約 2,115,078 件
https://w.atwiki.jp/heisei-rider/pages/188.html
Round ZERO ~KING AND JOKER ◆LuuKRM2PEg 『ブレイドの世界』における、あらゆる生命体の始祖たる怪人。 永劫の時を経て生きる不死の存在、アンデッド。 地球上で覇権を握るため、己と同属の存在を賭けて五十二体のアンデッドが、それぞれ戦いを繰り広げている。 統制者が管理する、バトルファイトという名目の戦い。 それはまるで、大ショッカーが生き残る世界を選定するこの殺し合いと似ていた。 しかし今は、二つのイレギュラーも存在する。 ジョーカーと言う名の、死神が。 そして、このライダーバトルにはたった一体だけ、アンデッドも参加させられている。 アンデッドの中でも、特に高い力と知恵を兼ね揃えている、十二体の上級アンデッド。 その中でも、王(キング)の称号が与えられた四人。 今ここにいるのは、その一角であるダイアスートのカテゴリーキング。 ギラファノコギリクワガタの始祖である、ギラファアンデッドの仮の姿。 金居の名を持つ男が、身体を休めている。 「……武器は、これだけか」 彼は、自分の支給品を再び見直していた。 この戦いに放り込んだ、忌々しい大ショッカー。 奴らの施しを受けるのは癪だが、今は状況が状況だ。 与えられた装備を把握しなければ、足元を掬われかねない。 デイバッグの中に入っていた、銀色の輝きを放つ一丁の拳銃。 説明書によると、人間が扱う物では世界最高の威力を誇るらしい。 デザートイーグルの名が与えられた、自動拳銃。 仮面ライダーやアンデッドのような怪人相手に効くとは思えないが、無いよりはマシだろう。 特に、力が制限されている今の状況では。 「どうやら、この首輪は力を抑える効果もあるようだな」 自信を縛り付ける首輪に指をつけながら、金居は呟く。 数時間前、戦いを繰り広げた同じ世界の住民と思われる男、桐生豪。 降りかかる火の粉を払うために、アンデッドの力を使って追い払う事に成功する。 だが、問題はそこからだ。 あの時の戦いで、いつもより攻撃の手ごたえが無いのを感じる。 そこで念の為、もう一度本来の姿に戻ろうとした。 しかし、何の変化も起こらない。 どうやら、一度力を発揮すると再び使えるまで、ある程度の時間がかかるようだ。 何故そのような事を。という疑問が芽生えたものの、ある仮説を立てる。 もしや、殺し合いにおけるパワーバランスを取るためではないか。 この会場には、幾つもの世界から参加者が連れて来られている。 その中には、恐らくカテゴリーキングやジョーカーと同等、あるいはそれらを軽く凌駕するような化け物もいるに違いない。 これでは、一方的なワンサイドゲームになってしまう。 そうしないために、隙を生んでいるのではないか。 圧倒的な差を埋めるほどの、首輪の効力。 一見すると魅力的だが、過度な期待も出来ない。 (これは、ここにいる全員に共通する事か……) いくら圧倒的強者の隙を狙えると言っても、それは自分にも言えること。 今だって、力を封じられている隙を狙われて、不意を突かれる可能性がある。 こんな状況で襲撃者が現れたら、一溜まりも無い。 今のところは、そんな気配は感じられないが。 「やれやれ、前途多難だな」 金居は荷物をまとめると、溜息とともに愚痴を漏らす。 しかし、ここでぼやいた所で始まらない。 今やるべき事は、参加者同士の潰し合いと情報収集。 仮に参加者に出くわしても、まずは対話からだ。 利用出来る者なら、利用する。 殺し合いに乗った者なら始末する。 それだけの事。 やがて金居は立ち上がる。 世界を守り、種の絶対なる繁栄を目指して。 仮面ライダーと、それに仇なす怪人達が放り込まれた戦場。 その中では、あまり『当たり』の部類に入るとは呼べないデザートイーグル。 だが、金居に支給されたのはそれだけではない。 一つ目は、大ショッカーに利用された門矢小夜が、幼少の頃より身につけていた物。 地の石がデイバッグの中で、輝きを放っていた。 彼女は預言の大神官、大神官ビシュムに覚醒した際にそれを使って、仮面ライダークウガを己の手中に収める。 全てを破壊する邪悪なる雷神、ライジングアルティメットの力を与えて。 もう一つは『555の世界』を代表する仮面ライダー、ファイズの能力を解放するためのアイテム。 スマートブレイン社が開発した、腕時計型アタッチメント。 仮面ライダーファイズが、超高速に特化した形態であるアクセルフォームに変化するための装備、ファイズアクセル。 三つの支給品は、金居に何をもたらすのか。 【1日目 午後】 【B-5 道路】 【金居@仮面ライダー剣】 【時間軸】第42話終了後 【状態】健康 ギラファアンデッドに三十分変身不可 【装備】デザートイーグル@現実 【道具】支給品一式、地の石@劇場版仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー、ファイズアクセル@仮面ライダー555 【思考・状況】 1:自分の世界の勝利を目指す為、他の世界の参加者同士で潰し合わせる。能動的に戦うつもりはない。 2:他の世界、及び大ショッカーの情報を集める。 3:自分の世界の仮面ライダーは利用出来るなら利用する。アンデッドには遭遇したくない。 【備考】 ※アンデッドが致命傷を受ければ封印(=カード化)されると考えています ※首輪が自身の力に制限をかけていることに気づきました ◆ エリアB-6に建てられた、巨大なホテル。 その一階ロビーに、四つの人影があった。 『電王の世界』を代表する仮面ライダー、電王に変身する野上良太郎。 『555の世界』に存在する企業、スマートブレインを束ねる村上峡児。 『響鬼の世界』で己を鍛えて鬼を目指す少女、天美あきら。 そして、もう一人。 「いや……ここに来て正解ですよ。まさか、野上さん達みたいな人がいるとは」 「僕達も心強いですよ。志村さんみたいな人と出会えるなんて」 良太郎はホテルに現れた人物に、笑顔を向けていた。 先程、殺し合いに乗ると宣言して飛び出した、鳴海亜紀子を葦原涼が追ってから、数時間後の事。 志村純一と名乗る青年が、三人の前に現れたのだ。 そして、互いに情報交換を行う。 ただし、ウラタロスの意志を借りて。 このような状況では、彼のように口の上手い者が前に出るのが、ベストだった。 いくら友好的な態度を見せても、それが仮の姿である可能性もある。 そのような人物に、考えも無しに全ての情報を渡しては、殺される可能性が高い。 だから、言うにしても相手が出すペースに合わせていた。 人の記憶を読み取り、過去を変えようとするイマジンという怪人。 時を越える列車、デンライナーとゼロライナー。 牙王という、危険人物。 精々、それに関する事しか話していない。 同じ世界の住民であるモモタロスやリュウタロス、電王の詳細な能力は、信頼できるまで話さないつもりだ。 「志村さんは、そのグレイブってライダーに変身して、アンデットという化け物と戦っていると」 「そうですね。そして僕の先輩である、剣崎さんと橘チーフもこんな戦いに連れてこられていて……」 「なるほど」 良太郎の身体に潜むウラタロスは、志村の言葉に頷く。 これまでの情報交換で、相手の世界についていくつか把握できた。 まず志村の世界には、アンデッドという不死の化け物が、互いに戦いながら人を襲っているらしい。 その脅威を少しでも防ぐために、ラウズカードというのを使う仮面ライダーが存在する。 自分の世界と似ているが、こちらではどうやら職業と似たような扱いらしい。 そして志村の先輩がこの戦場に、二人も連れてこられている。 剣崎一真と橘朔也。 もしも彼の情報が本当なら、合流を目指したい。 (そして、相川始って奴が世界を破滅させる化け物、ジョーカーって奴ね……) 志村と話している最中に、危険人物の存在を知る。 相川始という男。 表向きは、仮面ライダーと共にアンデッドを封印していた戦士の一人らしい。 しかしその本性は、世界を破滅寸前にまで追い込んだ、ジョーカーという怪物のようだ。 本来は既に封印されていたはずだが、名前が書かれている。 真実かどうかは分からないが、一応警戒だけはしておくべき。 「そういえば志村さん、貴方は確か白い怪物に襲われたんでしたっけ……?」 「ええ、いきなり不意を付かれて……何とか対抗したのですが、逃げられてしまい……申し訳ありません」 志村は暗い表情を浮かべながら、謝罪の言葉を告げる。 彼の話によると、いきなり襲いかかった白い怪物は、雷や嵐を呼び寄せるらしい。 戦闘力はかなりの物だったが、どうにかして追い払った。 そう語る志村に対して、あきらは真摯な瞳を向ける。 「志村さん、気を落としちゃ駄目です。無事だったから、それで充分ですよ」 「……ありがとう、あきらちゃん」 志村が笑うのに合わせて、あきらも柔らかい笑みを浮かべた。 その様子を、U良太郎は横目で見ている。 そうして、彼らの情報交換を終えた。 そして、これからのことも決める。 まず、亜紀子を追った涼が来るまでホテルに待つこと。 それまでは、周りの警戒のみ。 その最中、U良太郎は誰もいない部屋に、あきらを呼びつけた。 別に口説こうというわけではない。 本当はそうしたいが、今はそれよりも大事なことを教えるべきだ。 「あの、どうかしたんですか? 良太郎さん……」 「あきらちゃん。こういう所では、あまり自分のことをペラペラ喋るのは良くないよ?」 「えっ?」 唐突な発言に、あきらは目をパチクリとさせる。 その仕草を見て、U良太郎は愛嬌を感じたが、本能を押さえた。 「あまり、人を信じすぎちゃいけないよ。 いいね?」 