約 1,864,506 件
https://w.atwiki.jp/onlymap/pages/30.html
ヤギホノミヤマにおける身分制度の詳細 王族 《神の血族》。ホカゲ族当主の一族であり、長である女王は神と同一の存在とみなされる。 【女王】 女神。全ヤギホ民族を統べる至高の存在。神聖にして不可侵。絶対的な権力を持ち、圧倒的な権威をもってヤギホ民族全体を服従させている。 《神の血族》の筆頭・ホカゲ族の長。最高神官でもあり、ヤギホ陸軍の統帥権をもつ。神から授かった力を持ち、もっとも祝福された部族のもっとも恩寵豊かな娘が継承するといわれている。 神秘のベールに覆われており、いかなる条件の娘がいかなる儀式を経て即位しいかなる生活を送っているのかなかなか明らかにされないが、『女王の長女が女王となること』と『女王は女神の娘であり女神に等しい存在・現人神であること』だけは誰もが理解しうるところである。 外国人と結婚することはない。基本的に七部族の有力者、とりわけ神官として優秀な者を婿に取って《神の血族》の血を保つのが通例。 【王女】 女王の娘たちであり、次の女神の候補者たちである少女たちのこと。 幼い頃からヤギホの神事や政治、歴史や経済について英才教育を受ける。女神になれるのは原則として長女であり、不測の事態が起こった場合は次女、三女が繰り上げで継承権を与えられることになっている。女神にならなかった王女も、神官と結婚して神事に携わるか、上級武士と結婚して軍事に携わるか、を求められることが多いが、母であり神である女王の《神のお告げ》次第では外国への嫁入りもあり得る。 【王子】 女王の息子たちのこと。女神の血を受け継いだ者として民から大切にはされるとは言え、あくまで『神の子』であり『神』にはなれない。 王位継承権と引き換えにそれなりの自由を得ている。伝統に倣って剣術を初めとする武術と神事について学習する慣例はあるものの、成人後の進路は特に定められていない。女王の命により外国へ婿入りすることが多いが、神官や武士の家に婿入りして自ら神官や武士になる者も相当数いる。 【神官】 女王の側近たち。神事を執り行なうが、宗教と政治が分離していないこの国においては官僚や政治家も兼ねた存在である。 ほぼ全員が七部族の出身者であり、明晰な頭脳と女王への忠誠心・信仰心が問われる。 女王直属の大神官は全部で7名(七部族から1名ずつ)で、大神官補佐がそれぞれ5名ずつ、計35名。その他領主権を持つ一般神官が各地域におり、一般神官の補佐や見習いも含めると全国で数百名程度になる模様。大神官は基本的に七部族出身者しかなれないため、9割以上がカガリ族、テルハゼ族、トモシビ族である。 【武士】 もののふ。女王のために命を賭して戦う者たち。ヤギホ刀を携えヤギホおよびヤギホの女神を守るために死を恐れることなく戦う。 《祝刃守(ほぎはもり)》 女王の親衛隊。詳細は別ページ。 軍人(いくさびと) 諸外国からは『ヤギホ陸軍』と呼ばれている存在。ヤギホノミヤマ王国の常備軍。常に戦闘訓練を受け有事には全武士を指揮することを任ぜられる。ヤギホ刀や剣、槍、弓はもちろん、大砲や鉄砲の扱い方についても訓練され、いざという時には指南できるよう教育される。 《祝刃守》に次いで名誉ある地位だが、七部族出身者しかなれない。主な構成員はマオキ族、ネアブリ族、ノシ族である。 常時首都に駐屯しているのは数百名程度だが、各地で職業軍人として鍛錬を積んでいる者を併せると総勢二千名を超える。 上武士(かみもののふ) 七部族出身の一般的な武士。予備兵役。いざという時には召集され軍人に指揮される存在。常に心身を磨くものとし、独特の美学の中で生きている。ヤギホの象徴的な存在。 下武士(しももののふ) 七部族以外の部族出身者や七部族の中でも落ちこぼれの武士がここに属する。ヤギホの男として心身を磨きいつでもヤギホ刀で戦えるようにしておくのは当然のことなので、能力面で上武士に劣ることはない。 