約 3,380,960 件
https://w.atwiki.jp/vanacook/pages/382.html
バルックサンド Balik Sandvici ウスクムルを挟んだ白パン。 穀物料理の一種。スタック〇。 発祥地:アトルガン HQは「バルックサンド+1(Balik Sandvici +1)」 英語名にある「Sub」とは、円状のパンに切れ目を入れ、そこに具を詰めるタイプのオープンサンドを指し、その形状から潜水艦に見立てて「Submarine Sandwich」とアメリカで愛称が付けられ、更に縮められたもの。現在ではファーストフードチェーン店等も出来ている。(参照:Wikipedia:サンドイッチ) 元ネタはトルコ料理の「バルック・エキメッキ(サバのパンという意味)」。焼いたサバをトマトや香味野菜と一緒にパンに挟んだサンドイッチである。 効果:DEX+3 AGI+1 INT+3 MND-2 飛命+5(30分) バルックサンド+1 Balik Sandvici +1 美味しくできたバルックサンド。 NQのバルックサンドはアトルガンの露店で手に入るが、HQのバルクサンド+1は手に入らない。 効果:DEX+2 DEX+3 AGI+1 INT+3 MND-2 飛命+6(60分) レシピ 土のクリスタル ウスクムル 白パン ミスラントマト キトロン オリーブオイル 岩塩 ワイルドオニオン 販売店舗 エリア名 店舗・店員 販売条件 アトルガン(白門) 露店・Khaf Jhifann 魔笛有
https://w.atwiki.jp/choroqmotoneta/pages/354.html
サンドポリス 砂漠の中にある3番目の街。近代的な街並みと、 西部劇の世界のような町並みが一緒になっているアメリカ風の街。 住人リスト アキバン キング サッカーうけつけ ジムカーナうけつけ ショコラ ジョージ ジョニー セバスチャン ダーヤン てんちょう トニー バートン ブッチ フランク ベンジー ボブ マーチン ミッシェル メルシー モリスン リサリサ リチャード リョージ ルーレットうけつけ ロバーツ ロンボけいぶ UFO(宇宙人)
https://w.atwiki.jp/orz1414/pages/267.html
それは特に変わった事も無い、いつも通りの朝の事でした。 「○○、いるー?」 コンコンと控えめの二回のノックの後の呼びかけ。 そしてドアを少しだけ開けてそこから一人の少女が顔をひょっこりと覗かせます。 「はい、こちらに」 少女の呼びかけに応えるため、○○と呼ばれた男はゆっくりと体を起こしながら言いました。 ○○がいる事を確認すると少女は部屋の中に入ってきました。 少女の手には何か大きな袋が握られています。 「お早うございます、フランドール様。 ――ところでそれは?」 「うん、おはよー。 えーっと、これはね」 フランドールと呼ばれた少女はいそいそと袋を開いて中から何かを取り出します。 「ほぉ、これはまた……」 「えへへー、凄いでしょ?」 フランドールが持っていた袋の中身はこれでもかと言わんばかりの量のハーブでした。 ジャスミン、マロウにラベンダー等々、どれもこれも色取り取りの花をつけています。 その爽やかな香りが空気に乗って○○の元にも届いてきました。 「ああ、とても良い出来栄えです。 ――――そうか、もうそんな季節なのですね」 「うん、そんなだよ」 歳月の経過を感慨深く感じながら、○○は一つ大きな息を漏らします。 そんな○○の姿を見て、フランドールはくすりと笑って続けました。 「また、ハーブティ作るね」 「有り難うございます。楽しみにしていますよ」 「うん! ――あと、お茶請けのお菓子も作るからね!」 先程までの和やかな雰囲気は一転。 世界が凍りました。「キング・クリムゾンッ!」という声まで聴こえてきそうです。 そして○○の時が再び動き出すまでに数秒掛かりました。 「――――いやぁフランは本当に料理の腕前の上達に余念がありませんねいや全く関心関心でも何と言いますか少しぐらい体を休めても良いんじゃないかと私は思うわけなんですけども」 「作るからね!」 「…………健闘を祈ります」 健闘するのが誰になるのかはあくまで不明です。 明らかに取り繕った笑みを顔に貼り付けながら、○○は心の中で涙を流しました。大洪水でした。 そして今度は食べられるものが出てきますようにと守矢の神に祈りました。 必ずしも愛の大きさと料理の腕前は比例の関係には無いということです。レ・ミゼラブル。 一方そんな事に微塵も気付かないフランドールはいつもでもいい笑顔でした。 やがて朝食が運ばれてきて、○○は遅めのそれを恙無く終えました。 カチャカチャと手際よく食器を片付けるメイド(妖精)の傍らで、フランドールは○○に問い掛けます。 「ねね、○○」 「はい、何でしょう?」 ○○は食後のお茶を飲んでいましたが、フランドールの言葉に応じ彼女の方向に向き直ります。 「えっと、その」 何を聞くのかと思いきや、フランドールは何やら指と指を突き合わせながら俯いてしまいます。 聞き難い事なのでしょうか、なかなか言い出すことが出来ません。 それでも○○は決して催促などしたりしませんでした。 ただ内容は何だろうな、と何となく考えながら手元のお茶を飲みながらフランドールの言葉を待ちます。 因みにそのフランドールのむにゃむにゃ言いながらまごついている姿はこの上ないほど可愛かったのですがとりあえず閑話休題。 やがて○○のお茶も無くなりかけ、彼が再びカップを口につけて最後の一口を流し込んだその時でした。 「○○って、ロリコンなの?」 すかさず噴出。一瞬だけ虹が見えました。 純粋故にあまりにもストレート過ぎたフランドールの問い掛けは、正確無比の剛速球で○○の心の余裕のストライクゾーンに突き刺さりそれを粉々に破壊しました。ナイスピッチング。 それでも咄嗟に顔の向きを変え、主人に粗相をしなかったのはさすが執事ともいえます。 そしてその強かな執事っぷりでまるで何事も無かったかのようにフランドールに聞き返しました。 「あの、フランドール様、そのお話はどちらで?」 「魔理沙から聞いた」 突拍子も無い噂の出処を知り、あんの白黒魔女は……と○○は怒り心頭でした。 しかし表情は依然としてクールなまま。大した忍耐力です。 一方でこんな事態が身近で起こっていても、メイドは黙々と食器の片付けをしています。 と、思ったら小刻みに肩が震えていました。どうやら笑いを必死に噛み殺しているようです。 そして耐え切れなくなりそうなのか、すかさずトレーを引っつかんで遁走。 あくまでも失礼の無いように素早く部屋から消えてしまいました。でも廊下からは少しだけ笑い声が漏れちゃってました。 「フランドール様、かの御老婦の言葉は決して鵜呑みにされてはいけません。 イッツァアメリカンジョォクです」 「アメリカン?」 多少言葉がおかしくなっています。いつもより些か国際的です。 どうやら動揺は隠し切れてはいないようでした。 その後も○○は何とか説得に説得を重ね、何とか『自分はロリコンではなく、好きになった方が偶然幼かっただけ』とまでに改める事が出来ました。 何と言うか最早手遅れにも感じられます。合掌。 結局話を終える頃には随分な時間が経っていて、フランドールも部屋を去りました。 「ふう……」 フランがいなくなった後、再び静寂に包まれた部屋の中で一息つく。 こんなにたくさん話をしたのは久しぶりである。お陰で少し疲れてしまった。 ふと考えてみると、一日の間で眠っている時間が徐々に増えている事を自覚した。 自分では気が付かなかったものだが、やはり体が休息を求めているのだろう。 そうして短くなっていく時間の中でフランと会うのも今まで通り、というのは難しい。 自分が寝たきりになってしまってからというもの、フランは私の身を案じて朝に訪ねるようになった。 本来夜を生きる者の筈なのに多少無理を重ねている。 本当なら何か悪い事が起きてしまう前にやめてもらうべきなのだろう。 それでもフランがそうして訪ねてくれる事が、私を心配してくれる事が嬉しくてついつい甘えてしまう。 フランと一緒にいられる時間を求めて、いつも言い出す事を躊躇ってしまう。 「やれやれ」 全く、本来仕えるべきである方に頼って負担を掛けさせてしまうとは。 執事失格もいいとこである。更に悪いなら人間失格。 が、実際どうにもならないのだから厄介なのである。 「……ふぅ」 これで何回目だろうか。 どうにも最近、溜息が多くて困る。 いや、何かに支障をきたす事は無いのだが、精神的な面で何か蓄積していくものを感じてしまう。 「考えるまでも、ないかな」 あと、増えたものでいうなら独り言も。 やはり一人でいる時間が長くなったからだろうか。 元々他人との交流が盛んだったわけではないが、こうも部屋に篭っていては自分以外に話し相手はいない。 でもそれは仕方が無い。いまさら愚痴を並べたところでどうなる訳でもない。 老いとはそういうものだ。そう思うことにしている。 「でもここの住人は、規格外だよなぁ……」 様々な種族が入り乱れて共存しているこの世界では、足並みを揃えて生きていく人物は決して多くない。というかいないに等しい。 事実、自分の周りで歩幅の等しい人間なんてあのメイド長ぐらいなものか。 彼女ももうすっかり御隠居である筈なのに、私と違ってまだまだその精力は衰えていない。 まだ現役のメイドたちに混ざって指示を飛ばしている。大したものだ。 何にせよ他の全員は、自分のよりずっと、ずぅっと先を歩いていく。 マスターも、パチュリー様も、司書さんも、美鈴さんも、そしてフランもみんな。 彼女らはそういった人生の中で何度か違う時を生きる者との別れを経験してきていて、きっとこれからも続けていくのだろう。 そして自分はその一部。ほんのひと時の旅の道連れ。 だがもう寄り添って歩いていける場所は目の前に迫っている。 そこに辿り着いてしまったなら、もう後任にバトンタッチだ。 ――――一体、どれだけの数の出会いと別れを繰り返してきたのか。 長い時を生きてきたからといってそういった事に無頓着だとは思わない。きっとそういう次元の話じゃない。 別れは、いつだって悲しい。 だからと言って彼女たちは出会いを拒むことはしない。今自分がここにいることがその証拠。 必ず訪れてしまう別れを誰よりも多く味わって、そしてそれがどれだけ心を痛めるのか分かっていて尚、また新しい絆を求める。 何故か。 