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登録日:2010/04/07 (水) 03 04 44 更新日:2023/04/28 Fri 07 06 01NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 うぬの秘密はこのトキが知っておるわ!! サウザー サウザー変体 バイオハザード 人体の不思議 北斗の拳 学名 愛などいらぬ項目 聖帝のひみつ 世界が核の炎に包まれた199X年。 世紀末の世界を制覇せんと、その権力を持って人々を支配する男、聖帝・サウザー。 彼の非道な行為に怒りを覚えたケンシロウはサウザーに立ち向かう。 南斗聖拳最強である帝王の拳・南斗鳳凰拳に苦戦するも、見事にサウザーの秘孔を突く事に成功する。 ケンシロウ「秘孔の中で最も破壊力を持つ必殺の秘孔『人中極』を突いた。お前の命はあと3秒だ。」 サウザー「3秒?フハハハハハッ!!おもしろい、ならばその3秒オレが数えてやろう。ひとーつ、ふたーつ、みーっつ!!」 だがサウザーの体は何ら変化を見せない。 呆気に取られたケンシロウは更なる攻撃を受ける。 ケンシロウ「バカな……確かに秘孔は突いたはず……。」 再びスキを見ては秘孔を突くものの、サウザーには一切通じない。 サウザー「フハハハハ……効かんなぁ!」 サウザー「貴様はこの体に流れる帝王の血に負けたのだ!!」 ケンシロウ「そんなはずが……」 秘孔を突く北斗神拳が全く通用しないサウザーになす術無く、ケンシロウは敗北してしまう。 これが北斗の拳の登場人物、聖帝・サウザーの特異体質である。 予備知識として解説しておこう。 上記のサウザーの身体の謎は心臓等の内臓が逆、更には秘孔の位置も表裏反対と言うものである。 秘孔は兎も角これは現実にも有り得る事である。 まず人間の体内はアシンメトリーである。 心臓や肝臓等の臓器のほとんどは一つしかない為である。 胃は右側に曲がり、大腸も時計回りに配置されている。 それは人間にだけでなく、多くの生物も同じ事が言える。 要は臓器をかためて配置するより、左右に振り分けた方が効率が良い為である。 そしてただ適当に分けるのでは無く(片寄らないために)細胞が振り分けるのである。 その結果、決まった位置に配置するのが良い、と言う結論にいたる為心臓等の位置は皆同じなのだ。 では何故そのような現象が起きるのか? 解りやすい様に解説しよう。 人間を含むほとんどの生物は3つの軸により構成されている。 前後軸(二足歩行動物の場合は頭から足まで)、背腹軸、左右軸の3つである。 3つの内、前後軸と背腹軸は簡単である。 卵子の段階で、細胞があるのが前、卵黄が有る所が後になる。 そして精子が入ってくる面が腹、逆が背中に当たる。 その後、様々な遺伝子の機能が働いて身体が構成されていくのである。 さて、では左右軸はいかにして決まるのか? 解りやすいマウスで例えるなら、 マウスの場合受精後、約7日目の胎児のヘソの辺りにノードと言う三角形のくぼみがあり、そこが左側だけで機能すべき遺伝子を制御しているのだ。 そしてノードと言うくぼみの中には繊毛という毛が生えているのだが、その繊毛が自ら回転し、羊水を右から左に運んでいるのである。 その繊毛が分子を左に運んでいる為、特定の遺伝子が左のみで活動するように仕組まれているのだ。 だが極稀にマウスの中にこの繊毛が存在しない変異体がおり、その個体の内臓配置は逆になっている。 それと同じことが人間にも言えるのだ。 即ち「発生初期の繊毛の運動によっておこる体液の流れが左右の違いを作る」というのが、左右決定の通説になっていた。 だが近年それに加えて、ショウジョウバエという蠅で、腸が左右逆になっている変異体を見つけ、その蠅を解析した結果、Myo31DFという遺伝子に変異があり、その為ミオシンというタンパク質が機能してないことが分かったのである。 このミオシンが機能しない変異体で腸の逆位が起きるということは即ち、ミオシンが左右決定に関わっている、そしてその変異体では腸が左右逆になる。 画期的な発見であった。 さて、それを発見をした科学者は当然論文を発表するわけだが、その際に変異体の名前をつけて論文を書かないといけない。 もうお分かりだろう。 その時発見した日本の研究チームは、その変異体の名をサウザー変異体としたのだ。 (実際の論文ではMyo31DF southerとなっている。) こうして聖帝・サウザーの名が全世界に広まったのである。 そんなうそみたいなほんとのはなし。 発見者の名前でもなく、他の単語でもなく、その事例を持つ漫画キャラの名をつけた素晴らしきオタク大国ニッポンに乾杯…… と言いたい所だがまあ、実の所他の国でも似たような事はやってる。 ブラック・ジャックを始め医者漫画ではよく出てくる事例であり、その度に医者たちの頭を悩ませている。 実際一刻を争うような緊急手術で開いてみたら逆側だった、というのは本当にシャレにならない。 しかし左右逆だったために急所を外したというネタもちょくちょくある。まあ脳天を撃ち抜けば関係ないんだけどね。 なお、完全な内臓逆位であれば機能的には健常者と変わらず何も問題はないが、心臓だけなど一部の臓器だけといった場合は非常に危険な場合もある。 血管と内臓がきちんと繋がっていなかったり、逆に無理矢理繋げようとしてこじれたりしているため、運動制限や場合によっては手術をしなくては助からないといった事態に陥る。 これらは「内臓錯位」と呼ばれ、逆位とは区別されている。 ケンシロウ「秘孔の中で最も破壊力を持つ必殺の秘孔『編集孔』を突いた。お前はあと3秒で追記・修正をする。」 サウザー「3秒?フハハハハハッ!!おもしろい、ならばその3秒オレが数えてやろう。ひとーつ、ふたーつ、みーっつ!!……フハハハハ!!効かんなぁ!」 キュピーン! ピシャーンピシャーンピシャーン… ピシャァァァァァァン!! サウザー「俺の体の謎を!」 ケンシロウ「天破活殺」 ケンシロウ「愛は滅びぬ!!」 サウザー「ちねーい!!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 凄いな -- 名無しさん (2014-02-26 16 19 27) えっ、これネタじゃなくてマジなのかよ -- 名無しさん (2014-02-26 16 22 28) 与作「ならばそのルール破ろう!!」 -- 名無しさん (2014-02-26 19 05 51) まあオートファジーでノーベル賞取った人がトリコを宣伝するくらいだし -- 名無しさん (2016-12-25 14 38 23) そして生物の諸々の発生の始めを決定する重要な遺伝子の名はソニック・ヘッジホッグという -- 名無しさん (2016-12-25 14 52 51) ↑やっぱアイツ究極生命体だったのか -- 名無しさん (2019-02-11 12 45 10) 名前を発表した時大爆笑だったって話は本当かな? -- 名無しさん (2019-02-11 13 48 05) ↑3そしてその遺伝子を妨害する分子はDr.エッグマンの本名から取ってロボトニキニンと名付けられてるという -- 名無しさん (2020-10-17 12 46 17) こういうのめっちゃ好き。単に好きなキャラとかじゃなくて作中描写から因むのがまた良い -- 名無しさん (2020-12-17 16 52 14) 北斗の拳イチゴ味でも紹介されてたなw -- 名無しさん (2021-06-03 14 34 55) 名前 コメント
