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最終回(※松田釣りラジオ) 最終回は釣りでしたwwwm9(^Д^) でもアナゴネア終了はガチ!15時間ラジオが釣り! でも15時間ラジオしたのはガチ!感動したのもガチ! アナゴさん、ドラえもん、本当にお疲れ様でした その他、裏方で仕事をしてくれた松田さん、音響もどきさんをはじめ 数々の無謀なチャレンジをしてくださったリスナーの方々 自分たちの身を削ってまで楽しい企画を提供してくれてありがとうございました!! ニコニコ動画(松田さん その他製作に携わった皆さんに感謝!) http //www.nicovideo.jp/watch/sm721916
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最終回予想 本当は桑野に密かに恋心を抱いていた 笑顔担当じゃない方の看護師が、桑野 と夏美の関係を邪魔しようと画策する -- (名無しさん) 2014-04-29 13 02 38 名前 コメント すべてのコメントを見る 放送が終わってみれば今さらですが、2ちゃんねらーによる最終回予想です。 2ちゃんねらーの最終回予想 テスト -- (ケンときゅうり) 2006-09-17 21 43 05 最終回後半は、プリマダムみたいに桑野と夏美先生の結婚式シーンを生中継。 -- (TEST) 2006-09-18 00 06 01 桑野はケンちゃんと住む&夏美先生と恋人関係スタートで終わらせておけそれだと2で恋人関係の信介&夏美コメディーがまた見れる。 -- (278) 2006/09/16(土) 21 20 12 ID HElEsmYJ みちると桑野が結婚したら、桑野母がみちるの事嫁イビリしそう。 嫁が早坂先生だったらしないだろうけど。 みちると結婚したら、続編は昼に放送だなw -- (613) 2006/09/17(日) 10 54 41 ID Vf/VQSj0 独身婆に夢を与える結末→夏美と結婚 独身おやじに夢を与える結末→みちると結婚 ドラマの視聴者層を考えればどちらかわかるだろ。 -- (678) 2006/09/17(日) 12 39 13 ID b51PiD3J どう見てもコンビニ娘しかいないよ。 コンビニ娘のために頻繁にコンビニ通ったり、 コンビニ娘のためのバースデーケーキ買ってあげたり、 コンビニ娘に「金はあるから」と経済力アピールしたり、 コンビニ娘がくれたバナナ持ったサルの人形いまだに大事に事務所に飾っていたり、 コンビニ娘のためにアントニオZ飲んで元気になったり、 コンビニ娘のために健康を考えてビール飲むの諦めたり、 コンビニ娘の額の絆創膏を心配そうに見つめていたり、 コンビニ娘に気があるから「やっぱりスプーンください」と天邪鬼な行動とったり、 コンビニ娘がいなくなると寂しそうにため息ついたり、完全にコンビニ娘に熱上げてるよ。 これでコンビニ娘以外と一緒になったら視聴者無視で抗議のメール殺到だよ? -- (628) 2006/09/17(日) 11 28 44 ID 5z4PoIgI このドラマ、恋愛小説家とストーリーが似ていると指摘されていたけど、もっと遡れば、イギリスのジェイン・オースティンの『自負と偏見』なんかが有名。 ストーリーは偏屈な貴族男がプライドの高く頭の回転が速い美人と丁丁発止のやり取りをし、最初は反発しあうが、徐々に惹かれあっていく。 -- (826) 2006/09/17(日) 17 19 30 ID x7Q/A+lK 474 このドラマは、最終回終えてもたまにSPできそうな感があるな。マイホームダッドみたいにな。 あれ、知らなかった?これの続編がアットホームダッドだよ。ちなみにそれが全体を総括した中でのエピソード6に当たる。 んで今やってる桑野信介のがエピソード3なワケよ。 -- (519) 2006/09/17(日) 03 32 04 ID qTVcVQyd 信介は、夏美よりケンを選ぶ -- (名無しさんは見た!) 2006-09-18 00 11 45 母が危篤状態になり信介は病院に向かったが、金田の陰謀で耐震偽装で警察に逮捕されてしまう。 パトカーに乗るとき、嫉妬に狂った夏美が信介をナイフで刺す。 -- (247) 2006/09/16(土) 20 10 47 ID V6ybRt5U 信介 「あの~、今日は早坂先生じゃないんですか?」 医師 「え?、なんのことですか?」 信介 「ですから、早坂夏美先生です」 医師 「早坂先生は去年亡くなられましたけど」 信介 「え?・・・・・」 医師 「どうかなされました?」 信介 「うわあああああああ!!」 -- (名無しさんは見た!) 2006-09-18 00 13 28 最後に夏美と結婚し、姑と同居生活を始める。 みちるの代わりに叔父さん夫妻(北村一輝・白石美帆)が、引っ越してくる。 順調に結婚生活をスタートさせ、子供を授かり無事女子(鈴木杏)を出産。 子供を学校へ送るため、最寄の駅へ行くが、でステキな駅長さん(豊川悦司) と知り合う。 -- (738) 2006/09/17(日) 14 22 28 ID D4fWngQw はぉおおおおおんッ! -- (言ってみたかっただけ) 2006-09-18 00 16 11 全ては信介の夢の中だった。隣人はいつものおっさん。 -- (ネタバレ注意) 2006-09-18 00 19 51 オッパイ要員のコンビニ娘と駆け落ち -- (名無しさん) 2006-09-18 00 21 58 最後はお花畑でキャッチボールをする二人 -- (112) 2006/09/17(日) 23 20 18 ID s1HcyTUD 早坂先生が桑野に会いに行く途中に今泉に刺される -- (名無しさん) 2006-09-18 00 42 36 211 キスとかしなくていいから、いいかんじの会話でほのめかして欲しい。 214 4話のラストみたいな感じがいいな それならくっつかんでもまあ許す 要は何を期待するかだよなあ 最後は結婚しなきゃ!と、むしろ結婚せずに仄めかす程度が最良だよ。 -- (215) 2006/09/18(月) 00 36 52 ID ENHl+xcd マケレレ、まさかのハットトリック -- (名無しさん) 2006-09-18 03 03 09 キャッチボールがしてみたいという言葉を残し、夏美は不慮の死を遂げた。 夏美の納骨の日、墓の前には、桑野の買ったグローブとボールが供えられていた。 「あなたって、人はも~」と墓の中で夏美はつぶやくのだった。 -- (520) 2006/09/18(月) 16 21 20 ID LBniuYlf 結婚を匂わせてEND… と思いきや数年後… 桑野「何でパチンコせずに帰宅できないんだ」 夏美「夜勤明けのいらいらを家庭に持ち込みたくないから、発散してから帰りたいの」 桑野「せっかく俺が、ペッパーステーキ焼いてたのに醒めちゃったじゃないか」 夏美「ああ、ついでにラーメン食べて帰ってきちゃった」 桑野「君は家で待っている俺をなんだと思っているんだ」 夏美「感謝しています。でも貴方に家の中はまかせないと、掃除も料理も私では不満でしょ」 桑野「ちょっとは俺と家事をしながら学ぼうとは思わないのか」 夏美「時間ができたらそうします。あなたのDVD、二日間延滞していたの返してあげといたから」 桑野「…そうか、気がつかなかった」 夏美「あと三週間で産休だから、もう少しの間だけ自由にさせてね、パパ」 桑野「パパ…、まだ早いんじゃないかな、ママ…」 -- (430) 2006/09/18(月) 12 49 34 ID azIChVJb 高原まさかの2ゴール -- (名無しさん) 2006-09-19 19 53 05 桑野の仕事場に893が殴りこんで、刺青さらして大立ち回り。 警察に逮捕され、留置場に夏美先生が面会に来る。 「ケンは元気ですか?」 「あなたってひとは」 -- (384) 2006/09/19(火) 15 59 40 ID 284owTdV 夏川『だって最後は結婚するってインタビューで答えていたじゃないですか!』 国仲『そうですよ~、いいから視聴者に謝ってください』 阿部『だれも今ドラマの放映内とは言った覚えはないですよw』 夏川『こんの人わぁまったく!』 国仲『…』 -- (240 :名無しさんは見た!) 2006/09/19(火) 14 02 13 ID B+FZB7bI 「あなたもひっくるめて、響子さんをもらいます」みたいなラスト -- (めぞん一刻堂) 2006-09-19 23 46 20 ここまで最終回前の投稿分 コンビニ娘と逃避行 -- (名無し) 2011-12-13 11 00 40 あ -- (名無しさん) 2014-04-26 14 43 10 本当は桑野に密かに恋心を抱いていた 笑顔担当じゃない方の看護師が、桑野 と夏美の関係を邪魔しようと画策する -- (名無しさん) 2014-04-29 13 02 38
