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概要 マルチアロー レンジャーズ・アート コンセントレーション スターティング・ドロー ファスト・ドロー オーバー・ドロー クリティカルショット ファイア・アロー フローズン・アロー ディストラクション・アロー ポイズン・アロー 概要 弓攻撃(遠距離攻撃)に関わるスキル。だが、このゲームでは死スキル。上げる必要はない。レンジャースキルを上げるぐらいなら他のスキルをあげるべき マルチアロー 一度に複数の矢を放つ。ただし1本あたりの威力は75%にダウン。通常時と狙撃時のどちらでも使用可能。通常モードで使うと矢をバラバラに撃ってしまうため、狙撃モード+コンセントレーションで狙いをつけて撃つこと。(いちおう近距離まで敵を引きつければショットガンっぽく使用できなくもない)レベルが上がる毎に放てる矢の本数が1本ずつ増えていき、Lv10で同時に11本の矢を放つことができる。 レンジャーズ・アート 狙撃モード時のダメージがアップする。 サブクエスト”トーミのインク瓶”で訪れる焼けた家の宝箱で入手可能 コンセントレーション 狙撃モード時にマルチアローで複数の標的を狙えるようになる。(スキルの使用方法はチュートリアルで出てくる)レベルアップすれば標的の数が増えるが同時にマルチアローのスキルもレベルアップしている必要がある。(例:コンセントレーションをLv5にあげるには、マルチアローがLv5以上である必要がある)マルチアローとともに最大まで強化すれば最大11本の矢を1体の敵にまとめて撃ち込むことも可能になる(弓使用時の最大ダメージソース)。 スターティング・ドロー 弓の引き始めが上昇する。ファスト・ドローと合わせて上げることで矢を最速で放つことができる。弓による攻撃、スキルの全ての速度が上がるため、レンジャーなら真っ先に上げるべきスキル。 ファスト・ドロー 弓の引く速度が上昇する。スターティング・ドローと同じく真っ先に上げるべきスキル。 オーバー・ドロー 弓の引き幅が最大で100%上昇する。引き幅が上がれば矢のダメージも上昇する。スターティング・ドローとファスト・ドローのレベルアップに合わせて、このスキルも上げていくのがオススメ。(オフライン)魔術師ギルドクエスト「武器工房」の鍛冶屋の家で入手可能 クリティカルショット 矢の攻撃にクリティカルヒットが発生するようになる。 1章後半、牙の塔につながるダンジョンで入手可能。 ファイア・アロー 矢に炎属性の効果を持たせて攻撃する。通常の矢と違いオートで照準が合わないので自分であわせる必要がある。 フローズン・アロー 矢に氷属性の効果を持たせて攻撃する。ファイア・アローと同じで着弾点+範囲での攻撃をする。(オフライン)第一章のメインクエスト中に指南書を入手可能 ディストラクション・アロー 敵をひきつけるモンスターを作りだす。いわゆるデコイを作り出すスキル。一定秒数後に爆発をして攻撃力の数%を範囲で与える事ができる。 クエスト”小包”で小包がある部屋で入手可能 ポイズン・アロー 敵の速度を落とす矢を放つスキル。クエスト”抹殺”クリア後入手可能
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チェンジロボ 種類:Lユニット カテゴリ:アーステクノロジー BP:12000 SP:1 必要パワー:7+ 追加条件:自軍合体ユニットを捨札にする CN:なし 特徴:メカ/人型 テキスト: 合体―ジェットチェンジャー1+ヘリチェンジャー2+ランドチェンジャー3 【電撃剣スーパーサンダーボルト】これがアタックまたはストライクしたとき、MAを持つ自軍コマンドの必要パワーの数字を順番に見て、その数字と同じ必要パワーの数字を持つ敵軍コマンドがあれば、すべて持ち主のパワーゾーンにダメージにして置く。 フレーバーテキスト 電撃剣は惑星すらも叩き斬る!