約 3,883,215 件
https://w.atwiki.jp/gears5/pages/66.html
ストライカースキルスティムサイフォン 近接ラッシュ 鈍器 ファーストストライク 近接アーマー GSD 共通スキルスコアブースト エピックスコアブースト ストライカー 役割:プロモーション ストライカーは、クラウドコントロールに特化した近接攻撃クラスだ。 アルティメット能力:強化近接攻撃 近接攻撃は敵をノックバックし、ダメージ量50%増加 持続時間:20秒 リチャージ:200秒 アルティメット解説 発動時にULTのアイコンがタイマーに変化する ULT発動中は格闘ボタン長押しでよろけ効果のある格闘攻撃を高速で行うことが可能 格闘ダメージが上昇しブレーカーメイス使用時もよろけ効果とダメージ上昇が適応される ULT中にHPが0になった敵はダウン状態に移行せず即死亡となる パッシブ能力 命中させると、4秒間移動速度が50%上昇 パッシブ解説 「命中させると」と記載されているが正確には被弾した際に効果が発動する 効果発動時は効果音とエフェクトがキャラクターに適応され全ての移動速度が上昇する(カバーやローディーランの速度も上昇) 効果終了後はクールタイムあり(約5秒) パーク ライフ回復ブースト フィードバックブースト ダメージ ダメージ耐性 初期武器 Horde:エンフォーサー、オーバーキル、スナッブ、フラッシュグレネード Escape:スナッブ レベル20の報酬 ヒロイックヴェノムブレーカーメイス スキル スティムサイフォン 近接攻撃1ヒットにつきスティムを取得 Lv1 20HP Lv2 40HP Lv3 60HP Lv4 80HP Lv5 100HP Lv6 120HP スキル解説 近接攻撃時にスティムを獲得しHP低下時はHP回復となるスキル 格闘攻撃で近接戦を行うストライカーの生存力を上げる必須スキル ULTを発動すれば格闘攻撃中はスティムが回復し続けてほぼ無敵状態となる 近接ラッシュ 近接攻撃で倒すとアルティメットのリチャージが短縮 Lv1 -20秒 Lv2 -23秒 Lv3 -26秒 Lv4 -29秒 Lv5 -32秒 Lv6 -35秒 スキル解説 最大レベルでは5キルでULTが回復するスキル ストライカーの生命線となるULTのリチャージが非常に楽になるので 極力採用したいスキル 鈍器 ブレーカーメイスにより出血ダメージ Lv1 +50% Lv2 +70% Lv3 +90% Lv4 +110% Lv5 +120% Lv6 +130% スキル解説 ブレーカーメイスに出血を付与することにより攻撃力がUPするスキル 他の近接クラスのブレードマスターやプロテクターと比べると素の格闘ダメージ が低いストライカーがそのまま使用すると下位互換となるが下記の仕様を利用すると 驚異的な火力を叩き出すことが可能となる 個別解説(ブレーカーメイス出血の仕様) ストライカーのスキル「鈍器」はブレーカーメイスを所持した状態で敵にダメージを与えると 出血ダメージを付与する仕様となっている 上記仕様を利用し時間差で攻撃できる武器で攻撃しダメージ発生前にブレーカーメイスに持ち替えると 出血ダメージを与えることが可能になる なお出血付与が可能な攻撃はメイン武器枠に装備できる武器限定となっており ショックグレネードやフレイムグレネードの持続ダメージでは発動しないので注意 例1:スコーチャーの持続ダメージ スコーチャーのアクティブリロード攻撃を敵に与える →敵が炎上の持続ダメージを受けている間にブレーカーメイスに持ち替え →炎上した敵にブレーカーメイスの出血ダメージが適用され大ダメージを与える 例2:ランサーGLの砲撃 ランサーGLの砲撃を発射 →ランサーGLの砲撃が敵に当たる前にブレーカーメイスに持ち替え →砲撃ダメージを受けた敵にブレーカーメイスの出血ダメージが適用され大ダメージを与える ファーストストライク フルライフ状態の敵への追加ダメージが増加 Lv1 +50% Lv2 +60% Lv3 +70% Lv4 +80% Lv5 +90% Lv6 +100% スキル解説 HP満タン状態の敵限定となるスキルで発動条件が厳しいのが難点 HORDでは味方の攻撃やエンジニアの設置したバリアやタレットなどの設備で 敵のHPが減っているケースが多く活躍の機会が少ない スキルの性質上1撃の威力が高い攻撃と相性がよく近距離ならナッシャー 遠距離ならロングショットと組み合わせて使うのがおススメ 近接アーマー 近接ダメージ耐性 Lv1 +10% Lv2 +20% Lv3 +30% Lv4 +40% Lv5 +45% Lv6 +50% スキル解説 近接攻撃への耐性を上げるスキルだが高難易度ではスティム最大状態でも敵の近接攻撃1回で スティムが剝がされてしまい生身状態では即ダウンとなりスキルの効果が活かされない ジュビーの格闘攻撃程度なら軽減できるのでジュビーが大量に出るESCAPEマップでは 活用できるかもしれない GSD 近接攻撃でトドメを刺した敵が爆発して、近くの敵にダメージを与える Lv1 +50% Lv2 +60% Lv3 +70% Lv4 +75% Lv5 +80% Lv6 +85% スキル解説 爆発により格闘攻撃中に集まった敵にまとめてダメージを与えられるスキル ダメージ量は大きくはないがジュビーなどに囲まれた際は爆風でよろけさせ タコ殴りにされる状況を防ぐことが可能 ブレーカーメイスの叩きつけ攻撃も格闘攻撃扱いとなるため 叩きつけで複数の敵をまとめて吹き飛ばすことも可能 共通スキル スコアブースト Hordeでチームスコアが、Escapeでタイムボーナスが増える Lv1 +5% Lv2 +7% Lv3 +9% Lv4 +12% Lv5 +15% Lv6 +18% エピックスコアブースト Hordeでチームスコアが、Escapeでタイムボーナスが増える Lv1 +10% Lv2 +15% Lv3 +20% Lv4 +25% Lv5 +30% Lv6 +35%
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/3188.html
NIGHT STRIKER 【ないとすとらいかー】 ジャンル シューティング 対応機種 アーケード 販売・開発元 タイトー 稼働開始日 1989年10月 判定 良作 概要 ストーリー 特徴 評価点 問題点 総評 移植 余談 概要 その昔、擬似3Dとよばれる技術があった。 ポリゴンによる3Dグラフィックがいまだ実用レベルに達していなかった時代に、2Dの技術である「スプライト」や「ラスタスクロール」等を用いて、その名の通り擬似的に3D空間を表現したゲームのことである。 ハード性能の限界と理想の間の苦肉の策であった。しかしながら「本物の」3Dにはない味があるという人も多い。 特に多く見られたのがシューティングとレースゲームなのだが、シューティングにおいては1985年にリリースされたセガの『スペースハリアー』が大ヒットし、他社もそれに倣った作品を擁立した。 89年にリリースされた本作もその一つとしてよく語られるタイトルであり、疑似3Dシューティングの大傑作・ひとつの集大成と呼ばれる作品となった。 ストーリー 組織的テロが横行する近未来、レーザー工学の権威であったマスカ博士が娘とともに何者かに拉致された。国連特務機関情報部は博士がテロ組織から脅迫され超兵器を作成しているとの情報を入手、ダグラス長官は国連特務機関特別行動隊「ナイトストライカー」に命令を下し、高機動ホバー機「インターグレイXsi」は任務遂行のために出撃する。 特徴 自機の真後ろ視点で進行するTPSタイプの3DSTG。強制的に前(奥)に向かって進んでいく。速度は常に一定で調整は不可能。 自機「インターグレイXsi」を操縦桿型のアナログレバーで操縦する。手前に引き倒せば上昇し、奥に倒せば下降する。反応は非常にクイックで、アナログレバー独特のレバーの入れ方により大胆かつ繊細な移動が可能だった。 レバーには上部にトリガーがあり、トリガーと同機能のボタンもついている。 トリガーまたはボタンでショット。レバー入力と同時にショットを撃つことにより誘導性能のあるショットを発射。オート高速連射。 『ダライアス』や『アウトラン』と同じ樹形図型ステージ選択式で、全6ステージを好きなルートで走破する。ラストステージでは自機がステージ事に違った変化をする。結末も最終ステージ毎に異なる6種類が用意されている。 シールド制となっており、初期値は5となっている。敵の体当たり、敵弾、または地形に当たることにより消費し、0の状態でダメージを喰らうとゲームオーバー。 シールドはステージクリア時に1回復し、全面クリア時に残りシールド数に応じてボーナスが入る。 ステージは道が存在する市街・郊外・ビル街・地下道、水上面の運河・海上、建物内の工場・寺院、それと空中となっている。 疑似3Dの代表作『スペースハリアー』と大きく異なる点は「道」の概念。ドライブゲームのように曲がりくねり、アップダウンもある。 しかし、自機は車両だが浮遊能力もあるため、特に路面を意識する必要はない。全体にドライブゲームのような演出もあるがあくまで雰囲気作りである。ただし路面を走行すると走行点が入るため、スコアを意識するならできるだけ地表を走行するほうがよい。 評価点 タイトーお得意のZUNTATAによる軽快な音楽。本作の楽曲を担当したMar.こと高木正彦氏の代表作の一つとして今も名が挙げられるほどの名曲揃い。 疾走感溢れる作風の良曲が揃い、プレイ中の高揚感はかなりのもの。このゲームにハマったプレイヤーからは「運転中に聞く事は危険」と言われる。 特にコイン投入後のステージAで流れテンションを一気にかきたてる「URBAN TRAIL」、浮揚感がたまらない「FLY AWAY」、終盤戦で流れた時は非常に盛り上がると評される「BURNING ROAD」、ラスボス戦を盛り上げる「BOSS 6」、エンディング後の寂寥感と無常感を響かせる「シ・メール」は評価が高い。 「夜の街を駆け抜けろ!」のキャッチコピーに偽りなしの、統一された世界観。ネオン輝く町並は美しく、高速で流れて行く景色は印象的かつ幻想的。 専用筐体の上と左右の3面には「ライトストリーム」というものが設けられている。これは白いプラスチック面の表面に流れる光の粒子を表示するものであり、内部には回転する投光機が内蔵されている(完全に物理的な構造なのである!)このため、プレイヤーの視界はモニター画面とライトストリームによって完全に占められることになり、ゲームへの没入感を高めてくれる。 サウンド自体は2chステレオだが、これを左右ではなく前後に割り当てるユニークな設計。これにより、敵機や敵弾とすれ違ったときなどは効果音が前から後ろに飛んでいく形になり、疾走感を煽り立てる(*1)。 また、楽曲の出順が稼動初期でよく起こる「2面目BOSS~3面目でゲームオーバーになる」事に合わせたかの様に「2面目BOSSの曲はカッコよさが際立つ」曲をセレクトする等、選曲が絶妙。 スコア関連が非常に豊富 絶えず地面を走り続ける事で増加する得点(*2)、ショットボタンを押さずに一切の敵を倒さず(敵の自爆や一定面での護衛機の攻撃による撃墜による加点は可)かつノーダメージでステージクリアするともらえる多大な「パシフィスト(平和主義者)ボーナス」など、主だった稼ぎ要素がSTGとしては異彩を放つことでも知られる。 障害物の隙間を通り抜けるとボーナスがもらえる等、稼ぎ要素は豊富。それに魅せられ、今もなおハイスコアの限界に挑む人が存在している。 全ての敵を破壊した際には「ワイプアウトボーナス」が貰えるが、パシフィストボーナスの方が大きいので、結果的に上級者は敵を倒さなくなる。 開発者も相当稼ぎを意識して作っており、ウソスコア申請対策として「正規スコア検知機能」がある。