約 4,686,880 件
https://w.atwiki.jp/mousouvs/pages/1343.html
コスト590 ランスロット・コンクエスター ランスロット・アルビオン 紅蓮聖天八極式 蜃気楼 コスト560 ランスロット・フロンティア? トリスタン・ディバイダー 紅蓮可翔式 コスト450 トリスタン モルドレッド パーシヴァル ギャラハッド サザーランド・ジーク? 神虎(シェンフー) コスト420 ヴィンセント(ロロ機) ヴィンセント(指揮官機) サザーランド・エア(純血派仕様)? サザーランド・エア(純血波機) サザーランド・エア(純血派機)? サザーランド・エア(純血波仕様)? サザーランド・エア(セシル機) 紅蓮弐式(甲壱型腕装備) 斬月可翔? 暁可翔(直参仕様)? コスト280 ヴィンセント(ロイヤルガード機)? ヴィンセント(グラウサム・ヴァルキリエ機)? ヴィンセント・ウォード ポートマンⅡ サザーランド・エア グロースター・エア? ガレス? 斬月? 暁可翔? 暁(直参仕様)? コスト270 暁? コスト200 鋼髏(ガン・ルゥ) パンツァーフンメル?
https://w.atwiki.jp/codegeasslc/pages/15.html
※要編集 ギアス篇クリアで追加 ミレイと会話しまくる? [エンディング] 現在は、 ミレイ シャーリー スザク ルルーシュ ナナリー 以上が確認されている。
https://w.atwiki.jp/777townforandroid/pages/1513.html
デザイン imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 機種 パチスロコードギアス 反逆のルルーシュ アニメーション なし 備考
https://w.atwiki.jp/geass/pages/2.html
◇ MENU ◇ トップページ ◇ LINK ◇ 公式サイト MBS公式サイト 保管庫(新) 保管庫(旧) 画像あぷろだ
https://w.atwiki.jp/code_geass/pages/24.html
■確定演出いろいろ (以下の演出は、発生した時点でいろいろ確定します) (ナナリー目やアラジン系演出などの、マイスロでも告知されるものは除いています) ≪高確率/超高確率/各種状態確定≫ ベルでリールがフラッシュ(高確率以上) 通常時、会話ウィンドウ赤(高確率以上) 通常時、埠頭ステージへ(高確率以上) 通常時、進軍ステージへ(高確率以上/前兆) ≪ボーナス確定≫ 小役ナビの矛盾 連続ギアスエフェクト4段階まで発展 キリン柄各種 レインボー柄各種 通常時、会話ウィンドウ銀枠 会話ウィンドウ金枠 ≪ART上乗せ確定≫ BB中、「狙え!」で皇帝カットイン RB中、金枠カットイン RB中、「狙え!」カットイン リールロック付き「狙え!」カットイン(さらに強ロックなら斜め揃い) ≪ARTストック数示唆≫ ART中、会話ウィンドウ銀枠(1以上確定) ART中、C.C.会話ウィンドウ赤(1以上確定、経験上は2以上?) 「崩落のステージ」演出(5以上確定、7以上という情報は間違い) ■違和感演出いろいろ (初見では気づきいにくいが、打ち込むとわかる確定演出) ART準備中にバトル発展(ボーナス) 小役後1G目では無演出、2G目でギアスエフェクト発生(ボーナス) 強リールロックで弱レア(ボーナス) 無演出で強レア(ボーナス) 角チェ&払い出しなし(ボーナス) ART残り10Gでカレン「きたぞ!」が出ない(ループ継続) ARTバトル中、青ギアスエフェクト(C.C.揃い) ■非確定演出いろいろ (初見では確定のように見えるが実は違う) 「囚われのナナリー」演出 「ヒロインは君だ!」演出でルルーシュ登場 通常時、演出発生→次Gで画面が割れる→バトル発展 カスタム対応演出(例:ジェレミアカスタムで「全力!」の連呼演出) 進軍ステージレベル4(ART確定っぽいがまれに入らない) ARTバトル中、紫カットイン(C.C.揃い示唆だが、揃わない事もある)
