約 1,695,084 件
https://w.atwiki.jp/thvision/pages/128.html
《グレイズ(GLAZE)》/用語・ルール 定義 プレイヤーがキャラクターから直接攻撃を受けたときに、攻撃を受けたプレイヤーはそのキャラクターの「グレイズ」の値だけ、デッキの上のカードを[[スリープ]]状態で[[ノード]]に加えることが出来る。 グレイズは行うか行わないかの二択である。 コメント 攻撃を受けたときに起こる効果。 もしくは、キャラクターカードに書かれた数字。 ルール上グレイズの処理については次のようになっている。 6.5グレイズ 6.5.1グレイズとは、攻撃により戦闘ダメージを受けたプレイヤーが行うことが出来る処理である。 6.5.2グレイズは以下の条件を満たしたプレイヤーが、戦闘の解決で指定されたタイミングで処理する。 6.5.2.a相手プレイヤーの場のキャラクターから1以上の戦闘ダメージを受けた。 6.5.2.b貫通のダメージではない。 6.5.3グレイズは以下の手順に従って処理する。 6.5.3.aグレイズを行うかどうか選択する。行わない場合、グレイズの処理を終了する。 6.5.3.b自分のデッキの上からX枚をスリープ状態で自分のノードに加える。Xは戦闘ダメージを発生させた相手キャラクターのグレイズの値に等しい。 グレイズを行うか否かはプレイヤーの自由だが、そのどちらかしか選択できず、例えば 「グレイズ2のキャラクターの攻撃を受けて1枚だけグレイズしてノードに加える」 といったことは出来ない。 キャラクターの場合は、この数字が攻撃力の値と比べて低いほど優秀な攻撃役であると言われているが、常にそうとは限らないので注意。 なお、現行のルールでは1以上の戦闘ダメージを与えた場合の記述があるため、戦闘ダメージを無効とした場合グレイズは発生しないので注意が必要。河童『お化けキューカンバー』で攻撃されてもグレイズは行えないし、開海『海が割れる日』が使用されている状況で攻撃された場合もやはりグレイズは行えない。 ふらわ~戦車/13弾のような戦闘ダメージを効果ダメージとして扱うキャラクターに攻撃された際もグレイズを行えない。 贖罪の檻や拳打『げんこつスマッシュ』などにより変更される場合もある。 関連 ノード 戦闘ダメージ
https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/1289.html
チチチチチチチチチチチチチチチチ・・・・・・(効果音) 『東方萃夢想』(2004年)および続編の『東方緋想天』『東方非想天則』におけるメインシステム。 ギャラルホルンの量産型MSではない。 これらの作品では一部キャラを除き投げ技が無い代わりに、グレイズ・打撃・射撃で三竦みを成り立たせている。 地上ダッシュ、空中ダッシュ、バックステップ、大ジャンプ、飛翔・回避結界(『緋想天』以降)、一部のダッシュ攻撃、 一部のコマンド技およびスペルカード(超必殺技)中に付与される属性で、 射撃属性の攻撃をノーダメージですり抜けることが可能(一部グレイズ不可の例外有り)。 一見打撃に見えても「射撃属性」の攻撃もあるので、どの攻撃がグレイズ可能かあらかじめ知っておく必要がある。 射撃無敵とは若干性質が違うので注意。 射撃をガードすると霊力(射撃などの弾数制限とガードクラッシュゲージを兼ねる)が減ってしまうため重要な回避行動であるが、 単に射撃はグレイズすれば良いというわけではなく、グレイズするために霊力消費が必要な「磨耗射撃」、 グレイズ自体が不可能な「特別射撃」などもあり、またグレイズ中はガードが出来ず打撃によるグレイズ狩りには無防備なため、 相手と自分の位置によってはグレイズだけでなくガードも重要である。 射撃によってはグレイズで弾自体消滅したり、攻撃判定だけが消えてアイテム変換判定が残ったり、グレイズでは攻撃判定が消えないものもある。 ストーリーモードはこのグレイズで回避しつつ立ち回るのが大前提になっているため、 MUGENにおいてグレイズが出来ないキャラでストーリーモードを攻略するのはどうしても無理ゲーになってしまう*1。 ちなみにグレイズ (Graze) とは「カスる」の意であり、 元は原作『東方Project』シリーズ4作目『東方幻想郷』(1998年)から登場した「敵弾に当たり判定の外側ギリギリでかする」システムが元。 基本的に点数加算の効果があるので、作品により重要性は異なるがハイスコアには欠かせないシステムである。 更なる元ネタは『ライデンファイターズ2』(1997年)と言われている。 なお『サイヴァリア』の「BUZZシステム」ではパワーアップシステムとなっており、 『式神の城』シリーズの敵本体か敵弾に近付くほど撃破時の点数倍率・得点+攻撃レベル強化アイテムのコイン出現量が上がり、 最高倍率でショットが大幅強化される「テンション・ボーナス・システム」はその両方を取り入れたものと言える。 実は格闘ゲームに限っても『萃夢想』より古い『超鋼戦記キカイオー』(カプコン。1998年)で既に「スチールダッシュ」が存在する。 スーパーアーマー状態での体当たりなので単発飛び道具なら無視できる。 更にはガード不能なうえ、当たればダメージ0とは言え敵がよろめくので、どんな技も入れたい放題。 勿論弱点もあり、真空波動拳みたいな多段攻撃には耐えられないうえ、ガード不能技のお約束として避けられたら大きな隙を晒す (3D作品なので横移動で回避可能。一応、技の出は遅くはない。流石にパンチよりは遅いが)。 『デモンブライド』(エクサム。2009年)では、特殊なゲージを消費して射撃を無効化しつつダッシュする「ブライドダッシュ」というシステムがある。 射撃用のボタンも存在しており、純粋な2D格ゲーとしては珍しいシステムの作品になっている。 『新機動戦記ガンダムW ENDLESS DUEL』(バンダイ。1996年)ではガードを固めたままブースターで移動する「ガードダッシュ」というシステムがあった。 飛び道具に限らないが投げには無力なため実質飛び道具をかいくぐって接近する用途専用 (遠い間合いで素手攻撃をすると飛び道具を連射する「バルカン」というシステムがラスボス以外の全キャラにある)。 MUGENにおけるグレイズ 『萃夢想』が登場した直後に製作されたキャラの射撃は、東方キャラ以外はグレイズできなかった。 ルージュノワール氏製作の妖夢が「相手にグレイズさせる射撃」の元祖と言われている。 現在ではほとんどの東方キャラがこれに追随し、他の格ゲーキャラがダッシュした時もグレイズできるようになっている*1。 しかしプレイヤー操作ならいざ知らず、普通のAIは「飛び道具に対してダッシュで突進する」などという行動はしない (堅実なAIほど間合いの維持やガードを積極的に行うので、飛び道具に強い突進技や無敵移動技でも持たない限りその場で固められる)。 そのためパチュリーなどの『東方』でも生粋の弾幕キャラに近寄れずに封殺してしまったり、 逆にグレイズさせてくれない『東方』以外の弾幕(この人とかこの人)とかにレミリアなんかが突っ込んでいくこともしばしば。 ……いや、飛び道具なんて無視してワープしたり、逆に跳ね返してきたりするキャラもいるんだけどね。 特徴的なシステムを実装することがいかに難しいかの見本と言えよう。 あまりに大量の弾幕を射出する場合は、そのままでは相手にグレイズさせることができないが、 飛び道具の判定自体を消すことによって擬似的にグレイズさせることができる。 