どのような仕様かは明かされていないが、ラストステージをクリアすると入る、末尾の点数が関係しているとの説が有力(*3)。 良好なゲームバランス及び難易度。 1面はただ適当に動き回っていればクリアできるが、2面からは精妙な操作を要求される障害物が出現し、3面以降は正確な回避及び迎撃軌道を要求させるミサイルなどが飛んでくる。このように少しずつステップアップしていけるステージ構成となっている。 ステージクリア毎にアーマー(耐久・HP)が1(設定次第で最大3ずつ)回復するようになっており、初期アーマーが(デフォルト)5なのでクリアまでに1ステージ2回のダメージが容認される。とはいえ敵の攻撃は激しく、独特の操作感覚(特にミサイル回避)が要求されるため、決して簡単なゲームとはいえないが、ルート選択により難易度をある程度は自発的に調節できる。(やはり誘導ミサイルの回避が難しいので、これがあまり飛んでこないルートがクリアに近いと言われた) コンティニューにも制限がなく、本作ではゲーム展開が常にノンストップ状態でボス戦も短いため(*4)、金任せのゴリ押しプレイでもエンディングは拝める仕様となっている。 店舗に嬉しいプレイ時間の短さと高い満足度 道中やボス戦はどんなに頑張っても長さや時間が設定されている為に「1クレジットで粘られる」事は無い。それでいて先述の疾走感・爽快感・ゲームバランスの良さでプレイヤーの満足度も高く店舗にハマれば超優良ゲームである。 オールクリアまでの総プレイ時間は約15分弱。回転率と客に与える満足感の妥協点としては、まあまあ適切な長さではないだろうか。 当時のタイトーの大型筐体ゲームは『WGP』や『トップランディング』や『SCI』等のように1クレジットでフルに遊ぶと軽く40分を超えるものや、逆に『オペレーションサンダーボルト』や劣化ナイトストライカーと揶揄される『ギャラクティックストーム』のように難易度が非常に高く普通のプレイヤーにはエンディングに到達するだけでもコンティニューを要求するといった、両極端なものばかりで回転率や初心者・一般プレイヤーへの配慮を考えていないのに等しい物がほとんどであった。 問題点 専用筐体は非常に壊れやすい。特にアナログレバーが顕著で、繊細な動作不良でもゲーム性に直結するためオペレーター泣かせである。 同じくアナログレバーの『スペースハリアー』のレバー形状と違い、本作のレバーは根本から急に曲がっている為、どうやらテコの原理で根本の一箇所に大きな負担がかかるようである。 加えて、ゲーム内容面でもアナログレバーに負担がかかりやすいものになっていた。 先述したように路面を走行すると走行点が入るため、敵が出現しない場面ではレバーを上に倒しっぱなしにするのが常道であった。そのためテコの原理による力学的な負担がかかり、またキャリブレーションがおかしくなる事例も散見された。 インストカードには記載されていないが、レバーを左右いずれかの方向に倒すと同時にショットボタンを押すとレバー方向に向けてホーミングショットが発射される。そのためデリケートなアナログレバーを左右に激しく振るという操作が頻繁に行われ、部品にダメージを与えた。(『アウトラン』のレバガチャや『アウトラン2』のハンドルガチャと似た事例だが、こちらは意図的に仕込まれた仕様である) これらを抜きにしても、敵弾回避のために一気に激しくレバーを一回転させたり、逆方向に急激に切り返す操作を頻繁に行うため、優しいプレイができない。 またライトストリームも物理的機構のため故障しやすい。レバーと違いこちらは故障していてもプレイに支障はないため、そのまま放置されるケースも多かった。 筐体購入価格もかなり高かったらしく、稼働数がかなり少なかったらしい(*5)。そのため現存する一般人がプレイ可能な純正筐体は秋葉原Heyの1機しかないと言われていた。モニターが早々と修理不能になり液晶化、他にも操縦桿の握る部分が壊れ非純正品に切り替わる、更にはレバーの根本が壊れてしまい1年以上の長期入院となるなど様々なトラブルを経験している(*6)。そのためフルオリジナルの筐体は個人所有しているコレクターの物しかないと思われていた。 長らく日本にはこの1台しか純正可動筐体が無いと言われていたが、大阪新世界の謎のレトロゲームセンター「ザリガニ」にて稼働している事がねとらぼの記事により発覚した(*7)。しかもHeyとは異なり、ほぼオリジナルを保っているとのこと。 人気の高い名作だが完動筐体の現存数が少ないということで、汎用筐体に基板を収めてアナログスティックを取り付けて稼働させる例も近年ではしばしば見かける。しかし一時期このような形で暫定稼働させていた秋葉原Heyも、初日からレバーが破損してしまったほど、筐体に厳しいゲームである。 ラストステージでの演出について ラストステージでパワーアップするのはいいのだが、ステージPでは自機がフィギュア(人型ロボット)形態に変形する。見た目のインパクトはなかなかのものだが、自機が大型化する関係で当たり判定も大きくなり、更に前方が見難くなって被弾・撃沈しやすくなると言う、事実上のパワーダウンとなってしまっている。ショットは強力(*8)になっているのだが、先述の通りハイスコアにはパシフィストプレイが必須なので意味が薄い。 また、ステージSではこれまでのダメージの蓄積により白煙を上げ始めた自機から緊急離脱したバイク型の脱出ユニットで戦うという設定で、このユニットはホバー機能がないため、空中機動に大きな制約が加えられる。ただし、フィギュア形態と同じショット仕様になる上で当たり判定が小さくなるので弾に当たりにくいという長所もある。 総評 全体的にゲームセンターへの出回りが少なく、かつ筐体自体も壊れやすかったことから、稼働当初はマイナスのイメージで見られていた。 だが、良好なゲームバランスはもちろんのこと、印象的な世界観とそれに合わせた疾走感の強い音楽から織りなすゲーム全体の雰囲気、上級者による超人的なパシフィストプレーといった要素の数々でプレイヤーを魅了すると評価は一変。 最終的に稼働当初のマイナスイメージを吹き飛ばしたどころか、1991年の「ザ・ベストゲーム」を受賞し伝説の作品として位置づけられた。 移植 PS・SS移植版(いずれもビング製) 開発元のタイトーからソースコードを提供されなかった為(*9)両作ともいわゆる「目コピ」による雰囲気移植版となっている。ビング側もその点を憂慮していた様で、PS版のパッケージ裏には「この商品は、(株)タイトーの許諾を得てアーケード版のナイトストライカーを参考に作った商品です。」との但書きがある。また自機の操作はデジタル入力のみで。AFS(VING Analog Feeling System)によるアナログ風の操作感を謳っているが、流石に厳しい。 SS版は「ナイトストライカーS」としてリリース。後発移植の為にOPムービーや分岐の無いエクストラステージが追加され、ミッションスティック(アナログ入力)への対応、ボス戦前のロードの解消、処理落ちの軽減等々の改良点がある一方、開始時やステージ間のロード時間が伸びたり、ホーミング弾が撃ち辛いといった改悪点もある。特にホーミング弾の仕様に関しては、一部のユーザーから酷評の的となっている。見た目の再現度の向上や流通量の少なさ故か、現在は中古でも7千円~1万円前後とMCD版以上のプレミア価格で取引されている。 本作の翌月に発売された「セガマルチコントローラー(通称:マルコン)」のアナログパッドでも操作は可能なものの、画面下まで自機を動かすとそのまま地面にめり込むバグが発生し、破壊不可な障害物を除き、敵や敵の攻撃がほぼ当たらなくなる。 ちなみに両バージョンとも全BGMがCD-DA収録で、一時期は新品が1000円以下で投げ売りされていた事もあり。サントラ代わりに入手したユーザーも多いと思われる。 MCD・PS2版(MCD版(移植担当はアイシステム東京)・PS2版ともタイトー製。後者はタイトーメモリーズII下巻に収録) MCD版はAC基板より遥かに性能の劣るハードウェアへの無茶移植だが、グラフィックの画質を故意に粗いものにして、スピード感や爽快感の再現に成功している。またMCDの特性を活かしてAC版と同じBGMをそのまま収録している他、当時のZUNTATAオールスターメンバーによるアレンジBGMを収録。ただしアレンジの方はゲームでは途中までしか収録されていない。なお開発にはAC版のディレクターであった「ぱぱら快刀」こと海道賢仁氏が監修・アドバイザーとして参加している(*10)。 海道氏がTwitterで明かした裏話では「MCD版開発の際、オリジナルのソースコードが用意できず、移植を担当した外注会社(アイシステム東京)がナイストを筐体ごと調達し、基板からROMイメージを吸い出して、逆アセンブル解析までして移植した上に、プログラマさんが筐体プレイのやり込みで(AC版の)プレイ感覚をどこまでも再現しようと躍起になっていたその熱意が今でも印象に残っている」と述懐している。 そうした熱意の甲斐あって「よく見れば色々違うのだが全体的なプレイ感覚はAC版に近い」という作品にまとまっており高く評価されている。 2022年10月27日発売の「メガドライブミニ2」に収録され、1993年の発売から29年越しの復刻を果たした。同機収録版では本体の壁紙設定をテーブル筐体タイプのものに設定していると本作プレイ時の壁紙がライトストリームを模したものになる(アニメーションは無い)。また、同時発売のサイバースティック(*11)に対応している。 PS2版はいわゆる公式エミュレーターなので、まれに音声がおかしくなる(ただしほとんど気にならない)ことを除けば再現度は完璧。 ただしPS2付属のアナログスティックによる操作性は良いとは言えず、ゲームセンターのレバーでパシフィストを出せる上級者でも敵弾を避けきれないという話もある。またPS2対応の各フライトスティックにはほとんど対応していなかったり、連射設定が変えられない等、細かい点で不満は残る。 余談 このゲームの攻略ビデオがかつて新声社(ゲーメスト編集部)から出ており(販売元はキングレコード)、当時のトッププレイヤー達のプレイを収録しているのだが、その内容があまりにも素晴らしいため、メストビデオの中でも屈指の「実用性・魅せを満たした」ものと評価されている。 「パシフィストボーナス」と地上走行時の得点加算増加は画期的なアイデアであったが、3Dシューティングであるにもかかわらず「襲い掛かる敵の攻撃を避けるドライビングゲーム」と比喩され開発者の胸中は複雑だったらしい。(*12) 当時のタイトーはこのパシフィストボーナスや『ヴォルフィード』の一発囲みクリアのように、本来のゲームシステムに相反する行為で得られるボーナス点をこっそり仕込む事が多く、それで通常のプレイとはまったく違うやり方で普通にプレイするよりはるかに高いスコアが得られるという事実が賛否両論を巻き起こした。 パシフィストボーナスとは反対に「敵を全滅させる」と入るワイプアウトボーナスもある。全滅で100万点だが、累積加算されるパシフィストボーナスの方が得点が高い。(*13) ちなみにロケテストの段階ではパシフィストボーナスの要素は入っておらず、ロケテストが終わって、本作のプログラマーの1人である津森康夫氏が「『敵を撃たず、ダメージも食らわなかったらボーナスあげてもいいんじゃないですか?』とメインプログラマーの人を焚き付けて、(ディレクターの海道さんには)相談もせずに勝手に入れました」と述懐している。 ゲーメストで長年にわたり「ナイス党」なる面々がスコアを更新し続け、他のプレイヤーがお手上げな程のスコアを毎月叩き出していた。これがあの芸術的なゲーメストビデオに繋がる。 有名なバグとしてミサイルの射出口に自機を重ねる様にするとミサイルが発射されないというものがある。しかし実際は「自機で隠れているところからミサイルを撃たれるのは卑怯」という製作側があえて作った仕様だそう。 