約 811,743 件
https://w.atwiki.jp/gods/pages/13978.html
クラナエー クラナエの別名。
https://w.atwiki.jp/gods/pages/3872.html
クラナオス ギリシャ神話に登場するアッティカ王。 ケクロプスの次王。 関連: ガイア (母) ペディアス (妻) クラナエ (娘) メナイクメ (娘) アッティス(2) (娘)
https://w.atwiki.jp/cgwj/pages/400.html
クラナ紛争 klana io fenteno 連邦議会に出席するXXXXの全権大使 年月日:2037年4月頃 - 2037年XX月頃 場所:クラナ大陸 結果:・各国独立・クラナ大陸国家連合の成立・サニス条約への調印と連邦加盟 交戦勢力 独立派 王党派 ・クラナ独立派ゼマフェロス統一革命軍imageプラグインエラー ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。対ノルメル統一抵抗戦線インヴィル統一防衛盟約・キエラヴィ内戦民族統一騎行戦線・連邦同盟国ユエスレオネ連邦南サニス連合王国カラムディア・ハタ社会主義王国 imageプラグインエラー ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。ノルメル神王国Xelken.valtoal革新派イェスカ革命主義者同盟イスケ・リナエスト・オルス(支援)・警戒運動東諸島共和国連合 中立勢力 キエラヴィ系勢力ヴィテール系勢力 指導者・指揮官 独立派 王党派 スローヴェ・アシュタフィテス(革命家)ロスナ・ゼスナディ(革命家)imageプラグインエラー ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。ファーヴェ・ヴェーツェルセイネ・ファナレフ9世(レツェリ) †imageプラグインエラー ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。ファーヴェ・ヴェーツェルセイネ・タニエレズ(レツェリ)アルテア・ファルザー・シルミヤ(連邦首相)アレス・キィルフィヤ(連邦参事長)アレス・フレンテャ・シャル(連邦軍総司令官)ターフ・ヴィール・ウォルツァスカイユ(連合王国国王)ターフ・メブローデャ(連合王国指定摂政・連合王国軍総司令)レヴェア・ラヴォラント・ミナミラハ・エスドヴァーダ(連合王国宰相) imageプラグインエラー ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。(ノルメル)imageプラグインエラー ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。(ノルメル)ドホジエ・アレス(x.v.過激派)(タリェナフ)(タリェナフ)プライア・ミヒニョイシュナ・シェムシュナ 中立勢力 戦力 独立派 王党派 FFIEFRIEAA-EFJIP FAFJS 戦域 ・三国戦争・キエラヴィ内戦・優朗イデオロギー対立 クラナ紛争 [表示] ・4月12日の戦闘 「そうなんだろうけどさぁ......。しかし、相変わらず強硬な手段をとるんだな。官僚上がりなのに」「それが私のやり方なので。それに貴方も望んだ事でしょう」――ホットラインにおけるシルミヤとウォルツァスカイユ(三国戦記#2) クラナ紛争(理:klana io fenteno)とは、クラナ大陸における紛争の一つ。本来不満が溜まっていた現地に、ユエスレオネ連邦が接触したことにより、各地の紛争が同時多発的に起こり、事態は複雑化していくことになった。 目次 概要 経過接触前のクラナにおける状況 連邦におけるクラナ前史 テロリストとノルメル アシュタフィテスの接触 戦争開始と同盟国参戦 アシュタフィテスの逮捕 ◯◯牢獄の襲撃 概要 クラナ紛争は三つの戦争を含む複合的な紛争である。それぞれの戦争には直接的な関係は無いが、クラナが一つの大陸であるということによって複雑な関係性を生み出した。 それはユエスレオネ連邦との接触によって、更に複雑なものとなった上に南サニスの反政府勢力「イェスカ革命主義者同盟」やXelken.valtoal過激派などが関係したことによって連邦政府による代理戦争の様相を見せた。 一方で、シルミヤ政権は選挙対策のために現地人の殺傷をよしとせず、連邦軍の作戦行動は非常に困難なものとなった。 しかし、2037年XX月には連邦、スィレフ、ゼマフェロスによる連合軍が「同盟」を放逐し、ノルメルに武器を提供していたXelken.valtoal革新派の中枢を逮捕したことによって補給が断絶した反独立系現地勢力は弱体化。 結果として、2037年XX月XX日にノルメルがゼマフェロスやスィレフの独立を認める条約(****条約)をユエスレオネ連邦仲介の下、調印した。 また、ノルメル、ゼマフェロス、スィレフ、北部キエラヴィ、南部キエラヴィ、ヴィテールの諸国の仲介・支援の条件であった連邦への構成主体としての加盟を以て、クラナにこれら構成主体を統括する「クラナ大陸国家連合」(KIIC)が成立することになった。 経過 接触前のクラナにおける状況 「PMCF以外に人が......?」―ターフ・ヴィール・ウォルツァスカイユ(三国戦記#2) 特に紛争に係るクラナの状況として、東部クラナのノルメルによる影響力がある。 Varlakija Elestheiniju Ivane著『ノルメル人とスィレフ人』によると、ノルメルは定住農耕民であり、また穀倉地帯であるために土地の扶養力が高かった。このために発達した安定王朝であるノルメル神王国(トイマ)は、周辺民族に対する影響力を持っていた。 遊牧民であるスィレフは、高度な文明を持っていたノルメルに対して度々攻撃を仕掛けてきた。ノルメルは中世後期まで轍を持っておらず、これが攻撃力の差となっていた。ノルメル人とスィレフ人は技術の発展とともにお互いに攻撃や侵略を繰り返してきた。 Woltsaskaija I. Kaltovafis著『接触前のスローヴェ』によると、スローヴェに相当する地域には、ヴェフシャータ・ゼマフェロス王国という国家が存在した。しかし、度重なるスィレフの攻撃を受けるノルメルは、自らの側面に当たるスローヴェの平定を目指しXXXX年頃にゼマフェロス地域を攻撃。これを平定し、自らの傀儡たるノルメル領ゼマフェロス王国が成立することとなる。 ゼマフェロスの町を歩く連邦陸軍前線情報調達部隊 この王国はノルメルの君主が国王を兼任しており、その下でセマフェロス貴族たちによるある程度の自治が認められていた。しかし、ノルメル王****が対スィレフの供給源としてゼマフェロスから税を巻き上げるなど暴政を敷いた。自治が認められていたとはいえ、ノルメルの兵士たちが度々諸領に侵入しては徴集の名目で市民の私財を取り上げ、従わないものは切り付け、その町を焼くなど、横暴を極めていた。 また、市民の一揆が発生すると、ノルメル王座はこれをゼマフェロス貴族の統治責任として、有力な貴族はこれによって次々に処刑された。 スローヴェ家の貴族であるスローヴェ・アシュタフィテスは、この状況をよしとせず、ノルメルの貴族向け寄宿学校で同じく差別され、学んだロスナ・ゼスナディにノルメルの情報収集を依頼した。クラナ人が連邦の存在を知るのは、このロスナの情報によるものが初めてだとされる。 連邦におけるクラナ前史 以前より、クラナ大陸の存在はユエスレオネの防空部隊による地上観察によって知られていたが、PMCFとの接触の経験や緊張関係、紛争などの情勢変化によって簡単に手が出せるものではなかった。特にデュイン戦争や第一次ファルトクノア紛争で経験したように先遣隊に死者や負傷者が出ると、全力で対応しなければならないという国民の背景もあって、選挙対策のために不確実にこの大陸に手を出すものは居なかった。 2037年4月、シルミヤ政権は閣令10号「全員帰還作戦」(ネフハーリタン)を発令。大陸クラナへの調査計画を開始。これを暗い森開拓に継ぐ、地上奪還計画の第二次訓練と位置づけた。 待機する連邦防衛省防災対策局の指揮車 4月10日、言語翻訳庁はクラナ調査のためにフロシュホキア・ラムノイ・ザーフニツィーア特務監理官を筆頭とした現地調査団を結成、先遣隊を派遣した。先遣隊には、特別警察警護部の護衛と補給管理を任務とする連邦軍特別工作隊が伴った。 先遣隊の成果は著しく、一週間で基本的な意思疎通が出来るようになったという。情報整理が伴わないまま、シルミヤ首相は居留区設置の指示を行い、ラッビヤ人居留区における臨時行政長官の経験があったレーシュネ・ボーシュニョスツィーニ・シュフイシュコを臨時行政長官として指名し、出向させた。こうして、クラナ東方高原居留区がクラナの初の居留区として成立した。 