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経絡についてまとめて欲しいとの依頼があったので、チュートリアル風(?)にまとめてみました ※9/21のアップデートで「小周天穴」が追加されたので一部書き換えを行いました。 1、初めに 経絡には「沖脈」「帯脈」「任脈」「督脈」「小周天脈」の5つが有ります。 んで、沖脈は体力、帯脈は防御、任脈は武力、督脈は知力、小周天脈は敏捷の能力をそれぞれ強化出来ます。 そして、5つ全ての経絡を活性化すると魔武将に飛昇する事が出来ます^^ 武将強化の為にも、そして魔武将育成の為にも、さっそく経絡の攻略方法…と行きたいとこですが、 その前に今後も使う言葉である“活性”・“活発”について、一応説明しておきましょう 2、“活発”と“活性” “活発”とは銅人活性が出来る状態、つまりその穴の心魔を倒した状態を指します。 よって、この状態では武将は強化されていません^^; 対して、銅人を注入すると“活性”状態になります。この状態で始めて武将が強化されるのです。 写真の青白く光っている点が活性化した穴。白く光っている穴が活発化した穴です。 なお、活性化には前提条件が2つ有ります。 1、その穴が活発化されている事 2、先に1つ前の経穴が活性状態になっている事 この条件2が若干厄介。 ゲームの仕様として、 「帯脈1つ目の穴」の1つ前の経穴は「沖脈最後の穴」、 「任脈1つ目の穴」の1つ前の経穴は「帯脈最後の穴」、 「督脈1つ目の穴」の1つ前の経穴は「任脈最後の穴」、 「小周天脈1つ目の穴」の1つ前の経穴は「督脈最後の穴」、 と設定されています。 ということは、「知力を強化したいから督脈から始めたい」といくら駄々をこねたても、沖脈→帯脈→任脈→督脈、と順番にしか進めないのです^^; (運営、この仕様だけはなんとかしてもらえませんか…) ということで、次の項目では最初に攻略出来る「沖脈」を具体例にして説明していきましょう^^ 3、「沖脈」攻略 ここからが本題。まず沖脈を攻略しましょう^^ 能力強化したい武将の経絡を開いて、活発化してない穴を適当にクリック…しても進めません^^; 心魔を倒せる穴は画面内で一番大きな穴、と決まっているのです。(ついでに上の写真だと“魚際穴”ですね) 心魔は先に進むにつれて強化されていきます。 最初(問使穴)の心魔は…まぁ、楽勝でしょう。なんせ、相手は火弩1部隊だけだしw さて、これで活発化できました。沖脈銅人を持ってるなら、いざ活性! 活性方法は至って簡単。活発化した穴をクリックして“穴位活性”をクリックするだけ。 これで武将の体力は+1されました^^ 4、後は簡単…? さて、ここまで進めたら後は“問使穴→小商穴→…”と順番に心魔退治と銅人集めをして同じ事を繰り返せば良い…風に見えますが、そうは問屋が卸さない^^; 問題点は2つ。 1つ目は心魔退治に関する事。実際に戦闘してもらえば体感できると思いますが、回復率は脅威の「1%」w つまり先に進めば進む程、しっかりと準備していないと兵不足に悩まされることになります。 んで、2つ目の問題点は銅人集め。 経穴を進んでいくたびに活性に必要な銅人の数は増加していきます。 となると、より多くの銅人をかき集めて来る必要が出てきます…が銅人は1個100元。ぶっちゃけ財布に優しくないw 経絡は、進めたいが課金はなるべく避けたい…そんな方にオススメなのが銅人合成です。 5、銅人合成 銅人合成とは、課金アイテムである銅像とそれに対応する装備品を合成する事で銅人を複数生み出すという、財布に優しいシステムです^^ ここでは、沖脈銅人の作成を具体例に合成手順を説明しましょう。 経絡画面の左に“銅人合成”というボタンが有ります。こいつをクリックすると、次の写真のような画面に飛びます。 画面左側にある物品選択というボタンをクリック。 すると次の写真のような画面になるので、合成したい物品をクリック。 そうすると、画面中央の“沖脈銅像”の部分に自動的に合成に必要な数の銅像がはいるので、後は“沖脈銅人合成”のボタンを押すだけ^^ そうすると、合成に成功した銅人数がポップアップで表示されます^^ (ポップアップが若干薄くなっているのはご愛嬌^^;) たったこれだけ。やり方は非常に単純です。 さて、この銅人合成を使うメリットは大きく2つ。 一つ目は銅人を格安で入手出来る事。銅像は商店で1個50元で販売しています。これと手持ちの要らない装備品を合成すれば複数個の銅人が生まれる…これだけでもわざわざ1個100元で銅人を買うのがバカらしくなってきます^^; また、銅像は全て任務報奨等で入手出来ます^^ 具体的には…(9/21のアップデートで変更) 沖脈銅像 :初心者任務“経絡活発”・討伐任務“陥陣営”の任務報奨 帯脈銅像 :新武芸大会4強の報奨・討伐任務“火弩陣”の任務報奨 任脈銅像 :戦役“神姜維の戦い”の任務報奨・討伐任務“大営討伐”の任務報奨 督脈銅像 :戦役“呂布大軍の戦い”の任務報奨 小周天銅像:戦役“荊州の戦い”の任務報奨 帯脈以上は入手方法はハードルが高いとはいえ、無料で手に入れる手段が有るのはありがたい話です^^; 二つ目は要らない装備品をリサイクル出来る事。 実は銅像は属性プラスが+8以上の装備品と合成する際は2個以上必要となります。となると、銅像を揃えるのにもお金が掛かる^^; 対して、+7・+6の装備品と合成すると、銅人合成の成功率も複数個の銅人が生み出される確率も上がります。つまり銅像1個当りのコストパフォーマンスが良くなるんです^^(あくまで経験則ですが^^;) 更に、耐久度0でも合成には支障がないという、ありがたい仕様となってます。なので+5〜+7の装備品は、耐久度0になっても合成の為に大切に保管しておきましょうw さて、メリットを挙げた以上、デメリットも書かないと不公平ですね^^; それは必ず銅人合成が成功するとは限らない、という点。 属性プラスが低ければ低い程、銅人合成の成功率は下がりますし、成功したとしても銅人合成の数量は少なくなります。 なら、属性プラスの大きいものを合成すれば良いじゃん、と思うかもしれませんが、そうすると必要銅像数が多くなってしまう^^; ここら辺のさじ加減は手持ちの装備品と財布と相談してご使用ください… 6、最後に さて、ここまで長々と解説をしてきましたが、いかがだったでしょうか? 経絡は、上手く使用すれば他君主の武将との差を付ける“武器”にもなります。 是非とも一度活用をしてみて下さい^^ 7、9/21追記 さて、9/21のアップデートで経絡はかなり進化を遂げました。 主な点は2つ 1、「小周天脈」の追加 2、全銅像が無料で手に入るように変更 1つ目は魔武将への道を大きく遠ざける変更となりました^^; とはいえ、敏捷だけは経絡無し、って訳には行きませんし仕方ない… 喜ばしいのは2点目。無課金者にも経絡が出来るようになりましたw 特に、“経絡活発”はこのマニュアルを読んでるかたなら(恐らく)誰でもできるw コツコツと進めて行けば、武将強化、そして魔武将も夢ではないw
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キャラ対策 ケンシロウ 遠Dによる対空からの一発が怖い。発生も早く屈Kから中段や爆星による固めが 余裕で割り込まれます。しかも聖帝はしゃがみ状態でもコンボが成立。 屈Kからワンテンポ置いて屈Kなど的を絞らせないことが重要。 牽制遠Dからは決め打ちで蛇雷咬を出してくるのでアジリティから反撃。 Dをアジって蛇雷咬を十字拳で割り込む事も出来る。 置き攻め爆星も危険。猛翔破相打ちからコンボなどここでも読み合い発生します。 少し遠くから置くように出しましょう。 遠くから牽制に打つにも天破活殺がありますので高空から出すと撃たれます。 ジャギ 基本は爆星を打ってガードさせてからの崩しになる。 起き上がりに爆星を重ねると羅漢、読みが甘いは等の超必で返せないのでガンガン重ねていく。 小ネタとしてはショットガンを見てからピラミッドが確定。 しかし、相手側にゲージがある状態で飛ぶと読みが甘いはでカウンターを貰うので注意。 斜めショットガンも軌道によっては爆星の斜め上を通過してCHする事がある。 また起き攻めを喰らった場合、低空千手殺の中段はファジーで耐えよう。 中段爆星と同程度の発生なのでガン見していれば反応は出来る。 2Dの鉄パイプは食らっても安くすむため立ちガードを意識していこう。 ジャギはしゃがみくらいだと省みぬが連続HIT、ガードにならないので羅漢で割り込まれる事。 しかしこれといった特筆すべき点も特に無く攻めはじめたらガーキャンに気をつける程度。 意識しなくとも相手は下段クラッシュのプレッシャーや向こうの立ち回りが機能しない、ゲージ依存率が高いのに 攻めれないのでたまらない等が上げられ攻めていれば負ける要素は特に無い。 ガーキャンを読まれると南斗邪狼撃からのフルコンボをもらえるので注意が必要。 確定ポイントを抑えておこう。 シン 牽制に爆を撃つとブースト迫破斬や獄屠拳(ケンにも該当)で吹っ飛ばされます。 やり過ぎないように。 獄屠拳はやや読みで撃ってきますので地上でガードしたらCから反撃。 十字拳固めは千手龍撃などで割り込まれる恐れがありますのでガードも重要。 シンの技は隙が大きいのでブーストや必殺技直当てで星を落としていきしょう。 白燕転翔や空中からの攻めは屈C連打で見てから落とせます。旋脚葬に注意。 虐指葬はどうしようもありません。打撃も吸われます。ジャンプかバクステ。 