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CLANNAD -クラナド- 光見守る坂道で 下巻 メーカー プロトタイプ 発売日 2010年7月15日 対応機種 PSP(UMD.DL) CLANNAD -クラナド- 光見守る坂道で 上巻に続いて CLANNADのエピローグ的なエピソードを8話を収録したビジュアルサウンドノベル CLANNAD CLANNAD -クラナド- 光見守る坂道で 上巻 か行 プレイステーションポータプル
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「最終回」 真紅「・・・・・・・・」 ある日の朝の職員室、いつもはキリっとした佇まいを見せていた真紅なのだがこの日は酷く沈んでいた。それは話かけるのも躊躇わすほどだった。 そんな真紅が醸し出す重い空気を感じながら蒼星石は隣にいる翠星石に話しかけた。 蒼星石「ねぇ・・真紅先生どうしたのかな・・?まるでこの世の終わりみたいな顔してるけど・・」 翠星石「あぁ、きっと原因は昨日のくんくん探偵ですよ」 そう言われて蒼星石は昨日のVIPに 『くんくん探偵最終回来るぞ!』 『くんくん\(^o^)/オワタ!』 などのスレが乱立していたことを思い出した。 どうやら真紅が愛してやまないくんくんのTV番組『くんくん探偵』が来週で最終回を迎えるとのことらしい。 そういうことか、と蒼星石が一人納得しているとそこに授業の開始を告げるチャイムが鳴り響いた。 各々授業があるクラスへ向かう教師達だが、真紅は立ち上がろうともせず虚ろな目をしたまま一点を見つめ、ただひたすら「くんくん・・・くんくん・・・」と連呼しているだけだった。 真紅の異様な雰囲気に怖じけついたがさすがに放っておく訳にも行かないので蒼星石はしかたなく真紅に近づいていった。 蒼星石「真紅先生・・授業始まるよ・・教室行かなきゃ・・ねぇ・・」 恐る恐る真紅に話しかける蒼星石。真紅はそんな蒼星石を表情は変えず、目線だけを送りしばらく見つめるとゆらりと立ち上がった。 その足には力が入っておらずフラフラとした足つきで出口へ向かい歩き出した。 蒼星石「真紅先生、大丈夫かなぁ?」 翠星石「相当ショックなようですぅ。まぁ真紅先生のくんくんへの溺愛っぷりは異常なほどでしたからねぇ」 そんな二人の心配をよそに真紅は沈んだ顔のまま職員室を後にした。 真紅「なぜ・・?なぜなのくんくん・・もう・・お別れなの・・?私達の関係はもう終わってしまっているの・・?」 そんな被害妄想的な事を呟きながらなんとか教室まで辿り着いた。そして教壇に登ると一言 真紅「今日は・・自習にするのだわ・・静かにしていて頂戴・・」 普通授業が自習になれば生徒からの歓喜の声が上がるが、真紅の異様な雰囲気に生徒は誰も声を出さない。 生徒の中にもくんくん探偵を見ている生徒は多く、真紅の沈んでいる原因を理解した者が数人いた。やがてその生徒達が周りの友達にヒソヒソとその事を伝えることで、ようやくクラス全員が理解したようであった。 真紅は椅子に座りまた虚ろな目をして重苦しい空気を出している。こんな空気では友達と話し続けている訳にもいかない。仕方なく生徒達が自習を始めようとしたその時、一人の生徒が沈黙を破り真紅に話しかけた。 生徒A「先生~くんくん探偵終わっちゃうんですよね~!俺も好きで見てたから残念ですよ~!まぁ俺にはハルヒのDVDがあるからいいんですけどw」 この生徒Aはいわゆるお調子者で、クラスの重い空気に耐えきれずに和ませようとこんなことを言ったのだが、その軽い口調が真紅の逆鱗に触れてしまった。真紅の無表情だった顔がみるみる内に怒りの表情へと変わる。 真紅「ちょっとあなた!この非常事態にいったい何を言っているのだわ!終わって残念!?だったらその半笑いは何!?」 ツカツカと生徒Aに歩み寄り巻くしたてる真紅。生徒Aは口ごもり何も言えなくなってしまった。 真紅「あなたの言う好きとはその程度の物なのでしょう!?私の想いを理解できないくせに軽々しく言ってほしくないのだわ!」 普段生徒にこんな酷い事を言う真紅ではないがこの日はまずかった。真紅の怒りはまだ治まりそうもない。 真紅「それと何よハルヒって!あんな訳の解らない物とくんくんを比べないでほしいのだわ!そもそもくんくんとは・・」 真紅先生もハルヒ知ってるんだ、と数人の生徒が思ったがもちろんそんな事を口に出せる状況ではない。真紅によるくんくん講座が始まってしまった。 一通りそれが終わると今度は自分がいかにくんくんを愛しているかという話になった。 異常な程の熱意でくんくんを語る真紅。それは自習をするのもはばかられる勢いだった。 結局真紅のくんくん話は授業終了時間まで続き、その間生徒達は何もできず真紅の話を聞いていることしかできなかったそうな。 そして一週間後、ついにこの日が来てしまった。そう、今日はくんくん探偵の最終回日だ。 番組が始まる前からTVの前にいる真紅の周りには涙を拭いたティッシュが乱雑している。 そして番組が始まるとまた滝の様な涙が溢れた。それをなんとか拭い、くんくんの勇士を目に焼き付ける真紅。くんくんは無事に事件を解決することができ、物語はハッピーエンドを迎えた。 真紅「よかった・・よかったのだわくんくん・・ありがとう・・今まで本当にありがとう・・」 涙を拭いながらエンディングを見守る真紅。やがてエンドロールも終わりを告げた。 真紅「あぁ・・本当に終わってしまうのね・・」 真紅がそう呟き力無くTVを消そうとしたその時 くんくん「やぁみんな!今までくんくん探偵を応援してくれてありがとう!」 なんとTVにくんくんが現れたのだ。真紅は慌ててTVのスイッチに伸ばした手を戻し姿勢を正した。 真紅「くんくんからの最後のメッセージなのだわ!見届けなくては・・」 そしてTVの中のくんくんが続ける。 くんくん「今日でくんくん探偵は最終回です。今まで僕の活躍を見守っていてくれてありがとう!」 真紅「そんな・・そんな事当然よ・・これからも応援するわ・・だから!だから行かないで頂戴くんくん!」 そんな真紅の叫びが通じたのか、くんくんは以外なことを口にした。 くんくん「今日で『くんくん探偵』は最終回ですが・・来週からは曜日と時間帯を変えて『くんくん探偵ツヴァイト』が始まりまーす!」 そう、くんくん探偵は終わるのではなく移籍という形を迎えるのだった。 その事を理解すると真紅の沈んでいた顔が歓喜の笑顔へと変わった くんくん「という訳で来週からもよろしくんくん!」 真紅「信じていたのだわくんくぅーん!!!」 真紅は手に持っていたくんくんのぬいぐるみを力いっぱい抱き締め、心の底から叫んだ。 次の日の職員室、眩しいほどの笑顔を見せる真紅。 真紅「みんなおはようなのだわ!今日も一日張りきって頂戴!」 そんな真紅の豹変を見て二人が話す。 翠星石「まったくぅ、先週一週間死にそうな顔してたくせにえらい変わり様ですぅ」 蒼星石「まぁまぁ、また元気を取り戻してくれてよかったじゃない」 翠星石「せっかく小言を言われないからイタズラしほうだいだったですのにぃ」 昨日のくんくん探偵は二人も見ていたので真紅の変わり様は容易に理解できた。 そして授業の開始を告げるチャイムが鳴り響くと、真紅はスキップ混じりの足取りで職員室を後にした。 翠星石「ほ、本当にえらい変わり様ですぅ・・」 蒼星石「そ、そうだね・・」 そして教室。授業を始めようとする真紅だが 真紅「そういえば先週のくんくんの話がまだ途中だったわね・・続きを話してあげるのだわ!」 そう言ってはまた一人でくんくんについて話し始めた。 生徒達はまたか、と苦笑いをするしかなかったが、先週とは違い幸せそうに話す真紅を見て穏やかな気持ちで話を耳にした。 終わり 水銀燈編
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CLANNAD -クラナド- 光見守る坂道で 上巻 プロトタイプ?? 2010年6月3日 PSP(UMD.DL) CLANNADのプロローグ的なエピソードを8話を収録したビジュアルサウンドノベル 続編 CLANNAD -クラナド- 光見守る坂道で 下巻 CLANNAD CLANNAD -クラナド- 光見守る坂道で 下巻 か行 プレイステーションポータプル
