約 2,104,856 件
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/1223.html
シャイニング・ウィンド part42-236~254 236 :シャイニング・ウィンド:2008/11/12(水) 21 20 47 ID NqLJHnHf0 遠い場所に 別の場所に いても ホントの 心はつながる ―― 「Shining Tears」 より Phase00 蒼天の紅い月 聖ルミナス学園の生徒のキリヤ(霧谷 魁斗)とシーナ(椎名 夏音)は、 休みの日に学園にやってきた。 最近、学園の生徒が失踪してしまうという事件が起こっている。それをこっそり調査するためだ。 ふたりは「光風館(こうふうかん)」という建物の中に入る。 光風館はレンガ造りの古い建物。中には図書室や使われなくなった教室がある。 「ねぇ、これ見てよ」 その本は「夢幻大陸エンディアス記」というタイトルだった。 人が神隠しに遭って、エンディアスという所に飛ばされてしまう話らしい。 「世界と連なる樹、咲き誇りしとき、蜃気楼の大陸への扉は開かれん。 鏡の如き泉に写りし蒼天の紅き月、そは異界への門なり」 そんな一節がある。 そういえば、この光風館の側の大きな樹、あれは桜の樹だったな、とふと外を見てみると、 昼間なのに薄暗く、しかも月が出ている。 ふたりは驚いて外に出る。大きな樹は、桜の季節ではないのに、花をつけていた。 そして池に紅い月が映っている。 辺りは輝きに包まれ、何も見えなくなる。 側にいたはずのシーナはいなくなっていた。 キリヤは不思議な空間を漂っていた。 「キミは鍵を手にする資格を持つ者なんだね」 姿は見えないが声が聞こえてきた。 「僕は鍵と扉を見守っている。鍵は自身の心。心の鍵は運命を切り拓く力となる。 どう使うかはキミ次第。キミがその鍵で開く扉は、光か闇か混沌か、それとも・・・。 さあ、行くんだ。キミを待つ人がいる場所へ」 光風館と、桜の樹と、池は元のままのように見える。だが、辺りの風景は変わっていた。 桜の樹の下には女の子が立っていた。長い黒髪。頭に包帯を巻いている。そして、その耳は長い。 女の子はキリヤに布の袋を差し出した。 「これを俺に?」 キリヤは受け取った。中には小さい粒がたくさん入っている。植物の種みたいだ。 「それは、希望、なの」 女の子はそう言った。しばらく見つめあうふたり。 「こんなところに・・・。探しましたよ、ゼクティ」 耳の長い男がやってきて、女の子を連れていってしまった。 237 :シャイニング・ウィンド:2008/11/12(水) 21 22 33 ID NqLJHnHf0 ぼーっとしてるとシーナがやってきた。 この近所に村があるというので行ってみることに。 その村はドワーフたちが住んでいる村だった。 キリヤたちはドワーフの長老からこの世界のことを聞かされる。 この世界はエンディアスと呼ばれる、人間以外にもいろんな種族が住んでいる世界。 そして、キリヤたちが住んでいた現実世界はエルデと呼ばれている。 ここはリーベリア地方という名前。 リーベリアには3つの国がある。 ここは人間たちが支配している国、フィリアス。 ここの西の方に、獣人たちの国、セイランがある。 そして北の大地には、エルフの国、アストライアがある。 異界から来た人たちは、キリヤたちの他にも何人かいるらしい。 もしかしたらそれは、失踪した人なのかも知れない。 異界から来た人は、ここでは強い力を発揮できるらしい。 外にはモンスターも出るし、郷に入っては郷に従え、ということで、 キリヤたちは剣士の格好に着替えて、剣をもらった。 それはそうと、元の世界に戻る方法はないものなのか。 「聖杯」が手に入れば、元の世界に戻れるかも知れないとのことだ。 村にモンスターが攻めてきた。キリヤとシーナはモンスターたちと戦った。 シーナはモンスターの攻撃を受け、倒れてしまった。 「シーナ・・・嘘だろ?」 絶望するキリヤ。そのとき、シーナの胸に剣の柄のようなものが突き出しているのが見えた。 手にとると、シーナの心が伝わってくる。 「俺はシーナを守りたい。お前の心、俺に預けてくれ!」 キリヤは柄を引き抜いた。いつも元気なシーナの心を現すかのような、赤い刀身の剣だった。 目を覚ましたシーナは驚いている。 「それが、あたしの心・・・。いいわ、しばらくあんたに貸してあげる!」 モンスターを倒し終わると、赤い刀身の剣は、輝く粒子になって消えた。 それを見て、長老が説明してくれた。 あの赤い刀身の剣は、伝説の心の剣、ソウルブレイド。心剣(しんけん)とも言う。 思いの通じ合った相手の心が結晶化して、剣の形となったもの。 心剣を使える者を心剣士と呼ぶ。 心剣士は、この世界に大いなる異変が起きるとき、降臨する選ばれた戦士。 心剣は、この世界の運命を握る「鍵」そのものなのだ。 キリヤとシーナはとりあえず光風館で生活することに。 シーナは光風館を拠点に騎士団を作ろうと言い出した。 もちろんシーナが団長だ。名前は即興で「ルミナスナイツ」に決まった。 238 :シャイニング・ウィンド:2008/11/12(水) 21 23 46 ID NqLJHnHf0 村の北にあるお城へと挨拶しに行く。 「わたくしは、フィリアス国の王女、クララクランと申します」 王女様が出迎えてくれた。なんでも、王女様は、「聖女」の役割を持っているのだそうだ。 最近、フィリアス・セイラン・アストライアの三つの国の代表が集まって、和平会議が開かれたそうだ。 そのときに、フィリアス国王は矢で撃たれて暗殺された。第二王子はその矢がかすったせいで病気になった。 第一王子は行方不明に。 クララクランは今、国を背負って立っている。 ある日、クララクランは、いきなり光風館を訪ねてきた。 キリヤに一緒に付いてきてほしいというので、ついていくことに。 ここから西に行って、セイラン国の領土に入ると、コンロンという山がある。 そこに、万病に効くという泉の水があるので、それを取りに行きたいということだ。 第二王子である弟の、カリスの病気を治したいらしい。 コンロンに着いたが、霧の結界が張ってあって前に進めない。 この霧の結界は、曇った心を持つ者は通れないのだという。 クララクランは何かを隠している、そう悟ったキリヤはこう言った。 「本当のキミの気持ちを話してほしい」 「わたくし、焦っていました。この国を救うためには、あなたの力にすがるしかなかったのです。 わたくしはそんな大した女じゃないんです。聖女を演じるのは疲れちゃいました。 ・・・カリスの病気を治したい。それがわたくしの偽り無き願い」 クララクランの胸に心剣が現れた。つかむと、彼女が背負っているものの重さが伝わってきた。 「キミは聖女である前に、人間なんだ。どんな重荷だって、受け止めてみせるさ」 キリヤは心剣を引き抜いた。ずっしりと重い、白い剣。 「見守っていてください。罪深きわたくしを」 霧の結界が晴れていく。ふたりは泉の水を汲んで、光風館に帰った。 クララクランを追って、こっそりとカリス王子が光風館に来ていた。 カリスは倒れてしまった。泉の水を飲ませる。症状は軽くなったが、治ってはいない。 これはただの病気ではない。もしかして、コンロンの最深部に住んでいる仙女ならなにか知っているかも、 ということで、キリヤは再びコンロンへ。 コンロンの奥へと進んで行くと、キリヤの前に竜人族の男が立ちふさがった。 「オレはセイラン五獣将の一人、ヒョウウン!仙女に会いたければオレを倒していけ!」 「そこまでじゃ、ヒョウウン」 奥の扉から少女が現れた。ヒョウウンは少女を「姐(あね)さん」と呼んだ。 この少女こそ、目的の仙女、ホウメイだった。見た目は若いが何千年も生きているという、ありがちな記号。 ホウメイはキリヤの前に進み出た。ホウメイの胸に心剣が現れる。 「さあ、わらわの力を欲するなら、この心剣を抜くがよい」 キリヤは心剣に手をかけた。ホウメイの持つ強大な力を感じる。 「今の俺には、こんな力は必要ない。みんなを守る力がほしい。そのために、少しだけ力を貸してくれ」 引き抜く。根元と先が膨らんだ、奇妙な形の剣。 「無欲なのか、バカなのか・・・まったく、おぬしはおかしな奴じゃ」 キリヤはホウメイを連れて光風館に戻る。 239 :シャイニング・ウィンド:2008/11/12(水) 21 25 17 ID NqLJHnHf0 ホウメイはカリスを診察した。これは病気ではなくて呪いらしい。 ホウメイが手をかざすと、カリスは全快した。 そして、ホウメイは、コンロンに帰るかと思ったら、光風館に居座ると言う。 心剣士のパートナーたるもの、心剣士の側にいなくてはダメ、らしい。 あたしだってキリヤのパートナーだもん、と、シーナが張り合おうとする。 だがホウメイは何千年も生きている。張り合っても無駄だ。 「ふん、いいわよ。だったら、軍師に任命してあげるわ」 Phase01 竜の血を継ぐ者 ホウメイを軍師に迎え、戦力が充実していくルミナスナイツ。 さっそく、作戦会議。今後の方針を決めることに。 カリスの受けた呪いを調べてみたところ、どうも狐族の獣人が得意とする種類の呪いだったらしい。 狐族というと、和平会議に参加していたシュマリという男がいた。 セイラン国の王、ロウエンは今、国を留守にしている。 その代理として会議に出席したのが、宰相のシュマリだ。 あのヒョウウンがロウエン軍を率いて攻めてきたという報せが入る。 ホウメイはロウエン国のものだったが、今はフィリアスの領土内にいる。 シュマリは、ホウメイを引き渡すよう要求してきた。だが、それには応じず、キリヤたちは出撃する。 ヒョウウンを倒す。手ぶらでおめおめと逃げ帰るようでは示しがつかない、と、 ヒョウウンは自決しようとする。 「ここで死ぬことは、わらわが許さぬ。誇り高き竜人族の使命を思い出せ」 ホウメイはそう言って止めようとした。 そのとき、ヒョウウンの視界に、上空から降り注ごうとしている矢の雨が入った。 「姐さん!