ユダ ダム決壊はジャンプで飛び爆星で時間稼ぐか コマクガード後にピラミッドかブーストから投げてください。 俺を利用したのか~! に注意しつつ固めまくってください。 バニシングは気合でアジリティかバックステップ、超秘で割り込み。 レイ 開幕にグレイブを撃ってくる使い手が多いです。バニシングで教育しましょう。 狂鶴翔舞ですが膜が槍を消します。発動前に槍で落とすか爆で2ヒットさせて攻撃。 攻められたらDをアジって立ちPで拒否かガーキャンするしかない。 置き攻めはケンシロウより性能が悪いので爆星重ねで置き攻め。 断固は超秘で真下から一緒にかっとんで行くかピラミッド。 凄気網波はぶっぱ掴み投げ。 衝破を重ねていた場合は掴み投げの硬直に反撃されることもなく、 また、その他のリバサ行動にも対応できます。 ラオウ オラオラが最悪です。2ループで割れます。飛び道具も消します。 オラオラはゲージ効率がすごいので次もされない様さっさとガーキャン。 遠距離で爆が基本ですが高空だとブーストグレイブや剛掌波で吹っ飛ぶ。 剛掌波は見てからピラミッドが確定します。 呑龍呼法は反撃したいですがブーストや陰殺があるので注意。 牽制や開幕にバニシングが機能するのでオラオラでねじ込む相手には振る事も。 オラオラ対策:オーラガードでラオウとの距離を開けてハイジャンプで脱出できます。 殺るか殺られるかのベストバウトだと思います ハート様 爆星による牽制主体で勝負し、相手の行動に対応する形で技を置いておくのが良いかと 一度でもガーキャンを喰らうと、ほぼ負け確定です。 屈Kや十字拳否退先端当てだとガーキャンがスカります。 拳法殺しはピラミッドしてください。アースクラッシュはブーストから反撃。 正直言って非常につまらない対戦になると思います。 トキ そんなキャラはいません
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初めてサウザーを触ってみる人へ(LV.1) まずは、以下の2つのコンボを覚えてみよう。基本中の基本といえど生涯お世話になるコンボだ。 ・2B*n→極星十字拳(否退~否媚・上段~否省) 通称極星三段。 お手軽かつ気絶値が高く、このコンボしか入らない状況も多々あるので習得しよう。尚、しゃがみ状態のジャギには決まらないため注意。 ・2B*n→グレイブ【JB~JC~JD】→南斗爆星波→JB(ダウン追い討ち)→南斗爆星波(起き上がりに重ねる) グレイブシュートを組み込んだコンボで、全キャラ相手に安定して決まる。 1回目の爆星を決めたらレバーを前に入れつつ落下しJBを当て、キャンセルで2回目の爆星を出そう。この爆星が相手の起き上がりに重なるため、強力な攻めを展開できるぞ。 慣れてきたら(LV.2) サウザーの強みである星取り能力を活かすため、難易度の高いコンボに挑戦してみよう。対戦でもお世話になるコンボだ。 (画面端) ・2B*n→グレイブ→JC南斗爆星波(1HIT)→着地近C→投槍→近A近C→極星十字衝破風 画面端に相手を追い詰めたときに狙う高威力かつ星を大量に奪えるコンボ。 グレイブ後のチェイスジャンプを遅めに行い、JCを下からカチ上げるように当てよう 。爆星の飛び道具部分だけを当てることによりサウザーが先に着地できるため、近Cで拾うことが出来るのだ。 この連続技は全キャラに決まり、レイ、ハート様以外には極星十字衝破風の2段目を起き上がりに重ねることが出来る。シン相手には近Aの前に1歩下がることにより安定する。 (追記)更に、投槍、衝破にジャンプ属性を仕込むことにより、各技に星取り効果を付与することが出来るぞ。衝破にジャンプ属性を仕込むのは簡単なので是非挑戦してみよう。コマンドは2147Aがオススメだ! ・2B*n→グレイブ→JC南斗爆星波(2HIT)→着地グレイブ→JA南斗爆星波→JB追い討ち→南斗爆星波(起き上がりに重ねる) 通称ダブルグレイブ。 基本のコンボよりも気絶値、星取りが強化されたコンボだ。基本コンボと比べると、安定度は落ちるため、自分のスタイルや相手キャラで使い分けていこう。 端でのコンボと同じくグレイブ後のチェイスジャンプを少し遅めに行い、JCを当てよう。この際、爆星を時間差で2HITさせるのがコツ。 爆星を当てた後はレバーを前に入れて、相手の近くに着地しよう。この後に紹介するコンボでも、このレバー前入れ着地が重要となる。 グレイブ後のチェイスジャンプを行うタイミングは以下の通り。 最速(トキ、ジャギ、マミヤ) 気持ち遅め(ケンシロウ、シン、ユダ、サウザー、ハート様) 遅め(レイ) ほぼ不可能(ラオウ) 爆星が時間差で2HITしたら、レバーを前に入れて着地し、2回目のグレイブを当てよう。2回目のグレイブが空中ヒットになれば成功は目前だ! もし1回目の爆星が1HITになってしまっても、ケンシロウ、トキ、シン、レイ、ユダ、サウザーが相手なら拾うことが出来る。特にレイ相手にはこちらの方が良いだろう。 ブーストを組み込んでみよう(LV.3) 共通システムであるブースト組み込むことで、コンボを派手かつ強力にすることができる。サンプルを2つ挙げたが、ブーストの可能性は無限大。自分だけのオリジナルコンボを作ることだって可能だ! ・2B*n→極星十字拳(否退~否媚・上段)→ブースト2C*n→各種グレイブコンボへ ブーストがある状況で極星十字拳に繋いだ場合、否媚の2段目にブーストをかけることにより、今まで挙げたコンボ全てに繋ぐ事ができるぞ。猶予はかなりあるので落ち着いて入力しよう。 ・バニシング→自動ブースト→2C*3→極星十字拳(否退)→ジャンプ【上りJB→下りJB】*n バニシングストライクヒット時にレバーを前に倒すと自動でブーストが発動する。 これを利用して吹き飛ぶ相手を追いかけて追撃することによりコンボになるぞ。所謂壁コンボ。 これはあくまで一例で、全キャラに入るため練習しやすいだろう。 発展させれば、通常技や必殺技からバニシングに繋いだり、壁コンに爆星や投槍、一撃必殺技を組み込むこともできる。慣れてきたら挑戦しよう。 北斗と言えば一撃必殺!(LV.4) 星取り能力が高いサウザーは必然的に一撃必殺奥義を決める機会が多くなる。 連続技にも組み込みやすいので是非狙っていこう。 下記のコンボは決める機会が多く、難易度も低めなので覚えてみよう。 ・2B*n→グレイブ→JC南斗爆星波(2HIT)→着地近C→天翔十時鳳 LV.2の欄で紹介したダブルグレイブの拾いを変えるだけで一撃必殺を狙うことができる。近Cを当てたら落ち着いて一撃を入力すればOKだ、猶予はかなりあるので慎重にいこう。 爆星の後にレバーを前に入れて、相手の近くに着地するのを忘れないように! またケン、トキ、レイに対しては爆星が1HITになった場合でも、着地してすぐに一撃を打てば当てることができる、特にレイ相手には必須だ。 ・2B*n→極星十字拳(否退~否媚・上段)→ブーストバニシング→自動ブースト2C→天翔十時鳳 否媚の2段目が当たったらCDEボタンを同時押しすることによりバニシングに繋ぐ事が出来る。当てたら自動ブーストで追いかけ2Cで追撃。そのまま壁に張り付いた相手に一撃を決めることが出来るぞ。 このコンボの長所は全キャラに安定する点、愛用する人も多い。 星を大量に奪いながら一撃必殺!(LV.5) 星を取りきれていなくても、コンボ中に星を1~3個奪いつつ即死させることも可能だ。下記のコンボは全て星を2~3個奪いつつ一撃を決めていけるぞ。 ・2B*n→グレイブ→【JB~JC~JD】→ブースト南斗爆星波→着地バニシング→ブースト天翔十時鳳 LV.1で紹介したコンボを発展させ、星を2つ奪いつつ天翔十時鳳を決めるコンボ。 ブースト南斗爆星波は(2146+AE同時押し) 着地バニシング→ブースト天翔十時鳳は(CD→236Eずらし押しCD)と入力しよう。 この入力方法は後に紹介するコンボにも使用する。反復して練習して覚えよう。 ・2B*n→極星十字拳(否退~否媚・上段)→ブーストバニシング→自動ブースト→グレイブ→低空南斗爆星波→低空ダッシュB→着地天翔十時鳳 LV.4で紹介した一撃コンボを発展させ、星を2つ奪いつつ天翔十時鳳を決めるアルカディアコンボ。 極星十字拳に繋いだ際にブーストが1本しかなくても決めることが出来るのが長所。ヒット数が多いと安定しなくなるため否媚・上段の1段目にブーストをかけよう。グレイブから低空で南斗爆星波を決めるのがやや難しいが、色々なコンボに流用できるので是非覚えよう。尚ハート様には入らない。 ・2B*n→グレイブ→JC南斗爆星波(2HIT)→着地近C→JAJBブースト南斗爆星波→着地バニシング→ブースト天翔十時鳳 オススメ対応キャラ(ケンシロウ、トキ、ジャギ、シン、ユダ、サウザー、ハート様) LV.2で紹介したダブルグレイブコンボを改良し、1ブーストで星を3つも奪いつつ 天翔十時鳳を決める強力なコンボ。 ユダとサウザーには着地近Cを着地グレイブにすると安定しやすい。 手元が忙しくなるが、対戦での決定打になるので、体に染み込ませよう! ・2B*n→グレイブ→JC南斗爆星波(最速で2HIT)→JAJDブースト南斗爆星波→着地バニシング→ブースト天翔十時鳳 オススメ対応キャラ(ケンシロウ、ラオウ、ジャギ、シン、レイ、サウザー) 上で挙げたコンボが入らないラオウ、レイにも安定して決まる星3コンボ。対応キャラならばこっちをメインにしても良いだろう。 1回目の爆星を最速で2ヒットさせるのがコツ、ダブルグレイブコンボと違いサウザーが先に着地しないようにするためだ。 【参考動画】 コンボ動画です 序盤のグレイブコンボで爆星のヒット数が2HITの場合と1HITの場合とで分かれています。
