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キングクッパ とは、【マリオカート ダブルダッシュ!!】の乗り物。 プロフィール 作品別 元ネタ推測 関連キャラクター コメント プロフィール キングクッパ 他言語 Koopa King (英語) 分類 【カート】 初登場 【マリオカート ダブルダッシュ!!】 【クッパ】用の重量級カート。クッパの顔を模した車体に六輪タイヤを併せ持つ、重量感に溢れる外見。 作品別 【マリオカート ダブルダッシュ!!】 初期から使用可能。重さと通常のスピードは最も高いが、それ以外の性能は最低という極端すぎるカート。 【マリオカート ツアー】 「探検ツアー」で実装されたカート。レアリティはウルトラレアでスペシャルスキルは「ロケットスタート プラス」である。 派生版も全てウルトラレアとなっている。 キングブラック「1stアニバーサリーツアー」で実装。ボディが黒めで他は金色のキングクッパ。スペシャルスキルは「ダッシュプレート プラス」。 キングスノーファング「ウィンターツアー(2回目)」で実装。全体的に赤くサンタや柊を模したようなデザインのキングクッパ。スペシャルスキルは「スリップストリーム プラス」。 キングシルバー「カメックツアー」で実装。銀色のキングクッパ。スペシャルスキルは「ミニターボ プラス」 元ネタ推測 キング+クッパ 北米のアニメ版でクッパが「Bowser」ではなく「King Koopa」と呼ばれていた事が由来? このカートの英語名も「Koopa King」なので、それを意識している節がある。 カラーリングがほぼ緑一色なのもアニメ版のクッパ(King Koopa)の配色を意識していると思われる。 関連キャラクター 【クッパ】 コメント 名前 全てのコメントを見る?
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あれに見えるはヒロヒコの色紙!→キングクリムゾン!!→これで色紙を拾って逃げるだけっ→あぁぁぁぁ -- 敵から逃亡中 (2007-04-30 19 31 27) 落とし穴、見えててもウッカリ踏んじゃうよなあ… -- 名無しさん (2007-04-30 19 36 16) 落とし穴の見難さは異常だな -- (2007-04-30 20 08 09) うぼぁー… -- 名無しさん (2007-05-03 19 22 53) 見難さと言えば落書き -- 名無しさん (2007-06-11 10 15 28) キンクリはともかく時止め中は色々踏みまくる・・・ -- 名無しさん (2007-06-11 13 23 42) これキンクリ発動中の絵だったのね -- 名無しさん (2007-06-24 23 40 33) ブーーーーーーーーーーーン -- 名無しさん (2007-10-31 19 17 48) 俺はこれに見事はまったorz -- 名無しさん (2007-10-31 21 14 00) 化石か落とし穴のタネか… -- 名無しさん (2007-11-01 02 04 01) いや、家具類か何かが埋まっているかも知れん つーか落とし穴のタネじゃね?中入ってんの -- 名無しさん (2007-11-11 16 24 26) いいや、俺はハニワだと思うね -- 名無しさん (2007-11-11 18 55 27) いや、落とし穴のタネだね。5ポンド賭けてもいい。 -- 名無しさん (2007-11-13 22 35 02) ところで5ポンドって日本円で何円? -- 名無しさん (2007-11-15 22 29 46) ↑1100ベルくらい -- 名無しさん (2007-11-17 09 55 17) ↑それなんておい森? -- 名無しさん (2007-11-17 12 39 41) 名前 コメント
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概要 ピッツァを守って階段を目指せ! 製作者コメント 初めて作成。難しすぎるかもしれないし、簡単すぎるかもしれない。そのうち続きを作るかもしれない。 ヒント ↓下記反転↓ 1つでもピッツァが無くなったらクリア不可 サーフィスは3回分あるけど、2回でもクリア可能。 倒さなくて良い敵キャラは4人 「何か」を残して水を渡る。 答え合わせ ↓下記反転↓ (満腹度が0になったら基本的にピッツァをすぐ食べる。) 足元のホワイトアルバムを即発動 鉄球を3つ全て回収 必要最低限の動きで吉良を3人鉄球で倒す。 残った吉良から2マス以上の間隔を開けて動く ピッツァを全て回収し、水路の溝で吉良がオロオロしたら次の部屋へ 2つ目の部屋。ザ・ワールド、マニッシュボーイを取り、ザ・ワールドのあった場所へ歩く。 ザ・ワールド発動。キングクリムゾンを回収し、出口へ向かう。 部屋の出口側に居るアブドゥルにマニッシュボーイを投げ、眠らせる。 3つ目の部屋へ。入ったら即キング・クリムゾン発動 ハーヴェストを倒し、鉄球を投げ吉良の親父を倒す。 奥へ進み、「マン・イン・ザ・ミラー」「サーフィス」「ジョナサン」「魔法のランプ」を回収 眠ったアブドゥルさんより、5マスぐらい離れた所で、サーフィスを発動。眠ったアブドゥルさんに「マン・イン・ザ・ミラー」を打つ 2つ目の部屋に入ったたら、「魔法のランプ」を発動。「敵の動きを止めてくれ」を選択。 1つ目の部屋に入ったたら、「ジョナサンのディスク」を発動。この吉良から逃げ、奥の水路を渡る。この部屋に入ったとき、サーフィスを発動すると楽(ここがサーフィスの1回分多い所) 奥へ進み、「吉良吉影のディスク」を手に入れ、サーフィスを発動。サーフィス人形に戻るまでうろうろし、サーフィス人形になったらそれを回収し、吉良のディスクでそれを爆弾化させる。 一番奥で爆発させ、階段への道を作る。 ・・のだが、吉良のディスクの性質上、爆弾生成は失敗することがある 最後の最後で不発パターンが来たら諦めましょう 評価 選択肢 投票 ☆☆☆☆☆ (0) ☆☆☆☆ (0) ☆☆☆ (0) ☆☆ (1) ☆ (1) タグ 感想 名前 コメント ↑↑それ以前に吉良のDISCあるんでWA能力装備で鉄球を爆弾化すればあっという間に終わる -- 名無しさん (2012-05-19 01 17 48) WA能力装備鉄球して吉良を3人鉄球で倒す→爆弾ピッツァを持って上へで解決するような・・・ -- 名無しさん (2009-07-23 03 48 58) 間抜けな作品ですね。「ピッツァを守るな!」と改名したいぐらいです -- 名無しさん (2008-09-17 15 42 18)
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レッキングクルー 機種:AC, FC, FCD, GBA 作曲者:田中宏和 発売元:任天堂 発売年:1984年(AC)、1985年(FC) 概要 1984年に任天堂VS.システムで登場したアーケードゲーム。 ビルの壁を破壊するというコンセプトで、対戦色の強いゲームであった。 一般的には翌年発売したファミコン版が有名だろう。こちらはステージクリア型アクションである。 89年に書き換え開始したディスクシステム版は、ステージエディットのデータをディスク内に保存しておけるようになった。 2004年の『ファミコンミニ02 レッキングクルー』では、エディット時に便利機能が追加された。 なお、続編のようなものにスーパーファミコン用ソフト『レッキングクルー 98』ある。 収録曲 曲名 補足 順位 ゲームスタート BGM A ステージクリア ボーナスステージ BGM B(パワーアップ) ゲームオーバー サウンドトラック ファミコン 20TH アニバーサリー オリジナルサウンドトラックス VOL.1 Nintendo FAMICOM MUSIC PV
