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ディスクブレイカー☆ フラン 第二話『無縁塚のDISC』 彼岸花が咲き乱れる無縁塚。 そこは美しいが、幻想郷の中でも指折り数えるほどの危険地帯。 そんな激ヤバ地帯をフランは、 「り~ん~ご~と~は~ちみつ~」 歌いながら歩いていた。 少しくたびれた日傘を差し、のんきに彼岸花を眺める。 「こ~おぉ~ちゃの~って、あれ?」 ここまで来て、フランは周囲の光景に気づいた。 「ここ、どこ?」 立ち止まり、固まってしまうフラン。 「…………」 迷子、という単語がフランの頭に浮かんだ。 そんな考えに至るのも無理は無い。 なぜならここを知る人物はごく僅かしかいないからだ。 自然と、遅刻という単語が頭の中に浮かんだ。 遅刻。それは許されざる行為。 遅刻。それは同じクラスのナランチャやチルノがよくやっていること。 遅刻。それは慧 音 先 生 か ら 頭 突 き を く ら う と い う こ と 「や……やば……」 フランの表情は焦燥に染まった。 しかしここは右も左もわからない無縁塚。 「遅刻する! 遅刻しちゃう!」 すっかりパニックに陥り、わめき始める。 「嫌だよーッ! 慧音先生の頭突きだけはイヤァァァァ!」 泣き叫び、その場にへたり込むフラン。 そんな彼女に、一人の男が歩み寄ってきた。 「人の声がすると思って来てみたら、君は咲夜の主人の妹さんじゃないか」 「……だれ?」 フランは声を引きつらせながら、声が聞こえてきた方を向く。 そこには、動かない古道具屋、森近霖之助が大きなかごを背負って立っていた。 「そういえば、こうやって実際に会うのは初めてだったね。僕の名前は森近霖之助。古道具屋の店主さ」 「私フラン」 「そうか。やっぱりあの一件から外を出回ることが出来るようになったのは、本当みたいだね」 納得したかのようにうなづく霖之助。 「で、霖之助さんは何でここにいるの?」 「ん? ああ。それはここに色々と外の世界の道具が落ちているからね、時々ここに来てはそれらを拾っているんだ」 「へぇ、そうなんだ。で、ここは何処?」 「無縁塚」 霖之助の言葉を聞いた瞬間、フランの顔が青ざめた。 決して無縁塚にだけは近づいちゃいけませんよ――咲夜の声が、頭の中で響く。 冷や汗が、あふれ出る。 「ん? どうしたんだい?」 「死んじゃう……死んじゃうんだ……」 フランは涙をあふれさせ、うわごとのように呟き始めた。 「…………」 霖之助は複雑な表情でフランを見つめると、 「すこし、落ち着こうか」 懐から一つの紙袋を取り出した。 がさごそとその紙袋の中を漁り、霖之助はプリンを取り出す。 「これを食べるといい。少しは落ち着くだろう」 フランは泣きじゃくりながら、霖之助から渡されたプリンを、プリンに一緒についていたプラスチックのスプーンで食べ始めた。 口の中に広がる滑らかな甘みが、恐怖を和らげてくれる。 「さて、落ち着いたかな?」 フランがプリンを食べ終える頃には、まるで魔法を使ったかのごとくフランは冷静になっていた。 「ここは危険だから、君は早く帰ったほうがいい。このDISCを君にあげよう」 すっかり落ち着いたフランに、霖之助は懐から一枚のDISCを渡す。 そのDISCには、『ディアボロ』の文字が書かれている。 「これ、何?」 フランは、手元のDISCを見つめて、霖之助に質問した。 「これは『ディアボロのDISC』。用途は、自分の拠点に戻る。最近、こういった道具がよくここに流れ着いていてね。外の世界で流行していたのかもしれない」 「へぇ。で、どうやって使うの?」 「簡単だ。頭にあてがうだけさ。」 「そうなんだ。で、霖之助さんはこれからどうするの?」 「まだこの辺りをうろつこうと思う」 そう言って、霖之助は振り返って、歩き出す。 すると、カチリという音がした。 「「ん?」」 その異音に二人が頭をかしげると、それは上からやってきた。 「うわぁ!」 上からやってきたそれは、霖之助の懐にもぐりこみ、一枚のDISCを吊り上げていった。 足元には、カナブンのような物が一つ。 ワイアードの罠だった。 霖之助はしばらくそれを見つめると、 「ま、いいか」 頭を掻きながら、歩いてゆく。 フランはそれを見送ると、 「これを頭にあてがうんだっけ……」 手元にある『ディアボロのDISC』を頭にあてがった。 気がついたら、紅魔館の門の前にいた。 門の前では美鈴がいびきを掻いて寝ている。 時計台を見つめると、時間はまだ7時45分。 「これなら間に合うかも……」 フランは日傘を差しなおすと、寺子屋へと飛んでいった。 「いかん……ここは何処だ……? 岸辺露伴に『ボヘミアンラプソディーのDISC』を渡して、気がついたらここだ……」 無縁塚に、ピンク色の髪の男――ディアボロがいた。 「さて……こうなったらまずは周囲の危険を察知せねばな」 ディアボロは、懐から一枚のDISCを取り出し、頭にあてがった。 DISCはずぶずぶと頭の中に吸い込まれていく。 「念のために持ってきておいてよかったな……『ホワイトアルバムのDISC★8+99』。周囲に動くものが無いか探知する」 ディアボロの顔に、DBのスカウターそっくりのものが出現する。 画面には、黄色い点が一つ。 「なるほど……危険は無いようだな……」 ディアボロはそう呟くと、一歩を歩み始めた。 ……が、カチリ。 「カチリ?」 その音は、ディアボロの背筋に寒気を走らせるのには十分だった。 なんと、ディアボロはさっき装備したDISCに罠を探知す『ドラゴンズドリーム』を合成していなかったのだ。 「まさか……」 ディアボロは、『キングクリムゾン★8+99』と『エピタフ★8+99』を装備し忘れたことを呪いながら、ゆっくりと視線を足元へ向ける。 そこには、『ボヨヨォン』の文字。 「うわあああぁぁぁ!」 ディアボロは情けない悲鳴を上げて、空たかく飛んでいった。 今日も平和な紅魔館。 その門番こと美鈴は今日も爆睡している。 そこへ、運命のいたずらか、天から一枚のDISCが落ちてきて、美鈴の頭に突き刺さる。 のんきに鼻提灯を膨らませる美鈴。 DISCは、美鈴にINした。 そのDISCの名は、スタープラチナ。あろうことか最強クラスのスタンドのDISCであった。 奇遇にも、それは霖之助がワイアードの罠で釣られてしまった代物であった。 ← To be continud... EDテーマ ふぉれすとぴれお『彼女は一番少女なのか?』 http //www.youtube.com/watch?v=C_AICYSs0qs 大見出し
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ヴァイパーってどういうキャラ?何を覚えればいいの? 立ち回り遠距離 中距離 近距離 対空 牽制 起き攻め 被起き攻め 練習メニューメニュー1:ハイジャンプ メニュー2:基本コンボ メニュー3:慣性バーニング メニュー4:対空 メニュー5:バーストタイム(UC)確定コンボ 練習メニュー2メニュー1:連続セイスモ メニュー2:セイスモ、サンダーキャンセル メニュー3:基本コンボ メニュー4:強サンダーキャンセル FAQ ウルコンチョイスは? ヴァイパーってどういうキャラ? 奇襲性に優れた技と見えないn択で翻弄するキャラ。通常の差し合いや固めは苦手で、一風変わった戦闘スタイルが持ち味。 何を覚えればいいの? 慣性バーニングや、HJC(ハイジャンプキャンセル)などを確実に出せるようにしましょう。というか、基本コンボを安定させるところからスタート。 立ち回り 遠距離 セイスモハンマーで奇襲。 中距離 セイスモハンマーやサンダーナックルで地道に牽制。フェイントを織り交ぜつつ、相手の動きを潰していく。 近距離 バーニングキックによるグラ潰しと投げの二択。 相手がガードで固まると見たら、通常技→強サンダーナックルフェイントで強引に有利Fを奪うのも一つの手。 対空 強サンダーナックルでほとんど撃ち落せる。高い位置に当たると追撃も可能。 牽制 セイスモハンマーを中心に、フェイントを織り交ぜて相手の気を逸らす。コマンド成立後、地面を叩くまでにPを二つ押せばフェイントになる。 起き攻め 慣性バーニングキックをあわせたり、中段と見せかけて裏を取って投げるなど。 被起き攻め EXセイスモ、EXバーニングキック。ジャンプしてきたら、強サンダーナックルなどなど。 練習メニュー 【名称】人妻子持ちの伊勢海老入門 【使用キャラ】ヴァイパー 【相手キャラ】リュウ 【想定PP】0~ 【効果】コマテクUP メニュー1:ハイジャンプ 時間 5分 技 ハイジャンプ 難易度 ★ 解説 レバーを素早く下 上に入力することでヴァイパー特有のジャンプができますヴァイパーを使う上でこれをマスターしないとやっていけない。 メニュー2:基本コンボ 時間 5分 技 中P→しゃがみ中P→中サンダーorしゃがみ弱K→弱K→しゃがみ中P→中サンダー 難易度 ★★ 解説 ガードされても-1フレなのでどちらも出し切りおk。後者は貴重な下段コンボ。ミスらないように要練習 メニュー3:慣性バーニング 時間 10分 技 慣性バーニング 難易度 ★★★ 解説 2149K で出す。