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(前回のハイライト) グルマン「こいつは全くの『無』なんだ」 マモル「ヤバイっしょ、これ絶対……!」 宇宙空間で謎の発光体と遭遇したスペースマスケッティが消息を絶った。 タケル「スペースマスケッティ、レーダーから消えました!」 ルイ「探していたのはこいつだよ!」 橘「あの発光体がダークサンダーエナジーの発生源だと、すぐにUNVER本部に知らせて!」 発光体の正体はウルトラマンエックスの宿敵・虚空怪獣グリーザ。 UNVERネバダ支部に現れたグリーザは、ネバダ支部に保管されているスパークドールズを吸収して人型に変身した。 タケル「UNVERネバダ支部に直撃!半径1キロが消失……!」 神木「スパークドールズが引き寄せたのか……」 さらにグリーザはXioの艦隊を壊滅させ、日本を目指す。 この最大の危機に、エックスは自ら日本支部の隊員たちにグリーザの脅威を説明した。 グリーザは惑星の生体エネルギーを吸収し、全てを「無」に変える性質を持っている。 15年前、宇宙で発生した異変をキャッチしたエックスは、その元凶であるグリーザを追って太陽系までやって来た。 エックスはグリーザを太陽に突き落とし、辛うじて倒した。 だがその時に発生した膨大なエネルギーが、地球各地に眠るスパークドールズを実体化させた「ウルトラフレア」の原因になってしまったのだ。 グリーザは強い生体エネルギーを秘めたスパークドールズに目をつけたからこそ、UNVERネバダ支部を襲った。 つまり…… エックス「次に狙われるのは、Xio日本支部です」 そして、ついにグリーザがXio日本支部に現れた。グリーザがスカイマスケッティに狙いを定める。 大地「間に合わない!」 大地はやむなくアスナの目の前でエックスとユナイト。 大地「今まで黙っててごめん!俺とエックスであいつを止めてみせる!」 ウルトラマンエックスがグリーザに挑む! アスナ「大地が……大地がエックスだったんです!」 エクシードエックスに変身し、サイバーゴモラと共に立ち向かうエックスだったが、グリーザにはあらゆる攻撃が通じない。 スカイマスケッティもサイバーゴモラも戦線離脱を余儀なくされ、エクシードエックスはグリーザに吸収されてしまった! アスナ「大地!大地――!!」 グリーザは爆発と共に姿を消し、現場にはエックスのカラータイマーだけが残っていた。 アスナがカラータイマーに駆け寄る……。 虹の大地 神木「大地……」 アスナがカラータイマーに触れると、何かに気づいたのか耳を近づける。 アスナ「大地!大地は……!」 アスナ「これを聞いてください!」 アスナのジオデバイザーから、微かに心音が聞こえてきた。 アスナ「エックスは……大地は生きてます!」 神木「あの中に、大地が……」 橘「何か、助け出す方法を」 グルマン「うーん……以前エックスを救うために大地を電脳空間に転送した事があった。 あれを応用して誰かをエックスの中に転送すれば、大地を連れ戻す事が出来るかもしれん!」 神木「本当にそんな事が?」 グルマン「理論上は、な。大きな危険を伴うのは確かだ……」 橘「私が行きます!」 アスナ「いえ、私に行かせてください!」 神木「アスナ……」 アスナ「私が必ず救い出します!」 ベットに寝かされたアスナに、装置が接続される。 橘「無茶はしないようにね、いいわね」 グルマン「このαX波が限界値を越えたら、命の危機だ」 ルイ「そうなる前に私が強制解除する。 ずっと側にいてあげるから安心して……ダイくんの事、頼んだよ」 アスナ「……ガッテンテン」 グルマン「準備はいいか?」 アスナ「はい」 グルマン「転送開始!」 アスナの意識がエックスのデータの中に送り込まれた。 アスナ「ここがエックスの中……!大地!どこにいるの、大地!」 大地は暗闇の中にいた。 大地はエックスが居るはずのエクスデバイザーを取り出すも、機能停止していた。 大地「エックス!おい、返事をしてくれ!」 次の瞬間、大地は母・遥のいる研究室にいた。 大地「母さん!これは……あの夜?」 遥「私の研究では、15年後の地球には生命の発する電波がなかった。 全ての生き物が消滅しているとしか思えませんでした」 「しかし、これを手に入れて以来、微かに未来の音が受信できたのです」 遥が持っている鉱物の結晶体は、大地の持つエクスラッガーと同じ形をしていた。 鷹志「母さんを連れて来るから絶対にここを動くな!いいな!」 大地の父・鷹志は、幼かった大地を残し、研究所へ入った。 遥「やはりこれは未来に影響しています。やはりこれは……!」 鷹志が研究室に入った。 鷹志「何をしてる!急ぐんだ」 遥「これを見て!今日になって光り出したの、未来の音が今までで一番はっきり聞こえた」 鷹志「何が聞こえたんだ?」 遥「たぶん……大地の声」 大地「とおさーん!!かあさーん!!」 遥「大地……」 鷹志「この光が希望……」 遥と鷹志が消滅していく。 大地「母さん!父さん!」 大地の意識も消滅に巻き込まれていく……。 一方、現実空間。 タケル「隊長!グリーザが再生を始めました!」 グリーザが再び出現した。 神木「ハイパーエナジーシールドを再起動! 使用可能なエネルギーを全て使ってラボを守れ!」 グルマン「これはマズいぞ!」 グリーザの光線がシールドに当たり、基地を揺らす。 神木「サイバーゴモラを起動しろ!私が行く!」 ハヤト「隊長!……自分にやらせてください」 神木「ハヤト……」 アスナ「大地!お願い、応えて!」 アスナの手が強く輝く。そしてエクスラッガーが現れた。 アスナがエクスラッガーを手に取る。 大地「どこに行っちゃったんだ、エックス……」 大地が自分の両手を見ると、透けかかっていた。 大地はそのまま倒れてしまう。大地の体が消えようとしていた。 現実空間。サイバーゴモラが実体化する。 ハヤト「ゴモラー!大地がピンチなんだ!力を貸してくれ――!!」 サイバーゴモラがグリーザと戦うも、圧倒される。 グリーザの光の触手がサイバーゴモラを切り刻み、衝撃でワタルが吹き飛ぶ。 グリーザはさらに光線を放ち、サイバーゴモラを消滅させ、ハイパーエナジーシールドまで破壊した。 基地もダメージを受け、各所で爆発が起き出す。 グルマン「ルイ!アスナを連れて逃げろ!」 