …が、その矢先に母親は病死してしまう。 母親が患っていた病気は治療費さえあれば治せる病気だった。極貧の家庭で育ったこと、金さえあったら母親を救えていたであろう事… その後の過酷な傭兵生活も相まって、彼には金に対する強い執着だけが残った。 そしてそんな彼に更なる災厄が訪れる。 傭兵になって間もない17歳のころ、彼はある練達の傭兵のもとで戦闘技術を叩き込まれていた。 厳しくも思いやりのある彼のことをジェイクは信頼していた。 彼は母親以外の人間に初めて信頼を置いたのだ。 が、実はその傭兵は敵のスパイだったのである。 そのため、ジェイクの部隊は壊滅。 作中でも体験談として語っているが、最後に残ったジェイクを仕留める為に、弾をケチってナイフで追い立てる敵部隊を相手に孤軍奮闘し、その時は辛くも生還。 そうしてジェイクは九死に一生を得たものの、父親のように信頼していた人間に裏切られたという事実は彼の心に深い傷を負わせ、その時についた 顔に刻まれたナイフによる深い傷跡共々、いつまでも残り続けていた。 このことが止めとなり、本質的にはお人好しと言って良いジェイクも、強い人間不信に陥っていた。 しかし、本編中でシェリーと行動を共にするうちに心境に変化が起きた。 ドジっ子気質でそこはかとなく頼りない彼女をフォローする場面も多々あったが、後述のように似た家庭環境や人体実験の過去を持ちながらも、 捻くれずに強く生きようとする彼女に感化されていく。 作中で最も重要となるのはあのアルバート・ウェスカーの実の息子であるという点。 その血統故に彼の体には先天的にすべてのウイルスに対抗できる抗体が存在している。すなわち、C-ウイルスの惨禍から人類を救える存在である、ということを意味する。 今作では彼の血、すなわち抗体を求めるアメリカにより派遣されたエージェントであるシェリーと行動を共にすることに。 この時金にがめつかった彼は5000万ドル(日本円換算で約50億円)を要求している。 ちなみに、シェリーからこの事について連絡を受けたアメリカ側はこれをあっさり承諾していた。 作中だけでも二つの街が壊滅状態にあり、被害額は円換算で億単位どころか兆単位にまで膨らんだとみて良い。 5000万ドルで国家の安全と未知のウイルスへの対抗手段を買えるなら安い買い物だ、と判断したのだろう。 また、彼は父親から抗体だけではなく素晴らしい身体能力をも受け継いでいる。 腕っぷしもかなり強く、作中のデモシーンでは手錠をかけられたままで武装したジュアヴォの不意をついて圧倒したり、 更には長期に渡る戦いで銃弾を浴び続けてボロボロになってたとはいえ、ウスタナクと素手で殴り合いをしたりもしている。 そんなわけで彼の装備(?)にはなんと『素手』が存在。 その通り、親譲りの掌底から始まるコンボや、サマソを含む蹴り技の数々、投げ技等もお手の物。 様々な体術で敵のジョアヴォらをぶっ飛ばす。人型じゃなく明らかにデカいトカゲなんかもメッタクソに凹る。素手で。 こいつ本当に人間か ネオアンブレラの研究施設に監禁されていた半年の間ジュアヴォや研究員などの会話を聞いただけで中国語を習得してしまうなど優れた頭脳も併せ持ち、この辺りにも彼の父親(一時はアンブレラで研究者もしていた)の遺伝が感じられる。 さらにはネオアンブレラ研究施設からの脱出時には物凄いバイクのドライビングテクニックを披露したり、ある場所ではピアノの腕(ショパンの『革命』)を披露したりと多芸多才。 彼の境遇から分かる通り、ピアノを習う機会なぞ無かったにも拘わらず見事な演奏を何故出来たかと言えば、「半年間の監禁中に漏れて聴こえてきた演奏を即興で耳コピした」から。 そしてゲームの進め方によっては散々自分達を追撃してくれたネオアンブレラのヘリコプターに素手でよじ登ってパイロットを射殺するという離れ業までやってのける。 最早、ただウェスカーの息子ってだけで片づけられるレベルじゃなさそうなんですが。 ちなみにこんな彼が誕生した経緯は イドニア人女性がアメリカへ移住 ↓ 詳細は不明ながらウェスカーの子供を身ごもる ↓ イドニア人女性帰国 ↓ イドニアにてジェイク誕生 という感じだったらしい。 時期的にはウェスカーが研究者として勤務していた頃か。 ウェスカーとは面識はなかった。というか名前すら知らなかったのはこのため。 先述のように、父親には僅かながら誇りとするところはあったので、父親が世紀の大犯罪者(バイオテロリスト)だという真実を知った際は嫌悪を通り越して激昂する素振りも見せ、 「なんで俺がこんなことになったのか、今ならわかる気がする」とまで漏らしていた。 その直後に、同じく問題だらけの父親を持ち幼い頃からGウィルスを宿したためにモルモット同然の扱いをされながらも、自分の自由の為に戦い、悪事を働かずに心を強く保ちながら正しく生きようとするシェリーに 「結局どう生きるかは自分次第。他人の所為にするものではない」と窘められ感化されていなければ、果たしてどうなっていたことやら。 この最良の相棒に出会えたことは幸運と言えるだろう。 父親がどうしようもないなんてモンじゃないと分かった後にも、やはり息子としてぶつけたい鬱積した想い等はどうしても残り、クリス・レッドフィールドを彼だと意識して対面した際にはやり場の無い怒りをぶつけかける一幕もあった。 ……最終的には彼の漢としての使命感や人柄を認めて振り上げた拳を下ろしたが、互いの素性を知る前の初対面の時から、どうにもゴリスさんのことを気に入らず喧嘩腰だったため、どうやら父親程じゃないが彼とは元々相性は良くないらしい。 シェリーとの任務終了後には、5000万ドルを50ドルにまけた。 金だけに執着しない、自分なりの強い生き方というものを見つけ出した模様。 本編の後日談らしきエピローグでは、中東と思しき場所で少女の依頼をリンゴ1個で引き受け、B.O.W.と戦っているのが見られる。 そのままシリーズの次世代主人公として活躍する。 .......かと思われたのだが 続編のバイオハザード7では主人公は完全新規キャラのイーサンに交代され、ジェイクの出番は一切なく後日談も語られなかった。 次回作のバイオハザード ヴィレッジでもこの扱いは変わらずジェイクの動向は不明のままである。 因縁のクリスはパッケージも飾ったというのに・・・ ジェイクの今後の再登場が待たれるところである。 余談だが、クリスから初対面時に「どこかで会った事があるか」と言われたり、「父親の面影がある」と言われたりする通り、ウェスカーとは顔立ちも似ている。 ゲーム中のとあるムービーにてジェイクがサングラスをかけるシーンがあるが、この時のジェイクはウェスカーにそっくりである。 追記・修正はネオアンブレラの海底基地から生還してからお願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ヤン語調の英語が恰好良い -- 名無しさん (2013-11-19 01 01 08) ジェイクを裏切った傭兵がハンクとかだったら面白いな。と思ったけど流石にないか。 -- 名無しさん (2013-11-19 06 34 25) 最後50ドルじゃなかったか? ジェイクといいピアーズと良い新キャラはみんな良かったよな -- 名無しさん (2013-11-19 14 44 18) ピアノって何処で弾けるの? -- 名無しさん (2014-01-11 21 00 42) ↑↑ただ、ヘレナは…… -- 名無しさん (2014-01-25 21 29 58) ↑屋j・・・いや、教会 -- 名無しさん (2014-01-25 21 34 25) ネロといいジェイクといい何故ラスボスの息子は殴り合いをしたがるのか -- 名無しさん (2014-01-29 03 05 06) ↑闘いの基本は格闘だ! -- 名無しさん (2014-02-18 23 44 44) 個人的な印象としてはアメリカ的中二病の主人公というイメージ -- 名無しさん (2014-03-09 03 56 30) 確かに最初に出会ったのが、クリスとかレオンとかだったらジェイクの気持ちを理解しきれず衝突してしまったかも -- 名無しさん (2014-06-03 19 59 11) シリーズ進めるといつの間にか今は亡き最強キャラに子供がいたことにされるよな -- 名無しさん (2014-06-03 20 07 13) 5000円で世界を救った男 -- 名無しさん (2014-07-18 21 32 37) ゲームの内容を映画化して欲しい。ジェイク編は人としての成長がわかる良いお話。 -- 名無しさん (2014-10-30 12 58 14) それをやるなら2を実写化しなきゃな いきなりぽっと出の娘に同じ境遇だとか言われて諭されもしらける -- 名無しさん (2014-12-12 03 20 36) シェリーの着替えを見ない当たり、意外にウブなのかもしれない -- 名無しさん (2014-12-12 15 56 51) ↑そりゃ思春期を過酷な男所帯で生活してたしな -- 名無しさん (2015-08-17 01 23 30) なお、グラサンかけて申し訳程度に髪を生やしてオールバックにして見ると父親に激似 -- 名無しさん (2015-08-25 05 43 48) 極貧でありながら、女手一つでここまで立派な息子を育て上げたと考えると、 -- 名無しさん (2015-10-19 23 22 27) ↑(続き)母親も何気にハイスペックな気がする。別れてなお愛していたなら、ウェスカーも彼女の前では本心で無かったとしても、いい男であり続けたのだろうか。 -- 名無しさん (2015-10-19 23 26 20) 本当にハタチなの? またジェイク主人公の話してほしい -- 名無しさん (2016-02-14 00 36 36) 海底基地のエレベータでピアーズと大喧嘩してるのには笑った -- 名無しさん (2016-02-14 01 43 09) 今後バリーと出会う事があればどんな反応されるんだろ。RV2のグッドルートで「ウェスカーの呪いはここで断ち切る!」ってキッパリ言われちゃってるし… -- 名無しさん (2016-04-10 10 13 50) ↑バリーには父親としての面もあるからなぁ ジェイクが悪いやつじゃないとわかれば面白いコンビが見れそう -- 名無しさん (2016-04-10 10 20 38) ジェイク主人公の新作出ないかなー 7で助っ人出演とかないかしらん -- 名無しさん (2017-01-18 17 41 59) 8で主人公になってイーサンと競演してくれないかな。ジェイク⇒アクションバイオ、イーサン⇒ホラーバイオなルートで -- 名無しさん (2017-06-30 11 41 11) 根は悪くないヤツなんだろうなあと思わせる描写がいちいち上手くて感心したキャラ -- 名無しさん (2017-09-13 01 25 50) 8で出てほしい。カッコイイ -- 名無しさん (2017-09-18 16 08 38) 最近ステゴロでライバルの主人公(爺)が現れた様子 -- 名無しさん (2017-12-18 16 55 47) 新生アンブレラはPMC企業だし、雇われててもおかしくはないのよね -- 名無しさん (2017-12-18 16 58 25) なんつーか「若いねえ~いいねえ~がんばれ~」と応援したくなるね、年寄りからすると -- 名無しさん (2018-09-15 16 52 02) プロローグでリンゴを台無しにされてご機嫌斜めだったけどエピローグでリンゴが喰えてご満悦なミューラー -- 名無しさん (2019-02-04 05 48 57) 多分だけど、彼は彼なりにB.O.Wと戦っていると思う。 -- 名無しさん (2019-09-24 15 13 47) 満を持して登場した新主人公にもかかわらずその後の音沙汰なし。 作品そのものが微妙だと出演者やキャラがとばっちりを食らう典型。 -- 名無しさん (2020-03-08 22 39 48) でも彼を出す場合最近の原点回帰したホラーゲーじゃななくてどうしてもスタイリッシュアクションになってしまうのでタイミングが悪かったとも言える -- 名無しさん (2020-03-11 14 47 06) それも6の不評でシリーズの方向性を見直すことになった結果では。 そもそもバイオシリーズは伏線の放置と仕切り直しのやり過ぎでよくわからんことになってる。 -- 名無しさん (2020-03-13 06 58 36) 銃すら一切使わずパンチだけでクリーチャーぶち殺しまくるオッサンも出てきたし次回作のDLC枠にはちょうどいいんじゃない? -- 名無しさん (2020-04-04 15 37 39) ジェイク再登場まってるわ -- 名無しさん (2020-12-01 01 00 57) 8の主人公もイーサンでした・・・ -- 名無しさん (2021-02-08 06 06 12) 踏んだり蹴ったりな境遇で育ったけど、ちょっとヒネた青年で踏みとどまったとか、ママンはどんな聖人やったんやろうな -- 名無しさん (2021-03-07 22 59 34) ヴィレッジも村に来たのがジェイクだったら全員素手で打ちのめすんだろうか -- 名無しさん (2021-05-19 00 12 19) ↑2 後はシェリーの事も忘れないであげてください。 -- 名無しさん (2021-07-09 01 47 58) 7や8がヒットしたことでジェイクやナタリアの立場はかなり厳しくなったな。 8のスタッフも過去作のキャラよりローズを活躍させたいだろうし。 -- 名無しさん (2021-07-23 21 11 32) 9で出てこないかねぇ、特殊な血、父親がいない、ヒーローのイーサンと犯罪者のウェスカーって感じで -- 名無しさん (2021-08-21 13 00 44) 最初期からいるキャラ達と違ってウェスカーありきのキャラだからなあ。ウェスカーはとうに過去の人間だから乗り越えるシナリオは作りにくいし、ひねくれ一匹狼だったから関わった人も出番なさそうなシェリーだけだし…。 -- 名無しさん (2021-08-21 13 05 13) ジェイクすげえ好きなんだけど、ホラー路線に回帰して好評を受けてる現バイオだと登場が難しい気もするんだよなあ… -- 名無しさん (2022-01-20 00 41 47) イーサンもお亡くなりになったし、まだ登場のチャンスはあるとは思う -- 名無しさん (2022-02-18 07 03 22) ウェスカーが妻子を認知しないまでも仕送りとかしてたらジェイクはお人好しで母親思いの普通の青年となり、当然傭兵にならず6のストーリーは多分詰み。ウェスカーはクリスに一矢報える機会を(結果的に)自らの手で捨ててしまったことになる。つまるところ、やったことの責任はきちんと取ろうね!ということである。 -- 名無しさん (2022-06-15 23 46 03) 新作はよ -- 名無しさん (2023-01-03 04 29 47) まぁ8エピローグ以降だと初期主人公勢はもう前線キツイ年齢だし、ジェイクがクリスやレオンのベテランポジになりそうな気もする -- 名無しさん (2023-01-14 09 51 37) あとは・ほぼ全ての既存のウィルスに対する抗体持ってます ・B.O.Wさえ素手で制圧可能な戦闘力 ・見聞きしたことを己のスキルにできる吸収力 とシリーズでも屈指のハイスペックだから出しどころに困ってる、というのもあるか -- 名無しさん (2023-01-14 09 54 50) いっそRe6までやって取返しのつかなくなった設定全部リブートすればいいのに。 