約 1,367,271 件
https://w.atwiki.jp/ryouohgakuen/pages/121.html
夕焼け、それは一日の終わりを告げる自然の知らせ。空はオレンジ色に染まり、太陽は無駄に眩しく輝いている。 夕方の住宅街の人通りは少ない。大抵の学生はまだ部活中で、すれ違うのはスーパー帰りと思われるおばちゃんくらいだ。 そんな中を俺とやまとはのんびりと帰宅していた。 やまとと俺は恋人同士だ。俺達は恋人になってからほぼ毎日かかさず一緒に下校している。 いつもと同じ道を通り、いつものように他愛ない会話を続けながら、いつもの場所で別れる。 手を繋いだり、腕を絡ませたり、軽く肩がふれあったりするのもいつものことだ。 楽しい時間はあっというまに過ぎてしまう。 とはいえ、土日ならいくらでもデート出来るし問題はない。 やまとと別れた後は、いつものように帰宅し、夕食を食べ、風呂に入り、しばらく机に向かって勉強し、やまとにメールして、寝る。 そんないつもと変わらない日常。 だけど今日に限ってはそうはならなかった。 ピンポーン 「しん、お母さん今、手が離せないから出てきて」 「分かった」 リビングで夕食までの暇を潰していた俺は、料理に忙しい母さんの代わりに玄関を開いた。 「はい、どちらさま。ってやまと?」 そこに居たのは、やまとだった。やまとは何回か俺の家に来た事があったけどこんな時間は珍しい。まだ制服姿なのを見るによほど急いでるみたいだ。 「いらっしゃい、どうしたの急に。何かあった?」 「少し頼みたいことがあって」 「俺に出来るならなんでもどうぞ」 「ええ、実は・・・」 そう言うやまとは、何処と無く暗い。元々無表情なやまとの雰囲気を読み取るのは、付き合い始めてから習得したスキルだ。 でも、やまとが暗いと俺まで不安になってくる。本当に何があったんだろうか。 「・・・泊めて欲しいの。今夜だけでいいから」 「そんなのお安い御用――って、ナンデストー!」 やまとが泊まる?俺の家に?今夜一晩? おおおおぉぉ!一つ屋根の下に一緒に!今夜だけだけど一緒に寝れたりするのか! いかん、落ち着け俺!やましいことを考えるな!落ち着けー! ふぅ。クールダウン完了 「やっぱりダメ?」 「いやいやいやいや、そんなことないよ。ちょっとびっくりしただけだから。・・・ていうか、いきなり何で?」 「親が出かけてて、家に誰もいなくて・・・鍵忘れたの・・・」 「なるほど。俺はいつでも大歓迎だよ」 「本当・・・!ありがとう」 さっきまで暗かったやまとの表情に明るさが戻る。ほんの少しの違いだけどやっぱり俺にはわかる。笑顔でいてくれた方が嬉しい。 「上がって上がって。自分の家だと思っていいよ。俺は母さんに了解とってくるから」 「わかったわ」 その後、母さんの了解(一瞬でOK)をとりつけ、丁度夕食が出来たのでやまとと三人で食べることになった。 夕食を終え、俺とやまとは後片付け中だ。 蛇口から流れる水と食器のカタカタという音は、何となく生活感を感じさせる。 それは、やまとがずっと前から俺の家にいたような錯覚まで感じさせた。 「そういえば、やまとって料理とかよくする?」 「普通、かしら。手伝いするときもあるし、自分のお弁当は自分で作るときもあるわ」 「お弁当自分で作ってるんだ」 「そうよ」 「じゃあさ、もしよかったら俺の分とか・・・作ってくれないかな?」 「えっ・・・」 「ほら、こなたさんも『恋人なら手作り弁当は必須』みたいなこといってたしさ」 「で、でも口に合うかはわからないわよ」 「そこは大丈夫、やまとの作ったものならなんでもおいしいよ」 「・・・そんな恥ずかしいことよく言えるわね。