約 1,201,525 件
https://w.atwiki.jp/uka9/
このサイトについて 高見広春 著 『バトル・ロワイアル』の二次創作サイト 幽殻特攻隊 内の作品『不良は欺瞞の誅房で舞う』に登場する用語を集めたアーカイブです。 あわせて、架空の国家である大東亜共和国について、勝手に思いついた設定などを記して行きます。 兵種 戦闘スタイル 武器 世界情勢 民俗・民族 国の政策
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/18675.html
ゼノサーガシリーズ KOS-MOS T-elos 主要人物 ヴェクター テスタメント U-TIC機関(オルムス) U.R.T.V. 特殊系レアリエン ミルチア関連 敵キャラクター エルデカイザー 重要人物 コメント モノリスソフトが開発した一連のRPG作品。発売はバンダイナムコ。 ライセンス等の事情で作品同士の関係はぼやかされているが、一連の作品は類似性を持っている。 なお、こちらはゼノサーガシリーズのみが記載することで、ゼノギアスシリーズやゼノブレイドシリーズといったゼノシリーズは別のページへ記載する(ゼノブレイド3が発売されたことによる)。 KOS-MOS ルカリオ 特性:じしんかじょう 性別:♀ 性格:冷静or控えめor真面目 個性:とても几帳面 持ち物:アップグレード 技:メタルクロー(R・BLADE)、波動弾(F・G・SHOT)、コメットパンチ(ドラゴントゥース)、破壊光線(X・BUSTER)竜の波動or気合い玉(D・TENERITAS)、見破る(HILBERT EFFECT) 参考:色合いから。他に候補は、色違いサーナイトでも似合う。 T-elos サザンドラorゾロアーク 特性:いかく 性別:♀ 性格:意地っ張り 個性:血の気が多い 持ち物:あやしいパッチ 技:辻斬りorかみつく(L・BLADE)、ヘドロ爆弾orダブルアタック(MAGDALEN16)、しっぺ返し(ECHIDNA)、悪の波動orナイトバースト(D・TENERITAS) 参考:KOS-MOSに似た戦闘兵器。 主要人物 ライチュウorグレンアルマ:シオン・ウヅキ ものしりメガネ必携 前者は、雷パンチ必須。後者は、射撃技など。 色違いチャーレム:ケイオス バンギラス:ジギー バタフリー:M.O.M.O エルレイドorソウブレイズ:ジン・ウヅキ 刀術の達人なので斬撃系の技を覚えさせると尚良し リザードン:Jr. 色重視 ボーマンダ:アレン・リッジリー ダイケンキ:マシューズ 船長っぽいイメージ メガヤンマ:トニー 特性しんそく推奨 ポリゴンZ:ハマー ハッカーっぽいイメージ オーベム:ハカセ ソーナンス:スコットクン ミュウorゼクロム:ガイナン・クーカイ プラスル:メリィ・ゴドウィン マイナン:シェリィ・ゴドウィン クレセリア:量産型百式観測器 ヴェクター ギラティナ:ヴィルヘルム CEOっぽいイメージ マニューラ:カナン なげつける必須 ミノマダム:ミユキ・イツミ ポリゴン2:ユキヒラ・トガシ 研究員っぽいイメージ テスタメント ハッサム:ケビン・ウィスコット サメハダー:ルイス・バージル ダークライ:ヴォイジャー 黒い外套を着ているように見えるので ミュウツーorレシラム:アルベド・ピアソラ 前者は、エピソードI・エピソードIIとのラスボスだったので。後者は、髪の色が似てるので U-TIC機関(オルムス) ガブリアスorザングース:マーグリス 顔に傷つながり フライゴンorハブネーク:ペレグリー レジギガス:アンドリュー・チェレンコフ メタグロス:少佐 顔に×があるので スピアー:リヒャルト 槍使いのイメージ ヘルガー:ヘルマン 名前ネタ ドータクン:セラーズ 特性ふゆう推奨 アルセウス:教皇 U.R.T.V. カイリュー:シトリン Jr.と対になる ゴウカザル:ディミトリ・ユーリエフ 特殊系レアリエン キュウコン(アローラのすがた):フェブロニア 色合いバタフリー:キルシュヴァッサー ヒードラン:スオウ・ウヅキ 使い手のダモスはアルセウスを裏切ったと思われていたので ピカチュウ:アオイ・ウヅキ ミルチア関連 カイリキー:ヨアキム・ミズラヒ ゴーリキー:ユリ・ミズラヒ ピクシー:サクラ・ミズラヒ ラフレシア:ラピス・ローマン ロコン(アローラのすがた):セシリー 色違いロコン(アローラのすがた):キャス 敵キャラクター サーナイト:オルグイア マーシャドー:ジンケイ エルデカイザー ジガルデ(パーフェクトフォルム)orザシアン:エルデカイザーΣ 前者は、形+イメージから。後者は、巨獣斬必須。 重要人物 ケルディオ:ネピリム アホ毛繋がり バルキー:アベル パッチール:うーくん ラティオス:グレイト・ジョー ラティアス:ミンティア 性別が♂のポケモンの攻撃を受けたらやつあたり必須 シルヴァディ:ソフィ・ピステス テラパゴス(ステラフォルム):ツァラトゥストラ コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 色違いバタフリー:キルシュヴァッサー -- (名無しさん) 2022-12-27 14 52 33 草案 ミュウツー:アルベド・ピアソラ 前者は、エピソードI・エピソードIIとのラスボスだったので。 テラパゴス(ステラフォルム):ツァラトゥストラ 色合いから -- (ポワルン) 2022-12-26 15 57 48 ミルチア関連 ラフレシア:ラピス・ローマン -- (エテボース) 2022-12-16 16 01 05 ミルチア関連 カイリキー:ヨアキム・ミズラヒ ゴーリキー:ユリ・ミズラヒ 重要人物 パッチール:うーくん ラティオス:グレイト・ジョー ラティアス::ミンティア 性別が♂のポケモンの攻撃を受けたらやつあたり必須 シルヴァディ::ソフィ・ピステス -- (名無しさん) 2022-12-12 14 52 31 U.R.T.V. カイリュー:シトリン Jr.と対になる ハゴウカザル:ディミトリ・ユーリエフ 特殊系レアリエン キュウコン(アローラのすがた):フェブロニア ヒードラン:スオウ・ウヅキ 使い手のダモスはアルセウスを裏切ったと思われていたので ミルチア関連 ピクシー:サクラ・ミズラヒ ロコン(アローラのすがた):セシリー 色違いロコン(アローラのすがた):キャス 重要人物 ケルディオ:ネピリム アホ毛繋がり バルキー:アベル -- (名無しさん) 2022-12-09 14 04 08 主要人物 ライチュウorグレンアルマ:シオン・ウヅキ ものしりメガネ必携 前者は、雷パンチ必須。後者は、射撃技など。 色違いチャーレム:ケイオス バンギラス:ジギー バタフリー:M.O.M.O エルレイドorソウブレイズ:ジン・ウヅキ 刀術の達人なので斬撃系の技を覚えさせると尚良し リザードン:Jr. 色重視 ボーマンダ:アレン・リッジリー ダイケンキ:マシューズ 船長っぽいイメージ メガヤンマ:トニー 特性しんそく推奨 ポリゴンZ:ハマー ハッカーっぽいイメージ オーベム:ハカセ ソーナンス:スコットクン ミュウorゼクロム:ガイナン・クーカイ プラスル:メリィ・ゴドウィン マイナン:シェリィ・ゴドウィン クレセリア:量産型百式観測器 ヴェクター ギラティナ:ヴィルヘルム CEOっぽいイメージ マニューラ:カナン なげつける必須 ミノマダム:ミユキ・イツミ ポリゴン2:ユキヒラ・トガシ 研究員っぽいイメージ テスタメント ハッサム:ケビン・ウィスコット サメハダー:ルイス・バージル ダークライ:ヴォイジャー 黒い外套を着ているように見えるので レシラム:アルベド・ピアソラ 髪の色が似てるので U-TIC機関(オルムス) ガブリアスorザングース:マーグリス 顔に傷つながり フライゴンorハブネーク:ペレグリー レジギガス:アンドリュー・チェレンコフ メタグロス:少佐 顔に×があるので スピアー:リヒャルト 槍使いのイメージ ヘルガー:ヘルマン 名前ネタ ドータクン:セラーズ 特性ふゆう推奨 アルセウス:教皇 -- (エテボース) 2022-12-08 15 14 52
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/39636.html
メガ・メカサンダー・ドラゴン 光/火文明 UC (4) クリーチャー:メカサンダー/メガ・コマンド・ドラゴン 4000 ■このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャー1体か、相手のマナゾーンのカード1枚を選び、タップする。次のターンのはじめに、そのカードはアンタップしない。 作者:恥さらしあざらし 《エンドレス・フローズン・カーニバル》をリメイクしようと考えていたら出来た、あまり原形を留めていない何か。 あちらのようにマナやクリーチャーをフリーズさせるオリカを作ろうとしたところ、スノーフェアリーが関係なければ自然文明も水文明も消え、火文明が増えてクリーチャーとなった上に、相手の表向きのカードを墓地に置く効果も消えた。 種族の名前がそのまま使われているド直球なネーミング。 火文明なのは、マナをフリーズさせるカードといえば、火単色の《メガ・マナロック・ドラゴン》だから。 火と光で相手の動きを止めそうなものが何かと考えた結果、雷だということで、この名前と種族に。 変わった種族の組み合わせだが、一応《開眼者クーカイ》の進化元にもなれてマナカーブも噛み合っていてるので、そちらのファンデッキには嬉しいかも。 《束縛の守護者ユッパール》が重くなって多色化した分、パワーが増えてマナも選べるようになった調整。 クリーチャーをフリーズさせるだけなら有力な候補がたくさんあるが、相手のクリーチャーが居なくてもマナをフリーズさせて妨害できる点が魅力。 無限ループに組み込んでマナもクリーチャーも全部フリーズさせてロックするを防止するため、当初は「このターンはじめて出た《メガ・メカサンダー・ドラゴン》なら」という制限を設ける予定だったが、4コストのドラゴンには単色の上に無限ループに組み込めばロックどころかそのまま勝ってしまう《黒神龍ザルバ》が居て、そちらが無制限なんだから別にいいだろうと思い、制限は消えた。 フレーバーテキスト 彼の雷撃を受けて痺れない者は居ないと言われている。 関連 + ... 《エンドレス・フローズン・カーニバル》 《メガ・マナロック・ドラゴン》 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/xenosagadb/pages/9.html
は行 パーセク 距離を示す単位。主に天文学の分野で使用されている単位で「pc」と表記される。 1パーセクは3.26光年。ちなみに1光年をkmに換算すると9兆4600億kmとなる。(ep2n) ハードとソフトの双方からプロテクト レアリエンの中枢組織に関係する事らしいが現時点でその詳細は不明。(ep1) ハイアムズ ヴェクターと並ぶ巨大コングロマリット。元は移民船団系列の企業体で、連邦に編入される際にその名称をハイアムズ重工に変えている。 代表はハインラインという人物で、オルムスの枢機卿の地位に当たる。(ep3) ハイパースペース 直訳すると 超空間 。ゲートジャンプ時に船などが通過する特殊な空間の事。 視覚的にはチューブ状となっており、俗に言うワームホール等と同様の物と思われる。(ep1) 直訳すると超空間。視覚的には光り輝くチューブのような形状をしており、ゲートジャンプを行う際宇宙船はその中を通過することになる。 ハイパースペースの境界面、つまりチューブの内面に物質が接触すると、そこに膨大な熱量が発生し原子レベル以下に分解されてしまう。 放射線も飛び交っているためハイパースペース内の研究、解析には危険が伴い、未だ多くの謎が残されたままになっている。(ep3) ハイパースペース航行 通常空間から特殊空間であるハイパースペースへ移行することで、遠距離を瞬時に移動する航法。 大抵の場合はU.M.N.を解することが不可欠で、ハイパースペースへの転移ゲートを利用するには課金が伴う。 ハイパースペース内は視覚的にチューブ状になっており、境界面であるチューブ内壁に接触すると原子レベル以下に分解されてしまう恐れもある。(ep2n) ハイパースペース内での戦闘 ハイパースペースの境界面(チューブ内面)に接触した物質は原子レベル以下に分解されてしまう。 マシューズはそういった場所での戦闘行為事態の危険性のことを言っている。(ep1) ハインライン ハイアムズ社代表であり、オルムス枢機卿の一人。 オルムスにおいては異端審問官を統べる立場に立ち、技術開発や資金の調達などをも一手に引き受けており、 実質的にセルギウス17世を凌ぐ実力者である。 だが、これまで人前にその姿を表したことはなく、マーグリスたちでさえその姿を直接見ることはない。 オルムスによるロスト・エルサレムへの回帰を悲願とし、マーグリスを含め多くの者が彼の遺志に賛同し従っている。 セルギウス17世亡き今、オルムスの実権を握りオルムスの聖地ミクタム奪還を実行に移した。 彼の正体はヴィルヘルムであり、ヴェクターもハイアムズもヴィルヘルムによって管理・運営されてきた。 劇中でヴェクター製のE.S.の開発がラビュリントスで行われていたのも全てはヴィルヘルムによって計画されていたものである。(ep3) 墓 デュランダル展望室でのアレンの回想。二年前のシオンがすがっていた墓石はケビンのもので、曙光内中央墓地にある。 墓石の表面に書かれている文字は、 Kevin Winnicot 4739-4765 ecce universa terra coram te est recede a me obsecro ラテン語で意味は――地は皆汝の前にあるにあらずや 請う我を離れよ 汝若 もし 左にゆかば我右にゆかん 又汝右にゆかば左にゆかん―― となる。 アブラムがロトに向けて言った言葉で、連邦政府のマークにも似た言葉が記されている。 旧約聖書「創世記」第13章9節より抜粋。(ep1) ハカセ 本名ハクシーヌ・ホワイト。ボロメオ大学を主席で卒業した天才科学者。 大学卒業を控えた頃はヴェクターを始め、数々の有名企業の開発部門からスカウトを受けていたにも関わらず、その全てを振り払って姿を消してしまう。 クーカイ・ファウンデーションでロボットアカデミーなる怪しげな研究所を開設してた際にシオン達に出会う。 その出会いは無敵の巨大ロボットを完成させる夢を果たすきっかけを作った、まさに運命的なものであった。 ………って、どうしてこうなった。(ep3) 白化 グノーシスに接触された人間が真っ白となり砕け散る現象の事。 シオンとアンドリューも一度は白化しかけた。 アンドリューはその後グノーシスに変異したが、シオンもやがてそうなるのかは不明。(ep1) グノーシスに接触された人間には、大抵の場合、身体が白く変化して粉々に砕け散る現象が起こる。 身体の白化からグノーシス変移する事例も稀ではあるが確認されている。 シオンとアンドリューは、ヴォークリンデにおけるグノーシス襲撃事件の際、グノーシスに襲われ僅かな時間だが白化現象に陥る。 両者は一命を取り留めたが、その後アンドリューだけがグノーシスに変異した。 白化した者、グノーシスと接触したものはいつか必ずグノーシス化するという事実に反して、現在もシオンは最悪の事態を免れ続けている。 そこに如何なる理由があるかは不明である。(ep3) ハマー T.C.4740年生まれ。27歳。 航宙貨客船エルザのナビゲーター。 外見に似合わず、10代の頃は天才ハッカーとしてその名を欲しいままにしていたが、調子にのって、とある犯罪組織のデータベースに手を出してしまい、結果、命を狙われる羽目に陥る。 それを救ったのがマシューズであり、彼とはそれ以来のつき合いとなる。 操舵手のトニーとは幼なじみ。お調子者だが、ナビゲーター、エンジニアとしての腕は一級品。(ep1) クーカイ・ファウンデーション所属の民間航宙貨客船エルザ号のナビゲーター。 10代の頃、天才ハッカーとして名を馳せていたが、調子に乗ってとある犯罪組織のデータベースに手を出してしまい、その結果命を狙われる羽目に陥る。 それを救ったのがマシューズで彼とはそれ以来の付き合いである。操舵手のトニーとは幼なじみ。 