約 1,441,509 件
https://w.atwiki.jp/fukumotoroyale/pages/238.html
再考 ◆6lu8FNGFaw氏 「くそ…くそっ…」 落ちていた木切れを杖代わりにして、骨折した左足を引きずり逃げながら、毒づいた。 空気が熱い。火の手はなおも勢いよくショッピングモールを包み込み、空までも燃やさんとばかりに高く立ち昇る。 遠藤は炎上するショッピングモールを避けながら、北の方へと回りこんでいた。 ショッピングモールを挟んで西側には先程遭遇した“死神”田中沙織、南には森田や南郷、佐原がいる。 皆、今となっては敵同士である。この怪我を見て、反撃されては敵わない。 (とにかく、このままじゃ逃げるのも困難…一旦『安全地帯』で、インターバル入れねえと…) 遠藤は人目を避け、北西の森の中に踏み込んでいった。 ただ闇雲に移動していたわけではない。遠藤はその『場所』を目指して歩いていた。 森の中に一部開かれた場所があり、ぽつんとその建物は立っていた。 「一時間の利用だ…」 「一人か…?」 「そうだ」 「……入れ」 200万分のチップを受け取り、黒服は遠藤をギャンブルルームの中に通した。 田中沙織に遭遇する前、CD-Rにデータを移す前に、遠藤はギャンブルルームの場所を検索しておいた。 『ギャンブルルームで1億円を支払えば、安全な時間を買うことができる』という宇海零の戦略を利用する為である。 結果、参加者がすでに使用したか否かに関わらず、島内のギャンブルルーム設置箇所全てを把握することが出来た。 遠藤は室内に入ると、ソファーに腰を下ろし、まずノートパソコンの電源を入れ起動させた。 そうしておいて傷の手当てを始める。 右肩は、主要な筋肉を避けて弾が貫通したらしく、痛むがゆっくりとなら腕を上げることもできる。 血が固まり傷口が塞がれば、ひとまず問題無さそうだ。 恐る恐るズボンの裾を持ち上げてみる。 左足首の先があらぬ方向に曲がり、骨折箇所と思しき辺りの皮膚は黒ずんだ紫色に腫れ上がっている。 「チッ…」 舌打ちしながら、遠藤はデイパックを漁り、足を固定できそうなものを捜した。 だが、コレといったものがない。溜息を吐きながら無意識に上着のポケットに手を突っ込むと、ゴワゴワしたものが手に触れる。 シーツの切れ端だった。炎を背にして逃げるとき、無意識に手に握っていたシーツの端を突っ込んでいたらしい。 先程はこれのせいで怪我をしたのだが、今はこれのおかげで手当てが出来る。 何が役に立つか分からんもんだ、と感心しながら、遠藤は足にシーツの端を巻きかける。 (だが…これだけでは固定しきれないな…) 遠藤はギャンブルルームの中を見回した。添え木代わりになるものがないかと思ったのだ。 ふと、ルーレット台の傍に置いてあるキャリーワゴンに目を留める。 「おお……!」 今の遠藤にとってそれは、素晴らしい道具に見えた。 もちろん添え木にするために使うのではない。 遠藤はキャリーワゴンに載っているチップを全て脇のテーブルへどけ、キャリーワゴン上部に両肘をつき、端をしっかり握って体を固定した。 左足を浮かせたまま、右足で床を蹴ると、ゴロゴロと車輪が回り移動する。 しばらく室内を動き回ってみたが、右肩への負担も少ない。ワゴンも、体重をかけ続けても耐荷重に問題はないようである。 「動ける…動けるぞ!」 これで左足が動かずとも、外の移動が楽になる。多少車輪の音がするのが難点だが。 遠藤は思わずにやりと笑った。 遠藤の不審な行動を、黒服は黙って遠目に眺めている。そんな黒服と目が合い、微妙な空気が流れる。 「……ゴホン」 遠藤は咳払いを一つした。キャリーワゴンを押してソファーに戻る。 杖が必要なくなったので、杖代わりにしていた木切れを適当な長さに折り、添え木にして足の手当てを終えた。 「さて…」 遠藤はノートパソコンに目を落とす。 先程電源を入れ立ち上げた後、動作を少しでも軽くする為CD-Rに入れておいたデータをノートパソコンにインストールしておいた。 インストールが完了し、デスクトップに新しく表示されたアイコンをクリックする。 データのダウンロードが始まった。やはりコピーしたデータだと転送に五分程かかるようである。 (ま…仕方ない。デスクトップ型パソコンの中にデータがあるままじゃあ持ち運べなかったしな……) CD-Rに入れていなければ今頃、データはパソコンもろとも炎の中である。不幸中の幸いといったところか。 データの受信完了を待ち、まずは先程聞き逃した第二放送の内容を把握する。 「禁止エリアは…『G-4』、『H-1』か…。」 遠藤は眉根を寄せる。 (『G-4』はともかく…『H-1』ってのは何故だ…?) 地図で見ると、『G-4』は人工的にコンクリートで舗装されているように見える。 (港……) この島には先程までいたショッピングモールを始め、様々な施設が存在する。港があっても何らおかしくはない。 そこに主催の隠したい何かがあったとしても…。 (ただし…本当に重大な何かがあるのなら最初から禁止エリアになっているだろう) 遠藤は、『G-4』に関してはそこで思考をストップした。 (だがこっちの『H-1』は何だ…?) 地図で見ると『H-1』は南西、地図の一番端。ただの海である。 (島から離れた海上だ、調べる術はないが…。いや、本当に何かがあるのか…? だとしても腑に落ちない…。何かが引っかかる。なんというか…他の禁止エリアに比べ異質すぎるというか、目立つというか…。 ミスリード…?不審な場所であるように見せかけ、本当に参加者から隠したい場所から意識を逸らす為の…。 だとしたら…『過剰』だ…。ネタを知っているが故の過剰反応……! つまり……本当に隠したいのは『H-1』ではなく、『H-1』以外のどこかの海上……! おそらく“何か”ある…。島から少し離れた海上のどこかに……!) しかし、それが何なのかまでは思い至る事が出来なかった。 (田中沙織の現在位置はD-6…か…隣のエリア…くそっ…) 先程の遭遇。尋常でない沙織の様子を思い浮かべ、改めて背筋が寒くなる。 (次の受信はあと15分後…。次の受信で、沙織がもう少し南下して離れていてくれればいいのだが…) 腕時計を見ると、30分が経過している。遠藤がギャンブルルームに滞在できるのはあと30分。 (あと800万、金が尽きるまでギャンブルルームに滞在するわけにはいかんな。この手は緊急時の切り札に取っておかなきゃならん) 遠藤は掌の上のチップを眺め、デイパックにしまう。 (ならば残る策は…森田の時の様に、使役できそうな人間に近づき、己の安全を確保する事。 何せ今は手負いの身…。田中沙織のように殺し合いに乗った人間に遭遇してしまえばひとたまりも無い) 遠藤は、モニターに表示されている参加者の現在地を眺めた。 手負いの遠藤を守れる人間であり、遠藤が取り入る隙があり、動かせそうな、森田よりも賢しくない人間…。 (一度休息を取り、体制を立て直すためだ…) その目的に見合った人物は、容易に割り出すことが出来た。 『C-4』、黒沢、治、石田のグループである。 データによると今、民家で手負いの治を介抱している。治の昏睡状態が続く限り、このグループは民家から移動しないだろう。 黒沢、石田の二人に絞って行動を検索してみる。 二人ともゲームが始まって以来誰かから逃げるか、誰かを守り助けるといった発言、行動をしている。一貫している。 何より、他の参加者を何の見返りもなく介抱する。この一点においても、遠藤にとっては一番適役と考えられる人物である。 黒沢はマシンガンを持った参加者と戦って退けたこともあり、腕力にも多少期待出来る。 石田は、かつてスターサイドホテルでのギャンブル斡旋のとき、一度話をした程度の顔見知りである。 元帝愛ということで警戒されるだろうが、あの男なら得意の弁舌で何とでも丸め込む自信がある。 「次に向かう先は、ここだな…」 遠藤は広げてあった地図を手元に引き寄せ、C-4の位置に丸く印をつけた。 【C-6/ギャンブルルーム内/深夜】 【遠藤勇次】 [状態]:右肩銃創(痛むが腕を軽く動かすことは可能) 左足首を複雑骨折(応急処置済) 頬に火傷 [道具]:参加候補者名簿 コルトパイソン357マグナム(残り5発) キャリーワゴン(島内を移動する為に使う) ノートパソコン(データインストール済) バッテリー多数 CD-R(森田のフロッピーのデータ) 不明支給品0~1 支給品一式 [所持金]:800万円 [思考]:次のデータ受信を待つ 黒沢、石田の元へ向かう 黒沢、石田を利用する 沙織、森田、南郷、佐原から逃げる ※森田に支給品は参加候補者名簿だけと言いましたが、他に隠し持っている可能性もあります。 ※森田の持っていたフロッピーのバックアップを取ってあったので、情報を受信することができます。 データ受信に3~5分ほどかかります。 121 慕効 投下順 123 活路 115 金の狩人(前編)(後編) 時系列順 127 帝域 115 金の狩人(前編)(後編) 遠藤勇次 134 偶然と誤解の末に
