約 1,041,079 件
https://w.atwiki.jp/saikyouwoman/pages/560.html
【作品名】鋼鉄忍法帖 【ジャンル】ラノベ 【世界観】歴史の流れは無限に分岐する…その分岐の中でも起こり得る可能性の少ないものはやがて消滅し無となる 時の始まりから数十億年は全く分岐が無く、いかなる改変を受け付ける余地も無い 最終的に残るのは一つの分岐。一つの時空世界である その為に作中では時間を越える事のできる者が、歴史の分岐点に於いて熾烈な闘争を繰り広げ、自身の所属する分岐へと歴史を引き寄せようとしている その中の一つの分岐で作られた時空転移装置によって、他の分岐世界での時空転移装置の発明の阻止に成功した世界が『真なる歴史』として、最も強固な存在となっている この状態を覆そうとする分岐世界の時空転移能力者達を『転』阻止する者達を『木契(字が出ない)』という 【名前】天機小夜子(あまはたさよこ)withクロガネ 【属性】真なる歴史の守り手 木契 の一人…厳密には人とは呼べぬらしい 【大きさ】【攻撃力】少女並 【防御力】クロガネ量産型を斬れる剣士に胸を刺されても死なない 剣士の感じた手応えが量産型と同じで、刺された部分から血では無く油が流れたので、小夜子もクロガネや量産型と同じ材質と思われる 刺された後も行動に支障無し 【素早さ】少女並 【特殊能力】あらゆる機械の扱いに長けた天才 どんな場所に送り込まれても、基本的な道具があれば、必要な装置を作り出せる 人間の脳も精緻にいじれる 【短所】コイツがやられると終了 【戦法】クロガネの後ろに立って参戦 ひたすら逃げる 【作品名】鋼鉄忍法帖 【名前】クロガネ 【属性】死にかけた伊賀忍者を元に作った兵器 【大きさ】二メートル位 【攻撃力】腕力は人間を容易に引きちぎる程。蹴りで自分と同じ材質の装甲が施されているクロガネ量産型を貫く。 振動剣…両手の十指に仕込まれている。 取り付けた小夜子いわく「大概の物ならお豆腐みたいに斬り裂ける」 クロガネ量産型を簡単に貫き斬り裂いた 【防御力】体斡部分を支えるモリブデン超鋼フレームと高張力鋼外骨格。 右腕を塵にされても戦闘続行可能 痛覚が無い為、急所(動力炉か脳)を突くか、両断やそれ以上の損壊を与えない限りは倒れない。 精神が無い為精神攻撃は通用しない が、生前の記憶を呼び覚まされると効くようになる クロガネの素の精神力は達人並か 【素早さ】胸部に密閉式小型動力炉収納。 脳斡神経と直結し全身を駆動する一万七千八百本のマイクロシリンダー。 各種運動能力は生前の二十倍から二十五倍 後ろ向きに十メートル跳べる 並以上の技量の武士が一歩踏み込む間に十歩を駆ける 右腕が無い状態で複数のクロガネ量産型を圧倒 【素早さ】クロガネと近接戦闘可能な剣士が、数歩離れた距離で、クロガネが攻撃してくることを事前に察知していたにも関わらず(理由は後述)間一髪で顔面を貫かれる程の攻撃を放つ 音より速く数歩の距離を詰める 描写上、一瞬に満たない時間で加速していると思われる この突進に合わせて放たれた斬撃を左手で捌いている 【特殊能力】額に第三の眼のようなセンサー 紫外線と赤外線に対応 月の無い闇夜に百メートルほど上空を飛んでいる鳥人間(大きさ不明)が見える 【長所】攻防速とバランスの取れたスペック 【短所】飛べ無い近接戦闘型。 全身のシリンダーが轟音を上げる。 バケモノの唸り声に聞こえる者もいるだろうが、相手に寄っては攻撃のタイミングを読まれる 【戦法】小夜子の前に立って参戦 間合いを詰めて振動剣と蹴りのラッシュ 【名前】クロガネ量産型 【属性】有り合わせの素体をやっつけ仕事で作ったもの 【大きさ】クロガネと同じ 【攻撃力】振動剣が恐らく搭載されていない 鋼の拳脚でひたすら打撃しかない 【防御力】材質はクロガネと同じ物を用いている筈 鋼を断つ剣士の斬撃も、急所に入らなければ一撃では倒せない 精神が無い為精神攻撃無効 クロガネのような弱点も無い 痛覚も存在しない 【素早さ】素体のスペックからクロガネほどの動きは期待できない 達人並の動きはできる 【特殊能力】額に紫外線及び赤外線センサー 気配が全く同じ 全てが小夜子に操られ、百五十体全てが小夜子の手足となる 視角や聴覚等の感覚器官も小夜子に繋がっている筈 でなければ全部動かすのは無理だろう 【長所】百五十体の数の暴力 【短所】一体辺りのスペックがクロガネより低い 【備考】小夜子及びクロガネ及び量産型はやられると死体が消える クロガネ量産型という名前は便宜上つけたもの 参戦vol.5 546 vol.6 34 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2012/03/20(火) 19 46 39.95 ID x+kD9a1y 天機小夜子withクロガネ考察 クロガネの反応は忍者の20倍なので0.01秒、3.4m銃弾反応に相当 ○:大島アリサ 殺し続け勝ち ○:音無小夜 振動剣勝ち △:雅 当てれない倒されない △:主人公(FB海の呼び声) 倒せない倒されない ○:草薙素子~美樹さやか 振動剣勝ち △:阿万音 鈴羽 当てれないがバイクや拳銃くらいなら耐える △:長野原みお 当てれない倒されない ○:飴谷千歳 振動剣勝ち △:毛利蘭(アニメ)~ソーヤー 倒せない倒されない ○:楠奈美 振動剣で斬りまくって勝ち ○:レディ・アン>藤村大河 振動剣勝ち。 ○:時任真奈 振動剣で斬りまくって勝ち ×:レヴィ グレネードランチャー負け ×:杏里あいり 一斉射撃負け 攻撃手段が近接しかないのでこれくらいが限度か レヴィ>天機小夜子withクロガネ>時任真奈
https://w.atwiki.jp/zatchbell/pages/2112.html
概要 クロガネとハザマの兵士は別個の魔物ではあるものの、多くのカードが両者の併用を前提とした効果を持っているため、このページでは両者をまとめて取り扱う。 アニメオリジナルエピソード「ハザマの世界編」(異世界編)にて登場した魔物達。 人間界と魔界の狭間にある流刑地「ハザマの世界」に住まう魔物であり、彼ら自身は王候補の魔物ではない。 誤ってこの世界に落とされ、魔界への復讐を企てるマエストロの配下としてガッシュ・ベル達と相対する。 ガッシュTCBにおいては、ハザマの兵士《○○○もどき!!》の大量展開できる「魔物のルール」が何よりの特徴。 これによって攻撃面では連続格闘攻撃へ、防御面ではダメージをかばえる回数の増加へと繋がり、戦いを有利に持っていける。 その数が使用条件や強化条件となる専用コマンドも存在するので、大量展開は必須と言えるだろう。 クロガネ《気合だ~!》の性能は高くはないものの、ハザマの兵士《○○○もどき!!》の大量展開にクロガネが必要となるため、こちらの併用も必須のカードとなる。 「もどき術」こと専用コマンドは、いずれもコスト0で使用できる。 高コストパフォーマンスを発揮できる事に加え、ハザマの兵士《○○○もどき!!》の効果を連打してMPが少なくなっても構わず使えるというのが嬉しい点と言える。 概要 代表的なカード魔物カード 術カード 相性の良いカード 関連カードリスト 関連リンク 代表的なカード 魔物カード M-312 クロガネ《気合だ~!》 MP1で、この魔物から「術を使えない」「魔物の効果を使えない」「パートナーの効果を使えない」効果を取り除く効果を持つ。 「使えないときにも使え、ジャマー効果で無効にならない」効果を備えているので、ほぼ確実にこの魔物で術が使用可能になる効果と考えて良い。 とはいえ、対象が限定的で扱い辛いというのは否めない。 やはり「ハザマの兵士《○○○もどき!!》の大量展開条件を満たす」という役割の方が大きいだろう。 M-313 ハザマの兵士《○○○もどき!!》 自分のクロガネがいれば、通常の3体とは別枠に、同名カード制限も無視して何体でも展開できる「魔物のルール」及び、MP1で合計魔力5000・1ダメージの攻撃をする「魔物の効果」を持つ。 この魔本における最重要カードであり、4枚積みが基本となる。 「クロガネがいなければ通常の1体としての展開しかできない事」や「魔物カードなので魔本構築時の8枚制限に収める必要がある」といった点には気を付けたい。 術カード ―クロガネ/ハザマの兵士専用コマンド S-419 ガンズ・ガロンもどき MP0で使用可能な魔力+2000・1ダメージ術で、クロガネかハザマの兵士がいずれか1体いれば良いだけなのでかなり使いやすい。 ただし、S-421 チャーグル・イミスドンもどきが最低でもこのカードと同スペックの術となるので、あちらの投入枚数が4枚以下ならあちらを優先的に積もう。 S-420 ラージア・ゼルセンもどき 「自分の場にクロガネとハザマの兵士が合計3体以上いる事」が使用条件となる、MP0で魔力+5000・3ダメージの術。 使用条件を満たしている時はS-421 チャーグル・イミスドンもどきが同等以上の性能となるので、こちらも5枚目以降として採用を考えるものとなる。 コスト0で3ダメージが出せる事自体は悪くないので、術カードを積む余裕があるなら検討はできるだろう。 S-421 チャーグル・イミスドンもどき 自分の場のクロガネとハザマの兵士の数だけ、魔力+2000とダメージ+1が適用される、MP0で魔力+0・0ダメージの術。 使用時には最低でもクロガネかハザマの兵士が1体は存在する事になるため、最低でもS-419 ガンズ・ガロンもどきと同等の性能(魔力+2000・1ダメージ)になり、最大で5ダメージにまで強化される。 汎用性と最大火力の両面において最優秀と言える「もどき術」なので、術カードを入れるなら最優先で投入しよう。 ―クロガネ専用コマンド S-422 ディノ・リグノオンもどき MP0で魔力+4000・3ダメージが出せる代わりに、かばえない時にもかばえるデメリット効果が付随する クロガネ専用 の術カード。 クロガネさえいれば使えるのが利点だが、かばうを封じられないデメリットは中々大きく、最大ダメージの優秀なS-421 チャーグル・イミスドンもどきの存在も気になるところ。 基本的には「負傷状態を与える目的」か「負傷状態だらけの中から犠牲を強いる」といった、かばわれる事が前提の用途で使うのが良いだろう。 相性の良いカード クロガネ1体とハザマの兵士4体、それに加えて魔物枠2体分を埋めるために、速やかに魔物を展開できるカードは必須と言える。 イベントカードのE-080 スカイダイビング、あるいはモモンを採用して術カードS-533 ミンフェイ・ミミルグを使う事を視野に入れたいところである。 ガッシュ・ベルVSリオウ《素の力》を場に出すと、ハザマの兵士《○○○もどき!!》の数だけ《格闘》(コスト0の攻撃効果)が追加で使用できるようになる。 攻めを重視する場合には検討したいところ。 ただし、VS魔物なので捨て札にするガッシュ・ベルやリオウを自前で用意すると、魔本に入れられる魔物カードは残り1枚だけとなる点は慎重に考えたい。 基本はやはり格闘魔本の形となるので、ウォンレイ《カンフーキック》やガッシュ・ベル《目覚めた力》等が天敵となる点も変わらない。 可能であれば、それらの対策も考えておきたい。 「魔物の8枚制限」のために魔本構築の段階で対策するのが難しいという場合は、E-233 ファウード突入!を使う事も検討すると良いだろう。 関連カードリスト + 魔物カード ―魔物カード M-312 クロガネ M-313 ハザマの兵士 + 術カード ―術カード クロガネ/ハザマの兵士専用コマンドS-419 ガンズ・ガロンもどき S-420 ラージア・ゼルセンもどき S-421 チャーグル・イミスドンもどき クロガネ専用コマンドS-422 ディノ・リグノオンもどき 関連リンク デッキ集 魔物別カード解説
https://w.atwiki.jp/ikezawa-kurogane/pages/44.html
1~10本目 11~17本目 18~20本目 21~23本目 24~26本目 27~30本目 31~34本目 35~37本目 38~41本目 47~50本目 51本目 「王者の剣」 52本目 「勝負はIHで」 53本目 「贋物」 54本目 「十五代目」 55本目 「桜の資格」 56本目 「じゃんけん」 57~64本目 65~70本目 51本目 「王者の剣」 +... 574 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/09/13(木) 18 05 39.26 ID 2qmV2f1t0 王子「よーく見とけよ あれが”最強”」 王子「落陽高校…!!!」 無人君、ワカメ、眼帯、キャラデザ不足のためまたも坊主、オールバックの五人が登場(効果音は ド ン ) 王子「あいつがいねェな…」 鼻傷「あぁ…まさか出ないのか?」 アフロ「いやっ…あそこです!コートの後ろ!」 アフロ「落陽高校主将…”怪物”…馬空……!」 出場しないくせになぜか防具を装備した主将、馬鹿…じゃない、馬空登場!(効果音は ド ン ) キャラデザはまた歌舞伎っぽい感じ まだか「…特等席で見学ってわけかい お前との試合楽しみだったんだけどなァ…」 ちょっと待て、決勝で出ない奴が他の試合に出てるわけがない ならこいつは馬空が出るか他の試合で確認もしなかったのか? それともやはり 401なのか…? 馬空「フハハ…出ずとも勝てるならそれで良い あいにく俺は燃費が悪いんでな」 馬空「勝利こそが目的であり至上だ 楽しみなど理解に苦しむ…」 まだか「…やっぱりお前さんとは合わねェな」 放送『これから関東予選決勝戦を始めます』 576 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/09/13(木) 18 19 50.83 ID 2qmV2f1t0 アホ「…あれが落陽かよ なーんかムカツくヤローどもだな」 メガネ「うん…」 お前ら鏡見ろ ついでにBBPがビデオカメラを構えている アホ「あん?なんだよトンガリオメー見ねーのかよ!!」 クラウド「……見る価値がない」 アホ「ハァ!?」 メガネ「…」 ここでクラウドが決して言ってはならないことを言う http //i.imgur.com/MkQMA.jpg クラウド「 あ れ は … 剣 道 じ ゃ な い 」 顔を見合わせるアホとメガネ… 場面は変わり試合 犬VS坊主の模様 通称ハゲらしいが気にするな 太鼓の達人の「連打」が来たような動きをする犬 防御する坊主 坊主(これは…前の時との試合とは――…) 犬「葉桜ッ 黒鉄ッ …俺も 置いてかれはしないぞッ!」ドンッ 面が決まり勝負あり! キューブ「やるじゃんわんこ」 相撲「100点だ」 犬「はいっ!!」 画像横になっちゃってすまん 579 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/09/13(木) 18 29 24.53 ID 2qmV2f1t0 アホ「やるじゃねーかあいつ!」 メガネ「うん…!」 メガネ(すごい…!やっぱり白零も強くなってるんだ…!) 坊主「…すみません」 ワカメ「ヒャヒャヒャ どーせ負けんなら一ボケかまして来いよバーカ」 坊主「…うす」 眼帯(本名禍津)「なんだ…?ああそうだな もうすぐだから我慢してくれラグナロク…」 何かぶつぶつつぶやく眼帯 ワカメ「チッ オラ禍津ゥ!てめーの独り言はカンに障んだよ!」 眼帯「ん?ああすまない…こいつがさ…『早く血が飲みたい』って聞かないんだ…」 と何がでグルグル巻きの竹刀に話しかける どうも厨二病のようだが斉木とかぶってるし剣がどうのはタカマガハラとかぶってるよ!残念先生! ワカメ「なーにがコイツだただの竹刀だろーが!!」 眼帯「やめろ…!こいつを怒らせない方がいい…!」 ワカメ「おー怒ってみろよ三千円のラグナロクさんよォォ!」 眼帯「!!まずいっ封印が解ける!!逃げろォォ!!」 無人君「試合までに解いとけよ封印♪」 583 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/09/13(木) 18 40 02.68 ID 2qmV2f1t0 アホ「なんだあいつら負けてるってのにヘラヘラ…気持ち悪っ!!」 だまれ そして第二試合 キューブVSワカメ キューブ「………」 審判「始めっ!」 キューブ(…どこまでもふざけやがって 大狼(わんこ)が作った勢いでこのまま――) ワカメ「!」 ワカメ「あ゙―――――――――――――――っ!!!!」 ワカメ「今」 「勝てるかも とか」 「考えたんだろ?」 ワカメ「そーゆーの」 「一番キライなんだ」 キューブ「…!?」 バッと離れるキューブ ワカメ「殺すよ?」 キューブ「」ゾッ キューブ(何だよ…コレ へばりつくような悪寒 これが) キューブ(これが剣かよ?) http //i.imgur.com/SIlgL.jpg 全くです!ぜひ主人公たちにも言っといてください 589 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/09/13(木) 18 47 42.41 ID 2qmV2f1t0 わざと空振りするキューブ ワカメ「ゲヒャヒャ どこ振って――」 キューブ「いいんだよ」 …”必殺” 燕返し! 主人公がいないからなのか、小手を解禁された模様! 小手狙いの攻撃らしい キューブ(とらえたっ!) ワカメ「チッ ウッゼェェェェッ!!」 なんか知らんが回転を始めるワカメ ギャリッ!とキューブの竹刀が弾かれる キューブ(回転で弾いたっ!?当たってんのに…) キューブ「…そんなのアリかよっ!!!」 いや理屈はともかく普通にナシだろ? 無人君「フフ…『アリ』も『ナシ』もないさ♪」 無人君「落陽が頂点にいるのは剣道が上手いからでも 強いからでもない♪」 無人君「勝つからだ」 アホ「嘘だろ…白零が…一瞬でひっくり返された…!!」 白零怒涛の三連敗!大将戦を残し敗北決定! 607 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/09/13(木) 19 00 18.55 ID 2qmV2f1t0 馬空「フハハ…俺が出ない理由が分かっただろう 夜鷹…」 馬鹿「我々は傲慢だ 慢心し油断し手も抜く…」 馬空「それでも”勝つ”んだよ 落陽はな」 クラウド「…見ただろ」 メガネ「!」 クラウド「あいつらの戦いには伝統も誇りもない ただ勝つために振るう剣… それは 心を折る剣だ」 いやお前らも大概だろうと思う クラウド「…並の覚悟じゃ立ち向かえない… あれが…王者落陽…!」 王子「…全国を目指すってことは俺たちがあれを倒すってことだな…」 緊張するメガネ… 610 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/09/13(木) 19 02 17.98 ID 2qmV2f1t0 BBP「あの…大将戦も撮りますか?勝負はもう…」 王子「夜鷹は出るんだろ?まわしとけ」 鼻傷「だが馬空は出ないぞ?…相手誰だ?知らねェな…」 BBP「ちょっと資料にはなさそうです もともと落陽はデータ少ないんですけど… たぶん…無名の一年生…?」 審判「ちょっと君!大将戦だよ 早く面を付けなさい!」 無名の一年が言われて気づき、のろのろ準備 誰かわからん「なんかしらんがやる気もなさそうだな 捨ての大将って可能性もあるな…ビデオはいいか」 多分お前らとは違うと思うよ クラウド「…無名の一年…?…白鳥そいつの名は?」 BBP「え?えーっと…何てよむんだろ…レイホウ…?」 カッと目を開くクラウド クラウド「…”タマミネ”」 クラウド「”霊峰 陽(ヨウ)”」 BBP「!!…知ってるの?シドウ君…」 クラウド「…… …親友だった」 クラウド「…少なくとも俺は…そう思っていた」 一コマ回想と怪我した左手が映る アオリ 傷めた左腕…忘れられない痛み… 本屋で初めてCを買っていく子を見ました。メガネの中学生の君、忘れないよ!〈春人〉C=コミック 614 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/09/13(木) 19 04 09.12 ID 2qmV2f1t0 これで終了 クラウドのケガは元親友にやられたものだった!? まあ鼻傷と王子のことを考えるとまだわからないな 今回は迷言が炸裂して笑ったわ 52本目 「勝負はIHで」 +... 744 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/09/22(土) 09 18 10.26 ID Ee67BwUY0 52本目 勝負はIHで 「親友・・・!?」 クラウド「・・・アイツは・・・ 俺に勝つために・・・俺を裏切った」 「何もかも捨てて 落葉(あそこ)へ足を踏み入れた・・・」 (霊峰ーーー・・・!!) くあ・・・と欠伸をする霊峰。 まだか(・・・全く戦う気を感じねぇ・・・ 馬空の代わりってこたぁ 捨ての大将か・・・?) アホ「なんだか気味わりーヤローだな・・・」 メガネ「・・・」 メガネ(シドウを・・・裏切った・・・? まさか左手のケガと何か関係が?) (一体・・・何が・・・) あっ、これはまた介入する気まんまんですねメガネ・・・ さて試合は 審判の「始めっ!」の掛け声とともに、 ドン!といつものチ○コの構えで突っ込むまだか。 もはやいまさらだけど、池沢君経験者じゃないでしょ? 観客「まだかが行ったっ!」 まだか(あの落陽のことだ・・・何もねーってこたないだろう・・・) (さぁ 何ができる!? 見せてみろっ!!) まだかのなんの工夫もない突きが霊峰に襲い掛かる。 ドンッ! はたしてなんの抵抗もみせず、いや、構えすら解いている霊峰の喉に突きが炸裂する。 そして、信じられないという表情を見せたのは、打突を当てたはずのまだかのほうだった。 後ろに倒れる霊峰。突きアリィィ!の声。 まだか(・・・あれま ホントに捨ての大将かい・・・?) 厨二「疾い・・・ さすがは”剣聖”といったところだ・・・・」 ワカメ「てか夜鷹本気じゃねーか キッモ!!」 馬「そうだ・・・もう目的(かち)は果たした。こんな大勢の前で手の内をさらすなどバカげている」 むく・・と起き上がる霊峰 ワカメ「お、いいぞータマ その調子!あと一本!」 そんな落陽サイドを見る桜夏陣営。 メガネ「・・・!」 BBP「ひどい・・・こんなあからさまな捨て試合初めてだわ・・・!」 そういえば以前「捨ての大将」といって剣道超初心者を日本一にぶつけた鬼畜剣道部があったよね! 一方クラウド、怒りの表情でタマちゃんを見下ろす クラウド「・・・・霊峰・・・!!」 なぜかクラウドの周囲には誰も居ない。手抜きっすか池沢くん! そんなクラウドの顔を見たタマちゃんの表情にどことなく変化が。 馬「・・・霊峰・・・?」 審判「二本目!!」 相変わらずの構えで突っ込むまだか。 まだか「そうと分かればこの手の試合は・・・早く終わらせるっ・・・!!」 おお、ブレないですねまだかさん! 相変わらずの突き。しかし切っ先はタマちゃんの喉の横を通り過ぎ・・・ まだかの目の前には振り下ろされる竹刀が! 馬「霊峰ェッ!!!!」 馬さんの一喝に、ヒット寸前だった竹刀が止まる。そして間合いをとって下がるタマちゃん。 視線を馬さんに向けると、ギロリとしたにらみが帰ってくる。 何かを察したタマちゃん。こくりとうなずいて再び構えを解く。 まだか「・・・ッ ホント・・・・食えねェ連中だな・・・」 アホ「あそこまですんのかよ・・・落陽・・・ むしろすげぇな」 メガネ「・・・ねぇ・・・今の」 アホ「・・・ああ 止まってなかったらひょっとして・・・」 メガネ「夜鷹さんから 一本とってた・・・!?」 構えを解き、棒立ちのタマちゃん。ふと顔をあげ、視線をクラウドに移す。 クラウドが見た(というかこの距離で表情までわかるのかどうか不明だが)タマちゃんの顔は ・・・薄い笑みが浮かんでいた。 745 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/09/22(土) 09 19 08.31 ID Ee67BwUY0 そして・・・ 掲示板に張られる試合結果。優勝 落陽高校 準優勝 白零高校 モブ「とんでもねー試合だったな・・・」「ああ・・・今年は落陽一強・・・」 「白零の時代は終わったな」 控え室には モミー(死んでる)、キューブ(死んでる)、犬(動悸が激しい)ら死屍累々。 それを見つめるまだか。 一方モブらの横でタバコを吸っている隠居。 隠居(・・・白零は夜鷹以外新メンバー・・・初めて落陽の強さを体感したんだ あーなんのも無理はねぇか) ええっ、あの4人っていうかきしめんも今回初スタメン!? 意外だ・・・ 隠居(・・・っと それより今は桜夏(うち)の心配だな) そこには廊下を占拠して暗くなってる桜夏メンバーが。 由さんやアフロらは当然のごとくいない。っていうかおめーら邪魔。 BBP「みんな・・・」 メガネ(錬兵に勝って強くなったと思ったのに・・・) メガネ(落陽(うえ)が・・・・あんなに遠いなんて・・・!) なんというか相変わらず凄い思い上がってますねーメガネ。 おめーまだ半年も剣道やってねーだろう・・・ 鼻傷(・・・あれが落陽・・・ 全国への壁・・・・か・・・) 王子(ありゃどっかとつぶし会ってくれるセンは消えたな 戦いは避けられない・・・か) アホ(灰咲・・・俺より”動ける”んじゃねーか? そんな奴が・・・) おっ、アホとワカメの因縁でも作ってみますか池沢くん! 一方一番深刻な表情なのはクラウド。 クラウド(・・・片腕(いま)の俺で 勝てるのかーーーー・・・!?) だったらとっととケガ治せよ・・・・ しん・・・と暗くなる桜夏に、モッピーが一喝。 つーかそのサイズの竹刀よくあったな。 も「なーにうじうじしてんだよ!」 ばし!と竹刀でメガネの頭をぶんなぐるモッピー。よいこはマネすんな! メガネ「さゆり・・・!?」 も「おめーが落ち込むことなんてどこにもねーだろうが!」 メガネ「いや・・・だから落葉が・・・」 も「だってお前・・・初心者だろ!」 うっわー都合のいいときは初心者っすか。 も「落陽が強いから? だったらシドウは?夜鷹は?白銀はどうだった?」 あれこれまともに勝ったのいなくね? メガネ「・・・そっか・・・」 も「うむ」 メガネ「相手が自分より強いなんて・・・当たり前だ これまでもこれからも・・・」 「それでも勝つって ・・・決めたんだった」 も「んっ その顔だヒロト」 鼻傷「クロガネ・・・」 ふっ・・・と王子に笑いかける鼻傷 746 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/09/22(土) 09 20 36.46 ID Ee67BwUY0 王子「ああ・・」 鼻傷「そうだ・・・ 俺たちは万年初戦敗けの桜夏高校 負けて失うものも・・・恐れることもハナからないのだ」 いやいやいや、あんた負けて王子失ったじゃん! 王子「・・・できる限りの対策を講じるだけだな」 アホ「へっ 要は追いつきゃいいだけってこった」 クラウド「・・・そうだ・・・何を迷っている・・・! この腕で続けると決めた時から分かってたハズだ・・・!」 隠居(・・・へぇ・・・) 気合が入った桜夏レギュラーメンバーが立ち上がり歩き出す。 ほんとつくづく隠居はなにもしねーな。 隠居(エラい落ち込んでたと思ったら・・・なかなかイイ顔になったじゃねーの・・・) (いよいよだな・・・圧倒的王者 落陽 そして白零高校もただじゃ起きまい 勝負はーーー・・・) さて、一方j控え室の白零は・・・ まだか「・・・負けたな」 キューブ「・・・・」 まだか「・・・・なぁ もしこれが真剣だったらさ ・・・死んでたかな?」 キューブ「はぁ?」 まだか「・・・きっと昔はそうだったんだろーな 負けたら死んで終わり・・・二度立ち上がれない」 「でも・・・剣道は違う」 「何度折られてもまた這い上がれる 何度折っても這い上がってくる」 「・・・俺ァさ 剣道のそーゆーとこが好きなんだ」 なんか微妙にピントが狂ってる気がするぞまだか・・・ まだか「俺たちはまだ死んでない」 「何百回・・・何千回何万回負けたって 最後に笑うことはできるさ」 「戦い続けよう きっと・・・・それが強さだ」 そういいってキューブの肩を組んで歩き出す白零メンバー なんだろうこっちのほうが桜夏より主人公チームくさいんですがw そして桜夏メンバー、白銀ら連兵、落陽が歩き出す。 「勝負はインターハイーーーー・・・!!」 ・・・と、会場の外で、帰って行くメガネを見つめる人影がひとつ 人影「・・・アイツ・・・ あの技・・・」 「”五月雨”・・・?」 そう呟いた人影の竹刀袋には、「刀条」の文字が・・・ アオリ:「さゆりと同じーーー ”刀条”の名・・・!? 巻末※:原稿中の昼飯を毎日ローソンで買ってたらPontaポイントが1万を突破しました<春人> 747 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/09/22(土) 09 21 26.20 ID Ee67BwUY0 以上です 正直メガネとモッピーがいなくなればかなりマシになるんじゃないかと思えるんですが・・・ 53本目 「贋物」 +... 540 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/09/29(土) 09 23 04.35 ID TL9kv3Hc0 アオリ:燃え盛る炎ーーー 焼け落ちる道場・・・ 唐突な火事の現場。 その中に佇む大モッピー。 誰か「師範(せんせい)! 刀条師範!!」 ~現代・メガネ宅~ 廊下を雑巾がけしているモッピー 母メガネ「あらさゆりちゃんいつもご苦労様」 も「いやいやなんのこれしき」 どうでもいいがこの母、普段でも小袖?に袴なのはなぜなんだろう? メガネの実家って神社だっけ? 寺なら作務衣でいいと思うんだが。 そんな母メガネが歯磨きメガネに「モッピー見習え」と小言。 も「・・・・」(何で今頃あんな夢を・・・・) (何だ・・・?この言いようのない胸騒ぎはーーー・・・) メガネ「・・・?」 ~学校の道場~ 鼻傷「おいツルギィ 何だこりゃ・・・!」 王子「今年の剣道部(ウチ)の予算 半分に削られてるじゃねーか!」 「備品は荒れ放題プリントはたまり放題・・・ てめー俺がいない間何してやがった・・・!」 鼻傷「お前が何も引き継がず出て行くからそうなるのだ! 予算は生徒会に今年は金がないからと頼まれてーーー」 王子「んなモン毎年言ってくんだよ!お人好しにつけこまれやがって・・・」 「それから俺を見下ろすな デカくなりやがって・・・」 王子在籍時ってマネージャー(由さん)がいたと思うんだが どうして王子一人で仕切ってたの?やりたがりなの? そんな言い合いを傍で見ているメガネと由さん メガネ「朝霧さん今日からなんですね!」 由さん「うん・・・いろいろ手続きがあったからね」 だから「今日から」って何時なんだよ。前回の試合からどれだけ経ったんだよ 池沢くんはほんと時間の管理が適当だな と、唐突になにやら発情した声が。 発情二尾「あっさぎり さまーっ!」 そこには胸をはだけてブラチラかましているツインテが。 発情二尾「お弁当もってきましたーーーーーっ!!」 