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71オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2021/01/11(月) 11 40 08.91ID 52WdRZ9e0 AM 07:12 警察署:屋上 セイ「おじさん! おじさん聞こえますか!?」 セカイ「聞こえてんならそっから出て来いよ、おっさん!!」 チナパパ(DG細胞)「…………」 デビルガンダム「ギャオオオオオオオオオオ!!」 デビルガンダムの怒涛の攻撃を必死で回避しながら、 二人は生体ユニットと化したチナパパに呼びかけた。 しかし、その声は一向に届かない。 セカイ「クッソォ! なんで目ェ覚まさないんだよユウマの親父さんは!」 セイ「やっぱり僕たちの声じゃダメなのかな?」 セカイ「こっちは慣れない実機で避けるのだけで精一杯だっていうのに……!」 コクピットの中で荒い息を吐く二人。 いくら二人がガンプラバトルの精鋭でも、 初の実戦、それも相手がデビルガンダムではその消耗は計り知れない。 このままでは遠からずやられる、その確かな予感を二人はぐっと飲み込んだ。 セカイ「諦めてたまるか! 学校じゃユウマとユウマの姉ちゃんが待ってるんだ!」 セイ「せめて、みんなが戻ってきてくれるまで持ちこたえてみせる……!」 決意を新たに、二人は再びデビルガンダムに突撃する。 セカイ「俺が囮になる! その間に」 セイ「僕がもう一度おじさんに呼びかける!!」 二人は連携してデビルガンダムに飛び掛かった。 まずは俊敏性に優れたバーニングガンダムがデビルガンダムを攪乱する。 セカイ「喰らえ! 見よう見まねの、分身殺法バーニングシャドー!」 デビルガンダム「!?」 セカイ「からの次元覇王流、旋風! 竜巻蹴りぃぃぃ!!」 数体に分身したバーニングガンダムは竜巻を纏いながら同時に蹴りを繰り出した。 しかしその攻撃は、全て召喚されたガンダムヘッドによって防がれる。 だがそれはセカイの想定通りだった。 デビルガンダムが防御に徹した隙をつき、ビルドストライクガンダムが懐に飛び込んだ。 72オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2021/01/11(月) 11 40 48.60ID 52WdRZ9e0 セイ「おじさん! 目を開けてくださいおじさん!」 チナパパ「…………」 セイ「委員長もユウマくんも、みんなあなたのことを心配してますよ!! だから帰りましょう!」 チナパパ「………!」 必死に訴えかけるセイ。 しかしその声を拒絶するように、デビルガンダムのコクピットハッチは閉じられた。 セイ「おじさん!」 そして再びデビルガンダムの攻撃が始まる。 セイ「なんだこれ! この攻撃……さっきよりずっと強い!」 ???「それは、そのデビルガンダムこそチナパパ自身だからだ」 セカイ「な!?」 セイ「だ、誰!?」 突如聞こえた謎の声。爆炎の中をものともせず、悠然と現れたその人物の正体は…… やもうえん「私だ!!」 セイ「本当に誰だーーーーーー!!?」 セカイ「ま、まさかあの人?はやもうえん!?」 セイ「知ってるのセカイ!?」 セカイ「兄弟スレPart28で初登場した、スレ住人の書き間違いから生まれた伝説のレアキャラだよ!」 セイ「なに書き間違いから生まれたキャラって!?」 セカイ「スゲー……! まさかあのやもうえんさんにここで会えるなんて!」 セイ「うん、皆さんご存知のって感じで言われても知らないからね?」 セカイ「それでやもうえんさん! さっき言ってたデビルガンダムがおっさん自身ってどういうことだ?」 セイ「あれ、僕の疑問スルーされてる?」 やもうえん「思い出せ。デビルガンダムはお前たちが近づくほどに攻撃を強めた。それはつまり、救出を拒んでいるということ!」 セカイ「救出を……」 セイ「拒んでいる!?」 チナパパ『私が囚われたばかりにデビルガンダムはここまで成長し、町にとんでもない被害を与えてしまった……もはや皆さんに合わせる顔がない』 セカイ「これ、おっさんの心の声か?」 チナパパ『もういい……このままデビルガンダムと一緒に警察に倒されよう。それがいい』 セイ「そんな……おじさんは救出されたくないっていうの!?」 セカイ「ど、どうすりゃいいんだよ!!」 73オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2021/01/11(月) 11 41 51.64ID 52WdRZ9e0 やもうえん「諦めるな!!」 セイ・セカイ「「!!」」 やもうえん「どうしてオッサンの気持ちをわかってやらない? いいか、自分の愛する町を危険な目にあわせてしまった。 オッサンの心の奥は、そんな罪の意識でいっぱいなんだ。だからあんなガンダムで心を閉ざしてしまったのだ!!」 セカイ「だからってどうすりゃ……」 やもうえん「今の彼にもっとも必要なものは、大切な人たちからの心からの言葉。それ以外に心の扉を開く呪文はない!」 セカイ「おじさんにとって大切な人たちって」 セイ「委員長とユウマくん!」 セカイ「そっか! あの二人の声ならおっさんに届くってことか!」 セイ「任せて! すぐに学校と通信を繋いで二人に……」 やもうえん「いや、それでは駄目だ」 やもうえんは首を振った。 やもうえん「オッサンに届くのは愛する人の心からの言葉。それには通信ではない、生きた声である必要がある。ならば……やむをえん!!」 セイ「なにその決め台詞っぽい言葉!?」 セイのツッコミをものともせず、やもうえんは着ていた服?をはためかせる。するとそこには…… ユウマ「こ、ここは……?」 チナ「わたしたち、さっきまで学校にいたはずなのに……?」 セカイ「ユウマ!」 セイ「委員長!?」 ユウマ「あれはバーニングガンダムにビルドストライクガンダム……それからあっちはデビルガンダム!!? どういうことだセカイ!」 セカイ「話は後だ! 早くバーニングに乗り込めユウマ!」 セイ「委員長も! 僕のビルドストライクのコクピットに。急いで!」 チナ「は、はい!」 突如現れたコウサカ姉弟を、二人は慌ててピックアップした。 そして、彼らが呼び出された理由を手短に話した。 彼らは突然の事態に驚きつつも、自分たちがチナパパを救い出す鍵であることを悟ると、すぐに覚悟を決めた。 その様子を、やもうえんは少し離れたところから満足そうに見つめている。 やもうえん「所詮、タイプミスから生まれたオリキャラに過ぎない私にできるのはこれが限界だ。後は任せたぞ」 セカイ「ハイ! やもうえん!」 セイ「でも、どうして僕たちのためにここまで?」 ヘタレじゃない やもうえん「ふっ、それはお前たちが勇気あるものからだ!」 セカイ「スゲーさすがやもうえん! ヘタレに厳しいって本当だったんだ!」 やもうえん「ふっ、ではさらばだ。健闘を祈る!」 そういってやもうえんはまた風のように消えていった。 74オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2021/01/11(月) 11 42 45.69ID 52WdRZ9e0 セイ「消えた……」 ユウマ「一体あの人は何者だったんだ? ていうかそれ以前に人なのかアレ?」 セカイ「なんだユウマ知らねえのか? あの方はやもうえんっていってな、兄弟スレPart28で……」 セイ「やもうえんの説明はもういいから! 早くおじさんの救出を!」 チナ「お父さん……」 チナはコクピットからデビルガンダムを見た。 先ほどまであれほど暴れまわっていたデビルガンダムは、 コウサカ姉弟が現れて以来すっかり静まり返っている。 チナパパ「…………」 チナ「デビルガンダムが、私たちを見ている」 ユウマ「父さん……僕たちのことがわかるのか」 セイ「なんにせよ今がチャンスだ、行こう!」 ビルドストライクとバーニングガンダム、二機のMSはゆっくりとデビルガンダムに近づいた。 ほとんど機体同士が触れ合わんがばかりの距離。それでもデビルガンダムは動かない。 チナパパ「………」 セカイ「デビルガンダムのコクピットが開いた……」 セイ「ユウマくん、委員長、頼んだよ」 ユウマ「父さん……」 チナ「私たちの声、聞こえてるお父さん?」 チナパパ『チナ……ユウマ……』 チナ「お父さん……私ね……お父さんのこと、最近ずっと嫌いだった」 チナパパ『!!?』 ユウマ「姉さんだけじゃないよ。俺も、最近の父さんはずっと嫌いだ」 セイ「ちょ、ちょっと二人ともおじさんを救出するんでしょ!? 何をいって……」 セカイ「いや、これでいいんだ」 チナ「覚えてる? 私もユウくんも、お母さんもイヤだって言ったのにお父さんが 『これからウチはデビルガンダム料理を看板メニューにします!』って宣言してからもう一年経つよね」 ユウマ「『この町はガンダムヘッドが自生してるしGFもよく来るから』って反対を押し切って…… 確かにただの町の喫茶店だったウチは、お客さんも増えたしテレビにも取り上げられるようになったよ。でもね」 チナ「その裏で“ゲテモノレストランの子供”って陰口をたたかれて、私たちがどれだけ悲しい思いをしたか……」 ユウマ「父さんにはわかんないだろ! だって父さんは、僕たちよりもずっとデビルガンダムに夢中だったから!!」 チナパパ『……!!』 チナ「ねえお父さん。だから今日は、ずっと黙ってたことを言うね。私たちお父さんのこと大嫌い!」 ユウマ「俺だって父さんのこと大嫌いだ! だから……このままデビルガンダムに取り込まれたままなんて許さないぞ!!」 チナ「私たち、もっとお父さんに文句を言いたい! ちゃんと顔を見て、嫌いだってケンカがしたいの! だから、戻ってきてよ」 チナ・ユウマ「「お父さん!!」」 チナパパ「チナ……ユウマ……私の……子供たちイィィィィィッ!」 セカイ「やった! オッサンの意識が戻ったぞ!」 75オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2021/01/11(月) 11 43 40.56ID 52WdRZ9e0 78 デビルガンダムの支配から解き放たれたチナパパ(※全裸)はコクピットから飛び出す! それをセイは慌ててキャッチした。 チナ「お父さん!」 ユウマ「父さん!」 チナパパ「チナ……ユウマ……!」 チナ「お父さん……! もう、バカバカ! 大嫌い!!」 チナパパ「すまない……すまなかった……!」 セカイ「やったな、ユウマ!」 ユウマ「ああ。お前とセイさん、二人のおかげだよ」 セイ「みんな! まだ終わってないよ!」 デビルガンダム「グガアアアアアアアアアア!」 ユウマ「デビルガンダム……父さんを取り戻そうっていうのか?」 チナ「ダメ! お父さんはもう二度と渡さない!!」 セカイ「わかってる! 二人がこんだけ頑張ってくれたんだ。次は俺たちがやる番だ!」 セイ「なにか方法があるんだね、セカイ」 セカイ「ああ、少しだけ時間を稼いでくれ!」 セイ「了解!」 生体ユニットを取り戻さんと襲い来るデビルガンダム。 セイはバーニングガンダムをその場に残し、巨大な悪魔を迎撃する。 セカイ「あのデビルガンダムを倒すには生半可な攻撃じゃだめだ。だったら、これしかねえ!」 セカイは目を瞑ると意識を集中した。徐々に、彼の全身に闘気がみなぎっていく。 ユウマ「これは、アシムレイト? セカイのヤツ、まさか実機で『アレ』をやるつもりか!?」 一方、ビルドストライクは攻撃を回避しつつデビルガンダムの足止めを試みる。 セイ「生体ユニットを失って暴走してるのか? 周りの建物を吸収してどんどん大きくなっていってる!」 チナ「あんな大きいの、止められるのイオリ君!?」 セイ「でも、やるしかないんだ!」 チナパパ「背骨だ、イオリくん!」 セイ「背骨?」 チナパパ「ああ、デビルガンダムの上半身と下半身を繋ぐ背骨状のパーツ、その二番目と三番目の間を正確に突くんだ! そうすればデビルガンダムは数秒間だけ機体の全機能を停止する!」 セイ「デ、デビルガンダムにそんなグ○ートマジ○ガーのス○ラ○ブル○ッシュみたいな弱点が……!」 チナ「さすがデビルガンダム料理の専門家……!」 セイ「よおし!!」 チナパパのアドバイスを受け、セイはビルドストライクは加速させた。 狙うはデビルガンダムの背骨、その一点! 76オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2021/01/11(月) 11 44 10.36ID 52WdRZ9e0 セイ「僕に力を貸してくれ、レイジ! 喰らえ……ビルドナックル!!」 デビルガンダム「グオオオオオ!!?……」 チナ「デビルガンダムの動きが止まった!?」 チナパパ「イオリ君が正確に弱点を突いた証だ!」 セイ「あとは任せたよ、セカイ!」 セカイ「任された! はあああああああああ!」 ユウマ「やれセカイ! 父さんを苦しめたデビルガンダム、お前の手で倒してくれ!」 セカイ「行くぜ! カミキガンプラ流……奥義! 鳳凰ッ覇王拳ッッ!!」 バーニングガンダムの突き出した拳から放たれる膨大な炎。 それは空中で収束し、火の鳥となってデビルガンダムに襲い掛かる!! デビルガンダム「ギャアアアアアアアアアアア!!」 セカイ「燃え尽きろォォォォ!!」 チナ「デビルガンダムが火の鳥の炎の中に飲み込まれて……」 チナパパ「やったか?」 セイ「いや、ダメだ!」 そこでバーニングガンダムはがっくりと膝を突いた。 消える炎、その中のデビルガンダムはゾンビのようにおぞましい姿と化していたがまだ健在だ。 チナ「セカイくん!」 ユウマ「セカイのアシムレイトが切れてる……こんなに早く?」 セイ「本物のMFでのアシムレイトは初体験だからね。きっと負担が大きすぎたんだ」 セカイ「くそ……まだだ、まだやれる。俺の限界はこんなもんじゃ……」 セカイはなんとか立ち上がったが、既に機体も、彼自身の身体もボロボロだった。 セイ「もう少し……もう少しなのに!」 シロー『いや、お前たちはよくやった!』 セイ「この声は……みんな、無事なの!?」 イオ『当ったり前だ! 俺らがこんなとこでやられるワケねーだろ!』 セカイ「今、どこにいるんだ!?」 シーブック『お前たち二人の、すぐ後ろだよ』 ハッとして振り返るセイとセカイ。そこには、浮上してきた大きな戦艦の姿があった。 クロスボーンバンガードの旗艦、マザーバンガードだ。 甲板には、シローたちガンダム兄弟や08小隊、海賊、ヨーツンヘイム社の面々が誰一人欠けることなく立っていた。 77オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2021/01/11(月) 11 44 47.63ID 52WdRZ9e0 セイ「みんな……!」 三日月「ボッーっとしてる暇、無いんじゃない? 後ろからデビルガンダム追ってきてるけど」 ベラ「お二人もこの船へ乗り込んで! 早く!」 ベラの言葉に促され、二機は屋上を駆け抜ける。 逃がすまいと背後からガンダムヘッドが迫るが、それらは全て艦砲射撃によって撃ち落とされ、 二機は無事マザーバンガードへと飛び移った。 カスペン「小僧、友の父親は救い出せたのだな?」 セカイ「ハイ! この人です!」 チナパパ「ど、どうもこの度はご迷惑を……」 カスペン「うむ。よくぞ任務を達成した。それでこそ誉れ高きカスペン戦闘大隊の一員である!」 カレン「感動の再会は後回しにしな、デビルガンダムが来るよ!」 屋上に取り残されたデビルガンダムは、未だのっそりとマザーバンガードに迫ってくる。 生体ユニットを失っても、なおも周囲を取り込み続けるその姿は、 もはや悪魔を超えた、形容しがたいおぞましい怪物となり果てていた。 シロー「全機、デビルガンダムに照準合わせ!」 シローはそんな怪物の姿をしっかりと見据え、トドメを刺すべく各員に号令する。 イオ「…………」 シーブック「…………」 三日月「…………」 シロー「今こそ、俺たちはデビルガンダムから町を取り戻す! 見てろフル・フロンタル……これが、俺たちの倍返しだ!!」 デビルガンダム「!!??」 マザーバンガード、そして甲板の全MSから放たれた一斉攻撃によって、デビルガンダムは木端微塵に破壊された――。 警察署:屋上での戦闘結果 ビルドストライクガンダム……中破 バーニングガンダム……中破 デビルガンダム(本体)……生体ユニットだったチナパパを奪われた後、駆け付けたシローたちの一斉攻撃によって完全に破壊される。 link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ
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ライトニングガンダムフルバーニアンLIGHTNING GUNDAM FULL-BURNERN 登場作品 ガンダムビルドファイターズトライ 型式番号 LGZ-91Fb 全高 19.4m(※) 重量 UNKNOWN 所属 聖鳳学園 操縦者 コウサカ・ユウマ 武装 バルカン砲ビーム・バルカンミサイル・ポッドビーム・サーベルビーム・キャノンハイ・ビーム・ライフル (※)データ上の設定。VSシリーズの公式サイトでは「UNKNOWN」扱いとなっている。 【設定】 コウサカ・ユウマが「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」に登場するリ・ガズィをベースに改造したガンプラとなるライトニングガンダム。 そのライトニングガンダムを強化・改修およびバックパックを新規作成した『ライトニングバックウェポンシステムMk-II』へ換装したのがライトニングガンダムフルバーニアンとなる。 『ライトニングバックウェポンシステムMk-II』はガンダム試作1号機フルバーニアンのユニバーサル・ブースター・ポッドをベースにしたブースターユニットを搭載する事によりバーニアの自由度を増加している。 武装もビーム・キャノンとミサイル・ポッドを同時に装備した事で機動力と火力が向上、それにより狙撃主体であったライトニングガンダムは高機動万能機といえる機体に生まれ変わった。 【武装】 バルカン砲 頭部に2門を内蔵している機関砲。 迎撃や牽制に用いられる。 ビーム・バルカン 左腕部に1門、シールドに2門を内蔵。 威力は低いが速射性に優れる。 ミサイル・ポッド 誘導式のミサイル。 ライトニングバックウェポンシステムMk-IIの左右にあるブースターユニット部に2基内蔵されている。 ビーム・サーベル 両腰に1本ずつマウントしている。 ビーム・キャノン ライトニングバックウェポンシステムMk-IIに2門内蔵。 砲口からはビーム・サーベルを形成可能となっており、分離する事で大型ビーム・サーベルとして使用可能。 ハイ・ビーム・ライフル ライトニングガンダムのビーム・ライフルを開放型バレルへ換装した物。 以前より連射性や命中精度が上がっている他、ビーム・キャノンと連結する事で出力を高めることができる。 また、バレルを外す事により接近戦で効果を発揮するハンドガンとして使用可能となっている。 【原作内での活躍】 ガンプラバトル選手権全国大会一回戦第一試合からコウサカ・ユウマの使用ガンプラとして登場。 ライバルとなるサカイ・ミナトのガンダムトライオン3やアドウ・サガのガンダムジエンドとのバトルを繰り広げた。 その後もアップデートは続けられ、新造バックアップを装着した「ライトニングガンダムストライダー」へ改修される。 【操縦者(ファイター)】 コウサカ・ユウマ CV:内田雄馬 聖鳳学園中等部2年生にしてチーム「トライ・ファイターズ」のメンバー。 第7回ガンプラバトル世界大会優勝者イオリ・セイの同級生であったコウサカ・チナを姉に持つ。 若くして「アーティスティック・ガンプラ・コンテスト」でグランプリを獲得するほどの天才ビルダーであったが、アドウ・サガとガンプラバトルで完膚なきまでに叩き潰され、その上「才能がない」と罵られた事がきっかけでガンプラバトルからは身を引いており、物語当初はバトルをしない模型部に所属していた。フミナとの再会やカミキ・セカイとの出会いにより再びガンプラバトルを行うようになる。 一線を引いていたがその腕前は確かで、ラルさんのグフR35の盾を落とす(ラル曰く数えるほどしかいないらしい)、高い狙撃技術を持つ。 バトルの戦法はかつてアドウに愛機をバラバラにされたトラウマから「遠距離からの狙撃」という自分の機体を傷つけない戦法へと変わり、予想外の展開には対応しきれず逃げに徹してしまうというものになってしまい、地区大会準決勝まではあまり活躍が出来ていなかった。 決勝では戦闘でのダメージがフィードバックしない設定とはいえ自分の機体の損傷を恐れない戦いを披露するのだが、その後のニールセン・ラボで因縁のアドウ・サガと再会、雪辱を晴らそうとするも再び惨敗を喫し、ライトニングを置いたまま逃げ出してしまう。 しかし、メイジン・カワグチとお互いの乗機を交換して行うバトルを経てライトニングガンダムの、自分の限界を自分で決めていたことに気づき、自身の限界を超える決意をする。 その後はセカイ、フミナと協力しそれぞれの機体を強化し共に全国大会へと向かう。 機体特性を生かしトライバーニングを乗せたり仲間が作ったチャンスに追撃したりとアシストを行うなど地味ながら勝利に貢献し続けた。 準決勝ではライバルであるサカイ・ミナトのトライオン3との激戦では互いに思いをぶつけあい、僅差で勝利をつかむ。 バトル後大会終了後の「メイジン杯」でビルダーとしても雌雄を決することを宣言する。 決勝戦では単独ではアドウ・サガのジ・エンドにライトニングを撃墜されるもバックパックで特攻し相打ちに持ち込む。 その後、メイジン杯で「ライトニングZ」を出品し見事優勝を勝ち取る。 元々ガンプラとしては可変機を好むようで、ライトニングのほかにエアマスターやライトニングZを製作。 また、メイジンのアメイジングレッドウォーリアを使ったことから後にレッドウォーリアベースの機体に乗ったりもした。 彼のライトニングはかつてのセイのようにこっそり原作に交じっていてもおかしくのない機体であったが、セカイの姉・ミライにべアッガイ3用のミニべアッガイことプチッガイといったファンシーなものやZをベースに可変機構を排しセカイの次元覇王流の奥義を盛り込んだライトニングZを作るなど、ガンダムの世界の固定観念には囚われていないようだ。 当初はガンプラバトル初心者のセカイと馬が合わず離脱しようとした際に衝突したりと喧嘩をしていたのだが、ニールセン・ラボでの一件以降画面外でそれぞれの機体をアップデートするにあたっての作業でそれなりに打ち解けたのか宙域戦闘でトライバーニングをライトニングに乗せたりと協力し合う姿が見られた。 チーム・トライファイターズではガンプラの調整を彼がメインに行っているのだが、以下の通り何かと不遇。 フミナは一人でギミック満載のウイニングガンダムを作り上げており、ユウマは実質的にセカイの面倒を見るだけ 本作の登場ガンプラはほとんどオリジナルの自作機体が多い上(*1)、何より「ビルドファイターズトライ」ではバトル重視で機体の制作や調整や修復などビルドシーンはやすりがけくらいしかない 最初はいがみ合っていたセカイとの仲も、ドラマもないままいつの間にか仲良くなっている そして因縁の敵であるアドウは最終決戦前に唐突に右手首を痛めているという設定が明らかになったうえ、単独での決戦では実質敗北してしまう(*2) 極めつけには『ビルドメタバース』ではメンバーの中で唯一出番がない(観客として登場はしている) …とメインメンバーの中ではいまいち活躍の印象が薄くなってしまっている。 むしろ「すーぱーふみな」シリーズを生み出した分、ミナトの方が目立っているところもある。 トラウマを乗り越えた辺りでユウマのストーリーは終わった、という見方が強い。 余談だが、彼の声を担当したのは内田雄馬氏で、役も本人も「ユウマ」であるため、たまに混乱したとか。どちらにも姉がいると(内田氏のお姉さんも声優の内田真礼氏)いう共通点がある。 さらに余談だがMSVに登場したジオン公国軍人の中に「ユーマ・ライトニング」なる人物がいる。トライバーニングとゴッドガンダムの名前の一件から考えると恐らく偶然だろうが面白い一致である。 【原作名台詞】 意味なんかないですよ。合体して巨大化するならともかく…トライオン3の合体を初めて見たとき、フミナから「意味はあるのか」と尋ねられた際のコメント。RGのZ、旧HGストフリ、戦隊シリーズのロボの玩具など可変ギミックや合体を搭載したガンプラやおもちゃは強度や可動が犠牲になることが多いため、ビルダー畑のユウマならではのコメントであろう。 逃げるものかぁぁぁ! 【ゲーム内での活躍】 EXVS2 トライバーニングガンダムのアシスト機体として登場。 ゲロビのような単発ダウンのビームで的確に援護してくれる。 グレイズ・アインで内田雄馬氏は既に本作に登場しているのにユウマに声がなかったが、2019年1月26日のJAEPOにて騎士ガンダムと一緒に新規追加機体として発表され、先に解禁された。どちらもコストは2500で大暴れしたところも一緒。 設定どおりの高機動射撃機体で豊かなキャンセルルートを活かして戦う機体。 武装に原作での印象深いシーンの再現が含まれており、トライオン戦で披露したスターウイニングガンダムのビットを借りてのゲロビ、決着をつけたサーベル刺しから(原作では刺した腕ごとライオン顔に噛みつかれて)ビーム・バルカンで(原作では噛まれた)腕を切り離し離脱しライフル連射、デッドエンド相手のバックパック単独での特攻を含む覚醒技など。 ガンプラ作品の例にもれず豊富な特殊台詞があり、デスティニーガンダムを見て覚悟が足りないとき(シモン戦)を思い出したり、原作では序盤に一度中断したきりのセカイと対決した際には同じ作品出身なのにオリジナルの台詞も用意されている。勿論チームを組んだ際にも熱い掛け合いをしてくれる。 また、本シリーズ参加キャラとしては珍しくエクストリームガンダムをロックした際に「あれはエクストリームガンダム」とエクストリームを知っている反応をする。(*3)もっとも、世界観的に考えると当然(前作にて、実家のレストランコウサカにヤサカ・マオが料金代わりに置いていったガンプラがある)ではあるのだが。 射撃の弾数はメイン以外ほぼ1という少なさだが、どれをとっても一級品で、中にはフルグランサのレバサブやメッサーラの特格のような修正された武装+メインキャンセルをそのまま持ってきたような性能をしており、また前格闘は追撃できる鞭というべき性能だったり…と本編の不遇さのうっ憤を晴らすかの如くの性能をしており、解禁された初週は33%の使用率を叩き出した。 あまりに大暴れしまくったためか解禁1週間で修正された。 ここまで早いのは例がなく、おそらく過去最速となる。(EXVSのX2は上方で約二週間) さらにもう一度修正されたが急速変形と変形解除を生かした逃げ、攻撃性能と全体的に高性能を保っているので主にインフレについていけない多くの機体から「これのどこが弱くなっているんだ」と言わしめる性能を保ち、登場以来強機体としての地位を保っている。 三度目のアップデートでメイン連射などの強みを消すような調整をされ、ようやく大人しくなった。 総合で両CS以外のすべての武装が下方されるという凄まじい調整経歴であった。 しかし次回作では5回下方される性能的にも運営の手腕的にも凄まじい機体が出てくるのだった…… XB 前格が格闘CSに、格闘CSが後覚醒技に移行。 一発逆転のゲロビを撃つ機会が制限され、新前格は悪くはないが武装としては前作より劣ってしまった。 特射の狙撃がゲロビと別弾数になり弾数が増え、回転率があがったが前作で失ったものに対して追加されたものが見合っていない感が強く、トライバーニング同様逆境にある。 それでも基礎コンセプトやキャンセルルートが優秀なため立ち回り次第ではまだ戦えるため同じく下方されたトライバーニングよりは遥かにマシ。 OB メインがエクシア式の3連射、前格闘に凪払いが帰還、格闘CSにトラバアシストが就任しサブの火柱を撃つ。覚醒中1回目は後覚醒技の火の鳥になる。 そして長らく死に武装ダメージがまとまらない原因となっていた各種ミサイルが強よろけに戻った。 昔懐かしの弾切れ頻発仕様でもあるのだが、強さをある程度取り戻したのもあり高い使用率を叩き出している。 とはいえバ2格闘CSは覚醒技のままで、低耐久なのもあり当時ほどのお手軽さまでは戻っていない。 全国大会のユウマのような攻めていく姿勢を持って戦いたいところ。 なお、後覚醒技と火の鳥はどちらもスターウイニングのゲートを使用するためか、同時使用はできない。 【勝利・敗北ポーズ】 勝利ポーズ 通常 両手に持っているハイ・ビーム・ライフルをビーム・キャノンに連結する 覚醒時 浮遊している状態でハイ・ビーム・ライフルを構える 敗北ポーズ バックパックが無い状態で仰向けに倒れている
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59通常の名無しさんの3倍2019/06/09(日) 21 18 18.16ID LHtsAewjO ストーカー「さて皆さん、黒幕も一応デュランダルて゛あった様子。ガンダムファイトはまだまだ終わりを見せません!彼自身は気付いていませんので、ほぉって置いて、さあ皆さんなさんご一緒に、!!ガンダムファイト!レディゴーォオォ!!!」 60オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/06/09(日) 21 50 30.82ID 1lMys5sD0 56 完全に気付かなかった。指摘どうもです 日登町 ガンダム兄弟家 地下格納庫 アルレット「できたわ! 押すとアムロが元に戻るスイッチ『大リーグボール3号くん』よ!」 セレーネ「さっそくコウが倒したアムロ兄さん(一年戦争)で実験しましょ!」ポチッ アムロ(一年戦争)「あ、ああ」 アルレット「お、痙攣してきたわね」 セレーネ「戻るかな戻るかな?」 アムロ(一年戦争)「明子姉さん!!(白目」 バタン! アルレット「はい『大リーグボール3号くん』は失敗、と」カキカキ セレーネ「あ~あ、泡ふいて倒れちゃった」 アルレット「科学に失敗はつきものよ。次いってみよー!」 セレーネ「おー!」 シュウト「ねえ、アルレットお姉ちゃんたちがやってるのって完全に人体実けn」 キャプテン「アルレットたちはアムロを元に戻すため、懸命に働いている」 アル「完全にマッドサイエンティストの目になってるよねお姉ちゃんたち」 ウッソ「実験が成功するまでにアムロ兄さんの身体が持つといいですね……」 ガラッ 劉備「大変だ! 数ブロック先にMSの一団が現れたぞ」 フリット「MSの一団? そんなのこの町じゃ珍しくないでしょ」 劉備「それが今さっき通信で宣戦布告してきたんだよ。 アンジェロ『降伏しない場合、反撃の意思ありとみなし殲滅する』 って」 61オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/06/09(日) 21 52 56.50ID 1lMys5sD0 アルレット「アラ、思ったよりガチな宣戦布告じゃない」 セレーネ「アンジェロって確か、フル・フロンタルの部下みたいなヤツでしょ? それがなんでウチを狙う訳?」 ウッソ「どこかで恨みでも買ったんですかね?」 アルレット「意外と敵が多いからね~ウチの兄弟」 マイ「しかし殲滅とは物騒な物言いですね」 フリット「そうだよ殲滅していいのはヴェイガンだけだよ」 シュウト「うん、多分そういうところが敵を作る原因じゃないかな?」 リタ「ともかく、放ってはおけないよ」 フリット「仕方ないなあ。なら僕が行ってくるよ」 リタ「フリット一人で? 大丈夫なの?」 ウッソ「だったら僕も一緒に行きますよフリット兄さん」 フリット「え? ウッソが?」 フリットはあからさまに迷惑そうな目でウッソを見た。 フリット「キオならともかく、ウッソなら来なくていいよ。僕一人で」 ウッソ「ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!! 」 ショックを受けるウッソを見て、アルレットたちは慌ててフリットを物陰へ連れていく。 セレーネ「ちょっとフリット! 今のはダメよ!」 アルレット「見なさいウッソを。思いっきり膝抱えて体育座りしてるじゃない!」 ウッソ「どうせ僕なんて……」 リタ「よしよし、元気だして」 アルレット「そもそもなんであんなこと言ったの」 フリット「え、だって目的がわからないうちから二人で行っても相手を刺激するだけでしょ」 マイ「ふむふむ」 フリット「それにキオは戦い方も素直でわかりやすいけど、ウッソの戦い方ってトリッキーだから連携取りづらいんだよね」 セレーネ「まあ確かに」 フリット「あと、僕スパローで出るつもりだから、攪乱するのも逃げるのも、一人の方がやりやすいし」 マイ「なんだ、ちゃんとした理由があるんじゃないか」 セレーネ「ていうかいつもいつも言葉が足りないのよフリットって」 アルレット「だから友達が少ないのね」 フリット「ガ━━━━━━(゚д゚lll)━━━━━━ン 」 セレーネ「ともかくアンタ、ウッソにもちゃんと構ってあげなさい。お兄ちゃんでしょ」 アルレット「そうそう。キオばっかり可愛がってないで」 フリット「え~」 セレーネ「ほら向こう行ってウッソを誘ってきなさいな」 アルレット「道中でジュースでもおごってあげなさいよ。お小遣いあげるから」 フリット「ウッソ」 ウッソ「……なんですかフリット兄さん」 フリット「さっきは……その、悪かったよ誤解を与えるようなこといって。よかったら僕と敵を殲滅に行く?」 ウッソ「……そこまで言うなら、べつに、行ってあげてもいいですけど」 リタ「よかったね、ウッソ」 あからさまに面倒そうなフリットと、どことなく嬉しそうなウッソ。 二人は連れ立って、それぞれの愛機で格納庫から出撃していった。 62オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/06/09(日) 22 37 15.03ID 1lMys5sD0 アルレット「さて、アンジェロはあの二人に任せておけば大丈夫でしょ。私たちは実験を続けましょうか」 リタ「…………」 マイ「おや、どうしましたリタ義姉さん」 リタ「うん。なんだかイヤな予感がするなって」 マイ「嫌な予感、ですか」 キャプテン「ニュータイプの未来視というものか?」 リタ「そこまでハッキリしたビジョンじゃないけど。なんだかもっと悪いことが起こりそうな」 マイ「確かに、ヅダエールといい今度の騒動は不審な部分が多い。備えをしておくに越したことはないか」 そういうとマイは階段を降りていった。 