https://w.atwiki.jp/mahjong_comic/pages/455.html
世紀末博狼伝サガ 作画 宮下あきら? 協力 来賀友志 掲載誌 スーパージャンプ?1995年7号~1998年10号 話数 全71話 あらすじ 日本有数のホテル シェルトンの新人ホテルマン松尾純一はある日、超高級スーツに身をかため、美女をはべらせてリムジンでやってきた謎の男サガを客として迎える。その一週間後、出勤する松尾に駅で賭けを持ちかけてきたボロを身にまとう小汚い男……それもまたサガだった! 自らを「伝説のザ・ギャンブラー」だと豪語し、ギャンブルのみを生計の手段とするサガ、はたしてその実力は……? 単行本 レーベル名 出版社 判型 巻数 奥付 Amazon ジャンプ・コミックス デラックス 集英社 B6 全9巻 1巻・1996年1月15日初版、9巻・1999年1月13日初版 世紀末博狼伝サガ 1 (ジャンプコミックスデラックス) SHUEISHA JUMP REMIX 集英社 B6 全2巻(激闘!!勝負師黙示録・博狼の咆哮!一世一代の大勝負) 2005年初版 世紀末博狼伝サガ 1 激闘!!勝負師黙視録 (SHUEISHA JUMP REMIX) 備考 来賀のクレジットが入るのは6巻からで、「協力」ということになっているが、実際は全編通して原作を担当している。 1巻と7巻に麻雀を扱ったエピソードを収録。 1997年にVシネマ化。 6巻巻末に読切「少年勝負師ケン」を収録。 2014年に「ぱちんこCR世紀末銀狼伝サガ」のタイトルでパチンコ化。 90年代 SHUEISHA JUMP REMIX Vシネマ化 ギャンブル総合 ジャンプ・コミックス デラックス スーパージャンプ 宮下あきら 来賀友志
https://w.atwiki.jp/gundam-vs-gnsk/pages/683.html
シャンブロSHAMBRO 登場作品 機動戦士ガンダムUC 型式番号 AMA-X7 全高 77.8m 重量 196.8t 所属 ガーベイ・エンタープライズ社(原作)ジオン残党軍(OVA版) 搭乗者 ロニ・ガーベイマハディ・ガーベイ(原作)アッバス・ガーベイ(原作)ワリード・ガーベイ(原作) 武装 大型アイアン・ネイル大口径メガ粒子砲拡散メガ粒子砲リフレクター・ビット 特殊装備 サイコ・フレームミノフスキー・クラフト電磁流体誘導推進 【設定】(原作) マハディ・ガーベイの経営するガーベイ・エンタープライズ社が開発した水陸両用モビルアーマー。 非常に巨大な機体で、水中巡航、水中格闘、陸上戦闘の各形態に変形可能。 重装甲な上にメガ粒子砲やリフレクター・ビットを搭載している為、火力と防御力がかなり高い。 最大の特徴は本機に採用された潜航/浮上システムで、肩にMHD(電磁流体誘導推進)ユニットと呼ばれる旧型の無音推進システム、腕部にミノフスキー・クラフト、機体後部にホバー・ユニット、さらには最新鋭のサイコミュ技術であるサイコ・フレームも搭載されている。 これらを併用する事で、水中潜行時における高静粛・高機動性や地上における外見に反した俊敏さを併せ持つ驚異的な機体となった。 少人数での運用が可能で、コクピットブロックは前面がスクリーンで、手前には操縦・索敵・防御担当用の座席が存在し、場合によっては操縦者による一元操作も出来るとされる。 連邦海軍では、ソナー等では探知できない本機をして「海の亡霊(シー・ゴースト)」と呼んでいた。 【設定】(アニメ) 第一次ネオ・ジオン抗争時にネオ・ジオン軍が設計を行っていた機体。 その為、「ハマーンの遺産」と呼ばれていた。 戦後、この設計案を基に「袖付き」の援助と技術供与を受けてジオン残党軍が6年がかりで開発。 その際、新たにサイコ・フレームをコクピットに搭載した事で複雑化した機体のコントロールをニュータイプパイロット一人で行えるようになった。 しかし、そのせいでパイロットの精神にかなりの負荷をかけるようになってしまった為、生前のマハディの指示でコクピット・ブロック前方には彼がパイロットの状態を常時モニターする為のシートを設置している。 【原作での活躍】 原作小説版 マハディ・ガーベイを中心にロニ・ガーベイ、アッバス・ガーベイ、ワリード・ガーベイも搭乗。 ユニコーンガンダムのラプラス・プログラムの封印を解く為にダカールを攻撃するが、私怨に取り憑かれているマハディが地球連邦政府を壊滅させようと無関係な民間人まで巻き込んだ殺戮を始める。 その後、止めに入ったバナージ・リンクスのユニコーンガンダムやリディ・マーセナスのデルタプラスと交戦状態になるが、マハディが自分に反発するロニに逆上して射殺した事がきっかけでリフレクター・ビットによる防御力を失い、直後にバナージとリディの連携による一点突破で撃破されて沈黙した。 OVA版 こちらではロニが一人で搭乗。 陽動の為にヨンム・カークスらと共にダカールを攻撃する。 その後、トリントン基地を襲撃するがサイコミュの暴走により民間人ごと攻撃し始める。 バナージの介入と説得で一度は停止するものの、ロニが父親のように慕っていたヨンム・カークスの死を感じ取って再び暴走。 最後はリディのデルタプラスが引き金を引けないバナージのユニコーンからビーム・マグナムを奪い取ってコクピットを撃ち抜き、沈黙させた。残った残骸はバンシィのアームド・アーマーBSの長距離砲撃で分断された。 【搭乗者】 ロニ・ガーベイ CV 伊瀬茉莉也 原作小説版 地球に降りたバナージ・リンクスを案内した少女でアラブ系に緑の瞳という、若干ララァ・スンを連想させる特徴を持つが性格は明朗快活。 兄と父と共にシャンブロに乗り込んでリフレクタービットの制御を担当、大規模テロを引き起こすが、死んでゆく人々の思念をサイコミュ経由で受信して心変わり、父を説得しようとするも殺害されてしまう。 しかし、彼女の導きが、シャンブロ撃破のキッカケを作ることとなる。 OVA版 こちらは原作とは打って変わって、マハディ達の設定がジオン残党所属となり本作開始前に死亡した事により、彼女の所属もジオン残党へと変更、原作での明朗快活さは鳴りを潜め暗い性格になっており、笑顔も無い。 ユニコーンガンダムを次の座標に導くためにトリントン基地への襲撃に参加するも、市街地付近の道路を侵攻していたところ、サイコミュに残留していた父の思念か、本人の怒りや憎しみをサイコミュが増幅した結果暴走を開始、無差別攻撃を開始してしまう。 バナージの説得とサイコミュ・ジャックにより一時は落ち着きを取り戻すものの、ヨンム・カークスが戦死した事を察知し侵攻を再開する。 最期の最期に正気を取り戻すものの、時すでに遅く、デルタプラスが発射したビーム・マグナムがコックピットを直撃、彼女も戦死した。 皮肉にも、原作で父の暴走を止めるために反旗を翻した彼女が、父と同じ轍を踏む事になってしまった。 余談だが、TVアニメ版「機動戦士ガンダムユニコーン RE 0096」のEDの中に彼女がビーム・マグナムで蒸発するシーンが使われている上、OPEDでOVAの最後の最後までの映像を使っていることからOPとかの変更はないと考えられるので、「放送中は毎週ロニさんが蒸発するのでは?」