約 569,706 件
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2009.html
他ゆん事 5KB 虐待-いじめ 小ネタ 自業自得 ゲス 現代 流行の即興あっさり風味、便乗してみました。 書いた人 ヤリまむあき 書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 703 ゆー具 ふたば系ゆっくりいじめ 708 売ゆん婦 ふたば系ゆっくりいじめ 717 売ゆん婦2 ふたば系ゆっくりいじめ 723 売ゆん婦3 ふたば系ゆっくりいじめ 730 ゆー具 鬼畜眼鏡編 ふたば系ゆっくりいじめ 772 情けはゆっくりの為ならず ふたば系ゆっくりいじめ 798 売ゆん婦4 ふたば系ゆっくりいじめ 867 Can ゆー defend? 前編 ふたば系ゆっくりいじめ 960 Can ゆー defend? 中編 『他ゆん事』 一、 帰宅した俺を待っていたものは、割れた窓ガラスに散乱した家具。 そして、部屋の中央に挙動不審そうに鎮座する一匹のゆっくりだった。 「にんげんさ……、くそじじい!! ここはまりさのおうちなんだよ……ぜ!!」 どうやら噂のおうち宣言とやらをかまされたようだが、何処か様子がおかしい。 不審に思った俺が近づくと、 「ゆひぃ! ま、まりさはつよいんだよ……ぜ。それいじょうちかくにくるとゆっくりできなくさせてやるよ……ぜ!」 たどたどしくも威嚇をしてくる。 だがやはり口調が変だ。 ゆっくり特有の無駄な自信が感じられない。 「おい」 「こないでねぜ!? ほんとうにまりさはつよいんだよぜ!?」 とうとうしーしーまでしやがった、糞、掃除するの誰だと思ってるんだ。 このまま放っておくとうんうんまで漏らしかねないので、これ以上部屋を汚されないうちに宥めることにした。 「落ち着け。俺はお前に痛いことはしないよ」 「ほ、ほんとうなの……ぜ?」 「ああ。お前明らかにおかしいしな」 二、 落ち着くのを待つと、やがてまりさはぽつりぽつりと己の境遇を話し始めた。 「……まりさは、しんぐるふぁーざーなんだよ」 先日番のありすに先立たれ、慣れぬ育児に戸惑いながらも子まりさと子ありすと、親子三匹日々のささやかなゆっくりを糧に公園の片隅で慎ましく生きてきたという。 ところがそんな幸せも長くは続かなかった。 「きのう、げすゆっくりがまりさたちのおうちにきてね……」 無茶苦茶な理由で相手に突っかかることに定評のあるゲスれいむと、食料や巣を奪うことに定評のあるゲスまりさ。 スタンダードなゲス夫婦である。 「まりさもゆうかんにたたかったけど、まけちゃったんだよ」 実際どの程度まりさが奮闘したか定かではないが、要約すると負けておうちとごはんを奪われた、それだけの話。 「それだけならがまんできたけど、おちびちゃんたちがひとじちにされちゃったんだよ。……まりさが、まりさがよわかったから!!」 泣きっ面に蜂と言うべきか、ありすの忘れ形見の可愛い子供達をゆ質に取られ無理難題を吹っかけられたという。 「それが、人間の家を奪って来い、っていう命令だったわけか?」 「ゆん、……にんげんさんのおうちはゆっくりできるからだって」 三日経つまでにできなかったら、子供を酷い目に遭わせると言われたらしい。 ……そのゲス夫婦、できないって分かっててこいつにやらせたんだな。 それがよりによって俺の家に当たるなんて運が悪い。 「で、おまえは自分を強そうに見せるためにゲスの真似をしたと」 「あのまりさ、すごくつよかったからまりさもああすればにんげんさんにまけないとおもって……」 演技だったわけだ。 ゲスのメッキはすぐ剥がれ、下地が最初から覗いていたというお粗末な物だったが、一応考えることは考えていたらしいな。 それが可能か不可能かは二の次として。 「にんげんさんおねがいだよ!! おちびちゃんをたすけてほしいよ!! にんげんさんならきっとあのまりさやれいむにもかてるはずだよ!!」 まあ、普通のゆっくり相手に遅れをとるほど低スペックな人間がいたらお目にかかりたいくらいだから喧嘩が強いと言えない俺でも勝てるだろう。 「だが断る」 「どぼじでえええええええ!?」 どうしてだと? 「窓ガラスを割って人の家に無断で侵入し、部屋を汚す。これってどう見ても悪いことだよな?」 「ゆ! でもそれはおちびちゃんをたすけるためにしかたなく……」 免罪符があれば何をしてもいいということにはならないだろう? それに、 「ゆっくりの頼みごとを聞いてやるほど、俺はお人好しじゃないんでね。正直、お前等がどこで野垂れ死にしようが俺にとっては全く関係ない出来事だ」 俺の言葉を聞いたまりさは薄情者! と言わんばかりの形相で俺を睨みつける。 だからさぁ、 「他人事、いや他ゆん事なんだよ。お前だって、赤の他ゆんのためにわざわざ苦労背負い込むような真似しないだろ?」 「……」 図星を点かれたのか、黙り込むまりさ。 「理解できたか? まあ、理解しようがしまいがもう関係なくなるさ」 「?」 俺はまりさをゴミ袋に入れると、袋の口を縛ってから踏みつけた。 「ゆぎぇえええ!! つぶれるううううううううう!!!」 「別に外に放り出しても良かったけど、ご近所さんの家に上がりこまれたら流石に迷惑だしな。それに、俺の家の周りをうろつかれるのも鬱陶しいし、後腐れなくここで死んでくれると俺としては非常に助かるのだよ」 足に力を入れるとまりさは口から餡子を吐き出した。 あにゃるからも圧力に押された餡子が漏れ出して、みるみるまりさは中身を失っていく。 「うぞづき、いだいごどじないっでいっだのに……」 「嘘だよ。言ったろ? 俺はお人好しじゃないって」 遂に目が飛び出し、まりさの皮も破ける。 それと時を同じくしてまりさは呆気無く事切れた。 「死んだな? やれやれ、余分なゴミが増えたよ」 無論、ここでのゴミとは死んだまりさ自身の事を指し示す。 俺は割れた窓ガラスの隙間から入ってくる冷たい風邪に耐えながら手際よく部屋を片付け始めた。 三、 家にゆっくりが侵入してから『二日後』に公園に立ち寄ってその片隅へと行ってみると、薄汚れたダンボールの家があった。 その中から不快な声が聞こえてくる。 「ゆへへ、いまごろあのまりさにんげんにころされてずっとゆっくりしてるのぜ!」 「ゆっくりごろしはゆっくりできないけど、にんげんにころさせればれいむたちはかんけいないもんね! ずのうはなだーりんをもったれいむはしあわせだよ!!」 様子を窺ってみると、今にも死にそうな子まりさと子ありすを甚振りながら二匹のゲスゆっくりが小声で高笑いするという器用な真似をしていた。 子ゆっくり達は飾りが無く髪の毛もまばら、目は両方とも抉られていてなく気力もない。 そして、今誰にもその死を悼まれることも無く静かに逝った。 「こいつらかってにしんだのぜ! かってにしんだからまりさはころしてないんだぜ!」 「こんなにやわなくずはどうせいつかしんでたよ! れいむたちのおもちゃにされたことをありがたくおもってね!! このおうちはれいむたちがもらってあげるよ!!」 俺はその場を離れると、携帯電話を取り出し保健所へと電話した。 「あ、野良ゆっくり駆除課ですか? 公園の片隅に野良ゆっくりが棲みついてまして。ええ、二匹です」 見るからに不快な光景だったので、この程度ならしてもいいかなと思った。 流行に便乗して即興で書きました。一日に二作投稿は初めてです。 QNQN、QNQN♪ 私の彼は、鬼意惨~♪ マ○ロスはFから見始めたヤリまむあきでした。 二月さんはゆっくりしてないですね!! トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る どぼじでのらげずゆっぐりが虐待 ざれでるシーンざんがないのぉぉ! -- 2014-04-02 06 44 02 たが断る の使い方違わない? -- 2014-03-09 01 01 22 まぁ、ガラス割った時点でぶっ殺されるの確定だなw しかし、ガラスを割る原因になったゲス夫婦を保険所任せとは… 他人任せだと逃げられる可能性もあるし、保健所の人の手も煩わせるし、私なら自分でぶっ潰すな -- 2010-11-30 21 01 23 そこは、まず、ゲスを殺して、「ゆわーいお兄さんありがとう、おちびちゃん、これからはたくさんゆっくrグシャッ!! ってやろうよ -- 2010-09-12 12 10 31 んほおおおお、これがにんげんさんりゅうの「つんでれ」なのねえええええええ -- 2010-09-12 07 17 44 このまりさが必要以上に被害者を装って人間の同情を誘い、 うまーく利用してゲスと駆除させようと強かに計算していたかもしれん もしそうだとしたら誰だって非常に不愉快だろう?饅頭ごときに踊らされるなんてことはさ。 その可能性を考えるとどちらも潰すが大正解なんだぜ -- 2010-08-21 17 54 38 おにいさん優しすぎだろこれ、、 ガラス割られ荒らされてるのに虐待せず、結果的には敵討ちまでしてやてるじゃん。 -- 2010-08-19 03 52 53 ↓お人好しすぎだろww ガラス割られてんのに -- 2010-08-09 14 11 31 俺ならこのまりさを一応助けてからゲスを捕まえて、それを虐待して楽しむなw で、助けたまりさは取られた巣へポーイしておく まぁ、運が悪かったんだね、このまりさは -- 2010-07-26 03 38 45 短すぎ。 -- 2010-07-26 03 27 33 お兄さんつめたい。 -- 2010-07-12 06 45 52 ゴミが人間にお願いなんて何考えてるんだか。これだからクソ饅頭は -- 2010-07-07 01 03 48 保健所じゃなくて、虐待鬼意山に捕まってほしかった -- 2010-06-24 09 51 19 まあこうなるよねえ -- 2010-06-15 21 12 56
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1800.html
ゆっくり草 14KB 虐待-普通 虐待-いじめ 愛で ギャグ パロディ 小ネタ 野良ゆ ゲス 現代 虐待人間 愛護人間 短編集です、自分にはやはりショートが向いているようで。 序章 徒然なるままに日暮に PCに向かいて心に移り行く ゆっくり事をそこはかとなく書き留めれば いつの間にか日が変わっていたよ 徒然あき 第一章 「幸せ」 「ゆわーん!おぼうしかえしてね!かえしてね!!」 まったく、帽子くらいでそんなに騒ぐなよ。 さっきまでの威勢の良さはどうしたんだ?なあ、まりさちゃんよ? 「ごべんなざいぃ!あやばりまずがらおぼうじがえじでぇ!!」 きったねぇな、そんな事で泣くなよ。 まりさちゃんは強いんだろ?だったらお帽子取られたくらいで泣いちゃだめだろ? 「いじわるじないでかえじでよぉぉぉ!かえぜぇぇぇぇぇ!!」 人にお願いする時はそれなりの態度じゃないとだめだろ?あーお帽子破りたくなってきたなー 「やめでくだざいぃぃ!ごべんなざいぃぃ!おぼうじがないどゆっぐりでぎないんでずうぅぅぅ!!」 ゆっくり出来なくても死ぬ訳じゃないんだろ? なら別に良いじゃん、野良なら帽子無いの結構居るし。 「おぼうじがないどまりぢゃじんじゃうよぉ!おぼうじはいのじよりだいじなんだよぉぉぉ!!!」 ん?!なんて言った今?お帽子は命より大事なのか? ………ならこうしよう、命をとるか、帽子を取るかどっちかだ? 「ゆん?!」 アホなお前にも解りやすく説明してやろう。 お帽子を助けるならお前を殺す、お前を助けてほしかったら帽子を破る。 さあ、どっちだ? 「…………そっそれは……」 「…………………」 「……………」 「まりさのおぼうしはすてきだねーさすがれいむのまりさだよ」 「ゆふん♪それほどでもあるのぜ!」 「まりさのおぼうしはとってもとかいはね!」 「ゆふふ♪もっとほめるのぜ!」 「むきゅぅ、まりさのおぼうしはきれいね、うらやましいわ」 「ゆっへん♪もっとうらやましがるのぜ」 それはまりさが見た幻。 とても幸せな幻、とても儚い幻。 でも、まりさにとっては現実なのです。 まさか、本当に命より大事だったとはね、まいったね。 こんな天晴れな馬鹿は始めて見るね。 そう、それは潰されたまりさが見た幻。 でも、まりさはとても幸せそうな顔で死んでいます。 あなたはこんな顔で死ねますか? 完 第二章 「Rock You!」 「ミナサンコンニチハ、キョウハタップリタノシンデイッテクダサーイ!!」 「1・2・3」カンッ!カンッ!カンッ! ドドドスドドドスドスドスドスドドドドドドンドンドン♪ ■■■■■ ■■■ ■■■■ ■■ ■■■■ ■■■♪ これは今一部の間で人気急上昇のパンクバンド「U-Rock」のライブの様子だ。 国内外でいろいろと話題になっており、一般人でもその名前を知っているほどである。 音楽性、パフォーマンスなどいろいろ目新しいバンドではあるが、 何より話題になっているのはこれだろう。 「れいむのかれいなおどりにみとれてね!!」クネックネッ 「まりささまのかれいなだんずをおがむんだぜぇ!」ポヨムッポヨムッ 「ありすのほかいはなすてっぷによいしれていってね」ポッポッポッ バックダンサーにゆっくりを採用しているのだ。 パンクのリズムに合わせて激しく怪しく踊るその姿は、 愛らしくもあり、憎たらしくもあり、会場は更なる熱気に包まれていく。 バンドメンバーとゆっくりと観客が一体となったその空間。 不思議な心地よさと苛立ちと、そんな感情が入り乱れ、会場にいるすべての者が」ハイになる。 「ゆっはぁぁん!れいむ、たのしくなってきたよぉぉぉん!」ピコピコッワサワサッ 「まりさももりあがってきたんだぜぇぇぇぇ!!」キリッ! 「んっほぉぉぉぉう!さいこうにはいってやつねぇぇぇぇ!!」カクカクッ このバンドはライブ以外にPVでもゆっくりを使っている。 種類は通常種、希少種、ドス、胴付と様々。 ライブDVDとプロモーションDVDの売り上げも好調である。 ライブも終盤、会場はクライマックスだ。 「ミナサンタノシンデイタダケマシタカー?」 (*1)))) 「ムラムラキテマスカ?!」 (*2)))) 「イライラシテマスカ?」 (*3)))) 「イライラMAXデスカーー?」 (*4)))) 「OK!ソレデハイキマショウ!!!!」 そう叫ぶとボーカルのP・ユッケンジャーがギターを振りかぶる。 ほかのメンバーも、ダンサーゆっくりの方に向き直る。 「ゆゆっ!みとれていってね!もりあがっていってね!」ドガッ!! 「!?」 P・ユッケンジャーのギターがダンサーゆっくりを次々に粉砕していく。 ほかのメンバーも、ダンサーゆっくりを客席に放り投げたり楽器で潰していく。 スタッフが客席に追加ゆっくりを放り込む。 観客はそれに群がり潰していく。 「やべでぇぇぇぇぇぇ!!」 「ゆっぎぃぃぃぃぃぃぃ!!!」 「わがらないよぉぉぉぉぉぉ!!」 会場は熱気と、狂気と、悲鳴と、甘い匂いにつつまれていく。 このバンドは当然ゆっくり愛護団体等からクレーム殺到である。 国によっては放送禁止になってるが、当人達はお構いなし。 ゆっくり愛護など、くそ喰らえ!といった感じの連中だった。 国内で販売されたデビュー曲のPVは、胴付ゆうかと胴付うどんげの妖しい絡みがあったため発禁になった。 おかげでかなりのプレミアがついている。 「ミナサンスッキリデキマシタカー?」 (*5)))) 「タノシンデイタダケテコウエイデスーアリガトウ!トーキョー!!」 P・ユッケンジャー パンク界では彼のことを、「ゆ虐の賢者」と呼ぶ。 完 第三章 「ユトリ教育」 「皆さん、今日2月22日は何の日ですかー?」 「はーい先生、2(のら)2(ゆっくり)2(ゼロ)の日です。」 「はーい、よく出来ました。ですから帽子とゴム手袋、ゴミ袋を持って校庭に集合してください。」 「「「「はーい!」」」」 政府が有り余る資源「ゆっくり」を教育に取り入れようと考案したのが「ユトリ教育」である。 大まかな方針は決めてあるものの、細かいものはほとんど県や自治体任せといったお粗末なものである。 この学校では学区の美化を目的として、毎月決められた日に野良ゆっくり清掃を行っている。 この町では野良ゆっくり問題が深刻で、町の美観をそこねると保健所等が対応していたが追いつかず、 この学校でも美化運動に取り組んでいるのだった。 「みなさーん、車に気をつけて清掃しましょうねー」 「「「「はーい、校長先生ー!」」」」 「あーめんどくせーなー」 「ちょっと男子、まじめにやりなよー」 「でもさー野良ゆっくりってきたないんだよなー ……あーそうだ、お前ひろったのよこせよー」 「やーだよ、ベー」 ゆゆっ!はじまったみたいだよ、ゆっくりかくれるよ! ゆっくりりかいしたよ!! ばかなちびにんげんがいっぱいなのぜ、おどかしてあまあまをようきゅうしてやるのぜ! にんげんさんにごあいさつましょうね はーい! むきゅ!こんげつもはじまったのね、むのうなゆっくりはつかまえられるといいわ! 様々な思いが交差する。 「やい!ちびにんげん!いたいめをみたくなかったらあまあまをよこすのぜ!!」 「うわっ!きったないゆっくりだなー」 「どこにめをつけているのぜ!こんなびゆっくりをまえに、しつれいなちびにんげんなのぜ!」 「あーまりさですね、ちゃんと分別して袋に入れるんですよー」 「はーい」 「ゆゆっ!なにするんだ……おぼうしかえしてぇぇぇ!!………おそらをとんdぶべ!」 ゆっくりはまりさゴミ、れいむゴミ、ありすゴミ等の種族に分けられる。 分別収集の概念を教えるためである。それと同時にお飾りゴミも分別される。 捕獲する前にお飾りを奪うのは無駄に抵抗させないためである。 攻撃的な野良も、お飾りを取られた時の行動パターンは制限されるため、 生徒に危害を加えるようなこともない。 清掃効果としてはまずまずの成果を挙げている。 当然賢いゆっくりは捕まらない様にしているが、アホなゆっくりのほうが圧倒的に多い。 何より、勝手に増えるので毎回大量に捕獲される。 「はい、今日も沢山集まりましたねーでは、ゆゆこに食べさせてあげましょう」 「「「「はーい」」」」 「こぼね♪こぼね♪」 「ゆゆこはかわいいねー」 「ゆぎゃぁぁぁぁ!ばでぃざをだべるなぁぁぁぁ!!」 「こほね♪こほね♪」 集められたゆっくりは汚い物からゆゆこに与えられる。 ゆゆこの可愛さに生徒は癒される、これも「ユトリ教育」の一環である。 ゆゆこの面倒を学校で見ることで生き物を大切にする心を学ぶのだ。 綺麗な物は加工所に引き取られ換金、集まったお金は寄付される。 学校によってはゆっくりを過剰なほどに愛護していたり、 性教育に胴付を使って問題になった所もあるが、この学校は成功している良い例だろう。 今日も学校には生徒の楽しそうな笑い声と、ゆゆこの「こぼね♪」が聞こえる。 完 第四章 「針治療」 『針治療 怪我、病気、性格なんでも治療します』 そう書かれた一軒の診療所。 ここは針治療専門、それもゆっくりのだ。 ゆっくりは思い込みの生き物と言われている。 まあ実際は生き物かどうかも怪しいものだが、ゆっくりは思い込みが激しい。 どうやって生きているのかも解らない、解っていない不思議饅頭に針治療が有効かどうか? ゆっくりにツボの様なものがあるかは知らないが、 少なくてもこの「針治療」ではツボは用いない、東洋医学の神秘とかそういう物もない。 では、どうやって治療しているのか? それは先ほど話した「激しい思い込み」である。 ゆっくりの思い込み、それは時に己の体に影響を及ぼすほどのものである。 「病は気から」とか「精神力」と言う言葉があるが、 まさにゆっくりはそれを自ら体現したような存在である。 そう、この「針治療」はまさにそれを利用しているのである。 ゆっくりの体は全身神経のようなもの、ゆえに無駄に痛がりだったりするのだ。 気にしてなければ何とでもない様なのだが、気にしだすと無駄に痛がる。 針を刺せば当然それを意識して痛がるのだ。 しかし、医師はこう告げる。 「これは治療だよ、簡単に言うと君の病気(もしくは怪我)を治すためにやっているんだよ」 この言葉を真に受けたゆっくりは、思い込みの力を発揮し必死に体を治そうとする。 これだけ痛い思いをしているんだから、治らないはずはないと自分に言い聞かせるのだ。 それと同時に次々増やされる針、早く治さなければまた痛い目に合わされる。 その思いが自然治癒能力を急激に加速させるのだ。 まあ、偉そうな事を述べているが要はゆっくり任せなのだ。 では、性格はどの様に治すのか? 「では、このでい…れいむちゃんのゲス治療でよろしいのですね?」 「そういってるザマしょ、まったくこれだから庶民は面倒でこまるんザマス!」 「……わかりました、ではさっそく診察を開始します。」 「ゆゆっ!きたないてで、でいぶをさわらないでねじじい!」 「そうザマス!変な病気でも移されたら大変ザマス!」 「……あーストレス貯まる」 「何か言いましたか?」 「…いえ、なにも」 ペットは飼い主に似ると言うが、まさにそれを地で行ってる依頼主。 それでも飼ゆがゲスになったという自覚はあるようだ。 男はゲスれいむをケースに入れたまま、診察室に運ぶ。 「きたないへやだね!びょうきになったらせきにんをとってもらうよ! それとはやくあまあまもってきてね!まったくきがきかないよ!!」 「………ゲスと認定、これより治療を開始します。」 「ゆゆっ!げすっていったの?れいむはげすじゃないよ!!ひどくきずついたよ! しゃざいをようきゅうするよ!」 男はれいむの声に耳も貸さず、淡々と治療の準備を整える。 長さの異なった針、その中から使うものを慎重に選び出す。 怪我や病気の治療ではゆっくりの皮膚、つまり皮に針を刺すのだが今回は違う。 「俺の針に神が宿る……いくぞ!」 「なにいってるの?ばかなの?しぬの?!」 「はっ!」プスッ! 「ゆゆゆゆっ?!」 「……………ユピィィィィィィーーーーーーーーーー」コリコリコリコリコリコリ! 性格は思い込みでは治せない。 むしろ思い込みでそうなったのだ、ではどうするのか? その答えはこれ。 皮ではなく、餡に針を指す。 正確には中枢餡と呼ばれるものを刺激して、正確を治そうというものだった。 当然それなりのリスクもある、中枢餡を破壊されればゆっくりは死んでしまうからだ。 詳しいことは解明されていないが、「中枢餡」と呼ばれるものはゆっくりの核となるもの。 人間で言えば、心臓や脳に針を刺すような危険な行為だ。 中枢餡の位置、大きさを正確に把握しそこに針を打ち込む。 当然傷つけすぎず、程よく刺激しなくてはならない。 針を刺されたれいむは白目をむき、口からだらしなくよだれをたらし、苦悶の表情を浮かべる。 「はーすっきり……じゃなかった成功したかな?」 「ガガガガガガ」 「………」 治療を終えたれいむを飼い主の元に戻す。 当然診察室に持ち込んだ時のように、ケースに入れて連れて行く。 ちなみに診察室は防音加工されており、一切の音漏れはない。 ゆっくりの悲鳴を聞いた飼い主に治療を邪魔されないためだ。 ……虐待のためではない、はずだ。 「れいむちゃん、大丈夫ザマスか?ゆっくりしていってね!ザマス」 「…………ガガガ…ユックリシテイッテネ!」 「あと2回ほどでゲス治療は終ります、次はれいむちゃんの体力回復のために一週間後でお願いします。」 「………」 「どうかしましたか?」 「…なんでもないザマス!本当に良くなるんザマしょうね?」 「………大丈夫ですよ」 「気になる間ね」 「はっはっはっ大丈夫ですよ。」 「………」 「…………ガガガ…………ギギギギ………」 依頼主を玄関まで見送る男。 「ありがとうございました。」 「次は一週間後ね?フン!まったく、とんだボッタクリザマスね!」 「お大事に…」 依頼主は嫌味を言うと、高そうな車に乗り込む。 「………ギギギ……」 心なしか、れいむを入れたケースが振動している気もするが、そんな事もないだろう。 一息ついて男は診療所に戻る。 「………何か間違ったかな?」 完 第五章 「ハイテンション2」 暗い部屋にスポットライトが照らされる。 一人の筋骨隆々な男が競泳用水着のビキニパンツを着て正座している。 部屋全体が明るくなると男の周囲に十数匹のゆっくりが居た。 ゆっくり達は突然の変化に目を白黒させている。 ドンドンドンドンドスドスドスドスドドドドドドンドン♪ 静かだった部屋に軽快な音楽が流れる、曲は「U-Rock」の「KILLER YUN」だ。 「ぼおくらはゆっくりとともだちぃぃぃ♪だからころすぅぅぅぅ♪」 曲にあわせ適当な歌詞を口ずさみゆっくりを潰していく。 鍛え抜かれた肉体は美しく、そしてたくましい。 「なんなのこれはぁぁぁぁぁぁ?!」バキッ! 「ゆぎゃぁぁぁぁぁぁ!!」グチョッ! 「わがらないよぉぉぉぉ!!」ベキッ! 男の動きは洗練されていた。 軽快なステップから繰り出される肉体技。 格闘技とダンスと球技を取り入れたような動作。 パンパな映画なら足元にも及ばない、華麗なアクション。 悲鳴も、叫びも、破裂音も、すべてがBGMにあわせて鳴り響く 完成されたゆ殺で見ている者を魅了する。 「きみのこころぉにかがやきをぉぉぉん♪ぼおぉくのこかんにゆっくりをおぉぉぉぉ♪」 「おがあちゃん!!」グチョッ! 「じにだぐないよぉぉぉ!!」ブチッ! 「おぞらをぉぉ!」ブリッ! そう歌うと、周囲に居た逃げ遅れの子ゆっくりを握りつぶしながらパンツの中に捻り込む。 所々に変態的な動作も見られる素晴らしいまでの暴走だ。 彼なら恐竜にでも立ち向かえそうなくらいだ。 ドンドンドドドドド………………ドン♪ 「ゆぐばぁぁぁぁぁぁぁ!!」 曲が終わると同時に、最後のゆっくりを仕留める。 完璧なまでの演技だ。 「これが今回の優勝者だそうだ、同士よ」 「……なんていうか、すごいな」 「嫉妬でQN!QN!してしまうぞ、同士よ」 「…あんた以上のHENTAIが居ることに驚いたよ」 「こうしてはいられん!修行に行くぞ!同士よ!!」 「勝手に一人で行って来てくれ」 「どぼじでぞんなごど言うのおぉぉぉぉぉぉl!!!」 完 これくらい固めた方が良いんでしょうか? ただ、これだとUP出来るまでに時間がかかります。 書きあがる時間が鈍いのですみません。 いつネタが尽きるか分かりませんが、その時までお付き合い願います。 過去に書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 819 ムシゴロウ王国 ふたば系ゆっくりいじめ 826 ムシゴロウ王国2 ふたば系ゆっくりいじめ 828 ムシゴロウ王国3 ふたば系ゆっくりいじめ 831 ムシゴロウ王国~王国の仲間達~ ふたば系ゆっくりいじめ 835 罰ゲーム ふたば系ゆっくりいじめ 836 ショート ふたば系ゆっくりいじめ 841 ゆんセルク ふたば系ゆっくりいじめ 842 ハイテンション ふたば系ゆっくりいじめ 848 思いを伝えよう ふたば系ゆっくりいじめ 849 ゆんケストラ ふたば系ゆっくりいじめ 850 即興 ふたば系ゆっくりいじめ 856 ムシゴロウ王国5 徒然あきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ゆゆこは確かにこぼね~♪しかゆわないからかわいいんだよな~(о´∀`о) -- 2016-08-26 00 04 23 『性教育に胴付を使って問題になった所もあるが』 ここんとこ詳しく教えてもらおうか -- 2012-01-30 21 59 19 ちょwwトキwww・・じゃなくてアwミwバwwww -- 2011-12-01 06 19 09 めちゃくちゃおもしろくなってるww この時点で神SSの徒然あきさんだw ムシゴロウ王国5との間に作者様に一体何があったんだろうかw -- 2011-11-06 14 25 32 第4章の最後のせりふがアミバwww -- 2011-09-15 18 22 12
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1824.html
ゆっくり向けの節分 8KB 虐待-いじめ 理不尽 飼いゆ たぶん今日は節分 ・季節のイベントには乗っておくべきかと。 『ゆっくり向けの節分』 D.O 今日は節分の日。 幼稚園や小学校では豆まき行事が行なわれ、 商店でも軒並み、節分関連グッズが店頭に並ぶ。 そうは言ってもさすがに、一人暮らしのいい大人が自宅で、 ペット相手に豆をまいたり一緒に豆を食べたり、というほど面白い行事でもないのだが。 だが、今回舞台となる古い木造アパートの2階ではそんな、 涙無しには見ていられないことをやっていたりする連中がいた。 「はっはっはっはっは!!鬼は―外ー!!」 じゃららっ!!! 「ゆぴぃぃ!やめちぇにぇ!ゆっくちできにゃ『ぺしぺしっ!!』ゆぴぇ!」 2部屋と台所しかない室内で豆を投げているのは、Tシャツにトランクス姿のお兄さん。 一方家中追い掛け回されながら豆をぶつけられているのは、 生まれた直後に拾われ、約一ヶ月の間お兄さんに育てられてきた子れいむだ。 子れいむは理由がわからなかった。 拾われてから今までずっと、ゆっくりと育ててくれていたお兄さん。 今日はいいものをあげよう!と言ってくれたのは、ゆっくりすいか扮装セットだった。 子れいむはその、ゆっくりしたプレゼントに喜び、奥の部屋で子すいかに扮装した。 そして部屋から顔を出したと思ったら、いきなり硬い豆が飛んできたのである。 「はっはっはっはははははー!!鬼は―外ー!!鬼は―外ー!!」 じゃららっ!!! 「ゆぴぃぃ!やめちぇー!ゆっくちしちぇにぇ!ゆっくちしちぇぇぇええ!」 それから約10分後。 家中豆だらけになり、子れいむが逃げ疲れてぐずるだけになった頃、 豆まきは終わった。 「ゆぇ・・・ぅっくち・・・。」 「はっはは!すまんすまん!今日は節分だからな!ちょっとやりすぎた!はははは!!」 「ゆぅ?しぇつぶん?」 「ああ、節分だ!豆が悪い鬼を追い出んだ!すごいだろ!!」 「ゆぅ?おにしゃん?」 「すいかみたいな角の生えた、とっても悪いやつだ!はっはー!」 「おまめしゃん、しゅごーい!ゆっくちしちぇるにぇ!」 ぐずぐずと泣いていた子れいむも、どうやら豆をまくのは大事なことだ、 ということがわかり、すっかり笑顔になっている。 単純なものだ。 「そんなわけで、おうちの鬼は追い払った!次は体の中だな!ほれ!豆食え!」 「ゆぅ?むーちゃむーちゃしゅるの?」 「よくわからんが、歳の数だけ豆食ったら病気にならんとか、そんな感じらしい!ほれ!」 「ゆーん・・・れいみゅ、いくつたべりゅの?」 「うむ・・・ん?」 言われてみれば、この風習は人間向きのものだ。 子れいむは生まれてすぐに拾われたので生後何日かはわかる。 しかしそれでは数え年分の一粒しか食べられない・・・ 「うーん。そうだな。ゆっくりに人間の歳を当てはめるのもなんだ。よし!」 