約 2,528,825 件
https://w.atwiki.jp/sirensong/pages/23.html
多門) 竹内多門! 大学 教授 何故だか銃を所持 オマケつき タフガイ ダンディ 安野は ガチ メロメロ 両親再会 バットアタック 空気は テラ台無し 志村) 次、志村晃! 猟師 ゴルゴ 凄腕スナイパー いぶし銀 家族 亡くし 独りで山に篭る 櫓で 写真がヒラヒラ 今日も銃をかまえる 『結局逃げきれないということか…。』 多聞・志村)我らが射撃組 多聞)拳銃 志村)猟銃 多聞・志村)撃ちまくれ 多聞『私はこんなにフサフサなのに、 どうしてヅラ疑惑があるんでしょうね?』 志村『ハハッ(スルーする笑い)』 宮田) 宮田司郎! 絞殺 撲殺 容赦のない男 ほぼサイコ Lovin'ネイル Lovin'ネイル 牧野に殺意は GO GO 美奈と理沙を 実験解剖 どちらを先にしよう? 須田) シメ、須田恭也! ポジティブ イケメン 美耶子の毒舌も 気にしない ジェノサイド ジェノサイド 最後は屍人無双 重火器 おびただしく 日本刀も使いこなす 『武器のさばき方…見せてやろうか?』 宮田・須田)我らが 打撃組 宮田)ハンマー 須田)(火掻き)棒 宮田・須田)ぶっ叩け 須田『俺、いまだにどうやってフロアジャッキ 持ち運んだのかわかんないんですよ…。』 宮田『ああ。俺もどうやって脳波測定器を(ry』 多聞『あの女…あいつがすべての始まりだ。 このままじゃ取り返しがつかなくなる。』 志村『この村はもう終わりだ。 俺はせめて、化け物になる前に、逃げ出すとするか。』 宮田『化け物役だけはごめんだ。 さよなら、兄さん。』 須田『悪いけど、美耶子との約束なんだ。 全部、終わらせるって。』 牧野『私ですか?』 牧田『違いますよ。』 牧田) 牧田 牧田 似せる気ない宮田 ほぼ宮田 全身 武器庫 仕草も 宮●●● すべては苦しむ人々の為 全員) 因果律の意のままに いざゆけ最強の四天王! 原曲▲FF 4で、ゴルベーザ四天王登場!/ヒャダイン 元動画▲http //www.nicovideo.jp/watch/sm5499411
https://w.atwiki.jp/kakugame/pages/183.html
必殺技 タイガーショット ↓↘︎→ P グランド K タイガー アッパーカット →↓↘︎ P クラッシュ K 超必殺技 タイガーキャノン (↓↘︎→)×2 P グランド タイガー レイド (↓↙︎←)×2 K ジェノサイド ↓↘︎→↓↘︎ 投げ技 タイガー キャリー 接←•→ E レイジ F キャラ別索引 CvsS2
https://w.atwiki.jp/wiki10_yggdra/pages/69.html
Battle Field 45 魔竜ブロンガの間 出撃ユニット ユグドラ・ミラノ+1人 カード3枚 勝利条件 焔帝ガルカーサの野望を打ち砕け! 敗北条件 ユグドラorミラノ戦死 カードを使い果たす 1マスずつしか動けない。 ガルカーサ(プロミネンス) ガルカーサのジェノサイドのPOWは7500とかなり高いので負けるとほぼ戦死確定。 敵はガルカーサ1体だけなので、ジハードを使って素早く倒すのが得策。 なお、カードを3枚使い切るとガルカーサが目標地点に到達してBADEND(Bエンディング)。 マップ Battle Field 45 A B C D 01 開 02 弐 壱 03 参 A 04 05 目 壱ミラノ、弐ユグドラ、参仲間 取得可能アイテム 名前 位置 備考 サラマンドラorプロミネンス 落 A(ガルカーサ) GEN★1 LUK★6Battle Field 44でサラマンドラを入手したか否かで変化 敵ユニット ガルカーサ隊 : ジェノサイド (Power 7500 Move 10) NO. 名前 ユニット Lv 士気初期値 GEN ATK TEC LUK POW アイテム 備考 A ガルカーサ ブロンガナイト 20 6600 14 60 60 60 120 サラマンドラ(1)orプロミネンス(2) Rage火炎 全属性無効同ダメージで反撃(サラマンドラ装備)ゲージ・レート蓄積(プロミネンス装備)ステータスはプロミネンス装備時のもの 勝利後イベント MVPターン数制限 +2:4ターン以下 +1:5ターン 無し:リトライ Battle Field 44へ Battle Field 46へ Chapter 8へ コメント欄(Wikiの編集が苦手な方はこちらに) Bエンディングを見てもエクストラコンテンツは出るので手っ取り早く見たい人はここでさっさと終わらせてしまうのも一つの手 -- 名無しさん (2006-04-30 23 06 43) 『ブロンガを撃破せよ』というイベントに期待していました。でもちがうんですね。 -- カーマイン (2007-05-02 17 15 33) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/nicomasmaking/pages/34.html
用語解説 スレッド内で使われている少し分かりにくい単語・言葉の説明です。 他のページの制作に関する用語以外のものが中心です。 ジェノる 【ニコニコ】底辺Pの集い47【アイドルマスター】 http //pc11.2ch.net/test/read.cgi/streaming/1194261645/ 413 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/06(火) 16 00 00 ID ???0 》391 補足しておこう。ジェノるとは アイマスのゲーム中にオーディションがある。通常のオーディ ションは同じジャンルにアピールが集中すると審査員の興味が なくなり、審査員が途中退場する。☆5つの審査員などが退場 するとオーディションの順位に与える影響は大きく、そのため これを通称「ジェノサイド」と呼ぶ。熟練者の中には対人戦でわ ざとBADボムを連発してジェノサイドを利用するものもいる。 で、転じてMADを視聴中に興味量が0になって退場>見るのを やめることを「ジェノる」と言うようになった。 とかちメーター 【ニコニコ】底辺Pの集い55【アイドルマスター】 http //pc11.2ch.net/test/read.cgi/streaming/1195667776/ 906 名無しさん@お腹いっぱい。 NEW! sage 2007/11/24(土) 17 19 33 ID ???0 ffdshow+mpcでピンクレンジャー出てたファイルがflvplayerで出なくなったGJ 907 名無しさん@お腹いっぱい。 NEW! sage 2007/11/24(土) 17 21 46 ID ???0 》906 ピンクレンジャーって何? 909 名無しさん@お腹いっぱい。 NEW! sage 2007/11/24(土) 17 23 00 ID ???0 》907 再生時にピンク色のブロック状の…というものに心当たりはあるかい? 910 名無しさん@お腹いっぱい。 NEW! sage 2007/11/24(土) 17 23 09 ID ???0 》907 ニコニコ見てるとたまにピンクの四角いノイズでるでしょ?あれのことw 911 名無しさん@お腹いっぱい。 NEW! sage 2007/11/24(土) 17 23 12 ID ???0 》907 とかちメーターのこと 912 名無しさん@お腹いっぱい。 NEW! sage 2007/11/24(土) 17 23 22 ID ???0 とかちメーターと言ってくれれば良いのにw 913 名無しさん@お腹いっぱい。 NEW! sage 2007/11/24(土) 17 24 20 ID ???0 とかちメーターって言うとかわいいなww あやうく許してしまいそうだ 語源は知らんけど
https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/3506.html
O ancient wyrm,enshroudedin a blazing Aura...The flames shall unleashthe fury of Hell. Worth of the Card GENOCIDE 「大地の深淵より、竜は目醒めん・・・ 紅蓮の狂炎よ、我の血潮となれ! この技を以て貴様を討つ!」 株式会社STINGがGBA(後にPSPへの移植もされた)にて発売したファンタジー・タクティカルRPG『ユグドラ・ユニオン』に登場するボスキャラクター。 PSP版での声優は真・三國無双シリーズの甘寧や『ジョジョの奇妙な冒険』5部ゲーのフーゴ、1部ゲーのストレイツォなどを演じた 三浦祥朗 氏。 新生ブロンキア帝国の皇帝であり、「焔帝」の異名を持つ。 20という若年にありながら先帝を武力によって廃してファンタジニア王国に侵略戦争を仕掛け、第31代国王オルディーンを殺害、王都パルティナを占領した。 本作の物語は彼に占領されたパルティナより南方に逃れた王女ユグドラが「盗賊王」ミラノと出会う所から始まる。 先帝の排除・王国や教会領への侵略・後述の部下殺しなどの蛮行が目立つが、 直属の配下の皇騎兵達、彼の異母妹であるエミリオを筆頭とした帝国の五大将軍「五頭竜将」の面々、 そして帝国の領民達にも慕われており、暴君という訳ではないらしい。 この二面性や、彼が如何にして先帝を廃したかは、前日譚である『ブレイズ・ユニオン』において明らかになる。 その身体にはブロンガと呼ばれる魔竜の血が眠っており、彼の髪が燃えるような真紅に染まっているのもブロンガの血が関係している。 専用カード「ジェノサイド」は発動時の台詞から考慮するに魔竜の血を一時的に活性化させているもののようだ。 ファンタジニア王国に侵略戦争を仕掛けたのもユグドラを利用し魔竜ブロンガの力を覚醒させるためらしい。 え?カツラで変装してた影武者もジェノサイドを使ってたって?Smallな事はNo thank you! ちなみにこの影武者、倒した際のやられイラストが妙に可愛らしいと評判。 気になる方は原作をやってみよう! ガルカーサの名前そのものはゲーム序盤より出てくるものの、 実際に相見える事となるのは中盤に差し掛かるChapter3「パルティナ電撃戦」のBattleField17「南パルティナ」にて。 初登場時からその異名に恥じぬ高い能力値と強力な武器相性(後述)を誇り、このマップは本ゲームで最初に突き当たる壁とされている (というか、それまでの味方キャラの育て方によっては詰む。リトライすれば能力は下がるのでクリアは可能だが…)。 その後もガレオン監獄や聖メリアータ教会領など、皇帝の癖に前線に出てユグドラ達の行く先々で何度も立ち塞がり、 幾度にも渡って王国軍(とプレイヤー)を苦しめた。 + 焔帝ガルカーサが誕生するまで(『ブレイズ・ユニオン』の重大なネタバレ注意) その正体は『ブレイズ・ユニオン』の主人公、ガーロット。 ブロンキア帝国の貧民街で生まれ育った自らの境遇から、「世の中の理不尽を無くす」という目標を掲げて幼馴染3人と旗揚げし義賊を名乗る。 後に貴族ヴェルマンに見出され、私兵団グラムブレイズの団長として腐敗した帝国を変えるために戦っていく。 だが、正史ルートでは信頼していたヴェルマンの裏切りと幼馴染の死によって自らの無力を痛感し、力を求めるようになっていく。 自分に魔竜ブロンガの血が濃く流れている事を知ると、その力を封印した母を殺して魔竜の力を手に入れる。 その時ガーロットという名は力を抑えるために付けた偽名で、本名はガルカーサだと母から教えられ、以後ガルカーサと名乗るようになる。 ガルカーサとなった後は、その圧倒的な力で悪政を敷いていた帝国の皇帝を殺して新生ブロンキア帝国の皇帝となる。 その理論に疑念を持って裏切った最初期からの仲間を追放する…という所までが『ブレイズ・ユニオン』Aルート(正史ルート)のストーリー。 3年後に彼がファンタジニア王国を滅ぼし、『ユグドラ・ユニオン』のBF1へと繋がる。 ガーロット時代は熱血漢という印象だったが、ガルカーサになると冷徹な性格へと変化する。 裏切った仲間の話では、「ガーロットは常に迷いながら成長してきた。だが、ガルカーサには迷いが無い」との事。 最もこの頃はまだブロンガの力にそれほど呑まれてはいなかったようで、多少温情も見受けられる(裏切り者を殺害ではなく追放した事からも読み取れる)。 『ブレイズ・ユニオン』では最強の味方キャラで、Aルートをヌルゲーにした戦犯。 チートすぎる武器相性を持つ鎌に簡単に戦況をひっくり返す専用カード「ジェノサイド」、更に直前のBFで手に入る専用武器のおかげで無双状態。 仮にも物語上のラスボスであるはずの先帝が紙クズのように散っていく様を眺める事になる。塩帝() + ... もっとも、正史ルート以外ではガルカーサになる事は無い。 ガーロットとしてBルートでは王国騎士に、最もハッピーエンドに近いCエンドでは帝国の将軍となり、国を支えていく存在となる。 Bルートの隠しEDでは別の人が覚醒するけど ちなみに、シナリオ上終盤までガーロット=ガルカーサである事は明かされない。 ただし、物語の舞台がブロンキア帝国で、前作の過去である事、特徴的な赤い髪、強い力を求めている事、何より何処となくガルカーサを思わせる名前の響きと、これだけの要素が揃っていたため、 キャラが公開された時点で前作のプレイヤーには正体がバレバレであった。 原作中の性能 このゲームにおける武器間の相性は「剣・槍・斧」によるジャンケンのような三すくみと、 それら三つの武器に強い「杖」、杖には強いが剣・槍・斧には弱い「弓」、という二重の三すくみ構造になっている。 だがガルカーサやインペリアルナイトの武器は剣・槍・斧の全てに強い上に不利な相性の存在しない「鎌」であり、 彼を相手にする際は殆どの場合こちらが不利、良くても互角の相性となる (杖に弱い「塊」や、杖に似た特性の「書」などの武器も一応あるが、この辺りまで説明すると長くなるのでカット)。 加えて頻繁に登場する地形「荒野」を得意とし、移動タイプは水辺を無視して疾走する「竜騎」。 その上、強力な専用カードスキル「ジェノサイド」を持ち、 発動されるとこちらが強化攻撃をかけたりカードスキルを使ったりするのに必要なゲージを破壊されてしまうため、 余程体力差が付いていない限り「虐殺」の名の通りこちらが一方的に蹂躙されてしまう。 ちなみにこのジェノサイド、部隊の味方を全員生贄に捧げて自らの戦闘力を上げるものだが、 発動までにガルカーサの部隊を彼一人まで減らしておくと自分のHPを削って発動するようになっている。 自分の体力削って発動出来るならわざわざ味方を殺さなくてもいいんじゃ…? この場合は残っているのが彼一人となる上体力も減るため、通常時ほどの脅威はなくなる。 ジェノサイド発動前に体力を削っておくと自分の技で死ぬ事もあるが、実際にそこまで削るのはかなり難しい。 高いレベルと能力値に加え、上記のユニット特性と専用カードを併せ持った戦闘力は極悪の一言で、 彼が近付いてくるだけで王国軍は震え上がる事になる。 一般的な対処法は、カードスキル「グラヴィティカオス」による呪い状態や特殊能力の「炎属性無効」などで被ダメージを減らしつつ、 攻撃力の高いタクティクスカードを選択して短期決戦を心がける、というもの。 部下が残っている状態でジェノサイドが来てしまったら、そのデュエルで勝利するのはかなり絶望的。 彼の強化攻撃は炎属性のため、炎無効の能力を持ち、武器相性で不利の付かないロザリィを育てていればそれなりに難易度は下がるが、 彼女は別のキャラとの二者択一であり、彼女を仲間にしなかった場合は当然頼る事はできない。 PSP版なら、同じ鎌ユニットで武器相性が対等なババア主婦のミステールを起用するのも良い。 尤も彼女は加入が遅い(BF14の分岐)上に初期パラメータが貧弱なため、事前にドーピングで補強する必要があるが。 …まあ、後半になると各種の属性攻撃無効化装備に加えて、 主人公のミラノ専用で対竜騎兵に凄まじい効果を発揮する斧「ドラゴンイーター」、 竜騎兵相手の武器相性を大幅に改善し勝利時に相手に与えるダメージに大きなボーナスが付くタクティクスカード「ドラゴンキラー」、 仲間のデュラン専用でクラスが騎馬から竜騎になって対等に戦えるようになる「はぐれドラゴン」等、 対ガルカーサに有用なアイテムが多数手に入る上、 味方のパラメータがインフレを起こす(カンストも有り得る。まぁ敵も似たようなものだが)ために、 戦闘開始時の突撃でクリティカルを出してこちらが一方的に蹂躙したり、ジェノサイドが発動する前に倒したりする事も出来るのだが。 またクラスはコロコロ変わり、初登場時には「ドラゴンナイト」だが、BF28・BF44では「ドラグーン」、 最終決戦となるBF45では(展開次第ではBF44でも)魔竜の血を覚醒させた「ブロンガナイト」となって襲い掛かってくる。 でもぶっちゃけ前の2つは同性能だったり、ブロンガナイトに覚醒した際は防御能力が著しく落ちたりするので逆に倒すのが簡単になるのは秘密。 + EDネタバレ注意 BF45「魔竜ブロンガの間」にて、彼が深淵へと辿り着くとゲームオーバー(Bルート、即ちBAD END)となる。 ゲームのエンディングに影響する敵キャラは彼と事実上のラスボスであるマリエッタのみ。 この事からも、彼が如何にこのゲーム中で大きな存在を占めているかを窺い知る事が出来る。 ちなみにBルートEDの内容は、彼が深淵へと身を投げ、煉獄の魔竜ブロンガを覚醒させるというもの。 復活したブロンガにより大地に炎の雨が降り注ぎ、世界は業火に包まれ焦土となる。 これによって絶対的な力が支配する暗黒時代の幕が開ける事になる…らしい。 目的であったブロンガの覚醒によって世界が滅ぶのなら最初からユグドラを狙う必要が無かったのでは、というのは禁句。 そんな彼だがユーザーからのあだ名は「ガル母さん」だったり(キーボード入力の場合ガルカーサと打ち込むより楽だからと思われる)、 スピンオフ作品『ユグドラ・ユニゾン』の戦功次第で天然故の無謀さを持つうつけ殿と評されたり、 公式にシスコン扱いを受けるなど、どことなくギャグキャラ扱いされている。 しかし専用BGMはかなりカッコいいと評判。 MUGENにおけるガルカーサ ジョブチェンジ七夜やアドベントチルノなどを製作したプレート氏によるものが存在していたが、現在は公開停止。 「ユグドラ達との最終決戦にて死ぬ寸前にどこぞのスキマ妖怪の手によりMUGENの世界に入れられた」と同封のtxtファイルでは設定されている。 GBA版のドットを使用しており、ページ冒頭のイラストのように恐竜のような竜に騎乗した姿で戦う。原作での各種台詞や「ジェノサイド」も搭載されている他、 ストライカーとして配下のヴァルキリー(前述の設定の時期的に死亡しているので守護霊化しているという設定の)アイギナを呼び出す事も出来る。 台詞のみながら特殊イントロも意外に多く、トキ・ショボーン・ロックマンゼロとのネタ的なイントロや、MUGENの世界に招いた張本人とのイントロもある。 中々に優秀なAIもデフォルトで搭載されている。 なお、ディスプレイネームは「garuka-sa」となっているが、英文的には「Gulcasa」が正しい。 MUGENで使う分にはそのままで支障は無いが、気になる人は直しても良いだろう。 「純粋な力こそ法となるのだ!」 出場大会 今回はジャンル対抗だよ!タッグリーグ【かくとう?】 オールスターゲージ増々トーナメント 最強国家元首決定戦 大会であまり見ない男達と男女タッグ大会´PLUS ゲージ増々タッグトーナメント R.P.Gランセレタッグフェスティバル MUGEN祭 大盛りシングルトーナメント MUGENモーターショー 第4回 4人タッグVSボス 大会 更新停止中 他人任せ大会
