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Miko Albion + 目次 ファンタジア ファンタジア 「フェリさん元気ですか!」「私はエオルゼアの御坂美琴です」 性別:女性 年齢:不明(グリタニアで出会った際は25前後であったがフェリーシアと時空を超える旅をしているため実際の寿命以上生きている) 歩兵力:B- 総合:SS 職業:マジックキャスター、プリースト、ハイプリースト、アークビジョップ、エンペラー 趣味:ゲーム、旅行 カルマ 善良(100) 称号:エオルゼアの御坂美琴 かつてフェリーシアがエオルゼアに旅をしていた際に出会った女性 takaの陰謀により失脚し命すら奪われそうになったがフェリーシアの義憤で takaの手先になっていた槍術士ギルドごとつぶした。 この結末にツカイッパ盟主がキレてMikoが国を追われることとなり責任をとり旅の連れとした。 しかもフェリーシアと出会ったことで討伐隊の監視対象となる。 穏やかで一見すると考えが読めないところもあるが 悪しきものに対して折れない心を持つ。 戦闘能力は当初ワンダラーパレスの雑魚ドンベリで戦闘不能になるほどの落ちこぼれであり 自身も「臼」(白魔道士の蔑称)と称していた。 しかしフェリーシアと旅をするうちに成長していき討伐隊はもちろん信仰系、光属性魔法においてはフェリーシアより上になっている。 また「死の河」などフェリーシアの仕様スキルのうち数個の発動権限を所持している。 これはスキルがあまりに凶悪すぎ世界を滅ぼすレベルのためフェリーシアがmikoに権限をあえて渡している。 なお設定にある「エンペラー」は皇帝(mikoの場合は女帝)の意味だが旅をする中で身分を偽造する必要がしばしばあるため フェリーシアはmikoに仕える貴族という設定にしてある。 クラス 魔道士Lv80(フェリーシアと出会った際はLv5だった)、戦士Lv10、財政学,薬学,調理Lv50(フェリーシアをサポートするために習得) スキル「天使の歌」(発動によりすべての状態異常、戦争不能も蘇生、HP回復) 「護りの盾」(周囲に結界を張る) 所持武器 アルカルロプスⅧ(かつて装備もろくになかったMikoにフェリーシアが与えた武器。Mikoの魔道士レベルに合わせて都度改良しているため現在八式) 習得魔法 光、風、治癒魔法最上級魔法まで 他の属性魔法 中位魔法まで
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◆BLovELiVE.氏 氏が手がけた作品(173話まで) 話数 タイトル 登場人物 012 Brave Shine キング・ブラッドレイ、園田海未、美遊・エーデルフェルト 031 生と力と強さの証 イリヤスフィール・フォン・アインツベルン、食蜂操祈、DIO、西木野真姫、田村玲子 041 悲しみの息の根を止めて 白井黒子、小泉花陽、ロイ・マスタング 052 儚くも美しい絶望の世界で クロエ・フォン・アインツベルン、ヒルダ、キリト、里中千枝、モモカ・荻野目 059 だってだって噫無情 巴マミ、園田海未 073 ダイヤモンドプリンセスの憂鬱 西木野真姫、田村玲子、泉新一、ジョセフ・ジョースター、初春飾利、アンジュ 085 ツキアカリのミチシルベ セリュー、ウェイブ、高坂穂乃果、小泉花陽、ロイ・マスタング、白井黒子 096 Future Style 高坂穂乃果、白井黒子、狡噛慎也、キング・ブラッドレイ 102 noisetime ジョセフ・ジョースター、エドワード・エルリック、御坂美琴、DIO、食蜂操祈、前川みく、ノーベンバー11、佐倉杏子、後藤 108 No brand people 狡噛慎也、小泉花陽、ウェイブ、本田未央、タスク、婚后光子 119 さまよう刃私たちは未来の花 サリア、アンジュ、白井黒子、高坂穂乃果、キリト、イリヤスフィール・フォン・アインツベルン 134 いつも心に太陽を 高坂穂乃果、白井黒子、黒 149 NO EXIT ORIONSilent today 西木野真姫、田村玲子、初春飾利、島村卯月、高坂穂乃果、白井黒子、エンブリヲ 169 僕たちの行方 ヒルダ、小泉花陽、白井黒子、高坂穂乃果、初春飾利、エンブリヲ 登場させたキャラ 7回 白井黒子 6回 高坂穂乃果 4回 小泉花陽 3回 西木野真姫、田村玲子、初春飾利 2回 園田海未、ロイ・マスタング、キング・ブラッドレイ、ジョセフ・ジョースター、DIO、食蜂操祈、狡噛慎也、ウェイブ、アンジュ、イリヤスフィール・フォン・アインツベルン、エンブリヲ、ヒルダ 1回 美遊・エーデルフェルト、クロエ・フォン・アインツベルン、キリト、里中千枝、モモカ・荻野目、巴マミ、泉新一、初春飾利、セリュー、エドワード・エルリック、御坂美琴、前川みく、ノーベンバー11、佐倉杏子、後藤、本田未央、タスク、婚后光子、サリア、キリト、黒、島村卯月 氏に寄せられた感想 名前 コメント
