約 818,887 件
https://w.atwiki.jp/kof98um/pages/365.html
クラウザー勝利台詞 相手チーム 内容 汎用 フム、悪くない・・・あくまで座興としては、という意味だがね 汎用 私の戦いがひとつの芸術だとすれば、きみたちの散り際もまた芸術的だったよ 汎用 その程度の力で私に立ち向かうとはね。哀れを通り越して滑稽ですらあるよ 汎用 こういっては何だが、私と戦うには、きみたちは少しばかり弱すぎたな。 ルガールチーム(ルガール、マチュア、バイス) きみたちの戦い方には・・・そう、気品というものが欠けているのだよ
https://w.atwiki.jp/83452/pages/18373.html
ジース「ザーボンッッ!」 ザーボン「!? ジ、ジース……? なぜサウザーと一緒に?」 サウザー「ふ……」 ジース「まあ待て待て、フリーザ様の言う通りにしようぜ。 な?」 ザーボン「なっ。お前何を言…… ……フリーザ様、だと!?」 ジース「いやあ。オレさ、フリーザ軍に入れて貰おうかと思ってな」 フリーザ「おや? ほっほっほ。よくご決断下さいました。 サウザーさんも見事な勧誘、ありがとうございます」 サウザー「勿体無きお言葉です」 ザーボン「そ……そんな…… 嘘だろ? ジース……」 ジース「はっはっは。 やっぱ、『味方になれば何でも手に入る』なんて言われたらなあ」 ザーボン「お……! お前っ! ふざけるなぁっ! 貴様ら全員まとめてッッッ!!」 ジース「ザーボンっ! 落ち着け!」 ザーボン「落ち着けだとっ!? あの人まで……あの人まで殺されたのにお前は……」 ジース「──よっしゃ、ちょっと肩貸してみろ」ガシッ ザーボン「離せ!」 ジース「(ボソッ)今は奴らに従うんだ」 ザーボン「!?」 ジース「こんな状況で戦っても無駄死にするだけだぜ。 今はあいつに従うフリして、修行を重ねていつか奴らをぶっ倒すんだ」 ザーボン「そ……それは、しかし……」 ジース「ヤケんなってやられるのが目的かよ!? 違うだろ! ……な? ここは耐えるんだ。 それで必ず、二人で姉さんや皆の仇を取ろうぜ……!」 ザーボン「く、ぐ…… だが、だがっ……!」 ジース「ザーボン!」 ザーボン「…………………わかった……」 ジース「おう。頑張ろうな。 ──いやあやりましたよフリーザ様、サウザーさん。 ザーボンの奴、フリーザ軍に入りたいって!」 フリーザ「おや、本当ですか!」 ジース「そうですとも! な、ザーボンっ?」 ザーボン「……はい」 ジース「おいおい、もっと嬉しそうにしろよ。 すみません、こいつ無愛想で」 フリーザ「ほっほっほ、構いませんよ。 大切な方にご不幸があったばかりですから」 ザーボン(貴様ァァァァァァ! どの口が言いやがるッッッ!!!) ジース「さすがフリーザ様! 宇宙の帝王の器ですねっ!」 フリーザ「宇宙の……帝王? それは良い呼称ですね! そう、私は宇宙の帝王ですからね! ほっほっほ。ほーっほっほっほ!」 ──────────────── ザーボン「……こうして、私とジースはフリーザ軍に入った……」 紬「…………」 しばし訪れた沈黙。 と、お嬢様が口を開いた。 紬「少し休みましょうか。 ザーボンさん、気が付いたら結構長い間喋り続けていますし」 言われてみれば確かに喉が渇いたし、少々疲れた。それも良いかもしれない。 ザーボン「ああ…… ──いや」 しかし、頷こうとしてやめた。 ザーボン「私は大丈夫だ」 紬「でも……」 ザーボン「……実を言えば、間を置いてしまうと話す気力が無くなりそうなのだ。 すまないが、このまま続けさせては貰えないか?」 手の震えが止まらなかった。 情けない話だが、よほど精神的に堪えているようだ。 紬「……わかりました」 とりあえず喉だけ潤そうとカップを取ろうとしたが、上手く掴めなかった。 ザーボン(……くそ) 仕方ない。 私は息を一つ大きく吐くと、続きを話し始めた。 ──────────────── フリーザ達にはまるで歯が立たなかったとは言え、私達は軍の中ですでにトップレベルの実力だった。 まあかなり昔の話と言うのもあるが、当時で私達より強い者と言ったら、例の怪物二人を除いてギニューと言う男だけだった。 ──そうそう。このギニューが居てくれたおかげで、長い間私とジースは殺しをしなくてすんだのだ。 基本的には、一般兵だけで十分制圧出来る程度の強さしか持たない者だけの星が大半だったし、 例外が居たらこのギニューが倒していた。 奴はフリーザからの信頼が厚い上、ギニュー自身がとにかくフリーザの為に働こうとする奴でな。 部下を与えられ、独立部隊の隊長として独自に惑星を攻めるのを任されていた程の男だ。 フリーザが私の星に攻め入った時も、他の惑星に行っていた為会わなかったのだが…… そのギニューに匹敵する実力を持つサウザーが入った事で、フリーザの元で戦いたがっていたギニューがフリーザの側近になり、 サウザーが別部隊の隊長として働く事になったのだ。 そして今話した通り、フリーザの為にととにかく働くギニュー。 一般兵では役者不足の相手が出たら、率先してすべて奴が受け持ってくれたと言う訳だ。 私もジースもフリーザ軍に入ったとは言え、殺しはしたくなかったからな。正直それはありがたかった。 ……ともあれ、私とジースは幹部と言う立場もあったおかげか、与えられた仕事をやって結果を残しさえすれば比較的自由は多かった。 その自由時間を使って、復讐の為に修行を重ねていたのだが…… ある日、私達に転機が訪れた。 ザーボン「そうか。正式に決まったのか」 ジース「ああ。オレは明日からギニュー特選隊の一員だ。 