当時タイトーの地方営業所の中で話題になったのがやはりレバーの壊れやすさだが、その壊れやすさの豪快なエピソードとして「米軍兵士がへし折った」というのがあった。 米軍兵士という事から沖縄や横須賀だと思われるが、人力でへし折ったというのは流石に壊れやすいと言っても豪快すぎる事から鉄板ネタになった事も。 サウンドトラックは『ダライアスII』と本作とのカップリング「GSM -TAITO4-」として発売されたが、どちらも人気作で、とりわけ音楽の評価が高い作品であったため大好評で、品薄に陥った時期がある。 ただしナイトストライカーの楽曲が「各面+ボス曲」で一つのトラックとなっていることはやや不評。BOSS曲を聞きたければ早送りボタンでサーチしなければならない。 他には、ゲームではイントロに被っていた「STAND BY READY? GOOD LUCK!」のボイスが、イントロと1面の曲の間に挿入されているのが特徴的。 因みに、二枚組であるが「収録版」と「アレンジ版」で分けられており、カップリングのゲームで分けてはいない。アレンジ版は収録時間がCDシングル程度だがサイズはフル企画である。 その後も本作の楽曲を収録したCDはいくつか発売されている。最近の商品としては「タイトー レトロゲームミュージック コレクション4 ライディングヒーロークラスタ」と「タイトーデジタルサウンドアーカイブ -ARCADE- Vol.2」に収録。両者ともにオリジナルの基板から直録音され、ZUNTATAメンバーによる録音品質チェックも行われている高音質版となっている。 ゲーマーには人気もあり内容も優良だが出回りも約300台と少なく知名度が乏しい上に、籠もって遊ぶタイプのゲームで覗き込まないとゲーム内容が分からず、興味を持たれるきっかけが無いに等しい。 当時の地方の直営店で常連客の「導入して欲しい」と熱烈希望を叶えたが月の売り上げが5000円いかない(=他の人がプレイしない)事態がいくつか発生し、「ナイトストライカーはゲーメストで評価高くても遊んでくれない」と営業所会議で名指しでダメ出しされる事があった。 『ダライアスバースト クロニクルセイバーズ』のDLC自機として「インターグレイ」が登場。また本作のBGM(オリジナル及びアレンジ版)を用いたステージも収録された。 性能面では、バリアを纏ったりホーミングミサイルを撃ったりと、なぜか本作の敵キャラたちの装備が使用可能になっている。
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/3808.html
今日 - 合計 - ナイトストライカーSの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 15時16分19秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/35308.html
登録日:2016/10/12 (水) 13 35 00 更新日:2024/06/11 Tue 10 35 09 所要時間:約 12 分で読めます ▽タグ一覧 1989年 Mar. STG TAITO ZUNTATA ぱぱら快刀 アーケード インターグレイ シューティング タイトー ドライブゲームではない ナイトストライカー パシフィスト 名作 奥STG 殿堂入りSTG 疑似3D ナイトストライカーへ緊急指令通達: 急ぎ行動せよ! テロリスト達を撃破し、組織の本拠地を目指せ。 作戦の詳細は追って指示する。幸運を祈る■ 《 Standby Ready? GOOD LUCK. 》 『ナイトストライカー(NIGHT STREKER)』は、1989年7月にタイトーがリリースしたアーケードゲーム。通称「ナイスト」。 ジャンルは疑似3Dシューティング。「疑似3Dてなんぞね?」という人は、有名どころならセガの『スペースハリアー』や『アウトラン』を思い浮かべて頂きたい。まだゲームにポリゴンが満足に使えなかった時代、ドットやスプライト技術を駆使して疑似的に奥行を表現したシステムのこと。 このゲームも『スペースハリアー』のフォロワーである(グラフィック描画はともかく、内部データ処理はほとんど3Dゲームのそれに近かったようだが)。 ゲーム内容は「空飛ぶスーパーカーを操り、テロリストと戦いながら夜の都市を疾走する」という単純なものだが、抜群の疾走感と程よく調整されたゲームバランス、スコアアタックの面白さ、世界観演出と音楽のクールな統一性ががっちりゲーマーの心を掴み、現在では疑似3Dの麗しき傑作として語り継がれている。 渋い電飾・音響システムを仕込んだ大型筐体も見どころ。 その軌跡 企画当初は宇宙レースゲーム『スペースチェイス』になる予定だったとのこと。 開発デモを見た上役が「これってミサイルとか撃てないの?」と聞き、ディレクターの「ぱぱら快刀」こと海道賢仁も「やっぱ撃てた方がいいですよね!」とそれに対応したことで、今の『ナイスト』が出来上がった。 開発中はずっと『スペチェ』と呼ばれつづけ、スペース要素とチェイス要素がかけらもなくなったことでタイトルをつけ直すことになったがいい案が浮かばず、結局時間切れで『ナイトストライカー』の案を適当に出したらしい。 リリース当初はあんまりパッとしないゲームだった。理由は遊べるお店の少なさ。 いくら専用大型筐体とはいえ、国内総生産数304台はゲームセンター全盛の時代には余りに少なすぎた。 おまけに筐体も壊れやすく、せっかく稼働中のゲーセンを見つけてもメンテ中、という遠征プレイヤーには残念な状況も頻発していた。 そして口コミがあまり広まらない内にあの名作の続編『ダライアスⅡ』が発表され、ゲーマーたちの興味はすっかりそっちに移ってしまったのだ。 一方、幸運にも満足なプレイ環境を確保できたゲーマー達は、練られたゲーム内容に夢中になり、スコアを更新し続け、じわじわと話題を繋いでいた。 89年の第3回ゲーメスト大賞では総合大賞8位、ベストシューティング賞7位、ベスト演出賞6位、ベストグラフィック賞6位、ベストVGM賞4位、ベストキャラクター賞ではインターグレイが9位に入っている。 転機となったのは翌90年のゲーム音楽アルバム大賞だった。 『ナイスト』のサウンドトラックは、同年の第4回ゲーメスト大賞ベストVGM賞1位に輝いた『グラディウスⅢ』に大差をつけ、ぶっちぎりの1位を獲得したのである。 実のところ、このサントラは『ダライアスⅡ』とのカップリング収録(CD2枚組)、しかもタイトルはあくまで『ダラⅡ』扱いだった。ダライアス人気の便乗……ではあったが、とにもかくにも、ゲーマーたちは「あのグラⅢに勝ったサントラはどんな凄い奴なんだ?」とこぞってCDを聞き、そこで(『ダラⅡ』のついでで)『ナイスト』と出会った。 彼らの大多数は『ダラⅡ』と同じくらい、あるいはそれ以上に『ナイスト』の音楽の虜となり、徐々に稼働数を減らしていた『ナイスト』を遊ぶべく、各地のゲーセンを渡り歩き始めた。そうして根強く残っていたファン達と融合し、更なるスーパープレイが発見されるようになり、今度こそゲームの良さが広がっていく。 1991年にそれまで発売されていたアーケードゲーム全てを対象に行われた『ゲーメスト・ザ・ベストゲーム』ではなんと第4位を獲得(ちなみにTOP3は『ワルキューレの伝説』『ファイナルファイト』『ダライアス』)。 『ナイスト』は名実ともに傑作と語り継がれるようになったのである。 ストーリー 行方不明となっていたレーザー光学の世界的権威、リンドヴェリ=マスカ博士が、東洋を拠点とする謎の組織に愛娘と共に捕らわれていることが分かった。 しかも、近年アジアで多発するテロ事件と何らかの係わりがあるらしいのだ。 国連特務機関情報部は事件の詳細を探るために諜報員を派遣。だが、帰って来た者は1人としていなかった。 わずかに、(その組織が)秘密工場で特殊な兵器を開発しているらしいという情報だけは手に入ったが……。 事態の重きを知った特務機関長官ディック=ダグラスは、マスカ博士を救出し、組織を壊滅すべく、特別行動隊に出動を命じた。 歴戦の勇士を集めた選りすぐりの精鋭達。特殊な装甲車を操り、不可能と呼ばれる作戦を次々と成功させる最強のコマンド―― それが国連特務機関特別行動隊、通称・ナイト・ストライカー……… ※店頭用フライヤーより抜粋※ ゲーム内容 システム 初期ライフ=シールド5つの体力制ルールを採用。攻撃を喰らったり、橋やパイプや木々等のオブジェクトに接触するとシールドが1つ減り、0の状態で被弾するとゲームオーバー。 ステージをクリアするとシールドが補充される。初期設定では1つ回復だが、店舗側(オペレータ)設定によって無回復・2つ・3つが切り替えられる。 操縦桿を模したアナログレバーコントローラを使い、自機・インターグレイXsiを操作する。 レバーは常に中央(ニュートラル)に戻るため、特定の方向に動くには倒し続けないといけない。細かい切り返しが難しく、難易度を上げている。 レバーには人差し指で引くトリガーボタンと、親指で押す両側面のボタンが取りつけられている。 トリガーボタン引きっぱなしで前方にフルオート連射を行う。連射速度はオペレータ設定で可変。 側面ボタンは基本的にトリガーボタンと同じだが、敵がいる方向に移動中(レバーを倒している間)に押すと、ホーミング弾を発射する。 パワーアップアイテムや武器の切り替え等は存在しない。これは「何も考えずに疾走感と爽快感を感じてほしい」というスタッフの考えによるもの。 例外として、最終面限定で自機が変形したり、追加武装が手に入る演出が入る。 各面ラストのボス戦では、画面左下に残時間タイマーが表示される。カウントダウン内に倒しきれなかった場合、ボスは自爆するか撤退していく。 やはり疾走感重視のため、タイマーカウントは(ボス戦で粘れないように)短めに調整されている。 プレイ内容に応じて難易度が上昇していくランクシステムも実装。ランクは全16段階。 全6面のクリアでエンディング。『ダライアス』シリーズでおなじみの樹状ステージを採用しており、ステージクリア時には次のステージを2択で選べる。 このため総ステージ数はA~Uまでの21面、エンディングも6種類存在する。エンディングは全てリンクしており、全てを見ると事件の全体像を把握することが出来る。 スペシャルスコア 本作はスコアアタックに関する要素が細かく設定されている。 ●走行ポイント ゲームスタートからゲームオーバーまで常時、1/60秒(1フレーム)ごとにポイントが加算され続ける。 空中飛行時は一律10点。地上走行時(タイヤが出ている状態)ではその時のゲームランク×10点(最大160点)。空中面や水上面などでは常に10点である(地面がないため)。 ハイスコアを狙うためには可能な限り地上を走ることが求められるが、時にはあえて飛び上がる戦略も求められる。10点刻みなのは「10の位が寂しいから」らしい。 ●ミステリーボーナス(パイプ抜けボーナス) 特定ステージの狭いパイプの隙間を抜けると、一回につき10万点加算。 ●ワイプアウトボーナス 各ステージの敵を全滅させると、ステージクリア時に100万点追加。 ●タイマーボーナス ステージクリア時に、ボス撃破時のボス戦タイマー残量×10万点追加。 ●パシフィストボーナス 弾を一発も撃たず、かつノーダメージでステージをクリアすると、200万点が追加される。 さらにステージ間で連続達成すると、前ステージで獲得したパシフィストボーナスの2倍の点が追加される。(上限2000万点) 全面通しで達成すると200万→400万→800万→1600万→2000万→2000万、合計7000万点を獲得できる。 なお、Rステージに登場する支援機の射撃はカウントされず、撃破点も貰える。(その為理論上はRステージに限りワイプアウトボーナスとパシフィストボーナスの両立が可能である) ●オールクリアボーナス 全面クリア時に加算。シールド残量×100万点。 