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300 名前:きもかず続き 1[sage] 投稿日:2009/08/28(金) 03 57 29 ID ??? 「……………最悪」 洗濯機の前で、僕は呟く。 脱衣場で、着ていたタンクトップを脱ぎ、目の前でそれを広げてみせる。 「あーあ…ちゃんと取れるかなコレ」 赤いタンクトップの所々に白い汚れが染み付いている。乾いたソレは若干黄色く、爪で掻けば表面がボロボロと剥げた。だけど、完全に取れるワケじゃない。…洗わない限りは。 「…最後まで処理させれば良かった」 洗面所で、水道の蛇口を捻る。タンクトップの汚れた部分を水に浸し、ふやけた汚れを指で擦りとる。水分を取り戻したソレが、少し滑りを取り戻し、水の中に溶けてゆく。 「…んー、こんなものかな」 水の滴るタンクトップをまた広げると、お腹の当たりの部分が集中して濡れている。 「まったく」 自分ので汚れたワケじゃないのに。 なんで他人にぶっかけられた精液の処理をしなきゃいけないんだ。 「あー、気持ち悪!」 力強くギュッと絞って、水気を取ったタンクトップを、洗濯機の中に放り込む。 ついでに穿いていたハーフパンツもトランクスごとずる、と下ろし、ぽいっと一緒に放り込んだ。 今洗濯機の中には僕の服しか入ってない。 てゆうか、他の誰かの服と一緒に洗うのは気が引ける。 一昔前のタイプの洗濯機の蓋を閉め、スイッチを押せば、自動的に水道から水が流れ、静寂だった室内にジャーッ、と音が響く。 水の流れる音を聞きながら、自分の二の腕に顔を近付け、身体の匂いを嗅いでみる。 …若干、唾くさい。 浴室の戸をがらりと引き中に入る。夏の夕方。適度な湿り気を持つ生温い温度が、生身の僕の体を包んでくる気がする。 「……………はぁ」 なんだ。今日もシャワーか。 今日は僕が一番風呂に入れるけれど、浴槽は使わない。シャワーの方が手っ取り早いというのもあるけど… 301 名前:きもかず続き 2[sage] 投稿日:2009/08/28(金) 03 59 57 ID ??? 今日の僕は、とても汚いから。 みんなが浸るものを、汚しちゃいけない。 少し熱めのシャワーを浴びながら目を閉じ、昼間の事を思い出す。 別に大したことじゃない。 他人の自慰を、手伝っただけ。 結局あの変態は、僕をイカせる事が出来なかった。 初めて他人に触らせたけれど、…全然気持ち良くなんかなかった。 ただ弄られているのを眺めていただけ。 一心不乱に僕をイカせようとする男を見て、ただ眉を寄せていただけ。 下手くそ、と呟けば大の男が子供みたいに涙を浮かべ、顔をくしゃくしゃに歪ました。 もっと上手に出来ないの?と問い掛ければうぅ、とかあぁ、とか呻くだけ。 ていうか痛い。力入れすぎ。 ところが、男の方は興奮してきたらしく、僕をオカズにしながら、自分のに手を伸ばして一生懸命しごいてた。 「……………」 無言のまま、おっ勃てたソレを軽く蹴ってやったら、悲鳴を上げながら射精しやがった。 びくびく腰を震わせ、僕に白濁を撒き散らす男の頭を思い切りひっぱたけばギャン!と鳴いた。…ちょっと可愛かったかな。 精液を引っ掛けられた足を見れば、たらりと白い汁が脛を伝う。 量少なくない?こんなんで子供作れんの? 顔を思い切り近付けて耳元でなじれば男の陰茎がピクリと反応をしめす。 …この変態。変態。変態。 何度も何度も男をそう呼んであげれば、涙を流して嬉しそうにまた自らオナニーを繰り返す。 変態は僕に精子をかけて、浅黒い肌を汚すのが好きみたい。 何度も何度もぶっかけられて、何度も何度も頭を小突いたりちんちん踏んだり。 そんな繰り返し。 「……馬鹿じゃないの」 冷静に考えたらそれに付き合う僕も馬鹿だけど、退屈してたからいいや。 それでもって、最後に宣言してやった。 302 名前:きもかず続き 3[sage] 投稿日:2009/08/28(金) 04 01 24 ID ??? 「………僕の勝ち」 敗者は、勝者の奴隷になるんだよ。 そういう約束でしょ? 男はハァハァ言いながらこくこく頷いた。 「じゃあホラ、アンタが汚したんだから綺麗にしてよ」 手始めに、自らが放った精液を舐めとらせる。ふくらはぎやお腹に舌を這わされる度に背筋がぞくぞくしたけど、黙って耐えた。代わりに身体中が唾でべとべとになったけど、精子まみれよりはいいや。 脱いでいたハーフパンツを穿き直し、タンクトップを見れば散った精子が若干生地に染み込んでいた。 …早く家に帰ろう。誰も帰ってこない内に。 …いい?僕がアンタを呼んだら、ちゃんとすぐ僕のところに来るんだよ。 そう約束して、別れた。 ……ゲームの中の話じゃない。現実の世界で、僕は王様になったみたいだ。 ただいまー!!と夏希姉ちゃんの元気な声が脱衣場からも聞こえた。シャツを着て外に出れば、帰ってきたみんなが玄関でどやどやと騒いでいた。 「佳主馬ぁ、ただいま。ちゃんと留守番しててくれた?」 「……みんなどこ行ってたの?」 「買い出しだよ。お前はまだ寝てたからな、起こすのも可哀想だからって聖美がな」 「外出るのあんた嫌がるから。どう?何か変わった事あった?」 少し考えたけど。 「………別にないよ」 お母さんと師匠に、嘘をついた。 …別に、あの人を庇ったワケじゃない。 ちょっと、面白くなりそうだったから。 夜。僕はまた納戸で寝る事にした。あなたもお兄ちゃんと一緒に寝たいのにねぇ、って母さんがお腹に向かって話しかけてた。 303 名前:きもかず続き4[sage] 投稿日:2009/08/28(金) 04 04 14 ID ??? タオルケット一枚持って。納戸の戸を閉め、自分だけの空間を作る。 「…………」 パソコンを開き、あの送られてきたメールを再び表示させる。メールにはURLが書かれているだけで、他には何もない。 「…………」 そのメールのアドレスに返信する。 カチャカチャとキーボードを鳴らし、文章を作る。 明日のお昼過ぎにあの廃屋に来て。 これだけ。