「はぁ……わかりました」 U良太郎は釘を刺すが、あきらは納得することができない。 空返事を返すことしか出来なかった。 ◆ (ウラタロス……一体どうしたの? 志村さんと話してから、ちょっと変だよ) (そうや亀の字! お前、何考えとるん?) 良太郎とキンタロスは、意識の中でウラタロスに話しかける。 ホテルに志村が現れてから、様子がどうにもおかしいと感じたため。 (いや……どうにも、あの志村って人が胡散臭いなって思ってね) (胡散臭い? お前がそれを言える立場か?) (ハハッ、そうかもね) 疑問を口にするキンタロスに、ウラタロスは笑いながら返す。 しかし、今はふざけている場合ではない。 (……あの人から、血の臭いがしたんだよ) (血の臭い? でも、志村さんはここに来る途中に白い化け物と戦ったって言ってたよ) (そうだよ。でもね、僕の勘が言ってるんだよ……何か、やばそうってね) 良太郎の言い分は、もっともだった。 むしろ、そういう風に判断するのが普通かもしれない。 しかしそれでも、ウラタロスは志村を完全に信用していなかった。 彼はこれまで、詐欺師として多くの嘘をついてきている。 そして、数え切れないほどの嘘を見破ってきた。 その為か、嘘をつく人間が持つ、独特のオーラを読み取ることが出来るようになる。 先程から話した結果、志村はそれを持っているように見えた。 (……そんなん、亀の字の勘違いやないのか?) (だといいけどね) キンタロスの言葉通りに、出来ることならただの勘違いであって欲しい。 そう願っているが、ここは生き残る世界を選定する戦場。 楽観的に考えることは、出来なかった。 そんな良太郎のデイバッグに、ある武器が眠っている。 『キバの世界』を代表する仮面ライダー、仮面ライダーキバがフォームチェンジをするのに必要な道具。 ドッガフォームの変身に必要な武器、魔鉄槌ドッガハンマー。 そして、本来の持ち主である紅渡も近くのエリアにいる。 一体、どのような運命を導き出すか。 ◆ 「よろしくお願いします、村上さん」 「ええ、こちらこそ」 村上峡児は、ビジネスの取引をするときに浮かべるような笑みを、志村に向けている。 良太郎とあきらが、新しく仲間に引き入れたこの男。 あの二人は信用しているようだが、そんなのは下の下の考えだ。 油断していては、いつ寝首をかかれてもおかしくない。 まあ、精々利用させてもらおう。 (それにしても、オーガ……ですか) 村上の意識は、デイバッグの中に向いていた。 先程から、騒動が続いたせいで確認できなかった支給品。 その一つに『555の世界』の遠くない未来、どこかの国で使われているはずの、帝王のベルトが存在していたのだ。 スマートブレイン社が率いるオルフェノクによって、支配された世界で木場勇治が使用していた地のベルト。 仮面ライダーオーガへの変身を可能とさせる、比類無き力が封印されたオーガギア。 ここにいる村上は本来その存在を知らないが、だからこそ興味を抱かせていた。 だが、オーガギアばかりに目を向けている場合ではない。 このままでは、大ショッカーの言いなりとなって本当に殺し合いに乗らざるを得ない状況が、来ることもあり得る。 別に下の下の存在を葬ることに抵抗はない。 しかし、それはプライドが許さなかった。 今はこの三人と、行動を共にするしかないだろう。 現状を打破するには、駒があまりにも足りない。 (まさか、こんな所で便利な奴らと三人も出会えるとはな……!) 一方で、志村も考えていた。 医者と自称した井坂深紅郎を殺してから、体を休めるためにホテルに入る。 だがそこで、戦いを打倒しようとしている三人の人間と出会った。 そして、可能な限りの情報を渡して、集団に取り入る。 ここにいる全員、最初に出会った園田真理とは違って、何かしらの戦力を持っているようだ。 (どうやら、ここに来て正解だったようだな。さて、精々お前達には頑張って貰わないとな!) 村上には爽やかな笑顔を見せながら、志村は心の中で大笑いをする。 これだけの手駒があるなら、戦闘は任せられる上にいざという時の盾としても便利。 使えなくなったら、葬ればいいだけだ。 オルフェノクを束ねる薔薇と、白の鬼札・ジョーカーは笑う。 その心の中に、闇を潜ませながら。 【1日目 午後】 【B-6 ホテル】 【天美 あきら@仮面ライダー響鬼】 【時間軸】 41話終了後 【状態】全身に軽度の怪我 【装備】鬼笛@仮面ライダー響鬼 【道具】支給品一式、ニビイロヘビ@仮面ライダー響鬼、サソードヤイバー@仮面ライダーカブト、不明支給品(0~1 確認済) 【思考・状況】 0:ホテルの付近で涼を待つ。 1:人を助けるため、自分に出来ることをやる。 2:知り合いと合流する。 3:村上が人を襲うことがあれば、止める。 【野上良太郎@仮面ライダー電王】 【時間軸】第38話終了後 【状態】健康 【装備】デンオウベルト&ライダーパス@仮面ライダー電王 【道具】支給品一式、ドッガハンマー@仮面ライダーキバ 【思考・状況】 1:とりあえず、殺し合いには乗らない。 2:あきら、村上、志村と一緒に行動する。涼が戻ってくるのを待つ。 3:亜樹子が心配。一体どうしたんだろう… 4:モモタロス、リュウタロスを捜す。 5:殺し合いに乗っている人物に警戒 6:電王に変身できなかったのは何故…? 7:剣崎一真、橘朔也との合流を目指したい。相川始を警戒。 【備考】 ※ ハナが劇中で述べていた「イマジンによって破壊された世界」は「ライダーによって破壊された世界」ではないかと考えています。確証はしていません。 ※ キンタロス、ウラタロスが憑依しています。 ※ ウラタロスは志村に警戒を抱いています。 ※ ブレイドの世界の大まかな情報を得ました。 【村上峡児@仮面ライダー555】 【時間軸】不明 少なくとも死亡前 【状態】腹部に痛み バードメモリに溺れ気味 【装備】オーガギア@劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト 【道具】支給品一式、バードメモリ@仮面ライダーW 不明支給品×1(確認済み) 【思考・状況】 1:殺し合いには乗らないが、不要なものは殺す。 2:あきら、良太郎らと行動するが、彼らに情は移していない。 3:亜樹子の逃走や、それを追った涼にはあまり感心が沸かない。 4:志村に若干の警戒 【志村純一@仮面ライダー剣MISSING ACE】 【時間軸】不明 【状態】全身の各所に火傷と凍傷 アルビノジョーカー及びグレイブに十分変身不可 【装備】グレイブバックル@仮面ライダー剣MISSING ACE、オルタナティブ・ゼロのデッキ@仮面ライダー龍騎、パーフェクトゼクター@仮面ライダーカブト 【道具】支給品一式×3(ただし必要なもののみ入れてます)、ZECT-GUN(分離中)@仮面ライダーカブト、トライアクセラー@仮面ライダークウガ 【思考・状況】 1:自分が支配する世界を守る為、剣の世界を勝利へ導く。 2:人前では仮面ライダーグレイブとしての善良な自分を演じる。 3:誰も見て居なければアルビノジョーカーとなって少しずつ参加者を間引いていく。 4:この集団の中に潜み、利用する。 【備考】 ※555の世界の大まかな情報を得ました。 ※電王世界の大まかな情報を得ました。 ※ただし、同じ世界の仲間や電王の具体的な戦闘スタイルは、ウラタロスが意図的に伏せています。 本来の歴史なら、出会うはずが無かった王と死神。 彼らの距離は、確実に縮んでいく。 そして不死の存在達の近くでは、戦いが繰り広げられていた。 もしも、この戦場で出会ってしまったら、一体どうなるのか。 それはまだ、誰にも分からない。 049 メモリと勘違いと呪い 投下順 051 綺想曲♭もう一人のカブトと音也 049 メモリと勘違いと呪い 時系列順 051 綺想曲♭もう一人のカブトと音也 037 敵か味方か? 金居 059 Round ZERO ~ WORM INVASIVE 027 Iは流れる/朽ち果てる 志村純一 065 魔皇新生♪ルーツ・オブ・ザ・キング(前編) 033 そして、Xする思考 天美あきら 野上良太郎 村上峡児
https://w.atwiki.jp/10932tb/pages/109.html
【種別】 ライダー 【身長】 187センチ 【体重】 102キロ 【パンチ力】 4.5トン 【キック力】 9トン 【ジャンプ力】 ひと跳び20メートル 【走力】 100メートルを9秒 【武器】 デンガッシャー ロッドモード 【憑依イマジン】 ウラタロス 【専用車両】 イスルギ 【声】 遊佐浩二 【スーツアクター】 高岩成二 【登場話】 第6話~ 【特徴】 良太郎プラットフォームに変身→良太郎にウラタロスが憑依しセレクター青のボタンを押す→ロッドフォームに変身 常に相手の動きを先読みしていて、戦法が知的に組み上げられている。デンガッシャーを組む時にも相手に何らかのダメージを与えている。デンガッシャーを組む前も組んでからも殴ることはほとんどせず主に華麗な蹴り技を使う。その無駄の無い動きで敵を追い込んでいく。ウラタロスらしい戦法として嘘をつきからかいながら戦う事もあり、相手に精神的ダメージを負わせる事も。卑怯者とののしられても、「よく言われるよ」とスラリとスマートにかわす。さらにその言葉も相手に精神的ダメージを与える。自信家ウラタロスの長所であり短所なのかもしれない。 ウラタロスが戦いで多用する右足から放つ蹴り、キック技を得意とし必殺技ソリッドアタックはキックを主体にした技。クライマックスフォームではボイスターズキックを放つ。様々な状況から的確な技を繰り出す事を好む。 釣り師として深追いは好まず、常にベストな状況や環境に気を配る。