約 2,263,377 件
https://w.atwiki.jp/duelrowa/pages/315.html
(…やれやれだぜ、予想以上のヘヴィな奴が相手だったようだ) 最初に承太郎が敵だと想定していた相手は冥界の魔王ハデスだけだった。勿論それ以外の黒幕もいるだろうなとは考えていたが。 そしてそれは実際にいた、王をも超える神として名乗り出たのだ。 姿は人のようにしか思えない、が、主催がいる場に乱入してきた白い騎士…仮面ライダー鎧武こと葛葉紘汰を一撃で戦闘不能に出来る力を持つ時点で強さは伊達ではないことが分かる。 そしてどのような仕組みで倒したのかも簡単に分かった。 自分の宿敵、そして自分が使える能力そのものだからだ。 時間停止…どのような相手でも、どんな強さすら無に帰す能力、それがあの男も使えるとなると主催の打倒は難しくなる。 何故ならハデスだけなら時を止めれば…あまりしたくはない行為ではあるが攻撃されないまま首を落とせば倒す事が可能だ。 だが相手が時間停止を使えるという事はこちらの時間停止も効かない可能性がかなり高い、(DIOとの戦いの経験を元にした考えだが) そしてあの姿では防御力も高い可能性が高い、自分でラスボスを気取っているからな、簡単に倒す事は絶対にできないだろう。 となると例え首輪を解除しても主催を打倒する事は難しいだろうと考えざるおえない (だが例えそうであろうと…俺の考えは絶対に曲げねェ) 最高神である私に挑むか、それとも最後の一人になるまで勝ち残り願いを叶えるか あの檀黎斗と名乗る神を称する野郎はこう俺達に問いかけた。 答えは当たり前だが前者だ どんなにテメェ等が強くても関係ねぇ、こんな命を弄ぶふざけた殺し合いをゲームと言い、罪のない奴を簡単に殺しやがるテメェ等は俺が…いいや、この殺し合いに反対する奴らと共に必ずぶちのめす。 1人でも無理なら多くの人と共に協力してテメェ等を倒す。DIOを倒す旅と時と同じようにな 『ふざ、けんな!力なんて無くても、変身出来なくても―――俺は最後まで戦う!!』 『それが俺たち―――仮面ライダーだからだ!』 『戒斗……みんな……。俺の代わりにこいつを、檀黎斗を……止めてくれ……』 「…あんたの事は忘れねぇぞ、葛葉紘太」 ラブ&ピースの為に戦う、それが俺達の仮面ライダー、戦兎、万丈、そしてヒゲとの共通した想いだ。 あの仮面ライダー鎧武も…多くの人の為に戦う正義の仮面ライダーだったという事は一連の流れで分かった。 アンタの想いは絶対に無駄にしねェ、必ず神とやらふざけた事を抜かす檀黎斗とその部下共を必ず止める 多くの参加者の…ラブ&ピースを護る為にな とりあえず簡単な自己紹介をする為に砂浜から大分離れた場所で立ちながら二人は話し合いを行う事にした…因みに切り裂かれた枕は離れる前に綿も含めて全てしっかりカバンに詰め直していた。誰かに直してもらう為らしい、承太郎は無理だろうなという思いを抱きながらその様子を見ていた。 「俺の名前は空条承太郎、日本の学生だ」 「日本…?東都、北都、西都、この三つのどれかじゃねぇのか?」 「聞いた事ねェ、そんな場所」 早速話が合わない事態が起きる。 一海は一から十まで自分が経験した出来事を話した。 だが承太郎はその全てを知らなかった そこで承太郎が1999年生まれであるという情報を知り、一海は納得した 「成程な、つまりお前は俺達の時代より過去から来たようだな」 と考えたが…承太郎は少し考えてから否定した 「いいや、あのハデスって奴が言ってただろ」 『この世には無数の世界がある。カードの種類だけデッキがあるように、だ。このデュエルでも様々な世界から決闘者を呼び寄せてある。楽しむが良い』 「ってな、そもそも俺のスタンドも、アンタの仮面ライダーというのも特殊な力だ、その二つが同じ世界にある事の方が珍しいはずだ、となるとアンタと俺は無数の世界…平行世界の存在の方が可能性は高いはずだ」 「…確かにその可能性の方がたけぇかもな、平行世界については俺も戦兎から聞いた事がある」 平行世界で数多くの仮面ライダーに出会い戦った事があったらしい、そしてそれだけではない、そもそもエボルトがいない新世界を作る為に別の世界が必要だったことも知っている。つまり平行世界の存在は知っていたのだ。 …もし平行世界での様々な仮面ライダーに出会った時の事を詳しく聞いていたらその中に鎧武もいた事を知る事が出来たのだがそれは仕方がない事である。 「だが過去から俺が連れてこられた…というのも十分可能性はあるかもな」 「…というかお前のあの紫の人みたいなの出す能力、スタンドというんだな、そして何で俺が仮面ライダーって分かったんだ?」 「あの仮面ライダー鎧武って奴はベルトに何か装填して変身していた。そしてアンタもベルトに何かを装填した状態であの姿になっていたからな、そう考えただけだ」 「そうか…自己紹介が遅れたな、俺は猿渡一海、仮面ライダーグリスだ、さっきはありがとな」 「礼を言われるようなことはしてねーぜ…オメェ、俺のスタンドが見えるのか?」 「あん?どういう質問だ?」 「スタンドは一般人には見えねェ、スタンド使いにしか見えないはずだ」 「そうかよ、でも俺はスタンド使いじゃねぇぞ?」 「…首輪に仕掛けられたか?スタンドを見えるようにな」 「そうか…となると仮面ライダーの力にも制限があるかもな」 改めて自己紹介を終えた所で…まずは名簿を確認する事にした、知り合いがいるかどうかを知る為である。その結果 「エボルト…!!「DIOッ…!!」」 最悪の宿敵の名を目にした…!! 「…その様子を見るにとんでもねぇ奴がいたようだな」 「ああ…お前もそうなんだろ?承太郎」 二人は名簿の名前を元に情報交換を始める 最初に伝えたのはDIO、エボルトという巨悪がいるという事である 「アンタが言っていた通り…過去から呼ばれた奴がいるというのもあり得る話になってきたな」 何故なら承太郎は一度DIOを倒した、完全に灰にしたからだと、吸血鬼である事も含めてDIOの事を一海に伝えた 「とんでもねぇ奴だな、まぁ俺が知っているコイツもそいつに劣らずの邪悪だけどな」 地球外生命体エボルト…様々な惑星を滅ぼし、そして日本で戦争を起こした事などの情報を伝えた。 「やれやれだ、こいつら二人は早い所倒さなくちゃいけねぇようだ…」 「ああ、多くの参加者が犠牲になる前にな…」 「それにしても…時間への介入までしてくるとはな…本当に予想以上の力を持っているようだぜ」 「でも死んだ奴等は蘇らされた可能性もあるだろ、主催の一人に冥王がいるからな、それに俺自身も一度死んだはずだったのに目が覚めたらここにいた立場だ」 自分が死んだときの状況も含めて説明すると承太郎は死者蘇生の可能性もある事を納得出来た。 「納得は出来るが…一つ疑問がある。死者蘇生が出来るのは分かった。だがそんな簡単にできる事とは俺は思えねェ、アイツ等は何故そこまでアンタをわざわざ蘇らせたのか?」 「それは分からねぇが…考えられるのは、なんでも願いを叶えられる事の信頼性を高める事による殺し合いの加速を促す…というのはどうだ?」 「成程な…そう考えると筋は通る、となるとこの殺し合いには多くの死者が招かれている可能性が高い、という事になるか?その方が主催の力を思い知らせることが出来るだろう」 「その可能性もあるな、ただ、お前の言った通り、過去から人が呼ばれている可能性もある、二つの可能性を考えといて良いかもな」 「何れにしても底知れない力を秘めている奴等というのは変わらねェがな…」 改めて主催の力を思い知らされる二人、勿論屈する気が全くないが 次に話し合うのは仲間の情報だ。 承太郎は仲間がここに来ていない事を伝える。良かったというべきか、良くなかったというべきか…それは分からない 一海は俺の知っていて信頼できる仮面ライダー全員がここに来ていると伝える。マッドローグ?この一海が知っている内海は仮面ライダーと呼べる資格はない為にカウントはしていない。そして首輪について戦兎ならどうにか出来る可能性がある事も伝えた 続いて所持品の確認だ 承太郎が取り出したのは…赤いベルトだった、更に謎の錠前がついている 「まさかコイツが変身ベルトって奴か?」 「そうみてぇだな、俺が知らないライダーに変身できるようだが、してみるか?変身を」 「…俺にはスタンドがあるから必要ねぇ、戦力がない奴に会った時に渡す方が良いかもな」 「そうか?確かに戦力がない奴に渡す方が一番かもしれねぇが…十分な鎧にもなるんだぜ?その傷を追う事もなかったかもしれねぇ」 デュムシュとの戦いは承太郎に少なくない傷を与えていた。ダメージは一海も負ったが身体への影響は承太郎の方が強かったのである。今は上着の袖を一部破って包帯代わりにして縛っている 「念のためにその戦力がない奴に会うまではそのベルトは腰につけといた方が良いだろうな」 「…分かった」 「…どうした?その二つの錠前をじっと見て」 「何でもねぇよ」 とりあえず万が一の時の為にベルトは腰につけておくことにした。 「そしてもう一つ気になる支給品は…このカードだな」 「ああ、ソイツについても話し合いてェが…今はまずここから離れるべきだな」 「そうだな、ここじゃあ落ち着いて話せねぇ、どこか建物で話したほうが落ち着けるな」 まず他にも長く話し合うべきではと思うが、その為には情報が欲しい、それに、建物の中に入って話をした方が色々な奴らと合流してから改めて長い話をするべきではないかと考えたのだ その為に少し遠くに見えるあの白い建物に向かう事へ決めた 白い建物であるという事は…つまり病院なのかもしれない、治療手段の確保にもつながるのだ こうして二人はその建物へ向かいながら軽く会話を進める 「まず俺達には情報が多く必要だよな」 「ああ、一番欲しい情報は主催…檀黎斗の情報だな、アイツの事を知っている奴に会えたらな…」 「そうだな、だがそんな簡単に都合よく会えるわけ…」 「私は知っているぞ、あの男を」 その声に反応し、二人が振り向いた先にいたのは 上下真っ白い服を着ている男だった (…やはり、な) 予想は見事に的中していた…檀黎斗がやはり裏で関わっていた 勿論、この事について、私は非常に自分の行いを悔いる…はずであった その主催の檀黎斗がヒューマギアモジュールを付けていたら、である あの檀黎斗は…私が生み出したヒューマギア 檀黎斗ではなかった となるとあの檀黎斗は私が知っている男ではないのか? 性格にほとんど違いは見られなかった、となると平行世界の檀黎斗か? それとも以前、バグスターウイルスとして直接姿を現した姿か? そしてあのフォームは何だ?私を倒した…確か音声ではゲンム無双だったな? その姿ではなく…ゴッドマキシマムマイティ?という姿になったのか なぜあの姿でポーズを使える? …何れにしてもあの男を倒さなければいけない事には変わりがない、多くの人との協力が必要だ。自分が知っているあの男の情報を使えば手が組みやすくなるはずだ そう考えていながら歩いていた時、私はとある施設を見つけて…その周囲を探ってみる事にした結果…学生の服を着ている背が高い男と、茶色い上着を着た男を見つけた。 