約 3,738,260 件
https://w.atwiki.jp/fleshyuri/pages/772.html
たくさんの人たちが波を作る。 波は大きな流れとなって人々を誘う。 大勢の人が同じ目的で列を成して歩く。ラビリンスでは馴染んだ光景。 違うのは表情。そして、繋がり。 家族、友達、恋人同士。 笑顔と興奮と感動。 そこにある――幸せ。 「どうしたの、せつな。驚いちゃった? 休日の遊園地だもの、このくらい当然よ」 「もし、調子悪いなら言ってね。色々お薬もあるから」 「ごめんなさい、平気よ。みんな楽しそうね」 心配そうな美希とブッキーに笑顔を返す。せつなにとって初めての遊園地だった。 「お待たせ! チケット買ってきたよ。今日は一日フリーパスなんだから」 「そうこなくっちゃ」 「うん、楽しみ!」 「私もたくさん乗ってみたいわ」 せつなは期待に胸を膨らませる。それは、幾度か経験のあるラブたちも同じ。 せつなと乗れる。せつなと遊べる。新鮮な喜びを分かち合える。それが何より楽しみだった。 入場門をくぐる。 一歩先はおとぎの国。人を楽しませるためだけに存在する空間。幸せの集う場所。 「さあ、行こう!」 ラブにつられるように、四人はいっせいに駆け出した。 「私、あれに乗ってみたい!」 せつなが指さしたのはメリーゴーランド。 優しい光と、楽しい音楽。可愛い動物達に乗って回転に身を任せる。誰に振ったかわからない 手を見つけて、せつなは手を振り返した。 「とほほ、この年で乗ることになるなんて」 「まあまあ、このポニー、家で預かってる子にお鼻が似てるし」 「知らないわよ、そんなの」 「恥ずかしくないよ、美希たん。あたしは今でも好きだよ」 次はコーヒーカップ。 緩やかな螺旋を描きつつ高速で回転する。――いや、高速なのは一重にラブのせいだ。 せつなは平然と。美希とブッキーは抱きあって悲鳴を上げていた。 「いっくよ~」 「ちょっと、ラブ、早すぎよ!」 「ラブちゃん目が回る」 「複雑な動きね。サイクロイド曲線になっているのね」 「だから……知らないわよ」 そして……観覧車で休憩。 コトコトコト。ゆっくりと上昇していく。室内は冷房が効いていて快適だ。 ラブは案内図を見ながらせつなとコースを確認する。美希とブッキーは……。 「う~~気持ち悪い。酔った……」 「はい、美希ちゃん。乗り物酔いのお薬。先に飲んでおけばよかったね」 そう言うブッキーも、青い顔をしながら薬を飲み込んだ。 そして、ジェットコースター! 最近リニューアルされた目玉アトラクションだ。 ゴンゴンゴン。ゆっくりした上昇から一気に急降下する。自由落下に迫る下降速度は、人体の 感覚を狂わせ混乱に陥れる。 水平回転、宙返り、垂直ループ。バンク角度と高低差がついた急カーブ。次々に襲いかかる恐 怖に乗客は絶叫する。 「「「きゃぁぁぁぁぁ」」」 みんなも叫んだ。ラブは笑顔で、美希とブッキーは目を閉じて。 せつなはそんな様子を不思議そうに見ていた。 「どうしたの、せつな? 楽しくなかった?」 「楽しくないわよ、アタシは死ぬかと思った」 「うん、怖かったよ~~」 「どうして……。――ううん、なんでもない」 乗り物は疲れたので、お化け屋敷に入ることにした。 このお化け屋敷は本格派と評判も高い。 ラブはせつなと。美希はブッキーとそれぞれペアで歩いた。 「わぁぁぁぁ、せつな、あれ! あれ!」 「落ち着いて、作り物よ。そっちはただの水蒸気よ」 「きゃぁぁぁぁぁ」 「大丈夫よ美希ちゃん。この子はかわいいよ」 なんとか出口にたどり着いた。 「なんか色々疲れた……」 「わたしは楽しかった!」 「あたしもすっごく楽しい。せつなは? あれ……せつな?」 「ねえ、ラブ。どうして……わざわざ恐怖を与えるような物を作るのかしら。 ジェットコースターにしてもそう。スピード感を楽しみたいにしては、度が過ぎていたわ」 不満、と言うほどでもない。ただ、何か釈然としないとせつなは語った。 実際、出口から出てくる子供達の中には、恐怖で泣いている子も少なくなかった。 そして、そんなものほど人気が高いのも納得がいかなかった。 「えっと、なんて言うんだろう。怖いから楽しいというか」 「叫ぶのが気持ちいいのかな?」 「勇気を試すのよ……多分」 ラブたちの説明も、どれも満足のいくものではなかった。 (この世界で育っていない私には、理解できないのかもしれない) なんとなく寂しい気持ちになる。 「えーん。えーん。おにいちゃん。ぱぱー。ままー」 小さな女の子が泣いていた。迷子らしい。