ただし、タッグ戦だと相手一人がグレイズすることによりグレイズしていないもう一人も弾をすり抜けるという事態にもなってしまう。 また『スマブラDX』でもフォックスのブラスター(敵が怯まないが速射性に優れる飛び道具)で似たようなAI殺しがしばしば起こり、 一切怯まない以上、多少ダメージを喰らっても他の行動に移ればいいものを、こちらの連射が速いとCPUはひたすらガードを続けてしまい、 遂にシールドクラッシュ(ガードクラッシュ)という事をちょくちょくやらかしていた (同じゲームの中なのだから、それぐらいの対策させればよかったんじゃ…ちなみに『X』ではこのハメは修正されて不可能になっている)。 *1 ただ『萃夢想』とは違い一定時間でダッシュが中断されないキャラがほとんどなので、逆に『萃夢想』キャラが不利になりやすい。 例:CVSリュウ(S, N, K, EXグルーヴ)がアリスの弾幕乱射にランでぶつかると、密着できる。 これのバランス調整のため、打撃判定を持つスペルはアッパー調整がかかっていることが多い。 しかし『緋想天』は原作でも一部キャラを除きダッシュし続けていればグレイズが途切れず、その仕様を前提にして作られているので特に問題は無かったりする。 派生語「グレイズさせろ」 東方キャラ以外の弾幕があまりに酷い時に付けられるコメント。 自重しない状態のストライダー飛竜や禍忌やレミーやペットショップなどが多い。 東方キャラの弾幕ならグレイズできても、こいつらの弾幕はガードせざるを得ない。 類語として「霊力ゲージ付けろ」などがある。 + Graze!! 全くの余談だが、東方Projectの2次創作において「ギリギリ18禁ではない」 「著作権的にネタにしたらやばいものをセーフな範囲でネタにした」 等の作品をしばしば 年齢制限・著作権にグレイズする と言ったりする。 関連項目: 特殊システム一覧
https://w.atwiki.jp/gracynanpaclub-nanpa/pages/4.html
グレイシーナンパクラブ新メンバー募集! グレイシーナンパクラブメンバーに入るにはずば抜けていなければ入ることはできません。 日本一のナンパ師を目指しているナンパ師は必見です。 ナンパで誰にも負けない自信がある 嘘偽りはなくガチで経験豊富な方 女性の扱いには自信持っている方 ナンパ大好きな現役ホストの方 ナンパ大好きな元ホストの方 グレイシーナンパクラブに憧れを持っている方 ナンパだけで1000人超えを達成している方 グレイシーナンパクラブ新宿本部
https://w.atwiki.jp/www-iris/pages/600.html
「こんな堕落した世界は ・・・デリートじゃーー!!!!」 【名前】 Dr.ワイリー 【読み方】 ドクターワイリー 【分類】 登場人物 【所有ナビ】 なし 【登場作品】 ゲーム:『1』『2』『3』『5 カーネル』『6』アニメ:『無印』『Stream』『BEAST』『BEAST+』 【アニメ版CV】 長 克巳 【詳細】 かつて光正と共にネットワーク社会の基礎を築いたロボット工学の第一人者。 ネットワーク世界を支える機器の設計を行った優秀な技術者である。 科学省がネットワーク開発に重点を置くことを決め、熱意を注いでいたロボット工学の予算を削られ、更には科学省を追放されたことに絶望し、自分を認めなかったネットワーク社会そのものを憎み、滅ぼすためにWWW(ワールドスリー)を結成する。 だが、すぐに行動したわけではなく、科学省を去った後はアメロッパ軍の司令官にスカウトされ、アメロッパで軍事ロボの開発をしていた。 この司令官がバレルの父であり、自分の才能を認めてくれた友を得たワイリーは、ネットワーク社会への復讐を一旦は思いとどまる。 しかし、軍人であったバレルの父は殉職し、その時の深い絶望がネットワーク社会への復讐を本格的に開始するきっかけとなった。 本格的に活動を始めるにあたって、ワイリーは優しさを捨てる事を決め、自身が開発したカーネルからも「優しさ」を司るプログラム(後にアイリスを開発する際の元データとなる)を分離する。 だが、それと並行して殉職したバレルの父に対する恩返しとして、バレルを引き取って自身が持つあらゆる軍事知識を叩き込み、父を超える軍人へと育て上げていた。 『1』で日本へ赴き、すでに持っていたウッドプログラムの他にファイアプログラム、アクアプログラム、エレキプログラムを奪取。 完全無欠の最強ウイルスとしてドリームウイルスを開発し、軍事衛星を乗っ取ることで終末戦争を引き起こそうと企んだ。 だが光熱斗とロックマンのコンビによってドリームウイルスはデリートされ、敗北したワイリーは何処かへ姿を消す。 この時、アジトの爆発により熱斗達からは死んだと思われていた。 『2』ではネットワーク初期の怪物であるプロトに目をつけ、厳重に凍結処理が施されていたプロトを解凍するために、現実世界に絶望していた少年を唆してゴスペルを立ち上げさせる。 ゴスペルに現実世界の破壊作戦を進めさせる一方、プロト解凍の最終プロテクトを破壊するための備えとして、究極のナビ「フォルテ」を作り出そうと暗躍していた。 結果としてフォルテのコピーは望むスペックに遠く及ばなかったものの、自分の偽物が蔓延していることに怒った本物のフォルテが裏の世界から出てきたことで、その協力を取り付けることに成功している。 下準備を整えた『3』ではWWWを復活させて、新たに組織に入団した配下の者達を動かし、プロトの保管場所へアクセスするのに必要なテトラコードを強奪。 自ら開発したドリルマンにテトラコードをインストールし、科学省のセキリュティを突破して、プロトのデータを強奪することに成功。 強奪したプロトの一部を解凍し、ネットワークに流出させて軍事兵器を乗っ取り、再び終末戦争を引き起こすことを目論んでいた。 最終プロテクトのガーディアンをフォルテに破壊させ、プロトの解凍には成功するも、原始的な本能しか持たないプロトは命令を受け付けずワイリーを飲み込んでしまう。 そして復活したプロトも、熱斗とフルシンクロしたロックマンによってデリートされた。 事件から4ヶ月後、ワイリーの精神データは他の団員の精神データと共にプロトのジャンクデータから引き上げられ、しばらく入院した後、オフィシャルに逮捕され、取り調べを受けた。そのためか、『4』では唯一 出番がなかった。 しかし、逮捕されても諦めず、アメロッパ軍を抜けていたバレルに指示して、『5』の少し前に脱獄する。 この時、息子であるDr.リーガルが悪の道を進んでいる事を知り、バレルにその野望の阻止を依頼する。 最終決戦では、自らネビュラのアジトに赴き、ココロネットワークをオーバーロードさせて、リーガルを記憶喪失にさせた上で更生させた。(実際にプレイヤーの前に姿を現すのはカーネル版のみ)。 極悪人であるワイリーらしからぬ行動だが、実のところ彼は息子であるリーガルが道を誤ったことを悔いており、密かにその暴走を止めようとしていたようだ。 これはスタッフの発言によると、「『6』で最後の計画に向かう前の彼なりのけじめ」らしい。 ちなみに、熱斗に宛てたカオスユニゾンの解説メールや、物語終盤にチームメンバー全員に送信されたサーバー破壊指令メールも、明言こそされていないが、恐らく彼が送信したものと思われる。 『5』のチームオブカーネルに関して言えば、熱斗とロックマンは背後にあるワイリーの存在に気付いておらず、最後まで全てワイリーの筋書き通りであったと言える。 ゴスペルの時もそうだが、今回は敵であるはずの熱斗とロックマンまで利用しており、ワイリーの影から人を動かす能力は凄まじい。 