https://w.atwiki.jp/lcss/pages/50.html
前話 「死んだ? シャーリーが?」 強化ガラスに包まれた檻の中。スザクに友の死を告げられたカレンは、思わず腰を浮かせた。 「自殺だったよ」 スザクが淡々と告げる。そんな彼の落ち着きようが、カレンにとっては腹立たしかった。 カレンは強化ガラスに近寄って、さらにそのガラスを割らんばかりの勢いで手をついた。もちろん、強化ガラスが人の手で割れるわけはなく、軽くしなりもしなかった。 「何言ってるのよ! そんな事をするような子じゃないって言うのはあなただって知ってるでしょ!?」 「……」 スザクは、そんなカレンの行動をどこか冷めた様子でみつめていた。その温度差に、カレンは益々腹を立てた。 「もっとよく調べなさいよ!」 「調べるさ」 スザクは強化ガラスに歩み寄る。 「いや、調べるまでもない。この事件に犯人がいるとすれば……」 カレンは小さく息を呑んだ。 不可能を可能にする“力”の存在。それを、カレンはよく知っていた。 スザクは頷いた。 「そう、ギアスだ。そして、ギアスを使えるのは現段階ではルルーシュ一人だけ」 一歩、二歩と二人の距離が縮まっていく。スザクの足取りはどこまでも落ち着いていた。 その様子は、とても不気味だった。なぜ、そんなに落ち着いていられるのかカレンには理解できない。死んだのはあのシャーリーだというのに。まるで何かをふっ切ったような。それでいて何かを諦めたような。 カレンは寒気がした。空調が完全に管理されたこの部屋で、室温が急激に下がることは無い。それでも、勝手に体が震えた。思わず、カレンは自分の体を庇うように抱きしめた。 スザクがさらに近寄ってくる。彼が強化ガラスの前に辿りつくと、ガラスはなぜかすんなりと両側に開き、彼を受け入れた。 「ちょ、ちょっと……」 カレンは後ずさった。今まで感じた事のない圧迫感があった。カレンは肉体的にもスザクに匹敵する力を手に入れたはずだった。その自負はあった。しかし、怖い。今のスザクはとても怖い。どこに向けられるか分からない、読めない感情。それがカレンには怖い。 例えば銃が二丁あったとする。一つは正常な銃。もう一つは撃った後、どこに飛んでいくか分からない壊れた銃。 どちらが怖いかと言えば、一般人からしてみれば両方怖いが、カレンレベルの達人になると怖いのは断然後者だ。 正しく撃ちだされる銃をカレンは恐れない、所詮銃は銃身が向けられた先にしか飛ばないからだ。だが、どこに飛ばされるか分からない銃は、回避のし様が無い。ゆえに怖い。 今のスザクは、言うならば壊れた銃だった。弾丸は強力。しかし、いつ撃ちだされるのか、どこに撃ちだされるのか。その弾は、カレンを傷つけるのか、それともスザク自身を傷つけるものなのか。 ありえない。 そんな壊れた銃のような感情を、すました顔で持ち続けているなんてイカれている! 「カレン。今のゼロは誰だ」 「ゼロの正体は知らない。捕まった時にも言ったでしょ」 スザクの瞳の奥が、鋭い光を発した。 「もう、たくさんだ。これ以上悲劇を生みださないためにも」 スザクが足を止めた。二人の距離は、手を伸ばせば届く程に近くなっていた。 「できれば自分から話してほしかった。友逹のシャーリーのためにも」 「!」 カレンは自分の体温が上昇していくのを感じた。 右手が感情で動く。 パンという乾いた音。ぶたれたスザクの左ほほは、赤くなった。 「親友を売ったあんたに言える事!?」 「先に裏切ったのはどっちだ!」 カレンは怒鳴った。スザクも。しかし、彼の方はすぐに口調を静かなものに戻した。 「話してもらうよ」 「ルルーシュの事は知らない! 何度言えば分かるのよ!」 スザクは一拍置いて、 「シャーリーの亡きがらに誓って、そう言えるのか?」 不意に、心臓にナイフが突き立てられたかのような感覚がして、カレンは言葉を詰まらせた。 そこに隙が生じた。スザクは一気にカレンとの距離を詰めた。 「話してもらう。すべて」 スザクの懐から銃型の注射器が現れる。それを見て、カレンはギョッとした。 リフレイン。 間違いなかった。あの薬をカレンはよく知っている。 カレンの反応は遅れた。それが命取りとなった。