約 1,771,019 件
https://w.atwiki.jp/teletext/pages/1467.html
映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん 色 出演者 備考 黄色 野原しんのすけ(声:矢島晶子) 緑色 ロボひろし(声:藤原啓治) 野原ひろし(声:藤原啓治)は白 水色 野原みさえ(声:ならはしみき)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/7747.html
登録日:2012/09/29(土) 09 05 14 更新日:2023/06/15 Thu 03 25 06 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 20世紀博 21世紀を手に入れろ ひろしの回想 オトナ帝国 クレヨンしんちゃん ズルいゾ! 七転び八起き 劇場版クレヨンしんちゃん 浜口史郎 涙腺崩壊 燃え展開 疾走感 神曲 神演出 納得の感動 「戻る気はないか?」 「ない! 俺は家族と一緒に未来を生きる!!」 「止まらないで! 早く行って!」 「たぃっ!」 「ワワンッ!」 「くっそおおおおおおお……!!」 『21世紀を手に入れろ』とは映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』で流れるBGMである。 ◆概要 『ひろしの回想』と共にこの映画を象徴する曲である。 前半は「ひろしの回想」のアレンジとなっており、20世紀=過去への郷愁を、後半は21世紀=未来への希望を感じさせる曲調になっており、 徐々に曲調と音程、BGMの大きさが高く大きくなって行くのが特徴。 前半の比較的穏やかな曲調の時にひろし、みさえ、ひまわり、シロが足止めの為追っ手に立ち向かい、 一人残ったしんのすけがタワーを登る場面から後半の激しい曲調に変わって行き、場面も疾走感あるものになる。 余談だが一瞬写る20世紀博の場面は密かに人気がある。 ◆場面と曲の流れ 過去からひろしとみさえを連れ戻し、再び集った野原一家は栄光の時代・20世紀を取り戻そうとするケンから 「お前達が本当に21世紀を生きたいと思うなら」 「行動しろ」 「未来を手に入れてみせろ」 と言われ、「懐かしいにおい」を消し去るべく21世紀博を自らの足一つで登り続ける。 敵の追っ手を退けながら登り続ける野原一家の前に再びケンは問う。 それに対しひろしは家族と共に未来を生きる意思を示し、しんのすけ達を先に行かせて一人足止めをする。 それでもまだ続く追っ手をみさえ、ひまわり、シロが次々に自らを楯に食い止める。 家族の決死の行動を見たしんのすけは叫びを上げながら鉄の階段を登り続ける。 転んで、服が破れ、鼻血が出ても決して止まらずに走り続ける。 このときのカメラワークは通常とは逆で画面がしんのすけに対応して移動するのではなく、 画面がしんのすけを置き去りにしようと動くのを自分で走って追いかける という演出になっている。 さらにしんのすけの身体の線をわざと粗く描くことで疾走感を増す効果に一役買っている。 ケンとチャコが装置の近くまで来た時、しんのすけは満身創痍だった。それでもケンの足にしがみついて止めようとする。 構わず振り払うケンだがしんのすけの必死さに僅かな抵抗が生まれた。 なお装置に歩み寄るが、ケンはそこで諦めを悟る。 「懐かしいにおい」の強さと影響力を現す装置はレベルが0まで落ちていた。 ケンは野原一家の行動を見て自分達の街の住人が21世紀を生きたくなった事を知ったのだ。 チャコはそれが信じられず、しんのすけに問いかける。 「どうして……! ねぇ、どうして!? 現実の未来なんて、醜いだけなのに……!!」 この問いに満身創痍のしんのすけが息も絶え絶えに答える。 「オラ、とうちゃんとかぁちゃんと ひまわりとシロと、 もっと一緒にいたいから……」 「怒っても、頭にくることがあっても、 みんなと一緒がいいから……」 「あと……」 「オラ、オトナになりたいから!!」 「オトナになって、 おねいさんみたいなキレイなおねいさんと いっぱいおつきあいしたいからっ!!!」 このしんのすけの言葉により、ついに二人は負けを認める。 「終わりね。私たちも……」 「ああ……20世紀は終わった」 「ボウズ……お前の未来、返すぞ」 その後、ケンとチャコは自殺を図ろうとタワーから身を投げようとする。 ひろし、みさえが引き止めようとするが、間に合わない。 その時―― 「ズルいゾ!!」 しんのすけの言葉と共に、鳩が二人の前を飛び、自殺を防いだ。 「……死にたくない……!」 チャコは本音をもらす。 「ずるいゾ、二人だけでバンバンジージャンプしようだなんてぇ」 「……いや、もうやめた」 「どうして? おまた、ヒュー……ってなったの?」 「……ああ」 そして、ケンはチャコを抱き締める。この時、「21世紀を手に入れろ」がBGMとして流れ、終わっている。 それは、二人が背負っていた絶望から解放された事を示すかのようだった。 野原一家が大人達と共に帰る最中、二人も車でどこかへ向かう。 その行方は、誰も知らない。 私は今日まで生きてみました そして今 私は思っています 明日からもこうして生きていくだろうと 追記・修正は21世紀を取り戻してからお願いします。 △メニュー 項目変更 時は流れ2014年…ヴァイスシュヴァルツに新たなテーマとしてクレヨンしんちゃんが参戦することになった。そして、このシーンもカード化された。 CS/S28-052 カード名:未来のために しんのすけ カテゴリ:キャラクター 色:赤 レベル:3 コスト:2 トリガー:1 パワー:10000 ソウル:1 特徴:《家族》・《幼稚園》 ジャンケンマーク:チョキ 【永】他のあなたの、《家族》か《幼稚園》のキャラが3枚以上なら、このカードのパワーを+1000。 【自】このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたは自分の山札の上から1枚を公開する。そのカードが《家族》か《幼稚園》のキャラなら、あなたは相手に1ダメージを与えてよい。(ダメージキャンセルは発生する。公開したカードは元に戻す) 【自】このカードがアタックした時、クライマックス置場に「未来はオラが守る」があるなら、あなたは相手の控え室のカードを1枚まで選び、山札の上に置き、 あなたのキャラすべてに、そのターン中、パワーを+2000。 ケンカしたり、頭に来たりしても一緒がいいから…… レアリティ:RR 条件付きだがクライマックスコンボによるパワー14000と言った制圧力単独でもパワー11000とまさに切り札にふさわしい能力を持つ。 これを召喚した時に脳内にはこの曲が流れてくるだろう。 追記・修正は令和になった今も受け継がれる未来を守る思いを持ってからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] バンバンジージャンプで感動が笑いに変わってしまったのはクレしんらしい -- 名無しさん (2013-10-04 08 54 38) カッコよすぎる…! -- 名無しさん (2014-01-23 21 50 51) 最後の線が崩れながら走るしんのすけをよく覚えてる -- 名無しさん (2014-01-23 22 28 33) しんちゃんがボロボロになりながら走るシーンを見て、「生きるってこういう事なんだな」と、ふと思った瞬間に涙腺かぶっ壊れた。 -- 名無しさん (2014-02-09 16 53 37) 現実の21世紀はある意味で醜いのが何とも皮肉 -- 名無しさん (2014-02-09 18 06 23) 自殺を止めた鳩も二人の足下の巣(家族)を守るために飛び出たんだよな。ケンの「また、家族に邪魔された」の台詞と表情が心にささる。 -- 名無しさん (2014-02-23 20 17 52) 駆け上がりは途中転んだり、へばったりしたシーンがあることで大変さとそれに負けない必死さが伝わってきたんだよね。 -- 名無しさん (2014-02-23 20 21 36) 三輪車のシーンも好きよ。「ちょっと21世紀まで!」「懐かしくて頭おかしくなりそうなんだよ!」とか -- 名無しさん (2014-09-08 17 18 27) 棒々鶏ジャンプ -- 名無しさん (2014-11-28 01 16 31) この作品て未来に何が待っていようが決して進むことをやめない人間の強さを感じると思うから俺的にまさに人間賛歌がテーマだと思う -- 名無しさん (2015-01-20 22 40 02) まあしんちゃんは21世紀になろうが大人になれないんだけどね… -- 名無しさん (2015-04-07 07 36 44) この野郎、チャコさまのパンツ見やがって! 何色だった!? -- 名無しさん (2015-07-15 15 47 27) ↑白だよ白っ! -- ひろし (2015-07-15 16 02 05) なんかこの曲、ダイノゾーンのPVだかCMだかで聞いた覚えがあるんだが、気のせいか? -- 名無しさん (2015-07-16 16 49 49) 戦国自動車カローラ2000 の記事もあればなぁ...。 -- 名無しさん (2015-07-16 17 33 08) 10年前の俺はしんちゃんがボロボロになるシーンが怖くて見ていられなかったでも、20過ぎて改めて真剣に映画を見直したら何とも言えない感情がこみ上げてきた……大人になるってこういうことか……? -- 名無しさん (2015-08-06 17 42 33) 今クレしんで同じような映画を作ろうとしても無理だな。あの時は2001年でひろしが35歳設定だけど、2015年で35歳じゃひろしは1980年代に生まれた計算になっちゃうし… -- 名無しさん (2015-09-04 00 41 47) 大人は泣くシーンだよな -- 名無しさん (2015-12-20 13 07 58) 頑張れ!!頑張れ!!ってしんのすけを応援してたの覚えてるわ -- 名無しさん (2016-03-01 23 55 49) 「追いついて見せろ」と言わんばかりのカメラワーク好き -- 名無しさん (2016-04-12 21 45 29) クッソオオオオオオッ!! -- 名無しさん (2016-04-13 13 00 28) 物語の前半で、ひろしやみさえからとんでもなく冷たくされたという経験があるから、タワーを駆け上るしんちゃんの「あんな父ちゃんや母ちゃんは本物じゃない」と信じる気持ちが痛いほど伝わってくるんだよな -- 名無しさん (2016-12-02 16 07 47) 五歳児に自殺の概念なんて分からないよなあ…… -- 名無しさん (2018-09-10 19 28 51) 五歳児には未来しかないからな。 -- 名無しさん (2018-11-29 10 29 36) ↑そのコメントに惚れた -- 名無しさん (2019-03-31 23 13 10) 現実は醜いと言うが、醜いと思い込もうとしている大人が多いんだよな。そうすれば世の中が悪いからと言い訳ができるから -- 名無しさん (2019-03-31 23 35 30) 20世紀だって世界大戦に始まり50年過ぎ位まで -- 名無しさん (2020-09-20 17 39 37) 戦後で疲弊してたんだから昔はよかったなんてことはないのよね。ただ辛い今から逃げてるだけでしかない -- 名無しさん (2020-09-20 17 41 41) しんちゃんの「ズルいぞ!」がとても良い、本人は勘違いだったけど。この一言で救ってくれるし変えてくれるんだよ···· -- 名無しさん (2023-06-15 03 25 06) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/tadadouga/pages/61.html