ちなみに、『5DS』においても「4.5」をWスロットインした際の宝探しイベントにおいても彼が記したと思われるメールを読むことができる。 エグゼ[[シリーズ]]とは違う味を出しておったとか、本物の[[バトルチップ]]を買うには本物のお金も必要なのはタマにキズじゃなどといったメール内容は必見もの これも単なるお遊びイベントと見せかけて、このメールは熱斗のホームページに現れた金のプログラム君から「ご主人様から熱斗へ」と渡されることや、メッセージが散らばっているのはチームオブカーネルの活動範囲と一致することから、すでにDrリーガルの野望阻止と並行して「6」に向けた暗躍を始めていたことの裏付けにもなってもいる。 完結作である『6』にて、活動を再開する。今度はプロトの反乱に次いで発生した電脳獣の復活を目指し暗躍する。 才葉シティの万博会場にアジトを構えて潜伏し、ケイン市長と協力体制をとった上でロボット工学の知識を総動員し、コピーロイドを開発する。 現実世界に普及させつつ、裏ではチロルのサーカスマンに民間のネットナビを襲わせ、復活させた電脳獣に使うためのエネルギーを集めさせていた。そして、ケイン市長が光祐一朗を騙して入手したエクサメモリの一部を、祐一朗が掛けたプロテクトを解除した上でサーカスマンにインストールし、復活した電脳獣の内の1体は入手することに成功する(どの電脳獣を手に入れたかは、バージョンによって異なる)。もう1体の電脳獣はロックマンが自身の体にインストールしたことを知ると、執拗に狙い続ける。 そして物語終盤、万博を強引に開催し、熱斗やその友人宛に配布した案内状に騙され、誘き寄せられたアイリスを確保したワイリーは、以前 奪取したスカイタウンのフォースプログラムを組み込んだ巨大コピーロイドに電脳獣をインストールすることによって、現実世界と電脳世界の両方を破壊しようとした。 電脳獣の片方は自我を取り戻したアイリスと己の意思によって行動したカーネルによって倒され、もう片方の電脳獣は絶命寸前でロックマンの体を乗っ取るも、アイリスと合体した「完全体カーネル」の自爆で止めを刺され、完全に消滅した。 電脳獣が倒され、ダメージを受けたコピーロイドが暴発を始める中、熱斗の再び科学省で働くという提案を拒否し、バレルと共に爆発の中に消えた。だが、倒れたコピーロイドの下敷きとなっていたため、爆発に巻き込まれながらも奇跡的に軽傷で済み、オフィシャルに無事に逮捕された。憑き物が落ちたのか、素直に取り調べに応じ、服役中も精力的にネットワーク社会の発展に貢献する。 『1』の時と違って野望が潰えた事への恨み節は一切吐かず「フォースプログラムが暴走すると大爆発を引き起こすので早く逃げろ」と忠告。特に熱斗を道連れにしようとするような動きもなく、本気であの場所で死ぬつもりだったのだろう…。 20年後の世界で、ネットワーク上の自動迎撃システム「カーネル」と自動修復システム「アイリス」を開発した事が語られて物語は終わっている。もちろん、名前の由来は自身がかつて開発したネットナビのカーネルとアイリスから。 後継シリーズの『流星3』及び『OSS』に登場する、名前がよく似たヨイリー博士(悪イリー→善イリー)との関係は明言されておらず、不明。 世界の滅亡を3回(少年の洗脳も含めれば4回)も目論む極悪人ではあるが、人望は高く彼の下には優秀な技術やネットバトルの腕を持つ人間が集まっており、そこはオフィシャルにも認められている。 『6』では部下に反乱を起こされるという事態が発生したものの、その野心家の行動も見越して綿密な計画を練っていた。 総じて彼の行動は、全て無駄なく最終目的へと至っており、悪のカリスマと呼ぶに相応しい彼の手腕が窺える。 その『6』において、本人は「優しさを捨て去った」と言っているが、『5』で息子の悪事を止めようとしたり、カーネルから抜き取った「優しさ」を司るプログラムを破棄せずにアイリスに転用していたりと、実際の所は優しさを捨て去ることが出来ていなかったようである。 また、ワイリーが自身の研究であるココロサーバーを完成させて悪用することはしなかったことについて、祐一朗は「彼はまだ人類に対する希望を完全には失っていなかったのではないか」と読んでいた。 かつては、科学の発展を夢見て尽力する優秀な科学者だったことは確かであり、時代が彼を選ばなかったことが一番の不幸であったと言える。 なお、漫画家の鷹岬 諒氏が描いた漫画では『1』のエピソードだけで登場し、ドリームウイルスをデリートされた後に本拠地の爆発に巻き込まれてそのまま登場しなくなり、そこで死亡したも同然の扱いであった(仮に生存していたとしても、物語の根幹には絡んできていない)。 ゲーム版のエグゼシリーズの物語は何かしらの形で彼が絡んでいる為、これによって『2』と『トランスミッション』以降の物語が成立しなくなっており、ここからは全て鷹岬氏オリジナルのストーリーで展開される事となる。 元ネタはもちろん、本家ロックマンシリーズの黒幕の「アルバート・W・ワイリー」。こちらも優秀なロボット科学者だが、エグゼシリーズの光正に当たるライト博士へのコンプレックスから、世界征服を何度も目論む。 コミカル成分が強い本家シリーズでは、最終決戦の勝利後にワイリーが行う「ジャンピング土下座」が有名だが、エグゼのワイリーはシリアスな悪役に徹しており、一度も土下座をしていない。 とはいえ叫んだり高笑いした後に息切れしたり、「わがWWWの、ちと あせと な、なみだの けっしょうががががが!!!」など、『1』と『3』では本家を彷彿とさせるようなコミカルな言動もあったりする。 特に『1』はシリーズ一発目という事もあって本家版のイメージが抜け切っていないのか、年甲斐もなく異様にハッスルしている。 『5(カーネル版)』『6』では心境の変化があったのかこういった言動は減っている。熱斗のPETをハッキングしてイタズラしていたりするけど ちなみに、ワイリー本人の本職はロボットの設計とロボット制御のプログラミング。この際のロボットへの情熱が影響したのか、作中で一度も熱斗たちと「自身の持ちナビ」で直接対決はしなかった。 しかしロボットで物理的に熱斗たちを(特に3の基地で)直接襲っており、ここは本家ロックマンのワイリー感涙要素といえようか。 だがロボット工学の権威時代に培われた本人のプログラミング技術は間違いなく世界最強クラスであり、最後まで直接の自身のネットナビは持たなかったが、代わりに少数精鋭じみた、ネットワーク社会破壊と混乱には充分すぎる戦力としての自律型ネットナビを作中で開発してきた。 ワイリーが開発したネットナビリスト カーネル…『5』と『6』で登場。しかし、ワイリーがWWWを結成する前に開発したため、時系列では一番古いことになる。 アイリス…カーネルの副産物であるが、カーネルと再度 一体化しないように自爆プログラムを組み込まれてしまう。 しかし、『6』でアイリスとカーネルが捨て身の自爆を利用し、電脳獣にトドメをさす。 前述通り、『6』で逮捕された後は自分の寿命が尽きる前に獄中でネットワークの「ウイルス迎撃システム」と「回復システム」を開発し、その際に二人から名前を継がせている。 『1』 ストーンマン ボンバーマン 厳密にはネットナビではないがドリームウイルスも開発。 『2』 ※開発の可能性だけで、ワイリーが開発したという証拠はない。 WWWエリアはWWW復興の秘密基地みたいなものだが、ワイリー本人からは一度もこのエリアは口にしていないため、ワイリーはまったく関与していないモブ残党が作ったエリアの可能性もある。 