約 3,236,651 件
https://w.atwiki.jp/nue-ttc/pages/47.html
写真館 改造中。 練習風景などの、部員の写真を掲載予定です。 【2011年度へ】
https://w.atwiki.jp/prdj/pages/3733.html
ブラザー・オヴ・ザ・シール Brother of the Seal 出典 Paths of Prestige 14ページ 秘密都市として知られるケール・マーガで、最大の謎の1つはOriatの地下に隠された巨大な妖術の封印である。何世紀もの間、この扉はブラザー・オヴ・ザ・シールと呼ばれる修道士たちによって守られ、誰もこの強力な宝物庫を邪魔することなく、その中に閉じ込められている力を解き放つことができないように守られてきた。しかし、時の流れとともに、封印の真相はその守護者たちによってさえも失われてしまった。守護者たちが消え、記録が失われる中、ブラザー・オヴ・ザ・シールたちは、自分たちが何を、誰のために守っているのか疑問に思うようになり、誰も答えを本当に知らない事に気がついた。 このことに気づき、その後2つの派閥に分かれた。忠実派は、誰が決めたかにかかわらず、守護の神聖な信頼を守らなければならないと信じている。一方、分派は、過去のマスターとの約束は守る必要がないと主張する。一方、兄弟派の第3の派閥が形成され、同胞を再び団結させようとする者たちによって構成されている。 前提条件 ブラザー・オヴ・ザ・シールになるためには、キャラクターは以下の基準すべてを満たさなければならない。 属性:いずれかの秩序 特技:《素手打撃強化》、《朦朧化鳴き声》 技能:〈知識:宗教〉5ランク 特殊:連打のクラス特徴 クラス技能 ブラザー・オヴ・ザ・シールのクラス技能は、以下の通り:〈装置無力化〉【敏】、〈知識:工学〉【知】、〈知識:歴史〉【知】、〈知覚〉【判】、〈真意看破〉【判】、〈呪文学〉【知】、〈隠密〉【敏】。 レベル毎の技能ポイント:4+【知】修正値。 ヒットダイスの種類:d8。 クラスの特徴 レベル 基本攻撃ボーナス 頑健セーヴ 反応セーヴ 意志セーヴ 特殊 1 +0 +1 +1 +1 素手戦闘、水破石 2 +1 +1 +1 +1 門番、罠探し 3 +2 +2 +2 +2 ルーン探し 4 +3 +2 +2 +2 ふっとばし攻撃 5 +3 +3 +3 +3 開封 6 +4 +3 +3 +3 ドミノ倒し 7 +5 +4 +4 +4 石手 8 +6 +4 +4 +4 ぶっとばし叩きつけ 9 +6 +5 +5 +5 雪崩式打撃 10 +7 +5 +5 +5 白紙 以下のすべてがブラザー・オヴ・ザ・シールのクラス上級クラスの特徴である。 武器と防具の習熟:ブラザー・オヴ・ザ・シールは追加の武器や鎧の習熟を得ない。 素手戦闘(変則)/Unarmed Combat:ブラザー・オヴ・ザ・シールのクラスレベルは、連打、朦朧化打撃、素手打撃のクラス特徴を決定する目的でモンク・レベルと累積する(素手打撃攻撃によって与えるダメージを決定するものも含む)。 水破石(変則)/Water Splitting Stone:物体を攻撃するとき、ブラザー・オヴ・ザ・シールはクラス・レベル毎に1ポイントの硬度を無視する。 門番(擬呪)/Gatekeeper:2レベルの時点で、ブラザー・オヴ・ザ・シールはホールド・ポータルまたはアーケイン・ロックのいずれかを選択でき、選択した呪文を1日1回発動する能力を得る。一度選択を行うと、変更することはできない。6レベルおよび10レベルの時点で、ブラザー・オヴ・ザ・シールは選択した呪文の1日毎の追加の使用回数を得る。 罠探し(変則)/Trapfinding:2レベルの時点で、ブラザー・オヴ・ザ・シールは、罠探しや罠解除のために行う〈知覚〉判定と〈装置無力化〉判定にクラス・レベルの半分を加え、魔法の罠を解除するために〈装置無力化〉を使用できる。 ルーン探し(変則)/Runefinding:3レベルの時点で、ブラザー・オヴ・ザ・シールの罠探しのボーナスは、魔法のグリフ、シンボル、ルーン、および書き込みを処理している間クラス・レベルに等しくなる。