送信。 「……ふー…」 キングカズマから送信しましたと伝えられる。僕の、OZの世界での姿。 「………」 僕とあの人しか知らない秘密。 秘密の、王様と下僕の関係。 「……13歳少年の持つ秘密じゃないね」 名前も知らない人と、男同士で何やってんだか。 あまりにも不健康な関係だよ。 カチ、とまたURLをクリックする。 あの写真のページが出てきた。 「…………」 あの男は、この写真の男の子達と僕とを重ねていたんだろうか。 写真の子達は相変わらず、男達との情交を楽しんでいる様に見える。 「でも、僕は違う」 口いっぱいに男性器を頬張る少年。 「僕はお前等とは違う…」 精子を胸に擦り付けられる少年。 「…………」 お尻に指を挿れられながら切なそうに眉を寄せる少年。 「………っ…」 卑猥な玩具を下にくわえさせられている少年。 「……馬っ鹿みたい」 そんな、嬉しそうにしちゃってさ。 だからあんな変態が生まれるんだよ。 調子に乗るんだ、ああいう馬鹿な大人が。 こんな風にするのを夢みてたくせに。 結局自分を慰めるのに精一杯な変態。 …結局、男の子一人犯せないくせに。 その事をさんざん、馬鹿にしてやる。 304 名前:きもかず続き5[sage] 投稿日:2009/08/28(金) 04 05 49 ID ??? 「あ…の、きました…」 おどおどと、背を丸めたあの男が寂れた一軒家の、例の一室へと足を踏み入れてくる。 「遅いよ待ちくたびれた」 既に部屋で待っていた僕の姿を見て、男の小さな目がまん丸に大きくなった。 「カ、カズマ君」 「…君付けはやめてよ馴れ馴れしい」 「カ、カズマさん……それ」 「ああコレ?」 僕がさっきそこで着替えた服。 白いシャツに、紺のショートパンツ。ショートパンツには、白い線が二本入っている。 「…体操服だけど」 「コ、コスプレェ??!」 「鼻息荒いよ。何着てたって別にいいでしょ?」 「っはぁはぁ…。で、でも、何でそんなの持ってんですか」 「寝間着代わりに持ってきてた。体操服なら、汚れてもいいから着替えたんだ」 持参したコーラのペットボトルを口に付けたまま喋る。 「…どうせコレ小学校のだし」 だらー、とどっかの誰かさんみたいに鼻血を足らす変態がそこにいた。 「ちょっとうわ…。分かってたけどホント変態なんだね、お兄さん」 「ハァハァ…」 既にジーパンの股部分が盛り上がってテントが出来てる。猫背な背中が更に丸まり、その姿が別の、別の何かに似ている… 「…あ、あれだアルマジロ」 「カ、カズマきゅーーんっ!!」 「うわぁ!!」 アルマジロが唇を尖らせながらこっちに向かって突進してきた! 305 名前:きもかず続き6[sage] 投稿日:2009/08/28(金) 04 08 42 ID ??? またどたん!と押し倒された。変態が僕に乗っかったまま体操服の匂いをくんくんと嗅ぎ出す。 「…重っ、どけてよ…!」 「くんかくんかやばいまじやばい」 ふがふが鼻を押し付けられた所が湿る感触がする。 ちょ、待ってよ頭が段々と下に動いている気がする…。 「いい匂いがするまじやばいー!」 「ひゃっ!?」 アルマジロもとい変態が、急にショートパンツを穿いた下半身に、頭をぐりぐりと埋めてきた! 「すーっ、はー!すーっ、はー!」 「……ちょ…嗅ぐな馬鹿ぁっ…!!」 更に顔を押し付けてきて、鼻を密着させたまま深呼吸を繰り返す。 ……なんか、股のあたりだけがなま暖かくて、湿ってて、変な感じがする…っ 無意識に足を閉じようとして、変態の顔を太ももで挟む形になってしまった。 フゴーッ!!と更に鼻息を荒くする変態。 「や、柔らかい、細い太ももまじやばい」 「っ!!口付けたまま、しゃ、喋るな!!」ぐいっ、と両手で変態の頭を押し上げるけど、なかなか離れてくれない。…仕方ない。 「……………警察呼ぶよ」 片手に持ってきていた携帯を見せればびくっ、と変態の動きが止まった。 警察呼ぶっていうか、警官……親戚にいるし。 …………まあこんな馬鹿げた恥ずかしい事、絶対誰にも言わないけど。 「よーし調子乗りやがって。離れろ」 やっぱり変態でも警察は怖いか。足で変態の肩をぐいぐいと蹴り押しやる。 「う、あのカズマきゅん」 「さんをつけてよ変態野郎」 「カズマさん、一つあの、お願いが」 「………………なに」 「…………後で体操服もらってもいいですか」 げし。変態野郎の顔面を運動靴を穿いた足で踏んづける。 「こ、これはこれで」 「……………」 そのままぐりぐりと顔面を踏みにじってやる。…ていうかなんで学校指定の運動靴なんか持ってきてんの母さん。用意良すぎだろ母さん。 「…別にいいよいらないし。いいから、離れて」 大人しくすっ、と立ち退く変態。物欲には素直なあたり流石だな変態。 「…え、えっと、それでどうすれば」 「……んー、どうしようかな。何して遊ぶ?」 寝たまま小首を傾げて聞けば、またのしかかろうとする変態の顔をびし、と蹴り大人しくさせる。 「DSでもする?」 「え、も、持ってきてません」 「…あんたバカァ?オタクの風上にも置けないね」 「面目ないでつ…」 307 名前:きもかず続き 7[sage] 投稿日:2009/08/28(金) 04 15 35 ID ??? 「じゃあ、そこに突っ立ってれば?」 ポカーン、とした変態なんて気にせず、持ってきた荷物からDSを取り出す。 「…………放置プレイ?」 沈黙の室内にゲーム音だけが鳴り響く。 寝転がったまま足を組み、ゲームに集中する僕。 「………(゜Д゜)」 「…………」 「………(・ω・`)」 「…………」 「………スミマセン、シコシコしててもいいですか…」 「したいの?」 「はちきれそうです…」 「ふーん」 片手でこいこい、と呼んでやる。何ですか、と僕の足前まで変態が近付いてきた。 「膝ついて座って」 足先で座る様に指示する。 「…はぁ…」 変態が座った気配がした。 「靴脱がして」 「へ?」 「いいから。靴脱がして」 変態が、そろそろと、慎重な程に靴を足から脱がしてゆく。 …ちなみに靴下は穿いていない。 