でも、過去キャラの扱いが必ずしも改善されてるわけじゃないしなぁ・・・ -- 名無しさん (2023-04-28 06 29 24) 今度の劇場版でしれっと出てきそう。そこで次回作の発表とか? -- 名無しさん (2023-04-28 06 45 09) ↑6 そもそも捨てた女を見捨てきらず金銭援助するくらいの善性をウェスカーが持っているなら、バイオ本編の悲劇はかなり起こらなくなるから… -- 名無しさん (2023-05-01 14 07 47) ジェイクすごい好きなんだけど出そうとすると7,8でやっとホラーに戻ったのにステゴロで殴り倒すようなアクション路線にまたなっちゃうのかなぁ、なんてことも危惧してしまう -- 名無しさん (2023-07-08 04 40 09) ジョイーサン -- 名無しさん (2023-09-11 01 06 34) ↑2確かにキャラの性格とかスペックを考えると当初は一般人側だったイーサンだからホラー路線が成立したけどジェイクでやるなら4~6の路線の方がキャラ的には合ってるしなぁ -- 名無しさん (2024-04-27 11 40 12) ↑なぁに、最近だと高性能じいちゃん出てきたから出そうと思えば出せる余地はあるよ。(さすがにゲテモノは食べないと思うが…) -- 名無しさん (2024-04-27 11 49 25) 上記のジェイクを身ごもった時系列考察だとウェスカーただの野心の強い一般研究員(ウィルス摂取前)になりそうだけど、ジェイクすごいな -- 名無しさん (2024-04-30 17 59 58) まぁウェスカー計画の生き残りという事を鑑みればその時点でも高い身体能力と知能を有しているというのは特におかしくはないからね -- 名無しさん (2024-09-09 13 19 14) シリーズの新たな顔役になる予感したんだけどなぁ 若年ながら高い戦闘力、口は悪いけど善人寄り、悪から産まれ出た善って要素もよかったし -- 名無しさん (2024-09-09 13 25 57) ある意味、ジェイクってDMCの前身だった「高い身体能力を持った主人公がB.O.W相手に無双する」要素を拾ったキャラクターなのかな? -- 名無しさん (2024-09-09 13 30 47) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/bemanilyrics/pages/91.html
ヴィジュアル4/Desire/色彩乃夢 feat.Hyuga Rei 時の流れに 置き去りのまま 君への想いを 胸の奥に残して 消えない思いよ 僕を導いて いつか… 崩れ落ちた空 掠れていく声は もう 君へ 届かない 刻む時の音 止められず 揺らめく君の面影を 今も 瞳 焼き付けたまま 僕は 茨の迷路を 彷徨い 続けてる 消える事の無い 愛を 胸に 抱きしめたまま いつか めぐり会う 時を信じて 果てしなくどこまでも 広がる空へと 届け この想いよ 羽ばたいてゆけ 君のいる場所へ きっと 続いている 響け この歌声 I believe in desire 君の元へと 遥か向こうまで 想いよ導け I want to see you and send my desire
https://w.atwiki.jp/hisuzusia/pages/279.html
音楽ジャンル(厳密に言えば、ロックバンドやミュージシャンの様式の一つ) ファッションを指す。最近ではヴィジュアル系→V系と略す。 (この辞書ではファッション的なものについて解説します。 音楽の歴史やバンドについては他の詳しい資料を参照下さい) この記事が最初に書かれた2006年頃にはV系と呼ばれるファッションはなくなったが、それらしき ものや衣服は今もある。V系ファッションがベースとなったパンクファッション、 パンクの本場等で使われる用語のV系パンクに該当する着こなしがそれである。 (V系的な要素を含まないパンクスタイルやパンクスタイルとはまた雰囲気が異なる) しかし2010年Vホス系の出現により元祖V系ファッションも復活しつつある。 一部のファンの間ではかつて漢字、チェーン(鎖)モチーフや眼帯、背負う羽等が 見られたがそられは受け継がれてはいないようだ。 V系ファッション以外のファンの主なファッションや傾向はゴスパン、ゴシック、パンク、 ロリィタ、ゴシックロリータである場合が多い。KERAに掲載されている ジャンルの服装が主だが、お姉系などのファッションを好むV系ファンも居る。その場合「お姉ギャ」等と名乗る事が多い。(ギャはバンギャの略称) V系バンドの熱烈な女性ファンやおっかけをバンギャと呼ぶ。 バンギャはバンドギャルの略だがバンドギャルはV系以外のバンド好きも含めた 意味に合いになってしまう為バンギャと更に縮めて使う事が一般的である。 単なる「V系ファン」の意味に使う人も居るが、全てのV系好きがバンギャとは 限らないので、使い方は注意しなければならない。 V系ミュージシャンの服装は時代によって異なるが以下の様な傾向がある。 暗い色調の服、派手なメイク、細さを強調、立たせた長い髪形、パンク風味 上記を更に恐ろしげにした白塗りゴシックメイクに全身黒づくめ等の服装 モノトーンで大人っぽい感じ、メイクは濃くても髪形は控えめな茶髪や黒髪 少年や女の子のような服装でポップ。キラキラしたメイク。髪は金髪やオレンジ 爽やかな雰囲気、一見普通のバンドと間違えそうな外見 その他、普通のバンドには無い独自の方向性 ファンの間ではそれぞれに分類する名称が付けられている。 中世の貴族の様なヴィクトリアンファッションや和風をベースにしたものも多い。 一般的なイメージとしては黒髪や金髪、赤髪にに赤や黒、ショッキングピンク等を 一部入れたメッシュ、アンシンメトリーでシャギーをたっぷり入れ、短くしたりキッチリ分けずに片方の目に長めの前髪がかかる様な髪形、黒白を基調としダークシルバー、エンジ等を多用した暗い色調でレースや羽等の装飾も時に用いたゴシック系の服装、レザーやシルバーのアクセサリーは十字架やスカルモチーフ、クマの様に目元を強調した 濃いメイク、明るい色で描いた短く細い眉、肌は基本的に色白志向。舌や唇にピアス。白コン等の特殊なカラコン。この様な人を見かけたらV系ファッションだと 思っても良い。 しかし上記はあくまで一例、ステレオタイプである。それぞれのバンド毎に違った 独自のコンセプトを打ち出しており服装もコンセプトが似通っていない者同士では 全く異なる。 ヴィジュアル系バンドマンの服装も、そのファンの服装どちらもヴィジュアル系、 V系ファッション等と呼ばれる。 ファンのV系ファッションは他の音楽から派生したファッションと同じく、 ミュージシャンの舞台衣装を真似たものやが発生である。 その他にバンドの雰囲気に合わせてゴシックロリータやロリィタファッションも 切られる事が多い。その為時と場合に寄りこれらもVファッションで括られる 事がある。
https://w.atwiki.jp/maroganmm/pages/114.html