ハイジャンプを利用したバーニング。地上バーニングより発生が早く、コンボ、奇襲、崩しなどに使われヴァイパー使いの要。弱中強を使い分けガードを揺さぶろう他に2194Kや2369214Kや29214Kでも出すことは可能。自分が出しやすいやり方をみつけよう。ちなみに2147Kで出すと後ろ向きに動く。Kを離すタイミング次第で高さも調整出来る。 メニュー4:対空 時間 5分 状態 再生(リュウ:ジャンプ攻撃) 技 強サンダーor強K 難易度 ★★ 解説 強サンダーは引きつけて出す。相討ちの場合前ダッシュから再度強サンダーが入る強Kは強サンダーが届かない間合いでだす。見た目かっこいい! メニュー5:バーストタイム(UC)確定コンボ 時間 5分 技 強P→EXセイスモ→バーストタイムor慣性バーニング→バーストタイム 難易度 ★★ 解説 前者はEXセイスモ~ちょい待ってからウルコン入力。余裕ができたら前歩きしてからウルコンを出すことによって若干だが距離が遠い時にでもあたる。後者は画面端限定。これもタイミングがあるので要練習 練習メニュー2 【名称】人妻子持ちの伊勢海老中級編 【使用キャラ】ヴァイパー 【相手キャラ】リュウ 【想定PP】2500~ 【効果】よりテクニカルに メニュー1:連続セイスモ 時間 10分 技 セイスモセイスモセイスモ 難易度 ★★★ 状態 近距離で全てガード 解説 セイスモハイジャンプキャンセル(HC)セイスモ。セイスモをガードorヒット時に62369Pや6369Pでだす。ザンギ戦で大活躍。コツはセイスモ入力したらすぐに入力してガードと同時にボタンを押す。 メニュー2:セイスモ、サンダーキャンセル 時間 5分 技 セイスモ、サンダーキャンセル 難易度 ★★ 解説 コマンドを入力したらすぐにパンチボタン2つを同時押しすることによってモーションをキャンセルできる。これによりコンボの幅や戦術が広がる。強サンダーキャンセルは絶対にできたほうがいい。EXサンダーが暴発してしまう人はボタン離してからPPを押してください メニュー3:基本コンボ 時間 5分 技 しゃがみ強P→EXセイスモ→HC慣性バーニング 難易度 ★★ 解説 画面端なら慣性バニのあと強サンダーが入ります。EXセイスモ→HC慣性バーニングのコツは最速でもいいが若干遅らせても大丈夫 メニュー4:強サンダーキャンセル 時間 10分 技 強P→強サンダーキャンセル→しゃがみ強P→中サンダー 難易度 ★★★ 解説 多分ノーゲージでの最高火力。強P→強サンダーキャンセル→しゃがみ強Pは火力UPの為必須強P→強サンダーキャンセルは離し入力を使った方がやりやすいかも。最速入力を心がけましょう FAQ Q A ハイジャンプ移行モーションキャンセルって?キャンセル可能なものは? サンダーなら2147+P セイスモなら6239+Pといった具合。必殺技、スパコン、ウルコンで可能。 用語 意味 CHJ 技をハイジャンプでキャンセルすること。キャンセルハイジャンプ。 HJC ハイジャンプ移行モーションをキャンセルすること。ハイジャンプは入力した瞬間にジャンプするわけじゃなくて、数フレームのジャンプ移行モーションを経てジャンプする。この、ジャンプ移行モーションを必殺技でキャンセルすること。必殺技、スパコン、ウルコンで可能。 ウルコンチョイスは? バーストタイムが安定。画面端でコンボの締めに繋がり、ダメージもそれなりに大きいので殺しきりとして有用。 ヴァイパーのページなのに豪鬼の話が出てくるのが意味わからん。 -- (名無しさん) 2012-06-30 14 55 19 恥ずかしいな 顔赤くなりそう 「(ヴァイパーの)ノーゲージでの最大火力」ね -- (名無しさん) 2012-07-23 02 04 38 サンダーキャンセルは慣れれば誰でも出来るもんなの? -- (名無しさん) 2012-07-24 02 15 32 ノーゲージ最大はJ強Kからメニュー4のコンボが最大だから。 ↑に書いてる弱セイスモからのコンボは画面端限定だし・・・ -- (名無し) 2012-08-11 03 37 46 セイスモキャンセルサンキャン623P PP 3214P PP セイスモセイスモサンキャン623P 27623Por62369P 2147P PP 中足サンキャン慣性バニ2中K 214P PP 2149K 2中Pサンキャン中段めくりバニ2中P 214P PP 6中P 63214789K めくり中KめくりバニJ中K 1236987K 中サンダーめくりバニ214P 63214789K とかも使うよね。 -- (名無しさん) 2012-09-05 00 42 51 EXセイスモHJCセビダ大足62369PP 66中PK 大足 EXセイスモHJCセビダ中Pサンキャン慣性バニ62369PP 中PK 2中P 214P PP 2149K -- (名無しさん) 2012-09-05 00 49 15 セイクリムズン -- (竹山紘司) 2012-12-29 18 48 26 セイクリムズン -- (竹山紘司) 2012-12-29 18 48 59 エスピーをはやく付けて まもらせろな -- (竹山紘司) 2012-12-29 18 58 40 HJCはセビでも出来るのでは? -- (名無しさん) 2013-06-15 04 34 12 名前 コメント すべてのコメントを見る
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「ハァ……ハァ……クソッ、あのスタンド使いめ!」 相変らずディアボロは荒い息を立てながら地を這っていた。 脳裏に浮かぶのは男の象徴のようなスタンドを操る男。 あの男の邪魔さえ入らなければ自分は殺害ポイントを二つ得るはずだったのだ。 自分を殺したと思って油断しきっている男と釘宮声を同時に屠れた。 だがあの男のおかげで殺害は失敗したばかりかデカいものを尻に突っ込まれてそこから炎を注入されると言う屈辱的な死を迎えたのだ。 あの「フヒヒww」とか笑ってそうなオタク顔を思い出すたびにディアボロは腹が煮えくりかえそうになった。 「いや落ち着け、落ち着くのだ……。 所詮あの男のスタンドは炎を操るのみ、このキングクリムゾンの敵ではない。 あのスタンド使いだけではない。あの仮面ライダーも釘宮声の能力も先ほどの戦闘で分かっている。 そうだ、冷静に対処すればあいつらなどこのディアボロの敵ではないのだ」 地に伏せていたディアボロは長々と呟くと、立ち上がる。 「体力も回復しきった。後はあいつらを殺すのみだっ!」 決意したディアボロは走り出す。 だがそんな男の前に何者かが立ちはだかる。 「邪魔だ。どけぇ!!」 「うわっ!」 ディアボロは腕を振るって邪魔者を払いのける。 男はそのまま壁に激突し、赤い液体を流して動かなくなった。 「フン、このディアボロの邪魔をするからだ……」 男の死体にも目をくれずディアボロはこの場を後にする。 その時、爆発音が響いた。 【スペランカー×10@スペランカー 死亡確認】 死因:ディアボロに突き飛ばされ壁に激突して10回くらい死亡 【ディアボロ@ジョジョの奇妙な冒険 死亡確認】 死因:禁止行為により首輪爆発
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王立騎士団 "騎士団からの挑戦状" 王都イシリアの中央にそびえ立つ支配の象徴――王城フェアメヒトニス。 メイド服の騎士に案内され、城内に作られた訓練場に通される。 迎える騎士たちの目は歓迎するものばかりではなく。明らかな敵意がそこにあった。 出現敵Lv44~ 基本SP:10 基本CP:7 出現敵 ディー・ルヴィスカルト(前列/射程1) ATK スパイラルチャージ(NM) 状態異常 麻痺(M) オーラン・ブルー(前列/射程1) ATK スパイラルチャージ(NHM) SPE 聖域(HM) 状態異常 麻痺(NM) ヴァイツ・ノインヴェル(前列/射程1 地) ATK 大切断撃(命中ダウン/ENM) GRD 燃える闘魂(攻撃力上昇/ENM) 状態異常 猛毒(NM) キーウィー・リックス(前列/射程1 虚) ATK 神殺(宝玉の機能停止/NHM) アイテム 名前 種別 性能 効果 条件 備考 エイプリルフール 長剣 140/45/0/0 腕700器450 M グラウンドゼロ 斧 160/0/0/0 地20% 腕620体550 N ホワイトアウト 盾 0/110/0/60 魔法反射 腕650抗450 N エバーグリーン 小手 45/70/0/0 精10% 腕690器480 M 幻魔の腕輪 腕輪 0/40/0/120 なし 魔640抗520 M ディープブルー 鎧 0/130/0/20 回避UPLv2 体720魔280 M キングクリムゾン 魔法衣 0/70/20/100 魔の源 抗690 E 双頭獅子の紋章 装飾 0/0/0/0 全10% なし HM メガHポーション*4 薬 HP1000回復 HP回復 HP4000 NM メガHポーション*5 薬 HP1000回復 HP回復 HP5000 M メガMポーション 薬 MP1000回復 MP回復 MP1000 N 金塊1000g 換金 換金 なし NM 宝玉 グアバレル 地20% M フンディング 虚20% M スカーディ 猛毒Lv1 M シュタルカド 麻痺Lv1 M アルフ 鈍刃強化Lv3 NHM