王子「おー姫か」 発情二尾「うちの火照るで作らせた最高級サンドイッチですっv」 「あっ・・・でももし口に合わなかったら・・・」 「代わりに私を・・・」 王子「よーし稽古始めっかー」 BBP「姫先輩・・・・」 劣情二尾「朝霧さま ひどい・・・ 好き・・・・っ」 あーなるほど、銀魂の近藤さんみたいなカンジっすか。 アホ「アイツ ツバメさんは口説いたくせに・・・ ひでえ」 BBP「姫先輩は幼馴染らしいからそれでじゃない?」 由さん「・・・あんなのも久しぶりだ・・・ 朝霧が帰ってきたんだーって感じがするよ」 アフロ「おい・・・それよりも 覚悟しとけよ1年!」 メガネアホ「え?」 アフロ(小声)「稽古だよ稽古! 朝霧さんがいるといないじゃ全然違ーんだ」 アフロ(小声)「神宮さんがメニュー作るようになってから 大分”安全”になったんだ」 「しっかり休憩はとるし ケガしねーよう量もセーブしてある・・・」 「ただあの人は 死ぬギリギリの分量を知ってる・・・!」 で、アフロらはその死ぬギリギリの練習をやってあの体たらくってことですか。 本当に効果があるんですかその死ぬギリギリの分量の練習。 王子「よーし 始めるか?」 ニヤリと振り向く悪い顔の王子。それに気圧されるアホフロガネ。 541 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/09/29(土) 09 23 59.61 ID TL9kv3Hc0 一方大王の仕事部屋 運子「ナオ君・・・ 今日から部活らしいですね いいんですか?社長までドイツ行き延期しちゃって」 大王「・・・」 ~大王の回想~ 王子が土下座して頼んでいる 王子「親友が待ってるんだ・・・ 頼む・・・!」 「俺と剣道に 最後の時間をくれ・・・!」 ~回想終了~ 大王「・・・今のアレを連れ戻しても仕事の邪魔になる たった二ヶ月で納得するなら待ってやろうというだけだ・・・」 「・・・フン 親友などと抜かし折ってーーーー・・・」 「・・・細川 私のドイツ行きの航空券(ファースト)だ 有給でもとって君が代わりに・・・」 「・・・何だ?何を笑っている細川!おい!」 なんかさ、あのときしつこく食い下がれば大王折れたんじゃないのか。 やっぱり王子的には「あの面子じゃ勝てない」ので、「この面子なら勝てる」から帰ってきたんだろうか。 さて場面戻って学校の道場 鼻傷「よーしここまでーーーっ!」 バテてるメガネと吐き気を催している多分アホ。 王子(やっぱアイツだけは飛びぬけてんな ・・・落陽に推薦が決まっていたとかいう・・・) (物足りねェって顔してやがる メガネ(やっぱすごいなシドウは・・・ 落陽と・・・あの霊峰って人と 何があったかはわからないけど) (きっと誰よりも落陽に勝ちたいんだ。それだけは・・・わかる) メガネ「・・・ねぇさゆり僕もーーーー・・・」 と、まーた他人の事情に迎合しようとするメガネ。 メガネ「あれ? さゆ・・・」 そこには女型のゲロを上空に向かって吐いているモッピーが居た。 メガネ「出てる」 メガネ(おいさゆり!おい!)とモッピーをシバくメガネ も「む!?」と、ゲロを飲み込むモッピー メガネ(飲め!!もーどうしたんだよ今日は朝から・・・!) も「「おお・・・悪いな」 メガネもぐもぐとゲロを咀嚼するモッピーを隠しているところに隠居が現れる 無能「おーー やってるかーーー」 王子「遅ぇよオヤジ」 無能「うしし お前さんがいるとサボれるからな」 王子「ったく 相変わらずだな・・・」 あれなんか王子がいなかったらちゃんと仕事しているような物言いですね! 王子「で? わざわざ終わってから来たってことは 何か話があるんだろ」 隠居は監督責任すら果たしていないんですね。 無能「おっさすがカンがいいな。あれだ 今週末連休だろ?」 BBP「ハイ・・・祝日と創立記念日で四連休ですが・・・それが何か?」 ニッとする無能 無能「”合宿”だ 突然だが今週末・・・5泊6日の強化合宿を行う!」 桜夏ども「合宿!?」「五泊って・・・」「ていうか去年までそんなのなかったんじゃ・・・」 無能「やめてたんだよ 昔ケガ人が出たからな」 ああ、この監督なら普通いありえるな。ろくに監督責任とか果たしてないし 無能「・・・まっ 細かいことは追い追い話す。金曜日の放課後すぐ出発・・・ 水曜の授業開始直前まで目一杯・・・」 無能「地獄の強行軍になる 行くか行かないかだけ考えとけや」 542 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/09/29(土) 09 25 55.21 ID TL9kv3Hc0 ~そして放課後~ メガネ「合宿かぁ・・・ 昔ケガ人が出たって・・・そんなにキツいのかな・・・」 アホ「うっへっへ 俺は泊まりが楽しみだけどな!」 BBP「でも地獄って言ってたよー?」 クラウド「・・・丁度いい 今の練習量では足りないと思っていた」 「たった6日でも地獄に行けるなら歓迎だ・・・」 そう言ってスタスタと先に歩いていくクラウド。 物足りないのなら自主練習とかすればいいんじゃないのかクラウド 言われた範囲を超えないとかクラウドらしくないぞ! メガネ「凄い・・・気合・・・」 アホ「チッ・・・負けてられねーな」 アホ「つーわけで今からラーメン食って力をつける!」 メガネ「・・・それは勝ってるの? 行くけど・・・・」 BBP「あっ じゃあ私もーっ!」 メガネ「さゆりも行くだろ?お子様ラーメ・・・」 も「ん? ・・・すまん 先に帰っててもいいか?」ボーっとしているモッピーがそう答えて これまたトコトコと帰路に付く。 メガネ「え? あ・・・・さゆり・・・」 BBP「さゆりちゃん 具合でも悪いのかな?」 メガネ「・・・そんなはずないんだけどな・・・」(それともユーレイも病気になるのか?) しばらくして ラーメン屋から出てくる3人。 別に「先に帰る」とか言っていたわけでもないクラウドを 誰も誘わないあたりさすが池沢くんの漫画のキャラだぜ! アホ「じゃーなヒロト!」 メガネ「うん また明日!」 一人帰るメガネ メガネ(・・・さゆり何かあったのかな そういえば昨日夢にも出てこなかったしーーーー・・・) メガネ「・・・あれ?」ふとメガネの視界に入ったのは・・・ 土手?の上から見下ろしているモッピーらしき人影 メガネ(さゆり・・・? 先に帰ったんじゃーーー) (! ・・・そういえばここ 初めてさゆりと会ったーーー・・・) あれ?あのときこんな段差あったっけか・・・? 人影「・・・君が・・・黒鉄か?」 メガネ(さゆりじゃない・・・! っていうか何で僕のこと・・・) ここで「男の声?」とか言わないってことは相手は女なんだろうか 人影「・・・なぁ 知ってたか? ここには昔・・・大きな桜の木があったんだ」 「夏まで咲き続けるといわれたその桜から この辺りを桜夏町というらしいね」 メガネ「・・・? 君は・・・・?」 人影「そしてその桜の木の隣には 小さな剣術道場があった」 メガネ「! 何の・・・こと・・・?」 メガネ(まさか・・・それはさゆりと僕しか知らないはず・・・」 (歴史にも記録にも残らなかったってさゆりがーーーー・・・) いや普通その町の人間が全滅でもしない限り口伝とか噂で伝わるだろ・・・ 人影「江戸時代・・・ 当世最強と謳われた その剣の名はーーー」 メガネ「ちょっと待って・・・何で君がそれをーーー」 人影「”桜一刀流”」 メガネ「君は誰だ!?」 人影「・・・何で知っているかだって・・・? こっちがそれを聞きにきたんだ」 「”十五代目”刀条真だ ・・・見つけたぞ 贋物め」 アオリ:現れたのはーーー”真の”継承者・・・・! 543 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/09/29(土) 09 26 43.88 ID TL9kv3Hc0 以上です 読んでて吐きそう・・・なのはきっと昨日の晩の揚げ物の油の質が悪かったんだろうなw 54本目 「十五代目」 +... 54本目 十五代目 425 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/10/05(金) 09 39 59.17 ID R/CRKBbr0 アオリ:突如現れた”本物”!! メガネ「な・・・・ 桜・・・・一刀流の・・・・!?」 ま「・・・・そう 僕が”現”当主 刀条真だ もっぴーは21歳で師範(自称)、まこっちゃんは10代?で当主 桜一刀流は若輩がトップに立つルールかなんかでもあるんすかね? メガネ「そんな・・・だって・・・ 桜一刀流は・・・ 江戸時代に滅んだんじゃーーーー・・・」 イメージ画像(火事の跡)をバックにメガネが言う。 ま「・・・詳しいね」 メガネ「・・・ッ」 ま「確かに・・・刀条家の記録には ”七代目”小百合の代に大火があり 門下生の”殆ど”を失ったとある・・・」 あれれー、記録とか残ってないって言ってなかったっけ? ま「今の刀条家の先祖”八代目”は・・・ そのときの”唯一の生き残り”さ」 考えるに同じ町内(か市内)に済んでるっぽいが モッピーは幽霊しながら 今 ま で 一 体 ど こ で 何 を 見 て い た ん だ ろ う ま「その後九代目は道場を再興させ かつての隆盛とは裏腹に隠れて業を引き継ぎ続けた」 あれ隠れてやるなら道場を再興させる必要なくね? どぶろー先生(@真島くん)みたいに個人でこっそりマンツーマンで教えればいいわけだし。 道場を再興させるということは、弟子が一杯きてにぎやかになるってことなんじゃないの? も「そして桜一刀流は確かに 現代(ぼく)まで受け継がれているーーーー」 メガネ「・・・・(そんな・・・さゆりの知らないところで・・・)」 (桜一刀流は 残っていた・・・・!?) ま「・・・知らなかったかい?そうだよね・・・ だって君は本家の人間じゃない・・・そう・・・」 「じゃあ何故君が 桜一刀流を知っている・・・!?」 「この剣は八代目以降一子相伝となった・・・ 僕以外に知り得る人間はいないんだよ」 まこっちゃんの威圧感に気圧されるメガネ メガネ「・・・・それは・・・ ・・・・言えない・・・」 なんでここで隠す必要あるんだろう?別にモッピーは「私のことは黙ってろ。口外するな」 みたいなこと言ったっけ?まだかの前に平気で現れたのにね。 ああそうか、言っちゃうとこれまでの自分の偉業(笑)が台無しになるからか ま「言えない・・・か 僕の嫌いな答えだな 人は都合が悪いとすぐ黙る・・・」 メガネ「刀条君・・・だよね 理由は言えないけど・・・僕はちゃんとーーーー」 ま「いま君の話はどうでもいいよね?」 にっこりと返すまこっちゃん。声は笑ってないが。 それにしてもこの上下の服に振袖(?)ってすっごく似合わないっつーか違和感凄いな。 ま「そう・・・問題なのは君の存在だよ 一子相伝の意味・・・わかるよね?」 「この剣の使い手は この世に二人いちゃいけないんだ」 メガネ「・・・!どういう・・・」 ・・・あれ?ってことは 師匠が弟子に伝授し終わった時点で師匠は死んでるってことかい? どこの南斗鳳凰拳だよ 426 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/10/05(金) 09 40 51.37 ID R/CRKBbr0 ま「抜きなよ」 メガネの言葉を遮り、そういって竹刀の切っ先をメガネの喉に向けるまこっちゃん メガネ「・・・何を・・・・するつもり・・・・?」 ま「・・・簡単さ 賭けをしよう」 「もし君が僕に”一度でも触れる”ことができたら・・・ 金輪際二度と君に関わらないと誓おう」 「ただし僕が勝ったら・・・ 二度と桜一刀流(そのけん)を振らないでもらいたい」 こんなことを賭けに委ねるとか、一子相伝の重みを知らないのはどっちなんだまこっちゃん メガネ「なっ・・・!? いきなりそんなこと・・・」 ま「言っておくけどこれは”提案”じゃない ”譲歩”だ ”本家”から”贋物”へのね・・・」 「君に選択権なんてない 始めるよ? 3・・・2・・・1・・・」 慌ててメガネも臨戦態勢を取る おかしいな、ちょっと前に”死ぬギリギリの練習”をこなして、別に休憩とか取ってないよね? ま「桜一刀流 ”花足”」 普通なら忘れられていそうだがアンチスレではすっかりお馴染みの技を繰り出すまこっちゃん メガネ(やらなきゃやられる・・・!!) メガネ「”桜花七式” ”五月雨”!!!」 メガネも眼鏡を外して迎撃する。はたして、その突きは・・・・ 投げ出される鞄。空を切る切っ先。 竹刀袋はどこいった!? メガネ「フェイント・・・!?」 ああっ!ついに対戦相手がフェイントを使ってきたぞ!メガネどうする!? ま「おいおい・・・僕はまだ打ってないよ ”五月雨”が返し技なのは知らないのか?」 割と恥ずかしいポーズのメガネ。再び例の構えを取る。 メガネ(”二の太刀”---- 陽炎!!) カウンター技と知ってるはずの業を次々と先に繰り出すメガネ。おまえ今までなにやってきたんだ! しかしメガネの技は、まこっちゃんの寸止めした切っ先に押し止められる。 メガネ「・・・・!」 ま「・・・下手くそ ・・・でも”目”は突いても一本にはならないな ・・・続けようか」 メガネ「・・・! (強い・・・!!」 さてメガネ宅。 軒先で本を読んでいるモッピー も「降ってきたな・・・」 メガネ母「大変さゆりちゃん! ヒロトがまだ帰ってこないの あの子傘を持ってなかったわ!」 も「何? よしっ 私が迎えに行こう」 メガネ母「ホントに!? 気をつけてね!」 も(・・・嫌な予感がする・・・ ヒロト・・・!」 モッピーサイズの傘(和傘っぽい)を持って駆け出すモッピー その傘に二人入るつもりなのか・・・ ふたたび路上。 息が上がっているメガネ。 ま「五月雨 陽炎 五月雨 陽炎 飽きないな キミも・・・」 メガネ(何でだ・・・!? 何で技がひとつも当たらないんだ・・・・!!) ま「・・・当たるわけないだろう・・・ 技を適当に打ちまくるだけ・・・ 読み合いも知らない」 「君は・・・桜一刀流に使われてるだけだ」 「贋物に・・・ その剣を振るう資格はない」 ああっ!今までの対戦相手が全員disられちゃったよ!何がしたいんだ池沢くん! 427 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/10/05(金) 09 42 14.73 ID R/CRKBbr0 メガネ「・・・!」 メガネ(違う・・・!贋物とか・・・資格とか・・・ 僕はさゆりのーーー) メガネ「桜花七式”二の太刀”---」 フーッとため息をこぼすまこっちゃん そして例の構えを取り ま「桜花七式 ”三の太刀”ーーーー ”飛花”」 そうって(たぶん)飛び込み突きを繰り出すまこっちゃん。 その竹刀はメガネの頭上をかすめ、まこっちゃんはそのままメガネにマウントポジション的な体制に持ち込む ま「・・・君の敗けだ 約束通り 桜一刀流は二度と使わないでもらおうか」 メガネ(そんな・・・ 桜一刀流が使えない? 剣道ができない? さゆりは? そんなのーーーー) いや別に剣道ができなくなるわけじゃないだろ・・・チートが使えなくなるだけで。 しかしメガネは メガネ「・・・いやだ・・・ 僕はまだ敗けてない・・・・!」 喉に突きつけられた竹刀の切っ先を握り、抵抗するメガネ。 メガネ(さゆりと剣道ができなくなるなんて・・・そんなの嫌だ!) ま「・・・なるほど 確かにどうしたら僕の勝ちか 明確に決めていなかったな・・・ ----なら」 ゴリッとメガネの左手を踏みつけるまこっちゃん ま「降参しないと折る ・・・一本残らずね」 メガネ「・・・それでも 譲れない・・・!!」 メガネ(桜一刀流に・・・さゆりに出会ってやってきたこと全部ーーーー) メガネ「僕に・・・僕にだって・・・ そんな簡単に・・・捨てられるようなものじゃないっ!!」 メガネの絶叫に少し気圧されるまこっちゃん。 と、その時 も「ヒロトーっ!」 遠くに聞こえるモッピーの声 メガネ(さゆり・・・!) ま「・・・・人が来たようだね・・・」 いつのまにか竹刀を竹刀袋に納め、立ち上がるまこっちゃん ま「・・・一週間後にまた来る その時また無様な剣を晒すようなら ・・・次はないからな」 ま(クロガネ・・・何処で”桜”を・・・? まさか・・・他に生き残りがーーー?) 去り行くまこっちゃんとすれ違うモッピー ふと何かを感じ振り向くモッピーだが も「!! ヒロト!! ヒロ・・・」 雨の中、座り込んで落ち込むメガネがそこに居た アオリ:圧倒的ーーー敗北 告知:次号、連載一周年突破記念Cカラー! キャラクター人気投票も開催するぞ! 巻末コメ:今週はしばらく更新されないであろうハードスケジュールを消化しました・・・<春人> 428 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/10/05(金) 09 44 45.73 ID R/CRKBbr0 以上です。 ちょっと時間の余裕ができたので早朝に入手してきましたw 先方にはご迷惑をw ラスト付近のメガネだけど 「チート使えなくなるのは嫌だ! ちやほやされなくなるのは嫌だ!」と言ってるようにしか思えないのは アンチだからというのもあるかもしれないけど、これまでの積み重ねなんだろうなって思う 55本目 「桜の資格」 +... 416 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/10/14(日) 02 32 48.97 ID 2VWfDrA60 55本目 桜の資格 アオリ 消えない 敗北の痛み・・・ 朝。家の庭で竹刀持って佇むメガネ。 正直なんでそんなことしているんだろうとしか・・・ 別に自主朝練やってたという描写はないというのに。 それを見ているメガネ母とモッピー メガ母「・・・ヒロトはどう?」 も「うーむ 昨晩と変わらんよ」 「昨日何があったのか・・・ 何を聞いても教えてくれんのだ・・・」 も(一体あそこで 何があったヒロト・・・?) そのメガネの頭によぎるのは例のまこっちゃん メガネ(刀条真・・・ 桜一刀流の・・・本当の後継者ーーー) (さゆりの目的は桜一刀流の復興 だとしたら) (正式な後継ぎが 現代に生きてると知ったら・・・) (さゆりは 刀条のところへ行ってしまうんだろうかーーー・・・) (まださゆりには言えない・・・ 僕が何とかしなきゃーーー・・・!) この期に及んで隠すとかホントなんなんでしょうねこのメガネ。 モッピーや流派を「自分のための道具」と思っていないとこんな思考できませんよ。 そもそもメガネが何かしたってどう変わるのか。まこっちゃんを倒して自分が名乗るというのか。 たった一コマにそんな多くのツッコミを入れつつ、場面は校門前に。 さらに変わってどこかのコンビニかファミレス前に。 さっきのコマの学校はなんだったんだ!? ガムを噛んでいる男とチャラい男がなにやらナンパをかましている。 ガムオ「おっキミ可愛いねー 何?待ち合わせ?」 チャラオ「学校終わったばっかでしょう? どこ行くのさ?」 ああ、さっきの一コマは学校が終わったという表現なのね。わかりにくっ! BBP「あ、ハイ!えーっと・・・ これから泊まりで・・・」 ガムオ「マジで!? 見かけによらず大胆!」 BBP「ハイ! 大胆にも五泊六日で・・・ これから合宿なんです!」 ナンパされてたのはBBP。はいはいかわいいかわいい ガムオ「がっ・・・しゅく・・・?」 BBP「ハイッ!」 と、ガムオとチャラオの後頭部を誰かが叩く。 ガムオ「いっ!!てぇな誰だこの・・・・」 そこには竹刀を持ったアホが。(※竹刀は人を叩くものではありません) アホ「すんませーん 素振りしてたら当たっちまいましたぁーーーっ!」 「こちとら今から合宿なもんで」 ガムオ「ひっ・・・」 チャラオ(おいやべーってコイツ あの”鬼の江花”・・・」 …池沢くん、そういう通称はいきなり出しても「鬼の江花(笑)」って言われるだけだよ・・・ ガムチャラ「すんませんっしたーーーーーっ!」 ささっと逃げ出す二人。 アホ「フンッ」 417 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/10/14(日) 02 33 40.63 ID 2VWfDrA60 と、アホを筆頭に続々とメンバーが集まってくる。 鼻傷「みんな来てるか?」 BBP「いえ・・・まだクロガネくんが・・・」 アホ「まさかビビッったか?」 王子もクラウドも由さんもアフゲノコもいないけど・・・ああ、見えないんだねBBPには! と、そこにメガネがモッピー連れて登場。 メガネ「すいません 遅れました・・・!」 アホ「おせえよヒロト!」 隠居「おーおーレギュラーは全員そろったか・・・」 「あんだけキツいって言ったのによォ ・・・覚悟はできてんだろうな?」 ボーイズ「おおっ!!」 と、気合を入れる4人だが、一人気の入っていないメガネ。 隠居「・・・クロガネ?」 メガネ「あ・・・ハイッ!」 隠居がいぶかしげな表情を浮かべる。 隠居「・・・まーいい とりあえず適当にのりこめや」 と、マイクロバスに乗るメンバーたち。ところでなんで学校で合流しなかったんだろう・・ アホ「俺が先だ!」 誰か「一緒だ一緒」 さてバスの中は 最後部から 王子鼻傷 痴女 クラウド メガネBBP アホ 隠居 という座席。 痴女が来ているのに・・・ユフゲノコときたら・・・ も「男共は空気が重苦しいのー」 BBP「これから地獄が待ってるって話だからねー さすがに・・・」 と、なにやら憂鬱そうに窓の外を眺めているメガネ も(特にヒロトは・・・合宿のこと・・・だけじゃねーよな ホントに一体何をーーーー・・・) メガネ(ダメだ・・・合宿に集中しなきゃ さっきから刀条のことばっかり・・・) (刀条・・・) ふと何かに気付くメガネ メガネ「・・・ねぇさゆり」 も「ん?」 メガネ「さゆりってさ・・・ 結婚してた?」 口からゴム手袋(のようなもの)を噴出すモッピー も「な・・・何かと思えばお前そんなことで悩んでるのか・・・」 「しょーがねぇな全く」 メガネ「?」 も「今は お前一筋だぜv」 びしっとメガネを指指すモッピー はいみなさん笑うところですよー メガネ(さすがに子供はいないかな・・・・ だとしたら刀条は一体ーーーー・・・) と再び思考の世界に戻るメガネ。取り残されたモッピーは気まずそうに照れる。 アホ「おいおい・・・コレどこまで行くんだよ! いい加減教えろよオヤジ!」 隠居「ん?言ってなかったか・・・ 今回泊めてもらうのはな・・・」 「”とある知り合い”のーーー”山”だ」 ということで目的地に到着。 隠居「”双剣岳”(ふたつるだけ) これぜーんぶその人の山だ」 アホ「・・・・!どんな知り合いだよ・・・!」 隠居「さーて・・・そんじゃ準備運動がてらーーー 山頂の合宿所まで歩いて貰うぞ」 メガネ「!!? 歩っ・・・!?」 どよめくメンバー。 登山装備もなく(全員学生服の夏服)やらせるとか流石監督しない者。 アホ「ふっざけんな 何キロあんだ何キロ!」 隠居「標高1800mまで10キロってとこだ 晩飯までに行けんだろ」 418 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/10/14(日) 02 34 58.67 ID 2VWfDrA60 隠居「俺と女子は近くまで車で行くからなーー ホイ地図」 と王子に地図を渡す隠居。 隠居「ケータイは通じるから迷ったら助け呼べよ」 って他人に助けを任せるってことかい! アホ「おいおいマジかよ・・・」 クラウド「・・・イヤなら車で行くんだな」 アホ「ああ!? 言ってろ! ぜってーてめーより先についてやるぁ」 メガネ(山頂って・・・)「あそこまで・・・!?」 も(大丈夫かヒロト・・・!? まあ休み休み行けば夜にはなんとか・・・) 隠居「あーそうそう 言い忘れたけどもーーー」 「日暮れまでに着かなかったら そいつはアウトだ」 「そんな体じゃどの道合宿にゃ耐えらんねーからな」 「まー五日間雑巾がけでもやっててもらうわ」 ええっと、学校終わってから集合してここまで車で移動してるんですよね・・・ 鼻傷「・・・!日没までに・・・!?」 王子「あと数時間だぜ タチの悪い準備運動だな・・・」 アホ「・・・俺らはまだいいけどよ・・・」 とちらりとメガネを見るアホ メガネ「・・・・ッ!!」 さて場面変わって どこかのホテル ま「・・・ん? 今はホテルさ」 まこっちゃんが電話をしている。 ま「ああ 会ってきたよ”クロガネ”・・・」 「彼が”アレ”を持っているのは間違いないだろう それ以外に桜一刀流を知る方法はないからね」 「七代目 小百合が関わっているのは間違いない 江戸時代まで遡って刀条と黒鉄家に関係がないか調べてくれ」 「ああ・・・どちらにせよ次でケリがつくさ」 「僕があんな贋物を 許しておくハズないだろう?」 ええっと、辻斬りせずにメガネの家に行けばいいんじゃないっすかね? さて再び山登り。 すでにバテぎみで杖をついているメガネと、それに付き添うアホ 鼻傷「まずいな・・・日が暮れてきた 少しペースを上げよう」 と、ガクンと膝をつくメガネ。まぁ5日分の着替えとか持ってるわけだしな。 アホ「おいおい大丈夫か!」 王子「・・・・ほっとけ」 鼻傷「!? しかし・・・」 王子「これがダメならどの道無理だって聞いただろ」 「覚悟ができてねぇ奴を甘やかして何になるんだよ」 メガネ「・・・・!」 アホ「なっ・・・ヒロトだけおいてけってのかよ!?」 抗議するアホの横を通り過ぎるクラウド。 下駄で登山とかファンキーっすねクラウド・・・ アホ「おい!トンガリ・・・ てめぇ本気かよ!」 クラウド(クロガネなら必ず来る・・・それより俺は俺のことだ・・・!) 鼻傷「わかった・・・ いいかクロガネ ダメだったらすぐ監督を呼べ!」 アホ「・・・・・・・・・・!! 神宮のおっちゃんまで」 王子「おいてくぞ江花ァ お前までアウトになっていいのか?」 アホ「・・・・ぐ・・・」 「いいか!いけるとこまで行け! 何かあったらまず俺呼べ!」 「そんときゃ間に合わなくなっても絶対来るからな!!」 メガネ「・・・!! アオハル・・・」 そういってアホは「くそっ・・・」と吐き捨てて鼻傷らを追う 残されたメガネ。誰も持っていってくれなかった荷物・・・ メガネ「何をやってるんだ僕は・・・」 メガネ(これからみんなで合宿ってときに・・・) (こんな所に一人おいていかれて・・・・) (・・・やっぱりこんな僕より刀条のほうが さゆりにーーー・・・) ふと脳裏に浮かぶまこっちゃん ま「贋物に・・・・ 桜一刀流を振る資格はない」 419 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/10/14(日) 02 35 49.92 ID 2VWfDrA60 メガネ(悔しい・・・!悔しい!!悔しい・・・! 何だよニセモノって・・・・!) (だったら僕は何だ!? 僕はーーーー・・・) 次に浮かんだのはモッピー も「お前なら日本一になれるさ! なんたってあたしの弟子だからな」 あれこれって弟子ならだれでもいいってことだよね メガネ(違う・・・ 本物か贋物かなんて・・・・関係ない・・・) (さゆりは・・・ 僕の師匠だ!!) 再び立ち上がるメガネ メガネ(強くなるんだ さゆりを失わないように) (二度と刀条(アイツ)に・・・ 負けないように!!) なんかすんごいエゴの塊ですね・・・別にモッピーの弟子が一人に限るってわけでもないのに。 少なくとも師匠ってのは誰かと取ったり取られたりするもんじゃないと思うけど。 さて山頂。そわそわしているモッピー 日は既に暮れており、山間に光が少し見える程度 既に先行メンバーは到着している模様。 隠居「・・・タイムアップだな」 BBP「そんな・・・」 も「いやーーーーまだだろ! 山あっから!!」 「アイツは必ず来るって! アイツは・・・ アイツはーーー・・・」 と、モッピーの後ろに影がさす。モッピーが振り向くと そこには登ってきたメガネと、再び登り始めた太陽が! いやいやいや、さっきの太陽より明らかに上にあるよね!どんどん登ってるよね! 微笑むメガネ。ほんっとこいつの虚弱設定は出たり引っ込んだり都合いいな。 も「ヒロトーーーーっ! すげぇぜお前っ!!」とメガネに抱きつくモッピー どうでもいいけどお前20過ぎだろ精神的には・・・ メガネ(少しだけ待っててくれ・・・・さゆり) (桜一刀流を振る資格は 自分で手に入れてみせる!!) と、なごやか(笑)な二人の横で 王子「・・・とりあえず全員三途の川は越えたわけだ」 鼻傷「? ああ・・・」 隠居「よーし じゃあ全員着替えろ」 BBP「!!?えっ ここで!?」 アホ「何だよ中でいいだろ中で!」 隠居「おいおい・・・ここまでは準備運動って言ったろぃ・・・」 「中の道場に入れるのはーーーー」 「俺を倒してからだ」 とお、上着を脱ぐと下からムッキムキのガタイが現れる。 全員「ハァ!?」 420 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/10/14(日) 02 37 19.28 ID 2VWfDrA60 いじょうです ちょっと限界なのでこのまま寝ます。ほんとすいません。 前半は大丈夫だと思いますが、後半があやしいです。足らないところとかあったら補完おねがいします あとおまけ 参考資料 富士山の登山ルート比較 1.登山ルートの距離・標高・歩行時間を比較 吉田 富士宮 須走 御殿場 往復距離 16km 11km 15km 20km 標高差 1450m 1350m 1800m 2300m 登り時間 7時間 5時間50分 7時間40分 8時間30分 56本目 「じゃんけん」 +... 162 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/10/20(土) 10 44 34.08 ID qtysEUxk0 おーっ 全員着替えたか? 道着に防具の隠居が登場。 56本目:じゃんけん アホ「いや 着替えたけどよ・・・ マジであのオヤジとやんのかよ・・・」 メガネ「でも勝たなきゃ中に入れてもらえないって・・・」 BBP「監督って強いんですか?」 BBA「いや? 私たちもあんな姿は初めて見るよ・・・・!」 痴女「・・・」 隠居「うっし そんじゃやるか!」 「ルールは一太刀勝負!」 「お互い同時に近付き”一回だけ”技を出す」 「俺の一本か引き分けなら即次の奴と交代!」 「俺に勝つまで回りながらガンガン戦う!」 も「ほぼ休みなしだな ・・・動けっかヒロト!?」 メガネ「一本づつなら何とか・・・」 あらまあずいぶん都合のいい体力ですね 隠居「そして全員が俺から一本とれれば晴れて合格! 中で温か~いメシと風呂が待ってる」 おいおい連帯責任かよ・・・ ああ、だからヒゲキノコらがいないのか! アホ「よっしゃあやってやんぜ! オヤジから一本なんて楽勝だっつーの!」 あれアホって隠居の道場にいたんじゃ? 稽古つけてもらったりしたことなかったのか? 隠居「んじゃまずクロガネと江花の二人で来い!」 アホ「おお!」 メガネ「・・・・お願いしますっ!」 隠居「おーう」 構えの直後、一気に間合いを詰めに行くメガネ 随分元気な虚弱ですね! メガネ(お互いに一回攻撃・・・僕に可能性があるとしたら やっぱり返し技だ・・・!) 隠居「・・・」 メガネ(”桜花七式 一の太刀” ”五月雨”!!」 