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儀式魔術/白いオーケストラ/上田救出作戦 その他作戦/上田虎雄救出作戦へ移動しました。 戻る→儀式魔術 儀式魔術/白いオーケストラ
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戦闘序列例 戦闘序列 ▼歩兵版能力表 #こちらは全て歩兵の値を書きます。 #例外的に、疾風を除く空中型の動物の神々(乗れないもの)はこちらに書いてください。 ○メンバー表 PC名:兵科:重量:基本移動速度(重量修正済み):視程:備考 ○技能表 PC名:技能列挙 ○武器表 PC名:使用武器名称:武器攻撃修正:防具攻撃修正:技能値×300:合計攻撃修正:射程:残弾 #装備しているもの全て列挙 ○防具表 PC名:使用防具名称:防具防御修正:技能値×300:合計防御修正:装甲値 #装備していない場合でも、装備なしとして数値を記入すること。 ○事務整備 キャラクター:人数 武器:個数 防具:個数 車両・戦車:台数 ヘリ・航空機:台数 人型戦車:台数 動物の神々:匹数 事務難易度: 整備難易度: ▼乗り物 #動物兵器含む。ただし疾風を除く空中型の動物の神々及び小神族は書く必要はありません。 #1台ごとに書いてください。 ○乗り物 乗り物名称:種別:重量:重量限界:速度:装甲:防御修正:攻撃修正:備考 ○搭載武装 装備箇所:武器名称:種別:重量:技能:射程:阻止線:貫通力:攻撃修正:移動攻撃:弾数:備考 #乗り物所有者以外の持ち物を載せる場合は備考にその旨書き込むこと ○積載物 アイテム名:重量:個数:備考 #重量物運搬なども含む。乗り物所有者以外の持ち物を載せる場合は備考にその旨書き込むこと ○座席表 座席:PC名:重量:使用可能技能 操:PC名:重量:使用可能技能 運:PC名:重量:使用可能技能 … 他:PC名:重量 #注:重量=自重(50)+着用WD、装備、弾薬の重量 ○戦闘値 機体合計重量: 乗員合計重量: 最終合計重量: 状態:重量:移動速度:ステップ:全力移動 軽荷:::: 通常:::: 重荷:::: 移動不能::-:-:- 使用武器名称:担当者:武器攻撃修正:防具攻撃修正:乗り物攻撃修正:技能値×300:合計攻撃修正:射程:残弾:備考 乗り物名称:担当者:乗り物防御修正:防具攻撃修正:技能値×300:合計防御修正:装甲値:備考 #機体合計重量:乗り物の自重+乗り物の装備重量 #乗員合計重量:乗り込んだ人全員の自重(1人50)+着用WD、装備、弾薬の重量 #最終合計重量:機体合計重量+乗員合計重量 #防具攻撃修正、防具防御修正:戦車兵用ウォードレス(戦車、車両、人型戦車)や航空兵用ウォードレス(航空機、ヘリ)の条件つき修正 例 ▼歩兵版能力表 ○メンバー表 PC名:兵科:重量:基本移動速度(重量修正済み):視程:備考 アシタ:人型戦車パイロット/無線兵:70:2:500m: GENZ:ヘリ操縦係/技術者:50:2:1490m: 玄霧:山岳騎兵/無線兵:3:2:500m: ながみ:指揮官/事務官:371:1:500m: 隼:-:200:200:500m:7400mまで指示可能 ○技能表 アシタ:人型戦車操縦26・無線26・砲術26・白兵26 GENZ:ヘリ操縦11・地形把握11・偵察11・無線11 玄霧:動物37・幻視37・射撃37・偵察37 ながみ:無線23・話術23・指揮23・作戦参謀23 隼:なし ○武器表 PC名:使用武器名称:武器攻撃修正:防具攻撃修正:技能値×300:合計攻撃修正:射程:残弾:備考 アシタ:97式突撃銃:500:300:6900:7700:300m:4/4: GENZ:97式突撃銃:500:300:1800:2600:300m:4/4: GENZ:97式突撃銃擲弾発射機:800:300:1800:2900:500m:3/3: 玄霧:97式突撃銃:500:300:11100:11900:300m:4/4: ながみ:97式突撃銃:500:300:6300:7100:300m:4/4: 隼:96式手榴弾:2500:3000:0:5500:15m:2/2:2個装備 隼:隼の炎:0:3000:0:3000:50m:30/30: ○防具表 PC名:使用防具名称:防具防御修正:技能値×300:合計防御修正:装甲値:備考 アシタ:互尊戦車兵型:600:6900:7500:1: GENZ:赤子狐:300:3300:3600:1: 玄霧:装備なし:0:11100:11100:0: ながみ:互尊戦車兵型:600:6300:6900:1: 隼:隼:2000:0:2000:0: ○事務整備 キャラクター:4 武器:5 防具:3 人型戦車:1 動物の神々:1 事務難易度:2300 整備難易度:1900 ▼乗り物 ○乗り物 乗り物名称:種別:重量:重量限界:速度:装甲:防御修正:攻撃修正:備考 超辛合体バンバンジー:乗り物(熱血人型ロボ):4000:×50:×5:10:10000:10000:- ○搭載武装 装備箇所:武器名称:種別:重量:技能:射程:阻止線:貫通力:攻撃修正:移動攻撃:弾数:備考 手持ち:超硬度小剣:刀剣/人型:200:白兵戦8:50:1:10:24000:可能:48:アシタ所持 手持ち:90mmQF:火砲(砲/人型):300:砲術8:1500:1:7:12000:不可:10:範囲攻撃。玄霧所持 固定:ジャベリンミサイル:ミサイル:100:射撃:2000:1:5:4000:可能:1:同時使用可能。 固定:ジャベリンミサイル:ミサイル:100:射撃:2000:1:5:4000:可能:1:同時使用可能。 