約 2,422,506 件
https://w.atwiki.jp/nenrei/pages/1317.html
【作品名】キン肉マン&SCRAP三太夫 【ジャンル】漫画 【名前】ウォーズマン 【属性】ロボ超人(機械生命体的な何か) 【年齢】129歳 【長所】生涯現役 【短所】ウギャアキン肉マーン 【備考】「SCRAP三太夫」は「キン肉マン」のはるか未来、西暦20XX年という設定 冒頭で主人公の師であるサンシローが死んで180年、と語られており、 家を見る限り最低でも1910年以降と思われるため舞台は2090年以降。 よってウォーズマンは西暦1961年生まれだから、この時点で129歳の超ド級のシニアということになる。 vol.2
https://w.atwiki.jp/sinnerei/pages/2127.html
【作品名】キン肉マン&SCRAP三太夫 【ジャンル】漫画 【名前】ウォーズマン 【属性】ロボ超人(機械生命体的な何か) 【年齢】129歳 【長所】生涯現役 【短所】ウギャアキン肉マーン 【備考】「SCRAP三太夫」は「キン肉マン」のはるか未来、西暦20XX年という設定 冒頭で主人公の師であるサンシローが死んで180年、と語られており、 家を見る限り最低でも1910年以降と思われるため舞台は2090年以降。 よってウォーズマンは西暦1961年生まれだから、この時点で129歳の超ド級のシニアということになる。 vol.2
https://w.atwiki.jp/mg2tokumori/pages/6.html
更新履歴 @wikiのwikiモードでは #recent(数字) と入力することで、wikiのページ更新履歴を表示することができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_117_ja.html たとえば、#recent(20)と入力すると以下のように表示されます。 取得中です。
https://w.atwiki.jp/mg2tokumori/pages/7.html
アーカイブ @wikiのwikiモードでは #archive_log() と入力することで、特定のウェブページを保存しておくことができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/25_171_ja.html たとえば、#archive_log()と入力すると以下のように表示されます。 保存したいURLとサイト名を入力して"アーカイブログ"をクリックしてみよう サイト名 URL
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/36971.html
登録日:2017/05/31 Wed 00 05 44 更新日:2024/09/11 Wed 04 36 21NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 7人の悪魔超人 THE超人様 おしりたんてい イロモノ オナラ オール超人大進撃 カメルーン ガス キン肉マン キン肉マンⅡ世 ケツ ケツだけ星人 ネタキャラ プリケツ プリプリマン レスラー 下ネタ 出オチ 尻 幻 幻の超人 悪行超人 悪魔超人 最凶悪行超人軍団 置鮎龍太郎 超人 超人レスラー 黒歴史 ( ⦿λ⦿) プリプリマンとは、バッファローマンをはじめとする「7人の悪魔超人」の中にいたといわれている「幻の超人」である。 その名の通り顔全体が人間の臀部を思わせるものになっており、やや垂れ気味の目がついている。 耳、鼻、口らしき部分は外観では確認できない。 現状においては悪魔超人であるということ以外、身長、体重、出身地、超人強度、必殺技、その全てが不明。 「プリプリマン」というのもその外見からつけられた便宜上の呼称であり、本当の名前はわかっていない。 姿が見られたのはごく僅かの間でその後彼を観たという報告はなく、「幻の超人」と呼ばれる所以となっている。 プリプリマンを見かけたという人、または闘った超人は追記・修正をお願いします。 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- 王「コラ~!しょうもない項目を立てるな~~~!!」 委「真弓くん、何もそんなに青筋立てて怒らんでもええやねん」 【概要】 気を取り直して…… プリプリマンとはゆでたまごの漫画『キン肉マン』に登場した超人の1人。 所属:悪魔超人 出身地:不明 身長:不明 体重:不明 超人強度:不明 キン肉マンとウォーズマンの死闘の末、キン肉マンの勝利で幕を閉じた超人オリンピック・ザ・ビッグファイト編。 その直後に、本作お馴染みの敵勢力である「悪魔超人」が初登場する新たなシリーズ「7人の悪魔超人編」がスタートした。 7人の悪魔超人編の第1話「地獄からきた7人の巻」(JC10巻収録)の最後のコマは地球に降り立った悪魔超人軍団がキン肉マンに宣戦布告するシーンであり、 2012年から始まった新シリーズ「完璧超人始祖編」での活躍も記憶に新しいであろう バッファローマン、バネ小僧、BH、アトランティスといったお馴染みのメンツの他、ミスターアメリカン、アーム・ストロング、別のコマではフラッシャー・バルーンとクモのコチラスの存在が確認できる。 そして後に7悪魔のリーダーと定められるバッファローマンを差し置き、それらの中心に"ヤツ"はいたのである。 その斬新すぎる風貌が読者に与えた衝撃は計り知れず、立ち位置が立ち位置だっただけに 「真ん中にいるケツこいつが悪魔超人のリーダーなのか?」と想像する読者は多かっただろう。 そうだったと言ってくれ。 これは後に学研の図鑑によって「悪魔超人に憧れるあまり、リーダー的立ち位置でリングに上がった」と解説された。 しかしその翌週、ヤツの姿は影も形もなかった。 それどころか次のページでは早くもメンバーが変わっていた。しかも、8人に増えていた。 結局、7人の悪魔超人は翌週から上記の4人にザ・魔雲天、ステカセキング、ミスターカーメンの3人を加えた構成となり、そのまま物語が進んでいった。 その前には他にも蜘蛛みたいな顔したヤツとかいたが、そいつ含め以後出なくなった者たちは何故消えたのか、作中で語られることはなかった。 だってゆでだから。 その後本編では全く存在に触れられず、このまま出オチ超人として終わるかと思われた。 しかし…… 【劇中での活躍】 キン肉マンⅡ世~オール超人大進撃~ なんとVジャンプ版Ⅱ世の第1話の敵キャラに抜擢されるという形で、まさかの復活を果たす。 旧作に比べガタイが幾分よくなり、目つきも鋭い。またその尻…いや顔にはパン…じゃなかった、マスクを装着している。 本作におけるデータは以下の通り。 所属:悪行超人 出身地:カメルーン 身長:191cm 体重:136kg 超人強度:97万パワー 冒頭時点ですでに新世代超人のガゼルマンとテリー・ザ・キッドの2人を破っており、続くセイウチンをもKO。 直後にやってきたキン肉万太郎との戦いでも強力な打撃で苦しめるが、万太郎のカルビっ屁バズーカを受けて怯んでしまい、その隙にキン肉バスターで倒された。 キン肉マンⅡ世(アニメ版第1期) アニメ第1期最終盤においても最凶悪行超人軍団の1人として登場。 エル・カエルーンと組んでガゼルマン・セイウチンのタッグと戦った。 2つの大脳を持つため心理戦が得意と豪語し、ガゼルマンとの戦いでは精神攻撃を仕掛けるのだが…… 「これまでのお前の戦いっぷりをシリassアスに思い出してみろ」 「お前は見てくれだけで、負けっぷりだけが印象に残る、ケッ陥だらけのへっぽこレスラー。それがお前の本当の姿なのだ」 ……別の意味で心を乱されそうな気がする。 その後ガゼルに跨がられて尻、じゃなくて顔をペンペンされたりといった一見おバカな戦いを繰り広げながらも、 人質をとるなど卑劣な手段でガゼル・セイウチ組を追い詰めていく。 