これからはほとんど、軍の本隊から離れて働く事になる」 ザーボン「私もただの幹部ではなく、フリーザの側近……か」 ジース「お前の相方と言い特選隊のメンバーと言い、フリーザ軍も随分と強い奴らが集まってきやがったな」 ザーボン「だからこそこうして軍の大きな再編成があった訳だが…… サウザーがフリーザの兄の……クウラとか言ったか。 の方へ移動になったのはなぜだ?」 ジース「クウラもギニュー特選隊みたいな特殊部隊を欲しがっていて、 どちらがどちらの隊長になるか、ギニュー・サウザーで戦って決めたとかって噂は聞いた事あるが…… 詳しくはオレもわかんね。 まあ、前と同じ軍から離れる事が多い職に戻ったとは言え、 ギニューはフリーザの元ですげぇ喜んでるけどな」 ザーボン「そうか……」 ジース「どうした? 暗い顔して」 ザーボン「いや……私とお前は離れ離れになるし、フリーザ軍にはどんどん強い者が入ってくるし…… 私達の復讐は本当に果たせるのかと思ってな……」 ジース「なんだ、そんな事かよ。 大丈夫だって。 オレもお前も修行してだいぶ強くなったじゃねえか。 そりゃあ一人だと寂しいけどよ……それでも修行を頑張ってりゃ、いつか果たせるさ」 ザーボン「うむ……そう、だよな」 ジース「おう。 ……まあ、こっちはもう自分の手を汚さないって訳にはいかないだろうがな……」 ザーボン「あ……」 ジース「仕方ねぇよな。特選隊は五人しか居ねえんだし、いっそ修行の一環だと思ってやるさ。 強くなるのに近道なのは実戦だからよ。 ……罪もねぇ奴を手に掛けるのは、やっぱ嫌だけどな」 ザーボン「…………」 ジース「ははは、まあ大丈夫だって。 それより、お前こそ頑張れよ。 ザーボンは姉さんを好きなだけじゃなく、気高い……だっけ? 美しいとこに憧れてたんだろ? だったらギリのギリ、本当にどうしようもなくなるまで自分の手を汚すなよ。 幸い、お前には……なんつったっけ? 新しく入ったお前の相方」 ザーボン「ドドリアか?」 ジース「そうそう。乱暴者のあいつが居るんだ。 そんな仕事はドドリアに任せて、お前は得意の頭脳で上手く切り抜けながら活躍しろよ」 ザーボン「ああ……そうだな。 お互い頑張ろうな」 ジース「おう! どれだけ離れてても、オレ達の気持ちはいつも一緒だぜ!」 ──────────────── ザーボン「……こうして、ジースは旅立って行った」 紬「それは……寂しいですね」 お嬢様が、その個性的な眉を下げて言う。 ザーボン「そうだな。 恥ずかしながら、あいつが居なくなった後しばらくは不安で落ち着かなかったよ。 だが、それから幾年経っただろうか。 私達が再開する時が来た」 紬「まあ……! よかったです」 ザーボン「はは……そうだな。 嬉しかった。本当に」 ──────────────── ジース「おうザーボン、久しぶりだな!」 ザーボン「ああ。会いたかったよ」 ジース「オレもだぜ。 つかお前さらに腕上げたな」 ザーボン「ジースこそ、戦闘力が前とはまるで違うじゃないか」 ジース「まあ、実戦・実戦・また実戦だったからな。 お前もだろ?」 ザーボン「いや、私はお前が言った通り戦闘はなるべく避けたよ。 強くなったのは修行の成果だ」 ジース「ん? オレそんな事言ったっけかな」 ザーボン「覚えていないか? まあ、もうかなり前の話だしな。 それよりジース……お前何か雰囲気が変わったか?」 ジース「そうか? 気のせいじゃね? ところでよ、ザーボン。お前もギニュー特選隊に入らないか?」 ザーボン「フリーザの顔を滅多に見なくてすむのだからそれも良いが、難しいだろうな。 奴は側近を二人は置いておきたいみたいだし、私の代わりになれそうな者も居ないからな」 ジース「そっか。まあ仕方ねえか。 こっちは超楽しいんだがなぁ。 隊長は良い人だし、隊の仲間は面白いし、大抵の物は手に入るし。 ザコをいたぶって遊ぶのも面白いぜ!」 ザーボン「……何だと」 ジース「ギニュー特選隊って言ったら、宇宙中から強い奴を集めたエリート集団だ。 オレ達とまともに戦える奴なんか居やしないから、痺れるバトルは出来ないけどさ。これはこれで……」 ザーボン「ジース!」 ジース「わっ! ビ、ビックリしたじゃねえか。急に大声出すなよっ」 ザーボン「お前何を言ってるんだ? 雑魚をいたぶるとか…… なんでそんな事を笑って話せるんだ!」 ジース「?? そりゃ楽しいからさ」 ザーボン「な……!?」 ジース「ん? ……ああそう言う事か! お前、まさかまだ昔の事を引きずってんのか? よしとけよ。素直に軍に馴染んじまった方が楽しいぜ!」 ザーボン「ジ、ジース……」 ジース「過去なんか捨ててさ!」 ザーボン「じゃあお前、復讐は? あの人は……家族は……私達の星の無念はどうなる……?」 ジース「もう終わった事じゃん? 大体さ、弱かったら奪われたりすんのは仕方ねえよ。 なんつったっけ。弱肉何とか?」 ザーボン「貴様ァッ!」 バキィッ!! ジース「ぐあっ!」 ザーボン「はぁ、はぁ……」 ジース「ってぇな! 何しやがるっ!」 ザーボン「私達は誓い合ったじゃないか! 必ず復讐を果たすと! 仇を取るとっ!」 ジース「だからいつまでそんな事言ってんだよ! つまんねえ意地なんざ捨てて、お前もやってみろって。 奪われる側から奪う側に回るんだ。マジ楽しいぜ! 好き放題やって、何でも手に入って。 姉さんだって、オレ達が復讐とかくっらい事に囚われるより、今を楽しく生きてくれた方が嬉しいって!」 バキイッ!!! ジース「ぐぇっ! て、てめえ!」 ザーボン「もう良い! 貴様などと話す事は何も無いっ!」 ジース「お…… おいザーボン、どこ行くんだよ!?」 …………………… ……………… ………… ……それ以来、ジースとは会話をしていない。 その日から私は修行を辞めた。 