「………ほら、手伝ってあげる」 「っんあ!?」 自由になった足で、変態の、局部をぐっ!と踏んづける。 「あんたみたいな人は足で充分でしょ?」 ジーパン越しに、固く膨らんだ変態自身の形を足で確かめる様にくっ、くっと軽く押してやる。 「ほふぉ…やばい、やばいですっ」 「へぇ?もうイキそうなの?」 今度は撫でる様に優しく、足裏全体で擦ってやる。 「フゥゥ!」 「ふふ、気持ちい?」 正直な反応に思わず笑ってしまった。 「気持ちいいんだ?」 「うぅ、はい」 「…ね、そんなに僕の事好き?」 「はい…」 「こんなに固くなっちゃう程、僕って、そんなにソソる?」 「はい…くっ」 「…………変態、やらしい奴。」 「や、やらしいのはっ」 「?」 「こ、こんな事出来ちゃうカズマきゅんだよぉ…」 「…………………」 ギュッ!!と指でテントを押し潰す。マゾっ気たっぷりな変態が呻いた。 続く
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基本的に自分のためにしか船は動かさないっすwwwwwwwww 手紙の依頼だけで働くっすよwwwwww NEETでサーセンwwwwwwwwwwwwwwwwww
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566 :名無しさん@HOME:2011/12/01(木) 13 01 38.36 0 三男義弟が結婚した途端はっちゃけ。 ちなみにうちは次男でウトメが溺愛してるのは長男。 年齢=彼女いない歴の理系キモオタだった義弟が職場結婚。 相手は顔立ちこそ地味だけど色白巨乳のお嬢さん。 私はセクハラウトが大嫌いで義実家とは疎遠なんだが 義弟はお嫁さん連れて義実家に入り浸り、 セクハラエロウトにお嫁さんを触り放題にさせてたらしい。 結婚5ヶ月にしてすでに離婚問題になってる。 義弟嫁さん実家はカンカン。あたりまえだ。 セクハラの現場は見てないんで証言はできないが ウトがセクハラ糞野郎だという証言ならいくらでもしてやるつもり。567 :名無しさん@HOME:2011/12/01(木) 13 50 03.19 0 566 それはっちゃけなのかなあ・・・ 568 :名無しさん@HOME:2011/12/01(木) 14 07 16.71 0 566だけど義弟の発言が 「ついに俺の親孝行ターン来た!嫁使って親孝行するよ! 嫁に家事させて母さんはゆっくりしてね! 嫁の乳尻揉みたかったら父さんどうぞどうぞ!!」 だったからはっちゃけかなぁと思ったんだ。 でも単なるバカかも、と今書き込みながら思った。 569 :名無しさん@HOME:2011/12/01(木) 14 59 21.41 0 568 親からのアクション何もないのにはっちゃけたのかw 嫁さんカワイソス(´・ω・`) 570 :名無しさん@HOME:2011/12/01(木) 15 14 57.41 0 568 すんげえ糞な義弟だなw 離婚されるがいいわ 571 :名無しさん@HOME:2011/12/01(木) 16 25 31.92 0 糞+はっちゃけ+バカだな。素晴らしい三拍子だ。 トメはウトのセクハラ止めないのか? 572 :名無しさん@HOME:2011/12/02(金) 12 12 49.68 0 止められないなら自宅へ呼ばないとか セクハラ対策しないトメも糞 573 :名無しさん@HOME:2011/12/03(土) 15 23 06.72 0 セクハラ対策するようなトメとも思えないけどね 574 :名無しさん@HOME:2011/12/04(日) 09 16 28.98 0 「こんな事で一々騒がないの、大げさねえ」とでも思わなきゃ セクハラクソ夫と夫婦はやってられんかっただろうとは思う。 575 :名無しさん@HOME:2011/12/04(日) 13 07 00.10 0 旦那もそのセクハラ親父に育てられた人なんでしょ? ひとんちのまえに自分の家庭をよくみてね 576 :名無しさん@HOME:2011/12/05(月) 10 35 59.27 0 575 えっ 577 :名無しさん@HOME:2011/12/05(月) 16 53 56.43 0 575 そう言えば私もよく旦那におしり触られる。 布団にも入ってくるし。 あれ、セクハラだったのか・・・ 578 :名無しさん@HOME:2011/12/05(月) 19 06 05.26 0 いやだ、やめてくれと言ってもされるなら、夫婦間でもハラスメント 579 :名無しさん@HOME:2011/12/05(月) 20 00 41.73 0 577 パンツに画鋲仕込め。 580 :名無しさん@HOME:2011/12/05(月) 22 37 32.94 0 痛そ~、 577が 581 :名無しさん@HOME:2011/12/06(火) 00 33 01.12 0 577 セクハラか?プレイか?どっちやねん 582 :名無しさん@HOME:2011/12/07(水) 04 07 33.46 0 577 それは、スキンシップw 次のお話→584
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戦レポートとは 戦で戦った相手の印象、こちらの対応等を前衛、後衛、中衛の目で見ていけるようにすることが目標です。 どざさんだけでなく、うちらもレポートを書いてみましょう。 テンプレ (自分の名前) レポートの内容 例: (_ねこん軍軍曹_) 敵の範囲攻撃と狂気マシンが厄介で、なかなかうまく動けなかった。 など一言でも二言でも^^ 書き方 左のメニューより戦レポートのページを開きます。 そのページの右上のあるこのページを編集するをクリックしてください。 そして、レポートを書きたい戦の名前の下に書いてください。 ワードと同じような書き方です。
