約 4,074,836 件
https://w.atwiki.jp/berryzhelloden2/pages/82.html
清水×清水(シミズのジジョウ)35 ~数日後(ダンス大会まであと10日)~ ○ダンス部部室 清水「関東大会まであと10日!」 部員「はいっ!」 清水「めざせ全国!打倒キュー学!僕たちならできる!」 部員「はいっ!」 清水「出来ることを一つ一つクリアして完璧な状態で本番に挑もう!」 部員「はいっ!」 部室の窓から覗いている徳永と嗣永 徳永「気合い入ってるねーキャプテン」 嗣永「かっこいいなぁ清水くん。家帰ってもその日撮ったビデオ見て研究してるんだって。佐紀ちゃんが言ってた」 徳永「さすがキャプテンだな…ところで、佐紀ちゃんとはどうなんだよ?」 嗣永「ピアノの大会を控えてて練習で忙しいんだって」 徳永「へぇー…兄妹そろって真面目なんだな」 清水×清水(シミズのジジョウ)36 ○キュー学近くのファミレス 待ち合わせをしていた鈴木と菅谷 菅谷「はい、現像した写真!」 鈴木「わぁ…うまく撮れてる!ありがとう!」 菅谷「いやぁ…カメラが良かっただけだよぉ」 鈴木、1枚1枚見ていた手が止まる。 菅谷「…どうしたの?」 鈴木「これ、嗣永さんに」 嗣永と佐紀の2ショット写真を菅谷に渡す 菅谷「ああ…渡しとくよ。2人とも喜ぶだろうなぁ…」 鈴木「ねぇ菅谷君。その2人なんだけど…話しててどう思った?」 菅谷「えーと…別に何も…」 鈴木「そう…」 菅谷「え?なんかおかしかったの?」 鈴木「佐紀ちゃんが…なんか違ったのよねぇ…」 菅谷「違う?」 清水×清水(シミズのジジョウ)37 ○喫茶『Berry fields』 熊井「嗣永が目的じゃない?」 いつもの位置に陣取る熊井、夏焼、須藤 夏焼「確信は無いけどね。」 須藤「ほかに本命がいるのか?」 夏焼「…34回」 熊井「何の数字だ?」 夏焼「あの日に佐紀ちゃんが『お兄ちゃん』と言った回数だ。」 熊井「わざわざ数えてたのかよ」 須藤「多くないか?」 夏焼「まだ1度しか会ってない者同士の最初のデートならお互いを知りたいから 相手への質問が多くなるはず…しかし佐紀ちゃんが嗣永にした質問はたったの4つ おかげで清水くんのことにくわしくなった気がするよ…」 清水×清水(シミズのジジョウ)38 ○キュー学近くのファミレス 夏焼と同じようなことを菅谷に説明していた鈴木 菅谷「確かに清水くんのことばっかりだったな…でもなんで清水くんことを…」 鈴木「多分、佐紀ちゃん…お兄さんに嫉妬して欲しかったのかな?って」 菅谷「しっと?」 鈴木「たとえば…えーと…このストラップなんだけど、私のお気に入り。かわいいでしょ?」 菅谷の目の前にケータイを出してストラップを見せる鈴木 菅谷「うん、かわいい♪鈴木さんらしいね!」 鈴木「実はこれ、岡井君からもらったんだぁ…君に似合うからって♪」 菅谷の顔がひきつる 菅谷(げっ!!岡井からのだったのかよ…誉めるんじゃなかった…) 鈴木「いま、岡井君の名前が出てイヤな気分になりませんでした?」 菅谷「い、いやいや!全然全然!」 鈴木「いいんですよ…わざと言ったんですから」 菅谷「わざと?」 清水×清水(シミズのジジョウ)39 鈴木「女の子ってたまにわざとこういうことして気をひこうとするんですよ。 そして好きな人が妬いたり怒ったりしてる顔を見て逆に安心するの。 逆に佐紀ちゃんはお兄さんに嗣永さんのこと自慢してると思う」 菅谷「へぇー…確かにそんなこといってた気がする」 ~~デートの翌日~~ 清水「昨日帰ってから『嗣永さん優しかったぁ♪』とか『嗣永さんが 酔っぱらいから守ってくれたぁ♪』とか散々ノロケ話きかされたよ…」 徳永「酔っぱらい追い払ったの俺なのに…」 ~~~~~~~~~~ 菅谷「相当嗣永のこと気に入ったのかと思ったけど…そういう風にもとれるなぁ」 鈴木「男の子って自分が思ってる以上に鈍感だから女の子の『信号』が読みとれないのよねぇ… 『せっかく二人きりなんだから手を握ってほしい!』…とか…」 上目遣いでアピールする鈴木 菅谷「ふーん。深いね。うん…」 それに気付かず腕組みして考え込んでいる菅谷 鈴木「・・・・・・うん、それであともう一つ佐紀ちゃん見てて気になったのが…」 ドサッ! 菅谷の目の前にお手拭きが大量に置かれる 清水×清水(シミズのジジョウ)40 菅谷「ん?なんだこのお手拭きの量は…」 岡井「いらっしゃいませぇ♪こちらインキンの方へのサービスとなっておりまーす♪」 ウェイターの格好をした岡井が立っていた 菅谷「お、岡井っ!?何でここでバイトしてんだよ?」 岡井「学校が近いからに決まってんじゃん。ほい、注文は?」 菅谷「…じゃあポテトフライとドリンクバー2つで」 岡井「申し訳ありません、インキンの方にポテトフライは出さないことになってますので」 菅谷「はぁ?誰が決めたんだんだよ?」 岡井「おれ!」 菅谷「勝手に決めんなよ!」 岡井「おれは愛理の衛生面を気遣って言ってるのに…」 鈴木「…わたしは別に気にしてないから」 菅谷「ほぉらみろぉ!どっかのチビクロと違って鈴木さんは優しいなぁ」 岡井「あっ!チビクロってまた差別表現だ!!!」 菅谷「インキンだって立派な差別だろぉ!!?」 岡井「なんだとぉ!!!」 菅谷「なんだよ!!?」 客「うるさい!!!!!」 2人「…………すいません」 岡井「ん?」 嗣永と佐紀の写真に目がいく岡井 岡井「これがカリぶ…じゃなくて清水の妹か。マジでそっくりだな」 菅谷「なんで知ってんだよ」 鈴木「私がみんなに話したから…」 菅谷「あっ…なるほど」 清水×清水(シミズのジジョウ)41 ○夜道 下校中のダンス部員A。 人通りの多い歩道を歩いていると目の前に人影が現れる 部員A「あれ?どうしたんスか?」 その人影に手招きされ裏の路地に入る ドガッ!バキッ! 何者かに殴られまくる部員A 部員A「うぐっ……」 這うようにしてなんとか歩道まで出るがそこで力つきる 女性「キャーッ!!」 倒れている部員Aを見つけ悲鳴を上げる女性 須藤「どうしました!?あっ!!!」 偶然悲鳴を聞き駆けつける須藤。倒れている部員Aを見つける 須藤「おい!お前…清水んとこのAじゃないか!?大丈夫か!?おい!?…気を失ってる…」 女性「早く病院に…」 ケータイで119をしようとする女性 須藤「病院が近いから救急車を呼ぶより直接連れて行った方が早い!」 部員Aを抱えて病院へ走る須藤 清水×清水(シミズのジジョウ)42 ○喫茶Berry fields 閉店後の掃除をしている清水 電話が鳴る 清水「ん?須藤くん?もぉしもぉーし?……えっ!!?」 ○病院 駆けつけてくる清水 部屋の前のソファの周りに須藤とダンス部員たちがいる 清水「ハァ…ハァ…Aくんは!?」 部員B「意識がまだ戻ってないって…」 部員C「怪我の状況からみてとてもダンスなんて…」 清水「クソッ!!!誰がこんなことを…」 須藤「…キュー学しか考えられんだろ」 腕を組み、目を閉じたままこたえる須藤 部員D「そうだ…あいつらしかあり得ない…今すぐに抗議に行きましょう!」 清水「ダメだよ。証拠がないから白を切られるだけだ」 部員E「じゃあ…どうすればいいんすか!?」 清水「嘆いても解決にならない…Aくんを抜いたフォーメーションを考えないと」 部員F「でも…あと9日しかないんですよ…今からじゃム」 清水「嘆いても解決にならないと言ってるだろ!!!」 清水の叫びが響く病院内… 清水「すまない…フォーメーションは今日中に僕が組み直す。」 部員たち「……はい」 清水「明日は朝から確認を兼ねた練習だ。Aくんは医者に任せよう。みんなは明日に備えて帰って休んでくれ」 部員たち「わかりました…」 帰って行く部員たち それを見送ったあとうつむく清水の肩を叩く須藤 清水×清水(シミズのジジョウ)43 ~翌日(大会まであと9日)~ ○教室 須藤の報告により5人にも昨日の出来事が伝えられる 嗣永「Aくん…かわいそう」 徳永「やったのは明らかにキュー学だろ?どうすんだよ?乗り込むか?」 須藤「いや、清水からそれは止めてくれとの話があった」 徳永「はぁ?なんでだよ?」 須藤「それでも正々堂々とやりたいんだとさ…」 夏焼「…相変わらずの真面目バカだね。そんな綺麗事が通用する相手でもないだろ…」 徳永「んで…問題のキャプテンさんは?」 須藤「朝練だ。Aが抜けた穴をフォローするためにな」 菅谷「さすが…正々堂々というだけはあるね…」 清水×清水(シミズのジジョウ)44 窓の外を見たままの熊井 熊井「しかし…なんでAだったんだろうな」 嗣永「えっ…?」 熊井「仮にダンス部を潰すとしたら『ひ弱なキャプテン』清水を叩けばすむことだ… なんであえて部員のAを最初に狙ったんだ?」 須藤「ふむ、確かに」 熊井「さらに、人通りが多い歩道からわざわざ裏路地までAを連れて行ったのも変だ…」 徳永「急に賢いこと言うな…今日は雪が降りそうだな…あでっ!!」 熊井のげんこつを食らう徳永 夏焼「なるほど、やることが回りくどいと言いたいわけだね…」 熊井「ああ、なぁんか抜けてんだよな…」 嗣永「抜けてる…」 菅谷「と、とにかくさ…まだキュー学の仕業って決まった訳じゃないでしょ? ほら…通り魔とかの仕業かもしれないし!」 夏焼「相変わらず君はキュー学の肩を持つね。鈴木さんとキュー学は別に考えないと」 菅谷「…ごめん」 清水×清水(シミズのジジョウ)45 清水「おはよーぉ」 目の下にクマをつけフラフラ歩きながら清水がやってくる 嗣永「おはよ…って大丈夫?」 清水「だいじょーぶ、1日ねないぐらいでひとは死なないから」 須藤「まさか完徹でフォーメーション考えてたのか…」 清水「かくにん終わったらしんぶん配達のじかんだったからね…」 菅谷「新聞配達もしてたんだ…」 清水「でも、ぼくががんばったからなんとかなりそ……zzz」 席に座った瞬間に眠りにつく清水 徳永「清水ぅ…そこ俺の席なんだけどぉ…」 清水の寝顔を見てまた考え込む熊井 熊井(何が目的なんだ…) 清水×清水(シミズのジジョウ)46 ~昼休み~ ○中庭 購買を抜け出してきた大江と徳永がベンチに座っている 徳永「と、いうわけだったんです」 佐紀の胸を触った件の説明をした徳永 大江「……」 ツンとした表情で腕を組んでいる大江 徳永「ごめんなさい…浮気とかそんなんじゃなくてその…」 大江「もう…謝る相手が違うでしょ?」 徳永「え?」 大江「本当に誠意を持って謝ったの?」 徳永「僕はそのつもりなんですが…」 大江「つもりじゃダメでしょ…じゃあ私も一緒に謝ってあげるわ」 徳永「ホントに?」 大江「私のせいで欲求不満だったんですって」 徳永「いや…あの…その謝り方はちょっと…」 大江「ベリ女に直接行って謝りに行きましょ」 徳永「えーと…なんか前にもこんなことあった気が…ん?」 清水×清水(シミズのジジョウ)47 ダンス部の部室から出てくる清水の影を見つける徳永 徳永「あっ清水だ。じゃあ佐紀ちゃんと会う機会を作ってもらうようにお願いしてくる!」 徳永「おーい清水ー!」 廊下の角を曲がった清水を追う徳永 ~廊下~ 清水「ふぁ~あ。よく寝たぁ…」 保健室の前で伸びをしながら歩き始める清水 清水を追って廊下の門を曲がってきた徳永 徳永「あれ?あーいたいた!おーい!清水ー!」 清水「んー?徳永くん?どしたの?」 徳永「あのさ…佐紀ちゃんにあのことをしっかり謝りたいから そういう機会を組んでくれないか?マリマリも一緒に謝ってくれるって」 清水「マリマリ…センス悪っ」 徳永「頼んだぞ!絶対だからな!」 清水「えー…わかったよもう…ふぁ~あ…」 清水×清水(シミズのジジョウ)48 ~放課後~ 電話をしながら部室に向かう清水 佐紀《もしもし?》 清水「佐紀?ごめん急に…あのさ、徳永くんがどうしても 佐紀に謝りたいって言うから会ってもらえないかな?」 佐紀《イヤッ!》 清水「なんでだよ…」 佐紀《イヤなものはイヤッ!ゴボウさんに彼女と一緒に謝りにきても許さない って伝えといて!じゃあねっ!》 清水「おいおいゴボウさんは言い過ぎだろ……あっ、切れちゃった…まぁいいか」 ○ダンス部部室前 鍵を開けようとする清水 清水「あれ?開いてる…閉めたはずなのに」 開けると部室内に布が散乱していた 清水「なんだこれ!!?…もしかして」 清水、急いで衣装の入っていたロッカーを開ける 清水「そんな…」 衣装がはさみで切り刻まれボロボロにされていた 清水×清水(シミズのジジョウ)49 部室に入ってきた部員BとC 部員B「キャプテンどうしたんですか!?…これは!?」 清水「誰かが部室に入り込んでやったんだ」 部員C「やっぱりキュー学が…」 清水「わからない…」 ~~~~~~~~ 清水に呼ばれやってきた須藤 清水「衣装がこんな状態に…」 須藤「ひどい…とても着れる状態じゃないな」 部員D「もう我慢できない!キャプテン!絶対キュー学の奴らっすよ!」 清水「決めつけちゃダメだ」 部員E「Aさんだけでなく衣装まで…」 部員F「俺たちもう無理っすよ」 清水「まだ僕たちの体があるじゃないか…衣装は僕が何とかする…さあ練習だよ」 部員たち「…はい」 準備を始める部員たち 須藤「清水…ちょっと」 須藤の手招きで部室を出る2人 清水×清水(シミズのジジョウ)50 ○部室前 須藤「なぁ清水…」 清水「なに?」 須藤「これでもまだ『正々堂々』と言うのか?」 しばしの間のあと口を開く清水 清水「須藤くん…相手が卑怯な手を使ったからって こっちも卑怯な手を使っていいという理由にはならないんだよ…」 須藤「それは分かるが…おそらく夏焼は動きはじめてる。ここに盗聴器を仕掛けて…」 清水「もう仕掛けてると思うよ。どこかでこの会話も聞いてるかもしれない」 ○ベリーズ高校駐輪場 バイクにまたがりイヤホンで2人の話を聞いていた夏焼 夏焼「やっぱりこいつらには使えないか…別の手に切り替えだね…」 バイクのエンジンをかけ学校を出る夏焼 ○ダンス部部室前 須藤「鍵を開けたのは…」 清水「夏焼くんは締め忘れるなんて詰めの甘いことはしないよ…」 須藤「…じゃあ誰が」 清水「………」 清水×清水(シミズのジジョウ)51 ~4日後の放課後(大会まであと5日)~ ○ダンス部部室 部室を訪れる体育教師の藤元 藤元「うぃーっす!」 清水「藤元先生?どうしたんですか?」 藤元「ダンス部宛にビデオが届いてな…なんと…強豪キュー学ダンス部からだ!」 清水「キュー学!?」 ビデオ鑑賞会に入るダンス部員たち ビデオを再生すると最初に中島が現れた 中島《キュフフ…清水君、ベリ高ダンス部の諸君ごきげんよう》 清水「中島くんじゃないか!?」 部員B「中島って…キャプテンがキュー学で一番うまいって言ってた」 清水「うん。ダンス部に復帰したのか…良かった…」 部員C「キャプテン…なんか中島が着てる服…俺たちの衣装に似てません?」 清水「言われてみれば…そうだね…」 中島《このビデオを送ったのは全国大会常連高である我が校のダンスを とぉくべつに見せてあげようかと思ってね。ミュージックスタート!》 中島をセンターに7人がダンスを披露している 清水「これは…曲に振り付け、衣装まで…僕たちのと同じじゃないか!?」 清水×清水(シミズのジジョウ)52 一部分だけ見せるとすぐ中島一人が映るカットに戻った 中島《大会当日もこの演目でやらせてもらうよ!どうだい? さわりだけだったけどいい教材になると思うよ?》 部員E「バカにしやがって…」 中島《っていってもそちらは1人足りないから教材にはならないよね!!!キュフフ♪じゃーねー!》 部員D「やっぱり全部キュー学の仕業だ!!!あいつら絶対ゆるさねぇ!」 部員C「落ち着けD!」 興奮しているDを押さえる部員たち その横でプルプルと震える清水 部員B「キャプテン?」 清水「…最高じゃないか!人数は違うけどキュー学と同じ条件で戦える… まさに『正々堂々』のダンスバトルだよ!いやー楽しみだなー♪」 目をキラキラさせて言う清水 部員F「キャプテン…ポジティブ過ぎますよ…」 清水「そうかな?でもさぁ…」 ビデオを巻き戻しして一時停止する清水 清水「ここの立ち位置が違うんだよね…」 部員B「俺とAがいたところですね。確かに違います」 清水「えーと、この立ち位置は一度このかたちに変えてみたけど、 しっくりこなかったから翌日に戻したんだよね」 部員E「よく分かりますね…」 清水「まぁ帰ってから撮っておいたビデオ見て研究してるからね…これは3週間前ぐらいの………」 話が止まり考え込む清水 部員C「どうしたんですか?」 清水「いや、なんでもない…」 清水×清水(シミズのジジョウ)53 ○キュー学のたまり場 梅田「どうだ…カリ太頭のダンス部を潰す方は…」 中島「強力な助っ人のおかげで部員の一人を病院送りにして 衣装をメチャクチャにしてやりました」 梅田「強力な助っ人?…ほぅ…」 中島「さらにビデオを盗んでもらい全く同じ衣装、振付をした ビデオを送りつけてやりました。今頃奴らは戦意を喪失してるかと…」 梅田「ハッ!おもしれーことするじゃねーか!」 中島「しかし、その盗んだビデオをみたところあいつら今のうちらより格段に うまいみたいで…直接対決したらやばいのでいっそのこと辞退させてしまおうと…」 中島の胸ぐらを掴む梅田 中島「うわっ!」 梅田「だったら最初からそうしろよ…」 中島「はぁ…そうですよね…早速作戦を練らせてもらいます。そうだ…」 梅田「なんだ?」 中島「いい案が浮かんだナリ。梅隊を貸して欲しいのですが」 梅田「構わないが失敗したら分かってるな?」 中島「大丈夫です…抜かりはありません…」 2人のやりとりを聞いていた男の影がその場を去る 清水×清水(シミズのジジョウ)54 ○喫茶BerryFields バイトに入っている清水、客席には徳永と嗣永がいる 徳永「清水ぅ…いつになったら佐紀ちゃんに会わせてくれるんだよ…」 清水「本人がゴボウさんには会いたくないって言ってるから仕方ないよ…」 徳永「ゴボウとかひどいよ…」 嗣永「徳永くん、清水くんも佐紀ちゃんも忙しいんだから無理させちゃダメだよ…」 徳永「まぁ…清水キャプテンは昼休みにも部室に行くほど大変みたいだしな」 清水「えっ?僕昼休みに部室に行ったことないよ?」 徳永「はぁ?いただろお前!俺が佐紀ちゃんのこと頼んだときだよ」 嗣永「その日って清水くん寝不足だったから昼休み保健室で仮眠とってたんじゃ…」清水「うん…」 厨房に置いてあった清水の携帯が鳴る たいせい「バイトー!電話鳴ってんでー!」 清水「へいへーい!もしもし?えっ!?Aくんの意識が戻った!!!」 清水×清水(シミズのジジョウ)55 ○病院 ベットのAを囲む部員たち 部員B「なぁ…ホントなのか?」 部員A「信じられないけど…間違いない」 部員C「なぁ…もしかして…」 ○病院の廊下 嬉しそうに廊下を走って行く清水 清水「Aくん!」 清水が駆けつけてくるが部員たちは冷たい目線を浴びせる 清水「どうしたの?みんな…」 部員E「実は…Aがリンチに会う直前にキャプテンに裏路地に案内されたって」 清水「えっ?…僕はそのときバイト中だし」 部員A「でもこの目で見たんだ!!」 清水「Aくん…」 部員D「あの…すげーいいずらいんスけど…ここ最近のダンス部への 嫌がらせって全部キャプテンがやったんじゃないっすか?」 清水「…なんで僕がそんなことする必要があるんだい?」 部員D「知りませんよ!