毎度のごとく「返し技」と認識しつつ自分から攻撃を仕掛けるメガネ しかし隠居は頭だけで避ける 隠居「打たねぇよ ”足も動かねぇしまずは返し技”・・・だもんな?」 いやいや十分動いてましたがな! そんなツッコミを無視してあっさり抜き胴を入れる隠居 メガネ(フェイント・・・! あれ?この負け方ってーーーー・・・) いやいや隠居はフェイントしてねーよ!突きを頭だけで避けて胴入れただけだよ!? どういう見方をすればフェイントになるんだよ! 隠居「ホレ廻れ廻れ!次はアオハル!」 アホ「おお! 覚悟しろオヤジィ!」 一気に間合いを詰めるアホ しかし交差しながら隠居がささやく 隠居「”とりあえず全力で飛び込み面”・・・・だろ?」 これまた(多分)胴で切り返す隠居。 いや、あの、お互いに2,3メートルの間合いがあり 自分が動かず相手が大きなモーションでとびかかってくるのなら 相手が何をするのか大体わかると思うんですけど・・・ 隠居「ホイ もっかいだ! お前ら終わんねーと次行けねーぞ!」 メガネ「ハイ・・・」 あれ?さっきの説明図では全員でローテしてたのに、二人でやるの? 鼻傷は驚きの表情。 その隣で 王子「こりゃ回ってこねぇかもな・・・ あの親父 つえぇぞ・・・!」 163 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/10/20(土) 10 45 28.38 ID qtysEUxk0 ~しばらく経って~ メガネ(桜花七式” ”二の太刀”」 毎度自分からカウンター技を仕掛けるメガネ しかしあっさり面で迎撃される メガネ(・・・! やっぱりこの負け方・・・) (刀条に負けた時と 同じ・・・) (何で技が・・・当たらないんだ・・・!?) いやそりゃ当然でしょ。始動から打突まで一連の動きが途中でなんの変化もないんだから。 普通は小手を打ちにいきつつ面とか、そういう感じなのに クロガネらの場合は突きの動作を開始したら突きしかやらないんだもの。 ようするにこの「技を一つ出すだけ出す」という縛りが剣道としてある意味おかしいのではないでしょうか。 さてそんなツッコミを他所に 隠居「・・・暗くてもー何も見えねー ・・・タイムアップだな」 と終了宣言をする隠居 アホ「なっ・・・ 俺はまだやれっぞ!」 隠居「・・・何度やっても同じだ お前らが”何も知らずに”戦ってる間はな」 いやそれは”既にお前が教えておくべきこと”なんじゃないのかw ということでメンバーは野宿することに。 火を囲んで談笑するメンバー クラウド一人にテントを建てさせているメンバー おめーら鉄だってやれよ・・・一応ケガ人なんだぞ・・・ さてこのコマで判明したことは。 気 付 い た ら B B A が 参 加 し て ま し た アホ「”勝たなきゃ中に入れない”とは言ってたけどよ・・・ だからって野宿かよ!」 メガネ「すみません・・・僕らのせいで先輩や女子まで・・・」 何気にクラウドが入っていないメガネ 鼻傷「気にするな・・俺たちも勝てたかはわからん」 アホ「くっそぉ・・・明日はぜってー勝ってやる!」 メガネ「でもどうしたら・・・ 何をやっても当たる気配が・・・」 アホ「んなもん気合でどーにかよぉ・・・」 王子「・・・あーお前らさぁ・・・ じゃんけんって知ってるか?」 アホ「んだよいきなり・・・ 知ってるに決まってんだろ」 王子「よし じゃあ勝負だ」 アホ「はぁ・・・?」 王子「俺は 絶対”グー”を出すからな」 アホ「あぁ!?」 アホ(グーを出すぅ!? そういってパーを出させてチョキがくんだろ!? だったらグーで・・・) 王子「ポン!」 アホ「・・・!」 王子はパー アホはグー アホ「これが何だってんだよ!」 王子「わかんねーか? 江花は俺の手を”チョキだと読んでグーを出し・・ 俺はそこまで読んでパーを出した」 王子「これが”読み合い”だ」 王子「同じことが剣道でも起きてんだ 姫!何か紙」 痴女「ハイv」 王子「剣道をじゃんけんに例えるならこうだ」 飛び込み技=グー=自分から最速で飛び込む フェイント=チョキ=打つふりなどで相手の狙いを外す 返し技=パー=相手が打ってくるところを狙う うんまあそんな単純な攻防じゃない気もするけどまあなんだ例え方は自由だしね! 164 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/10/20(土) 10 46 31.66 ID qtysEUxk0 王子「飛び込んでくる相手には 返し技が当たるし」 「返し技を狙う相手は フェイントでスカさせることができる」 「そしてフェイントを狙ってきた相手には 飛び込みが刺さる」 アホ「ん?んん?」 アホ・・・お前一応剣道経験者だろ・・・しかも中学で メガネ「剣道の技には 相性の良い悪いがあるってことですか・・・?」 王子「ああ」 王子「実際やってみりゃわかんだろ お前ら2人でーーー今日やった”一太刀勝負”をしてみろ」 ということでアホとメガネで対戦することに アホ(何かよくわかんねーけど いつも通り飛び込みでいいだろ) と、飛び込み(グー)を狙うアホ メガネ(さっきの話の通りなら 飛び込みの多いアオハルには”返し技・・・かな?) と返し技(パー)を狙うメガネ 結果、飛び込み面をすかしてメガネの胴が入る。 アホ「くそっ・・・ もう一回だヒロト!」 メガネ「うん・・・!」(読みが効いた・・!) メガネ(よし・・・もう一度カウンターで) アホ(ヒロトにはあれがあったな・・・だったら前効いた”打つフリ”で・・・) アホ「スカす・・!」 メガネ「わっ!」 アホ「しゃあ!今度は俺の勝ちだな!」 一本入れてないけどな! 王子「・・・わかったか クロガネ? 江花?」 「今のクロガネは偶然負けたんじゃない カウンターを読まれてフェイントを狙われたからだ」 「”相性”そして”読み合い” この2つを知らないままじゃーーー」 「この先の相手には絶対勝てねぇ」 つまりこれまで対戦してきた相手は・・・ 合掌・・・ メガネ(・・・そうか 返し技の五月雨はフェイント・・・ ”五月雨に見せかける”フェイントの陽炎には飛び込みーーー) (刀条に勝てなかったのは”手”を読まれて・・・相性のいい技を出されてたからなんだ) いやその たぶんそれ違うと思うよ・・・ そもそも「返し技に特化した」という設定の流派に竦みもなにもないと思うが・・・ メガネ(これだ・・・これだったんだ・・・!!) メガネ「・・・ありがとうございます 朝霧さん・・・!」 王子「ん」 メガネ「朝までに覚えます!!」 なんというインスタント・・・なんという一夜漬け・・・ メガネ(きっとこれを覚えれば 刀条にも・・・!) そんなメガネを木陰から見守るモッピー 別に隠れる必要なくね? ということで朝 隠居「よぉ クロガネ 江花・・・ 昨晩は眠れたかね?」 あれ?隠居はアホを名前呼びしてなかったっけ? 目の下にクマをつくっている二人。 隠居「・・・復習と予習を済ませてきた顔だ・・・ 教師冥利に尽きるね」 いやそれただの一夜漬けじゃないんですか・・・ 隠居「・・・・ッ 来いっ!!」 まずはアホから アホ「おらぁぁぁっ!!」と毎度のように突っ込むアホ 隠居(何だストレートに突っ込んでくるか!? カウンターで小手でも・・・) いや相手は予習復習やってきたって言ったじゃん!警戒しろよ! ニヤリと笑うアホ。隠居の小手はスカされた。 隠居が「!!」と驚くも、アホの面を頭で避ける。 アホ「だーっ 外した! スカすまではよかったのに!!」 隠居(担ぎ面※・・・! 基本の”読み合い”は覚えてきたか・・・) (※担ぎ面:基本的な見せ掛け技(フェイント) ん?んん?担ぎ面ってこんなんだったっけ? 参考資料 http //www.youtube.com/watch?v=ZriKKrrIsqc これの3:05あたりからが担ぎ面だと思います。違ったらすまんw 165 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/10/20(土) 10 48 00.35 ID qtysEUxk0 隠居「次っ クロガネぇっ!」 メガネ「はいっ!」 メガネ(昨日みたくフェイントでくるなら 思い切って飛び込んでみよう・・・!) と、昨日自分から飛び込んだはずのクロガネが記憶を改竄しつつ飛び込む 隠居(基本は覚えてきたみてーだが・・・ 姿勢で”飛び込み”がバレバレだ 悪いが・・・) (読み合いは・・・俺の勝ちだ!) キュッと何が鳴ったのかわからない音を立て(ちなみにむき出しの地面に裸足でやってます) 隠居が胴を打ちに来る メガネ(しまった! 監督は”返し技”だ!) 王子(読み違えたか・・・まあ読み愛はじゃんけん・・・6割外れて当然だ) (ここはあきらめて 次ーーーー・・・) と、そのとき メガネ(返し技ーーーー・・・ 返し技に強いのは・・・) メガネの飛び込みが寸前で止まり、隠居の胴打ちがスカされる いやいやいや、飛び込み面を途中で停止させるとかどんな筋力してるんだよ・・・ 驚く隠居とモッピー アホ「っしゃあ!読み通りだなヒロト!! 練習したかいがーーー」 隠居(読んだ・・・? 違う・・・今のは・・・) 王子(後出し・・・だとっ・・・!?) 戦慄の表情を浮かべる王子 王子(今の派確実に飛び込み狙い・・・オヤジもそう読んでた 普通読みあいに負けたらそれで終わり・・・ 何もしようがねえ・・・) (だがクロガネ(アイツ)は親父の”手”を見て!自分の手を変えた!!) (そんな常人離れした反応がーーーー!!) も(こんなに早くこの段階がくるたぁな・・・ 今まで回避や反撃にしか使えなかったヒロトのあの”眼”がーーー) (ついに・・・その真価を発揮する時がきた・・・!) (じゃんけんなんてのはせいぜい4割勝てりゃいい方 「読み合い」も同じだ・・・) (だがヒロトの眼があればなりうる) (じゃんけん初心者にして唯一人・・・”後出しを許された男”・・・) (読み合い百発百中の 化け物にな・・・!) いやいやいやそのまえに反射神経と鍛えた身体がいるだろこれ! ていうかまだかの”眼”は一体どうなったんだよ!もうわけわかんないよ!! アオリ:新化の予感!! 巻末コメ:仕事場も一周年!連載当初から変わらない 上手で楽しいS(スタッフ)さん達に感謝です。<春人> 166 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/10/20(土) 10 48 42.32 ID qtysEUxk0 以上です いやまあなんというか なんというか・・・ あと池沢くん読者に感謝はしないの?
https://w.atwiki.jp/yougosq/pages/7717.html
■クロガネの爪 新世界樹の迷宮2に登場する武器。 クロガネの使っていた爪。使用者の毛色と同じ黒い刃を持つ。 攻撃力50 HP+10 イベントで確実に入手できる。キマイラ戦では殴りペットの主力。壁ペットならHP補正がうれしい。 コメント
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/5764.html
市場クロガネは稼ぎたい キャラクター コメント 梧桐柾木先生による漫画作品。 キャラクター サーナイト:市場クロガネ(片目が隠れているので) ルカリオ:朝政ハガネ(名前の「ハガネ」と雰囲気から) シャンデラ:鳴子ハナ(自分の店にシャンデリアを飾った事があるので) ズルズキン:藤沢モトコ(初期設定はヤンキーなので) コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る リューくんはバシャーモっぽい -- (名無しさん) 2014-06-02 22 44 40 エルザ・スチュアートはクチート(雰囲気から) イアラ・ミタルはトゲチック(投資の妖精という肩書きから) が合いそうです。 -- (名無しさん) 2013-02-21 17 27 56
https://w.atwiki.jp/ikezawa-kurogane/pages/19.html
クロガネの矛盾(突っ込み処) ※話数の数え方が「本目」になっているので合わせています 1本目(39号) 2本目(40号) 3本目(41号) 4本目(42号) 5本目(43号) 6本目(44号) 7本目(45号) 8本目(46号) 9本目(47号) 10本目(48号) →その2(11本目-)へ 53~61本目 (単行本7巻) 62~68本目 (単行本8巻収録予定) 1本目 サッカーボールも止められない主人公がさゆりやクラウドの剣をかわしまくる 150年も数日やらないだけで噂になるペースで辻斬りを行うさゆり 自分から斬りかかっといて斬ったのか避けられたのか感触で分からないさゆり メガネや学校も知らないのにグラムはわかる 刀の師範()が一般人への防具無し突きを指示 見えるけど体がついていかないのに150年誰にも避けられた事のない攻撃が避けられる 4月下旬の時期はずれに即戦力を募集する弱小剣道部 屈指の実力を持つ主将がいるのに弱小剣道部扱いされる、個人戦で名を上げられるのに 支えて動かせるなら視力関係なくね?力ある奴選んどけばよくね? メモの内容の割にメモ自体の枚数が多すぎる。5枚も必要無い 大事な部費を10万円近く持っていくのに鞄にすら入れず、封筒に入れただけで手に持っていくヒロインしかも「カツアゲがある」と噂になるほどの場所にドジっ娘1人を向かわせる他の部員 動体視力と視力は別物。というか磨りガラスじゃ「見えなくなる」だけで「見えすぎることの緩和」にはならない「見えすぎて辛い」と医者に相談すればそれ用のメガネを作ってくれる。もちろん磨りガラスではないきちんとしたレンズ コンクリのタイルに突き刺さった割にヒビ一つ入らない木刀 通りからでも声が聴こえるくらいの距離の路地裏でこんだけ騒いでも警察を呼ばれず血まみれの木刀に主人公の指紋が残ってもお咎めなしの世紀末世界観 メガネ「補講がある」→さゆり「むっ寺子屋か!」→さゆり「学校とやらには~」誰も「学校」なんて言ってなくて自分も「寺子屋」と言っているのに、唐突に「学校とやら」とか言い出す パンモロ子「わっ!すいません」→カツアゲ「お礼を言うのはこっちの方だ」謝っているのであって誰も礼なんて言っていない 母親「納豆はどう?」→さゆり「納豆食え」→さゆり「今日は納豆くれるか?」納豆をくれたのは母親だし、むしろ自分はメガネに勧めた方なのに、唐突に「今日は納豆くれるか」と言い出す読み切り版ではメガネに納豆をねだっていたので、このオチは問題なかった。連載版ではオチだけ同じにしたのでこうなった 2本目 さゆりが手を貸してないのに2戦目で都大会の覇者と引き分ける 強いやつを見て戦ってみたい→一切手を貸さずヒロトに戦わせる、という謎展開 謎の技を使って竹刀で道着の帯を解いた(斬った?) 何もしていないヒロトに問答無用で襲いかかるクラウド君クラウドを侮辱したのはさゆりだというのに、クラウド・周囲の女子・空手部の人と、揃いも揃ってヒロト自身が侮辱したかのように振舞う 剣道経験者なのに竹刀でストリートファイト、しかも学校の敷地内で 善良な生徒に相変わらずの喉狙い 左手をほとんど使わず竹刀を振ったらめちゃくちゃな太刀筋になる いきなり作画崩壊(クラウドの左手が二度も右手に、主人公の親指が曲がらない方向に曲がる) 大きいサイズで見たい場合は画像をクリック 3本目 さゆりが仕組んだ果たし状でさゆり自身が「こりゃ面白ぇことになるぞ」と自作自演 書き文字で蚊を蛟と間違える東大文一目指してた池沢くん クラウドが屋上のカギをわざわざ壊す。しかもお咎め無し。おまけにあの壊し方じゃドアが開かない クラウド「動きは素人なのに…反射速度が尋常じゃない」主人公の運動音痴設定どこ行ったの? 医者「剣道を続ける?無理に決まってるだろう!そんな大怪我で…いるんだよねえそういう馬鹿な学生さん!」「剣道なんてやめるには丁度いい機会じゃないか。勉強しなさい勉強!!!ハハハ」それに対しクラウド「あんたはペンがなくなったら仕事を辞めるのか?」と剣を振りまわして暴れる意味不明な展開 主人公の体を丸ごと借りるさゆりさん。主人公の視力設定邪魔じゃね? ド素人の主人公と経験者のクラウドじゃ結果は分かりきっていた。なのに主人公が負けそうになると慌てて憑依し、自分でクラウドを倒してしまうさゆり 作画崩壊とその他 作画崩壊 竹刀袋が第三者の左手に見える メルヘン王子グリムの絵に似ている 大きいサイズで見たい場合は画像をクリック 4本目 150年間後継者を捜していたはずなのに道場には一度も足を運んでいなかったさゆりそもそも地縛霊ではないようだし憑依して自由に動けるのになぜ辻切り。 剣道は前方だけ注意すればいいので桜夏名物“吊竹地獄”!!!は意味がない 片手素振りは変な癖がつくので止めるべきなのに止めない先輩たち(部員がクラウドは左手ケガしてること知ってる?) アフロが2年だと「3年間そんな桜夏(オレたち)を見捨てず」発言に疑問発生 2歳年下の都大会優勝に基本的な能力測定テストの全てで部の記録を大幅更新される東京屈指の大将 筋力がないのと無駄な力がないことが何故かイコールになっている ヒロトの筋力では竹を弾き飛ばすことは出来ない 竹を弾き飛ばすには中心で捕らえないといけないがなぜそれが出来るヒロトは野球で失敗したのか 視力だけが取り柄の主人公が後ろから来た竹をあっさり避ける 全てのテストが0点なほど体力がないのに、3分間激しい吊り竹を避け続けられる持久力はある 吊竹地獄の点数がおかしい(以下参照) 部長…0回 副部長…1~20回 アフロ…1~20回 □デブ…31回 キノコ…? ーーーーーーーーーーー 合計…140(主人公、クラウド入部前の部平均の28回×5) 副部長「目標は20回以下だ、たるんでるぞ」→副部長は少なくとも20回以下だが20回程度でこんな偉そうにはできない。もっと良い成績でないとおかしい その直後アフロが主人公に向かって「ケガしねーうちに帰れ」と偉そうにする→アフロは20回以下 キノコ→こいつだけ情報無し。副部長とアフロをそれぞれ“考えうる最大値”の20回だとしても『69回』 アフロに追い出されないのが不思議でしょうがない 5本目 クラウドの吊竹地獄の描写、結果など一切なし。やったと判断できる情報が一切ない「レギュラーの試合するぞ」からそのまま剣道場になっているので、「この間にやったんじゃね?」と言えるだけの隙がない 1ページ目の2コマ目以降吊竹が消えている。そして、7コマ目で突如出現 「コイツ…嘘だと気付いてる…!?」←はとこを高校に連れてきてるなんて言ったら誰だって怪しく思うというか今まで母親以外誰も人間じゃないと気づいてないなら主将がそれに気づくのも不自然 「体力をつければいい剣士になるだろう」←お前も剣道武術者じゃなくて剣士か どう見ても「地獄耳」なんて強調するほどの距離ではない 「屋上に忍びこんだ話でもするつもりか!?」←鍵をぶっ壊しての侵入は忍び込むとは言わない 「頭を冷やせと言ったのに」←言ってない 「まあ筧も部を思ってのことなのだろう」←お前の言葉の真意が伝わらなかっただけ つーかアフロ戻ってくるの早くね? アフロがボールを取ってきてない 剣道部をとても思っているらしいアフロはクロガネを追いだそうとしてるけど、クロガネいないと3年生引退後に人数不足で団体戦に出られないことに気づかないのか 対外試合でもないのに急いで垂れの刺繍作る必要ない。ていうか業者に頼め 「思ってたよりずっと重くて暑い…」←2kgの木刀も持てないやつなら防具付けたら動けません あの日はさゆりが実力を見せつけただけなのに、周りに誰もいない状況で「クラウドに勝ったって話ホントなの!?」とモロ子に聞かれて「ああ…まあ…」と肯定するヒーロー 面付けてるのに前髪が見える。池沢先生剣道歴10年じゃなかったっけ? 「今ルール覚えるのかよ」←素人なんだから当たり前。自分からやらせろと言ったくせに何いってんだお前 「みんなが僕に期待するのは半分以上さゆりのおかげで」←100%さゆりのおかげです←1%くらいクロガネの視力 「眼を休ませるんだ」←普段曇りガラスのメガネしてたら眼の疲労になれてるはずだけど。気持ちを落ち着かせるなら分かるのに 「今はまだ仮初のヒーローだけど」←仮初どころかヒーローに全くなってないよ。「きっとなれる」と言われただけ。なに思い上がってるの? 6本目 相変わらず見えてさえいれば運動能力無視の回避性能 初の防具を付けて、ルールもろくに知らない状態での試合なのに的確に有効打突を回避 首の動きだけで面への攻撃を避けるのは剣道ルールではセーフだが剣は当たるので実戦の回避としては良くない ド素人のヒロトが思いついて行うのはおかしいし、実戦重視のモッピーは否定しないとおかしい 面を避けて肩に竹刀があたってもダメージ無し アフロの剣はそんなに軽いのか 突きの間合いを見切って後ろに避ける回避性能 防具を着て動きまわる体力はあるのに竹刀は一度しか振れない謎の制限 MP消費? 面の単発ばかり狙うアフロ 腕力体力のないヒロトに圧倒的不利なので鍔迫り合いなどは起きません 体力が尽きているはずなのに相手の動作を観察し考察する余裕のあるヒロト ゲームの敵のように行動が単純パターン化されたアフロ 倒れ込むような動きで発声もせず一本 気絶寸前まで激しい動きを続けられる根性があってなぜ運動が出来なかった キノコまでメガネを応援しているようにしか見えずアフロの応援者ゼロという悲しい練習試合 クラウドの怪我は致命傷? 治るのか治らないのかはっきりしない 腕が使えないほどの怪我とわかっているのに試合をさせる主将 「右ストレートの打てないボクサー」→基本二刀流ではない剣道では引き合いに出しようがない 怪我人とルールも知らないド素人を練習試合とはいえレギュラーに選ぶな 試合もさせてもらえずレギュラー落ちしたキノコとヒゲデブとはなんだったのか ド素人に勝てなかったくせに変わらず偉そうなアフロ デブが1コマしか出てこない 既に剣道人生が終了している池沢先生(※先生は公称剣道歴10年) 7本目 走り込みの距離200メートル(100メートルを往復?) 200m走るのでギリギリなのに剣道の試合が余裕なクロガネ その後さらに2km走ったのに逆に息が整っている謎の成長力 先週と今週の間に何があったのかすでにメガネ教に入信しているアフロ 次鋒の意味を知らず「一番弱い人がつくポジションなのかな」と考えるメガネ(注:初心者) 着替え中に鍵をかけようという概念が存在しないモロ子 初登場シーンで懲戒免職になってもおかしくない監督 監督の3サイズスカウターの数値とモロ子の体つきが合わない 監督「毎年毎年一回戦でボコボコにされてよ」→この剣道部員たちは何留しているのか 全員でキリッとしてるシーンでキノコが片目を出してる 鼻傷「全員の手でこの桜夏に『日本一』の旗を持ち帰る」→こんなにやる気があるのになぜ毎年都大会の一回戦すら突破できないのか 練習メニューやらデータやらを用意するのに部活を一ヶ月放置する監督 一ヶ月かけて作った監督のメニューが即座にモッピーにダメ出しされる やたらとたんぱく質にこだわるメガネ 夢で稽古できるなら弟子にした日からやってやれ さゆり「朝まで殺しあおうぜ」 人生の半分費やしたのに剣道辞めて6年経つ池沢先生 登場人物の位置がよく変わる(冒頭のモッピーが逆側に移動してる等) 8本目 強豪校に胸を借りる練習試合だということが完全に頭にないエグいオーダーしかも両方の高校にこの奇策を使うという破綻ぶり。2回目は奇策にならんだろ 練習試合なのに捨て大将で勝ちに行っても意味がない 羊谷「実績のある葉桜」→現在片腕しか使えない状態なのは考慮しないのか 「こっちの大将は一番弱い奴でいい」とありのままの事実を言われてなぜかショックを受けるメガネ どうせ負けるからといっても部で一番弱い奴を選ぶのは選手にも相手にも酷過ぎる アフロ「敬遠する投手みたいなもんだ」→敬遠はバッテリーが強打者をわざと四球にして「勝負を一時的に避ける」ためのもの本当の勝負は後続打者と行うことになり、状況如何によっては点数が入る可能性もある後続のいない大将戦でこの表現は比喩として不適切 羊谷「そもそも黒鉄をレギュラーに選ぶことも俺にはやや抵抗がある」→昨日のうちに言え 心情を吐露させられるも相変わらず選抜試合をさせてもらえないデブとキノコただ場の空気を余計にギスギスさせただけ 何年も練習してきた先輩に「簡単には負けない」と気を使った言い方をされてもショックを受ける自惚れメガネ 出っ歯だったキノコがいつの間にか可愛い系に完全シフト 羊谷「おめーがポッと出て正攻法で勝負になるほど甘い相手じゃねーんだよ」→まったく正しいがそれならレギュラーから外すべき 捨て大将に選ばれたから努力が無駄になった、という意味不明のクズ思考 今後のことは考えてないのか メガネ「僕にしてはがんばったと思うんだけど」→まだ3日しか特訓してない 部内で最弱ということを自覚してもレギュラー辞退はしないメガネ 「間に合わすぞオメーら!!!」(先週)→剣道の稽古中に将棋を指す羊谷(今週) 「道場主に”ひいき”は御法度だ」→メガネを贔屓しまくってるモッピーが言うな 隠す意味がないのにクラウドの誤解をなぜか解こうとしない さんざん暴言を吐いた挙句「負けるのがお似合いの男なんていねえよ」 メガネ号泣「勝ちたい」 嫌なことがあるとすぐ泣く子供か メガネ「戦いたい」→捨て大将は直立不動でフルボッコにされるルールなのか? まるで相手が大将だから勝てない、もっと弱い奴を相手にさせてくれと言わんばかり 羊谷「なってみろよ、本物のレギュラーに!!!」→いやだからレギュラーなのは決まってる やけに立派な車を乗り回す羊谷。監督は副業? 1ヶ月かけて集めたデータがあるのにメガネだけ連れて偵察に行く意味がわからない ちょっとした喉突きで筋肉痛になるほど虚弱だったメガネの設定は完全消滅した模様 将棋のシーン大将になる男だからな→チッ詰みか・・・の場面で駒の配置が変わってる しかも見た感じ詰んでない 直前の「ジャラ…」というコマを見るとそもそも打ち歩詰め(反則)の可能性あり ”剣聖”夜鷹←江戸時代の娼婦をそう呼ぶ 意味を調べなかったのか? 魅力的なメンバーがいっぱい!!(注:トリコに合わせてあるため「メン」と「麺」がかけてある) 9本目 前日の夜にアポなしで相手校を訪問(生徒、そのはとこの幼児つき) 相手の監督は羊谷の後輩ではあるものの大学以来まったく連絡を取っていない程度の仲なのに先輩風を吹かせまくる羊谷 羊谷「明日は胸を借りさせてもらいまさァ」→嘘にも程がある ま た 剣 士 か どう頑張っても白零の監督のほうがまとも モッピーが夜遅くまで頑張ってる他校の部員に対して「こんなザコ共」 モッピーの見下し発言を喜ぶ羊谷 95人前後いるはずなのにほぼ描かれない練習風景とほぼ見学しないメガネ きしめん「夜鷹はまだか?」 もう高3なのに死ね死ね言い放つきしめんみたいなのが副将の白零高校 笑顔で左手で握手を求めてくる犬。すでに殺る気満々の模様 まだ名実ともにレギュラーになれてないのに自分をレギュラーだとアピールするメガネ キューブ「今日は作戦会議じゃなくて決起集会でしょ?」→人が集まらない決起集会の意図がわからない よだかが危険な所(貯水タンク?)に昇って座っているが梯子らしきものが見当たらない よだか「迷子か?」→私有地のはずの校内でありえない モッピー「ただの夕涼みさ」→時間が遅すぎるしそもそも夕涼みの季節は夏 モッピー「剣気はあまり感じねェが」→剣士は四六時中漏れてるのか? 犬が段位を持つ先生を引き合いに出してよだかを褒めまくっているが相変わらず登場人物本人の段位は出てこない 突然幽体化するモッピーだがよたかがまったく驚いていない さゆり「夜遊び専門なんでね」→江戸時代アピールしてるわりに街灯がないのはなかったことに 犬「この辺じゃねーかな!? テラス!!」→自分の学校内のことがわかってない メガネ「(さゆりが)人前で幽霊に・・・」→もう幽霊と呼べる枠を超えている さゆり「顔色一つ変えずよけといて」→どう見ても突っ立ってただけのよだか 10本目 メガネ「人前で幽霊に・・・!!!」→×幽霊 ○実体 竹刀が専門だったのに150年間真剣で辻斬りをしていたのはなぜなのか 注釈間違い:袋竹刀が生まれたのは戦国時代とされている。幕末ではない 相変わらず殺す気満々のさゆり さゆり「この緊張感は150年ぶり」→150年怠けていた模様 桜一刀流 花足(かそく) 竹刀で肩からバッサリ行けるわけがない(注:剣道でも有効にはならない) 「肩からバッサリ」の構図が明らかにおかしい 剣道の試合ではなく竹刀を使ったタイマンにしか見えない よだかの口調がどんどん崩れていってさゆり化 さゆり「お前を倒せば桜一刀流は再び日本一ってこった」→辿り着いた結論がおかしい さゆりの把握不能な思考をすべて理解できるよだか さゆり「悲運にも歴史に名を残せなかった幕末最強の撃剣」→自分で言うな 聴覚が常人離れしすぎている白零のレギュラー陣 メガネ「もっと見なきゃあの人を 師匠(さゆり)を」→他校で騒ぎを起こしてるんだから止めろ 必中の状況でしか放たない不可避の突き 必中の状況で放ったのに柄で合わされるという余裕な受けをされる 進化のインフレ速度が尋常じゃないよだか 自分で仕掛けておいて自分で私闘を放棄するさゆり 自分で強引に弟子にしたうえろくに稽古もつけてやらないのにメガネが弱いとのたまうさゆり さゆりの小物臭とザコ臭がハンパない モッピー人形はどこにあったのか よだか「今年は面白くなりそうだ。待ってるぜ、桜一刀流」→明日対戦予定 今回19ページに対しさゆりの「ハッ」が5回(「ハッ」率26パーセント) 全108コマ中人物が描かれているのが97コマ、うち胸から下まで描かれているのが22コマ人物が描写されているコマのうちバストアップのみのコマが約77パーセント(※今回内容はほぼさゆり対よだかのデスマッチ)
https://w.atwiki.jp/ikezawa-kurogane/pages/40.html
