約 1,265,388 件
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/9904.html
ダーククリスタル 登場人物 コメント タイプ1:あく 1982年に公開されたアメリカ映画。1983年アヴォリアッツ国際ファンタスティック映画祭グランプリ受賞。1983年サターン賞最優秀ファンタジー作品賞受賞。1984年星雲賞メディア作品部門受賞。 登場人物 フーディン:科学者 エンペルト:皇帝 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る ↓追加しました。 -- (ガイアール・ビシャモン) 2016-07-03 18 39 53 草案 登場人物 フーディン:科学者 -- (ユリス) 2015-07-04 18 01 12
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/1397.html
「ムーン……!?」 世界各地にいるムーンフェイス×27は、 プーチンに暗殺されました。 「理由? そうだな……俺に先駆けて、5期の主役キャラを殺すことは、 許せない、そう思ったから、という感じでいいだろう」 【ムーンフェイス×27@武装錬金 死亡確認】 ※シャドームーンと行動している奴は生きています。 【一日目・午前2時00分/ロシア】 【ウラジーミル・プーチン@ムダヅモ無き改革 】 [状態]:健康、 [装備]:暗殺用針 遠隔操作式暗殺用針 暗殺者時代のスーツ [道具]:支給品一式 [思考]:基本 主催者になる 1 俺の野望を阻止するものは誰構わず殺す。
https://w.atwiki.jp/2chsiberiassf/pages/437.html
イメージ画像(イメージのため実際は微妙に違います) 通称⇒[アサシン・ブレード・ガントレット] ドラキュラ・ローレント・ツェペシュ3世が開発した武器。 中世の資料を読んでいたら思いついたらしい。 コンセプトとしては『最高の隠し玉、そして、暗殺にも』らしい。 腕に皮紐で巻き付けて使用し、普段は袖に隠れて見えないがロックを解除した状態で指を曲げると細長い剣が袖から飛び出す。 戻すときは、指を離すだけである。 参考にした資料では薬指の切除が必要だったらしいが、ドラキュラ・ローレント・ツェペシュ3世はその必要を無くしている。 現代の上級の暗殺者向けの装備。
https://w.atwiki.jp/furyoyuugi/pages/1198.html
榊原 ルイ 【図鑑147】 榊原 ルイ(さかきばら るい) SSR SSR-Max SSSR[覚醒] 「この可愛い狐がククリだよ~」 「」 「ククリが死んじゃったときはとっても哀しくて…」 昔飼っていた狐を模したぬいぐるみをいつも持っている女の子。狐の死以降、生物の生死に興味を持つ。霊感体質で、飼っていた狐が妖狐となり、彼女を守っているのが見える ママに頼んで、このぬいぐるみを作ってもらったの。でもそしたら本当のククリが出てきちゃって!あ、えーと、だから守護霊として!私とククリはやっぱり一心同体なんだよね! コスト22成長型晩成 Lv1⇒100攻撃3550⇒14910防御3550⇒14910特攻8100⇒34020特防6060⇒25452 前衛[暴]進め狐ガール 後衛[暴]面妖ドレイン サポート[暴]守護スピリッツ ・。 ・。 ・。 前衛[暴]【役強化】進め狐ガール 後衛[暴]【役完成】幻妖ドレイン サポート[暴]ルイ&ククリ ・。 ・。 ・。 出現日2018/08/14取得方法
https://w.atwiki.jp/elenai/pages/119.html
~見習いの書・ヴェルク遺跡の章~ 加護を受けられる装備は自分のクラス用アイテムのみ ページ 難度 対象LV エリア 対象モンスター 加護 アメージングボックス ☆3 16~18 ヴェルク遺跡 ポイズンボックス L16/17ヴェレーノボックス L16/17 ファイター スチールソード アイアンシールドウィザード モレイラスタッフクレリック モレイラメイスシーフ スチールダガーガーディアン エルロンド傭兵の槍アサシン ベアークロー(右)ビショップ 古いコーディアワンドウォーロック コーディアワンドマジックナイト エストックリペアモンク ヘビーナックル(右)ドラグバスター 破裂の魔導銃ドラグランサー 重撃の長槍ドラグセイバー グラビディククリ(右) 岩の化身 ☆3 23~25 ヴェルク遺跡 ゴライッサス L20ギガライッサス L20 ファイター スチールフリッサウィザード スチールスタッフクレリック スチールメイスシーフ スチールナイフガーディアン スチールトライデントアサシン 切り裂き爪(右)ビショップ 鬼裁判官の閻魔帳ウォーロック 言霊のワンドマジックナイト ボーンレイピアモンク ソニックグローブ(右)ドラグバスター 吠えたける魔導銃ドラグランサー 衝撃の長槍ドラグセイバー 風斬りの竜刀 夜の帝王 ☆3 27~30 ヴェルク遺跡 キングウモー L25 [BOSS] ファイター マティレットソード マティレットシールド 下級戦士上衣 下級戦士下衣ウィザード マティレットスタッフ 下級術師上衣 下級術師下衣クレリック マティレットメイス 下級神官上衣 下級神官下衣シーフ マティレットダガー 下級盗賊上衣 下級盗賊下衣ガーディアン マティレットグレイブ 下級戦士上衣 下級戦士下衣アサシン マティレットクロー(右) 下級盗賊上衣 下級盗賊下衣ビショップ マティレットブック 下級神官上衣 下級神官下衣ウォーロック マティレットワンド 