こっちが聞きたいぐらいだ!」 部員C「じつは俺…衣装がボロボロに切られた日の昼休み、 キャプテンが部室に入ってくの見たんです」 清水「そんな…徳永くんも言っていたけど…僕じゃないよ」 部員F「さっきキュー学がパクったビデオ見た時にも喜んでたし…わざとあげたんじゃないですか?」 清水「みんな…僕を疑ってるのか?」 無言になる部員たち 清水の前に立つ部員B 部員B「すいません、俺ダンス部やめます」 清水×清水(シミズのジジョウ)56 清水「Bくん…どうして」 部員B「キャプテンのこと一番慕ってたAが言ってるんですよ…」 部員C「Bの言うとおりです。俺だって本当に見たんです。 それでもやってないっていうなら…俺も辞めます」 部員D「俺も同感だ」 清水、EとFの顔を見るがうつむいて目を合わせてもらえない 部員A「お前たち…いくらなんでもそれは」 部員B「お前は黙ってろ。これは関東大会に出る俺たちの問題だ」 部員A「そんな…」 清水「僕は正直に話してるよ…やってないって。信じてくれないのかい?」 部員B「…お世話になりました」 Bに同意するように無言で病室を出ていこうとする部員たち… 清水「……待てよ」 扉の前に立ち部員たちを止める清水 清水「だったら…僕がダンス部を辞める…君たちが残って大会に出ればいいじゃないか」 清水×清水(シミズのジジョウ)57 部員A「キャプテン…待ってくださいよ!お前たちわがまますぎるだろ!」 清水「いいんだAくん。今のダンス部にとってこれが最善の策なんだから」 部員B「最善?」 清水「我がダンス部の目標は…全国の頂点だろ?」 部員C「…はい」 清水「…僕がその足を引っ張ってるとみんなが言うなら…僕が退く。そうじゃないのか?」 部員たちがうつむく 部員D「…たしかにそうかもしれませんね」 部員E「おいD!」 清水「いいんだ…今まで一緒に踊れて楽しかったよ…」 清水、部員Bに部室の鍵を渡す 清水「じゃあね…」 病室を去る清水 部員F「…キャプテン」 ○清水の部屋 棚を見て何かを確認する清水 清水「やっぱりそうか…」 机に座りノートを見ながら考え事をする清水 清水「よし…」 引き出しから部室の合鍵を出す 清水×清水(シミズのジジョウ)58 ~翌日(大会まであと4日)~ ○廊下 清水が熊井にダンス部を抜けた話をしている 清水「というわけなんだ…」 熊井「…なんでそれを俺に?」 清水「前に約束したじゃないか…」 ~~~~~~ 怪我した清水を背負って歩いている熊井 清水「申し訳ない…なんとお礼をすればいいか…」 熊井「俺はお前の夢をバカにしたあいつらが気に入らないからやっただけだ。礼なんかいい」 清水「でも…」 熊井「お前は自分の夢に突っ走ってればいい…ダンスで天下を取る。かっこいいじゃねぇか」 清水「あ、ありがとう…(グス」 ~~~~~~ 熊井「あーそんなこともあったな」 清水「約束を破ることになってしまった…申し訳ない」 腕を組み窓を外を見る熊井 熊井「…お前なんか隠してるだろ?」 清水「えっ?」 清水×清水(シミズのジジョウ)59 熊井「お前にとってダンスはそんな簡単にあきらめれるもんじゃねぇはずだ…」 熊井と同じように腕を組み窓を見る清水 清水「…それよりもっと大事なものがあるんだよ。あっ、もうすぐ授業が始まるよ」 逃げるように教室に戻っていく清水 熊井「大事なものねぇ…なんだと思う?衣装係」 廊下の陰からひょっこり顔を出す須藤 須藤「気づいてたのか」 熊井「まぁな…で?なんだと思う?」 須藤「さぁな…」 熊井「しかし、お前最近清水に気遣いしすぎだな。惚れたのか?」 須藤「アホか。あいつの言う『正々堂々』に賭けてみたかっただけだ。」 熊井「確かに。どっかの『盗・聴・オ・カ・マ・野郎!』も見習って欲しいよなぁ!」 妙にわざとらしく言う熊井 ○教室 席に座りイヤホンでやりとりを聞いていた夏焼。 突然でかくなったボリュームに耳を痛がる 夏焼(チッ!熊井くんもダメか…まぁいい。今ので目星はついた…次はこれで行くか) 手帳を取り出す夏焼 清水×清水(シミズのジジョウ)60 ~~昼休み~~ ○キュー学屋上 梅隊が整列して前に中島と岡井が立っている 中島「…以上が今回の作戦ナリ!」 梅隊「オス!」 岡井「相手は雑魚だ!だからといって手を抜かないようにな!」 梅隊「オス!」 中島「これで僕の作戦は成功間違いなし…」 萩原「面白そうでしゅね…」 屋上の外側の柵をよじ登って現れる萩原 中島「萩原!?」 岡井「どこから出てきてんだよ」 萩原「ボクも一緒に参加していいでしゅか?」 中島「へっ!?」 萩原「…いいでしゅよね?」 ナイフをくるくる回しながら中島に近寄る萩原 中島「はは…モチロンだよぉ…(やばいことになったナリ…」 屋上の扉の向こうで一部始終聞いていた男の影 電話をするその男 男「愛理?君、ベリ高に知り合いがいたよね?ちょっと教えてくれないか?」
https://w.atwiki.jp/animania/pages/20.html
アメリカ物語ファイベルの冒険? キャンディジェーンのランデブー? 空想科学世界ガリバーボーイ? ちびまる子ちゃん? 鬼神童子ZENKI? NINKU -忍空-? ロミオの青い空? 黄金勇者ゴルドラン? 美少女戦士セーラームーンSS? 恐竜冒険記ジュラトリッパー? 天地無用!? プラネットパラダイス? あずきちゃん? 獣戦士ガルキーバ? NEO HYPER KIDS COMPUTER ANIMATION SERIES? 愛天使伝説ウェディングピーチ? アリス探偵局? ヤンボウ ニンボウ トンボウ? 行け!稲中卓球部? バイカーマイス? ふしぎ遊戯? アニメ世界の童話? 十二戦支 爆烈エトレンジャー? 新機動戦記ガンダムW? 新くまのプーさん? スレイヤーズ? 飛べ!イサミ? 美少女戦士セーラームーンSuperS? STREET FIGHTER II V? アニメ缶? ビット ザ キューピッド? ぼのぼの? クマのプー太郎? H2? PHANTASMAGORIA? ナースエンジェルりりかSOS? 野坂昭如 戦争童話集 -忘れてはイケナイ物語り-? ママは ぽよぽよザウルスがお好き? ご近所物語? 爆れつハンター? Marx Radio? モジャ公? 新世紀エヴァンゲリオン? あにめあさいち? 闘魔鬼神伝ONI? ドッカン!ロボ天どん? NOOBOW? 神秘の世界エルハザード? オズ・キッズ? バーチャファイター? 怪盗セイント・テール? キャプテン翼J ワールドユース編? アラジン?
https://w.atwiki.jp/berryzhelloden/pages/80.html
清水×清水(シミズのジジョウ)35 ~数日後(ダンス大会まであと10日)~ ○ダンス部部室 清水「関東大会まであと10日!」 部員「はいっ!」 清水「めざせ全国!打倒キュー学!僕たちならできる!」 部員「はいっ!」 清水「出来ることを一つ一つクリアして完璧な状態で本番に挑もう!」 部員「はいっ!」 部室の窓から覗いている徳永と嗣永 徳永「気合い入ってるねーキャプテン」 嗣永「かっこいいなぁ清水くん。家帰ってもその日撮ったビデオ見て研究してるんだって。佐紀ちゃんが言ってた」 徳永「さすがキャプテンだな…ところで、佐紀ちゃんとはどうなんだよ?」 嗣永「ピアノの大会を控えてて練習で忙しいんだって」 徳永「へぇー…兄妹そろって真面目なんだな」 清水×清水(シミズのジジョウ)36 ○キュー学近くのファミレス 待ち合わせをしていた鈴木と菅谷 菅谷「はい、現像した写真!」 鈴木「わぁ…うまく撮れてる!ありがとう!」 菅谷「いやぁ…カメラが良かっただけだよぉ」 鈴木、1枚1枚見ていた手が止まる。 菅谷「…どうしたの?」 鈴木「これ、嗣永さんに」 嗣永と佐紀の2ショット写真を菅谷に渡す 菅谷「ああ…渡しとくよ。2人とも喜ぶだろうなぁ…」 鈴木「ねぇ菅谷君。その2人なんだけど…話しててどう思った?」 菅谷「えーと…別に何も…」 鈴木「そう…」 菅谷「え?なんかおかしかったの?」 鈴木「佐紀ちゃんが…なんか違ったのよねぇ…」 菅谷「違う?」 清水×清水(シミズのジジョウ)37 ○喫茶『Berry fields』 熊井「嗣永が目的じゃない?」 いつもの位置に陣取る熊井、夏焼、須藤 夏焼「確信は無いけどね。」 須藤「ほかに本命がいるのか?」 夏焼「…34回」 熊井「何の数字だ?」 夏焼「あの日に佐紀ちゃんが『お兄ちゃん』と言った回数だ。」 熊井「わざわざ数えてたのかよ」 須藤「多くないか?」 夏焼「まだ1度しか会ってない者同士の最初のデートならお互いを知りたいから 相手への質問が多くなるはず…しかし佐紀ちゃんが嗣永にした質問はたったの4つ おかげで清水くんのことにくわしくなった気がするよ…」 清水×清水(シミズのジジョウ)38 ○キュー学近くのファミレス 夏焼と同じようなことを菅谷に説明していた鈴木 菅谷「確かに清水くんのことばっかりだったな…でもなんで清水くんことを…」 鈴木「多分、佐紀ちゃん…お兄さんに嫉妬して欲しかったのかな?って」 菅谷「しっと?」 鈴木「たとえば…えーと…このストラップなんだけど、私のお気に入り。かわいいでしょ?」 菅谷の目の前にケータイを出してストラップを見せる鈴木 菅谷「うん、かわいい♪鈴木さんらしいね!」 鈴木「実はこれ、岡井君からもらったんだぁ…君に似合うからって♪」 菅谷の顔がひきつる 菅谷(げっ!!岡井からのだったのかよ…誉めるんじゃなかった…) 鈴木「いま、岡井君の名前が出てイヤな気分になりませんでした?」 菅谷「い、いやいや!全然全然!」 鈴木「いいんですよ…わざと言ったんですから」 菅谷「わざと?」 清水×清水(シミズのジジョウ)39 鈴木「女の子ってたまにわざとこういうことして気をひこうとするんですよ。 そして好きな人が妬いたり怒ったりしてる顔を見て逆に安心するの。 逆に佐紀ちゃんはお兄さんに嗣永さんのこと自慢してると思う」 菅谷「へぇー…確かにそんなこといってた気がする」 ~~デートの翌日~~ 清水「昨日帰ってから『嗣永さん優しかったぁ♪』とか『嗣永さんが 酔っぱらいから守ってくれたぁ♪』とか散々ノロケ話きかされたよ…」 徳永「酔っぱらい追い払ったの俺なのに…」 ~~~~~~~~~~ 菅谷「相当嗣永のこと気に入ったのかと思ったけど…そういう風にもとれるなぁ」 鈴木「男の子って自分が思ってる以上に鈍感だから女の子の『信号』が読みとれないのよねぇ… 『せっかく二人きりなんだから手を握ってほしい!』…とか…」 上目遣いでアピールする鈴木 菅谷「ふーん。深いね。うん…」 それに気付かず腕組みして考え込んでいる菅谷 鈴木「・・・・・・うん、それであともう一つ佐紀ちゃん見てて気になったのが…」 ドサッ! 菅谷の目の前にお手拭きが大量に置かれる 清水×清水(シミズのジジョウ)40 菅谷「ん?なんだこのお手拭きの量は…」 岡井「いらっしゃいませぇ♪こちらインキンの方へのサービスとなっておりまーす♪」 ウェイターの格好をした岡井が立っていた 菅谷「お、岡井っ!?何でここでバイトしてんだよ?」 岡井「学校が近いからに決まってんじゃん。ほい、注文は?」 菅谷「…じゃあポテトフライとドリンクバー2つで」 岡井「申し訳ありません、インキンの方にポテトフライは出さないことになってますので」 菅谷「はぁ?誰が決めたんだんだよ?」 岡井「おれ!」 菅谷「勝手に決めんなよ!」 岡井「おれは愛理の衛生面を気遣って言ってるのに…」 鈴木「…わたしは別に気にしてないから」 菅谷「ほぉらみろぉ!どっかのチビクロと違って鈴木さんは優しいなぁ」 岡井「あっ!チビクロってまた差別表現だ!!!」 菅谷「インキンだって立派な差別だろぉ!!?」 岡井「なんだとぉ!!!」 菅谷「なんだよ!!?」 客「うるさい!!!!!」 2人「…………すいません」 岡井「ん?」 嗣永と佐紀の写真に目がいく岡井 岡井「これがカリぶ…じゃなくて清水の妹か。マジでそっくりだな」 菅谷「なんで知ってんだよ」 鈴木「私がみんなに話したから…」 菅谷「あっ…なるほど」 清水×清水(シミズのジジョウ)41 ○夜道 下校中のダンス部員A。 人通りの多い歩道を歩いていると目の前に人影が現れる 部員A「あれ?どうしたんスか?」 その人影に手招きされ裏の路地に入る ドガッ!バキッ! 何者かに殴られまくる部員A 部員A「うぐっ……」 這うようにしてなんとか歩道まで出るがそこで力つきる 女性「キャーッ!!」 倒れている部員Aを見つけ悲鳴を上げる女性 須藤「どうしました!?あっ!!!」 偶然悲鳴を聞き駆けつける須藤。倒れている部員Aを見つける 須藤「おい!お前…清水んとこのAじゃないか!?大丈夫か!?おい!?…気を失ってる…」 女性「早く病院に…」 ケータイで119をしようとする女性 須藤「病院が近いから救急車を呼ぶより直接連れて行った方が早い!」 部員Aを抱えて病院へ走る須藤 清水×清水(シミズのジジョウ)42 ○喫茶Berry fields 閉店後の掃除をしている清水 電話が鳴る 清水「ん?須藤くん?もぉしもぉーし?……えっ!!?」 ○病院 駆けつけてくる清水 部屋の前のソファの周りに須藤とダンス部員たちがいる 清水「ハァ…ハァ…Aくんは!?」 部員B「意識がまだ戻ってないって…」 部員C「怪我の状況からみてとてもダンスなんて…」 清水「クソッ!!!誰がこんなことを…」 須藤「…キュー学しか考えられんだろ」 腕を組み、目を閉じたままこたえる須藤 部員D「そうだ…あいつらしかあり得ない…今すぐに抗議に行きましょう!」 清水「ダメだよ。証拠がないから白を切られるだけだ」 部員E「じゃあ…どうすればいいんすか!?」 清水「嘆いても解決にならない…Aくんを抜いたフォーメーションを考えないと」 部員F「でも…あと9日しかないんですよ…今からじゃム」 清水「嘆いても解決にならないと言ってるだろ!!!」 清水の叫びが響く病院内… 清水「すまない…フォーメーションは今日中に僕が組み直す。」 部員たち「……はい」 清水「明日は朝から確認を兼ねた練習だ。Aくんは医者に任せよう。みんなは明日に備えて帰って休んでくれ」 部員たち「わかりました…」 帰って行く部員たち それを見送ったあとうつむく清水の肩を叩く須藤 清水×清水(シミズのジジョウ)43 ~翌日(大会まであと9日)~ ○教室 須藤の報告により5人にも昨日の出来事が伝えられる 嗣永「Aくん…かわいそう」 徳永「やったのは明らかにキュー学だろ?どうすんだよ?乗り込むか?」 須藤「いや、清水からそれは止めてくれとの話があった」 徳永「はぁ?なんでだよ?」 須藤「それでも正々堂々とやりたいんだとさ…」 夏焼「…相変わらずの真面目バカだね。そんな綺麗事が通用する相手でもないだろ…」 徳永「んで…問題のキャプテンさんは?」 須藤「朝練だ。Aが抜けた穴をフォローするためにな」 菅谷「さすが…正々堂々というだけはあるね…」 清水×清水(シミズのジジョウ)44 窓の外を見たままの熊井 熊井「しかし…なんでAだったんだろうな」 嗣永「えっ…?」 熊井「仮にダンス部を潰すとしたら『ひ弱なキャプテン』清水を叩けばすむことだ… なんであえて部員のAを最初に狙ったんだ?」 須藤「ふむ、確かに」 熊井「さらに、人通りが多い歩道からわざわざ裏路地までAを連れて行ったのも変だ…」 徳永「急に賢いこと言うな…今日は雪が降りそうだな…あでっ!!」 熊井のげんこつを食らう徳永 夏焼「なるほど、やることが回りくどいと言いたいわけだね…」 熊井「ああ、なぁんか抜けてんだよな…」 嗣永「抜けてる…」 菅谷「と、とにかくさ…まだキュー学の仕業って決まった訳じゃないでしょ? ほら…通り魔とかの仕業かもしれないし!」 夏焼「相変わらず君はキュー学の肩を持つね。鈴木さんとキュー学は別に考えないと」 菅谷「…ごめん」 清水×清水(シミズのジジョウ)45 清水「おはよーぉ」 目の下にクマをつけフラフラ歩きながら清水がやってくる 嗣永「おはよ…って大丈夫?」 清水「だいじょーぶ、1日ねないぐらいでひとは死なないから」 須藤「まさか完徹でフォーメーション考えてたのか…」 清水「かくにん終わったらしんぶん配達のじかんだったからね…」 菅谷「新聞配達もしてたんだ…」 清水「でも、ぼくががんばったからなんとかなりそ……zzz」 席に座った瞬間に眠りにつく清水 徳永「清水ぅ…そこ俺の席なんだけどぉ…」 清水の寝顔を見てまた考え込む熊井 熊井(何が目的なんだ…) 清水×清水(シミズのジジョウ)46 ~昼休み~ ○中庭 購買を抜け出してきた大江と徳永がベンチに座っている 徳永「と、いうわけだったんです」 佐紀の胸を触った件の説明をした徳永 大江「……」 ツンとした表情で腕を組んでいる大江 徳永「ごめんなさい…浮気とかそんなんじゃなくてその…」 大江「もう…謝る相手が違うでしょ?」 徳永「え?」 大江「本当に誠意を持って謝ったの?」 徳永「僕はそのつもりなんですが…」 大江「つもりじゃダメでしょ…じゃあ私も一緒に謝ってあげるわ」 徳永「ホントに?」 大江「私のせいで欲求不満だったんですって」 徳永「いや…あの…その謝り方はちょっと…」 大江「ベリ女に直接行って謝りに行きましょ」 徳永「えーと…なんか前にもこんなことあった気が…ん?」 清水×清水(シミズのジジョウ)47 ダンス部の部室から出てくる清水の影を見つける徳永 徳永「あっ清水だ。じゃあ佐紀ちゃんと会う機会を作ってもらうようにお願いしてくる!」 徳永「おーい清水ー!」 廊下の角を曲がった清水を追う徳永 ~廊下~ 清水「ふぁ~あ。よく寝たぁ…」 保健室の前で伸びをしながら歩き始める清水 清水を追って廊下の門を曲がってきた徳永 徳永「あれ?あーいたいた!おーい!清水ー!」 清水「んー?徳永くん?どしたの?」 徳永「あのさ…佐紀ちゃんにあのことをしっかり謝りたいから そういう機会を組んでくれないか?マリマリも一緒に謝ってくれるって」 清水「マリマリ…センス悪っ」 徳永「頼んだぞ!絶対だからな!」 清水「えー…わかったよもう…ふぁ~あ…」 清水×清水(シミズのジジョウ)48 ~放課後~ 電話をしながら部室に向かう清水 佐紀《もしもし?》 清水「佐紀?ごめん急に…あのさ、徳永くんがどうしても 佐紀に謝りたいって言うから会ってもらえないかな?」 佐紀《イヤッ!》 清水「なんでだよ…」 佐紀《イヤなものはイヤッ!ゴボウさんに彼女と一緒に謝りにきても許さない って伝えといて!じゃあねっ!》 清水「おいおいゴボウさんは言い過ぎだろ……あっ、切れちゃった…まぁいいか」 ○ダンス部部室前 鍵を開けようとする清水 清水「あれ?開いてる…閉めたはずなのに」 開けると部室内に布が散乱していた 清水「なんだこれ!!?…もしかして」 清水、急いで衣装の入っていたロッカーを開ける 清水「そんな…」 衣装がはさみで切り刻まれボロボロにされていた 清水×清水(シミズのジジョウ)49 部室に入ってきた部員BとC 部員B「キャプテンどうしたんですか!?…これは!?」 清水「誰かが部室に入り込んでやったんだ」 部員C「やっぱりキュー学が…」 清水「わからない…」 ~~~~~~~~ 清水に呼ばれやってきた須藤 清水「衣装がこんな状態に…」 須藤「ひどい…とても着れる状態じゃないな」 部員D「もう我慢できない!キャプテン!