ルイ「でも博士!」 グルマン「ここは私に任せろ!いいか、何があってもアスナを……」 グルマンは爆発に巻き込まれてしまった。 ルイ「博士――!」 橘「ルイ!アスナを連れて逃げるわよ!」 ルイ「……はい!」 ハイパーエナジーシールドが破壊され、実体化したEXゴモラ、EXレッドキング、ツルギデマーガが地面から現れた。 それぞれのスパークドールズが、グリーザの力でパワーアップしたのだ。 グリーザが光の触手を無数に伸ばし、実体化しなかったスパークドールズと、EXレッドキング、ツルギデマーガを吸収していく。 最後にEXゴモラもスパークドールズに戻されてから吸収された。 全てのスパークドールズを吸収したグリーザは、複数の突起を生やしたより凶悪な姿へ変化した。 橘とルイがアスナを外に運び出す。 橘「気をつけて」 ルイ「ハイ」 傷ついたハヤトが近くにいた。 橘「ハヤト!大丈夫!?つかまって」 外へ出てきた神木とタケル、チアキがウルトライザーを構える。 ハヤト「隊長!」 神木「アスナが必ず大地を連れ帰る!我々が最後の砦だ!」 一方、電脳空間。アスナは懸命に呼びかけ続ける。 アスナ「聞いて大地!大地は私が守ってあげなくちゃって、すっと頑張ってきたんだけど……守られてたのは私の方だったんだよね。 ずっとエックスと戦ってたんだ……すごいよ、大地……」 大地「アスナ……」 現実空間では、Xioの面々がウルトライザーでグリーザに抵抗していたが、装置はアスナのαX波が危険値にある事を知らせていた。 アスナ「私ね……怪獣たちと共に生きるって大地の夢、絶対に無理って思ってたの。 けど大地はいつもまっすぐで、どんな時もあきらめなかった。 今は一緒に私も夢を追いかけたいって思ってるよ! どんな夢も、未来がなきゃ叶わないんだよ! 今立ち向かわないと未来だって来ないんだよ!大地!!」 橘「アスナの脳が限界値を超える!ルイ、強制解除を」 ルイ「……ハイ」 ルイが装置を強制解除しようとしたその時、意識のないはずのアスナの手がルイを止めた。 アスナ「一緒にこんな戦い終わらせよう?一緒に無茶な夢を追いかけようよ! だから、帰って来て……大地!!」 エクスラッガーが輝き、大地が現れる。 まだ希望があると信じた大地が、アスナの隣にたどり着いたのだ。 大地「アスナ!」 アスナ「大地!」 神木「食い止めるんだ!!」 神木たちが一斉にウルトライザーを撃つも、グリーザに吸収されてしまう。 神木「エネルギーが全て吸収されている!」 グリーザが巨大な光弾を作り出す。 ハヤト「もう、ダメだ……」 ワタル「びびってんじゃねぇ!!」 グリーザが背中から攻撃される。 行方不明になっていたワタルとマモルの乗るスペースマスケッティ2号機が戻って来たのだ。 ワタル「マスケッティ・リジェクト!」 前部のマスケッティユニットがジオアラミスから分離し、グリーザの光弾と激突、爆発。 グリーザの光弾は暴発し、グリーザが怯む。 ワタル「ざまぁみやがれ!」 マモル「折角の2号機が~~!」 ハヤト「……ったく、おめーら!どこで何してた!」 マモル「すみません!エンジンがいかれて、月の裏側を……」 ワタル「着陸しまーす!」 マモル「うわぁぁぁ!!」 ジオアラミスは地面に不時着した。 ワタルとマモルも神木たちに合流し、ウルトライザー、ジオバズーカを構える。 神木「あの光を狙うんだ!」 隊員たち「了解!!」 神木「胸のコアに攻撃を集中しろ!撃て!!」 大地「アスナ……」 アスナ「……このバカ!死んだかと思ったじゃん」 大地「ありがとう、アスナ。君の思いが俺を呼び戻してくれた」 アスナ「思い……」 大地のエクスデバイザーが輝く。 エクスデバイザーを手に取る大地。 大地「そうか!エックスもずっとここにいる……俺の思いと共に! エックスと共に過ごしてきた記憶が、育んできた絆が全て俺の中に刻まれてるんだ」 アスナの意識が現実に戻った。 ルイ「アスナ!」 橘「アスナ?」 エックスのカラータイマーも光りだした。 大地「エックス!帰って来てくれ、もう一度つながろう! もう一度……俺とユナイトしてくれ!!」 エクスデバイザーの輝きがより強くなる。 神木「帰って来てくれ……大地……エックス」 そしてついに、エクスデバイザーにエックスのデータが戻って来た。 大地「エックス!」 エックス「大地!君たちの記憶が、君たちの思いの強さが、私を甦らせてくれた。ありがとう!」 大地「よし……行くぞエックス!」 エックス「行くぞ、大地!」 大地・エックス「「ユナイトだ!!」」 エクスデバイザー「ウルトラマンエックスと ユナイトします」 大地「エックス――!!」 エクスデバイザー「エックス ユナイテッド」 大地とユナイトする事で、ウルトラマンエックスが復活を果たした! 間髪入れずにエクスラッガーをX字に振るう大地。 大地「エクシードエックス!!」 エックスがエクシードエックスへ強化変身する。 大地・エックス「「エクスラッガー!」」 エクシードエックスがグリーザに立ち向かう。 エレキングの電撃、EXレッドキングのフレイムロード、デマーガの火炎弾で波状攻撃をかけるグリーザ。 神木「エックスを援護しろ!」 隊員たち「了解!!」 神木「撃てーっ!!」 アスナたちも合流し、Xio全隊員が一斉にグリーザを攻撃するも、グリーザに目からの光線を撃ち返され、吹き飛ばされた。 グリーザはゴモラの超振動波でエクシードエックスを吹き飛ばし、ゼットンのメテオ火球を撃つ。 大地・エックス「「エクシード・エクスラッシュ!」」 エクシードエックスは爆煙を突き抜けて、エクシードエクスラッシュで迫るもグリーザに片手で弾かれる。 エクシードエックスは倒れ、エクスラッガーが地面に突き刺さる。 アスナ「大地――!」 倒れたエクシードエックスにグリーザは超振動波を連続して流し込む。 大地「……ゴモラの超振動波!?」 それを受けて、大地はある事に気づく。 スパークドールズがグリーザに吸収された事を知った大地は、吸収されたスパークドールズの心に呼びかけようと試みた。 大地「ゴモラ!俺の声、聞こえるだろ!共に生きるんだ、この地球で!思い出してくれ!」 エクシードエックスがグリーザを蹴り飛ばし、エクスラッガーを拾い、グリーザの胸に突き立てる。 その時、エクスデバイザーからゴモラの鳴き声が響いた。 大地「ゴモラ!」 