固定:ジャベリンミサイル:ミサイル:100:射撃:2000:1:5:4000:可能:1:同時使用可能。 固定:ジャベリンミサイル:ミサイル:100:射撃:2000:1:5:4000:可能:1:同時使用可能。 固定:ジャベリンミサイル:ミサイル:100:射撃:2000:1:5:4000:可能:1:同時使用可能。 固定:ジャベリンミサイル:ミサイル:100:射撃:2000:1:5:4000:可能:1:同時使用可能。 固定:ジャベリンミサイル:ミサイル:100:射撃:2000:1:5:4000:可能:1:同時使用可能。 固定:ジャベリンミサイル:ミサイル:100:射撃:2000:1:5:4000:可能:1:同時使用可能。 ○積載物 アイテム名:重量:個数:備考 予備弾薬/ジャベリンミサイル:10:8:合計80 航空レーダー:-:-:乗り物の視程が10kmになる。固定装備 航空無線:-:-:無線8以上が必要。通信距離10km。固定装備 ○座席表 座席:PC名:重量:使用可能技能 操:アシタ:120:全て 砲:GENZ:100:射撃6 砲:玄霧:53:射撃9・砲術37 指:ながみ:421:指揮21 ○戦闘値 視程:10990m 機体合計重量:5380 乗員合計重量:694 最終合計重量:6074 状態:重量:移動速度:ステップ:全力移動 軽荷:~2500:10:800:1000 通常:~5000:5:400:500 重荷:~7500:2.5:200:250 移動不能:7501~:-:-:- 使用武器名称:担当者:武器攻撃修正:防具攻撃修正:乗り物攻撃修正:技能値×300:合計攻撃修正:射程:残弾:備考 超硬度小剣:アシタ:24000:10000:1000:6900:41900:50m:48/48:白兵武器 ジャベリンミサイル:GENZ:4000:0:10000:1800:15800:2000m:8/8:同時使用可能 90mmQF:玄霧:12000:10000:0:11100:33100:1500m:10/10:範囲攻撃 乗り物名称:担当者:乗り物防御修正:防具攻撃修正:技能値×300:合計防御修正:装甲値:備考 超辛合体バンバンジー:アシタ:10000:1000:6900:17900:10:-
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「朝だぞ、ルイズ。起きたまえ」 聞いたことの無い渋い声に目を覚ましたルイズの視界に入ってきたのは、それはそれは巨大な肉球だった。 (……なんだろう、これ?) しばらくぼうっとしていると、肉球がひたひたひた、と額を叩いて来る。 「あ、ちょっと、やめて、起きるわよブータ」 その言葉に、満足げに鼻を鳴らして寝台から降りる大猫を見ながら現状を把握する。 はて、昨日は確か使い魔関係の文献を漁っていた筈なのだけれど……。 寝台に寝転がった記憶は無いが、自分がここに寝ていたのは事実である。 あるいは机で寝ていて、寝ぼけて動いたから憶えてないのだろうか。 まぁいいかと思いながら着替えをする。 胸のボタンを外そうとすると、礼儀正しく後ろを向くブータの姿が見えた。 意外と紳士なんだな、とも思うが、彼が猫であることを思い出して苦笑する。 猫を被ってる淑女ならよく知っているけれど、猫の紳士ってなんなんだそれは。 「はい、いいわよブータ」 声に振り向く猫の頭を撫で、ごろごろと音を立てる喉をくすぐってやる。 そう言えば、さっきの声は誰だろう? 見回すが誰もいない。 寝ぼけたか夢でも見たのだろうと思うことにした。 /*/ 『微熱のキュルケ』ことキュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アンハルツ・ツェルプストーは、寮の隣人であるルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールの事が好きではない。 少なくとも彼女自身はそう公言してはばからない。 もともと二人の実家はその領地すらもが隣り合っているものの、属している王家はゲルマニアとトリステインであるし、両家は色恋沙汰に関しては、盗った盗らないの間柄である。 そんな仲の両家にあまり変わらない年齢の娘が生まれたらどうなるか。 答えは簡単で、比較されるのである。 事あるごとに比較され、ヴァリエールの娘には負けるなと言われ続けながらキュルケは育ったのだ。 もっともそんな生活はルイズが生まれてから数年で消えた。 なにしろヴァリエールの三女は魔法が全く使えない落ちこぼれだったのだから。 これでは魔法が使える自分が負けるはずも無いではないか。 その認識が狂ったのはキュルケが十二歳、ルイズが十歳の時に開かれたある夜会である。 ツェルプストーの屋敷で開かれたそれに、父である公爵と共に小さなルイズの姿もあった。 おそらくは魔法が使えぬ分、社交界での経験を積ませようとした公爵の計画もあったであろうし、国境を接してお隣さんであるツェルプストーがなにか良からぬことをするわけもないと言う見通しもあったのだろう。 しかしそれは、酒に酔ったキュルケの叔父の一言で露と消えた。 「ルイズ姫は魔法が使えぬそうですな。どんな気持ちなのですかな? 貴族に生まれながら魔法が使えぬと言うのは」 華やかな会場が、まるで氷に閉ざされたのかのように静まり返った。 ルイズの父の額に血管が浮かび、逆にキュルケの父の顔は蒼褪める。 この上も無い侮辱であり、この場で決闘になってもおかしくは無い状況だった。 「それがどうかしましたか?」 だと言うのにその桃色の髪の少女は怒りに震える公爵の手を握って落ち着かせると、なんでもないことのように口を開いたのだ。 「あなたは一つ考え違いをしておられます。 貴族として生まれる者など誰一人としておりません。 