1~10本目 11~17本目 18~20本目 21~23本目 24~26本目 27~30本目 31~34本目 35~37本目 38~41本目 42本目「どこでもいい」 43本目 「戦える」 44本目 「勝負だ」 45本目 「勝気」 46本目 「俺の勝ちだ」 47~50本目 51~56本目 57~64本目 65~70本目 42本目 「どこでもいい」 +... 808 名無しさんの次レスにご期待下さい 2012/07/07(土) 10 24 46.97 ID ligP/QXe0 クラウド「・・・受け取った」 由利の決死の想いは 剣士の魂に届いた!! 42本目 どこでもいい 満足そうなユニキ。もしかして…死んでいない? 神妙そうな桜夏サイド。 王子「由利・・・」 観客席ではメスどもが見ている BBA「2敗っ・・・ もうあとがないのかい・・・!」 BBP「でも由利さんいい試合でしたっ・・・・ シドウくんならきっとーーー・・・」 揉み子の存在が・・・消えた!? も(そうだな・・・由利のあんちゃんはいい仕事してくれたぜ おかげでちったぁ”二刀”に目が慣れたんじゃねーか・・・!?) まるでユニキを使い捨てのコマ扱いして満足そうにニヤるモッピー ”近くで見てぇ~~~”と言っているが、また過干渉するつもりか メガネ「シドウファイッ! 頼むぞっ!!」 アホ(くそっ・・・糸目先輩ちょっとかっこよかったじゃねーか・・・ ・・・いやっそんなことより悔しいのはっ・・・) (あのトンガリに全てがかかってしまったこと!!) アホ(負けろ~~~~っ! いや勝て! できるだけ目立たずに勝て!!) と、タイトルは忘れたが超有名バスケ漫画スラムなんとかの いつか忘れたが#164話”エース”にて仙道からファールを誘い得たフリースローの時に 名前が思い出せないが主人公の桜木花道が たしかライバルの誰だったかな~流川楓に 外せ外せとかけた呪いに似たポーズで呪いをかけるアホ クラウド(・・・うっとうしい・・・) メガネ(大丈夫・・・シドウならきっと勝ってくれる・・・!!) アホ(目立つな~~~) シロ「・・・なるほど 新エースの登場ってとこですかね・・・」 そう声をかけられたのは、中堅の隈取さんだ! クマさん「・・・フン 連中がけっぷちなのは変わらねーーー・・・」 「・・・俺で終わらせてくらァ」 中堅 3年 海原 丈(かいばら じょう) シロ(・・・ストレート・・・か 俺達の出番はないか?ヒロト・・・ それとも・・・) 軽い落丁が発生し、いきなり試合開始している中堅戦。 クマさんはいきなり死刑の構え・・・じゃない互陽の構えだ! クラウド(・・・構えは変えないのか・・・) クマさん(構えがバレた位何の問題も無い・・・! 右片手には”互陽”だ) シドウの構えは非常にレアなはずなんだが・・・セオリーができるほどメジャーな構えらしいね! メガネ「さっきの試合 まるで気にしてないみたいだ・・・」 アホ「強気だなおい・・・!」 ユニキ「・・・葉桜・・・」 ユニキ(頼むっ・・・!!) 右半身で片手面を打ちに行くクラウド クマさん(無駄だっ!) アホ「お、おいトンガリっ それじゃあ同じだ防がれんぞっ!!」 クラウドの片手面を左小刀で防ぎ、 同時に右大刀で横から面を打つクマさん。右大刀はクラウドの左首筋にあたる てかこの面の打ち方だと最初から一本取れない気がするんだが・・・ アホ「ホレみろ!ずりーんだよアレは!!」 いやいやお前がずるいとか言うかよw も(あれだ! 小太刀(ひだり)で防ぐと同時に太刀(みぎ)でのカウンターが迫る まずはあれはどーにかしないことにはーーー・・・) 809 名無しさんの次レスにご期待下さい 2012/07/07(土) 10 25 32.40 ID ligP/QXe0 クラウド「・・・竹刀二本か なるほどな・・・」 クマさん「・・・ハン 強がりを・・・」 クマさん(右手一本で何ができるっ!!) そういってクラウドの右手を払い、連打を仕掛けるクマさん クマさん「構えを見たから何だっ! その程度で”二刀”が破れるか!!」 「そっちの次鋒はただ無意味に一本負けしただけなんだよっ!」 クラウド「・・・」 メガネ「あのシドウがおされてる・・・!」 アホ「なっ! 何やってんだバカ!!」 そのころ観客席では 揉み子「ちょっとしっかりしなさいよ!負けたら終わりなのよ!?」 BBP「そんな・・・!シドウくんでもダメなの・・・!?」 王子「・・・」 王子の手すりをつかむ手がじわじわ来ている BBP(ここで終わりなんてダメよ・・・! みんな・・・!) そんな主にメガネのために祈っているBBPにアホが気付く アホ「バッカヤロォトンガリィ! 負けんじゃねーーーっ!」 クラウドとBBPが驚いた表情を出す。 メガネ「アオハル・・・」 アホ「今勝てんのはお前しかいねーじゃねーか! 今回は譲ってやるから勝てよバカ!」 その言葉に口元に笑みを浮かべるクラウド クラウド「フン・・・ 勝て・・・か」 試合が止まっていないノン両手をだらりと下げているクラウド クマさん「あん? 何笑ってやがる・・・」 クラウド「・・・いや おかしくてな」 「既に勝負はついてるのに」 ドヤ顔で再び構えるクラウド クマさん「・・・あ!?」 (・・・何だよその目 まだ自分が勝つとでも思ってんのかよっ・・・ てめぇ押されてんだろーが わかってんのか!?) クマさん「っけんなっ!!」 そういって / // /// (⌒\ /// ___ \ ヽ ( ( /⌒.三.⌒\ \\ \ \ \ /( ⑪)三(⑪)\ ト\ヽ \ \ / ⌒(__人__)⌒ | \ヽ うっひょおおおおwwww \ \. |r┬-| ノ ノ \ \ ヽ `ー ´ / / / / って感じでつっこんでくるクマさん 相変わらず小刀で相手の竹刀を払い、大刀で打ちに来る シドウの面に襲い掛かる大刀! メガネ「!! シドウ・・・」 迫る竹刀にクラウドは・・・ 810 名無しさんの次レスにご期待下さい 2012/07/07(土) 10 26 03.01 ID ligP/QXe0 ~回想をしていた・・・~ 教師「桜夏? 剣道部あるにはあるが・・・ケガしたとはいえ君が行くような所じゃ・・・」 クラウド「・・・剣道ができればどこでもいい ・・・どこへ行っても自分の剣道をやるだけだ」 クラウド(団体戦といっても 一対一が五回 己々(おのおの)が強ければ勝つ どこかでそう思っていた。・・・今回の大会もそう 自分は自分の剣道をするだけだ・・・ とーーー だが・・・) 由利さん「託しても いいかい?」 それは、お星様になったユニキの後姿。 クラウド(あんな背中は初めて見た) どうでもいいけど突然すぎるよクラウド。今までそんな描写まったくなかったじゃないか ここで自分の剣道論を語られても唐突過ぎてなんの感慨も沸かないよ クラウド「全員の戦いか・・・」 「・・・無駄にはしないっ・・・!」 下がりながら払われた竹刀を多分くるりと一回転?させてクマさんの面を打ちに行くクラウド クマさん「!?」 (カウンター!? どこからっ・・・) も「!!そうかっ」 (あの”鉄壁の小太刀”は・・自分から攻める時だけは相手の構えを崩すため”攻撃”に使われる! (その瞬間だけは小太刀での防御はできない! メガネ(その為に攻撃を誘って 竹刀を崩しに来た小太刀を返したんだ!) うーん、肩を軸に右手ごと竹刀を一回転させて打ちに行くという原理はわかったけど その好きに小回りのきく小太刀なら体勢を戻して防御できるんじゃ・・・ クマさん「まさかコイツ・・・こっちから攻めさせるために 最初から押されているフリをーーー!?」 メガネ(由利さんの必死の守りが 二刀が攻めに徹する瞬間のスキを暴いた・・・!」 クマさん(バレたのは 構えだけじゃなかったのかーーーー・・・!) クラウド「・・・だから言っただろう」 「次鋒戦(あのしあい)を軽く見た時点で 勝負はついていた」 クマさんの大刀をかわしつつ面を入れる(といってもぴたりと止めてる感じだが)クラウド どうでもいいけど打突中に喋ってる暇はあるんだね… 811 名無しさんの次レスにご期待下さい 2012/07/07(土) 10 26 46.51 ID ligP/QXe0 審判席?の二人が、ビーーーーッ!!とホイッスルを鳴らし旗を挙げる! あ、ホイッスルあったんだ! 審判「面アリッ!! 勝負アリィィィイ!!」 は? 桜夏サイド「・・・・!!勝ッッたぁーーーっ!!」 あれ? BBA「つながったぁああっ!!」 BBP「シドウくんっ!!」 ちょっとまって まだ1本目しか取ってないんだけど・・・あれ? あれあれ?? 落・・・・・・丁・・・・・・・だと・・・・・・!? ユニキ「葉桜・・・ よかった・・・」 むくりと身体を起こす蘇ったユニキ。 メガネ(やっぱりシドウはシドウだ・・・ 絶対に勝ってくれる・・・!) そんな光景を見ながら、ぐっと軽いガッツポーズを思わずしてしまう王子。 アホ「ぐっ・・・ 思っきし勝ちやがってあのやろー・・・」 クラウド「・・・見たのが一人では」 アホ「?」 クラウド「個人のクセかそうでないかわからない」 クラウド「二人見たから勝負に行けた」 アホ「あ!?なんだそりゃ・・・」 メガネ「・・・アオハルのおかげもあるって言いたいんだよ ・・・多分」 メガネが苦笑いで通訳をする アホ「はぁ!? ・・・・チッ 何だよ・・・ んな情けいるか バーカ」 クラウド「・・・クロガネ」 メガネ「うん」 クラウドの出した拳に拳を合わせるメガネ クラウド(・・・・桜夏か もうどこでもよくはないな) クラウド「頼んだぞ」 メガネ「うん」 一方、錬兵サイド クマさん「・・・油断した 悪いコーキ」 シロ「全然ヘーキすよ 準備はしてますから」 シロ(出番か・・・!まさかとは思ってたけど・・・”もってる”なぁ・・・ヒロト!!) シロ「・・・ま 大丈夫すよ 勝ちます ・・・俺がいますから」 そんな自信に満ち溢れた眼差し。 メガネ(・・・変わらないあの目) も「博人・・・」 メガネ(行くよヒーロー) アオリ:あの日の憧れをーーー 憧れるしか出来なかった自分をーーー 打ち破れ!黒鉄!! 巻末コメ:近所に美味しいラーメン屋が多く、深夜のラーメン卒業は見事に失敗しました<春人> 813 名無しさんの次レスにご期待下さい 2012/07/07(土) 10 27 48.25 ID ligP/QXe0 以上です マジで落丁したのかと思いましたが おそらくシドウの時間切れ一本勝ちのようです 作 中 に 全 く 描 写 さ れ て い ま せ ん が 43本目 「戦える」 +... 5 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/07/13(金) 17 54 53.57 ID jxfT3oWt0 43本目 戦える アオリ:新旧ヒーロー対決ーーーー開幕!! 観客「一勝二敗・・・繋がったぞ桜夏・・・・!」 観客「今のがウワサの葉桜か・・・すげェな」「続くかな?」「まさか!ここまでだろ」 そんな観客の声を聞いているのかどうかわからないが、王子が試合場を見下ろしている。 王子(一勝二敗・・・がけっぷちには変わらない 副将が負けた瞬間に終わりだーーーー・・・!) (・・・由利じゃなく、俺がいれば二本勝ちできたーー・・・) (・・・!俺がいればだと!?何考えてる・・・ 俺にそんな資格はーーー・・・) 今だ剣道に・・・いや桜夏剣道部に未練があるのか、そんな考えを振り払おうとする王子。 王子(副将・・・・次は・・・・ クロガネ(あいつ)かーーーー・・・) そして王子と同じように戦況を見つめる剣士(笑)たちが・・・ 犬「クロガネ・・・!!」 まだか(もうお前しかいないぞ・・・! どうする桜一刀流ーーー・・・) リズム「大木・・・第一コート」 大木「ああ・・・・」 あれ?大木くん髪切った? マスクの男「・・・・」 おお、もう出番がないと思ったら無人君らもちゃんといるじゃないか! あれ?なにこの最終回に向かってキャラ総出演的なアレは・・・ そして桜夏サイドは・・・ アフロ「あとねぇぞクロガネーーーっ!」 BBP「お願い勝ってーーーーっ!!」 鼻傷「クロガネーーーーっ!」 アホ「頼むぜヒロトーーーーーっ!!」 鼻傷(すまんクロガネ 代わってやることができんのが大将の辛い所だ お前しかいない・・・!頼む・・・!) アホ(ヒロトなら多少目立ってもさえないから大丈夫だろ!! 勝て!!) クラウド(クロガネなら勝つ) そんな脇役たちの声援を受け、微笑むメガネ 観客「クロガネーーーーっ!!」 開始線に向かおうとするメガネ・・・が その視線の先から、圧倒的な威圧感・・・いや、強さがぶつけられる。 多分メガネ「・・・・・・・・」 シロのそのみえざる何かに、顔が変わるほど威圧されるメガネ メガネ(・・・凄い さゆりや夜鷹さんとは違う・・・ まっすぐ向かってくる風みたいな 圧倒的な”強さ”・・・!!) (・・・・こーちゃん・・・ それでも僕は 負けられないんだっ!!) 意を決して竹刀を抜くクロガネ。そして開始の合図が・・・! 審判「始めっ!!」 メガネ「あ゙ーーーーーーーーーーーーっ」 雄たけびをあげ、気合を入れるメガネ。 その姿に、どことなく嬉しそうなシロ。 双方が構え、間合いを測る。 クマさん「・・・?・・・妙だな こーきの奴・・・いつもならまず一撃狙いに行くとこだ」 シロ(クロガネヒロト・・・ そうだ よく覚えてる) (何てことはない 小学校の頃よく一緒に遊んだ友達の一人 運動は一番苦手だったっけかーーー) チビメガネ「こーちゃん 待って こーちゃん」 子供の頃の思い出がよぎるシロ。 6 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/07/13(金) 17 55 38.23 ID jxfT3oWt0 シロ(お前・・・ 本当にあのヒロトか・・・!?) 思い出とのギャップを確認するシロ。 シロ(メガネをとったからってこたァねぇよな ・・・強い目をしてる) (戦う剣士の目ーーーー・・・) メガネ(・・・こーちゃん あんな顔だったっけ・・・) (ずっと背中ばかり追いかけてたから あのこーちゃんが・・・ ヒーローが・・・ 僕を見てるーーーー・・・) そんなシロの視線にゾク・・・と寒気が走るメガネ シロ(いくぞ ヒロト・・・!) その隙を逃さず、シロが仕掛ける!! メガネ「!!」 観客「!!」 ドド!! と、見えないほどの速度で振られたシロの竹刀から放たれた斬撃がメガネを襲う! 飛ぶ・・・斬撃・・・・だと!? 多分違うんだろうけどそうとしか見えないッ!! アフロ「危ねぇっ!!」 BBP「何あれっ!!」 アホ(ウソだろ!?竹刀が・・・ 全く見えねェッ!!) 錬兵の誰か「でた!!相変わらずすげぇキレすね・・・」 二条「ああ・・・ 肩から竹刀までが一本のムチのようだ・・・美しい」 クマさん(光輝の二刀の完成度はオレらの比じゃねぇ・・・ アイツの斬撃は 片手でも並の一刀をはるかに上回る・・・ 腕力以上の技術とセンスがある・・・!) 鼻傷(・・・見えん! 何て速さだ・・・ あの2年は去年も強かったがこれはケタ違いだ まずい・・・!) ってことは去年シロは試合に出ていたということか で、去年は二刀流じゃなかったのかな?? も(なんちゅう太刀捌き・・・!なるほどあれがヒーローってやつか・・・! シドウや夜鷹以来の衝撃だ。ヒロトが憧れるだけあるぜ ・・・だがーーーー) パンパンと見えない斬撃(多分飛ぶ)を繰り出すシロだが・・・ 二条&クマさん「?」 二条さんとクマさんが「これくらい?」というポーズで不思議そうに顔を見合わせている ハゲ主将「・・・? 何だ?何故一本にならん 入りが浅いか?」 ハゲ主将の目に映ったのは、竹刀の衝撃波を避けている(っぽい)メガネの姿だった! ハゲ主将「避けているのかっ!?」 シロの放つ真空波(にしか見えない)を受け、避けているメガネ 鼻傷ら「おおおおおおおお!!!」 も「そうだっ! さっきまでの試合・・・そして仲間が切り拓いた活路・・・!」 (お前には 誰よりも見えていた・・・!) えっ、ってことは、審判らにも”見えて”いるのか・・・!? シロ(マジで当たらねぇ・・・ 面白ッ!) メガネ(片手打ちなのに何て早さだ・・・!! 受けるので精一杯っ・・! このままじゃーーー・・・) 犬「すげェックロガネ!! アイツ何であんなに強くーーーー ! ・・・夜鷹さん?」 大も「・・・何でかって? そりゃあ決まってんだろ」 「あたしの弟子だからだ」 7 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/07/13(金) 17 56 35.07 ID jxfT3oWt0 いきなりメガネの背後に現われ、その場に座り込む大モッピー 大も「フフ・・・あそこじゃ歯がゆくてな ・・・折角の試合だ 特等席で見せてもらうぜ」 「勝つんだろ?ヒーローに」 「あれ?大モッピーってこんな顔してたっけ?という顔でメガネに気合を入れる大モッピー メガネ「・・・!うん」 シロ「?」 メガネ(・・・こーちゃん 僕は多分君みたいに 一人でなんでもできるヒーローにはなれない) (でも僕にはさゆりがくれた剣がある つないでくれる仲間がいる ・・・僕の名前を呼んでくれる人がいる 僕はもう) (一人じゃないから 戦えるっ!!) シロ(昔じゃ・・・考えられなかったな・・・) 観客(第一コートの試合すげぇぞ!」「錬兵のシロガネと・・・」「クロガネ!?」「誰!?」 まだか犬、リズム大木、無人くん芭蕉くんも試合を見守る シロ(みんなが お前を見てるーーーーー・・・) (変わった・・・いや 強くなったんだな・・・ヒロトーーー・・・) シロの口元がうっすら微笑む。 そして、さらなる圧力に慄くメガネ シロ「・・・お前にこれを言うのは初めてだな」 ”無の構え” シロ「・・・”勝負だ” ヒロト」 アオリ:クロガネを認めたシロガネ ”白黒”つけに本気モードへ!! 巻末コメ:原稿中に熱中症にかかりました。室内なのに。水分はしっかりとりましょう!<春人> 44本目 「勝負だ」 +... 212 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/07/21(土) 10 20 34.70 ID uICiY2AA0 シロ(・・・勝負だ) アオリ:刻は来た!”ヒーロー”の真価が、今! 44本目 勝負だ 観客「構えが変わったぞ」「あんなんで戦えるのか!?」 クマさん「あれは・・・!”無の構え”----!」 ドモン(あれは光輝しか習得していない二刀の奥義・・・!) (落陽戦までとっておく予定だったハズ・・・) (光輝・・・その男は・・・ それほどの剣士だと言うのか!?」 シロウト丸出しの腕をまっすぐに伸ばした構えを取るメガネ 余談ですが、剣道経験者の方ならお解かりになると思いますが 正眼の構え(中段の構え)は、肘を軽く曲げ、脇に余裕を持たせた感じで構えます。 (脇にタマゴを挟むようにして構えるとイメージしていただければ) 今回のクロガネの構えは両肘をまっすぐにピンと伸ばして構えています。 スレでもよくチ○コの構えと言われてますが、これは肘をピンと伸ばしているため、 竹刀の柄が本来の構えよりも下がる為です。 ちなみに実際にやってみればわかりますが、肘を伸ばしたままだと竹刀がすごく振り辛いです。 池沢くんは本当に剣道経験者なんでしょうか・・・ やはりまだまだ初心者であるメガネ。 メガネ(・・・あの あのこーちゃんが・・・) メガネの脳裏に子供の頃の情景がよぎる ”ついてこいよ! 俺が勝たしてやる!” 憧れていた子供の頃の”ヒーロー”。そのヒーローが・・・ メガネ(ボクに・・・”勝負”ってーーーーー!!) シロ(・・・すんませんドモンさん ・・・けど普通に打って当たらねぇんじゃ これしかねぇ・・・!) ちなみにシロの両竹刀の長さは同じだぜ! 鼻傷(”構え”と言えるかわからない・・・それほど自然体だ あの構えから打てるのかーーーー!?) 大も(・・・何をしてくるかはわからない・・・) え、大モッピーって二刀流知らないの!? メガネ(こーちゃんの二刀も他の人と基本は同じ 小太刀で払ってから太刀で一本を狙ってくる) (さっきみたく切れ間なく打ってくるんじゃなければ”狙える”) さすが剣道になるとすばらしい反射神経を発揮するメガネだぜ! そしてメガネの構えが・・・変わる!! BBP「!!」 ドン!と五月雨の構えを取るメガネ。 BBP「でたっ! ”あの”構えっ!!」 大も「そうだ シドウ達が見つけた唯一の突破口・・・」 ああっ、由さんが「達」にされちゃってる! メガネ(払いに来た小太刀を・・・”返す”!) 観客「おおおっ!? こっちも構えが変わったぞ!?」 まだか(その構え・・・!) ウドさん(あれは・・・) シロ(・・・ それがお前の奥義か? ヒロト・・・) BBP(そうよっ・・・クロガネ君はいつもあの構えから一本とってきた・・・! 今日だってきっとーーー) ニヤリと笑うシロ、始動するクロ メガネ(”桜花七式” ”陽炎”---) 213 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/07/21(土) 10 21 05.72 ID uICiY2AA0 メガネ「え?」 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |l、{ j} /,,ィ//| | あ…ありのまま このコマで 起こった事を話すぜ! i| !ヾ、_ノ/ u { }//ヘ | 『切っ先が触れ合うくらいの間合いで |リ u } ,ノ _,!V,ハ | < 突きに来たメガネの竹刀をシロが左の小刀で払うと思っていたら fト、_{ル{,ィ eラ , タ人. | メガネが竹刀を右から左に薙いでいて、 ヾ|宀| {´,)⌒`/ | ヽトiゝ | メガネの左横面に右の太刀がヒットしていた』 ヽ iLレ u | | ヾlトハ〉. | 落丁とか画力不足とかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ ハ !ニ⊇ / } V ヽ. │ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ… / 丶 T /u __ / /`ヽ \____________________ BBP「!?」 大も「・・・?あのヒロトが・・・ ”返せない”・・・っ!?」 メガネ(太刀が・・・速すぎる・・・!こんなの初めてだ・・・) (”見えない”・・・・っ!!) ドヤ顔で屹立するシロ。 アフロ「とられたかっ!?」 BBP「いえっ・・・旗は上がってませんっ!!」 なんか都合のいい審判だなあオイ シロ(ヒロトのカウンターが的確だった分、少し浅くなったか) (まだまだ研究の余地があるな・・・) なんかよくわからない理屈で失敗したようだ。 観客「うおおおお何だよ今の!? 更に早くなったんじゃねーか!?」 ドモン(・・・”無の構え”は扱いが極度に難しいが 極めればあのように 不可避の魔剣を生む・・・!) (どんなに速くても ある程度の軌道の予測がつく他の構えと違い あの自然体から放たれる剣の軌道は全く予想がつかん!) (あの速さのうえにどこから飛んでくるかもわからなくなった・・・ あの剣をもしギリギリかわせても カウンターなど不可能!) (・・・あれは全ての二刀の中で 最も静かな怪物だ・・・!) メガネ(・・・返し技が・・・僕の唯一の武器が効かないなんて・・・) カウンターを防がれ愕然とするメガネ メガネ(じゃあ どうあyって勝てば・・・?) 王子(不可能だ・・・! かわせてるだけでも上出来 ・・・・あれはそれほどの剣) (今がギリギリ・・・カウンターで一本なんてのは・・・) メガネ(・・・どうやって 勝っ・・・) アホ「ヒロトォ! 無理に攻めんな!よけてるだけでも十分だぜ」 「神宮のおっちゃんが2本勝ちすりゃお前は”引き分けでもいーんだ!」 大も「!」 鼻傷(・・・確かに スコア的にはそうだ・・・がーーー) メガネ「・・・引き分けでも いい・・・?」 (そっか・・・引き分けでも・・・) アホの消極的な提案に、メガネの気が弛緩する 大も「!!バカヤロォヒロト 気を・・・」 その隙を抉るように、シロガネが動く! 暫時、右の太刀がメガネの面に襲い掛かる シロ「・・・ガッカリさせんなよヒロト 俺は・・・勝負って言っただろ」 ナレ「--ほんの数グラム・・・左足(うしろ)に退がった重心」 「それほどわずかな気の遅れが 回避を一瞬遅らせた」 メガネ(ダメだ 一センチ・・・いやーーーミリ・・・ 間に合わないっ・・・!」 が、シロの竹刀に触れたのは、メガネの面ではなく、竹刀であった その勢いに竹刀を飛ばされるメガネ。 審判は無効の断を下す 大も「・・・かわした・・・のか・・・・!?」 214 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/07/21(土) 10 22 22.27 ID uICiY2AA0 メガネ(・・・そっか 朝霧さんが選んでくれた 軽い竹刀・・・) (一ミリ 間に合ったんだーーーー・・・!) と、メガネが観客席にいる人物に気付く メガネ「あ・・・ 朝霧さん・・・!?」 驚くメガネ、驚く桜夏陣営 鼻傷ら「!!!」 王子「!!」 鼻傷「・・・ナオ・・・」 アフロ「朝霧さんっ!?」 キノコ「マジで!?」 BBA「朝霧!?」 由~霊(・・・クロガネくんの言った通りだ・・・ ホントに見に来てくれたのか 朝霧・・・!) メガネ「・・・」 微笑むメガネの大もっぴーが声をかける 大も「・・・目ェ覚めたか ヒロト」 「今のお前にできることは!? ”桜”の剣とは何だ!?」 メガネ「・・・うん」 竹刀を握った拳を、王子の方に掲げるメガネ 王子(! ・・・「勝つ」ってのか・・・ アレにーーー) メガネ(そうだ・・・無理だろうと何だろうと関係ない あの剣をーーー・・・) メガネ「返す それが僕の剣だ」 アオリ:”桜”の剣とはーーー”返す”ことと見つけたり!! 巻末コメ:熱中症が怖いのでとうとうカーテン買いました。気付くと夜になってて怖いです<春人> 215 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/07/21(土) 10 23 03.88 ID uICiY2AA0 以上です えー なんといいますか いつものクロガネです 45本目 「勝気」 +... 5 名前 名無しさんの次レスにご期待下さい 2012/07/28(土) 10 30 08 ID PhZoLE9T0 何故か鼻傷と王子から始まる今回 45本目 勝気 アホ「あっ オヤジ! おせぇぞ!!」 隠居「わりぃ・・・審判が長引いてな」 そこに現われたのは違和感しか感じない格好(ワイシャツにネクタイの正装?)の隠居。 どうやらいままでいなかったのは別の試合の審判をやっていたらしい。 鼻傷「監督・・・」 隠居「・・・わーってるよ お前はそのまま信じて待ってろ」 「・・・どーやらあの男は 俺たちが思ってるほどヤワじゃなかったらしい」 ドドとメガネの面?にシロの竹刀が二発入る 審判たちは白旗を上げようとするも、上げない。 桜夏観客席「またかわしたっ!! 危ねぇっ・・・!!」 BBP「ギリギリだけど・・・耐えてる・・・!! クロガネくん・・・!」 何故か顔を真っ赤にしているBBP メガネ(ダメだ・・・まだ見えない・・・! でもこれを返すしか・・・!) お前誰?って顔のメガネ。一方まだ余裕が残る表情のシロ。 シロ(まだ折れねぇのか・・・ 大したもんだぜ こんなに当たらねぇ技じゃねーんだけどな コレは・・・) 大も(・・・優劣は明確・・・ だが・・・ ヒロトがあのシロガネをもう半歩攻めあぐねさせているのは”勝気”) メガネ(返すっ・・・ 何が何でも返すっ・・・! 次がダメだならその次・・・! 絶対に 勝つっ!!) 誰か「・・・あれほど正確に回避ができる相手が 全力で・・・あれほどの気迫で 返し技だけを徹底して狙ってくる」 シロ(下手に飛びこみゃ即カウンター・・・攻めきれねぇ・・・!」 誰か「間合いにして一寸単位の集中力 先に欠いた方が負ける・・・ それほど切羽詰った戦いだ・・・!」 まるで土台のないメガネの健闘は、裏打ちされるものが何も伝わってこなかった! 犬「すげぇ クロガネっ・・・ このままならもしかしてーーー」 まだか「・・・いや あれじゃあまだ・・・返せない」 「・・・まだだ ・・・アイツはまだ あの”眼”を限界まで使えていない・・・!」 もはや、「あっ、魔眼の使い手か何かですか?」と言われそうなことを言い出すまだか。 しかし当のメガネは・・・、息も絶え絶え、汗だらだらという満身創痍の状態だった 揉み「ねぇなんか息上がってない!?」 BBP「うそ・・・!時間はまだ半分以上あるのに・・・!」 大も(スタミナ切れが速い・・・! やはり消耗が激しいのか・・・!) シロ(・・・体力がないのは変わってないな・・・ヒロト チャンスだ・・・!) と、突然ふらっと前に倒れかかるメガネ。それを見逃さず、シロが始動する! シロ(来た!! 今ーーーーー) が、カッ!と開かれたメガネの双眸、そしてその気迫。 シロは動きを止め、メガネは再び構えをとる シロ(踏み込んでたら 返されていた・・・!) (・・・スキがあったのは 俺のほうだったのか・・・ 面白ぇぞヒロト・・・!) メガネ(ぜーっぜーっ 重い・・・ 手足も・・・竹刀も・・・ このままじゃーーー) 6 名前 名無しさんの次レスにご期待下さい 2012/07/28(土) 10 30 43 ID PhZoLE9T0 突如がくんと構えがとけるメガネ。でもシロは打ち込んでこない アフロ「構えがとけた!? もう竹刀を持ってらんねーのかよ!」 王子(・・・ここまでなのか?) 大も「いや・・・ヒロトは諦めてない!」 メガネ「僕に・・・できること・・・」 メガネ(もっと・・・ ”眼”に・・・集中できるように・・・) (それ以外はいらない・・・ 力を抜いて・・・) メガネ(---やりやすい形で) 下段・・・いや、単に竹刀をだらんと下に下げたような感じで構えらしきものをとるメガネ。 観客「・・・!! あれは・・・」 シロ「構え・・・なのか・・・?」 いつのまにかメガネの汗は引き、疲れた表情は消えている。 メガネ「・・・勝つしか・・・ないんだ・・・ ここで負けたら 君に憧れてたあの頃と・・・ 何も変わらない ----だから 君を倒す」 大も(・・・あんな構えは 桜一刀流にはない) (ヒロトは ただその身を 勝利への意思が求めるままにーーー) (眼と刀だけの体を成す) そこにあるのは、まっくろくろすけ状態で眼だけが見開かれている謎のイメージ。 メガネ(・・・静かだ ・・・よく見える) (目線・・・ 重心・・・ 筋肉や関節・・・指先の動き 竹刀以外にもこんなにーーーー・・・) ついに防具や剣道着の下の肉体まで見えるようになったのかメガネ。 メガネ(あれ?こーちゃん・・・ 打とうとしてる・・・?) メガネ「・・・見える」 シロの右竹刀の面(また面かよ)を避けるメガネ。ざわめく会場。驚きに眼を見開くシロ。 揉み「・・・さっきまで面金でギリギリ受けてたのに・・・」 BBP「うん・・・ 完全に・・・かわした・・・!」 シロ(かわした・・・? いや 動きを・・・”読まれた”・・・!) ついに梁山泊十六傑の泊鳳の體動察の法(わからない人はwikiの”魁!男塾の登場人物”を見ようね!)を 使い始めたメガネ。 まだか「ハハ・・ とんでもねーヤツだよ・・・」 大も「ヒロト・・・」 大も(”体力がない”という単純な理由が 天然の・・・無の構えを生んだ) ええっ、体力ないならもう竹刀を振ったりできないんじゃないすか大モッピーさん! 大も「かわすのにあれだけの余裕があれば 間違いない・・・次はーーー」 メガネ「・・・次は 返す・・・」 そう呟くメガネの表情は・・・疲れも何もない汗すらも引いている表情だった。 アオリ:”憧れ”をーーー 乗り越えろ!! 巻末コメ:突然暑くなってきましたね。相変わらず室内で熱中症の恐怖に怯えています<春人> 7 名前 名無しさんの次レスにご期待下さい 2012/07/28(土) 10 32 53 ID PhZoLE9T0 以上です。 今週は、カルピスの横においてある水くらい薄いです あとカーテン閉めてエアコンつけて水飲めよ池沢くん 46本目 「俺の勝ちだ」 +... 126 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/08/04(土) 09 18 31.53 ID zg3s62nw0 ーーー音も 感触もない あるのは 眼と刀だけ 自分のため みんなのため ただーーー 返すため アオリ:クロガネの”眼”が更なる進化! 46本目 俺の勝ちだ 天然無の構えを取るクロガネ。 