加えて、罠見抜きのローグの技を得るが、魔法の文書の罠にのみ適用される。 ふっとばし攻撃(変則)/Awesome Blow:4レベルの時点で、ブラザー・オヴ・ザ・シールは前提条件を満たしていなくとも、ボーナス特技としてでは、アザラシの兄弟は、前提条件を満たしていない場合でも、ボーナス特技として《ふっとばし攻撃》(Bestiary 314ページ)を得、《ふっとばし攻撃》の戦技判定に【判断力】修正値を加え、目標に素手打撃によって与えるダメージに等しいダメージを与える。ブラザー・オヴ・ザ・シールにの水破石によって無視する硬度は、ふっとばし攻撃の戦技を使用しているに障害物に与えるダメージを決定するときにも適用される。 ブラザー・オヴ・ザ・シールはぶっとばし攻撃を与えるこの能力と組み合わせて、自分のサイズのクリーチャーに1気ポイントまたは朦朧化打撃の1回分の使用回数を費やすか、自分より1段階サイズが大きいクリーチャーに2気ポイントまたは朦朧化打撃の2回分の使用回数を費やすことができる。この方法で朦朧化打撃または気ポイントを使用しても、ぶっとばし攻撃で影響を与える事ができるクリーチャーのサイズを大きくする以外の効果はない。 8レベルの時点で、ブラザー・オヴ・ザ・シールは、朦朧化打撃の使用回数または気ポイントを費やすことなく《ふっとばし攻撃》特技で自身のサイズまでのクリーチャーに影響を与えることができる。加えて、サイズ段階の違い毎に1気ポイントまたは朦朧化打撃の1回の使用回数を費やすことで、自分よりも大きいサイズのクリーチャーに影響を与えることができる。 開封(超常)/Unsealing:5レベルの時点で、ブラザー・オヴ・ザ・シールは魔法の守りや保護を破ろうとすること試みることができる。これには防御術、グリフ、ルーン、シンボル、その他魔法の文書が含まれる。ブラザー・オヴ・ザ・シールは保護されている物体、クリーチャーまたは範囲に接触しなければならず――通常のダメージのための素手打撃の一部としてこれを行うか、ダメージを与えない近接攻撃として行う――効果を解除するために朦朧化打撃の1回分の使用回数を費やすことができる(キャラクター・レベルに等しい術者レベルを持つディスペル・マジックとして)。開封が成功した場合、効果は破壊され、ブラザー・オヴ・ザ・シールは、通常それに接触する者に害を及ぼすとしても、害を被ることはない。開封に失敗した場合、ブラザー・オヴ・ザ・シールは、保護の範囲、物体、またはクリーチャーに接触することで通常の効果を受け、通常の操作で破壊しない限りそのまま残る。 ドミノ倒し(変則)/Domino Strike:6レベルの時点で、ブラザー・オヴ・ザ・シールのぶっとばし攻撃の戦技が成功し、目標を障害物(別のクリーチャーを含む)に突き飛ばすと、目標と障害物が受ける通常の1d6ポイントのダメージにクラス・レベルを加える。 石手(超常)/Hands of Stone:7レベルの時点で、ブラザー・オヴ・ザ・シールは素手打撃のダメージをサイズが1段階大きいクリーチャーであるかのように増加させる。 ぶっとばし叩きつけ(変則)/Rapid Slam:8レベルの時点で、ブラザー・オヴ・ザ・シールは連打の一部として1ラウンドに1回《ふっとばし攻撃》特技を使用することができる。または、突撃の一部としてあるいは攻撃と伴う別の戦闘特技(《薙ぎ払い》や《渾身の一打》など)を行うために使用するのと同じ標準アクションの一部として、《ふっとばし攻撃》の戦技を行うことができる。攻撃の回数の関係なくラウンド毎に1回のみぶっとばし攻撃を行うことができる。 雪崩式打撃(変則)/Cascading Strike:9レベルの時点で、ブラザー・オヴ・ザ・シールのぶっとばし攻撃の戦技が成功し、目標をそのサイズ以下のクリーチャーにぶつけると、ブラザー・オヴ・ザ・シールはこの2番目のクリーチャーに対して-2のペナルティを受けぶっとばし攻撃の戦技をこころみることができる。