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「人間の里で・・・・、教師をしたい?」 「はい、別に慧音のいる寺子屋ではなくても構いません。」 ハロウィンの翌日、リゾットは久々にぐっすり寝たおかげか、すっかり元気になっていた。 何せ、その日の晩はきちんと寝付いているのか交代でチームのメンバーが見に来たのだ。 目を覚ましていると、アロマだ、リラックス音楽だ、直触りだ!、だのなんだので無理に眠らせようとする。 なので嫌な事を思い出す暇も無く、彼はしっかり眠れた。 だが、毎晩こんな方法をとる訳にも行かない。 「もちろん、その間は休みを取らせていただきますが、その間の仕事はあいつらに任せてください。全員了承済みです。」 淡々と、リゾットはいつもの調子で言葉を続ける。 「・・・本当に、いいのですか?」 「はい、毒も、耐性が出来てしまえば意味はないですから。」 そう言ってリゾットはじっと映姫を見つめた。 「・・・・実は、この間里に行ったとき、貴方が洩矢の巫女に、英語を教えていると聞いて慧音が貴方に、里の子供達に英語を教えてほしいと。 最近は日本にも外国人が増えていますからね、幻想郷にもいつ迷い込むかわかりません。」 「好都合です、喜んで受けましょう。」 「では、しばらく出張扱いにしておきます。手続きが終わるまで二日ほどかかるので三日後・・・ちょうど休み明けの月曜日ですね、そこから始めましょう。」 そう言って映姫は、リゾットに書類を渡す。 リゾットは映姫に礼をしてから、映姫の執務室を出て行った。 そして、その日の晩。客人は一人もいなく久しぶりにチーム団欒と言った所である。 本日の晩御飯当番は、プロシュートとペッシである。 「おい?リゾットは?今日はせっかく俺が飯を作ったんだぞ。」 お玉を持ち、エプロンをつけたいかにも『私が料理しました』と言う顔で、プロシュートはリゾットを探す。 「ほとんど作ったのはペッシじゃないか・・・・・、お前なんて鍋掻き回すか野菜切るかくらいしかしてないだろ。」 テーブルの上をふきんで拭きながら、ジェラートが呟いた。 「何か言ったか?ジェラート?お前そんな生意気な口聞いていいと思ってるのか?」 コココココココッと小刻みにおたまでプロシュートはジェラートの頭をたたく。 「痛い痛い痛い痛い痛いっ!!」 「ほらほら、どうだ。相変わらずスタンドが使えないマンモーニが。」 「俺だって使いたくなくて使えないわけじゃないし!つーかやめろよ!!」 そう言ってジェラートはプロシュートの手からお玉を取り上げる。 「おい!メローネとギアッチョ!お前らも遊んでないでやれよ!!」 そしてTVの前で、旧型の携帯ゲームをしている二人をジェラートは必死に呼ぶ。 「いや、待って・・・・おい!頭部パーツ敵にとられちまったぞ!?」 「えぇっ?!そしたら変形できなくなるぜ!リセットしろギアッチョ!!」 「全然セーブしてないのにすすめちまったんだよ!!クソッ!クソッ!!」 二人は一向に、ゲームをしていてやめる気配がない。 「・・・ったく、しょうがねぇなぁ。とっととやめろ。」 「「あ。」」 次の瞬間、ホルマジオが強制的に、二人のゲーム機の電源を落とした。 「て・・・てめぇっ!!ホルマジオォォォォォォッ!!」 ギアッチョがぶちきれ、ホルマジオに殴りかかる。 「うおぉっ!!」 ホルマジオはとっさに身体を縮め、ギアッチョの攻撃を避ける。 「まてぇぇぇぇぇぇ!!」 そう言うとギアッチョは近くにあった新聞をまるめ、それでホルマジオを潰そうと追いかける。 ホルマジオは家具の陰に隠れたり、椅子の下を通ったりしてギアッチョの追撃をかわす。 「ドルチ!!」 「にゃあっ?!」 そして部屋の隅の籠で、寝ていたドルチの背中にホルマジオは飛び乗る。 「逃げろ!今すぐ廊下に飛び出ろ!!」 「りょ・・・・了解!!」 ホルマジオの切羽詰った様子に、ドルチは思わずとっさに駆け出した。 身軽に机や棚に飛び移り、ギアッチョの直線的な攻撃を華麗な身のこなしでかわして行く。 「なっ・・?!この猫・・!!」 「甘いなぁ!ギアッチョ!!ドルチは俺がこの姿になった時の足になってもらうため、訓練をつませてるのさ!!」 ふはははははとホルマジオが笑い、廊下へと逃走する。 「じゃあなぁ!ギアッチョ!!」 「悪いねぇ、こちとら飯を食わせてもらってるんで逆らえないんだわ。」 ホルマジオとドルチは、見事に逃走に成功した。 ギアッチョがクソックソッと辺りのものを殴りまくる。 「ホルマジオー、逃げるついでにリゾット呼んで来てくれー。」 逃走するホルマジオに、ソルベが料理を運びながら告げた。 「メローネ、レティ寒くなってきたからってはしゃいで外にいるはずだから呼んで来てギアッチョ止めろ。」 多分、今外に出れば、みなぎるレティが見れるはずだぜ、とプロシュートがメローネに告げた。 「うん、いやー。レティが来てくれてからギアッチョ止めるのが楽でいいね。」 そう言ってメローネは笑いながら、外に出て行った。 「うぉー、今頃レティがギアッチョ止めてくれてねぇかな。」 ホルマジオは寒い廊下を、ドルチを抱きかかえながら歩いていた。 この家は設備は妙にいいくせに、ところどころ隙間風が入ってくるのだ。 リゾットの部屋はメンバーの中で一人だけ一階にある。 防犯の為だと本人は言っていたが、実際は彼の部屋が一番小さくどうみても皆に広い部屋を譲っている。 「まったくあいつは・・、しょうがねぇなぁ。」 そう言ってホルマジオはリゾットの部屋の前まで行き、彼の部屋の扉をノックする。 「リゾットー!飯だぞー!!」 すると、リゾットは扉越しに答えた。 「分かった・・・・。授業で使うプリントが今刷り終わるから、それが終わったら行く。」 「りょーかい!」 リゾットの答えを聞いて、ホルマジオは今に戻る事にした。 「・・・・あいつプリントまで作ってるのかよ・・・・・。」 「プリントって何だ?」 