約 470,828 件
https://w.atwiki.jp/sabetumedia/pages/52.html
男性の変化に対応できない女性・マスコミが増加中3 http //kamome.2ch.net/test/read.cgi/gender/1316857169/14 14 名前:名無しさん ~君の性差~[] 投稿日:2011/10/10(月) 13 35 46.75 ID +gbuav7C 結婚したがらない男in独身男性板スレがPart23 ←●男女板じゃなくて、独身男性板も盛り上がってるぜ http //kamome.2ch.net/test/read.cgi/male/1314809926/595 現代の日本女が、ここまで堕落したのは、 マスコミと政府にも責任がある。 (そのせいで、女の自己責任が減刑されるわけではないが。) たとえば、このスレで見るような男性から女への批判、 また、夫から妻への批判を、 マスコミで聞くことは、まったくないと言っていいだろう。 テレビでは、一方、「こういうオトコは、女性(様)に嫌われる」、 「夫のこういうところが嫌い」など、 女から男性への批判は、シリアスなものから、 お笑いテイストのものまで、しょっちゅうやっている。 その結果、女は自分たちだけが一方的に 審査、ダメ出しできる立場にいると誤解して、どんどん増長していく。 一方、男性から女への批判は見えないので、 男性のニーズも気持ちも分からず、 見当違いな「女磨き」「女子力」くらいしかできない。 政府は政府で、女の働く「権利」と、女が働きやすい「環境」だけ応援し、 女が働く義務や、男性を養う義務~男性と一緒に頑張る義務を問わない。 そのため、現代の日本女は、 権利の裏にある金を稼ぐ義務・労働する義務を忘れて、 今や、働く権利と養われる権利の両方を得ていると思っている。 歴史的に見ても、他の国を見ても、ここまで都合良くいいとこどりをして、 自分自身自覚することなく、無神経で、冷酷で、自己中になっているのは、 現代の日本女くらいではないだろうか。俺は、非婚もしくは、海外で女を探す。ただし、中国朝鮮以外で。 15 名前:名無しさん ~君の性差~[] 投稿日:2011/10/10(月) 17 16 21.99 ID wu/mE8tK マスゴミはいい加減気づけ 男女間の交際は年々オワコン化してるってことを むしろ、気づいてるからこそくっつけようとしてるのかもしれねーが 598 名前:Mr.名無しさん[sage] 投稿日:2011/10/10(月) 17 45 44.86 595 そうだね。 特にテレビの客層は女性だろうから、彼女たちに迎合する内容が多くなるよね。 一年中、グルメとかスイーツ(笑)とか激安特集とか、女性好みの内容が多い。 男性批判はOKだが、女性批判はタブーに近いものがある。 商売、商売、ご商売、まさにゴミw 「お客様は神様」的な勘違い報道を真に受けて、増長した消費者となる。 男性批判を当然のことと勘違いして、増長した妻・母・女となる。 歴史上、これだけ厄介な女は現代日本人女性だけだろうね。 独身万歳!
https://w.atwiki.jp/nipponnokiki/pages/249.html
マスコミによる悪意丸出しの写真たち 質問を聞く麻生首相=衆院予算委2月4日11時42分配信 時事通信衆院予算委員会で民主党の前原誠司副代表の質問を聞く麻生太郎首相(4日午前)Yahoo!ニュースより引用【写真ニュース】質問を聞く麻生首相…4日・衆院予算委スレ※麻生総理=「馬鹿」「不真面目」というイメージを国民に植えつける偏向写真 ■当ページの趣旨悪意の写真集は、マスコミが麻生太郎を初めとする健全な日本国民の印象を悪くする偏向報道をしている証拠を、「写真」という観点で国民の皆様にお見せするページです。公平性・公正性と言うものを完全に無視したマスコミの暴走が、写真にもよく現れております。まるで小学生のいじめのように、悪質・陰湿・低俗な写真を、マスコミは意図的に選んで載せております。こういう馬鹿げたことをするマスコミは、"マスゴミ"と言われるのも当然です。マスゴミとはまさに反日主義者の精神構造や韓国人の国民性の持ち主そのものであることが良く分かります。(※写真に載せられた当事者の方々へ。申し訳ございませんが、反日マスコミを正常化させるために多少の我慢にご協力ください。)【関連】反日マスコミの正体・反日マスコミ関係者名簿・反日記者の正体・反日有名人リスト捏造・偏向報道リスト・偏向報道の正体・捏造報道の正体・麻生太郎潰しの正体・悪意の写真集 ■悪意の写真集 | 以下に悪意の写真たちをどんどん載せてください(※引用元もお忘れなく)。 | <目次> 浅田真央への悪意写真 安倍晋三への悪意写真 ■ブログランキング応援クリック 浅田真央への悪意写真 国民的英雄を晒しモノにする反日マスコミ(動画) (写真) | 転倒画像を巨大パネルにし、 そこで浅田真央本人にインタビューするフジテレビ。 この動画は、ネット上で大きな話題になった。 2ちゃんねるや各種ブログ等で、これは浅田に対する陰湿な虐めに等しいのではないか、という非難の声が続出した。 もし悪意がなかったとしても、表現としてあまりにも配慮に欠けるものであるとの批判的な意見が、各所に見られる。 浅田真央のインタビューと安藤美姫の発言に非難続出(探偵ファイル) 安倍晋三への悪意写真 反日マスコミによる安倍さんイジメ(「プライミング効果」の例) (動画) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (with=600) (写真) | 731部隊の報道で、番組と全く関係のない安倍晋三議員の写真を「ゲリラ活動!?」というテロップに合わせて挿入し、 人間の潜在意識に植えつける、いわゆる「プライミング効果」を使ったTBS。 