約 362,093 件
https://w.atwiki.jp/booksring/pages/21.html
【ひぐらしのなく頃に】6/6 ○前原圭一/○竜宮レナ/○園崎魅音/○園崎詩音/○北条沙都子/○富竹ジロウ 【魔法少女まどか☆マギカ】5/5 ○鹿目まどか/○暁美ほむら/○巴マミ/○美樹さやか/○佐倉杏子 【Fate】5/5 ○衛宮士郎/○衛宮切嗣/○セイバー/○アーチャー/○ギルガメッシュ 【東方Project】5/5 ○博麗霊夢/○霧雨魔理沙/○十六夜咲夜/○藤原妹紅/○伊吹萃香 【ジョジョの奇妙な冒険】5/5 ○空条承太郎/○DIO/○J・P・ポルナレフ/○ジョセフ・ジョースター/○ワムウ 【ニセコイ】5/5 ○一条楽/○桐崎千棘/○小野寺小咲/○橘万里花/○鶫誠士郎 【ソードアート・オンライン】4/5 ○キリト/○アスナ/●シリカ/○リズベット/○クラディール 【とある魔術の禁書目録】5/5 ○上条当麻/○一方通行/○土御門元春/○ステイル=マグヌス/○神裂火織 【空の境界】5/5 ○両儀式/○黒桐幹也/○荒耶宗蓮/○浅上藤乃/○白純里緒 【灼眼のシャナ】5/5 ○シャナ/○坂井悠二/○吉田一美/○フリアグネ/○ダンタリオン 【DEATH NOTE】5/5 ○夜神月/○L/○松田桃太/○弥海砂/○夜神総一郎 【るろうに剣心】5/5 ○緋村剣心/○志々雄真実/○明神弥彦/○斉藤一/○雪代縁 60/61 見せしめ 【Fate】 ●間桐慎二 【DEATH NOTE】 ●夜神粧裕 主催者 【ひぐらしのなく頃に】 ○田無美代子 【魔法少女まどか☆マギカ】 ○インキュベーター
https://w.atwiki.jp/vis_mens_data/pages/93.html
名前 TAKEO・オサ・オサーン・(´ー`) パート ドラム バンド R→PIERROT→Angelo、ソロ活動としてG-Brain→H.U.G等のサポート プロフィール 1972/7/11 A型 交流 G-Brainで共演した上領亘さんとはまだ交流有るのかな? ヘアメイクアップアーティストの柳氏(PIERROT、Angeloでも担当) 影響 洋楽とか マンソンが好きだった気が… 出没 大きいライブハウス(Zeppとか)、全国各地ホール、日本武道館 郡山はタケオの聖地 代表曲 SE、Twelve(アイジと合作)、Angelo今ツアーのリズム隊セッション(恐らくコータと合作)、 G-Brainの作品(これは詳しくないので…申し訳ない) 音楽性 抽象的で申し訳ないが、幻想的なロック。 音としてはロックな激ものだけど、メロディラインが綺麗だったり… 技術 キリトの作る変則的なリズムを叩ける変態ドラマーとよく言われる。 PIERROT時、昔から唯一技術に定評が有った。 飛び抜けて上手いわけではないが、ミスも少なく堅実。 曲以外での特徴 禿 MC エロボイスで「もっつぉー!!」「お前らサイッコー!!」 伝説 伝説とまでは行かないが…朝が弱く起きてまず煙草を吸わないと目が覚めない。 遅刻するような時間でも必ず煙草は吸う。 2ちゃん オサーンネタ、禿ネタ等 その他 バンドをする前は普通にデパートでお皿を売っていた。 とても薄顔だからか非常に化粧映えし、昔は女形並に綺麗だった。 今では薄い頭皮を誤魔化す髪型。 スタイルが良いが、一番老け顔。 ライブ中のMC等はセクシーかつダンディだけど、普段は割とお茶目なこともするかっこ可愛いおじさん。
https://w.atwiki.jp/virtualrowa/pages/180.html
豪華絢爛な輝きが至る所より放たれているが、人の気配は微塵も感じられない。シャンデリアやソファーはとても高級であるにも関わらず、ここまで静謐だと薄気味悪さを感じてしまう。 それでいて、内部は埃一つも落ちていない。ここ、F-9エリアのホテルではまだ戦いは起こっていないとミーナは思う。尤も、ホテルだって戦場の一角だから、いつ戦火が飛んだとしてもおかしくないが。 ダークマンという闇の殺し屋を自称した不気味な人物と出会ってから、ミーナは情報収集の為にホテルに訪れたが、ここでも何も得られない。他の参加者を捜してみたが、一向に見つからなかった。もしかしたら入れ違いになっただけで、今もこのホテルの何処かにいるかもしれないが、捜す為にまたホテルを見て回るのは流石に骨が折れる。 もしも本当に自分以外の誰もいなかったら、それこそ時間を無駄に消耗するだけだ。それくらいなら、他の場所に向かう方がずっと有意義だろう。 (それにしても、あのダークマンという人は一体何者だったのでしょう……やはり、運営側のアバターなのでしょうか? 私の名前を一瞬で当てたのですから) ソファーのゆったりとした感触を腰で感じながら、ミーナは思案を巡らせる。 ダークマンはいきなり現れたと思ったら、メールで告げられる死者のことや【設定】画面から入力できるアバターの変更機能について説明をしてきた。有益な情報だったが、どうしてわざわざ説明してくれたのかが理解できなかった。 まさか、殺し合いが始まってからもう六時間以上も経過するのに誰とも会えなかった自分に哀れみを感じて、運営側が特別に情報を提供してくれたのか? そんな可能性が芽生えたが、それが本当ならあまりにも恥ずかしかったのですぐに否定する。 例え情報を提供するにしても、自分は殺し合いを打ち破る方針でいる。それは運営側も把握しているはずだ。それにも関わらずに情報を与えたということは、自分は見縊られていることになる。 (……そういえば、ダークマンはデータを取ったと言っていましたが、あれは何を意味しているのでしょう? 私に、特別なデータなんてないはずなのに) 現実の世界ではジャーナリストとして活動をして、インターネットの世界ではネットゲームの初心者に過ぎない。そんなミーナを詳しく解析したって、何も出てくる訳がない。精々、野球選手としてのデータや所属するデンノーズのポジションくらいだ。 そんなものをわざわざ得る必要があるとはとても思えない。 殺し合いの場に放り込まれてからも、やったことと言えば快速のタリスマンを使って移動速度を上げたことだけ。 そこまで考えた所で、ミーナはバグと接触した時のことを思い出した。 (まさか、彼らは私がこの殺し合いの根底に関する何かの情報を掴んだと思って、ダークマンを差し向けたのでしょうか? あの時、私が見た光景を他の参加者に話されたら、そこから何らかの不備が起こってしまう可能性だって0とは言い切れません。それを潰す為に、運営側は私に接触した……?) 可能性は次々に浮かび上がってくる。 ダークマンは自分に振れた際に、何か奇妙なプログラムをアバター内に潜ませたことだって考えられる。あのバグのことを他の参加者に話したら即座に記憶を消去されてしまうか、あるいはその瞬間にこのアバター内に潜ませたウイルスが発動して強制的にデリートされるか……そんな不安がミーナの脳裏に浮かんでいく。 もちろん、これがただの杞憂であることだってあり得た。バグの処置を済ませているのなら、例え他の参加者に話した所でどうにもならないかもしれない。 それでも、この情報を話すタイミングを見計らわなければならなかった。あるいは、自分に何かがあっても他の誰かに伝わるように、何らかの形にして残すべきか。 (何にせよ、ここまで誰とも出会えないのは辛いですね……だからといって、ここで拡声器を使うのもリスクが大きすぎます。もしもこのアメリカエリアに集まったのが危険人物ばかりだったら……いいえ、流石にそれは考えすぎですね) 何にせよ、今はまだその時ではない。 仮に拡声器を使うとしても、頼れる仲間が出来てからだ。何の力もない自分が一人で拡声器を使うのは自殺行為に等しい。 とにかく、このホテルに留まっていても得られる物は何もない。今は情報収集と、他の参加者を見つける為に移動するしかなかった。 (先はまだまだ長そうですが、諦める訳にはいきません。私が頑張らなければ、この殺し合いだって止められないかもしれませんから) ※※※ 黒の名を持つアバター達との戦闘を乗り越えたフォルテは、E-8エリアのショップに並んでいる商品を見ていた。 ここには武器や各種チップを始めとする様々な武器や、更には参加者名簿というアイテムまで存在する。参加者名簿とは、殺し合いに参加させられた人間やAIどもの名前が書かれているのだろう。名前の通りの代物だが、有益なことに変わらない。 だが、フォルテにはそれをわざわざ手にする必要があるのか疑問だった。どうせ破壊すると決めた者達の名前をわざわざ知った所で大した意味があるとも思えない。 とはいえ、買わなければその真価を知ることはできないだろう。250ポイントの価値があるのだから、ただ参加者の名前だけが書かれている訳ではないかもしれない。例え名前だけしかなくても、それならば破壊するだけだ。 (人間どもによって生み出された施設を利用する羽目になるとは皮肉なものだ……) フォルテは今の自分の姿を思い返して自嘲する。 回復する為の手段を捜す為にショップを訪れたが、これでは愚かな人間どもと同じだった。 (人間どもに生み出されたオレが、人間どもと同じことをする……つくづく因果なものだ。だが、それも人間どもを消し去ってしまえば関係なくなる) しかしフォルテはすぐに思案を振り払う。 ここに来たのは回復アイテムを見つける為であって、感傷に浸る場合ではない。傷を治して、再び狩り場へと戻る。それだけだ。 回復アイテムの欄には見覚えのあるリカバリー系のチップは全て揃っている。加えて回復ポーションという物や、治癒の水というアイテムまであった。どれも効果は高いらしいが、その分だけポイントも消耗する。 ここは下手にポイントを惜しまないで確実な回復をするべきだ。ポイントを惜しんで半端な回復しかせず、それが原因で敗北などしては笑い話にもならない。 HPを完全に回復させる完治の水を一つ買う為に必要なのは500ポイント。問題ない。 他の回復アイテムは安いがどれも大した効果しか持たない。手元に置いてもいいだろうが、そこまで役に立つとも思えなかった。武器の類も回復アイテムを買ってしまっては入手できなくなるが、目的ではないので構わない。 フォルテは500ポイントを消費して完治の水を手に入れて、それを使う。すると、先程まで減少していたHPがみるみるうちに回復していった。 これでまた戦うことができる。戦い、全ての物を破壊することができる。 効果を実感したフォルテは、参加者名簿の方に目を向ける。残るポイントさえ使えばそれを買うことができるが、未だに悩んでいた。 (そういえば、あのキリトという人間とシルバー・クロウという人間は顔見知りだったな……ならば、この殺し合いにはオレの知っている奴らも紛れ込んでいるのか?) キリトとシルバー・クロウとの戦いをフォルテは思い出す。 奴らのやり取りを見る限り、どうも顔見知りらしい。それを考えると、この殺し合いは顔見知り同士の戦いが起こる可能性だってある。元の世界での関係を問わず。 それに思い当ったフォルテは残る全てのポイントを使い、参加者名簿を手に入れる。そして名簿を開いた瞬間、フォルテは目を見開いた。 「キリトにシルバー・クロウ……それに、ロックマン! なるほど、キサマまでこの世界にいるとは……」 参加者名簿に書かれているのはフォルテが戦ってきた者達の名前だけではない。何と、元の世界で戦ったことのあるネットナビの名前も書かれているのだ。 奴との戦いがこの世界でもできる……そう考えた瞬間、フォルテは微かながらの笑みを浮かべる。 「キサマまでもがいるとは、どうやら楽しみはまた一つ増えたようだな……」 弱者の割には見込みのあるロックマンも仕留めたいが、過度な期待はしない。奴が自分と戦う前にデリートされたら、それだけのナビだったと言うだけ。 何にせよ、あのネットナビもこの仮想世界の何処かにいる。それが確証できただけでも、参加者名簿を手に入れた甲斐があるだろう。 