観客「黒鉄(アイツ)・・・完全にかわしたぞ・・・」「あの・・・とんでもねー二刀を・・・!」 シロ(面白ェッ・・・!) メガネ「・・・まただ ・・・見える」 メガネ(全身のすみずみ 今まで見えてなかった細かな所全てが ”先”に教えてくれる・・・) (どう打ってくるかも) モッピーが別人のような顔(笑)で加える 大も(今までの動体視力のよさに加え 眼に集中することで高まった”観察眼”・・・そしてそれを いままで見てきた剣と照らし合わせる”経験則”・・・) 今まで二刀流の無の構えと対戦したことなかったのに”経験則”すか 1年もやってないのに”経験則”すか 大も(今の あのヒロトの眼はーーー ----「先」を読む) 打ちかかるシロの竹刀にメガネがッ下段の構えであわせる メガネ(小太刀は左から・・・なら先にーーー) なぜか下段の構えからシロの肩口に竹刀を入れるメガネ ついに構えがテレポートするようになったのかメガネ。 シロ(反応速度がさっきまでの比じゃねぇ・・・ ”マジ”だこいつ) (マジで合わせにきてる・・・!) 固唾をのむ観客。ストップウォッチが21 03と示す チッ チッと過ぎる時間。 犬「お互い・・・動かなくなりましたね 会場も静かに・・・」 まだか「・・・そりゃそうさ 体力的に”あと一発打てるかわからないクロガネ」 「一方 切り札を見切られ ”次”で返されるかもしれない白銀ーーー」 鼻傷(残り時間わずか おそらく皆予感しているのだ・・・ ”次の一撃”で勝負が決まるとーーー!) なんで観客にメガネの残り体力がわかるんだろう・・・ そうか・・・観客も”眼”がーーー ゼーゼーと呼吸の荒いメガネ アホ「ヒロトのヤロー もうヘロヘロじゃねーか・・・! なのに・・・」 王子(なぜ・・・そこまで・・・) 鼻傷(一勝二敗・・・残り時間わずか・・・ この一本に・・・ この一本にかかった途方もない重圧・・・!) (コートに入れば一対一 誰も助けてはくれない 自分でなんとかしなければならない) (並みの初心者では到底耐え切れないプレッシャー 何故だクロガネ・・・!) 見えないことって幸せですね・・・ BBP(発情)(どうしてクロガネくん・・・!? 私なんて見てるだけで泣きそうなのに・・・なんでただ一人で・・・) (何で立っていられるの・・・!?) 127 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/08/04(土) 09 19 03.56 ID zg3s62nw0 皆が通ったハズの道を、なんでここまでクロガネを褒めることに使えるのかねぇ 決勝とかならまだしも、これ二回戦ですよお前ら。 大も「・・・聞こえなくてもいい ・・・ヒロト お前は 強い!!」 スタンドのようにメガネの背後に立つ大モッピー まさに190mで100gの存在感! 大も「相手はかつてのヒーロー だがお前の振るう剣は かつての最強”桜”の剣」 「お前の剣は 私と一つ 何も恐れることはない・・・」 「お前は・・・一人じゃない」 ついさっき鼻傷が言ってた事を掌返しするモッピー コートでは 誰でも一人ひとりきり じゃなかったんですかー 大も「あの男を越えろ 桜一刀流 クロガネヒロト!!」 脱力した無の構えに何故か力を入れてさらに身体を半身にして構えるメガネ いやそれ既に無の構えじゃないんじゃ・・・ そんなメガネを見ながら、さっきメガネが言った「君を倒す」というシーンを思い出すシロ シロ(思い出した) ~回想~ シロおそらく中学生 メガネ不明 メガネ「九州に転校って・・・ホント!?こーちゃん・・・!」 こーちゃ・・・とシロを追いかけつつコケるメガネ シロ「おいおい大丈夫かよ ホラ立てるか?」 メガネ「・・・また会える・・・?」 シロ「・・・ああ そんときまでに泣き虫は治しとけよ じゃないと心配だ」 メガネ「ゔん」 「僕っ・・・な゙るからっ・・・」 「いつか絶対 こーちゃんみたいに強くなるからっ・・・!」 シロ「・・・ああ そりゃー楽しみだ」 「・・・そんときゃまた遊ぼーぜ ・・・ヒロト」 メガネ「約束だよ・・・! こーちゃん・・・!」 ~回想終了~ 128 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/08/04(土) 09 19 35.79 ID zg3s62nw0 シロ(あのヒロトが・・・) 「強く・・・なったんだな・・・」 プッ と笑う?シロ シロ「勝負だヒロトッ!!」 観客「動いたっ!!」 でも動いているようには見えないぞ! シロは無の構え、メガネは天然無ではなく、身体を半身にして下段に構えている ていうかメガネの無の構えって一体なんだったんですかねぇ? メガネ(見える・・・! 小太刀は左上 太刀は・・・ 今度こそ 返すっ!!) 反応するメガネの竹刀にシロがニヤリと笑う 上半身を逸らしてフェイントをかけるシロ メガネ(フェイント・・・!) シロ(その”眼”は過敏すぎる・・・! こうして打つフリをすれば お前は”返す”ため自分から前に出てしまう・・・!) まだか(巧い! そうなっては逆にクロガネが返し技の餌食だ・・・!) 大も「ヒロト・・・!」 シロ「・・・楽しかったぜヒロト だが今回は・・・ 俺の勝ちだーーー」 右で面を打つシロ そして悲喜こもごもの両軍主要メンバー シロ「!?」 シロ(届いてない・・・!? なんで 前に出てない・・・!?) ズル・・・と崩れかかるメガネ。シロの右竹刀は面金にかすっただけだった メガネ(・・・僕にできるのは もう ここで竹刀をおいておくことだけーーー・・・) シロ(何てこった・・・フェイントが効かなかったんじゃない お前・・・もう) (一歩踏み込む力も残ってなかったのか・・・) メガネのひざがガクッとなる。 大も(余力がないのを悟られていたら 小太刀で払われて終わりだった・・・だが) (”一瞬でも早く打たなければ負ける”とシロガネに思わせた・・・体力を一歩分上回ったヒロトの気迫・・・!) 止まっていたはずのシロが再び間合いを詰める。そう、まるでメガネの竹刀に吸い込まれるように そしてその竹刀の先端が、面垂れに当たる。そのときシロは満足そうな表情をしていた 無月 五月雨!! なんだかよくわからないけどメガネの竹刀が喉にあたった! アオリ:炸裂!! 巻末コメ:夏場の剣道は地獄です。あの分厚い防具や面の中は気温よりも遥かに暑いのです<春人>
https://w.atwiki.jp/ikezawa-kurogane/pages/45.html
1~10本目 11~17本目 18~20本目 21~23本目 24~26本目 27~30本目 31~34本目 35~37本目 38~41本目 47~50本目 51~56本目 57本目 「一万本」 58本目 「渡さない」 「桜一刀流漫画道場1」 59本目 「二本の桜」 「桜一刀流漫画道場2」 60本目 「答え」 61本目 「田舎者」 62本目 「対策通り」 63本目 「アオハルvsコガ」 64本目 「朝霧vsハレ」 65~70本目 57本目 「一万本」 +... 801 名無しさんの次レスにご期待下さい[sage] 投稿日:2012/10/26 09 41 10 ID kKpGlzxtI(5) . 800 じゃあ簡易バレしてよ…一応今回は俺やるけど 残り3人は落丁。道場では20年前にIH2位だった隠居大将時の黄金期の話 これからやるのはその時にやった練習法で、互いに1万本勝つまで試合というもの 疲れて倒れて夢修行IN、メガネが大モに15代目の話して真にやりかえそう! で次週。アオリは「決戦の日は近し!」、来週で合宿終わりそう 18 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/10/27(土) 17 55 36.83 ID N5kCZhXrO もう文字バレで前もって発散させないといけない程クズではなく 内容もめちゃくちゃでツッコミするのも馬鹿らしいレベルになったので文字バレさんが来ないの? 本スレで話してるトンデモや本格云々って漫画であることが前提で話してるのにクロガネって 20 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/10/27(土) 18 24 21.28 ID xBEeto160 . 19 詳細バレの者だけど、ごめん風邪でダウン中なんだ・・・ 画バレ投下されてたようなので休ませて貰ってる 22 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/10/27(土) 18 33 29.48 ID 4ziUqrP30 . 20 そうか あなたのツッコミをトレースして文字バレすることは出来ると思うけど 今更っぽいしやめとくかな お大事に ところで、何故体調を崩したのか疑問に思わないかい・・・? 78 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/10/28(日) 07 59 30.23 ID kodbUKfhO 文字バレなし? 79 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/10/28(日) 09 04 40.11 ID 3mvcaWqJ0 バレもクソも 1万本勝負始めました 以上のモノないからな あと、さゆり本体が連載史上最ブサイク顔だった 58本目 「渡さない」 +... 763 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/03(土) 12 19 33.13 ID 2gHGCtMQ0 冒頭、メガネvsクラウド メガネは既に疲労中、クラウドは気合の入っている、対照的な表情。 はたしてメガネの胴・・・いやこれ胴なのかコレ? なんだか身体の前で両手を交差させた感じの右片手胴・・・なのか? そんな不思議打突をものともせず、クラウドの右片手面が入る。 BBP「シドウ君6000本!!」 メガネ「・・・っ!」 58本目 渡さない ぜーぜーとへたりこむメガネ。 クラウド「・・・・クロガネ そのペースじゃ終わらんぞ」 メガネ「・・・!うん・・・ごめん・・・・」 メガネ(・・・・でももう3日も動きっぱなし・・・腕が・・・っ 足が重い・・・っ) (少しでも気を抜いたら倒れそうだ・・・!) 毎度の虚弱設定があるのかどうか、中途半端な状態のメガネ。 メガネ(「これをやりとげれば強くなれる」・・・”かもしれない” それだけが・・・今立っていられる ギリギリの希望・・・!) 再び立ち上がり、構えをとるメガネ。それをBBPは驚いた表情で見ている。 と、そこに隠居(防具はつけていない)が。 隠居「・・・・どうだスコアは」 BBP「やっぱり朝霧さんとシドウ君がダントツで多いです」 「クロガネくんはこのままだと・・・」 隠居「厳しそうか?」 BBP「あっでもっ・・・連勝数はシドウ君並だったり 全員から満遍なく勝ててたり」 「独特のスコアは出てて凄いと思うんですけど・・・」 「ただ・・・一度スタミナが切れると全く動けなくなっちゃうので・・・」 「やっぱり少しでも休ませてあげた方が・・・!」 相変わらずゲームのHPみたいな体力ですねメガネ。 1か0かしかないのかコイツは。 が、そんなBBPの言葉に隠居は背を向けて言う 隠居「・・・だめだ それこそ間に合わん」 BBP「でも・・・!」 隠居「・・・無理だと思ってたらハナから連れてこねぇよ」 BBP「え?」 でも今までメガネを見る限り、「無理」だとしか思えないハズなんですけど・・・ と、ここで鼻傷が気合を入れる 鼻傷「あと半分だ!!入れ直せーーっ!!」 全員「おおおおーーーーっ!!」 メガネ「おああーーーーーっ!!」 隠居「・・・あいつらならやりとげるさ そう信じたから初めてここへ連れてきたんだ」 そして落丁しつつ合宿は進む。 アホら4人の前にそれぞれ浮かぶ数字。 アホ 7914 クラウド 8826 王子 9137 鼻傷 9650 これが時間の経過の表現なのか、現時点での各個の本数なのかはわからない。 っていうかほんと時間の経過の表現が下手だな池沢くん・・・ ということで何日目かの朝。 10000表示のカウンターが4つころがり、残る一つも9999表示 全員「あと一本! 一本ーーーっ!」 メガネ、クラウドと対峙するも、既に体力がつきてヤバイ表情。 メガネあsdfぎゅいおl!! くぇrちゅいおp!!」 何を言っているのかわからないが、右片手面を打ち込んできたクラウドの竹刀が当たらず 別に避けたわけでもなく、斜めに構えていたメガネの竹刀がクラウドの右小手に当たる 何を言っているのかわかんねーと思うが自分でも何をいっているのかわからないぜ! そしてメガネのカウンターが1万を指す。 764 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/03(土) 12 20 21.72 ID 2gHGCtMQ0 全員「一万本 達成ーーーーっ!」 アホ「っしゃあーーーーーっ!終わったーーーーーっ!!」 抱き合う殴打ボーイズ+モッピー いい歳こいた師匠なんだからもうちと落ち着けよモッピー と、その3人に鼻傷がだきつく 鼻傷「お前らよくやったーーーっ!!」 3人「主将!!」 鼻傷「ナオ!お前も来い! 王子「おいおい俺はそういうの」 鼻傷「いいから!!」 ということで全員で集まって喜び合う5人。 数を数えるくらいしか仕事していなかった女どもも、それぞれ目当ての男によりそったりだきついたりしてるぞ! アホとクラウド、お前らは泣いていい・・・ その歓喜の輪から外れたおっさんが一人 隠居「・・・あいつら少しはやるでしょう・・・先生」 「・・・行ってきます ・・・もう一度 インターハイへ・・・!!」 さて、合宿も終わった日の放課後 アホ「さすがに今日は部活ナシかーっ」 BBP「クロガネくんも一緒に帰ろーっ」 アホとBBPが下校しようとする。相変わらずクラウドはハブってんのかこいつら・・・ しかしモッピーを連れたメガネは メガネ「ごめん・・・今日はちょっと」 と断る。 アホ「おお!? 何だよラーメン食おーぜラーメン!」 またラーメンに誘うアホに、 クロガネは変な顔で「大事な用があるんだ」と返す。 .・・・そして、夜 一週間前、まこっちゃんに襲撃された場所。 待つまこっちゃん、来るメガネ。 ま「・・・・来たか」 振り向いてメガネを見留めるまこっちゃん 彼(仮)を見て一筋の汗が顔を伝うモッピー ま「・・・? ・・・誰だ?」 そんなモッピーに気が付いたまこっちゃんが尋ねる。 メガネ&も「・・・・・」 メガネ「・・・・わからないなら いい・・・」 ま「何?」 っていうかまこっちゃんがモッピーを見ただけでわかるわけねーだろメガネ。人形だよ?見た目 も(覚悟はしてきた・・・だがこうして目の前で見ると・・・ホントにーーーー) (注:上の台詞はもしかしたらモッピーではなくまこっちゃんのものかもしれません。 自然なのはモッピーなのでモッピーの台詞とします) ま「・・・まぁいい 何を隠してるか知らないが」 「僕が勝ったら 今日こそ吐いてもらうぞ」 そういって(多分)壁の上から降りる(多分)まこfっちゃん ま「七代目 小百合が残した 桜一刀流”秘伝書”の在り処をーーー!」 あれ?メガネに流派を使わせないようにするのが目的だったんじゃ? メガネ「!!」 も「・・・・秘伝書・・・!?」 メガネ(そうか・・・ 刀条は”桜一刀流について書かれた本”か何かを 僕が持ってると思い込んでるんだーーー・・・」 も「ヒロト・・・」 メガネ(どっちにしても誤解をとけるわけじゃない) いや説明もしないで誤解をとけないと判断するのはどうよ!? 765 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/03(土) 12 21 01.46 ID 2gHGCtMQ0 メガネ「・・・大丈夫 勝てばいいんだ」 そういって口元に笑みをも浮かべ、眼鏡を取るメガネ。 メガネ「君にさゆりは渡さない」 竹刀を突きつけて言い放つメガネ あれ?刀条としては秘伝書を目的に定めたわけだから、 別にモッピーがいなくなるとかそんなことなくね? 正直に話せばいいんじゃね? なんでモッピーが奪う奪われるな話になってんの? ま「・・・・!」(”さゆりは”!? 何を言っている・・・?) ま(まぁいい・・・勝てばわかること) ま「・・・いくよ」 ドンッ(立体)と対峙する二人。 まこっちゃんの背後には壁・・・ってどんだけ広い道幅なんだよ! そして先に手をだしたのはメガネ。 このコマでは二人の横に壁。一体この路地はどうなっているんだ!! 間合いを詰め、鍔迫り合いから体当たりをしてまこっちゃんの体勢をくずそうとするメガネ まこっちゃんは飛び退り、間合いを開ける ま(フェイント・・・!? 様子見を読まれたか!? いやーーーー・・・ まぐれだっ!!) 何か喜ぶモッピー まこっちゃんの突きを左に避け、小手を打ちに行くメガネ。 それを竹刀で防ぐまこっちゃん。 伸ばした竹刀で防ぐとか物理的にありえないがさすが桜一刀流の使い手だぜ!! ま「!!?」 交差し、振り向き、再び構える二人。 ま(読まれてる・・・!? まさかな・・・ 読み合いは僕のほうが上手のはずだ) (それに・・・仮に読みが当たったとしてもムダだ。所詮その”桜一刀流”は半端なマネごと・・・) (まともな”飛び込み技”を持たない君には フェイントを打っておけば負けることはないんだよ・・・!) まこっちゃんもジャン剣道にどっぷり浸かっていたらしい。もうだめだこの流派・・・ ま「・・・いくよ」 メガネ「!!」 二人「”桜花七式”!」 モッピーの脳裏に先日の夢修行がよぎる も「・・・いいか ヒロト」 「桜一刀流は”返し技”に特化した剣術 それ故”見せ掛け技(フェイント)”が最大の弱点であり それを狙われるのが宿命だ・・・」 「だがこの技は 3すくみにおけるその宿命を逆手にとる!」 「”相手は返し技の剣士” ”飛び込んでこないから見せ掛け技で外させよう”そう思わせた時点でお前の勝ちだ」 「”五月雨” ”陽炎”と同じ構えで”見せ掛け技”を誘い 突如右手で繰り出す”最速最短の”飛び込み面”」 別に返し技に特化してないじゃん。返し技じゃない技もあるじゃん。しかも奥義で そんな疑問を無視してメガネは右手で突きを放つ え!?突き!? メガネ「”三の太刀”---・・・」 驚愕の表情のまこっちゃんの頭上をかすめる”三の太刀” メガネ「”飛花”!!!」 ま「・・・・・!!」(こいつ・・・!!) アオリ:もう贋物とは呼ばせない!! 巻末コメ:初めてそばの出前を電話で頼みました。ネット注文がメインだったので緊張。<春人> 766 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/03(土) 12 22 01.21 ID 2gHGCtMQ0 以上です。 最近はソバもネットで注文できるんですねえ。便利な世の中になったものです え?漫画の内容?塩味がとっても効いてますね! 「桜一刀流漫画道場1」 +... 787 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/03(土) 13 32 01.63 ID 2gHGCtMQ0 剣の代わりにペンを取れ!!桜一刀流漫画道場!! も「この道場では、私が漫画の極意を伝授していくぞ!」 しかしこのアオリは序盤に出てきた医者に言わせたいな! 第一回”読みやすさを追求せよ!” 「クロガネ」の強みは、画面の「読みやすさ」だ!! たとえ面白いキャラやアイディアがあっても、読者にストレスなく読ませることができなければ意味が無い! 第一回は実例を交えながら「読みやすさ」の奥義を伝授していくぞ!! おお、毎度毎度好きだという人が言ってることですね! つまり読みやすければ面白くないキャラやアイディアがあってもいいと、そういうわけですね!! ●心得その1! 逆Zに視線を誘導すべし! メガネが王子に「本当は剣道部に戻りたいんですよね・・・!?」 と言ってるページが例に挙げられている コマ割りとフキダシの配置で視線を逆Zに誘導している!! 読者はフキダシを追って漫画を読み進めてゆく。 つまり読者が読みやすいようフキダシを配置し、視線を誘導することが読みやすさの秘訣だ! ここで覚えておいてほしい原則が、上の例で説明している逆Z。 読者が最もストレスなく視線を移動できるのがこの形ということを肝に銘じよう! ●心得その2! 伝えたい情報を厳選せよ!! BBPがアホに「本当は剣道好きなんじゃないの?」 と言っているページが例に挙げられている 大ゴマを使い、表情と台詞以外の余分な情報もそぎ落としている! 読みやすいページを作るには、まず最も読ませたい情報を明確にすることが肝心。 一番伝えたい部分を決め、それを中心に他のコマを配置していくことで、 読み味にもメリハリが付くぞ! 上野ページは、ツバメの言葉に核心を突かれたアオハルの表情を中心に 構成されていることがわかる! ●まとめ 「読みやすさ」の秘訣、わかってもらえただろうか?漫然と話を進めるのではなく読者に、 何を、どう読ませたいか、今一度しっかり考え直し、伝わり易い作品を目指してくれ!! 788 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/03(土) 13 36 44.13 ID 2gHGCtMQ0 以上です。 これまで詳細文字バレを投下させていただいた身として言わせて貰うと 心得その1は大体守られていると言うか、漫画の基本だからやれてないとおかしいw しかしその2は・・・ 特に戦闘シーンで顕著なんだけど、動きの経過がわからないことがすごく多い気がする 59本目 「二本の桜」 +... 613 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/09(金) 20 18 03.41 ID Zm7rJWy60 59本目 二本の桜 アオリ:交わる一閃・・・! あれ?「フェイントを打っておけば負けることはない」っていってたし、フェイント飛び込みでとで「交わる」っておかしくね? 更に先週の引きではまこっちゃんは片手で胴を打ってたのに、 今回両手で面打ってるけどまあ気にしないでおこう! ま「こいつっ・・! なぜ”飛花”を!?」 「一週間前とは まるでーーーー」 メガネがどや顔で振り返り、チャンバラっぽい構え(少なくとも剣道の構えではない)で向き直・・・ って誰だよお前!! メガネっぽいメガネ「浅かった・・・! 完全に不意を突いたのに・・・外された・・・!」 ま「・・・”読み合い”に”飛花”・・・ よく一週間で詰め込んできたもんだね」 「・・・何故そんなに必死になれる? なぜそうまで桜一刀流を手放したくない?」 「贋物の くせに・・・っ」 まこっちゃんの威圧感にびくつくも、答えるメガネっぽいメガネ メガネっぽいメガネ「・・・ 何で君はそんなに本物贋物にこだわるんだ・・」 「言っておくけど・・・僕はキミの探してるものは持ってない!」 「知りもしなかった・・・」 「今はうまく言えないけど・・・」 「桜一刀流を知っているのには ちゃんと理由があるんだ・・・!」 「今は」ってことは「将来は言える」ってことになると思うけど 今でも将来でも「幽霊に教えてもらいました」以外にどう説明するつもりなんだろう? メガネ「それでもダメなのか!? 僕がこの剣を使うことの何がいけないんだ・・・!」 「”刀条”じゃないからか!?」 いや使っている理由の説明もろくにせずに 「それでもダメなのか!?」とか「何がいけないんだ!」とか頭おかしいのかメガネ そんな超理論で迫られたまこっちゃんが答える。 ま「・・・ 違う・・・・ 弱いからだ」 「この剣は かつて”当世最強”と呼ばれ 全ての剣の頂点に君臨していた」 「桜一刀流は ”王の剣”だ」 えっ?それって技術が強いんじゃなくて、使い手が強くないとダメってことなんじゃないの? えっ?最強?剣の頂点に君臨?王の剣? だったらなんで書物とかに残してないんだよ道場が焼けただけで全滅寸前になるんだよ そこまで強く、頂点に立ってたというのなら、全国各地に広まっているはずなんじゃないのかよ。 ま「最強故に負けることは許されず・・・ 故に弱者に振るうことは許されない・・・」 「その誇りと覚悟をもって育てられた15代目(ぼく)の裏で・・・ 君は何度負けてきた!?」 そういやまだか相手に1回負けたよね。師匠も弟子も。 ま「王者であるべきその剣で・・・何度恥を晒してきたっ!!」 竹刀を突きつけ憤怒の表情のまこっちゃん。その気迫に圧されるメガネ(このあたりから元のメガネ) ま「・・・”七代目” 歴代最強と言われた小百合亡き後・・・」 「他の流派は今こそ”桜”を破り 最強の名を得んと血眼になり八代目を探したという」 「先代の名を汚すことを嫌った八代目はその身を隠し・・・」 「桜一刀流は一子相伝の秘剣となった」 614 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/09(金) 20 18 59.00 ID Zm7rJWy60 負けそうになったから逃走して隠れるとかどんだけチキンなんだよ八代目!! っていうか本当に流派が強いんじゃなくて使い手が強いだけなんじゃねーかこの流派! 本当に流派として強いのなら、それでも勝つんじゃないのか桜一刀流! 負けそうな時は逃げるから最強なのか桜一刀流!!! ま「自分が表舞台で負けることで桜一刀流の”名”が滅ぶくらいなら」 「最強”七代目”を伝説として残すことを選んだんだ」 「世から忘れられた今でも 僕たち刀条家は 人前で剣を振るうことを禁じ」 「八代目の想いを守ってきたーーーー・・・」 「・・・それをお前が・・・ なぜーーー・・・」 いやいやおもっくそ人前(モッピー)で剣を振るってますがな! 現時点ではまこっちゃんはモッピーは部外者という認識ですがな! そもそも今、夜の住宅街のど真ん中ですがな!! 物音聞かれて人が見る危険性ハンパないですがな!! もうわけわかんねえよなんだこの漫画!! そんなまこっちゃんの独白が終わり、路地が静寂に包まれる。 も(・・・ ”枷”-------・・・) (私の誇りだった”当世最強”の名は 150年・・・ 私の後を生きた弟子たちの 枷となっていたのか・・・」 モッピーの脳裏に当時の光景が浮かぶ。ぱっと見「あれこれどこの神社っすか?」という感じだが。 ってか子供ばっかりすかモッピー。全員同じ服装っすかモッピー。 も(”八代目”があの中の誰なのかはわからない・・・ だが何故だ・・・) (私は・・・ 私はこんな・・・) (弟子にこんな重荷を背負わす為に 剣を振ってきたのかーーー・・・!?」 憤怒の表情のまこっちゃんを見て、モッピーが苦い表情を浮かべる メガネ「・・・」 メガネ「・・・違うよ」 も(ヒロト・・・!?) ま「・・・何?」 メガネ「桜一刀流は そんな剣じゃない・・・」 「確かに僕は弱いよ・・・ 何の取り得もなくて 一杯恥もかいてきた・・・」 「でも桜一刀流は こんな僕にも 剣道が楽しいってことを教えてくれた」 「こんな僕でも 遥か高い所を目指していいんだって・・・」 メガネっぽいメガネ「この剣が 夢をくれた」 メガネ「・・・桜一刀流は 僕みたいに 弱い人達の為にある剣なんだ」 おいおい七代目が最強最強言ってたし、最強を誇りにしてるって言ってて しかもお前は「目がいい」というトンデモ能力があるから強いわけだし 弱い人達の為とは微塵も思えないぞメガネェ!! しかしそんなメガネの言葉に心奪われる最強(笑) も「ヒロト・・・」 そして当然怒りに燃える最強(笑) ま「・・・桜一刀流が・・・ 弱者の剣だって・・・? ふざけるな・・・!!」 「だったら見せてみろ・・・!! その弱い剣でーーーー」 ーーーー何ができるのかっ!! まこっちゃんが右足を踏み出し、体勢を低くしてメガネに襲い掛かる ま(”桜花七式” ”四の太刀”----!!) そこにモッピーが、メガネの持っている竹刀を奪い割って入り まこっちゃんの手から竹刀を払い飛ばす。 615 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/09(金) 20 19 32.96 ID Zm7rJWy60 ま「!!」 メガネ「・・・!!」 も「フーッ 女々しいのう・・・」 ま「・・・!?何だこいつは・・・!?」 竹刀を払ったとき、メガネとまこっちゃんの間に居たはずのモッピーが いつのまにかまこっちゃんの随分背後に花足していた。さすが桜一刀流花足やで!! も「いやぁ・・・ どーにも女々しい男だと思っての・・・」 「・・・そんなに”当世最強”の名を守りたいなら ひきこもってねーで”なっちまえばいい”」 「・・・正々堂々表舞台で”日本一”にな」 そう言いつつモッピーをじろりと睨み、まこっちゃんが言う ま「・・・ お前は一体・・・」 も「・・・”何も知らない”子供(ガキ)さ ただーー・・・」 も「私がもし”七代目(さゆり)”だったら・・・ そう言うと思ってな」 まこっちゃんの背後には巨女の気配が・・・慌てて振り返るまこっちゃん。 そこにはちょこんと人形がいた。 も「どうだ?」 ま「・・・!? ----・・・っ」 「・・・フン・・・ ・・・忠告を聞くわけじゃないが・・・ いいさ・・・」 「君を見て悟ったよ ”本物”の”桜一刀流”の力を 世に知らしめる”機”が来たのだとねーーー・・・」 「八代目から150年ーーー・・・」 「桜一刀流十五代目当主として 僕は初めて表舞台(おもて)へ出よう」 まこっちゃんの目力にぞくっとし、目線を外してそのまま後ろに向き返るメガネ。 メガネ「・・・ その時は相手になるよ・・・刀条」 「・・・僕はクロガネ ”桜一刀流” 黒鉄博人だ!!!」 ドンっ!と別れる二人。 アオリ:静かに昂ぶる、それぞれの覚悟(おもい)・・・・!! 616 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/09(金) 20 20 58.33 ID Zm7rJWy60 いつもの詳細バレの者ですが ちょっとした事情で手に入ったので早速投下させていただきました。 .・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今週の心身共にくるダメージは一体なんなんだ・・・ 「桜一刀流漫画道場2」 +... 60本目 「答え」 +... 378 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/17(土) 08 11 19.45 ID 8WmkM0gO0 ある晴れた放課後。多分学校の道場。 多分というのは屋根しかかかれていないから。 鼻傷「これがIH前最後の稽古だ!! 気合入れろーっ!!」 全員「おおおーーーーっ!!」 60本目:答え アオリ:気合十分!! BBP「すごい・・! 調整時期だからセーブしてるはずなのに・・・」 今日はメガネの虚弱設定がない日らしい。 アフロ(気迫とか動きとか・・・そーゆーレベルじゃねえ・・・!) (剣道そのものが違ぇ・・・! レギュラー全員!!) そりゃそうだろう、彼らがやっているのは剣道ではなくジャン剣道だからな! 由なんとかさん「監督!一体合宿で何を・・・!?」 