悪意のレベルを超えた、まさに報道テロ行為。 TBSが731部隊報道で安倍晋三ポスターを意味無く出して印象操作 痛いニュース(ノ∀`) TBS映像“洗脳”手法…「プライミング効果」狙う? ZAKZAK TBSが21日放送した「イブニング・ファイブ」での偏向映像が波紋を広げている。 TBSはかつてコンマ1秒単位という短いカットで潜在意識に訴えるサブリミナル効果が問題となったが、 今回は安倍晋三官房長官が約3秒にわたりはっきりと映っていた。 専門家は、同様の潜在意識を植え付ける「プライミング効果があった」と指摘している。 「プライミング効果」とは心理学の専門用語で、一度受けた刺激が後に受ける刺激に影響を与えるというもの。 「ピザを10回言って」と相手に言わせ、ひじを指さして「ここは?」と質問すると「ひざ」と答えてしまう、 昔流行した「10回クイズ」も プライミング効果の影響と言われている。 国際医療福祉大教授で精神科医の和田秀樹氏は 「日本が中国に悪いことをしたという先行刺激の中で安倍さんをみせ、関連が高いという効果をもたらす。プライミング効果は起こりうる」と指摘する。 「一般論でいえば視聴者にどれだけ影響を与えたかとなると、それほど多くはない」と、世論調査に影響を及ぼす可能性は低いとみられるが、 「ただ、敏感な人には強い反応を起こしたのは確か。だからこうしてニュースで取り上げられることになった」と話す。 和田氏は続けて、「不用意であったのは確か。むしろ本来的には、こういう時期に『中国に対して悪いことをしているんだ』と、ことさらに取り上げるというメディアの政治的意図のほうがずっと大きな影響がある」と話している。 一方、TBSの井上弘社長は26日夜、東京・赤坂の同社内で行われた放送担当記者との懇親会の席上、 「こんなみっともないことをして申し訳ない」と頭を下げた。 この日は、同社役員など幹部と記者との懇親の席だったが、幹部らからは 「意図的ではなく、安倍氏を陥れるという意識はなかった」との説明が相次いだ。 記者側からは、映り込んだ時間が長かったことへの指摘もあったが、 「チェックしきれなかった」とその甘さに恐縮する姿勢を見せていた。 |├───-─┐ |││ / / │ ギャハハハハハハッ |│⌒ヽ / │ |│マスゴミ │ 麻生のバカな顔を撮ってやったぜ |├────-┘ ∧_∧ これをニュースにしよう (-@∀@) φ⊂ 記者 ) 麻生の支持率また下がるといいなァ | | | (__)_) ホラァ!まるで猿みたいだろォ プププッ ■ブログランキング応援クリック | 真実を国民に知らせるために ブログランキング応援クリックをお願いいたします。(一日一回のみ有効) ⇒#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (人気ブログランキングへ)
https://w.atwiki.jp/ddff_orique/pages/37.html
【登録タグ き ティファ ユウナ】 【タイトル】キミの記憶 【概要】ティファとユウナが少し喋ってる感じのやつ 【対象】 【バトル】 【作者より】 【コード】0000-1048-0958-0966 【作者名】スカイウォーカー コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/atoparty/pages/30.html
敵 名前 HP 経験値 ゴールド スキル 空き瓶 110程度 31 14 @こうげき 袋ゴミ 140程度 31 18 @ルカナン @こうげき 捨てられた扇風機 250程度 48 95 @もうどくのきり ゴミ屑 90程度 26 29 @こうげき 廃棄冷蔵庫 400程度 72 109 @こうげき ボス 名前 HP 経験値 ゴールド スキル 廃棄された旧世代パソコン HP??? 670 2730 @ライデイン @しょうかん @こうげき @かばう 特殊コマンド 一階でのみ使用可能 @なかにはいる
https://w.atwiki.jp/riwamahi/pages/338.html
職4 ヤガミの恋人 このアイドレスは鍋の国の所有アイドレスの為、設定文その他は鍋の国ヤガミの恋人(職4)の項を参照してください L:ヤガミの恋人 = { t:名称 = ヤガミの恋人(特別職業4) t:要点 = ヤガミと腕組み,しなだれている t:周辺環境 = 照れているヤガミ t:評価 = 体格1,筋力1,耐久力1,外見1,敏捷1,器用1,感覚1,知識1,幸運1 t:特殊 = { *ヤガミの恋人の職業4カテゴリ = ,,,派生職業4アイドレス。 *ヤガミの恋人の着用制限 = ,,,着用制限(ヤガミ妖精と宰相府が認定したプレイヤー)。 *ヤガミの恋人の帯同補正 = ,,,(ヤガミを帯同する間)全判定、評価+2。 *ヤガミの恋人の活動領域 = ,,,全世界活動可能。 *ヤガミの恋人の身代わり能力 = ,,条件発動,(ヤガミを守る場合)ダメージを代わりに受けられる。 *ヤガミの恋人の特殊能力1 = ,,,ヤガミが望めば登場を行える。 *ヤガミの恋人の特殊能力2 = ,,,望めばヤガミを召喚できる。 } t:→次のアイドレス = プレイヤーの同一存在にタッチする(イベント) } ※ヤガミHQB(1代前)&岩田裕HQB(2代前)&医師枠HQB(3代前)の計+3ボーナス(※幸運に配分)
https://w.atwiki.jp/c-atelier/pages/3267.html