危ない、罠だ!」 ヒョウウンの胸には心剣が。キリヤは心剣をつかんだ。 「守るぞ、俺たちで」 「答えるまでも無い」 キリヤは心剣を抜いて、その力で矢を振り払った。 「シュマリの奴、最初から姐さんを殺すつもりだったな」 ヒョウウンもまた、キリヤのパートナーとして光風館へ行くことになった。 240 :シャイニング・ウィンド:2008/11/12(水) 21 28 20 ID NqLJHnHf0 Phase02 世界の傷と野獣の牙 また作戦会議。今度は現状の把握だ。 今、リーベリアには異変が起きている。異常気象になり、だんだんと大地が汚染されていく。 そのせいで、「カオスゲート」という時空の裂け目があちこちに開いている。 カオスゲートは、この世界の傷だ。心剣士なら、カオスゲートを閉じることが出来る。 でも、光風館の周りにはカオスゲートはない。 それは何故かといえば、あの桜の樹が霊樹だからだそうだ。霊樹は大地の汚染を食い止める作用がある。 そして、桜の樹の下に立っていたゼクティとかいう女の子から貰ったもの、あれは霊樹の種らしい。 カオスゲートを閉じた後、霊樹の種を植えると、その場所にはもうカオスゲートは発生しない。 また、霊樹には別の効果もあるらしい。 霊樹の下に行くと、心剣の力を使ってパートナーの心に触れることが出来るらしい。 心に触れるというのは抽象的なので別の言い方をすれば、心象世界を覗き見ることだ。 それによってパートナーとの絆が深まるかも知れない、とのこと。 セイランの五獣将の一人、虎族のライヒが攻めてきた。 ルミナスナイツはこれを撃退する。 Phase03 太陽の心、月の剣 セイラン軍にも、心剣士がいるらしいという噂がある。 ある日、キリヤとシーナは、カオスゲートを閉じる作業をしている心剣士に出会った。 ソウマ(秋月 蒼真)だった。パートナーはクレハ(呉羽 冬華)。 キリヤたちと同じくルミナス学園の生徒だ。 「久しぶりだな」 シーナはソウマたちを、光風館に来るよう誘った。 「それは出来ない。気づいていると思うが、セイランの心剣士はオレだ。 お前たちとはすでに敵同士。この世界では、立場が変わっているんだ」 「ソウマたちは、シュマリに騙されているんだ!」 「オレだって、シュマリを信用しているわけじゃないが、セイランの人々が苦しんでいるのもまた事実だ」 ふたりはどうしても、光風館に行くつもりはないらしい。 実は、ヒョウウンから心剣を抜いたとき、ホウメイに矢を射かけたのは、クレハだった。 「感動の再開って訳にはいかなかったな」 ソウマとクレハは去っていった。 「どうしてあたしたちが戦わなければならないの?」 「心剣士って、なんなんだよ・・・」 呆然と立ち尽くすキリヤとシーナだった。 241 :シャイニング・ウィンド:2008/11/12(水) 21 29 18 ID NqLJHnHf0 中立地帯にセイラン軍が進軍してきたので、ルミナスナイツは出撃する。 雑魚どもを倒して進む。ソウマとクレハが待っていた。 「俺はお前と戦いたくはないんだ」 キリヤはそう言った。 「やめて、わたし、出来ない。この戦いに意味なんてあるの? だって、あなたたちはわたしの大切な仲間なのに・・・」 クレハは戦意を喪失したらしい。そこへシュマリがやってきた。 「仲間ごっことは興醒めだ。命令に背いたクレハを捕らえよ」 クレハは兵士に連れられていってしまった。 撤退し、光風館へ戻って作戦を練り直す。 「まず、クレハを保護しよう。そうすれば、ソウマの説得も難しくない」 あくまでもふたりをこっちに引き入れようとするキリヤ。 ルミナスナイツは再び出撃する。 セイランの五獣将の一人、人馬族のバソウの軍を蹴散らし、ソウマの元へ。 クレハは檻に入れられていた。 「キリヤ、剣を抜け。決着をつけるぞ」 ソウマはクレハから、キリヤはシーナから心剣を抜く。 夕日に照らされた橋の上で、キリヤとソウマの一騎打ち。 だがなかなか決着がつかない。ふいにソウマは攻撃をやめて、キリヤに心剣を渡した。 「クレハはお前に預ける」 ソウマはそう言って、背中を向けた。 「あんたはどうすんのよ」 シーナの問いには答えず、ソウマは去って行った。 Phase04 天の巫女、天の塔 クレハは光風館に連れてこられて、ルミナスナイツの一員となった。 ある日、クレハの姿が見えないことにキリヤは気が付いた。 クレハは外にいた。ソウマはどうしているかと心配しているようだ。 「あいつを助けるのは、俺たちだろ」 キリヤは慰めるように言った。 「ありがとう、キリヤくん」 クレハの胸に心剣が現れた。キリヤは心剣を抜いた。太陽の光のような暖かな色。 「受け取ったよ、ふたりの想い。・・・俺は、みんなが笑い合える、大切な時間を取り戻したい。 でも、今は戦わないといけない。俺はこの剣に誓う。この戦いを終わらせることを」 242 :シャイニング・ウィンド:2008/11/12(水) 21 30 16 ID NqLJHnHf0 いつもの作戦会議。 リーベリアには三つの塔がある。 フィリアスに天照(てんしょう)の塔、セイランに天水(てんすい)の塔、 そしてアストライアに天風(てんぷう)の塔。 今、異常気象が起こり、大地が汚染されていくのは、この三つの塔が正常に機能していないからだ。 塔を正常に戻すには、塔の管理者である巫女が、時々塔の機能を調整してやる必要がある。 三つの塔に対応するよう、三人の巫女がいる。 フィリアスの聖女、コンロンの仙女、そしてエルフの女王。 えっ、クララクランとホウメイが巫女?と驚いていると、クララクランがおずおずと口を開く。 「実は、わたくしには巫女の力はありません。フィリアスの巫女の血筋は途絶えているのです」 ここはひとまず、ホウメイが天水の塔へ行って、塔の機能を回復させることになった。 天水の塔が元に戻れば、水不足に苦しむセイラン国の人々を助けられる。 天水の塔はセイラン国の領土内にある。キリヤを中心とした少人数で塔へ向かう。 天水の塔には番人がいた。五獣将の一人、海亀族のコウリュウだ。 コウリュウを倒して、塔の最上階へ。そこは金属製の装置が並んだ不思議な場所だった。 これは、古代文明の、失われた技術らしい。 ホウメイは装置の中に入って念じ、塔の調整を行った。 光風館に戻ると、ソウマが火刑に処されるという情報が入ってきた。 五獣将の一人、鳥人族のエンウ率いる軍を倒しながら、キリヤたちは処刑場に向かう。 やっと処刑場に着いたが、そこには燃えかすが残っているだけだった。 「ソウマ!まさか・・・間に合わなかったのか」 「怒りや憎しみに身を任せちゃダメだ」 何もないところからいきなり人が現れた。白いシャツに黒いズボンの青年。 両手の人差し指に変わった形の指輪をしている。 「彼は死んだわけではない。彼には使命が残っているからね。 彼はしばらく僕があずからせてもらうよ」 「待て、お前は何者なんだ」 「僕の名前はゼロ。僕は世界を見守る者。今はキミの敵でもないし、味方でもない。 また会える。生きていれば。そして、信じていれば」 ゼロと名乗った青年は、出てきたときと同じように、ふいに消えた。 シュマリを大将に、五獣将たちが、フィリアスに総攻撃をしかけてきた。 フィリアス軍とルミナスナイツは勝ち続け、ついにシュマリを追い詰めた。 追い詰められたシュマリは逃げようとした。だが、その前に立ちふさがる人影がある。 「やり過ぎたな、シュマリ」 セイラン国の王、人狼族のロウエンだった。 シュマリはなおも逃げようとする。 「その罪、万死に値する」 そこへ、黒い翼の鳥人族の忍者がやってきて、シュマリを殺した。 243 :シャイニング・ウィンド:2008/11/12(水) 21 31 08 ID NqLJHnHf0 Phase05 世界の管理と折れた聖剣 アストライアが動き出しているという情報が入った。 さっそくキリヤたちは様子を見に行った。 「お待ちしておりましたよ。心剣士ご一行様」 黒い服を着てメガネをかけた男と、耳の長い男が待っていた。 耳の長い男はキルレイン。ゼクティを探しに来たエルフの男だ。 そしてメガネの男は・・・。 「こちらは心剣士にして皇帝、トライハルト陛下なるぞ」 キルレインはそう言った。 トライハルト(西園寺(虎井は母の旧姓)春人)と聞いて、キリヤは驚く。 彼は行方不明になっていた学園の生徒だ。 「アストライアなどという国はもうありませんよ。我らは魔装錬金帝国ベイルガルド。 リーベリアに新たな秩序をもたらすために、あらゆる種族を超えて集った同志。 この世界を、各々の種族に分かれて管理していては限界がある。 だから、我々はまとめて管理しようというのだ」 キリヤは負けずに言い返す。 「俺たちだって、この世界を元の状態に戻そうと、努力しているんだ」 双方の主張は一致しない。また、敵味方に分かれて戦わなければならない。ソウマのように。 「お前と剣を交えられることを、楽しみにしているぞ、キリヤ」 トライハルトたちは去っていった。 それからしばらくして、フィリアスにベイルガルド軍が攻めてきた。 敵の大将はなんと、行方不明だったフィリアス第一王子、レオンだという。 ベイルガルド軍は圧倒的に強く、あっという間に砦が破られ、フィリアス城に向けて攻めのぼる。 フィリアス城にはカリス王子が残っている。キリヤとクララクランは急いでフィリアス城に駆けつける。 玉座の間にいるクララクランたちの前に、敵の大将が姿を現す。 「そんな・・・本当に、兄様?」 レオン王子そっくりなので、クララクランは動揺している。 「ああ?レオン王子だって?人違いだ。おれはベイルガルド四皇剣(しこうけん)の一人、 魔剣士ジードだ!」 ジードと名乗る男は、王子であることを否定した。 「こいつは、レオン兄さんなんかじゃない!」 このままでは勝ち目がないので、カリスたちは、玉座の裏の秘密の通路から逃げる。 フィリアス城はジードたちに占領されてしまった。 244 :シャイニング・ウィンド:2008/11/12(水) 21 32 17 ID NqLJHnHf0 秘密の通路から、城の外に出たキリヤ、カリス、クララクランの三人。 