由さんは練習に参加していない模様。やはり・・・あのときの傷が・・・ そんな由さんの質問に「ん?」と返す隠居。 隠居「・・・さぁ 俺は知らんねぇ・・・」 さらりと酷いことをいってのける隠居。 レギュラー以外はおいてけぼりにしておいて「俺は知らない」。 由なんとかさん「・・・?」 ハテナマークを浮かべる由さんの隣で、BBPがクスクス笑っている え?何?「プッ これだから合宿参加させてもらえなかったゴミは・・・www」ってことですか? 379 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/17(土) 08 11 58.14 ID 8WmkM0gO0 さらに隠居は想う。 隠居(頼むぜお前ら おそらく今年は俺の人生で 最袖最後のチャンスー・・・) つまりあれか 1.これまでやらかした数々のことで今年一杯でのクビが決まっている 2.三年が卒業したら、よっぽど腕利きの1年が入らない限り、アフゲノコのせいで勝てない の二択ってことですね! さて、練習もおわり、王子を中心にレギュラーメンバーがパンフレットのトーナメント表を見ている。 もちろん由さんとアフゲノコはいない・・・いくら補欠でもせめて対戦相手くらいは見たほうがいいt想うんだけどな。 アホ「桜夏(うち)はどこだ!?」 王子「ちょっと待てよ・・・」 誰か「ここだ! 第三シードの山・・・」 誰か「てことは!?」 誰か「準決勝で 第一シード 落陽に勝てば・・・全国!!」 王子「バーカ 気が早ぇよ」 鼻傷「む」 王子「よく見ろ 準決まで強豪揃いだ 先を見すぎると足掬われんぞ」 鼻傷「わかっているが気合は」 誰か「とにかくまずは緒戦を・・・」 そんなやりとりの横で、なkぜか眼鏡をはずしたメガネがパンフレットをぱらぱらと読み進める 彼の目が止まったのは「登録選手名簿」の項目。 そこには「男子」とあり、おそらく各校のレギュラーメンバーが書かれているが 文字をあらわしている線が1チーム7本ある。 いままでのことから補欠枠があるとは考え辛い・・・ すわ!?まさかダブルスか!? メガネ「ツバメさん この”雲鶴高校”っていうのは・・・?」 BBP「え? ああ・・・えーっと 東京っていっても 西の山奥の学校でね」 「毎年”初戦不戦敗”で負けてるとこね」 あのさぁ・・・まぁこの漫画の登場人物は基本クズだからいいんだけどさぁ せめて「ああ・・・えーっと、東京の西のほうの山間の学校でね。毎年初戦不戦敗になっているところなの」 とするだけでも随分印象が変わると想うんだけどなぁ・・・ なんで「東京っていっても」とか「負けてるとこね」とか付けちゃうのかなぁ・・・ BBPのイメージ画像が浮かぶが、それは高校というよりも分校っぽい規模の建物。 BBP「うん・・・変わった学校でね・・・ 昔雑誌で読んだの」 BBP「剣道の本質は勝敗をつけることではない」って理念があって」 「大会への出場や 対外試合を一切しないらしいの」 池沢くんよ・・・”剣道の理念”って知ってるか? BBP「だから多分・・・今年も出ないんじゃない? 何か気になることがあるの?」 メガネ「いや・・・ちょっとね・・・」 そのメガネの視線の先には、雲鶴高校の蘭にある 3年 猪戸猛 2年 刀条真 の文字が・・・ さて、舞台変わって雲鶴高剣道部部室。 「IHに出るぅ!?」 ま「・・・あぁ」 ついにまこっちゃんの性別が確定いたしました。 380 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/17(土) 08 12 33.20 ID 8WmkM0gO0 CCD「おめぇだってウチの”理念”に理解があって やってきたんだろ?」 「それをいきなり出たくなったから出るって そーゆーわけにゃいかないっしょ」 ま「もう決めたことだ 僕一人でも出る」 CCD「あのなぁ・・・ホンット頑固!!お前!! お前一人の問題じゃねぇの!」 「IH登録してんのだって部活動の義務だからで・・・」 そんな義務聞いたことねえ! ま「・・・頼む」 CCD「!!」 CCD「・・・お前の口からそんな言葉がでるたァな 何があった?一体・・・」 ま「・・・どうしても 戦わなきゃならない相手に 出会ってしまった」 「部の理念は理解しているつもりだ 剣の本質は勝負にはない」 「だが こればかりは どちらが上かという問題だけじゃないんだ」 「その男には 勝たなきゃならないんだ」 「刀条真という”人間” その全身全霊(すべて)をかけて」 「・・・だから ・・・頼む」 いやなんかさ、これで出場することになるんだろうけど 一人の我侭で曲げるとかやっすい理念だなぁ・・・もうちょっと他に理由を思い浮かばなかったのか・・・ 再び戻って舞台桜夏。 メガネ(刀条は・・・きっと出てくる 他の人達も もっと強くなって・・・) (白零も 城礼や こーちゃんたち そして落陽も・・・) (今までやってきた全てのこと その結果がたった一日で決まる」 (明日の夜には全部が終わってる・・・) ナレ(・・・ 緊張・・・恐怖・・・高揚・・・ 決戦の日を再興の精神で迎えるのは 至難だ) も(私も御前試合の前はあんなんだったな) えっ?御前試合したのに記録が残ってないの? ナレ(そこへたどり着く方法に正解はない) (各々が各々の”答え”をもって 迎えるしかないー・・・) 由「いよいよだね 最後のIH] 鼻傷(変な顔)「あぁ・・・」 王子「・・・何だよそのマヌケな面(つら)は・・・ 今更ふぬけてんじゃねーぞ」 王子も指摘していますが、鼻傷のアップのコマは 本 当 に 変 な 顔 で す。 違和感がなんか凄い 鼻傷「ふぬけてなどおらんよ 全てはこの日のためにやってきたのだ」 「・・・俺は今日までに一片の悔いもない」 「ただ・・・明日が待ち遠しくてな」 王子「フン・・・そうかよ」 王子(・・・お前らしいな 俺は・・・公開だらけだ) (一年の空白(ブランク) あの日・・・あのときああしれいれば・・・) (意味のない仮定は尽きない 俺はどうしてもそういう生き物らしい) (・・・だから明日だけは たった一日だけは なんの悔いもなく終えてみせよう!) (できる気がするんだよ 神宮がいりゃあな) そんな二人を眺める隠居。いい加減生徒の前でタバコ吸うのやめたほうがいいんじゃねえの? 隠居(・・・さすがにあの2人は 心配なさそうだな) ってことは心配のある奴にはアドバイスとかする・・・わけねえよなぁ・・・) 381 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/17(土) 08 13 09.44 ID 8WmkM0gO0 さて更に舞台は変わって校舎の横。 アホとBBPがなにやら話をしている。 BBP「あれ?江花くん! 今日は放課後の部活ないよ 大会に備えて早く休めーって」 あれ?じゃあ今回の冒頭でしていた練習は一体なんなんだ? あいもかわらず時間経過の描写をちゃんとしないなぁ・・・ アホ「わかってます・・・ただ・・ あの・・・その・・・ と・・・」 アホ(メガネっぽい)「とにかく明日ッ! 必ずいいとこ見せますから!!」 BBPは「うん」といいにっこり微笑む・・・これBBPだよな? アホ「じゃっじゃあ!」そういってアホは走り去り、BBPはアホを見送る。 さらに舞台はかわり、屋上 扉を開けて入ってきたクラウドは、屋上のフェンスの前にいるメガネを見つける。 クラウドの手にはビニールの袋。何が入っているのかわからないが もし食事ならクラウドって学食で特別メニューのメシ食うんじゃないの? クラウド「・・・珍しいな」 お前が会話するのも珍しいけどな メガネ「あ、うん・・・シドウはよく来るんだ?」 クラウド「・・・まぁな」 池沢くん、クラウドは何をしに屋上にくるんだい? メガネ「何か落ち着かなくてさ 放課後の稽古あればよかったのに・・・」 クラウド「・・・クロガネ」 「負けられない相手がいるのか?」 図星を突かれたメガネが変な顔をする メガネ「・・・何で・・・」 クラウド「・・・わかる 俺も同じだからな」 下駄を脱いでフェンスに背を置き、座り込むクラウド 彼の脳裏に浮かんだのは、あのときのタマちゃん クラウド「あの時 初めて負けるのが怖いと想った」 メガネ(シドウでもそんなことあるんだ・・・) クラウド「だが・・・だから何だ?」 「迷えば・・・考えれば 選択肢が増えるのか? ・・・違う」 「”勝つ”しか俺のやるべきことはない」 「負けるのは・・・お前にだけで十分だ」 そんなクラウドに苦笑いで返すメガネ この期に及んであの勝負の真相を隠すのか メガネ「ビックリする位いつも通りだね ・・・シドウは」 クラウド「・・・お前はどうなんだ クロガネ」 メガネ「・・・僕はー・・・ 負けるかも」 クラウド「何?」 メガネ「・・・僕は シドウと違って ずっと負けっぱなしだったから・・・」 剣道始めてからはほぼ無敵のメガネがよく言うわ しかも自分より強いと思い込んでいる相手に、誤解も解かずに「お前さんとちがって負けっぱなしだった」とか ちょっと酷くないっすかねぇ メガネ「今までやってきたこと 全部明日でなくなっちゃうかもって そう考えたら怖くなって」 いや別に剣道は辞める必要ないし来年もあるじゃねえかお前は 382 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/17(土) 08 13 44.57 ID 8WmkM0gO0 クラウド「クロガネ お前・・・」 メガネ「・・・でもさ 今までのこと・・・思い返してみたらさ ・・・楽しかったんだ」 「もちろん大変だったし・・・辛かったけど ずっとそういうのから逃げてきたから・・・」 「・・・だから少し安心したんだ。あれは・・・無駄になんてならないって!!」 そういって変な格好でフェンスに飛び登るメガネ 普通左手を上にしてしがみついたら、右足が上じゃないっすか? いやわからんけどw も「!?ヒロト!何やってんだ危ーーー・・・」 メガネ「わっとっ」 モッピーの静止もきかず、フェンスのてっぺんの返しの部分にしがみつくメガネ メガネ「だからさ・・・僕は弱いけど いつも通り 死ぬほど声張り上げて 倒れるまで目一杯あがくよ」 「・・・明日は負けるかもしれない」 「だけど 絶対勝つよ ・・・変かな?」 なんというか、ここまで自分を弱い弱い連呼してると 負けた時の言い訳してるようにしか見えないんだが・・・ クラウド「いいや クロガネ(おまえ)らしくていい」 ナレ(--それぞれの答えを胸に 剣士たちは 最も長い一日へ挑むーーーー) アオリ:迫る、決戦の刻・・・!! 383 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/17(土) 08 14 35.05 ID 8WmkM0gO0 以上です なんか・・・なんかもう凄く疲れたよ今回・・・ あとキャラの顔が変なコマ多数です 61本目 「田舎者」 +... 975 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/24(土) 09 50 58.08 ID M2iGZYLF0 インターハイ 東京予選ーーー アオリ:今日一日で 全てが決まる 61本目 田舎者 どこかの体育館の外。集まる学生。 そこにやたら大声が響く 誰か「人多っ!! これが都会!大会って奴かよおい!!」 「これぜーんぶ敵ってことだろ!? なあアメ!!」 誰か2「敵だなんて・・・僕はハレとしかやったことないから変な感じだよ・・・」 その二人は、うんこく高校一年 猫宮晴 と 雨の兄弟。 晴は髪を三つ編にし、タンクトップ。カンフー少年っぽい 雨はぶかぶかの上着?に黒タイツ・・・ 所謂男の娘的なアレっぽい ①「そーだな! いい加減同じ相手ばっかで飽きてきたとこだし ちょーどよかったぜ」 ●「えっ・・・ 僕はハレとやれれば十分なのに・・・」 誰か「おいおい…あんまはしゃぐんじゃねーよ・・・」 また誰かがやってくる 誰か「真の都会っ子は人多い位でさわがねーっ じゃないと田舎者丸出しで・・・ みっともねーべ・・・?」 うんこく高校2年 狐賀 敦之 バンダナ?に雲のような髪 そして三角グラサン・・・ 眉毛の上にはピアスっぽいもの ①「お前が一番みっともねーんだよ!それホントに流行ってんだろーな!?」 ▽「MODE(ざっし)にかいてあったからまちがいねーべ」 ●「それ古沢書店でホコリかぶってたやつ・・・?」 モブ(田舎者だ)(イナカモンだ) 池沢くんは田舎に何か恨みでもあるんだろうか CCD「ハイハーイ 注目ーーーッ!」 CCD「とりあえずは集まるっしょ! 今日は団体戦だからオーダーを決めにゃあ・・・」 その隣にはまこっちゃん ま「朝礼なら僕抜きでやってくれ オーダーは僕の希望の所だけあけておけばいい」 そういってその場を去るまこっちゃん。 CCD「・・・ったく」 ①「俺らはいいけどさーーーー 一番”理念”にうるさいアンタがアイツの頼みなんかよく聞いたよな」 理念にうるさい学校で部活なのに・・・礼儀がまるでなってない奴らばかりなのは一体なんなんだ CCD「んーーー・・・」 CCDのの脳裏に浮かぶのは、まこっちゃんお言葉 ま(倒さなきゃならない相手に 出会ってしまった) CCD「・・・どうしても 知りてーことが あってな・・・」 ①●「?」 CCD「さーとにかく 俺らチーム組むのも初めてなんだ オーダーとか何に書いてどこに出しゃいいんだ・・・? ん?」 何かに気付くCCD 彼の視線の先には・・・ 977 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/24(土) 09 58 19.65 ID M2iGZYLF0 さて、場面変わって桜夏陣営。 レギュラー5人+モッピーと隠居が居る 隠居「ちゅーわけで・・・ 由利の抜けた次鋒に朝霧が入りーーー その他のオーダー関東大会と同じでいく!」 うっわ手抜きだな隠居。これまでで一番大きな大会なのに、これまでで一番適当なオーダーの決め方だ・・・ しかも「由利が抜けた」って・・・問答無用すか アホ「っしゃあ 俺がまた先鋒だな」 も「ヒロトは副将か」 メガネ「え・・・!」 隠居「組合せ見たトコ 一回戦まで時間あっから 身体冷やさねーように・・・」 「まぁその辺は三年に任せるわ」 鼻傷「ハイ」 あ、ツインテ確認。 BBP「みんな体調は平気?寝れた?」 アホ「バッチリっス!」 メガネ「大丈夫だよ」 BBP「何かあったら言ってね!サポーターつけるならアップ前にーーー」 現役怪我人のクラウドを放置して、アホとメガネの体調を心配するBBP BBP「一回戦まで時間あるから10時頃に軽食ねー」 メガネ「いよいよ始まるんだ インターハイ・・・・!」 (一度でも負けたら 終わりーーーー) そんなメガネの頬をつねるモッピー も「弱気厳禁! 昨日言ってた覚悟はどーした!」 メガネ「あ・・・・」 覚悟って「負けるかもしれないけど絶対勝つ」というアレか あれ覚悟だったんだ(笑) そんなやりとりを聞いてアホが絡む。 アホ「弱気ィ!? ヒロトてめー!!」 メガネ「ちっちがうよ ちょっと緊張してただけーー」 と、そこにCCDが CCD「あのォ・・・すんません オーダーって何に書いてどこに持ってきゃいいんスかね?」 王子「は!?」 あれ?CCDって王子よりも身長低くね!? CCD「いやァ・・・ウチ 大会出るの初めてなもんで・・・」 メガネ(大会初めて・・・!? てことは・・・) メガネ「刀条・・・・!!」 そこには(多分)剣道着に身を包んだCCDと別行動していたはずのまこっちゃんが それにしても・・・やっぱりあの変和服は恥ずかしいのかな(笑) 978 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/24(土) 09 59 27.38 ID M2iGZYLF0 メガネ「・・・やっぱり 来てたのか・・・」 CCD(! あれが刀条の言ってた男かーーーー) アホ「何だぁ!?」 BBP「クロガネくんの知り合い?」 メガネ「・・・」 ま「・・・無駄話をするつもりはない 単刀直入に聞こう」 「どうすれば君と戦える? まさか大将じゃないよな? 次鋒か?副将か? 僕が合わせよう。」 「僕は君と戦うためにここに来たんだ ・・・答えろ」 メガネ「・・・副将だお」 そういや以前オーダー探りに来た奴をスパイだのなんだのと批判してたなぁ ま「聞いたか ・・・僕が副将だ」 CCD「あ!? わーったよ ったく・・・」 アホ「何だ?今の奴・・・」 BBP「クロガネくんまた何か・・・」 なんかこの二人もうカップルっぽい扱いだな と、そこに「あぁウ!」という奇声が。 ▽「なんで美しい・・・! これが都会の女子(おなご)だべか・・・!!」 BBP「!?」 ▽「大きな目にふわふわの髪!! ボンキュボンにミニスガード! 町の女とは大違いだべ!!」 池沢くんは田舎に何か恨みでもあるのかな・・・ ▽「お嬢! 俺が勝っだら 一緒にーーーー」 アホ「なーにを言ってんだテメーは」 アホが▽のバンダナを下げてメガネを落とす CCD「じゃーこれに書いて受付に出せばいいと! どーもどーも助かったわー おーいおめーら行くぞーーーっ!」 ▽「待ってぐれーーーっ! きっとこれは運命の・・・」 ①「あーうぜーうぜー」 ①と●に押されてその場を去る▽ アホ「何だったんだあいつら・・・ 遊びに来たのか?」 いやお前CCDと鼻傷のやりとり見てたか? 鼻傷「気にするな ・・・当たることはなかろう」 も「ヒロト・・・」 メガネ「うん・・・」 メガネ(あの刀条が連れてきた人達だ・・・・ ただ変わった人達ってだけなハズはーーー」 いやメガネ、お前らの前で変な人だったのは▽だけだったじゃないか 他の三人まで変わった人達認定するのは酷いと思うんだが。 979 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/24(土) 10 00 02.66 ID M2iGZYLF0 さて、大会も始まり… 観客席から試合場を見下ろす桜夏メンバー BBA確認 鼻傷「初戦まで一時間はあるな・・・」 王子「うちはデータ少ねぇからな 当たりそうな相手はチェックしとけよ」 さらっとマネージャー批判をかます王子。 それに対してBBPは仕事してますよと言わんばかりに BBP「あの・・・だったらBコートで、さっきの雲鶴の試合が始まりますけど・・・」 王子「・・・あそこはどーでもいいが・・・ その相手は見といた方がいいな」 鼻傷といい王子といい、節穴っすねー これじゃあただの見る目の無い奴じゃないですかー こういう台詞はアフロとかそのあたりに言わせ・・・ そういやアフロらいないな 王子「”関東個人戦ベスト8”2年エース緑川率いる洸南高校 あそこは上がってくるぞ・・・!」 あ、個人戦あったんだ。 じゃあ ま こ っ ち ゃ ん は 個 人 戦 で メ ガ ネ と 対 戦 す れ ば い い ん じ ゃ な い の ? 緑川「絶対全国!!」 モブ「おおーーーーーーーーーーーー!!」 緑川「まずは初戦!相手は初出場の田舎者だ。圧倒して次への勢いをつけよう!」 池沢くんは田舎に(ry ①「実際よー オレらどんくらいつえーんだろな? 東京ン中ではよ!」 ●「ハレは結構強いと思うよ・・・」 CCD「”剣道とは・・・剣の理法の修練による 人間形成の道である”最も基本の剣道の理念っしょ」 ついに、ついにここにきて剣道の理念の名前が・・・! しかし、「人間形成」を全くしていないキャラしかいないのはどういうことなんすかねぇ・・・ CCD「”相手が自分より弱いか”よりも!”自分が強いか”が重要なんよ」 「自分の剣道ができれば結果はおのずとーーーー・・・」 いやいやいや 剣道の理念は強いとか弱いとか、結果は関係ないでしょ。 あくまで自己鍛錬と礼儀を尊ぶのが剣道の理念じゃないのか・・・ ▽「じゃあ行ってくるっぺよ!」 そんなCCD・・・いや剣道の理念を無視して試合にいく▽。 審判の始めっ!!の掛け声。そして始まる試合・・・ ▽の相手はなんとか浦くんだ! なんとか浦「IH予選ナメんなよ・・・! 圧倒して勢いをーーーー」 あいかわらず変な正眼でつっこむなんとか浦くん そのなんとか浦くんの出端に面をあわせる▽ ガク・・・とくるなんとか浦くん なんとか浦「・・・はい?」 審判「面アリィーーーッ!」 驚きの表情の緑川。 ▽「・・・フン」 そして右手を高々と上げる▽。 ▽(見ててくれたっぺか!! さっきの子!!」 審判「やめーーーっ! 合議!!」 ▽「!?」 980 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/24(土) 10 01 59.12 ID M2iGZYLF0 ひそひそと何かを相談しだす審判団。 ▽「何!? 何だべ!?」 審判「一本取り消し!!」 ▽「なぬーーーーーっ!? BBP「ガッツポーズは”残心なし”と見なされて一本取り消しになるのよ」 と苦笑いのBBP 王子「高校にもなってやるバカ初めて見たぜ・・・」 メガネ(知らなかった・・・ きをつけよう・・・) 欄外「小学生の大会とかでよく見る」 今更こういうことに触れるのはどうかと思うんですがねぇ・・・ ていうか理念重視のところの選手がやることじゃないと思うんですが・・・ ①「何だ結局引き分けかよ!」 ▽「あんな知らんルールいきなり言われたら とまどいもするべよ」 おめーら一体いままで何をやってきたんだ 田舎者とかそういうレベルじゃないと思うんですが・・・ 剣道やってる人間でこれは・・・ 何?ネガキャン? そんな▽に怒りの緑川 緑川(常識がないにも程がある・・・! あんな高校になめられるわけにはーーー) 何これ。田舎者で剣道やってる奴は常識がないっていいたいわけ? 池沢くんは(ry さらに次鋒、中堅と①、●が落丁で勝利。 ●「なんか・・・あんま強くない人たちだったね」 ①「こんなんならアメのが100倍マシだぜ!!」 えっと、雲鶴って理念を重視する学校・・・なんだよね・・・ 緑川(0-2 ありえない!ありえない! プライドを捨てて・・・三年のザコに大将を譲ってまで勝ちに来たんだ!!) (副将戦は絶対にーーー) ま「・・・くだらない試合(たたかい)だ」 「”桜花” ”七式”」 BBP「!!? あの構えーーー!」 まこっちゃんが礼の構えから相手に背中をみせつつ回転する! そして下から竹刀を振り上げ、その切っ先は緑川の喉に!! 縦の円運動から突きを入れるとはさすが桜一刀流わけわかんないぜ!!!! ま「”新一の太刀” ”時雨”」 「・・・キミがどこの誰かは知らないがーーー・・・」 「三下には 少しもったいない技だったな」 どよどよとどよめく会場。トーナメント表を登る雲鶴。 ていうか、個人ベスト8がいても他の4人が弱いのなら別に不思議じゃなくね? 981 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/24(土) 10 03 22.56 ID M2iGZYLF0 モブ「関東ベスト8が瞬殺・・・!? マジで何者だよあの刀条って奴・・・!」 CCD(俺も勝ったんだけどな・・・) モブ「見たこともねー技使ったぜ・・・」 王子「雲鶴・・・急いでデータまとめとけよ」 BBP「ハイ!!」 王子「ただーーー・・・ 総合的に見りゃ敵わないって程じゃあないだろ」 「パワー スピード 白零や錬兵に比べればまだーーーー・・・・」 CCD「あ゙っ!!」 ▽「あ?」 緑川「何だ?」 CCD「しまった・・・ お前ら竹刀何使ってる?」 ▽「そりゃあいつもの・・・」 ①「学校で使ってる奴だろ?」 CCD「これは”稽古用の特性竹刀”だ!! 試合は多分普通のを使うんだよ!!」 不自然ーーーーーーーーッ!! そして仕事しろ大会運営!!! モブ「何!? 竹刀・・・!?」 緑川(まさかあいつら・・ 計量をごまかして軽い竹刀を使ってーーーー・・・!?) おい・・!と声をかけようとした緑川。 しかしハレとアメは持っていた竹刀を「なーんだ」と言ってポイと捨てる 竹刀をポイすてするなよ・・・ 理念を重視している学校なんだからさぁ・・・ その捨てられた竹刀は、ドシャアッと派手な音を立て床に落ちる ①「あれ どんくらいあんだっけぇ?」 ▽「三キロ※だべ」 ※通常の竹刀は500g程度 CCD「玄関の方に武道具店が来てたからーー 竹刀買って計量し直して来りゃいいっしょ」 竹刀をなげんな竹刀をと注意しながらCCDが言う ●「僕は別にあれでもいいけど・・・ 慣れてるから」 ああ、だから先鋒戦でなんとか浦くんが面食らってぐらついてたのか。 ていうか・・・王子の節穴っぷりが今回ハンパないな・・・ 鼻傷「よく計量※を通ったなアレ・・・」 ※520g以上 王子「そりゃ不利になるだけだから 重い分には制限ねーからな・・・ 何にせよ」 「何で起きてきたのか知らねぇが 東京にはまだとんだ獅子共が眠ってたもんだ・・・・」 「特に副将のおかっぱ・・・一人明らかに頭抜けてやがる。 ありゃあ”来る”ぞ クロガネ・・・!」 メガネ(刀条・・・!!) アオリ:対決の刻、迫る!! 983 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/11/24(土) 10 04 06.35 ID M2iGZYLF0 以上です ちょっとこれから出かけますので抜けとかあったらすみません 参考までに 大会用の竹刀について 剣道連盟のHPを見ると、 竹刀は竹、または剣道連盟の認めた竹に代わる化学製品のものと限定され、 高校生の場合、 長さは117cm以下 重さは480g以上(上限はない模様) 太さは26mm(上限はない模様) となっております。 お解りの通り、欄外注釈の「520g」というのは間違いだと思われます。 大学、一般だとも思ったのですが、大学、一般は510g以上ということで、こちらでも合っていません。 ①について 猫宮晴を①としていますが、本来○に縦棒一本あるのにしたかったのですが、 そのフォントがなかったので①にさせてもらいました。 ピンと来た方もいらっしゃると思いますが、天気記号の晴れと雨ですw 62本目 「対策通り」 +... 830 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/12/01(土) 11 20 07.81 ID SxRXbcR40 うんこく、アメが試合をしている。 あいかわらずおかしな正眼ではあるが… すでにグラサン、ハレは二本勝ちをしており、アメも1本とっている。 62本目 対策通り アオリ:躍進する無名校・・・その名は”雲鶴”!! モブ「来るぞ・・・”雲鶴” データとっとけよ」 モブ「あぁ・・・ つっても 特徴なんて一目でわかる・・・ 印象とは裏腹の・・・」 「恐ろしく美しい あの形(フォーム)・・・・!」 普通に見たら「おかしい」正眼の構えを「美しい」とはさすがやで! ただ、確かに今までに比べたらマシではあるが・・・ 散々ここでチ○コの構えと言われたから練習したのかな。 犬「お手本みたいな構えですね・・・!」 まだか「あぁ・・・ 普通フォームっていうのは より早く打とうと よけながら打つため」 「競争の中で崩れてくもんだが・・・彼らにはそれがない」 「競争から隔絶された世界で 汚れずに洗練された剣道ーーー・・・」 そうかぁ? 試合とかで見る高段者の構えって綺麗だと思うけどなぁ。 少なくとも自分の先生の構えは凄く綺麗だったよ池沢くん! 本郷「こんな奴がいるのか! クセもスキも見当たらねぇ・・・ くそっ!くそっ・・・」 「あ゙ぁ゙あ゙ーーーーーーー!!」 突如奇声をあげる本郷。それに驚き飛び退る雨。 ハレ「なーにてこずってんだよアメ!」 CCD「気圧されたのさ・・・ 俺たちは勝負なれしてないからな・・・」 「だが 技術はーーー・・・ 俺たちの方が数段上だったらしい・・・・」 遠間からバカ正直に突きにくる本郷くん。それを避け、あっさり胴を入れるアメ。 モブ「みたかよ? 雲鶴またストレート」 モブ「あぁ・・・ありゃあ本物だよ!」 トーナメント表を見ているメガネ。そこにBBPが BBP(発情)「みんなっ! 一回戦は・・大丈夫だよね・・?」 「雲鶴も気になるけど・・・今は目の前の相手に集中っていうか・・・その・・・」 「だからあの・・・落ち着いて・・・いつもあの・・・あれ・・・あれ?」 あれ?うんこくは既に二回戦を終えたのに、桜夏はまだ1回戦もやってないの? メガネ「大丈夫だよ!」 レギュラー陣を背に、そんなメガネの言葉に発情段階が1段階UPするBBP モブ(桜夏か・・・どうかな? 関東で錬兵に勝ってる) モブ(さーな・・・剣道にはまぐれがあるからな) かるーく剣道をDisる池沢くん モブ「初戦の相手は・・・ うわ・・・」 モブ「ああ・・・ ”あの”亞角工業・・・」 眼鏡だーーーーーーーーーー!! きっとあれだ、頭脳は集団だよここ・・・ 831 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/12/01(土) 11 22 35.96 ID SxRXbcR40 頭脳派金髪「桜夏か・・・案外強そうですね」 頭脳派黒髪「なぁに 対策はバッチリだし 油断しなけりゃ・・・大丈夫だろ」 頭脳派モアイ「バカヤロウ・・・そういうのを油断っつーんだ」 頭脳派眼鏡「・・・いずれにせよ ”対策”通りに」 5人中1年が3人、大会出場がほとんどない3年が1人というチームに「対策」・・・だと・・・? 今までそういう描写があったのならともかく・・・ ツインテ「亞角工業?」 ツインテとBBA確認 BBP「・・・はい とにかくデータによる細かい各校対策と、粘着質な戦法が有名でーーー」 このあたり”粘り強い”ではなく”粘着質”という言葉が出るあたり性格が出るよね。 BBP「うちも関東での試合や、朝霧さんの二年時のデータまでは 間違いなく洗われて対策を立てられてるハズです」 で、お前はデータとか集めたりしてたのかBBP モブ「桜夏の”無名税”はここまでだ 中堅どこに対策立てられたらひとたまりもねぇよ」 無名税? 今まで超有名高校2校と練習試合したり、新人戦で優勝したり、関東大会でベスト8高校に勝った実績のあるところを 「無名」というのは少々無理があるぜ池沢くん! 頭脳派先鋒(一年江花青春 桜大杯新人戦優勝時の先鋒・・・) (運動能力が高く型にはまらない戦い方をするが 典型的飛込みタイプでカウンターに弱い) アホ「・・・」 頭脳派眼鏡「残念だが我々は どんな弱小相手にも手は抜かない」 いやだからこれまでの実績から既に弱小じゃないだろ・・・ ということで試合開始。いきなり右の剣道パンチ?を放つアホ っていうかこれなんだ? 肘か?肘なのか? 頭脳派先鋒「!!?」 頭脳派モアイ「な・・・・」 頭脳派先鋒(小柄なのに何てパワーだ・・!) (落ち着け・・・力任せに飛び込んでくるだけだ 弱点はカウンター!!) いやそんなことより「今何をしてくるか」で対策したほうがいいんじゃないのか・・・ とりあず小手を打ちに行く頭脳派先鋒・・・っていうかカウンターするんじゃないのかよ! それをジャンプでかわし、面を打ちに行くアホ え?ジャンプ!? 頭脳派先鋒(フェイント・・・!? 嘘だ!データにはこんなーーーーー) こっちが嘘だと言いたいわ! 「カウンターするぞ!」と言って自分から打ちに行くし 小手をかわして面を「これはフェイント!?」