「ニコル・アマルフィやトール・ケーニヒの再来か」「むしろ超えるんじゃないか」と話題になった。 しかし、途中に特殊EDが使われたりEDの変更が行われたので11回程度で済んだ。 【原作名言集】 ジーク・ジオン…ジーク・ジオン…ジーク・ジオン…ジーク・ジオン…!(OVA EP4 重力の井戸の底で)再起動したシャンブロがメガ粒子砲を発射する際の狂気がかった「ジーク・ジオン」、伊瀬茉莉也女史の熱演もあって、印象に残った視聴者も多いと思われる。 【ゲーム内での活躍】 EXVS.FB 9月25日のアップデートにて追加。 機動性はボス機全体どころかプレイヤー機にすら劣るほど鈍重だが、 原作同様にリフレクター・ビットを展開し、前面の射撃を無効にしながら大型ビーム砲で攻撃する凶悪なボス機になっている。 これだけでも厄介なのだが、アシストとしてドム・トローペンやジュアッグ、ザクI・スナイパータイプを呼び出し、 更にはボス機体相応に広範囲かつダメージ付きのプレッシャーも使ってくる。 攻略するには僚機と連携してバリアの無い背後を狙う必要がある。 ボスラッシュでは、最後に待ち構えており、なんと最初からステージの端っこを陣取っているため、非常に厄介。 EXVS.MB 前作のDコースからAコースに移った為弱体化。射撃バリアは健在だが格段に後ろを取り易くなった。 因みに前作からのことだが、戦闘開始時点でステージにいるので出撃時のロニの台詞が聞けないのが残念なところ。 (出撃時のセリフ自体は家庭版FBのギャラリーモードにて聞くことが可能) 一応、特定の機体で挑むと戦闘開始直後にロニが喋る。 また、登場ステージはトリントン基地と原作再現となっている。 FORCE 後半のユニコーンの時代のミッションに参戦。その中には自軍の戦艦枠として参戦するミッションもある。 そのほか、アーケード(風)モードではボスラッシュや高難易度コースでプレイヤーに立ちはだかる。 非プレイアブル機体なので何の武装もなくなっておらず、逆にこちらは何らかの立ち回りにかかわる武装を一つは没収されているのもあり、かなりの強力さを誇る。 さらにミッションモードではCPUに命令(回避、集中など)がないため、シャンブロの取り巻きに攻撃した結果ゲロビで蒸発する…というシステムの不親切さも合わさった強敵となる。 おまけに、アーケードっぽいモードで戦うステージには壊れない建物が豊富に設置されており、隠れるのには便利だが攻めづらいというステージな上、取り巻きはアンジェロ専用ギラ・ズールにバンシィと援護に長けた性能の二機の無限沸き、そして本作の味方CPUはシリーズ屈指の役立たず…と嫌がらせのようなステージとなっており、ボスラッシュ最終面を除けば最高難易度のステージといえる。 余談だが、前述のシャンブロが味方のステージでは案の定プレッシャーやビームなどの全方位攻撃を撃ちまくるので巻き込まれないようにしたい。 GUNDAM VERSUS 覚醒技にチャージ動作が追加されたり、プレッシャーの範囲縮小・展開速度の低下に加え、脅威だったザクⅠスナイパータイプ呼出を含めたアシスト武装が削除され、MBと比べて大きく弱体化。更に本作ではストライカーシステムが実装されており、弱点である格闘アシストを使えば射撃特化の機体でもある程度戦えるようになった他、部位破壊可能箇所が設定され、クローや頭部、背部ビットコンテナが破壊可能。これにより大きく戦いやすくなった。 しかしリフレクター・ビットやプレッシャー、大型アイアン・ネイル、大口径ビーム砲といった強力な武装は健在で、部位破壊前の状態は強力であることに変わりはない。 トライアルバトルでは、遂に出撃時のロニのセリフが聞けるようになった。 EXVS.2 トライアドバトルのB-6-3に出現。 レグナントやエクストリームガンダム(Tvpeイクス)といった他のボス機体がリストラされる中、続投を果たした数少ないボス機体の一機。 部位破壊可能箇所が無いのを除けば、GVSとほぼ同様の仕様となっており、覚醒技とプレッシャーが弱体化、アシストもオミットされている。 取り巻きの殆どはアッガイを除いて全てNPC機体で、最初の取り巻きはザクⅠ・スナイパータイプ。次いでゴッグ、ドライセン、ズゴックとなっている。 【その他の活躍】 スーパーロボット大戦 「第3次Z 時獄篇」、「BX」、「V」に登場。 原作通りにロニが搭乗する。 ロニはいずれも加入はしないものの生存ルートが用意されている。 「第3次Z 時獄篇」ではバナージが撃って止めれば生存する…が、成否に関わらず後編では名前すら出てこない。 「BX」ではロニがゼハート・ガレットに救われたため協力しており、条件を満たすとゼハートの計らいでセカンドムーンで保護される。 「V」では宇宙でフル・フロンタルと決着を付けるステージにも登場。 シャンブロは宇宙では使えない為、ハサウェイ・ノアにとって苦い思い出のあるあのMAに搭乗している。 【余談】 シャンブロのコードネーム「シー・ゴースト」と沈められた連邦軍の潜水母艦「ボーンフィッシュ」は原作者である福井氏の著作「終戦のローレライ」に登場する潜水艦名と同じで、シー・ゴーストはドイツ海軍のUボート、ボーンフィッシュは連合国(米国海軍)のガトー級潜水艦。 ちなみにボーンフィッシュという艦名の潜水艦は実在しており、対日戦の通商破壊作戦で戦果を挙げたが、最期は日本海での戦闘で大日本帝国海軍の爆雷攻撃により撃沈された。 本機の形状のベースとなったのは「SD戦国伝 天下統一編」のラスボス黒魔神闇皇帝であり、SDサイズからリアルサイズに逆算したものである。
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/378.html
試練2/逃げ場なんて、無いかもよ(後編) ◆0hZtgB0vFY グラハムと士郎の二人がギャンブル船に戻ると、二人にとって予想外すぎる光景が広がっていた。 「……どういう話だこれは?」 「……何でさ」 ギャンブルルームにて青年が一人、例の血液を吸いだす装置を付けたままポーカー台の前に座っている。 すぐ横には利根川が一緒になってカードゲームに興じている。 衣は観戦に徹しており、隣に椅子を持ってきた少女と何やら会話を交わしている。 ギャンブルルームの主である黒服がディーラーであるようで、カードの束を手に持っている。 グラハムの姿を見た衣は椅子から飛び降り、とてとてと嬉しそうに駆け寄ってくる。 「グラハム! どうであった!」 「すまん、見失ってしまった。だが、動転しただけという事らしいし、いずれ落ち着けば戻ってくるだろう。それより……」 「ああこれか。中々に見物だぞ、利根川もカイジという男も随分とヤるようだ」 血液を採取する装置に血はただの一滴すら吸われておらず、卓には紙幣が山と積まれているのだ。 「コール」 カイジが余裕を持って宣言し、カードを開く。 ツーペアであるが、続いて開いた親はワンペアしか出来ていなかった。 グラハムも士郎も声をかけ何事かを確認したかったのだが、二人共血液を賭けるというゲームのルールを知っており、文字通りの真剣勝負であるとわかっているので、下手な真似は出来なかった。 代わりに衣が、カイジは利根川の知人であり、真宵はその連れであると説明する。 ギャンブルに自信のある二人は、血液を賭け、ポーカーでディーラーに勝負を挑んだのだ。 序盤こそ負けもあったが、回数を重ねる毎に敗戦は減っていき、今では常勝無敗となっている。 際限なく詰まれる紙幣の束。 この理由を、衣は正確に見抜いていた。 「カウンティングだな、と言っても全てを暗記は出来ぬだろうが……後は悪魔じみた洞察力。既にあのディーラーは細かな癖の一片に至るまで二人に抑えられておる」 呆気に取られるグラハムと士郎の前で、当然のごとく勝ち続ける二人。 その額が一千万ペリカを越える頃、ディーラーは苛立たしげにカードを台に投げ捨てる。 「これまでだっ! 一つのゲームで得られる限度額を越えた! これ以上お前達はポーカーを行う事は出来ない!」 