猫のドルチが、ホルマジオに問いかける。 「あぁ、勉強するときに使う・・・・問題とか文法とか書いてあったりする紙だ。」 「ふーん、でも勉強するのって教科書とかいう本を使うんじゃなかったか?」 「その教科書の内容を補うために使う先生もいるし、教科書の内容が気に入らない先生がオリジナルで作ったりするな。」 「そうなのか、リゾットの大将は律儀だねぇ。」 そしてすぐに興味を失ったのか、ドルチはホルマジオの頭の上に乗って欠伸をした。 「まぁ、あいつはクソ真面目だからな。そういや最近ペットショップ見ないけどよぉ、知ってるか?」 「ペットショップの旦那なら最近は適当に過ごして、ここで飯と夜だけ過ごしているみたいだぜ。」 猫とホルマジオは、廊下を歩く。 居間からは、ギアッチョを叱るレティの声が漏れていた。 そして、リゾットが人間の里の寺子屋に、英語を教えに行く日がきた。 暗殺チームのメンバーはリゾットが大丈夫が気になって仕方がない。 「服は大丈夫か?」 「服はYシャツでいいだろうか?」 「そうしろ。スーツはむしろ幻想郷で浮く。」 リゾットは自分の恰好をよく人間の里の店にいくホルマジオに質問する。 「プリント持った?あとチョーク持つと手汚れるよ。」 「ガキ相手にメタリカ使うなよ!!」 「これ、昼飯。サンドイッチだけど構わないよな?」 「子供の扱いならチルノや妖精の友達で慣れてるから、こまったら相談してちょうだい」 「俺もアリスの家に行った後様子見に行くから!!」 「生意気な子供がいたら泣かせてやるから言ってよ!」 「幻想郷はどうだか知らないが、最近のガキより親だ、親が怖い。気をつけろよ。」 「まぁ、リーダーなら大丈夫だと思うけど、気をつけろよー。」 全員、玄関でリゾットを見送る。 内心、何でこんな盛大に見送られているのだろう、と思いつつもリゾットは黙って外へ出て行く。 そして、バタンと扉が閉じられた。 すると、全員バタバタと地下に降りる。 地下会議室の扉を開けると、そこにはたくさんのモニターがコードに繋がれ、さながらSFアニメの司令室のようになっていた。 「ソルベ、スタンドにカメラを持たせて、配置はOK?」 「あぁ、ばっちりだ。何処から何処でもリゾットをばっちり監視できるぜ。」 そう言ってソルベが指を鳴らすと、彼のスタンドが持った小型カメラの映像が、モニターに映し出される。 そこには、人間の里を歩くリゾットの姿が映っていた。 その目は普段の黒と赤ではなく、普通の人間の瞳に戻っていた。 「おっ、しっかりメタリカを抑えて、目を元に戻してるな。」 プロシュートが普通の瞳をしたリゾットを見て、意外そうに言った。 「あら、あの目スタンドの影響だったのね。人間にしては珍しい目だと思ったけど。」 「いや、リーダーは実は某旅団に目を目当てに殺された一族の末裔で・・・・。」 「メローネ、くだらない事いってるとはっとばすぞ。」 レティに嘘情報を教えようとしたメローネを、ギアッチョは脅す。 「そういやさ、何でいつもリーダーはあの目でいるの?俺、リーダーが普通の目なんて見たことないよ?」 ジェラートがふと浮かんだ疑問を呟いた。 「あー、メタリカの影響でああなっちまってるんだが、集中しないと直せないらしいし、直すとすぐにスタンドが発動できないんだってよ。」 そうホルマジオが解説すると、あー、とジェラートは納得したような声を上げた。 「・・・・・・あいつら・・・・・。」 しかし、リゾットは暗殺チームのリーダーである。 一同の仕掛けたこのストーキングに、すっかり気づいていた。 (バタフライによる監視は昔から良く使っていた手だ・・・。気づかないわけがないだろうに・・・・。) 平和ボケしたか、とリゾットはため息をつこうとして、やめた。 別に監視されても困るような事はしないし、自分を心配しての行動だろう。何より平和ボケなら、それが一番だ。 そもそも自分達の大半は、別に殺したくて暗殺者をしていたわけではない。そうしなければ生きられなかったからだ。 だから、誰も殺さずに、幻想郷の生ぬるい弾幕勝負になれて、平和ボケするのは、とてもいいことだ。とリゾットは思う。 (プロシュートに聞かれたら、直触りだな。) そんな事を考えながら、リゾットは人間の里の中心部の近くにある、寺子屋の門の前へやってきた。 そこは慧音の人徳もあってか、木製ながら中々立派な建物となっていた。 「確か・・・・裏口から入れと言っていたか・・・・。」 そう言ってリゾットは寺子屋の塀をぐるーっと周り、裏手へ回る。 すると、そこには小さな入り口があった。 「ここか。」 リゾットが入り口を開けようとすると、突然そこが開く。 「あ・・・・・・。」 そこにいたのは、白い髪に金色の目をした眼鏡の男性だった。 「すみません、この寺子屋の教師の方でしょうか?自分は、今日からお世話になるリゾットと言うものです。」 リゾットはその男性を、あまり体格の良くないことから、慧音と同じ教師と判断した。 「いえ、僕は違います。自分は、森近霖之助といいます。魔法の森で、香霖堂と言う古道具屋を経営しています。 ここの慧音さんには書籍関連で色々贔屓してもらっていて、今回はたまたま慧音さんの欲しがっている本が手に入ったので、用事ついでに届けにきたんですよ。」 それを聞いてリゾットは、仲間の話を思い出した。 「あぁ、香霖堂の店主ですか。ソルベやイルーゾォから話は聞いています。外では手に入らないような、古く珍しい物が売っていると。」 「あの死神の方達のお知り合いですか?」 「上司です、閻魔様の元で普段は働いていますが、今日は特別教師として授業に。」 リゾットの言葉に、霖之助は興味を持ったらしい。 目を輝かせてリゾットを見る。 「へぇ!何を教えるのか、差し支えなかったら教えてくれませんか?」 「英語です。」 「異国の言葉ですか!確かに幻想郷には外国からも妖怪は流れてきますが、不思議と皆日本語を話しているんですよ。」 淡々と話すリゾットとは対照的に、霖之助はリゾットに興味を持ったのか、会話を弾ませる。 