絶対キュー学の奴らっすよ!」 清水「決めつけちゃダメだ」 部員E「Aさんだけでなく衣装まで…」 部員F「俺たちもう無理っすよ」 清水「まだ僕たちの体があるじゃないか…衣装は僕が何とかする…さあ練習だよ」 部員たち「…はい」 準備を始める部員たち 須藤「清水…ちょっと」 須藤の手招きで部室を出る2人 清水×清水(シミズのジジョウ)50 ○部室前 須藤「なぁ清水…」 清水「なに?」 須藤「これでもまだ『正々堂々』と言うのか?」 しばしの間のあと口を開く清水 清水「須藤くん…相手が卑怯な手を使ったからって こっちも卑怯な手を使っていいという理由にはならないんだよ…」 須藤「それは分かるが…おそらく夏焼は動きはじめてる。ここに盗聴器を仕掛けて…」 清水「もう仕掛けてると思うよ。どこかでこの会話も聞いてるかもしれない」 ○ベリーズ高校駐輪場 バイクにまたがりイヤホンで2人の話を聞いていた夏焼 夏焼「やっぱりこいつらには使えないか…別の手に切り替えだね…」 バイクのエンジンをかけ学校を出る夏焼 ○ダンス部部室前 須藤「鍵を開けたのは…」 清水「夏焼くんは締め忘れるなんて詰めの甘いことはしないよ…」 須藤「…じゃあ誰が」 清水「………」 清水×清水(シミズのジジョウ)51 ~4日後の放課後(大会まであと5日)~ ○ダンス部部室 部室を訪れる体育教師の藤元 藤元「うぃーっす!」 清水「藤元先生?どうしたんですか?」 藤元「ダンス部宛にビデオが届いてな…なんと…強豪キュー学ダンス部からだ!」 清水「キュー学!?」 ビデオ鑑賞会に入るダンス部員たち ビデオを再生すると最初に中島が現れた 中島《キュフフ…清水君、ベリ高ダンス部の諸君ごきげんよう》 清水「中島くんじゃないか!?」 部員B「中島って…キャプテンがキュー学で一番うまいって言ってた」 清水「うん。ダンス部に復帰したのか…良かった…」 部員C「キャプテン…なんか中島が着てる服…俺たちの衣装に似てません?」 清水「言われてみれば…そうだね…」 中島《このビデオを送ったのは全国大会常連高である我が校のダンスを とぉくべつに見せてあげようかと思ってね。ミュージックスタート!》 中島をセンターに7人がダンスを披露している 清水「これは…曲に振り付け、衣装まで…僕たちのと同じじゃないか!?」 清水×清水(シミズのジジョウ)52 一部分だけ見せるとすぐ中島一人が映るカットに戻った 中島《大会当日もこの演目でやらせてもらうよ!どうだい? さわりだけだったけどいい教材になると思うよ?》 部員E「バカにしやがって…」 中島《っていってもそちらは1人足りないから教材にはならないよね!!!キュフフ♪じゃーねー!》 部員D「やっぱり全部キュー学の仕業だ!!!あいつら絶対ゆるさねぇ!」 部員C「落ち着けD!」 興奮しているDを押さえる部員たち その横でプルプルと震える清水 部員B「キャプテン?」 清水「…最高じゃないか!人数は違うけどキュー学と同じ条件で戦える… まさに『正々堂々』のダンスバトルだよ!いやー楽しみだなー♪」 目をキラキラさせて言う清水 部員F「キャプテン…ポジティブ過ぎますよ…」 清水「そうかな?でもさぁ…」 ビデオを巻き戻しして一時停止する清水 清水「ここの立ち位置が違うんだよね…」 部員B「俺とAがいたところですね。確かに違います」 清水「えーと、この立ち位置は一度このかたちに変えてみたけど、 しっくりこなかったから翌日に戻したんだよね」 部員E「よく分かりますね…」 清水「まぁ帰ってから撮っておいたビデオ見て研究してるからね…これは3週間前ぐらいの………」 話が止まり考え込む清水 部員C「どうしたんですか?」 清水「いや、なんでもない…」 清水×清水(シミズのジジョウ)53 ○キュー学のたまり場 梅田「どうだ…カリ太頭のダンス部を潰す方は…」 中島「強力な助っ人のおかげで部員の一人を病院送りにして 衣装をメチャクチャにしてやりました」 梅田「強力な助っ人?…ほぅ…」 中島「さらにビデオを盗んでもらい全く同じ衣装、振付をした ビデオを送りつけてやりました。今頃奴らは戦意を喪失してるかと…」 梅田「ハッ!おもしれーことするじゃねーか!」 中島「しかし、その盗んだビデオをみたところあいつら今のうちらより格段に うまいみたいで…直接対決したらやばいのでいっそのこと辞退させてしまおうと…」 中島の胸ぐらを掴む梅田 中島「うわっ!」 梅田「だったら最初からそうしろよ…」 中島「はぁ…そうですよね…早速作戦を練らせてもらいます。そうだ…」 梅田「なんだ?」 中島「いい案が浮かんだナリ。梅隊を貸して欲しいのですが」 梅田「構わないが失敗したら分かってるな?」 中島「大丈夫です…抜かりはありません…」 2人のやりとりを聞いていた男の影がその場を去る 清水×清水(シミズのジジョウ)54 ○喫茶BerryFields バイトに入っている清水、客席には徳永と嗣永がいる 徳永「清水ぅ…いつになったら佐紀ちゃんに会わせてくれるんだよ…」 清水「本人がゴボウさんには会いたくないって言ってるから仕方ないよ…」 徳永「ゴボウとかひどいよ…」 嗣永「徳永くん、清水くんも佐紀ちゃんも忙しいんだから無理させちゃダメだよ…」 徳永「まぁ…清水キャプテンは昼休みにも部室に行くほど大変みたいだしな」 清水「えっ?僕昼休みに部室に行ったことないよ?」 徳永「はぁ?いただろお前!俺が佐紀ちゃんのこと頼んだときだよ」 嗣永「その日って清水くん寝不足だったから昼休み保健室で仮眠とってたんじゃ…」清水「うん…」 厨房に置いてあった清水の携帯が鳴る たいせい「バイトー!電話鳴ってんでー!」 清水「へいへーい!もしもし?えっ!?Aくんの意識が戻った!!!」 清水×清水(シミズのジジョウ)55 ○病院 ベットのAを囲む部員たち 部員B「なぁ…ホントなのか?」 部員A「信じられないけど…間違いない」 部員C「なぁ…もしかして…」 ○病院の廊下 嬉しそうに廊下を走って行く清水 清水「Aくん!」 清水が駆けつけてくるが部員たちは冷たい目線を浴びせる 清水「どうしたの?みんな…」 部員E「実は…Aがリンチに会う直前にキャプテンに裏路地に案内されたって」 清水「えっ?…僕はそのときバイト中だし」 部員A「でもこの目で見たんだ!!」 清水「Aくん…」 部員D「あの…すげーいいずらいんスけど…ここ最近のダンス部への 嫌がらせって全部キャプテンがやったんじゃないっすか?」 清水「…なんで僕がそんなことする必要があるんだい?」 部員D「知りませんよ!こっちが聞きたいぐらいだ!」 部員C「じつは俺…衣装がボロボロに切られた日の昼休み、 キャプテンが部室に入ってくの見たんです」 清水「そんな…徳永くんも言っていたけど…僕じゃないよ」 部員F「さっきキュー学がパクったビデオ見た時にも喜んでたし…わざとあげたんじゃないですか?」 清水「みんな…僕を疑ってるのか?」 無言になる部員たち 清水の前に立つ部員B 部員B「すいません、俺ダンス部やめます」 清水×清水(シミズのジジョウ)56 清水「Bくん…どうして」 部員B「キャプテンのこと一番慕ってたAが言ってるんですよ…」 部員C「Bの言うとおりです。俺だって本当に見たんです。 それでもやってないっていうなら…俺も辞めます」 部員D「俺も同感だ」 清水、EとFの顔を見るがうつむいて目を合わせてもらえない 部員A「お前たち…いくらなんでもそれは」 部員B「お前は黙ってろ。これは関東大会に出る俺たちの問題だ」 部員A「そんな…」 清水「僕は正直に話してるよ…やってないって。信じてくれないのかい?」 部員B「…お世話になりました」 Bに同意するように無言で病室を出ていこうとする部員たち… 清水「……待てよ」 扉の前に立ち部員たちを止める清水 清水「だったら…僕がダンス部を辞める…君たちが残って大会に出ればいいじゃないか」 清水×清水(シミズのジジョウ)57 部員A「キャプテン…待ってくださいよ!お前たちわがまますぎるだろ!」 清水「いいんだAくん。今のダンス部にとってこれが最善の策なんだから」 部員B「最善?」 清水「我がダンス部の目標は…全国の頂点だろ?」 部員C「…はい」 清水「…僕がその足を引っ張ってるとみんなが言うなら…僕が退く。そうじゃないのか?」 部員たちがうつむく 部員D「…たしかにそうかもしれませんね」 部員E「おいD!」 清水「いいんだ…今まで一緒に踊れて楽しかったよ…」 清水、部員Bに部室の鍵を渡す 清水「じゃあね…」 病室を去る清水 部員F「…キャプテン」 ○清水の部屋 棚を見て何かを確認する清水 清水「やっぱりそうか…」 机に座りノートを見ながら考え事をする清水 清水「よし…」 引き出しから部室の合鍵を出す 清水×清水(シミズのジジョウ)58 ~翌日(大会まであと4日)~ ○廊下 清水が熊井にダンス部を抜けた話をしている 清水「というわけなんだ…」 熊井「…なんでそれを俺に?」 清水「前に約束したじゃないか…」 ~~~~~~ 怪我した清水を背負って歩いている熊井 清水「申し訳ない…なんとお礼をすればいいか…」 熊井「俺はお前の夢をバカにしたあいつらが気に入らないからやっただけだ。礼なんかいい」 清水「でも…」 熊井「お前は自分の夢に突っ走ってればいい…ダンスで天下を取る。かっこいいじゃねぇか」 清水「あ、ありがとう…(グス」 ~~~~~~ 熊井「あーそんなこともあったな」 清水「約束を破ることになってしまった…申し訳ない」 腕を組み窓を外を見る熊井 熊井「…お前なんか隠してるだろ?」 清水「えっ?」 清水×清水(シミズのジジョウ)59 熊井「お前にとってダンスはそんな簡単にあきらめれるもんじゃねぇはずだ…」 熊井と同じように腕を組み窓を見る清水 清水「…それよりもっと大事なものがあるんだよ。あっ、もうすぐ授業が始まるよ」 逃げるように教室に戻っていく清水 熊井「大事なものねぇ…なんだと思う?衣装係」 廊下の陰からひょっこり顔を出す須藤 須藤「気づいてたのか」 熊井「まぁな…で?なんだと思う?」 須藤「さぁな…」 熊井「しかし、お前最近清水に気遣いしすぎだな。惚れたのか?」 須藤「アホか。あいつの言う『正々堂々』に賭けてみたかっただけだ。」 熊井「確かに。どっかの『盗・聴・オ・カ・マ・野郎!』も見習って欲しいよなぁ!」 妙にわざとらしく言う熊井 ○教室 席に座りイヤホンでやりとりを聞いていた夏焼。 突然でかくなったボリュームに耳を痛がる 夏焼(チッ!熊井くんもダメか…まぁいい。今ので目星はついた…次はこれで行くか) 手帳を取り出す夏焼 清水×清水(シミズのジジョウ)60 ~~昼休み~~ ○キュー学屋上 梅隊が整列して前に中島と岡井が立っている 中島「…以上が今回の作戦ナリ!」 梅隊「オス!」 岡井「相手は雑魚だ!だからといって手を抜かないようにな!」 梅隊「オス!」 中島「これで僕の作戦は成功間違いなし…」 萩原「面白そうでしゅね…」 屋上の外側の柵をよじ登って現れる萩原 中島「萩原!?」 岡井「どこから出てきてんだよ」 萩原「ボクも一緒に参加していいでしゅか?」 中島「へっ!?」 萩原「…いいでしゅよね?」 ナイフをくるくる回しながら中島に近寄る萩原 中島「はは…モチロンだよぉ…(やばいことになったナリ…」 屋上の扉の向こうで一部始終聞いていた男の影 電話をするその男 男「愛理?君、ベリ高に知り合いがいたよね?ちょっと教えてくれないか?」
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/20633.html
登録日:2012/02/09(木) 21 34 28 更新日:2024/06/11 Tue 14 23 28 所要時間:約 30 分で読めます ▽タグ一覧 1990年 FC くっ!ガッツがたりない! べじいた もてるつばさ よし、みんなきけ キャプテン翼 ゲーム テクモ テクモ版キャプテン翼 ファミコン ファミリーコンピュータ 必殺シュート(物理的な意味で) 神ゲー キャプテン翼Ⅱ ~スーパーストライカー~とは、TECMOより発売されたファミコンソフトである。 タイトルの通り、日本が誇るサッカー漫画の金字塔「キャプテン翼」を題材としている。 今作の特徴はゲームオリジナルストーリーである事。 当時は原作も終了し(*1)、続編を出す為には当然だった。 原作ラストでの各々の進路から想像して作られたシナリオは評価が高く、 良BGM、やりごたえのあるゲームシステム、スピード感溢れる演出等、今なお評価の高いレトロゲームである。 ◆ストーリー フランスで開催された国際Jr.ユース大会。全日本Jr.ユースが西ドイツを破り世界一を成し遂げて三年。 ワールドカップ優勝と世界一のサッカー選手になる夢の為にブラジルに渡った翼の新たな戦いが始まる。 次なる目標はワールドユース大会。今まで共に戦った仲間たちと共に最強の敵、ブラジルユースに最後の戦いに挑む…! OPの時点でラスボスはブラジルだとはっきり言い切っているのだが、原作の展開から考えてこれは当然の事である。 原作は小学生の頃から「ブラジルに留学してサッカー選手になる」という目標が掲げられており、 中学生編を終えて翼がブラジルに渡るところで完結している。 また、映画版で漫画に先立って登場した海外のライバルたち、ドイツのカール・ハインツ・シュナイダー、フランスのエル・シド・ピエール、 アルゼンチンのファン・ディアス、ウルグアイのラモン・ビクトリーノは後に漫画にも登場したものの、 ブラジルのカルロス・サンターナのみ漫画版に登場していなかった。 この状況を踏まえて考えると、原作の後にも翼の物語は続いていき、ブラジルにはカルロス・サンターナというライバルがいるとも考えられる。 また「世界最強のブラジルを倒して世界一になる」という目標は原作の最後で掲げられたまま、ブラジルと対決するラストバトルが描かれていない状態で漫画が終了してしまった状況だったのだ。 本作「キャプテン翼II」のストーリーは、このようにあらかじめ用意されていたであろうブラジルとの対決という骨子を元に、 原作に先駆けて描かれた「もうひとつのキャプテン翼の続編」と言えるのである。 (そして、IIIからは完全な独自展開となって行く) ◆登場人物 キャプテン翼(TECMO版)の項目を参照。 ◆ゲーム概要 ゲームシステムはシミュレーションサッカー。その都度、コマンドを入れながら戦う。 何をするにもガッツ(RPGで言えばMP)を必要とする。必殺技を打つには多量のガッツが必要。 足りない場合「くっ!ガッツがたりない!!」という台詞が入る。 必殺シュートばかりでなく、完全に力尽きると普通のシュートですら撃てなくなる。 体力が底をついた時こそガッツ(根性)じゃないのか?など言ってはいけない。 そして、後半になればなるほど使用ガッツの高い必殺技が求められる。特に翼の新必殺技サイクロンは終盤の決め手であり、運用は計画的に行わないと辛い。 「オレが目指すのはゲームメイクも出来て、点も取れるMF!」とか言ってた気もするが気にしてはいけない。 ゲームでの翼の真の定位置はセンターフォワードである。ドリブルなんぞさせてたら必殺シュート用のガッツがもったいない。 三杉君は心臓病で体が弱いのでガッツの消耗が他の選手より多く、ガッツを使い切ると次の試合では使用不可能になってしまう。 ご利用は計画的に。主に「ガッツが切れそうになったら交代させて休ませる」ではなく、「ガッツが切れないよう適度に暴れさせつつ全試合フル出場」の方向性で。 敵側はガッツ無限である。 莫大なガッツを消耗するはずの日向君のネオタイガーショットや立花兄弟のスカイラブ関係の必殺技が無尽蔵に繰り出され、三杉君も心臓病などなんのその。 このため、ストーリー中盤で戦う「ガッツ無限の全日本」が全シリーズを通して最強の敵なのではないかと言われている。 キャラクターは試合毎にレベルが上がる。(使用頻度により経験値に差が出る) 負けた場合も経験値は入る為、いつかは必ず勝てる仕様。 敵チームが強い場合は前の試合に戻されるので、「1つ前のチームに勝つ→強いチームに負けて戻される」を繰り返して強くなっていく。 進行状況の保存はセーブではなくパスワードなので、メモが必須。 パスワード入力画面のBGMはPK戦でも使われており、非常にかっこいい。 ◆ストーリーの流れ ブラジル リオ・カップ 翼がブラジルに渡って三年、ユースチームのブラジル選手権であるリオ・カップが開催される。 ブラジルユース最強の選手と目されるカルロス・サンターナ率いるフラメンゴも出場を決める。 サンパウロFCに入団した翼の戦いが、ここに始まる。 + リオ・カップ詳細 ◆フルミネンセ戦 初戦の相手は名のある強敵はおらず、全体的に弱い。ゲームの感覚を掴むための試合。 プレイヤーにとっておなじみの全日本の選手たちは翼しかおらず、その他は全員名前も知らないブラジル人選手ばかり。 唯一バビントンだけはアルゼンチン人だが、新登場の外国人という立場は同じ。この時点ではそんな細かい事まで気にしている余裕は無い。 オールラウンドに戦えるバビントン、ドリブルが得意なプラトンとタハマタ、ボレーシュートとヘディングが得意なジウ、 高い浮き球が得意なアマラウ、低い浮き球が得意なドトール。個性豊かなメンバーの特徴を覚えながら戦っていこう。 特に「翼のガッツを温存しながら戦うこと」「翼のガッツが尽きてしまった時に、残ったメンバーでどう戦うか」が問題となる。 ◆コリンチャンス戦 第2戦から、早くも必殺シュートを使う相手が現れる。 バナナシュートを使うリベリオ、そして必殺ヘディング「ダイナマイトヘッド」を使うサトルステギ。 サンパウロのGKレナートは必殺シュートを止めることはできない。 幾度となく繰り返される「レナートくん ふっとばされた!」の姿に、プレイヤーの頭に「ブラジルの森崎」という異名が自然に浮かぶ事だろう。 ◆グレミオ戦 試合の前に、グレミオのGKメオンが挑戦してくる。彼は翼の必殺シュートとして有名なドライブシュートを簡単に防いでみせた。 その強敵メオンのみならず、攻撃面ではウルグアイからの留学生ダ・シルバがあなどれない実力を持つ。 どのようにしてこの強敵を倒せばいいのか……。戦いの中で翼はメオンの弱点を見抜き、かつてミューラーから決勝ゴールを奪ったドライブオーバーヘッドを放つ。 戦いの後、観戦していたカルロスは翼の勝利を賞賛する。 しかし、その影にもう1人の男がいた。彼は翼の今の力だけでなく、秘められている真の実力をも見抜いていた。 彼はカルロスに告げる。もしも翼がスーパーストライカーに目覚めたなら、カルロスたちブラジルユースに勝ち目は無いと。 スーパーストライカー……その言葉の意味をまだカルロスは、そして翼は知らない……。 ◆パルメイラス戦 リオ・カップの激闘は続く。次の対戦相手は、瞬間的に相手の視界から身を隠す「消えるフェイント」を操るネイ、そしてドライブシュートを使うトニーニョ。 この2人が力を合わせて繰り出す連携技ブースターシュートは、もはやレナートがどうこうできる話では無い。 ◆サントス戦 ブラジルでも屈指のストライカー、ザガロはあの日向小次郎を彷彿とさせる男。「強引なドリブル」で守備陣を蹴散らし、キーパー殺しの必殺シュート「ダブルイール」を繰り出してくる。 ロベルト監督は「ちなみにイールとはうなぎの事だ。