もうこのショップに長居は無用だ。ダメージを回復させたからには、次の参加者を捜すしかない。 フォルテは空高く跳躍して、戦場を疾走した。 「キリト、シルバー・クロウ、ロックマン……待っていろ、人間とネットナビどもよ!」 駆け抜けるフォルテは静かに呟く。 彼が次にどこへ向かうのかはまだ誰にもわからなかった。 ※※※ 「……危なかった。もう少し前進していたら、彼に見つかる所でした」 E-9エリアに存在する小さな建物の陰で、ミーナは呟く。 ホテルを離れて、再び快速のタリスマンを使ってアプドゥを発動させた彼女は、E-9エリア経由でE-8エリアのショップを目指して走っていた。不幸にも、発動している最中も誰とも出会うことはなく、あっという間に効果が切れてしまう。 しかしショップまでそこまで遠くなかったので、気を取り直してショップに向かおうとした。その直後、この都市の雰囲気に合わないような人影を発見したのだ。 ボロボロのローブを纏ったその参加者に、ミーナは見覚えがある。名前はわからないが、殺し合いのオープニングが行われた空間で轟音を響かせた人物だ。 記憶が正しければ、彼は周りの参加者などまるで気に掛けずに攻撃していた。素性はわからないが、危険人物である可能性は高い。そんな人物と接触なんかしたら、100%の確率で殺されてしまう。 ミーナは再びアプドゥを発動させて逃げようとしたが、そう思った矢先にフォルテはここから去っていく。距離がそれなりに離れていたおかげで、気付かれずに済んだのだ。 「まさか、彼がこんな近くのエリアにいたなんて……もしもさっきのホテルで拡声器を使っていたら、見つかっていたかもしれませんよ……」 ホッ、とミーナは一息をつく。 参加者と巡り合えない不幸を嘆いていたが、今だけは不幸中の幸いと呼ぶべきかもしれない。もっとも、ここから誰とも会えないままなのは嫌だが。 「とにかく、今はショップに向かいましょう……どうか、友好的な人と出会えますように」 ミーナは祈る。 あの空飛ぶ妖精とも出会いたいが、今になって考えると彼女が信頼できるかどうかはわからない。もしかしたら、あのローブを纏ったアバターのように危険人物である可能性もある。 話をしていない内からこんなことを言うのは失礼だろうが、それでもやはり不安だった。 でも、彼女とも力を合わせられるなら合わせたい。そう、ミーナは強く願っていた。 [E-9/アメリカエリア/午前] 【ミーナ@パワプロクンポケット12】 [ステータス]:健康 [装備]:なし [アイテム]:基本支給品一式、不明支給品0~1(本人確認済み)、快速のタリスマン×3@.hack、拡声器 [思考] 基本:ジャーナリストのやり方で殺し合いを打破する 。 0:ショップに向かう。 1:殺し合いの打破に使える情報を集める。 2:ある程度集まったら拡声器で情報を発信する。 3:榊と会話していた拘束具の男(オーヴァン)、白衣の男(トワイス)、ローブを纏った男(フォルテ)を警戒。 4:ダークマンは一体? 5:他の参加者にバグについて教えたいが、そのタイミングは慎重に考える。 [備考] ※エンディング後からの参加です。 ※この仮想空間には、オカルトテクノロジーで生身の人間が入れられたと考えています。 ※現実世界の姿になりました。 ※ダークマンに何らかのプログラムを埋め込まれたかもしれないと考えています。 [E-8/アメリカエリア・ショップ付近/午前] 【フォルテ@ロックマンエグゼ3】 [ステータス]:HP100%、MP40/70 [装備]:{死ヲ刻ム影、ゆらめきの虹鱗鎧、ゆらめきの虹鱗}@.hack//G.U.、空気撃ち/二の太刀@Fate/EXTRA [アイテム]:基本支給品一式、不明支給品0~1個、参加者名簿 [思考・状況] 基本:全てを破壊する。生身の人間がいるならそちらを優先して破壊する。 1:アメリカエリア経由でアリーナへ向かう。 2:ショップをチェックし、HPを回復する手段を探す。 3:このデスゲームで新たな“力”を手に入れる。 4:シルバー・クロウの使ったアビリティ(心意技)に強い興味。 5:キリトに対する強い苛立ち。 6:ロックマンを見つけたらこの手で仕留める。 [備考] ※参戦時期はプロトに取り込まれる前。 ※バルムンクのデータを吸収したことにより、以下のアビリティを獲得しました。 •剣士(ブレイドユーザー)のジョブ設定 ・『翼』による飛行能力 ※レンのデータを吸収したことにより、『成長』または『進化の可能性』を獲得しました。 ※ポイントを全て消費しました。 ※参加者名簿を手に入れたのでロックマンがこの世界にいることを知りました。 【備考】 ※E-8エリアのショップには完治の水@.hack//が500ポイントで売られています。 ※参加者名簿は250ポイントで売られています。 ※回復ポーション及び治癒の水を始めとする他のアイテムが何ポイントで売られているかは後続の書き手さんにお任せします。 ※ただし、上記のポイントはE-8エリアのショップの値段なので、他のエリアのショップで売られているアイテムも同じ値段とは限りません。 072 夢みるアバター! 失った仲間たち 投下順に読む 074 Roots /殺戮のマトリックスエッジ 072 夢みるアバター! 失った仲間たち 時系列順に読む 074 Roots /殺戮のマトリックスエッジ 063 顔のない王 フォルテ 082 空の境界・――遥かに羽撃く 069 プレイ時間 6時間21分 ミーナ 087 Investigate;調査
https://w.atwiki.jp/virtualrowa/pages/27.html
オープニング NO. タイトル 書き手(敬称略) 登場人物 000 プログラム起動 ◆nOp6QQ0GG6 ブラックローズ、ジロー、ブラック・ロータス、フォルテ、間桐慎二、モーフィアス、キバオウ、榊 NO. タイトル 書き手(敬称略) 登場人物 001 NEO ◆7ediZa7/Ag ネオ(トーマス・A・アンダーソン) 002 terror of death ◆nOp6QQ0GG6 遠坂凛、スケィス 003 クロスレンゲキを決めろ/穿たれし翼 ◆7ediZa7/Ag シルバー・クロウ、バルムンク、フォルテ 004 守る為に戦う者、奪う為に戦う者 ◆uYhrxvcJSE シノン、エージェント・スミス 005 負けない愛がきっとある ◆QAmDWCgreg ハセヲ、スカーレット・レイン 006 それいけレンちゃんカガクの子 ◆iuymQhjKvg キリト、レン、フレイムマン 007 このままずっと行くのね嘘を積み重ねても ◆7ediZa7/Ag ブラックローズ、ブラック・ロータス、ダン・ブラックモア 008 デスゲームの大会が始まったようです ◆4vLOXdQ0js ピンク、アドミラル、ロール 009 AI sCCC ◆NZZhM9gmig ありす、ミア、岸波白野、蒼炎のカイト、ユイ 010 薔薇色カタストロフ ◆nOp6QQ0GG6 エンデュランス、ダスク・テイカ― 011 時の階段 ◆QAmDWCgreg カイト、志乃 012 妖精少女/人形少女 ◆iuymQhjKvg リーファ、ラニ=Ⅷ 013 monochrome lovers ◆uYhrxvcJSE アスナ、トリニティ 014 赤いの黒いの合わせて二組 ◆Vj6e1anjAc 揺光、クライン 015 太陽の王 ◆NZZhM9gmig レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ 016 凍てついた空は時には鏡で ◆7ediZa7/Ag ランルーくん、ウズキ、アトリ 017 冷たい鳥籠 ◆Vj6e1anjAc サチ、オーヴァン 018 輝ける森 ◆NZZhM9gmig ユウキ 019 ハートレス・レッド ◆nOp6QQ0GG6 ブルース、ボルドー 020 最強の矛、最強の盾 ◆uYhrxvcJSE ヒースクリフ、間桐慎二 021 三者三様 ◆4vLOXdQ0js ワイズマン、ロックマン、ミーナ 022 back into my world ◆7ediZa7/Ag モーフィアス、ツインズ 023 Sword or Death―選択― ◆nOp6QQ0GG6 レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ 024 逃げるげるげる! ◆4vLOXdQ0js 遠坂凛、スケィス、ジロー 025 Linkそれはさながら燃えるキリンのように ◆nOp6QQ0GG6 揺光、クライン、ロックマン、フレイムマン 026 ゴールのつもりでリセットボタンに飛び込んで―― ◆7ediZa7/Ag サチ、オーヴァン 027 し あ わ せ ◆4vLOXdQ0js カオル 028 男一匹一人旅 ◆uYhrxvcJSE ガッツマン 029 黄金鹿と嵐の夜 ◆7ediZa7/Ag ヒースクリフ、間桐慎二 030 digital divide ◆7ediZa7/Ag ランルーくん、シノン、アトリ、エージェント・スミス、ワイズマン、クリムゾン・キングボルト 031 貴方の魂にやすらぎあれ ◆QAmDWCgreg モーフィアス 032 君の目に映る世界 ◆nOp6QQ0GG6 アドミラル、ブルース、カイト、志乃 033 ありすと空飛ぶ妖精の夢アスナと聖なる魔剣の現実 ◆7ediZa7/Ag アスナ、トリニティ、ありす、ミア 034 結成 ◆nOp6QQ0GG6 レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ、スカーレット・レイン、ハセヲ 035 時空隔絶~無印と続編~隔絶時空~行先は同じでも~ ◆7ediZa7/Ag 岸波白野、ユイ、蒼炎のカイト、ブラックローズ、ブラック・ロータス、ダン・ブラックモア 036 Sword Maiden ◆7ediZa7/Ag ユウキ、ボルドー 037 Confrontation;衝突バーサスバースト、エンドエアリアルブラスト黒の双剣 銀の双翼 ◆NZZhM9gmig シルバー・クロウ、キリト、レン、フォルテ 038 慎二とライダー ◆nOp6QQ0GG6 ヒースクリフ、間桐慎二、ダスク・テイカ― 039 隠していた感情が悲鳴を上げてる――(前編)隠していた感情が悲鳴を上げてる――(後編) ◆7ediZa7/Ag 遠坂凛、リーファ、ラニ=Ⅷ、ジロー 040 REVOLUTIONS ◆uYhrxvcJSE ネオ(トーマス・A・アンダーソン)、ガッツマン、アッシュ・ローラー 041 破軍の序曲 ◆7ediZa7/Ag ロックマン、揺光、モーフィアス、ツインズ 042 串刺城塞Here I Come ◆nOp6QQ0GG6 シノン、アトリ、ランルーくん 043 走るような激しさで ◆7ediZa7/Ag アスナ 044 TRINITY ◆7ediZa7/Ag ネオ(トーマス・A・アンダーソン)、ガッツマン、アッシュ・ローラー、トリニティ 045 デバッグモード ◆nOp6QQ0GG6 オーヴァン、サチ、ミーナ、榊、トワイス・ピースマン 046 縦横無尽のエージェント・スミス ◆7ediZa7/Ag エージェント・スミス、ワイズマン、クリムゾン・キングボルト 047 霞む記憶の中に見上げた横顔―― ◆7ediZa7/Ag エンデュランス、岸波白野、ユイ、蒼炎のカイト 048 夜明けの生徒会 ◆7ediZa7/Ag ハセヲ、ジロー、レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ、スカーレット・レイン 049 死者たちのネットゲーム ◆nOp6QQ0GG6 ユウキ、カオル 050 ヒロイックピンク インフィニティ ◆7ediZa7/Ag ピンク、ブルース、アドミラル
https://w.atwiki.jp/sinjitsurowa/pages/100.html