「あぁ、聞いたことがあります。今、自分の仲間にも一人妖怪がいますが彼女は元々は英語を話していたが、幻想郷に来てから勝手に喋れるようになったと。」 「と、いう事はやはり結界・・・・・、少なくとも博麗の結界ではありえないから、ということは八雲紫の・・・・。」 すると、霖之助は、一人でぶつぶつとなにやら呟き始めた。どうやら考え事を始めてしまったらしい。 入り口に立たれてしまって、リゾットはどうしたものかと途方にくれる。 「森近さん?まだ居たんですか?」 背後から声をかけられて、霖之助ははっとする。 彼の後ろには、青く銀色に輝く髪に青いワンピースの女性、慧音だった。 「あ、すみません!!少々考え込んでしまって。」 そう言って、霖之助は慌てて入り口の前から退く。 そして慧音は、リゾットに気づいた。 「ネエロさんももう来てらしたんですか。」 「あぁ、すまない。香霖堂の店主と話し込んでしまった。」 かまいませんよ、と慧音は答える。 「いえ、随分お早いお着きですね。」 「打ち合わせや一応、子供達について聞いておきたかったんだが、迷惑だったか?」 「とんでもありませんよ!むしろそこまで子供達と向き合おうとしてくれて、嬉しいです。」 そう言って、慧音は顔に微笑みを浮かべた。 「じゃあ、自分はここで失礼します。」 それを見て、霖之助はその場を立ち去ろうとする。 「今日はわざわざありがとうございました、霖之助さん。」 「いえいえ、それでは。」 そう言って霖之助は去っていった。 そして慧音は、リゾットの方を向く。 「それでは、リゾットさん。ようこそ、私の寺子屋へ。」 どこか誇らしげに、慧音はリゾットにそう告げた。 前へ 目次へ 次へ
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【名前】 シュートロイミュード 【読み方】 しゅーとろいみゅーど 【声】 武子直輝 【登場作品】 仮面ライダードライブ 【初登場話】 第23話「悪戯な笑みを止めるのはだれか」 【分類】 ロイミュード/進化型 【進化前】 バット型「091」 【能力】 物体を高速で射出する能力、ダーツ型の「ブラストダート」による爆撃 【詳細】 ロイミュード091が独自進化を完了した個体。 全身に砲門を備え、砲門は人間(ひいては仮面ライダー。)からは視認できない程の初速で物体を発射する能力を有し、「ブラストダート」を身体から発射して破壊活動を行う「連続予告爆場事件」を引き起こす。 性格は陰湿かつ残忍。 刺激を求め続けた挙句に「チキンレース」を思いついて狙った爆発を何度もしつこく繰り返したり、一度勝利したマッハに対して「なんだ、弱い方のライダーか」と小馬鹿にしたような発言もある。 ドライブが変身したタイプフォーミュラの「トレーラーインパクト」により敗退。 ナンバーだけとなった状態にて「ブレン」に回収され救われる。 次話にて復活、再び暴れまわる。 変身したドライブ、マッハと交戦、2大ライダーの前に追い込まれていき、最期はドライブタイプフォーミュラジャッキー、デッドヒートマッハの「トレーラーインパクト」、「ヒートキックマッハー」を連続で受け爆散した。 【余談】 スーツはボルトロイミュードを改造(公式完全読本『MAXIMUM IGNITION』より)。
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わたしが医務室に着くと、既にモンモランシーが治癒を受け終わり、 ベッドで静かに寝息を立てていた。 わたしも続けて治癒を受け終わり、わたしとギーシュとモンモランシーの三人 だけとなった。 なんと声を掛ければいいのか考えてるとギーシュから声を掛けてきた。 「すまなかったねルイズ、彼女は君がチヤホヤされる事に嫉妬してたんだよ。 彼女には僕が良く言い聞かせておくよ」 てっきり、わたしを責めるかと思ってたのに。 「ギーシュ・・・どういう風の吹き回しよ?」 ギーシュはファサと髪をかきあげた。 「なに、兄貴に君の事を頼まれたからね」 ・・・・・・? 「ちょっと待って、頼んだのは連れて帰る事で、ずっと面倒を看ることじゃ無かっ たと思うんだけど?」 「いいじゃないか、そんな細かい事は」 あっはっは、と高笑いをあげた。 「細かくないわよ、あんた一生わたしの面倒を看るつもり?」 「一生じゃないさ、君が一人前のメイジになるまでは見守るつもりさ」 「あんた、わたしが『ゼロ』だということを忘れたの?」 「その事について僕は大して心配なんかしてないさ。君は兄貴を召喚したんだ 近い内にきっと僕など足元にも及ばないメイジになるさ」 ギーシュがわたしをプロシュートを通じて認めてくれている。 「ほ、褒めたって何も出ないんだからね」 「別に見返りが欲しくてやっている訳じゃないさ」 コンコン。開けた扉からキュルケがノックをしていた、タバサも一緒だ。 「お邪魔だったかしら?」 「ちょ、キュルケ!そんなんじゃないんだから」 「よしてくれたまえキュルケ。僕には心に決めた人がいるのだから」 わたしは不快を隠さずキュルケに問う。 「で、何しに来たの?」 「何しに来たのとは、ごあいさつね。お見舞いに来たんじゃないのよ。後、報告」 「報告?」 「さっきの騒ぎ、授業に来たコルベール先生の耳に入ってね、珍しく恐い顔を してたわよ。後でここにも来るんじゃないかしら」 バタバタと廊下から足音が聞こえてきた。 「早いわね、もう来たわ」 キュルケが廊下を見ながら呟いた。 「コルベール先生・・・」 先生が息を切らせながら部屋に入ってきた。 「よかった、無事だったのですね」 先生は静かに眠っているモンモランシーの顔を確かめ息を整えてから、 こちらを向いた。 「ミス・ヴァリエール、事情は聞きました。 きみは自分の魔法をミス・モンモランシーに打ちましたね」 確かに、今のコルベール先生は恐い顔をしていた。 何人も人を殺しているような・・・プロシュートと少し雰囲気が似てる・・・ ・・・まさかね・・・。 