約 1,498,025 件
https://w.atwiki.jp/sagaraunger/pages/715.html
発生条件 レベル判定が35以上で悪行値が2~7の間の時にクーロン酒場にいる 青髪の男(フリーモードだと吟遊詩人)に話しかける。 イベント内容 オールドキャッスルを探索し巨人の廃墟へ向かう。 ↓ 巨人の廃墟で買い物をしたり廃屋の落書きを調べクエントへ行けるようにする。 モンスター 巨人系 妖魔系 獣系 獣人系 手に入る物 自動販売機A 名前 値段 アイスソード 2ジュエル ジルコンの斧 2ジュエル アンバーの鎚 2ジュエル 武神の鎧 1ジュエル スターチャリオット 1ジュエル 古代神の盾 3ジュエル 自動販売機B ■1ジュエルで上記の品物の他にスリッジーハンマー、キーホルダー、上級奥義書の どれかが手に入るがたまに何も出てこない。 宝箱 名前 1000クレジット×7 魔法のくるみ 桃の実 ジュエル×2 備考 ■ロマサガ1にもあった最終強化イベントのラウンジア版だが、元ネタと違って 巨人は人間の戦争の影響で全員正気を失ってしまったという中々毒のある展開。 残念な事に巨人を救う展開にはならないが、彼らが作り上げた品物は自販機で 購入する事が出来る。 ■巨人の武器は全て固有技付きという贅沢な代物だが、現在のバージョンで 主力にするには正直火力不足。アイスソードやアンバーの槌を装備時に 使用出来る固有技の威力が山岡がレベル27で習得するブリザードヴェノムと 同レベルの威力しかないといえばその微妙さがよく分かるだろう。 ただ、2023年になり武神の鎧以外はクエントの鍛冶屋で強化出来るようになった。 ★余談★ ■出現敵に巨人系が追加されたのは比較的最近。以前は巨人が固定敵として 登場していた。
https://w.atwiki.jp/chaos-tcg/pages/2275.html
"ゲートホルダー"無慈悲の「クイーン」 読み:"げーとほるだー"むじひの「くいーん」 カテゴリー:Chara/女性 作品:Rio RainbowGate! 属性:火闇 ATK:2(+2) DEF:1(+3) Battle 〔【スタンド】から【レスト】にする〕目標のキャラ1体に2ダメージを与える。自分の闇属性のキャラが3体以上登場している場合、かわりに1ダメージを与える。この能力は1ターンに1回だけ発動できる。 見せてもらおう、リオ。お前がどれほどのディーラーなのかを! illust: Rio-038 U 収録:ブースターパック 「OS:Rio RainbowGate! 1.00」
https://w.atwiki.jp/wiki6_680/pages/115.html
キミの居る場所 「何でお前、こんな所に居るんだ?」 と、寝室に足を踏み入れた瞬間に、伊達は驚いてそう言った。 そこは空港に程近い成田市内のマンションの一室で、フライト前にゆっくり出来るようにと、生活に余裕が出てきた頃に購入した物件だ。 だからそこに予想外の人物が寝そべって本なんて読んでいたとしたら、驚くのも無理はない。カーテンは開けられたままだったが、夕刻を過ぎた部屋はもうとっくに薄暗くて、ベッドサイドの明かりだけが、その人物の手元と俯いた横顔を照らしているだけだったが、伊達にはその相手が誰かがすぐにわかった。 「何だ、帰ってきたのか。・・・じゃあ、出て行こうかな。」 物憂げな顔を上げたその相手は、その視線上に伊達の顔を捉えるなり、そう答える。 「いいさ、ゆっくりしてろよ。いつから居たんだ?お前。」 そして、伊達からそう尋ねられて、その相手・・・ベッドの上の栗原は読んでいた本を面倒臭そうに枕の側へと投げ出して、そしてようやく体を起こした。 「昨日の夕方からだよ。アパートの断水が復旧しなくってさ。風呂にも入れないし、どこに行こうかと思ってたら、貰ったキーホルダーにここの鍵がついてたから。」 と、そう言われて、伊達は先日栗原に贈ったキーホルダーの事を思い出した。 その時は神田も一緒で、栗原と三人で飲んでいた時の事だ。 栗原が財布を出そうとして、その瞬間に金属音が響いてそのポケットから鍵が数個床に散らばった。 「あー、これバカになってるよ。」 と、そう言ってその時使っていたキーホルダーを栗原がポケットから取り出すと、確かにその鍵の止め具の部分がグラグラになっている。 またそこに鍵を戻しても、どうせすぐに外れてしまうだろうからと、伊達はその時たまたま持っていたこのセカンドハウス専用のキーホルダーを栗原に渡したのだった。 その時、この部屋の鍵は、マンションを購入した時に付いていた鍵が二つとも付けられたままだったが、伊達はその一つをわざとそこに残しておいた。 普段の彼なら、そんなあからさまに誘いをかけるような真似はしないのだが、酔った勢いもあったのだろう。 だから実際にこうして栗原が誘い込まれてしまった事に、伊達は多少戸惑っていた。 「月に何日かしか使ってないって言ってたからさ。居ないんだったら使わせて貰おうと思って。」 言いながら、栗原は寝乱れていた服をきっちりと直してベッドから降りた。 それから、伊達の脇をすっと通り抜けてリビングへと立ち去っていく。 追いかけるようにして、その腕を掴んで、伊達は栗原を引き止めた。 「まぁ、待てよ。別に俺が居るからって捕って食ったりしねぇからさ。」 「ふぅん・・・。」 その言葉に、栗原は怪訝そな表情を見せる。 それ程警戒するのなら、どうしてそもそもここで寝てたりしてたんだ?