それは、きっと、ひとりは寂しいから。 人は一人では生きられない。 それは金銭面の問題とかそういう話ではなく、心の豊かさを言うのだろう。 他人を排斥してまで自分の殻に篭っているだけでは生きていても虚しいだけだ。 今この年になって、漸くそれが分かった気がする。 「どんな人が…くるんだろうなぁ」 この館に招き入れられ、マスターたちに仕えるその人は。 マスターの意地悪に耐えられ得る人物だろうか。フランの我が儘に付いていける人物だろうか。 ――そして、彼女たちを支えてあげられる人物なのだろうか。 「……やめた」 考えかけて、すぐに思考を放棄する。 その時はその時だ。自分はもうその場所にはいない。 ならば自分はそれらしく。 そこで頭を働かせるのは未来の彼らの役目だ。 彼らの物語は彼ら自身の手で作り出さなければならない。 「今は自分の事だ、自分の」 思考を切り替える。 そうだ、フランがまた紅茶を淹れてくれると言った。それにお茶請けも。 久しぶりのティータイムだ。正直楽しみでもあり、不安でもある。 というか、どうして紅茶はあんなに巧く作るのに、料理はからっきしなのか。 一度、料理の達人だとか言う白玉楼の庭師とやら稽古をつけてもらって欲しいものだ。 でないと自分の身が危うい。 只でさえ歳を重ねて老衰しているというのに、そこに追い討ちをかけられては堪らない。 ――――○○、享年XX歳。死因、食中毒。 ぬあ、報われない。想像するだけでも惨めだ。 「まあ、なるようになるかな」 そしてなるようにしかならない。だからといって努力は惜しまない。 これも自分がこれまで生きてきた中で学んだとも言えること。 だとしたら今自分に出来る事は、徐々に忍び寄りつつあるこの睡魔に身を任せることぐらいだろうか。 「ふぁ……」 大きな欠伸を一つ。 そしてそれを合図にゆっくりと体をベッドに預ける。 目に映るのは見飽きるほど眺めてきた部屋の天井。 ふと自分の未来を思い描いてみる。 若い時なら茫漠としすぎて断念していたが、今ならばある程度予想がつく。 ……そうだな。 今は何とか朝に起きているけど、段々昼頃しか起きられなくなって。 で、食事も消化に良いお粥とか、そういう味気無いものばかりになって……… 次第にまどろんでいく意識の中で、そういえば昼ごはん食べてない、と密かに後悔するのだった。 朝です。何処からか小鳥のさえずりが聴こえてきそうなくらい清々しい朝です。 そして部屋に響くノックの音が二つ。 「○○、いるー?」 今日も今日とて、フランドールが少しだけドアを開けて中の様子を伺います。 ○○の姿は確認しましたが、返事は返ってきませんでした。 「んー、まだ寝てるのかな?」 こういうことは偶にありました。 だから今日もじきに目を覚ますだろうと踏んでフランドールは部屋の中に入ります。 そしてその手には紅茶と、何かクッキーめいたものが乗せられているトレーが。 カップの中の紅茶が零れないよう、幾分慎重になりながらフランドールはトレイを運んでベッドの脇のテーブルに置きました。 鮮やかな緋色の紅茶からは、鼻腔をくすぐる良い香りが漂っていました。 「早く起きないと冷めちゃうよー?」 ○○の顔を覗き込みながら呼びかけます。 その顔はいつもと変わらず、寧ろ幾分穏やかで安らかなように感じられました。 呼吸の音も、耳を済ませれば普段通りに聞こえてきそうでした。 少しだけ時間が経ちました。 いつもなら朝食を摂っている筈の時間帯です。 それでも○○は一向に起きる兆しを見せません。 「むー、寝ぼすけ」 少しだけ非難めいた声色で、フランドールは皺の刻み込まれた○○の頬を突付きました。 老人特有の肌の感触がフランドールの指先に伝わります。 しかし顔の形が若干面白くなるだけで、それ以上の効果はありません。 やがてフランドールは手を離し、手近なイスを引き寄せて座りこみました。 ○○の目覚めを待つ以外にすることも無いので、ただ足をぶらぶらとさせています。 以前○○から行儀が悪い、と咎められた事がありましたが、今は起きてないからいいやと足を揺らし続けます。 いつの間にか時間は過ぎ、空は茜色に染まっていました。 紅茶は当の昔に冷め切って、ただその水面に変わらぬ景色を写しています。 「まだ寝てるのー?」 足を揺らすことにも飽きたフランドールは、○○の横たわるベッドに上半身を預け手をパタパタさせます。 小さな両手がベッドに触れる度、ぽふぽふと軽い音を立てて○○の体をゆすりました。 「もうすぐ晩御飯だよー?」 顔をベッドに埋めながら再三○○に問い掛けます。 フランドールは、自分の入れた紅茶を○○が飲んで褒めてくれるのが大好きでした。 そしてお茶請けのお菓子を何だか変な顔をしながらそれでも食べてくれる○○が面白くて、やっぱり大好きでした。 だから今日もそんな○○が見たくて、フランドールは○○が起きるのを待っていました。 いつまでも、いつまでも待っているのでした。 いろんな人が、並んでいる。 お姉様も、咲夜も、パチュリーも、小悪魔も、美鈴も。 屋敷のメイドたちも総出で、列を作って並んでいる。 そしてその視線の先には○○がいる。 朝見たのと幾分も変わらない穏やかな顔つきで、皆の前で相変わらず横になっている。 集団の中からは、誰かがすすり泣く声が度々聴こえた。 見るといつも○○の身の回りの世話をしていたメイドがハンカチを顔に押し当てて体を震わせていた。 他の方にも目を向けてみる。 普段は威厳を湛えているお姉様も今日ばかりは何だか雰囲気が違った。 重々しい鉛色の雲が空を覆い尽くしている。 きっとこういうのを今にも泣き出しそうな天気というのだろう。 嫌な空だ。 ――――○○が、死んだ。 理由なんて問うまでもない。誰が見ても分かる、老衰。 ○○は天寿を全うしたんだ。 思えば、長かったようで短かった。 特に何の予兆も見せず、一人静かに逝ってしまった。 でも、起こってしまえばそんなのものなのかもしれない。 いつもと同じように朝に部屋を訪れた時には、あまりにもいつも通りで気が付かなかった。 時間さえ経てばひょっこり起きてきそうで、そして私に笑顔を向けてくれそうで。 またあの掛け替えの無い一日が始まるんだと思っていた。 「――――違う」 いや、そうじゃない。 気が付きたくなかった。認めたくなかったんだ。 ○○の、死を。その現実を。 これからは○○に会えないんだという急すぎた事態の発生を受け入れたくなかったんだ。 でも、まだ完全には理解できていない。 だって私の頬はちっとも濡れていない。あんなにも大好きだった人が死んでしまったのに全然悲しくなんてない。 ただ胸の内に広がるのは漠然とした虚無感。 全てのことに関して感情の触れ幅がなくなってしまったような、そんな実感。 なんだか今目の前で起こっている事が擦りガラス越しのぼやけたものに見えた。 これが、人の死――――? 「……では、始めるわよ」 一体どのくらい自分が思考を巡らせていたのかすら覚えていない。 不意にお姉さまが合図をする。 その途端に○○の入った棺の周りを火が囲んだ。 「………」 ごうごう、パチパチと木の爆ぜる音が耳に届く。 あっという間に火は棺へと燃え移り、さらにその勢いを増した。 やけに低く感じられる空の下。息苦しい雰囲気の中でただ炎だけが周りを明るく照らしている。 「……………………」 ○○が、燃えている。 きっとあの中は熱いんだろうな、と何となく思った。 ――――燃え尽きてしまったら、どうなるのだろう。 そんなの分かりきっている。 後には○○の骨と、少しの灰だけが残って。 そして他にはもう何も無くなってしまうのだ。 「…………無くなる?」 そう、消えてしまう。 あの大きくて暖かかった手も、いつも私を見ていてくれた優しい目も。 「…………無く、なる」 そう、消えてしまう。 ――――○○が、全て、消えてしまう。 「……妹様?」 「え」 呼びかけられて我に返る。 美鈴が私のことを心配そうな顔をして見ていた。 そして自分がどういう状況にいるかを理解した。 私は今、地面に腰を落として座り込んでいる。 「あれ、あれ?」 「大丈夫ですか? どこか具合でも……」 何か異常を感じた美鈴がお姉さまたちに呼びかける。 私も何とか体を起こそうと足に力を込めるが、全く動かない。 一体どうしたというのか、こんな事は初めてだ。 それどころか、体の中から何かが湧き上がってくるのを感じて。 「あ……」 やがてそれは堪え切れなくなって溢れ出し。 「ああっ……」 遂に限界を超えて爆発した。 「うわあああああああああああああぁぁぁぁっ!!」 涙が止まらない。湧き上がる思いが止まらない。 今まで○○と過ごしたこと、そして楽しかったこと、幸せだったことばかりが思い出されて。 それを感じる度に悲しさはより一層深みを増した。 「わああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!!」 向こうからお姉さまたちがやって来たようだ。 それでも涙は枯れる事を知らない。 止めどなく、私から一切の水分を搾り取るように頬を流れた。 「ふぁっ……○、○っ、…うわあああああああぁぁぁぁんっ!!!」 果てる事なく泣き続ける私の肩に誰かの手が置かれる。 その方向に顔を向けてみると、お姉様が優しいような悲しいような良く判らない表情をして立っていた。 よく見るとその目尻にはうっすらと涙が浮かんでいた。 「フラン」 「お姉、様ぁっ……○○がっ、○○、がぁっ……!!」 「そうね……逝ってしまったわ」 「…!…っく、ひっく……ううぅぅぅ…!!」 逝ってしまった。 その言葉を聞いた途端、一度は途切れたと思った涙が再び目に浮かびすぐに零れ落ちた。 矢も楯も堪らなくなってお姉様の胸の中に飛び込む。 お姉様はそんな私はとても優しく包み込んでくれた。 「あ…………」 次に気が付いた時には、私は自分の部屋のベッドにいた。 どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ。枕にはまだ少しだけ涙の後が残っている。 事の次第が気になった私は、軽く身支度を整えて足早に部屋を出た。 「あら、フラン。起きたのね」 エントランスホールでお姉様と出遭った。見ると他の皆も一緒の様だ。 何だかちょっとホッとした。 そこで聞いた話によれば、私はあの後意識を失いそのまま一日中眠っていたらしい。 我ながらよくもそんなに寝ていられたものだと思う。 そして、それだけの負担が一気に掛かったんだろうということも感じた。 