実際に読む(リンク) 概要 ちゅーしちゃうぞ☆ レシピ追加 無 登場キャラ 登場 ホーンちゃん ルーシィー マリア でぃ アピール シュテンマーマン砲撃隊 元ネタ解説: 57-59 ホーンちゃん「キミの美肌に!ちゅーしちゃうぞー!!」「キミの~美肌は誰のせい~♪」「プラズマクラスターなアイツかな?♪ 」 日産の「note」のCMソングより。空気清浄エアコン「プラズマクラスター」が売り。 ちなみにCMで歌っているのはバナナマンの日村だがホーンちゃんならばぜひともお願いしたいところである。 58 モナー(モブ)「わふー」 『リトルバスターズ』の登場人物「能美クドリャフカ」の口癖。 53 マリア「馬鹿もん!アタシのケツをなめろ!」 ゲーテの戯曲『鉄の手のゲッツ・フォン・ベルリヒンゲン』における主人公である騎士ベルリヒンゲンの台詞。 ドイツでは非常に有名かつポピュラーな罵倒語であり、ファーストネームの「ゲッツ」がそのまま罵倒語として通用するほど。 そこ!「喜んで!」とか「ご褒美です」とか言わない
https://w.atwiki.jp/hernandes/
庭に鳥がやって来る 我が家では長いことセキセイインコを飼っていたのですが、数カ月前に老衰で亡くなってしまいました。 餌を買ったばかりだったので、捨てるのももったいなからと父が庭に餌台を作って、そこに餌を置いていました。 はじめは何も変化はなかったのですが、最近になっていろんな鳥がやって来るようになりました。 近くまで行くと逃げられちゃうので、いつもリビングの窓から眺めるだけですがとても良い感じです。 餌台を作った父も満足そうな様子で、とても嬉しいです。 http //www.crono-motors.com/
https://w.atwiki.jp/nightstalker/pages/181.html
Last update 2007年11月10日 普通の女 著者:おりえ コーヒーはとても強く、ひどく良い香りで、太陽が私を少し元気づけてくれた。 「子供の頃は、コーヒーなんて飲み物じゃないと思っていた頃が、私にもあったなあ」 しみじみと言ってみる。私も大人になったんだなあ。 「目は覚めたか?」 太陽はそう言って、お日様みたいに笑った。うむ、名に負けぬいい男じゃ。 「うん、覚めた。あーあ、これから寝ようかと思ってたんだけど」 こくり。コーヒーをひとくち。うーん、苦ウマイ。 「おいおい、俺ひとりに荷造りさせる気かよ。いーから支度しろ」 太陽はすっと真顔になって嫌なひとこと。うーん、厳しいやつじゃ。 私はコーヒーカップをぐいっとあおってから、よっしゃと腕まくりしながら立ち上がる。 グッバイ、マイホーム。君とは三週間ぽっちの付き合いだったね。 私は平和と自由を愛している、ありふれたごく普通の女だ。特にとりえもない。 全てが人並み。謙遜? ああ、そんな余裕かましたこと言える女だったらよかったんだけど。 正義感ぶってご高説垂れる大層な人間にもなれなかったし、クールな悪役気取れるほど明晰な頭脳もない。 そう、多分私は、普通「すぎる」女だ。いい子ちゃんじゃないってこと。 駅前で「お願いします」と声を揃えて募金箱を持った子供たちの前をさっさと通り過ぎ、チラシを配るお姉ちゃんを軽くかわし、新聞の勧誘も嫌な顔で追い払い、居留守だって使う。テレビで流れる凄惨な事件に胸を痛めても、次の瞬間にはさっさと忘れる。違法だとわかっているけど、「ちょっとくらいなら」とネットでいけないものを落として使ってみたり、ゴミの分別も時々忘れる。燃えるゴミの日にプラスチックのものを入れる。漫画や小説に出てくる「心に穢れのない女の子」は、こんなことしやしないだろう。私は普通の女だ。人を殺して悦に浸る犯罪者ではないが、いいこともちょっと悪いこともする。 ――だから。 「…ここ数ヶ月張り込んでてわかったんだが、あの家の監視カメラはハリボテだ。防犯ブザーもしょっちゅう鳴るから警備員ではなく、電話連絡の確認しか来ない。最もそれも二回に一度しか来ないという体たらく。警備会社を替えた方がいいんじゃねえかと俺は思ってるんだけどね」 「なるほどね。つまり電話連絡が来た二度目を狙って行動すればいいと」 「あといくつか考えはあるけど、それが妥当かな。家主も留守にすることが多いし――」 新たな住居は安っぽい古びたアパートだ。私たちはリサイクルショップで買ったちゃぶ台を囲み、その上にある設計図とにらめっこ。 「それで、決行はいつ?」 「今夜だよ、お嬢さん」 太陽はにやりと笑って、畳くさい部屋の中でカーテンもない窓辺を親指でさした。 「金持ちは盆と正月に旅行はしない。シーズン・オフが、穴場なのさ」 太陽が沈んで月が昇る。今の彼に「太陽」は似合わない。なんたること。名前負けだわ。 私は平和と自由を愛している、ありふれたごく普通の女だ。特にとりえもない。 いいことも悪いこともちょっとする。 例えば赤信号でも左右を確認して小走りで横断歩道を渡るような悪いこともするし―― 拾ったお金の額が大きすぎると、怖くなって交番に届けてやれる心もある。 それの延長上にあるものなのだろう、この仕事は。 人気もない真っ暗な闇の中は、私たちの仕事場だ。 世の中には昼間っから平気で仕事をする同業者がいることも知っているが、事を荒立てたくない慎重さを考えるなら夜しかないと太陽は言った。私も平和主義者だし、小心者なので、その考えに従う。 太陽と綿密に打ち合わせをした通りに動き、防犯ブザーが鳴ろうがおかまいなしに、家に侵入した。 ペンライトを灯し、そろそろと中に進む。 目当ての豪邸の家主は、相当金を持て余しているのだろう、大きな陶器や絵画がところどころにあって、人が生活しているような空間には見えない。嫌味なほど綺麗だし、こんな真夜中ではちょっとしたお化け屋敷にもなるだろう。 「金庫はあった?」 「OKだ」 太陽は化粧箱のようなものを抱えて、廊下で見張りをしていた私のところまで来た。 「…あれ、そんなに小さいの?」 ペンライトでかざして拍子抜けしたように言うと、太陽は含み笑いした。 「そら、宝石が入っているからね」 「宝石? そうだっけ? 