4月19日、居留区の設営に伴って、総務省及び中央省の人員が増員されることになり、第一次クラナ派遣団が結成された。 テロリストとノルメル 「卿は歴史の勉強が良く出来ているようだな」――ドホジエ・アレス(三国戦記#11) PMCFは連邦の動きを静観していたが、一方でこれを好機として連邦に打撃を加えんとする勢力が居た。 イェスカ革命主義者同盟は、その筆頭であり、他の勢力を差し置いてノルメルに接触し、その連邦に対する対決姿勢を助長した。また、xelken.valtoalの過激派である革新派の一部はドホジエ・アレスを雇い、前線で連邦への圧力を掛けようとした。このためにアルヴェイルガード教法主義共和国のアポーイェヴァル地域でタリェナフ派の幹部との秘密裏の会議を行い、協力関係を確立した。 アシュタフィテスの接触 「は、は、これではまるでただの七面鳥撃ちだな」――連邦軍兵士(三国戦記#7) ゼマフェロスの貴族であるロスナ・ゼスナディは知り合いが運営する天文台から空中に浮かぶ「箱」から飛び出る「鳥」が増えていることを知った。これは連邦空軍の地上偵察機だったわけだが、ロスナはこれを人が乗ったものであると考察、先遣隊来訪の一ヶ月前には連邦軍が散布した介入文章の言葉を分析し、連邦が人を送ってくることを察知した。 スローヴェ家のスローヴェ・アシュタフィテスはロスナからこの報告を受けて、単身交渉のために居留区まで馬で近づいていった。 4月20日、連邦の居留区に接触するも、特別警察の警備に止められてしまう。特別警察は無許可の現地人を居留区に入れることを禁じられていたため、アシュタフィテスを制止し、近辺からの追い出しを計った。しかし、ラムノイ特務監理官が近くを通りかかり、彼を入れるよう説得したため、アシュタフィテスは居留区に入ることに成功した。 同時に、ロスナは妹を人質に取られて、ノルメルの逆スパイとして活動しており、この情報が横流しされていた。ノルメル側は騎馬兵千数百を用意し、それにタリェナフ派及びXelken.valtoal過激派のライフル兵を忍び込ませた。連邦軍側は、閣令に「現地人の殺傷は厳として禁ずる」と書かれていたために、装備がゴム弾装填の自動小銃と刃物だけであった。出来る限り、現地人の殺傷の可能性を減らすために敵の上半身への発砲は禁じられており、刃物の利用は最終手段とされていた。このため、忍び込んでいたライフル兵に射撃された連邦軍側に被害が増大、任務部隊指揮官のXXXXは撤退線を居留区の後方に敷いた。しかしながら、この撤退線の設定は居留区側に遅れて通知されたため、ノルメル軍勢が居留区に侵入した時点で、居留区に長官含む連邦の職員が残っており、多数の文民に死者が出た。 この「4月21日の戦闘」では、居留区の半数を超える職員が死亡したが、数分後連邦軍の増援(EFJIP)が到着し、ライフル兵を殲滅、行政長官と生き残りの職員は救出された。 戦争開始と同盟国参戦 「連邦はあなた方に期待しています。故にあなた方に前線をお任せすることになりました。しかし、もしものことがあれば私にお任せください。力になれると思いますよ」――ターフ・アレシャ(三国戦記#11) 情報特務庁の調査により、タリェナフ派やXelken.vatoal過激派が関係していたことが確認されると、連邦政府は正式な戦争としてノルメルを対象とした宣戦布告を決定した。布告文書は護衛を伴った外交官によって手渡しされることとなったが、渡航途中でノルメルの官吏との交渉に失敗。戦闘に発展し、宣戦布告が不可能であることを悟った外交官は臨時行政庁に帰還した。 本格参戦が確認されたことから、連邦参事会は権力監視を目的として、ターフ・アレシャを団長とした「クラナでの最高尊厳の保護にまつわる査察団」を派遣した。 その間、連邦政府はサニス第三条約に基づく集団的自衛権を発動し、ハタ王国等の参戦が決定した。 別で要請を受けていた南サニス連合王国はクーラ・コーギム・セルアを指令とするクラナ派遣軍を結成した。 アシュタフィテスの逮捕 しかし、シルミヤの指示によって、最初は介入せず現地人の力で勢力のまとめ上げを行うことを指示した。これによってアシュタフィテスは自らの領地へ戻り、国民軍の結成を目指すことになった。しかし、移動中にノルメルの官憲によって逮捕され、牢獄へと移送されてしまう。 Xelkenに協力していたドホジエ・アレスは彼と面会し、寝返れば安全を保証し、ロスナの妹も救うと条件を提示したがアシュタフィテスはこれを飲まなかった。 一方でアシュタフィテスの逮捕を知った領民は連邦に対してこれを伝える手紙を送り、数日後にロスナ達はこれを知ることになる。連邦政府はアシュタフィテスの救出よりも地盤を持った国民軍を形成するのが先であるという戦略方針から、ロスナを自らの領地へ送り、同じように軍の結成を求めた。しかし、ロスナはアシュタフィテスが捉えられている街での蹶起を考えており、地域の有力者であるシャーツニアーのラティーナ・ファンシャ・フェルティエと接触するが、ラティーナはロスナを連邦側との交渉材料としており、彼を自らのフィアンシャに閉じ込めた。 ◯◯牢獄の襲撃
https://w.atwiki.jp/animesongs/pages/1035.html
く CLANNAD -クラナド-:劇場版
https://w.atwiki.jp/cgwj/pages/615.html
反クラナ主義(理:fenteklanavera)とは、クラナ人やその文化・土地に対する敵意、憎悪、迫害、偏見のこと。また、宗教的・人種的理由からクラナ人を差別・排斥しようとする思想のこと。 目次 概要 根拠と主張アンポールネムに基づく主張 民族的解釈に基づく主張 批判ユエスレオネ連邦 クラナ地位向上評議会 概要 一般的に、反クラナ主義はリパラオネ教の神話と比較言語学的研究によるフレリオン理論に基づく民族・人種的偏見によって立場を構成していると考えられる。多くの反クラナ主義は、社会的にはリパラオネ教保守派と極右の過激な運動家と支持者に集中しているとされ、その多くは少数の高所得者と大多数の低所得者で構成される。 レシェール・イスナシュテイユの学派を引き継ぐ社会学者達は、クラナ紛争による連邦経済の揺れによって社会的保護を受けられていない社会的弱者が、教育の欠如によってリパラオネ教や極右の街宣によって影響を受け、最終的にはこの理論を支持するようになったと考えている。 具体的にはアレス・レゾヴィヤの「純粋なユミサ」に基づく主張やターフ・ユナフラーデャによる陰謀論、過激なリパラオネ教保守派のインフルエンサーの影響が指摘されているが、LHCLやAJXF、FFFが反クラナ主義を支持しているわけではないとされる。 反クラナ主義に関しては統一的な解釈が存在するわけではなく、前述した宗教的反クラナ主義と民族的反クラナ主義でグラデーションが存在している。 根拠と主張 アンポールネムに基づく主張 「ミナースの陸を作ったのは神で神の物です。それを神の子である人間が消し去った罪などあるはずがありません。もともとカーイハエの軍艦が爆発したのはその理由では無いのです。彼らはフィシャが神界と取り決めたフィアンシャンに大きく違反し罪とドルムをつくりました。そういった人はこのような仕打ちをうけるのです。」―アンポールネム レチ章12節「カーイハエの人々について」 リパラオネ教の教典であるアンポールネムには、ミナースという島が登場している。この島は焼き滅ぼされ、海の中に沈んでいった。ミナースを沈めたのはカーイハエ(後のクワイエ)の軍艦であった。神から神託を得た教祖であるレチは、「神の造られたものを破壊するのは神の子です。でもフィアンシャンに違反しています。大いなる罪は今にでも裁かれるでしょう。」と着いてきていた弟子たちに述べた。リパラオネ教の一般的な解釈では、ミナースは神の被造物である人間によって滅ぼされたので神の意図の範囲内と捉えて、ミナースの沈没を神の意志と解釈している。このため、ミナースの沈没は必然であり、死にゆく者たちも全て宗教的罪人であったと捉えるのが一般的である。 そして、クラナの発見以降、クラナとミナースの位置の類似が提唱された。反クラナ主義者たちはこの点を重視して、クラナに住む者を宗教的罪人あるいは罪人の末裔と捉えて汚れた血として忌避する対象としている。 民族的解釈に基づく主張 「我々の時代の嚮導者としての役割を鑑みると、民族的に不純な大陸に残ったルアンシーの、『純粋なユミサ』としての同一性を保存し、維持することに努めるべきである」―アレス・レゾヴィヤ著『純粋なユミサ』にて アレス・レゾヴィヤの『純粋なユミサ』に基づき、混血性が高いことを差別対象とする理由としていることが多い。ただし、このような考え方はPMFC・ユエスレオネ連邦ともにごく少数の考え方であるので、大体がリパラオネ民族主義を支持している人間に限り、前者の宗教的なものと比べると少数である。 しかし、ルアンシー人民イェスカ主義共和国のユミサ主義愛国者党が反クラナ主義を主張しているなど、社会的運動としてはビビッドに出てくることが多いため、宗教的反クラナ主義者にも彼らの主張が反映されたり、補強的な根拠になっている場合がある。 批判 ユエスレオネ連邦 クラナ大陸国家連合が連邦に加盟していることを含め、重大な問題と捉えている。特に喧伝している高所得者層のインフルエンサーに注目しており、動画投稿サイトやSNSを含め、発信者に対して注目し、規制が推進する一手となった。 クラナ地位向上評議会 クラナ地位向上評議会は、こういった反クラナ主義に対応するために作られた世俗主義市民団体である。クラナをミナースと看做すことそのものを批判し、特にレゾヴィヤの言説を非難している。行動には比較的穏健・慎重な姿勢を示しており、反クラナ主義批判を掲げるイェスカ主義学生団体との関係を問われた時には、「(クラナ地位向上の)言説を歓迎するが、極右や極左とは連帯しないことを明らかにしておかなければならない」と発言している。