https://w.atwiki.jp/kakugame/pages/404.html
必殺技 チェーンブレイド トランスアキシャルスライス ↓↘︎→ A サジタルエッジスライス C ネガ•ジェネシス K ヴォイド•ジェノサイド ↓↙︎← ディバインアロー エア A グランド C 超必殺技 イーディアンブレイド (↓↘︎→)×2+P ケイオスタイド →↓↘︎+K ブルータルゴッドプロジェクト ↓↘︎→↘︎↓↙︎←+AC 投げ技 ブルー•ノア 接←•→ C レッド•ノア D キャラ別索引 KOF(99•2000•01)
https://w.atwiki.jp/cfvg/pages/18.html
Gユニット Gガーディアン グレード3 グレード2 グレード1 グレード0 グレード10 既存ユニット関連 種族・カード名指定ユニット Gユニット スレ番号 パワー ユニット名 11-330 15000+ メテオカイザー ビクトブレイド 12-34 15000+ ヴェルトラム・ブラウクリューガー・レヴォルツィオン 12-45 15000+ 無敵獣神 エシックス・バスター・アブソリュート H4-958 15000+ 無限の切り札 デスアーミー・チェックメイト H5-135 15000+ アブソリュート・ブラウクリューガー H5-456 15000+ パーフェクトライザー・アルティメットカスタム H5-504 15000+ 究極獣神 イルミナル・グレンソード H5-607 15000+ 獣神帝王 スカーレット・ドラゴン H5-711 15000+ アドバンスワールド グレジェイド H5-903 15000+ レジェンドライザー・FT H6-84 15000+ 超越獣神 イルミナル・ドラゴン・エンシェント H6-251 15000+ 太陽獣神 ライジング・イルミナル H6-254 15000+ アルティメットパーフェクトライザー H6-243 15000+ ヒロイックチャンプ トライブルート Gガーディアン スレ番号 ユニット名 H5-494 メテオカイザー ネオガーダー H6-165 メテオカイザー ゼツマモール グレード3 スレ番号 パワー ユニット名 1-28 8000 ラスト・カウンター 1-29 11000 バリアブル・フェイカー 1-55 10000 奇襲生命体 スタン 1-69 10000 レイジー・ニアス 10000 銀河番長 パチキオー 1-72 10000 異能生命体 ギャラクシアン 1-112 10000 アーム・ストロング ギガント 1-157 10000 ミリオンボルト・プラズマー 1-172 10000 THE アイアンマン 1-196 8000 インフィニティ・ライザー 1-214 10000 ウォール・クラッシャー 1-253 11000 チャンピオン・アシュラ・カイザー 1-265 10000 ライオン・ハウル 1-280 11000 戦魔神 アシュラロード 1-334 10000 マグネットバトラー・ジャイアント 1-389 11000 オールレンジ・ヴァイラスバスター 1-393 10000 ダイヤモンド・ダスト 9000 グラップル・ネゴシエイター 1-412 10000 アイゼンスチーマー 1-440 10000 スーパーロード・グラップラー 1-494 10000 ヒグマドロイド 2-58 11000 ロワイヤルチャンプ Mr.ハイランダー 2-65 10000 ホーリーキュア・エンジェル 10000 ダークキュア・エンジェル 2-361 10000 ハウリング・ウルフ 2-376 11000 アシュラ・地獄(ヘル)カイザー 11000 無敵生命体 コスモロード 2-394 10000 チンチロイド 2-450 10000 チンチロイド 456式 2-475 11000 戦機 ステイル・ギアー 2-566 9000 ギャングスター ファインス 2-568 11000 デスマッチ・メーカー 2-702 11000 アシュラ・カイザー ノヴァ 2-723 11000 不動・ミョウオー 2-749 10000 ジェノサイド・ワンマンアーミー 2-764 10000 マッドファッカー・グリズリー 2-778 11000 スターダスト・ロマンス 2-779 10000 ワン・ツー・スリンガー 10000 アルティメット・フィスト 2-788 10000 機光闘士 ルビジオン 2-793 10000 グラップラー・ザ・ファースト 2-807 8000 超究極生命体 コスモロード 2-872 10000 カミソリ・エッジ 3-18 10000 ザ・ケイオス・ロードハンド 3-94 10000 ミスター・シャイニング・フラッシュマン 3-153 10000 ストームランチャー 3-181 10000 NGM ディフェンシブタイプ 3-242 10000 執念の拳闘士 3-274 11000 獣神 ヴァイス・ヴォルフ 3-374 11000 オオゼキ・チャンピオン 3-429 10000 獣神 カーキー・ドラゴン 3-464 10000 ドッコロイド 3-526 11000 タイムレス・ガッスルーダー 3-630 10000 獣神次元ロボ マシニング・ライザー 3-734 10000 スタンドアップ・ボーイ 3-735 10000 デスアーミー・ハーフ 3-769 9000 プラチナ・メタル・ソウル 10000 シルバー・メタル・ソウル 3-838 10000 スパイラル・ドリーマー 4-8 9000 乱闘祭神 アサルト・ディストーター 4-23 10000 ブレイクダンス・ウルフ 4-35 11000 サウンドフォース・ロックスター 4-150 11000 絶対王者 アシュラロード 4-201 10000 獣神ウォーマスター 4-211 10000 ビルトインスタビライザー 4-590 10000 ブレイクタイム・チャンピオン 5-20 11000 コスモロード・ゴーレム 5-52 11000 機装武神 吉法師 5-53 11000 機装武神 梵天丸 5-108 11000 デスアーミー・クイーンカリス 5-181 10000 獣神王 メカアルフレッド 5-192 10000 日輪の獣神 メカテラス 5-193 10000 灼熱の獣神 メカメカエイゼル 5-203 10000 獣神 ブレイジングメカ・ドラゴン 5-204 11000 メカニック・オーバーロード・ザ・獣神 5-205 11000 円卓の解放獣神 メガアルフレッド 5-366 10000 天上天下 ジョーカー・ザ・オーバードライブ 5-407 11000 夢幻獅子王 デスアーミー・ライオンヒート 5-660 9000 オメガ・ファイナルキャノン 5-660 11000 アシュラ・カイザー弐 5-713 11000 星河機神 バイファルモンド 5-790 10000 デビルアーム・デスペラード 6-12 10000 不屈の闘士 ハルバード 6-46 10000 マジックラッシュ・コマンダー 6-67 11000 闘甲将軍 エレファス 6-78 11000 闘神怪人 レギウス 6-86 11000 任侠怪人 ヤマトビートル 11000 マッスル・サターン 6-102 11000 獣神 フラッド・リベリオス 6-119 10000 獣神 アーディケス・アームズ 6-128 11000 デスアーミー・キング・プロトタイプ 6-136 11000 インビンシブルライザー 6-170 11000 超獣神 ヴァイス・ドラゴン 6-227 10000 不屈の重装機 ヴァンヴァルアー 6-228 11000 不屈の重装機 ヴァンハイパー 6-228 10000 不屈の重装機 ヴァンヴァニッシャー 6-381 11000 カタパルトライザー 6-549 11000 邪星皇 ドグマ・グランシャリオ 7-33 11000 Miss.インビシブル 7-71 11000 キング・オブ・ソードードリームー 7-71 10000 クイーン・オブ・ハートードリームー 7-82 10000 光掌仏 ブーディ 7-213 10000 武装砲鬼 オーバー・バレット 7-225 11000 ザトゥルン・ブラウクリューガー 7-280 11000 メルクール・ブラウクリューガー 7-384 10000 絶対正義.インビンシブル 7-495 11000 ハイバースト・フェンリル 7-532 11000 ベーアシュラハテン 7-833 9000 バックパック・ライザー 8-31 10000 超甘覚 バニラ・シックスセンス 8-151 11000 Mr.インビンシブル・ソウル 8-153 11000 スター・シュート・ガンナー 8-245 11000 リバース・スレイヤー 8-339 11000 ドラゴニック・パワードアーマー 8-490 20000 狂ってイカれる実況 シャウト“Я” 9-607 11000 ヴェルトラム・ブラウクリューガー 10-483 11000 Mr.インビンシブル・ver.RED 12-73 CENETR 11000 アシュラ・カイザー(BR) H1-139 10000 Mr.インビンシブル・ラヴァー H1-251 11000 カオスブラックホーラー H1-438 10000 初代王者 レオンマスク H1-457 10000 アイソセリーズ・トラパゾイド H1-621 10000 ブラスター・フルムーン・ソウルフル H1-637 10000 四大機体 メソポタミア・ヴラスター H1-716 11000 獣神 ライオン・ヒート H1-755 11000 シュラバ・カイザー H1-938 11000 シュテルン・アシュラロード H2-173 11000 ファイナルエボリュート・コマンダー H2-177 11000 究極生命体 アークロード H2-187 11000 反獣神 エシックス・バスター “Я” H2-242 10000 幾星霜の勝利者 グローリー H2-382 10000 モアイ・ザ・エクストリーム H2-597 10000 金色の刃 “風林火山” H2-610 11000 アシュラ・タイタン H2-669 10000 不屈の闘志 トライアルブロー H2-694 11000 金剛楼閣 H2-731 11000 黒輪同調体 インフィニット・コスモロード・ZEX(ゼクス) H2-794 8000 究極拳 ファイナルブロー H2-896 110006 廃品獣神 ゴッドニウム H2-896 11000 廃品獣 ゴッタニウム H2-928 11000 獣神 エシックス・ヴァリー H5-607 11000 特攻獣神 エシックス・バスター・チャレンジャー H6-251 11000 魁獣神 イルミナル・アポロ H6-254 11000 アルティメットライザー・EF グレード2 スレ番号 パワー ユニット名 1-69 8000 ワンツー・ラッシャー 1-74 11000 ジェノサイド・バンカラー 1-115 6000 超変身 ヴォルカノイザー 1-189 8000 ハイスピードライザーカスタム 1-222 9000 ルーク・オブ・ヴァイス 11000 量産型ジェノサイド・ジャック 1-225 8000 ダンシング・タイガー 1-233 9000 ライオンボーイ 1-239 8000 ファイヤーワークス・ガンナー 1-280 9000 プロト・カイザー 1-308 8000 NGMストロングアーマー 1-334 9000 マグネットバトラー 1-389 8000 トラブル・ガーディアン 1-472 9000 ヒットアンド・カバー 2-417 8000 装甲機馬 ディープ・インパクト 2-551 9000 ファイティング・ガゼル 2-656 9000 マシンガン・ナックラー 9000 バーニング・ナックラー 2-778 8000 スターダスト・ジャーニー 2-793 9000 オープニング・パフォーマー 2-819 11000 ジェノサイド・セブンソード 10000 ジェノサイド・バンカー 2-838 9000 獣神 シルバー・ウルフ 2-882 8000 毒蛇の牙 コブラスター 3-114 8000 タフ・ライザー 3-181 9000 NGM パワータイプ 3-231 8000 ムジナドロイド 3-278 8000 獣神 スカーレット・トムキャット 3-371 8000 ガール・イントゥザ・スカイ 3-374 12000 ドスコイ・ブレイカー 3-526 5000 ヌール・ポッド 3-713 8000 スピニング・バウンサー 4-35 8000 エース・ザ・ハンド 4-180 9000 変幻自在の実況 シャウト 4-266 7000 絶叫 ダンサー・ハイ 9000 ドラゴニック・サイバー 4-521 8000 超次元獣神ロボ アプケト 5-108 11000 デスアーミー・クイーンカリス 5-181 9000 メカスター・ブレード・獣神 5-193 9000 獣神 メカニック・デスサイズ 5-312 9000 獣神 ジェノサイド・ブレイカー 5-324 8000 バトルキャンセラー・ブルーノ 5-369 9000 常勝無敗のジョーカー 6-49 9000 バトル・トマホーク 6-124 9000 獣神 トライズ・ペイルダー 6-125 11000 デスアーミー・キャッスル 6-128 9000 デスアーミー・エンジェル 6-227 9000 不屈の重装機 ヴァングレアー 6-238 8000 ルチルス・ハーミットクラブ 6-263 9000 邪獣神 ダークネス・クロウスパイラル 6-308 9000 キララ・ザ・パニッシャー 7-116 8000 コマンド・ナックラー 7-267 9000 ヴェーヌス・ブラウクリューガー 7-508 9000 モーアシュランゲ 7-532 9000 スティーアシュライク 7-628 9000 獣神 ブラウ・ティーゲル 7-748 9000 ズュートリエス・クロイツ 8-32 9000 獣神 スネイクテイル 8-165 9000 タイガー・ヒート 9-607 9000 トラバント・ブラウクリューガー 12-133 9000 メチャバトラー ロンビット 12-269 9000 オラオライザー 12-308 9000 デスアーミー・チャンセラー 12-375 9000 ブレードライザー H1-117 9000 シュテルン・ウムラウフ H1-621 8000 ブラスター・フルムーン H1-622 9000 ベテラン実況者 エンスージアズム H1-637 9000 四大機体 エジプト・ボギガリリス H1-841 7000 ライオネット・シュラバ H1-920 9000 伝説のボクサー トオル H1-934 9000 ブラウブリッツェン H2-242 8000 幾星霜の勝利者 