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前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/秋終わり、恋は終わり始まる 第一章 秋更けて冬が始まる 秋ももう終盤を迎え、学園都市の一部の地域では粉雪も降っているらしい。 上条の住む第七学区はまだ銀杏の花弁が舞う季節で、11月終盤だと言ってもかなり寒い。 その寒い季節になって初めて、上条に彼女が出来た。 学園都市のレベル5、御坂美琴。 超電磁砲と呼ばれる彼女を意識し始めたのはロシアからだったのかもしれない。 一端覧祭も終わり、上条は久々に御坂と会う事になり嬉しさを舞い上がらせていた。 真っ黄色に染まった銀杏の花弁が上条の目の前に落ちて、足を急がせた。 待ち合わせ場所は第七学区の公園。 恋はここで始まり、そして上条の世界は一変した。そう良い意味でだ。 フゥゥッと秋風が上条の刺々しい髪の毛を揺らし、秋の終わりを告げるように木の葉は散る。 時刻は既に四時を越えていて、寒い秋風が吹いて上条は両手を制服のポケットに突っ込んだ。 その時、上条の後ろから御坂がやってきた。 「おお、御坂。どうしたんだ?急に呼び出して」 夕日が上条と御坂の影を作り出し、喪失感を持たせる。 暖かな季節は終わりを告げ、また新しい季節が始まる。 そんな時だった。彼女は涙を流し、そして一言だけ告げるとすぐに帰っていく。 『別れて、お願いします。上条さん』 その一言で十分だった。 怒る理由もそこで出来た。上条は御坂へ向かって怒鳴るが聞く耳を持たない御坂はその公園を去っていく。 上条は溜息をついて、つい先程までの楽しみを、そして嬉しさを奪われた様な気がして悪態ついて家へ戻っていく。 * 上条は1人、ベッドに腰掛けながら思い詰めていた。 腹がたった。初恋という部類に入る『恋』だったのに遊ばれたような気がして。 ずっと手元には数カ月前に二人で撮ったツーショット写真を待ち受けにした携帯を握り締めていた。 妙なプライドというべきか、こっちから連絡なんて取ってやるもんかという。 未練なんてない、と思いながら上条は御坂美琴に関する電話番号やメールアドレスから全て消し去り、着信拒否にしてそしてメールを全て削除した。 今日の夜に帰ってくる同居人の帰りを待ちながら料理に腕を振るって待っていた。 「ただいまなんだよ!」 「おじゃましまーす!」 「邪魔すンぞー」 インデックスは打ち止めの家に行ってきたらしいが連れてくるなんてな、と呟きながら主婦のように「ご飯出来てるぞ?」と笑顔で言う。 そんな上条を不審に思った一方通行は目を伏せてコタツに足を突っ込んだ。 それに続き打ち止めとインデックスも足を入れて「あったかーい!」とホカホカしながら言う。 「おし、打ち止めと一方通行の分は用意してないから今から作るけど、取り敢えずコレでも食っといてくれ」 と三人分の豚汁をコタツの上においた。 「美味しそうなんだよ!」とインデックスが叫んで冷ましながらゆっくりと飲んでいく。 一方通行は猫舌なのか、かなりの時間を要しながら息で豚汁を冷ましていく。 と、途端に一方通行が立ち上がり「トイレどこだァ?」と聞いて上条が指差すも無理矢理手を掴んでトイレではない個室に連れ込んだ。 「おい、三下。お前、オリジナルか銀髪シスターと何かあっただろォ?」 「……な、何の事か上条さんはわかりません!」 「……そォかい、テメェが何にもねェンならどォしようもねェわな」 一方通行はリビングへ戻りコタツに足を入れて、豚汁を啜った。 * 1人になると考えてしまうのが人間の癖だ。 インデックスは結局、黄泉川家に泊まるらしいし、取り敢えず注意事項等をきっちりを注意して送り出した。 先ほどまで騒がしかった部屋は一変して静かになり、時計の針の音が部屋に響きあっていた。 上条の消し忘れたモノがひとつあった。それは写真。 一枚目は一端覧祭で常盤台を訪れた時に白井黒子と戦った時の写真。ドロップキックを顔面に受けて情けない顔になっていた。 二枚目も一端覧祭で撮った写真で、たこ焼きを食べさせ合っていた時の写真。両方共熟成したリンゴの様に赤くなっていた。 三枚目は最近だ。ゲームセンターでレーシングゲームで必死に打ち込んでいる御坂の姿。凛々しいのが少し癪だが。 四枚目はその帰りに寄ったお洒落なカフェだった。テラスだったので肌寒かった記憶が新しい。 そんな写真を眺めている時点で上条には未練がましいという事が分かる。 それを理解した上条は無心の表情で写真フォルダを全て削除して、携帯電話をベッドに放り投げた。 「……はぁ」 初めて心から人を想えたのは間違い無く彼女だ。 記憶では会って二日程度で学園都市最強の第一位と戦った。 おもえば何故だろう?と疑問に思う。 あの頃は純粋な気持ちで動くことが出来た。戦う理由は『助けたいから』。 しかし、『グレムリン』や『レイヴィニア=バードウェイ』なんて化け物が表に出てきて上条は『使い勝手の良い脅威』となって 『バゲージシティ』や『ハワイ』でそれぞれの思惑通りに動いてしまっていた。 