が、チェックメイトの横槍によって形成逆転。カエルーンがセイウチンに倒された後、プリプリマンも本邦初公開の大技・サバンナヒートを喰らい、KO負けを喫した。 ちなみにCVはケビンマスクと同じ置鮎龍太郎氏だが、ダーティーな格好良さ溢れるケビンとは全然違う演技なので初見ではまずわからない。 超人閻魔帳 悪魔六騎士や7人の悪魔超人以外の一般の悪魔超人の一例としてプリプリマンの存在が挙げられている。 THE超人様 「完璧超人始祖編」終了後に掲載された石原まこちんによるスピンオフ漫画。 ここでプリプリマンは、あのビッグ・ボンバーズの2人とともにメインキャラに抜擢?された。 「私は七人の悪魔超人です」と書かれたシャツを着ている。 チョイ役でしかなかった自分に対し、本編で割と出番のあるカナスペが羨ましいと吐露したが、 「僅かな出番ながらその異様な存在感ゆえ語り草にされ、知名度自体は高い」とカナディアンマンにフォローされる。 カナディアンマンが本編参戦時に欠席し、試合終了後に入院しながらも戻ってきたのはそこそこ知られているが プリプリマンもペンタゴンの星のクロノスチェンジの失敗により、あの伝説の塩試合のリングに飛び込む羽目になった。 当然、生きた心地がしなかった模様である。 【必殺技】 ガス・エクスプロージョン 肛も…ではなく口から放たれる強烈な臭いのガス。エクスプロージョンとあるが爆発はしない。 アニメではガス・エクスプロージョンゼロロングアタックという悶絶物の派生技を繰り出したことも。 オケツ・ドライバー ケツ…ではなく顔の割れ目で相手の脚を挟み込み、頭をキャンバスに叩きつける変形ツームストンパイルドライバー。 プリプリキック アニメ版で使用。腕を脚へ変化させ、実質4本脚の状態から繰り出される強力な蹴り。 プリペラアーム こちらもアニメ版での技。トゲのついたサポーターを装着した腕を肘を支点に高速で旋回させる。 破壊力はかなり高く、リング外から万太郎が投げ込んだ岩を一触で粉々に砕いている。 【余談】 プリプリマンと同じ話に出てくるミスターアメリカン、クモのコチラス、ミリオンヘルなどは一応以前に応募超人として紹介されていたが、プリプリマンはそういった紹介がなく、長らくちゃんとした名前を持っていなかった。1998年のWPB増刊『キン肉マンⅡ世 総集編』におけるゆでたまごのインタビューにて、正式に命名されている。 旧作版のプリプリマンは本編登場こそなかったが、Ⅱ世以後の読み切りや人気投票結果発表時のショート漫画などではモブとして登場していることがある。 アニメ版2代目OP『炎のキン肉マン』の映像でスグルと戦っている悪の超人たちの中にプリプリマンに似た者がいる。 「超人オリンピック・ザ・ビッグファイト編」には、新幹線アタックで予選落ちした超人の一人として「プリプリ男」という超人の名が挙げられたが、プリプリマンとの関連は不明。 「超人様」効果なのか、総選挙2019では投票欄に名前がないキャラでありながら100位入りを果たした(36票で84位)。 2024年放送の令和版(完璧超人始祖編)では、第0話でこそスルーされたものの、第2話以降から流れるエンディング映像にてちゃっかり登場した。(*1) ( ⦿λ⦿)<追記・修正は僕のキン消しを持ってる人にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] これはぜひとも画像が欲しい項目 -- 名無しさん (2017-05-31 00 43 22) 便宜上が便器上に見えた…… -- 名無しさん (2017-05-31 01 30 39) 翌週どころか次のページではもう面子が変わってるんだよな…。バッファローマン、スプリングマン、アトランティス、ブラックホールは一貫しているが、残りの3人は登場シーンではプリプリマン、ミスターアメリカン、アーム・ストロングだったのが、次のページでは早くもフラッシャーバルーン、クモのコチラス、ミリオンヘル、他一名に変わっている。てか8人いる。そして次の回からはおなじみステカセキング、ミスターカーメン、ザ・魔雲天に。 -- 名無しさん (2017-05-31 01 33 12) 口からウンコを噴射してほしかった -- 名無しさん (2017-05-31 01 44 55) 置鮎龍太郎のタグはないのね……アニメの声優がはまり役立った印象。2話だけなのに見た目と声のインパクトがすごいよ…… -- 名無しさん (2017-05-31 02 36 28) アメトークだ取り上げられた時口がガバガバになってるのを宮迫が指摘して草生えたわ -- 名無しさん (2017-05-31 04 03 08) レディの世界だとぷりぷりマンマン -- 名無しさん (2017-05-31 07 30 00) 初めて見たキン肉マンがVジャンでのこいつの登場回だった -- 名無しさん (2017-05-31 08 44 00) 必殺技は他に「プリヘッドシザー」なんてモノもある -- 名無しさん (2017-05-31 11 57 00) 最近ではカナディアンマンとスペシャルマンという友人ができた模様 -- 名無しさん (2017-06-12 22 26 20) プリプリマンばかり注目されるが、たまには他の一瞬しか出番がなかった奴らのことも思い出してあげよう。ミスターアメリカンは前話の予告にも出てる(微妙にデザインが変わっているが)から一応2コマ出番がある。だからどうしたといわれるとそれまでだが -- 名無しさん (2017-06-12 22 31 33) 公式ファンブック『超人閻魔帳』では「その他一般の悪魔超人」の一例として紹介されている。存在がなかったことにはなっていないようだ -- 名無しさん (2017-06-23 00 23 23) まさかの彼女持ち -- 名無しさん (2017-10-02 20 08 27) 2世の時の読み切り「キン肉マンVSテリーマン!の巻」(現在は37巻収録)でもキン肉星へと向かうキン肉マンを見送る超人たちの一人として登場している。余談だが、『THE超人様』で本編登場無しと言われたシルバーリキも実は同話に登場している -- 名無しさん (2017-10-02 22 31 02) プリプリマンの彼女、女のケツだとすると色々とやばいんじゃねぇのか?モザイク必須? -- 名無しさん (2017-10-03 00 14 14) 「プリプリマンの彼女の毛も俺たちにとってはただのケツ毛。だが彼にとっては天使のヘアーってところだ」は笑った -- 名無しさん (2017-10-10 09 28 21) もしこいつが7人の悪魔超人の一員として新連載版で戦っていたらどうなったかな? さすがに始祖には勝てんだろうけど、ダルメシマンには匂いで優勢に立てるかも -- 名無しさん (2019-03-02 00 10 43) 真面目に考えるだけバカみたいなもんだろうけど、旧作に一瞬だけ出てたのとVJ版2世のは同一の存在ってことでいいんだろうか。学研の図鑑とか最近の資料では旧作準拠のプリプリマンのデータが2世のやつと同じであることが多いし。 -- 名無しさん (2019-06-24 00 04 16) 当時のVジャンプでも2世のプリプリマンは初代のプリプリマンと同一人物扱い -- 名無しさん (2021-09-05 13 56 40) ↑つまり2世プリプリマンは伝説超人と同世代のオッサン?(スプリングマンやベンキマンみたいな長命タイプなのかもしれんが) -- 名無しさん (2022-08-06 11 11 27) 40周年ストップモーションアニメと言い始祖編EDといい、なぜアニメスタッフはこやつを執拗に出そうとするのだ・・・0話で出なかったから(まあ流石に出すわけないよな・・・)って完全に油断してたよ! -- 名無しさん (2024-07-24 20 34 11) 数多ある超人の中でも彼のデザインはケッ作と言って良い -- 名無しさん (2024-08-22 13 28 06) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gununu/pages/5574.html