それまでの私を何とか繋ぎ止めていたのは、復讐心だけではなくて、 たとえ離れていても志を同じにする親友が居てくれたからだった。 そのあいつが変わって……居なくなってしまって、私の心は折れてしまった。 そして次に攻めた星で…… ドドリア「へっ。残ったのはガキが数匹か」 子供1「あ、あ、あ……」 子供2「ひいぃい……」 ドドリア「ついでだ、こいつらもオレが殺っちまって良いですかい?」 フリーザ「お好きにどうぞ」 ドドリア「ふへへ……オレを出させるだけあって、この星最強の戦士さんとやらはなかなかだったが…… まあ、このドドリア様の敵じゃあなかったな」 子供2「ひ、あ……」 ザーボン「ドドリア、どけ」 ドドリア「んん? 珍しいじゃねえか、お前が戦闘に口出すなんてよ。 一体なんの風の吹き回──」 ドウッ! 子供1・2『ぎゃ……』 ドドリア「な……」 ザーボン「これからは私も戦いに参加させて貰う。 そろそろ見ているだけも飽きたのでね」 ドドリア「ちっ、オレの獲物だったんだぜ!」 私は初めて自分の手を汚した。 もうどうでも良くなったのだ。 どれだけ強くなってもフリーザには敵う気がしなかったし、軍の規模はどんどん大きくなって行く。 そしてジースは失ってしまった。 『ザーボン君』 ザーボン(うるさいな。しょうがないんだよ。 あんな化け物や組織相手に、私一人でどうしろと言うんだ。 私はもう過去を捨てるんだ) 『…………』 ザーボン(……ごめんなさい) それから私は頑張ったよ。頑張って…… 逃げた。 少しでも気を抜くと思い出してしまう人達や気持ちを、フリーザ軍の大幹部として働く事で振り払った。 結果を出し、部下を使い、無能な者を見下し、時にはフリーザの機嫌を取ったり、人を虐殺したり。 とにかく動いて動いて動いていたら、忘れてしまったよ。 いや、心の奥底に閉じ込めてしまったと言った方が正しいかな。 私が弱かったから。 私が弱かったから逃げた結果がそれだ。 そのくせ気高く美しかった彼女への憧れだけは心のどこかで覚えていたのか、やたらと『美しさ』にこだわるようになり…… ──────────────── ザーボン「気が付いたら、表面上の美しさに執着するだけの小汚い愚か者になっていた。 あの日から、醜い変身後の容姿こそが私の真の姿となってしまったよ」 紬「…………」 ザーボン「余談だが、ギニュー特選隊は仕事の報告の為、ごくたまに惑星フリーザ……言わば本陣に戻って来るのだが…… ジースの奴、強くなっていたよ。 修行を辞め、基本的に雑兵が敵わない敵だけと戦う私と、 少数精鋭の部隊ゆえに実戦を繰り返すジースとの戦闘力の差は、確実に開いて行っていたのだ」 紬「……それで、その後はどうなってしまったのですか?」 ザーボン「ああ……」 それから先。 フリーザ軍と言う虐殺集団に染まった私は、嬉々として宇宙を荒らし回り続けた事。 ある日ナメックの名を持つ星を攻め、そこでベジータと言う男に殺された事。 殺されたはずなのに、気が付いたら地球の山の中に立っていた事。 自分でも現状がまったくわからず、この星の事を調べようと町を探索していた事。 その途中でお嬢様や唯嬢と出会った事。 そして今に至る事── 私は話し終えた。 10
https://w.atwiki.jp/iliasion/pages/366.html
ep.214 幽閉された?謎の少年 カスパー・ハウザーとは 放送内容 参加メンバー Tomo Kimura その他 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/gods/pages/106794.html
ヴィルヘルムヨンセイ(2)(ヴィルヘルム4世) 神聖ローマ帝国のユーリヒ=ベルク公の一。 ベルク公としては「ヴィルヘルム3世」。 関連: ゲルハルトニセイ(3) (ゲルハルト2世、父) ゾフィーフォンザクセンラウエンブルク (ゾフィー・フォン・ザクセン=ラウエンブルク、母) エリーザベトフォンナッサウザールブリュッケン (エリーザベト・フォン・ナッサウ=ザールブリュッケン、妻) ジビュレフォンブランデンブルク (ジビュレ・フォン・ブランデンブルク、妻) マリアフォンユーリヒベルク (マリア・フォン・ユーリヒ=ベルク、娘) 別名: ヴィルヘルムサンセイ(4) (ヴィルヘルム3世)
https://w.atwiki.jp/yournotepad/pages/63.html
ウォ~~~~~オォ~~~~~ウォ~~オォ~~~~ ウォ~~~~~オォ~~~~~ウォ~~オォ~~~~ ウォ~〜〜ク フォァ サウザェンド マァ〜〜イルス ドゥン ティス ロォ〜〜~ド アイ ドント ワッツ テイクン ミィ アイ フェ~~ル アイ マスト キャリィ オ~ン ソォ ザッ アイ キャ~~~~~ァン ジャスティフリ マイ エヴィティング パス イズ ワット パス イズ ワット ウィル ビィ キャスト ユゥ ビィ オゥライッ ビィ オゥライッ カゥス アイ ル ビィ ミィ カゥス アイ クノォウ カゥス アイ クノォウ ザッ アイル プルゥブ マァイセルフ イン ジィ エンド アァ~イル ビィ スタァ~ンディング ヒァ オォ~~ル マイ ラァ~~~イフ アイ リィ~ヴィド アロォ~ン ティス イ~ズ ザッ パ~ス アイ ハァ~ブ トゥ テェ~~~イク キャ~ント ゴォ~ バァ~~~ック トゥ フゥ アイ ワァス ティス イ~ズ マイ タァ~~~イム トゥ ブレイク アウェ~~~イ! アイ ヴ シィ~~ン ティス ア サウザァンド タァイムズ ドォント クノォ~~~ウ フゥ エルス アイ キャン トゥラスト エニィモア ベトゥラァ~~~イド コォウントレス タァイムス