兄弟たちのMSは普段、地下一階の格納庫に収められているが、 マイのビグ・ラングやアルレットのアハヴァ・アジール、 キラのミーティアなど大型機はより深い、別の専用格納庫に収められている。 キャプテン「どうするのだ、マイ?」 マイ「ビグ・ラングをラボ・ユニットに換装する。何があっても実験の続きが出来るように」 キャプテン「了解した。私が手伝えることはあるか?」 マイ「アルレット姉さんのアハヴァ・アジールにMS用コンテナを接続してくれ。カミーユたちのガンダムを積むんだ」 キャプテン「了解した」 セレーネ「あら? マイは?」 劉備「キャプテンと下でなにかやってたぞ」 セレーネ「そっか」 その時、セレーネはあることに気づいた。 格納庫から地上に出るハッチ、それが開きっぱなしになっているのだ。 いつもは出撃した後は自動で閉まるようになっているのだが。 セレーネ「変ね。壊れたのかしら」 アルレット「フリットたちが出撃するときに引っ掛けちゃったんじゃない? 結構うっかり八兵衛だからあの二人」 セレーネ「そうかしら」 アルレット「そうそう。ハッチは後で二人に直させるとして、私たちは実験の続き続き」 首を傾げながらも、セレーネたちは格納庫からラボへと帰っていく。 63オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/06/09(日) 22 40 58.12ID 1lMys5sD0 アル「あれ? ウチにあんなMSあったっけ」 シュウト「どのMS?」 アル「ほらあれ」 アルが指差したのは、格納庫の隅に立つ、明るい灰色をしたMSだった。 シュウト「ほんとだ、見たことないね。アナハイム製のMSっぽいけど……?」 その時、カメラアイが光り、謎のMS――シナンジュ・スタインが動き出した。 セレーネ「何? どうしたの!?」 アル「大変だよセレーネお姉ちゃん!」 シュウト「家の格納庫に知らないMSが……それが突然動き出して!」 ゾルタン「フンフーンフフーン……ここがガンダム兄弟の格納庫か。なかなか壮観じゃないか」 シナンジュ・スタインのコクピットに座る義眼の男。 ゾルタン・アッカネンは鼻歌交じりにそう評した。 セレーネ「なに、あいつ……!?」 シナンジュ・スタインは格納庫を見回すと、隣接するラボにいるアルレットたちの姿を見とめた。 そして、おもむろにビームライフルを構える。 セレーネ「まさか、嘘でしょ!?」 リタ「いけない!!」 ゾルタン「撃っちゃうんだなぁこれが!!」 愕然とするセレーネたちを他所に、 シナンジュ・スタインはビームライフルの引き金をひいた。 激しい閃光が、格納庫の壁や残されていた兄弟のMSを引き裂いていった。 64オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/06/10(月) 02 17 49.35ID XLR73IRh0 激しい揺れが地下深層部の格納庫を襲った。照明が切れ、すぐに非常電源に切り替わる。 ビグ・ラングの換装作業を進めていたマイは、何事かと上を見上げた。 マイ「どうした、何があったんだ!?」 キャプテン「状況を確認中……いけない、謎のMSが格納庫に侵入。暴れている!」 マイ「なんだって? どうして気づかなかったんだ」 キャプテン「それが、センサー類がすべて無効化されている。一体いつの間に……!」 マイ「姉さんたちはどうした!」 ガンダム兄弟家 地下格納庫(地下一階) アルレットが目を開けた時、ラボは無事だった。 爆風で多少服は汚れていたが、身体はケガ一つない。 アルレット「どういうこと? わたしたち、あのMSに撃たれたんじゃ」 シュウト「リタお姉ちゃんだよ!」 アル「リタお姉ちゃんが僕らを守ってくれたんだ!」 見ると、ラボの前には金色のMSがアルレットたちを守るように立っていた。 ユニコーンガンダム3号機『フェネクス』。 シナンジュ・スタインによる射撃の瞬間、射線に飛び込み、自らをアルレットたちの盾としたのだ。 ゾルタン「金色のガンダム? 生体反応なし、無人機か?」 アルレット「リタ! 大丈夫なの!!」 アルレットはラボの窓から身を乗り出して叫んだ。 声に呼応するようにフェネクスは小さく頷く。 確かにフェネクスには誰も乗ってはない。 代わりにリタ・ベルナル――ヨナにとって最も大切な少女――の魂が取り込まれているのだ。 リタ「あいつはわたしが引き受けるよ。その間に、みんなは下に行って! マイが待ってるから」 再び地下深層部の格納庫 キャプテン「アルレットたちの無事を確認。現在、こちらへ向かっている」 マイ「リタ義姉さんの悪い予感が当たってしまったか。キャプテン、作業の進行具合は?」 キャプテン「Zガンダム、ZZガンダム、ユニコーンガンダム、ガンダムのコンテナへの積み込み完了」 マイ「上にあった他のMSの回収は絶望的か。できれば予備の弾薬なんかも持っていきたかったけれど」 ガラッ! 劉備「ついたぞ!」 アル「マイ兄ちゃん!」 シュウト「キャプテン!」 キャプテン「アル! シュウト!」 アルレット「ふう、死ぬかと思ったぜ」 劉備「失神してたアムロ(一年戦争)も連れて来たぞ」 マイ「よかった、誰も怪我無くて……セレーネ姉さんは?」 アルレット「忘れ物があるって個人用のラボに」 マイ「そうですか。心配ですがセレーネ姉さんなら大丈夫でしょう。それよりアルレット姉さん」 アルレット「わかってる。ここから脱出するのね?」 マイ「はい。コンテナ接続後、アハヴァ・アジールを起動させてください」 65オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/06/10(月) 02 20 35.02ID XLR73IRh0 69 マイの指示でアルレットは手際よくマシンの起動準備を進める。 いつもは何かとポンコツな印象のアルレットだが、エンジニアとしての腕は一級品だ。 その間に、キャプテンガンダムはマイとシュウトをビグ・ラングに乗せる。 アルレット「できたわ。準備OKよ」 マイ「こちらも出来ました。ハッチを開けます!」 大型機専用の通路に、ビグ・ラングとアハヴァ・アジールが並んだ。 マイ「セレーネ姉さんはまだか……! ハッ!?」 いつの間に先回りされたのか、通路にはシナンジュ・スタインの姿があった。 ゾルタン「逃げようってのか? それは無しだろォ!?」 アル「そんな! リタお姉ちゃんは?」 シュウト「まさかやられちゃったの?」 マイ「まずい! このままでは狙い撃ちされる……!」 ゾルタン「今度こそ避けるなよ? これ以上家を壊されたくなけりゃあさあ!」 マイが撃墜を覚悟した、その時。 「いっけえええええ!!」 ビグ・ラングの背後から二対のシールド・ファンネルが飛び出し、シナンジュ・スタインを襲う! ゾルタン「うおおおおお!?」 シールド・ファンネルはそのまま、シナンジュ・スタインを通路の外へと押し出した。 リタ「今だよマイ! 脱出して!」 リタに促されるまま、マイはビグ・ラングを発信させた。 続いてアルレットのアハヴァ・アジール。 フェネクスはアハヴァ・アジールのコンテナにつかまり、ともに格納庫を脱出した。 アル「リタお姉ちゃん!」 シュウト「よかった、無事だったんだね」 リタ「うん。実は戦闘中、落ちてきた建材に挟まれて動けなくなっちゃって。セレーネに助けてもらったの」 シュウト「セレーネお姉ちゃんが?」 セレーネ「そ。この子の力でスパスパッと輪切りにね」 フェネクスの背後には、もう一機のガンダムの姿があった。 背中に装着された、巨大なリング状の装置が特徴的な機体。 セレーネの愛機、スターゲイザーだ。 本来、宇宙の探査活動を目的とした機体だが、 背中のヴォワチュール・リュミエールから発生する光輪は物理的な破壊力をもつ。 劉備「忘れ物があるっていってたのは、これのことか」 セレーネ「これって言い方はよして。この子にはちゃんと意思があるんだから」 セレーネは口を尖らせた。 スターゲイザーには、作成中の自立型AIが搭載されている。 その研究のために、この機体は格納庫ではなく個人のラボに置かれていた。 そのおかげで、ゾルタンによる先ほどの破壊を免れたのだ。 66オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/06/10(月) 02 25 17.01ID XLR73IRh0 マイ「助かりました。リタ義姉さん、セレーネ姉さん」 セレーネ「いいのよ。それで、これからどうする?」 マイ「とりあえずカミーユたちと合流します。キャスバルくんたちを迎えに行くついでに、ガンダムも届けなきゃいけませんし」 アルレット「そうね。それがいいと思う」 眼下では、小さな爆発が起こっていた。 先ほどの戦闘の火が、地上にあるガンダム兄弟の家まで引火したらしい。 アル「あ~あ、僕たちの家がミンチより酷いことに」 シュウト「うん、兄ちゃんたちのケンカで壊れるのは日常茶飯事だけど、こんなに酷いのは珍しいよね」 キャプテン「大丈夫だ。すぐに元に戻せる。協力して、また立て直そう」 劉備「そのためにも、さっさとアムロたちのケンカを終わらせないと……あっ!」 劉備が声をあげた。視線の先には、炎の中に立つシナンジュ・スタインの姿。 シナンジュ・スタインもまた、空を行くビグ・ラングを見つけたらしい。 スラスターを吹かしまっすぐに向かってくる! 劉備「やばい! おおい、このMSって武装ないのか? 迎え撃たないと!」 マイ「すまない。今のビグ・ラングは研究用のラボ・ユニットに換装してるから武装はほぼないんだ」 アルレット「ならお姉ちゃんが……」 セレーネ「やめときなさいよ、アルレット姉さん操縦クソ下手なんだから」 アルレット「ひどいわセレーネ。ぐっすん、涙が出ちゃう。女の子だもん」 劉備「落ち込み方もイチイチ古いな、アルレットは」 リタ「なら、またわたしが行くよ。今度こそ、あいつをおさえる!」 だが、動こうとしたフェネクスを片手でスターゲイザーが制した。 セレーネ「ダメよ。リタちゃんにはアムロ兄さんたちを元に戻す装置作りって仕事があるでしょ」 リタ「でも、このままじゃ」 セレーネ「大丈夫。ここは、私とスターゲイザーに任せておきなさいな」 そういうと、セレーネは機体を空中に躍らせた。 スターゲイザーは、MSとは思えぬ軽やかな動きでシナンジュ・スタインへと飛ぶ。 セレーネ「キャプテン、劉備! アルとシュウトのこと守ってあげてね」 キャプテン「セレーネ!」 マイは一瞬逡巡した。 果たして、セレーネ一人をここに残していいものか。 しかしすぐに覚悟を決めると、スターゲイザーを置いて空域を離れる。 セレーネはその様子を確認し、満足そうに微笑むとシナンジュ・スタインに向かって啖呵を切った。 セレーネ「さあ来なさい。私とスタゲちゃんがアンタの相手よ!」 ゾルタン「……おい、なんだよそのガンダム。よく見たらロクな武装が無いじゃねえか。試験機か、実験機か?」 セレーネ「この子は宇宙探査用の実験機よ。なにか問題ある?」 ゾルタン「大アリだろ。なんだ、せっかく人が勢い込んでやってきてみたら、相手をするのは素人の乗る実験機だ?」 ゾルタンの口調が、徐々にヒートアップしていく。 ゾルタン「それとも、失敗作相手には二流のガンダムで充分だとでも? 誰が失敗作だ、誰が出来損ないだ!」 セレーネ「なに、こいつ……ヤバイ!?」 唐突に激昂したゾルタン。そのプレッシャーに、セレーネの額から汗が一粒、流れ落ちた。 セレーネ・マクグリフ【スターゲイザー】 VS ゾルタン・アッカネン【シナンジュ・スタイン】開戦――! 67通常の名無しさんの3倍2019/06/10(月) 02 42 06.52ID XLR73IRh0 読み直してたらアルとマイを逆に書き間違えてるとこを何ヵ所か発見… ※編集者注:わかる範囲で修正したつもりですが、抜けがあったら修正をお願いします もし読んでる人がいたら脳内補完しといてください link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ
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766オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/06/20(土) 21 11 02.55ID Qhdm6nuU0 日登町中央区:高校の体育館 ガンダム兄弟とフル・フロンタルの対話は、他の端末でも生中継されていた。 学校に避難していた多くの人々は、現状を知るため固唾をのんでその様子を見守っている。 フロンタル『“そう、汝の名は……チナパパなり!”』 チナパパ(メタル)inデビルガンダム『…………』 キララ「ちょっと……これって近所の喫茶店のマスターでしょ? あのデビルガンダムを使ったゲテモノ料理で有名な」 レイジ「ゲテモノ言ってやるなよ。気持ちはわかるけどさ」 アイラ「そうよ。ああ見えて意外と食べると美味しいのよ脂が乗って」 レイジ「おまえ……アレ喰ったのかよ……」 フレイ「おじさん……90でデビルガンダムに連れ去られたと思ったらあんなことに……」 ミリアリア「う~ん、こっちかな? それともこっち……あ、これは構図がダメだわ」 フレイ「ちょっと、それでアンタはさっきから何してるの?」 ミリアリア「何って、おじさんがデビルガンダムに連れ去られた決定的瞬間の写真を選んでるんじゃない。私たち、唯一の目撃者なのよ」 フレイ「それはそうだけど」 ミリアリア「この事件の規模、これは歴史に残る一枚になるわ。ふっふっふ、これで今年のカイ・シデン賞はいただきよ!」 フレイ「ほんとアンタって娘は転んでもただじゃ起きないっていうか……」 フレイが呆れているところへ、眼鏡姿の姉弟が声をかけてくる。 ユウマ「あの、すいません。できたらその写真、僕たちにも見せてくれませんか?」 ミリアリア「それは構わないけど……あなたたちは?」 チナ「わたしはコウサカ・チナ。こっちは弟のユウマです。今、デビルガンダムに乗っている人……あれ、私たちのお父さんなんです」 767オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/06/20(土) 21 11 48.72ID Qhdm6nuU0 学校:地下格納庫 不安に駆られる人々をよそに、ガンダム兄弟とフロンタルの対話は続いていた。 今ではハロ長官をはじめとする警察の幹部、鉄華団の団長であるオルガやCBのメンバーも参加している。 ハロ長官「それじゃあ、アムロ・レイとシャア・アズナブルの喧嘩を発端とする一連の騒動は、すべて君が仕組んだんだね?」 フロンタル『そうだ』 オルガ「なら、歳星からの通信で俺たちを火星に呼び出したのも」 フロンタル『私の仕業だ』 スメラギ「コロニーで紛争が起こりそうという偽情報をヴェーダに流したのも」 フロンタル『私がやった』 キャプテン「日登町全域に通信障害を起こしたのも」 フロンタル「私だ」 アルレット「MAやELS、シド、デビルガンダムを暴れさせたのも」 フロンタル『それも私だ』 シン「くそっ! いけしゃあしゃあと言いやがって」 キラ「気に入らないよね。なんでもかんでもすべて自分の思い通りっていうのが」 ウッソ「そうですよ! “それも私だ”って、どっかのSRPGのラスボス気取りですか」 ティエリア「バカな! イノベイターでもイノベイドでもない人間がヴェーダにアクセスできるはずが……」 フロンタル『それに関してはリボンズ・アルマークがいい仕事をしてくれた』 マイ「兄さんたちのパイロットスーツに仕込んだ『ヅダエール』といい、あなたはこの計画のため、随分入念な準備をしていたようですね」 フロンタル「お褒めに預かり光栄だよ、オリヴァー・マイ。君の作った『ヅダエール』なしではこの計画は成立しえなかった」 フロンタルの謝辞に、マイは一瞬複雑そうな表情を浮かべる。 マイ「……まだわからないことがあります。あなたは、これだけの事件をどうやって同時に起こしたのですか?」 アセム「同時に……ってどういうことだ?」 マイ「考えてもみてくれ。アムロ兄さんとシャアさんのケンカも、デビルガンダムの覚醒もELSの大暴れも、一つだけならこの町じゃよくあることだ」 オルガ「いや、一つとしてよくあることじゃねえからな普通の町なら!」 ジュドー「オルガさん……残念ながらこの町普通じゃないのよね」 ベルリ「そうそう」 マイ「それでも、この騒動がここまで大きくなったのは、そのよくあることが“同時に起こった”からだ」 カミーユ「そうだよな。初めはアムロ兄さんとシャアさんのケンカを止めるだけのはずだったのに」 フリット「デビルガンダムたちが現れたせいで、僕らや警察も手が足りなくなって、ここまで対応が後手後手に回ってしまったんだ」 マイ「この騒動が、全てあなたの計画通りだとしたら、いったいどうやって様々な事象を“同時に起こした”んですか? あなたはまだ、僕たちの知らない『何か』を隠し持っているんじゃないですか?」 マイの問いかけに、フロンタルは薄ら笑いを浮かべるばかりで何も答えない。 フロンタル『おや、もうこんな時間か。明日も忙しいのでね。私はそろそろ休ませてもらうよ』 マイ「待ってください! まだあなたには聞きたいことが……」 フロンタル「続きは明日、直接会ってからにしよう。楽しみにしているよ、ガンダム兄弟」 そう言い残し、通信は切断された。 768オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/06/20(土) 21 14 14.93ID Qhdm6nuU0 ドモン「くそ、フル・フロンタルめ……!」 アルレット「結局、肝心なことは何もわからなかったわね」 ヨナ「そうだな」 アセム「そんなことはない!」 バナージ「アセム兄さん……」 アセム「この騒動は、すべてアイツが仕組んでいたんだろ? なら、アイツを倒せば解決だ!」 フリット「はあ、アセム兄さんが言うほど、単純な話じゃないんだけどな」 シロー「だが、一理はある」 ガロード「そうそう。目的を探るにしたって、結局直接会わなきゃ始まんないだろ。なら、今度はこっちが乗り込む番だ」 シン「フロンタルのアジト、ネオジオン社にか……」 キラ「ま、多分罠だと思うけどね。100パーセント」 アセム「なら、その罠ごとあいつの計画を叩き潰してやるだけだ!」 劉備「随分燃えてるな、アセムのヤツ」 キャプテン「ゾルタン・アッカネンに家を襲撃されたのが原因だろう。あの出来事で、アルとシュウトは随分悲しんだ」 リタ「兄弟の中で、一番弟想いだからねアセムは」 アルレット「どのみち、セレーネだって助け出さなきゃだし、ネオジオン社に行くのは決定か」 俄然盛り上がるガンダム兄弟。そこへ、ずっと黙って聞いていた三日月が口を挟む。 三日月「で、どうやって行くの?」 シン「どうやってって、そりゃあ……」 三日月「ネオジオン社があるのって、確か西区の端っこだよね。そこまで歩いてくの? デビルガンダムの中を?」 ベルリ「ああ……その問題があったか……」 シロー「明日はデビルガンダムの掃討作戦もある。日登町警察署にある本体を叩くためにも、それは避けられない問題だな」 オルガ「なら、俺らが行くぜ。イサリビなら装甲も厚いし、ネオジオン社まで殴り込みをかけてやる」 アルレット「正直それはオススメしないわね。いくら装甲が厚いと言っても、戦艦クラスが空を飛んでちゃいい的になるだけだわ」 スメラギ「私たちのトレミーでトランザムを使っても?」 アルレット「多分たどり着くのは厳しいでしょうね」 ドモン「ならば! バーニングガンダムの超級覇王電影弾で活路を……!」 キラ「出たよドモン兄さんの脳筋発言」 アルレット「いや、いくらアンタでも普通に問題外だから。もっとこう、少数の部隊をピンポイントで送り込む方法があればいいんだけど」 バナージ「それも極力目立たないように、ですか」 マイ「…………」 ヨナ「ずっと黙っているな、マイ」 シロー「ひょっとして、何か手があるのか?」 マイ「ええ。実は一つだけ考えていることがあります。……僕、ちょっと電話してきていいですか」 そう言ってマイは席を立った。 マイ「……もしもし、ワシヤかい? うん、僕だ。……うん、こっちは平気だよ…… そうか、みんな会社に集まっているんだね。それは都合がよかった。……うん、うん、わかってる。 それで、この事態を収拾するためにも、『アレ』を持ってきてくれないか? そう、地下に分解して置いてある『アレ』だよ」 769オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/06/20(土) 21 18 29.90ID Qhdm6nuU0 日登町中央区:学校 AM02:00 学校の体育館で、ミネバたち小学生は折り重なるように寝ていた。 今日一日いろいろなことがあったせいか、皆泥のように眠っている。 そんな中、マリーメイアだけが不意に目覚めた。 マリーメイア「う……ん? なんだか外がうるさいな」 「よーし、おまえらドンドン運び込め!」 「20数年ぶりに、小学校にエントリイイィィィィィィ!!」 「貴様ら! いまは夜中だぞ! もう少し静かに作業できんのかウジ虫ども!」 「いや、姉さんの声も相当うるさいから」 不思議に思ったマリーメイアが外をのぞくと、いつの間にか、校庭には巨大な構造物がいくつも運び込まれていた。 アルミリア「ふわああ、どうしたんですのマリーメイア?」 ミネバ「なんだかそとがうるさいな。ん? 校庭になにかあるぞ? たいほう、か?」 マリーメイア「あ、あれは……」 その巨大なシルエットを見て、マリーメイアの脳裏にはいつかのトラウマが思い起こされる……。 日登町:学校の校庭 ヨナ「これか、マイ。おまえがヨーツンヘイムの連中に持ってこさせたのは」 マイ「はい。試作早朝出勤用人間大砲QCX-76A、通称『ヨルムンガンド』です」 ジュドー「ああ、前にトレーズさんから発注されたヤツね」 シロー「あの時は試射で通りがかりのMAは撃墜されるし、砲弾役のトロワはミンチになるし、後始末が大変だったぞ……」 ガロード「アレ? でも前見た時よりずいぶん大きくない? コレ」 モニク「前回のタイプはあくまで試作型。これがヨルムンガンドの本来のサイズなのだ」 兄弟の会話へ入ってきたのは、気の強そうな赤毛の女性。 マイの同僚のモニク・キャディラックだ。 マイ「モニクさん。こんな夜中に呼び出してすいません」 モニク「かまわんぞ。私たちも丁度会社で暇を持て余していたからな!」 エルヴィン「そんなこと言って姉さん……ずっとマイさんの無事を心配してたくせに」 モニク「う、うるさい!」 アセム「それで、これが本来のサイズってどういうことなんですか?」 モニク「元々、このヨルムンガンドは人間大砲ではなく、MSを打ち出すカタパルトとして開発していたものだからな」 マイ「まあ、企画当初は普通のプラズマ・ガンだったんだけどね。MSの台頭で方針転換せざるを得なくなったわけさ」 ヨナ「MS用カタパルト……そうか、これで!」 マイ「はい。僕たちのMSを、ネオジオン社と警察署にピンポイントで送り込みます」 770オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/06/20(土) 21 23 10.89ID Qhdm6nuU0 ジュドー「うわあ……いかにもマイ兄らしい無茶な作戦だな」 ヘンメ「くくく、開発したはいいが結局決済がおりず、地下で眠ってたコイツが、巡り巡って日登町を救うとはなあ」 マイ「こちらは同僚のアレクサンドロ・ヘンメさん。ヨルムンガンドの発射オペレーションを担当します」 シロー「よろしくお願いします」 ヘンメ「任せな。こんな大仕事、大砲屋冥利につきるってもんだぜ」 そういって髭面の男は豪快に笑った。 『ヨルムンガンド』で打ち上げたMSによる、超高々度からの強襲。 それがシローとマイが立案した、反撃のための作戦だった。 マイ「それで、強襲作戦に参加する人員は決まったんですか? シロー兄さん」 シロー「ああ、それなんだが、まずネオジオン社の方は……」 アセム「そっちは俺が行くよ」 マイ「アセムが?」 アセム「ああ。フル・フロンタルのせいでアルやシュウト、弟たちは散々辛い目に遭ったんだ。一発殴ってやらなきゃ気が済まないよ」 ヨナ「確かにアセムなら腕も立つし、AGE-2は損傷も少ないしな。フロンタル相手でも引けは取らないだろう」 シロー「アセム。最低でも、セレーネ姉さんさえ救出できればそれでいいんだ。くれぐれも無理はするなよ?」 アセム「わかってるつもりだよ、シロー兄さん」 ガロード「なら、俺もアセム兄さんについていくよ」 アセム「いいのか? ガロード」 ガロード「俺もフロンタルのやり方は頭に来てるしね。……それに、向こうにはフロスト兄弟もいるだろうし」 ヨナ「これでネオジオン社は決まりだな。デビルガンダムの方はシローが行くんだろ?」 シロー「ああ、俺と08小隊が担当する。それと、イオがフルアーマーガンダムをもって後から合流してくれるって話だ」 ジュドー「う~ん、でもデビルガンダム相手じゃまだ心もとない感じだね」 デュバル「ならば! 我々が手を貸そう!!」 マイ「デュバルさん!」 モニク「おい貴様ら、なに作業を放り出して……」 カスペン「ヨルムンガンドの組み立て作業は滞りなく進んでいる! 何も問題はない!」 ヨナ「ヒソヒソ(誰だ、この異様にテンションが高い人たちは?)」 ジュドー「ヒソヒソ(あの人らもマイ兄の同僚だよ、一応ね)」 ソンネン「へっへっへ、坊主、ドロップ食うかい?」 ガロード「前々から思ってたけど、それ本当にただの飴なの?」 ホルバイン「こう周りをデビルガンダムに囲まれてちゃあ、オチオチ漁にも行けやしねえ。それじゃ困るのさ」 アッガイタン「モキュ!」 デュバル「日登町を襲った、前代未聞の大事件……。今こそヅダの活躍を見せつけ! ジオニックに一泡吹かせるとき!」 モニク「ええい、貴様はまだそんな私怨で動いて!」 ギャーギャー!! プルツー「うるさい……」 プル「も~全然眠れないよ~!」 こうして、決戦に向けて日登町の夜は更けていく…… セイ「……本当にいいんだねセカイ」 セカイ「そんなの、とっくに腹は決まってるさ」 セイ「じゃあ行こう! 僕らも、デビルガンダムのところへ!!」 771オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/06/21(日) 01 38 15.08ID tDAqQ86V0 日登町中央区:学校の裏庭 AM03:00 セイ「あ、いたいた委員長!」 チナ「イオリくん……」 セカイ「どうしたんだよユウマ。突然いなくなったって、フミナ先輩が探してたぜ」 ユウマ「セカイ、セイさん……」 セイ「ここはデビルガンダムに近くて危ないよ。僕が作ったドムシェルターに一緒に戻ろう」 チナ「うん……」 しかし、コウサカ姉弟は一向に動こうとしない。 ただ、悲しそうな表情で、遠くで蠢くデビルガンダムヘッドを見つめていた。 チナ「ねえイオリくん。イオリくんは知ってるよね。今、デビルガンダムに乗ってる人が誰なのか」 セイ「え?! え、あ、うん……」 セカイ「え? なに? 三人とも知り合いなのか? なんかおっさんが乗ってたけど」 ユウマ「はあ……セカイ。今、デビルガンダムに乗ってるあのオジサンはな……僕たちの父さんなんだ」 セカイ「へ~親父さんか。そういえば似てるな眼鏡とかって……えええ!??」 突然告げられた事実に、セカイは驚きを隠せない。 セカイ「な、なんで!? なんでおまえの親父さんがデビルガンダムなんかに乗ってるんだよ!?」 ユウマ「そんなのこっちが聞きたいよ!」 セイ「委員長、君たちのお父さんに一体何があったの?」 チナ「昨日はお父さん、ラジオの収録が終わった後、南区の山に新鮮なデビルガンダムヘッドを取りに行ったんだけど……」 ユウマ「その途中で、目覚めたデビルガンダムに攫われたらしいんだ」 そう言って、ユウマはミリアリアから借りた写真を見せる。 ユウマ「これが、そのとき一緒にいた人が撮った、攫われる瞬間の写真だ」 セカイ「マジかよ……」 セイ「待って! その写真僕にもよく見せて」 チナ「なにかわかったの? イオリくん」 セイ「うん。この端の方に、なにか白いものが見切れてない?」 ユウマ「本当だ……なんでしょう、これは」 セイ「これはプロペラントタンクだよ。大きさと角度からして、多分シナンジュタイプのものだ」 セカイ「シナンジュって……あの全裸野郎の機体か!」 ユウマ「じゃあやっぱり、父さんをさらった仕掛け人は……」 セイ「うん、フル・フロンタルで間違いないと思う」 チナ「ああ、そんな……」 772オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/06/21(日) 01 39 00.41ID tDAqQ86V0 チナはショックのあまり、膝からがっくりと崩れ落ちる。 チナ「どうして? どうしてお父さんが攫われるの? お父さんはMSのパイロットでもなんでもない、ただの料理人なのに……!」 セイ「委員長……」 ユウマ「くそっ! きっと罰があたったんだ。僕たちがやめろっていうのも聞かず、デビルガンダム料理なんて作るから!」 セカイ「やめろよユウマ。親父さんのこと、そんな悪く言うもんじゃねえ」 ユウマ「だけど……!」 重苦しい雰囲気に周囲が包まれる中、 同じように二人を探しに来ていたホシノ・フミナがセカイたちを見つける。 フミナ「あ、こんなところにいた! ユウくん! セカイくん!」 マオ「こんな夜中になにしてたんですか? 逢引きですか?」 ユウマ「フミちゃん……みなさん……」 ギャン子「夜更かしは美容の大敵でしてよ。さっさと戻りましょう」 チナ「でも……」 ラルさん「チナくん、それにユウマくん。君たちの不安な気持ちもわかる。だが、無理して倒れでもしたら、それが一番お父さんを悲しませるのではないかね」 ユウマ「ラル大尉……」 マオ「心配せんでも大丈夫ですよ! あんなデビルガンダムの一体や二体、ベルリはんたちガンダム兄弟がパパッとやっつけてくれますって!」 ミライ「明日、警察とガンダム兄弟がデビルガンダム掃討作戦をやるって私も聞いたわ。だから、安全なところで一緒に応援しましょ、ね?」 チナ「……はい」 フミナ「さあ、ユウくんも」 ユウマ「はい。……すいません迷惑かけて」 ミライ「そんなの全然気にしなくていいから」 セカイ「なあユウマ。それなら気晴らしに……」 セカイが何気なく声をかけようとしたとき、ユウマは小さく呟いた。 ユウマ「くそ……僕がMSのパイロットだったなら、父さんを助けに行けるのに……!」 それは、他の誰も気づかないような小さな独り言だった。 だが、セイとセカイだけは、その言葉を聞いて足を止める。 セイ「…………」 セカイ「…………」 セイ「ねえセカイ。ぼく、今考えてたんだけど。明日のことについて」 セカイ「奇遇っスね。俺もです」 二人は顔を見合わせ、お互いの意思を確認した。 そして一つ頷くと、並んで校庭の方へ向かっていった。 773オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/06/21(日) 04 36 27.76ID tDAqQ86V0 日登町中央区:学校の校庭のテント AM03:15 学校の校庭では、マイの指示でヨルムンガンドの組み立てが着々と進んでいる。 その近くに張られたテントには、作戦に参加する08小隊のメンバーが集まっていた。 ミケル「はあ……」 エレドア「どうした、ため息ついて」 カレン「ビビってんのさ。ほっときな」 ミケル「なんですかその言い方! 仕方ないでしょ?! あと数時間で、僕らデビルガンダムの中心に行くんですよ!」 サンダース「なんだお前。本当にビビっていたのか」 ミケル「そりゃビビりますよ! 隊長の無茶な作戦は慣れっこですけどね、今回はさすがに無茶が過ぎますよ!」 エレドア「まあ確かにな。さすがの俺も、初めて作戦を聞いた時は驚いたぜ」 サンダース「まさか人間大砲とはなあ……」 ミケル「ですよね!?」 「嫌なら、やめたらいいんじゃないの?」 そこへ、ギョロ目にタンクトップ姿の、不愛想な少年がテントへ入ってくる。 サンダース「君は確か隊長の弟さんの……」 エレドア「覚えてるぜそのタンクトップに愛想のない表情! お前確か、ヒイロ・ユイだよな!?」 三日月「違うけど? 俺は三日月。ヒイロなら昨日自爆してそれっきりだよ」 エレドア「あ、そうだっけ……」 カレン「あんたかい、隊長がいってたもう一人の作戦参加者ってのは」 三日月「うん。シロー兄さんもそうだけど、オルガに言われたからね。昨日半日寝てた分、明日はしっかり働けって」 サンダース「三日月……そうか、彼は昨日シドに捕まっていた……!」 エレドア「なのに目覚めた途端、逆にシドをブッ壊したっていうあのガンダムのパイロットか!」 ミケル「ていうかなんなんだよ、背中のそのコード」 三日月「あ、これ? 邪魔だったらゴメンな。俺、今これでバルバトスと繋がってないと動けないんだ」 三日月の背中に接続された長いコードは、現在テントの外にいるバルバトスまで伸びている。 阿頼耶識システムが外せない現状での苦肉の策だ。 三日月「それで、さっきも言ったけど、嫌ならやめればいいんじゃない? 別に俺は困らないし」 三日月のまっすぐな目で見つめられ、ミケルはうろたえる。 だが一瞬の逡巡の末、彼は覚悟を決めたようにパイプ椅子に座りなおした。 ミケル「言っとくけどね! この小隊の要は実は僕なんだよ! 僕がいなくなったら、みんな困るの! だから! やめませんよ!」 エレドア「お、言うなあこいつめ!」 カレン「ふ……」 そこへ、シローを先頭に、アセムとガロード、それからモニクたちヨーツンヘイムの面々も入ってくる。 シロー「よし、みんな揃っているな。それじゃあ作戦ミーティングを始めるぞ!」 774オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/06/21(日) 04 43 44.41ID tDAqQ86V0 AM 03 50 シロー「……以上が今回の作戦の概要だ。 俺たちは夜明けと共に、ヨルムンガンドでネオジオン社と警察署にそれぞれ向かう。 何か質問はあるか?」 三日月「ないよ。大体わかった」 ミケル「ホントかよ。お前、隊長が話してる間メモも取らずにぼんやりしてただけじゃないか」 三日月「え? メモなんて取らなくても一回聞けばそれで全部わかるでしょ」 エレドア「マジでか」 ガロード「三日月兄の場合、本当にわかってるんだよなあ」 アセム「一応、俺たちは後でもう一回タイムスケジュールを確認しておくか」 カレン「意外だね。ヨーツンヘイムの連中が来るとは聞いてたが、アンタまで参加するとは」 モニク「ふん、私以外にウチの連中をまとめられる人間がいないのでな。面倒だが仕方ない」 ソンネン「へへっ、よく言うぜ。