カバヤキにすると美味いぞ」と冗談で場を和ませるが、試合が始まってみると当然それどころでは無かった。 さらに敵はザガロ1人ではなく、強力な守備技を使うDFディウセウがいる。DFとしても強敵なのだが、突如オーバーラップしての必殺ヘディング「キャノンヘッド」でレナートを吹き飛ばす。 この激闘の後、翼はロベルトから今度は真面目な話を聞く。 ブラジルサッカー界伝説の選手ジャイロ、彼が編み出した幻の必殺シュート「サイクロン」。 その伝説は、後に翼によって蘇る……。 ◆フラメンゴ戦 ついにカルロスとの対決がやってきた。残像を生み出す「分身ドリブル」、七色に輝き相手を幻惑する「ミラージュシュート」を操る、これまでで最強の敵。 さらにフラメンゴは司令塔サンタマリア、DFのジェトーリオと、各ポジションに強敵がいるため、カルロスをかわしても油断はできない。 あらゆる局面から繰り出される必殺シュートがレナートを吹き飛ばし、サンパウロゴールを突き破る。 この戦いに勝利した翼は、日本に続いてブラジルでも優勝の栄冠に輝く。 しかし、それは新たな戦いの始まりでしか無かった……。 日本 全国高校サッカー大会 翼がブラジルに、若林が西ドイツに渡った後、南葛高校を率いるのは岬だった。 高校サッカー大会ではこれまでの2年間で1度南葛が優勝、日向小次郎率いる東邦が1度優勝。 最後の対決となる3年目、V2を懸けての戦いが始まった。 + 高校サッカー大会詳細 ◆国見学院戦 プレイヤー担当チームが勝手知ったる南葛に戻って来たわけだが、実は「翼がいない」というのは初めての体験となる。 翼ほどは決定力の無い岬、なぜかゴールポストによく当ててくれる新田、バビントンほどは頼れない井沢、ドトール・アマラウのように個性の無いディフェンス陣、レナートより1回り弱い森崎……。 知った顔だからこそ辛さも分かるいまいち頼りない陣容で日本の強豪たちとの戦いに挑む。 初戦は次藤と佐野がいる国見。 「次藤君の 佐野とのコンビプレイ!」の実況に不自然さを感じるものの、ポジションがDFである次藤を避けて進めばなんとかなる。 ◆秋田商工戦 キャプ翼名物立花兄弟が登場。 敵はガッツが無限に使えるというハンディキャップをいいことに、ジェミニアタックでフィールドを駆け抜け、スカイラブハリケーンで森崎を吹き飛ばす。 さらに守備でもスカイラブタックル、スカイラブパスカット、スカイラブブロックとなんでもかんでもスカイラブ。 2人の距離が離れていてもお構いなし、片方を発射した直後でも関係無くまた撃ち込んで来る。 もはやこの2人にボールを渡してはいけない。こちらがボールを持っている時に接触してもいけない。 苦戦必至の激闘となる。 ◆立浪高校戦 いったん難易度が落ち着き、カミソリDF早田と巨漢GK中西が組んだチームとの対戦。 代表になかなか選ばれない中西の姿を見られる貴重な試合。それなりに堅いが圧倒的な守備力という程でも無い。やはり代表の座は遠い……。 ◆武蔵医大付属高校戦 ガラスの貴公子・三杉淳が後半から登場する。 翼をも超える圧倒的な実力を持ち、この時点で三杉を阻止できる選手は味方に存在しないため、 三杉がボールを持ってしまったらもう全員通常ドリブルで抜き去られて、通常シュートで森崎がやられるのを見守るだけになってしまう。 ハイパーオーバーヘッドという必殺技も持っているが、そんなもの使わなくても三杉なら森崎からゴールを奪うのは楽勝なので……。 このため、前半で大きくリードを広げておくのが攻略法となる。4点差あればなんとかなるだろう。 ◆ふらの高校戦 松山は三杉ほど絶望的な相手ではないが、やっぱりイーグルショットを森崎が止められるわけがない。 さらに「なだれ攻撃」でチーム全員が襲い掛かってくる特殊能力があるが、守備ががら空きになるのでなんとかボールを奪い返せば大チャンスに。 ◆東邦学園戦 本作における地獄の関門その1。 敵はガッツ無限の日向小次郎。 あのミューラーを撃破したネオタイガーショットを森崎に向けて撃ち込んで来るという、もはや笑いしか出ないシチュエーションである。 たまに普通のタイガーショットを撃ってくることもあるが、どっちにしろ結果は「もりさきくん ふっとばされた!」であり、ガッツは無限なので消費を抑える必要も無い。 GK若島津ももちろん三角飛びを使い放題。 翼不在の攻撃陣、岬と新田でどうやって若島津を攻略するか? まさに南葛編ラスボスにふさわしい、恐ろしい強さのチームである。 ジャパンカップ 視点は翼に戻る。 日本で「ジャパンカップ」という大会が開かれる事になった。 ブラジルからクラブチームのサンパウロ、イタリアからASローマ、ドイツからハンブルガーSV、 そしてウルグアイユース代表チーム、日本ユース代表チームが参加するという、どういう基準で選ばれたのかよく分からない大会である。 ともかく翼はサンパウロFCの一員として日本に帰国し、日本代表を敵に回して戦う事になったのだ。 + ジャパンカップ詳細 ◆ASローマ戦 イタリアのチームだが、ジノ・ヘルナンデスは所属していない。 「ローマの鷹」の異名を取るランピオンは必殺ヘディング「ロケットヘッド」を繰り出してくるが、 リオ・カップ後半の強豪チームと比べれば楽に戦える。 この試合で、プレイヤーは南葛よりサンパウロの連中の方が戦いやすく、愛着ができているという事に気づくだろう。 ◆ウルグアイ戦 なぜかクラブチームとナショナルチームが戦う事になってしまった。 エースは原作に登場したラモン・ビクトリーノ。そこにリオ・カップに来ていたダ・シルバも加わっている。 本作ではまだ彼らに連携技は無く、それほどの強敵では無い。次回作での連携シュート「パンサーストリーム」は必見の格好良さ。 ◆ハンブルガーSV戦 地獄の関門その2。翼vs若林! もちろん鉄壁の硬さを誇るうえに、攻撃陣は新キャラクター、カペロマンが必殺シュート「サイドワインダー」を繰り出してくる。 メッツァのトップスピンパス、カルツのハリネズミドリブルはいずれも阻止不可能。 シュートを撃っても若林に止められ、敵にボールが渡ればカルツに突破されメッツァにパスを出されカペロマンに点を取られる……。 いったいどうすれば!? ◆日本戦 地獄の関門その3。誰もが考えた事があるが実際やりたくは無かった、ガッツ無限の全日本。 想像してみて欲しい、日向・立花兄弟・岬・松山・次藤・早田・若島津が必殺技を無限に繰り出してくる様を。 こちらがボールを持って敵陣に向かった時、立ちはだかる敵全てが必殺タックル持ち。かろうじて突破してもGKは若島津。 相手にボールが渡った時、こちらに飛んでくるのはネオタイガー、ジャンピングボレー、イーグルショット、スカイラブツインが雨霰。当然レナートに防げるはずもない。 さらに後半からは三杉が登場と、万全の体勢でサンパウロを叩き潰しに来る。 このゲームでの最難関試合とも、キャプテン翼史上最難関とも言われる圧倒的戦力差。 ここを越えればついに全日本ユースでの試合が始まる。サンパウロFCでの最終試合にふさわしい……いや、それ以上の最高難度を誇る戦いである。 ワールドユース アジア予選 ここまでですでにゲーム1作ぶんくらいの戦いを経てきているのだが、実はこれは単なる操作説明のチュートリアルと選手紹介に過ぎなかった。 本当の戦いはここから始まる。ワールドユース大会の開催、担当チームは全日本となる。 本作の全日本は、キャプテン翼には珍しく大会中でのメンバー入れ替わりが無い。 若林は怪我で離脱しないし、日向が新シュート開発のために失踪しないし、誰かが交通事故に遭うことも無い。 この点では非常に落ち着いた設定で、大会で対戦する敵チームのことに意識を集中できる。 + アジア予選詳細 全日本のメンバーが一同に揃うと、その戦力の充実ぶりに目を瞠る。 そもそもGKがレナートや森崎では無くなるし、強力な必殺シュートを撃てる選手も大勢いる。 初期配置のポジションにこだわらず、FWの翼・岬、MFの松山、フル出場する三杉など自分の思い描いたチーム構成で戦えるのもゲームの大きな魅力である。 特に、どこに配置しても働ける立花兄弟をどこで起用するかはプレイヤー各自の趣味が分かれるところ。 アジア予選の対戦相手はシリア、中国、イラン、北朝鮮、サウジアラビア、韓国。 名前のある選手がいるチームが中国と韓国の2つだけで、楽勝の消化試合が多い。(*2) ここまでがあまりにもきつかったのでストレス解消のためだろうか。 ワールドユース 予選グループリーグ アジア予選を突破した翼たちのもとに、世界各地で繰り広げられている予選の様子が伝えられる。 「俺は天才ファン・ディアスだ!」の決め台詞とともにウルグアイを撃破し、南米予選を通過するアルゼンチン。 ピエールとナポレオンが新必殺シュートを編み出し、ヨーロッパ第3地区を制するフランス。 シュナイダーのファイヤーショットでヨーロッパ第1地区を勝ち抜く西ドイツ。 かつてジュニアユースで死闘を演じた、あのライバルたちが帰って来たのだ。 そしてワールドユース開催国ブラジルでは、翼の師匠・ロベルト本郷が代表監督に就任していた。 リオ・カップ優勝チームの監督なので順当な起用と言えるのだが、なぜかロベルトは不穏な気配を漂わせていた……。 + グループリーグ詳細 ◆バスコ・ダ・ガマ戦 話が盛り上がったところで、なぜか練習試合が行われる。 相手はブラジルのクラブチーム、バスコ・ダ・ガマ。リオ・カップでは対戦しなかったチームだ。 ちょうどサンパウロ対全日本の戦力を逆にした形になる、どう考えても楽勝の調整試合。 しかも特に名のある敵はいない。試合時期を考えても、ブラジル代表に選ばれた選手が1人もいない雑魚チームのはず。 なんでこんな試合があるのか分からない。だが、楽勝の戦いはこれが最後である。 試合後、各チームの情報分析を行う新聞記者たちの会話が入る。 ロベルトはワールドユース優勝のため、イタリアのプロリーグで活躍中のGKをチームに合流させた。 リオ・カップで戦ったメオンではなく、新たな強敵が現れるのだ。 ◆ポーランド戦 この試合から、全日本チームにとっても本格的な強敵が登場する。 ドリブル速度が常人の2倍という超俊足ストライカー・マッハー、巨体を猛烈に回転させてボールを掴むローリングセーブを使うGKジャイッチ。 攻守に強敵を配置した手強いチームで、マッハーの異常なスピードはもちろん、ジャイッチも見た目の面白さに騙されてはいけない。 全日本の誇るストライカーたちの必殺シュートがことごとく通用しない。 強豪GKと戦う時はまともに必殺シュートを繰り出すよりも、PA内の浮き球で誘い出したり、スルーを活用してGKの体勢を崩す作戦が有効だ。ここで戦い方を学んで行こう。 ◆イングランド戦 ジュニアユースでピエールのシュートを阻んだDFロブソンに加えて、攻撃役にロリマーが配置されている。 ロリマーの真価は次回作IIIで発揮される。今作ではまだ必殺シュートを持っていない。 ロブソンの守りは堅く、第二のGKと言われるほど。先のポーランド戦に続いて、ここでは強力なDFをどうかわすかをプレイヤーが身につける戦いだ。 試合後、翼にロベルトから手紙が届く。 そこにはブラジル代表監督に就任して敵として戦う事になった事、そして翼への助言が記されていた。 「翼、スーパーストライカーを目指せ!」 リオ・カップの観客席から翼を見ていた謎の男がカルロスに告げた言葉と同じ、「スーパーストライカー」とは……。 ◆ソビエト戦 エースストライカーのベラエフ、GKのラシンが強敵。 ラシンは分身セービングという大技を使い、まともに攻め込んでもゴールは奪えない。ポーランド戦のジャイッチと同様、搦め手で攻めよう。 ◆フランス戦 ついにやってきたジュニアユース編の強敵。地獄の関門その4。 ピエールとナポレオンが編み出した新必殺技スライダーキャノンが全日本を完膚無きまでに叩き潰す。 彼らがボールを持ったら最後、エッフェル攻撃でDF陣を突破し、そのままダイレクトにスライダーキャノン。 高い浮き球になっても低い浮き球になっても使用可能という恐ろしい性能で、その威力は若林ですら防ぎきれない。 フランスにボールが渡る=1点取られるという死の方程式。 有名なザルGKアモロはこの時点での標準的な敵GKとしての性能を持っており、ラシンやジャイッチのような強敵とまでは言えないが、 原作のようにシュートを撃てば決まるような相手では無くなっている。 何度も負けてレベル上げを繰り返し、アモロから原作同様に点を取りまくれるようなレベルになるまで戦いを繰り返す事になるだろう。 また、この試合の後はバグで獲得経験点が激減するため、ここでレベルを上げておいた方が後の展開のためにも良い。 あまりに恐るべき必殺シュートが乱打されたため、翼はロベルトから伝えられた「スーパーストライカー」の意味を思い出す。 ブラジルの伝説のストライカー・ジャイロ、彼が編み出したとされる幻のシュート「サイクロン」。 翼はサイクロンの謎を解き、新必殺シュート開発に取り組んでいく。 ワールドユース 決勝トーナメント グループリーグを突破した翼たちは、さらなる強敵が待ち受ける決勝トーナメントに駒を進める。 ジュニアユースで戦った強敵、イタリア、アルゼンチン、西ドイツ……世界一となるためには避けて通ることのできないライバル達だ。 + 決勝トーナメント詳細 ◆メキシコ戦 強敵となるのはエースのエスパーニャ。エスパーニャとはスペインという意味である。あれ?(*3) 久しぶりに名のある相手が1人しかいないチームで、守備には手強い相手はいない。 最後の休憩時間といったところ。 ◆イタリア戦 パーフェクトキーパー、ジノ・ヘルナンデスの鉄壁の守備に加えて、イタリアの弱点である攻撃力を補うランピオンが強敵。 だがランピオンは浮き球にならなければロケットヘッドは撃てないし、これまでジャイッチやラシンとの戦いを越えてきたプレイヤーは 正面からは倒せないヘルナンデスの攻略法も分かっている。 ◆オランダ戦 エースのイスラス、DFのリブタは、あのシュナイダーにも匹敵すると高い評価を受けた選手だ。 実際には、イスラスはシュナイダーのような必殺シュートで得点を取るストライカーではなく、高速ドリブルで敵陣を突破するタイプ。 特別な必殺シュートは持たないが全体に能力が高く、オーバーヘッドキックは使ってくる。 バランスのいい強豪で手強い相手だが、まだ勝てない相手では無い。 試合後、深夜の特訓において、ついに翼はサイクロンを完成させる。 バックスピンをかけたパスを自分自身に向けて放ち、急降下してくるボールにドライブシュートを撃つ。 落下するポールの高さ、スピード、回転、そしてドライブシュートのパワーが、 これまでのドライブシュートを遥かに超える急角度と破壊力を実現させたのだ。 ◆アルゼンチン戦 地獄の関門その5。 ディアスはドライブシュート、前転シュート、オーバーヘッドキックとあらゆる体勢から必殺シュートを繰り出し、 ドリブル中に「よし、行くぞ!」と本気を出したらマッハーのごとく二倍の速さで全日本に襲い掛かる。 さらにアルゼンチンゴールデンコンビのパスカル、強力なDFのガルバン、ダイナマイトヘッドのサトルステギ、サンパウロで翼を支えてくれたバビントンが脇を固める。 ディアスは基本的に制止不可能、サトルステギのダイナマイトヘッドはあらゆる守備をぶち抜いてゴールを奪う。 これまでとは別格の強敵である。 やっとの事で勝利すると、準決勝の様子が展開される。 それは、ブラジルのGKゲルティスにフランスが完封されるという衝撃の姿だった。 若林をさんざんに打ち砕いたスライダーキャノンすらも通用しないブラジルの守護神ゲルティス。 彼をどうやって倒せば良いのか……その驚愕も醒めぬうちに、原作ラスボス・西ドイツが日本の前に立ちはだかる。 ◆西ドイツ戦 地獄の関門その6。 ジュニアユース大会決勝で猛威を振るった若き皇帝シュナイダー、鋼鉄の巨人デューター・ミューラーの他、カルツ、シェスター、マーガスに加えて 新戦力のメッツァとカペロマンがさらに総合力を高めている。もはやここがラスボスであっても不思議は無い戦力の充実ぶり。 さらに日本がリードすると、シュナイダーが「この借りは必ず返す!」とパワーアップして完全に手に負えなくなる。 もはや最後の手段、1点リードしたらシュナイダーにボールを渡さぬように鳥かごで逃げ回るしか無いのか……。 若林「お前ら鳥かご好きか?」 ワールドユース決勝 ブラジル戦 ついに決戦の時がやって来た。 本作のストーリーは最初から「ブラジルユースとの戦い」が提示されており、その意味ではこの一試合のためにここまでの戦いの全てがあったのだ。 ブラジルに渡っていった翼のその後…… 新たなライバル、カルロス・サンターナ…… 世界最強のブラジルに挑む全日本…… 原作で語られることの無かった、キャプテン翼の真の最終決戦がここに始まる。 + ブラジル戦詳細 まずミーティングから特別仕様のBGMで気分を盛り上げる。 ブラジルユースは攻撃陣にカルロス、ザガロ、リベリオ、ネイ、トニーニョ、サンタマリア。 守備陣にジェトーリオ、ディウセウ、ドトール、アマラウ。 リオ・カップで戦ってきた懐かしくも恐るべきライバルたち、そして仲間たちが一同に顔を揃えた、「てきの○ばん」が存在しないオールスターチーム。 当然ここが地獄の最終関門である。 この最強軍団とのボールの奪い合いを制して、ブラジルゴールに向けてシュートを放つ。 すると突如ゴール前が暗黒空間に包まれ、その中を七色の光と化して飛行するゲルティス。そして強烈な閃光の後、ボールはゲルティスの手にキャッチされていた。 あまりの光景に声も出ない翼たち全日本。 ゲルティスの秘技ダークイリュージョン。ピエールとナポレオンはこれに敗れたのだ。 だが、ゲルティスと一対一に持ち込める距離まで接近すればダークイリュージョンを使う事ができない。 そのわずかな隙に全ての望みを懸けて、日向のネオタイガーショット、そして翼のサイクロンで立ち向かう全日本。 しかし……。 + ブラジル戦後半 「見事だ、翼……。お前のプレイは確かに凄い。スーパーストライカーとして完成しつつあるようだ」 「だが俺は、お前に上には上がいる事を知らさなければならない」 「いるんだ、ブラジルには…… 完成された スーパーストライカーが!!」 スーパーストライカー……それは今や伝説の存在でしかないジャイロの事でも、いまだ未完成の翼の事でも無かった。 リベリオに代わって、ブラジルのキャプテンナンバー10番を付けてフィールドに立つ男、 かつてリオ・カップで翼の秘めたる実力を見抜いていた謎の男、その名はアルツール・アンチネス・コインブラ! 彼にボールが渡るや否や、あのディアスのトップスピードに匹敵する速さを常時展開して日本ゴールに迫る。 日本DFはコインブラからボールを奪うどころか、まず接触して立ち向かうことすらままならない。 そしてマッハシュートという一見平凡な名前のシュートを放つ。若林がそれをキャッチに行った瞬間、 「なにィ ボールが消えた!?」 特殊な変化のためか、人体に捉えられない超高速シュートか、あるいはゲルティスのような超能力なのか──GKの眼前でボールが消失する。 再び姿を現したボールは日本ゴールを貫いていた。 これまで戦ってきたあらゆる強敵たち、ディアスもシュナイダーもカルロスも超える最強の男、スーパーストライカー・コインブラ。 彼を加えて真の姿を現したブラジルユースと、翼の最後の戦いが始まった……。 