ティル ナァ~~~ウ アイ ウィル ノッ レェ~~~ット エニィワン ゲッ イン マイ ウェイ テリィ~ ヴィ ウォンドリング ワッツ マイ ハァ~ト イズ テェ~リング ミィ アイ キャ~ン ト レットアイ ウォント レット マイ マインド テェ~イク コントゥロウル ティル ジィ エンド ティル ジィ~ エンド オブ タイム アイ マァ~スト ゴゥ オン イン ジィ エンド アァ~イル ビィ スタァ~ンディング ヒァ オォ~~ル マイ ラァ~~~イフ アイ リィ~ヴィド アロォ~ン ティス イ~ズ ザッ パ~ス アイ ハァ~ブ トゥ テェ~~~イク キャ~ント ゴォ~ バァ~~~ック トゥ フゥ アイ ワァス ティス イ~ズ マイ タァ~~~イム トゥ ブレイク アウェ~~~イ! パス イズ ワット パス イズ ワット ウィル ビィ キャスト ユゥ ビィ オゥライッ ビィ オゥライッ カゥス アイ ル ビィ ミィ カゥス アイ クノォウ カゥス アイ クノォウ ザッ アイル プルゥブ マァイセルフ イン ジィ エンド アァ~イル ビィ スタァ~ンディング ヒァ パス イズ ワット パス イズ ワット ウィル ビィ キャスト ユゥ ビィ オゥライッ ビィ オゥライッ カゥス アイ ル ビィ ミィ カゥス アイ クノォウ カゥス アイ クノォウ ザッ アイル プルゥブ マァイセルフ イン ジィ エンド アァ~イル ビィ スタァ~ンディング ヒァ オォ~~ル マイ ラァ~~~イフ アイ リィ~ヴィド アロォ~ン ティス イ~ズ ザッ パ~ス アイ ハァ~ブ トゥ テェ~~~イク キャ~ント ゴォ~ バァ~~~ック トゥ フゥ アイ ワァス ティス イ~ズ マイ タァ~~~イム トゥ ブレイク アウェ~~~イ! ジャスト トゥ ブレイク アウェ~~~イ! フロゥム フゥ アイ ワァス ジャスト トゥ ブレイク アウェ~~~イ! フロゥム フゥ アイ ワァス
https://w.atwiki.jp/sengokuma/pages/113.html
Y ,. '"´三二二三`ヽ _) レイプ!レイプ! /,ィ彡'"´ ̄  ̄ ``ヾミヽ 〈 / / 夢 ', ヽ ) レイプ!レイプ! / / ( ノ ) ヽ く / /く´‘`ヽ ',从,' ∠‘``', ヽ ノノ レイプ!レイプ! / ハ´ ̄`フ. ;;;;; ヽ ̄`フ', ヽ ) / / ,, ,, ', 〈 レイプ!レイプ! Name... ヨハネ=クラウザーⅡ世 (富田長繁) / / 、 / .;;;;;;' ヽ / ト、 〃 Title..... 鬼丸家臣./ // ; l /⌒ー一⌒ヽl ; ト、V // レイプ!レイプ! Job...... 武士Lv10、農民Lv5、芸術家Lv4/ // 1 ; V. ViiiiiiiiiiiiiViiV ; ト、V / // ./.l ;. /l /´  ̄ ̄`ヽ ;_ ___ノ へ/`ー ヘ、\ 能力 // / l ; l | . . . . . . . . . . . | ;  ̄\ へ/ ((_)) \_\ 政治 26 -劣// / 1 ; | |. . . . . . . . . . . .| ; ! i i 弋 へ / ((_)) ( _( 外交 09 -悪// / / l ;. |WWWWWW! /1 | | _ノ / ((_)) ((_)) // 統率 52 -普/ / / .|ヾ、 L二二二ニノ / | | | ヽ ) / ((_)) //へ〃 武勇 88 -秀/ / |(__ノ\ /xxxxxヽ/ /! ! ! ム/// _((_)) //へ〃 兵科適正 侍・足軽 / ノ ', l} } } } } } /| | | | .///// //へ〃 、 / ハ .\ V´ ̄`Vく/ .ノ⌒i////// ⌒` ̄ スキル 【斬込みLv2】 武:とりあえず切り殺す / l .-、/ ヽ /(_ ノ////// 【強攻】 武:とりあえず殺す/ |/ / /////(´`Y // 【狂戦士】 オ:アクティブスキル。/ V 〉 '"´ ///(´ヽ(`ヽi. i/ 統率・武勇・士気が上昇し、敵も味方も攻撃する。 / 〈 _ -<///, \ ヽ ヽ ノ 【農業Lv1】 農:草刈りが上手い ////( `ヽヽ_人_ノ 【牧畜】 オ:牛も手なづける //////ゝノ 【歌舞音曲】 ポップス&デスメタル
https://w.atwiki.jp/meiore/pages/16.html
ユーザー表 ニックネーム フレンドコード 一言 のと 縦棒で くぎります テーブルは 縦棒で くぎります テーブルは 縦棒で くぎります テーブルは 縦棒で くぎります
https://w.atwiki.jp/1000memomura/
このwikiは株式会社アカツキが提供するサウザンドメモリーズ(公式略称:千メモ)の非公式wikiです。 開設したてで何もありません。項目作りだけでもご協力いただけると助かります。誰でも追記、編集できます。 文法に関してはこちら→https //www39.atwiki.jp/crystel/pages/65.html#id_2dd8bc0e 【公式】:http //http //thousand-memories.com/ 【公式問い合わせ】:iOS:memories-support@aktsk.jp android:memories-support-android@aktsk.jp 開催中イベント イベント名 開始日時 終了予定 【サーガ】天翼と瞬星のデュオ 1月22日 1月31日 22時59分 【編集】 開催中ガチャ ガチャ名 開始日時 終了予定 絆を紡ぐ者たち-麗華の双天星と聖教の守護者- 1月19日 1月31日 〃メダルガチャ 1月19日 1月31日 【編集】 メンテナンス&アップデート情報 【○月○日】メンテナンスのお知らせメンテナンス予定日時:○月○日 xx xx ~ xx xx までメンテ内容:メンテナンスの内容を書きます。 ※当wikiは非公式の攻略wikiです。情報の妥当性や正確性について保証するものではなく、一切の責任を負いかねます。 ※当wikiを利用することによって生じるいかなる損害も当サイトでは補償致しません。 ※ご利用につきましては自己責任となりますのでご注意ください。 ※また、当wikiおよびwiki管理人は株式会社アカツキとは一切関係がありません。wiki管理人にエラーなどについて問い合わせないようお願いします。 ※文章の著作権は当wikiにあります。内容の複写、転載を禁じます。 ※当wikiで使用している画像、情報等の権利は、株式会社アカツキに帰属します。
https://w.atwiki.jp/brandrank/pages/29.html
,
https://w.atwiki.jp/seisoku-index/pages/620.html
初春「こ、こないで……!」 初春は地面に落ちた銃を拾い上げた。 佐天涙子が残していった、アグニSSPという小さな拳銃だ。 それを、眼前に迫る黒い影に向けて構える。 そんな豆鉄砲がこの相手に通じるだろうか? おそらく、あの黒い装甲には傷一つ付かないだろう。 それでも、そのくらいしか初春にできることはない。 御坂美琴に電話をかけたがつながらなかった。 人通りなどまったくない廃墟群の真ん中だ。 他の助けには期待できない。 重い金属音を鳴らし、影が迫る。 初春「……っ!」 意を決し、拳銃の引き金を引いた。 一発目、ニ発目を外し、三発目は装甲に弾かれてどこかへ跳ね返った。 恐怖に固まる初春へ、影がその厳つい手を伸ばした。 メタルブラック『好きなだけ恨め。お前にはその権利がある……涙子』 メタルブラックはもはや鋼の侍では無い。 巨大な黒いボディは、まさしく「破壊兵器」と呼ばれるものだった。 【第十一話・激震! シュウザー城の戦い!!】 黄泉川「探せ探せー! どっかその辺にアルカイザーの奴が転がってるはずじゃん!!」 鉄装「よ、黄泉川先生!? まだそうと決まったワケじゃないですよぉ!!?」 警備員たちによるアルカイザー捜索は続いていた。 アラクーネは言った。 「アルカイザーを倒すための計画が進んでいる」 その言葉が事実なら、今こうしている間にも、彼女の身に危険が迫っているかもしれない。 美琴「あいつめ……勝手に死んだりしたら許さないわよ」 美琴は警備員の車両の中で休んでいた。 雨で濡れた髪と体をタオルで拭い、水を吸って重たくなったセーターを脱いだ。 黒子や婚后たちは先に帰した。 黒子はまだ傷が癒えきっていないし、婚后たちの体力は限界だっただろう。 美琴「絶対もう一度会ってやるって決めてるんだから……!」 地下基地での戦いを思い出す。 崩れ落ちる基地の中、美琴たちを逃がし一人残されたアルカイザー。 そんな窮地でもあっさりと生き残った彼女を倒す……? 一体どんな手を……? 鉄装「黄泉川先生! あれ……!!」 鉄装が指差した先から、トボトボと赤い人影が歩いてくる。 背を丸め、雨に打たれながら歩くそのみすぼらしい姿に、鉄装は息を飲んだ。 ともあれ、アルカイザーは無事発見された。 車両に乗せられ、アルカイザーを含めた一行は警備員の詰め所へ向かう。 治療を受けろと勧められたが、アルカイザーは「もう殆ど治ってるから」と断った。 その右手が何かを握り締めている。 美琴「久しぶりね?」 アルカイザー「……そうですね」 美琴「私が入院してた間も活躍してたみたいじゃん?」 アルカイザー「……そうでも、ないですよ」 美琴「ふーん。随分殊勝になったじゃない?」 仮面に隠れて素顔は伺えないが、きっと酷い表情をしているのだろう。 ……今本題を切り出しても大丈夫だろうか? アルカイザー「……」 ……やめておこう。 いまは、ともかく彼女の無事を喜ぼう。 そして―― 美琴「しっかし頑丈ねぇ、あんた。体鍛えてる?」 アルカイザー「……ヒーローですから」 軽口でも叩いて安心させてあげよう。 いつも、友人の「佐天さん」がそうしてくれるように…… 車が到着し、美琴たちは詰め所内にある取調室に入っていった。 アルカイザーに何かの容疑がかかっているわけではない。 まずは美琴たちにだけ話したいと、アルカイザーに頼まれたからだ。 狭い、中心に机が一つ置かれているだけの簡素な部屋。 机に対面して座るのはアルカイザーと黄泉川。 美琴はアルカイザーのすぐ隣に立ち、鉄装が入り口の前で待機している。 安物の机とパイプイスに、全身コスプレの真っ赤な少女が座っているというシュールな光景だが、それを気にするような空気ではない。 黄泉川「さて、色々聞きたいことはあるけど……まずは現状を把握するじゃん」 黄泉川が口火を切る。 黄泉川「まず、お前のその惨状はどういうことじゃん?」 アルカイザー「……怪我は平気です」 黄泉川「それは聞いた。今日何があったのか話せってこと」 アルカイザー「……その前に、一ついいですか?」 黄泉川「何?」 アルカイザー「もし、私が協力して欲しいといったら……警備員は力を貸してくれますか?」 その質問に、黄泉川は大きな溜息をついた。 そして、アルカイザーをキッと睨みつける。 黄泉川「……舐めてるのか?」 アルカイザー「ははは……やっぱり、駄目ですか……」 アルカイザーは自嘲して、背を丸め俯いた。 やっぱり、こんな素性の知れない怪しい人間に心を許してくれるはずが―― そして、ポコン、と頭を叩かれた。 