成功した場合、ブラザー・オヴ・ザ・シールはこの2番目の目標に(障害物を攻撃するための通常のダメージではなく)素手打撃の攻撃ダメージを与え、その目標を10フィート突き飛ばす。ブラザー・オヴ・ザ・シールは、目標が後ろにいるクリーチャーを攻撃するたびに、追加のぶっとばし攻撃の戦技を行うことができ、追加の目標ごとに累積する-2のペナルティを受ける。すべての目標は直線上にいなければならない。目標が同時にいくつかの小さなクリーチャーを突き飛ばした場合、ブラザー・オヴ・ザ・シールは雪崩式打撃で影響を与える1対だけを選択できる。 白紙(超常)/Unraveling:10レベルの時点で、ブラザー・オヴ・ザ・シールの開封能力は、通常はディスペル・マジックの対象として効果を発揮できない場合でも、静止した障壁を作成する防御術、召喚術、力術効果(プリズマティック・スフィアー、タイニイ・ハット、ウォール・オヴ・アイスなど)を破壊できる。
https://w.atwiki.jp/lotro_jp/pages/1471.html
希望のシンボル 適正レベル:30 授与NPCの名前:ファロンウェン 授与NPCの所在:エステルディン 前提クエスト:エステルディンの準備 派生クエスト: 授与ダイアログ 「あなたが発見したものは、わたし達の活動には重要であるけれど、わたし達にとってさらに必要なものがまだあるのよ、 名前 。それは希望よ。勇気がわたし達の民を行動させ、希望が生き残るのを手助けするの。戦場では、わたし達は旗を見て奮起するわ」 「わたしはその旗を作る担当なのだけれど、急いで作らなければならないの。わたし達のシンボルを載せる布を染める染料が必要なの」 「ルネンラドやナン・アムルグの東の平原や丘陵に、ホソバタイセイとオーカネットがあるわ。この植物の多くはオークの往来で踏み潰されてしまったけれど、必要な分はまだ十分見つかるはずよ」 背景 ファロンウェンの前任者が隠した補給品を発見しようと、ナン・アムルグとルネンラドを探してたくさんの品を見つけたが、それでもエステルディンの野伏が準備を整えるために必要としている物資の、ほんの一部しかまかなえなかった。 目的 目的1 ホソバタイセイを手に入れる(0/12)-オーカネットを手に入れる(0/12) ホソバタイセイとオーカネットはナン・アムルグの東の丘とルネンラドに生えている。 ファロンウェンは野伏が戦場で掲げる旗を染める染料を作るために、ホソバタイセイとオーカネットをいくらか持ち帰るようあなたに頼んだ 報酬 固定報酬 金:17s85c 選択可能な報酬 重装鎧(肩):ファロンウェンの肩パッド 斧槍:ティルチャゾル マント:アノルチョル 経験点 経験点:2592XP 攻略情報 ―― コメント/ヒント等 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sweetrain/pages/59.html
写真館 良い写真があればください!お願いします! Title:旅の途中の癒し Name:Leona 以下コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/5094.html
「――参りました」 反転。白陣営が黒に塗り替えられる。 相も変わらず鮮やかな手つきだ。 僕は両腕をひらりと持ち上げて、降参の意を示した。彼は特に面白くもなさそうに、当然の帰結とばかりに一息つくと、「お前に勝ってもつまらん」とぼやきを口唇に乗せる。 僕は苦笑した。勝利に近づくための技量ばかりは、努力しても中々向上の兆しを見せてくれない。 「もう少し強くなれよ。これじゃあ張り合う甲斐もないだろ」 「精進することにしましょう。……次はポーカーでどうです?」 「昨日の再戦か、いいぜ。レートはどうする」 「ノーレートにしましょう。またロイヤルストレートフラッシュなんて出されては敵いませんからね」 まだ蒸し暑さの残る部室内、適当に駒を摘み取っていく彼に倣って、僕も駒の回収に乗り出した。くたびれたオセロ盤を畳み込むと、収納場所へ今度はトランプを取りに立ち上がる。