カレンはあっという間に腕を取られ、身動きできなくなってしまった。 「やめて、やめてよ。嫌だって!」 もがいてみるが、スザクの腕は鋼のように固く、動かない。 「恐がらなくてもいい」 スザクはびっくりするほど安らかな口調で告げる。 「君はすぐに自分の意思を失い。僕の質問に答える」 スザクが注射器を構える。 「……い、いや」 「従ってもらう。命令に」 スザクの腕が動く。注射器がカレンのうなじに近寄っていく。 あれは悪魔の薬だった。 今まで生きてきた全てが、文字通り無となる薬。 痛みは一瞬。その一瞬で、カレンはすべてを失ってしまうのだ。 兄、母、ルルーシュ、生徒会、黒の騎士団、そして、 「ライ……」 カレンは目を閉じた。 しかし、痛みはいつまで経ってもやってこなかった。 ○ 「スザクッ!」 ロイが走りざまに放った拳は、鋭い角度で同僚の左頬に突き刺さった。手加減は一切しなかった。頭蓋骨に固いものがぶつけられたような鈍い音が響き、スザクの頭は大きく揺れた。 「!」 スザクは吹っ飛んで、背中を強化ガラスにぶつけて止まった。 「……ロイか」 俯いていたスザクの顔が上がり、その視界に、肩で息をするロイをとらえる。同時に、スザクの口元から一筋の血が流れる。 向けられた視線にロイはゾッとした。そこには優しい親友の皮を被った化物がいる。そんな錯覚を起こさせる程、スザクの瞳は極寒の如く冷たいものだった。 しかし、ロイは心は怯んでも、体では怯まなかった。スザクのした事――しようとした事は、絶対に許容できるものではない。 ロイは早足で――といっても周りから見たら一瞬で――スザクとの距離を詰めると、いつか自分がされたようにスザクの襟を思いっきり掴み、そのままガラスに押しつける。スザクは無抵抗だった。 「……僕の言いたい事が分かるか?」 ロイは、感情を抑えるので必死だった。 スザクは、唇を噛んだ後、叫ぶように言った。 「これ以上、犠牲を出すのは嫌なんだ! だから、俺は」 「……」 ロイは腕の力をさらに強めた。それに従って腕が震える。とても悔しかった。親友がこんな下らない事を言いだすのが、本当に悔しかった。 「だからって、こんな手段が許されるのか」 「許されない。そんな事は百も承知だ」 「それが分かっていて、なぜだ。なぜ、こんな事をする」 「シャーリーが死んだんだ!」 ギュッと、心臓が締め付けられたような息苦しさをロイは感じた。あの光景。冷たくなった彼女を発見した時の光景と、その時の感情がロイの中で蘇る。 いつの間にか、スザクの瞳は滲んでいた。 「これ以上犠牲を出さないために、俺は」 「だからって」 ロイは歯を食いしばった。そうしなければ、自分も泣いてしまいそうだった。 「僕たちが、テロリストみたいな手段を使っていい理由になるか!」 「テロリスト?」 スザクは何かに気づいたかのように体を震わせた。 ロイはさらに言った。 「人の意志を奪って、否定して、服従させて、それでシャーリーが喜ぶものかっ!」 スザクの瞳は大きく見開かれた。 「人の意志を奪う? 否定する? そ、そうだ。俺は……」 スザクの手からリフレインが滑り落ちた。注射器は落ちた衝撃で壊れ、床に砕け散った。これでは、もう使い物にならないだろう。当然、中身のリフレインも。 ロイは腕の力を抜いてスザクを開放した。スザクは力なく床に膝をついた。 「……俺は、そうだ。アイツの、“奴等”のようには……」 スザクは立ち上がろうともせず、何やら力なく呟いていた。 ロイは悲しげな瞳でそんなスザクを見つめ、そして逸らした。 見ていられなかった。 人の死は――大切な人の死は、時に人を狂気に走らせる。 だからこそ失ってはいけなかった。守らなければいけなかった。 しかし、できなかった。 ロイは、改めてシャーリーを救えなかった事に対する後悔を、抱かざるを得なかった。 無くしてしまったものは、あまりに大きかった。 「ねぇ」 声をかけられた。女性の声だが、アーニャではない。彼女はまだ、ここには来ていない。 そういえば、紅月カレンがいたんだった。ロイは振り返って、紅月カレンのいる方に体を向ける。 「同僚が失礼した。彼に代って僕がお詫びを――」 言葉は最後まで言えなかった。 