スプレッテンド H2-382 9000 ドグー・ヒロイック 9000 デスアーミー・プレイヤー H2-721 9000 異星闘士 ルルン H2-795 9000 超放射生命体 シーザー 9000 超魔導生命体 フラッシャー H2-895 9000 廃品獣 エンジニウム H2-971 9000 デスアーミー・ソルジャー H5-698 9000 アドバンスバースト エクレイ H5-834 9000 バルバトス・ブラウクリューガー H5-251 9000 翔獣神 ゴールデン・アングレット グレード1 スレ番号 パワー ユニット名 1-54 4000 リターンマッチ・メイカー 1-74 6000 スケバンガール イララ 1-115 7000 名セコンド ハニワーン 1-122 6000 寄生生命体 ゼシオン 1-172 8000 ショフトバード 1-189 6000 ライザーキャノン 1-233 7000 ライオンガール 1-239 4000 ダムダム・ブレット 1-242 5000 ストロソグマツン1号 1-260 5000 サイクロン・ボーイ 6000 チャージング・ソルジャー 1-308 5000 NGMバスターカノン 7000 リサイクル・ボーイ 1-391 7000 ストライク・タイガー 1-393 6000 スクラップ・ソルジャー 1-412 5000 メンテナンス・ボーイ 1-441 7000 グラップル・キラー 1-464 5000 ブリングリンク・ポッド 7000 ザ・チャージマン 5000 エナジーストーマー 1-494 7000 ネコノテドロイド 1-555 7000 コズミックガール 2-268 6000 ライオン・ソウル 2-274 6000 クレイファイター 2-451 7000 ダンシング・ホッパー 6000 セコンドアウト・メカニック 2-551 6000 ギアード・バウンサー 2-665 5000 ラッシュアップ・マーチ 5000 ウィンドアップ・マーチ 5000 クラップアップ・マーチ 2-778 7000 スターダスト・プラン 2-819 6000 ジェノサイド・ディーラー 2-843 4000 聖獣神 ルビー・バード 3-153 5000 バッテリー・ボーイ 3-208 5000 キャノン・ザ・グレート 3-225 6000 ノヴァグラップル・ワーカー 3-321 7000 セカンド・マグナム 3-371 7000 ハッスル・マッスル 3-487 6000 ファイティング・ハート 3-488 4000 イヌ執事 3-577 9000 ジェノサイド・ジャック・アサルト 3-595 6000 センジュ・バイヤー 6000 パパラッチ・オブ・コスモ 3-610 10000 タフ・ガイ 3-648 7000 メタモライザ 3-653 7000 テレポート・ボクサー 3-688 7000 スクラップ・アーミー 3-713 6000 寝起きの強襲者 3-734 7000 1コール スタンド 3-735 6000 マネージャーガール ニア 3-838 6000 ラウンドガール ミララ 5000 叫んで暴れる実況 デンジャー 4-35 7000 ロック・ザ・ビート 5-20 4000 リトル・ゴーレム 5-48 6000 機装武神の職人 ガンテツ 5-108 6000 デスアーミー・キャバルリー 5-192 4000 獣神 ライオンメイン・メカリオン 5-369 7000 ジョイント・ジョーカー 6-125 7000 デスアーミー・ランサー 6-128 6000 デスアーミー・ビースト 6-228 6000 不屈の重装機 ヴァンガリヴァー 6-262 7000 マルチ・ライザー 6-263 7000 邪獣神 ダークネス・フィアーズ 6-307 7000 叫んで踊れて歌える実況 シャウト 6-384 8000 パワーライザー 6-384 6000 ロボライザー 7-53 7000 デスアーミー・ランス 7-241 6000 獣神 テモ・スフィンクス 7-256 5000 アンコール・ヒーロ 7-256 7000 獣神 ハイブリット・ブラウクリューガー 7-267 7000 リクトアーベント 7-327 6000 ストイック・ウルフ 7-628 7000 獣神 ブラウ・ヴォルフ 7-748 7000 ブラウ・ウムラオフ 8-153 7000 ブラスト・サポーター 8-165 7000 パンサー・ヒート 8-385 6000 デスアーミー・ビット 9-194 6000 獣神 ダイヤモンドタートル 12-255 7000 獣神 デスアーミーアント 12-259 7000 獣神 ブラウンダウンベア 7000 獣神 オーメンバード 12-280 7000 獣神 レビンウルフ H1-43 7000 デスアーミー・レオ H1-114 7000 シュテルン・ロタツィオーン H1-622 6000 若手実況者 レアルコンディション 7000 遠隔支援型NGM H1-623 6000 突撃支援型NGM H1-637 7000 四大機体 インダス・ト H1-934 6000 ブラウボーゲン H2-226 6000 乱入する奇襲者 H2-382 7000 インビンシブルJr. 7000 ドグー・ストイック H2-383 7000 デスアーミー・マニア H2-796 7000 集束生命体 ソルニクス 7000 焼却生命体 ディジェスター 6000 電磁生命体 ガンライナー H2-895 7000 廃品獣 ニリンニウム H2-971 7000 デスアーミー・サプライヤー H5-494 5000 メチャバトラー ミナギール H5-610 7000 獣神 レディキャッツ H5-706 7000 アドバンスナイト メクリオン H5-709 7000 アドバンスブレイク ミックラウザ H5-834 7000 ブラウチャージャー H6-251 7000 疾風獣神 ブランク・マーシュ H6-252 6000 獣神 クラウン・ストライカー H6-254 7000 ネクストライザー グレード0 スレ番号 パワー ユニット名 トリガー 1-74 3000 チンピライザー 1-115 3000 アンラッキー・ガール 醒 1-443 4000 バトルアナライザー 1-494 5000 ガリュウドロイド 2-71 4000 グラップル・ファーザー 2-778 3000 スターダスト 醒 3-536 4000 クリーン・ガール 3-648 4000 ミニチュアライザー 4-692 6000 マスク・ザ・M 3 5-48 3000 機装武神の鍛冶屋 テッサイ 5-108 4000 デスアーミー・インファントリー 引 5-203 4000 獣神アイドル ドライブ・メカルテット 治 5-215 4000 アッパー・アッパー・DJ 引 5-366 4000 ジョブ・ジョーカー 5-557 5000 ノヴァグラップル運営委員 5-575 5000 次世代の闘士 ベイヴァーク 5-762 4000 修羅の挑戦者 6-12 5000 アングラビティ・バトラー 6-78 3000 戦闘幼虫 マンディ 6-124 5000 獣神 イエロー・ベアー 6-228 4000 不屈の重装機 ヴァンシルヴァー 6-244 4000 ルチル・アステリズム ☆ 6-244 4000 ルチル・シャトヤンシー 引 6-307 4000 ラッキー・レディ 6-384 5000 メタスライザー 治 6-384 5000 バイオライザー 引 7-267 5000 ラ・メテオリート 7-267 4000 ブラウ・ユングフラオ ☆ 8-182 3000 トラ執事 醒 12-202 5000 メチャバトラー ランソール H1-622 4000 デスアーミー・キッド ☆ 4000 デスアーミー・ガール 醒 H1-623 3000 ブルー・ヒーリングライト H1-637 5000 四大機体 コウガ・マグククト H1-883 5000 アサルトライザー H2-173 5000 スタートダッシュ・コマンダー H2-242 5000 幾星霜の勝利者 スプレッテンド H2-383 5000 デスアーミー・チェスボード 引 5000 デスアーミー・クロック 治 H2-597 5000 疾き風 治 5000 静かなる林 引 5000 侵略する火 ☆ 5000 高き山 醒 H2-895 5000 廃品獣 カデンニウム H3-855 4000 ファーストライザー H5-706 5000 アドバンスロード キンゲル H5-709 4000 アドバンスアシスト ノリヌ ☆ H5-834 4000 ブラウ・フィニッシャー ☆ H6-251 5000 煌獣神 ストライク・タイガー H6-254 3000 バトルライザー・ブースターアセンブル 醒 グレード10 スレ番号 パワー ユニット名 4-429 50000 サーティミニッツ 既存ユニット関連 グレード スレ番号 パワー ユニット名 関連ユニット トリガー 4 H2-801 13000 極皇獣神 エシックス・バスター・エクストリーム-Ver.Ω 最強獣神 エシックス・バスター・エクストリーム 12-434 15000+ 究極獣神 アズール・ドラゴン“天極” 獣神 アズール・ドラゴン 12-570 15000+ メテオエンペラー ビクトール・プラズマ メテオカイザー ビクトール 3 1-254 11000 超究極生命体 コスモ・オーバーロード 究極生命体 コスモロード 1-255 11000 ライオン・ヒート・エンペラー ライオン・ヒート 1-361 10000 究極獣王 ライオン・ロード 究極生命体 コスモロードライオン・ヒート 1-442 11000 ライザー・エボリューション パーフェクトライザーハイパワードライザーカスタムライザーカスタムバトルライザー 1-480 10000 マペット・ファイター バターリング・ミノタウロス 1-485 10000 ジェノサイド・ツインジョーカー ジェノサイド・ジャックジェノサイド・ジョーカー 1-486 11000 アルティメットクリーチャー コスモロード・ザ・ファイナル 究極生命体 コスモロード 2-178 10000 ハイブリッド・ジョーカー/ジャック ジェノサイド・ジャックジェノサイド・ジョーカー 2-775 10000 Mr.スーパーインビンシブル Mr.インビンシブル 3-238 11000 ゴールド・ルチル・クォーツ ゴールド・ルチル 3-388 12000 無敗の闘士 アシュラ アシュラ・カイザー 3-448 11000 獣神王 モノクローム・ノヴァ・ドラゴン 獣神 アズール・ドラゴン 3-534 11000 アシュラ・カイザー・リベンジ アシュラ・カイザー 4-56 11000 獣神 ファンロン 獣神 アズール・ドラゴン 4-230 11000 獣神 アマリージョ・ドラゴン 獣神 アズール・ドラゴン獣神 ブラック・トータス獣神 ヴァーミリオン・バード獣神 ホワイト・タイガー 4-266 11000 未来王 アシュラ<INFINITY> アシュラ・カイザー 4-299 10000 超融合思念体 XENO/コスモロード 究極生命体コスモロード 4-497 11000 虚獣神 カオティック・オロチ 獣神 ヤマタノドレイク 5-4 10000 モナート・ブラウクリューガー ブラウクリューガー 5-762 11000 アシュラ・カイザー “天下無双” アシュラ・カイザー 6-26 11000 白金の闘士 プラチナム・カイザー ゴールド・ルチルアシュラ・カイザー 6-42 11000 虚無侵蝕体 デスアーミー・コスモロード “Я” 無幻侵蝕体 デスアーミー・コスモロード 6-227 11000 マスター・インビンシブル Mr.インビンシブル 6-262 10000 ファイナルライザーフルカスタム バトルライザー 6-263 11000 邪獣神王 イルミナル・ドラゴン“Я” 超獣神 イルミナル・ドラゴン 6-312 11000 アシュラ・タイラント アシュラ・カイザー 6-708 11000 金剛鬼神アシュラ・カイザー アシュラ・カイザー 7-61 11000 “Я”・ルチル・クォーツ ゴールド・ルチル 8-183 11000 百獣王 ハウリング・ライオン・ヒート ライオン・ヒート 8-578 11000 弔獣神 イルヴラド・ドラゴン “Я” 超獣神 イルミナル・ドラゴン 8-252 11000 夢幻侵蝕王 デスアーミーキング・コスモオーバーロード 無幻侵蝕体 デスアーミー・コスモロード 10-188 11000 不敗闘神 アシュラ・エターナル・カイザー アシュラ・カイザー 12-14 11000 ターボライザー・FC パーフェクトライザー 12-308 11000 無幻侵蝕体 デスアーミー・コスモクイーン 無幻侵蝕体 デスアーミー・コスモロード 12-354 11000 超獣神 プリズマティック・ドラゴン 獣神 アズール・ドラゴン獣神 イルミナル・ドラゴン 12-379 11000 デスアーミー・クィーンコスモ 無幻侵蝕体 デスアーミー・コスモロード究極生命体 コスモロード 12-434 11000 超獣神 アズール・ドラゴン“破軍” 獣神 アズール・ドラゴン H1-117 11000 シュテルンシュヌッペ・ブラウクリューガー シュテルン・ブラウクリューガー H1-713 11000 阿修羅帝王・弐式 アシュラ・カイザー H1-934 11000 フィクス・シュテルン・ブラウクリューガー シュテルン・ブラウクリューガー H2-187 11000 反獣神 エシックス・バスター “Я” 獣神 エシックス・バスター H2-312 11000 獣邪神 エシックス・バスター Я 獣神 エシックス・バスター H2-739 11000 狂獣神 スレイヴ・ドラゴン “Я” 獣神 アズール・ドラゴン H2-738 11000 “Я”感染体 インフィニット・コスモロード 究極生命体 コスモロード H2-795 11000 超究極生命体 エターナル・コスモロード 究極生命体 コスモロード 2 1-480 9000 カエルドロイド バターリング・ミノタウロス 3-377 9000 コスモロード信奉者 究極生命体 コスモロード 4-691 9000 波動共鳴体 コスモグレイ 1 1-235 6000 斬鉄生命体 コスモブレード 究極生命体 コスモロード 3-377 7000 コスモロード対策協議会 3-434 7000 ブラウフォーゲル ブラウユンガー 3-595 6000 獣神 アズール・バード 獣神 アズール・ドラゴン 3-648 6000 未来のライザー バトルライザー 3-713 6000 プロト・ライザー 4-691 5000 コスモ・デバイス 究極生命体 コスモロード 12-434 7000 獣神 ブルーバード 獣神 アズール・ドラゴン H1-230 7000 ブラウパンツァー T2 ブラウクリューガーブラウユンガー H2-523 5000 ブラウザテリート シュテルン・ブラウクリューガー 0 2-117 4000 ポーカードロイド カレイドエース 2-387 5000 リペアロイド バトルライザー 3-377 4000 コスモロード掃討部隊 究極生命体 コスモロード 4-299 5000 幻想思念 XENO 4-691 5000 鼓動超新星 コスモボム 7-53 5000 カーゴライザー バトルライザー H2-422 5000 ヒーローズ・ソウル Mr.