それからだ。人を素直に信じられなくなったのは。 唯一の光は御坂美琴だったような気がする。 告白された時は、嬉しかったし永遠にこの時が続くってことも信じてた。 きっと彼女を見れてなかった。『光』として、和らぎとして、そしてそれが当たり前のようになっていた。 「側に居れるだけで俺は満足だ」なんて思ったいたりなんてした。 今更理由なんて考えても仕方がないのは分かっているし、未だに彼女が何故居なくなったかを理解できない。 「俺は子供(ガキ)だ……、だからアイツの泣いてた意味がわからない」 ボソッと呟いた。 前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/秋終わり、恋は終わり始まる
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『とある魔術の禁書目録』1巻 2巻 3巻 4巻 5巻 6巻 7巻 8巻 9巻 10巻 11巻 12巻 13巻 SS巻 14巻 15巻 16巻 SS2巻 17巻 18巻 19巻 20巻 21巻 22巻 『新約 とある魔術の禁書目録』1巻 『とある科学の超電磁砲』レギュラーキャラ 常盤台中学 『幻想御手』編 『絶対能力進化実験』編 『学芸都市』編 その他の登場人物 『乱雑解放』編 その他のアニメ版オリジナルキャラクター 『その他SS巻』 『とある魔術の禁書目録』 1巻 上条当麻 インデックス ステイル=マグヌス 神裂火織 御坂美琴 月詠小萌 青髪ピアス カエル顔の医者 2巻 姫神秋沙 アウレオルス=イザード アウレオルス=ダミー スフィンクス 3巻 ミサカ10032号(御坂妹) 『妹達』 白井黒子 『一方通行』 土御門舞香 4巻 土御門元春 ミーシャ=クロイツェフ 火野神作 上条刀夜 上条詩菜 竜神乙姫 5巻 闇咲逢魔 アステカの魔術師 海原光貴 ミサカ20001号(最終信号・打ち止め) 芳川桔梗 天井亜雄 6巻 風斬氷華 シェリー=クロムウェル 黄泉川愛穂 7巻 ローラ=スチュアート オルソラ=アクィナス アニェーゼ=サンクティス ルチア アンジェレネ 建宮斎字 浦上 8巻 初春飾利 婚后光子 結標淡希 9巻 吹寄制理 御坂美鈴 オリアナ=トムソン リドヴィア=ロレンツェッティ 10巻 11巻 五和 ビアージオ=ブゾーニ 12巻 木原数多 13巻 ヴェント アックア フィアンマ トマス=プラチナバーグ SS巻 駒場利得 浜面仕上 騎士団長(ナイトリーダー) 14巻 テッラ 親船素甘 親船最中 15巻 垣根帝督 ドレスの少女 砂皿緻密 ゴーグルの少年 佐久辰彦 手塩恵未 山手 鉄網 麦野沈利 絹旗最愛 フレンダ=セイヴェルン 滝壺理后 博士 馬場芳郎 ショチトル 査楽 服部半蔵 人材派遣(マネジメント) 電話の女 電話の男 塩岸 16巻 ウィリアム=オルウェル 心理掌握(メンタルアウト) SS2巻 イネス ヴァルキリー オッレルス シルビア 雲川芹亜 貝積継敏 工山規範 郭 坂島道端 ジョージ=キングダム ステファニー=ゴージャスパレス 削板軍覇 原谷矢文 バルビナ 御坂旅掛 ジーンズ店主 原石の少女 17巻 18巻 19巻 20巻 21巻 22巻 『新約 とある魔術の禁書目録』 1巻 フレメア=セイヴェルン 黒夜海鳥 シルバークロース=アルファ 丈澤道彦 『とある科学の超電磁砲』 レギュラーキャラ 御坂美琴 白井黒子 初春飾利 佐天涙子 固法美偉 常盤台中学 婚后光子 湾内絹保 泡浮万彬 寮監 『幻想御手』編 木山春生 枝先絆理 丘原燎多 重福省帆 介旅初矢 姉御 トリック 鋼盾掬彦 アケミ、マコちん、むーちゃん 木原幻生 鉄装綴里 『絶対能力進化実験』編 ミサカ9982号 布束砥信 『学芸都市』編 ビバリー=シースルー ショチトル その他の登場人物 絶対等速 柳迫碧美 木原那由他 『乱雑解放』編 その他のアニメ版オリジナルキャラクター 鴻野江遥希 大圄 城南朝来 『その他SS巻』
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【スピカ】 アイテム 販売相場 購入相場 備考 星見のフロッグ - - - フラワーワスプ - - - 仮面術士 - - - クリスタルの賢者 - - - リベルカナタ - - - ノースガール - - - トリーアウルフ - - - アーノルディ - - - フレイムラーレ - - - アルテミスの幻影 - - - 月光カエル - - - スケアパペット - - - ゴールドモロッコ - - - クラーク獣 - - - ワンダーワスプ - - - 傀儡マスク - - - 賢者の魂 - - - 海賊少女 - - - 山賊少女 - - - ウルフ - - - 人食いフラワー - - - ヴァンフラワー - - - アレスの幻影 - - - マッドベア - - - フロウラットル - - - ガードナー - - - シュケイル - - - KH-24 - - - ミディアの幻影 - - - ロックタイタン - - - ヘルカルブ - - - KS-17 - - - スカルバーサク - - - ラスル 600m 幻の戦闘ペット(星座ペットコンプCP) メデューサの幻 - - - ルピス 380m - 神話ペットコンプCP 御坂美琴の幻影 - - - Indexの幻影 - - - ヘラの幻影 - - - クラッグ - - - ハリー - - - 吸血姫ビアンカ 2G - - - - - - - - - - 【アルタイル】 アイテム 販売相場 購入相場 備考 星見のフロッグ - - - フラワーワスプ - - - 仮面術士 - - - クリスタルの賢者 - - - リベルカナタ - - - ノースガール - - - トリーアウルフ - - - アーノルディ - - - フレイムラーレ - - - アルテミスの幻影 - - - 月光カエル - - - スケアパペット - - - ゴールドモロッコ - - - クラーク獣 - - - ワンダーワスプ - - - 傀儡マスク - - - 賢者の魂 - - - 海賊少女 - - - 山賊少女 - - - ウルフ - - - 人食いフラワー - - - ヴァンフラワー - - - アレスの幻影 - - - マッドベア - - - フロウラットル - - - ガードナー - - - シュケイル - - - KH-24 - - - ミディアの幻影 - - - ロックタイタン - - - ヘルカルブ - - - KS-17 - - - スカルバーサク - - - ラスル 600m 幻の戦闘ペット(星座ペットコンプCP) メデューサの幻 - - - ルピス 380m - 神話ペットコンプCP 御坂美琴の幻影 - - - Indexの幻影 - - - ヘラの幻影 - - - クラッグ - - - ハリー - - - 吸血姫ビアンカ - - - - - - - - - - - 名前 コメント
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小ネタ 少年時代 御坂美琴は浴衣姿で足を崩して床に座り、夏の空を見ていた。 入道雲が広がる空は深い青と白い雲のコントラストが美しい。 浴衣など滅多に着るものではないが、綿の肌触りは嫌いではない。 洋服に慣れた体だと、風通しの良い布地が新鮮に感じられる。 いつもはうっとうしく感じる蝉時雨も今日はあまり気にならない。 窓辺につるした風鈴が美琴に頷くようにチリン、と涼しげな音を立てる。 美琴は左手で自分の体を支え、右手に持った団扇で自分を扇ぎながら、「夏ねぇ……」 誰に聞かせる訳でもなく呟く。 美琴は視線を自分の膝元付近へ移動する。 ツンツン頭の少年だった。 彼は美琴の膝枕で昼寝をしていた。 暑いのか、時折「ううん……」と言う寝苦しそうな声が彼の口元から漏れる。 美琴が微笑みながら軽く団扇で風を送ってやると、彼の顰めていた眉が緩み、穏やかな寝息に変わる。 美琴はもう一度外を見て、「夏よねぇ……」 窓辺につるした風鈴が美琴に頷くようにチリン、と涼しげな音を立てた。
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第一回放送までの本編SS 第二回放送までの本編SS 第三回放送までの本編SS 第四回放送までの本編SS 第三回放送までの本編SS 【日中】 No. タイトル 作者 登場人物 144 庭師KING ◆wgC73NFT9I キングヒグマ、クイーンヒグマ、シロクマ、穴持たず543、モノクマ、ビスマルク、反乱艦これ勢の一部 146 西へ、西へ ◆kiwseicho2 シーナー、穴持たず104、穴持たず88、穴持たず1010、穴持たず410、穴持たず312と428、シバ 156 カナリアの籠展開図(CANARY)、カナリアの籠展開図(BLUMCALE) ◆wgC73NFT9I 穴持たず104、ベージュ翁、暁美ほむら、球磨、ジャン・キルシュタイン、星空凛、巴マミ、纏流子、穴持たず1、球磨川禊、碇シンジ、ビショップヒグマ、ナイトヒグマ、パク、ハク 145 達人の山 ◆wgC73NFT9I 戦艦ヒ級、武田観柳、阿紫花英良、宮本明、ジャック・ブローニンソン、操真晴人、キュゥべえ、ウェカピポの妹の夫、フォックス、李徴、隻眼2 153 月と恋人 ◆wgC73NFT9I アニラ、佐天涙子、島風、天津風、天龍、ヒグマ提督 157 緑の絵 ◆wgC73NFT9I 北岡秀一、初春飾利、ウィルソン・フィリップス上院議員、パッチール 147 CRUEL SEA ◆wgC73NFT9I デデンネ、デデンネと仲良くなったヒグマ、穴持たず696、扶桑、ヒグマン子爵、ラマッタクペ、メルセレラ、ケレプノエ、駆紋戒斗、浅倉威×3 154 どう考えても私は悪くない ◆wgC73NFT9I 黒木智子、クリストファー・ロビン、言峰綺礼、グリズリーマザー、穴持たず84 148 プロジェクト・グリズリー ◆Dme3n.ES16 浅倉威、浅倉威、司波達也、キングヒグマ 149 LAB=01 ◆wgC73NFT9I 劉鳳(?)