Blank
https://w.atwiki.jp/sponsoracjapan/pages/7721.html
クレヨンしんちゃん クレヨンしんちゃん 2023年4月~23年6月 共通事項 放送時間…土曜16 30~17 00 絨毯の上に BANDAI 以外カラー表記 固定スポンサー BUSHIROAD すき家 M(McDonald's) SCJohnson(2023年4月) BANDAI(2023年4月) フィットちゃん(2023年5月) meito(名糖産業)(2023年5月) 2023年4月1日 0’30”…SCJohnson、BUSHIROAD、すき家、BANDAI、Heart、ソニー損保、M(McDonald s) 2023年4月8日 1’00”…COSMO(コスモ石油) 0’30”…すき家、SCJohnson、BUSHIROAD、M(McDonald s)、BANDAI 2023年4月15日 1’00”…COSMO(コスモ石油) 0’30”…M(McDonald s)、SCJohnson、BANDAI、BUSHIROAD、すき家 2023年4月22日 0’30”…M(McDonald s)、BANDAI、BUSHIROAD、Heart、すき家、TAKARA TOMY(タカラトミー)、SCJohnson 2023年4月29日 0’30”…BUSHIROAD、SC Johnson、BANDAI、すき家、TAKARA TOMY(タカラトミー)、M(McDonald s)、SEGA 2023年5月6日 0’30”…フィットちゃん、BUSHIROAD、すき家、TAKARA TOMY(タカラトミー)、meito(名糖産業)、BANDAI、M(McDonald s) 2023年5月13日 0’30”…すき家、フィットちゃん、Heart、ソニー損保、M(McDonald s)、BUSHIROAD、meito(名糖産業) 2023年5月20日 1’00”…ライフネット生命 0’30”…meito(名糖産業)、M(McDonald s)、BUSHIROAD、フィットちゃん、すき家 2023年5月27日 0’30”…フィットちゃん、すき家、BUSHIROAD、meito(名糖産業)、Heart、M(McDonald s)、ライフネット生命(PT) 2023年6月3日 0’30”…M(McDonald s)、クリクラ、ソニー損保、BUSHIROAD、すき家、フィットちゃん、BANDAI 2023年6月10日 0’30”…BUSHIROAD、Heart、フィットちゃん、すき家、M(McDonald s)、クリクラ、COSMO(コスモ石油) 2023年6月17日 0’30”…クリクラ、BUSHIROAD、M(McDonald s)、フィットちゃん、BANDAI、すき家、ライフネット生命(PT)
https://w.atwiki.jp/tadadouga/pages/90.html
【Dailymotion (1/3) (2/3) (3/3) 】
https://w.atwiki.jp/sdvx/pages/7627.html
RPG/アニメ「映画クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!」より/ SEKAI NO OWARI ※2022/02/24 05 00をも持って削除 TVアニメ映画「 クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!! 」主題歌 SEKAI NO OWARIは日本の男女混合4人組バンド SEKAI NO OWARIの4th Singleでジャケットは通常版のものを使用 既にjubeat saucer(festoで2019/04/22をもって削除)、REFLEC BEAT colette -Summer-(VOLZZA 2で削除済)、BeatStream アニムトライヴ(稼働終了)に収録されていた ちなみにSEKAI NO OWARIのボーカルFukaseと当楽曲譜面担当のPHQUASEは「名字が同じ」「誕生日が同じ」「ともに音楽関連の仕事をしている」という共通点があるためか、Twitterでフォローし合う関係にある。当楽曲の譜面制作をPHQUASEが担当したのもおそらくこの共通点によるもの 似た曲名でBOOTH収録の「RPGシンドローム」との間違いに注意 ジャケット制作者欄は非表示を表す「-」となっている Lv CHAIN 譜面属性 BPM TIME Version Genre Illustrator Effect NOVICE 02 0387 135 1 49 VIVID WAVE01 POPS アニメ - 一人じゃない~PH~ ADVANCED 10 0714 EXHAUST 13 1196 MAXIMUM 16 1396 CHAIN数変更[NOV] 0372→0387(2021/02/17) [ADV] 0657→0714(2021/02/17) [EXH] 1091→1196(2021/02/17) [MXM] 1135→1396(2021/02/17) + 難易度投票 NOVICE 選択肢 投票数 投票 詐称 0 強 0 中 0 弱 0 逆詐称 0 ADVANCED 選択肢 投票数 投票 詐称 0 強 0 中 0 弱 0 逆詐称 0 EXHAUST 選択肢 投票数 投票 詐称 0 強 0 中 0 弱 0 逆詐称 0 MAXIMUM 選択肢 投票数 投票 詐称 0 強 0 中 0 弱 0 逆詐称 0 動画 公式PV 攻略・解説 譜面・楽曲の攻略についてはこちらへどうぞ 見辛さ解消の為に改行や文頭の編集、不適切なコメントを削除することがあります 名前 コメント ※文頭に[ bgcolor(#aaf){NOV}]、[ bgcolor(#ffa){ADV}]、[ bgcolor(#faa){EXH}]、[ bgcolor(#888){MXM}]をコピー ペーストすると見やすくなります コメント 楽曲やイラストなどのコメントについてはこちらへどうぞ 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/50985.html
登録日:2022/04/30 Sat 13 34 04 更新日:2024/08/22 Thu 10 34 28 所要時間:約 11 分で読めるゾ ▽タグ一覧 2022年 うえのきみこ もののけニンジャ珍風伝 アニメ アニメ映画 クレヨンしんちゃん シンエイ動画 ハライチ 出産 劇場版 劇場版クレヨンしんちゃん 地球最後の日 外道な犯人 山田孝之 川栄李奈 忍者 新生児取り違え 映画 東宝 橋本昌和 米良美一 緑黄色社会 記念すべき30作目 陽はまた昇る 明日を、生きて。 オラは誰の子? 忍者の子!? 2022年4月22日に公開された、映画クレヨンしんちゃんシリーズ第30作目にしてアニメ版30周年記念の作品。上映時間は100分。 前作『謎メキ!花の天カス学園』 次作『超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜』 監督は『新婚旅行ハリケーン』以来となる橋本昌和、脚本は前作でも担当したうえのきみこが橋本と共同で執筆している。 また、4月公開も『新婚旅行ハリケーン』以来となった。 『嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』以来となる「和」をテーマとした作品で、同様に和風作品だった『雲黒斎の野望』『戦国大合戦』がいずれもタイムトラベルモノだったのに対し、今作は現代劇となっている。 また、忍者がテーマの映画作品もシリーズ初である(ゲームを含めれば『おバカ大忍伝 すすめ!カスカベ忍者隊!』という前例がある)。忍者達のアクション・バトルシーンも本格的なものとなっている。 予告では、しんのすけがひろしとみさえの子ではないという衝撃的な予告になっており、しんのすけの出生に纏わる新たな事実が描かれる。 ※ここから先は物語の核心に迫る内容のため、一部隠しております。鑑賞後か自己責任で開いてお読みください。 【あらすじ】 5年前、しばた産婦人科でみさえが出産の時を迎えていた。 雨の中を駆け付けたひろしは、勢い余って別の妊婦さんのところに乱入してしまうハプニングを起こしつつも我が子の誕生を嬉しがっていた。 ひろしが考えた名前を書いたメモは水に濡れて文字が滲み、残った文字から「しんのすけ」と名付けられた…。 現代、ある場所に存在する忍者の里から一組の母子が逃走していた。 一方、野原家ではかすかべ防衛隊が花火大会で踊る盆踊りの練習をしていた。 そこに来訪者が現れ、突然ひろしとみさえに土下座する。一緒にいた妊婦の女性は、その男がしばた産婦人科の医院長だと言い、話があるという。 「見えますか? この子、あなたの子供です」 なんと病院で取り違えが起き、その女性・屁祖隠ちよめこそがしんのすけの本当の母であり、一緒に来た少年・珍蔵こそが二人の本当の息子だという。 困惑するひろしとみさえであったが、ちよめは「これまでの5年間は嘘ではなく、実の母である自分も家族同然だ」という無茶な理屈で野原家に厄介になろうとする。 ちよめと珍蔵を一晩泊めることになった野原家だったが、その夜、忍者たちが野原家を襲撃する…! 一人密かに忍者たちを迎え撃つちよめだったが、偶然起きて来たしんのすけに気を取られた隙に捕まってしまう。 しんのすけは珍蔵と間違えられ、ちよめと共に忍者の里へと連行される。 【登場人物】 〔レギュラー〕 ◇野原しんのすけ(声:小林由美子) おなじみ主人公。実は病院で取り違えられており、ひろしとみさえの実の子ではないことが発覚するが…。 忍者たちに珍蔵として忍者の里に連れて行かれ、屁祖隠家で暮らしながら忍者幼稚園に通うことになる。 みさえのスマホを持っていたが、取り上げられてしまう。 ネタバレ防止のため格納 もちろん取り違えというのはちよめの嘘。 風子が母親と手を繋いで帰る姿を見てホームシックになり、里を抜け出そうとしてひろし達と再会する。 クライマックスでは珍蔵と共にもののけの術を使い、巨大なシロを召喚した。