下級術師上衣 下級術師下衣マジックナイト マティレットレイピア 下級術師上衣 下級術師下衣モンク マティレットグローブ(右) 下級神官上衣 下級神官下衣ドラグバスター マティレットバスター 下級神官上衣 下級神官下衣ドラグランサー マティレットランス 下級盗賊上衣 下級盗賊下衣ドラグセイバー マティレットククリ(右) 下級術師上衣 下級術師下衣 遺跡の守護者 ☆9 30~ ヴェルク遺跡 ジルディアリクス L30 [BOSS] ファイター ジルディアソード ジルディアシールド 一般戦士上衣 一般戦士下衣ウィザード ジルディアスタッフ 一般術師上衣 一般術師下衣クレリック ジルディアワンド 一般神官上衣 一般神官下衣シーフ ジルディアダガー 一般盗賊上衣 一般盗賊下衣ガーディアン ジルディアスピア 重騎兵の鎧 重騎兵のキュレットアサシン ジルディアクロー(右) 暗殺者のジャケット 暗殺者のズボンビショップ ジルディアブック 光臨の衣 光臨のズボンウォーロック ジルディアロッド 闇精霊のクローク 闇精霊のパンツマジックナイト ジルディアスティンガー マジックメイル マジカルキュロットモンク ジルディアグローブ(右) 竜の拳法着 竜の拳法ズボンドラグバスター ジルディアバスター 魔導銃師上衣 魔導銃師下衣ドラグランサー ジルディアインペイル 魔導槍兵上衣 魔導槍兵下衣ドラグセイバー ジルディアエッジ(右) 魔導刀兵上衣 魔導刀兵下衣
https://w.atwiki.jp/ocg-o-card/pages/9267.html
《ダーククリスタル》 効果モンスター 星5/闇属性/岩石族/攻1800/守1500 このカードが攻撃されるとき、このカードと攻撃モンスターに対する フィールド魔法の効果はダメージステップまで無効になる。 また、フィールドが闇の場合、このカードがこのカードより攻撃力の 高いモンスターを攻撃するとき、このカードの攻撃力はダメージステップ 終了まで1000ポイントアップする。 part19-710 作者(2007/09/11 ID YWkNR+xX0)の他の投稿 part19-713 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/stelladeus/pages/70.html
第五章合成 ※()の数字はアイテムランクです。 ※合成は各章内で購入できるアイテムのみで合成しています。 ※複数でできる場合は材料購入費が安い物から3つのみにしてます。色のついて いるものが一番安いです。 書物 結果 アイテム1 アイテム2 反撃の書下巻(7) マインドヒール(6) マインドヒール(6) フルフェイス(9) バトルアックス(5) 猫脚の書(7) マインドヒール(6) 開運コート(7) 見えない服(9) 闇の衣(5) 恐の錬金術書(7) フルフェイス(9) ターバン(5) 見えない服(9) 白銀(5) 山男の帽子(9) バイキングヘルム(7) 支配の書(7) フルフェイス(9) 白銀(5) コンニャク読本(7) ククリ(9) ターバン(5) 魔命の書下巻(7) マインドヒール(6) 餓狼のマスク(9) 山男の帽子(9) 鳴海(7) フルフェイス(9) エルフの弓(7) 実録臨死体験集(8) 月影(9) 銀の杖(7) ククリ(9) エルフの弓(7) 双頭竜の杖(9) 鳴海(7) 防具カタログ(8) ドラゴンスケイル(9) ピュリファイア(5) ドラゴンスケイル(9) ハチガネ(5) 見えない服(9) 白金(7) 暗闇の地図帳(8) 見えない服(9) マインドヒール(9) 瑪瑙(9) 古びた篭手(5) 双頭竜の杖(9) サバイバルブーツ(5) 黙想の書(8) レインメーカー(9) サバイバルブーツ(5) 見えない服(9) ライトアーマー(7) ドラゴンスケイル(9) 開運コート(7) 赤閃の錬金術書(8) ドラゴンスケイル(9) ライトアーマー(7) 猛勇自伝(9) ダンシングソード(9) プルトアックス(9) 月影(9) レインメーカー(9) 連係の書完全版(9) 山男の帽子(9) リフレッシュ(9) ブラスナックル(9) 銀の杖(7) ククリ(9) バタフライナイフ(7) 羊の絵本(9) ドラゴンスケイル(9) ドラゴンスケイル(9) フルフェイス(9) 銀の杖(7) 山男の帽子(9) バタフライナイフ(7) 征服の書(9) ロンギヌスの槍(9) ライトアーマー(7) 見えない服(9) ダマスカスの斧(7) ドラゴンスケイル(9) ナギナタ(7) 生の錬金術書(9) ククリ(9) フルフェイス(9) ブラスナックル(9) 山男の帽子(9) 妨害の書(9) ククリ(9) 山男の帽子(9) 双頭竜の杖(9) フルフェイス(9) 山男の帽子(9) ターバン(7) 毒気の書(10) 月影(9) 頭竜の杖(9) レインメーカー(9) ククリ(9) ブラスナックル(9) ブラスナックル(9) 回避の書完全版(10 フルフェイス(9) 山男の帽子(9) ククリ(9) ククリ(9) ブラスナックル(9) 双頭竜の杖(9) 防御の書完全版(10) 双頭竜の杖(9) 見えない服(9) 瑪瑙(9) ドラゴンスケイル(9) プルトアックス(9) 餓狼のマスク(9) ページトップへ 武器 結果 アイテム1 アイテム2 ドラゴントゥース(8) フルフェイス(9) ハチガネ(5) ブラスナックル(9) ハチガネ(5) ファイナルブロー(8) フルフェイス(9) ナギナタ(7) 超速の杖(8) 瑪瑙(9) ターバン(7) 鬼払いの弓(8) ドラゴンスケイル(9) 司祭帽(5) 見えない服(9) ハチガネ(5) 