「これは僕に与えられた試練なんだ。乗り越えなくてはならない。 あのジードに勝って、必ずフィリアスを取り戻すんだ」 カリスがその決意を宣言した。 「あいつに勝てるようになりたい。くやしいけど、僕にはまだ力が足りない。 僕はいつだって守られてばかりだった。でも、今は、僕にも守るための力がほしい」 カリスの胸に心剣が現れる。キリヤはそれに手をかけた。 「ふたりで強くなろう、カリス」 キリヤは心剣を抜いた。 「このリーベリアを覆う全ての闇を払う。そのために、僕は戦う」 「ああ、カリス、立派になって・・・」 クララクランは感激している。 そこへロウエンがやってきた。 「王としての覚悟、確かに見届けたぜ」 Phase06 心のカタチ、剣のカタチ フィリアスとセイランは、対ベイルガルド帝国のために、協力することになった。 ルミナスナイツの面々は、セイランの首都に身を寄せることになった。 セイランのお城は海のほとりに建っていた。そのお城の中に本陣を作って活動することに。 セイラン城の側には立派な松の樹がある。これも霊樹だった。 ベイルガルド帝国軍が攻めてきたので、出撃する。 キリヤの前に立ちはだかったのは、長い黒髪に、耳の長い少女。 「我が名はベイルガルド四皇剣の一人、ゼクティ!ヴァイスクロイツ(白い十字)隊長だ」 そう、あのゼクティだった。 キリヤが初めて桜の樹の下で会ったときとは雰囲気がまるで違っていた。 頭には包帯の代わりに、黒い髪飾りのようなものをつけている。 「私は、トライハルト陛下の進む道を妨げる物全てをなぎ払う剣!」 キリヤはゼクティと戦うのをためらった。 だがゼクティは構わずに攻撃してきたので、応戦し、倒した。 「ゼクティをここまで追い詰めるとは・・・。やるな、キリヤ」 そこへトライハルトがやってきた。 トライハルトはゼクティから心剣を抜く。まっすぐで、飾り気のない形。 「どうだ、俺と手を組まないか」 トライハルトはそう言ったが、やはり交渉は決裂。トライハルトとゼクティのコンビと戦って勝つ。 「今日はここまでだな」 ベイルガルド軍は撤退していった。 245 :シャイニング・ウィンド:2008/11/12(水) 22 31 03 ID NqLJHnHf0 Phase07 惑う心、継ぐ想い クレハが、砂漠のオアシスへ行こうと言い出した。 ソウマがやり残したという、カオスゲートを封印しに行きたいらしい。 キリヤとクレハはオアシスに向かった。だが、そこには先客がいた。 トライハルトとゼクティがカオスゲートを封印していた。 キリヤとトライハルトは顔を合わせるなり険悪なムードになった。 そのとき、突然地割れが起こった。 キリヤは地下の洞窟に落ちてしまった。上を見たが上れそうにない。 ゼクティも同様に落ちてしまったらしい。他のふたりは見当たらない。 どこかに出口はないのかと思って探してみるが見つからない。 クレハがいないので心剣が抜けない。お手上げだ。 キリヤは、いい機会なのでゼクティと話をしてみることにした。 「お前はトライハルト陛下の友人だろう?どうして陛下に従わないのだ」 ゼクティはそんなんことを言うが、キリヤには従うつもりはなかった。 「私の頭についているのは、ダークマターと呼ばれる金属だ。 これがなければ、魂まで闇に汚染されてしまう。 汚染は確実に広がっている。陛下はエルフだけではなく、この世界の全てを救おうとしているのだ。 わかるだろう?陛下こそが、この世界の希望なのだ」 初めて出会ったときとは明らかに違うゼクティの態度に、少しイラッとするキリヤ。 「それは違う。俺はキミに、霊樹の種を、世界を救う希望をもらったんだ! 思い出せ、ゼクティ!キミが俺に希望の種をくれたときのことを!」 ゼクティの胸に心剣が現れた。キリヤは心剣を抜く。 先から翼が生えているような奇妙な形をしていた。以前トライハルトが抜いたものとは明らかに違う。 「どうして、お前が私から心剣を・・・?」 ゼクティは驚いていたが、今はここから脱出する方が先だ。 「俺はあきらめない。希望は一つだけじゃないから。世界を救う方法だって、一つだけじゃないはずだ」 キリヤは心剣を使って、壁が薄そうなところに穴を開けた。 「忘れるな、次に会うときは敵同士だ」 ゼクティはそう言い残し、先に外に出た。 本陣に戻ってきたキリヤはロウエンの呼び出しを食らった。 「話がある、ついてこい」 ロウエンは松の樹の下へキリヤを連れて行った。 「おめぇの力は見せてもらった。だから今度は、おめぇの意志を確認しておきたい」 キリヤはトライハルトと戦う意志を語った。 「いいだろう。オレも賭けさせてもらう。おめぇが切り拓く明日にな」 ロウエンの胸に心剣が現れた。キリヤはためらっている。 「どうした、早く抜け」 キリヤはロウエンから心剣を抜いた。 「オレの心も、まだ錆びちゃあいねぇな」 ロウエンは心剣を見てそう呟いた。 246 :シャイニング・ウィンド:2008/11/12(水) 22 31 57 ID NqLJHnHf0 今こそフィリアス城を奪還するときだ。 一気にフィリアス城まで攻めて、逃げるときに使った秘密の通路を逆に辿る。 そこにジードとトライハルトが待ち伏せていた。 「出でよ、聖鎧剣バルムンク!」 トライハルトが手をかざすと、ジードは魔剣を携え、鎧を着た姿になった。 ジードとトライハルトのコンビと戦って勝つ。 実はジードはレオン王子だった。 「強くなったな、カリス、クララ。私の肉体は既に滅んでいる。 この体を、魔剣ジードの力で永らえさせていただけだ」 「どうしてこんなことに・・・」 「この争いは、我ら人間の心の弱さが招いたこと。人の心は、たやすく闇にとらわれる」 レオンは和平会議で起こったことを語った。 父であるフィリアス国王は、クララクランに巫女の力が無いことをシュマリに知られて、脅されていた。 国王はシュマリに、和平会議のときにエルフの女王を殺すように言われて、実行してしまった。 和平会議は決裂。混乱のさなか、シュマリは国王とレオン王子を殺し、カリスに傷を負わせた。 「この国の未来は、お前たちにかかっている」 「大丈夫だよ。僕は兄さんみたいに強くなってみせる」 「わたくしは全ての守るべき物のための楯。全てを受け止めます」 レオン王子はカリスとクララクランの姿に、満足したようだ。 「お前たち自身が光となれ。リーベリアの人々の未来を暖かく照らし、導くのだ」 「はい。兄様の心、届きました」 クララクランは自分の中に力が湧いてくるのを感じた。 「それが、お前の本当の力、巫女としての力だ」 レオン王子は静かに息を引き取った。 Phase08 白き乙女、黒き翼 クララクランが巫女の力を取り戻したので、さっそく天照の塔へ行くことになった。 天照の塔は光風館の近くにある。最上階へ登り、クララクランが装置の中へ入って調整を行う。 天照の塔から出てきたキリヤとクララクランの前に、黒い翼の鳥人族の忍者が飛んできた。 彼はジンクロウという名前だ。ベイルガルド軍と一緒にいたり、 セイラン城にも出入りしたりしていて、敵か味方かも不明の存在。 「よくやったな、天照の巫女。これで、友との誓いがひとつ、果たされた」 ジンクロウはクララクランに言った。そして今度はキリヤに。 「キリヤよ、おぬしに問う。おぬしには信じる友がいるか。 その友と敵となっても戦えるか」 キリヤの脳裏にトライハルトの顔が浮かんだ。 「俺は戦う。それはあきらめたからじゃない。あいつらが間違ってるってことをわからせるためだ」 それを聞いてジンクロウは満足したようだ。 ジンクロウもまた、ベイルガルド軍に友達がいるらしい。 「我が心の翼は折れてはおらん。心の底では、友を信じるがゆえに」 ジンクロウの胸に心剣が現れたので、引き抜く。翼の形の剣だった。 「我が翼はおぬしに預けたぞ。拙者はおぬしたちとともに戦おう。 もう一つの誓いを果たすために」 247 :シャイニング・ウィンド:2008/11/12(水) 22 33 16 ID NqLJHnHf0 ベイルガルド軍が新兵器を持ち出して、攻めてきた。 移動要塞アイゼンザルク(鉄の棺桶)という名前の、古代の遺産だという。 ルミナスナイツは、少人数でアイゼンザルクに乗り込み、動力炉を破壊するという作戦に出た。 アイゼンザルクの前に、トライハルトとゼクティが立ちふさがる。 トライハルトはゼクティから心剣を抜く。剣帝エクセリオンという名前らしい。 ふたりを倒すと、ゼクティは苦しみだした。トライハルトはゼクティを連れて逃げた。 乗り込んだ要塞には、キルレインがいた。 キルレインは、殺されたエルフの女王の兄だ。そして、四皇剣の一人。 「ゼクティを苦しめているのはあなたですね」 キリヤたちはキルレインと戦って勝つ。 ジンクロウが飛んできて、言う。 「我が友キルレインよ、おぬしらのやっていることは、人を信じるということを 最初から放棄している。それでは、この世界は救われない。 拙者はおぬしらを止めてみせる。それがレオンと交わした最後の誓いだ」 キリヤたちは要塞の動力炉を壊した。 Phase09 世界の天秤と最後の鍵 砂漠地帯に、ベイルガルドの研究所があって、そこで兵器を開発しているという情報が入った。 キリヤたちは砂漠地帯に行ってみる。するとそこには、ゼクティに似たサイボーグの軍団がいた。 その中心にはゼクティがいた。 「敵は破壊する・・・」 なんだかいつものゼクティらしくない。問答無用で襲い掛かってきたので倒す。 ゼクティは、地面に倒れた後も、破壊するとか喚いている。 「やめてください、キリヤ先輩!この子に、戦闘する力は残ってません!」 おさげ髪の女の子がやってきた。彼女はヒルダレイア(蛭田 麗亜)。同じく学園の生徒。 ヒルダレイアこそ、サイボーグ軍団を、そしてゼクティを作った人だ。 「汚染された肉体は魂も汚染してしまいます。 わたしは、汚染された土地でも生きられるようにと、この子を作りました」 ヒルダレイアはそんな言い訳をした。 