「しんちゃんの中にはシロがいるのね」 忍法わたあめで超純金を奥深くまで埋め込み、地球を救う。 ◇野原ひろし(声:森川智之) 野原家の大黒柱。取り違えのお詫びに東京ドーム3個分という超純金を渡されそうになる。 忍者たちに連れて行かれたしんのすけを探すために旅立つ。 ◇野原みさえ(声:ならはしみき) 野原家最強の主婦。しんのすけが自分のスマホを持って行ったことから、その位置情報を頼りに行方を追う。 ネタバレ防止のため格納 ちよめの事情を聞き、彼女が子供を思って行動していた事を知ったことで協力する。 エンディングでは一緒に乳母車を押して散歩しており、友人となった模様。 ◇野原ひまわり(声:こおろぎさとみ) しんのすけの妹。ひろし達と共にしんのすけを追う。 ネタバレ防止のため格納 珍蔵がもののけの術を使う姿を真似てイケメンを召喚する。 ◇シロ(声:真柴摩利) 野原家の愛犬。当然しんのすけ探しに同行する。 ◇風間トオル(声:真柴摩利) しんのすけの大親友。花火大会で踊る盆踊りを一緒に練習していた。 ネタバレ防止のため格納 クライマックスでもののけの術を使い、ミニブタを召喚する。巨大なミニブタってのが面倒臭い ◇桜田ネネ(声:林玉緒) 防衛隊の紅一点。いつもの勘で来訪者を怪しむ。 ネタバレ防止のため格納 クライマックスでもののけの術を使い、ベンガルトラを召喚する。 ◇佐藤マサオ(声:一龍斎貞友) 盆踊りでアクション仮面と一緒に踊れるということでアクション仮面のコスプレをしている。 ネタバレ防止のため格納 クライマックスでもののけの術を使い、カメを召喚する。 ◇ボーちゃん(声:佐藤智恵) みんなと一緒に踊りの練習をしている。 ネタバレ防止のため格納 クライマックスでもののけの術を使い、トリケラトプスを召喚する。 〔屁祖隠一家〕 ◇屁祖隠(へそがくれ) ちよめ(声:川栄李奈) しんのすけの本当の母を名乗る妊婦のくノ一。 動きを完全に止める「忍法・金縛り」や人形を自在に操る「忍法・傀儡」を使いこなす。 妊婦とは思えぬ素早い身のこなしでひろし達を起こすことなく忍者たちを迎撃するが、しんのすけに気を取られたところを捕まる。 ネタバレ防止のため格納 取り違えは嘘で、一緒に連れていた医院長も彼女が操る人形だった。 なぜそんな嘘をついたかというと、珍蔵は生まれながらに「地球のへそを守る」という使命で人生が決められていたため。 偶然、外の任務中に産気づき、みさえと同じ病院、同じ日に珍蔵を出産し、その時見た野原一家の幸せそうな姿に憧れ、珍蔵の幸せを願った結果だった。 また、役目を終わらせるために有名な学者に手紙を書いたり、栓を守る傀儡を開発していたが、全て長老に握りつぶされていた。 超純金が抜けた際は、みさえと共に巨大からくり「クジラくん」に乗って回収に向かうが、戻ろうとした際に産気づき戦線離脱。 全てが終わると同時に珍蔵の兄弟が生まれた。 ◇屁祖隠(へそがくれ) 珍蔵(ちんぞう)(声:高垣彩陽) ちよめが連れて来た5才の少年。ひろしとみさえの本当の息子らしいが…? 野原家に残され、ひろし達に事情を説明して一緒に忍者の里へ向かう。 もののけの術を使いこなせず、使おうとすると耳と尻尾が生えてしまう。内なる獣は「狼」を自称するが、みさえとひろしからは「リス」だと思われている。 ネタバレ防止のため格納 弱音もわがままも言わずに耐えていたが、超純金を追って花火大会会場に来た時、ついに限界が来て駄々をこね、ようやく子供らしい姿を見せる。 クライマックスでもののけの術を使った際に大気にニントルが満ちていたこともあり、ようやく成功。 内なる獣はモモンガであった。しんのすけと協力して超純金を埋め込み、世界を救う。 ◇屁祖隠(へそがくれ) 胡麻衛門(ごまえもん)(声:花江夏樹) ちよめの夫のゴリラ。元々は人間だったが、もののけの術を使い続けたためゴリラの姿になってしまった。 「ウホ」としか喋れないが、ちよめや珍蔵には言葉が通じている。 ネタバレ防止のため格納 長老に捕らえられた妻子を救おうとして超純金から目を離してしまい、栓が抜けてしまった。 その後、怪我を負ったことと力の使い過ぎで戦線離脱し、出産を控えるちよめの傍にいることになった。 ◇屁祖隠(へそがくれ) ナマケモノ(声:宮澤正) 胡麻衛門の父で先代の守り手。もののけの術の副作用でナマケモノの姿になってしまった。 のんびりした姿を見せるが、実はやり手の忍者。 ネタバレ防止のため格納 謹慎を命じられたちよめの囮を務めたり、捕らえられた野原一家 屁祖隠一家を救出したりして活躍する。 〔忍者の里・上層部〕 ◇長老(声:浦山迅) 忍者の里の長老。厳しい掟で里を統率している。 非情に欲深く、超純金を削り出させていたり、禁じている外界の物品を密かに所持している。 得意忍法はどこからともなく金だらいを落とす術。 ネタバレ防止のため格納 実のところ超守銭奴であり、超純金を自分のものにするため代わりの栓を開発させていた。 また、自分の地位を不動とするため職権乱用状態であった。 クライマックスでも超純金を溶かして金を手に入れ、シェルターに逃げ込もうとするなど醜い姿を見せるが、部下たちに一斉に裏切られて島流しにされるという罰を喰らった。 ◇秘書(声:悠木碧) 長老の秘書をしている美人くノ一。 ネタバレ防止のため格納 実は地球のへそを守るために長老に付き従っていた。 長老が本性を見せた際には金だらい返しの術で長老自身に術を跳ね返し、島流しにして追放した。 ◇部長(声:乃村健次) 忍者たちの上司。めちゃくちゃな長老の命令に従っているため、いつも疲れた顔をしている。 ◇辺賀(へが) 久才蔵(くさいぞう)(声:間宮康弘) 狙った獲物を必ず仕留める最強の忍者「影の軍団」の一人。野原一家を始末すべく襲撃する。 ニントルが豊富な大地で育てたイモを特殊な訓練を施した腸でガスに変え、屁爆弾を調合する。 ネタバレ防止のため格納 珍蔵と忍術勝負を行い、最強の術「忍法・暗黒手裏剣 爆音の型 無限放屁」で葬ろうとするが、ひろしとみさえが扇風機とうちわで屁爆弾を押し返したことで自爆する。 ◇侘田(わびた) 寂彦(さびひこ)(声:塾一久) 茶道の道具や和菓子を使って戦う「影の軍団」の一人。 ひろしの脇を茶筅(*1)でくすぐり、行動不能にする。 ◇兵衛刀(べえとう) 便系(べんけい)(声:米良美一) 地面に埋まって全身の毛穴を使ってニントルを吸収し、肉体を極限まで強化する「影の軍団」の一人。 ベートーヴェンの「運命」を歌いながら少しずつ地面から出てくる。 ネタバレ防止のため格納 突然現れたイケメンにボディブローを喰らい、ジャイアントスイングで寂彦もろとも撃破された。 〔忍者の里・その他〕 ◇風子(声:雨宮天) 忍者幼稚園に通う幼女。しんのすけの見張りを任され、一緒に幼稚園へ連れて行く。 モチーフは『子連れ狼』の大五郎との事。 ネタバレ防止のため格納 クライマックスで空から超純金を押し込もうとするしんのすけと珍蔵を助けるため、忍法・特大傘ぐるまで高度を上げるのに貢献した。 その後、里が近代化されたらしく、普通の服装でかすかべ防衛隊と遊んでいた。 〔その他〕 ◇ハラノ・シタゲー博士(声:利根健太朗) ちよめが手紙で呼んだ有名な科学者。 奇抜な服装をしており「ギャランドゥ!」が口癖。 ◇イケメン(声:山田孝之) 突如現れた謎のイケメン。みさえをお姫様抱っこで救出し、便系と寂彦を撃破した。 ネタバレ防止のため格納 その正体は珍蔵のもののけの術を見様見真似で使ってしまったひまわりが出したもののけ。 ◇医師(声 飛田展男) 5年前に赤ちゃんを取り違えたとして野原家に謝罪しに来たしばた産婦人科の医院長。お詫びとして東京ドーム3つは買える分の超純金を差し出す。あまりに申し訳ないからか土下座の姿勢のまま一向に頭を上げない。 ネタバレ防止のため格納 実はちよめが取り違え事件に信憑性をもたすため用意した医師型の人形。常に土下座姿勢だったのは人間らしくない顔をごまかすため。野原家に放たれた忍者軍団との戦いで使われるも壊れてしまう。(ひろしとみさえは人間が死んだものと思い警察を呼ぼうとしてしまう。) ◇ハライチ ゲスト枠。花火大会にて漫才を披露する。 ネタバレ防止のため格納 長々とやっていたため早くアクション仮面と盆踊りをしたかったからマサオくんから「前座のくせに…」と愚痴られてしまう。 【用語】 ◇忍者の里 忍者たちが住む隠れ里。令和の世にありながら時代劇のような風景をしており、近代文明要素はわずかに電気が通っているのみ。 家は武家屋敷などで、水路と畑が広がっている懐かしい田舎だが、長老の屋敷はお城風。 長老により外界の品を持ち込む事を禁じられており、珍蔵は電話の存在すら知らなかった。しかしWiFiは繋がっている模様。 外界とは関所で遮断されており、合言葉を言えないと入ることは出来ない。 主な収入は畑などで作った商品を外界に売ることらしい。 ◇ニントル 地球の内部に存在するコアエネルギー。 忍者たちが術を使うのに必要で、大地から吸収する。 ◇地球のへそ 忍者の里の奥にあるニントルが噴き出す巨大な縦穴。超純金により栓をされている。 栓がなくなればニントルが全て噴き出し、大地は枯れ、海は凪ぎ、風も吹かず地球は死の星となると言われている。 ◇超純金 地球のへその栓となっている黄金の塊。 屁祖隠家の先祖である初代屁祖隠胡麻衛門が地球のへそが出来た時に栓として押し込んだとされている。このため屁祖隠家は栓を守る役割を担ってきた。 延べ棒一本(1000g)で東京ドームと同額程度の価値がある。 長老の命令で少しずつ削り出されており、そのせいか栓が不安定になっている。 上層部によって代わりとなる栓が開発されているらしいが…。 ネタバレ防止のため格納 胡麻衛門が長老に捕まったちよめ達を助けようとした際に抜けてしまい、カスカベの花火大会会場まで飛んで行った。 これにより大気中にニントルが満ち、かすかべ防衛隊がもののけの術を使えるようになり、子供たちがへそまで運んだ。 しんのすけと珍蔵により地球深くまで押し込まれたため、シタゲー博士たちの調査では二度と自然に抜けることはなくなったらしい。 ◇もののけの術 屁祖隠家に伝わる究極の忍術。 体内に濃縮したニントルで術者の心に棲む獣を具現化し、自在に操る。 しかし、副作用で術を使いすぎると己自身も動物になってしまう。 ネタバレ防止のため格納 元々は子供たちの遊びの中で生まれた忍術であり、このため子供のほうが使える素養が高い。 【主題歌】 ◇スーパースター(ケツメイシ) OP。 ◇陽はまた昇るから(緑黄色社会) ED。 ◇アクション仮面のうた ◇アクション仮面音頭 挿入歌。 追記修正は明日を迎えてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 年齢層もあるから、予告ほど取り違えを指摘されたときの、野原家の葛藤とかはなかったな -- 名無しさん (2022-04-30 13 40 58) 長老って、違う世界でも忍者だったりする。 -- 名無しさん (2022-04-30 14 28 45) 長老が小物すぎるからちよめや疲れた顔した部長が真のボスだと思っていました。