「はい、その通りですミスタ・コルベール」 後悔はしていない。わたしはモンモランシーが許せなかった・・・ 「この貴族の学び舎で『規則』を破り魔法を打ち合うなどと、とても許せる 行為ではありません。この事は実家に連絡させていただきますので そのつもりでいるように。」 今、何て言いました? 「ごめんギーシュ、もう一回先生を呼んできてもらえる?まだ耳の調子が 良くないみたい・・・実家に連絡するって聞こえたわ」 「聞き間違いではありませんよ、ミス・ヴァリエール」 きっぱりとコルベール先生は言った。 「ちょっ!ちょっと待ってくださいよッ!」 「う、嘘ですよね。ちょっとおどかして気合を入れてから あとで本当は許してくれるんですよね、罰当番とかで」 コ・・・コルベール先生の目・・・ いつもの暖炉の火のような暖かい眼差しなんかじゃなく トライアングルスペルの炎の如く全てを焼き尽くさんと燃えている・・・ わたしの取るべき行動は・・・ わたしは部屋の窓を開け、窓枠に両手をかけ足を乗せ、そして・・・ 「ちょっとルイズ、ここ三階よ!」 キュルケに後ろから羽交い絞めにされた。 「放して、放してよキュルケ」 死に物狂いでもがくが体格の差で、わたしは部屋の中央に戻された。 「もうダメよ・・・おしまい・・・コルベール先生に連絡されたら・・・ あたしもう・・・生きてられない・・・もう死にたいわッ!!クソッ!!クソッ!! 飛び降りたいよ~、窓から飛び降りたいよ~」 嘆くわたしをキュルケが冷たく見下ろしている。 「・・・さっき、あなたの目の中にダイヤモンドのように固い決意をもつ『気高さ』を みたわ・・・だが・・・堕ちたわね・・・ゼロのルイズに・・・!!」 「ンなこたあ、どーでもいいのよッ!」 キュルケの侮辱も今はどーでもいい・・・ 「お・・・おわりよ・・・わたしはもう・・・おわったのよ・・・」 「ちょっとルイズ、一体何なのよ」 わたしの只事じゃない様子にキュルケが心配そうに声を掛けてくる。 「親がそんなに恐いの?」 親という単語が出ただけで震えが止まらない。 「な、なんて言ったら理解してもらえるのかしら・・・ そうね、プロシュートが『二人』説教しに来ると想像してみて」 嫌な沈黙が場を支配する。 「ご、ごめんルイズ。あたし用事を思い出したわ」 キュルケが慌てて部屋を出て行こうとする。 「用事って、どこに行くのよ?」 「ちょっとスティクスに会いに・・・」 「別れたんじゃなかったの?」 「・・・じゃあ、ペリッソン」 「じゃあって何!」 わたしとキュルケが言い合いをしている脇をそっとタバサが抜けようとしていた。 「ちょっとタバサ、どこに行くのよ?」 「・・・シルフィードにエサあげなきゃ」 「あんた、いつも放ったらかしでしょうが!」 視界の隅にギーシュが映る。モンモランシーをやさしく起しているところだった。 「さあ。ここは騒がしいので自室でゆっくりと休もうじゃないか」 「ギーシュあんたは見捨てないわよね、わたしを見守ってくれるのよね」 蜘蛛の糸に縋る思いでギーシュを見つめた。 人目があっても『あの方』の罰が緩くなるとは思えないが、もしかしたら九死に 一生を得るかもしれない。 「うむ、確かに言った!」 ギーシュは力強く頷いた。 「だが、それはそれ、これはこれだ!!」 「うらぎりものおおおおおおぉぉ!!」
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「再生」「重甲」「吸血」など単体での継戦能力に優れる種族。また「毒撃」「悲鳴」「呪詛」で敵の行動を阻害する事も出来る。全体的にコストはやや高め。 カード名 レアリティ MP 物理or魔法 初期攻撃力 初期HP 最大攻撃力 最大HP 特殊能力(最終) ゾンビ C 4 物理 2 3 3 8 再生、重甲3 ゾンビウォリアー R 6 物理 3 3 5 10 再生、重甲4 ゾンビスカウト SR 1 物理 1 1 2 3 再生、重甲3 不死の肉体サルヴァ SSR 5 物理 3 3 5 9 エリート、再生、守護神、重甲3 デッドマン C 1 物理 1 5 2 11 デッドイーター R 2 物理 1 5 2 10 憤怒3 デッドクレイヴン SR 5 物理 1 9 3 13 反撃、憤怒3 ダスティウグルム SSR 3 物理 1 3 3 14 エリート、吸収1 ヴァンパイア C 3 物理 2 5 4 12 吸血 ヴァンパイアデューク R 5 物理 3 7 6 17 吸血 ヴァンパイアプリンス SR 4 物理 1 7 3 13 吸血、憤怒3 闇に沈む牙ディネイ SSR 7 物理 2 10 4 23 エリート、吸血、守護神、憤怒3 スカルジャベラー C 2 物理 2 1 4 4 射程+2、再生 スカルスナイパー R 3 物理 1 3 2 7 射程+2、再生、毒撃4 スカルベイル SR 5 物理 2 4 3 11 射程+2、再生、毒撃5 災厄の源リエラ SSR 4 物理 2 4 3 10 クロスベノム4、エリート、再生、射程+2 スカルインファント C 7 物理 5 3 10 8 再生 スカルランサー R 4 物理 4 2 9 4 再生 スカルバンガード SR 2 物理 3 1 7 2 再生 髑髏王ロスト UR 9 物理 1 6 2 12 エリート、再生、ソウルドナー、虚弱の光3 ダークサーヴァント C 6 魔法 3 10 8 18 ダークモンク R 2 魔法 1 5 3 11 呪詛 ダークプリースト SR 3 魔法 2 6 4 14 呪詛 ダークメイジ C 4 魔法 3 5 7 10 射程+1 ダークウィザード R 1 魔法 1 3 3 6 射程+1、呪詛 ダークロード SR 3 魔法 2 5 5 10 射程+1、呪詛 レイス C 2 魔法 1 2 2 6 射程+1、悲鳴1 ウィーピングレイス R 3 魔法 1 4 3 9 射程+1、悲鳴1 グリムレイス SR 4 魔法 2 5 4 12 射程+1、悲鳴1 不帰の導きフリグラス SSR 5 魔法 3 4 6 11 エリート、射程+1、恐怖の叫び1 スペクター C 2 物理 1 4 3 9 エレジー1 スペクターウォリアー R 5 物理 3 7 8 12 エレジー1 スペクターウィザード SR 3 物理 3 3 6 9 エレジー1 恐怖の影リージェ SSR 4 物理 3 4 6 11 エリート、射程+1、恐怖の呪い1 不死王レグリム UR 11 魔法 3 13 6 29 エリート、射程+1、亡者召喚1 コメント 名前