私は用心して話を聞いてから二人と話そうかと考えた、そしてその結果彼等は信用できる相手である、と考える事が出来た為に…交渉してみる事にした。 「アンタは…誰だ?一海、アンタ知ってるか?」 「知らねェが…敵ではなさそうだな」 「自己紹介が遅れた、私は天津垓、仮面ライダーサウザーだ」 「アンタも仮面ライダーか…所で、あんた檀黎斗について知ってるって本当か?」 「私が知っているあの男とは少し違うようだがな、性格にはほとんど変化は見れなかった、話せる事はあるはずだ」 「そうか…」 まさか都合よくすぐ主催を知っている人に会う事が出来るとは、こうなると落ち着ける場所で長く話す事も考えの一つに入れても良いかもしれない 「それについて深く話し合える場所について私は考えがある…あの白い建m」 「…テメェ等!!避けろ!!」 承太郎は天津垓が万が一敵だった場合の為にスタンドを出しながら話していたが…そのスタンドは近くでは見えない場所にいた敵を目に捉えたのだ。 その瞬間、赤い光線を天津の方向から三人を一瞬で襲った 三人は戦いを経験してきた猛者、避けることはたやすかった。 避けた後にその方向を見て、底にいた異形、それは 蒼いクワガタを模した怪物、赤い城を模した怪物、黄色い鳥を模した怪物、彼等は先程話したように、特徴的な色も纏ってはいるが、全面的な色はどす黒かった 一方でその近くにいた二体の怪物、一体は青く、かつて天津が道具として扱っていたジャッカルレイダーに似た頭である怪物であり…もう一体はトラの顔を持つオレンジ色の怪物だ 彼ら五体がたまたま同じ場所にいたのは偶然である。そして出会った相手があの三人である事も、だがこの偶然は天津垓、一海にとって残酷だった。 何故なら…彼ら二人と怪人達の因縁は強い物だったからだ (首輪がねぇな…こいつ等は、となると主催の奴が言ってたNPCって奴か?) 勿論首輪を外したからという可能性も考えた。だがこんな序盤で外す事が可能になるように設定されるとは思えない、と承太郎は推測した そして横の二人を見ると…1人は激怒しているように、もう1人は悲しみの症状を見せていた…が 『サウザンドライバー!』『ゼツメツ!Evolution!』『ブレイクホーン!』 サウザンドライバーを腰に付けて…流れるような操作でキーみたいなものを一つ差し込んでいた 「二人とも、あの白い建物は病院だ、そこでならその傷を治しながら落ち着いて話し合えるはずだ」 「そうか…分かったがアンタはどうするつもりだ?」 「私はあの青とオレンジのNPCを1000%の確率で倒す、残り三体を君たち二人に任せていいか?」 「…アンタ俺達の事どれくらい盗み聞きしてたんだ?」 「勘違いするな、君たちが戦力を持っている事を聞いていたわけではない、君達の眼に…私の仲間たちの事を思い出させてな、頼れる仲間と同じ眼をしている君達なら何か力があると思っただけだ…頼んだぞ…変身」 『パーフェクトライズ!』 『When the five horns cross, the golden soldier THOUSER is born. Presented by ZAIA.』 黄金の仮面ライダー、サウザー、かつてサウザントアークになる前に天津が手にしていた力、再び変身する機会が訪れるとは考えていなかったが…今、ここに再誕した 『サウザンドジャッカー』 黄金の槍を手に持ち、襲ってくる二人の怪物の攻撃を受け止めながら病院の方向へ向かって押していく。 そして残り三体の怪物が二人に迫りくる。 「下がってろ承太郎、俺一人で十分だ」 「…アンタこいつ等と戦って死んだんじゃなかったのか?」 『スクラッシュドライバー!!』 「こいつ等は誰よりも俺が倒さなくちゃいけない相手だ…例えNPCだとしても」 本当は…承太郎に押し付けても良かったかもしれない、仲間の姿を模した敵を自分で倒す事は…辛い事であるからだ。だが相手について一番知っているのは他でもない自分だ。ましてや仮面ライダーに変身する事を決めていない承太郎では倒せない可能性を考えると…自分が戦うしかなかった、あの時と同じようにもう一度覚悟を決めるしかなかった 『ロボットゼリー!』 「変身」 『潰れる! 流れる! 溢れ出る!』『ロボットイングリス!』『ブラァ!』 奇しくもサウザーと同じく黄金の仮面ライダーが再び現れる 「アンタ…まさかここで死ぬ気か?この殺し合いは始まったばかりって事忘れてんじゃねーだろうな?」 「悪いがコイツ等は譲れねぇ…何が何でもだ」 一海は覚悟を決めているように見えた。下手したらたとえ刺し違えてもこいつ等を倒す覚悟を …だったら 「スタープラチナ ザ・ワールド」 「なっ!?」 グリスが気付いた頃にはオウルロストスマッシュ、キャッスルロストスマッシュをスタンドで抑えながらこの場から離れていく 「テメェ!!」 「悪いが俺もアンタには死んで欲しくねぇんだよ、俺もそれは譲れねェ!!」 慌てて追いかけようとするが、その瞬間、後ろの足音に反応して振り向いた、そこにいたのは 上半身が水色、そしてはしごの銃を持った、一海がとても見覚えがあるスマッシュだった 頭がおかしくなるくらい怒りに支配されそうになる、ここまで俺を…怒らせたいのか、嫌がらせをしたいのか、と 「心火を燃やして…必ず…テメェを潰す!!檀黎斗ォ!!」 その為に…目の前の奴等を…倒す!! こうして…三つの戦いが、始まる ダイアウルフソルドマギアが殴りかかってくるのを頑強な装甲で受け止めながら殴り飛ばす、そして剣で襲い掛かってくるサーバルタイガーマギアの剣もサウザンドジャッカーで受け止める。 二体のこのマギアの連携はサウザーを苦戦させていた。この二体は仮面ライダー滅、仮面ライダー迅という強い仮面ライダーとも渡り合える実力を持つ。サウザーも久しぶりに変身しただけあって、苦戦も仕方がないだろう。 受け止めた後に弾き飛ばしてサーバルタイガーを殴り飛ばす。だが殴り飛ばした隙に後ろからのダイアウルフの攻撃で殴られる。 殴られた勢いに任せて前に回転し、距離をとった後立って二体のマギアを改めて見る。 サウザーは二体のマギアについて知っていた…刃唯阿から一連の事件を聞いていたからだ それぞれの夢を見つけていた同志、滅、迅、不破…それだけではない、亡、雷、合わせて五人の仮面ライダーが死んでしまった事件を 天津は激しく後悔した、もしリオンからドライバーを意地でも奪われないようにしていたら、このような事件は起きなかったかもしれない、と 自分はいくつもの数えきれない数の罪を重ね続けている、本当に自分は生きていていいのかと思うくらい、これから償っていけばいいというのも本心だ。だが本当はそれだけでいいのだろうかとも考えてしまう自分がいるのも事実だ。 今目の前にいる敵はそれを思い出させた、だがそれに気を取られている場合じゃない。そう思い天津はサウザンドジャッカーを構える 二体のマギアはただのNPC、心はない、だがマギアの元はヒューマギアである。敵を倒す為に効率のいい戦い方を構築し、襲い掛かる。二体は人数の利を生かして挟み撃ちをすることにしたのだ。 前からダイアウルフが、後ろからサーバルタイガーが襲い掛かる。 それに対するサウザーの答えは…何と攻撃に合わせた回避である。 サウザーは予想以上の頑強さに倒す為には今のままでは駄目だと考えた。と同時に、今まで全く使ってこなかったプログライズキーを使って慣れておくべきだと考えたのだ。よけたサウザーはバックから新たな所持品を取り出す事にした。 「オラオラオラッ!!」 承太郎はスタープラチナでキャッスルロストスマッシュの盾を殴り壊そうとするが…予想以上に…硬い 盾を動かし、手を弾かれて即座にビームを放たれる。承太郎は即座に避けるが…その避けた先にいたのは空から突撃してくるオウルロストスマッシュ、両腕を交差してガードするがそのまま掴み持ち上げられてしまう。 慌てて振り払おうとするがその前に急上昇して地面に投げ落とされてしまう 「くっ…!!」 そしてその先に放たれる光線…!! 「スタープラチナ・ザ・ワールド!!」 時間停止と同時にスタンドを展開し、ダメージを和らげる…!! と同時に光線の射程内から回避し…時は動き出す。 (予想以上の強さだ…!!今まで戦った奴等と違って肉体の防御が硬い…!!) 今までの戦いではDIOを除いてスタンド使いに対して一度攻撃出来たら圧倒的な攻撃力でねじ伏せる事が出来た。相手のスタンドの特殊能力が厄介だっただけで相手自身は基本的にただの人だったからだ。こうなると…こちらも生身のままでは簡単には勝つことは出来ないかもしれないな (使ってみるか…コイツを) 一海の言っていた事が実感になって湧いてきた。意地を張っている場合じゃない。そう考えて承太郎は 『チェリーエナジー!!』 自らも仮面ライダーへの変身を決めた 「うぉらああああ!!」 グリスはツインブレイカーを使いスタッグロストスマッシュに殴り掛かる だがスタッグロストスマッシュは大きく後ろへ回避、攻撃をかすった隙を アイススマッシュが銃で攻撃してくる。流石にグリスの鎧にダメージはほとんど通らないが気を向けてしまう。その瞬間スタッグロストスマッシュが高速移動で攻撃してくる。 だがもうグリスはスタッグの攻撃スピード、そしてやりかたは今まで味方としても、本人ではないとしても敵としても見ているし、知っている、高速移動を見切りがっしり受け止めた後に 『スクラップフィニッシュ!!』 巨大なロボットハンドをヴァリアブルゼリーで形成、握りつぶそうとするが その瞬間アイスは手からアイシクルチルアローを放ち、ヴァリアブルゼリーを凍らせる 少し驚いた隙に剣戟をグリスに与えながらスタッグは離れてしまった。 ならば先にアイスから倒そうとロボットゼリーをツインブレイカーに嵌める 『ロボットゼリー!』 『シングルフィニッシュ!!』 黄色い巨大なエネルギー弾を放つが…なんとスタッグが高徳移動でエネルギー弾の前に回り込み防御し始めたのだ。そしてアイスは氷の壁を展開して、それが爆破されたが…二体はダメージを受けなかった (連携してやがる…!!NPCのくせに…!!) グリスの大切な仲間であった北都三羽カラス、そして直進との関係はただの仲ではない、四人との縁はグリスにとって大きな力になっていた。特に三羽カラスとは長期間一緒に戦い、笑って、泣いて、信頼し合った関係であることは間違いない。 そんな信頼関係もクソもない奴らのくせに連携してきた事に腹が立ってきた。グリスは支給されたフルボトルを使い、早急に倒す事に決めたのだった。 仮面ライダー、始まりの男、本郷猛は言った。 ライダーはいつも君たちのそばにいる。何があっても君たちと一緒だ。生きて生きて生き抜け。ライダーは君たちと共にある、と この殺し合いには予選があった、その予選には多くの仮面ライダーがいた だがその中で、参戦する事が出来ずに神の手によって物語を消された仮面ライダー、またはその力もあった。 ブレイド アギト カブト フォーゼ ジオウ ゴースト ドライブ 以下七名である。 更に、神の気まぐれで殺されてしまった仮面ライダーもいた…紅渡仮面ライダーキバの事である。 