、佐倉杏子、カズマ、黒騎れい、狛枝凪斗、御坂美琴、くまモン、クマー、左天 151 羆島ブリリアントパーク ◆Dme3n.ES16 B-8で何かを建造中の穴持たずカーペンターズ 160 悟浄出世 ◆wgC73NFT9I 武田観柳、阿紫花英良、宮本明、操真晴人、キュゥべえ、ウェカピポの妹の夫、フォックス、李徴、隻眼2、制裁ヒグマ〈改〉 150 Archetype Engine、Archetype Engine(Remix)、Archetype Engine(Self Cover) ◆wgC73NFT9I バーサーカー、呉キリカ、夢原のぞみ、那珂、龍田、間桐雁夜、田所恵、四宮ひまわり、ツルシイン、シーナー、灰色熊、布束砥信、ヤイコ、イソマ、モノクマ 152 Big Brother ◆wgC73NFT9I 融合した浅倉、ロッチナ、反乱艦これ勢の一部、クイーン 155 白化(アルベド) ◆wgC73NFT9I ヒグマード、ヒグマン子爵、デデンネ、デデンネ 【午後】 167 OH MAMA! ◆wgC73NFT9I 黒木智子、クリストファー・ロビン、言峰綺礼、グリズリーマザー、穴持たず84、穴持たず696、扶桑、浅倉威 163 リメンバー・パールハーバー ◆Dme3n.ES16 メロン熊、戦艦ヒ級、瑞鶴 164 アンチ・ビストロン ◆wgC73NFT9I メロン熊、戦艦ヒ級、瑞鶴、ロッチナ、ビスマルク、夕立提督、ムラクモ提督、チリヌルヲ提督 168 ヘルス・エンジェル ◆wgC73NFT9I 浅倉威J、クイーンヒグマ、卯月提督、子日提督姉妹、赤城提督ほか 165 きみが壊れた(問)、きみが壊れた(答) ◆wgC73NFT9I 戦艦ヒ級、佐天涙子、初春飾利、アニラ、北岡秀一、ウィルソン・フィリップス上院議員、パッチール、ヒグマ提督、天龍、島風、天津風 158 シバ・ショック ◆Dme3n.ES16 司波達也、ベアマックス、司波深雪、キングヒグマ、モノクマ、ツルシイン、龍田 159 LUCKY TIME ◆wgC73NFT9I 司波達也、ベアマックス、司波深雪、キングヒグマ、モノクマ、ツルシイン、龍田 170 不眠の力 ◆wgC73NFT9I 戦艦ヒ級、佐天涙子、アニラ、北岡秀一、ウィルソン・フィリップス上院議員、天龍、島風 171 回収船 ◆wgC73NFT9I 初春飾利、パッチール、天津風 177 わたしを殺さないで ◆wgC73NFT9I 戦艦ヒ級、ヒグマ提督 179 I Will Give My Love An Apple ◆wgC73NFT9I 黒木智子、クリストファー・ロビン、言峰綺礼、グリズリーマザー、穴持たず84、穴持たず696、扶桑、ヒグマード 169 Nurse Cafe、Nurse Cafe(Remix)、Nurse Cafe(Self Cover) ◆wgC73NFT9I ジャン・キルシュタイン、星空凛、暁美ほむら、球磨、球磨川禊、碇シンジ、巴マミ、デビルヒグマ、纏流子、ビショップヒグマ、穴持たず104、穴持たず748~751、ベージュ老、ナイトヒグマ、瑞鶴、ゴーヤイムヤ提督、デーモン提督、ゴーレム提督ほか第十かんこ連隊、布束砥信、四宮ひまわり、田所恵、間桐雁夜 176 一体何が始まるんです? ◆Dme3n.ES16 瑞鶴、ゴーレム提督、ガンダムヒグマ 184 平行展望1:フタリの記憶 ◆wgC73NFT9I ジャン・キルシュタイン、星空凛 185 平行展望2:ロカ ◆wgC73NFT9I ビショップヒグマ、穴持たず104、布束砥信、四宮ひまわり、田所恵、間桐雁夜、龍田、第七かんこ連隊 186 平行展望3:ハサミトギを追いかけて ◆wgC73NFT9I 巴マミ、デビルヒグマ、纏流子、ゴーヤイムヤ提督、球磨川禊 187 平行展望4:Alarm ◆wgC73NFT9I 暁美ほむら、球磨、碇シンジ、ナイトヒグマ、デーモン提督 188 平行展望(Parallel Kozak) ◆wgC73NFT9I ジャン・キルシュタイン、星空凛、暁美ほむら、球磨、碇シンジ、巴マミ、デビルヒグマ、纏流子、ビショップヒグマ、穴持たず104、ナイトヒグマ、瑞鶴、ホトケヤ、イチゴヤ、ゴーレム提督、布束砥信、四宮ひまわり、田所恵、間桐雁夜 161 Rehash ◆wgC73NFT9I カズマ、佐倉杏子、黒騎れい、カラス、狛枝凪斗、劉鳳、白井黒子、ラマッタクペ、メルセレラ、ケレプノエ 162 Let s Go Skysensor(Jingle)、Let s Go Skysensor(Listen)、Let s Go Skysensor(tune) ◆wgC73NFT9I 残る穴持たずカーペンターズ全て、御坂美琴、くまモン、クマー、呉キリカ、夢原のぞみ、那珂、『H』 183 残骸の船Saksit ◆wgC73NFT9I 御坂美琴、くまモン、呉キリカ、夢原のぞみ、天津風、初春飾利 