何を笑うかによって、その人柄がわかる。 マルセル・パニョル 羂索による殺し合いのゲーム。 一人、目を瞑る少女がいた。 「……駄目です。マップ情報もマッピングできません」 落胆の声を出しながら目を見開く少女。 少女の名はユイ。 「これでは、パパとママがいるかもわかりません……」 キリトとアスナの愛娘。 そして、SAOのメンタルヘルスカウンセリングプログラム試作1号。すなわちAIである。 「でも、あの”茅場”が”茅場晶彦”なら、おそらくパパとママもいるはずです」 勿論、羂索が口に出した”茅場”が自身の生みの親の一人でもある茅場晶彦であるという確証はないが、女の勘というやつか身体が……心がざわつく。 しかし、SAOのプラグラムであった自分をわざわざこうして実体化させる必要があるのだろうか? 「……」 (実体化……ということは、パパとママと生身で触れ合える……) 今まではVMMOでしか、触れることはできなかった。 でも、実体化したのなら、現実でも触れることができる。 ユイの望みは何だい? それは、愛するパパからの問いかけ。 その返答は今でも変わらない。 だから、自身をもって答えられる。 「私は……私はずっと一緒にいたいです!パパ!ママ!」 デスゲームにはメンタルヘルスカウンセリング は不要だとカーディナルによって切り捨てられた。 だが、二人は自分を必要だと認めてくれた。 娘であると認めてくれたのだ! だから、会いにいかないと一刻も早く。 家族の一員として、愛する両親の元へ。 「貴様、あのときの妙なプログラムだな?」 ユイの前に現れたのは、妖精王オベイロン……須郷伸之。 愛する両親を苦しめた仇。 ☆彡 ☆彡 ☆彡 須郷伸之。 総合電子機器メーカー”レクト”のフルダイブ技術研究部門研究員にしてアルヴヘイム・オンライン、通称ALOのGM【ゲームマスター) 「それにしても茅場のやつ……何度、このボクの邪魔をすれば気が済むんだ」 須郷は怒りを吐露する。 押さえきれぬ怒気。 幾度もなく味合わされる屈辱感。 「貴方は……」 (この人は……ママを悲しませ、パパを苦しませた人!!) ユイはこのオベイロン(須郷伸之)が参加者にいることから、確信する。 羂索が口にした”茅場”は”茅場晶彦”だと。 そして、目の前の人間は、ALOの世界で愛する2人を 「ところで……先ほどパパとかママとかほざいたけど、まさか君のパパとママは英雄キリト君とアスナ君のことじゃないよな?」 「そうですが……それが何ですか?」 「は!プログラムが人間の真似事をしているなんて滑稽だ」 「ボクは知っているぞ。研究素材を拉致する際、ルーターに細工する過程において、破棄されたデータを含め隅々まで見たが、お前はただのプログラム」 「しかも、おままごとの家族ごっこに興じてるバグだ!」 笑う哂う嗤う。 「あのときは、気づかなかったが、今ならわかる。貴様がキリト(ゴキブリ)を本来なら入れぬ鳥篭へとナビゲートしたんだな!?お前があのとき、余計な手をかさなければ、ボクはアスナ君と無事に挙式を上げていたはずなんだ!このお邪魔蟲のプログラムがぁぁぁぁぁ!」 「いたいっ!」 子供の姿をしてようが、お構いなしに手を挙げる。 赤く腫れた頬を押さえるが、須郷はお構いなしに何度も手をあげる。 何度か叩かれ、地面に倒れこむ。 その姿を須郷は舌なめずりして恍惚の表情を見せる。 「ふぅ……ふぅ……まっ、このゲームの権利でボクの罪に関する記憶を消せば復権できる」 須郷の目的は権利を使い復権をはかること。 「そうすれば、今度こそ誰にも邪魔されずにティターニア……アスナ君と結婚する」 そして、妙案が思い浮かんだのか手をポンと叩くと、次は醜悪な表情を見せる。 「そうだ!アスナ君との子供の名前は”ユイ”と名付けようか!ははは、いい考えだろ~~!」 それは、自身に対する侮辱。 目の前の人間は人の心がないのではないか。 「貴方が、ママと子供をつくるですか……くす、面白い冗談……です」 「……なんだと」 「パパと…ママは…相思相愛です。あなたが間に入ることはありえません!」 そう、二人の絆はこのデスゲームでも変わらない。 確信している。なぜなら、二人から【愛や幸せ】を教えてもらったのだから。 ――――ピキ 「バグが家族ごっこに興じてるんじゃない!」 「あ゛う゛っ!?」 幼き子供に容赦なく、腹に蹴りを入る。 何度も何度も。 そして、手に持つのは聖剣エクスキャリバー。 王が持つべき聖剣。 ――――チャキ 悟る。 この剣で首を切り落とそうとするのを。 「いや!止めてください!」 ここで死んだら、二度と会えなくなる。 そんなの絶対に嫌。 パパ!ママ!――――助けて! 「都合よく助けにくるわけないだろ!お前の首を凍らせてボクとアスナ君の愛の部屋のインテリアとして飾ってやるよぉぉおお!」 振り下ろされる剣。 命を刈り取る王の剣がユイの首元へ。 ――――ガシッ! 「このような、子供に対して大人げないと思わないかね?」 ユイの願いは届いた。 須郷の腕を握りしめるのは、和風な男性。 「キラキラ侍……?」 ユイの声に駆けつけてくれたのは、パパでもママでもない。 そう、パパのような黒でもない。ママのような白でもない。 金……黄金のキラキラ侍。 「誰だ?お前?」 「私は松平健……マツケンだ」 上様ではなく……松平健ことマツケンであった ☆彡 ☆彡 ☆彡 「は!英雄きどりのおっさんがちっぽけな正義感を振りかざすと大けがをするぞ」 オベイロンは振りほどくと、距離をとる。 そして、聖剣エクスキャリバーでマツケンに向かって振り下ろす。 それを、マツケンが支給品の刀……オベイロンと同じく、聖剣エクスカリバーで受けようとする。 ――――が なんと、刀をすり抜けマツケンを切り裂く 「む!?」 (受けきることができない……?) 幸い、須郷の腕とマツケンの光魔力の高速移動により、かすり傷程度の軽傷で済んだ。 「ほお……運のいい男だ」 「それは、エセリアルシフトです!」 「ふん、バグだとはいえプログラムだけあって知識はあると言うことか」 「その通り、この聖剣エクスキャリバーには、同じALOの レジェンダリーウェポンである”グラム”の効果が付与されている。貴様の剣など無いに等しんだよ!」 「……なるほど」 (よく分からぬが、奴の刀による力というわけか……) エセリアルシフト ……それは、簡単にいうと透過能力。 剣や盾で受けようとしてもすり抜けて攻撃することが出来る。 勿論、欠点もある。それは、連続して透過することが出来ない。つまり二重で防御されると、透過しきれない。 ――――あなたはこの世界の、希望の光なんです 「……私もここで死ぬわけにはいかないのでな」 そう、図らずも召喚された異世界。 正直、最初は困惑した。だが、レガブル王国の人々の顔を見てケツイした。 笑顔の花を咲かせると。 このゲームも同じ。 殺し合いなど言語道断。 「越後屋にも劣るそなたの所業、天が許してもマツケンが許さぬ」 「こ……このコスプレオヤジが。ボクに向かって……っ!」 「このボクは!幾多の妖精種族の頂点に立つ妖精王オベイロンだぞ!」 「神に逆らう愚か者がぁ!死ねぇぇぇぇぇ!」 たとえ、どんなに強い武器を手にしてようが、技術畑の素人剣術。 片やマツケンは、25年にわたって時代劇の主演を演じた。 何千通りの殺陣。演技とはいえ何十年と剣を振ってきた”経験” それは……この殺し合いのゲームで活かされる。 「今、終わらせよう。成敗!」 ―――― マツケン燦刃(サンバ) ―――― 「がぁっ!?」 オーレ― オーレ― マツケンサンバー 光を纏いしその身で狙うは、オベイロンの胴。 見事な一文字切り。 オベイロン、いや須郷信之の意識は闇に堕ちた……股間を濡らしつつ。 ”””””オレィ!””””” ☆彡 ☆彡 ☆彡 「……ふぅ」 ――――チャキ 名俳優松平健。 刀を仕舞う仕草はやはり様になる。 お礼を伝えなければ……ユイは命の恩人マツケンに駆け寄る。 「あの……マツケン!わたしを助けてくれてありがとうです」 「それでよい」 「え?」 「子供は”笑顔”が一番だ。アミーゴ」 【マツケン(松平健)@マツケンクエスト~異世界召喚されたマツケン、サンバで魔王を成敗致す~】 状態:疲労(小)、負傷(小)、光魔力消費(小) 服装:マツケンサンバの衣装 装備:約束された勝利の剣@Fate 令呪:残り三画 道具:ランダムアイテム×0~2、ランダムアイテム×0~2(オベイロン)エクスキャリバー @SAOシリーズ、ホットライン 思考 基本:殺し合いにはのらない、サンバで羂索を成敗いたす 01:ユイを保護しつつ他の参加者を探す 02:ユイの両親(キリト、アスナ)がいるのなら元へ無事に送り届けたい 03:アルティス……・そして皆は無事なのだろうか? 参戦時期:9話魔王との戦いの最中、折れた刀から発せられた光に包まれた直後 備考 ※名簿には松平健ではなく、マツケンと記名されています。 ※光魔力は太陽光など光を浴びることで回復します。 ▪約束された勝利の剣@Fate マツケン(松平健)に支給。 セイバー【アルトリア)が持つ宝具。 本ゲームでは、英霊でなくても使用することができ、光魔力を纏うマツケンとの相性は抜群。 令呪の発動で”宝具”を使用することができる。 問おう、貴方が私のマスターかbyセイバー(アルトリア) ▪エクスキャリバー @SAOシリーズ オベイロン(須郷伸之)に支給。 ALO内の伝説の聖剣。 伝説級武器(レジェンダリーウェポン) 本ゲームでは”エセリアルシフト”の効果が付与されている。 システムコマンド!オブジェクトIDエクスキャリバーをジュネレート!…ゆうこと聞けぇ!ポンコツがぁ!byオベイロン(須郷伸之) 【ユイ@SAOシリーズ】 状態:負傷(小) 服装:SAOでの白いワンピース服 装備:なし 令呪:残り三画 道具:ランダムアイテム×0~3、ホットライン 思考 基本:パパとママ(キリトとアスナ)を探して、このゲームから脱出する 01:マツケンと行動をする 02:パパとママを探したい(おそらく、最低でもどちらかはいると推測) 03:茅場晶彦……このゲームにカーディナルも関係しているのですか? 参戦時期:ALO編終了後 備考 ※破壊不能オブジェクトは付与されておりません。 ※制限によりピクシーといったサイズを変更することはできません。 ※令呪の発動でシステムに緊急アクセスできるほどの電子能力を発揮できます。 ☆彡 ☆彡 ☆彡 「……は!?」 あれから、時が過ぎたのだろう。 周囲を見渡すが、先ほどのゴキブリたちの姿は見当たらない。 「くくくく……とんだ甘侍だ」 (エクスキャリバーは……ないか。クソ!あの泥棒侍が!) 流石に支給品は奪われたようだが、問題ない。 命さえあれば何度でも再起できる。何度でもだ! 「よぉ」 「ああ?」 女がいた。 見るからに貧相な体。 とてもじゃないが、ティターニア……アスナ君とは比較対象にもなりゃしない。 ま、妾にぐらいしてやってもいいか。 「……」 女はじっと、オベイロンを見つめていた。 「なんだ?このボクの余りの神々しさに見とれたのかい?ま、それも仕方がない。なぜならボクは神に等しき容姿に力を持っているのだからね」 「おいおい、その目は腐ってるのか?鏡を見ろよ、このクソブサ野郎」 「なっ!?」 (何だ、この女。美的センスがないんじゃないか?) オベイロンは、確かに性格・性質がクソ&クソな奴ではあるが、シルフをアバター元にしているだけあって、端麗で長い鼻。エメラルドグリーンの瞳に長髪の金髪といった、喋らなければ眉目(びもく)秀麗な美男子。 まごうなきクソではあるが、須郷が女の言葉に首を傾げるのは無理もない。 だが、女はそんな外見を見ていない。須郷伸之という人間を見ている。 だから、断定した。須郷伸之(クソ)だと。 「このボクの魅力に気づけないとは、身体だけでなく頭も貧相なようだな」 「あー、分かったから、その臭い口を閉じてろ」 女の口が歪む。 大きく。 捕食するために。 