ナビゲーターとしての腕は一流でマシューズやトニーからの信頼も厚いが、 軽く見られるその態度のせいか、知り合ったばかりのものからはただのお調子者に見られがちである。 軽いノリの発言がマシューズの怒りを買うことも多いが、本人たちはそれもスキンシップの一環であると思っているようである。 好奇心旺盛で何事にも積極的に関わろうとするが、反面気が小さいところがあり、おっかなびっくりですぐに関わりと絶とうとする所も多い。(ep3) パラダイム汚染 パラダイムとは、ある時代や分野において支配的規範となる「物の見方や捉え方」の事であり、 それが非連続的に変化する場合に「パラダイムシフト」などと呼ばれる。 劇中ではコンピューターなどのメインフレームやOSなどをハッキング、侵食されていくような絶望的な状況に陥る意味として使用されている。(ep3) バリアント 異なる複数のプロセッサから成る 中央電脳ピエタ の、メインプロセッサ以外のコプロセッサの総称。(ep1) パワーローダー ヴォークリンデ内で、主に物資運搬の作業を行っている人型機械。 ごく一般的に、連邦全体に配備されている作業機械である。 腕部先端に火炎放射器を装備したタイプも存在する。(ep1) 反ウ・ドゥ波動 U.R.T.V.が形成する思念波を指す。ウ・ドゥとは逆相違の波形を持っているため、ウ・ドゥが発生する波動を相殺できる。 ゾハルをエネルギー源とする機動兵器へのエネルギー供給は、このウ・ドゥ波動を用いており、ミルチア紛争でのU.R.T.V.部隊展開の意義は、 このエネルギー供給を寸断することにあった。(ep2n) ウ・ドゥが発生させる波動とは反対の波動を発生させる能力のこと。相殺波とも言えるものでU.R.T.V.に施されている。(ep3) 反教皇派 ユリウス18世の製作に反対意見を唱えた者たちを指して使われた言葉。 T.C.4600年代後半、移民船団の教皇ユリウス18世はゾハルを所蔵する惑星アブラクサスの統治に関して 星団連邦との分割によって統治を行うべきではないかという考えを提唱する。 しかし、当時移民船団・星団連邦内には依然としてゾハルをめぐるパワーゲームが続いており、 融和政策を推し進めるユリウス教皇の考え方には必ずしも多数の賛成があったわけではなかった。(ep3) PM マカロフ。 Jr.がガイナンから貰った旧ソビエトの自動拳銃。PMとは Pistolet Makarova の略。 1951年、それまでのトカレフTT1933に代わってソビエト軍に採用された。 9mm×18とおいう低速弾を使用している為、貫通力は旧型のトカレフに比べかなり劣る。装弾数は8+1発。 ガイナンの落札した銃は、旧ソビエト連邦が外国要人への贈答用として特別に生産したもの、という設定。 実はこの時すでに、Jr.は別のオークションでSPP-1を、ガイナンには内密に落札していた・・・という事実を知っている者は少ない。(ep1) ピーキー 車や飛行機といったメカニックの調整などによく使われる用語。 操作性や安定性をある程度犠牲にする代わり、特定の性能や機能を突出させるチューニングを意味する。(ep2n) PTカートリッジ Phase Transitions cartridge 相転移砲のシステム発動キーを兼ねたエネルギーカートリッジ。(ep1) 相転移砲のシステムを発動させるための鍵となるカートリッジ。 PTカートリッジには、通常真空の潜熱エネルギーを解放する一次相転移を発動させるものが使用される。(ep3) 額のマーキング アンドリューの額に浮き出たしるし。 人格矯正処置を受けた者には、必ずこのマーキングが施される。 真皮部分に分子レベルで加工を施し、その部分と矯正した脳神経とを結節するため、限度を超えた感情の発露によって露わになる。(ep1) 百式観測器 ヴォークリンデに搭載される予定であった、対グノーシス用索敵レアリエンのこと。 ヒルベルトエフェクト展開能力を持っている。(ep1) D.S.S.S.とヒルベルトエフェクトを統合した百式システムと連動する対グノーシス観測用レアリエン。 ヨアキム・ミズラヒ博士によって設計された幼体偽装のレアリエンである、プロトタイプM.O.M.O.を基に、 星団連邦政府機関接触小委員会により量産された。 また、ミズラヒ博士はプロトタイプM.O.M.O.を開発するにあたり、キルシュヴァッサーと呼ばれる データ収集用のテストベッドを数多く製造しており、その100体目としてプロトタイプのM.O.M.O.が製造された。 現状百式システムは数十tのシステム容積を必要とするものであり、理論的にヒト型サイズまでそのシステムを小型化することは不可能とされている。 実際、軍で正式採用となった百式システムは、その本体(10m司法の大型コンピューターのような機械)と パーソナルデバイスとしての量産型百式レアリエンというシステム構造になっている。 この百式システムは、KOS-MOSに装備されているものと同様の技術であることから、両者に何らかの関係があるものと思われる。 百式観測器全てに幼体偽装が施されているのはヨアキム・ミズラヒの設計思想によるものであり、 博士の死後、接触小委員会にその開発が引き継がれた際、博士の設計した各システムを有効に機能させるために そのまま幼体偽装が引き継がれることとなったと言われているが、 幼体偽装用に調整された各システムを再構築することが不可能だったため、そのままの形で量産された、というのが真実のようである。(ep3) 百式汎観測レアリエン ヨアキムが開発した対グノーシス用索敵レアリエン。 見た目は幼い少女だが、これは彼の娘である故サクラ・ミズラヒを模して設計されたためである。 このレアリエンには虚数領域への干渉が可能な「百式システム」が搭載されており、 これを用いたヒルベルトエフェクトによりグノーシスを物理固着化出来る。 現在ではモモのデータ収集用だったキルシュヴァッサーと、プロトタイプであるモモ、量産型の3種類が確認されている。(ep2n) 百式レアリエン 百式観測器と同義。 D.S.S.S.とその組となるヒルベルトエフェクトを統合したシステム「百式システム」は、実現されて間もない最新技術であり、 数十トンのシステム容積を必要とするものである。 よって理論的に人型サイズまでそのシステムを小型化する事は不可能とされており、実際軍で正式採用となった百式システムは、 その本体(15メートル四方の大型コンピューターの様な機械)とパーソナルデバイスとしての量産型百式レアリエンというシステム構成になっている。 この百式システムは、KOS-MOSに装備されているものと同様の技術であることから、両者には何らかの関係があるものと思われる。(ep1) 対グノーシス用に開発された百式観測器レアリエン。百式観測器の項目を参照。(ep3) ビンディング KOS-MOSを物理的に固定する為の拘束具の事。調整糟内部に取り付けられている。(ep1) ヒルベルトエフェクト 虚数領域へと干渉するための限定領域発生装置。正確には限定 知覚 領域発生装置。 実数、虚数…、重なり合って存在するそれぞれの波動を 共通言語 に 翻訳 し、 プランクスケールまで縮小している虚数領域への干渉可能範囲を意図的に拡大する。 これにより、物理法則の異なったグノーシスに対しての実在事象からのアプローチが可能となる。(ep1) 虚数領域に存在するグノーシスに対し、実在事象面からの干渉手段として開発された限定知覚領域発生システム。 虚数領域の波動を「共通言語」に翻訳することで、プランクスケールまで縮小している虚数領域への干渉可能範囲を意図的に拡大させ、 実数世界の人間による干渉を可能にした。 これにより、物理法則を無視していたグノーシスに対して、通常兵器での攻撃が可能となった。 通常、KOS-MOSの場合、その展開範囲は30万km程度だが、最大出力時にはその範囲を数百万天文単位にまで拡大させることが可能である。 M.O.M.O.及び百式観測器は、専用の大型アンプリファイアーを使用することで百kmまで範囲拡大が可能であるが、 単体でのシステム使用時の有効展開範囲は数百mが限界とされている。(ep3) …ということはつまり、プランクスケールまで縮小したロスト・エルサレムに干渉可能となる、ということになるような…。 ファクトリーロード 工場から出荷された製品の事を意味する。 レアリエンの場合は、通常出荷後の調整は相応の設備が整った場所か、 その資格を持った者にしか出来ないよう何重ものプロテクトがかけられている。 この処置は、レアリエンを犯罪等に悪用できないようにする為の安全処置。(ep1) VXシリーズ ヴェクター製のA.G.W.S.。民生用の機体であるが、スペック的には軍用のAGシリーズを上回る。エルザにも数機が配備されている。(ep3) フィッティングルーム A.G.W.S.調整用の設備が整った整備室の事。 エルザでは、A.G.W.S.格納庫脇の部屋がその役目を持っている。 KOS-MOSはコ・ジェネレーターから、調整糟の置かれているこの部屋へバイパスを引いた。(ep1) フィフス・エルサレム 星団連邦の主星。 立法、司法、行政の中枢機関がおかれている惑星。 接触小委員会の本部もここにある。 フィフス-とはこの惑星が、数えて五番目の連邦主星であることから。(ep1) 星団連邦政府の主星。ここにはプロジェクトゾハルの要である接触小委員会の本部を始めとして、立法、司法、行政の中枢機関が置かれている。 「エルサレム」はヘブライ語で「平和の都」という意味があり、星団連邦政府の主星には必ずこの言葉が冠されている。(ep2n) 連邦の中心星であり、立法・司法・行政の中枢機関がある。接触小委員会本部などが存在している。 エルサレムはヘブライ語で「平和の都」という意味。(ep3) フェブロニア エンセフェロンの教会内に居た女性型レアリエン。 シオンの幼い頃に起きた出来事に関係しているらしい。 ネピリムとも何らかの接点があるようである。 KOS-MOSに撃たれた直後のバージルの回想に出てきた点からも、バージルとも何らかの関係があると思われる。(ep1) 過去にシオンと深い関係にあったと思われるレアリエン。ネピリムと同様に、意識の世界という別次元に存在するため、 現実世界にはほんの僅かしか干渉できない。 妹であるカタリナとセシリアを解放するため、また、すべての意識が存在し続けるためにと、シオンにゾハルの制御システムを破壊するように願い出た。 ちなみにバージルが死亡する直前にフェブロニアを回想することから、彼にもフェブロニアとの接点があったことがわかる。(ep2n) U-TIC機関が画策するゾハル統御計画の被験体として、ゾハルとの接続実験のために ヨアキム・ミズラヒによって設計されたトランスジェニックタイプのレアリエン。 その他、彼女を母体として、セシリア、カタリナ、アルマデルの山体が製作されている。 ミルチアでのゾハル接続実験に利用された。ミルチア紛争時に幼少時代のシオンと出会っており、 入院しているシオンの母の代わりにシオンの面倒を見ていた。 また、戦闘で負傷したルイス・バージルと出会い、彼の命を救うため自分の体組織を移植した。 このことがきっかけとなり、僅かな時間ではあったが人間であるバージルと逢瀬を重ね、愛を育んだ。 だが、ネピリムの歌声が発動した際、暴走した戦闘用レアリエンからバージルとシオンを守るため彼らの盾となり、バージルたちの目の前で惨殺された。(ep3) フォービドゥンデバイス ヴェクターから流出したU.M.N.アーキテクチャーを元に民間の企業間で開発された違法のエンセフェロンダイブデバイス。 生体の転送実験が禁止された以降も民間各企業は秘密裏にこのエンセフェロンを利用し、転送実験を行っていた。 しかしながら通常のエンセフェロン同様に、実験後の生体への影響は惨憺たる状況であった。 現在は星団中に数箇所放置されたデバイスが残ったのみである。(ep3) 輻輳 電話などで、回線が混雑してつながらなくなる事。(ep1) フライパン ファウンデーションコロニーの雑貨屋で売られている、うーくんのイラストが入ったフライパン。 モモがシオンから料理を習うために、ケイオスに頼んで購入してきてもらったものでモモのお気に入り。 形状、重量ともにモモの手にジャストフィットする至高の逸品。(ep3) プライマーウォーキング ゾハル残存波動を検出する技術。 語源は塩基配列解析方法の一名称。(ep1) ゾハルから発せられるエネルギーの残滓を検出・取得し、存在位置を解析すること。 一般的にはDNAからエられた配列情報を利用しながら、その下流の配列を解析、そして全長塩基配列を決定することを言う。(ep3) ブラックエルデカイザー ブラックハカセが作り出したエルデカイザー烈によく似た漆黒のエルデカイザー。 「似ている」と言えば聞こえはいいが、事実上はデッドコピーであり、完全なる烈の同系機である。 ハカセはこの点について公式の抗議のコメントを出しているがブラックハカセは現在もこれを認めてはいない。 しかし、そんな成り立ちとは別にその性能面は確かなもので、ブラックハカセの信念基づき、 安定性を犠牲にしてもピークパワーを求めるというピーキーなチューンが随所に施されており、純粋な攻撃力は烈をもうわ回す数値をはじき出す。 ダークヒーローのオーラを纏ったその躯体が繰り出す必殺技「真・無双焔神剣」の威力はブラックホールをも吹き飛ばす。 ちなみに、ブラックハカセの新年は”POWERED BY BLACK”で、直訳すると「力のブラック」となる。 戦闘ロボは、とにかく最大出力が全てというわりかしアナクロな設計思想。 ちなみにハカセの信念は「全てを最高に!」という考えに基づき、結構意外にもバランス重視型。(ep3) ブラックボックス 直訳すると、 黒い箱 。 第三者には、それがどのような機能や構造を持っているのか解らない物の事を総じてこのように呼称する。 ここでは、KOS-MOSの中枢素子構造とその基幹プログラムの事を指してそう言っている。 我々にとってはパソコンなどもブラックボックスといえるかもしれない。(ep1) ブラックハカセ ボロメオ大学時代からのハカセのライバル。在学時代からハカセとはトップの座を奪い合うほどの明晰な頭脳の持ち主。 しかし、卒業以来忽然と姿をくらます。 学生時代からの二人の夢であった無敵の巨大ロボをハカセが完成させたという話を聞きつけ、 自らもブラックエルデカイザーを生み出し、ハカセに挑戦状を叩きつける。 しかしながらその勝負の軍配もやはりハカセに上がってしまう。 勝負後、ブラックハカセは再びハカセの前から姿をくらまして、どこかで再びハカセに戦いを挑むチャンスを狙っているというが…。(ep3) ブラックハカセの秘密研究所 第二ミルチア・ペディア島にある秘密研究施設。 ハカセにブラックエルデカイザーを倒されてしまったブラックハカセが更なる最強の巨大ロボットを作り出すために準備したラボ。 ブラックハカセはここで愛猿ココナッツザルと共に日夜研究に明け暮れている。(ep3) プラン31 U-TIC機関第474特務艦隊に対して下された命令。 ゾハル確保に関する、何らかの対処を意味する命令らしい。 詳細はJr.登場時に明かしたい。(ep1) ヴォークリンデに積まれたゾハルエミュレーターの確保に失敗したU-TIC機関が474特務艦隊に対して下した命令。 U-TIC機関はヴォークリンデがグノーシスの襲撃を受けて撃沈した座標に、 同じくゾハルエミュレーターを確保するためにデュランダルが現れるであろうと読んでいた。 デュランダルは待機していた474特務艦隊に攻撃を受けてそれに応戦するが、 その交戦記録映像はデュランダルが連邦艦隊であるヴォークリンデに攻撃し撃沈させた映像に合成処理されて全宙域に流された。 罠にかかってしまったクーカイ・ファウンデーション、及びミルチア自治政府は連邦艦隊によって包囲され、 関係者に至っては拘束される事態に陥った。(ep3) プラン401 マーグリスが下した命令。 こちらはU-TIC機関の保持する艦隊ではなく、政府を通じて連邦軍部そのものを操作する事を意味していたらしい。 ミルチアを支配下の艦隊に包囲させ、その既得権を剥奪する事を目的としている。(ep1) U-TIC機関が第二ミルチア自治政府の既得権を剥奪するためにプラン31と連動させて画策した作戦。 U-TIC機関の保有する艦隊ではなく、政府を通じて連邦軍部そのものを操作することを意味している。 