166 ドクター・ストップ ◆wgC73NFT9I カズマ、佐倉杏子、黒騎れい、カラス、狛枝凪斗、劉鳳、白井黒子、メルセレラ、ケレプノエ、灰色熊、ヤイコ、シーナー 174 王道楽土 ◆wgC73NFT9I イソマ、シロクマ、百合城銀子、チリヌルヲ提督、『H』、穴持たず543 175 TOWN-0、PHASE-5 ◆wgC73NFT9I デデンネ、デデンネと仲良くなったヒグマ、ラマッタクペ 181 アメリカから来た男 ◆Dme3n.ES16 ヒグマン子爵 182 コヨーテ ◆wgC73NFT9I ミズクマ、制裁ヒグマ〈改〉、ヤイコ、メロン熊、穴持たず59 190 MOMO色トリック ◆wgC73NFT9I クイーンヒグマ、『H』、チリヌルヲ提督、卯月提督、子日提督姉妹、赤城提督ほか 【午後~夕方】 189 赤化(ルベド) ◆wgC73NFT9I 黒木智子、クリストファー・ロビン、言峰綺礼、グリズリーマザー、穴持たず84、穴持たず696、扶桑、ヒグマード、ヒグマン子爵 【夕方】 197 幽霊船、侵入者 ◆wgC73NFT9I 暁美ほむら、巴マミ、ゴーレム提督、イソマ 198 太平洋は燃えているか? ◆Dme3n.ES16 ヒグマ提督、瑞鶴 199 生まれては別れにむかうわたしたちのために ◆wgC73NFT9I 暁美ほむら、巴マミ、ゴーレム提督、星空凛 195 Heaven ◆wgC73NFT9I ビショップヒグマ、穴持たず104、布束砥信、田所恵、間桐雁夜、龍田 180 満月ポトフー ◆wgC73NFT9I 佐天涙子、天龍、ムラクモ提督ほか第二かんこ連隊の面々 172 ツシタラの死、光と風と夢 ◆wgC73NFT9I 武田観柳、阿紫花英良、宮本明、操真晴人、キュゥべえ、ウェカピポの妹の夫、フォックス、李徴、隻眼2、メルセレラ、ケレプノエ、二代目浅倉威 191 悟浄歎異 ◆wgC73NFT9I ウェカピポの妹の夫、李徴、メルセレラ、宮本明 173 ナーシサス次元から来た人 ◆wgC73NFT9I カズマ、佐倉杏子、黒騎れい、カラス、狛枝凪斗、劉鳳、白井黒子、シーナー 178 ロシアン・トビスコープ ◆wgC73NFT9I シーナー、浅倉威の精 192 ガドルフの百合 ◆wgC73NFT9I シロクマ、百合城銀子、ロッチナ、ビスマルク、夕立提督 193 GO AMIGO ◆wgC73NFT9I 佐天涙子、天龍、黒木智子、グリズリーマザー、穴持たず84、穴持たず696、扶桑 194 黒化(ニグレド) ◆wgC73NFT9I 佐天涙子、天龍、黒木智子、グリズリーマザー、穴持たず84、穴持たず696、扶桑、シーナー、ヒグマード 196 I ll remember ◆wgC73NFT9I 佐倉杏子、デデンネ、デデンネと仲良くなったヒグマ、ヒグマン子爵、円亜久里 200 冠毛種子の大群(塊根)、冠毛種子の大群(恩讐)、冠毛種子の大群(哀楽) ◆wgC73NFT9I 101人の二代目浅倉威、瑞鶴、ラマッタクペ、制裁ヒグマ〈改〉、御坂美琴、夢原のぞみ、天津風、クックロビン、初春飾利、那珂、呉キリカ、くまモン、メロン熊、ヤイコ、穴持たず59、龍田、間桐雁夜、布束砥信、田所恵、 ビショップヒグマ、穴持たず104、佐倉杏子、デデンネ、デデンネと仲良くなったヒグマ、ヒグマン子爵、円亜久里、武田観柳、阿紫花英良、操真晴人、キュゥべえ、フォックス、隻眼2、ケレプノエ、チリヌルヲ提督、第二かんこ連隊、ヒグマ提督、モノクマ、安室嶺 201 You ll Always Find Your Way Back Home ◆wgC73NFT9I 黒騎れい、カラス、宮本明、ウェカピポの妹の夫、メルセレラ、李徴、『H』 202 109号区の氾濫 ◆wgC73NFT9I 佐天涙子、天龍、扶桑、戦刃むくろ、黒木智子、ヤスミン、グリズリーマザー、司波深雪、百合城銀子、ヒグマード 203 時間の西方 ◆wgC73NFT9I 星空凛、暁美ほむら、巴マミ、ゴーレム提督 204 ビストロン ◆wgC73NFT9I 武田観柳、操真晴人、二代目浅倉威、瑞鶴、阿紫花英良、フォックス、ケレプノエ、隻眼2 205 世界タービン ◆wgC73NFT9I 呉キリカ、那珂、くまモン、2代目浅倉威の残り、御坂美琴、夢原のぞみ、初春飾利、天津風、クックロビン、安室嶺 【第三回放送】 207 第三回放送(3/4:March 4th) ◆enosimaeJk 御坂美琴、初春飾利、天津風、那珂、呉キリカ、夢原のぞみ、安室嶺、くまモン、クックロビン、江ノ島盾子、その他生存者