「○○は?」 その言葉は自然と口を突いて出ていた。 私の言葉を受けたお姉様は、無言のまま何かを取り出して「持っていなさい」と私に言った。 手に置かれたものを天にかざして見てみる。 「……小瓶?」 それは手のひらに収まるほどのサイズのものだった。 中には何やら白い粉のようなものが入っている。 「それが、○○よ」 「……!」 一瞬体が戦慄に震えたが、同時に理解して、受け入れた。 心は何とか平静を保っていてくれたようだ。 「……うん」 もう涙は流れなかった。きっとあの時出し尽くしてしまったのだろう。 いつまでも泣いている訳にはいかない。 「彼の事、忘れないでいてあげなさい」 諭すように、慈しむように。 多くは語らなかったが、お姉様は私に何か大切な事を教えてくれた気がした。 「うん」 お姉さまに対して、そして自分に対して。 手の中の小瓶を握り締めて力強く頷く。 ○○のこと、きっと覚えてるから。だから○○も私のこと忘れないでね。 そう心に思い浮かべ、今はもういない彼に思いを馳せた。 ――――ありがとう、さようなら。 あなたと共にいられて、私は本当に幸せでした またいつか会えるのなら、どうかその日まで―――― うpろだ538 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「こんばんは、フラン」 「………○○」 「どうした、元気ないな?」 「そんなコトない」 「なくはないだろ。 泣きそうな顔しやがってからに」 「………」 「悩み事なら相談に乗るぞ」 「…じゃあ、いい?」 「どーぞど-ぞ」 「今日、メイド達と話してたよね?」 「…聞いてた、のか」 「立ち聞きするつもりはなかったけど」 「…フラン」 「やっぱり…○○も私の事は怖い?」 「そんなコトないさ」 「『正直、よく保ってるよね』」 「やめろよ」 「『壊されない秘訣とか在るの?』」 「やめろって言ってんだ!」 「だって…だってぇ」 「…ったく、しょうがねぇな」(ぐいっ) 「うわ!?」 「胸貸してやる。 泣きたいなら遠慮しねぇで泣いちまえ」 「え…」 「今日だけだからな」 「あ…、うぇ…っく…ふあぅぅぅッ…!」 「…落ち着いたか?」 「うん…ごめんね、服」 「気にすんなって…でも、随分変わったよな」 「どういう意味?」 「陰口程度でへこたれないと思ってたからさ」 「…たぶん、○○のせいだよ」 「俺かよ!?」 「だって、○○優しいから」 「…フランが可愛いからな」 「そういうコト言わない!」(ぽか) 「痛ぇ! 何で褒めたのに殴るかな!?」 「うるさいうるさい!」(どふどふ) 「こら! ボディは止め…(どむ)ぬふぅっ!?」 「あ、ごめん…」 「げほ…ようやく調子が戻ったか…」 「え…」 「陰口叩かれても大丈夫だろうな?」 「…うん、元気出た。 ありがと」 「さいですか…。 あ、ちょい待ち」 「ふえ?」 「♪図に乗って 君はまたノーリアクションさ♪」 「???」 「♪友人の 評価はイマイチでも She So Cute Ah~ 順番を待ってたんじゃ辛い 勇敢な戦士みたいに 愛したいな♪」 「…何の歌?」 「俺が居た世界の歌だよ、濁声でスマンね」 「ううん。 …それよりもっと聞きたいな」 「………」 「だめ?」 「そんなコト言われると、お兄さん調子に乗っちゃいますヨ?」 「どーぞどーぞ」 「よっしゃ~! そんじゃフルバージョン、行ってみましょか!」 ~~~青年熱唱中~~~ 「あぁ…太陽が眩しいぜ」 「ナニを朝っぱらから黄昏てるんです。 それに酷い声」 「ああ、ちょっとハッスルしすぎてな…げふ」 「咲夜はお楽しみでしたね、と言うヤツですか」 「何を言っとるんだお前さんは。 あと字が違う」 「…違うんですか?」 「ありのまま起こったことだけを話すとだな…。 『レパートリーを全部歌いきったと思っていたらいつの間にか朝になっていた』 何を言ってるのかわからねーと思うが」 「はいはいポルポルくんポルポルくん」 8スレ目 114 ─────────────────────────────────────────────────────────── フ「"たなばた"?」 ○「はい。日本・中国・朝鮮など――私が元いた国と、その近隣諸国です―― における節供・節日のひとつで、元来中国での行事であったものが奈良時代に伝わり、 元からあった日本の棚織津女(たなばたつめ)の伝説と合わさって生まれた言葉です。 年に一度、織女星――西洋風には、こと座のベガですね――と、 牽牛星――西洋風には、わし座のアルタイルです――が、 天の川をわたってデートすることを許された特別な日とされています」 フ「どうして年に一度なの?」 ○「私自身、少々うろ覚えなのですが―― ――――――中略―――――― ――と、言い伝えられています」 フ「ふーん。それで、その"たなばた"が今日なの?」 ○「はい。そこで、永遠亭の方と交渉いたしまして、 少し小さめの竹を頂いてまいりました」 フ「竹? 竹で何をするの?」 ○「私が元いた場所では、この日にちなんで、願い事を書いた短冊を笹の葉につるし、 織姫星に技芸の上達を願う、とされており、これが転じて、 願い事を短冊に綴り、笹の葉につるすとその願いが叶う、と言い伝えられているのです」 フ「願いが叶うの?」 ○「無論、本当に叶うわけではありません。所謂、願掛けというものです」 フ「ふーん…まぁいっか。それで、朝から紙を切ったり貼ったりしてたの?」 ○「左様で御座います」 フ「○○は、どんなお願いをするの?」 ○「私は……そうですね、フラン様やお嬢様、この紅魔館の皆様が健やかでありますように、と」 フ「相変わらず○○ってば真面目ね。自分のために願えばいいのに」 ○「私にとっては、これが一番の願い事ですので」 フ「まぁいっか、○○がそれでいいなら。私にも短冊ー」 ○「はい、こちらに」 フ「えっと……うーん、と……うん、決めた!」 ○「差し支えなければ、どのような願い事か、教えていただいてもよろしいでしょうか?」 フ「うん! えっとね、『いつまでも○○といられますように』!」 ○「フラン様…」 フ「○○には、本当に感謝してるの。 他の人は…人間でも、妖怪でも…皆、私のこと、遠ざけてて……。 たった一人の家族のお姉様も…」 ○「………」 フ「でも、○○は違った。 間違えたら叱ってくれた。勉強が出来たら褒めてくれた。 私の話を聞いてくれた。私に色んな話をしてくれた。 それが、凄く凄く嬉しかった。だから、私はこれからも○○と一緒にいたいの」 ○「フラン様が望むのであれば、この身が朽ち果てるまで…」 フ「んー…そのことなんだけど、ね?」 ○「何でしょう?」 フ「私の眷属になる気…無い?」 ○「フラン様、それは…」 フ「えー、ダメー?」 ○「私の一存では、なんとも……」 フ「むー。じゃあ、短冊に書く願い事変える! えっと、『○○が私の眷属になりますように』!」 ○「フラン様…」 フ「願掛けなんだから、別にいいよね?」 ○「……フラン様の御心のままに」 フ「ふふっ、だから○○って大好きっ!」 8スレ目 354 ─────────────────────────────────────────────────────────── 夜中の館内警備をしている最中だった 「○○、ちょっと」 どうやって抜け出したのか、廊下の角からフラン様が手招きをしていた 「どうなされたんですか?またレミリア様に怒られますよ?」 「・・・あのね、昨日は腕を切っちゃってごめんなさい」 あのフラン様が謝っている、別に驚いた訳ではない、ただそんなことを憶えていてくれたのが嬉しかった 腕を切られて嬉しかったというのはおかしな話だが 「大丈夫?もう痛くない?」 「ええ、もうすっかりくっ付きましたよ、腐っても吸血鬼ですから」 袖をまくって切られた箇所を見せる まだ糸(しかも裁縫糸)が残っているが傷は塞がっているようである 「ごめんなさい、まだ力の加減とかわからなくて」 しゅんと落ち込んでいるフラン様を見ていると慰めたくなってしまう、小動物効果か 「そんなに気にしないでください、フラン様が落ち込んでいると私も暗い気持ちになってしまいます、いつものように笑ってください、それが私は一番嬉しい」 自分で言っててちょっと恥ずかしくなったけど、フラン様はわかってくれた、らしい 「うん!ありがとう○○、ちょっと屈んでくれる」 「?はい」 言われたとおりに屈むと、キスをされた、頬だけど 「!!フ、フラン様!!?」 「えへへーそれじゃ○○、おやすみ!」 そう言って走って行ってしまった まだ呆然としている、最近頭の回転が遅いのは気のせいではないだろう 「・・・まったくこまったお嬢様だ」 そういいながらも○○はニヤニヤが止まらなかった 8スレ目 437 ─────────────────────────────────────────────────────────── レ「咲夜暑いわ」 咲「夏ですから」 レ「私吸血鬼だから暑いのは苦手なのよ」 咲「それは初耳ですね」 レ「……馬鹿にしてない?」 咲「被害妄想ですよお嬢様」 レ「咲夜」 咲「何でしょう、お嬢様」 レ「霧出してもいい?」 咲「昨日みたいに紅白に夢想封印全種類ぶつけられてもいいのでしたらどうぞ」 レ「…………やっぱ止めとくわ」 咲「英断です」 レ「咲夜」 咲「何でしょう、お嬢様」 レ「私考えてみたんだけどこの暑さは夏の所為だけではないわ」 咲「と、言いますと?」 レ「呆ける気?あれよあれ」 フ「○○あーん」 ○「あーん」 モシャモシャ フ「おいしい?」 ○「フランから貰ったから余計においしいよ」 フ「本当?」 ○「本当だよ、ほら、今度はフランの番、あーんして」 フ「あーん」 ムシャムシャ ○「おいしいか?」 フ「うん!おいしい!」 レ「暑苦しいわね……殺してもいいかしら」 咲「前にそれが原因で妹様と本気の殺し合いになったじゃないですか」 レ「冗談よ、八割がた」 咲「でも彼のおかげで妹様もすっかり落ち付いてきてるじゃないですか」 レ「……その点については感謝してるのよ、一応」 咲「本人の前で言ったらどうですか?」 レ「只の人間に?そんなの私のプライドが許さないわ」 咲「人間には言う気がない、じゃあ将来の義弟になった時に言うんですか?」 レ「…………フランはあいつを眷属にする気かしら」 咲「恐らく」 レ「じゃあその時にでも言うわ、あの子のドレス姿を見ながらね」 フ「ねー○○」 ○「なにフラン?」 