ラブたちは駆け寄った。 「どうしたの?」 ラブはしゃがんで手を握り、事情を尋ねる。ブッキーはハンカチを取り出して涙を拭う。 美希は係員を呼びに走った。 手際のよい行動にせつなは目を丸くする。自分は何もできなかった。 少し考えて、アイスクリームを買うことにした。甘いものを食べれば気持ちが落ち着くかもし れない。 「はい、どうぞ」 お姉さん達に囲まれ、優しくしてもらって安心したのだろう。お礼を言って女の子は食べ始め た。 そのまま、しばらく話し相手になった。両親とはぐれて兄妹だけになったこと。そのお兄さん ともはぐれてしまったこと。 話していて恐怖を思い出したのか、また泣き出しそうになる。 大丈夫よ、そう言ってせつなは抱きしめた。 遊びにきて、悲しい思いをする。残念なことだと思う。 「あっ! ぱぱ~まま~おにいちゃん~」 女の子が迎えに来た家族を見つけて駆け寄った。抱きついて号泣する。そして満面の笑顔を取 り戻した。 その子のご両親が丁寧にお礼を言う。 別れ際、その笑顔を見て思う。それは――今日見たどんな笑顔よりも輝いていると。 でも、どうして……。 そう考えて、思い至る。あの子の心を満たすもの。それは――安心。 はぐれるという恐怖を体験したことで、普段感じていない家族といられる幸せを実感したんだ。 幸せと不幸は隣り合わせ。幸せを求めることは、ただ不幸を否定して遠ざけることではないの かもしれない。 だったら……。 ジェットコースターもお化け屋敷も、同じなのかもしれない。 安全に恐怖を体験することで、無事帰還する安心と幸せを得るためのアトラクション。 やっぱり……この世界の全ては優しさに満ちている。せつなは嬉しくなった。 「ラブ~美希~ブッキー~。私、もう一度ジェットコースターに乗りたいの。行きましょう!」 「うん、行こう。せつなっ」 「「えぇぇぇ―――!!」」 せつなとラブは、それぞれ嫌がる美希とブッキーの手を取って駆け出した。 「ねえ、ラブ。私はあまり恐怖は感じないの。だから、みんなほどさっきは楽しめなかった」 幼い頃からの訓練の繰り返し。その中にはGの耐性訓練も含まれていた。 「でも、今度は楽しんでみせる。精一杯、大声で叫んでやるんだから!」 そう言って笑うせつなの表情は――やっぱり今日一番に輝いていた。 たくさんの人たちが波を作る。 波は大きな流れとなって人々を導く。 大勢の人が同じ目的で列を成して歩く。繋がり、共感し、分かち合う喜び。 思いやりに満ちた施設と催し物。 家族、友達、恋人同士。 緊張と恐怖と安堵。 そして思い出す――幸せ。 避2-198へ
https://w.atwiki.jp/meidaibungei/pages/716.html
2013年12月04日(水) 23 12-花庭京史郎 オリオン座が輝いている隣では、 海に夕日が沈もうとしている。 水槽の中で熱帯魚が泳いでいる隣では、 田舎の道路で親子三人が手をつないで歩いている。 私はアイスコーヒーを飲みながら本を読んでおり、 その隣では、ビキニ姿の美女が微笑んでいる。 子ネコが目を閉じている。 カバがあくびをしている。 ライオンが興味深そうにこちらを見ており、 その隣では、がらんとした部屋の中央に ゴミ箱だけがとり残されている。 辺り一面のひまわりの隣には、 黒い机の上に 大きさの違うルービックキューブと 種類の違う知恵の輪が置かれている。 観覧車がある。 ジェットコースターがある。 カラになったティーカップと結婚指輪があり、 その隣には、大きな桜の木がある。 教会があり、病院があり、歓楽街がある。 ラーメンがあり、フランス料理があり、 その隣では、機関車が走っている。 気に入った写真をアルバムに入れると、 不思議と無秩序になる。
https://w.atwiki.jp/asagaolabo/pages/4201.html
ニャミ / Nyami 【ニャミ】 ポップンミュージック6で初登場したキャラクター。 版権曲のサザエさん / サザエさん一家 担当におけるニャミのバージョン。 ニャミ / Nyami 誕生日 担当曲 ポップン6 アクション(pm6) キャラクターポップ 関連キャラ、用語リンク 出身地 日本 趣味など 遊ぶこと。遊園地が大好きだよ すきなもの ジェットコースター ダーリン・・・ きらいなもの コーヒーカップ。酔っちゃうんだって 誕生日 2月8日 ニャミを参照。 担当曲 サザエさん ポップン6 アクション(pm6) NEUTRAL GOOD GREAT FEVER MISS 0点の答案を見てショックを受ける。 JAM DANCE 【固定型】 WIN FEVER WIN LOSE 0点の答案を見てショックを受ける→石化 キャラクターポップ 【形状違い】 関連キャラ、用語リンク ニャミ ニャミ(版権) [[]] キャラクター一覧/ポップンミュージック6 使用不可能キャラ