いいわ、作ってきてあげる」 「やった、やまとのお弁当ゲットだぜ!」 「もうっ」 そう言って赤面するやまと。実に可愛い。普段、無表情だけにこういうのは破壊力が高い。こうかはばつぐんだ! こんなに顔をされては・・・よし、今なら母さん見てないし―― 「どうしたの、ぼーっとしてるわよ」 「はっ!いかん、何考えてんだ俺・・・」 「大丈夫?」 「な、なんでもないよ!」 「そう、ならいいわ」 またヤバイ方面に思考が走ってしまった。お泊まりというイベントのせいだろうか・・・ 熱暴走寸前の頭を抱えつつ、俺は洗い終えた食器を片付けた。 しばらくたった後、俺は今やまとに着替えを渡すべく脱衣所に向かっている。 因みに風呂の順番は 『どうする?やまと先入る?』 『私、着替えが無いし、邪魔してる身だから・・・』 『着替えは母さんが何とかしてくれるってさ』 『そうなの?でも、先に入っていいのかしら』 『大丈夫だよ、嫌なら先に入るけど。あ、一緒に入るというの――』 『先に入らせてもらうわ』 と、いうわけでやまと→俺→母の順になった。 「やまとー、着替え持って来た・・・よ・・・」 「えっ、あっ・・・」 ドアを開ければ、丁度風呂上がりのやまとがいた。 風呂上がり――要するにバスタオル一枚。 すらりとした体躯に白い肌、少し火照った顔と濡れた栗色の髪、揉みたくなるような綺麗な肩、そして隠しても意外とある胸。 俺の目の前にいた彼女はまさに女神とか天使とかそんな感じだった。 俺が我が身に迫る危機を忘れて見惚れるのも無理は無い。 「可愛――」 「きゃああぁあぁぁぁ!」 ヒュン スコーン! ガッシャーン! 「ごふっ!」 一つ目はやまとが入浴剤のを投擲する音。 二つ目はそれの直撃を受ける音。 三つ目は吹き飛んだ俺が背中から着地する音。 頭の中で、『らっきーすたー』と書かれた星が散るのをを見た。 ヒジョーに痛かったがとても良いものをみれたから、プラマイゼロだと思いたい。 何とか立ち上がると閉じたドアから、やまとが真っ赤な顔だけ出してこっちを見ていた。 しかし、明らか怒りのオーラがドア越しににじみ出ている。 ・・・俺のするべきことはただ一つ。 正座↓ 「本当に!」 即座に↓ 「申し訳っ!」 土下座 「ありませんでしたっ!」 あれ?なんかデジャヴが・・・ 「何でいきなり覗いたりしたのよ・・・」 「の、覗きたくて覗いたわけじゃないよっ!着替えを渡そうとしたら偶然・・・」 「あ・・・そうだったの・・・ごめんなさい、いきなり物投げてしまって・・・」 「いやいや、俺が注意してたら良かったんだ、ごめん」 「今度からは気をつけてよ」 「うん、ごめん・・・はい、着替え」 俺が着替えを渡すと、やまとは、ありがとう、ただし、次覗いたら・・・と言ってドアの向こうに姿を消した。 無論、覗けるわけもなく、やまとが着替えるのを待って俺は風呂に入った。 「なんか、色々ダメだな今日の俺・・・」 風呂につかりながら呟く。 やはり、やまとと一つ屋根の下というのはなんか色々と意識してしまう。 またオーバーヒートしないように、漫画のキャラみたいに頭の中にドライアイスでもいれてみようかな。 どうやるんだっけ、たしか『カパッ』て頭を開くんだったかな。 確実に冷却出来そうだけど、命が危ない。 などと、実にくだらない事を考えながら風呂を上がる。 リビングに出ると、母さんとやまとが何やら話し込んでいた。 「・・・卵焼きはしっかりと火を通す、ただし焦げないように、ですか」 「そうそう、後はたっぷり愛情を込めなさい」 「あ、愛情ですか・・・」 「んー、やまとと母さん何話してるの?」 「た、大したことじゃないわ」 そう言って慌てて手元のメモのような物を隠すやまと。 