というし 言ってることと起こっていることが全然ちがうぞ池沢くん!! 審判「勝負あり!!」 頭脳派「おい!本当にデータは最新なのか!?」 頭脳派「たっ確かにほんの一ヶ月前のーーー・・・」 そんな頭脳派集団のあわてぶりに「ハッ」と笑う隠居 ああ、「データなんか集めるからwww」ってことか。隠居の集めたデータもなんの役にも立ってないしな! 832 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/12/01(土) 11 25 38.20 ID SxRXbcR40 続いて王子。面っぽい打ち方をしているんだが当たっているのは小手という王子マジックに 「アサギリさまーーっ!」と発情するツインテ ついでに面金から飛び出している王子の前髪。手ぬぐいってなんのためにあるのかな・・・ 王子(・・・本気出すまでもなかったな・・・) アフロ「朝霧さん・・・流しましたね・・・」 由「うーん・・・久々に”見れる”と思ったんだけどな」 BBP「?」 頭脳派「くそぉっ データを洗え!データを・・・」 隠居「雑草ほど伸びるのが早いってな ウチの対策をするなら・・・ 今朝のデータでも持ってくるべきだったな」 と、自分が昔データを集めていたことをすっかり棚に上げてドヤ顔している隠居の前で あっさりクラウドが勝利。 モブ「見えたか・・・今の?」「いや・・・ 片手・・・だよな?」 随分久しぶりにクラウドにスポットが当たったな。 頭脳派金髪(化け物・・・! こんなの弱点も何もーーー・・・) っていうか中学ではかなり有名だったんだろクラウド・・・ 頭脳派モアイ「高校剣道・・最後の試合・・・」(ここは・・・負けられんのだ・・・!) モアイを前に例の変構えをするメガネ モブ「!?あの構え・・・ あの刀条と同じ・・・!?」 犬「クロガネが先だクロガネが!!」 まだか「一体どーなってんだいあの剣は・・・」 も(来たぞヒロト!! ”読み合い”だ!!) 頭脳派モアイ(クロガネヒロト・・・錬兵エース白銀を破った”最強の初心者” 変わった技を使うが・・・) (フェイントが弱点のカウンタータイプだ・・・!) メガネ(相手が僕をカウンターの剣士だと思ってるなら きっとフェイントをしかけてくる・・・!) (飛び込みだ・・・! ”三の太刀”----) 頭脳派モアイ(だが!! ここまで三人がデータを上回り 弱点を消してきた) (コイツもフェイントを読んで飛び込んでくるに違いない・・・・・!) いやいや、弱点あったのアホだけじゃん・・・ 王子もクラウドも弱点らしい弱点とかなかったじゃん!瞬殺されてたじゃん!! 頭脳派モアイ(ここは・・・”返す”!! ”読み”は俺の勝ちだ・・・!) 緊張の走るモッピー 読まれたメガネは メガネ(見えるーーーー) も「悪いなあんちゃん・・・ うちのヒロトは 見てから手が変えられる!!」 メガネ「”二の太刀” ”陽炎”」 右手一本の胴を決めるメガネ 飛び込み打ちから手を変えるとかさすがメガネ、すごい筋力ですね。 王子(”後出し”・・・) 驚くまだか、無人くん、まこっちゃん。 頭脳派メガネ(何が・・・起きた・・・!?) 「ありえない・・・!こんな短期間でデータが更新されることなど・・・それとも何だ お前たちは・・・」 「このわずかな間に 数百試合・・・ いや千試合でもしてきたというのか!?」 鼻傷「一万だ」 モブ「すげぇ・・・ 誰も予想してなかっただろ・・・この組合せ」 モブ「ったりめーだろ・・・なんせ」 モブ「万年初戦敗退・・・ダークホース同士の対決だ・・・・!!」 一体ダークホース何頭いるんだよ!! っていうかもううんこくvs桜夏かよ!桜夏シード扱いかよ! 弱小じゃねーじゃん!!シード校じゃん!!打ち切り近いの!?やったね! モブ「特に副将戦・・・ ああ・・・あの剣 謎の剣同士の 戦いが見れるぞ・・・!」 対峙するメガネとまこっちゃん 次号、人気投票結果発表! アオリ:”真の桜一刀流”は果たしてどちらに!? 833 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/12/01(土) 11 26 59.20 ID SxRXbcR40 以上です なんかもう・・・なんだこれ・・・ 巻末コメは 57に。 自分、最近サボってるなあw 63本目 「アオハルvsコガ」 +... 779 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/12/08(土) 15 04 06.32 ID SQo//JYz0 |l、{ j} /,,ィ//| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ i| !ヾ、_ノ/ u { }//ヘ | あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ! |リ u } ,ノ _,!V,ハ | < 『先週のラストで「次、変な構え同士が当たるぞ!』 fト、_{ル{,ィ eラ , タ人. | とモブどもが騒いでいたところで引いたと思ったら ヾ|宀| {´,)⌒`/ | ヽトiゝ | 桜夏の2回戦や試合前の盛り上げもなく、桜夏vs雲鶴先鋒戦が始まっていた ヽ iLレ u | | ヾlトハ〉. | 手抜きだとか落丁だとかそんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ ハ !ニ⊇ / } V ヽ. │ こりゃ打ち切りだな。賭けるぜ、俺の魂ッ!! / 丶 T /u __ / /`ヽ \____________________ アオリ:男を見せろ!!先鋒アオハル!! 63本目 アオハルvsコガ とまあそんなポルナレフさんの魂がどうなるか微妙に心配ではあるが、唐突に始まる先鋒戦。 まずはアホvsグラサン。又割りをして睨むアホ。 BBP「江花くんっ!がんばってーーーーっ!!」 もうお馴染みになった「とりあえず応援しとけ」という感じのBBPの声援。 それに「ハーーーイ!!」と手をぶんぶん振って答えるアホ。 モブからの「何だアレ?」「みっともねー」という声にいたたまれない桜夏陣営。 ▽「あ・・・っ わがっだぞ・・!!」 「江花(アイヅ) あの子の彼氏だべよ・・・!!」 まっしろになるハレアメま。 グラサンの脳内で繰り出される 「アホに勝つ→BBPに声をかける→晴れて結ばれる」という妄想。 ▽「先鋒は絶対とったるべ 見てろよーーーっ!!」 こちらにもかけられる、モブの「なんだぁ?アレ」「みっともねーー」の声。 ●「・・・大丈夫かなぁ・・・今度の相手はちょっと強そうだよ・・・?」 ①「なーにコガと俺で2勝してくっからよ アメは気楽にまってろって」 ●「でも・・・」 ま「・・・大丈夫だ 僕は必ず勝つ だから頼む・・・副将戦までに三敗だけは避けてくれ」 ていうかまこっちゃんよ。メガネも逃げる気なしだし、お互い申し合わせて試合できるんだから、 個人戦に誘うなり、先鋒に誘うなりすればいいんじゃないのか? ①「チッ 頼むならもーちょい言い方ねーのかよ」 そんなやり取りに苦笑いというか微笑みというかそんな表情のアメ。 CCD「ま・・・大丈夫っしょ! コガもハレもそう簡単にやられねー」 「それによ・・・1~2回戦で一つ気付いたことがあんよ」 審判「始めっ!!」 その声と同時に、竹刀を担いで突撃するアホ 担ぎ技は意表を突いた高速技だと聞いたのだが・・・ CCD「俺達が”普通”に剣道をするだけで ここの試合慣れした連中に効く”魔法”になる・・・!!」 アホ(まずは一発っ・・!!) (・・・・・!!) 何かに気付き、急ブレーキをかけるアホ。 一応いっておきますが、試合開始時点での間合いは、竹刀の切っ先が触れ合うくらいで始まります。 グラサンは変わらずチ○コの構え。 アホ(見かけによらずスキのねぇ構えしてやがる・・・! こいつただのバカじゃーーーー・・・) ▽「・・・あの子は いただぐ」 アホ(ただのバカだ!!) 刹那、両者の面が相打つ。 BBP「合い面!! 江花くんの得意なーーー」 え?そうだったの? 780 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/12/08(土) 15 05 14.36 ID SQo//JYz0 しかし交差したたグラサンの竹刀は、アホの竹刀を強引に軌道を逸らさせ アホの面に襲い掛かる。 その面をアホが首を傾け肩に当てさせることで回避。 なぜかずざーっと後ろに下がるアホ。 アホ(何だ・・・!? 同じタイミングで打ったハズなのに・・・ あいつの面だけが”残った”・・・!?) モブ「なっ 何だ今の技はっ・・・!?」 ▽「何って・・・ふつーに面打っただけだべよ・・・」 CCD「これが”魔法”・・・」 王子「今のは・・・”面切り落とし面”」 「”飛び込み技”にして”返し技ーーー 合い面において相手の竹刀を”落としながら”打つーーー」 「現代剣道の奥義と言われる技だーーーー・・!!」 (参考 http //www.youtube.com/watch?gl=JP hl=ja v=dl0OofZ071Q) メガネ「ええ!?」 王子「もっとも 狙ってじゃないだろうがな。 タネはあの”正確すぎるフォーム”だ・・・!!」 「本来は高い集中力と精度で 相手の竹刀を狙う技だが・・・」 「奴は”それしか”打ち方を知らない故に”正中線※”を絶対に譲らない!!」 「結果的に相手の竹刀を弾いてしまうだけだ」 (※身体の中央を真っすぐ通る線) メガネ「天然の奥義・・・!」 王子「・・・そうなるとまずいな・・・」 メガネ「え?」 王子「言っただろ あの技は ”飛び込み技”と”返し技”両方の性質を持つーーー 「ジャンケンで言うならグーとパーを両方出すようなもんだ。飛び込みは”落とされ”・・・フェイントは最速で刺される」 「面以外の飛び込みか返し技なら可能性はあるが・・・ どちらも江花が極端に苦手としている技だ」 いやいやいや、相手はあくまで「狙って」切り落としをするわけじゃないんだからカウンターにはならないだろ あくまで「面と面なら優勢」というだけで。 他の部位を狙えば・・・って極端に苦手なのかよ!!! なんだその唐突な設定!! 王子「あのフォームの面より早く打てるとは思えないーーー」 メガネ「・・・!」 アホ(俺だって返し技くらい打てらぁ!! よく見りゃ狙ってる技は”起こり”の動きでわかる・・・!」 (あとはそれに合った技を打ちゃーーー 楽勝っ・・・!!) あれ?そこはかとなくメガネの視力のアドバンテージ減ってないか? 案の定また突撃するアホ。いや返し技狙うんじゃなかったのかよ!! そんなアホの思惑を知ってか知らずか、竹刀を始動するグラサン。 アホ「さっきと同じ動き・・・! 面か!!!」 しかしグラサンの身体は沈み、竹刀は横に倒される アホ(胴ォーーーーッ!?) あわてて横に飛び退るアホ。空を切るグラサンの竹刀。 いやいや、アホよお前突撃してたよな? なんで相手の動きを見て横にジャンプできるんだよ!! なんだこの物理法則!! モブ「うおっ あれをよけたよ!!」「すげえ運動神経だな・・・」 なんかアホもメガネ並みの視力があるような気がしてきた・・・ アホ(んなバカなっ 途中まで完全に面と同じ動きだったぜ!?) メガネ「これも”フォーム”ですか・・・?」 王子「ああ・・・」 王子「教科書通りに言やぁ本来「小手」「面」「胴」は、同じ動きから繰り出されるのが正しい・・・ いまどき誰もそうなっちゃいないが・・・」 「あいつらそれを忠実に守ってやがる・・・!」 「あそこまで完璧に”起こり”が見えない・・・ 技の読めない打突は初めて見たぜーーー・・・」 モブ「雲鶴か・・・フタを開けてみりゃとんでもねーとこだぜ・・・・」 モブ「飛び込もうとすりゃ切り落とされる・・・ フェイントは無意味・・・ 返そうとしても何打ってくるか全く読めないーー」 アホ(見てもわかんねーなら カンで読むしかねーが・・・) (正ー直この”読み合い”っちゅーのはどーも苦手だ。 確かヒロトなら相手の癖を見てーーー ん?」 (おいおい・・・!”ヒロトなら・・・”? 俺はいつからヒロトを追っかけるようになった!!?) 781 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/12/08(土) 15 07 09.28 ID SQo//JYz0 試合中にもかかわらずわざわざメガネのほうを向くアホ。 その先にはなんだか心配そうなメガネ。 アホ(何だよあの心配そうな顔 俺はーーーー) アホ「フン・・・」 アホ(情けねぇーーー・・・) 腰を落とし、かがみこむ感じに体勢を変えるアホ。 モブ「何だ急に足が止まったぞ・・・!?」「打つ手なしなのさ・・・」「・・・勝負あったな・・・!」 そんなアホに、自分の優位を感じるグラサン ▽(こりゃ勝でる・・・! いげるべよ・・・!!) ▽「・・・お前さん・・・もう諦めたべか? それなら・・・ あの子はもらっだべ」 その言葉にプッツーンとくるアホ アホ「・・・おめーよォ・・・さっきからいい加減にしろよ・・・ いらつくんだよ”それ”・・・!!」 「俺のもんでもねーんだよ ほっとけバカヤロォ!!」 ▽「・・・は?」 モブ「何だ・・・?何か話してるのか?」 BBP「江花くん・・・?」 アホ「ツバメさんはなあっ・・・!! 勝った奴になびくよーな バカじゃねーんだよ・・・!」 でも実際「勝つ奴・勝ってくれる奴」に靡いているよね アホ(そりゃー俺だってわかってんだよ・・・ もしかしたら意味ねーかもしんねーってことぐらい・・・) アホの脳裏に浮かぶのは、BBPと和気藹々に話している場面。そして BBPが発情視線を向けている、ク ッ ソ イ ラ ツ ク メ ガ ネ の 笑 顔 っていうかメガネ視線をこっち向けるな!マジでキモいから!! アホ「だったら諦めんのか!? 違ぇーだろーがよ!! 突っ走るしか ねーだろーがよっ!!」 またも相変わらず正面から突っ込むアホ。 モブ「まっすぐ突っ込む気だ!!」「やけかよ!! これで終わりだ・・・っ!!」 迎え撃ち、面を打ちに来るグラサン。 と、その時右斜め前にジャンプするアホ はい? そのまま右片手で振りかぶるアホ え?え? モブ「とんだああああああーーーーっ!!?」 キューブ「ハッソウ飛び・・・!!」 剣 道 に そ ん な 技 は あ り ま せ ん 物理法則を無視してジャンプするアホ ア→ .グ \↑ こんな動きができるのか!2045年の人類の身体能力すげえ!! アホ(真っすぐ突っ込むのがダメなら ”避けながら突っこみゃいい!!) いやそれ・・・打つ暇なく交差しちゃうと思うけど・・・ 2045年の人類だから仕方ないね! 王子「なるほど・・・江花らしいな 普通の読み合いの”ナナメ上”を押し通ってきやがった・・・!!」 アホ(剣道にゃ色々小難しいかけひきがあんのはわかった けど俺には向いてねえ!!」 (知った上で 壊すだけだ!!) あの合宿に参加した意味は全くなかったってことだね! ▽「あ゙あ゙あ゙っ!!」 もうなんかいろいろ無視したアホの右片手面が、グラサンの面に”横から”炸裂する! アホ「・・・おめーみてえなバカには わかんねぇだろーなぁ ムリだとわかってても かなわねえって知ってても 突っ走んのが 男だ!!」 いや・・・「おめーみてえなバカ」といわれても、一目ぼれした以外、 どんなバカなのかさっぱりわからんのですが・・・ 審判「面アリィーーーーッ!!」 ちょっと待てええっ!?あれ有効になんの!? アオリ:男の一撃!! 784 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/12/08(土) 15 08 44.39 ID SQo//JYz0 以上です 何度も言いますが、普通剣道ではこんなジャンプはありえません 今回のアホの面が認められることもおそらくないでしょう。 巻末コメと人気投票は既に投下されてましたのではしょりましたが 詳細希望があれば後ほど投下します。 793 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/12/08(土) 15 38 03.19 ID SQo//JYz0 画像が消えているとのことで投票結果を再掲。 総数3907票 1位メガネ 784 「一位なんて初めてだよ・・・!夢じゃないよね?」 そりゃ第一回だし初めてだわな 2位さゆり 756 「ホホホ やるなヒロト!」 ホホホ!? 3位シドウ 452 「・・・」 このコメント考えた人、キャラ掴めてないのかな・・・ 4位朝霧 321 「ククク・・ こりゃあいい眺めだぜ」 5位BBP 245 「私が5位!? うれしいけど・・・いいのかな・・・」 キャラ少ないしいいんじゃないっすか? 6位アホハル 227 「6位~~~!? でもツバメさんの隣か・・・」 BBP睨んでるけど・・・コメントと表情が合ってないですよ? 7位神宮 198 「俺はこの位が丁度いいのだ!!」 そ、そうっすか 8位大狼 9位由利 10位夜鷹 11位白銀 ところで普通人気投票の発表って最初のページに来るよね? この手の宣伝ページ的なところで発表って初めてかもしれない 64本目 「64本目 朝霧vsハレ」 +... 642 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/12/15(土) 21 17 40.23 ID LHtVim+R0 |l、{ j} /,,ィ//| あ…ありのまま 今週 起こった事を話すぜ! i| !ヾ、_ノ/ u { }//ヘ 『冒頭、先週のラストの引きのリプレイで、これから二本目、 |リ u } ,ノ _,!V,ハ | グラサンの反撃が始まると思っていたら試合が終ってた』 /´fト、_{ル{,ィ eラ , タ人 / ヾ|宀| {´,)⌒`/ | ヽトiゝ な…何を言っているのか、わからねーと思うが ,゙ / )ヽ iLレ u | | ヾlトハ〉 俺も何がなんだか わからなかった… |/_/ ハ !ニ⊇ / } V ヽ 頭がどうにかなりそうだった… // 二二二7 T /u __ / /`ヽ 落丁とか左右反転だとか / ´r -―一ァ‐゙T´ "´ / /-‐ \ そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ / // 广¨´ / / /´ ̄`ヽ ⌒ヽ 今年度中に打ち切りなかったら…どうなんの俺の魂…ッ!? 64本目 朝霧vsハレ アオリ 飛べ! 打て! というようにてっきり先週のヒキだと思っていたら、左右反転していただけで 同じようにアホが二本目を取って勝負アリ BBPの「江花くーーーん!」という声に手を振って答えるアホ ▽(敵わながっだ… 外の世界にはこんな男がいたべよ…) ▽「おい・・・お前・・・」 アホ「あ?」 ▽「あの子を・・・頼んだべ」 そう言ってビシッと親指を立てるが 小手をはめたままでよくできるな・・・ アホ「うるせぇよ さっさと帰れ!!」 メガネ「アオハル!」 との声にアホが視線をやると、メガネがサワヤカ(笑)な笑顔で手を振っている。 それに目を細めるアホ。 メガネの胸に拳を当て「・・・俺は負けねーかんな」とごちる。 メガネ「? 勝ったじゃないか アオハル」 アホ「・・・へっ」 さてうんこくサイド ●「どうしよう・・・やっぱり強いよあの人たち・・・」 ①「わーってるよ 確かにありゃ今までとちげー・・・」 ●「・・・ハレは負けないよね? ハレが負けたら僕ーーー・・・」 ①「大ー丈夫だって! アメはいつも通り俺に任せりゃいーんだよ!」 ●「・・・・うん・・・!」 CCD(相変わらずアメは兄に頼りきりだな・・・ 剣の素質は誰よりもあるハズなんだが あれじゃあな・・) (今はいい・・・だがもし兄の後ろに隠れられなくなったら・・・) (その時はどうする アメーーー・・・) と険しい表情のCCD。そして始まる王子vsハレ 唐突に王子が何も無い手にトランプのジョーカーを出現させる。 王子「”ジョーカー”ね・・・」 鼻傷「おいナオ・・・油断するなよ!!」 王子「ハイハイ・・・わーってるよ」 ①(チッ・・・余裕じゃねーかコノヤロー 見てろ・・・すぐにそのキザな顔 崩してやらぁ!!」 審判「始めっ!!」 ハレはグラサンと同じくビシッと完璧なフォーム(笑)で構えるハレ 王子(・・・やはりコイツもか 完璧なフォーム・・・そしておそらく”面切り落とし面”を持っている) いや王子、面切り落とし面はたまたまそうなるというだけで、別に持っているわけじゃないと思うが・・・ クラウド「先鋒と同じ構え・・・」 メガネ「うん・・・だとしたら簡単には攻められない・・・」 アホ「飛びゃいいんだ 飛びゃあ!!」 クラウド「・・・あれはお前にしかできない あんなバカなマネ」 アホ「あぁ!?」 メガネ(そうだ・・・アオハルが勝ったからって あれはアオハル以外にはマネできないし 相手にもバレてる・・・) (どうするんだ朝霧さんはーーー・・・!?」 いやメガネよ、その方法で2本連取できたんだけど・・・ バレてても通用してるんだけど・・・ 643 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/12/15(土) 21 18 50.86 ID LHtVim+R0 ①「どうした・・・! 攻められねぇなら こっちから行くぜッ!!」 突っ込むハレ。だから剣道の開始はそんなに離れて始まらないってば・・・ そうやって突っ込んでくるハレに、王子は身体を左に少し傾けて、小手を打ちに行く アフロ「出小手ッ!!※」 (※代表的な返し技の一つ」 出小手ってこんな打ち方したっけ・・・ と、小手が入る瞬間、ハレが竹刀の鍔のあたりで強引に竹刀で王子の竹刀を払う モブ「弾いたっ!! タイミングは完璧だったのに・・・」 王子「・・・チッ」と焦りの表情の王子 ①「ヘッ・・・読めたぜ・・・ 飛び込みじゃ敵わねぇから 返し技で攻めようってわけだ・・・ 悪いが・・・”俺には”効かねぇっ!!」 再び飛び込み面のハレに、出小手を合わせる王子 メガネ「また返し技・・・!!」 ①「チッ」と、また竹刀全体で払うハレ どうでもいいけど相手の竹刀を払うのは基本的に先のほうだと思うんだけどな・・・ ハレのような竹刀全体を動かして払ったら二撃目を狙われると思うんだが・・・ モブ「また弾いたっ!?」 相変わらず「別の手」や、緩急をつけない奴らばっかだな 王子(・・・これもあの”完璧なフォーム”と身軽な身体が成せる技か・・・ チッ) (重心が崩れず 余分な力も入ってない分 打突の途中でもギリギリ姿勢が変えられる・・・!) いやそれメガネもやってたよね。 ①「俺はコガと違って反射神経(はんのう)がいいんだ 甘く見んなよ・・・!!」 「さっきまでのキザな顔はどーしたァ!?」 と、またも正面からつっこむハレ。 くっ・・・と焦り顔でもしっかり出小手を合わせる王子 モブ「また返し技っ!?」 ①「しつけぇな!! 効かねぇッつってんだろ!!」 そして繰り返される ハレの正面から無策の飛び込み面→王子の出小手→それを払うハレの構図 なんというか・・・多分剣道の攻防ってこういうのじゃないと思うんだ メガネ「効かないってわかったのに 何で返し技ばっかり・・・!」 読者「出小手で返されるのが解っているのに 何で何の策もなく真正面から面ばっかり・・・!」 多分そう言いたい読者は一定数はいると思うぜ! アホ「技が効かなくて パニクってんじゃねーか・・・!? 1年もブランクあんだろ・・・!?」 メガネ「・・・!そんなーーーー・・・」 いやパニック起こしてたら自分からつっこんだりするだろ・・・ そんな状況に「くっ・・・」と怯む王子 ●「ハレーーーッ!!」 CCD(・・・こりゃ杞憂だったかね・・・?) ツインテ「アサギリさまっ・・・!」 ユニキ「朝霧・・・!」 ①「どーしたキザヤロォ! 他にやることねーのかァ!?」 王子「・・・ああ・・・・もう打つ手ねーよ」 ①「何ィ!?」 王子「真っすぐ勝負だ」 ①「あぁ!? だまされっかよ!!どーせまた返し技を・・・」 と、お互いに面を打つ二人。交差する竹刀。 BBP「合い面!? 朝霧さんっ!!」 ①「バカが!マジでまっすぐきやがった! 俺は合い面じゃ負けたことねぇぞ!!」 アホ「バカヤローーーッ! それは切り落とされんぞっ!!」 644 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/12/15(土) 21 20 35.48 ID LHtVim+R0 ニヤリと笑う王子。ゴムのようにうにんうにんする竹刀。 はたして王子の竹刀は、ハレの竹刀を弾き、面を打つ。 ①「な・・・」 アホ「・・・はっ!?」 多分メガネ「朝霧さんが 切り落としたーーーーっ!?」 鼻傷「全く・・・いつもこっちまでだまされる」 メガネ「え!?」 鼻傷「”奸計千手” 全ては朝霧(ヤツ)の掌上で行われたことだったのだ」 そ、そうだったのだ 王子「タネがわからねぇってツラだな 教えてやってもいいぜ? 俺は手品師じゃないからな」 ①「・・・・!うるせえっ!!」 その言葉に、すっと正眼に構える王子 それに反応し怯むハレ。 王子「”返し技が来たら 竹刀でよける” その動きが染み付いた身体で・・・」 「”迷いなく正中線を貫けるか”? さぁ来い 合い面か返し技かはわからんがな」 いつのまにか二択にさせられていたハレ。 ①「おあああああああああああああっ!!」と面を打ちに行くハレ 多分出小手で返す王子。その出小手がヒットする。 ①「てめぇ・・・苦戦してるように見せて 効かねー返し技を続けたのは」 「全部・・・俺のフォームを崩すため・・・」 王子「おいおい・・・そんだけか?そんなに安い手品じゃねぇよ」 「試合前にわざと余裕を見せたのは むかつく相手を追い込む快感に酔わせることで タネに気付かせないため」 「返し技をあえてかわしやすい出小手に絞ったのは お前の飛び込みを面に絞るため・・・ まああげればキリがないが・・・」 ①「だからって・・・」 王子「あぁ ”面切り落とし面”か? 俺は狙って打てる」 しれっと言う王子に悔しさ爆発のハレ ①「な・・・・ てめぇ・・・最悪だぜ」 王子「褒め言葉だ」 ついに公式で「クズは褒め言葉」となりましたよみなさん! 審判「勝負アリ!」 ツインテ「アサギリさまーっ!」 アフロ「見れましたね・・・ 久々に」 ユニキ「うん・・・」 王子「おい・・・ ところで誰かブランクとかパニクってるとか言ってなかったか? なぁ黒鉄」 とアホの喉をチョークしながら尋ねる王子 メガネ「いや・・・僕はちょっと・・・」 さてうんこくサイド。 無言でもどってくるハレ。アメの言葉もスルーし、面を外す。 悔しさ前回の表情で歯軋りするハレ。 ●「ハレ・・・」 CCD「! おいアメ・・・」 モブ「雲鶴・・・ストレート2敗だってよ」 モブ「ああ・・・なんか意外と大したことなかったよな」 モブ「特にあの次鋒 結局何もできなかったしな」 モブ「あーーー・・・勢いだけで弱かったよな」 なんつーか、いくらアメをキレさせる目的でもさー 観客、しかも大会に出ているであろう奴らに、毎度こういうこと言わせるのはなぁ・・・ 試合前に酷い態度とかっていうのならわかるけど・・・ ●「・・・・・・・・ハレが・・・・・ 弱い・・・?」 表情が一転して不気味に変わるアメ CCD「おい アメ・・・?」 ●「主将・・・ 僕の相手・・・ 強い?」 CCD「は? そりゃあお前 さっきの試合見たっしょ? ・・・化け物さ」 えっ?ってことは桜夏は1回戦やってたってこと?どこで?あ、落丁ね! ●「じゃあ・・・ハレは?」 CCD「は?」 ●「強いよね?」 その言葉にゾクリとくるCCD ●「ハレより弱い 僕が勝てば みんなきっとわかるよ・・・ その為なら・・・ 僕は 化け物にでもなる・・・・!」 アオリ:眠れる獅子が・・・牙を剥く!! 645 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2012/12/15(土) 21 21 30.12 ID LHtVim+R0 以上です 来週ちょっと楽しみだ どんな無茶が飛び出すかwktkするw
https://w.atwiki.jp/ikezawa-kurogane/pages/46.html