人は自分の意思で貴族になるのです。 魔法という力を、権力を、自らの意思で正しく使える者こそが貴族と言われるのです」 その声は小さかったが、しかしこの上もなく大きくキュルケの胸に響いた。 それは確かに建前だったが、今では誰も信じていないことだった。 現実と言う壁の前に吹き散らされる虚言でしかないはずだった。 「魔法が使える者を貴族と言うのではありません。 その力を万民のために、名も顔も知らぬ領民のために、 どこかの誰かの笑顔のために使える者こそが貴族と言われるのです」 けれど桃色の髪の少女は胸を張り、堂々と虚言を口にした。 かつては真実であった嘘を堂々とついた。 物理法則も曲げられず、物理力も行使できず、主観にしか影響を及ぼさない筈のそれは、しかし万能にて不可能を可能にする魔法となってその会場を支配した。 「わたし、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは確かに貴族ではないかもしれません。 しかし、いつの日にか貴族となることをこの場で皆様にお約束したいと思います」 まばらな拍手が起こった。 小さな音だったそれは燎原の火のように力を増し、やがて万雷となって会場を包み込んだ。 キュルケの生活が一変したのはそれからだった。 帝王学や経済学の授業が増え、父も母もヴァリエールの娘に負けるなと言いだした。 遊ぶ時間は減ったし嫌いな授業も増えたがそれを辛いとは思わなかった。 キュルケの生来の気性が敗北を認めることを許さなかったからだ。 だがそれ以来、キュルケはルイズに勝てたと思ったことなど一度も無かった。 ルイズは魔法が使えず、キュルケは魔法が使える。 もともとの出発点が違うのだ。 例え同じ10の評価を受けていたとしても、その実際はルイズの方がより多くの成果を上げていることに他ならない。 そんなことを気にすることは無いと言う声もあった。 魔法が使える分キュルケの方が優れているのではないかと言う声もあった。 けれど彼女はそんな声に耳を傾けようとはしなかった。 なぜなら、あの日、あの時、キュルケは決めたのだ。 ルイズのようになるのだと。 魔法が使えぬことを認め、その上で自分が貴族であることを満場に認めさせたあの小さな少女のようになるのだと。 /*/ これはルイズも知らないことだが、もし学院内で彼女が使い魔の召喚に成功したことを喜んでいる者に順位を付けるとすると、一番はもちろん彼女本人だが、二番手に来るのはキュルケである。 故に、大猫を従えて姿を現したルイズに、キュルケは惜しげもなく満面の笑顔を振り撒いたのだった。 「おはよう、ルイズ。昨日は召喚おめでとう。その大猫があなたの使い魔なの?」 「おはよう、キュルケ。これがわたしの使い魔、猫のブータよ」 嬉しそうに笑い、ブータの前脚を握手のようにぶんぶんと振るキュルケにルイズは首をかしげた。 なんか企んでいるのかしら。それともおかしくなったのかしら? 猫の前脚を握りながら、しかしキュルケは本当に嬉しかった。 なぜなら、これでようやくルイズと自分は同じスタートラインに立てたのだから。 使い魔を召喚したという事は彼女が魔法を成功させたと言うこと。 魔法が使えないルイズと魔法が使えるキュルケではなく、魔法が使えるルイズとキュルケで競い合う日が来たと言うこと。 ようやく、彼女に勝てる日が近づいてきたということなのだから。 「ねぇ、ルイズ。使い魔を召喚したからっていい気にならないでね。あなたが落ちこぼれなのには変わりないんだから」 「ふん、そんなことを言えるのは今のうちよ。これからどんどん魔法だって成功させてやるんだから」 「あら怖い。そんな日がいつか来るといいわねぇ」 いがみあいながら、しかし互いを無視しようとはせずに毒を吐きあう二人に、ブータはやれやれと首を振った。 横を歩く火蜥蜴のフレイムと視線を見交わし、器用にも肩を竦める。 おたがい、素直でない主人を持った使い魔の間に友情が生まれた瞬間だった。 前に戻る 次に進む 目次
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【紹介文 鈴藤 瑞樹の場合】 こんにちは、私は鈴藤 瑞樹という詩歌藩国に住む民のひとりです。 私がオススメする詩歌藩国の良いところは温泉と水着です。 具体的にはサファイアラグーン紹介ページのイラストにある女性の親子をご覧ください。 私が言いたいことはそれだけです。 本当に心の底からそこに集約されているのでぜひ見てください、よろしくお願いします。 サファイアラグーン紹介URL https //www10.atwiki.jp/siika/pages/150.html ※藩王より注・以下の文章は別途追記してもらったものです。 【詩歌藩国について】 詩歌藩国、それはわんわん帝國に所属する数ある藩国のうちのひとつです。 地理的には帝國の最南端に位置しており、そのためもっとも気温の低い国でもあります。 この文章は詩歌藩国を紹介するため、国内における特徴の一部(施設、個人、イベント、生活様式、着用アイドレスなど)について解説するものです。 なるべくわかりやすい文章を書くつもりですが、新規参加者にとってわかりにくい部分が出る可能性があります。 その場合はお近くのアイドレスプレイヤーにご相談ください。 詩歌藩国URL http //www009.upp.so-net.ne.jp/raiilu/ 詩歌(技術)について 詩歌藩国に所属する者であれば誰もが使える技があります、それが詩歌です。 これはいわゆる魔法のようなもの、と思っていただければよいでしょう。 効果としては歌をうたうと植物がすこしだけ成長する、というものです(より正確に説明すると、歌う間のみ植物の反応が1250倍になります) 人によっては「なんだ、たったそれだけか」という感想を持つ人もいるかもしれません。 