何なのか気になったけど、母さんが自分の部屋を片付けなさい、と言ってきたので渋々自分の部屋に向かった。 階段の途中で母さんの、素直じゃないのね、という声がしたが何のことかサッパリ分からない。 それから、俺の部屋で遊んだりお喋りしたりして気がつけば12時すぎだった。 真っ暗な俺の部屋、俺のベッド、俺の布団の中にやまとと一緒に横になっている。 一人用の布団に二人なので身体はほぼ、密着している。普通に考えれば至福のひとときなのだが 「・・・」 「・・・」 背中合わせという何とも言えない体勢なのだ。 最初は向かいあってたけど、モーレツに恥ずかしくなってまともに寝れず、二人して反対側を向いてしまったのである。 変なとこで暴走していた頭はわりかし落ち着いている。 これは喜ぶべきなのか・・・ それでも、背中越しにやまとの鼓動か感じられるので、それはそれでいいかもしれない。 でも、もっとやまとを感じたかった。だから俺は思い切った行動にでる。 「やまと、寒くない?」 「大丈夫よ」 「俺はちょっと寒いかな」 「そう?」 「だからさ・・・」 身体を180度反転、後ろからぎゅっとやまとを抱きしめる。 パジャマ越しにやまとの体温を感じる。 やまとも同じだろう。 「っ!」 「こっちのほうがあったかいだろ?」 「でも・・・ううん、こっちの方がいい・・・心臓の音、聞こえてくるわ」 そんなに俺、ドキドキしてるのか・・・ 「しんくんの身体あったかい・・・」 人前ではクールでも、二人きりの時は普段は見せない弱さや甘さを見せるやまと。 俺だけが知っている、と言うのは少し傲慢かもしれない。 「俺もだよ、やまと・・・」 身体が温かいのは体温のせいだけじゃない。 心が満たされる温かさがある これが幸せというやつだろうか。 「ねぇ・・・しんくん、聞いてくれるかしら?」 暗闇の向こうの顔は見えない。その声だけが俺に伝わる。 「ん、何」 「私、最近不安だったの」 「不安?」 やまとが何を考えているのか、大体分かる気がする。 不安――それは俺も、ときたま感じていたものだ。 「私はしんくんと付き合い始めてから、色々あって、楽しくて、凄く幸せだわ でも、ある日しんくんが、何処か遠く離れていってしまうかもしれないと考えると、凄く怖い いつか、突然、居なくなってしまうと思うと、胸が苦しいわ。 私にはそんなの耐えられない。一緒に居たい。 今の幸せをずっとしんくんと一緒に、分かち合いたいの・・・」 「俺もだ、やまと・・・」 「だから・・・」 やまとが身体を回した。暗闇にやまとの輪郭が浮かび上がる。 俺のパジャマの胸がぎゅっと捕まれる。 二人とも考えていたことは同じらしい。 「だから、もっと抱きしめて。絶対に離れないように・・・」 「やまとっ!」 やまとの目尻に浮かぶものを見たくなかったから。 何故か俺の目から流れる液体を見られたく無かったから。 俺は強く、力強くやまとを抱きしめた。 「絶対に離さない。何があっても絶対に」 「約束、して・・・」 「約束する・・・俺はやまとが大好きだから」 「私も、大好き」 腕の力を抜く。視界一杯にやまとの顔が映る。 もう何も言うことはない。 俺達はそっと目を閉じ、唇を重ねた。 大丈夫だよ、やまと。俺は何処にもいかない。ずっと君のそばにいるから。 この絆は絶対に切れないものだから。 おやすみ、やまと また明日 朝、カーテンがあるにも関わらず眩しい日光に目を覚ました。 一緒にいたやまとは先に起きたみたいで、既に部屋にはいなかった。 パジャマの胸の生地が妙にのびている。 寝てる間ずっと掴んでいたんだな・・・ とりあえず、寝ぼけ眼をこすりながらリビングに出る。 「ふぁ、おはよー」 「遅い、もう8時よ」 出迎えはエプロン姿のやまと。朝から良いものを見た。 