あらゆるゲームの中でも稀有なボーナススコア、パシフィスト(平和主義者)ボーナス。 当初は情報公開されていなかったこのボーナスは、発見されるやいなやスコアラーを虜にした。ステージ1つや2つ程度では大勢に影響しないが、累積加算によって全面連続で達成すると普通に敵を全滅させるより遥かに高いスコアを獲得できるのだ。これは挑戦しない方がおかしい。 しかし文面では簡単だが、その実一切の反撃を許されずに走り続けることになり、ボス戦もカウントダウン終了までひたすら避けるしかないため、非常に難しい。 ハイスコアを狙うとなると走行点の関係で極力地上を走り続けないといけない=敵の攻撃を出来るだけ左右移動だけで捌かねばならない。更に、ステージによっては最後まで地上を走るよりも、画面内の雑魚敵が全滅する(撃破点も入る)ボス戦直前で適度に浮上し、敵をわざと画面内に入れて点を稼ぐというパターンも組む必要がある。 パシフィストプレイヤーにとっては、『ナイトストライカー』はシューティングゲームではなく、ドライブゲームと化す。 しかしよく考えられた敵と障害物の配置・出現パターンにより、敵を撃破する爽快感は敵の攻撃を避ける爽快感に変わるだけで、疾走感は全くスポイルされていない。このため、何度も挑戦したくなる無謀な平和主義者達が続出することになった。 「弾を撃つか撃たないかで上手い・下手なプレイヤーか分かる」せいで、現在も残っているアーケード版のネット動画は、基本的にパシフィスト狙いの物ばかり。 筐体仕様 豪華なんだかチープなんだかわからない白いポップな筐体も『ナイスト』の華。 モニターはデカい望遠鏡のようなフード上の覆いで囲まれ、ぼんぼりの要領でフード内から投影された光が流れていく。 この「ライトストリームシステム」、プレイ中は画面に集中するのでわかりづらいが、ステージごとに光の回転速度が変えられ、疾走感の演出に寄与している。 ぱぱら快刀氏によると、元はシートが動く派手な稼働筐体を考えていたものの予算の問題で頓挫、そこでメカ屋が持ってきた代案がこの電飾システムだったらしい。ちなみに名前は「カタログ用に考えてくれ」と言われたので2秒ででっち上げたもの。 サウンドは前後2ch(スピーカー2つ)。前から後ろに敵が抜けていく感覚や、後方から敵が出現した時の緊張感を演出している ぱぱら快刀氏曰く、当初は4chにして前後左右から音を鳴らす予定だったがやはり予算の関係でオミット。悩んだ末に効果音担当の「NUI」が「スピーカーを前後に振り分ける。ステレオは諦める」と提案したとのこと。 シートは前後に位置を調整できる。『ダライアス』筐体でもおなじみのボディソニックも搭載。 ぐいぐい動く操縦桿や、いくつもの電飾は相当壊れやすい。当時からその有り様だったので、今や国内で稼働する専用筐体は無くなってしまった。 電飾はとうに壊れ、液晶モニタへの換装や3Dプリンターでのパーツ複製など、枯渇したパーツをどうにかして代用してきたタイトー直営店・秋葉原Heyの筐体は2017年11月にレバー基部がダウン。結局再起のめどが立たず、翌年2月には『スペースハリヤー』用コンパネを流用したアップライト筐体での稼働となってしまった(高田馬場ミカドでもこの仕様で稼働している)。 往時の専用筐体は地方在住のアーケードゲーマーにとってはご神体とでも言うべき存在で、遠征してきたゲーマーが写真撮影するのが恒例と化していた(Hey店内の写真撮影は自プレイでのリザルト以外禁止。注意!)。 しかし余りに平然と稼働しているため、常連たちはまるで見向きもしない。たまに誰かがシートに座ると数人のギャラリーが付き、パシフィストを狙っていないとわかると一気に離れていくのも毎度の光景だった。 その後9ヶ月の入院を経て、2018年8月末に溝の口MEGARAGEで出張営業を開始。同年11月に長期出張を終え、またHeyへと戻ってきた(専用筐体に加えアップライト版も引き続き稼働中…ってことは304枚の基板のうち2枚がHeyにあるということに。)。また何時壊れるか解らない代物故、プレイしたいなら早めに訪れるべし。 そして2019年3月1日、大阪は新世界のレトロゲームセンター「ザリガニ」にて、日本2機目の純正筐体稼働が確認された(*1)。 こちらは電飾もぐるぐる廻るという完動状態なので、その勇姿を見たい人はお早めに。以前ここで動いていたアップライト版は日本橋店へと引っ越したとのこと。 最高の愛機と音楽 夕暮れの第一面・Aステージを除き、ゲームは一貫して夜の都市を舞台とする。 電飾溢れる都市、眠らない工場、長いトンネル、水平線上に浮かぶ夜景が映える水上、広大な寺院。美麗な背景とハイスピードで迫る障害物はプレイヤーのアドレナリンを湧き立たせる。 うじゃうじゃ現れ、やっつけると破片をまき散らして派手に爆散する敵キャラも爽快感を増す(ちなみに雑魚が多い場面では破壊演出は簡略化され、少ない場面では細かく破片が散らばるようになり、データ処理速度を工夫して処理落ちを回避している)。前方から後方へ突き抜けるサウンドもたまらない。 ぱぱら氏の当時の愛車「ホンダ・インテグラ」をもじって名付けられた主役機・インターグレイXsiのカッコよさも外せない。最終面で見せる様々な変形も見どころ。 前述したとおり、タイトーお抱えの音楽集団ZUNTATAの「Mar.」こと高木正彦の音楽も俊逸。 コミカルな部分はなく、徹底してクールに仕上げられたビジュアルは多くのゲーマーを魅了すること間違いない。 今から遊ぶには Heyか高田馬場ミカドへ行けない場合は移植版で我慢するしかないが、移植版も数少ない。 ●PS2:タイトーメモリーズII 下巻 エターナルヒッツ 25個のマイナーアーケードゲームが移植されたタイトー最後のPS2ソフト。『ナイスト』の移植度はベストではないが、頑張っている方。 初期版はタイメモシリーズ恒例の不具合が存在するため、最後発のエターナルヒッツ版を推奨。 ●メガCD版 ハード性能の都合上グラフィックこそ荒いが、それ以外は完璧。 アイシステム東京の移植担当者が「実機プレイ感覚」に拘り、徹底的な体感再現を目指した力作である。 ぶっちゃけメガCDからこれとシルフィードを取ったら何も残ら……すんませんSTG以外にもいいのはあります ●プレイステーション版 タイトーがマスターデータを紛失したために移植が不可能となり、苦労人の移植開発会社・ビングが見よう見まねで「再現」した力作。 残念ながらグラフィック以外はメガCD版の足元にも及ばないものになってしまった。 ●セガサターン版:『ナイトストライカーS』 PS版よりはマシという程度。ミッションスティックに対応し、アーケード版との差異を減らした点はまだ評価できる。 今から聞くには ●iTunes配信版 89年版サントラから抜粋。音質が改善されている。 ●オリジナル・サウンドトラック 89年発売。前述の通り『ダライアスⅡ』とのカップリング盤。 DISC2枚組で、1枚目にはアレンジ、2枚目にはゲーム版を収録。おまけとして特大ブックレットも入っている。 アレンジ曲も面白いが、音質は当時としても悪い。 ●タイトーレトロゲームミュージックコレクション4 ライディングヒーロークラスタ 基板から再録した超高音質版。『ナイスト』の前身となった『コンチネンタルサーカス』を始め、レースゲーム8作を収録。 ●タイトーデジタルサウンドアーカイブス ~ARCADE~ Vol.2 基板からデジタル録音した超高音質版。超レアゲー『スーパーデッドヒート』や回転パズルの傑作『キャメルトライ』、OGRサウンドが響く『影の伝説』など9作を収録。 外部出演 ●スペースインベーダー インフィニティジーン 有料機体としてインターグレイが参戦。 サイズの大きな弾を前方に発射。左右に移動しながら撃つと弾が敵を追尾する。 初期機体の発展系といった趣の扱いやすい機体となっている。 ●ダライアスバースト クロニクルセイバーズ タイトーコラボ機体としてブラックフライ、X-LAYと共に参戦。車が宇宙を疾走していることについては気にするな!後に人(ハリアー、ウィンディア、ミヤモト)やプロペラ機(ティーゲルシュベルト、ワイルドスネイル、セイバー、ギャンブラー)が宇宙飛ぶしな! ショットは無属性で、移動しながら撃つと上下斜め前に小さいホーミング弾が追加されこれで敵を倒すと2倍のスコア倍率がかかる。 バーストボタンを押すとシールドを纏い、強力なホーミングミサイルを発射(体当たり3倍、ミサイル4倍)。ミサイル自体だけでなく爆風にも当たり判定が存在するため、発射しながら雑魚編隊に突進すれば纏めて殲滅可能。このミサイルは緑アイテムで強化でき、強化するとミサイルの発射量が増える またシールドは殆どの敵弾を防ぐ他、敵のバーストビームに重ね合わせることでカウンターバーストが発動しミサイルの発射量が増える(体当たり、ミサイル共に5倍)。ただし防げるのはバースト攻撃で消せる敵弾だけであってバーストで消せない敵弾や耐久力の高い敵、地形に関しては普通にダメージを受けるうえバリアの範囲も見た目より狭い(自機よりほんの少し大きい程度)ので過信は禁物(*2)。 欠点は、地形を貫通する武装がなく複雑な地形や大量にブロックがあるステージが苦手なこと。 その代わり敵を追尾する装備が多くバリアの性能もいいので大量のザコ敵の殲滅力は悪くなく、回避に集中しやすい。 原作再現として1発も弾を撃たずにノーダメージでゾーンをクリアすると、ノーダメージボーナスがパシフィストボーナスに変化して獲得スコアが増加する(400万点+連続達成回数×200万点) …が敵撃破による得点よりも高いわけでなく(長丁場のエリアなら上回るかもしれないが)走行点もない上、そもそも攻撃して敵を倒すことが前提のゲーム設計がされているDBCSにおいては雑魚の数が非常に多くボス戦の時間も長いためあまり実用的とは言いがたく、ファンサービスとしての側面が強い。 結論として、曲者揃いのDLC機体の中では比較的扱いやすい方なものの、稼ぐとなるとミサイルをぶっ放しながら敵編隊にカミカゼアタックを仕掛け片っ端から殲滅していくという原作と真逆のプレイングを要求される点は賛否が分かれている。 追記・修正はオールパシフィスト達成してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ダラバーCSでは原作と真反対のカミカゼアタックが稼ぎの基本になってるのがちょっと残念だったかも。まぁ強いからいいんだけどね。 -- 名無しさん (2016-10-12 13 40 13) ぶっちゃけメガCDから~の部分!ニンヴォリとルナ2とソニックとシャイニングフォースがまだ残ってるぞ!・・・当たりが少ないのは認めるが(涙 -- 名無しさん (2016-10-12 15 27 48) パシフィストボーナスを狙ってたら事情を知らない店員に「ここを押すと弾が出ますよ」と説明されたプレイヤーがいたという話を当時のプレイヤーから聞いた -- 名無しさん (2016-10-14 13 01 05) どうやら、破損して他のパーツで代用してたHEY筐体の操縦桿が、3Dプリンターのおかげで復活の目処がついたとのこと。 -- 名無しさん (2017-08-10 11 42 27) どんどん筐体にガタが来る。レトロゲーの性とはいえ悲しいね0 -- 名無しさん (2018-02-03 19 37 46) メガCD版の「グラフィックを犠牲にしてゲーム性を再現した」ってのを当時のゲーム雑誌のライター共は誰も理解できず、レビューでボロクソに叩かれたんだよなあ… -- 名無しさん (2018-09-01 10 48 24) Heyのナイスト、電飾復活してた -- 名無しさん (2019-09-05 15 23 44) ちなみに宇宙をラリーで駆け巡るという企画は後に「ヴァーテクサー」というゲームとして実現している。こちらは出回りがナイスト以下… -- 名無しさん (2019-09-05 19 32 38) 長野県のニャライズにアストロシティを利用してナイストできるようになってます。 -- 名無しさん (2021-08-23 17 06 57) メガドライブミニ2収録おめでとう -- 名無しさん (2022-09-27 11 50 52) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/00-ms/pages/280.html