走る!追記・修正に向けてドリブルで中央突破だ~! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] WY編は確かに…だが、リアルジャパン7に敗れた後、岬や日向が欠点を指摘され、チーム力で戦えると思ってた日本ユースが世界と戦えると思ってた甘い考えを蒲生新監督に「世界のサッカーを甘く見るんじゃねえ!!」と怒鳴られたのは評価出来る。 -- 名無し (2013-11-20 18 38 03) ↑むしろ、より個人技を鍛えなきゃいけない次藤や早田が放ったらかしだったんですがそれは -- 名無しさん (2014-03-16 11 36 22) ↑↑ 翼を常に攻撃の起点としたジャパニーズゾーンプレスを戦術として提案しているあたり、賀茂もあまり世界のサッカーを知っているとは思えないが。 -- 名無しさん (2014-04-06 11 06 14) WY編決勝はヘボ監督対決。でもヘボ監督MVPはマチルダ尽之助。 -- 名無しさん (2014-04-06 13 30 53) 結局スーパーストライカーてなんなん、定義は? 1000ゴール以上? マッハなシュート撃てること? 倍速ドリブル? -- 名無しさん (2015-12-30 11 46 29) ブラジルユースや全日本、アルゼンチンあたりのかつての頼れる味方(バビントンなど)とか、一人一人でも苦戦していたライバルが全員集合したチームと闘う絶望感とわくわく感は週間連載じゃ到底再現不可能だろうなあ。仮にこのソフトのストーリーを漫画化したら、サンパウロFC編だけで何巻かかるんだろ。 -- 名無しさん (2016-01-05 00 11 31) やはり葵だの赤井だのはいらないよ、それどころか無印以降に出てきた日本人キャラすべていらない、いる意味ないし奴らのせいで無印キャラがかませになるから。 -- 名無しさん (2016-11-03 15 39 37) アルゼンチン代表でバビントンが出てきた時は驚きと共に確かにバビントンほどの奴なら…と妙に納得させられた -- 名無しさん (2017-02-02 11 13 01) 全日本になってからはサイクロンが加わる以外一切変化が無いのが良くもあり、悪くもあり。 -- 名無しさん (2019-02-21 16 50 28) 比較して原作貶す文多すぎないだろうか -- 名無しさん (2019-03-29 11 45 18) ↑ここはまだ優しい方でサリナスの項目あたりは追記・修正が困難なくらい厳しい。…そもそも原作の項目が立っていないが、立ったら立ったで色々ありそうなのがつらい -- 名無しさん (2019-03-29 20 20 05) まあWY編は単体で見たら結構面白いよ。ただ、無印とテクモ版と比較したら辛いだけで -- 名無しさん (2019-03-30 10 17 31) ごういんなドリブルなどでキーパーをふっとばせるけどあれ完全にキーパーチャージだよな・・・オフサイドもないしこのゲームルールを無視しすぎだ -- 名無しさん (2019-03-31 09 50 17) ちゃんとテーマとして読み解くと、スーパーストライカーの定義は分かるはず。 -- 名無しさん (2022-08-27 20 56 28) WY編に出てくる新キャラたちは、今見返すとそんなにおかしなキャラではないと思うが、陽一がなのか編集者のテコ入れが入ったかは分からんが、伏線撒き過ぎたのと人気低迷で回収不可能になった。陽一は伏線を沢山撒いて全回収出来る漫画家ではない -- 名無しさん (2022-08-27 21 01 44) ただ読者からわかるほどわかりやすい打ち切りをくらったけど、その後また続編が作られ続けてこの時代の「完結後に続編が描かれた人気作」の中でもトップクラスに息が長いシリーズになってるのは面白い。 -- 名無しさん (2022-11-24 22 34 48) テクモ厨きもいわ -- 名無しさん (2022-12-29 20 44 46) 漫画版WY編に対する、問題のあった表現を修正しました。 -- 名無しさん (2023-03-10 12 02 27) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/8166.html
キャプテン翼 RISE OF NEW CHAMPIONS 【きゃぷてんつばさ らいずおぶにゅーちゃんぴおんず】 ジャンル サッカーアクション 対応機種 Nintendo Switchプレイステーション4 発売元 バンダイナムコエンターテインメント 開発元 タムソフト 発売日 2020年8月27日 定価 7,600円(税抜) プレイ人数 1~4人 判定 良作 ポイント 初の本格アクション魅力的なオリジナルストーリー キャラ高い原作再現度と原作愛オンライン要素には問題多しサッカーは格闘技 キャプテン翼シリーズ 概要 特徴 DRAMATIC STORY(ドラマチックストーリー) 試合システム 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 サッカー漫画『キャプテン翼』を題材にしたアクションゲーム。公式での略称は「RONC」。 本作は実に10年振りの家庭用ゲーム化作品であり、最新のアニメ化作品である2018年版『キャプテン翼』を元にしている(*1)。 そのため登場人物がスマートフォンを使用していたり、原作で「西ドイツ」名義だったのが「ドイツ」であったりと現代に基づいた設定となっている。 ストーリーは原作で言うところの「中学生編」を再現したパートから、「ジュニアユース編」を元にしたオリジナルストーリーへと展開していく。 本作の開発を担当したのは、「バンダイナムコ+集英社版権作品」絡みでは過去に『銀魂乱舞』を手掛けたタムソフト。 特徴 DRAMATIC STORY(ドラマチックストーリー) 本作のメインとなるストーリーモード。「EPISODE OF TSUBASA」と「EPISODE OF NEW HERO」の2部構成となっている(*2)。 EPISODE OF TSUBASA 大空翼率いる南葛中の選手たちを操作して、3年目の全国中学生サッカー大会での優勝を目指す。「中学生編」の原作再現ストーリー。 試合中、原作での名シーンを再現した行動をとることで「DAD (ドラマチック・アクション・デモ)」と呼ばれる原作再現ムービーが流れる。 基本的なチュートリアルはここで行われるため、公式も初心者向けのモードとしてEPISODE OF NEW HEROより先のプレイを勧めている。 敵CPUが弱く、南葛中のメンバーも他校より能力が高い選手が多い、と難易度は低め。 EPISODE OF NEW HERO EPISODE OF TSUBASAから続く、全国中学生サッカー大会の終了後を描いたオリジナルストーリー。 キャラクターエディットで作成したプレイヤー自身を主人公(ニューヒーロー)とし、原作やゲームオリジナルキャラクターと交流を深めながら試合を勝ち抜いていく。 交流イベントや試合展開に応じて主人公は強くなっていき、クリア後に他のモードで使用可能になる。育成ゲームとしての要素も併せ持っている。 上手く進めて行けば、最終的には翼にも匹敵するほどの高い能力を持ったキャラを作ることもできる(その分難易度は高くなるが)。 ニューヒーローリーグ編 ふらの中、武蔵中、東邦学園のいずれかのサッカー部に所属し、日本代表メンバーの選定を目的としたエキシビションリーグ「ニューヒーローリーグ」での全勝を目指す。 試合中のイベントは存在しない。 当然、主にふらのでは松山、武蔵では三杉、東邦では日向とその学校に応じたメンバーでそれぞれ別のストーリーが進展していく。 日本国内の選手なら、他校の選手とも交流できる。日本代表に選ばれないキャラクターはワールドチャレンジ編に入る前にしか交流できない。 12月初頭のアップデート(Ver1.10相当)にて大友中編が新たに追加された。 その後、追加のアップデートで南葛中編、花輪中編、平戸中編が追加された ワールドチャレンジ編 日本代表の一員としてアメリカの国際大会「ジュニアユース・ワールドチャレンジ」に挑む。原作「ジュニアユース編」をアレンジしたオリジナルストーリー(*3)。 開催予定であった「フランス国際ジュニアユース大会」が突如中止され、アメリカで代替となる謎の大会が開かれた、という設定(*4)。 サッカーでアメリカ?と思う人もいるかもしれないが、現実でもアメリカ国内でのサッカー人気は野球やバスケに匹敵するものになってきており、決して荒唐無稽ではなくむしろリアリティも感じられる設定である。 「ジュニアユース編」でのライバル国だけでなく、「ワールドユース編」からブラジルとオランダ、更にゲームオリジナルのアメリカとセネガルが優勝をかけて競い合う。 アメリカ・セネガルの2国だけでなく、原作シリーズで登場したチームの一部には、新たな戦力としてゲームオリジナルキャラクターが登場する。 ムービーではないが、こちらも試合展開によって試合中の会話イベントが発生する。 日本代表の選手の他に、世界中の選手たちと交流イベントが行えるようになる。交流が深まれば、世界の名だたる選手の必殺シュートを教えてもらえることも。 また、2周目以降は、特定の選手と交流することでライバル国同士の試合にも影響が起こり…。 試合システム アクションゲームということで、本作の試合は完全にリアルタイム制でありボールがピッチの外に出るなどサッカーのルール上のものを除き時間経過が止まることはない。 選手には「スピリット」と呼ばれるスタミナを表すゲージがあり、これを消費して高速移動できるダッシュ(R1ボタンを押し続ける)や各種アクションを行う。 テクモ版で言う「ガッツ」に似たシステムだが、消費が速いが回復も速い、という傾向になっている。 これによりスピリットが空になっても短時間休ませておけば満タンまで回復して必殺シュートが撃てるようになっており、試合終盤でガス欠してまともに使えない状態にはならない。 消費が速いということで一見、「ドリブルで何人も抜いてシュート」などの一騎当千のプレーはしにくいように思えるが、以下のドリブルの仕様によりそれも再現できる。 ドリブルとタックル 敵味方のボールを持っている選手と持っていない選手が接触すると、双方が行っていたアクションに応じてボールが奪われるかが決まる。 ボールを持っている側 ダッシュドリブル(ドリブル1) ダッシュ中に敵選手に接触すると発生。敵選手を抜き去る。タックルムーブに勝ちダッシュタックルに負ける。 ドリブルムーブ(ドリブル2) ボタンを押した場所から短距離を走る。走っている途中で敵選手に接触すると抜き去る。ダッシュタックルに勝ちにタックルムーブに負ける。ダッシュドリブルとは走るモーションが違い、タックル側から区別がつくようになっている。 ボールを持っていない側 ダッシュタックル(タックル1) ダッシュ中に敵選手に接触すると発生。敵選手からボールを奪う。ダッシュドリブルに勝ちドリブルムーブに負ける。 タックルムーブ(タックル2) ボタンを押した場所からスライディングなどで敵選手に突っ込む。接触した敵選手からボールを奪う。ドリブルムーブに勝ちダッシュドリブルに負ける。 「ダッシュドリブル タックルムーブ ドリブルムーブ ダッシュタックル ダッシュドリブル …」となっており、基本は2択の反応と読み合い勝負となる。 いずれもスピリットを消費するため敵選手が遠い場合使用しないで移動して節約するのも手。ただし敵にスピリット消費の行動で接触されるとどちらの種類に関わらず負ける。 ドリブル側が勝利するとドリブル中の選手に使用したドリブル技に応じたバフがかかり、タックル側が勝利すると奪った敵選手にタックル技に応じたデバフを与えられる。 さらに、ドリブル側がボールを保持したまま2連続で成功すると、さらなるボーナスとしてスピリットが回復しシュートなどに関わるキックゲージのタメ時間短縮が得られる。 これにより再度ドリブルで抜くことも可能になり、大量のスピリット消費やタメ時間が要る必殺シュートも非常に撃ちやすい状態になる。 シュートとパス、セービング シュートとロング・スルーパスはボタンを押し続けるとキックゲージが溜まり、離すとボールを蹴る。蹴る強さは溜めたキックゲージに比例して大きくなる。 シュートムーブ・ロングパスムーブ・連携パスムーブ(いわゆる必殺シュートやパス・ワンツー)を装備している選手は、スピリットが一定量以上ある時にそれぞれ最大まで溜めれば必殺技が発動可能。 シュートムーブは上位版としてSシュートがあり、さらに溜めることで発動可能。ただし使用できるキャラは限られ、翼や日向も習得イベントを経ないと使用できない。 パスの場合は、飛距離が短く溜めが存在しないショートパス・ボールを浮かせ遠くに飛ばすロングパス・選手の前にボールを転がすスルーパスの三種類。 前述の通り、溜めることでロングパスはロングパスムーブに、スルーパスは連携パスムーブになる。 シュートがキーパーまで到達するとセービングが入り、キーパーはスピリットを消費してゴールを守る(*5)。 スピリットが減れば減るほど、シュートをキャッチできずに弾きやすくなったり、ゴールされる危険性が高まる。 つまりキーパーのスピリット=体力ゲージであり、シュートでそれを削っていくというまるで格ゲーか何かのようなシステム。 公式サイト曰く、「鉄壁のゴールキーパーたちを再現するため、本作ではキーパーに体力ゲージ制を導入しています。」とのこと。 Vゾーンゲージ ドリブルとタックルの一対一に勝利する度に、チーム共通のゲージである「Vゾーンゲージ」が溜まる。 満タンになると、ゲージを全て消費して以下のどちらかを任意のタイミングで使用できるようになる。 Vゾーン チーム全員のスピリット回復が速くなり、キックゲージのタメ時間を短縮。キャプテン選手が持っているキャプテンスキルにより、更なる効果を得られる。 スーパーセーブ 必殺シュートを撃たれた際に一部のGKが使用可能。シュートの威力やキーパーの能力・残スピリットに関わらず必ずシュートを防いでキャッチする。 評価点 爽快感溢れるゲームシステム ほぼ初となる純粋なキャプテン翼の本格的なアクションゲームだが、そのハチャメチャなサッカーをゲームによく落とし込んでいる。サッカーは格闘技だ! やはりというべきか、強力なシュートやドリブル、タックルでよく人が吹っ飛ぶ。吹っ飛んだ選手は少しの間地面に突っ伏したままになる。そしてそんな中でも試合は平然と続けられる。 しかも強烈な必殺シュートを放つとピッチが豪快に抉れ、そのままの状態で試合が続く。そんな状態でまともに試合が出来るのかと言うツッコミは野暮と言うもの。 前述の勝利ボーナスによりドリブル・タックルの1対1に重点を置いたシステムになっており、ボールを持っている側が積極的に相手選手に突っ込むという原作でよく見られたが現実ではあり得ない戦術が成立するようになっている。 連続で抜き去った時の選手の姿はまさにキャプテン翼のエースであり、誰にも止められない無双感を味わえる。その後必殺シュートを簡単に撃てるようになるというリターンの大きさも爽快感に一役買っている。 一方で普通のサッカーのように敵の合間を縫ってパス回しを行い、ボールを取られるリスクを避けるのも有効な戦術。原作のスタンドプレーと現実的なチームプレーが両立されている。 単純なシステムながら、シュートとキーパーの対決も熱い。弱い必殺シュートであってもキーパーのスピリット削りや削り切った際のトドメにできるため、能力差があっても無意味になることがなく、積極的に撃ち込んでいける。 今作は必殺シュートが弱い汎用シュートから超強力なSシュートに至るまで多種多様に用意されており、また必殺シュートを持つモブ選手も多いのでテクモ版で見られたような「ミューラー相手では翼と日向以外は全くの無力」といった事態は発生しづらくなっている。 修哲トリオや石崎といった中学エース級でない選手たちは流石に汎用シュートではあるが、それにより最低限ゴールを狙えるようになっているのは思い入れが強いプレイヤーには嬉しいところ。 演出面 10年ぶりの家庭用ゲーム作品ということでグラフィックは相応に進化。キャラクターの造形は総じて良く、原作やアニメの絵の再現度が高い。 各種必殺シュートの演出はもちろんド派手。モーションやカメラワーク、エフェクト全てに気合が入っており、非常にカッコいい仕上がりになっている。 特にエース選手にのみ用意された通常の必殺シュートを超える最強技のSシュートは更に派手で、ゴールが決まった時の爽快感は抜群。 日向の「ネオ・タイガーショット」などが該当するが、ゲームオリジナルキャラのSシュートはディアスばりにハッタリの効いたアクロバットなモーションが多い。 負けじとキーパー達のスーパーセーブの演出も派手。どのキーパーのキャラクター性もよく出ている。 押されながらもゴールライン手前で踏みとどまる若林、岩が砕け散る幻影とともにボールを鷲掴みするミューラー、「身体のどこかにあたってくれ!」の後跳ね返ってきたボールを必死に抑える森崎。 若島津に関しては特に凝っており、通常セーブで正拳ディフェンス、スーパーセーブで三角飛び&手刀ディフェンス。果ては小学生編でのキャッチ後のパフォーマンスまで行う徹底再現っぷり。 高い原作再現度と原作愛 演出面の欄でも触れたが、どのキャラもアクションの再現度が高く、原作からかなり細かくモーションを拾ってきている。 原作エース選手達はシュートは勿論、ドリブルも大抵固有技となっておりほぼ全員が独自の方法で相手を抜き去る、もしくは吹っ飛ばしていく。DF達はタックルにも固有技が多い。 例えばシュナイダーは、どう見てもぶん殴ったようにしか見えない原作のコマを忠実に再現した「カイザードリブル」や、すれ違いざまに日向の腹部にボールを撃ち付けてドリブルを阻止したシーンをその通りに行う「カイザーチャージ」を使う。 余りにも原作のトンデモシーンを再現しすぎていて、カッコいいと共に一種の笑いどころにもなっているレベル(*6)。 日向と次藤を始めとした単純に「勢いで吹っ飛ばすドリブル」であっても、ひとりひとり技が区別されており、モーションや演出、性能に至るまで差異がある。 本来ワールドユース編の人物であるカルロス・サンターナは、時系列に合わせて原作では回想で言及されるだけの「カルロス・バーラ」名義になっており、それに伴い得意の「サンターナターン」も「カルロスターン」という名称になって登場している(*7)。 中学生編の再現シナリオ「EPISODE OF TSUBASA」も上手く原作のシーンを拾い纏め上げている。取捨選択が上手く、DADや他イベントも試合のテンポを損ねない範囲で名シーンが挟まれる(*8)。 オリジナルストーリーとオリジナルキャラ EPISODE OF NEW HEROのオリジナルストーリーは原作ファンからも評価は高い。 ニューヒーロー編ではまさに自身が部の一員として、原作でのライバルたちの夢を叶えるために戦うため、プレイヤーのテンションも上がる。 受験や家業の手伝いで小学校からのチームメイトが離れていく中、残った仲間と主人公で最後のふらのの思い出を最高のものにするために奮闘する松山。 