カイジと利根川の二人はにこりともせず、視線を交わす。 「それと! 次からはこんなサービスは無しだ! ゲームに参加するのは一人のみ! 他の者の助力があったなら、それはイカサマを行ったとして首輪を即刻爆破する!」 サービスも何も、完全に別室で行うでもないギャンブルで、他の者が口を出すのは自然な流れであろう。 何処までが助力で、何処からが助力で無いかの明確な線引きを決めさせた後、決定に逆らうでもなくカイジは紙幣の束をごそっと、利根川に渡す。 「お前の体力で血液を賭けるのはマズイだろう」 「フンッ、当然だ。金があるのなら金を賭ける。わしはお前と違って賭けたものによって集中力が増減したりはせん」 「せいぜい増やしてくれよ。でないと次の俺の勝負がつまらなくなる」 「ほざけ若造。おいディーラー、次はブラックジャックだ。さっさと用意しろ」 勝負を利根川に任せたカイジは、グラハム達を見つけると歩み寄り話しかける。 簡単な自己紹介を済ませたると、グラハムは不審な表情を崩さぬまま問いかける。 「……まさか血液を賭ける奴が居るとは思わなかった。勝つ目算でもあったのか?」 「最初から致死量全てを賭ける程間抜けじゃない。なら、血とはいえ金と変わらねえよ」 「だとしても調子に乗りすぎではないか? あれだけ勝ったのだ、次もまた運が向いてくれるとは限らんぞ」 これには衣が答えた。 「いや、次も利根川が勝つ。最早あのディーラーでは利根川もカイジも手に負えん。戦うべき所から逃げ出すような三流では話にならん」 カイジは意外そうに衣を見直す。 「へぇ、良く見てるなお前」 「おそらく一つのゲームでの限度額なぞ無いのであろう。それを無理にこじつけて強引にゲームを終わらせた。二人のカウンティングは完璧ではなく、まだまだ戦う余地はあったというのにだ。あの時点で格付けは済んでおる」 こうまでコケにされる程黒服は弱くはない。 だが彼にも制限があり、それは命に関わる事であるが故に、どうしても最後の一線を越えられないだけであった。 無論そんな心の機敏も、とうに二人に見抜かれている。 利根川の賭け方が強烈であったせいか、ものの十分も経たぬ間にブラックジャックも終わってしまう。 煽るように利根川は、最早台車を使わねば運べなくなった金の束をカイジにつっ返す。 「おいカイジ。奴はルーレットが得意だそうだぞ」 「上等だ、俺が決着をつけてきてやる」 「侮ってミスるなよ。ルーレットは見極めるのに少し時間がかかるぞ」 「ならお前はその間にグラハム達と話をまとめとけ。八九寺! もう少しかかるから大人しくしてろよ!」 「はーい」 意外に素直なのはカイジがただのヘタレでないとわかったせいか。 戻った利根川を、衣はグラハムが見た事もない剣呑な表情で迎える。 「やるではないか利根川。カイジ共々、全てが終わったなら衣と麻雀で勝負せぬか?」 グラハムは衣の常ならぬ気配に気付けたのか僅かにだが眉を潜める。 当然、こしゃくな罠にかけてくれたと思っていた利根川は、端から衣をただの子供だなどと思っていない。 「破滅を賭けられるというのであれば、幾らでも相手をしてやろう。が、今はそんな暇は無かろう」 「わかっておる。ふふっ、楽しみが増えたぞ。月の出る夜に必ずや相見えようぞ」 ちょっとついていけない真宵は、同じくついていってないだろう士郎を探すが、何時の間にかその姿が見えなくなっているのに気付く。 「はて、一体どちらに行かれたのでしょう?」 ◇ 士郎はギャンブルルームに黒子が居ないのを不審に思い、客室に探しに行っていた。 部屋には黒子の姿は無く、利根川が残した書き置きのみ。 『女性ならば仕方が無い部分はあるが、時間がかかりすぎるのは他人に迷惑がかかる。出来る限り場を弁えるように』 との注意書きがある事から、ああ、なるほどと得心した士郎は、一応女子トイレの前まで行く。 声をかけるのは非常に憚られるが、それでも状況が状況だ。これを確認せぬままには出来ない。 「おーい白井、居るのかー? 居たら返事だけでいいからしてくれー」 返事は無し。 もう一度呼びかけると、中でごそごそと動く気配がした。 「あー、居るんならいいんだ。俺達はギャンブルルームに居るから、済んだらそっちに来てくれ」 士郎の言葉を聞いているのかいないのか、黒子はトイレの中から姿を現す。 「…………すみません、体調が優れなかったもので……」 顔色を見られぬよう心持ち頭を伏せ、両手は背の後ろに。 それだけで誤魔化せてしまうのは士郎が抜けているおかげか、黒子が巧みなせいか。 「そっか、無理はすんなよ。みんな……っていうか何かぞろぞろと人が増えたんだけどさ。ギャンブルルームに居るから、落ち着いたら白井も来てくれよ」 「人が、増えた?」 「ああ、一気に四人も増えた。今利根川さんと知り合いのカイジさんが下でギャンブルしてるんだ。凄いぜあの二人、あっという間に一千万ペリカも稼いじまったんだ」 「それは……なるほど、惚けている場合ではありませんね……」 うまく隠せていたのだが、流石に下から覗き込むような真似をされてはどうしようもない。 「え、衛宮さんっ、いきなり何を……」 「ああ、やっぱり顔色悪いよ。いいから休んでおけって、後は俺が何とかするから」 「しかし……」 「ああっ、もうっ、白井は女の子なんだから。辛い時はちゃんと辛いって言っていいんだぞ。白井が頑張ってるのは俺も知ってるけどさ、調子が悪い時ぐらい頼ってくれよ。ははっ、流石に白井程頭は良くないけど頑張るからさ」 女の子なんて言葉を真顔で言われ驚いたせいだろう。 何を言うんだと抗議しようと身じろぎした時に、思わず隠していた手を前に出してしまったのだ。 「おい、白井……お前それ、怪我してるじゃないか」 慌てて隠すがもう遅い。 士郎が腕を引っ張ると無理に逆らう事も出来ず、切り傷だらけの両手が顕になる。 「どうしたんだよ一体!」 「……転びました」 物凄く苦しい言い訳だが、士郎はその点は何も言わず、近くの客室に引っ張り込むと傷の治療を始めた。 「痛いんなら痛いって言えって。恥ずかしい事でも何でもないだろ」 「…………」 士郎はデイバックから救急箱を取り出すと、乱雑にならぬよう丁寧な処置を施していく。 消毒液を使い、ガーゼを当てて、包帯を巻いていく。 黒子は無言でされるがまま。 士郎も余計は事は言わないので、包帯が肌をする音のみが耳に入る。 「……あまり、甘やかさないで下さい……」 「ん?」 「何もかも投げ出して、逃げたく、なっちゃいます……」 「……そっか」 これで完成、と士郎は黒子の両手を揃えて握る。 「その時は俺に一言声かけてくれよ。女の子一人じゃ、逃げるだけでも大変だろうしな」 顔中が歪んだ黒子は、士郎の手を振り払い、その場でくるっと回って背を向ける。 「どうしてっ……どうしてこんなっ……」 「白井?」 「お姉さまがあんな事になったのに……何で私はまだ息をしてるのですかっ……何で私は痛いなんて思えるんですかっ……何で……何でっ!」 『優しくされて嬉しいなんて思っているんですか! お姉さまは、もうそんな事考える事も出来ないのに! 私は悔しくて悲しくて、身動き取れない程絶望してるはずなのにっ!』 士郎も黒子に倣って背を向ける。 「見られるの嫌だろうからそっぽは向いておく。けど、一人で居るのは良くないと思う」 黒子からは弱々しい、今にも消え入りそうな返事がかえってくる。 「……やっぱり衛宮さん、甘やかしーです……」 「かもな」 だから士郎は、後ろから聞こえてくる音も気付かないフリをしてやるのだった。 ◇ 士郎と黒子の二人はギャンブルルームに向かいながら、幾つかの事柄を話し合う。 黒子の瞬間移動という超能力に士郎は驚いていたが、今は使えないので皆に言うのは止めて欲しいといわれ、士郎は簡単に頷く。 表面上は平静を取り戻した黒子であるが、心の内に決して埋めえぬ虚無と、治める事敵わぬ激情の嵐が共に存在している。 この状態で正確に演算出来る自信は黒子にも無かった。 士郎も若干の魔術が使えるという事を黒子に説明したが「強化」の魔法しか使えず成功率も低いので、これも敢えて口にして変に疑われるのもどうかという黒子の意見により、聞かれるまで話さないという事にあいなった。 