女王の《神託》により外国に軍事力として輸出される存在。中には率先して傭兵になる者もあるらしいが、『ヤギホ魂』を穢す行ないとみなされ、公ではあまり好まれない(が、憧れる悪童は後を絶たない)。 【職人】 基本的には製鉄を生業とする者、鍛冶職人。 社会的地位としては神と国を守る《祝刃守》や軍人より下位に位置付けられているが、ヤギホの象徴・ヤギホ刀を作る存在であるため、非常に名誉な職種とされている。 部族内で徒弟制度をもち、各部族によってそれぞれの鍛冶方法があるようだが、ヤギホ刀作りは儀式の一種でもあるため、ほとんどのことが口伝であり、部外者に伝えられることはない。 現在の女王が即位してからしばらくして、選抜された鍛冶職人たちが大砲や鉄砲の鋳造を始める。製法を無許可で口外した者は『神のお求めのところになる』が、ほとんどの職人は女王の武力となれることに誇りを持ち、自ら道を逸れることはない。また、『神のお告げ』があれば密かに伝授されることもある模様。 近年発明された火薬・爆薬の製法も現在は限られた者にしか開示されていない。ただし、外国人でも女王への敬意とヤギホノミヤマへの貢献が認められれば学習・研究を許可される。 その他様々な道具作りの職人たちがおり、鍛冶以外の職人もいて、一定の尊敬を集めている。 【農民】 大地や平地で農作物を作る者たち。国の半数を占める日蔭者。食糧供給の点から公的には尊重されるが、戦に直接関係しないため、見えないところで蔑ろにされがち。 ほとんどはイモ農家である。大豆も生産されている。 豚も飼育している。一応ヤギホ豚というブランディングはされているが、特別に美味しいわけでもない。とは言え国内にしか流通しない上もともとの飼育頭数が少ないので、ちょっと貴重。 【漁師】 海辺で海産物を獲る人々。「海に潜れば何とかなる」と思われているため、農民よりも蔑ろにされている。 【商人】 大通商路に巣食う魔物のような存在。鍛冶職人たちの敵。生活に困窮した武士が武具を売ってしまうため、諸外国に鉄や鉱石が流出する原因となっている。 かつて取り締まられていた時代もあったが、現在の女王は、外貨獲得のため、また、ある目的のために、商業を奨励している。 【鉱夫/鉱女】 この国の最下層の人々。神の火の山で生涯神に対して赦しを乞い続けることを義務付けられた咎人たち。 落盤事故や酸素不足、有毒物質の噴出により命を落とす者が後を絶たないが、『神のお求めのところ』である。 彼ら彼女らが掘り出した鉱石が職人の手を経て武器となる。 何らかの罪を犯した者が落とされる地位。出身部族はあまり関係なく、ホカゲ族の者でも掘りに行かされる者が出る。女王を侮辱した者、何らかの秘密を漏らそうとした者、自分より上の身分の者を殺傷した者などが神官の裁きによって送り込まれるが、当人および当人の親族の同意を得ずに未婚の女子に種付けを試みた男がもっとも重い罪に問われ危険な場所に行かされる。表向きは「未婚の女子は将来女神の父となる男児を産む可能性があるので安易に穢してはならない」という理由のようだが、その法を定めた時代の女王が本当は何を考えていたのかなど記録に残っていない。 他、鉱夫/鉱女のさらに下に何らかの存在があるようだが、表社会から完全に葬り去られている。
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/10596.html
SAO/SE23-P05 カード名:《GGO》への潜入 キリト カテゴリ:キャラクター 色:青 レベル:0 コスト:0 トリガー:0 パワー:1000 ソウル:1 特徴:《アバター》?・《武器》? 【自】 [②] このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは自分の山札を見て《アバター》?か《ネット》?のキャラを1枚まで選んで相手に見せ、手札に加え、その山札をシャッフルする。 お前を斬り、HPゲージを吹っ飛ばせれば、 それで充分さ レアリティ:PR ナムコ×ソードアート・オンラインIIキャンペーン 来店特典(先行配布)