朝比奈さんが淹れてくれた冷えた麦茶で喉を潤しながら、窓際の長門さんが読書に励んでいる様を遠巻きに眺め、彼とアナログゲームで対戦。平穏を絵に描いたような今日は、長月の二日目を数える。 そう――切り取られた十四日間のループを打破し、始業式も滞りなく済まされた、その翌日のことだ。 大半の生徒は夏季休業に未練を残しながら、気だるい学生生活に順応しようと日常に回帰していく。夏休み後半が神に近しい少女の無意識の力によって、一万回を越して繰り返されていたことなど、彼らにとっては想像の埒外だろう。 僕自身、内面を晒してみれば、新たな学期の開始を鬱陶しがる一高校生の例に漏れなかった。エンドレスサマーから脱け出せたことは喜ばしく思う。そこに寂しさを混入させてしまったのは、この夏が余りに充実していたからだろうか。振り回されて、振り落とされないように必死にしがみついて、無事に終わりを迎えればそんなスリルが手放し難いものになっている。 喉元過ぎれば熱さ忘れる、という諺の通りだ。 もう少し味わっていたかったと想うなんて、難儀な感傷だった。 また一つ、収穫となった事態も発生した。始業式の其の日に、長門有希の自主休校。 退屈や辟易といった感情からは無縁の個体として製造された筈の端末が、恐らく長期間の稼動によるメンテナンスを名目に一日、団活動そのものを放棄した。 彼女の内心など、僕には汲み取れたものではないが……。彼女の性質に何かが色塗られていくような、奇異さを僅かに感じてはいる。涼宮さんは与り知らないことだろう。感じ取れているとしたら、今にポーカーの対戦を始めようとしている相手くらいのものだ。 その涼宮さんは―― 「みんな、揃ってる!?」 蹴飛ばされたようにドアが衝撃音と共に開かれ、姿を見せた彼女の頭上で、黄色いリボンが跳ねるように翻った。 いささかの変わりもなく読書に励む少女の姿を認めると、涼宮さんは途端小走りに駆け寄り、パイプ椅子に腰掛けた小さな背中に飛びついた。 「今日は来てるわね。昨日いなかったけど、どしたの?風邪?」 「……」 大きな瞳が、妹分を案じながらも好奇心に光った。彼女の欠席は初めてであったから、昨日も随分気にしていた様子であった涼宮さんの様子は予想通りではある。 「あんまり無理しちゃだめよ。過信は病気の元だわ。 あたしも悪かったわね、後半は結構連れまわしちゃったし――今度はもうちょっと皆の体力を考慮しておくから。とにかく、休むときは連絡してくれなきゃ」 「……わかった」 放置しておいては埒が開かないと踏んだのか、長門さんが読書を一旦止め、涼宮さんに応じる。言質を取ったと思ったのだろう、涼宮さんが笑顔でよし、と頷いた。長門さんに抱きついていた腕を解く。 「そうそう、丁度良かったわ」 団長職の少女はくるりと身を反し、鞄からさっと茶封筒を引っ張り出した。突きつけるように向けられたそれを、文芸部部長は無言に受け取る。 封筒の中身が何かを、長門さん以外は全員知っている。彼女の他は前日に受け取り済みだったからだ。 かといって、さて中身が何でしょう、という謎賭けをするまでもなく、長門さんなら一目でその封筒内に何が入っているのかを目視できることだろう。彼女が平坦なリアクションのままに中身を滑り落とすと、掌に受け止めたのは写真の束だった。SOS団小旅行から各地活動を収めた、十数枚の記録。 「デジカメで夏の間に撮ってたの、プリントアウトしたやつよ。皆には昨日配ったから後は有希のだけ。SOS団の活動記録よ、大切にしなさい」 「……」 孤島での風景、ビーチサイドで戯れる女子達、浜辺の花火大会、夏のアルバイト、夏祭り。 由緒正しき高校生らしい姿が見事にフレームに収まっている。撮影者は様々だったが、大体の写真に長門さん自身はこじんまりと写り込んでいた。長門さんがカメラマンを担当したことはなかったから、必然的に、どの写真でも彼女は写される側として登場していたはずだ。 僕も幾らか彼女の写真を撮っている。大抵は、ハンドブックを開いている姿だったけれど。 「団員には配り終えたし、あとは部室にも飾る場所が欲しいわね。何処がいいかしら!