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406 :名無しさん(ザコ):2012/04/09(月) 19 58 14 ID sXqs8f9M0 南斗鳳凰拳のサウザー(北斗の拳) 退かぬ! 媚びぬ! 省みぬ! 南斗六聖拳最強の闘士。もう大好き。 完全防御SPは持っていないものの、意外なことに装甲が高く鉄壁や根性を習得するので、 味方として使ったときフォルダ内トップクラスの防御力を持つ。 さらに使い勝手のいい極星十字拳に初手から使える天翔十字鳳と攻撃性能もそこそこ優秀。 武装が射程1だけという欠点もあるが、そこは前進制圧あるのみだ。 ちなみに、射程1だけなので敵だとあまり怖くない。 この普通に硬いサウザーに違和感があるのは世紀末バスケの見過ぎだろうか。
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時は正に世紀末。暴力が世を支配し、強者が弱者を踏みにじるのは常識であった。 人間よりさらに非力なタブンネが目をつけられるのも、当然だったと言えよう。 「もっと力を入れろーっ!心を込めて引くんだーっ!」 「ミイッ!ミギィ!」 聖帝軍の兵士が容赦なく鞭を振るい、タブンネ達を打ち据える。 疲れ果て、ピンク色の毛皮も薄汚れ、栄養失調でタブンネ達はフラフラだ。 しかし逆らえば殺されるだけだ。タブンネ達は巨大な石材を引っ張って運び続ける。 その石材の向かう先は聖帝タブンネ陵。将来、聖帝サウザーが眠るとされる場所だ。 この聖帝タブンネ陵さえ完成すれば解放するという約束だけを心の頼りとして、 タブンネ達は地獄の労働に耐え抜いている。 遠くから、バイクと車の爆音が響いてきた。緊張感を顔に浮かべた現場監督が叫ぶ。 「作業やめーい!聖帝様のご視察である。タブンネ共は整列して土下座せよ!」 一時でも作業から解放され、ほっとした表情を浮かべながら、タブンネ達はわらわらと 道の両側に並んで土下座した。 日頃威張り散らしている兵士達も、緊張の面持ちで直立不動の姿勢を取る。 そしてバイクの一団が、ゆっくりした速度でその出迎えの道に入ってきた。 一団の中央の三輪バイクには、豪華に装飾された玉座風のシートが据えつけられており、 そこに鎮座する男こそが聖帝サウザーであった。 感情を読み取る能力に長けるタブンネ達には、即座に感じ取ることが出来た。 静かながら底知れぬ恐ろしいものを持つ、この人間には絶対に逆らってはならないのだと。 ところが、一斉にひれ伏すタブンネ達の中から、1匹の子タブンネがよちよちと歩み出てきた。 「ミッ!ミイッ!(ぼ、坊や!大人しくしてて!)」 その後を追ってママンネが飛び出してきて、子タブンネを抱き締める。 先頭を進むバイクがブレーキをかけ、それに続いて一団は停止せざるを得なかった。 「チィ、チィチィ」と無邪気な鳴き声を上げる子タブンネを、行列を先導していた護衛隊員が、 怒りの形相で睨みつけた。 「貴様ーっ!聖帝様のお進みになる道を汚しおって!汚物は消毒だーっ!!」 護衛隊員は、手にした火炎放射器のノズルをひねった。ごうっと炎が吹き上がる。 「ミミイ!ミィミミィ!!(お願いです!この子だけは!!)」 ママンネの命乞いなど聞き入れず、護衛隊員は火力を最大にし、母子目がけて炎を浴びせた。 「ミギィィィィ!!ピギャァァァァァ!!」「ピィィィィィ!」 母子タブンネはたちまち火だるまになる。絶叫を上げながらのた打ち回るが、 護衛隊員は容赦なく追い討ちの炎をかける。 「この不埒者めが!念入りに消毒しなくては!」 炎の匂いがあたりに充満し、力尽きたママンネはバタリと倒れて、子タブンネを取り落とす。 いや、さっきまで子ダブンネだった消し炭と言った方が正確か。 ママンネはまだ息があるらしく、炎に包まれ息絶え絶えながら、その遺骸に手を伸ばそうとする。 恐るべき生命力であった。ちょっとやそっとの虐待では死なず、回復力にも優れる。 これがタブンネを労働力に選んだ理由の一つでもあった。 「ミギィ!」「ミィミィ!」(も、もう我慢できない!)(仲間の仇!) この惨劇に耐えられなくなったのか、数匹のタブンネが飛び出した。 サウザーの鎮座するバイクが近づくのを待って、元凶であるサウザーを襲おうとしたのだ。 「はいーっ!」 しかしその短足で近づく前に、奇妙な気合の声を上げた男が、タブンネ達の前に立ちはだかった。 「はいーっ!」 同じ声が後方からも聞こえた。振り向くと、前方の男と風体が似た男が立っている。 二人の男に挟まれ、サウザーに近づくことも、逃げることもできなくなったタブンネ達は、 怯えて身を寄せ合った。 二人の男達が、両手に持った短剣を振りかざすと、見守っていた兵士達から低いどよめきが起こる。 「おお、南斗双斬拳のベジとギジ!」 「2本の投剣を投げ合いながら間合いを詰め、逃げられなくなったところで切り刻むんだ」 「「はいーっ!!」」 ベジとギジは同時に声を上げ、1投目の短剣を放った。1匹のタブンネの額と後頭部にブスリと刺さる。 「ミギャアアア!」 その悲鳴もやまぬ内に、ベジとギジは2投目を放つ。別のタブンネの心臓と背中に命中した。 「ピギィィッ!!」 だがそこで微妙な空気になってしまった。南斗双斬拳は相手がかわすことも想定しつつ、 投剣のキャッチボールをしながら、逃げられないよう追い詰めていくのが主眼の拳法である。 こうもあっさり刺さってしまったのでは、普通のナイフ投げと変わらないのであった。 「あーあ」「ま、タブンネ相手じゃかわすことなんて期待できないだろうし」 周囲からクスクスと失笑が漏れる。ベジとギジも苦笑いした。 「ちぇっ、恥かいちまったぜ」「タブンネ用の技じゃないしな」 ベジとギジは照れ隠しのように、短剣の刺さった2匹にとどめを刺し、 無傷だった他の数匹も、普通に抉り、切り刻んで惨殺した。 側近の兵士が膝をつき、サウザーに一礼する。 「ゴミ処理は終わりました。お騒がせいたしまして申し訳ございません」 だがサウザーは微笑を浮かべたまま、事も無げに言う。 「ん、何かあったのか?道端の掃除をした位で、いちいち報告する必要はないぞ」 恐るべき傲岸不遜さである。聖帝を名乗るサウザーにとっては、人間はもちろん、 タブンネの命など物の数にも入らないのであった。 「はっ、失礼いたしました。出発!」その号令で、一団は再び進み始めた。 バイクの群れが、ベジとギジに惨殺されたタブンネ達の死体を轢き潰していく。 「ミ、ミィィ…」ママンネの黒焦げの手は、ようやく子タブンネの遺骸に 触れるところまで来ていたが、その手の上をバイクのタイヤが踏みつけた。 「ミギィッ!」か細い悲鳴を上げるママンネの胴体を、今度は別のバイクが踏み潰し、 ママンネはようやく息絶えた。サウザーの視察団は、聖帝タブンネ陵の方へ去ってゆく。 聖帝タブンネ陵。この巨大な建造物は、どんな弱者の反逆すら許さぬという サウザーの暴君としての証でもあった。 その聖帝タブンネ陵は九分九厘完成し、あとは頂上の聖碑を残すだけとなっていた。 頂上に続く階段には、子タブンネやベビンネがずらりと並べられている。 皆ひきつった表情を浮かべ、チィチィ泣いている者も少なくない。 そしてふもとには、聖帝タブンネ陵の最後のパーツである四角錐状の石材、聖碑が用意され、 傍らには20匹ほどのタブンネが引きずられて来ていた。 「この聖碑を積む事で聖帝タブンネ陵は完成する!心を込めて頂上まで運ぶのだ! 途中で落としでもしてみろ、あのガキ共は皆殺しだ!」 子タブンネを人質に取られたタブンネ達は、力を合わせてよろよろと聖碑を持ち上げ始める。 