約 1,329,834 件
https://w.atwiki.jp/drapro/pages/848.html
種族 ランク コスト 成長 リミマ報酬 幻 SR 16 普通 前衛 火 ファイヤーダンス 25 後衛 光 真夏の太陽 30 サポート 火 南国の楽園 0 最終進化画像
https://w.atwiki.jp/dragonfang-drafan/pages/56.html
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/1809.html
「わたしの使い魔、出て来いや!」 失敗すること数十度、そのたびに半端ではない爆発が起こる ルイズは完全に投げやりになっていた、が、それでも召喚呪文を唱え続けた 留年するのが心底イヤだったからである 「もういい加減にしてくれ」 「まだやるの?」 「…眠い…」 すでに召喚の儀式を終えているクラスメイト達はダレていた もう何度目だか数える気力も無くした頃、それまでとは違う展開が 「ポフ」 気の抜けた音とともに綿菓子ほどの小さな爆発が起こる 「おおっ! ってなんだとうとう魔力切れか?」 「ここまで頑張ってこの結果、と」 「Zzzzzzzz」 どうでも良さそうな外野とは違いルイズは確かな手ごたえを感じていた (キターっ! つ、ついに私の使い魔がっ! もう、どんなのでもいいわ、留年さえまぬがれれば!) 小さくガッツポーズを決めちゃったりなんかしちゃったりなんかしてると一陣の風が煙を吹き払う そこにいたのは… 「ひ、ひよこ?」 別段巨大でもない、普通の、手のひらに乗っかりそうな小さなひよこだ 鳴きもせずにじっとルイズを見上げている 「あーあ、やっぱり魔力切れかよ」 「ま、呼べただけマシじゃねーの?」 「Zzzz…ハッ、夢か…」 「さあ、ミス・ヴァリエール、儀式を続けなさい」 あからさまにダレた無駄口を叩く生徒達に軽くガンを飛ばして黙らせると コルベールはルイズに続きを促した うなづいたルイズは物怖じしないひよこに向かって両手を差し伸べる ちょこんと手のひらに飛び乗ったひよこを顔の高さまで持ち上げた 「ん? 何かしらこれ?」 額に逆三角形の金属板が張り付いている、良く見ると他にも、堅気のひよこには 必要無さそうなパーツがいくつか、ふわふわの羽毛の中に見え隠れしている 「まあ、いいわ」 使い魔が何なのかは、使い魔にしてから気にすればいい ルイズはコントラクト・サーヴァントの呪文を唱えてその小さなくちばしに口づけした これまた小さな左の翼に使い魔のルーンが刻まれる 相当な苦痛を伴うはずなのに、ひよこはくちばしを食いしばって我慢していた なかなか根性のあるひよこらしい、ひよこの根性が何の役に立つかは知らないが 「終わったようだね、じゃ、ルーンを確認させてもらうよ…ほう、珍しいルーンだ」 コルベールが虫眼鏡を使ってルーンの確認をしている間も泰然自若としている (まだ何のひよこか分からないんだけど) アレだけ引っ張っといてひよこかよ、とか野次られたがルイズは気にしなかった 使い魔の価値はその主人が知っていればいい コルベールの手のひらから伸身二回宙返りで自分の肩に着地したひよこを見ると (案外拾い物なのかも知れないわね) そう思った 「ピヨッ」 その通りだ、とでも言うかの様に、召喚されてから初めてひよこが鳴いた ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「一体あんたってなんの鳥なのよ?」 早朝、寮にあるルイズの部屋 ルイズの目の前で、皿に山盛りにしたひき肉を一心不乱についばむひよこ 色々と調べてみたが、結局何のひよこかは分からなかった しいて言えばニワトリが一番近いのだが、目の前で食べているのは生肉だ 「まあ、何らかの猛禽類だとは思うんだがねえ」 すまなそうに頭を掻いて、コルベールはそういった 「そりゃ、肉しか食べないんだからそうでしょうよ」 ぼーっと見ていると皿の上の山が見る見る低くなっていく 本当ならば今日は餌抜きにするつもりだった、シーツに粗相をしたからだ 叱った時に反省した様子を見せたのと、育ち盛りのひな鳥の健全な成育の為に見合わせた 立派に育ってもらわないと困るのだ 留年をまぬがれさせてくれたのには感謝しているが、今のままでは使い魔として使い様が無い 「ほーら、しっかり食べて大きくなるのよ?」 「ピヨッ」 二皿めに取り掛かりながらひよこは元気よく返事をした 「さて、そろそろ私も朝ごはんを食べないとね」 服装を整え 「ほら、いらっしゃい」 「ピヨッ」 返事はいつでも切れがいい、ひよこが自分の肩に飛び乗ったのを確認すると廊下に出る 「おはよう、キュルケ」 むか、わが怨敵 “特に胸が”ツェルプストーが現れた 「おはよう、ルイズ」 挨拶を返すと肩にのったひよこを覗き込む 「あら、カワイイ使い魔じゃないの、貴方にしては頑張った方じゃないかしら? その子」 むかむか、 「私のフレイムにうっかり食べてしまわないように言い聞かせておくから、感謝なさいよ」 むかむかむか、 などと話している主たちの横で、ひよこはサラマンダーにガンを飛ばして冷や汗をかかせていた いつまでも駄弁っていても仕方が無いので食堂に向かう、当然キュルケも 付いて来んな! とは思ったが、言ったところでさらにからかわれるのがオチなので黙っていることにする その日の午前中はルイズが教室で爆発を起こしたりして普通に過ぎていった 吹き飛ばしかけた教室の片付けが済むと、もうお昼過ぎ 「やーっと終わったわね、さっさと食事にしましょう、ルイズ」 キュルケともう一人、キュルケの友人らしい無口なクラスメイトが片づけを手伝ってくれた イイヤツなのだ、この女、基本的に怨敵だけど それに使い魔が意外と頑張ってくれた、見落とした小さな欠片を拾い集めたり 手の届かないところにも、もぐりこんだり、飛び上がったり 「そういえば朝は聞き損ねたけど、この子なんて名前にしたの?」 廊下を食堂に向かって歩いているとキュルケがそう尋ねてきた 「あ、」 そういえば正体や世話にかまけてまだ名前を考えてなかった(汗 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 204 :ゼロのガルーダ、のひよこ:2007/09/13(木) 11 23 21 ID 1ddZUmPB 色々飛ばして次回はギーシュ戦だよん