【武装名】 トライデントストライカー 【読み方】 とらいでんとすとらいかー 【保有MS】 SVMS-01O オーバーフラッグ 【詳細】 SVMS-01O オーバーフラッグに装備されたアイリス社製の新型リニアライフル。 銃口が3つあり、中央は単射用で威力が大きいがチャージ時間が長く、両側にある速射用の弾丸を連射して牽制しての仕様が前提となる。 試作型新型リニアライフル・XLR-04をベースに、欠点であった連射性能の低さを、予め連射用と威力重視用と発射口を分けることで克服している。 後に発展武器としてドレイクハウリングが登場。 粒子ビームに対応しているが、大出力砲撃を行うのに時間がかかるため、速射可能なビームを連射して牽制するというのが共通した仕様となっている。
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/1971.html
前回までのあらすじ! ペロペロ大好き変態教授・私。荷物の整理をする中で、シャーリー達は彼女の 趣味・AI(人工知能)製作と、彼女の母親について知ることとなるのだった! シャーリー「…私も会ってみたいな。なあ、今お母さんはどこにいるんだ?」 私「……今はもう、空の上よ」 ――ロマーニャ南部、カールスラント輸送トラック内―― ?「……501基地まで、あとどれぐらいだ?」 兵士「……え、あ、ああ、はい。あと3時間ほどです。もうすぐですね……」オドオド ?「そうか。ありがとう」 兵士「は、はい……」(…改めて思うが……信じられん…こんな事が……) ?「…あ、そうだ」 兵士「!? は、はい! 何でしょうか!?」ビクッ! ?「…君、家族はいるのか?」 兵士「…? え、ええ。妻と…5歳になる娘がおりますが……」 ?「そうか…君も"お父さん"か。いや、なに、私も父親でね。娘が501で働いてるんだ」 兵士「!!? む、娘さん、がですか……? し、失礼ですが…ひ、人の?」 父「……ああ。もちろんだ。れっきとした人間だよ……」 兵士「は、はぁ……そうですか……」(シェリー…パパもう限界だ…世の中ってホント不思議だよ…) 父(私の奴…501の皆さんに迷惑を掛けてなきゃいいんだが……) ――数時間後、501基地、ハンガー―― バルルルルルル… シャーリー「よしよし、今日も絶好調だなぁ、私のマーリンエンジンは!」 シャーリー「私の付けてくれたツマミも、すっごくいい調子だし」 シャーリー「……あ、そうだ、一日一回は捻って検査した方がいいんだっけ……よっと」カチッ ≪アクセル!≫ シャーリー「……あれ? 何だ今の……」カチッ ≪ジョォーカァァー!≫ シャーリー「…………」カチッ ≪サイクロン!≫ シャーリー「……………………」 シャーリー「……私のやろおおおおおおお!」ダッ! 私「…まあ、というわけで、大事なのは穴が前後にあるということ! ここを間違えるとすげー悲惨よ」 整備兵2「教授! それでは同性同士の場合は……?」 私「後ろを使う事になるわね。けっこう歴史は古いのよ。 扶桑ではブシドーの一環として『シュードー』というのがあったし、ヨーロッパでも……」 シャーリー「私いいいいいいいいい!!!」バダーン! 整備兵1「う、うわっ! イェーガー大尉!?」(な、何で下着!? ご馳走さまです!) 私「……服くらい来たらー? 正直、アンタの裸にはこれっぽっちも……」 シャーリー「私のP-51Dにまた何か変なの付けやがったなぁぁぁぁ!?」 私「ああ、システム変換に伴う発声装置。分かりやすくて便利でしょ? ついでにちょっと新機能も…… あ、『サイクロン』の時はテクニカルモード、『アクセル』の時はスピードモード、『ジョーカー』ならバランスモードね」 シャーリー「ああ、言われてみれば……ってそうじゃない! なんであんなおじさんの声なんだよ!」 私「ローマ市内にいた冴えないおじさんに収録させてもらったわ。声はカッコいいのに、仕事が無いんですって。不憫ねー」 シャーリー「……どうせなら一言言ってくれよ」 私「ごめんごめん。音声デバイスの試作品に丁度良くって」 シャーリー「はぁ…… ところで……何してるんだ? 黒板なんか持ちだして」 私「『ぺロちゃん教授の楽しい人体の仕組み・理論編』」 シャーリー「…………」ハァ… 私「明日の『女の子の仕組み特別編』はぜひルッキーニちゃんやサーニャちゃんに教えてあげ……」 シャーリー「や、やめろ!」 ――基地裏側通路―― ブロロロロ… 父「ああ、ここでいい。ここで下ろしてくれ」 兵士「え? ここでいいんですか?」 父「折角だし基地の中をちょっと散歩してみたいんだ。基地の人にはよろしく言っておくから安心しろ」 兵士「は、はあ……それじゃ、どうぞ……」 ダッ! 兵士「わっ! は、走って行っちゃったよ……早いな」 ――ハンガー―― 私「へーえ……おっ…うーん……」カチャカチャ シャーリー「ど、どうかな?」 私「まあまあ形にはなってきたんじゃない? 魔導線の配線も大体いい感じね」 シャーリー「ホントか!? やったぁぁ!」 私「ああ、でも、この辺りにアソビが足りないわね。それから……」 ゲルト「……シャーロット・イェーガー大尉! そんな恰好で何をやっている!」 シャーリー「ああ、バルクホルンか。今私にストライカーの整備を評価してもらってるんだ」 私「おはよう、バルクホルン大尉。どう? あの本は」(おお…今日も凛々しいフトモモ……) ゲルト「……素晴らしい、この一言に尽きる。世界中に妹が増えた気分だ…。 血の繋がらない妹、離れて暮らす妹、病弱な妹……妹の世界とはこれほどまでに深かったのだと、あらためて痛感したよ」ツヤツヤ 私「そう、それは良かったわ。気が向いたらいつでも、また部屋に来てね」 ゲルト「! な、か、勘違いするなよ! 私はまだ、お前を認めたわけではないからな!」 私「はいはい。…ま、気長に待ってるわ」 シャーリー(…流石に、本一冊では手懐けられなかったか……) ゲルト「それで……えーと…何の話だったか……」 シャーリー「……私の格好の話じゃなかったか? …あっ」 ゲルト「ああ、そうだった! 何だその格好は! 今は戦闘待機中だぞ! ネウロイが来たらどうする――」クドクド シャーリー(…あっちゃー、言わなきゃよかった) ――ウィッチ宿舎付近―― 父(ふーむ……あれがウィッチの生活する所だな) 父(私のやつは……ウィッチでは無いからな、あそこにはいないはずだ) 父(……やはり、ハンガーや滑走路を探すのが先決だな。おそらくそこに……) 父(…………それにしても……広い……広すぎる…) 父(……くそっ、迷った……ついテンション上がって『ここでいい』なんて言ったばっかりに……) 宮藤「よしっ、と…じゃあリーネちゃん、そろそろ朝ごはんの支度しよっか!」 リーネ「うん! ……あれ?」 宮藤「? どうしたの、リーネちゃん?」 リーネ「…! あ! 芳佳ちゃん! 見て見て! ほら!」 テッコテッコテッコ… 宮藤「…! わ、い、犬だ! かわいいな……」 リーネ「ほんと…白くってピシッとしてて……でも、どこの犬だろ?」 宮藤「うーん、扶桑の柴犬みたいだけど……」 父「あ、済まないお嬢さん方。滑走路へはどっちへ行けばいいんだ?」 宮藤「」 リーネ「」 父「……ん?」 宮藤&リーネ「…い、犬がしゃべったぁぁぁぁぁぁ!!?」 ――ハンガー―― 坂本「ほう…これがカールスラントの最新型か」 ミーナ「正確には試作機ね。Me262V1……ジェットストライカーよ」 エーリカ「じぇっとぉ……?」 ミーナ「あら、ハルトマン中尉」 坂本「どうしたんだ、その格好?」 ゲルト「こ、こらハルトマン! お前も服を着んか!」 私「いや……その必要は無い! 依然! 問題は無い!」ジィィーッ! (あああ! 今日も天使ねエーリカちゃん! ズボンから…ズボンからお尻が今にも…あああ顔埋めてペロペロしたい) ミーナ「トゥルーデ…私教授まで?」 私「おはようございます、ミーナ中佐、坂本少佐。お2人とも、今日もまた一段とペロペ―― あ、いえお美しい……」 ミーナ「は、はぁ……」 坂本「あ、そうだ私。『機巧曲馬団』の7巻を読んだぞ」 私「あ、どうでした?」 坂本「まさかあいつが生きているとは……それから、舞台がいきなりガリアへ移ったのは驚いた」 私「これからさらに面白くなっていきますよ。だからぜひ……」 坂本「はっはっは! 分かっている! 借りに来いと言うのだろう? 勿論だ! 続きも気になるしな」 私「いつもありがとうございます。ところで、朝の一発と言っては何ですけど、ちょっとばかし脚をぺロ――」 ミーナ「私教授?」ゴゴゴッ 私「! は、はい! 何でしょう?」(…何だろ、気のせいか中佐から威圧感が……) ミーナ「もう、私教授ったら……すっかり少佐と仲良くなったのね」ゴゴゴゴゴ 私「え? ええ、まあ……」(な、何だ……何だこの空気……?) 私(や、ヤバい! 何かヤバい! 話を、話を変えないと……!) ゲルト「そう言えばミーナ、さっきから気になっていたんだが、これは何なんだ?」 私(!! あ、ありがとうバルクホルン! あんた女神よ……あんた本物の救世主<メシア>よ……!) ミーナ「ジェットストライカーよ。ノイエ・カールスラントから船でロマーニャまで…そこからはトラックで届けられたようね」 私「トラック? 中佐、他に届け物は何かありませんでしたか?」 ミーナ「他? ええと、あそこにある50mmカノン砲と30mm機関砲4門ね」 私「あれ……? おかしいな、今日一緒に来るって言ってたのに……」 ゲルト「? 誰が来るんだ?」 シャーリー「私のお父さんなんだってさ」 ドタドタドタドタ… 坂本「ほう! 私の父上か。どんな方―― ん?」 宮藤「さっ…さっ! さっ! さかもとさぁぁぁぁん!!」ダッダッダッ! ゲルト「ど、どうした宮藤! 何があったんだ! まさか…私に何かされたのか!?」 私「ずっとここにいたでしょうが!」 リーネ「い、い、い…犬が! 犬がしゃべ……!!」ガクガクブルブル 私「犬? …………! ま、まさか!」 テッコテッコテッコ… 父「……ここにいたか、私…さ、捜したぞ……」 私「!! お……お…… ……お父さぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」 ギュウウウウウッ! 父「こ、こら! 人前で抱きつくんじゃない!」 一同「…………えええええええええええええ!!!??!?」 ゲルト「い……犬…なのか……? 喋って…犬が……」 ミーナ「ま……まさか……」 エーリカ「へえー! どうなってるの?」 リーネ「さ、さあ……わ、私には何も……」 シャーリー「わ、私……その人…あれ? その犬は…いや、えーと……」 私「ああ、紹介するわね。私のお父さん」 父「私の父です。娘がいつもお世話になっております」ペコッ ミーナ「あ、いえこちらこそ……どうもご丁寧に……」ペコッ (渋い声ね……) 宮藤「わ、私さんのお父さんが…い、犬で……あれ? じゃあ私さんも犬? あ、あれ……? じゃあ耳と尻尾は…」 リーネ「落ち着いて芳佳ちゃん!」 ゲルト「…か、変わった奴だと前々から思っていたが…ここまでとは…… ……!? じゃ、じゃあ、お前の母はこの犬と…!?」 父「誰が犬だ」 ゲルト「あ、すみません…えっ?」 坂本「……まさか……」パッ! ギュイイイイイイン… 父「む、魔眼か?」 坂本「! やはり…機械! 私! まさかこの"父上"は……!」 私「…ええ。その通り。…正真正銘のロボットよ、お父さんは」 宮藤「!! ろ、ろぼっと、って…この前の、あの!?」 