エックス「答えているんだ……大地の声に!」 エクシードエックスが通常のエックスに戻り、エネルギーを流し込むとグリーザの胸から光の奔流が溢れ出した。 そして、ゴモラを初めとするグリーザに吸収された全スパークドールズがグリーザから脱出、エックスの方へ向かう。 エックスはスパークドールズを受け入れ、一体化する。 大地の前に無数のサイバーカードが現れた。 エックス「怪獣たち……私に力を貸してくれるのか?」 大地「みんな、一緒にユナイトだ!」 大地のエクスデバイザーに全てのサイバーカードが融合していく。 エックスの胸と右肩にゴモラアーマー、 左肩にエレキングアーマー、 左手にベムスターアーマー、 右手にゼットンアーマーがそれぞれ装着された。 大地・エックス「「ハイブリッドアーマー、アクティブ!!」」 グリーザは無数の光弾をエックスに放つも、エックスはアーマーで防ぎ、エクスラッガーで切り払う。 大地「行くぞ、みんな!」 エックスがハイブリッドアーマーを輝かせながら、ザナディウム光線の体勢を取る。 大地・エックス「「ウルティメイトザナディウム!!」」 エックスのカラータイマーから放たれた光線がグリーザに直撃した。 さらにエックスは渾身の力を込めてエクスラッガーを投げつける。 エクスラッガーはグリーザの腹に突き刺さり、大爆発! 隊員たち「やった――!!」 ハイブリットアーマーが解除される。 大地「ゴモラ……」 ゴモラのスパークドールズは光り、鳴き声を返した。 エックス「やったな!大地」 大地「ああ。みんな、ありがとう!」 大地の前に遥と鷹志の幻が浮かんだ。 大地「父さん……母さん!」 遥「よくがんばったわね、大地」 鷹志「いい仲間を持ったな……」 グルマンも瓦礫の中から出てきた。 グルマン「ぶはー!死ぬかと思った」 ユナイトを解除した大地に、仲間たちが駆け寄ってくる。 アスナたち「大地ー!」 大地「アスナ、みんな、ありがとう。みんなのおかげで……」 アスナは大地のエクスデバイザーを奪い取り、エックスに話しかける。 アスナ「びっくりしたよ、エックス。まさか、大地のデバイスの中に……」 ハヤト「このヤロー、なんで俺じゃなくて大地なんだよ」 マモル「え、エックスが大地のデバイスの中に?……え?全然状況が見えないっすよ!?」 ルイ「今度は私とユナイトしよ♪」 エックス「是非とも」 大地「ちょっと!みんな、俺の話聞いてよ!」 神木「大地!お前はまた勝手な行動をとり、チームに多大な迷惑をかけた」 橘「エックスと出会ってから今までの事を、全て報告書にして提出するように」 大地「全て!?」 アスナ「も~、あたしが手伝ってあげるから」 エックス「Xioの皆さん、こんな大地ですがこれからもお手柔らかにお願いします」 神木「よし、基地の損害把握と後片付けだ」 マモル「えー!ちょっと休みましょうよ」 橘「文句言わない。一刻も早く基地機能を回復しないとね」 神木「よし、行くぞ!」 隊員たち「了解!」 最大の戦いを経て、大地とエックス、Xioの絆はより一層深まった。 大地「エックス……最高のユナイトだったね」 エックス「ああ。大地、空を見てみろ」 大地が見上げた大空には、大きな虹がかかっていた。 完
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412 中スポ最終回 1/3 sage 2008/12/14(日) 15 56 01 ID Ml5gBFje 中スポ 最終回よ。短くはないよな。いつの間にか一週間たったような形やな。いつも通り記者の言葉は(ry タイトルは「中日は右打者中心。強いはずやで」 (補強の考え方が岡田と落合は似ている。ウッズ争奪戦もそう。右のクリーンアップ最強説を強く唱える) ─岡田の外国人投手補強は右腕ばかり。それを開幕から中日にぶつけた。 「中日に関しては右打者が多いからな。どちらかと言うと右打線。右打線でいてるチームのほうが強いんやで。 長いチームづくりは絶対に右打者を育てないかんよ。横浜は、打つだけやったら結構打つやろ。 野球は長いこと勝とうと思ったら、右打者を揃えないと勝てない。そやろ。巨人のV9時代、西武の黄金時代も右打者ばっかり。 中心選手が右でないと、やっぱり勝てんよ」 ─今年の西武も中軸は右打者がそろっている 「今年の西武は右打者が打って、勝ったもんな。 平尾(元阪神)が打ったな。打つと思っていたよ。打撃そのものは変わっていない。 野村監督の時、ちっちゃい体でホームラン狙いやがってみたいな言われ方したんやけど。ファームの時からパンチ力があったからな。 もう阪神より西武の方が長くなったんやな」 ─右打ちの中軸をそろえたほうが強いと言い切れる明確な理由は何か。 「そらどっち(右投手と左投手)にも対応できるっていうかな。 どうしても、左打者が最初に、ある左投手に手こずったら、それが続くってこともあるしな。最初から左投手を打っていた左打者っておらんやろ。 そらやっぱり、慣れよな。慣れるまでが大変。 ワンポイントって左投手だけやんか。右投手のワンポイントっていない。左ばっかり。それも昔から変則投手が多い。永射(西武)とか角(巨人)とか。 巨人時代の松井(現ヤンキース)だってウチの遠山を打てんかったやろ。左投手を打つのは、あんまり練習できんからな」 ─ここで近年の少年野球の風潮に苦言も呈した。 「最近小さい時からすぐ左打ちにしたがるやろ。右投げ左打ちが多いんよ。ドラフトの時、ホントよう分かるよ。右打者おらんもん」 413 中スポ最終回 2/3 sage 2008/12/14(日) 15 56 51 ID Ml5gBFje (中日との対戦について。右打者中心でも下柳岩田は苦にしなかった。アッチソンは中日のノックアウトで救援転向の契機) ─外野手のフォードを見限ったのも中日戦。フォードの不振が金本にも影響していた。 「今年はカネ(金本)に“待て”のサインを出したよ。うしろの打者が悪くなってくると、カネは強引にいきよるからな。 フォードが5番の時、相手が左投手で、ワンスリーから低めの変化球を、ボール気味の球でもわざわざライトへ犠牲フライを打ちにいったり、な。甲子園であったわ。 フォードがあんまり良くないからとカネがコメントしたこともあったけど、それでフォームとか調子を崩されるのが一番怖い。 だから、あんまり無理させんようにしたよ。