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/9620.html
GST/SE22-24 カード名:深淵なる闇の奇術師 キリト カテゴリ:キャラクター 色:青 レベル:1 コスト:0 トリガー:0 パワー:5000 ソウル:1 特徴:《謎》?・《ギガント》? 【起】 集中[①] あなたは自分の山札の上から4枚をめくり、控え室に置く。それらのカードのクライマックス1枚につき、あなたは自分の《ギガント》?のキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+2000。 ここからすべてが始まる… レアリティ:C 14/09/30 今日のカード
https://w.atwiki.jp/koesta/pages/40.html
衣装情報 衣装名 すばる用 虹色アバンガールさん(すばる) 夏日用 虹色アバンガールさん(夏日) 琴美用 虹色アバンガールさん(琴美) 部位 髪型 パラメータ タイプ 喜 怒 哀 楽 愛 憎 欲 勇 レベル 0 0 0 0 0 2 0 0 0 +1 0 0 0 0 3 0 0 0 MAX 解説 虹色のきらめく長い髪は、これからアイドル声優として活躍するであろう彼女たちの無限の可能性を表している。少しばかり活きが良すぎる気もする。【イベント限定衣装】 対応衣装 髪型 虹色アバンガールさん 服 アバンガールさんウェア 手 無(自由) 靴 アバンガールさんブーツ アクセ頭 アバンガールさんバイザー アクセ顔 アバンガールさんグラス アクセ体 ネコ型の名札 アクセ手 アバンガールさんアクセ 対応カード 入手方法 イベント「水着でおしごと」イベントショップ
https://w.atwiki.jp/blog2006/pages/98.html
グラドルさん編2
https://w.atwiki.jp/rowamousou/pages/1024.html
「……お、お母さん……?」 震えるような声で、愛乃めぐみは最愛の母の名前を呼ぶ。 しかし、それに応えてくれる母・愛乃かおりはここにいない。いつものように呼び掛けても、何も返ってこなかった。 それでも彼女は呼び続ける。 「嘘だよね、お母さん……こんなの、嘘だよね……?」 だが、結果は同じ。大好きな母が返事をしてくれることも、また目の前に来てくれる事もない。 そもそも、どうしてこんなことになってしまったのか? それが何よりも気になったが、思考が働かない。 元々めぐみは考えることが苦手な少女であり、それに加えて今の状況が彼女から思案する力を奪っていた。 いつものようにぴかりが丘で平和な日常を過ごしながら、幻影帝国の操るサイアーク達と戦っていた。そして、幼馴染の相良誠司や地球の神・ブルーと絆を深めあい、お母さんの手伝いをする……そんなささやかな毎日が幸せだった。 今日だって、みんなが待っている大使館に通って、友達みんなと楽しく過ごし……お母さんが待っている家に帰るはずだった。 だけど、気が付いたら見覚えのない場所にいた。どこなのかわからない闇の中に放り込まれて、周りに広がる無数の人影に困惑してしまう。 次の瞬間に突き付けられたのは、見知らぬ人物が開催する殺し合い。当然、めぐみはそれに従うつもりなど微塵もなかった。 持ち前の明るさと正義感で立ち向かおうとする。しかし、同時に見つけてしまった。最愛の母・かおりの姿を。 『めぐみ!』 『お母さん!』 その姿を見た瞬間、めぐみの中に生まれていたあらゆる決意が揺らいでいく。 どうして、母がこんな所にいるのかわからない。しかし、母の存在はめぐみにとって絶対の希望だった。子どもの頃からずっと一緒にいて、そして帰る場所で待ってくれている大切な人。 