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れしお、と言うのは仮名である。本名は塩。 正式名称、塩化ナトリウム。その名の通り、塩辛い毒舌を余りある笑いと共に人々へ届けるスパイラルクリスタルの参謀的存在で副団長。 オンラインゲーム、FF11でのキャラクター名、「Resio」のsioから塩と命名される。 スパイラルクリスタル四天王の一人。古参であり、彼の発言力はメンバーの中では団長を凌ぐ程である。例えば、前々から決定されていたイベントがあったとする、しかし当日の塩の気分が乗らず、 「まんどくせ」と一言でも言えば、そのイベントが無かった事になってしまう程だ。 この現象は別名「キングクリムゾン」と言う形で某マンガに使用されている。 大のお金好きで、「5万くれるなら俺のケツ穴をやっても良い」と言ったようなセリフは、最早スパイラルクリスタル内では決め台詞のようなモノである。 「金持ちはケチ」と言われている現代だが、彼はその言葉を裏切り、とことん羽振りが良い。 聖誕祭には、運営資金20万円を自分ひとりで出資すると言う神行為を行った。故に彼に逆らえるメンバーは少ない。 よくシュウと意見の衝突がある。過去にシュウと3度の大喧嘩をした。 塩以外のスパクリメンバーにも亀裂を入れたこの喧嘩は、後に「聖杯戦争」と呼ばれる事になる。 彼の人生の中で、「嫌いになった人物は、とことん嫌いになり、よりを戻す事は無い」とされている。しかし、彼のその言葉を変えたのはシュウである。故に、彼とシュウとの間には只のスパクリメンバーと言う他に、奇妙な友情がある。
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時刻は早朝へと進み、薄暗い魔法の森の中にも朝日が差し込み始めていた。 そんな木漏れ日の下を一人の少年が歩いている。 その視線は前方にも足元にも向いておらず、何もない中空を漂っている。 足取りは酔ってでもいるかのように胡乱だった。 その少年の名は、名簿の上ではディアボロと記載されている。 しかし、現在の姿でならばヴィネガー・ドッピオと呼ばれるべきなのか。 ともかく、彼は鈴仙・優曇華院・イナバとの戦いに遅れを取った後、こうして魔法の森まで敗走を続けてきたのだった。 ドッピオは、ふらふらと倒れそうな歩みの最中、そこらに落ちている小枝を拾い、耳元に近づける。 「ツー……ツー……ツー……」 そして、それまで以上にどこも見ていない虚ろな表情で微かに呟く。 そのまま少しの時間が経ち、急に正気に返ったように手に持った枝を忌々しげに睨みつけて放り出した。 そのドッピオの後方十数メートル、もう一人の敗北者が木の影に身を潜めながらピッタリと後を付けてきていた。 テンガロンハットを被ったガンマン風の男だ。 寅丸星のハイウェイスターに敗北し、幽谷響子を見捨てて逃げる形になったホルホースだった。 ホル・ホースがドッピオを発見したのは数分前に遡る。 鉄塔からの撤退戦の後、ハイウェイスターの追跡が無いことに気づき、一息ついたのもつかの間。 出食わすような形で、突然ドッピオが通り過ぎるように視界の奥に姿を見せたのだ。 驚いたホル・ホースが慌てて姿を隠すも、もう一方のドッピオはその存在に気づかない。 冒頭のように宙に視線を彷徨わせていたのが原因か、あるいはそれなりに距離があったのも幸いしたのかもしれない。 ともあれ、こうしてホル・ホースはドッピオを発見した。 一見すると、隙だらけなドッピオの風体は、あっさりと忍び寄れそうである。 しかし、ホル・ホースは、近づかずに遠くから観察するに留めていた。 「チッ……らしくねーな。 弱気になっちまってるぜ……」 不意に、ホル・ホースの口から自虐めいた言葉が漏れる。 その言葉通り、その行動は、慎重というよりは臆病、とても攻撃的な行動に出られる精神状態から来ているのだった。 ホル・ホースは負けて逃げる事を恥と思うような感性はしていない。 しかし、響子を、少女を見捨てて逃げたことで、精神に拭いがたい傷のようなものが出来てしまっているのだ。 まあ、しかし、遠くから様子をうかがうことで見えてくることもある。 どうもあの少年は殺し合いで精神がイカれてしまったというよりは、何かの攻撃の後遺症であんなフラフラになっているようだった。 時折、焦点があったように辺りを見回しなどしているが、その時の様子は年格好に不相応な鋭さというか、場馴れした感じが見受けられるのだ。 「だが、『鉄塔』の方に向かわねえんなら、オレには関係ないな」 コンパスを見る限りはドッピオは北へと進んでいる。 その危なっかしい動きを見送りつつ、ホル・ホースは呟いた。 なにせ、今のホル・ホースには考えることが無数にあるのだ。 何より自身が生き残ることを考えなければならない。 その上で、聖白蓮も探さないといけないし、鉄塔の二人組にもカタを付けなければならないのだから。 やがて、魔法の森の道無き道の、複雑に木の根が密集した箇所にドッピオの足が向いた。 すっ転ぶ。そうホル・ホースは確信する。 そうして、コンパスに目を落とし、東の方角に向き直った。 追い打ちを掛ける気もないが、手を貸してやる義理もなかった。 「ム!?」 が、その視界の端には、予想に反しドッピオが難なく根の上を越えていくのが辛うじて映った。 直前で足元に注意したという感じではない。 その視線は、なおも宙を彷徨っているままだ。 どちらかと言えば、偶然か幸運が働いたように見える。 ホル・ホースは思わず振り返り、改めてドッピオに注目する。 その様子は相変わらず酔っ払いか何かのように見える。 しかし、今の一事を見た後だと、別の事実も見えてくる。 そう、改めて見るとドッピオの姿には汚れが少ない。 少しばかり薄汚れているが、泥だとか草や葉はへばりついていない。 つまりは、あの歩き方で、この原生林のような森の中で、一度も転倒していないことになるのだ。 少なくともホル・ホースが見つけるより前から、この魔法の森を歩いていたはずなのにだ。 ホル・ホースは俄然興味をひかれて、再びその後を追い始める。 そして、後を追ううちに更に奇妙なことに気がついた。 先に進んだドッピオを追おうとするのが、思いの外難しいのだ。 より正確に言うならば、例えば一瞬その姿を見失った時などに、再び見つけるのが困難なのだった。 移動している方角がわかっているため、すぐに追いつくことはできるが、その足跡が極端に残っていないために一瞬面食らってしまうのだ。 ホル・ホースとて先の逃走時はともかく、追跡中である今は隠密性にはそれなりに気を使っている。 枝を踏み折って音を立てるなど論外だし、草だのキノコだの目につきやすい箇所に跡を残さず移動をする程度の事はしている。 だが、それと比較しても、目の前の少年の足跡の無さは一種異常だった。 地面に落ちた落ち葉一つ踏まず、土の柔い部分に靴の跡を残すこともしていない。 まるで、追跡不可能な正解の道がわかっているかのような軌跡だった。 しかも、そのことを本人は意識していないかのような様子なのだ。 「コイツは……使えるかもしれねえ」 思わず、ホル・ホースの口から言葉が漏れる。 才能のある相棒を見つけるのに長けた、二番手のとしての勘が冴え渡り始めていた。 順序は予定と食い違ってしまうが、鉄塔の二人組に対抗するだけの戦力が手に入るかもしれない。 ホル・ホースは息を呑んだ。 時折見せる狂態が若干気にならないでもない。 能力の方も実際のところはどのようなものなのかは全くに近くわかっていない。 それでも、ホル・ホースは自分の直感に疑いを持つことなく、視界の奥に映るドッピオを有望株として認識した。 そうなると、どうやって話をつけるかだが、とホル・ホースは少し考える。 このまま距離をそっと詰め、メギャンと『皇帝』を突き付けてイニシアチブを取る。 まずはそう思いつくも、すぐにその案を却下する。 シュトロハイムの時に、モロにその行動をして失敗したのを思い出しのだ。 また、相手の少年の妙な幸運らしきものを鑑みると、悪手になる予感がヒシヒシとする。 ならば、いっその事、下手に出てしまって、コンビを組むことを優先するのも良いかもしれない。 相手がドッピオ程度の少年だろうが、それ以上に子供だろうが、ホル・ホースは相棒として組むのならば頭を下げることも何ら恥とは思わない。 『一番よりNo.2!』、その人生哲学は伊達ではないのだ。 ホル・ホースは小さく頷いた。 そこから後は、なんとか口八丁で鉄塔に向かわせるのだ。 そうと決まれば行くだけだ。 そう、行くだけなのだが、ホル・ホースの足は一向に動かない。 「なんだ? オレはまだビビっちまってるってのか?」 ホル・ホースが意に反して動こうとしない身体に苛立ちを募らせる。 勝てる算段が付いてきたというのに何てザマだと、自らを叱咤する。 だが、実のところ、それは今までの弱気とは少し様相が違う。 勝てるかもというのが、わずかでも現実に近づいたからこそ、ホル・ホースはドッピオの方に向かいたくないのだ。 正確に言うならば鉄塔に向かいたくなくなったのだ。 世界一女には優しい男を自認する彼は、鉄塔の二人に『皇帝』を撃ちこむ事に尻込みを始めているのだった。 