人間でもかなりの重労働だ。非力なタブンネには20匹がかりでも過酷なものだった。 しかし子供の命には代えられない。なんとか聖碑をかついで、階段を上り始めた。 「ミィィ…」「ミッ、ギィ…」 聖碑の重みに耐えながら、階段をそろそろと上るタブンネ達。 4分の1あたり進んだところで、1匹の子タブンネが飛び出して、ママンネの足にすがりついた。 「ミィミィッ!(ママっ!)」「ミ、ミミィ!(だ、駄目よ出てきちゃ!)」 おそらく母親の姿を見つけた子タブンネが、我慢できずに出てきたのだろう。 しかしそれは思わぬ悲劇を呼んだ。子供に気を取られたママンネは足を滑らせる。 「ミィィッ!?」 ママンネは階段をゴロゴロ転がり落ちてゆく。数十匹の子タブンネがそれに巻き込まれ、 一緒にコロンコロンと転落して行った。次々と地上に叩きつけられる。 幼い子タブンネ達に耐えられる衝撃ではなかった。 「ピギィ!」「チィィ!」「フィィィ!」 頭を打ち、首の骨を折り、死体の山ができる。遅れてママンネも落下してきた。 「ピギャァッ!」 下敷きになった子タブンネが数匹、血みどろで即死する。ママンネの腹部が真っ赤に染まった。 ママンネは呆然としながら、立ち上がろうとしてフラフラと膝をついた。 その時、右膝にぐにゃりとした感覚を感じた。恐る恐る膝を上げてみる。 そこにはグシャグシャに潰れた、我が子の血だらけの死体がくっついていた。 不運なことに、ママンネの転落に巻き込まれた上に、母の膝で蹴り潰されたというわけだ。 「ミギャアアアアアアアア!!」 発狂したような声で叫ぶママンネ。しかしその頭部に、聖帝軍兵士の斧が叩き込まれた。 「ピギャ!!」 頭を真っ二つに割られ即死するママンネを、兵士は忌々しげに罵る。 「馬鹿者めが!心を込めんからこうなるのだ!」 そして火炎放射器を持った兵士を呼び寄せ、ママンネの死体や、息絶えた子タブンネ達、 まだ息のある子タブンネ達を炎で焼き払った。 聖碑を運ぶタブンネ達は、ママンネの脱落でバランスを崩しかけていたが何とか持ち直す。 背後で聞こえる阿鼻叫喚の声にも、もはや振り向くことはできない。 涙を流しながら階段を再び上り始める。子供達のためにも、一刻も早く終わらせなくては…… 30分ほどかけて、タブンネ達はようやく頂上にたどりついた。 聖帝タブンネ陵が完成すれば、タブンネ達も子タブンネ達もみんなみんな解放されるのだ。 目がかすみ、頭がぼうっとする程だが、この聖碑さえ降ろせば作業は終わる。 この聖碑さえ降ろせば……でもどうやって降ろせばいいんだろう…… 頂上で待ち構えていた2人の兵士達は、タブンネの思考を読み取ったかのようにニヤリと笑った。 「ご苦労、お前らにはここで死んでもらう」 「そのまま聖碑の下敷きとなれば、聖帝タブンネ陵の完成だ」 「ミッ、ミィ!(だ、騙したな!)」 怒りに震えるタブンネ達を尻目に、二人の兵士はさっと身を低くした。 それを合図に、地上から弩弓隊が矢を放つ。タブンネ達は次々と串刺しになった。 「ミィッ!」「ピギャァ!」「ミミィッ!」 そして弩弓隊の死角側にいて、矢が当たらなかったタブンネ達は、 二人の兵士によって手足を切り裂かれた。 もう限界だった。力尽きたタブンネ達にはもはや聖碑の重量に耐えられず、下敷きとなる。 「ミギッ!」「ピィ…」 噴き出す血と共に、くぐもった声が聖碑の下からわずかに聞こえてくる。 「チィィィィ!」「ミィミィミィ!」 悲痛な泣き声をあげながら、子タブンネ達がわらわらと血の流れる聖碑に駆け寄ろうとする。 しかし悲しいことに足の短さが幸いし、階段の段差をなかなか上れない。 そうしている内に、流れる血で足を滑らせ、数匹が先ほどと同じように転げ落ちる。 駆け寄ろうと密集していた上に、頂上近辺からの落下のため勢いがついており、 またも大量の子タブンネが巻き添えになって地上目がけて転げ落ちてゆく。まるでタブンネ雪崩だ。 その惨状を遠くから眺め、ほくそ笑んでいたサウザーに、側近が耳打ちする。 「聖帝様、南斗白鷺拳のシュウが聖帝十字陵に向かったとの報告でございます。」 「クク……そうか。あちらも完成寸前だったな。では奴の血で仕上げといくか。」 サウザーは立ち上がる。サウザーが将来、身を横たえるべき本命の墓・聖帝十字陵は別に建造させていた。 この聖帝タブンネ陵は、聖帝の威光を世に示す為だけのものであり、いわば余興に過ぎなかったのである。 「行くぞ、豚を相手にするのももう飽きた。あれはもう取り壊してよい。 作業が全て終わった後は、タブンネ共を1匹残らず生き埋めにするのも忘れるなよ」 (終わり)
https://w.atwiki.jp/keikenchi/pages/1262.html
時は正に世紀末。暴力が世を支配し、強者が弱者を踏みにじるのは常識であった。 人間よりさらに非力なタブンネが目をつけられるのも、当然だったと言えよう。 「もっと力を入れろーっ!心を込めて引くんだーっ!」 「ミイッ!ミギィ!」 聖帝軍の兵士が容赦なく鞭を振るい、タブンネ達を打ち据える。 疲れ果て、ピンク色の毛皮も薄汚れ、栄養失調でタブンネ達はフラフラだ。 しかし逆らえば殺されるだけだ。タブンネ達は巨大な石材を引っ張って運び続ける。 その石材の向かう先は聖帝タブンネ陵。将来、聖帝サウザーが眠るとされる場所だ。 この聖帝タブンネ陵さえ完成すれば解放するという約束だけを心の頼りとして、 タブンネ達は地獄の労働に耐え抜いている。 遠くから、バイクと車の爆音が響いてきた。緊張感を顔に浮かべた現場監督が叫ぶ。 「作業やめーい!聖帝様のご視察である。タブンネ共は整列して土下座せよ!」 一時でも作業から解放され、ほっとした表情を浮かべながら、タブンネ達はわらわらと 道の両側に並んで土下座した。 日頃威張り散らしている兵士達も、緊張の面持ちで直立不動の姿勢を取る。 そしてバイクの一団が、ゆっくりした速度でその出迎えの道に入ってきた。 一団の中央の三輪バイクには、豪華に装飾された玉座風のシートが据えつけられており、 そこに鎮座する男こそが聖帝サウザーであった。 感情を読み取る能力に長けるタブンネ達には、即座に感じ取ることが出来た。 静かながら底知れぬ恐ろしいものを持つ、この人間には絶対に逆らってはならないのだと。 ところが、一斉にひれ伏すタブンネ達の中から、1匹の子タブンネがよちよちと歩み出てきた。 「ミッ!ミイッ!(ぼ、坊や!大人しくしてて!)」 その後を追ってママンネが飛び出してきて、子タブンネを抱き締める。 先頭を進むバイクがブレーキをかけ、それに続いて一団は停止せざるを得なかった。 「チィ、チィチィ」と無邪気な鳴き声を上げる子タブンネを、行列を先導していた護衛隊員が、 怒りの形相で睨みつけた。 「貴様ーっ!聖帝様のお進みになる道を汚しおって!汚物は消毒だーっ!!」 護衛隊員は、手にした火炎放射器のノズルをひねった。ごうっと炎が吹き上がる。 「ミミイ!ミィミミィ!!(お願いです!この子だけは!!)」 ママンネの命乞いなど聞き入れず、護衛隊員は火力を最大にし、母子目がけて炎を浴びせた。 「ミギィィィィ!!ピギャァァァァァ!!」「ピィィィィィ!」 母子タブンネはたちまち火だるまになる。絶叫を上げながらのた打ち回るが、 護衛隊員は容赦なく追い討ちの炎をかける。 「この不埒者めが!念入りに消毒しなくては!」 炎の匂いがあたりに充満し、力尽きたママンネはバタリと倒れて、子タブンネを取り落とす。 いや、さっきまで子ダブンネだった消し炭と言った方が正確か。 ママンネはまだ息があるらしく、炎に包まれ息絶え絶えながら、その遺骸に手を伸ばそうとする。 恐るべき生命力であった。ちょっとやそっとの虐待では死なず、回復力にも優れる。 これがタブンネを労働力に選んだ理由の一つでもあった。 「ミギィ!」「ミィミィ!」(も、もう我慢できない!)(仲間の仇!) この惨劇に耐えられなくなったのか、数匹のタブンネが飛び出した。 サウザーの鎮座するバイクが近づくのを待って、元凶であるサウザーを襲おうとしたのだ。 「はいーっ!」 しかしその短足で近づく前に、奇妙な気合の声を上げた男が、タブンネ達の前に立ちはだかった。 「はいーっ!」 同じ声が後方からも聞こえた。振り向くと、前方の男と風体が似た男が立っている。 二人の男に挟まれ、サウザーに近づくことも、逃げることもできなくなったタブンネ達は、 怯えて身を寄せ合った。 二人の男達が、両手に持った短剣を振りかざすと、見守っていた兵士達から低いどよめきが起こる。 「おお、南斗双斬拳のベジとギジ!」 「2本の投剣を投げ合いながら間合いを詰め、逃げられなくなったところで切り刻むんだ」 「「はいーっ!!」」 