しかし終わってみれば映画版の敵の項目に書き込むにはちょっと困る内容だった… -- 名無しさん (2022-05-01 06 48 28) 敵というより事態をややこしくする人だな 地球のへそも天変地異だから敵とも言い難いし -- 名無しさん (2022-05-01 08 33 56) ニントル補正無しで、忍術使えるひまわりの潜在能力高すぎなのでは -- 名無しさん (2022-05-01 08 56 57) スマホのバッテリー切れているのに気づかず呼びかける。風子や忍者の里の家族の暮らしを見て、寂しくなって、ホームシックに陥り、泣きべそかく。ひろしとみさえに再開した際にも涙ぐむ。今回のしんのすけは、『5歳児』っていう部分がより強く出てた気がする。 -- 名無しさん (2022-05-02 08 22 18) 全く同時期に『出産直後に子供の取り違え』が大きなカギとなっている『カッコウの許嫁』もアニメ始まっているから、なんという偶然か。 -- 名無しさん (2022-05-02 11 19 44) ↑しかも同じシンエイ動画製作だからな。狙ってやったのでは(笑)こっちの公開日の次の日に向こうは春アニメにしては遅い放送を始めてたし -- 名無しさん (2022-05-02 12 08 21) 忍者幼稚園の園児に某忍術学園のキャラっぽいデザインの子たち居たね -- 名無しさん (2022-05-02 18 06 42) マサオくんが忍術使ったらしんべヱだな。 -- 名無しさん (2022-05-02 19 19 07) 今作の野原家にとってのヴィランはちよめと言えるかもしれない。最終的には改心したし子供への愛情からとは言え、自分の身勝手さで子供を捨てようとした挙句に、なんの関係もない野原家を引き裂いて不幸にしようとしたんだから…。 -- 名無しさん (2022-05-02 19 25 32) ↑2ボーちゃんは は組の二郭伊助と ろ組の二ノ坪怪士丸 -- 名無しさん (2022-05-02 20 02 47) 普通に面白かったや -- 名無しさん (2022-05-03 13 15 25) ↑3 野原家以外ならまじで家族皆殺しルートだったな -- 名無しさん (2022-05-03 14 59 34) 結構面白かったわ。次の映画はフルCGっぽいけどどうなるやら -- 名無しさん (2022-05-09 18 57 16) 災害のもととなる栓を締める、そのためには人柱が必要って内容は、すずめの戸締りとまる被りだったな -- 名無しさん (2022-11-19 18 02 40) 今作はしんのすけが涙を流す事が多いレアケースだったな(劇場版で涙を見せる事は多いが、その場合でも終盤に1度程度)。中盤の両親の思い出からしんのすけ本人の思い出に繋がる演出が印象的 -- 名無しさん (2023-08-20 12 37 51) 山、川、穂高は西武ライオンズ!のくだりで合言葉が違うっての爆笑したわ -- 名無しさん (2024-08-22 10 34 28) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/8269.html
この記事は『クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶオマケの都ショックガーン!』とその移植版『クレヨンしんちゃん ショックガ~ン! 伝説を呼ぶオマケ大ケツ戦!!』を解説しています。判定はどちらも良作です。 クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶオマケの都ショックガーン! 概要 ストーリー 特徴 コスプレ おたすけフレンズ 新要素 評価点 賛否両論点 問題点 総評 クレヨンしんちゃん ショックガ~ン! 伝説を呼ぶオマケ大ケツ戦!! 概要(DS) 評価点(DS) 問題点(DS) 総評(DS) 余談 クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶオマケの都ショックガーン! 【くれよんしんちゃん でんせつをよぶおまけのみやこしょっくがーん】 ジャンル コスプレアクション 対応機種 ゲームボーイアドバンス 発売元 バンプレスト 開発元 インティ・クリエイツ メディア 256Mbit ロムカートリッジ 発売日 2006年3月23日 定価 4,800円(税抜) 判定 良作 クレヨンしんちゃんシリーズ 概要 インティ・クリエイツ制作によるクレヨンしんちゃんゲームシリーズ第2弾。 前作『シネマランドの大冒険!』は映画のストーリーを追体験する作品だったが、今作では完全新規シナリオを採用。 また、シナリオパートは全編フルボイスとなり話題となった。 基本的なゲームシステムは前作を踏襲しているが、おたすけシステムなど拡張された部分も存在する。 ストーリー 新しくオープンした食玩のテーマパーク「ショックガーン」を訪れた野原一家とカスカベ防衛隊。 ひろしやみさえ達大人は懐かしのキャラクターの食玩を集めることに夢中になり、やがて帰ってこなくなってしまった。 しんのすけはショックガーンから逃げ出してきたボトルキャップの妖精キャルトと知り合う。 彼女によれば、ショックガーンは「フィギュア魔人」と呼ばれる者たちに支配され、大人たちをフィギュアに変えているのだという。 しんのすけは両親を助けるため、カスカベ防衛隊と共にショックガーンへ乗り込む。 特徴 コスプレ 前作同様、ゲーム進行に伴って様々なコスプレを入手し、それぞれの持つ能力を駆使してステージを攻略することになる。 今作のコスプレはキャルトが持っていた変身おかしを食べたことで変身できるようになったという設定。 + しんのすけのコスチューム一覧 コスチューム 特徴 いつもの服 いつものしんのすけ。2段ジャンプと低い姿勢で一部の敵の股下をくぐれる「ケツだけ星人」、一部の敵への攻撃やエレベーターのボタンを押せる「(ドリル)カンチョー」が使える。その他、木・電柱・柱に掴まっての上下移動が出来る。 アクション仮面 2段ジャンプと「アクションビーム」、ジャンプ中に出せる「アクションキック」、2段ジャンプから繰り出せる「アクションローリングサンダー」が使える。木登りが不可能になるが、壁に向かってキックすることで壁蹴りで高所へ移動できるようになった。 ムササビ 滑空できるようになる移動用コスチューム。吹き上がる風に乗って移動することも可能。ジャンプ中にBボタンを押せば攻撃もできる。 ペンギン 水中用コスチューム。十字ボタンとBボタンで上下斜めや前方に高速移動が可能でそのまま攻撃もできる。一方、地上では移動が遅くなってしまうが、下+Bボタンで滑って移動することも可能。 ゾウ 鼻を使って攻撃したり専用ブロックやロープなどに捕まって移動できる前作のカエルポジション。重いブロックを押したり吸い込むことで動かせる。 ホタル エネルギーを消費することで空中を飛べる。おしりの提灯で暗闇を照らすことも可能。入手方法が複雑な隠しコスチューム。 おたすけフレンズ 前作にもあったおたすけは野原ファミリー以外のキャラも協力してくれるようになり、それぞれのおたすけカードを入手することで使用可能になる。 一度に持てるカードは4枚まで(拡張すると6枚まで)で、ステージセレクト画面でRボタンを押すとデッキ編集ができる。使用にはカードごとに設定された数の「おたすけスター」が必要。スターの所持可能数はアイテムを入手することで増えていく。 特定の組み合わせでボーちゃんの持っている「キラカード」と交換してもらう事も可能。交換したカードは使えなくなるが、キラカードを渡せば返してもらえる。 新要素 ぶりぶりざえもんの家 ぶりぶりざえもんからアドバイスやアイテムを購入できるショップ。ステージのどこかに隠されている。 ぶりぶりコインと引き換えにライフ全快や1UPの他、移動を助ける「ぶりぶりブロック」をステージに配置してもらえる。特定の場所では何が出るかわからないくじを購入することも可能。 ライフの上限はライフアップアイテムを入手することで上昇するようになった。 ショップの追加に伴い、チョコビはただの回復アイテムになった。 評価点 シナリオ アニメ版の監督であるムトウユージ氏が監修したシナリオは、食玩を題材としつつクレしんらしいギャグとシリアスもある劇場版のような雰囲気で非常に良好。メッセージ性も強く、少し切ないエンディングもあって余韻に浸れるものになっている。 オリジナルキャラクターも個性的。しんのすけをサポートするヒロイン「キャルト」はネコミミ少女型フィギュアという見た目に「~キャル」という語尾がとても印象に残りやすい。 敵であるフィギュア魔人たちも、パンダ型のフィギュア「レジン」は序盤でしんのすけに敗北した際に股間のタマタマシイが取れてオカマ化し、今作のコメディ枠を担う。ゴスロリファッションの女の子フィギュア「デカール」は手に持っているネコ(*1)のパペットが本体で、とある理由からキャルトに強い対抗心を燃やす。3人のリーダー格である「ブリスター」はまともそうだが実はナルシスト…と、どいつもクセのあるキャラクター。 一度見たイベントは何度でも見返せるようになり、物語を振り返りやすくなったのも良点。 豊富な登場キャラと原作ネタ 前作は野原一家以外のキャラはごく一部しか登場せず、物語にも関わらなかったが、今作では多くのカスカベの住人たちが登場。物語にも関わり、中にはボスとして立ちはだかる人物もいる。他にもミニゲームで対決したりと、彼らと関われる場面が増え、以降のシリーズでも踏襲されていく。 そして全てのキャラがおたすけカードとして登場し、しんのすけをサポートしてくれる。風間くんたちのママやななこおねいさん、埼玉紅さそり隊や隣のおばさんまでおたすけキャラとして登場する作品は後にも先にも今作のみ。 ゲストとしてお笑い芸人「よゐこ」の2人が登場するミニゲーム「でんせつをよぶよゐこのうみだゾ」を収録。おなじみの「獲ったどー!」もしっかり搭載されている。 またインティクリエイツ開発なこともあり、終盤ロックマンを彷彿とさせるボスラッシュもある。 原作や映画版に関するネタも豊富。新しく出来た人気施設に大人たちが攫われてしまうという冒頭部分からして「モーレツ!オトナ帝国の逆襲」を彷彿とさせる。 ぶりぶりざえもんの家の外見や内装は映画「電撃!ブタのヒヅメ大作戦」に登場したものそのままで、掛け軸なども完全再現されている。他にも大小様々なネタが散りばめられているので、原作ファンや視聴者ほど楽しめるものになっている。 やりがいのあるコレクション要素 今作の最終的なコレクションとなるフィギュアは一度クリアした後、条件を満たすと追加されていく。それぞれの商品シリーズや劇中劇なども設定されており、確認することが可能。全て揃えられれば中々に壮観。 おたすけカードのコンプや各種ミニゲームで規定点を獲得するなど条件は比較的簡単だが、それぞれに結構なやり応えがある。 