https://w.atwiki.jp/sharlicia/pages/23.html
グラナドス寮所属NPC 伝説の吟遊詩人である"歌聖"グラナドスの名を冠した寮。伝統的にお祭り好きで、エルクレスト祭では毎年一番盛り上っているという。 フィシル・アリーゼ アウス・アヴァラン →NPCステータス グゼー・ウィステル ビーク→NPCステータス ヒータ・フォクス →NPCステータス メンファ・リン →NPCステータス フェイエン ウィルテール・アンヘル →NPCステータス(すでに死亡) フィシル・アリーゼ 種族:ヴァーナ(兎族) 性別:女性 メインクラス:プリースト サブクラス:バード 年齢:18歳 所属学部:魔法学部(召喚) サブ学部:神学部 所属部:聖歌クラブ(部長) 登場話:第一話、第二話、第三話、第四話、第六話、第七話、第十三話、第十六話 グラナドス寮プリフェクト。有名なバード一族の生まれであるらしく、それでなくとも後光が差すかのごとき美しさと、天使のような歌声を持つということで学内の憧れを一身に受ける女性。芸術に深い理解を示し、特に歌や踊りに関しては自身でやることも、他人にやってもらうこともとても好き。優れた歌声や踊りの技能を持つもののことはいたく気に入り、なるべく自分の近くにおきたいと考えるようなので、彼女の寵愛を受けること目当てに聖歌クラブで歌ならず踊りの技術を磨くものも多いとか。時折、兎のような形をした自身のファミリアと戯れている事がある。名前は「ラブ」と名づけているようだ。また、ミルカのファミリア、トッポのことも非常に可愛がっている。 アウデンリート寮のプリフェクトにしてマクール祭の実行委員長、シリル・ゴールウィンとはかなりラブラブの恋人同士で、容姿、能力、地位全てを兼ね備えている二人同士の恋愛は、もはや諦めや嫉妬を通り越して祝福しかできないほどのものである。 第一話にて自分のところに署名を求めにやってきたクレハとレシィに対し、踊りか歌の技術を見せることを要求するが、そうして踊ってみせたクレハの動きは彼女の予想を上回るものであり、それに魅せられた彼女はクレハに強い興味を持ったようだ。 第二話ではまだ所属学部を決めていないシャルリシア寮の面々に対し、学部の紹介をする役の一人として出席しており、ミルカとレシィに召喚学部の魅力を語った。なんでも、召喚獣と戯れる事で心が豊かになる、ということらしいが。また、その後ミルカが呼び出されたプリフェクト会合のところにも出席しており、ミルカを談笑に誘っていた。 第三話ではシリルにハートフルアンブレラ争奪戦の企画を聞かされた際、当然というべきか一番に賛同の意を示していた。その後、今度はその争奪戦において「恋の番人」の一人として再登場し、シャルリシア寮の面々がこの企画に加わっていた事を喜びつつ、認め印を渡すのだった。 第四話では召喚学部の授業を受けに来たミルカとトッポに対して、教室に先回りをしている形で現れ、談笑を楽しんでいたが、その後アーゼスとの一件があると、その中に何か悩んでいる様子を感じ取り、いつかアーゼスがシャルリシア寮を頼ることがあったら、協力してあげてほしいとミルカに頼んでいた。ミルカはそれにうなずく一方で、フィシル自身も助けになってくれるよう求めたが、フィシルは力になるといいつつも、「ダーリンとのデートに重なってしまったらごめんなさい」と、あまり悪びれた様子なくお惚気全開で返答してくるのだった。 第六話ではシャルリシア寮の歓待パーティー開催の知らせを聞いており、ぜひ助力したいということで、かなりの広さを誇る聖歌クラブのホールを開放し、また、多くの人を招く中心となっていたようである。パーティーにおいても真っ先にシャルリシア寮一行へ挨拶し、祝福したのは彼女であり、そしてそれに連れだって現れたシリルと、相変わらずのお惚気ぶりを発揮していたのだった。 第七話では恋人のシリルと、それに加えアウデンリートとグラナドスの寮から何人かを加えて班を結成し、キャンプ実習に参加していた。プリフェクトらしくふるまうこともあったことはあったものの、基本シリルといちゃいちゃしつつ自分のやりたいことを思うままにやっており、最終的には今それが、生徒達からも求められていると称して「愛の座談会」なるイベントを立ち上げるなど、満喫していたようである。人の感情や愛に思いやりの深い彼女が主催したこの「愛の座談会」は何気に参加者の多くに影響を与えたらしく、この前後で関係の変わった男女も少なくはないらしい。……だが、その中で彼女は、ハナのどこか危うい恋心も発見してしまったようだ。 第十三話では、犠牲を払い、様々な苦難を受けて帰還したシャルリシア寮生達を心配して、また現状の確認がしたくて集まる生徒たちの一人としてシャルリシア寮を訪れており、そして様々なことを語らいあう中で、シャルリシア寮生達の中に魔族が存在するという衝撃の事実を知る。 だが彼女は、「希望」と称されたシャルリシア寮生達が、それを信じて進むことができる限り、恐れるものは何もないということを恋人のシリル同様疑っていないようであり、今ここでこうして話していることも、きっとシャルリシア寮生にかけられた想いの強さを、確かに伝えるためなのだろうと言葉を贈り、その旅立ちを見届けようとしていたのだった。 アウス・アヴァラン 種族:ヒューリン 性別:女性 メインクラス:メイジ サブクラス:サモナー 年齢:14歳 所属学部:魔法学部(精霊) サブ学部:魔法学部(召喚) 所属部:精霊研究部 登場話:第七話 →NPCステータス 地の精霊に好かれる素養のあるという少女。かなり冷静というか、はっきり言って根暗な感じの性格をしており、ボソボソとしゃべること、多少やぼったく眼鏡をかけていることなどがさらにその印象に拍車をかけている。だが、その内面ではとても強い精神を持っているようで、ちょっとやそっとのことでは動じない他、状況を冷静に見ることにも優れている。 精霊研究部に所属しており、そのメンバーの中でも特にヒータとは所属寮が同じという事もあってか仲がいい……のだと思われる。基本的に彼女がヒータに一方的に絡まれているようにしか見えないのだが、とかく突っ走りがちなヒータと、それを冷静な意見で嗜める彼女の二人組はなかなかいいコンビのようだ。ちなみに、彼女のファミリアは何やら羽根と角の生えたビーバーのような生物で、何故か常にどんぐりを手にしている。彼女は「ネファリ」と名をつけているようだ。 第一話にて、2限目のグラナドス寮に彼女とヒータがいるという情報を4人は得たが、会いに行くことはなかった。 第七話では精霊研究部班の一員としてキャンプに参加しており、やはりというべきか、極端な言動や行動の多いヒータを引き留めている姿が多く見られていた。その後、愛の座談会においてはダルクへの評価を求められた際、悪い人ではないと知っている、とだけコメントしたのだが、彼女をはじめとし女性に囲まれているダルクに対して、男子生徒たちに攻撃的な姿勢をとらせるには十分なものであったようで、夜空に口論がこだましていた。 グゼー・ウィステル 種族:ネヴァーフ 性別:男性 メインクラス:エクスプローラー サブクラス:アルケミスト 年齢:年齢不詳 所属学部:使徒学部(探索) サブ学部:錬金術学部 所属部:遺跡探索部(部長) 登場話:第一話、第三話、第六話、第七話、第九話、第十三話 アリアンロッド半公式NPC(エルクレスト・カレッジ学園ガイドで、遺跡探索部の部長であることと、何年も前からその座についていることが分かる人物)。 いつから遺跡探索部の部長なのか。そもそもいつからエルクレスト・カレッジにいるのか。エルクレスト・カレッジは所属しているクラブや部活、委員会を変えるという裏技を使わない限り、最長で10年の間しか生徒としてはいられないはずではないのか。などと、存在自体がかなり謎に包まれている男。だが、当の本人はそんな評判などどこ吹く風で、今日も遺跡探索部の部員たちを纏め上げ、まだ見ぬ遺跡の中へと潜る事を日々目標としている。 