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グレイセン・ニュートン 名前:Gracen Newton 出生:2012年1月27日 - 職業:俳優・声優 出身:アメリカ 出演作品 2020年代 2020年 パグ・パグ・アドベンチャー*(ローリー) 2021年 シドニーとがんばりマックス(ロニー(#56)) グレッグのダメ日記*(マニー・ヘフリー) 2022年 ビッグシティ・グリーン*(子供) グレッグのダメ日記 ボクの日記があぶない!*(マニー・ヘフリー) 2023年 スーパーキティ*(ピーナッツ) キャンプ・キキワカ(コービン) くまのプーさんといっしょ(ティガー):辻あゆみ いっしょにあそぼう!くまのプーさん(ティガー):辻あゆみ グレッグのダメ日記 どうかしてるよ!*(マニー・ヘフリー) 2024年 ★Ariel*(フランダー) 2025年 ★RoboGobo*(フーパー)
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スタンド 五十音順 青で書いているのは、合成に受け継がれない、そのDISC特有の能力 攻撃系 名前 攻撃力 防御力 空き容量 部数 発動 能力 スタンド画像 エコーズACT3 2 1 5 4 目の前の敵を鈍足にするぞ 時々相手を遅くさせるぞ キッス 4 1 4 6 足元にキッスを貼り付ける 殴った敵がたまに分裂 キングクリムゾン 9 3 1 5 5ターンの時間が消し飛ぶ 裏切り者に大ダメージを与える クラッシュ(Base only) 4 0 3 5 目の前の敵を瞬間移動させる 水場を通して攻撃 トーキングヘッドの罠を防ぐ クレイジー・D 7 1 3 4 このDISCを消費して他のDISCを合成 会心の一撃が出やすい プッツン状態だと強い ザ・ハンド 7 1 3 4 遠くの敵やアイテムを引き寄せるぞ 壁や罠をガオンと消せるぞ ザ・ワールド 9 4 1 3 5ターンの間、時間が止まる 石仮面をかぶっていれば10ターン止めていられる ジョースターの血統に大ダメージ 時間停止を防げる ジャンピンジャックフラッシュ 2 3 * 6 真空で部屋内の敵にダメージB ★ 真空で部屋内全員にダメージB(威力アップ) 時々慣性で吹っ飛ばす スタープラチナ(Base only) 8 4 1 3.4.6 射撃攻撃を防げるようになる 3方向に攻撃できる 時間停止を防げる ロードローラーの罠ダメージ半減 ストーンフリー 3 4 2 6 体力が回復する 前後同時に攻撃できる裏切り攻撃を防ぐ ダイバーダウン(Base only) 2 3 2 6 周囲にダイバーダウンを潜ませる 壁を通して攻撃できる ダークブルームーン 2 2 3 3 部屋内の敵からHP吸収 ★部屋内の敵からHP吸収(威力UP) 周囲に水があると強くなる 水の上を歩けるようになる チリペッパー 3 2 3 4 部屋内の敵を一定時間盲目にするぞ 連続空振りすると次に会心が出るぞ ハーミットパープル 1 2 4 3 このフロアの地図がわかるぞ 波紋に弱い敵に大ダメージを与えるぞ ホワイトスネイク 3 1 4 6 目の前の敵を倒しDISCにする 囚人に大ダメージを与える ムーディーブルース 1 1 4 5 アイテムを一つ倉庫に送れる 新入りに大ダメージを与える(+数字の分だけ倉庫に送ることが出来る) マジシャンズレッド シンデレラ #ref error :画像URLまたは、画像ファイル名を指定してください。 #ref error :画像URLまたは、画像ファイル名を指定してください。 防御系 名前 攻撃力 防御力 空き容量 部数 発動 能力 スタンド画像 イエローテンパランス 1 4 3 このフロアで熱と冷気に強くなるぞ 肉片攻撃が効かなくなる オアシス 0 3 3 5 20ターンの間、周囲の壁を溶かす 柔らかくしつつ殴れる ザ・フール 1 4 3 3 周囲に砂をかけて他の場所へ飛ぶぞ 砂に変化して攻撃をかわせるぞ スーパーフライ 0 5 3 4 20ターンの間鉄塔を出現させる 痛恨の一撃のダメージを返す G・エクスピリエンス 4 2 3 5 攻撃を跳ね返す植物が出現するぞ カエル持ってるとダメージを反射するぞ クラフトワーク 1 5 3 5 隣接した敵を固定 ★ 部屋内の敵を固定 射撃ダメージを抑える スパイスガール 2 3 3 5 直接攻撃を喰らうと後ろに弾む アイテムを壊されなくなる 能力系 名前 攻撃力 防御力 空き容量 部数 発動 能力 スタンド画像 アヌビス神 6 0 5 3 同種に連続で攻撃する程大ダメージ アイテムが壁をすり抜けて飛ぶ エビタフ 0 0 1 5 敵・罠の可視・感知。