ステカセキング〔すてかせきんぐ〕 作品名:キン肉マン 作者名:[[]] 投稿日:2010年5月22日 画像情報:640×480px サイズ:100,817 byte ジャンル:人外,ぐぬぬじゃねえ キャラ情報 このぐぬコラについて コメント 名前 コメント 登録タグ 2010年5月22日 ぐぬぬじゃねえ キン肉マン 人外 個別す
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/38646.html
登録日:2018/01/01 Mon 20 12 00 更新日:2024/09/05 Thu 23 00 41NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 うんこ インカ帝国 エラードマン キン肉マン ソフトクリーム トイレ トラウマ ネタキャラ ベンキマン ペルー 下ネタ 二又一成 人気投票29位 伝説超人 便器 加藤将之 山崎たくみ 排泄物 正義の5本槍 正義超人 超人 超人レスラー 関節技 閲覧注意 限りなくアウトに近いアウト 知恵さえあれば どんな難事も解決できる それが由緒正しき文明を持つ 我らインカの誇りーっ! ベンキマンは漫画『キン肉マン』に登場する正義超人。 【もくじ】 【プロフィール】 【概要】 【作中の活躍】第21回超人オリンピック編 完璧超人始祖編 キン肉マン外伝 ベンキマン ~失われたインカの記憶~ オメガ・ケンタウリの六鎗客編 【必殺技】 【プロフィール】 CV:二又一成 、山崎たくみ(Ⅱ世)、加藤将之(完璧超人始祖編) 所属:正義超人 出身:ペルー 身長:185cm 体重:87kg 年齢:2000歳 超人強度:40万パワー 戦績 vsヒガンテマン○(恐怖のベンキ流し) vsキン肉マン●(パンツ詰め) vsギヤマスター●(ジェノサイドギヤ) 【概要】 胴体が和式便器で、頭部にとぐろを巻いた大便のオブジェを戴く超人。 旧アニメでは名前が「ザ・ベンキーマン」となり、頭部のオブジェが蛇口に変更されている。 普段は冷静で紳士的な性格で、試合では寝技や関節技を主体とする。 必殺技は相手を胴体の便器に取り込み、流してしまうという恐ろしいもの。 非常に長寿の超人で、体の便器は時代ごとにモデルチェンジしているとか。 しかし、何故かⅡ世までの34年で急激に老け、寿命も尽きてしまった。 なお、その時代では弟子のウォッシュ・アスが活躍している。 数少ない作者自らデザインした超人。 当時古代インカ帝国の遺跡にトイレの原型が見つかったことが元ネタだとか。 実際、インカ帝国が水洗トイレ発祥の地という説もあるらしい。 一方で背中には「タバコの吸いがら ガム・パンツを便器に流さないでください」と日本語で書かれた貼り紙がある。 読者からはカレクックとのタッグ結成ネタが多いが、公式はスルーしている。 ただ、『超人様』によるとプリプリマンとのタッグ結成は考案されたらしい。 また、原作第2部ではストロング・ザ・武道によってカレクックとまとめて人間化させられたり、 ウルフマン、カナディアンマン、ティーパックマンらと並んで「正義の5本槍」のメンバーになるなど共演するシチュエーションが目立っている。 WSCゲーム『超人聖戦史』、PSゲーム『マッスルグランプリ』シリーズにも参戦し、「金的」や「臭い三連撃」、即死技の「七年殺し」等下品な技の数々を使う。 マッスルグランプリシリーズでは意図的に最弱キャラとして設定されているが、実は『2』では相性の良いキャラもそれなりに存在し、最弱候補には名を連ねていない。 流石に上位陣との実力差は大きいが、プレイヤーの腕次第で悪魔将軍やキン肉マン ソルジャーを便器に流してしまうことも可能。 スタッフによると、「便所道具を使って戦う」イメージがあったようだが、半公認同人ゲーム『マッスルファイト』のほうが先に実現している。 【作中の活躍】 第21回超人オリンピック編 予選を危なげなく突破し、決勝トーナメントに進出したベンキマン。 決勝ではシード枠を手に入れ、キン肉マンとキングコブラの試合では甲子園の売店でポテチを買っていたが、試合中、キン肉マンに頭に火をつけられ、あわてて便器の水で火を消したキングコブラを、キン肉マンの運命とばかりに流してしまった。キングコブラが一体何をしたと言うのだ…。 キン肉マンとの試合の直前、彼はデモンストレーションとして予選敗退した超人達全員を相手に本戦出場を賭けた敗者復活戦を展開する。 貧弱なカニベースはもとより、巨漢のタイルマンすら丸めてアリダンゴにすることで簡単に流してしまった。 1回戦で彼と闘うキン肉マンは上記の様子を見てすっかりビビってしまい、試合開始後もリング上を逃げ回る。 悪あがきも虚しくベンキマンに捕まり流されてしまうが、パンツを便器に詰まらせるという奇策により逆転。 ベンキマンは突如腹痛に苦しみ、最後は便器内から大量の水を溢れさせながらマットに沈んだ。 超人を流せる便器に何故パンツが詰まるのかは永遠の謎。 大会を振り返ってのコメントでは「なんといっても あのキン肉マンのクサイパンツがきいた それだけだ!」とコメントしていた。 匂いの問題ではないと思うのだが… 完璧超人始祖編 完璧・無量大数軍(パーフェクト・ラージナンバーズ)が襲来した際、よりによってカレクックと共にストロング・ザ・武道に立ち向かう。 しかし、全く通用せず「零の悲劇」によって超人パワーを奪われ人間にされてしまった。 ちなみにその際の容姿は全裸で便器を抱えている金髪の男性である(顔はなかなかの男前なのだが)。 しかもそのままカレクック共々テリーの試合を観戦していた。 キン肉マン外伝 ベンキマン ~失われたインカの記憶~ ベンキマンが超人総選挙2016で29位になったことから掲載。 原作の嶋田は「どないしたらええねん!」と頭を抱えたが、作画の中井は「非常に描きやすいキャラ」と喜んだという。 超人オリンピックペルー予選を闘っていた頃のエピソード。 当時のベンキマンは記憶喪失であり、頭のとぐろ型のオブジェがソフトクリームに見えることから「エラードマン」と呼ばれていた。 (実は「helado(エラード)」とはアイスクリームのことなのだが) 地味な関節技主体のファイトスタイルで観客からは不人気だったが、緊急時にトイレを貸してあげた少年マルコからは慕われていた。 ある時、危篤の祖父から呼び出されたエラードマンは自分が古代インカ帝国皇帝の警護超人だったと伝えられる。 しかし、突如侵攻してきたスペイン兵によってエラードマンは両親を殺され闘いにも敗北、以来記憶も失っていた。 また、当時のインカ帝国には既に水洗トイレの技術が存在し、ナスカの地上絵も大便をしている古代人の姿らしい。 全てを伝え終えた祖父はインカ帝国の栄光と一族の血の継承をベンキマンに任せ、水を大放出して息絶えた。 エラードマン改めベンキマンがペルー予選最終戦で闘う相手は民衆の英雄(エロエ・ポプラ)ヒガンテマン。 しかし、彼にとって超人レスラーとしてのキャリアは超人界初の大統領を目指すためのステップでしかなかった。 レジャー施設を作るために政府高官達に賄賂を贈ってまでナスカの地上絵を潰そうとする横暴さ。 加えて、それに怒ったセコンドのマルコに対して手を挙げる始末。 ベンキマンは彼の横暴を許せず怒りに燃え、また完全に記憶を取り戻したこともあって奮起。 「ヒガンテ・クラッシュ」に捉えられるも、トグロのオブジェを回転させる「エラードスピン」で反撃し脱出。 (「ヒガンテ・クラッシュ」はキン肉バスターの抱え上げた体勢からそのまま落とすような技) そしてヒガンテマンをアリダンゴ状に丸め、「恐怖のベンキ流し」で流してしまった。 