有希は希望ある?」 「……特に」 「そ。じゃ、古泉くん!どう?」 気付かれない程度に観察していたつもりだが、振りが此方にまで飛んでくるとは。 僕はカードを切りながら、瞬時に微笑を涼宮さんに向ける。 「そうですね。そちらのボードに季節毎に貼り付けるのはどうでしょうか。変わり目を感じやすいですし、目に見えて経過も辿れます」 僕の提案は団長のお気に召したようだ。満面笑顔での肯定が返った。 「いいわね!じゃ、早速貼るのを選びましょう。みくるちゃん、手伝って!」 「楽しそうですね。わかりましたぁ」 「じゃあまず、このキョンのとびっきり変顔のやつにしましょう。いついかなる時も気を緩めてはならぬという反面教師にするにはぴったりね。自戒を込めて一番目立つ位置に貼るのよ」 「お前いつの間にそんな写真を……!」 「よく撮れてるでしょ?洗濯ばさみを鼻に挟まれても起きないなんて思わなかったわ」 「うふふ、ごめんなさい、キョンくん」 写真を巡って言い争う団長と平団員の微笑ましいやり取りも、もはや定番だ。僕は肩をすくめた。この分だとすぐにゲームを始めるのは無理だろう。カードを揃えて隅に追いやり、……僕はふと視線を逸らした。 長門さんは、開いた頁の上に写真を滑り落とし、散らばせて、それらを見据えていた。 涼宮さんが離れれば即座に読書を再開させるだろうという想定とは裏腹の彼女の行動が、僕には酷く不可解に感じた。どうにも――何か、違う。夏を経て、表では見出せないようにしながらも、巧妙に変化している。時計の短針がゆったりと着実に進んでいる、その実感がある。 何処か途方に暮れたような、横顔。 不躾な目線に、長門さんが面を上げて、すいと泳いだ眼がこちらにぴたりと止まった。 彼女の写真に対しての反応に憶測なら立てられた。それで、何をしようと思ったわけでもない。その義理もない。 その筈だったのだけれど。 「今日の放課後、よろしければ、お付き合い頂けませんか。すぐに済みます」 機を見計らって他の誰にも気取られぬよう小声で打診した、内容はやはり彼女には不可解であったようだった。 「……なぜ」 「個人的な、……そうですね、お節介です」 彼女は是とも否とも、口にはしなかった。居なかったならそれまでのことだ。気まぐれのような誘いも、最初で最後の僕からのアプローチを試み断られた、益体もない記念日になるだけのことだ。 気が付けば近くの写真屋は何処だったか、近辺の地図を脳裏に広げていた自分には苦笑するしかなかった。 帰宅時刻となって、律儀に僕を待つ彼女に驚いている自分こそ、滑稽な生き物なのかもしれない。 物好きは、さて、誰だろう? 「写真を誰が発明したのかをご存知ですか」 帰途の途中、商店街への道程を歩みながら、古泉一樹がわたしに投げ掛けた。 わたしは鞄に収めた、涼宮ハルヒから手渡された写真を意識した。 「ニエプスという名のフランス人です。光による像を定着させる技術の開発に心血を注ぎ、見事成功にまで漕ぎ着けた写真技術の先駆者です。当時彼はヘリオグラフィと己の技術を称した。『太陽で描く』なんて、浪漫のあるネーミングではないですか」 古泉一樹の澄んだ両眼。取り立てて識別することもないそれらに、わたしは恐らく………表現として適切かは不明だが、瑣末な苦手意識を抱いている。彼は我々インターフェースと比較し特異な力に秀でている訳ではないが、「人間」の、殊に訓練された機関員は決して侮れるものではない。かといって警戒心を喚起される程、甚大な力を有しているわけでもない。 ただ、彼らは「見透かす」ことに長けている。 まるで我々の基盤を、人間のものと同じように定義するかのように。 ヒューマノイドインターフェースが恐れるべき事象があるとしたら、まだ解析し切れていない、端末に不規則に発生する異常性、それを見越されるという一点に他ならない。 わたしは古泉一樹の言動の予測がつかない。利害に基づく行動ならばある程度推測が可能でも、その範囲を越えた動きの裏に何が潜んでいるのかを読み取るのは、容易いことではない。 ――今は、それを考えるべきときではない? わからない。前後する思考。人間的な思考に倣うにはわたしは未熟。 