お前達、覚悟はいいな? イラストレーター:As まりあ レアリティ:スーパーレア 作品:電撃戦隊チェンジマン 収録:究極の八神 自販:パック カード評価 【電撃剣スーパーサンダーボルト】は、決まればコマンド除去とダメージを一気に与える強力な効果だが、合体の手間とコマンドの内容を合わせて考えると黄緑の組み合わせは難しい。 素材ユニットが全て特徴「航空機」を持っているのでパトウイングやゴーグリーンでの支援も有効。 【電撃剣スーパーサンダーボルト】を利用したい場合は合体前にヘリチェンジャー2で適切なコマンドを置いておこう。 関連カード 特徴「メカ」関連 特徴「人型」関連 ジョイントコンビネーション一覧 (素材ユニット) ジェットチェンジャー1 ヘリチェンジャー2 ランドチェンジャー3 コメント パワー加速覚悟で黄緑のマルチカテゴリをコマンドに使えば使えるかな? -- 名無しさん (2009-07-28 14 04 48) 黄青で組んで風雷丸でパーツ出して、最後にコールしてみるか?コール持ちはプラチナムで出して。 -- 名無しさん (2009-11-23 15 53 33) 何で俺のコメント消されてるんだ? -- 名無しさん (2009-11-23 16 27 35) ↑編集履歴見たけど、特に消されているコメントはなかったよ。カード評価は少し変わっていたけど、元に戻っているし。 -- 名無しさん (2009-11-23 16 59 02) 元素材はキングピラミッダーでサポートするのが良いかと -- 名無しさん (2009-11-24 19 01 52) 誰も使ってないかな?ダイジュピターとかあるよ。出すだけならこれが一番。 -- 名無しさん (2009-11-24 19 09 58) 能力で自分のコマンドを参照するからコマンドが減るのは拙いと思う。 -- 名無しさん (2009-11-24 19 12 30) ↑減ったコマンドをオメトロとスーパーシンケンイエロー自爆の無限コンボで選びたい放題で補充。夢だが決まれば強い。 -- 名無しさん (2009-11-24 19 15 59) ↑果てしなく夢デッキだなw成立しそうにないが、面白そうだ。 -- 名無しさん (2009-11-24 19 20 57) それぐらいなら何とかなるだろ -- 名無しさん (2009-11-24 19 39 35) ↑雑談消されるw忙しくなければデッキサンプルにて証明していただきたいです。 -- 名無しさん (2009-11-24 19 46 42) MAとの2色を迫るくせに、必要パワー7ってのがキツイな。マルチカテゴリの登場で効果用のコマンドは確保しやすくなったんだけど・・・。 -- 名無しさん (2009-11-24 19 49 18) 効果で相手コマンドを飛ばせるから、シンクレッダーやビクトリーウォーカーも平気だね、ラッシュが間に合えば() -- 名無しさん (2020-02-11 20 17 46) 名前 コメント
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東ギールシクリヒト大陸北部にある、カシム教を国教とする竜騎国家。 首都である『カラウルガンジュ』は国名の由来ともなっている。 かつて強大な国であったモンゲル竜騎帝国の地方政権である『グル・サン』を継承した国。 グル・サン第二代君主『バヤンガル・サン』の後裔である『エスフェンディアル』が、後継争いで崩壊したモンゲルより分離する形で成立した。 かつては『アマルク』と呼ばれる竜騎軍団を率い活発に遠征を行っていたが、長きに渡る部族間抗争とそれに対する周辺諸国の干渉等によって次第に弱体化。 そしてモドオウド国の侵攻を受け敗北し属領として甘んじる事となるが、モドオウド消滅に伴い再び独立を果たす事となる。 現君主である『グル・アブドゥッラー・サン』はロゼルス国を見本とした国政の大改革に着手している模様。 しかし保守派の抵抗や国政に携わる者達の腐敗のせいで進展は芳しくなく、改革とは裏腹に国内は不安定さを増している。 国民はモンゲル族を祖とする支配層のモハル族と、隷属民(※1)と称される被支配民族に分かれている。 だが近年は農業を生業とするモハル族も増えており、隷属民との境は曖昧になりつつある。 ※1(被支配下にある農耕民族の総称、特定の民族に用いられている訳ではない) 関連 モドオウド国旧モドオウド国 ボゴディ・サン国 祖先を共通 ルニ城 イェデ・オズ フルサーリ グル・アブドゥッラー・サン 目次に戻る