デュランダルがヴォークリンデを攻撃している合成映像を全宙域に流すことにより、 クーカイ・ファウンデーション及び第二ミルチア政府を星団連邦に対する反逆罪として陥れ、ゲダルヤ方面軍第四二二艦隊の展開を行った。 その後、連邦議会にて第二ミルチア自治政府の既得権剥奪を発議、連邦に潜伏するU-TIC機関の残党を通じて、 再びY資料のカギを握るモモを手中に収めようとした。作戦を指示したマーグリスにとってモモを手放すことも想定内であったことが伺える。(ep3) 古教会 ミルチア首都ダスグプタ近郊にある古教会。打ち捨てられてかなりの年月が経っているが、元はオルムス系の境界であったと思われる。(ep3) ブレインジャック U.M.N.や仮想空間に精通しているものは、仮想空間にダイブしている者のアクセスログをたどることにより、 ダイブ者の脳に働きかけることが出来る。 ブレインジャックはたいてい悪意のある人間が行うもので、ジャックされた者は精神や神経回路を破壊され死に至る。 辛うじて死を免れたとしても、脳や精神、神経に重度の障害が残り、元通りの生活に戻ることは不可能である。 仮想空間内での犯罪捜査において、ブレインジャックが必要とされた場合、連邦警察上層部に許可を得ることにより行うことが出来る。 しかしそのことは星団連邦の最高機密であり、一般人はもちろんのこと、連邦警察内でも一部の者を除いて知る者は居ない。(ep3) プレロマ モモがU-TIC機関に換金されていた要塞で、ユング心理学の用語が語源。 ユングは「無」を「充満」と等しく扱い、なおかつすべての特性を持っているとした。 この無と充満こそが「プロレマ」である。 そもそもプロレマは人類が地球圏脱出時に用いた移民船に付けられた名前であり、 これをオルムス教皇が記念碑的なものとして、U-TIC機関が所有する要塞に名づけたものである。(ep2n) U-TIC機関が潜伏している小惑星で、複数の小惑星を連結して建造されている。 外見は荘厳で神聖なムードが漂っている。かつてはオルムスによって使用されていた礼拝施設であり、 数世紀の間放置されていたものをミルチア紛争後にU-TIC機関の施設として再利用した。 プレロマという名は、教皇によって付けられたもので、オルムスが地球圏脱出時に使用した移民船の名から取ったものである。 マーグリスによって、M.O.M.O.が捕らえられ軟禁されていた場所である。(ep3) フロースヒルデ ラインの乙女を搭載したヴェクター製新造艦。ヴォークリンデ級巡洋艦四番艦。(ep3) プローディギウム 全長8000mを超えるオルムスの機動戦艦。異端審問官艦隊の旗艦として運用されている。 プローディギウムとは奇跡を意味する言葉である。(ep3) プロキュレーター ユーザーの要望に従い、U.M.N.から特定のサービスを引き出すエージェント指向のAIを指す。 広大な情報ネットワークであるU.M.N.を利用するためには、プロキュレーターによるナビゲーションは欠かせないものであり、 U.M.N.に関わる日常的な作業のほとんどは、このプロキュレーターが代行してくれる。 例えば、メールの送受信の際には メールポーター と呼ばれるAIの一種がその配送を行っているのだが、 プロキュレーターがユーザーとメールポーターの橋渡しを行う事によって、 ユーザーはプロキュレーターに指示するだけで(メールポーターを意識する事無く)、メールの送受信を行う事が出来る。 環境シュミレーターの利用やデータベースの参照も、プロキュレーターを介して行うことが出来る(要各種プラグイン)。 プロキュレーターへの指示は、基本的には音声で行うが、複雑なオペレーションの際にはキーボードによる指示が必要となる。 コネクションギア等のモバイルツールにも小型のプロキュレーターが常駐しており、ヴェクター製のコネクションギア リオス シリーズにも「ANGE」というプロキュレーターが常駐している。 ちなみにシオンは自作のプロキュレーターである うーくん に入れ替えて使用している。(ep1) 膨大な情報ネットワークであるU.M.N.から、ユーザーの要望するデータを引き出す役目をするA.I.のこと。 U.M.N.内において、情報は様なA.I.に管理されている。 その情報を管理しているA.I.にユーザーの代わりとしてプロキュレーターがアクセスするのである。 そうすることにより、ユーザーは効率よく自分の求める情報を得ることが出来る。 プロキュレーターへの指示は主に音声で行われるが、細かな設定が必要な場合はキーボードによる指示が必要となる。 コネクションギアなどのモバイルにも小型プロキュレーターが駐在している。シオンは自作のプロキュレーターであるうーくんを使用。(ep3) このシオン自作のプロキュレーターは実はもの凄いA.I.で、シオンの才能の一端を垣間見れる数少ないアイテムなのだが、 そのシオンの才能がストーリーに活かされることはなかった。合掌。 プログラム・カナン ヴェクター社が基本概念を考案した、アニマの器への適合者、 テスタメントとなるために必要とされる特別な因子を持った人間を捜索するためのシステム群の総称。 レアリエン開発の黎明期にきわめて少数の個体にのみ脳幹の基礎システム部に組み込まれる形で搭載されていた。 このプログラムが搭載されたレアリエンは、その意志とは無関係に適合車を見極め、覚醒を手助けする役割を担う。 少数とはいえ、星団全域への配備を目的としていたことを考えると、 あくまでもその数は生産されたレアリエンの総数に対しての相対的な目安としてのものだろう。 開発はヴェクター社内で極秘裏に行われ、その存在を知るものは上層部の限られて人間のみであった。 プログラム・カナン搭載型のレアリエンはその本来の役目を終えるとヴェクターによって回収される。 T.C.4700年代中期にはその99%以上が既に役目を終えている。 しかしながら”他の役割”をもった”カナン”が未だ星団のどこかに配備されているという。 また、カナンが収集したデータだが、ある個体のカナンが得たデータは即座にヴェクターのデータベースへアップロードされ、 別のカナンへと自動的に分配される。ただし、一部のデータに関しては防壁が敷かれデータの分配が制御されている。(ep3) プロジェクト・ゾハル 連邦政府、接触小委員会、第二ミルチア、そしてヴェクター等が関与している計画。 それがどのようなものであるのかは次作以降に開示しておきたい。(ep1) 星団連邦政府とその関連機関によって推進されている対グノーシス一大計画。 元々はオリジナルゾハルをエネルギー機関として利用するための研究であったが、 加速度的な広がりを見せるグノーシス現象に対応するために計画の内容が一部変更された。 現在は接触小委員会がその中心となり推進していたが、ディミトリ・ユーリエフの復帰後は軍主導で行われている。 その名の通り、オリジナルゾハルが計画の中心となっており、そのサルベージが急務とされている。 百式システムやKOS-MOS計画、U-TIC期間により研究されていたウ・ドゥシステムなどもプロジェクトゾハルの成果の一部である。 ミルチア宙域での局所事象変異後にディミトリ・ユーリエフの生存が確認されてからは、彼が計画の指揮をとることとなり、 ザルヴァートル派の議員達の働きかけにより、計画の主導が接触小委員会から軍へと移管され、 メルカバ、オメガ・レース・ノワエ、T兵器等の開発など、その内容が大きく偏向されることとなった。(ep3) プロトオメガ ラビュリントス最深部にあった、オメガシステムの中核をなす巨大な物体。プロトオメガはオリジナルゾハルを取り込み、これを動力源としている。 U-TIC機関によって建造されたプロとオメガにはU.M.N.相転移砲が搭載されており、 教皇はこれを利用して星団全てをオルムすの統治下に置こうと目論んだ。(ep2n) ミルチア紛争後、U-TIC機関で建造運用された神の遺物の1つ。 元々はアブラクサスで建造されていたものだが、ミクタム崩壊の折にミルチアへと持ち込まれた。 その後、ゾハルとの連動運用実験が繰り返され、第一次、第二次ミルチア効果作戦時に連邦軍迎撃に出撃した。 第三次効果作戦時も出撃する手はずになっていが、グノーシス出現の混乱により、格納庫に放置されたままとなってしまう。 その後、ミルチアへと降り立ったセルギウス17世によって再び運用され、Y資料に基づいた最終的な改修を受ける。(ep3) プロプリエタリ ある企業によって独占された技術や情報のことで、劇中ではT-elosの開発に関する情報は連邦軍の管理下にあり、 全てがロート・マンテルによって独占されていたため、ヴェクター開発部といえど、その内部にアクセスすることが出来なかった。(ep3) 分割統治案 星団連邦と移民船団国家の両勢力によって惑星アブラクサスを分割統治しようとする考え。 T.C.4500年代にミクタム星系に出現した移民船団の本団は、自らの聖地として惑星アブラクサスの領有権を主張した。 その後、ミクタム星系において両者の間に絶え間ない紛争が続くことになり、T.C.4600年代になると実際の領有権は移民船団のものとなっていた。 しかしながら、移民船団国家の教皇に穏健派のユリウス18世が就任すると、移民船団サイドからアブラクサスの分割統治が唱えられるようになる。 戦力差で言えば星団連邦側が有利であるはずなのに、一向に移民船団の制圧が捗らないことに危惧を覚えた連邦首脳陣も この案に同意する意向を示し、T.C.4667の巡礼会議を持って惑星アブラクサスを完全に分割統治する動きが現れていた。(ep3) ペシェ Pecher 仏語で 桃 の意。(ep1) Pecher 仏語で 宗教上の罪 の意。(ep1) 劇中で使われるフランス語のペシェには、「モモ」と「宗教上の罪」という2つの意味がある。 アルベドの「あぁ、そう震えないでくれ、可愛い桃(ペシェ)、俺を罪人(ペシェ)のような気分にさせないでくれよな」 というセリフはそれらの意味も踏まえて語られている。 アルベドがM.O.M.O.はキルシュヴァッサーという屍の上に経っている存在だと告げていることから、 彼がM.O.M.O.をペシェという愛称で呼ぶのには、桃という意味だけでなく罪人という意味も込められているのかもしれない。(ep3) ベティ クーカイ・ファウンデーションが保有しているグノーシス変容体標本。 遺品に B のモノグラムがあったことから、仮にベティと呼ばれている。(ep1) グノーシスと接触した人間は大抵の場合、白化して砕けてしまうが、稀にグノーシス化してしまう場合があり、 べティはそのグノーシス化した人間の遺体である。グノーシス化する以前は女の子だった。 こんな姿になっても、モノや数として見たくない、というJr.達のおもいやりにより、遺品にBのモノグラムがあったことからこう呼ばれている。 人間だった頃の名前は不明。(ep3) ペディア島 第二ミルチア・ウェルテクス諸島に存在する外周2km程の小さな島。 観光名所としても有名たウェルテクス諸島であるが、人々のほとんどは第二ミルチア政府が観光地化を推奨しているファタ・モルガナ島に集中してしまっているために、この島に観光客が訪れることはあまり無く、まさに隠れた観光名所となっている。(ep3) ヘルマー T.C.4711年生まれ。56歳。 現ミルチア 自治州政府代表討議員。 元軍人でJr.、ガイナンの善き理解者。 クーカイ・ファウンデーションの設立にも一役買っている。 U-TIC機関の台頭と、ウ・ドゥの目醒めを警戒している。(ep1) 第二ミルチア自治政府代表討議員。 ガイナン・クーカイやJr.の良き理解者で、クーカイ・ファウンデーション設立の立役者。 用心深く、常に先手を打ち、根回しを欠かさない知謀家である。 普段は物腰が柔らかく穏やかな風貌であるが、元軍人らしくその瞳の奥に時折鋭い輝きを見せる。 実際、クーカイ・ファウンデーションに嫌疑がかかった際も、ガイナンたちを救う手はずを迅速に整えた。 ゾハルとウ・ドゥシステムの危険性に早いうちから気付いており、それらを未然に防ぐ為、クーカイ・ファウンデーションと共に様々な活動を行っている。 軍籍に身をおいていた当時はジンの上司であり、U-TIC機関の台頭とウ・ドゥの目覚めを警戒し、ジンを使って情報収集を行っていた。 グノーシス・テロ事件以降は、ファウンデーションと接触小委員会の協力の下、独自にヴェクターとディミトリ・ユーリエフの監視を行っている。(ep3) ヘルマン 審問官長マーグリスの摩下にあたる、オルムス異端審問官。棍の使い手。 かつては星団連邦軍海兵隊所属の上等兵としてマシューズ軍曹の分隊に配属されていた。 除隊後はU-TIC機関のダミー企業であるヘイズポーターサービスの社長役を勤めることになる。 移民船搭乗時よりヘルマンの家系はリヒャルトの家の個人的家臣であった。その為ヘルマン自身もリヒャルトの出生時より忠誠を誓っている。(ep3) ペレグリー T.C.4732年生まれ。35歳。 U-TIC機関女性司令官。 小惑星プロレマでマーグリスの副官を務める。(ep1) オルムスの異端審問官の一人。マーグリスの片腕としてU-TIC機関及び、オルムスの実働部隊の指揮をとっている。 その言動から穏健派の印象を受けるが、組織の目的達成のためには非情に徹する。 マーグリスと同じく、ミクタム出身のゾハルの民として生まれ、母なる聖地ロスト・エルサレムへの帰還を果たすため、 最期まで異端審問官としてその使命を全うした。 過去にジン・ウヅキと何らかの関係を持っていたようで、お互いにその時のことを未だに引きずっているようでもある。(ep3) ペンダント シオンが身につけているクリスタル状のペンダント。 ケビンより送られたものであり、幼いころに死んだケビンの母の形見。単なるクリスタルの結晶ではなく、内部にピンク色の物体が埋め込まれてる。 これはケビンが幼いシオンと育てた花の花びらであり、シオンとの大切な思い出として母親の形見に封じ込めたものだった。 このことからケビンのシオンに対する思いの強さが伺える。(ep3) このペンダントを何故ケビンの母が持っていたのか、そんなものを持っているケビンの母は何者なのか等、この辺りには謎が多い。 ペンフィールドマッピング 大脳新皮質が関係する各体領域を示す脳内地図のこと。 ここでは、シオンの各体領域とKOS-MOSの領域とをリンケージするデジタル処理過程の事を指している。(ep1) ホアキン・ロサス シャロン・ロサスの息子で、幼いころに景観であった父を失ったために自立心が強く、常に母親を気遣う優しさも持ち備えている。 シャロンの仕事の関係でジャントである。ジャンに亡き父親の姿を見出し、シャロンとジャンの結婚後もジャンのことを実の父親のように慕う。 T.C.4667、ヴォイジャーにより殺害される。(ep3) ポイントマン 仮想空間内で何らかの事件・事故が起きた場合、その捜査に先駆けて空間内の状況を把握、もしくは敵の情勢を調査する集団。 いち早く敵を発見し、後に来る味方本体に敵の正確な位置を白瀬、事件を効率よく解決するために働く。(ep3) 法事 死者の追善供養のため四十九日まで七日ごとに行う仏事や、年忌(命日のこと)に営む仏事のこと。 シオンの兄-ジンは、何かの本でこの仏事を知り、実践しようとしていたらしいが、彼が仏教徒であるかどうかは定かではない。(多分違うと思う)(ep1) ポーター U.M.N.には、この世のありとあらゆる事象を蓄え続ける記録媒体としての性質がある。 そして、それらを管理・保護していくために、ポーターというエージェント指向のAIが存在する。 個人情報の場合は、政府機関であるU.M.N.管理局所有のポーターが管理してくれる。 企業の場合は、自社の所有するポーターを使うのが常である。 なお、「ポーター」という言葉は広義には ネット上で自律的に振る舞うAI 全てを指す。 例えばメールも、メールポーターと呼ばれるAIの一種が配送を担っている。 ポーターの仕事は、ネット上に展開されているビジネスモデルの数だけ存在する、といえる。(ep1) 星野さん クーカイ・ファウンデーションのフィッシング・ラボラトリーに住み着いてしまった犬。犬なのに魚が好物。(ep3) ホログラフィック・ネットワーク レアリエンやアンドロイドの内部に記録された情報を、現実世界で映像として見ることが出来るようにするための神経ネットワークの事。 M.O.M.O.に隠されたY資料の解析はこのネットワークを通して行われていた。 脳の記憶のメカニズムがホログラフィーの原理と同じであることからこのように名付けられた。(ep3) ホロメイル端末 立体映像であるホログラフをネットワークを介して送受信するための装置。 端末機の役割は、送信者側では被写体の情報・音声を取り込み、そのデータをコンピューター本体に送ること。 そしてコンピューター本体が、端末から受け取ったデータを元に、それを映像化・音声化し、受信者側のコンピューターに送信する。端 末の機能としては送受信及びコンピューター本体がデータを受信した、ということを知らせることだけで、受信及びデータの閲覧に関してはコンピューター本体で行う。(ep3) ボロメオ大学 星団連邦の最高学府の一つ。 科学、工学系の大学で、ヴェクターにはここの出身者が多い。 アレンもその内の一人。(ep1) 星団連邦政府で最高学府とされる科学・工学系の大学。ヴェクター・インダストリーで働く研究者にはボロメオ大を卒業したものが多いようだ。 アレンもこの大学の出身。(ep2n) 星団連邦最高学府の1つで歴史は古く、人類が宇宙に出て初めて設立された大学である。 しかし学問レベルや設備はどの大学よりも最新で志望者が多く入学は狭き門となっている。 文理どちらの学部もあるが、七割が理工学部で占められ、更に細かく学科で分けられている。 主な学科は物質応用工学、惑星科学、機械システム工学など。見た目はゴシック調の外観の大学で、科学・工学が中心の大学とは思えない。 ヴェクター社員はこの大学の出身者が多く、アレンやケビンも卒業生。 クーカイ・ファウンデーションにあるロボットアカデミーのハカセや友人のキョウジュ、ブラックハカセもこの大学の出身。(ep3) 本 この時代では骨頂品となった、紙で製本された書物を指す。(ep1)