第一話において、たまたま談話室に持ち込んでいたトラップ(捕獲檻)の調整をしているところにクレハが現れ、署名を求められたので、ちょうどいいとばかりに彼にその探知と解除をやらせる。そして、彼の予想以上に鮮やかな手際でそれを解除したクレハを見て、お前とならさらに深い遺跡の先も見えそうだ、と上機嫌で遺跡探索部に勧誘していた。 第三話ではハートフルアンブレラ争奪戦における「恋の番人」の一人として登場した。彼はどうやら以前にハートフルアンブレラを所有していた人物について覚えがあるようで、一行に認め印を渡しながら、その持ち主がハートフルアンブレラの力を使って様々な恋を経験していたということについてを語って聞かせるのだったが、その一方で、何故そのハートフルアンブレラが倉庫の奥に放置されていたのかが不思議であるとももらした。しかし、何故そのようなことについて知り及んでいるのかについては、ついぞ口にはしないのであった。 第六話では、シャルリシア寮歓待パーティーに出席しており、クレハのところにやってきてそのことを祝うも、クレハがアーゼスにそそのかされて陸上部に入ってしまったのではないかといったが、クレハは陸上部に入ったことを後悔はしていない、と答え、それに残念そうながらも感心したのであった。また、話の流れで遺跡探索部に人手が足りないということを話すも、それを聞いた部員のレイスがセイを強引に勧誘してきたことで、若干不安がりながらもそれを認め、セイを遺跡探索部の部員にしていた。 その後、学園七不思議の謎を追い求めるクレハに訪れられる形で再登場し、自身の知ることについてを教えた。 第七話ではキャンプ実習に参加していたが、特に表立った行動はしていなかった模様。 第九話ではナムダスに遺跡の新区画を調査しようとするも折り悪く人が集まらないということを相談されており、その話の最中通りがかったクレハを自分のお墨付きとして推薦し、クレハが調査に参加するよう仕向けるのだった。 その後は本来オルランド寮とシャルリシア寮の遺跡探索実習を行うはずの時間に、レイスと共にやってきて「参加したいときに遺跡探索実習に参加できる遺跡探索部の特権」(本当にそんなものがあるかは不明)を使用して探索実習に混ざりにきており、その後の流れでセイが以前のミルカに対する事件(第七話参照)を乗り越えて姿を現したことに満足げな声をあげていた。 さらにその後、セイ、レイスと一緒に3人で探索実習を行っていたものの、途中まるでおびき寄せられるように遺跡の新区画の中へ入ってしまったセイを追いかけるため、まずは今度は全く開かなくなった扉を開けようと人手をレイスに集めさせ、シャルリシア寮生達を呼んだのだが、強引に破ることもできそうにないと判断せざるをえなかった。最終的にはそこを開けられるというドゥーラの登場で、シャルリシア寮生達にドゥーラについていかせることでセイの救出をさせ、自分達はこの事件がなるべく大事にならないよう立ち回るという役割分担を提案し(一応そこはロアセル遺跡探索チームにとっての未調査エリアであるため、事情があったとはいえ下手に手を出したとはばれないほうがいいため)、一同を見送るのだった。 そしてすべてが終わり、セイ達が無事に戻ってきたときには、大勢でつめかけるオルランド寮の生徒たちに現在の状況を何度も説明する姿が見られたのだが、他の者達と同じく、彼もまたセイの無事な姿を見て安堵し、喜びと歓迎の声をあげて、セイを迎え入れたのであった。 なお、学生ではなくれっきとした遺跡探索チームという組織のリーダーであるナムダスと対等に話し、さらにまるで今回の件を自分なら揉み消せるかのように語っていた彼が一体どういう存在であるのかについては割と疑問の残る所だが、その真実はやはり定かでない。 第十三話では、犠牲を払い、様々な苦難を受けて帰還したシャルリシア寮生達を心配して、また現状の確認がしたくて集まる生徒たちの一人としてシャルリシア寮を訪れており、そして様々なことを語らいあう中で、シャルリシア寮生達の中に魔族が存在するという衝撃の事実を知る。 だが、学生にしてはかなり円熟した精神を持つ彼らしく、そのことには大きく動揺はしておらず、また、シャルリシア寮生がもう一度旅立たなければならない事に関しても、彼らならもう一度帰ってくるのが当たり前だと心配なさげに言い、その帰りを待つ決心をしていたのだった。 ビーク 種族:フェイ(グレムリン) 性別:男性 メインクラス:パラディン サブクラス:ガーデナー 年齢:16歳 所属学部:錬金術学部 サブ学部:神学部 所属部:ゴーレム研究部 登場話:第五話、第六話、第七話、第十一話、第十三話、第十六話 →NPCステータス 第五話にて、エルクレストに帰るラピスにくっついてエルクレスト・カレッジにやってきた少年で、マジェラニカの文化が強い妖精郷の出身。 マジェラニカ独自の錬金術、庭園術を操るのだが、彼は少々それに傾倒しすぎている感があり、それについて研究していたり、何か思いついてしまったりしている最中は、周りのことを一切気にせず自分の考えに没頭してしまうという癖がある(彼の幼馴染であるレイス曰く、『オタク』であるとのこと)。彼が人間社会に混ざり、エルクレスト・カレッジで学ぼうとしたのももちろんこの庭園術、ひいては錬金術がらみのことで、あまりそうは見えないものの、このエルクレスト・カレッジ留学についてはむしろレイス以上に心待ちにしていたようである。 と、なかなか問題ありの性質を持つものの、素の性格自体は温和であり、第五話でレシィに話しかけたときのように、自分が関わったことで他人に迷惑があれば、それを謝罪するくらいの社交性とコミュニケーション力は持っている(謝罪の仕方も微妙ではあるが)。なのだが、彼は自分のことにせよ相手のことにせよ、心情的に深い問題には踏み込もうとしない、表さないというスタンスが全体的に見られ、レイスに何を言われても言われるがままに、微妙な返事を返してばかりなのはそこが原因のようだ。そんな彼の態度が、いつもレイスをいらだたせているようで、彼もレイスがそう感じているのはなんとなく察しているものの、もはやいつものこととしてしまっているのが現状。……本心では、彼も彼なりにレイスのことを大切にしているようではあるが。 ちなみに、身長は80cmほどで、幼馴染のレイスと並ぶと若干小さく見える程度。 第六話では、たまたま近くを歩いていたレシィに対して強引にシャルリシア寮歓待パーティーに出席すると言い放つレイスにつれられて一緒におり、レイスの発言を訂正したり、自身にはあまり出る気がないことなどを言おうとするも、次々と彼女に押しとどめられ、結局参加を約束させられていた。その後実際歓待パーティーが始まると、レイスと共にではなく、自らが入ったゴーレム研究部の部員であるデアスと共に現れ、彼が作った「お祝いゴーレム」のお披露目に付き合っていた。しかしその構造的欠陥は見抜いていたようで、結局そのゴーレムが爆発した時も、自身はきっちり庭園術で身を守っており、また爆発したことについてもなんら不思議はないと言わんばかりに構えていた。 その後、学園七不思議の謎を追い求めるレシィやラピスに訪れられる形で再登場し、自身の知りうる情報については話したのだが、美術品の作成に協力してほしいなどといった頼みごとに対しては、「面倒くさい」という理由で首を縦に振らなかった。ある意味、レイスと別の方向で自分勝手な気質である。 第七話ではシナリオ中のメインパーソンであり、彼とレイスの間にあった想いにどのような決着がついたのかについては、第七話を参照。 自分がレイスのことを好きだということは、ずっと知ってはいた。だけど、それを伝えなければいけないのではないかという気持ちに対し、臆病さと恥ずかしさなどからくる言い訳で、彼はずっと目を背けていた。だが、反論だったとはいえ自身の言葉でレイスを傷つけてしまい、それがきっかけでレイスを危険にさらしてしまった経験は、レイスが、そして自分が、お互いに対する気持ちを確かに伝え合うことが、自分たちの関係を繋ぎ止める、一番大切なことだったと彼に気づかせた。そして、彼はそれを口にすることで、レイスを確かに、自分の傍へ呼ぶことができた。 事件終わり、学園に帰ってからの彼らは、あまり前の関係と変わったようには見えない。だが、その奥底には、互い互いを、心の底では思いあえていることが今の彼らには信じられている。だからよく見てみると、今の彼らには以前よりも笑顔が多いのだ。 その後第十一話にて、何やらゴーレム研究部の出し物に必要だという薬剤を医務室から調達するため、レシィやマリー達のところを訪れていたが、フェイエンとメンファがやってきたことでシャルリシア寮のエルクレスト祭準備についての話になり、その中で彼にも手伝いについて期待のまなざしが向けられた。フェイエンとメンファがわざわざ自らレシィに協力を申し出に来たのに対し、彼は「正直面倒くさい」とまず語るなどそのマイペースさを崩さなかったが、それでもレシィの頼みなら、と最終的には快く協力を引き受けていた。 