エリアを守るファラオマン、ナパームマン、プラネットマンはいずれも戦闘能力の高さからワイリー以外開発者が考えにくいが、わずかながら作中未登場人物が開発の可能性も残る。 『3』 バブルマン プラントマン…オペレーターはアネッタだが、ワイリーがアネッタを洗脳して渡し、アネッタ自身は利用されていただけだった。 ドリルマン プロトはストーリー上と戦闘時のグラフィックが異なるが、戦闘態勢はワイリーカスタマイズ開発とする意見がある。 『4』と『5』のネビュラのナビには関与していない。 レーザーマンを開発してリーガルに渡したかもしれないが確証はない。 『6』 ブラストマン…『3』のプラントマン ポジション。こちらもワイリーが麻波剛に渡している。 電脳獣には特にカスタマイズ等はしていないと思われる。 アニメ版 物語が進むにつれて明らかになった要素が多いため、時系列にて記す。 20年前 科学者の光正と共に、「ヒカリタダシプログラム」と「ワイリープログラム」により起動する未来型ネットワークシステム「スペクトル」(*1)の開発研究を進めていた。 しかし、より良い開発環境を求め、潤沢な資金を提供してくれるアメロッパ軍へ移籍し研究を続けることを決意。 軍事利用の可能性という危険性から光正からは反対されたが押し切っており、ワイリーが離脱したことで光正側の研究は中断された。 光正は「ヒカリタダシプログラム」の悪用を防ぐため、設計図の一部を光祐一郎の網膜回路に格納し、残りをトリニティ・ブレイン社のメインシステムとして転用させたが、ワイリーもこのことを知っていた。 アメロッパ軍へ転籍した後は、当時のバレル大佐とは腐れ縁の関係となる。 バレル大佐が軍訓練中に20年後の未来(熱斗たちの時代)から発動したデューオの試練の光を受けたことで、彼の体を解析し「デューオの紋章」のデータを採取する。 この時点でワイリーは、当時と未来のデューオの試練に関わることになる。 ある日のKA-222にてバレル大佐同伴の下でスペクトルの実験中に、20年後の未来にてDr.リーガルが裏電脳世界に放棄されたワイリープログラムを手に入れネビュラグレイを生み出し、ヒカリタダシプログラムをトリニティ・ブレイン社から奪ってKA-222を根城にスペクトルを稼働させてしまったことで、過去と未来2つのスペクトルが連動し、時空間をもデータ化したことで現実世界に時空間の歪みが生じ、バレル大佐がこれを利用し一時的に熱斗たちのいる20年後のKA-222へタイムジャンプする。 バレル大佐が未来で熱斗と共にネビュラグレイを倒し戻ってきた後、KA-222は封鎖されワイリープログラムが放棄、ワイリーのプロジェクトも凍結されることが決定する。これに関しては根に持っている模様。恐らく、この時点でアメロッパ軍から追い出されることが決定したものと思われる。 しかし、バレル大佐の「未来が自身を待っている」という頼みを受け入れ、KA-222にて再びスペクトルを稼働させ、バレル大佐を一時的に電子データ化したうえでの20年後の未来へのタイムジャンプに協力する。 15年前 飛行機事故によりDr.リーガルと大園ゆりこが命を落とすが、デューオが地球抹殺を実行するに値するかを監視するためのプローブに改造され蘇生した。 ワイリーは浜辺に流れ着いた2人を保護し、2人の体を解析する実験を日夜行う。 プローブに改造された2人の遺伝子にはデューオの超テクノロジーが書き込まれていたため、ワイリーは一部だがその技術を会得することに成功した。 しかし、2人には自由を与えず実験を続けていたため、ゆりこは自由を求め不満を抱く。 それを見たリーガルはゆりこに共に脱走する手助けをする代わりに「地上を戦慄と恐怖で満たすために協力しろ(=ネビュラのエージェントとなること)」と契約させた。 そして4年後(11年前)、リーガルはワイリーが保管していた唯一のデューオの紋章オリジナルデータ(バレルの分)を盗み、ゆりこと脱走していった。 ワイリー自身は、アメロッパ軍に見限られたことによるものと思われるが、リーガルとゆりこの遺伝子から取得したデューオの超テクノロジーにより、悪の秘密結社「WWW(ワールドスリー)」を結成し、「世界に破滅と混乱」を与えようと暗躍していく。 無印 ヒノケン、エレキ伯爵、まどい、マハ・ジャラマを率いて様々な事件を起こす。 N1グランプリにも手を出し、オペレーターを必要としない完全自立型ネットナビのストーンマンとボンバーマンを量産型も含め作り出して送り込み妨害していく。 N1グランプリ決勝戦の最中で目覚めたファラオマンが、自身の求めていた「究極プログラム」を持つナビであることを知ると、その力で自身が世界を支配する神となるために捕獲作戦を開始。 科学省のサイバーワールドにボンバー・ストーン部隊を送り込み、ロックマンとブルース達に追い込まれていくファラオマンを捕縛。 自分の配下に加えようとするが人間に激しい憎しみを抱くファラオマンは逆上、WWWの研究所諸共自爆し、ワイリーも死亡したかのように思えた。 しかし実は生存しており、人間の作った未熟なネットワークを消去し尽くそうと暗躍。 先の事件のファラオマンの究極プログラムの一部から電脳生命体「ゴスペル」を生み出す。 ゴスペルが一定の領域まで成長を遂げるまでは、自身が作り上げたゴスペル首領(ロボット)に犯罪組織「ゴスペル」を結成させるとともに、ゴスペルの成長に必要なネットワークの吸収活動をも行わせる。 電脳生命体ゴスペルが成長した後はゴスペル首領を破壊し、ゴスペルのボスとして表に姿を現し、電脳生命体ゴスペルを管理していたゴスペル幹部にしてガウスコンツェルン会長のガウス・マグネッツ(*2)を手中に収める。 さらに、究極プログラムを持つロックマン、ブルース、フォルテさえもゴスペルに取り込ませ究極の進化を狙うが、ロックマンの究極プログラムがあまりにも巨大すぎたため、その計画は失敗に終わる。 その直後、フォルテがゴスペル首領ロボットに乗り移ったことを知る。 AXESS ワイリー自身は登場することはなかった。 しかし、ゴスペル事件後に放棄されたワイリー研究所は、ダークロイドの長・シェードマンがネビュラのボス・リーガルに逆襲するためのディメンショナルコンバーター製造に利用された。 また、リーガル自身の口からは、ワイリー自身もかつてはディメンショナルエリアの研究に着手していたことが明らかにされた。 そして終盤の第48話「まりことゆりこ」にて、ネビュラのエージェントとなったゆりこがネット警察の岬刑事に、デューオの超テクノロジーを解析し高度な科学力を以てWWWを結成した人物がワイリーであることを明かした。 Stream 第1話「デューオ」から早々に登場。ハイテクマシンを用いて空き缶拾いをする生活をしている。 デューオに抹殺される事を拒み、熱斗たちに協力する道を選ぶ。 20年前の過去で既にデューオの試練の一端に関わっていた経験から、熱斗と炎山の前に姿を現し、デューオの地球抹殺開始について語り、リーガルやゆりことの関係について明かすと共に、光祐一朗へ向けた「ディメンショナルジェネレーター」の設計図入り空き缶を渡す。 以降、熱斗に「お前は『ドクターワイリー』!」と言われると、「違う!私は『悪の天才科学者 ドクターワイリー』だ!」と返すのがお約束の流れとなっている。 現代でデューオの試練が発動しこれを感じ取った現代のバレル大佐は、アメロッパ軍を用いてワイリーを自宅に呼び出す。ワイリーは「今更何の用だ」と毛嫌いしている様子であり、やはり20年前の凍結の件を根に持っているような描写がされている。 この際、バレル大佐は過去でデューオの試練を達成した影響で急激な老化をしており、ワイリー自身驚き尋ねたが、「必要以上に未来を知る必要はない」と拒絶された。 