しかし、その一方で、響子のことを思い出せば、ケジメが必要だという考えも当然のように心を満たしてくる。 そのジレンマに、ホル・ホースは身悶えする。 「チクショウ、行くも地獄に引くも地獄かよ」 そうやって悩んでいるホル・ホースを他所に、ドッピオの姿はどんどん小さくなっていってしまう。 ホル・ホースとて、ドッピオのことを抜きにしても決断の必要性は感じているのだが、どうしても踏ん切りが付かない。 「あーあ、響子の嬢ちゃんが復讐なんて望んでないって言い切れ、れ……」 逃避のように、都合のいい展開を口に出しかけて、ホル・ホースは言葉に詰まった。 その表情は忘れていた傷口を爪で引っ掻いてしまったようなものに変わっている。 断末魔を聞きたくなかった。 犬っころみたいに懐いてきた響子の最期の言葉が、彼女を見捨てて逃げる自分への恨み事だったらとても耐えられないと思った。 「……だから、せっかく耳まで塞いで走ったってのによお。 あんな馬鹿でかい声で叫ばれたら嫌でも聞こえちまうじゃねえか」 幸いにも、その内容はホル・ホースを罵るものではなかった。 むしろ微笑ましいと言ってもいい、お人好しな内容だった。 しかし、同時に、叶えるにはリスクの大きすぎる無理難題でもあったのだ。 だから、意識か無意識か、聞かなかったことにした、聞こえなかったことにした。 そのはずだったのだが、伸るか反るかの進退が窮まった事で、第三の選択肢としてそれは浮かび上がってきてしまった。 ホル・ホースは、響子のもう一つの最期の願いである、『寅丸星を正気に戻す』を意識せざるを得なくなってしまったのだ。 そう、あるいはその選択肢は、最も自分にあっているかもしれないとホル・ホースは考えた。 まずは女性に優しい男という、今までの自分のやり方を変えずに済む。 そして、響子の復讐についても、何もその手段に拘らずとも響子の遺志を叶えることで何がしかの納得を得られそうに思える。 そう、何も問題はない。 ホル・ホースにとって最重要である自身の命を顧みなければ、という但し書きが付くことを除けばだが。 「……やっぱり、おれには無理だぜ、嬢ちゃんよお」 寅丸星のハイウェイスターを思い出し、ホル・ホースは瞑目して呻く。 単純な相手の強さ以上に、お互いのスタンド性能の食い合せがマズすぎるとホル・ホースは感じていた。 ホル・ホースの『皇帝』は拳銃型のスタンド、攻撃は達者だが、防御に関しては無いも同然だ。 そして、相手は見た限りでは自動操縦型のスタンドだった。 その行動ルーチンに本体の防衛が入ってでもいない限り、防御は同じくザル同然だろう。 となると、行き着く先はお互いノーガードでの潰し合いか。 殺し合いなら上等な組み合わせだが、説得だとか話し合いとなると途端に背筋が凍るような組み合わせに変わる。 ホル・ホースは帽子を抑えて首を振った。 やはり賢い行いは、追跡中の少年をだまくらかして鉄塔組との決着を付けてしまうことだった。 あるいは性に合わない復讐は投げ捨てて、この少年を生き残りへの布石のすることに違いなかった。 「だいたいよお、貸し借りは聖とやらへの伝言と、今までのお守りでチャラだぜ」 苦々しげにそう言い放った。 そうして自分を納得させようとした。 しかし、山彦が、幽谷響子の声が耳から消えない。 あの爆音じみた叫び声は遮断したというのに、塞いだ耳と手の隙間から幽かに染み込んだ声がいつまでも耳に残り続ける。 あるいは、かの芭蕉の名歌のごとく、染み入るからこそ強烈に印象に残ってしまったのか。 歯ぎしりさえしながら、ホル・ホースは煩悶した。 何を置いても生き残りたいというのは、偽りのない彼の望みだ。 だが、その一方で、暗い感情にケリを付けたいという気持ちもある。 自分らしく生きたいという思いも捨て去ることが出来ない。 そうして、暫くの時間が過ぎた。 「……ああ、クソ。忘れてたぜ。 そういや、ターミネーターからも助けてもらってたなあ」 グルグルとあらゆる考えが頭を巡る中、不意に幽谷響子との出会いを思い出し、諦めたようにホル・ホースが呟いた。 いかにも、嫌々やってやる、といった感じだった。 だが、内容とは裏腹に、彼の表情はどこか晴れやかだ。 自問を終えて目を開けて見れば、ドッピオの姿は既にない。 追跡中に感じたとおり、もはや見つけるのは不可能だろうか。 「あばよ、ナンバーワン。 ま、縁がなかったな」 しかし、ホル・ホースは、未練もないとばかりに、ドッピオの進んでいた方角にひと声をかけて、踵を返す。 この道を進むと決めた以上、余程の物好きか、お人好し以外は付いて来ないだろうし、逆に来てもらっても困る。 根拠の無い印象だけとはいえ、どことなく剣呑な雰囲気を漂わせた先ほどの少年は残念ながら不適格だった。 こうしてホル・ホースは10分に届くかどうかの、ドッピオの追跡を切り上げて、命蓮寺への道程へと戻っていった。 「……しかし、やると決めた所でやっぱり『オレには』無理だぜ」 能力の相性は先ほど考察した通りで、やはり説得には最悪だろう。 そして、それ以上に厄介なのは、相手は知り合い以上の仲間であったであろう響子を、躊躇なく殺害するほどの覚悟を固めている事だった。 見ず知らずのホル・ホースがどうこう説教をくれた所で馬の耳に念仏だろう。 「となると……聖白蓮だな」 森の先に草地が見えてきた所でホル・ホースは口に出してそう呟いた。 他にも色々と候補はいるが、やはり寅丸星を説得するとなると、聖白蓮が最有力だろう。 「ひひ、なんのこっちゃねえ。 詫びを入れた後に、やることが一つ増えただけじゃあねえか」 そして、いつもの調子を取り戻したようにそう続ける。 ホル・ホースにも、自分が賢明とはいえない選択をしていることへの自覚は十分にある。 だが、それでも、復讐といって女に銃弾を叩き込むことや、少女の最期の願いを無碍にすることよりは、余程自分らしい行動だと感じられた。 「コイツが丸く収まりゃよお、嬢ちゃんの望みは叶えられる。 聖とやらにも恩が売れる。寅丸ちゃんにも巨大な貸イチだ」 森を抜けて急速に広がる視界の中、不安を紛らわすようにして皮算用を口に出す。 「そんでもって、オレの流儀もついでに守れる。 一石……おいおい四鳥かよ。コイツは気合い入れねえとな」 そうして、精一杯の虚勢でもってニヒヒヒと軽薄に笑い、ホル・ホースは命蓮寺を目指して脇目もふらずに走りだすのだった。 【D-4 草原/早朝】 【ホル・ホース@第3部 スターダストクルセイダース】 [状態]:顔面強打、鼻骨折、顔面骨折、胴体に打撲(小)、疲労(中) [装備]:なし [道具]:不明支給品(確認済み)、基本支給品×2(一つは響子のもの)、スレッジハンマー(エニグマの紙に戻してある) [思考・状況] 基本行動方針:とにかく生き残る。 1:響子を死なせたことを後悔。 最期の望みを叶えることでケリをつける。 2:響子の望み通り白蓮を探して謝る。協力して寅丸星を正気に戻す。 3:あのイカレたターミネーターみてーな軍人(シュトロハイム)とは二度と会いたくねー。 4:死なないように立ち回る。 5:誰かを殺すとしても直接戦闘は極力避ける。漁父の利か暗殺を狙う。 6:使えるものは何でも利用するが、女を傷つけるのは主義に反する。とはいえ、場合によってはやむを得ない…か? 7:DIOとの接触は出来れば避けたいが、確実な勝機があれば隙を突いて殺したい。 8:あのガキ(ドッピオ)は使えそうだったが……ま、縁がなかったな [備考] ※参戦時期はDIOの暗殺を目論み背後から引き金を引いた直後です。 ※響子から支給品を預かっていました。 ※現在命蓮寺の方向へ走っています。 ※白蓮の容姿に関して、響子から聞いた程度の知識しかありません。 ======================================================================= 一方、ドッピオの側はホル・ホースが立ち去ったことにも、そもそも後ろに張り付かれていたことすら気付かずに歩を進めていた。 彼の中空に漂わせた視線の先、エピタフの予知にホル・ホースが登場しなかったためだ。 エピタフは確かに自身の周囲で起こることは完全に予知する。 平衡感覚にダメージを受けているドッピオが、原生林に近い様相の魔法の森で大過なく行動できるのは、これの恩恵が非常に大きい。 しかし、一方でエピタフのみに集中する余り、その予知範囲の外の事象に対する注意が些か散漫になっているのも確かだった。 それ故、特に出会い頭では気付けたかもしれなかったホル・ホースとの接触を逃してしまったのだ。 