https://w.atwiki.jp/asagaolabo/pages/4209.html
ニャミ / Nyami 【ニャミ】 ポップンミュージック8で初登場したキャラクター。 版権曲のヒーロー / ヒーロー ~ HOLDING OUT A HERO ~ 担当におけるニャミのバージョン。 ニャミ / Nyami 誕生日 担当曲 ポップン8 アクション(pm8) キャラクターポップ 関連キャラ、用語リンク 出身地 日本 趣味など 遊ぶこと。遊園地が大好きだよ すきなもの ジェットコースター ダーリン・・・ きらいなもの コーヒーカップ。酔っちゃうんだって 誕生日 2月8日 ニャミを参照。 担当曲 ヒーロー ポップン8 アクション(pm8) NEUTRAL GOOD GREAT FEVER MISS ラグビーボールから芽が出て驚く。 JAM DANCE 【固定型】 WIN FEVER WIN LOSE キャラクターポップ 【形状違い】 関連キャラ、用語リンク ニャミ ニャミ(版権) [[]] キャラクター一覧/ポップンミュージック8 使用不可能キャラ
https://w.atwiki.jp/koredeansin/pages/10.html
《ライダー》 姉御。ウェイドの鯖。 《組長》 代理AAは兵藤和尊。つまり出オチ。 《藤村大河》 そのまんまタイガー。このころはまだヒロインだった。 《アーチャー》 緑茶。何気に一番強かった。 《愉悦部員、言峰とギル》 聖杯戦争が始まる前に死亡。 《ランサー》 兄貴。散々な目にあった後、なんか死んだ。 《白野&キャスター》 キャス狐とはくのん。テレビっこ。 《ディーラー》 AAはリキッド・オセロット。 「トランスフォーマーだと?」 「有るよ。付いてきな」 《コンボイ》 AAはコンボイ。未覚醒。 《スライム》 強スライム。夥しい量に増えた。 《間桐臓硯》 若返る。臓硯ジェットコースター。 《アサシン》 NOUMIN。登場直後に消滅。 《間桐桜》 ひとまず死亡。 《遠坂凛&衛宮士郎》 死亡。 《セイバー》 騎士王。スライム漬け。消滅。
https://w.atwiki.jp/hayamiken32/pages/63.html
ゴウザウラー高速飛行形態。「ザウラーフォーメーション」でマッハプテラをはじめとする3体のコアロボに分離して戦闘を行うのが基本。分離せずともゴウザウラーへの変形は可能。 マグナザウラーが加わってからはスーパーザウラージェットとなり、大気圏離脱が可能となった。 パイロット 佐々木まき絵 明石裕奈 大河内アキラ 武装・技 ジェットキャノン ザウラージェットの機体後部に収納されているキャノン砲。 ジェットミサイル ザウラージェットのエアインテイク(空気取入口)から発射される対空ミサイル。 ジェットバルカン ザウラージェットの機首に装備された強力なバルカン砲。 ジェットショット スーパーザウラージェットの武器。 必殺技 ザウラージェットアタック ザウラージェットの加速ブースターを起動させ、マッハ7の猛スピードで敵に目掛けて突撃する。その超高速移動による体当たり攻撃で、敵の体躯を分断し、爆発四散させてしまう技である。勝ち名乗りは「熱血最強ゴウザウラー!!」。
https://w.atwiki.jp/yuuki6393/
いぶたんランドへようこそ いぶたんランドゲート付近の花壇では多数の食虫植物がお客さまをお出迎えしますb いぶたんランドのジェットコースターは182cm以下のお子様・成人のかたはご利用になれません いぶたんランドのお化け屋敷では劇場公開されていないものをはじめ、多数の超名作映画からあのキャラクターたちが友情出演します。是非お楽しみください。 いぶたんランドのコーヒーカップは自動で高速回転いたします。 いぶたんランドの観覧車ではカップルでのご利用をご遠慮させていただいております。 いぶたんランド売店では●ガン_ムを買う権利をはじめ、生レバー、イナゴの佃煮など、おみやげとして喜ばれる商品を多数とりそろえております。 いぶたんランドでいぶ。と握手! *いぶたんにあえるのはいぶたんランドでだけ!