「それは・・・生きていると言えるのか」 「でも、わたしには放っておくことはできなかった。こうするしかなかった」 泣き崩れるヒルダレイア。 「キミを確保すれば、ベイルガルドは戦力を削がれることになる。・・・抵抗しないでくれ」 キリヤはヒルダレイアに剣を突きつけようとした。そこへ割って入った人物がいた。 「やめろ!そんなことはさせねぇ!」 ソウマだった。ソウマはこの世界のバランスを取るために必要だとかいう理由で、 ゼロに助けられ、生きていたのだ。 「オレはどの国にも味方するつもりはない。だけど、こんなことが起こったら止めに入る。 それが、オレの使命だ!」 キリヤは剣を降ろした。ソウマは去っていった。 「キリヤ先輩も早くここを離れた方がいいです。もうすぐ彼女がやってきます」 ヒルダレイアはそう言い残して、ゼクティを連れて帰っていった。 248 :シャイニング・ウィンド:2008/11/12(水) 22 35 57 ID NqLJHnHf0 それからしばらくした後、キリヤはまた戦場でヒルダレイアに会うことになった。 「活きがいいのがそろってるわね。実験材料にちょうどいいわねぇ」 ホウキの形の空飛ぶ乗り物に乗っていて、とんがった帽子を被って、さながら魔女のようだ。 「あたしはベイルガルド四皇剣が一人、業火の魔女ヒルダレイア」 「そんな・・・。キミは本当にヒルダなのか?」 「あの偽善者のこと?それなら、あたしの心の中で眠ってるわ」 「まさか、二重人格だというのか?」 キリヤたちは魔女モードのヒルダレイアを倒す。 「いいデータが取れたわ」 捨て台詞を吐いてヒルダレイアは逃げていった。 Phase10 決戦、輝く風となって 本陣に、ソウマから手紙が届いた。キリヤ、シーナ、クレハの三人で光風館に来い、とのこと。 三人で光風館に行ってみると、ソウマの他に、トライハルトとヒルダレイアもいた。 「ここでこうして会うのも、久しぶりね」 ついに顔をそろえた異界の学園生たち。ソウマが口を開く。 「単刀直入に言う。戦いをやめろ」 「笑わせるな。今さら、そんなことが出来るわけがないだろう」 「オレは戦いを止める!お前たちのどちらも失うわけにはいかないからな」 ソウマが言うのも聞かず、トライハルトとキリヤは言い争いになってしまう。 「お前たちのやりかたは間違っている」 「ゼクティを傷つけておいて何を言う。決着は戦場でつける。それだけだ」 トライハルトが真っ先に席を立って出て行った。ヒルダレイアもついていった。 キリヤも去っていった。 「わたしたちの道は、どこで別れてしまったのかしら」 嘆息するクレハだった。 いよいよベイルガルド軍との最終決戦だ。 ソウマとパートナーはトライハルトが乗っている移動要塞まで一気に攻め込んだ。 移動要塞にはトライハルトとキルレインのコンビがいた。 「出でよ、魔砲剣ガラディン!」 キルレインは魔砲剣の力により、ビームを発射してくる巨大な剣の姿となり襲ってきたが、倒す。 「今度は心剣抜きで勝負しようではないか、キリヤ」 キリヤとトライハルトの心剣なしでのガチバトルが始まった。 そこへソウマがやって来て、やめさせようとするが、出来ない。 「くそっ!オレにはもう止められないのか・・・」 トライハルトの一太刀で、キリヤの剣が飛ばされた。トライハルトはキリヤに向かって剣を突き出す。 風になびく長い髪が見えた。止める間もなかった。ゼクティがキリヤをかばって、刺された。 倒れるゼクティをキリヤが抱きかかえる。 「なぜだ、ゼクティ!」 「お願い、傷つけあわないで。わたしの願いは、それだけ。あなたたちは、この世界を救う鍵なのだから。 わたしは風になって、いつまでも見守っているわ」 ゼクティの体は輝く粒子となり、風に乗って飛んでいった。後には何も残らなかった。 「俺はなんのために戦ってきたんだ・・・。ゼクティ!!」 キリヤの絶叫がこだました。 249 :シャイニング・ウィンド:2008/11/12(水) 22 37 29 ID NqLJHnHf0 キルレインが怒りに燃えた目で立ち上がった。 「我が愛する妹を、一度ならず、二度までも手にかけるとは・・・」 この台詞から察するに、ゼクティはエルフの女王の遺伝子を元に作られたらしい。 「妹のいないこの大地など、もはや私には不要だ。こんな世界、闇に堕ちてしまえばいい。 我が悲しみを知れ!全ての生ける者よ、絶望せよ!」 キルレインの魔力が暴走した。辺りのものは凍りつき、やがてリーベリア全体が氷に覆われた。 Phase11 竜の箱舟と白き騎士 キリヤは目を覚ます。いつもの本陣のようだったが、地面が揺れていた。 なんと、ここは海の上なのだという。 セイランの城は古代の遺産を利用して作られていて、こうして巨大な船としても使えるのだ。 お城にいた人たちとルミナスナイツの面々は、凍りつく前に陸地を離れた。 だが、残してきた人々はどうなっているかはわからない。 この船は、伝説の海竜が眠るというカイエン島に向かっているらしい。 船はカイエン島に着いた。キリヤは甲板でボーっとしている。 キリヤはゼクティを死なせてしまったショックで、心が折れて心剣が抜けなくなってしまっていた。 ロウエンはそんなキリヤを呼びつけて、ジンクロウと一緒に救援要請に行くよう命じる。 ここから海を挟んだ東に、ヴァレリア地方がある。そこの獣人の国ベスティアに行くらしい。 小型の船に乗り換えて東へ。ベスティアの港町に着いた。 ふたりは猫耳娘と会った。 「あたしはマオ。遊撃傭兵騎士団ヴァイスリッターの団長だよ」 マオはベスティアの獅子王ディオクレスの娘なのだという。 救援要請を伝えると、必ず助けに行くと約束してくれた。その後、マオは語る。 「あたしは、人を探してるの。数年前、仲間だった人。たぶん、両方の手に指輪をしてると思う」 そんな人に前に会った。ゼロと名乗った青年だ。 「あいつは仲間を二人殺して、逃げた。あたしはあいつに聞いてみたいの。 どうしてそんなことをしたのか・・・」 カイエン島に戻り、本陣に帰ってきたキリヤ。 ヴァレリアに行ったのが気分転換になったのか、はたまた、みんなの励ましが効いたのか。 「俺、もう一度頑張ってみようと思う。みんなの力を俺に貸してほしい」 キリヤは立ち直った。 ロウエンとホウメイはみんなを集めて説明する。 リーベリアの地下には「妖精王の器」という古代遺産の神器が眠っていて、 それに闇のソウルが溜まり、闇の器として目覚めつつある。それは阻止しなければならない。 この島の近くの海底には、妖精王の器と対の存在の「海竜王の器」がある。 これから海竜王の遺跡へ行って、海竜王の器を目覚めさせることにする。 250 :シャイニング・ウィンド:2008/11/12(水) 22 40 21 ID NqLJHnHf0 ロウエンとホウメイとキリヤの三人は海竜王の遺跡へ行った。 これまた古代の遺産らしく、中には変な装置がある。 大きな透明のカプセルが二つ置いてあって、一つには白い着物を着た少女、 もう一つには竜人の男が入っていた。 そしてそのカプセルをじーっと見ている女性がいる。 「ブランネージュ!ここにいたのか。探し物は見つかったのか?」 彼女はロウエンの知り合いの、氷の魔女ブランネージュだった。 「大丈夫。わたしの仲間はここにいる・・・」 ブランネージュはそう答えた。カプセルの中の人が仲間だというのだろうか。 キリヤはホウメイから心剣を抜き、念を込めて、海竜王の器を目覚めさせた。 ブランネージュを連れてお城に戻る。海底から海竜王の器が浮かび上がってきて、 お城とドッキング。お城は大きな竜の形の乗り物になった。 「これは光の竜の箱舟、ドラゴンズアーク・アプサラスだ」 アプサラスはリーベリアを覆う氷壁に体当たりして、穴を空け、中に突入。 ブランネージュは術をかけ、氷を消すと、去っていった。 Phase12 勇者たちの帰還 セイランの首都に帰ってきた。だが状況が見えない。 天水の塔が心配だから見て来いとホウメイが言うので、キリヤはパートナーを連れて出発した。 途中で通りかかった人影。ソウマだった。 ソウマは、ゼロと一緒に行動するうちに、ゼロの昔の仲間と知り合い、 なし崩し的にヴァイスリッターに入団したという。 「教えてくれ、今、リーベリアはどうなっているんだ」 ベイルガルド帝国は崩壊した。だが、代わって「闇の軍勢」が押しよせてきたそうだ。 「ゼロなら今、この先の村にいるぜ。じゃあな」 天水の塔の近くの村。 そこにはブランネージュと、エルフ娘のエルウィンがいて、 ゼロと何やら話しこんでいる。 ブランネージュとエルウィンはヴァイスリッターの団員だ。 「あたしたちは、古代の遺産、特に神器と呼ばれる超兵器が関わっている、 世界の異変を監視しているの」 エルウィンはそう話す。 「そうだ、光風館に行ってごらん。いいことがあるよ」 ゼロがそう言うので光風館まで足を伸ばすことにした。 光風館の近くの桜の樹の下にいるのは・・・。 「まさか、ゼクティ、なのか」 頭にはダークマターの代わりに白い羽根飾りをつけている。 「来てくれたのね。ここで待っていれば、また会えると信じてた」 ゼクティは本陣に暖かく迎えられた。 ゼクティの性能は生まれ変わったかのようにパワーアップしていて、 攻撃範囲が広くしかもHPも吸収できる協力技「シャイニングウィンド」が使えるようになっていた。 251 :シャイニング・ウィンド:2008/11/12(水) 22 41 55 ID NqLJHnHf0 セイランのお城にお客が来ているという。 マオ、エルウィン、ブランネージュの三人娘だった。 「約束通り、助けに来たよ」 ヴァイスリッターは、光風館を本陣として活動するらしい。 Phase13 最後の聖戦、はじまる絆 大地を覆っている闇の軍勢を倒し、セイランの領土を、そしてフィリアスを取り戻す。 これで闇の軍勢は北の大地に残るのみとなった。 霊樹の下でひとり佇むキリヤ。ふっと、誰かの心象世界が見えた。 その心は、真っ暗闇で何も見えないかと思うと、突然まぶしくなって目が眩んだりする。 一瞬だけ映像が見えた。