私は現ナマだとばかり」 「今は怖くて現ナマなんか持ち歩かない時代だよ。宝石にしちまうのが一番だぜ」 「…ふーん?」 そういうものなのか。私は本物と偽物の区別もつかないから、宝石の価値ってよくわからないんだよね。 元々この仕事をやり始めたのも、太陽が学生時代の悪友で、誘われたからに過ぎないからなんだけど、やってみたらなかなかスリリングだし、お金をたくさん持ってる人から泥棒するんだし、人を殺すわけでもないしいいよね~と、だんだん開き直ってきたんだよね。いい子ちゃんで世の中渡っていくには、人生もったいなさすぎる。多少のリスクを冒して生きてる実感を得るのも、悪くはないんじゃない? 私たちが意気揚々と金庫を持って「仕事場」から出て行くと、 「はい、ごくろーさん」 すました顔したおじさんが数人、私たちを待っていた。 あーあ、太陽。何事にも、常に例外はつきものってことね。 「最近、防犯対策が強化されて、怠慢な防犯会社のケツを蹴り上げてる最中なんだよ。運が悪かったな、おふたりさん」 ランプを消した状態のパトカーが二台あって、私たちはそれぞれ別の車に促された。 「どうも、ご迷惑おかけします…」 私はまだよくわかってない頭で、そんな台詞に相槌なんて打ってる。太陽もそうなんだろうな。まああいつのことだ、へらへら笑って世間話でもしていそうだけど。 「おたくら、この道長いの?」 「んーと、一年ちょい、ですかね」 「なるほどね。手ごたえがありすぎて、ちょっといい気になってる頃だな」 隣のおじさんは穏やかだ。その穏やかさが、今はなんだかありがたい。 「金持ちの家は、無防備なところとそうでないところがあるんだ。ここは半々かな」 おじさんは萎縮している私を見て笑顔になった。カツ丼食べさせてくれそうだな、このひと。 「防犯カメラはハリボテ。だけど防犯ブザーは本物。おたくらがもちっと慎重で、もちっと早くやってりゃ、捕まらなかったかもしれねえけど、世の中は甘くないんだな、これが」 「…ですねえ」 私はおじさんと話しながら、なんだか胸がすっとしてきて、いい気持ちになって、それから、涙が出てきた。 私はやっぱり「普通」の域からはみ出ることができなかった。 私には「普通」に家族がいて、多分泣いてくれる両親も、弟も妹もいる。太陽にも少なからずそういう人間はいるだろう。 やるべきじゃなかった? …それについての後悔は、ない。 けれどこうなって迷惑を被る家族や友達のことを思うと、いたたまれない。 こういう情を捨てることの出来ない私は、やっぱり「普通」なんだと思い知らされた。 ちょっと悪いことをして感じる罪悪を、知らずに胸の中に溜めていたんだと思う。だから捕まったことが嬉しい。 格好つけて悪いことをしてイキがる小悪党。私はそれになるにはあまりにも、普通すぎたのだ。 私と太陽は然るべき処置を受け、然るべき場所で刑期を終えた。 それまでまともに会ったことはあっても話すことは許されなかったから、刑期を終え、新たなスタートを切ろうとしていた矢先に太陽とばったり出会えたとき、ものすごく久しぶりな気がして、私は言葉が出なかった。 「おっ、久しぶりっ」 そう言って笑う太陽は、最後に見たときより幾分か痩せていた。でも元気そうなのは相変わらずで、ほっとする。 私は家族とともに母方の実家に引っ越していた。竹林生い茂る田舎で、ここでならやり直せるのではという思いが皆にあったからだ。だからここで太陽と会うとは思ってもいなくて、これは夢なんじゃないかって目を疑った。 「な、なんで? なんでここにいるの?」 「偶然だ、偶然。俺親に勘当されたし、行く当てもねーから、ど田舎行って、農家の手伝いでもやろうかと思ってさ」 「それにしても…」 唖然としている私を見て、太陽は真面目な顔つきになる。 「ばれたら、あんまりいい顔はされないだろうな、おまえの家族にも、…警察にも」 「…そうだね」 「俺さ、ずっと謝りたかったんだ。軽いノリでつき合わせちまったろ。このままじゃいけねえよなと思ってる矢先に捕まったから、後悔してたんだ」 そんな太陽はすっかりしょげていて、私は唐突に、ああと思った。 太陽も、普通の人だったんだなって。 悪いことして平気でいられるほど、太陽も強くはなかったんだ。 「あんたに誘われて、やろうって気になれたのは私の意志だよ。それに、ちょっと楽しかったし、謝ることなんてない」 私は首を振って、太陽を見上げた。 「お願いだから、そんな顔しないでよ。せっかく会えたんだよ? ねえ、嬉しくないの?」 私の言葉に、太陽はまるで陽を受けて顔をあげるひまわりのように、徐々に顔を輝かせる。 「嬉しいけど、申し訳なくてさ」 「全く!」 田舎の古臭い商店街の中。流行おくれの服がいつまでもショーウィンドウに飾ってある店の前で。 私は太陽を力いっぱい、抱きしめた。 私は平和と自由を愛している、ありふれたごく普通の女だ。特にとりえもない。 だけど太陽といるときだけは、ちょっぴり普通じゃなくなっている。 「またふたりで、何かしない?」 「へっ!?」 駅ビルのカフェでふたりしてチョコレートパフェを食べながら、私はスプーンを左右に振って見せた。 太陽はパフェの中のバナナを頬張っているところで、危うくそれを吹きそうになる。 「おまえ、何言って…」 「ノンノン。勘違いしないでね。悪いことじゃないわよ」 私はふふふと意味深な笑みをこぼす。 「でも、なんだっていきなり?」 「あんたと一緒にいるとね、何かやりたくなるのよ」 そう。太陽の傍にいると、元気になれる。いつだってそうだった。 人が空の上に浮かぶ太陽なしでは生きられないように、私もきっと、目の前の太陽なしでは、普通のまま、埋もれてしまう人間なのだろう。 それをこいつに理解してほしいとは思っていない。私は私のためだけに、目の前の太陽を手放す気はないという気持ちをわかってもらうつもりはない。最初に会った時から予感はあった。これは私の問題なのだ。 呆気に取られている太陽の口元のチョコレートを見つめながら、私は言った。 「それは理屈の問題でもないし、道徳の問題でもないのよ。感受性の問題だわ。第六感の」 案の定、チョコを拭いもせず太陽はぽかんとした。 いいのいいの。一生わからなくていいから、太陽、あんたは名前負けしない程度に、私をずっと、照らしていてよ。 前の作品 次の作品 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/3205.html