「くっ!」 すぐさま迎撃をしようと、腰の剣に―――― 剣はない。既にマツケンたちによって取り上げられてるのだから。 クソでも気づく。GAME OVERだと。 「は……はは……ははは!」 ――――このボクが死ぬだと 「おのれ!茅場晶彦ォォォギャアアアアアア!!」 怨念が込められし断末魔。 今度こそ、須郷伸之の意識は闇に堕ちた。永遠に。 【オベイロン(須郷伸之)@ソードアート・オンラインシリーズ 死亡】 須郷伸之。 茅場晶彦には劣るとはいえ彼もまた重村ラボに在籍していた優秀な技術者であった。 しかし、、本来持ち合わせていた利己的な野心と茅場への嫉妬心で自滅し、逮捕された。 裁判では実刑を受け、刑務所とはいえ住めば都。 死から免れたはずだったが、このゲームにより死を迎える。 どちらがマシであったかどうかは聞くまでもない。 これが須郷伸之の現実(じごく) 「やっぱ、クソまずだったな……」 味が予想できるほどのクソ。 げんなりするぜ…… 「はらへったなあ~~~~っ 」 須郷に引導を渡した女。 それは―――― 元星十字騎士団。 リルトット・ランパード。 ユーハバッハに与えられし聖文字は【G】 能力は G L U WWWWW MMMMM T T O N 【リルトット・ランパード@BLEACH 】 状態:正常、 服装:星十字騎士団の服 装備:なし 令呪:残り三画 道具:ランダムアイテム×0~3、ホットライン 思考 基本:クソ脳ミソ野郎の言う通りには動くつもりは今はない 01:さてと……どうするか 02:とりあえず他の参加者を探す。 03:権利か……いただけるのならいただくが…… 参戦時期:本編終了後 備考 ※”THE GLUTTON ”で食したのを消化するまでは大体6時間です ※THE GLUTTONにて知った能力は現在。 オベイロン ※令呪の発動でユーハバッハに奪われた”滅却師完聖体”を使用することができます。
https://w.atwiki.jp/kanesube/pages/35.html
クランとは他クラン、キャラとの交流方法 名状し難き金運(ゴールドマイン) DARK 魔女 バジリスク サクライ クランとは 「沢山の固定PTが集まった」でっかい固定PTのようなもの 役割に応じてPTを入れ替えたりする「野良PTの延長線上」といった感じ 結成代としてギルドに2000万を払わなければいけないので、ホイホイ建てられはしないようだ 他クラン、キャラとの交流方法 他のクランと交流するには、まず拠点を知らなければ向かえない他クランのキャラと個人コミュをするには、所属クランの拠点を知っている&ある程度仲が良くならないと選べないので注意(無効安価となる) 最初は自由行動の1:誰かと交流 で他クランと交流等と話題に記入すると交流先クランはランダムとなるが他クランメンバーと交流できる 拠点の場所などは、コミュで知ってそうな人に聞くことで得ることができる 拠点の場所が分かっているクランは自由行動の2:他クランと交流 においてクラン名を記入することでそのクランのメンバーと交流することが出来る(交流するメンバーはランダム)個人コミュ(自由交流)が可能なキャラはこの行動では会えないので注意主に交流のないor個人コミュができない他クランのキャラに会う為の行動となる そうしてキャラとの交流を深めることで、個人コミュ(自由交流)や冒険、クラン同士の交流を行える 個人コミュ(自由交流)が可能なキャラから、そのクランの他メンバーと交流することも可能 下記にそのクラン毎の個人コミュ(自由交流)可能なキャラについて記載しているので参考に 拠点がわかっているクランはこれも下記クラン毎の項目に、拠点 ○ と記載している(わかっていないクランは 拠点 ×) 名状し難き金運(ゴールドマイン) やる夫達のクラン、DARKのウイルス対策に協力する為に結成された 現在はR前に交流を得たキャラ達で構成されている Rからの登場キャラはこれから交流を重ねることで勧誘できるようだ ※他クランからの引き抜きはNG ―――■クラン■――― ゴ ー ル ド マ イ ン ≪名状し難き金運≫ リーダー:「やる夫」 副リーダー:「レミリア」 メンバー:「ミコト」 「水銀燈」 「ヴィヴィオ」「タマモ」 「椛」 「ネロ」 「一方通行」 「やらない夫」「ミカサ」「アナスタシア」「アストルフォ」「アチャ子」「球磨川」 メイン 固定PT 「やる夫」「レミリア」「ミコト」「水銀燈」 固定PT2「やらない夫」「ミカサ」「アナスタシア」「アストルフォ」 【ダンジョンランク:C】 【クラン数:15 】 【拠点Lv:2】 【鍛冶Lv:2】 【料理Lv:1】 【訓練Lv:0】 【温泉】 [貯金:"900万"] クランルール【十の掟】 1: 仁をもって義を成す 2: メンバーの意見や、他クランは尊重しよう 3: メンバーには平等に接し、仲良くする 4: 新しいメンバーは温かく迎え入れる 5: 子供には優しくだぞ!!!!!!!! 6: クラン内の問題は、極力メンバーで解決する 7: クラン内での決闘は「リーダー」の許可を得る 8: 決して折れず、"自己"を貫け 9: 上記のルールに"縛られること"を禁ずる 10: この世界を、楽しく生きろ!! DARK 最も古参のクランで一番発言力が強いクランらしく、ウイルス対策を率先して行っている ワクチンや、ウイルス回収のカプセルを開発したのもこのDARKである また、天子曰く喧嘩チームとのこと リーダー:「天子」 副リーダー:「姉帯」 メンバー:「キリト」「狂三」「コブラ」 拠点 ○ 現在個人コミュ(自由交流)が可能なキャラ 「天子」「キリト」 魔女 女性のみで構成されたクラン、魔女と呼ばれるにはある理由かららしいが・・・? 大手クランの一つで、発言力も高いようだ サイコレズの楽園 リーダー:「ディアーチェ」 副リーダー:「アリス」 メンバー:「むくろ」「衣」 拠点 ○ 現在個人コミュ(自由交流)が可能なキャラ 「ディアーチェ」「むくろ」「アリス」 バジリスク 大手クランの一つ 目的にあらゆる手を惜しまない所があり、良くも悪くも注目されているらしい 球磨川が昔所属していたようだが、やり過ぎて叩き出されたとの事・・・何やった、お前 アッキーは悪役ロールしてると日影に暴露された リーダー:「御堂筋」 副リーダー:「ヴィクトル」 メンバー:「日影」 拠点 ○ 現在個人コミュ(自由交流)が可能なキャラ 「ヴィクトル」 サクライ 大手クランの一つ、名前の由来は不明(棒 凄い一体感を感じるが、クラン内の仲がめちゃめちゃ悪いから、近々解散予定らしい リーダー:「アスベル」 副リーダー:「不明」 メンバー:「清麿」「ハセヲ」 拠点 ○ 現在個人コミュ(自由交流)が可能なキャラ 「清麿」
https://w.atwiki.jp/virtualrowa/pages/232.html
1◆ ヒースクリフ/茅場晶彦の残像は消えてしまった。 数えきれないほどの人間にデスゲームを強制させた極悪人であり、ナーブギアやSAOを生み出した量子物理学者は呆気なくDeleteされた。 奴から与えられた傷は数えきれない。ビータ―の汚名を被らせられて、《月夜の黒猫団》のメンバーを失い、時には他のプレイヤーをKILLして……最後は目の前でアスナを殺された。あの頃の悲しみと絶望は今でも鮮明に思い出せる。 しかし同時に、かけがえのないものを手に入れるきっかけも奴から与えられている。茅場晶彦が生み出したSAOが無ければ、俺はアスナやユイと巡り会うことはできなかった。クライン、エギル、リズ、シリカ……他にもたくさんいたはずだ。 忌むべき世界であって、同時に思い出が残る場所……それが、俺にとってのSAOという存在だった。 …………もっとも、茅場に感謝しようなんて気持ちは微塵も湧かないが。 そして、その茅場晶彦をDeleteしたのは……アスナだ。 茅場に対してざまあみろと思う気持ちは、今の俺には湧かない。それを上回る不安が俺の中で満ち溢れていた。 結城明日奈。俺とは別世界に生きる令嬢であり、敬意を払うべき凄腕のプレイヤーでもある。そして何よりも、俺にとって一番大切な人だ。 もしも彼女がいなかったら、今の俺はなかったと言ってもいい。アスナからは数えきれないほどの思い出を与えられて、そしてまた俺もたくさんの思い出を与えてきた。 そのアスナが今、PKKの道を歩もうとしている。そんなの、見過ごせる筈がなかった。 不意に、かつてクラディールをPKした時に味わった嫌な感触を思い出してしまう。あの時、失意のどん底に沈みそうになった俺を救ってくれたのは、アスナだった。 そのアスナにPKの苦しみや絶望を背負わせたくなんかない。その後、仮にデスゲームから生還できたとしても…………その先の人生に救いなんてあるはずがなかった。 「…………なあ、キリト」 そんな中、シンジが不安げな表情で声をかけてくる。 「アスナって言ったっけ? あいつ……ユウキが死んだって言ってたけど、嘘だよな? ユウキみたいな凄腕ゲーマーが負けるなんてありえないよな? もしかして、勘違い……だよな?」 俺に縋りつくかのように、その言葉は紡がれた。 シンジの気持ちは充分にわかる。俺だって、ユウキほどのプレイヤーが負けるなんてありえないと信じたい。だけど、アスナが嘘を言うような子ではないことは、俺が一番よく知っているつもりだ。 だから、ユウキが死んでしまったのは……紛れもない真実だろう。 「シンジ……俺だって、ユウキが死んだなんて信じたくない。あいつの強さは俺だってよく知っている。俺だって追い詰められたくらいだ」 「そ、そうだろ! だったら……」 「でも、アスナは嘘を言う奴じゃない! だから…………ユウキが死んだのは、本当のこと……だと思う」 口にするだけでも苦々しい気持ちが湧きあがる。だが、それでも誤魔化してはいけなかった。 彼女の死に目に会えなかった俺が最期に何を想っていたかなんて、決して知る事はできない。だけど、下手な誤魔化しを望まないはずだった。 「お前、本気で言ってるのかよ……」 しかしシンジは、当然のことながら納得した様子を見せない。それどころか、俺の言葉がきっかけとなって更に表情を歪ませた。 その激情に俺は目を逸らしそうになるも、それを懸命に抑える。 「何で、何でそんな簡単に諦めるんだよ!? あいつは凄いゲーマーだぞ! この僕が……この僕やお前よりもずっと凄いゲーマーなんだぞ! そんなユウキが死ぬなんて……あっていい訳がないだろ! 僕はまだ、あいつに言いたいことが山ほどあった! ゲームだって、あいつに勝てるまで何度も挑んでやりたいと思ってたんだぞ!」 「シンジ……」 「お前……あいつの言うことを本気で信じてるのか!? あんな怪しいアイテムを使っている奴の言うことを簡単に信じて、ユウキが死んだなんてありえないことを信じるなんて……そんな薄情者なのかよ!?」 薄情者……確かにその通りだろう。 事実、俺はSAOで数えきれない程のプレイヤーが死んだ時だって、ただクリアの為にゲームを続けていた過去がある。始めは怯えていたが、そんな感情に惑わされていては今度は自分が死んでしまう……攻略を繰り返している内に、人間らしい感情が少しずつ消えていたかもしれない。 それがわかった上で、俺は悲しむことを選ばなかった。 「なんでだよ……なんでお前は、あんなチートを使ってるような奴の言うことを信じられるんだ!? あいつは絶対にチートを使ってる! チートを使って勝つなんて雑魚のやることだ! そんなチーターなんか……ユウキだって認める訳ないだろ!」 「そんなの、俺だってわかってる!」 「わかってる? わかってるなら何で信じられるんだよ!」 「ユウキはアスナを認めたからだ! アスナとユウキは同じチームを組んでダンジョンを攻略して、そして最後に一騎打ちをしてお互いを称えあった! だから俺はアスナを信じてる! あのバグは…………俺だって、何でアスナがあんなのを使っているのかわからない! でも、アスナは理由も無しにあんなのに手を出すような奴じゃない!」 