待てのサインで、四球でもいいという判断よ」 ─「新戦力は今岡」と語ったが、復活せず。流動的な5番打者が阪神の弱点となっていた。 「今年は今岡に、もうあんまり言うこともなくなっていた。06年、07年と2年言うてきたから。 もう一回走り込んだり、いろんな事を言うて復活を目指してけど、今年開幕から使って打てなかったら、もう代えようと思っていた。一人の選手に3年間も辛抱できんから。 ポジションが空いたら、そこを取ったる、という選手もおるわけやから。とにかく4月、いいスタートを切ってほしかったんやけど。 そりゃ選手はスタートよ。どっかすごいヒーローインタビューになるような場面で初ヒットが出たり、な。 代打にしても、そうや。何かそういうキッカケで、いいスタートが切れるんやから」 (ストレスが蓄積した5年間。優勝回数は落合に及ばなかったが、通算成績では若干、岡田が上回っている。 岡田は393勝307敗18分けの勝率.56142。落合は394勝308敗16分けの勝率.56125。 1毛5糸差というほぼ互角ながら、凌駕したのは事実である) ─この3年に区切ってみても、岡田は落合よりも原よりも勝利数、勝率ともに上である。 「ホンマ?(データを見て)ホンマやな。1厘も違ってないの」 岡田の表情がほころんだ。得意げに見えたのは、気のせいではなかっただろう。 (敬称略)=おわり 414 中スポ最終回 3/3 sage 2008/12/14(日) 15 58 25 ID Ml5gBFje ロングインタビュー終えて ─監督を務めていてもオフの期間である、血色のいい顔に戻っていた。 「体調はそれほど変わらへん。この時期はいつも野球がないんやから。 物足りなさ?それはまだ、ないな。来年になったら、そうなるかもしれんけど。 心にポッカリと穴が空いたとか、まだそういう感覚はないな」 (岡田氏は永遠の野球少年だと思っている。阪神戦力外、オリックスでの現役引退、そしてCSでの敗北で号泣。 涙もろい男。野球のことを四六時中考えている男が、初めてユニホームを着ないシーズンを迎えることになる) (驚く話も飛び出した。 いや、これは岡田氏自身も驚いたという話。真弓監督は一緒の席で「監督ではなくて、今年はひょっとしたらヘッドコーチか打撃コーチで岡田に呼ばれると思っていた」と語ったという。 これは球団が理想と考えていた形だ。辞任しなければ、岡田─真弓体制が実現していたのである) ─岡田氏は来年、どの放送局ともスポーツ紙とも専属契約を交わさない。 「拘束されるのイヤやしな。もうユニホームを着んようになったら専属契約するわ」 つまり、再登板への熱意は失っていない。 (記者 吉川学) これで終了よ。 なあ、中スポよ。今週はありがとうな、こんな展開にしてくれて。嫌味やなく。そらスレを盛り上げることができたわ。これでええんやで
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聖闘士星矢Ω(セイントセイヤオメガ)の最終回 土星を前にした宇宙空間で繰り広げられる、光牙(コウガ)とサターンの、最後の闘い。 仲間たちの力と想いを受け、光牙の纏う天馬座(ペガサス)の聖衣(クロス)は、最強最後の進化を遂げた。 サターン「永遠の時の前で、まだ抗うか? 人間が!」 光牙「今この時をお前に刻み込む! 俺たちの小宇宙(コスモ)、Ω(オメガ)で!!」 闘いの果て!光牙よ、伝説となれ! サターン「フン。Ωなど、どうということはない。その力、すでに見切っているわ!」 光牙とサターンが同時に突進し、拳が交錯する。 サターン「やはり効かぬか」 ──と思われたとき、サターンの纏っている刻衣(クロノテクター)の一部が砕ける。 サターン「な、何ぃ!? 余の刻衣が!?」 光牙の周囲に浮かび上がる、大勢の仲間の聖闘士(セイント)たちの姿。 サターン「人間たちが互いを想い合う心から生じる奇跡の力、Ω。小宇宙が集まれば集まるほど、その力が増すのだとしたら…… まさか、Ωには限界がないというのか!?」 光牙「Ωを知りたいか? サターン」 サターン「何ぃ!?」 光牙「知りたければ、来い!」 サターン「ほざけぇ!」 光牙「ペガサス彗星拳──!!」 光牙の拳がサターンの頬をかすめ、血がにじむ。 サターン「人間の分際で、この世の顔に傷をつけるとは……! 許さんっ!」 強烈な攻撃を繰り出すサターン。 光牙「ペガサスローリングクラ──ッシュ!!」 光牙がその攻撃を跳ね返す。 サターン「おのれぇ!」 光牙「サターン。お前、まだ全力じゃねぇだろ? 本気でかかって来い!」 サターン「……!」 サターンが突進。強力な攻撃で光牙の聖衣が砕け、衛星に叩きつけられる。 だが光牙は衛星を砕いて突進、逆にサターンにキックを見舞い、刻衣を砕く。 サターン「まさか、これが人間の力だというのか!?」 光牙「まだだ! こんなものじゃない! Ωの力はぁぁ!!」 拳がぶつかり合い、互いの腕の聖衣と刻衣が砕ける。 サターン「余と互角に渡り合うとは、やはりΩは恐るべき力…… 人間が持つべき力ではない! 今ここで、完全に消滅させる」 光牙「消せはしないさ! 人間の、Ωの輝きは!!」 壮絶な拳のぶつかり合い。 サターン (なんだ、これは? 怒りではない、痛みでもない。憂いも、虚しさもない……) まともにサターンの拳を浴びた光牙が、大きく吹き飛ぶ。 サターン「全身の血が沸き立つような、この高揚は……!?」 ついに光牙の聖衣が、サターンの攻撃で完全に砕かれてしまう。 光牙「まだだ…… 聖衣を失っても、みんなの力はまだ溢れてくる! この拳には力が溢れてるぜ!!」 サターン「余は悠久の時間を生きてきた……」 光牙「うぅおぉ──っ!!」 光牙の渾身の素拳で、サターンの刻衣もまた完全に破壊される。 サターン「だが、このような濃密な時が、血が燃えたぎる瞬間が、かつてあっただろうか……?」 かつてサターンが人間・昴として生きたときの記憶── サターン「熱い……!」 光牙「絶望するな、サターン」 サターン「……絶望だと? 余が絶望しているというのか?」 かつて光牙と昴が共闘し、大群を前にして絶対絶命に陥ったとき── 昴「いくら倒しても、こんなに囲まれちゃ! 畜生、このままじゃ……」 光牙「昴、絶望するな」 昴「えっ?」 