バレル大佐の依頼で、人類がデューオの試練に立ち向かうことができるようサポートを依頼される。 大佐からは、 カーネルが電脳空間で時空間を移動できる「時空サーベル」 過去でもプログレスPETの無線に対応できる「プラグイン装置」 の2つの製造を依頼され制作した他、独自にシンクロチップの製造に取り掛かり始める。 ゆりことの再会で彼女にシンクロチップを託したり、かつてゴスペルで雇っていて『AXESS』でサーチマンにデリートされたシャドーマンを復活させダーク・ミヤビに与えるなどで、陰ながら熱斗たちに協力していく。 中盤まではリーガルは『AXESS』最終話で死亡したと思っていたようで、第47話「なんでおまえがここにいる」で生存していることが判明した際には驚いていた。 また、自身がかつて組織していたWWWを真似た、テスラ率いる「ネオWWW」がディメンショナルジェネレーターを破壊した際には、旧WWWのメンバー(とデカオ ディンゴ)を指揮し、旧WWWの底力を持って熱斗とロックマンに戦う力を与える活躍も見せる。 最終話直前にて、バレル大佐が現代へタイムジャンプして来た際、最後のシンクロチップを託し、「戦え、大佐!クロスフュージョンで!」と助言した。 BEAST こちらの世界での出番はない。 しかし、並行世界・ビヨンダードでももう一人のワイリーが存在していた。 ビヨンダードのワイリーは既に死亡しており、人工知能として活動している。 肉体がない自身がこの世に再臨し世界を統べる王となるため、最強の肉体を得る野望を画策。 そのために、2つの獣化因子「グレイガ」「ファルザー」を作り出し、そこから電脳獣グレイガ、ファルザーをそれぞれ生み出す。 2種類の獣化因子は予め戦い合うようプログラムされており、さらに獣化因子の影響を受けたウイルスやネットナビは、獣化ウイルス、ゾアノロイドと化しグレイガかファルザーの配下となり「グレイガ軍」「ファルザー軍」を結成するようになる。 敵勢力を倒す度にその力を吸収し無限に成長するグレイガとファルザー、その2体のどちらか1体が勝者となった肉体を得ようとした。 計画のため、ビヨンダードの光正博士やリーガルが人間とネットナビの新たなる関係を実現するディメンショナルエリア実験を利用し、ディメンショナルエリア研究所のサイバーワールドに獣化因子を注ぎ込み、ディメンショナルエリア研究所とワイリー研究所の2基のディメンショナルジェネレーターを用いてビヨンダード中に獣化因子をばら撒くことに成功。 その結果、世界に天変地異が発生し、ビヨンダードは電脳生命体が現実世界に実体化できる世界となってしまい、グレイガ軍とファルザー軍の戦争は現実世界でも行われるようになり、人間の生活をも脅かすようになる。 加えて、グレイガとファルザーが衝突するたびに、こちらの世界へ繋がる扉「フォッサアンビエンス」が偶発的に生じ、熱斗たちの世界も戦争に巻き込まれる。 最終的にグレイガが勝利し、奪ったシンクロナイザー・トリルの力を用いて勝者のグレイガに敗者のファルザーを取り込ませて超電脳獣グレイザーを生み出しこれを己が肉体とした。 フォッサアンビエンスさえも操って熱斗達の世界にも侵入し、こちらの世界とビヨンダードの2つの世界を支配しようとした。 しかし、トリルを取り込みシンクロナイザーとなったロックマンと熱斗がクロスフュージョンし生まれた新たな獣化スタイルにして獣化因子の抗体であるCFロックマンには、自身が獣化因子であるが故に全く歯が立たず敗死。 BEAST+ 再び熱斗達の世界が舞台となる。 WWW時代のメンバーだった、ワイリーを崇拝する「教授」という人物がグレイザーのデータを回収していた。 彼はビヨンダードのワイリーの思想を受け継ぎ、グレイザーを使って世界に混乱をもたらそうと、ゼロやゼロウイルスなども生み出し画策するが失敗した。 その後、デューオの事件後行方知れずだったこちらの世界のワイリーは、グレイガ軍やファルザー軍がコピーロイド製造工場にしていた島を住み家にしており、相変わらず空き缶拾いを続ける一方で、電脳空間でクロスフュージョン可能な逆シンクロチップの研究もしていた。 こちらの世界に迷い込んだビヨンダードの住人にして、ビヨンダードのワイリーの下で働いていたキャプテン・クロヒゲとチロルに目を付けられ、「あちらの世界でもこちらの世界でもワイリーはワイリー」「こちらのワイリーは悪の組織WWWのボスだったから悪党の自分たちに協力しろ」という言い分で騒動に巻き込まれることに。 【他言語版での名称】 言語 名前 補足 英語 Dr. Wily Lord Wilyと呼ばれることもある 中国語 簡体字 威利博士 繁体字 威利博士
https://w.atwiki.jp/gamefight/pages/39.html
おすすめアーケードスティックはこちらから 参考画像 | ふりがな おがわ 他の呼び名 ギルティおじさん、テクノブレイカー小川、小川健一、暴君小川、オガニー、萌子たん、オガちゃん、フィオガルン、大賢者オガム ゲームの種類 GGXXシリーズ アクアパッツァ 意味・プレイヤーの詳細 関東の「GGXX」プレイヤー。満場一致の全一エディ使いとしてその名を轟かす。 闘劇では3度も優勝経験があり、闘劇05決勝では師匠であるありさかしんや(ロボカイ)を倒し、更に逆3タテして優勝し伝説の試合となっている。 全盛期の青リロ時代には5ONに一人で参加して20タテして優勝、新潟遠征では100連勝したりと途轍もない強さを誇った。 「オガニー」の語源は、相手が誰であろうと、どんなキャラであろうと意に介さず、淡々と一人プレイ(オ○ニー)のようにハメ殺していく様から。 (もちろん、驚異的な入力精度や膨大な知識と経験に裏付けられた立ち回りが伴わなければ実践は不可能だが、 それを感じさせないほどに多くの強豪プレイヤー達をマイペースに殺戮していく様は、当時のギルティプレイヤー達を恐れさせた。) 特に通常投げの使い方が非常に巧みで、起き上がりなどの不利状況からでも 最速で空中投げを決めて切り返すテクニック(「小川スルー」と呼ばれることも)を実践レベルで安定させている。 多くの大会で優れた戦績を残すようになり、そのプレイ内容のインパクトもあって「暴君」と呼ばれるようになった。 その二つ名と驚異的な実績から超人的な印象を与えがちだが、実際はかなりの努力家である。 一時期はゲーセンにノートを持ち込んで、対戦が終わる度にメモをズラズラと書き込んでいた。 また、自分が負けた相手には積極的に話しかけて対策を教えてもらう等、勝つための研究を欠かさなかった。 また、大会などの大舞台では頻繁にコスプレする姿を披露したり、何かしらの装飾品を持ち込んだりするエンターテイナー的な一面も。 GGXXでエディを使っている理由は、師匠の「強いキャラを使え」という教えからであり、その言葉通りにSLASHでは最強キャラのカイに鞍替えしている。 しかし、カイでそこそこの結果を残すも、SLASH末期には弱~中堅キャラのエディに戻している。 そのためSLASH期はキャラ性能の壁によって少し落ち着いた戦績となるが、ACにてエディが最強キャラの座に帰って来たことで またしてもその「暴君」ぶりを如何なく発揮している。 なお、ガチ勢になる前はポチョムキンを使っていたらしい。 現在は就職し、格闘ゲームからは引退したと思われていたが、「アクアパッツァ」にて復帰。 2011/06/08に秋葉原HEYのロケテ版「アクアパッツァ」にていきなり100連勝(112連勝でSTOP)を達成し、その実力が衰えていないことを証明。 