そして実際準備の際には高い器用さを活かして助けとなっただけでなく、人形劇ではレシィと仲の良い友人であり、おおらかな性格をしていたせいか、そもそもレシィが元である主人公レイシスの知り合いとなる生徒の役を引き受けている。……そしてその人形劇ではラピスによるテロ行為まがいのアドリブが起こったわけだが、そのラピスに共謀して暴走した片割れがレイスであったこともあってか特にうろたえてはおらず、着実に自身に与えられた役目をこなしていた。 また、レシィがエルクレスト祭に招待したユエルを迎えに行ったところでもレイスと共に連れ添う形で登場していた。彼はもともと折角なのだからレシィとユエルを二人きりにしてあげるべきなのではと思っていたようであり、その後ユエルがレシィと二人になりたそうなそぶりを見せた事に気づくと、レシィの出まかせに素早く口裏を合わせ、レイスと共に退散していた。……が、そもそもレイスがついていくとなった際に珍しく自分からさらに同行していたあたり、やはり彼もユエルには久しぶりに会いたかったようだ(もっとも、レイスの暴走を止めるためという目的も多分にありそうだが)。そうしてレシィとユエルをいい雰囲気にした後は、自分もレイスとデートしつつ帰ったらしい。 第十三話では、犠牲を払い、様々な苦難を受けて帰還したシャルリシア寮生達を心配して、また現状の確認がしたくて集まる生徒たちの一人としてシャルリシア寮を訪れており、そして様々なことを語らいあう中で、シャルリシア寮生達の中に魔族が存在するという衝撃の事実を知る。 普段他人に無関心な態度を取る彼だが、自分たちを助けてくれたシャルリシア寮生に危機が迫っていることに対しては少なからず動揺していたようであり、また、そんな危機に立ち向かうレシィ達の助けにもなりたいと思っていたのは間違いないようだ。だから彼は、レシィ達がもしいなくなるようなことがあればとても悲しい、という自身の気持ちを素直にさらけ出し、必ず帰ってくるよう、シャルリシア寮生達へと願ったのだった。 ちなみに、彼とレイスの出会いとは、子供時代の彼が、暇を持て余して遊び相手を探していたレイスに強引に遊び相手にされたことから始まっており、最初は心底大変な思いをしたものだったが、自分のそばにいるレイスの表情や行動を見ているうち、それが輝きにあふれるもののように感じるようになっていく。そして、自分が大変だと思いながらも彼女についていけた時、彼女は本当に楽しそうな笑い方をするのを見て、その表情に惹かれていくようになったらしい。……もっとも、これを口にしたのは、第七話の事件が起こる以前では子供時代だけだったようだが。 ヒータ・フォクス 種族:ヒューリン 性別:女性 メインクラス:メイジ サブクラス:サモナー 年齢:14歳 所属学部:魔法学部(精霊) サブ学部:魔法学部(召喚) 所属部:精霊研究部 登場話:第七話 →NPCステータス 火の精霊に好かれる素養があるという少女。とにかく快活、直情的で遠慮のない性格をしており、女性らしかぬ物言いや態度も良く見せる。だが、その一方で一途なところがあり、目標を決めたらそれに向かってひたむきに努力する彼女の姿は誰もが認めるものであるという。 精霊研究部に所属しており、そのメンバーの中でも特にアウスとは所属寮が同じという事もあってか仲がいい……のだと思われる。基本的に彼女がアウスに向かって一方的に絡んでいるようにしか見えないのだが、物事に積極的な様子を見せないアウスと、とにかく当たっていく事が信条の彼女の二人組は、なかなかいいコンビであるようだ。ちなみに、彼女のファミリアはきつねのような姿をした生物で、彼女はそのまま「きつね」という名前をつけてしまったようである。 第一話にて、2限目のグラナドス寮に彼女とアウスがいるという情報を4人は得たが、会いに行くことはなかった。 第七話では精霊研究部班の一員としてキャンプ実習に参加していたが、自身の好奇心や感情に正直な彼女は学外でもその気の向くままに行動しようとしており、それをいつも通りアウスに引き留められるところがよく見られていたが、一応班行動はしていたようだ。その後愛の座談会の中でダルクに対して評価を求められ、現状は軟弱な奴であり鍛えてやる必要があると、本人にとってはいい迷惑な発言をしていたが、それすらも周囲の男子にとってはやっかみになっていたようだ。 フェイエン 種族:ヒューリン 性別:女性 メインクラス:ソーサラー サブクラス:ダンサー 年齢:14歳 所属学部:魔法学部(精霊) サブ学部:使徒学部(探索) 所属部:特別教導実践部 登場話:第二話、第三話、第六話、第七話、第十一話、第十二話、第十四話、第十五話、第十六話 過去のことをよく覚えておらず、何故そこにいるのかもわからないところをエンザに拾われ、エルクレストカレッジに来たという少女だが、そんな事情を持っているとは思えないほど突き抜けて明るい性格で、ピンク色を好み、とにかく目立ちたがり屋である。将来は歌って唱える「魔法舞踏アイドル」なるものになることを目指しているらしく、ちょとした学内での休み時間に各寮の談話室に現れ、踊りを披露する彼女の姿もよく見られる。見た目は十分にかわいらしいので、アイドルというだけの人気はあるが、前述したとおりの突き抜けた明るさを持った性格と、高いテンションで会話をするため、お近づきになるには……という層といやそれがいい、という層はファン(?)にも混在しているようだ。なお、彼女の使う魔法は何やらハート型のエネルギーが飛び出すオリジナルのものであり、精霊魔法の一種ではあるようだが、詳しい事はエルクレスト・カレッジの教員にも分からないらしいので、ある意味、天才なのかもしれない。 特別教導実践部の所属であり、部活仲間であるエンジェとは特に仲がいい様子で、彼女はお付きと称してよく彼女を引っ張りまわしているようだが、実際は普通の友人同士、気兼ねない仲である。また、残る二人の部活仲間に関しては、イッシーのことは「生物的に合わない」として若干冗談っぽくながら嫌悪しており、チーフのことはまるでテンションが合わないはずの相手ながらそれなりに気に入っているようである。 第一話にて、3限目のオルランド寮で彼女とエンジェが2人でいるらしいという情報を4人は得たが、会いに行くことはなかった。 第二話では寮内の自室に眷属の花が咲いてしまっていたのだが、それが綺麗だと気に入ったようで、レシィに訪れられ、花を刈らせて欲しいと言われたがそれを渋り、それならとレシィがコイントスの裏表を当てる事ができたら花は差し出すという条件を出す。結果、見事レシィが裏表を当てると、それならしょーがないとすっぱり諦め、レシィに花を差し出していた。 第三話ではハナの仲間としてハートフルアンブレラ争奪戦に参加していた。特に恋仲になりたい相手がまだいない彼女にとってハートフルアンブレラ自体はそこまで欲しいものではなかったのだが、このような恋のイメージ漂うイベントに参加しないのは彼女のアイデンティティに関わる事である(と本人は語っている)ことであり、どうしようかと考えているところにハナから仲間の誘いを受けたため、ちょうどいいとばかりにそれを承諾したらしい。結果として、彼女はシャルリシア寮一行に大きな打撃を与える活躍をしておきながらも敗北してしまい、ハートフルアンブレラ争奪戦脱落となってしまったわけだが、彼女はそんなことは微塵も気にしていないようだ。やるだけやってだめだったならしょーがない、とのことである。 第六話では同じ「特別教導実践部」の部員であるイッシー、エンジェと共にシャルリシア寮歓待パーティーに現れていた。そして談笑をしつつも、以前顔を直接合わせていた相手であるレシィを少し強引気味に乾杯の相手に誘って、祝杯をあげていたのであった。 第七話では特別郷実践部の一員として班を組んでキャンプ実習に参加しており、数々のレクリエーションにも取り組んでいたが、一番身が入っていたのは愛の座談会の時のようで、テンションが上がってきたと称して勝手にコンサートを始めていた。エンジェにはあきれられるも、その場にいた生徒たちには割と好評であったようで、愛の座談会主催のフィシルからも、これも彼女の持つ愛の形だろうと認められていたようだった。 第十一話ではチーフより「自身以外の特別教導部の部員を、シャルリシア寮へエルクレスト祭の助っ人として出向させる」という提案に了承しており、それを伝えに来たのだが、その伝えに来た先がなぜか委員会活動中のレシィのところであり、同行していたメンファごとマリーに白い目で見られるという待遇を受けたのだが、持ち前の気楽さと言うか衆人度胸と言うかでそれを軽く受け流しており、とにもかくにもレシィへとエルクレスト祭の手伝いをすることを伝えていたのだった。 そのようなあまりに唐突な行動はしていた者の、手伝い自体はしっかりやっており、彼女もまたシャルリシア寮の出し物完成に一役買っていた。ちなみに、わざわざレシィに手伝いを申し出に言った理由は、「レシィとはセンスが合いそうだから」とのこと。 