そして勇敢に主催に挑むも…散ってしまった仮面ライダーもいる。ご存じであろう。仮面ライダー鎧武だ。 彼等の想いは、この殺し合いに対する怒りは…無意味だったのだろうか? 言ったはずである。ライダーはいつもそばにいる、と 彼等の想いは…いつもそばにいてくれている。 そして…この場にいる『仮面ライダー』にも、力を貸してくれるようだ 勿論、実際に貸しているかどうかは分からない、偶然彼らのアイテムの力が退場した仮面ライダーの力と一致しただけかもしれない、そして力自体は他の人に渡っている可能性も普通にあるだろう だとしても、彼らが手に入れた力には奇妙な運命を感じても…おかしくはないはずだ サウザーが取り出したのは滅亡迅雷フォースライザー、しかもただのフォースライザーではない、仮面ライダー雷のフォースライザーだ。彼のベルトには八つのプログライズキーがつけることが出来るのだ。そして実際にその八つのホルダーには…レジェンドプログライズキーが装填されていた。 サウザーはその中から白いレジェンドキーを取り出す 『EVOLUTION!』 そして装填 『Progrise key confirmed. Ready to break』 『HACKING BREAK!』 その瞬間、サウザンドジャッカーはフレイムセイバーの様に燃え始めた 火力のある剣戟はサーバルタイガーの剣を弾き飛ばした後に一撃をくらわせる。 そして次にサウザーは 『JACK RISE!』『JACKING BREAK!』 ジャックリングを引き、それを戻す事で内蔵しているデータを解放、剣が纏うのは雷、地面に向かって放つことで雷を広範囲に放ち迫っていたダイアウルフを痺れさせて動きを止める。勿論サーバルタイガーも巻き込むことを忘れてはいない そしてもう一度同じ攻撃をしようと 『JACK RISE!』『JACKING BREAK!』 同じ工程を踏んだ だが現実は、何も起こっていない 「やはり…な」 幸い敵はまだ痺れていて向かってこなかった、この隙に 『FULLTHROTTLE!』 『Progrise key confirmed. Ready to break』 『HACKING BREAK!』 別の白いプログライズキーを装填すると同時に回転しながら二体を斬り飛ばす。『ドリフトカイテーン』のように しかも互いにぶつかるように調整して斬り飛ばしていた為に空中で衝突する。バチバチと二体のマギアは火花を散らし始めていた。 サウザーは二体のマギアにサウザンドジャッカーで触れて 『JACK RISE!』 二体のプログライズキーのデータを取っておく。…そして、トドメの一撃を決める時だ。 『THOUSAND DESTRUCTION!』 T H O U S A N D D E S T R U C T I O N データを吸収され、弱まっているマギア達にジャンプしてからの飛び蹴りを放つ、そして交互に連続で蹴り続ける。 THOUSAND DESTRUCTION 必殺技を受け続けた二体のマギアは…耐えきれずに爆発していった。 『JACK RISE!』 ブレイドのプログライズキーをジャックライズしてデータを貯め直しをした後に変身解除した天津は…改めて装填してあるレジェンドプログライズキーを見つめる (これ等のプログライズキー…貴重な戦力だ、大事にしなければな) アギト、ブレイド、カブト、キバ、ドライブ、ジオウ 彼等の意志はプログライズキーとして天津の元へ託されていた…のかもしれない。 このプログライズキーのデータは一応ジャックライズをしておいてある、が、これは本当に奥の手にしておかなければならない 何故ならサウザンドジャッカーに制限がかけられてしまっているからだ。 『ジャックライズ等で貯めたデータは一回しか使えない、使うと消えてしまう』という制限を つまり、一度手に入れたプログライズキーの力を使い放題になれるわけではないという事だ、実際にブレイドのデータで試した結果、実際に制限がされている事を確認できた その為、データを貯めといてはあるけれどもわざわざ装填して技を使ったのはこれが理由だ。手間が増えるが…無制限に使えたら強すぎるという訳か、と天津は納得している。 そして、残り二つのプログライズキーは ライジングホッパー、スティングスコーピオン …或人、滅の愛用のプログライズキーだ (この二つも早く二人に渡さなければ) 天津は…無性に嫌な予感がしている。この二つは会場にいる二人がそれぞれゼロワン、滅になる為に必要な物だ。それがこちらの元にあるという事は今の二人が仮面ライダーではないという事ではないか?そう考えたが…それだけではないかもしれないと考えている。 それは、本来会場にいないはず…破壊されていて、バックアップのデータがないはずの滅がいる事からの推測であるが…もしかすると参加者は過去から来ているのではないか?という事だ。となると二人が殺し合いに巻き込まれる時にもっとも都合のいい時期は…それぞれアークワン、アークスコーピオンに変身していた時期だろう もしその時期から来て…殺し合いに乗っていたり、人を護る事を放棄していたのならば…覚悟は出来ている。 そう思いながら…天津は病院へ向かっていった。 音声と共に承太郎は錠前の果物を見て…思い出す、変わった食べ方をしていた花京院典明を、旅の仲間を …感傷に浸っている場合じゃないと、エナジーロックシードをゲネシスドライバーに装填する。 『ロックオン』 グリップを押し込むと同時に…承太郎を仮面ライダーへと変身させる 「変身」 『ソーダァ!チェリーエナジーアームズ!』 アーマードライダー…シグルド、承太郎が変身した姿である。 本来の変身者、シドとの違いは承太郎の利き手が右である為に「チェルエナジースリーブ」が右にある事である。 「これが変身ってやつか…なかなか動きやすそうだ」 ソニックアローを手に持ち…キャッスルを攻撃し始める。 アークリムで斬りつける…が、盾で守られてしまう、傷をつける事は出来ていても、である。 だがそれでもいい、シグルドの狙いは盾を傷つける事で割れやすくする事である。 同じ個所を何度も傷つける、キャッスルは守り続けている、破られることがないだろうと高を括っているのだ。シグルドの狙いに気づかずに 「流星指刺!!」 壊れやすくなった場所に指による一撃で盾を貫き強烈な一撃を与える その攻撃にキャッスルが怯んだ瞬間、補うかのようにオウルが襲ってくる シグルドは回避、オウルは避けられた後に反撃を恐れて高く飛んでいく だがその瞬間、承太郎は…時を止めた 『ロックオン』 シグルドはエナジーロックシードをソニックアローに装填…狙いを定める 『チェリーエナジー!!』 茎で繋がった2個のサクランボの形をしたエネルギー弾がオウルにぶつかり、二つの果実がアメリカンクラッカーの要領で挟み込んで圧砕する。それと同時に時は動き出した。 オウルは自分が死んだことさえ知る事が出来ず死んだ。 だがその瞬間キャッスルは高火力のビームをまき散らせ始めた 二枚の盾のうち一枚の盾を壊された事から、防御していては勝てないと悟り、防御を捨てて攻撃の量で押しつぶす作戦に変えたようだ。 シグルドは光線を受け止めて、ソニックアローで弾きながら…あるロックシードを手に取る。 オレンジロックシード 仮面ライダー鎧武に変身する為のロックシード…でもあるが承太郎にとっては別の意味合いがある物であった。 ンドゥールに目をやられた花京院の様子を見にいった時、食べた果実だ。 …やたらと自分の旅に関係ある果実ばかり与えられていると自分の旅の事を主催の奴等に知られているようで無性に腹が立ってくるが…その怒りを抑え、オレンジロックシードをソニックアローに装填する。 『オレンジチャージ!!』 シグルドはソニックアローをクロスするように振り、斬撃を飛ばしてオレンジの炎に閉じ込めて光線を封じる。 (さて、トドメといくか) このままさっきと同じように射抜いても良いかもしれない。だが試してみたい事がある。 シグルドはドライバーを操作、シーボルコンプレッサーを絞り切る 『チェリーエナジースパーキング!!』 すると全身に力が漲ってきた。これでライダーキックをするのが仮面ライダーにとっての基本である。 だが承太郎はスタンド使い…別のやり方を行使する事にした。全身にみなぎるエネルギーを両腕に集中させる。すると何とスタープラチナの両腕にも同じく濃淡の異なる赤いエネルギーが漲っているではないか キャッスルは何とかもがきながら残っている一枚の盾を構える、だがはっきり言わせてもらおう 「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!」 仮面ライダーの力まで込められたオラオララッシュの前では無意味であった、と 盾を粉々に粉砕しながらキャッスル自身も殴られていく 「オラァァァァァ!!」 ラッシュを終えて殴り飛ばすと同時にキャッスルは盛大に爆発した… 変身を解除し、承太郎はひと息つく (仮面ライダー…予想以上の力だぜ) DIOや主催の奴等と戦う為に使えるかもしれない そしてこの力は正しく使わなければいけないとも考えた 葛葉紘太の最期は承太郎にとっても偉大な物に見えていた。そして『仮面ライダー』という物がどういう物なのかも知った。 だが本当に仮面ライダーが正義の為だけに使われているのか考えてみるが答えはNOだ。スタンド使いにだっていい奴も悪い奴もいた…ならば仮面ライダーにも悪い奴がいても不思議じゃねぇ だったらそういう奴の変身ベルトは俺の時間停止を使って変身前に必ず奪い取る。それがあの勇敢に悪へ挑んだ『仮面ライダー』…葛葉紘太の想いを汲むことになるだろう。 そう考えながらカバンに変身道具をしまおうとした時に気が付いた (そういやカバンは向こうに置きっぱなしだったな) 承太郎はあの時距離を精いっぱい取るためにカバンを置いて移動していたのだ。 承太郎は…一海を信じて荷物を任せる事に決めた。 あの白い建物…病院との距離は近い、そこまで病院に行くまでに一海も迷う事はないはずだ。そして何となくだが…一海がどういう男であるのか、短い時間の中で確信している。最初は変態の一面を見せていて少し引いたが…それでも根っこの部分は信用できる男…『仮面ライダー』であると そう思い、承太郎は病院へ向かう事を決めた。病院に来て欲しいと言っていた天津垓についてはとりあえず信じられるだろうと考えた。敵意はなかったようだしな。それから先は話していく中で見定めればいいだろう 因みにむかう途中にふと思った。 もしカバンが近くにあったらこの戦いにあのカードを使用してみても良かったかもな、と グリスが取り出した支給品はパンドラパネルである。 パンドラパネルには10本のボトルが装填する事が可能である。 その為、10本のボトルがそれには嵌められていた。 だがその嵌められていたボトルは…一海が全く知らないボトルであった。 それでも一海は…使うしかないと覚悟を決めた。 最初にツインブレイカーに嵌めたのは 『おばけ!』『パーカー!』 『ツインフィニッシュ!』 