ともあれ、そんなことは露も知らないドッピオの感心事は、一向に改善しない自らの体調だった。 エピタフに精神力と集中力のかなりの部分を割いていることが問題なのだろうか。 頭痛と平衡感覚の失調を押して歩き続けていることが原因なのか。 ともかく、いずれにしろ休息が必要なのだとドッピオは文字通り痛感している。 『兎耳の女』も、ひとまずは振りきったように見えるし、頃合いなのは確かだった。 しかし、安全のためには出来るだけ距離を取りたいのも、また一方としてある。 そうして、明確なきっかけを掴めないまま、ドッピオは惰性のように逃げ続けていた。 と、そこで、森を進むドッピオを映すだけだったエピタフに変化が現れた。 そこには、『ハッとしたような素振りを見せて、たたらを踏みながら木の影に隠れるドッピオ』が映っていた。 それを見たドッピオは、ハッとしたような素振りを見せて、たたらを踏みながら木の影に隠れる。 そして、隠れた木の影からコッソリと顔をのぞかせて、その先を見る。 そうすると、視界の先に、バリバリと低木の枝を破壊しながら、倒れこむように獣道に飛び出してくる男の姿が入った。 その男は腰巻き一丁の半裸という異様な風体だった。 そして、その風体故に、遠目からでも全身に負った傷が見て取れた。 そいつはブチャラティとレミリアによって撃退された、サンタナと呼ばれる人外の存在だった。 呆気にとられるドッピオを他所にして、サンタナは真っ直ぐに彼の隠れた方角へと向かってくる。 もっとも、早くに身を隠したドッピオに気付いているわけでもないようで、その歩みはゆっくりとしたものだ。 それどころか、負傷のためか、ここまでのドッピオと同じか、それ以上にフラフラとした足取りだった。 「く……ともかくエピタフの予知だ」 気を取り直したドッピオは慌ててエピタフを確認するも、予知の中の彼は『小さく毒づきながら、エピタフとサンタナを忙しなく見比べている』。 「クソッ!?」 ここに来て使えない予知だ、そう毒づいて、ドッピオはどちらも見逃せぬと、エピタフとサンタナを交互に見比べる。 しかし、ドッピオの努力を他所に、サンタナはそのままゆっくりと、だが確実に近づいてくる。 「せっかく隠れたのに見つかっちまうじゃあねえかッ!? 予知は! 予知は出ないのか!?」 小さく叫びながら、ドッピオの瞳がギョロリと裏返る。 焦りで生来のキレやすさが顔を覗かせ、ベルギーワッフルのようなスタンドの腕が姿を表し始めていた。 その時、エピタフの映像に変化が現れた。 『エピタフから目を切って、サンタナに注目するドッピオ。 突如として叫び声を上げて倒れるサンタナ。 奇怪な動きでその姿はエピタフの予知の範囲から消える』 不気味な予知に、思わずドッピオはエピタフから目を切ってサンタナの動きに集中する。 ゆっくりと歩み寄るサンタナだが、不意に風に揺られた木々の隙間から漏れた朝日がその脚に当たった。 「KAAAAAAAA!!」 その瞬間、サンタナは尋常ならざる叫びを上げて、地面に倒れ込む。 光に触れた脚は灰色に変色していた。 そして、瞬く間にその姿は、日の当たらない低木の茂みの中へと、這いずって消えた。 「な、んだ、アイツは……?」 半ば予知で見た光景とはいえ、実際に目の当たりにすると衝撃もひとしおだった。 毒気を抜かれたようにドッピオは呆然とサンタナの消えた茂みを眺める。 見間違いでなければ、太陽に当たったヤツの脚は、変色というよりは石のようになっていなかっただろうか。 茂みに逃げこむ時の動きも、匍匐前進というよりは、蛇か何かが這って移動する様を連想させる、人間離れした動きだった。 「まさか、こんな化け物までいるなんて……」 ゾッとした、そんな表情でドッピオが思わず弱音を吐く。 相手がスタンドなら、いくら奇怪な能力だろうが物ともしない心構えはあったが、こんな生物が来るというのは予想外だったらしい。 「……だが」 相手は僅かな接触でドッピオの心胆を寒からしめた化け物ではあるが、冷静になって見てみれば手負いだ。 それも、ベストとはとても言えない状態のドッピオから見ても、死にかけとさえ言えるほどのだ。 更に加えれば、こちらが一方的に相手を補足している状況、奇襲は好き放題にかけられる。 太陽が弱点らしいことまで何となく察知できてしまった。 ボスを待つことなく始末できる、何度か状況を整理した後、ドッピオはそう結論づけた。 ドッピオは現在位置とは別に、自らの隠れ場所を探した。 サンタナから確実に姿を隠すことができ、なおかつエピタフの有効範囲に相手を入れられる場所を吟味した。 そして、発見した場所に慎重に歩を進める。 戦闘の側にスイッチが入ったためか、平衡感覚の喪失は幾分かマシに感じられる。 エピタフにも異常はなく、実際その通りに何事も無く、目標の地点へと到達が出来た。 「フン、これで、コイツも終わりだな……」 このまま不意を打てば、ボスから借り受けているキング・クリムゾンでまず間違いなく始末できるであろう。 安全策にこだわるのなら、少しばかり森林破壊に勤しんでやれば、太陽に弱いらしいコイツはそれで詰みだ。 ドッピオは静かにほくそ笑む。 後は実作業に入るだけ、そこまで状況を運び、念のためとばかりにエピタフを確認する。 しかし、そこには『攻撃には移らず、何かを考えこんでいるドッピオ』が映っていた。 ドッピオは意外な予知に面食らうも、何か漏れていることがあるのかと思い直す。 そうして、攻撃には移らず、考え込み始める。 思い返してみれば、最初があまりにも不気味な印象だったためか、この相手を大した理由もなくブチ殺す流れになっている。 だが、この怪人を倒した所で自分に何の得があるのだろうか、ドッピオの脳内にそんな疑問がヒシヒシと湧いてきた。 まずは、確実な安全が手に入ることだろう。 ごく当たり前の結論が一つ浮かぶ。 あとはチラリと見えたが、この怪人は剣のようなものを佩いていたよう思える。 途中で壊れなければ、それが手に入るぐらいか。 そして、その二つで終わりだった。 他には実入りがない。 逆に消耗は避けられないだろうし、ヘタをすると余計な負傷さえしかねない。 殺し合いが始まった当初のディアボロとドッピオならば、この条件でも躊躇なく相手を殺しに行っただろう。 だが、今は当時とはあまりに状況が変わりすぎている。 ボスは依然として通話中--気絶中--であり、その代行を任されたドッピオにしても状態は万全とは程遠い。 更には兎女からはマトにかけられている、かなりの危機的状況だ。 負けは絶対にないにしろ、余計な消耗が避けられないこの行動は本当に必要なのか。 思わずドッピオは頭を抱えた。 「……どうせならあの兎とでも潰し合ってくれればいいモノを」 ドッピオは小さく口に出して毒づいた。 そして、意図せずに出たその言葉を、何度か頭のなかで反芻する。 今からでもそのようには出来ないだろうか、そう考えた。 出来れば件の『兎耳の女』が望ましいが、そうでなくとも誰か他の敵に、この茂みに潜んだ化け物をぶつける。 そうして、自分は逃げ去るなり、漁夫の利を頂くなりする。 奇しくもドッピオの身を隠している木陰は、サンタナからだけでなく他の地点からも見つかりにくい位置にある。 条件はそれほど悪くないとドッピオは考える。 更に言うなら身体を休めるにもいい状況だ。 リスクはもちろんある。 三つ巴の膠着状況を招きかねないし、最悪袋叩きにされる可能性も無いとはいえない。 しかし、ボスからキング・クリムゾンとエピタフを借り受けている自分ならば問題なく遂行可能だ、ドッピオはそう判断した。 特に『時間を飛ばす』のは、混乱の中から自分だけ抜け出るのにはうってつけだった。 いつしかドッピオの意思は、そのアイデアに傾き始めていた。 「……ボス、見ていて下さい。 あの『兎耳の女』も、この『化け物』も、あなたの絶頂を邪魔をするゴミは、全て始末してみせます」 少しの間考え込んだ後、やがて決心したようにドッピオは宣言する。 続いて足元の落葉を一枚拾い上げ、耳へと近づける。 そして、いつかと同じように、この世ならざる何かを見ながらにして、呟く。 「ツー、ツー、ツー……」 暫しの後、異様な無表情から、落胆へと表情を変えたドッピオは寂しげに口を尖らせた。 そして、クシャクシャに握りつぶした落葉を、サンタナの隠れる茂みの上へと投げつけるのだった。 こうして、ドッピオは安全のためにサンタナを始末することを取りやめ、危険を承知でその存在を利用する方向に舵を切り出した。 リターンのためには多くのリスクを取ることも厭わない、ドッピオとしての性質が露わになっていた。 そして、時には行き過ぎるそれを諌めるはずのディアボロの人格は、未だ意識を取り戻していない。 