インビンシブル X H1-62 12000 機獣神征体 イルミナル・コスモロード 究極生命体 コスモロード 種族・カード名指定ユニット 指定 グレード スレ番号 パワー ユニット名 トリガー 「アシュラ」 3 10-188 11000 不敗闘神 アシュラ・エターナル・カイザー 2 10-188 9000 ブルズアイ・サムラーイ 「ジェノサイド」 3 3-577 11000 ジェノサイド・ジャック・ヴァーテックス H1-353 11000 ジェノサイド・ロード 1 3-473 6000 JA(ジェノサイド・アームズ) ジャックポット・ミサイル 6000 JA(ジェノサイド・アームズ) カーネイジ・グラブ 7000 JA(ジェノサイド・アームズ) デストロイ・クラスター 「デスアーミー」 4 12-378 15000+ デスアーミー・ヘルロード 3 4-21 10000 夢幻侵食光空獣 カオスシエロ・デスアーミー 6-128 11000 デスアーミー・キング・プロトタイプ 7-49 11000 デスアーミー・クイーン “Я” 7-53 10000 デスアーミー・ゴールド 10-581 11000 無幻王 デスアーミー・キングロード 12-8 11000 虚無昇華体 デスアーミー・ライオンロード 12-379 11000 デスアーミー・キング H2-646 11000 デスアーミー・スフィア 2 4-340 11000 デスアーミー・ジャック 6-128 9000 デスアーミー・エンジェル 10-581 9000 無幻后 デスアーミー・コスモクイーン H1-21 9000 デスアーミー・ジェネラル “金” H1-876 9000 デスアーミー・バウンサー H1-876 8000 デスアーミー・カップボウラー 1 5-108 6000 デスアーミー・ボーイ 6-42 6000 デスアーミー・ヴォイド 6-125 7000 デスアーミー・ランサー 6-128 6000 デスアーミー・ビースト 12-308 7000 デスアーミー・カーディナル 12-379 7000 デスアーミー・キャスリング H1-21 6000 デスアーミー・ランス H1-21 7000 デスアーミー・ジェネラル “銀” X 4-711 12000 デスアーミー・コスモクイーン 「コスモロード」 4 12-143 15000+ 超究極生命体 コスモロード・ザ・ファイナル 「ブラウ」 4 12-34 15000+ ヴェルトラム・ブラウクリューガー・レヴォルツィオン 12-390 15000+ ネーブルフレック・ブラウクリューガー 12-530 15000+ ナハトズィーガー・ブラウクリューガー 3 7-225 11000 ザトゥルン・ブラウクリューガー 7-280 11000 メルクール・ブラウクリューガー 9-607 11000 ヴェルトラム・ブラウクリューガー 12-101 11000 シュテルン・ブラウクリューガー(BR) 2 7-267 9000 ヴェーヌス・ブラウクリューガー 7-748 9000 ズュートリエス・クロイツ 9-607 9000 トラバント・ブラウクリューガー 1 3-434 7000 ブラウフォーゲル 7-267 7000 リクトアーベント 7-748 7000 ブラウ・ウムラオフ 0 7-267 5000 ラ・メテオリート 「ブラウクリューガー」 4 12-570 15000+ ユニヴェルズム・ブラウクリューガー 「ライザー」 4 12-210 15000+ アンリミテッドライザー・XX 12-375 15000+ バハムートライザー ガーランド 3 1-442 11000 ライザー・エボリューション 3-114 11000 フルアーマーライザー 4-727 11000 ブレイクライザー 6-136 11000 インビンシブルライザー 6-384 11000 ダイライザー 6-416 11000 スタンドアップ・ライザー 7-608 11000 クラウドライザー・アルティメットカスタム 8-164 11000 アンリミデットライザー H2-646 11000 ベルセルクライザー 2 4-43 8000 ジェットパワーライザー 7-588 9000 クラウドライザー・エースカスタム 1 1-241 6000 スラスター・ライザーカスタム 2-862 6000 ライザーメカニック 3-114 6000 ライザーキャリアー 3-713 6000 プロト・ライザー 4-43 8000 ハードライザー・カスタム 4-613 5000 レールライザー 7-585 6000 クラウドライザー 12-375 7000 ハーヴェストライザー H2-89 5000 アクセルライザー 0 3-114 4000 バトルライザーⅡ 6-384 4000 コアライザー 7-591 4000 ホログラムライザー 12-375 4000 ストームライザー ☆ 「ルチル」 3 3-238 11000 ゴールド・ルチル・クォーツ 5-560 11000 ラジェム・ルチル 6-133 11000 プラチナ・ルチル・クォーツ 6-237 10000 ルチル・モティスト 6-238 10000 ルチル・ティタニア 2 3-238 9000 シルバー・ルチル 4-224 8000 ルチル・レイテッド 9000 タイガーアイ・ルチル 3000 エンジェルヘアー・ルチル 4-251 9000 ブラック・ルチル・クォーツ 6-133 9000 フォーチュネイト・ルチル 6-133 9000 スパークオーバー・ルチル 6-237 8000 ルチル・メレディス 1 3-238 7000 ブロンズ・ルチル 3-594 4000 ガルーダブレード 4-224 4000 ルチル・クォーツクラスター 7000 ルチル・インヘリオドール 4-251 7000 キャッツアイ・ルチル 6000 ガーデンルチル・クォーツ 5-560 6000 ソーラー・レメディエーション・ルチル 6-237 6000 ルチル・ミリディス 0 3-373 4000 ルチル・マテリアル 醒 4-224 4000 プロト・ルチル 醒 5-350 3000 ルチル・クリスタル 醒 3000 タイチン・ルチル 治 「獣神」 4 12-45 15000+ 無敵獣神 エシックス・バスター・アブソリュート 12-52 15000+ 究極獣神 エシックス・バスター“EX” H5-607 15000+ 獣神帝王 スカーレット・ドラゴン H6-84 15000+ 超越獣神 イルミナル・ドラゴン・エンシェント 3 2-835 11000 獣神 ゴールデン・ビースト 3-424 10000 獣神 アイボリー・アークス 4-230 11000 獣神 アマリージョ・ドラゴン 4-497 11000 虚獣神 カオティック・オロチ 5-246 11000 獣神 キャトルクルール・ドラゴン 5-312 11000 獣神 アストラル・ビート 5-346 11000 超獣神 アンリミテッド・バーサス 5-723 12000 天外獣神 アシュラ・エンペラー 6-170 11000 超獣神 ヴァイス・ドラゴン 8-578 11000 弔獣神 イルヴラド・ドラゴン “Я” 9-650 11000 双獣神竜 ウェルシュ・ドラゴン H2-187 11000 反獣神 エシックス・バスター “Я” H5-607 11000 特攻獣神 エシックス・バスター・チャレンジャー 2 6-645 9000 獣神 エレクトリック・キャット 9-650 9000 双獣神竜 グウィバー・ドラゴン 12-255 9000 獣神 ホワイトスネイク 9000 獣神 スコーピオンテール 12-259 9000 獣神 プロフェシーブル 12-280 9000 獣神 ストームベア 1 3-595 6000 獣神 アズール・バード H5-610 7000 獣神 レディキャッツ 0 3-429 3000 獣神 クリムゾン・ヴァイパー 5-215 3000 獣神 スリー・シックス ☆ 6-124 5000 獣神 イエロー・ベアー H2-814 4000 獣神 サンク・ポイニクス X H1-62 12000 機獣神征体 イルミナル・コスモロード 「聖獣神」 3 2-842 11000 聖獣神 サファイア・ドラゴン 2 9000 聖獣神 オブシダン・トータス 1 2-843 4000 聖獣神 ルビー・バード 0 5000 聖獣神 パール・タイガー 「ビクトール」 1 12-231 7000 メチャバトラー テッチェーン 「エクストリーム」 4 12-255 15000+ 至高獣神 エシックス・バスター・ウルティメイタム 「獣神」「デスアーミー」「ライザー」 2 4-210 10000 獣神 デスアーミー・ライザー
https://w.atwiki.jp/bellofelm/pages/1485.html
ユージン・ロジャース 人物データ 身長 215cm 体重 161kg 年齢 29 所属 フリー 趣味・特技 プロレス 搭乗機 カスタム修斗・TYPE‐C 『ORGOGLIO最大トーナメント』のエントリー選手 ORGOGLIO社長ダン・ブライの推薦選手であり、 その実力は他のエントリー選手と比べ一線を画す。 流儀はプロレス。昔『ライジングプロレス』が呼んだ 『ザ・ジェノサイド』という名の覆面レスラーであり、 絶大な人気を誇ったが対戦相手を「壊してしまう」為、 国内外問わずにどこのリングも干された過去を持つ。 トーナメントの優勝を深く望んでおり、 その際『壊撃(かいげき)のユージン』と、 呼称されたいと思っている。 大型の修斗に搭乗し、その名をTYPE‐C(タイプシー)と言う。 追記 噂で耳にした『地下プロレス』の絶対王者『ジ・ハンドレッド』に憧れており、 「ザ・ジェノサイド」と呼ばれ「壊撃のユージン」と呼ばれる事を望むのは、 その気持ちが強いためである。 主な活躍 外伝SS「黒の伝説re write」 ※内容を見る ORGOGLIO最大トーナメントに参戦。 カロ藤清登、ブラック少林と試合をし、カロ籐を倒した事により大蛇勝美とも因縁を持った。 ブラック少林に敗れはしたモノも、勝美から「決勝は私とあのプロレスラーだ」と言わしめる程の 実力を持ち、実際少林が本当の意味で「オリーブガイナ脚」を放てるようにならなければ、 勝ったのはユージンであっただろう。 トーナメント後、憧れの『地下プロレス』の絶対王者『ジ・ハンドレッドが実在するかも知れない と言う噂を聞き「“挑戦するに相応しい『経歴』”を持たなくっちゃあイケナイよ。」とORGOGLIOで、 一番強い闘技者を目指すべき、日々練習と試合に励んでいる。 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/girlwithlolipop/pages/225.html
ネクロマンティック・フィードバック ◆EAUCq9p8Q. ◇◇◇ 数秒のうちに、すべての喧騒は消え去った。 ころころという虫の声が聞こえてくる。吹き抜ける風は冷たく、空は墨を落としたように真っ黒で。 すべてが小梅たちがようやくあの凄惨たる遊園地からの脱出に成功したことを教えてくれた。 「終わ……った?」 ほっと胸をなでおろし、そしてようやく、小梅の体が死の恐怖を思い出したように震えだした。 水に濡れた寒さもそうだが、ジェノサイドの超軌道戦闘にしがみつき続けていた疲れも酷い。 正直、限界もいいところだった。あと数分も戦闘が続いていれば、小梅は嵐に巻き上げられるように吹き飛ばされてオトモダチ同様微塵切りになっていたことだろう。 「良かった、バーサーカーさん……!」 だが、安息もつかの間のものとばかりに、実体化したままのジェノサイドが小梅に向き合い、切り出した。 「……コウメ、聞け」 ジェノサイドは、既に感覚的に理解していた。 『どうしようもないもの』が傷ついた。それは、きっとどうしようもないことだ。 たとえ令呪が残っていたとしても、こればかりは修復も効かない。 理解し、納得した。だからジェノサイドは受け入れ、こう告げた。 「もうじき消えるんだろうな、俺は」 アリスとの戦闘の傷は浅くない。特にあの、『死なばもろとも』による包囲爆撃は堪えた。 令呪三画の補助でほんの少し体を修復しエンジンを掛け直し、捕食で見た目は綺麗になったとは言え、付け焼き刃もいいところだ。 霊格の修復までは届かず、ジェノサイドのタイムリミットは少し伸びただけ。 本来ならばあの場でアリスを殺しきっておきたかったが、結果として逃してしまったのも『決定的な部分』の傷の深さ故だ。。 あとほんのすこし、余力が足りなかった。忌々しいことに。 「手を見せてみろ」 「う、うん……」 差し出された手に、隻眼のドクロとそれを取り巻く鎖めいたエンブレムはもう無い。 虎の子の令呪もすべて失い、一般人の小梅の魔力ではこの先いくらも現界は出来ないだろう。 物語の終わりは、既に手の届くところまで来ていた。 「終わりだな」 「……」 「分かるか? もうお前はマスターじゃねェ。だから……アァ……下らねえことやらずに、とっとと帰れ」 言葉はうまく紡げない。 少女を優しく諭すための言葉なんて、死んでも……いや、死んでからだって持ち合わせていない。 それでも、自身の名を呼び、自身の存在を思い出させてくれた少女のために、慣れない言葉を選んで告げる。 「分かったろ。サーヴァントなんて、碌な奴がいねえンだ。これ以上深入りすれば、死ぬのは嬢、お前の方だ」 「でも、それじゃあ、ジェノサイドさんは……」 「いいさ。俺は……せめて、俺がジェノサイドってことを覚えていけるなら。だから……」 本心だった。失って死んでいくのではなく、思い出し、忘れず、その名を呼びながら消えていける。 失うことしか出来ない死体にしては、十分すぎる結末だ。 だからもう、聖杯戦争やクソッタレなサーヴァントに関わるな。そう口にしようとして、小梅の言葉に遮られる。 「わ、私は」 ジェノサイドが別れを切り出すより速く、小梅が語りだす。 それは、『聖杯戦争』からは随分ズレた、それでも白坂小梅という少女にとっては重要な言葉。 「私は、聖杯戦争なんていいから……ジェノサイドさんと、もっと、一緒にいたい…… もっと、色んな所に出かけたり、お話したり……出来るなら、また二人で、映画を見たり…… サーヴァントじゃなくても、戦ったりはしなくても……それだけで、いいから……」 願いと呼ぶにはあまりにもささやかで。 それでも、白坂小梅という少女にとってはきっと世界で一番大きな夢。 『理解』と『共有』。 幼い日に、親から押し付けられた『異常』という枷。 白坂小梅はずっと自分が異常ではないと肯定してくれる誰かの存在を願っていた。 生者にも、死者にも出来ないその肯定をくれたのが他ならぬジェノサイドであった。 見えないものの存在を肯定してくれ。見えないものが見えていることを肯定してくれ。そしてそれを世界に対して共有してくれた。 白坂小梅という少女の存在を、友人たちとはまた別の形で肯定してくれた。 こんな限られた舞台の上ではあるが『異常ではない』と証明して見せてくれた。 ジェノサイドが居てくれる、ただそれだけで小梅はずっと救われた気持ちだった。 だから、もう少しだけ。 我儘かもしれないけれど、もう少しだけ。 終わるとしてももう少しだけ、息継ぎをすれば消えてしまいそうなこの瞬間を、二人で過ごしていたかった。 マスターとサーヴァントじゃなくたってかまわない。 一人の友人として、一人の友人の隣で、彼が消える時まで一緒にいたい。 小梅の願いは、もう、それだけだった。 「だから、終わりなんて言わないで……一緒に、帰ろう?」 「……」 少女とズンビーの間に、聖杯戦争は必要ない。 二人が出会った時点で既に二人の願いは叶っていたようなものだから。 それを確かめあうように、小梅はそっと、手を差し伸ばした。 日常を捨てざるを得なかったズンビーと、再び日常に帰るために。 「……コウメ、俺は―――」 ジェノサイドが思いを口にするのを遮るように、突然響いた足音。コンクリートに響くヒールの音。 小梅の言葉もジェノサイドの言葉も続かず。少女の夢は脆くも、夢として消え失せる。 「ああ、良かった」 小梅でも、ジェノサイドでも、当然アリスでもない声。しかし聞き覚えのある声。 この戦争は物語ではない。 この戦争は映画ではない。 悪を挫き、消滅の淵からの再起と再会に涙しようとエンドロールは流れない。 激戦を生き抜き、泣きながら生還しようとも、エンドマークは刻まれない。 激戦が終わったならば、始まるのだ。 「また取りこぼしてしまったのかと思いました」 激戦が。 更なる激戦が。 絶滅まで続く。 絶滅を告げる角笛が高らかに吹き上げられる。 満を持して現れた演者は一人、戦いの熱冷め遣らぬ舞台に上がり、拳を握り音を奏でる。 風に吹かれ翻る若草のマント、月に照らされ怪しく光る飴色のブローチ、ふわりと波打つ金の髪。そして血を吸ったように赤い薔薇。 「―――行け、コウメ」 演者の名は、森の音楽家クラムベリー。 小梅もジェノサイドもよく知る、『怪物』だ。 森の音楽家クラムベリー相手では、ジェノサイドは一方的に嬲られるだけだということを小梅も理解している。 これから先の結末を知り、襲い来るであろう理不尽な未来を知り。 それでも少女の背を押す力は、ニンジャという超越的存在の拳から放たれたにしてはあまりにも弱く、どこまでも優しかった。 「……でも、でも……」 「でもじゃねェ」 一言で切り捨てる。のっぴきならない状況、言葉を探している猶予もない。 なおも縋ろうとする小梅に手を突きつけ、ジェノサイドは振り向かぬままに言葉を捧げる。 「コウメ」 「……」 「これで終わりじゃない。いつかまた、俺はお前の名を呼びに帰ってくる。 だから、いつかまた会うために、振り向かずに走れ」 小梅の言わんとしたことを理解してか、無意識か。ジェノサイドはそう口にする。 色気のない言葉だ。だが、二人にとっては有り余るほどの思いが込められた言葉だ。 小梅は涙を拭き、突き出された手を握って「……約束、だよ」と小さく言う。ジェノサイドはただ、口元を歪めて笑うだけだった。 そして、別れは済んだとばかりに、クラムベリーに向かいなおす。 「随分準備がいいじゃねえか。俺達のケツを追っかけてやがったか」 「いえ、人と会って話をした帰りに偶然貴方の姿が目に入ったので」 「そうかよ」 息抜きがてら程度で殺しに来る目の前の存在に、つくづく呆れ、そして反吐が出る。 そうだ、こいつもだ。ジェノサイドのニューロンに鮮烈に刻まれている記憶が、アリスと同じ結論を下す。 戦闘狂いの快楽主義者。強いジツを持ちながらも暴力で相手を屈服させることと自身の優位を拳で示すことに固執する精神異常者。 チェーンソーの男もそう、アリスもそう、クラムベリーもそう。サーヴァントってのはどいつもこいつも、ニンジャめいた異常者ばかり。 迎え撃つのは本家本元正真正銘のニンジャ・ジェノサイド。 ニンジャがニンジャと出会った時、何が始まるのか。 「さあ、まだ戦えますよね。不死のゾンビと名乗っていたのですから」 「……勿論だ。てめェだけは見つけ出してサシミにすると決めていた。俺が消える、その前に」 「おや、随分嫌われたものですね」 「テメエは殺す! 