仲間に囲まれて微笑む少年の姿。 「僕の心に触れられるなんてね」 何も無いところからいきなりゼロが現れた。 ゼロが言うには、ゼロは世界のあらゆるものと繋がっているのだそうだ。 だからいきなり現れることもできる。 「僕もキミたちと戦うことに決めたよ。今は、僕の使命とキミたちの使命は同じだ」 キリヤはゼロから心剣を抜く。白と黒の羽根が生えたような柄。 だが刀身は全くの透明で、見えない。不思議な剣だ。 「僕の心、しばらくキミにあずけるよ」 キリヤは、この世界に来るときに、ゼロから言われたあの言葉を思い出した。 ”鍵は自身の心。キミがその鍵で開く扉は、光か闇か混沌か、それとも・・・” 「教えてくれないか、ゼロ。あのときの言葉の意味を」 「わかった。長くなるけど、これから話すことを聞いてほしい」 ゼロは長々と語りだした。 かつてシオンと呼ばれた少年がいた。彼は双竜の指輪に選ばれた存在だった。 シオンはシルディアという城塞都市に流れ着き、仲間たちと出会い、 やがてヴァイスリッターの一員として戦いに身を投じることとなった。 (このへんは前作シャイニング・ティアーズの話) シルディアでの戦いの後、双竜の指輪の力を本当に自分のものにするため、彼は修行の旅に出た。 そこで彼は、指輪の本当の力を知った。 それは、エンディアスという世界の根幹に関わるものだ。 原初にはただ”混沌”があるだけだった。 やがて混沌から”秩序”という意志がが生まれた。 秩序は形を成すことを欲し、”光”が生まれ、その対として”闇”が生まれた。 ”光”と”闇”から世界が、生命が誕生した。 この世界も、全ての生命も、光と闇が秩序を保っているから存在していられるのだ。 光か闇かどちらかに傾くことがあれば、秩序が消え、混沌に還るだけ。 252 :シャイニング・ウィンド:2008/11/12(水) 22 43 20 ID NqLJHnHf0 双竜の指輪は、二匹の竜が互いの尾を噛み合っているデザインだ。 それは混沌を意味する。指輪に選ばれた者は、この世界の秩序のうちに存在することは出来ない。 シオンは両方の手に指輪をはめ、人間であることを捨て、混沌になった。 だが、かつて人間だった肉体は秩序を求めようとする。 背反する二つの意志を持つ者。秩序でも混沌でもない。それが、ゼロという名前。 ゼロの使命は、現状の維持だ。世界が秩序や混沌に、光や闇に傾こうとするのを防いでいる。 だから「調律者」と呼ばれている。 エンディアスには世界を混沌に傾けようとする「ゼロボロス」という存在がある。 ゼロは、ゼロボロスが、かつての仲間、竜神の巫女リュウナにとり憑いていることを知った。 以前リュウナは、一度死んだ竜人のラザラスを蘇らせたことがあった。 ラザラスが持っている陽のソウルを反転させ、陰のソウルに変えることで、それは実現した。 だがそれは、世界のバランスを崩しかねないヤバい力だったのだ。 リュウナの前に立ち、彼女に刃を向ける。だが、ゼロは迷っていた。 するとリュウナはゼロの手を取って言った。 「わたくしは世界を救うために死ぬのではありません。仲間を救うために死ぬのです。 仲間とは、そういうものです」 リュウナ自らが、刃を胸に突き立てて、死んだ。一緒にいたラザラスも殺した。 ふたりは今、海竜王の遺跡のカプセルの中に入っている。 それからゼロは、ゼロボロスの力を取り込んだ。 あらゆる情報がゼロの中に流れ込んでくる。平行世界、エルデのことを知った。 そして、エンディアスの未来を左右する鍵は、エルデにも存在することを知った。 「そう、キミがその鍵だよ」 語り終わったゼロの目には涙が光っていた。 「あれ?おかしいな。涙なんて、とっくになくしたと思っていたのに・・・」 Phase14 世界、心ひとつに 闇の軍勢がなりを潜めている今のうちに、北の大地に行ってみようということになった。 だが、北の大地へ入るには、エルフしか知らない道を通らなくてはならない。 そういえば、ヴァイスリッターにもエルフがいた。 キリヤはゼクティを連れて、北へ向かう。エルウィンの導きによって、 エルフの聖地エルナリートへたどり着いた。 エルナリートには巨大なソウルクリスタルが嵌った霊樹が聳え立ち、その側には天風の塔が建っている。 ソウルクリスタルから何者かが話しかけてくる。 「よく来ましたね、異界の勇者よ。そして、ゼクティ。 私の名はセレスティア。私の肉体は滅び、今はこうして魂だけの存在になっています」 セレスティアは、和平会議で殺されたエルフの女王だ。 ゼクティはセレスティアの遺伝子を元に造られたが、巫女としての力は無い。 「それは違います。もっとも風に愛されている者が、巫女の資格を得るのです。 大丈夫です、ゼクティ。あなたは風に愛されているのですから」 白くてふわふわした謎の生物が飛んできた。 こいつはゼクティが風の魔法を使うときに呼び出す精霊だ。確か、ラッシィという名前だった。 実はこいつが、風の上級精霊なのだという。ラッシィはゼクティの頭上でくるくる回った。 すると、ゼクティの中に力が湧いてきた。 巫女の資格を得たゼクティは、天風の塔へ入り、塔の機能を回復させた。 253 :シャイニング・ウィンド:2008/11/12(水) 22 44 57 ID NqLJHnHf0 ヒルダレイアの研究所の場所がわかった。 砂漠地帯を抜けてさらに北に行ったところにあるらしい。 キリヤたちは研究所へ向かう。ヒルダレイアは、今は通常モードだ。 「お願い、キリヤくん、今のうちに、悪いわたしになる前に、わたしを倒して!」 ヒルダレイアは、自らに改造を施し、魔女モードを作り出したのだ。 だが、最近では魔女モードの時間が長くなってきているという。 やはり、倒すしかないのか、とあきらめかけた頃だった。 「あきらめるな、キリヤ!」 ソウマがやってきた。 「心剣を引きずり出すぞ!」 ソウマはヒルダレイアから妖獣剣ミストルティンを引きずり出した。 この蛇みたいな剣こそ、ヒルダレイアを魔女モードにしていたものだ。 キリヤはミストルティンを破壊した。 正常に戻ったヒルダレイアから話を聞く。 トライハルトはキルレインに連れ去られて、黒き塔につかまっているという。 黒き塔はこの研究所から転送装置で行けるのだそうだ。 早速黒き塔へ向かう。トライハルトは怪しげな装置に繋がれていた。 「先輩!」 ヒルダレイアは危険を顧みずに飛び出していって、トライハルトを助けようとした。 「下がれ、ヒルダ!」 「イヤッ!わたしは先輩を・・・」 そのとき、ヒルダレイアの胸に、眩く輝く心剣が現れた。 トライハルトは心剣を抜き、装置から脱出した。 「これは・・・伝説にあった、究極心剣!?」 究極心剣とは、聖杯から抜ける心剣だという。 「聖杯とは、純粋な心の結晶から生まれるもの。俺の聖杯はヒルダが持っていたのか・・・」 いよいよ最終決戦。闇の器は、北の果てにある封印の扉の中にある。 キリヤとパートナーは、封印の扉に向かった。 封印の扉とは、地面に取り付けられた巨大な四角い引き戸のようなものだった。 封印の扉の前には、ソウマとトライハルトがいた。ふたりで闇の軍勢を食い止めておくらしい。 キリヤたちは、封印の扉の隙間から中に入った。 闇の器はキルレインと合体することで覚醒し、妖精王エルファーレンとなって襲い掛かってきた。 キリヤたちは苦しい戦いの末に妖精王を倒した。 闇の器から分離したキルレインは、エルナリートに向かった。 「私の肉体が滅んでも、私の罪は許されるものではない。 私はここから、魂だけの存在となり、封印の扉を見守ろう」 「兄様には私がいます。もう、ひとりぼっちではありません」 セレスティアが語りかけた。キルレインの顔に笑みが浮かんだ。 254 :シャイニング・ウィンド:2008/11/12(水) 22 51 13 ID NqLJHnHf0 封印の扉の前で、キリヤたちが戻るのを待っているソウマとトライハルト。 ルミナスナイツとヴァイスリッターの面々も駆けつけてきていた。 やっとキリヤたちは扉から出てきた。 さて、封印の扉を閉じるときが来た。 扉には穴が三つ開いている。そこに、鍵となる究極心剣を差せばよい。 トライハルトはヒルダレイアから究極心剣を抜いた。 「ごめん、オレ、聖杯を見つけられなかった・・・」 しょんぼりするソウマ。 「そんなことないよ。ソウマの聖杯はここにある」 キリヤの胸に輝く心剣が現れた。 「今まで助けられてばかりだったけど、やっと恩返しができそうだ」 ソウマはキリヤから究極心剣を抜いた。そしてキリヤの番。 キリヤは聖杯となる者、一番大切な人(一番好感度が高い人)から究極心剣を抜いた。 これで三本の究極心剣がそろった。 鍵穴に究極心剣を差すと、扉は閉じた。そして、カチリと錠が下りる音がした。 「なぁ、この世界はまたひとつになれるのか?」 ソウマが問いかけた。 「もう大丈夫だ。みんなの心は、ひとつになったから。 世界は違っても、場所が離れていても、心はつながっている」 キリヤはそう答えた。 「帰ろうか。俺たちを待つ人がいる場所に」 エピローグ ソウマはエンディアスに残ることになった。 ヴァイスリッターの人たちと一緒にこの世界を守っていくらしい。 ゼロはまた「世界を見守る者」に戻り、ひとりぼっちになった。 でもたまには昔の仲間と会うこともあるだろう。 トライハルトもエンディアスに残るらしい。 トライハルトと離れたがらないヒルダレイアも、エンディアスに残ることに決めた。 クレハは、ソウマのことが心残りらしいが、シーナと一緒にエルデに戻ることになった。 そして、キリヤも、エルデに戻る。キリヤはエルデを守っていくことを決意した。 大切な人と離れることになっても、大丈夫。心はつながっているから。 Fin ・お分かりとは思いますがゼロは隠れキャラです。仲間にするには特別な条件が必要です。 ・ゼロについては前作と繋がるところなので詳しく書いてしまいました。許してシャニティアーッ! ・ゼロ以外でお目当てのキャラがいるのであれば、リクエストしてくれれば詳しく書きます。