遂に手に入った翼との再戦の機会を最高のものにするために、また日本代表の選手として自身の体が耐えられることを証明するために立ち上がる三杉。 今度は追われる身として、タケシを中心とした次の世代のため、そして翼との真の決着を付けるため王者の戦いに挑む日向。 ニューヒーローリーグでは、大空翼率いる南葛が最後の敵として立ち塞がる。敵に回して初めて分かる南葛の、そして翼の絶望的な強さはかなり新鮮。 ワールドチャレンジ編も、ジュニアユース編にオリジナルキャラやワールドユース編の2国、ゲームオリジナルの2国を加えてかなりボリュームが増している。多くの強豪国がぶつかり合うオールスター。 単に日本で勝ち進むだけでなく、他国同士の試合の様子も描かれる。イタリアvsオランダ、ドイツvsブラジルといった強豪同士の試合は原作ファンも納得できる名勝負。 決勝の相手は3パターン用意されており、原作のラスボス国2つはどちらにも勝ち上がってくるルートがあるとファンにきっちり配慮されている。 シナリオチャレンジは、原作「ジュニアユース編」では試合出場が無かったキャラや見せ場に乏しかったキャラにもスポットが当たる内容になっている。その性質上、多くは達成難易度が高いが。 地味な変更点として、浦辺がジュニアユース代表に選出されている。石崎とは息の合った漫才を見せてくれるし、シナリオチャレンジでは新田とともに熱い見せ場が描かれている。 エンディングでは、ゲームの進め方によって主人公に複数の未来が用意されている。サッカー部の次の代の中心を担うか、または強豪国からのスカウトを受け海外に出るか、もしくは…。 それ以外にも、本筋にはあまり絡まないシーンや選手との交流イベントなどで原作の補間や小ネタを拾っている場面も多く、原作ファンならばニヤリと来る。 海外の選手と話せる事の理由付けにワイアレスイヤホン型翻訳機(*9)、本職でない自分がDFの指揮をすることを悩む松山、守備の練習をする井沢とその光景を目撃する三上、など。 過去の話である小学生編はもちろん、ワールドユース編以降やなんと現在連載中の「ライジングサン」を意識しているネタも存在する。例えば、ヒールリフトの習得条件やイベント内容に石崎が絡んでくるなど。 テクモ版がそうであったように、本作のオリジナルキャラクターたちも非常に魅力的に描かれている。 見た目、性格とともに絶妙に原作と被らないようなキャラ付けがされており、モーションや性能面も原作キャラに負けない特徴的な個性付けがされている。 さらに所属チームや日本の選手との絡みも多く作られており、絶妙にキャプテン翼の世界観に溶け込んでいる。 これにより原作チーム、ゲームオリジナルチームと共にそれぞれのチームが持つドラマが原作以上に確立されている。 原作に詳しくない人だと、あまりにも馴染みすぎていて原作キャラとオリジナルキャラの判断がつかないかもしれない。 + 新たなるライバルたち イタリア ルチアーノ(FW) イタリア代表の攻撃力不足を解消するために追加で招集された選手。性格に難があり、代表の試合を自身のビッグクラブ移籍のための踏み台としか考えておらず協調性に欠ける。 原作のナポレオンに似た設定に見えるが、そのプレースタイルは「ファンタジスタ」と称されるハイレベルなテクニックを武器としたもの。 敵の目の前でリフティングをし、あっけにとられている相手を股抜きする「クラウンリフティング」や、ヒールリフトで浮かせたボールに強烈な踵落としをぶつける「カーテンコールショット」など独創的な技を持つ。 セネガル 本作のオリジナルチームの1つ。チーム全体が高い身体能力を持ち、サンゴールが前に大きく蹴りゴール前に走りこんだ選手が決めるシンプルな戦術を主とする。 サンゴール(MF) セネガルのキャプテン。チーム内で例外的に身体能力が優れていないが、代わりに世界でも有数である屈指のテクニックを持つ。 しかし監督が組んだ単純すぎる戦術や、それに反対できない気弱な性格も相まってその才能を活かせていない。 全力を引き出した時は、ボールに何重にも回転をかけたシュート「アークブリッジシュート」や味方の良さを活かすパスセンスによる猛攻を見せる。 ジャロ(FW) セネガルでも特に身体能力に優れた選手。セネガルの戦術により、スピードとジャンプ力を活かし高い打点からのヘディングで得点役を担当する。 サンゴールとは幼馴染で、彼の力を引き出せない状況に苛立ちを感じている。性格は正反対の強気で、大人でも恐れずに自分の意見を言うタイプ。 エース格のFWとしてはSシュートを持たないなどゲーム中の強さはあまり高くはないが、他のチームメイト達とキャプテンのサンゴールを支えて共に力を発揮していく。 フランス ジャン(DF) 練習試合で致命的な守備力のなさを露呈したフランスが、緊急で行った追加選考会で合格した選手。アモロに替わるゴールキーパーはいなかったらしい…。協調性が無いわけではないが、歯に衣を着せない物言いで孤立気味。当然ナポレオンとは犬猿の仲。 スキルの構成上守備時限定ではあるが、ゲーム中屈指のスピードを持つDF。画面外からジェット機のようにスライディングで突っ込んでくる様がプレイヤーの度肝を抜く。 密着時はもう一つのタックル「アッパータックル」でボールを奪う。昇龍拳、もしくは飛び膝蹴りにしか見えないモーションはいろんな意味でインパクト抜群。 ドイツ ハイネ(MF) 東ドイツのクラブチーム、ドレスデンに所属する『ドレスデンの妖精』。国内大会でシェスターのブレーメンに勝ち、シュナイダー・若林・カルツの居るハンブルグを苦しめたというとてつもない実力者。 性格はかなりの自信家でお調子者。しかし、国内大会での怪我を必死にリハビリしワールドチャレンジに間に合わせるなど、サッカーに真摯な姿勢も持ち合わせている。 シュナイダーとコンビを組みトップ下から中盤の支配と正確なボール供給を行うドイツの新たなる攻守の要。彼自身も強力なシュート「ヘヴンリーシュート」を持ち、あらゆるプレーが脅威となる。 ブラジル ケイジーニョ(GK) 常に笑顔を絶やさない、ブラジルのムードメーカーでもあるGK。強いシュートと戦うことを楽しみにしており、ポジションは違えど翼とよく似たサッカーを愛する心を持つ少年。 カポエイラの使い手でもあり、若島津とはまた違った格闘技をミックスしたセービングを行う。スーパーセーブでは脚でシュートをバウンドさせずに落とすという神業を見せる。 スキル「リズミカルセーブ」によりシュートを防げば防ぐほど強くなっていき、調子に乗らせると手が付けられなくなってしまう。 アメリカ もう一つのゲームオリジナルチーム。カージナルの設立したサッカースクールの生徒が主力を務め、最新の設備と科学を用いたトレーニングによって強靭な肉体と身体能力を持つ。一方で、チームの連携面で穴が見られるが…? ブレイク(FW) アメリカでも特に体格に優れる巨漢FW。軟弱な肉体の日本代表を馬鹿にするなどの面もあるが、本質的にはキャプテンシーにも溢れるアメリカの兄貴分。 見た目通りパワー勝負に拘る信条を掲げている。しかし脳筋一辺倒ではなく守備陣の指示を行ったり、根性論ではなく現代的なスポーツ知識を元にトレーニング理論を持っていたりと、所々頭の良さも見える。 「ブレイクドリブル」「ブレイクタックル」「ブレイクシュート」とアズワンにも頭が悪いと呼ばれる独特のネーミングセンスの技を持つ。(*10)しかしそのどれもが脅威的なパワー。 アズワン(GK) 長い手足を持ち、広い守備範囲を誇るアメリカの守護神。前髪を赤と青で塗ったドレッドヘアーが実に特徴的。 シュートした敵選手を挑発しまくるダーティな性格。性能でも反映されており、「ペナルティエリア内に敵選手が入ると自身が強くなる」という若林と真逆の性質を持つ。 両手を独特に使い牙で噛みつくが如くボールを掴み取る。スーパーセーブではキャッチしたボールを背中で回すという取られた側からは屈辱的なパフォーマンスを行う。 カージナル ジュニアユース・ワールドチャレンジのスポンサーである世界的IT企業の社長を務める中年男性。 大会開催地である人工島自体が彼の私有地であり、それを参加国に無償で提供するという豪快な行動をしている。いずれはアメリカとこの島を世界のサッカーの中心地にするつもりらしい。 同時にその異様とも言える気前の良さと、フランス国際ジュニアユース大会を強引に中止させた手腕など、どこか怪しさも感じられる人物である。 賛否両論点 シナリオ関連 全体的に高評価のオリジナルストーリーだが、ワールドチャレンジ編はあくまで原作ジュニアユース編が元となっているためいくつか気になる点もある。 翼や日本ジュニアユース視点から見た場合、ストーリーの展開はジュニアユース編とほぼ同じ。 「世界との力の差を思い知らされる日本 → 成長しながら大会を勝ち進む → ロベルトが観戦していることを知る翼 → 優勝後、ロベルトと再会し翼は共にブラジルへ」と、この流れはそのままである。 プレマッチにおけるアメリカやドイツ以外のラスボスチームなど、原作における配役が代わっている例は幾つか存在するが日本及び翼から見たストーリーの本筋はどのルートでも変わらない。 そのため、原作ファンからすればジュニアユース編の展開が再現されていて嬉しい一方、ニューヒーローリーグ編に比べるとオリジナルキャラ以外のオリジナル要素が薄いため展開自体は読みやすい。 岬と若林の加入シーンは再現されておらず、原作に比べあっさりしている。 岬に関しては、舞台がフランスからアメリカに変更された事で翼とエッフェル塔で再会する展開を再現できなかったためと思われる。 若林も、原作再現を徹底すると決勝まで使用不可能になってしまうというゲームとしての事情は考えられる。原作の様に日本に檄を飛ばしながらも、大会初戦から正GKとして出場してくれる。 せっかくのワールドユース編から参戦したオランダとブラジルだが、扱いが少々中途半端な印象を受ける。 オランダはラスボスチームの1つではなく、あくまでイタリアなどと同じライバルチーム1つという枠に収まっている。近年の扱いを反映しているとも言えるが。 クライフォートのシュートは全てオリジナル技。これはワールドユース編でのクライフォート自体、まともな試合描写がなく退場したためだと考えられる。 だが、現在では必殺シュートに関しても描かれているのにもかかわらず再現されていない。「スティンガー」「ハイスティンガー」自体はモーションも特徴的で好評ではある。 続編では「若林の腕を破壊した」というエピソードに反して、テクニカルという印象が強かったため前者のイメージが優先されたのだろうか。 ドールマンは原作では中々の強GKであったが、本作では交流可能なGKの中で唯一スーパーセーブが使用不可になっており冷遇気味。能力やストーリーの影の薄さ的にも、パッとしない。 しかし、オランダの交流可能キャラは多めの6人とオリジナルキャラが加わっているドイツと同数。オランダ全体で見れば、扱いは良いと言える。 ブラジルはラスボスチームの1つという扱いであるが、こちらもワールドユース編の再現要素は少なめ。 サリナスとナトゥレーザは登場しない。カルロスも「ゴールデンイーグルショット」などはなくシュートは全てオリジナル。 闇を抱えているカルロスの救済はどのルートでもされずに終わる。そのため、ブラジルルートのみ若干の後味の悪さを残してシナリオが終了する。ここで救われてしまうとワールドユース編に繋がらなくなるため、あえて避けたのではあろうが。 また、ラスボスチームにもかかわらず最強技であるSシュートを持った選手が存在しないという弱点を持つ(*11)。 カルロスとアルベルトの連携シュート「ダブルフォースシュート」が代わりとなっているが、2人が近くにいないと発動できない連携技の性質上、ポジションが遠い(カルロスがFW、アルベルトがDF)2人では使用頻度が低く補い切れているとは言えない。 それ以外の必殺シュートは後述のストーリー補正がかかった上でも若林がそこそこ止められてしまうため、攻撃力が明らかに低くなっている。 3人居るラスボスのうちシュナイダーは連携シュート、カルロスはSシュート、もう1人は連携パスが存在しないため、技数的には一応バランスは取られているが、ゲーム中の強さではブラジル(とカルロス)は他のラスボスチームと比べ冷遇気味なのは否めない。 ちなみに、DLCで追加されたスウェーデンのレヴィンも、本編中で闇堕ちしている原因の出来事がまだ起こっていないため、それをきっかけに開発したレヴィンの代名詞たる殺人技「レヴィンシュート」は使用せず、性格も本来の温厚なものになっている。 総じて、「ジュニアユースの時系列上あり得ない物事は登場させない」という方針を厳守していることが覗える。 ニューヒーローリーグ編と比べると、主人公(ニューヒーロー)の影が薄い。試合外ではしっかりと絡むが、「サッカー部の期待の後輩」から「日本代表の1人」という扱いになる。 これもジュニアユース編ベースであるがゆえの弊害といえる。ニューヒーローリーグ編と違い試合中イベントが存在するが、そこでもほぼ出演しないため、イベント中は原作の日本選手で試合を進めている感覚が強い。 ただし、ラスボスの一人にもなっているあるキャラは明確に「主人公のライバル」として位置付けられており、そのルート限定ではあるがちゃんと主人公も大きく扱われている。 ゲームシステム 原作再現度は高いが、ゲームシステムの都合上サッカーゲームとして見ると粗さや自由度の低い部分が見られる。本作のジャンルは「サッカーアクション」なため、本格的なサッカーの再現を求めること自体間違っているとは言えるがそれでも気になる部分はある。 オフサイド以外の反則や退場がない。原作再現という声もあるが、取る取らないがかなり曖昧なだけで普通に原作でもファウルやカードはある。 試合のテンポが悪くならない一方、シナリオで「足を引っかけた」という理由でファウルが取られる場面が複数回あり、ゲーム上で散々吹っ飛ばしているのに思い出したかのように笛を吹かれる光景はシュール。 シュートコースという概念が基本的にない。ほぼ毎回キーパーのセービング演出が入るため、取られにくいコースを狙うという駆け引きは一部シュートを除き存在しない。 キーパーをドリブル技で抜くことができない。「キーパーを抜いてゴール」という原作再現もほぼ不可能。 サッカーとして、ではなく原作ファンの視点から違和感のある点もある。 エース選手でも読み負ければあっさりとモブからボールを取られる。もしくは抜かれる。もちろんエース選手から全くボールが取れないとゲームとして成立させにくくなってしまうが。 共通システムなため身体の弱い三杉がショルダーチャージで敵選手を吹き飛ばしたり、学が日向を転ばせてボールを取れる光景も見られる。 キーパーがシュートに跳びつくが届かないというゴール演出が基本的に発生しない。基本的にキーパーごと押し込まれるか、手が弾かれるか、一歩も動けずに決められるかのどれかであり、現実的にも原作的にもかなり不自然。 一応、セービングが届かないゴールも発生することはするが、裏技的な方法でありキーパーのセービング演出および凝ったゴール演出が行われないため単に地味なものとなる。 問題点 難易度 現在はEPISODE OF TSUBASAとEPISODE OF NEW HEROのニューヒーローリーグ編の難易度はそれなりではあるものの、ワールドチャレンジ編は難易度的に厳しい部分がある。 CPUに強烈なステータス補正がかかり、シュートが爆速でチャージされる。そこから放たれるSシュートは当然強力で、ブロックが入るかスーパーセーブを使用しないとまず1点取られる。 この被害を最も受けているのは何といっても若林。原作通りに味方に檄を飛ばしておいて、大会中は敵のSシュートであっさりPA外から点を取られる情けなさを見せてしまう…。 森崎や若島津が正GKのシナリオでは2人ともそれなりに止める(*12)ため、余計に頼りなく見えることに(*13)。対戦モードではSシュートもそれなりに止めてくれるし、PA外のシュートに対し補正がかかりミューラーと並ぶ最強格GKなのだが、それをもってしても敵のシナリオ補正の前に無力と化している。 主人公のそれまでの試合評価によって難易度は変化するが、高評価を続けているとワールドチャレンジ予選開始から難易度最高になる。こうなるとCPUが超反応になりほとんどボールを取れなくなり理不尽の域になる。その性質上、意外にも2周目以降の方が高難易度になりやすい。 よりにもよって予選初戦の相手は強GKのヘルナンデスがいるイタリア。時期的に主人公がSシュートなしで攻めなくてはいけないためゴールが難しい。後半から日向がSシュート習得&1点確定イベントがあるが、逆に言うと前半は誰もSシュートを使えない。 反面、敵のルチアーノはSシュート持ちなため若林からあっさり点を取ってくるなど攻撃も決してヌルくない。 そもそもEPISODE OF NEW HEROは試合中にやらなきゃいけないことが多く、主人公の育成を考えるとさらにシビア。 EPISODE OF NEW HEROの仕様として試合中活躍したプレーの評価が付きそれに応じて能力が向上する。しかし守備関連の評価を伸ばしたければ、まず相手にボールをわざと渡すリスクを負う必要がありDF育成が難しい。 ワールドチャレンジ編から加わるシナリオチャレンジも大量のPPが貰えるとはいえ、「特定の選手(能力的に2軍クラス)でゴール」「後半時かつ同点」「延長戦時」など試合内容を犠牲にしなければいけない条件が普通に出てくる。イベント自体は凝っているのだが一部を除き、選手育成との両立は不可能になっておりモードの性質と噛み合っていない(*14)。 一応試合をリトライすることによってCPUの難易度は下がるがリトライボーナスが貰えなくなり育成面では不利になる。 発売当初はEPISODE OF TSUBASAにおける大友中戦と花輪中戦の難易度が高すぎる(*15)と言われ、アップデートで難易度が抑えられた。現在ではEPISODE OF TSUBASAの難易度は初心者向けとして適切な低さになっている。 プラクティスの出し方がやや不親切。 自分からプラクティスモードをやらないとチュートリアルが小出しに出てくるため、多すぎて混乱はしにくいが初心者でも必要なアクションを教えるのが遅くなってしまう傾向がある。 例として操作が複雑で使いにくいワンツーパスが早々に教えられる、システム上重要度の高いスーパーセーブが決勝の東邦学園戦でやっと出てくるなど。 使用できるキャラがそれまで登場しないとはいえ、EPISODE OF NEW HEROのワールドチャレンジ編でもチュートリアルが出てくる。 全体的に現在の一般的なサッカーゲームやテクモ版に慣れ親しんだ人ほど操作やクセに慣れが必要なゲームシステムになっており、そこで慣れられず上述の大友中や花輪中に勝てないまま投げてしまうプレイヤーもいた。 試合外での全体的なテンポの悪さ ロードが多く、個々も結構な長さがある。ロード画面が挟まれない時でもメニュー操作などで数秒待たされることがある。 ロード画面ではキャラクター紹介を挿入することでプレイヤーの負担を軽減する工夫もされているが、十分とは言えない。 さらに頻繁にネットワーク接続を行うため、余計に待ち時間が多くなってしまっている。 