https://w.atwiki.jp/haganai/pages/21.html
P20 横縞ワンダーランド 三重県長島市の遊園地・ナガシマスパーランド。 中部エリアではネズミ王国並にリア充が行くスポット。 P34 ブラックドラゴン ナガシマスパーランド内のジェットコースター・スチールドラゴン2000。 富士急ハイランドのFUJIYAMAと共に国内ジェットコースター最大級の規模を誇る。 P57 時空を飛べない豚はただの~ 映画「紅の豚」の主人公ポルコ・ロッソの台詞、「飛べない豚はただの豚さ」 P109 観覧車『極光』 ナガシマスパーランドでスチールドラゴンに次ぐ大きさを誇る観覧車「オーロラ」 海が近いので割と揺れて高所恐怖症の人間には辛い。 P118 湯の楽園 ナガシマスパーランドに併設されている温泉「湯あみの島」 元々長島はこっちで有名だった P177 チキン執事とマヨネーズの九重メバルちゃん MF文庫刊「まよチキ!」のヒロイン「近衛スバル」 P184 乙女ゲヱの世界へようこそ(章タイトル) 二巻の「ギャルゲヱの世界へようこそ」と同じくファミ通文庫刊「ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!」シリーズ P192 ときめいてメモリーデイズGIRLS VERSION 4(ガルメモ4) ときめきメモリアルの女性向けバージョンである「ときめきメモリアル Girl’s Sideシリーズ(通称・ときメモGS)」 なお、実際のときメモGSのナンバリングタイトルは「3」までしか出ていない P203 篠乃森桜路 「ときメモ」の「藤林あかり」が初代ときメモヒロイン「藤崎詩織」であることを考えれば、こちらはときメモGS初代の攻略対象である「守村桜弥」か? P211 涼月冬馬 「ときメモ」の長田有希子と同じく、「涼宮ハルヒシリーズ」からヒロインの「涼宮ハルヒ」または二次創作で男性化された「涼宮ハルヒコ」と思われる P246 光を当てた物を小さくしたり大きくしたりする懐中電灯 「ドラえもん」の秘密道具「スモールライト」と「ビッグライト」 劇場版ではよく故障したりバッテリー切れになる P247 壊れたものを元の形に戻す風呂敷 これも「ドラえもん」の秘密道具「タイムふろしき」 P247 食べたらどんな国の言葉でもわかるようになるこんにゃく もちろんこれも「ドラえもん」の秘密道具「ほんやくこんにゃく」 P247 ぬらえもん 国民的青ダヌキことドラえもん のぶ代ドラとわさびドラばっかり話題になって富田ドラと野沢ドラは忘れられやすい P247 小学生男子的SF(すこしふしぎ)妄想をぶち殺すイマジンブレイカー SF(すこしふしぎ)は漫画家「藤子不二雄」作品におけるSFの意味 イマジンブレイカーは電撃文庫刊「とある魔術の禁書目録(インデックス)」の主人公「上条当麻」の特殊能力及び異名である「幻想殺し(イマジンブレイカー)」 「~をぶち殺す」はその上条当麻の「○○だっていうのならその幻想をぶち殺す(通称・そげぶ)」から 読者以外でも例のAAで知ってる人は多い
https://w.atwiki.jp/utauuuta/pages/3417.html
ちいさいことはいいことだ【登録タグ otousound ち ぱみゅ 曲】 作詞:otousound 作曲:otousound 編曲:otousound 唄:ぱみゅすりむ 曲紹介 日常だってファンタジックで楽しい!