見えない服(9) ピュリファイア(5) 吹雪(8) ブラスナックル(9) ライトアーマー(7) ドラゴンスケイル(9) ハンドナックル(7) トライデント(8) 双頭竜の杖(9) 山男の帽子(9) 瑪瑙(9) フルフェイス(9) 瑪瑙(9) サバイバルブーツ(5) ディザートジャム(8) 山男の帽子(9) バトルアックス(5) フルフェイス(9) 鋼の槍(5) キントキアックス(8) フルフェイス(9) ライトアーマー(7) 琥珀(8) ククリ(9) マインドヒール(9) 山男の帽子(9) マインドヒール(9) ダンシングソード(9) 古びた篭手(5) ブラッディランス(10) 月影(9) 瑪瑙(9) レインメーカー(9) 双頭竜の杖(9) ロンギヌスの槍(9) ブラスナックル(9) ジュエルイーター(10) ダンシングソード(9) ロンギヌスの槍(9) 月影(9) プルトアックス(9) レインメーカー(9) レインメーカー(9) 翡翠(10) ククリ(9) ドラゴンスケイル(9) ブラスナックル(9) 見えない服(9) 月影(9) 餓狼のマスク(9) アームブレイカー(10) ダンシングソード(9) 見えない服(9) ククリ(9) 瑪瑙(9) 双頭竜の杖(9) 双頭竜の杖(9) ページトップへ 防具 結果 アイテム1 アイテム2 白銀の衣(8) 双頭竜の杖(9) 白金(7) 見えない服(9) サバイバルブーツ(5) フルフェイス(9) 悪食(5) 獣神鎧(8) ダンシングソード(9) バイキングヘルム(7) 精霊の羽衣(10) ダンシングソード(9) フルフェイス(9) ククリ(9) 餓狼のマスク(9) ページトップへ 装飾 結果 アイテム1 アイテム2 ノームの足音(7) 山男の帽子(9) 開運コート(7) 魔法のランプ(7) 山男の帽子(9) 古びた篭手(5) ブラスナックル(9) サバイバルブーツ(5) ククリ(9) 古びた篭手(5) 流水の腕輪(7) フルフェイス(9) ドラゴンの杖(5) 山男の帽子(9) グラディウス(5) クンフーシューズ(7) 山男の帽子(9) ハチガネ(5) フルフェイス(9) 司祭帽(5) フルフェイス(9) バイキングヘルム(7) 極彩色のキノコ(7) フルフェイス(9) 鳴海(7) 見えない服(9) ターバン(5) マインドヒール(6) シミター(7) カウンターガード(8) ククリ(9) アイアンナックル(5) フルフェイス(9) グラディウス(5) 山男の帽子(9) アイアンナックル(5) ブルーリボン(8) 双頭竜の杖(9) マインドヒール(9) 月影(9) 古びた篭手(5) 巨人の篭手(9) 見えない服(9) バタフライナイフ(7) ククリ(9) 開運コート(7) 双頭竜の杖(9) ライトアーマー(7) 暴君の王冠(9) 瑪瑙(9) 瑪瑙(9) レインメーカー(9) 見えない服(9) プルトアックス(9) ドラゴンスケイル(9) 小さなオルゴール(9) 月影(9) 鳴海(7) フルフェイス(9) バタフライナイフ(7) 山男の帽子(9) ハンドナックル(7) 大地との絆(10) ダンシングソード(9) レインメーカー(9) 月影(9) 月影(9) 見えない服(9) 山男の帽子(9) 叡智の瞳(10) ロンギヌスの槍(9) 山男の帽子(9) ブラスナックル(9) フルフェイス(9) ページトップへ 道具 結果 アイテム1 アイテム2 ブレスの果実(7) ククリ(9) バイキングヘルム(7) リバース(7) ククリ(9) 悪食(5) 山男の帽子(9) 悪食(5) マインドヒール(6) バタフライナイフ(7) 知恵の実(8) フルフェイス(9) フルフェイス(9) ページトップへ 第四章合成へ
https://w.atwiki.jp/nightstalker/pages/328.html
Last update 2008年03月15日 XXX 著者:松永夏馬 にわかに自信がぐらつき、なぜか罪悪感を覚えた。 「ちょっと、待て」 唐瀬宮広は黒尽くめの暴漢を床に押さえつけながら、なんとも言えない嫌な感覚を味わっていた。政治家の汚職をスッパ抜いた唐瀬を、暗殺者が狙っていると噂されて3日。あのライオンのような獰猛な顔をした嘘つき男が、地下を牛耳る内藤一家と繋がっているというのは本当だったようだ。事務所兼住居の古ビル、侵入者には物足りないセキュリティだろう。 しかしながらも唐瀬もそんじょそこらの調査員とは違う。 この街の日の当たらない地下も裏もそれなりに理解している男だった。 「コイツぁまいった、殴れねぇ」 噂で聞いた暗殺者、右腕を極められ床に這いつくばるその姿をあらためて確認した唐瀬は、いくらか上機嫌で肩をすくめた。 「夜這いすんのは大歓迎」 そしてあっさりと腕を解き、おどけた口調で続ける。 「もうちょっとムードってヤツを考えてくれると助かる」 慌てて暗殺者が半身を起こす。そしてレザージャケットの内側に手をやりギクリと体を止めた。勝気な少しつりあがった目を開いた視線の先、見覚えのある小型のリボルバーを構える唐瀬がいる。 「こういうオモチャを女に突きつけるのは趣味じゃない」 「いつのまに……」 顎で促され、暗殺者はゆっくりと立ち上がると両手を上げた。体のラインにぴったりとフィットしたライダスーツ。皮のジャケットを羽織り、足元はブーツ。乱れた帽子を右手で外すと長く美しい黒髪が波打った。 「こいつぁ……」 唐瀬が口笛を鳴らす。 くっきりとした目鼻立ち、悔しそうに噛んだ唇とそれでも強さを失わない瞳。ほとんど化粧をしていないと思われるがそれでも、それだけに美しさが映える。 