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タイトル 作成者 アクマイザー3 逃亡者 暴太郎戦隊ドンブラザーズ ブラック・マジシャン 暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE 新・初恋ヒーロー ブラック・マジシャン 暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー ブラック・マジシャン 宇宙刑事シャイダー NEXT GENERATION 逃亡者 宇宙刑事シャリバン NEXT GENERATION 逃亡者 宇宙戦隊キュウレンジャー ブラック・マジシャン 宇宙戦隊キュウレンジャー ジーク 宇宙戦隊キュウレンジャー EPISODE OF スティンガー W・サード 宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE ゲース・インダベーの逆襲 ジーク 宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド ブラック・マジシャン ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY 逃亡者 ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突 逃亡者 ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀 逃亡者 ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ 逃亡者 ULTRASEVEN X 逃亡者 ウルトラゼロファイト (第2部) 逃亡者 ウルトラファイトオーブ 逃亡者 ウルトラファイトビクトリー W・サード ウルトラマンX W・サード ウルトラマンX きたぞ! われらのウルトラマン 逃亡者 ウルトラマンオーブ 逃亡者 ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします! 逃亡者 ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA 逃亡者 ウルトラマンギンガ 逃亡者 ウルトラマンギンガS 逃亡者 ウルトラマンギンガS 決戦! ウルトラ10勇士!! 逃亡者 ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET 近所のバカ ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE 逃亡者 ウルトラマンサーガ 逃亡者 ウルトラマンジード 逃亡者 ウルトラマンジード つなぐぜ! 願い!! 逃亡者 ウルトラマン物語(ストーリー) W・サード ウルトラマンZ 逃亡者 ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS怪獣大軍団 W・サード ウルトラマンタイガ 逃亡者 ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス 逃亡者 ウルトラマンティガ 逃亡者 ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY 近所のバカ ウルトラマンデッカー 逃亡者 ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ… 逃亡者 ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA 逃亡者 ウルトラマントリガー エピソードZ 逃亡者 ウルトラマンメビウス 逃亡者 ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス 逃亡者 ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース 逃亡者 ウルトラマンメビウス外伝 ヒカリサーガ 逃亡者 ウルトラマンR/B 逃亡者 ウルトラマンR/B ジーク ウルトラマンR/B セレクト! 絆のクリスタル 逃亡者 炎神戦隊ゴーオンジャー 10 YEARS GRANDPRIX 逃亡者 オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー ジーク 岡本太郎式特撮活劇 TAROMAN 匿名
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アフターストーリー『リツコ・レポート』【宇宙編】 【投稿日 2007/01/13】 第801小隊シリーズ この記録は、かの連盟の星「リツコ・キューベル・ケッテンクラート」が ある『仲間』の半生ということで秘蔵していたものである。 内容はその『仲間』の戦後記録となっており、 戦後起こった軍離れについて克明に記録された私的文書として、 研究の大きな対象となっている。 「もう二年か・・・。」 窓から見える無限の宇宙を見つめながら、マダラメは薄ら笑い浮かべる。 「早いもんだな。」 戦争終結から丸二年。小規模な衝突はまだあるものの、 世界は落ち着きを取り戻しつつあった。 「早いと感じるのは、無為に過ごしたせいじゃなくて?」 メガネをかけた明朗そうな女性── キタガワが奥の机に向かいながらマダラメのほうを見ずに話しかける。 「もっとあなたにはこちらの仕事をして頂きたかったのですけどね?」 「あはは~、私の力はこんなもんですからねぇ。買いかぶっちゃ困りますなぁ。」 マダラメは視線を窓からキタガワに移し、 オーバーなリアクションをしながらキタガワのほうへ近付く。 「そう?あの曲者ぞろいの小隊をまとめていたぐらいですから・・・。」 「なぁに、私は担いでもらってただけですからねぇ。 一人の時の本当の実力は・・・。お察しくださいよ、キタガワ大尉。」 「あなたは中尉のまま?まぁ、それはいいです。今回お呼び出ししましたのはですね。」 ようやく視線を上げ、マダラメの方を見る。 「木星くんだりから久々に地球圏に来たんだ。それなりの用件でしょうな?」 この二年、マダラメは木星開発の任についていた。 本来なら地球圏復興の任につくはずだったのだが、 彼以外の小隊メンバーが軍属から抜けたこともあり、志願してのことだった。 ここはかつて801小隊が宇宙に出てきたときに利用した宇宙ドッグである。 キタガワは結婚した夫と共に、ここを統括する任についていた。 「・・・気になる方々がいらっしゃるでしょう?」 「・・・!まさか!」 「ええ、情報がようやく入りました。」 「しかし・・・そのために軍が動くとは思えませんが・・・。」 気になる方々。そう、あの戦いの後、消息を絶った二人のことである。 「・・・とあるお方がこの件に妙にご執心でしてね。関連性はわかりませんが・・・ この件について動きやすいと思われる人選を頼まれました。」 「ほう・・・。それでこの私を・・・。」 「ええ。他にも何人かお願いしています。」 「・・・は?他に軍属でこの件に関して動く人間など・・・。」 「軍属ではなかったんですがね。私のほうからお願いすることにしました。」 「はぁ。」 「あとでお会いするでしょうから、この件に関してはそのとき本人からお聞きください。 それより、とあるお方、がですね。」 「はい?」 「・・・その・・・。共に探したいということで・・・。」 (厄介ごとか・・・。) 口調、小声になったことを考えても、非常に厄介なことであることがマダラメはわかった。 「・・・重要人物ですか。」 「・・・ええ。」 マダラメも同じように小声になり、話を続ける二人。 「・・・なぜそんな地位の方が・・・。」 「ご本人に確認された方がよろしいかと・・・。」 「・・・来ているのですか。」 「ええ・・・。」 そういって、キタガワはそのまま扉の方へと向う。 黙ってついていくマダラメ。 無言のまま無重力である廊下を移動していく二人。 ある場所に差し掛かったとき、キタガワが壁に手を置く。 機械の音が響いたかと思うと、隠し扉が開く。 「ほー。」 「早く。」 感心するマダラメに、急かすように入り口に佇むキタガワ。 その態度に焦りつつも中に入るマダラメ。 「・・・こんな隠し扉があったとはねぇ。」 「緊急時にしか使わないのですよ。まぁ、ここなら盗聴の危険性も皆無ですので。」 「ほう?なんでまた。」 「ミノフスキー粒子が半端じゃないんですよ。ここ。研究所の中心ですから。」 「なるほどね。」 そのまま進むと、一室あり、その中に、一人の少女・・・だと思われるのだが。 (・・・風格あるな。年はまだ18くらいだろうに。) かもし出すオーラが違う。しかし、そのオーラもどこか儚げに感じられる。 (こんな態度にならなきゃいけないだなんてな・・・どんな生活送ってきたのだか・・・。) 