マイのヤツに頼まれて、二つ返事で答えたくせに」 モニク「黙れウジ虫!」 シロー「それじゃあみんな、作戦開始まで、各々機体の整備と補給のチェックを……」 「「ちょっと待ったあああ!!」」 ミーティングが終わりかけたその時だった。 勢いよく、少年が二人、テントに入ってくる。 シロー「お前たちは……セイとセカイか」 アセム「どうしたんだ? こんな夜中に」 セイ「あの、実は……」 セカイ「俺たちも、デビルガンダム掃討作戦に入れてください!」 シロー「なんだって!?」 モニク「おい、どういうことだ」 サンダース「わからん。俺たちも何も聞いてない」 ミケル「ていうかあの二人、ただのガンプラファイターでしょ!? なんでこんなところに……」 そこへ、ヌッ、と強面の男、ヘルベルト・フォン・カスペンが二人の前に立ちはだかる。 カスペン「貴様ら、我々の部隊に入りたいというのだな?」 セイ「は、はい!」 カスペン「歳は!?」 セイ「13です!」 セカイ「14です!」 カスペン「実戦経験は!?」 セカイ「生身での格闘と、あとガンプラバトルを少々であります!」 セイ「ぼ、ぼくもガンプラバトルならちょっとは」 カスペン「敵を見たことはあるのか!?」 セイ・セカイ「「ありません!!」」 カスペン「このような子供が入隊希望とは。これは、私の栄光を侮辱するものである!」 775オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/06/21(日) 04 47 47.90ID tDAqQ86V0 カレン「まあ確かに、いくらこの町と言えど、これはちょっとお話にならないね」 モニク「この作戦はガンプラバトルのような遊びじゃないんだ! MSもない子供は帰れ!!」 セカイ「俺たちは遊びに来たんじゃありません! 仲間の親父さんを、助けるために来たんです!」 ホルバイン「仲間の親父……? そうか、今デビルガンダムに乗ってるオッサンは……」 セイ「それに! MSならあります!!」 カスペン「なんだと?」 セイ「出ろおォォォォ!! ガンダアァァァァァァム!!」 セイはテントの外に出ると、ガンダムファイターよろしく空に向かって指を鳴らした。 すると、校庭にあったドム型の遊具が割れ、中からMSが現れる!! 三日月「へえ……」 アセム「あれは……セイのビルドストライクガンダム! しかも実機だって!?」 セイ「こんなこともあろうかと! ネットオークションで買ったストライクを、ビルドストライクに改造してたんです!!」 ガロード「あ、キラ兄に頼まれてオークションに出してたストライク。落札したのセイだったんだ」 アセム「アレ、本物のストライクガンダムの改造機かよ!」 シロー「どうりで最近、ウチの格納庫でストライクガンダムを見ないと思ったわけだ……」 セイ「このビルドストライクがあれば、僕だってデビルガンダムと戦えます! だから……」 カスペン「そっちの赤い髪の小僧はどうだ。貴様もMSを持っているのか?」 セカイ「俺!? 俺はMSは持ってないけど……でも、俺には次元覇王流があります! だから、絶対に足手まといにはなりません!」 モニク「拳法だと? ダメだ、MSで無ければ話にならん!」 セカイ「そんな……」 デュバル「よし、わかった少年。心意気に免じて、君に一機ヅダをやろう。それで私と一緒にゴーストファイターの汚名を……」 ドモン「待ってくれ」 窮地に陥ったカミキ・セカイ。 そこへ突然、ドモン・カッシュが現れる。 シロー「ドモン!」 セカイ「アニキ……どうしてここに?」 ドモン「思いつめた顔で歩くお前の顔が気になってな。悪いが話は全て聞かせてもらった」 驚くセカイをよそに、ドモンはシローに向き直った。 776オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/06/21(日) 04 50 45.13ID tDAqQ86V0 ドモン「俺からも頼む、シロー兄さん。友の父親を救うため、セカイを作戦に加えてやってくれないか?」 シロー「ドモン、いくらお前の頼みでも、機体をもってない一般人を同行させるわけには」 ドモン「機体ならある」 シロー「え?」 ドモン「俺のバーニングガンダム。あれをセカイに託す」 セカイ「え、ええええ!!?」 シロー「バーニングガンダムか……」 ドモン「あれにはモビルトレースシステムが積んである。たとえMS戦が素人でも、次元覇王流を使えるセカイなら足手まといにはならんはずだ」 セカイ「い、いいの本当に? 俺がバーニングガンダム使っても」 ドモン「なにを言う。元々バーニングガンダムはお前の方が使い慣れているだろう? それに、お前にはELS戦で励ましてもらった恩もあるしな」 セカイ「師匠……!」 そう言ってドモンは世界の肩に優しく手を置いた。 思いがけず差し伸べられた救いの手を前に、セカイは感極まって涙ぐむ。 それでもなお、シローは渋い顔だ。 シロー「しかし……」 カレン「いいんじゃないか、隊長」 サンダース「ただでさえ人手不足なんです。この際、練度には目を瞑りましょう」 エレドア「むしろ、俺としちゃやる気を評価したいね。なんせ救出する対象が、名前も知らねえモブみたいなオッサンじゃあ、どうもテンションが上がんなくてさ」 ミケル「あ……」 モニク「言ってしまったか……」 カレン「アンタ……みんな薄々思ってたけど空気読んで黙ってたことを……」 エレドア「え、あ、ごめんなさい」 カスペン「話は決まったようだな。貴様ら、名前は!」 セイ「イオリ・セイです!」 セカイ「カミキ・セカイです!」 カスペン「よかろう。本日この時より、貴様ら二名を我がカスペン戦闘大隊の一員として迎え入れる!」 セイ・セカイ「「はい! よろしくお願いします!!」」 カスペン「うむ、いい返事だ」 シロー「いや、あの、一応この部隊は08小隊と協力者ってことで、戦闘指揮官は俺なんだけど……誰も聞いてないな」 ガロード「うん、無理だよシロー兄。あっち無駄にキャラが濃すぎるもん」 アセム「よかったな、セイ、セカイ……」 こうして、デビルガンダム掃討作戦にセイとセカイが加わった。 時刻は AM 04:00 作戦が始まる夜明けまで、あと一時間……! link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ
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特徴 基本情報 EQUIPMENTS 基礎能力値 バーストタイプ アクション 登録タグ 特徴 ガンダム、発進します! やはり、このコックピットが一番落ち着くな 形式番号RX-78(-2)(*1)。誰もが知る伝説のMS。連邦の切り札と言うべきMSで、後に連邦で「ガンダム神話」なるシンボル的機体が多数製作されるきっかけにもなった。 地球連邦軍がジオンのMS「ザクII」に対抗すべく起こした、起死回生の開発計画「V作戦」に基づき試作された。コスト度外視で当時の最新技術を惜しみなくつぎ込んだ結果、堅牢なルナ・チタニウム製の装甲(*2)・MSとしては初のビーム兵器の実用化といった高い汎用性を持ち合わせている。 当時としては化け物じみた性能により、僅か4ヶ月程度で200機以上のMS・15機以上の艦船・5機以上のMAを撃墜する戦果を挙げている。その強さ故ジオンからは「化け物」「白いやつ」「白い悪魔(*3)」と大いに恐れられた。 戦争後半になるとゲルググ等ガンダムを上回る機体が続出するようになるが、完成から終戦までの4か月間戦い抜いてこれたのは、ガンダムの反応速度が追い付けなくなるほど上達したアムロの操作技術のおかげ。 初代ガンダム無双よりレギュラーとして参戦。 シリーズの顔だけであって全体的に攻撃スピードが速く、チャージ攻撃は格闘・射撃が揃っており非常に使いやすい。ゆえにスキル選択を格闘系か射撃系か迷うハメになる贅沢な悪魔。 相変わらずSPは殲滅力が低い。SP1は少し改善され、巻き込み範囲が広がり射程距離も(以前よりは)長くなった。最後のジャベリン投擲は雑魚を吹き飛ばす上に多段ヒットするのでMAにも有効。C6の殲滅力やゲージ回収力もあって連発出来るのも美味しいだろう。勿論タイマンでも使える技なので気兼ねせずにガンガン使っていこう。ただし後述の通り射程の短さには注意。 パイロットのアムロとの相性は非常に良く、戦闘ニュータイプとマグネットコーティングの組み合わせの爆発力は凄まじく一方的に殴れる。元々早めの攻撃速度がさらに速くなりバーストの戦闘ニュータイプで周囲の敵機がスローになる為、最高難度でも時間が許す限りタコ殴りが可能。(*4) ガンダム00に出てくるオーガンダム(実戦配備型)と似ているので、リボンズが乗ると……!?そうさ、これはボクの機体だ!!ボクなら一人でV作戦、できるんだけどね 基本情報 登場作品 機動戦士ガンダム メインパイロット アムロ・レイ(UC.0079) 全員搭乗可能条件 ガンダムのプレイ回数が10回以上 EQUIPMENTS 武装 対応技 ビームサーベル N1~N6,C2,C4,C5,SP1,D1~D5 ビームライフル C1,C6,CS ガンダムハンマー SP2 ハイパーバズーカ C3,JSP,DC 基礎能力値 項目 数値 カンスト数 FIGHT 159 2 SHOT 173 1 DEFENSE 185 2 ARMOR 4500 2 MOBILITY 200 2 THRUSTER 400 2 ※カンスト不可能(右は必要スロット数) バーストタイプ マグネットコーティング 攻撃速度が上昇する アクション 攻撃アクション 行動 属性 範囲 備考 通常攻撃 N1 ビームサーベル 格闘 前方 逆袈裟。全体的に素早い攻撃 N2 上向きの左薙ぎ N3 上向きの右薙ぎ N4 やや踏み込んで斬り払い N5 右斬り上げ N6 跳びあがってからの着地斬り チャージ攻撃 C1 ビームライフル 射撃 前方 普通のBR。レベルアップで最大5連射可能 C2 斬り上げ→ビームジャベリン投擲 格闘 前方短範囲 サーベルで斬り上げ。ボタンホールドか入力で追加効果発動。前作からシールドアタックがジャベリン投擲に変更だが、気になるほどの変更ではない。投擲も格闘属性でここからBDで空中コンボへ以降する事ができる C3 ハイパーバズーカ連射 射撃 前方長射程 ハイパーバズーカを前方へ発射。そこそこ爆風範囲は良く、射程もいいため殲滅に使える。ボタンホールドか追加入力で最大4連射するため、インパルスやスナイプ装備で撃つと殲滅力さらにアップ! C4 ビームサーベル二刀流→袈裟斬り 格闘 前方→前方中範囲 右→左の順でビームサーベルを振り抜く。ボタンホールドか追加入力で右斜め前に前進しつつ袈裟斬り。発生良し、威力良し、範囲そこそこ良し、マグネット・ハイとの相性良しとなんでも使える強力攻撃。SPゲージも溜まりやすいので格闘系のパイロットの場合、こちらが主力に C5 跳び斬り上げ 格闘 前方短範囲 空中始動。跳び斬り上げ、ただそれだけだがシンプルなため使いやすい。発生も早めなので敵エースの通常攻撃に割り込む事も可能 C6 ラストシューティング 射撃 全方囲短射程 真上にBRを掲げ機体周辺に衝撃波を出す不思議射撃攻撃。広範囲なため殲滅しやすいが、発生が遅いためタイマンではC6より、使いやすいC4を使うことを推奨ちなみに、真上に放つビームライフル部分にもちゃんと当たり判定がある。結構強力。敵キャラに当てることはほぼ不可能だが、戦艦の真下で撃つと戦艦の耐久力が結構削れるため、覚えていて損はない。 チャージショット CS ビームライフル 射撃 前方 BRを両手で構えて狙撃。「所謂DQN砲。」射程距離が長いため使いやすいが微妙に上方向に撃っているため、遠距離では当たらない SP攻撃 SP1 ビームジャベリン→投擲 格闘 前方短範囲→前方中射程 ジャベリンを連続突き、〆に高威力のジャベリンブン投げ。威力が高く、雑魚を上手く使えばモビルアーマーにも非常に有効。投擲は判定の大きい格闘属性貫通弾になったのである程度殲滅出来るようになった。が、やっぱり射程は短く、そもそも攻撃中は一切前進しない為過剰に期待しないように SP2 ガンダムハンマー 格闘 全方囲短範囲 ハンマーを周辺に振りながらゆっくり前進、〆にクルッと一回転。ほとんど動かないかつ範囲はSP1より狭いため使いづらい。威力は高めなのでタイマン用と考えるべき JSP 2丁ハイパーバズーカ 射撃 前方中射程 BZを二丁被いてゆっくり連射。実弾の為殲滅力は低い。空中コンボの〆に。浮かし属性でエースには途中で受身を取られてしまう為、ノックダウン装備で ダッシュ攻撃 D1 ビームサーベル 格闘 前方 右切り上げ。素早くブンブン振る D2 左水平斬り D3 右斬り上げ D4 D1と同じ D5 D2と同じ DC ハイパーバズーカ 射撃 前方中射程 無双2のBZに戻った。範囲はそこそこ 登録タグ 1st アムロ・レイ カンスト不可能 ガンダム マグネットコーティング 機動戦士ガンダム
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RX-79(G) 陸戦型ガンダム 特徴 COST EXP SIZE HP EN 攻 防 機 移 宇 空 地 水上 水中 17200 390 M 9600 104 21 21 19 6 - - A - C 武装 名前 威力 EN MP 射程 属性 命中 CRI 備考 ビームサーベル 3500 14 0 1~1 BEAM格闘 85% 5% 100mmマシンガン 2800 12 0 2~4 連射 90% 5% ミサイルランチャー 3000 12 0 3~5 射撃 80% 15% 180mmキャノン 4700 24 0 4~6 射撃 75% 5% アビリティ 名前 効果 備考 シールド防御可能 「防御」コマンド使用可能。防御時、敵から受けるダメージを40%軽減。 支援防御可能 「支援防御」コマンド使用可能。味方の攻撃を代わりに引き受ける。リーダーエリア内に位置する同チームのユニットが反撃時のみ、使用可能。 開発元 開発元 2 ガンダム 3 ガンダムEz8 3 陸戦型ジム 2 ブルーディスティニー1号機 2 ブルーディスティニー2号機 2 ブルーディスティニー2号機(ニムバスカラー) 2 ブルーディスティニー3号機 3 ピクシー 3 ガンダム(ベーシック) - - - 設計元 設計元A 設計元B 設計不可 開発先 開発先A 開発先B 開発先C 開発先D 2 陸戦型ジム 3 ブルーディスティニー2号機 4 ガンダムEz8 5 ピクシー 捕獲可能ステージ ステージ ブレイク詳細 ワールドコア1バルバドロ(シナリオ) CHALLENGE MISSION1 備考 登場作品『機動戦士ガンダム第08MS小隊』 ガンダムの地上用先行量産機。その名のとおり陸上専用。 「ガンダム」の名を冠するMSに珍しく、ビーム射撃武器なし。PS装甲が怖い。 火薬・ジャンク屋との相性は良い。 Ez8にするとビームライフル復活。しかしやっぱり陸上専用。
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ZGMF-X09A ジャスティスガンダム ジャスティスガンダム パーツデータ ZGMF-X09A ジャスティスガンダム 分類 BBR 購入価格 腕部攻撃 移動タイプ パーツアビリティ オプション装備 HG [[ スクラッチ(レベルアップ)]] GP MG [[ スクラッチ(レベルアップ)]] GP 分類 BBR 購入価格 腕部攻撃 移動タイプ パーツアビリティ オプション装備 その他固有装備 HG [[ スクラッチ(レベルアップ)]] GP MG [[ スクラッチ(レベルアップ)]] GP 固有EX等を持たない機体の場合は上の表を、持つ場合は下の表を使用する。ついでに解説文を3~5行、長過ぎないように。 ジャスティスガンダム パーツデータ 頭部 機体耐久度 スロット コスト 物理耐性 ビーム耐性 反応速度 アビリティ オプション HG Lv01 % % % Lv?? ????? --- Lv★ % % % MG Lv01 % % % Lv?? ????? Lv★ % % % 胸部 機体耐久度 スロット キャパシティ 物理耐性 ビーム耐性 スラスター アビリティ オプション HG Lv01 % % Lv?? ????? --- Lv★ % % MG Lv01 % % Lv?? ????? Lv★ % % 腕部 機体耐久度 スロット コスト 物理耐性 ビーム耐性 外し補正 格闘攻撃力 アビリティ オプション HG Lv01 % % % Lv?? ????? --- Lv★ % % % MG Lv01 % % % Lv?? ????? Lv★ % % % 脚部 機体耐久度 スロット キャパシティ 物理耐性 ビーム耐性 移動速度 アビリティ オプション HG Lv01 % % % Lv?? ????? --- Lv★ % % % MG Lv01 % % % Lv?? ????? Lv★ % % % 背部 機体耐久度 スロット コスト 物理耐性 ビーム耐性 ブースト速度 アビリティ オプション HG Lv01 10920 1 1430 0.56% 0.56% 110% Lv03 フェイズシフト装甲Lv01 大型可変翼+高出力スラスターLv01 フルバースト ファトゥム-00 Lv★ 116000 4 16650 7% 7% 132% MG Lv01 % % % Lv03 フェイズシフト装甲Lv01 大型可変翼+高出力スラスターLv01 フルバースト Lv★ 117500 4 16875 7% 7% 134% 武装 名称 系統 HG MG [[]] [[]] デベロップ一覧 派生元 対応部位 派生先 対応部位 頭部 胸部 腕部 脚部 背部 頭部 胸部 腕部 脚部 背部 ブリッツガンダム ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ --- --- --- --- --- --- デュエルガンダム ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ --- --- --- --- --- ---