二人がそんな事を話し合っていると、あっと言う間にギャンブルルームに着いてしまう。 ちょうど、ルーレット対決の決着がついた所であった。 「衛宮さん、あのうず高く積まれた紙幣って……」 「勝った分だよなぁ。台車丸々一台分ってどんだけあるんだ一体」 ルーレット台を前にしたカイジは、まだまだこれからと気を吐く。 「どうした……アンタは取り返さなきゃならないんだろ……恐らく、帝愛から提示されている限度額がある……損害がそいつを越えないように、しなきゃならないんだよな。さあ、いっぱいまで行こうぜ。俺はっ……! とことんっ……! 付き合うっ……!」 素人が見てもわかる程明らかな形で精神の均衡が崩れているディーラーは、ただカイジに言われるがまま、ボールをルーレットに放ろうとした時、ソレが起こった。 『既に貴方に預けられている金額を逸脱しております。即座にギャンブルを中止して下さい』 ギャンブルルームに響き渡る声。 つい先程放送で聞いた女の声だ。 黒服はその場にがっくりと崩れ落ち項垂れる。 カイジ、利根川の二人が稼いだ総額、一億二千三百万ペリカ。元手ゼロからの開始であるから、これは全て黒服の負け分に等しい。 これほどの金額を、たったの一時間弱でむしり取ったのだ。 カイジ、利根川恐るべしである。 『カードゲームはEカードを除き全て終了、ルーレット等ディーラーが必要なギャンブルもこれにて閉鎖となります。長らくのご愛顧、ありがとうございました』 嫌味ですらなく淡々と告げる口調は、少女の物でありながら無機質に過ぎるせいか成人女性のそれに聞こえる。 よろよろと部屋の隅に向かった黒服は、そこにあった椅子に深く腰掛け、以後言葉を発しようとしなくなった。 こうしてギャンブルルームでの一回戦、利根川カイジ連合による対黒服戦は圧倒的勝利に終わった。 利根川は既にグラハムとの話し合いを終えていて、曰く、オリジナルギャンブルは確かに利根川の言う通りであったと、信用を得る事に成功。 先の失礼な態度は酒故の事、情けない話ではあるが、どうか許して欲しいと利根川が謝罪したのも、良い方向に働いていた。 まるでギャンブルがわからない真宵に対し、都度説明するといった形の衣は、少しづつだが打ち解けた会話も出来るようになった。 カイジと利根川は相変わらず仲が良いのだか悪いのだかわからないが、とりあえず、今ここで揉めるつもりは無いらしい。 黒子も見た目は落ち着いたようだし、グラハムは軍人だけあって頼れる男性であるようだ。 ようやく安定してきたようだ、そう考えた士郎は、澪を探しに行くべく皆に話を通そうと口を開きかけ、止まった。 きぃっと扉が軋み、両開きのそれを押し退けるように長身の男が部屋へと入ってきた。 濃い黒のスーツを着込み大剣を担ぐ銀髪の男。 グラハムが皆を代表して問う。 「君は?」 「明智光秀と申します。皆さんは、一体どうしてこのように集まってらっしゃるので?」 「このゲームとやらから脱出する為に、協力したいと思っている人間が自然と集まった。これから色々と相談しようと思っていた矢先だ」 「それは素晴らしい。民を殺さず脱出するというのであればこの明智光秀、戦国の世を生きる武将の誇りに賭けて、お力添えさせていただきましょう」 後ろを向いて手招きをする光秀。 扉の影からおずおずと姿を現したのは秋山澪であった。 驚いた士郎が駆け寄ると、澪はみんなに向かってぺこっと頭を下げる。 「ごめんなさい、勝手な事して……」 しっかりと自分を取り戻している澪を見て、士郎達は安堵の吐息を漏らす。 そして、澪を連れて来てくれたこの男、明智光秀に信頼の眼差しを向けるのだった。 ◇ 光秀は座り込んで震える澪の着ている服に目を付けていた。これもまた随分と上等な造りだ。 育ちも良さそうであるし、充分すぎる食事を取っていると思われる血色の良さが、裕福な環境を想像させる。 「お一人ですか? 大丈夫、危害は加えませんよ」 いずこかの姫であろうか、少なくとも恥女や人殺しのような荒事に慣れた気配は持っていない。 「何やらお疲れのご様子。急がなければならない用事でもありましたか?」 「…………えっと」 どうやら怖い人では無いようだと澪は思い始めたが、こうして改めて問われても、全速力で走っていた理由なんて自分でもよくわからない。 「怖い人でもいましたか?」 澪はふるふると首を横に振る。 「嫌な人は?」 またも首を横に振る。 「では……嫌な事は?」 ずーんと重苦しい空気を背負う澪。 光秀は澪から視線を逸らし、彼方の空を眺める。 「実は、私も嫌な事がありまして」 「え?」 「つい先程聞こえた声は、私の大切な人が……死んだと。私のあずかり知らぬ所で、大切な、大切な方……猛き竜の右目は二度と私と相見える事は無いなどと……」 光秀の横顔を見ていた澪は、光秀が急に振り向き儚げな笑顔を見せてきたせいで大層驚く。 「そんな事あってはならないので、私はこの声を信じない事に決めました」 あまりにあっさりと発生した問題をクリアしてみせた光秀に、澪はただ呆気に取られるのみ。 当の光秀はというと、手を差し伸べ澪に立ち上がるよう促す。 「お勧め、ですよ」 「は、はいっ……」 独特の話し口調や染み入るような深みのある声のせいか、澪は光秀の言葉に引き寄せられる。 後輩が見知らぬ所で死にました、貴女もまた同じ運命です。なんて言われるより余程信じられるだろう。これらが全て嘘であるとするのは。 「全てをあるがまま受け入れなければならないなんて法、何処にもありません。全ては貴女が思うままに為すべきでしょう」 小難しい言い方になってきたせいか、光秀の真意を汲み取る事は出来なかったが、それでも解決に至る道を示してくれた光秀に、澪は感謝の言葉を述べる。 光秀は笑って受け入れ、これまでにあった事を問うと澪は洗いざらいを説明し、ではギャンブル船に戻ろうとなったわけだ。 さて、今回は少々趣向を変えてみますか。 血に塗れた衣服ではなく、当地の文化に合わせたものに着替え歩み寄りを見せ、静かに、穏やかに心の中に染み渡る。 愛する者を、眼前にて失う絶望、後悔、無念、恐怖……これは、出会うなり殺し合うだけでは得られぬでしょう。 それに、この地はどうも勝手が違う。 建物にしても出会う人々の衣服にしても、そもそも支給品だのといった道具達がわからない。 一呼吸置くのもまたよろし、かと。 彼女、秋山澪さんの話ですと、随分と善人が多いようですし、私も……ああっ、浅井長政のような正義を語るのもいいですねぇ……クックフフッ…… ◇ 議長は年齢からか利根川が引き受ける事になった。 とにもかくにも、お互いわからない事、不明瞭な事、ありえない事が多すぎる。 中途半端な知識程無意味で有害なものはない。 ならば現時点で確認しうる事を皆で共有すべし、との議長利根川の言葉に皆が納得した結果である。 ちなみに会議室はギャンブル船の3Fの大広間を用いている。 それぞれが席につき、利根川の言葉を待つ。 一番最初に先程利根川が黒子達に語った内容を皆に説明し、利根川が帝愛に居た事、カイジがそれと戦った事を説明した。 その際、黒子達に不自然に思われぬ程度に、カイジに対しても嘘とは取られない繊細な話し方を利根川はしていた。 つまり、利根川は仕方なく帝愛に従っていたと、カイジ以外にはそう伝わるような言い方をしたわけで、この辺はもう老練という他あるまい。 それからしばらく経ち、既に皆が思う様話を繰り返した後であり、このまま話をしても埒が明かぬと議長の判断を求められる。 三十分近く、各人が好き放題といっても過言ではない程フリーダムに意見を述べていた中で、利根川は一人冷静に状況を見続けていた。 「まず、申し訳ないが基準をわしに置かせてもらう。その上で話を続けるので、意見ある時は前提を忘れぬように。 わしの常識からは、白井の言う超能力の存在は正直理解出来ぬ。が、その不可思議な力に、明智も出会ったという話だな」 「ええ……幾ら攻撃を仕掛けようと、まるで鏡に剣を突き入れているかのように……全てが反射されてしまいました」 明智のこの言葉を聞いた黒子は、当初憤怒に席を立つ勢いであった。 