遠めに見るその少女のこれまでを思うマダラメ。 「ご機嫌いかがでしょうか。少々不自由な生活だと思われますが・・・。」 「かまいません。こちらが無理を言ってるのですから。」 手に持った紅茶をテーブルに戻しながら、その少女は厳かな口調で言った。 髪の毛は金髪のロング・・・ウェーブが掛かっていて長い。 その顔は・・・マダラメも見たことがあった。 「リツコ・キューベル・ケッテンクラート!?」 「・・・その通りです。」 マダラメの叫びにも似た言葉に。苦笑いしてリツコは答えた。 ケッテンクラート家といえば連盟のトップとよばれる家系である。 リツコ・キューベル・ケッテンクラートといえば、その容姿と風格ある姿勢が好まれ、 連盟軍の士気を上げる広告塔に使われていた。 かく言うマダラメらの中でも人気は高く、特にササハラはポスターを貼っていたほどだった。 「そ、そのリツコ様が何でここに・・・。」 「立ったままなのもなんですので、どうぞ、お座りください。 ・・・システム、といえば思い出していただけるでしょうか。」 呆然とするマダラメをよそに座るよう促すリツコ。 そのリツコの言葉に、マダラメとキタガワは同時に向かいのソファに座った。 「システム・・・うーん・・・あっ!」 「・・・カンジ・ササハラの機体に乗っていた物です。」 「あれが・・・・・・まさか・・・あのシステムの精神体の正体が・・・。」 「・・・ええ。私でした。」 少し俯きながら、リツコは口を噤んだ。 「なるほどね・・・。」 リツコから詳細を聞くマダラメ。 彼女が戦争前期、あの「連盟の白い奇跡」にいたこと。 戦争の最中、ここで実験の事故に巻き込まれたこと。 そして、あの戦いの後、意識を取り戻したこと。 「しかし・・・あの期間も活動してたはずじゃ・・・。」 「あれは影武者です。私が倒れる前も、常時、2~3人いたんですよ?」 少し笑いながら再び紅茶をすするリツコ。そして、羊羹に手を進める。 「それは羊羹ですかい?」 「ええ。和菓子の究極ですから。」 取り留めのない会話であったが、少し、リツコの気勢が落ち着いたように思える。 「なるほどね・・・いや、わかりましたよ。あなたがあの二人に会いたい理由も。 そして、あの二人を最後に見たのもあなただって言うこともね。しかし・・・。」 「マダラメ中尉。言いたいことは分かりますよ。私も何度も言いましたから・・・。」 キタガワがはぁ、と溜息をついて困った顔をする。 「わかります。私の立場がいかに危ういものかを。狙われる危険性は大きいのも・・・。」 「ならなぜ。」 マダラメが急に真剣な表情で聞く。 「・・・あの二人に会わないと・・・終わった気がしないからです。 これは我侭なのはわかっています。私とて・・・でも・・・。」 搾り出すようなリツコの言葉。少し、沈黙が流れる。 「・・・わかりましたよ。あなたが真剣なのも。覚悟も出来てらっしゃる。 ならあとは私ども軍人の仕事でさ。しっかりお守りしましょう。」 沈黙を破るように少しおどけたように言うマダラメ。顔は少し笑っていた。 「・・・有難うございます。」 「なぁに、あなたが動いてくれなければあいつらを探すことも出来なかったんだ。 みんな忙しいからな。生きるので精一杯さ。 こういうことがあって俺が動けなきゃむりだとは思ってたんですよ・・・。」 「ではマダラメ中尉、E-5の部屋で諜報員が待っていますから。 リツコ様に関してはシャトルの方へあとで案内しておきます。」 「りょーかい。」 キタガワの言葉に、マダラメは頷いて外へ出て行く。 「・・・本当によかったんですね?」 キタガワが改めてリツコに問う。 「ええ。決めてたことですから。 でも・・・隊長さんがきていただけるならこんなに心強いことはありません。」 そういって、微笑んだ。 「E-5、E-5っと・・・。」 たくさんある小部屋を、認識票を見ながら回るマダラメ。 この宇宙ドッグは「テナント」型である。 基本的な管理は連盟軍によってされているが、 部屋一室一室はレンタルされているものの方が多い。 研究向けの部屋が多いため、いくつかの研究所が店子となっているわけである。 もちろん、居住区も多く、一つの研究都市のように形成されているのである。 場所によっては危険な実験をしている横で、人が生活することもあるので、 なんともいえない問題もはらんではいるのだが。 「よぉ!マダラメじゃーん!」 その声に振り向くと、見知った顔が一人。 「ああ、カスカベさん・・・。」 「木星じゃなかったの?」 「ちょっとした任務でね。戻ってきたところさ。」 「お久しぶりです、隊長。」 その後の方から、コーサカもやってくる。 サキとコーサカの二人は研究員に戻り、ここで活動を続けている。 「どう?義手の方。問題ない?」 「まぁね。特に激しく動かすこともないしね。」 わざとらしく手を動かすマダラメに、サキは苦笑いして言う。 「まー、何かあったら言いなさいよ。」 「はいはい。・・・そういえば結婚したんだよね?」 一年ほど前に木星で受け取った電子メールを思い出す。 「うん。子供もいるよ。」 「出来ちゃった婚ですか。」 「ちげーよ!ったく、久々に会ったっていうのに。」 マダラメの言葉にお約束の突込みを入れつつ笑うサキ。 「見に来ませんか?」 コーサカの言葉に、マダラメは慌てて手を振りながら言う。 「いやー、いいよ。今急いでるしね。今度戻ってきた時にでも・・・。うおっ!?」 その背中に衝撃が走る。 「なんだぁ!?・・・って!?」 驚いて後ろを振り返ると、なんと赤ん坊が浮いていたのである。 「あ、ハルナ!?何でこんなところにいるの!?」 サキの叫びを尻目に、赤ん坊はのんびりマダラメの方へ向う。 「あの・・・まさか・・・。」 「・・・ええ、うちの子ですよ。ふぅ。」 立ちくらみで倒れそうになるサキをコーサカが抱える。 赤ん坊はすっぽりとマダラメの手の中に納まる。 「あのー・・・。どうしたら・・・。」 「あはは・・・。隊長の事感じて来ちゃったのかもしれませんね。」 「冗談言うなよ・・・・。」 「いえいえ。冗談抜きにハルナのお気に入りみたいですし。 将来もしかしたら・・・。」 「笑えねー。」 ははっ、とコーサカの言葉を受け流そうとするマダラメに、 「いえ、僕の言うことってけっこう当たるんですよね。」 そういってコーサカは満面の笑顔で笑った。 「・・・さて。かえろうか、ハルナ。」 コーサカがサキを抱えながら赤ん坊も抱えようとする。 すると急に泣き出す赤ん坊。 「・・・ほら。」 「・・・あー、もう。離れた方がよさそうね。」 「ええ。なんかこの子勘が鋭いんですよ。僕らが離れようとするとすぐ泣き出して。」 「ふーん・・・。じゃあこういえば大丈夫かな。『また来ますよー。』」 そうマダラメがいうと、ぴたりと泣き声がやむ。 「あはは。本当に来てくださいよ。グレたら隊長のせいだ。」 「やめてくれよー。まぁ、また顔は出すよ。・・・懐かしい顔も連れてな。」 「!・・・なるほど、任務って言うのは・・・。」 コーサカの表情が引き締まる。 「極秘なんだ。色々あってな、まぁお前は把握してるかもしれないが・・・。」 「ええ。・・・朗報、期待しています。」 そういって、再びいつもの笑顔に戻った。 「んで、何で君がいるわけかな?」 「えー、隊長さん、私の実力知らないでしょー? こう見えても立派な諜報員の一人なんだよ、私。まぁフリーのだけどね。」 「それってタレコミ屋っていうんじゃ・・・。」 「うるさいなっ!」 E-5にいたのは、懐かしい顔、ケーコであった。 「んで、情報持ってきたのは君なのね?」 「まーねー。私も二人の行き先は気になってたしぃ? 暇見つけては色々聞いて回ってたんだよね。」 「ほーん。」 「そしたらさ、面白い情報が入ってさ。 壊れたちょっと普通じゃないジムの残骸を見たって言うね。」 「・・・なるほど。それでそれはどこなんだい?」 「・・・それが驚いちゃってさ。シイオーバレー。」 「え?まさか。」 「そう、そのまさか。第801小隊の基地があった、あの密林の谷なんだよね。」 「・・・そうか、ありがとう。」 そういって立ち上がるマダラメに、ケーコは告げる。 「あ、私もついてくかんねー。」 「はぁ?何を言ってるんですかチミは。」 「だって私いないと道案内も出来ないでしょ~。」 「いや、場所をいってくれれば問題な」 「あのね~、私だってね、心配してるの、わかってよね。」 口を尖らして不満そうに話すケーコに、思わず苦笑いするマダラメ。 「・・・はいはい、わかったよ。」 「本当にわかってんの?まーいいよ。 そうそう、Fー36でも待っている人がいるから会いに行って?」 「へ?ふーん。わかった。じゃあとでシャトルでな。」 「はーい。」 「・・・まったく、何があるって言うんだよ。」 F-36を探しつつ、再び無重力廊下を移動するマダラメ。 「・・・おお!やっぱりマダラメじゃないか。」 「ん?