「ゆゆっ!?」 そういってお兄さんは、れいむの前に33粒の豆を置く。 「年でダメなら日数分でどうだ!はっはっはー!!」 「ゆ、ゆわーい!ゆっくちたくしゃんたべれりゅにぇ!!」 ・・・・・・。 「むーちゃむーちゃ、ちあわちぇー!」 「残さず食うんだぞ!」 「むーちゃむーちゃ、むーちゃむーちゃ・・・・」 ・・・・・・。 「ゆぎぇーぴゅ・・・まんぷきゅー・・・。」 所詮は子れいむ。 体のサイズの割には食べた方だが、まだ目の前には17粒の豆が残っていた。 「はっはっはっはっは!縁起ものだぞ!全部食え!」 「ゆ・・ぎゅ?むぎゅー!もぎょぎゅ・・・!」 だが、お兄さんは妥協を許さない。 子れいむを持ち上げると無理やり口を開かせ、さらに4粒、子れいむの頬にねじ込んだ。 「む、もごぎゅ。むー、ぢゅぁあ!!もうたべられにゃいよ!ゆっくちさせちぇにぇ!」 「ふーむ。しょうがないなー。」 そういうとお兄さんは、 ・・・さくっ! 手元にあった果物ナイフの刃を子れいむの額に水平に刺し、クルリと一周させた。 子れいむの頭頂部が、鍋の蓋のようにぱかっと剥がされる。 「ゆ・・・ゆびぃっ!?」 「ほら、全部食え食え!はっはは!」 ぐいっ!ぐいっ! お兄さんは、子れいむの頭にぱっくりと開いた傷口のど真ん中、 餡子の中央に豆をぐいぐいとねじ込んでいく。 「ゆ゛・・いぢゃい!いぢゃ・・・ぎゅぴぃ・・!!」 皮の近くにねじ込んではいないので、 見た目は子れいむの体が、風船のように膨張していくだけだ。 しかし、当の子れいむは強烈な痛みを伴う異物感を味わっているので、 自分の体に行なわれている事が、ただ事ではないことを理解する。 「ゆびっ!・・・ぴぃ・・ゆぎゅ!おにいぢゃ!やべぢぇっ!」 「はっはっは!遠慮するな!もうすぐ全部入るからな!はっはー!」 そして、子れいむの体積がソフトボールサイズからハンドボールサイズに近くなった頃、 33粒の豆は全て、子れいむの中に納まったのであった。 「く、くるちいよぉ・・う、うんうん・・・ぢゅるよぉ・・・」 切り開いた頭もしっかり元通り閉じた。 成長したわけでもないのに、これだけ体積が増えたのだから、 体内にかかる圧力は、子れいむをゆっくりさせないのに、充分すぎるほど。 こうなると、食べ過ぎたときと同様、当然出るものが出てくる。 「はっはっは!こらこら!せっかく食べさせたのに、いきなり出すなよ!」 「しょ、しょんにゃこといっちぇも・・・」 そんなことを離している間にも、子れいむのあにゃるは勝手に開き始め、 茶紫色のにくいヤツが顔を出そうとしていた。 「ふむ、よし!しょうがない!これをやろう!」 そう言ってお兄さんが取り出したのは、 トイレットペーパーの芯より少し細い、かっぱ巻きサイズの恵方巻き。 「ふぅーむ!お前用に作ってた恵方巻きだったがしょうがない!・・・そらっ!」 ぐぬっ! 「ゆぴゃぁぁああ!!れいみゅのあにゃるしゃんぎゃぁぁあ!!」 「はっはっは!まあ、上から食うのも下から食うのも、お前達なら変わらんだろ!」 「しょ、しょんなわけにゃいぃぃいいい!!」 「ほら、抜きたきゃ全部食えよ!ははははは!!」 そういうと、お兄さんは長さ30cm以上ある特製恵方巻きの、 あにゃるに刺さっている方の反対側の端っこを、子れいむの口にねじ込んでやった。 「もぎゅ・・・ぎゅぴゅ・・・ぴ・・・・」 「おお、こんな時間だ!じゃ、おやすみ!れいむ!ははははははははははははは・・・・」 こうして、お兄さんはやりたい放題やった後、 子れいむを放置して隣の部屋に行ってしまった。 「むぎゅ・・・ぴぅ?きゅぴぅ・・・?」 子れいむには、お兄さんがなぜ、どうしてこのような目に自分を遭わせるのか、 最後まで全く理解できなかった。 どうして? どうして? ・・・ドウシテ? ただ、一つだけ理解していることがあった。 うんうんを出すためには、この恵方巻きを引き抜くしかない。 しかし、体内はあんよも動かせないほどパンパン。 体を振って引き抜くことが出来ず、ゆっくりには手も足も無い。 子れいむが恵方巻きを引っ張る方法は一つしかなかった。 ・・・翌日、お兄さんが目を覚ますと、 子れいむは、弾けたあにゃるから餡子をだらしなくひり出し、 半分ほど食べ終わった恵方巻きを恨めしそうに眺めたまま息絶えていた。 ※胴付きすいかのおまめちゃんを食べてあげよう的なネタは これっぽっちも思い浮かびませんでした。 挿絵 by全裸あき 餡小話掲載作品(またちゃんと整理します。) 『町れいむ一家の四季』シリーズ 前日談 ふたば系ゆっくりいじめ 522 とてもゆっくりしたおうち ふたば系ゆっくりいじめ 628 ゆきのなか ふたば系ゆっくりいじめ 753 原点に戻ってみる ふたば系ゆっくりいじめ 762 秋の実り 『町れいむ一家の四季』シリーズ(ストーリー展開順・おまけはそうでもない) 春-1-1. ふたば系ゆっくりいじめ 161 春の恵みさんでゆっくりするよ 春-2-1. ふたば系ゆっくりいじめ 154 竜巻さんでゆっくりしようね 春-2-2. ふたば系ゆっくりいじめ 165 お姉さんのまりさ飼育日記(おまけ) 春-2-3. ふたば系ゆっくりいじめ 178 お姉さんとまりさのはじめてのおつかい(おまけ) 春-2-4. ふたば系ゆっくりいじめ 167 ちぇんの素晴らしきゆん生(おまけ) 春-2-5. ふたば系ゆっくりいじめ 206 町の赤ゆの生きる道(おまけ) 夏-1-1. ふたば系ゆっくりいじめ 137 真夏はゆっくりできるね 夏-1-2. ふたば系ゆっくりいじめ 139 ゆっくりのみるゆめ(おまけ) 夏-1-3. ふたば系ゆっくりいじめ 734 未成ゆん(おまけ) 夏-1-4. ふたば系ゆっくりいじめ 678 飼われいむはおちびちゃんが欲しい(おまけ) 夏-1-5. ふたば系ゆっくりいじめ 174 ぱちぇと学ぼう!ゆっくりライフ(おまけ) 夏-1-6. ふたば系ゆっくりいじめ 235 てんこのインモラルスタディ(おまけ) 夏-1-7. ふたば系ゆっくりいじめ 142 ゆうかりんのご奉仕授業(おまけ) 夏-2-1. ふたば系ゆっくりいじめ 146 雨さんはゆっくりしてるね 夏-2-2. ふたば系ゆっくりいじめ 205 末っ子れいむの帰還 秋-1. ふたば系ゆっくりいじめ 186 台風さんでゆっくりしたいよ 秋-2. ふたば系ゆっくりいじめ 271 都会の雨さんもゆっくりしてるね 冬-1. ふたば系ゆっくりいじめ 490 ゆっくりしたハロウィンさん 『町れいむ一家の四季』シリーズ 後日談 ふたば系ゆっくりいじめ 132 俺の嫁ゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 148 ここはみんなのおうち宣言 ふたば系ゆっくりいじめ 224 レイパーズブレイド前篇(仮) ふたば系ゆっくりいじめ 249 Yの閃光 ふたば系ゆっくりいじめ 333 銘菓湯栗饅頭 ふたば系ゆっくりいじめ 376 飼いゆっくりれいむ ふたば系ゆっくりいじめ 409 町ゆっくりの食料事情 ふたば系ゆっくりいじめ 436 苦悩に満ちたゆん生 ふたば系ゆっくりいじめ 662 野良ゆっくりがやってきた ふたば系ゆっくりいじめ 807 家出まりさの反省 その他(舞台設定のみ共有) ふたば系ゆっくりいじめ 157 ぱちゅりおばさんの事件簿 ふたば系ゆっくりいじめ 305 ゆっくりちるのの生態 ふたば系ゆっくりいじめ 854 ごく普通のゆっくりショップ 本作品 D.Oの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る グロっ -- 2019-03-31 01 50 08 きったねぇな -- 2018-08-26 21 05 22 弱ってる赤ゆで自分しか頼れる(ゆっくりさせてくれる)者がいなければなつくから可愛い。けどしばらくすると自ゆんで色々やりたくなって生意気になってくる。それをされる前に潰す。飼いゆなんてシステムを楽しむ愛で派らしいお兄さんじゃないか -- 2017-05-28 18 47 03 お前黙れ -- 2014-06-04 22 35 56 ゆんやーーーーーこの挿し絵さん きょわいぃいぃぃぃ!! -- 2014-03-09 02 47 42 めっちゃおもろかったwwやっぱり理不尽虐待は最高だZE! ただほんのちょっとだけ気になったのはお兄さんは生粋の鬼威山で この日の為に一ヶ月間は虐待もせずに育てたのかな? まあれいみゅさえ苦しんで死んでくれたのならどうでもいい些細な事だけどね -- 2012-01-22 15 25 23 おお、きもいきもい。 -- 2011-10-17 20 08 12 wwwきめぇwwww -- 2011-10-17 00 40 02 ヒャッハー!!糞袋は虐待だーーー!!! -- 2011-10-15 22 40 49 ↓落ち着け!愛でというスタンス自体を否定してしまえばお前もトップ注意書きの読めない餡子脳に認定されるぞ! 俺たちはあくまで↓×8の自分中心餡子脳発言だけを責めるべきだ。 希少種のタグも愛でのタグもついてないのに注意書き無視して勝手に期待して勝手に裏切られたとか言って批判コメ書いてくなんてばかなの?しぬの? -- 2011-02-12 23 49 29 ↓↓↓↓↓↓↓しぬのはお前の方だろ。糞愛で野郎が・・・ -- 2010-11-28 12 39 13 ↓↓↓↓↓↓勝手に自分の中で決め付けてそれが出てこなかったら文句とか、ゲスれいむやまりさと一緒の餡子脳だなwバカなの?しぬの?(笑) -- 2010-11-28 06 40 23 食べ物を粗末にするれいむが死んでよかった -- 2010-11-18 08 11 30 ↓↓↓↓ゆっくりなんて愛でてるやつは死ね!!!あっごめーん!ついうっかりゆっくりできない発言をしちゃったよ!! -- 2010-09-25 00 57 22 わけもわからず死にやがれ糞れいむ! -- 2010-09-05 14 39 39 イラストを見る限りでは最後の最後まで苦しんだみたいだな。いいオチだ。 -- 2010-08-02 12 35 11 そう思ったらじぶんでかけばいいでしょう?ばかなの?しぬの? -- 2010-07-15 01 59 39 ゆうぎ・すいか愛でを期待していたのに…裏切られた。 節分ネタにれいむしか出さないとか、ばかなの?しぬの? -- 2010-07-09 03 37 56
https://w.atwiki.jp/izimematome/pages/17.html
■いじめられた時の相談先 都道府県別メール相談窓口 まずは匿名(ハンドルネーム)でも構わないので、きちんと相談してみましょう。 (工事中です。情報お待ちしています。) ○北海道 北海道立教育研究所(コンテンツ「教育相談」内にメール相談窓口あり) ○東北 青森県警察少年相談窓口(ヤングメールで相談可) 岩手県警察本部少年サポートセンター(メールで相談可) ○関東 東京都教育相談センター(メール相談窓口あり) 神奈川県立総合教育センター(コンテンツ「県民のみなさま」からメールで相談可) 埼玉県警察少年サポートセンター 茨城県警察少年相談コーナー ○中部 愛知県警察少年サポートセンター(ヤングテレホンEメール相談) ○近畿 大阪府教育委員会すこやかホットライン 岡山県警察ヤングメール(メール相談も可) 和歌山県警察子ども悩み相談 京都府警察ヤングテレホン(メール相談も可) ○中国 鳥取県警察少年サポートセンター(ヤングメールでメール相談可) ○四国 愛媛県教育委員会(コンテンツ「いじめ相談ダイヤル24」内にメール相談窓口の記載あり) ○九州 ※情報募集中
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/487.html
FFR 13KB ※俺設定 ※東方オリジナルの設定をほとんど無視します ※某マンガのパクリ ※基本的には、長編になりそうなので、 数回に分けて、UPします。 ※人間が出ます ※人間がゆっくりに仕えています ※ゆっくりが非常に強すぎます 基本的には、原作無視です ※作者は低学歴なので、日本語がおかしいです ゆとり乙と罵ってください ※パクリです。 ※おまけは個人的な趣味に走りました。もうこれゆっくりじゃない。 FFR ここはゆっくりの世界。 ゆっくりが人間を支配する世界。 「くそどれい!!!さっさとあまあまさんをもってこい!!!」 まりさは人間に向かい、体当たりした。 『ゆひぃいいぃ!!やべでぐざざいぃいいいい!!! わ・・・わがりまじだぁあああ!!!!! あまあまをもっでぎまずぅううう!!!!』 まりさの体当たりされ、腰を曲げ、倒れこむ人間。 「ゆふん!!!わかればいんだよ!!! にんげん!!!おまえたちはゆっくりのどれいなんだよ!!! ゆっくりりかいしてね!!!」 「「「ゆっくちりきゃいしちぇね!!!」」」 と、人間を馬鹿にするまりさとその3匹の子まりさたち。 『ああ・・・。あいつ、まりさ様を怒らせたよ・・・。』 『どうしよう・・・。俺たちにもとばっちりが来るかもしれない・・・。』 『どうして・・・。俺たち人間は・・・。いつもこんな目に遭うんだ・・・。』 嘆く人間たち。 この世界では、人間はゆっくりに逆らえないのだ。 人間はゆっくりの前では生物としての尊厳を奪われるのだ。 「ゆげぇえええ!!!!まずいいぃいいいい!!! こんなあまあまさん!!こんなものたべものじゃないよ!!! まりさたちをころすつもりなの!!!!」 「しょうだ!!!きゃわいいまりちゃをこりょすきなにょ!!!!」 「こんにゃのたびぇものじゃにゃいよ!!!ちね!!!にんげん!!!」 「うんうんしゃんでりゅよ!!!!こりぇでもたべちぇね!!!にんげん!!」 『そ・・・そんな・・・。これは私たちが一生懸命作った最高級の素材で作ったケーキなんです・・・。』 痩せ細った一人の人間が、困り果てた顔で訴えていた。 「そんなのしらないよ!!!まりさはぐるめなんだよ!! もっとおいしいあまあまさんをもってこい!!!このくず!!! くずはきらいだよ!!!」 『そんな・・・。私たちは自分が食べるご飯を我慢して・・・。』 「うるりゃいよ!!!しゃっしゃとちゅぎのあみゃあみゃしゃんをもっちぇきょい!!!」 「ゆっ!?」 「ゆべっぇえええええ!!!くちゃいいぃいいいぃいいいい!!!!」 「ゆっ!?おちびじゃんんんんん!!! おい!!!くぞどれいぃいい!!!どぼぢでおちびじゃんのうんうんざんをかたずげないんだぁああ!!!」 『すっ!すみまぜんでじだぁっぁあああ!!!!』 「もうゆるちゃないよぉおお!!!こんにゃくちょまじゅいあみゃあみゃしゃんをたべしゃせちゃうえに!!!! きゃわいいまりちゃにくちゃいにおいをきゃぎゃせるなんちぇ!!!」 『お・・・お・・・お許しをぉおお!!!』 「じねぇええ!!!にんげんばじねぇええええ!!!!!」 『誰かぁあああ!!!助けてぇええ!!!死にたくないぃい!!!死にたくないぃい!!!』 と、痩せ細った人間はゆっくりたちに連れ去れた。 『なんだこの世界は・・・。』 首にトイカメラを提げた青年が不思議そうに見つめていた。 広場にて・・・。 『助けてぇえええ!!!助けてくれぇえええ!!!』 『うぇえぇええん!!!!うえぇええええん!!!』 『タカシ・・・。泣かないで・・・。』 人間が男、女、子供、一人ずつ柱に紐で結ばれている。 その光景を眺める人間たち。 