しかしどんなものでも工夫次第で使い道はうまれるもの。 たとえばそれは、恋人同士が咲く前のつぼみをつけた花畑を通りかかった場合などです。 そんな時にこの詩歌を使えば、花たちは巨大な花束となって呼びかけに応えてくれるでしょう。 詩歌(技術)URL https //www10.atwiki.jp/siika/pages/259.html 水竜ソットヴォーチェについて 詩歌藩国には人以外の存在も暮らしています。 そのうち、おそらくもっとも有名なもののひとつが水竜ソットヴォーチェです。 竜と言われて多くの人が最初にイメージするのはファンタジーのドラゴンでしょうが、水竜は機械で構成されたロボットのような存在です。 みずからの意思を持ち自立稼動する機械生命体、それが詩歌藩国における水竜ソットヴォーチェなのです。 戦闘時には彼らに乗り込んで戦うという機動戦士めいた場面もあり、ファンタジー要素の強い詩歌藩国におけるSF担当とも言えるでしょう。 外観はクジラをモチーフとした形をしており、全長40mを超える巨体で水中を悠々と泳ぐ様子は圧倒的です。 また戦闘時以外では、夏に彼らの背に乗って水着姿でバカンスを楽しむなど非常に牧歌的な国民の姿も見られます。 詩歌藩国にとって水竜とはもっとも善き隣人であり、大切なパートナーなのです。 水竜ソットヴォーチェURL https //www10.atwiki.jp/siika/pages/153.html ●注意● 現在、プレイヤーたちはその多くがB世界と呼ばれる場所に拠点を移しています。 そのため「水竜ソットヴォーチェ」は存在しない可能性があります。 B世界の詳細についてはお近くのアイドレスプレイヤーにお尋ねください。 サファイアラグーンについて 詩歌藩国は極寒の国ですが、地熱の影響で常に暖かな温泉の湧き出る場所があります。 それを利用して露天温泉施設としてうまれたのがサファイアラグーンです。 サファイアラグーンの海水温泉はミネラルやケイ素、藻などの有効成分を豊富に含み、心身のバランスを整え健康促進効果を生み出すとされています。 室内にはハーブを浮かべた薬湯や洞窟風呂などもあり、様々なバリエーションを楽しめます。 ホテルも併設されており、レストランで食事をとったり宿泊することもできます。 そしてこの施設は混浴、かつ水着着用が必須です。 非常に重要ですのでもう一度書きますが水着着用かつ混浴です。 北国人は美人が多いという話もありますので、ぜひ一度訪れてみることをおすすめします。 サファイアラグーンURL https //www10.atwiki.jp/siika/pages/150.html ウイングバイパーについて 詩歌藩国にはファンタジーらしく、神々を祭る神殿が多数あります。 多数というのは単一の神を祭っているわけではなく、土着神を多く持つということでもありますが、その中でもおそらく最大規模の大神殿に住まう神がウイングバイパーです。 かの神はアイドレスにおいて初登場したキャラクターであり、羽の生えた健康を司る蛇の神様です。 初登場した際、かの神はなぜか国中に呪いをかけました。 それは「ボンダンスの呪い」と呼ばれ、腹筋が割れるまでボンダンスを踊り続けなければならないという非常に凶悪な(かつ間抜けな)呪いでした。 開呪のために冒険が行われるほど大規模な、後世に「ボンダンス事件」として歴史に残る大事件となりました。 事件解決後、かの神は詩歌藩国に神殿が建てられ、たびたび逗留するようになりました(といっても蛇ですので、気温の低い詩歌藩国では大半を眠って過ごすのですが) 性格的特徴としては野球を愛し、阪神タイガースを愛するナニワのおっちゃんです(しゃべる言葉も関西弁です)このため神として敬われるよりも、親しみをこめておっちゃんと呼ばれる場合もあります。 ウイングバイパーとの生活ゲームログURL https //www10.atwiki.jp/siika/pages/158.html 鼠の騎士ジャスパーについて ジャスパーの名をご存知の方はおそらくかなり無名世界観に詳しい方でしょう。 というのも彼が登場する物語は、GPO(ガンパレードオーケストラ)緑の章内で放送されたテレビ番組「騎士物語」や儀式魔術Aの魔方陣、ターニの帰還などごく限られた場面のみであるからです。 鼠の騎士、という言葉の示す通り彼の姿は小さなネズミそのものです。 しかし言葉をしゃべり、優秀な剣士でもあるファンタジーな存在です。 一寸法師のネズミ版、という表現が的確でしょうか。 小さなネズミであるジャスパーですが、剣の腕は相当なものであり、剣の巻き起こす風圧で10m先のマントを引き寄せて身につけるという芸当をやってのけたりもします。 彼と同じく言葉をしゃべる馬であるエクウスを相棒としており、一匹と一頭のコンビは古くから詩歌藩国の民とともにある大切な仲間です。 鼠の騎士ジャスパーURL http //blue-bell.at.webry.info/200704/article_16.html フランク=ヤガミについて 無名世界観においてヤガミといえば、絢爛舞踏祭に登場する眼鏡をかけた艦橋で倒れる男のことを思い出す人が大半でしょう。 ヤガミはアイドレスにおいて非常に人気があり、さまざまなプレイヤーの個人ACE(派生キャラのようなものです)として分岐していますが、詩歌藩国にもヤガミが二人おり、そのうちの一人がフランク=ヤガミです。 見た目には無精ひげをはやしたチョイ悪オヤジ風のヤガミといった風情ですが、必要があれば容赦なく銃殺を仕掛けてくる危険なヤガミでもあります。 