ああ、ヤナじゃねえか。相変わらずここか。」 「まぁなぁ。ここはいつでも防衛が必要だからなぁ。」 研究都市というだけあって、様々な研究がされている。 それを利用することが連盟政府の狙いなのだが、 その研究群を狙ったテロリストなどもたまに現れるのである。 もちろん、連盟軍の防衛は最新技術によるものに当然なるので、 成功したためしはないのだが。 「で、お前は木星だったんだろ、どうしてまた。」 「ああ、ちょっとあいつらに関する情報が入ってな。」 「ああ・・・。そういう事か。良く上が許可したな。」 「色々ありましてね。」 「・・・機密っぽいな。まぁいいや。でも気をつけろよ、最近テロが多くてな。」 「テロ多くなってんのか。」 「テロって言うより・・・海賊だな。宇宙海賊。」 「海賊ぅ?また突拍子もないもんが生まれたもんだ。」 海賊という語感に、少々驚きの色が隠せないマダラメ。 それもそうなのである。宇宙という環境が環境なだけに、 他から略奪を行う海賊は、なかなか危険が伴うものである。 「なんか白いMSが中心になってな。形はなんか・・・見たこともないやつだったが。」 「戦ったのか。」 「まぁな。なんか、漏斗みたいなの飛ばしてきてさ。自在に動きやがんの。」 「・・・そいつはファンネルって奴だな。前見たことがある。」 「・・・・・・らしいな。まったく・・・・・・厄介なもんだぜ。 あの時は何とかなったけどよ・・・。また来たら勝てる自信はねーよ。」 ヤナが少しヤレヤレと言ったふうに肩をすくめる。 「しかしまぁ・・・豪華な海賊だな。」 「ああ・・・。」 「ちょっと隊長さん!何油売ってますのん!」 そこに、大声で声が掛かる。 その声にヤナは直立状態で身を固める。 「ああ・・・すまんね、ヤブサキ准尉。旧友に会ったもので。」 「旧友さん?ああ、これは失礼しました・・・。」 恥ずかしそうに身を縮めるヤブサキ・・・ とは言っても身長の割りに大きめの体は小さくはなってないのだが。 「ですがね、そろそろ準備していただかんと・・・。」 「わかってるよ。」 「カトウさんたちも待ちくたびれてはりますよ。」 「ああ・・・それは怖いな。じゃあ、また機会があればな。」 「・・・ああ。またメールくれよ。木星は暇でね。」 「ああ、わかった。」 そういって互いに敬礼すると、ヤナはヤブサキと共に奥のほうに消えていった。 「やれやれ、あいつも大変そうだな。相変わらず女性部隊なのかね?」 ヤナは厄介者を押し付けられてるのかもな、と少し笑って移動を開始した。 「ハーイ!隊長さん久しぶり~!」 「マタ、アエタネ・・・。」 「・・・なんで君らはここにいるんですか。」 ようやくたどり着いたF-36には、見知った二人・・・傭兵家業のアンとスーがいたのだ。 「ちょっとキタガワさんに頼まれてね。私達なら動きやすいでしょうって。」 「タノマレタナラダマッチャイレネエ。」 「そうですか・・・いやね、でもこんな大所帯・・・目立つとちょっと怖いなぁ。」 そういいながら、腕を組み悩むマダラメに、アンが気楽そうに声をかける。 「なに、昔の仲間が集まってるって言えばすむじゃない。」 「まぁ、そうなんだけどね。しかし・・・連れている人物が人物だけに。」 「でもねぇ。いざという時は人数いたほうがいいでしょ。」 「まぁそうだな。グチグチ言っても仕方ない。よろしく頼むよ。」 そういって手を差し出すマダラメに、ウインクをしながら握手を返すアン。 「キアイダー!ナニゴトモキアイダ~!」 そういってそういって手を突き出すスー。 「ははは・・・相変わらずだねー、この子は。」 苦笑いするしかないマダラメであった。 「にぎやかな旅路になりそうですね。」 「ええ、全く。」 三人でシャトルに向うと、すでにリツコとケーコは座っていた。 聞いた話によると、リツコが来ることをしならなかったケーコが叫び声を上げそうになり、 キタガワによって抑えられたということもあったらしい。 「・・・聞いてなかったんだもん。・・・普通驚くでしょ・・・。」 そういって拗ねてブーたれているケーコをよそ目に、アンとスーはいたって涼しい顔だ。 「まー、あの二人は特別かもしれんがね・・・。」 そういって笑いながら隣に座って慰めるマダラメ。 「さて・・・このまま順調にいけばいいんだが・・・。」 『シャトル発射10分前です。皆様、席に座りシートベルトの着用の方を・・・。』 俺の予想は悪い方にはよく当たる、と少し自嘲気味に笑うマダラメであった。 「さて、今後はどう動くつもりだね?」 隣のケーコに今後の予定を尋ねるマダラメ。 皆聞きたかったようで、耳を傾ける。 「あ、とりあえずね、タナカさんとこにいって、クガヤマさんと合流。」 「え、あいつらに会うのか。」 「うん。移動用のトラックとか、護衛用のMSとかね、借りにいくの。」 そういって、取り出した手帳・・・なぜかかわいいシールなどがついている・・・ を見ながら楽しそうに語るケーコ。 「ふーん・・・元気なんかねー。」 メールはもらっていたが、やはり実際会うとなるとそれなりに気になるものだ。 「みたいだよー。」 「カナコ元気かな。楽しそうなメールはよく届くんだけど。」 「・・・シアワセナラソレデイイ・・・。」 「・・・タナカさん・・・はあの技術士官の?」 おずおずと声を出したリツコにマダラメがえる。 「そうですよ。そうか、整備は大概タナカがやってたんでしたね。」 「ええ・・・何か一方的にあなた方のことを知っているのというのも妙な感じですね。」 そういって微笑むリツコ。それを見て少し気が緩むマダラメであったが・・・。 急にシャトルがゆれる。 「なんだぁ!?」 「隊長さん、外外!」 窓際に座っていたケーコの声にケーコの座っている上に体を乗り出し、 窓から外を覗くとそこには数機のリック・ドムが移動していた。 「・・・テロリスト?・・・・・・違うな。動きから見て・・・例の海賊って奴らか・・・。」 「あの・・・。」 「なに?」 ケーコの声に気付いて下を向くと、思いっきり胸のうえに手を付いていたことに気付く。 慌てて手を離すマダラメ。 「・・・うわ!ごめんごめんごめん!!」 「いや、事故だしいいんだけど・・・。」 「いやはは・・・。いやね、それよりね。どうにかせんとね。」 かなり動揺しているのか、しゃべり方がおかしくなるマダラメ。 「ちょっと、しっかりしてよ!」 「おおう、わっかてるよ~、わかってるよ~。」 ケーコの言葉に急いで席から離れ、操縦室に向うマダラメ。 「おい!勝手に入るな・・・」 「連盟軍士官マダラメ中尉だ!!現状はどうなっている!」 「え、あの、その。・・・荷物の引渡しを迫られています。 あと・・・この艦にある人物が乗っているから引き渡せとも・・・。 ・・・あの、何かご存知なのですか。」 「・・・まぁな。ちっ、どこで洩れやがった。」 操縦席にいた副操縦士から話を聞くと、マダラメは舌打ちをする。 「引渡しは不可能ですか。このままでは艦ごと落とされます。」 そういうメイン操縦士である艦長にマダラメはため息をつく。 「・・・ああいう輩が引き渡したからといって無事に済ますとお思いで?」 「・・・まぁ、そうですよね・・・。」 「・・・プチモビぐらい積んでますよね?貸して貰えますかね?」 「ありますが・・・どうするおつもりで?」 「何とか時間稼ぎをする。その間救援信号を送りまくるんだ。 ・・・10分。これ以上は無理だと思うが、きっと近くを巡回中の隊がいるはずだ。」 「・・・わかりました。こうなれば一蓮托生ですな。」 そういう艦長に、マダラメは敬礼を送る。 「うまくいくよう願っててくれ。」 「私達も手伝うよ!」 「・・・フフフ、マッカセナサ~イ。」 気付くと後にアンとスーが立っていた。 「・・・お前ら・・・よろしく頼む!」 プチモビ、というのは作業用のMSで、 ・・・いやMSというにはちょっと貧相な二頭身ほどの作業用機械である。 基本的に戦闘能力は皆無に近く、緊急時の補修などに使われるため、 大概の輸送艦には積んであるのだ。 「よし・・・あくまで目標は牽制だ。無理はするなよ。」 「モチロン!こんなので落とそうとは思わないよ!」 「・・・ムリハシナイ。」 三機のプチモビに乗り込む三人。 「よし・・・みんな、生きて帰るぞ!」 「ヒュ~、久々に聞いたね!」 「・・・コレヲキカナキャハジマラナイワ。」 「・・・なんか恥ずかしいな。まぁいい、いくぞ!」 宇宙に三機のプチモビが出撃する。 「ふいー、地球圏は重力影響が弱くて操作しやすいな。」 「やっぱ木星は大変?」 「まあなぁ。重力影響は半端じゃないよ。事故でたまに木星に持ってかれる事もあるからな。」 「重力ニ魂ヲヒカレタモノヨ!」 「それ使い方違うような・・・。まぁいいか。よし来るぞ!」 前方にドムの編隊が広がる。数にして三機。多くはないが。 「ま、数の上じゃ同じでも、性能差が大きく違うしね。」 そうぼやきつつ、スイッチを操作する。 