殺し合いという不条理な現実を忘れさせてくれるほど、かおりの姿は輝いて見えた。母の顔が、めぐみに生きる力を与えてくれる。 『あなた……めぐみなの!?』 『そうだよお母さん! わたし、めぐみだよ!』 かおりの呼びかけに答える為、めぐみは叫んだ。 そして、はっきりと見えない人ごみの中をかき分けるように駆ける。周りの人とぶつかってしまわないように進むが、そのせいで足元がおぼつかない。 『めぐみ! めぐみ!』 『お母さん! お母さん!』 それでも、めぐみは前を進んだ。大好きなお母さんに会う為に。 お母さんがこんな所にいる。どうしてお母さんがいるのかわからないけど、会いたかった。お母さんに会って話がしたかった。 お母さんに向かって、手を真っ直ぐに伸ばしたが―― ――ボガン。 「……ッ!」 記憶を辿っていく最中、脳裏に響いた爆音によってめぐみの意識は覚醒した。 そして、身体が一気にガクガクと震えていき、喉の奥から何かが湧き上がってくる違和感に襲われる。 反射的に表情を顰めてしまい、手で口元を押さえながら蹲った。そのまま急激に気分が悪くなっていくのを感じるが、めぐみにはどうすることもできない。胃の奥から迫りくる衝撃に耐えられず、盛大に嘔吐した。 口元に焼け付くような感覚が広がり、地面から酸気の強い異臭が漂う。自分の口から吐き出された嘔吐物による臭いだが、今のめぐみにとってはどうでもよかった。 「うそ、だよね」 先程と同じ言葉を、めぐみは零す。 だけど、それに対する返事は……やはり何もない。 「こんなの、嘘だよね」 まるで壊れたテープレコーダーのように繰り返すしか、めぐみにはできない。 否定の言葉を必死に紡ぐが、現実は何も変わらない。今が嘘で終わることはないし、否定される訳でもない。 それでもめぐみは必死に考えた。今が、悪い夢である可能性を…… 「お母さん……お母さん……お母さん……!」 その為に母を呼ぶが、彼女は現れない。 こんなの嘘だ。こんなのはただの悪い冗談だ。こんなのは待っていれば嘘で終わることだ。こんなのは、あり得ないことだ。 お母さんが、目の前で急に死んでしまったことなんて……あってはいけないことだ。 「嫌だよ……こんなの嫌だよ……こんなの、こんなの、こんなのって……ないよ」 じわりと、めぐみの視界が滲んでいく。 頬に一筋の雫が流れるが、それを拭うことなど今のめぐみにはできない。現実を否定すること以外、何も考えられなかった。しかし、無情にも現実は変わらない。 愛乃かおりが死んでしまった現実を変えることなど、彼女にはできなかった。 「お母さん……お母さん……お母さん……お母さん……お母さん……!」 今の彼女は迷子の子どもと同じ。はぐれてしまった親を見つけようとして、あてもなく彷徨い続けることしかできない哀れな子ども。 そしてかおりはもうどこにもいない。何故なら、殺し合いの主催者によって見せしめにされてしまったのだから。 小さい頃から、身体の弱かったお母さんの為に一生懸命お手伝いをしてきた。 海外で人助けの仕事をしているお父さんの変わりに、お母さんが喜んでくれるように頑張った。おつかいに行ったし、お掃除や料理も手伝ったし、言うこともたくさん聞いてきた。 そうすれば、お母さんは幸せになってくれると信じたから。そうやって、お母さんを笑顔にしてきたから。 大好きなお母さん。幸せにしてあげたかったお母さん。お母さんの為に頑張ることで、自分自身も幸せになれると信じていた。 でも、お母さんの笑顔はもう見られない。お母さんの顔はまるで風船のように破裂してしまい、そこから大量の血が―― 「嫌だ……嫌だ……嫌だ……嫌だよ……お母さん、お母さん、お母さん!」 めぐみの瞳から溢れ出てくる涙は止まらない。胸の中に溜まった悲しみや絶望と共に湧き上がるが、枯れる気配を見せない。 脳裏に焼きついた最悪の光景が、めぐみの心に深い傷を刻んでいた。 鏡の中に閉じ込められたけど、プリキュアとして戦えばまだ助けられる……そんな僅かな可能性も残っていない。