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オタニセイ(オタ2世) キエフ大公の系譜に登場する人物。 オロモウツ公。 関連: エウフェミエオロモウツカ (エウフェミエ・オロモウツカ、娘)
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閲覧数 - 今日 - 昨日 - 1:ディベートとは何か 「ディベート」とは、ある論題について異なる立場に分かれて討論すること。特に、教育目的のために行う「教育ディベート」は、①あらかじめ設定された論題を用い、②肯定、否定の両者の立場に分かれ、③一定のスピーチ時間、順番等の進め方の試合形式に従って行い、④第3者である審判を説得するもの、である。多くの場合、競技ディベートとして行われており、その目的は、単に討論者の優劣や勝ち負けを争うのではなく、討論に向けて準備し、実際に討論し、討論の経緯を振り返るという一連の過程を通して、語学力向上やテーマに対してより深い理解を得ることにある。また、本大会は、米国の大学ディベートで多く行われている「論証重視型ディベート(ポリシー・ディベート)」を採用する。これは、ディベートの試合の前に十分な時間的余裕(数週間~数ヶ月)をもって論題を発表しておき、その論題に対する十分なリサーチとともに、証拠資料を明示的に用いた論証に重きを置くディベートである。本大会は、運営委員会が設定した以下の、試合形式及び論題を使用し行われるものとする。 2:ディベートの意義 ①ディベートは「この世に正しいことなどない」というところからスタートします。そして、異なる意見を持つ両者が公平な機会を与えられ、大量のデータを出し合って「より確からしい」結論を探っていくのです。・・・民主主義を担う国民ひとりひとりが「この世に正しいことなどない」というディベートの考え方を身につける意義は大きいのです。 ②ディベートは「対戦相手を言い負かす/説得する技術」ではない。ジャッジ(審判)を納得させる競技であり、第三者が、論題となっている政策を行うべきか否かを正しく判断するために行われるものなのです。①②『ディベートで超論理思考を手に入れる』(苫米地英人著/サイゾー) ③社会で行われることのシュミレーションであり、問題を調査、分析し、解決策を探っていくという手法を学び、限られた時間内で効果的に表現し、効率よく論を展開する、という技術を身につける訓練なのです。 ④教育ディベートにおいて大切なことは相手を論破することではなく、議論を通して最終的には様々な意見の良いところを認めていくという態度を養うことにあります。 ⑤ディベートの鉄則:1主張するものは証明すべし 2沈黙は同意を意味する 3建設的な議論をする 4人格と議論を切り離す 5意見と事実を切り離す ③④⑤『ザ・ディベート-自己責任時代の思考・表現技術』茂木秀昭 ちくま新書) ※「外国語ディベート」の意義については他で言及 3大会ルール 1):試合の進行 (1)この大会のフォーマットは以下の通り。 肯定側立論6分 否定側準備時間2分 否定側質疑3分 否定側立論6分 肯定側準備時間2分 否定側質疑3分 否定側準備時間2分 否定側第一反駁4分 肯定側準備時間3分 肯定側第一反駁4分 否定側準備時間2分 否定側第二反駁4分 肯定側準備時間2分 肯定側第二反駁4分 (2)チームの構成及びスピーチ等の担当 チームは4名で構成され、立論、質疑、第一反駁、第二反駁を一人ずつ担当。肯定・否定ともに同一のステージを担当しなければならない。 2):肯定側・否定側の役割 (1)肯定側立論は、プランを示し、そのプランからどのようなメリットが発生するかを論証するものとする。否定側立論は、現状維持の立場をとるものとし、主に肯定側のプランからどのようなデメリットが発生するかを論証するものとする。 (2)質疑では立論の内容等について質問を行い、質疑での応答は立論の補足として扱われる。 (3)反駁は、主に、メリット(あるいはデメリット)に対する反論、反論に対する再反論、メリットとデメリットの大きさの比較を行う。 3):議論における注意事項 (1)議論の論証のために、文献などをスピーチで引用することができる。ただし、図や表を証拠資料として見せることはできない。 (2)質疑で明らかとなった情報を議論に生かすためには、その後の立論や反駁で改めて述べる必要がある。 (3)相手が持ち出した主張・根拠に反論する場合を除き、立論で提出されず反駁で新たに提出された主張や根拠は、「新しい議論」と呼ばれ無効となる。第一反駁で出せる反論を第二反駁ではじめて出すことは、「遅すぎる反論」と呼ばれ無効となる。 4):勝敗の決定 A 試合の勝敗は3人の審判による多数決で決められる(決勝戦は5人)。 B 各チーム、予選を二試合行い、上位4チームが準決勝に進出する。勝敗数が同点の場合は、スピーカーズポイントの総計が多いチームを優先する。 4.その他、各パートの詳細等 人員: 選手 肯定側・否定側 各4人(立論・質疑・第一反駁・第二反駁) 審判(ジャッジ)奇数名(1~5人) 司会・タイムキーパー 配置: 正面向かって 左側→肯定側 右側→否定側 (机をハの字形に配置) /立論・質疑・第一反駁・第二反駁 審判→肯定側・否定側の「ハの字」の下側に横並び一列 司会・タイムキーパー席 立論で述べること 論題: 「○○は△△すべきである」/ 競技ディベートでは事前に発表される。 例)「日本はサマータイム制を導入すべきである」 定義: 論題の中に含まれる言葉の範囲を限定すること。 例)「サマータイム制とは、夏の時期に一定期間、時刻を繰り上げる制度のことである。」 プラン:論題を実施するための具体的な計画(いつ・どこで・誰が・何を・どのように) 例)「4月1日午前0時に時計を1時間早める。10月1日午前0時に時計を1時間遅らせる。こうして、4月から9月までサマータイム制を実施する。」 