「さて、どの程度慌ててくれますかねっと!」 そういうと、プチモビのボディから一本のアンカーが飛び出す。 それはそのままドムに張り付いて・・・。 「作業用のマグネットアンカーのお味、いかがかなっ!」 そのまま、回転を開始し、ドムは慣性のまま回転を始める。 同時にアン、スーの機体もマグネットアンカーを射出し、同様に回転を始めた。 「そのままどこかへ飛んできな!」 ボタンを押した瞬間、電磁石になっている先端から磁力がなくなり、 その勢いのまま、遠くへ飛んでいくドム。三機とも、遠くへ飛んでいく。 「ひゃー、奇襲だっただけにうまくいったな。」 『でも次はうまくいかないでしょうね。』 そういいながら通信越しにアンは少し笑う。 「さて、残りは・・・二機?」 『意外と多いわね!』 編隊構成は普通4機で行うものである。 大概そのうち一機は情報収集タイプ ・・・EWACなどがついている機体であるのが一般的である。 しかし、この襲撃隊はドム5機による編成なのである。 「まぁ・・・軍隊の常識が通じるとは思っちゃいねえけどな。」 『センソウハカズダヨ!アニキ!』 「・・・兄貴って誰やねん。」 そうスーの言葉に突っ込みを入れつつブースタを点火させるマダラメ。 「さて・・・あとは動きまくっときますかね。」 ドムからビームバズーカの光が迸る。 「ビーム兵装かよっ!安定感不足であまり配備されてないんじゃなかったのかよ!」 ビームの処理というのはデリケートであり、 皇国軍は最後までビーム兵器を量産させることが出来なかった。 ゲルググは確かにビームを標準装備していたが、 一般兵が多く使っていたのはリックドムであり、 リックドムはビームの扱いに長けてはいなかった。 三機のプチモビは移動を繰り返しつつ砲撃を避ける。 「やれやれ、安定してるじゃねえかよっ。」 ビームの迸りをギリギリで交わしつつも、だんだんと追い詰められていく三機。 「さすがにビーム兵装はつらいな・・・。」 普通のリックドムの武装は実弾兵器であるジャイアント・バズ。 これは単発で出てくるため、数発よければ後は弾切れである。 しかし、ビーム兵装はそれよりも発射数が多い。 「あと・・・数分・・・早く来てくれ・・・。うおっ!?」 乗機の片手が吹っ飛んだのがわかる。 「く・・・。大丈夫か!」 『何とか・・・ね。』 『マダダ、マダオワランヨ!』 その瞬間である。 一筋の閃光が宇宙を奔る。その元には、大きな影が。宇宙用戦艦である。 「来たか?・・・なに?あれは・・・うちの軍じゃない!?」 このあたりを巡回している巡洋艦であれば、見覚えがないものはない。 仮に新造艦があったとしても、そう大きく様相を変えるもんでもないはずである。 しかし、その艦は明らかに異質であった。 『帆』があるのである。 「おいおい、こりゃ何の冗談だよ・・・。」 『こいつが噂の・・・宇宙海賊って奴かしら!?』 「ならおかしいだろ・・・じゃあこのドムたちは何者だよ・・・。」 ドムは明らかに挙動がおかしくなっていた。 襲い掛かっていた二機に、先ほどぶっ飛ばした三機が戻ってきて、 共に逃げようと後退を始めた。 「なんだ・・・??」 すると、海賊船から二機のMS・・・。一方は白く、一方は黄色の・・・。 見たこともない所属不明の機体が飛び出してきた。 すぐさま、その黄色い機体は変形し飛行形態になったかと思うと、 ドムたちの前に立ち、ビーム砲を打ち放つ。 これによって二機が致命傷を負い動けなくなった。 残りの三機が地理尻に逃げようとしたところを、 白い漏斗・・・が打ち落としていく。まるでその純白の機体は・・・ 堕天使とよぶにふさわしい姿であった。 「ファンネル!?あれが噂の・・・本当の宇宙海賊か・・・。」 しかしなぜ宇宙海賊はドムを倒しているのだろうか。 『え~・・・お騒がせしました・・・シャトルにご搭乗の皆様。』 女の声だ。マダラメはどこかで聞いたことがある・・・気がした。 『このたびは私どもの脱走兵がご迷惑をおかけしました。 私どもは一般市民の乗っている艦は襲わないよう心がけているのですが、 モラルのないもの達が逃げ、このような結果になってしまいました。 それではよい航海を。』 そういって通信をきる。どうやら、白いMSに乗っている女性であるようだ。 「なんなんだ・・・こいつら・・・皇国の敗残兵なのか?」 『そのようだね・・・。』 その時である。ようやく駆けつけた連盟の巡洋艦が、MSを展開してきた。 『またせたな。マダラメ。』 「お?ヤナか?もう大丈夫だぞ、終わった。」 『は?何を言ってるんだ、目の前にいるじゃいか!はよ逃げろ!』 「いやぁね・・・。」 『ごちゃごちゃ言ってないでぶちかましたりましょうや!』 そういって、ヤナ機後から巨大なランチャーを構えたジム・カスタム ・・・色がピンクなのが目もあてられない・・・ が、それを構え、白いMSを打ち倒そうとする。 搭乗者は・・・先ほどのヤブザキ准尉である。 『おちろやぁ!この海賊がぁ!』 シュウウウウウウウウウウウウウ・・・・。 収束音が通信越しにも聞こえる。 「ちょ、おま、それ、やば、だろ!」 声にならない声を上げ、マダラメが講義するも。 バシュウウウウウウウウウ!! 光の迸りが宇宙を駆ける。 しかし、二機はあっさりそれを交わし、 光はそのあたりを漂うゴミを焼いたに過ぎなかった。 『慌てんでも、今度相手になってやるさね。』 『なんだと!かかってこいやぁ!』 白いMSのパイロットとはもはや顔見知り状態らしく、 罵声を浴びせかけるヤブサキ。 『・・・では、ごきげんよう。』 そういうと、二機は艦船に引き返す。 『く、追いかけますわ!』 『バカヤブ。無駄弾撃った上に無駄な追い討ちもしようとするのか?』 『カトウ少尉・・・。でもですね!』 『ばかですにゃ~。』 『お前にだけは言われたくないわ!』 『・・・あ~みんな落ち着いて・・・帰るぞ・・・。』 騒ぐ三人の部下に、おずおずと声をかけるも、完全無視されるヤナ。 「・・・大変だな。」 『・・・うん。』 事の顛末をヤナに伝え、シャトルに戻ってきた三人。 「おつかれさん~。」 ねぎらいの 「本当だよ。全く・・・前途が多難だぜ・・・。」 ふう、と息をつきつつ、椅子に座るマダラメ。 「・・・あの方々・・・いえ、あの方・・・。」 「え?白いのに乗ってた奴かい?」 リツコが、何か思い出したようにマダラメに語る。 「声、聞いたことあります。あれは、あの基地にいた・・・最後の相手だったはずです。」 「なにぃ?じゃあ、あの兵器使おうとしてた奴かよ・・・。 妙に紳士的になりやがって・・・。」 不満ありげに鼻息をふかすマダラメ。 「よくは分かりませんが、今度は違った方向で戦うつもりなのでは?」 「ふーん・・・。しかしまぁ・・・。とりあえず当面の航海は大丈夫かな・・・。」 『当機は、もうすぐ大気圏に突入します。』 振動と共に、機体が地球へと降下していく。 久々の、地球という重力を感じながら、マダラメは少しの眠りについた。 前編 終わり 【次回予告】 地上の降りた一行を待つのは希望か、絶望か。 それは・・・誰にもわからない。 いや・・・それがどうなのかを・・・ 決めるのは、自分自身なのである。 第801小隊アフターストーリー『リツコ・レポート』【地球編】 お楽しみに
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タイトル ジャンル 作成者 サクラ大戦 活動写真 アニメ ジーク サクラ大戦 ニューヨーク・紐育 アニメ ジーク ザブングルグラフィティ アニメ 浅倉又一郎 サムライスピリッツ~破天降魔の章~ アニメ ジーク 地獄少女Rの最終回 漫画 逃亡者 巨神ゴーグ アニメ 浅倉又一郎 重戦機エルガイム アニメ 逃亡者 獣電戦隊キョウリュウジャー 特撮 ブラック・マジシャン 獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック 特撮 ブラック・マジシャン 獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦!さらば永遠の友よ 特撮 ブラック・マジシャン 出撃!マシンロボレスキュー アニメ ジーク 手裏剣戦隊ニンニンジャー 特撮 ブラック・マジシャン 手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖 特撮 ブラック・マジシャン 手裏剣戦隊ニンニンジャーVS仮面ライダードライブ 春休み合体1時間スペシャル 特撮 ジーク 手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド 特撮 ブラック・マジシャン 新オバケのQ太郎 漫画 逃亡者 新機動戦記ガンダムW BTTKEFIELD OF PACIFIST 漫画 W・サード 新米婦警キルコさん 漫画 W・サード 真・女神転生デビチル アニメ ジーク 真・女神転生Dチルドレン ライト&ダーク アニメ ジーク スーパードール☆リカちゃん アニメ ジーク スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号 特撮 逃亡者 スーパービックリマン アニメ ジーク スーパーロボット大戦OG -ジ・インスペクター- アニメ ジーク スイートプリキュア♪ とりもどせ! 心がつなぐ奇跡のメロディ♪ アニメ ジーク スイートプリキュア♪ アニメ ジーク ストリートファイターⅡV アニメ ジーク スパイダーマン (日本版) 特撮 逃亡者 スマイルプリキュア! 絵本の中はみんなチグハグ! アニメ ジーク スマイルプリキュア! アニメ ジーク 聖闘士星矢 漫画 逃亡者 聖闘士星矢 アニメ 逃亡者 聖闘士星矢Ω アニメ 逃亡者 戦国無双 アニメ ジーク 戦国無双SP~真田の章~ アニメ ジーク 戦姫絶唱シンフォギア 漫画 W・サード 戦姫絶唱シンフォギアGX アニメ W・サード 戦闘メカ ザブングル アニメ 浅倉又一郎 ゾイド新世紀/ゼロ アニメ ジーク ゾイドフューザーズ アニメ ジーク