https://w.atwiki.jp/yarupokepolice/pages/87.html
シャイニングガンダム シャイニングガンダム【名前】 【タイプ】 【特性】 【種族値】 【LV】 【わざ】 【アビリティ】 7523 名前:木原先生 ◆J2rMhmX.Eo[sage] 投稿日:2013/01/26(土) 04 01 44 ID 7E7sdr860 __ / / __/ / / \ r', ―、/イV_, / / ゝV',.二ヘV_/<_ ̄ _〈〈 _V_/ (0广ト、 / _/ r=ヘ7´ / ___‘ー' \_ /\ _/ __/ /{__/ / `¬テ(0丁\ / /-‐rr―' (l/二/ ス二フ 行ニマ⌒ヾハ / / | \ |j /フイニ〒 ̄ ̄l | ', ヽ ∠V∨./ ∨ \ ∧ Yl〈! | l V ', ', ∠V´― 、V ヘ /ニ冖l! レ'´ ̄}\ 、V l |∠/ \ | l| | | lレ―〈 \/∨ー' / / \ | l| | | { \ ∨ヘ../ / -―- \ハ.J | 、 _]_ / `7ァ/ // ̄二二二二二.._ \_ l 'く_/lレ-―‐《7 〃/ ̄――――― ┴‐┴`二三] _/, -―z≠| l| |! }冂 }冂 }冂 }冂 // _/ /′| l| il ─────────────────────────────────────── 【名前】 ゴッドガンダム 【タイプ】 はがね/かくとう 【特性】 がんじょう 【種族値】 攻撃A 防御B- 特攻D 特防C 素早さD+ 【LV】 67 【わざ】 アームハンマー 闘物理 威力100 命中率90 自分のすばやさを1段階下げる。 ほのおのパンチ 炎物理 威力75 命中率100 1割の確率で相手をやけど状態にする。相手のこおり状態を治す。 じしん 地物理 威力100 命中率100 あなをほる状態のポケモンにも命中し、2倍のダメージを与えられる バレットパンチ 鋼物理 威力40 命中率100 優先度+1 【アビリティ】 【パッシブアビリティ】 『不屈の信念』… 体力がゼロになってもターン終了時まで戦闘不能にならない 【アクティブアビリティ】 『スーパーモード』… 体力が1/2減少する 攻撃、防御、特防を2段階上げる 1試合1回 『ゴッドフィンガー』… 一部のわざを除き、全ての攻撃が必中になり、みきり・まもる・指令の効果を無視する。 1試合1回 →『ヒートエンド』… ゴットフィンガーに連動して発動 相手の体力が一定数以下なら、相手の体力を0にする 戻る
https://w.atwiki.jp/398san/pages/2467.html
《シャイニングドロー》 通常罠 自分のライフが3000以下の場合に、相手ターンにのみ発動できる。 自分のデッキからモンスターカードを1枚選択しデッキの一番上に置く。 原作・アニメにおいて―~ 遊戯王ZEXALにおいて登場した、ディスティニードローのようなもの。 アストラルと遊馬がオーバーレイした「遊馬×アストラル究極体ZEXAL」(提供画面でこう書いてあったが正式名称かは不明)が行ったもので、アストラルのセリフによると「最強決闘者の決闘は全て必然。ドローカードすらも決闘者が創造する!」らしい。 発動時メッセージ プレイヤー「罠カード発動 『シャイニングドロー』!」 ドローカードすら決闘者が創造する! プレイヤーは《カード名》をデッキの一番上に置いた!
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/3011.html
シャイニング・ハーツ 【しゃいにんぐ・はーつ】 ジャンル RPG 対応機種 プレイステーション・ポータブル 発売元 セガ 開発元 スタジオ最前線 発売日 2010年12月16日 定価 UMD版 6,270円DL版 5,600円 廉価版 PSP the Best 2011年12月22日/2,500円(DL版もBest版に仕様変更) 判定 クソゲー ポイント ロード多すぎ+もっさりしすぎミストラル詐欺×スローライフRPG ○スロー過ぎるパン焼きゲーフィギュアの販促ゲー シャイニングシリーズリンク 概要 特徴 問題点 評価点 総評 余談 その後の展開 概要 『シャイニング・ティアーズ』『シャイニング・ウィンド』に続き、Tony氏がキャラデザを勤めるシャイニング3作目。 開発担当は前2作までのネクスエンタテインメントから、過去に『どきどきポヤッチオ』などを手掛けたスタッフが設立した会社であるスタジオ最前線にバトンタッチしている。 発売前の広告や宣伝には大きく力を入れており、それだけにユーザーも期待していたのだが……。 特徴 本作の舞台は、獣人族やエルフなどが様々な種族が暮らすウィンダリア島。島に流れ着いた時に記憶と感情を失った神秘的な少女カグヤと、その少女の失くした心を集めていく主人公リックを中心とした物語である。 尚、前2作とのつながりは薄い。 ファンタジー世界「夢幻大陸エンディアス」と現代的な世界「次元並行世界エルデ」と2つの世界の狭間にあるアストラル界が前2作に登場したが、今作の舞台のウィンダリア島がある「幻想世界ユーフォリア」はアストラル界の中にある設定。 前2作のキャラの血縁者が何人か登場している。また前2作に登場したエルウィンが幻想世界ユーフォリアに居る兄に会いに訪れており、今作ではミドルネームのラナを名乗っている。 前2作は2D版無双といった感じの戦闘システムだったが、本作は戦闘システムをターン制のコマンドバトルに大きく変更した。 本作には「ココロ」という概念があり、画面右下には4つのハートが表示される。それぞれが…… 赤色 うれしい・好意 青色 悲しい・切ない 緑色 いやし・ほっとする 黄 怒り・激しい を現す。また、全ての感情を増減させる黒色(マイナス)、銀・金色(プラス)も存在する。 「ココロ」が一定値以上ないと、物語が進まないようになっている。 ハートは人へのあいさつ・パンを届ける・戦闘中の仲間からの信頼や敵への攻撃などで増え、一部の選択肢を選ぶ・パンを焼く・戦闘中に必殺技を使うと消費されるが、その総数はカウントされている。 同社の『サクラ大戦シリーズ』のLIPSと同様、一部の選択肢には制限時間がある。時間切れ(沈黙・答えない)が出来るのも同様。 問題点 読み込みが多く、全体的にゲームテンポそのものが悪い。 民家に入るたびに、データインストールをしていても4~5秒くらい読み込みが入る。むしろデータインストールしないほうがスムーズに動く。 戦闘も、エンカウントから戦闘開始まで3~5秒くらいかかる。 ロード直後にダッシュすると、処理落ちのせいか主人公の動きがスローモーションになり、こけたように見える現象も。 移動速度も決して速いとはいえない。 ダッシュしていると「こける」仕様もストレスフル。 ×ボタン(もしくはアナログスティックでの移動)でダッシュ…というのは割とよくあるシステムだが、たまにダッシュ中にこける。 おまけにこけるとしばらく何も出来ない状態が続く。復帰が早い時は即立ち上がって移動再開出来るが長い時は5秒程度ふらふらしたまま。 どうやらマップデータ等のロード待ちとしてこけるようになっているようだが(本作のベースとなった『どきどきポヤッチオ』でもこの仕様(ソースあり))、もう少しマシな方法はなかったものか。 本作ではパートナーをネリス・アミル・エアリィの3人から選択するのだが、声も台詞もすべて同じで手抜き感が漂う。 事前情報で示されていたヒロインの外見がそれぞれ個性のあるものだった(普通の村娘風アミル、修道女のような服で清楚系を思わせるエアリィ、ボーイッシュなネリス)ため、それを生かしたシナリオを期待していたプレーヤーを失望させた。 外見が異なるのに全く同じ口調で喋ることに強い違和感を覚えた人も少なくない。ヒロインの性格は勝気な元気娘という印象なのでネリスとアミルはともかく、清楚系のエアリィはミスマッチ気味。 一部のキャラクターの扱いについて ミストラルをはじめ、発売前に大きく取り上げられていた女性キャラクターの本編中の出番が少なかったため、それらのキャラクターとのギャルゲー的要素を期待して本作を購入した層からは不満が上がった。 公式サイトを見れば、TOP画面でリックやヒロイン三人娘、カグヤといった最重要人物に並んでデカデカと映るミストラルの姿があるなど、今でもその一端を垣間見ることができる。 ストーリー展開上、彼女らが仲間にならず個別EDなどもないことは不自然なことではないのだが、本編中に仲間になるキャラクターの多くが本編ストーリーと綿密に絡むものではなく、仲間というよりは協力者的な立場であるだけに彼女らもそうはできなかったのかという部分で残念がられた。 結局のところ、製作スタッフの想定とユーザーの期待が乖離しすぎたことが低評価の原因なので、発売前のメディア戦略が失敗だったと言える。 戦闘面について とにかくテンポが悪い。この一点に尽きる。 全体にモーションが遅い上、いちいち「攻撃選択→足を動かさずスライドしながら敵に近づいて斬る→またスライドしながらもとの位置に戻るという動きを見ることになる。 一応設定で演出をデフォルトの「演出重視」から「テンポ重視」にすることができるのだが、これらの違いは、近接攻撃する際の接近モーションの簡略化(*1)と魔法や必殺技を使う時のカットインの省略のみであり、これらの長いアニメーションを切ったりすることはできない。つまり、「テンポ重視」にしても殆どその恩恵を感じることはできない。 仲間キャラクターとの好感度が一定値以上になると通常攻撃の際に合体攻撃が使えるようになるが、これも問題点が多い。 演出が長い上にスキップができないため、ただでさえ悪い戦闘のテンポが一層悪くなる。発生頻度も高く、場合によっては主人公が攻撃する度に合体攻撃要請状態になる。 好感度の高いキャラがPTに複数いると合体技要請が被る事があり、その際選んだキャラ以外のキャラの好感度が下がってしまう。