リーネ「す、すごい……普通の犬とぜんぜん見分けがつきませんよ!」 私「でしょ? 喋る以外は普通の犬よ」 父「『外見以外は人間』と言え!」 ミーナ「美緒からロボットの話を聞いた時は半信半疑だったけれど…目の前に実物がある以上、信じないわけにはいかないわね……。 でも、なぜここへ?」 父「……書類上はこいつの所有物になっていますから。私が最後の届け物、というわけです」 ミーナ「は、はぁ、なるほど…」(毛並み…挙動…そして声…とても人工のものとは思えないわ……何より自分で考えるなんて……) 坂本「…しかし、まるで本当に生きているようだ…。凄いな、ここまでの物を作れるとは……」 私「…いえ、私にはお父さんほど優れたAIを生み出す技術はありません。 私の生まれる少し前に…お母さんが奇跡的な技術で作成に成功したと……」 シャーリー「へーえ! さしもの私にも作れないものなんてあったのか」 私「…なによその顔」 シャーリー「いや、なーんでも?」 私「……私だってね、いつか……」 エーリカ「うっわー! すごい、モフモフだよ! ほんとの犬みたい」ナデナデ 父「こ、こら! いきなり撫でるんじゃない!」 エーリカ「じゃ、きちんと頼んだらいいの?」 父「う…そ、それは……」 ルッキーニ「わ! な、なに!? そのワンちゃん!」ダッ! シャーリー「お、起きたかルッキーニ」 エーリカ「ルッキーニ、すごいよこのワンちゃん。お話ししてくれるんだー」 父「な! お、おい!」 ルッキーニ「!! しゃ、しゃべったぁ――!! ねぇねぇシャーリー! 聞いた!? すごいよこのワンちゃん! ねーねー、もっとお話しして!」キラキラ 父「う…! そ、そんな目で見るな…」タジッ 私「……お母さんから聞いたんだけど、『扶桑の情に厚い下町親父』がAIのモデルなんだって」 シャーリー「……な、何で?」 私「さぁ?」 父「そ、そうだ私! 積み荷はどうだ? きちんと届いてるか!?」 エーリカ「わ、あったかい! すごいなー、どうなってるんだろ?」ナデナデ ルッキーニ「ふふ~ん、もふもーふ!」モフッ 父「うごおっ! は、腹は……腹は……」ガクガク 私「ああ、このストライカーでしょ? きちんと届いてるわよ」パリッ コロコロ シャーリー「ん? アメか、それ?」 私「あげないわよー、すっごくマズいから」レロレロ シャーリー「……じゃあ何で食べてるんだよ」 私「……私は味覚が普通じゃないのよ」 シャーリー「…そんなの信じると思うか! このポケットだろ? それっ!」パッ! 私「あっ! こ、こら!」 シャーリー「いーじゃないか、丁度腹が減ってたんだ」パクッ シャーリー「…………!!? うげえっ!!」ペッ! 私「……だから言ったでしょ? マズイって……」 シャーリー「げほっ! げほっ! な、何だよこれ…苦いやら生臭いやら……人の食べ物なのか!?」 私「……正確にはアメじゃないわ。…薬よ。痛み止めの」 シャーリー「……えっ?」 私「……ま、その辺りについては、聞かないでくれると嬉しいわね……」 父「…………私」 私「? 何、お父さん?」 父「……無理はするんじゃないぞ」 私「…やーね、分かってるわよ」 ルッキーニ「あ! 私アメ食べてる! いいなー、私にもちょうだい!」 シャーリー「…ルッキーニ、あれはアメじゃないんだってさ」 ルッキーニ「えーっ!? だってぇ……」 私「……ごめんなさい。いつかあげるから。ちょっと待っててね」 ルッキーニ「ちぇー。約束だよ? 忘れないでね?」 私「…大丈夫、忘れないわよ」 私「……で、これだっけ? 最新型のジェットストライカーは」 ミーナ「ええ。試作機よ。最高時速は950kmとあるわ」 シャーリー「950ぅ!? すごいじゃないか! へーえ…… なあなあ、これ私に履かせてくれよ!」 ゲルト「いいや! 私が履くべき――ん?」 私「……あっちゃー、これは……」カチャカチャ ゲルト「!? わ、私!? なにをしているんだ!」 私「え? 機能チェックよ機能チェック」 シャーリー「お、おい…壊れたらどうするんだ?」 私「大丈夫大丈夫……それに、これ最初から壊れてるようなもんよ……うわー、誰よこれ作ったの…ガタガタじゃない。 こんなのよく実戦投入する気になったわねー。どこが『カールスラント製品は質実剛健』よ」カチャカチャ ゲルト「……!! わ、私! 聞き捨てならんぞ! 取り消せ!」 私「えー? 事実よ事実。例えばほら、ここの魔導回路の出力なんかとっくに……」 ゲルト「ふざけるなっ! 我がカールスラントの技術は世界一だ! …どけっ!」ダッ ピョンッ! …キュイイイイイイイイイン…! ゴォォォォォォォォ…!! 私「……あーあ、乗っちゃった……」 ゲルト「……凄い……! 凄いぞ、これは! どうだ私! 何の問題もないではないか!」 私「シャーリー、やめといた方がいいと思うわよ。あんなのに頼るぐらいなら、まだレシプロのが……」 ゲルト「なっ!?」 シャーリー「う~ん…そうだな、確かに、まだレシプロでやり残したこともあるし…… ……ま、私が言うならな。ちょっと気になるし、私はパスするよ」 ゲルト「! ふ、ふふ…怖気づいたな、リベリアン!」 シャーリー「! な、何だと!?」 ゲルト「そんな奴の言う事を信じるとは…大方、自分以上の技術力を妬んでデッチ上げたに決まっている!」 シャーリー「…! 取り消せ、バルクホルン!」 私「……ま、そう思うなら構わないけど?」 シャーリー「え? い、いいのか?」 私「……そのうち嫌でも実感するでしょうよ、あれが欠陥品のポンコツだって」 ゲルト「!! ……言ったな…言ったな、私! いいだろう! このジェットストライカーの素晴らしさを、その目に見せつけてやる! リベリアン……勝負だっ!!」 シャーリー「…へっ?」 ――数時間後、滑走路―― ペリーヌ「……で、この状況ってわけですわね」 私「どっちも負けず嫌いだからねー……あ、ペリーヌちゃん、ところでぺ――」 ペリーヌ「ペロペロはさせませんわよ!」 私「……ペリーヌちゃんはどっちが勝つと思う? って言おうとしただけなのに……」 父「…私…見境なくペロペロするのは止めておけとあれほど……」 私「いーじゃない、お父さん。私の存在意義、リーゾンディティールなんだから」 ペリーヌ「…貴女って人は本当、変な所で学がありますわね」 私「ロマーニャ語はもちろん、扶桑語ガリア語カールスラント語、オラーシャ語もスオムス語も話せるわよ」 ペリーヌ「…女性を口説く為、とかでしょう? どうせ……」 私「あ、分かる?」 ペリーヌ「……まったく……」ハァ 父「すまないお嬢さん…こいつは昔からこんな調子でな……」ハァ… ペリーヌ「いえ、お気になさらず……」(しかし、驚きましたわ…あのロボットとかいうのが実在したとは……それにしても…)ジーッ 父「……ん? どうかしたか?」 ペリーヌ「い、いえ!」(…結構可愛いですわ…声は渋いですけれど……) ペリーヌ「……で、今は搭載量勝負でしたっけ?」 リーネ「はい……あ、バルクホルンさんの勝ちみたいです」 宮藤「すごいなー…あんなに重いのを持って飛べるなんて……搭載量か」チラッ リーネ「…!? よ、芳佳ちゃん? なんで私を…?」 私「おっきいのもちっちゃいのも大好物です」ジーッ ペリーヌ「な、何の話ですの!?」 父「お、戻ってきたぞ」 ――ハンガー―― 宮藤「夕食はジャガイモですよ!」 シャーリー「ふーん…私は料理のことはよく分かんないけど……宮藤の作るものは何でも美味いなあ」モグモグ 父「おお、肉じゃがか」 宮藤「あ、お父さんの分もありますよ。はい、どうぞ!」カタッ 父「ああ、すまない。俺は食べられないんだ。消化器官を搭載してもらっていないからな」 宮藤「あ、そうなんですか…すみません。私さんはどうしますか?」 私「私はまだお腹空いてないし…あとで自分で食べておくわね」 シャーリー「たまにはみんなと一緒に食べたらいいのに……」 私「……ごめんなさいね」 父「…しかし、いいのか、私? あんな大口叩いておいて……上昇も搭載量も、レシプロはジェットに敵わなかったじゃないか」 私「…お父さん、あのジェットストライカー、お父さんの見立てではどう?」 父「……危ないな。このままでは……」 ゲルト「…………」ゲッソリ 宮藤「あの……バルクホルンさんもお疲れじゃないですか?」 ゲルト「……ん? ああ、宮藤……そこに…置いておいてくれ。今は……少し休みたいんだ」 宮藤「…………」 ――夜、海の見える崖―― パチッ…パチッ… シャーリー「……だぁーっ……ドラム缶が風呂になるなんて、大発見だなぁ……」チャプ… 宮藤「坂本さんがリバウにいたころは、よく使ったそうですよ」チャプッ 私「……」ゴクッ ルッキーニ「……うりゃーっ!」バシャーン! 宮藤「わっ、わっ! る、ルッキーニちゃああん! 定員オーバーだよ!」バシャバシャ 私(グウッド…ベリィィグウッド! もっと! もっと情熱的に! ほら! 絡んで! もっと!) シャーリー「……私ぃ? バレバレだぞ?」 私「そりゃー隠れようなんて思ってないもの」シレッ 宮藤「あ、あれ? 私さん? どうしたんですか?」 私「うーん…今日も綺麗な肌ねー…芳佳ちゃん」 宮藤「なっ! も、もう! 私さんったら!」カァァッ ルッキーニ「? あ、私も入りたい?」 私「い、いや、私はいいわよ。どうも風呂は苦手で……」 シャーリー「そうか? 気持ちいいのに……疲れがどんどん取れていくぞ」 宮藤「バルクホルンさんも、入ればいいのに……疲れてるみたいでしたし」 シャーリー「ほっときゃいいって……」 ルッキーニ「ね、ね! 私! あのジェットストライカーって危ないの?」 私(おお……可愛いさくらんぼが2つちょこんと…! ……グレート!) 「どーかしらね…私がいじったら結構マシにできるんだけど……触らせてくれそうにないわね、あの愛国者さんは」 シャーリー「…ジェットストライカー、か…進んだんだなぁ、技術も……」 私「……技術の進歩に、人の意志は介在しない。テクノロジーってのは、いっつも一人歩きで進んでいくものよ。 そして気を抜けば……いつの間にか人は、技術に振り回されるようになる。そうなったらお終いよ。人も、科学も……」 シャーリー「…………」 ルッキーニ「ねぇねぇ私! 私って何でも作れるんだよね!」 私「え? ええ、まあ、だいたいは、ね」 ルッキーニ「じゃあさ、いつか私とシャーリーの分のストライカーも作ってよ! あのジェットよりももーっと速くて、もーっとつよいやつ!」 シャーリー「お? 私のも頼んでくれるのか?」 ルッキーニ「うん! だってシャーリーといっしょに飛びたいもん!」 私「……ふふ、結構かかるかもしれないわよ?」 ルッキーニ「ほんと!? やったぁ! 約束だよ、約束!」 宮藤「わぁ、すっごーい! よかったね、ルッキーニちゃん!」 ルッキーニ「うん!」 私「……気のせいかしら、今日はずいぶん約束をしてる気がするわ」 ――翌日、海岸―― ペリーヌ「……で、今日もですの?」 リーネ「今日はスピード勝負なんですって」 私「…………」(…まずいわね。そろそろ) 宮藤「あ、スタートだ。お2人ともー! がんばってくださいねー!」 リーネ「……? バルクホルンさん、スタートしませんね。どうしたのかな…… !!」 ビュオオオオオオオオオオオッ!!!! 父「うおっ!?」 ペリーヌ「きゃっ! な、何ですの!?」 私(!! か、風で裾がめくれて……! 見えた!! おお…ブラバー!) 宮藤「……! み、見てください、私さん!」 私「何!? いま別の物見るので忙しい――ん?」 ヒュウウウウウウウウ…… リーネ「ば、バルクホルンさんが……お、落ちちゃう!」 私「!! くそっ! やっぱり……! お父さん! 中佐を呼んできて!」 父「あ、ああ!」 宮藤「た、助けなきゃ……! 私さん! ストライカーをお願いします!」 私「オッケー! ついて来て!」 宮藤「はい!」 私(……ったく! だからあれほど言ったってのに……!) 私(…無事でいなさいよ、バルクホルン……!) 後編に続く!