『まりさ様のお子様のうんうんを片付けなかったから処刑されるらしい。』 『しかも・・・。家族全員だってな・・・。』 『そんなっ!!どうしてこんなひどい目に合うの・・・。私たちだって生きてるのに・・・。』 どうやら、さきほどの人間の家族が処刑されるらしい。 この世界では人間の生殺与奪はゆっくりの一存で決まるのだ。 高台からさきほどのまりさとドスが人間たちを見つめる。 「ゆびぃいいぃいいい!!!!このくずどもにおちびちゃんはくるしめられたんですぅううう!!!」 と、泣きながら訴えるまりさ。 「ゆふん!!!おちびちゃんたちをくるしめたにんげんはしけいだよ!!!」 下顎を前に出し、偉そうな態度のドス。 「ゆぴぃゆぴぃ」 「むにゃむにゃ・・・あみゃあみゃしゃん・・・」 「うんうんしゃんでりゅよ・・・ちゅっきり・・・」プリュ 親まりさやドスとは変わって、気持ちよさそうな顔で寝ている子まりさたち。 そのうち、1匹は寝ながらうんうんを漏らしている。 「ゆ~ころせ!!!!」 「ゆ~ゆ~!!!」 「ゆっくりできないにんげんをころせ!!!」 人間たちの周りいるゆっくりたちが笑いながら人間が処刑されるのを、 見物している。 『ウッ・・・ウッ・・・』 人間たちは言葉を詰まらせながら泣いている。 『クソッ!!!クソッ!!!オレに力があれば・・・。』 と、ひとりの青年が悔しそうに地面を叩いている。 『仕方がないんだ・・・。俺たち人間はゆっくりには逆らえないんだ・・・。』 『あのドススパークがある限り・・・。』 『しかし・・・どうして我々は・・・こんな目に・・・。』 悔しがっている青年を見ても、お前も諦めろと言わないばかりの態度である。 『こんなの間違ってます。どうして人間が殺されないといけないんですか!』 『そうだな・・・。この世界は狂ってやがる・・・。』 さきほどのトイカメラを提げた青年と太ももが魅力的な少女がその光景を見て、 口走った。 『ああ、狂ってるさ!!!でも、止めたくても力がないんだ!!!』 悔しそうにしていた青年が、二人に言った。 『力がないか・・・。力なんかなくてもいいじゃないか・・・。 悪を許せない心があれば・・・。力なんて後からついてくるもんさ・・・。』 と、トイカメラを提げた青年は言った。 『あんた、何も知らないのか?よくそんなことが言えるな・・・。』 悔しそうな青年は睨みながら返した。 『ああ、俺はこの世界の人間じゃないからな。』 いつものことだと言わんばかりの口調でトイカメラを提げた青年は言った。 『じゃあ、教えてやる!!! ゆっくりにはドススパークという武器がある。それがあるから戦えないんだ・・・。』 『ドススパーク?』 広場の方を見ると、ドスが3匹、柱に結びつけられた人間の前に立っていた。 「「「くらぇええええ!!!!どすすぱぁっぁああああくぅうう!!!!」」」 と、言いながら、口を空け、力を溜めている。 見る見るうちに口から光を発していた。 『危ないです!!!早く助けないと!!!!』 『わかってる!』 と、さきほどのカップルは広場に出た。 ドガーン!!!! ドススパークが発射された。 『うあぁああああ!!!どうして俺たち人間はぁああ!!!!』 『ちくしょー!!!!』 『なんで・・・私たちは・・・。』 大声で泣く人間たち。 「ゆ~☆にんげんがしんでうれちーちーでるよ!!!!ちゅっきりぃいい!!!」 「ゆふん!!!ばかなにんげんがゆっくりにさからうからだよ!!!」 「ゆっくりしね!!!ゆっくりしね!!!」 と嬉そうに叫んでいるゆっくりたち。 「ゆははははあ!!!しね!!!にんげん!!!おまえらはみんなしね!!!」 いかにも悪人そうな顔をして人間を見下す親まりさ 「ゆふん!!!にんげん!!!おまえらはゆっくりのどれいなんだよ!!! ゆっくりりかいしてね!!!」 偉そうな態度で威張り散らすドス。 『チクショー!!!チクショー!!!』 青年は悔しそうに地面を叩く。 『俺に力があれば・・・力があれば・・・』 何が悪を許せない心があればだ!!! あのドススパークに適うはずないじゃないか!!! チクショー!!!チクショー!!!チクショー!!!! 『う・・・。あ・・・あれ・・・おれ・・・生きている!?』 『あれ・・・。おとうさん?おかあさん?』 『タカシ!!!あなた!!!』 『間に合ったぜ。なんとか。』 なんと、トイカメラを提げた青年がドススパークが放たれる瞬間に3人を助けたのだ。 「「「ど・・・ど・・・どぼぢでにんげんがじんでないのぉおおおお!!!!」」」 想定していなかった事態に叫びだすゆっくりたち。 「しねぇえええ!!!にんげんはいますぐしねぇえええ!!!」 「ゆっくりしないではやくしねぇええ!!!!」 「こんなのとかいはじゃないわ!!!はやくしになさい!!!」 「しねぇえええ!!!にんげんばじねぇええええ!!!!!」 必死の形相で叫ぶ親まりさ。 「いいかげんにしろぉお!!!!どぼぢでおまえだちにんげんばいづもゆっぐりのじゃまをずるんだぁああ!!! じねぇええ!!!いまずぐじねっぇえええ!!!!!」 許せないっ!!! あいつら、一体何様だ!!! ゆっくりがなんだって言うんだ!!! 俺たち人間だって生きているんだ!!! あんな糞饅頭どもの言いなりになってたまるか!!! あんな悪にひれ伏すぐらいなら・・・。 俺は戦って死ぬ!!!!! と、悔しそうにしていた青年が広場に出た。 『俺は戦う!!!この悪を倒すため!!!力なんて要らない!!! 俺は命ある限り戦い続ける!!!!』 青年はゆっくりたちに叫んだ。 『ああ、それでこそ、人間だ。目の前の暴力に怯えて生きていてもつまらない。 暴力が怖いんじゃない。暴力に負ける心が怖いんだ。 どんなに弱くても暴力に負けない心があれば・・・絶対に負けない!!! だけど・・・。こいつら、ゆっくりは暴力が怖いんだ。 暴力が怖いから、自分が弱いことをひたすら隠し、強がったり、偉そうな態度を取ったり、 時にはドススパークで人間を傷つけたり・・・。 お前たちは最低だ!!!ゆっくり!!!!そうだろ、な、鬼意山!』 トイカメラを提げた青年が話しかけた。 『お前・・・・。どうして俺の名前・・・知ってるんだ・・・。』 「だれだぁああ!!!おまえはぁああ!!!どぼぢでゆっぐりざぜないんだぁあああ!!!」 ドスはトイカメラを提げた青年に叫んだ。 『通りすがりの仮面ライダーだ!覚えておけ!』 『変身!!!!』 (カメンライド!!!ディケイド!!!) 「「「ゆっくりざぜないにんげんばじねぇえええええ!!!!!」」」 3匹のドスがディケイドに向かって、体当たりをしてきた。 (ファイナルアタックライド) (ディディディディケイド!!!) バァアアン!!!! ドスたちは爆発した。 「ゆっ・・・ゆんやぁぁっぁあぁぁあああああ!!!!」 「ゆっぐりできないぃいい!!!」 「もういやだぁぁぁあああ!!!おうちかるぅううう!!!」 ゆっくりたちは叫んだ。 『ちょっとくすぐったいぞ。』 『えっ!?』 (ファイナルフォームライド) (ギャギャギャギャクタイオニイサン!!!) ディケイドが鬼意山の背中に手を入れて、開いた。 次の瞬間、鬼意山の体がバラバラになり、手足がいろんなものに変わった。 キリ、ハンマー、ガスバーナー、チェンソー、スコップ、鍬、包丁etc どこのホームセンターにも必ずあるモノばかり。 それらが一斉にゆっくりに向かって、飛んでいった。 「いじゃいいぃいいい!!!!」 「あじゅいぃいいいい!!!!」 「やべでぇえええぇええ!!!!」 「どぼぢでごんなごどずるのぉおおぉお!!!!!」 「おべべがみえないぃいいぃい!!!!」 「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っ」 至るところで虐待されているゆっくりたち。 工具が一箇所に集まって、再び鬼意山の姿になった。 『残るのはあそこにいるヤツらだけだ!!!』 ディケイドが高台のドスとまりさたちを指す。 『最後はお前がやれ!』 (ファイナルアタックライド) (ギャギャギャギャクタイオニイサン!!!) 『ヒャハァァァアアァア!!!!虐待だぁぁああああ!!!!』 「そろーりそろーり、まりさはゆっくりにげるよ。 どすとおちびちゃんはかわいいまりさのみがわりになってね!!!」 寝ている子まりさとドスを置いて逃げる親まりさ。 「どぼぢでばでぃざがにげるばげぇえ!!!!!」 ドスは叫んだ。 次の瞬間、虐待鬼意山の拳がドスの目に突き刺さる。 「ゆんやぁぁあああ!!!どずのがわいいおべべがぁあああ!!!! みえなぃぃいいい!!!!ゆんやぁぁあああ!!!! もういやだぁぁああ!!!おうちかえるぅうう!!!」 『簡単には返さねぇぜ!!!今までの借りを返してやる!!!!』 「ゆんやぁぁあああ!!!!!」 数時間後・・・。 辺り一面、餡子塗れになっていた。 『俺たちはバカだった・・・。』 『そうだ!!!こんな饅頭なんかの言いなりになって!!!』 『復讐よ!!!今からゆっくりたちを虐待するわ!!!』 人間たちは、みなゆっくりを虐待するようになった。 『これでよかったのかなぁ~。』 『なんだか後味が悪いような気がします。』 ユウスケと夏海は何か浮かばない顔であった。 『まあ、他の世界から来た人にはよくは思われないだろうな・・・。』 と、虐待鬼意山が言った。 『しかし・・・。これでこの世界は救われた。今はそう思っておこう。』 士は安堵の表情を浮かべた。 『写真出来ましたよ。いい仕上がりになりましたよ。』 栄次郎が写真を持ってきた。 『あっ!!!おいしそうな揚げ饅頭!!!』 『士君!これ!どこで取ったんですか?今すぐ買いに行きましょう!!!!このお店に!!!』 ユウスケと夏海が涎を垂らしながら話していた。 『これ・・・。あのまりさの子供たちだけど・・・。』 一同、みな沈黙する。 『俺、まだ揚げてないからな・・・。まだ・・・。』 虐待鬼意山が汗を流しながら否定する。 そんなことおかまいなしに、 虐待鬼意山の後ろで寝息を立てて寝ている子まりさたち。 「ゆぴぃゆぴぃ・・・きゃわいくちぇごみぇんにぇ・・・」 「むにゃむにゃ・・・もうおにゃきゃいっぴゃいだにょ・・・」 「うんうんしゃんでりゅよ・・・ちゅっきり・・・」プリュ おまけ 「ゆふぅ~ゆっくりにげれたよ。」 親まりさは、虐待鬼意山から逃げ切れていた。 「まったく!!!かわいいまりさをこんなめにあわせて!!! あのにんげん!!!ころしてやる!!! まりささまじきじきにころしてやる!!!!」 『それは無理じゃないかな?』 「ゆっ!?」 『だって、これから僕が君を虐待するんだから!!』 「ゆんやぁあああ!!!!どぼぢでぞんなごどいうのぉおお!!!!」 『この世界のゆっくりは、虐待されていない貴重なゆっくりなんだ。 そんな貴重なゆっくりを虐待するという最高の宝を得るためさ!!!!』 「ぎゃぐだいばゆっぐりでぎないぃいいい!!!!」 『光栄に思いたまえ。君のために最高の虐待が出来そうなライダーを連れてきたよ。』 『これも全部、乾巧ってヤツのせいなんだ・・・。』 『オンドゥルルラギッタンディスカー!?』 『お前、今、俺の弟を笑ったか?』 『ゆっくりなんか汚してやる!!やろうよ。兄貴。』 『おまえ、キモ~い。虐待してもいいよね!答えは聞いてない!』 『ゆっくり、その命、神に返しなさい!』 (スタンディンバイ) 『変身!』 (コンプリート) 『ヘシンッ!!!』 (ターンアップ) 『『変身!』』 (チェンジ キック(パンチ)ホッパー) 『変身!』 (ガンフォーム) (レディ) 『イクサ爆誕!!』 (フィストオン) (カメンライド) 『変身!』 (ディエンド) 「ゆんやぁあああ!!!!ゆっくりできないぃいいいい!!!!」 終わり あとがき おまけの意味がわからない。 書いた自分がわからない。 他の作品 ふたば系ゆっくりいじめ 149 鞭打 ふたば系ゆっくりいじめ 155 糞饅頭 ふたば系ゆっくりいじめ 159 ユグルイ その1 ふたば系ゆっくりいじめ 162 ユグルイ その2 ふたば系ゆっくりいじめ 168 ユグルイ その3 ふたば系ゆっくりいじめ 169 ゲス愛で派 ふたば系ゆっくりいじめ 173 ユグルイ その4 ふたば系ゆっくりいじめ 187 頭でなく心に訴える ふたば系ゆっくりいじめ 188 ユグルイ その5 ふたば系ゆっくりいじめ 192 長寿と繁栄を・・・前編 ふたば系ゆっくりいじめ 200 長寿と繁栄を・・・後編 ユグルイあきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 三匹の子まりさを潰してほしかった、、、 -- 2016-09-19 02 05 11 著作権大丈夫か?・・・・・ -- 2015-08-13 01 48 13 ライダーと糞にも劣るゆっくりを共演させるのはやめてください いやまじで -- 2015-02-17 00 16 17 なんていう俺得 -- 2014-11-08 20 39 04 鳴滝『おのれディケイド、この世界・・・は壊れていいや』 -- 2014-07-31 03 44 00 デヘヘヘヘヘヘッ・・・・最高ダネェ・・・・ゲスどもをづぶしで虐待するのは最高ダゼェ、、、 -- 2014-04-15 21 39 14 なんか色々とカオスですね -- 2014-01-09 22 17 37 ディケイド無双www -- 2013-10-31 21 40 22 3匹の子まりさを殺してやりたかった・・・ -- 2012-05-19 01 34 59 鳴滝「ゆっくり世界まで・・・おのれディケイドッ!!」 -- 2012-05-17 19 01 34 ライダーw -- 2011-11-13 02 37 21 前半ストレスがゲージを振り切った -- 2011-02-10 23 07 08 草加ェ…ゆっくりにまでたっくんへの悪感情を刷り込まなくても… というか意味ないだろそれwww -- 2011-01-10 17 37 08 なぜケンジャキがいるwwwワロタw -- 2010-11-03 19 34 34 四天王つってもネタライダー四天王だけどな -- 2010-08-29 22 38 46 ああ…ライダー四天王のうち三人も…ダディヤナザンはなんで来てないんだ -- 2010-07-21 15 24 47 イクサは爆誕じゃなくて爆現なんだぜ…ルギア爆誕とは違うんだぜ… -- 2010-07-21 15 22 55 おいおいwwwディケイドwwwww -- 2010-07-17 01 15 19 正義の味方がこないな事してええのんか… -- 2010-06-07 18 05 35 吹いたwwwww -- 2010-05-14 17 49 31
https://w.atwiki.jp/th_izime/pages/1411.html
私はどうしたのか。 何故か皆から冷たい目線や無視などをされる。 この間まで、楽しく宴会をしたばっかなのに…。 今日はアリスと魔理沙の会話を聞いた。 「ねぇ魔理沙」 「なんだぜ?アリス」 「霊夢の事なんだけど…」 「ああ 霊夢か。新聞に乗ってた人里のだろ」 「ええ。まさかあんな子だと思ってなかったわ…」 「同感だぜ…」 この話。たまたま聞こえてしまったのだ。 そういえば最近新聞が届かない。 道端に落ちていた新聞をみると… 博麗の巫女!人里で逆レイプ! なんで 「!う…嘘でしょ…?」
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2150.html