と問いたくなったが、伊達はその言葉を飲み込むと、栗原の腕を放してそれから軽く背を押すようにしてリビングのソファの方へと押しやった。 それから自分はキッチンの方へ行き、適当に物色しながら栗原に声をかける。 「何か飲むか?」 と、それに対してリビングから栗原の声が返ってくる。 「じゃあ、適当に。」 どうでもいいような面倒臭そうな口調だった。伊達と二人で居る時の栗原は万事がそんな調子だ。どこか物憂げで投げやりな、神田と居る時の態度とはまったく正反対の。 それがかつての栗原と一緒だということを伊達は知っていたし、おそらく自分くらいにしかそんな様子を見せないと思っていたから、伊達はそれを厭わなかった。 「神田はどうした?」 二つのグラスを手に、伊達はリビングに向かい、そしてソファの栗原の隣に腰を下ろしながらそう尋ねる。 「ん、休みで帰省してる。」 「へぇ・・・。」 伊達はそれ以上は突っ込まずにグラスを栗原に差し出した。 それから、 「部屋、片付けてくれたのか?」 と何気ない会話を始めた。 「うん。何となく落ち着かなかったし。寝室のシーツとかも替えておいたよ。ワイシャツも脱ぎ散らかしてあったから、適当に洗ってプレスしておいた。」 そこで言葉を区切って、それから栗原は確かめるように、 「別に良いよね?」 と伊達の方を見る。 「あぁ、すまんな。」 と伊達はそれだけを答える。 「それから、昨夜その辺にあった酒、適当に開けて飲んじゃったけど、別に良いよね?」 と栗原はそう続けた。 その態度には珍しく、少し媚びるような所があって、伊達は嫌な予感がしてリビングの隅の飾り棚の方を振り返った。 「あー、お前、俺のコレクションに手ぇ付けやがったな!?」 わざと、という訳でもないのだろうが、わざわざ高い銘柄ばかり封が切られている。 多少の脱力感を隠せない、呆れ顔で振り返った伊達に、 「ごめん。でも、いいじゃん。また買ってくれば。」 と、試すような表情で栗原はそう答える。 「お前なぁ・・・、俺の苦労を返せ・・・。」 買い直した所で、金額はそれ程の事もないのだが、揃えるには世界各国を回らないと出来ないのだ。普通に仕事で回っていたら一年近くはかかる計算になる。その苦労を水の泡にしてくれた人間に、それでも怒る気にはなれなくて、伊達は諦め半分でそう告げる。 それに対して栗原は、すっと伊達に顔寄せて、下から覗き込むようにしながら、 「じゃあ、身体で返そうか?」 とそう問いかけてくるのだった。 もちろん、「イエス」という返答はないだろう、とそう考えながら。 「馬鹿、んな顔して言うな。・・・遠慮しとく。後が怖そうだからな。」 案の定、伊達はそう言って栗原の顔を押し返した。 それからしばらく世間話が続いていて、それは段々と神田についての栗原の愚痴に変わっていく。 そのほとんどが、他愛のない些細な事で、なら別れりゃいいだろうに、とそう軽く言いたいのを伊達は笑って堪えていた。 そしてそろそろ明日に備えて寝ようか、という時間になって、伊達は不意に思いついた。 栗原を本気で奪ってみようとしたらどうなるのだろう、と。 「なぁ、さっきの酒の話だけどさ。」 そう切り出すと、 「ん?」 と栗原が怪訝そうな表情になる。 「やっぱ、払ってくれよ。キスだけでいいからさ。」 と、そう言って伊達は栗原の細い顎を捉えると、ゆっくりと顔を近づけていく。 別に抗う気もないのか、栗原はされるがままになっていた。 軽いキスだと思ったのだろう。 けれど、伊達は唇を重ねると、それをきつく吸い上げた。 それに驚いて身を引こうとする栗原に、伊達はその頭を抱えながらそのまま歯列を割って舌を絡ませていく。 強引ではあったけれども、甘い口付けだった。 深い口付けに、長い時間をかけられて、狂う程に甘く溶かされていく。 いつしか、無意識にそれに応えるように自ら舌を絡ませてきた栗原に、伊達は一度だけそれに深く吸い付いて、それから突然にその身体ごと唇を引き離した。 不意に甘い夢から醒まされて、もどかしげな濡れたような栗原の瞳が伊達を見つめている。 それに、そのまま誘い込まれそうになって、伊達は自分の衝動をなんとかそこで押さえ込んだ。もとはと言えば軽い気持ちからした行為だったのにと。 「馬鹿、そんな目で見るな。本気になっちまうだろうが。」 そんな伊達の言葉に、 「本気だったクセに。」 と、呼吸を落ち着けて、いくぶんいつもの調子を取り戻したのか、栗原がそう言い返す。 「ガキに本気になるかよ。」 伊達もそうは言ってみたものの、あの時、唇を離していなければどうなっていたか自分でもわからなかった。 「そろそろ寝るか?」 そう言ってベッドを指し示す伊達に、 「要らない。ここで寝る。」 と栗原はその申し出を断固として拒否していた。 「だから、何もしねぇって言ってるだろ?」 「それが信用できないから、嫌だって言ってるんじゃん。」 「しょうがねぇな、じゃあ俺がこっちで寝るからベッドで寝てこいよ。」 「そんなの熟睡できないだろ。伊達、明日フライトなんだろ?」 「心配してくれるんなら、あっちで寝ようぜ。俺が嫌なら隅っこに寄ってりゃいいさ。俺だってフライト前に余計な体力使うような真似しねぇしさ。」 そんな押し問答が続くのも馬鹿らしくなって、栗原は結局伊達に従って寝室で眠る事になった。 けれども伊達が言った通りに、ベッドのかなり端に寄って伊達に背を向ける。 少しでも寝返りをうつ方向を間違えれば、すぐにでも落ちそうな状態だ。 「お前、そんな端にいたらベッドから落ちるぞ?」 「いいよ、ここで。俺、寝相いいもん。」 余程警戒されているようで、伊達はさっきの行為が失敗だったと一人苦笑した。 