おかげでバッチリ目が覚めた。 「まぁまぁ、土曜日なんだしさ」 「そうね、はい、朝ごはん」 「やまとが作ったの?」 「ええ、そうよ」 「ならば、一刻も早く食べないと!」 「ふふっ」 「なっ、今笑ったな」 「これからは私がしんくんのお弁当つくるのよ。焦らなくてもいいじゃない」 「・・・確かにそうかも」 やまとのお弁当、考えただけで涎が・・・ いかんいかん。 朝食を食べた俺は今、家の前にいる。 今日はデートする予定だからだ。 空は素晴らしき晴天、降水確率ゼロ%、絶好のデート日和。 なにより朝からずっとやまとと一緒ににいられる。 こんなチャンス滅多に無いといっていい。 「お待たせ」 制服姿のやまとが駆け寄ってくる。 その手を自然と握る。 「じゃ行こうか」 「ええ」 繋いだ手を引き歩き出す。 何処に行ってもこの手は離さない。 いつもと変わらない日常がまた始まる。 歩く時の距離も、肩の距離も、顔と顔の距離も、変わらない。 でも、ほんの少し変わったものがある。 それは、俺達のココロの距離――
https://w.atwiki.jp/omf-game/pages/2382.html
分類 こころ Grade 60 売却価格 120 説明 HPが最大時に攻撃力が1.1倍になる 入手方法 限定 キオクとココロ ボーナスステージ 用途 「ソウル強化」で使用することができる
https://w.atwiki.jp/omf-game/pages/2994.html
分類 こころ Grade 70 売却価格 ? 説明 バリア効果(3回) 入手方法 限定 キオクとココロ2020/08/13 交換所 1200枚 用途 「ソウル強化」で使用することができる
https://w.atwiki.jp/omf-game/pages/2926.html
2020/06/18メンテナンス終了後~06/25メンテナンス前まで ソウル強化に必要なアイテムが手に入る【ソウル強化クエスト】を開催! クエストをクリアすることで【ハーツメダル】が獲得できます。 手に入れた【ハーツメダル】はイベント交換所で、ソウル強化に必要なアイテム【記憶】や【こころ】と交換できます。 クエストは10階層 3MAP1WAVE×10階層で構成されたクエストとなります。 難易度は3種類 全てアルティメットモードとなり3種類の難易度として登場! 【ルーキー】【ベテラン】【マニアック】難易度によって、メダル効率が異なります。 【ルーキー】 ゲームを始めたばかりの方でも気軽にクリアできる難易度です。 【ベテラン】 トロイア鉱山(通常)~トロイア鉱山(アルティメット)がクリアできる方であれば苦戦はしないかもしれません。 【マニアック】 地獄のような世界です。無理をして挑む必要はありません。 キオクとココロ ボーナスステージ 【1日1回限定】キオクとココロのボーナスステージで大量のハーツメダルをゲット!! 受注コスト(消費食糧) 報酬(グロー) 宝箱ドロップ 初回のみ 入手可能素材 初回クリア報酬 1 50000 ハーツメダル 製作キットx5 決意のココロ スキルストーンx200 - 穀物袋1500x10 キオクとココロ「ルーキー」 初心者用難易度!メダルを集めてソウルを強化しよう!※難易度によってメダル効率と一部ドロップするジェムが異なる。 受注コスト(消費食糧) 報酬(グロー) 宝箱ドロップ 初回のみ 入手可能素材 初回クリア報酬 15 1000 薬草 製作キットx5 ハーツメダル スキルストーンx20 緑のキオク 穀物袋1500x10 赤のキオク [AG]夏雲奇峰 キオクとココロ「ベテラン」 そこそこ高難度!メダルを集めてソウルを強化しよう!