闘劇予選にも参加し、店舗予選突破第一号となる。ブロック決勝では惜しくも敗れてしまうが、その後に別ブロックで本選出場を決めた。 主にこのみを使用している。 ちなみに、格闘ゲームをプレイしていなくてもVSシリーズでフォビドゥンガンダムをずっとやり込んでいたり、ゲーマーとしては健在だった模様。 戦績 GUILTY GEAR GIGS 優勝 格闘維新 GGXX #RELOAD 優勝 闘劇05 GGXX #RELOAD 優勝「マヲリキャプター小川:kaqn(紗夢)/小川(エディ)/パチ(ファウスト)」 闘劇07 GGXX AC 優勝「おにがにー:小川(エディ)/にが(スレイヤー)/しょーぢ(テスタメント)」 闘劇10 GGXX AC 優勝「銀と金:フィオガルン(エディ)/少年(テスタメント)/RF(ファウスト)」 闘劇11 アクアパッツァ ベスト4 (このみ/瑞希) 動画(Youtube・ニコニコ動画・・・) 闘劇07 GGXX AC まちゃぼー(KY) vs 小川(ED) 闘劇05 GGXX#R 決勝 第4回ギルティギアのうぇぶらじおかもしれない その他 ブログ Twitter
https://w.atwiki.jp/epicofbattleroyale/pages/418.html
山間に沈む夕日。 橙と濃紺とが混ざる黄昏時に、獣の様な咆哮が響き渡る。 一本足の怪物が雄叫びと共に肥大した右腕を振りかぶり、勢いよく打ち放つ。 だが、その拳が標的を捉える事はない。 屈む様な姿勢で強烈な右フックをやり過ごしたライダーが、右手に持った刀剣にてがら空きになった胴を薙ぎ払う。 腹部を裂かれた異形が絶叫をあげ、体をくの字の様に折り曲げて崩れ落ちた。 それが最後の1体だ。あるものは体に空いた穴から血を流し、またあるものは深々と斬りつけられた傷を晒しながら大地にその身を沈めている。 「妖鳥の次は山の精か」 「恐らく、シッティング・ブルの差し金だろう。獣や鳥と語らい精霊を使役するのは我々の十八番だ」 チン、と音を立てながら山の精霊――サンショウという――の体液を拭った双剣を腰に差し、一息ついたライダーへジェロニモが馬上から答える。 ジェロニモが乗ってきた馬には消耗の激しいジェロニモと生身の人間で体力にも限りがある立香が搭乗しており、ライダーとビリーは徒歩だ。 『ダコタ・スー族の優れたシャーマンであったとはアーカイブに記録されていましたが、まさか生地と異なる地の精霊を使役出来る程の力量を持っているとは予想外でした』 「なに、場所は違えど精霊との交信であることは変わりない。シャーマンであるならばこの程度の芸当はこなしてみせるものさ」 「じゃあジェロニモもこういうことは出来るのかい?」 「結論から言えば可能だ。だが、使役できたとしても3,4体がいいところで、これだけの数となると難しいな。かの男はその実力に見合うだけの修練を積んでいる。無論、天性の素質もあっただろうがね」 「随分と敵を持ち上げるんだねぇ。相手の方が格上だってのかい?」 「シャーマンとしての腕だけであれば、私は彼より劣るだろう。だが、私はキャスターである前にアパッチの戦士だぞ、小僧」 立香の問いに返答するジェロニモに対し、ビリーがからかい混じりの挑発をする。 その挑発を受けてジェロニモはニヤリと不敵な笑みでもって答えた。 術士としての技量だけでサーヴァントの戦いの勝敗が決まる訳ではない。そう言っているのだ。 その様に「頼もしいことだね」とビリーは肩を竦めておどけてみせる。 「もう少し進んだ先で野営をしようか。我々だけならともかく、立香殿を連れて夜通しの強行軍をする訳にもいかぬだろう」 山間へと沈んでいく夕日に目を細めながらライダーが提案する。否定の声は上がらない。 2時間ほど馬を走らせて夜の帳が完全に下りきったところで一行は野営をすることとなった。 冬場の山間部、暖を取るべく作った焚き火を囲む様にして座る立香とサーヴァント達。 食事の必要のないサーヴァント達と異なり人間である立香は、レイシフト時に携帯しているサバイバルキットの携帯食料を齧っている。 トラブルと襲撃続きだった一日で漸く人心地ついたといった所だろうか。 煮沸した飲料水でもって溶いた固形スープを啜ると湯気交じりの白い吐息が漆黒の闇に溶けて消える。 塩気の効いたコンソメ仕立てのスープだ。 熱を持った液体が凍えた体に染み入り、疲労が解きほぐされていく感覚に心地よさそうに立香は目を細めた。 「あ゛ー、ホッとするー」 『お疲れさまでした、先輩。明日も引き続き五丈原に向けての強行軍ですから、今日は早めに休んでくださいね?』 「マシュ殿の言う通りだな。私とビリー殿、ジェロニモ殿が交代で番をするから、立香殿はゆっくりと休むといい。早朝にここを発つつもりだしね」 「うん、そうする」 マシュとライダーの言葉に緩んだ顔のまま答えると、一つ伸びをしながら立香がテントへと向かう。 テントに入り込んだ立香はいつ襲撃が来ても対応できる様にカルデア戦闘服を来たままで寝袋に潜り込んだ。 寝転がり天井を見やればぼんやりと光るランプの灯り。激動の一日が漸く終わるのだという実感が疲労感へと置換されて立香の身を包んでいく。 不意に、テントに入ってくる影があった。ライダーである。 追どうやら最初の番はジェロニモとビリーの二人であるらしい。 「改めてご苦労だったな、立香殿」 寝袋に潜りこんだ立香の横にライダーが座り込み、波乱に満ちた今日一日の道中を労う言葉を投げかける。 「ハハ、危ない目に遭うのは慣れたとはいえ、流石に今回はどうしようかと思ったよ」 「危ない目に遭うのは慣れた、か。人理修復を巡る戦いなど、私には到底想像のつかぬ危険の連続だったのだろうな」 「まあ、ね」 ライダーの言葉に、立香は遠い目をしながら、テントの天井を見つめる。 微かな沈黙。 「不躾な質問だけどさ」 「何かな」 「ライダーは、どうしてこの特異点の修復に協力してくれているの?」 立香の真剣な眼差しがライダーへと向けられる。 彼を見下ろすライダーの視線と交差した。 「私はこの国の出だ。生まれた国が乱されればそれを正すのも当然だろう。――と言ったところで立香殿は真名も教えてくれぬ男の言を信じてくれるかな?」 「信じるよ」 真意の読めぬ微笑と共に放たれた問いかけに対し、立香はライダーを真っ直ぐに見つめて即答する。 ほんの僅か、ライダーの眉が見開く様に動く。 「僕はライダーを信じるって決めたから、ライダーがそう言うなら僕は信じる」 「……其方も大概な人たらしの様だ」 立香の愚直ともとれる言葉を受けて、ライダーが苦笑を浮かべた。 衣が擦れる音が響く、ライダーが居住まいを正した音である。 「立香殿は戦でもっとも被害を受けるのが誰か、ご存知かな?」 「……そこに住んでる人たち、かな」 「その通り」 ライダーからの問いを受け、立香の脳裏に浮かんだのはこれまでの特異点で見てきた人々の姿。その中でも6つ目に降り立った聖地での記憶が強く揺り起こされた。 獅子王とファラオの争いに巻き込まれた、本来であればその地で平穏な日常を送っていた人々。 かの地で最も被害が深刻だったのは彼らであろう。 立香の返答を受け、ライダーは肯定の言葉と共に頷く。 「住む場所を荒らされ、日々の蓄えを戦の為に徴収され、いつ敵国が来るものかと怯え、大切な家族を兵士として死地に向かわされることだってある。戦による爪痕を一番に受けるのは民なのだ」 悲痛な声色だ。 ライダーは戦の犠牲になる民草を悼んでいる。そんな声だった。 傷ついた兵士、残された妻子、蹂躙された村に人。立香が歩んできた軌跡にもそんな悲しい光景は深く心に刻み込まれている。 