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海と砂漠に挟まれた道をひたはしる、12組24名の若者たち。 「がんばってー」 軍用ジープに乗り、その脇をバインダーに挟んだ紙へチェックしながら並走するマグノリア。 レンジャー連邦サバイバルレースは、中盤戦に突入しようとしていた。 * * * ~第二区画・北都―東都コース 判定使用値:走力A(筋力・敏捷力/2)~ * * * 「楠瀬、ペース落ちてる!」 「わかってる、わかってるけど…!」 前方を走っていたはずの虹ノ・楠瀬ペアと並ぶようになって、半ば驚きながらじにあは声をかけた。もともと短距離に強いペアではないので、ふとしたきっかけで乱れると、ダメージは大きかった。 そのペースが乱れるきっかけを作ったのは、おそらく… 「ふはははは悪いね楠瀬さんじにあちゃん虹ノさんドランくん! さーあ、ジョニ子ちゃん、れーっつ・しんぐ・あ・そーんぐ!!」 「♪」 彼らの真後ろについていた華一郎・ジョニ子ペアの突然のアタック。 ここまでの区間のペースが嘘のように足を溜めていた彼らは、技の反動か、うまくペースが上がらない愛佳・マーブルペアを抜いて、一気に中盤まで踊り出た。 「楠瀬さん、今は落ち着いていきましょう」 「ああ」 虹ノが落ちこむ楠瀬を慰めた。 一方トップ集団でも、激しい順位争いが繰り広げられていた。 「にゃふにゃふくん、もうしばらくの辛抱だから…!」 「ミ、ミサゴさん…」 むしろミサゴさんこそ落ち着いてくださいとにゃふにゃふは、その眠たげな目つきで慌てていた。 「フゥハハハハハー、摂政!! あなたのソックスはかぐわしかったですなぁー!!」 「おのれソックスブルージャスティス…!!」 わけのわからない出目のよさで再び僅差の首位に踊り出た青海・ハニーペアを前に、普段は温厚なミサゴの手がうずく。 「ミサゴさん、顔がこわいこわい」 「ご、ごめんねハニーくん、ハニーくんには何の恨みもないの。ただ…」 「……」 その名の通りにこの国では稀有なことにも甘やかなブロンドをした美少年は、サバを履いた靴下から生やした隣の男を見た。 重厚な機動音、歩兵としての鍛え抜かれたダンディズム薫る皮膚感覚、硝煙と油の匂いを立ち込めさせる、その男。 「ん…? 君も、靴下のよさにめざめたかね?」 「う、ううん!」 慌てて首を横に振る。今日ばかりはいつも付きまとう愛佳ちゃんがいてくれたらなと思わずにはいられない、王猫ハニーであった。 そして華一郎・ジョニ子ペアの猛追をさらにかわして上位戦線に食い込んだのは、サク・マキアートペア。隠しルールの絆ポイントが早くも発動し、ブーストがかかっていた。 「このペースなら、藩王ペアももうすぐだよ、マキアートくん!」 「フン…別に君との相性がよかったわけじゃない、勘違いしないでくれよ」 美形青年猫士・マキアートのツンデレフラグも、ついでに立った。 「やるわね、サクさん…さすがヤガミ妖精の同志!」 「ここは焦らず力を蓄えましょう、蝶子さん」 「うん。チャンスはまだある!」 東都に広がる広大な飛行場とハンガーが、彼らの目の前に、もう、すぐだった… * * * 「こちらCポイント、いよいよ出番来たよ!」 「O~Kぇ! マグノリアさん、司会席どうぞ!」 「はい…わあ、ここからだとよく見えますね」 ぐぉん、ぐぉん。巨大な影が、犠牲者を求めてそのあぎとをついに振りかざし始める。 