透明でも見れる 周囲に罠があると警告がでる グレイトフルデッド 2 2 3 5 部屋内の敵の攻撃力を下げる ★ フロア内の敵の攻撃力を下げる 老化、若化攻撃を防ぐ サバイバー 0 0 3 6 部屋内の敵が混乱するぞ 方向転換キーで敵の体力がわかるぞ シアーハートアタック 1 8 2 4 この場で爆発を起こす 最大HPが20増える 親父の写真に閉じ込められない爆弾を見分けられる ストレイキャット.JPG 0 6 3 4 空気弾を発射し、動きを止める 爆風によるダメージ減少 チープトリック 0 0 5 4 ブツブツ言われて精神力が弱る 背中を見られるとダメージを喰らう デス・13 2 1 3 3 隣接した敵を眠らせるぞ 寝ている敵を起こしにくいぞ ハイウェイトゥヘル 0 0 3 6 部屋全体にダメージC(HP半分消費) 時々自分のHPを半分にする パールジャム 0 0 3 4 お腹が50回復 お腹が減りにくくなる マンハッタントランスファー 0 0 4 6 敵のいる位置がわかるようになるぞ 射撃スタンドの攻撃力が修正値分上がるぞ メタリカ 0 0 3 20ターン透明になり敵に気づかれないぞ 敵や罠からの磁力が効かないぞ GEレクイエム 12 12 1 5 終わりが無いのが終わりを終わりにする 全ての敵に大ダメージを与えるぞ 遠距離 名前 部数 攻撃力 発動 撃つ エコーズACT1 4 0 足下に音の罠を仕掛けるぞ 音を貼り付けて敵を混乱させるぞ エコーズACT2 4 0 足元に罠を仕掛ける 敵を吹き飛ばす。壁や他の敵に当たると5ダメージ エンペラー 3 8 弾丸の軌道を操れる 壁に当たると方向が変わる セックスピストルズ 5 6 ピッツァを食べさせると回数が増える 同部屋内の敵にランダムに射撃攻撃 装備中、ローリングストーン(罠)のダメージ半減 タワー・オブ・グレー 3 5 近い距離に瞬間的に移動するぞ 敵を貫通するぞ ハイエロファント・グリーン 3 10 足下に法王の結界を仕掛けるぞ 離れた敵にダメージを与えるぞ フー・ファイターズ 6 2 体力を20回復させるぞ 離れた敵にダメージを与えるぞ ヘブンズドアー 4 0 目の前の敵の情報がわかるぞ 特殊攻撃を封印するぞ。重ねがけもできるぞ ホルス神 0 3 足元に氷の罠を仕掛ける 敵を凍らせる 装備中、老化攻撃&冷凍攻撃を防ぐ マン・イン・ザ・ミラー 5 0 鈍足になる鏡を仕掛けるぞ 敵と自分の場所が入れ替わるぞ ラバーズ 3 0 足下にラバーズを潜ませておけるぞ 取り付いた敵は自分と同じダメージを喰らうぞ これらは ディアボロの大冒険まとめ様のwikiを参考にしています
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パラシュート 使い方 落下中に右クリックを押すと展開。 地上に降りると自動的に降りれるが shiftキーを押すことでで空中でも降りられる レシピ 白羊毛×4 蜘蛛の糸×2
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ザ・グレイトバトルIV 【ざ ぐれいとばとる ふぉー】 ジャンル アクションゲーム 高解像度で見る 対応機種 スーパーファミコン メディア 12MbitROMカートリッジ 発売元 バンプレスト 開発元 さんえる 発売日 1994年12月17日 価格 9,600円(税抜) プレイ人数 1~2人 判定 良作 ポイント ロボーーーーーッ!コンパチブルカイザーデビュー作SFミリタリーとしての世界観づくりもバッチリキャラチェンジによる自由度の高さが売り本作までがピークとする声も多い コンパチヒーローシリーズリンク 概要 ストーリー 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 ロボット戦 アクションパート その他 総評 余談 概要 『ザ・グレイトバトルIII』の続編。これまでのベルトスクロールアクションゲームから、横スクロールのシューティングアクションへと変更となった。全7ステージ。 本作はSFミリタリー的な要素を前面に押し出した作風で、武装もそのほとんどが銃火器に依存している。 版権キャラの選考も放送・展開終了直後の作品をメインとしている。 プレイアブルキャラは主人公の『ロア』を始めとして、『V2ガンダム(V2)』『仮面ライダーZO(ZO)』『ウルトラマンパワード(パワード)』の4名。 それぞれのキャラには固有の能力が設定されており、一部はそれらに頼らなくては進めないパートが存在する。 ただしキャラ交代はほぼノーリスクで可能なため、ストレスフリーにプレイを進めることが出来る。 本作では『コンパチカイザー(*1)』を使った巨大ロボット戦が行われるのが魅力である。 コンパチカイザーパートはアクションパートから一転、巨大ロボット同士による2D格闘アクションゲームへと変化する。 戦闘では、エネルギー消費を気にしつつ、コマンド入力を行って様々な技を繰り出しながら敵を倒すというシリーズの中でも異色の要素が加えられた。 ストーリー コンパチワールドは、ニューコンパチネイションへと名前を変え、悪がこの世に蔓延らぬよう、平和を維持するため各星にヒーローを送り込んでいた。 そんなある日、異次元へ繋がるゲートが開き、そこから悪の皇帝オーバーロードが出現、各星を征服し始めてしまう。 この事態に対抗するため、ヒーロー達はバトルフォースを結成。皇帝オーバーロードを野望を阻止し、再び世界に平和を取り戻すための戦いが開始される。 特徴 4人のキャラを変えながら攻略していくアクションゲーム それぞれ得意な分野や、特殊能力を持つ。逆にそれらの力を使い分けて攻略していかなければ、先に進むことは出来ない。また、消費アイテムを使うことで画面全体に攻撃を行う特殊技が各自使用可能。2Pプレイなら片方のキャラを背負うことが可能。 戦士ロア 本作ではステージ1の最後で登場するため、実質使えるようになるのはステージ2から。 メイン武器はファイタービームガン。連射力が高く、武器レベルが上がると弾が地形で反射するようになる。 固有アクションは天井に飛ばしてぶら下がるワイヤーと、垂直または斜め上に直進する二段ジャンプ。アクションパートでは特に頼りになるキャラ。 SDガンダムに似た顔つきで知られる彼だが、本作にて「フェイスカバーだった」という設定が付加されたらしく、演出で素顔を垣間見る事ができる。