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「へっ?み、みみみ美琴??」 え?だって御坂は今俺の目の前に… 「……ったく、空気の読めないお姉様(オリジナル)の登場にミサカは舌打ちします」 腰まである茶色いロングヘアーに、上条よりも十センチほど低い背丈。ベージュ色のブレザーに紺色のプリーツスカートを穿いている。上条の目の前にいる彼女はそう呟いた。 「ええええええっ!?御坂妹!?」 「うふ、気づかなかったのですか当麻さん?とミサカは隠し笑いを禁じえずお姉様(オリジナル)の代わりに罰を与えようと思います」 「は?」 ちゅっ 「…アンタって奴はわああああああああァ!そんなに『妹』が好きなのかああああ!!」 ズドオオオン! 清々しい青空の下で、10億ボルトを超える雷が落ちた。 周囲の通行人から悲鳴が聞こえる。 「ちょ、おま、おまっ、お前殺す気か――?!死ぬぞ普通!!」 御坂妹にキスされたことに呆ける暇もなく、体制を崩した。 「殺す気よ!てか当麻の何処がフツウなのよっ!…って何時までくっついてんのよアンタは!」 ビシッ!と御坂妹を指さした。 指された当人は転がった上条の肩を担いで立ち上がるのを手伝っていた。 「大丈夫ですか。当麻さん」 「ああ、ありがとな。……本当に妹、なのか?」 と、その手助けに礼を言いながら立ち上がる上条。 「はいっ、貴方の大好きなミサカです、とミサカは頬を染めながら答えます」 機械のようなポーカーフェイスのイメージしかない上条。しかし、そんな彼女の不意打ちともいえる微笑みに胸が高鳴ってしまった彼を誰が責められようか。 「っ!!こンのっ!私を無視してんじゃないわよ――――――――――――――――――!!」 ズドン!ズドン!ズドドドン!! 立て続けに上条に落雷した。一発でもまともに当たれば死に至る雷だ。 「無駄なことです、とミサカはお姉様(オリジナル)が勝敗の分かりきった勝負に挑戦していることに首を傾げます」 「…そんな勝負を吹っかけさせたのはアンタだって分かってんの?」 人が殺せそうなほど殺気をこめた低い声で御坂美琴は話しかけてきた。頭上では青白い電流が舞っている。しかし、御坂妹はそんな彼女に臆することもなく平然とした態度だった。 それどころか、 「ミサカに少しくらい当麻さんの愛を分けてくれたって良いではないですか、とミサカはお姉様(オリジナル)の心の狭さに落胆します」 などと御坂美琴の神経を逆撫でするような言葉を言い放った。 「っ!!私は寛大よ!こいつがそこらへんで女を引っ掛けたって全然目くじらなんてたてないんだから!そんなことでイチイチ怒ってたらこいつと付き合えないわよ!」 「…私は当麻さんが他の女性と関係を持っても気にしません、とミサカは貴女よりも寛大な心の広さをアピールしつつお姉様(オリジナル)よりも2センチ大きい胸を当麻さんに押し当てます」 ムニュ、と柔らかい感触が左腕を通して伝わってくる。 悲しいことに、上条当麻は健全な高校生だ。 「わ・た・し・が気にすんのよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!」 「ちょ、ちょっと美琴さーん!?もうビリビリはやめてー!!」 五分ほど当麻に電撃を浴びせ続け、ようやく気分が収まったらしく膝に手を置いて肩で息をしていた。 快晴な空なのに何故か周辺の上空には暗雲が立ち込めている。また雷の衝撃波で砂埃が舞っている。周囲にいた人だかりも直径100メートル以内には誰もいないが、その端から野次馬が出来つつあった。 「はぁ、はぁ…、当麻ーぁ。その耐久力は、くぅ、は、反則よっ!!」 「…耳が、いたい」 「…流石の私も耳がいたいです、とミサカは苦言をお姉様(オリジナル)に不満を露にして告げます」 雷は音速を超える衝撃波、すなわち雷鳴を引き起こす。間近で数回の落雷を浴びていれば鼓膜もただでは済まない。 「…ですが、お姉様の攻撃から助けて下さってありがとうございます。と、ミサカは感謝の意を行動で示します」 「え?何?ちょっと聞こえな…」 ちゅぅ とまたもや上条の唇は奪われた。 御坂美琴の目の前で。 「っっっッ!!アンタってやつはあああああああああああ!!!!」 「っ、ぷはぁ…。って、みさ、みさかっ、いやっ、美琴!!これはみさ、みさかがっ」 「一体どちらを指しているのですか?とミサカは呂律の回っていない貴方に無垢な顔で尋ねてみます」 御坂妹は上条の制服の袖を両手でつかんで離さない。すぐ近くでは美琴の電撃が今にも放たれようとしている。 何気ない登校時に起きた絶体絶命のdieピンチ♪ この窮地を打破する策を上条は閃いた。 美琴との距離は10メートル足らず。 上条は御坂妹を左手で抱えると、美琴に向かって一直線に走り出した。 「なっ!?」 上条の行動に美琴は体を振るわせた。左腕で担がれた御坂妹は目を丸くしている。 その一瞬をついて、美琴との距離を詰めた。 上条は美琴を右腕で抱きしめた。 「ひぁあっ!?」 思わぬ行動に美琴は声を上げる。 『右手』で美琴の肩を掴み、胸に抱き寄せた。 御坂美琴の体中に帯電していた電気が嘘のように消えた。 「ああああの、ちょっと、と、当麻?」 美琴が離れないように上条は強く抱き寄せた。 こうすれば美琴は電撃を使えない。 「ちょっと、離してよ!」 というが抵抗は弱い。 「いやだ。ずっとこうしてる」 「えっ?」 思わず声をもらした美琴は顔を上げて、みるみる顔を真っ赤にしていく。 