「……何か、気に掛かることがおありですか」 「意見を聴きたい」 知らないなら、これから知ればいい。「彼」がわたしに言ったこと。 視線を持ち上げた先に、古泉一樹の泰然とした微笑があった。 「長門さんに意見を請われるとは、光栄ですね。伺いましょう」 「写真を撮る、という行為について」 「ほう。そういえば長門さんが『写真』という媒体と接触したのは、夏が初めてだったのでは?」 「そう。……観察行為の記録を人間は必要とする。人は忘却を宿命付けられた有機生命。体験を記録する為に写真という媒体によって記憶を留めようとするのは理解できる概念。だが、涼宮ハルヒや朝比奈みくるの撮影基準に、その意図は読み取れなかった。また撮影配分も不規則で非効率的」 「それはつまり、何のために人は写真を欲するのか、ということでしょうか?記録として以上の意味が込められているのではないか、という長門さんなりの推理というわけですね。 長門さんのその疑問に対する解答が、世には何らかの形で存在しているでしょうが、残念ながら現時点で僕の把握している内にはありません。ですのであくまで僕一個人の意見ではありますが、それをお話しするというのでよろしいでしょうか」 「構わない」 「恐れ入ります」 古泉一樹はわたしに向け、両手の親指と人差し指を合わせて平行四辺形の枠を作り、片目を粒ってみせた。擬似的なフレームを説明するもの。彼の視界においては、枠内にわたしの上部が収まる。 「僕が例えばこのように、あなたを撮るとします。そうして撮影されたもの――それは勿論、長門さんですね。では、もし「彼」があなたを撮影したとしたら?それは僕が撮影した長門さんの写真と、まったく同じものでしょうか」 「………」 まったく同じもの、という言葉はこの文言においては不適当だが、彼が敢えてその言い回しを選んだことも分かっていたわたしは、黙っていた。 古泉一樹は笑みを深くする。 「僕はイコールではないと考えます。僕があなたを撮り、「彼」があなたを撮る、そこには単なる観察とは違った記録が残るのです。僕があなたを、この瞬間どのように見、感じたか……その視点を写真はうつしとる。『思い出』です。それは、単なる記憶とはまた異なるものなんですよ」 「忘れないため、ではなく」 「それも一定の考え方といえます。僕の述べた考えはあくまで僕の意見に過ぎませんし、大多数の方々はそのような格別の意識を持たれているわけではないでしょうからね。ですが、全てがその限りではない――僕はそう思います」 歩みが止まる。わたしは到達した地を確認し、古泉一樹と店舗の看板を見比べた。 商店街の内にある、古くから経営しているというその写真屋。……古泉一樹がわたしに「付き合って欲しい」と要請した場所。 「さて、着きました。暫くお待ちを。すぐに戻ります」 片手を上げて店内に消えた古泉一樹は、丁度200秒を数える前に再び姿を表した。 「お待たせしました」 戻った彼は、手に店名が印字されたビニール袋をぶら下げていた。中身は―― 「どうぞ」 「……」 袋ごと差し出された意図が不明。見上げた先に、作り方の違わぬ微笑があった。 「アルバムです。受け取ってください」 「なぜ」 「何となく。あなたには、そういう物を持っていて欲しいと感じたんですよ。……アルバム、お持ちではないでしょう?」 なぜそれを知ったのか、恐らくはわたしを観察し古泉一樹が推量した結果。わたしは渡されたビニールの内側を探り出す。栗鼠が四辺に沿うように踊るパステルカラーのしっかりした表紙に、「photo album」と英字で記されている。 「これからまた、写真を手渡される機会も多いかと思います。長門さんにとっても、有用なものだと思いますよ」 「………」 わたしは見ていた。どういう理由からかは量りかねる、贈られたアルバムの、その表紙。 写真を貼ること。記憶を蓄積すること。想いを堆積すること。貯蔵。山積。 「彼」の笑み、涼宮ハルヒの笑顔。繰り返す夏。 図書館。作られた貸し出しカード。朝倉涼子の消滅。踏み躙った眼鏡。「してない方が可愛いと思うぞ」。変化。変化。変化―― 想いとは何。 