取り返しのつかない、本当の死。 あまりにも唐突で、そして凄惨な現実が彼女を責め続ける。 お母さんの為に頑張ってきた。お母さんを含めた世界中に生きる全ての人を幸せにしたくて、プリキュアになった。みんなが幸せハピネスになれると信じてきた。 だけど、お母さんはもうこの世界にいない。これじゃあ、今まで何のために頑張ってきたのかわからなかった。 あんなに優しいお母さんがどうしてあんな目に遭わないといけないのか。お母さんは何も悪いことをしていないのに、どうして犠牲にならないといけないのか。 どうして、お母さんが愛や幸せを感じられなくなるのか。 どうしてわたしが生きて……一生懸命に生きているお母さんが死ななければならないのか。 虚無感。疑問。悲哀。それらによって、めぐみの心がどんどん擦り切れていく。ギリギリと音を鳴らしながら、心が摩耗していく。 どうにもならない苦痛を吐き出すように母の名前を呼び続けるが、それはめぐみに何の救いも齎さなかった。 「お母さん! お母さん! お母さん! お母さん! お母さん! お母さん!」 「おい!」 しかし突然、負の感情をせき止めるかのような声が響く。 ピクリと震えながら反射的に振り向くと、見知らぬ黒髪の少年が立っていた。歳と背丈は相良誠司と同じに見えて、頼り気な雰囲気を放っている。 だが、声の主にすり寄る余裕など今のめぐみにはなく、ただ目を合わせることしかできなかった。 「えっと、その……大丈夫か?」 「……誰?」 「俺か? 俺は、えっと……」 少年は困惑したような表情と共に頬を掻く。 それに違和感を抱く暇もなく、少年はめぐみに手を伸ばしてきた。 「……とりあえず、俺は怪しい者じゃない。君をどうにかしようかなんて、全く考えていないから……落ち着いてくれないか?」 諭してくれるような声からは嘘が感じられない。 真偽はわからないが、それを考える力は微塵もなく、めぐみは差し出された手を掴むことしかできなかった。 その手は逞しく、温かい。確かなぬくもりが存在していた。しかし、それで心が癒される訳ではなく、むしろ目尻から更なる涙が溢れてしまう。 もう、お母さんの手を握れない。お母さんの温かみを感じることが、永遠にできない。そう考えた瞬間、言葉では表現できないほどの虚無感と悲しみに襲われてしまった。 「お、おい……!」 「ごめんなさい……泣いてちゃいけないのに、みんなを幸せハピネスにしないといけないのに……でも、でも、でも……!」 感情を誤魔化す為に紡がれる言葉は続かない。ただ、鼻声になるだけ。 目の前の少年が困惑しているにも関わらず、めぐみはひたすら涙を流すことしかできなかった。 ◆ 桐ヶ谷 和人。いや、VRMMORPGの世界で最強ランクの実力を誇るプレイヤー・キリト。 謎のデスゲームに放り込まれた彼は今、愛乃めぐみという少女の隣にいることしかできなかった。 殺し合い。あの茅場晶彦が首謀となったSAO事件とはまた違った意味で悪辣なゲームだと、キリトは思う。人間の尊厳を奪い、一ヶ所に閉じ込めて戦わせる……考えただけでも反吐が出る所業だ。 無論、キリトはそんな戦いに乗るつもりなど微塵もなかった。優勝した暁にはどんな願いでも叶うらしいが、こんなことをさせる連中が本当のことを言う保証などない。むしろ、最後の最後で裏切られる可能性の方が、よっぽど高かった。 戦闘を仕掛けてくるレッドプレイヤーが現れるなら別だが、それでも余程のことがない限り命を奪いたくない。人を殺す痛みを味わうなんて、御免だった。 だけど、今はそれどころではない。生きる為の手段を考えることは勿論大切だが、めぐみをどうするかが先決だった。 めぐみの肩を抱いて、備え付けられたベンチに何とか座らせたが一向に泣き止んでくれない。どうすれば彼女が立ち直ってくれるのかが思い浮かばなかった。 (お母さん……か) めぐみは泣き喚きながら必死に母の名前を呼んでいた。恐らく、見せしめにされてしまった女性は実の母親なのだろう。 