人影がいくつもせわしなく走り回り、いよいよその姿を現わそうとしていた。 * * * ~第二チェックポイント 判定使用値:アクション(体格・筋力・敏捷/3)~ * * * 「な、なんだここは…!?」 真っ先にそのステージへとたどり着いた青海は、普段見慣れていたはずの光景が一変していることに、思わず素に戻って戸惑いの声を上げた。遅れて駆け込んでくるミサゴたち後続。 「じゃーん! どっきどきアクションステージ・Ranger!! 今宵その牙城に挑むのは12組24名の戦士たち!! 果たしてあの頂きにたどりつき、完全制覇するのは誰か!! …ですー」 「マグノリアさん!?」 上から降ってきた実況解説風のセリフに思わず見上げるミサゴ。 普段はアメショーや航空機を格納・整備している軍用ハンガーは、いまや一大アトラクションと化していた。 整備用の足場をベースにそびえ立つロッククライミング練習用のそそりたつ壁、その向こうには深々と泥水を張ったプールに高い丸太が何十本も立てられ、その上を太い丸太がぶん…ぶん…と、何本も行き交っている。それが終わると、じぐざぐと行き違いにスライドしてはそれを掴んで降りていくのだろう、機材運搬用チェーンが何本も少しずつ下へ下っていくように配置されており、最後には天井の梁組まで伸びた長い一本のロープ。 なんだか似たようなものをどこかで見ているような気もするが、気にしない。 「さあ、一組ずつ挑戦してください。こちらの手元で厳密にタイムキープさせていただいてますから、タイム順にまたここからスタートとなりますのでご安心を」 「ご安心をって、言われても…」 「どうします? ミサゴさん」 顔を見合す2人。だが。 「YES!! YESYESYESYEEEEEESSSSSS!!! これしきの障害物、かつてのYOUたちの仕掛けていたトラップに比べて造作もない!! さあ、行くぞソックススウィート!!」 「そ、ソックス…!?」 がびーんと、へんてこな呼び名がつけられたことに衝撃を受けながらも、パートナーが進み始めたので慌ててそのあとを追っかけていくハニー。 「む…」 ちょっとくやしくむくれ顔になるミサゴ。 「いいでしょう、待ってなさいソックスブルージャスティス、あなたを捕らえるためにこれしきの障害、必ずくぐりぬけてみせるわ!」 びしいっ!とポージングもばっちりに、かつてのレンジャー・グリーンの勇姿が、今、ここに甦った。 「それにしても、僕ら以外で一体誰がこんな仕掛けを…?」 火花散らす2人をさておき、にゃふにゃふは辺りを見回す。 と、すささっと人影がその視線から逃れるように、アトラクションの物陰に隠れた。 「んん…?」 「にゃふにゃふくん、何してるの! さ、早く追いかけるわよ!」 のそっと見に行こうとしたにゃふにゃふの腕を引っ張るミサゴ。 「は、はい」 気迫に押され、つい、口に出しそびれた。 今の服、舞踏子…? * * * 展開から言えば、このチェックポイントは猛然と進んだ。難易度3と高めの設定だったにも関わらず軒並み低い数値が連発するという驚愕のレンジャー連邦国民の強運ぶりが発揮され、ここで遅れが出たのは全ステージ中もっとも少ない三組という、実にしぶとい展開になった。 中でもこれまで目立たない動きを見せていた小奴・夜星ペアが1を叩き出しミラクルヒット。ジャンプアップが発生した。 「蝶子さん、ミサゴさん、愛佳ちゃん、マーブルちゃん、みんなみんな、待っててねー!」 「小奴さん、足、速すぎにゃー!?」 女性を見るとパワーアップする女性、それが吏族2級、尚書補佐の、小奴という人物であった。あらゆる障害をものともせずに、ひょいひょいするする、である。 まさに、愛ゆえに、であった。 依然として一位二位は変わらず、むしろ評価値において優位を持っていた青海・ハニーペアは、ここでも出目を首尾よく決めて、リードを広げていた。横殴りに降ってくる丸太をくねくねとかわし、丸太の飛び石道、大爆走。 「憎まれっ子世にはばかるのである。さあ、この調子でいざレンジャー砂漠横断だ、ソックススウィートよ!!」 