ゆっくり工作セット 16KB 虐待-いじめ 飼いゆ 現代 ゆっくりって結構器用だと思う 「こらっ!部屋を汚すなって言ってんだろ!!」 「ゆぁーん!れいむ、よごしてなんかないぃぃいいい!?」 「ゴミ箱倒しやがって!それにティッシュも1箱丸ごと中身バラ撒きやがって!!」 「れいむのおうちなのにぃぃいい!?べっどさん、がんばっでづぐっだのぉぉ!」 「うるせぇ、お仕置きだ!ひゃっはー!!」 「あんよぺんぺんやめでぇぇぇええ!!」 飼いゆっくりが、部屋を荒らして困る、と言う話はよく聞く。 相当厳しくしつけても、たとえバッジ持ちだとしても、 この癖ばかりはなかなか治らないとの事だ。 というのも実際のところ、ゆっくり自身に部屋を汚している自覚が無いのが問題なのである。 ゲスが家屋侵入して部屋を荒らすののは訳が違うのだ。 なぜなら、飼い主から見れば明らかに部屋を散らかしているこの行動、 これは、ゆっくりの本能に根づいた行動だからなのである。 『ゆっくり工作セット』 D.O 部屋を荒らしているつもりはない、となると一体何をやっているのか。 ・・・・・・それは『工作』である。 ゆっくりは本能的に、工作を行う事が大好きなのだ。 野生のゆっくりが穴を掘り、木の枝や小石を積み上げて、 かなりの労力をかけておうちを作ることは知られている。 それが町中ともなるとさらに手が込んでおり、木箱やダンボール、ブルーシートやビニル袋まで使って それこそ公園を住処とする人間さんと同レベルのおうちを作ることもある。 おうちだけなら鳥でもモグラでもビーバーでも作るだろうが、ゆっくりの場合それだけではない。 ベッドと称しては、赤ゆっくりのお布団用に、枯れ草で編んだとりかごを作ったり、 様々な道具を木の枝や葉っぱ、土や石を使って作成することも多い。 生活に余裕さえあれば、特に必要も無いのに玩具の類を自作したりすることだってある。 脆弱な体を守るため、ゆっくりしたいという欲求を何とか満たすため、 ゆっくりせずに必死に工夫する内、『工作』が本能にまでなってしまったのだろうか。 自分だけで作った、自分だけの何かを手に入れることは、 あの無力な饅頭達にとって、この上ない大きな喜びなのかもしれない。 ともあれ、ゆっくりを飼い、しかも無理な調教をしないで仲良くやっていこうと思ったら、 この本能とも上手く折り合いをつけていくしかないのである。 ・・・と言う研究結果が公式に発表されてからどれくらい経ったか。 ついにそんな、ゆっくりの本能的な欲求に目をつけたとある玩具会社が、 飼いゆっくりから爆発的な人気を集めることになる新製品を開発したのであった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 『ゆっくり工作ブロックセット・赤ゆっくり用』 パッケージにそう書かれているこの人気商品。 私も予約待ちの末、ようやく手に入れることができた。 バケツのような容器に、山盛りで入ったこの玩具は、 見た目はスポンジ製の積み木、といった感じだ。 形は円柱・直方体・Y字型・その他様々。 何となく、森でも手に入る木の枝や小石っぽく見えないでもない物が多い。 素材はスポンジっぽい外見だが、実際はもう少し硬く重く出来ている。 とは言えそこはゆっくり向け玩具。 少なくともゆっくりが怪我をするようなものではないので、 安心して使用させることは出来るようだ。 表面を触ると低粘着性でペトペト指にくっつき、 2つのブロックをグッと押し付けあうと、少し叩いたくらいでははがれない。 中に磁石が仕込んであるタイプもあり、この粘着力とあわせると、 ゆっくりがちょっと押したり引いたりくらいではバラバラにならないほど頑丈にくっつく。 それでいて、何度くっつけはがしてを繰り返しても、 壊れもしなければ粘着性も落ちないという優れものだ。 ゆっくりに与える玩具に大事なもの、 安全性、強度、耐久性、いずれも備えた、さすがのヒット商品である。 赤ゆっくり向けから成体向けまで、サイズにも種類が豊富なのだが・・・ とりあえず今回は、我が家のゆっくり達に合わせたサイズにしてみた。 ガシャガシャガシャ・・・ 「ゆゆ?このいししゃん、ゆっくちしちぇるにぇ!」 「このえだしゃんも、とっちぇもときゃいはよ!」 「しゅーりしゅーり、ちあわちぇー!」 我が家の飼いゆっくり達から見ると、本物の小石や木の枝に見えるのか・・・。 とにかく気に入ったようで何よりだ。 ちなみに私の家では、4畳半一間の和室を丸ごと飼いゆっくりスペースにして、 20匹の赤ゆっくりを飼っている。 飼っているのだから当然だが、私はゆっくりの事が好きだ。 種類はれいむ・まりさ・ありすと、リーズナブルな3種。特にこだわりは無い。 ただ、この数でサッカーボールサイズまで成長されてはさすがにきついので、 成長抑制剤のお世話になる事にしており、 生後3カ月現在でもこいつらはピンポン玉サイズのままだったりする。 これまでこのゆっくり部屋に置いていたのは、 全員用のベッドとして座布団を一つ、餌を入れた小皿、ハムスター用の給水器、トイレ用の皿、以上。 毛糸を玉にして与えたり、ピンポン玉をいくつかくれてやったりしていたが、 活発なまりさ種以外は食いつきがイマイチだったので、 今回奮発して、この人気商品を購入した、と言うわけである。 「ゆぁーい!」 「ゆっくち!ゆっくち!」 色とりどりのブロックに群がる赤ゆ達。 みんな、これまで見た事のない物が与えられて、 目をキラキラと輝かせながらブロックにすーりすーりしたり、 端っこを噛んでみたり、上に乗って跳ねてみたりしていた。 説明書によると、後は放っておいていいらしいので、部屋の外から観察する事にする。 「しゅーりしゅーり、ゆゆーん!やわらかくっちぇ、ゆっくちー!」 「いろもきれいにぇ!とっちぇもときゃいはだわ!」 「ゆぅ~・・・」 赤ゆっくり達が思い思いに新しい玩具でゆっくりする中、 1匹の赤まりさが何やら考え事をしている風な態度をとっていた。 「ゆふぅ~ん・・ゆ?どうしちゃの?まりしゃ。」 「ゆぅ~・・・ゆゆっ!ゆっくちおもいついちゃよ!!」 「びっくりー!!おおごえださにゃいでにぇ!?」×19 「ゆっくちはこぶよ!ゆっくち!ゆっくち!」 「ぽかーん・・・ゆっくちなにしちぇるの?」×19 表情を先ほどまでよりさらに輝かせた赤まりさは、 ブロックの中でも平べったい長方形、かまぼこ板状のものを口に咥え、 部屋の端っこに立てかけた。 「ゆっくち!もっとはこびゅよ!ゆっくち!ゆっくちー!」 さらに、立てかけた板を補強するように、周囲に小石サイズのブロックを置き、 板がずれたり倒れたりしないように固定していった。 ・・・・・・。 「ゆっくちかんせいしちゃよ!!」 「ゆ、ゆわぁ~。」×19 「ここはまりしゃのおうちだよ!ゆっくちしちぇっちぇにぇ!!」 それは、壁に板を立てかけただけの、どうという事も無い工作物だった。 だが、その板の裏側の陰に赤まりさが身をうずめると、 それは確かに、これまで赤ゆっくりが見た事も無い、実にゆっくりしたおうちであったのである。 そしてその瞬間、他の赤ゆっくり全員が、驚きとも喜びとがごちゃ混ぜになった感情を、一気に爆発させた。 「しゅっごーい!!しゅっごくゆっくちしちぇるよーっ!!」 「ゆふ~ん。しょれほどでもありゅよ!」 「とっちぇもときゃいはよ!・・・ゆっ!ありしゅもおうちつくりゅわ!!」 「ゆっくちつくりゅよっ!!えいっえいっ!ゆー!!」×19 そこから先の、赤ゆっくり達のとった行動は、普段ののんびりゆっくりした姿と見違えるような、 実に活気と想像力にあふれた創作活動であった。 「このえだしゃんは、れいみゅがつかうよ!」 「このいししゃんは、ありしゅがこーでぃねーとしゅるわ!」 「ゆぁーん。まりしゃもえだしゃん、ほちいよー!」 多少ケンカもあったようだが、 みんな、一心不乱に工作に取り掛かっている。 こちらが隣の部屋でその様子を見ながら感心している間に、 早くも各々が想像力の限りを尽くして組み上げている、立派なおうちが作られていった。 「まりしゃのおうちだよ!ゆっくちー!」 「ゆわぁ!かっこいいにぇ!まりしゃのおぼうちしゃんみちゃーい!」 「ゆっへん!」 ある赤まりさは、いくつかの長い棒状のブロックをテント状に組み、 その周りにさらに、平たいブロックをかぶせていき、 円錐・あるいは竪穴式住居風とも言えそうなおうちを作り上げていた。 一方ありすも面白い。 「これはときゃいはな、てーぶるしゃんにぇ!」 「ありしゅのゆっくちした、そふぁべっどしゃんよ!」 柵でも作るようにブロックで円を作り、その内側を『都会派にコーディネート』しているらしい。 ここが人間の家の中で、雨や風を防ぐ必要が無いと理解しているのか、 それとも機能性よりインテリアデザイン重視なだけなのか。 「ここはありしゅのおうちよ!ゆっくちしちぇっちぇにぇ!」 色・形の異なるブロックをキレイ並べて、 豪華な居間を作ってしまった。 ほとんどの赤ゆっくりは協力し合ったりせず、自分専用のおうちやら遊び場やらを作っているあたり、 『自分で作った自分だけのモノ』と言う所が大事なのだろうか。 この習性が、野生ゆっくりの群れが数年で必ず崩壊する原因なのかもしれない。 だが、そんな悪く言えば利己的、良く言って独立志向の高いゆっくり達の中でも、 協力し合っている赤まりさと赤れいむがいた。 こちらはこちらでゆっくりらしい理由でのようだが。 「おうちができたりゃ・・・まりしゃといっしょに、ゆっくちしようにぇっ!」 「まりしゃ・・・れいみゅは、まりしゃとずっとゆっくちしちゃいよ!」 「れいみゅ・・・ちゅっちゅしちぇいい?」 「まりしゃぁ・・・ちゅっ!」 まあ、お熱いことで。 まあ、なんと言うか、ゆっくりにとって『おうち』と言うヤツは、 おとなの証であり、財産であり、ステータスだと言う事なのだろう。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− それから半日・・・ 途中に休憩とお昼寝を挟みつつ、赤ゆっくり達が作業を終えた頃には、 部屋の中は縄文人の集落のような姿に様変わりしていた。 「ゆぅ~。ゆっくちしちぇるよぉ。」 「まりしゃのおうち・・・しゅーりしゅーり、ちあわちぇ~。」 「ひろばしゃんも、ゆっくちしちぇるにぇ。」 集落は、中心に広場を持ち、その周囲に各々のおうちが、 そのさらに周囲には、柵のつもりか細長いブロックで囲いまで作ってある。 そしてどの赤ゆっくり達も、自分の、あるいは自分達のおうちの中でゆっくりしている。 しかも、単にごっこ遊び、秘密基地遊びというわけではない。 「むーちゃむーちゃ・・ち、ち、ちあわちぇー!」 最初におうちを作った赤まりさは、餌皿からペレット状の餌をお帽子に入れて運び、 おうちの中までわざわざ持ってきてからむーしゃむーしゃしている。 自分のおうちの中での食事は、さぞやゆっくり出来るのであろう。 その瞳には涙すら浮かんでいた。 入り口を木の枝型のブロックでしっかりと閉じたおうちの中では、 先ほどのれいむ&まりさ夫婦(と言うには幼すぎるが)が愛をささやき合っているのが聞こえる。 「れいみゅ・・・おちびちゃんのための、べっどしゃんもつくろうにぇ。」 「ゆぅ~ん、きがはやいよぉ。さきに、ごはんしゃんをあつめてにぇ。」 「まりしゃは、かりのめいじんさんにゃんだよ!ゆっくちまかせちぇにぇ!」 狩りなどした事があったとは驚きだが、早くも子作りする気満々らしい。 やはり、自分のおうちを持つと言うのは、ゆっくりにとって、おとなの証なのかもしれない。 「ゆっくちすべりゅよ!『ころころころっ!』ゆっくちー!」 「おーびのーび!ゆわぁぁ・・・おしょらとんでるみちゃーい・・・」 中央の広場には、長方形のブロック数個で組み上げた滑り台らしきものまで完成し、 数匹の元気な赤ゆっくり達が、キャッキャと遊んでいた。 滑り台の一番上は、ブロック数段分の高さであり、 その上でのーびのーびすれば、遥かかなた、部屋の隅々まで見渡せるのであろう。 数匹の赤ゆっくり達が、のーびのーびしながら口を半開きにして景色を眺めていた。 赤ゆっくり達はみんな、目をキラキラ輝かせ、表情は幸せーそのもの。 それは、玩具を与えた私自身ですら、胸の奥に暖かいものがこみ上げてくるほどゆっくりした姿だった。 少し値の張る玩具だとは思っていたが、買ってあげて、本当に良かったと思う。 ふむ。時間も夕方、そろそろ私も部屋に入っていい頃だろう。 ガラッ! 「おーい、お前達!随分がんばったなー!」 「ゆ!?おにーしゃん!ゆっくちしちぇっちぇにぇっ!!」×20 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「・・・さて。」 がっしゃーん!! 「ゆ・・・・ゆぴゃぁぁあああああああ!?」 と、言うわけで、赤まりさが壁にブロックを立てかけて作ったおうちを、 さっそく蹴り壊してやった。 「ゆぴゃぁぁあああん!!どうしちぇそんなことしゅるにょぉぉおおお!?」 「ゆぴぃいいい!?ゆっくちさせちぇぇぇええ!」 さらに、広場の中心に作ってあった滑り台も、 赤ゆっくり達が怪我しないように床に下ろしてあげてから、 念入りに分解してやる。 「はーい。お片づけお片づけ。」 パカッ!ペリッ!ガシャガシャ・・・ 「ゆぴぇぇえええ!?しゅべりだいしゃんがぁぁああ!?」 ありすの都会派で解放感抜群のお部屋も、インテリア一個一個を拾い上げ、無慈悲に回収してあげる。 「ありしゅのとかいはなそふぁしゃん、てーぶるしゃんがぁぁああ!?」 「てか、工夫が足りんな。並べてるだけだし。」 「ゆぁぁ・・ときゃいはな・・・こーでぃねーと・・・ゆぇぇん。」 とんがり帽子そっくりなテント型のおうちでは、制作者の赤まりさが、 中に入って渾身のぷくーをしていた。 「ゆっくちどっかいっちぇにぇ!ぷっきゅー!!」 別に迫力などかけらも感じないが、このまま壊してしまうと中の赤まりさも怪我してしまう。 こんな時は・・・ 「あったあった、これこれ。」 私の手に握られたのは、『ゆっくり工作ブロックセット』に同梱されている、 『ゆっくり確保用トング・赤ゆっくり用』。 「ゆぁーん、つかまにゃいでぇぇ・・・おしょらとんでるみちゃ」 「そーい!」 がしゃーん! 「ゆんやぁぁああああ!!まりしゃのゆっくちしたおうちがぁぁあああ!!!」 新婚のまりさ&れいむのおうちも、同様に2匹を引きずり出して、 目の前で徹底的に蹴り壊してあげる。 「ゆぁぁぁああん!!まりしゃとれいみゅの、あいのすがぁぁああ!!」 「このおうちで、おちびちゃんをうむっちぇ、やくそくしちゃのにぃぃ!!」 「ふーむ。この2匹、明日去勢しとくか。」 ・・・・・・破壊、破壊、破壊。 こうして赤ゆっくり達が作り上げたゆっくりプレイスは、完成した5分後には、 この世界から永遠に消え去ったのであった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 『ゆっくり工作ブロックセット・注意書き』 ゆっくり達が作った工作物は、飼い主の皆さんにとっても大変魅力的なものでしょう。 でも、それらの工作物は、なるべく完成させたその日のうちにブッ壊してあげて下さい。 ゆっくりは、『自分で作った自分だけのモノ』を手に入れてしまうと、 非常に強い独占欲と独立心を持つようになってしまいます。 ・・・飼いゆっくりとしては、少し扱いにくくなってしまうんですね。 