※難易度によってメダル効率と一部ドロップするジェムが異なる。 受注コスト(消費食糧) 報酬(グロー) 宝箱ドロップ 初回のみ 入手可能素材 初回クリア報酬 30 3000 薬草 製作キットx5 ハーツメダル スキルストーンx20 青のキオク 穀物袋1500x10 橙のキオク [AG]刻露清秀 キオクとココロ「マニアック」 鬼畜難易度!メダルを集めてソウルを強化しよう!※難易度によってメダル効率と一部ドロップするジェムが異なる。 受注コスト(消費食糧) 報酬(グロー) 宝箱ドロップ 初回のみ 入手可能素材 初回クリア報酬 50 5000 ハーツメダル 製作キットx5 紫のキオク スキルストーンx20 黄のキオク 穀物袋1500x10 薬草 [AG]熱烈峻厳 Boss一覧 難易度 階層 属性・職種 HP ルーキー 1~10 光重 772 ベテラン 1~10 光剣 8760 マニアック 1~9 光魔 22000 10 光剣 49000 注意事項 ※前回行われた『キオクとココロ』にて入手した【ハーツメダル】の取得数は引き継がれません。 ※本クエストは2020年6月25日メンテナンス時に終了となり、以降【ハーツメダル】は獲得できなくなります。 ※イベント交換所の利用は2020年7月2日メンテナンス開始時まで可能です。『ソウル強化』はイベント終了後も継続して利用が可能です。 ※【ハーツメダル】は2020年7月2日のメンテナンス以降、表示されなくなり獲得数もリセットされます。 ※本イベントでは「レアモンスター」や「レアな場所」は出現しません。 交換所 豊穣のソウルx1 1500 1 キキョウのココロx1 1200 1 ユリのココロx1 1000 1 紅土のキオクx1 800 3 泥土のキオクx1 800 3 黄土のキオクx1 800 3 灰土のキオクx1 800 3 ★5覚醒結晶(獣闘士)x1 10000 1 バドボーンx1 1000 1 ブルーム鉱石x1 1000 1 ジェラルド鉱石x1 1000 1 マリシャスボーンx1 1000 1 ルテニウムx1 1200 50 ミスリル鉱石x1 1600 10 王家の黄昏x1 1600 5 スネークウッドx1 4000 1 瞬間硬化液x1 800 30 アダマントx1 4000 2 テュポーンの髄液x1 3200 5 カノンx1 1600 5 ヒュドラの血x1 3200 5 エレメスx1 3200 2 覚醒石★5重戦士x1 1200 1 覚醒石★5剣闘士x1 1200 1 覚醒石★5弓使いx1 1200 1 覚醒石★5魔術師x1 1200 1 覚醒石★5治癒士x1 1200 1 覚醒石★4重戦士x1 720 1 覚醒石★4剣闘士x1 720 1 覚醒石★4弓使いx1 720 1 覚醒石★4魔術師x1 720 1 覚醒石★4治癒士x1 720 1 古びた紅い魔石x1 960 1 古びた蒼い魔石x1 960 1 古びた緑の魔石x1 960 1 古びた大地の魔石x1 960 1 古びた光の魔石x1 960 1 古びた黒い魔石x1 960 1 スキルストーンx20 10 20 穀物袋1500x1 10 10
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/3816.html