光牙「何をしてもムダとか──」 光牙「──どうせ消えるとか、終わるとか、1人で冷めたことを言って諦めるな!」 サターン「余を誑かすなぁ!」 素拳でのサターンの連打が、光牙の顔面を捉える。 光牙「はぁ、はぁ…… よく聞け、サターン!」 光牙の傍らに、蒼摩(ソウマ)の姿が浮かび上がる。 蒼摩「お前だって熱くなれる! 俺たちと同じだ!」 サターン「うっ……! 一瞬しか生きられぬ人間が、何を言うか!?」 ユナと龍峰(リュウホウ)の姿も浮かび上がる。 ユナ「そうね。あなたからしたら、私たちが生きている時間なんて、ほんの一瞬かもしれない」 龍峰「たとえ時が過ぎ去っても、共に戦った仲間との絆は、永遠に消えない」 光牙「昴! うぉおぉ──っっ!!」 サターン目がけて拳を繰り出す光牙。その傍らに、栄斗(ハルト)の姿が浮かび上がる。 栄斗「昴、お前もわかっているはずだ!」 サターン「うぅっ! この、感覚……?」 昴「俺は誰の助けも借りねぇ! たとえ1人んなっても、戦い抜いてやる!」 栄斗「お前は何もわかっていない。たとえ離れていても、互いを想う心が力になる。俺たちは、言わば血を分けた兄弟も同然……」 昴「兄弟……?」 サターン「これは…… 余の中にある昴の記憶!?」 そして、エデンの姿も浮かび上がる。 エデン「昴。お前の中にも、Ωがある」 サターン「何……?」 エデン「昴。お前の正体が何者であろうと、共に戦う仲間に、素性も過去も関係ない。志と想いがあれば、十分だ。行こう」 昴「エデン……!」 サターン「何だというのだ!? 人間の声を聞くたびに、昴の記憶が鮮明に甦ってくる! えぇい、人間ども、小癪なマネを! お前たちが昴の記憶で、余を誑かしているというのか!?」 蒼摩たちの姿を掻き消しつつ、サターンが突進。 サターン「ならば、完全に消してやろう! 余は…… 余は、時の神サターン!」 昴が初めて光牙に逢ったとき── そのときも昴は激昂し、光牙に拳を振るった。 昴「お前を倒して、俺は神になる!」 かつての昴と同様に、サターンの拳が光牙の顔面に命中する。 光牙「この拳…… やっと、戻ってきたな! 昴!!」 サターン「心が燃えたぎるように熱い……! この熱い拳が、昴!?」 光牙「昴! 神だろうが人間だろうが、一度火がついた心の炎は、もう消すことはできない!」 地球の向こうから太陽が覗き、光が溢れる。 光牙「太陽が何度も昇って来るようにな! 輝け! 俺の小宇宙ぉぉ!!」 蒼摩たち「俺たちのΩ!!」 光牙「ペガサス流星拳──っっ!!」 サターン「余の前に、このような力など!」 最後の流星拳を放つ光牙。サターンが防御で無数の拳を食い止める。 光牙「はあぁぁ──っっ!!」 激しい力の奔流の中、中身の光牙とサターンが対峙する。 サターン「愚かな人間たちよ、地上は任せられぬ。お前たちは、これからも醜い争いを繰り返し、過ちを犯し続ける。歴史が証明するように」 光牙「そうかもしれない…… でも、俺は絶望しない。たとえ間違っていても、やり直すことができる。俺だけだったら、ここまで来られなかった…… 皆がいたから闘えた! 皆が、俺に勇気と力を与えてくれたんだ!」 サターン「その力も、ここで消える── なぜ立ち向かう? 余の肉体は永遠、滅びることはない。何度挑んでも、余に勝つことはできぬのに」 光牙「その答が知りたくて、お前は昴になったんだろう? 何度でも立ち向かう! それがアテナの聖闘士だ!」 光牙「俺は諦めない! お前との闘いも、人間の未来も信じる!! うぅおぉ──っ!!」 サターン「これは…… この輝きは、Ω!?」 光牙の放つ流星拳の拳一つ一つに、大勢の仲間たちの小宇宙が宿っている。 サターン「人間たちの想い、不屈の闘志! 一瞬の命の輝き、奇蹟、希望…… あぁ、美しい……!!」 歓喜の表情で拳を浴びるサターン。そして、とどめの光牙の一撃がサターンの胸に直撃── 衛星上に降り立つ光牙とサターン。光牙の拳を浴びたサターンの胸には、深い傷が刻まれている。 2人「はぁ、はぁ……」 サターン「これほどまでに我が刻衣を砕き、我が身を傷つけた者は初めてだ。見事だ!」 光牙「俺だけの力じゃない。これは……」 サターン「Ωか!」 砕けたはずのサターンの刻衣が、元通りの姿となって現れる。 サターン「余の肉体と刻衣は、永遠に滅びることはない。それでも、まだ向かって来るか?」 光牙「その質問の答、もう訊くまでもないことは、お前も知っているはずだ」 サターン「……フッ、そうであったな。人間たちが互いを想い合う心から生じる奇跡の力── Ω。Ωの精神を持ち続けている限り、人間には希望がある」 光牙「……」 サターン「ペガサス光牙、お前が刻んだこの傷、永遠に残しておこう。お前という聖闘士と会いまみえた、このかけがえのない時を忘れぬために。お前の熱き心に免じて今は去ろう。だが、お前たちがΩを失ったとき、再び地上を奪いに来るぞ!」 光牙「そのときは、また俺たちアテナの聖闘士が、相手になるぜ!」 サターン「フン。なおも神と拳を交える気か?」 サターンの背後に、昴の姿が浮かび上がる。 昴「懲りないヤツだなぁ! それでこそ、ペガサス光牙だぜ!」 昴の纏っていた、子馬座(エクレウス)の聖衣が現れる。 光牙「子馬座の聖衣!?」 サターン「聖衣はたとえ聖闘士が死しても、その想いとともに、未来へと受け継がれてゆく。青き地球を永久(とわ)に美しく…… 子馬座よ、余の想いも受け継いでいってくれ!」 サターンが刻衣とともに宙に浮く。 サターン「さらばだ、ペガサス光牙よ! 熱き血潮の兄弟たちよ……!」 光牙「昴……!」 サターンと刻衣が、土星の中へと消えてゆく。 地上で時間を止められて凍りついていた人々、聖闘士たちも元に戻り、息を吹き返す。 貴鬼(キキ)「光牙……!」 フドウ「Ωの輝き、私も初めて見た……」 ハービンジャー「あいつら!」 沙織「光牙、やってくれたのですね……!」 タイタン「パラス様!」 パラス「タイタン……」 光牙のもとに、エデンが降り立つ。 光牙「エデン!」 エデン「去ったか、昴は」 光牙「あぁ……」 そして蒼摩、ユナ、龍峰、栄斗も。 ユナ「光牙……!」 星矢が光牙たちを見上げ、満足げに頷く。 何日か後。闘いで破壊されたパラスベルダの城下町に、パラスとタイタンが身分を隠して佇んでいる。 復興作業が行なわれているものの、町の傷跡はまだ深い。 