「きー!! だからソックスなんたらとか、ハニー様につけるのやめてよー!!」 こちらもタイムは悪くないのだが、青海たちに差を広げられ地団太を踏む愛佳。 「うーん…なかなか勝機が見えない」 じにあとドランは、その尻尾で見事にチェーンリアクションを次々と突破したものの、小奴ペアの躍進で逆に順位を落とす結果になっている。 梁の上までロープを昇り終え、もちろん疲れもあるだろうが、はぁ、とため息をついていたじにあの肩を、ドラン少年がぽんと叩く。 「まだ、折り返しだ。これからがあるよ」 「そう…そうだね」 そして下を見ると、 「楠瀬ー、このままだと本当に置いてっちゃうよー!」 「そんなこと、気にしてないで、自分たちのペアを優勝させるよう専念しろよー」 そんなパートナーのやりとりを微笑ましく見守る虹ノ。やがて彼らもロープを登りだす。 ちなみに最下位争いはというと… 「ぬおー! このままではまずいでござるよ浅葱殿!!」 「ちょちょちょ、揺さぶらないで、フェ猫さん落ちる落ちるー!?」 「ふー…」 「やっと最下位脱出だな」 浅葱・ビッテンフェ猫ペアと双樹・ヒスイペアが微妙に入れ替わっていた。 二本の丸太に両脚を置いてびろーんと足が広がりきってる浅葱を、後ろから今にも倒れそうなビッテンフェ猫がよりかかっており、その脇を、別のルートからすいっと双樹・ヒスイらが抜いていった。 「どんどんがんばろー!」 「仕方ないな…協力してやるさ」 ぐいぐいタイムを順調に伸ばしてきているのは、サク&マキアート。二位のミサゴ・にゃふにゃふペアの、背中が見えてきていた。 「ここからは長距離の、砂漠横断コースとなります。途中、補給ポイントを通過してください。うまく補給できないと、ここが勝負の分かれ目かも…?」 マグノリアのアナウンスが響き渡る。それぞれが、タイム順に出発するべく、再び足回りの柔軟体操を始めた… * * * 「ちっ」 「思ったよりやるわね…さすがというべきかしら」 「そのうち馬脚を現わすさ」 「そうでなかったら?」 …その時は。 ふっ、と、ハンガーの中から人影が消えた。 「こちらDポイント、ただいまより次のコースを開始する。準備どうぞ」 『こちらEポイント、了解した。たらふく食らわせてやる』 「期待している…それでは」 『ああ』 ぶつん。交信途絶。 * * * ~第三区画・東都―西都コース前半 判定使用値:走力B(筋力・耐久力/2)~ * * * いよいよもっとも長いコースが始まった。これまでの2つの区画をあわせたより、厳しい道のりである。砂漠の道なき道を踏破し、果樹園生い茂り研究用のハウスが建てられている、レンジャー連邦本島西部地方へのロングランだ。 既に敏捷力は失われており、走力の判定使用値は一部変更になり、唯一のサイボーグ歩兵である青海・ハニーペアを除いて、ALL1で統一されている。途中での補給判定に失敗すると、この走力は回復しないままラストのコースへと挑まねばならない。 マグノリアの乗った先導車が出ているので道に迷う心配こそないものの、思った以上に早く第二チェックポイントを突破してしまった影響もあって、日はまだ当分ぎらぎらと照っているだろう。 早朝からずっと動き詰めの彼ら24名にとって、今日という日は、まだ、まだ、長かった。 * * * 異変が起きていた。 アスカロン・豊国ペアの後退である。 「……」 「……」 アトラクションの時点とあわせ、一分近くの急激なペースダウンが出ているにも関わらず、謎の沈黙を保ったままだ。 序盤上位につけていただけに、その挙動は不気味だった。 一方愛佳・マーブルペアは、豪快にダイスで100を出して大ファンブル、砂丘を転げ落ちるという大技を披露していた。 「ひー! すみませんすみませんすみませーん!」 「あ、愛佳ちゃん、さすがに今はそれどころじゃないと思うの!」 ちっちゃな女の子2人が砂ダルマになって団子状態になっているのは微笑ましかったが、これはレースだ。 「ごめんねぇ~、藩王が私を待ってるのー!」 