ネットワーク接続自体妙に多い。カードパック購入時や育成アイテム使用画面を開いた時など、ネットワーク接続の必要性が疑問なタイミングでも挟まるため、ストレスになる。 ゲーム開始後、最初のネットワーク接続を行う際に通信を切っておけばオフラインモードが使える。待ち時間をいくらか短縮できるので、オンライン機能を使わないモードを遊ぶ際には覚えておきたい裏技。 EPISODE OF NEW HEROのワールドチャレンジ編は同モードのニューヒーローリーグ編とEPISODE OF TSUBASAに比べ試合と試合の間のイベントが長すぎる。という意見が多い。 特にワールドチャレンジ編開始時から次の試合までは非常に長くイベントが続く。全日本の初試合となるプレマッチ一戦目がイベントで済まされるため、プレイヤーが選手を操作できない時間が続く。 さらにフレンドシップで選択した選手との交流イベントもガンガン挟まる。ニューヒーローリーグ編と比べるとシナリオ本筋のイベントも長いため、中々次の試合に進めない。 イベントスキップはあるので、2周目以降はそれを使えば比較的サクサク進められる。が、選択肢のあるシーンは自動的にランダム選択されるため「いつの間にか練習をサボっていて叱られるイベントが発生していた」などの被害が発生することも。エピローグの分岐にも望まない影響を及ぼす可能性もある。 また選択肢や所属校が違うことによる豊富な差分なども一緒にスキップしてしまうため、細かいイベントの違いも楽しみたいというプレイヤーは結局封印せざるを得ない。 既読スキップはあるが、所属校の差分や選択肢の手前でストップといった機能はなくやはり自動選択されてスキップされてしまう。 バグの多さ 本作は非常にバグが多い。 「ゴールパフォーマンス時にその場でダッシュモーションをしている選手が出る」「ボールを持った選手が固まってスライド移動する(ホバーバグ)(*16)」「キーパーが反転しスローインでオウンゴール」と言ったものから、「アメリカ戦のハーフタイムでゲームが強制終了」「選手からボールが離れなくなりパスも奪うことも不可能に」「キーパーがフリーズするバグ」といったかなり深刻なものも多い。特にキーパーがボール持ったままフリーズするとそのまま何もできずにゲームを無理矢理終わらせないとかなり致命的である。 実際、オンライン対戦でボールが離れなくなり仕方なくスローインにして仕切り直すか、それもできずに切断するしかなくなったケースも存在する。 発売当初こそバグの多さが指摘されていたが、現在では度重なるアップデートにより、これらの問題はほぼ解消されている。 PP(プレイポイント)・CC(キャプテンコイン)関連 ゲーム内通貨であるPPはフレンドシップイベント、チャレンジやシナリオチャレンジの達成で手に入るが、オフライン環境での入手量がかなり渋い。 使用用途はEPISODE OF NEW HEROの育成に有利な育成アイテムや選手カードパック(*17)、主人公の見た目を変えるエディットパーツなのだが必要量に対して価格がかなり高く、満足な育成を行うハードルが上がってしまっている。 ただでさえカツカツな上育成アイテムは消耗品で、とてもエディットパーツまで回す余裕がないので、大幅な緩和が望まれている。チャレンジは一度クリアすると同じものは達成できないのも痛い。 CCはオンライン環境でのみ使用可能なもう1つの通貨で、エディットパーツとオンライン対戦用のアイテム(試合が有利になるものはない)、上位育成アイテムが買える。 上位育成アイテムはPPで手に入る育成アイテムより性能が高く、こちらでもオンライン環境の有無で育成環境の格差が発生している。 CCは後に入手手段が増えたが、やはりというべきか課金要素。 オンライン関連 対戦を行うことやオンラインチャレンジを行うことでPPや育成用のアイテムが手に入るのだが、稼ぎ目的で連射コントローラなどを用いた放置が発生している。 対戦を盛り上げるための措置とも考えられるので仕方ない部分もあるが、オフとの稼ぎ環境の格差によりマトモに対戦しないプレイヤーが出てしまうのは本末転倒と言える。 それ以外でも早々に過疎化が進んでおり、中々マッチングしないせいでオンライン対戦を用いた育成用のアイテム・通貨集めも苦しくなっているという状況になっている。 結果的に発売当時のオンライン人口が多い中で対戦が行えたプレイヤーとそうでないプレイヤーの育成環境の格差が生まれており、対戦のハードルが余計に上がっている。オフでのPP入手量の増加を求める声も、さもありなん。 オンライン対戦前提で見ると目立ったバランスブレイカーが存在し、かなりバランスが悪い。 システム面がガチの対戦に耐えうる完成度であっただけにバランス面での問題が早々に見つかってしまい、現在ではこれらを押し付ける極端な対戦環境と化している。 12月初頭のアップデートにて以下に挙げられているものは殆ど下方修正が入っており、現在のバージョンでは当てはまらない可能性があるので注意。 + 代表的なバランスブレイカー エディットプレイヤー そもそもの問題として、オンライン対戦でエディットプレイヤーが自由に使用できる事自体が問題という意見がある。 ゲーム中の全選手が持っているスキルやムーブ(技)を自由に獲得してセットできる(*18)ため、強いものだけをセットしたり、複数のキャラから相性が良いものを並べられる。 ディヴィジョンマッチのルールとしてチーム内のコスト制限というものがあるが、「高コストだが比較的弱いもの」「低コストでも強いもの」といったものも自由に厳選できるため、エディットプレイヤーの制限にはなっていない。 そうして特化させたエディットプレイヤーは通常の選手では不可能な戦術が取れ、中には本来のゲーム性を崩壊させてしまうものもある。 例.「超高速で動き回る」「バフをひたすらかけたシュートでどんなGKもワンパン(通常シュートならばスーパーセーブすら不可に)」「タックルのスピリット削りが強すぎてドリブルに読み負けても確定でボール奪取」 そしてゲームシステム的に重要なGKはエディット不可なため、結果として総合的に最強のミューラーやPA外からのシュートに限り最強の若林でさえ、シュート力のインフレに全く追いつけていない環境になってしまっている。 チーム内におけるエディットプレイヤーの人数は8人まで、という制限が付いて全員を埋めるのは不可能だが、むしろ多すぎる。 エディットプレイヤーを作成できないGKを除けばスタメンにはあと2人通常の選手を入れるだけでよいため、同じくバランスブレイカーなスカイラブ要員として立花兄弟を入れたり、強DFのジャンとアルベルトを入れたりすれば簡単に埋まる。 通常のキャラに比べ、セットしているスキルやムーブが分かりにくいという情報アドバンテージも地味だが見逃せない。同じ見た目や名前のエディットプレイヤーで並べて混乱させるという嫌がらせもできる。 スカイラブツインシュート 本作のバランスブレイカー筆頭。本作の連携シュートは該当の選手全員が近くにいないと発動できないという条件がある。 この技の大きな長所として、センタリングから発動可能というものがある。複数選手が必要とはいえ、2段階の溜めが必要なSシュートに比べるとかなり発動しやすい。 さらにシュート自体の威力が完全に調整ミスで、多くのSシュートと同等以上。その分立花兄弟や次藤は攻撃能力は低くしてはあるが…。 しかしエディットプレイヤーも習得可能で、発射台となる次藤の役割を担える。DFの次藤をオーバーラップさせるリスクを軽減できる上、本来の使い手3人のステータス不足をカバーできてしまい、ミューラーすら2発はまず耐えられない威力となる。 そして立花兄弟を入れることに関してだが彼らは非常に広いカバー範囲を誇るブロック「スカイラブブロック」を使用でき、こちらもかなり強い。決してスカイラブツインの一発屋でないことがさらに問題になっている。 アナライズシュート ある意味で、スカイラブツイン以上に問題のある技。 通称「確定位置」と呼ばれる、キーパーのセービングが発生しない撃ち方が存在する(*19)。 これをマスターしてしまったが最後、ブロックが入らなければ確定でゴールできる技になる。撃った選手とキーパーの能力に全く関係ないため、これも本来のゲーム性を崩壊させてしまう。 獲得元となる選手の設定や強さ、「キーパーの苦手なコースに飛びやすい」という説明文からおそらく仕様と思われるのだが完全にやりすぎている。覚えているだけで凶悪なため、エディットプレイヤーでない本来の使い手(*20)でもバランスブレイカー。 おまけにこのシュートもSシュートではなく普通のシュートムーブ、つまり一段階の溜めで撃ててしまう。これではスカイラブツイン同様、Sシュートの立場がない。 総評 テクモ版の影響からか、シミュレーション要素が含まれたゲームばかりであった中登場した『キャプテン翼』の本格アクション。 単純なサッカーゲームというよりも、サッカーを題材としたキャプテン翼のアクションゲームといった印象。それでも試合形式はしっかり練り込まれており、簡単操作ながらキャプテン翼「らしい」サッカーを楽しめる。 グラフィックは言うまでもなく満点である。 ゲームシステムはキャプテン翼「らしさ」だけでなく、細かい部分にまで非常に気合が入った作りであり、ゲーム全体から原作愛を感じられる。 原作ストーリー編、オリジナルキャラクター作成して育成できるオリジナルストーリー編のどちらも魅力的で、試合中に発生するイベントや、特殊なシチュエーションで習得可能な必殺技も数多く存在する。原作を良く読み込んでいることがうかがえる。 問題の多いオンライン環境やゲームバランスなど、欠点もあるがオフラインでも十分に遊べるボリュームになっており、サッカー風のアクションを楽しみたい人、1からキャプテン翼を学びたい人だけでなく、原作ファンにこそおすすめしたい一作。 最初こそロードの遅さやバグが指摘されていたが、現在は度重なるアップデートにより改善されており、良作との評価を獲得している。 余談 公式サイトでは、CHARACTER欄にゲームオリジナルキャラの存在する国のチームを主役とした前日談が掲載されている。 ゲームシナリオ中でも簡単に説明されるが、大会前のオリジナルキャラの背景などが詳しく描かれているため本作のオリジナルキャラクターを魅力に感じたのなら読んでみることをお勧めする。 本作はWin版もSteamで配信されているがいつものバンナム+集英社版権作品の縛り(?)故、日本からは購入もプレイも出来ない「おま国」である。
https://w.atwiki.jp/animech/pages/2.html
メニュー トップページ 更新履歴 当サイトについて 当サイトは違法行為を助長するためのサイトではありません。リンク先でのトラブル等は責任を負えません。ご利用は全て自己責任でお願いします。編集 ▼最近見たアニメリスト @memo シンクロときめき マトリョシカ Love Story たとえ どんなに… 上からマリコ フライングゲット 千本桜 Gee Sonar Pocket 家族になろうよ 9/11 屍鬼#08~10 9/?? 屍鬼#07 8/30 生徒会役員共#09 8/?? 屍鬼#06 ストライクウィッチーズ2#07 ストライクウィッチーズ2#06x2 8/16 ひぐらしのなく頃に解#13~15 8/15 屍鬼#05 ひぐらしのなく頃に解#12 8/14 ストライクウィッチーズ2#05 みつどもえ#07 8/11 けいおん!!#19 8/7 屍鬼#05 kojika#02 7/31 みつどもえ#05 ストライクウィッチーズ2#04 kojika#01 7/30 屍鬼#04 ストライクウィッチーズ2#03 7/28 ひぐらしのなく頃に解#09~11 7/27 ひぐらしのなく頃に解#06~08 7/25 四畳半神話大系#09~11 tono#01 7/24 屍鬼#03 世紀末オカルト学院#03 7/22 学園黙示録#02 asobi#01 ストライクウィッチーズ2#02 7/19 屍鬼#02 世紀末オカルト学院#02 7/15 屍鬼#01 7/14 世紀末オカルト学院#01 7/11 kissis#02 7/10 みつどもえ#01 学園黙示録#01 ひぐらしのなく頃に解#03~05 7/9 ストライクウィッチーズ2#01 7/8 けいおん!!#14 7/5 ひぐらしのなく頃に解#01~02 7/? オオカミさんと七人の仲間たち#01 伝説の勇者の伝説#01 ストライクウィッチーズ#01~02 7/4 生徒会役員共#01 ひぐらしのなく頃に#22~26 7/3 kouki#01 四畳半神話大系#07~08 air#01 6/21 marihori#11~12 geass#06~08 6/20 geass#01~05 6/19 daimao#12 6/18 kaicho#02 6/12 ab#05 elfen#04~13 6/11 arakawa#03 elfen#01~03 6/10 arakawa#02 6/9 eva_ha(ok) 6/6 katana#01 sumomo#07 6/5 humohhu#01 ga#01~02 6/4 marihori#09~10 6/3 4zyohan#05 bh#04 5/31 sumomo#04~06 eva_ha(?) 5/30 marihori#07~08 5/26 seizon#07 ?eva_ha 5/16 kon!!#02 4zyohan#04 bh#03 5/9 4zyohan#03 ab#03 mayoineko#01 azumanga#03 5/8 higurashi#19~21 5/6 higurashi#16~18 5/5 4zyohan#01~02 higurashi#15 5/4 kaicho#01 bh#02 4/25 kis#01 bh#01 4/18 mao#02 4/14 arakawa#01 ab#02 4/8 kon!!#01 4/4 sumomo#02~03 4/3 mao#01 ab#01 3/31 sumomo#01 3/30 marihori#3~6 3/29 marimite#1~2 3/25 marihori#1~3 3/15 hidamari#02 3/11 WORKING!!#01 3/6 空を見上げる少女の瞳に映る世界#01~02 3/5 higurashi13 3/4 higurashi11~12 2/23(火) itigo#01 ookami#01 higurashi#10 2/22(月) 大正野球娘。#01 れでぃ×ばと!#02 ■2/16(火) ・バカとテストと召喚獣#06 ・ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド#06 ■2/6(土) ・ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド#05 ■2/4(木) ・デュラララ!!#02 ・NEEDLESS#13 ■2/3(水) ・ソ・ラ・ノ・ヲ・ト#02 ・ちゅーぶら!!#03 ■2/2(火) ・ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド#04 ・ギャグマンガ日和+#05 ■1/31(日) ・ギャグマンガ日和+#03 ・ストライクウィッチーズ#05 ■1/20(木) ・ギャグマンガ日和+#03 ■1/1?(?) ・ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド#02 ■1/14(木) ・NEEDLESS#12 ■1/11(月) ・はなまる幼稚園#01 ■1/10(日) ・ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド#01 ・魔法少女リリカルなのは#03 ■1/9(土) ・ひだまりスケッチ×☆☆☆#01 ・おおかみかくし#01 ■1/6(水) ・魔法少女リリカルなのは#02 ・デュラララ!!#01 ・君に届け#02 ■1/5(火) ・ソ・ラ・ノ・ヲ・ト#01 ・ギャグマンガ日和+#01 ・ギャグマンガ日和#01 ・らき☆すた#02 ・魔法少女リリカルなのは#01 ■1/3(日) ・れでぃ×ばと!#01 ■1/2(土) ・ひだまりスケッチ#01 ・ちゅーぶら!!#01 ■12/30(水) ・生徒会の一存#12 ■12/28(月) ・化物語#13 ・そらのおとしもの#09~10 ■12/16(水) ・とある科学の超電磁砲#09 ■12/13(日) ・そらのおとしもの#07~08 ■12/11(金) ・とある科学の超電磁砲#08 ・そらのおとしもの#06 ■11/16(月) ・化物語#12 ■11/15(日) ・とある科学の超電磁砲#07 ■11/13(金) ・ひぐらしのなく頃に#09 ■11/12(木) ・そらのおとしもの#05 ■11/09(日) ・ひぐらしのなく頃に#08 ・とある科学の超電磁砲#06 ■11/07(金) ・ひぐらしのなく頃に#07 ・ひぐらしのなく頃に#08 ■11/05(水) ・ひぐらしのなく頃に#06 ■11/04(火) ・化物語#11 ・とある科学の超電磁砲#05 ■10/28(水) ・そらのおとしもの#04 ・けんぷファー#02 ■10/25(日) ・とある魔術の禁書目録#14 ・君に届け#01 ・生徒会の一存#04 ■10/24(土) ・にゃんこい!#02 ・とある科学の超電磁砲#04 ・そらのおとしもの#03 ・ひぐらしのなく頃に#05 ■10/23(金) ・生徒会の一存#03 ■準備中… 厳選!オススメサイト 2010年夏放送アニメ 戦国BASARA弐 セキレイ ~Pure Engagement~ 学園黙示録 世紀末オカルト学院 ぬらりひょんの孫 デジモンクロスウォーズ ストライクウィッチーズ2 オオカミさんと七人の仲間たち 屍鬼 伝説の勇者の伝説 祝福のカンパネラ みつどもえ 生徒会役員共 あそびにいくヨ! スポンサーリンク アニメ一覧 <あ行> あそびにいくヨ! 荒川アンダー ザ ブリッジ イナズマイレブン エルフェンリート Angel Beats! オオカミさんと七人の仲間たち <か行> 刀語 かなめも 君に届け けいおん! けいおん!! けんぷファー こばと。 <さ行> 屍鬼 祝福のカンパネラ 新世紀エヴァンゲリオン 涼宮ハルヒの憂鬱 ストライクウィッチーズ ストライクウィッチーズ2 すもももももも 世紀末オカルト学院 生徒会の一存 生徒会役員共 セキレイ ~Pure Engagement~ 戦国BASARA弐 そらのおとしもの 空を見上げる少女の瞳に映る世界 <た行> 大正野球娘。 ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド ちゅーぶら!! 低燃費少女ハイジ デジモンクロスウォーズ デュラララ!! 伝説の勇者の伝説 とある魔術の禁書目録 とある科学の超電磁砲 <な行> NEEDLESS にゃんこい! ぬらりひょんの孫 <は行> バカとテストと召喚獣 化物語 ひぐらしのなく頃に ひぐらしのなく頃に解 ひだまりスケッチ ひだまりスケッチ×☆☆☆ ヘタリア World Series <ま行> みつどもえ <や行> 四畳半神話大系 <ら・わ行> WORKING!! タグクラウンド +タグクラウド 涼宮ハルヒの憂鬱 けいおん! NEEDLESS けんぷファー にゃんこい! 大正野球娘。 とある魔術の禁書目録 とある科学の超電磁砲 そらのおとしもの ちゅーぶら!! ひだまりスケッチ ひだまりスケッチ×☆☆☆ 空を見上げる少女の瞳に映る世界 こばと。 ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド すもももももも Angel Beats! 四畳半神話大系 刀語 エルフェンリート ストライクウィッチーズ けいおん!! 荒川アンダー ザ ブリッジ 伝説の勇者の伝説 ストライクウィッチーズ2 生徒会役員共 ひぐらしのなく頃に ひぐらしのなく頃に解 オオカミさんと七人の仲間たち 君に届け 化物語 バカとテストと召喚獣 WORKING!! かなめも 生徒会の一存 新世紀エヴァンゲリオン 低燃費少女ハイジ 世紀末オカルト学院 屍鬼 あそびにいくヨ! みつどもえ 戦国BASARA弐 セキレイ ~Pure Engagement~ デジモンクロスウォーズ ヘタリア World Series ぬらりひょんの孫 祝福のカンパネラ 学園黙示録 参加ランキング 人気記事 人気ランキング プラグイン/コメント 逆アクセスランキング カウンター #thatsping - ここを編集_雛形 #thatsping