『雪の後には』 13KB 観察 不運 野良ゆ 都会 人間なし 独自設定 置いている間に3月に…… 「ゆがぁ、さぶいのぜぇ!」 「ばりざぁ、もっどずーりずーりしてね!」 「もうげんかいなのぜぇ!」 2月某日、都内に久しぶりに降り注いだ雪は多くの人間の足に影響を及ぼした。 しかしそれ以上に雪による被害を被った生き物が居る、野良ゆっくりである。 長く町で生活し、都市型野良ゆっくりとなった彼女達は既に野生の知識を失っていた。 冬に雪が降りづらいこの地域ゆえの事情も有るのだろう、季節を問わず供給される食料(人間の出すゴミ)は越冬という概念を失わせるのに十分だった。 もちろん寒くなる事が危険で有るのは知られており、頭のいい者達はすっきりーを制限したり防寒の準備を怠らない。 しかしそれでも防げない物は様々にあったのだ。 「ゆぐ、ゆきさんはゆっくりしないでいなくなるのぜ!」 ダンボールのおうちの中からまりさは外でひらひらと舞い落ちる雪に文句を言った、しかしそんな事を誰が聞くわけでもない。 雪は順調に町中を白く染め上げ、おうちの前の地面も普段の灰色から白一色である。 「すーりすーり、ほらまりさもはやくしてね!」 普段ゆっくりの間で行われる親愛や愛情のそれでは無い、まりさとれいむの番は生き残る為に必死ですーりすーりを行っていた。 おうちの中には千切り取った雑誌を敷いて冬の寒さに備えていたが、雪と共にやってきた餡子の芯から凍り付くような寒さを防げるわけでは無い。 「れいむ、これいじょうするとまずいのぜ、すっきりーしちゃうのぜ!」 「でもさむいんだよぉ、だったらむーしゃむしゃしようよ!」 「だめなのぜ!このままじゃしばらくはかりにはいけないのぜ!」 そんな必死のそれでも一歩間違えばにんっしんしてしまう、この状況でそうなれば飢えるのを待つだけだ。 体温を上げる方法はもう1つだ、食事である。幸い先日の狩りで多少の備蓄はおうちの中に残されていた。 それをむーしゃむしゃしようと言うれいむをまりさは押し留める。 この雪が何時まで降るかは分からないが、寒さ以上に水に弱いゆっくりが外出できない日が続くはずである、その状態で備蓄を切らすのも拙い、まりさは自分自身の空腹も押し留め冷静に対応していた。 しかし、まりさの様にしっかりと対応できたものばかりでは無い、この時期の野良ゆっくりの巣では様々な悲劇が起きていたのだ。 「さむいのぜぇすーりすーり」 「そうねぇまりさ、すーりすーりすぅり、んふぅ、あったかくなってきたわぁ!」 「そうなのぜ?じゃあもっと……ありす、なんだかへんなかんじに」 「のほぉおお、まりさのからだあったかいわぁ!」 「ゆわぁ、ありすやめるのぜすっきりーしちゃ「「すっきりー!!!」」 「ゆがぁ、なんでなのぜぇ!」 すーりすーりからすっきりーをしてしまうもの。 「むきゅまりさ、なんでこんなときにすっきりーしちゃうの?」 「しかたがなかったのぜ、それにあったかーくなったからかまわないのぜ!」 「……なんだかさむくなってきたのぜ。ぱちゅりーもういっかい、ゆぅ、なんであんよがうごかないのぜぇ!」 「からださんがおかしいのぜ、なんだかちりちりいたくなってきたのぜぇ!」 すっきりーの分泌液で体を覆ってしまい、そこから体温を奪われ凍り付くもの。 「れいむぅ、なんでごはんさんぜんぶたべちゃったのぜ!?」 「しかたないでしょ!こんなにさむくちゃ、むーしゃむしゃするしかないんだよ!」 「でももうごはんさんがすこしもないのぜ、いったいこれからどうするのぜ!」 「ごはんさんならまりさがかりにいけばいいんでしょ、それがおっとのつとめだよ!」 「こんなゆきさんのなかいけるわけないのぜ!」 「なにいっているの、こんなにゆっくりしたゆきさんならだいじょうぶだよ、さっさといってね!」 「ゆがっ、おそと……つ、つべたいのぜぇ、はやくおうちにに、なんであんよさんがうごかないのぜ!」 雪の恐ろしさを知らず雪の中に足を踏み入れ動けなくなるもの。 「ちぇんわかっているな、これはゆきさんだ。しばらくはおそとにでれないから、おうちのなかでゆっくりするんだぞ!」 「わかるよー、らんしゃまがつくってくれたおうちのなかならゆっくりできるんだよー!」 「ごはんさんはそうこにあるし、このダンボールのおうちならなかでもさむくない、さぁちぇんすーりすーりをするぞ!」 「わかるよーすーりすーり、にゃごおおおおおおお!」 雪の重みによっておうちを壊されるもの。 雪は様々な形で野良ゆっくり達に襲い掛かっていた。 まりさとれいむの番はそんな中で何とか耐えていた。すーりすーりを休み休みに行う事によりすっきりーに至るのを防ぎ、食料は節約する、運の良い事にある家の屋根の陰だったためおうちの崩壊も無い。 「れいむ、なんとかしていきのびるのぜ、ゆきさんがいなくなればまたゆっくりできるのぜ!」 「まりさぁ、かならずゆっくりするよ!」 そんな彼女達の願いを聞き届けたかのように、翌日の朝になると雪は止み、待ちに待った太陽が空に姿を現した。 気温も少しずつ上がり、多くの野良ゆっくり歓声を上げる。 寒さに耐えたもの、飢えに耐えたもの、番の暴力に耐えたもの、暖かな日差しは全てのものを祝福するかのように降り注いだ。 「れいむっ!おひさまなのぜ、これならゆきさんもいなくなるのぜ!」 