タイタン「パラス様……」 パラス「私はとんでもないことを、この町の人々に……」 声「お姉さん、大丈夫?」 パラス「えっ?」 かつて光牙たちと交流した町の少女・セレーネが、紅茶の出店を出している。 セレーネ「お姉さん、あまりにも辛そうだったから」 パラス「辛いのは、この町の人々…… 私は、どう償えばいいのか……」 セレーネ「……? ちょっと待ってて!」 セレーネが紅茶を入れ、差し出す。 セレーネ「どうぞ!」 パラス「……これを、私に?」 勧められた紅茶を、パラスが口にする。 パラス「おいしい……」 セレーネ「でしょう? 元気出た? ほら、町のみんなも元気だよ!」 復興作業にあたる工員たち。青空学校で学ぶ子供たち。青空市場の人々。 セレーネ「みんな、前よりももっと素敵な町にしようって、がんばってるよ。だから、お姉さんもがんばって!」 パラス「……そうね。私も、がんばらないとね」 パラスが懐から、手製のアテナ人形を取り出す。 パラス「あなたの人生が、愛に満ち溢れたものになりますように…… これ、あなたにあげる。おいしいお茶のお礼よ」 セレーネ「わぁ~っ! お姉さん、ありがとう! 私、大事にするね」 嬉しそうに人形を抱き、セレーネが駆け去る。 タイタン「人間は弱く、その命は儚い。しかし、なんと逞しい……」 パラス「えぇ、私も見習わなくては。行きましょう、タイタン。愛を育む人々を助け、その未来を築くお手伝いをするために」 タイタン「はい…… パラス様!」 そして、聖域(サンクチュアリ)の黄金聖闘士(ゴールドセイント)たち。 ハービンジャー「おい、貴鬼! 今、何つった!?」 貴鬼「教皇になれ、ハービンジャー」 フドウ「教皇とは、全聖闘士の頂点に立つ存在だ」 インテグラ「闘いで疲弊している今、聖闘士を束ねる教皇が必要だというのが、我らの見解だ」 ハービンジャー「貴鬼! お前がやりゃあいいだろう!?」 貴鬼「私は、この闘いで壊れた聖衣の修復で忙しい」 ハービンジャー「えっ? だったら、フドウ!」 フドウ「ハービンジャー。君こそが教皇にふさわしい」 ハービンジャー「じゃあ……」 インテグラ「私も同感だ。それに、お前を教皇にと指名したのは、アテナだ」 ハービンジャー「ア、アテナだとぉ!?」 貴鬼「星矢も同意見だ。聞いたぞ。我らのために憤慨し、刻闘士(パラサイト)と激戦を繰り広げたと」 ハービンジャー「う……! それは……」 羅喜(ラキ)「教皇はとっても骨の折れる仕事なのだ。人の骨ばっかり折ってないで、これからはお仕事で自分の骨を折るのだ!」 ハービンジャー「簡単に言うな、羅喜!」 貴鬼「権力欲しさに教皇の座を欲する者よりも、お前のような真っすぐな者のほうが適任だ」 フドウ「恐れることはない」 インテグラ「困ったときは、我々も手助けする」 羅喜「みんなで協力! Ωするのだ──!」 貴鬼「ハービンジャー、頼む」 ハービンジャー「くッ…… わ、わーったよ! 教皇でも何でもやってやらぁ! その代り、てめぇら全員コキ使ってやるから、覚悟しやがれ!」 声「ハハハハハ!」 光牙が現れる。 光牙「新教皇ハービンジャーか。どんな聖域になるか、楽しみだな」 ハービンジャー「うるせぇ! 何の用だ、光牙!?」 光牙「挨拶さ。貴鬼、聖衣の修復ありがとな。俺、旅に出るよ」 羅喜「どこへ行くのだ?」 光牙「さぁな…… しばらく世界を回って来るぜ」 貴鬼「光牙。君の前途に、幸があることを祈っている」 ハービンジャー「フン! どこへ行こうと構わねぇが、帰って来いよ! お前もアテナの聖闘士なんだからよ!」 光牙「あぁ!」 聖域の慰霊地。無数の墓標を見つめる沙織と星矢。 沙織「また、多くの命が失われました……」 星矢「それ以上に救われた命もある。忘れないでほしい。俺たち聖闘士はあなたを守り、支えているということを」 そこへ光牙が現れる。 光牙「沙織さぁ──ん!」 星矢「光牙! 行くのか?」 光牙「あぁ、行って来る!」 光牙が手を振り、駆け去る。 沙織「寂しくなりますね……」 星矢「だから言っただろう? 俺がいるって。沙織さん」 沙織「ありがとう…… 星矢!」 星矢がそっと沙織の肩に手を触れ、その手を沙織が握り返す。 聖域を出ようとする光牙を、蒼摩、ユナ、龍峰、栄斗の4人が待ち構えている。 蒼摩「よぉ、光牙!」 光牙「蒼摩!? みんな…… どうして?」 蒼摩「お前を見送りに来たんだよ!」 ユナ「旅に出るなら出るって、ちゃんと言いなさいよ!」 光牙「なんか苦手なんだよ、こういうの……」 龍峰「光牙、君は本当に水臭いんだから」 栄斗「それで、いつ帰って来るんだ?」 光牙「さぁな…… みんな、俺が世界を守ったって言うけど、ピンと来ないんだよな。だって俺、この世界のこと、まだ知らないし」 拳を握りしめる光牙。 光牙「聖闘士として闘ってきたことに悔いはない。でも、俺自身が何もないって気づいたんだ。故郷も、親兄弟も。やりたいことも夢も、何もない…… だから、何かを見つけたいんだ」 ユナ「あるわ! 何もない、なんてことはない。あなたにはある!」 ユナが拳を突出し、蒼摩たちも拳を重ねる。 光牙「……あぁ、そうだな!」 光牙も拳を重ね、5人がしばし、見つめ合う。 不意に光牙が大ジャンプし、一気に一同を飛び越えて手を振る。 光牙「見送り、ありがとな! じゃ、行って来る!」 ユナ「光牙……」 蒼摩「へっ、あいつらしいや!」 聖域の出口に差し掛かる光牙。 光牙「見送りに来てくれたのか……」 エデンが静かに佇んでいる。 光牙「エデン!」 エデン「一応、挨拶くらいしておこうと思ってな。僕は旅に出る。自分のすべきことを捜すために……」 光牙「……っハハハハハ!」 エデン「なぜ笑う?」 光牙「俺とまったく同じだからさ」 笑いながら光牙が、エデンの肩を抱く。 エデン「お、おい?」 光牙「行こうぜ、エデン!」 エデン「……一緒に行くとは、一言も言っていないが」 光牙「旅は道連れってな! 1人で旅するより、仲間と一緒のほうが面白そうだろ?」 エデンも笑みを浮かべる。 エデン「……それもそうだな」 光牙「行こう、エデン!」 エデン「あぁ、光牙!」 どこまでも続く広い世界を目指し、光牙とエデンが笑顔で駆けて行く── おわり