勝利したベンキマンが自分の本当の名を宣言すると、観客達は大歓声と共に大量の大便をリング上に投げつけた。 記憶が戻った瞬間のイメージ映像によると、ヒガンテマンはベンキマンの両親を殺したスペイン兵の子孫。 その時の技も同じヒガンテ・クラッシュだった。ベンキマンに対してだけ武器を捨てて格闘技で挑んでいるのがシュール オメガ・ケンタウリの六鎗客編 突如現れた「オメガ・ケンタウリの六鎗客」に追い詰められたウルフマンを救うため、ティーパックマン・カレクック・カナディアンマンと共に参戦。 サタンの結界により主力超人達が動けない中、ウルフマンを含めた5人で「正義の5本槍」を結成、六鎗客との全面対決となる。 ベンキマンの対戦相手ギヤマスターは全身を構成する巨大な歯車で相手を粉砕するという恐るべき超人。 パワーと体格で劣るベンキマンが不利かと思われたが、相手の弱点を突く等の機転や火事場の クソ 力を発揮することで善戦する。 しかし、六鎗客の真の狙いは正義超人の火事場のクソ力を引き出し自分達のものにすることで、これまでは本気を出していなかったことが判明。 激闘の末ベンキマンはギヤマスターを便器に流すことに成功したものの、ギヤマスターは歯車の推進力を利用することで脱出に成功。 (この時、何故かベンキマンの全身が歯車に侵食されており、大変気持ち悪い描写になっている) 最大の必殺技を破られたベンキマンは為す術なくギヤの餌食となった… しかし試合終了後のアリステラ曰く「最後は本当に危なかった」らしく、彼から詰るようにこう言われたギヤマスターも反論できず黙り込んだことからすると、あと一歩が勝敗を分けた紙一重の試合だったようだ。 ベンキマンとギヤマスターの超人強度は実に150倍以上の差があり、そんな相手をあと一歩のところまで追い詰めただけでも大殊勲もの。 ベンキマンは本当によく頑張ったのだ……。 この試合では六鎗客が元々地球にいた超人だったことが判明する等、話が大きく動いている。 が、試合終了後にあの男が復活することが判明し、読者の関心をそちらに持っていかれてしまう形となった。 ちなみに頭のオブジェは正体が判明した今もエラードオブジェと呼ばれている。エラードへの風評被害が心配である。 【必殺技】 恐怖のベンキ流し ベンキマン最大の必殺技。 相手を便器の中に取り込み、流してしまう。 彼らに流されたものがどこに辿り付くのかについては諸説ある。 ベンキマンの初試合の時点では「ベンキマン自身にも作者にも分からない」とされていた。 『キン肉マン77の謎』ではブラックホールが吸い込んだ先と同じ場所に行くとされている。 『Ⅱ世』では汚く濁った「糞尿の魔境」に行き着くとされている。 流す手順は使い手や状況に応じて様々。 捕まえた相手をそのまま放り込むほか、丸めてアリダンゴにしてから流す方法を実践した。 ベンキーヤウォッシング 便器内から勢い良く放水する技。 上記の必殺技の仕上げとして使うほか、離れた場所にいる相手に水流を浴びせることもできる。 ベンキマンはギヤマスターのギヤのオイルを洗い流すことで回転を止めるためにも使っていた。 秘技 アリダンゴ 相手を小さく丸めてしまう技。 手足など末端部から捕まえて折りたたんでいき、最終的にはひとかかえほどのダンゴ状まで丸め縮めてしまう。 タイルマンやギアマスターのようなどれだけ大きい硬い相手でも、見る間にダンゴにされてしまうのは圧巻。 しかもそこまでしているのに相手は骨折もせず傷一つも負わず、自然に元に戻ることまで可能という何気にすごい技。 これ単体で使っても相当強そうな業だが、ほとんどベンキ流しのセットアップ用にしか使っていない。 ただ格闘ゲーム「マッスルグランプリ2」ではアリダンゴ状態の相手を投げあげて、元の体に戻って落下してくる相手にカンチョーを決める超必殺技が存在した。 エラードスピン ベンキマンの頭部の大便型オブジェを回転させ、相手を突く。 相手に捕まった時に窮地を脱するために使われることが多い。 技名はエラードマン時代の名残。 ・マッスルグランプリ2での技一覧 打撃技 「これでも喰らえ!」「もう怒ったぞ!」など名称がすべて文章になっていて、 しかもフェイントをかけたりみずから大きな隙をつくってしまったりとネタ感が強い。 それでも、リーチこそ短いが隙が少なく威力もそこそこあるため扱いやすいほう。 組み技 打撃技とは対照的に「河津掛け」・「逆水平」など渋い技が多い。 必殺技 「ウンがついてるぞ!」:おもむろに取り出した便器ブラシで一突きする。 「流れてしまえ!」:突進しながらラバーカップでぶん殴る。 「汚れを落としてやる!」:デッキブラシで相手の足元めがけ二段突きを入れる。 「臭い三連撃」:便器ブラシで殴りラバーカップで突き倒し、倒れた相手をデッキブラシでゴシゴシこする連続技。 「詰まらないものですが!」:ウ○コを投げつける飛び道具。弾速が遅いがガード不能。 「ホントに詰まらないものですが!!」:トイレットペーパーをロールごと投げつける飛び道具。 「汚れは飛んでいけ!!」:デッキブラシを構えて大回転スイングし敵を殴り飛ばす技。 「手は洗って清潔に!」:相手をはねとばす掌打。 「七年殺し」:相手の後ろに大きく回りこんでカンチョ―を決める。即死技。 超必殺技 「恐怖のベンキ流し」:秘技アリダンゴで敵を丸めて、胴体のベンキに放りこむ。 「恐怖のベン・・・?」:秘技アリダンゴで敵を丸めて放り投げ、落ちてくるところにカンチョーをかます。 追記・修正はベンキ流しから生還してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 中井さんってこういう変な超人描いて大活躍させるの好きなんだよな -- 名無しさん (2018-01-01 22 54 46) 万太郎の大便の絵面も引いたが、ギヤマスターの便器流し破りは思い出しただけで鳥肌立つほど気持ち悪かったわ... -- 名無しさん (2018-01-01 23 53 02) マッスルグランプリでは金的だのカンチョーだの… -- 名無しさん (2018-01-02 03 30 06) 思いきりひるのです -- 名無しさん (2018-01-02 15 09 19) 突如侵攻してきたスペイン兵によって 侵攻してきたコンキスタドールの中に超人(コンキスタドールの所業からおそらく悪行超人に片足突っ込んだ)がいたのか、それとも数の暴力で人間にやられたのか? -- 名無しさん (2018-01-02 15 35 54) ↑と思ったら上記に書いてある通りヒガンテマンだったか。無駄レスすみません -- 名無しさん (2018-01-02 15 39 29) 「フッ…ナメるのは私の便器の水だけにしてもらいたいものだ」っていうくっそ汚いけどかっこいい台詞好き -- 名無しさん (2018-01-02 20 43 38) ↑その後に続く台詞で更に吹いたw ギヤマスターさんカワイソス -- 名無しさん (2018-01-03 02 49 00) 勝ったとはいえ流された事に対してマジで傷ついてるギヤマスターに笑う -- 名無しさん (2018-01-03 03 01 11) 古代インカここに復活 この一文から便器の超人を連想出来るというカオス -- 名無しさん (2018-01-03 12 14 53) ギヤマスターの歯車侵食ってどういう原理で発動したんだ -- 名無しさん (2018-01-03 17 56 47) 回転を推進力に変えるんだから、下水管を噛み合う歯に変えたんだろう -- 名無しさん (2018-01-03 17 59 02) ↑2 アリダンゴされた全身を小歯車に分解、ベンキマンの配管に跡が残る程食い込んで… -- 名無しさん (2018-01-04 18 18 11) 内部に取り込まなければ別の方法でギヤマスターに勝てたかもしれん -- 名無しさん (2018-01-20 20 50 00) 引き分け以上に持ち込むなら相手を流してすぐ自分の体を破壊してしまえばいいんだよ -- 名無しさん (2018-01-20 22 18 57) 相手を細切れにする技を身につけて便器に流せば無敵だよな -- 名無しさん (2018-05-26 18 40 14) ↑7 そんなゆで先生は天才を超えた天然ということだ -- 名無しさん (2018-06-10 08 10 20) 頭のウンコが回転して武器になるなんて対戦相手も想像できんわ -- 名無しさん (2018-08-25 21 29 48) 胴体は便器なのに頭はソフトクリームって言っても誰も信じてくれんだろな -- 名無しさん (2018-10-06 23 37 53) ヒガンテマンは多分死んでるだろな -- 名無しさん (2018-12-09 14 47 34) ↑2 いや、頭のアレはれっきとしたウンコ。