メリット:プランを実行することで発生する利益 メリット1・メリット2・・・ デメリット:プランを実行することで発生する不利益 デメリット1・デメリット2・・・ 例)「メリット1 省エネになる 2 人々の活動時間が増え経済が活性化する・・・」 「デメリット1 変更費用が膨大 デメリット2 健康への障害・・・」 メリットの3要素 内因性:現状に論題の採択によってしか解決されない問題があること 重要性:現状に存在する問題の深刻度=メリットの重要性 解決性:論題の採択によって現状の問題が解決すること デメリットの3要素 固有性:デメリットが論題の採択によって初めて生じること 発生過程:デメリットが論題の採択からどのようにして起こるのか 深刻性:論題採択で発生する問題の深刻度 審判(ジャッジ)の基準 ①勝敗の判定 1) メリットがデメリットより大きい→肯定側の勝利 そうでない→否定側の勝利 ※両者の主張が根拠を持って示され、どちらも論理的にまちがっていない→ メリットの重要性とデメリットの深刻性/起きる確立・・・どちらが大きいか? ↓ メリットの評価=【内因性】×【重要性】×【解決性】/【メリットが起きたときの大きさ】×【起きる確率】 デメリットの評価=【固有性】×【発生過程】×【深刻性】/【デメリットが起きたときの大きさ】×【起きる確率】 2) 各主張や引用資料の分析に誤りや破綻があるか ※肯定側・否定側の各発表者の主張や答弁に論理の破綻や飛躍があった。 ※引用資料の分析や論拠の提示に誤りや無理・曲解があった。 ※立論から第二反駁に至る主張の中で統一性に欠ける展開があった。 3) 相手との討論に対応できたか ※相手側の立論や反駁に十分応じていたか。※正当な質疑の要求に十分答えていたか。 4)ルール違反があったか ※制限時間オーバー/新しい議論・遅すぎる反論/マナー違反 等 ②個人賞の採点(コミュニケーション点) チームの勝敗とは別に発表者個々の採点をする。 話し方・表現の的確さ・応答の的確さ・議論の構成・分析の深さ・・・
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106 名前:かずま受け 1[sage] 投稿日:2009/08/24(月) 14 02 52 ID ??? KING KAZUMA WIN!! 「………ふぅー………」 当たり前の様にディスプレイに表示される勝者の名前に、軽く安堵する。 あのラブマシーンの事件以来、ますますキングカズマの人気はうなぎ登りだ。 二度も敗北したとはいえ、最終的にラブマシーンを倒し、世界を救ったチャンピオンの名は、闘いに無関心な人間の耳にも届き、OZの世界じゃその名を知らない人間がいない程に広く知れ渡った。 「…解決したのは僕だけの力じゃないけど」 キーボードを打ち込み、会場からログアウトする。ノートパソコンを閉じ、傍にあった麦茶をグイッ、と一気に喉に流し込む。 スポンサー会社の数も今までとは段違いになり、勝利へのご褒美のレアアイテムなんて腐る程もらった。 「…………なのに」 ただなんだろう。キングカズマとしてチャレンジャーの挑戦を受ける度、胸のどこかがやけにざわつく。 …………敗北。 あのラブマシーンから味わわされた屈辱の味。絶望の味。 …もしかしたら、世界はあの時終わっていたかもしれない? 父さんも母さんも妹も、他のみんなも、…自分も。 勝つかどうかのギリギリのバトルなんて今まで何度も潜り抜けてきた。 だけど、アイツとの勝負で、そんな死線なんて何の意味も持たないんだと、気付かされた。 「………クソッ!!」 勝ち続ける事。それだけが、このざわつきを抑える有効な手段だった。 休憩に入るつもりだったが、手を止めていると逆に落ち着かない。 閉じたパソコンを開き、再度会場にログインしようとした。 「……………?」 107 名前:かずま受け 2[sage] 投稿日:2009/08/24(月) 14 06 12 ID ??? ユーザー画面上のキングカズマから、「メールが届いています」と書かれた吹き出しが出ている。 「……スポンサーから?」 いや、違う。表示されたアドレスに見覚えは全くない。どうやら、個人から直接送られて来たメールのようだ。 「…なんだろう?」 ラブマシーンの事件以来、OZのセキュリティは怪しいモノだ、信用出来ないとコミュニティで何度も話題になっている。 現に、ラブマシーンによる混乱の止まない中、キングカズマ宛に大量のメールが届き、容量がパンク寸前にまでなった事もある。 しかしOZの方でも新たに対策案が持ち寄られ、今まで以上にセキュリティを強化しているはず。 「……………」 警戒の意志は持ちつつも、URLをクリックしてみる。 「………………え?」 画面に表示されたのは、たくさんの写真。 何事かとその中の一つをクリックして拡大してみる。 「…うわっ!!」 写っているのは………子供。それも、僕と同じくらいの年代の男の子。 どこの国の人間かは分からないけど。 その子の肌は浅黒く。 髪や瞳の色も真っ黒だ。 顔立ちはまだ全然幼いけれども。 ………僕に、よく似ていると思った。 そんな男の子が、……大人の男性の局部に、おいしそうに小さな赤い舌を這わせている。 「………!!」 他の写真も大きくしてみれば、同じ様な褐色の少年の裸体や、少年同士が舌を絡めキスしている画像、……中には、四つん這いになった少年のお尻を男が犯しているモノもある。 「……児童ポルノ写真集…ってワケ?」 背中に嫌な汗をかきつつ、頭の中じゃ様々な感情が沸き上がってくる。 なんなんだろう、これは。 嫌悪感や、不安感が胸の中を満たす。 自分によく似た少年のポルノ写真をじっと見つめたまま、僕は動けなくなっていた。 送られて来たメールアドレスを見返す。やっぱり見覚えなんてない。 ふと、OZの掲示板に投稿されていた嫌がらせの書き込みを思い出した。 キングカズマに対してのセクハラめいたメッセージの数。それを見掛ける度に、僕は思っていた。 108 名前:かずま受け 3[sage] 投稿日:2009/08/24(月) 14 10 10 ID ??? 