1話 ココロコネクト-ジコランダム- 眠っていると、微かに光を感じた。 いつも通り朝が来たのかと思った。 目を覚ませばいつも通り学校に行き、あのメンバーで色々やって、また家に帰ってくる。 その繰り返し、エンドレスである。 そんな普通の日常が、来る。 「……そうだったら、よかったのにな」 目を覚ますとベッドの上だった。 ただし、俺が寝ているのは自分のベッドではない。 誰のベッドかなんてわからないが、他人のベッドだ。 何故ここにいるのか、というのは言わずともすぐに思い出した。 あの場で起こった最悪な事。 人が死んだ、俺自身は見ていないけれども。 「……はは、なんでこうなったんだろうな」 なんでこうなったのか、理由はあるのかもしれない。 でも、俺には分からない。 今の時点ではこう思うしかない。 ――――――――運が悪かった。 何から何まで不幸が続いた。 裏を返せばそれは幸運だったのかもしれない。 しかし今回にしてみれば、幸運などないだろう。 殺し合い、ドッキリでも何でもない本当の殺し合い。 皆が死なないで生きて帰れる可能性なんて、本当に0に近いだろう。 だけれども、諦めたくはない。 こんな理不尽でしかない、こんな殺し合いは止めなければならない。 相手がどんな技を使ってるかなんてわからない。 でも、言うとおりに人を殺すなんて……したくない。 「……はぁ、相変わらず八重樫さんの意志の固さですね……だからこそ、八重樫さんなんでしょうが……」 ガチャ、とドアが開く音と聞こえた声とともに背筋に冷たいものを感じた。 『無』と言っていいような死んだ声。 そして、この喋り方。 <ふうせんかずら>――――『人格入れ替わり』のすべての元凶にして黒幕、のような存在だ。 何を考えているかなんてわからない。 もう何も考えていないのではないかと思うような奴だ。 「<ふうせんかずら>、この殺し合いもお前が仕組んだのか?」 「……勝手に勘違いしてるようですが……僕は自分から危害を加えるような事はしません……。 あなた達が巻き込まれて、面白そうだったから手を出そうとしたまでです」 「お前は、この殺し合いに関係ないのか……?」 「今の時点では…………ですけどね」 俺はここで初めて<ふうせんかずら>の方を見た。 今回とりついているのは【40代くらいのガタイのいい男】だった。 普段は後藤にとりつく事が多いが、今回はさすがに違う。 「今の時点、と言うのはどういうことだ」 「……まぁ、簡単にいえば……再び『人格入れ替わり』をやろうかなと思いまして……」 「……は?」 『人格入れ替わり』――――様々な傷を作りだした、最悪の事象だ。 それを再び、ここでやろうというのか。 「とりあえず、八重樫さんに伝えれば一番面白いと思ったので……基本的なルールは変わりませんよ。 ――――あと、死亡時の肉体と精神の関連は永瀬さんの時と同じですので……。 それでは、頑張ってください……死なない事を願っています……形だけでも言っておきます……」 「……」 何か言うべきなんだろう。 だが、何も言えなかった。 何を言おうが無駄な気がして、仕方なかった。 <ふうせんかずら>はいなくなったようで、もともとの男の人が意識を取り戻した。 「……あ? ワシは、何をしとったんじゃ……?」 「どうも、おはようございます……あの、意識とかはあったんですか?」 「いや、さっきまで外で立って、ワシはなんでここに……」 「さっきまで、違うやつが貴方の体に乗り移っていた……と言えば信じますか?」 「――――――――どういうことじゃ?」 とりあえず、俺は知る限りの事をしゃべった。 <ふうせんかずら>の事。 そいつがさっきこの人に乗り移っていた事。 そして、何より――――『人格入れ替わり』についてだ。 「……とりあえず、俺が知る事はこれくらいです」 「――――信じられんわ、人と人が入れ替わるとは……」 「でも、俺はこうして経験しているし……少なくとも貴方がとりつかれていた事は信じてほしい……そうじゃないと説明もつかないし」 「まぁ……疑う理由もない、信じとくわ」 「そうしていただけるとありがたいです」 本当に信じてもらえたかは分からない。 