「オモチャは返してやるよ」 そう言いながら唐瀬は銃身とグリップを軽くつまんで捻った。一瞬にして解体され床に散らばる拳銃を見て、再び驚いた暗殺者の目。 「オレってけっこう手先が器用なんでね」 ニィ、と笑みを浮かべたその時、暗殺者が唐瀬目掛けて殴りかかった。飛び退くようにかわした唐瀬を追い、そのまま反転しつつ回し蹴り。唐瀬はその一撃を鼻先でかわし、左腕でその締まった足首を掴む。流れるような体捌きで相手のバランスを崩すとそのまま倒れるのを抱きとめて腰を抱く。暗殺者の平手打ちを再び左手で掴んで止めると、そのまま顔を近づけた。右手で体を、左手で右手をしっかりと拘束されて暗殺者は再び唇を噛んだ。 睫毛が触れそうな距離で唐瀬が口元を上げる。 「誰に依頼された?」 僅かに戸惑いを見せたものの、勝気そうな瞳をそのまま向けて、暗殺者はベェと舌を出した。 「こっちもプロなの。口を割るわけないわ」 「そうか。そりゃ楽しみだ」 首から背筋をなぞるように指を這わせると、暗殺者は一瞬身震いをする。 唐背がひらひらと白いものを振った。 「へッ!?」 暗殺者がそれに気付いた。慌てた顔で唐瀬を突き飛ばし、両手で胸元を抑える。 「な? けっこう器用だろ?」 にんまりと笑みを浮かべ、唐瀬は両手でそれを広げて見せる。 「白か。けっこう清純派? えーっと……サイズは」 「この変態ッ!」 真っ赤な顔で暗殺者は床を蹴り、ブーツの踵を唐瀬目掛けて振り降ろす。動転しているのが丸判りの攻撃はなんなく空を蹴り、あっさりとバックを取られてしまう。唐瀬は暗殺者を後から抱きすくめる形で、耳元に口を寄せた。両腕を拘束され、ぴったりとフィットしたライダスーツの胸元が強調される。下着をすり抜かれたおかげで形の良い乳房の先端がくっきりと主張しているのがやけに卑猥だ。 「着たままっつーのもソソルよな。やーらしぃ」 耳元でクスクスと笑う声も、暗殺者の羞恥心を刺激する。唐瀬の指先がつつ、と乳房のラインをなぞり、密やかな刺激に震える彼女の反応を楽しんでいるのがわかる。 「誰に雇われた?」 スーツの表面を滑る指先は、首筋へと登る。 「教えな……んッ!?」 突然唐瀬が暗殺者の言葉を押し留めるかのように唇を押し付けた。 「むッ……」 むりやりねじ込むように舌を入れ、彼女の舌を歯茎をじっくりと舐る。薄暗い部屋に唾液の絡む音が卑猥に響いた。 「ん……ふッ……」 右手で彼女の両手を拘束し、左手でライダスーツのジッパを下ろす。体全体で彼女の体を抱く。 「んぁ……はッ……」 吐息が漏れる。冷たい左手が今までスーツに隠されていた地肌へと触れ、何かを探すかのように蠢く。 「はッ……ぁん」 一瞬彼女の体が震えた。それと共に彼女の舌が唐瀬を受け入れる。最初はおずおずと、徐々に激しく、啜るような音が勢いを増し、仰け反らせた首が白く踊る。降ろされたジッパから露にされた胸の谷間がほんのりと上気しているのが薄闇でもわかった。 ようやく口を離した唐瀬はペロリと自分の上唇を舐め、目を細めた。 「……で、誰に雇われた?」 「言えな……ぁ……」 暗殺者の返事を無視し、唐瀬は耳元に舌を這わせた。ゆっくりと首筋からうなじを丹念に探る。 「……ッ」 僅かな反応の違いを逃すことはなかった。唐瀬は耳元に軽く息を吹きかけながらくくッと喉を鳴らした。 「なかなか強情だな。さすがプロだ」 囁くようにそう言うやいなや、首筋に吸い付いた。 「んァ……」 足から力が抜ける。崩れ落ちそうな暗殺者は唐瀬の腕にしがみつくようにしてそれを堪えた。それでもなお勝気な光を失わない暗殺者と、余裕を湛えた唐瀬の眼が合った。 「さぁ。どうする? このま……」 ニヤリと笑った唐瀬の口を、今度は暗殺者が塞いだ。あきらかに今までと違う貪るような口付けに、唐瀬は僅かに驚いて身を離した。妖艶な笑みを浮かべた暗殺者は唐瀬の首に手を回し、囁く。 「依頼人を吐くなんてこっちの信用問題になるの」 「だろうな。この世界信用第一だ」 「だから言えない」 「じゃぁ、どうする?」 「そのかわり……」 暗殺者は唐瀬を見上げ僅かな躊躇いを見せつつ呟いた。 「好きにして」 互いに思わせぶりな笑みを浮かべた唐瀬は、ふわりと両腕で彼女を抱きしめ、唇が触れそうな距離で見つめた。 「どういう心境の変化だ?」 「貴方のキスが気持ちよかっただけ」 「OK。契約成立だ」 肩をすくめ、片眉を上げたヤヒロはそのまま唇を吸った。舌を絡め、唾液が混じる。口の中を弄りあう。それと同時に再びライダスーツの奥へと忍び込む冷たい手。まっすぐに胸の頂きへと辿りつく。漏れる吐息を打ち消すように唇が音を立てた。ジャケットが脱げ落ち、ライダスーツも半身を露にしていく。 「どうせ知ってる……くせに。……依頼人なんて」 顔を離すも止まらない愛撫に暗殺者は悦びの表情を必死に堪えつつそう言った。唐瀬はニヤリと口元を上げる。 「さぁな」 「その割には……あっさりしてる……」 「依頼人の名前よりも君の名前のほうが興味あるね」 「……馬鹿」 唐瀬は脱がせかけの彼女をひょいと抱き上げると、さっきまで寝ていた仮眠用のソファを、足で蹴り倒してベッドタイプへと変形させた。 「男だからな。あからさまな誘惑には弱いんだろう」 前の作品 次の作品 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/isekaikouryu/pages/120.html