第十二話では、ダバランに注意を促されたことに始まる、謎の「影」にまつわる事件についてシャルリシア寮生達が警戒していることにいち早く気づいたチーフにより先導される形で、闘技大会予行の開催前の挨拶と、その件について何か協力したいとシャルリシア寮生達のところにやってきていたが、詳しく話を聞くもその段階では結局、特に手伝えるようなことはなかったため、その場ではそのまま別れることとなる。 しかし、自身らも闘技大会予行でシャルリシア寮生同様華々しい戦果を挙げたのち、その後シャルリシア寮生がアルゼオ救出のために学園内に生まれた謎の「穴」に乗り込んでいった際に、なぜかシャルリシア寮生とダバランにしか見えぬはずだったその「穴」を、他の特別教導部の3人ともども知覚できるということがわかったのである。だが、そんな状態においても彼女は相変わらずの気楽さであり、何にせよ、ここでシャルリシア寮生の助けに行ける可能性があるのが自分達だけなら、行くしかないと陽気に宣言していた。 そして、その穴の中でシャルリシア寮生達と共に、豹変したダバランに立ち向かうことになったのだが、そこでかつて見せた時よりもさらに威力(と謎の演出)が強化されたハート型の魔法は、ダバランの策略で設置された石像を破壊するのに一役買っただけでなく、ダバラン自身にも炸裂し、さらに謎の魔力でその動きを制限して後続の攻撃を命中させやすくすると大きな効力を見せており、また、精神面でも、例えダバランの力がどれほど強大であっても、それを前に戦う決意をしたシャルリシア寮生達の前で自分たちが逃げるわけにはいかない、と、明るく可憐な口調ながら芯の通ったところを見せていたのであった。 ダバランとアルゼオが共に倒れ、「穴」より帰還してからは、エルヴィラに連れられるシャルリシア寮生達を見届けつつ、自身のいるべきところに帰ったはずのだが、 第十三話においてはなぜか、あれほどシャルリシア寮生達の安否を気遣っていたにもかかわらず、シャルリシア寮生達が帰還したところに集まった生徒たちの中に、彼と他の3人、特別教導実践部が全員不在であった。そしてその後も一向に発見できず、おそらくちょうどその前くらいから特別教導部4名もまた行方不明となってしまっていたということが発覚し、多くの生徒が彼らを探す事態となった。 第十四話では、かくしてその穴の中にいた彼女らと、それに合流したシャルリシア寮生の、異世界の存在との戦いが繰り広げられることとなった。事の詳細は第十四話を参照。 エンジェやチーフの懸念をはじめ、シャルリシア寮生達の事だけでなく自身の未来についてまでもが不安の暗闇に覆われそうになった時ですら、きっとなんとかなる、というような態度でいつづけた彼女はあまりにお気楽にも思えるが、口を出したときにはその発言が核心をついていることも多く、お気楽のようなその態度も、時に無駄に考えを煮詰めてもしょうがないことを他者に思い起こさせるような言動をすることもあると、実はかなり知性的な面もある。そしてその実、自身の記憶がないことに関しても何も考えていなかった、というわけではなかったらしく。異世界の存在との戦いの中で「VR」を得たことで、「異世界の自分」の記憶を得た際には、その内容がなにやらおかしな感覚のあるものであったことに自問自答したりする姿が見られ、そしてその直後、それを必要以上に勘繰らせないように振る舞い、さらに一同がその時の違和感を忘れるほどの見事な体さばきと魔術でそこからを戦い抜いたのであった。 ……ちなみに、この時彼女が得た「記憶」は、他の3人と同じくその「異世界」がどういった場所であり、敵や味方がどういう存在かということについての情報は持っていたものの、その記憶を持っていたのが……つまり、いわば「異世界の自分」は、いったいどういう存在であったのかについては抜け落ちていたものであったらしく、彼女はそれを不思議がっていたようだ。エリンに戻る際、、「声」がその異世界で今どのようなことが起ころうとしているかについて語ったことに一人だけ返事をしなかったのは、そういう理由で考えていたかららしい。 メンファ・リン 種族:フィルボル 性別:女性 メインクラス:プリースト サブクラス:チューシ 年齢:15歳 所属学部:神学部 サブ学部:使徒学部(探索) 所属部:料理クラブ 登場話:第二話、第四話、第五話、第六話、第七話、第十一話、第十三話、第十四話、第十六話 →NPCステータス 料理クラブ所属の女の子。何にかけても一生懸命でひたむきだが、どこか抜けているところがあり、空回りする事が多い。しかし、小さな体で精一杯に物事にあたる彼女の姿は、多くの者の心を穏やかにしてくれる事だろう。 なお、料理クラブ在籍であり、本人も将来素敵なお嫁さんになるために精を出してはいるのだが、実の所料理の腕はまだまだ修行中。正直毒にも薬にもならないレベルの彼女の料理ではあるが、意外とそれを食べる機会に預かることを喜ぶ生徒(主に男性)は多いようだ。また、自分が食物に関わる生活をしているからか、豊穣の神であるアエマのことを深く信仰しており、毎日眼が覚めた後のお祈りはかかさないという。 ちなみに、学内購買の看板娘、ミア・エイリンとは生徒の中でも特に仲がいい部類。小柄な姿が二人ちょこんと並んで談笑する姿は、学内に柔らかな癒しを提供しているようである。 第一話にて、1限目のグラナドス寮に料理の本を読む彼女がいるらしいという情報を4人は得たが、会いに行くことはなかった。 第二話では、新入生であることもあり、何かと学内で話題になっているシャルリシア寮の寮生の一人(レシィ)が料理を趣味にしている事をどこからか聞きつけた彼女は、あいさつと称してその元におしかけ、共に料理を手伝った。その後、眷属の花を探しにレシィが料理クラブの部室を訪れた時には、花の処遇について話し合っていたはずが、何故か部員に持ち上げられて歓声コールの中に入ってしまったビアッジを横に、花を刈り取るなら今のうちにこっそりとやってしまったほうがいいとアドバイスしたのだった。 第四話では、シナリオのメインパーソンであった。シャルリシア寮に対しての歓迎パーティーを料理クラブをあげて行うべく、ビアッジに立ち向かうことになっていたが、事の顛末は第四話を参照のこと。 彼女は、自分の料理がそこまで上手ではないことを実はわかっている。だから、本当はビアッジに勝てるとはとても思えなかった。しかし、人をお祝いするための料理が間違ったことだとは決して思いたくなかった彼女が起こした行動と、シャルリシア寮の面々の結束力があったことで、それを成し遂げることができたのである。このことは彼女を、人間として大きく成長させた。信じる強さを、本当の意味で彼女は手に入れたのだ。 第五話では、シャリリシア寮歓迎パーティーの準備が順調に進みつつあることと、様々な人からの協力を得られたことで、開催場所も広い聖歌クラブホールを貸してもらえることになったということをシャルリシア寮の人々に報告に来ていた。それによってラピスともあらかじめ知り合えたものの、その場にはミト、ジャック、レシィの3名ともが不在であり、特に彼女はレシィの姿が見えないのを心配していたが、報告を終えると、またどこかへ去っていったのだった。 第六話では、ついに開催されたシャルリシア寮歓待パーティーの最後の方で、レシィに直接会ってお祝いを述べていた。心の底からシャルリシア寮を祝い、そして信頼している、そんな彼女の気持ちにレシィも快く応じることとなる。またその後、学園七不思議の謎を追い求めることとなったレシィに訪れられる形で再登場しており、彼女は自身にできることであればなんでもとばかりに、情報を話し、そして美術品の作成にも二つ返事で協力をしていたのであった。 第七話では、フィシルとシリル率いるアウデンリート&グラナドス混合班に所属してキャンプ実習に参加しており、レクリエーションの景品としてエンザが用意していた温泉まんじゅうがルネスの中でも高級なものであることを、料理家らしくいち早く見抜き、歓声をあげていた。その後は、愛の座談会にも出席しており、友人であるハナがエンザへの愛を高らかに宣言する姿に心からの声援を送っていたのであった。 第十一話ではシャルリシア寮がエルクレスト祭の準備を手伝ってくれる人員を募集していることを知り、是非手伝いに行こうと思っていたところ、同じ用件でレシィのところに行くというフェイエンとたまたま合流し、一緒にいたのだが、フェイエンがなんとレシィの委員会活動中に堂々と踏み込んでしまったため、自身までマリー等から白い目で見られるという災難を負うこととなった。だが、そんな中でもなんとか同じ料理を想うものとして、レシィにエルクレスト祭の準備を手伝いたいということと、また料理クラブの出し物でも、ビアッジも含め料理クラブ一同がレシィ達を待っていると伝えることに成功するのだった。 