舌足らずな歌い方もかわいいうた 歌詞 (動画歌詞より転載) ぱみゅは ちょっとだけ ちいさいから いろいろ いい事 あるよ ほんの わずかな おやつも まるで フルコース 七等分に 切って食べるよ うまい棒 毎日 日替わり ジャムやマヨネで うまい棒 チョコレートなら たった一粒 板チョコ一枚 相当 ふしぎなポケット なんかなくても ビスケットを叩けばビスケットはよっつ 小さな私が いいのです お部屋も ずっと 広くなるし 小さな瞳で 見つめたら セカイは 誰より 大きいの ぱみゅは ちょっとだけ ちいさいから もちろん 不便もあるよ ほんの わずかな 段差が 壁に なることも 軽すぎちゃって 開いてくれない 自動ドア タッチ式でも 届かないです 自動ドア 遊園地では ジェットコースター 身長制限 乗れない いいです おうちで ゲームをしましょう ドラマーみたいに 叩くよ ABボタンに 上下左右 小さな私は 負けません いつかは ひとりで おつかいに 小さな一歩を 踏み出せば セカイは 私を 待っている 小さな私が いいのです お部屋も ずっと 広くなるし 小さな瞳で 見つめたら セカイは 誰より 大きいの 小さな私が 見つけます みんなに 見えない 宝物 小さな瞳で 見つめたら あなたの 笑顔は 太陽さ あなたの 笑顔は 太陽さ コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hayatechan/pages/28.html
名前:学生さんは名前がない[sage] 投稿日:2009/11/15(日) 08 37 54 ID 8ezgK30P0 とある休日、いつもの3人で遊園地に行くことになったのだが… ―PM1 15 待ち合わせ場所にて はぁ、はぁ…、はぁぁ……、(息切れ 植田佳奈ちゃん「もーおっそーい!何してたんだよお前ぇ!(腕組み」 あ…、す…、すみません……ッ!し…、支度をしていたらつい… 植田さん「支度ぅ?支度ってお前…、、そのみすぼらしい格好でかぁ?w」 ぁううっ…。しょ、しょうがないじゃないですかぁ、これが今の僕の精一杯の格好なんですからぁ…! 植田さん「ふーん……(ジロジロ見」 というか佳奈さん、待ち合わせ時間は1 30のはずですよね…?僕、15分早く着てると思うんですけど…… 植田さん「えっ…?」 単に佳奈さんが早すぎただけなんじゃ……、、 植田さん「…う、うるさいな!もういいよそれは!…そんなことよりもほら!!時間もったいないしさ、、さっさと行くよッ」 えっ…?もう行っちゃうんですか?涼ちんがまだ来てないですけど… 植田さん「あ、ああ…。涼ちゃんはね、えーっと……、」 ……? 植田さん「今日、急用でさ、来れなくなっちゃったみたいで、さ……」 あ、そうなんですか… 植田さん「う、うん……」 残念ですね…。3人で楽しめると思ったんですけど…。お仕事なら仕方ないですね… 植田さん「……。…3人じゃなきゃ、嫌?」 いえ、とんでもないです!僕は全然かまわないですっ!ただ……、 植田さん「ん?なんだよ…」 い、いや、なんでもないです…!とりあえず行きましょっか…! ~歩きながら、楽しめそうなアトラクションを探す~ うわぁぁ…、なんかいっぱい乗り物ありますねぇ… 植田さん「うん……」 どれに乗ればいいか迷っちゃいますね…… 植田さん「あ、あのさ……、」 はい? 33 名前:学生さんは名前がない[sage] 投稿日:2009/11/15(日) 08 38 05 ID 8ezgK30P0 植田さん「私たち…、周りから見たら…、、」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ~~~~!!!(ジェットコースターが通り過ぎる音 植田さん「カップルに見えたりするのかな……?(ボソッ」 ぇえ?佳奈さん?今なんて言いました?すみません、ジェットコースターの音で聞こえなくて… 植田さん「……ッ」 佳奈さん? 植田さん「…んな、なんでもねーよッ!…そ、それよりッ!たった今最初に乗る乗り物が決まったわ……」 え、どれに乗るんですか…? 植田さん「アレ(ジェットコースターを指差」 ぇぇえッ!いきなりジェットコースターですか!?そんなぁ、まだ心の準備が…… 植田さん「うるさい!乗るったら乗るんだ!行くよ!」 は、はい…… その後、いくつかのアトラクションを楽しんだ佳奈さんと僕は、とある飲食店で休憩することとなった。 