前作からの改善 前作のチョコビを集めてライフ上限を上げる方式から専用アイテムを探し出す方式になったことでステージを探索したり、一度クリアしたステージに入り直す意味合いが強まっている。 序盤はハートが少ない状態を強いられるようになったためか、敵を倒した際にランダムでチョコビかコインを落とすようになった。 このため前作に比べると難易度は上がったが、元の難易度が低めだったため適度な緊張感が加わり、やり応えのある作りになった。 ゲームオーバー時も無制限コンティニューだった前作と違ってコインを払ってコンティニューする方式になったので、ゲームオーバーにデメリットが用意され、バランスが取られた。 おたすけカードの中にはくじでランダムに手に入るものがあり、カードコンプリートのためにはそれなりの資金が必要になるので、完全クリアを目指す上ではそこそこ厄介なデメリットと言える。 ステージセレクトはマップ画面から好きなステージを選択してプレイする方式に変更された。 前作は複数ステージで構成されたエリアは一部を除いて最初からプレイしなおす必要があったが、今作はエリア内の好きなステージを選んで再プレイ可能になったので、取り逃したコレクションを集めるのも楽になった。 賛否両論点 ゲームバランス 前作同様、アクション仮面のアクションローリングサンダーが非常に強力で、これを使用すると大体のボスも楽に勝てる。 しかし、アクション仮面を使用しない場合は一転して強敵化するため、歯ごたえのあるボス戦が楽しめる。 特にワープを繰り返し、当たり判定がわかりにくい攻撃を繰り返すブリスターはシリーズ全体を見ても屈指の強敵。素直にアクション仮面でごり押しするのが正攻法と思われるほど強い。 ステージ設計はトゲ(*2)や落とし穴が増え、アクション面が強化されたため、やはり難易度が上がっている。 特にペンギンは操作性にやや癖があるので、水中面は総じて難しめ。 ぶりぶりざえもんの店で購入できるぶりぶりブロックで穴やトゲに蓋ができるので、アクションが苦手なら利用するとちょうどいいくらいのバランスになる。 シナリオ中でクリア必須のミニゲームの内「ビーチバレーでとっくんだゾ」はかなり難しめ。カードやフィギュアコンプのためには一度もポイントを取られずに勝つ必要がある。 カザマくんがトスとブロック、それ以外をしんのすけが担当するが、トス以外の操作は全て自分でやらねばならず、特にブロックに失敗した際にレシーブでフォローするには、かなりの反射神経が必要。 ネット近くにボールを落とせれば相手が反応しないことが多いので、慣れれば勝率も上がってくる。慣れるまでが大変だが。 問題点 会話シーンにボイスが付いたのはいいが、全体的に早口気味になっており、普段のアニメなどと比較すると気になる点である。 エンディングテーマの収録(後述)、ハード性能や容量的な都合が関係する以上、仕方のない点であろう。DSで展開された次回作からは改善されている。 おたすけカードの効果がテキストだけでは分かりにくいカードが存在する。 例としてマサオくんのカードは「からだをはって おたすけしてくれるゾ」としか書かれておらず、適当に呼んでみても何もせずに泣き出すだけで何の役に立つのかさっぱり分からない(*3)。 一部アイテムの入手方法が非常に難しく、カードの自力コンプリートを目指す場合は高難度。 特に野原家のとある場所を、とあるコスプレで攻撃して入手できるアイテムなどはノーヒントでの自力発見は困難。 交換で入手できるレアカードのヒントだけは各ステージにいるロベルトに北本さん(隣のおばさん)のカードを使うことで教えてもらえる。 総評 劇場版を1本観た気分になれるほど秀逸なシナリオで人気を獲得した良作である。 素の難易度が前作から上昇しているため、おたすけやコスプレを活用するとちょうどいいバランスになり、アクションが苦手なプレイヤーでも最後まで楽しめる。一方、それらを縛ってみると歯ごたえのあるゲームとなるあたりインティらしい調整になっている。 シリーズ最多の原作キャラや小ネタなどもあるので、原作ファンほど楽しめるキャラゲーらしい作品である。 以降のシリーズも本作のようなオリジナルシナリオを中心に展開していくこととなった。 クレヨンしんちゃん ショックガ~ン! 伝説を呼ぶオマケ大ケツ戦!! 【くれよんしんちゃん しょっくが~ん でんせつをよぶおまけだいけっせん】 ジャンル コスプレアクション 対応機種 ニンテンドーDS 発売元 バンダイナムコエンターテインメント 開発元 インティ・クリエイツ 発売日 2010年12月2日 定価 4,800円(税抜) 判定 良作 概要(DS) クレヨンしんちゃん20周年記念で発売された『ショックガーン』のDS移植版。システム面に変更はないが、様々な部分で改良が行われている。 評価点(DS) GBA版からの改良点 OPや一部のシーンがアニメムービーに変更された。 一部を除いてボイスが新録され、差し替えられた。早口が改善され、音質も良くなっている。また、会話時にキャラがアニメーションしたりとGBA版からパワーアップした。 ぶりぶりざえもんだけはボイスを入れられなかったためか、ショップがデスペラードに、店主がマスターヨダ(*4)に変更されている。前年に声優が交代したよしなが先生も後任の寺田はるひ(現・七緒はるひ)氏に変更された。 おたすけカードの効果がデッキ編集時に常に表示されるようになった。また、一部テキストが変更され、効果がわかりやすくなった。 カード使用時には専用のカットインが表示されるようになった。 フィギュア、コスプレ、おたすけカード、ステージが追加され、ボリュームがアップ。 着替える際のアニメーションがGBA版より早くなったので、テンポが若干改善された。 画面が広くなったため、GBA版では見えない場所にあった罠が見えるようになった他、全体的なゲームバランスにも調整が入った。 ビーチバレーも判定やボールの速度に調整が入ったようで、難易度が落とされている。 新しいキャラクターの追加 前述のマスターヨダの他、むさえ、川口、しんこちゃんが追加された。マスターヨダ以外はおたすけカードも貰え、新しい組み合わせのキラカードも追加されている。 敵側の新キャラとしてロボット型のフィギュア「モールド」が登場し、フィギュア4魔人に改名されている。 ただの追加ボスかと思いきや物語の終盤で予想外の活躍を見せ、 結末まで変わってしまう 。GBA版をクリアした人でも新鮮に物語を味わうことが出来る。 問題点(DS) ゲームオーバーになった際のデメリットがなくなったため、GBA版に比べると緊張感は薄れている。 今作ではお笑い芸人「よゐこ」の2人が登場するミニゲーム「でんせつをよぶよゐこのうみだゾ」が未収録となっている。 ラスボスが変更された関係で、食玩が題材である意味合いが薄れてしまった。 GBA版はラスボスの存在があるからこそ食玩がテーマであることに説得力があったのだが、今作では単におもちゃがテーマでも成り立ってしまう。 一応、GBA版と違ってフィギュア魔人たちが人間と和解したり、キャルトが抱えた悲しみについて言及されるなどの追加シーンは良いのだが。 総評(DS) 大筋はGBA版の移植であるが、システム面の改良、ゲームバランスの調整で遊びやすくなった良移植である。 本作で初めて触れるプレイヤーは勿論、GBA版経験済みでもぜひお薦めしたい。 余談 GBA版のエンディングテーマ「アキハバラぶるーす」は、GBAソフトとしてはかなり珍しいフルサイズ(*5)となっている。 GBAソフトで歌がこれほど長く収録されているのは、他だと『キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズ』や『リズム天国』ぐらいだろう。 GBA版の発売時にTVスペシャルで「食玩あつめてショックガーンだゾ」が放送された。こちらはGBA版の展開をベースにした展開となっている。 GBA版はゲーム開始時に「 このゲームにはばくしょうシーンやおバカなひょうげんがふくまれています 」とPS用ソフトの注意書き(*6)のパロディが流れる。 DS版は代わりに20周年記念のムービーとなっている。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/34370.html
登録日:2016/05/14 Sat 19 48 22 更新日:2024/08/31 Sat 13 40 10 所要時間:約 9 分で読めます ▽タグ一覧 2016年 かすかべ防衛隊 とにかく明るい安村 アニメ アニメ映画 クレヨンしんちゃん ケツメイシ シンエイ動画 ツルツルだとぉ~!? トラウマ 上級者向け 劇団ひとり 劇場版 劇場版クレヨンしんちゃん 友よ~この先もずっと… 吉瀬美智子 名作 城咲仁 夢 大和田獏 安田顕 心の闇 悪夢 感動 映画 東宝 母は強し 涙腺崩壊 爆睡!ユメミーワールド大突撃 高橋渉 寝ねば。 2016年4月16日より公開された、映画クレヨンしんちゃんシリーズ第24作目の作品。 キャッチコピーは項目の冒頭にもある、「寝ねば」 これはジブリ映画「風立ちぬ」の「生きねば」のパロディかと思われる。 他にも、「目覚めよ、しんのすけ」、「この男、寝てても最強。」、「オラが寝るから大丈夫!」等がある。 前作『オラの引越し物語 サボテン大襲撃』 次作『襲来!! 宇宙人シリリ』 『逆襲のロボとーちゃん』を担当した高橋渉が監督・脚本を担当。 そしてお笑い芸人の劇団ひとりが共同脚本として参加している。 キャラの特徴はしっかり捉えており、作中でかすかべ防衛隊のメンバーが見る夢はすべて劇団ひとり氏のアイデアとのこと。 ロボとーちゃん、サボテン大襲撃と、野原一家にスポットが当たる作品が続いたが、今回はかすかべ防衛隊も野原一家も非常に良いバランスで活躍ができているのが大きなポイント。2010年代のクレしん映画の中では『ロボとーちゃん』『B級グルメサバイバル‼︎』等と並んで人気がある。 『ロボとーちゃん』で『父親』が重要なキーワードになったのに対し、今回は『母親』が重要なキーワードとなる。 昨年のサボテンが言葉も話さない無機質な襲撃者によるパニックホラーだったのに対し、今回はキャラクターの心にある恐怖、夢が壊れる事の絶望などが描かれている。 その為、劇場では結構な頻度で子供の泣き声が響くとか…… ちなみに、本作公開から4か月後の2016年8月からひろし役の藤原啓治氏が長期休養に入り、森川智之氏にバトンタッチした後ひろし役に復帰することなく2020年4月に鬼籍に入り、 2018年6月にしんのすけ役の矢島晶子氏が本アニメを降板したため、野原家がオリジナルキャストで揃った劇場版は本作が最後となった。 【あらすじ】 幸せな夢を見ていたはずの野原一家の面々。 だが、そこに巨大な魚が現れて、食べられるところで目が覚めてしまう。 家族全員が魚に食べられる夢を見たことで、越谷で起きた『集団悪夢症候群』ではないかと危惧するのであった。 一方、かすかべ幼稚園には、新しい転校生がやってきた。 少女の名前は「貫庭玉サキ」 しかし、「バカとは話したくない」と、一切他人を寄せ付けようとしない態度に、先生ですら手を焼く問題児であった。 