ミズハミシマから波に揺られて私が辿り着いたのは、ドニー・ドニーという名の国だった。 戦神を奉る鬼達の国ドニー・ドニーはその荒々しいイメージによって異世界からの来訪者が滅多に訪れる事はなく、また仮に訪れたとしても その豪放な風紀についていけず、すぐに回れ右して帰るのがオチであるが、何事にも例外が存在する。 私は丁度その例外に当る存在だったようだ。 確かにこの国は理性よりも蛮性の方に重きを置き、対応を間違えれば流血沙汰も日常茶飯事という有様だが、それはいわばこの国の負の面 であって、それが全てというわけではない。ドニー・ドニーの魅力的な要素は、鬼達と共に汗を流し、語り合い、食卓を囲まなければ、なかなか 見えてこない。 それでもあえて魅力を言葉にするなら、常識では考えられないようなものが半ば公然と集うその懐の広さだ。 世界中から合法非合法の区別なくかき集められた品々、そして……。 前置きが長くなってしまった。 つまり私は彼らが語るこの異世界にあってさらに不思議な物語に魅せられたのだ。 宝を求めて七つの海、広大な砂漠、欝蒼と茂る熱帯林、雑多な街々、果てしない野、険しい峰を巡り持ち帰った物語を。 何故だか分からないが彼らの言葉はそれがどんなに破天荒でも、不思議と真実味を帯びる。 船が帰ってくる度に持ち帰ってくる品々を見ていると、一語一句本当のことを話しているように思えてくるのだ。 それがどんなに奇妙な話で、例え語り部の口がアルコールに操られているとしても、私は彼らが事実を話していると思っている。 私がその日の仕事を終えて、すっかり馴染みの店である逆叉亭へ向かった。 逆叉亭は、盗品の貴金属を融かす錬金術師の店や怪しげな薬屋などが立ち並ぶ王都の裏通りに、ひっそりと佇んでいる。 ここでは場所柄様々な人間が集まる為に、私の好奇心を刺激する話をたっぷりと聞けるのだ。 店内に設えられているテーブルや椅子が――船材にも使われるドニー杉を加工して作られたとても頑丈な物だ――鬼やオーガの体格を基準に作られていて 私にとって少々大きすぎるのが唯一の難点だが。 店内はガヤガヤと騒がしかったが、その中でも一際激しく口論している二人組みが私の興味を引いた。 一方は浅黒く日に焼けた肌の鬼族の娘。肌と対照的に白く輝くおかっぱの鶴髪からは時折生えかけた一本角が見え隠れしていた。 もう一方は耳無芳一のように全身隈なく刺青を彫りこんだ、巨体の老オーガだった。顔を覆うように生えた髭と髪は獅子を思わせた。 私はそっと彼らの側に座り、こっそりと聞き耳を立てた。 女はかつてないほど酔っていた。同時に怒っていた。自分がこの界隈で少しは名の知れた夜盗ククリであることさえ忘れていた。 「まァ、たまににゃ手ぶらで帰るって事もあるだろうよ」 王都周辺のヤクザ者を取り仕切る老オーガ、ザムラは優しげにそう言った。 「そう気を落すな。生きて帰ってこれただけでも十分よ。一度下手うったくれェで、わしゃ手前ェの腕が落ちたなんて思っとらんぞ」 「あたしゃ失敗してない……」 「そうよ、生きてる限り失敗じゃねェのさ!」 敵意を向けられるのはいい。だが気遣われたり慰められるのはククリには我慢ができなかった。 そんな弱い人間だと思われたくなかった。 その為、そっと心の中にしまっておくはずの事を大声で叫んだ。 「そういう意味じゃねぇよジジイ! あたしゃ見つけたんだ! 海賊王の宝をな!」 「そうかい」 「手前ェ信じてねぇな!」 「物が無ェんじゃな」 ククリの顔は怒りとアルコールでこれ以上ないほど真っ赤に染まった。 「クソっクソっ! 南の……ザニー諸島にある小さな島の洞窟だ! 今でもそこにあんだァ!」 酔っ払って呂律の回らない言葉で、ククリは自分が見たものを語り始めた。 海賊王ガルカドは死ぬ前にそれまで集めた宝をどこかに隠していた。その遺産は今でもどこかに眠っている――。 ドニー・ドニーの建国から今に至るまでずっと語られている伝説である。 曰く、世界の果てにある大迷宮の底にそれはある。 曰く、それは怪物、島食いに守られている。 曰く、戦神ウルサに魅入られた者だけがそれに辿り着ける。 曰く、この世で最も大きな船でも一度に運べぬ程の黄金。 曰く、神々が飲む美酒。 曰く、不老不死の薬。 噂話だけが先行していて、正直嘘くせェ。 そんなあるかどうか分からん代物を追いかけるより、地道に追剥や遺跡の盗掘するのが賢いやり方ってモンよ、とククリは常々そう思っていた。 ククリがドニー・ドニー南部に足を伸ばしたのも、ザニー島周辺にドルイドと呼ばれる呪術師たちの遺跡が、殆ど手付かずて残っているという情報を得たから であって、海賊王ガルカドの遺産など毛ほども頭になかった。 だが、ククリはドルイドの遺跡を見つける代わりにその洞窟を見つけた。 一見するとただの洞穴に見えたが、何かに引き寄せられるように、ククリは近づいていった。 中を覗き込むと、奥の方に光が見えた。 なんだありゃ? 洞窟の中に足を踏み入れて光へ向かうと、そこだけ天井が吹き抜けになっていて外から光が差し込んでいるのが分かった。 「多分、洞窟は自然の物に手を加えたものだったんだろうよ」一旦ククリは話を切って、酒に手を伸ばした。 「で、その光の差すところに宝があったのか?」 「違ェ。洞窟は下に続いていたんよ」 光の差すその場所には巨大な穴があり、その穴の内側に螺旋を描くように階段が掘られていた。明らかに人の手によるものである。 ククリは逸る気持ちを抑えながら一段一段、階段を下っていった。 その時点ではまだそこが古の呪術師達の隠れ家だと思っていたが、しばらくするとそれが誤りであると気付いた。 階段を下っていく内に、穴の外側の壁に岩を掘って描かれた幾つもの絵が現われのだ。 文字は掘られていなかったが、明らかにその絵は連作で一つの物語を綴っていた。 男児が誕生する絵、少年がケンカに明け暮れる絵、船に乗って出立する絵、巨大な剣を振るって敵の船を襲う絵、小さなゴブリンと腕を組む絵、海の怪物と戦う絵……。 「海賊王か……」 ぽつりとククリは呟いた。 下るたびにその確信は強まっていった。