「……本当の僕の姿なんか、知らないくせに……」 タッチパッドの上の指先が、緊張のせいか小さく震えて、上手く動かせない。 また写真が拡大された。少年の陰部に指を絡ませ笑っている男の写真。 「…っ僕に、指一本触れる事さえ出来ないクセに……」 快感に酔いしれながら光悦としている少年の顔、挿入の痛みに耐え、涙を流す少年の顔。 頭の中で、どれもこれもが、僕の顔になっていく。 「………調子に乗るなッッ!!」 バンッ!!と大きな音を立てながら、パソコンを閉じた。 頬の表面を冷や汗が垂れていく。いつの間にか興奮のあまり、息が上がっているのに気付いた。 「…………最低」 気持ち悪い、と自分の愛用しているパソコンを一瞥する。 はぁ、と息を付き、コップに残っていた麦茶を全て飲み干す。多少生温くなったそれでも、飲まないよりはマシだった。 「あーぁ…汗でべとべと…」 襟元をぱたつかせ、タンクトップの中に風を送る。…暑い。しょうがないか、たかが納戸にクーラーがついてるワケないし…。 でも母さんと一緒じゃ、パソコン出来ないし…。 とりあえず、お風呂入ろう。 そう思い、母さんのいる部屋に着替えを取りに向かう。 「…………………最低」 着替えを母さんから受け取り、脱衣室で裸になりタオル一枚を持っていざ風呂に入ろうとすれば。 ………既に午後11時。他の親戚のオジサン達が入った後の浴槽は、タップリあるはずの湯は半分以下になり、なにやら垢らしきものや縮れた毛等が浮いていた。 109 名前:かずま受け 4[sage] 投稿日:2009/08/24(月) 14 11 46 ID ??? 「……最低だ、最低だ、最低だ!」 桶を手に取りザバッ、と湯船に突っ込み、浮いている物を救おうと必死に湯をかき回す。湯を抜いて新しく湯を張れば良いのだと、粗方湯をすくい出した後で気付いた。 しかし、新しく湯を張っても、どうせ僕一人しか入らない。それは流石に勿体なくない? 「~~~~~~~ッ!!」 熱のこもった浴室でヒステリックになりつつも、今度はシャワー用の蛇口を捻る。 ほとんど八つ当たりの様な態度で、シャンプーのボトルのポンプ部分を掌で数回押す。 ぴゅっ ぱたたっ。 勢い良く出てきた、とろりとした白いシャンプー液が、差し出した手のひらの上ではなく、的を外れて僕の腕や下にあった膝へと注がれた。 「……………」 なんとなく今の僕の目には、それがなんだかとても汚くみえた。日に焼けた自分の肌が、他人の。…汚された彼等の肌にも見えてしまって。 だけど、多分。 送って来たアイツの目には。 彼らの姿を、僕と重ねて見ていたんじゃないか。 「……っなに考えてんの、僕」 でも、じゃなければ。…あんな画像が載っているサイトのURLを、送ってくるだろうか。 ラブマシーンの一件で、世界中が混乱した際、OZの保管していた一部の個人情報が流出した。その中に、キングカズマ…池沢佳主馬のものもあったのかもしれない。 ぞくりと、背筋がうすら寒くなる。 シャワーを浴びながら、自身の体をまじまじと見やる。 細い、貧弱な体。どう見たって、女の子には見えない。 「…はぁ、最悪………」 がしがしと頭と体を洗い、適当に洗い流して浴室から出ていく。タオルで乱暴に水滴を拭き取り、さっさと着替える。 髪も乾かぬ内に、納戸へ戻りタオルケット一枚被って目を閉じた。 何も考えたくない。誰とも居たくない。 真っ暗な部屋で、最低と、また呟いた。 110 名前:かずま受け 5[sage] 投稿日:2009/08/24(月) 14 15 26 ID ??? 「………………」 目が覚めた、朝だ。いや、もうお昼を過ぎているかも知れない。 どれくらい寝てたんだろ。ゆっくりと体を起こし、寝惚けた目を擦る。 誰も起こしに来なかった?ここに来て…一度もこんな事は、なかった。 「………んー…」 うーんと背を十分に背を伸ばした後、そっと立ち上がる。 すらっ、と戸を引く音を立てつつ外に出る。台所を覗いても誰の姿もなく、何の物音も聞こえてこない。 「……………なんで?」 この家に、誰もいない。物凄く奇妙な事だ。大勢の親戚が集まったこの家は、まるで最初からそうだと言わんばかりに、静けさを保ち続けている。 「……みんなどこに行ったんだ」 師匠や母さんが、僕に何も言わずに黙ってどこかへ出掛けるなんてこと、一度もない。 「………………」 少しだけ、不安を抱く。昨日あんなモノを見た後なだけに、自分たった一人だけ残されたのだと思うと、嫌な想像しか頭に浮かばない。 「………留守番してろっていうならそう言えばいいのに」 どうせ僕は出掛ける用事なんてないけど。 だけど部屋に戻って、パソコンをいじる気にはなれなかった。 顔を洗い、歯を磨き、髪をとかす。 そうしてる合間にも、頭に昨日の画像の事が思い出される。 「…はぁ、トラウマになってんじゃん」 台所に行き冷蔵庫から、買ってきて貰ってたファンタグレープのペットボトルを取りだし、キャップを外して口をつける。 炭酸が喉に流れていくのがキモチイイ。 「ぷは。………………」 誰の声もしない室内が、やけに居心地悪い。 「……散歩にでも行こっかな」 確か今日もスポンサー会社からバトルの要請が来てたけど。でも、約束の時間までまだ余裕がある。 留守番、なんていなくても、どうせ泥棒なんて来ないだろ。 来客があったとしても、僕、部屋から出ないし。 「……気分転換にはいいかもね…」 玄関にまで行き、自分のサンダルに足を引っ掻ける。 「…じゃ、ちょっと行ってきます」 誰もいない廊下に、声をかけた。 111 名前:かずま受け 6[sage] 投稿日:2009/08/24(月) 14 19 28 ID ??? 夏の太陽の日差しは、じりじりと地面を焦がしていく。 蝉の鳴き声が木の上から降ってくる様に感じながら、僕はどこへ向かうでもなく、ただ足を進めている。 夏の暑さで、頭の中が空になるように。 ざっざっと地面を蹴って坂道を下って行き、あまり馴染みの無い小道に入る。 くねくねした道を奥へ奥へと進むと、見知らぬ一軒家が見えた。 