最適な状態で敵と戦う事を好み、条件が合わなかったり気が乗らない場合はサッサと退く。しかし相手が手ごたえのある獲物と判断した場合は全力で挑む。プロの視点とポリシーを持つ。相手の弱点や不利な状況に徹底的につけ込み、場の空気を支配する戦い方を得意とする。そのため、弱点が無かったり極端に想定外な能力を持った敵には、しばしば苦戦する事も。 また、現時点で水中戦闘が可能なことが判明している唯一のフォームである。 電仮面から取り込んだ水を酸素と水素に分解し、肩のアーマーで水素を爆発燃焼させる事によって100ノットの推進力を生み出す。その過程で生まれた酸素は生命維持に活用される。 キック力と防御力以外は低い数値ながら、その器用な戦いぶりは欠点を全てカバーしており、ロッドの届く範囲内では怒涛の攻めを、ロッドの長さが邪魔な近距離では蹴りを、遠距離の敵にはオーララインで引き寄せ得意な距離に持ち込む、厄介な相手にはあの手この手の策で有利な状況を作る等、どんな敵、どんな状況下でも対応できる能力を誇る。 アックスフォームに次ぐ防御力を誇るため、大抵の攻撃ならば耐えることが可能なため、持久戦でも効果的に戦える。 その安定した能力の為か、ソードフォームと同じく良太郎が頼って使うフォームである。 なお、キック力は9トンとされているが、ディケイドの変身した仮面ライダーアギトのライダーキック(約30トン)と相打ちしているため、必殺技発動時の威力は他のライダーと同様に変動する可能性がある。 【必殺技】 ソリッドアタック 【登場回】 戦ったイマジン 登場回 クラストイマジン 第6話 クロウイマジン 第8話 第話(未) 第話(未) 第話(未) デスイマジン 第49話 【フォーム一覧】 ベルトのセレクタースイッチの色 フォーム 憑依イマジン 赤 ソードフォーム モモタロス 青 ロッドフォーム ウラタロス 黄 アックスフォーム キンタロス 紫 ガンフォーム リュウタロス なし(ケータロスを装着) クライマックスフォーム 4タロス なし(ケータロス装着+オーラライナーをトレース) ライナーフォーム なし なし(ベルトそのものが変化) ウイングフォーム ジーク 【関連するページ】 アックスフォーム イスルギ ウラタロス ガンフォーム ギガンデスハデス クライマックスフォーム クラストイマジン クラーケンイマジン ゲッコーイマジン スーツアクター ソリッドアタック ソードフォーム デンオウベルト デンガッシャー トータスイマジン トータスイマジン(カメ) プラットフォーム ライダー ライダーキック ライナーフォーム ロッドモード 仮面ライダーネガ電王 仮面ライダー電王 出来事 時の列車 第15話 第18話 第22話 第24話 第9話 超・仮面ライダー電王&ディケイド 登場人物・出演俳優 野上良太郎 電王の世界 高岩成二 U良太郎
https://w.atwiki.jp/doruota/pages/192.html
、 i`ヽ-、 、iヽレ‐`-! 、} ,' l i !|-l ,.-' __ } l l ,.-`‐、' _,. -',=、i,.-、 i `, _,-、、l |ニ、-‐'=''、l ,|_ ,' i `o ̄ヽ、`ー、`ー、|-、`===,'|/ フ-、 i l 、/‐-、 O `ヽ `ヽ-ニ、`O',./ _/ | :`,' l /__゛ o `ヽ o | :o:`i |. `-' .T|:o:/ o,.' l、_ /o `ヽ、. o | 、___ノ. \ O/ `-- ,' ;、 , 、ヾi /ヽ、 o ヽ `、_,イ;' / | | ヽ `! ,-ト ',i-| ヾ、 人_” o `、 o ヽ_,-' /" / |:.| ヽ Fl"l,-|.Yi /!. / o `ヽ o !、 / ノ. / |:.| ヽ|-「_|,-|[_ ,/、 /。`ヽ o ヽ /‐' / | / |:.| |'`K '-'"ト、. /`、_ o ヽ /` 'l_,/ V |:.| /、二 __,.ノ , /、” oヽ. /`ヽy' .', |:.| l ヽ___./ ヾ /、 o`ヽ Y" / ヽ |:.| / ト、__/ ,ゝ /o `ヽ” Y、._/i i |`ヽ、 |: | /| ヾ、__// /`ヽ、" |‐' /. | |./` 、 `ヽ、|: | /, 'ヽ `ーt '" /、__" Y ./ i l / ` 、 Y : レ', ' ヽ | ト、 Y" / l | / ,.ゝヽ'"' ', ヽ/ `ーヘ' l | / ,. - ' ,.∠"ゝ、` 、 ', ',、 | ,.ゝ、 l 、 "ー,.ニ,-‐,'ア"__,. -‐-、_ゝ、_` ー !、 ヾ、、, -i' `i'-,ニ"{ ', ヽ. / フ / // ̄_./、`ー ,'.|__', `ヾー ヽヽ- |フ レ'" i ', ,!. ' / //  ̄ |ヽ-ニ"ノ.| ',`、 `ヽ.|. `、`、 _)}_ノ ヽ. 、 {,. ' //‐‐--' ヽ - ' └‐', ヽ. | ヽ.ヽ i ` 、 ヽ | i / ,. -| |、_ ', ` 、 |、 ヽ.ヽ l ヽ ノ l /-‐‐ '" ./ ', `ー‐--、', ` ' | ', '、、 l | i l / _/ ト、.__ ', ト ', ヽ、、ヽ l. | l l/ ,. -‐‐'"/、`ー ', `ー-.、', !| ヽ ヽ 、ヽ l ヽ| ./‐' ,./ ` ‐ ' ',`ー-、._ ', ! | `ヽ } ヽ.ヽ、 ヽ `、/-- ─ ' /` ー ' ',、 `ヽ', | } .| ×─────────────────────────────────────── 【名前】テスタロス 【タイプ】ほのお 【特性】いかく… 場に出たときに相手の「こうげき」ランクを1段階下げる。 【もちもの】 【技x4:かえんだん、めざめるパワー(水)、おにび、あさのひざし】 こうげき:B+ ぼうぎょ:B- とくこう:B+ とくぼう:C すばやさ:D 【ポテンシャル】 『アヴェンジャー』… 死に出しで場に出た時、自身の任意の能力値をぐーんと上げる。 『モナーク』… 死に出しで場に出たとき、ランダムで相手の能力を下げる。 『後の先』… 相手が自身より先に行動した時、稀に相手より先に行動することが出来る。 『対地回避』… 敵陣に「地」ポケモンがいる時、相手の「地」技の命中率を低下(0.85倍)させる。 『対地耐性』… 敵陣に「地」ポケモンがいる時、相手の「地」技のダメージを緩和(0.67倍)する。 『対地迫撃』… 敵陣に「地」ポケモンがいる時、低確率で自身の技のダメージが2倍になる。 『ド根性』… 中確率で相手の攻撃以外のダメージを無視する。 『リベンジヒール』… 死に出しで場に出た時、中確率で自身の体力を1/4回復する。 技について 名前 分類 タイプ 威力 命中率 範囲 接触 備考 かえんだん 特殊 炎 100(150) 100 自分以外 × 追加効果として、30%の確率で相手を「やけど」状態にする。 めざめるパワー(水) 特殊 水 60 100 単体 × 使うポケモンの個体値によってタイプが変わる。 おにび 変化 炎 --- 85 単体 × 相手を「やけど」状態にする。 あさのひざし 変化 ノーマル --- --- 自分 × 自分のHPを1/2回復する。回復量は場の状態(てんきなど)によって変化する。 タイプ相性 ばつぐん(4倍) なし ばつぐん(2倍) 水 地面 岩 いまひとつ(1/2) 炎 草 氷 虫 鋼 フェアリー いまひとつ(1/4) なし こうかなし(---) なし 【備考】 初登場:6スレ目 2529 前原圭一の手持ちとして登場。 『モナーク』… 死に出しで場に出たとき、ランダムで相手の能力を下げる。「帝」「王」のポケモンが持つ『属別ポテンシャル』 戻る
https://w.atwiki.jp/anisonsetlist/pages/675.html
開催日:2012年1月11日(水) 会場:東京国際フォーラム ホールA 仮面ライダー×スーパー戦隊シリーズ ミュージックライブショー 出演者 <仮面ライダーシリーズ ゲストアーティスト> 土屋アンナ Astronauts(Vocalist May n&椎名慶治) 上木彩矢 w TAKUYA 仮面ライダーGIRLS RIDER CHIPS野村義男(g) 寺沢功一(b) 宮脇“JOE”知史(Dr) Ricky(vo) 渡部チェル(key) シークレットゲスト m.c.A.T <スーパー戦隊シリーズ ゲストアーティスト> 串田アキラ Project.RNoB 高取ヒデアキ 松原剛志 サイキックラバー(YOFFY・IMAJO) 岩崎貴文 Sister MAYO 谷本貴義 高橋秀幸 五條真由美 押谷沙樹 籠島裕昌 大石憲一郎 Z旗 セットリスト 01:「FULL FORCE」(仮面ライダーカブト 1stED) Ricky 02:「W-B-X ~W-Boiled Extreme~」(仮面ライダーW OP) 上木彩矢 w TAKUYA 03:「Giant Step」(仮面ライダーフォーゼ 1stED) Astronauts(May n 椎名慶治) 04:「ELEMENTS」(仮面ライダーブレイド 2ndOP) Ricky 05:「Let's Go RiderKick 2011」(オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー 主題歌) 仮面ライダーGIRLS 06:「The people with no name」(仮面ライダー555 挿入歌) m.c.A.T 07:「Switch On!」