この行動が吉と出るのか、凶と出るのか、それはまだ誰にもわからなかった。 【D-4 魔法の森/早朝】 【ディアボロ@ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風】 [状態]:首に小さな切り傷、体力消費(大)、ドッピオの人格で行動中、 ディアボロの人格が気絶中、酷い頭痛と平衡感覚の不調 [装備]:なし(原作でローマに到着した際のドッピオの服装) [道具]:基本支給品×2、壁抜けののみ、鉄筋(残量90%) 不明支給品×0~1(古明地さとりに支給されたもの。ジョジョ・東方に登場する物品の可能性あり。確認済) [思考・状況] 基本行動方針:参加者を皆殺しにして優勝し、帝王の座に返り咲く。 1:『ボス』が帰ってくるまで、何としても生き残る。それまで無理はしない。 2:新手と共に逃げた古明地さとりを探し出し、この手で殺す。でも無理はしない。 3:『兎耳の女』は、いずれ必ず始末する。でも無理そうなら避ける。 4:側に寄って来る相手と『茂みの中の化け物』をぶつける。 [備考] ※第5部終了時点からの参加。ただし、ゴールド・エクスペリエンス・レクイエムの能力の影響は取り除かれています。 ※能力制限:『キング・クリムゾン』で時間を吹き飛ばす時、原作より多く体力を消耗します。 ※ルナティックレッドアイズのダメージにより、ディアボロの人格が気絶しました。 ドッピオの人格で行動中も、酷い頭痛と平衡感覚の不調があります。時間により徐々に回復します。 回復の速度は後の書き手さんにお任せします。 ======================================================================= 「KUAAAA!太陽、が……!」 魔法の森の湿度の高さと日の差し込まぬロケーションが組み合わさり、茂みの中は酷く泥濘んでいた。 その中で、サンタナは満身創痍の身体を泥と屈辱に塗れさせて唸る。 不覚にも太陽光を浴びてしまった脚は、その表面を石へと変えていて、すぐには動かせそうもなかった。 「………吸血鬼………人間、ごとき………がッ……!」 それまでの虚無感とは変わり、サンタナの顔には小さな怒りが貼り付いていた。 ろくな隠れ場所を見つけられず、こうして地べたを這いずることになったのも怒りの原因だが、それはむしろオマケにすぎない。 サンタナにとって、同族の3人に見下されるのには諦めのような慣れがあった。 カーズやエシディシといった年長者に、能力や経験といった点において遠く及ばないことは、その長い人生の中で嫌というほど味わってきた。 同年代のワムウも、戦いの才においてサンタナをはるかに凌駕するのは明白だ。 だから、諦めが付いた。 そして、ここに来る前の最後の記憶、メキシコでジョセフ・ジョースターにしてやられたこと。 波紋戦士に敗れることも、業腹ではあるがまだ仕方ないと自分を納得させられる。 同族達にそのように判断されたからこそ、自分は置き去りにされたのだ。 ジョセフに、波紋の使い手に張り合ってしまったのは未熟な自分の思い上がりで、同族たちの判断こそが冷静で正しかった。 それだけなのだろう。 だが、しかし、此度の敗北は別だった。 食料でしかない吸血鬼と、吸血鬼の原料でしかない人間、それらに敗れてしまったのだ。 その事実がサンタナの眠っていた劣等感を揺さぶっていた。 記憶の中にある、諦めて受け入れたはずの同族達の軽蔑の視線が、新たな意味を持ってサンタナを抉る。 「吸血鬼にも劣るクズ」 「人間にすら遅れをとる恥さらし」 サンタナが、その自我が、最下級として扱われても、番犬として扱われても耐えてこられたのは、偏に自らの種族が優れているという無意識の誇りのためだった。 『柱の男』『闇の一族』として、他のすべての生命より優越した地位にあるという、無自覚な驕りのためだった。 その土台が崩壊しようとしていた。 否、事態は土台の崩壊よりも、なお悪かった。 あの三人が健在である限り、一族の優生は盤石であるのだ。 ただ、サンタナだけが、そこから落ちこぼれて、吸血鬼や人間以下の存在へと転げ落ちているのだ。 最も格下であるから、失うものがないからこそ、サンタナは虚無でいられた。 しかし、最も下だと思っていた地点には、更に下があった。 何も持たないと思っていた自分にも、気付きもしなかった尊厳があり、それは今まさに失われていこうとしていた。 それは微かではあるが、久しく感じてこなかった恐怖だった。 そして、その恐怖はゆっくりだが確実に膨れ上がってきているのだ。 故にサンタナはその感情を塗りつぶそうと、慣れぬ怒りでもって自らの殺意を掻き立てる。 「ち、がう……。オレは、劣って、などいない……!」 証明しなければならない。 この場にいる人間と吸血鬼、その全てを殺してでも、自分は優れた生物だと証明しなければならなかった。 サンタナの胸中に焦りが生じた。 早く、可能な限り早くそのようにして、安心しなければ、自らの精神に致命的な傷が生じかねないと感じていた。 しかし、その思いとは裏腹に、時刻は既に早朝を迎え、これから先は太陽の時間だ。 その焦燥と殺意は形をなすことが出来ず、発散されることもなく、サンタナの中でタールのようにドス黒く煮詰められていくのだった。 【D-4 魔法の森/早朝】 【サンタナ@第2部 戦闘潮流】 [状態]:疲労(大)、体力消耗(極大)、全身ダメージ(大)、全身に打撲(大)、左脇腹に裂傷(大)、脚の一部が石化、再生中 [装備]:緋想の剣@東方緋想天 [道具]:基本支給品×2、不明支給品(確認済、ジョジョ東方0~1)、鎖@現実 [思考・状況] 基本行動方針:??? 1:今は森の中で日光から身を隠す。 2:カーズ、エシディシと合流し、指示を仰ぐ。 3:ジョセフ、シーザーに加え、吸血鬼の小娘(レミリア)やスタンド使いに警戒。 4:同胞以外の参加者は殺す。 5:人間と吸血鬼は特に積極的に殺す。 [備考] ※参戦時期はジョセフと井戸に落下し、日光に晒されて石化した直後です。 ※波紋の存在について明確に知りました。 ※緋想の剣は「気質を操る能力」によって弱点となる気質を突くことでスタンドに干渉することが可能です。 ※石になった足がどの程度で元に戻るかは、後の書き手さんにお任せします。 ※サンタナのランダムアイテム「鉄パイプ@現実」はD-4 レストラン・トラサルディー前に放置されています。 082:OOO-オーズ- 投下順 084:G Free 082:OOO-オーズ- 時系列順 084:G Free 066:wanna be strong ホル・ホース 104:カゴノトリ ~寵鳥耽々~ 062:Anxious Crimson Eyes~切望する真紅の瞳~ ディアボロ 100:嘆きの森 065:Roundabout -Into The Night サンタナ 100:嘆きの森
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名前:キングクルール 体重:重量級 登場作品: 説明文 特権・コンセプト PV妄想 例としてライチュウを必読。←読んだら削除 PV名: 「参戦!!」 ゲーム画面 タイトル PV終了 について の性能 の特性 出現方法 乱入ステージ(最初から使える。なら削除) ステージは「[[]]」。 