だから、変に愛着を持たないうちに、バラバラにブッ壊してあげちゃって下さい。 きっと、物を作る喜び、作った物の儚さ、ついでに飼い主さんとの力関係などを、 しっかりと学んでくれることでしょう。 ちなみに、目の前で思い切りよくバラバラに壊してあげると、なお効果的です。 ※解体作業は気分爽快ですが、1日1回までにしておきましょう。 あまり繰り返し過ぎるとトラウマになって、ブロックで遊んでくれなくなっちゃいますよ。 【製造元:ゆっくり加工所】 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「片づけ完了!じゃ、また明日な!!」 「ゆ・・・ゆんやぁぁあああん!!」×20 そんなわけで、泣かせるのは悪いと思わなくもないが、 あいつらはあくまでも飼いゆっくりなのだ。 私は工作セットの説明書にある注意書きに従い、しっかりお片づけしてあげると、 部屋の隅っこに廃材置き場のようにブロックを寄せて、部屋の電気を消した。 うん、気分爽快。 「ぐしゅ・・・ゆっくちつくりゅよ・・・」 「ゆぅぅ・・もっとがんじょうなおうちしゃん、つくろうにぇ・・・」 「ゆっくちぃ、ゆっくちぃ・・ゆぇぇん・・・」 泣きながらもめげてはいないようだ。 うん、やっぱりゆっくりは可愛いと思う。 そして10分も経った頃部屋の前を通ると、 カチャカチャとブロックを動かす音が、夕日に赤く染まる部屋の中から聞こえてきていた。 そしてさらに30分後には、真っ暗な部屋の中で、 キャッキャとはしゃぎながら工作を続ける声が聞こえてくる。 どうやらあの玩具、相当気に入ってもらえたようだ。 ・・・・・・明日もしっかり片づけてあげないとな。 挿絵 byゆんあき 挿絵 by儚いあき 餡小話掲載作品 その他(舞台設定のみ共有) ふたば系ゆっくりいじめ 157 ぱちゅりおばさんの事件簿 ふたば系ゆっくりいじめ 305 ゆっくりちるのの生態 ふたば系ゆっくりいじめ 854 ごく普通のゆっくりショップ ふたば系ゆっくりいじめ 873 ゆっくり向けの節分 ふたば系ゆっくりいじめ 924 みんな大好きゆレンタイン ふたば系ゆっくりいじめ 934 暇つぶし ふたば系ゆっくりいじめ 943 軽いイタズラ ふたば系ゆっくりいじめ 1016 お誕生日おめでとう! 本作品 『町れいむ一家の四季』シリーズ 前日談 ふたば系ゆっくりいじめ 522 とてもゆっくりしたおうち ふたば系ゆっくりいじめ 628 ゆきのなか ふたば系ゆっくりいじめ 753 原点に戻ってみる ふたば系ゆっくりいじめ 762 秋の実り 『町れいむ一家の四季』シリーズ(ストーリー展開順・おまけはそうでもない) 春-1-1. ふたば系ゆっくりいじめ 161 春の恵みさんでゆっくりするよ 春-2-1. ふたば系ゆっくりいじめ 154 竜巻さんでゆっくりしようね 春-2-2. ふたば系ゆっくりいじめ 165 お姉さんのまりさ飼育日記(おまけ) 春-2-3. ふたば系ゆっくりいじめ 178 お姉さんとまりさのはじめてのおつかい(おまけ) 春-2-4. ふたば系ゆっくりいじめ 167 ちぇんの素晴らしきゆん生(おまけ) 春-2-5. ふたば系ゆっくりいじめ 206 町の赤ゆの生きる道(おまけ) 夏-1-1. ふたば系ゆっくりいじめ 137 真夏はゆっくりできるね 夏-1-2. ふたば系ゆっくりいじめ 139 ゆっくりのみるゆめ(おまけ) 夏-1-3. ふたば系ゆっくりいじめ 734 未成ゆん(おまけ) 夏-1-4. ふたば系ゆっくりいじめ 678 飼われいむはおちびちゃんが欲しい(おまけ) 夏-1-5. ふたば系ゆっくりいじめ 174 ぱちぇと学ぼう!ゆっくりライフ(おまけ) 夏-1-6. ふたば系ゆっくりいじめ 235 てんこのインモラルスタディ(おまけ) 夏-1-7. ふたば系ゆっくりいじめ 142 ゆうかりんのご奉仕授業(おまけ) 夏-2-1. ふたば系ゆっくりいじめ 146 雨さんはゆっくりしてるね 夏-2-2. ふたば系ゆっくりいじめ 205 末っ子れいむの帰還 秋-1. ふたば系ゆっくりいじめ 186 台風さんでゆっくりしたいよ 秋-2. ふたば系ゆっくりいじめ 271 都会の雨さんもゆっくりしてるね 冬-1. ふたば系ゆっくりいじめ 490 ゆっくりしたハロウィンさん 冬-2. ふたば系ゆっくりいじめ 910 寒い日もゆっくりしようね 『町れいむ一家の四季』シリーズ 後日談 ふたば系ゆっくりいじめ 132 俺の嫁ゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 148 ここはみんなのおうち宣言 ふたば系ゆっくりいじめ 224 レイパーズブレイド前篇(仮) ふたば系ゆっくりいじめ 249 Yの閃光 ふたば系ゆっくりいじめ 333 銘菓湯栗饅頭 ふたば系ゆっくりいじめ 376 飼いゆっくりれいむ ふたば系ゆっくりいじめ 409 町ゆっくりの食料事情 ふたば系ゆっくりいじめ 436 苦悩に満ちたゆん生 ふたば系ゆっくりいじめ 662 野良ゆっくりがやってきた ふたば系ゆっくりいじめ 807 家出まりさの反省 D.Oの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ゆっくりできるね! れいむ このぶろっくさんであそんでみたいよ -- 2021-04-10 15 48 40 いや、このお姉さんは影狼じゃないのか…? -- 2016-05-11 16 09 49 どうしてホモが湧いてるんですかねぇ……(歓喜) -- 2014-01-21 13 55 44 これはたまらん たまらん -- 2014-01-13 23 05 14 これはいいwwwww -- 2013-09-09 13 58 18 おねにーさんはかわいいね!ゆっくりできるよ! -- 2013-07-29 20 44 16 多分この人はロリコン(ショタコンも?)なんだろうなぁとか思ったり -- 2013-06-17 14 59 23 ↓ホモは帰って、どうぞ(迫真) -- 2012-06-01 22 56 27 この飼い主獣派ね!レイプしてぇ・・・ -- 2012-05-05 23 12 06 まるで俺の幼稚園の頃みたいだな -- 2012-03-09 19 40 47 このおねえさんはちぇんのしんかけいっなんだねーわかるよー -- 2011-10-08 21 47 21 ヒャッハアアァァーーーーー!!!!! ごみはお方付けだああぁぁーーー! -- 2011-09-15 19 42 06 名作だwww -- 2011-02-06 07 20 21 がちゃーん、と壊す所に吹いたw これは、おもしれー!www -- 2010-12-08 13 53 41 つうか飼い主さんは俺っ娘なんですねw -- 2010-12-01 07 53 59 飼い主とこいつらをまとめて殺したいな -- 2010-11-29 02 55 13 かわえええええええええ赤ゆかわえええええ かわいすぎていじめ殺してええええええええええええ -- 2010-11-28 21 02 01 すばらしい -- 2010-08-23 16 58 44 あーー かわいいわぁ こいつら いいわぁ -- 2010-08-06 20 12 50 これは面白いけど・・・ どうやら私には赤ゆはどう頑張っても飼えない事が解った 絶対諸共にぶっ潰す揺ぎ無い自信があるw -- 2010-07-30 00 32 58
https://w.atwiki.jp/chine_miku/pages/229.html
※間違ってここのページに入ってきてしまった人へ ◆私が記事を書く際に、文字色のコマンドをコピペする用に作ったページなので 深いことは考えないで下さい。あなた方には特に関係のないページです。 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク 痴音ミク ◆TOPへ戻る◆
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/1037.html
虐待いじめ成分なし 明日は年に一度の博麗神社例大祭。 博霊神社の前には多くの出店が並び、人々が明日の祭りに向けて精力的に動き回っている。 この博霊神社例大祭、来る者は人間だけではない。 人間に混ざって妖精、妖怪、果てには神までもが参加する、幻想郷最大のイベントだ。 妖精や妖怪が来るのに人間が集まるのかと思う人もいるだろう。 確かに、軽いけが人は毎年出ているが、死人が出たことは、長い例大祭の歴史を振り返っても、一度としてなかった。 博霊の巫女が(人間から賽銭欲しさに)妖精や妖怪に睨みを利かせているのもあるが、基本的に幻想郷の連中は種族問わず、皆祭りが好きなのだ。 こんな日まで、血生臭い話題で祭りを汚したくないのだろう。 そのため、妖精や妖怪の妨害などもなく、準備は滞りなく進んでいった。 男は出店の前で煙草を吸っていた。自分の出店の準備が終わり、一息付いていたところだった。 男は祭りの定番である、風船屋の出店を出している。 店を出し、カラフルな風船を準備しガスを用意すれば、それで準備は終わりだ。 といっても、自分のところが終わったからさあ帰ろう!! とは、そうは問屋がおろさない。 人々が助け合い協力して生活している幻想郷では、一人は皆のために、皆は一人のためにが当たり前。 これから他の出店の準備の手伝いもしなければならないから、今夜は徹夜になるだろう。 これは忙しくなる前の最後の一服だ。 男は時計を見て、もう少し時間は大丈夫だろうと、もう一本煙草を取り出そうとした時、店の後ろに茂みで、ゴソゴソと何かが動いていた。 どうせ祭の定番動物、猫か狸だろうと考えながらも、商品が駄目にされることもあるので、さっさと追い出そうと店の裏に回った。 しかし、そこにいたのは猫でも犬でも狸でも狐でもなかった。 「ゆ!? やっとついたよ!!」 茂みから出てきたのはゆっくりだった。 初めはれいむ種一匹だけかと思ったが、その後ろには、子れいむや子まりさが数匹親の後について出てきた。 子まりさがいるということは、れいむとまりさの番なのだろう。 しかし、親まりさが居ないというのは、何かしらゆっくり出来ない事態に巻き込まれたということか。 ゆっくりの世界では、特別珍しいことではない。 農家の連中からは、害獣の一種と思われ駆除の対象となっているが、男は里で小さな個人店を営んでいるので、あまりそういった酷いゆっくりは見たことがなかった。 そのため、ゆっくりに対し嫌悪感は持っていない。 大方、人間たちが忙しく何をしているのか気になって見物に来たのだろう。 男は暇つぶしにちょうどいいと、ゆっくりの一家に声をかけた。 「おい、お前ら。ここに何しに来たんだ?」 「ゆゆっ!! おじさん、ゆっくりしていってね!!」 「今はゆっくりしてるが、もうすぐそれも終わりだな。後少ししたら、また仕事をしなくちゃならん」 「おじさんたちはなにをやってるの? ゆっくりれいむたちにおしえてね!!」 「祭りの準備をしてるのさ」 「まつり? まつりってなあに?」 「祭りってのは、みんなで集まってうまいものを食べたり遊んだり歌ったり踊ったりすることだ。まあ、お前らふうにいえば、いっぱいゆっくり出来る行事ってところか」 「ゆゆっ!! いっぱいゆっくりできるの? れいむたちも、まつりをやりたいよ!!」 「そうはいってもなあ……」 男は口を濁すが、れいむたち一家は男の態度に気付かず、もう自分たちも参加する気でいた。 「まりしゃもおいちいものたべりゅよ!!」とか「りぇいむたちもおうたをうたおうね!!」とか、大いにはしゃいでいる。 そんなゆっくり一家を見て、男は少し憐れそうな顔をしていた。 どこぞの飼いゆっくりならともかく、金も持ってない野良ゆっくりなどが祭りに参加できるはずもない。よくて追い返され、悪ければ屋台を狙う害獣として殺されるか、出店の商品にされるだろう。 今回の例大祭は、仮に名前を付けるなら、ゆっくり例大祭といっても過言ではない。 ゆっくりの丸焼き、ゆっくり飴、ゆっくり釣り、ゆっくりクジ、カラーゆっくりなど、ゆっくりを商品として並べる店が勢ぞろいしている。 例え無事祭に参加できても、そんな大量のゆっくりの死体に囲まれては、こいつらもゆっくり出来ないだろう。 そんなところに何の悪さもしていないこいつらを行かせるのも気が引ける。 そこで、男はこのゆっくり連中を少し遊ばせて、森に帰らせることにした。 「残念だがお前らは祭りには参加出来ないんだ」 「ゆゆっ!? どうして? ゆっくりせつめいしてね!!」 「実はな、この祭りにはゆっくりれみりゃがやってくるんだ。お前たちがいたら、れみりゃに食べられるぞ」 「ゆ――――!!! れみりゃ!! ゆっくりにげるよ!!!」 一家はれみりゃの単語を聞いたとたん、男に背を向けて、逃げようとした。 しかし、男はそんな一家に、「まあ待て!!」と、この場に留まらせる。 「おじさん、ゆっくりてをはなしてね!!」 「待てって言ってるだろ。話は最後まで聞け。確かにれみりゃが来るとは言ったが、来るのは明日だ。今日はいないよ」 「ゆっ? ほんとうに?」 「本当だ!! そんなわけだから、明日の祭りにはお前たちは参加出来んが、それもかわいそうだからな。特別に今おじさんが面白いことをしてやろう」 「おもしろいこと? ゆっくりやってみせてね!!」 男は出店から一個の風船と、足もとに置いてあるガスボンベのホースを掴むと、風船に空気を入れた。 「ゆゆ―――――!!!!」 子ゆっくりより小さな風船が、いきなり親より大きくなって驚く一家。 男は器用に風船の口を縛り、紐で結ぶと、手近の重い石に結び重しにした。 それを一家の前に置いてやる。 「お、おじさん!! いきなりおおきくなったよ!! ゆっくりせつめいしてね?」 「これは風船というものだ。空気を入れると膨らむんだ。触ってみな」 触ってと言われるも、一家は今まで見たことのない怪しげな物体に尻込みしている。 仕方がないなと、男はその風船を軽く叩き、左右に揺らしてみた。 ボクシングのサンドバッグのように、左右にゆっくり揺れてはゆっくり戻る風船が気になったのか、親れいむが恐る恐る風船に触ってみた。 するとどうだろう。れいむの力で風船が簡単に動くではないか!! これにはれいむもビックリした。 自分より大きくて動かせるような物体は自然界にはそうそう存在しない。 岩にしても、石にしても、木にしても、自分と同等かそれ以上の物体は、どんなに力を入れても動かせないものばかりだった。 しかし、目の前の風船は、自分よりはるかに大きいにも関わらず、れいむが軽く触っただけで動かせるような物体なのだ。 これなら力の弱い子供たちでも簡単に動かすことが出来るに違いない。 れいむは興奮を抑えることができず、子供達も触ってみなと場所を譲る。 最愛の親が言うならと、まず一匹の子まりさが風船に触ってみた。 すると、れいむ同様軽く触っただけで動かせる風船に驚き、何度も風船に触っては、風船の面白さの虜になっていった。 そんな子まりさの姿を見て、自分たちもと他の子ゆっくりたちが一斉に風船に群がっていく。 自分の体の何十倍も大きい風船が、自分一匹の力で動かせる興奮は親以上で、子ゆっくりたちはそんな風船に体当たりをしたり、舐めたりして、風船の魅力にどっぷりハマっていた。 