仮面ライダーゴーストを構成するフルボトルである。パーカーは知らないフルボトルであったがパンドラパネルにおいて隣り合うフルボトルはベストマッチであるという事を聞いていた一海が一か八か隣り合っていたこの二つを選んだ。力になってくれることを信じて そして偶然か奇跡か、フルボトルは応えてくれたようだ。もしかすると『○○○○○○』が応えたのかもしれないが ビームモードへと変更し、ビームを何度か放つが…そのビームはゲルで形成されたパーカーゴーストとなってスタッグに襲い掛かる。高速移動する暇も与えない、見事に一海の考えに応えて力になってくれた これでアイス…一体だけに集中できる。祭りの始まりだ 『ロケット!』『友情!』 『ツインブレイク!』 ツインブレイカーの周囲がゲルに覆われるとロケットモジュールと成り…アイスがいる所に一直線へ向かっていく アイスは氷の壁を展開する、だが 『スクラップフィニッシュ!』 必殺技の蹴りで壁を突き破る、技はそれで終わるが…ロケットはまだ止まらない、アイスへ向かって一直線に進んでいき 「粉砕!!」 ロケットモジュールを叩きつけて大ダメージを与える 更にビームモードへと変更させて 『ツインフィニッシュ!』 ビーム…ではなく、ゲルによるランチャーモジュールを展開し幾つものランチャーを放つ ランチャーに直撃したアイスはダメージの限界を超えて一瞬で爆発、グリスはスタッグの方へ向かった パーカーゴーストを倒し終えたスタッグはグリスの周囲を回り始めた。正しく分身しているように見える。だがグリスは慌てない 『ロック!』 『ディスチャージクラッシュ!潰れな~い!』 使い慣れているロックフルボトルで両手から鎖を大量放出、そのうちの一本がスタッグを絡めとる そして 『ドラゴン!』『クロコダイル!』 『ツインブレイク!』 ゲルで形成した蒼い炎の球を加えこんだ鰐を手に携えながら突っ込む…!! 「圧砕!」 噛み砕きながら蒼い炎がスタッグを燃やす、それによるダメージによって限界を迎えていく 「爆散!」 ダメ押しの木に向かっての何度もの殴打…!! スタッグはダメージに耐えきれず…盛大に爆発して死んだ… 敵を倒し終えたグリス、だが吠える、それでも吠える 「足りねぇなぁ…まだまだまだ足りねぇなあああああああ!!」 足りない、まだ足りない、仲間の姿を模した敵を差し向けられて、再びケリをつけさせられた怒りを、主催の連中に対する怒りを発散する為には …と言った所で今は意味がないのも分かっている。 変身を解除してひと息つきながら…改めてボトルを見た。 オレンジ、友情、パーカー…聞いた事がないフルボトルだ。どこで手に入れたんだ、あの主催の奴等は…まぁいい 一海は知らない、このフルボトルにはフォーゼ、鎧武、ゴーストの思いが込められている…かもしれないという事を それだけではない、ロボット、ドラゴン、クロコダイル…この三つは自身と万丈、ヒゲと同じような力を持つフルボトルだ。使いこなしやすいかもな、とも考えた さて、俺も病院まで向かうとするか…あ、承太郎のバックだ…ついでだ、コイツも持って行ってやるか こうして三人はそれぞれの戦いを終えて…病院に真っすぐ向かった …ここで疑問に思った人もいるだろう、方向音痴の一海は迷わなかったのか?と 運が良かったのか、悪かったのか、それは分からないが…何と一海の戦っていた場所からただ病院を見続けて歩いて行けば辿り着ける場所に病院があった為に…流石に迷う事もなかったのだ (この病院…名前は…聖都大学付属病院?) 承太郎は今、病院の前で名前を確認したのだ。この病院の名前を (おそらくこの病院を知っている人物も参加者の中にいるはずだ…それも参加者に接触しなくちゃ分からねぇだろうな) 「何ボケっと立ってるんだ、承太郎」 「…一海か」 「オラよっ」 バックを投げ渡され、それを受け止めた 「ありがとよ」 「まぁな…聖都大学付属病院って言うのか」 「そうらしい、アンタここについて知ってるか?」 「知らねぇよ…ただ、俺の仲間に聞いてみてもいいかもな」 「そうか…」 「後さっきはすまなかったな、俺は冷静を欠いていたみてぇだ…この殺し合いは長期戦だ…殺し合いに巻き込まれた力がない多くの人を護る為には、死んじゃいけねぇよな…簡単に」 「分かったならもう別に良い、その事は…早く病院に入ろうぜ」 二人は病院に入った時…玄関に 「待っていたぞ、二人とも」 あの男…天津垓がいたのを確認した。 私は傷が増えている様子、ある程度時間をかけてここに来た事、そして爆発の音が何度も響いてきたことから…しっかりと敵を倒して病院まで来たことを確信した。そして、二人は私等の殺し合いに反対の人達にとって頼もしい味方になるだろうとも分かった。 しかし殺し合いに反対である人達は恐らく彼等のような人達だけじゃない。何も力を持たない人達もいるだろう そういう人達もまずはこの病院に皆集めるべきだと考えた。そうすれば失われる命は少しでも減らせるはずだ。 そうして大人数になれば…必ずあの男を倒せると確信している …だがそれは恐らく殺し合いに乗った人達も同じように考えるはずだ。そうなると弱った人が集まるであろう子の場所は狙いに来る可能性が高い、となると激戦も起きてしまう可能性も高いだろう。だがそうなったとしても私達仮面ライダー…だけじゃない、殺し合いに乗らない強者と共に守り通してみせる 1000%の確率で 「まずは病室で互いの軽いけがを治そう、それから互いに話し合うのはどうだろうか?」 一階の玄関近くの病室を休憩する場所に決めた三人、彼等はまず病室の棚にあった軽い医療品を使い、包帯を巻くなどの応急処置をし始めた、その後にベットが部屋に四つあった為にそれぞれが座った所で 「さて、今から長時間話す事になると思うが…君達はそれで良いか?他に何かやる必要のある事はないか?」 話を切り出したのはやはりここに集めた本人である天津だ。 「…良いぜ、暫くはこの病院にやってくるであろうけが人を治す事もあるかもしれないし、その為にもここは重要な拠点になるから暫くは守っていても良いかもな…その間、何もせずにいるのは時間の無駄だからな、アンタはどうする?」 「俺も文句はねェよ…ただ、長すぎると判断したらこの場から離れるからな、俺としてはあの三人と…」 …そう言いかけて一海は気づいたのだ。参加者は過去から来ている可能性がある。そう考えると…あの三人も過去から来た可能性はあるんじゃねぇか?という事を 戦兎はハザードフォームの暴走で青羽を殺してしまい…戦う気力が全く失せていた時 万丈はエボルトから遺伝子を取られて…変身できなくなった時期 玄徳はスカイウォールの光の影響が抜けずに…支配欲に駆られている邪悪だった時期 もしその時期から来ていて多くの参加者に害をなしていたら?もしくは何もできず殺されてしまったら? …あの三人がどうなっているのか、早く確認するべきじゃねェか? 「あの三人と合流する事を優先したいからだ」 恐らくこの場に主催について知っている天津垓がいなかったら彼はこの場を離れる事を優先していただろう 「分かった…さて、まず私から話そう、あの男の事を」 スタンド使い、仮面ライダー、非凡な生き方をしてきた黄金の精神を持つ猛者達、彼等が話し合うのはこの殺し合いの根源と未来、果たしてどのような物が描かれるのだろうか? そして…ここで空条承太郎の持っているカードのモンスターを紹介しよう …結論から言えば正直言って雑魚だと考えて問題がないモンスターだ その名前はクリボー 攻撃力300、防御力200という貧弱なモンスターである。だが攻撃を受けた時手札から捨てるとその戦闘ダメージを無効化する能力があるのだ とても弱い雑魚と言っても良いモンスターだが…この殺し合いではどのように活かされるのだろうか?それはまだ誰にも分からない 【D-6 島 聖都大学付属病院/一日目/深夜】 【空条承太郎@ジョジョの奇妙な冒険】 [状態]:疲労(大)、全身に斬傷、背中に少しダメージ [装備]:ゲネシスドライバー+チェリーエナジーロックシード@仮面ライダー鎧武 [道具]:基本支給品一式、クリボー@遊戯王デュエルモンスターズ(アニメ版)、オレンジロックシード@仮面ライダー鎧武 [思考・状況] 基本方針:打倒主催者。どんなに敵が強くても必ず倒す 1: 病院で天津垓と一海と詳しく情報交換する。特に天津垓には主催について話をより聞いておきたい。 2:しばらくはこの病院に留まるべきか…それとも一海の人探しに付き合うべきか? 3:DIOを警戒、どうやって蘇ったのか、それとも時を超えてきたのかも知らないが必ず倒す。 4:仮面ライダーの力…大切にしなくちゃいけねぇようだ 5:悪党がもし仮面ライダーの力を悪用するならば変身前に時間停止で奪い返す 6:この遊戯王カードも調べてみる必要があるな [備考] ※参戦時期は第三部終了後。 【猿渡一海@仮面ライダービルド】 [状態]:疲労(大)、ダメージ(大) [装備]:スクラッシュドライバー+ロボットスクラッシュゼリー@仮面ライダービルド [道具]:基本支給品一式、みーたんの抱き枕(破損)@仮面ライダービルド、パンドラパネル@仮面ライダービルド [思考・状況] 基本方針:心火を燃やして檀黎斗と従ってる連中をぶっ潰す。 1:病院で天津垓と承太郎と詳しく情報交換する。今の所二人とも信用できるな 2: エボルト、DIOは早く倒す必要があるな 3:戦兎、万丈、ヒゲとは早く合流したい、だから話し終わったらここから離れたほうがいいか? 4:他にも殺し合いに乗っていない奴と合流していきたい 5:この未知のフルボトルは何だ?戦兎なら分かるか? 6:葛葉紘太…アンタの事は忘れねぇ 7:ごめんねみーたん……直せる人いねぇかな…? [備考] ※参戦時期はTV版で死亡後。 【天津垓@仮面ライダーゼロワン】 [状態]:疲労(小)、ダメージ(小) [装備]:ザイアサウザンドライバー&アウェイキングアルシノゼツメライズキー&アメイジングコーカサスプログライズキー@仮面ライダーゼロワン [道具]:基本支給品、滅亡迅雷フォースライザー&プログライズキーホルダー×8@仮面ライダーゼロワン、ランダム支給品0~1 [思考・状況]基本方針:檀黎斗とその部下を倒し、罪を償う 1:檀黎斗に挑む為の方法とこの殺し合いについて彼等二人と共に考える 2:彼ら二人が持っている情報、力も詳しく知っておきたい、特に学生服の青年の後ろにあった人みたいな物は何だ? 3:出来る限り多くの人を病院に連れて来て治療したい、後、この病院について知っている参加者と話したい 4:飛電或人、滅と合流したい。もしアークに捉われていた時にこの場に来ていたのならば必ず止める 5:これ等のプログライズキーに映っている仮面ライダー達は誰なんだ?知っている人に会えたらいいが… [備考] ※参戦時期は仮面ライダーゲンムズ スマートブレインと1000%のクライシス終了後 ※仮面ライダーサウザーについての制限 サウザンドジャッカーに制限がかかっています。 『ジャックライズ等で貯めたデータは一回しか使えない、使うと消えてしまう、もう一度データを使うには再びジャックライズをする必要がある』という制限です。 