「蜀が降伏し、魏との戦は終わった。その是非はともかくしとして、それで少なくとも蜀の領地にいた民は魏との戦に生活を脅かされる事は無くなった。あの国とて法治の国だ、敵国の領民だったからと不当な扱いをすることはなく、民達の平穏は保証されている。だが、今それが覆されようとしている」 そう語るライダーの表情には深い悲しみと憂いが浮かんだ。 「流れなくて良かった筈の血が流される。私は、それを見過ごしていることが出来なかったのさ」 どこく悲しげな微笑みを形づくりながら、ライダーは己の戦う理由を締めた。 「ライダーは民のことが大事なんだね」 「ああ、何気ない日常の光景。賑わう市場に駆け回る子供たち、井戸端で世間話に興じる母親達。そういった全ての営みを愛している。その心が私というサーヴァントの原点だ」 ライダーの語る言葉に込められた万感の想い。それがどんな物であるのか推し量れることは立香にはできない。 それでもその想いにある根幹らしきものだけは察する事が出来た。 「さて、これで、納得はいったかな、立香殿」 「うん。ありがとう、ライダー」 その言葉と共に正していた居住まいをライダーは崩す。話は終わりということだろう。 確かめなくとも、彼の話した戦う理由は本音だったのだと立香は理解できた。だから、今この時に聞くことはもう何もない。 明日も早い。ライダーに礼を告げ、立香は目を瞑る。 微睡みの中へ意識が沈むのにそう時間は要さなかった。 ◇ 五丈原。 魏軍の陣地は火が点いたかのような騒がしさだ。 何度目かの蜀軍の侵攻を凌ぎきり撤退に追い込んだ現在は、負傷兵を傷病者用の幕舎へ運び込む者や、備品・兵糧といった輜重を担当する兵が忙しなく駆け回っている。 そんな陣地を歩み進む影が1つ。 精悍な顔立ちに知性を湛えた切れ長の目、兵達に比べて明らかに上等な甲冑に身を包んだその姿は、この男がこの陣営において一定以上の地位にある存在であることを示している。 この男、姓を司馬、名を昭、字(あざな)を子上。魏の命運を担い軍を率いて蜀の侵攻に備える大都督(総司令官)である。 すれ違い様に手を組み礼をする兵達を横目に、司馬昭が1つの幕舎へと足を踏み入れる。 灯りの灯った幕舎に2つの影。 男が一人と女が一人。 右腕を完全に覆う手甲を嵌め、どこか飄々とした雰囲気を漂わせる中年の男性と、目が隠れる程に伸びた前髪が特徴的な貫頭衣に身を包んだ女性。どちらも服装や目鼻立ちからして、漢の人間では無いことは見てとれる。 その二人の人物に対し、司馬昭が手を組み礼をした。それは先ほど彼に向けて兵士たちが行っていたのと全く同じ所作。 これが意味するところは即ち、彼の前にいる二人の人物が魏を支える大都督にとって敬意を持って接するべき相手であるということを表していた。 「まずは此度の防戦も大儀でありました。ヘクトール殿」 「ま、今回もなんとか凌げましたわな」 畏まった司馬昭に合わせる様に礼で返した後、ヘクトールは些か疲労の混じった笑みを浮かべて応える。 トロイアの守護者、輝く兜のヘクトール。この特異点に召喚されたはぐれサーヴァントの一騎は生前と同じように守る為の戦いにその身を投じていた。 「そして、アサシン殿も」 「別に汝(なれ)らを助けるためではない、共通の敵がいるからだと言うておるだろうに」 続けて礼を述べる司馬昭に対して、アサシンと呼ばれたサーヴァントは辟易した表情で、まるで犬でも追い払うかの様に手をヒラヒラとさせる。 アサシン。彼女こそが"漢中王"の声に応えて召喚されながらも、数奇な巡り合わせの末に敵対の道を選んだ6騎目の将であったかもしれぬイレギュラー。 ここはヘクトールと彼女、そしてここにはいないジェロニモと漢中のライダーのために宛がわれた幕舎である。 男女が1つの幕舎を共有する事に対して何も言われないのは、蜀から寝返った彼女に対しての監視という意味合いもあるからだ。 ただの人間に過ぎない兵士を何人監視に充てようと、超常の力を振るうサーヴァントの前では無力である。 つまるところ、餅は餅屋、サーヴァントにはサーヴァントということだろう。 「して、ジェロニモ殿から報があったと伺いましたが」 顔を上げて司馬昭が尋ねる。 彼がここに顔を出した理由は、現在漢中のライダーを迎えに出ていたジェロニモからの連絡を受けたので来て欲しいとヘクトールに遣わされた兵士からの言伝てがあったからだ。 「それなんですがね。いい知らせと悪い知らせ、司馬昭殿はどちらからお聞きになられます?」 「ふむ、でしたら悪い知らせからといたしましょう」 「承知しました。……前線に五虎将のキャスターとアーチャーが合流します」 ヘクトールから告げられた情報に、司馬昭の顔が自然と険しくなった。 現在、五丈原において"漢中王"の進軍を防ぎきれているのには、この戦線を受け持っているヘクトールとアサシンに対し敵方のサーヴァントがセイバーとライダーの二騎であり数の上では拮抗している点が大きい。 今回の戦闘では姿が確認出来なかったものの、涼州を平吞した五虎将のランサーが前線部隊に合流したという情報は既に得ている。そこに加えてキャスターとアーチャーの参陣の報だ。 つまりこの五丈原に蜀の最大戦力である五虎将軍が全て集結したとなれば、到底凌ぎきれる戦力差ではなくなってしまったという事になる。 「五虎将のランサーに加えて残りの将まで……。漢中王はついに本格的にここを攻め落とすつもりと見える」 「それが、そうとも言いきれないところでしてなぁ」 ヘクトールの物言いに司馬昭が訝しげな表情を見せる。 これだけの軍勢を揃えたうえで、その狙いが魏を攻める以外にあると言われれば疑問に思うのも無理はない。 「と、いうと?」 「これがまあ、いい知らせってのに繋がるんですがね、キャスターとアーチャーは今こちらに向かっているジェロニモとライダー、そして二人の協力者を狙って前線までやって来たっていう訳でして。取り分け、その内の一人に漢中王が随分とご執心の様子なんですわ」 その言葉に司馬昭の疑問はますます強まる。 たった一人の人間が自国に比する程の敵意を向けられる、それがどれだけ異常な話であろうことか。 そしてそれは傍らで話を聞いていたアサシンにとっても同じであるらしかった。 「にわかには信じられぬな。たった一人の人間にそこまで固執するとは」 「腕っぷしが強いとか神算鬼謀の策士って訳じゃあないがね、英雄だらけの戦場で無茶をやれるだけの胆力と底力なら保障できるぜ」 「ほう」 疑惑の念を隠そうともしないアサシンの言に、不敵な笑みで返すヘクトール。 その言動にアサシンと司馬昭の二人が揃って興味深げな表情を浮かべた。 ヘクトールの人格や能力に彼らは信頼を置いてる。その男が自信をもって評価する様は強く興味を惹かれた。 「どうして漢中王が奴をここまで念入りに殺そうとしてるのかは知らねえが、勢力下で指名手配までするくらいだ、よっぽど奴を警戒してるんだろうさ。だから俺の読みが合ってりゃあ、ここを守りきれる手がある」 ヘクトールの表情から常に浮かべている軽飄な笑みが消える。 その瞳が向かう先は下知すべき相手である司馬昭だ。 「司馬昭殿、貴方には辛い決断をしてもらわにゃなりません。その代わりにこれが容れられるなら命と引き換えになってでも、ここは俺が守って見せますよ」 ◇ 篝火の焚かれた陣営。風にたなびく戦旗には"蜀"の一文字が翻る。 そこに向けて駆ける騎馬が二騎。シッティング・ブルと五虎将のアーチャーだ。 昼夜を問わず死霊の馬を駆り漢中を駆け抜けた彼らを出迎える様に三つの影が陣営の入り口に立っている。 青く光るプレートアーマーを着込んだ騎士、セイバー。 赤き甲冑を纏った荒武者、ライダー。 