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カンカン 裁判長「これより開廷!! 被告人、オズムンド=サドラー、前へ。」 検事「では初めに証言をどうぞ。」 サドラー「まったく侵害です! 犯しても居ない罪で逮捕されるなんて! 名誉棄損で訴えます!」 「「「ガヤガヤガヤ」」」 カンカン 裁判長「静粛に! 検事! 今の証言についてなにか?」 検事「はい、彼の城では警備員がかなりの重装備をしていると言う話です。 この写真を見てください。M60、火炎放射、ロケットランチャー! ただ城を警備するのにこのような重装備は必要ありません!」 「「「ガヤガヤガヤ」」」 カンカン 裁判長「静粛に! 弁護人、弁護を」 弁護士「彼は財界の大物です。 つまり、どこぞの殺し屋に命を狙われるかもしれない。 その為日常からコレくらい用心していなければならないのです!」 検事「意義あり! それでは殺し屋を一挙に射殺するつもりですか? それこそ犯罪だと思います。 更に、火炎放射は合衆国の法律では持っているだけで殺人未遂のハズ。 ロケランだって持っている意味は皆無に等しい!! サドラーさん、あなたは何を隠しているのですか!?」 弁護人「意義あり! 事実無根のホラ話で被告人にプレッシャーを与えています!」 裁判長「意義を却下します。」 検事「その事についてはこの資料をどうぞ。」 裁判長「これは・・・殺人現場と監禁現場の写真!!」 検事「彼の村では彼の気にそぐわない事をしたものを即刻死刑にしているようです。 また、孤島エリアでは人体実験が繰り返され、多くの人命が失われています。 これを犯罪と言わずして何を犯罪と言うのでありましょうか!!」 弁護人「意義あり! その証拠には根拠が無い。 そもそも出所が不明だ! それを手に入れる過程で犯罪が成立しているのでは!?」 検事「この証拠の出所は、かの有名なエイダ=ウォンと言う雇われ記者です!」 弁護人「何ですと!? あのエイダ=ウォンが!? ダイ○ナ王妃変死の謎を解いたあの伝説のトップスパイキャスターが!? ・・・・・・いやいや、罪状には『兵器開発』とありますが、その証拠は!?」 検事「それはちゃんと証拠があります! ・・・・・・このサンプルが、生物兵器『プラーガ』のサンプルです。 先程解読したところ、これには高濃度の放射能を含む有害物質が入っています! すなわち、核兵器の一部と言う事です!! あなたはこれを密かに売り出し、金儲けをしていた!! 違いますか!!」 サドラー「クッ・・・」 カンカン 裁判長「核だと言う事を分かっていながらプラーガを作り出したのは明らかな罪です! よって、オズムンド=サドラーは死刑! これより閉廷!!」
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最終話 未来 エンペラーとの戦いから、6年が過ぎ、ミサトは高校生になっていた。 ミサト「今日バイトだから遅くなる。わーった、わーった。ちゃんと戸締りも火の元確認も 大丈夫だって」 ミサトが父親との電話を切った。 ミサト「ったく・・・」 さやか「ミサトちゃん!久しぶり、元気だった?」 別の高校に通っている、さやかが来た。 ミサト「おう、さやか!」 さやか「ミサトちゃん髪のびたね―」 ミサト「オレはもともとこんなんだよ。のびたのは、さやかの方だろ」 さやか「ね、会ったら話したいこよあるって言ってたけどどうしたの?」 ミサト「あ―・・・ああ、えーと、いや時間ないから後で話す!」 さやか「ほんとだ!急がないと始まっちゃう」 ミサトとさやかは遊園地のふたば仮面ショーに行った。 女性客1「キャ――!!」 女性客2「茂木さ―ん!」 茂木「おのれ悪の怪人め、これ以上の乱暴は許さない!」 ミサト「ふう、間に合ってよかったな」 さやか「大人気だねぇ、茂木さん」 女性客1「茂木さんもいいけど・・・」 女性客2「やっぱり本命は」 ミサト「お、出番だぞ、オヤジさん!」 さやか「うん!」 ふたば仮面「変身!ふたば仮面!!」 女性客1「来た来たきた――!!ヤバイ!あのポーズ超かっこいい」 女性客2「さすがカリスマアクター、指先にまでビシッと気が通ってるわね!」 ミサト「よーし、じゃあいくぞ。せーの」 さやか「ふたばかめ―ん!」 客たち「ふたばかめーん!」「がんばれ、ふたばかめーん!!」 それから、2人はミサトがバイトしてるラーメン屋に行った。 ミサト「はい、お待ち」 さやか「わ―ありがとう!」 ミサト「いいさ、のびないうちに食っちまおうぜ」 さやか「それにしても久しぶりだなあ、このお店の感じも変わってないよね」 ミサト「そうか?まあ、そうかもな」 さやか「週に何日くらい入ってるの?」 ミサト「うーん、そのときにもよるかな。おやっさんも、もういい年だから出来る範囲で手伝ってる感じ」 さやか「でも、あんなに心配性のお父さんがよくバイト許してくれたよね。さっきの電話だってお父さんでしょ?」 ミサト「さっき?ああ・・・校門で会ったときか、うちのおやじが過保護だなんて昔じゃ考えられないよな?」 さやか「お父さんが変わったのて、ABKがエンペラーに襲われてからだよね」 ミサト「おう、そだな。かれこれもう6年か」 さやか「ねえ、あのときのこと覚えてる?」 ミサト「ああ、もちろん――」 6年前。郷や隊員達ははエンペラーに破壊されたABKを、修復していた。 隊員「よーし持ち上げるぞ」 「おーい、こっちも頼む!」 郷「負傷者はこっちだ!それから手が空いてる奴は・・・ぐ・・・ッ!?」 郷が倒れた。 郷「ぐおおおぉ・・・」 ミサト「おい郷!大丈夫か、どうした!?」 郷「立てない」 ミサト「え?」 郷「腰が痛い・・・」 ミサト「はあ!?」 ミサト「無理し過ぎなんだよバカ!あっちで休んでろ!」 父親「ミサト・・・」 ミサト「ん?」 ミサトの父親が来ていた。 父親「ミサト!無事でよかった、ミサト・・・!!」 父がミサトを抱きしめる。 ミサト「と、父ちゃん・・・!?」 父親「私は大馬鹿者だ。お前を失ってからでは遅いのに・・・ ミサト「ちょ、父ちゃん仕事はどうしたんだよ!?」 父親「そんなものはどうでもいい。今まで本当にすまなかった。母さんが死んでから・・・落ち込むお前にどう接していいかわからず、仕事を言い訳にして大事な娘をないがしろにしてしまった。私を許してくれるか」 ミサト「当たり前だろ父ちゃん。だから笑ってよ、オレ笑ってる父ちゃんが好きだからさ!」 