フ「ずっと一緒にてね!」 ○「ああ、ずっと一緒だ」 8スレ目 856 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「レミリアさん!妹さんを僕にください!!!」 館内に響く声 その発信源はとある青年 吸血鬼であるレミリア・スカーレットを恐れもせずにしっかりと目を見ている 「・・・本気で言っているのね?」 「当たり前です、こんなことを冗談で言うはずが無い」 彼女は知っていた、彼をどれだけ脅そうとも意味が無い事を、彼がフランの一番の理解者である事を そして彼がフランを愛し、フランもまた彼を愛しているという事を 「・・・たった一人に妹よ?そう簡単に渡せると思って?」 これはみっともない悪足掻きだ 何よりも大切な妹を手放したくない、そして少なからず好意を持っている彼が妹の元へ言ってしまうのが少し怖かったのだ 睨み合いだ、どちらも折れる気がないのだろう 「・・・愛し合っているなら私の許可は要らないんじゃないの?二人で勝手にすれば良いじゃない」 「それじゃあ駄目です、貴方を納得させないと、俺の気がすまない」 レミリアは思った、何て勝手な、いや莫迦な男だろう、と よく言えば真っ直ぐなのだが、正確に言えば愚直だ フランもコイツのこんなところに惚れたのかな 「はぁ・・・もういいわ、好きにしなさい・・・その代り条件をがあるわ」 「・・・なんですか?」 どんな条件を出されるかと身構えたが、レミリアの優しい表情を見て肩の力が抜けた 一呼吸おいて、彼女は言った 「フランを幸せにしてやってください、あの子がずっと笑っていられるように・・・フランをよろしくお願いします」 レミリアは深々と、頭を下げた 泣いているような気がしたのは、恐らく気のせいではないだろう 「レミリアさん・・・俺、絶対にフランを幸せにして見せます」 吸血鬼も妖怪も、恐るべき者だが怖がる必要は無いのだろう だって血も涙も、温もりも、家族を思う気持ちも、俺たち人間と何ら変わりないのだから 9スレ目 648 ─────────────────────────────────────────────────────────── ここは幻想郷…ありとあらゆる幻想が集う、 ぶっちゃけ、人外魔境な世界だ。 そこにひょんなことから迷い込んだ哀れな俺、○○。 紆余曲折を経て、紅魔館の客人とは名ばかりの奴隷となっていた。 抗議? 馬鹿を言っちゃいけない。そんなことをしたら、 メイド長の咲夜さんには、ナイフ投げの的にされ、(ナイフを投げる時の笑顔が素敵すぎます) 図書館のパチェリー様には、完全無視&本の整理を頼まれて、(そのあと紅茶ご馳走してくれるから文句はない) 館の主であるお嬢様には、限界ギリギリまで血を吸われてしまう。(最後に首筋を舐めるのは反則だと思います) どんな目に遭うか分かったか? 正直癖になりそうで怖いくらいだ。恐るべし紅魔館。 そんな素敵(?)な奴隷ライフをそれなりに満喫している俺だったが、 今日は週に一度のあの日だ。正直あまり気が進まない。 別に嫌ではないのだが…そうだな。何と言うか… そこまで思考したところで、 「○○ー!」 「危ねぇっ?!」 目の前の扉が開き、小さな赤い弾丸が比喩無しのスピードで飛び掛ってきた。 この数ヶ月で鍛え抜かれた直感スキルで辛うじて回避したが、 三時のおやつにと持ってきていたトレーが文字通り吹っ飛んでいった。 「あれ?」 小さな赤い弾丸の正体は、レミリアお嬢様の妹であるフランドール様だった。 因みに俺は妹様と呼ばせてもらっている。 今は俺に背中を向けて小動物のように辺りにキョロキョロと顔を向けている。 恐らく捉え損ねた俺を探しているのだろう。 妹様は会うたびにこうやって飛び掛ってくる。だから俺ももう慣れたもんだ。 そして何時もの如く声をかけようと― 「妹様…」 ―が、今日は何時もと違った。 「○○ー!」 あれ? 何故背後から妹様の声が? 目の前にはしっかりばっちり妹様の姿が見て取れる。 何だ、幻聴か。HAHAHA、最近働きすぎで疲れて… 「な、何だってー!」 振り向いたら、扉の向こうに妹様が居た。余りの驚きに思わず叫んじまったぜ。 そこに居たのは、そりゃあもう立派な正真正銘純度100%の妹様だ。 何だか妹様が、擬似的に極楽へイける白い粉みたいに聞こえるが、そんなことはどうでもいい。 だって本物の妹様はガチで極楽へ逝かせてくれるんだから。冗談抜きなところがヤバイ。 あっ、幻想郷なら冥界か? 「見つけたー!」 「遊ぼー!」 「あー、不味い。本格的に疲れが来ているのかもしれない」 おまけに、その妹様の後ろにさらに二人の妹様がいた。 俺の視界には計三人の妹様がいた。しかも皆揃って臨戦(飛び掛り)態勢だ。 オージーザス。神は俺を見放した。 だが、俺は死なない。この数ヶ月を辛うじて無事に生き抜いてきた俺を舐めるなよ! 体は最高にHOTに! だが頭はきわめてCOOLに! 「妹様達…さあ、どっからでもかかって――」 その時、妹様達を迎え撃つべく身構えた俺の腰に何か軽い衝撃が伝わってきた。 超ド級に嫌な予感を感じつつ、俺はその正体を確かめるべく視線を背後のやや下に合わせる。 「へへっ、捕まえたよ○○」 「・・・ハッハー、捕マッテシマイマシタカ」 そこには一番最初に回避したはずの妹様が、とても楽しそうな顔で笑っていた。 俺の台詞も思わず片言になってしまうくらいのビックリだ。 回されたその細腕からは考えられないほどの力が伝わる。 あっ、ちょっと苦しいですので緩めて…えっ? 逃げるから駄目? はい、すみませんどうぞご自由に。 抵抗→諦め→達観→悟りの肯定を0.5秒で終えた俺は、改めて現状を確認する。 視線を落とすと、俺の腰元には笑顔の妹様が一人。 万力の如く力で捕まっているので逃走及び移動不可能。 前を見ると、三人の妹様が臨戦態勢で…訂正だ。既に飛び掛ってきている。 一様に見た目だけなら子供っぽい笑顔なので、出来ることなら受け止めてやりたい。 下手な弾幕より高威力で、俺の命に危険がない事が条件だが。すなわち完全にアウトだ。 「さて、総合的に判断して現状を打破する方法は…考えろ、考えるんだ○○!!」 ○○は何も考え付かなかった。幻想郷は非情なほどに全てを受け入れるのである。 「いやぁぁぁーー!?」 「「「「わーい♪」」」」 ○○が永遠亭の薬師の元に運ばれるまであと1時間… 9スレ目 821 ─────────────────────────────────────────────────────────── 愛とは与えるものなのです。 愛とは奪うものなのです。 どっちも昔読んだ本に書いてあった言葉だけど、きっとわたしは奪うほうの子なのだと思う。 そして彼も。 (ということはわたしたち、愛を奪い合っているのかな?) 「○○、ちゅうして」 「・・・いいよ?」 「触るだけじゃやだよ。ちゃんと中も」 「はいはい」 しょうがない子だなぁ、フランは。 と○○が呆れたように言って(でもわたし知ってる、○○本当はものすごく楽しんでわたしにキスしていること)、わたしの顎を持ち上げて、キスしてくれる。 ○○のキスはいい気持ちになるから好き。 他の人のは知らないからわからないけれど、というかわたし○○以外の人のキスは知りたくないし興味もないからいいけれど、彼はとってもキス上手だと思う。 きっとアレだろうな、○○の舌はさくらんぼの茎とかで上手にこより作れるんだろうな。 キスの上手い人はそれが出来るって前に咲夜から習った。(咲夜はできないって言ってた)(たぶんわたしもできないと思う) わたしの唾液に混ざってくる○○の唾液はいつも何だか甘い気がするから、この前キスしてぎゅーってされたあと「○○なんか甘いもの食べた?」って聞いてみたことがあったんだけど、 その時は「甘いもの?・・・そうだなぁ、フランを食べたよ(ニッコリ)」とか言われた。 わたしはその○○の微笑みにきゅーんってなったけどちょうど偶然わたしたちの後ろにいたパチュリーと小悪魔は正直ひいていたと思う。(しつれいな) ・・・まぁわたしもそれを他の人が言ったらひくと思うけれども。 ○○だからいいのだ。○○なら全面的にいいのだ。 ○○の言った台詞全部、どんなものでもキラキラ輝きながら天に昇って、そして最後にわたしを照らす満天のお星様になるのだ。本当に。 それくらい彼の言うことは尊く、わたしの単純な脳みそは彼の台詞だけ全て細かく記憶していく。 わたしは読み書きとか計算とかは理解できないけど、○○がわたしといるとき何回「フラン」って呼んでくれたかはこたえられるよ。 そのことも○○に言ったら「俺はフランが俺といるときに何回『○○だいすきー!』って言ったか答えられるよ。寝言も含めて(ニッコリ)」と言っていた。 わたしはやっぱりきゅんとしてその言葉は天に昇ってお星様になった気がしたけど、その時も偶然わたしたちの後ろにいたパチュリーと小悪魔はひいていた。 もういいから帰ってよ。○○とふたりきりになりたいのに。そんなにわたしと遊びたいの? あ、わたしたちのほうから図書館に来ていたんだっけ。 「ん、○○。だいすき・・・」 「58回目だよ、フラン」 「もお」 わたしのおでこにキスをしながら、○○が言う。 そんな○○が面白くてあはは、って笑ったら、○○は「フラン」って呼びながら頭を撫でてくれた。 ねぇ、それ、本日18回目だよ。○○! 「フラン・・・」 「んー?」 「愛してるよ」 「わたしもあいしてるよ!当然だけど」 そうわたしが言ったときの、○○の微笑みといったら、本当に、全部わたしのものにしてしまいたいくらいきれいなのだ。 (ねぇ、○○もわたしをみて、そう思ってくれてる?だったらわたし、ほんとうに、しあわせだよ?) 愛とは与えるものです。 愛とは奪うものです。 例えそれが奪い合いでも、それはもう血のようにどくどくと、わたしたちの間には溢れ出るから。 ○○、わたしの全部、奪っていってね?そしてわたしに○○の全部をちょーだい。 12スレ目 296 うpろだ807 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「ねぇねぇ○○弾幕ごっこしよう弾幕ごっこ!」 「ぇ、まあいいよ」 「私すっごく強いのよ凄い強いのよ! だって私友達に幻想郷最強の巫女がいるもの!幻想郷最強!」 「はぁ・・・」 「じゃ何か賭けようよ!何賭ける?」 「じゃあ、ぶ・・・」 「武器!?」 