「!!」 軽い衝撃があった。下を向けば、細やかな赤い髪が目の前にあった。 「充分よ……」 呟いたのは紅月カレンだった。その声の響きが、なぜかとても心地よかった。 カレンの腕は、ロイの背中まで回されていた。そして、彼女の顔はロイの胸にしっかりと預けられていた。 二人の距離は――ゼロだった。 ロイの鼻孔を、甘い紅月カレンの匂いがくすぐった。 「あなたが生きていると分かっただけで、私は充分」 「……へっ?」 ロイはまぬけな声を出した。 「ありがとう。生きていてくれてありがとう……」 抱きしめる力が強くなる。ロイはされるがままになっていた。なぜか、抵抗する気はおきなかった。テロリストに不意に近寄られたというのに危機感はまるで起きない。母親に無条件で抱かれる赤子のように、彼女に包まれるその事実が、ロイには自然の事のように思えた。 紅月カレンは腕の力を緩めた。力強そうだが、細く少女らしい小さな手が、ロイの頬を挟んだ。 この間も、ロイは無抵抗だった。 力が入らないのだ。体の骨という骨が抜かれてしまったかのようで、ロイは紅月カレンのされるがままになっていた。 紅月カレンは、ロイの目前でほほ笑んだ。少女の綺麗で大きな瞳には、涙がにじんでいた。 その涙の訳を、ロイは無性に知りたくなった。なぜか、紅月カレンが涙を流しているところを見るのを、ロイは嫌だなと感じたのだ。できるならば、その涙を止めてあげたいとも思った。ただ、その泣き顔は、とても綺麗だな、とも思った。 ロイは、いつの間にか紅月カレンの瞳に釘付けになっていた。 すると、その瞳が突如接近した。 「!」 フワッと小さな風が吹いた後、ロイの唇に、紅月カレンの唇が重なっていた。 それはぎこちないキスだった。顔は強く寄せるのだが、舌を入れるわけでもなく、ただの見よう見まねの不慣れなキス。しかし、そんなキスでもロイは満たされた。そして数秒後には、ロイは夢中になって、紅月カレンの体が軋むほど強く抱き返していた。 もっと感じたいと思った。紅月カレンを、ロイはもっと実感したいと、そう強く願った。それは自分から自分への脅迫に近かった。 「んっ」 密着している紅月カレンの唇から、つややかな声が漏れる。腰にまわされたロイの、腕の締め付けが強すぎるのだろう。しかし、ロイは腕の力を弱めなかった。 放したくない。 離したくない。 そんな欲望がロイを支配していた。 もはや、ロイは何も考えられなかった。ただ、思うだけ。 もっと、もっと、と。 ロイは、それこそ自分と一体化でもさせるような勢いで紅月カレンを引き付ける。紅月カレンは苦しそうだったが、それでもそれを嫌がったりはしなかった。むしろ、彼女も強く抱き返してきた。 「何をしているの」 冷たい声がした。ロイは冷水をぶっかけられたかのようにハッと我に返り、紅月カレンから体を離した。 僕は、今一体何を……?。 自分が一体何をしていたのか。それを気付くのに、ロイは数秒を要した。 「何をしているの、と聞いてる」 再度の声。ロイが目を向けると、そこにはアーニャがいつも通りの顔で立っていた。 「アーニャ」 「……」 ロイには答えず、アーニャはその瞳を紅月カレンに向けた。 「!」 アーニャが懐から取り出したもの見て、ロイは紅月カレンを庇うようにして体を移動させた。紅月カレンはロイの後ろにありながらも、挑発的な態度でアーニャを見返し、その足幅を広げ、自身を完全な戦闘態勢へと移行させていた。 「まてアーニャ。どうするつもりだ」 「ロイどいて。そいつ殺せない」 アーニャは淡々と恐ろしい事を言った。銃口を突き付けるアーニャの目は本気だった。 「だめだ。勝手に殺すのは」 「でも、そいつ――」 ロイはアーニャの射線に立ったまま、紅月カレンに向き直った。先ほどの影響で、いまだ高鳴っている心臓を落ち着けるために、一つ咳払いをする。ただ、紅月カレンの顔はまっすぐ見れなかった。 「紅月カレン。何が目的かは知らないが、今回の行動は見逃す。ただ、今後はこのような行動は慎んでもらいたい。さもなければ、次は無警告で射殺することもありうる」 「ねぇ、私が分からない?」 訳の分からない質問だった。なんか最近そんなのばっかだな、と思いロイは片眉を寄せた。 