昔は記憶喪失だったから本人も周囲もソフトクリームだと思ってたけど。エラードスピンは記憶喪失時代からそのまま技の名前変えてないだけだろう -- 名無しさん (2019-10-17 03 18 14) この項目からウォッシュ・アスの項目を分離し。この項目はベンキマンの項目に修正しました -- 名無しさん (2020-10-29 06 25 22) ベンキマンあと一歩だっただけに惜しい。 -- 名無しさん (2022-05-24 21 47 26) こんな一発ネタとしか思えないキャラをかっこよく描けるのはすごい。 -- 名無しさん (2023-06-07 21 34 55) 始祖編アニメでようやく原作デザインのベンキマンになったけどやっぱエラードオブジェって色付くとヤバいわ -- 名無しさん (2024-07-22 16 14 06) そう言えばⅡ世開始時点で死んでてヘラクレスファクトリー教官になれてないんだよな。文字通り「先生、トイレ」が成立したのに残念。 -- 名無しさん (2024-07-27 23 18 57) ウンコを投げないでください!ウンコを投げないでください!←ノリが良すぎるぞ肉世界の人間達! -- 名無しさん (2024-07-27 23 44 51) スプリングマンもそうだけどキン肉マン二世になってから急に老け込みすぎ -- 名無しさん (2024-08-13 18 30 45) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ssmrowa/pages/37.html
はるか昔――人間が歴史を持つずっと以前の昔。 その生き物たちは進化の過程の中でこの地球に出現した。 その生き物たちは夜しか生きることができず太陽の光にあたると消滅してしまう…… だから彼らは地底に住んだ。 しかし……他の動物や植物のエネルギーを吸い取ることによって長い年月生きることができた。 原始人は彼らを神や悪魔として恐れた。 彼らは「死」の確率が低いので増殖の必要は少なく、その生き物の個体数も少なかった。 だから争いもなく平和にくらしていた。 だが突然そこに天才がひとり生まれた。 その天才はより強い力がほしいと願った。 そして自分たちの脳にはまだ未知なる能力が隠されていることを知り、その能力をひき出すために 天才は「石仮面」を創った。 石仮面は不死身の能力をもたらしたけれども、より多くの生命エネルギーを必要とした。 つまりより多くの動物を殺さなければならない。 ほうっておけばきっと大地の全ての生き物を殺してしまうだろう。 その生き物の一族は石仮面を恐れた。天才を恐れた。 「やつが存在するのは危険だ」 「あいつをこの地球から消してしまわなくてはならない……!」 「やつを殺してしまわなくては!」 『バカ者どもがッ!』 『太陽を克服したいと思わないのかッ! 何者をも支配したいと思わないのかッ! あらゆる恐怖をなくしたいと思わないのかッ!』 ―― ―――― ―――――――― その天才は逆に一族をみな殺しにし自分を生んだ親も殺すと、事実を知らぬ残った赤ん坊ふたりに仲間をひとり(エシディシ)をつれ 長い旅に出たのだった。 約一万年前のことだった。 ◇ ◆ ◇ 「これは!! テリーマンの……」 幾多の超人レスリングのタイトルを総なめにして、第五十八代キン肉星王位継承者となり、 名実共に超人界の頂点に立った男、キン肉スグル。 通称『キン肉マン』。 しかし今のキン肉マンは、自分に支給されたバックの中を覗き込み、 涙を流して立ち尽くしていた。 バックの中に入っていたのは星を象ったエンブレム(紋章)。 それこそアメリカ超人であるテリーマンの愛国心とファイティングスピリットの象徴『スター・エンブレム』。 しかしスター・エンブレムはテリーマンがハトヤマに殺された時点まで、その両肩に在ったはずである。 何故それが、殺し合いが始まったばかりの今、 キン肉マンのバックの中に入っているのか? キン肉マンは疑問に―――― 「テリーよ…………おまえのファイティングスピリット、確かに受け取った!!」 ――――思わない。 キン肉マンはそれをテリーマンの意思と受け取った。 硬い友情で結ばれた正義超人。 その中でもテリーマンは、キン肉マンにとって親友と言っていい相手だった。 ザ・マシンガンズ、そしてマッスル・ブラザーズとキン肉マンのタッグパートナーだった男・テリーマン。 彼の死はキン肉マンを深い哀しみに落とした。 しかし悲嘆にくれながら漁ったバックに在ったのは、タッグパートナーだった男のファイティングスピリット。 悲嘆にくれている場合ではない! 正義超人としての使命を果たせ! テリーマンがキン肉マンにそう激励している。そのように受け取ったのだ。 「よーし!! あの世で見とれよテリーマン! この殺し合いを止めてハトヤマを倒すことを、おまえへの手向けにしてやるからなーっ!!」 キン肉マンはスター・エンブレムを大事にバッグへ仕舞う。 そして荷物をまとめて出発する。 「わたしの大和魂とテリーのテキサス魂が合わされば、友情パワーは無限大じゃーっ!!!」 キン肉マンは、ハトヤマが殺し合いの説明をした場所で、 ロビンマスクだけではなく、ウォーズマンとバッファローマンとネプチューンマンの姿を見た。 皆、キン肉マンにとって頼りとなる仲間だ。 彼らと合流すれば、これほど心強いことは無い。 必ず殺し合いを打破してハトヤマを倒せる。 キン肉マンは希望を持って、殺し合いを駆け出した。 ◇ ◆ ◇ 朝焼けに照らされた海岸。 波の音と潮の香りがで満ちたその場所に佇む一人の男。 長い黒髪。筋骨隆々な肉体に纏う物は褌一つ。 出で立ちはまるで変質者だが、男はそんな人間の持つ価値判断とは無縁の存在。 波打ち際まで足を運んだ男は、小波に足先を濡らされることも意に介さず沖合いへと視線を向ける。 人間を遥かに上回る男の視力でも、水平線まで陸地を見出すことはできない。 男は徐に両手を顔の高さまで上げる。 何の変哲も無い、普通の人間の物と変わらない両手。 しかしその両手が、見る間に形状を変えていく。 ただ手を動かした、と言うことではない。 両手からくちばしが生えて、翼が広がり、二羽の燕に姿を変えたのだ。 二羽の燕は、始めから独立した生物であるように両腕から飛び立った。 水平線に向かって飛び行く燕を、男は並外れたその視力で見守る。 速度と飛距離を併せ持つ燕の飛翔は、順調に距離を稼いでいく。 しかし突如として一羽の燕の首が切り取られた。 そして同じ程度の距離まで飛んだもう一羽も、同様に首が切れ落ちる。 胴体だけになって力無く海に落下する二羽の燕。 その様子を見て、男は考察する。 ハトヤマが殺し合いの説明をした際。あのテリーマンが死んだ時。 テリーマンの頭部がどうなったかは確認できなかった。 しかしハトヤマは『テリーマンの頭部はケンガイにイセツ』したと言っている。 ならばあの二羽の燕の頭部も、同様に『ケンガイにイセツ』したのだろう。 おそらくこの会場から出ようとする者は、やはり同様の措置が取られる状態と推測できた。 