一方通行(アクセロリータ)と呼ばれる黒子の知る強力な超能力者の持つ能力だ。 同じく強力な超能力者である御坂美琴を倒しうる、というより一方通行レベルでなくば御坂美琴は倒せぬと黒子は断じる。 彼が殺し合いに積極的であるとの明智の言葉は、黒子にそんな想像図を突きつけたのだろう。 「現状超能力に関してはこんな所か。次に、これもまた判断に苦しむのだが……明智、お前は織田信長の配下である戦国武将だと? 本能寺の変の最中ここに来たと。グラハム以外の全ての者が、歴史的人物として明智光秀を認識しているのだが。 更に名簿に載っている織田信長、真田幸村、本田忠勝、伊達政宗、片倉小十郎も本当に歴史上の人物であると」 明智もまた信じられぬといった顔をする。 「皆さんは、遠き未来から来られたと……いやはや、てっきり許しがたき裏切り者、悪辣非道な不忠者と罵られていると思っておりましたが……後世ではそれなりに評価されてるとかで、少し驚いています」 「もっとも、明智が歴史上の人物であったとしても、今の我々にとっては別にどうという事もないのだがな。 武術に長けているというその腕をアテにさせてもらうぐらいか。そして極めつけが……」 これはもうどう言っていいものやらと利根川は悩むが、仕方無いのでそのままを口にする。 「ガンダムと呼ばれる巨大……ああっ、口にするのすら憚られるが……ロボットが居て、それを倒す為に、 グラハムはロボットのパイロットをしていると。西暦2307年の、宇宙には居住空間となる巨大な箱が浮かぶ世界で」 凄い! かっこいいぞグラハム! と感激してるのは衣だけである。 こういう事を言い出す人が居るって時点で既に怪異ですね、とは真宵さんのお言葉だ。 「この地は日本だとばかり思っていたが、こうなってくるとそれすら疑わしくなるな。というかグラハム、ロボット云々と抜かすお前は何故日本語で話をしているんだ?」 「日本語? 確かに日本でも使われているだろうが、ユニオンの言葉をたった一個の経済特区程度で括る意味がわからんのだが」 言葉が通じていない。 もう一度、と口を開きかけた所で、鋭い声を発したのはカイジであった。 「待てっグラハム! お前もう一度『日本』と言ってみろ!」 「ん? 『日本』がどう……」 カイジは、愕然とした表情でグラハムを見やる。まるで、バケモノか何かを見るように。 「……利根川、いや、他の誰でもいい、グラハムの口元を良く見ていろ……口の動きと、発せられる言葉が、ズレているっ……!」 全員が、そうグラハムもが確認する。 利根川が魔法、と呟くと皆押し黙る。少なくとも、利根川に近い常識を持った人間にこの現象を説明出来る者など居なかったのだ。 そしてそれは数百年先の未来人であろうと、ダンディにスーツで決めた過去の偉人であろうと、超常を常とする超能力者であろうと、説明など出来ない事象。 最後に、ずっと押し黙っていた士郎が黒子に断りを入れ、これだけ非常識が並ぶのならと自身が出会った事件について語る。 聖杯戦争と呼ばれる、魔術師達の戦いを。 元幽霊の真宵、全部それなりにだが受け入れる。 テレポーター黒子、未来過去問わず、時間移動に関する出来事には懐疑的、だが、士郎の言う聖杯戦争は信じる。 雀士衣、全部良くわかっていないが、パイロットのグラハムはかっこいい。 バンドマン澪、そりゃ頑張っていこうと思ってるけど、これに返事しろって無理。 正義の味方士郎、聖杯戦争なんてネタ振っといてロボットは信じられないとか言い出せず苦悩している。 (海が好きじゃない方の)カイジ、流石に後悔っ……! 何でも信じるとかっ……! 言い過ぎたっ……! フラッグファイターグラハム、超能力に魔法いずれも脳量子波研究の延長か? しかし、過去の世界に来てしまっただと? 武将光秀、未来の世界に魔術妖術ですか。なるほど、世界はいつも不思議でいっぱいですね(←さらっと受け入れてる) 一般人利根川、 貴 様 等 自 重 し ろ ……頼むから、せめて理解の及ぶ範囲にしてくれ…… こうして各人が持つ情報を共有する事は出来た。 だが、それだけであった。 それぞれが咀嚼し、理解しきるまでにはまだまだ時間がかかる。 ゲームの転覆をと考える人間が集まり、膨大なペリカをその手にした。 各々の出身世界の違いを知り、それらを忌憚無く語り合える程度には信頼関係も作られている。 しかし、そこから先、新たな戦略を如何にして組み上げるか。 暗中模索は続く。情報も、装備も、まだまだ足りないっ。皆で脱出する為には、もっとたくさんの力が必要となろう。 ……既に、たった一人が生き残る程度であるのなら、充分なだけのモノは揃っているのだが。 【B-6/ギャンブル船・3階会議室/一日目/朝】 【天江衣@咲-saki-】 [状態] 健康 [服装] いつもの私服、ぬいぐるみを抱いている [装備] チーズくんのぬいぐるみ@コードギアス反逆のルルーシュR2 [道具] 基本支給品一式、ランダム支給品1(グラハム・衣確認、ペリカは無い) [思考] 基本:殺し合いには乗らない、麻雀を通して友達を作る 1:エスポワール会議組と一緒に行動する 2:ひとまず一万ペリカを手に入れて、ギャンブル船で『麻雀牌セット』を手に入れる 3:そしてギャンブルではない麻雀をして友達をつくる 4:まずはグラハムに麻雀を教える 5:チーズくんを持ち主である『しーしー』(C.C.)に届けて、原村ののかのように友達になる 【備考】 ※参戦時期は19話「友達」終了後です ※グラハムとは簡単に自己紹介をしたぐらいです(名前程度) ※利根川を帝愛に関わっていた人物だとほぼ信じました。 ※参加者は全員自分と同じ世界の人間だと思っています ※Eカード、鉄骨渡りのルールを知りました。 ※エスポワール会議に参加しました 【グラハム・エーカー@機動戦士ガンダムOO】 [状態] 健康 [服装] ユニオンの制服 [装備] コルト・パイソン@現実 6/6、コルトパイソンの予備弾丸×30 [道具] 基本支給品一式、ランダム支給品0~2(グラハム・衣確認、ペリカは無い) [思考] 基本:殺し合いには乗らない。断固辞退 0:エスポワール会議組と一緒に行動する 1:主催者の思惑を潰す 2:ガンダムのパイロット(刹那)と再びモビルスーツで決着をつける 3:地図が本当に正確なものかどうかを確かめるために名所を調べて回る 4:衣の友達づくりを手伝う。ひとまずは一万ペリカを手にいれ、『麻雀牌セット』を買ってやりたい 【備考】 ※参戦時期は1stシーズン25話「刹那」内でエクシアとの最終決戦直後です ※衣とは簡単に自己紹介をしたぐらいです(名前程度) ※刹那・サーシェス以外の参加者が自分とは違う世界の人間であることに気づいていません ※バトル・ロワイアルの舞台そのものに何か秘密が隠されているのではないかと考えています ※利根川を帝愛に関わっていた人物だとほぼ信じました。 ※Eカード、鉄骨渡りのルールを知りました。 ※エスポワール会議に参加しました 【利根川幸雄@逆境無頼カイジ Ultimate Survivor】 [状態]:健康 [服装]:スーツ [装備]:Draganflyer X6(残りバッテリー・20分ほど)、即席の槍(モップの柄にガムテープで包丁を取りつけた物) [道具]:基本支給品一式、シャトー・シュヴァル・ブラン 1947 (1500ml)@現実×26本 :特上寿司@現実×61人前、予備バッテリー残り×4本、空のワインボトル×4本 [思考] 基本:ゲームからの脱出。 1:油断、慢心はしない。 2:エスポワール会議組と脱出への突破口を模索する。他人は利用。 3:カイジと共に得た一億二千三百万ペリカの使い道を考える ※天江衣が自分を嵌めたと思い込んでいます。 ※ギャンブルルームについて情報を知りました。 ※エスポワール会議に参加しました 【白井黒子@とある魔術の禁書目録】 [状態]: 健康 [服装]: 常盤台中学校制服 [装備]: [道具]: 基本支給品一式、ルイスの薬剤@機動戦士ガンダムOO、ペリカード(3000万ペリカ)@その他、不明支給品(0~1)*本人確認済み [思考] 基本: 殺し合いはせずに澪や士郎の知り合いを探し出しゲームから脱出するけど、もうそんな事もどうでもいいかもしんない 0:エスポワール会議組と行動を共にする 1:情報の為にギャンブルをするか否か。 