https://w.atwiki.jp/uka9/pages/7.html
アーカイブ @wikiのwikiモードでは #archive_log() と入力することで、特定のウェブページを保存しておくことができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/25_171_ja.html たとえば、#archive_log()と入力すると以下のように表示されます。 保存したいURLとサイト名を入力して"アーカイブログ"をクリックしてみよう サイト名 URL
https://w.atwiki.jp/futabaren/pages/15.html
【日本(日本国)】 【日本(日本国)】 〈天皇〉 〈首相〉 〈軍司令〉 〈構成員〉 〈所属主力部隊(陸海空・宇宙)〉 〈一般兵〉 〈決戦兵器〉 〈主な拠点〉 〈組織の概要・沿革〉 〈天皇〉 八雲 紫 〈首相〉 ガイナン・クーカイ 〈軍司令〉 ユウナ・R・セイラン 〈構成員〉 四季映姫・ヤマザナドゥ 小野塚 小町 幽々子 輝夜 レミリア 博麗霊夢 シャマル【作戦参謀】 ゼンガー・ゾンボルト ドクター・ウェスト 衝撃のアルベルト エルザ 香月博士【横浜基地司令】 鑑 澄夏 ティトゥス 鎧衣左近 石津萌 草薙素子 トダカ大佐(死亡) 武官(死亡) 〈所属主力部隊(陸海空・宇宙)〉 日本海軍(旗艦:建御雷=撃沈、信濃) 日本宇宙艦隊(旗艦:天照、鹿島) 東アジア同盟海軍(旗艦:播磨) 東アジア同盟海軍第六艦隊 日本横浜基地艦隊(旗艦:大隈=撃沈) 旭日艦隊(旗艦:日本武尊、虎狼) 紺碧艦隊(旗艦:建御雷弐) 日本軍火星軌道艦隊(旗艦:曙光、ヴォークリンデ) 石津中隊 スカーレット隊 Gフォース部隊(スーパーXII、ランドモゲラー、スターファルコン、ボイジャー ) 日本ARK隊(MIA) セラフ隊(MIA) ナイン隊(MIA) ウルフパック隊(死亡) ガルム隊 MSムラサメ隊 日本軍暗部 〈一般兵〉 オーブ系MS 地球連邦系MS 戦術機 軍用航空機 軍用レシプロ機 軍用ヘリ 戦闘艦船 メーサー戦車 戦闘車両 歩兵 〈決戦兵器〉 曙光 スーパーメカゴジラ 使徒シリーズ(使用凍結) スーパーロボット群(使用凍結) ドクター・ウェスト気象兵器(使用凍結) ヴォルケンクラッツァー(計画白紙) 〈主な拠点〉 マヨヒガ 横浜基地 横須賀基地 嘉手納基地 新潟基地 筑波Gフォース本部 利尻島レーザー照射基地 キスカ島司令部地下ドック(放棄) ドクターウェスト-火星基地(放棄) 地下要塞ヨモツヒラサカ 〈組織の概要・沿革〉 詳細不明
https://w.atwiki.jp/taconijiarchives/pages/6.html
アーカイブ @wikiのwikiモードでは #archive_log() と入力することで、特定のウェブページを保存しておくことができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //www1.atwiki.jp/guide/pages/921.html#id_2d967d6e たとえば、#archive_log()と入力すると以下のように表示されます。 保存したいURLとサイト名を入力して"アーカイブログ"をクリックしてみよう サイト名 URL
https://w.atwiki.jp/wgarchive/pages/7.html
アーカイブ @wikiのwikiモードでは #archive_log() と入力することで、特定のウェブページを保存しておくことができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/25_171_ja.html たとえば、#archive_log()と入力すると以下のように表示されます。 保存したいURLとサイト名を入力して"アーカイブログ"をクリックしてみよう サイト名 URL
https://w.atwiki.jp/xenosagadb/pages/5.html
か行 カーネギー構築法 T.C.4400年代初頭、ヴェクター・インダストリーの管理・運営部門の統括責任者であった 数学者カーネギー考案による、U.M.N.内部に仮想空間を構築する手段を体系化した基礎理論。 この構築法の考案以降、仮想空間は特別な例外がない限り必ずと言っていいほどこの理論に基づいて構築されている。 この考案がなければ仮想空間の研究は100年以上遅れたと言われ、彼の業績をたたえてこの名称が付けられた。 しかし、彼がどのような経緯でこの理論に辿り着いたのかは一切明かされておらず、 ヴェクター上層部が助言を与えて理論を完成させたという説もあるが、真相は謎に包まれている。(ep3) 外套者【青】 テスタメントの一員。普段は青いマントと仮面に身を包んでいるが、シオン達の前から離れた時、仮面を外して正体を明かしている。 その正体は死亡したはずのバージル中尉であった。(ep2n) ヴィルヘルムに従う青い外套をまとった人物。ルイス・バージルの項目を参照。(ep3) 外套者【赤】 ヴィルヘルムの側近らしき男。その正体は不明だが、バージルに対して命令を下していた点からかなり地位の高い人物のように見受けられる。 ヴェクターと関係ある人物かどうかは謎。(ep1) テスタメントの一員。赤いマントと仮面に身を包み、ヴィルヘルムの側近として常に傍らにいる。 彼はテスタメントを統べるリーダー的な立場らしいが、正体は不明。(ep2n) ヴィルヘルム従う赤い外套をまとった人物。ヴィルヘルムから直接指示を受け、シオンとKOS-MOSを常に監視している。 ケビン・ウィニコットの項目を参照。(ep3) 外套者【黒】 テスタメントの一員。普段は黒いマントと仮面をつけているが、ジギーと合った時は仮面を外していた。 ジギーは彼をヴォイジャーと呼んだが、それが本名なのかは不明。(ep2n) ヴィルヘルムに従う黒い外套をまとった人物。ジギーが彼のことをヴォイジャーとよんでいることから、 過去にジギーと何かしらの関係があったと思われる。ヴォイジャーの項目を参照。(ep3) 外套者【白】 ヴィルヘルムによって新たに加えられたテスタメントの一員。 他の外套の男達と同様、謎の機動兵器とともに登場した。白いマントに身を包み、仮面を付けてその素顔を隠している。 とは言え、青い外套の男(バージル)が彼に対して面識があるような態度をとっていたという点や、 その白い外套の色そのものからこの男の正体が推察されないだろうか。(ep2n) ヴィルヘルムに従う白い外套をまとった人物。ミルチア宙域での局所事象変異事件の後にテスタメントとなった人物。 アルベド・ピアソラの項目を参照。(ep3) ガイナン・クーカイ T.C.4741年生まれ。26歳。 星団連邦 ミルチア 自治州に属する特殊財団「クーカイ・ファウンデーション」の代表理事。 黒髪に深緑色の瞳、Jr.に似た風貌を持つ。 穏やかな性格で、内部からの人望も篤い。 記録上は実業家ソゼ・クーカイ氏の嫡男となっている。 U.R.T.V.固体ナンバー669。 ウ・ドゥの反存在波長を持つ生体兵器として誕生した。 669体のU.R.T.V.達は同一の培養胚から誕生した後、誘発突然変異(Induced Mutation)によって固体別の特殊能力を発現させられた。 同一の胚から生まれながら、頭髪や目の色が違うのはこのため。 Jr.には成長(時間)制御能力が、アルベドには身体の再生能力が発現している。 ガイナンにはJr.との思考伝播の他に、肉声を媒介としたヒュプノーシス暗示能力(人の意思への干渉)が備わっている。 「クーカイ」は第二ミルチア府が特殊活動資金をプールする為に捏造した架空の実業家名。 ミルチア紛争後、ヘルマーに保護されたガイナンらはファウンデーション設立の受け皿としてクーカイ姓を継承した。(ep1) Jr.がクーカイ・ファウンデーションの活動における実効制圧面を担っているとするなら、彼は政治面を担っていると言えよう。 両者の力が合わさることでクーカイ・ファウンデーションの意地が可能であり、いずれか一方も欠くことは出来ない。 ミルチア紛争後、ヘルマーに保護されたガイナンらはファウンデーション設立の受け皿としてゾゼ・クーカイの姓を継承した。 ちなみに「ゾゼ・クーカイ」は第二ミルチア政府が特殊活動資金をプールするために捏造した架空の実業家名。 ヘルマーのおっさんもなかなか悪よのぉ。 ガイナンは他のU.R.T.V.と違い、ウ・ドゥの波動に反応するようには調整されていない。 彼の本来の使命は強力な力を持つ変異体が暴走した時のストッパーであり、それはJr.の抹殺を意味していた。 またディミトリ・ユーリエフはその特殊な力を持ったガイナンにさらに自らの精神を移し替えることで延命を図っている。 ガイナンはディミトリ・ユーリエフに二体を乗っ取られ自らの意志とは関係なくディミトリの野望のために働くこととなった。 やがてそれはデュランダルの武力制圧、そしてアベルの方舟の覚醒を引き起こしてしまう。 ディミトリの意識の奥底で眠りについていたガイナンであったが、ディミトリと共に消滅しようとするアルベドの真の望みを叶えるため、 自らの意識をアルベドの身体に移し、彼の意識をJr.の体に転移させる。そしてディミトリと共に消滅していった。(ep3) カウンセラー レアリエンの身体、精神の調整及びケアを行う専門医のこと。 通常の意思より選考基準が厳しいため、必然的に狭き門となっているが、反面需要は増加の一途を辿っており、 その解消手段として暫定処置用の調整ベッドが普及している。 大抵のカウンセラーは、レアリエンの製造企業に属している。(ep1) カウンターテロ 直訳すると 対テロリスト という意。 百年前、ジギーの所属していた連邦警察第1875特殊作戦司令分遣隊は、このカウンターテロを主な任務としていた。(ep1) 隔離格納庫 デュランダル内にある、ゾハルを格納する隔離エリアのこと。 ゾハル エミュレーターが発する、ある種の波動がグノーシスを引き寄せるため、 確保されたゾハル エミュレーターは特別な封印容器によって格納されている。(ep1) デュランダルのD区画にある、ゾハルエミュレーターを格納する隔離エリア。 ゾハルを狙うU-TIC機関やグノーシス対策のために設置された場所で、別名ゾハル・ルームとも呼ばれている。 13基のブロックに隔てられた広域な空間にアトラクト・インヒビターによって十二器のゾハルエミュレーターが厳重に保管されている。 各々にはイエス・キリストの弟子である十二使徒の名と、13番目のブロックにはマリーエンキントの名が冠されている。 マリアの子どもという意味を持つマリーエンキントにはオリジナルゾハルが格納される予定である。(ep3) カスパーゼ 星団連邦政府海兵隊大尉。 巡洋艦ヴォークリンデ内のレアリエン調整室で同艦に搭載されていた戦闘用レアリエンたちの戦術アルゴリズムの入力や訓練などを行っていた。 ちなみにバージル中尉とは士官学校時代の同期。(ep2n) カタリナ レアリエンの名前。フェブロニアの妹でシオンには キャス と呼ばれている。 彼女はセシリアと共にラビュリントスの中枢部にあるゾハル制御システムと融合していて、個人としての機能や意識を失っていた。 ネピリムとフェブロニアはシオンに二人の解放、つまりゾハル制御システムを破壊して セシリアとカタリナの生体機能を全て停止させることを依賴していた。(ep2n) ヨアキム・ミズラヒによって製作されたトランスジェニックタイプレアリエンの一体。キャスの愛称で呼ばれている。 フェブロニアの実働データを元に製作され、後にセルギウス17世の指示により、 ウ・ドゥを制御するためのシステムの中核として調整、使用された。 フェブロニアは彼女のことを妹と呼んでいるが、レアリエンに血の繋がりや親兄弟といった概念はなく、 正確にはフェブロニアのクローンである。フェブロニアは人とウ・ドゥによって縛られた二人の意識の解放をシオンに求め、 全てのレアリエンの意識の解放を願った。(ep3) カナン ヴェクターから第二ミルチアへと貸与された特殊記録素子搭載型レアリエン。 戦闘用レアリエン以上の格闘能力を有するがその機能は戦闘用レアリエンとしてではなく、 どちらかと言えばE.S.のパイロットとして特化されている。 カナンはプログラムカナンを搭載しており、その記憶素子(パーソナリティ)は連邦警察時代のジギーの部下、ラクティスの物が使用されている。 一度はフォーマットを受けたはずのカナンの記憶素子に連邦警察時代の記憶が蘇った事実から、 カナンラレアリエンの記憶、意識もまた、人と同じく集合的無意識領域に存在することが推測される。 プログラムカナンはその昨日の特殊性から、ヴィルヘルムの持つ力へのバイパスルートが確保されている。 ヴォイジャーの欲望を匠に利用したカナンは、ヴォイジャーの意識をその力と連結、オーバーフローさせ自身の身体ごと消滅させた。(ep3) 可能性事象 ネピリムの語った言葉。 換言すると未来の姿といえる。 未来の姿は常に揺れ動いているので、必ずしも確定されたものではないという意味。 そこには数多の確率だけが存在する。(ep1) カメール 星団連邦政府や軍部、クーカイ・ファウンデーションやヴェクター・インダストリーのような公の企業体に従事する人間のことを指す。 カメールの職種は多種多様で、シオンを始めとする劇中に登場する主な人物の多くがカメールである。 また、カメールとして社会に貢献した年月により様々な社会的特権や資格を得ることが出来る。 その内容は退職手当や年金に関わるものから、遺伝子改変の権利など幅広い分野に及んでいる。アレンはカメールとして11年勤務した後、 どこかの星の山奥にロッジを買って毎日釣りをして暮らすつもりだったらしい。(ep3) 貨物質量 U.M.N.転移ゲートの使用料金は、転移させる物質の総質量とその距離により決定される。 当然、貨客船の船体規模ごとに規定重量が設けられている訳だが、このエルザの重量オーバーは、 単にシオン達を救助したことによるものではない。 おそらく、どこかのタイミングで難破物資をかすめていたと思われる。(ep1) カレー シオンの得意料理の一つ。 先のゲームショウでこの映像を見た、米国のファンの人は「何か変なモノを食ってる!」と感じたそうである。 食文化の違いってやつですね。(ep1) カレー作りにおいて基本となるスパイスは、区民、コリアンダー、ターメリック、レッドペッパーの四種類。 そこにカルダモンやシナモン、クローブ等をブレンドしたガラムマサラを加える事によって美味しいカレーに仕上げることが出来る。 シオンのカレーに×情熱は特別なものがあり、彼女曰くカレー作りは豊富な種類のスパイスの中から必要な物だけを選んで調合することと、 玉ねぎとにんにくをよく炒めることに意義があるらしい。 