BGMは「[[]]」 パワーバランス基準 攻撃の威力 攻撃の早さ 攻撃のリーチ 攻撃のスキ つかみ、間合い 歩く速さ 走る速さ 地上ジャンプ力 総合的な空中ジャンプ力 空中横移動の早さ 落下速度の速さ ふっとびにくさ 復帰力 特殊能力の数 飛び道具の総合的な性能 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 長所と短所 ●長所 ●短所 特殊能力 ジャンプ回数 壁ジャンプ 壁はりつき しゃがみ移動 ワイヤー復帰 アイテム2段振り その他 回 × × × × × なし 通常ワザ 弱攻撃 弱攻撃 →→ ダメージ % ふっとばし力 →→ 強攻撃 横強攻撃 ダメージ % ふっとばし力 上強攻撃 ダメージ % ふっとばし力 下強攻撃 ダメージ % ふっとばし力 ダッシュ攻撃 ダッシュ攻撃 ダメージ % ふっとばし力 空中攻撃 通常空中攻撃 ダメージ % ふっとばし力 前空中攻撃 ダメージ % ふっとばし力 後空中攻撃 ダメージ % ふっとばし力 上空中攻撃 ダメージ % ふっとばし力 下空中攻撃 ダメージ % ふっとばし力 スマッシュ 横スマッシュ ダメージ % ふっとばし力 上スマッシュ ダメージ % ふっとばし力 下スマッシュ ダメージ % ふっとばし力 おきあがり攻撃 おきあがり攻撃 ダメージ % ふっとばし力 ガケのぼり攻撃 ガケのぼり攻撃 ダメージ % ふっとばし力 つかみ攻撃 投げ つかみ攻撃 ダメージ % ふっとばし力 前投げ ダメージ % ふっとばし力 後ろ投げ ダメージ % ふっとばし力 上投げ ダメージ % ふっとばし力 下投げ ダメージ % ふっとばし力 必殺ワザ 通常必殺ワザ ダメージ % ふっとばし力 通常必殺ワザ2 ダメージ % ふっとばし力 通常必殺ワザ3 ダメージ % ふっとばし力 横必殺ワザ ダメージ % ふっとばし力 横必殺ワザ2 ダメージ % ふっとばし力 横必殺ワザ3 ダメージ % ふっとばし力 上必殺ワザ ダメージ % ふっとばし力 上必殺ワザ2 ダメージ % ふっとばし力 上必殺ワザ3 ダメージ % ふっとばし力 下必殺ワザ ダメージ % ふっとばし力 下必殺ワザ2 ダメージ % ふっとばし力 下必殺ワザ3 ダメージ % ふっとばし力 最後の切りふだ ダメージ % ふっとばし力 得意なステージ 説明文 苦手なステージ 説明文 得意な相手 説明文 苦手な相手 説明文 その他 上アピール: 横アピール: 下アピール: 画面内登場: CV: 応援ボイス: 勝利ポーズ BGM: 勝利ポーズ1[X]: 勝利ポーズ2[Y]: 勝利ポーズ3[B]: 敗北ポーズ: カラー カービィがコピーした姿 特設リングでの通り名 装備アイテム 攻撃「」「」「」 防御「」「」「」 速さ「」「」「」 資料 フィギュア解説 ノーマル キングクルール 代表作 ハード(任天堂以外のハードなら書かなくても良い) 題名 発売年月 ハード(任天堂以外のハードなら書かなくても良い) 題名 発売年月 EX キングクルール(EX) 代表作 ハード(任天堂以外のハードなら書かなくても良い) 題名 発売年月 ハード(任天堂以外のハードなら書かなくても良い) 題名 発売年月 最後の切りふだ 最後の切りふだの名前(同じ名前の切りふだを持つファイターがいたらここにこのページのファイターの名前を) 関連 なんでも新ファイター投票 新ファイター妄想 ファイターリスト ファイターテンプレ コメント 名前 コメント
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エレンディラ・ザ・クリムゾンネイル アサシン◆WZmE.HBPA6 たとえ世界が滅ぶとしても、成し遂げたい願いがあった。 否。その願いのためなら世界が滅びようと構わない。 否、否。願いを叶えるためには、世界の滅びが不可欠なのである。 彼女の――彼の願いは、世界の終末を見届けた上で、殺されることだった。 世界に滅びをもたらした悪魔に。 あの恐ろしい、しかし孤独な幾千万の刃の王に。 殺されることが、望みだったのだから。 ――……エレンディラ・ザ・クリムゾンネイル。それが私の名前。はっきりと思い出した。 夜明けの街に、一人立ち尽くす美女。 金髪を背まで伸ばし、細い体を薄手のストールに包んだ姿は、どこか儚げな空気さえ漂わせていた。 手には大ぶりのトランクケース。女性の細腕にはやや大きすぎるきらいのあるそれを、片手で造作なく保持している。 細めた視線はやや前方、今にも消え逝かんとする男と女に向けられていた。 「終わりましたよ、マスター」 エレンディラの傍らに、新たな人影が現れた。 全身を雪のような白に統一したコーディネート。ただ一点、拳を包む手袋だけが黒い。 エレンディラとは対象的に、衣服の上からでも鍛え上げた筋肉の造形がはっきりと分かる。戦う者の肉体だ。 長身のエレンディラをしてなお見上げるほどの体躯。感情の読めない瞳、無骨な口髭が野性的な印象を抱かせる。 彼こそがエレンディラの召喚したサーヴァント、アサシンであった。 「ご苦労様、アサシン。鮮やかなものね」 見えなかったけど、とは言わなかった。それを口にするのは彼女自身のプライドが許さなかったからだ。 エレンディラとて、砂の星「ノーマンズランド」にて殺戮を撒き散らした殺戮異能集団「GUNG-HO-GUNS」の一員である。 戦闘こそ本分であるし、主であるミリオンズ・ナイヴズ以外の存在に負けると思ったことはない。 その彼女をして。今のアサシンの戦闘は、何一つ理解することがかなわなかった。 なにせ、アサシンが姿を現し敵のマスターとサーヴァントが身構えた次の瞬間――彼らは絶命し、地に倒れ伏したのだから。 ――これが、サーヴァント。冗談じゃないわね……ナイヴズ様と同等か、それ以上ってワケ? 鉄面皮で以って、エレンディラは動揺を押し殺す。だが果たしてアサシンから隠せ通せたものか。 もちろん、純粋な力で言うならナイヴズだって似たような芸当は出来るだろう。 無から有を生み出すプラントの変異体、異次元より力を抽出・加工し自在に振るうナイヴズや彼の兄弟なら、一瞬で敵を鏖殺することは間違いなく可能だ。 だが、それを知覚させないということはない。 事後であれ事前であれ、彼らが力を発する兆候はエレンディラにも読み取れるし(防げるかとはまた別の話だが)、破壊の余波は痕跡となって現世に残る。 しかし今のアサシンにはそれがない。まさしく始まりと終わりが同時に来た。 一瞬たりともエレンディラが気を抜いたということはない。にも関わらず、この戦闘がどういう経過を辿ったか、本当に何一つわからないのだ。 ――参ったわね。これはもう、認めるしかないのかしら。 トランクと逆の手には何もない。だがつい数分前には、白紙のトランプが握られていた。 都心の一等地でコスメショップを経営するオーナー兼、敏腕ビューティアドバイザーのエレンディラ。 彼女にはある噂があった。一見すると非の打ち所のない美女だが、本当の性別は田んぼの下に力があるそれであり、指摘した者は二度と人前に出られない顔になる、と。 実際エレンディラも軽い気持ちで突っついてきた常連に手酷い報復を加え、ぷりぷりと怒りながら帰途につき……そこで襲われた。 壮年の男性と、学生らしき少女。少女の方は見覚えがあった。何日か前に店に来た顔だ。 彼女はよくわからないことを言った。キャスターの薬品を店から流通させるだの、市内を裏から支配するだの。 そして少女が男に命じ、エレンディラの眼を覗き込み、意識が遠くなった瞬間……空の手にあのトランプが現れていた。 怒涛のように流れ込んできた記憶。偽りの生活。真実の過去。 意識が鮮明になる。怒りが満ちる。そしてエレンディラは叫んだのだった。 ――こいつらをブッ散らせ! そして、トランプが輝いた次の瞬間、現れた。このアサシンのサーヴァントと名乗る強面の男が。 優雅にエレンディラに一礼すると、少女たちに向き直り、懐から取り出した青い薔薇を放った。 少女らがその薔薇を警戒して僅かに後退した瞬間、アサシンは右腕の時計らしきものを操作し……終わった。 気がついた時には決着は着いていた。今はもう、この場に生きている者はエレンディラとアサシンだけ。 アサシンは冷たくこちらを見下ろしている。次の指示を待っているのか、それともエレンディラを値踏みしているのか。 何を言おうか迷ったエレンディラだが、そのとき自身の化粧が汗によって乱れていたのに気づく。 息を吐く。何をするか決まったからだ。 「とりあえずシャワーを浴びたいわね。化粧も直さなくちゃ」 「おや、随分と呑気なものですね。そんな悠長な状況ではないことくらい理解していると思っていましたが」 「状況? ただの殺し合いでしょ。みっともない顔で人前に出るのは私のプライドが許さないのよ」 そう……これはただの殺し合いだ。エレンディラにとって、別に非日常でも何でもない。 殺し、殺され、殺す。それがエレンディラ・ザ・クリムゾンネイルの日常。思い出したらなんてことはない。 アサシンの力には面食らったものの、それだけだ。自分より強大な存在と付き合うことなど初めてではない。 だから、怖れない。脅威には思うし、戦えば負けるだろうともわかっている。それでも、頭を垂れることはしない。 エレンディラの主はミリオンズ・ナイヴズただ一人であるからだ。 「それとも、ご不満かしら? 血と汗に塗れてドブネズミのように這い回るのをお求め?」 「いやいや、まさか。美に理解のあるマスターであるなら私は大歓迎ですよ。ええ、あなたのように強く美しい者こそ、私を従える資格がある」 白装束の男は唇を三日月に歪め、再び腰を折る。 どこか胡散臭い印象は拭えないが、それがアサシンなりの忠義の証だということらしい。 