俺の名を呼んだアイツを殺す!!! コウメをだ!! コウメを殺す!! 戦えねえ奴を戦いに巻き込んで、勝手に殺して、そうやって生きてきた!! 自分の欲望を満たすためだけにだ!!!」 手に持ったバズソーがギャリギャリ音を立てて回転を始める。 闘争の火蓋を切り落とす刃が小学校の舗装道路を、レンガの花壇を、校舎の壁を削りながら走り出す。 「ドーモ、クラムベリー=サン!! 俺はジェノサイド!!! てめェだけはブッ殺してやる、他の誰でもねェ、俺が!!!」 「どうも、ジェノサイドさん。私は森の音楽家クラムベリー。 さあ、共に奏でましょう、絶滅に至る狂想曲を」 わかりやすいじゃないか。ニンジャは戦うのだ。 善いニンジャも悪いニンジャも区別なく。偽りだらけのその生命が燃え尽きる、その瞬間まで。 「イヤァァァァ―――――――――ッ!!!!」 闇夜に響く絶叫は一人分。それ以外の音はもう必要ない。 その声を背に、小さな少女は走り出した。振り向かず、まっすぐ、ただまっすぐに。未来に向かって。 ◆◆◆◆◆◆◆ 蹴りを放てば飛び避けられ。 拳を放てば回って避けられ。 まるで踊るように、軽やかに立ち回るクラムベリーは、実際ジェノサイドの天敵といえた。 更に霊格への損傷もじわじわと傷口を広げていく。 バズソーをぶん回すカラテは、幾ばくかを残すばかりの寿命を無慈悲にすり減らし、物語は最悪の結末へとひた走っていた。 時間稼ぎにもならないこの状況に、怒りを通り越して笑いすら出る。 だが、まだ終わらない。まだ終われない。 まだ早すぎる。もっと、もっと、戦い続け。可能ならばこの場で殺す。木っ端微塵に切り刻む。 だが、思いだけではどうにもならない壁は、たしかに存在する。 「……やはり、貴方に期待する部分は、もう何もありません。 せめて最期は楽しく行きましょう」 無数に奏でられる音の中で、たしかに聞こえた声。 アリスから奪い取った魔力を絞り尽くす勢いで挑むジェノサイドも、クラムベリーにとっては鼻先を掠めるハエ程度の存在らしい。 「イヤァァァァ――――――ッ!!!!」得意のバズソーは空を切る。 「イヤァァァァ――――――ッ!!!!」波打つ鎖を足場に舞い上がり。 「イヤァァァァ――――――ッ!!!!」空振ったネクロカラテは地を砕く。 「イヤァァァァ――――――ッ!!!!」夕方のような遊びも見られず、指先ひとつも傷を付けられない。 「イヤァァァァ――――――ッ!!!!」それでも、攻めて、攻めて、攻め続ける。 「イヤァァァァ――――――ッ!!!!」ただ、逃げる少女を守るためだけに。ゼツメツしか出来ないニンジャが、生前から幾度か、守るためにまた刃を振るう。 音の鉄槌がジェノサイドの横腹を殴り、合わせるように繰り返される音、音、音の嵐。 まだ早い。まだ、まだ。 崩れ落ちそうな体を引きずり、クラムベリーに引き込まれるように、まるでステップを踏むように戦う。 月下で踊るように、二体の怪物が斬り合い、殴り合う。 ようやくポップス一曲分ほどの時間が経った頃、英霊の舞闘もついに終わりを迎えた。 「『内部破壊音(スフォルツァンド)』」 優しく触れる女の手。流し込まれる美しいメロディ。 絶滅を告げる喇叭の音。 世界が、揺れた。 まるで、皮膚の下をミキサーでかき混ぜられるかのような痛み。 腐乱した身体の奥、不死の核たるゼツメツ・ニンジャのニンジャソウルが直接傷つけられ、ずたずたに引き裂かれる。 不死の存在に、ついに決壊が訪れる。 消滅。 サーヴァントにとってあまりにも絶大にして絶対であるその二文字が脳裏を掠めた。 遅れて背中の腐肉が爆裂し、すぐに訪れるであろう終末の時を決定づけた。 少女と過ごしていたかもしれない余命は、ここに無残に散った。 だが、ニンジャソウルの決定的損壊を受けてもなおジェノサイドは倒れない。 食いしばった歯は既に全て砕け散った。足の先は既に敗北を認め魔力粒子へと変化を開始しているが、それでも、不死のズンビーはまだ戦うことを辞めない。 なぜなら、笑っていやがるからだ。 憎たらしい稀代の悪女が、俺を殺した愉悦とさらなる闘争への期待で笑っていやがるからだ。 まだだ、これでもまだ死ぬには早すぎる。自身に残された、ズンビーとして生きた時間の数百・数千分・数万分の一の時間に賭け、ジェノサイドはその手を伸ばす。 クラムベリーの顔色が変わる。 勝利の余韻に酔いしれる顔ではない。 不思議な顔だった。 何故、そのまま消滅するはずの木偶が、赤子のような力で自身の手を握りしめるのか、理解が出来ない、そういう顔だった。 (*1) 殺すこと叶わず。 だが、ただでは死なない。 奪っていく。森の音楽家の持つ優位を。一つの『戦争』の証を絶滅させる。 小梅の未来を苛むであろう脅威を、その手で殺す。この俺が。 「何を……」 ジェノサイドが残すのは敗北を知らせる言葉。 英霊という存在には程遠い、あまりにもありきたりな、ニンジャの辞世の句。 それでも、きっとその声が。 別れの言葉が、遠く、遠く、無事であることを願う彼女に届くように。 すべての魔力を込めて叫ぶ。 おのがうちのニンジャソウルすらガソリンとして燃やし、口の先から衝撃を放つ。 「サヨナラアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァ――――――――――ッッッ!!!!!」 常人ならば肺が潰れ、臓腑を吐き散らしてもなお出せぬ程の咆哮。 内蔵を絞り尽くすようなズンビーのネクロシャウトに、『壊れた幻想』にも近い、宝具すら糧にした魔力爆発を乗せて放った大音声。 空気を震わせ建物を揺らし、ガラスや街灯を割り地を裂くほどの、最早兵器と呼ぶに近い別れの言葉。 哀れニンジャは爆発四散。 あとに残るは、霊格を失い宙に漂う魔力の粒子と、耳から血を流し蹲る勝者のみ。 【バーサーカー(ジェノサイド) 消滅】 ☆ 「……あー、キーンときた」 想像を絶するほどの咆哮に、直線距離で100mは離れていたにも関わらずその余波を受け、江ノ島盾子はそうつぶやいた。 イタチの最後っ屁と言うべきか。 少なくとも、普通の人間が間近で聞けば死ぬ程の声。放屁にしては臭すぎるか。 「いやあ、泣かせるねえ! 他人の自己犠牲ってどうしてこんなに見てて涙がでるんざんしょ!」 少女はハンカチを取り出し、わざとらしく泣いてみせ、鼻をかんでハンカチを丸めて捨てる。 関わったものたちの真剣さを考えれば、あまりにもふざけた振る舞いだったが、少女はそんなこと気にしては居ない。 バーサーカーの決死線は無駄ではなかった。 アリスという脅威を切り捨て、クラムベリーの凶手を退け、無事小梅を守りきった。 そして、アリスもクラムベリーも、おいそれと小梅を襲えぬように傷跡を残した。 ただ、彼が予見できなかったのは絶望的なまでの不条理。 彼が決死の思いで撃退したそのサーヴァントたち以外にも『無力な者』を狙う者たちがその場に居た、ということだ。 そして、いつの時代だって、死んでいる人間よりも生きている人間のほうが恐ろしい。そんな単純なことを見落としてしまったのだ。 森の音楽家クラムベリーとの会談を終えた化物は、監視カメラでその一部始終を見ていた。 自身の描いた未来予想図の、その全貌を。特等席で。 「そう。逃げられたなら、素敵な話。希望いっぱいの物語」 幕は下ろされない。 下ろすわけがない。 今回のグランギニョルの裏ですべての糸を引いた彼女が、それを望むはずがない。 少女は。 江ノ島盾子は。 超高校級の絶望は。 小梅に対して気まぐれに、アリスと、森の音楽家クラムベリーと、その他大勢の『敵』を差し向けた最大の巨悪は。 今なお愉悦で頬を歪めている。 「でも、本当にそれでよかったの?」 「お友達だなんて言いながら、自分の理想に合わない相手は切り捨てて。 自分は友達を利用して、捨て駒にして。のうのうと生き延びて。 小梅ちゃんの言う『友情』ってのは随分自分本意なんだねえ。 私様が思うに小梅ちゃん。自分のために友情を振りかざした人間は、友情に呪われるべきだよ」 きっかけなんてどうでもいい。絶望とはそういうものなのだから。 余韻も、空気も、友情も、愛も、残された意志も、繋いだ思いも、そんなものすべて関係ない。 「―――だから今回は」 だから江ノ島盾子は。 超高校級の絶望は。 「そんな白坂小梅さんのために」 甘く。 「スペシャルな!」 甘く。 「オシオキを!!」 甘く。 「用意しました!!!」 スイッチを押した。 『 G A M E O V E R 』 『 シラサカさんのだつらくがきまりました 』 『 おしおきをかいしします 』 『 超少女級のオカルトマニア・白坂小梅のおしおき 』 『 ◆ネクロマンティック・フィードバック◆ 』 ☆白坂小梅 ジェノサイドの声が聞こえた気がした。 その瞬間に、つながっていたはずの『なにか』が消えるのを確かに感じた。 それでも、振り向かずに走り続ける。ただ、ジェノサイドとの最後の約束を守るために。 友を見捨ててしまった罪悪感に心をへし折られそうになりながら、それでも駆けたのは、ジェノサイドの優しさを無駄にしないためだ。 小梅が居座っていたとして、そこに死体が横たわっていただけだ。 今から小梅が帰ったとして、何も出来ずに蹂躙されるだけだ。 だから小梅は、ジェノサイドに背を向けて、涙を流しながらもひたすらに走った。 『白坂小梅が逃げたぞ!!!!』 突如空気を揺らしたのは、機械で増幅された女性の声だった。 丁度小梅が逃げてきた小学校の方から突然名前が呼ばれ、ぎょっと見上げる。 声の主に覚えはない。だが、小学校に誰かが居たのは確実だった。 何故ならアリスが教えてくれたからだ。『エノシマジュンコ』という諸星きらりの所在をしっているらしい少女が居るのだと。 『回り込め、商店街の方に向かうはずだ!!!!』 自身の向かう先を言い当てられ、再び心臓が握りつぶされるような感覚に陥った。 ひとまず商店街近くの自身の住居に戻って朝を待とうと思っていたのだが、それは既に見透かされていたらしい。 追っ手が来る。アリスや、オトモダチや、クラムベリーのような『怪物』たちが追ってくる。 姿の見えぬ追跡者の足音が聞こえた気がして、跳ねるように走り出す。今までよりもずっと速く。少しでも声の主から離れられるように。 生まれてから今日まで、『見える』というのは白坂小梅にとって普通であった。 それが普通だったからこそ、白坂小梅は非凡であり、ほんとうの意味で打ち解けられる人物との出会いは希少であった。 いつだって『見えて』しまっていた。 白坂小梅はアリスの『オトモダチ』が最初から見えていた。 白坂小梅は突然現れたジェノサイドに対してなんら疑問を抱かなかった。 白坂小梅は『あの子』とともに、アイドルになるまでも楽しく過ごしていた。 そう、日常的に見えてしまっていた。だから、分からない。見えてしまうから分からないのだ。 「お嬢ちゃん、どうしたの? ずぶ濡れじゃないか」 声を掛けられて跳ね上がり、呼びかける声を背に受けながら別の進路に切り替える。 他のマスターが一目見れば「警官のNPC」だと理解できるそのNPCから少しでも距離を取ろうとして、あがった息と早鐘を打つ心臓に更に鞭を打って走り出す。 すれ違うすべてのNPCから距離を取りながら、少しでも人気のない道を通り、希望を目指して逃げ続ける。 白坂小梅には分からない。 眼の前に居る人物が生きている人間か、NPCか、それとも放送の主が送り込んだ『怪物』なのかが分からない。 今までの彼女ならばそれでもいいとマイペースに歩いていただろうが、スイッチは押されてしまった。 狙われているという事実。アリスとの交戦。ジェノサイドの消滅。すべてが彼女の思考から余裕を根こそぎ奪い去った。 すべての死者との思い出の反動が、白坂小梅を逆に縛り上げ、その自由を奪っていく。 見回せば、生き物全てが敵に見える。周囲にはもう絶望しか無い。 信じられるもののない絶対的な孤立だけが、白坂小梅の現在だった。 白坂小梅は存在するかも分からない敵に怯えながら、ただひたすらに、まだ見えない希望に向けて走り続けた。 人気のない道を走りながら電話を鳴らす。防水加工の携帯端末はちゃんと動作してくれていたが、それでも相手は出てくれない。 高町なのはも。雪崎絵理も。聖杯戦争のマスターである二人には結局繋がらなかった。 それでも足を止めず、ただひたすら、走って、走って、走り続けた。 信じられる場所を探し、信じられる人に会うために。 いつかまた、ジェノサイドと再会し、名を呼んでもらうために。 小梅にとっての希望。 ジェノサイドの消えた今、頼れるものは少ない。 そんな小梅にも、この怪物ばかりの舞台の上で、絶対に敵ではないと言える心当たりが……いや、心の支えがあった。 彼女たちが味方であるということは、きっと事実だとわかっているから。 聖杯戦争が始まるずっと前、NPCとしてのんびり過ごしていた頃から一緒に居た記憶がある。 毎日学校で会っていたし、毎日他愛もないおしゃべりをした。 二人との生活を思い返せば、濡れ鼠な体にも熱が湧いてきた。 吹けば消えてしまいそうな小さな火は、それでもまだ、小梅を照らし返してくれている。 小梅はただひたすらに、その小さな火に向かって走り続けた。 人目につかぬよう小道を走り、見覚えのある道をどんどん進む。 息はとっくにあがっていたけど、それでもなんとか、立ち止まらず、振り返らずに走り続ける。 彼女たちに会えれば、きっとまだ走り続けられる。 ずっと一緒に培ってきた信頼が、小梅にまた走る力をくれる。 そうして、商店街に向かっているだろう敵の手をすり抜けて。 二人に少しの間だけのお別れを言って。 そして小梅はまた走る。走っていく。ジェノサイドと出会ういつかに向かって。 階段を登り、部屋番号を確認して、ドアを開け――― ◆◆◆ 「これは悪い夢だ」 小さな声で誰かが呟いた。誰だったかは分からない。 でも、その一言で世界は崩れてしまった。 ◆◆◆ 「間違っていたんだ!」 叫び声で目を覚ます。 いつかの日、いつかの朝。歯車の狂い始めた時。 見覚えのある男性が、見覚えのある女性につばを飛ばしながら叫んでいる。 「最初から狂っていたんだ!世界が歪んでしまっていた!僕達の価値観が底の底からおかしかった! 見てみろ!この世界は僕らを笑っている!ずっと、ずっとだ!出口のない迷路で迷う様子を見ながら笑っていたんだ! やり直すんだ!もう僕達には未来を選ぶ道は残っていない!」 酒に溺れた男はわけの分からないことをまくし立てながら酒の入ったコップを投げつけた。 身をすくめた少女の随分向こうの壁にコップがぶつかり、音を立てて割れてしまった。 少女の体にこびりついたアルコールの匂いが、鼻の奥で思い出された。 その間も、男は意味の通っていない言葉を口にし続けている。あの頃のように。 単純な罵り合いもあの頃の少女にとっては難しい言葉の羅列で、言葉の意味はわからないけどその奥に潜んでいた感情は理解できた。ぼんやりとそう記憶していた。 「やり直せるのかなんて分からない。それでもやり直すしかない。それがどれだけ私を傷つけるのだとしても! さようなら、さようなら、さようなら。体を縛り付ける重力から切り離されて、一人ぼっちの旅に出る。皆前に進むから振り返った先には誰もいない! いつか出会える過去をやり直すために、後ろ向きにエンジンを吹きながら私の人生は深く深く沈んでいく!」 女が頭をおさえてうずくまり、ヒステリックに叫ぶ。耳に刺さるような叫び声だった。 酔っ払った男が更にまくし立てながら女に近づき、女も掴みかかるような勢いで男に迫って叫ぶ。 「やり直すんだ!」「やり直すんだ!」「やり直すんだ!」「やり直すんだ!」 「やり直すんだ!」「やり直すんだ!」「やり直すんだ!」「やり直すんだ!」 堂々巡りの言い合い。何度も、何度も、繰り返された光景。その一つ。 「やり直すんだ!世界を!」 「やり直すんだ!現在を!」 酔った男は、小梅の父で。 叫ぶ女は、小梅の母で。 うずくまる少女は、白坂小梅で。 いつからだっただろうか。 白坂小梅は、現実を否定されていた。 その光景は、そんな否定の始まりの一ページ。 古い記憶が、まるで暗い色を伴ってせり上がってくるように、小梅の内側から不快感を伴って湧き上がってくる。 否定され続けていたころの自分を無理やり引きずり出されたような感覚だ。 未熟だった頃には目を背けられていたその感覚は、幸せになってしまった小梅の精神には、とても強く、とても重い 帰りたい。真っ先に思い浮かんだ感情が、それだった。 帰りたい。ここは白坂小梅の居る場所ではない。ここは既に通り過ぎた場所だ。 立ち止まらずに駆け抜ける。救われるはずの未来に向けて。 「やり直すんだ」「やり直すんだ」「やり直すんだ」「やり直すんだ」「やり直すんだ」 「やり直すんだ」「やり直すんだ」「やり直すんだ」「やり直すんだ」「やり直すんだ」 だが、白坂小梅を否定する過去が、まるでスプラッタ映画の怪物のように白坂小梅を追いかける。 刃物よりも鋭い凶器を振りかざしながら、白坂小梅の背中を追ってくる。 父母が否定した。医者が否定した。友人が否定した。親族が否定した。 否定されたすべての過去が、形を持って小梅を飲み込もうとする。 小梅はただ、願いながら走り続けるしかなかった。 帰りたい。帰りたい。 願いが通じたのか、白坂小梅の目の前が突然一気に開けた。 そこは、小梅の務めるアイドル事務所の、仕事の前に皆が集まってのんびり過ごす一室だ。 ずっと走っていたはずなのに、実際の小梅はお気に入りのソファーの上で横になっていた。 