「分かるよ、紅月カレンだろ」 「違うの。そうじゃなくて!」 紅月カレンは、先ほどのようにロイに寄り添おうとした。ロイは怯えるようにパッと後ろに下がって、それをかわした。 「……き、君には聞きたい事があったけど。日を改める事にするよ」 赤くなった顔を隠すように、ロイは紅月カレンに背を向け、そばのスザクの手を取ると、檻の出口に足を向けた。 早くこの場を離れたかった。そうでなければ、また自分は我を忘れて何をしでかすか分かったものではない。なぜか、この場はロイにそんな不安を強く抱かせる。 「待って!」 紅月カレンは手を伸ばした。しかし、それを阻む人影があった。 アーニャだった。 「ちょっと、どきなさいよ!」 「どくわけないでしょ、馬鹿」 アーニャの手には銃が握られたままだった。しかし、紅月カレンは引かない。むしろ、やるならやってやるぞ、とでも言わんばかりに相手を睨みつける。 「そうやって、ロイまで籠絡する気?」 「……は?」 籠絡、という聞きなれない言葉に、カレンは緊張をそがれた。 「あなたが、かつての恋人を、でかいだけの体で仲間に引き入れたのは知ってる。ロイにも同じことをするつもり?」 アーニャは銃を懐にしまった。そしてロイの後を追うように踵を返す。ただ、アーニャは視線だけをカレンに向け続けて、 「下卑な女」 と、吐き捨てるように言った。最初、カレンは呆然とその言葉を聞いていたが、すぐに自分がどのように思われていたのか理解したのだろう。顔を真っ赤にして、 「なっ、なんですってぇ! そんな格好してるあんたに言われたく無いわよ!」 と、アーニャの後を追った。しかし、ラウンズ全員が檻を出た後、すぐにガラスの扉はしまってしまった。 「ちょっと待ちなさいよ! ああ、もう!」 カレンは、立ちふさがるガラスの扉に蹴りを入れると、そのままガラスに寄り掛かった。 「もう、本当に……」 ガラスにコツンと額を当てて、そのままうなだれる。 「本当に良かった」 カレンは誰もいなくなった部屋のなかで、ポロポロと涙をこぼした。 ○ ロイが地下でひと騒ぎしているころ、 「ああ、ではまたね」 ロイ・キャンベルの副官。アルフレッド・G・ダールトンは携帯の通話を切ると、疲労を感じさせる息を吐いた。 「探しましたよアルフレッド卿。それにしてもお疲れのようですねぇ」 休憩室に細い体格の男が入ってきた。アルフレッドがよく知る男で、名をロイドといった。ロイドはアルフレッドの上官であるロイの専用KMF開発リーダーであり、アルフレッド自身もロイの副官になってからはいろいろお世話になっていた。 「これはロイド伯爵」 アルフレッドは思わず席を立とうと腰を浮かす。ロイドはアルフレッドのような身分の低い貴族ではなく、伯爵階級の人間だった。 「やめて下さいよぉ。そういうのは無しにしましょ」 と、いつもと同じ白衣の、その袖を振りながらロイドは言った。 「はぁ」 アルフレッドは再び腰を下ろした。それを確認すると、ロイドは満足そうに笑い、近くの自販機でジュースを二つ買うとアルフレッドの隣に腰かけた。 「今の電話。もしかして彼女さんとかですかぁ?」 唐突な質問に、アルフレッドは呆気にとられた。 そんなアルフレッドの手に、ロイドは缶コーヒーを手渡す。 「ビンゴなのかな?」 「いえいえ、とんでもない。彼女なんていませんし、さっきの電話はアッシュフォード学園の学生からですよ」 「ああ、そう言えばアルフレッド卿は学園で教師役をしておられるんでしたね」 「ええ、キャンベル卿達の護衛のために仕方なくですが」 そう言って、ほほ笑んだアルフレッドの顔には、強制されている人間特有の陰湿さはない。 実際のところ、アルフレッド自身、教師というのをけっこう楽しんでいた。 軍隊に入隊しなければ、こういう生き方もありだったかもしれないなとも思ったりしたほどである。もっとも、アルフレッドは軍人であることに誇りを持っているので、転職、という考えは一切浮かばなかったが。 「さっきの電話も女性のようでしたし、アルフレッド卿はさぞ女子生徒に人気があるんでしょうね。噂ではすでに何人からか告白をうけたとか」 「そ、そんな話をどこから」 「ギルフォード卿と、あとは僕の未来の奥さんですよ~」 「……なるほど。