俺は必死に否定した。 客観的に見ればシンジの言い分が正しいだろう。今のアスナは悪質なシステムを使ったチーター……何も知らない奴が見たら、絶対にそう判断するはずだ。 だけど、それでも否定せずにはいられなかった。ずっと前、アスナはユウキ達と共に28層をクリアして、その証……<<剣士の碑>>に名前を残したのだから。 「…………でも、今は使ってたじゃないか。あのチートを悪用して、ヒースクリフを殺しただろ? ヒースクリフだって、君やユウキと同じくらいに凄い奴だったのに負けた。 そんなチートを使ってる奴を信じていいのかよ!?」 「俺だってわからない……アスナに何があったのかを今すぐにだって聞きたいくらいだ。でも、ここにいたってわかる訳がないだろ」 「まさか、本気であいつを止める気なのか? あいつはヤバい……あのバグは本気でヤバすぎる。君だって、あのバグの怖さを知ってるんじゃないのか!? カオルもいないのにどうにかできるのかよ!?」 「ああ……わかってる。それでも俺はアスナを止めたい……このままアスナを放っておいたら、取り返しのつかないことになる。そんなの、俺は絶対に嫌だ!」 今すぐにでも飛び出したい衝動を必死に抑えて、俺はシンジと向き合う。 ユウキは誰かの振舞いを決して否定したりしない。もしもこのままアスナがPKKの道に歩んだとしても、それがアスナが望んだ運命だとするならば、受け止めるだろう。 だけど、ユウキが心から復讐を望むとはどうしても思えなかった。ユウキみたいな気のいい奴が、自分自身の為に道を踏み外したりすることを願う訳がない。 『<<マザーズ・ロザリオ>>』 かつてMMOで交わされたアスナとユウキの誓いが脳裏に蘇る。 彼女達は互いに絆を繋ぎ、想いを交錯させて……その果てに、アスナはユウキから<<マザーズ・ロザリオ>>を継承した。 『きっと……アスナを……守って、くれる……』 ユウキは死が近づきゆく中、最期までアスナの身を案じた。<<マザーズ・ロザリオ>>はアスナを守りたいと願ったユウキからの贈り物だ。 そのアスナが今、自ら破滅の道を歩もうとしている。 違う。そんなの絶対に違う。ユウキはそんなことの為に贈り物を渡す訳がない。ましてやPKKなんて、ユウキ自身の誇りすらも穢してしまう。 <<スリーピング・ナイツ>>のメンバーだって、誰一人として望まないはずだ。 「…………たく、わかったよ」 追憶の中から、俺を現実に引き戻すのはシンジの声だった。 「ならさっさと行くぞ! あの馬鹿なチーターをとっちめて、それからライダーを取り戻しに行くぞ!」 「シンジ? お前、まさか……」 「どうせ止めようとしたって君は行くに決まってる。あそこにいる僕のターゲットをほったらかしにしてでも行く気だろ? なら、止めようとしたって意味ないじゃないか!」 それに反論する為の言葉は出てこない。 事実、俺はすぐにでもアスナを追いたいと思っていたし、辺り一面に毒の沼を出現させたプレイヤーのことだって頭から消え失せていた。 「別に君達のためじゃないからな! 君がこんな時にいなくなったら、誰が僕のタンクをやってくれるんだ? 他にこの僕についてこれるプレイヤーなんてここにいない。 それとも、あのブルースやピンクって奴らを今すぐにでも連れてきてくれるのかい?」 「……いいや、無理だ。俺の代わりだって見つけられない。でも、俺はお前の……」 「あーあ! 見苦しい言い訳は聞きたくないな! このままじゃ、君をノウミと戦わせてもお荷物になるだろ? それだけじゃない! あのチーターはユウキの名誉を踏み躙ろうとしている…………僕はそれが一番ムカつくんだ。 あいつはユウキの名前を使って好き放題やってるだけだ。ユウキの為とか言ってるけど、ユウキがチーターなんか認める訳がないだろ!」 その言葉によって俺は目を見開いた。ユウキの誇りを守りたいと願っていたのは、シンジも同じ。 考えてみれば、シンジもまたユウキのことを認めていた。詳しい経緯はこの目で見ていなかったが、彼女の真っ直ぐな姿勢はシンジに強い影響を与えていたのだろう。 アスナをチーター呼ばわりされることは耐えられないけど、それを今のシンジが聞くとは思えない。今のままでも譲歩してもらっている上に、何よりもユウキが認めたアスナの姿をシンジは知らないのだから。 「決まったようだな。それなら、一刻も早く彼女を追いかけるぞ」 そして、シンジの隣にいるアーチャーもそう進言した。 「確かにこのままここにいても埒が明かない。この毒の沼だって攻略する方法が我々の手にない以上、勝機はないだろう。 仮に空を飛んで奴らの船に乗り込むとしても、奴らを前にしては蜂の巣になりに行くようなものだ……辿り着けないこともないが、それまでに消耗する可能性の方が高い。 それに私としても、アスナに何かあってはユイやマスター達に顔向けはできない……確か、彼女がユイの母なのだろう?」 「そうだ。そういえばあんたはユイから俺達のことを聞いたんだったな」 「彼女からの伝聞でしか君達の事を知らない。だが、少なくとも今のアスナはユイが知るアスナとは別人だろう……違うか?」 「その通りだ! それに、アスナには悪いけど……今のアスナをユイに会わせることは、絶対にできない」 アーチャーの真摯な瞳を前にそう答えるしかなかった。 悲しむのはユイだけではない。エギル、リズ、シリカ、シノンが今のアスナを見たら、絶対にショックを受けるはずだった。そして、彼女を止める為に奔走するだろう。 もしも、エギル達までもがこのデスゲームに参加させられていて、何も知らないままアスナと出会ってしまったら……取り返しの付かないことになる。 「……すまない。シンジ、アーチャー」 「謝る暇があったら、さっさと行くぞ! 言っておくけど、僕は君に足を引っ張られ続けた! この貸しは高くつくからな……タンクどころじゃない。ライダーを取り返すまで、いくらでもこき使ってやることを忘れるなよ! 君だけじゃない! アスナって奴もだからな!」 「それなら、私の負担も軽くなるか……と、こんなことを口にしている場合ではないな、急ぐぞ、彼女の飛行速度から考えて、我々の手が届かない場所までたどり着くのは簡単だろう」 「ああ……よし、行こう!」 その言葉を合図に俺達は走り出した。 今の俺達に何ができるのかわからない。俺達の言葉だってアスナに届く可能性はほぼ0%に近い。 だが、そんなことは関係なかった。今は俺の決めた"選択"を果たす為に、この道を走り続けるだけだった。 2◆◆ 「…………まさかこの僕を無視してくれるとは。随分と舐められたものですね」 毒の沼から遠ざかっている三人の姿を、ダスク・テイカーは冷やかに見下ろしていた。 声色には侮蔑が混ざっていたが、視線には微かな怒りが込められている。奪われるだけな弱者の分際で、遭えて自分達を後回しにする……その事に、妙な苛立ちを覚えた。 あのゲームチャンプ(笑)には再び屈辱を味わわせられたが、それもほんの一瞬に過ぎず、満足させるには程遠い。むしろ、すぐにそれを忘れられたかのように見えたことが腹立たしかった。 だが、決して悪い知らせばかりでもない。 「それにしても彼女……ユウキ、とか言いましたっけ? この僕を見下しておきながら、まさか簡単に死んでしまうとは!」 辛酸を舐めさせた少女……ユウキが死んだ。その知らせがテイカーにとって唯一の収穫だった。 覚悟とかご立派なことを言っていたわりには、彼女も結局はただの弱者に過ぎないことが証明され、奴の編み出した<<マザーズ・ロザリオ>>もダスク・テイカーだけが誇る唯一無二のスキルとなった。 本来なら、これで完全なる勝利を収めたはずだった………… ……それなのに、何故かこの心は晴れない。 ユウキが死んだと聞かされて、ゲームチャンプ(笑)も酷く狼狽した姿を晒したのは滑稽だった。しかしそれもすぐに終わって、今はキリトやアーチャーと共に別のプレイヤーを追いかけ始めている。 それが何よりも不可解だった。何故、奴は絶望したりしないのか。何故、奪われたはずの弱者が何度も立ち上がれるのか。それがあまりにも理解できない。 『確かにあなたの言う通り、『争奪』は世界の根本原理なのかもしれません。 けどそれは、あくまでも根本なのであって、全てではないんです。人が自分が持つものを、『共有』することだってできるんですよ』 不意に、あのカオルとか言う女が口にした、虫唾が走る言葉が蘇った。 まさかあのゲームチャンプ(笑)も、『共有』だとか『絆』だとか…………そんな反吐が出る言葉を信じているのか。 馬鹿げている。そんなの、何かのきっかけで崩れてしまうような脆い物だ。現に奴とコンビを組んでいたライダーだって、既にこの手に落ちている。だから、勝っているのはこちらのはずだ。 テイカーは自らにそう言い聞かせるが………… 『だって私には、まだ生きていたいって思える理由があるから! まだ会いたいって思える人たちがいるんですからっ!!』 「……ッ!」 胸の奥に宿る感情は一向に拭い取れず、それどころか逆に不快感が強くなる。感情任せに拳を叩き付けるが、何も変わらなかった。 略奪者として多くの物を奪うと決意した。幼い頃から実の兄にあらゆる物を奪われ続けた……おもちゃも、お菓子も、金も、仲良くしてくれた女の子も……全てが暴力によって奪われ続けた地獄の日々を、忘れることなどできない。 だから有田春雪からも全てのものを奪おうと決め、この世界でも奪い続けるつもりだったが……この心は一向に満たされない。何故、ここまで圧倒的な戦力差を見せ付けて、そしてアスナという女に絶望を突きつけられても……奴らは倒れないのか? それが何よりも不可解で、不愉快だった。 カオルという女はどうなったのかわからない。生きているかもしれないし、もしかしたら無様に殺されているかもしれない。 だが、あの女だけは絶対にこの手で殺さなければならなかった。惨めに、無様に、生きていたことを後悔するほどに苦しめて……そして殺す。そうしなければ気がすまない。 「で、どうするんだいノウミ? あいつら、あのアスナって女を追っかけて行っちまったみたいだけど」 怒りの炎が燃え盛る中、ライダーが声をかけてくる。 「言われなくてもわかっていますよ」 「そうかい? ただ、あいつらを狙うんだったらさっさと行かないとまずいよ。結構、足速いようだよ?」 「ええ…………少しだけ待ってください」 ライダーに顔を向けることはせず、テイカーはウインドウを展開する。 そこに表示されているHPは、既に40%を超えている。あまり無茶はできないが、不意打ちをする程度なら充分な量だ。 「あのアスナと言うプレイヤーが発動させたスキル……」 「あれがどうかしたのかい?」 「ええ、ちょっと見覚えがあるのですよ。僕の記憶が正しければ……あの狂人と同じ性質を持つはず」 テイカーは今、キリト達だけではなくアスナが発動させたスキルにも関心を向けていた。 辺り一帯を書き換えてしまう程の規模を持つ謎のスキル。あれは、ゲーム開始当初に出会った狂人が使ったスキルとよく似ていた。唯一異なるのは巨大なモンスターの姿にならないことだったが、そこは大した問題ではない。 あの効果は凄まじいものだった。アーチャーのあらゆる攻撃を無力化する防御力と、ヒースクリフを一方的に惨殺した攻撃力を発揮している。あれを奪えれば、こちらにとって大きな力になるはずだった。 一時はアスナの矛先がこちらに向くかと危惧したが、奴らが仲間割れをしていたおかげでそれは避けられた。それもあって、HPが回復する時間も稼げている。 「ライダー、彼らを追いかけますよ」 「へぇ? それは構わないけど、あのお嬢ちゃん……随分とヤバそうだったけど、どうするんだい?」 「恐らく彼らは仲間割れを続けるでしょう。アスナ……あのプレイヤーはどう考えても正気ではない。そんな相手を追いかけるのも、普通なら正気の沙汰ではないでしょう ですが僕は彼らとまともにぶつかる気などありません。