「よかったよまりさ、またいっしょにゆっくりしようね!」 「あんしんしたら、れいむおなかがすいたよ!きょうはいっしょにかりにいこうね!」 「まつのぜれいむ!みるのぜまだゆっくりできないゆきさんがいるのぜ、ゆきさんがいなくなるまでまつのぜ!」 空腹から外出を促すれいむをまりさが止める、この場合はまりさが正しい。雪こそ止んだが降り積もった雪は7cmに及びゆっくりなら鼻まで埋まる高さだ、こんなところに踏み出せばすぐに雪に埋まってしまう。 しかしそれを理解できないものも多かった。 「ゆ、ゆきさんがいなくなったみょん、みょんはさっそくかりにいくみょん!」 「ゆぷっ、なんだみょん!?ゆ、さ、さむいみょんはなしてほしいみょん!なんで、とべないみょん!」 ずぼりっという音を立てて意気揚々と飛び出したみょんが雪に埋まる、必死に抜けようとするが冷たくなったあんよと追い討ちを掛ける様に水がしみこんだあんよは答えてくれない。 雪解け後この場所には蟻が群がる事に成るだろう。 「みょんはばかなのぜ、こんなゆきさんはおぼうしでぷーかぷかすればいいのぜ!」 1匹のまりさがみょんの悲劇を見て対策を思いついた、雪面にお帽子を置きその上に乗る。お帽子版のそりと言ったところだろう中々頭の良いまりさだ、 「このおーるさんですーいすーいなのぜ!」 助けを求めるみょんを無視して取り出したおーるを雪面に突き立てて進む、しかしその速度は心もとない。 そりに適していない形、ゆっくりの力と相まって、ゆっくり版そりの速度はしっかり見ないと動いているのが分からないぐらいだ。 「これでかりばまでひとっとびーなのぜ!」 ずりずりと亀並みの速度でまりさは進む、まりさが狩場に着くのが先か、雪が解け切るのが先か、その結果は太陽だけが知っている。 頭の良いゆっくり達は久しぶりに顔を出した太陽に浮かれても、外には決して出なかった。 外に出るのが危険だと理解していたのもあるが、それ以上に人間の力を理解していたからである。 人間たちも雪に足を取られるのは面白くない、明るくなってくると人間たちが家からぞろぞろと現れ雪かきを始める。 最も大半は家の前限定だがそれでも安全地帯が増えると言うのは違う。 さらに人間たちが活動を完全に始めると、道路には大きなスィー――自動車が動き回るようになりその通った後には雪の除かれた車輪の跡が残るのだ。普段は町の野良ゆっくりにとって死神である大きなスィーもこうなると頼もしい。 まりさ達のおうちの外の道路も多くの自動車が通った事でタイヤの跡に雪が取り除かれている。 「まりさ!これならおそとにでれるね、はやくかりにいこうね!」 「まつのぜれいむ、まだ……まだだめなのぜ、まだきけんなのぜ!」 それを見て再び外出を訴えたれいむをまりさが押し留める、ある意味慎重すぎる対応だがこの場合は半分正解だ。 他の野良ゆっくり達はこの状況で外出するものが多かったが、今度は太陽が彼女達に意地悪をする。 「ゆ~たいりょうだったのぜ、あんよがちべたいからはやくかえってむーしゃむしゃするのぜ♪」 このまりさはある程度雪が取り除かれた隙を突いて狩りに出た、少し残った雪が冷たかったが動けなくなるほどでは無く運良く回収前のゴミ箱を見つけ中身を漁る事に成功していた。 意気揚々とおうちに引き返すまりさは少しずつあんよに違和感を感じていた。 「なんだかへんなかんじなのぜ……ゆ、なんでおみずさんがあるのぜ!?」 まりさの帰り道はタイヤの通った跡である、自動車によって押しつぶされた雪によってまりさは歩く事が出来る様になったが。その雪が日差しによって解け始めたのだ。 ゆっくりの皮は饅頭皮である、冷たささえ我慢すれば良い雪や氷と違い、水は直接皮に染み込みその機能を奪っていく。 しばらくするとあんよがふやけてまりさは動けなくなった、 「どぼじでおみずさんがあるのぜ~!?」 暖かい日差しとそれによって増える雪解け水にあんよを冷やされながら、まりさは何時来るか分からない大きなスィーを待つ事になった。 「これは、もうだいじょうぶなのぜ!れいむかりにいくのぜ!」 「ゆわぁい、いっぱいむーしゃむしゃするよ!」 翌日まりさは終に外出を決めた、不満ながらもまりさに従っていたれいむは喜びの声を上げる。 まりさとれいむの空腹ももはや限界だった、昨日からほとんど何も食べていないのだ。 しかし石橋を叩いて渡った甲斐があり、道路の中央の自動車の通る場所の雪は少なくなり、自己主張をしているのは人間が雪かきで積み上げた雪の山だけだ。 時間も早朝でありこの時間からいけばまだ狩場は残っているはずである。 「いそぐよまりさ!」 待っていましたとばかりに飛び出すれいむに苦笑するまりさ、れいむは特に絶食が辛かったらしく一時は雪を口に入れよとしたのだ、慌てて止めたので事なきを得たが。それを見たまりさが雪を食べた様な怖気に襲われた。 降り積もる雪は一見食べ物のようだがこれを食べたゆっくりには地獄が待っている、体温の低下と水の大量摂取によるゆ下痢、体力のある成体ゆっくりでも陥る死のコンボだ。 「ゆ、ゆゆゆゆーゆ!」 道路に飛び出したれいむがすごい速さで進んでいる、そんなにお腹が空いていたのか。 「まりさ、どうろさんがすごいよ!スィーみたいにあるけるよ!」 スィーみたい?その言葉に疑問を感じるがまりさも道路に踏み出す、冷たい感覚だが雪の後だ歩けなくなるほどでは無い。 しかし少し進むとれいむが大声を上げた理由が分かった、進みだした方向にあんよに力を入れなくても進めるのだ。 「ほんとうなのぜ、まるですぃーみたいにはやいのぜ!」 「そうだね、すごいね!」 その速さを楽しむかのようにすいすいと進む2匹、初めての感覚だ。その時曲がり角に近づく、れいむは普段狩りに行ってないから道には詳しくないはずだ。 「れいむ!かりばにいくにはみぎにいくのぜ!」 「わかったよ、みぎだね、ゆ? ま、まりさ……へんだよまがれないよ!」 