会場を出るためには、会場内で『ケンガイにイセツ』を確実に回避する方法を見付けなければならない。 男の考察は、そこで途切れる。 考察が行き詰まった、訳ではない。 背後の岩礁となっている場所から飛来した物体に意識が行ったからだ。 物体は空中で放物線を描き、男の方へ落ちて来る。 それは拳程の大きさの物体。 男の、やはりこれも人並みはずれた嗅覚からは火薬の臭いが嗅ぎ取れた。 それは安全ピンの抜けた、手榴弾だった。 爆発。 カーズの体躯を完全に包み込む大きさの爆煙が上がる。 その様子を岩礁から身を乗り出して眺める少女が一人。 少女は髪を長く伸びし、しかしこちらは中国風の胴着に身を包んでいる。 少女は手榴弾の爆発、自らの戦火を眺めて、満面の笑みを浮かべた。 「さっそく一人、亡き者にできたね」 少女の名はシャンプー。 中国武術に長けた女性を中心に形成された部族・女傑族の中でも屈指の武道家。 今は日本で生活して、猫飯店に勤めている。 「良い物拾ったあるな」 シャンプーは自分の支給品の他に、この岩礁でもう一つのバックを見付ける。 その中に手榴弾を見付けた。 しかも一つや二つでは無い。 シャンプーはさっそく、海岸に居た褌男に躊躇なく使用した。 男を殺すために。 殺人に対する躊躇など全く無い。 例えばこれが現代日本で幼い頃から生活していた少女なら、殺人に対する禁忌感もあったかもしれない。 しかしシャンプーは女傑族の武道家。 女傑族の女戦士には『よそ者の女に負けた場合、相手に死の接吻を与え、殺すべし』と言う掟が在った。 シャンプーはそれに習って、日本まで早乙女乱馬を―男だと知らなかったため―殺しに来訪している。 その上、天道あかねが乱馬を庇ったと判断した時には、あかねを殺そうとまでしている。 現代日本ならば、精神鑑定が必要な殺人鬼のごとき思考と行動様式。 しかし女傑族にとっては極めて自然な思考と行動様式。 そこに殺人への禁忌感など存在しない。 掟の中で殺人が奨励されている女傑族に、そんな物があるはずが無い。 掟(ルール)に従って人を殺す。これは女傑族にとって、当然の行動様式なのだ。 「これでさっさと殺し合いに優勝して、乱馬と結ばれるね」 「なるほど。このカーズのバッグはそこにあったか」 驚愕するシャンプー。 一つは自分が今殺したはずの男から、声を掛けられたこと。 手榴弾の爆発地点に居たはずの褌男が、傷一つない姿でいつの間にか自分の近くの岩に着地している。 もう一つは男の状態。 男の両腕は鳥の翼に変形して、空中から岩に着地した。 「妖怪変化あるか!」 男――カーズは警戒して構えるシャンプー、ではなくその手に在るバッグを見ている。 シャンプーの方は、まるで存在しないかのごとくに目もくれない。 カーズが蹴りを放つ。 武術の達人であるシャンプーですら瞠目する速さの蹴り。 更に恐るべきは、蹴り足の先から光る曲刃が伸びたことだ。 反応すらできないシャンプーを、蹴りと刃が通り過ぎて行く。 しかし痛みも何も無い。 シャンプーは蹴り足へと眼をやる。 蹴り足から伸びた刃の先には、拾った物と元々自分の物、 二つのバッグが掛かっていた。 シャンプーすら気付かぬ内に、持っていたバッグを奪ったのだ。 更に刃その物が刃筋に対して直角に曲がり、その勢いでバッグがカーズの手元に投げられた。 カーズは受け取ると同時に、時計みたいになめらかで正確な動作で、バッグを開けて一枚の紙片を取り出した。 「これは地図か……」 「何をするか!!?」 バッグを奪われた怒りに駆られ、シャンプーはカーズからバッグを取り返すべく手を伸ばす。 しかしカーズはそちらに見向きもせず、その場で跳躍して回避。 これも流麗にバッグからコンパスを取り出しながら、別の岩場に着地した。 「ここは島の西端か……周囲の地形から見てここはC-1のエリア。 ……距離から見ても、やはり燕は地図の西端に到達したから『ケンガイにイセツ』されたと見るべきだろうな」 シャンプーからバッグを奪って僅か数秒の間に、カーズの考察は更に進んで行く。 先ほどの燕を使った実験と、地図と照合して考えるに、 地図上から出ることが『ケンガイにイセツ』の発動条件であることは、ほぼ間違いない。 「盗人猛々しい奴あるな!」 バッグを盗んでおいて、目前の自分をまるで相手にもしないカーズ。 普段は飄々とした態度が目立つシャンプーも、これだけ蔑ろにされては怒りを禁じ得ない。 カーズの顔面に向けて、シャンプーは飛び蹴りを放った。 シャンプーの影が、ちょうどカーズの地図に落ちる。 「カスが、邪魔するんじゃあない!」 それはまるで蝿を追い払うかのような動きだった。 カーズは、肩の力も入っていない小手先だけで飛び掛るシャンプーを裏手に払う。 その一撃でシャンプーは全体重ごと払い飛ばされる。 この期に及んでも、カーズはシャンプーを見もしない。 本当に蝿を払うのと同じ感覚で人間を払い飛ばした。 そもそもカーズは手榴弾を投げられる前から、シャンプーの存在に気付いていた。 カーズには周囲の熱や空気の流れを読む能力があり、それで死角の索敵も可能。 存在を知っていながら無視をしていた。 人間が蝿の存在を無視するかのごとく。 カーズにとって人間など、相手をする価値も無い存在なのだ。 蝿のごとく払い飛ばされたシャンプーは、岩に叩きつけられ――ない。 猫のごとく空中で旋回して岩に足をついて、反動を利用して再び飛び上がる。 跳躍で民家の屋根から屋根を飛び回り、自転車に乗ったまま人を飛び越えられるシャンプーの瞬発力は、 常人のそれを遥かに凌駕していた。 「ほう」 カーズが微かに興味を示す。 カーズに払い飛ばされて、生きているだけでも驚くべき事態だった。 何しろシャンプーは“波紋”を使用していないのだ。 「ちょうどいい。おまえで“能力の仕分け”具合を試すか」 シャンプーは、カーズの周囲の岩場を飛び回る。 そしてカーズの背後を取った途端、両拳を連打。 シャンプーは伝説の魔拳・洗髪香膏指圧拳を会得するほどの拳技の達人。 洗髪香膏指圧拳とは56秒間に洗髪から乾燥までを済ます、手腕の速さを必要とする技。 その応用で放つ、神速の連続拳。 「やはりおまえは波紋を使っていない。波紋戦士でもないのにその身のこなし、……別の系統の体術か」 しかしカーズはインファイトボクシングのごとくに上体を左右に振って、シャンプーの拳をことごとく回避する。 しかもただ上体を左右に振るだけでなく、骨格から変形させながらだ。 かつてルドル・フォン・シュトロハイムと戦った際、 カーズは至近距離から撃たれた重機関銃の銃弾を、一発一発全て切断したことがある。 生物の常識を完全に逸脱した反応速度と運動速度をカーズは有している。 それは達人たるシャンプーをすら凌ぐ物だった。 「気持ち悪い妖怪変化あるね!」 「妖怪? フフフフ、バカが!! このカーズこそ生物進化の頂点に立つ存在! あらゆる生物の全ての能力を身に付け、全ての生命を兼ねる。究極の生命体(アルティメット・シイング)なのだッー!!」 吸血鬼をも食料とする、食物連鎖の頂点『柱の男』であったカーズ。 しかしカーズはエイジャの赤石を嵌めた石仮面によって、そこから更に進化を果たし、 太陽をも克服した究極生物となったのだ。 ★人間の胎児は母親の胎内でたった10ヵ月で約九億年の生物進化の変態をとげて人間になる。遺伝子が記憶しているからだ。 それと同じくカーズの体細胞も進化過程の遺伝情報を知っているので応用してどんな生物にもなる。 [触覚] 熱、空気の動きを探知 [筋肉] どんな傷も短時間で修復できる つまり短時間で変身可能。 [知能] IQ400 [視力] 天体望遠鏡並 [聴力] コウモリからクジラの鳴き声まで聞き分けられる。 [骨格] 一度細胞レベルまで分解して様ざまな生物の形に変型できる。 [握力] 900kg/cm [JUMP力] 18m [睡眠] 必要なし。 [好きな食べ物] 吸血鬼と化した人間(飲まず食わずで一年は活動可能) [生物としての目的] 他の生物は「種」を残していくこと。