ベジとギジは同時に声を上げ、1投目の短剣を放った。1匹のタブンネの額と後頭部にブスリと刺さる。 「ミギャアアア!」 その悲鳴もやまぬ内に、ベジとギジは2投目を放つ。別のタブンネの心臓と背中に命中した。 「ピギィィッ!!」 だがそこで微妙な空気になってしまった。南斗双斬拳は相手がかわすことも想定しつつ、 投剣のキャッチボールをしながら、逃げられないよう追い詰めていくのが主眼の拳法である。 こうもあっさり刺さってしまったのでは、普通のナイフ投げと変わらないのであった。 「あーあ」「ま、タブンネ相手じゃかわすことなんて期待できないだろうし」 周囲からクスクスと失笑が漏れる。ベジとギジも苦笑いした。 「ちぇっ、恥かいちまったぜ」「タブンネ用の技じゃないしな」 ベジとギジは照れ隠しのように、短剣の刺さった2匹にとどめを刺し、 無傷だった他の数匹も、普通に抉り、切り刻んで惨殺した。 側近の兵士が膝をつき、サウザーに一礼する。 「ゴミ処理は終わりました。お騒がせいたしまして申し訳ございません」 だがサウザーは微笑を浮かべたまま、事も無げに言う。 「ん、何かあったのか?道端の掃除をした位で、いちいち報告する必要はないぞ」 恐るべき傲岸不遜さである。聖帝を名乗るサウザーにとっては、人間はもちろん、 タブンネの命など物の数にも入らないのであった。 「はっ、失礼いたしました。出発!」その号令で、一団は再び進み始めた。 バイクの群れが、ベジとギジに惨殺されたタブンネ達の死体を轢き潰していく。 「ミ、ミィィ…」ママンネの黒焦げの手は、ようやく子タブンネの遺骸に 触れるところまで来ていたが、その手の上をバイクのタイヤが踏みつけた。 「ミギィッ!」か細い悲鳴を上げるママンネの胴体を、今度は別のバイクが踏み潰し、 ママンネはようやく息絶えた。サウザーの視察団は、聖帝タブンネ陵の方へ去ってゆく。 聖帝タブンネ陵。この巨大な建造物は、どんな弱者の反逆すら許さぬという サウザーの暴君としての証でもあった。 その聖帝タブンネ陵は九分九厘完成し、あとは頂上の聖碑を残すだけとなっていた。 頂上に続く階段には、子タブンネやベビンネがずらりと並べられている。 皆ひきつった表情を浮かべ、チィチィ泣いている者も少なくない。 そしてふもとには、聖帝タブンネ陵の最後のパーツである四角錐状の石材、聖碑が用意され、 傍らには20匹ほどのタブンネが引きずられて来ていた。 「この聖碑を積む事で聖帝タブンネ陵は完成する!心を込めて頂上まで運ぶのだ! 途中で落としでもしてみろ、あのガキ共は皆殺しだ!」 子タブンネを人質に取られたタブンネ達は、力を合わせてよろよろと聖碑を持ち上げ始める。 人間でもかなりの重労働だ。非力なタブンネには20匹がかりでも過酷なものだった。 しかし子供の命には代えられない。なんとか聖碑をかついで、階段を上り始めた。 「ミィィ…」「ミッ、ギィ…」 聖碑の重みに耐えながら、階段をそろそろと上るタブンネ達。 4分の1あたり進んだところで、1匹の子タブンネが飛び出して、ママンネの足にすがりついた。 「ミィミィッ!(ママっ!)」「ミ、ミミィ!(だ、駄目よ出てきちゃ!)」 おそらく母親の姿を見つけた子タブンネが、我慢できずに出てきたのだろう。 しかしそれは思わぬ悲劇を呼んだ。子供に気を取られたママンネは足を滑らせる。 「ミィィッ!?」 ママンネは階段をゴロゴロ転がり落ちてゆく。数十匹の子タブンネがそれに巻き込まれ、 一緒にコロンコロンと転落して行った。次々と地上に叩きつけられる。 幼い子タブンネ達に耐えられる衝撃ではなかった。 「ピギィ!」「チィィ!」「フィィィ!」 頭を打ち、首の骨を折り、死体の山ができる。遅れてママンネも落下してきた。 「ピギャァッ!」 下敷きになった子タブンネが数匹、血みどろで即死する。ママンネの腹部が真っ赤に染まった。 ママンネは呆然としながら、立ち上がろうとしてフラフラと膝をついた。 その時、右膝にぐにゃりとした感覚を感じた。恐る恐る膝を上げてみる。 そこにはグシャグシャに潰れた、我が子の血だらけの死体がくっついていた。 不運なことに、ママンネの転落に巻き込まれた上に、母の膝で蹴り潰されたというわけだ。 「ミギャアアアアアアアア!!」 発狂したような声で叫ぶママンネ。しかしその頭部に、聖帝軍兵士の斧が叩き込まれた。 「ピギャ!!」 頭を真っ二つに割られ即死するママンネを、兵士は忌々しげに罵る。 「馬鹿者めが!心を込めんからこうなるのだ!」 そして火炎放射器を持った兵士を呼び寄せ、ママンネの死体や、息絶えた子タブンネ達、 まだ息のある子タブンネ達を炎で焼き払った。 聖碑を運ぶタブンネ達は、ママンネの脱落でバランスを崩しかけていたが何とか持ち直す。 背後で聞こえる阿鼻叫喚の声にも、もはや振り向くことはできない。 涙を流しながら階段を再び上り始める。子供達のためにも、一刻も早く終わらせなくては…… 30分ほどかけて、タブンネ達はようやく頂上にたどりついた。 聖帝タブンネ陵が完成すれば、タブンネ達も子タブンネ達もみんなみんな解放されるのだ。 目がかすみ、頭がぼうっとする程だが、この聖碑さえ降ろせば作業は終わる。 この聖碑さえ降ろせば……でもどうやって降ろせばいいんだろう…… 頂上で待ち構えていた2人の兵士達は、タブンネの思考を読み取ったかのようにニヤリと笑った。 「ご苦労、お前らにはここで死んでもらう」 「そのまま聖碑の下敷きとなれば、聖帝タブンネ陵の完成だ」 「ミッ、ミィ!(だ、騙したな!)」 怒りに震えるタブンネ達を尻目に、二人の兵士はさっと身を低くした。 それを合図に、地上から弩弓隊が矢を放つ。タブンネ達は次々と串刺しになった。 「ミィッ!」「ピギャァ!」「ミミィッ!」 そして弩弓隊の死角側にいて、矢が当たらなかったタブンネ達は、 二人の兵士によって手足を切り裂かれた。 もう限界だった。力尽きたタブンネ達にはもはや聖碑の重量に耐えられず、下敷きとなる。 「ミギッ!」「ピィ…」 噴き出す血と共に、くぐもった声が聖碑の下からわずかに聞こえてくる。 「チィィィィ!」「ミィミィミィ!」 悲痛な泣き声をあげながら、子タブンネ達がわらわらと血の流れる聖碑に駆け寄ろうとする。 しかし悲しいことに足の短さが幸いし、階段の段差をなかなか上れない。 そうしている内に、流れる血で足を滑らせ、数匹が先ほどと同じように転げ落ちる。 駆け寄ろうと密集していた上に、頂上近辺からの落下のため勢いがついており、 またも大量の子タブンネが巻き添えになって地上目がけて転げ落ちてゆく。まるでタブンネ雪崩だ。 その惨状を遠くから眺め、ほくそ笑んでいたサウザーに、側近が耳打ちする。 「聖帝様、南斗白鷺拳のシュウが聖帝十字陵に向かったとの報告でございます。」 「クク……そうか。あちらも完成寸前だったな。では奴の血で仕上げといくか。」 サウザーは立ち上がる。サウザーが将来、身を横たえるべき本命の墓・聖帝十字陵は別に建造させていた。 この聖帝タブンネ陵は、聖帝の威光を世に示す為だけのものであり、いわば余興に過ぎなかったのである。 「行くぞ、豚を相手にするのももう飽きた。あれはもう取り壊してよい。 作業が全て終わった後は、タブンネ共を1匹残らず生き埋めにするのも忘れるなよ」 (終わり) 名前 コメント すべてのコメントを見る
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良く使う名前 年齢 性別 住んでる地域 趣味 バトロワ歴 通常優勝/グラチャン優勝 回/回 よく出現するside side- バトロワプレイ頻度 好きな武器 自力派or協力派 使用機種 優勝する為の秘訣 休息中は何してる 好きなゲーム・音楽 自分のプレイスタイル 今まで一番燃えた戦い・楽しかった戦い プレイ中に萎える時 この人は強すぎる 協力してみたいプレイヤー 復活して欲しいプレイヤー ガチで戦ってみたいプレイヤー あるある!バトロワプレイ中のこんな出来事 こんな武器があったら 一度は入手してみたい隠し武器 バトロワ目標 他のプレイヤー達へ一言 管理人げんじょーへ一言 プレイヤー辞典 今日 - 人 昨日 - 人 合計 - 人