その日の夜、夢の中で揃った野原一家とかすかべ防衛隊は、また同じ夢を見ているのだと認識する。 「どうせ夢なら、漫画家になりたいよ」 そうマサオ君が呟くと、マサオ君の足元にあった玉が変化し、なんと売れっ子の漫画家の世界が現れた。 ここは夢が叶う世界だと分かった皆は、思い思いの夢を見る。 しかし、玉が小さい大人達は、外の世界に吐き出されてしまう、。 そこは、一度は見ていたはずの夢が、地獄のような悪夢に変わった世界だった…… 幸せな夢を取り戻すため、野原一家とかすかべ防衛隊が立ち上がる!! 【登場人物】 ※物語の核心に触れる内容は、各自展開してご確認ください ◇野原しんのすけ(声:矢島晶子) ご存知、嵐を呼ぶ園児。 水着の美女とたわむれるという中年オヤジのような幸せな夢を見る。アンタ一体いくつだ。 今作では歴代シリーズ屈指のイケメン具合を発揮する漢。 本当に5歳児かよ。 + ◎ネタバレを含んだ解説 作中、集団悪夢症候群の原因がサキにあると分かり、サキが孤立してしまう。 しかし、しんのすけだけは子供らしく純粋な気持ちで、一人ぼっちの彼女を救おうとした。 ◇野原ひろし(声:藤原啓治) 野原一家の大黒柱。前述したように本作が長年ひろし役を担当した藤原氏生前最後の劇場版参加となった。 スーパーCEOマンとなってバリバリ働くが、何故かいきなりクビを言い渡されると言うハチャメチャな悪夢を見る。ちなみに中の人も事務所の社長なので2重の意味で中の人ネタ + ◎ネタバレを含んだ解説 物語中盤、みさえと共に夢の世界での夢ルギーを増やすため、童心に帰ろうとする。 しかし、みさえと違ってイマイチ乗り切れないひろしだったが、なりきるには形からという事で…… 夢彦「ツルツルだとぉ!?」 そう、自慢のマンモスの毛を剃り落したのだった!(その髭剃り今後使えるんですかね) 物語の元凶である夢彦の、娘の為に何でもするという気持ちに共感できてしまい、彼を強く否定する事ができなかった。 ◇野原みさえ(声:ならはしみき) 野原一家最強の母。 カリスマホスト城咲仁とのロマンスを夢見るが、ホスト代300万という大金を請求される羽目に…… + ◎ネタバレを含んだ解説 母と子の絆がテーマに含まれているため、今回の最重要人物その1。 夢彦の独善的な娘への愛と横柄な態度に腹を立て、「一発ぶん殴る」と過激な発言をする。 しかし、夢の中に入っても夢ルギーの少ない自分たちではどうしようもない。 そこで、なんと童心に帰るために幼児のコスプレをする事に。良かったなお前ら、ワカメちゃんばりのパンモロだぞ。 その作戦は功を奏し、なんとか夢彦の妨害をする事には成功するが、彼をこらしめても事態は改善しない。 そこで、しんのすけを通じて悪夢に苦しむサキのもとへ訪れ、彼女に襲いかかる悪夢をなんと素手であしらう。何この頼もしさ。 「好きで憎まれ役やってんじゃないわよ!」 「優しくしてくれるパパにばかり甘えていちゃダメ!」 と、厳しくもやさしい言葉でサキに語りかけ、彼女の心を見事に救う事となる。 ◇野原ひまわり(声:こおろぎさとみ) フリーダムな妹。 巨大になる夢を見ており、人ほどの大きさの哺乳瓶を両親にかつがせて飲んでいる。 ◇シロ(声:真柴摩利) しんのすけの無二の愛犬。 今回は何とシロも夢を見るが、顔はそのまま胴と手足がスラリと伸びた姿になるという夢を見る。 ◇風間トオル(声:真柴摩利) エリート幼稚園児。 日本を良くするため、政治家になるという地道ながらも堅実な夢を見る。 + ◎ネタバレを含んだ解説 夢が吸われている事に真っ先に気付くという今回の勝利の立役者。 なお、作中で選挙カーを運転しているシーンもあった。 『オトナ帝国』の時とは違い、夢の中の世界なので無免許運転については特に気にしていない様子。 ◇桜田ネネ(声:林玉緒) リアリスト女児。 アイドルになってちやほやされるという、ネネちゃんにしては割と平和な夢を見る。 + ◎ネタバレを含んだ解説 シナリオがサキとの友情に重点が置かれている為、今回の最重要人物その2。 最初は態度の悪いサキを良く思っていなかったが、異常なほど人を寄せ付けない性格が逆に好きになり、彼女の友人になろうとする。 ユメミーワールドの悪夢がサキのせいだと知った時には一度は決裂するも、サキを「嫌いにならない」と約束したため、過去のわだかまりを捨てて彼女を救う為に立ち上がった。 また、ユメミーワールド発生機が壊れた後に、子供の夢ルギーならサキの夢に入れると信じて、再び夢の世界へと突入した。 ◇佐藤マサオ(声:一龍斎貞友) 漫画家を夢見るおにぎり。 まだ5歳児ゆえ、クオリティに関しては年相応の物だが、一応形にはなっているため将来が楽しみ……かもしれない。 ちなみに「漫画家になりたい」という話は同じく劇場版の『オラの花嫁』などでも語られているため、実は今作が初出ではない。 ◇ボーちゃん(声:佐藤智恵) シンクロニシティなど、相変わらず博識なところを見せる謎の多い人物。 石が好きなあまり、自分自身が石になるという夢まで見るほど。 作中、何故か大和田獏の大ファンというどうでも良い新設定が明かされた。 ◇河村やすお(声:大塚智子) バラ組のいじめっ子・チーター河村。子分の狩り上げとデブも登場。 子分ともども、かなり久々の登場となる。 サキの態度の悪さが原因とはいえ、サキのぬいぐるみをとりあげていじめていたため、しんのすけによってこらしめられる。 ◇貫庭玉サキ(声:川田妙子) かすかべ幼稚園に転校してきた、紫の髪をサイドポニーにした少女。 周りの子を「バカ」と切り捨て、彼らと一切付き合おうとしない。 しかし、胸のポケットに入れたツギハギだらけのぬいぐるみを、非常に大事にしている。 なお、苗字の読みは「ぬばたま」 かつてしんちゃんにそっくりな王子だった夢も見た事あるとかないとか。 + ◎ネタバレを含んだ解説 サキは眠る度に、終わる事のない悪夢に苦しめられていた。 母は自分を庇ったせいで、自分を恨んでいるのではないかという気持ちが、彼女の心に深い傷を残していた。 それが、母の怨念となってサキを苦しめているのだった。 他人を寄せ付けようとしないのも、彼女が悪夢から逃れるために他の人に悪夢を見せているという意識から、あえて距離を置くための事だった。 しかし、カスカベ防衛隊との絆を得た事によって、他の人に悪夢を見せないようにするため、悪夢を消す事を決意する。 だが、悪夢の奥底、母の姿より更に奥にあったのは、自分自身の姿だった。 サキを苦しめていたのは、母の怨念ではなく、彼女自身の自責の念だった。 「お母さんの事も消そうとするの?」 過去の自分にそう問い詰められて苦悩するサキ。 だが、みさえの言葉によって母の想いを感じたサキは、悪夢を消すのではなく、過去の自分を受け入れ、上手く付き合っていくことを決意する。 こうして悪夢の世界は消え去り、サキは明るい夢の世界を取り戻す事に成功するのであった。 ◇貫庭玉夢彦(声:安田顕) サキの父。 赤と青のサイケな髪に真四角の眼鏡、そしてその奥に光るギョロリとした目(*1)が特徴の人物。 サキ同様、彼も人を寄せ付けない性格で、感じが悪い。 + ◎ネタバレを含んだ解説 ユメミーワールドを作った張本人。 悪夢に苦しむサキを救う為、他の人間の持つ夢ルギーを吸い取り、サキを悪夢から守っていたのだった。 「娘の為なら世界中を不幸にしてもいい!」と、歪ながらも親らしい強い愛情によるものだったが、それが逆にサキを孤独にし、苦しめているのだと知って、改心した。 エンディングでは、また春日部を離れ、どこか遠い国でサキと共に暮らしている。 そして、悪い夢に苦しむ人を救うための研究に力を注いでいるようだ。 ◇貫庭玉サユリ(声:吉瀬美智子) サキの母。 サキをそのまま大人にしたような美人で、彼女も紫の髪をサイドポニーで束ねている。 とある事故によって命を落としており、作中では既に故人となっている。 + ◎ネタバレを含んだ解説 サキのトラウマの最大の原因にして、劇場のちびっ子たちにトラウマを植え付けた張本人。 優しくサキに語りかける姿が、いきなりグロテスクな化け物になるシーンはSAN値直葬モノである。 悪夢の世界で襲いかかる白い触手も、全て悪夢となった彼女の一部。 バクの力で悪夢を消しても、無限に増え続ける悪夢で、かすかべ防衛隊を苦しめる。 しかし、みさえの「母が娘を恨むはずが無い」という言葉によって、恐ろしい姿から普段通りの母の姿に戻った。 ◇夢魚(声:なし) 夢の世界に現れた巨大な魚。 背中は巨大なドームのようになっており、その中で食べた人に幸せな夢を見せ続ける。 しかし、夢ルギーが無くなったものはクジラの潮吹きのように排出する。 排出された人間は、今まで見ていた夢が真逆となった悪夢に苦しめられる事となる。 ◇城咲仁(本人役) 今回のサプライズゲストその1。 みさえの夢に出てきた元カリスマホスト。 物語中盤、何故か二度目の出番を貰うが、イケメン好きなはずのひまわりやネネちゃんにすら特に触れられなかった。 ◇大和田獏(本人役) 今回のサプライズゲストその2。 バクを探すしんちゃんたちの前に現れた。 しんちゃんたちに襲いかかる悪夢に対峙するが……? なお、大和田氏の兄である伸也氏は2年前の劇場版にゲスト出演している。 + ◎ネタバレを含んだ解説 まあ、普通の大和田獏さんだったので、勝てませんでした。 ボーちゃん「獏さぁぁぁぁん!!」 ◇とにかく明るい安村(本人役) 今回の芸人ゲスト。 公式サイトでも「安心できるのか!?穿いているのか!?」と心配されていたが、なんと今回は穿いてない(つまり全裸)上に、同じ姿で何人もの安村が登場する。 その為、男の裸(しかもぽっちゃり)が苦手なしんちゃんを、かつてないほどに苦しめた。 この時はまさか約7年後にアメリカで再ブレイクしたとは誰も思っていなかっただろう。 【主題歌(EDテーマ)】 ◇友よ~この先もずっと…(歌:ケツメイシ) 本作の為に書き下された曲であり、タイトル通り、友を思う歌詞は作品に非常にマッチしている。 また、イントロはTV本編でも使われたBGMに似ており、クレヨンしんちゃんらしいテーマソングとなった。 CDのジャケットにはしんちゃんと共にアニメ調の絵で尻を出すケツメイシのメンバーが描かれた。 【余談】 主題歌は当初、ゲスの極み乙女。が担当する予定であった。 だが、ボーカルと某女性タレント(*2)とのゴタゴタによって話が流れ、他の候補で上がっていたケツメイシが担当となった。 ちなみにケツメイシは以前劇団ひとり原作の映画『陰日向に咲く』にて主題歌を担当し、同曲のPVには劇団ひとりが出演している。 だが今度は公開前になって、ゲスト声優として参加していたとにかく明るい安村の不倫が週刊文春によって報道されたため、「今回のクレしん映画は呪われてるのではないか?」と一部で噂された。(後にこの件について週刊文春の記者は「あれは自分が別件の張り込みをしていた際に偶然撮れたもので、クレヨンしんちゃんの映画を貶める意図はなかった」とコメントしている) また、PVではダチョウ倶楽部の3人の活動と友情をイメージしたものとなっている。 