「私の真名は黒崎一誠。またの名を仮面ライダーコーカサス……以後、お見知り置きを」 「イッセー、ね。あのおっ死んだサムライと似たような名前だこと。まあいいわ、よろしくお願いするわねアサシン。 ……私にはどうしても成したい願いがある。あんな終わりなんて、絶対に認めることは出来ない」 エレンディラにある最後の記憶は、敗北の瞬間だった。 遥か格下と見ていた裏切り者の小僧ども、リヴィオとラズロにとどめを刺された、屈辱の記憶。 だが本当に悔やむべきはこれではない。何より、誓約を違えてしまった。 ナイヴズが世界を滅ぼし、その様を見届けた後に殺されるという、あの誓いを。 エレンディラ・ザ・クリムゾンネイルの終末は、ミリオンズ・ナイヴズによって与えられるものでなければならない。 エレンディラは死など恐れない。恐れるのは、無為に死ぬこと。意味のない死。 ナイヴズではない誰かによってもたらされる死など、決して受け入れるわけにはいかないのだ。 「ふむ、構いませんよ。何でも好きに願われるがよろしい。私も私で、この薔薇にかけて証明しなければならない。 天の道などではない、この私こそが唯一無二の最強であるということを」 アサシンが、少女の遺体から青い薔薇を拾い上げる。 少女の血で紅く染まった青い薔薇。美しくも棘がある、死出の先触れ。 エレンディラはその薔薇……血に濡れた薔薇の美しさに、目を奪われていた。 「天に梯子を掛け、この手に掴んで引きずり落とす。今度こそ成し遂げてみせましょう」 そして、アサシンとともに明けゆく空の向こうへと手を伸ばす。 掌からすり抜けた夢を、もう一度追い求めるために。 【クラス】 アサシン 【真名】 黒崎一誠@劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE 【属性】 【ステータス】 筋力B+ 耐久B 敏捷A+ 魔力D 幸運C 宝具B 【属性】 秩序・悪 【クラス別スキル】 気配遮断:EX(C) 通常時は「Cランク」相当の隠蔽能力しか発揮しない。このスキルが真価を発揮するのは後述の宝具を開放したとき。 【固有スキル】 勇猛:A 威圧、混乱、幻惑といった精神干渉を無効化する。また、格闘ダメージを向上させる。 無窮の武練:A ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。 心技体の完全な合一により、いかなる精神的制約の影響下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。 武の祝福:A 天賦の才を弛まぬ鍛錬によって磨き上げ、武道における一つの極致へと到達した者。 極限まで精密化・最適化された動作は敵の意識の間隙を突き、耐久値を無視した一撃を与える。 心眼(真):B 修行・鍛錬によって培った洞察力。 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。 【宝具】 『黄金なりし不毀の甲殻(スペリオル・コーカサス)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人 地球外生命体「ワーム」に対抗するために作られた「マスクドライダーシステム」の一つ。 カブティックゼクターを呼び出しベルトに装填することでシステムが起動、「仮面ライダーコーカサス」へと変身する。 従来のマスクドライダーと違い重装甲形態「マスクドフォーム」はオミットされている。 右肩にブレード兼用のショルダーアーマーを装備するほか、携帯する武装はない。 しかし基礎スペックは全マスクドライダーシステム中最高であり、黒崎自身の卓越した格闘技術によって無手ながら恐るべき力を発揮する。 変身中は以下の機能を使用可能となる。 「クロックアップ」 カブティックゼクターが生成したタキオン粒子を制御し、違う時間流に突入することで擬似的に高速移動する。 「ライダービート」 カブティックゼクターが生成したタキオン粒子をまとい、一時的に腕力を強化する。 「ライダーキック」 ハイパーゼクターが生成した膨大なエネルギー「マキシマムライダーパワー」を脚部に集中し放つ超強化キック。 『手向けよう、葬送の青き薔薇を(クロノス・ローズ・ブルー・アワー)』 ランク:B++ 種別:対時間宝具 レンジ:- 最大捕捉:1 『黄金のライダーと戦う者は、戦う前にすでに敗北している』 という逸話から昇華した宝具。 ハイパーゼクターを召喚し、マスクドライダーシステムを更に強化する。 この宝具を開放した瞬間、アサシンはあらゆる存在の知覚から離脱する。これは生身の認識に留まらず、機械・使い魔の監視も同様。 気配遮断スキルは「A+++ランク」にまで上昇し、攻撃態勢に入ってもランクが低下しない。 任意の敵一体に攻撃を仕掛け、その攻撃が終了するまで効果は持続する。ただし、同じ相手に効果が発動するのは一戦闘につき一度のみ。 本来ハイパーゼクターは時空間を自由に駆け巡るほどの力を所有者に与えるが、黒崎がその力を使いこなしたという逸話はない。 そのためできるのはせいぜい短時間の超・超加速、あるいは他者が使う時間制御の無効化、といった程度に限られる。 また、後にハイパーゼクターの使い手となるカブトと違い、コーカサスはこの宝具を使用してもフォームに変化は起こらない。 仮面ライダーコーカサスは元々このハイパーゼクターとのマッチングを重視して設計されたシステムであり、通常形態が既に最もハイパーゼクターに適した状態であるため。 【weapon】 なし。徒手空拳で戦う。 【人物背景】 ワームの侵攻を受け滅びの危機に瀕する世界において、対ワーム組織 『ZECT』 に所属する男。 通常の指揮系統の外、ZECT総帥からの直接指示によって動き、組織にとって害となる者を秘密裏に抹殺する殺し屋の役割を担う。 常に青い薔薇を持ち歩き、始末するターゲットにその薔薇を手向ける。その姿を見た者は誰もいないが、犠牲者の傍にある青い薔薇が彼の伝説を立証する確かな根拠となる。 最も強く、最も美しいもののために戦う……という信条を持つが、これが指すのは自分自身のこと。 つまりは自分こそが最強であり、自分さえ存在するのなら世界などどうでもいい、という歪んだエゴの持ち主である。 天の道を往き総てを司る……つまりは己と世界を合一させあらゆる存在を守護せん、とする天道総司とは対極の思想であり、当然のように激突した。 最終局面において、人類側の最高戦力と呼べる天道総司=カブト、加賀美新=ガタックの二人を同時に相手取るも、苦もなく圧倒する。 ガタックを瀕死に追い込むも、カブトが一瞬の隙を突いて力の源であるハイパーゼクターを強奪。 コーカサスと同等の存在であるハイパーカブトへと変身し、「最強のライダー」の称号は天道総司へと奪い取られた。 そして新たな力に目覚めたカブトの猛攻により破れ、宇宙に散った。 【サーヴァントとしての願い】 己こそが最も強く、最も美しい存在であると証明する。 【マスター】 エレンディラ・ザ・クリムゾンネイル@トライガン・マキシマム 【マスターとしての願い】 ナイヴズがもたらす終末を見届け、彼に殺されること。 【weapon】 トランクケース型の弾数無限巨大ネイルガン 【能力・技能】 特別な異能はない。 極めて高い肉体的スペック、敵の内奥まで見透かす観察眼、戦闘経験からなる対応力、と純粋に人間の持てる性能を極限まで突き詰めた、ただの最強の真人間。 【人物背景】 ミリオンズ=ナイヴズ率いる殺人集団「GUNG-HO-GUNS」GUNG-HO-GUNSのNo.13(ロストナンバー)。 容姿はたおやかな美女そのものだが、性別は男性。オカマ。ただしそれを指摘すると本気で殺しに来る。 人体改造、異能など人間の範疇を超えた極まった殺し屋集団の中にあって、ただ一人の真人間。 だがその身体能力・戦闘センスは桁外れであり、さしたる理由などなく単純に強い。 戦闘経験も豊富であり、心の弱い者には殺気を放つだけで無数の釘が津波のように襲い来るビジョンを見せることすら可能。 トランクケースに偽装したネイルガンを使う。ネイル、といっても釘のその大きさは1メートルを優に越え、鉄板すら一撃で貫通する威力を誇る。 人類殲滅を目論むナイヴズの腹心の部下として動く。最終的にナイブズはエレンディラをも殺すつもりだが、それを理解し心待ちにしている。 しかしその願いが叶う前に、リヴィオ・ザ・ダブルファング&ラズロ・ザ・トライパニッシャー・オブ・デスの二人(一人)と戦い、敗北した。 表側のロールはコスメショップの経営者兼、凄腕のビューティアドバイザー。