【支給品説明】 【パンドラパネル@仮面ライダービルド】 猿渡一海@仮面ライダービルドに支給。 火星で発見された核よりも強大なエネルギーを内包される禁断の箱 パンドラボックスのパネル。 ここには10本のフルボトルをセットする事が可能である 当ロワでは、オレンジ、ロック、ドラゴン、クロコダイル、友情、ロケット、おばけ、パーカー、ロボット、そして普通のフルボトルの10本のボトルと共に支給される。最後の一本については後続の書き手にお任せします。 【滅亡迅雷フォースライザー&プログライズホルダー@仮面ライダーゼロワン】 天津垓@仮面ライダーゼロワンに支給 プログライズキーを装填する事で仮面ライダーへと変身させる。ヒューマギアが変身する為の物である為、人間が変身すると体に負担とダメージがかかる。特殊な通信制御能力を有するプログライズホルダーを合計8つ装備しており、かつて仮面ライダー雷が通信衛星アークの知能を復活させる為に使われた物である。今回は『トリプルフラッシングアギト』『ターンアッピングブレイド』『クロックアッピングカブト』『ウェイクアッピングキバ』『タイヤチェンジングドライブ』『ライダータイミングジオウ』『ライジングホッパー』『スティングスコーピオン』の8つのプログライズキーと共に支給されていて、『ドードーマギア』のゼツメライズキーはない。更にレジェンドプログライズキーには制限がかかっていて、変身に使用する事が不可能である。 【ゲネシスドライバー@仮面ライダー鎧武&チェリーエナジーロックシード@仮面ライダー鎧武】 空条承太郎@ジョジョの奇妙な冒険に支給 エナジーロックシードを装填し、新世代アーマードライダーへの変身に用いられる変身ベルトとエナジーロックシードの一種。 ゲネシスドライバーへの装填によりチェリーエナジーアームズのアーマードライダー…シグルドと呼ばれる仮面ライダーへ変身することができる。 ここにおいてはゲネシスドライバーとセットで一つの支給品となっている。ソニックアローも同時に現れる。 【オレンジロックシード@仮面ライダー鎧武】 空条承太郎@ジョジョの奇妙な冒険に支給 ロックシードの一つ、戦極ドライバーに装填する事でオレンジアームズ…鎧武と呼ばれる仮面ライダーへの変身を可能にする。 【クリボー@遊戯王デュエルモンスターズ(アニメ版)】 空条承太郎@ジョジョの奇妙な冒険に支給 効果モンスター 星1/闇属性/悪魔族/攻 300/守 200 (1):相手モンスターの攻撃で自分が戦闘ダメージを受けるダメージ計算時に このカードを手札から捨てて発動できる。 その戦闘で発生する自分への戦闘ダメージを0にする。 NPC紹介 【ダイアウルフソルドマギア@ゼロワン Others 仮面ライダー滅亡迅雷】 ダイアウルフゼツメライズキーを用いて変身するソルドの戦闘形態。 攻撃方法はシンプルで、徒手空拳による純粋な格闘攻撃。 【サーバルタイガーソルドマギア@ゼロワン Others 仮面ライダー滅亡迅雷】 サーバルタイガーゼツメライズキーを用いて変身するソルドの戦闘形態。 攻撃方法は徒手空拳による純粋な格闘攻撃の他、二刀の太刀を用いた近接戦闘を行う。 【キャッスルロストスマッシュ@仮面ライダービルド】 砲撃ユニット『カタプルタキャノン』から放つビームと可動防壁『グランドランパート』による防御力とビーム攻撃が武器だ、ロストスマッシュだけあって強さもビルドの怪人であるスマッシュと呼ばれるものの中では驚異の強さを誇る 【オウルロストスマッシュ@仮面ライダービルド】 浮遊、飛行が得意であり、飛行の突撃スピードもかなり速い、ロストスマッシュだけあって強さもビルドの怪人であるスマッシュと呼ばれるものの中では驚異の強さを誇る 【スタッグロストスマッシュ@仮面ライダービルド】 素早い身のこなしで相手との距離を詰めて2本の刀『ラプチャーシザース』を利用して繰り出す高速切断技で相手を仕留める戦法を使う。ロストスマッシュだけあって強さもビルドの怪人であるスマッシュと呼ばれるものの中では驚異の強さを誇る 【アイススマッシュ@てれびくん超バトルDVD 仮面ライダービルド 誕生!クマテレビ!!VS仮面ライダーグリス】 体内に氷を生み出す器官が備わっており、戦闘時は「アイシクルチルアロー」という氷柱状の矢を大量に発射して周囲を凍結させる戦法を得意としていて、はしご車のはしごに似た銃器も所持している。 『施設紹介』 【聖都大学附属病院@仮面ライダーエグゼイド】 鏡灰馬が病院長を務める大型総合病院。 地下深くにはゲーム病患者に処置を施す為の特別エリア、CRが設けられている。 CRにはドレミファビートの筐体も設置されている。 012 邪剣 投下順 014 POWER to TEARER 時系列順 15 信条・激昂・焦熱に呼び起されるまま 空条承太郎 019 ロゴスなきワールド ─戦争の夜に─ 猿渡一海 44 1000%の贖罪 天津垓
https://w.atwiki.jp/animekininaru/pages/129.html
クロスファイト ビーダマン画像検索 クロスファイト ビーダマン動画検索 クロスファイト ビーダマンクチコミ #bf クロスファイト ビーダマン関連ブログ検索1 #blogsearch クロスファイト ビーダマン関連ブログ検索2 #blogsearch2 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/4703.html
今日 - 合計 - クロスファイヤーの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 15時43分17秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/nicomment/pages/536.html
[2011/10/25 17 41] クロスファイト ビーダマン 第01話 「これがビーダマン!?」 第02話 「これがクロスファイト!?」 第01話 「これがビーダマン!?」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm15771329 11 55 68 3 第02話 「これがクロスファイト!?」 動画番号 再生時間 再生数 コメント数 備考 sm15834949 11 55 15 1
https://w.atwiki.jp/mncorelay/pages/946.html
Loveに登場した武器。 二度目の新生フロイトが拳を装備しているときに倒すと手に入るネームレス用の武器。 拳のため相棒しか装備できないが、111という高い攻撃力と炎属性、1.5倍属性を持っているためなかなか強力。 命中も95%となかなか高い。 だが惜しむらくは両手装備なのだ。 原作では片手装備だったというのに、何故……。 まあ元々は弱い店売りの武器だったからどっこいどっこいか。 ちなみにこの装備、デフラグさんに使用することもできる。 これによりモララームはファイアボルトを習得することができる。 正直元々フレアドライブがある上威力が低くて弱いので必要ない。いらない。使えない。 デフラグさんに使うだけ無駄なので残しておこう。 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/rpgrowa/pages/335.html
クロスファイア・シークエンス ◆6XQgLQ9rNg お化けカエルの森。 そこにはかつて、たった一人の臆病者が引き籠っていた。 折れた聖剣を言い訳に、勇ましき者にはなれぬと断じ、過去から目を背けていた。 あの時舐めていた酒は酷く不味かった。 そんな臆病者は今、魔剣を携え立っている。 確固たる意志を抱き、癒えることのない傷跡を刻み立っている。 もはや過去は、目を背けるものではなく、直視した上で踏み越えるものとなった。 喪われた王国の過去を取り戻すため、温かな思い出も忌まわしき記憶も足蹴にする。 だからかつての仲間を手に掛けられた。 自身の行いに後悔はない。されど、罪悪ではないと居直っていたわけでもない。 罪を丸呑みにして前へと進んでいくと決めた。 吐き出してはならないのだ。 国を守った上で裁かれる。その瞬間までは。 更なる罪を呑みこむために、カエルは足を止め振り返った。 認識の先、ウォータガを叩きつけた3人が追いついて来る。 敵も愚かではない。 このまま逃げ続けるだけでは誘い込むことは難しいだろう。 故に、争乱を以って敵を禁止エリアへと叩きこむ。 血の色をした魔剣を素振りする。 ふつふつとわき上がる感情を自覚すると、血流がどくりと脈打った。 認識が広がり、世界と同一化するような感覚に捉われ、暗い感情が流れ込んでくる。 その感情の名は、憎しみ。 世界は憎しみでできている。 そんな世界を踏みつけ、敵がやって来る。 目いっぱいの悪意と憎悪を紅に染まった瞳に浮かべ、かつての臆病者は佇む。 たったひとり。 木漏れ日に照らされその身を晒す。 俺はここにいると、そう宣言するように。 ◆◆ カエルの機動力は抜群に高く、その身はあっという間に森の奥へと消えていく。 置き土産のようにばら撒かれた水塊をやり過ごし、イスラ、アキラ、ストレイボウが駆け抜ける。 異形の騎士の行く先へと足を向けながら、イスラは舌打ちを漏らしていた。 「あいつ、このままC-7付近まで突っ走る気かッ!?」 先の放送で告げられた禁止エリア。 利用されれば、数の利を覆される可能性もある。 ならば追うべきではない。 カエルを放置しヘクトルらと合流、戦力を整えて、魔王らを仕留める方が上策だ。 理性はそう言っている。 「いざってときはテレポートで離脱できる! だからッ!」 並走するアキラの叫びが鼓膜と理性を震わせる。 追走は悪手。 そう分かっていながら、イスラの足は止まらなかった。 「だから、俺はアイツをぶん殴りに行くッ!! そうしないと気がすまねぇんだッ!!」 憤怒の乗った叫びに応じるのは、 「俺も同じ気分だ」 一歩前を駆けるストレイボウだった。 「今でもカエルは俺の友であると信じている……! だがマリアベルもまた俺の友なんだッ!」 ストレイボウは振り返らない。 「こうなってしまったのは俺の責任だ。 カエルを野放しにした俺の甘さと弱さのせいだ!!」 呼気が詰まる気配がした。 けれどストレイボウは失速しない。 「だが、罪に怯えて膝を抱えていてはならないッ! もう、過去を繰り返したくはないんだッ! 立ち止まっていてはマリアベルに申し訳が立たないッ!!」 詰まった呼吸を取り戻すかのように、息を吹き返すかのように。 言葉の合間に深い呼吸が挟まる。 「俺は行く。 俺の過去と友の過ちを終わらせに行くッ! そのために――俺の全力を見せつけるッ!!」 ストレイボウが加速する。 魔法を使ったわけではない。 ただの気力で自らを後押しして加速する。 負けじと加速しようとするアキラを横目に、イスラは溜息を吐かずにはいられなかった。 ――ヘクトルといい、全く、こいつらは……。 単純で暑苦しくてやかましい奴らの多さに辟易する。 間違いなく絶対に共感できないタイプだ。 けれどもいつの間にか、そういう奴らと共にいることを心地よさを感じている。 「付き合うよ。紅の暴君、取り戻さなきゃいけないしね」 悪手と知りながら突っ込む愚かさを、イスラは否定しなかった。 カエルに回復の隙を与えるのは避けるべきであるし、それに。 どうせこいつらは、言っても止まりはしない。 ならば紅の暴君に対する知識があり、まともに剣が使え、冷静な判断が下せる自分が追随するのは道理だ。 否、昔の自分ならば彼らを見捨て勝手に行かせただろう。 うつったのはお人よしさか馬鹿さか。 きっと両方だと思い、そんな自分を意外なほどに受け入れられていることに気付く。 ジョウイのこともあるし、さっさと片付けるべきだからと理由付けをして。 イスラも、加速した。 ◆◆ 声がする。 「ぐ、おおぉおぉあぁぁあぁあ――……ッ!!」 苦悶に満ちた声がする。 「俺は、俺は……ッ!!」 名前を呼ぶ声がする。 「……セッツァー……ッ!!」 名を呼ばれた男は、けれど、呼んだ者を顧みずただ背を向ける。 「セッツァーッ!!」 左手で握った剣を地に突き立てボロボロの右手を伸ばしても届かない。 届かせないと言うように。 浮遊する鍵が、伸ばした右手を叩き落とす。 「ぐぅ……ッ、あ、あぁああぁあぁああぁッ!!」 泣き声に似た絶叫が迸る。 膝をついて右腕を垂らすゴゴの頭上に、投げかけられる声がある。 「貴様が閉じ込めた魔物を解放して見せろ」 魔王が手を掲げる。 従うように、導かれるように、ランドルフが舞い上がる。 制御できない感情で濁った双眸が、立ちはだかる魔王を睨みつける。 声がする。 ――貴様などに用はない。 胸の奥から声が来る。 ――俺の邪魔をするな。 心の底から声が沸き上がる。 ――邪魔だ。鬱陶しい。目障りだ。消えろ。 楔の下から声が響きわたる。 ――消えないのなら。 「俺が、この手で」 その声はまるで魔獣のようで。 「この手で、消してやる――ッ!!」 深奥に封じた感情に弾かれて立ち上がる。 痛烈な殺意を身に纏い、杖代わりにしていた剣を逆手に握り魔王へと躍りかかり、 「しっかりしてッ! ゴゴおじさんッ!!」 思わず、息を呑んだ。 制御不能な濃密な感情が薄れ、つんのめるように動作が止まり、そして。 致命的な空隙が、生まれる。 ランドルフが旋回し、次元を超えて穿孔と斬撃と爆発と破砕が収束する。 ゴゴの右手を破壊した一撃が今一度顕現すべく空間を歪めていく。 力が解放される、その直前に。 刃に似た赤黒い輝きが、魔鍵を叩き落とした。 ◆◆ 鋭い輝きが収束する力を切り刻む。 魔王の視線がゴゴを外れ、輝きの主へと辿り着く。 殺意の乗る視線を真っ向から受けても、ジョウイは怯まず睨み返すだけだった。 アナスタシアを一人残してちょこを連れ、ジョウイがこちらへ来た理由は2つある。 1つは、この場に現れたセッツァー達の様子を窺いつつ、自分の立ち位置を決めること。 そしてもう1つは。 決着を、つけるためだった。 「まだ私に歯向うか――ジョウイ・ブライト」 「歯向かうさ。お前は、ぼくの壁なんだ」 ジョウイが目指すものとは、力を以って争いを平定し、平和な国を作り上げることだ。 反逆者を淘汰し侵略者を殲滅した果ての、血塗られた絶対強国の王の座こそ、ジョウイの到達点である。 善人も悪人も無辜の民も罪人も、問答無用でまとめて救うような存在ではなく。 力を力で食い尽くし、命を奪い悲しみを生み憎しみを育て、それすらも力で刈り取って屍を築き上げる、国王。 そんな王のことを人々は、恐怖と畏怖を以って、こう呼称するだろう。 魔王、と。 ――そうだ。ぼくは勇者でも英雄でもなく、魔王になる。 なればこそ、超えなければならない。 一度目の対峙はリルカを踏み台にして生き延びた。 二度目の相対はルッカを犠牲にしビクトールを見捨てることで逃げ延びた。 三度目の遭遇では刃を交えることなく事なきを得た。 そして、四度目の邂逅。 辛酸を舐め続けてきたのだ。 もう、負けられない。 魔王と呼ばれる存在を打ち倒せない限り、その座には至れない。 魔王と呼ばれる存在を超える力がない限り、魔王足りえない。 そう。 ジョウイ・ブライトは、魔王になるために魔王を打倒にきた。 「お前を倒さないと、ぼくは先へ進めないんだ」 手首を回し大鎌を振るう。 湾曲した刃が大気を切り裂き、甲高い鳴き声を上げる。 「いいだろう。地獄への門は開いてやる」 魔王の周囲で魔鍵が旋回する。 音もなく重量を感じさせない滑らかな動きには隙が見当たらない。 「仲間と共に絶望を抱え、黒い風のすすり泣きを聞くがいい」 ――仲間、か。 その単語は随分と空虚に感じられた。 だが、共に魔王へ立ち向かってくれるものは、きっといる。 だとすれば今はまだ、仲間がいると思っていいのだろう。 ただ、それでもジョウイが信じるのは。 右手の刃と。 左手の盾だけで。 けれど、そんな様はおくびにも出さず、ジョウイは絶望の鎌を振り上げる。 「勝負だ――魔王ッ!!」 ◆◆ 喉の奥が粘つくようだった。 胸の底が詰まっているようだった。 呼吸が荒い。胸が苦しい。体が熱い。 汗だくになり意識が朦朧とする。 「ゴゴおじさん、だいじょうぶ?」 心配げなちょこに頷くことさえできず、ゴゴは胸を抑えうずくまる。 胸が痛いほどの疼きを訴え、感情が入り乱れる。 意識が覚束ず思考がまとまらない。 強烈な衝動の残滓は気だるさとなって心身にこびりついていた。 自分が誰なのか、分からなくなる。 「俺は、ゴゴ。物真似師だ……」 ぽつりと、呟く。 これまでずっと、他でもない己の意志で、誇りを持って物真似をして生きてきた。 「ああ、知ってるさ」 応じたのは、紛れもないゴゴ自身だった。 けれど。 その声色は、ゴゴのものではない。 「え……っ?」 ちょこが目を丸くして見上げてくるが、ゴゴは気付かない。 無意識だった。 何も考えず、ゴゴは別人となり、自身の言葉に応じる。 その声は。 「――人様の生き方を己の物とする、薄汚い三下野郎だろう?」 セッツァー・ギャッビアーニのものだった。 不安定な内的宇宙から生み出されたそのセッツァーは、ゴゴと共に空を駆けたセッツァーなのか。 それとも、手を伸ばしても顧みないセッツァーなのか。 あるいは、その区別などできはしないのではないか。 分からない。 自分の存在が分からないのと同様に、分からない。 「盗み見て、盗み聞いて、挙句の果てに他者の人生を己のものとして盗み生きる。 最低の泥棒だな。金品を盗むより性質が悪いぜ」 ただ、始まるのは否定だった。 ゴゴの口から、友の声音で、ゴゴ自身の否定が行われる。 共に高みへと至り、共に風に乗り、共に雲を切り裂き、共に空を駆け抜けた。 天駆ける白銀の翼の船長、セッツァー・ギャッビアーニの声が、ゴゴを詰る。 通じ合う気などさらさらないと断じるように、激昂を叩きつけてくる。 そんなセッツァーの思考さえ、ゴゴは理解できてしまう。 セッツァーにゴゴの気持ちは分からなくとも、ゴゴにはセッツァーの思考が分かってしまう。 今のセッツァーと、ゴゴの知っているセッツァーの間に齟齬があったとしても。 物真似師だから。 それ以上に、親愛なる友だから。 痛々しいほどに、理解できてしまう。 理解できているのに。 それなのに、届かない。 その現実がセッツァーの言葉を為し、ゴゴの心を切り刻んでいく。 「お前が奪ったのは尊厳だ。誇りだ。矜持だ。 悩んで、考えて、傷ついて、選んで、失くして、ようやく手にした生き様を、夢を。 お前ェは嘲笑ってンだよッ! 薄汚い猿真似をすることで掠め盗ってなッ!!」 友の思考の理解によって行われる、痛烈な自己否定。 その果てに、ゴゴの中にいるセッツァーが、唾棄するようにして吐き捨てた。 「“救い”ようがねェよ」 「違うッ! “救われた”! 俺は――僕が“救った”んだッ!!」 血反吐を吐くように絞った声は、いつしか勇者の声となる。 それを待ち侘びたかのように、セッツァーは鼻で笑い斬り捨てる。 「――それも、盗んだ言葉だろうが」 とどめには十分すぎる一撃だった。 苦しみに、痛みに、悲しみに。 そして、矛先の向けられない憎しみに耐えきれず。 ゴゴは、潰されるように意識を手放した。 ◆◆ 「ゴゴおじさんっ! ゴゴおじさんっ!!」 倒れ伏すゴゴを支え、その名を呼ぶちょこを目の当たりにして、アナスタシアは歯噛みする。 ――不味いわね。 アナスタシアがカエル追撃に回らずこの場に来たのは、獣のようなゴゴの咆哮が耳に入ったからだ。 マリアベルの仇を討ちたい気持ちはある。 けれど、今のゴゴを放っておくわけにはいかない。 ゴゴの感情は臨界点を迎えているようだった。 そうであるが故に、アガートラームは抜けようとしている。 ――駄目。それだけは、絶対に駄目ッ!! 無駄にさせるわけにはいかない。 ゴゴを――誰もを“救う”その遺志を、無為なものにさせてはならない。 ユーリルは“生贄”になった。 それは事実だ。 だが。 “英雄”という言葉に騙されてはならないように。 “生贄”という言葉に捉われてはならない。 大切な本質というものは、そんな単語ひとつで語り尽くせるようなちっぽけなものではない。 ユーリルは答えをくれた。 ひたむきなまでの、命を賭した回答を、アナスタシアに残してくれた。 故にそれは、アナスタシアにとって、かけがえのないものとなる。 ユーリルが死してしまった一因が自分にあると自覚している。 ひょっとすると、大切に想うことすら、身勝手な欺瞞が生んでいるものなのかもしれない。 けど。けれども。だけど。 彼が何よりも求めていたものを、壊させたくはない。 守りたいと強く望む。 その望みを叩き割るかのように、ジョウイと切り結ぶ魔王が動きを見せた。 旋回するランドルフの速度が増す。 その様は、ゴゴを、ちょこを、アナスタシアを巻き込むほどの、広域かつ強力な魔力の一撃を予想させた。 ユーリルは全てを“救い”切った。 そんな勇者を尊敬すると同時に、その高みには至れないとアナスタシアは思っている。 それでも。 目に映るものは、護りたいと望むから。 ――止めてやるッ! 絶対にッ!! 胸一杯に広がる欲望をトリガーにして、アナスタシアは叫ぶ。 「ルシエドッ! お願いッ!!」 力が来る。 グローブをつけた両の手にすっぽり収まるほどの、長大な柄が顕現する。 瞬く。 それだけの間で、鍔が形成され刃が柄から伸び上がる。 特徴的な刃だった。 その刃は無骨で分厚いが、先端部で鋭さを形作る。 分厚さと鋭さを併せ持つその先端は、翼を広げ飛翔する竜を連想させた。 アナスタシアの身長ほどの大剣とも呼べるその直刀は。 剣の聖女が振るった聖剣と、天空の勇者が掲げた聖剣を融合させたような、特異的な様相を呈していた。 勇者に敬意を払い、自らの力で生き抜くと決めたアナスタシアに応じ生み出された力。 魔剣――否、聖剣ルシエド。 剣の心得はなくとも使えると確信する。 だってこれは、自分の力なのだ。 その証拠に、これほどのサイズでありながら、一切の重量を感じさせない。 