アルカイザー「……?」 黄泉川「アホかお前は? わざわざ聞かなきゃそんなことも分からないんじゃん!?」 アルカイザー「え……」 黄泉川「協力するに決まってるじゃん! 大人は子供を助けるものだろ!!」 そう言いきって、黄泉川はニカッと笑う。 無邪気な笑顔。 ああ……この人は信用できる…… アルカイザー「……分かりました。私の知っていることは、すべてお話します」 黄泉川「おう。こっちも助かるじゃん」 アルカイザー「まず……今一番、急いで取り掛からないといけない問題から……」 黄泉川も美琴も、真剣な表情で話に聞き入る。 入り口前の鉄装も聞き耳を立てている。 少し間をおいて、辛そうに、アルカイザーは話し始めた。 アルカイザー「私の友人……初春飾利が、拉致されました……」 美琴「――――え?」 どうしてその名前が? 予想だにしなかった展開に、美琴は困惑した。 友人……と、アルカイザーはそう言った。 それは、つまり―――― アルカイザー「たぶん、私が身動きを取れないように……」 黄泉川「つまり人質……わっかりやすい悪役じゃん……!」 アルカイザー「これに、連中のアジトの場所が入っているはずです……」 アルカイザーは、右手に大切そうに握っていた物を机の上に置いた。 それは小さなデータチップ。 黄泉川が手にとり、鉄装に調査するよう指示を出した。 アルカイザー「ブラッククロス四天王の、シュウザーという男が残していった物です」 黄泉川「四天王……ていうのは?」 アルカイザー「ブラッククロスの幹部のことです。シュウザーは、そのトップに立ったと……」 黄泉川「ふ……ん。まぁ、間違いなく罠じゃんよ」 しかし―― 黄泉川「行かないワケには行かないじゃん」 当然。 生徒が拉致され人質になっているのだ。 すっかり雨の上がった夜空に、反撃の狼煙が上がる……! 学園都市の深夜。 それは彼らスキルアウトの時間だ。 今日も今日とて、あれだけの騒ぎがあったというのに、雨が上がったとたん街に繰り出してはいつもの溜まり場へ。 「よう。浜面の馬鹿が何かやらかしたって?」 「ああその話か? たしか――」 最近ではブラッククロスの所為で物騒になり、優等生の能力者たちは家から出てこない。 集団で能力者を襲うなどして憂さ晴らししていた彼らは、クスリを流して資金集めをしていたが、それもすっかり下火だ。 けっきょく、こうして暇をもてあまして駄弁るくらいしか、やることは残っていなかった。 「お、おい!! 誰がヘマしやがった!?」 そこへ、一人の少年がドタバタと駆け込んできた。 「あん? どうかしたのか?」 「警備員がこっちに向かって来てるんだよ!」 「ちっ、何かばれたか? それで数は?」 「十……い、いや! 二十だ! それよりもっと多いかも……」 「はぁ!? 二十人だぁ!?」 「何だそりゃ!? 俺達そこまでのことはしてねぇだろ!!?」 「ち、違う……」 「あ?」 「『台』……だ……『二十台』だよ!!」 ウーウーと警笛を鳴らし、薄暗い路地裏へ二十を超える装甲車両の大所帯が突入してきた。 スキルアウトたちは何事が起きたのかも分からず、ただ無我夢中で逃げ出した。 「全隊止まれ!! ここからは徒歩で進行する!!」 装甲車両から、それぞれ十名余りの警備員たちが駆け下りてくる。 隊列を組み、各部隊長の指示の下、軍隊張りの動きで路地裏を駆け抜けた。 全身を隠せる巨大な盾。 腰にはハンドブラスター等の小型兵器。 肩から機関銃を提げ、体力に自身のある者はさらに大型の重火器を背負っている。 美琴「これは……壮観ね……」 まるで戦争映画のワンシーンだ。 荒事に慣れている美琴でも、流石にこれだけ本格的な出撃を見ることはそう無い。 ましてや、その中に自分が含まれることなど、想像もしなかった。 黄泉川「確かにここじゃん?」 鉄装「は、はい! あのデータチップにあった地図をもとに検証しましたが、ここしか出入り口は……」 黄泉川が訝しむのも無理は無い。 その、アジトへの出入り口というのは―― 美琴「……マンホール……ですか?」 そう、マンホール。 小汚い、ただの錆びたマンホールである。 鉄装「だ、だって~! 本当なんですよ~!!」 黄泉川「あ~、分かった分かった! 別に疑って無いじゃんよ!!」 アルカイザー「でも、どうしてここが出入り口になるんですか? ひょっとして敵のアジトは地下?」 鉄装「いいえ地上です……ただ、区画整理がその……滞っていたみたいで……」 佐天が隠れていた廃墟群。 そのさらに奥に、シュウザーの基地は存在した。 たしかに、あの辺りを散策していると行き止まりによく突き当たったが……まさか。 鉄装「ビルとか色んなものに囲まれて、地上からは出入り不可能になってる地帯が……」 そんなマヌケな都市計画があるだろうか……? 鉄装「い、いえ! 勿論最初は通れてたみたいなんですよ!?」 鉄装「でも新しい建物が無計画に乱造されたりとか、この一帯の地盤沈下で人が出て行ったりとかで……」 色々な偶然が積み重なり、結局住むどころか入ることすら出来ない秘境が、学園都市の真ん中に完成していた。 美琴「空からも入れないの?」 黄泉川「ミサイルとかで迎撃されたらやばいじゃん……」 美琴「たしかに……空の上で撃墜されるよりは徒歩の方がましか……」 それにしたって、おそらくは敵の術中にはまっているのに変わりは無いのだろうが…… 黄泉川「……どうでもいいけど。何でお前がそんなに必死に弁護してるじゃん?」 鉄装「いえ、何か……他人事と思えなくて……」 ああ、ドジっぷりが…… 黄泉川「よし! 一人ずつ突入! 道順は覚えてるじゃん?」 ニ百人を超える警備員達が、次々に下水道へと入っていく。 手際がよく、思ったよりも時間は掛からなかった。 