そんな危険な一面も持つフランク=ヤガミですが、詩歌藩国に逗留し藩王の警護やよき相談役、さらには帝國宰相とのパイプを生かして連絡を受け持つなど、藩国運営において非常に重要な役割を担っている存在でもあります。 ヤガミ好きなプレイヤーであれば一度会って話をしてみるのも楽しいのではないでしょうか? フランク=ヤガミURL http //blue-bell.at.webry.info/200707/article_3.html 音楽院について 音楽院は詩歌藩国の所有運営する国家施設です。 その名の通り音楽に関係するあらゆる面での教育を行っており、吟遊詩人や楽器製作の職人はもちろん、声楽や音楽教育、音楽療法など幅広い学科と選択コースが存在します。 また筆者の個人的オススメとして制服が非常にかわいらしく、ブレザー、夏服、コートとすべてにイラストが用意されているところに当時のプレイヤーのこだわりを感じていただければと思います。 アイドレスというゲームについての側面から語ると、音楽系統に属する職業の全性能を大きく向上させるという効果があります。 吟遊詩人をはじめとして音楽系の職業を多く所有する詩歌藩国とのシナジー効果は非常に大きく、戦闘面をはじめたくさんの恩恵がある重要施設と言えるでしょう。 また音楽院は全藩国でも数少ないSHQ(スーパーハイクオリティ)と認定されており、イラストと文章が優れた作品と認められた傑作でもあります。 その内容は下のURLで見ることができますので、ぜひご覧ください。 音楽院URL https //www10.atwiki.jp/siika/pages/245.html 吟遊詩人について ミンストレル、トルバドール、またはバードとも呼ばれる職業です。 詩歌藩国民が着用する代表的なアイドレスでもあり、歌唱行為、白兵戦行為、詠唱行為などを行うことができます。 特に歌唱行為はほかに例の少ない独特な特徴で、何かを調べる場合、交渉する場合、士気をあげる場合などに有効な行動です。 また吟遊詩人はその職業柄、世界中を旅する性質があります。 そのため、あらゆる国における情報を自然と集めることでも知られています。 この性質は限定的にしかニューワールドの情報を得ることができない異世界人である我々プレイヤーにとって非常に有益なものです。 また世界的に有名な吟遊詩人に詩歌藩国の藩王、九音・詩歌さんがいます。 彼は王の身でありながらほとんどを国外ですごし、あらゆる国で活動を行っています。 そのため国内からは「会議には出ないし書類もたまる」と不満が出ることもありますが、一介の吟遊詩人としてさまざまなプレイヤーの窮地に登場しては颯爽と解決していく姿はまさしく理想の冒険者然としており、格好良いという一面もあります。 吟遊詩人URL https //www10.atwiki.jp/siika/pages/146.html ドラゴンシンパシーについて ドラゴンシンパシーとは、吟遊詩人などと同じくプレイヤーが着用するアイドレスです。 さまざまな行動がとれる吟遊詩人などと違い、ドラゴンシンパシーは単独ではたったひとつの特殊能力を持つだけのアイドレスにすぎません。 しかし、そのひとつこそが強力な一点特化型のアイドレスと言えるでしょう。 その特殊能力とは「遠隔地にある竜の声を送り、また竜の声を聞くことができる」というものです。 これはつまるところ竜との意思疎通を強力にサポートする能力であり、竜に搭乗して戦闘をおこなう際にもっとも効果を発揮します。 言語による限界のある相互理解を大きく超えて意思疎通をおこなうことができ、これによりまさに「人竜一体」と言える戦闘をおこなうことができます。 また、戦闘外においても他種族である竜とのコミュニケーションがスムーズになるということの意味は非常に大きいものです。 アイドレスとは対話のゲーム。 隣人の声を正確に聞き届けるこのアイドレスの強さは多くの人が知るところでしょう。 ドラゴンシンパシーURL https //www10.atwiki.jp/siika/pages/162.html ●注意● 現在、プレイヤーたちはその多くがB世界と呼ばれる場所に拠点を移しています。 そのため「ドラゴンシンパシー」は存在しない可能性があります。 B世界の詳細についてはお近くのアイドレスプレイヤーにお尋ねください。 以上が詩歌藩国を構成する特徴的な要素の一部を紹介したものです。 詩歌藩国という長い歴史の国のすべてを語るには足りない文章ではありますが、その一端でも理解してもらえれば幸いです。
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SN0922 テレフォン・ライン エレクトリック・ライト・オーケストラ 2010/03/13 高田馬場 カフェ・アルバート
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練習やテスト書き込みなどでお使い下さい。 名無しの権兵衛さん 登場巻 練習用ページ 階級 所属 榊ガンパレまとめWiki 練習やテスト書き込みなどでお使い下さい。 話の進行 ガンパレード・マーチ5121小隊episode ↓ ガンパレード・マーチ5121小隊episode ガンパレード・マーチ5121小隊の日常 ガンパレード・マーチ5121小隊決戦前夜 ガンパレード・マーチ5121小隊熊本城決戦 ガンパレード・マーチあんたがたどこさ♪ ↓ ガンパレード・マーチ九州撤退戦・上 ↓ ガンパレード・マーチ5121小隊の日常II ガンパレード・マーチ九州撤退戦・下 ガンパレード・マーチもうひとつの撤退戦 ガンパレード・マーチ山口防衛戦 ガンパレード・マーチ山口防衛戦2 ガンパレード・マーチ山口防衛戦3 ガンパレード・マーチ山口防衛戦4 ガンパレード・マーチ九州奪還0萩幽霊戦線 ガンパレード・マーチ九州奪還 ガンパレード・マーチ九州奪還2 ガンパレード・マーチ九州奪還3 ガンパレード・マーチ九州奪還4 ガンパレード・マーチファンブック ガンパレード・マーチ九州奪還5 ガンパレード・マーチ逆襲の刻 東京動乱 ↓ ガンパレード・マーチ逆襲の刻 津軽強襲 ガンパレード・マーチ逆襲の刻 弘前防衛 ガンパレード・マーチ逆襲の刻 青森決戦 ガンパレード・マーチ逆襲の刻 欧亜作戦 1 2 3 4 5