すぐ後ろにつけていた小奴・夜星ペアが容赦なくその上を飛び越えていく。 「今がチャーンス!」 「すまないな」 ドラン・じにあペアが、ずざざーと横を滑り降りた。 「よし! 最下位だけは遠のいた!」 「まだ油断はできないのにゃー」 もたもた立ち上がってるところを、双樹・ヒスイペアがかわしていく。 「行きましょうマーブル様、虹ノ・楠瀬ペアに追いつかれてしまいます!」 「愛佳ちゃん、仮想飛行士の人たちにさんづけ取れてるー」 余裕がなくなり一気にテンパる愛佳と共に、マーブルはえっちらおっちら走り出し始めた。 全体のペースから言えば、ここぞとばかりに体格の貯金を活かして追い上げにかかった双樹・ヒスイペア以外、技を発動させることもなく、着々と進んでおり、また、能力的にはアスカロン・豊国ペアと同じはずなのに、これまでダイス運のみで上位に迫撃していた蝶子・山下ペアにはさすがに翳りが見られてきていた。 「おのれ、あと少し…!」 「無駄無駄ぁ!!」 首位争いも、ミサゴ・にゃふにゃふペアが追いすがるものの、青海・ハニーペアがしぶとくなかなか落っこちてこない。 「それがしたちは果たして追い上げているのでござろうか…?」 「前の背中が近づいてきてるから、きっとそのはずですよー!」 最下位、浅葱・ビッテンフェ猫ペア、じわりなにげに堅調。 そして一方、ぐいぐいトップとの差を30秒差にまで詰めてきていたサク・マキアートペアは、先導していたマグノリア車がにゃーロード手前で止まるのを見て怪訝そうに首をかしげた。 「あれ、今朝はあんなところにテントなんて設営されてなかったと思うけど…」 がんばってー、などの、黄色い声も聞こえてくる。 謎だ。一体あれはなんだろう。 * * * ~補給ポイント 判定使用値:補給(器用・知識・幸運/3)~ * * * テーブルの上に湿布やテーピング用のテープ、各種のドリンクが注がれたコップやバナナ、チョコ、エクレアなどの補給食が並べられている。 はて、おかしいなあ。こんなので補給判定になるんだろうか、簡単そうに見えるけど…? 「あーおなかすいた、やっとこれで一息だ」 ぱくりと鷲掴みにしたエクレアを食べた瞬間、双樹は吹いた。 「か、カラシィーーー!!?」 疲れて喉の渇いたところへこの仕打ち、思わず七転八倒だ。見ればあちこちで同様の悲鳴が上がっている。 「かはっ!!…く、ふ、不覚だ…!!」 「ま、まさか湿布にまで…いたたたたたー!!?」 「ミサゴさん、しっかりー!」 「にゃ…にゃふにゃふくん、なんであなたは平気なの…?」 「僕、からいの平気ですにゃ」 「ぐおおおー、オイルが、オイルが微妙に軽油になっとるー!!?」 「うわー!! ハチミツレモンかと思ったらー!?」 「……」 「ど、ドランくん、我慢しなくて吐き出してもいいと思うよ?」 「藩王、しっかりしてください~!?」 「な、なんでバナナの中に唐辛子が…」 「いやーんテーピングがなんかにちゃにちゃするー」 「お、おのれー…」 実に七組が判定失敗、残る中間判定三組も、何が出るかわからないという精神的負担をかけられ、外れは引かなかったものの思うように体力の回復ができなかった。 「これは…」 「ああ、今こそ再浮上のチャンス!!」 きらーん、と虹ノ・楠瀬ペアの目が輝いた。ちなみにここでまたサク・マキアート組、絆ポイント発動。危ういところをぎりぎり中間判定まで持ち込んでいる。 絵的には、 「危ない、サク、そのチョコはカレールーだ!」 「わっ!?(ばしっと払い落とされる)」 「…ふ、ふん、お前のためじゃない、お前に被害が出ると僕にまで影響が及ぶからだからな!」 「マキアートくん…」 と、いった感じである。 「それにしても…」 にゃふにゃふは、補給所にいる舞踏子や護民官たちを見て言った。 「まさか、君たちが今回の仕掛け人だったなんて…」 にやり、笑うと、彼らは悶え苦しむ一同をあとに、目の前で悠然と通信を入れながら歩き去っていった。 「こちらEポイント。してやったり! だ」 『こちらFポイント。