黄泉川「私が入ったら、しんがりがお前らじゃん」 そう言って、黄泉川がマンホールの中に消えた。 残されたのは―― 美琴「……」 アルカイザー「……」 この二人。 美琴は焦っていた。 初春との関係を聞きたい。 一人残ったことの文句を言ってやりたい。 そして―― アルカイザー「あの? 先にどうぞ……」 美琴「へ? あ、あぁ……うん」 元気を出せと、そう言って励ましたい。 美琴は下水道へ続く梯子に足をかけた。 どうやって切り出そうか……? 完全にタイミングを逸してしまった。 アルカイザー「……あの、御坂さん」 美琴「な、何よ!?」 ああ、何で切れ気味なのよ…… アルカイザー「ごめんなさい」 美琴「……何が?」 アルカイザー「初春のこと……巻き込んでしまいました」 美琴「……」 この馬鹿。 美琴「アンタの所為じゃないわよ」 アルカイザー「けど……」 美琴「あー……もう!! またそうやってうじうじしてる!!!」 らしくないでしょ? そんなのは―― 美琴「あんたが今やるべきなのは、そうやって悩むことなの?」 アルカイザー「けど……やっぱり……」 美琴「……アルカイザー」 美琴「いま、あんたの目に何が見えてる?」 アルカイザー「――――」 美琴「私はさ。あんたのことも友達だと思ってるのよ?」 それは、御坂美琴と、その親友達の物語の中で―― 美琴「一人で背負い込んでんじゃないわよ。あんたの重荷、半分よこしなさい!」 佐天涙子が、かつて担った役割だった。 アルカイザー「……ははっ!」 美琴「何よ……そんなに可笑しかった……?」 アルカイザー「御坂さん」 美琴「……うん?」 アルカイザー「私、御坂さんのこと好きですよ」 美琴「――なっ!?」 驚いて足を滑らせた。 マンホールの中に真っ逆さま。 美琴「うわぁ!!?」 黄泉川「おっと!?」 しかし、ちょうど下にいた黄泉川が受け止めたおかげで事なきを得た。 黄泉川「……なにやってるじゃん?」 美琴「いえ……何でも……」 黄泉川「いいから、妙なところ触ってないで退くじゃん……」 美琴「はい? ……ふひゃ!?」 自分の手の位置にまた驚いて、美琴は飛び退いた。 アルカイザーが、何事も無かったかのように梯子を無視して飛び降り、見事に着地した。 黄泉川「よし。全員降下したな? 先発部隊がもう先に進んでるから、さっさと合流するじゃん」 さっさと行ってしまう黄泉川とアルカイザー。 その後を、慌てて美琴が追いかける。 美琴(くっそ~……何なのよアイツ~!) 並んで歩く二人を睨みつける。 そして思う。 美琴(……それにしても……う~ん、でかい。二人とも……!!) また借りが増えたような、ただの逆恨みのような…… ……来たか。 「くくく……飛んで火に入る……という奴だ」 それはどうかな? 「なんだ? 不服そうだな?」 ……そんなことは無い。敗者はただ、強者に従うのみだ。 「しかし。アラクーネには失望したよ。まさか消滅させられるとはな」 貴様の作戦に従ったのだろう? 「そうだとも。俺はな、奴ならあの程度は切り抜けると踏んでいたんだぞ?」 どうだかな…… 「くはは! 所詮は、誇りを捨てて科学に頼るような下級妖魔でしか無かったわけだ!!」 貴様の口から誇りなどと…… 「しかし……超電磁砲がそのまま戦線に復帰しているのはまずいな……」 何故だ? 人質がいるのだぞ? 「だからこそだよ……そうだな。手を打っておこう」 ……私が出るか? 「いや。適任がいる」 黄泉川「進めぇ!! びびってんじゃないじゃん!!!」 秘密結社の基地へと続く道程が、容易いはずが無かった。 汚水の中から現れたのは、骸骨の剣士たち。 ボロボロの青いマントを纏い、細身の剣で襲い掛かってくる。 一匹一匹の強さは大した物ではないが、倒しても倒しても無数に現れる、呪われた円卓の騎士団。 黄泉川「二列横隊!! 全隊、前方へ銃構え!!」 部隊長である黄泉川の檄が飛ぶ。 それに従って、彼女の部下十数名がきびきびと隊列を組み替えた。 黄泉川『十字砲火!!』 一斉掃射を受け、骸骨たちがバラバラと砕け散っていく。 粉砕された白骨死体が下水を流されていく様は、何とも形容しがたい空しさがあった。 鉄装「黄泉川先生!? あの管から何か音が……ひゃぁああ!!?」 こんどは、全長数メートルの巨大な芋虫が、下水管の中からヌルリと顔を出した。 B級の洋画にでも登場しそうな、紫色のグロテスクな外見。 ヒルというか、ミミズというか、ナマコというか。大きく口を開け、ダラダラと緑色の粘液を垂れ流している。 黄泉川「うーわ……エンガチョ」 鉄装「言ってる場合じゃないですよぉ!!?」 巨蟲は、そこかしこの下水管から次々に這い出してくる。 黄泉川「骸骨剣士の次は、トレ○ーズじゃん? ここ、ホラー映画のロケに使えそうじゃん!」 巨蟲が体を震わせ粘液を飛ばした。 警備員達は盾に隠れてやり過ごそうとする。 が、強酸性の粘液がその表面を溶かす。 装備が破壊されていき、防具を失った者は後退を余儀なくされた。 黄泉川「ちっ……! 厄介な攻撃じゃん!!」 鉄装「どうします……? 迂回して別の道を……」 黄泉川「そんな時間があるか! このまま突破するじゃん! 全隊突貫!!」 鉄装「ええ!?」 黄泉川「この先に敵の根城があるんだ! 拉致された生徒たちも居るかも知れないじゃん!!」 逃げ腰になった警備員達が、彼女の声に耳を傾けた。 黄泉川「私たちが怖がって逃げていたら、子供を助けられない! それでも聖職者っていえるじゃん!!?」 黄泉川の訴えが通じたのか、警備員達が雄たけびを上げ駆け出した。 ここに居るのはみな、愛する教え子達を守るために命を懸けた者達ばかり。 この程度の妨害に、いつまでも怯んではいられない……! 