2:互いの信用できる知り合いの探索 3:一方通行、ライダー、バーサーカー、キャスターを警戒 5:衛宮さんはすぐに人を甘やかす 4:何もかも投げ出してしまいたい [備考] ※本編14話『最強VS最弱』以降の参加です ※空間転移の制限 距離に反比例して精度にブレが出るようです。 ちなみに白井黒子の限界値は飛距離が最大81.5M、質量が130.7kg。 その他制限については不明。 ※Eカード、鉄骨渡りのルールを知りました。 ※駐車場のない船尾側から入ったため、武田軍の馬@戦国BASARAを見ていません。 ※エスポワール会議に参加しました 【秋山澪@けいおん!】 [状態]: 健康 [服装]: 桜が丘高校制服 [装備]: なし [道具]: 基本支給品一式 [思考] 基本: 死にたくない。殺したくない。皆に会いたい。特に律に会いたい。 0:エスポワール会議組と行動を共にする 1:知り合いを探す 2:一方通行、ライダー、バーサーカー、キャスターを警戒 [備考] ※本編9話『新入部員!』以降の参加です ※Eカード、鉄骨渡りのルールを知りました。 ※駐車場のない船尾側から入ったため、武田軍の馬@戦国BASARAを見ていません。 ※エスポワール会議に参加しました 【衛宮士郎@Fate/stay night】 [状態]: 健康、額に軽い怪我(処置済み) [服装]: 穂村原学園制服 [装備]: カリバーン@Fate/stay night [道具]: 基本支給品一式、モンキーレンチ@現実 、不明支給品(0~2)*本人確認済み [思考] 基本:主催者へ反抗する 0:エスポワール会議組と行動を共にする 1:女の子を戦わせない。出来るだけ自分で何とかする 2:セイバーや黒子、澪の信用できる知り合いを探す 3:一方通行、ライダー、バーサーカー、キャスターを警戒 4:黒子が辛そうにしている事に気付いていて、事あるごとに気にかけている [備考] ※参戦時期は第12話『空を裂く』の直後です。 ※残り令呪:1画。 ※Eカード、鉄骨渡りのルールを知りました。 ※駐車場のない船尾側から入ったため、武田軍の馬@戦国BASARAを見ていません。 ※エスポワール会議に参加しました 【伊藤開司@逆境無頼カイジ Ultimate Survivor】 [状態]:健康 疲労(小) [服装]:私服(Eカード挑戦時のもの) [装備]:シグザウアーP226(16/15+1/予備弾倉×3)@現実 [道具]:デイパック、基本支給品、ランダム支給品×0~2 [思考] 基本:人は殺さない……なるべく……なるべく人が死なない方向でっ……! 1:エスポワール会議組と一緒に行動する。 2:利根川を監視する意味で同行する 3:得たペリカ(利根川と二人で一億二千三百万ペリカ)を如何に使うか考える 4:魔法、超能力を認めようと努力するが難しく、ちょっと困ってる 5:『5分の退室可能時間』、『主催の観覧方法』が気になる。 6:八九寺のボケは基本スルー。 [備考] ※Eカード開始直前、賭けの対象として耳を選択した段階からの参加。 ※以下の考察を立てています。 ・帝愛はエスポワールや鉄骨渡りの主催と同じ。つまり『会長』(兵藤)も主催側。 ・利根川はサクラ。強力な武器を優遇され、他の参加者を追い詰めている。かつギャンブル相手。 ・『魔法』は参加者達を屈服させる為の嘘っぱち。インデックスはただの洗脳されたガキ。 ・戦国武将はただの同姓同名の現代人。ただし本人は武将だと思い込んでいる。 ・八九寺真宵は自分を幽霊だと思い込んでいる普通人。 ※デイパックの構造に気付いていません。 ※エスポワール会議に参加しました 【八九寺真宵@化物語】 [状態]:健康 [服装]:私服、大きなリュックサック [装備]: [道具]:デイパック、基本支給品、不明支給品×1~2 紬のキーボード@けいおん! [思考] 基本:まずはお約束通り、知り合いを探してみることにしましょう。 1:? 2:エスポワール会議組と一緒に行動する。話し相手は欲しいので。でも微妙に反応がつまりません! 3:阿良々木暦と戦場ヶ原ひたぎを捜す。 [備考] ※「まよいマイマイ」終了後以降からの参加。 ※デイパックの構造に気付いています。 ※エスポワール会議に参加しました 【明智光秀@戦国BASARA】 [状態] ダメージ(大)疲労(小) [服装] 上下黒のスーツに白ワイシャツ [装備] なし [道具] 基本支給品一式 、信長の大剣@戦国BASARA [思考] 偶には搦め手もまた良し 1:一刻も早く信長公の下に参じ、頂点を極めた怒りと屈辱、苦悶を味わい尽くす。 2:信長公の怒りが頂点でない場合、様子を見て最も激怒させられるタイミングを見計らう。 3:途中つまみ食いできそうな人間や向かってくる者がいたら、前菜として頂く。 4:この美味しそうなチームを、如何に頂くか…… [備考] ※エスポワール会議に参加しました 【ギャンブル船について(追記)】 賞品の中に【参加者の現在位置(1時間) 3000万ペリカ】がある。位置は要求者のデバイスにリアルタイム送信される。1時間有効。 更に長い時間有効なものは更に高額になる。 またギャンブルルームにおける『戦闘行為の禁止』には穴あり。 ギャンブルルーム外からの攻撃に対しての対応は不明。 タラップは船頭側と船尾側にあり、船頭側に駐車場がある。 施設の位置は、甲板下の3階にスイートルーム客室、食堂、会議室。2階にギャンブルルーム。1階に駐車場。他にも施設は存在している。 カイジ、利根川の大勝利により、Eカードを除くカードゲーム、ディーラーを必要とするギャンブルは現在使用不能です 【エスポワール会議の内容】 天江衣、グラハム・エーカー、利根川幸雄、白井黒子、秋山澪、衛宮士郎、伊藤開司、八九寺真宵、明智光秀 以上九人によって行われた情報交換 グラハムからガンダムがいる世界の事を聞きました 光秀は戦国の武将であると聞きました 黒子から超能力の存在を聞きました 士郎から聖杯戦争(サーヴァント情報含む)について聞きました 利根川より帝愛に関する話を聞きました 一方通行(アクセラレータ)という反射を特技とする危険人物が居る 魔法により本来通じぬ言語が通じるようになっているっぽい 時系列順で読む Back 試練2/逃げ場なんて、無いかもよ(前編) Next とある死神の≪接触遭遇(エンカウント)≫ 投下順で読む Back 試練2/逃げ場なんて、無いかもよ(前編) Next とある死神の≪接触遭遇(エンカウント)≫ 094 試練2/逃げ場なんて、無いかもよ(前編) 天江衣 130 試練Next Turn 094 試練2/逃げ場なんて、無いかもよ(前編) グラハム・エーカー 130 試練Next Turn 094 試練2/逃げ場なんて、無いかもよ(前編) 利根川幸雄 130 試練Next Turn 094 試練2/逃げ場なんて、無いかもよ(前編) 白井黒子 130 試練Next Turn 094 試練2/逃げ場なんて、無いかもよ(前編) 秋山澪 130 試練Next Turn 094 試練2/逃げ場なんて、無いかもよ(前編) 衛宮士郎 130 試練Next Turn 094 試練2/逃げ場なんて、無いかもよ(前編) 伊藤開司 130 試練Next Turn 094 試練2/逃げ場なんて、無いかもよ(前編) 八九寺真宵 130 試練Next Turn 088 試練2/逃げ場なんて、無いかもよ(前編) 明智光秀 130 試練Next Turn
https://w.atwiki.jp/vcrrust/pages/16.html