上島竜平氏との哀しい別れを経た今となっては、改めて涙腺を崩壊させるPVとなったと言っても過言ではないだろう。 今回の映画が夢を題材にしたものであることから、TV本編でも夢、睡眠に関する回が何度かにわたって放送される。 アプリゲーム『スーパーロボット大戦X-Ω』では、映画の公開を記念して『超電導カンタム・ロボ』がまさかの参戦を果たした。 しかし、作中ではかすかべ防衛隊秘密基地をカンタムっぽいと言っただけで、カンタム自体は登場していない。 エンディングの映像、及びポスターには描かれていた。 追記・修正は良い夢を見てからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 夢とは言えばラピス思い出す -- 名無しさん (2016-05-14 19 55 21) 始まる前からろくでもない話題ばっかりだった(ベッキーもOP歌ったことがあるから一層)けど、すごくいい作品だった -- 名無しさん (2016-05-14 20 14 09) 中々の良作だった。ここ数年はしんちゃん映画は当たりが多いな。 -- 名無しさん (2016-05-14 20 35 19) サボテンよりもこちらの項目が先に立ったかぁ。 -- 名無しさん (2016-05-14 20 38 25) サボテン「解せぬ」 -- 名無しさん (2016-05-14 20 56 47) 公開前はゲス極川谷とベッキーの不倫騒動で主題歌変更になったけど、今度はゲスト声優のとにかく明るい安村の不倫が報道されたせいで、一部で「呪われた映画」と呼ばれていたっけなぁ。見事その前評判を覆して良かったなぁ。 -- 名無しさん (2016-05-14 21 04 55) スパイ「おっと!」 宇宙のプリンセス「俺達を」 野生王国「忘れてもらっちゃ困るぜ!」意外と抜けが多いんだなぁしんちゃん映画項目w 作成は・・・誰かに任せよう orz -- 名無しさん (2016-05-14 21 30 03) NTRとか幼児プレイとかパイパンとか上級者向けすぎるわ今回w -- 名無しさん (2016-05-14 21 33 54) 下ネタがけっこう多かったのと安村のとこでチビッ子たちが1番大爆笑してたのが印象的 -- 名無しさん (2016-05-14 23 37 59) 最初の新聞記事での読み間違いのくだりが一番の笑いどころだった。「玉突き事故」「100便が運行中止」「汚職事件で判決が出た」www -- 名無しさん (2016-05-15 01 38 11) サキの声あの人だったのかww -- 名無しさん (2016-05-15 17 49 12) クレしん映画って野原一家とかすかべ防衛隊のどちらかに焦点置くのは多いけど、今回は本当にどっちも活躍してるのが凄かった -- 名無しさん (2016-05-15 20 39 24) サキちゃんって悪夢ちゃんみたい。泣かないで~♪泣かないで~♪ -- 名無しさん (2016-05-15 21 04 27) サキちゃんちの食事シーンが見ててきつかったな。野原家のトーストとサラダに比べて、焦げたトーストに失敗した目玉焼き、それにポテチを何も言わずに食べるサキちゃんは見ててきつかった・・・今はまともな食事ができてるといいな -- 名無しさん (2016-05-15 21 13 58) ↑サキちゃんのお父さんって料理下手? -- 名無しさん (2016-05-16 08 57 14) 今までひろしがクローズアップされがちだったが、今回は歴代映画トップでみさえが優遇されてたというか途轍もなくカッコ良かった。敵役が、コミカルな目標を掲げたムダにデカい組織のどこか憎めない悪党というタイプの完全真逆だったのは新鮮な感じ。変身で勝確だと思った後に出てくる悪夢の真の姿が、トラウマ克己モノではド定番ながら燃える。あと、個人的にサキちゃんタイプのヒロインが大好物だったため、大変非常にぺろぺろしたくなった。 -- 名無しさん (2016-05-16 09 59 00) ↑↑下手っていうか、無頓着なんだろうね。腹に入ればいいみたいな。研究で忙しいとはいえ可哀想だわ ↑野生王国では動物化しちゃってたから母ならではってのが薄かったと思う。でも今回の触手とか安村払い退けるシーンはカッコよすぎるわw -- 名無しさん (2016-05-16 11 03 31) 同じ母親だからこそみさえにしか出来ないもんね。後どうでもいい話だが映画観る前、弟と話したっけな。ひまわりにシロ、果てにはひろしとスポットが当たる中、みさえの場合はどんな形で当たるんだろうね、と。 -- 名無しさん (2016-05-16 17 37 56) この作品を期に、「野原みさえ」の項目も立つといいなあ -- 名無しさん (2016-05-16 18 56 23) TSUTAYAに行ったんだがもうレンタルでコナンのDVDが出てた、クレしんと同じ日に公開されたのに。もう1ヵ月早く発売もしくはレンタルしないかなあ・・・ -- 名無しさん (2016-10-27 17 57 14) しんちゃんとサキちゃんの中の人ってフルハウスでも共演してたような -- 名無しさん (2017-03-04 01 28 28) 悪夢のシーンは分かってて見てもビビるから困る -- 名無しさん (2017-04-07 20 49 03) サキ親子が野原一家や防衛隊と出会わなかったら日本中の人が悪夢を見せられて不幸になってたと思うと恐ろしいな -- 名無しさん (2017-04-07 23 11 44) 大和田さん、昔は改造ベムスターとも戦っていたのに(ぉい -- 名無しさん (2017-04-07 23 55 44) ↑↑ 更にサキ自身もどんどん悪夢が強く、ユメルギーの消費が激しくなっていくだろうし、いつか悪夢から逃げきれなくなったのではという恐怖があるな・・・ -- 名無しさん (2017-04-09 15 27 01) 歴代劇場版キャラでもユメミーワールドに対抗できそうなのってオカマ魔女みたいなファンタジー系の連中くらいか -- 名無しさん (2018-05-05 03 00 09) はいてない安村はしんちゃんじゃなくても悪夢だわww -- 名無しさん (2019-03-02 16 16 28) 娘のために多くの人を犠牲にする親父といえば、仮面ライダーウィザードの笛木奏を思い出す。こちらは笛木と違ってハッピーエンドになったが -- 名無しさん (2019-03-12 21 04 25) 防衛隊も野原一家も両方活躍できていて、みさえだからこそ言えるセリフもあって一番好きな映画。ただ、ギャグの間だったりセンスだったりが「ロボとーちゃん」の方がいいかなと思う -- 名無しさん (2019-04-23 21 24 17) マサオくんは原作や本編でもよしいうすと先生の回で何回も自分の漫画見せようとしてるからな。(しかも担当の人に見せてお世辞かもしれないけどなかなか良いよって褒められたりしてる) -- 名無しさん (2019-10-29 21 12 09) 違反コメントを削除しました -- 名無しさん (2019-11-02 10 36 21) みさえの「好きで憎まれ役やってんじゃないわよ!」あたりのくだりは母親共通の気持ちだろうなあ。 -- ななしさん (2019-12-02 09 29 58) P5のフタバパレスの下りでこの映画思い出した -- 名無しさん (2020-03-14 21 55 41) 野原一家・かすかべ防衛隊とレギュラーキャラに無駄な配役が一人もおらず、それでいてゲストキャラも良いという完成度の高い作品。劇団ひとり凄い良い脚本書くなぁ~ -- 名無しさん (2020-04-03 17 30 01) しんちゃんが泣いてる女の子におたおたしちゃって困っちゃうシーンが狂おしいほど好き -- 名無しさん (2020-10-18 22 36 55) 近年の映画じゃ珍しくげんこつシーンあるんだよな、しかも演出が映画オリジナルで2回も -- 名無しさん (2022-03-13 01 02 39) 大和田さんの断末魔(?)が今ではとても切ない… -- 名無しさん (2022-04-20 19 21 01) 夢とはいえ貴重な公式のみさえNTRシーンがあるので必見 -- 名無しさん (2023-04-15 10 55 25) ↑ひろしはちょくちょくユミちゃん絡みとかキャバクラ関係でわちゃわちゃすることはあるけど、みさえのは大分珍しいよね -- 名無しさん (2023-07-17 17 53 19) カラオケでこの曲聴くとpvで泣きそうになる -- 名無しさん (2023-08-14 22 44 39) 主題歌はよく最近の運動会で聴くイメージ -- 名無しさん (2023-12-04 22 25 33) 本当に自分はこの作品が好き ロボとーちゃんや20世紀とかも名作だけどユメミーワールドは涙が出た -- 名無しさん (2024-06-12 23 08 37) これ子供の時見た時怖くてトラウマになったわ -- 名無しさん (2024-07-25 11 26 27) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/49477.html
登録日:2021/10/04 Mon 20 50 15 更新日:2024/08/23 Fri 14 18 49 所要時間:約 6 分で読めるゾ ▽タグ一覧 2011年 こぐれ京 すかしっ屁←卑怯者のする屁 アニメ アニメ映画 クレヨンしんちゃん シリアスな笑い シンエイ動画 スパイアクション テロ 下品 人間失格の女達 何故かなかなか立たなかった項目 劇場版 劇場版クレヨンしんちゃん 増井壮一 家族 屁 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦 映画 東宝 膨腹 芋 関ジャニ∞ 父ちゃん母ちゃん 実はオラ、スパイです。 2011年4月16日に公開された、映画クレヨンしんちゃんシリーズ第19作目の作品。上映時間は107分。 前作『超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』 次作『嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』 監督は『あにゃまる探偵 キルミンずぅ』の監督を務めた増井壮一が初登板。 脚本は児童小説や『機動戦士ガンダムSEED』などのアニメ脚本の経験がある小説家のこぐれ京(こぐれ今日子)が担当した。 今回は『ブタのヒヅメ大作戦』でもあったスパイアクションを前面に出しており、お下品ギャグを絡めたクレしんらしいアクション映画となっている。 ワイヤーアクション要素など著名なスパイ映画を意識したアクションがあったり、特に中盤以降はスパイモノらしく陰謀・裏切りといった要素も加わり、敵味方が入れ替わる作劇も特徴。 一方で野原家と対照的なゲストヒロインのレモンと両親の関係、家族愛、友情といった描写も描かれている。 しかしながら、過去の劇場版との矛盾点やキャラクターの名前かぶりなどがあり、その点で賛否両論の多い作品でもある。 