https://w.atwiki.jp/kizumon/pages/481.html
見た目 ステータス スキル 特性 進化 ペルーダ 属性 レア コスト 種族 性格 火 SR 50 (??) 飛龍 気まぐれ ※コストの()は絆度MAX値 ステータス 初期値 未MAX 覚MAX HP 75 ?? ?? AP 58 ?? ?? 攻撃力 42 ?? ?? 防御力 26 ?? ?? 賢さ 39 ?? ?? ガッツ 29 ?? ?? すばやさ 20 ?? ?? 移動力 普通 取得可能スキル 使用部位 牙 ○ 体当たり - 雄叫び ○ 爪 ○ 絞め技 - 仙術 - 角 - 息 ○ 魔術 ○ 蹴り - 眼力 ○ 機械 - しっぽ ○ 羽ばたき ○ その他 ○ スキル かみつき かみつき 属性 射程 種類 貫通 威力 対象 AP 無 近 物理 - 100 敵単 0(0) 詳細 なし 使用部位:牙 ※APの()内は同属性時の消費量 LvUP情報 威力+5.00% 肥料 生産肥料数 10 入手場所 所持するモンスター ちびスコル ちびウプウアウト ちびウルフ ヤングスコル ヤングウプウアウト ヤングウルフ ちび角龍 ちびリヴァイアサン ちびアスプ ちびアポピス ちびペルーダ ちびレッドドラゴン ちびグリーンドラゴン スコル ハティ ウプウアウト ウルフ ハチ 八獣王・天狼SR ヤング角龍 ヤングリヴァイアサン ヤングアスプ ヤングアポピス ペルーダ ヤングレッドドラゴン ヤンググリーンドラゴン ストゥム フレキ ゲリ バンダースナッチ 渾沌 ポチ スノーライオン 風生獣 カーリヤ 真・カーリヤ 玉龍 角龍 リヴァイアサン アスプ アポピス スマウグ レッドドラゴン グリーンドラゴン フェルニゲシュ タロ フェンリル アヌビス 天狼 ヴリトラ エインガナ 青龍 アガジャラ 真・アガジャラ ドライグゴッホ バラウール ラードーン アモン ガルム アシナ セト 大神 しばぁ バロン マルク サマエル 応龍 洞庭君 GRD ジラント 備考 Last Update 2018-01-22 15 33 08 (Mon) 痺牙 痺牙 属性 射程 種類 貫通 威力 対象 AP 無 近 物理 - 75 敵単 2(2) 詳細 マヒ(小)化 期間:3 付与:25% 使用部位:牙 ※APの()内は同属性時の消費量 LvUP情報 命中率+5.00% マヒ付与率+5.00% 肥料 生産肥料数 ?? 入手場所 所持するモンスター ちびペルーダ ハティ ペルーダ 備考 Last Update 2017-05-04 14 32 24 (Thu) 吸牙★ 吸牙 属性 射程 種類 貫通 威力 対象 AP 闇 近 物理 - 75 敵単 9(6) 詳細 与ダメージを一部吸収(中) 使用部位:牙 ※APの()内は同属性時の消費量 LvUP情報 HP吸収量+11.00% 肥料 生産肥料数 15 入手場所 所持するモンスター ペルーダ フレキ ゲリ マンティコア スマウグ ヴリトラ ガルム 備考 Last Update 2017-12-05 18 21 02 (Tue) ファイアーブレス・中 ファイアーブレス・中 属性 射程 種類 貫通 威力 対象 AP 火 遠 精神 - 95 敵全 12(9) 詳細 なし 使用部位:息 ※APの()内は同属性時の消費量 LvUP情報 威力+5.00% 肥料 生産肥料数 20 入手場所 所持するモンスター ペルーダ シユウ スマウグ キメラ ヴリトラ 銭塘君 ドライグゴッホ ラー 備考 Last Update 2018-01-08 17 38 22 (Mon) ※★はロックされているスキル 特性 死地よりの帰還★ 死地よりの帰還 詳細 自身のHPが25%以下の時自身への回復技の威力75%↑ LvUP情報 自身への回復技の威力2.25%↑ 肥料情報 生産肥料数 10 入手場所 所持するモンスター サムパーティ ペルーダ バロン フェニックス 備考 Last Update 2018-01-08 17 31 55 (Mon) ※★はロックされている特性 モンスター進化 スマウグ スマウグ 進化素材 進化のレリック×35 レジェンドのルーン×1 飛龍神の像×26 火神のエレメンタル×36 血の聖杯×33 必要ゴールド 100,000 G スマウグの詳細 フェルニゲシュ フェルニゲシュ 進化素材 進化のレリック×37 レジェンドのルーン×1 飛龍神の像×26 暗黒神のエレメンタル×37 血の聖杯×39 必要ゴールド 100,000 G フェルニゲシュの詳細 進化ツリー N R SR L SL UL 入手方法 ちびペルーダを進化 Last Update 2017-05-04 14 21 43 (Thu) 見た目 ステータス スキル 特性 進化
https://w.atwiki.jp/fedic/pages/1824.html
ガルー ifに登場する種族(兵種)。 種族としてのガルー 暗夜王国のカイエン峰に住む種族。 所謂人狼。 人間の耳の位置に狼の耳が生えているのが特徴。 獣石を使用する事で狼の姿になる...のだが 狼の姿というより 狼の体型がゴリラのようになった姿となる。 意外と目が可愛い。 詰まる所暗夜版のタグエル。 仲間想いな種族で 妖狐と同じく毛皮が狩猟の対象となっているが警戒心が薄いのか基本的には敵意が無ければ襲わない。 美的センスはやや人のものとかけ離れているようだ。 兵種としてのガルー ベースは覚醒のタグエルとほぼ同じ。 タグエルとは違い別に絶滅寸前と言うわけでもない為モブ敵としても登場する。 何故かDLC「決闘の博物館」では敵将の金鶏武者の後衛として登場する。 味方ではフランネルとその子供であるベロアが加入し、カムイがどちらかと支援Sになる事でカンナもガルーとなれるがどの兵種でも竜特効と獣特効の両方を受けてしまう。 妖狐とは異なり力と守備に優れている。 タグエルとは異なり上級職を得た。 上級職は「マーナガルム」 青みのかかった真っ黒な毛となり目は真っ赤に光っている。 妖狐とは逆に奇数ターンに発動するスキルを習得し、 他は妖狐同様「獣特効」と「四牙」を習得する。
https://w.atwiki.jp/dnmagazine/pages/74.html