どちらにも困ったものだ」 アルフレッドは苦笑し、その口元におごってもらった缶コーヒーをもっていく。一口飲んで、 「彼女達はただ単に年上の男性に憧れているだけでしょう。本気ではないだろうし、私もあまり興味はないですね」 「おや、年下の女性には興味がおありでない?」 「無いです」 アルフレッドは断言した。そして懐かしむようにどこか遠くを見つめた。 「私の好みは、年上です」 「ほう」 ロイドが興味深そうに、顎を指でなぞった。 「強く、猛々しく、それでいて思慮深い。勇気と知恵を兼ね備え、時折かけていただけるお言葉には厳しさと、思いやりがあふれる。圧倒的なカリスマと力をお持ちで、それを手に入れるために努力を惜しまない。そんな女性が、私は……」 そう喋るアルフレッドには、どこか陶酔の色があった。 「私は好きです」 「えっと、それってコーネリア殿下の事じゃ……」 「!」 アルフレッドの顔が赤く染まった。 「な、なにをおっしゃるのですかロイド伯爵! 私はそんな、姫様に対してそんな、そんな……。そんな滅相もない! 確かに姫様のお姿はみ目麗しく、先ほど私が上げた女性像に酷似しているかもしれませんが。そのような目で姫様を見た事は、私は一度もありません! ええありませんとも! 変な言いがかりをするとロイド伯爵でも怒りますよ」 アルフレッドは椅子から腰を浮かせて抗議した。 「分かりました、分かりましたよ」 あまりに一生懸命に否定する姿を哀れに思ったのか、ロイドはとりあえず納得して見せた。 「分かっていただければいいのです。分かっていただければ」 アルフレッドは鼻息荒く、改めて席に腰かけた。 「とにかく、そういう事ですので、私がアッシュフォード嬢に手を出すことはありません。どうぞご安心を」 「へ? そんな事分かってますよ」 アルフレッドは、眉をピクリと動かした。 「? それを心配していたのではないのですか?」 ロイドはまさか~、と肩をすくめた。 「そんな事、僕は心配しませんよ~」 「では、ロイド伯爵は私に何の用事があるのですか?」 「おや、なぜ私がアルフレッド卿に用事があると思うのですか? ただ単に休憩室で見かけて声をかけただけかもしれませんよ」 「からかわないで下さい。私を探していた、とさっきおっしゃったではありませんか」 「ハハッ、そう言えばそうでしたね。ええ、実はそうなんですよ。この前頼まれた新型ランスの件ですけど」 そして、二人は別名“男のロマンがつまった新型ランス”の開発について話し始めた。 ○ 「じゃあ、僕は先に行く」 地下からのエレベーターで地上にたどり着くと、スザクは早足で先に降りた。 「スザク」 ロイが声をかけると、スザクは足を止めた。しかし、体も顔も、視線すらもこちらに向けず、背を向けたまま、 「分かってる。今回の事は僕が間違っていた。もうあんな事はしない」 「……分かってるならいいよ」 「……」 そのままスザクは歩いて行ってしまった。ロイはすこし寂しげな気分で、一度も振り返らなかった友人を見送った。 その時、ロイの背中をつつく指があった。アーニャだった。 「以前、私が壊したメガネ。明日には直ってくるから絶対につけて」 アーニャの第一声がそれだった。ちなみに、メガネとは以前ロイが身につけていた牛乳瓶底眼鏡の事である。 現在、あのメガネはとある事情で破損し、アーニャ経由で修理に出していた。なんでも、あの眼鏡には希少価値の高いレアメタル製のフレームが使用されているらしく、修理には時間がかかる、とロイは聞いていた。 「ああ、そうなの? そんなに急がなくてもよかったのに」 正直、ロイはあの眼鏡を気に入っていない。だから無いなら無いで構わない。 しかし、アーニャは、 「やっぱりロイはメガネをかけてないとだめ。変な女ばっかり引き寄せる」 「変な女って……」 「大体、ロイもロイ。よける事もさける事も、拳で殴り落とすこともできなかったの?」 言われて、ロイは先ほどの出来事を思い出した。紅月カレンに奪われた唇は今でも熱い。あの事を考えるだけで、欲望に突き動かされた自分が恥ずかしくなる。 