(仮面ライダーフォーゼ OP) 土屋アンナ 08:「Climax jump DEN-LINER form」(仮面ライダー電王 2ndOP) 関俊彦(モモタロス)、遊佐浩二(ウラタロス)、てらそままさき(キンタロス)、鈴村健一(リュウタロス) 09:「JUMP」(海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン 主題歌) 串田アキラ 松原剛志 10:「宇宙刑事ギャバン」(宇宙刑事ギャバン OP) 串田アキラ 11:「海賊戦隊ゴーカイジャー」(海賊戦隊ゴーカイジャー OP) 松原剛志 12:「ハリケンジャー参上!」(忍風戦隊ハリケンジャー OP) 高取ヒデアキ 13:「特捜戦隊デカレンジャー」(特捜戦隊デカレンジャー OP) サイキックラバー(YOFFY・IMAJO) 14:「魔法戦隊マジレンジャー」(魔法戦隊マジレンジャー OP) 岩崎貴文 15:「呪文降臨~マジカル・フォース」(魔法戦隊マジレンジャー ED) Sister MAYO 16:「轟轟戦隊ボウケンジャー」(轟轟戦隊ボウケンジャー OP」) NoB 17:「獣拳戦隊ゲキレンジャー」(獣拳戦隊ゲキレンジャー OP) 谷本貴義 18:「炎神戦隊ゴーオンジャー」(炎神戦隊ゴーオンジャー OP) 高橋秀幸 19:「炎神ファーストラップ」(炎神戦隊ゴーオンジャー ED) Project.R 20:「侍戦隊シンケンジャー」(侍戦隊シンケンジャー OP) サイキックラバー 21:「天装戦隊ゴセイジャー」(天装戦隊ゴセイジャー OP) NoB (12~21は各1コーラス) 22:「スーパー戦隊 ヒーローゲッター」 Project.R 23:「手をつなごう~マツケン×仮面ライダーサンバ~」(劇場版仮面ライダーOOO主題歌) 全員
https://w.atwiki.jp/dcdcast/
このページは2ch特撮板「仮面ライダーディケイド」本スレ用キャスト一覧表です。 随時追加・変更等お願いします。 なお編集の際は良識を持ってお願いします。 ■レギュラー(各世界共通) 門矢士(ディケイド):井上正大 光夏海:森カンナ 小野寺ユウスケ(クウガ):村井良大 光栄次郎:石橋蓮司 鳴滝:奥田達士 キバーラ(声):沢城みゆき 海東大樹(ディエンド):戸谷公人 ガイ(アポロガイスト):川原和久 ナレーション:鈴木英一郎 ディケイドライバー:マーク・大喜多 ■第一話 紅渡:瀬戸康史 ■クウガの世界 八代藍:佐藤寛子 ■キバの世界 ワタル(キバ):深澤嵐 キバットバットⅢ世(声):杉田智和 ■龍騎の世界 辰巳シンジ(龍騎):水谷百輔 羽黒レン(ナイト):北村栄基 鎌田(アビス):入江雅人 ■剣(ブレイド)の世界 剣立カズマ(ブレイド):鈴木拡樹 菱形サクヤ(ギャレン):成松慶彦 黒葉ムツキ(レンゲル):川原一馬 四条ハジメ(カリス):累央 鎌田(パラドキサアンデッド):入江雅人 ■555世界 尾上タクミ(ファイズ):制野峻右 友田由里:緑友利恵 百瀬(タイガーオルフェノク):三浦涼介 朱川(ロブスターオルフェノク):花形綾沙 玄田(ドラゴンオルフェノク):CHIKARA 城金(センチピードオルフェノク):永岡卓也 ■アギのト世界 芦河ショウイチ(G3・ギルス・アギト):山中聡 八代淘子:佐藤寛子 ■電王の世界 モモタロス(声):関俊彦 ウラタロス(声):遊佐浩二 キンタロス(声):てらそままさき リュウタロス(声):鈴村健一 ジーク(声):三木眞一郎 野上幸太郎:桜田通 野上良太郎:溝口琢矢 コハナ:松元環季 ナオミ:秋山莉奈 オーナー:石丸謙二郎 ■カブト世界 ソウジ(カブト):川岡大次郎 弟切ソウ(ザビー):川岡大次郎 アラタ(ガタック):牧田哲也 マユ:菅野莉央 おばあちゃん:佐々木すみ江 ■響の鬼世界 ヒビキ(響鬼、牛鬼):デビット伊東 イブキ(威吹鬼):渋江譲二 ザンキ(斬鬼):松田賢二 アスム(響鬼):小清水一揮 アキラ(天鬼):秋山奈々 トドロキ(轟鬼):川口真五 ■ネガの世界 紅音也(ダークキバ):武田航平 青柳和良(ダークカブト):森陽太 佐藤博彦(リュウガ):岩間天嗣 坂田健児(オーガ):坂本恵介 田中(オルタナティブ):北山雅康 千夏:井端珠里 ■ディエンドの世界 海東純一(グレイブ):黒田勇樹 禍木慎(ランス):杉浦太雄 三輪春香(ラルク):三津谷葉子 フォーティーン:伊藤高史 ■シンケンジャーの世界 志葉丈瑠(シンケンレッド):松坂桃李 池波流ノ介(シンケンブルー):相葉弘樹 白石茉子(シンケンピンク):高梨臨 谷千明(シンケングリーン):鈴木勝吾 花織ことは(シンケンイエロー):森田涼花 梅盛源太(シンケンゴールド):相馬圭祐 日下部彦馬:伊吹吾郎 骨のシタリ(声):チョー ■BLACK RX/BLACKの世界 南光太郎(BLACK・RX):倉田てつを
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/31329.html
【検索用 みなせしょう 登録タグ 作み 作みな 作り手 作詞家】 + 目次 目次 特徴 曲 CD 動画 コメント 特徴 作り手名:『水瀬翔』(みなせしょう) 作詞家。 jon氏とのコラボが多い。 独特の世界観を持ち、繊細な言葉使いでそれぞれの曲調にあった歌詞を書く。 曲 hot chocolate little*little*world Love×2♡ゲイザー 少女ライラと親愛なる色彩 ロストシティ CD Angelia 動画 コメント この人の歌詞ほんとに好き -- 名無しさん (2015-02-07 22 07 49) 良い歌詞書くなあ、伸びてないのがもったいない -- 名無しさん (2015-04-19 19 08 44) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/accelhp/pages/16.html
1.VCが導入できる方 ※聞き専不可 2.サウンドプレイができ、基本的な立ち回りができる方 3.クラン戦経験がある方 4.SD1位上の勝ち越し ※あくまで目安です 5.チート、マクロ等は禁止です。 6.他人が不快に感じる言葉使いや発言をしない方。
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/31838.html
裁牙王龍 レンタロウ VR ゼロ文明 (6) クリーチャー キング・コマンド・ドラゴン/シノビ 2000 ■ニンジャ・ストライク4(相手のクリーチャーが攻撃またはブロックした時、自分のマナゾーンにカードが4枚以上あり、その攻撃中に「ニンジャ・ストライク」能力を使っていなかった場合、このシノビをコストを支払わずに召喚してもよい。そのターンの終わりに、このシノビを自分の山札の一番下に置く) ■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを3枚引く。 作者 気ままな村人 フレーバーテキスト 朽ちた城にて月見で一杯というのもまた乙なものだ。---裁牙王龍 レンタロウ 評価 選択肢 投票 微妙(調整希望) (0) 普通 (0) 優秀 (0) 壊れ(調整希望) (0) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/2013.html
登録日:2009/07/18 Sat 14 55 46 更新日:2024/07/13 Sat 21 07 41 所要時間:約 16 分で読めます ▽タグ一覧 No.6 ウルトラマン ウルトラマンオーブ ウルトラマンギンガ ウルトラマンギンガS ウルトラマンタイガ ウルトラマンタロウ ウルトラマンメビウス ウルトラ兄弟 スーパーウルトラマン タイガの父 タロウ トレギア被害者の会 パチンコ化 優遇 兄貴 入野自由 円谷プロ 勇気があり正義を愛する者 教官 東光太郎 森久保祥太郎 石丸博也 親友との不和 角持ちし赤き巨人 野沢雅子 それはもちろん、一部には汚い心の人もいる。 しかし、多くの人間はみな美しい心を持っている。 その汚さも、美しい心を引き立てるためにあるんだ! 少ない悪人のために、多くの良い人を見捨てるわけにはいかないんだ!! 画像出展:映画『ウルトラマン物語』より 公開日:1984年7月14日(全国松竹系の劇場にて) ©円谷プロ ウルトラマンタロウとは、ウルトラシリーズに登場するキャラクター。 初登場作品は『ウルトラマンタロウ』。 ●目次 プロフィール デザイナー・俳優 概要 人物 容姿・身体特徴 戦闘能力基本能力 必殺技 装備・武器 戦闘スタイル 『タロウ』以降の主な活躍『ウルトラマンメビウス』 映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』 『ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース』 映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』 映画『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』 『ウルトラマンギンガ』 『ウルトラマンギンガS』 『ウルトラマンオーブ』 『ウルトラマンジード』 『ウルトラマンR/B』 『ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ』 『ウルトラマンタイガ』 役者・声優について 余談 プロフィール 身長:53m 体重:5万5000t 年齢:1万2千歳(放映当時は1万8千歳) 飛行速度:マッハ20 走行速度:マッハ1 水中速度:160ノット ジャンプ力:600m 腕力:ウルトラ兄弟で一番のパワーを誇る。 