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絶叫するビーバーを殺害したひろし? は、商店街からそそくさと去る。 彼が待ちの戦法を放棄した理由は一つ。より多くの参加者と出会うためだ。 ここが商店街である以上、待っていた方が参加者に会えそうだと思うかもしれないが、彼はそう考えなかった。 なぜなら、地図を見る限りこの殺し合いの会場は結構広い。 故に他の参加者がここにたどり着く前に死んだり、生きていても傷を負って弱くなっている可能性が高い。 ひろし? としてはそれは少しつまらない。 加えて言うなら、さっきのビーバーの絶叫を聞いて逃げた参加者もいるかもしれないので、そいつを追うという理由もなくはない。 だが今のところ他の参加者は見つからないので、あの絶叫を聞いていた者はいないのだろう、と彼は判断していた。 色々言ったが、要約するとひろし? の趣味みたいなものである。 そうして商店街を抜け、町を出たひろし? はとりあえず道なりに沿って歩いていく。 安全性を考えるなら道から外れたところを歩くという方法もあり、実行可能ではあるが彼は現在一般人を装っている。 故に、道なき道を歩きなれているという不審な部分を周りに見せたくはなかった。 いくら周りに気配がなくても、双眼鏡みたく気配が分からないほど遠くから見る手段などいくらでもあるのだから。 しかしひろし? は他の参加者に中々出会えない。 途中でゴブリン数匹と遭遇したが、ゴブリン達がひろし? に気付くより先に彼はデザートイーグルで頭を撃ちぬいてしまった。 「いい加減にしてくれよ~」 手ごたえがない。あまりにも手ごたえが無さすぎる。 そんな虚無感がひろし? を襲い始める中、どこからか声が聞こえてきた。 彼が声のする方を見るとそこには―― 「いや~、暗いですね~。これは暗い。 こんな中で誰かに襲われたら一溜りもありませんね。でもわたくしはおふざけのあるバトロワ実況をしていきますよ。 殺し合いは危ないですが、苦しい時も悲しい時も笑っちゃえばプラスになりますから。 笑いにはそんな不思議な力があるからその、不思議な力を信じて、俺は、この、バトロワで何をするかというのを考えてます」 顔にオーバーグラスを掛けた、ひろし? と同年代位の男がビデオカメラを片手に一人で喋っている姿があった。 怪しい。あまりにも怪しい。 歴戦の殺し屋たるひろし? ですら一瞬戸惑うほどだ。 だが彼は慌てない。己の流儀に従い、ポケットの中で握っていたデザートイーグルを引き抜き、発砲。 これで目の前の男は終わり、のはずだ。 しかし次の瞬間、ひろし? にとって信じられないことが起こる。 「オ゛イ! いきなりYO! 銃を撃ってるんじゃねえぞ~! ウォゥウォゥウォゥ! アウォゥウォゥウォゥ! アランラカランラランラッラッラッ! ウォウ↑」 なんと、銃弾が男をすり抜けそのまま飛んでいくではないか。 これには流石のひろし? も動揺を隠せない。 一方、男はオーバーグラスを半端にずらして目を見せ、背後から幽霊のようなものを出現させながらひろし? に言う。 「それでは、殺し合いに乗った男とわたくしのバトロワ! 始めていきましょう!!」 ◆ さて野原ひろし? とオーバーグラスの男、もといSyamu-game(以下シャムと称す)の戦いの前に、どうやってひろし? の銃弾をシャムが回避したか解説しよう。 回避した方法はシャムに支給されたスタンド、キング・クリムゾンの能力を使用したのだ。 キング・クリムゾンの能力解説はここでは省略させていただく。 ご存じの方も多いと思われるし、そもそもシャムの登場話にて支給品解説で書いてある。 しかしこれだけは解説しよう。シャムはどうやってエピタフを見ていたのか。 アニメ版黄金の風にて、ディアボロは自身の長髪のをスクリーン代わりに未来の映像を見ていた。 だがシャムは短髪で、髪の毛をスクリーン代わりにはできない。ならばどうしたか。 答えは簡単、オーバーグラスに映像を映したのだ。そうでなければ深夜にも関わらずオーバーグラスなど掛けるわけがない。 こうして、戦闘経験ゼロのYoutuberシャムは殺し屋ひろし? を精神的に気圧した状態で戦いは始まった。 「ちっ」 ひろし? は舌打ちをしながら、もはや隠す必要がなくなったデザートイーグルを二発撃つ。 その銃弾をシャムはキング・クリムゾンで弾きながらビデオカメラを地面に置き、デイバッグからポンプアクションショットガン取り出し手に持つ。 そしてポンプアクションショットガンを発砲した。 だがポンプアクションショットガンの弾は当たらない。 いくら銃が他の武器に比べて訓練が少なくて済むとはいえ、ポンプアクションショットガンを撃つのが初めてで弾が当たるものではない。 「あれ? 丘people!?」 当たらないことに苛立ちシャムが叫ぶが、ひろし? は構わずシャムの元へ走る。 あの幽霊みたいなのが銃弾をはじくなら、逆に懐に潜り込んでしまえばいい。というのがひろし? の考えだ。 無論、一直線には走らない。体を左右に移動させ、シャムにポンプアクションショットガンを狙わせないようにする。 しかしその刹那、またしてもひろし? に信じられない出来事が襲い掛かる。 いつの間にか、自身が数歩進んでいるのだ。 しかも目の前には拳を振りあげるキング・クリムゾンが。 これはキング・クリムゾンの能力で時間を消し去り、その間の意識がないひろし? が走っていただけなのだがその事実を彼は知らない。 そうしている間にも、キング・クリムゾンの拳はひろし? に向かって振り下ろされる。 「でぇやっ!!」 しかしひろし? は咄嗟に横へ飛び攻撃を躱した。 シャムがオーバーグラスをずらし目を見せていたことで、目線の方向に攻撃が来ると分かっていたのだ。 そして―― (横から、かぶりつく!!) デザートイーグルを発砲。 シャムの眉間に弾丸を撃ちこみ、ひろし? の殺し屋としての流儀を見事貫いた。 【Syamu-game@例のアレ 死亡確認】 【残り108名】 「なんだ、こんなもんか」 非スタンド使いによるキング・クリムゾンの撃破という、能力の強大さを知る人が聞けば驚愕する行いを終えたひろし? の言動はあっさりしたものだった。 しかしあの幽霊みたいなものはなんだったのか、とひろし? が考えながらシャムの方を見ると、彼の頭にさっきまでなかったはずのディスクのようなものがある。 気になったひろしがディスクを拾い、ひょっとしたらと思いシャムのデイバッグを漁ると、ディスクの説明書きが出てきた。 これを読んだひろし? はさっきの幽霊みたいなものはスタンド、キング・クリムゾンであることと、DISCを差せば自分でも使えると理解した。 彼は早速DISCを頭に差し、キング・クリムゾンを試しに出す。 「おっ、出た出た」 そのまま試しとばかりに、シャムが地面に置いたカメラをキング・クリムゾンに殴ってみた。 当然の如く粉々となり、それを見たひろし? は満足げな表情を見せる。 「よし、次行くか」 そしてついでとばかりにポンプアクションショットガンも拾い、自身のデイバッグに入れてから野原ひろし? は出発する。 殺し屋の流儀は、未だ終わらない。 【I-7/深夜】 【野原ひろし?@野原ひろし 昼めしの流儀】 [状態] 健康、ちょっと楽しくなってきた [装備] 右手にデザートイーグル、キング・クリムゾンのDISC@ジョジョの奇妙な冒険 [道具] 基本支給品、ランダム支給品0~2個、ポンプアクションショットガン@ゾット帝国 [思考・状況]基本方針:他参加者の殺害 1 テーマパークに来たみたいだぜ 2 こいつ(Syamu-game)は大したことなかったが、支給品は面白い [備考]原作とは性格が大きく掛け離れてます。「自分を野原ひろしと思い込んでる一般人」「殺し屋ひろし」の両要素を含んでます。 絶叫するビーバー@memu の死体はI-8 パラダイス・バームズにあります。 016:クレイジー・ノイジー 投下順 018:異世界にまつわるあれやこれや バトルロワイアルの流儀 野原ひろし? 067:迫る影 パロロワレビューごっこ Syamu-game :GAME OVER
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呪われた鱗股当を真龍の免罪符:両脚で解呪して出来るもの 防43 HP+25 MP+25 耐火+20 耐雷+20 耐水+20 耐闇+20 移動速度+12% Lv73~ 赤ナ暗狩竜