また『II』『III』に比べて実直な好青年というイメージが強く、一人称は『ボク』で、口調も丁寧になっている。 V2ガンダム(V2) 射角の融通が利くV2ナパームと、特殊攻撃で使用できる近接武器のビームサーベルを持つ、遠近ともに優秀なキャラ。 V2ナパームは放物線を描くため、慣れれば微妙な角度や段差越しに攻撃可能。レベルが上がると爆風範囲が広大化し、床下から敵を撃っても爆風が届けば倒せるようになる。 固有アクションはホバリング。二段ジャンプ的に飛び上がったり、高所からの落下速度を落とすことが可能。 仮面ライダーZO(ZO) 威力は劣るが敵の弾を打ち消すことが出来るバーナー(火炎放射器)をメイン武装として持つキャラ。レベルが上がるとバーナーの射程が伸びる。 メイン武装のバーナーは、氷を溶かす能力がある他、敵によっては弾打ち消しを利用してこれを押し付けるだけで一方的に勝てることも。動きの早い相手はやや苦手。 固有アクションはダッシュで、その状態から攻撃を繰り出すことでライダーキックを放つことが可能。 壁を蹴って上に登ることが出来る壁蹴りの能力を持ち、一部彼の壁蹴りがないと登れない場所がある。 ウルトラマンパワード(パワード) 砲身を向けた方向に真っ直ぐバズーカを放つことが出来るメイン武装を持つ。レベルが上がると発射される弾の数が増える。 特殊技として壁を貫通するメガ・スペシウム光線があり、低リスクで壁越しの相手にダメージを与えられる。 特殊能力はミクロ化で、通常では入れない低い天井の道を潜ることが可能。 コンパチカイザーによる大迫力のロボット戦 ロボット戦では、コマンド入力式の2D格闘ゲームへと変化する。両者の上半身(上半分)のみが出ている対戦画面で戦う。 技はコマンドで出せるが、エネルギーがあるため技の乱用は出来ず、ゲージと相談しながら使うことを要求される。 カイザースキャンによって敵の弱点や武装を解析することで相手にダメージをより与えられるようになったり、ダメージを軽減させることが出来る。 素早い弱パンチ、リーチの長い強パンチ、ガードなどを駆使し、敵ロボットの体力を制限時間以内にゼロにしなくてはならない。 評価点 自由度の高いゲーム性と個性を活かした攻略の楽しさ。 一部、特定のキャラの使用を強要されるパートがあるが頻繁ではなく、上手いことステージギミックとして良く組み込んでいる。 キャラクターは基本的に自由に変更することが可能で、アクション・ボス戦ともに臨機応変なキャラ変更を行うことで攻略の糸口を探し出せる。 攻撃方法の他、アクションも非常に多彩で、それらを使いこなして進めていくのはやはり楽しい。 死ぬとプレイヤーは身体が天使になり、一定時間無敵状態で浮遊出来る。これを利用した強引な難所突破も可能。かなりハイリスクなので迂闊に使えないが、そういった救済措置も用意されているのである。 雰囲気作りは非常によく出来ている。 ウルトラマンや仮面ライダーといったSFミリタリーに合わないキャラ達も上手く落としこんでおり、一応違和感は軽減されている。 ロボット作品であるV2は当然違和感がほとんどなく、世界観に一番溶け込んでいる。ちなみによく見るとスカーフを付けている。 ゲーム中の会話パートは戦闘中でもシームレスで進むのが基本なため、ゲームのテンポをあまり崩さないのが魅力。敵が慌てふためく様子なども戦いながら見ることが出来る。 ステージの多彩さ。 様々な星を巡るという設定なため、戦艦内、ジャングル、西部劇と多種多様。 西部劇は後に『ザ・グレイトバトルV』の舞台になった(と言っても、本作とは別の惑星だが) 良質なBGM BGMも種類が大変豊富で、それぞれが印象に残りやすい内容となっている。特にステージ1とステージ6で流れる曲は非常に評価が高い。 コンパチカイザー戦のBGMや、ステージ1の最後に流れるロアのテーマも高評価。前者は「吼えろ!コンパチカイザー」、後者は「BURN NOW!」の曲名でスーパーロボット大戦シリーズでも採用されている。 グラフィッククオリティの高さ。 通常のゲーム画面も十分凝っているが、やはり本作で目立つのはコンパチカイザー周りのグラフィックといえる。 合体シーンをわざわざ凝った作りにしており、そこのドット絵の描き込みはかなりのもの。モーションもかなり作りこまれている。 コンパチカイザー戦では下に操縦席の様子として主人公4人が乗っている姿が描かれるのだが、行動によっていろいろな表情を見せるなどと凝っている。 SEも重厚感があるので、巨大ロボット戦をしているという雰囲気はかなり出る。 キャラクターごとの性能差。 天井に掴まるワイヤーに二段ジャンプと、アクション面ではロアにお世話になることが多い。次点でV2もホバリングとビームサーベルがあるため自由に戦いやすい。 一方、壁蹴りパートが少なくアクション面では活躍所がさほどないZOだが、火炎放射で敵弾消しができるためボス戦は非常に強い。ライダーキックの無敵時間もボス戦で重宝する。固有能力「ミクロ」が戦闘では役に立たせようがないパワードだが、高威力・射程無限のバズーカはシンプルに強い。このようにそれぞれしっかり役割が持たせられる。 賛否両論点 敵にもダメージ後の無敵時間が設定されている。 この仕様により一度に与えられるダメージ量に制限がある。連射が利くロアのビームガンを当て続けても、連射が利かないV2のナパームの爆風を浴びせ続けても、一発あたりの威力が同じなのでDPSは大差ない。 その為、高い攻撃力が売りのパワードや、パワードのバズーカと同じ攻撃力を持つV2のビームサーベル等を上手く活用しなければ、効率よくダメージを与えるのは難しい。 問題はダメージ後の無敵時間がそこそこ長い事と、一撃で倒せるザコがほとんどいない事、敵はダメージを受けても怯まない事である。 最弱クラスのザコでも無敵時間中に行動されればプレイヤーは受け手に回るしかない。そのためにガードなども用意されているのだが… 一部アイテムの配置が鬼畜。 