デザイナー・俳優 ●キャラクターデザイン 井口昭彦 ●CV 篠田三郎(『タロウ』) 石丸博也(『ウルトラマン物語』~『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』 野沢雅子(『ウルトラマン物語』幼少期) 入野自由(『ウルトラマンフェスティバル2018』) 森久保祥太郎(『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』『ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突』) ビル・サリバン(『ウルトラギャラクシーファイト』シリーズ英語版) ●スーツアクター 長沢寛(『タロウ』) 城谷光俊(『ウルトラマン物語』) 小林峻(『ウルトラマンメビウス ウルトラ兄弟』) 大村将弘(『ウルトラマンオーブ』) 桑原義樹(『ウルトラマンジード』) 概要 タロォォォォォォ!! 画像出展:『ウルトラマンタロウ』(1973年4月6日~1974年4月5日) 第1話「ウルトラの母は太陽のように」より © 円谷プロ ウルトラの父とウルトラの母の実子にして、ウルトラ兄弟6番目の弟。 地球では勇敢なZAT隊員・東光太郎と一体化(*1)し、エースの後任として活動している。 変身アイテムはウルトラバッジ。隊員服の左袖に装着しているバッジを外して頭上に掲げ、上記のように叫んで変身する。 持ち歩き式のアイテムではなく、隊員服の付属品になっているため、変身の場面はほとんどが隊員服で、私服で変身した場面は正月休暇中に怪獣が出現した第40話のみ。 ただし、変身シーン自体のバリエーションはいくつかあり、目を負傷していた第35話ではストレッチャーで滑走しながら病院のガラスを突き破って変身、 モットクレロンが野菜を食い尽くしていた第43話では片手に大根を持って変身している。 なお、企画時点ではウルトラバッジは胸に付ける予定だった(*2)が、篠田氏が「演技の妨げになる」と意見した事で左袖に変更された。 没ネームが「ウルトラマンジャック」だったことは有名。 その後、様々な事情と思惑からタロウとなったが、ジャック(≒ジョン)が英語圏での太郎ポジのポピュラーな名前ということを考えると、案外理にかなった繋がりと言えるかもしれない。 この他にも、「ウルトラマンファイター」「ウルトラマンハンター」、さらにウルトラマンキングも候補だったとのこと。 この時は明言はされていないが、キングブレスレットの由来は没ネームのウルトラマンキングからなのかもしれない。 前作『ウルトラマンA』にも第29話~第43話に「ウルトラ6番目の弟」を名乗る梅津ダン少年がいたが、そちらとは無関係。 ダン少年は何の説明もなしに姉とともに『A』第43話を最後に姿を見せなくなったが、書籍『僕らのウルトラマンA』によると、 「『タロウ』という作品が企画される中、そこで「ウルトラ6番目の弟」という肩書きの都合が悪くなったために降板させられた」という可能性が指摘されており、 もしもこれが事実であれば、彼とその姉(そしてその演者たち)は制作側の都合で降ろされた被害者と言えるかもしれない。 人物 『タロウ』においては、ウルトラマンタロウ個人の人格が掘り下げられることがなく、 企画時点では、タロウは「一度死亡した東光太郎がウルトラの母やウルトラ5兄弟の力でウルトラマンに転生した姿」という設定だったこともあってか、ウルトラ兄弟(が人間に擬態した姿)と接する時にも、その言動は東光太郎のままであり、タロウ個人の性格は謎に包まれていた。 ただ、『タロウ』は他のウルトラ兄弟の客演回が多く、さらに、兄が来ていることに増長する回などもあったことから、「いつもウルトラ兄弟に頼ってばかりいる」というイメージが定着してしまい、それもあってか今でも末っ子ポジションがよく似合う。 とはいえ、平成以降のシリーズで客演する時には落ち着いた雰囲気や言動を見せることが多く、おおとりゲン=ウルトラマンレオからも「タロウ兄さん」と呼ばれているため、末っ子ポジションはウルトラマンメビウスに譲り始めたようだ。 後の『タイガ』では、「タロウの息子」であるタイガが主役ウルトラマンとして登場している他、続く『ウルトラマンZ』でもウルトラマンゼットが使用するタイプチェンジの一つにタロウの力も借りた「ベータスマッシュ」が登場したが、チェンジする際のプロセスで変身者のハルキが「マン兄さん、エース兄さん、タロウ兄さん!」と言いながら各々のメダルを装填するなど令和の時代ではもはや末っ子ポジションではなく、偉大な先輩の一人にカウントされていると言っていいだろう。 なお、ここ数年の活躍では優遇されているが、成長したのもあってか、かつてのタロウを懐かしむ人もいる程落ち着いたキャラになっている。だが、後述の『ギンガ』にレギュラー登場してからはネタキャラの位置も狙い始めた。さすがタロウ教官。 『タロウ』最終話では、ウルトラマンの力に頼ろうとする白鳥健一少年に真の勇気を示すため、ウルトラバッジをウルトラの母に返して(*3)光太郎の姿のままバルキー星人を倒すと、雑踏の中へ消えていった。 しかし、メビウスが地球防衛に就く20年前=1986年に兄4人が地球に留まらざるを得ない状況となったため、モロボシ・ダンからウルトラバッジ(ウルトラの母から預かってきた)を受け取って光の国へ帰還。 セブンとは従兄弟である設定が存在したが、現在は使用されていない。 ウルトラの父の養子であるエースは義兄にあたり、2人とは特に仲が良いらしい。 容姿・身体特徴 頭部にはウルトラの父と同じく立派な角「ウルトラホーン」を持ち、超戦士の証であるとの設定が加えられた。 幼少時はこの角は小さく、映画『ウルトラマン物語』で語られたエピソードを経て、現在の大きさになったとされる。 ちなみに、初代ウルトラマンやウルトラセブンのデザインを手掛けた成田亨氏は、とあるインタビューにて、 「私の知らない間にウルトラマンに髭が生えたり角が生えたりオッパイが突き出たりしました」と円谷プロに批判的な文脈で発言するなど、 角のついたタロウ……もとい、タロウファミリーの造形を嫌っていたらしい。 一部書籍によると「頭部にはアイスラッガーが付いているが、ウルトラセブンのような強力なウルトラ念力をまだ習得していないために使用出来ない」とあるが、 タロウの頭部の突起は分離を想定していない固定式であり、光の国で教官を務めているという設定の『ウルトラマンメビウス』、 偉大な父、そして先輩ウルトラマンとして息子・ウルトラマンタイガから尊敬されている『ウルトラマンタイガ』など、 既に大成していると思われる状態で客演している後番組でもアイスラッガーとして使用する描写がないため、この設定は黒歴史化している可能性が高い。 戦闘能力 前述のようにウルトラ兄弟の中でも最強と謳われ、書籍類でも「兄弟最強の能力を備える」と記述されている。 基本能力 基本的な身体能力はプロフィールを参照。 ●攻撃力 円谷プロ監修の『ウルトラ戦士 全必殺技大百科 改訂増補版』では「体内に無限のパワーを秘めている」と設定されている。 ●防御力 全身が木っ端微塵になるウルトラダイナマイトの自爆にも耐える心臓を持つ。そして、心臓さえ残っていれば全身を再生できる。 ●素早さ 肉弾戦では素早いパンチの連打を見せる。またマッハ20で飛行可能。 必殺技 ストリウム光線!! ●ストリウム光線 タロウの必殺技。構えはT字に見えないわけでもない。 ウルトラマンとしてはかなり珍しく、スーパー戦隊シリーズみたいに必殺技の名前を叫んでから放つ(*4)。 それに加えて全身が7色に発光もするので、昭和ウルトラシリーズでは一番必殺技発射までが遅い。 ただ、急いでいる時などはチャージ無しでも、構えを取っただけで撃てる。 『メビウス』客演時には、その構えも取らずほぼノーモーションで撃ってメビウスを狙ったインペライザーの火球を相殺し、援護を行っている。 また、テンペラー星人には強化版の「ネオストリウム光線(ストリウム光線Bタイプ)」を使用。 一回しか使っていないが、書籍ではしっかりと紹介されており、『新ウルトラマン列伝』最終回でもウルトラマンギンガに技名が言及されるなど、 後の作品でも使っていない幻の技にもかかわらず、それなりに知名度はある。 多くの敵を倒しているが、効かなかったり無効化されたことも多い。 ●ウルトラダイナマイト 体に炎を纏い敵に体当たりして自爆し、再生する。ストリウム光線同様に技名を叫ぶ。 書籍ではタロウを代表する技として紹介されているが、劇中では卑怯な戦法な使うカタン星人に使用したのみである。 威力こそほとんどの怪獣達を葬れる程強力だが、それだけに莫大なエネルギーが必要なため、 連発はおろか、避けられたらエネルギー切れでタロウが倒れてしまう。 ちなみにTVで初使用の時は肉片が画面に向けて飛んできた。 再生する術を身につけなければそのまま死んでしまう荒業で、「ウルトラハート」を持っていて再生出来るタロウだからこそ可能。 しかし、再生出来るとはいえ身体への負担は重く、使う度に寿命が縮むという。 コツは心臓に力を貯める感覚でやる事。後に自ら封印したらしい。 ちなみに、タロウの弟子にあたるウルトラマンメビウスも、この技を元にした「メビュームダイナマイト」を使用するが、 メビウスは「ウルトラハート」を持たず、メビウスブレスをその代用とすることでなんとか使用可能となっている。 