__ -‐―ァ‐r‐-=ミ , ィ ´ / / `ヽ、 ( ( _ -――' 二ミヽ )ヽ \`´ ∠ニ三} {○ ヽ \ /∠_ ,=ミ、 r‐=ミ ,ィ>v-‐r‐-==ニ二´ 彡イ /ア((: :)) ______,ィ⌒ヽ、=イ'゚=ミ((∵)-〉┐┌/7-‐≧壬 }// / { r‐壬ム ,イ=ミ r―' `ヽ } ).f|、 ヽヽ `´ヽ|__ ̄__i_| __r‐ミ-、/ /r‐、/⌒\ {{ニ三}} └‐┐ _ノノ __ i| ヽ } } ノ/__二_//-‐  ̄ 弋ノ 7/入 ,\ \. ゞ=イ-‐==ニ ̄ヽ } ) || ノ y‐〈 |__ __i_|)) __ノ ゝ ,\ \_〉 `ヽ、 r=ミ´ r‐' _ノノ く__ ||ー' ̄/r‐|┐ ┌i_|‐、='´r=ミヽ、 ゚マ ヽ 〈\ ,ィ⌒) {{三}} └z=≦ヽ } ノ ゙| ,イ、{ ト、_二_,イf f} ゞ‐' ノ ノヽ マ r、 ´ `ァ=彡 ゞ=イ‐=≦´ /ー'―' ̄ ,イ=ミーi┌―┐|__ij_ /‐く彡'=イ)入 マ-' ム ,ィ⌒) ,ィ≦ ヽ-ク'´ ,イ=ミ、,イ└―┘j /ノ f≧辷_/ ヽ マ ムー=彡 {{三}} / ,イ=ミ、/ ` ̄ ̄´ー‐' |{ ヽニ\ 〉、辷⊃' ゞ=イ≦ / ̄ ̄/7‐、 `ゝ‐'三ニ\/三ム / //三ミ} `<三三三>' ,イ //三三} ` ̄ ̄´ /ニ`三彡三ミ/ ー=ニ三三彡'┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 種族:ジュアッグ 性格:猛攻 LV28 HP:188/188 MP:11/11 こうげき A ぼうぎょ B すばやさ D- かしこさ D せいしん C+ 【耐性】 炎:+6 氷:-4 雷:-2 光:+2 闇:-2【パーソナルクエスト】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫【スキルブロック】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ Block:3/5 ・シューティングⅠ ・アグレッシブスタイル ・全方位射撃【特技】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ ■セットアッププロセス特技■ ・バーンアップ 消費:1MP+HP10% 種別:補助動作 対象:自身 タイミング:セットアッププロセス 効果:ダメージ+【消費したHP/3】 ■マイナーアクション特技■ ・エネルギーチャージ 消費:任意MP(最大配合値+2) 種別:補助動作 対象:自身 タイミング:マイナーアクション 効果:威力+【消費したMP×5+5】% ・アタックフォーム 消費:無し 種別:補助動作 対象:自身 タイミング:マイナーアクション 効果:【こうげき】+1/【ぼうぎょ】-1 ■メジャーアクション特技■ ・チャージショット 消費:1MP 種別:射撃 対象:敵単体 タイミング:メジャーアクション 効果:攻撃力+5% ・チェストブレイズ 消費:3MP・テンション1 種別:射撃 対象:敵全体 タイミング:メジャーアクション 効果:命中率80%/攻撃力+10%【特性】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ ■攻撃系特性■ ・ホークアイⅠ 効果:物理命中率+5% ・フルオープン 効果:全体攻撃時発動/威力+10%┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛┏━━━━━━━┓┃シューティングⅠ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 種別:物理系Ⅰ 成長条件:シューティングⅠ/物理系Ⅰ×2/その他Ⅰ×3/その他Ⅱ以上×1┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【特技】 ・チャージショット 消費:1MP 種別:射撃 対象:敵単体 タイミング:メジャーアクション 効果:攻撃力+5% ・花吹雪※ 消費:2MP 種別:射撃 対象:敵単体ランダム×3 タイミング:メジャーアクション 効果:命中70%/威力-30%×3・ランダム 【特性】 ・ホークアイⅠ 効果:物理命中率+5%┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛┏━━━━━━━━┓┃アグレッシブスタイル┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 種別:補助系Ⅱ 精製条件:物理系×3/物理系+強化系×2┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【特技】 ・バーンアップ 消費:1MP+HP10% 種別:補助動作 対象:自身 タイミング:セットアッププロセス 効果:ダメージ+【消費したHP/3】 ・エネルギーチャージ 消費:任意MP(最大配合値+2) 種別:補助動作 対象:自身 タイミング:マイナーアクション 効果:威力+【消費したMP×5+5】% ・アタックフォーム 消費:無し 種別:補助動作 対象:自身 タイミング:マイナーアクション 効果:【こうげき】+1/【ぼうぎょ】-1┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛┏━━━━━━┓┃全方位射撃┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 種別:物理系Ⅰ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫ 【特技】 ・チェストブレイズ 消費:3MP・テンション1 種別:射撃 対象:敵全体 タイミング:メジャーアクション 効果:命中率80%/攻撃力+10% 【特性】 ・セカンドシュート※ 効果:【種別:射撃】攻撃会心時発動/追撃固定ダメージ【Lv/5】 ・フルオープン 効果:全体攻撃時発動/威力+10%┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
https://w.atwiki.jp/anneofgreengables/pages/15.html
アンが住んでいる地域。セント・ローレンス湾に突き出た三角形の半島を占める。 シャーロットタウンまで30マイルある。
https://w.atwiki.jp/saitamoth/pages/21.html
ヒメヤママユ [2996] Saturnia jonasii (Butler, 1877) ・埼玉県に生息するのは以下の亜種である. ヒメヤママユ [本州以南亜種] Saturnia jonasii jonasii (Butler, 1877) 【成虫♂生態画像】 lpdixjpncqbaohvb_ra.jpg 【fig.1】 fopaeeayjprbodoy_ra.jpg 成虫は9月~10月に出現. 県東部では見かけないが奥秩父ではかなりの個体が灯火に集まる. 稀に黒化個体が見られる. 正常な個体と共に撮影した画像をfig.1に示す. 左側が黒化個体. 【県内記録】 生息確認地 地域メッシュ 標高 確認年月日 状態 頭数 備考 秩父市三峰 5338-7704 1088m 2009.X.24 採集 多数 fig.1 秩父市大滝(出会いの丘) 5338-6695 1073m 2009.IX.17 撮影 ♂1 ♂画像 他多数秩父山塊にて確認. .
https://w.atwiki.jp/saitamoth/pages/15.html
Brahmaeidae イボタガ科 イボタガ Brahmaea japonica Butler, 1873. ogjxppjwggmpssmp_s.jpg .