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/4823.html
201: 657 :2017/09/05(火) 21 11 08 時間になりましたので投稿させていただきます。 大陸種大西洋連邦原作世界アニメ本編時系列終了後の兵器ネタ ランドストライカーパック 武装 ストライカーパック直結式大型ビームガドリングガン 肩部増設ミサイルポッド 折り畳み式ビームジャベリン オプション ガドリングと選択式で実弾砲やレールガンなどと交換可能。 陸戦型ウィンダムの地上戦闘能力を向上させるため開発された陸戦用ストライカーパック。 このストライカーパックは陸戦型ウィンダムの機動力を向上させるため大型のスラスターが増設されており、その推力でドムには劣るもののカラミティの様に推力によるホバー走行を可能にしている。 最大の特徴はストライカーパックに直結されたジェネレーター直結式のガドリングガンであり、高速でホバー走行を行い攪乱しながら大口径のビームガドリングガンで相手を粉砕するというのが基本コンセプトであり、ある意味、簡易的なカラミティガンダムともいうべき運用方法になる。 221: 657 :2017/09/05(火) 22 01 36 ダベー 武装 外付け式ミサイルポッド 懸架式各種爆弾搭載可能 収納式ガトリングガン 大西洋連邦が大洋のドダイやベースジャバーなどのSFS(サブフライトシステム)を参考に開発した大気圏内用SFS。 外見と名称はGのレコンギスタのキャピタルアーミィが運用していた同一機。 大西洋連邦はウィンダム等のストライカーパックシステム搭載機で使用するジェットストライカーなどでMSの自律飛行を可能にしていたが、戦後のMSは基本的に核動力が基本となり、バッテリー式の従来機と比較し、飛躍的に稼働時間が向上した。 しかし、ジェットストライカー単体に搭載する推進剤では行動範囲、移動速度が限定されてしまうため、 戦場まで消耗せず、MSを迅速に投入するための兵器が大西洋連邦でも求められることになった。 そのため、大洋などで運用されているドダイ改やベースジャバーを参考に全翼機型のSFSが開発が進められ、性能的には大洋には劣るものの、大西洋連邦純正のSFSが原作種世界の本編終了後しばらくして複数誕生した。 このダベーは以前に開発されたカイネスとは違いMSを二機同時に搭載可能であり、どちらかと言えば攻撃機に近い運用となる。 全翼機を二機つなぎ合わせたような外見をしており、MSを複数搭載したまま迅速に戦場に移動することが可能になっている。 また、その高いペイロードを活かし、MSを投下後は搭載されたミサイルポッドや懸架した爆弾で対地攻撃を行い援護することが可能になっている。 欠点としては、二機のSFSを繋ぎ合わせた形状のため、非常に横幅をとってしまうため、艦載には不向きであり、 艦載機としてはカイネス、地上基地などで対地攻撃を合わせて運用するならダベーと住み分けが行われている。 202: 657 :2017/09/05(火) 21 12 22 以上です、wiki転載などはご自由にどうぞ、大西洋連邦が大洋のSFSを見て触発してもおかしくないかなと作成。 あとは陸戦型ウィンダムの方は機動性をドムに少しでも対抗しようとするかもということで作成しました。 224: 657 :2017/09/05(火) 22 02 36 修正は以上です。大洋には性能が届かず開き直って攻撃機扱いで運用する形になるんでしょうかねえ・・・。
https://w.atwiki.jp/qharmony/pages/95.html
◆ストライカー ←戻る(Lv15+格闘家CLv5) 命力 魂力 腕力 体力 器用 素早 魔力 抗魔 集中 成長値 +4 +4 +6 +3 +2 +7 +1 +1 +1 HP 攻撃 防御 魔攻 魔防 命中 制御 行動 回避 補正値 - +10% - - - - - +15% - ◇ソウルアビリティ 名前 効果 SP AC 修得条件 フットワークLv1 『行動力アップ』専用強化アビリティ / 『行動力アップ』のAC+1 上昇値の40%分、さらに回避力が上昇する 2 0 行動力アップLv3 フットワークLv2 『行動力アップ』専用強化アビリティ / 『行動力アップ』のAC+1 上昇値の42%分、さらに回避力が上昇する 1 0 ストライカーCLv2 フットワークLv3 『行動力アップ』専用強化アビリティ / 『行動力アップ』のAC+1 上昇値の44%分、さらに回避力が上昇する 1 0 ストライカーCLv3 フットワークLv4 『行動力アップ』専用強化アビリティ / 『行動力アップ』のAC+1 上昇値の46%分、さらに回避力が上昇する 1 0 ストライカーCLv4 肉斬骨断 『カウンタ』専用強化アビリティ / 『カウンタ』のAC+1 発動時、受けたダメージの一部を反撃に上乗せする 2 0 カウンタLv3 アクセラレーターLv1 通常攻撃時、20%で追加待機ゲージが20減少する 3 2 - アクセラレーターLv2 通常攻撃時、21%で追加待機ゲージが20減少する 1 2 ストライカーCLv2 アクセラレーターLv3 通常攻撃時、22%で追加待機ゲージが20減少する 1 2 ストライカーCLv3 アクセラレーターLv4 通常攻撃時、23%で追加待機ゲージが20減少する 1 2 ストライカーCLv4 連撃回避Lv1 連撃に対し、2撃目以降を(連撃数*10)%で回避する / ガード 3 2 - 連撃回避Lv2 連撃に対し、2撃目以降を(連撃数*12)%で回避する / ガード 1 2 ストライカーCLv? ソニックブロウ 通常攻撃時、20%でDSが攻撃力+行動力になる 自身の待機ゲージ+10 / 靴限定 2 3 - - - - 行動力アップLv5 基本行動力が18%上昇する 1 1 ストライカーCLv1 行動力アップLv6 基本行動力が20%上昇する 1 1 ストライカーCLv2 行動力アップLv7 基本行動力が22%上昇する 1 1 ストライカーCLv3 行動力アップLv8 基本行動力が24%上昇する 1 1 ストライカーCLv4 威圧Lv5 物理攻撃時、命中判定において対象の回避力の18%を無視する 1 1 ストライカーCLv1 威圧Lv6 物理攻撃時、命中判定において対象の回避力の20%を無視する 1 1 ストライカーCLv2 威圧Lv7 物理攻撃時、命中判定において対象の回避力の22%を無視する 1 1 ストライカーCLv3 威圧Lv8 物理攻撃時、命中判定において対象の回避力の24%を無視する 1 1 ストライカーCLv4 クリティカルLv5 クリティカルの発生率が18%上昇する 1 1 ストライカーCLv1 クリティカルLv6 クリティカルの発生率が20%上昇する 1 1 ストライカーCLv2 クリティカルLv7 クリティカルの発生率が22%上昇する 1 1 ストライカーCLv3 クリティカルLv8※ クリティカルの発生率が24%上昇する 1 1 ストライカーCLv4 ダッシュLv5 移動時、38%で追加待機ゲージが半減する 1 1 ストライカーCLv1 ダッシュLv6 移動時、40%で追加待機ゲージが半減する 1 1 ストライカーCLv2 ダッシュLv7 移動時、42%で追加待機ゲージが半減する 1 1 ストライカーCLv3 ダッシュLv8 移動時、44%で追加待機ゲージが半減する 1 1 ストライカーCLv4 カウンタLv5 直接攻撃に対し、18%で反撃する / ガード 1 2 ストライカーCLv1 カウンタLv6 直接攻撃に対し、20%で反撃する / ガード 1 2 ストライカーCLv2 カウンタLv7 直接攻撃に対し、22%で反撃する / ガード 1 2 ストライカーCLv3 カウンタLv8 直接攻撃に対し、24%で反撃する / ガード 1 2 ストライカーCLv4 ホットロッド 『ホットロッド』のコスチュームを獲得する 3 0 PCLv35 + ストライカーCLv5
https://w.atwiki.jp/battletech/pages/63.html
ストライカー ストライカーはスピードがあり、装甲が薄く、通常近距離か中距離での交戦を好む。敵の背後や側面を脅かしながら生き残るため、そのスピード(または数)に頼る。ジェンナーやハラッサー・ミサイル・プラットフォームはストライカーの一例である。 インナースフィア モデル BV ルール クラス ローカスト LCT-3S 483 軽量級 コマンドー COM-3A 540 軽量級 コマンドー COM-2D 541 軽量級 コマンドー COM-5S 557 軽量級 スパイダー SDR-7M 621 軽量級 レイヴン RVN-3L 708 軽量級 センチネル STN-3L 717 中量級 マングース MON-67 741 軽量級 ジェンナー JR7-D 875 軽量級 ジェンナー JR7-K 889 軽量級 ウルフハウンド WLF-1 949 軽量級 ウルフハウンド WLF-2 1061 軽量級 フェニックスホーク PXH-3K 1359 標準 中量級
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/967.html
シャーリー「よーしよーし。今日も絶好調だな、あたしのマーリンエンジンは。これも俺の手伝ってくれたおかげだなー」 俺「まったく、朝っぱらからたたき起こされてタダ働きさせられた身にもなってくれよー」 バルクホルン「シャーロット・E・イェーガー大尉。そんな恰好でなにをやっている!」 シャーリー「ナニってエンジンテストだけど。」 バルクホルン「今は戦闘大気中だぞ!」 シャーリー「だってハンガーの中でエンジン回すと熱いじゃん。カールすらんと軍人は規則に正しいってか?ハルトマン中尉」 バルクホルン「ハルトマン!なんて恰好を!それでもカールすらんと軍人か!」 エーリカ「え、そうだけど」 シャーリー「あっはっはっはっはっはっ」 バルクホルン「俺からも何かいってやってくれ」 俺「いいんじゃね?俺だって目の保養になるしなー」 バルクホルン「お前というやつは……!」 坂本「これがカールスラントの最新型か」 ミーナ「正確には試作機ね。ME262V1ジェットストライカーよ」 エーリカ「ジェット?」 ミーナ「ハルトマン中尉?」 坂本「どうしたんだその恰好は」 バルクホルン「はるとまん!服を着ろ!服を。ん?なんだこれは」 エーリカ「ジェットストライカーだって」 バルクホルン「ジェット。研究中だったあれか?」 ミーナ「今朝の家カールスラントから届いたの。」 俺「エンジン出力はレシプロストライカーの数倍。最高時速は時速950km/h以上」 ミーナ「俺さん、なんでそれを!?」 俺「うちでもそれ開発してたからねー。どこも似たようなスペックでしょ」 シャーリー「950、すごいじゃないか。へ~」 俺「レシプロストライカーに代わる新世代の技術なんだよねーこれ」 バルクホルン「ん?これは?」 ミーナ「ジェットストライカー専用に開発された武装よ。50mmカノン砲1門。30㎜機関砲4門」 バルクホルン「すごい!」 坂本「そんなにもって飛べるのか?」 俺「多分、いけるんじゃないかなー」 シャーリー「なーなーこれあたしにはかせてくれよ」 バルクホルン「いいや、私がはこう」 俺「ここは開発に着手したことがあって理論を知ってる俺が適任だろー。ついでにばらしたいし シャーリー「おまえのじゃないだろー」 バルクホルン「カールスラント製のこれは私がはくべきだ」 俺「だから俺がはくって」 シャーリー・バルクホルン「煩い!」 俺「」 シャーリー・バルクホルン「ペチャクチャペチャクチャ」 ルッキーニ「いっちばーーーん!」 バルクホルン「おい!」 シャーリー「ずるいぞルッキーニ」 ルッキーニ「に~、はやいものがちだもーん」 ルッキーニ「くぁwせdrftgyふじこ」 シャーリー「ルッキーニどうしたんだよー」 ルッキーニ「何かびびびってきた・・・あれ嫌い、シャーリーはかないで」 シャーリー「やっぱあたしはパスするよ。考えてみたらまだレシプロでやり残したこともあるしなー、ジェットをはくのはそれからでも遅くはないさ」 バルクホルン「ふん、怖気づいたな。まぁみていろ。私が……俺ェ!?」 俺「ふーん。なるほどなるほどー。へー。ふーん。あーこうなってるのねー」 バルクホルン「俺!なんてことを!ジェットストライカーをばらし始めるとはどういうことだ!」 俺「あ、もういいや。これなーやめたほうがいいと思うけどなー。まー穿きたければ穿けばいいと思うけどねー。でもやめたほうがいいとおもうけどなー」 バルクホルン「ふん、お前も怖気づいたか。私がはく!すごい……どうだ!今までのレシプロストライカーで勝てるとおもうか?」 シャーリー「なんだと!」 ギャラリー「ハァ……マタハジマッタ」 宮藤「みなさーんこんなところにいたんですかー」 リーネ「朝ごはんのしたくができましたよー」 俺日記17日目 今日は朝っぱらから日記をつけることにする。 カールスラントの技術力は世界一ィという言葉は伊達ではないようだ。 もうジェットストライカーを欠陥を抱えながらも実戦にテスト投入してきた。 何だかバルクホルン大尉がシャーリー大尉をディスってそこからまたいつもの口喧嘩に発展、いろいろ勝負することになってた。まー、ジェットにはレシプロじゃ勝てないだろうなーとは思ってたけど上昇勝負じゃジェットが圧勝してた。あたりまえか 俺日記17日目追記 搭載量勝負とかしてた。もう結果は見るまでもなかった。 それにしても肉じゃがはうまい。 案の定というかバルクホルン大尉は色々とキツソウだった。人の助言をちゃんと聞いておけばいいのに、そのうち事故でも起こしそうだ。もう少しキツクいっておいてやるべきか 俺「バルクホルン大尉。もうあれ使わないほうがいいよー?下手したら死んじゃうよー?」 バルクホルン「しつこいぞ俺!」 俺「割と真面目なんだけどなー」 バルクホルン「お前がいつ真面目だったというんだ!」 