「………廃屋?」 長い間忘れ去られていたんだろう。寂れたトタン屋根に、塗装がボロボロと剥げたコンクリートの壁。 ぼうぼうに生えた草むらの近くには割れた植木鉢が転がっており、人の住んでいた形跡を残している。あるはずの扉が取り外されており、ぽっかりと穴を開けていて、中の部屋の状態が丸見えだ。 「………こんなところ、あったんだ」 冒険心。男の子なら少なからず抱いているだろうその心が、僕を廃屋の中へと進ませた。 中に入ると、襖が取り除かれた部屋へと進む。野晒しになった床に汚れたカーペットが置き去りにされており、床に足跡が残されていて以前にも誰かがここに入った証を残している。 がらん、とした室内を、ガラスの割れた窓から入る日差しが明るく照らしている。 「まぁ期待はしてなかったけど。…やっぱり何も無いよね」 くるりと頭だけ動かして部屋を見回す。そして部屋を出ようと入ってきた方向に体を向けようとした時。じゃり、と砂を踏み締めた音が聞こえた。 |COLOR(gray) 112 名前:かずま受け 7[sage] 投稿日:2009/08/24(月) 14 23 26 ID ??? | 「ッ!!」 振り向き様に肩をどん、と思い切りどつかれた。思わず体制が崩れ、後ろに尻餅をついた。 「…何っ!?」 見上げれば、見知らぬ男が一人。黙ったまま僕の方を見つめている。 いささか小太りな男は着ているシャツがぐっしょりと濡れていて、彼から何か酸っぱい匂いがする。 その肌は長年日の下に出たことが無いのかと問いたくなる程に真っ白だった。 「…アンタ、何?どこの誰?」 この廃屋には全くそぐわない、異質な男を前に全身で威嚇する。 僕よりも背の高い、怪しい大人の男が一人。警戒しない方が無理だった。 男はだんまりを決め込んでいたが、…ぽそりと、呟いた。 ……本物の、キングカズマだぁ。 「……………!!」 その名前を口に出された瞬間、背筋に悪寒が走る。 やっぱり。バレてる。 いつから付けてきた?まさか、家をずっと見張っていたんじゃないだろうな。 個人情報の流出。可能性はある。 だとしたら、相当ヤバい。 掲示板に綴られていた変態的な妄想の数々。全て、本物の僕に対する、本物の欲求なんだとしたら。 昨日のあのサイトの写真。あの情交に乱れた褐色の少年達の姿が目に浮かぶ。 「…ッ!!」 冗談じゃない!!震える体を無理矢理起こし、反対側にある窓へとダッシュする。 逃げるしかない。 ここは現実の世界だ。まだ筋肉も発達仕切れていない僕の体じゃ、大人相手に勝てるワケない。 113 名前:かずま受け 8[sage] 投稿日:2009/08/24(月) 14 26 36 ID ??? ところが、僕を見つめたまま動かなかった男が、僕の肩をグイッ!と強い力で引き止める。 「…っこのっ!!」 条件反射的に裏拳を奴の顔にがっ、とブチ込んだ。 「…ぎゃっ!!」 奴の手が僕の肩から離れ、自らの顔を覆う。その隙に。あの窓まで行ければ。 急いで体制を立て直し、出口へ向かう。 その時だった。 「…はい、だーめっ」 「くっ!!」 直ぐに後ろから小太りに抱きすくめられた。背中にしっとりと汗で湿ったシャツがぴったりとくっつく。ハァハァと荒い息が耳にかかる。 気持ち悪い。汗臭い。 「あっ…!?何すんだこの、」 変態。と罵ろうとした時。 する、と汗ばんだ手が僕の胸元に侵入してきた。 「…や、やだっ!」 さわさわと撫で上げる手から逃れようと身を引く。でも抱きすくめられているから、奴の胸に背中を自ら寄り添わせているみたいだ。 …それでも逃げようと奴の体に押し付けてしまう背中の腰当たりに、硬いモノが押し付けられた。 「………………!」 驚いて、声が出ない。荒い鼻息を繰り返しながら、男は僕の脇に手を滑らす。 「い、いい匂いがする。すっごくいい匂い」くんくんと鼻を僕の頭にくっ付け、無我夢中で髪の匂いを嗅ぎだした。 「……ぁ…や、だ…」 男が腰を擦り寄せてくる。硬いモノの感触が、布下から伝わってくる。 「こんなの、嫌だ………」 怖くて恥ずかしくて。涙が出てくる。 力の抜けた僕はろくな抵抗も出来ないまま、僕に欲情している男にそのまま押し倒された。
https://w.atwiki.jp/rafalerafale/pages/76.html
★080317 retro板 キモオタ荒らし報告スレ http //qb5.2ch.net/test/read.cgi/sec2chd/1205748246/ http //qb5.2ch.net/sec2chd/kako/1205/12057/1205748246.html 16 名前:rafale▲▲△ ★[sage] 投稿日:2008/03/17(月) 19 20 50 ID ???O 古いの混ぜんな (最古で1ヶ月と12日) 28 名前:rafale▲▲△ ★[sage] 投稿日:2008/03/17(月) 20 29 48 ID ???O 駄目だこりゃ 57 名前:rafale▲▲△ ★[sage] 投稿日:2008/03/18(火) 08 35 36 ID ???O 修正してこれ?w 60 名前:名無しの報告[] 投稿日:2008/03/18(火) 19 36 45 ID fcNepnVRO 飛行機は手伝いのどさくさ紛れに★貰っただけだから 担当場所とかはないよ あるとしたら悪態担当とか 無職担当 61 名前:rafale▲▲△ ★[sage] 投稿日:2008/03/18(火) 19 46 29 ID ???O 無職担当っていいなw 64 名前:名無しの報告[sage] 投稿日:2008/03/19(水) 01 07 46 ID W9DV2NCC0 rafaleは無職って言葉にやたら敏感だよな