https://w.atwiki.jp/saitamoth/pages/16.html
イボタガ [2988] Brahmaea japonica Butler, 1873 【成虫♂生態画像】 ajhmgupbfotiblrd_ra.jpg 埼玉県レッドデータブック2008に地帯別危惧種として記載されている. 成虫出現時期は4~5月. 県東部では見かけないが奥秩父山塊では灯火で散見される. 【県内記録】 生息確認地 地域メッシュ 標高 確認年月日 状態 頭数 備考 秩父市大滝(大達原) 5338-7726 357m 2010.IV.28 撮影 1♂ 秩父市大滝(道の駅) 5338-7735 397m 2010.IV.28 目撃 1♂ 秩父市大滝 5338-7606 909m 2010.IV.17 採集 1♂ ♂画像 秩父市大滝(滝川) 5338-7627 641m 2010.V.1 採集 2♂ 他者所有 .
https://w.atwiki.jp/i_am_a_yandere/pages/1848.html
744 :迷い蛾の詩 【第弐部・繭籠り】 ◆AJg91T1vXs :2010/09/08(水) 23 21 12 ID RCEah9PV 翌日は、昨日の雨が嘘のような晴天だった。 天を覆っていた暗雲はどこかへ吹き飛び、白く爽やかな色をした雲が、ぽっかりと空に浮いている。 陽神亮太が目を覚ましたのは、四限の終鈴が鳴り終わった時のことだった。 いつもは居眠りなどしない亮太だが、今日に限っては睡魔の方が彼の気力の上を行った。 久しぶりに訪れた温かな陽気に、つい気持ちが緩んでしまったのかもしれない。 「ったく、いつまで寝てんのよ。 もう、とっくに授業は終わったわよ」 突然、教科書で頭を叩かれ、亮太はハッとした様子で顔を上げた。 「なんだ、理緒か……。 いや、ちょっと久しぶりに晴れたもんだからさ。 ヤバいとは分かってたけど、つい睡魔に負けちゃったよ」 両腕を大きく伸ばし、亮太は欠伸交じりに自分の頭を叩いてきた少女に向かって答える。 天崎理緒≪あまさきりお≫。 亮太とは、中学時代からの知り合いである。 たまたま部活が一緒だった故に話をするようになった仲だが、気がつけば同じ高校を受験して、同じクラスになるという始末。 しかし、そんな何かを期待させるような展開とは裏腹に、理緒との仲はあくまで女友達のままだ。 もっとも、亮太自身にも理緒を異性として特別意識するつもりはないため、今の関係に不満はない。 ただ、これが俗に言う『腐れ縁』というやつかと思っているだけである。 「で、ものは相談なんだけど……」 先ほど、亮太の頭を叩いた教科書を手に、理緒がやけにとってつけたような口調で言った。 妙に明るく、無理に笑顔を作って迫る理緒。 こんな時、彼女の口から出る言葉はただ一つだ。 「今日もまた、宿題教えてくんないかな? 五限の数学のやつ、まだ終わってなくてさ」 「相変わらず、計算は苦手なんだな。 それで、どこまで終わってないの?」 「そ、それが……。 しいて言えば、全部かも……」 亮太にとっては、既にお馴染となっているお約束の展開。 中学時代から、理緒は数学だけは駄目だった。 おかげでいつも、彼女に宿題を教えるのは亮太の役目だ。 毎回思う事だが、いったい何の間違いで、これほどまでに数学の出来ない人間が入試を突破できたのかと思う。 きっと、国語と英語の点数が極めて高かったのか、奇跡が起きて補欠合格の切符を手にしたかのどちらかだろう。 まあ、それ以前に、亮太の通う私立校は、数学の問題の難しさだけは群を抜いていると聞いた事がある。 そのため、単に理緒も周りもさして出来はよくなく、数学では差がつかなかっただけかもしれないが。 745 :迷い蛾の詩 【第弐部・繭籠り】 ◆AJg91T1vXs :2010/09/08(水) 23 23 13 ID RCEah9PV 「それじゃあ、昼ごはん食べたら、図書室で会おうか。 今日の数学の宿題なら、二十分もあれば終わるからさ」 「ああ、やっぱり持つべきものは、気のいい友達よね。 これで今日も、あのバーコードハゲに怒鳴られなくって済むってもんよ」 「先生に向かって、さすがにその呼び方はないと思うけど……。 でも、友達が大切って意見には、俺も賛成かな。 と、いうわけで……交換条件ってことでもないけど、さっきの四限のノート、理緒のやつを写させてくれないか? 解説の部分で爆睡してたから、さすがに自力で後れを取り戻すのは、ちょっと辛くてさ」 「今更言うのもあれだけど、本当にマメねぇ……。 ま、そのくらいだったらお安い御用よ。 明日までに返してくれるんなら、今日は亮太にノートを貸してあげる」 ごく普通の学校生活における、友人との他愛ない会話。 いつもであれば、このまま購買部にパンを買いに行くことだろう。 しかし、今日に限って、亮太は直ぐに昼食を買いに行く訳にはいかなかった。 クラスメイトの男子生徒が、理緒との会話に割り込むような形で彼を呼んだのだ。 「おい、陽神。 なんか、教室の入り口の方で、女の子がお前を呼んでるぜ?」 「女の子? それ、他のクラスの子かい?」 「さあな。 なんでもいいから、早く行ってやった方がいいんじゃねえか?」 それだけ言うと、男子生徒は亮太の前から去ってしまった。 その生徒自身、亮太を呼んでいるという女子生徒との面識はなかったようだ。 「悪い、理緒。 昼ごはん食べ終わったら、図書室に来てくれよ」 購買部に向かうのを後回しにし、亮太は教室を後にした。 こんな昼時に、自分をわざわざ呼びつけるのは誰だろう。 もっとも、亮太自身、心当たりが全くないわけではなかったが。 廊下に出て辺りを見回すと、彼を呼んだと思しき者の姿はすぐに見つかった。 教室の前を行き交う生徒達の陰に隠れ、どこか落ち着きなく辺りを見回している。 その胸には丁寧に折り畳まれた、紺色のジャージをしっかりと抱えていた。 「あれは、確か昨日の……」 連れ立って廊下を歩く生徒達の間を器用にぬって、亮太はその少女の下へと歩み寄った。 彼が側まで近付くと、ようやく相手も亮太の姿に気づいたようである。 746 :迷い蛾の詩 【第弐部・繭籠り】 ◆AJg91T1vXs :2010/09/08(水) 23 25 32 ID RCEah9PV 「あっ、ひ、陽神君……」 「えっと……。 確か、月野さんだったよね。 昨日は、あれからちゃんと帰れた?」 「は、はい。 お陰さまで、あれ以上は雨にも濡れずに済みました」 「そっか。 だったら、よかったよ。 あそこで風邪でもひかれたら、それこそ俺の格好がつかないからさ」 照れ隠しのつもりなのか、亮太は右手を大げさに頭の後ろに回し、繭香に向かって笑いながら言った。 彼にしてみれば、繭香に無用な気遣いをさせないための冗談だったのかもしれない。 だが、そんな亮太の気持ちとは反対に、繭香は少しはにかんだ顔のまま亮太から視線をそらした。 