不思議なもので、そうやって横に並んで寝てみると、伊達は栗原で性的な欲求を満たそうとは思わなくなっていた。 瞳を閉じた時に、妙にあどけない表情や、丸まって寝ようとするその仕草が何かを連想させるからだ。 それが何であったかに気付いて、伊達はもぞもぞとベッドの中を動いて、栗原の居る場所に近づく。 有無を言わせず、その身体を腕に抱くと、 「離せよっ。暑苦しいんだから。」 僅かに瞼をあげて、視線だけ伊達の方に向けると、栗原はそう抗議した。 それでも、伊達の様子にイヤらしい所がない所為だろう。それ以上何もする気はないんだろうと考えて、栗原はそれ以上の抵抗はしない。 事実、その時の伊達にもそんなつもりが毛頭あるわけでもなく、 「いいから、こうさせてろよ。最近じゃここは三星の居場所でな。」 と言いながら、栗原の頭を持ち上げて、自分の腕をその下に滑り込ませた。そしてそれから、 「可愛い娘の代わりだ。何もしねぇから安心しろよ。」 とそう続けて、それきり栗原の返事も聞かずに目を閉じてしまうのだった。 「俺を何だと思ってるんだよ・・・。」 と、そんな伊達に栗原はそう言いかけたが、伊達が静かに寝息を立てるのを聞くと、少しだけ伊達の身体の方へと自分の身体を寄せてから、そしてそのまま瞳を閉じた。
https://w.atwiki.jp/dangerousss3/pages/158.html
■Chapter1:田舎のあぜ道■ 深々と降る雪の中、黄色の傘をさした少女が路傍のお地蔵様に雪ウサギを備え、二度手を打った。 企画:サンライズ 「よしっ!」 原作:ダンゲロスプレーヤー 原案:戦闘破壊学園ダンゲロス「ダンゲロスSS3」より 立ち上がった少女は“目的地”へ向け、軽快に駆け出す。 しかし、一歩。二歩。 三歩目にして少女は――――― 「―――――あっ!」 雪に足をとられ、盛大に転倒した。 【復興歴 一〇七年 一月】 ■Chapter2:面接会場■ 「第1回 ダンゲロスSS3 オーディション面接会場」という看板が、その建物の前には掲げられていた。 いかにも安っぽいそうなその看板は、“面接”が急遽手配されたものであることを暗に物語る。 シリーズ構成:花田十輝 建物の中には十数名のうら若き乙女達。 各々台本のようなものを読んだり、手鏡片手に手櫛をかけたりと、きたる“面接”に向け余念がない。 その中で何をするわけでもなく、居心地悪そうに黄色のハンカチをけしけしと揉みしだく先ほどの少女。 キャラクターデザイン アニメーションディレクター:竹内浩志 「次の方どうぞ」 不意に自分の番を告げられ、少女は小さく悲鳴をあげた。 メカデザイン:阿久津潤一(ビークラフト) ゲストメカデザイン:大河 広行 セットデザイン:青木智由紀 デザインワークス:稲吉智重 多数のビデオカメラと3人の審査員が待ち構えし、重々しい雰囲気の面接室に少女は至った。 面接開始。 プレッシャーに半ば押しつぶされながら、彼女は何とか言葉を紡ぎ出す。 「ごっ! ……!! ………うぅっ」 その直後、審査員の前にも関わらず、両の手でしっかとハンカチを握りしめていたという事実に気付いて、あわあわとポケットにそれ押し込み、取り繕うように改めて彼女は自己紹介を再開した。 しかし、ただでさえ緊張でガチガチだったというのに、そんなトラブルに見舞われてしまっては、舌が上手くまわる道理はない。 「ごっ! 五番! “トリニティ”れす!!」 「です」を噛むのは当然の帰結。 だが、それでも少女はめげない。 懸命に二の句を継ぐ。 「よっ……! よろしくおねがいします!!」 その様子を受けて、審査員席の巨根の男・蛭神鎖剃は小さく笑った。 美術監督 徳田 俊之 色彩設計 横山さよ子 撮影監督 大石英勝 CGディレクター カトウヤスヒロ 編集 関 一彦 彼の巨根の傍で、なんと形容していいか分からないが、あからさまに物語の鍵を握りそうなキーホルダー状の怪しいアイテムが、オレンジ色の光を放った。 ■Chapter3:???■ 同時刻。 ―――――ガシャン ―――――ガシャン ―――――ガシャン ―――――ガシャン 薄暗い密閉空間。 機械的な音を伴い、格納されていた4つの薄型ディスプレイが展開された。 そのディスプレイには面接中のトリニティが映っている。 ―――――唇・おしり・ローアングル・腰・瞳・うなじ・スカート・唇・瞳・瞳・腰・うなじ・瞳・腰・太もも・おしり 画面が高速でチカチカと切り替わる。 ■Chapter4:民家■ 【二月】 トリニティの実家の玄関先。 BOOOOOOOOOOM 郵便を届けた「スゴク・デュマエ・ハヤイ」が去って行く。 「………えいっ」 ラーメン探偵から受け取った郵便物を、意を決して開封する少女。 そしてそれを見守る老人・聚楽第。 「いってきまーす!」 夜魔口赤帽が野球道具一式を持って元気よく家を飛び出す。 「あれ……じーちゃん…?」 「―――――ウソ」 赤帽が家の前に立っていた聚楽第の存在を不思議がったのと同時に、トリニティが驚愕の声をあげた。 「うそ…うそ……!」 トリニティの手がふるえ、持っている手紙がカサカサと音をたてる。 その手紙には「合格通知書」の文字。 「ねーちゃん?」 不審がる赤帽を気にすることなく、トリニティは祖父を見つめて言った。 「じーちゃん」 「なんじゃ」 これから孫が何を言うのか、老人は察していた。 故にそのそっけない返事には僅かに温かみがあった。 「わたし‥東京へ行く…」 「東京へ行く! 東京へいく!! あははははっ!」 封筒に同封されていた謎のキーホルダー状のアイテムをトリニティは天高く放り投げた! 慣性にしたがって落下してくるその謎の物体Xが、トリニティの瞳に反射する。 ―――――【ダンゲロスSS3 XENOGLOSSIA】 このページのトップに戻る|トップページに戻る