1~10本目 11~17本目 18~20本目 21~23本目 24~26本目 27~30本目 31~34本目 35~37本目 38~41本目 47~50本目 51~56本目 57~64本目 65本目 「シドウVSアメ」 66本目 「僕の全てを」 67本目 「最後の一撃」 68本目 「クロガネ」 69本目 「幕間」 70本目 「2年後」 65本目 「シドウVSアメ」 +... シドウの動きを読み切ったアメが小手を先取。 そのまま1-0で終了かと思われたが、 試合終了直前に、片手上段から両手持ちに切り替えたシドウの渾身の一振りで1本取り返し、1-1の引き分けで試合試合。 66本目 「僕の全てを」 +... 現代剣道に合わせ桜一刀流を昇華させた真。 真に圧倒されるクロガネが、自分の剣を見つけるんだと意気込んで次回へ 67本目 「最後の一撃」 +... 981 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2013/01/19(土) 21 01 28.21 ID 404hnMXR0 アオリ:巻きあがる闘気!! 67本目 最後の一撃 湯気が出る、まこっちゃんがそれを見る 観客がざわつく 「!! あれはーーーー」 無の構えーーーー!! ま「あの時のーーー・・・」 「フンッ・・・丁度いい それがキミの全力ならーーー・・・」 「つぶしがいがあるっ!!」 ドッと面を打つまこっちゃん。なんか変な避け方をするメガネ。 アホ「よけたっ!!」 「おおおっ!!」とせまるまこっちゃん メガネ(見えるっ!・・・ けどっ・・・) (技術(わざ)が・・・・及ばないっ!!) 二人「おおおおおおっ!!」 突きを入れるまこっちゃん。しかし一本にならず(当たってると思うんだが) メガネ「突破口が見えないっ・・・!」 ま「確かに集中したキミの動体視力は並ではない・・・! だがーーー」 「キミの繰り出せる技は 僕の知り尽くした”桜”の剣」 「もしくは二流三流の見苦しいアレンジだ 見くびるなよっ・・・クロガネッ!!」 というかメガネのアレンジしたのって一つ二つもないような… とりあえず更に攻めるまこっちゃん 観客「おおおっ! まだ刀条が押してるぞ!」 アホ「ヒロトィ!」 BBP「クロガネくんっ!」 メガネ「それでもっ・・・ 負けられないっ!!」 お互いに突きを入れる。一本にはならない。 観客「おおおっ!!まだ食らいつくぞっ!!」「ホントに同じ技同士でーーー・・・」「すげぇ試合だ・・・!!」 あれ?まこっちゃんってば「知り尽くした」剣なのに、相打ちになってるよ? いいのそれで? 相手は知り尽くしてないんだよ? メガネ(これでも 敵わないのかーーーー・・・ 手は出し尽くした・・・ もうーーー) ま「・・・ここまでだ 所詮キミのは付け焼刃・・・」 「僕は違う・・・! 十四代目でもある父から 朝も晩もこの剣を叩き込まれて育った・・・!」 「一の太刀”五月雨” 二の太刀”陽炎” 三の太刀”飛花”」 「そして”凍鶴””春雷””神無”--- 『継承の途絶えた一つを除いて』僕は伝わる全ての技を修め”新七式”を創ったーーー!!」 メガネ「え?」(今なんてーーー) 何か笑い?が浮かぶメガネ。 ていうかお前ら制限時間って知ってるか? そろそろ試合が終ってもいい頃だと思うが、多分会話中は時間止めてるんだな! ま「父は・・・ 父は亡くなる前日まで・・・僕に全てを伝えようとした」 「桜一刀流は 刀条家の・・・ 僕の全てなんだ・・・!」 メガネ(刀条の眼が・・・ 変わった) も(あれは憎しみじゃない・・・刀条は誇りをかけて闘おうと言うのだ) (刀条はヒロトを・・・剣士と認めつつあるのだーーーー・・・!!) ていうか剣士としての内面を何か見せたっけメガネ。 メガネ(・・・闘う・・・理由はーーーー) 982 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2013/01/19(土) 21 02 30.15 ID 404hnMXR0 / ̄\ .| | この後3ページに渡り、吐き気を催すほどの悪はありませんが /\_+_/\ メガネのモッピーLOVE発言が行われます |_l | l_| 御覧の皆様には大変ご迷惑をおかけしますが ヽ.|=ロ=|/ 勝手ながら描写を省略させていただきます .| | | .|_|_| (株)クロガネバレ投下興業 (_|_) メガネ「”桜花七式” ”終の太刀”」 と、中段っぽい構えを取るメガネ クラウド(あの技はーーーー!!) いやいや、ちょっと見ただの中段の構えなのになんでわかるんだクラウド メガネ(たった一度だけ さゆりが僕の体を使って打った ・・・この技がーーーー!!) ま「なっ・・・ バカなっ・・・!”終の太刀”は・・・七代目門下の誰もが習得できないまま大火を迎えーーー」 「八代目以降継承が途絶えた技だ・・・!!」 「お前は・・・一体・・・」 メガネ「・・・それを聞いてわかったよ・・・ さゆりは・・・ さゆりは150年・・・」 「この技を今に伝えるために 僕の所に来たんだ・・・!」 メガネ(これが・・・”今”の僕にできるーーーー・・・) (そうだろ? さゆりーーーー・・・!) も「打てるのか・・・!? ヒロトーーーー・・・!」 メガネ「・・・曲がりなりにも 僕が打ったんだーーーー・・・」 「命がけでっ 思い出すっ!!」 また前傾姿勢な変な構えを取るメガネ 怒りの表情を露にするまこっちゃん メガネ(これが これが僕の 最後の一撃だ!!!」 ”終の太刀” ”現身”!! |l、{ j} /,,ィ//| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ i| !ヾ、_ノ/ u { }//ヘ | あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ! |リ u } ,ノ _,!V,ハ | < 『おれは漫画を読んでいたと思ったら fト、_{ル{,ィ eラ , タ人. | 読んでいたのはイラスト集だった』 ヾ|宀| {´,)⌒`/ | ヽトiゝ | 落丁だとかライブ感だとか ヽ iLレ u | | ヾlトハ〉. | そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ ハ !ニ⊇ / } V ヽ. │ もっと恐ろしいも・・・ / 丶 T /u __ / /`ヽ \____________________ ||| チャリーン ○ アオリ:奥義発動!! 983 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2013/01/19(土) 21 03 29.78 ID 404hnMXR0 以上です 年末年始と合併号となんやかんやでここ2回投下できませんでした。ごめんちゃい あと途中本当にキモかったんですごめんなさい 998 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2013/01/19(土) 21 44 12.53 ID 404hnMXR0 補足 これが終の太刀の全貌だ!! うおおお! うおおおお ○ ○ ↓ o 終” ト の ノ 太 現” ○ 刀 身 ヽ __ ” ” \ 68本目 「クロガネ」 +... 402 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2013/01/26(土) 10 53 01.16 ID UMOR8HBY0 アオリ:秘剣一閃!! 何か・・・起きた・・・!?と驚くクラウドアホまだか そして観客 も「ヒロト・・・ッ!!」 集いし仲間ーーー 桜夏剣道部!! と、レギュラー+他部兼任マネ+部外者勢ぞろい。 68本目 クロガネ そして技の解説に入る も(”現身”は 桜花七式の中で唯一 私がこの体になってからも手を加え続けた技ーーー」 まだか「仕組みは”面切り落とし面”に似ているーーーーが」 「”面切り落とし面”が振り下ろす時に相手の竹刀を払うのに対し 現身はそのはるか前・・・ 振りかぶる時に既に竹刀を退けている・・・!!」 …それ摺り上げ面じゃないの? (※参考動画 http //www.youtube.com/watch?v=SRn_fXN9kzw) 相手の力が入る前に 竹刀を払うことから「力は必要ない」代わりに 何十倍の精度のタイミングが要求される いつか出会う”現代”の弟子のために 150年改良を加えた技だーーー!! 待てちょっと待て そもそも 相手が面を打ってくるのが前提 使い手よりも相手の癖や動きを見切らないと無理 目がいいと対応はできるが、瞬発力や反射神経も必要では 根本的に動きがさほど多くないため改良点が見つかりそうに無い。 そもそも150年前の改良前の技はどんななんだ・・・ で、なんやかんやで天を仰いで敗北に浸るまこっちゃん メガネ「決まっ・・・たーーーー!?」 審判「面ッ・・・アリィーーーーー!!」 も「---・・・勝負はついた」 ナレ「残り十数秒 刀条は一歩も動かず(構えもとらず) ヒロトも それに踏み込むことはしなかった」 「その間もーーー ”桜一刀流”の剣士へ送られる賞賛の拍手は 止むことはなかった」 …諦めて試合終了にしちゃったのか・・・ そんなのに拍手すんなよ観客・・・ その光景を見て、頬を染め見つめるモッピー そして・・・ 審判「勝負アリッ!!」 ま「終ったーーーー」 いやお前諦めてたじゃん・・・ 一本取ってタイに持ち込むことを諦めてたじゃん!最後までやらなかったじゃん! なんで終った感出してんの!? 403 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2013/01/26(土) 10 54 49.57 ID UMOR8HBY0 メガネ「刀条・・・・」 ま「クロガネ・・・ お前は・・・一体・・・」 ま(・・・いや もうその質問に意味はない 僕は・・・日本一であるべきこの剣で・・・負けた) (---覚悟はできている) まだかともバクウさんとも戦わずに、山奥に引き篭もって日本一とかさすが桜一刀流現当主ですね!!! こういうあたりも脈々と受け継がれていたのか。さすが桜一刀流! ま(今日を最後に ・・・剣をーーーーー・・・) と、桜一刀流正統を勝手に終らせようとしたとき メガネ「・・・刀条」 メガネ「またやろう」 メガネがキモイ笑顔でそう言う。 メガネ「ビックリしたよ!同じ技を使ってるハズなのに・・・刀条の方が何倍も上手かった・・・」 そらお前身体の鍛えた年月が、技を鍛えた年月が段違いに違うだろ なんでそこらへんは互角という前提で話してるんだよコイツ メガネ「すごく勉強になったし・・・技もバレちゃったから次はわからないし・・・」 「あ・・・そうだ あの”五月雨”みたいな技は結局なんだったの?」 なんかもう・・・なんだこいつ 「剣道に純粋に取り組んでいる」アピールでもしたいわけ? 微塵も思えないよ池沢くん! ま「フ・・・バカが ・・・自分で考えろ」 まこっちゃんが薄い笑みを浮かべて答え メガネは一瞬ぽかんとしたあとまた微笑む そして大将戦! 満を持して舞台に上がるCCD、それに対するは鼻傷!! …なんてことはなく、普通に落丁され、負けた学校の生徒が涙ながらに帰路につく。 アホ「ヒロトーーー!!」 誰か「クロガネ!!」 アホ「ったくおめーは ホントに何なんだよ!」 と肩を組んでメガネを称えるアホ メガネ「わっ いや・・・」 クラウド「・・・やはり使えるじゃないか 何故隠していた」 と、メガネに詰め寄るクラウド メガネ「いや 今日もたまたま・・・」 クラウド「またか!」 まーたメガネは自力でやってることにしているのか一回目 鼻傷「みんなよくやった! だが浮かれるのはまだだ」 王子「白零に落陽も控えてるからな」 あ、まだ大会続くんですか 404 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2013/01/26(土) 10 55 51.86 ID UMOR8HBY0 BBP(クロガネくんーーー) BBPの脳裏に浮かぶ思い出 BBP「ねぇねぇ クロガネくんはまだ部活決めてないよね!?」 アフロ「うちが探してるのは即戦力! 部の救世主なんだよ!!」 メガネ「僕は・・・ヒーローになる!!」 BBP(クロガネくんはもうーーーー) と、メガネのアゴを持ってるアホがBBPを呼ぶ アホ「ホラ、ツバメさんも!!」 BBP(本当の ヒーローなんだね) と、メガネに抱きつくBBP 割とどうでもいいけど、出会ったときからヒーローだとか言ってなかったっけ? 犬「”クロガネ”かーーー・・・」 「上がってきますね 桜夏!」 まだか「ああ・・・去年までじゃ考えられなかった」 無人くん「この流れを作っているのは 間違いなくーーーー・・・」 シロガネ「ヒーローね・・・」 まだか「待ってるぜ ・・・お二人さん」 まだかのその言葉に「?」な犬 無人くん「フフフ・・・いやァ興味深いねぇ・・・♪ ”クロガネ”・・・そしてーーー」 ワカメ「そして?」 無人くん「さぁ・・・一体何者なのやら・・・♪」 その言葉の先には・・・ 走る市松人形の姿。 えっ!?ここにきて無人くんももっぴー認識!? も「ヒロトーーーッ!」 メガネ「さゆり!!」 メガネに抱きつくもっぴー も「よくやった!よくやったぞ!! あたしゃもう言葉もねーよ~~~~~フフ!」 BBP「フフ・・・さゆりちゃん ホントにクロガネくんが好きなのね」 そんな言葉に真っ赤になって「な?」と反応するモッピー BBP「ずっと思ってたけどーーー 何だかさゆりちゃんってクロガネくんの先生みたいよね」 そんな唐突な台詞に顔を見合わせるメガネとモッピー も「へっ・・・」 メガネ「ハハ・・・」 誰か(多分モッピー)「で!? 次は白零か?落陽か?」 誰か(多分メガネ)「気が早いなぁ まだだよ!」 誰か(多分モッピー)「先が長えなぁ 日本一ってのも」 誰か(多分メガネ)「ええ? 何だよ今更」 も「ま・・・大丈夫だろ 私がいればな!!」 メガネ「・・・うん!」 ついにメガネの存在の意味なくなった瞬間である アオリ:ご愛読ありがとうございました!池沢先生の次回作にご期待ください!! JC第8巻は40ページ以上の描き下ろし収録で4月発売です!! 405 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2013/01/26(土) 11 01 38.62 ID UMOR8HBY0 以上です。 ついにというかやっとというか、とうとうというか、終りました。 最後の最後まで、落丁、唐突などの展開は健在でしたw ということで、私の詳細バレ投下もおしましです、 今まで私の拙いバレを受け入れて頂きありがとうございました。 そしてスレ住人の方々長い間おつかれさまでした でもこのスレはもうちょっとだけ続くんじゃw 69本目 「幕間」 +... 785 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2013/04/04(木) 11 25 28.20 ID WBinlyDK0 オワタ。基本台詞の抜粋です。作画的に突っ込むとこあんまなかった 『150年前、桜道場』 大きな桜の木の横に道場がある。目つきの悪いチンピ…あぁ大モッピーかこれ、のアップ 『それは、桜一刀流”次期当主”の発表を明日に控えた日だった 『―候補は二人』 「やぁあぁぁあ あーっ!!!」 髪の長い女が対戦相手の顔面に一撃入れるの図 「張り切ってんなお夏ちゃん!!」「そりゃ”八代目”がかかってるからな…」モブAB 「ぐっ。まっ…待った!!!」 「はぁ!!?「待った」なんてナシよっ!!」 『一人は旗本の娘お夏』(旗本→身分の高い武士) 「男から一本を取る瞬間がっ一番気持ちイイんだからっ!!!」「い”っ…」(バレ注:”は濁音です。出し方がわからなかった) 「わぁあああ」対戦相手の泣き顔 786 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2013/04/04(木) 11 28 17.94 ID WBinlyDK0 「だめだよお夏ちゃん。倒れてる相手を斬るなんて…礼に欠けるよ」突然現れた優男が受け止めた!トラックに轢かれる理論でいくと前フリもなく唐突に現れたからギャグシーンですね 「ぐっ…一(はじめ)~~~~~~~~~~~~っ!!!」「物足りないなら僕が相手するよ?」 『もう一人が一』 『”取りつぶし”で禄を失った下級武士の子で、遠戚である刀条家へ半ば捨てられるようにあずけられた―』 「あんたとはまだやらないわよ!!(負けるから)いつかコテンパンにしてやるから待ってなさいっっ!!!」 「一っ!!!」モッピーの一喝が飛ぶ 「お前…いつから人に礼を教える程偉くなった?」「わきまえよ」 「でっでも…」と言い訳しようとする一をギロとにらみつけるモッピー 「…いえ…すみません」 「なんだよアレ!!お夏ちゃんが悪いんじゃねーか!!」「支障っていつも一ばっかり怒るよなぁ…」モブCD 791 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2013/04/04(木) 11 45 51.65 ID WBinlyDK0 「師匠(せんせい)を悪く言うな!!」 「何だよ!俺たちお前のために――…」 「ごめん…でもいいんだ。師匠の家に転がりこんだ僕が悪いんだ」 「師匠は…僕のことが嫌いなんだよ…」呼び方統一されてませんね。表記がいっしょだから違和感ありまっせ 「…後継者(あとつぎ)…やっぱお夏ちゃんなのかな…」「うーん…いくら一の方がつよくてもなぁ」 「”最強の道場”の当主が孤児(みなしご)ってわけにゃいかんだろ…」なんで? ~回想シーン~ 「…お前筋がいいな」モッピーのどアップ 『師匠が僕をほめてくれたのは、刀条家(ここ)に来て初めて剣を握った日。ただ一度きりだった』 『あの笑顔をもう一度見たくて』 『その美しい姿の後をどんなに必死に追いかけたことだろう』 『でも剣を磨けば磨くほど、師匠は僕に厳しく当たるようになっていくみたいで』 『二度と僕に笑いかけてくれることはなかった』 (師匠は本当に僕のことが嫌いなんだろうか…)(いつか認めてくれると信じてやってきたけど、それももう明日で…)(師匠…!!)当主に選ばれないと追い出されるんか?内弟子~暖簾分けみたいな風習はないんかい 『あなたは僕のことをどう思っているのですか――――――――――――――――――――――?』 入浴のため、服を脱ぐ大モッピー。尻(と股間)のどアップ 876 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2013/04/04(木) 17 10 05.70 ID NogXyluB0 あの後をかいつまんで説明すると、 風呂の中で弟子超可愛いとデレ顔になるさゆり。さゆり曰く、夏は若い頃のさゆりに似てる。 また、一には見込みがあるからとあえて厳しく接してた。 一は自分が選ばれなかったときにどんな顔をすればいいかわからないからと道場を去ろうとする。 それでも最後に一目会いたいとさゆりのとこに向かう。 さゆり不在。机の上の印可状(免許皆伝を認める書類)を見つけて、恐る恐る見ようとする。 さゆりが出てきてびっくりして机とかローソクとかいろいろ倒す。 夜這いに来たわけでもないだろうにとか言って笑うさゆり。あまりに簡単に笑うもんだからなんか勘違いしてたんじゃないかと茫然とする一。 さっき机と一緒に倒れてたローソクの火が勢いよく燃えだす。ちなみにこのローソクは一が灯りにしてたもの。 すぐさま皆を起こしに行くさゆり。一も逃げろと言われるが、燃えそうな印可状を目にする。 ほとんどの門下生脱出成功。しかし一が逃げ遅れる。 道場に走るさゆり。夏が驚くが、さゆりの表情を見て何かを悟り、一のくせに! と悔しがる。 火の手と倒れた柱に囲まれた一の元にさゆり登場。 印可状を手渡そうとする一に、そんなものよりお前が大事だ、八代目当主はお前だからだ、と叫ぶ。 さゆりのもっと優しくすればよかったという謝罪や愛の告白で一大泣き。 次は弟子を力いっぱいこの手に抱ける師になりたいと強く願ってさゆり死亡。(同じ場所にいるはずだが一は割と軽傷で助かってる) クロガネに起こされるさゆり。立ったまま夢見てた。クロガネが言うには次が決勝。二年前か一年前かはわからない。 愛してるぜ、とクロガネを抱きしめるさゆりで終わり。 70本目 「2年後」 +... 807 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2013/04/04(木) 12 12 20.37 ID NogXyluB0 中断されてるみたいなんで投下します。 70本目「2年後」 ガサゴソと何かを探しているクロガネ。 「あっれー…? おかしいな…確かこの辺に…」 「なーに? ヒロト…まだ4時半じゃない」 「今週から朝練が一時間早まったんだよ。インハイ近いからね」 部屋の入り口? には、クロガネ、葉桜、江花、ツバメ、監督が写った写真が。 クロガネは優勝カップらしきものを手にしてる。 「ねー母さん、メガネ知らない?」 「えー? その頭につけてるのは違うの?」 「あ…」と赤くなるクロガネ 「しっかりしなさいよーヒロト? あなたもう日本一の剣士なんだから!」 キリッとしたクロガネのアップ。 「その言い方はやめてってば…」とまんざらでもなさそうに笑うクロガネ。 「ハイハイ。じゃあいってらっしゃいヒロト!」 (日本一…か) 「いってきま――――…」 と、クロガネが目を向けた先には、ボロボロの市松人形が。クロガネ、変な笑みを浮かべて、 「…いってきます」 70本目[書き下ろし]「2年後」 RRRRRと鳴る電話。出たのは朝霧の追っかけ。朝霧の秘書になったらしい。 「Asagiri corporation guten tag。あ…まぁお久しぶりです。ええ…はい、いらっしゃいます。 朝霧さま(はーと)神宮先輩からです」 「ん?」 偉そうな椅子に腰かける朝霧。髪を黒く染めている。 「おおナオか!? そうだ今大学で…ああ親父さんの手伝いか!? 悪かったなー」 神宮は少し髪を伸ばした。電話する神宮の周りには、夜鷹ときしめんと孔雀らしき人たちがいる。 「そうだ、先週送った「剣通」届いたか!? ドイツじゃ買えんだろうからな!」 「声がでけェよ…昨日読んだぜ」 「おおそうか!!」 「「桜夏高校特集」ね…。有名になったもんだ」 と剣通(剣道通信)に目を通す朝霧。 「なんたって去年の優勝校だからな!!」 「去年全国を制した3人が三年生で残る桜夏高校」 ナレ「「初心者から主将」へ成長した黒鉄を中心に、 負傷を乗り越えた絶対エース葉桜と、 チームを盛り上げる斬り込み隊長江花が支える」 「まるで名トリオみたいじゃねーか」ククク…と笑う朝霧。 「実際はまだゴチャゴチャやっとるんだろーがな!!」今度会いに行ってみるか! と神宮。 808 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2013/04/04(木) 12 12 54.87 ID NogXyluB0 ところ変わって白零の道場。モブの会話。 「「桜一刀流」?」 「桜夏に黒鉄さんっているじゃん」 「あーあのメチャクチャつえー人だろ。去年鎧坂さんに勝ったとか言う…」 「あの人変な構えするじゃん。」 「あー」お前が勝手に黒鉄スペシャルとか呼んでた奴な、とモブ。 「あれって何か古い剣術らしくてさ」 「へー」 「ハイハイ無駄話しない!! 稽古始めるぞ―――!!!」 「あっ、スンマセン主将!」 「…………」モブの会話でクロガネ思い出したのか何か考え込む大狼 「で、何だっけさっきの」 「え? あ――"桜一刀流"! これから絶対有名になるぜ!」 ところ変わって桜夏道場。 「おいトンガリ!! 今の面一本だろ一本!!!」とまだ絆創膏つけてる江花 「面鉄だアレは」と髪を伸ばして後ろでまとめてる葉桜。 「入ってましたぁ――――ッ!! 布の感触がしたんだっつの!!」 「お前はホントに中身だけは成長しないな」 「何ィ。ん? 中身だけ?」 ツバメ「フフ…剣道はすごく上手くなったってことだよ」とあんまり変わってないツバメ登場。 「ツバメさん! 見てました!? 一本でしたよね!?」 「ううん。面鉄」 「……!」 「二人とも休憩?」と葉桜に水を手渡すツバメ。 「もう二時間もこの馬鹿とやってるからな…」 「ヒロトが初心者に付きっきりでよー。あんなんでIH大丈夫かよ」 江花の視線の先ではクロガネと初心者が立ちあい稽古中。 「ストップ!!! 駄目だよそれじゃ!!」 「あ…ハイ!!」 「今の場面で裏を牽制して主導権握るって考えは悪くないけど」 「ハイ」 「やるなら見せかけだけじゃ駄目だ。一本とるつもりでこなきゃ」 「ハイ」 「たとえ自分の技や経験に自信がなくても、気持ちだけは譲らないこと!! いいね?」 「……ハイ!!」 「でもだいぶ良くなったよ。僕が一年の時より全然いい」 「ホントですか!? あの…先輩も高校から剣道始めたんですよね!?」 「?…うん」 「僕も…黒鉄先輩みたいに強くなれますか!?」 「うん、なれるさ!」と会心の笑みを浮かべるクロガネ。 「………」と特に感慨深くもなさそうに見つめる江花。 「黒鉄君はいい先生になれそうねー」と嬉しそうなツバメ。 「ホントにな――おかげで俺はやることねーよ」と頬杖ついて横になって将棋してる監督。 「オヤジ…」 「ま、IH優勝校なのに初心者歓迎ってのは黒鉄の方針だろ? いいじゃねーの。 「弱さ」を知ってる奴にしかできねーことがある」 「剣道ってのは剣の道と書くが、決して剣を極める道じゃない。 剣道とは「剣が人を育てる道」だ。あいつが通ってるのは…まさしく剣道だよ」 「……先生みたいなこと言いやがって…」と胡散臭そうな江花。 「コレ位しかやることねーんだもん」 と、ホントに何もしてないとしか思えない台詞を吐露する監督。 (将棋の相手も…いねーしな) 809 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2013/04/04(木) 12 13 28.66 ID NogXyluB0 部活終了。 「神前にっ…礼!」 「ありがとうございました!!!」 例の残心の横断幕の隣には優勝旗が飾られてる。 スゥーーッと赤くなって深呼吸するツバメ。 「ツバメ先輩、がんばって下さい!」 「う、うん…今日こそ!! 今日こそね!?」 「そうです!! IH終わったらもうチャンスないですよ!!」ないらしい。 「黒鉄君!!」 振り向くクロガネ。 「今日…一緒に帰らない!?」 「うん、みんなで――」 「ふっ…二人で!!!」 「………」 きょとんと朴念仁アピールするクロガネ。その後ろでは後輩女子たちが、よし! いけ! とツバメを応援してる。 「ツバメさーん、今日一緒に…あ?」 と間が悪い江花登場。ギョッとする後輩女子。 だが直後、グイと葉桜に引っ張られて江花退場。 「おいなんだよ!!! 放せよトンガリ!!!」 「士道先輩ナイス!!」 「最高にかっこいいです!!」 と、後輩たちは二重の意味で大喜び。 「おいこら放せよ!!! 放せって!! もうわかってんだよ!!!」 「………」 「畜生…ツバメさんが選んだんなら…しかもヒロトなら…しょうがねーじゃねーか」 と、ようやく絆創膏を取った江花。 「俺にはもう…剣道があるし…」 「……」何やらシンパシーを感じ取ったっぽい葉桜。 「ラーメン」 「あ?」 「寄ってくか?」 「なっ…バーカ!! 余計な気遣うんじゃねーよ。誰がてめーなんかと……」 ぐぅぅ~~となる江花の腹。 「…!! まっ、てめーがおごるならついてってやらんでも…」 「いや、おごらんけどな」 「おごらねーのかよ!」殺すぞ!! と本気で奢ってもらう気満々だったらしい江花。 810 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2013/04/04(木) 12 13 58.91 ID NogXyluB0 ところ変わってクロガネとツバメの通学路。気まずい空気が流れている。 「あ、あのさ」 「えっ!?」 「い、いや…」 「……ッ!! ………」 ふと何かに気づくツバメ。 「…黒鉄君。背、伸びたね」 「え? ……そうかも」 「それに逞しくなったよ。かっこよく…なったし。 それに…優しいまんま。 …好きだよ黒鉄君」 褒められた末のこれに流石に赤くなるクロガネ。 「…あ…僕も…ツバメさんの事は好きだよ?」 一瞬はっと嬉しそうにするが、すぐに何か得心したような笑みを浮かべるツバメ。 (絶対私が聞きたい意味と違う…) 「先は長そう」 「え!? 何!?」 「送ってくれてありがと」 「ううん。じゃあまた明日」 「うん。…さゆりちゃんにもよろしくね」 「…うん」 811 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2013/04/04(木) 12 14 33.25 ID NogXyluB0 クロガネ帰宅。 「ただいまー」 「ヒロトー? 何かお手紙が届いてるわよ?」 「手紙? !」 (刀条からだ…) 『黒鉄、僕を覚えているか? 悪いが挨拶は省略させてもらう。 先日…今まで知られていなかった刀条家が見つかり、 そこから焼失、あるいは流出したと思われた 桜一刀流の秘伝書が見つかった。 そこには八代目刀条一の手記が共に添えられていた。 手記には大火の原因が自分であること、 一は奇跡的に生き残り、秘伝書と共に山奥に隠れたこと、 そして、悲劇を繰り返さぬよう桜一刀流を一子相伝の秘剣とし この手記と秘伝書を隠したこと等が記されていた。 まず、君を疑ったことを一番に詫びる。 本当にすまなかった。 本来、僕たち刀条家こそ偽物と呼ばれてもおかしくない家だったのかもしれない…。 また君の話を信じるわけでもないし、 ここに書いても仕方ないことではあるが、 一つだけ伝えておく。 その手記の最後には、こう記されていたのだ。 八代目"一"は、七代目"小百合"のことを、死ぬまで愛していたと』 この手紙の最中には、真が秘伝書を見つけたところや、 大火のあと一が目を覚ましたところ、 焼け跡から秘伝書を見つけたところ、 木に向かって刀を構える一の画などが入る。 812 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2013/04/04(木) 12 15 32.55 ID NogXyluB0 (そんなことが……。…ありがとう刀条。さゆりが聞いたら喜ぶよ…) しかし浮かない顔のクロガネ。 頭の中にはいろんな台詞が中途半端に浮かぶ。 「それだけが未練でな」「桜一刀流の名を再び世に知らしめる!!」 「それが私の目的だ」「日本一…か」「桜一刀流!! これから絶対有名になるぜ!!」 ギュッ…と手紙を握り締める(空いてる手を握っただけかも)クロガネ。 とそこに、 「ヒ――ロト――ッ!!!」 と、たぶん聞きなれてるだろう声が聞こえる。 「今帰ったぞ――っ!!! いやぁ~~~~いい旅だった!!」 と人形状態のさゆり登場。 「いやー、九州を一周したが」どこも桜一刀流の噂をしておったぞ!! こないだのった雑誌とやらの効果はすごいな!!」これはヒロトにな、とお土産を手渡すさゆり。 しかし、この期に及んで雑誌「とやら」? (こんなに幽霊満喫してる奴もないな…) 「それに最近各方面から"桜一刀流"の文献が出てきているらしいな! 何でも他の流派が「なかったことにしてしまえ」といんぼうを――」 流石に自覚はしてるだろうが見事なブーメランである。 「なァさゆり…お前なんで成仏しないんだ?」 とげっそりしながら呟くクロガネ。 「ぬけぬけと失礼な奴だなお前は!」 そこにクロガネ母が現れる。 「あらさゆりちゃん、おかえり。新しい体はどうだった?」 何だか仕組みはわからないけれど? と、どこまで把握してるやらなことを口にする母。 「よいよ!! 前のはだいぶ汚れてしまったからな!!」 「聞け!!」 「? んーまぁ…確かにお前は日本一になったし、桜一刀流の名も戻って来ることだろう! だが…お前はどうなる? それを見届けんことにはまだ消えんよ」 ホホホホと笑うさゆり。 (僕が未練になってしまったってことか…) とやれやれ顔のクロガネ。しかしやはりまんざらではない。 『僕は憧れの「ヒーロー」になれたのだろうか? 答えは「わからない」 なれた! と思うことがあったらきっとカン違いだろう』 とどっか遠くを見てるクロガネ。 『ただ一つわかったことは、「ヒーロー」は特別な存在じゃないってこと』 クロガネが一年の頃の白零レギュラー全員集合。 『「いいこと」なんかしなくたって、肩肘はらなくたって、人はみんな誰かの「ヒーロー」であり続けている』 ドイツ? を練り歩く神宮と朝霧。 『全ての出会いが、それを教えてくれた』 満員の観客席。 『人の数だけいる「ヒーロー」の一人として、僕はこれからも、この道を行く。 この剣の道を、ずっと』 光に向かって歩くクロガネと人形さゆりで終了。
https://w.atwiki.jp/kumapanda/pages/109.html
テリブルクロウを返せる返し技 ポール(返し技) デビル仁(返し技) ニーナ(返し技) アンナ(返し技) ドラグノフ(キャプチュード) 仁(三戦立ち~返し技) テリブルクロウを捌ける捌き技 ロウ(フェイクステップ) ワン(消力) レイ(酔歩) 仁(受け流し) 平八(金剛壁の構え) テリブルクロウを返せない返し技、捌き技、当て身技 全キャラ(下段捌き、下段捌き性能技) レオ(掖胯、通背式、抱肘、十字手、獅子小張口) 飛鳥(水鏡、後蹴腿) リリ(コンドルカウンター) マードック(キャッチ) キング(アームホイップ) ワン(返し技) フェン(返し技、雲手) レイヴン(インソムニア等、バックベアード) シャオ(上・中段捌き) レイ(虎の構え前進) ロウ(上・中段捌き) リー(ミストイリュージョン) ポール(丹陽打) スティーブ(ジョルト、スパイトフック、パリング) 巌竜(八双飛び、不知火型) ペク(パリング) ブライアン(パリング、ストリングブレイカー) 仁(水月突) 一八(心中突き) アマキン(キャッチ、ハンマーインパクト) ブルース(クロスストレート) ドラグノフ(イナーショナルキック) ミゲル(ロックナット)