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春奈の蒼穹その2【投稿日 2007/02/20】 カテゴリー-その他 第五章 黒い三連弾 [ブルーディスティニー]=【アレック】『こちらホワイトスネイク!! 救援に来た!!』 ブルーディスティニーの蒼い機体の後ろには後援の部隊が後続としてきていた。 [キングクリムゾン]=【春奈】『たっ助かる~。例の「レッドフォックス」らしいのよ!!』 黒ずんだ赤色の機体のキングクリムゾンは機銃を乱射しながら敵の進撃を防いでいる。 [ブラック・ラグーン]=【千里】『こちらサウザンド!! 春・・・アップルシード!! 残弾が残り少ないよ~』 黒色の機体の千里から泣きが入ってきた。 [キングクリムゾン]=【春奈】『すぐに後続隊と交代して!! 破損兵も一緒に連れていって!!』 「何か劣勢だな・・・。救援隊も圧倒しているぞ。噂以上じゃね?レッドフォックス?」 「だな。新型機出す?つっても素人回してもぶっ壊されるだけだしなー。こりゃ負けかー。」 白けた態度で職員たちはその戦闘を眺めている。 騒ぎに気付いてモニタールームに来ていた万理は職員たちの言葉を聞いてグッと唇をかみしめた。 それに気付いた斑目は慌てて取り繕った。 「気にする事無いよ。君は元々ゲストにすぎないんだから。」 「でも・・・でも・・・。」 「ソレデモ男デスカ!軟弱モノ!!」 スージーは無表情で例のアニメのセリフの真似をする。 「スージー!! それにまりちゃんは女の子だって!!」と斑目は怒鳴る。 万理はグッとこぶしを握りしめて言った。 「わたし、行きます!!」 そう言って万理は走り出した。 「ありゃ?!」 白い機体[スノーホワイト]が出撃した。 「むっ無茶じゃないか? 怪我はする事無いけどあんなリアリティーのある戦闘シーンに出くわしたら まりちゃんショック受けちゃうよ!! それに一回乗っただけで演習もせずに操縦できるはずない!!」 スージーは平然とした表情で斑目を見て言った。 「過保護ね。」 カッと顔が赤くなった。どうしてこうスージーは俺の弱さを鋭くえぐるのか・・・。 [スノーホワイト]=【万理】『ち・・・サウザンド!! アップルシード!! 今行きます!!』 よたよたとした足取りでスノーホワイトは駆け出す。 [キングクリムゾン]=【春奈】『ミリオン?! 無茶しなくていいって!!』 [ブラック・ラグーン]=【千里】『いまミリオンに出てこられても補助できないよ!!』 [スノーホワイト]=【万理】『大丈夫、大丈夫・・・。見える・・・、私にも見える!!操縦方法が分かる!!』 [ブラック・ラグーン]=【千里】『ああ、なんか・・・ミリオンの見ているものが私にも感じる・・・。』 [キングクリムゾン]=【春奈】『えっ?! うっ、うそーーー。』 「もう何が起きても驚かないよ・・・。ホント(汗)」 驚かないと言いながらも斑目は彼女たちのやり取りを聞きながら冷や汗を流していた。そして続けて言った。 「サイコメトリー? テレパシー? 『事件』の時の力が目覚めた? ニュ・・ニュータイプでつか?」 スージーはさほど驚かずに言った。 「散々『ニュータイプ論』はサブカル系でも論じられてましたね。新人類や進化という概念について真剣に 論じる人もいたようです。でもアンジェラはこうした感応能力はむしろ『原初的』、『プリミティブ』な力と 思ってるみたいです。」 斑目は思った。 スージーがふざけた口調で話さず、しかもドキリとする名を口にした時ほど、スージーの真意を 測りかねる時は無い。何を考えているか分からないキャラがさらに不可解で不思議なものに思えた。 [レッドフォックス]=【ミハイル】『来たか!!来たか!!新型!!【見せてもらおうか、連邦軍のPEE スーツの性能とやらを】!! わはは、先の戦闘でど素人なのはお見通しよーーーー』 [グリーンラクーン]=【アニー】「うあ、エゲツねー。勝てる相手だとさらに増長しまくりやわ。」 [レッドフォックス]=【ミハイル】『さあ、きなさーい!! あれ? ハペ、フヒ、ヒデブ、タワバ~』 レッドフォックスはスノーホワイトに消し飛ばされた。元々AIには剣術の動作がすでに組み込まれている が、スノーホワイトの動作は剣の達人が相手の初動動作を先読みする『先の先』を読むような動きを 見せた。 [レッドフォックス]=【ミハイル】『な!! 速すぎる!!』 「これも超能力でしょうか? まりちゃんが剣術を知ってるわけないよね~。」と斑目 「動作はAIの助けでしょう。『達人』は相手の目の動きや筋肉の動きで先を読むと言います。日常生活 でも、人の脳は一秒先を『予測』して行動しています。それが先鋭化されれば達人と呼ばれます。」 「ちさちゃんのスナイパーの狙いも相乗効果でどんどん先鋭化してるみたい・・・。」 [ブルーディスティニー]=【アレック】『すっすごい・・・。チサトはマリの死角になる相手を確実にシュート ヒムしている・・・。弾道の楕円軌道も読みきっている・・・。』 [キングクリムゾン]=【春奈】『万理も後ろに目があるみたいに後方からの攻撃を回避しているよ・・・。 もうあたしら凡人の出る幕じゃない・・・。』 [レッドフォックス]=【ミハイル】『にっ逃げるぞ!!【ええい!連邦軍の○Sは化け物か!!】』 [グリーンラクーン]=【アニー】『うわ、勝てないと分かると変わり身早や!! せやけどええ判断や。 退避せな~。」 この様子にゼノン社の本部に待機している男、ゼノン社専務のルドルフ・シュタインが慌てた。 「いかん!! 若とお嬢のピンチだ!! お前たち、出番だぞ!!」 その声にロビーでかったるそうに寝転がっていた無頼の男たちがのっそりと起き上がった。 明らかに正統な参加資格を有した少年、少女ではない。職業軍人のようなその風貌からは歴戦の 戦士であることが伺われた。 「いいんですかい? まあ、ガキのお遊びに付き合うのも一興ですか!!」 「そう言うな、イヴァン。雇い主に従うのが傭兵の務めだ。ミカルも行くぞ!!」 「はい、リゲル大佐!!」 「おいおい、あれ、ガゼルバイジャン戦役で実戦装備された奴らじゃねえの? 黒の三連弾?」 「いいのか? 明らかにID認証の不正だよな。」 「高額でゼノン社のキリキア副社長に引き抜かれたらしいぞ。知―らねっと!!」 職員たちはボソボソ噂話をしている。 **************************************** 深入りした「MANKEN」チームは撤退に苦労していた。『国境線』まで退く事ができず被害を大きく していた。 [キングクリムゾン]=【春奈】『みんな! 『国境線』まで退けたら無駄追いしないで!!』 春奈は無理に追えば逆に抵抗を激しくしてこちらの被害を大きくすると思って自制を呼びかけた。 しかし双子も感性が先鋭化して周囲の状況が見えずにいた。調子付いた味方も春奈の指示に従わない。 元々、個人プレーのゲーマーたちの集まりで統制が取れないのが明らかになってきた。 [キングクリムゾン]=【春奈】『みんな言う事、聞いてくれない!!』 [ブルーディスティニー]=【アレック】『俺の方も駄目だ!! 双子たちも我を忘れている!!』 そこへ敵の増援部隊が到着した。そして逆に事態はさらに一変した。 **************************************** 「あれ、グ・・・○フとド・・・」と斑目 キッとした表情で職員が睨む。 「あ、はいスイマセン・・・。クフとトムですね・・・。」 **************************************** [クフ]=【ルドルフ】『お嬢!! ご無事で!!』 [グリーンラクーン]=【アニー】『たっ助かったわ~。爺~(涙)』 [レッドフォックス]=【ミハイル】『【やられはせんぞ!やられはせんぞ貴様如き・・・】』 [クフ]=【ルドルフ】『若!! 退いてください!! 後はお任せを!!』 [黒の三連弾①]=【リゲル】『じゃあ、まいりますか!!』 [クフ]=【ルドルフ】『【この風!この肌触りこそ戦争よ!】 開発から携わったワシの力見せてくれん!!』 [黒の三連弾②]=【イヴァン】『【見事だな! しかし小僧、自分の力で勝ったのではないぞ! その○ビル スーツの性能のおかげだということを忘れるな!】』 [グリーンラクーン]=【アニー】『ああもう、こいつらもコテコテのガノタや。疲れるわ~。』 しかし彼らは口真似だけでは無く、圧倒的な力で巻き返しを図った。しかも黒の三連弾は意図的に相手 の機体を残忍に破壊していった。明らかに威嚇や精神的動揺を狙った作為的な戦術であった。 その効果は絶大だった。味方は恐怖で凍りつき、戦意喪失し始めていた。 [クフ]=【ルドルフ】『わはは、サクとは違うのだよ、サクとは!』 [黒の三連弾①]=【リゲル】『このまま本陣まで攻め込みますか?』 [クフ]=【ルドルフ】『いや、この辺でよかろう。目的は達した。これ以上すると不正がばれる。』 