https://w.atwiki.jp/magicalclub/pages/178.html
【デステニーホルス】 タミフル制作の何の変哲も無いガチデッキ。 【デステニーライダー】から《光と闇の竜》や《黄泉ガエル》を抜いてホルスシリーズや《王宮のお触れ》を入れたもの。 【D-HERO】と言うよりは寧ろ【お触れホルス】に近い。 まあ【デステニーライダー】もD要素は《D-HERO ディスクガイ》に《D-HERO ドゥームガイ》、《D-HERO Bloo-D》のみというものもあるしこれでいいのだろう。恐らく。 基本的に【お触れホルス】と思っていただければよい。 Dにより生け贄要因に事欠かず、Bloo-Dの採用により《異次元の女戦士》や《N・グラン・モール》等の不安要素を解消できる。 それでも《ならず者傭兵部隊》に弱いのはご愛嬌。 対策すべく一応《霧の王》も採用しているが…役に立ったことは一度も無い。 アグレッシヴ・サイドボーディングで【デステニーライダー】に変形する。 関連項目 デッキ集/某戯王 デッキ集/某戯王/各種のデッキ 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/romeomail/pages/37.html
ふねわか 247 :名無しさん@HOME:2009/11/07(土) 15 29 17 0 え~ナルシストロミオ。 もうすぐ40の誕生日を迎える、半年前に私を口説いていた男。 あまりの熱心さにほだされかけたところで既婚者だと発覚。 発覚の原因はうっかり落としたらキーホルダーがパカっと割れて中から赤ちゃんの写真が出てきたこと。 当然付き合わなかったけどしつこいしつこい。 誤字無修正なんであしからず。 「君はまだお姫様でいるのだろうか。 僕はまだ君だけの皇子でいるよ。 君との子供の名前を考えたんだ。 女の子なら翡翠姫。 男の子なら瑠璃弥にしよう。 いや、君との子はきっと女の子の双子だ。 僕のシックスセンスがそう告げている。 だから翡翠姫と瑠璃姫にしよう。 それから真っ黒な犬を飼って、名前はオニキス。 宝石のようなすばらしい一家になるよ。 僕を縛り君との仲を引き裂こうとする醜い船若には必ず天罪を下すから。 だから待っていてほしい。」 とりあえず名前が読めません。 瑠璃が書けるくせに誤字多すぎ。 248 :名無しさん@HOME:2009/11/07(土) 15 58 38 0 シックスセンスに禿ワロタw 249 :名無しさん@HOME:2009/11/07(土) 16 02 43 O 247 妻があなたを浮気相手と思い込んで突撃されそうで怖い。 気を付けてね。 250 :名無しさん@HOME:2009/11/07(土) 16 06 24 0 奥様はこんな馬鹿のどこが良くて結婚したんだw258 :名無しさん@HOME:2009/11/07(土) 18 28 02 0 なにげに「般若」を間違ってるのが気になる 次のお話→260
https://w.atwiki.jp/black2/pages/30.html
22 1 ◆2XbomQws8I New! 06/07/11 23 52 15 ID lhgrm6hM Iさんに協力要請するとしても、どのような形で? とりあえず今の俺はMんとこに通って謝るしかないと思うんだが… 26 1 ◆2XbomQws8I New! 06/07/11 23 53 06 ID lhgrm6hM あとMの部屋昨日行ったときに、まだカニあったよ リングとキーホルダーはわからん 41 1 ◆2XbomQws8I New! 06/07/11 23 56 10 ID lhgrm6hM メールはなんかしたくないな。 直接でしか話したくないっていうか… 電話ならおkと思って実はかけてみたんだが、全くでない 45 1 ◆2XbomQws8I New! 06/07/11 23 57 30 ID lhgrm6hM そうか。Iさんに協力要請するのはなしか。 まあIさんはMが現状を話せる唯一の相手みたいだし、 そういう人がいないとつらいだろうからMの相談相手になってくれればいいか 73 1 ◆2XbomQws8I New! 06/07/12 00 06 40 ID cH99zYQY 手紙か…手紙なんか書いたことないよ つうかこないだも思ったことを口に出しただけで、 書くとすると何も書けそうにない 141 1 ◆2XbomQws8I New! 06/07/12 00 54 08 ID cH99zYQY とりあえずもう寝る 今の気持ちとしてはMのことが好きだし、元に戻りたい 144 1 ◆2XbomQws8I New! 06/07/12 00 55 39 ID cH99zYQY また報告に来る 俺自身でもどうするのが最善かよく考えてみるよ 大きな動きがなかったらもしかしたら明日は来ないかも んじゃおやうsみ
https://w.atwiki.jp/omf-game/pages/843.html