機関銃が火を噴き、敵の群れに手榴弾が投げ込まれた。 傷ついた男が、仲間の手で助け出され命拾いする。 硝煙と血と汚水の臭いが漂うここは、さながら戦場だった。 無我夢中で戦い抜き、いつしか、彼らは目的地へとたどり着いた。 傷ついた者を帰し、残ったのは半数に満たない。 しかし、彼らはやり遂げた。 ついに、敵の根城への潜入を果たすのだ。 黄泉川「気を抜くなよ……ここから先は、本当に命がけの戦場じゃん」 誰も異議を申し立てる者は居ない。 決意は固い。 マンホールの蓋が開けられ、長い暗闇での戦いを終えた彼らを、月の明かりが迎え入れた。 地上に出た彼らの目に飛び込んできたのは、雨に濡れた夜の街だった。 明かりはついていない。 警備員の一人が、ゴクリと唾を飲む。 荒廃したビルが所狭しとひしめき合い、一つの巨大な要塞に見えた。 その入り口に―― 「ほう、たかが教師の集団がこれほど生き残ったか……大した物だ」 地獄の鬼が立ち塞がっていた。 「まぁ、シュウザーには先に進ませるなと言われている。ここまでだな」 黄泉川「あ、あいつは……!?」 見覚えのあるその鬼の登場に、警備員達はざわめく。 「では始めようか! 有象無象の木っ端ども!!」 勢いよく振り回された豪腕が、隊列の最前列の警備員たちを薙ぎ払った。 大の男たちを軽々と吹き飛ばし、前進を続ける鬼。 黄泉川「う、撃てぇぇぇ!!!!」 その進撃を食い止めようと、無数の弾丸が撃ち込まれた。 だが、それは全て徒労に終わる。 「無駄無駄無駄……! この肉体を、そんな魂の篭らない物が通るものか!!」 黄泉川「やるぞ鉄装!!」 鉄装「は、はい! ……えぇ~い!!!」 黄泉川と鉄装が回り込み、ハンドブラスターに備えられた『パラライザー』を起動した。 それは、いうなれば遠距離用スタンガン。 耳障りな音を立てて、電撃が放たれた。 使えば、どんなに凶暴な悪党でも一網打尽に出来るという優れもの。 が―― 「マッサージか何かか?」 黄泉川「……冗談じゃん?」 その褐色の巨人に、警備員達の持つ装備は通用しない…… 鬼が咆えた。 「このブラッククロス四天王・ベルヴァを倒せるのは、真の戦士のみよ!!!」 ベルヴァ「ふんッ!!」 巨人の強襲をかわそうと、警備員達の隊列が見る見る崩れていく。 先ほどまでの怪人たちとは桁が違う。 そもそも、警備員は街の治安維持がその主な任務だ。 学園都市における警察機構とはいえ、その実態は教職員のボランティア集団だ。 けっして、本職の「戦士」などではない。 このベルヴァが初めて姿を現したあのときも、警備員はただ見ているしかなかった。 何故なら―――― 「皆さん! 下がってください!!」 「ここから先は私たちの出番ってわけね……!」 悪の秘密結社と戦うのは、『ヒーロー』の務めだから。 否。 アルカイザー「さぁ、御坂さん!」 美琴「ええ……行きましょう。アルカイザー!」 この街を救うのは、『ヒロイン達』の役割だ――!! ベルヴァ「アルカイザー! 久しいな!!」 褐色の巨人。ベルヴァは嬉しそうに頬を吊り上げた。 アルカイザーによって粉々に粉砕されたはずの肉体は、彫刻のように完璧なままだ。 アルカイザー「どうしてまだピンピンしてるの……?」 美琴「そうよ。あんたは私の目の前で吹っ飛んだはずでしょ?」 ベルヴァ「何……頭脳パーツさえ回収できれば、後は何とでも再生できるらしい」 警備員によって回収されたパーツは、どこかの研究所が全て引き上げたという。 つまり、それ自体がブラッククロスによるベルヴァの回収だったのか……? ベルヴァ「詳しいことは俺に聞かれても分からんよ。俺はただこの力を楽しむだけだ」 ブラッククロスの計画など、ベルヴァにとっては娯楽の一つに過ぎない。 組織の指示に従いはするが、そこに思惑があるわけではない。 彼はただ、その「悪行」が楽しいからそうしているだけだ。 生き方をブラッククロスに捧げることで、無敵の肉体と無限の命を得ようとした獣。 それがベルヴァという魔物の正体だった。 ベルヴァ「第二ラウンドだアルカイザー!! 今度は決着をつけてやる!!!」 意気込むベルヴァ。 が―― 美琴「ちょろっとー? 私のことは見えてないってわけ?」 ベルヴァ「……むぅ?」 アルカイザー「悪いけどね。もう、そういうノリに付き合ってあげる余裕はないから」 アルカイザーの手に、蒼き光の剣・レイブレードが握られる。 美琴「そういうこと。あんたなんかに構ってる暇無いのよ」 美琴が右手を伸ばし、コインを弾いた。 ベルヴァ「貴様ら……俺を侮辱して―――― 『超電磁ウイング』 レイブレードから放たれた紅い疾風は、超電磁砲に巻き込まれ加速していく。 周囲を切り刻みながら、音速の三倍のスピードでそれは放たれた。 巨人が何か言いかけたが、そんな戯言は、この暴風の前に掻き消される。 そう―― 巨人の肉体ごと、おそらく頭脳パーツさえも粉々に粉砕する、紅い竜巻によって……!! アルカイザー「あんたの出る幕じゃない……!」 美琴「今度はしっかり成仏しなさいよね!」 落ちこぼれのヒーローは、仲間を得た。 【次回予告】 無敵かと思われた美琴とアルカイザー! だが、卑劣な策略が二人を襲う!! そしてシュウザーから告げられる死の宣告!! 果たして、初春を無事助け出すことは出来るのか!? 次回! 第十二話!! 【出現! トワイライトゾーン!!】 ご期待ください!! 【補足】 ・う~ん、でかい。 原作の主人公・レッドの名ゼリフですね。 ・超電磁ウイング。 「超電磁砲+カイザーウイング」のニ連携。カイザーウイングはまだSS未登場でした。 さりげに佐天と美琴の初連携です。 ・ト○マーズ。 名作B級映画。 紫の蟲はラバーウォームというモンスターだったのですが、あの外見をどう説明していいものか……