されど遠い。 駆け抜けて斬撃を叩きこむより先に、魔王の詠唱は完了する。 だから。 アナスタシアは思い切り息を吸い、 「行いぃぃいぃ――……ッ」 柄を握り締めた両手を引き絞り、 「――けえぇええぇぇえぇぇえェェェェェッ!!!!」 渾身の力で、聖なる大剣をぶん投げた。 ◆◆ 草を掻き分け茂みを突っ切り突き進む。 疲労は少なくないが泣きごとなど言ってはいられない。 倒れるにはまだ早い。 ――この先にいるアイツに至るまで、倒れるものか……ッ! 靴裏の感触を蹴り飛ばし、ただ前へと突っ走る。 そして不意に、開けた場所に出た。 そこは、やけに穏やかな場所だった。 優しげな朝の陽ざしの下、たった一人で静かに佇む者がいる。 その姿を認め、ようやく、足を止める。 「やはりお前が来たか」 「ああ、来たさ。終わらせに来た」 くくっ、と笑ったのは待ち人の方だ。 「そうか。終わらせるか。だったら」 彼の携える魔剣がやけに紅く見えるのは、それが血を啜ったからか。 ――取り乱すな。 息を呑み唾を呑み、視線を逸らさずに前へ固定する。 「憎めよストレイボウ。約定を無視しマリアベルを殺した俺を憎め。 その感情のまま殺し合えば、それで終わりだ」 こちらの思考を先読みしたようなカエルに、ストレイボウは首を横に振る。 「俺が終わらせに来たのは、そういうことなんだよ。 俺はもう憎しみでは戦わない。お前にも罪を重ねさせない。 だが、説得したところでお前は聞きはしないんだろう」 血のように紅くなったカエルの瞳には、きっとストレイボウは映っていない。 ならば、こちらから飛び込んでやるまでだ。 「お前を、叩き伏せる」 ほう、と感心したようにカエルが吐息する。 「ようやくその気になったようだな。だが、譲ってやる気は毛頭ないぜ」 カエルが後ろに跳んで境界線を踏み越える。 今騎士が立つその位置は、間もなく首輪によって命が潰される場所となる。 知らないはずがない。 それでもそこへ行くのは、自信の表明と挑発に他ならない。 追いつく気配がある。 アキラが、イスラが、ストレイボウの両側に来る。 「卑怯などとは思わん。まとめてかかって来い」 「ああ、そうさせてもらう。俺だけでは、きっとお前には届かない」 弱さを認め言ってやる。 すると。 カエルが、小さく笑ったような気がした。 けどそれは一瞬だった。 笑みの意味を推し図る間など与えないように、カエルは闘志が沸き上がらせる。 「お前たちの命、ここで貰い受けるぞ。それを以って――終わりの始まりとするッ!!」 【C-7とD-7の境界(C-7側)二日目 朝】 【魔王@クロノ・トリガー】 [状態]:ダメージ(中)、疲労(中) [装備]:魔鍵ランドルフ@WILD ARMS 2nd IGNITION 、サラのお守り@クロノ・トリガー [道具]:不明支給品0~1個、基本支給品一式 [思考] 基本:優勝して、姉に会う 1:ジョウイをはじめとした乱入者を倒す。 2:セッツァー、ピサロと連携してゴゴ・ヘクトルを倒す 3:ジャファルについては興味がない 4:ヘクトル・ゴゴを倒した後、カエルの援護に向かう 5:カエルと組んで全参加者の殺害。最後にカエルと決着をつける。 [参戦時期]:クリア後 [備考] ※ラヴォスに吸収された魔力をヘルガイザーやバリアチェンジが使える位には回復しています。 ※ブラックホールがオディオに封じられていること、その理由の時のたまご理論を知りました。 ※遺跡の最深部、危険なのはその更に地中であるということに気付きました。 ※ランドルフの解析が進み、『ゲートオブイゾルデ』と『超次元穿刀爆砕』が使用可能になりました。 【ジョウイ・ブライト@幻想水滸伝Ⅱ】 [状態]:ダメージ(大)、疲労(大)、全身に打撲 [装備]:キラーピアス@DQ4、絶望の鎌@クロノ・トリガー [道具]:賢者の石@DQ4、確認済み支給品×0~1、基本支給品 [思考] 基本:垣間見たオディオの力を得て理想の国を作るため、他者を利用し同士討ちをさせ優勝を狙う。(突出した強者の打倒優先) 1:ここで魔王を倒す。 2:生き残るために利用できそうな者を見定めつつ立ち回る。 3:セッツァーたちの様子を窺いつつ立ち位置を決める。ピサロは潰しておきたいがどうするか。 4:利用できそうな者がいれば共に行動。どんな相手からでも情報は得たい。 5:とりあえず首輪解除の鍵となる人物は倒れたが、首輪解除を確実に阻止したい。 [参戦時期]:獣の紋章戦後、始まりの場所で2主人公を待っているとき [備考]:ルッカ、リルカと参加している同作品メンバーの情報を得ました。WA2側のことは詳しく聞きました。 セッツァー達に尋問されたことを話しました。 ※紋章無しの魔法等自分の常識外のことに警戒しています。 ※ピサロ、魔王を特に警戒。 ※制限の為か、二人が直接戦わなかったからか、輝く盾の紋章と黒き刃の紋章は始まりの紋章に戻っていません。 それぞれの力としては使用可能。また、紋章に命を削られることはなくなりました。 紋章部位 頭:バランス 右:刃 左:盾 【ちょこ@アークザラッドⅡ】 [状態]:ダメージ(中)、疲労(極)、ずぶ濡れ [装備]:なし [道具]:海水浴セット、基本支給品一式、ランダム支給品0~1個(確認済み)、焼け焦げたリルカの首輪 [思考] 基本:みんなみんなおうちに帰れるのが一番なの 1:ゴゴおじさん、しっかりしてッ! 2:カエルさん、ゆるせないの……ッ! 3:おとーさんになるおにーさんのこと、ゴゴおじさんから聞きたい [備考] ※参戦時期は本編終了後 ※殺し合いのルールを理解しました。トカから名簿、死者、禁止エリアを把握しました。 ※アナスタシアに道具を入れ替えられました。生き残るのに適したもの以外です。 ただ、あくまでも、『一般に役立つもの』を取られたわけでは無いので、一概にハズレばかり掴まされたとは限りません。 ※アシュレーのデイパックを回収しました。 【ゴゴ@ファイナルファンタジー6】 [状態]:疲労(大)、ダメージ(中)、首輪解除、アガートラーム 右腕損傷(大)感情半暴走、気絶、 感情半暴走の影響により、物真似の暴走 [装備]:ブライオン@ LIVE A LIVE 、ジャンプシューズ@WA2 [道具]:基本支給品一式×2(ランタンはひとつ) [思考] 基本:物真似師として“救われぬ”者を“救う”というものまねをなす 1:制御できない感情への恐れ。 2:ヘクトル達を助け、セッツァー達を倒す。 3:セッツァー…俺の声は届かないのか……? [参戦時期]:本編クリア後 [備考] ※本編クリア後からしばらく、ファルコン号の副船長をしていました。 ※基本的には、『その場にいない人物』の真似はしません。 ※セッツァーが自分と同じ時間軸から参戦していると思っています。 ※内的宇宙に突き刺さったアガートラームで物真似によるオディオの憎悪を抑えています 尚、ゴゴ単体でアガートラームが抜けるかは不明です ※感情半暴走の影響で、無意識に物真似をしてしまう可能性があります。 【アナスタシア・ルン・ヴァレリア@WILD ARMS 2nd IGNITION】 [状態]:ダメージ(大)、疲労(極)、胸部に重度刺傷(傷口は塞がっている)、中度失血、ずぶ濡れ [装備]:44マグナム&弾薬(残段数不明)@LIVE A LIVE、アリシアのナイフ@LIVE A LIVE、ソウルセイバー@FFIV [道具]:ゲートホルダー@クロノトリガー、いかりのリング@FFⅥ、ルッカのカバン@クロノトリガー、感応石×3@WA2 基本支給品一式×2、にじ@クロノトリガー、昭和ヒヨコッコ砲@LIVE A LIVE、マタンゴ@LIVE A LIVE [思考] 基本:“自分らしく”生き抜く。 1:ゴゴを護り、ゴゴを助ける。 2:魔王を倒す。 3:今までのことをみんなに話す。 [参戦時期]:ED後 [備考]: ※名簿を未確認なまま解読不能までに燃やしました。 ※ルッカのカバンには工具以外にルッカの技用の道具がいくらか入っています ※アナスタシアの身にルシエドが宿り、聖剣ルシエドを習得しました。 他、ルシエドがどのように顕現し力となるかは、後続の書き手氏にお任せします。 【C-7とD-7の境界(D-7側・東)二日目 朝】 【カエル@クロノ・トリガー】 [状態]:『覚悟の証』である刺傷。 ダメージ(小)疲労(小)自動回復中 『書き込まれた』憎悪 [装備]:紅の暴君@サモンナイト3 [道具]:基本支給品一式 [思考] 基本:ガルディア王国の消滅を回避するため、優勝を狙う 1:魔王がC7側を制圧するまで、敵勢力を引き付ける。可能ならばこの場で敵を屠る。 2:魔王と共に全参加者の殺害。特に仲間優先。最後に魔王と決着をつける 3:できればストレイボウには彼の友を救って欲しい。……もう心配は無用か? [参戦時期]:クロノ復活直後(グランドリオン未解放) [備考] ※イミテーションオディオの膨大な憎悪が感応石を経由して『送信』された影響で、キルスレスの能力が更に解放されました。 剣の攻撃力と、真紅の鼓動、暴走召喚に加え、感応石との共界線の力で、自動MP回復と首輪探知能力が付与されました。 感応石の効果範囲が広がり、感応石の周囲でなくとも限定覚醒状態を維持できます。(少なくともC7までの範囲拡大を確認) 【アキラ@LIVE A LIVE】 [状態]:精神力消費(極)、疲労(極)、ダメージ(小)、マリアベルの死に激昂。 [装備]:パワーマフラー@クロノ・トリガー、激怒の腕輪@クロノ・トリガー、デーモンスピア@DQ4 [道具]:清酒・龍殺しの空き瓶@サモンナイト3、ドッペル君@クロノ・トリガー、基本支給品×3 [思考] 基本:オディオを倒して元の世界に帰る。 1:カエルを倒しマリアベルの仇を取り、魔王を倒す。 2:レイ・クウゴ、アイシャ・ベルナデット(カノン)、ミネアの仇を取る。 3:首輪解除の力になる。 [参戦時期]:最終編(心のダンジョン攻略済み、ストレイボウの顔を知っている。魔王山に挑む前、オディオとの面識無し) [備考]:超能力の制限に気付きました。テレポートの使用も最後の手段として考えています。 ※カノンの名をアイシャ・ベルナデット、リンの名をリンディスだと思っています。 ※松のメッセージ未受信です。 【イスラ・レヴィノス@サモンナイト3】 [状態]:ダメージ(小)、疲労(極)。 [装備]:天空の剣(開放)@DQ4、魔界の剣@DQ4、ミラクルシューズ@FF6 [道具]:確認済み支給品×0~1、基本支給品×2、ドーリーショット@アークザラッドⅡ [思考] 基本:誰かの為に“生きられる”ようになりたい。自分と大きく異なる存在であるヘクトルと行動し、自分の感情の正体を探る。 1:カエルを倒し紅の暴君を取り戻し、魔王を倒す。 2:ジョウイへの強い疑念 3:次にセッツァーに出会ったときは警戒。 4:首輪解除の力になる [参戦時期]:16話死亡直後(病魔の呪いから解かれている) [備考]:高原、クロノ、マッシュ、ユーリル、ヘクトル、ブラッドの仲間と要注意人物を把握済み。 