「いや、あまりに急だし、不意打ちだったから」 ロイの頬が再び赤く染まる。それを見て、アーニャは不満そうに眉をひそめ、少し乱暴に腰に手を置いた。 「ノネットの槍捌きはかわせるくせに、紅月カレンのキスはかわせなかったの?」 「それは……」 ロイはバツが悪そうに頭をかいた。アーニャはずっとムッとした顔をしていたが、その顔が不意に緩む。 「気をつけて。お願い」 アーニャは切実な様子で言った。 「キスだったからよかったけど。もし紅月カレンがナイフでも持ってたら、ロイは死んでた」 ロイは驚いてアーニャを見た。そこには何かに脅え、何かを恐れた少女が立っていた。 「だから気をつけて。お願い」 「……アーニャ」 ロイは不意に笑うと、そっとアーニャの頭に手を置いた。 「分かった。分かったよ。ごめん。心配させたね」 「……うん」 アーニャは小さくうなずいた。 ロイは同僚の心遣いをとても嬉しく思い、先ほどとは違った意味で体が熱くなっていくのを感じた。 ターン11Bパート。終わり。Cパートに続く 次話 KOUSEI 41 *
https://w.atwiki.jp/lcss/pages/80.html
前話(コードギアス LOST COLORS 保管庫@保管者トーマスさん:外部サイト)→ ───2010,Sep, 「日本は負けました。負けるべくして負けたのです」 私は叫んだ。 「負けただなんて認めない。この心が折れない限りは負けただなんて思わないッ」 いつからだろう。私たちの間にこんなにも距離を感じるようになったのは。 ──姉さん── コードギアス LOST COLORS [手をとりあって] ───2018,Jul,行政特区日本 特区を脱出した扇様たちに付き従い、私は行政特区日本へとやってきた。 それが私の望み。 自分を、この世界さえも変えてくれるかもしれない存在に会うために。 あの日から私もずっと嘘をついてきた 。 生きているという嘘。 名前も嘘ならば、経歴も嘘。 嘘、嘘、嘘。嘘ばっかり。 何も変わらない世界にうんざりしているくせに、それなのに絶望に浸って諦める事もできない。 「だから」 首筋にナイフを突きつけ、その相手を──黒衣の人物を壁に押しつける。 「女性の深夜の訪問にしては随分と手荒なことだな」 「申し訳ございません。殿方を深夜に訪れる際の作法は存じ上げておりませんでした」 私はゼロに刃を向ける。 次回、コードギアス LOST COLORS [手をとりあって] その4.25 【篠崎咲世子】編 7月4日夜投下予定 ご期待ください 本編へ BLUEDESTINY 41 *
https://w.atwiki.jp/lso-kouryaku/
○○攻略wiki 画像とか タイトル ジャンル ハード 発売日 開発元 発売元 CERO お知らせ サイトについて
https://w.atwiki.jp/code_geass/pages/18.html
よくあるQ A 質問するときは過去レス、公式サイト、小冊子等+解析サイトを一通りみてからしよう! あとアニメの質問はネタバレになるので極力控えること。知りたいひとはアニメをみてくれ! Q:~がはずれたんだけど、~って確定じゃないの? A:外れたんだから確定じゃないだろ。 Q:ART準備中ただのハズレでフラッシュしたんだけどなんで? A:SINこぼし目が成立しています。 次ゲームからART突入リプレイが出現します。 Q:SINこぼし目って? A:黒DDTしてるなら、上段ラインにベル、チェリー、ベル(他にもあるらしいがこれを覚えとけばおk)が揃います。 ちなみにこの目から弱チャンス目もあります(その場合はフラッシュする) また、リーチ目としてでることもあります(当選プレイならBIG確定。ボーナス成立後は普通に出る) Q:天井は? A:ボーナス終了後orART突入リプ後960G間ボーナスもARTも引かなければ最初のベルでARTストックです。 2個以上確定、また前兆~突入リプレイまでの間のベルの1/4で上乗せします。 また、ボーナス間1500G越えのベルでARTストック無し(ART中でも可)なら90%ループART確定、ストック有りなら5%で通常ARTをストックします。 