はい、佳奈さん。飲み物買ってきましたよ!熱いので気をつけてくださいね(手渡し 植田さん「あ、うん。あんがと…」 カチッ ゴクゴク(缶を開けて飲む 僕と植田さん「ふぅー……」 ……。 植田さん「……」 あ、あのッ……。佳奈さん 植田さん「んー?」 今更というか、さっき言いそびれたんですけど…。あの…、いいんですかね、、こんな……、 植田さん「…?何がさ?」 二人で遊園地なんて……、 植田さん「……べ、別に、大丈夫じゃないの?」 で、でも…!佳奈さんは声優で、芸能人なんですよ…? こんなこと言ったら失礼かもしれませんけど、もし周りから変に勘違いされたら……! 植田さん「はぁ……(ため息」 …?佳奈さん……? 34 名前:学生さんは名前がない[sage] 投稿日:2009/11/15(日) 08 38 22 ID 8ezgK30P0 植田さん「それ、おもいっきしさっき私が言ってた話じゃん…(ボソッ」 え? 植田さん「……ッ。もういい!次の乗り物行くよ!」 あ、は、はい… その後も遊園地を歩き回った佳奈さんと僕は、最後に遊園地の定番アトラクション、観覧車に乗ることになった。 ――観覧車内 はぁぁ…、これでだいたい乗りまわりましたかねぇ… 植田さん「うん、そうだね…」 ……。あ、あのぉ……、、 植田さん「ん…?」 今日は涼ちんがいなくて2人きりだったんですけど、佳奈さんは楽しめました…?僕のせいで物足りなかったらスミマセン… 植田さん「ぇ、ええ?い、いや……私は…、ふ、普通に楽しんだよッ?」 そ、そですか…。それならよかったです… 植田さん「お、お前こそどうなんだよっ!た…、楽しかった…?」 はい、とっても楽しかったです。けれどいっぱい回ったので少し疲れました…… 植田さん「そっか……」 …それと、、実は僕。女性と二人きりで歩くのって、母親以外では佳奈さんが初めてだったんですね…… 植田さん「え?」 だからその……、勝手に緊張しちゃって…。なんかすみません。 植田さん「ぇ、あ、そうだったのか……」 ……はい。本当は、はやt… 植田さん「…?」 あ、今のは違うんです!すみません!忘れてください!なんでもないです…… 植田さん「……。…はやて、か…」 い…、いや、そ、その…… 植田さん「いいよ」 へ? 植田さん「今日は私も楽しかったからさ、はやての声やってあげるよ。目ぇ瞑りなよ」 で、でも…… 植田さん「いいってば。はやてのことが好きなんでしょ…?今日、私を楽しませてくれたお礼だよ、ほら早く瞑って」 35 名前:学生さんは名前がない[sage] 投稿日:2009/11/15(日) 08 38 37 ID 8ezgK30P0 は、はい……(目を瞑る 植田さん「……」 ……。 植田さん「………」 ……。 植田さん「…………」 ……あ、あの、、 「…歩き回って疲れてもうたん?」 あ、この声……。この声は……。はやてちゃん…、はやてちゃん!! 「ごめんなぁ。君を色々と連れまわしてしまってな…」 い、いえ……、うう……、ぜんぜん…。ぜんぜんだいじょうぶですぼくは!元気です!はやて、さんの声を聞いただけで元気になりました! 「ふふ、大袈裟やわぁ 笑」 う、うう… 「今日はほんまにありがとうな。楽しかったで…」 は、はい……僕も……た、楽しかったです、ぅぅ… 植田さん「……やっぱり。。。ダメか、私じゃ…………」 え? 植田さん「…眼、開けていいよ。ほら観覧車ももう終わっちゃったし」 あ、はい!ありがとうございました佳奈さん! 植田さん「うん……」 ブーブー(バイブの着信音 植田さん「あ、メール。涼ちゃんからだ。”仕事が終わったからこれから植田さん家に行ってもいいですか?”だってさ、お前はどうする?」 あ、ホントですか!涼ちんが…!ぜひとも参加したいです! 植田さん「おー、そっかー。じゃあ帰ろうかー…」 こうして僕と佳奈さんによる遊園地巡りは無事終了した。しかしその夜………、