HP太らせて前衛巫覡と組ませると頼もしい。巫覡カバーしながら攻撃、一回は蘇生で戦線離脱をチャラにできるから思い切って装備いじれる。 - 名無しさん 2017-03-07 19 38 26 グロリアは火属性特化にして、妖精をダリアにするととんでもない火力になります。ダメ1000超えも普通に出ますw - 名無しさん 2017-03-04 20 22 47 覚醒画像がUpされてましたので更新しました。 - 名無しさん 2017-03-02 23 11 26 Lv120覚醒4 HP1250攻720防934回113命107行127耐76 - 名無しさん 2017-02-19 10 25 40 Lv115覚醒4 HP1124攻646防845回102命97行117耐67 - 名無しさん 2017-02-08 20 19 38 Lv110覚醒4 HP1001攻574防758回95命86行108耐55 - 名無しさん 2017-01-29 01 47 45 Lv105覚醒4 HP883攻504防679回86命75行100耐45 - 名無しさん 2017-01-28 17 15 05 グロリアLV100 覚醒4 耐性38 - 名無しさん 2016-12-09 15 07 44 グロリアLV100 覚醒3 耐性36 - 名無しさん 2016-12-09 15 06 42 覚醒妹は変化薄いけど姉はキーホルダーとかじゃらじゃらすごいなw - 名無しさん 2016-12-06 11 17 44 グロリアLV100 覚醒2 耐性34 - 名無しさん 2016-11-19 18 07 53 グロリアLV100 耐性30 - 名無しさん 2016-11-17 22 33 26 LV1 HP258 攻撃137 防御234 回避52 命中42 行動64 異常耐性16 - 名無しさん 2016-11-13 16 57 17
https://w.atwiki.jp/25438/pages/3989.html
すっかり忘れたと思っててもさ。 からだが覚えたことって、一生忘れないと思うんだ。 -高校一年生、夏。- 右、左、右、左…と二つの太ももが交互に回転するたび、ぴりぴりと刺激が走り、重だるさが蓄積していって、動きが鈍くなっていく。 体重をかけるために腰をあげて全身姿勢をとった。 回転が少しだけ加速する。 上がった顎をクッと引きなおす。 額から頬を伝って顎まで、汗の雫が流れていくのがわかった。 頭がくらくらする。 大きく吸い込んだ息が肺いっぱいにたまり、直ちに吐き出される。 はじめ、足のリズムに合わせて繰り返していた呼吸は、次第に乱れてめちゃくちゃになった。 生ぬるい風が伸び気味の前髪を揺らした。 視界を遮られる。 軽く首を振って前髪をかき分けると、開いたその隙間から夕日が射し込んだ。 夕方といっても真夏の日射しは厳しい。 ”明日の関西地区一帯は、最高気温が軒並み35度を超えるでしょう”。 昨日の夜、NHKのアナウンサーがそう言っていたっけ・・・。 日が沈み始めても鳴き止むことのない蝉の声が、耳の奥まで響いてなおのこと暑さを強調していた。 「ムギ・・・だ、大丈夫か…?変わろうか?」 「…だい じょう ぶ! あと・・・もう ちょっとだから…大丈夫!頑張る!」 背中にたくさんの汗をかいているのがきもちわるいし、みっともなくて恥ずかしい。 でも今更そんなことを気にしたところでどうしようもなかったし、 とにかくあと少し…あと少し残ったこの坂を上りきろう! 「よ いしょ! よいしょ!」 「頑張れ!あとちょっとだ!」 「…ゴール」 地面に足をつける。 倒れそうになるのを我慢して、硬いサドルに腰掛けながら肩で息をする。 そのまま後ろを振り返ると、太陽が山の向こうに沈もうとしていた。 坂の頂上から、街の全景が広がっている。 赤く染まった街。 ふたりの伸びた影。 「…すごい」 「…だろ」 「汗かいた甲斐、あったね」 「お疲れ。なんか…悪いな。ごめん。結局無理させちゃって」 「ううん。楽しかったから!全然大丈夫!」 「……ならよかった」 真っ赤な夕日が汗でべた付いた自転車のハンドルを照らしていた。 高校ではじめた軽音部。 そこでできた友達と、休みの日に二人きりで会うのはこれが初めてだった。 …そもそも休みの日に友達とふたりで遊んだことなんて、今までに数えるほどもなかった。 学校が休みのときほど習い事や家の用事で自由にできる時間はなかったし、 夏休みや冬休み、長期休暇はその大半を遠く離れた海外で過ごしていた。 今年も来週からフィンランド。 その前に、買い物を済ませておこうと出かけた商店街。 わたしをあだ名で呼ぶ声に驚いて振り向くと、澪ちゃんが自転車を引いて歩いていた。 「偶然だな。ムギも買い物?」 「うん。ちょっとね。澪ちゃんも?」 「あ、うん」 わたしは右手に持った日傘を左手に持ち替えた。 わたし達は自転車を挟んで歩き始める。 自転車のカゴに乗せられた鞄の口から、可愛らしいリボンのついた綺麗な包装紙がちらっと見えた。 「それ、かわいいね。もしかして贈り物?」 「ああ、これ?うん、律に」 「りっちゃんに?」 「アイツ、もうすぐ誕生日なんだ。それで…」 「そうなんだ!わたしも何かプレゼント用意しなくっちゃ…澪ちゃんはプレゼント、何を買ったの?」 「”ザ・フー”って知ってる?律が好きなロックバンドなんだけど…そのDVD。アイツが欲しがってたから」 そういえばこの間、部室でふたりがそのロックバンドについて話していたような気がする。 流行りの音楽も、外国のロックバンドも、わたしは全然詳しくない。 話題のアイドルも、有名なお笑い芸人も、わたしはちっとも知らない。 熱心に話しながら時々笑い転げるふたり。 そうだ、紅茶のおかわりを淹れようかしら。 わたしは席を立った。 「…で、すっごくいいんだよ。ムギもよかったら聴いてみて欲しいんだ」 アーケードを抜けると鋭い日射しが目に入って、一瞬顔をしかめる。 