「いや、今日のおやつのブラウニー」 「おやつ、あぁいいわよおやつ・・・」 「じゃあ私スペカ使うから○○避けてよ?」 「♪~」 「え、いや○○スペカ使わないでよ私がスペカ使うんだってば」 「♪~」 「だから○○スペカ使わないでよ、 っていうかそれ私のフォーオブアカインドじゃない○○が増えたら逆にキモいよていうかだからスペカ使わないでなってばー!」 ピチューン 12スレ目 428 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「ねーねー〇〇~」 「おや、どったのフラン?」 「あのね、赤くて~、普段は小さいのに~」 「うんうん」 「たまに四倍になったりする~」 「ふんふん」 「えっちなものな~んだ」 「ってうおっ!何聞いてるんだフラン!」 「え~?」 「いや、だってその、まあ。 とりあえず答えは俺の口からは言えん」 「答えは私だよ?」 「なるほど赤くて四倍・・・ってフラン、えっ・・ち、なのは・・・」 「もちろん」 アッー! 12スレ目 573 ─────────────────────────────────────────────────────────── ねえ○○、弾幕ごっこしよ。え?「勝てる気がしないからやだ」? …じゃあ、○○がどれだけ避けられたかで、私がご褒美あげる。それならいいでしょ? んーとね…「レーヴァテイン」まで避けられたら、飴あげる。 「カゴメカゴメ」までなら、さっき咲夜にもらったビスケットもあげるわ。 それから…「スターボウブレイク」を避けたら…うん、私の頭を撫でさせてあげる。…そんな顔しないの。光栄に思いなさい。 「過去を刻む時計」まで行けば…そうね、じゃあ…キスしてあげよっか? …ふふ、真っ赤になっちゃって。ほっぺにちゅってするだけよ。 それから…もし「495年の波紋」も避けて、○○が勝ったら……○○のしてほしい事、私がなんでもしてあげる。 …でも、「レーヴァテイン」も避けられなかったら…○○には罰を与えるわ。 嫌な顔しないの。ご褒美だけじゃあ割に合わないじゃない。 え?罰は何にするのか?…そうね……じゃあ──○○の血、私が吸っちゃおうかしら。 ○○も吸血鬼にして、永遠に私の弾幕ごっこの相手をしてもらうの。素敵でしょ? …準備はいい?じゃあ…行くわよ。 12スレ目 626 ─────────────────────────────────────────────────────────── 僕はね、最初、妹様がヤンデレ化してくれたら面白いのに、 って思ってたんだ。 「○○~、今度こそ私と遊ぼう!?」 でもね、よくよく考えたら最初から病んでたんだ。 「うん・・・後片付けしたら行くよ」 ちょっと中国と話してたら、 妹様が横からレーヴァテイン使って中国吹っ飛ばしたんだ。 直後に言った言葉が、 「これで中国の事気にしなくて良いネ!」 そりゃもう舌をぺろりと出しながらめったくそ可愛い笑顔で言ってくれましたよ。 ごめんね中国、 君はギャグキャラだから復活してくれると僕は信じてるよ。 12スレ目 869 ─────────────────────────────────────────────────────────── ▲月▲日 ○○が中国と会話。 その日の夜、妹様が脱走。中国を半殺しにして逃げる。 確保までの所要時間はおよそ二時間四十三分。 ▲月■日 ○○は図書館で読書。 その日の夕方、妹様が脱走。図書館を八割六分破壊して逃げる。 逃走時に○○を拉致、確保に要した時間は三時間と二分十二秒。○○へのダメージは53%。おおよそ半殺しだ。 ▲月●日 毎日のように相次ぐ妹様の脱走。その理由は誰が見ても明らかであろう。 メイド長権限により○○を地下牢獄に幽閉。あんな幸せそうな妹様は久しぶりに見た。 ■月●日 ○○幽閉から一ヶ月経つ。 妹様が類を見ないほど安定している。最近はむしろ地下に人を近づけるのを嫌っている程だ。 脱走も嘘のようにしなくなった。こう言っては何だが、よっぽど玩具が気に入ったのだろう。よかったよかった。 13スレ目 99 ─────────────────────────────────────────────────────────── フラン「○○~!」 なんですか?妹様 フラン「えへへへ~、ほっぺほっぺ~」 妹様? フラン「○○もほっぺほっぺして~」 いいですよ むにむにむに フラン「んん~~、気持ちい~」 そうですか、それは良かった、俺も気持ちいですよ フラン「もっと~~」 はいはい むにむにむに レミリア「…………」 咲夜「混ざりたいんですか?」 レミリア「そ、そんな事無いわよ!?」 咲夜「そうですか?やけに熱心になって御覧になってたので」 レミリア「ね、熱心に見てないわよ! それより、後で○○を私の部屋に呼びなさい」 咲夜「かしこまりました」 13スレ目 240 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「はぁ……はぁ……○○……なんか体が変だよ……」 「だ、大丈夫か!? フラン!?」 倒れこんできたフランを俺はしっかりと抱きしめる。 「うう……体が熱くて、○○の事しか考えられなくて、○○のことめちゃくちゃにしたいって事しか浮かんでこないの…… 私、○○を壊したいなんて望んでないのに……」 弱弱しく俺にすがり付いてくるフラン。 「これってびょうきなの……? わたし、こわれちゃうの……? いやだっ、いやだよぅ…… もっと○○とキスしたり、ぎゅーってしてあげたり、もっともっといろいろなこと二人でたくさんしたいのに……」 「大丈夫だよフラン。大丈夫だから」 フランを安心させるためにそっと頬に手を添える。上気した顔は普段より数倍熱く、潤んだ瞳でこちらを見上げてくる彼女はとてつもなく可愛く見える。 「こわい……こわいよぅ○○ぅ……このままじゃわたしこわれちゃう……ねぇ、たすけて……たすけてよぅ○○ぅ……」 これ以上フランを不安にさせてはおけない。俺は―― (省略されました。続きが読みたければ今すぐ地下室に行ってフランを安心させてください) 13スレ目 452 ─────────────────────────────────────────────────────────── 部屋の中には二十ほどの人影があった。 誰もが能面のような顔で、こちらを見つめている。 どうにもならない恐怖で頭がイかれたとき、人はこんな表情をするらしい。 相対する僕も、きっと同じような顔をしているはずだ。 虚ろな視線は全て、僕の膝に座った女の子、フランドールに向けられていた。 女の子の綺麗な瞳は、僕だけを見ていた。 「ねえ○○、これからお勉強をするの。本当は嫌いだけど、○○の為に頑張るの」 無邪気な笑みは僕だけに向けられていた。 一つ、生暖かい風が頬を撫でる。 瞬間、フランドールはおもちゃ箱に詰められた人形達の前に立つ。 二つ目の風で、いつも内緒でおまけをしてくれた農家のおじさんが吹き飛んだ。 フランドールは照れたように、失敗しちゃった、と笑った。 三つ目の風で、隣の花屋さんのおばさんが紅い霧に姿を変えた。 フランドールの瞳の上で、形の良い眉根が寄せられる。 四つ目の風で、花屋の旦那さんが床に紅い影を残して消えてしまった。 八つ当たりのような杖の一振りで、花屋の娘さんとその兄弟が消し飛んだ。 「あぁ、折角の勉強道具が駄目になってしまったわ」 フランドールは悲しそうな顔をする。 僕らは皆、無言でそれを見守っている。 「でも大丈夫、まだ代えはいっぱいあるわ」 農家の奥さんが紅くなった、その従業員が紅い影に身を重ねた、みんなみんな紅い霧に飲み込まれていった。 「やったわ、遂に、ちゃんと血が飲めるようになった」 僕の母が、皺の寄った皮袋に姿を変えた。 「……ねえ、褒めてよ。○○」 「おめでとうございます」 唇から言葉がこぼれる。 二週間続いた惨劇を前に、涙はもう枯れ果てている。 最後に残った二つの能面。僕と、妹と。 「勉強道具を片しましょう、フランドール様」 「ダメよ」 「……何故? もう血は吸えるようになったではありませんか」 「もういっこ、最後に練習しないといけないから」 「これ以上何を――」 何を、奪おうというのか。 「どのくらいまで血を吸っても、人間は生きていられるのか」 綺麗な瞳が、僕から逸らされていく。 フランドールより低い位置から、妹の虚ろな瞳がこちらを見つめる。 そこに、僅かな光が灯った。 「大丈夫、お兄ちゃんのためなら、怖くないから」 みんなみんな、吹き飛ぶときは同じような瞳で僕を見ていた。 妹は最後に、その想いを残してくれた。 それはまるで、呪詛のようにも聞こえた。 皮袋が一つ、紅い部屋に増えた。 「○○、これでちゃんと、上手に血が吸えるようになったよ」 「おめでとうございます」 唇から言葉がこぼれる。 二週間続いた惨劇を前に、涙はもう枯れ果てている。 「でもおなかが一杯なの。だから、楽しみは明日からになってしまうわね」 「……はい」 視界に広がる紅色が、一層と深いものに姿を変える。 「あら、目からご馳走をこぼすなんて……待ちきれないの?」 眼球を舌が転がすように撫でる。 美味しそうに喉を鳴らすフランドールを見下ろしながら、自分は今、泣いているのだと知った。 今日の涙は、妙に紅い。 「明日が楽しみね、○○」 「はい」 明日から、死ぬ直前まで血液を吸われて、それを続けることが贖罪なのだと考えた。 懐には、メイドから貰った銀のナイフ。 何の役に立つのかと、嘲っていた白刃一振。 一日一人分の贖罪を続けて、妹の分まで辿り着いたとき、その価値が生まれる。 僕の命が開放されるまで、あと495日。 「死んじゃうんだ、○○」 「ヒュー……ヒュー……」 「でも大丈夫、喉に穴が開いたぐらいじゃ死なないようにしてあげるわ」 「ヒュー……ゴ、ボッ……」 追加で、あと――。 うpろだ1127 ─────────────────────────────────────────────────────────── 紅魔館の地下の厳重に閉じられた扉。 その扉の前に、一人の男が立っていた。 「ここで、いいのか?」 そう呟いた男は、扉の鍵を外す。 扉の先には、赤色に染まった部屋。 そして、その中に佇む一人の美しい少女。 「あの子がフランドールお嬢様か…」 男はそう言った瞬間、世界が回るかのような衝撃を受けた。 少女は、男に飛び掛り、抱きついたのだ。 「美鈴…あなた、だぁれ?」 