目の前で実の親が殺されるという、言葉で表せないほどの絶望に突き落とされたのだ。そんなめぐみを慰めることなどキリトにはできない。 安易な励ましの言葉を与えても、逆に傷付けてしまうだけ。元々、人付き合いがそんなに得意ではないキリトに、そういった言葉が瞬時に思い浮かぶ力は持っていなかった。 情けない。ゲームで生き残る為のスキルを身に付けて、数多の渾名を手に入れたとしても、たった一人の少女すら救えなかった。 ただ、めぐみの隣にいることしかできない。悲しみに沈んだめぐみを守る……それが唯一、キリトにできる支えだった。 今の彼女を一人ぼっちにさせたら何をするかわからない。半狂乱のまま暴走するかもしれないし、最悪の場合として自殺する恐れもある。かつて、SAOでそんなプレイヤーを何人も見てきた。 全滅してしまった《月夜の黒猫団》の悲劇を、もう二度と繰り返してはいけない。キリトは自らにそう言い聞かせた。 どれだけの時間が流れたのかはわからない。 十分か、三十分か、あるいは一時間か。しかし、それも今は関係ない。 気が付くと、めぐみは泣き止んでいたが、まだ声を詰まらせている。憔悴のあまりに泣く力すらも尽きてしまったのかもしれない。 どうしたらいいかとキリトは考えたが、 「……キリトさん、ありがとうございます」 俯きながらもめぐみは呟く。そのままゆっくりと顔を上げてくれた途端、キリトは言葉を無くした。 めぐみは笑っている。しかし、その表情はくしゃくしゃに歪んでいて、何よりも目の周りが真っ赤に染まっていた。自分を心配させない為に、笑顔を浮かべているだけ。 あまりにも痛々しくて、直視するだけでも辛くなってしまう。 「めぐみ……」 「キリトさん、わたしを守ってくれて……本当に、ありがとう」 「えっ?」 「本当は、わたしがキリトさんやみんなを守らないといけないのに……情けないよね。ごめんなさい」 そう言いながらめぐみはベンチから立ち上がるが、膝がフラフラと揺れてしまい倒れそうになる。 反射的にキリトはめぐみを抱き留めた。彼女の体はとても華奢で、それでいてアスナやシノンよりも儚く見えてしまう。このまま離してしまえば、粉々に砕け散ってしまいそうなほどに。 見るだけでもいたたまれなくなるが、必死に堪える。ここで目を逸らしてしまったら、本当にめぐみが壊れてしまいそうな気がして。 「あっ……ご、ごめんなさい!」 「謝る必要なんてない。むしろ、めぐみの方こそ無理をするなよ」 「む、無理なんて……してないよ!」 その叫びからは血を吐くような思いが感じられた。 めぐみの瞳は滲んでいき、またしても涙が溢れていく。小さな雫は頬を伝って、そのまま地面に零れ落ちていった。無言で見つめてくる少女に対して、キリトは思い付く限りの励ましを告げる。 「すまない……俺には、めぐみの辛さや悲しみを全部理解することが出来ない。こんな俺に君を慰められるとは、思えない」 「……キリトさん?」 「でも、俺は君を助けてみせる。絶対に死なせたりなんかしない……これだけは本当だから、信じて欲しい」 胸の中に宿る感情を解き放つように、キリトは必死に言葉を紡ぐ。 会ったばかりの自分に、母親を殺されてしまっためぐみの痛みを癒すなんて出来る訳がない。それを認識した上でキリトは告げた。 どうして、めぐみにここまで肩入れしたくなるのかは、キリト自身もわかっていない。最初に出会った相手だからか。それとも、幼い頃に事故で両親を失ってしまい、めぐみと同じ境遇になった過去があるからか。 答えは見つからないが、めぐみを守りたいと思ったのは心からの本心だった。 「……それくらい、わかってる。だって、キリトさんは泣いていたわたしの隣にずっといてくれた……だから、キリトさんがいい人だってこと、最初から信じてた」 「そっか……めぐみ、ありがとう」 「キリトさんこそ、ありがとう」 儚げな言葉と共に、めぐみは笑う。涙は未だに溢れ続けているが、それでも彼女は笑ってくれていた。 それは先程と同じように無理をして作った笑顔だが、ほんの少しだけ自然な雰囲気が感じられる。