そのまま目の前にいる亮太に向かい、胸に抱えていたジャージを手前に突き出す。 「こ、これ……昨日、お借りした物です。 あの後、きちんと洗って干しましたから……たぶん、変に湿気った臭いとか残ってないと思います」 自分でも声が上ずっていることに気づき、繭香はますます顔が赤くなってゆくのを感じた。 誰かに借りた物を返す。 ただそれだけのことで、こんな風になったことは今までにもない。 いつもなら、天使のような作り笑顔を振りまいて、何の躊躇いも恥じらいもなく返せるというのに。 いったい、自分はどうしてしまったのだろう。 こんな挙動不審な姿を知ったら、周りの者は幻滅するのではないだろうか。 そう、心の中で考えてみるものの、どうしてか普段の調子が出ない。 頭の中が真っ白になり、上手い言葉さえも見当たらない。 「なんだ。 わざわざ届けに来てくれたのかい? それに、洗濯までさせちゃって……。 なんか、こっちの方が申し訳ない気分だな」 目の前に差し出されたジャージを受け取り、亮太が繭香に向かって言った。 が、そんな彼の言葉も、今の繭香には聞こえていない。 「それじゃあ……私はこれで……」 そう言うが早いか、繭香は一目散に廊下を駆け出した。 正直なところ、これ以上はあの場にいられなかったというのが正しい。 あのまま会話を続けていたら、自分の見せたくない一面、見せてはいけない一面をさらけ出してしまうようで怖かった。 747 :迷い蛾の詩 【第弐部・繭籠り】 ◆AJg91T1vXs :2010/09/08(水) 23 26 49 ID RCEah9PV 「はぁ……はぁ……」 亮太のいる、一年E組の教室とは反対にある階段までやって来て、ようやく繭香は足を止めた。 普段であれば、人目を気にし、廊下を走ることなどまずしない。 しかし、今はそんな事よりも、亮太の前から少しでも離れることの方が先だった。 昼時の北階段は、南階段と違って人気がない。 下駄箱にも体育館にも遠いこの場所は、化学室や生物室といった特別な教室へ向かう者以外、殆ど利用する者がいないからだ。 ここならば、誰にも気づかれずに今の気持ちを抑える事ができる。 自分の心の奥にある、妙に高揚感のある感情。 それがいったい何なのか、繭香も当に気づいてはいた。 間違いない。 自分は、あの陽神亮太という人間を意識している。 いや、意識というだけでは、あまりにも稚拙な表現だ。 既に単なる意識を通り越し、好意を抱いているといった方がいいだろう。 無償の愛などありえない。 そんな考えしか持たなかった自分が、まさか誰かに好意を抱くとは。 それも、昨日出会ったばかりの、顔も名前も知らなかった男子生徒にだ。 いったい、自分はなぜ、こんなにも彼の事が気になってしまうのだろう。 その理由もまた、繭香の中では大方の見当はついていた。 あの日、バス停の前で困っていた自分に、何の躊躇いもなく声をかけてきた亮太。 彼は、繭香がどんな人間であるかなど関係なく、一人の女の子として扱ってくれた。 今までは、周りの期待に応えることでしか、好意的な感情を向けてもらえないと思っていた自分。 そんな自分に、亮太はあくまで一人の人間として、極めて紳士的に対応してくれた。 お金持ちの家のお嬢様。 清楚でお淑やかで、品行方正で頭脳明晰。 そんな作られたイメージとは関係なく、亮太は自分の意思で繭香に手を差し伸べてくれた。 こんなことは、生まれて初めてのことだった。 繭香にとって、他人との関係は相手の期待に応える事が全て。 故に、一人の人間として彼女に声をかけてくれた者など存在しない。 亮太は、そんな繭香にとって、初めて自分と対等に話をしてくれた相手だったのだ。 「陽神君……。私……」 ――――あなたの事が、好きになりそうです。 748 :迷い蛾の詩 【第弐部・繭籠り】 ◆AJg91T1vXs :2010/09/08(水) 23 27 41 ID RCEah9PV その言葉をなんとか飲み込んで、繭香は代わりに大きな溜息をつく。 こんなこと、他人に聞かれでもしたら大事だ。 それに、自分は好きになりそうなのではない。 もう、とっくに好きになってしまっているはずなのだから。 昼休み、昼食を食べることさえも忘れ、繭香はしばし北階段で呆けた顔を浮かべていた。 できることなら、もっと彼と話をしたい。 彼の事を、もっと知りたい。 そして、いずれは自分の本当の姿を、彼にも分かってもらいたい。 そこまで考えた時、急に階段を上る生徒達の声がして、繭香は現実に引き戻された。 「何やってるんだろう、私……」 他愛もない会話をしながら階段を上ってくる生徒達とすれ違いつつ、繭香は大きく息をして感情を落ちつける。 深呼吸を終えた時、そこにいたのは先ほどの繭香ではない。 いつも周りに見せている、清楚でお淑やかな少女の姿だった。 ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 一学期末の定期テストまでは、まだ少しだけ余裕があった。 とはいえ、昼時の図書室は多くの生徒達で賑わっている。 彼らの多くは、自分の勉強をするために図書室を利用する。 まあ、中には三度の飯より読書が好きで、それ故に足しげく図書室へと通っているような変わり者も存在したが。 互いに向かい合うようにして座りながら、亮太は理緒に、彼女が解けなかったという数学の宿題を教えていた。 亮太自身、そこまで勉強ができるという意識はなかったが、理緒からすると間違いなく秀才の部類に入る人間らしい。 「とりあえず、問3までは合ってると思うよ。 問4だけど……これも、さっき教えた公式で解けるはずだから」 「そうなの? じゃあ、まずは自分で解いてみるね」 設問数にして、たったの五問しかない簡単な宿題。 出題されたのが昨日なだけに、分量としては妥当なところだ。 亮太に限らず数学が得意な者からすれば、全てを解くのにものの二十分とかからない。 749 :迷い蛾の詩 【第弐部・繭籠り】 ◆AJg91T1vXs :2010/09/08(水) 23 28 14 ID RCEah9PV 理緒に簡単なヒントだけ与え、亮太は昨日出会った繭香のことを考えていた。 四限が終わった時間を狙ったようにして、綺麗に洗濯されたジャージを持って現れた繭香。 昨日、初めて声をかけた時も感じたが、彼女の仕草はどこかぎこちない。 清楚で上品な印象の中に、時折、同い年の少女と変わらぬ姿を垣間見せる。 学年も同じ自分に対し、常に敬語で話をするのも不思議だった。 引っ込み思案で少々照れ屋。 恥じらいを知らず、人前で堂々と化粧を直すような昨今の女子高生から比べると、繭香は十分に変わった少女だった。 もっとも、かくいう亮太自身も変わり者と評されることもあり、あまり人の事は言えないと思うのだが。 「ねえ……ってば……。 ちょっ……聞い……の……!?」 