彼らが衝突し、そして消耗して隙を見せた所を狙う……たったこれだけですよ」 「なるほど、漁夫の利を狙うのかい。まあ、そいつが一番無難だろうね!」 アスナのスキルは驚異的だがそれは決して永続的ではない。このようなデスゲームならば、公平性を保つ為に何かしらの制限が設けられているはず。 そこを狙えば全てを奪えるはずだ。スキルや補助は当然のこと、もしかしたらアーチャーだって奪い取れるかもしれない。 特にアーチャーを奪えば、カオルを殺す為に大きな力となるはずだ。仲間と信じていた者から裏切られ、恐怖と絶望に染まった顔を晒しながら殺される……想像するだけで気分が高揚する。 その為にも、彼らを追わなければならなかった。 「ではライダー……その為に、船から降りましょう。確かにこれを使えば早いですが、わざわざ見つかりに行くなど論外です」 「了解……じゃあ、行こうかい」 艦隊から降りたテイカーは地上を走る。巨大な艦隊に乗ったままでは不意打ちなどできる訳がない。襲撃の前に余計な消耗は避けるべきだ。 それだけではなく、追いつくまでにある程度の時間を置いた方がHPもより回復する。そうすればこちらの安全性はより保証されるだろう。 自分には向かう者達と、彼らの大切な人間の力を奪う……それがダスク・テイカーの選んだ"選択"だった。 [D-6/ファンタジーエリア/1日目・日中] 【キリト@ソードアート・オンライン】 [ステータス]:HP80%、MP40/50(=95%)、疲労(極大)、SAOアバター 、幸運上昇 [装備]: {虚空ノ幻、蒸気式征闘衣}@.hack//G.U.、小悪魔のベルト@Fate/EXTRA、 青薔薇の剣?@ソードアート・オンライン [アイテム]:基本支給品一式、不明支給品0~1個(水系武器なし) [ポイント]:0ポイント/0kill [思考・状況] 基本:絶対に生き残る。デスゲームには乗らない。 0:アスナを追い、その“選択”を止める。そしてサチも救う。 1:サチやユイ、それにみんなの為にも頑張りたい。 2:レンさんやクロウのことを、残された人達に伝える。 3:オーヴァンと再会し、そして―― [備考] ※参戦時期は、《アンダーワールド》で目覚める直前です。 ※使用アバターに応じてスキル・アビリティ等の使用が制限されています。使用するためには該当アバターへ変更してください。 SAOアバター>ソードスキル(無属性)及びユニークスキル《二刀流》が使用可能。 ALOアバター>ソードスキル(有属性)及び魔法スキル、妖精の翅による飛行能力が使用可能。 GGOアバター>《着弾予測円(バレット・サークル)》及び《弾道予測線(バレット・ライン)》が視認可能。 ※MPはALOアバターの時のみ表示されます(装備による上昇分を除く)。またMPの消費及び回復効果も、表示されている状態でのみ有効です。 【間桐慎二@Fate/EXTRA】 [ステータス]:HP40%、MP20%(+40)、ユウキに対するゲーマーとしての憧れは未だ強い、ユウキとヒースクリフの死に対する動揺、令呪一画 [装備]:開運の鍵@Fate/EXTRA [アイテム]:強化スパイク@Fate/EXTRA、リカバリー30(一定時間使用不能)@ロックマンエグゼ3、基本支給品一式 [ポイント]:0ポイント/0kill [思考] 基本:ライダーを取り戻し、ゲームチャンプの意地を見せつける。それから先はその後考える。 0:今はキリトと一緒にアスナを追いかけて、ユウキの誇りを守る。 1:その後にノウミ(ダスク・テイカー)も探す。 2:ユウキが死んだなんて信じたくない。 3:ライダーを取り戻した後は、岸波白野にアーチャーを返す。 4:サチって子もついでに探す。 5:いつかキリトも倒してみせる。 6:ヒースクリフは…… [サーヴァント]:アーチャー(無銘) [ステータス]:HP70%、MP15% [備考] ※参戦時期は、白野とのトレジャーハンティング開始前です。 ※アーチャーは単独行動[C]スキルの効果で、マスターの魔力供給がなくても(またはマスターを失っても)一時間の間、顕界可能です。 ※アーチャーの能力は原作(Fate/stay night)基準です。 ※ユウキの死を受け止められていません。 【ダスク・テイカー@アクセル・ワールド】 [ステータス]:HP40%(回復中)、MP15%、Sゲージ5%、幸運低下(大)、胴体に貫通した穴、令呪三画 [装備]:パイル・ドライバー@アクセル・ワールド、福音のオルゴール@Fate/EXTRA [アイテム]:デスマッチ3@ロックマンエグゼ3、不明支給品0~1、基本支給品一式 [思考] 基本:他の参加者を殺す。 0 今はキリト達を追いかけて、仲間割れの隙を狙ってスキルを奪う。 1:シンジ、カオルに復讐する。特にカオルは惨たらしく殺す。 2:上記の三人に復讐できるスキルを奪う。 [サーヴァント]:ライダー(フランシス・ドレイク) [ステータス]:HP30%、MP30% [備考] ※参戦時期はポイント全損する直前です。 ※サーヴァントを奪いました。現界の為の魔力はデュエルアバターの必殺技ゲージで代用できます。 ただし礼装のMPがある間はそちらが優先して消費されます ※OSS《マザーズ・ロザリオ》を奪いました。使用には刺突が可能な武器を装備している必要があります。 注)《虚無の波動》による剣では、システム的には装備されていないものであるため使用できません。 102 異空間より絆をこめて 投下順に読む 104 悪しき『死の恐怖』(前編) 102 異空間より絆をこめて 時系列順に読む 104 悪しき『死の恐怖』(前編) 100 再会 キリト 112 Deus-Es 100 再会 間桐慎二 097 カルバリン砲がぼくを狙う ダスク・テイカ―
https://w.atwiki.jp/virtualrowa/pages/285.html
4◆◆◆◆ 「……まさかこんなことになるとは」 岸波白野達のダンジョン攻略を生徒会室で眺めながら、レオは苦渋の表情を浮かべる。 隣に立つガウェインも同じ。何故なら、ブラックローズの実弟がフロアボスとして現れてしまったからだ。 《カズ/Kazu》 登場ゲーム:The World(R 1) 『The World』に登場する呪紋使い。 モルガナ事件において未帰還者にされてしまったプレイヤーの一人。 【番匠屋淳ファイル】にその存在が記されているカズはモルガナ事件の被害者だ。 リアルではブラックローズの実の弟であるが、このデスゲームに参加している可能性は低かった。何故なら、彼はモルガナ事件において重要なファクターとなっていない。 ハセヲ/楚良やエルクと違って八相と深い繋がりがなかったので、レオは重要視しなかった。しかしこのような形で姿を現すとは想定外だ。 「ブラックローズさん! 落ち着いてください! そこにカズさんはGM側が用意した再現データです! あなたの弟である速水文和さんを模しただけなのです!」 『データって……わかっているわよ! でも、でも…………!』 必死に説得するが、ブラックローズの動揺は収まらない。 それは当然だ。偽物だから、という理由で実の家族と同じ姿をした存在と戦える訳がない。 一族の間で数多の憎悪や陰謀が渦巻き、その全てを受け止めていたレオやユリウスとは違う。何故なら彼女は、ごく普通の温かい家庭で育った平凡な少女なのだから。 (恐らく、プレイヤーを動揺させて隙を狙おうとしているか、あるいは時間稼ぎを狙っているのでしょう。 しかも第4層でカズさんが姿を現したということは、ここからのフロアボスは生存したプレイヤーの関係者が次々と姿を現すのでしょうね……) 第3層にはフロアボスとしてドリルマンというアバターが姿を現した。 彼自身も強敵ではあったが、カイトやブラックローズのコンビを前にしては赤子も同然。加えて、対主催騎士団のメンバーとは何の因縁もなかったので、カイトは難なく撃破した。 しかしこのカズは違う。恐らく、実力自体はブラックローズ達の方が勝っているだろうが、ここで重要視されるのは本人のスペックではなくメンタル面。 力で劣っていても、それを覆せる弱点を確実に狙っている。 そしてカズは自分から攻撃を仕掛けてこない。 理由は、ブラックローズの精神を揺さぶることで、ゲーム崩壊への時間稼ぎを狙っているのだろう。 この段階に至るまで、デスゲームの会場は既に崩壊し続けている。対主催生徒会がダンジョン攻略を進めている一方、あずかり知らぬ所で戦闘が起こっていれば更に崩壊は進むはずだ。 一方でフロアボス達がプレイヤーの足止めをさせれば、ダンジョン攻略の妨害は可能だ。仮にプレイヤーが覚悟を決めてフロアボスを撃破したとしても心は確実に抉られる。 ブラックローズの困惑によって白野やカイトも攻撃を仕掛けられないはずだ。 どうしたものかと頭を悩ませる最中、例の警報音が鳴り響いた。 「なっ、これは……!?」 展開されたウインドウにレオは瞠目する。 学園の警備をする為に校門へ移動したハセヲ達の前に、二体の黒いアバターが姿を現した。キリトやロータスと酷似したアバター達を中心にドーム状の空間が形成されて、ハセヲだけが弾き飛ばされてしまう。 『なんだよ、これ……おいっ! キリト! ロータス! アーチャー!』 そうして残されたハセヲは死ヲ刻ム影を振るうが、暗黒色の壁は小さな皹すら入らない。 ハセヲは三人の名前を叫び続けているが返事はない。外界と完全に遮断されてしまった。 モニター画面に映し出されているハセヲの姿に、レオはGMの真意に気付く。 「まさか、ドッペルゲンガーの真の目的とは…………!」 † 『白野さん! 緊急事態です!』 カズの登場によって一触即発の空気が漂っていく中、それをぶち壊すようなレオの叫びが聞こえる。 緊急事態? 一体何が起こったのか…………!? 『GMが予告していたドッペルゲンガーが出現したのです! しかも奴らはプレイヤーを分断するフィールドを形成することができて、キリトさんとロータスさんがそこに閉じ込められてしまいました! ハセヲさんはフィールドを破壊しようとしていますが、恐らくドッペルゲンガーを撃破しない限り脱出は不可能でしょう!』 普段の彼からは想像できない程の狼狽に、岸波白野は絶句する。 キリトと黒雪姫が閉じ込められてしまった!? バカな。かつてハセヲが戦ったドッペルゲンガーに、そんな能力が備わっていたのか!? 『GMはその事実を隠していたのでしょう。 ジローさんやユイさんのような戦闘能力を持たないプレイヤーにスコアを稼がせると思わせて、本当の目的はプレイヤー同士の分断させること。 だとしたら、ジローさんが危険です! 僕はこれからジローさんの元に向かいますので、皆さんはダンジョン攻略を一時中断して学園内に戻ってください!』 その言葉を最後にレオの通信は途絶えた。 切迫した状況では止むを得ない。ユイは自分達がついているのに対して、もしもジローが一人でいたら格好の標的にされてしまう。 「パパが、閉じ込められた……!?」 そしてキリトの娘であるユイは震えていた。父が危機に陥ったと聞いて、冷静でいられる訳がない。 キリトと黒雪姫が閉じ込められた以上、二人を救う為にも一刻も早く帰還するべきだ。 「カズ……そこをどいて! 私達は戻らなきゃいけないから!」 状況を把握したブラックローズは目前のカズに叫ぶ。 しかしカズは首を横に振った。 「無理だよ、お姉ちゃん。わかっているでしょ? お姉ちゃん達が先に進むには、フロアボスになった僕を倒さないといけないってことを」 あっさりと、そして酷薄な宣告をした。 カズは笑っているが、憂いも含んでいる。彼の人格が完全に再現されている以上は当然だろう。 だが、認められる訳がなかった。ブラックローズとカズの絆を利用し、あまつさえ最悪の形で踏み躙る。 そしてブラックローズには重すぎる十字架を背負わせる…………絶対に許してはならない。 「……………………」 カイトは前に出る。 ユイに聞かれなくともわかる。ブラックローズに咎めを背負わせまいと、彼は戦おうとしているはずだ。 