一家はしばらく風船で遊んでいたのだが、一匹の子ゆっくりが風船に体当たりをすると、勢いが良すぎたのか、風船が近くの鋭い石にぶつかり、「パーン!!」と乾いた音をたてて破裂した。 「ゆぎゃっ!!!!」 いきなりの破裂音に驚き、腰を抜かす一家。 体当たりした子ゆっくりなど、衝撃で泡を吹いて倒れている。 「お、おじさんっ!! ふうせんがなくなったよ!!」 しばらく風船の破裂に驚いていた一家も、ようやく立ち直ったのか、親れいむが男に尋ねる。 「割れて無くなったのさ。風船はな、こういうトゲトゲしたものに当たると、簡単に割れて無くなってしまうんだよ」 風船を割った石を持って、一家に説明する。 しかし、一家は案の定というか、意味が分かっていないようだ。自然界にない風船に、どうしても理解が及ばないのだろう。 男は仕方がないなと、二度三度かけてゆっくり説明してやった。 ビニール袋を息で膨らまし、それを実際に割ってみせることで、原理はともかく、尖った物を当てれば割れるということはなんとか理解できたようだ。 「おじさん!! もっとふうせんをつくってね!!」 親れいむは男にお願いをする。 別に風船の値段などたかが知れてるので、もう一つ膨らましてやっても構わないのだが、同じことを繰り返してもつまらない。 そこで男は面白いことを思いついた。 「もう一個風船を作るより、もっと面白いことをしてやるよ」 「もっとおもしろいこと? ゆっくりやってみせてね!!」 そういうと、男は適当な子ゆっくりを掴みあげる。 大切な子供をいきなり取られ、親れいむは「なにするの!?」と男に詰め寄るが、男は「大丈夫だよ」と、ゆっくりれいむを制した。 そういわれてもれいむは不安顔を崩さないが、風船を見せてくれた男を多少信用しているのか、口を出さなくなった。 おそらく今まで森から出たことがなく、人間の恐怖を味わったことが無いのだろう。 何にも悪いことをしていない自分たちに、酷いことをするはずがないと、認識しているに違いない。 まあ、男もいじめや虐待をするつもりはさらさらないので、れいむの心配は杞憂に終わるのだが。 男は、子ゆっくりを大きめの透明なビニール風船に入れると、その中にボンベのホースを差し込み、空気を入れた。 「ゆっ!? かじぇがはいってくりゅよ!!」 袋に入れられた子ゆっくりが、ヘリウムガスの風に驚き、袋の中で逃げまどう。 男は少し風船に余裕を持たせガスを注入すると、さっきと同じように、口を長めの紐で縛って、飛ばないよう重い石に括り付けた。 「ゆゆっ!!!」 子れいむが、ビニール風船の中で、アヒル声で驚きの声を上げる。 ヘリウムで声が変わったせいだ。 ミニトマトより少し大きいくらいの子れいむなら、風船一個でも余裕で浮かぶことが出来るだろうとの考えだったが、案の定、浮くことが出来たようだ。 子れいむは、初めこそ自分がどういう状況に置かれているのか理解できていなかったが、次第に自分が親や姉妹、男より高い位置にいると分かると、楽しさが込み上げてきたようだ。 男は紐を伸ばして、凧上げのように、子ゆっくりの風船を高く舞い上げる。 木よりも高い場所で止まると、出店ばかりか、自分の巣のある森まで丸見えだ。 「ゆゆ――――!! りぇいむ、ほんちょうにおしょりゃをとんでりゅよ―――!!!」 子れいむは、ビニール風船の中で、飛ぶ興奮を抑えきれず飛び跳ねている。 それに合わせてビニール風船も軽く上下しているが、少なめにガスを入れているし、子ゆっくり程度の重さなら、まず割れることがないだろう。 それを見て羨ましくなったのか、他の子ゆっくりたちも男の前に来ては、「おじしゃん!! りぇいむ(まりしゃ)もおしょらをとびたいよ!!」と、おねだりをしている。 果てには、親れいむまでもが羨ましそうに、「れいむも、あかちゃんたちのあとにゆっくりふうせんのなかにいれてね!!」と言ってくる始末。 これには男も困った。 風船はともかく、ガスはそう安くない。たくさんガスを使えば、明日風船をたくさん売っても、採算割れする可能性がある。 しかし、この男は子供や動物に弱い。それはゆっくりも同じで、元々自分から進んで始めたことだ。 1匹にやれば全員にというのは容易に予測できたし、苦笑いしながら採算度外視覚悟で他の家族もやってやることにした。 まず子ゆっくりから、透明なビニールに入れて浮かせてやった。 数は全部で8匹。 子ゆっくりたちの無邪気で嬉しそうなアヒル声が、風船の中から響いてくる。 ここまで喜ばれれば、冥利に尽きるというものだ。 「おじさん!! れいむもゆっくりはやく、おそらをとびたいよ!!」 すべての子ゆっくりが浮かぶのを待って、親れいむが次は自分たちの番だと、男にせっついてくる。 自分がゆっくりすることが一番と考えるゆっくりだが、ちゃんと子供に先を譲るあたり、野生のゆっくりにしては、中々出来た親のようだ。 しかし、ここで問題なのは、親れいむをどうやって飛ばすかだ。 このれいむは、成体ゆっくりと比べ、少し小さく小ぢんまりとしている。おそらく、成体になるかならないかというところで、子供を作ったのだろう。 もしかしたら、親まりさが居ないのはそのせいかもしれない。母体が若すぎると、子供に栄養を取られ死んでしまうからだ。 それにしても、この若さで子を作り、よく未熟児や奇形児が出来なかったものだ。運が良かったとしか言えない。 まあそれはともかく、完全には成体になっていなくても、親れいむはバレーボール大の大きさがあるので、さすがに風船の中に入れることは出来ない。 祭りのゴミを入れる大きなビニール袋もあるが、透明なものがなく、中に入れても外が見れなくなってしまう。 自分が本当に浮いているのか分からなければ、楽しさも半減だろう。 そこで、男はれいむを風船の中に入れるのではなく、外から風船で釣り上げることにした。 これならばれいむも外が見れるし、れいむを浮かせるのに子ゆっくりたちの入った風船を使えば、ガスも多少温存できる。 男は、他の出店を出している仲間から小さな網を貰ってきた。 網といっても、漁で使うような細い糸ではなく、糸が5mm程度の太さのあるものだ。 この小さなハンモックにれいむを乗せて、浮かせるのだ。釣り糸のような細い網でやると、れいむの体重で、ところてんのように体が切れてしまうだろう。 まずハンモックにれいむを乗せて、ハンモックの四つ角に2匹ずづ、子ゆっくりたちの風船を縛りつけた。 しかし、これだけでは親れいむを浮かせるには不十分だったようで、男は大きな風船を計16個膨らませると、それを四つ角に四つずつ結び付けていった。 「ゆゆっ!! れいむもおそらをとんだよ!!!」 子ゆっくりの風船も合わせて、合計24個の風船で、親れいむの体が空に舞いだした。 というか、少々風船の量が多かったようだ。おそらく16~18個でも、十分に飛べただろう。 ガスを無駄にしてしまったことを、男は悔いた。 ハンモックから延びた紐を、出店の柱に括りつける。 さすがに、そこらの石では重石にもならないだろう。石といっしょに一家が飛んでいくのが目に浮かぶ。 「おじさん!! れいむたちをゆっくりたかくあげていってね!!」 親れいむが、ハンモックの中から男に頼み込む。 男はそんなれいむの言葉に応えるべく、紐を手に持った。 しかし、一家を高く上げようとした時、遠くから男を呼ぶ声が聞こえてきた。 「おおい!! 休憩中すまないが、手を貸してくれ!! 屋台を運びこむから、たくさん男手がいるんだ!!」 出店仲間が男に応援要請をしてきた。 間が悪いなあと愚痴るも、さすがに手伝いに行かないわけにはいくまい。 どうせ屋台の運び込みなんて、大の大人が集まれば、数分とかからず終わるのだ。 その後、存分に一家を凧揚げしてあげたらいい。 れいむに向き直り、ゆっくりわけを説明した。 「悪いんだが、俺は今から仲間を助けに行かなきゃならん。少しの間、そのまま待ててくれ。帰ってきたら、高く上げてやるからな」 「ゆー……わかったよ。れいむたち、ゆっくりまってるよ!! おしごとがんばってね!! ゆっくりはやくかえってきてね!!」 「分かった分かった!!」 れいむは、残念そうな顔をするも、しっかりと男の言い分を聞いてくれた。 野生のゆっくりにしては、本当に出来たゆっくりだ。以前、どこかで人間に飼われていたのだろうか? 男はそんなことを考えながらも、仲間の元へ駆け足で向かった。 「ゆー。おじさん、いっちゃったね。でも、ゆっくりおじさんをまってようね!!」 親れいむが上を向き、風船の中の子ゆっくり達に声を掛ける。 子ゆっくりはそろってアヒル声で「ゆっくりまってようね!!」とハモる。 れいむは男が帰ってくるのを、地上1mほどの高さでゆっくり待っていた。 初めは子ゆっくり達も親れいむの言葉に従って、ゆっくり男を待っていた。 しかし、子供ゆえの忍耐力の無さがしだいに現れ、初めこそ風船の中でトランポリンのように飛び跳ねたり、隣の風船の子ゆっくりと体当たりごっこをしたりして遊んでいたが、それもすぐに飽きてしまった。 それでも何とか男が帰ってくるのを我慢して待ってたが、いくら待っても帰ってこない男に、ついに忍耐の緒が切れ、我がままを言い始めた。 「おかあしゃん!! ゆっきゅりはやきゅ、おしょらをとびたいよ!!」 「しょうだよ!! おじしゃんがじぇんじぇんもどってきてくりぇないから、ちゅまらないよ!!」 子供の我儘に、親れいむが渋い顔をする。 「もうすこし、おじさんがかえってくるのを、ゆっくりまってようね!!」 親れいむも子ゆっくり同様、この状況に飽き始めているが、男との約束を破るわけにはいかないと、じっと我慢していた。 野生のゆっくりとしては、破格の賢さといっても過言ではない。 実はこの親れいむ、野生には違いないのだが、相方で母体となった親まりさが、以前人間に飼われていたことがあったのだ。 一人暮らしの老人に厳しくも愛情持って育てられた親まりさは、老人が老衰で亡くなると、離れて暮らしていた息子夫婦がその家に住むといって、家を追い出された。 人間に飼われていたため、狩りの仕方や巣の作り方を知らず、途方に暮れていたところを、このれいむと知り合ったのである。 その頃のれいむはまだ幼く、それこそ野生の傲慢なゆっくりそのもので、まりさを助けたのは、人間に飼われていたとても美しいまりさに一目ぼれしたからという打算があったからだ。 最初は一緒に暮らし、人間に迷惑を掛けちゃいけないと、常日頃言うまりさを鬱陶しいと思っていた。 まりさが美しくなければ、すぐに自分の巣から追い出していただろう。 しかし、長く一緒に生活していれば相手を理解できるようになるのは人間もゆっくりも同じことで、れいむも次第にまりさに感化され、何時しかまだ見ぬ人間を信頼するようになっていた。 粗暴で野生的な物の考えも少しずつ鳴りを潜め、自分のことだけでなく、他人も気遣わなくてはならないと考えるようになっていった。 まりさも、次第にそんなれいむに心惹かれるようになり、何時しか夫婦のような関係になっていった2匹は、どちらからともなく互いを求めた。 しかし、ここで不運だったのは、成体でないゆっくりが交尾をすると、朽ちてしまうということを、どちらも知らなかったことだ。 母体となったまりさは、頭に蔓を付けると、その日からどんどん栄養を子供たちに吸収されていった。 れいむはなんとかまりさを助けようと、精一杯食べ物を集めてきたが、まりさの衰弱は目に見えて速くなり、れいむの苦労も空しく、8匹の子供を残し、まりさは朽ちていった。 未熟児や奇形児を一匹も生まなかったのは、まりさの最後の置き土産といったところだろう。 まりさの遺志を継いで、この子供たちを、ゆっくりと賢い子に育てよう。れいむはがんばって子育てに励んでいた。 数日後、子供たちも少し大きくなり、初めて巣の外に出してやると、何やらうるさい音が聞こえてきだした。 遠目から様子を見ていると、人間が忙しそうに動きまわっている。 「おかあしゃん!! あのひとたち、ゆっきゅりちてないね!!」 「なにをやっちぇるにょ?」 れいむも子供たちの疑問に答えられず、自身も何をしているのかが気になり、一度人間に会ってみるのもいいだろうと、家族全員で祭りの準備場所に行ってみることにした。 歩きの遅い子供たちをゆっくり引き連れ、ようやく昼ごろに祭り会場に着く一家。 そこで初めて会った男は、今は亡きまりさが常々言っていた通り、ゆっくりさには少々欠けるが、やさしく穏やかな人間だった。 そんないい人間の期待を裏切るわけにはいかない。れいむは、そう自分に言い聞かせる。 しかし、れいむと違い、生まれてまだ数日しかたっていない子ゆっくりたちに、れいむと同じ考えを持てと言われても、無理があるだろう。 子ゆっくりが飽きてわがままを言うのも、ある意味仕方がない。 れいむは退屈で死んじゃうといった子ゆっくりたちを、何とか宥め、落ち着かせようとしていたが、子供というものは親が言ってどうなるものではない。 むしろ、れいむの言葉に逆らうように、風船の中でぎゃあぎゃあ喚いている。 一体どうすれば子供たちが落ち着いてくれるだろう? れいむが餡子を捻り考えていると、何を思いついたのか、一匹の子まりさが、「いいことおもいちゅいた!!」と、れいむに提案してきた。 「おかあしゃんが、まりしゃたちをおしょらにあげちぇくりぇりぇばいいんだよ!!」 子まりさは名案を言ったとばかりに、目を輝かせている。 おじさんが空に上げてくれないなら、代わりにお母さんが上げてくれればいい。 他の子ゆっくりたちもそれがいいと、れいむに「おかあしゃん、がばっちぇね!!」と、エールを送っている。 もはや、れいむが空に上げてやるのは、子ゆっくりの中で規定事項になっているらしい。 れいむは考えた。 ここで自分が空に上げてしまっては、おじさんとの約束を違えることになる。 しかし、子供たちを宥めるにはそれしかないのも事実だ。 れいむの餡子脳は、どちらの方法がいいのか、こっちに来たりあっちに来たりと忙しなく揺れているが、れいむは少し考えた後、おもむろに決心した。 子供たちの言い分を聞くことにしたのである。 例え甘やかすことになろうと、親としては子供たちの笑顔を見たいものだし、あのおじさんはやさしい人間だから、後で謝れば、きっと許してくれるだろう。 そう決めると、れいむはハンモックから垂れた紐を口に咥えた。そして、その紐を辿り、少しずつ出店の柱に近づいていく。 今、れいむたちが飛べないのは、この紐が出店の柱にくっ付いているからだ。 これを外せば、自分たちは、あの大空へと舞い上がることが出来るだろう。 れいむは、なんとか柱に辿り着くと、結び目を口に咥え、力いっぱい紐を引いた。 ゆっくりであるれいむは分からないが、男は固結びではなく、すぐに外せるように縛っていたので、力を入れなくても簡単に外れるようになっていた。 柱から外れた長い紐が、スルスルと地面を擦っていく。れいむは紐を離すまいと、今だ硬く紐を噛んでいた。 先ほど子れいむを凧揚げするとき、男はこの紐で上手に操縦していた。 だから、この紐さえしっかり持っていれば自分たちはいつでも帰れる。れいむはそう考えていた。 片や紐の端はハンモックに、片や逆の端はれいむの口に咥えられた30mも有ろうかという長い紐。それは大空で、ハイジのブランコのように、風船から垂れ下がっていた。 「ゆゆー!! おしょらをとんでりゅよー!!」 子ゆっくりたちの嬉しそうな声を聞いて、また自身も憧れた大空を飛び、れいむも大満足だった。 約束を破ってしまったおじさんには、帰ったらいっぱい謝ろう。 れいむは心の中で男に謝罪しつつ、子ゆっくりたちと、二度と戻らぬ死出の旅路へと、大空を飛び立っていった。 