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コンボ、立ち回り、対策についてはガンダムDX(対策)へ 正式名称:GX-9901-DX GUNDAM DX パイロット:ガロード・ラン ティファ・アディール コスト:3000 耐久力:700 変形:○ 換装:× 覚醒技:○ 射撃 名称 弾数 威力 備考 射撃 DX専用バスターライフル 8 75 コスト相応のBR サブ射撃 ビームソード投げ 1 70 足を止めて投げる。銃口補正はいいが、誘導はほぼしない 特殊射撃 ツインサテライトキャノン 2 296 18秒で自動1発チャージ・最大2本ストック。爆風で250ダメまで低下?覚醒中は芯に当てると約360ダメ、爆風は約310ダメ? 特殊格闘 Gビット 呼出×2 1 60 追従型アシスト1本30ダメ 変形射撃 ビーム砲×2 2 150 変形解除中でもリロードされる同時hitで150、ずれがでると142ダメ 変形格闘 赤外線ホーミングミサイル 2 159 変形時の主力。闇討ちに使える 格闘 名称 入力 威力 備考 通常格闘 パンチコンボ NNNN 210 殴り→殴り→手刀→蹴り 派生 打ち上げアッパー N前 129 前格闘 突進突き 前 90 BD格とは異なり短い 横格闘 斬り→突き刺し→蹴飛ばし 横NN 173 3段格闘 派生 斬り→突き刺し→切り払い 横N横 177 レバー左右で切り払い方向変化 後格闘 切り上げ→切り飛ばし 後N 144 短時間で終わる BD格闘 突進突き BD中前 95 前作より、発生も攻撃時間も長い 覚醒技 名称 入力 威力 備考 G-bitキャノン 3ボタン同時押し 351 爆風でも威力が下がらない? 称号 名称 条件 レアリティ 値段 備考 炎のMS乗り 対人50勝 プラチナ 250,000 解説 攻略 射撃武器【メイン射撃】DX専用バスターライフル 【サブ射撃】ビームソード投げ 【特殊射撃】ツインサテライトキャノン(覚醒時:Gファルコン合体ツインサテライトキャノン) 【特殊格闘】Gビット 呼出 【変形射撃】ビーム砲×2 【変形格闘】赤外線ホーミングミサイル 変形について 格闘【通常格闘】パンチコンボ 【前格闘】突進突き 【横格闘】斬り→突き刺し→蹴飛ばし 【後格闘】切り上げ→切り飛ばし 【BD格闘】突進突き 【格闘射撃派生】ビームソード投擲 覚醒技Gビットキャノン 外部リンクしたらばDXスレ DX動画 【更新履歴】新着4件 12/01/08 現状に即して微修正 11/05/26 アップデートによる変更などを修正 11/03/28 ビットのダウン値などを修正 11/02/14 変形について加筆しました 解説 攻略 機動新世紀ガンダムXよりガロード・ランの駆る、後期主人公機・ガンダムDX(ダブルエックス)が登場。 コスト3000として全体的に高い基本性能を持ち、一瞬で大ダメージを奪えるサテライトキャノンで戦っていく万能機。 赤ロック距離は長く、実は8(キュベレイ、V2ガンダム、クシャトリヤなどと同じ)である。 ちなみに、長射程の代表格であるストフリの赤ロック距離は8.2。 耐久が3000帯平均より高い700で、ターンエー、マスターに次ぎ、ユニコーンと同等。 BD回数は3000帯平均の7回で、BD持続も平均的。 BD速度、BD慣性などの機動面でも低機動組(生ユニ、生00、∀など)を凌駕し、3000として相応の部類に入る。 以上のように、機体の基本的な性能はコスト3000の中でも高い。 特に赤ロック距離は射撃寄り万能機に匹敵するレベルで、赤ロック距離と高耐久を両立しているのは本機のみ。 しかし、サテライトと変形ミサ以外に遠距離で有効に機能する武装がなく、赤ロックこそ長いが遠距離戦は不得手。 覚醒でサテライトが大幅に強化されることからも後衛よりも前衛が得意。 反面、赤ロックの恩恵を存分に受けられるサテライトは、有効射程の長いゲロビとして闇討ちにも使える。 武装は中距離以近向けのものが多く、BR、サーベル投擲、追従型のアシスト(Gビット)を3本柱に立ち回る。 しかし、クアンタや運命などの近距離寄り機体とまともに接近戦でぶつかるのは難しく、 変形による中距離戦も交えながら戦っていく。中~近距離が最も得意な間合いである。 距離をおいた場合、変形ミサとサテライト以外にプレッシャーをかけられる手段がないので、位置取りには注意を。 格闘は3000万能機相応で、狙い所で十分振っていける性能。特に横格闘はなかなかに高性能。 格闘とサテを組み合わせたコンボ(サテコン)もあるため、狙えるところでは一気に大ダメージを奪いたい。 サテコンはマント持ちに対して特に有効で、マントを剥がしつつフルダメージを与えられるため、練習しておくべし。 前述の通り、機体の基本性能は3000の中でも高いのだが、メインBRがやや枯渇しやすい欠点がある。 チャージショットがなく、他の機体でいうバズーカ的な撃ち切りリロードの武装もない。 そのため、BRの依存度が高いのだが、BRを節約する手段にやや乏しい。 変形ミサ、Gビット射撃、振れるところでは格闘を振っていくなど、節約できるところでは積極的にBRを節約したい。 覚醒時のサテ強化の他にも、弾の回復という意味でも覚醒恩恵の高い機体であり、前衛向きである。 以上のようにBRが枯渇しやすいという欠点はあるが、それ以外は基本性能が高く目立った穴がない。 サテ自体も自動リロードになっているため、前作ほどピーキーではなくなった。 もちろんサテを当てないとダメ負けしやすいことに変わりはないため、虎視眈々と隙を狙おう。 覚醒時はサテの基本性能強化とスパアマがつき、かなり強引にねじ込むことができる。 変形中でも全ての武装がリロードされるので、前作とは違って気軽に変形できる。 変形中覚醒しても変形が解除されないため、そのまま逃げ回る事もできる。だいぶ器用になった。 変形時のBD持続と攻撃能力が前作に比べ大幅に強化されており、特に変形BD持続は破格の8秒。 これは3000コスト標準のちょうど2倍であり、変形を絡めればブースト有利もとりやすい。 変形ミサも大幅に強化されたので、要所要所で変形ミサを撒いていこう。BRの節約にもなる。 が、さすがにターンXのCSのような太い射撃やストフリのサブなど弾速が速い武装は避けにくい。 注意点として、サテライトとGビットは覚醒でリロードされない点には注意。 ただし、覚醒時のリロード短縮効果はある。 覚醒サテが非常に強力なので、覚醒時にサテが弾切れという事態は避けよう。 勝利ポーズはサテライトキャノン系で敵を倒した場合、サテライトキャノン展開。 それ以外の場合はBRを構えてポーズ。 敗北時は原作最終話でのヴァサーゴCBとの戦闘の後、損壊状態で宇宙空間を漂うシーンの再現。 2010/11/29のアップデートまとめ 特格による任意発射の大幅弱体(入力後の内部硬直が大幅にアップ) 変形直後のビットリロードバグ修正 2011/05/26のアップデート確定分 サブのリロードが5秒→3秒に変更発生が若干高速化 特格の射撃硬直軽減 変形格闘の仕様変更 2011/05/26のアップデート体感報告文 足回り(上昇、速度、旋回等)が向上? 射撃武器 【メイン射撃】DX専用バスターライフル [常時リロード 3秒/1発][属性 ビーム/よろけ][ダウン値 2][補正率 70%] コスト相応のBRだが、依存度が高い。 DXの生命線であることは言うまでもなく、バラ撒きは厳禁。 弾切れするとかなり苦しいので、弾数管理には細心の注意を払おう。 サブ、特格へキャンセル可能。ちなみに振り向きメインの硬直を特格で消せる。(特格のリロード中は不可) アプデで擬似連射は不可能になったが振り向き硬直消しはまだ可能。 【サブ射撃】ビームソード投げ [打ち切りリロード 3秒/1発][属性 実弾/短期スタン][ダウン値 0.5][補正率 70%] 足を止めてビームソードを投擲する。当たれば空地問わずスタンし、その後ダウンする。 発生が早いが誘導は皆無。発生がかなり早く、格闘迎撃にも使えるDXの接近戦での最後の砦。 スタン時間は最も短い部類の1秒(スタンからダウンまでの時間が短い)なので追撃は最速以外は受け付けない。 唯一の実弾兵装なので、ビームを無効化する相手への迎撃手段となることを忘れずに。 誘導性は無いに等しいので中距離ではBRによるヒットバックを拾うのが精一杯。 射撃戦なら単に弾幕に混ぜるのではなく、しっかり当てるべき。 ダウン値が非常に低い事も特徴。メイン→サブ≫メインではダウン値4.5で非強制ダウン。 特にスタン中にメインなどのよろけ攻撃が入ると、よろけで上書きされてしまう事には気をつけたい。 低ダウン値ながら補正はBR並みであり、コンボダメに関してはサテにでも繋がない限りBR始動より低い。 前述の通りスタン時間も短いので、サブ始動でダメを伸ばすという使い方は出来ない。 この武装は、防御に使うなら迎撃に、攻撃に使うならBR→サブで素早くダウンをとって片追いに持ち込む武装。 リロードが短くすぐに使えるので、BRからサブに繋げて片追いループもできる。 スタン時間は短いが、そのままダウンさせる特性上、拘束時間はそれなりにある。 しかし、高度があると受け身が間に合うので、その点は油断しないように。 キャンセル時は40ダメージ。特格にキャンセル可能で一応メイン→サブ→特格と直接繋がる。 分かりにくいが地上撃ちが可能。ただし、地上撃ちにもかかわらずなぜかブーストを消費するため、意味はない。 アシスト展開中ならば地上撃ちサブ→特格で内部硬直が切れてすぐにブーストが回復し歩けるようになる。 またサブ→特格で機体1機分程度の高さから降りた場合、オバヒよりも短い着地硬直になる。 オバヒ硬直を晒すくらいならコレ。機体2機分以上だと普通の着地になってしまうので注意。 【特殊射撃】ツインサテライトキャノン(覚醒時:Gファルコン合体ツインサテライトキャノン) [時間リロード 18秒/1発][属性 照射ビーム/ダウン][ダウン値 0.13*20*2][補正率 4*20*2(覚醒時5*25*2)%] 「世界を滅ぼされてたまるかあ!」 【通常時】 ガンダムDXを象徴する戦略兵器。戦闘開始時は弾数0だが、18秒ごとに1発補充される。 最大弾数は2発。ゲーム中は形態に関係なく随時リロードされる。 ちなみに1発ストックごとにガロードが「月が見えた!」と喋る。覚えておいて損はない。 もちろん、この台詞は仕様上相手にも筒抜けなため、サテが補充されたことはバレる。 空撃ちモーション中にリロードが完了しても発射されない。 空撃ちだとマイクロウェーブの受信が行われない描写の為か。 威力、範囲、爆風などは照射ビームの中でも最強クラス。さすがはサテライトといったところか。 生当てすれば約300ダメージ、爆風が入っても約250ダメージを一瞬で奪う。 銃口補正もトップクラスで、通常時でも近距離なら90度近く標的を追う。特に横に強く、縦に少し弱め。 ただし、発生が遅く、発射ワンテンポ前に銃口補正が切れるため、結果的に生当ては少々やりにくい。 発生が遅めな上、マイクロウェーブ受信のエフェクトがあるため発射がバレバレで、見られていると迎撃される。 BRや格闘から確定で繋がるサテコンがあるため、通常時はサテコンと絡めるほうが使いやすい。 通常時は1hit19ダメージで、20hitのビームをほとんど重なった状態で2本照射する。 ビームが地面、障害物に命中すると爆風(威力10、補正3%、ダウン値0.15の多段ヒット)が発生する。 この手の照射ビームの例に漏れず着弾は一瞬で、遠距離からでもプレッシャーをかけられる貴重な武装。 前述の通り、マイクロウェーブ受信のエフェクトから遠目からでも発射がバレバレなのが難点。 相手のダウン復帰後、黄色ロックから無敵解除までの間も銃口補正が効き続けるため、 爆風も考慮した起き攻めの選択肢はかなり有効。 「爆風のみ」だと158ダメージ。ズンダ1回分と考えればなかなか侮れない。 レバー下+特射入力で視点変更をカットできる。覚醒時も同様。 覚醒でリロードはされないが、リロード短縮効果はある。およそ12秒~13秒になる模様。 【覚醒時】 覚醒中はGファルコンとドッキングしてサテライトを発射。 発生が早くなり、銃口補正も強化され、ビームがさらに太くなり、威力もさらに増加する上、スパアマがつく。 ヒット数も25hitに上昇し、威力も1hit25に増加。しかし、補正率は5%と若干悪化している。 生当てで約350、爆風が入っても約300もの大ダメージを一瞬で奪う。 加えてスーパーアーマー効果がつくため、強制ダウン攻撃さえ食らわなければゴリ押し発射が可能に。 相手が格闘を振ったのを見てから覚醒→即発射は初見ではかわせないだろう。 ただし、スパアマがつくのはドッキング直後からで、ドッキング前のほんの一瞬の間はついていない。 目で見てからその一瞬に反応するのは不可能なほどの僅かな間だが、 「特射入力直後の一瞬はスパアマがついていない」ということは覚えておこう。 この性質上、密着状態で出すより、僅かに離れて(2ステップ~3ステップ程度の距離)発射するほうが安全。 更に発射後一定時間でスパアマが切れるので注意。 ビームが極太でZZよりも太く、強銃口補正やスパアマなどの要素が合わさり、ねじ込み性能はトップクラス。 生当て性能もトップクラスだが、1hitあたりの威力が高くコンボパーツとしても優秀なので、生当てに拘る必要はない。 BRから繋いでも約300ダメージを叩きだす。 なるべくなら敵高コスをダウンさせた後、敵低コスに襲い掛かり覚醒サテをねじ込むのが極めて有効。 相手側の体力調整を大幅に狂わせることができる。 2本ビームに爆風もあるので、シールドを捲る事がある。特に空中から対地に向けて撃つとめくりやすい。 滅多に無いが一応正面から角度を付けずに撃っても捲れることがある。相手からすれば相当な不運。 スパアマ武装に共通する弱点として、強制ダウン武装が苦手。 相手が強制ダウン武装を持っている場合、スパアマに頼ったゴリ押し発射が阻止されることがある。 【特殊格闘】Gビット 呼出 [打ち切りリロード 20秒/1発][属性 ビーム/よろけ][ダウン値 0.8×2][補正率 90%×2] 「俺を援護してくれ!」 自機の左右に2機のビットMSが出現。 DXの奪ダウン力、BR節約、自衛に大きく貢献する貴重な武装。 出現時、及びメイン射撃や特格入力に連動してBRを撃ってくれる。(変形中のメイン、特格入力にも反応する) 展開後は自機に追従し、特格入力で足を止めずにビットにBR発射指令を送る。 メイン、サブからキャンセル可能。展開中に振り向きメイン、サブからキャンセルすれば自由落下に移る。 追従型アシストとしては高耐久(耐久値120以上、ルナザクのメインに耐える)だが、追従速度が遅い。 自機に追従してくるが、自機のほうがスピードが速いので、Gビットと離れてしまうことが多い。 しかし、逆にそれが強力で、Gビットと距離を取るように動くことでGビットの生存力と有用性が格段に上がる。 GビットとL字を作るように動くことでセルフL字射撃が可能。 DXはBRで足を止めないが、ビットはその連動射撃で足を止めるため、この間に移動して位置取りを調節しよう。 特格によるBR発射司令でもGビットは足を止める。BRを節約する場合はこちら。 このGビットをうまく使えるかどうかで制圧力がかなり変わってくる。 いくらGビットの耐久が高めとはいえ、クアンタのBD格のような巻き込み性能の高い格闘を喰らうと、 まず間違いなくビットが殉職する。気を付けよう。 遠めからの伸びのある格闘を振ってくる相手に関してはGビット出現時のビームで迎撃可能。 アシストゆえの発生保障があるので、たとえ射撃入力してBR発生前にDXが攻撃されようともビットは撃ってくれる。 ビット自身の射撃硬直は結構長く、ズンダをしていると自機の2発目のBRには連動できず、3発目に連動する。 ビットのビーム自体は細めだが速度、誘導はDXのBRと同程度。 慣性ジャンプや変形である程度の高度をとった上で振り向きメイン→特格入力すると高速でストンと落下する。 上下誘導の強くない多くの攻撃を回避しつつ、弾幕を張りながら先着地することができる。 クアンタBD格やマス横格、運命のブメなどと近距離で対峙する上では不可欠な択。 フルクロス格CS中N格など上下誘導の強い武装は喰らいついてくるので注意。 ビットBR1本でダメージは30。補正は-10%。 追従時間は20秒で、消滅後にリロード開始。変形中でもリロードあり。リロード時間は20秒。 サテライト同様に覚醒ではリロードされないがリロード短縮効果はあり、その場合は10秒でリロード完了となる。 