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累積: - ___ 昨日: - ___今日: - 体は自然、ツボと筋肉、経絡と重力 ツボと経絡の観方 はじめに ツボは、筋肉の一時的機能性病変 経絡は、筋肉の負荷分担システム正経十二経は、立位での重力負荷分担、縦方向が基本 兪募穴は、「臥位での重力負荷分担」「症状時の姿勢」兪募穴は、「臥位での重力負荷分担」が関係する? 兪募穴は、「症状時の姿勢」と関係する? いずれにしても、横輪切り相関 その他、色々な相関関係 ツボの出方の12の自然則 鍼灸操体、ツボ、経絡とは、要するに おわりに腹診のためにも、「筋の一時的機能性病変」の研究が必要 操体を学ぶと、経絡を実感しやすい立位の重さ操体で経絡を実感する 体幹部のツボと手足のツボに指を置き、体幹部のツボの変化を診る 鍼灸への応用、体幹部の症状に効果的な手足のツボを探す 体は、ツボを感じている 間中喜雄先生や増永静人先生と操体 NHKスペシャル 腰痛・治療革命〜見えてきた痛みのメカニズム お知らせとお願い術伝流鍼灸操体講座で患者さん役を募集 感想・間違いなど 「術伝」症例相談用メーリングリストの参加者募集 はじめに 「ツボと経絡の観方」、言い換えれば、術伝では、ツボ や経絡をどう観ているかを説明します。 基本的には、「人は動物、体は自然」で、「ツボは、筋 肉の機能性病変」、「経絡は、重力負荷の分担」と思いま す。 「ツボは、筋肉の機能性病変(機能性疾患:機能異常の 状態)」です。が、恒久的なものではなく、一時的なもの (一時的な機能異常の状態)です。一時的なものだから、 鍼灸で改善できるわけです。 「経絡は、重力負荷の分担」、特に「正経十二経は、立 位での重力負荷の分担」と考えると、基本的には、経絡が 立位で縦方向に走っているのが理解しやすいと思います。 「正経十二経は、立位での重力負荷の分担」ということ は、操体の橋本敬三先生が昭和13年に発表された「力学的 医学の構想」に出てきます。 「経絡…は相関連している体の内外を走る作用力線の通路…」 「運動力線に対して重力線は重大な役割をするのであるか ら、…縦の線である経が主となるものと思われる。」 (『生体の歪みを正す』橋本敬三論想集,創元社p46) ツボは、筋肉の一時的機能性病変 私は、経験上、ツボを以下のようにイメージしています。 筋肉というのは、自在に伸縮できることが特徴ですね。 生理学的には、自在に緊張と弛緩できるという表現の方が 良いのかもしれません。ヒトは動物で、動く時には、筋肉 を緊張させる(拮抗筋は弛緩させる)ことによって、動作 していますね。 筋肉を使い過ぎると、疲れて過緊張したままに弛緩でき ない部分ができます。これがいわゆる痼りです。そして、 それ以上使い過ぎると、もっと疲れて、過弛緩したまま緊 張できない部分ができます。これがいわゆる虚の凝りです。 過緊張はカチカチ、過弛緩はフニャフニャした感じを受 けますね。カチカチ、フニャフニャ、どちらも弾力を感じ ませんね。正常に元気に機能できている筋肉は弾力が有り ます。 ツボというのは、皮膚に近い部分の筋肉が過弛緩、奥の 底の方の筋肉が過緊張というのが、基本的な形のように思 います。もちろん、痼りが2,3ある場合や、痼り代わりに 筋張りがある場合などの変化形もありますが。 ですから、皮膚に近い方は、フニャフニャしていて、押 すと凹み、皮膚の下に穴が空いているような感じがします。 昔の人が、「穴」とか「ツボ」とか呼んだわけだなぁと思 います。 そして、古いツボほど過弛緩の部分が長いというか、深 い所まで過弛緩で、底の痼りは非常に硬くなるように思い ます。病を改善するには、古い虚したツボを見付けること がポイントの1つと思います。 ツボに、鍼灸按摩指圧操体などして改善するというのは、 過緊張や過弛緩を改善し、必要に応じて自在に緊張弛緩 する状態に戻す(弾力が出てきますね)ということ。 それに対し、「スポーツマッサージなどで、その日の疲 れを取る」には、実のツボ(表層筋の痼り)を目標にする 方が向いています。鍼灸などで病を改善することと、その 日の疲れを取ることとの違いに注意してください。 この辺り、詳しくは以下に書きました。 歪みは筋肉に記憶される 明治鍼灸大学時代の伊藤和憲先生のTPの異常活動電位の 研究で「トリガーポイントに成った筋肉は常時活動電位を 発生している」というのがありますね。 …TPに成った筋肉は常時活動電位を発生…つまり緊張し 続けている…これが過緊張ということの実態なんでしょう ね。ツボの底のカチカチの部分は、必要も無い時も常時活 動電位を出し続けている(緊張し続けている=過緊張)で すね。 ーーー 追記:2018.6.26 ーーーーーーーーーーーーー ツボに成った筋肉を改善するというのは、筋肉の一時的 機能性病変(機能性疾患:一時的機能異常の状態)を改善 するということです。消化器(呼吸器、神経)の一時的機 能異常(機能性疾患)を改善するのが消化器(呼吸器、神 経)内科と呼ぶ現代(西洋)医学に倣えば、鍼灸操体指圧 などの東洋的物療は、「筋肉内科」と言うことに成りそう だなと思います。 ーーー 追記:2018.6.26 終 ーーーーーーーーーーー 経絡は、筋肉の負荷分担システム ツボは「筋肉の一時的機能性病変」と考えると分かりや すいと書いてきました。それを踏まえて上で、「ツボとツ ボの相関関係」の1つである経絡などは、基本的には、筋 肉同士の負荷分担システム(かばい合い)と考えると分か りやすいように思っています。 つまり、ヒトという動物の体に掛かる負荷をかばい合う 仕組みという視点で観ると、経絡などの「ツボとツボとの 相関関係」が理解しやすいと思います。 そして、負荷の主なものは、2つかなと考えています。 1つ目は重力、2つ目は症状。詳しく言うと、2つ目は、 症状を緩和する時の姿勢に由来するように思います。 正経十二経は、立位での重力負荷分担、縦方向が基本 ヒトは、動物学的には「直立2足歩行するサル」です。 ですから、「重力が、基本的な負荷」になります。私は、 そのため「経絡は、立位で縦方向が主」、つまり、「正経 十二経は、立位で縦方向が基本」と観ています。 ついでに「なぜ正経は12か」と言うと、「前・横・後 ろで3」、「手足で2」、「陰陽で2」なので、3×2×2 =12ですね。 ここで注意したいのは、「前・横・後ろ」の位置関係が、 下腿の陰経では異なっている点です。これにも、ヒトの直 立2足歩行が関係していると思います。詳しくは、 「経絡の交差と2足歩行」を読んでみてください。 ツボ同士の相関関係という視点で見ると、立位での重力 負荷分担に由来する「縦切り相関」と思います。 ーーー 追記20181014 ーーーーーーーーーーーーーー 経絡は、前・横・後ろの3分割が基本ですが、その境目 は明確では無く、虹の色のように連続的に変化していく現 象です。ですから、手少陽の会宗、足陽明の豊隆のように 一筋ズレた所に出たりします。足太陽には、浮郄、委陽、 飛揚など、沢山のズレたツボが有りますね。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 兪募穴は、「臥位での重力負荷分担」「症状時の姿勢」 兪募穴は、「臥位での重力負荷分担」が関係する? これに対して、兪穴、募穴などは、寝た姿勢での重力負 荷の分担と考えると分かりやすかったです。 兪募穴は、「症状時の姿勢」と関係する? また、別の視点からは、基本的には、症状が出た時に取 る姿勢との関連も深いように思います。症状が出た時の姿 勢で、最も緊張(縮む)する部分と、最も弛緩する(伸び る)部分に、ツボが出やすいように思います。 例えば、咳の時の姿勢で、最も縮むのは、「胸の最も腕 より(中府あたり)」と「胸骨の中央付近(膻中)」です ね。最も伸びるのは、「肩甲間部上半分(肺兪など)」と 「肩甲骨外端上部(肩貞)」ですね。 ーーー 追記:2021.07.11 ーーー ついでに言うと、咳をする時に口を抑える時には、上腕 肘近くの親指側を縮めますね。深谷伊三郎先生が「長引く 咳には上尺沢」と書き残した場所ですね。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー そして、喘息発作の時の姿勢は、場所は咳の場合と同じ ですが、伸縮は逆になっているように思います。 腹痛の時は、どうでしょう。消化器系が痛む時に取る姿 勢では、縮むのは「痛む臓器の腹側筋肉」、伸びるのは 「痛む臓器の背側筋肉(胃の六つ灸)」ですね。 生理痛など生殖器系に由来する痛みの時に取る姿勢では、 原因の臓器が足寄りにあるので、腹側も背側も消化器系よ り少し足寄りになりますね。 いずれにしても、横輪切り相関 寝た姿勢での重力負荷分担、症状時の姿勢の2つの視点 を説明しました。いずれにしても、ツボの相関関係という 視点から大雑把に言えば、立位座位での「横輪切り相関」 と言えると思います。 