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このページでモンゴル人民共和国時代のオーケストラの演奏が聴けます。 ニュースポータルサイト「ソニン・ドット・エムエヌ」(ソニン=モンゴル語で新聞) 『黄金時代の音楽文庫』より“モンゴルのクラシック” http //sonin.mn/2009/03/02/mongolianclassics/ 曲目は上から 1、E.チョイドグ作曲:映画音楽「モンゴルの美しき国」より(1961) 2、Z.ハンガル作曲:バレエ音楽「宝珠の山々」より“アダージョ”(1981) 3、B.ダムディンスレン作曲:「ヘンティーの高き山にて」(1947) 4、L.ムルドルジ作曲:映画音楽「わが祖国」より(1971) 5、J.チョローン作曲:バレエ音楽「職人のハス」より“第4幕のアダージョ”、“ワルツ”(1973) 6、J.チョローン作曲:「2つの民謡による主題と変奏」(1951) 7、L.ムルドルジ作曲:映画音楽「黄金の宮殿」より(1962) 8、Ts.ナムスライジャブ作曲:「祝典序曲」(1971) 1-6、8:Ts.ナムスライジャブ指揮モンゴル国立フィルハーモニー交響楽団 7:ポツダム映画管弦楽団 3、6:D.ツェレンドルゴル(ヴァイオリン)
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2016年10月9日 新第1話:やっちゃった♪ TOKYO MX:25時00分〜25時05分 クレハ:筒井絵理奈/マーシャ:佐藤あずさ/カコ:水原薫/ナナカ:松井恵理子/ツギハ:中恵光城/クリス:斉藤壮馬 カジカ:榎木淳弥/ヤナギ:畠山豪介/ハンゾウ:徳石勝大/DEN-TAN:佐々木啓夫 2016年10月16日 第2話:妄想による風評被害!? TOKYO MX:25時00分〜25時05分 クレハ:筒井絵理奈/マーシャ:佐藤あずさ/カコ:水原薫/ナナカ:松井恵理子/クリス:斉藤壮馬/DEN-TAN:佐々木啓夫 2016年10月23日 第3話:どこのメーカーもやってますわ TOKYO MX:25時00分〜25時05分 クレハ:筒井絵理奈/マーシャ:佐藤あずさ/カコ:水原薫/ナナカ:松井恵理子/ツギハ:中恵光城/クリス:斉藤壮馬 カジカ:榎木淳弥/ヤナギ:畠山豪介/ハンゾウ:徳石勝大/DEN-TAN:佐々木啓夫 2016年10月30日 第4話:で、どうなったの? TOKYO MX:25時00分〜25時05分 クレハ:筒井絵理奈/マーシャ:佐藤あずさ/カコ:水原薫/ナナカ:松井恵理子/DEN-TAN:佐々木啓夫 2016年11月6日 第5話:ダウンロォォォォド! TOKYO MX:25時00分〜25時05分 クレハ:筒井絵理奈/マーシャ:佐藤あずさ/カコ:水原薫/ナナカ:松井恵理子/ツギハ:中恵光城/クリス:斉藤壮馬 カジカ:榎木淳弥/ヤナギ:畠山豪介/ハンゾウ:徳石勝大/DEN-TAN:佐々木啓夫 2016年11月13日 第6話:さすがにこれはないっすわ TOKYO MX:25時00分〜25時05分 クレハ:筒井絵理奈/マーシャ:佐藤あずさ/カコ:水原薫/ナナカ:松井恵理子/ツギハ:中恵光城/クリス:斉藤壮馬 カジカ:榎木淳弥/ヤナギ:畠山豪介/ハンゾウ:徳石勝大/DEN-TAN:佐々木啓夫 2016年11月20日 第7話:では、僭越ながら TOKYO MX:25時00分〜25時05分 クレハ:筒井絵理奈/マーシャ:佐藤あずさ/カコ:水原薫/ナナカ:松井恵理子/クリス:斉藤壮馬/カジカ:榎木淳弥 ヤナギ:畠山豪介/ハンゾウ:徳石勝大/DEN-TAN:佐々木啓夫 2016年11月27日 第8話:マキさんとは絶交です TOKYO MX:25時00分〜25時05分 ツギハ:中恵光城/カジカ:榎木淳弥/ヤナギ:畠山豪介/ハンゾウ:徳石勝大/DEN-TAN:佐々木啓夫 弦巻マキ:弦巻マキ(VOICEROID)/結月ゆかり:結月ゆかり(VOICEROID) 2016年12月4日 第9話:一理ある TOKYO MX:25時00分〜25時05分 クレハ:筒井絵理奈/マーシャ:佐藤あずさ/カコ:水原薫/ナナカ:松井恵理子/ツギハ:中恵光城/クリス:斉藤壮馬 カジカ:榎木淳弥/ヤナギ:畠山豪介/ハンゾウ:徳石勝大/DEN-TAN:佐々木啓夫 2016年12月11日 第10話:俺を信じてくれるか? TOKYO MX:25時00分〜25時05分 クレハ:筒井絵理奈/マーシャ:佐藤あずさ/カコ:水原薫/ナナカ:松井恵理子/ツギハ:中恵光城/クリス:斉藤壮馬 カジカ:榎木淳弥/ヤナギ:畠山豪介/ハンゾウ:徳石勝大/DEN-TAN:佐々木啓夫 2016年12月18日 第11話:ふふ、可愛い子…… TOKYO MX:25時00分〜25時05分 クレハ:筒井絵理奈/マーシャ:佐藤あずさ/カコ:水原薫/ナナカ:松井恵理子/クリス:斉藤壮馬/カジカ:榎木淳弥 ヤナギ:畠山豪介/ハンゾウ:徳石勝大/DEN-TAN:佐々木啓夫 2016年12月25日 第12話:てなわけで終 TOKYO MX:25時00分〜25時05分 クレハ:筒井絵理奈/マーシャ:佐藤あずさ/カコ:水原薫/ナナカ:松井恵理子/ツギハ:中恵光城/クリス:斉藤壮馬 カジカ:榎木淳弥/ヤナギ:畠山豪介/ハンゾウ:徳石勝大/キュウベエ:宮健一/DEN-TAN、キコリ:佐々木啓夫 タグ:2016年10月 5分枠