【変形射撃】ビーム砲×2 [打ち切りリロード 3秒/2発][属性 ビーム/よろけ][ダウン値 ][補正率 10*2%] Gファルコンから前作とは違って間隔広めでやや細めのビームを2本打ち出す。 1本でBRと同じ75ダメ。同時hitで150ダメ。ずれると142ダメ。 今回は何故か赤色ということもあって見た目はZのビームガンに似ている。 フルヒットで強制ダウン。見た目以上に当たり判定が大きく、開幕直後に撃てば引っ掛かる事も。 フォビサブのように相手の移動方向を読んだ曲げ撃ちおよび弾速を生かした格闘カットにも使える。 並列の上範囲が広く、リロードが速いので前作とは違いかなり実用的な武装になっている。 リロードは非変形時でもされる。 【変形格闘】赤外線ホーミングミサイル [打ち切りリロード 3秒/2発][属性 実弾/ダウン][ダウン値 0.9*6][補正率 10%] Gファルコンから弾数1消費で、6発のミサイルを打ち出す。単発35ダメ、補正率10% 前作のように真横にも撃てるわけではなく、一度機体正面に撃ってから誘導がかかる。 そのため、横に動きながら発射しても当たらない反面、置き撃ち・曲げ撃ち(いわゆるモンキー撃ち)が可能。 直接当てにいくなら前移動か斜め前移動から撃とう。 誘導、威力は前作以上に強力で、変形中はどちらかというとこちらがメイン武装。 6発のミサイルが「ある程度バラけつつ標的に誘導していく」ため、多数ヒットこそ難しいものの、 引っ掛け性能は前作からは想像できないほどに強力に。硬直が短く2発連続発射が可能。 強制ダウンまで当たると159ダメ。同時ヒットが起これば163ダメと火力面でも非常に実用的。 上昇or下降せずに撃つと弾の密集具合が高まるため、引っ掛けやすさと引き換えに同時ヒットを起こしやすい。 非常に優秀な変形時DXの主力だが、これをいつも2発撃つためだけに変形するのは動きが読まれやすい。 変形ちょい飛び→解除などを使い、「変形=変形ミサではない」と相手に思わせることも重要。 リロードは非変形時でもされる。 5/26のアップデートにより、集弾性は上がったが横への誘導が若干劣化したという報告多数。 以前のようにバラけ範囲で引っ掛けるという使い方から見れば弱体化 変形ミサを全段ヒットさせてダメージを取る(カスあたりが減る)と見れば強化 変形について DXの変形は3000コスト帯で唯一の特権。 変形時はブーストの持続が大幅に伸び、武装も通常時にはない高性能なものが使える。 BRの弾数に悩まされるDXにとって手数を増やす有効な手段でもあるので、覚えておいて損はない。 また、他機体を圧倒するブースト量は、攻めにも逃げにも活用できる。 BD持続が一般的な3000のちょうど2倍の8秒という破格の長さに加え、変形中なのでそもそもズンダがない。 そのため、8秒という数値が示す以上にブースト差が出やすく、ブースト有利をつくるためにも変形を使いこなしたい。 弱点は、Gファルコンとドッキングすることにより当たり判定が大きくなることとBD速度が若干遅いこと。 BRなどの判定の小さい武装でも、角度(軸の合い方)によっては斜め移動でも回避できないことがある。 もちろん、高弾速武装や強誘導武装はより引っかかりやすいので、相手によっては使用を控えるべきである。 変形方法はジャンプボタンを押しながらレバーを変形したい方向に2回倒す。 変形中はレバーを入れた方向に旋回・前進し、レバーをNに戻すと変形が解除される。 また変形中はジャンプボタンを一回押すと上方向に、2回押すと下方向に向く。 特にこの上方向に向くのは大事で、変形時の回避手段や銃口修正に使える。 見合った射撃戦では、特に変形に引っ掛けやすいTXCSやストフリサブなどを相手が撃つ気配を見せたときには、 ミサイルを撃たないで変形を即解除するなどの択を見せよう。 変形解除時は慣性でかなり滑り、相手と軸がずれていれば大抵の攻撃をかわしながら着地することができる。 解除の硬直はやや長めだが、その分よく滑ってくれるので、格闘圏外ならかなり安全に着地できる。 BD中に変形すると自動でターゲットを高速追尾する。この時、しばらく変形解除ができない。 この動きは便宜上ホーミングダッシュ、通称HDと呼ばれている。 このHDは、F91のM.E.P.Eやヒルドルブのスモークディスチャージャーに関係なく追尾する。 つまり「変形メインが当たる方向を向く」という事である。 変形メインは前にまっすぐにしか飛ばないので、使うために覚えておいて損はない。 変形自体はそれなりに硬直のある行動なので、見られている場合は安易に変形すべきではないが、 こちらを無視して相方を片追いしている相手には非常に強力に機能する。 上下誘導をきっちりしてくれるため、相手の慣性ジャンプすら喰うことができるのが強み。 HD変形中はミサから変形メインを繋げることができ、ヒット数によるものの200前後のダメージを一瞬で奪う。 終盤で自分の体力には余裕があるが相方がミリだったり、一落ち前の半覚を吐き終わって先落ちする場面などでは、 自分が見られていてもある程度被弾覚悟で使ってかまわない。 「被弾しないのが理想だが、被弾しても大きな問題ではない」という状況で光る。 余談だが、Gファルコンとドッキングしているので、変形というよりは合体と言った方が良いかもしれない。 格闘 3000相応の性能は持っているが、全体的に動作が遅く、出し切りまでいくとカット耐性に難がある。 射撃派生や横Nで発生するスタンにより、コンボの安定感は高く、サテを組み込んだサテコンもある。 狙えるところでは十分に振っていける性能なので、状況に応じてコンボの種類を選んでカット耐性をつけたい。 【通常格闘】パンチコンボ 原作でフロスト兄弟に放ったパンチコンボ。余談だが、覚醒サテの台詞は原作では4段目の蹴りの時にいっている。 前作特殊格闘と全く同じモーション。1段目前派生でアッパーも同様。 近距離の相手の着地を見てから狩れる高い性能を持つ。 判定は優秀で気持ち早めにボタンを押すと格闘の差し合いで相手に勝てることが多い。 また、敵が自分の真正面にいる場合は斜めに移動しないからか横軸がずれている場合よりも大きく伸びる。 もちろん、真っ直ぐ標的に進むため射撃による迎撃には引っかかる。 前作よりダウン値が低くなっている。NN NNNNで強制ダウン。 前派生→射撃派生の後に特射キャンセル不可能になった。また3段目の動作が長めに。 モーションが全体的に遅めでダメ効率も少し悪いので、攻め継かサテコンに繋げたい。 通常格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値 単発ダウン値 属性 1段目 パンチ 65(80%) 65(-20%) 1.7 1.7 よろけ ┣前派生 アッパー 129(60%) 80(-20%) 2.5 0.8 ダウン ┗2段目 パンチ 121(65%) 70(-15%) 2.0 0.3 よろけ ┗3段目 手刀 167(53%) 70(-12%) 2.5 0.5 特殊よろけ ┗4段目 蹴り 210(43%) 80(-10%) 4.5 2.0 ダウン 【前格闘】突進突き パッと見はBD格闘と同じモーションだが、細かいところで違う。 BD格闘と比べるとほとんど伸びないが、4hitほどしかしないので短時間でダウンを取れる。 しかし、威力もBD格闘と比べて低い。射撃派生で145ダメ。 N・横格闘が刺さったがカットの危険があり、出し切りもサテコンも危険で、かつBRも温存したいときに、 素早くダウンをとって離脱するために便利。 前格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値 単発ダウン値 属性 1段目 突き 90(80%) 24(-5%*4) 1.8? 0.45*4? ダウン 【横格闘】斬り→突き刺し→蹴飛ばし 原作で見せた雑魚相手の斬りモーションの詰め合わせ。 全ての性能が手堅く纏まっていて使いやすい3段格闘。3段目の補正が重く、出しきりからはダメが伸びない。 前作横格闘と同じ挙動であり横派生も健在だが、後派生は削除された。 2段目にスタン効果がある。これを利用して横N BR≫各種格闘や横N≫サテライトが繋がるので、 クロスボーン系のマントや対射撃バリアを剥がすために余裕があれば狙っていきたい。 しかし、スタン時間が短く低空だとこぼす。機体1機分の高度があるか完全に接地している相手には安定して入る。 前作が異常だっただけかもしれないが、範囲が少し狭くなり微妙に引っ掛けずらくなった。 密着状態だとこれよりもN格を使った方がよく、敵とちょっとだけ距離がある時に当てる目的で使う。 よく回り込み、発生、判定、伸び、突進速度の全てをそれなり以上のレベルで備えていて使いやすい。 また敵の反撃格闘が確定しない距離ならば、射撃に気を付けていればBD慣性を経由せずにステップに繋げられる。 横格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値 単発ダウン値 属性 1段目 斬り 65(80%) 65(-20%) 1.7 1.7 よろけ ┗2段目 突き刺し 121(65%) 70(-15%) 2.0 0.3 スタン ┣3段目 蹴飛ばし 173(45%) 80(-20%) 2.9 0.9 ダウン ┗横派生 斬り払い 177(53%) 85(-12%) 3.0 1.0 ダウン 【後格闘】切り上げ→切り飛ばし 終止多段Hit。DXの格闘の中では出し切りの時間が短い。見た目とは裏腹に判定は弱め。 2段目で叩き付けるように切るため、敵にダウン復帰されにくい。オバヒ硬直を取られない場面なら出してもいい。 初段で強制ダウンさせれば少しだが相手を打ち上げられる。 後格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値 単発ダウン値 属性 1段目 切り上げ 76(80%) 40*2=76(-10%*2) 1.8? 0.9*2? ダウン ┗2段目 切り飛ばし 144?(65%) 30*3?(-5%*3) 3.3? 0.5*3? 叩きつけダウン 【BD格闘】突進突き 前方ビームソード突き出し。ガリガリやってる時間が非常に長く、前作のようなカット耐性は見込めない。 前作と同じく射撃派生は当たらない場合が多い。視点変更がないので当てたときはサーチ変え推奨。 今作は前作で距離が離れてる時に出した場合のタメ動作を必ず入れる。 要するに発生が遅く、判定出っぱの突撃ではなくなってるので、前作のような格闘機キラーは難しい。 伸びはDXの最大で突進速度も結構速いが、限界辺りで剣先ギリギリに当てるとカスヒットになりダメージも低い。 BD格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値 単発ダウン値 属性 1段目 突き 95(80%) 10*10(-2%*10) 2.0? 0.2*10? ダウン 【格闘射撃派生】ビームソード投擲 前作と同様、どこからでも派生できるハイパービームソード投擲による追撃。実弾のスタン属性。 NEXTデスサイズのバスターシールドのように螺旋エフェクトが付き、非常に大きく見える。 格闘コンボ中にカットが怖い場合は、途中でこれを投げて素早く離脱するのもあり。 今作では吹き飛び方などが大きく違うため前作と同じタイミングで投げても当たらない場合が多い。 特格へのキャンセルルートが存在しない以外はサブと同性能と思われる。 覚醒技 Gビットキャノン 「世界を滅ぼされてたまるかぁー!!」 DX本体と2機のGビットからのサテライトキャノン。DXのサテライトはGファルコン合体ツインサテライト。 視点変更あり。こちらは特射と違い下入力での視点変更解除が不可能。 非常に逆転要素の高い武装で、使うなら必中の気構えで。 特射に比べて発生が非常に速く、ストフリサブやサザビー照射並で、しかも銃口補正が強い。 最大の特徴はサテの爆風の威力がサテライト本体と同じレベルに高いこと。これを利用した使い方もある(後述)。 『かつて戦争があった』までとはいかないが、範囲が極太で至近距離の強引な巻き込みを狙えるレベル。 2機のGビットがDX本体の両脇に横並びになってサテを発射するので、全てのゲロビの中で最も太い。 ファルコンサテライト同様にドッキング~照射開始まではスーパーアーマーが付属されている。 強制ダウン武器を持たない格闘機などに対してはゴリ押しで使用するのも有効。 ビットの銃口補正はほぼ無いがDX本体はかなりの強銃口補正を誇り、高飛びを喰えるレベル。 ビットの銃口補正が追いつかず、DX本体のサテと射線が交差することもあるが、マルチロック対応ではない。 発射中のDX本体が何らかの理由で攻撃中断した場合でも、Gビットは攻撃を続ける。 つまり、左右に出現するGビットはアシスト扱いである。 ただし、前述の通りビットの銃口補正は悪いのでビット頼りに覚醒技を使うのはあまりお勧めはできない。 あくまでDX本体で当てるつもりで。爆風を使った確定シールドめくり(後述)の場合は気にせず発射していい。 覚醒技使用時に特格ビットがフィールド上に存在した場合、入力と同時に特格ビットは消滅する。 ビットキャノンは本体よりも発生が若干速い。 狙ってできるものではないが、DX本体がサテを撃つ前に強制ダウンさせられると覚醒ゲージを消費せず、 ビットはそのままサテの照射を続ける。 前述の通り弱点は単発ダウン武装持ちの機体であり、持っていない機体に比べてやや慎重になる必要がある。 敵相方に単発強制ダウン持ちが居た場合、そちらを無視して撃つとまず間違いなく潰される。 分断する、事前にダウンさせる等の対処が必要。 V2ABやドラゴンのような単発強制ダウンを連発可能な相手は特に苦手。 この技の厳密な終了は自然落下が始まるときで、スパアマが解除された状態でカットされると覚醒ごと終了する。 つまり、耐久140程度あれば殆どの攻撃で覚醒落ちはしない。 空中から地上に撃ち下ろす形になった場合、ビットサテの爆風でほぼ確定で相手のシールドをめくれる。 覚醒サテをガードされた時に対地撃ち下ろしの状況なら、即キャンセルして覚醒技に繋げてしまってもいい。 爆風のダメがサテライト本体並に高く、シールドをめくった後は本体のサテが直撃するため、どう足掻いても大ダメージ。 逆にいうと、覚醒サテはシールドされた場合のことを考えて、対地撃ち下ろしが最も望ましいということでもある。 また、検証の結果、正面からシールドしても稀にめくれる事がわかった。 ツインサテライトとその爆風、ビットからのサテライトとその爆風により、一度に複数角度から攻撃判定が発生し、 結果的にシールド方向が狂わされるためである。(ゴトラタンの特射ミサイルがシールド失敗するのと同じ理屈) 外部リンク したらばDXスレ したらば掲示板2 - ガンダムDX Part.14 したらば掲示板2 - ガンダムDX Part.13 したらば掲示板2 - DX Part.12 したらば掲示板2 - DX Part.10 したらば掲示板2 - ガンダムDX Part.9 したらば掲示板2 - ガンダムDX Part.8 したらば掲示板2 - ガンダムDX Part.7 したらば掲示板2 - ガンダムダブルエックス Part.7 したらば掲示板2 - ガンダムダブルエックス Part.6 したらば掲示板2 - ガンダムダブルエックス Part.5 したらば掲示板2 - ガンダムダブルエックス Part.4 したらば掲示板2 - ガンダムダブルエックス Part.3 したらば掲示板2 - ガンダムダブルエックス Part.2 したらば掲示板2 - ガンダムダブルエックス Part.1 DX動画 Youtbe - ガンダムDX検証5/26,アプデ対応赤ロック,ビットリロ ニコニコ動画 - EXVSガンダムDX視点 コンボ、立ち回り、対策についてはガンダムDX(対策)へ