「あ…初めまして、フランドールお嬢様」 「ねぇ、あなただぁれ?」 少女は笑みを浮かべながら何度も言葉を繰り返す。 男はこの館の主から、「少し気が触れている」と聞いていたが、どうやらそのようだと納得する。 「…すいません、自己紹介がまだでした。俺は門番さんが病気のために教育係として臨時でやってきた○○です」 「そうなの?」 「はい、そうです。普段は紅魔館で執事として働いています。今日から一週間ほど、よろしくお願いします」 「そう、よろしくね!○○。わたしの事はフランって呼んでね」 フランは満面の笑みで男に応える。 ○○は思う。 この子が悪魔の妹だなんて到底思えないと。 「今日のおべんきょうはなぁに?人間を壊さないで血を上手く吸う方法?」 …○○は思った。 やはり吸血鬼、レミリアお嬢様の妹なのだと。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「…はい、と言う事で、ここは割り算を使いましょう」 「○○ー、ここもわかんないー」 「はいはい、フランお嬢様。そこはですね…」 ○○の普段の仕事は紅魔館での執事。 館の主 レミリア・スカーレットに拾われ、雇われた幻想郷の外の世界の人間。 そんな○○に、教育係の仕事を押し付けたのはレミリアだ。 なんでも門番の紅美鈴さんが病気で一週間ほど休むとの事で、○○はその役割を受け持つ事になった。 だが○○は残念ながらあちらの世界で真面目に勉学などしたことがなく、あまり頭は良くない。 しかし、人間の○○よりとても長く生きているとはいえ、レミリアとは違いフランは姿相応の勉強しかしていなかった。 これは○○にとってとてもありがたい事だった。普段の執事の仕事より、こちらのほうが数段楽だからだ。 ○○は思う。、執事の仕事はとても辛いものだった。執事とはいえそこらに居るメイドと仕事は変わらない。 せっせせっせと働いては、少しのミスでメイド長に説教される。その上、かなりの重労働を強いられて来た。 「あ、できた!ありがとう、○○」 「どういたしまして。」 こんな可愛い少女とふたりきりでお勉強。 やましいことなどしていないが、言葉だけでどこか背徳的な気分になる。 ○○は別に幼女趣味などではないが、そう感じるものは感じるのだ。 そう思えば、この仕事など執事の仕事の何十、何百倍も楽。むしろ幸せなくらいであった。 「おや、もうこんな時間ですね。今日のお勉強はおしまいです」 「えー、まだお歌の練習してないのにー」 少女は駄々をこねる。 「すいません、フランお嬢様。明日は今日の算数で多く使った時間をそっちに使いましょう」 「じゃあ、明日も来てくれるの?」 「はい、これから一週間ほどは」 「そう、じゃあまた明日ね」 「おやすみなさいませ、フランお嬢様」 ○○は扉を閉め、フランの部屋から立ち去った。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「こんにちは、フランお嬢様」 「あ、○○。元気だった?」 「はは、俺は元気ですよ。さて、お勉強の時間です」 「えー、少し遊ぼうよー」 「何で遊ぶんですか?」 「弾幕ごっこ!」 「…俺は只の人間なので、勘弁してください」 「つまんなーい」 「我慢してください…では、今日は幻想郷の歴史です。里に居る慧音さんから貰ったわかりやすい資料があるので楽だと思いますよ」 「はーい」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「はい、それでこの幻想郷の結界が…」 「○○、しつもーん」 「はい、なんでしょうか」 「河童って、どんな姿なの?」 「う、それは俺もよくは知りません…」 ○○は幻想郷に来てからまだ4ヶ月ほどしか経っていない。 だから、妖怪などには一部としか会えず、あまり「種族」としての妖怪を知らないのだ。 そしてフランもまた、500年ほど閉じ込められていたせいであまりこの部屋の外のことを知らない。 どちらも、幻想郷についての知識はあまり多くないのである。 「フランお嬢様、この部屋の外の世界を見てみたいですか?」 「見せてくれるの!?見たい、見たい!」 「あ、いえ、そういうわけじゃないんですが」 「えー、見たかったなー」 「と、とりあえずレミリアお嬢様にでも話してみます」 「…あいつなんかに言っても、無駄だよ」 フランの声色が急に変わる。 「フ、フランお嬢様、いくら姉妹とは言えあいつ呼ばわりは…」 「あいつはわたしから全部を奪おうとしているんだ」 「フランお嬢様…?」 「きっと○○もあの時と同じように奪われる」 「だ か ら わ た し が こ わ し て あ げ る 」 フランの身体から衝撃波のようなものが発生する。 次の瞬間、○○の左手の中指は消えていた。 「う、うわあああああ!」 ○○は狭い部屋で必死にフランの攻撃を避け続ける。 全身に痛みが走るが、○○は避け続けなければ死ぬ事を悟っていた。 レミリアは○○にフランの能力を説明していた。 フランの能力は「ありとあらゆるものを破壊する程度の能力」だ。 攻撃を喰らったらひとたまりも無く、自分は死んでしまうだろう。 ○○は必死に避け続ける。しかし、人間である○○が敵うわけもなく、壁に追い詰められる。 ――もう、だめだ。 が、扉の開く音と同時に声が響く 「そこまでよ!」 パチュリーの声だ。彼女は部屋中に水をばら撒く。 …すると、フランは急におとなしくなった。 おとなしくなったと言うより、力が抜けたと言う表現のほうが正しいだろう。 「早く、こっちに来なさい」 ○○は倒れたフランをベッドの上に寝かせて、部屋を出る。 「危ないところだったわね」 「…はい、フランお嬢様は「あの時と同じように」と言っていましたが、どういうことですか?」 「…思い出したくも無い出来事ね。いいわ、教えてあげる」 「○○と同じように妹様に勉強を教えていた男がいた。多分妹様は彼に恋をしていた」 「でも、彼はレミィに恋をしていたの」 「三角関係、ってやつね。彼はある日、外に出た事の無い妹様に外の世界を見せてあげようとした」 「それで、レミィのところにそのことを頼みに行ったの。…このとき、すでにレミィと彼は恋人同士のようなものだったわ」 「…それを、妹様は見てしまった」 「妹様は、次の日に部屋に来た彼をどうしたと思う?…そう、殺したのよ」 「妹様は、レミィのことが好きなのだろうけど、どこかで同時に憎んでいる」 「自分の好きなものを奪い、自分の世界を奪ったレミィを憎んでいるのよ」 「…そう、なんですか。そんな事が…」 「きっと、妹様は貴方と彼を重ねてしまったのよ」 「そうですか…きっと、俺もそのときの彼と同じように彼女のことが好きだと思います」 「もしかしたら思い込みかも知れないわよ、よく考えてみなさい」 「いえ、出会って2日しか経っていませんが、彼女と会える事を考えただけで嬉しいです」 「まだ恋なのかはわからないけど、気になっているってところね」 「そんな感じかもしれません…そう言えば吸血鬼は水が弱点らしいですがフランお嬢様は大丈夫ですかね?」 「きっと大丈夫…あ、そう言えば貴方の指、なくなってるわよ?」 「え?」 ○○は話を聞き、パチュリーと会話をしている間にすっかりと忘れていた。指摘されると同時に指を失った痛みが押し寄せる。 「この程度なら治療できるわ、私の部屋にいらっしゃい」 「…ありがとうございます、パチュリー様。一つ相談が…」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 少女は水で濡れた部屋で一人泣いていた。 「わたしは殺そうとしてしまった わたしは○○を殺しかけてしまった」 少女は水に濡れた部屋で一人苦悩していた。 「これは只の嫉妬 レミリアお姉さまに対するわたしの醜い嫉妬」 「○○に謝りたい。でもきっともうここに来てくれない 少女は水で濡れた部屋で、自嘲的な笑いを浮かべた。 「これは愚かなわたしの責任 ごめんなさい、ごめんなさい…」 ぎぃー…と、重い扉の開く音が響く。妖精メイドが何かを置きに来た音だ。 フランは、妖精メイドに問う。 「○○は、大丈夫なの?」 「○○、ですか?今、パチュリー様に指の怪我の治療を受けています」 「そうなの…ありがとう」 もう一度、ぎぃー…と、重い扉の音が響く。ばたん。妖精メイドが帰った音だ。 フランは、ベッドの上で力が抜け、そのまま倒れこむように寝てしまった。 紅魔館の地下を、夜の静寂が包み込む。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○○は深夜の紅魔館の地下を走る。指はすでにパチュリーによって再生された。 目指すはフランドール・スカーレットの部屋。愛する人の部屋へと○○は走る。 「フランお嬢様!…水浸しですね、この部屋。掃除しないと」 「○…○?なんで○○が?あ、指は大丈夫・・っ!?」 「ははは、この通り元通りです。安心してください」 「○…○っ!」 フランは○○に飛び掛り、抱きつく。 しかし、それは二人が初めて会った時とは違うもの。 あの時とは違い、弱々しい力で抱きしめてきたフランを、ぎゅっ、と○○は抱き返す。 「ごめんなさい…お姉様に○○を持っていかれるような気がして…」 「私、もう○○に会えないかと思ってた…謝れないかと…!」 「大丈夫ですよ、フランお嬢様。ちゃんと、一週間の間は俺はお嬢様の先生ですから。」 「…一週間経ったらいなくなっちゃうの?そんなの、やだ!」 「わ、落ち着いてください。大丈夫です。ちゃんと時々遊びに来ますから…」 「…毎日じゃなきゃやだ」 「できる限り、善処します」 そういって、二人は笑いあった。 「ねぇ、○○。キスしていい?」 「フ、フランお嬢様!だ、駄目ですよ!」 「キスって好きな人同士がするものじゃないの?じゃあしてもいいよね?」 「あぁ、でも俺は只の雑用みたいなもなので館の主の妹君とキスするのは…ま、いいか」 「それじゃ、○○もうちょっとしゃがんで。届かないの」 「わかりました、お嬢様。」 それは、二人の唇と唇が触れる程度のキスだっただろう。それでも、そんな経験が無い二人の顔は真っ赤になってしまった。 この甘い雰囲気をどうにかしようと、○○は話を切り出す。 「そ、そうだ!フランお嬢様、外に出てみたいですよね?」 「…出れるの?」 「はい、準備はしておきました。」 「ありがとう、○○!じゃあ行こ?」 「ちょっと待ってください、約束事がいくつか。 「約束事?」 