だが彼の場合は自分の思うがままの世界を創造してゆくことにある。 [SEX] 必要なし。下等な生物ほど子供の数は多い。死の危険が大きいからだ。したがって完全なる生物に子孫や仲間はいらない。頂点は常にひとつ。 カーズが赤石によって変身した完全生物とはッ! ひとつ 無敵なり! ふたつ 決して老いたりせず! みっつ 決して死ぬことはない! よっつ あらゆる生物の能力を兼ね備え しかも その能力を上回る! そして その形はギリシアの彫刻のように美しさを基本形とする。 シャンプーの首を、カーズは無造作に掴み取る。 カーズの異常な握力によって声も出せない。 更にカーズに掴まれた喉の部分が、泡を立てて次第に溶け始めた。 「……喰うのも遅くなっている。動きの鈍さと言い、相当の制限が課せられているな」 柱の男は全身の細胞から消化液を出し、相手の体細胞を直接吸収して食事をする。 カーズも今まさにシャンプーを喰おうとしているのだが、遅々として食事が進まない。 先ほどの回避の際も、シャンプーの攻撃を完全に回避しながらも動きの鈍さを感じていた。 カーズに課せられた制限の重さは予想以上だった。 それでもシャンプーを食い殺すには問題ない。 カーズはシャンプーの首に掛けた力を強める。 「待てーいっ!!!」 叫びと共に岩陰から飛び出した団子鼻の男。 カーズはその男に見覚えがあった。 テリーマンがその名を呼んでいた、『キン肉マン』と。 キン肉マンは飛び出した勢いで、カーズにドロップキックを放つ。 完全に不意を衝いたタイミング。 人間であれば。 カーズは触覚で周囲の熱や空気の流れを探知できる。不意打ちは通用しない。 何なく跳躍して回避。 ドロップキックはカーズの立っていた岩を破砕する。 「不埒な悪行超人め!! この正義超人が筆頭、キン肉マンが相手だ!!」 キン肉マンはカーズとシャンプーの間に割って入る。 対峙するカーズとキン肉マン。 キン肉マンは完全にカーズを敵視していた。 キン肉マンはダメ超人と心無い人たちにいじめられていた頃から、人々のために戦って来た筋金入りの正義超人。 女の子が悪漢に襲われているのを見過ごすような真似はしない。 「大感謝!! お陰で助かったね!」 「でへへへ! 待っててねかわい子ちゃん。悪行超人はわたしがすぐに退治してやるからのう」 一命を取り留めたシャンプーは、胸の前で手を組んでキン肉マンに礼を言う。 キン肉マンはそんなシャンプーを見て、あっさりと表情を崩す。 正義超人と言えど若い男性であることに変わりは無い。 若い女性に鼻の下を伸ばすことも無い訳ではない。 「フン! カスが増えたか」 「何をーっ!! 超人界のシングル&タッグのダブルタイトル保持者、キン肉マン様を舐めるなーっ!!」 キン肉マンはカーズにタックルを仕掛ける。 先ほどまでの卑俗な印象を与える言動からは想像もできない、俊敏で無駄な動きの無いタックル。 幾多の強豪超人を降して来た、キン肉マンのレスリング技術は超一流。 タックルはカーズを正確に捉える。 極めて精確かつ力強いキン肉マンのタックルは、カーズをすら瞠目させた。 驚くカーズをキン肉マンは更に岩に叩き付けるように押し付ける。 柱の男から更に進化したカーズが押し負けたのだ。 (この動きと力!! 人間の物ではない!) 単純な膂力ならカーズはキン肉マンに劣る物ではない。 しかしタックルからの押し合いでは、単純な力だけでなく、 自らの力を効率的に使い、相手の重心を動かす技術が物を言う。 その技術こそがキン肉マンは超一流なのだ。 (……あれを試すか?) 岩に叩き付けられたカーズは、コオオと音を鳴らし、深い呼吸をする。 そしてキン肉マンを押し返し始めた。 「なんじゃ!? 突然力強くなりおって!!?」 「波紋は使えるようだな」 「波紋だと!?」 カーズが使った呼吸法こそ、東洋では仙道として伝わる技術『波紋法』。 体内のエネルギーを制御して、太陽と同じ波長のエネルギーを作り出す技術。 太陽を克服したカーズは、ジョセフ・ジョースターの呼吸を聞いただけで、 その並外れた学習能力で波紋を身に付けていた。 体内のエネルギー制御を宗とする波紋には、少なからず身体能力を引き上げる効果がある。 その力でキン肉マンを押し返した。 しかし波紋の戦闘時における本来の使用用途は、身体能力の向上だけではない。 カーズの波紋を敵に直接流し込めば、生物の肉体ならば液化して更に気化するほどのダメージを与えられる。 カーズは指先でキン肉マンを衝く―――― 「うおっ!!?」 (避けただと!!?) ――――ことは叶わなかった。 指先が当たる寸前、キン肉マンは横に転がって避けたのだ。 まるで波紋攻撃を知っているかのような回避。 「なんじゃ今のは!? わたしの超人本能が働かなかったら危なかったぞ……」 「超人本能……」 超人には全て、五感を超えた危機察知能力・超人本能を有している。 キン肉マンはその超人本能によって、波紋の危険を察知したのだ。 「……おまえは人間では無い……本当に超人と呼ばれる存在なのか?」 「あたりまえじゃーっ!! おまえも超人の癖にアイドル超人の筆頭、キン肉マン知らんのか!!」 「フン! このカーズが超人だと?」 「超人であるにも拘らず、殺し合いに乗って女の子を襲うなぞ、超人の風上にも置けんわい!! このキン肉マン様が成敗してくれる!」 「……きさま何か勘違いしているな」 カーズが顎でキン肉マンの背後を指す。 そこから聞こえて来る飛来音。 キン肉マンが振り返ると、そこには拳程の大きさの物体が、 放物線を描いて落下して来た。 「ゲーッ、手榴弾!!」 飛来する手榴弾。 その向こうから、シャンプーが満面の笑みを向けていた。 「二人まとめて死ぬよろし」 「よろしくないわ、アホー!!!」 爆発する手榴弾。 カーズとキン肉マンが確かに爆発に巻き込まれたのをシャンプーは確認する。 シャンプーはカーズにバッグを奪われる前に、もう一つの手榴弾を取り出していた。 隠し持っていたそれを、カーズとキン肉マンに使用する機会を窺っていたのだ。 二人の死を確認するため、爆煙が晴れていく所を注視する。 煙の晴れた先に居たのは、両腕を合わせて両足のスタンスを広げ、屹立するキン肉マンの勇姿だった。 更にその向こうには皮膚に多少の火傷を負い、しかしその火傷が見る間に回復していくカーズの姿が在った。 「……あいやー、驚愕的事態ね」 さすがのシャンプーも驚きを隠せない。 手榴弾の爆発をまともに受けて、二人とも無事だったのだ。 「……おのれーっ!! 助けてやった恩も忘れて、わたしを殺そうとしおってーっ!!!」 キン肉マンのこの体勢こそ、キン肉マンの祖父・キン肉タツノリが開発した防御法『肉のカーテン』。 その防御能力はまさに鉄壁。 手榴弾の爆発からもキン肉マンの肉体を守り切った。 「……回復はするか。変形はできるのだから当然だな。しかし回復まで遅まっている。 フン! 随分、念入りに制限を掛けた物だ」 そしてカーズは、体内でのダイナマイトの爆発にすら平然と耐え得る柱の男から、更に進化した存在。 しかし実験のため、あえて手榴弾の爆発を受けてみれば、耐久力と回復力まで落ちている。 「見ての通り、殺し合いに乗っているのはあのカスだ」 「グム~、わたしの勘違いだったとは……それではおまえは……?」 「くだらんな~。脅されて殺し合いなどと、愚劣な真似をするこのカーズでは無いわ」 「おまえのことなんか知らんわい。……しかし殺し合いに乗っていないのは、どうやら本当のようだな。 悪いことしたわい、すまんかったのう」 手榴弾ですら倒せない二人。 その手榴弾も、もうシャンプーの手元に存在しない。 勝算は無いことを悟ったシャンプーは、踵を返して走り出した。 「あのガキ、逃げる気かーっ!!」 「待て!!」 シャンプーを追いかけよう駆け出すキン肉マン。 しかしその進路を、カーズが阻む。 「なんじゃい!? 邪魔だろうが!」 「……きさま、わたしに手間を取らせて、黙って行くつもりか?」 