設定変更で天井カウントは消滅。 SIN天井は95G、この間SIN取りこぼし目を狙って非出現でARTストック、以後SINこぼし目出るまでベルの50%でストックします。 Q:ペナルティは? A:通常時は左第一停止以外はペナルティがあります おそらく5G間ART抽選なし+天井カウントなし(ペナ4G目でボナ当選、ボナ中にC.C.揃いしたが ストックされなかったのは確認済み) SIN入賞のペナルティは解析待ちですがSINボーナスを入賞させるとペナルティ(3G間ART抽選なし+天井カウントなしという報告あり) 左に黒バーを狙ってれば大丈夫です。 演出中にボナを狙う場合も数ゲームぐらいならまず揃わないはずです。 また、ARTのバトル中等はシングルが成立してるのかわかりにくいのでしっかり左に黒をねらいましょう。 ART中、準備中のベルナビに関しては枚数分の損ぐらいだと思いますが、リプナビに関しては ストック1つ(ガウェイン、ループ含む)消滅です。間違えないようにしましょう。 また、白い押し順ナビも間違えずにしっかり押しましょう内部でSINが成立しています。 Q:弱チェリーと強チェリーの違いは? A:右リール中段ベルが弱それ以外が強です。 ちなみにスイカは平行が強、斜めが弱です。 もっと確実なのは払い出し音、高音が強、鈍い低音が弱。 Q:カットインから弱スイカだったけどなんもなしボナ確じゃないの? A:エウレカとはかってが違うようです。ただしエウレカと同じくカットインから弱チェがバンバンきます。 Q:いつやめればいいの? A:天井が遠く高確、前兆(他のスロと同じで夕方、夜、エロい演出が頻発してる時)等がなさそうな時はやめて平気です。 ただしART後は様子見がおすすめ。ストックありでも潜伏する場合があります。 ART後の場面が、 ・学園……ストック期待度高 ・埠頭……期待度高~中 ・進軍ステージ……期待度低 ストックがある場合は必ず32G以内でARTに復帰します。 Q:BIG中CCが斜めに揃ったのにガウェインいかなかったなんで? A:BIG中の斜めC.C.はART複数ストックです。 REG中の斜めC.C.はガウェイン確定。 Q:ART中結構ハズレくるんだけど高設定? A:シングルこぼし時、ART準備中同様押し順正解すると完全ハズレ目が出ます。なお純ハズレはストック上乗せ確定です。 Q:バケ中にリールロックで?ナビ出たんだけど何? A:特殊3択リプレイ、正解すればART確定。 Q:ボーナス確定後にリールロックした! A:特に意味はないです。 Q:ボーナス確定後に~を引いた! A:特に意味はないです。 Q:BB中のチェリーとスイカは外した方がいいの? A:全部はずすよりチェリースイカ合わせて2回取得した後に外すと枚数的にお得です。 外す際、チェリー時は逆押し推奨。中段にベルで強、それ以外で弱(若干あやしい?) 通常とは逆なので注意。左リールは白7狙い。 スイカ時、左は普段通り。中に赤7を狙い、上段停止で強、中段停止で弱となります。 Q:1G連の特典は? A:ART確定です。 が、通常時のART当選と同様のテーブルなので単発が普通です。 Q:ART中、BIG中連続で上乗せしたよどうして? A:複数ストックした場合は連続で告知することがあるようです。 Q:2ndバトルで勝ったらガウェインだったなんで? A:2ndバトル中にループやガウェインをストックした場合やループやガウェインをストックしているときでも2ndバトルに行くことがあるようです(この場合、相手の武器を2つ破壊することが多い) またループで2ndバトルにいってしまった場合でも、2NDバトルが普通の勝利でもループが継続する場合があるようです。 Q:ギアスラッシュ(フリーズ)の確率は? A:65536分の1でギアスラッシュ(単独のみ)、その1/4でフリーズ。
https://w.atwiki.jp/youtubeani/pages/95.html
Veoh Online Videos by Veoh.com 画質評価 見たらお願いします。 選択肢 投票 ◎ (8) ○ (1) △ (0) × (7) 感想 名前 コメント