敵が撤退した後も、双子たちを含めて恐怖で凍りついた味方が戦場に取り残された。 春奈は口惜しそうにつぶやいた。 [キングクリムゾン]=【春奈】『負けた・・・。』 第六章 魔王の逆襲 「あれ、絶対、大人だよなー!! 汚ねー。」 「こんなもんじゃね? ゲームっつても政治がらみのプレイだし。つまんねー。」 「こっちも本職の人たちに助け頼めばいいんだって!!」 プレイヤーたちは口々に不平不満を口にしていた。厭戦気分と閉塞感で皆くさくさした気分になっている。 双子たちも消耗が激しく疲れた表情を見せている。先鋭した感性は逆に精神を消耗させるらしい。 双子たちの負担に頼るのも限界のように思われた。 春奈とアレックもヘトヘトな顔でロビーの椅子にへたり込んでいた。そこへ斑目が慰労にきた。 「よう、二人ともごくろうさん。コーヒーでも飲んでさ!」 疲れた春奈は苛立って斑目に当り散らした。 「コーヒーなんか飲んでる場合じゃないよ!! あれ絶対IDの認証の不正しているよ!! 委員会に 通報できないの?」 「うーん、プレイ中は不正のチェックは難しいらしい。巧妙に仕組んでいるらしいからね。」 「みんなは我がままばかりだし、双子はあんな調子だし!!」 くたびれた顔をしたアレックが春奈の金切り声にうんざりしてキョロキョロ周囲の様子を伺った。 「あれ? 今気付いたんだけど、ヌヌコ来てないんだ?」とガッカリした表情を浮かべた。 「・・・・・。あんたホント分かりやすいよね。誰かさんみたい!!」 アレックはムッとしてその場を立ち去った。 「そう、苛立たずに・・・。」と斑目は春奈に言った。 「ごめんなさい・・・。」 春奈はしょんぼりした表情を浮かべた。 しばらく二人は黙りこくっていたが、ふいに春奈が斑目に尋ねた。 「ねえ、斑目さん、母さんと昔何かあった?」 「ブーーーーーーーーー」と斑目はコーヒーを噴出した。 「なっナンデそんな事思うのかな?!」 「いや、ただ何となく・・・。母さんの事話している時の斑目さんの表情が違うから・・・。」 (勘のいい子だよな・・・。) 「何も無いよ。ご両親とうまくいってないのかい?」 「ううん、二人とも出来過ぎなくらいいい人。問題は私自身なの。」 「と言うと?」 「ぬぬ子ちゃんは不思議な存在。双子たちもすごい力がある。私と一緒と思っていた千佳子も最近では 妙に変わった。上手く言えないけど何かが変わった。才能や努力とは違う何かが彼女たちにはある・・・。 私には何も無い・・・。そんな気がするの。」 (ほっホント勘がいいよな、それだけでも才能だと思うが(汗) 俺の事もやっぱり『あの人』は 気付いてたのかな?) 「でも双子たちは君を必要としているよ。二人の力も君がいなければ実現しなかったと思うよ。」 「うん・・・。アレックに謝ってくるね・・・。」 そう言って春奈は駆けていった。 斑目は手を振って彼女を送り出した。 「ははっ、まいったね。『彼女』と何かあったのかなんて・・・。・・・・。そう・・・何も無かったんだよ・・・。 何もね・・・。」 斑目は一人薄暗いロビーにたたずみながら静かにコーヒーをすすっていた。その丸メガネは彼の心を おおい隠すように薄っすらと曇っていた・・・。 ***************************************** ミハイルは口惜しそうに言った。 「あの白い悪魔さえいなければお前たちの助け無しに勝てたんだ!!」 ルドルフは彼をたしなめた。「若!! 戦場に『さえ』や『なければ』はありませんぞ!!」 「分かっている!! 次はこうはいかん。完璧な作戦であの白い悪魔を粉砕してくれる!!」 「その意気ですぞ、若。大きな声では言えませんがゼノン家の再興の為に私も尽力いたします!」 「せや、とうちゃんは好きな開発の仕事に夢中やけど、じいちゃんの無念はうちらが果たすんや!! かあちゃんは『あほらし』とか言ってるけどな!!」とアニーも鼻息を荒くしている。 「あのサザビー家のボンボンもチームから追い出したしなー。謀ったなーとか負け惜しみ言ってたけど。」 「【坊やだからさ】」とミハイルはせせら笑った。 「目立つ行動はつつしまねば!!」とルドルフは言った。 「ご成人されるまでの辛抱です。ご成人されれば遺言でゼノン社の株が相続されます。そうすれば憎っくき サザビー家から経営権を奪えます!! 幸い副社長のキリキア殿がお味方です。」 遠目で傭兵のリゲルたち三人は三人の様子を見ていた。 「なあ、あの人たちって、ゲオルク・ミハイロヴィチ・ゼノンの親族なんか?あの『温暖化の革新』とか言って た思想家で経営者の。皇族の血筋とか自称していた。」とイヴァン。 「あれだろ? 温暖化は先進国の退廃の象徴で、新たな人類の新天地は凍土の溶けた極東だとかいう過激思想。選ばれた民の生存圏はR国の極東からN本の東北からC国のM州部、果てはT半島の北部まで 及ぶとか主張してたくさんの国から危険視されたやつ。」とミカル。 「おい、口を慎め。スポンサーが誰であろうと俺たちは金さえもらえばそれでいいんだ。その金で故郷を 復興するのが俺たちの夢だろう。そいつが各国から危険視されて、それを危惧したサザビー家が経営を 乗っ取ったからって俺たちに関係あるまい。もっとも今の経営者がゼノニズムに傾倒しているのは皮肉な 話だがな。」 「ちげえねえ。」と二人は笑った。 施設内放送ではゼノン社長の演説が放映されていた。 「・・・あえて言おう、カスであると!・・・従業員諸君!立て! 悲しみを怒りに変えて! 立てよ諸君!・・」 ****************************************** 「何こそこそしてるわけ?」と春奈はアレックに問いかけた。 「わ!! びっくりした!! ハルナか!! スー姉さんが来ているんだって?」 「? いるけど? 何、あんたスージー先生が怖いわけ?」 「こっ怖くなんかないよ!! ただ少し苦手というか・・・。」とアレックはオドオドして言う。 その様子が少し可笑しくて噴出しそうになったが、それをこらえて春奈はさっきの態度を謝った。 「ああ、いいよ、気にしてないよ。ところで今後の対策なんだけど・・・。」 「うーん、お互い疲弊したから敵が攻めてくるのにも間があるとは思うんだけど奴らの対策が思い浮かば ない。双子の疲弊も考えないといけないし。みんなの戦意も落ちてるし。」 二人が悩んでいるとスージーがヒョコヒョコ顔を出した。 「わ!!スー姉さん!!」とアレックが驚く。 (プププ、本当に苦手なんだw)と春奈は思った。 スージーは春奈の方を向いて言った。 「戦場ニ神ハイナイ。 生キ延ビルモノト死ニユク者 勝者ト敗者ヲ分カツノハ 神ノ仕業デハナク 一個人ノ意志ガ敵対スル者ノ意志ヲ 駆逐・殲滅シタ結果デアル」 そう言ってスージーはプイッと立ち去っていった。 「? これってアニメ? 漫画? スー姉さんもコアなのたまに引用するからなー。」 アレックは首をかしげていた。 春奈はこの引用が何から引かれたか知っていた。春奈の目に光が戻った。 「試してみたい事があるの!! 整備係の職員さんに相談して、みんなに説明するの手伝って!!」 それから二人は慌しく忙しく動いた。整備の人に硬金属の簡易な槍と厚手の盾を作ってもらうように 依頼した。 「いいよー。ここは何でもそろってるし、特注でそういうのも加工できる施設も整ってるからね。」 機体の修理や整備のスケジュールも詰まっていたが、整備担当は快く引き受けてくれた。 そうしたバックアップの優劣も対戦総合評価であったからだ。 そして渋るプレイヤーたちを集めて何度も打ち合わせをした。最初は非協力的であったチームメイトも 具体的な作戦を理解し、閉塞を打開できる道筋が見えてくると次第に協力するようになった。 そして開戦通知が送られてきた。 春奈は叫んだ。「発進!!」 ***************************************** 斑目とスージーは頭にタンポポを生やしてボーとお茶をすすっている。 斑目「お茶が美味いデスナー。出番少ないデスナー。」 スージー「ソウデスナー」 ***************************************** 第七章 心神雷火 隊は三つに分けられた。中央の平地の隊はアレックが指揮し、盾と長槍を構えて密集して前進する隊形 を取った。右翼の丘は春奈が指揮し機動装甲車を使って騎兵隊を組織して進撃した。そして双子は 少数で左翼の森林地帯を抜けて奇襲する作戦を取った。 アレックはこの作戦の結果がどうなるか検討もつかなかったが春奈を信じる気になっていた。 [ブルーディスティニー]=【アレック】『とにかくリーダーを信じて前進!!』 「ニゲチャダメダニゲチャダメダ」 スージーがちゃかすかのように言う。 アレックは自分の不安を見透かされた気がしてカーと赤くなった。 **************************************** [レッドフォックス]=【ミハイル】『んー、予想どーり!! 【戦いとはいつも2手3手先を考えて行うものだ】 案の定、あの白い悪魔どもが遊撃隊として森林地帯から攻めてきたな。後は罠に仕掛けた爆薬や 中距離砲の一斉射撃で仕留めればいいだけだ。ゲッゲッゲッゲッ。他の隊は爺たちにまかせりゃいい。」 