「一つ目は外で妖怪や人にコンタクトを取らない事です。この話が流出すると大変ですから」 「二つ目は外で力を使わない事です。それで気付かれる可能性があります」 「三つ目はこのことを誰にも話さない事です。特に、レミリアお嬢様には。」 「この三つが守れるなら、一緒に行きましょう。」 「わかった、○○の言う事だからちゃんと守る!」 二人は、そっと部屋を出る。誰にも気が付かれない様に、そっと図書館への道を辿って行く。 図書館に到着すれば、パチュリーが何とかしてくれる事を○○は知っていた 「やっと着いたか、そーっと来ると結構長いですね、フランお嬢様」 「そうね、○○。ここって事は、もしかしてパチュリーが協力してくれるの?」 「そうですよ、…おっと、パチュリー様だ」 「今晩は。二人は仲直りできたの?…その様子を見る限り、もっと先に進んでいるのかもしれないけれど」 二人は顔を真っ赤にする。 「貴方達、バレバレよ。もっと周りからわからないように…まあいいわ、あっちの出口をこっそり空けておいたから」 「はい、ありがとうございますパチュリー様。…今なら美鈴さんも居ないし、大丈夫ですよね」 「多分、ね」 「行こ!○○」 「ちょっと待って下さいフランお嬢様ー…あまりはしゃいでるとバレる可能性がー…」 フランはスピードを上げながら出口へと向かって走る。 それを制止しようと○○も追いかけて走る。 その光景をパチュリーは二人を微笑みながら見送った。 「ふふ、楽しそうね。…○○、彼女の傷を癒してあげてね」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「あ、あそこに居るのが夜雀です。綺麗な歌声でしょう」 「本当だ、きれいな声。羨ましいなー」 「フランお嬢様の声もすごく綺麗ですよ」 一人の男と一人の少女の影は、夜の幻想郷を歩く。 フランは○○に質問し、○○はフランの質問に答える。 暫くの間、歩いたり、妖怪をこっそり見たりしながら、歩き回った。 更に歩き続けると、小高い丘が見えた。 「フランお嬢様、あそこの丘をお嬢様に見せたかったんですよ」 「○○、あそこに何があるの?」 「正確には、あそこの丘から見える光景ですね」 二つの影は、手でつながり、丘のゆるやかな傾斜を登っていく。 そこから見えたのは、満月。 「…すごい」 「どうですか、フランお嬢様。綺麗ですか?」 「○○、ありがとう。こんな素敵な場所を教えてくれて」 「教育係ですからね。本当は、この場所は秘密にしたいんですが…」 「じゃあどうしてわたしに教えてくれたの?」 「それは、フランお嬢様が俺にとって特別な人だからですよ」 「○○…」 「お嬢様…」 「…○○、お嬢様じゃなくて、フランって呼んで?」 「わかりました。お嬢様…いや、フラン」 「俺はお前のことが好きだ、フラン」 そう言って、○○はフランを抱きしめる。 フランも、○○にぎゅ、と抱きつく。 「参ったな、月は人を狂わすって言うけど、俺はフランに狂わされたみたいだ」 「もう、○○のばか」 二人で笑う。誰も居ない丘に笑い声が響く。 「なあ、フラン。キスしてくれないか?」 「いいよ、○○」 ○○はしゃがみこんで、フランの背の高さに合わせる。 今度は、唇が触れるだけではない。 互いの舌で、互いの口を貪りあう。所謂、大人のキスだ。 口が離れ、名残惜しいかのように口と口の間に糸が引く。 「好きだよ、フラン」 「わたしも、○○」 二人は名前を呼び合い、もう一度キスをした。 その光景を、丘の上に輝く月だけが見守っていた。 うpろだ1153 ─────────────────────────────────────────────────────────── Something Old, Something New, Something Borrowed, Something Blue, And a Sixpence in her shoe. いつだったか。 それは、お姉様から聞いた。 幸せな花嫁の物語。 今は6月、花嫁の月。 美鈴と一緒にお買物。 白く輝くウェディング・ドレス。 彼との結婚式のため、 新しく仕立てたお気に入り。 咲夜がくれたペンダント。 ナイフの飾りをあしらって、 柄に真珠をはめ込んだ、 瀟洒な彼女の宝物。 パチェから借りた、髪飾り。 蜂蜜色の、金細工。 透かし彫られた、模様には、 妖精たちが、舞い踊り。 小悪魔からは、サファイアを。 綺麗に光る、青い星。 プラチナ飾りの、ブローチを、 左の胸に、留めました。 そして、お姉様からは。 小さな銀の6ペンス。 バージンロードを歩く前、 かかとに、そっと入れました。 ありがとう。 フランは、きっと幸せになります。 だって、こんなにみんなから、 愛されてここまできたのですから。 ここまで私と居てくれた、 みんなに新郎新婦から、 尽きぬ感謝と花束を。 いつか誰かが結ばれる、 そんな時には私から、 この6ペンスを送ります。 それが私に出来ること。 お世話になった人たちへ、 ちょっと幸せをお裾分け。 幸せな花嫁の必需品。 新しいもの。 古いもの。 借り受けたもの。 青いもの。 そして、小さな6ペンス。 うpろだ1206 ─────────────────────────────────────────────────────────── 拝啓、皆様方、いかかがお過ごしでしょうか。 今俺は・・・フランに追われています。 フランが弾幕打ちまくりでよけることに精一杯です。 「○○ー!!避けてばっかりじゃ私に近づけないよー?」 コッチは避けることに精一杯なんだよコンニャロウ。 隙を突いて抱きついて「大好きだ!!フラン!!」って言ってやんよ! あ!やべ、弾にあt(ピチューン) ○○ プレイヤーが悪かったな ・・・なんだったんだいまのメッセージは・・・ガクッ この後、俺はベッドに運ばれ、フランが一緒に寝ていたのは別のお話だが。 うpろだ1400 ───────────────────────────────────────────────────────────
https://w.atwiki.jp/yuuki623/pages/40.html
バランドール王国 F-10でイベント 青色の屋根の家を探し、そこへ行く。 ブラスタ平原にある滝の洞窟へ 滝の洞窟 ★マークにいく 黒騎士と対戦 白騎士&竜騎士で戦うので余裕です。 戦闘終了後パランドール王国へ パランドール王国〜自由都市グリード ★マークへいくとイベント 自由都市グリードからゴンドラに乗り虫の谷へ 虫の谷 K-3でイベント K-6で大蜘蛛と戦闘 変身したら余裕 J-7リトルグリーバーと戦闘 ここは白騎士と竜騎士でヤつけよう ★マークにいくとイベント バッケイヤへ バッケイヤ B-3でイベント ★マークにいく 虫の谷へ 虫の谷 F-6でタンポポ移動する(上手から風) D-7でタンポポ移動する(上手から風) C-6でタンポポ移動する(上手から風) C-5でタンポポ移動する(上手から風) C-4でタンポポ移動する(上手から風) C-4でセーブポイント、タンポポ移動する(上手から風) セーブはこまめにしましょう D-3でタンポポ移動する(上手から風) E-4は敵が多く手強いので片方が変身しよう。 D-3でタンポポ移動する(上手から風) B-1でラミアコメスと黒騎士と戦闘 少しダメージを与えるとイベント開始 レナードがグランサーを入手 ラミアコメスと戦闘 弱いので普通に戦いましょう オズモンドが仲間になる 自動でグリーバーの背中へ グリーバーの背中 セーブをしよう。 すぐ進むとグリーバーと戦闘 1、触手から攻撃して全部倒しましょう。復活は無視しよう 2、白騎士や竜騎士を使いこなし、コアを斬りまくろう。 自動でバッケイヤへ バッケイヤ ★マーク 村長の家へ行く ★マークへ行く バンヘイブン荒野へ
https://w.atwiki.jp/idress-r/pages/44.html
部品構造 大部品 サンドアート RD 5 評価値 3部品 指と砂で描く絵 部品 ストーリー仕立て 部品 豊富な素材 部品 接着による絵としての保管 部品 比較的安価な芸術 部品定義 部品 指と砂で描く絵 木の枠の中に砂を入れ、それを指でなぞることにより絵を描くのがサンドアートである。画材や絵の具を用いないため、必要なのは描く本人の技量となる。 部品 ストーリー仕立て 砂に絵を描き、その絵の上にさらに線をなぞり別の絵を形どることで、一枚の枠の中に紙芝居のようにストーリーを作ることができる。 部品 豊富な素材 外を囲う枠さえあれば、材料は砂漠の砂を拾ってくるだけでいいので、子供や、外から来た観光客も簡単に始めることができる。 部品 接着による絵としての保管 流れる砂を材料とするため、保管するには接着剤等で砂を固定する必要がある。指でなぞってストーリーを描くことはできなくなるが、一枚の絵としての価値が下がるわけではない。 部品 比較的安価な芸術 材料費が外側の枠だけということもあり、芸術としては安価な部類に入る。後の値段は、絵の出来栄えによって変化する。 提出書式 大部品 サンドアート RD 5 評価値 3 -部品 指と砂で描く絵 -部品 ストーリー仕立て -部品 豊富な素材 -部品 接着による絵としての保管 -部品 比較的安価な芸術 部品 指と砂で描く絵 木の枠の中に砂を入れ、それを指でなぞることにより絵を描くのがサンドアートである。画材や絵の具を用いないため、必要なのは描く本人の技量となる。 部品 ストーリー仕立て 砂に絵を描き、その絵の上にさらに線をなぞり別の絵を形どることで、一枚の枠の中に紙芝居のようにストーリーを作ることができる。 部品 豊富な素材 外を囲う枠さえあれば、材料は砂漠の砂を拾ってくるだけでいいので、子供や、外から来た観光客も簡単に始めることができる。 部品 接着による絵としての保管 流れる砂を材料とするため、保管するには接着剤等で砂を固定する必要がある。指でなぞってストーリーを描くことはできなくなるが、一枚の絵としての価値が下がるわけではない。 部品 比較的安価な芸術 材料費が外側の枠だけということもあり、芸術としては安価な部類に入る。後の値段は、絵の出来栄えによって変化する。 インポート用定義データ [ { "title" "サンドアート", "part_type" "group", "children" [ { "title" "指と砂で描く絵", "description" "木の枠の中に砂を入れ、それを指でなぞることにより絵を描くのがサンドアートである。画材や絵の具を用いないため、必要なのは描く本人の技量となる。", "part_type" "part" }, { "title" "ストーリー仕立て", "description" "砂に絵を描き、その絵の上にさらに線をなぞり別の絵を形どることで、一枚の枠の中に紙芝居のようにストーリーを作ることができる。", "part_type" "part" }, { "title" "豊富な素材", "description" "外を囲う枠さえあれば、材料は砂漠の砂を拾ってくるだけでいいので、子供や、外から来た観光客も簡単に始めることができる。", "part_type" "part" }, { "title" "接着による絵としての保管", "description" "流れる砂を材料とするため、保管するには接着剤等で砂を固定する必要がある。指でなぞってストーリーを描くことはできなくなるが、一枚の絵としての価値が下がるわけではない。", "part_type" "part" }, { "title" "比較的安価な芸術", "description" "材料費が外側の枠だけということもあり、芸術としては安価な部類に入る。後の値段は、絵の出来栄えによって変化する。", "part_type" "part" } ], "expanded" true } ]