それでもエネルギー消耗はタロウよりも激しく、威力も低いというのだから、ウルトラダイナマイトとタロウのポテンシャルの高さが窺える。 実は人間に換算すると3日ぐらいとそんなに寿命は縮まない。まあ、数日でも寿命縮むのなんて嫌だが。 というか重要なのは「どれくらい寿命が縮むか」ではなく「寿命が縮むほど消耗してしまう」という点だろう。そもそもこの設定自体、児童誌などでの後付けなのだが ●コスモミラクル光線 グランドキング戦でスーパーウルトラマンとなって使った光線。 グランドキングを一撃で爆破した。 ●スワローキック 空高くジャンプし、空中回転しながら相手を蹴りつける。 変身直後に繰り出したり、移動ついでに繰り出したりと頻繁に使用しており、決め技として使われた回数は少ないが、タロウといえばこの技を連想するファンもいる。 『ウルトラマン Fighting Evolution』シリーズでもタロウの空中攻撃や投げ技のモーションに採用されている。 ●インテグレートスパーク ライブステージで使用したウルトラマンジードとの合体技。 必殺光線の重ね撃ちで、エンペラ星人に痛打を与える程の威力を持つ。 その他、多彩な技を使用している。 装備・武器 ●タロウブレスレット ウルトラブレスレットと同型の武器。 手投げ槍等に変化する。 序盤に少しだけ使われたが、下記のキングブレスレットを受け取った事で早々にお役御免となった。 なお、ウルトラマンジャックは『ウルトラマンレオ』第34話でなぜかこのタロウブレスレットを身に着けていた。 ●キングブレスレット 何でもありのチートアイテム。 元々はゾフィーが使用する予定だった。 戦闘スタイル 肉弾戦ではボクシングスタイルで戦う。 『タロウ』以降の主な活躍 『ウルトラマンメビウス』 私を見くびるな!! 光の国に帰還後は宇宙警備隊の教官を務めており、メビウスの師匠に当たると新たに設定された。 本編では帰還命令が出されたメビウスの後任として地球に向かった。 エンペラ星人の尖兵・インペライザーに苦戦するメビウスの代わりに戦い、メビウスブレイブでもまったく歯が立たないインペライザーをストリウム光線一撃で半壊させ、撃退した。 2戦目では苦戦を強いられるが、メビウスがバーニングブレイブに覚醒し、インペライザーを倒したことでその実力を認め、地球防衛を任せて帰還している。 メビウスの師匠という設定からか、タッグで戦う際に構えや格闘攻撃のモーションなどが完全にシンクロするという演出があった。 なお初代マン〜80の7人の中で唯一人間態での姿を見せていないが、これは東光太郎役の篠田三郎が「東光太郎は自分の青春の思い出に留めたい」という理由で出演依頼を辞退したためである。 映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』 終盤にてゾフィーとともにUキラーザウルス・ネオに苦戦するウルトラ兄弟達にエネルギーを届け、共に戦った。 『ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース』 エースとともに怪獣墓場で起きた異変を調査するが、蘇った暗黒四天王の罠に捕らわれてしまう。 メビウスらの活躍で解放され、エンペラ星人の復活計画を阻止した。 映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』 光の国は…俺が守る! ウルトラの星は、必ず復活する!それまで…俺がこの光を守る! 光の国では引き続き、宇宙警備隊の筆頭教官を務めている様子。 宇宙牢獄から脱獄したウルトラマンベリアルと部下を引き連れて最初に戦う。 この時の戦い方が「ジャッキー・チェンっぽい」と評判。まあ監督が坂本浩一監督なので仕方がない。 また、ギガバトルナイザー装備のベリアルに対して、父ほどではないが善戦しており、単騎でベリアルとマトモに戦えたのは、旧来の光の国の中では彼とゾフィーと父だけである。 ウルトラマンキング?あの人は善戦じゃなくて圧倒してたので…… ストリウム光線を回避したベリアルにしがみつき、本隊が待ち受ける光の国に叩き落とそうとするが、通用せず敗北。 しばらく動けずにいたが、最終防衛ラインであるウルトラの父のピンチに再び駆けつけて庇う 。ベリアルがプラズマスパークタワーからエネルギーコアを奪取した後は光の国が凍りつく中でウルトラダイナマイトの応用技を使い、残された最後の光を守り、自らも凍りついた。 ちなみに最初は牢獄の侵入者への対処が目的だったようだ(ベリアル復活の報を聞いて他のウルトラマンたちは牢獄が簡単に破られた事に唖然としていた)。 映画『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』 光の国のシーンで登場。 終盤ではベリアル銀河帝国軍が送り込んできた100万体のダークロプス部隊を他のウルトラ戦士たちとともに迎え撃った。 『ウルトラマンギンガ』 スパークドールズの中で唯一自我を持っており、降星町の銀河神社から御神体ことギンガスパークを見つけた礼堂ヒカルを『選ばれた者』と認め、彼の協力者となる。 一応、ヒカルにウルトライブのやり方を教えたのも彼だが、何故かウルトライブできずに大困惑。 ウルトラ念力でサポートはするものの、怪獣の攻撃に吹き飛ばされるわ、バルキー星人に捕まるわ、鳥かごに入れられるわと散々である。 そんなこんなで『ギンガ』本編でのタロウの口癖は「早く大きくなりたい」。 『スパークドールズ劇場』でもしっかり言っており、劇場の〆にもよく使われる。 そして最終回。 倒れていく人々を前になぜ何もできない自分に意思を残したのか、ウルトラの父と母に問いかける。 そして返ってきた答えは「彼がウルトラマンであるから」だった。 ウルトラマンは人々の希望を力に変えて戦う。そして一方的に彼らを助けるのではなく、時に支えられ、時に救われ、人間と力を合わせて戦ってきた。 希望を取り戻し、ダークルギエルの呪縛から解かれた人々の手にギンガライトスパークが現れる。 掛け替えのない友達よ!戦おう…私とともに!! 輝きを放つギンガライトスパークが、タロウのライブサインをリードする。 そして………… タロォォォォォォ!! ウルトラマン No.6!! 出典:『ウルトラマンギンガ』最終話「きみの未来」より 2013年7月10日から8月14日まで第1期(全6話)、11月20日から12月18日まで第2期(全5話)がテレビ東京系列にて放送/全11話 ©「ウルトラマンギンガ」製作委員会、円谷プロダクション 遂にウルトライブに成功! しかも、主題歌「ウルトラマンタロウ」が原曲で流れるというサプライズ! ダークルギエルとも互角に戦い、BGMも含めて、ここまで貯めに貯めたフラストレーションを一気に爆発させたような活躍ぶりで、 タロウ特有のボクサースタイルの戦い方でダークルギエルと激闘を繰り広げた。 途中、再度スパークドールズにされそうになるが、ストリウム光線とタロウバリヤーで時間を稼ぐ。 そして一瞬の隙を突いてギンガに光を分け与え、自らの敗北と引き換えに復活させた。 ギンガによってルギエルが倒された後は、ヒカルたちに感謝の言葉を告げて他のスパークドールズとともに宇宙へ帰って行った。 ちなみにスパークドールズは1000年前に地球に飛来したらしいので、タロウは1000年間人形の姿で地球を見守っていたということになる。 ……何をしていたのだろうか? 『ウルトラマンギンガS』 引き続き登場。 ギンガからのウルトラサインを見てヒカルの助けになるためにウルトラ兄弟から力を託され、疑似的なスーパーウルトラマンになって地球に飛来した。 そして自らの姿を『ストリウムブレス』に変え、ギンガをギンガストリウムに強化変身させる。 ギンガストリウムはタロウがギンガと融合した姿で、戦闘スタイルを含めていたる所にタロウを彷彿とさせる個所がある。当初はウルトラホーンもあったとか。 ストリウムブレスはタロウの化身なので当然地球にはない物だが、それをヒカルは堂々と左手首に付けていたため、ヤプールに「ウルトラマンだと教えているようなものだ」とツッコまれていた。 ストリウムブレスになってもヒカルと意思疎通は出来るのだが、ギンガ程ではないのだが無印に比べてあまり会話してくれない……。 とはいえ、ハイパーゼットンに通用する必殺技としてコスモミラクル光線を教えたりと要所要所で活躍していた。 ビクトルギエルを倒した後、「呼べば助けに来る」とヒカルに告げ、再度宇宙に飛び立って行った。 後日談である映画『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!』ではゼロの「タロウから話は聞いている」という台詞で名前のみ登場。 実はダークスパークウォーズがマルチバース上のどの宇宙で起きた出来事なのかは未だに設定が曖昧で、 『ギンガ』『ギンガS』に登場するダークスパークウォーズを経験したタロウもM78ワールド本編世界のタロウなのか否か、明言はされていない。 ただしこのゼロによる言及や後述の『ウルトラギャラクシーファイト』シリーズでのギンガへの対応から、M78ワールドのタロウと同一存在と考えなければ辻褄が合わない。 『ウルトラマンオーブ』 第2話「土塊の魔王」にて、4ヶ所の龍脈の力を借りて土ノ魔王獣・マガグランドキングを東京の地下に封印していた{「角持ちし赤き巨人」として登場。 謎の男・ジャグラス ジャグラーによって封印は破られてしまうが、ウルトラマンオーブの決死の活躍によってマガグランドキングは倒され、 タロウの力もウルトラフュージョンカードとしてオーブの人間態であるクレナイ ガイの手元に宿るのだった。 