そのルーツとなっているのがハイスクール時代に通っていたモビィ・ディックカフェのカレーである。 数あるシオンのオリジナルレシピの中でも、隠し味にフルーツ等を加えてまろやかな英国式に仕上げたカレーが一番の自信作だったのだが、 辛党であるジンにとってそれは許しがたい行為であり、自宅で同居していた頃にはカレーが食卓に上がるたびに兄妹での口論が絶えなかったようである。(ep3) カレー粥 シオンが倒れた際、心配したアレンがシオンに食べやすいようにと用意し、持ってきた食事。 シオンが作ったカレーのスープをベースにアレンが愛情を込めて炊いたおかゆなのだが味の保証はされていない。(ep3) 艦砲が撃てない 無重力の空間戦闘では、破壊した対象の破片からの被害を考慮しての戦闘が基本となる。 劇中の「艦砲が撃てません-」とは、危険半径内にまで接近したグノーシスに対して、発砲が出来ないということを意味している。 (その割にはバカスカ撃っていたような気もするが・・・・・・)(ep1) 気化弾頭 通常の気化弾頭は、液体もしくは固体の燃焼材料を大気中にミストとして散布し、 それが一定範囲に拡散した時点で点火することで、凄まじい爆発を引き起こす兵器。 効果半径内に居た者は衝撃波で破壊されるか、超高温に灸られるか、もしくは発生した上昇気流による急激な気圧低下に見舞われ、 内臓破裂や窒息を起こすか、のいずれかの運命をたどる事となる。 効果半径は、最大のもので数キロメートルにも及ぶという。 劇中でグノーシスが使用したものも(威力は小さいが)同様の効果を持つものであると思われるが、燃料に相当する物質が何であるのかは不明。 それよりも、A.G.W.S.内に居たバージルはともかく、生身のシオンが無傷でいた事の方が謎といえば謎。 かなり頑丈な女性のようである。(ep1) 擬似感情 人の感情と似通ったもの。U.M.N.管理センターで行われた解析時に量産型百式がモモには擬似感情を表出させる模擬人格層があると発言している。 しかし、モモが生み出された頃のレアリエンには、通例として感情抑制が施されていた。 ミルチア憲章制定後、一部を覗いてレアリエンに対する感情抑制は禁止となったが、制定以前からモモには感情抑制がなされておらず、 対人オプションとしてもぎ人格まで用意されていたことから、ヨアキムが彼女をレアリエン以上の存在として扱っていたことがわかる。(ep2n) 器質障害 生体組織が変形、変質あるいは破壊されることで発生する障害。 サクラの場合は「U.M.N.の共時性に対する感受性過敏によって脳内の電位パルスの制御が不安定になり、 脳の回路網が寸断されている」という器質的欠陥が原因で、「外界を認識して内面を表出させることが出来ない」という障害が発生していた。(ep2n) 軌道エレベーター 惑星と宇宙ステーションを結ぶ巨大なエレベーター。 静止衛星軌道上に建設された宇宙ステーションと、赤道付近に設けられたプラットフォームを1日に数下位往復することが可能である。 これによって乗組員は宇宙船ごと地上に着陸する必要がなくなる。 また、惑星にとってはマスドライバーによる打ち上げ方式と併用している場所もある。(ep3) 軌道ステーション 惑星の衛星軌道上に設けられた宇宙ステーションで主な目的は船舶の停泊にある。 軌道ステーションから伸びるシリンダーは数千m下、地表赤道付近に建造された施設とつながっている。 シリンダー内部にはエレベーターが設置されており、軌道ステーションに停泊した船舶の乗組員、 あるいはそれが運んできた物資を大気圏突入の負荷を与えること無く地上に運搬することが可能である。 また、地上にいる人間や物資の宇宙への運搬も同様に行うことが出来る。 以前はマスドライバーによって打ち上げる方式を主としておこなっていが、 近年ではより安全性が高くローコストな軌道エレベーター方式が多用され、軌道ステーションは各惑星の玄関口となっている。(ep3) 機動要塞エルザ計画 ハカセにより発案された、エルザを巨大ロボには必要不可欠な移動要塞にしてしまおう、という壮大な計画。 つまり、巨大ロボを整備するための研究室をエルザ内に設けるということだが ハカセが計画したのはクーカイ・ファウンデーションにある研究室そのものをエルザ内に転送させるという無茶苦茶なものだった。 全てが計画通りというわけには行かなかったが、この時の騒動がきっかけとなり、 結局はハカセの研究所であるロボットアカデミーはエルザ内に移転することになった。(ep3) 規約違反 劇中アレンは、ヴェクターにとって最高機密の一つであるKOS-MOSの深層領域記録の複製を無許可でとる事に対して、こう言っている。 実際には、ヴェクターが出資者となっているファウンデーションと、 政府のプロジェクトで浅からぬ関係のある第二ミルチア政府への疑いを晴らすという名目がある訳で、 それら状況から鑑て、複製許可が全く通らないという事はまずありえない。 つまり、記録に然るべき処置を施し、公になると都合の悪い情報だけ削除した状態で提出すれば良いのである。(これは改竄とは異なる) しかし、緊急を要する事態と判断したシオンは独断でこれを試みる。(ep1) 逆位相 信号の極性が反転している状態。極性とは分子内に存在する電気的な偏りのことを指す。 逆位相を考える場合、ある波形とは全く逆になった波形の状態を想像してもらえればいい。(ep2n) キャス フェブロニアの妹であるカタリナの愛称。カタリナの項を参照。(ep3) 旧ミルチア ミルチアと同義。 十四年前のミルチア紛争以降、封印された宙域となっている。(ep1) ミルチアと同義。ミルチア紛争後アビスに封印され、第二ミルチアがミルチア自治州政府の主星になったため、 第二ミルチアと区別する呼称として名付けられた。(ep2n) 教皇 宗教結社オルムスの最高権力者であり、移民船団の統治者。 本名はセルギウス17世。移民船団―その中核とも言えるオルムスは、ゾハル本来の守護者であり、 教皇の地位に就くものはおしなべてゾハルとリンクし、その力の一部を引き出す能力を有する。 これは地球圏脱出の際、ゾハルを守護していたゾハルの民全般に言えることではあるが、 世代を経ることで血は薄まっており、オルムスにおいてもそれを可能せしめるものはわずかしか残っていない。 旧ミルチアに眠るオリジナルゾハルを専有し、星団連邦に対して移民船団の優位性を確固たるものにしようと画策した。 これには、マイノリティとして連邦政府に抑圧、搾取され続けた移民船団の歴史的背景と、 連邦ザルヴァートルに対しての先代セルギウスからの因縁があった為と思われる。 移民船団からの居住者を多く抱える旧ミルチア教主国、教主国政府軍を掌握していたセルギウスは、 惑星ミクタムから旧ミルチアへと移された連邦のゾハル研究機関の一部門であった ミズラヒ脳物理学研究所をミズラヒを擁立する形でU-TIC機関へと改編、その管理下に置き、極秘裏に対連邦政策を進めた。 U-TIC機関設立の経緯が連邦政府によって看過された裏には、当時議長職にあったヴィルヘルムによる議会工作があったと思われる。 旧ミルチアにおいて、プロトオメガを起動させるがテスタメントにより消滅させられた。(ep3) 共時性 ユングの心理学の用語。心に思い浮かぶ事象と現実の出来事が一致することを指し、ユングは「ウーヌス・ムンドゥス」の概念を用いて論じた。 彼によるとウーヌス・ムンドゥスと呼ばれる世界は人や物全てによって共有されており、 心と心、心と物質といった相互の補完や連結ができるとしている。 これによって心の世界が物質世界に影響する現象が起こるというわけだ。(ep2n) キョウジュ ハカセの大学時代からの友人。かつてはU.M.N.転送実験の技術者だった。 現在はフォービドゥンデバイスを一般の人間の手から隠すために第二ミルチアでひっそりと暮らしている。(ep3) 局所事象変異 オリジナルゾハルやゾハルエミュレータによって引き起こされる謎の現象。 現時点で確認されている主な局所事象変異は、オリジナルゾハル発掘時、U-TIC機関によるゾハルエミュレータの連結実験時、 アルベドがウ・ドゥとリンクした時、という3点が挙げられる。 この現象が起こると人が忽然と姿を消したり、人や惑星がグノーシス化するといった現象が見られる。(ep2n) 実数領域と相反する領域である虚数領域との境界が曖昧となり、空間の構造体そのものが変化する現象。 劇中でゾハルの暴走等によって引き起こされる現象であり、ミルチアやアリアドネ、ロスト・エルサレムの消滅も局所事象変異によるものである。 この局所事象変異はEPRレーダーによって確認することが出来る。(ep3) 局長 T.C.4726年生まれ。41歳。 ヴェクター第一開発局局長。シオンの直属の上司にあたる。 一見するとおっとりした温厚な性格だが、一局を統括する立場にいることから、実は切れ者であるとの噂もある。(ep1) 虚数領域 我々の宇宙は、実際に近くできる実数宇宙と、近くすることの出来ない虚数の時間軸を流れる虚数宇宙の2つの実相(及びゼロ)によって構成されているという説がある。 虚時間の概念そのものはホーキングが特異点―つまりは神の存在―を使用すること無く宇宙を誕生させるために考案した理論であり、 これを使えば宇宙には「始まり(ビックバン特異点)」も「終わり(ビッククランチ特異点)」もなく、 ただ多次元的超球面体によって構成されているとすることが出来る。 劇中では、グノーシスはこの虚数の時間軸に存在し、実数宇宙に干渉する。(ep3) キルシュヴァッサー Kirshwasser チェリー・ブランデーを指す語。 プロトタイプモモのデータ収集を目的としてヨアキム・ミズラヒによって製図された観測用レアリエン。(ep1) ヨアキム・ミズラヒ博士がモモの開発のためにデータ収集を目的として製造した観測用レアリエンの総称。 キルシュヴァッサーにはチェーリー・ブランデーという意味がある。 拡大解釈すればモモもキルシュヴァッサーも、ヨアキムの娘であるサクラのために作られたレアリエンなのだが、双方を取り巻く境遇は目に見えて大きく異る。 モモはサクラに最も近い存在であり、完成された器として生まれたが、キルシュヴァッサーはその器を完成させるために作られ、 そして棄てられていった実験媒体でしか無かった。 キルシュヴァッサーにとってモモは憧れであり嫉ましい存在だったのである。 アルベドと行動を共にしていたキルシュヴァッサーの多くがモモを羨み嫉んで居たとは限らない。 しかし、アルベドからどんなに恐ろしい仕打ちを受けても寄り添うようにして彼の傍を離れなかったのは、 自分と同じように近くて遠い存在を持つ彼と強く共鳴し、無償の愛に似た何らかの感情を抱いていたからなのかもしれない。(ep3) 記憶素子増設タイプ 外界から受け取った情報を記憶すす部である情報記録素子を 一般的なレアリエンの数千倍搭載してた、記憶・情報保存に特化した種類のレアリエンのこと。 情報を記録・記憶するだけでなく、更にそのままバックアップをとれるほどの能力を有する。 しかも、ただ情報保存に優れているだけでなく、その情報にアクセスするスピードや情報の劣化防止にも優れている。 カナンはこのタイプのレアリエンで、さらにヴェクターによってE.S.操縦技術に特化したチューンを施されている。(ep3) 緊急連邦憲章 通常、正規の連邦艦隊といえども事前の通告や手続き無しに、自治州の管轄する領域内で作戦行動を展開することは違法とされている。 ただし、定められた緊急時のみその制約から除外されることが許される。 劇中の「則った上での艦隊の展開-」とは、まさにそれを意味する。(ep1) 星団連邦政府が設立された翌年に制定された憲章。 緊急時の艦隊展開における法則で、通常は連邦艦隊であっても事前の通告や手続きなしに自治州の管轄する領域内での作戦行動は違法行為とされている。 ただし星団連邦が定めた緊急時の場合のみそれが越権行為とはみなされず、作戦行動を展開することが許される。 ここでの緊急時とは、星団連邦に対する反逆行為及び武力行使が該当する。 また、ある宙域で緊急時連邦憲章に則った艦隊展開が行われた際、 連邦政府から周辺自治州の軍部に対して救援の要請があった場合にはすみやかにこれに従わなければならない。(ep3) キンドリング 脳の中で電気的なバーストが繰り返され、辺縁系の中に神経インパルスの衝撃が大量且つ頻繁に通過すると、 ある回路が永久的に促進されたり、新たな神経ルートが開かれたりする事がある。 このように対象の内的な感情のあり方を永久的に変える状態をキンドリングという。(ep1) クーカイ・ファウンデーション KOOKAI-FOUNDATIN マシューズ達が身を寄せる特殊財団。 自由軌道型のコロニーがその本拠となっている。(ep1) ファウンデーションは、ミルチア紛争後に、U-TIC機関討伐の目的で設立された特殊財団。 その後武装の大部分を解除し、一部を民間企業として独立させ、現在の形態となる。 主立った出資者としてヴェクターが名を連ねている。 デュランダルの装備のほとんどがヴェクター製のものであるのはその為。(ep1) 13年前、第二ミルチア自治州が音頭を取って構成された特殊財団。 巨大な無軌道型コロニーを拠点としており、その構成員の多くはライフリサイクル法の被害者たちである。 代表理事はガイナン・クーカイとガイナンJr。 ミルチア紛争後にU-TIC機関討伐を目的とし、第二ミルチア政府が先頭に立って設立された。 その後、武装解除され財団化された。財団化の際ヴェクターからも多額の出資を受けている。 その後、ライフリサイクル法の被害者の救済、生活基盤の提供などの功績が認められ社会的信用を得ることとなった。 一部門を企業化してからの主な業務は、娯楽観光産業であるが、 裏の顔として第二ミルチア政府や接触小委員会からの依頼を受け、ゾハルエミュレーターの回収・管理なども行っている。(ep3) グノーシス GNOSIS 人類に対して敵対行動をとるという事実以外全てが謎に包まれている存在。 実在対象とは切り離された ある領域 に存在する為、通常、接触は出来ない。 外見上は様々なタイプが存在しており、便宣上、それぞれに幻想動物の名がつけられている。(ep1) ギリシャ語で「知識・認識」を意味する。劇中ではミルチア紛争後に多数発生するようになった謎の存在のことを指す。 グノーシスには外見上様々なタイプが存在しており、オリジナルゾハルやゾハルエミュレータに引き寄せられるように出現する。 人類の生命を脅かすグノーシスだが、そもそも非物質的な存在であるため、 攻撃するには百式汎用観測レアリエンやKOS-MOSに搭載されているヒルベルトエフェクトで物理固着する必要がある。 また、グノーシスには触れたものを塩化ナトリウムのようなものやグノーシスに変化させたり、 A.G.W.S.などの兵器とどうか出来る特殊能力を持つ。 よって、宇宙時代の死の象徴として扱われるようになった。 ちなみに物理固着化されたグノーシスの死骸を研究したクーカイ・ファウンデーションのレポートによれば、 「グノーシスの組成はその大部分が水と水酸化ナトリウムのようなありふれた物質からできている。」という事実が判明している。(ep2n) 別次元に存在する非物質的な存在で、人類側から見たエイリアンのような存在。平時は実体化しておらず物資的な攻撃は効かない。 実体化した際の構成成分は水や水酸化ナトリウムのようなもので出来ているようだが、 それが何故人類に敵意を持っているのかは明らかになっていない。 外見上は様々なタイプが存在しており、便宜上それぞれに幻想生物の名が付けられている。 本来、実在事象とは切り離された”虚数領域”に存在するため、物理法則に則った現用兵器での攻撃は全て無効化されていた。 ただし、グノーシスがこちらを攻撃する際に攻撃する部分を局所的に実数化させることを利用し、 その実数化箇所を予測するD.S.S.S.システムが開発されるが思うような成果は得られなかった。 その後、ヨアキム・ミズラヒによりヒルベルトエフェクトと百式観測器が開発され、実数世界の人間による干渉が可能となった。 この世界の宇宙は実数領域と虚数領域が重なって構成されており、実数領域を物質―肉体とするならば、虚数領域は意識―心と捉えることも出来る。 グノーシスとはこの虚数領域の存在すべてを指す。 