吹上「・・・ミサトさんのお父さんですか。しかしどうして彼がここに?」 ミミ「私が呼んだの。ちょっとおせっかいだったかしら?」 吹上「・・・いえ、そんなことないと思いますよ」 さやか「あはは、ミミさんらしいよね。もう長いこと会ってないなぁ、今頃みんなどうしてるんだろ」 ミサト「ミミさんはバリバリ働いて偉い人になってるよ。で、吹上さんはそのミミさんにコキ使われてる」 さやか「あ―想像できる」 ミサト「北春日部博士も相変わらず、いや・・・前より元気かもしんないな。で、今は上の人たちを説得して松坂さんを右腕にしてるみたい」 さやか「へぇ―・・・」 ミサト「松坂さんさ、自分の犯した罪の償いがしたいんだって。怖そうな顔して真面目だよな」 さやか「ね、ミサトちゃん。郷さんはどうしてるの?」 ミサト「お?」 さやか「今でもよく会ってるんだよね?」 ミサト「お、ああ。そのことなんだけどさ。実はさ、さやか――!」 ラーメン屋の店主で、ABKの一員でもある飯能が鍋を鳴らした。 飯能「おいミサト!いつまでしゃべってるんだ。そろそろバイトの時間だぞ?」 ミサト「あ―・・・チッ・・・わーったよ!」 さやか「?」 さやか「じゃあ私帰るね」 ミサト「おう・・・わりーな、バタバタして」 さやか「さっき何か言いかけてたみたいだけど・・・」 ミサト「ああ、いや。なんでもない。大丈夫だ」 さやかが帰っていった。 ミサト「なんだよ、せっかく久しぶりにさやかに会ったのに」 飯能「お前が「あの事」を言おうとするからだろ」 ミサト「でも、アクション仮面のことはさやかも知ってるんだからさあ」 飯能「まあ、そうだなあ。今更隠すこともないよな・・・そろそろ言ってもいいかあ」 店の電話が鳴った。 飯能「おっと。へいへい毎度・・・おう了解だ」 「さっそく仕事だ、ミサト。出前一丁!」 ミサト「おーらい!」 ミサトが原付に乗った。 飯能「場所は3丁目8番21号だ。気をつけろよ」 ミサト「あいよ」 飯能「まあ、おまえなら大丈夫だろ。そらヘルメットだ」 ミサト「サンキュ、それじゃ行ってくる!」 ミサトの原付に、ミミの乗るABKの車が寄ってくる。 ミミ「お久しぶりね、ミサトちゃん!」 ミサト「何言ってんだ、ミミさん。3日ぶりだろ?」 ミミ「そうともいうわね。新車いい感じじゃない」 ミサト「まあね、吹上さんすぐ作ってくれるからすげー助かる」 ミミ「ふふっ、ですってよ、吹上くん!」 ABK本部。 吹上「頼むからもう壊さないでくれよ!原付は使い捨てじゃないんだからな!」 北春日部「ははは、まあそう噛み付くな。いまやミサトくんは我々の主戦だ。あの日エンペラーは消滅した。しかしエンペラーによって蒔かれ未だ発芽していない種は数多く存在している。我々にはまだ後始末という大事な仕事が残されている」 吹上「あの事件をきっかけに、国からも予算がおりましたしね」 北春日部「おかげで施設も建て直せたしな」 吹上・北春日部「「ははははは!」」 北春日部「郷が引退した今、我々が引退したのは君だけじゃ、ミサトくん。期待しておるぞ!ははははは!」 ミサト「・・・ったく、笑ってる場合かよ!」 郷「まあ、そうビリビリすんなって、もしかして緊張してんのか?ミサト!」 郷が車の後部座席に乗っていた。 ミサト「てめえ、郷!誰が緊張なんかするかよ!」 郷「俺がいないと心配か?大丈夫だ、ちゃんとそばについてるからな!」 ミサト「何言ってんだよ、思い上がんなよ腰痛ジジイ!」 郷「なんだとコラ!?お前こそなに言ってんだ、師匠に向かって!」 ミサト「なにが師匠だ・・・オレは頼んでないからな!」 ミミ「ふふっ、そうねえ。たしかに頼んだのはこっちの方なのよね」 松坂「パルとの融合は誰にでも可能。しかし、新世代の正義のヒーローとして適正を持っていたのはミサトくんだけだった!これも運命ってヤツかもな」 郷「あの時から徐々に腰が悪化して・・・ついに腰を壊しちまったときはもうだめかと思ったけど、まさかお前が二代目を継いでくれるとはな、心強いよ」 ミサト「おやじは絶対言えないけどな!それで今日はどんな怪人なんだよ?」 郷「おう、相手はニワトリ怪人。身体はでかいが中身は小学生だ」 ミサト「子供なのにニワトリ?子供らしくヒヨコになりゃいいのに」 郷「なるほどそれがカギかもな、あの怪人は大人になりたいのかもしれない。そこをついてみろ」 ミサト「・・・・!わかった!」 ミサト達は、ニワトリ怪人が暴れてる現場に到着した。 ニワトリ怪人「にくい!憎い!憎い!」 ミサト「よーし見てろよ、オレがどんだけ優れた弟子か見せてやる!パル!」 パル『アア!』 ミサト「パルだって、あんなおっさんより、オレみたいな若くて可愛い女子高生の方が良いよな!?」 パル「ア・・・アア!」 ミミ「いいから早く変身して!」 ミサト「行くぞパル!ゴー・アクション!」 ミミ「ゴー・アクション!」 吹上「ゴー・アクション!」 ミサトが、パルの出した仮面を付け、ABKから転送されたスーツを装着し、 アクション仮面ムスメに変身した。 ミサト(=ムスメ)「変身、アクション仮面ムスメ!」 ニワトリ怪人「うおおおおおおお!憎い憎い憎い!動物を大切にしないやつが憎い!」 ムスメ「・・・ふん、お前の憎しみは理解した。・・・だが!それは本当におまえの憎しみか?」 ニワトリ怪人「ガアアアア!!誰だお前は!?」 ムスメ「元気はつらつオフコース!!アクション仮面ムスメ!」 郷「・・・いいかミサト、絶対殴るなよ。俺たちの拳は敵を倒すためのものじゃない。俺たちのなすべきことは――」 ムスメ「あ―もうはいはい、何度も聞いたんだ。わかってるよ、師匠!」 「この拳は・・・憎しみの心だけを砕く!!」 see you again・・・
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タイトル 作成者 邪馬台幻想記 W・サード 遊戯王 W・サード 遊戯王R W・サード UFOロボ グレンダイザー(永井豪版) W・サード 鎧伝サムライトルーパー 逃亡者
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タイトル 作成者 七つの大罪 セブンデイズ ~盗賊と聖少女~(漫画版) W・サード のってけ! 野郎 アムドライバー ジェナス激闘伝 ジーク