いよいよここからが最後の詰めよ、気を抜かないでちょうだい』 「ラジャー、健闘を祈る」 『そっちもね』 ぶるるん、ぶるん…ジープがエンジンをかけ始めた。そこで偶然近くにいた楠瀬と虹ノは信じられないものを見る。 「マグノリアさん…!?」 「ごめんね、にゃふにゃふくん、みんな…さあ、行きましょう」 すまなそうにしながら彼らが乗り込んだジープを運転するのは、誰あろう、今回の審判役のはずのマグノリアだった。 「ば、馬鹿な…!!」 これも判定に成功していた、激しく動揺する華一郎。一人衝撃を歌にするジョニ子の奏でるメロディが、人々の心を一層不安と混乱にかきたてる。 よろよろと、西都へ向けて走り出すため、受けたダメージの余韻もさめやらぬまま立ち上がる、12組24名の戦士たち。 レースは今、予想外の展開を迎えて後半戦へ突入を開始した… -The undersigned:Joker as a Liar:城華一郎
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ゴレンジャー(GORanger) 弓の達人で、遠距離からの攻撃ができ、戦いを有利に導く存在です。 防御は騎士とパラディンに比べ弱いですが、広域攻撃ができます。 基本5色、3色なことも。 変身はできるが、最後は巨大メカでの対決になるので時間の無駄。 アクティブスキル マルチショット 攪乱 力の矢 氷の矢 爆発物設置 パーティーハイド パッシブスキル 技術熟練 毒矢 矢の研究 狩の技術 優れた才能 生存の技術 h -- h (2008-09-12 00 01 56) 名前 コメント
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Flanger フランジャー メーカー RecRev ベアリングサイズ ジャム大径 レスポンス シリコンパッド ボディ・リム材質 デルリン 重さ 73.6g 直径 75.06mm 厚さ 52.40mm ギャップ幅 ?mm(固定) カムイと同じデルリンの削りだしだが値段が安い -- 名無しさん (2011-04-08 03 03 13) カムイはデルリンじゃ無いです -- 名無しさん (2011-04-08 22 20 53) ↑デルリンもセルコン・ジュラコンも同じポリアセタールとして区分されることが多いから、そんなシビアに素材違うって言わなくてもいくね? -- 名無しさん (2011-04-18 10 58 45) つーかデルリンでもセルコンでも無いし -- 名無しさん (2011-07-03 07 35 41) 名前 コメント 質問(※スリープ力やホリゾンタル等、腕に依存する質問は削除します) 名前 コメント
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フェミニーナ 膣ガンジダ錠 小林製薬は2010年9月15日、再発した膣カンジダを治療する第1類医薬品「フェミニーナ 膣ガンジダ錠」を発売した。薬局、薬店で取り扱う。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 膣カンジダは、膣内で菌が異常繁殖することで起こる炎症。女性の5人に1人程度が経験し、再発率も70%程度だとされている。新製品には、菌の繁殖を抑える成分を配合し、再発した膣ガンジダの症状を改善できるようにした。 09年6月の薬事法改正で、一部の医薬品を薬局で購入する際には、薬剤師による文書での説明が義務付けられたため、店頭で購入するのが恥ずかしいという消費者の声にも配慮。携帯電話サイトなどで症状をチェックできる仕組みを導入し、スムーズに購入できるようにする。 6日連続で各日1錠を膣に挿入して使う。価格は6錠入りで2940円。効能・効果は再発した膣カンジダの症状改善で、以前の発症時に医師の診断・治療を受けている必要がある 腟カンジダ 腟カンジダは、カンジダ菌という真菌(カビに近い仲間)によって起こる腟炎です。腟カンジダにかかると外陰部のかゆみと、おりものの見た目※や量に変化がおこり、ときに外陰部の熱感、痛み、腫脹感を伴います。 ※おりものの性状は、腟カンジダ特有のおかゆ(カッテージチーズ)状、白く濁った酒かす状です。本剤は腟カンジダの症状を改善する治療薬です。 本剤の使用は以前に医師から腟カンジダの診断・治療を受けたことのある人に限ります。 #bf #technorati #blogsearch2