その後、言葉通り巨大迷路づくりに尽力するだけでなく、非常に性格が優しく、レシィとも仲がいいということがあってか、人形劇の方でも、そもそもレシィをモデルにしている主人公であるレイシスの知り合いである生徒役として出演することになり、緊張しながらも張り切っていた彼女であったが、その劇が当日にラピスのアドリブで大幅に過激さを増したことに非常に狼狽することとなってしまった。が、もともとシナリオへのかかわりは少ない役どころだったこともあり、自身の平常心を必死に取り返しつつ何とか乗り切ったようである。最後のスタッフロールでは未だにとまどっているながらも観客のため、そしてひいては自分の態度でシャルリシア寮の評判を落とさないため、健気にも何とか笑顔を作って観客へ振りまいていた。 第十三話では、犠牲を払い、様々な苦難を受けて帰還したシャルリシア寮生達を心配して、また現状の確認がしたくて集まる生徒たちの一人としてシャルリシア寮を訪れており、そして様々なことを語らいあう中で、シャルリシア寮生達の中に魔族が存在するという衝撃の事実を知る。 並外れた性格や心情、能力を持つ生徒の多いこの学園において、いかんせん年相応の少女らしすぎる彼女は、もはや学園という枠すら越えつつあるその事実に大きなショックを受けざるを得ず、泣きそうな表情のままそこに立ち続けていたのだが、ファムの「信じてあげなければ、シャルリシア寮生達が進みづらくなってしまう」という言葉を聞いたこともあり、最後にはその涙をのみこみ、全てが終わったら、またみんなでパーティーをしようという言葉をシャルリシア寮生に送ることができたのだった。 また第十四話では、、突然行方不明になった特別教導実践部を探すために学内を動いていた人物の一人として登場しており、とりわけ自身の友人でもあるフェイエンのことを深く心配していたようで、特別教導実践部4人の帰還の際には、一同が急に帰ってきたことについての疑問は二の次で、全員が無事であったことに涙を流しながら喜んでいたのだった。 ウィルテール・アンヘル(故人) 種族:フィルボル 性別:男性 メインクラス:シーフ サブクラス:バード 享年:13歳 所属学部:使徒学部(探索) サブ学部:神学部 所属部:聖歌クラブ/オカルト研究部 登場話:第二話、第三話、第四話、第六話 →NPCステータス いかにもフィルボルらしい陽気で楽天的な性格の少年。歌を歌う事が大好きで、気ままに歌えない授業の時間がとても苦手という学生にあるまじき問題を抱えており、詩学以外の単位が伸び悩んでいるらしい。だが、そんなことも気に留めることはなく、今日も彼は学内を歌と共に巡りまわっている。また、アンデッドに関して強い興味があるらしく、ルーサー・ハミルトンとは教員と生徒ながら何かとウマがあうようだ。……一方で、大抵の生徒からはそのあたり気味悪がられており、陽気な性格の割にはまいち人気がないようだが、彼はやはりほとんど気にしていないようである。 また、とにかくいつでも楽しんでいたい、という性格的なスタンスが似ているためか、マナシエとも結構相性がいいようである。 第一話にて、5限目のグラナドス寮に行けば会うことができたが、出番はなかった。 第二話では、第4棟内で眷属の花を探していたクレハとたまたま出会い、彼はその花が咲いているという場所にクレハを案内する。普段は近づかないような寂れた教室が集まる中の一室にまで案内されると、そこは音楽室であり、その中にあったピアノの上には確かに花が咲いていた。そして、彼はその花を刈り取るクレハに、この音楽室は今ではほとんど使われていないが、ここで知ったのも何かの縁だから、たまにはここに来て、そのピアノが寂しくないようにしてくれないかと頼むのだった。 第三話では、ハートフルアンブレラ争奪戦における、「恋の番人」の一人として登場した。彼はまるで歌うように語りながら、暢気さをただよわせて認め印を一行に贈るのだが、それと同時に、さっきジャックに出会ったけれど、ひょっとしてあれは何かに取り付かれているのではないか、と指摘する。そのことについてシャルリシア寮の一行からどうやら「赤い服の」マリーの仕業らしいと聞くと、彼は何故か事情を理解したような顔をして、マリーも多分悪気があるわけじゃないから、そう悪い事にはしないでやってくれと言うのだったが、その後、当のマリーが全く話し合う様子を見せなかったため、結局彼女は力技で撃退される事になったのだった。 第四話では、「赤い服の」マリーに取り付かれた後、意識を取り戻したジャックのところに現れており、以前と同じく、マリーには悪気が会ったわけではないからそう悪く思わないでくれ、とジャックに言ってきた。なぜそんなことを告げにくるのかというジャックに対し、彼は自身が「赤い服の」マリーの友達のようなものだから、と答えるのだが、その詳しい事情までは明らかにせず、ただそれだけを伝えたかったというと、その場を去ってしまうのだった。 第六話では、シナリオ中のメインパーソンであり、彼に関する驚きの事実が明らかになることとなった。事の顛末は第六話を参照。 第4棟にある、今では誰も使わない音楽室、そこにあるピアノは、彼のお気に入りだった。基本的にいつも賑やかなところに姿を現す性質のある彼ではあったが、もう誰にも弾かれることのないそのピアノの姿を見ると、なんだかさみしそうに見えて。彼は自分一人だけでいる時は、よくそこにいた。そして、歌を歌い、曲を弾いて、気ままに音楽の時間を楽しんでいた。 しかし、二年前、存分に学園内を歌い巡り歩いた彼は、最後にその音楽室へ戻ってきていた。そしてピアノに腰かけ、演奏しようと思った直後、彼の意識は暗転する。何者かに襲われたと気づく暇もなかった。 次に気が付いたとき、彼の体は、黒い影のような不定形にとらわれていた。おぞましさに声をあげ、思わずあらん限りの力で逃げ出そうとするウィルテール。影は捉えた獲物の突然の抵抗に対して、その身をさらに拘束しようとしてきたが、ウィルテールはそれを振り切った。そして逃げる。白黒で構成された、音のない教室と廊下という、異様な世界の中を。 どこに逃げればいいのかもわからないまま、とにかく逃げ続けたという体の彼であったが、途中、ある違和感に気が付いた。それは、自分を追ってくるあの「影」がどこから迫ってきているのか、なんとなくわかってしまうということであった。時間をあけるにつれ、彼は理解していく。自分は一度、あの影と同化されかけたのだということを。そして、それゆえに、その影の情報を、その身につけたのだということを。 それに気づいた彼が最初に感じたのは、絶望と恐怖であった。彼は自分がもはや確かに命ある存在ではなくなりかけていることを理解し、そして、このようにして、人の記憶から消えつつ、人を襲い続ける存在がいることを知った。その情報ゆえ、自分が今逃げ延びるためにはこうして一日の間だけ耐えればいい(相手の活動限界を迎える)ということに気づいてはいたものの、そうして生き延びたところで、自分はいつ消えるのかもわからないからだ。 だが、とにかくそのまま本当に消えてしまうわけにはいかなかった。そして逃げて逃げて……現実世界まで帰ってきて、ウィルテールは、時折そこにいて、時折そこにいない、そんな存在となった。 楽観的な性格の彼だが、この時はさすがに色々と考えていた。こうなってしまった以上、それをいつまでも悲観しているつもりはないが、しかし、あのような存在を知ってしまって、まったく無視もしていられない。何より、彼は、今その存在を滅ぼしうるのが自分自身だけであると知っていたからである。 気づけば自身が七不思議となってしまうような、そんな生活を続けつつ、彼はこの年に、ついに覚悟を決めていた。それは、自身がその影……魔族と刺し違える、という覚悟である。しかしタイミング悪く、マナシエが学園七不思議の探索を始めたため、それへの協力要望を突っぱねることで彼女の注意を音楽室からそらそうとしていたのだが、それ自体は逆効果となった。だが、それゆえに彼の決意の時に、シャルリシア寮の面々が助けに来れたと言えるのだが。 ちなみに彼は、形はどうあれ、その魔族を滅ぼせば、自分が本当に消えてしまうであろうということはわかっていた。少なくとも、肉体はその滅びに引きずられてしまうと。そして、その肉体にさらに引きずられるようにして、自身の魂も、誰の記憶にもないどこかに消えるのだと。だが彼はそれでいいと思っていた。もはや自分の境遇自体は受け止め、自分の消滅と死については納得をしていた彼にとっては、そうすることでこの魔族が滅びるのであれば、と。 しかし、自身が消えていくその直前。自分のためにやってきてくれた者達のことをもう一度考えたウィルテールは、思わず彼らの方を振り向いた。もうそこにある何かを彼の目が捉えることはなかったが、それでも、何かを伝えたいと思った。 せめて、自分がいたことを覚えておいてもらいたいと、心の底から思ったのである。 すぐに、彼のすべては暗闇に引きずり込まれていった。何かを考えたり、望んだりしていたというそれ自体がよくわからなくなって、、混沌した何かの中に沈んでいく自分だけを認識していた。