絵はさらに続き、宴会の様子や戦争の様子、戦略会議や海賊王十一の試練の場面を描いたものもあった。 やがて絵の中で海賊王ガルガドと思わしき男は戴冠式を挙げ、そして死んだ。 階段もそこで終わり、ククリは洞窟の底へと到達した。そこには人が4~5人は入れそうな巨大な箱が安置されていた。 箱の上部には『強者よ、我が威を授ける』と記されている。 ククリの胸は高鳴った。 元々狙っていた物とは違うがここまでくれば関係ない。今自分は伝説の前に立っているのだ。遊んで暮らせるほどの財宝が目の前にあるのだ。 何分、箱の大きさが大きさの為、蓋は非常に重く、腰が折れるかも知れないと思ったが、ククリは気合に気合を込めて何とか蓋をこじ開けた。 そして中を覗いた。 収められていたのは剣。 刃の太さはククリの肩幅ほどもあり、刃渡りはざっと見積もっても軽く2メトル以上。もしかしたら3メトルに達しているのかも知れない。 恐らくは海賊王が振るったものだろう。 使い手が没して数百年は経っているはずだが、刀身は冷たい水で濡れたように輝いていた。飾り気はなく実用一辺倒といった体である。 「す、すげぇ……これさえあれば……」 剣が放つ迫力にククリは息を呑んだ。 「これさえあれば……」 だがすぐに興奮は冷めた。確かに凄いけど、ぶっちゃけ要らない。そもそもそれ以前に……。 「はァ!? どうやって運ぶんだコレ?」 到底持てる大きさではないがもしかして見た目より軽いのではないか? という一縷の望みを掛けて柄を握ってみるが、剣はビクともしない。 ククリは空を仰いだ。はるか頭上に日の光が見える。 石段は五百段はゆうにあった。仮に持てたとしても、ここから剣を持って地上に上がるのは自分一人では絶対に無理だ。 「出直しか……」 ムカついたので柄を思いっきり蹴ってみたがそれでも剣は全く動かない。 しかし、その時蓋の裏に文字があるのに気が付いた。 『強者の手で持ち帰ってこそ価値がある。 自らの非力さを叫び徒党で以って運ぶことなかれ』 なるほどなるほど、すべてお見通しってわけかい。 「あたしの負けだなこりゃ」 ククリは深くため息を吐くと、見たものを心に秘めることに決めて王都へ帰還した。 いつの間にか、逆叉亭の店内は静まり返っていて、皆ククリの話に聞き入っていた。 話が終わると真っ先にザムラが唸った。 「ううううむ。本当の話か」 「全ての精霊ぃと神々ぃに誓って」 飲みすぎたぜと言って、吐き気を堪えながらもククリは頷いた。 「面白ェ!」 ダンとテーブルを叩いてザムラが立ち上がった。 「聞いたか野郎ども! 明日の日の出と共に出発するぜ! ククリィ、お前ェは道案内だ、頼んだぜ!」 「おおおおおおおおおおおう!」 「マジかよ……」 呆然とするククリをよそにヤクザ者達は大いに活気付いた。 力自慢の者達は自信の程を語り、端から持てないと諦めてる者達は、誰が大剣を持つか賭けを始めていた。本命はやはり大親分ザムラである。 「無理無理無理無理。ジジイでも絶対に持てねェから。素直に上から滑車で……」 「んな事できるかよ! 心配するなガッハハハハハハハ!」 豪快に笑いながらザムラはククリの肩をバンバンと叩いた。 「やめて、ホントに限界……」 その晩私が最後に見たのは、青い顔で口を押さえるククリだった。 次の日、彼らは言葉通り出立したが、後に聞いた噂によれば、海賊王の剣はまだその島にあると言う。 異世界で海賊とか種族も多彩で凄いことになっていそう。宝への憧れや宝の意味など短くまとめられていますがよい冒険譚でした -- (ROM) 2013-03-10 12 54 37 うーん正に海賊とお宝の国という雰囲気。夢と同じ数だけ危険もいっぱい -- (名無しさん) 2013-10-11 22 21 48 名前 コメント すべてのコメントを見る -
https://w.atwiki.jp/magicalgirlwar/pages/81.html
異世界編1話 コーダイ城の神官がきりなしの搭と魔王復活についての御告げを聞く。王様が勇者募集をする。 ジミナ村から勇者になるために来たニケ・ククリ、報奨金目当てで来るリナ・ガウリイ。 勇者選定が始まり、ランヤカンヤからニケが剣を引き当てるもイマイチ信用されない。 城に神官としては潜り込んでいたカヤ、集まった勇者候補を一網打尽にしようとレッサーデーモンを召還→戦闘パートへ デーモン戦で活躍し、勇者として認められるニケ。カヤは戦闘中にグルグルを目撃し真偽を確かめるために町に別件で侵入している獣王配下のセイグラムを当て馬にしようと考える。 勇者と認められ、シュギ村を目指すよう言われたニケは城外でデイミア組みにスカウトされる。 リナ・ガウリイも人知れず城を後にしようとするが、先の戦闘で力を見抜いたロッドからタリム組へとスカウトされる。 ーーーー 詳細 1話 OP 神官「王様!王様!」 コーダイ王(以下王)「何事だ!?」 神官「一大事でございます、国中の神官が神からのお告げを授かりました。」 王「まことか!して、お告げの内容は?」 神官「は、皆須らく同じ内容にて魔王率いる魔の者達が動き出すと…!」 王「なんと!ではあの北の魔王ギリの封印が解かれるというのか!なにか対抗策は無いのか!?」 神官「勇者を求めよ、と。そしてもう一つ、きりなしの塔を守らねば世界は魔に支配される、と。」 王「勇者、いよいよあの箱を使う時がきたか。 うむ、では国中におふれをを立い!勇者を募集するモノときりなしの塔捜索の2つだ。金に糸目はつけん、早急にかかれ。」 神官「は。」 王「それから各国へ通達せよ、魔王が動き出すと…!」 神官「賜りました。」 王「魔王が引連れる魔の軍勢、そしてそれに対すべき勇者。伝承の降魔戦争のようなことにならければよいが…。」 ???(カヤ)「ふむ、お告げか。流石にわしはそんなもの聞かなかったが。面白い、勇者とやらが本当に現れるかどうか見物ではないか。」 リナ「ちょっとちょっと、ガウリイ。ねぇ、これ見て。」 ガウリイ(以下ガウ)「おぉ?なんだなんだ?…勇者募集、魔王を倒した者に金貨5万枚を与え、コーダイ国次期王位継承権を与える。コーダイ国王?」 リナ「ガウリイにしては難しい漢字よく読めたわね。それにしても金貨5万枚くれるってよ!」 ガウ「確かに額は凄いけど…、魔王とか書いてあるぞ?」 リナ「そんなもん軽々しくホイホイ復活するもんじゃないわ。きっとどこかの詐欺神官にでもエセ情報信じ込まされて舞い上がってるんでしょ。 ガウ「それでも王位継承権とかまでかけるか?」 リナ「だーから舞い上がってるんでしょ。よくあるじゃない、魔王を倒したヒーローがどっかの国の王様になっちゃうみたいな話。きっとそんなノリよ。 どっちにしろそんなもんいらないけど立候補して認めてもらえれば金貨貰えるなんてオイシイ話だわ。ガウリイ、行くわよ。」 ガウ「お、俺か!勇者様ってのは!?」 リナ「別にあなたが勇者だなんて思ってないけど、馬鹿なことしゃべらなければ見てくれは良いんだし、剣の腕も立つんだから十分ソレっぽく見えるわよ。」 ガウ「でも魔王とかいうの倒さなきゃならんのだろう?」 リナ「だーからそんなもん復活しないって。勇者に認めてもらえば、別に真面目に勇者様やる必要無いんだから。ダメ元でも行ってみる価値はあるでしょ。」 ガウ「うーん、なんか騙してるみたいで悪くないか?」 リナ「つべこべ言わず行くわよ!じゃないと、あんたの今晩の夕飯抜き!」 ガウ「ああー!それだけは勘弁してくれー!」 兵士「何者だ?」 リナ「おふれの勇者募集を見て来た者ですけどー。こっちの男性が…」 ガウ「あ、はい俺です。俺が勇者候補ですー。」 兵士「よし、わかった。入れ。…ん?向こうが騒がしいな。」 ククリ「でっ・・・・かぁ~~~~~~い!! こんな大きい城に住んでるなんて王様ってすごーい巨人なのね!」 ニケ「(オレがこれから世の中の事教えてやんなきゃな…) よし、ククリ。まずは観光記念の落書きだ。勇者様参上っと。」 ククリ「はい勇者様!ククリさまさんじょうっと。」 兵士「こらこら!城に用事があるんじゃないのか!?」 ニケ「そうです、立札を見て…」 ククリ(きょろきょろ) 兵士「それならこっちだよ(とんでもねぇイナカ者どよ…)あんた達も付いてきてくれ。」 リナ「はーい。」 ガウ「(おい、リナ。あんな子供とかまでいるぞ。大丈夫か?)」 リナ「(はは…、あたしに聞かないでよ…)」 兵士「もうすぐ始まるからこの部屋で待っていなさい。」 ガチャ、ワイワイガヤガヤ ニケ「こ、これは!…仮装大会ですか?」 兵士「バカーッ!お前と同じ勇者志願者だ!ここにいるのは立札を見て名乗りを上げた各国の戦士達だ。 武具を着けるのは戦士として当たり前の心がけだぞ。もう一人の戦士を見なさい。」 ガウ「あ、俺ですか?」 ニケ「・・・・・・・・(完全にういてるな、俺達。)」 「プッ、こりゃ傑作だ。貧弱なパーティーだな」「よしなさいよ…」 リナ「…ね、あなた達どこから来たの?」 ニケ「お、俺達ですか?南のジミナ村っていう小さな村です…。」 リナ「あージミナ村ってたしかあのメケメケで有名なあそこの。で、なんでまたそんな村の少年がこんなところに来たの?」 ニケ「親父が勇者になるのが夢で小さい頃から鍛えられてたんです。それで来させられて…」 リナ「それでこんなにういてるんだ。あなたも大変ね。あたしはリナ、旅の魔道士よ。でこっちが」 ガウ「ガウリイだ、よろしくな。こいつの保護者をやってるもんだ。」 ニケ「あ、俺はニケです。よろしくお願いします。」 リナ「ここにいる間くらいは私たちがついててあげるから、安心なさいな。終わったらあの魔法使い風な女の子と一緒にちゃんと村に帰るのよ。」 ニケ「あ、はい。ありがとうございます。」 ガウ「そういやあの女の子はどこ行った?」 ニケ「え?そういえばククリは…」 ククリ「「勇者様ー!!ここ空いてるわよ勇者様!早くー勇者様ー!!」」 ざわ…ざわ… 「あいつが勇者様?」「まさか、勇者は俺だぞ」「いや、俺だぞ」 リナ「…あははは、中々元気な子ね…。」 ニケ「・・・・・・・・・」勇者は石になった グワーーーーーーン!!王様のおなりーっ 王「諸君、よくぞこのコーダイ城に集まってくれた。諸君らもしている通り、この世界には神の一族と魔の一族が存在している。 彼らは太古から争い、この世界の覇権を巡ってきたという。昨今平和な世の中が続いていたが…」 ガッシャーーン!! 兵士「何事だ!」 ククリ「ご、ごめんなさい…。あたし難しい話って苦手で…。」 王「…む、ゴホン。そんな中国中の神官が一斉に魔王が復活するというお告げを聞くという事件が起こった。 また伝承のような戦いが起こるやもしれん。」 ククリ「あ、あはははははは…」 ニケ「お、おいククリ!」 ククリ「えっ、あたしどうしたの?」 「貴様ら~!イナカ者だと思って多めに見ていたがもう許せん!」「ちょっと、子ども相手によしなさいよ」 リナ「あちゃ~、あの女の子やってくれるわねー。それにしてもガウリイあんたよく聞いてられたわね…って立ちながら寝てるし…。」 兵士「こらぁ!王様の御前なるぞ!」 王「よい、やらせておけ。あの子供、ジミナ村から来たらしいな。試してみるか。おい!箱をもて!」 リナ「箱?今運ばれてきたマジックアイテムの事かしらね?」 王「これはランヤカンヤという勇者を調べるたの不思議な箱じゃ。昔からコーダイに伝わっておる。 この中に手を入れると中に入った具象気体がそのものにふさわしい形に姿を変えるそうじゃ。」 