なお、タロウとメビウスのフュージョンカードを用いてフュージョンアップするバーンマイトは「ストビュームダイナマイト」を始めとしてタロウモチーフの必殺技も持ち、 タロウの代名詞扱いされているスワローキックもタロウのそれと同じSE付きで攻撃技の一つに採用されている。 『ウルトラマンジード』 ベリアルが引き起こしたクライシス・インパクトに他の兄弟達と居合わせた。 ……はずなのだが、なぜか地球にはいたのに宇宙パートではいなくなっていたため、少し話題となった。 後日談となる映画『劇場版 ウルトラマンジード つなぐぜ! 願い!!』ではギルバリスを宇宙警備隊隊員達と追いつめていたが、 ストリウム光線では特殊な装甲を持つギルバリスのコアを破壊出来ず、逃げられてしまった。 『ウルトラマンR/B』 タロウ本人としての出番はないが、湊カツミ&イサミ兄弟が変身及びクリスタルチェンジに使うルーブクリスタルのひとつとして登場。 1300年前、ウルトラマンロッソとウルトラマンブルが火炎骨獣 グルジオボーンを追って地球へやってきた際、2人が消滅した後に飛び散ったとされる。 属性は「火」で、主にロッソの基本形態・フレイムとして変身する時に使われる。 『ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ』 ウルトラダークキラーの復活に際し、ニュージェネレーションヒーローズを光の国に招集するとともにウルトラマンリブットに黒幕の調査を指示した。 惑星テンネブリスに向かうニュージェネレーションヒーローズを兄弟とともに見送るが、自身も後から駆け付け、再度ギンガと一体化。 ダークキラーとの戦いが終わった時には姿を消していた。 『ウルトラマンタイガ』 ウルトラマントレギアとはかつて親友の関係だったことが判明。 第1話冒頭では、光の国を攻めようとするかつての友の前に立ち塞がるが、目の前で息子たちを倒され激昂。 互いにウルトラダイナマイトを発動し、ぶつかり合い出番を終えた。 なお、上述の通りタイガはタロウを尊敬しているが、あまりにも偉大過ぎる父に内心コンプレックスも抱いており、 トレギアはそれを利用する形で、タイガを闇に堕とそうと画策していた。 外伝小説『トレギア物語/青い影』では、トレギアとは小学生時代からの付き合いで宇宙各地を2人で旅したり、 文才ある彼にラブレターを監修してもらった過去が描かれている。 後日談となる映画『劇場版 ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス』では宇宙遺跡ボルヘスでトレギアと再会。 青春の思い出を語り合い、トレギアに光の国に帰るよう手を差し出すが拒絶され、邪神魔獣 グリムドがタイガの地球に向かっていることを教えられる。 タイガ、ロッソ、ブルの窮地に駆け付け、3人を圧倒していたグリムドをさらにに圧倒。 ウルトラダイナマイトで止めを刺そうとするが、爆発からの復元を利用してグリムドに体内に侵入され、闇に堕ちたタロウに変貌。 トレギアに誘導されるがままにタイガに襲い掛かるが、ウルトラマンタイタス、ウルトラマンフーマ、工藤ヒロユキも加わったウルトラダイナマイトを受けてグリムドを引き剥がされ、正気を取り戻した。 グリムドとの最終決戦ではニュージェネの最強形態を纏めて凪ぎ払うグリムドを正面から抑え込み、ウルトラマンレイガが誕生するまでの時間を稼いだ。 最終的に親友の最期を目の当たりにしたわけだが、どんな心境だったのだろうか……。 役者・声優について 『メビウス』で唯一、本編及び劇場版で人間体の客演が叶わなかったウルトラマンで、 声は映画『ウルトラマン物語』以降、『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』まで石丸博也氏が一貫して演じた……というより、もはやそれが定着。 特に『ウルトラマン物語』当時は石丸氏の声も若く、篠田三郎氏の雰囲気にも近いため、末っ子の若者という雰囲気がよく出ていた。 その後、『メビウス』になってから再びタロウ役の声を担当するようになったが、石丸氏の年齢的な問題もあって声が中年の雰囲気になっている。 とはいえ、『メビウス』以降のタロウは完全に歴戦の戦士という立ち位置なので、おじさんでもまったく問題はないし、むしろ70を過ぎても「おじさん」の声で済むほうが凄い。 しかし、『大いなる陰謀』では一部シーンで若かりし頃のタロウを描く事になったため、若き日のタロウの声に森久保祥太郎氏が割り当てられた。 息子のタイガを演じる寺島拓篤氏を彷彿とさせる若々しさを見せつつも、ベテランのタロウを演じる石丸氏の雰囲気も醸し出す絶妙な演技は必聴(*5)。 続く『ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突』でも、引き続き森久保氏がタロウの声を担当。 ちなみに『ウルトラマンフェスティバル2018』のステージショーでは、ウルティメイトフォースゼロのメンバー・ジャンナインの声を演じる入野自由氏が演じていたことも。 一方、『タロウ』本編で光太郎を演じた篠田氏はというと「今後東光太郎を演じるつもりはない」と明言している。 これはタロウが嫌いというわけでは決してなく、「ファンの思い描く作品を裏切りたくない」「タロウは自分の役者人生の思い出の一つとして取っておきたいから」とのこと。 なので今でもタロウと呼ばれることを喜んでおり、新聞のインタビューや、テレビでおおとりゲン役の真夏竜氏やモロボシ・ダン役の森次晃嗣氏と共演した際には変身ポーズを見せており、 令和に入ってからも『タイガ』の企画で、「息子」と一体化した工藤ヒロユキ役の井上祐貴氏と対談したりしている。 他にもウルトラシリーズの後輩と別番組で共演した時にシリーズへの思いについて語ることがあるとのこと。 篠田氏いわく「光太郎は目立たなくても、人間として平和のために頑張っている」らしい。 なお、『ウルトラマン列伝』内で石丸氏演じるタロウが『タロウ』本編を回想する際は、篠田氏の掛け声が石丸氏の掛け声に変えられている。 一方で、その他の一部シーンでは篠田氏のライブラリ音声が割り当てられている。 『ギンガS』にてウルトラマンギンガストリウムがストリウム光線を使用する際にタロウの掛け声が発される時 最終回でタロウがストリウムブレスから本来の姿に戻って飛び去って行く時 ウルトラマンオーブがバーンマイトにフュージョンアップする際にタロウの掛け声が流れる時 劇場版『ジード』でのストリウム光線の掛け声 『Z』でのベリアルとの宇宙牢獄での対決の場面 余談 他の面々の身長が40~45mな兄弟の中で、身長53mと一際でかい。試しに40mのウルトラマンを170cmの人間に置き換えたとするとタロウは225cmとなる。明らかにでかすぎるが、ウルトラマンの縮尺は結構ガバガバなので恐らく人間換算で183cmくらいのニュアンスだろう。基本的に他のウルトラマンよりも頭半分ほど大きい、スマートな長身である。これ以上の大きさのウルトラマンとしてウルトラマングレートの60mなどがおり、更に大きいのがタロウと縁があるギンガとウルトラマンビクトリーの無限大である(*6)。 初めて名前を叫んで変身したウルトラマン。これは光太郎を演じた篠田氏のアドリブだが、以降のシリーズに受け継がれていくことになった。 『キン肉マンⅡ世』であるキン肉万太郎はこれの語呂合わせで名付けられた。おかげで「キン肉マン・タロウ」と間違えられたことも。 コメットさんの初恋の相手でもある。コメットさんはレッド族と親交が深いのか?ただし、『コメットさん』は円谷プロ制作でないため、『タロウ』及びウルトラシリーズとは無関係。 嫌いなものは弱い者いじめとまんじゅう。子供達のヒーローらしく、弱い者いじめがまんじゅうの次に嫌いだという。……そこまでまんじゅうを嫌うのは一体過去に何があったのか、タロウよ。 『メビウス』放送後に公開された映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』は、元々は『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟2』というタイトルで、『メビウス&ウルトラ兄弟』で人間体が登場しなかったタロウを主役に据えた作品として企画されていた。だが、前述の通り篠田氏が光太郎役での出演を固辞したことから、内容を大幅に変更して平成ウルトラ(TDG)3部作の主人公達をメインに据えたものになったという裏話が明かされた。同作のDVDメモリアルBOXのレプリカ台本にはこのプロットも収録。かつて光となった子供たちであり、主役としてのウルトラマンティガ復活に歓喜したティガ世代も「そちらのほうも見たかった」というほど、出来が良いと評判である。ただし、このプロットではタロウと光太郎は分離しており、上記の裏設定とは矛盾が生じている。 追記・修正とはどういうものなんだ? 項目変更ボタンを押せばできるんだって。 うっかり忘れ去られることもなくなるな! ……なるほど! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 記事の冒頭の言葉は普通の特撮なら長い時間をかけて出す答えだと思うけど、あっさり出して許されるのがタロウ -- 名無しさん (2016-05-17 07 23 07) コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2016-05-19 22 19 29) 「ウルトラ六兄弟」の歌のインパクトが強すぎてレオ以後のウルトラマンが未だに兄弟に思えない -- 名無しさん (2016-05-19 22 34 35) タロウの子供とか出てきて欲しい 色反転のシルバー族とかで -- 名無しさん (2016-05-19 22 42 00) ハナコか、結構ありだな -- 名無しさん (2016-07-29 09 54 30) 番組は見たことなかったがインペライザー戦で大興奮して以降大ファンだわ -- 名無しさん (2016-07-30 09 11 21) スーパールーキーの座を後続に譲って空気化せず順当に頼れる指導者ポジにシフトしたのは本当に上手いと思う -- 名無しさん (2016-10-22 11 00 28) 小学校の頃はメビウス映画で他の兄弟を助けに来てたり、本編でもインペライザーのためにわざわざ送られてきたりで、ゾフィーと同じで他の兄弟より格上だと思ってた。 -- 名無しさん (2016-10-22 18 53 01) タロウ最強の技とされているコスモミラクル光線、これってドラゴンボールに例えると惑星を余裕で破壊出来る威力は有りそう -- 名無しさん (2016-10-24 06 23 31) ヒーローだけどマスコット的な愛嬌のある顔だと思う。それこそ未就学児が読む絵本の桃太郎や金太郎の絵のような -- 名無しさん (2016-11-12 22 07 18) 一番上の台詞、俺も大好きで名言だとは思うけど、話や怪獣がマイn…げふんげふん! -- 名無しさん (2017-03-24 00 23 25) ジャックの没ネームは知ってたがキングもタロウの没ネームだったのか。道理でキングブレスレットなわけだ -- 名無しさん (2017-05-23 05 59 48) 俺たちのウルトラマンシリーズ 「ウルトラマンタロウ」では、「ジードにタロウが出るのだろうか?」という、何かを思わせるような記述があったけど、来年のジードの映画に出るのだろうか? -- 名無しさん (2017-11-10 18 41 39) ↑出たけど脇役だった -- 名無しさん (2018-03-31 12 03 22) ジャンプ力600mm?低すぎやしませんか? -- 名無しさん (2018-08-14 15 22 53) 最近弟子のメビウスと共にもっぱらウルトラ火属性の代名詞と化してる -- 名無しさん (2018-08-29 14 08 06) 違反行為があったので差し戻しました -- 名無しさん (2018-12-03 23 03 36) 子持ちだったか -- 名無しさん (2019-04-18 18 48 05) 去年のガセネタが現実になった -- 名無しさん (2019-04-18 19 42 00) トレギアが堕ちた原因だったりするのかな? -- 名無しさん (2019-04-18 19 44 47) ゼロの時代が現代から6千年くらい未来だとしてもまだ2万歳に至っていないのに子持ち…早婚すぎない!?特撮作品では未だに独り身の初代兄さんの立場が… -- 名無しさん (2019-04-18 20 04 10) ↑並行世界にスーツ来た息子いますんで・・・・ -- 名無しさん (2019-04-18 20 06 53) ついでに別のライバルのウルトラダークキラーさんも実写映像化デビュー。因縁のキャラが多いね -- 名無しさん (2019-07-26 12 44 04) 『ギンガ』のタロウがM78のタロウだと確定したね -- 名無しさん (2019-12-09 13 09 22) あのタロウが今では兄貴分になってると知って感慨深いものがあった。エイプリルフール企画の「タロウ兄貴にしごかれたい」の一文でなければな! -- 名無しさん (2020-07-05 09 41 10) 何故、ウルトラマンタロウがいるのに、ウルトラマンジロウやウルトラマンサブロウは居ないのだろう? -- 名無しさん (2020-07-05 11 18 26) ↑桃太郎や金太郎はいるけど、桃次郎や金三郎はいないだろ -- 名無しさん (2020-07-05 11 44 05) 現在の年齢はウルトラ銀河伝説基準で言うならば、2万2000歳かな? -- 名無しさん (2020-07-05 12 14 28) ↑↑だって『太郎』がいるなら『次郎』や『三郎』が居たって良いじゃない。ライバルの東映にだって、ジロー(キカイダー)の他にサブロー(ハカイダー)やイチロー(キカイダー01)がいるんだし。 -- 名無しさん (2020-07-06 19 02 39) ↑「タロウ」は光の国の言葉(勇敢な者、強い者という意味)という設定があって、それと同じ響きの言葉が地球にも存在するのは偶然のようなものだからね… -- 名無しさん (2020-08-03 20 05 40) 映画でもずっとでずっぱりっしたね、かませにもならずに -- 名無しさん (2020-08-13 02 47 54) タロウ父さん、通常のベリアルくらいは倒せそうなくらいなってません? -- 名無しさん (2020-09-02 19 01 03) ↑昭和の頃は「今でも強いけどまだまだ若い。潜在能力はさらに凄いのでこれからに期待」的な扱いだったけど、最近は大御所ポジションに移行してからその潜在能力をそのまんま発揮して滅茶苦茶強いキャラになった感じがある -- 名無しさん (2020-09-30 15 42 09) 本格的に兜甲児君ぽくなってきたな! -- 名無しさん (2020-10-23 12 45 57) ↑大丈夫!まだ赤羽根Pを巻き込まない内はなんとか… -- 名無しさん (2020-10-23 15 12 49) ギンガストリウムでコスモミラクル光線使ってたがジードやゼットも6兄弟のカプセルやメダル使ってコスモミラクル光線的な技を使えそうな気もする 威力は落ちるかもしれないが -- 名無しさん (2020-11-01 19 36 05) ギャラファイ見てるとゾフィーと一緒に他のウルトラ戦士に指示を送る姿が様になっていてすっかり上官ポジが板についたな。タロウ本編のテンペラー編見た後だと感慨深い -- 名無しさん (2020-12-15 19 23 39) 森久保さんのタロウ、本編でもすごい……! -- 名無しさん (2020-12-20 11 56 32) 大してダメージを受けてもいないのに、惑星の相性が悪いというわけでもないのに -- 名無しさん (2021-03-11 16 52 39) コスモミラクル光線一発で兄弟全員膝をつくとか威力に比例して燃費極悪すぎる -- 名無しさん (2021-03-11 16 53 28) あれはジュダとモルドだったからなぁ、相手が -- 名無しさん (2021-03-11 20 17 25) タロウ自体人気者だけど意外(って書くと失礼か)にも女性人気が高い -- 名無しさん (2022-05-27 19 58 47) 今なお色あせない格好よさその属性過多な魅力で、昨今ウルトラシリーズに入った女性はタロウ好きになる人が多いんだとか -- 名無しさん (2022-06-05 19 54 47) 篠田さんの気持ちも尊重したいし「メビウス」から相当時間が経過してしまったので可能性はゼロに近いけど、やはりもう一度「光太郎」として出て欲しかったなあ… -- 名無しさん (2023-02-27 19 46 06) 歌詞転載で凍結となった項目がいくつかあるようなので歌詞と分かるタグを除去しました -- 名無しさん (2024-06-22 20 21 20) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/tsundereidayon/pages/479.html
「あー暑っち~。コーラコーラっと…」 ガチャ 「あれ?無い…またアイツか!」 「オイこらババア!てめえまた人のモン勝手に飲みやがったな!」 誰も居ない空間に向かって怒鳴る俺。 すると何も無い空間から 見 た 目 は中学生ぐらいの女がすうっと現れる。 「わしゃババアじゃないっつってんじゃろがドアホ! 大体なんじゃハタチにもなってコーラって!餓鬼臭いにも程があるわ!」 「その餓鬼臭いモンを勝手に全部飲んだのは何処の年寄りだよ!」 「年寄り言うなボケ!見よ!この若々しい体を!」 「てめえがガキなのは見てくれだけじゃねえか!何年その状態で生きてんだよ!」 「死んでるから0年じゃ!文句あるか糞餓鬼!」 「屁理屈ぬかすなババア!その年季の入った喋り方からしてアウトなんだよ! つーかハタチの俺に餓鬼ってお前それ墓穴だろ!」 「ムキイイイィィィ!じゃったらわしが今風の言葉使いを覚えりゃ文句無いんじゃな!?」 「やれるもんならやってみろ!」 …と言う訳で、あいつは家を飛び出した。 恐らくはそこいらへんを飛び回って若い女性の言葉使いを真似ているのだろう。 二日後 「ただいま…」 「何だ、もう帰ってきたのか?あー短い平和だった…」 「う…うるさいわね!これでもわし…じゃなくて私、頑張ったんだからね!」 「良くやった良くやった」 「どう?これで私が若いって認める気になった?」 「俺以外の奴は騙されるかもな。俺は前のお前を知ってるから何とも思わんけど」 「なっ…だったら、どうすればいいんじゃ!」 「どうすればいい…って、なに?何か不満な訳?」 「皆まで言わねば判らんかこの馬鹿たれ!やっぱり貴様は糞餓鬼で充分じゃ!」 「何なんだよ!?何で半泣きなんだよ!?」 「うわあああぁぁぁぁん!馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿ああぁぁぁ!」 …俺が悪いのか?