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579オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/04/07(火) 00 32 38.72ID Q6EtK+yh0 シローたちの前にドモンが現れる1時間前 日登町東区:廃墟の研究所 ドモン「ここがライゾウ博士の研究所か……」 レイン「博士の言葉が真実なら、ここにELSに対抗するための新しい機体があるのよね」 セカイ「でもすげえボロボロだな。本当にこんなとこにあるの? 師匠」 ドモン「今は博士の言葉を頼るしかない。それから前にも言ったはずだぞ、俺を師匠と呼ぶなセカイ」 ドモンがたしなめると、赤い髪の少年――カミキ・セカイ――はペロリと舌をだした。 ドモン「そもそもなんで着いてきたんだ、お前」 セカイ「だって師匠……じゃなくてアニキが落ち込んでるって聞いたからさ。励まそうと思って、ほら」 そういってセカイはリュックから大量のカップラーメンを取り出して見せる。 レイン「それってドモンの好きな……確かに元気づけるには最適ね。いいお弟子さんじゃない」 ドモン「フン。ともかく研究所に入るぞ。こんなところでボンヤリしているヒマはない」 レイン「あ、待ってよドモン!」 研究所の中で、ドモンたちはライゾウ博士が残したMFを探した。 しかしいくら探せども、それらしき物は一向に発見できない。 セカイ「ダメだ、見つかんないや」 レイン「念のため、隠し格納庫とかがあるんじゃないかと思って探したけど無かったわ」 ドモン「とすれば……やはり怪しいのはアレか」 ドモンが見上げた先には、研究所の中央に立つ謎のMSがあった。 レイン「まあ、あからさまにおかしいものねアレ」 ドモン「おかしすぎるだろ! なんで博士の研究所にドムがあるんだよ!」 セカイ「よくわかんないけど、ここロボットの研究所なんだろ? なのにあったらおかしいワケ?」 レイン「う~ん、あえて言うならアメリカの格闘家がヌンチャクを持ってる感じかしら」 セカイ「なるほど! ドイツの武闘家がニンジュツ使う感じか」 レイン「うん、それは普通にいるけどね」 セカイ「マジで!?」 レイン「ともかく、ざっと調べた限り、あれはただのドムの置物よ。コクピットだって開かなかったし」 ドモン「くそっ! ならどこにあるんだ。俺は一刻も早く、師匠とシュバルツの仇を取らなければならんというのに!」 レイン「ドモン……」 580オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/04/07(火) 00 34 01.09ID Q6EtK+yh0 セカイ「あ、ならさ! ここらで腹ごしらえしとこうよ! 腹が減ったらなんとやらっていうし」 と言ってセカイはリュックからカップラーメンを取り出す。 セカイ「ええと、確か水とやかんも入れといたはずだけど」 セカイはリュックから色々と取り出して目的のものを探した。 そのさなか、たまたま持ってきていたビルドバーニングガンダムのガンプラを、 ドムの前の台座に置いた。その時だった。 レイン「な、何っ!?」 ドモン「ドムが……割れる!?」 轟音を立て、中央から真っ二つに割れるドム。 その中から出てきたのは、セカイもよく知る赤いガンダムだった。 セカイ「これって……俺のビルドバーニングガンダム!?」 レイン「え、でもそれってガンプラでしょ? あのサイズ、どう見ても普通のMFと一緒じゃない!」 ドモン「ドムの中から現れた機体……まさか、これが!」 ???「そうだ。それこそライゾウ・カッシュが残した対ELS用MF……バーニングガンダムだ」 セカイ「誰だっ!?」 ドモン「落ち着けセカイ。この声……アンタか、キョウジ」 キョウジ「そうだ。よくここまでたどり着いたな、ドモン」 セカイ「あの人って確か?」 レイン「キョウジ・カッシュ。ライゾウ博士のご子息で……ドモンにとってはお兄さんみたいな存在よ」 セカイ「へ~、アニキのアニキってことか」 ドモン「教えてくれキョウジ。この機体はなんだ? どうしてセカイのガンプラと同じ姿をしている」 セカイ「そうだよ、それにバーニングガンダムって、名前まで同じじゃんか」 キョウジ「それはこの機体が、ライゾウ博士とイオリ・セイによって作られた機体だからだ」 ドモン「なにっ!?」 581オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/04/07(火) 00 34 47.11ID Q6EtK+yh0 キョウジ「父は、いずれ訪れるであろう異星体との接触に向けて、新たな機体を作成していた」 レイン「本人が仰った通り、博士はELSの襲来を予想していたのね」 キョウジ「しかし一つ問題があった。新たな機体は、ゴッドガンダムよりもさらに繊細な機体コントロールを必要とする。 だが私たちにはそのノウハウがなかったのだ」 ドモン「そんなの、ミカムラ博士に頼めばいいだろう」 キョウジ「本来ならそうするはずだった。しかしゴッドガンダムの開発以降、父とミカムラ博士の関係は険悪になった。 そこで白羽の矢を立てたのが、イオリ・セイだったというわけだ」 セカイ「そういや確かに自慢してたな。『僕は本物のMSの開発も手伝ったことがあるんだ』とかなんとか」 ドモン「ああ、俺も聞いた。てっきり冗談か何かかと思っていたが……」 キョウジ「実際、彼の手腕は見事なものだった。彼の協力のお陰で、我々はこのバーニングガンダムを完成させることができたのだ」 それからキョウジは、台座に乗ったビルドバーニングガンダムを見た。 キョウジ「このガンプラもいい出来だ。おそらくはあの時の経験を基に作り上げたものなのだろうな」 ドモン「で、ではまさか! 海外放送版のGガンダムでゴッドガンダムの名前がバーニングガンダムだったのも?!」 キョウジ「伏線だ!」 ドモン「な、なんだってー!?」 レイン「いや違うから! 名前が違ったのは、その宗教上の配慮とかそういうヤツだからね!」 セカイ「すっげー……20年以上かけて伏線回収かよ」 キョウジ「その通りだ!」 レイン「ああ、もう誰も聞いてない……」 キョウジ「さあ、バーニングガンダムに乗り込むのだドモン! 父が残したこの機体で、ELSを止めろ!」 キョウジが促すままに、三人はバーニングガンダムのコクピットに乗り込む。 キョウジ「ELSは今、東区を暴走している。今行けば、まだギリギリ間に合うはずだ!」 セカイ「よおし! やってやろうぜドモンのアニキ!」 ドモンも大きく頷く。だが何を思ったか、再びコクピットから顔を出した。 ドモン「そうだキョウジ! セレーネ姉さんだが、実は今……」 キョウジ「状況は承知している。そちらは既に手を打った。お前はELSに集中するんだ」 ドモン「わ、わかった!」 キョウジが手元のボタンを押すと、研究所のドーム状の屋根が開いた。 その中を、バーニングガンダムはスラスターを噴かしながら上昇していく。 レイン「このコクピット、ゴッドガンダムと全く同じ。どうやらキョウジさんが言っていたのは本当みたいね」 ドモン「待っていろELS……このバーニングガンダムで、今度こそリベンジだ!」 link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ
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29オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/11/24(火) 00 34 52.13ID TjC+bj9o0 AM 06:36 日登町西区:警察署前 サンダース「……大分回り道したが、ようやくここまでたどり着いたな」 ミケル「途中、ホントいらない回り道しましたけどね、ラッk」 エレドア「お前それは言うなって約束しただろ!!」 シロー「無駄話は終わりだ。見ろ」 シローが指差した先には、警察署前に大量に鎮座するデスアーミー軍団とガンダムヘッドの姿があった。 ネオジオン社に現れた、規格外の大きさのガンダムヘッドだ。 イオ「おいおいなんだのあのデカイの。成長期か?」 カレン「相手は日登町を埋め尽くすほどに成長したデビルガンダムだ。あんなのがいても不思議じゃないさ」 シロー「そうだ。どれほど相手を大きくても、やることは変わらない」 この後の作戦はこうだ。 まずは前方のデスアーミー軍団とガンダムヘッドの群れを突破し、警察署内に侵攻する。 そしてここで二手に分かれ、デビルガンダム本体とメイン動力炉をそれぞれ叩くのだ。 セカイ「よし! いよいよ決戦だな! 腕が鳴るぜ!」 セイ「ちょっと! 忘れてないセカイ? 僕らの目的!」 三日月「目的?」 セイ「うん。今デビルガンダムのコアになってる人いるでしょ」 三日月「ああ、あのメガネのおじさん」 セイ「あのおじさん、僕らの友達のお父さんなんだ」 現在、デビルガンダムのコアとして囚われているのはコウサカ・チナとコウサカの父。通称チナパパ。 日登町で唯一、本格的デビルガンダム料理を味わえる店として名高いレストランのマスターだ。 イオ「デビルガンダムのヤツ! 罪のない一般人を取り込むなんて絶対許せねえよな!」 ミケル「台詞の勇ましさの割に顔が全然やる気ないですよイオさん」 イオ「しょうがねえだろ。デビルガンダムのコアといやあ大抵美女なのに、今回は本名も知らねえオッサンだぜ?」 エレドア「うん、みんなが内心思ってることをさらっと言っちゃうお前の素直さ、嫌いじゃないぜ」 セイ「それでも。委員長とユウマくんにとっては大切な家族なんです!」 セカイ「ああ! ここに学校で待ってる二人のためにも……俺たちがオジサンを救い出す!」 シロー「その意気だぞ、二人とも」 ミケル「! 隊長、大変です! 大隊クラスのデスアーミーがこっちに向かってきます。それも三つ!」 サンダース「大隊クラスが三つだと!?」 エレドア「俺たちに気づきやがったのか?」 イオ「いや、それにしちゃ前の奴らが呑気すぎる」 シロー「そうだな。きっとデスアーミーを使って何かを始める気なんだろう」 カレン「それが何にせよ、あたしらにとっていいこととは思えないね」 シロー「ミケル、そのデスアーミー大隊が到着するまでの時間は?」 ミケル「ちょっと待ってください。……出ました、後8分です!」 イオ「なら、もうここでのんびりしている時間はねえな。三日月!」 三日月「わかった」 シロー「あ、お前ら……」 真っ先に飛び出したのはイオのフルアーマーガンダムと三日月のガンダムバルバトスだ。 強襲に特化した性能を誇る二機は、油断していたデスアーミーに次々と襲い掛かり、撃破していく。 シロー「まったくあいつらは……」 サンダース「隊長、俺たちはどうします?」 シロー「決まってるだろ? 突撃する! 08小隊、セイ、セカイ! 俺に続け!!」 30オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/11/24(火) 00 36 32.97ID TjC+bj9o0 AM 06:40 日登町西区:警察署前 突入開始から数分、08小隊一行とデスアーミー軍団の戦いは続いていた。 三日月「おまえら、邪魔」 イオ「おらおら、ザコどもはお呼びじゃねえんだよ!」 セカイ「次元覇王流……聖拳突きぃ!」 セイ「当たれ、当たれ、当たれ!」 エレドア「お、また撃破しやがった」 カレン「実戦経験はほとんど無いはずなのに、意外とガンプラバトルってのもバカにできないね」 場慣れしたイオや三日月、08小隊の面々はもちろんのこと、 セイやセカイもまた奮戦し、デスアーミー軍団の数を着実に減らしていく。 だが サンダース「敵の数が……多すぎる!」 セイ「倒しても倒しても、すぐに再生してまた立ち上がってくる……これがデビルガンダムの力なの?」 セカイ「これじゃあいつまで経っても警察署の中に入れねえ!」 シロー「諦めるな! 倒し続ければ必ず……!」 ミケル「ああっ!!」 エレドア「今度はなんだ!?」 ミケル「け、警察署に何かが超高速で向かってきています!」 サンダース「敵の増援か!」 ミケル「違います! 大きい、戦艦クラスだ」 シロー「戦艦だって?」 ミケル「照合データがある。これはクロスボーンの……!」 その時、シローらは見た。東から超高速で迫ってくる、空駆ける海賊船の姿を。 シロー「あれは……!」 ベラ「退きなさい08小隊! これよりマザーバンガードは、警察署に突貫します!!」 通信を受け、シローらは大慌てで散開した。 すると数秒後に目の前を巨大な宇宙戦艦が通り抜けていく。 戦艦は取り残されたデスアーミーを巻き込みつつ、警察署に体当たりを敢行した。 エレドア「クソッ! あいつら無茶苦茶しやがる!」 サンダース「だが、これで道が出来た」 サンダースの言う通り、マザーバンガードの衝角は、警察署の壁に穴を開けていた。 MSが充分に通れる大きさだ。 31オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/11/24(火) 00 37 37.51ID TjC+bj9o0 ベラ「続いてMS隊、発進!」 ベラの指示を受け、続々とMSが戦艦から降りてくる。 その中には、セイたちが見知った機体も混じっていた。 セカイ「あれってヒルドルブにゲルググ?!」 セイ「カスペンさん!」 カスペン「ふっ、待たせたなヒヨッコども」 ソンネン「へっへっへ、また会ったなおまえら」 カレン「アンタたち、無事だったのかい!」 モニク「ああ。デスアーミーに追われて危ういところを海賊船に拾ってもらったのだ」 トビア「みなさん! 感動の再会中申し訳ないですけど、今はデスアーミーの始末を!」 ザビーネ「ダメじゃないかデスア~ミ~。ザコはザコらしく、さっさとやられなきゃあ!」 クロスボーンバンガードの増援を受けた08小隊の一行は、反転攻勢を仕掛ける。 あっという間にデスアーミー軍団の残党は掃討された。 イオ「ひゅ~、やるねえ。さすがは警察も手を焼く海賊部隊。腕利きぞろいだ」 ミケル「でも、海賊がどうしてここに?」 ベラ「あなた方が学校と西区でデビルガンダムの注意を惹いてくれたお陰です。おかげで私たちはスムーズにここまで来れました」 ミケル「いや、そう意味じゃなくてですね」 シロー「いいんだミケル。あなた方には昨日のデビルガンダム襲撃に加え、二度も助けられた。もう疑ってはいないさ」 ベラ「わかっていただいて感謝しますシローさ……隊長さん」 シロー「ところでキンケドゥは? あいつもここに来ているのか?」 ベラ「彼なら……」 ベラが答えようとした時だった。 突然、地中から巨大な影が現れ、真上にいたEz-8の足に喰らい付いた。 ベラ「あれは……デビルガンダムヘッド!」 サンダース「戦艦の突貫を地中に潜って躱していたのか!」 シロー「くそっ! こんなところでやられてたまるものか!」 Ez-8は必死にバルカン砲を乱射するも、ガンダムヘッドは意に介さない。 それどころか、Ez-8ごとシローを地中に引きずりこもうとする! イオ「シロー!」 ???「シロー兄さんを……やらせるか!」 そこへ飛び込んできたのは、一機のMSだった。 そのMSはマントを翻しながら接近すると、高出力のビームサーベルで一気にガンダムヘッドの首を斬り落とす! 32オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2020/11/24(火) 00 40 04.53ID TjC+bj9o0 ???「大丈夫か! シロー兄さん!!」 イオ「いや、シロー兄さんって、お前……」 シロー「そのMS……キンケドゥのクロスボーンガンダムX1。まさか、乗っているのは……シーブック、なのか?」 キンケドゥ「あっ……」 ベラ「バカ……!」 兄の危機に思わず飛び込んだキンケドゥ・ナウことシーブック・アノー。 だがそのやらかしに、ベラ……セシリーも艦長席で思わず顔を覆う。 イオ「い、いやシロー何言ってんだ。こんなとこにシーブックがいる訳ないだろハハ。声も全然違うし」 兄弟の中で、双方の事情を知る数少ない一人であるイオが必死でフォローしようとするが…… 三日月「いや、今の声はシーブックでしょ。どう聞いても」 イオ「馬鹿! おまっ! 今はちょっと黙ってろ!」 天然な兄弟の発言に、それもあえなく散ってしまった。 そこで、遂にシーブックは覚悟を決めた。 シーブック「……うん。そうだよシロー兄さん。このMSに乗っているのは、俺なんだ」 シロー「シーブック、お前……」 シーブック「今までごめん兄さん。でも、これには事情があって……」 シロー「お前……俺を助けに来てくれたんだな? キンケドゥからMSを奪って!」 シーブック「……へ?」 シロー「ずっと心配してたんだぞ、昨日シドに撃墜されたあと、学校に全然戻ってこないから。でもまさか、クロスボーンのMSに乗って現れるなんてな!」 シーブック「……ヒソヒソ(これってまさか……)」 ベラ「……ヒソヒソ(うん、気づいてないわね。あなたがキンケドゥ・ナウだって)」 シロー「うん? どうしたシーブック?」 シーブック「そ、そうなんだよシロー兄さん! 実は俺、昨日クロスボーンに拾われてさ。途中、隙を見て、キンケドゥからこのMSを奪ってやったんだよ!」 ベラ「な、なんてこと! キンケドゥがあんな地味な少年にMSを奪われるなんて! でも今は非常事態だから不問にしといてあげるわ!」 イオ「うわー、すげー棒演技」 シロー「そうだったのか。ありがとな、助けに来てくれて」 シーブック「い、いや別に気にしないでよ。俺たち兄弟じゃないか」 シロー「そうだな。だが、盗みはよくない! この戦いが終わったら、そのMSはちゃんとキンケドゥに返すんだぞ!」 シーブック「う、うん。わかったよ……(シロー兄さんが思った以上の天然で助かった……)」 ほっとしたような表情を浮かべながら、そそくさとその場を離れるシーブック。 イオは半分呆れつつも、隣にいる兄弟に素朴な疑問をぶつけてみた。 イオ「なあ、シロー。お前本当はもう気づいてるんじゃないか?」 シロー「うん? なんのことだ?」 イオ「いや、だからシーブックがさ」 シロー「あいつが何か、俺に秘密があるんであれば、それは“今は言えない”ってことなんだろ。 だったら俺は、あいつが話す気になってくれるまでいくらでも待つさ。俺はあいつの兄貴なんだから」 イオの問いかけに、シローは曇りのない真っ直ぐな目で答える。 シロー「それに今、俺は単純に嬉しいんだ。あいつが俺のピンチを見過ごせず、身体を張って助けに来てくれたことが!」 イオ「やれやれ。お前はなんつうか、ほんと昔から変わんねえよな……」 AM 06:46 クロスボーン・バンガードを交え、デビルガンダム掃討作戦は次の段階へと進む―― link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