僅かだが、痛みが和らいだのかもしれない。 そんなめぐみを安心させる為に、キリトも出来る限りの笑顔を向けた。 「こんな時に言うことじゃないけど……よろしくな、めぐみ」 「うん……よろしく、キリトさん」 戸惑いながらも、互いに握手をする。 白くて小さな手から感じられる温かさは、決して虚構なんかじゃない。正真正銘、本物の人間が持つ体温だ。 この手を絶対に離してはならない。例えこれからどんな困難が待ち構えていようとも、絶対に守ってみせる……愛乃めぐみを見つめながら、キリトは心からそう強く誓った。 【E-4 公園/一日目/深夜】 【愛乃めぐみ@ハピネスチャージプリキュア!】 【状態】とても強い悲しみ、精神的疲労(大) 【装備】プリチェンミラー&プリカード一式@ハピネスチャージプリキュア! 【所持品】基本支給品一式、不明支給品。 【思考・行動】 基本:みんなのハピネスを守りたい。 0:お母さん…… 1:今はキリトさんと一緒にいる。 【キリト@ソードアート・オンライン】 【状態】健康 【装備】エリュシデータ@ソードアート・オンライン、カゲミツG4フォトンソード@ソードアート・オンライン 【所持品】基本支給品一式、不明支給品。 【思考・行動】 基本:殺し合いに乗るつもりはないが、生き残る。 0:今はめぐみを守りながらこれからのことを考える。 1:これからどうするか?
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/14840.html
SAO/S51-090 カード名:手掛かりを求めるキリト カテゴリ:キャラ 色:青 レベル:1 コスト:0 トリガー:0 パワー:4000 ソウル:1 特徴:《アバター》・《武器》 【永】 あなたの手札が5枚以上なら、このカードのパワーを+2500し、このカードは『【自】 アンコール [手札のキャラを1枚控え室に置く]』を得る。 ……俺は、どうすればいい? レアリティ:C 劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-収録
https://w.atwiki.jp/saoac/pages/205.html
≪神技の黒影≫キリト タイプ レアリティ:★★★ 武器種:二刀流 ロール:バランス 説明文 SAOにおいて攻略組として最前線に立っていた頃の記録。 過酷な環境下において彼はソロプレイヤーであることを選び続けた。 ステータス Lv HP STR VIT INT 1 14 3220 386 160 321 100 習得スキル一覧 スキル名 スキルレベル 効果 クールタイム(秒) 修得レベル - - - Lv.3 Lv.6 Lv.10 Lv.13 Lv.16 Lv.20 Lv.25 Lv.30 Lv.40 Lv.50 Lv.1/覚醒Lv.1 Lv.1/覚醒Lv.2 Lv.1/覚醒Lv.3 Lv.1/覚醒Lv.4 Lv.1/覚醒Lv.5 コメント 以下のコメント欄は情報提供用です。雑談等は雑談・質問へお願いします。 できれば以下の書式でコメントしていただければ幸いです(そのままコピペ編集できるため) 無理な方は普通のコメントで構いません。 |スキル名|スキルレベル|効果|クールタイム(秒)|修得レベル| 例:|コンバットヒーリング|1|自然治癒力を高め・・・|-|Lv.3| 名前
https://w.atwiki.jp/ariden/pages/493.html