人間にかぎらず全てのモノに虚数領域があるので、劇中に登場した「惑星のグノーシス」といったものも存在する。 虚数領域では全ての意識がさらけ出されている状態なので、例えば”他人の悪意”といったものも直接感じ取れてしまう事になる。 人間がその虚数領域の持つ恐怖に接触し、そこから頭皮、拒絶を選択するとグノーシス化していく。 一見集団で行動しているようにも見受けられるが、それぞれが拒絶、散逸、拡散の意識をもって行動しており、 ある種の救いを求めて放浪していると取ることも出来る。 この拒絶、散逸しようとする意識が宇宙を危機に陥れているといえるだろう。 ヴィルヘルムはこれら人の負の意識をツァラトゥストラに集中させ、再び人の望む世界へ回帰するための永劫回帰を起こそうとした。(ep3) グノーシス変容体 グノーシスに接触された人の姿のことを指す。 グノーシスに接触された人の多くは白結晶化し消滅してしまうが、稀に部分的にグノーシス化するケースが報告されている。(ep3) グノーシス現象 人や物、惑星などが突如としてグノーシス化してしまう現象のこと。 グノーシスとの直接接触の結果としてだけでなく、離れた場所にも連鎖反応的に起こるため、その関連性の解明が急務となっている。(ep3) グノーシス【聖堂船】 惑星サイズの物体がグノーシス化したもの。その外見に聖堂の様なのものが多く、 周囲に無数のグノーシスを伴っていることからこの名が付けられた。(ep3) グノーシス・テロ 半年前に引き起こされたグノーシスによる襲撃事件の俗称。 主犯はグリモア・ヴェルムという人物であり、その他数名の共犯者とともにグノーシスを操り各惑星の都市を襲撃した…ということになっている。 事件に調査にあたった接触小委員会からの報告によると、グリモアとその共犯者は全員U.M.N.内で死亡したため、 彼らの目的やグノーシスの操作の方法などは未だに解明されておらず、引き続き調査が行われている。 また、シオンやジンがこの事件に関わっており、この事件の解決をきっかけとしてKOS-MOSの開発計画が中止され、 シオンはヴェクターを退社することになった。(ep3) グノーシス【ポーター】 ヴォークリンデ内に出現したグノーシスの一種で、ゾハルエミュレーターを体内に取り込みそのまま運び去った。 グノーシスには戦闘を行うもの以外に、別の役割を持った種類が存在し、 このタイプは便宜上「ポーター=運搬作業員タイプ」と呼ばれている。(ep3) クライン・ポイント 虚数領域と実数領域の接点。グノーシスの出現や攻撃などもこのポイントから行われている。 D.S.S.S.で予測確認することが出来、ヒルベルトエフェクトが開発される前はグノーシスに対し唯一攻撃可能な部分であった。 劇中でユリはこのポイントにKOS-MOSの相転移砲を打ち込むことで実数領域への亀裂を生じさせエルザを救出しようとした。(ep3) クラウス・トーレ 惑星アブラクサスに置いて宇宙港事業、移民船団の受け入れ事業等を中心に活動を行っているトーレ財団会長、イレーネ・トーレの一人息子。 移民船団と星団連邦の親睦を図るためのパーティーの席でヴォイジャーからブレインジャックを受け、そのまま仮想空間内で自殺を図る。(ep3) 断片保持者(グランディ) レメゲトンの断章を体内に取り込むことで、レメゲトンにより汚染されたものの故障であり、 現在確認されている断章保持者はローゼン特区にて確認された「少年」のみである。 また「グリモア」の少女も既に断章保持者となっている可能性は高い。 レメゲトンの断章は単体ではその意味をなさないが、脳内に取り込んだ場合、プログラムが発する波長に汚染されグノーシス化してしまう。 従来のグノーシス化と異なるのは個体の生命機能を維持するため、個人の息師がそのまま保持される点であり、 この状態になったものを断片保持者と呼称、レメゲトンの断章の危険性はまさにこの断章保持者を生み出すことにある。 脳内にレメゲトンの断章を取り込んだ人間。 メンタル体としての覚醒を果たし、肉体は既に物質世界の器でしか無い。 断章の力により生前の知識をゆしたグノーシス化が可能となる。 断章が発する波長をコントロールすることで他のグノーシスを操ることも可能。(amy) グリモア・ヴェルム 元ヴェクターのゾハル研究部門の主任で、数千年前にゾハルを暴走させ、ロスト・エルサレムを消失させた張本人であり 半年前にグノーシス・テロを引き起こした人物。 U.M.N.内に数千年に渡り潜伏、グノーシスを操り各惑星の都市を襲撃していたが最後はU.M.N.内で死亡した。 公式にはグリモアの単独による犯行と記録されているが、事件以前の彼の身柄はヴェクターによって管理されており、 またグリモアがヴェクターの重要管理領域であるS-Divisionでグノーシスを召喚し操作していた事実から、 シオンはヴェクターとU.M.N.がグノーシス現象と何らかの接点があると考え、スキエンティアと共に調査に乗り出した。 グリモアが死亡したことにより同期や目的など事件に関する詳細は現在も不明のままだが、 一分の情報ではネピリムと呼ばれる少女がグリモアと深く関わり合いがあり、 グノーシス・テロもその少女の捜索が目的であったのではないかと推測されている。 ヴェクターはグリモアやグノーシス・テロとの関わりを一切否定しており、現在も事件に関するコメントを控えている。(ep3) ヴェクターのゾハル研究プロジェクト技術主任であり、グノーシス召喚プログラム「レメゲトン」を制作したプログラマー。 その他のパーソナルデータは不明。 彼の情報はロスト・エルサレムの消滅の際に紛失したものと思われ、彼自身も消滅時に死亡したと推測される。 実の娘をレメゲトンの献体としグノーシス召喚プログラムを完成させるが、その実験中の事故によりゾハルが暴走し、 結果ロスト・エルサレム消失の直接の原因である局所事象変異を引き起こした人物とされる。 献体であった娘もその事故で死亡しているる。(amy) ケイオス 生年月日不明。年齢不明。 常に憂いを湛えた表情をし、どこか達観した感のある旺洋とした喋り口調の線が細い少年。 透き通った琥珀色の瞳と銀髪が特徴。 自分の名前以外、一切の過去について語ろうとしないのでその出自経歴や、いわゆる記憶の有無といったものも含め、凡てが謎に包まれている。 マシューズ達とのつき合いはそれなりに長いようであり、その信頼も篤い。(ep1) 常い憂いを湛えた表情をし、どこか達観した感のある汪洋とした口調の線の細い少年。透き通った瞳と銀髪が特徴。 彼はこの次元の宇宙が誕生したその時から存在する、集合的無意識から発生する力(アニマ)が人の形と意識をとった姿。 次元宇宙のフェイルセイフ的能力を持つ。 その能力の解放は次元宇宙の消滅を意味するため、太古、対存在とも言えるマリア(アニムス)によってその力は分断される。 覚醒したKOS-MOSによって再びその力を取り戻したケイオスは、 下位領域に留まる選択をしたウ・ドゥ―アベルに未来の可能性を託しアニマの力を開放。 マリアの力を譲り受けたネピリムとともに人々の意識を誘い、ロスト・エルサレムへ領域シフトを行った。 宇宙のフェイルセイフとして存在した彼は消えていはいない。 それが神によって定められた運命だからなのか―運命に抗う人々が彼の存在を望むからなのか―未来の姿は、未だ混沌とした闇の中にある。 だがケイオスは信じているのだろう。 未来は意識の輝きによって照らしだされ生まれ出るものであると。(ep3) ケイラ プログラムカナンを搭載した初期型レアリエン。 ヴィルヘルムの側近として、また星団中に配属されたプログラムカナン搭載型のレアリエンの情報を集積するサーバーとして働いている。(ep3) ケージパーティション KOS-MOSを始めとするアンドロイドやサイバネティック媒体のメインデータベース 及びレアリエンの人口擬似脳内には、各々の存在を定義させるために様々なデータが格納されている。 ケージパーティションとは、それらのデータの格納領域のことである。(ep3) ゲートパーテイション KOS-MOSの主データベース内に、KOS-MOSという存在を形作る様々なデータを格納してあるデータ領域のこと。(ep1) ゲートアウト ハイパースペース-超空間から通常空間へと移行すること。 ワープアウトと同義。(ep1) U.M.N.を利用して船艇等がハイパースペースから通常の宇宙空間にワープアウトすること。 ハイパースペースから脱出することをゲートアウトと予備、逆に進入することをゲートジャンプと呼ぶ。 いずれの場合もコラムの有効範囲内であることが可能条件となる。(ep3) ゲートジャンプ 通称空間からハイパースペース-超空間へと移行すること。 ワープインと同義。(ep1) U.M.M.を利用して船艇等が宇宙空間からハイパースペースへワープインすること。 ゲートジャンプを実行するためにはコラムと呼ばれる出入口に相当する領域を通過する必要がある。 通所の船艇はコラムの有効範囲内でないとハイパースペースへの侵入、及び脱出を行うことは不可能である。 ただし例外としてE.S.ディナやグノーシスはコラムの有効範囲に制約されること無くハイパースペースに干渉することが可能である。(ep3) ゲダルヤ自治州 星団連邦 自治州の一つ。 ファウンデーションを包囲した艦隊の本部がある星。 上層部にU-TIC機関関係者がいるとみられる。(ep1) 第二ミルチアがU-TIC機関により陥れられた際に、クーカイ・ファウンデーションを包囲した、連邦第四二二艦隊の本部がある自治州。 政府の上層部にはU-TIC機関の関係者が潜伏しており、ゲダルヤ自治州を代表する討議委員は ミルチア紛争以前からオルムスと繋がりを持つ人物であると噂されている。 かつてはヘルマーと同じく星団連邦軍の高官という経歴を持つが、不明瞭な点も多い。 連邦議会でも第二ミルチアのゾハル保有権やクーカイ・ファウンデーションの武装に対して意義を唱えており、 現在ゲダルヤと第二ミルチアは同じ星団連邦に所属する惑星ながら敵対関係にあるといえる。(ep3) ゲノムの多様性 ゲノム-つまり遺伝情報は、何らかの枷をはめたとしても逃げ道を探すものだ、という意味。(ep1) ケビン・ウィニコット T.C.4739年生まれ。26歳。 元ヴェクター第一開発局KOS-MOS開発計画主幹技師。 シオンの直属の上司で、恋人と呼べる存在であったが、二年前のKOS-MOS暴走事故でその命を落としている。 KOS-MOSのソフトウェア部分だけでなく、ハードウェアの設計、開発も担っていた。 現在のKOS-MOSのハードウェアは、後に二局によって開発されたもの。(ep1) ヴェクター・インダストリー第一開発局に所属し、KOS-MOS開発計画主幹技師を務めていた。シオンの上司であり恋人。 ちなみに彼女のメガネはケビンがプレゼントしたもの。 2年前アーキタイプの暴走事故によって死亡している。 彼はKOS-MOSの開発計画の主任であっただけでなく、シオンがカスパーゼに「全部 上司 からの受け売りですよ」と話していることから、 レアリエンについての知識も深いことがわかる。 また、E.S.ディナに変形した航宙機の開発もケビンの手によるもの。 この点からも彼の研究がKOS-MOSの躯体のみにとどまっていなかったことが推測できる(ep2n) KOS-MOS開発計画統合オペレーションの中心人物。シオンの上司であり元恋人。 優れた才能を持ち将来を嘱望された存在であったが、起動実験中のアーキタイプの暴走事故によりシオンをかばって死亡した。 彼の死後、シオンが彼の遺志を継ぎコスモの開発を手がける事となる。 穏和な好青年で部下からの信頼も厚い人物であったが、その表情に時折陰りを見せることがあったという。 ミクタム出身である彼はゾハルの暴走による星の崩壊から瀕死の母親の手によって脱出した。 数年後、大学在学中にミルチアのミズラヒ脳物理学に身をおいたケビンは、そのままヨアキムと共にU-TIC機関へと移籍し、 独力でKOS-MOSの基礎設計を完成させる。 ミルチア紛争後はKOS-MOSの基礎理論を持ってヴェクターへ入社している。 ウィニコット姓はミクタム脱出後に身を寄せた養父母のものであり、またケビンという名も本名であるかどうか定かではない。 いずれにせよ、ミクタム―アブラクサスのちを引くものとして、ゾハルと因縁浅からぬ家系の出であることは確かなようである。(ep3) ケビン・ウィニコット【幼少時代】 T.C.4747、惑星ミクタムが崩壊しそこからポッドで脱出したと思われる一人の少年が資源回収線によって救出される。 ミクタムの生存者ということで連邦事故調査委員会は事故の状況を聞き出そうとしたが、 惨事のショックからか少年が多くを語ることはなく、委員会のそれは徒労に終わる事となる。 やがて連邦の保護施設に預けられた少年はその利発さから、程なくして養父母によって引き取られる。 ウィニコット姓はこの養父母のものであり、ケビンという名前以外は本人が語ろうとしないため本姓は明らかになっていない。 母親の形見らしきペンダントを常に握りしめていたという情報が保護施設当時の記録として残されている。 養父母はその後ミルチア紛争の戦渦―星団全域に渡るレアリエン暴走事故によって命を落としている。(ep3) ケビンの母親 惑星ミクタム―アブラクサスに住んでいた女性。ケビンの母親でゾハルの民の血を引いていた。 ミクタム崩壊の際グノーシス化してしまう。ケビンからシオンに託されたペンダントは母親のものであり、 その組成物質がミクタム地下に眠る遺跡―ツァラトゥストラと同様のものであることから、単にゾハルの民の血を引くだけでなく、 本人もしくはその夫が遺跡に深く関わる人物であったことが想像できる。(ep3) 幻覚と現実 外部からの情報をすべて 脳内で処理する 我々にとって、幻覚と現実の間に明瞭な区分などない。 何か幸せなことがあって、目の前がパァっと明るくなった経験は、誰しもが持っているだろう。 要するに、その(主体者の)観点に立てば、 現実である と感じている世界のその全てが幻覚であると言えるし、 今目の前に見えている世界が幻覚でないという証左など、どこにもないのである。 シオンの言っていることはつまりはそういう事である。(ep1) 原種保護法 ライフリサイクルの悪影響によって、生物として脆弱となってしまった人類を再生させるために作られた法律。 遺伝子改良やクローニング、器質置換などを行わない純粋な生体の保護と繁殖、 及びライフリサイクルによって変質した遺伝子情報の修復をその目的としている。 ただし、その具体的な裁量権は 各々の自治州に委ねられているため、実際は自治宙域にかなりの格差があるようである。(ep1) ライフリサイクル法が制定されたことによって人類は目先にある理想ばかりを渇望するようになっていた。 完成された個体を作り出すために遺伝子操作やクローニングが安易に施されるようになり、 生物本来の目的である千差万別の多様性を軽視するようになった。 しかし、単一の環境に適応した遺伝子のみで構成された種の集団は、遺伝子的に同じ弱点を持った集団でもあるため、 環境の変化にもろく、場合によっては僅かな変異でも種が滅びてしまう危険性があった。 ようやく生物学的に脆弱となってしまった人類を再生させる動きが起こり始め、ついにライフリサイクル法が撤廃。 人類の軌道を正すために原種保護法が成立した。これは自然の摂理に基づいた遺伝子の伝達を見直すことで、 ライフリサイクルによって偏執してしまった遺伝子の修復を目的としている。 現在、クーカイ・ファウンデーションに本部を設ける、星団原種保護法支援基金G.P.S.が精力的に活動を行い、 依然として上層社会で行われている遺伝子改編やクローニング等の完全なる撤廃運動、 及びライフリサイクル法の被害者のための救助活動を行っている。(ep3) 公安委員会 連邦議会の下位組織。合議制を採り、警察行政を民主的に確保していくためにロスト・エルサレム時代のものを模して組織されている。 各惑星国家に設立された地方警察の上位組織としても機能しているが、 主な任務は星団全域に対して影響を及ぼすような犯罪、または星団連邦が自発的な判断によって行う捜査、捜査官の育成、 その他星団全域において統一的に実行すべき警察の職務等があげられる。 基本的に警察活動を直接指揮・監督することはなく、連邦警察機関を通して警察行政を司っている。 後にU.M.N.に関連した犯罪に対しての捜査を強化するため通信推移委員会が公安委員会から分化することとなる。