【あらすじ】 ある日、しんのすけは道端に落ちていたアクション仮面マスクを被ると、 アクション仮面から正義の戦いを影で支える「アクションスパイ」に任命されたと言われ、エージェント・レモンと出会う。 しんのすけはレモンからスパイの手ほどきを受け親しくなっていくが、謎の男たちに攫われそうになるなど危険な目に遭遇する。 そんな中、野原一家はレモンの仲間に眠らされ、気が付くと飛行機の中に乗っていた。 レモンと共にある極秘研究所のパーティーに潜入することになったしんのすけは、恐るべき陰謀に巻き込まれていくが…!? 【登場人物】 〔野原一家〕 ◇野原しんのすけ(声:矢島晶子) おなじみ主人公。アクション仮面に会うべくスパイとしての訓練を受ける。 色々な訓練を受けさせられた末、ヘガデル博士の研究所に潜入してメガヘガデルⅡを盗み出した。 しかし、全てはヘガデル博士と同じ体型(レモンの両親曰く「合鍵」)を利用されていたことを知り、レモンに辛辣な態度をとるようになるが、一人きりの彼女を助けるべく戦うことを決意する。 ◇野原ひろし(声:藤原啓治) ◇野原みさえ(声:ならはしみき) しんのすけの両親。レモンが野原家に来た時には両親に会えないレモンを気遣うが、 しんのすけと共に拉致されてしまい、メガヘガデルⅡを食べさせられてしまう。 レモンとイツハラの協力で脱走するが、レモンを助けに行こうとするしんのすけを止められなかったため、イツハラが残していった特殊車で助けに向かった。 ◇野原ひまわり(声:こおろぎさとみ) しんのすけの妹。0歳児ながらメガヘガデルⅡを食べてしまい、破裂しそうになっていた。 ◇シロ(声:真柴摩利) 野原家の愛犬。メガヘガデルⅡを食べさせられてしまう。 ◇風間トオル(声:真柴摩利) ◇桜田ネネ(声:林玉緒) ◇佐藤マサオ(声:一龍斎貞友) ◇ボーちゃん(声:佐藤智恵) レモンからしんのすけをスターとして訓練していると聞いて隠れて様子を見ていた。 しんのすけがジャガー マッシュに拉致されそうになった時には、自分たちも芸能デビューすべく知らずに活躍した。 なお、エンディングでのキャスト順はシロと風間くんが同じ声優の為か、ネネちゃん、マサオくん、風間くん、ボーちゃんの順番になっている。 〔スカシペスタン共和国〕 ◇スノモノ・レモン(声:愛河里花子) 本作のヒロイン。しんのすけの前に現れた少女スパイ。 アクション仮面のサポートをするアクションスパイの一人で先輩としてしんのすけを鍛える。というのは勿論でまかせ。 正体はスカシペスタンのスパイで、メガヘガデルⅡを盗み出すためしんのすけを利用していた。 無事任務を果たすも野原一家が拘束され、ナーラオ ヨースルの目的を知って動揺。スカスペスタンを裏切り、しんのすけと共にメガヘガデルⅡを奪って逃走する。 両親からスパイとして厳しく育てられたため家族の愛情に飢えている模様で、野原一家との触れ合いが裏切りを決断させる一助となった模様。 事件解決後は両親と共にヘーデルナ王国へ亡命し、本来の金髪を披露した(*1)。 また、「スノモノ・レモン」はスパイとしてのコードネームで、最後にしんのすけにだけ本当の名前を教えた。 余談だが、14年前の劇場版にもレモンという登場人物がいた(こっちはオカマ)。 ◇イツハラ(声:なかじままり) レモンのサポートをする家政婦。元ネタは『家政婦は見た!』の市原悦子。老け顔だがこう見えても20代。 実は作中最強のスパイで、「あら、いやだ」と言いながら見事にサポートをこなす凄腕。 最後の戦いではレモン側に付き、スカシペスタンの工作員たちを手玉に取っていた。 イツハラを演じたなかじままりはものまねタレントであり、市原悦子のものまねは氏のレパートリーのひとつである。 ◇ライム(声:櫻井智) ◇プラム(声:堀内賢雄) レモンの両親。スカシペスタンに仕え、レモンをスパイとして厳しく育てている。 特に母親のライムはキツくレモンを叱っており、レモンが従順なのは彼女に愛されたいがためと思われる。 父親のプラムは逆にレモンへの愛情を垣間見せるが、ライム同様に国に従っている。 最後の戦いでは国を裏切ったレモンに戸惑うものの、プラムはレモンを攻撃する工作員たちに立ち向かう姿を見せ、 レモンが大量のメガヘガデルⅡを食べたと知った時にはライムもレモンへの愛情を見せた。 ◇ニセアクション仮面(声:玄田哲章) 名前の通りアクション仮面の偽物。 素顔は郷剛太郎に全然似ていないが、声は似ているためしんのすけはすっかり騙されてしまった。 一番最初の劇場版では、テレビを見ていたしんのすけはアクション仮面が偽物だと気づいたのだが。 国家元首である二人に給料が振り込まれていないので今すぐ貰えるか聞くあたり、割と大物なのかもしれない。 ◇ナーラオ最高元帥(声:井上喜久子) ◇ヨースル最高総統(声:川浪葉子) スカシペスタンを支配する独裁者。 色白の方がナーラオで、色黒の方がヨースル。 2人ともかなりの巨乳と美脚を持つ美人だがこの手のキャラには珍しくしんのすけが鼻の下を伸ばさず、それどころか「おばさん」呼ばわりされていることから、それなりの年齢はいっている模様。 かつて普通のOLだった頃、オナラのせいで人生を台無しにしてしまい、復讐のためオナラミサイルを世界中に打ち込み、世界をオナラ臭くするテロを目論んでいる。 そのためにレモンとしんのすけを利用してメガヘガデルⅡを手に入れた。 最後はしんのすけとレモンにより、それまでの報いを受ける。 〔ヘーデルナ王国〕 ◇ヘガデル博士(声:山野史人) ヘーデルナ王国の科学者。体型はしんのすけと瓜二つで、若い頃は彼そっくり。 子供の頃、芋を食べるとオナラが出ることから芋と屁の関係を調べるうちに科学者となったらしい。 屁が地球温暖化の要因であることを突き止め、屁が出なくなる芋を開発していたが、手違いでメガヘガデルⅡを開発してしまった。 スカシペスタンがメガヘガデルⅡを狙っていることに感づいており、自分の体型と一致しないとロックが開かないセキュリティを施していたが、 「合鍵」であるしんのすけを利用され、スカシペスタンに嘘を吹き込まれていることを話しても聞く耳を持たない彼にまんまとメガヘガデルⅡを奪われてしまう。 メガヘガデルⅡが無くなったことについてはあまり気にしていらず、どんな味だったのかが気になっていた様子。 ◇ジャガー(声:村上信五(関ジャニ∞)) ◇マッシュ(声:大倉忠義(関ジャニ∞)) ヘガデル博士の助手の二人組。友情出演枠。 スカシペスタンがしんのすけを利用しようとしていることに気付き、しんのすけを保護しようとしたが、 それを拉致と勘違いしたかすかべ防衛隊とレモンによって妨害されてしまった。 【用語】 ◇スカシペスタン共和国 レモンの出身国。国民は頭におしり二つの山型になった帽子を被っている。 またナーラオとヨースルが元首の位に就いていることなどから、女性の力が強いとされている。 ◇ヘーデルナ王国 スカシペスタンの隣国。こちらは頭にタニシ芋を模した帽子を被っている。 なぜか国民は関西弁に似た喋り方をする。 ◇メガヘガデルⅡ ヘガデル博士が開発した強烈なガスを発生させる芋。見た目は芋羊羹(*2)そのもので、非常に美味。 一切れで腹が風船のように膨らみ(*3)、ガスの圧力で上昇するほどの屁を発生させる。 ナーラオとヨースルはこれをミサイルに詰めて世界中を屁で臭くするテロを行おうとしている(*4)。 【主題歌】 主題歌はどちらも関ジャニ∞(現:SUPER EIGHT)が歌っており、シリーズで初めて当時のジャニーズ事務所所属のグループが主題歌担当となった。 ◇T.W.L OP。 ◇イエローパンジーストリート ED。 追記修正は芋を食べてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 映画クレしん項目も、あとはカスカベ野生王国のみか… -- 名無しさん (2021-10-04 21 13 01) スンノケシ王子「・・・」 -- 名無しさん (2021-10-04 21 16 26) レモンって暗黒タマタマにオカマの三男に使われてるという… -- 名無しさん (2021-10-04 21 18 30) しんのすけってハイグレ魔王の時にテレビ見てアクション仮面が本物じゃなくて代役使っているのに気づいているから 偽アクション仮面に気づかないのに少し違和感 -- 名無しさん (2021-10-04 21 21 17) あのオナラの炸裂クライマックスシーンは劇場の観客たち爆笑だった....もう、あれ...屁...兵器だよ。 -- 名無しさん (2021-10-04 22 43 43) ギャグとはいえあんなに体が膨張すんのはやべえw -- 名無しさん (2021-10-04 22 51 19) この辺りでしんちゃんとアクション仮面関連の設定リセットされちゃったのかなって思っちゃった -- 名無しさん (2021-10-04 23 53 44) クレしん映画では割とマイナーな部類だけど、ストーリーは割と好き -- 名無しさん (2021-10-04 23 54 44) 最後の膨張シーンで性癖が歪みました(実話) -- 名無しさん (2021-10-05 00 42 16) 敵さんの目的 世界中をおなら臭くして皆が逃げ出している間に侵略する だったと思う -- 名無しさん (2021-10-05 21 56 38) 国の発展が遅れているのにミサイル開発を推進して世界征服……って某北の国の風刺だったりするんだろうか 屁のインパクトが強烈で上手い具合に薄められてるけど -- 名無しさん (2021-10-06 01 26 26) 亡国の〇ミサイル発射を阻止するってスパイ映画の王道だよね -- 名無しさん (2021-10-06 17 37 02) 騙されてショックを受けたしんのすけが擦れ違い様に呟いた「ウソつき」、たった四文字だけど、それを聞いたレモンちゃんが初めてスパイ(ウソつき)だった事に罪悪感を感じたシーンは地味に印象深い。 -- 名無しさん (2021-11-11 23 26 07) さりげなくシャイニングパロ。子供にはわからんだろ -- 名無しさん (2021-11-11 23 53 18) スパイ 酸っぱい 柑橘類というのが安直ながらわかりやすい -- 名無しさん (2021-11-12 15 36 12) ↑しかし過去作をろくに確認しなかった職務怠慢が露呈したのはいただけないしかばえない -- 名無しさん (2022-02-10 23 44 47) ↑名前かぶりぐらいで悪く言い過ぎでしょ。 -- 名無しさん (2023-01-22 16 38 25) しんのすけがアクション仮面の偽物に気づけないなんて『アクション仮面VSハイグレ魔王』見てないのか、なんて言い出したら『嵐を呼ぶジャングル』は郷剛太郎が異世界ヒーローじゃなくてただのアクション俳優というすさまじい設定の違いが問題になってしまう。映画は言うまでもなく全部パラレル設定でしょ。 -- 名無しさん (2023-08-31 21 43 54) 名前 コメント