「もし、勇者だったら?」 王「勇者が持っていたとされる光の剣が出てくるといわれておる。」 「よし、俺からやらせてもらおう(この俺がこんなガキに負けてられるか!)剣よ、出でよーー!」 ズボッ!!ああっケンはケンでもジャンケン 王「残念じゃったな。プッ、ククッ。さぁ次の者どんどんやるがよい」 リナ「あーあー、みんな次々に脱落していくわね。ほら、起きなさいガウリイ。次はあの子の番見たいよ。」 ガウ「ふぁぁ~う。おお。」 ニケ「ふう、しょーがないなあ。」 ズモモモモモモモ!!!! ククリ「こ、これは!」 王「剣じゃ!!とてつもない剣じゃ!!」 ククリ「勇者様!だいじょうぶ?」 ニケ「あ、ああ。だいじょうぶ…」 王「こ…こんな剣の例は見たことが無い。どういうことなんだ神官!」 神官「あの少年は未知の力を秘めています。光のエネルギーか、あるいは闇のエネルギーを…」 ガウ「あれ?光の剣って言ってたけど形が違うような…」 カヤ「(あんな少年が勇者とは…面白くない。この会場内に不穏な予感がいくつか漂っていたが気のせいであったか。つまらん。この会場の勇者候補者達と共に葬り去ってくれるわ)」 会場内に無数のレッサーデーモンが出現 「うわああ、魔物だ!」「こいつはレッサーデーモンだ!」 リナ「ただごとじゃなくなったわね。ガウリイ、やるわよ。準備いいわね?」 ガウ「おうよ!一眠りして元気いっぱいだぜ!」 兵士「安全な所へ避難してください!!」 ニケ「あわわわわ、なんか見たこともない化け物がぁぁ!」 デーモン攻撃、ニケ回避 ククリ「勇者様~!コワいのがいっぱい~!」 王「な、なにをしておる勇者!倒してくれい!」 ニケ「そんな無茶振りなー!!」 デーモン攻撃、ニケ回避、デーモン攻撃、ニケ回避 リナ「あら、やるじゃない勇者様。伊達に小さい頃から鍛えられてたってわけじゃなさそうね。」 ガウ「うおおおおおおお!!」 ニケ「や、やるしかないか。ククリ!怖いだろうだけど魔法で援護頼む!」 ククリ「は、はい!勇者様!(勇者様カッコイイ…)」 戦闘開始 勝利条件 敵の全滅 敗北条件 味方の全滅 戦闘前会話、各1回ずつのみ リナ「急に城内にデーモンがこんな数現れるなんて、近くに術者がいるわね。でも、今はそんなこと言ってるヒマないか!」 ガウリイ「おおっしゃああ!!一眠りしてパワー全開!何匹でもかかってこい!。」 ニケ「いきなりこんなのが相手なんて…!でもククリを守らなくちゃ!」 ククリ「魔法、成功したこと全然無いけど…。お願い神様、成功して!」 ククリ攻撃終了後1度のみ ククリ「やった!トカゲのしっぽ成功!!」 カヤ「!!あの魔法はまさか…」 戦闘終了 ニケ「や、やった…。やったぞククリ!!」 ククリ「うわーん勇者様ー怖かったー!」 王「おお!そなたらこそ真の勇者!見事な戦いぶりじゃったぞ!」 リナ「さて、ガウリイ。あたし達は今のうちに退散しましょ。」 ガウ「いいのか?金貨諦めて?」 リナ「あたしだってそこまで空気読めないわけじゃないわよ。さ、行くわよ。」 傭兵「おっと、ちょいと待ちな。お2人さん。」 リナ「何よ、あんた。あたし達に何か用?」 傭兵「金になる話ならいい話があるぜ。ボディーガードの仕事なんだがスポンサーの要望で腕利きを探しててね。何、あんた達ならさっきの戦いぶりを見てれば楽な仕事だろうよ。」 リナ「金になる…ね。話を聞きましょうか。」 傭兵「OK。スポンサーはこの都の魔道士協会の副評議長、ミスター・タリムだ。じゃあ、俺についてきてくれ。」 王「では援助金としてそなたらに資金8000を授けよう。」 ニケ「あ、ありがとうございます。」 王「では勇者よ。まずセイルーン領内にあるシュギ村を目指し、そこからきりなしの塔を目指すがよい。 だが外には既に今のような魔物の徘徊例が多く報告されてきておる。さぞかし痛かったり怖かったり辛い思いもするじゃろう。 しかしワシは責任はとらん。そのために金を渡した。」 兵士「あの。王様もう少しソフトに言われた方が…」 王「ワシは正直が好きじゃ!!では子供たちよ、期待しておるぞ。」 ニケ「………。」 ククリ「………。」 ニケ「さあて、帰ろうか!」 ククリ「どこへ?」 ニケ「お前本当に俺が勇者だと思うか!?ちがってたらシャレになんないぜ。」 ククリ「すごーく思うわ。違ってるなんてそんなことないと思うの。あたし、勇者様が来てくれるまでたくさん本で勉強したの。 さっきも勇者様、すっごく強くてカッコよくて…。だからあたしドンナニ怖くても勇者様と一緒なら平気!!」 ニケ「わっ…、わかったよ。」 傭兵「す、すみません、あなた方国王公認の勇者ですか?」 ニケ「どわぁ!いきなりなんだ!」 ククリ「そうよ。勇者様は勇者様なのよ!で、勇者様に何か御用?」 傭兵「よかった、まだタリム側からの接触は無いようですね。実は折り入って勇者殿にお願いがあるのです。」 ククリ「まかせておいて、どんな困難でも勇者様にかかればたちまち解決しちゃうんだから!」 ニケ「お、おいククリ、そんな安請け合いするなよ…。で、まあいいや。とりあえず話だけでも聞かせてもらおうかな。」 傭兵「はい、ある方の護衛任務です。スポンサーはちょっとおかしな方ですけど、今まで特に何も無くいい報酬が出ているので悪い話ではないでしょう。」 ニケ「要するに自衛の仕事ね。うーん、王様にもらった資金でも心許無いし先立つものはあるに越した事は無いかな?」 傭兵「そうですね。受けていただけるのでしたら勇者殿でしたらこのくらいの報酬額かと…」 ニケ「この勇者ニケにお任せください!」 ククリ「わー!さすが勇者様!」 傭兵「よかった!受けていただけるのですね。では案内します。こちらへどうぞ。」 インターミッションへ