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グレンジャー imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (granger-top.jpg) 種類 メーカー ドア 乗車定員 駆動 SUV デグラス 4ドア 8人 インプレッション 入手方法 オフライン オンライン モデル ギャラリー blankimgプラグインエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 コメント この車両の感想や話題、疑問・質問・運転のコツなどなんでもどうぞ! また、是非皆さんのオススメカスタマイズも教えてください! テンプレートをコピペして投稿をお願いします! 参考カスタマイズテンプレート 【アーマー】 【ブレーキ】 【エンジン】 【サスペンション】 【トランスミッション】 【ターボ】 【ホイール】 【コメント】 名前 コメント すべてのコメントを見る
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ニンジャ クラスチェンジ条件 アラインメント…L・N・C、AGI…C以上 補正…攻-2 防-2 避+4 命+3 爪性能変化Lv1 素早さが高く、剣技に長けているニンジャはダメージよりも着実にヒットさせるタイプ。 避補正で先制を取りやすく、命補正で当たり易く。 初期の段階では屈指の補正を誇るクラス。 先制を取る=反撃を受けずに葬るということなので、当然一撃で倒せる相手を選ぶべき。 防-2ゆえ、反撃を受けた場合の生命は勿論保証できない。 (自筆)
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港町ライナの道具屋で売っている「アンジャールの熱風」を使うと、 アンジャール砂漠Aへワープする事が出来ます。 使用条件はLv15以上、30G以上所持(10G消費固定)です。 ワープアイテムを使用する時の戦闘数は ワープする前とワープした後でリセットされないので、 3回以上戦闘数がある状態でワープすると アンジャール砂漠Aで戦わないで移動が出来ます。 アンジャール砂漠からライナ港(ライナ港は戦闘無し)、 ライナ港から港町ライナと移動が出来るので 港町の妖精笛の代わりに使う事が出来ます。 (アンジャール砂漠A→ライナ港→港町ライナまでは一方通行です) アンジャール砂漠Cからアンジャールオアシスに行くには「砂漠狼の嗅覚」所持 砂漠狼の嗅覚はデザートウルフが落とします。 Lv15では一匹も倒せないくらい敵が強いので初心者さんは注意して下さい。 港町ライナ 幻影の荒野A エリア 出現モンスター レベル 戦闘数 アンジャール砂漠A ソリミー 砂漠盗賊 不良モアイ サボテンウード 10~12 アンジャール砂漠B ソリミー 砂漠盗賊 不良モアイ サボテンウード 10~13 アンジャール砂漠C ソリミー 砂漠盗賊 不良モアイ サボテンウード デザートウルフ 12~14 アンジャールオアシス ソリミー 砂漠盗賊 サボテンウード ミラクルバード? 15~17 アンジャール砂漠D ソリミー 砂漠盗賊 不良モアイ サボテンウード 15~18 アンジャール砂漠E ソリミー 砂漠盗賊 不良モアイ サボテンウード 17~20 アンジャール砂漠F ソリミー 砂漠盗賊 不良モアイ サボテンウード 20~22