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マリー・ガラント号の甲板に立ち、ルイズは頬をなぜる風にそっと唇を緩めた。 上を見上げれば青空が広がり、おそらく舷側から見下ろせば雲の海が見えるだろう。 ギーシュとワルドから止められているのでやらないが。 一つ息をつき、腰に下げた空袋の位置を直す。 一般的な水袋の口を広げただけのそれは空を往く者たちの必需品であり、 もし気分が悪くなったのなら使うようにと船長から渡されたものである。 不思議そうにするルイズたちに説明したのはギーシュであった。 兄が空軍の艦長だと言う彼はこう見えて空には詳しい。 「海ならば舷側から身を乗り出せばすむし、万が一落ちても助かる可能性はあるがね。 ここは空だから落ちたら助からないし、下に誰がいるか解らない。 君たちだって、いきなり空から汚物が落ちてきたら嫌だろう?」 なるほど、と頷いてすぐに取り出せるように袋を身につけると、 自分たちのそれよりも大きな袋を5つ頼んだ。 使い魔たちの分である。 翼竜であるシルフィードと、ワルドのグリフォンには必要ないのではという気もしたが、 備えをしておくに越したことはない。 結果から先に言うと、袋のお世話になったのはヴェルダンデだけであった。 何しろモグラである。船酔い以前に周囲に土がない広い所が苦手らしい。 ただでさえ苦手な環境に初めて乗る船の振動である。気分を悪くしても仕方がない。 今はギーシュが介抱しているが、もう少ししたら変わってやったほうがいいかもしれない。 火蜥蜴のフレイムは酔いには無縁のようで、つい先ほどまでは甲板で周囲を見回していた。 ただ主人共々に代わり映えのない景色に飽きが来たらしい。キュルケについてどこかに行ってしまった。 タバサとシルフィードはいつもどおりで、身体を丸めた使い魔を枕にして本を読んでいる。 考えてみれば、空を飛ぶ翼竜とその主人である。この景色も見慣れたものなのだろう。 ブータについては、船酔い自体には問題はなかった。 星の海を往く大冒険艦の一員でもあった猫神にとって、空を飛ぶ船も海に浮かぶ船も変わらないらしい。 ただ何時になく上機嫌であったのか、気がつけばマストの一番上に登っていて船員たちを蒼白にした。 なにしろルイズはこの船に乗る時にマザリーニ枢機卿のお墨付きを見せている。 そのような地位の貴族の猫が怪我でもしたら一大事である。 子猫ならまだしもあの巨体だ、抱き上げてマストからおろすなぞ一苦労だし、 手を伸ばしたら嫌がられて甲板に落ちたなどというと目も当てられぬ。 眼下の混乱に気づかぬかのように目の前に止まった燕と睨めっこをしていた大猫は、 ややあって頷くとその身を宙に躍らせた。 船員たちの悲鳴や息を呑む音を気にも留めずに身体を捻り、勢いを殺して着地する。 訝しげに周囲を見回す大猫だったが、主の怒りの鉄拳を喰らって沈黙した。 心配をかけさせるんじゃないわよこの馬鹿猫。 「ルイズ、もう少しでアルビオンが見えるそうだ。 とはいっても目的地のスカボローまではもう少しかかるから、今のうちに休んでおいた方がいい」 「ああ、ありがとう、ワルド。 旅行も久しぶりだから、ついつい興奮してしまったのよ」 /*/ 大貴族にしては珍しく、ルイズは旅行というものに縁が薄い。 家族で出掛けるのはそれこそヴァリエール領の中だけであり、 それ以外は父と二人で出掛けるのが常だった。 母とエレオノールはいつも領地にとどまり、カトレアと共にルイズの帰りを待っていたものだった。 空を見上げ、ふと目を閉じる。 ルイズが幼く、何も知らず、自分だけの世界にいたあの頃。 自分で行かないと言った筈なのに、帰ってきたルイズを苛めるエレオノールが嫌いだった。 ちびルイズだけ良いわねぇと頬を引っ張るエレオノールをカトレアが宥め、 小さなルイズは優しいちい姉さまの胸に抱かれて、エレオノールに向かって舌を出す。 顔を赤くして怒るエレオノール。ちい姉さまがお茶を入れてくれて、ルイズに旅行の思い出を聞く。 幼い頃から何度も何度も繰り返したその儀式。 その儀式が終わったのは、エレオノールが魔法学院に入学するために屋敷を出る前の晩の事だった。 小さなルイズを部屋に招きいれた姉は言った。 これからは旅行に行くのは控えなさい、と。 少し前までなら一も二もなく頷いたその言葉ではあったが、 あの人から魔法の言葉を教えてもらったルイズは心の中でその言葉を唱えながら姉に言った。 なぜですか、と。 エレオノールはルイズを見つめると、その視線を窓に向けて口を開く。 「カトレアが悲しむからよ。一人だけ旅行に行けないって」 「……その言い方は、卑怯です」 「そうね、わたしもそう思うわ」 常になら怒り出すはずのその言葉に冷静に答えた姉を置いてルイズは自室に戻ると、 寝台に飛び込んですすり泣いた。 「――――ごめんなさい」 一人だけ屋敷にいればカトレアが悲しむ。 それは確かにそうだろう。だが今まではそんなことはなかった。 なぜか? エレオノールがいたからだ。 優しい姉がいたから、カトレアはそんな思いをしなくてすんだ。 「――――ごめんなさい、大姉さま。ごめんなさい――――」 自分だって旅行したかっただろうに、エレオノールは常にその機会をルイズに譲ってくれていた。 帰ってきたルイズに殊更絡んだのもその為だ。 ルイズがそれに気づかぬように、一人だけ旅行にいけたと罪悪感を抱かぬように。 カトレアが気づかぬように、姉に無理をさせていると知らなくてもいいように。 悪役をかって出て、ルイズに嫌われるのもカトレアの顰蹙をかうのも厭わずに妹たちを守ってくれていた。 