この時に誰も選ばずにキャンセルした場合はこのデメリットはない。 合体攻撃自体はMPも消費せず、性能自体も強力なのだが、この好感度が下がるシステムのおかげでゲーム終盤にもなると常に好感度減少覚悟で合体攻撃を使うか、好感度のために使用を封印するかの二択を迫られることになる。 対処法の一つとして、複数人から同時に要請が来なければデメリット無しで合体技を使えることを利用して、本編中に最も好感度が上がりやすいヒロインだけの好感度を上げ、他のパーティメンバーの好感度上げを極力後に回すことで常にヒロインからのみ要請が来る状況を作るという方法はある。 そもそもこれらのデメリット以前に主人公が通常攻撃をした時にしか効果が発動しないという仕様自体がゲームと上手く噛み合っていない。オート戦闘だけで倒せるような雑魚敵戦ではそもそも合体攻撃をする必要がないためテンポの悪さに拍車をかけるだけであり、合体攻撃を使いたいような強力なボス戦ではそもそも通常攻撃を使用しないので発動の機会がない。 本作では1戦闘ごとに結構な数のアイテムが手に入るのだが、戦闘終了後に表示される入手アイテムが一個ずつしか表示されないために、これまたテンポが悪い。 フィールド上でのエンカウントについて 手持ちのパンの匂いにエンカウント率が変わる仕様があり、人間に好かれるような良い匂いのパンを持っているとエンカウント率が上がり、悪臭を放つパンを持っているとエンカウント率が下がる仕組みになっている(一部例外あり)。 これ自体は面白い試みなのだが、街で持ち歩くべきパンとフィールド上で持ち歩くべきパンが真逆であるために、これらを行き来する際にいちいちバスケットの中身を取り換える手間がかかってしまう。 中身の入れ替えは魔法のパン屋の中にある冷蔵庫でしか行えないという不便さも相まって面倒な仕様と言わざるを得ない。 一応物語中盤以降はホームシップにも冷蔵庫が設置されるので多少マシになる。 エンカウント率が異常に高いエリアがある。 戦闘自体が上述の有様なのでかなり苦痛。しかもそのエリアは比較的序盤に出てくる。 住人からのパンの依頼が鬱陶しい このゲームではシナリオが少し進む度にNPCの発言する内容が変わる仕様があり、それ自体は世界観の作り込みとして好ポイントなのだが、毎日ランダムで5人程度に設定されるパンの依頼がそれを邪魔している。 パンの依頼イベントが設定されたキャラクターに話かけた場合、通常のセリフより優先されてパンの配達依頼のセリフが出てしまうため、見たいセリフを見ることができなくなってしまう。しかも依頼は断ることができず、さらに依頼されたパンを届けないとその日のうちはずっと「パンはまだか?」と聞かれてセリフを見ることができなくなる。 夜間に会いにいくことで時々依頼が消えていることがあるが、夜間でも普通に依頼されることもある上に一部の子供のNPCは夜間はフィールド上から姿を消してしまうので完全な対処にはならない。 特に会いにいくまでの時間がかかるエルフの森のアルヴィンやラナに依頼が設定されていると非常に面倒。 「ココロ」の仕様について 色によって入手頻度の差が激しい。「好意」と「癒し」に該当する赤と緑のハートは街の中で簡単に集めることができるが、「怒り」と「悲しみ」に該当する黄と青のハートはそれに比べてかなり集めづらい。 入手方法の一つとして選択肢付きのイベントで相手を怒らせたり悲しませたりする答えを選ぶ方法はあるが、当然ながらこうした回答はそれと同時に相手の好感度を減少させることが殆どなので、基本的には戦闘で稼ぐしかない。 このため、必殺技を使う際に黄や青のハートを大量消費するものは選びづらくなってしまっている。 一応、ハートを消費する選択肢で使用するハートや、パンを焼く際に使用するハートは殆どが赤と緑なので全く配慮がなされていないわけではない。 評価点 本作の目玉の一つであるパン焼きシステムは非常に拘りの入ったものであり、プレイヤーの間では専ら「パン焼きゲー」と呼ばれている。 様々な材料を用いてパンを作るのだが、パンに付与される能力や個性や特徴はとてもバラエティに富んでいる。 こげたパンを持っていると住民から「嫌な臭いがする」といわれて黒いハートが出てきたり、評価の高いパンを持っていると「いいにおい!」といわれて緑のハートが出たりなど、そういった面ではぬかりないシステムといえる。 面白い事に、エルフの村のとある人間嫌いの幼女にいいパンをあげると、「に、人間とは仲良くしないの! →おにぃちゃぁん!」と、コロッと態度を180度変えてきたりする。恐るべし、パンの魔力。 しかしパンで上がる好感度は一時的なものなので一晩経つと元に戻っていたりする。 また、ゲーム中での主人公の役割は「パンを届けること」がほとんど。終盤のイベントでヒロインに「私たちのするべきことは何?」と聞かれるが、これも「パンを届けること」である。 グラフィックはPSPのゲームとしては良好。 フィールド上のチビキャラクターはキャラ毎の特徴を良く捉えており、動きもバリエーションがあって可愛らしい。 ストーリー進行に伴って移動可能になる外の島はそれぞれ四季をモチーフにしており、雰囲気が良く出ている。 敵モンスターの種類もそれなりに豊富でコンパチも少ない。 ストーリー自体はキャラクターの質の高さも相俟って無難な出来。 ただし主人公やヒロインの出自など最後まで明らかにされない要素も多いため、人によっては放り投げすぎと映るかもしれない。 バグの類は少なく、致命的なものは確認されていない。 戦闘バランスは比較的良い方であり、ゲームの難易度自体がそれほど高くないこともあってどんなキャラクターでも使っていける設計になっている。 Tony氏のイラスト自体は高く評価されている。 菊田裕樹氏の音楽は高評価。 Lia氏の歌う主題歌と、シリーズお馴染みのOPのアニメムービーも好評。 ゲームが中盤まで進むとOPの内容が若干変化し、歌詞が2番に切り替わる(通称Bパート)。これも『サクラ大戦』シリーズで見られた手法である。 Tonyシャイニングでは毎度の事だが、声優陣は豪華。 リック役の神谷浩史、ネリス/エアリィ/アミル役の伊藤かな恵を筆頭に緑川光、堀江由衣、水樹奈々、田村ゆかり、桑島法子、稲田徹……と第一線で活躍する声優の名前が並ぶ。 更に本作では、『釘宮理恵:ツンデレ貧乳ロリ』『中井和哉:双剣を振るう兄貴分』と、近年のアニメ界ではお馴染みとなっている配役(属性)も……。 総評 公式曰く『スローライフRPG』と謡われていたのだが、それにしても全体的にテンポが悪すぎてゲームの持つ魅力を殆ど潰してしまっていると言わざるを得ない。それに加えて発売前の誇張されたメディア戦略によって過剰に膨らんだ期待と実物との落差によってクソゲーの烙印を押されてしまった。 パン焼き要素など作り込まれている部分はあっただけに、明らかに手抜きな部分を何とかできていればまた違った評価になったかもしれない。 結局のところ、スローライフゲームとRPGとギャルゲーという趣のまるで異なる要素を一つのゲームとして落とし込むには作り込みが甘すぎたと言わざるを得ない。 ただストーリーやゲームシステム自体には大きな欠陥がないため、テンポの悪さに耐えられるのであれば何とかなる程度の仕上がりにはなっている(何とかならない人が多かった故の低評価ではあるが)。現在ではベスト版もリリースされてるため、忍耐力があってキャラクターへ愛着を持てる人にはお勧めできるだろう。 余談 「パン焼きスローライフゲー」という路線は上述した『どきどきポヤッチオ』と一致しており、ある種の後継作といえる。 「ゲームの出来はクソだがフィギュアの出来は良い」という現象が成り立ってしまい、本作は「フィギュア販売促進ゲー」と揶揄された。 不遇絵師と言われるTony氏であるが、CS版でも不遇であったか……。 その後の展開 エンターブレイン/ファミ通文庫より小説『シャイニング・ハーツ やさしいパンの薫る島』が発刊されている。 こちらではパートナー3名が全員登場しており、ゲームで仲間にならなかったある人物との冒険があったりと、本作をプレイした人でも楽しめる内容となっている。 2012年3月15日発売の次回作『シャイニング・ブレイド』は再び夢幻大陸エンディアスが舞台だが、本作のキャラクターも多く登場する。 本作で仲間入りしなかったミストラル(『ブレイド』では愛称のミスティ名義)やマキシマ(『ブレイド』では本名のサクヤ名義 ※マキシマは役職)も仲間入りする。 ついでに、アミル、エアリィ、ネリスにそれぞれ個別に声優がつき、キャラ付けも差別化された。(*2) 本作と『ブレイド』を原作としたアニメ『シャイニング・ブレイド×ハーツ』が放送予定とされていたがこの企画はいつの間にか消え去り、『シャイニング・ハーツ~幸せのパン~』として本作が単体でアニメ化された。 アニメとしてはヒロイン三人娘が全員登場し、それぞれに個別の性格と声優がついたことを除けばゲームの大筋に沿った内容で、作画崩壊も無く何よりゲームと違ってテンポが悪くないので無難な内容だが、EDでのアミル、エアリィ、ネリスのの動きが非常に不気味なことが話題に。(*3) アーケード2D格ゲー『ブレードアークス from シャイニング』には今作からメルティとシャオメイが登場。 その後のアップデートでリックとローナも参戦した。
https://w.atwiki.jp/redsaboten/pages/114.html
カード名 シャイニング・レディ カード種別 トリガーユニット グレード 0 クラン 【ノヴァグラップラー】 種族 バトロイド 国家 スターゲート トリガー ☆+5000 パワー 5000 シールド 10000 クリティカル 1 スキル ブースト 効果テキスト - グレード0の【ノヴァグラップラー】 。 初収録は【第1弾:騎士王降臨】。 収録 カードNo イラストレーター フレイバー 【第1弾:騎士王降臨】 BT01/63 C 明貫美加 痺れなさい!