日傘を広げる。影になって隠れてしまっても、熱量を帯びた彼女の目の輝きは隠せていなかった。 このバンド、よっぽど好きなのね。 「うん。わかった。一度聴いてみるね」 そうすれば、少しは二人の会話に入れるようになれるかしら。 そうなれるといいな。 「ムギ、帰りは電車?」 「うん、そうだけど」 「乗りなよ、送ってく」 「いいの?重いよ、わたし」 「体重のことは言いっこなし」 「ふふ…ありがと。じゃあ遠慮なく」 自転車の荷台に腰掛けた。 ”しっかりつかまってろよ、落ちると危ないから”、 そう言われたけれど、あんまり強く抱きつくのも馴れ馴れしい気がして、 ちょっと遠慮気味に腰に手を回して澪ちゃんの服の裾を掴んだ。 「よし、いくぞ」 自転車は走り出す。風を切って走っていく。 風になびく澪ちゃんの長い黒髪が顔にかかって、ちょっぴりこそばゆい。 ふと、勢い良く回転する前輪に視線を向けると、キーホルダーがゆらゆらと揺れているのが見えた。 「かわいいね」 「…?なにが?」 「自転車の鍵?キーホルダー」 「鍵?ああ」 赤信号に立ち止まると、澪ちゃんは一旦自転車を降りて鍵をかけてキーホルダーを手に取った。 「ほら、うどん」 「ほんと、うどんね。かわいい。こんなのどこで売ってるの?」 小さいけれど作り込まれたキーホルダーのうどんには、まんまるの卵が落とされている。 「昔、香川を旅行したことがあったんだ。そのときに」 「へぇ~。さすがうどん県ね…」 「他にも素うどん、きつねうどん、てんぷらうどん、肉うどん、ざるうどん、釜玉うどん…いろいろあるんだぞ」 「わぁ~そうなんだ。いいなぁわたしもうどん欲しいなぁ…」 友達とお揃い。ちっちゃなキーホルダーが繋いでくれる何かを想像する。 「律はてんぷらうどん持ってるよ」 「りっちゃんも…?」 「うん。一緒に旅行、行ったから」 真夏の街の中は、どこにいっても蝉の声が響いている。 近年大阪ではクマゼミが増えて、アブラゼミが減ったらしいと、家庭教師から聞いた話を思い出した。 この街でもそうなのかな。そう言われると、あまり見かけない気もする。 信号はまだ赤いまま。 荷台に乗ったまま、背中越しに澪ちゃんの旅行話を聞いている。 本場のさぬきうどんはとってもおいしかったんだって。 こっちでいつも食べてるうどんと全然ちがったんだって。 欲張りのりっちゃんはてんぷらをたくさんとりすぎて、結局食べきれなかったんだって。 わたしが”食べたいことない”って言ったら、いつかいっしょに行けるといいなって。 遠いよ、うどん県。 ううん。チェーン店なら近くにもあるぞ。 …それじゃ本場にならないよ。 やっぱり行くなら、本場がいいな。みんなと…澪ちゃんと一緒に行けるといいな。 信号の色は、変わる素振りを見せていない。 そのまま視線を横に向けると、街路樹の太い枝にアブラゼミがとまっているのが見えた。 なぁんだ。いるじゃない。アブラゼミ。 二匹並んだクマゼミの横にアブラゼミはとまっていた。 クマゼミのように透き通っていない羽。褐色が妙に醜く思えて目を逸らした。 「ムギ、まだ時間ある?」 「え、あ、うん。大丈夫だけど…」 「それならちょっと、寄り道していいかな」 とおりゃんせが鳴り始めた。 澪ちゃんは立ち漕ぎでスタートを切った。 しばらく澪ちゃんの背中で揺られ続けて、坂の手前で攻守交代(正しい表現なのかしら?)。 この坂を登るのは無理だよ。 律のやつ、いっつもチャレンジするけど、決まって最後まで上り切らずにバテちゃうんだから。 澪ちゃんのひとことがわたしの闘志に火をつけた。 後ろから走って坂を上ってきた小学生がわたし達を追い越していく。 振り向いた彼らのうちのひとりが、わたし達の方を見てぎょっとして表情を変えた。 …そんな、鬼を見たような顔しなくったっていいじゃない。 よっぽと酷い顔、してたのかな。 頂上に着いてから思いかえしてみれば、それも頷ける。 確かにそんな顔をしていそうなくらい、必死だった。余裕なんてひとかけらもなかった。 坂の後半はもう、歩く方が早いようなスピードだったんじゃないかしら。 それでもなお、一度も地面に足をつけることなくこの坂を上りきることで頭の中はいっぱいだった。 わたしって、こんな負けず嫌いの意地っ張りだったかしら? 坂を上りきることができれば、わたし達の中に確かな何かが生まれる気がしてたのかもしれない。 日が沈んでしまう前に間に合って、わたしは胸を撫で下ろした。 「ムギ、汗すごい」 澪ちゃんが差し出したハンカチを断って、自分のもので汗を拭う。 「…わたし、汗臭くない……?」 「ううん。ちっとも。むしろなんかいい匂いがしたよ。制汗剤?シャンプー?どっちだろ」 「……たぶん、シャンプー・・・かな?」 たどり着いた坂の頂上から見た夕焼け。 何層も折り重なって複雑にグラデーションがかかった色合いの空。 この瞬間を写メで撮ろうかと思ったけれど、やっぱりやめた。 空の色は一瞬の暇もなく少しずつ少しずつ変化していって、 きれいだなぁって思ったら次の瞬間にはまたちがう色を見せているんだもの。 一秒も見逃すのが惜しいわ。 そう思って、じっと目を凝らして見てた。 こんな風景が自分の住む街で毎日のように繰り返されていたなんて。 わたしが知らなかった、気が付かなかっただけだったんだ。 それを澪ちゃんが教えてくれた。 でも昨日のおとといもその前も、明日も明後日も明々後日も、この夕焼けを見られたのかな?見られるのかな? だって、こんな………信じられない。 今日、いま、この瞬間だけ特別にきれいなんじゃないかしら。 きっと、そう。 