オリジナルのカイトも同じ選択をしただろう。親友を救う為にモルガナとの戦いに赴いたのだから、彼を模したカイトも大切な仲間が傷付くのを望まない。 「…………待って、カイト!」 けれど、ブラックローズはカイトを静止した。 決して振り向かない。表情は伺えないが、今にも泣きだしてしまいそうな程に声が震えている。 「カイトの気持ちは嬉しいけど、あたしが戦わなきゃいけないの……」 「……………………」 「カズが悪いことをしているなら……あたしが止めたい。だって、あたしは…………カズの、お姉ちゃんだから」 「……………………」 「あたしの知っているカイトも、あんたと同じことをしようとしたはずよ。 カイトは優柔不断だし、なんか頼りない所はあるけど……本当はとってもいい奴だった。だから、あんただってそうでしょ? 大丈夫、あたしはカイトの相棒を務めた戦士…………ブラックローズだから!」 「……………………」 「白野やユイちゃん。それにセイバーとキャスターも、手を出さないで! お願いだから…………」 岸波白野達をもそう告げて、ブラックローズは前を歩む。 遠ざかっていく背中を止めたかった。その手に握る武器を無理矢理にでも奪いたかった。 大切な人をこの手にかけて、そして失う苦しみを背負って欲しくなかった。 けれどその選択を選ぶことはブラックローズへの裏切りになる。 彼女は強い覚悟をもってこの選択をした。岸波白野がデスゲームに乗ったラニ=Ⅷを止めると決意したように、ブラックローズもまたカズと相対した。 真に彼女を想うのならば、この戦いを見届けるしかない。 「そういえば、お姉ちゃんと対戦したことはなかったよね」 紅蓮剣・赤鉄を構えるブラックローズに、カズは微笑む。 恐れは不安は微塵も感じられない。ブラックローズを心から信頼し、そして再会を喜んでいるようだ。純粋な笑顔だが、それを向けられたブラックローズの心中はいかがなものか。 …………考えただけでも、やるせなくなってしまう。 「そうだね。あたし、昔はカズを助けようと躍起になっていたから…………こうして戦うなんて、夢にも思わなかったかも」 「じゃあ、今がその時か。 本当ならこんなゲームじゃなくて、僕の大好きな『The World』でやりたかったな。オリジナルの僕だって、そう望むだろうし」 「…………ッ! もう、今はそんな話をしている場合じゃないでしょ! さあ、早く決着を付けるわよ! 言っておくけど、例え弟だからって手加減はしないからね!」 「やってみれば? やれるもんなら、ね」 ニッ、と強気な笑みを見せてくる。 彼もブラックローズと同じで負けず嫌いなのだろう。そんなカズは一歩前を踏み出し、オブジェクト化させた杖をブラックローズに突き付けた。 もうこの戦いは誰にも止められない。もしも邪魔者がいるのなら、岸波白野達は断固として阻止するだろう。 例えほんの一瞬で決着が付いたとしても。 両者は同時に前を踏み出し、瞬く間に剣と杖の衝突音をこのフロアに響かせた。 5◆◆◆◆◆ 「遅かった…………!」 愕然とするレオの目前には漆黒色の壁が立ちはだかっている。 月海原学園にこのような壁などない。既にジローはドッペルゲンガーに遭遇してしまい、そして閉じ込められてしまった。 「ガウェイン!」 「御意!」 すぐさまガウェインは聖剣を一閃させるが、耳障りな金属音が廊下に反響するだけ。牢獄には傷一つ付かない。 ガウェインは剣戟を振るい続けるも、一向に壁が崩壊することはなかった。 太陽の聖剣をものともしない強度に戦慄しながらも、レオはこの状況を打破する策を考える。 「おい、レオ! ヤバいことになった! キリトとロータスが…………!」 と、そこにハセヲの叫びが聞こえてきた。 だが最後まで続くことはなく、彼は足を止めてしまう。レオと同じように、目前に顕在する堅牢たる壁を目の当たりにしたからだ。 「何だよ、これ……まさか、この中には……!」 「恐らくジローさんもドッペルゲンガーに囚われたのでしょう。 迂闊でした。まさか、GMがこんな罠を用意していたなんて……!」 「弱音なんて言ってるんじゃねえ! 今はあいつらを助ける為に、力づくでこの壁をぶち壊すのが先だ! こうなったら、俺のスケィスで…………!」 「いいえ、恐らく榊達は碑文の対策も立てているでしょう。このデスゲームがイリーガルな力の仕様が前提とされている以上、ドッペルゲンガーにも碑文や心意の対抗策を立てているはずです。 また、仮に通用したとしても、下手に外部から強制的にバトルフィールドを破壊しようとしたら……中に閉じ込められたプレイヤーがどんな影響を受けるのか。 最悪の場合、ドッペルゲンガーもろともプレイヤーが排除される危険も考えられます」 このデスゲームに投入されたドッペルゲンガーは本来の仕様にない《バトルフィールドの形成能力》が付加されている。 比類なき硬度を誇り、ここでハセヲとガウェインが力を合わせても破壊は不可能だろう。恐らく、標的にされたプレイヤーがドッペルゲンガーを撃破しない限り、脱出は不可能。 ハセヲやカイトの持つデータドレインでシステムを改竄できるかもしれないが、下手に使っては仲間達が巻き込まれかねない。あの榊達ならば外部からの妨害に対して策は練っているはず。 だが、それをハセヲが納得する訳がない。 「じゃあ、このまま手をこまねいて見ていろっていうのか!? ふざけるなよ! キリト達はまだしも、ジローがドッペルゲンガーと戦えるとでも思っているのか!?」 「そうじゃありません! 僕だって、ジローさん達を助けたいです! でも、下手にこちらから行動をとっては、中にいるジローさんにどんな影響があるか……」 「起こるかわからねえことでビビっている場合か!? レオはキシナミに言ったんだろ! 危険だからと言って足を止めるなと!」 「言いました! 確かに言いましたとも! でも、それを無謀な行動を取る為の免罪符にしないでください!」 両者の意見は平行線となり、互いに激昂しては結論すらも出てこない。 レオとしても、ハセヲの言い分は十分に理解している。例え1%しかなくとも可能性があるのなら、それに賭けなければジロー達を見殺しにしてしまう。 けれど、安易に選べない。データドレインや碑文の力は強大だ。強大だからこそ、仲間達が巻き込まれる危険を避けるべき。 だが、このままではハセヲが言うようにジローが危険に晒されるだけ。 ガウェインが振るう太陽の聖剣すらも防ぐ壁を破壊するには、スケィスの碑文だろう。あるいはガウェインが誇る最強宝具の【転輪する勝利の剣】か。 しかしそれらすらも防がれたらもう打つ手はない。結果、魔力を浪費してはGMとの戦いでこちらが不利になる。 タイムリミットは少ない。 悩んでいたところでジロー達を救うことなどできない。ガウェインだけに頼っていても何も変わらない。 やはり、ハセヲ/スケィスに全てを託すべきか? 決断を下す為にハセヲと向き合うが。 「…………ん? おい、レオ。ちょっと待て! この向こう側って、確か購買部だったよな?」 不意にハセヲはそう問いかけてくる。 先程までの焦りは感じられず、微かに首を傾げていた。 「ええ、そうですけど……この状況では使用不可能だと思いますよ。恐らく、バトルフィールド内には…………」 「じゃあ、あの言峰のオッサンも――――」 ハセヲの疑問を聞いてレオは気付く。 同時にガウェインも剣戟を止めた。問いかけの意味を理解したのだろう。 三人の意識は、内部を伺うことができないバトルフィールド内に閉じ込められたであろう者達に向けられていた。 † ――――俺は今、腰を抜かしてへたり込んでいた。 突如として俺とそっくりなアバターが現れて、俺をこんな変な所に閉じ込めたのは充分に驚いた。 『そいつ』の身体の色から考えて、ハセヲが言っていたドッペルゲンガーって奴だと瞬時に理解する。俺の命を奪う為に現れたのだろう。 俺は当然逃げようとしたが、すぐに追いつかれてしまう。『そいつ』は俺の真似をしたとは思えない程に運動能力に優れているからだ。 そうして俺は壁に追い込まれて、『そいつ』にこの命が奪われそうになったけど。 (ドカバキボコ) 「やれやれ、まさか私までもがイベントに巻き込まれてしまうとは、何という不運。 だが、ちょうど暇を持て余していたところだ……労働者の権利として、これくらいの鬱憤晴らしは許されるだろう」 「――――――――!」 俺の命を狙っていた『そいつ』は、続けて登場した言峰神父によって叩きのめされていた。 (ドカバキボコ) 文字にすると幼稚だが、人が殴られる不愉快な音が耳に響く。 言峰神父が拳を叩きつける度に『そいつ』の身体は豪快な衝撃音を鳴らした。人型であることを除けば、打楽器と何一つ変わらないように見える。 「――――――――!」 体勢を立て直した『そいつ』は言峰神父に攻撃を仕掛けるが、神父の周りを覆っている薄い膜によって阻まれてしまう。 言峰神父は弾丸の如く勢いで放った拳で反撃し、『そいつ』を容赦なく吹き飛ばす。 激突によって大気がピリピリと震えたので、威力の凄まじさを物語っていた。 しかし『そいつ』も頑丈で、言峰神父の拳を受けてもなお起き上がる。その生命力に驚愕する間もなく、言峰神父は一瞬で距離を詰めて『そいつ』の首を締め上げて、ゴミの様に投げ捨てた。 『そいつ』の身体は錐揉み回転をしながら壁を突き破って、大量の粉塵が舞い上がった。 「おっと、私としたことが少しやりすぎたかな? ふむ、些か大人げなかったようだが……何、威力業務妨害に対する正当防衛となるか」 言峰神父の笑みが目に入り、俺の背筋が凍る。 彼は愉しんでいた。俺と酷似した『そいつ』を嬲り、嗤っている。 つかつかと歩を進めて、壁の中に埋もれていた『そいつ』の首根っこを掴み、万力のような指で締め上げた。『そいつ』は身体をバタつかせて抵抗するが、喰らいついた右手を振り解くことなどできない。 「――――――――!」 『そいつ』は悲鳴をあげているのだろう。それに言峰神父の嗜虐心が刺激されたのか、何かが軋むような嫌な音が耳に響く。 ここで繰り広げられているのは戦いなどではない。一方的な蹂躙か、あるいは拷問と呼ぶのが相応しかった。 言峰神父のおぞましさに、俺はただ震えることしかできない。ドッペルゲンガーに抱いていた恐怖心が、言峰神父によって簡単に塗り潰されてしまった。 「あ、あわわわわ…………!」 その殺意はあの呉と同等……いや、呉すらも凌駕しかねない。 エージェント・スミスを退けたとはキシナミ達から聞いたけど、まさかここまで強かったとは。 でも、どうして…………いや、まさか力付くでここまで来たのか!? ジローは知らないが、言峰神父がドッペルゲンガーの前に現れたのは理由がある。 彼がこの場にいる理由は極めて単純。バトルフィールドを形成された際に、購買部が巻き込まれてしまっただけだった。 キルスコアを持たないプレイヤーはジローの他にいない。仮にレオが寄り添っていても、バトルフィールドの特性として弾き飛ばされてしまう。 だが言峰神父はプレイヤーではなくNPCという大きな例外。バトルフィールドから弾き飛ばされるのは対象外プレイヤーだけであって、NPCは該当されなかった。 そして言峰神父はNPCであるので、言峰神父のドッペルゲンガーが出現することもない。 また全てのNPCは【Immortal Object】/不死存在の特性が与えられていた。それがあるからこそ、NPCはあらゆる攻撃的接触から守られていて、言峰神父はドッペルゲンガーの攻撃を受けずに済んでいる。 だが、仮に不死の特性がなくとも、このドッペルゲンガーに言峰神父を倒すことは困難だろう。何故なら言峰神父は聖杯戦争の監督者を元に生み出されたNPCであり、オリジナルに匹敵する超人的戦闘力を誇っていた。 対してドッペルゲンガーの素体はただの人間であるジロー。そんな彼がパラメーターを上昇させて、いくつもの優れたアビリティやスーパーアーマーを有しても、言峰神父からすれば焼け石に水。 