https://w.atwiki.jp/projectdiva_ac/pages/2028.html
サンドリヨン 基本情報 作曲 Dios/シグナルP http //twinkledisc.net/ 作詞 orange http //piapro.jp/orange イラスト 風乃 http //kazenokakera.tumblr.com/ 初音ミクwiki http //www5.atwiki.jp/hmiku/pages/2070.html EASY NORMAL HARD EXTREME レベル 1.5 4 5.5 8.5 ノート数 339 425 537 557 BPM 147 ランキング HARD http //miku.sega.jp/arcade/ranking/ranking__hard.html EX http //miku.sega.jp/arcade/ranking/ranking__extreme.html 備考 Project mirai 2からの移植で、ミク・KAITOデュエット FT移行後初の「スライドが一切ない」譜面 magnetと同じくゆのみ騒動で話題に上がった楽曲。 動画 EASY NORMAL HARD 評価:PERFECT モジュール:イノセント、ギルティ Player:めかひすい@なまねぎ ※ボタン音なし EXTREME 評価:PERFECT モジュール:ストレンジダーク、レクイエム Player:めかひすい@なまねぎ ※ボタン音なし 評価:PERFECT モジュール:エトワール、ローザ・ブルー Player:SA√pei_fossa*magnum 攻略 コメント ハードとEXのノーツ差少ないな -- (あ) 2016-04-28 17 04 50 最初はスライドあると思ってたんですがないんですね、 深海少女?依頼(Fに移動してから)のスライドない曲・・・、 (上にっも書いてあるけどつぶやきたくなりました、迷惑なら消しても大丈夫です -- (名無しさん) 2016-04-28 18 08 35 一応エデン深海ルシッドアブソルはFT前譜面だから -- (名無しさん) 2016-04-29 00 20 40 スライド無いの久しぶりでこれはこれで嬉しかったー アドレサンスとの差別化もあるんだろうけど、今後も時々あってもいいかも。 -- (名無しさん) 2016-04-29 21 38 30 8.5以上でDIVE聖夜こなたサイハテくらいでしか80%取れない人がクリア出来る(どころかGももう少しで取れる)くらいには久しぶりに同時押し曲が来たなと思った -- (同時押し得意なEXP18) 2016-05-02 00 32 03 あれ?8.5にしては簡単すぎね?って思ったら終盤の同時ラッシュで切りまくった…無理でもごり押し出来る範囲だし同時押しの練習にいいかも -- (名無しさん) 2016-09-12 18 30 33 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/kassandra/
ここは管理人のオリジナル漫画「カサンドラ」に登場する用語のまとめ・解説wikiです。 (管理人用メモ書きも兼ねております) 連載と同時進行で、ゆるゆると随時更新して行きたいと思います。 ※ネタバレ防止のため、現在、管理人以外は編集出来ない仕様となっております。 ※このwikiは現在未完成の作品を取り扱っており、設定等もまだ曖昧な部分が多々あります。 管理人の気まぐれにより、多少設定が書き変わる場合がありますが、何とぞご了承下さい。 検索等からいらっしゃった皆様へ…カサンドラとは? 管理人(tmc)による、オリジナルの長編web漫画。 サイト浅葱乃星にて連載中です。 掲載ページはこちら(別館) tmc
https://w.atwiki.jp/ameba_pigg/pages/1461.html
ひとみのコサージュ(1) コサージュ付ゆるかわチューリップハット(3) コサージュ付カンカン帽子(3) 桜のコサージュ(1) 白バラの妖精たちのコサージュ(1) 真夏のコサージュストローハット(1)
https://w.atwiki.jp/wiivclist/pages/16.html
ニンテンドー64 ランク タイトル メーカー Wii Wii U 50音順ソート用 C ウエーブレース64 任天堂 Wii Wii U 50on001 D エキサイトバイク64 任天堂 Wii U 50on002 C F-ZERO X 任天堂 Wii Wii U 50on003 C オウガバトル64 任天堂 Wii Wii U 50on004 C カスタムロボV2 任天堂 Wii Wii U 50on005 C スーパーマリオ64 任天堂 Wii Wii U 50on006 C スターフォックス64 任天堂 Wii Wii U 50on007 C ゼルダの伝説 時のオカリナ 任天堂 Wii Wii U 50on008 C ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 任天堂 Wii Wii U 50on009 C 罪と罰 地球の継承者 任天堂 Wii Wii U 50on010 C テン・エイティ スノーボーディング 任天堂 Wii Wii U 50on011 D ドンキーコング64 任天堂 Wii U 50on012 A ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ 任天堂 Wii 50on013 D 爆BOMBERMAN(爆ボンバーマン) ハドソン(オリジナル開発・発売)・コナミ(VC版配信元) Wii U 50on014 D 牧場物語2 ビクターインタラクティブ Wii U 50on015 C ポケモンスナップ 任天堂 Wii Wii U 50on016 C 星のカービィ64 任天堂 Wii Wii U 50on017 A ボンバーマンヒーロー ミリアン王女を救え! ハドソン Wii 50on018 C マリオカート64 任天堂 Wii Wii U 50on019 C マリオゴルフ64 任天堂 Wii Wii U 50on020 C マリオストーリー 任天堂 Wii Wii U 50on021 C マリオテニス64 任天堂 Wii Wii U 50on022 C マリオパーティ2 任天堂 Wii Wii U 50on023 C ヨッシーストーリー 任天堂 Wii Wii U 50on024
https://w.atwiki.jp/hair4salon6/pages/62.html
店名 ヘア アージュ 電話番号 03-3538-1388 店舗住所 東京都中央区銀座4-3-2銀座槁ビル4F 店舗までのアクセス 銀座C8出口徒歩3分・有楽町徒歩5分 東京メトロ銀座駅C8出口を出て、右へそのまま30秒程直進。(松屋通りを松屋デパート方面へ)1つ目の横断歩道を渡った2つ目、右側のビルの4Fにサロンはあります。 営業時間のご案内 平日/12 00~22 00(カット最終受付21 00) 土日祝/11 00~20 00(カット最終受付19 00) 定休日 年中無休(年末年始を除く) 取り扱いクレジットカード VISA・JCB・DINERS・DC・UC・NC カット価格 6300円 スタイリスト数 2人 席数 5席 備考 夜19時以降も受付OK/ロング料金なし/ドライカット/デジタルパーマ/一人のスタイリストが仕上げまで担当/最寄り駅から徒歩3分以内にある/ドリンクサービスあり/カード支払いOK ▼銀座のその他の美容院 EXY AGARI 銀座店 Spin hair works Ginza hair CIRO STYLE 湘南 銀座店 ANTERET kamikaze 銀座店 ラ・ピエス Allons Ginza DERA S 並木通り本店 bloom sweet リーディング Arrty ark-GINZA デサンジュパリ銀座インターナショナル ヘアー レ・ヴィジョン FUMP traspara エンジェル トップライン 銀座店 アンジェリカ BLESS SIECLE amica SANAE OZEKI Ginza Hair&Make TRUTH 銀座店 髪舞台 Rhythm we ll S-GARDEN Salon ice hair UNP(A)S 神谷町店 Clic CRAC Pri mum G1 <プリームム> Extentions TOKYO 銀座 ginza SASHU La belleza Pri mum G2 <プリームム> LA・BO Sasoon Pro Ginza スタジオ・プレシャス ジュリア クレール エムステージ フェブライオディアレス銀座店 Salon de Beaute マダムシュガー ベレーザ salon de actress