夕焼けは、地球が生まれた日からずっと、 今日という日まで数えきれないくらいなんども繰り返された当たり前の現象かもしれないけれど、 今わたしの目の前で起きているこの出来事は間違いなくぜったい特別なものだって、・・・。 「ここさ。中学生のとき、律が教えてくれたんだ」 …そう。 ねぇ澪ちゃん。 この坂の上ではじめて夕焼けを見たとき、どんなきもちになった? やっぱり今のわたしとおなんじ気持ちになったのかしら。 澪ちゃんにとって今日の夕焼けはどう見えているのかしら。 特別に・・・いつもと違う夕焼けに見えているのかしら。 瞼にかかる前髪をかき上げて額の汗を拭う。 「前髪、けっこう伸びてるな」 「そうなの。そろそろ切ろうかしら?それとも…」 「それとも?」 「カチューシャ、しようかな。りっちゃんみたいに」 逆光のせいか、澪ちゃんの表情は見えなかった。 坂を上り下りして行き交う人たち、道沿いに立ち並ぶ商店、駅の方に見える京都タワー、街をぐるっと取り囲む遠く連なる山の峰、みんな黒く染まって表情が見えない。 律といっしょかーそれはどうだろうなー…って真っ黒に染まった澪ちゃんが軽く乾いたように笑う。 その声だけが坂の上に響いた。 「わたしね、ふたり乗りしたのはじめてなの」 「そっか」 「うしろに乗せてもらったのも、前で漕ぐのも」 「そっか」 「こんなにきれいな夕焼けを見るのも」 「そっか」 「軽音部の友達とふたりきりで学校の外で会うのもはじめて」 「はじめて尽くしだな」 「そうね。全部澪ちゃんのおかげ」 そんなことないよ、って。澪ちゃんはちょっと照れてるみたいだった。 影はどこまでも細く長く伸びてゆく。 燃えるような世界の中、夕焼けの色が身体に染み込んでいって、 影はどこまでも伸びていきそうに思えた。 夕日が山の端に消えてしまう前に帰ろう。 下り坂もわたしが自転車の前だった。 上りは淀んで生ぬるく感じられた風がきもちいい。 前じゃないと味わえないから、澪ちゃんはそう言って特等席を譲ってくれた。 風が吹く。前髪がなびいて額があらわになる。 視界良好。自転車はぐんぐんスピードを上げていく。 プール帰りの小学生。野球のユニホームを着た中学生。買い物帰りのおばさんに、忙しそうにケータイを片手に汗を拭くサラリーマンのおにいさん。 その全てを追い越していく。 スピードが上がるにつれて、わたしの腰を掴む澪ちゃんの腕の力が強くなっていった。 真っ赤に染まる夕焼けの中で、頬を切る風と背中に伝わるやわらかい体温が、 世界の全てに思えた。 「電車、間に合いそう?」 駅前のコンビニで買ったカルピスソーダを飲みながら、澪ちゃんが聞く。 「うん。大丈夫。今日はありがとう。とっても楽しかった」 わたしも同じ、カルピスソーダ。滅多に飲まない炭酸飲料。 喉をしゅわしゅわさせながら通り抜けていく新鮮な冷たさが、 乾いた身体には吸い込まれていく。 「わたしの方こそ楽しかったよ、ありがとう。 …あ、そうだ。ムギにひとつ聞きたいことがあるんだけど、」 「なぁに?」 「ムギの誕生日って、いつなの?ちゃんとお祝いしたいから」 踏切の警報機がかしましく鳴り始めた。 幸い反対方向の電車みたい。あわてなくても大丈夫。 「7月なの。7月の2日」 「あっ」 ゴォ、と勢い良く電車が走り抜けていく。 風に煽られて揺れた前髪が目にかかる。やっぱり前髪、伸び過ぎね。 「・・・ごめん。知らなくて」 「いいの!謝らないで、わたしもその…自分で言いだすのもあの…おかしいかなって…」 「…あっ、ちょっと待って」 澪ちゃんは唐突にカバンの中をごそごそあさり始めると、鍵を取り出した。 それからそこについたキーホルダーを外して、わたしに差し出す。 「うどん・・・」 種類の違う月見うどん。 もうひとつ、持ってたんだ。 「い、いらなかったかな…ごめん、さっき欲しそうにしてたから・・・。 せめて今できることってこれくらいだから…もしかしたら喜んでくれるかな、って…」 「…」 「…ごめん、なんかとってつけたみたいだったよな。今更だし汚いし……」 古びて汚れた月見うどん。 器の端が欠けていて、麺はちょっと黒ずんでいる。 ごめん、なかったことにして!また今度ちゃんとプレゼント渡すから! そう言って引っ込めようとした澪ちゃんの左手を掴んで、わたしはうどんを受け取った。 「ううん。そんなことない!とってもうれしい!わたし、高校の友達に誕生日プレゼントもらうの…」 言いかけて、不意に軽やかなメロディが鳴り出した。澪ちゃんのケータイだ。 ちょっと、ごめん。そう言って澪ちゃんは二三歩離れてから電話に出る。 りっちゃん…かな。 同時に警報機が鳴り始めた。 澪ちゃんはわたしに背を向けて大きな声で何か話している。 カンカンカンカン…と鳴り響く音に消されて、何を言っているかわたしにはわからない。 言えなかった一言を伝えたくて、電話が終わるのを待ったけれど、それより前に電車が駅に滑り込んでくるのが見えた。 わたしは周囲を構わず、最後の一言を叫んだ。 それは電車にかき消されてしまって届かなかったかもしれない。 でもわたしが何か声を出したことだけは伝わったのか、澪ちゃんは振り向いてくれた。 それから左手を大きく上げてひらひらと振った。 手首に赤く、蚊に刺された痕を見つけた。 わたしもそれに応えるように胸のあたりに小さく上げた右手を左右に振った。 よく見ると、わたしの右手の甲も蚊に刺されていた。 走って改札を抜け、閉まる間際の電車に飛び込む。 猛ダッシュのせいか、心臓がばくばくと脈を打っている。 息を切らして飛び乗ってきたわたしを、車内の乗客の人たちは迷惑そうに見ていたけど、そんなことちっとも気にならない。 大きく息を吸って、吐き出す。深呼吸を繰り返す。 それでも鼓動の激しさはやむことがない。 鮮やかな赤に染められた電車が、わたしを運んでいく。 電車が終着駅に着く頃、ようやく心臓が落ち着いて、握りっぱなしだった左手を開いた。 汗にまみれた月見うどんが、そこにあった。 再び激しさを思い出した胸の鼓動が教えてくれたのは、 わたしにとってもう一つの”はじめて”。 改札を抜けるともうとっくに暗闇が街を包んでいる。 見上げた夜空。そこにも月が、ぷっかりと浮かんでいた。 2