(ep3) 交易用コラム U.M.N.のコラムは、その用途別にルートが分かれている。 交易用コラムとは主に一般の貨客船が使用するコラムのこと。 劇中ジギーは、いわゆる交通量の多いこのコラム内を航行することによって、敵機の追尾システムをさん欺瞞しようとしていた。(ep1) ハイパースペースへの出入口であるコラムには、用途別にいくつかの種類があり、 交易用コラムとは主に貨物船や客船が通過するルートに設けてあるコラムのこと。 交通量が多いことが特徴であり、かつてジギーはM.O.M.O.の護送の際に、 敢えてこちらのコラムを航行することで敵機の追尾システムを撒こうとした。(ep3) 光子魚雷 名称は光子魚雷となっているが、実際は反物質反応を応用した兵器である。 特殊な保護フィールドを解除し、起きた反物質反応による破壊を目的としている。 射出の際、保護フィールド自体が眩しく光り輝くため、上記名称がつけられいている。 反物質の生成が非常に困難なため、一発の反応質量は微々たる物である。(ep1) 航宙機 ケビンがKOS-MOSのプロジェクトと同時進行して開発していた宇宙船。 これは曙光、重要管理区域のドックにあり、ヴェクター社内ではAAランクの機密事項となっている。 U.M.N.を介さずにはいハイパースペース航行が出来る機体で、シオン達が曙光から脱出するときに利用した。 過去にあったケビンとシオンのやりとりから、この航宙機はKOS-MOSの装備として開発されたことがわかる。 また、タブバイクと合体することでE.S.ディナへと変形する。(ep2n) ココナッツザル ブラックハカセの最愛のペット。ペディア島に生息する頭部に椰子の木状のコブをもったサル。 チンパンジーよりも優れた知能を持ち、人間で言うと小学生程度の知能を持つと言われている。 ブラックハカセの秘密研究所にも一匹住んでいるがその実態は…。(ep3) KOS-MOS【アーキタイプ】 日本語で「元型」と書く。 ユング心理学では、心の内に存在する遺伝的に受け継がれた部分。 無意識的、本能的に結びつく心の行動を構造化するための型とされる。 劇中では、ケビンの設計したKOS-MOSのプロトタイプにこの名が冠されている。(ep1) ケビンを中心にヴェクター・インダストリー第一開発局が設計・開発し、後に暴走事故を引き起こしたKOS-MOSの模擬体に付けられた名称。 アーキタイプは日本語に訳すと、「原型」「元型」となる。つまり、何かのもととなるものを意味している。 また、心理学で言う アーキタイプ はユングが提唱した概念のひとつで、彼は人の無意識を構成する要素をいくつかの人格(元型)にたとえ、 その組み合わせで深層心理を説明しようとした。(ep2n) 日本語で元型とかく。ユング心理学では心のうちに存在する遺伝的に受け継がれた部分。 無意識的、本能的に結びつく心の行動を構造化するための型とされる。 アーキタイプはシオンのモニタリングのために設計、建造された。それら機能はすべてコアユニットに凝集されており、 そのコアユニットは回収されあKOS-MOSに搭載される事となる。 シオンの眼前で死亡する必要があったケビンは、アーキタイプに暴走プログラムを組み込む。 そのプログラムはケビンからアンドリューに渡された起動キーによって実行された。(ep3) KOS-MOS【模擬戦筺体】 大破したアーキタイプから回収されたコアモジュールを予備のフレームに換装し、シオン達の手によって組み上げられた筺体。 KOS-MOSバージョン1とも呼称される。そのエクステリアにはアーキタイプの暴走事故の忌まわしい記憶を払拭する目的もあり、 より生身に近いデザインが採用されている。実働データの収集用の多数のモニタリングセンサーを内蔵している。(ep3) KOS-MOS【実戦用筺体】 KOS-MOSのOSのテストに併せて第二ミルチアにある二局で製造されていた筺体。 ヴェクタースタッフの間ではバージョン2と呼称されている。 戦闘行為による外部の衝撃から内臓危機を保護するため、そのボディーには蛍光ブルーの対Gゲルが充填されている。 バージョン1ではバイザー型であったヒルベルト発生装置は小型化され、 額に内装されている。第三種兵装の運用を前提として設計されているため、躯体剛性は格段に向上している。(ep3) KOS-MOS 星間コングロマリット「ヴェクター・インダストリー」によって開発された女性型戦闘アンドロイド。 レアリエン技術の発達したこの時代において全てが機械部品で構成された希有な存在。 全てに於いて論理、効率、任務の三原則を優先し、開発者であるシオンを無条件で護る。 円滑に他者とのコミュニケーションをはかる為『模擬人格OS』が実装されており、その口調は、人間という主に従属しているアンドロイド的喋り方だが、実際は論理や効率を優先させているだけなので扱いづらい時も多々ある。 KOS-MOSとは対グノーシス用に開発された戦闘システムの総称であり、、正式名称は、 Kosmos Obey Strategical Multiple Operation System 直訳すると 秩序に従属する戦略的多目的制御体系 となる。(ep1) 星間コングロマリット、ヴェクター・インダストリーによって開発された女性型戦闘アンドロイド。 レアリエン技術の発達したこの時代において、全てが機械部品で構成されている稀有な存在。 凡てにおいて論理、効率、任務の三原則を優先し、開発者であるシオンを無条件に護る。円滑に他者とのコミュニケーションをはかるため 「模擬人格OS」が実装されており、その口調は人間という主に従属しているアンドロイド的な喋り方だが、 実際は論理や効率を優先させているだけなので扱いづらい時も多々ある。 KOS-MOSとは、対グノーシス用に開発された戦闘システムの総称であり、 正式名称は「Kosmos Obey Strategical Multiple Operation Systems」で、 直訳すると”秩序に従属する戦略的多目的制御体系”となる。 一種の仮想空間とも言えるシオンの深層記憶の世界、過去のミルチアで行われたKOS-MOSの修復が現実世界にも反映された理由の1つとして、 U.M.N.の一部である深層記憶―つまり集合的無意識領域での行為と現実世界での行為はある意味同義であり、 その差は観測者の確認行為―主観の違いでしか無い、というもの上げられる。 T-elosを倒したことにより、マリアとして目覚めてたKOS-MOSであるが、マリア本来の記憶や特性や変革を遂げ、 マリアでありながらマリアではない、新たな人格を構築するに至る。 これはサクラがモモへと変革したことと本質的には同じといえるだろう。 戦いを終え、長き眠りについたKOS-MOSは、時の流れとともに虚空の宇宙を流れ行く。 朽ち果て、退職した身体に差し込む蒼い光、その光こそ新たな目覚めの光であるのかもしれない。(ep3) KOS-MOSアーキタイプ基礎理論 ケビン・ウィニコットによって研究されていた人型掃討兵器の基礎理論であり、 シオンはこのデータを元にKOS-MOSのブラックボックスであったコアを修復した。ケビンは15年前には既にこの理論の基礎を構築していた。 元々アーキタイプ用のデータであったため、KOS-MOSバージョン3とは互換性がなく、 シオンとアレンによって躯体の再設計が行われた。その為、KOS-MOSの姿は初期のものに近い形状へと変更されている。(ep3) コネクションギア シオン達が常時使用しているモバイルツール。 使用時には、ホログラフィックモニタとキーボードが現れる。 様々なプラグインを組み込むことによって、多用途に使用できる。 パソコンや携帯電話が進化発展したもの、と考えて差し支えない。(ep1) U.M.N,を解する通信機能を備えた携帯型パーソナルコンピュータ。 本体は片手に収まる小型のもので、コレを使用するときにはホログラフィックモニタとキーボードが現れる。 また任意の対象を破壊したり、データベースにアクセスするなど、該当するプラグインを読み込むことで利用方法は多目的に広がる。(ep2n) 通信機であり携帯型PCでもある。シオンやアレンが常時携帯しているモバイルツールで、 使用時にはホログラフィックモニターとキーボードが現れ、様々なプラグインを設定することで多目的に使用できる。 大変優れた機器ではあるが、一般的にユーザーに必要な機能水準を逸脱していることや、 軍で使われる特別回線を使用していること、更には非常に高価なこともあって一般通信機器としては普及していない。 また、通信手段としてはコネクションギアよりも、回線の安全性からUNPの方が好まれる傾向にある。(ep3) コマーシャルモデル 一般向け量産品のこと。これの対語として Military Model (軍用モデル)と、 Law Enforcement Model (法執行機関用モデル)がある。 この区分けは銃火器の世界に多く見受けらスペックは軍用、法務執行機関用のものとほぼ同等だが、 フルオート機構の排除、装弾数の制限といった処置が施されるケースが多い。 劇中のオペレーターの台詞「配備実績があるとないとじゃ大違い-」は、 ヴェクターはKOS-MOSの軍での配備実績を作り、一般向け商品の宣伝用としたいに違いない、という意味。(ep1) 銃火器の世界で多く見受けられる区分けの仕方には3つあり、一般向けに開発されたコマーシャルモデル、 軍用に開発されたミリタリーモデル、法執行機関用に開発されたロウ・エンフォースメントモデルがある。 コマーシャルモデルのスペックは軍用、法執行機関用のものとほぼ同等だが、犯罪抑止の目的から フルオート機能の排除、装弾数の制限、敢えて取り回しにくいように銃身の延長といった処置が施されるケースが多い。 劇中でオペレーターの一人が、ヴェクターはアンドロイドであるコスの軍での配備実績を創り、 これをコマーシャルモデルの宣伝に利用したいのではないかと推測していた。(ep3) 固有波 U.R.T.V.がそれぞれ持っている固有の思念のこと。 反ウ・ドゥ波動を増幅させる精神リンクを行うには、各U.R.T.V.の思念波を一定の波長に合わせないといけない。(ep2n) ゴロツキ ドックコロニーでアンドリューにからんできたチンピラ五人兄弟。 軍人に対して恨みがあったのか、単に血の気が多いだけの連中であったのか定かではない。 キレたアンドリューによって、病院送りにされる。(ep1) コンデンサ 直訳すると 蓄電器 の意。 ここでは、KOS-MOSが稼動する為に必要なエネルギーを蓄える装置の事。 「試験用-」とは、KOS-MOSの駆体-模擬戦筐体であるため、コンデンサも試験用の物が搭載されている。 実戦用の筐体は、第二ミルチアの二局で開発されているらしい。(ep1) 直訳すると帯電器で、静電誘導を利用して導体に電荷を蓄える装置のこと。 ここではKOS-MOSを稼働させるために必要なエネルギーを蓄える装置を意味する。 試験用と実戦用があり、後者の筺体は第二ミルチアにあるヴェクター・インダストリーの二局で開発されている。(ep3)
https://w.atwiki.jp/xenosagadb/pages/10.html
ま行 マーグリス T.C.4723年生まれ。44歳。 U-TIC機関の中心人物の一人。拠点の一つである小惑星プロレマの総司令官。 元軍人らしく、屈強な体躯をしており、頬に大きな刀傷がある。 十四年前の出来事、ミルチア紛争に深く関与している人物。 冷酷無比な剣の達人。(ep1) 秘密結社オルムスの異端審問官長。表向きU-TIC機関の総司令官といった肩書も持つ。 冷静無比な剣の達人であり、高い戦闘能力と明晰な判断力を持ち、遂行な理想の下オルムス内で絶対的な統率力を示している。 屈強な体躯をしており、頬に大きな刀傷がある。その傷は15年前のミルチア紛争時にジンによって付けられたものである。 若かりし頃、ジンとともにジンの祖父から剣の教えを受けており、その当時の実力派ジンよりも上であったという。 やがて星団連邦特殊作戦軍大佐となったマーグリスは、オルムスの人間としてハインラインの命を受け諜報工作活動を本格化させる。 その間にあった出来事が二人の深い因縁として残っているようである。惑星ミクタムのゾハルの民として生まれ、 故郷を滅ぼした星団連邦を恨み、ゾハルの民の悲願である母なる聖地ロスト・エルサレムへの帰還を果たすため、 ハインライン枢機卿に忠誠を誓った。(ep3) マイ・メイガス テスラ・メイガスの愛娘。祖父に当たるアイゼン・メイガスと共にダブリー鉱山で暮らしている。 ダブリー鉱山の暴動事件で父を失って以降は、父が愛用していたオーテック「リューポルド」を戦闘用にカスタマイズしてダブリー鉱山の平和を守っている。(ep3) モチーフはマリア。本筋ストーリーに全く関わりが無いファンサービス的キャラ。 マクロファージ 仮想空間内の侵入者を自動で算出し、それを除去する役割を持ったプログラムのこと。 これに駆逐されるということは、侵入者の精神が駆逐されるという意味合いもあり、 駆逐された場合は現実世界において精神破綻を起こすことが確認されている。 プログラム名は、人の体に侵入する細菌を食べる細胞マクロファージから。(ep3) マシューズ T.C.4727年生まれ。40歳。 航宙貨客船エルザの船長。 浪費癖があり常に借金苦。 特にクーカイ・ファウンデーションに対して莫大な借金を抱えており、白鳥の姿を彷彿とさせる愛船も借金の担保となっている。 退役後は宙域に漂流する紛争物資を回収して修理、横流しをするいわゆるジャンク屋家業を営んでいたが、 ここ数年は、ファウンデーションからの仕事を主に受けている。 物語冒頭から遡ること数年前にケイオスと出逢い、以後行動を共にしている。(ep1) クーカイ・ファウンデーション所属の民間航宙貨客船エルザ号の船長。 元星団連邦軍海兵隊に所属しており、退役後は宙域に漂流する紛争物資を回収して、修理、横流しをするいわゆるジャンク屋稼業を営んでいたが、 ここ数年はクーカイ・ファウンデーションからの仕事を主に受けている。 義理人情に厚く、自分に関係ある者に危害が及びそうになると全面に出て守ろうとする親分肌。 ただ、現在の行動原理が莫大な借金の返済というのが情けない。浪費癖があり常に借金苦。 特にクーカイ・ファウンデーションに対して莫大な借金を抱えており、白鳥の姿を彷彿とさせる愛船も借金の担保となっている。 正確は粗野で豪快、無類の酒好き。その趣味が講じて船内のバーを作るほどである。 また、エンセフェロンのような技術が確立されている時代であるにもかかわらず、ライブのコンサートを見に行きたいと願うなど懐古趣味的なところがある。(ep3) 設定資料集には、14年前のミルチア紛争に海兵として参加していたのではないか、そして、そこで見たもの体験したことが 軍を退役するきっかけになったのではないか、という記載がある。 また、クーカイ・ファウンデーションとエルザが単なる一運搬船とは思えない関わり方をしている理由に関しても、 マシューズの過去が関係しているのではないか、と推測されているが、ゲーム終了時でもそのあたりは何も明かされていない。 マスダ ゾハルを発掘した考古学者。彼の主導のもとA.D.20xx年にケニアのトゥルカナ湖畔でゾハルに関わる遺跡の発掘・調査が行われていた。 当時、彼が持っていた銀色のゾハル型のプレートや遺跡については詳しく明かされていない。 ちなみにプレートがはめkまれた円形の石版は、現在ヴィルヘルムの執務室にある秩序の羅針盤の台座として用いられているようだ。(ep2n) ヴェクター・インダストリー社をスポンサーに、ケニアのトゥルカナ湖畔において大規模な発掘調査を行い、ゾハルに関わる遺跡を発見した人物。 彼についての情報は、その名前と発掘実績意外は皆無に等しい。名前からして日系と思われる。 彼によるゾハルの発見が後の人類の生活圏を激変させるきっかけとなる。マスダによって発見されたゾハルは、 ヴェクターの研究に移され、様々な調査・実験が行われた。(ep3) マスター 口ひげを蓄えた、いかにもそれらしい風貌のモビィ・ディックカフェの店主。名前はスタップ。 元は別の場所で店を開いていたが再開発の影響で第二セクターへと引っ越してきた。 自分と同じ名前の登場人物がいる、とジンに薦められ、なんとなく読み始めた著名小説「White whale」にスッカリ夢中になり、 ジンが営む本屋から文庫を購入するまでに至った。 その心酔度は、カフェの店名及び装飾からも感じられる。 