俺「あーしかたねーなー……」 バルクホルン「お、俺!?何を!?」 両手首を掴んでバルクホルン大尉を壁と俺でサンドイッチにする 俺「トゥルーデ……もうあんな超欠陥機を使わないでくれ。トゥルーデの命に係わるんだ。これは警告だよ。もしこの警告を聞いてくれないんだったら……」 バルクホルン「離せ俺!そんな話聞けるものか!」 俺「バルクホルン大尉、俺そんなに力いれてませんよ。わかったでしょう、その位消耗しきってるんですよ、あれのせいで」 バルクホルン「そんなはずがあるものか!私の体調がただ単に悪いだけだ!」 俺「なんで技術者の言うことを聞いてくれないかなー。警告しましたからねもし言うことを聞いてくれないのなら……無理やりにでもバルクホルン大尉をもう二度と飛べないようにしますから」 バルクホルン「そんなことをしてみろ。ただでは済まさんからな!あれだろう、お前は天才である自分より先に誰かがジェットストライカーを完成させるのが嫌なんだろう?だから……ふん、私はもう行く!」 俺「あーあ、行っちゃったー。ここまで言ったのにだめかー。本当にどうなってもしらないよーまったく(明日ミーナ中佐に頼むしかないよなぁ。下手したらキュッってされちゃうかもなー」 翌日 俺「ミーナ中佐、ジェットストライカー改造させて」 ミーナ「えっ?今なんて?」 俺「もう耳が遠くなったんですかー?だからジェットストライカーを改造させろってんだよbba」 ミーナ「俺さん?言い残す事はあるかしら?」 俺「いや、ちょ、勢いで言っただけだって。え。え?やめ……」 キュッ 俺「ぎゃああああああああ」 俺「カクカクシカジカで超欠陥機なアレを俺の天才的な頭脳と技術と腕をフルに使って欠陥機位までにはLvアップさせようかと……(ビクンビクン」 ミーナ「だけどあれの中身は一応カールスラントの機密で」 俺「カールスラント側は超欠陥機が欠陥機までに改善される、俺はX社の名前をカールスラントに売れる。いい取引だとおもうけどなー」 ミーナ「でも」 俺「じゃー、俺も世間から抹殺されそうだけど、バルクホルン大尉を無理やりやっちゃおうかなー。今ならちょろいしなー」 ミーナ「俺さん!バカな事は考えないの!」 俺「いやー。事故で死んじゃう位ならこっちのほうがマシだと思うけどなー。だからさーちょこっとだけいじらせてよー。壊さないからさー。ねね、先っぽだけでいいからさー」 ミーナ「もう、わかったわ。いい?絶対に壊さない事、いいわね?」 俺「わかってるってー。壊すわけないしー。俺を誰だと思ってるんだよー」 ミーナ「そうだったわね。でもいい?本当に慎重に扱ってちょうだいね」 俺「まず、ドリルをつけよう。あ、変形もさせよう。3段階に。んーあとは……」 ミーナ「俺さん……?人の話は真面目に聞きましょうね?(ニッコリ)」 キュッ 俺「ぎゃあああああああ」 俺「あっれ?ジェットストライカーどこだよ。おーいジェットストライカーどこにしまったんだよ」 整備員「ジェットストライカーですか?あれならバルクホルン大尉が履いて今さっきでていってしまいましたが」 俺「なんで使用させたんだよ!ちゃんと張り紙があっただろう!」 整備員「あれなんですが……」 (バルクホルン「俺の奴!何を考えている!こんなもの!」ぐしゃぐしゃぽいっ) 俺「おいおい、まじかよ」 整備員「あ、戻ってきたみたいですよ?」 俺「もう一度キツクいってやらないといけないなー」 整備員「なんだか騒がしいですね。何だかゲルトルート大尉が担がれてますよ?」 俺「あー、よろしくない事態になっちゃったかー。昨日無理にでもやっとくべきだったかなー。作業の邪魔して悪かったね、ちょっといってくるわ」 バルクホルン「んっ……ん」 エーリカ「あ、起きた」 バルクホルン「どうしたみんな、私の顔に何かついているのか」 宮藤「バルクホルンさんよかったー」 エーリカ「トゥルーデ海におっこったんだよー」 バルクホルン「私が落ちただと」 ミーナ「魔法力を完全に使いはたして気を失ったのよ。覚えてないの?」 バルクホルン「バカな、私がそんな初歩的なミスをするはずがない」 坂本「大尉のせいじゃない。おそらく問題はあのジェットストライカーにある」 俺「だからいったのにさー。超欠陥機だって。それをちゃんと聞かないからこうなるのさー」 バルクホルン「試作機に問題はつきものだ。あのストライカーは素晴らしい、実戦に配備するためにまだテストをしなければ」 ミーナ「だめよ、あなたの身を危険にさらすわけにはいかないわ。バルクホルン大尉、あなたにはしばらくの間飛行停止の上に実質待機を命じます」 バルクホルン「ミーナ!」 ミーナ「これは命令よ」 バルクホルン「……了解」 ミーナ「現時間をもちましてジェットストライカーの使用を禁止します」 俺「じゃー、俺がちょっといじった後封印しておけばいいんだね」 ミーナ「ええ、俺軍曹お願いするわ」 俺「よーし。使わないんだったらいろいろやるかー。魔改造すっかー」 ミーナ「俺さん?(ニコニコ)」 俺「冗談ですって冗談。じゃーちゃちゃっとやってきまーす」 俺「ここをこうしてああして、つなげて切ってさしてひきぬいてぶっかけてっと……」 シャーリー「やってるなー、俺」 俺「シャーリー大尉何か用ですか?」 シャーリー「ジェットストライカーについてさ、実際のとこ、これはどうなんだ?」 俺「バルクホルン大尉を見ればわかるでしょう?使用者の魔力を吸い尽くす欠陥品ですよ。ま、どのジェットストライカーも莫大な出力を得るために同じような欠陥を抱えてますけどねー。俺もそれにぶち当たって開発をあきらめて、俺のストライカーに乗ってるような奴に逃げたんですけどねー」 シャーリー「俺のストライカーのような奴?あのカバーの下にあるやつか?」 俺「そうそうそれ」 シャーリー「前、いつか教えてくれるって言ってたけど丁度いい機会だから教えてくれよー」 俺「15秒だけジェットストライカー並みの性能が引き出せる機関とブースターが内臓してあるんだよあれ。勿論自分の魔力をその時に使うわけでなくて、レシプロを動かす際にロスする魔力を貯めて使うようにしてるから魔力が吸い尽くされる、っといったことはない超安全設計」 シャーリー「なるほどなー。今度使わせてくれよ」 俺「んー。俺のお願い聞いてくれたら考えちゃおっかなー」 シャーリー「んー、俺。エッチなお願いかー?」 俺「それも魅力的なんだけど、今回は別の事で」 シャーリー「何なんだ?言ってみろよ」 俺「バルクホルン大尉を止めてほしい。あの様子じゃ飛行停止が解けたらまたジェットストライカーを履こうとするだろうから。俺から言っても無駄だったし、辞めさせる方法はこのストライカーを壊すか魔女を辞めさせる事位しか俺からは思い浮かばない。けど仲のいいシャーリー大尉からなら止められれば少しは考えてくれると思ってね」 シャーリー「任せておけ、あの石頭を止めてくるよ」 俺「頼みます」 シャーリー「なー俺。もしあたしがバルクホルンと同じような事をしたら同じような事をしてくれたか?」 俺「シャーリー大尉は言えばちゃんと聞いてくれる人でしょう?」 シャーリー「もしも、だよ」 俺「もちろん同じ事をすると思いますよ」 シャーリー「そうか、じゃーいってくるよ」 シャーリー「そういえばさっきの俺……あの時と」 宮藤・バルクホルン「がやがやがやがや」 バルクホルン「当然だ、あのストライカーを使いこなす事ができれば戦局が変わる」 シャーリー「無駄だ、あきらめろ。 宮藤「シャーリーさん」 バルクホルン「私を笑いに来たのかリベリアン。魔法力切れで墜落などまるで新兵だからな」 シャーリー「俺から聞いてきたよ、あのストライカーは本当にやばいんだ、飛べなくなるだけじゃ済まないぞ」 バルクホルン「俺の差し金か?ジェットストライカーの戦闘能力の高さはお前だって十分にわかっているはずだ、この位の危険など」 シャーリー「だったら死んでもいいのか? 宮藤リーネ「えっ!?」 バルクホルン「私はもっと強くならねばならんのだ」 シャーリー「このわからずや!」 うーーーーーーーーーーーーーーーーー エーリカ「あ、ネウロイだ」 宮藤「ハルトマンさんいたんですか」 エーリカ「おっさきー」 シャーリー「……」 宮藤「あ、シャーリーさん!」 リーネ「よしかちゃん、私たちは指令室で待機だよ」 バルクホルン「……」 エーリカ「隙あーり」 バルクホルン「うわぁ!」 エーリカ「わすれものだよ、ーにゃははははは~」 バルクホルン「……インカム?」 ミーナ『目標はローマ方面に向かって進行中、ただし徐々に加速しているもよう』 坂本「大丈夫だ、こちらからも補足した。っ!」 ミーナ『分裂した!?』 坂本「数を利用して突破する気か」 エーリカ「5VS5か丁度いいじゃん」(注:もっさん、エーリカ、シャーリー、ルッキーニ、俺の5人が今回出撃しています) 坂本「俺、一人でやらなくていいのか?」 俺「本当なら邪魔されず一人でやりたいんだけど……今日はさーちょっとポテトの食べ過ぎでお腹が痛くて一人じゃ無理でーす」 坂本「まったく!各自散開、各個撃破。ここから先に行かすな!」 4人「了解」 坂本「シャーリー」 シャーリー「どうした少佐」 坂本「コアのある本体はあの真ん中の奴だ。かなり早い。お前に任せた」 シャーリー「らじゃー」 俺「(あのネウロイの構造……まさかね)っぶねー。はやすぎるだろこれー」 坂本「よそ見しているからだ!」 シャーリー「あいつか」 『逃がすかー』 ズガガガガガガガガ ネウロイはすべて回避していく シャーリー「あれっ」 そしてネウロイは反転シャーリーへと突っ込んでくる シャーリー「おっやる気か?そうこなくっちゃ」 ネウロイとシャーリーの攻撃の応酬が始まるが共に当たらない シャーリー「じっとしてろよー」 『ハァ、ハァ、くっそー』 坂本『こちら坂本。シャーリーが苦戦しているがこちらも手が足りない。しかも俺もイモの食べ過ぎで絶不調で今までのようにアテにできん。至急増援を頼む』 ミーナ『了解、リーネさん、宮藤さん』 宮・リ「はい!」 バルクホルン「ハァ……ハァ……」 宮藤「バルクホルンさん!?」 バルクホルン「お前たちの足では間に合わん!……この封印は、俺の奴か!」 どうもみても封印と呼べる代物じゃない。ジェットストライカーが縄でぐるぐる巻きにされているだけだ バルクホルン「」 ぶちっ。一瞬で縄は切れた。同時に何か別のものも切れたような音がした リーネ「命令違反です、大尉!」 バルクホルン「今あいつを助けるにはこれしかないんだ」 宮藤「でもまだ体力が!うわ~」 ミーナ『トゥルーデ!』 バルクホルン『すまんミーナ、罰は後で受ける、けど今は!』 俺『5分です。バルクホルン大尉が飛べるのは。それ以上の飛行は命の保証をしません』 ミーナ『俺さん!?5分も飛ぶことなんてできるわけがないじゃない!』 俺『前のままなら、ね。でも今なら5分位は飛べるはずです』 ミーナ『5分よ』 バルクホルン『5分で十分!」 俺() シャーリー「くっ、そこだ!……ジャムった!?またわかれた!? はっ、やばい、はさまれた」 ドンッ!ドンッ!ドンッ!ネウロイは砕け散った。 シャーリー「えぇ?」 ドンッ!ドンッ!ドンッ! シャーリー「バルクホルン!」 ネウロイは砕け散った。 シャーリー「すげー」 坂本「バルクホルンめ。無茶しおって」 エーリカ「しっしっしっ」 シャーリー「やったぞバルクホルン!おい、バルクホルン?どうなってるんだ、バルクホルンのスピードが落ちないぞ」 俺(やばい。助けにいかないと) 坂本「いかん!ジェットストライカーが暴走しているんだ、このままだと魔法力が吸い尽くされるぞ!」 ミーナ『俺さん!どういうことなの!まだ5分を過ぎる前よ!』 俺『ストライカーを履いてから5分だよ!飛び始めて5分じゃねーよ!やばそうだからもう助けに向かってるよ!』 ミーナ『なんでそんな大事な事を!ああ、もうシャーリーさんも助けに!』 シャーリー「早すぎる」 俺「このままじゃ追いつけない……シャーリー大尉俺に掴まって。ぎりぎりまでアレとの距離を詰めるよ!」 シャーリー「そんな事ができるのか?」 俺「言っただろう。ジェットストライカー並みの性能が出せるって。15秒こっきりの1回限りだけど」 シャーリー「わかった頼んだ、俺!」 俺「ブーストポット作動、エンジン臨界点まで15秒……うおおおおおおおいけええええええええ!」 暴走するジェットストライカーとの間がグングンと詰まる 俺「後少し……後少し……」 ドカンッ 俺「15秒までまだなのに持たなかったか。シャーリー大尉、あとは任せた!」 シャーリー「ここまでこれば後は大丈夫だ!うおおおおおお、くそったれええええええ」 レシプロとは思えないスピードでジェットストライカーに追いつきバルクホルンを捕まえることに成功したようだ シャーリー「とまれえええええ」 エイラーニャ「?」 エイラ「寝ている間にいったい何があったんダ」 サーニャ「ばらばら。それとミノムシ」 俺「ほどいてーほどいてー」 ミーナ「大事な事は次からちゃんといいましょうね?(ニコニコ)」 俺「言ったよ!ちゃんと5分って言ったよ!普通動かしてから5分だって!常識だって!」 ミーナ「(ニコニコ)」 俺「そっちが勝手に思い込んだだけだろー!これだから機械にうとい年増は……」 ミーナ「(ぶちっ)」 坂本「ミーナ何処へいくんだ?」 ミーナ「ちょっと俺さんにお灸を据えに。みにきちゃだめよ(ニコニコ)」 坂本「俺、死ぬなよ」 俺「えっ……?えっ……?えっ…………?」 キュッキュッ 俺「ぎゃああああああああ」 俺日記18日目 どうやら俺が気を失っている間にジェットストライカーは回収されていったらしい。 壊れたから処分になるかと思ったけど持って帰ったそうだ。 事前にこっそりいろいろメモしておいて正解だった。 あとやっぱり芋料理うめぇ。フライドポテトうめぇ。 ああ、そうそう。フライドポテトで思い出した。 1切れを巡って醜い争いが起きていたから介入して止めたら…… 殴る事ないよね。うん ともあれ、実力行使で止める必要がなくなってよかった。 けど、ちょっと残念。すっきりするチャンスだったのに。 今日は約2週間ぶりに一人でシコシコすることにしよう おかずは何にしようかなぁ……