https://w.atwiki.jp/marowiki001/pages/3443.html
目次 【時事】ニュース金糸雀 RSS金糸雀 口コミ金糸雀 【参考】ブックマーク 関連項目 タグ 最終更新日時 【時事】 ニュース 金糸雀 TVアニメ『ローゼンメイデン』のトレーディング Ani-Art aqua label アクリルキーホルダー、缶バッジなどの受注を開始!!アニメ・漫画のオリジナルグッズを販売する「AMNIBUS」にて - PR TIMES 「ふわふわ」かき氷、盛況 学生グループ、桐生で販売 /群馬 - 毎日新聞 アプリ『ヒプマイARB』2nd Season登場のオリジナルキャラが判明! - 電撃オンライン 【ローゼンメイデン】好きなドールランキングTOP7! 第1位は「水銀燈」に決定!【2021年投票結果】(1/3) | ねとらぼ調査隊 - ねとらぼ 注目の新人Vtuber9人に聞いてみた!あなたのことを教えてくれませんか?【2021/04】 - Vtuber post 「ローゼンメイデン」のドールであなたが好きなのは?【人気投票実施中】 | ねとらぼ調査隊 - ねとらぼ 『Alice Closet(アリスクローゼット)』×「ローゼンメイデン」コラボ衣装第1弾がガチャに登場!さらにスペシャルイベント・ログインボーナスも開催中! - PR TIMES バーチャルシンガー花譜、そのキャラクターデザインの誕生秘話。パーカーに宿る“怪物”の意味 - テレビドガッチ 海外でも人気のフラワーアート・ユニット「plantica(プランティカ)」が台湾で人気急上昇のクロワッサンブランド「八月堂(HAZUKIDO)」とコラボレーション - PR TIMES お芋×ぜんざい×コーヒーが新しい!新感覚スイーツ「おいもぜんざい」 - テレビドガッチ 「SINoALICE」でアニメ「ローゼンメイデン」とのコラボが開催中 - 4Gamer.net 「ゴシックは魔法乙女」,TVアニメ「ローゼンメイデン」とのコラボ第2弾を7月20日に開始。金糸雀と雛苺が新たに登場 - 4Gamer.net iOS/Android「ひとよ、汝が罪の」第2話「啼かぬ金糸雀」が配信―耽美な世界観を楽しめる本格ノベル×脱出ゲームの続編|ゲーム情報サイト Gamer - Gamer RSS 金糸雀 TVアニメ『ローゼンメイデン』のトレーディング Ani-Art aqua label アクリルキーホルダー、缶バッジなどの受注を開始!!アニメ・漫画のオリジナルグッズを販売する「AMNIBUS」にて - PR TIMES 「ふわふわ」かき氷、盛況 学生グループ、桐生で販売 /群馬 - 毎日新聞 アプリ『ヒプマイARB』2nd Season登場のオリジナルキャラが判明! - 電撃オンライン 【ローゼンメイデン】好きなドールランキングTOP7! 第1位は「水銀燈」に決定!【2021年投票結果】(1/3) | ねとらぼ調査隊 - ねとらぼ 注目の新人Vtuber9人に聞いてみた!あなたのことを教えてくれませんか?【2021/04】 - Vtuber post 「ローゼンメイデン」のドールであなたが好きなのは?【人気投票実施中】 | ねとらぼ調査隊 - ねとらぼ 『Alice Closet(アリスクローゼット)』×「ローゼンメイデン」コラボ衣装第1弾がガチャに登場!さらにスペシャルイベント・ログインボーナスも開催中! - PR TIMES バーチャルシンガー花譜、そのキャラクターデザインの誕生秘話。パーカーに宿る“怪物”の意味 - テレビドガッチ 海外でも人気のフラワーアート・ユニット「plantica(プランティカ)」が台湾で人気急上昇のクロワッサンブランド「八月堂(HAZUKIDO)」とコラボレーション - PR TIMES お芋×ぜんざい×コーヒーが新しい!新感覚スイーツ「おいもぜんざい」 - テレビドガッチ 「SINoALICE」でアニメ「ローゼンメイデン」とのコラボが開催中 - 4Gamer.net 「ゴシックは魔法乙女」,TVアニメ「ローゼンメイデン」とのコラボ第2弾を7月20日に開始。金糸雀と雛苺が新たに登場 - 4Gamer.net iOS/Android「ひとよ、汝が罪の」第2話「啼かぬ金糸雀」が配信―耽美な世界観を楽しめる本格ノベル×脱出ゲームの続編|ゲーム情報サイト Gamer - Gamer 口コミ 金糸雀 #bf 【参考】 ブックマーク サイト名 関連度 備考 ピクシブ百科事典 ★★ 関連項目 項目名 関連度 備考 参考/ローゼンメイデン ★★★★ 登場作品 参考/志村由美 ★★★ キャスト 参考/水銀燈 ★★★ 関連キャラ 参考/真紅 ★★★ 参考/翠星石 ★★★ 参考/蒼星石 ★★★ 参考/雛苺 ★★★ 参考/雪華綺晶 ★★★ 参考/薔薇水晶 ★★ タグ キャラクター 設定 最終更新日時 2013-11-27 冒頭へ