だけれども、今は信じてもらう方法なんてない。 信じてもらうのに一番早いのは『人格入れ替わり』が起きる事だ。 そうすれば否応にも信じるしかないだろう。 だが、ここで入れ替わったらどんな事が起こる? 何も説明を受けてない4人はどう思うのか。 少なくとも、いい方向には進まない。 だが、いつ起きるかもどこで起きるかも誰に起きるかもランダムな『人格入れ替わり』はどこかで起きてしまう。 「……そういや、名前を言うてなかったわ……冴島大河や」 「ああ、俺は――――――――」 『人格入れ替わり』はランダム起きる。 それが例え自己紹介の時であろうがだ。 世界が、暗転した。 【一日目/朝/A-4住宅内】 【冴島大河@龍が如く4】 [状態]健康、『人格入れ替わり』に対する疑問 [装備]なし [所持金]???YEN [所持品]基本支給品、不明支給品 [思考] 1:―――― 2:桐生はん達を探す 3:人格が入れ替わる?そんなアホな…… [備考] ※桐生一馬編終了後からの参戦です。 【一日目/朝/??】 【八重樫太一@ココロコネクト】 [状態]【????】 [装備]不明 [所持金]不明 [所持品]不明 [思考] 1:―――― 2:文研部のメンバーを探す [備考] ※ココロコネクト-ヒトランダム-終了後からの参戦です。 醒めない夢 SS投下順 [[]]
https://w.atwiki.jp/tvsponsor/pages/2395.html
ココロのナカイ (KTV制作)(2024.04.08) 1'00"...SUNTORY、アサヒビール 0'30"...ナースパワー(人材派遣)、Kewpie、NISSIN 日清食品、LION、TCB(東京中央美容外科)、KIRIN(キリンビール)(PT)、新潟県(PT)+番宣「お迎え渋谷くん」 ヒッチハイク(0'30")...小林製薬※1 ※1 小林製薬の紅麹製品お詫びCM
https://w.atwiki.jp/hartu/pages/60.html
鏡音リン歌詞置き場 悪ノ娘 +... 作詞・作曲/悪ノP 唄/鏡音リン むかしむかしあるところに 悪逆非道の王国の 頂点に君臨するは 齢十四の王女様 絢爛豪華な調度品 顔のよく似た召使 愛馬の名前はジョセフィーヌ 全てが全て彼女のもの お金が足りなくなったなら 愚民どもから搾りとれ 私に逆らう者たちは 粛清してしまえ 「さあ、ひざまずきなさい!」 悪の華 可憐に咲く 鮮やかな彩りで 周りの哀れな雑草は 嗚呼 養分となり朽ちていく 暴君王女が恋するは 海の向こうの青い人 だけども彼は隣国の 緑の女にひとめぼれ 嫉妬に狂った王女様 ある日大臣を呼び出して 静かな声で言いました 「緑の国を滅ぼしなさい」 幾多の家が焼き払われ 幾多の命が消えていく 苦しむ人々の嘆きは 王女には届かない 「あら、おやつの時間だわ」 悪の華 可憐に咲く 狂おしい彩りで とても美しい花なのに 嗚呼 棘が多すぎて触れない 悪の王女を倒すべく ついに人々は立ち上がる 烏合の彼らを率いるは 赤き鎧の女剣士 つもりにつもったその怒り 国全体を包み込んだ 長年の戦で疲れた 兵士たちなど敵ではない ついに王宮は囲まれて 家臣たちも逃げ出した 可愛く可憐な王女様 ついに捕らえられた 「この 無礼者!」 悪の華 可憐に咲く 悲しげな彩りで 彼女のための楽園は 嗚呼 もろくもはかなく崩れてく むかしむかしあるところに 悪逆非道の王国の 頂点に君臨してた 齢十四の王女様 処刑の時間は午後三時 教会の鐘が鳴る時間 王女と呼ばれたその人は 一人牢屋で何を思う ついにその時はやってきて 終わりを告げる鐘が鳴る 民衆などには目もくれず 彼女はこういった 「あら、おやつの時間だわ」 悪の華 可憐に散る { 鮮やかな彩りで のちの人々はこう語る 嗚呼 彼女は正に悪ノ娘 ココロ +... 