ガルー デビュー年:2009年 代表作:「竜と少女」 人物・作風 ガルーは、NEXT開設からの新人作家の一人。 連載作品である「竜と少女」の構成はいたってシンプルで、老成したドラモン一体と、デジタルワールドに迷い込んだ少女とが出会い、少女がリアルワールドへ帰るために旅をするといったストーリーである。 全五話と短い作品ではあるものの、ガルーの作り出す雰囲気――というよりは空気感だろうか――は、読む者の心を鷲掴みにする。登場人物が限られているからこそ織りなされる物語は濃厚で、最終決戦や別れのシーンは特に読者の涙を誘うことだろう。作者のあとがきによって明らかになるキャラクター達のその後でも、読み手に「その先」を想像する楽しみを与えてくれる。 キャラクター構成や旅の目的も最低限、王道中の王道のデジモン小説だ。それだけに、デジモン小説好きにはたまらない一作の1つである。 『このデジモン小説がすごい!2010』大賞では、ベスト連載作品部門に於いて『竜と少女』が2位を受賞。ガルーの作風に魅せられた読者が多い事がよくわかる結果となった。 NEXTに投稿された小説リンク 竜と少女 第1話 第2話 ① 第2話 ② 第3話 ① 第3話 ② 第4話 ① 第4話 ② 最終話 ① 最終話 ② Chronicle -揺籃の愚者- 第一話① 第一話② 第一話③ 第一話④ 第一話⑤ 第一話⑥ 関連作品 The world backside
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/42212.html
超災龍スカイ・ガルーダ P 闇 (8) 進化クリーチャー:ドラゴン・ゾンビ 13000 ■墓地進化V−自分の闇のクリーチャーまたはドラゴン2体 ■各ターンのはじめに、そのターンを所有するプレイヤーは、自身のマナゾーン、バトルゾーン、手札にあるカードを1枚ずつ選び、墓地に置く。 ■T・ブレイカー イミテーション・X 水 (5) 呪文: ■自分以外のバトルゾーンにあるクリーチャーを2体選ぶ。その後、選んだクリーチャーどうしでバトルさせる。 作者:シザー・ガイ 「デュエパーティーで活きるカード」と言うのを優先した結果、サムライでもナイトでもないのに選ばれたガルーダくん …とついでにキサナドゥ。 収録 デュエパーティーパック「英雄たちの帰還」 参加 【企画】デュエパーティーパックを作ろう フレーバーテキスト 関連 + ... 《超神龍スカイ・ガルーダ》 《キサナティック・X》 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/shihoaya/pages/145.html
「はぁ、はぁ……あ」 アゲハが我に返った時には、すでに少年は眼下の海へと落下してしまっていた。 「しまった!」 波間に輝羽の破片がキラキラと黄金色の光を反射しながら漂う。 少年は海中に沈んでしまったのか、姿を見て取る事が出来ない。 (ま、大丈夫でしょ) 頭の中に精霊のあっけらかんとした声が響く。 「また適当な事を……」 (これでもちゃんと考えてるんだから!角度とか。そんな事よりほら、救助隊来たし) 精霊が指し示す方角へと視線を向ける。 なるほど。 確かに精霊機関を搭載した小船が数隻、 こちらへと猛スピードで向かってきている。 「あの子はあいつらに任せておけばいいか」 (そうだね。それよりも……) 「ああ、分かっている」 船がやって来た方角からいくつもの精霊力を感じて取れる。 この数、この規模……間違いない、アレが本隊だ。 『我々が復活させたのは、聖霊機関を超えた、真の聖霊機関だ!』 不意に少年の言葉が頭をよぎる。 「くそっ、聖霊機関の復活だと!まだそんな事を考えている奴がいるのか!」 海の向こうを見据えたまま、小声ではき捨てるようにつぶやいた。 (そうよそうよ、私たち精霊を何だと思っているのかしらまったく!) 「絶対に、そのような事をさせはしない……」 羽を大きく広げ、姿勢を整える。 無数の光の粒が蝶の燐粉の如く舞い散る。 (行くわよっ!) 「おうっ!」 そして、全速力で飛んだ。 敵が待ち構えているであろう、その方角へ。 ■ 「申し上げます。重症なれどツバメ殿下ご存命、ご存命にございます!」 「そうか、分かった」 通信室より甲板へと出てきた兵士が眼帯の男へと声高く報告する。 それを聞き、わずかに表情がゆるむ……が、即座に険しい顔へと戻る。 「可及的速やかに王子を本国へと!大急ぎで!即攻でっ!! そう伝えろ!!!」 「はっ、か、かしこまりました。マダラ特佐」 「敵の位置、どこだぁっ!!」 通信室へと戻っていく兵士に代わり、他の同輩が怒号に答える。 「八時方向、距離三千四百。三十分後に接触の見込みです」 「今すぐ十時方向に向かえ!」 「し、しかしそれでは第四補給場からあまりに…… 「王子の御身が最優先だ!我々で奴を引き付けるっ!!」 ――奴の速さとこの船の足で……四十分後って所か。 険しい表情のまま、頭の中で方向転換後の接触タイミングを割り出す。 ツバメ墜落位置とソーマ本国近隣港を結ぶ線上から大きく外れた位置だ。 ――よし、王子を巻き込む恐れは無い…… さらに頭の中で海図の範囲を広げる。 接触地点と第四補給基地との距離が、 本来予定していたそれよりも三倍以上開いてしまった。 ――アンドレアルフースに乗せてこちらに向かわせたとしても十時間以上かかるか…… 「くそっ」 この時点で、元々の作戦であった第四補給基地よりの 決戦兵器投入は実質的に不可能な物となった。 隻眼で青く澄み渡る空を睨み付け、きびすを返し通信室へと向かう。 「補給基地に連絡しろ!」 「はっ」 「早急にアスモデウスをアンドレアルフースに搭載、 追って交戦位置を連絡する!」 「追って交戦位置を連絡する……了解しました」 「次いでゴエティア港湾駐留隊に連絡!」 「はっ」 「近隣海域にて交戦予定、A級配置にて準備せよ!」 「A級配置にて準備せよ……了解しました」 連絡事項を怒鳴りつけ、再度甲板へと戻る。 その足で甲板上にワイヤーでくくりつけられた巨大な銃と手甲の元へと歩み寄る。 「こうなった以上、コイツに賭けるしかねぇな……」 巨漢の部類に入るマダラがまるでその銃の弾丸程の、 いやそれにすら満たない程の大きさにしか見えない。 その銃を撃つために作られた手甲もまた、 指の一本一本がマダラと同程度の大きさを誇っている。 「頼むぜ、ライコウ」 角ばった銃口を持った発掘兵器『ライコウ』をコツンと叩く。 「カルバリン、お前もだ」 そしてもう一方の手で腰に下げた大型銃『カルバリン』を撫でてやる。 ――こいつらと真精霊機関ガルーダローブ……勝ち目の無い戦いじゃねぇっ! 戦いの時が、刻一刻と近づいていた。 ■ 「このままだと町の側で戦う羽目になるな」 (まぁ敵は海の上みたいだし、大丈夫なんじゃない?) 方向転換をした精霊力を追いかけ、アゲハもまたその軌道を変えていた。 海上の精霊力群と、前方に見える港町から感じ取れる精霊力群とが 引かれあうようにして混ざっていく。 (それにしても準備万端って感じね) 「ああ、まさかソーマがこれほどまでに……」 三年前に戦ったシンラの精霊機関兵器達、 それと大差無い規模の精霊力が前方から感じて取れる。 (ホントねぇ、アレなんてよく出来てるわ) 前方に赤い鉄塊が姿を現した。光り輝く翼を纏って。 「来たかっ」 問答無用でこちらへと光弾を打ち出す。 それを大きく避け、反撃の精霊力を浴びせる。 数秒で鉄塊の精霊機関が悲鳴をあげ始めた。 爆炎に包まれながら墜落。 だが、新たな鉄塊が、小型戦闘機の群れが襲い掛かる。 さらに海上の武装作業艇から砲台を搭載したボートが次々と吐き出されて来た。 「とぁっ!」 一斉砲撃が始まるのと同時に、アゲハの体が閃光に包まれた。 それに伴い現れた魔法陣がソーマ軍の鉄壁の布陣を飲み込む。 「それっ、えいっ、味わいなさいっ」 アゲハに成り代わり現れた精霊の指先から、碧色の光線が放たれた。 緩慢な流れの時の中で戦闘機に、武装作業艇に、 赤い鉄塊に次々と精霊力が注ぎ込まれていく。 そして、光線を放つ際に意識を向けられた方向に存在していた 精霊力を根源としていた光の砲弾がことごとく金塊へと変性させられていく。 「はい、交代~」 (ああ) そして再度閃光。 魔方陣が消滅し、本来の時の流れに戻るのと同時に アゲハを取り囲んでいた光弾が錬金され海面へと落下し、 その源であった精霊機関達も一斉に爆発を起こした。 「本隊は向こうか」 混ざり合っていた精霊力の一部を破壊した事により、 先刻まで感じていた大きい群れを再び鮮明に捕らえられるようになった。 堤防の上から砲撃してくる戦車へと光を浴びせながら沖合いへと向かう。 断崖に囲まれた湾から飛び出して程なく、 武装された大型の船が目に飛び込んできた。 さらにその向こうには、より巨大な輸送艇が。 (あの船の中、数はたくさんいるみたいだけど大物はいないみたいね) 「と言うことは、この軍艦が奴らの主力兵器か……」 眼下の軍艦が一斉にこちらへと砲塔を向けてきた。 「覚聖、いけるか?」 (ん~ダメぽ。精霊力微妙に足りない) 次々と砲塔の先から光がほとばしる。 「ならば……」 それらの間を縫うように羽ばたきながら光線を放つ。 「避けながら叩くのみ!」 (がんばれがんばれ~) まず最初に一際大きな砲台を破壊。 これにより致命傷になりえそうな攻撃は無くなった。 軍艦の縁に一列に並んだ小型砲台が矢継ぎ早に光弾を放つ。 それを左右にすばやく切り返しながら回避。 と同時に軍艦から吐き出された武装ボート達を次々と撃破。 (ん、何か出てきたぞ~) 「むっ」 精霊が微小な精霊力を嗅ぎ取った。 その方向へと視線を移すよりも早く、精霊力の主の声が耳に飛び込んできた。 「ウェーッハッハッハッハーッ!!」 太陽を背に、異様なシルエットが浮かび上がる。 巨大な輝羽を背負い、左手に長身の銃。ここまではいい。 右手……その男の身長の十倍はあろうかという金色に輝く機械仕掛けの右手に、 それに見合ったサイズの銃――と、思しきものが握られていた。 「な、な」 (……すごいの来ちゃったね、アゲハ君) 「なななんなんだ、お前はっ!!」 驚愕し、軽くパニックを起こしているアゲハへと異形の男が長身の銃を振りかぶり構える。 「我が国に歯向かう者の末路は!死!だ!」 チャキッ。 不安定な中空にも関わらず、銃口が的確にアゲハを捕らえてきた。 「我が国に、敵なしぃぃっ!」 そして雄たけびと共に銃口が引かれた。 <<前へ 次へ>>
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/20943.html
登録日:2011/03/14 Mon 23 09 32 更新日:2024/07/26 Fri 06 27 30 所要時間:約 13 分で読めます ▽タグ一覧 ♀のみ おかん おやこあい お母さん が きもったま せいしんりょく ふいうち イリマ オヤコアイ←まさかの特性化 カンガルー ガルーラ サファリゾーン ノーマル ポケモン ポケモン版ボルバルザーク ポケモン解説項目 ミカルゲの天敵 メガシンカ メガテン系の疾風属性のスキル ←ではない モンスターペアレンツ(見たまんま) ルーラ ロダン 両刀 二刀流 初代 小林幸子 技のデパート 有袋類 母親 無進化ポケモン 第一世代 肝っ玉オカン 親子 親子愛 赤緑 出典:ポケットモンスター サン&ムーン、130話『マオとスイレン!友情のゼンリョクバトル!!』、16年11月17日~19年11月3日まで放送。OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon ポケットモンスターシリーズに初代から登場するポケモン。 ●目次 ■データ■メガガルーラ ■概要 ■ゲームでのガルーラ ■対戦でのガルーラ ■アニメ ■ポケットモンスターSPECIAL ■ポケダンシリーズでのガルーラ ■ポケモンGOでのガルーラ ■小ネタ ■データ 全国図鑑No.115 分類:おやこポケモン 英語名:Kangaskhan 高さ:2.2m 重さ:80.0kg タマゴグループ:怪獣 性別比率 ♂0♀100 タイプ:ノーマル 特性:はやおき(眠り眠り状態から通常の半分のターンで回復する) /きもったま(ゴーストタイプにノーマル・格闘タイプの技が当たるようになる。いかくを受けない) 隠れ特性:せいしんりょく(怯まない。いかくを受けない) 種族値 HP:105 攻撃:95 防御:80 特攻:40 特防:80(初代のみ40) 素早さ:90 合計:490 ■メガガルーラ 出典:ポケットモンスター サン&ムーン、130話『マオとスイレン!友情のゼンリョクバトル!!』、16年11月17日~19年11月3日まで放送。OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon メガシンカ後の種族値 HP:105 攻撃:125 防御:100 特攻:60 特防:100 素早さ:100 合計:590 努力値:HP+2 ■概要 お腹にカンガルー等の有袋類のような袋を持ち、そこに子供を入れて育児をする怪獣のような姿をしたポケモン。 