見回しても、あの怪物は居ない。 あるのは色々なアイドルの笑顔で埋め尽くされた写真とか、これからの未来を書き記したスケジュールボードとか、そういうものだけ。 涙が流れていた。体はびしょ濡れのままだった。 白坂小梅はきっと、ここに居ていいのだと、ほんわかとした空気が教えてくれているようだった。 扉を開けて、二人の少女が入ってくる。 見間違えるはずがない。輿水幸子と星輝子だった。 悪い夢だったんだろうか。 わからないけれど、それでも、二人を見るだけで心は温まった。 二人と一緒ならどこまでだって走っていける。 「幸子ちゃん、輝子ちゃん!」 でも。 「やり直しましょう。結局最初から何一つ上手くいったことなんてない。 こんなことなら最初からなにもなかったことにしたほうが良かった。 世界はきっと生まれることを望んでいなかった。だからもう一度帰るんです。あの日見た黄昏の向こうに。ボクたちの居るべき場所に」 それでも。 「やり直そう。こんな世界はやり直そう。私達の世界に光り輝くものなんてなかった。 それはきっと私達が生まれるずっと昔に誰かが奪いあげて隠してしまった。蠍の火はもう輝いていない。 歩き続けるのに疲れてしまうなら、いっそこんなもの、すべてやり直してしまうしかない」 世界は牙を剥いてきた。 一瞬で、優しい空気に包まれていた世界が塗り替えられていく。 壁中に広がるのは無数の目と口。恨むように小梅を見つめ、呪うように否定の言葉を口にする。 世界で一番大事な二人も、合わせるように口にする。 「やり直すんだ」「やり直すんだ」「やり直すんだ」「やり直すんだ」「やり直すんだ」 「やり直すんだ」「やり直すんだ」「やり直すんだ」「やり直すんだ」「やり直すんだ」 涙が溢れた。二人の顔でそんなことを言わないでと叫びたかった。 でも、心の叫びを形にする余裕なんかなくて、小梅は必死に二人を振り払って走り出した。いつかあると夢見た、幸せな未来へ。 帰りたい。帰りたい。帰りたい。 どこへ? 分からない。昨日までそこにあったはずの、いつかそこにあるはずの場所へ。 受け入れてくれた人たちのもとへ。でも、それがどこにある? ひょっとしてそれは。 小梅がただそこにあると思っていただけで。 最初から存在していなかったのでは。 考えた瞬間、最後の力が抜け、小梅はもうその場にへたり込むことしかできなかった。 「やり直すんだ」「やり直すんだ」「やり直すんだ」「やり直すんだ」「やり直すんだ」 「やり直すんだ」「やり直すんだ」「やり直すんだ」「やり直すんだ」「やり直すんだ」 否定。否定。否定。 取り囲むすべてが、今まで小梅を肯定してくれていたものたちが、これから小梅を肯定してくれるはずのものたちが、白坂小梅を否定する。 カツンと音が一つ。否定を打ち破るような赤い閃光。 舞い散る火花を思い出し、ぎゃんぎゃん回る鉄の刃と小梅の背を押してくれた力強い肯定が蘇る。 そう、きっと彼なら、こんな状況でもぶち壊してくれる。 止まらないと決めた歩みを止め、振り向かないと決めた心を曲げて振り返ってしまう。 きっとそこに居てくれるはずの、彼の名を呼んで。 「ジェノサイドさん!」 ◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆ 「あなたの悪い夢も、きっと覚めるよ」 はっきり聞こえた彼とは別の声。ちょっとだけ現実に戻れそうになる心。 「『死者行軍八房』」 でも、小梅の心が現実に戻ることはなかった。気がつけば、小梅の胸からは赤く染まった何かが突き出ていた。 それが日本刀のようだと気づいたときには、白坂小梅の現実はもうすべて終わっていたからだ。 【白坂小梅 躯人形化(実質的敗退)】 ◆◆◆ ☆アサシン NPCの少年の首にぶら下がっていた伝言は、参加者の情報だった。 諸星きらり、双葉杏、白坂小梅、蜂屋あい、木之本桜。短期間によく集めたものだと思う。 一部の参加者についてはサーヴァントの情報、拠点、今後の行動方針の予想についても書いてあった。 何を意図したものかは分かる。暇なら殺せと言っているのだろう。 どれほど信じたものかは分からないが、少なくとも「蜂屋あい」「木之本桜」についてはアサシンの知っているとおりだったし、双葉杏なる少女も索敵の際に見かけたとおりの見た目だった。 山田なぎさよりも随分そりの合いそうな奴が居たものだと思いながら、貰えるものは貰っておけと情報に目を通す。 一人だけ、随分わかりやすい標的が居た。 サーヴァント・バーサーカー、脱落済み。今後の方針、拠点へ帰還。拠点の場所、判明済み。 特殊技能、心霊関係への知識のみ。身体的に優れた特性なし。 顔写真付きで誤殺の心配もない。そして、アサシンの知っている情報との食い違いもない。 「白坂小梅」 その名を口にする。随分可愛らしい名前だな、と思いながら思考を巡らせる。 どうやら彼女の友人二人も聖杯戦争の参加者の可能性があるらしい。 襲いやすさと同じくらいその点も魅力的だった。 白坂小梅を利用すれば、生存中のマスターを躯人形にできる可能性がある。 そうすればサーヴァントを芋づる式に引っ張れるかもしれない。悪くない相手だと思えた。 時間を確認する。山田なぎさと別れてから随分と経つが、もう少しくらい遅れたところでなんら問題ないだろう。 ◇◇◇ 教えられた拠点に来てみたが、どうにも様子がおかしい。 アサシンの鈍い感覚でも分かるくらい、その拠点には魔力が溢れていた。 部屋全体を包み込むような感じから察するに、キャスターのクラスの陣地が張られていると見てまず間違いないだろう。 白坂小梅の情報とは随分食い違う。ひょっとして担がれたか。表札に世帯主の名前は入っていない。 考えられるのは、情報提供元の人物のサーヴァントの陣地である可能性。餌をぶら下げてアサシンをおびき寄せ、自分の陣地に引き込もうという魂胆か。 どうしたものかとしばし考え、八房を抜き払う。まるでランプの魔人のように、傍に躯人形が現れた。夕方手に入れた壮年の男性、アーチャーだ。 あまり危険を犯すつもりはないが、来たついでなので躯アーチャーを利用して陣地の効果を探っておく。 読み通りサーヴァントを囚えるたぐいの陣地ならば、ただの人間と変わらないスペックしか出せないアーチャーでも反応するはず、という見込みだ。 躯アーチャーが奪われてしまうのは痛手と言えば痛手だが、貰った情報でトントン程度の痛手だ。 アサシン自身はいつでも離脱できるように、八房の射程内でできるだけ遠く、それも扉の見えない位置に陣取る。 戦闘に備えてお菓子をひとつまみ。薬が巡って感覚が冴える。 さあ、鬼が出るか蛇が出るか。 「アーチャー、お願い」 声に従い、躯アーチャーが扉を開いた。一秒、二秒、三秒。躯アーチャーの姿に変化はない。 陣地の効果どころか風すら吹いていないという風の立ち姿だ。 八房で指示を出し、一度陣地に入らせる。離脱防止の魔術はかけられていないようで、出入りは自由だった。 調度品を持って出ることも可能。家の主は不在で間違いないらしい。 逆に不気味に感じながらも、屋根を伝って少しずつ陣地の入り口を視界に入れていく。 瞬間。躯アーチャーの持ち出した調度品に手が置かれた。 動きを止めて身を隠し、様子を見守る。気配遮断が働いている限り、一方的に見つかることはまずないはずだ。 手を置いたのは女性だ。それも随分若い。次に見えたのは、肉を持った逆の手。そして流れるような黒髪。その後でようやく顔。 「……え」 困るから持っていくな、と言っているんだろう。 なんと伝えるべきか迷うように、難しい顔をして何も言わないアーチャーと見つめ合う女性。 服装は随分今風だが見間違えるはずがない。彼女はアサシンの姉、アカメだった。 一瞬だった。 薬物によってもたらされた超人的な身体能力でまさに瞬き一つの間に距離を詰め、アカメが身構えるよりも速く彼女の利き腕を切り捨てる。 それから、様々な考察が頭を巡った。アカメが居る理由、陣地と彼女の関係、アカメの立ち位置、他にも幾つか。 だが、『殺せる瞬間を見逃さない』という暗殺者として培われた技術と、『アカメの隙』という天から降って湧いた好機でそれらは思考の端に追いやられていた。 アサシンの胸で早鐘を打つ鼓動の理由は、歓喜と興奮、今はもうそれ以外にない。 完全に虚を突かれたらしいアカメは、目を丸く見開き、大好きな食事も手放して切り落とされた利き腕の肩を抱いていた。 「クロメ……? なんで、ここに……」 「当然居るよ。妹だもん」 アカメが飛び退り、部屋の奥に置いてあった『一撃必殺村雨』を取ろうとする。 だが、遅い。 「良かった」 アカメが刀身を見せるより速く、抜きっぱなしの八房がアカメの白い喉に突き刺さる。 耳障りな音がアカメの口から漏れ、同時に突き破った喉の裏側と口から血が溢れだす。 空いている手で村雨に伸ばそうとされている手を捕らえ、勢いに任せてアカメを押し倒す。 抵抗する力は強いが、薬物で向上したアサシンを押し返すほどではない。 「ずっとこうして、あげたかった!」 刺した八房を抜き、念入りにアカメの首を刎ね飛ばす。たかだかと舞い上がる血しぶきが空間を汚していく。 二度、三度と地面を跳ねて転がったアカメの首は、壁にぶつかってすぐに止まった。 体の方はそれでも抗うかのようにしばらく暴れていたが、十秒もしないうちにおとなしくなった。 「おかえり、お姉ちゃん」 死体の修復は得意だ。首が落ちたくらい、なんてことない。きっと綺麗に縫合できる。 そうすれば、姉妹ずっと一緒に居られる。いつまでも、いつまでも。もう離れることはない。 「おいアカメ、今の音―――」 やけにだだっ広くなった空間の向こう側、扉が開かれて数人の影が現れる。 その光景は、もう、奇跡と呼ぶしか無かった。 扉を開けたのはウェイブで、その奥に居るのもどれも見知った顔ばかり。 口からは自然と笑い声が溢れ、体は放たれた矢よりも速く動いた。 まずウェイブの心臓に深々と八房を突き立てる。奥に居たエスデスの腹を裂く。 流れるようにセリューを、ボルスを、Dr.スタイリッシュを、ランを殺し、ついでにタツミを殺しておく。 「よかった、丁度足りるね」 アサシンにとって大切な人と、大切な人にとって大切な人。ちょうど八人。 八房はきっと、そのために、八つのストックを有していた。血塗れの刀身を抱きしめ、夢のような世界に浸る。 周囲に転がる死体の数々、もう二度と離れることのない大切な人たち。 転がっていたアカメの首を抱きかかえる。血を吸った長い髪がべちゃりとスカートに張り付く。 アカメの長くて綺麗な髪は好きだった。だから血で傷んでしまう前に、髪をちゃんと洗ってあげなければ。 他の皆も、八房に収納するのは当然として、傷口が目立たないようにちゃんと整えてあげたい。そうだ、生前そのままのボルスを家に返してあげれば彼の妻子も喜ぶだろう。 素敵な世界が幕を開ける。アサシン―――いや、少女・クロメの人生は、ここからようやく始まる。 「これで皆、ずっと一緒だよ」 冷たい刃の突き刺さるような感触。体の内側から広がる痛み。 薬物の中毒症状。この夢をかなえるために払った代償。その痛みすらも誇らしい。 壁に背を預け、大きく息を吐く。生前から背負い続けた夢という名の重石が、ようやく外れた。 抱きしめたアカメの頭の感触が、とても心地良い。このまま、ずっと眠っていられるくらいに。 …… 一つ。もう一つ。また一つ。 聞き慣れた足音が幸福の扉を叩くように一定間隔で近づいてくる。 眠ってしまいそうな中で目を開けば、傍に立っていたのはクロメの大事な人の中の誰でもない。躯アーチャーだった。 躯アーチャーの目が赤く光る。 クロメの頭の中を支配していた多幸感が消え、痛みだけが残った。 周囲には誰もいない。大事に抱きかかえたはずのアカメの首もない。 走り回って刀を振り回して、死体をいくつも積み上げたにしては綺麗過ぎる部屋の真ん中にアサシンは居た。 どこかの少女が暮らしていたのだろうか。可愛らしい小物が幾つか置いてある。 飾られた写真立てには三人の少女が笑顔の花を咲かせていた。 突然の状況の変化に困惑しながらも、状況を推察する。 躯アーチャーの今の動き。あれは、アサシンがNPCの少年相手に試した躯アーチャーのスキルだろう。 催眠状態の相手に何も効果のない催眠術を重ねがけして上書きし、そして何も効果のない催眠術を解除して元の催眠術ごと解く。 死体が口をきけたならば催眠術も有効利用できたのだろうが、結局できるのはこんな何の役にも立たないと思っていた技だけだとがっかりしたものだ。 「そっか」 推測が結論を導く。クロメの現実。それは躯アーチャーだ。 せこせこ走り回って、情報を嗅ぎ回って、ようやく一人を殺せて。でも、得られた死体はほとんどただの人間で。 今もまた、別の参加者に顎で使われて、一人を殺すために走り回って。 デコイ程度の扱いで出していた躯アーチャーが居なければここで死ぬまで幸せな夢を見続けることしか出来ない、弱い、弱い、サーヴァント。 「ごめん、ありがとう。このまま催眠をかけておいて」 躯アーチャーは何も答えない。死人特有の淀んだ瞳で星空の向こう側になにかを探すように虚空を見つめている。 呆然と立ち尽くし、力を奪われ、夢見るようなその姿。先程までのクロメをそのまま見せられているような、そんな姿。 ようやく、頭が回りはじめて、冷静さを取り戻した。携帯している袋からお菓子を一掴み取り出し、口にぶち込んで噛み砕き飲み込む。 幸せの証と思い込もうとした鬱陶しい痛みは消えた。 残ったのは、苦い、苦い、死よりも苦い、精神を陵辱された不快感。 「そんなに都合よくいかないって……十分分かってたつもりだけどなあ」 アカメが偶然NPCとして存在していて。 イェーガーズが奇跡的に全員NPCとして存在していて。 全員が同じマンションの一室に詰まっていて。 そしてクロメが彼女たちを殺せて。八房に彼ら彼女らをストックして大団円。いつまでも、いつまでも幸せに暮らせる。 そんな素敵な物語が、アサシンの人生に一度でもあったか。 そんな夢物語が、この世界にあると信じていたのか。 なぜそんな奇跡を信じた。殺すことで生きてきた、世界の過酷さを理解している、アサシンが。 「これは悪い夢だ」 噛みしめるように、一言呟く。こんな甘美な夢に騙されないように。 もう二度と、奇跡の幻想に支配されないように。醜悪な姿を晒して死ぬことなど無いように。 抜き払ったままだった八房を構え直し、躯アーチャーの持ち出した調度品――鏡に映ったクロメ自身を斬る。 幸せに酔った少女・クロメの幻影は消えた。ここに居るのは影から影へと消えていく暗殺者・アサシンただ一人。 聞きなれない足音が聞こえてきた。誰かがまた、この世界に惑わされているらしい。 抜き払ったままの八房を携え歩を進める。 振り向いた少女は見知った顔。白坂小梅に違いない。 ◇◇◇ 『誰かの家に構築された陣地』を後にし、夜の街を駆ける。 やるべきことは幾つか増えた。 小学校でアサシンに情報を与えてきた人物の殺害は急務。 アサシンの姿を見られているのだ。言いふらされる前に始末しておきたい。 一日でマスター五人の素性を洗い出した情報収集能力を買い手を組むにしても、いつでも殺せるように正体を特定しておく必要はある。 マンションに陣地を構築している主従の殺害。 拠点がわかっているならば、ある程度の絞込はできるはずだ。 陣地が広がるようならばさっさと殺しておきたいものだ。 幸いにして、拠点の主の特定に使えそうな物も入手できた。置いてあった三人の少女の写真だ。 白坂小梅を除く二人のうちのどちらかが主なのだとすれば、白坂小梅の躯人形を利用して二人とも殺害すれば話は早い。 逆に、マンションの陣地を利用するという手もある。 躯アーチャーにはあの陣地は効果を発揮しない。ならば、あの陣地内で待ちに徹していれば無防備な参加者を強襲しやすくなるだろう。 とはいえ、マンションの一室のみという狭さとマンションの主と鉢合わせてしまう危険性を考えるとおいそれと使える手ではないが。 音を操るアーチャーへの対処。 殺すと見栄を切ったのだ。殺せる準備は必要だろう。 白坂小梅殺害の罪をアーチャーにかぶせ、マンションの主従をぶつけるというのも手の一つか。 そしてアサシンのもう一人の目撃者……権田原ジェノサイド太郎の家族の抹殺。 本人は斬り殺したが、本人の縁者が彼の死を警察に届け出て、アサシンが指名手配を受けるような事態は避けたい。 ならば一族郎党皆殺しに限る。口封じは得意だし、気配遮断で見つかりにくい。権田原という名字と家族構成を聞いているので目星も付けやすい。 と言っても、これはもうついでのついでくらいでいいだろう。 保留にしてきた大道寺知世のこともある。 放っておいた甘ちゃんマスターのことも気にかかる。 やるべきことはどんどん増えていく。だが、その分自分の手で掴む勝利も近づいてくる。 今度はあんな誰かの夢ではなく、自身の手で、自身の夢を掴み取る。 「帰ろっか」 返事はない。でも、たしかにそこに二人居る。 夜を駆けるには少々の大所帯。月光を受けて八房が煌めけば、そこにはまた、孤独な少女が一人きり。 辛くも幻影を斬った少女は、戦果を手に主のもとに帰還する。 【C-3/輿水幸子のマンション付近/一日目 夜】 【アサシン(クロメ)@アカメが斬る!】 [状態]実体化(気配遮断)中、精神不安定、強い不快感 [装備]『死者行軍八房』 [道具]142'sの写真 [所持金] [思考・状況] 基本行動方針:聖杯を取る。 0.幸せな夢に自己嫌悪。 1.戦闘の発生に注意しながら撤退。 2.マスターのもとに帰る。