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{バーチャファイターの最終回} |{最終決戦!燃え上がれ友情の拳}| 雷鳴が響く 最終回 神殿前 晶「エヴァ、何故だ?何でこんなものを作る?心のねえ格闘兵器を・・・」 エヴァ「ふふふ、兵器ですって?そんな無粋な呼び方しないで頂戴。あたくしが作るのは芸術品よ。」 エヴァ「誰にも真似できない世界で只一つの、ねえ」 エヴァ「勿論三年前と比べ物にならない程パワーアップしててよ。」 エヴァ「どう?あなた達に勝てて?」 リオン「!」 我王「こ、これが鬼丸様が全てを託された・・・」 晶「我王・・・。じゃ、鬼丸の最後の懸けって。」 エヴァ「そうよ!役立たずだったあいつも少しは意味ある死に方をしてくれたって訳、おかげで皆さんにお見せする事ができるわ。あたくしの最高傑作をね。」 リオン「何が傑作だ!」 晶「リオン」 パイ「そんなガラクタなんて!」 サラ「何度作ろうと!」 ジャッキー「俺たちが倒してやるぜ!」 リオン「こんな、こんな物を作る為に僕達やボルノを!」 リオン「うっ、うわあああ!」 エヴァ「あなたがそんな事言える訳?あなたの存在自体、ラファール家の滅んで逝った血であり肉じゃないの。そんなあなたがあたくしにどうこう言える立場で思っているの?」 ジャッキー「リオン!」 サラ「リオン君!」 リオン「さんな事・・・そんな事言われなくたってわかってるさ・・・」 リオン「血塗られた歴史が僕の家の宿命だとしてもそれはあんたの問題何かじゃない!そんなものこの僕が打ち砕いてやる!この僕の拳でな!」 エヴァ「ふん、大甘の坊やが。」 晶「リオン、コンビネーション技だ!デュラルは予想しづらいコンビネーションに弱い。」 リオン「!そうか!」 振り向き様に突きを繰り出す リオン「てぃやあ!」 デュラルはかわす リオン「!しまった!うわああ!」 晶「リオン!」 すぐさま体制を立て直す 落葉旋風弾を繰り出す パイ「リオン!」 サラ「リオン君!」 影丸「あの動き、正に鬼丸。」 エヴァ「甘いのね結城晶、そんなあからさまな欠点、いつまでもそのままにしている筈ないでしょう?」 晶「!それで鬼丸を!」 エヴァ「そうこのコには鬼丸の技だけじゃない彼の脳波や思考パターンまでが映されてるの。つまりこのコが鬼丸よ!永遠の命と鋼の体を持つ、ねえ」 舜「なんと!」 ラウ「人の考えや経験すらも写し撮ったというのか?」 ジャッキー「くっ、こうなればエヴァを!」
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(※全46話の内、第46話は総集編ですので、実質的な最終回である第45話を紹介します) 邪魔大王国の支配者・竜魔帝王のもとに、幹部のイキマとアマソ、ハニワ兵士たちが勢揃いする。 イキマ「竜魔帝王。ハニワ兵士およびロボット兵士は、ただ今全員、集結終了しました」 竜魔帝王「諸君! いよいよ決戦の時が来た。皆、覚悟はいいな?」 イキマ「もちろんでございます。我々は、この日が来るのを待っておりました」 竜魔帝王「女王ヒミカ以来、数々の犠牲を出しながら、我々の目的・世界制覇は達成できておらん。今回は我々は総力を挙げて鋼鉄ジーグ、ビルド・ベースを粉砕する。ただちに出撃準備に入れ! 第一弾はアマソの隊だ!」 立て勇者!!明日なき総力戦!! 宙(ひろし)は夜の高級ホテルのレストランで、母の菊江、妹のまゆみを食事に招いている。 ビルド・ベースでのパートナーの美和、司馬モータース従業員のチビまで同席している。 宙「さぁ、みんな。遠慮なく、好きなだけ食べてくれよ」 まゆみ「フフッ。ねぇ、お兄ちゃん。お金、払えるの?」 菊江「まゆみ」 宙「心配するなって。このぐらいだったら、いつだって」 まゆみ「だったら今までも、もっとこういうところへ連れて来てくれればいいのに」 宙「うぅん、そりゃそうだけど、お兄ちゃんはいつも忙しかったからな」 菊江「宙がこんなことして、何か変わったことが起きなければいいけど」 宙「!? ……実は、母さん。明日──」 菊江「宙! いいのよ」 宙「……母さん、今度こそ決着をつけたいんだ!」 美和「宙さん!?」 一同「……」 宙「今度で、すべてを終わらせなければならない。俺自身いつまでも、今までのようなことはしていられない気持ちなんだよ」 菊江「宙、それでは……」 宙「みんなとのお別れのつもりです。そのくらい決心しているんだ!」 まゆみ「お兄ちゃん、どっか遠くへ行っちゃうの?」 宙「心配するな。すぐ帰って来るよ」 料理が運ばれてくる。 店員「お待ちどう様」 宙「さぁ、じゃんじゃん食べてくれ!」 店内の照明が消える。 チビ「あっ、停電だ」 まゆみ「違うわ。外を見て」 窓の外には、他の建物の灯りが見える。 チビ「ありゃ? すると、このホテルだけか」 美和「そうよ」 宙「そりゃ、おかしい。何かあるぞ」 突如、ホテルが大きく揺れ出す。 一同「わあっ!」「きゃあっ!」 チビ「ミッチー、怖い~!」 宙「ミッチー、様子を見て来る、母さんたちを頼むぞ!」 美和「わかったわ!」 宙は、ホテルの電源室へ駆け込む。 宙「くそぉ、誰かが電源を切ったんだ」 電源スイッチを入れ直すと、照明が灯り、揺れもおさまる。 宙 (おかしいな? 電源を入れたら、地震が止ったぞ) ハニワ兵士たちが現れ、宙に襲いかかる。 宙「お前たちの仕業か!?」 まゆみ「あ~あ、せっかくのご馳走が……」 美和「おばさま、早くここを出ましょう」 菊江「でも、宙が」 美和「何か嫌な予感がするんです。それに、他のお客さんはみんな帰ってしまいましたし、早く出た方が」 菊江「……そうね。(でも一体、宙はどうしたのかしら?)」 宙はハニワ兵士たちに、屋上へ追いつめられている。 宙「チェンジ・サイボ──グ!」「ジーグビュート! いくぞ、ハニワ兵士!」 宙がサイボーグに変身し、ハニワ兵士たちに反撃する。 美和や菊江たちはホテルから出て、タクシーを拾う。 突如、道路が激しくひび割れる。 人々「うわあっ!」「何だぁ!?」 美和は菊江たちをタクシーへ乗せると、自分は外に残る。 美和「運転手さん、ビルド・ベースへ急いで!」 菊江「美和さんは?」 美和「私はオートバイで、後からすぐに行きます!」 タクシーが走り去る。地面を突き破り、巨大なハニワ幻人(げんじん)・エレキが現れる。 そこへ、宙が降り立つ。 宙「ミッチー、早くビッグシューターで出動してくれ!」 美和「わかったわ!」 宙「来い、ハニワ幻人!」 ビルド・ベースの大利(だいり)所長のもとへ、菊江やチビたちが駆け込んでくる。 チビ「所長、大変です!」 大利「どうした!?」 菊江「街にハニワ幻人が現れたらしいんです!」 大利「何、ハニワ幻人!?」 通信「所長、こちら美和! ビッグシューター、発進します!」 大利「卯月くん、敵は総攻撃の構えだ。頼んだぞ」 美和「わかりました。ビッグシューター・ゴー!」 宙が身軽に、ハニワ幻人エレキを翻弄する。 アマソがエレキに檄を飛ばす。 アマソ「エレキ、何をしておる! 奴が鋼鉄ジーグにならない内が勝負だ。ビッグシューターに邪魔されない内に、始末しろ!」 エレキが電磁網を放ち、宙は捕えられてしまう。 そこへ、美和のビッグシューターが飛来する。 美和「アマソのハニワ幻人だわ」 宙は網から放たれる電撃に苦しみつつ、必死に網を破ろうと、もがいている。 宙「くそぉ、体が痺れる!」 大利「そんなことをしていると、電磁波を盗られてエネルギーを消耗してしまうぞ!」 宙「しかし、この電磁網から脱出しないと!」 