主に発達した腕を使ったパンチによる攻撃を得意とし、大事な子供を守る為ならどんな相手でも勇敢に立ち向かう。 また睡眠の際は子供を潰さないように横にならず座るような体勢で眠りにつく。 お腹の子供は約3年で一人立ちするらしい。 周りが安全だと判断した時には子供をお腹から出して遊ばせる事もあるが、 この時に子供に手を出すと手がつけられないくらいに怒り狂うので決して子供を捕まえようと思ってはいけない。 因みに♀しかいないのだが、初代の図鑑説明では態々「メスは~」と表記している事から当時は♀だけという設定は無かったと思われる。 またゲームでは何故か卵から産まれた直後からお腹に子供がいる、というかそもそも子供の姿で産まれてこない。 ガラガラ同様卵で設定に矛盾が生じているポケモンである。 XYでメガシンカが登場したが、その姿はなんと大きくなった子供が袋から出てきただけ。そして新特性の名前は「おやこあい」。 その素晴らしいネタっぷりで大いに笑いを誘ったのであった。 しかしその正体は…(後述) ■ゲームでのガルーラ 初代ではサファリゾーン内でのみ出現する。 出現率・捕獲率ともにかなり低いうえにすぐに逃げ出す為入手難易度はかなり高く、 同じサファリ限定のカイロスやストライク、ケンタロス等と同じく相当なレアポケ。 下手をしないでも伝説のポケモンよりも捕獲は難しい。 しかし青バージョンではサイドンと交換で入手出来る為難易度はかなり下がった。NNはロダン。 ただ入手してもわざマシンで補強しないと貧弱なので旅パには向かない。 またあまり知られていないが97年の全国大会の優勝者がレベル55のこの交換で入手できる個体を使用している。 99年の大会では97年、98年の全国大会決勝トーナメントに進んだ人が使用したポケモンは使えないルールだったのだが、 彼以外の決勝進出者でガルーラを使用してた人はいなかったりする。 HGSSではポケウォーカーによりゲーム最序盤から捕獲可能。 登場時期の割に高い能力を持ち、ゲーム開始直後に捕まえてしまえば序盤~中盤が完全にヌルゲーと化してしまうバランスブレイカー。 もちろん終盤でも十分に通用する強さを持ちとても頼もしい。 主要トレーナーではロケット団ボスであるサカキが使用するが、地面タイプではない為かジムリーダーとして戦う3戦目の時はリストラされている。 ■対戦でのガルーラ 特攻が低い事を除いて全体的にバランスが良い能力を持ち、攻めも守りも両方こなす万能なオカン。 しかし初代の頃は特殊の仕様の関係で特殊耐久が低く、また素早さと火力の関係であのケンタロスの影に隠れがち。 第2のケンタロスの役割を期待して採用するにしても高い素早さから「きりさく」を繰り出すペルシアンがライバルとなる。 しかし当時優遇されていたノーマルタイプでケンタロスと遜色のない技バリエーションを持つ点から決して弱い訳ではない。 フリーザー対策の「いわなだれ」や高HPを活かした「カウンター」等もあり、それなりに頑張っていた。 ちなみに97カップでは優勝者がケンタロスLv55・スターミーLv55とともにLv55のトリプルエースの一角として使用したため(*1)、99カップでは出場権を剥奪されてしまった。 この関係もあって更に評価されるタイミングを失ってしまい、余計に不遇かもしれない。(*2) 劣化ケンタロスになりやすいとはいえ、先述のとおり氷ポケモンに対して有利対面が持てるため、後に研究が進んだVC版のオフ会等ではこのLv55ガルーラを使った優勝者への評価も先見の目があるとされているとかなんとか。 金銀世代からは特殊耐久も上がり、その耐久を活かした「のろい」+「ほえる」のコンボ等で一躍メジャー化。 本来相性が悪いはずのエアームドすら無理矢理突破しかねないポテンシャルを秘めていた。 しかしルビー・サファイア世代から「のろい」が没収され大幅弱体化。 代わりに特性「はやおき」を得たもののこの世代ではかなり地味であった。 DPt世代ではゴーストを問答無用でシバく特性「きもったま」が追加、 更に「はやおき」と「ねむる」のコンボによる耐久型にも注目され始めそれなりに強ポケとして活躍している。 基本は上記の特性「きもったま」を活かした単純なアタッカー。 タイプ一致で無効化されない「ねこだまし」は地味ながらもかなり優秀。 ゴーストタイプには「おにび」使いが多いので、やけど対策の「からげんき」が使いやすいのも利点。 ノーマルタイプらしく技バリエーションもかなり豊富で単純な攻撃範囲も広い。 「ふいうち」や「がむしゃら」「カウンター」等の意外な技を覚えてくれる為奇襲にもなかなか有効。 上記の通り「はやおき」と「ねむる」のコンボを利用した耐久型も恐ろしい。 寝ては起きてを繰り返し、何度も体力を全快する姿はまさに要塞。 間に「ねごと」を挟み、「ブレイククロー」で防御を下げて火力を補ったりすると更にウザいだろう。 XD限定技の「うたう」なんてのもあったりするが、ロマン寄りか。 最大の欠点はまともな積み技が無く、攻撃種族値も95と、インフレが進む昨今では半端な数値であるため、固い相手にはジリ貧になりがちな事。 またノーマルタイプ故に半減に乏しく、その耐久に過信は禁物。 バランス型な分このように器用貧乏な感も否めない点に注意しよう。 ポケモンサンデーではゴルゴ所長の手持ちとして登場。ニックネームはオヤコアイ。 何故か重要な局面で「ピヨピヨパンチ」するという場面もあったが、体力の少なくなった相手2体を「じしん」でまとめて倒す。 「まもる」をしてから相方が「じしん」や「だいばくはつ」を決める為のサポートをする等、ゴルゴ所長の手持ちの中では縁の下の力持ち的存在。 特に「まもる」はゴルゴ所長の強運も相まって連続で成功することも多く、挑戦者を翻弄させる。 そしてメガシンカの性能についてだが…… 前述のネタっぷりとは裏腹に、第六世代の環境におけるトップメタとして扱われるように。 というか、数あるメガシンカポケモンの中でも最強の称号を欲しいままにしていた。 強さの秘訣は特性「おやこあい」。 効果は「単体を攻撃した場合威力半減の追加ダメージを与える」と言うもの。 無体な例え方をするならば行動制限なしのこだわりハチマキやメガネである。この時点で何かがおかしい。 