右と指示したのにも関わらずれいむが進路を変えることは無い、何をしているんだろうれいむが何やら慌てている。 「ゆぅうううう、ゆぎっ!」 しかも丁字路で曲がる事無く直進し壁にぶつかってしまった。 「れいむっ!だいじょうぶなのかぜ!?ゆぅ?と、とまらないのぜ!「ゆぶっ!」 れいむを心配したまりさが止まろうとするがあんよが言う事を聞かない、まりされいむと同じように壁に顔をぶつけてしまう。 「ゆぐ、い、いだいよ!まりざぁ?」 「ご、ごれはどうなってるのぜ?」 何とか壁から顔を離し、痛みを堪える。詰まれた雪が少し受け止めたがそれなりにスピードが乗っていたためかなり痛い。 「な、なんであんよが?ゆがぁどうなってるのぜぇ!?」 何故か言う事を聞かなかった自分のあんよを確かめるまりさ、するとそこにはたくさんの傷が付いたあんよがあった。 これだけの傷が付いて気が付かなかったのもおかしいが、場所も悪いあんよはゆっくりの移動に必要不可欠な器官だ。 傷を負えば移動速度が低下するし、ここに大怪我をすると歩く事が出来なくなる。それは町で暮らす野良ゆっくりにとっては致命的だ。 「まりさのしゅんそくのあんよさんがぁ!どぼじでなのぜ!」 「まりさぁはやくれいむもたすけてねぇ!」 騒ぐ2匹に道路が太陽の光を反射して答える。 まりさとれいむは気が付かなかったのだ、雪が降ってから2日達人間の活動と太陽によって確かに道路の中央の雪は見えなくなった。 しかし、前日の雪解けによって生まれた水が夜の寒さで凍り付いていたのだ。雪が見えなくなった事で安心して外に出る決断をしたまりさ、しかしそれはスケートリンクに裸足で載るような暴挙であった。 さらに悪い知らせがある、道路の氷は薄くなっており所々アスファルトが飛び出している、その上を饅頭が素早く移動すればどうなるか、おろし金に掛けたようなものである。 道路の冷たさにあんよが麻痺してその傷に今まで気が付かなかったまりさはその怪我の大きさに今更ながら恐怖を感じていた。 この傷が治せなければ野良としては生きてゆけない、狩りに行けなければ飢えるだけだ。 「れいむぅ、なんとかしてかりばにいくのぜ、あんよがいたくないようにゆっくり!」 「わかったよ!ゆっくりいどうするよ!」 再び道路を進む2匹の野良ゆっくり、今度はスピードを出さないようにゆっくりと進む。 動くたびにあんよが痛むが、逆にスピードを出せないのが幸いした、またあんよの傷は内部の餡子が漏れると致命傷になるが凍った道路によってそれが漏れる事も無かった。 「なんとか、かりばまでむかえそうなのぜ。れいむ、いそがずにゆっくりすすむのぜ!」 「ねぇまりさ、なんだかへんなおとがするよ!」 「おと、ゆぅまずいのぜ、れいむはしっこににげるのぜ!」 段々と大きくなってくる音、狩りでよく外に出ているまりさはれいむ以上にその音の正体が分かった。 未だに道路の脇には雪が高く積もっている場所が多い、それを避けて道路の真ん中辺を歩いて居たのが裏目に出た。 「れいむ!これはおおきなスィーなのぜ、よけるのぜ!」 れいむに叫ぶまりさ、しかしそんなまりさのあんよも冷たさと傷のせいで動いてくれない。 音が大きくなりまりさに影が差す、まりさが見たのはれいむに影が差しその後れいむの居た場所を通る黒くて大きな物だった。 「れ、れいぶぅうううううう!」 冬の早朝にまりさの大声が響いた、自分のお帽子が飛ばされたのにも気が付かず立ち尽くすまりさ、その前には前日の真っ白な地面とは裏腹に黒い花が咲いていた。 「ゆぐっ、ゆぐっれいぶぅ……まりさはれいむのぶんまでいきるよぉ!」 あの後何とか自分を取り戻したまりさはお帽子を拾い、痛む体を押して狩場まで辿り着いていた。 まりさはまだ希望を失っていなかった、番を失い大事なあんよに傷を負ったがまだ動けるのだ。 むーしゃむしゃをしてその後おうちで安静にしていればまだ生き残れる。 「とにかく、すぐにむーしゃむしゃするよぉ!」 住宅街の野良ゆっくりの狩場で最大のものは人間さんのゴミ捨て場だ、危険も大きいが見返りも大きい。 しかしそこでの狩りにはいくつかのタブーがある、狩りの成果を撒き散らしたりこの場で騒いだり喧嘩をしたりは人間さんの注意を引きそのゆっくりばかりでは無く、この狩場を使う多くの野良ゆっくりをも危険にさらす行為である。 狩場でのむーしゃむしゃも暗黙のルールとして禁じられていた、しかしそのタブーを犯してでもまりさはむーしゃむしゃをするつもりだった、何よりも先ずあんよを回復させなければ、そのためには食料が必要である。 「ごはんさんゆっくりでてきてねぇ!」 そう言って狩場を見上げるまりさの目の前には何も無かった…… 「ど、どぼじでぇ!」 実は今日はゴミの回収日では無い、しかしこの狩場――ゴミ捨て場を使っている住人達のマナーはあまり良く無くこれまでは大体何か置かれていたのだ。 この雪によって彼らは久しぶりにゴミの回収日に沿ったゴミ出しを実践していた。 「ゆぐぅ、かえるぅまりさおうちかえるぅ!」 引き返そうとするまりさ、しかし太陽もだいぶ高くなっている、道路の氷が解ければゆっくりに取って致命的な水が少ないながらも姿を現すのだ。 必死にあんよを動かしているが、その歩みは遅々たるものだ、まりさはおうちまで帰れるのだろうか。 翌日、あのゴミ捨て場に袋に入れられたゆっくりまりさの死体が置かれていた。 その日はちょうど燃えるゴミの日であり、すぐにそれは他のゴミ袋に埋まって行った。 公民あき 後書き 最後まで読んでいただきありがとうございました。 過去作品 http //www26.atwiki.jp/ankoss/pages/2942.html
https://w.atwiki.jp/cosmicbreak/pages/3369.html