https://w.atwiki.jp/captaintsubasa6/pages/75.html
【フォーメーション】 選択可能なフォーメーション。 [4-5-1] [4-4-2] [4-3-3] [3-5-2] [3-4-3] [ブラジルタイプ] [2-2-4-2] [4-5-1] FW MF MF MF MF MF DF DF DF DF GK フォワードが一人だけになるフォーメーション。 ラスボスの日本が後半にFW新田に代えてMF三杉を投入、この形になる。 [4-4-2] FW FW MF MF MF MF DF DF DF DF GK MFとDFが多い陣形。 日本が敵になるとこれが基本形になる。 キャプテン翼5での全日本(新田加入)時の陣形。 [4-3-3] FW FW FW MF MF MF DF DF DF DF GK FWを多くした陣形。エースストライカーが多いチームで有効。 オランダが採用。 キャプテン翼3と4では全日本のデフォルト陣形だった。和夫か政夫が右FWに入っていた。 [3-5-2] FW FW MF MF MF MF MF DF DF DF GK MFを多くして中盤に厚みを持たせた陣形。 ドイツ、イタリア、アルゼンチンが採用。 キャプテン翼2では全日本のデフォルト陣形だった。松山がMFにいた。 [3-4-3] FW FW FW MF MF MF MF DF DF DF GK FWを多くした攻撃的陣形。そのぶんDFが手薄になる。 フランス、ブラジル、ヨーロッパ選抜、カンピオーネが採用。 [ブラジルタイプ] FW FW MF MF MF MF DF DF DF DF GK 変則的な陣形で、ブラジルが採用。 [2-2-4-2] FW FW MF MF MF MF MF MF DF DF GK 変則的な陣形で、極めて攻撃的で防御軽視の陣形。 後ろのMFはDF寄りの動きをする。4-4-2のサイドDFが中央に固まった形と言える。 南米選抜が採用。
https://w.atwiki.jp/yaruopokenaru/pages/611.html
やる夫のポケモン > キャプテン・ブラボー 基本情報 特性1:頑丈 一撃必殺技が無効化され、HP満タンから一撃で瀕死になる攻撃を食らった場合HP1で踏みとどまる。 特性2:再生力 戦闘の場から交換等でボールに戻るとHPが1/3回復する。 ┏【種族値】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━──────────┃H P 75┃攻撃 120┃防御 240┃特攻 25┃特防 110┃素早 30┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ タイプ:鋼 耐性:◎=4倍 ○=2倍 △=1/2 ▼=1/4 ×=無効 ノ 炎 水 電 草 氷 格 毒 地 飛 エ 虫 岩 ゴ ド 悪 鋼 △ ○ △ △ ○ × ○ △ △ △ △ △ △ △ △ 技一覧 技名 分類 タイプ 威力 命中率 範囲 効果 打ち落とす 物理 岩 50 100 相手一体 打ち落とす状態にする※1空を飛ぶ・テレキネシス・電磁浮遊状態の相手にも当たる 叩きつける 物理 ノーマル 80 75 相手一体 なし 岩石封じ 物理 岩 50 80 相手一体 100%の確率で相手の素早さを1段階下げる 雷の牙 物理 電気 65 95 相手一体 10%の確率で相手を怯ませるか麻痺状態にする 氷の牙 物理 氷 65 95 相手一体 10%の確率で相手を怯ませるか凍らせる 炎の牙 物理 炎 65 95 相手一体 10%の確率で相手を怯ませるか火傷にする 泥遊び 変化 地面 - - 自分 自分をどろあそび状態にする場に出ている間全てのポケモンの電気技の威力が1/3になる 体当たり 物理 ノーマル 50 100 相手一体 なし 硬くなる 変化 ノーマル - - 自分 自分の防御を1段階上昇させる 締め付ける 物理 ノーマル 15 85 相手一体 相手を締め付け4~5ターン連続でHPを減らし続けるその間相手は逃走・交代が不可能になる 呪い(鈍い) 変化 ゴースト - - ※1 自身のタイプにより効果が変化する ※2 岩落とし 物理 岩 50 90 相手一体 なし 怒り 物理 ノーマル 20 100 相手一体 怒り状態になり、ダメージを受ける度に攻撃が1段階上昇する別の技を出しても元に戻らない ステルスロック 変化 岩 - - 相手の場 相手の場にとがった岩をまく ※3 ボディパージ 変化 鋼 - - 自分 自分の素早さを2段階上昇させる自分の体重が100kg軽くなる 竜の息吹 特殊 ドラゴン 60 100 相手一体 30%の確率で相手を麻痺状態にする 吼える 変化 ノーマル - 100 相手一体 野生ポケモンとの戦闘を終了させるトレーナー戦で相手ポケモンをランダムで交代させる(優先度-6) 目覚めるパワー 特殊 ノーマル ※ 100 相手一体 ポケモンの個体値によって威力とタイプが変化 破壊光線 特殊 ノーマル 150 90 相手一体 使用した次のターンは反動で動けない 守る 変化 ノーマル - - 自分 そのターン自分が受ける技を無効化する(優先度+4)連続で使用すると失敗しやすくなる 恩返し 物理 ノーマル 不定 100 相手一体 懐き度が高いと威力が上がる(最高100) 影分身 変化 ノーマル - - 自分 自分の回避率を1段階上昇させる 砂嵐 変化 岩 - - 全体の場 天候を5ターン砂嵐が吹き荒れる状態にする 空元気 物理 ノーマル 70 100 相手一体 使用者が毒・猛毒・麻痺・火傷状態の時、威力が2倍になる 眠る 変化 エスパー - - 自分 自分のHPを全回復し、状態異常も回復する2ターンの間眠り状態になる。HPが満タンだと失敗する しっぺ返し 物理 悪 50 100 相手一体 相手の後攻になった時、威力が2倍になる ギガインパクト 物理 ノーマル 150 90 相手一体 使用した次のターンは反動で動けない ジャイロボール 物理 鋼 不定 100 相手一体 相手より素早さが遅いほどダメージが大きくなる 地均し 物理 地面 60 100 自分以外 100%の確率で相手の素早さを1段階下げる 身代わり 変化 ノーマル - - 自分 自分のHPを1/4減らし、身代わりを作る ロックブラスト 物理 岩 25 90 相手一体 一回で2~5連続のダメージを与える直接技ではない 自然の恵み 物理 ノーマル 不定 100 相手一体 持っている木の実によりタイプと威力が変化使用すると持っていた木の実は消費される 居合い切り 物理 ノーマル 50 95 相手一体 なし 岩砕き 物理 格闘 40 100 相手一体 50%の確率で相手の防御を1段階下げる 堪える 変化 ノーマル - - 自分 瀕死になる攻撃を受けてもHPが1残る(優先度+4)連続で使用すると失敗しやすくなる 日本晴れ 変化 炎 - - 全体の場 天候を5ターン陽射しが強い状態にする 嫌な音 変化 ノーマル - 85 相手一体 相手の防御を2段階下げる 岩雪崩 物理 岩 75 90 相手全体 30%の確率で相手を怯ませる アイアンテール 物理 鋼 100 75 相手一体 30%の確率で相手の防御を1段階下げる 八つ当たり 物理 ノーマル 不定 100 相手一体 懐き度が低いと威力が上がる(最高100) 穴を掘る 物理 地面 80 100 相手一体 1ターン目に地中に潜り、2ターン目に攻撃する穴を掘る中は例外条件を除いて全ての技が当たらない 誘惑 変化 ノーマル - 100 相手全体 相手の特攻を2段階下げる異性にのみ有効、性別不明は無効 コメットパンチ 物理 鋼 100 85 相手一体 使用後20%の確率で自分の攻撃が1段階上がる 跳び膝蹴り 物理 格闘 130 90 相手一体 攻撃が外れた場合、自分がダメージを受ける(自分の最大HPの1/2)技「重力」が使われている場合使えない 噛み砕く 物理 悪 80 100 相手一体 20%の確率で相手の防御を1段階下げる ダブルチョップ 物理 ドラゴン 40 90 相手一体 2回連続攻撃をする ストーンエッジ 物理 岩 100 80 相手一体 急所に当たりやすい 捨て身タックル 物理 ノーマル 120 100 相手一体 反動で相手に与えたダメージの1/3を自分も受ける トンボ返り 物理 虫 70 100 相手一体 攻撃後、そのターン内に手持ちと交代する 炎のパンチ 物理 炎 75 100 相手一体 10%の確率で相手を火傷にする ドラゴンテール 物理 ドラゴン 60 90 相手一体 必ず後攻になる(優先度-6)攻撃後、相手のポケモンを強制的に交代させる野生のポケモンの場合は戦闘を終了させる ※1 打ち落とす状態: 飛行タイプ、特性が浮遊のポケモンに対して地面タイプの攻撃が当たるようになる。 また、空を飛ぶ・テレキネシス・電磁浮遊状態を解除する。 ※2 自身のタイプがゴーストタイプの場合(呪い):自分に最大HPの1/2のダメージ、相手を呪い状態にする 自身のタイプがゴーストタイプ以外の場合(鈍い):自分の攻撃と防御が1段階上がり、自分の素早さが1段階下がる ※3 相手が場に出てくる度に岩に対する相性×最大HPの1/8のダメージを与える。ノーマルタイプ技「高速スピン」で撤去できる キャプテン・ブラボーのレベル技 Lv.1 雷の牙 Lv.1 氷の牙 Lv.1 炎の牙 Lv.1 泥遊び Lv.1 体当たり Lv.1 硬くなる Lv.1 締め付ける Lv.4 呪い Lv.7 岩落とし Lv.10 怒り Lv.13 岩石封じ Lv.16 ステルスロック Lv.19 ボディパージ Lv.22 撃ち落とす Lv.25 コメットパンチ Lv.28 叩きつける Lv.31 跳び膝蹴り Lv.34 岩雪崩 Lv.37 噛み砕く Lv.40 アイアンテール Lv.43 ダブルチョップ Lv.46 ストーンエッジ Lv.49 捨て身タックル Lv.52 アームハンマー Lv.55 トンボ返り Lv.60 地割れ キャプテン・ブラボーの現在の特徴 現状の技ならば シングル【鈍い ストーンエッジ ジャイロボール 噛み砕く】 ダブル・トリプル【コメットパンチ 噛み砕く ストーンエッジ 守る】 しめつけると身代わりか守るを採用し食べ残しなどで回復手段を用意することで 物理アタッカーをとらえ安全に鈍いを積みジャイロボールの超火力で抜き去るという動きもできなくはないが 技スぺがきつくロマン構築の域をでないか。 進化したことによってH75B240というツボツボ、メガハガネールすらも越えた物理耐久を手に入れた。 もともとのハガネール、メガハガネールと比べてDも上昇しており役割破壊目的の 特殊技程度なら耐えてくれるはず。 また、特殊アタッカーであっても頑丈があるので1度は行動ができることが強み。 物理相手なら再生力で回復できる程度のダメージで抑えてくれる可能性がある。 トンボ返りを習得したため相手にダメージを与えながら交換して再生力で回復できるようになった。 こちらであれば蟻地獄や影踏み、黒い眼差し等を無視して交代できるためブラボーとの相性も非常によく使い勝手が向上した。 鋼単というタイプの耐性は数多くあるが弱点が炎、格闘、地面とメジャーなタイプであることに注意。 どんなポケモンであっても飛んでくる可能性がある。 技の参照元はハガネールで、コメットパンチと飛び膝蹴りが追加された。 また、教え技に三色パンチとクロスチョップ、レベル技にアームハンマーも追加されている。 技開発クラブで覚えたいのは攻撃技は教え技で十分補えるので自己再生などの回復技があると物理要塞として便利か。 習得可能技一覧 習得相手 習得できる技 エド(教え技) 絞めつける、頭突き、のしかかり、捨て身タックル(済)、物真似、自爆、いびき、泥かけ、転がる、寝言、アイアンテール(済)、竜巻、原始の力、通せんぼう、電磁浮遊、悪の波動、アクアテール、竜の波動、大地の力、アイアンヘッド、ステルスロック(済)、自己暗示、岩雪崩(済)、威張る、炎のパンチ、雷パンチ、冷凍パンチ ルイズ(卵技) 丸くなる、じたばた、転がる、通せんぼう、ロックブラスト(済)、ロッククライム、ステルスロック(済)、ヘビーボンバー、砂地獄 金剛晄 コメットパンチ(済)、クロスチョップ ソル 破滅の願い
https://w.atwiki.jp/animech/pages/21.html
こばと。 アニメこばと。に関する情報を集めているページです。 このページをお気に入りに追加すると、いつでも最新情報を見ることができます。 Amazon.co.jp ウィジェット 姉妹サイト こばと。【YouTubeアニメ無料動画@Wiki】 こばと。のアニメ動画、MAD動画など多数紹介。他のアニメも更新中! 目次 あらすじ スタッフ 動画検索 最新情報(ブログ) 成分解析 コメント欄 あらすじ 公式サイト Wikipedia-こばと。 ある一軒のアパートに、とある目的のために奮起する少女が1人やって来た。彼女の名前は、花戸小鳩(こばと)。彼女の目的は、行きたい場所へ行くため、人間の傷付いた心を癒し、その傷ついた心の塊(コンペイトウ)をビンに詰めそれを一杯にすること。 お目付け役の話すぬいぐるみ・いおりょぎと共に、傷付いた心を癒そうとするも、極度の世間知らずで天然ぼけな性格のこばとは、失敗続きでいつも「いおりょぎ」に怒られてばかりであった…。 そんなとき、「よもぎ保育園」の園長・沖浦清花と保育士の藤本清和に出会い、そこでアルバイトをすることになる。ぶっきらぼうで無愛想な態度をとる藤本に当初は反感を抱いていたが、彼の秘めたる優しさを知る内に、次第に藤本に心惹かれるようになる。 そんな折、園児の1人の心を癒し、ビンの中に1つ目の傷ついた心(コンペイトウ)を入れることに成功したのだった……。 スタッフ 原作 - CLAMP「こばと。」「Wish」より 監督 - 増原光幸 アニメーション監修 - 浅香守生 シリーズ構成 - 横手美智子、大川七瀬 キャラクターデザイン - 加藤裕美 美術監督 - 上野秀行 色彩設計 - 大野春恵 撮影監督 - 棚田耕平 編集 - 木村佳史子 音響監督 - 中嶋聡彦、三間雅文 音楽 - はまたけし プロデューサー - 小林潤香、柴田裕司、中野朗子、武智恒雄、青木絵理子、二-方由紀子、原田由佳 アニメーション制作 - マッドハウス 製作 - こばと。を守る会 動画検索 YouTube「こばと。」 ニコニコ動画「こばと。」 最新情報(ブログ) #blogsearch2 成分解析 こばと。の82%は魂の炎で出来ています。こばと。の5%は情報で出来ています。こばと。の3%は白い何かで出来ています。こばと。の3%は大阪のおいしい水で出来ています。こばと。の3%は小麦粉で出来ています。こばと。の1%は元気玉で出来ています。こばと。の1%はやましさで出来ています。こばと。の1%は言葉で出来ています。こばと。の1%は濃硫酸で出来ています。 コメント欄 名前 コメント ▲PAGE TOP Update 2010-04-24 14 44 19 (Sat)Total - /Today - /Yesterday - ブログやサイトに貼るだけ。お小遣いをゲットしよう! ▼クリックすると関連する動画をすばやく表示します! アニメ ゲーム 無料 トレント 壁紙
https://w.atwiki.jp/seiyu_dictionary/pages/4.html
あ行 ・悪魔のリドル ・暴れん坊力士!!松太郎 ・一週間フレンズ ・頭文字D Final Stage ・犬神さんと猫山さん ・エスカ&ロジーのアトリエ ・M3~ソノ黒キ鋼~ ・オレカバトル&ドラゴンコレクション か行 ・彼女がフラグをおられたら ・神々の悪戯 ・カードファイト!!ヴァンガード レギオンメイト編 ・キャプテン・アース ・金色のコルダ Blue♪Sky ・金田一少年の事件簿R ・くつだる。 ・GJ部@ ・ケロロ ・健全ロボダイミダラー ・極黒のブリュンヒルデ ・ご注文はうさぎですか? ・GO-GOたまごっち! さ行 ・史上最強の弟子ケンイチ ・シドニアの騎士 ・ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース ・星刻の竜騎士 ・selector infected WIXOSS ・戦国無双SP ~真田の章~ ・ソウルイーターノット! ・それでも世界は美しい た行 ・鷹の爪EX ・ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ ・デュエル・マスターズ VS ・デート・ア・ライブⅡ ・ドラゴンボール改(魔人ブウ編) な行 ・ナンダカベロニカ ・猫のダヤン ・ノーゲーム・ノーライフ は行 ・ハイキュー!! ・パックワールド ・棺姫のチャイカ ・ヒーローバンク ・ピンポン ・風雲維新ダイショーグン ・FAIRY TAIL ・ブラック・ブレット ・ブレイクブレイド ・ブレイドアンドソウル ・ぷちます!! ・プリティーリズム・オールスターセレクション ・ベイビーステップ ・僕らはみんな河合荘 ・ポケットモンスター XY特別編 ・マジンボーン ・魔法科高校の劣等生 ・魔法少女大戦 ま行 ・マンガ家さんとアシスタントさんと ・ミュータント タートルズ ・蟲師 続章 ・メカクシティアクターズ ・召しませロードス島戦記~それっておいしいの?~ ・〈物語〉シリーズ セカンドシーズン「花物語」 ・遊戯王ARC-V ら行 ・ラブライブ! School idol project(第二期) ・龍ヶ嬢七々々の埋蔵金 ・レディ ジュエルペット