大利「こうなったら、メカドンに応援を頼もう」 ビッグシューターが援護しようとするが、逆にエレキの攻撃を受け、煙を吹きつつ墜落してゆく。 美和「所長! ああぁっ!?」 大利「卯月くん!? 卯月くん、どうしたんじゃ!? ──駄目だ、応答がない」 所員「あれは!?」 ビルド・ベースのそばに、邪魔大王国の幻魔要塞ヤマタノオロチが出現する。 大利「幻魔要塞だ! ミサイル発射準備!」 そして要塞から竜魔帝王と、無数のハニワ兵士たちが現れる。 竜魔帝王「司馬博士、もう悪あがきはやめろ! 頼りの鋼鉄ジーグは使い物にならん。おとなしくビルド・ベースを放棄するのだ。さもないと、お前の研究所は永久に消滅してしまうぞ。ガハハハハ!」 司馬「竜魔帝王に宣言する! ビルド・ベースは絶対に降伏せん!」 竜魔帝王「フフフ。強がりを言うと後悔するぞ。よし、皆殺しだ! 攻撃開始!」 ハニワ兵士の大群が、ビルド・ベースに攻めて来る。 大利「ミサイル、スタンバイ! 発射!」 ミサイルが放たれ、ハニワ兵士たちを撃破してゆく。 しかしハニワ兵士たちは、次から次へと突進してくる。 幻魔要塞からの攻撃で、ミサイルの砲塔も破壊されてしまう。 所員「所長、このままでは兵士たちに乗り込まれます!」 大利「ビッグシューターをレーダーで探知してくれ!」 宙のもとには、黒鷲のドンとパンチョの乗ったメカドンが駆けつけ、電磁網を解こうとしている。 パンチョ「社長、痺れるぅ!」 ドン「バカ! 我慢するんだ!」 大利「卯月くん、卯月くん! 緊急指令じゃ! 卯月くん、応答してくれ!」 美和「……所長!?」 大利「卯月くん! 早く宙くんに、ジーグパーツを送ってくれ! このまま竜魔帝王の攻撃に遭ったら、ビルド・ベースが破壊されてしまうぞ!」 美和「わかりました。ビッグシューター・ゴー!」 ようやく、宙は網から抜け出し、自由の身となる。 ドン「さぁ、ジーグ、もう大丈夫だ。早くビルド・ベースへ!」 しかしエレキの攻撃を食らい、メカドンは破壊されてしまう。 パンチョ「きゃあ! 僕ちゃん、もう駄目ぇ~!」 宙「くそぉ、ハニワ幻人が戻って来たのか! ジーグビュート!」 宙が再び、エレキに挑む。 そこへビッグシューターが飛来する。 美和「宙さん、ビルド・ベースが危ないわ。急いで!」 宙「鋼鉄ジ──グ!」 美和「ジーグパーツ・シュート!」 宙「ビルドア──ップ!!」 宙がビッグシューターから射出されたパーツと合体し、巨大ロボット・鋼鉄ジーグが完成する。 宙「スピンストーム!」「ダイナマイトキ──ック!」 しかしエレキは、ジーグの攻撃を次々にかわす。 宙「しぶとい奴め! ミッチー、スカイパーツだ!」 美和「スカイパーツ・シュート!」 宙「スカイパーツ・セット!」「行くぞ、ハニワ幻人! スカイビーム!」「スカイミサイル!」 ジーグが飛行装備のスカイパーツと合体し、空中攻撃でエレキを撃破する。 そのままジーグが空から、ビルド・ベースを目指す。 竜魔帝王「むっ、鋼鉄ジーグではないか! ハニワ幻人はどうした!?」 イキマ「はっ! アマソもエレキも、やられました」 竜魔帝王「くそぉ! こうなったらロボット獣バドーを出撃させろ!」 ハニワ兵士たちがビルド・ベースの中へ突入する。 進路が隔壁で塞がれ、兵士たちを阻む。 大利「これでしばらくもつだろうが、もしロボット獣でも来られたら」 その危惧の通り、幻魔要塞からロボット獣バドーが出現する。 そこへジーグが飛来する。 宙「待て、ロボット獣! スカイミサイル!」 バドーは自在に空を舞い、ジーグの攻撃をかわし、反撃を見舞う。 宙「うわぁ! くそっ、バランスがとれない!」 司馬「宙、エネルギーを消耗した証拠だ。焦るな!」 さらにバドーのビームを浴び、ジーグは墜落してゆく。 宙「うわぁっ! 駄目だ、痺れて自由がきかない!」 墜落したジーグが、地面に突き刺さる。 司馬「宙、しっかりしろ!」 宙「父さん、エネルギーがなくなちゃ、もう駄目だ!」 司馬「弱音を吐くんじゃない! お前に平和を守る気力があるかないかだ!」 竜魔帝王「これで勝負はついたようなもの。あとはビルド・ベースを撃ち砕いてしまうのだ!」 司馬「大利くん、大利くん!」 大利「司馬博士!?」 司馬「大利くん、私を1人だけ、避難カプセルに移してくれ」 大利「えっ! そ、そんな!?」 司馬「この戦いに敗れたら、恐らく日本は竜魔帝王の支配を受けることになってしまう。命を賭けて戦わないと、日本の平和は守れん!」 大利「し、しかし、博士……」 ビルド・ベースから、司馬博士を乗せた避難カプセルが分離し、空中へ上昇する。 竜魔帝王「むっ、カプセルが飛び上がったぞ。よし、幻魔要塞、上昇せよ」 大利「博士! 幻魔要塞が跡を追っています」 司馬「わかっている。却って好都合だ。大利くん、私は平和のために命を賭けたことを、宙に伝えてくれ」 大利「博士、もう少し待ってください!」 司馬「いや、もう待てん!」 イキマ「帝王、避難カプセルは私にお任せください」 竜魔帝王「よし。わしは竜魔船で、鋼鉄ジーグにとどめを刺してくる」 幻魔要塞から、竜魔帝王の乗った竜魔船が飛び立つ。 一方でジーグは、ようやく地面から抜け出す。 宙「ふぅ…… 抜け出すのがやっとだ」 美和「宙さん、大変! 司馬博士が避難カプセルで、幻魔要塞に突入したわ!」 宙「何だって、父さんが!?」 美和「ロボット獣は私に任せて。早く博士を!」 宙「よし、わかった。最期の力を振り絞ってみる! ぐぅぅっ!!」 幻魔要塞が、司馬博士のカプセルを撃ち落とそうとする。 博士のカプセルは攻撃を掻い潜りつつ、果敢に要塞目がけて体当たり。 要塞がイキマを巻き込み、司馬博士をも巻き込み、大爆発──! イキマ「うわああぁぁっ!!」 宙「父さん!?」 立ち昇る火柱の中から、司馬博士の声が響く。 司馬「戦いは最後の最後まで、諦めてはいかん! 我々の戦いは、平和を勝ち取る戦いだ!」 宙「父さん、俺を信じてくれ。そして、俺を守ってくれ!」 竜魔船がジーグのもとへ、ミサイルの雨を撃ちこむ。 炎の中から、ジーグが飛び立つ。 宙「ビルドチェンジ!」 美和「ジーグパーツシュート!」 宙「ビルドア──ップ!」 ジーグがスカイパーツを分離し、ビッグシューターからのパーツと合体、再び鋼鉄ジーグとなる。 宙「出て来い、竜魔帝王! 勝負をつけてやる!」 竜魔船から、竜魔帝王が姿を現す。 竜魔帝王「死に損ないめ、最後の足掻きというわけか!」 宙「この世の平和を乱す奴は、許せねぇんだ!」 竜魔帝王「よし、では一騎打ちだ! 竜魔の神よ、我に最後の力を与えよ──!」 空から轟いた落雷を浴び、竜魔帝王が巨大化し、ジーグと同じ巨体となる。 宙「ナックルボンバー!」「マグネットロープ!」 ジーグの攻撃は竜魔帝王にまったく通じず、逆に竜魔帝王の投げた剣がジーグの胴に突き刺さる。 宙「うわあぁぁ──っ!」 竜魔帝王「フフフ、鋼鉄ジーグも竜魔剣と共に、消滅だ!」 ジーグの体が粉々に砕ける。 だがジーグは頭部だけとなっても、果敢に竜魔帝王に体当たりを見舞う。 竜魔帝王「うおぉぉっ!?」 宙「ミッチー、パーツとマッハドリルを頼む!」 美和「ジーグパーツ・シュート!」「マッハドリル・セットアップ! シュート!」 宙「マッハドリル・セット!」 竜魔帝王「来い、マドー!」 ジーグが三たびパーツと合体、さらにマッハドリルを装備する。 竜魔帝王はロボット獣マドーを呼び寄せ、その上に飛び乗る。 ジーグがマッハドリルを構えて、ビッグシューターと一丸となって突進する。 竜魔帝王もマドーに乗って突進、両者の間隔が狭まってゆく。 竜魔帝王「食らえ、体当たりだ!」 ジーグの放った渾身のマッハドリルが、マドーと竜魔帝王に炸裂する。 竜魔帝王「グアアァァ──ッッ!!」 竜魔帝王とマドーが、断末魔の悲鳴と共に大爆発を遂げる。 もうもうと立ち昇る火柱の中から、ビッグシューターが飛び出し、その上にジーグが飛び乗る。 宙「やった!」 美和「生きてるのね、私たち! 良かったぁ……」 宙「父さん、俺は倒した! 倒しました……!」 大利「倒したぞ! ジーグが竜魔帝王を倒したぞ!」 菊江「宙……!」 まゆみ「えぇっ! お兄ちゃんが鋼鉄ジーグなの!?」 やがて、夜が明けかける。 宙と美和が丘の上から、ビルド・ベースを見つめている。 宙「父さああぁぁ──ん!!」 空に司馬の姿が浮かび上がり、宙に語りかける。 司馬「宙、よくやった! 人間は、自分の持っている力以上に働けるものだ。それは正義を貫く勇気をエネルギーにしたときだ!」 宙「俺は決して、父さんの死を無駄にはしないよ。母さんも、まゆみも、しっかり守っていきます! そして平和のために、命を賭けて戦います!」 司馬「宙……!」 山の向こうから日が昇る。 朝日の照らす中に、宙の声がこだまする。 宙「父さああぁぁ──ん!! 父さああぁぁ──ん!!」 (終)