目の前で机を叩く音がして、亮太は思わず我に返る。 見ると、既に問題を一通り解き終えた理緒が、彼の顔に少々苛立った視線を送っていた。 「ああ、悪い。 ちょっと、考え事をしていたんだ」 「考え事? まあ、別に構わないけどね。 それよりも、この問題……答えはこれでいいの?」 「えっと、どれどれ……」 理緒の指さすその先には、彼女が解いたと思しき計算の跡がある。 かなり苦労して解いたであろう、複雑な文字と数字の羅列を、亮太は素早く読み取ってゆく。 亮太にとっては造作もない事なのだろうが、数学嫌いの理緒は、ただただ感心する他にない。 「残念だけど、この答えは間違ってるね。 式の先頭部分だけ見て、早とちりしている感じかな」 「えっ、そうなの!? でも、教えてもらった公式通りに解いたはずなんだけど……」 「一つの問題に対して、使う公式が一つだけとは限らないよ……。 まあ、簡単に説明すると、この計算は……」 相変わらず、理緒は数学に関しての理解が皆無のようだ。 下手に専門用語を詳しく説明したところで、返って彼女の疑問を増やすだけである。 亮太は要点だけ手短にかいつまんで話すと、一応、理緒に分かったか否かの確認をとった。 もっとも、理緒は首を縦に振っていたが、本当に理解したのかは怪しいところだ。 もうじき、昼休みも終わりを告げる。 それまでに、残る最後の一問も片付けねばならない。 亮太は理緒にそれ以上は説明をせず、さっさと最後の問題を教える事にした。 750 :迷い蛾の詩 【第弐部・繭籠り】 ◆AJg91T1vXs :2010/09/08(水) 23 28 41 ID RCEah9PV 六月は、一年の内でも最も日の長い月である。 夏至を迎えた太陽は、冬場であれば当に暗闇に包まれている時間であるにも関わらず、何食わぬ顔をして西の空に光を残している。 もっとも、同時に雨雲に覆われ易い季節でもあるために、あまり日の長さを実感するということもないのだが。 その日、繭香は帰りのバスに揺られながら、今日の廊下でのことを考えていた。 あの時、自分でも自分のことを上手くコントロールできず、どうにもぎこちない態度を取ってしまった。 ジャージはきちんと返せたが、それ以前に、亮太から変な目で見られなかっただろうか。 あそこで逃げ出してしまうなど、どう考えても不自然な行動だ。 あんな自分の姿を見せて、幻滅されたりしないだろうか。 住宅街を右へ、左へと抜けながら走るバスの動きに合わせるようにして、繭香の頭の中にも不安が渦巻いてゆく。 ふと、窓に映った自分の顔を見ると、なんとも言えぬ沈んだ表情をしていた。 いけない。 こんなことでは、自分が見せてはならない一面を、他人に晒しているも同然だ。 公衆の面前、どこで誰が見ているか分からない。 日常の平穏を壊す鍵など、些細なところに転がっている。 例え通学中のバスの中でも、油断は禁物だ。 気がつくと、パラパラという音と共に、雨粒が窓ガラスを打っていた。 昼までは気持ち良いぐらいに晴れていたのに、夕方にはもう雨が降る。 本当に、夏の天気というものは節操がない。 繭香は手にした傘の柄を、胸元に抱きかかえるようにして握った。 無骨で飾り気のない、決して高級ではない黒い傘。 昨日、亮太がなけなしの小遣いをはたいて買ってくれた、どこにでもあるような大きめの傘。 本当ならば、この傘もジャージと一緒に返しておきたかった。 しかし、まさか廊下で傘を返すわけにもいかず、下駄箱で亮太を待ち伏せするような勇気もなかった。 まあ、傘の事は、今はいい。 これは別の機会に返すとして、もうしばらくは貸してもらうことにしよう。 そうやって、少しずつ彼に近づいて、その距離を縮めてゆけばよいのだ。 バスの壁や天井についている、停車を示すブザーが一斉に鳴った。 紫のランプが点灯し、次の停車駅がアナウンスされる。 次の停留所は森桜町。 繭香はバスの定期券を取り出すと、それを片手に車が止まるのを待った。 751 :迷い蛾の詩 【第弐部・繭籠り】 ◆AJg91T1vXs :2010/09/08(水) 23 29 39 ID RCEah9PV バス停から住宅街へと伸びる坂道を上がった場所に、その家はあった。 門を抜け、美しいガーデニングに彩られた庭を横目に、繭香は玄関の戸を開ける。 月野家は、確かにこの辺りでは一際裕福な家庭の一つだ。 昔ながらの下町風情が残る家が多い中、庭も車庫も付いた家というのは珍しい。 が、所詮はそれだけである。 いくら金持ちだからといって、誰もが御屋敷や御城のような豪邸に住んでいるわけではない。 そんなものは、漫画かアニメの中の世界だけでの話だ。 一部の人間が作り上げた、誇張の激しい解釈。 それは、繭香の父母に対しても同じことだった。 ロールスロイスで登校し、家には住み込みのメイドが何人もいる。 毎日、食卓には高級な料理が並べられ、父親が高価なワインを片手に豪快に笑っている。 そんな光景は、間違っても月野家の中で繰り広げられることはない。 いくら金持ちとはいえ、それでも働かねば生活して行くことはできない。 常にソファーでふんぞり返っている豪快な成金のイメージとは反対に、繭香の父は、よく仕事で家を空けていた。 付き合いとしての接待も含め、金持ちとは言っても暇を持て余しているわけではない。 母も、それは同様で、よく家を留守にすることが多かった。 専業主婦に務めるセレブな奥様もいるのだろうが、繭香の母は間違っても家に籠って趣味に耽るような人間ではない。 一流の会計士として日々慌ただしく働く、仕事のできる女性なのだ。 脱いだ靴を揃えて玄関の隅に置き、繭香はそのままリビングへと向かった。 今日も、父と母は仕事で帰りが遅くなる。 日中は家政婦の人が家の掃除や庭の手入れなどをしてくれているが、それも夕方までの話だ。 繭香の帰る頃になると、既に仕事を切り上げて帰っているのが常である。 その日、繭香が食べるための、夕食をテーブルに置いたまま。 「結局、今日も一人か……」 テーブルに残されたメモを見て、繭香はそう呟いた。 夕食は、既に家政婦の人が作ってくれたものが用意されている。 テーブルの上にラップをかけられて置かれた皿には、一人分にしては少し多い量の料理が盛られている。 「いただきます……」 米と汁物だけは自分でよそい、それらをテーブルに並べた繭香が言った。 無論、それに答える者はいない。 今は、この広い家に自分一人だけだ。 もう、何度、こうやって一人の夕食を過ごしただろう。 確かに味気なく、そして寂しいものだったが、それでも繭香は夕食の時間が嫌いではなかった。 家の中に誰もいない、夕方から夜にかけての時間。 そんな時は誰の目も気にせず、素の自分でいられるような気がしたから。 誰から見ても間違いなく高価な、しかし、自分にとっては味のしない料理を食べ終えて、繭香はそっと箸を置いた。 やはり、一人で食べるには多過ぎる。 用意された料理の三割ほどが、いつも余ってしまう。 