https://w.atwiki.jp/bkneko/pages/1724.html
図鑑No 0001~|0051~|0101~|0151~|0201~|0251~|0301~|0351~|0401~ ※エネミーのマジックスキルは個人的な印象です。 シャイニングハスキー男 図鑑No 名前 属性 タイプ 移動 0433 シャイニングハスキー男 光 ため 地上 マジックスキル 防御力+魔法防御力+クリティカル攻撃 主な出現クエスト ルミネラ 155-6 聖騎士ハスキー現る 説明 廃墟の神殿ルミネラを支配するゴッドナイトエンジェリアの力により、聖騎士化する。 ダイナミックなジャンプであらゆる攻撃を避けつつ、襲ってくるのが厄介。 聖なる力による影響か、満月の夜は力がさらにみなぎってくるらしい。 攻撃方法 歩く→ジャンプ。 備考 ノックバックしやすい。 司令塔ネコへの直接攻撃に注意。 動作確認用
https://w.atwiki.jp/mini4vipwiki/pages/184.html
VIPミニ四駆スレ的マシン解説 【基本データ】 ●全長132mm ●全幅90mm ●全高37mm ●Item No:19416 ●本体価格600円→本体価格780円(2015年8月改定) ●1997年3月29日発売 【本体内容】 元々はゲームの特典ボディだった。 こちらは成型色がパールホワイトになっている。 また、ゲームを店頭で予約するとゴールドメッキボディがもらえた。 フロントカウルが完全に別パーツになっていて、外すことでフロントは簡単に大径タイヤに対応できたのだが、その所為でフロントカウル根元の強度が弱く簡単に破損する。 ゲーム限定という触れ込みだったのに後々キット化された。 シャーシはスーパー1。 ギヤ比は5 1に加え、4 1が付属。 ギヤケースはグリーン。 フルカウル標準型のホイール(赤)を装備。 サイドガードはVマシン型になっている。 その他、公式大会など限定でメッキボディ仕様のキットが販売された。 第50回全日本ホビーショー限定のピンクメタリック仕様は、ボディがピンクメッキなのに加えピンクメッキのLPホイール(ディッシュ)とプリント入りのLPタイヤが付属した。 ただし、ボディはどちらかというとパープルメッキに近い色合い。 【漫画、アニメでの活躍】 もともとはSFCのゲームの主役マシン。 本マシンがタイトルを飾るシャイスコこと「ミニ四駆 シャイニングスコーピオン レッツ&ゴー!!」は2次ブーム期のミニ四駆ゲームを代表する存在である。 このゲームではクリア後に入手できる隠しマシンとしてゴールドスコーピオンという金色のカラーバリエーションマシンも登場。 こちらは軽量ではあるもののボディの大径化改造ができない=シャイスコにおいて極めて強力な大径タイヤが使えないという致命的な弱点があり、その豪華な見た目や入手難度の高さとは裏腹にぶっちゃけ「遅い」とされる。 後に原作やアニメにも登場し、岡田鉄心先生の開発した最初のZMCマシンということになっている(ちなみに原作のネオトライダガー開発の話で、鉄心がAMC用の釉(うわぐすり)を取り出すシーンで存在が示唆されていた)。 その際に作られた試作品はアニメ無印だと当時小学生だったミニ四ファイターに渡されており、このことが明かされたエピソードの後にもチョイ役としてちょこちょこ登場していた。 原作では中国チーム「光蠍」のチーム全員のマシンとして登場しており、空龍がメインマシンとなったアニメ版でもホァンは引き続きシャイニングスコーピオンを使っている。 この時に「鉄心先生が中国の山奥で陶芸の修行をしているときにZMCを完成させ、その時に作ったシャイニングスコーピオンを陶芸の師匠(後のWGPチャイナチーム監督)に譲り、最終的に山奥でさびしい暮らしをしている孫のホァンへと渡った」というエピソードが明かされている。 このことから、ファイターのシャイスコは2号車かそれ以降のものと思われる。 …が、無印の時点では「10年前に一台だけ試作品が作られた」「ZMCも完成しそうだし試作品作っちゃおうかな~(鉄心談)」という説明だったので、この時点ではその設定はなかった様子。要するに後付け。 ゲームやレツゴ劇中では、速度にあわせてボディのマーキングの色が青から赤へ数段階に分かれて変化するという設定がなされている(ゲームのOPムービーの演出やゲーム本編の仕様などを考えると「走行時間の経過などの各種要因によって色が変化、その色の変化にあわせて速度が上昇する」と言ったほうがより適切かもしれない。OPムービーでは青→赤に素早く色変化した次の瞬間3倍の速さに猛加速してマグナム・ソニックを抜き去る本マシンの姿が描かれている)。 以前は塗装で再現するユーザーもいたが、現在はなんとプレミアム版のカラーバリエーションと言う形で(限定とはいえ)全色のキットが発売されている。 爆走兄弟レッツ&ゴー!! Return Racers 第6話にも登場。 三国建設で働く青年「たかし」が、藤吉との勝負で使用した。 1話のピーターと違い、明確に「シャイニングスコーピオン」と言うマシン名を言っていた(なお色が変わる機能はなかった)。 レッツ&ゴー 翼 ネクストレーサーズ伝にも登場。 【VIP内での評価】 【公式ページ】 http //www.tamiya.com/japan/products/19416shining_scorpion/index.htm http //mini4wd.jp/product/item/19416 【備考】 キットはゲームにボディのみ、限定で付属するもの・・・のはずだったが、のちに一般発売された。 このボディ欲しさにゲームを無理して購入した子供たちも多く、それが後々フルキットで発売されたとなると(一応、ゲーム付属のボディはパールホワイト成型で、通常キットはただのホワイトという差はあったとはいえ)当時どれだけの子供たちにトラウマを植えつけたことだろう・・・ また、予約特典だったゴールドメッキボディも(数は少なかったとはいえ)GUPで販売された・・・ シャーシをS2に変更したリメイク版「シャイニングスコーピオン プレミアム (スーパーIIシャーシ)」がある。 このプレミアム版はステッカーとギヤケース、タイヤの色を変えたレッドバージョンとピンクバージョンとバイオレットバージョンがカラーバリエーションとして展開され、以前は塗装などで再現するしかなかった色違いが手軽に再現できるようになった プライズ版も登場。 バリエーションとして、本マシンと同じくゲーム特典として登場したシャイニングスコーピオンX、その一般販売(もはやお約束)版といえるストームクルーザーがある。 2020年リリースのスマホゲーム「ミニ四駆 超速グランプリ」では3代目アプリアイコンを務める。
https://w.atwiki.jp/ocg-o-card/pages/909.html
シャイニング・ノヴァ 通常魔法 「[[閃光の青眼白龍]]」が自分フィールド上に表側表示で存在している時のみ発動する事ができる。 相手フィールド上にセットされたカードを全て破壊する。 この効果の発動に対して罠カードを発動する事はできない。 Part13-533 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sentai-soubi/pages/6004.html
「メガライズ!シャイニング!メガインパクト! (シャイニングメガインパクト!)」 【名前】 シャイニングメガインパクト 【読み方】 しゃいにんぐめがいんぱくと 【登場作品】 仮面ライダーゼロワン 【登場話】 第13話「ワタシの仕事は社長秘書」 【分類】 必殺技/ライダーキック 【使用者】 仮面ライダーゼロワン シャイニングホッパー 【詳細】 仮面ライダーゼロワンシャイニングホッパーの必殺技。 シャイニングインパクトの強化技。 飛電ゼロワンドライバーのオーソライザーへとドライバーにはセットされていないプログライズキーを4回連続でスキャン、セットされるシャイニングホッパープログライズキーを押し込み発動。 右脚の部分にエネルギーを蓄積し、対象へ必殺のキックを連続で放つ。 劇中では1度しか使われない。 【余談】 ゼロワンドライバーでの特殊技が本編内で使用されるのは同技のみとなる。 ドライバーの方でも説明されているが特殊技は6種類ある。
https://w.atwiki.jp/fusion_fight/pages/103.html
ウルトラマンジード シャイニングミスティック 一覧(カプセルユーゴー弾) 一覧(カプセルユーゴー弾) カードNo. レアリティ カード名 属性 攻撃 速さ 体力 必殺 必殺技 カードスキル 備考 C2-022 R ウルトラマンジード シャイニングミスティック 聖 4 5 5 6 スペシウムスタードライヴ C2-057 CP ウルトラマンジード シャイニングミスティック 聖 5 7 5 7 スペシウムスタードライヴ カプセル強化 C4-004 UR ウルトラマンジード シャイニングミスティック 聖 7 8 8 9 スペシウムスタードライヴ ヒッサツワザチャージ C4-031 N ウルトラマンジード シャイニングミスティック 聖 4 4 4 6 スペシウムスタードライヴ C5-031 N ウルトラマンジード シャイニングミスティック 聖 4 4 4 6 スペシウムスタードライヴ PR-006 P ウルトラマンジード シャイニングミスティック 聖 4 5 4 9 スペシウムスタードライヴ てれびくん2017年10月号付録