ミハイルは邪悪な笑みを浮かべて笑った。 [グリーンラクーン]=【アニー】『エゲツねー。我が兄ながらエゲツねー。せやけど勝たなあかんね。闘う からには勝たなあかんね。ほな爺の隊に合流してるからな!!」 ***************************************** 「あー怖くて見れない。もうこれゲームって言えるのかな。」 個室で斑目はぼやいている。同室のスージーは斑目の事お構い無しに、パンツと薄いネグリジェ姿で がさごそカバンを漁っている。夜更かしして寝坊したあげく、そのままの姿でウロウロしていた。 (大体なんで同室なんだよ。)と目のやり場に困りながら斑目は思った。 施設側の手違いで何故か同室になっている。双子たちにはイヤラシーとか言われてしまうし、周囲の 職員に説明するのも疲れてきたし、スージーは相変わらずだし・・・。 「マダラメ、ベットの上に上げたカバン取って!!」 「へ? 何で俺が?」 「届かない。」 「じゃあ取るよ! うわっ!!」 斑目はベットの上に乗っかって手を伸ばしたがシーツに足がからまって転倒してしまった。 同時にスージーも巻き込んでベットの下に転倒してしまったのだが、なにやらムニュムニュと生暖かい ものが自分の顔を押しつぶしている。木綿のような感触で・・・形は・・・あれ?この割れた形の・・・。 ガチャッと扉を開く音が聞こえる。 「斑目さん!! 始まりまし・・・あら、ごめんなさい! お取り込み中だったみたいで!! いいんですよ!! 今は自由恋愛の時代ですから互いに合意なら!」 係りの事情を良く知らないというか勘違いしている女性職員が慌てて立ち去った。 「あ!! 待って!! なっ何か勘違いしてませんか!! ワタシは確かにツルペタ・・いや何言ってる んだ、大体、この女の本当の年齢は・・・ガハッ・・スー・・・ネクタイで首を絞めるな・・・ガクッ」 ***************************************** 中央の隊をルドルフの指揮で攻めていたが密集戦術が思ったより堅固で攻めあぐねていた。 [クフ]=【ルドルフ】『思った以上に堅固だな。あんな戦術、近代戦では見たことないぞ。軍隊経験のある 私でさえ見たことがない。誰だ?あんな戦術考えたのは?」 [グリーンラクーン]=【アニー】『どや?調子は?』 [クフ]=【ルドルフ】『これはお嬢!! 何、今は攻めあぐねてますが左翼を任せている黒い三連弾が 左翼を突破すれば問題ありません。若が白い悪魔を倒してこちらに合流すればさらに万全です。』 (だといいのだが・・・)ルドルフはかすかに不安を覚えた。 左翼を任されているリゲル大佐は前方から機動装甲車で突進してくる一群を確認した。「人型」である このバトルスーツの利点は人が使用する機体に合わせた機動力を持てるという点であった。 [黒い三連弾①]=【リゲル】『ガキにしては中々考えるな・・・。』 [黒い三連弾③]=【ミカル】『所詮、子供のお遊びですよ。少し脅してやりましょう。』 [黒い三連弾①]=【リゲル】『そうだな。あっと言う間に戦意喪失してしまうだろう。いくぞ!!』 三人は後方の友軍を引き離してホバークラフトで前方の軍団に突進した。そこでリゲルは目を疑う 光景を見た。指揮官と思われる黒っぽい赤の機体が被弾して操縦不能になった味方を銃で撃ち、 隊から弾き飛ばし、隊の侵攻を妨げる障害を無理やり取り除いていた。 [黒い三連弾①]=【リゲル】『なっなんだ?いくらゲームで命の心配は無いとはいえ、あんな非道、軍隊 でもしないぞ!!」 [黒い三連弾②]=【イヴァン】『大佐!!』 [黒い三連弾①]=【リゲル】『ああ、すっすまん。いくぞ!!』 黒い三連弾は春奈たちの一団に突進した。リゲルの機体と前衛の機体が衝突した。前衛機はリゲルを踏み越えていった。 [黒い三連弾①]=【リゲル】『【俺を踏み台にした!?】』 隊に乱れは無かった。リゲルは一太刀指揮官にライトサーベルをくらわせようとしたが、一団として 突進した衝撃でリゲルの機は後方に弾き飛ばされた。そして無我夢中でヒートホークや槍を振り回す 一団の攻撃にずたぼろになった。後方の二人は横に弾き飛ばされた。 [黒い三連弾②]=【イヴァン】『おい!!大佐と通信が途絶えたぞ?!何があった?!』 [黒い三連弾③]=【ミカル】『まさかあんなガキにやられたのか?! おい、あいつらを追え!!』 森林地帯で白い悪魔を待っているミハイルはジリジリと焦燥していた。いつまでたっても敵が罠に 現れないからだった。 [レッドフォックス]=【ミハイル】『何で現れない? 罠に気付いた?』 [グリーンラクーン]=【アニー】『どうなってるん? 後方から火の手があがってるわ!!』 [クフ]=【ルドルフ】『馬鹿な・・・。あそこは武器庫ですぞ・・・。黒の三連弾が蹴散らされたと?』 武器庫にかけつけた黒の三連弾は驚いた。武器庫に火が付けられ次々に誘爆して紅蓮の炎をあげて いた。 [黒い三連弾③]=【ミカル】『おい!! 大佐の機体の頭部だぞ!!ひでえ、ズタボロだ!!』 そこで彼らは見た。紅蓮の炎の中に超然と立ち、手招いている鮮血の色の『魔王』の姿を・・・。 [黒い三連弾②]=【イヴァン】『魔王が・・・魔王が・・・地獄に我々を手招いている・・・。』 ************************************** 「いやー、火をつけるの好きだなー。あの子の母親も好きなんデスヨー(汗)」 ↑ シリアスな展開についていけない斑目 「マムシ72歳モジョークガ地ニ落チタモノダナ」 「ほっほっとけ!」 ************************************** 黒い三連弾率いる左翼が中央の隊に逃れてきた。 [クフ]=【ルドルフ】『お前たちどうした?! 黒の三連弾はどうした?!通信が途絶えたぞ!!』 ************************************** 「うわあああああああああああ」とイヴァンがロックが解除されたコントロールルームから飛び出した。 「イヴァン!! ミカルはどうした?!」と先にコントロールルームから開放されたリゲルが叫んだ。 「ミカルは・・・ミカルの魂よ、故郷に飛んで、永遠に喜びの中に漂い給え…」とイヴァンは息絶え絶えに 答えた。 その時、ミカルのコントロールルームのロックが開いた。 「勝手に殺すな・・・。」とやはり息絶え絶えに答えた。 「大丈夫か!!お前たち!!」 「大佐・・・あんな子供が・・・もういいでしょう・・・あの故郷に一緒に帰りましょう・・・。子供の頃に 無邪気に黄昏まで遊んだあの丘に帰りましょう・・・。」 「おおお、俺が悪かった!!故郷からお前たちを連れ出した俺が悪かった!!一緒に帰ろう!!」 リゲルは号泣して二人を抱きしめた。 *************************************** [クフ]=【ルドルフ】『ええい、通信士はどうした?! いくらリアリティーのためとはいえ、各機に長距離 通信機能を持たせないというのは問題だ!!』 [グリーンラクーン]=【アニー】『そんなことより爺・・・、囲まれちゃってるよ・・・。』 「すげえ・・・古代戦でしか実現できないハンニバルの野戦包囲網を現代に復活させた・・・」 軍事オタらしい職員は息をのんでその光景を魅入っていた。 斑目も凍りついた表情でその光景に魅入った。 [クフ]=【ルドルフ】『こっ降伏宣言を!!』 [グリーンラクーン]=【アニー】『降伏宣言はにいちゃんの隊長機からでないとでけへん。それに、 にいちゃんは遊軍で離れていて通信が途絶してるわ・・・。』 [クフ]=【ルドルフ】『・・・・・・・』 沈黙があたりを包んだ。隊長機の春奈が現れた。誰もが春奈の次の言動に注目した。アレックも 静かに「王」の言葉を待った。双子たちも罠を見破った春奈の指令ですでに合流していた。 ここで言うべき言葉は決まっていた。何故と聞かれても答えることはできなかった。 四国志のゲームが好きでたまたま知る事になった漫画のセリフ。女の子が読むには少し恥ずかしい ので黙っていたが、以前から好きだった漫画のセリフが脳裏に浮かんだ。 [キングクリムゾン]=【春奈】『至純な闘いを穢す邪な思惑の入り乱れた世界・・・。こんな世界が本質的に 変わることを求めぬ者たちにお前たちの心火をたたきつけろ!!』 雷撃や火花が飛び散ったような感覚が全体を襲った。斑目もそれを感じた。さめた職員たちも 言葉を失って少女にすぎない春奈の言葉に心を奪われていた。 「これは・・・カリスマ誕生か・・・。双子たちの能力が媒介になってるのかな・・・」 斑目はかろうじて 「正気」を保ってスージーに聞いた。 「『聖』という文字は王が『天意』を聞いて民に口で伝えるという意味があるそうです。巫女を介して王が その意志を伝えたんでしょう。」 「ジャンヌかはたまた魔王か・・・、いずれにせよ、俺が春奈ちゃんに『彼女』の面影を求めるのは間違い だ。春奈ちゃんは春奈ちゃんだよ。」 斑目は目頭を抑えてこみ上げてくるものを抑えようとした。スージーは静かにそんな斑目を見た。 「アナタノソノ愛ガ彼女ノ心ヲトラエタコトナドナイノダヨ」と静かに言った。 「ははっ、プラチネスかい? 分かっているよ。