事実上の2回攻撃になる為、アイテム「きあいのタスキ」や特性「がんじょう」、技「みがわり」などの「どんな攻撃を受けても一度は守ってくれる」要素が存在するがこの特性の前ではほぼ無意味。 一応第5世代以前でも連続攻撃は相応に存在し、第5世代からは上記の要素を事実上無視出来るようになったのだが、 それを無条件でやってのけるのだから恐ろしい。 かつて一世を風靡した某マルスケ龍 に強いのは言うまでもなく、某芸人が某番組で使用し初見殺しとして悪名高かったレベル1頑丈戦法も容赦なく叩き潰す(というか選出の段階で大きく圧力を掛けれた)ことができ、あくまで役割破壊の「だいもんじ」すらも侮れない火力に。 (このせいでカイリューの「せいしんりょく」の価値が少し上がったとかなんとか) おまけにガルーラ自身、「ねこだまし」や「ふいうち」といった優秀な先制技を覚えるため、素早さ勝負でも対策にならないことが多い。 何せこれらを初手から続けて撃つだけで威力90+120ものダメージが先手で飛んでくるので、大抵の速攻アタッカーは何も出来ずに倒されてしまうのである。 連続攻撃の仕様上「カウンター」系のダメージ判定が二発目のみ適用という、地味に嫌らしい恩恵まで受けている。 そして上記の連続攻撃と違い追加効果持ちの技も2回攻撃になる都合上、追加効果の判定も2回になる。 一番有名なのは格闘技「グロウパンチ」とのコンボ。 100%攻撃を上げるこの技を使うと威力70のダメージ+攻撃力二段階アップと、事実上「つるぎのまい」の上位互換となる。 なお、このコンボはXYの公式サイトでも推奨されている。余計な事言うなよゲーフリ さらに「いわなだれ」や第4世代の教え技限定だが「ずつき」が約5割ひるみになったりもする。 さすがに本家「てんのめぐみ」程ではないが、擬似的には再現されていると言っていいだろう。 同じく第4世代の教え技である「どろかけ」で命中率2段階ダウンなんてことも可能。 何故か「ひみつのちから」とダブル・トリプルバトルでの複数攻撃技のみ1回しか判定が無い。 固定ダメージは半減の影響を受けない。 「ちきゅうなげ」も固定ダメージであるため半減がなく、フラットルールであれば50×2で100の固定ダメージを相手に与え、 「カウンター」を使った場合は親が倍返し+子供も倍返しで、合わせて4倍返しになってしまう。半沢直樹もビックリ ……もっとも、普通に戦うだけでも十分すぎる火力を出せる上、居座り性能を犠牲にする為あまり使われない。 欠点は「ほのおのからだ」や「さめはだ」「ゴツゴツメット」などの接触技判定も二回行われるという事…なのだが…。 この対策として何と特殊型メガガルーラが誕生。元々特殊技は数多く習得できる点がここにきて活きてしまう羽目に。 特攻の数値は低いが、C極振りと特性込みになると実質116と全然低くない。もちろん二刀も可能。 ゴツメガブで対策しようとしたら「れいとうビーム」が、ゴツメナットレイで対策しようとしたら「だいもんじ」が飛んでくることもザラ。 ちなみに「トレース」や「なりきり」でしっかりコピーできる。…子供の分はいったいどうするのだろうか。 一人二役なのか、それとも… 一番の対策は、こいつ以上の素早さを持ったかくとうタイプのポケモンで対面から叩く事。 …なのだが困ったことにメガガルーラは耐久も非常に高い。 どれくらい高いかと言うとテラキオン(攻撃種族値129)の「インファイト」ですら、 相手がH極振りだとS上昇の性格の場合アイテム補正がなければ確1がとれないほど。 ゴウカザル(攻撃種族値104)に至っては、同条件だと確定で耐えられてしまう。不一致なら言わずもがなである。 そしてかくとうタイプはファイアロー、ゲンガー、ボルトロス、クレセリアを筆頭にメタられやすい。と言うか大体こいつらが同じ構築に入っているせいで単体での突破が困難である。 ただでさえ技レパートリーの豊富さ故に対策が難しいのに、1手でも対策を誤るとパーティ壊滅という非常に恐ろしいポケモンへと変貌した。 唯一の救いは「メガシンカは1戦に1回」と言う仕様だろう。 ORAS発売後は新規メガシンカの登場によって失速… メガガルーラ「すると思ったかい?」 確かに一時的に失速はした。 しかしメガボーマンダは一点特化過ぎて止まる時はとことん止まる、 メガミミロップは火力不安(というかアローに弱い)と弱点が目立ち始めると一気にその使用率が落ち着いてしまい、 結果その枠には当たり前のように彼女達が帰ってきてしまったのである。 勿論その後は相変わらずのトップメタ大爆進。 WCS2015では上位8人中6人のメガシンカ枠がガルーラ(しかもその脇を支えるポケモンもおんなじような顔ぶればっかり)と言う、 1年に1回のお祭りもクソもないワンパターンな環境を作り上げてしまった。 WCS2014では多種多様のポケモンがしのぎを削って戦い合っていた(マスターのパチリスが一番有名だが、シニアではムクホークやラプラスまで決勝進出・マスターでは玄人向けメガシンカと言われるメガガブリアスまでもが出場している)事もあり、この味気の無さには批判も非常に多い。 その為ORASシーズン12で過去作をわざわざ解禁したのは、このせいではないかと言われている。 GSルールが適用されたWCS2016ではさすがに一強とはいかないものの、メガシンカ枠ではボーマンダと並ぶ採用率の高さを誇った。 実際 禁止級を含めてさえトップクラスのアタッカー性能 を誇り、ミュウツーをワンパンで倒し、ゲンシグラカイとも互角に殴り合えたほど。 こんなのがレートで使えてかつ、約3年間特に調整もされることもなかったとか… そのまるでガルーラに支配された環境を「ガルモン」と呼ぶトレーナーも少なくなかった。 ちなみに「さかさバトル」に置いてはただでさえ強いのに更に猛威をふるう事になる。 このルールは、「タイプ相性の抜群、半減・無効が入れ替わる」というもの。 つまり抜群なし、半減・無効が3つだったノーマル技の範囲は抜群3、半減・無効なしという正真正銘のぶっ壊れに。 通常戦でノーマル技抜群が無いため、唯一弱点を突かれずとも発動する「ホズのみ」で半減しようにも、一発目しか効果が適用されない。 弱点はゴーストになるが、格闘技と違って低威力。 C補正なし命の珠持ちゲンガーの「シャドーボール」でも耐久無振りを高乱数1で、C特化メガゲンガーでやっと確1。 そしてゴーストはノーマルが弱点となる始末。そのため、きもったまが死に特性となるが、そんなのは何の慰めにもならない。 