【ストレイボウ@LIVE A LIVE】 [状態]:ダメージ(小)、疲労(極)、心労(中)、自己嫌悪や罪悪感はもう終わりにする。 [装備]: [道具]:勇者バッジ@クロノトリガー、記憶石@アークザラッドⅡ、基本支給品一式×2 [思考] 基本:魔王オディオを倒し、友としてカエルとオルステッドを救う。 1:腕ずくでカエルを止め、過去を清算し清算させる。 2:あいもかわらず勇者バッジとブライオンは“重い”が……。 参戦時期:最終編 ※アキラの名前と顔を知っています。 アキラ以外の最終編参加キャラも顔は知っています(名前は知りません) ※記憶石にルッカの知識と技術が刻まれました。目を閉じて願えば願った人に知識と技術が転写されます ※記憶石の説明書の裏側にはまだ何か書かれているかもしれません ※偵察に出たジョウイについては、とりあえず信じようとしています。 [その他備考] ※ゲートの行き先の法則は不明です。 完全ランダムか、ループ型なのかも不明。 原作の通り、四人以上の人間がゲートを通ろうとすると、歪みが発生します。 時の最果ての変わりに、ロザリーの感じた何処かへ飛ばされるかもしれません。 また、ゲートは何度か使いましたが、現状では問題はありません。 ※首輪に使われている封印の魔剣@サモナイ3の中に 源罪の種子@サモサイ3 により集められた 闇黒の支配者@アーク2 の力の残滓が封じられています 闇黒の支配者本体が封じられているわけではないので、精神干渉してきたり、実体化したりはしません 基本、首輪の火力を上げるギミックと思っていただければ大丈夫です ※首輪を構成する魔剣の破片と感応石の間にネットワーク(=共界線)が形成されていることを確認しました。 闇黒の支配者の残滓や原罪によって汚染されたか、そもそも最初から汚染しているかは不明。 憎悪の精神などが感応石に集められ、感応石から遥か地下へ伸びる共界線に送信されているようです。 時系列順で読む BACK△136-2 世界最期の陽(後編)Next▼ [[]] 投下順で読む BACK△136-2 世界最期の陽(後編)Next▼ [[]] 133-3 Resistance Line アナスタシア ]] ジョウイ ちょこ ストレイボウ アキラ イスラ 136-2 世界最期の陽(後編) ゴゴ カエル 魔王 ▲
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/19317.html
ボルシャック・クロス・ファイア SR 火文明 (9) クリーチャー:アーマード・ドラゴン/DMデッキ開発部 12000+ ■スピードアタッカー ■T・ブレイカー ■体操?―このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、このクリーチャーのカードイラストと同じポーズを取ってもよい。そうした場合、3秒間ポーズを保つことができれば、自分のマナゾーンにあるドラゴンをすべてアンタップする。 ■パワーアタッカー+1000000 作者:ザ=ガーン フレーバーテキスト ボルシャック・クロス・ファイア体操!ボルシャック!クロス!ファイア!---エーツー 評価 名前 コメント DMデッキ開発部をモチーフにカードを作りたかったシリーズ。 第一弾はエーツーくんです。彼のヒーローズカードの能力を纏めてみました。名前にはないですが、《柳生》の力も入ってます。 新キーワード能力の「体操?」は、まさしく彼の「○○体操」を体現した物です。《ナレ太郎》の予告を言う奴がありなら、このもありなはず……。 他のキャラのカードも作って、行く行くはエキスパンションとして纏めたいなぁ、と思ってます。 関連 《ボルシャック・クロス・NEX》 《百万超邪 クロスファイア》 《シンカゲリュウ・柳生・ドラゴン》
https://w.atwiki.jp/itmsanime/pages/1480.html
【作品名】クロスファイト ビーダマン OP 【曲名】TRUTH 【歌手】凛 【ジャンル】アニメ 【価格】¥200 □■iTMS■□ 【作品名】クロスファイト ビーダマン ED 【曲名】片翼-ツバサ-の行方 【歌手】凛 【ジャンル】アニメ 【価格】¥200 □■iTMS■□
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/12761.html
スマッシュ=ドラゴルドファイティングセットビーダマン ホビー発売日:7月14日 最新ビーダマンついに登場!! 主人公級ビーダマンのドラゴルドとクロスファイト初のゼンマイ自走式ターゲット『ドラゴンビット』のセット! ドラゴンビットは3種類のシートで動きのバリエーションをつけることができる。 2011年放送。続編にクロスファイト ビーダマンeSがある。 http //www.b-daman.tv/1/index.html 監督 小高義規 原作 タカラトミー/ディーライツ シリーズ構成 猪爪慎一 キャラクターデザイン 藤崎賢二 メカニックデザイン いしはらいくろう B-アニマルデザイン 中島渚 美術監督 皆谷透 色彩設計 川上善美 撮影監督 坪内弘樹 CGモデリング 加藤静雄 編集 小峰博美 音響監督 高寺たけし 音響プロデューサー 西名武 効果 鷲尾健太郎 サウンドミキサー 宮本賢人 サウンドエディター 星野賢爾 音楽 多田彰文 スペシャルサンクス 長森佳容 アニメーション制作 シナジーSP 脚本 猪爪慎一 川崎ヒロユキ 大西信介 絵コンテ 小高義規 NaNaKo 大宙征基 緒方隆秀 紅優 甲藤円 演出 小高義規 関田修 緒方隆秀 橋口洋介 斉藤啓也 石田暢 いわたかずや 松本マサユキ 作画監督 藤崎賢二 島崎知美 中島渚 武智敏光 小野田貴之 松本朋之 菊池陽介 近藤優次 加藤愛 新田宗昭 ■関連タイトル スマッシュ=ドラゴルドファイティングセットビーダマン OP・EDテーマ 凛/TRUTH・片翼-ツバサ-の行方 ビーダマン CB-01 スターター アクセル-ドラシアン ビーダマン CB-05 オフィシャルフィールドセットプラス ビーダマン CB-30 チューンナップギア ロックオンバレル ビーダマン CB-16 チューンナップギア ワイドマガジン フィギュア・ホビー:クロスファイトビーダマン
https://w.atwiki.jp/cwc_dat2/pages/479.html
WILD ARMS XF (ワイルドアームズ クロスファイア) WILD ARMS XF (ワイルドアームズ クロスファイア)ID+ゲーム名お金MAX 全アイテム99個 スキルスロット32個 渡り鳥雇用時のステータス変更 獲得経験値、PSPが最大(リザルト画面) クラリッサのレベル、経験値MAX 戦闘時、全キャラの攻撃力調整 戦闘時、全キャラのMOV調整 戦闘時、全キャラのCLM調整 1人目のスキルスロット1個目変更 ID+ゲーム名 _S UCJS-10049 _G WIL DARMS XF お金MAX _C0 Gara MAX _L 0x214AD728 0x3B9AC9FF 全アイテム99個 _C0 ITEM ALL 99 _L 0x114B2B4C 0x000007D0 _L 0x814B2B4E 0x07D00002 _L 0x00000063 0x00000000 スキルスロット32個 _C0 Skill Slot 32 _L 0x814ADE69 0x0010019C _L 0x00000020 0x00000000 不具合あったら数値下げてください スロット16以上にして スキル登録するとフリーズしますのでご注意ください 渡り鳥雇用時のステータス変更 _C0 Wataridori All Status 100 _L 0x808C51D6 0x00070001 _L 0x10000064 0x00000000 _L 0x808C51EA 0x00040001 _L 0x10000064 0x00000000 数値は100にしていますが999まであげれます 装備変更画面で固まるので雇用画面以外ではオフにすること 獲得経験値、PSPが最大(リザルト画面) _C0 kakutoku EXP _L 0x214AD0D4 0x000F423F _C0 kakutoku PSP _L 0x214AD0D8 0x000F423F EXPとPSPは戦闘終了後のボーナス画面でのみONにしろとの警告があったが、 確認してみたところ、常時ONでも不具合はなかった。 磯の場合はリザルト画面で常時メモステを読み込むため、 不安ならば最後の1体を倒す直前辺りでONにするとよい。 ちなみにEXPボーナスがなしなら、1回使うと56レベルまで上がる。 クラリッサのレベル、経験値MAX _C0 Kurarissa LV MAX _L 0x014ADD5C 0x00000063 _C0 Kurarissa EXP MAX _L 0x014ADD60 0x0098967F レベルはセーブ反映されるのは99までだが、システム上では255までいける。 ただし、セーブ反映させるには経験値もMAXにしないとロードしたときに戻される。 パラメータが変わらないときは、装備し直せばいい。 戦闘時、全キャラの攻撃力調整 _C0 ALL Battle Member AT Control _L 0x81496649 0x00200500 _L 0x00000020 0x00000000 これでATが8000~9000前後+装備やスキル補正かかる。 ただし敵にもかかるので、以下のスキルを併用すること。 戦闘時、全キャラのMOV調整 _C0 ALL Battle Member MOV Control _L 0x81496658 0x00200500 _L 0x00000020 0x00000000 戦闘時、全キャラのCLM調整 _C0 ALL Battle Member CLM Control _L 0x8149665A 0x00200500 _L 0x00000020 0x00000000 次の行動キャラに敵が来ている場合は 攻撃決定ボタンを押す前にコードOFF。 この時点でOFFにしても次ターンまでは効いてるから 敵即死可能だし敵ターンでは通常値に戻る。 優先的に右の行動順に入ってきた敵を即殺、 敵を瀕死にする勝利条件の場合は値を調整して攻撃。 この場合敵HP1/3程度のダメージに調整(それ以上だと クリティカルで倒してしまう場合が多い。) 最後の調整は魔法攻撃で。(攻撃力補正に関連しない、属性耐性で調節が楽) 攻撃が1しか与えられないキャラ(固い属性)は斧か魔法で攻撃、 カウンター持ちのキャラ(ブラッドサッカー等)はスキルでカウンター防ぐか遠距離攻撃。 これで全ての敵に対応可能。 1人目のスキルスロット1個目変更 _C0 Skill Change Slot1 _L 0x014ADE6A 0x000000XX XXは00~5F汎用クラス,60~83キャラ固有クラス 2個目+2h、2人目+19h