分かっていたさ。」 ああ、堪えきれそうに無い・・・。 その時スージーは不意に斑目にキスをした。斑目は少し驚いたがこれがスージーなりの思いやりだと 思って何も言わなかった。勘違いしている女性職員がオタオタしているが説明する気も起きなかった。 ただ一言、「すまん・・・。」とだけ言った。 「魔王」の命令で黒い森が意志を持つかのように全軍が動き出した。 [クフ]=【ルドルフ】『魔王の意志は我々を殲滅するつもりのようです。お嬢、この緊急避難塹壕に お逃げなさい。』 [グリーンラクーン]=【アニー】『爺は?』 [クフ]=【ルドルフ】『私は大丈夫です。あなたの参加資格が無くなります。私のは不正入手ですから 惜しくはありません。』 そう言ってルドルフは無理やりアニーを塹壕に押し込んで蓋をした。 (何・・・所詮子供の遊びだ・・・。生命を取られるわけでも無し。ああ、しかし正気を保っていられるか どうか・・・。どうか・・・どうかもう一度、若とお嬢の笑顔を見られますように・・・。) 第八章 戦争と平和 大急ぎでトラップを仕掛けた森林地帯から中央の隊に戻ったミハイルは目を疑った。通信機は黒い 堕天使に狙撃されて破壊された。本部を介しての戦況の確認は規定の確認以外は禁止されている。 ミハイルは初めて戦況を理解した。 アニーもまた塹壕から這い出してその惨状を目の当たりにした。すでに掃討戦に入っていて、 周りには誰もいない。 ふと見ると敵方の隊長機が一人でいる。護衛はいなかった。 [グリーンラクーン]=【アニー】『魔王? 何様のつもりや!! なんだっていうんや!! 倒せないわけがない!! 倒せないわけが!! ただの人間や!!』 アニーはそう叫びながら春奈に突進した。アニーはサクのヒートホークを春奈の機体の頭上に振り 下ろした。あと数センチというところでヒートホークは狙撃されて折れた。 そして突進する白い悪魔に手足を切断されて吹っ飛んだ。 [スノーホワイト]=【万理】『間に合った~』 [ブラック・ラグーン] =【千里】『駄目だって!! 油断してボーとしてちゃ!!』 [キングクリムゾン]=【春奈】『来てくれると思ってたよ。』 春奈は微笑んだ。 転がったアニーの機体をミハイルが拾い上げて逃げた。 [グリーンラクーン]=【アニー】『はっ離せえ~。何で倒せんのや! 勝ったと思うなよ~』 [レッドフォックス] =【ミハイル】『何ダルマみたいにされていきがってるんだ!!降伏だ!!』 [ブラック・ラグーン] =【千里】『あ、赤い狐だ!!撃つ?』 [キングクリムゾン]=【春奈】『ううん、本部で降伏宣言を受理した所。みんなにも通知がいくよ。』 ************************************* 春奈とアンディーと双子たちは本部施設に戻ってきた。 春奈たちは自分たちのした事に確信が持てずに不安な表情で斑目を見た。 もちろん春奈たちの行為は褒められたものではない。しかし斑目は笑って言った。 「大丈夫、大丈夫」 ほっとした表情で春奈たちは斑目に抱きついた。 春奈は言った。 「人って・・・怖くて・・・凄まじくて・・・そしてすごいんだね・・・。」 「うんうん」 斑目はただそれだけ言って春奈の頭を撫でた。 チームメイトと双子たちと祝勝会で少し話してから春奈はアレックの姿を探した。 アレックはロビーのソファーで疲れきって寝ていた。 「アレック、本当にありがとう。あんたがいなかったら勝てなかったよ。」 アレックは疲れた様子でただ頷くだけで返答した。 「私のこと、クラッシャーとか魔王とか呼んでみんなひどいんだよ。」 「それは褒め言葉だよ。みんな、自分たちの声の代弁してくれる人を求めていたんだ。そして俺も・・・。 俺にはやっぱりリーダーには向かないのかな・・・。」 (そう言ってくれるんだ・・・。うわ・・・やば・・・マジでやばいよ・・・) 春奈は顔を赤らめた。アレックは不思議そうに春奈の顔を見た。 「ああ、本当にくたびれた。癒しにヌヌコに会ってから帰国したいな、痛て!何で蹴るんだよ?」 第九章 春奈の蒼穹 こうして私の冬休み最大のイベントは終わりました。 秘守義務にもかかわらず、一部ではネット上に魔王降臨とか、白い悪魔と黒い堕天使とか、伝説誕生 とか風聞が飛び交ってます。 私も調子に乗って漫画の真似をして、祝勝会では皆に 「心火を深奥に蓄えつつ、いつの日か再び集まりて敵を鏖殺するその日を待て!!」 と言ったのを斑目さんにたしなめられました。みんなには受けたんですがね。 私たちのした事は正しかったでしょうか? いいえ、そうは思いません。そう思うべきでもありません。でも斑目さんがいてくれて本当に 良かった。誰も自分の行動が本当に正しかったかどうか判断する事はできません。 私たちは独善的すぎたのでしょうか?「我が過ち」というべきものだったのでしょうか? そうかもしれません。 でも私たちは「何かに」勝ちました。これが私たちの生きる世界。 温暖化も過去の過ちでさえも、すべて私たちのもの。誰のものでもありません。 空を見上げればそこにはオゾンが切り裂かれ穿たれた蒼穹があります。 でもその蒼穹の彼方から過酷に容赦無く照りつける裸の太陽でさえも私たちのもの だという事が今は分かるのです・・・。 ************************************** 「爺が無事でよかったわー。」 「結局、俺たちのチーム、不正がばれた上、ゼノン社が参加者に人体実験的に投与していた 感情抑制の薬が委員会にばれて失格だもんな。」 「薬の件はうちらも知らなかったし。危なかったわー。わたしらも投与されるかもしれへんかったんやな。 おかげで社長退陣したし、目的に一歩近づいたな!!」 「あの殲滅戦で精神的ショックの後遺症を調査する委員会の査問がきっかけとは皮肉だよな。」 「とりあえずほとぼり冷めるまで、引き続き冬休み前の短期留学先のかあちゃんの実家で 世話にならな。」 「大阪から東京にばあちゃんきてるんだよな・・・。嫌なんだよな、日本名で呼ぶから。」 「しゃあないやん、二重国籍なんやし。機体名だって『赤いキツネ』と『緑のタヌキ』やで?気取んな。 伊衛門にいちゃん。」 「何で商家のしきたりでそんな名前を・・・。お前だって米子じゃん!!」 「あ!! ぬぬ子ちゃんにまりちゃん!! それにちさちゃんも!!」 「あーよねちゃん!!元気してた?冬休みどうだった~?」 「それがなあ、とてもエゲツないやつらにおうたんよ。」 「寄寓だよね~。私たちもとんでもなく嫌な奴らに会ったのよ!!」 「やっぱ、どこにでもそういう奴おるんやなー。」 「千佳子!! お願い! 宿題見せて!!」 「安心してください。春奈さん。ばっちり終わらせてますから!!その代わりコス・・・」 「ゲ!! やっぱりお前、腹黒!!」 *************************************** その光景を遠くから斑目が目を細めてウンウン頷きながら見ていた。 「やっばり、殺伐としたのよりこういうほのぼのとした光景が彼女たちには似合うなあ~」 スージー曰く。「やっぱりアンタバカー?」 最終回に続く。
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レッキングクルー 1984年に任天堂が作り上げた壁破壊ゲーム。アーケード初発でFCに移殖されているが、基本的な作りは大きく異なり、別物として考えた方がいいようである。 サイドビジネスである解体屋に手を染めたマリオが主役。FC版は高いパズル要素があり、100のステージが用意されてあり、ロッカーと二種類の壁と破壊可能な梯子を全て破壊する事でゲームクリアとなる。 なお、お邪魔キャラとして登場する髭の解体屋は後に登場するワリオでも、弟のルイージでも無いブラッキーと言う名前のキャラ。レッキングクルーでしかその姿を見る事が出来ない。 コンテニューは無く機数制で、機数を増やす方法も乏しいがステージセレクトが可能なので、クリアは難しいがプレイには何の支障もきたさない。ステージエディットモードが搭載されており、中古を購入すると大体アホみたいに面倒臭いか、絶対にクリアできないステージが入っている。 戦歴 ・第0回 : 情報無し
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メンバー ▼クロウ ↓(マイク、ケーブル、譜面ホ短調) クロウ・エナジー ↓(???) ??? ▼アイオーン ↓(ケーブル、早弾きピック、譜面ホ短調) アイオーン・エナジー ↓(???) ??? ▼ヤイバ ↓(ケーブル、早弾きピック、譜面ホ短調) ヤイバ・エナジー ↓(???) ??? ▼ロム ↓(スティック、スネアドラム、譜面ホ短調) ロム・エナジー ↓(???) ??? アイテム ▼TUBASA EASY 影のケーブル、ファイヤーケーブル、??? NORMAL 影のスティック、ウッドスティック、影のケーブル HARD 影のマイク、進化の譜面「闇」ホ短調、ファイヤーケーブル EX ??? ▼シンクリズム-S.C.ISM- EASY ウッドマイク、アクアキーボード、影のケーブル NORMAL 影のマイク、影のケーブル、??? HARD ??? EX ???