「謝っただろうが、それは」 「情報を寄越せ」 「……何だって?」 「超人とやらが何かを教えろ。きさまの仲間の情報もだ。わたしは殺し合いを打破しようとしている。情報が必要だ」 カーズがキン肉マンに求めたのは情報。 それが殺し合いの打破に必要なのは、キン肉マンも理解できる。 しかしキン肉マンは怪訝な表情でカーズを見詰めた。 「そんなことしてる間に、あの女に逃げられるだろが! 大体、おまえ超人の癖して超人が何かを知らんのかい?」 「あんなカスなどどうでもいい。追いたければ、早く情報を渡せ。それが必要な情報か否かは、聞いてから判断する」 「わがままな奴じゃのう……」 誤解から襲ってしまった手前、キン肉マンは結局カーズに言われるまま、情報を渡すこととなった。 超人と言う存在が何か。どんな能力を持っているか。 更にこの殺し合いに参加しているキン肉マンの仲間。 ロビンマスクとウォーズマンとバッファローマンとネプチューンマンの情報も聞き出された。 カーズはキン肉マンの説明へ、巧みに質問を交えて誘導して情報を引き出し、 より広範な情報を得ることに成功する。 特に興味深かったのは、キン肉マンの“住む世界”。 キン肉マンは20世紀の末の、(怪獣や悪魔超人などは現れるが)基本的に平和な情勢の日本に住んでいると言う。 しかしカーズが生きる世界は、アメリカの大恐慌を引き金に世界的な不況を起こし、 ドイツやイタリアのファシズム政権の台頭により、世界情勢の悪化した20世紀の中頃の世界だ。 ドイツやイタリアと同盟を組んでいる日本も、キン肉マンが言うような平和な情勢では無いはずである。 そもそも時代が違う。 キン肉マンの話にカーズは探りを入れてみたが、特に矛盾点などは見当たらない。 おそらくキン肉マンの話に虚偽は無い。 (なぜ“住む世界”に食い違いが生じる? …………情報をもっと集める必要があるな。多少のリスクを負ってでも) 「……もうこの辺で良いか? 長々と説明するのは、試合するより疲れるわい」 「待て。きさまも殺し合いから抜け出そうとしているのなら、待ち合わせてまた合流をしよう」 「待ち合わせるのか? ……まあ、せっかくできた仲間じゃし、それも悪くないかものう」 カーズは現在から約十六時間後、ちょうど第二回目の放送が行われる時刻にキン肉マンと待ち合わせをすることにした。 場所は地図上に明記された施設。 危険な参加者と接触するリスクはあるが、それ以上に人を集めやすい利点を選んだ。 リスクを避けていては情報は集められない。 待ち合わせ場所は、現在位置から二番目に近い洋館とした。 最も近い武道館ではないのは、島の端に位置しているため人を集め難いと判断したと、 キン肉マンが嫌がったためだ。 「武道館はスニゲーターのワニ地獄を思い出して、どうも落ち着かん……」 「道中で出会った、信用できる者にもこの待ち合わせのことを知らせろ。このカーズが殺し合いを打破するための情報を集めているとな」 「わかった! じゃあ、わたしはこれであの女を追うぞ」 立ち上がったキン肉マンは、カーズに背を向けてシャンプーが逃げ出していった方向へ出発する。 しかし、すぐに立ち止まって振り返った。 「……死ぬなよカーズ」 「フン! せいぜい有益な情報を集めて来い」 キン肉マンは、今度こそ振り返らずに駆け出して行った。 【D-2/岩礁/一日目-朝】 【シャンプー@らんま1/2】 [参戦時期]不明 [状態]疲労(小)、首を負傷 [装備]無し [道具]無し [スタンス]マーダー [思考] 基本:殺し合いに優勝して、乱馬と結ばれる。 1:キン肉マンとカーズから逃げる。 ※早乙女乱馬が参加していることは知りません。 【D-2/岩礁/一日目-朝】 【キン肉マン@キン肉マン】 [参戦時期]キン肉星王位継承サバイバル・マッチ終了後 [状態]健康 [装備]無し [道具]支給品一式、不明支給品(0~2)、スター・エンブレム@キン肉マン [スタンス]対主催 [思考] 基本:殺し合いを打破して主催者を倒す 1:正義超人の使命を果たす。 2:仲間と合流する。 3:シャンプーを倒す。 4:第二回放送の時刻に洋館に行く。 キン肉マンを見送った後、カーズは洋館に向けて出発する。 無論、待ち合わせにはまだ時間はあるが、洋館の状態をあらかじめ確認しておく必要はあった。 先客の居る可能性は、充分にある。 制限は重い。 リスクは大きいが、それを乗り越えなくては何も手に入らないことをカーズは知っていた。 カーズは常に向上心を持って生きて来た。 自らをより優れた存在にするためには、いかなる手段でも使う。 そのためには石仮面を創り、同族を皆殺しにすることも厭わない。 そして遂に究極の生物に至ったはずだった。 しかしジョセフ・ジョースターに宇宙へ放逐され、 地球に帰れたと思えば、意味の判らない殺し合いに囚われている。 重い制限を課せられて、自分が居る場所が元の世界と同じものかも判らない。 本来なら参加者の手元に支給されていなければならないバッグも、カーズの場合は離れた場所に置かれていた。 主催者に特別に目を付けられているとしか思えない。 何よりカーズとて真の意味で死を克服した訳ではない。 脳を破壊されれば死ぬのだ。 従って、この会場からは脱出不可能な状態で殺し合いをさせられていることに変わりは無い。 (……フン! このカーズを、この程度のことで屈伏させたつもりか!! 殺し合いを運営する全ての者を皆殺しにし、頂点に立つ者はこのカーズ一人だと思い知らせてやる!!) できるだけ汗をかかず 危険を最小限にし! バクチをさけ! 戦いの駒を一手一手動かす それがカーズにとっての「真の戦闘」 そしてそれは殺し合いにおいても変わりは無い。 しかし頂点に再び返り咲くためには、必要なリスクを恐れてはいられない。 いかなる手段を使ってでも、必ず殺し合いを抜け出し、 自分を殺し合いの中に捕らえた者を殺す。 それができてこそ、カーズは再び頂点に立てるのだ。 究極となったはずの生物が、いま再び頂点を目指し始めた。 【C-2/岩礁/一日目-朝】 【カーズ@ジョジョの奇妙な冒険】 [参戦時期]考えるのをやめる直前 [状態]健康 [装備]無し [道具]支給品一式×2、不明支給品(1~5)、手榴弾×10@ジョジョの奇妙な冒険 [スタンス]対主催 [思考] 基本:主催者を殺して再び頂点に立つ 1:情報を集める。 2:第二回放送の時刻に洋館でキン肉マンを待つ。 3:洋館に向かう。 ※制限により能力が全般的に落ちています。 ※キン肉マンの世界とロビンマスクとウォーズマンとバッファローマンとネプチューンマンの情報を得ました。 ※手榴弾×10@ジョジョの奇妙な冒険 ジョセフ・ジョースターがストレイツォに使用した物。 ワンセット・テニス・デスマッチ 投下順 最後に笑うのは――、 GAME START シャンプー reversal ――以上61名、当選確実です キン肉マン reversal GAME START カーズ
https://w.atwiki.jp/shfiguarts/pages/978.html
ウォーズマン 商品画像 情報 登場作品:キン肉マン 定価:4,860円 発売日:2015年01月予定 再販日: 商品全高:約145mm 付属品 手首:×○(右×○、左×○) 武器:ベアクロー(左右) 頭部:×2 その他:無し キャラクター概要 商品解説 良い点 悪い点 不具合情報 関連商品 キン肉マン ACT.リングコーナー コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gununu/pages/6135.html
スプリングマン〔すぷりんぐまん〕 作品名:キン肉マン 作者名:[[]] 投稿日:2011年5月29日 画像情報:640×480px サイズ:139,743 byte ジャンル:ぐぬぬじゃねえ キャラ情報 このぐぬコラについて コメント 名前 コメント 登録タグ 2011年5月29日 ぐぬぬじゃねえ キン肉マン 個別す