数センチの差で、上条と美琴は目が合った。 美琴の瞳は少しばかり潤んでいた。逆立っていた髪もサラサラとした長髪に戻っている。 その心地よさが右腕を通して伝わってくる。美琴の綺麗な顔立ちを見ていると、上条はまたもやドキッとした。 「ったく、少しは落ち着けよ」 その事を悟られないために、上条は平常な声で言った。 「っ!落ち着いていられるワケないじゃない!アンタが他の女とっ!」 「分かってる分かってる!これは全面的に俺が悪い!だから……すまねぇ」 「そ、そうよ!アンタがいつも他の女と、いつも、いーっつも…」 美琴の頬に涙がつたった。 「えっ!み、美琴っ!?」 女を泣かせる男は最低だ、と両親から言われ続けていた。だから上条はとてつもなく焦っっていた。 「お、おおお落ち着け!み、美琴。ホンっトにごめん!ゴメンナサイ!」 至近距離で叫んでしまったために唾が美琴の顔に飛んでしまった。しかし美琴はそれを拭おうともせず、じっと上条を見つめた。 そんな彼女の涙で濡れて輝く瞳や、白く綺麗な素肌や整った顔立ちを一言で言うと、 めちゃくちゃ可愛い。 「じゃあ、安心させてよ」 そう言って、美琴はゆっくりと目を閉じた。 上条は思った。こんな可愛い子が自分の彼女なのか。自分のせいでいつも彼女に不安な思いをさせているのか。もし目の前に『未来の自分』がいたら思い切りぶん殴ってやりたい。 そんなことを思いながら、『未来の自分』に怒りを覚えながらも「すまない」と心の中で告げて、そっと彼女の唇を―――――― 「姉妹セットで御購入ですかコノヤロウ、とミサカは予想外の展開に驚きを隠せません」 瞬間、上条は御坂から渾身のアッパーを喰らった。
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【種別】 料理名 【初出】 一巻 【解説】 7月19日、夏休みの開始に浮かれた上条がファミレスで頼んだメニュー。 ……だが、明らかに酔っぱらった不良が御坂美琴に絡んでいたのを助けようとし、 逆に追われるハメになって料理を食べる前に逃げ出す事になり、 しかも何も食べていないのに食い逃げ扱いされたいわく付きのメニュー。 なお、超電磁砲での描写により、 実は『幻想御手(レベルアッパー)』事件の捜査のために、 美琴側から不良に接触していたことが判明している。
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『美琴の選択肢』 気絶していた上条当麻は、おぼろげながら意識を取り戻した。 霞む視界に、血の気が引いた顔で見下ろしている少女の顔が逆さに映る。 すると、少女が軽く頬を叩いた。 「——————気がついた?」 その声を聞いて、上条の意識は完全に目覚めた。 御坂美琴が泣き出しそうな顔をしているのがはっきりと見えている。 硬く冷たいアスファルトに座り込んだ美琴は、仰向けになった少年の頭を 膝の上に乗せていた。 どういった経緯を経てこのような状態になったのか、美琴にもよく分からなかった。 たまたまこの道を通りかかったら、ズタズタに裂けた詰襟の少年が倒れていたのだ。 そして、気を失っている少年を介抱している内にいつの間にか膝を貸していた。 少年は手足を軽く動かして、まだ体に力が入ることを確認するとゆっくりと 立ち上がった。 しかし、歩き出そうとして膝ががくりと落ちそうになる。 美琴は——— 1、上条を支える。 「私も行く。私も連れて行って!私は…私も……私だって、あんたを守りたいのよ!! 私が守る。あんたは……上条当麻は私が守る!」 2、上条を見送る。 「早く行きなさいよ。あんたはまだ、やることがあるんでしょう?」 「っ……悪ぃな、御坂。後でさ、なんか奢るから……メール送れよ」 →「行っちゃった。あの馬鹿……。ホント、馬鹿よ。馬鹿。バーカ。 馬鹿ぁ……私の馬鹿。納得できない……こんなの納得できないわよ。 見送ることしかできないなんて……! でも、間違ってない…間違ってないのよ。 あいつは自分のためにやりたいんだから」 『????エンド』 常盤台中学の女子寮。 御坂美琴は部屋の中央、二つのベッドの間行ったり来たりしている。 歩きながら携帯の新着メールを十秒ごとにチェックしながら往復を繰り返している。 メールが来ていないと分かると理由のよく分からない溜め息が出て、十秒経過してから もう一度確認しようと携帯を操作する、としだいに頬が緩み始める。 「き、来た!?本当に来た……!」 着信音と共にメールが受信された。 メールを開いて目を通す。 『一緒に映画見るだけでいいのか?』 キーを叩いてすぐに返信する。 『いいわよ>ペアチケットだし』 『料金も俺の分だけでいいのかよ』 『いいわよ>一人じゃ使えないから付き合えって言ってのよ!』 『分かったよ。とにかく付き合えばいいんだろ?』 『あんたも見たかったんでしょ?>映画』 『見たいです』 ついでに、と美琴はもう一つメールを打って送信した。 『お願いします、は?』 『お願いします』 『よろしい>遅刻厳禁』 end