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スイスイできて便利だけど慣れるとカットされない部分がやたらと長く感じてしまう。具体的にはイエテン戦後、J・ガイル戦後、ベナレス逃走イベント、エンヤ婆戦前、潜水艦からの脱出、DIO戦の入門と本当は動けるのあたり。逆に日本の保健室後半とホリィさんが倒れるところはカットしなくていいと思う。作者さん的にはイベント見てほしいんだろうけどそこの拘束時間やメッセ送りの長さが弱みだったりもするから難しい。 - 名無しさん (2020-08-24 18 31 18) アレッシー戦後や肉の芽花京院が承太郎の絵を描くシーンをカット出来ないのが辛い - 名無しさん (2021-11-14 02 30 39) しかし、キンクリで助けてやってるのに倒されるディアボロ可哀想やな… - 名無しさん (2023-02-06 21 47 04)
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「俺様はコンゴ・ボンゴ島の支配者だ!」 任天堂のテレビゲームソフト『スーパードンキーコング』に代表される『ドンキーコング』シリーズのボスキャラ。 歴代クルールの中でもラスボスを勤めた回数はぶっちぎりであり、知名度も高い。 というか残り2匹が使い捨てな上に、シリーズ自体もそう多くはないだけだが 見た目は王冠と赤いマントを身につけた二足歩行をする体の丸い大柄なワニ。お腹のヘソ*1と血走った大きな左目が特徴。 日本版では「キングクルール」と繋げて書かれるが、英語では「King K. Rool(キング・ク・ルール)」と表記される。 ボイスは初期がディディーコングも演じていた開発スタッフのケヴィン・ベイリス氏で、 現在は同シリーズのクリッターやファンキーコングと同じ 土屋トシヒデ 氏(格ゲーで言えば『ストZERO』や『MVC』のガイルの中の人)が充てている。 『スーパードンキーコング』ではクレムリン軍団を率いてバナナを盗んでいった所をドンキー達に追われ、船の上で戦うことになる。 戦闘では船上を走り回ったり地響きを起こして鉄球を落としたりして攻撃してくる。 そして攻撃が一段落するごとにブーメランのように戻ってくる王冠を投げつけ、その際に晒された頭を踏むとダメージを与えられる。 3回踏むと倒れる。王冠投げなければ最強とは誰の言葉か……。 + ネタバレ注意 実はこれはやられたフリである。しかもレア社お得意の偽のスタッフロールまで入ってくる騙しっぷり。 スタッフロールが終ったと思ったらおもむろに起き上がり飛びかかって来て驚いた人も多いだろう。 尤もこのスタッフロールでは、スタッフの名前が全てクレムリン軍団の名前であり、 更に最後には「THE END?」と出るので注意深い人は気が付くだろうが。 起き上がった後は跳ねてステージを往復してくるため、移動距離を熟知しておかないと回避は難しい。同じように3回踏めば今度こそ終わりである。 GB版では行動パターンが少なくなり、走って往復するだけで不意打ちもしないが、代わりに耐久力が大幅に増えている。 キングクルール戦で流れるBGM「Gang-Plank Galleon」は人気が高く、『2』でリメイクされており、また数多くのMADも作られている。 キングクルールの船 ラトリーに大へんしん(『2』より) 後に『2』で海賊スタイルの「キャプテンクルール」、『3』で科学者の姿をした「バロンクルール」、 『64』でクルールより大きいが温厚な性格の弟「クランジー」等も登場する。 キャプテンクルールは『スマブラX』のキングクルールのフィギュアにて「キングの兄である」という表記があるが、 『SDK2』本編中にそのような描写は無く、『X』以前に発売のリメイク版ではむしろ同一人物であるかのように語られている。 『2』当時の攻略本でも兄と明記されていたが、同時期にコロコロコミックで連載されていた漫画版では、 顔が似ていることを指摘されると変顔をして「キングクルールなんて知らん」「任天堂に聞け」とごまかすなど、媒体によってバラバラであった。 レア社の旧公式サイトではキング、キャプテン、バロン共に同一人物として扱われている。 また、クランジーは海外版では血縁関係が特に明言されておらず、単なる手下であるかのように描かれていた ……が、こちらは後に日本版の公式設定がネットを通じて海外勢にも広まっており、海外でも「クランジーはクルールの弟」という認識が浸透しているようである。 その後、『3』の後になる『64』にて再度ラスボスとして再登場。 島一つを粉砕する超兵器ブラスト・マティックを持ってきてドンキーが住むDKアイランドを破壊しようと画策するという、 身代金ならぬ身代バナナを要求していた過去作とは打って変わって凶悪な悪事を働くも、部下のミスでブラスト・マティックはDKアイランドの目の前で故障。 代替策としてディディーを始めとしたドンキーの仲間の4人のコング達を誘拐、コングファミリーが大切にしているゴールデンバナナを盗んで各所に隠してしまい、 ドンキーがそれらを探している最中にブラスト・マティックを修理するという回りくどい計画を立てる。 ……ドンキーの仲間を4人も無力化できるなら時間稼ぎとかじゃなくて『SDK2』みたいにドンキー自身もなんとかできるだろとかツッコんではいけない。 結局、完成前にドンキー達は仲間とバナナを集めきってしまいDKアイランド破壊計画は失敗に終わるのだが、 「計画失敗→ヘリで逃亡しようとする→弟によってヘリが壊される」と追い詰められた後、 何故か墜落したヘリの内部がボクシング会場になっていて、そこでコング5匹相手に総当たりボクシング対決を行うというカオスな展開に。 恰好はボクシンググローブにトランクス姿でマントは無し。リングネームは「キング“クラッシャー”クルール」。 攻撃パターンも初代と全く異なっており、 ジャンプして尻餅で地面に衝撃波を起こす(VSドンキー及びVSタイニー) タル大砲で飛んできたドンキーにカウンターパンチ(VSドンキー) ボクシンググローブをブーメランのように発射する(VSディディー) 姿を透明に消し(でも影は見える)、リングのロープを駆使して体当たりを仕掛けてくる(VSチャンキー) 雄叫びと共にダッシュしてきて強烈なパンチ(VSチャンキー) ……などと「お前のようなボクシングがあるか」な戦い方をする。そしてアピールも多用。 尤も、ドンキー達もタル大砲・スポットライト・バナナの皮・ボウガンなどといった凶器攻撃をするので人の事は言えないが。 1999~2000年に放送されていたCGアニメ版では、レギュラー悪役を務める。 デザインがゲームとはだいぶ異なっており、両目はちゃんと左右対称で、尻尾が無くマントも短めになっている。 体格もドンキーと同程度で、戦闘力らしい戦闘力は持ち合わせておらず、戦うことはない。 「クレムリン軍団」という名称は使っていないが原作同様大量のクリッターやクラップトラップを従えた「爬虫類王国」の首魁であり、 絶妙に役に立たない部下である将軍のクランプとボディガードのクラッシャを引き連れて、 島の支配者になるためにコングファミリーが保有するクリスタルココナッツを狙う。 彼自身は悪知恵が回る方でバラエティ豊かな作戦を立ててココナッツ奪取まであと一歩の所まで行くも、 肝心なところで詰めが甘いせいで失敗し、ドンキーの腕力でとっちめられるのがお約束である。 ……と、概ねデデデ陛下と同じ立ち位置のキャラクターであり、 自分の失敗に甘く部下の失敗に厳しいワガママな性格だが、 あちらと違って自分以上に間の抜けた部下たちに頭を悩ませる苦労人気質で、過度に悪辣な悪事を働くことはない。 記念日にはきちんと部下に休暇を与えたり、 回によってはコングファミリーが開催するダンスオーディションや映画撮影に参加したりと、憎めない悪役として描かれている。 また、初期からやたらと声優のアドリブ染みたコミカルなセリフ回しが目立つため、見ていて楽しいキャラである。 日本語版の声優を担当したのは 小杉十郎太 氏で、何故か妙にかっこいい声。 「どうせおじさんは哀れなヌメヌメした爬虫類だよ」 残念ながらドンキーに比べて任天堂他シリーズ等への出張はほぼしていない。 『スマブラ』等でも作中のドンキー達からバナナを奪ったのはクッパ軍団にされていたり。 プププランドの王様も参戦出来たんだしどうにかならないものかとは一部のドンキーファンに呟かれていた。 一応、『スーパーマリオスタジアム ファミリーベースボール』にて軍団を率い参戦している。 この作品では、野球の試合中限定という条件ではあるものの始めてコングとの共闘を果たしている。 ちなみにマリオファミリーとしての登場はこれが初で、 モブのクリッターがサッカーゲームの『ストライカーズ』で先にマリオ入りしていただけに待ちかねていた人も居ただろう。 本作では何故か服装をインカ風にイメチェンしているが、トレードマークの王冠はいつも通り。 性能は見た目通りのパワーヒッターで肩の強さもそれなり、だがスタミナが少なくピッチャーには向いていない。 そして同じキングと言う立場のクッパとは仲が悪い。ドンキーと同作のよしみか最終的に協力しマリオ陣営の打倒を掲げる。 なお『スーパードンキーコング』の流れを汲んで製作、満を持して発売された『リターンズ』『トロピカルフリーズ』には出演していない。 どうにもクッパやワイリーの様にはいかなかったようである。 どちらもゲーム自体の評価は中々に高いだけに、キングクルールやクレムリン軍団の出番が無かったことは惜しまれた。 常連になって欲しいのに常連になれない境遇ゆえ、どうも次回作の要望の常連になってしまった感がある。 今後ともキングクルールとクレムリン軍団をよろしくしてやってください任天堂さん。 『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズにおけるキングクルール そんな10年間も出番が無かったクルールだったが、2018年の『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』にてついに満を持しての参戦を果たした。 PVでは他のキャラ同様豊富な原作ネタを見せており、キャプテンとバロンの技も披露している。