ノーマルの範囲があまりにも広すぎるため、技スペースに余裕ができるのも恐ろしい。 さらにクレベースやエアームドを中心としたゴツメ持ち物理受けでも、「れいとうビーム」「だいもんじ」などの非接触技で役割破壊される。 メガフーディンはおやこあいを「トレース」すれば「シャドーボール」で撃破が狙えるが、メガ枠を使うため結局こちらはメガガルが使えなくなる… もはや完全な対策は極めて困難と言っても過言ではない。バランスブレイカーもいいところである。 メガシンカ前提だから、持ち物禁止とかあからさまなルールにされたら大したことないとか言うのは禁句 また、メガシンカの設定上「ガルーラ自身には変化はない」とされている。 つまり、今までお腹の子供を守りながら戦っていたために、戦闘に特化しきれなかった、ということかもしれない…… 余談だが、ポケとるやポケモンカードなどの外伝的な作品においてのメガガルーラの性能は本家のそれとは似ても似つかないほどに控え目なものである。 また、第六世代に発売されたポケモンの関連グッズはメガシンカを始めとした商品が猛烈に推されたのだが、 メガガルーラは全くと言っていいレベルで関連商品が出ておらず、アニポケでも全編通して登場しなかった。 2016年の劇場版で大盤振る舞いとばかりにメガシンカが登場しまくったのにそちらにも出てこなかった。これに関してはモブ悪役として出すにはあまり適さない設定であるという理由もあるのだろうが… 他にも同じ扱いのメガシンカポケモンは数匹いるのだが、少なくともそれらに比べて本編での人気はブッチギリで高いはずなのにこれはあんまりなのではないか。 公式が構想・開発時に想定していた見解とプレイヤーの意思が大きくすれ違った結果なのかもしれない。 ちなみに、ここまでぶっ壊れて強くても初代のケンタロスに比べれば遥かにマシだったりする。あっちの仕様の方がおかしすぎるだけともいうが。 そして第七世代…サン・ムーンでのガルーラはというと…… ポケモン史上他に例を見ない 多数の弱体化を受けた 当たり前だ 変更要素をざっと記述すると 親子愛による二発目の威力補正が従来の0.5倍から0.25倍に、特殊型が大きく弱体化。 一部技マシンの変更により『グロウパンチ』『ひみつのちから』を没収、教え技もないので三色パンチも没収された。 不意打ちの威力が80→70に低下あくタイプへのとばっちり メガシンカを発動したターンからメガシンカ形態の素早さや特性が行動順に参照されるようになった。 先制技を無効化する特性を持ったポケモンが登場。 ノーマルタイプ故に耐性が不遇で、高火力のZワザを受け切ることが出来ない 後にUSUMで三色パンチは復活したが、グロパンと秘密の力は未だに覚えられないまま。 実質ガルーラの育成に第六世代作品が必須となるので新規プレイヤーへの負担が大きい。 XY発売時に公式でグロパンガルを推していたことを考えるとあまりに酷い対処である。 もしかして 黒歴史 四つ目はむしろ強化に見えるがこれはメガルカリオやメガエルレイドに確実に上を取られ、メガバシャーモに同速勝負に持ち込まれることを意味している。 その他の要素については最早語る必要はないだろう… 一方で、お互いに残り1体の際に相手のサメ肌やゴツゴツメット等の反撃ダメージで相討ちになった場合は、XYまでは反撃ダメージを与えた側が勝ちだったが、サンムーンでは負けになった。 因みにカウンターの4倍ダメージと地球投げの固定100ダメージはそのままである。 後者は第3世代の教え技限定なのでレートでは使えないが。 幸い元々の強みだった対面性能は高水準を維持しているので、使用率はORAS当時からは大きく落ち込んだものの、未だに20位台後半を維持している。 特性の弱体化で一気に激減したファイアロー、化身ボルトロス、ニンフィアよりはずっと恵まれてるだろう。 VC版の初代や金銀クリスタルの配信によりわざマシンで「メガトンキック」「ちきゅうなげ」「じわれ」「ずつき」「どろかけ」といった技を再取得可能になった。 「メガトンキック」や「ちきゅうなげ」は第3世代、「ずつき」「どろかけ」は第4世代の教え技にもあるので「せいしんりょく」型で使いたい場合での採用になる。 「じわれ」は他に取得方法がない貴重な技である。 剣盾には発売当初不在だったが、鎧の孤島で復帰した。 メガシンカやおんがえし、ちきゅうなげ等を奪われたものの、新たにとっておきを習得したり、きもったまがいかく無効になるなど強化された部分もある。特性をきもったまにし、ねこだましととっておきだけを覚えさせた型が一部で使われている。 ■アニメ 2019年において、アニポケSM編に漸くメガガルーラが登場。 アローラリーグの決勝トーナメントでイリマが使用し、プレイヤーを散々泣かせたおやこあい+グロウパンチ戦法でグズマのハッサムを圧倒したが、 グズマに2対1のアドバンテージを逆手に取られ、親ガルーラと子ガルーラがハッサムの攻撃範囲の一直線上に並ぶポジションを作り出されてしまう。 これにより子ガルーラに攻撃が当たることを躊躇した親ガルーラは攻撃が出遅れ、最後はハッサムのシザークロスで撃破された。 新無印の1話『ピカチュウ誕生!』では、サトシのピカチュウが野生のピチューだった頃に出会ったポケモンとして登場。このガルーラに懐いたことでピカチュウに進化したことが明らかになった。 ■ポケットモンスターSPECIAL 第12章の主人公の一人、エックスの手持ちとしてメガガルーラが序盤から登場。 こちらでは12章の最初から最後まで大活躍している。詳しくは手持ち項目参照のこと。 ■ポケダンシリーズでのガルーラ 『救助隊』『探検隊』でアイテム倉庫の管理人をしており、ダンジョンの中間には町の倉庫と繋がるガルーラ像なるものも存在するという、 何気に地味にプレイヤーの冒険を支えている存在。 『マグナゲート』ではあずかりボックスが登場したことでリストラされたが、『超』ではカフェの店長に転職し、依頼達成の報酬をボックスに送ってくれる。 しかし敵として登場した場合は地味に能力が高く「ふいうち」や「げきりん」「れんぞくパンチ」等で手痛い一撃を与えてくる難敵。 ただし技マシン対応率も高く逆に仲間にするとかなり頼もしい。 ■ポケモンGOでのガルーラ 元ネタのカンガルーさながらにオーストラリア限定出現であるため、通常日本では遭遇できない。 過去には、メガガルーラ実装時のメガレイドやPokemon GO Tour カントー地方といったイベントで出現したことはある。 