決して埋められない根本的な実力差が存在する以上、ドッペルゲンガーの勝利は夢のまた夢だった。 だがその事実をジローが知ることはできない。 また、仮に知ったとしてもどうすることもできないまま。ただジローは目の前で繰り広げられる惨劇に怯えるしかなかった。 「――――――――!」 「さて……私ができるのはここまでだ。 さあジローよ。あとは君の仕事だ」 『そいつ』の身体を真上に吊り上げながら、言峰神父は振り向いてくる。 愉悦に満ちた双眸を向けられて、俺はピクリと震えた。 怖くてたまらない。こうして目を合わせているだけでも息が苦しくなって、心臓が止まりそうになる。 金縛りにあったかのように身体が動かない。獰猛な肉食動物に追い詰められた草食動物と、今の俺は何が違うのか。 「お、俺の仕事…………?」 それでも俺は懸命に声を振り絞る。 死にたくない、という当然の本能がそうさせたのだろう。事実、今の俺は言峰神父に命を握られているに等しいから。 「ああ。君と私がこのバトルフィールドから抜け出すには大元……つまりこのドッペルゲンガーを君が撃破しなければならない」 「えっ? で、でも……神父はそんなに強いなら、俺がやる必要はないんじゃ…………?」 「残念だが、私達NPCにはプレイヤーに直接的なダメージを与えることは不可能だ。 いくらドッペルゲンガーに攻撃できたとしても、実際にはドッペルゲンガーのHPは1%も削られていない。 今の私では負けることはないが、勝つこともできないのだよ」 心から勝ち誇ったような笑みを浮かべながら、まるで説得力の無いことを言ってくる。 …………けど、連撃を受けても『そいつ』が生きている以上、神父は本当のことを話しているはずだ。こんな時に嘘を吐くメリットなど彼にはない。 言峰神父が言うように、身動き一つとれない『そいつ』の双銃で打ち抜けば確実に倒せるだろう。 「そして君は私に言ったはずだ。私の元でアルバイトがしたいと。 ならば今がその時になるな。営業を邪魔する悪質な客を撃退してくれれば、私から君にサービスを与えてやろう。 一刻も早く、本来の役割に戻らなければならないのだからな」 言峰神父の声色は穏やかになり、凄惨な雰囲気も収まっていく。愉悦の笑みはそのままだけど。 実際、彼の言う通りだ。神父に『そいつ』を倒すことができない以上、トドメを刺せるのは俺だけである。 何よりもレオ達は俺を心配しているだろう。レオ達を安心させたいなら、俺は『そいつ』と戦わなければいけない。 そして思い出した。俺ができることをやって、対主催生徒会騎士団のみんなを支えたいと誓ったことを。 その途端、神父に対して抱いた畏怖の感情は鳴りを潜めて、自然と立ち上がるようになった。 「……なあ、あんたは俺を助ける為に戦ってくれたのか?」 「私は購買部の店主だ。顧客にサービスを提供するのが使命であり、それを邪魔する者は誰だろうと容赦しない。 結果的には君を助けることとなったが、特定のプレイヤーに肩入れすることは不可能であることを認識してくれ。今の私達には、な」 「そっか……でも、ありがとう。神父のおかげで、俺は殺されずに済んだからさ」 「礼などいい。口よりも手を動かせ」 言峰神父の拘束は更に強くなって、『そいつ』は苦し気にもがいた。 自分自身と同じ姿をした奴が痛めつけられて、そして俺自身が命を奪う。薄気味悪くなるも、躊躇などしない。 『そいつ』には殺されかかったのだし、何よりもGMが用意した偽物だ。ここで俺が倒さなければ、もしかしたらレオ達にまで被害が及ぶ可能性もある。 これ以上、誰かがいなくなるのは嫌だった。ニコだって、そんなことを望まなかったはずだから。 「――――――――!」 言峰神父に捕まった『そいつ』の頭部に銃口を突き付けて、俺は容赦なくトリガーを引く。 鳴り響いた銃声はまるで『そいつ』の断末魔のようだった。 やる気が 5上がった 体力が 20下がった こころが 10下がった 信用度が 15上がった Next 暗黒サイケデリック
https://w.atwiki.jp/swordart-online/pages/87.html
アニメ「ソードアートオンライン」マザーズ・ロザリオ編登場人物 このページでは、アニメ「ソードアートオンライン」のマザーズ・ロザリオ編登場人物についてまとめていきます。 マザーズ・ロザリオ編の主要人物についてはMR主要人物を参照してください。 多少のネタバレがあります。 アニメ視聴済みを前提にして執筆しています。 *各情報は放送上、変更すべき点がでてきます。内容は放送終了時点まで分かったところまでしか加筆いたしません。 加筆・修正・編集大歓迎。 目次 アニメ「ソードアートオンライン」マザーズ・ロザリオ編登場人物 第18話「森の家」より登場クライン/壺井 遼太郎(つぼい りょうたろう) エギル/アンドリュー・ギルバート・ミルズ シノン/朝田詩乃(あさだ しの) 第19話「絶剣」より登場佐田 明代(さだ あきよ) 第20話「スリーピング・ナイツ」より登場ジュン/? テッチ/? タルケン/? ノリ/? シウネー/? 第21話「剣士の碑」より登場 第22話「旅路の果て」より登場倉橋 第23話「夢の始まり」 第24話「」 第18話「森の家」より登場 クライン/壺井 遼太郎(つぼい りょうたろう) 声優:平田広明 年齢:26歳(推定) 新生ALO種族:火妖精族《サラマンダー》 《SAO生還者》(サバイバー)。一般社会人で、小規模の商社に勤めている。 + 第18話「森の家」 21層のボス戦に参戦。 ユウキに挑む人たちの中に彼らしき姿があるが、本当に挑んだのかただのアスナのイメージなのかは不明 + 第21話「剣士の碑」 キリトの要請に応じて救援に参戦しているが会社をサボっているのか昼休み中なのかは不明 エギル/アンドリュー・ギルバート・ミルズ 声優:安元洋貴 年齢:現在の所不明だが20歳以上なのは確実 新生ALO種族:土妖精族《ノーム》 《SAO生還者》(サバイバー)。一般社会人で、喫茶店の経営者 + 第18話「森の家」 実は既婚者である事が明かされた。 21層のボス戦にも参加しているが奥さんをどうやって納得させたのかは不明 そしてやはり本名は明らかにされない シノン/朝田詩乃(あさだ しの) 声優:沢城みゆき 年齢:16歳 新生ALO種族:猫妖精族《ケット・シー》 21層のボス戦で一瞬だけ姿を見せているが、その後は帰省中の為未登場。 ページトップへ 第19話「絶剣」より登場 佐田 明代(さだ あきよ) 声優:小林さやか 完全な一般人で、結城家の家政婦である。 ページトップへ 第20話「スリーピング・ナイツ」より登場 ジュン/? 声優:山下大輝 年齢:歳 新生ALO種族:火妖精族《サラマンダー》 ギルド《スリーピング・ナイツ》のギルドメンバー。 小柄ながら両手剣+金属鎧でフォワードを務める少年。 + 第20話「スリーピング・ナイツ」 ボス部屋の直前はほとんど敵が出ず、かつ隠蔽魔法は使用中ずっとMPが減る仕様のため、本来魔法で消える必要はない場面で消えているのは偵察魔法をかけるためだった。 よく見ると、ボス部屋突入(1回目)の際、足元が写るシーンでジュンの足のすぐ後に光るナニカが走っている 原作未読組からは見た目から「2Pカラーキリト」などと呼ばれているとかいないとか 無論、キリトと関係はない。 テッチ/? 声優:こぶしのぶゆき 年齢:歳 新生ALO種族:土妖精族《ノーム》 ギルド《スリーピング・ナイツ》のギルドメンバー。 メイス+大盾+金属鎧と防御を固めたタンク役の巨漢。 タルケン/? 声優:田丸篤志 年齢:歳 新生ALO種族:工匠妖精族《レプラコーン》 ギルド《スリーピング・ナイツ》のギルドメンバー。 長槍装備の中衛で眼鏡をかけた痩せた青年。酒は飲める年齢。 ノリ/? 声優:田野アサミ 年齢:歳 新生ALO種族:影妖精族《スプリガン》 ギルド《スリーピング・ナイツ》のギルドメンバー。 先端に石突の付いた棍棒(クウォータースタッフ)で攻撃する中衛。 スプリガンのため褐色肌。絡み酒をしているが、ALO内で飲んでも酔う機能はない。 シウネー/? 声優:嶋村侑 年齢:歳 新生ALO種族:水妖精族《ウンディーネ》 ギルド《スリーピング・ナイツ》のギルドメンバー。 対人でわくわくしちゃう意外と好戦的な後衛。 + 第22話「旅路の果て」 アニメでは描写がないが、21話で話に上がった謝礼を渡すシーンがある。嫌われてしまったと思い込んでいるアスナにとっては金で別れろと言われるようなものであり、辛い役回りである。 第21話「剣士の碑」より登場 なし 第22話「旅路の果て」より登場 倉橋 声優: 年齢:歳 ユウキこと木綿季の主治医。 メディキュボイドに対し未来の希望を抱いている。 メディキュボイド隣の部屋に普段使用しているアミュスフィアがあるが、ALOにログインしているわけではなく、あくまでユウキとの対話用スペースに接続するためのものである。 MMOに慣れがない人はアスナが倉橋のアミュスフィアを使用してアスナのアバターでログインしている事に混乱しがちだが、家庭用ゲームのようにアミュスフィアの中にアスナのデータがあるわけではないため、アカウントとパスワードを覚えていてALOがインストールされているアミュスフィアがネットに繋がればどこでも接続は可能。現実のMMORPGでもアカウントとパスワードがあればネットカフェなどのPCでプレイできる。 第23話「夢の始まり」 第24話「」 ページトップへ 名前 コメント 草 -- 緑仙 (2023-02-17 09 09 53) シウネーってアンシウンとかじゃなかったっけ(漢字忘れた) -- 名無しさん (2017-03-22 23 33 17) ユウキのお葬式の時ね -- WeededHare21921 (2017-03-18 20 10 07) シウネーの本名わかってた希ガス -- WeededHare21921 (2017-03-18 20 09 04) ひとまずひな型と、主要人物側から一部移動 -- 名無しさん (2014-11-27 10 18 13)
https://w.atwiki.jp/muchaking/pages/31.html
/ / \ \≧=- __彡 / 、 . .、 .. { }\ . .》 / /| |. \ \ . .{ __彡. , { | _ヽ | . ハ ./ 刄 ‘, . / ,. { {__、 . ,ィ示笊ミ、 . //,. / 芹 \ | f仍'//C }ゝ . '//., / | 从ィf示ミ、ハ 、 | VZ リ / ! |、 \ ///, /| {〃V//C ヾ \ |  ̄ 从 } } ヾ'///,.. | | ヾ V少' \ | | /| ! /////., ! 从 ヽ ヽ | / .| / ./ 从 /////,.从ハ { ヾ }/ .ノ' ./ /.'/////,|/ Y ハハ _ rー 彡 /. '/////, | ルハハ -- ‐ 八 / '/////, リ /{ /{ / '/////, \ / .| 从' { '>彡 へ _ -‐=≦> .、 / |/ } / .◇ゝ -=≦ニニ≫=}ニ}> -- < |{ニニニニニニ-彡<◇◇ニニ≫ ''_ -=≦ニ|. |ニニニニニニ{ r-- ====≦ニニニニ | !ニニニニニニ| |ニニニニニニニニニニニニv V=- _ニニ 【アイングラッド文明指導者キリト】 甘粕+ヒースクリフが作成した仮想現実世界に住まう人工知能達の文明です。 本人達の認識では魔物たちを撃退し、同胞を守るのが目下の目標です。 強くなければ話にならないので、指導者も自然と強者が選ばれます。 (ただし弱肉強食社会というわけではなく、ノブレスオブリージュの類) 文明特性 パライゾ:試練が高密度で課されているため、英雄が誕生しやすいです。 人工知能:(本人たちにはあまり意味が在りませんが)人工知能のためBalls・Betaのような無人機械に適しています。