死んだふりとか デザインはレア社時代と項目冒頭画像のリファイン仕様を組み合わせたものになり、ボイスはコング2匹と同じくSE。 腹部はアーマー効果を持ち、腹部を使った攻撃では一方的に打ち勝つこともできるが、一定以上ダメージが蓄積すると文字通り腹を壊す。 その際はシールドブレイク状態と同じくピヨる。 重量級ゆえのしぶとさ、アーマーによるゴリ押し、中々優秀な飛び道具と便利な性能が揃っている。 さらには下強と下投げが埋め性能を持っており、高%で埋められると死が待っている。それを更に上回る凶悪な埋め技を持ったファイターもいるのだが とはいっても対策が周知されたのとVer.2.0.0での弱体化調整が響き、 タイマンにおけるキャラランクは発売当初から大きく下がり、概ね下位〜最下層に落ち着いた。 Ver.3.0.0以降はふっとばしやアーマーなどの強化が度々入り、少なくとも最弱候補からは脱出。 本体性能その物は相変わらずきついが、アーマーで強引に押し切る図々しい立ち回りで勝利をもぎ取るプレイヤー依存のファイターである。 ただし、Mr.ゲーム&ウォッチは基本性能や反射ワザやコンボ耐性などの面から、クルールの各行動をことごとく潰せる天敵(ダイヤグラムでは8 2との声も…)。 やり込みの甲斐もあって、有名大規模オン大会「タミスマ」第257回では、 あるプレイヤーがクルール単騎で決勝まで勝ち進み、重量級キラーで名高いファルコを使用する優勝経験者を相手に見事に健闘した。 + 100日後も死なないワニ タミスマ#257 決勝戦。生配信中は視聴者のキンクルコールが飛び交った タミスマ#203 4回戦。過去に別のプレイヤーも同じファルコ使いを圧倒した 後にDLCで登場したバンジョー&カズーイの参戦PVは彼の参戦PVを踏襲した内容になっており、 冒頭ではコング2匹と一緒に休んでいたり、バンカズの登場を共に喜んでいた。 …オチでは地面に埋められ岩で蓋をされるというグランチルダの役回りをさせられていたが。 一歩間違えれば紅蓮の格闘王をノックアウトしたガオガエンも逆に伝説の狼にノックアウトさせられていたのだろうか + 各種必殺ワザ(以降「B」と表記) 各種必殺ワザ(以降「B」と表記) パイレーツキャノン(NB) 海賊帽を被り、キャプテンクルールの使っていたラッパ銃を取り出して鉄球を撃つ。 攻撃力は高く飛距離もかなり長め。弾速は遅いものの、置き技としてプレッシャーになる他、横Bと絡めてちょっとした弾幕にもなる。 発射後はボタンを押し続けて吸い込みが可能。吸い込んだ後は斜め前後、真上に撃ち出せる。 改良されたのか、相手だけではなく鉄球も吸い込める。相手を吸い込んでの発射もバースト性能は高め。 フライングバックパック(上B) バロンクルールのバックパックを使って飛翔。重量級が使う上Bの中でも特に復帰力が高い。 プロペラは攻撃判定があるためちょっとやそっとでは頭上からの復帰妨害を物ともしない。 一見するとスネークサイファーによく似ているが、あちらと違って攻撃判定がある代わりに途中で解除できず、 一度上がり切った後は無防備なしりもち状態で落下せざるを得ないという復帰技としては致命的な弱点がある。 よって基本的には崖捕まり復帰一択だが、そのせいで軌道がわかりやすく移動スピード自体は遅いため、 相手によってはそのまま落下系飛び道具や強烈な空下メテオ等で叩かれやすく、注意が必要である。 ボディカウンター(下B) 腹を突き出し、攻撃を受けると腹を膨らまして吹き飛ばす。 他のカウンター技とは違い後ろからの攻撃には対応できない。 一応、カウンター成立後にすぐ後ろを入力することでそちらへの攻撃も可能。 打撃と飛び道具どちらも反射可能という珍しい性質のカウンターで、受付発生もカウンターの中でも上位。 ただし失敗すると疲れたようなモーションを取るため後隙は他のカウンターと同等にあり、 前方の攻撃にしか反応できないデメリットを考えるとややリスクは高め。 復帰阻止が主な用途になるか。 クラウンスロー(横B) 王冠をブーメランのように投げる。 そこそこの飛距離に行きと帰りに攻撃判定があり、 おまけにシールドを貫通するという重量級としては破格の性能を持つ飛び道具。 動作中はスーパーアーマーを持つが、回収するまでは使えない。 王冠はアイテム扱いなので地面に落ちたら相手も回収して使うことが可能。 自分で回収する時は普通に近付くと拾って頭に乗っけるモーションが入るため隙が生じる。 ダッシュ攻撃や緊急回避などを使ってノーモーションで拾いたい。 ブラストマティック(最後の切りふだ) 前方に向けて突進し、命中した相手を『64』に登場したブラストマティック砲でDKアイランドごと撃ち抜くビジュアル技。 原作ではバッドエンドで見る事が出来るが、撃つ寸前にフェードアウトされている。 この他、通常ワザでも横スマッシュでは『64』のようにボクシンググローブをはめてパンチしたり、 上投げがポチョムキンバスターだったり*2と、見た目通りに強力なワザが多く揃っている。 さらに横アピールにもアーマー効果が付いている食わせ者だが、他のアピール(連続噛み付きと四股踏み)には残念ながら攻撃判定は付いていない。 MUGENにおけるキングクルール + 雷光氏製作 雷光氏製作 2019年のYahoo!ジオシティーズ終了によりサイトが消滅し、残念ながら現在は正規入手不可。 キャラとしては小さめで技は王冠を投げる技1つしかない。また王冠の飛距離も短く製作者曰く「最弱キャラ」。 ニコロダに物凄く凶悪性能になるパッチが公開されていたが、閉鎖により現在はこちらも入手不可。 + 製作者名不明 製作者名不明 上記の雷光氏の物の改変。 サイズが大きくなっておりクレムリン達を召喚する技が追加されている。同じ作品に出てないキャラばかりなのは何故だろうか。 この召喚技1ボタンで使える上にで同時に何体でも召喚できるので、ボタンを連打しているだけでとんでもないことになる。 AIは無い模様。 下記の動画からキングクルールの船ステージと共に公開されていたが、リンク先のロダが閉鎖された為入手不可。 + 紅炎氏製作 紅炎氏製作 上記のものをさらに原作に近いように改変したもの。プレイヤー操作も可能。 イントロでは登場せず、少し経つと右画面端に降りてくる。原作に準拠するために、1P側、2P側関係なく右側のステージ端から降りてくる。 攻撃も原作にあった攻撃をそのまま使える。初期設定では一定のダメージごとに技が開放されていく仕様だが、 内部のvarの変更で最初から使用可能に設定することも出来る。 クルール自身には常に攻撃判定が発生しており、これも原作準拠でガード不能かつ触れれば即死する。 王冠を投げている時に攻撃するとダメージを与えられるのも原作通り。 体力は回数制となっており、この値も調整可能になっている(デフォルトでは原作通り9回攻撃すれば倒せる)。 他にも「体力を1残すダメージになる」という設定にも出来るため、そのモードを用いればAIでも倒すことが出来る。 が、攻撃に当たる度に断末魔を叫ぶ上にBGMまでいちいち停止するので、中々にシュールな光景が見られることだろう。 + OHMSBY氏製作 OHMSBY氏製作 自作の3Dモデルで製作されたクルール。 MUGEN1.1専用だが、別途公開されているsffファイルで1.0にも対応可能。 『スマブラ』を意識した技が多く搭載されており、一部の技にはスーパーアーマーが付与される。 氏恒例の『GUILTY GEAR』など各種アークゲーを参考にしたシステムであり、バーストゲージも搭載している。 強上位程度の強さを持つAIが搭載されている他、2022年1月24日にはホルン氏による外部AIも公開された。 後者は恒例のコンボ・立ち回り・反応・ガードレベルに加え、投げ抜けの有無が設定可能。想定ランクは強~凶中位との事。 参考動画。お相手は同氏のデデデ大王 + Monkeyx5氏製作 Monkeyx5氏製作 MUGEN1.0以降専用。 Pxlcobit氏による手描きドットを用いて作られたクルール。 移動時に地響きがするなど重量感溢れるキャラだが、二段ジャンプやスーパージャンプに三角跳び、回り込みも可能だったりと意外と機敏。 技は上記OHMSBY氏のものと同じく『スマブラ』を意識したものの他、ボクサースタイルで相手をフルボッコにしたり、 当身で死んだふりから不意討ちをかましたりと、『スーパードンキーコング』シリーズを踏襲しているものも多く、多彩な技を操る。 中でも『スマブラSP』の最後の切りふだを忠実に再現した3ゲージ技「Blast O Matic」は必見。 ただし、MUGEN1.0ではブラストマティック砲のビーム部分が正常に表示されないようなので注意。 AIはデフォルトで搭載済み。 強さは対人レベルといった所だが、投げている間も本体が行動可能かつ戻りにも攻撃判定がある王冠投げ「Crownerang」や、 雑魚敵のノーティ、ジンガー、クラップトップを射出する「Barrel Cannon」などの飛び道具が曲者で、中々侮れない。 紹介動画(公開先へのリンク有り) 出場大会 仲間がいると死ぬトーナメント 大乱闘!!MUGENタッグマッチ2 宇宙丸ごと大決戦!! 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント その他 週刊「載ってねぇ」(雷光氏) *1 卵から生まれる爬虫類なのにヘソがあるというのは矛盾しているように思えるが、実は爬虫類にもヘソはあり、主に孵化直後に見られる。 本来は痕跡程度にしか残らないのだが、クルールはそれが成長後もしっかりと残ってしまったと考えれば矛盾はしない。 また、「むき出しの腹ではなくそういう形の鎧」のような解釈で描かれている作品も多い。 *2 『スマブラ』シリーズディレクターの桜井政博氏によれば、クルールの上投げのモチーフ元は「タワーブリッジ」との事。 そこに「高くジャンプしてさば折り」が加えられる事でポチョバスと化した。 1 59~ ちなみにガオガエンの上投げも大ジャンプはしないもののクルールと同様のアルゼンチンバックブリーカーで名称も「タイガーブリッジ」。 Twitterに投稿した「マッスルドッキング」といい、桜井氏は肉ネタがお好みのようだ。
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