「まったく、ずいぶん掛っちまったな。あいつら、待ってるだろうな……」 男は一仕事を終えて、自分の出店へと走っていた。 本来なら簡単に終わる仕事だった。 しかし、一人の男性がバランスを崩し、屋台が転倒して半壊してしまったのだ。 さすがに祭りを明日に控え、ゆっくり直している時間はない。 ちょうどたくさんの男手もあるしと、その場で急いで屋台を直すことになってしまった。 好都合にも、屋台骨は無事だったので、必要最低限の修理で終わらせることが出来た。 しかし、おかげでずいぶんと時間を取られてしまった。 男は、一家はさぞお冠だろうなと苦笑いしながら、先を急いだ。 「いやあ、悪かったな。ちょっと仕事が長引いてなって……あれ? どこ行ったんだ?」 男は自分の出店に着くや、一家の乗った風船が無いことに気がついた。 一体どうしたのだろう? もしかしたら、ゆっくりで商売をしようと考えてる連中に連れて行かれたのだろうか? いや、まさかな。他人の店に繋がってる物を、取っていきはしないだろう。 それじゃあ、犬や猫にでも襲われたか? しかし、それにしては暴れたり荒らされたりした形跡がないな。 これもたぶん違うな。 まさか、自分たちで勝手に飛んでいったのか? いや、それこそあり得ないだろう。 紐で縛っていなければ、どこまでも飛んで行くなんて、猫の赤ちゃんですら分かることだ。 結構賢そうな親だったし、そんな馬鹿なことをするはずがないだろう。 となると、待ち切れずに帰ったのか。 これが一番有り得るな。大方、近くを通り過ぎた人間に風船から下ろしてもらい、そのまま森に帰ってしまったのだろう。 男は悪いことをしたなと同時に、ガスがもったいなかったなと、苦笑いしながら、懐から煙草を取り出し、火をつけた。 煙草を吹かしながら、ふと大空を眺める。 奇しくも、その方向は一家が旅立った方向と同じだった。 ~つづく~ 今まで書いたもの ゆっくりいじめ系435 とかいは(笑)ありす ゆっくりいじめ系452 表札 ゆっくりいじめ系478 ゆっくりいじり(視姦) ゆっくりいじめ系551 チェンジリング前 ゆっくりいじめ系552 チェンジリング中 ゆっくりいじめ系614 チェンジリング後① ゆっくりいじめ系615 チェンジリング後② いい夢みれただろ?前編 いい夢みれただろ?後編 ゆっくりですれ違った男女の悲しい愛の物語 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/kobetakigawa/pages/31.html
56 名前:名無しさん 2007/09/20 09 59 ID wKodQZ4. [ EATcf-219p101.ppp15.odn.ne.jp ] 裏サイトに自殺した生徒の、下半身写真とか、嘘つきとかずいぶん出てたね。 消されたけど。 なんで、嘘つきって連呼してたのかって思ったけど、 嘘つを付くたび一万円っていうルールのせいだったんだね。 裏サイトを見たとされる者の書き込み (フットサルサークルの公式HPトップ) 裏サイトいじめの舞台となったHPは少なくとも2つ、更にフットサルサークルの公式HP、サイトいじめが始まる前の携帯HPの4つが確認されている。詳細はべくとるずHPを参照。 兵庫県少年捜査課と須磨署に恐喝未遂容疑で逮捕された同級生(17)を含む同級生数人が撮影やHP作成に関与していたとみられる。同課などもこのHPの存在を把握しており、遺書の内容との関連を調べている。 関係者の話などによると、このHPは、自殺した生徒が自ら作成したようなつくりになっており、パスワードを持った利用者だけが閲覧できたという。 エスカレーターのステップを使って足を強引に開かされる動画などが掲載されており、関係者は「アクセス数は二万を超えていたという話もあった」としている。 また、同級生の携帯電話には、学校の教室で服を脱ぎ、同級生の悪質な要求に応じる動画もあったといい、HPに掲載されていた可能性もある。 男子生徒は遺書の中で「HPを見た人から『不愉快だ』などと言われたが、勝手に作られた」「写真は無理やり撮られた」などと、嫌がらせについて触れていたという。 一方、同校は聞き取り調査で、逮捕された同級生ら数人がホームページを設け、管理していたことを確認。生徒らは「自殺した生徒への悪口など書き込みの内容がひどくなったので、(生徒の自殺前に)自分たちで閉鎖した」と説明したという。 9/20神戸 県警少年捜査課と同高関係者によると、約1年半前、自殺した生徒や恐喝未遂容疑で逮捕された同級生の少年(17)が所属するフットサル同好会の情報交換の場として、インターネット上にHPが開設された。このHPは自然消滅し、これとは別のHPが今春、開設された。 同級生らが、自殺した生徒が自らつくったように装って作成したとみられるという。 新しいHPには、モザイクの入った生徒の下半身の写真などのほか、生徒の実名とメールアドレス、住所や電話番号などが書き込まれた。その1~2週間後、生徒が閉鎖させたという。生徒の携帯電話には6月ごろから、HPの閲覧者とみられる人物から「金を送れ」などと脅す匿名メールが再三送信されるようになった。 「じゃあ、行くからな!」との匿名のメールも届き、生徒は7月2日、メールアドレスを変更したとされる。その翌日、自殺した。 同高は、HPに嫌がらせの画像があったことを、少年の逮捕後に、フットサル仲間らへの聞き取り調査で把握したという。 教頭は「当初の聞き取りでは『ふざけた内容が増えたので閉鎖した』と聞いていた。友人同士のネット上のやりとりは表面化しにくく、フットサル同好会のHPがあったことも、少年が自殺するまで学校は全く知らなかった。 新しいHPは逮捕後の聞き取り調査でわかった」と話している。 9/21朝日 男子生徒の下半身の写真などが掲載されたインターネットサイトは、逮捕された少年を含むフットサル仲間が、男子生徒の自宅で作っていたことが21日分かった。 学校関係者によると、サイトは約2年前、フットサル同好会の情報交換の場として開設。しかし、男子生徒の裸の下半身の写真や、強引に開脚させた様子を撮影した動画を載せるなど、次第に「いじめの場」に悪用されていった。 サイトはメンバーそれぞれの個人ページなどで構成。男子生徒のページは男子生徒自身が作成・更新したように装っていたが、兵庫県警少年捜査課もこのサイトの存在を把握。男子生徒以外のメンバーが嫌がらせのために手を加えた可能性が高いとみて調べている。 共同9/21 男子生徒の下半身の写真などが掲載されたインターネットサイトは、逮捕された少年を含むフットサル仲間が、男子生徒の自宅にあるパソコンで作っていたことが二十一日分かった。また、サイトには男子生徒の実名や住所、メールアドレスも掲載されていたことが判明。 学校関係者によると、発端となったサイトは約二年前、フットサル同好会の情報交換の場として開設。今春閉鎖されたが、フットサル仲間が再び作り直した。その後、男子生徒の裸の下半身の写真や、強引に開脚させた姿を撮影した動画を載せるなど、次第に「いじめの場」に悪用されていった。同校の多くの生徒がこのサイトの存在を知っていた。 サイトは各メンバーの個人ページなどで構成。男子生徒のページは仲間が作っていたが、男子生徒自身が作成・更新したように偽装していた。兵庫県警少年捜査課もこのサイトの存在を把握。サイト上でのいじめや嫌がらせが、男子生徒を自殺に追い込む一因になったとみている。 一方で同校は、自殺後の同級生らに対する聞き取り調査で初めてこのサイトの存在を知ったが、少年が逮捕されるまで、いじめや中傷の場に悪用されていた実態を把握できていなかった。 中国9/21 関係者によると、男子生徒や少年らは昨年、所属するフットサル同好会の情報交換サイトを立ち上げた。しかし、それぞれが中傷し合う書き込みがエスカレートし、男子生徒の下半身を写した写真が掲載されており、男子生徒は知人に「同級生に裏サイトに下半身の写真を流された」と話していた。サイトは今年4月ごろ閉鎖されたという。 男子生徒がよく通っていたという学校近くの店の店員らによると、男子生徒が「今年1月ごろ、罰ゲームで陰毛をそられ、そのときに写真を撮られた」と話していたという。 産経9/20 今回、県警の取り調べを受けている少年の一人が、生徒が服を脱がされる様子の写真や動画が掲載されたHPを作成・管理していた。 事件とは関係のない同級生の保護者によると、HPには当時、生徒が交際していた少女への中傷も書き込まれており、生徒は気に病んでいた。HPが閉鎖された時、「生徒と少女はすごく喜んでいた」という。 朝日9/25-2 高2の秋には、生徒会役員選挙に2人で立候補。演説会で歌をうたったが、落選した。 だが、このころから関係が微妙に変わる。パソコンの知識にたけた、今回逮捕された少年の1人(18)が同好会のHPを開設したことがきっかけだった。「5人の仲良しホムペ」と題して、それぞれが自己紹介のページを持つようにした。これを見た別の生徒から「(生徒と)つるんでいるのか」「気持ちが悪い」などと冷やかされるようになり、次々と個人ページは閉鎖された。だが、生徒のページだけは残された。HPの開設者で、管理もしていた少年が生徒のページを消すことに最後まで応じなかったためという。 ここに、生徒が服を脱がされる写真や中傷の書き込みが投稿されるようになった。逮捕された少年の1人は学校の調査に「激しい内容で、面白くなって参加してしまった」と話したという。 朝日9/26 調べでは、生徒に対する書き込みは、数人から複数回あり、「あいつはうそつきだ」などと名指しで非難していた。生徒は遺書にも「自分の知らないところで、勝手に書き込まれていた」と記していたという。このサイトは生徒が自殺する前に閉鎖されていた。 読売9/19 警察が男子生徒の携帯電話の記録を詳しく調べたところ、生徒の裸がこの携帯電話で撮影され、「裏サイト」と呼ばれるインターネットの掲示板に投稿されていたことが新たにわかりました。 この掲示板は、すでに閉鎖されていますが、裸の写真を投稿すると現金がもらえる仕組みになっていたということです。生徒の写真に対して現金が支払われたことはないということですが、警察は逮捕された少年を含む複数の仲間が無理やり写真を投稿させていた疑いもあるとみて調べています。 NHK9/20 被害生徒と加害生徒らは、高2の夏休み前に運動同好会を作り、間もなく活動やメンバーのプロフィルを紹介するサイトを立ち上げた。今年4月、受験のため同好会を解散。サイトも閉鎖したが、その直後に、今月17日に逮捕された生徒(17)が、被害生徒に関するサイトを代わりに開設することを提案。25日に逮捕された、コンピューターに詳しいもう1人の生徒が開設作業をした。 サイトの名称は「○○(被害生徒の名前)の部屋」。被害生徒の氏名や住所、電話番号やメールアドレスなど個人情報が記されていたという。しかし、被害生徒が知らないうちに、サイトには被害生徒の中傷のほか、現金を要求する匿名の書き込みも相次ぎ、被害生徒の裸の下半身の写真まで掲載された。気付いた被害生徒が約1カ月後、サイトの管理会社に依頼して削除した。 毎日9/27 警察のその後の調べで、逮捕された少年や複数の仲間が作ったとみられるインターネットのホームページに、自殺した生徒が服を脱いだ写真や嫌がらせを受けている様子を撮影した動画が掲載されていたことが生徒の友人の話などからわかりました。このホームページは閲覧した人から「不愉快だ」といった書き込みが寄せられ、すでに閉鎖されています。 また、自殺した生徒のズボンのポケットから見つかったメモには、動画や写真をホームページに勝手に掲載されたという内容の記述もありました。 NHK9/20-2 生徒が服を脱いだ写真や、足を無理やり開かせるなどの嫌がらせを受ける様子の動画がインターネットのホームページ=閉鎖=に掲載されていたことが20日、兵庫県警の調べなどでわかった。同級生らが「借金が返せないのなら、裸の写真でも使って金を稼げ」と命令していたという証言もある。 HPは自殺した生徒自身が作成したように装って作られていた。同級生の命令で生徒が教室で服を脱ぐ写真などが載っていたとされる。閲覧者が投稿できる掲示板もあり、「キモイ」といった書き込みがあった。自殺した生徒は遺書の中で「こんなもの(HP)は自分が作ったものではない。勝手に作られた」などと記し・・・ 県警などに対し、事件とは関係ない複数の同級生らがHPに生徒の動画や写真が掲載されていたと証言。逮捕された少年を含む複数の同級生が「金を払えなければHPで稼げ」と命じて携帯電話で撮影していた、と話したという。 学校もこのHPの存在を把握していた。教頭の説明では約2年前、自殺した生徒や逮捕された少年が所属するフットサル同好会の情報交換の場として開設されたが、次第に中傷するような内容が増え、今春、生徒が閉鎖させたという。朝日9/20夕 インターネットサイトに男子生徒の裸の画像や中傷の書き込みが掲載されていたことが20日、関係者の話で分かった。このサイトは男子生徒の同級生ら数人が開設したとみられ、すでに閉鎖されている。逮捕された少年とは別の同級生の携帯電話にも、男子生徒の裸の動画などがあったという。 男子生徒の遺書には「無理やり撮られた写真を載せられた」という趣旨の内容があり、県警少年捜査課などは、こうした嫌がらせが男子生徒を自殺に追い込んだ可能性もあるとみて、名誉棄損容疑も視野に慎重に捜査している。 時事9/20 男子生徒はズボンのポケットに残した遺書で「写メを無理やり撮られ、載せられた」と触れ、「ホームページがあるが、僕が作ったものではない」と記していた。 HPは閉鎖されているが、同課は男子生徒のメールアドレスなどの個人情報がHPに書き込まれ、学校外からも嫌がらせのメールが相次いでいた可能性もあるとみて、逮捕した同級生の少年(17)に経緯を聴いている。 日経9/21 いじめはエスカレートし、下半身の写真がサイト上に掲載されたのは今春。携帯電話を介して同級生の間に広まった画像を見せられても「いじめられている」とは口にしなかった。「罰ゲームやから」と話し、力なく笑ったという。 中日9/18 男子生徒の下半身の写真を掲載したとされるインターネットのホームページ(HP)は、パソコン操作が得意なメンバーが中心になって作成し、この同級生にも「-大臣」とあだ名があったという。兵庫県警も同様の情報を把握しており、メンバーが役割分担し、男子生徒に嫌がらせをしていたとみて調べている。 産経9/22 ところが、ちょうどこのころ(生徒会選挙後)、18歳の少年が作ったフットサルチームのホームページ(HP)を見た同高生徒たちから、少年らがからかわれるようになった。「あいつ(生徒)とつるんでるのか」「きもいぞ(気持ち悪いぞ)」。このことがきっかけで少年らは生徒を敬遠するようになった。 HPはいったん閉鎖されたが、3年生になった今春、再び開設され、内容は、生徒への中傷に変わっていた。電車内で無理に歌わされる姿を動画で流したり、裸の写真を掲載したり……。ほかの生徒が「面白い、もっとやれ」とけしかけたこともあって、いじめはエスカレートした。読売9/25 (学校の)2回目の調査で、自殺した生徒が服を脱がされる様子などの写真や動画が掲載されたホームページ(HP)を、現金を要求していた同級生の一人が作っていたこともわかった。だれが写真などを投稿したかは不明という。 朝日9/26-2