なぜなら、どこかにいこうにも、その行き先をあらわすものは何も感じられないからだ。 だがその時、彼は何かを感じ取った。それは、いうなれば光。まるで、道を示そうとしているような何かであった。 考えることすらできないが、彼はわずかに残っている自分という存在の命じるままに、その光を意識する。そうすると、そこから暖かな感覚を感じ、そしてやがて、自分を呼んでくれるような「声」を、彼は聞いた。 それはずっと、ずっと、自分へ向けられているという気がした。だから、ずっと、ずっと、彼はそれを意識して……いや、それに向かって「歩いて」いたのだ。 やがて、進むという意識すら朦朧としていた中に確かな目的が生まれ、その声を聞く感覚もはっきりとしていく。 自分がウィルテール・アンヘルという人間であったことを彼がもう一度認識した時、彼はあの音楽室にいた。その身はすでに滅んでいて、魂だけであろうとも、この世界と人の記憶に、彼は確かに戻ってきたのだ。 そして、目の前にはマナシエと、シャルリシア寮の6人。彼は、自分が彼女たちに救われたのだということを察し、心の底から、感謝をしたのである。 彼がゴースト、「歌歌い」ウィルテールとなってからは、元の「ウィルテール・アンヘル」は、遠出中の事故で死亡してしまった、ということになった。あまりに唐突な知らせに、なんだかんだでありながら、彼の死を悲しむ人間も少なくはなかったのだが、もともとすでに親のいない身であった彼の細かな事情を察することができるものはおらず、彼がゴーストになっていることはまだごく一部のものしか知ることはない。 しかし、彼は今のそんな自分に満足しているようだ。自分はやらねばならないと思うことをやりとげることができたし、今のこの身は人の社会にも縛られることはない。 ならばあとは気ままに歌でも歌って、過ごせるだけ余生(?)をすごせばいいと、本心から思っているらしい。 よって、彼、「ウィルテール・アンヘル」についての説明はこの文をもって終了となる。以後は→「歌歌い」ウィルテールの項にて。
https://w.atwiki.jp/aisp-gp/pages/35.html
HN: 佐倉(AOK) AV: 佐倉仁菜 CA: 立石亜由 IL: DC MS: プログラム SS: グラフィック FG: ACT , SLG , STG , RPG CO: にゃあ~にゃにゃにゃ。にゃるろしくにゃん。 HN/AV: 柊正一 CA: 紺野みぞれ IL: クラナド MS: 音楽 SS: イラスト、スクリプト、シナリオ HP: http //kimameso.blog131.fc2.com/ FG: 特になし。ゲーム全般でニガテ CO: 基本的に音楽の担当をしております、柊です。Nice to meet you! HN: 教導官 AV: 高町なのは CA: フェイト・T IL: SHUFFLE! MS: 水鉄砲 SS: 未知数(?) FG: 広く浅くっかな CO: 基本的に名前だけ?みたいな感じで何もできてなかったから できるだけお手伝い&ネタ提供を目標にがんばります♪ AV: 桐野みあこ CA: 姫宮あゆみ IL: クラナド MS: UCCドラマ SS: シナリオ? FG: RPG、ADV。基本的に変わったのが好きです。 CO: アイスペ内でドラマを書いたり書かなかったり、書いたかと 見せかけて実は味噌をなめたりといろいろやってるかもしれない人です。 よろしくおねがいしますー。 HN: ebifurai55 AV: 宝具零時迷子 CA: 紅世の徒 IL: クラナド MS: シナリオ、動画作成 SS: iPhoneアプリ制作、音楽 HP: http //ebifurai55.blog.shinobi.jp FG: MMORPG STG ADV RTS FPS CO: メンバーのモチュベーションに発破をかけたり、お茶くみをしたり している影のフィクサー。悟りを開いたので人生相談もできるナイ菅井 HN: mia AV: ラーミア CA: こずえ IL: クラナド MS: シナリオ、ドット絵 SS: スクリプト HP: http //www15.atwiki.jp/aisp-gp/ FG: RPG , STG , ADV , ACT CO: 当サイトの管理人です。マイペースで至らない点があると思いますが よろしくお願いします。皆で協力して、楽しくゲーム作りしましょう! 珈琲牛乳を飲みながら読書するのが好き。地方のネコ屋敷に住んでいるとか。 現在、活動休止中。オーブが集まったら(アイスペが面白くなったら) 戻ってくるかも。 略注) HN(ハンドルネーム)、AV(アバター名)、CA(キャラドル名)、IL(選んだ島)、MS(主な技能 or 担当)、SS(サブスキル的な何か)、HP(ホームページ、ブログ等)、FG(好きなゲームジャンル)、CO(コメント) circle members blog 複数メンバーで執筆していく外部ブログ。 内容はアイスペの事やゲーム作りのあれこれを中心に 面白かったフリゲレビュー、試しにお絵かきしてみた、等々 サークル趣旨に関連したことなら何でもありです。 http //aisp-gp.blogspot.com/ 不定期で執筆してもいいよ~、文章下手だけど一つ記事を 書いてみたい!というメンバーが居ましたらメールフォーム等から 連絡お願いします。 名前(省略可) コメント 画像は200ピクセル程度の大きさでどうぞ -- mia (2010-05-21 02 46 12) ぷちリニューアルしました。メンバーリストが外部にあるのは 微妙という意見を貰ったので、各自編集してね。 -- mia (2010-05-21 01 10 42) 12月26日に投票された方 誰なのかわからないので連絡お願いします。 -- mia (2009-12-27 12 13 13) 佐倉・柊・蓬さん ブログ投稿への招待メールを送りました。 届いてるか確認してください。 -- mia (2009-05-18 11 21 45) 正一さん 参加ありがとうございます。 音楽に特化して書くのも歓迎ですっ -- mia (2009-05-10 01 27 38) 基本任せます。 ただ、俺が書くのは音楽系ばかりだと思いますw -- 正一 (2009-05-10 01 12 39) Googleブログで良いと思います。 -- 佐倉 (2009-05-09 15 21 17) Googleブログが良さそうです。他に候補ありますか? https //www.blogger.com/start -- mia (2009-05-08 13 40 11) 参加します。ネタとかそんなにありませんが… -- 蓬 (2009-05-08 10 16 37) ブログとかをあまり書く方でないですがたまになら -- 佐倉 (2009-05-08 06 46 42) 参加します。 -- mia (2009-05-08 00 57 41)
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/12388.html
■祝 ハピ☆ラキ ! ビックリマン 音楽(本田洋一郎と共同) ■劇場版 CLANNAD -クラナド- 音楽 ■関連タイトル 祝ビックリマン 歌と音楽集
https://w.atwiki.jp/ell-ron/pages/167.html
クラナッフ 所属:第一世界ラースフェリア? 性別:男性 属性:闇/炎 紅き巫女に仕える柱の騎士?の1人“闇炎の騎士” 実は魔王ディングレイ?と魔王ベール=ゼファーに忠誠を誓っており、“空炎の騎士”ガザと共にディングレイ?復活に力を貸す。 邪悪な技、特に冥界?からの召喚を得意とする。 “森炎の騎士”クラナン?の師匠。 魔王ディグルガーヴを倒した直後の勇者クレイのパーティーを襲撃し、リューナ以外を全滅させる。 その後再び対峙したリューナに対してクレイパーティーを冥界?から召喚、洗脳し戦わせる。 ポーリィがクレイから受け継いだスヴェルヴェン=クレア?の一撃でこの世を去った。 必殺技は≪ダークネス・エクスティンクション≫ 主な出演作品 セブン=フォートレス フレイスの炎砦 関連用語 【アレックス】【オルクス】【ガーネット】【ガザ】【クラナン】【クリーチャーホール?】【クレイ】【ザーフィ】【スヴェルヴェン=クレア?】【スケアクロウ】【ディグルガーヴ】【ディングレイ?】【柊蓮司】【ベール=ゼファー】【ポーリィ=フェノール】【リューナ=セイグラム】【ルシア・トゥエル・ウィル=エクサージュ】 戻る:用語集 用語集/く 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/shiki-tei/pages/197.html
・クラナドのアレンジアルバム、マビノギだっけ?アレサイコー -- (へたれ庭師) 2008-07-29 23 16 50