なのに自分は何をしたのか、姉さまの優しさに気づかず、意地悪な人だとずっと思っていた。 あの時、言い方が卑怯だと言われた時、エレオノールはどんな表情でそれを聞いたのか。 どんな思いで妹の言葉を聞いたのか。 「ごめんなさい、大姉さま――――っ!」 一夜明け、真っ赤に泣きはらした瞳でルイズはエレオノールの前に立った。 今から魔法学院に赴く、しばらくの間は会うことが出来ない姉の前に立った。 ここで謝るのは簡単だ。だがそれは出来ない。なぜならここにはカトレアもいるのだから。 ここで謝るのは、今までたった一人で悪役を担ってきた姉の努力を否定することなのだから。 奥歯をかみ締め、心を殺す。ともすれば口を開きそうになる謝罪の言葉を押し殺す。 出来る筈だ、なぜならわたしはルイズ・ド・ラ・ヴァリエール。 誇り高いエレオノール・ド・ラ・ヴァリエールの妹なのだから。 「いってらっしゃいませ、エレオノール姉さま。 これからしばらくは苛められなくてすむと思うと寂しく思いますわ」 ルイズの言葉に周囲の使用人たちが強張り、父さえもが絶句する中で、 しかしエレオノールは鮮やかに笑った。 その瞳に光るものが見えたのは、それはきっと少女の錯覚なのだろう。 「生意気なことを言うじゃないの、ちびルイズ」 笑いながら妹に手を伸ばし、その頬をつまむ。 いつもよりも力の弱いそれに驚く間もなく姉の手が離れ、 その指に光る水滴に気づいたルイズは自らの頬に手をやった。 「まだまだね、泣き虫のちびルイズ。 ま、せいぜい頑張りなさい」 言い置いて、何かから逃げるかのように馬車に乗り込むエレオノール。 その肩が微かに震えているのに気づいたのは、間近にいたルイズだけだった。 /*/ 「君はいっつもお姉さんと魔法の才能を比べられて、デキが悪いなんて言われてた」 「事実だもの、仕方がないわね」 マリー・ガラント号の甲板で思い出話をするワルドに、ルイズは困ったように笑い返した。 自分がデキの悪いのは本当のことだ。 魔法では言わずもがな。貴族としての、人間としての心構えとしても同様だ。 ことにエレオノールに対しては、一度も勝てたことなどないと思っている。 自慢の彼女の姉。気高く美しいエレオノール姉さま。 アカデミーで、今もカトレアの病気を治す為の研究を続けている優しい姉。 何よりも研究を、つまりは妹を第一に考えるために結婚もせず、 業を煮やした婚約者たちが『もう限界』と去っていくにも関わらず自分を曲げない誇り高き女傑。 一度も面と向かって言ったことなどないけれど、ルイズは彼女を尊敬していた。 「でも僕は、それはずっと間違いだと思っていた。 確かに君は不器用で、失敗ばかりしていたけれど」 「意地悪ね」 ルイズが頬を膨らませた。 「違うんだルイズ。君は失敗ばかりしていたけれど、誰にもないオーラを放っていた。 魅力といってもいい。それは、きみが、他人にはない特別な力を持っているからさ。 僕だって並みのメイジじゃない。だからそれがわかる」 「まさか」 「まさかじゃない。例えば、きみの使い魔だが」 ぎくりとルイズが身を強張らせた。 「ブータのこと?」 「そうだ。ラ・ロシェールで、宿から桟橋まで走った時のことを憶えているだろう? きみの使い魔は、魔法衛視隊隊長の乗騎である僕のグリフォンより早く走ったんだ。 それもきみを乗せた状態で」 「そ、そうね」 ルイズの目が泳ぎ、落ち着かなくあたりを見回す。 これはやばい。非常にやばい。なんとかして話を変えるか打ち切らねば。 「誰もが持てる使い魔じゃない。きみはそれだけの力を持ったメイジなんだよ」 それは、まぁ、猫神ですから。 誰もがブータクラスの神を使い魔にしたら大変だ。世界が変わってしまう。 「きみは偉大なメイジになるだろう。 そう、始祖ブリミルのように、歴史に名を残すような、 素晴らしいメイジになるに違いない。僕はそう予感している」 ワルドは熱っぽい口調で、ルイズを見つめた。 「この任務が終わったら、僕と結婚しようルイズ」 「え……」 いきなりのプロポーズに、ルイズははっとした顔になった。 気を利かせたのか、船員たちが甲板からいなくなる。 いや、マストなどの陰に隠れて二人の様子を窺いだした。 「で、でも……」 「確かに、ずっとほったらかしだったことは謝るよ。 婚約者だなんて、言えた義理じゃない事は解っている。 でもルイズ。僕には君が必要なんだ」 真摯に見つめるワルドに、ルイズは胸の高鳴りを抑え切れなかった。 幼い頃からの憧れだったワルド。親同士の約束で婚約者となっていた筈の彼が、自分の意思でわたしを求めてくれている。 それは確かに嬉しいことではあった。 だが、とルイズは思う。 今の自分は、本当に彼に相応しいのかと。 彼に聞けば勿論だと言ってくれるだろう。ワルドは優しい。それこそ自分には勿体無いくらいに。 でも、他ならぬ自分自身がそれを認める気にはならない。 自分はまだ半人前で、ただ周囲の人間のやブータの力を借りているだけなのだから。 時間が欲しかった。 自分が一人前になるだけの時間が、ワルドに相応しいのだと自分でも思えるようになるまでの時間が。 「いいわよ、ワルド。 でも、結婚するのなら、一つだけ条件があるの」 「条件? いいとも、ルイズ。 きみの為なら何だってしてみせるよ」 ルイズは一度目を閉じると、心の中で尊敬する人物に詫びながら口を開いた。 「……わたしに先を越された形になる、 エレオノール姉さまの説得とご機嫌取り。よろしく頼むわね」 「なッ……!?」 ワルドは、ひどく狼狽した。 前に戻る 次に進む 目次
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所属生徒 静シキ 再起シズカ 鳥越カナデ 弦等ルナ 賭博場ナナ 関連SS 最強は誰か プロローグ