その時のマスターの様子次第で知世を躯人形に。 3.アサシンらしく暗殺といった搦手で攻める。その為にも、骸人形が欲しい。 4.とりあえずおとなしく索敵。使えそうな主従を探す。白坂小梅を利用して……? 5.アーチャー(クラムベリー)は殺したいけど、なにか方法は…… 6.小学校の情報提供者の正体を探り、利用するか、始末するか。 [備考] ※木之本桜&セイバー(沖田総司)、アーチャー(クラムベリー)、江ノ島盾子&ランサー(姫河小雪)、双葉杏&ランサー(ジバニャン)、高町なのは、蜂屋あい&キャスター(アリス)、大道寺知世、諸星きらり&バーサーカー(悠久山安慈)、輿水幸子を確認しました。 小学校に居た何者か彼女に姿を見られたことを知りました。142'sの写真で白坂小梅の友人二人の姿を知りました。 ※八房の骸人形のストックは弐(我望光明、白坂小梅)です。 我望光明の『赤い目の男』スキルの応用により精神支配や幻覚を一時的に無効化できます。 ※B-3(廃工場地帯)でアーチャー(森の音楽家クラムベリー)の襲撃を受けたという情報を流すと宣言しました。 どの程度流すかはその時のアサシンのテンションです。もしかしたらその場しのぎのはったりかもしれません。 ※アーチャー(クラムベリー)と情報交換しました。どの程度聞いたのかは後続の書き手の方にお任せします。 ※アーチャー(クラムベリー)と敵対しました。彼女が『油断や慢心から一撃を受ける可能性』と『一撃必殺の宝具ならば簡単に殺せる可能性』を推測しました。 ※C-3マンションの一室(幸子の部屋)に特殊な陣地(?)が展開されていることを知りました。 【地域備考】 輿水幸子の部屋はクリエーター(クリシュナ)の手によってほとんどが幻想世界に作り変えられました。 系統としては『認知の浅瀬』に最も近く、侵入者の『認知』によってその性質が確定します。 わかりやすく言えば、ニュートラルな状態から陣地を認識した人物の認識を反映し相手の過去の「一番弱い部分」を陣地に投影し、精神を折りにかかってきます。 それはとても幸せな夢かもしれませんし、とても辛い現実かもしれません。無意識の恐怖かもしれませんし、なんてことのない日常かもしれません。 対魔力あるいは精神耐性で精神ダメージ緩和可能です。サーヴァントでも長時間影響を受ければ再起不能になる反面、人間でも突破可能です。 精神にひとかけらも弱い部分がない人物が踏み込んだ場合、クリシュナの用意した『よくわからない世界』に叩き落されてなんか認識をジャックされます。 精神が存在しないものが踏み込んだ場合、そこはただのカワイイ幸子のマンションの部屋でしかありません。これが先述の『ニュートラルな状態』です。 幸子の部屋の改造完了に伴い陣地は徐々に拡大し、いずれマンションを飲み込み、エリアを飲み込み、舞台すべてを精神世界に塗り替えます。 なお、不用意に踏み込めば当然幸子もこの精神攻撃の対象となります。 ☆森の音楽家クラムベリー 真名を晒すということは、逸話を晒すということだ。 逸話を晒すということは、すべての過去を曝け出すということだ。 ジェノサイドは『森の音楽家クラムベリー』という名を聞き、その逸話をおぼろげながらに思い出していた。 小梅の三つの魔力とアリスのMAGはサーヴァント・ニューロンの奥底から、真っ先にその逸話を掘り起こし、備えさせた。大切な者の身に差し迫る危険を切り抜けるために。 そして、最期の瞬間に、その逸話に目掛けて『絶滅』を挑んだ。 アーチャー・森の音楽家クラムベリーの逸話、『森の影に隠れている人物の鼓動すら聞き分ける超聴覚』。 その超聴覚によって相手の機微を読み取り、相手の居場所を察知。アーチャーの立ち回りの基本とも呼べる武器の一つだった。 今までもその長所を逆手に取られそうになったことはあっただろう。 魔王塾主催の催事となれば、森の音楽家クラムベリーの名を聞いて対策を打つ魔法少女も少なくなかったはずだ。 そんな相手ならばアーチャーも油断はしなかった。 超聴覚で接近を察知、何か不穏な動きがあると察すれば衝撃音波を壁のように展開して耳を襲う音撃を緩和。 また、相手がまるで知らぬ相手ならば彼女だって警戒はしただろう。 決して油断せず、完全勝利を目指して音楽を奏で続けただろう。 だが、今回は勝手が違った。 アーチャーは『ジェノサイド』という真名を聞いた。彼の立ち姿を見、拳を交えた。 そして彼女もまたジェノサイドと同じように、英霊として、相手の真名から逸話のあらましについて当たりをつけていた。 不用意に近づけば食われるという危険は理解していたし、武器が回って切り裂くだけの単純なバズソーだということも知っていた。 そして、危険がただそれだけのサーヴァントだと認識していた。ニンジャの見せるカジバヂカラを甘く見た。 相手のことをよく知っていたからこそ油断し、慢心し、最後の一撃を許した。 死んだ、殺したと思った敵が、サーヴァントとしての核を打ち砕いたはずの相手が。 まるで蘇ったように――いや、彼の宣言通り死すら乗り越えた『不死のズンビー』であるように立ちはだかり。 勝利の余韻に酔う彼女に向けて、当たり前のようにオタッシャシャウトした。 アーチャーの両耳は、人間の数十倍数百倍の聴覚を持って、地をえぐりガラスを割るほどの魔力の篭った爆音を聞き届けた。 超聴覚は蹂躙され、脳は魔法少女の顔面パンチの比ではないほどに揺さぶられた。 あまりの声の大きさに聴覚器官がほどなくして破壊されてしまったのはせめてもの救いだったのか、それとも地獄の幕開けか。 彼女は、生まれて初めて無音の世界に蹲る。 吐けるものなどないはずなのに吐瀉を続け、両目からは涙、両耳からは血がとめどなく流れ続ける。 身体は小刻みに痙攣し、脳は未だに揺れ、意識は混濁したままだ。 勝者は彼女だ。それは依然変わりない。 だがその姿は紛れもなく敗者のそれであり、そして同時に、少女のために戦ったズンビーの残した勝利と、『絶滅』の意思を表していた。 【D-2/小学校/1日目 夜】 【アーチャー(森の音楽家クラムベリー)@魔法少女育成計画】 [状態] 魔力消費(小)、意識混濁、両聴覚器官破壊(極大・魔力で治癒中)、聴覚異常(極大) [装備] なし [道具] なし [思考・状況] 基本行動方針: 強者との闘争を求める 0.――― [備考] ※木之本桜&セイバー(沖田総司)、江ノ島盾子、蜂屋あい&キャスター(アリス)、高町なのは、アサシン(クロメ)を確認しました。 ※フェイト・テスタロッサを見つけてもなのはに連絡するつもりはありません。 ※小学校屋上の光の槍(フェイト)を確認しました。 ※江ノ島盾子・アサシン(クロメ)とそれぞれ情報交換しました。どの程度聞いたのかは後続の書き手の方にお任せします。 ※アサシン(クロメ)から暗殺を宣言されました。ちょっとワクワクしています。 ※バーサーカー(ジェノサイド)のオタッシャシャウトによって両聴覚器官を破壊されました。 魔法少女の特性上魔力によって復元可能ですが、ある程度復元するまでほとんどの音を聞き取ることが出来ません。 また、復元後も昔と同じように音が聞こえるとは限りません。 ☆アリス 頭がずっとぐるぐる回っているみたいだし、胸がずきずきと痛む。 顔はずっとひきつってるみたいだし、涙まで流れている。 それはたぶん、生まれて初めてのこと。そんな気がする。 ほうほうの体で逃げ帰る。 オトモダチはほぼ全員居なくなり、遊園地は大部分が壊されてしまい、アリス自身も左肩から先が無くなってしまった。 痛いし、辛いし、悲しいなあ、と思う。 「エノシマジュンコチャン?」 沈んだ気持ちのまま江ノ島盾子と別れた警備室に帰ってみたが、彼女の姿はなかった。 代わりに、彼女の身辺警護として置いていった屍鬼が手紙を預かっていた。。 広げて読んでみる。短く「新しいお友達を連れてきてあげる」と書いてあった。 なんと江ノ島盾子は少なくなったアリスのオトモダチを増やしてくれるらしい。 その優しさがとっても嬉しくて、江ノ島盾子のことがまた少しだけ好きになった。 そう言えば、あの二人と戦う前もそうだった。遊びに行く前に江ノ島盾子が教えてくれたのだ。 全員連れていかずに、何人かはオトモダチが増えたときのために隠しておくといいよ、と。 そうした方が、何かあった時に都合がいいから、だって。 何かあった時というのがわからなかったけど、ひょっとしたらこういう風にアリスのオトモダチの数が減ってしまった時のことだったのかもしれない。 ずいぶん少なくなってしまったアリスのオトモダチ。でも、ゼロになったわけじゃない。 江ノ島盾子はアリスの知らないことを知っていたし、彼女が言うことにはなんだか信憑性がある気がしたので、ちょっとだけ、オトモダチを隠しておいた。 おかげで今、随分と救われている。隠していたオトモダチをMAGとして吸収することで、急場は凌げたし、アリスを増やして遊園地の再構築にも取り掛かれた。 そして江ノ島盾子は、約束の前払いというみたいに、死体を一つ置いていってくれていた。 魅了魔法(マリンカリン)をかけていたオトモダチの一人を貸していたが、それを殺してくれたのだろう。 刀で斬り殺された死体をゾンビとして蘇らせて、夜の学校を歩き回る。 アリスにとっていつもどおりの日常が帰ってくる。 音が沢山近づいてくる。江ノ島盾子が呼んだ新しいオトモダチに違いない。 アリスの心にはもう激戦の名残もなく、目の前に広がる楽しいことしか映っていなかった。 ◇◇◇ ふしぎの国の女王様は、傷ついたけどまだまだ健在。 だが、しっかりと傷跡は残されている。目を背けているだけで、狂った精神のその奥に、宝物のように仕舞われている。 絶滅の恐怖。緑色の眼光。恐ろしい顔。殺害予告。 それは時折顔を出し、吹きすさぶように彼女の精神を支配するだろう。 そして彼を思い出すようなものに出会ったならば、確実に想起し、その行動に支障をきたすだろう。 平常時には行動に支障はない、遺伝子に組み込まれたトラウマ。対ニンジャ時に暴発する爆弾。 そういった『ニンジャに起因する突発的な精神錯乱』を、とある世界ではこう呼んだ。 『ニンジャリアリティ・ショック』と。 【キャスター(アリス)@デビルサマナー葛葉ライドウ対コドクノマレビト(及び、アバドン王の一部)】 [状態] 霊体化中、魔力消費(大)、憔悴、陣地によるMAG回復(小)、左肩から先欠損(治癒中)、腹部にダメージ(大)(治癒中)、疑似ニンジャ・リアリティ・ショック(大・軽減中) [装備] なし [道具] なし [思考・状況] 基本行動方針: オトモダチを探す 0.MAGが足りない、遊園地も寂しくなった。辛い。 1.あいが来るまで少しお休み。エノシマジュンコチャンの連れてくるオトモダチでもう一度遊園地を建て直す。 [備考] ※陣地『不思議の国のアリス』の大部分が破壊されました。MAG回収の効率や道具作成の補助効果はかなり低下しています。 ※オトモダチのストックが激減しました。 ※エノシマジュンコチャンとは魔力パスがつながっていないため念話は使用できません。 ※欠損した左肩から先は魔力によって再生が可能です。ただし補佐がない場合相応の魔力と時間が必要です。 ※ニンジャに対して強いトラウマを抱えました。精神汚染スキルによって時間経過で軽減されていきますが、時折ニンジャへの本能的恐怖に苛まれます。 ニンジャを想起させるものと出会った場合、この本能的恐怖の発生率が上がります。 また、ニューロンにニンジャへの恐怖が染み付いたため、精神汚染のランクがE→E+に変化しました。 [地域備考] ※D-2一帯に「白坂小梅は商店街の方へ逃げるぞ!」の放送が流れました。 この放送を聞き、商店街や小学校に人が集まる可能性があります。 また、声の主を探りに小学校に来た場合、はらぺこアリスによってあい以外は問答無用でオトモダチにされます。 ☆高町なのは 『俺の方で掴めた情報はその程度だ』 (うん、ありがとう。キャスター) 結局、フェイトの情報は見つからず仕舞い。 でも夕方までは元気(と言っていいものか)だとわかったのが、せめてもの救い。 NPCとは言え両親を困らせるのは忍びないと家に帰ってみればキャスターが居ない。 不思議に思って念話を飛ばしてみると、キャスターもまた、独自にこの街の調査を行っていたのだという。 あちらもフェイトには会えなかったらしいが、それでも、不思議なものを幾つか目撃したらしい。 空飛ぶ円盤だとか。恐ろしい化物だとか。チェーンソーの殺人鬼だとか。 その中でもひときわ異彩を放っていたのが、『街の裏側にある街』だった。 街のどこかにある入口から入ることが出来るその街は、おそらく何者かの固有結界なのだという。 『俺は、そこに何か脱出の手がかりがあるかもしれないと睨んでいる』 (どうしてですか?) 『無理やり参加者を呼んでまで聖杯戦争をさせるような奴が居るんだ。この街にもなにか、脱出を阻害する魔術がかけられている物と見ていいだろう。 だが、固有結界は基本的に英霊の持つ心象風景の投影。その中まで現実世界の理が及ぶとは思えん。 もし、あの広大な固有結界が結界の外まで続いていて、結界の外部分で固有結界から脱出できれば、それがそのままこの聖杯戦争からの離脱になる、そう推測しただけだ』 自信家なキャスターにしては珍しく推論だった。科学者なので魔術に対する知識がない、と言っていたのが関係しているのだと思う。 にしても、受動的とはいえ魔術師になったなのはよりは余程魔術に対して考えを巡らせていてすごいなと思う。 阻害する魔術の確認は行っておいたほうがいいだろう。フェイトを探す片手間でもできるし、なにか特別なことがわかればキャスターの脱出計画の手助けになるかもしれない。 (あの、キャスターさん。それなら明日も固有結界の方をお願いできますか?) 『お前はフェイト・テスタロッサ探しか』 (それもあるけど、私みたいに戦いたくない人が居るなら、その人達にも教えたいな、って) 森の音楽家クラムベリー。白坂小梅。どちらも戦いは望んでいなかった。 もし、聖杯戦争から脱出できると分かれば力を貸してくれるだろう。 クラムベリーは念話が通じるし、小梅は丁度電話番号も分かっているので電話で情報共有ができる。 暗いばかりだった世界に一筋の光明が見えた、そんな気がした。 きっと大丈夫。 レイジングハートと、キャスターと、皆でならきっと大丈夫。 魔法の呪文のように唱えながら、部屋に戻ると、携帯端末が着信を知らせていた。 相手は誰あろう、白坂小梅。 あちらにも何かあったのかと不思議に思って掛け直してみるが、留守電に繋がった。 胸騒ぎがして、クラムベリーに念話で呼びかけてみるも返事はない。意識があれば声は届くはずなのに。 どうしてか、光明が見えたはずなのに、嫌な予感が頭をかすめた。 間が悪かっただけと信じたいが、この広い街のどこにいるかも分からない相手の無事を確かめる術は、今のなのはにはない。 【C-3/高町家/一日目 夜】 【高町なのは@魔法少女リリカルなのは】 [状態]決意、不安 [令呪]残り三画 [装備]“天”のレイジングハート [道具]通学セット、小梅の連絡先 [所持金]不明 [思考・状況] 基本行動方針:元の世界に戻る。 1.一休み。 2.フェイトを探し、話をする。 3.フェイトを見つけたらアーチャー(森の音楽家クラムベリー)に連絡する……? 4.もし、フェイトが聖杯を望んでいたら……? 5.キャスターの聖杯戦争解明の手助け。あるかもしれない『結界』の調査。『さいはて町』についてはキャスターに任せる? 6.『死神様』事件の解決。小学校へ向かう。 [備考] ※アーチャー(森の音楽家クラムベリー)を確認しました。 ※天のレイジングハートの人工知能は大半が抹消されており、自発的になのはに働きかけることはほぼ不可能な状態です。 ただし、簡素な返答やモードの読み上げのような『最低限必要な会話機能』、不意打ちに対する魔力障壁を用いた自衛機能などは残されています。 ※天のレイジングハートに対するなのはの現在の違和感は(無 #65374;;微)です。これが中 #65374;大になれば『冥王計画』以外のエンチャントに気づきます。 強い違和感を持たずに天のレイジングハートを使った場合、周囲一帯を壊滅させる危険があります。 ※木原マサキの思考をこれっぽっちも理解してません。アーチャーに対しては少々不安を覚えている程度です。 ※通達を確認しました。フェイトが巻き込まれていることも知りました。フェイト発見を急務と捉えています。 ※キャスターから『さいはて町』のざっくりとした説明を受けました。そこから脱出できるかもしれないという説明も受けました。 ※『脱出を阻害する魔術』についてキャスターから推論を聞きました。時間があれば調べます。 ☆キャスター 固有結界を用いた脱出計画。なのはの未熟と無知を突いた詭弁だ。 そもそも固有結界は『距離』という概念すら捻じ曲げる『心象風景の投影』なのだから、どれだけ広大だろうと実寸通りな訳がない。 なまじ魔術に対する知識と先入観があるので騙される。 偉大で万能と思われる魔術も実際は見てくれだけのハリボテだ。それはプレシア・テスタロッサがよく知っている。無理なものは無理なのだ。 なのはにとって魔術は未だ超越的存在であるため、サーヴァントなんていう劣化存在が使う小手先遊び程度で生者が命を削って張った『絶対』を覆せると信じている。これがなのはの未熟。 聖杯戦争に呼び出されて以来脱出だなんだといい他のサーヴァントへの見識を広めようとしなかった。これがなのはの無知。 