リキュール類も好評だがカレーを始めとしたフードメニューの人気も高い。店の常連であったシオンに様々なレシピを伝授している。 本気か冗談か、「シオンちゃんになら店を譲ってもいい」と、ジンが店を訪れるたびによく言っている。(ep3) マスドライバー 推進剤に頼らず、磁気などを利用して加速させることで質量の大きな物体を打ち出すシステム。 通常は大型の航宙船の打ち上げや、軌道エレベーターやコロニーの建設のための衛星軌道への物資輸送等に使用されている。 劇中では惑星ミクタムの宇宙港がこのシステムを使っており、少年が脱出した際に使用されている。(ep3) マリア 太古、ロスト・エルサレムに存在した黒髪の女性。ケイオスのアニマとしての力を分断・封印した。 劇中ではメシアの伴侶とされているが、実在の人物マグダラのマリアと同一人物であるかどうかは定かではない。 劇中のセリフから、シオンの前世と何らかの関係があったものと思われる。(ep3) メシアの伴侶、ということらしいがどちらかと言うとケイオスと仲が良さそうな雰囲気である。 マリーエンキント Mrieenkind グリム童話「マリアの子供」より。 聖母マリアから13の鍵を預かった少女。(ep1) 劇中ではマリアの子供、つまりイエスであるといったニュアンスの説明がされているが、グリム童話的には別人。 ただ、エミュレーター格納部分に十二使徒の名があることから、意味合い的にはイエスが正解なのだろう。 マリアの巫女 シオンの前世。その言葉のニュアンスから、何らかの形でマリアの能力をサポートする役割をになっていたものと推測される。 シオンのゾハルに対する親和性は、母であるアオイから受け継いだ血というよりは、 ロスト・エルサレム時代にマリアと心を通わせた彼女自身が持つこの特殊性に起因する物であると思われる。(ep3) マリアの巫女の力はアニムスのイグニッション。つまり、アニマの力を制御するアニムスを制御する力。 わけがわからん。 ミズラヒ脳物理学研究所 U-TIC機関が設立される以前、ヨアキム・ミズラヒが所長を務めていた研究所。 悩神経学と事象物理学とを統合した特殊な研究所で、ヴェクターがそのスポンサードをしていた。 それ以外の詳細は今のところ不明。(ep1) ヨアキム・ミズラヒが所長を務めていた研究所。 ヴェクターがスポンサーとなり設立された、脳神経学と事象物理学とを統合した特殊な研究所で、 オリジナルゾハルの解析やグノーシスの研究も行われていた。 研究内容の特殊性から異端扱いを受けることも多かったが、環境虫やD.S.S.S.、ヒルベルトエフェクトなどもこの研究所の成果の1つである。 オリジナルゾハル懐石のため、ヨアキムはヴェクターに保管されていたレメゲトンを再構築し、 ネピリムの歌声やウ・ドゥシステムの設計を開始している。 その際に献体として使用する、トランスジェニックタイプと呼称される特殊なレアリエンの製造も行っていた。 その後、ゾハルをエネルギー機関、兵器として応用する計画が立てられ、 その管轄もヴェクターから連邦政府へと移管され政府直轄組織であるU-TIC機関となった。(ep3) ミハエル・オルトマン U.M.N.を始めとしたネットワーク関連の知識に長けた連邦警察特殊司令部の腕利きオペレーター。 エーリッヒと同じく、U.M.N.内に構築された仮想空間にダイブした特殊班のメンバーを外部からサポートする役割を担う。 また、特殊班におけるムードメーカー的な役割も果たしていた。T.C.4667、ヴォイジャーを追跡中ブレインジャックを受けて殉職。(ep3) ミユキ・イツミ T.C.4747年生まれ。20歳。 ヴェクター第一開発局のシステムプログラマ。 シオンの後輩。かなりのメカオタク。 特許申請が趣味で、常にシオン達を実験台に、新たな発明に没頭している。 何かにつけて経費の申請が多く、上司であるシオンの頭痛のタネとなっている。 ある意味、自信の欲望に忠実な女の子。 フルネームはミユキ・イツミ。(ep1) 元ヴェクター第一開発局のシステムプログラマーでシオンの後輩。常に明るく元気な正確が取り柄。 シリアスな状況でも平常の明るさを失わないのは、図太いというより本質的なタフさを思わせる。 念願かなってヴェクター第二開発局に配属。新兵器の開発に没頭している。 何かにつけて経費の申請が多く上司の頭痛の種となっている。ある意味、自身の欲望に忠実な女の子。 かなりのメカオタクで、常にシオン達を実験台にし新たな発明のための執念を燃やしており、 シオンが使用しているM.W.S.も彼女の発明の1つ。特許申請が趣味。(ep3) ミルチア ミルチア紛争と呼ばれる戦争の舞台となった惑星。 シオンの故郷。(ep1) 旧ミルチアのこと。ミルチア自治州の主星だった惑星で、シオンの故郷。ミルチア紛争のあとに第二ミルチアが設けられたため、旧ミルチアと故障されるようになった。(ep2n) 第二ミルチアと区別するために、現在では旧ミルチアと呼ばれることの方が多い。シオンとジンの故郷の星。 ミルチア紛争の舞台となり、数多くの悲劇を生み出した星は宙域ごとU.M.N.から途絶され、14年間もの間封印されていた。 しかし、Y資料の流出によりミルチアへの回廊が解き放たれ、ラビュリントスに眠るオリジナルゾハルを巡ってミルチアは再び戦場と化した。 ミルチアに降り立ったシオンは、ゾハルを目の前にして辛い決断を迫らされ、更なるミルチア紛争に隠れた驚愕の真実を思い知ることになる。 しかし、ウ・ドゥの目覚めを阻止するためにゾハルを制御するシステムを破壊するも、オルムスの手によりオメガシステムが発動。 ミルチアという星事態を破壊しながらプロトオメガが誕生する。この日ミルチアは宇宙から永遠に姿を消した。(ep3) ミルチア教主国 第18銀河タンタス腕第四指に属するミルチア太陽系唯一の可住惑星であるミルチアに成立した太陽系国家。 国民の殆どが移民船団の出身で、政治体制もその教義に順しているため、星団連邦に与さず、独立した自治が執り行われていた。 その後、連邦からの圧力に屈する形で自治州政府へと政体が移行。連邦政府により任命された連邦評議員がその首班を務めることになる。 だが、事実上連邦政府の統制下にあるその状況が民衆の不満を募らせていくこととなり、ミルチア紛争勃発の一因となる。 また、後のU-TIC機関の多くは教主国政府軍の残党によって構成されている。(ep3) ミルチア憲章 ミルチア紛争後に制定された連邦法。(ep1) 15年前に勃発したミルチア紛争の過ちを繰り返さぬようにと、連邦政府が制定した憲章の事。 ミルチア憲章において特筆されるのは、第四条のレアリエンの社会的立場についての記述であり、 これはミルチア紛争時の事象の1つであったレアリエンの暴走事故に基づいて制定されている。 これらレアリエンの暴走事故により、犠牲となった人間は少なくなかった。 そこで連邦政府は「レアリエンもストレスを感じ、その結果暴走事故が発生する」と公表し、レアリエンの人権が認められたのである。 しかし基本的人権が定められながらも、レアリエンの製造元であるヴェクターは、レアリエンの自爆コードを含む制御装置を外すことをしなかった。 そして憲章でもその制御装置を用いることを許可する文面も見られる。(ep3) ミルチア自治州政府 ミルチア教主国が星団連邦加盟時に体制を移行させることで成立した太陽系国家。 しかし、連邦討議員が首班を務めていたことで不満が鬱積し、ミルチア紛争を勃発させてしまう(もちろん、紛争の裏面には公にならない様々な事情が存在する)。 この紛争によって、ミルチア太陽系圏はU.M.N.から隔絶され、旧教主国政府関係者残党も壊滅した。 惑星ミルチアを脱出した一般市民の多くは、10パーセク(およそ36光年)離れた 近隣の太陽系にミルチア資本によるテラフォーミングが完了したばかりの可住惑星へと移住した。 やがて、この太陽系がミルチア太陽系の名を継承し、惑星は第二ミルチアと呼ばれるようになる。 新たな代表討議員には星団連邦軍からヘルマー中将が当てられ、以降は安定した治世が続いている。首都はマイトレイ。(ep3) ミルチア宙域 第18銀河タンタス腕第四指に属する複数の太陽系圏をミルチア宙域と呼称する。 第二ミルチアはここからおよそ36光年離れた第三指に属する太陽系である。 星団連邦全体を巻き込んだ戦争で、ミルチア宙域が最大の激戦区だったことから、その名をとってミルチア紛争の名が付けられた。(ep3) ミルチア紛争 エピソード1全体を通して語られる、十四年前に起こった連邦全体を巻き込んだ戦争。 シオンの故郷であるミルチア宙域が最大の激戦区域であったことから、こう呼ばれている。 実際ミルチアで何が起こったのかは今後の展開を待ちたい。(ep1) 14年前に星団連邦全体を巻き込んで勃発した紛争。 当時、最大の激戦区域であったミルチア宙域が紛争の名前に冠され、ミルチア紛争と呼ばれるようになった。 世間ではヨアキムが紛争の首謀者として認識されているが、ジンが入手した資料によると、 紛争勃発の裏にはU-TIC機関や移民船団などの思惑が働いていたようであった。 ネピリムの歌声によるレアリエンあ連邦兵士たちの暴走も、何らかの実験の一部だったという見解が強い。 結果的に、ヨアキムはウ・ドゥの暴走による最悪の事象を防ぐため、ミルチアごとアビスに封印する決断をすることになった。(ep2n) ツォアル事変の最終局面となる紛争で、シオンの故郷であるミルチアが洗浄となり、連邦政府軍とU-TIC機関との激戦が繰り広げられた。 連邦政府軍はミルチアに対し三度の降下作戦を実施し、第三次降格戦の実施には特殊部隊であるU.R.T.V.も投入している。 記録では、第三次降下作戦の折にU-TIC機関創設者であるヨアキム・ミズラヒによって引き起こされたゾハルの暴走が原因で局所事象変異後が起こったとされている。(ep3) ヨアキムがミルチアを封印した、ということになっているが、どう封印したかという部分に若干の食い違いがある。 アビスに封印した、という記述もあれば、局所事象変異によりプランクスケールまで縮小した、とか ネピリムの歌声をオーバーロードさせU.M.N.から断絶させた、といった記述がある。 どれが正しいのかは不明。 無意識領域 人間の精神のうち本人は意識していない部分のこと。 モモ真相領域はこの無意識領域の更に深い部分のことである。 ここで言う無意識とは心理学者フロイトが提唱した概念から来ており、 思考や想像といった精神活動の主舞台である「意識」は「無意識」によって強く影響を受けているとフロイトは論じた。(ep2n) メリィ・ゴドウィン T.C.4747年生まれ。20歳。 クーカイ・ファウンデーション作戦一課室長。 Jr.とガイナンを補佐し、姉のシェリィと共にデュランダルを指揮する女性。 ミルチア星系生まれにもかかわらず、謎の地方星系言語を話す。 ファウンデーションのムードメーカー。 フルネームはメリィ・ゴドウィン。 ゴドウィン姓の戸籍は、ファウンデーション保護後に取得したもの。(ep1) ライフサイクルによって生まれた異能者。クーカイ・ファウンデーション作戦室長。 シェリィと共にJr.とガイナンを補佐し、ファウンデーションを支えている。 ある製薬企業が非合法に所有していた実験体の一人。Jr.達に保護されて以来、ファウンデーションにその身をおいている。 謎の地方星系言語らしきものを喋り、星団一のお笑い芸人を目指しているらしい。 明朗活発な気質でデュランダル内の船員や百式達を威勢よく取りまとめている。シェリィとはインターリンクで意思疎通を図ることが出来る。(ep3) メリス・オルタス 連邦警察学校を卒業後すぐに第1875特殊作戦司令部に配属となった女性捜査官。 生真面目な正確で正義感が強く行動力に長けている。 しかしその反面、自らの正義を押し通すためには独断で行動してしまい、チーム自体を危険に遭わせてしまうことも少なくない。 T.C.4667、ヴォイジャーによる巡礼会議襲撃事件の直後、事件の容疑者グループの一員として連邦警察当局に身柄を拘束される。 しかし心神耗弱による責任能力の有無を問われ無罪判決を受ける。その後、療養施設に送られたが退院と同時にその消息が不明となる。 T.C.4669以降、星団各地で組織されていた反U.M.N.グループに結束し、スキエンティアと呼ばれるテロリストグループを組織した人物と言われている。(ep3) 模擬人格層 ヒト型に創られたレアリエンやアンドロイドが、人と円滑にコミュニケーションがとれるようにと、人の人格を模して作られた人格。 模擬人格は当然ヒトの人格や喜怒哀楽をベースにして作成されるため、若い娘の外見に合わせたもの、医療用目的のためなど、 それぞれに外見やタイプに合わせて搭載されることとなる。 模擬人格と人工知能(A.I.)を併用することにより、より人間的な感情や思考を持ち合わせることが可能となるが、 通常はどちらかを抑えられ、使用する人によって都合の良いレアリエンやアンドロイドのタイプに調整される。(ep3) モビィ・ディックカフェ 表の店構えは近代的な第二ミルチアの町並みに溶け込んでいるが、店内はノスタルジック感漂うカフェ。 元は第4セクターで営業していたが、同セクターが再開発地区となってしまったため移転してきた。 看板に白鯨が掲げられているのは、著名小生津に由来しており、店内はその小説に登場する白鯨 「モビィ・ディック」を追っていた捕鯨船ピークオド号の雰囲気を醸し出している。 主にアルコールと軽食を扱うカフェだが、隠しメニューとしてあるカレーは来客者の密かな楽しみである。 ハイスクール時代からこのカフェに通っていたシオンの手作りカレーのルーツとなった程であった。シオンだけでなくジンも良く訪れている。(ep3) M.O.M.O. M.O.M.O. 覚醒年月日は不明。外見上は12歳ぐらい。 ある特殊な知覚 でしか捉えられないグノーシスに対して、接触、観測を目的として開発された、 百式汎観測レアリエンのプロトタイプ。 ヨアキム・ミズラヒの手によって創られた。 その外観はヨアキム博士の亡児、サクラ・ミズラヒに基づいている。(ep1) 正式名称は「Multiple Observative Mimetic Organicus」で、 ”ある特殊な知覚”でしか捉えられないグノーシスに対して、接触・観測を目的として開発された。 百式汎観測レアリエンのプロトタイプである。 トランスジェニックタイプと99対のテストヘッドであるキルシュヴァッサータイプを経て開発されているため、 現存する星団最先端の技術が総動員された完成形といえる。ヨアキム・ミズラヒの手によって創られた。 その外観はミズラヒの亡児、サクラに基づいている。 ヨアキム・ミズラヒにより幼体偽装が施されているが、あくまで機能調整が完了するまでの時限措置であり、 身体機能、中枢神経ネットワークの相互連結が完了した時点だ偽装は解除されるように設定されており、 いずれは成人女性として成長する可能性がある。 トランスジェニックタイプが人の遺伝子とレアリエンの遺伝子とも言えるALC<アルキュミア>とのハイブリッド型であることから、 その完成形であるモモ自身も、人との細胞同士の親和性があり、場合によっては受胎も可能であると思われる。 通常の百式汎観測レアリエンは、対グノーシス機能のみがモモと共通しているに過ぎず、その製造も連邦政府により行われているため、 身体機能は通常のレアリエンと同等のものであり、モモとは全くの別物と言ってもいい。 ミクタムでの一件が終息した以降、曙光に残り、 ジギー、ユリらと世界の再建を果たすために活動を開始したモモは新たなネットワークの構築がその世界を救う手段の一つになると信じている。 それこそが旅立っていった者達との再開を約束してくれるものであるということを。(ep3) モリヤマ艦長 T.C.4727年生まれ。40歳。 巡洋艦ヴォークリンデの艦長。 任務には忠実だが、温厚な性格で部下に対する理解力もあり慕われている。 階級は大佐。(ep1) 本名はカズイチ・モリヤマ。所属・階級は星団連邦軍海兵隊大佐で、惑星アリアドネ消失事件の調査部隊、巡洋艦ヴォークリンデの艦長を務めた。 責任感が強く、それでいて温厚な正確で部下に対する理解力も高いために慕われている。 ヴォークリンデがグノーシスの大群に襲撃された折、果敢に式をとっていたがCICに突進してきたグノーシスにより死亡している。(ep3) 脆き者- シェイクスピア原作「ハムレット」より。(ep1)