そして、咳をする時の姿勢にも重力不可は関係している ように思います。立位座位などで倒れないで咳を上手にす るために姿勢が決まってくるように思います。 ですから、腹が痛くて寝る時には、横向き寝が多いです ね。「痛い部分を縮める姿勢」と「寝ること」を両立させ るためだと思います。 その他、色々な相関関係 ツボ同士の相関関係の主な2つについて書いてきました。 立位での重力負荷分担に由来する「縦切り相関」、寝た姿 勢での重力負荷分担や症状時の姿勢に由来する「横輪切り 相関」の2つです。この2つ他にも、色々な相関関係があ ります。 詳しくは、「体は自然、臨床は対話」の「動作負荷の分 担原則」の以下の項目を読んでみてください。 「横輪切りの原則」 「縦切りの原則:十四経」 「足の経絡は全身に関係」 「背中と脚裏の負荷分担」 「経絡の交差と2足歩行」 「左右・前後・上下・対角の相関関係」 「動作時に連動する筋肉内」 ツボの出方の12の自然則 また、「鍼術覚書」の「ツボ」には、「ツボの 出方の12の自然則」を書きました。 1.ツボは、歪んだ体の負荷分担システム 2.主な負荷は、重力 3.立位での重力負荷分担が十四経 4.臥位での重力負荷分担が愈募穴 5.動作時連動筋肉内にツボが出やすい 6.大きなツボは筋肉の厚い所に 7.ツボの上の皮膚表面は、凹んでいる 8.ツボ末梢側の血行、神経伝達の阻害 9.動作制限の直前で伸びる筋にツボ 10.内蔵の機能的関係からツボを予測 11.ツボは古くなると横にズレる 12.古い病のツボは体の境目に出やすい (詳しくは ツボ、ツボの出方の自然則) この12個の自然則をよく理解すると、患者さんの訴え を聞いたり、体を目で見て手で触って確かめたりしたこ とと、この12の自然則を照らし合わせると、ツボの出て いる辺りを予測できます。しっかり理解してください。 また、体は自然、臨床は対話の「ツボの出方、探し 方」も参考にしてください。 ツボの出やすい所 ツボの近くの状態、ツボの探し方 姿勢や動作でツボを探す ツボから先の血行や神経伝達の障害 ツボの出方の自然則 鍼灸操体、ツボ、経絡とは、要するに 要するに、以下と思います。 1.ツボは、筋肉の機能性病変(機能の異常) 2.鍼灸操体は、経絡などツボ同士の相関関係を利用して、 「筋肉の機能性病変を改善」することを手始めに、 「体の歪み、血流、神経伝達などを改善」することに 因り、痛み辛さ症状を改善している おわりに ご理解いただけましたか。私は、こんなふうにツボと経 絡を観ています。こういうふうに観ると、ツボや経絡は、 現代の基礎医学や自然科学と余り矛盾しないように思うの ですが、いかがでしょう。 また、江戸時代の鍼灸書とも余り矛盾しないように思い ます。 伊藤和憲先生は、明治鍼灸大学時代に、ツボの底の硬く 痼りになった部分の筋肉が常時活動電位を発している状態 にあることを研究発表されていますし。 おそらくは、ツボの底のシコリの異常活動電位は、江戸 期鍼灸書に書かれた邪気の一つでしょう。 腹診のためにも、「筋の一時的機能性病変」の研究が必要 ただし、「筋肉の一時的機能性病変」という考え方自体 は、現代医学の世界では、未だ一般的でないように思いま す。その考え方が一般化するかどうかで、鍼灸操体按摩指 圧などの研究が進むかどうかが決まってくるように思いま す。 また、「筋肉の一時的機能性病変」ということを前提に すると、漢方の腹診における「心下痞硬」の「痞硬」、 「臍下不仁」の「不仁」の現代医学的定義も、明確になる ように思います。 「痞硬」は「筋肉の過緊張型一時的機能性病変」、 「不仁」は「筋肉の過弛緩型一時的機能性病変」 と思いますので。 そういう意味で、鍼灸だけでなく漢方の研究の発展のた めにも、「筋肉の一時的機能性病変」についての研究が進 むと良いなと思っています。 研究者の皆さん、よろしくおねがいします。 操体を学ぶと、経絡を実感しやすい また、操体を学ぶと、経絡を実感しやすいと思います。 知識として経絡を知っている人でも、経絡を実感している 人は案外少ないように思います。手足への鍼灸で頭首胴 (体幹部)の治療経験を沢山することでも、だんだん実感 できます。が、操体を学ぶと違う視点で、経絡を実感する ことができます。 立位の重さ操体で経絡を実感する 例えば、経絡が重力不可分担と関係していることは、立 ち姿勢での「重さの操体」を身に付けると実感しやすいで す。 「立位などから重さの操体」 http //www26.atwiki.jp/jutsuden/pages/26.html 体幹部のツボと手足のツボに指を置き、体幹部のツボの変化を診る また、頭首胴(体幹部)の症状と手足のツボとの関係は、 患部と関連する手足に出ているツボの両方に手指を置くと 分かりやすいです。 つまり、頭首胴(体幹部)の症状の出ている辺りに片方 の手指を置きながら、もう片方の手指で手足に出ているツ ボに皮膚操体や指圧をしていると、手足のツボの変化に応 じて、頭首胴体の手指を置いている場所の状態も変化して いることが観察できます。 逆に言うと、皮膚操体などをする時には、患部の近くの 皮膚表面に手指を当て、もう片方の手指で関連する経絡に 出ているツボを順に試しに皮膚操体や指圧してみて、患部 の反応が良い所を見付けてから、本格的な操体や指圧をし ていくと、効果が出やすいです。 鍼灸への応用、体幹部の症状に効果的な手足のツボを探す また、鍼灸をする場合も、同じように、初めに、患部の 近くと、関連する経絡上のツボの候補の両方に、手指を置 き、患部近くの反応が良いツボを選ぶと、鍼灸の効果も出 やすいです。 体は、ツボを感じている また、以下に書きましたように、体はツボを感じてい ます。 体はツボを感じている −−−−−− 間中喜雄先生や増永静人先生と操体 追記:20160105ーーーーーーーーーー 鍼灸や経絡に詳しく『医家のため鍼術入門講座』など鍼 灸の実践書も出している間中喜雄先生が操体のことを「橋 本式経筋療法」と呼んでいたことをご存知ですか? 経絡 には経筋以外の要素もあるとは思いますが、経絡を実感す るには操体を学ぶことが近道と思います。 また、経絡指圧の増永静人先生は、操体を橋本敬三先生 から学んだ後に、経絡伸展法や経絡体操を考案されていま す。これも、「操体を学ぶと、経絡を実感しやすい」とい うことに繋がるように思います。もちろん、操体を学ぶ以 前から構想はあったと思いますが。 ーーーーー NHKスペシャル 腰痛・治療革命〜見えてきた痛みのメカニズム 追記:2017.1.2 NHKスペシャル 腰痛・治療革命〜見えてきた痛みのメカニズム http //www.nhk.or.jp/kenko/nspyotsu/a01.html ようやく、ここまで来たか〜と言う感じです。 ただ、まぁ、操体の橋本敬三先生のレベルまでは、あと何 年かかりますかね。 1.腰痛など運動器系の痛みは、筋肉の機能性病変が原因 2.痛む方向と逆の逆モーションバック運動を基本に、イ イ感じの方向に動くと改善する 2.については、詳しくは、以下を見てください。 「腰の動作制限を改善する」→術伝流操体no.3 筋肉の機能性病変は、鍼灸など伝統医学の世界では、ツ ボや経絡として昔から利用されてきました。 ーーーーー >>>術伝流鍼灸操体講座へ・・術伝流鍼灸操体講座 >>>このページのトップヘ・・ツボと経絡の観方 >>>術伝HPトップへ ・・・・トップページ 術伝HP内検索:上の@wikiメニューの「wiki内検索」 お知らせとお願い 術伝流鍼灸操体講座で患者さん役を募集 術伝流鍼灸操体講座は、実践面を重視しています。実際に症状が出て いる方の治療を見たほうが勉強になります。そこで、講座で患者さん役 をしてくださる方を募集しています。 くわしくは、術伝流のモデルをみてください。 よろしくお願いします。 感想・間違いなど 感想などあったり、間違いなど見つけた方は、術伝事務局あてにメールをください。 よろしくお願いします。 「術伝」症例相談用メーリングリストの参加者募集 「術伝」では症例相談用メーリングリストの参加者を募集しています。 参加希望の方は、術伝事務局あてにメールをください。 よろしくお願いします。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 >>>術伝HPトップへ ・・・・トップページ
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