日々は過ぎる。わたしは恐らくわたしを止められない。来る冬の季節、わたしのエラーがわたしを消す。 古泉一樹は何も知らず、微笑んでいる。 「………そう」 伝えるべき言葉は、此処には、なかった。わたしの一言で古泉一樹が変わることはない。わたしが古泉一樹に変化を齎されることもない。 白紙のアルバムを無意識に抱きしめていた、その行為にも何ら意味はなかったはず。 ――本当に? ――そう、思うの? 声を聴く。 わたしは、聴覚を閉ざし、斜陽を浴びながら眼を瞑る。 長門さんが、ビニール袋を片側の手にぶら下げて遠ざかっていく。僕は夕陽を浴びた彼女の背を見つめて、ぼんやりと考えていた。 例えば彼女の視程に及ぶ範囲で、彼女が記録する一時のこと。 恐らくは、一瞬一瞬をフィルムに閉じるように観測し、その総てをコンマ単位で把握しながら情報統合思念体に奏上しているのだろう彼女には、過去を忘れるということ自体の概念がない。彼女が生まれ落とされたそのときから、彼女にとって記憶と思い出は等しくあるものなのだ。美化して追想することも、感傷に胸を痛めることも、彼女には無用の長物だ。 写真も同じだろう。彼女には不要のものであろうし、なくとも生きていくことはできる。それは誰にだってそうだが、それが悲しいと思うのはやはり僕自身の感傷だろうか。 僕の眼が曇っていなければ、長門さんは着実に、何かを生じさせ始めている。その変化が何を齎す結果となるのかは僕には分からない。彼女が人に近づくならばそれは願ってもないことだと考える一方で、人になることが真に幸福かどうかを迷う思いもある。僕に判別できる事柄ではない。どちらがより恵まれた環境か。 ――忘れられないことは、苦痛だ。 忘れたくないものを忘れていくことも、また同様に苦痛だろう。 「忘れないため」では、彼女にアルバムは必要なくなってしまうからと、自分なりの解釈をこじ付けの様に話して受け取らせたアルバム。彼女がもし「人」となるときには、今の、今までのこのSOS団での記憶たちを忘れないで欲しいという願いも、そこには含まれていた。 そのものが写真機のように、記憶を廻し続ける長門有希。 彼女のアルバムに写真が増えていくことを、それを僕らに見せながら彼女が微笑んでくれる未来を、僕はもしかしたら――分不相応にも、期待しているのかもしれない。 運命の冬にはまだ遠い、残暑の厳しい、ある一日のこと。 僕が彼女の確定的な変化の理由についてを知り、また僕自身の心境の意味を知るのは、十二月。 吹雪に遭難し奇怪な洋館に立ち入るその日のことになるが、それはまた、別の話だ。
https://w.atwiki.jp/mekameka/pages/918.html
マリオブラザーズ / MARIO BROS. 任天堂 1983.03.14 GW 皆様ご存知の土管から出てくる敵と戦うFCやACのマリオブラザーズでは無く ゲーム ウオッチで発売された方のマリオブラザーズの方です。 工場に勤務してライン工として、マリオとルイージを上下に動かして ベルトコンベアーを左右に流れてくる荷物を運搬してトラックまで運びましょう 関連 ゲームボーイギャラリー3 GAME&WATCH GALLERY 4 収録
https://w.atwiki.jp/scfa5/pages/5.html
攻略 スペルのところにだいたいの攻略方法が書いてあるので、そちらを見てください。
https://w.atwiki.jp/srkjmiroor/pages/1245.html