白銀の鎧に身を包んだ美しき女戦士、ランサー。 残りの五虎将のサーヴァント達だ。 「警邏隊はお前達を除いて全滅か。随分とこっぴどくやられたものだな!」 邂逅一番に口を開いたのはライダーだ。 快活な声色に敗走した二人を嘲るような調子は含まれていない。 彼は諸手を上げながら、馬から降りた二人を迎え入れた。 「返す言葉もない。我々の不手際だ」 「なに、一時の敗戦でこの後の大勢が決した訳ではないんだ。戦える限りは負けじゃあない、いくらだって挽回できるさ」 沈んだ面持ちのブルとアーチャーの肩を叩きながらセイバーが笑い飛ばす。 無精髭のまばらに生える口元がニカッとした野性的な笑みを形作った。 セイバーの澄んだ様に青い瞳は、二人にかけた言葉を象徴する様な不屈の炎が灯っている。 ライダー、そしてランサーも、ここにいるサーヴァントに任務に失敗した彼らを糾弾する者はいない。 「しかしこれからどうするつもりだ? 明日は私も含めてセイバーとライダーの三人で敵の陣地を落とす腹積もりではあったが」 「いっそ術士殿と弓の娘御も引き連れて一揉みに揉みつぶすか? あの化け物女も槍の大将も数でかかれば襲るるに足りんだろうよ」 ランサーの問いにライダーが総力を挙げての侵攻を提案する。 彼らの侵攻を妨げてきた二騎のサーヴァントの事を口にした途端に、ライダーの表情に苦いものが混じった。 気配遮断スキルを用いてこちらに気取らせることなく、"殺"の一文字が描かれた軍旗と共に神出鬼没に場を荒らしてはいずこかへと姿を晦ますアサシン。 柔軟な用兵と大砲と見間違うかの投擲攻撃でこちらの攻め手を幾度となく凌いで見せたヘクトール。 今日まで五丈原を攻めていた彼とセイバーにとっては煮え湯を飲まされ続けてきた仇敵である。 「それも一つの手ではあると思う、だが……」 「注意を払うべきはカルデアのマスター、そうだろう?」 ブルの台詞を途中から引き継ぐ形でセイバーが彼へと問いかける。 セイバーの問いかけは自身の発言の意図と違いはなかったのだろう、ブルは首肯でもって同意を示した。 「倒すべき敵はカルデアのマスターの側に集中している。ここを叩くことが出来れば残るのは魏を守護する二騎だけ、そうなれば我々の勝利は盤石だろう」 「漢中王もカルデアのマスターを危険視していたからね。なら優先して叩くべきはカルデアのマスターか」 「でも皆で行くって訳にはいかないよね。ボクらが皆で動いたら魏の側に気付かれちゃうよ」 アーチャーの危惧はもっともだ。 全員で動いてしまえば魏に与しているヘクトールとアサシンもその妨害の為に動くだろう。 それで合流されてしまっては元も子もないのだ。 「なら必要なのは陽動か、であれば私と私の軍勢が出よう。セイバーとライダーの話から、敵のランサーに心当たりもある」 ランサーから告げられた情報に微かにライダーとセイバーの眉が動く。 どうやらヘクトールがランサーの既知の人物の可能性があるという情報は彼らも聞かされていなかったらしい。 「おいおい、それは初耳だな」 「すまないな。確信もない以上、無暗に話すものでもないと思っていたのだ」 「まあいいさ。なら俺もランサーに同行しよう。サーヴァントが一騎だけでは怪しまれるだろうし、相手の二騎を抑えるなら最低でもこちらも二騎必要だろうからね」 「ということは、小僧の御首を上げるのは俺と術士殿、それに娘御か。剣の大将、俺の麾下の兵を連れて行っても構わんか」 「ああ、万全を期すならそうすべきだろう。ランサーの軍勢もあることだしこちらが攻め込むに不足はないさ」 五虎将らの会話は特に反対が出ることもなく順調に進んでいく。 攻める者。 守る者。 それぞれの策略が絡み合い、膠着していた戦線に一陣の風が吹き荒ぶ兆候を見せる。 最後に勝利する者が果たして誰になるのか。 激戦の幕が、今開かれようとしていた。 BACK TOP NEXT 其の参:漢中にて(3) 最終北伐戦域 漢中 其の伍:戦場は紅に染まる(1)
https://w.atwiki.jp/gamefight/pages/296.html
おすすめアーケードスティックはこちらから ふりがな めくり 意味 相手のガード方向を揺さぶる攻防における用語の一つ。 見た目からは分かりづらく1Pサイドから見たらガード方向が6方向に見えるものが、実際は攻撃の当たり判定やキャラクターの喰らい判定によりそれが逆になってしまうこと。 ゲームやキャラクターによってはこれが非常に分かりづらいものもある。類義語で「表裏択」というのも存在する。 主に攻めている側が使われる言葉で相手のガード方向を揺さぶり、ガードを崩す技術の一つでもある。 元ネタ 動画(Youtube・ニコニコ動画・・・)
https://w.atwiki.jp/gamefight/pages/190.html
おすすめアーケードスティックはこちらから ふりがな あかりろ 意味 「Guilty Gear XX ♯Reload」で、「♯Reload」の色が赤いバージョンのこと。青リロと区別するための名称。 無印の調整版であったが致命的なバグや永久技、さらにはフリーズなんて余計なオマケも付いてきてしまったゲーム。 署名運動がなされ良調整の青リロとなった。しかし、署名責任者である某有名人は「当時は軽はずみな行動をしてしまった」と後悔している。 家庭用は出ていない。 元ネタ 動画(Youtube・ニコニコ動画・・・) 赤リロバグ集
https://w.atwiki.jp/lwetoho/pages/261.html
グレイズ 東プロ用語 用語集トップへ戻る 東方Projectなども含まれる、STGゲーム用語。 GRAZE,つまり自機の当たり判定ギリギリに敵弾をかすらせることによる点稼ぎ方法。 初出はライデンファイターズ。後のSTG業界にも大きな影響を与えた。 元来プロレスでは『避ける』という行為は禁則中の禁則で 『受けの美学』を真っ向から否定するその行為はファンからしてみれば 『退屈』であり『引っ込めプロレスの出来ない下手糞野郎』となり非常に厳しい立場になる。 東プロでもその『受けの美学』を体得した肉弾幕戦が行われる事から積極的な『避け』は全くない。 試合の魅せ方のためや、ここ一番の決め技のためのムーブは一連の流れとして判断される。 その中でも『超大技』のギリギリでの避けは『グレイズ』と呼ばれ、 そこからの大逆転は唯一許された『避ける行為』と言える。 ファンの間で今も語り継がれる『グレイズ』は、「axila contra」で早苗が霊夢の『夢想封印』を 『グレイズ』して、そこから奇跡の大逆転と呼ばれた『八坂の神風』でのフィニッシュに至る一連の流れであり、 この試合で東プロでは『グレイズ』が評価されるようになったとも、価値観の転回が起こったとも言われている。 ただし、前述したプロレス的価値観も厳然と生きており、また『グレイズ』は基本的に攻守が変わる転換点となるところから、 現在でも『グレイズ』によって逆転勝ちとなった試合については、ファンの間でその試合について論争が起きることがある。 なお最近では「グレイズに定評のあるミスティア」と言われている。 ミスティアがグレイズを多用するようになったのは白玉楼入りして 無差別級選手との試合が多く組まれるようになってからのことであり、 相手の大技を鮮やかに避けることが多いことから 「パワー、タフさともに劣るミスティアが、無差別級選手との戦いで生き残り、かつ『魅せる』プレー」 として、ファンの間では比較的好意的に受け止められている。 このページを編集
https://w.atwiki.jp/wiki3_shino/pages/50.html