ダゴミュール 画像 ダゴミュール ダゴミュールバースト 機体説明 ホバータンク型のLサイズ砲戦。 2013/9/5のアップデートでバリエーション機のダゴミュールバーストが実装。 それに伴いBDがコスト555→355、キャパシティ860→715と変更された。 STATUS ※手持ち武器を外した状態で記述 名前 TYPE SIZE HP COST Capacity STR TEC WLK FLY TGH ロボ価格 購入条件 ダゴミュール 砲 L 435 620 715 12 17 18 3 13 ガラポン なし ダゴミュールバースト 砲 L 435 670 715 8 18 18 3 16 ガラポン なし 構成 ※SHOPで販売されている場合、セットで付いてくる手持ち武器は下に記述 ダゴミュール パーツ名 アイコン Size Type Cost HP Str Tec Wlk Fly Tgh 備考 ミサイルビット ダゴミュールBD L 砲 355 295 7 12 8 5 10 ダゴミュールLG L ALL 45 55 4 -1 2 ダゴミュールHD L ALL 40 25 1 1 2 1 ダゴミュールBS L 砲 100 20 2 1 ダゴミュールBS@ L 砲 BS固定MAIN:BAZOOKA ダゴミュールAM L 陸砲補 40 20 2 1 2 -1 SUB:PILEBUNKER武器所持不可 ダゴミュールAM L 陸砲補 40 20 2 1 2 -1 SUB:PILEBUNKER武器所持不可 ダゴミュールバースト パーツ名 アイコン Size Type Cost HP Str Tec Wlk Fly Tgh 備考 ミサイルビット ダゴミュールBD L 砲 355 295 7 12 8 5 10 ダゴミュールLG L ALL 45 55 4 -1 2 ダゴミュールHD L ALL 40 25 1 1 2 1 ダゴミュールBS2 L 砲 150 20 1 1 1 ダゴミュールBS2@1 L 砲 BS固定MAIN:MISSILE ダゴミュールBS2@2 L 砲 BS固定MAIN:BAZOOKA ダゴミュールAM2 L 陸砲補 40 20 2 2 -1 1 MAIN:ANTIAIRMISSILE武器所持可 ダゴミュールAM2 L 陸砲補 40 20 2 2 -1 1 MAIN:ANTIAIRMISSILE武器所持可 必要経験値 LV1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 カートリッジ ※上から順に。 名前 コスト 備考 キャパシティアップ+70 15 HP+11、6枚 シェルガード 20 ブラストガード 20 ビームガード 15 スウェー 20 ショートブースト 20 ブーストランニング 15 クイックスイム 10 ソウルイーター 40 バンプアブソーバー 15 スナイパーサイト 20 ムービングバースト 10 スタンリゲイン 30 クイックランディング 25 ファストリカバリー 30 レビュー・コメント BS内蔵のバズーカが良武器。素のままでもやや頼りないものの当たれば空戦を落とせて威力も良好。 ダゴミュール本体を使わずとも、BSを接続できる砲のために欲しい人もいるはず -- (名無しさん) 2012-11-02 17 18 59 というかBDスペックがかなり悲惨なのでむしろ付け替え推奨 内蔵無しで最大余剰635(シュトルバンガーで600、同制式が660)、 クイランはあるがブロレ無しとただでさえ砲不遇な中で完全に時代に乗り遅れている 使うとなれば完全にネタ、浪漫の類にしかならないのでBSは大人しくビクトールBD辺りに宛がってやろう BS@内蔵は弾速に優れ、初期値で320とブラバズ系最速 火力は18と物足りないものの、2発同時発射なので直撃すれば初弾の威力はLLバルクにも劣らない 装弾数は200発あるが双発ゆえに実質100セットのみだが、上記のメリットとコストの軽さを考えればこれも妥当だろう が、非常に残念な事にBS@自体にはスロットが存在しない為、チューンによる性能強化が出来ないという唯一にして最大の欠点を抱えている AM内蔵はパイルバンカーとあるが、挙動的にはスピア系の亜種といえる コスト40と非常に軽く、踏み込みの距離や速度も優秀で修正前M-9ベイオネットを彷彿とさせる が、威力が20とショートソードにも劣るレベルであり、主力としては完全に力不足 幸い陸、補にも装備出来るので陸にはコンボの始動兼、補正用に 砲補には移動用と割り切っての装備が有効だろう -- (名無しさん) 2012-11-02 19 13 19 コンボ用に使うなら武器が持てないと厳しいんじゃないかな -- (名無しさん) 2012-11-04 09 57 15 あくまで「有効活用」であって「コレが強い!」っていう旨で書いてないんで 移動用としてもFLY上げてアクセル付けた方が速いんだし コスト低いからアシュラAMJでメインのAMを増設するなりの対処は自力でやって欲しい -- (名無しさん) 2012-11-04 11 25 16 バリエーション機のバースト実装。 AM2ミサイルはカタログスペック見た瞬間投げ捨てたくなる弾速165。 BS2@1ミサイルはチューン付加にもかかわらず弾速240とこちらも投げ捨てたくなる BS2@2ガトバズは弾速290と上記2つよりはマシだが今のご時世には心許ない。でもチューン不可。 ついでに射程も230と心許ない。 トドメに3種とも全て口径がかなり控えめ。 「駄ゴミ」ュールなどと言われても返す言葉も無い酷さ -- (名無しさん) 2013-09-08 23 23 10 バースト追加に伴う変更でBDの余剰が690とビクトール並みに ムビバと絡めて、ブッパ砲にでもどうだろうか -- (名無しさん) 2014-03-04 12 20 56 名前 コメント すべてのコメントを見る