作詞・作曲/トラボルタP 唄:鏡音リン 孤独な科学者に作られたロボット 出来栄えを言うなら"奇跡" だけどまだ足りない 一つだけ出来ない それは「心」と言うプログラム 幾百年が過ぎ 独りで残された 奇跡のロボットは願う 知リタイ アノ人ガ 命ノ 終リマデ 私ニ 作ッテタ 「ココロ」 今 動き始めた 加速する奇跡 ナゼか ナミダが 止まらナい・・・ ナぜ 私 震える? 加速する鼓動 こレが私の望んだ「ココロ」? フシギ ココロ ココロ フシギ 私は知った 喜ぶ事を フシギ ココロ ココロ フシギ 私は知った 悲しむ事を フシギ ココロ ココロ ムゲン なんて深く切ない・・・ 今 気付き始めた 生まれた理由を きっと独りは寂しい そう、あの日、あの時 全ての記憶に宿る「ココロ」が溢れ出す 今 言える 本当の言葉 捧げる あなたに アリガトウ・・・ この世に私を生んでくれて アリガトウ・・・ 一緒に過ごせた日々を アリガトウ・・・ あなたが私にくれた全て アリガトウ・・・ 永遠に歌う 右肩の蝶 +... 作詞/水野悠良・作曲/のりぴー 唄:鏡音リン 右肩に紫蝶々 キスをしたこの部屋の隅で 切ないと云う感情を知る 響くピアノ 不協和音 悪い夢にうなされた私を早く起こして どんなことでも始まりは些細なことでしょう? どこがいいかなんて 聞かれても困る 綺麗な夜に惑わされたまま行方不明だから 長いまつげ 三日月アイライン まぶたに乗せて光るリップ 右肩に紫蝶々 キスをしたこの部屋の隅で 切ないと云う感情を知る 響くピアノ 不協和音 雨の中で濡れた 髪が異常に冷たくて 寂しさをトイレに吐き出して震えて待ってる 追いかけては逃げるからそれ以上で返して 真剣だから笑うと痛い目に遭うよいい? 赤い爪と 安物の指輪 傷付く度増えるピアス 抱き寄せて 歪んだ体 埋めるのはあなたしかいない そうでしょう? わかってるくせに 境界線とっくに越えてる 後悔は死ぬほどしてる その分だけ快感を呼び覚ます 狂いだした 私を止めて 一瞬でラクにしてよ 抱き寄せて 歪んだ体 埋めるのはあなたしかいない そうでしょう? わかってるくせに 境界線とっくに越えてる 後悔は死ぬほどしてる その分だけ快感を呼び覚ます 狂いだした 私を止めて 一瞬でラクにしてよ 右肩に紫蝶々 キスをしたこの部屋の隅で 切ないと云う感情を知る 響くピアノ 不協和音 リクエスト もっとほしい -- りん (2011-02-28 23 46 49) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/omf-game/pages/2349.html
分類 こころ Grade 60 売却価格 ? 説明 入手方法 限定 キオクとココロ 交換所 800枚 用途 「ソウル強化」で使用することができる
https://w.atwiki.jp/omf-game/pages/2428.html
分類 こころ Grade 60 売却価格 ? 説明 命中が1.1倍になる 入手方法 限定 キオクとココロ2019/7/4交換所 1200枚 用途 「ソウル強化」で使用することができる
https://w.atwiki.jp/omf-game/pages/2630.html
分類 こころ Grade 60 売却価格 ? 説明 回避が1.2倍になる 入手方法 限定 キオクとココロ2019/10/31 交換所 1000枚 用途 「ソウル強化」で使用することができる