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以下は、http //takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1231702001/から引用 595 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 18 09 26.44 ID 2HDZOqNMO なん…だと… 携帯なんでPCに移動します 緊張してきたww 607 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 18 17 50.33 ID li1nK7Fi0 どうも、 588です。PCに移動しました。 一応これから、自分の半生をざっくりと書いていきます。 今までの人達に比べれば面白みも何もないかもですが、お付き合い頂ければ幸いです。 自分が生まれたのはド田舎でした。父も母も比較的まともで、共働きでしたからあまり生活に不自由することはありませんでした。 ただ問題だったのは、内気で人見知りな性格が災いし、保育園の頃からいじめにあっていた事でした。 615 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 18 22 41.57 ID li1nK7Fi0 その頃のいじめといえばまだ、仲間はずれにされることとか、まだ可愛いものだったと思います。 いつも遊んでいた友達が、「 588ちゃんとは遊んであげない!」とか言うくらいで。 それが増えてきた私は、いつしか外で遊ぶのをやめ、中で本を読んだり折り紙を折ったりしていました。 それを見かねた先生が、私を外に連れ出したりもしたらしいのですが、気がつけば部屋の中で一人遊びをしていたようで、なかなかに先生泣かせな子供だったと思います。 630 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 18 29 49.47 ID li1nK7Fi0 そして何事もなく地元の小学校に上がりましたが、そこでは主に男子からのいじめにあいました。 低学年の頃から目が悪くなった私は、3年生の頃には眼鏡を手放せなくなりました。その眼鏡をかけた顔が、 「気持ち悪い」らしく、「きめぇwwww」とか「学校来んなこのメガネザルがwww」とか言われるようになりました。 これがきっかけで、私は初対面の男性と上手く話すことができなくなってしまいました。 今では大分改善されましたが、中学の時が一番ひどかったと思います。中学の時に話をした男子は一人だっていないでしょう。 643 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 18 36 00.30 ID li1nK7Fi0 そして中学になってからは女子からのいじめも加わり、学校に行くのがおっくうになってきました。 しかし中学時代は無駄に成績が良かったので、心の中でいじめを行う女子や男子を見下していました。 田舎の公立中学ですから、DQNが多く、お世辞にも成績がいいとは言えない人々ばかりでした。 さらに、この時期ある漫画にはまり、腐女子と化すと同時に中二病も発症し始めました。 人生の黒歴史の始まりです 659 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 18 45 49.13 ID li1nK7Fi0 勉強は授業を大して聞かなくてもできましたから、授業中は専ら妄想ばかりしていました。 そして親の金で同人誌も買い漁りました。テストでいい点を取ればお小遣いが貰えるものですから、 お金には何ら困りません。今思えばひどいお金の使いかただったんじゃないかと思います。 そして学校にも行きたくなくなり、何回かずる休みをしたのですがそれを察した母親に叩かれ、 父親に怒鳴られ泣く泣く学校に通っていました。たとえそれが親の世間体を保つための行為であったとしても、 今は感謝しています。それに対して当時の私は 「なんであんなクズ共の通う学校に行かなきゃなんないの!あんな学校、(とある漫画のキャラ)様とか (とある漫画n(ry)様に壊してもらうんだかr(ry」 …すいません、ここに練炭はありませんか 673 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 18 54 17.12 ID li1nK7Fi0 ありがとう 書いててちょっと死にたくなってきた で、高校受験の時期になり、私は県内でも有名な進学校を志望校にしました。 理由は、塾の先生が勧めるのと、いい加減地元から離れたかったという理由がありました。この高校は地元からかなり離れているからです。 自己推薦では落ちましたが、一般で合格。 地元の人達とは完全に縁を切りました。だから成人式とか行ってません。 だって黒歴史だしwwww行けるかwww ちなみに一緒に受けた子が一人いるのですが、彼女は地元で交流の続く唯一の子です 680 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 19 04 52.02 ID li1nK7Fi0 そして高校時代。 高校時代が私の黄金期でした。今までのように容姿の事を言ってくる人はおらず、友達も出来ました。 しかし、小中時代の後遺症で男子とはろくに話すことが出来ませんでしたが、それも少しずつ克服していきました。 あの頃の男子達にとても感謝したいと思います。 そしてこの頃、リア充の遊び(カラオケとか)を覚えだし、腐女子趣味から足を洗うことは出来ましたが、成績が落ちました。 その為、大学受験は校内で「負け組」と呼ばれるマーチにギリギリで入るという落ちぶれっぷりww そして、今は大学生活を送っています。そこで入ったサークルでの苦労や人間関係により、また私は成長したんじゃ…ないかなぁ…?と思います。多分。 さらに、その苦労のせいか分かりませんが今度は腐女子ではなくキモヲタになってしまった、という話もあるんですがそれはまた、安価を取った時にでも。 以上で終わりです。 お粗末様でした。 何か質問あれば答えます~。