突き出た崖の下方など、普通は向かわないような場所にもアイテムが隠されている。 一応、ロアの固有アクションを高精度で繰り返せば入手可能。しかし、肝心のアイテムが一点物ではなく、楽な帰り道も存在しないので「1UPのために何度も落下死」といったケースに陥りがち。「取れるものなら取ってみろ」ということか。 問題点 ロボット戦 攻撃に必要なエネルギーを計算しつつ、コマンド入力を行いながらプレイしなくてはならない。一度負けるとアクションパートと違い最初からやり直しなため、ここで詰まってどうにもならないことも。 調整が完全でないという理由で、エネルギーの初期値が半分しかない。また、コマンド技は飛び道具・シールド・最強必殺技など迫力満点だが、やり方が説明書にしか載っておらず、知らなければパンチ2種・ガード・カイザースキャンしか出せない。 「カイザースキャン」で敵の特定部位をスキャンすると、攻略のヒントが表示されて戦いの難易度を下げることができる。ただしロックまでの時間がかなり長く、この間に攻撃されてしまうこともままある。 エネルギー消費を抑えるための肉弾戦についても、敵の攻撃動作が速いので難しい。格闘ゲームが苦手なプレイヤーはこのパートで挫折したことも多かっただろう。 一応の救済策として、2プレイヤーで遊んでいるときに2コンのボタンを連打するとエネルギーが回復しやすくなる仕様がある。また、カイザースキャンでロックしている間は敵の動きが止まるので、安全にエネルギーを回復できる。 アクションパート アクションパートのボス戦がとにかく難しいうえに長い。 ボスは一撃のダメージ量が尋常ではなく、非常に丁寧な戦いを心がける必要がある。しかもタフでほとんどが第二形態持ちなため余計な時間がかかる。 ゲームオーバーになるとレベルの上がっていた武器が全てレベル1に戻るため余計に戦いづらくなり、詰んでしまうことも。 原作の敵キャラがほとんど出てこない。 まず、ボスキャラが全員本作オリジナルで、前作以前に出てきたダークブレイン軍団もいっさい出てこない。 ただし、将軍ブラックエックスや皇帝オーバーロードをはじめ、オリジナルの敵はなかなか味があるキャラが揃っている。スーパーロボット大戦OGシリーズに出てほしいという声も大きい。 ザコ敵も、メインメンバーが原作で戦った、ザンスカール帝国のMSや、ネオ生命体ゆかりの怪人は不在。パワードで登場した敵もバルタン星人のみとなっている。 パワードのミクロ化がわかりづらい。 実質これがかなりのネック。コマンド(Bボタン長押し)がわからないと、これが必須な場面で詰んでしまう。 この要素のせいで中古等で手に入れた人からは、クソゲーの烙印を押されやすい。「ミクロ化さえなければ…」という意見もある。 テキスト送りがかなり速い。 最後の文字が表示されてから1秒(ロボット戦冒頭では0.5秒)ほどで消えてしまうため、ひらがなの多さと合わさり読みにくい。 また、Bボタンのスキップ機能が常時有効になっており、ジャンプなどで意図せず消してしまうことがある。 その他 スタッフロールがない。 陸軍将軍メカ→空軍将軍メカ→海軍将軍メカ→皇帝(アクションパート)の順に名前付きで映り、最後にコンパチカイザーが決めポーズで映るだけ。 ザコや中ボスはともかく、重要キャラである主人公4名・キサブロー博士・敵将軍4名・ロボット戦の全ボス、さらには制作スタッフすら紹介されず、どうにも味気ない。 総評 シリーズ初の横スクロールアクションでありながら、かなりの完成度を誇る作品。 他社の2Dアクションと比べてもその完成度は見劣りせず、難易度は高いがその分やりごたえはある。 ロボット戦の難易度の高さはやや批判点としてあげられるが、決して楽しめないほどではなく、性質さえ理解すれば十分攻略出来る内容である。 何より本作は、しっかり従来のグレイトバトルの特徴を活かして、自由にキャラを変えられるということが大きい。本作の自由度の高さはかなりの評価点となると言って良いだろう。 2Dアクションゲームとしての完成度は高く非常に評価が高い反面、これ以降の作品は目立つ難点も多く、本作までがシリーズのピークだったというファンの声が多い。 余談 コンパチカイザーは、後にスーパーロボット大戦OGで「コンパチブルカイザー」として戦士ロアとともに復活した。当然だがV2達は乗っていない。リファインを担当したのは大張正己氏。 なお、本作でカイザーのデザインを担当した納谷江司氏は、「Mがんじー」名義でスーパーロボット大戦シリーズのオリジナルメカの製作に携わっている。 カイザー、ロアの出演を皮切りに、ダークブレインやその部下である3体のボス、そしてザンエルが後に出演している。残念ながら、ブラックエックスやオーバーロードはまだ出演していない。 ステージ4の曲は第1作の『ザ・グレイトバトル』のエンディングのアレンジになっている。
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ピロシュカ キリスト教の聖人の一。 東ローマ帝国コムネノス王朝の皇后。 関連: ラースローイッセイ (ラースロー1世、父) アデライデフォンラインフェルデン (アデライデ・フォン・ラインフェルデン、母) ヨハネスニセイコムネノス (ヨハネス2世コムネノス、夫) アレクシオスコムネノス(2) (アレクシオス・コムネノス、息子) マリアコムネナ(2) (マリア・コムネナ、子) アンドロニコスコムネノス(2) (アンドロニコス・コムネノス、子) アンナコムネナ(2) (アンナ・コムネナ、子) イサキオスコムネノス(2) (イサキオス・コムネノス、子) テオドラコムネナ(2) (テオドラ・コムネナ、子) エウドキアコムネナ(2) (エウドキア・コムネナ、子) マヌエルイッセイコムネノス (マヌエル1世コムネノス、息子) 別名: エイレーネー(6) イリニ(2) イレーネー