「俺達はザンギャック一のスパイ・スニークブラザース!」 【名前】 スニークブラザース 【読み方】 すにーくぶらざーす 【声】 千葉繁(エルダー)檜山修之(ヤンガー) 【登場作品】 海賊戦隊ゴーカイジャー など 【登場話】 第8話「スパイ小作戦」 【所属】 宇宙帝国ザンギャック 【分類】 行動隊長 【プロフィール】 元々はトゲトゲの付いた小さな赤いボールのような姿の宇宙人 【強化改造】 肉体肥大化(ヤンガー) 【特殊任務】 ゴーカイジャー情報収集作戦 【生物モチーフ】 ウニ 【名前の由来】 こそこそ隠れる、忍び寄る、告げ口する(英:sneak) 【海賊戦隊ゴーカイジャー】 ザンギャックの行動隊長。兄は「行動隊長エルダー」、弟は「行動隊長ヤンガー」。 弟の方は全身を開発技官インサーンの手で強化し、約6倍程度に肥大化する改造手術を施され、人工的に製造された人型の戦闘ボディに寄生し、手足のようにコントロールして戦う。 兄は隠密行動、弟は戦闘を専門とし、お互いにテレパシーのような能力で意思疎通を行い、潜入活動で駆使するが、視覚情報などは伝わらない様子。 インサーンからの信頼は厚く、ダマラスの命でゴーカイガレオンへの潜入捜査を開始する。 兄弟の結束は強く、お互いに信頼し合っているが、弟は遠投技術が極めてノーコンらしく、ゴーカイガレオンに兄を投げ込む際に何度も外して酷い目に遭わせた(次第に引率していた兵隊ゴーミンも呆れて暇を潰している)のか、「わざとやってるのでは?」と疑われながらも否定を交えて謝罪している。 エルダーはゴーカイガレオンに潜入し、「彼らが『大いなる力』を探している」という情報を入手するが、ドアに挟まれたりと散々な目に遭う。 その後、上手く身を隠して諜報活動を続けるが、「ナビィ」のお宝ナビゲートに突っ込みを入れて存在が露見、ジョーのバットで追い出されてしまう。 ヤンガーはエルダーをキャッチしようとするも見当違いな方向に構えている。 エルダーを追って来たゴーカイジャーにゴーミンを一掃され、兄弟の抜群のコンビネーションで苦しめるが、ゴーグルファイブに豪快チェンジした5人のゴーグルリボンによる攻撃に翻弄され、ゴーカイスラッシュにより敗北。 その直後、巨大化ビームを浴びて巨大化する。 エルダーは元のサイズが小さく等身大化しただけに過ぎず、ヤンガーに投げて貰うが、ゴーカイオーのゴーカイバットでホームランされた事で星になり、ヤンガーは兄の仇を討とうと立ち向かうが、最期はデカゴーカイオーのゴーカイフルブラストを受け爆散した。 【海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン】 エルダーが初登場の妹「行動隊長シスター」と共に登場。 無数の兄弟と共に魔空都市に出現し、ハリケンイエロー(イエロー)、バトルケニア(グリーン)を迎え撃つ。 兄弟と寄り集まって巨大な塊として転がる戦法などで攻撃するが、レッドが烈の救出後に2人に逃走されてしまい、最期はライジングストライク(スペシャルチャージ)で破壊された「魔空監獄」の爆発にシスター達と共に巻き込まれ葬られた。 【スーパーヒーロー大戦Z】 エルダーがスペースショッカーの怪人、ヤンガーがスペースショッカー(宇宙犯罪組織マドー)の怪人として登場。 【余談】 てれびくん2011年8月号の『ルカとアイムがえらんだ!ザンギャックおもしろ怪人ベスト5!!』では堂々の第1位に入った。ルカ曰く「暑苦しいぐらいの兄弟愛だが、自分達の船に忍び込むなんて良い度胸してる」。 『ゴーカイジャー』でエルダーの声を演じる千葉繁氏は『忍者戦隊カクレンジャー』以来、17年振りにスーパー戦隊シリーズの怪人の声を演じている。 更に次々作の『獣電戦隊キョウリュウジャー』のナレーションなどを担当。 『ゴーカイジャー』でヤンガーの声を演じる檜山修之氏は数多くの怪人の声を演じている。
https://w.atwiki.jp/coolbreeze/pages/61.html
猟団写真館1へ行く 猟団写真館2へ行く
https://w.atwiki.jp/nicorap_lyric/pages/639.html
ピヨピヨブラザーズ 道楽 OVER DRIVE JUNK MENS Future Is Mine X DAY Since Now ステイゴールド Funky Fuckin masturbation Easy Rhymer Autumn Leaves Walk This Time 未確認ファンカジスタ 漂流教室 KEEP THE HIPHOP おくすり手帳 ALONE It s Showtime 酔 Heart Break Shot 流行と伝染 Blaze