扱いやすいマスターを嗤う。そのままわけも分からず踊っていればいい。 念話を切り上げ、歩を進める。 ひとまずなのはは何の疑いもなくマサキを放っておいてくれる。ならば他にも考えるべきことはいくつもある。 プレシアから依頼のあった『神様』へと至る道。自身の至るべき『冥王計画』のさらなる詳細な概要。 先程聞こえた『白坂小梅を捕まえろ』というアナウンスも気になる。 あれほど騒ぎ立てれば小学校に誰かが居ると教えているようなものだ。 余程の馬鹿か、それとも馬鹿を装った道化か。あるいは…… 「へーい、お兄さん」 あるいは、馬鹿でも、道化でもなく、戦争の何かに酔った狂人か。 今の段階でキャスターに、その放送主がどれだったと言い切ることはできない。 だが、目の前に突然現れた少女が件の放送主である、ということは間違いなかった。 単純な話だ。声が同じだ。それにご丁寧に、自分がマスターであることを証明するように、令呪の刻まれた手の甲をぷらぷらと振って見せてくれていた。 その手に握られているのは、一枚の紙切れ。 「暇な時に電話ちょうだいよ。お互いのためになる話がしたいからさ」 女は特に警戒もせず近寄り、紙切れを渡してくる。 そしてそのまままたぷらぷらと手を振って、来た道を帰り始めた。 「待て」 キャスターの声に少女が振り向く。 ふわりと揺れた桃色の髪は、月の明かりだけでも輝くようだった。 整った顔立ち、モデル並の容姿、一度見れば忘れないだろうその姿。だが、不審人物。 受け取った紙には本当に電話番号が書かれている。ますます意味が分からない。 「電話だと? 俺がお前と何を話すと言うんだ」 「何を……うーん……そうだね」 少女は少しだけ考えた後、花が咲くみたいにぱっと笑顔を浮かべてこう堪えた。 「この戦争を終わらせるための話、とか?」 少女の笑みに屈託はない。心からの言葉、といった雰囲気だ。 「……『戦争を終わらせる』? どうやって?」 「それを話し合おうってんじゃない。電話でさ」 「ふん」 『戦争を終わらせる』、よく言葉を選んだものだ。 聖杯戦争を望まぬマスター・サーヴァントは『聖杯戦争からの脱出』だと取る。 聖杯戦争に希望を賭けるマスター・サーヴァントは『聖杯戦争の加速』だと取る。 そして、他ならぬ木原マサキは、そのどちらとも違い、そしてきっと、彼女の本質に一番近いニュアンスを汲み取った。 言葉通り『この戦争』を『終わらせる』。聖杯戦争をぶち壊し、好き勝手に暴れる。 世界を冥府に変える。この少女のドブ川を覗くような瞳は、きっとその未来を望んでいる。 玉虫色の返答に鼻を鳴らして答えれば、少女はまたからからと笑った。 「気に入らないならそれ破っちゃっていいよ。今回はご縁が無かったってことでさ」 「何が目的だ」 「目的? 目的ねぇ……私の願いを叶えるには仲間が居ると思った。それじゃ駄目?」 考え込むふりにまた続けられるおべんちゃら。どこまでもこちらの出方を見ている。 この場で行動を起こすつもりはないと察し、最後に一つだけ尋ねる。 「お前、名前は?」 「江ノ島盾子。後出しジャンケンの女王江ノ島盾子ちゃんとは私のことよ。 今日はもう遅いから、明日にでもラブコールよろしくお願いしますね。待ってまーす!」 手を振りながら去っていく江ノ島盾子と名乗った少女。 キャスターと同じく、誰かを手の平の上で踊らさんとする者。 さてこいつは。 自身が価値のあるものだと思い上がった石ころか。 それとも冥王の指を彩るにふさわしい宝石か。 【D-2/図書館付近/一日目 夜】 【キャスター(木原マサキ)@冥王計画ゼオライマー(OVA版)】 [状態]健康 [装備]なし [道具]諸星きらりの電話番号の書かれたメモ [思考・状況] 基本行動方針:冥王計画の遂行。その過程で聖杯の奪取。 1.可能な限りさいはて町を偵察。 2.予備の『木原マサキ』を制作。そのためにも特殊な参加者の選別が必要。アリシア・テスタロッサを奪うのも一興。 3.特殊な参加者が居なかった・見つからないまま状況が動いた場合、天のレイジングハートを再エンチャント。『木原マサキ』の触媒とする。 4.ゼオライマー降臨のための準備を整える。 5.フェイトから要請があればバルディッシュをエンチャント。 6.江ノ島盾子に電話……? 7..なのはの前では最低限取り繕う。 [備考] ※フェイト・テスタロッサ&ランサー(綾波レイ)、江ノ島盾子、輿水幸子を確認しました。 ※なのはからアーチャー(森の音楽家クラムベリー)について聞きました。 ※プレシアの願いが『アリシアの蘇生』であり、方法を聖杯に似た力を用いた『魂の復元』であると考察しています。 同じく、その聖杯に似た力に干渉すれば復活するアリシアを『木原マサキ』に変えることが可能であると仮定しています。 ※フェイトとの念話が可能になりました。これにより、好きなタイミングでなのはとフェイトをぶつけることが可能です。 また、情報交換を約束しました。ただし、キャスターが事実を話すとは一切約束していません。 ※プレシアから個人的な依頼を受けました。 内容:さいはて町の破壊およびさいはてのサーヴァント『エンブリオ』の抹殺。 達成条件:エンブリオの魔力が座に戻ったことをルーラーが確認する。 期限:依頼達成は二日目16時まで。報酬受け取りは図書館司書室にて二日目20時まで。 報酬:マサキの望む条件のマスター、あるいはサーヴァントの情報。 二日目終了時点でエンブリオが生存していた場合、キャスターとプレシアの司書室での一切はなかったこととなる。 また、どのタイミングにおいても、キャスターがアリシア復活を妨げる可能性があると判断した場合、プレシアは令呪をもって彼を自害させる。 ☆ 江ノ島盾子の立てたオシオキの筋書きは、即興ながらによく出来たものだった。 生きている人間にも死んでいる人間にも優しかった白坂小梅。 霊能力者だと嘯き、ゾンビを従え聖杯戦争に挑んだ白坂小梅。 そんな彼女にお似合いの末路は、やはり自身の常識に押しつぶされながらもがき、ついには自身が生きても死んでも居ない人間になることだろう。 だから彼女はチョチョイと筋書きを立てた。 『不死の軍勢』を操るアリスとぶつけ、不死の軍勢に蹂躙され死ぬならそれでよし。 サーヴァントを無残に倒され、生き残った所をアリスに弄び殺されるならそれもよし。 サーヴァントとともに生き残ったのなら…… そこで立てておいた第三の策が、『アーチャー』と『アサシン』だ。 アーチャー曰く、アサシンは死体を操る術を持っているのではないかという。 だからもしも運良く白坂小梅とジェノサイドが生き残ったのであれば、こうしよう。 生き残ったジェノサイドをアーチャーが無残に殺し。 死んだ人間に追い立てられる幻影に翻弄され、生きている人間に怯えて逃げ惑い。 最後はアサシンの手で自身がゾンビになる。 だから江ノ島盾子は、アリスが小梅と遊んでいる間にアーチャーから聞いたアサシンに接触した。 一方的に情報を渡すことで、彼女が動きやすくなるように手助けをしてあげた。小梅を狙いやすいように若干の色もつけて。 もしもアサシンが乗らなければ、その時はその時だ。 杏の携帯を使ってきらりを誘導してきらりのバーサーカーにぶち殺させればいい。 すべての結末を白坂小梅の死に収束させる。 彼女が死のハードルを飛び越えるたびに、何度でも、何度でも、理不尽をやり直して甘ったれな幻想をぶち殺す。 さて、行き当たりばったりながら幾重にも組み上げられた『超高校級の絶望』による脱落の花道を飾るパレード。 そこに、面白い偶然が混じった。江ノ島盾子も知る由のない、絶対的で絶望的で超絶悪趣味な偶然が。 その結末を江ノ島盾子が知ったならば、彼女はきっと腹を抱えて大笑いすることだろう。 江ノ島盾子の天運か、それともこの聖杯に満たされつつある穢れた奇跡の前触れか。 その偶然は、即興のオシオキに絶望的なオマケを叩きつけた。輿水幸子の家に展開されたサーヴァント・クリエーターの幻想世界。 白坂小梅の培ってきたすべてを否定し、絶望の渦中で生きる屍になった。 江ノ島盾子は言った。友情に呪われるべきだ、と。それ自体は江ノ島盾子の勝手な言い分に過ぎない。 だが、結果を見れば。 星輝子の愛と勇気に導かれ戦火に誘われ、輿水幸子の希望によってその命を落とした白坂小梅の顛末は。 絶望的なまでに友情に呪われていた。そう言えるのかもしれない。 奇跡とは、なにも善き人にのみ訪れるものではない。 善悪区別なく、等しく平等に訪れるからこそ、奇跡には価値があるのだ。 江ノ島盾子は無意識ながら、奇跡に愛され、奇跡すらその手で弄ぶ。 ☆ 声が聞こえた。 小学校の放送室から行われた放送だとわかったのは、少年が小学校に通っているからだ。 もうとっぷり夜も更けた。 なのになんで少年が学校に向かったかと言えば、夜に出歩いてでもなさねばならない使命があるからだ。 「へーい、坊っちゃん。こんな夜更けにどうしたの?」 突然声をかけられて跳ね上がる。 振り返れば、とても綺麗な女の人の顔が目の前にあった。 あまりに近くて、そして綺麗で、胸が高鳴ってしまう。きっと夜の暗闇の中で見ても、少年の顔は真っ赤だったはずだ。 「あ、ぼ、僕、兄ちゃんを探してて」 「お兄ちゃん? 坊っちゃん兄弟居んの?」 「えっ、は、はい……」 「兄弟、ふーむ、兄弟ねえ」 女の人は両手の人差し指を両のこめかみにあててふむふむ唸ったあと、驚くべきことを口にした。 「あー、もしかして、ジェノ太郎の弟さん?」 「えっ、に、兄ちゃん……ジェノサイド太郎兄ちゃんを知ってるんですか! 僕、弟のパトリオット次郎って言って……」 「知ってるも何も、なんか忘れ物したってんで泣きつかれてさ、今の今まで学校で探しものしてたのよ」 なんだよ、と一気に肩の力が抜ける。 いつもはいの一番に帰ってきてゲームをしてるジェノサイド太郎が居なくて、夜になっても居ないから心配になって探しに出てきたというのに。 ジェノサイド太郎ときたら、こんなお姉さんとずっと一緒に居たらしい。 兄の性格からして、探しものが見つかってたのに見つからないふりをしてる可能性もあるな、なんて思えてきて、急に怖がってるのが馬鹿らしくなった。 それでなくとも父母が裏山の突然の異変で帰りが遅くなるって言ってるんだから、もう少し長男としてしっかりしてほしい。 「ジェノ太郎なら小学校で待ってるし、一緒に行こっか」 「はい!」 いつもと同じはずの通学路も、夜の暗闇の中輝くみたいな美人のお姉さんと一緒だと全く違って見えた。 兄に会ったらなんて言おう。とりあえず父がするように叱って、さっさと帰るのが一番か。 家族に心配されるような真似、今後はしないでほしい。 はじめてのデート(デート、ということにする)も百メートルくらいで終わり、もう小学校は目と鼻の先。 曲がり角の向こう、見慣れているはずの小学校の校門がまるで人間を飲み込む怪物のように見えて、それだけは怖かった。 ◇◇◇ 江ノ島盾子の恐ろしい部分は分析力とその分析を利用できるポテンシャルの高さ。 更に恐ろしい部分があるとすれば、絶望的な平等性だ。 彼女にとっては姉である戦刃むくろすらも戯れに殺す相手の一人でしかない。 実際、戦刃むくろが超高校級の軍人でなければじゃれあい程度の勢いで殺してしまっていたことだろう。 全人類、親兄弟の境無く、全てを絶望に叩き落とすのが彼女のささやかな夢だ。 そんな全人類への無償の絶望が、どうして他人相手にとどまる所を知るだろうか。 蜂屋あいに興味があるし、手を組む準備もある。 アリスはあいの大切なサーヴァントだし、あいと手を組めばアリスの陣地は江ノ島盾子にとってもいい方向に働くだろう。 森の音楽家クラムベリーは自身のサーヴァント・ランサーのウィークポイント。上手く使えば彼女を絶望に引きずり込めるさ。 だが、それはそれ、これはこれ。彼女たちにだって存分に絶望してほしい。 未来にくるはずの絶望が今目の前に現れるか、今くるはずが未来に延びるか。その程度の違いだ。 「精一杯、輝く」 「輝く、星になれ」 NPCの頃に聞いた歌を口ずさむ。遠くから聞こえるサイレンの音に消されてしまうほど小さな声で。 まるで蟻地獄だ。白坂小梅を引き金として、無辜のNPCたちが次々に死んでいく。 地獄が地獄を引き起こし、さらなる地獄が展開される。 小学校という誘蛾灯。どれだけの死体がここで再び積み上がるか。 (……んー、でも、普通の精神してたら罠だって分かるだろうし、マスターは寄ってこないよね。 可愛い可愛いアリスちゃんとあいちゃんのためにNPCの死体を積めればよしかな) 江ノ島盾子は、この聖杯戦争で一人だけ、自身が最も輝く方法を知っている。 夜空に輝く一等星は、すべて江ノ島盾子を照らしていた。 【D-2/小学校付近/一日目 夜】 【江ノ島盾子@ダンガンロンパシリーズ】 [状態]健康、耳鳴り、絶望的にハイテンション [令呪]残り三画 [装備]諸星きらりの携帯端末 [道具]なし [所持金]大金+5000円分の電子マネー(電子マネーは自分の携帯を取り戻すまで使用できません) [思考・状況] 基本行動方針:絶望を振りまく 0.ちーっす。 1.小学校に帰る。そろそろきらりんについても考えるかなぁ……あいちゃんが来たら別だけど! 2.んでもさ、小梅ちゃんの最期の絶望フェイス見れなかったのは心残りだよね。 3.次はもう少し見やすい場所で絶望を与えてあげたいなあ。近くにいい相手は居ないかな? やっぱきらりん? それともあいちゃん? 4.ん? 思考欄で情報整理をするなって? えっ、ここって作中で人物が思考したことを書く場なんです? 5.やれやれ、そんな常識が私様に通用するとでも思っているのか。ミス・混沌、ミス・予定不調和と呼ばれたこの私様に! 6.まあ実際いらないから次回以降2. #65374;6.は消していいよ。私の胸のうちに秘めときましょう。 7.キャスター(木原マサキ)からの電話を待つ。 [備考] ※木之本桜&セイバー(沖田総司)、アーチャー(森の音楽家クラムベリー)、フェイト・テスタロッサ&ランサー(綾波レイ)、双葉杏、蜂屋あい&キャスター(アリス)、 キャスター(木原マサキ)、アサシン(クロメ)、諸星きらり&バーサーカー(悠久山安慈)、輿水幸子を確認しました。 アーチャーと情報交換を行いました。アサシンについて、宝具の一つが『死体を操る能力を持つ』ということをアーチャーから聞いています。 ※バーサーカー(悠久山安慈)の敵対のきっかけが『諸星きらりの精神・身体に一定以上の負荷をかけた相手(≒諸星きらりを絶望させた相手)』と見抜きました。 そのラインを超高校級の絶望故に正確に把握しています。彼女自身が地雷を踏むことは(踏もうと思わない限り)ありません。 BACK NEXT 043 帰宅 投下順 045 第一回定時通達 043 帰宅 時系列順 046 願い・想い BACK 登場キャラ NEXT 042遊園地で私と握手 アーチャー(森の音楽家クラムベリー) 050 にんぎょ注意報! 江ノ島盾子 051 暗いところで待ち合わせ キャスター(アリス) アサシン(クロメ) 048 ―――を斬る 白坂小梅&バーサーカー(ジェノサイド) GAME OVER 040 外へ 高町なのは 057 演者は集う 038 楽園の裏では少女が眠っている キャスター(木原マサキ) 055 新しい朝が来た、絶望の朝だ
https://w.atwiki.jp/ocg-o-card/pages/3754.html
<< part16-16 >> Break Out - ジェノサイド 革命戦士クルス Break Out - サンダーボルト 《Break Out - ジェノサイド》 永続魔法 自分フィールド上に「焔帝ガルカーサ」が存在する時のみ発動できる。 発動時、「焔帝ガルカーサ」を除く全ての自分フィールド上のモンスターを墓地に送る。 この効果で墓地に送られたモンスター1体につき、「焔帝ガルカーサ」の攻撃力が600ポイントアップする。 このカードがフィールド上に存在する限り、お互いのプレイヤーは魔法・罠・モンスター効果を発動できず、 このカードのコントローラーはモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚できない。 発動後4回目の自分のエンドフェイズにこのカードと「焔帝ガルカーサ」を墓地に送る。 part16-16 名前 コメント 《革命戦士クルス》 効果モンスター 星3/風属性/戦士族/攻1400/守1600 このカードは相手モンスターからの攻撃対象にされない。 このカードのコントローラーがダメージを受けた時、フィールド上に 表側表示で存在するこのカードをゲームから除外する。 このカードは相手プレイヤーを直接攻撃する事ができる。 その場合、このカードの攻撃力はダメージ計算時のみ半分になる。 「森」がフィールド上に存在する限り、 このカードの攻撃力・守備力が400ポイントアップする。 鳥獣族と戦闘を行った時、このカードの攻撃力がダメージ計算時のみ 1000ポイントアップする。 part16-16 名前 コメント 《Break Out - サンダーボルト》 速攻魔法 自分フィールド上に「革命戦士クルス」が存在する時のみ発動できる。 相手の手札の数×300ポイントのダメージを相手に与え、 この効果で与えたダメージ以下の攻撃力を持つ相手モンスターを全て破壊する。 このカードを発動したターン「革命戦士クルス」は攻撃できない。 part16-16 名前 コメント << part16-16 >>