/ / \ \≧=- __彡 / 、 . .、 .. { }\ . .》 / /| |. \ \ . .{ __彡. , { | _ヽ | . ハ ./ 刄 ‘, . / ,. { {__、 . ,ィ示笊ミ、 . //,. / 芹 \ | f仍'//C }ゝ . '//., / | 从ィf示ミ、ハ 、 | VZ リ / ! |、 \ ///, /| {〃V//C ヾ \ |  ̄ 从 } } ヾ'///,.. | | ヾ V少' \ | | /| ! /////., ! 从 ヽ ヽ | / .| / ./ 从/////,.从ハ { ヾ }/ .ノ' ./ /.'/////,|/ Y ハハ _ rー 彡 /. '/////, | ルハハ -- ‐ 八 / '/////, リ /{ /{ / '/////, \ / .| 从' { '>彡 へ _ -‐=≦> .、 / |/ } / .◇ゝ -=≦ニニ≫=}ニ}> -- < |{ニニニニニニ-彡<◇◇ニニ≫ ''_ -=≦ニ|. |ニニニニニニ{ r-- ====≦ニニニニ | !ニニニニニニ| |ニニニニニニニニニニニニv V=- _ニニ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃名前:キリト┃性別:男性┃ランク:☆☆☆┃配合回数:5┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┃HP:91┃基礎ダメージ:32┃ランダムダメージ:1d1┃敏捷力:107┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃《特技名/種類/説明》┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┃固定攻撃 ┃攻撃┃敵に基礎ダメージを与える┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┃神速攻撃 ┃攻撃┃敵に固定攻撃を与えた後、自身の敏捷力を+5して、任意の控えと交代する┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┃太極拳 ┃攻撃┃敵に基礎ダメージ-1の固定攻撃を与え、HP回復不可にし、┃. ┃ ┃任意のスキルの発動回数を1つだけ-2する(-になる)┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┃二刀流 ┃補助┃次のターンのみ基礎ダメージ+30、敏捷力+10で2回行動が可能となる┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃《タイプスキル/種類/発動回数/説明》┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┃片手剣 ┃補助┃固定攻撃でダメージを与える度に自分のHPを回復し、敏捷力+7┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┃黒の剣士┃補助┃このキャラは敵のダメージ減少効果を無視し、攻撃前自らのダメージ・敏捷減少効果を元に戻す┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫┃背水の陣┃防御┃1┃戦闘不能時、HP1かつ基礎ダメージ+12、敏捷力+13で蘇生する(控)┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/12133.html
術・技名 分類 武器・魔鏡 備考 バーチカル・アーク 術技 ミスリルサーベル レイジスパイク 術技 シルバーソード スネークバイト 術技 クイーンズ・ナイトソード ライトニングフォール 術技 エリュシデータ ライジング・ラッシュ 術技 ダークリパルサー サベージ・フルクラム 術技 ブラック・プレート ヴォーパル・ストライク 鏡装 黒の剣士 キリト 秘技→ダブル・サーキュラー ホリゾンタル・スクエア BST鏡装 夜空の剣士 キリト 秘技→エンハンス・アーマメント スターバースト・ストリーム コラボ魔鏡 二刀流の所持者 【夜空】スターバースト・ストリーム 終決魔鏡(コラボ) 共に長き旅へ