752 :迷い蛾の詩 【第弐部・繭籠り】 ◆AJg91T1vXs :2010/09/08(水) 23 30 47 ID RCEah9PV 残すのは勿体ないと思いつつも、繭香はそれ以上箸を手にするのを止めた。 なにも、無理して食べる必要はない。 露骨に残せば両親から嫌な顔をされたが、いつも通り、残りはこっそり捨ててしまえばいいのだ。 夕食の残りを隠すようにゴミ箱へ捨て、繭香はそのまま自分の部屋へと向かった。 学生鞄をベッドの傍らに置くと、中から今日の学校で出された宿題を取り出して机に向かう。 決められた勉強を終え、汗を流すために風呂に入り、その後はテレビを見て過ごす。 家に他の人間が誰もいないことを除けば、世間一般の女子高生が送っているであろう、ごく平凡な日常。 唯一の違いは、今見ているテレビの内容を、共に語らう仲間がいないことくらいだろう。 周りの者は、自分に対して清らかで穢れの無い印象を抱いている。 そのことが、過剰とも言える無言の要求として、繭香のことを縛りつける。 学業は、常に完璧に修めること。 俗悪なテレビなど見ず、余暇は読書をして過ごす事。 確かに悪くはない生活かもしれないが、それだけでは息が詰まってしまう。 高校生にもなって、両親に隠れてテレビを見ていることが、唯一の息抜きとは情けない。 番組が終わりCMに切り替わった辺りで、繭香の携帯電話が唐突に鳴った。 着信音から、電話ではなくメールだと判断する。 ―――― 今日は、仕事で遅くなります。 ―――― 帰りは11時くらいになりそうです。 メールの相手は母だった。 今日は、父も接待で帰りが遅くなる。 夜更かしをしていても何の得もないため、繭香は早々にテレビを消して寝る事にした。 家の鍵を閉めたことを確認し、再び二階にある自室へと向かう。 部屋の電気を消すと辺り一面が闇に包まれたが、すぐに淡い光が窓から射し込んだ。 カーテンの隙間から、月の明かりが部屋の中を照らしているのだ。 ベッドの上で身体を丸めながら、繭香はその日にあった色々な出来事を思い出す。 暗闇の中で独り回想に浸るのは、幼い頃からの癖だった。 朝、自宅を出て学校へ向かう自分。 その日の授業は無難に終え、昼休み、真っ先に亮太のいる教室まで向かった。 腕には彼から借りたジャージをしっかりと抱え、妙に落ち着きのない様子で辺りを見回している。 お目当ての相手は見つからず、結局、その辺にいた男子を捕まえて亮太を呼び出した。 程なくして、教室から亮太が姿を現す。 彼の顔が目に入った途端、心なしか胸の鼓動が激しくなっていたのを思い出した。 (陽神君……) そこまで考えた時、繭香の回想はふっつりと途切れた。 頭の中に浮かぶのは、出会ったばかりの亮太の顔。 彼のことを考えているだけで、妙な高揚感に陥ってくる。 暗闇の中、顔を紅潮させたまま、繭香は右手をそっと自分の胸の上に添えた。 ネグリジェの上から自分の胸を掴み、撫でるように手を動かす。 753 :迷い蛾の詩 【第弐部・繭籠り】 ◆AJg91T1vXs :2010/09/08(水) 23 31 44 ID RCEah9PV 「んっ……ふぅ……」 まだ、寝巻の上から触れているだけだというのに、早くも気持ちが高ぶってくるのを感じた。 我慢できず、繭香は右手を寝巻の首元から服の中へと挿し入れる。 そのまま左の胸に触れ、それを激しく動かした。 「あ……んっ……やぁっ……」 寝巻の下で、繭香の右手だけが、まるで別の生き物のように動き回る。 撫でるような動きから、それは徐々に、彼女の胸の膨らみに食い込むようなものに変わって行く。 衝動に任せるままに、繭香は左手を寝巻の裾野の中へ伸ばしていった。 「んっ……んんっ……ぁぁ……はぁっ……」 下着の上から触れただけでも、既に身体の奥から熱いものが溢れているのが分かった。 躊躇う事なく、繭香は下着の中へと左手を滑り込ませる。 そのまま自分の敏感な部分を弄り、徐々に激しく動かしてゆく。 時に優しく、時に大胆に、繭香は自分の最も熱くなっている部分を指で刺激した。 その度に、身体の中を何かが這いずるような快感が襲う。 呼吸が荒くなり、胸をつかむ右手からも、自身の激しい鼓動をはっきりと感じられた。 左手の先は温かい液体で濡れ、止め処ない衝動が彼女の理性を徐々に崩壊させてゆく。 自分はいつ頃から、このような行為に耽ることを覚えたのだろうか。 詳しいことは思い出せなかったが、少なくとも、中学に上がって間もない頃から、既に手を出していたと思う。 いつも、周りの人間に見せている、清純で清楚な自分。 そんな姿からは想像できないほどに、今の自分は淫らで背徳的だ。 陽神亮太は、自分の名前を綺麗と言ってくれた。 確かに、繭香の繭という文字は、穢れなき白さを連想させる言葉だ。 普段、自分の周りにいる人間が思っている、清らかな姿に相応しい。 だが、そんな美しい繭の中にあるのは、卑小で薄汚い茶色の蛹である。 自分では木の枝に縋りつくことさえもできず、ただ繭の中に籠り、羽化の時を待つだけの存在。 そして、繭を破り、その蛹から姿を現す者もまた、決して人に好かれるような存在ではない。 純白の繭を破り現れるのは、醜く不格好な一匹の蛾。 太陽の光の下、美しく舞う蝶ではなく、その醜さ故に、宵闇の中を舞うことしか許されない者。 繭とは、そんな蛹や蛾の姿を包み隠し、外の世界から守るための壁だ。 754 :迷い蛾の詩 【第弐部・繭籠り】 ◆AJg91T1vXs :2010/09/08(水) 23 32 29 ID RCEah9PV 初対面であるにも関わらず、亮太は繭香に真っ直ぐに向き合ってくれた。 彼ならば、自分の本当の姿を受け入れてくれそうな気もしてしまう。 だが、果たしてそんな亮太でも、今の自分を受け入れてくれるだろうか。 月光の下、独り背徳的な行為に耽る、こんな自分の姿を。 外目には美しい繭の姿しか見せず、その中で蠢いている醜い蛹を。 「ひ、陽神君……」 亮太がいかに心の広い人間でも、やはり嫌われてしまうかもしれない。 こんなことは、本当は直ぐにでも止めねばならないのかもしれない。 しかし、気持ちとは反対に、自分の身体を慰める手は止まらない。 昨日会ったばかりの相手を想い浮かべながら、闇の中で自慰に及ぶ。 相手に失礼な事だと分かっていても、その事実が余計に、繭香の身体と精神を刺激してゆく。 「き……嫌いに……なら……ない……で……」 そう、口から漏らした瞬間、繭香の全身を痺れるような快感が走った。 一瞬だけ、体を仰け反るようにした後、そのままベッドに沈みこんで動かなくなる。 未だ火照った身体を冷ましながら、繭香は左手を寝巻の中からそっと引き抜く。 虚ろな表情はそのままに、人差し指を口に咥えた。 暗闇は、繭の中の自分をさらけ出せる数少ない場所だ。 そんな事を考えながら、繭香は月明かりに照らされたまま、未だ身体の奥に残る快楽に身を任せていた。