名前 らっだぁ 所属クラン 叶チーム(人間失格) 告知等 𝕏 𝕏(旧Twitter) 𝕏 𝕏(らっだぁのさぶ) 配信場所 YouTubeらっだぁの寝床 Twitch 切り抜きガイドライン らっだぁの配信およびYouTubeチャンネルの切り抜き二次創作に関するガイドライン 公認切り抜き らっだぁの他力本願寺/らっだぁの盛り合わせ らだぺでぃあ/らっだぁ切り抜き組合 らだおひとつまみ/動くらだおくん らっだぁあにめーしょん - 目次を開く 目次 基本情報チーム エピソード ア-カイブ第一回 第二回 第三回 第四回 基本情報 2024年 チーム 名前 所属 叶 にじさんじ ぺいんと ガジェット通信(日常組) 一ノ瀬うるは ぶいすぽっ! 英リサ ぶいすぽっ! 小森めと ぶいすぽっ! Zerost 無所属 vanilLa Crazy Raccoon とっぴー Crazy Raccoon エピソード エピソード募集中 ア-カイブ 第一回 募集中 第二回 募集中 第三回 募集中 第四回 2024年 - 開く 配信日 # 配信タイトル 4/13 1 やります 4/14 2 二日目 4/15 3 ギャンブルどうですか 4/17 4 俺はサポート要員。あとギャンブル 4/18 5 おそらく最終日 🔝ページTOPへ
https://w.atwiki.jp/famicomall/pages/1065.html
前のゲーム | 次のゲーム クリア条件:クエストモードでEDを見る 開始時間:2008/05/05(月) 05 29 29.49 終了時間:2008/05/06(火) 00 59 43.06 「ココナワールド(DISK)」や「ザ・マネーゲーム」シリーズのソフエルによるギャンブルゲーム。 週刊少年マガジン連載のトンデモギャンブル漫画を原作とする、れっきとした版権ものです。 海外版(Casino Kid)には続編も出ていたりする。 FREEとQUESTの2つのモードがある。 ポーカー地獄 ホント、ポーカーばっかり。 スロットマシーンなにそれ?な、勢いでポーカーばっかやらされます。 で、敵とポーカーやってると「全額賭けて勝負しよーぜ」とか言い出します。ラスボスも言い出します。じゃあポーカー最初から一発勝負でいいんじゃね? ラスボスのくせに今までの敵より弱く、ブラフばっかかましてきます。 ED ありがたいお言葉付き ドラクエのカジノをずっとやってるようなそんな作業ゲー ラストのパス :はけらいおおくぶぶぶあえたぶぶぶえすぶぶほたぎぶざぶぶどうう ラストパス
https://w.atwiki.jp/mncorelay/pages/507.html
水手肛門の技。 斬属性耐性がCの敵に50%の確率で570~630のダメージを与える。 さりげなく回避無視。 ちなみに2ターン連続で発動しての1ターンあたりの期待値は300程度と考えていい。 しかし消費MPが80と非常に高いため実際連発するのは不可能だし価値もない。 100消費技が非常に強力で元々攻撃にあまり向いてないこいつにこれを使わせる価値は皆無であり、ぶっちゃけネタ技である。 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/cfvg/pages/542.html
エトランジェ - ヒューマン グレード〈3〉 ノーマルユニット (ツインドライブ!!) パワー 5000 / シールド - / クリティカル 1 自【V】:あなたのメインフェイズ開始時、SC1し、1枚引き、あなたの手札から1枚を選び、ソウルに置く。 起【V】:[SB8,CB5]あなたの山札の上を公開する。そのカードがトリガーユニットなら、そのカードを山札の上に置き、あなたのダメージゾーンのカードを、全てソウルに置き、相手の手札を確認し、1枚選んで相手のダメージゾーンに置く。違うなら、そのカードをあなたのダメージゾーンに置く。 フレーバー:俺は俺の全てを賭ける、アンタも命くらいは賭けてくれよ。 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 面白いと思う 3 (100%) 2 使ってみたいと思う 0 (0%) 3 弱いと思う 0 (0%) 4 強いと思う 0 (0%) その他 投票総数 3 コメント
https://w.atwiki.jp/sidebusiness/pages/22.html
Top 投資で稼ぐ 投資と投機 投資と投機 稼ぐこととはあまり関係ない内容ですが。 株など金融商品に関する書籍を読んだりしていると不思議と「投資」と「投機」という言葉が出てきます。 投資というと、自分の資産・資金を投じて、将来的な利益を求めるといった意味でしょうか。字面から言えば資産を投じるという感じですね。 一方、投機というと短期的な値動きから利益を求めるような行為でしょうか。こちらは機会に投じるという感じですね。 正直、利益につながるならどちらでもいい気もしますが、書籍等を読んでいるとどうも投資が偉いような書き方をしているものが多い気がするんですね。 投機家になるんじゃなくて投資家になりなさい!といった感じです。投機というとギャンブル的なイメージが付いてくるからなんでしょうかね。 ちなみに投資はギャンブルじゃないということを言う人がいます。もちろんそうなんでしょうけど、やり方をキチンと勉強しないで株やらFXに手を出すとそれは結局ギャンブルと変わらなかったりします。上がるか下がるかに賭けているだけですからね。 一方、投機的なスタンスの金融商品でもキチンと取り組めば確実な利益につながる可能性があるものと思います。世の中で言われている投資と投機の違いなんて結局取り組み方次第でどうにでもなるのかな?なんて思っています。 さて、実は投資と投機に関して、私が投資信託をやるきっかけになった内藤忍さんという方が本で書いていたことが、すっきりする内容だったので書きたくて投資と投機について項目を設けたのでした。 投資とは成長するものに資産を投じること。一方、投機は決まった金額の取り合い、いわゆるゼロサムゲームだ。というようなことが書いてあったと記憶しています。 つまり投資は自分だけが儲かるのではなく、国や企業といった経済の成長に伴いみんなが儲かる可能性があるもの。投機は決まった金額を取り合うので自分が儲かっているなら、その逆にいる人は損をしているものだというわけです。 どちらがいいとか正しいとかではなくて、そういうものだと分かって取り組む必要があるんだなと認識しています。
https://w.atwiki.jp/fvstreamergta5/pages/61.html
「後悔のない選択ってのはなぁ。"正しい"より"楽しい"を選ぶ事や。」 名前 露 青島(ろう ちんたお) 出身地 日本 誕生日 1991年06月12日 (33歳) 転入日 2023年06月11日 職業 ギャング 【TRIADS】ボス 身長 181cm 体重 70kg 髪の色 青に染めてる 目の色 薄茶色 プレイヤー 髪切ロデム 告知等 Twitter 配信場所 Twitch + 目次を開く 閉じる 基本情報 🐲アーカイブyyyy年mm月のアーカイブ 基本情報 🐲 中国と日本のハーフ。大阪出身。左眼は義眼。 ギャングチームTRIADSのボス。 名前を正しく呼んでもらえないことが多く、その時の名前の訂正ツッコミは音速を超える。街の人からデイリーツッコミ感謝と言われる。 変装が大好き。指名手配時は毎日別人になりきっている。 すべての行動理念は『オモロいかどうか。』 筋が通ってない事や通さない奴が大嫌い。 酒と煙草とギャンブル好き。煙草を吸う為に生まれたと言っても過言ではない。 ギャンブルは特にチンチロ、BJ、麻雀。よく部下と賭けをしている。最近テキサスホールデムにもハマっている。 オムライスとモンブランが好物。 とある記憶を忘れる為の薬を仲間にバレないように常用してる。 この街で全てを捧げてきたTRIADSを解散させた事で街で生きる理由がなくなった。TRIADS幹部だった三田 たみ、一之瀬 カルマを連れて出国。行先は空港で適当に決めて乗った。 アーカイブ yyyy年mm月のアーカイブ - 開く 配信日 # 配信タイトル 備考 yyyy/mm/dd 1 配信タイトル 🔝ページTOPへ