本作におけるガルーラの特長は、なんといっても圧倒的な技範囲。 ノーマルアタックは「けたぐり」か「どろかけ」の2択だが、 スペシャルアタックはタイプ一致の「ふみつけ」を始めとし、「かみくだく」「じしん」「げきりん」「かわらわり」「グロウパンチ」と多彩なタイプの技が揃う。 ただし、ノーマルアタックにタイプ一致技を持たないので、純ノーマル火力としては他のポケモンに劣りやすい。 相手の意表を突いたり、汎用性の高さで勝負していくポケモンと言える。 入手機会が限られていることもありPvP等ではそこまで見かけないが、 原作のようにグロパンを積みながら殴る構成をとるプレイヤーが多いようだ。 2022年5月には満を持してメガガルーラが実装。 同時にメガシンカシステムの改修も行われたのだが、この時の告知動画ではカントー御三家と並んでピックアップされるという推されっぷりであった。 特性が無いのでさすがに原作ほど圧倒的な性能ではないが(というかそうだったら困る)、 上記の技範囲はそのままにステータスが更に高まるのはシンプルに強力。 タイプボーナスがノーマルにしか適用されないため、相手の弱点を突く前提のレイドバトルでは選出しづらいのは難点か。 ちなみに、本作ではメガシンカ状態のポケモンも連れ歩ける訳だが、メガガルーラの場合は子供を肩に乗せて走る姿を見ることができる。 やっぱりお腹の袋には収まりきらないらしい。 ■小ネタ iOS 10の頃まで、iPhoneやiPadのSafariで「ガルーラ」を検索すると、「小林幸子」が第一候補として上がるようになっていた。 これは1998年に放映されたアニポケ4thED『ポケモン音頭』を歌った小林幸子が「ガルーラ小林」名義で参加していたことに由来する。 追記・修正は2回攻撃してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- キャラクターや作品等に対しての誹謗中傷・罵倒・批判的な書き込み等を行った場合、IPの規制等の措置をとらせて頂きますのでご了承下さい ▷ コメント欄 [部分編集] ミオダっす沸いてるな -- 名無しさん (2018-10-19 12 10 44) というか編集者 1030氏だったか、履歴流しみたいな勢いで編集しまくってるのが気になるんだけど… -- 名無しさん (2018-10-19 20 41 33) また荒らが沸いてる -- 名無しさん (2018-10-20 01 51 01) 過去の履歴を見れば分かる通り、この記事のコメント欄はそういうふうなコメントが繰り返されたことで撤去されましたので、同じことが起こるならばもう一度撤去されます。次はおそらく二度と戻らないと思われます -- 名無しさん (2018-10-20 02 17 32) 米欄の冒頭に注意書きしておいた方がいいかもね -- 名無しさん (2018-10-20 04 20 12) 1番目と4番目のようなコメでも荒らしになるのか? -- 名無しさん (2018-10-21 05 20 24) 違反コメントを削除 -- 名無しさん (2018-10-22 16 28 27) 弱体化してもそこそこ強い上に今の使用率1位に有利なのはゲームとしては珍しいかもしれない -- 名無しさん (2019-01-16 20 54 53) メガガルーラの図鑑説明「メガシンカした子の背中を見た母親はいずれ来る別れの日に思いをはせるのだ」を読んでしんみりしちゃった人は多いかも -- 名無しさん (2019-01-16 21 23 07) ↑↑ポケモンの性質上完全に切り捨てたり無力化したりはできないからな -- 名無し (2019-04-07 04 40 54) メガシンカアニポケ出演おめでとう -- 名無しさん (2019-07-17 10 51 24) アニメではヘリコプターから誤って落ちた人間の子供を育ててたな -- 名無しさん (2019-08-08 08 24 24) 初代やっててお腹の子供も一緒に戦えばいいのにと思ったけどまさか実現するとは -- 名無しさん (2019-08-10 17 07 39) ガルーラの子供のバトルにおける扱いってダイノーズのチビノーズみたいなもんじゃねーの? -- 名無しさん (2019-08-20 15 53 26) グズマの項目でこいつは勝てる相手だったのかよと言う奴いたけど、アニメとゲームの常識を一緒にするなよと言いたい。別にメガガルーラでなくても2体同時に来たなら同じ手を使えばいいんだし。 -- 名無しさん (2019-09-03 11 20 42) メガガルーラ対策って要するにXYのトリックルーム破壊と似たようなものだと思う。 -- 名無しさん (2019-09-06 14 50 05) 今思うと、本当に地獄のような環境だったなぁ… -- 名無しさん (2020-01-12 07 05 28) 幻獣のガルーダと区別しやすくしてはどうですか? -- 名無しさん (2020-02-28 06 09 08) 出てきたのがもう少し後になら子供にも正式な名前の存在する進化出来るポケモンだったのかな -- 名無しさん (2020-04-22 17 15 15) 新無印1話(ピカチュウがピチューだった頃)のガルーラは良かった -- 名無しさん (2020-04-22 17 46 19) 新無印1話を再視聴して、あらためて子ガルーラの可愛さに気づいたわ。ヒロインになれるポテンシャルを持っているといっても過言ではない -- 名無しさん (2020-04-27 18 43 56) 初代のグラフィックの子供が口をぱかっと開けていて可愛い。 -- 名無しさん (2020-09-14 17 41 08) 迷探偵ジュンサーの時に登場した個体や、電撃ピカチュウや、ポケスペのオーキド博士のガルーラ....素敵でカッコ良過ぎる!...そして、ガルーラの名前の由来が、カンガルー×ゴジラ的な怪獣名であったことに最近、気付いた。 -- 名無しさん (2020-11-22 23 44 53) もしかして→ボルバルザーク -- 名無しさん (2020-12-19 15 05 51) こんなのでも初代仕様ケンタロスLv55と比べればメガガルーラlv50がザコにしかならないという初代のシステムの凶悪さ -- 名無しさん (2021-03-15 12 18 01) 初代環境だとフリーザーの評価が落ちたので相対的にガルーラの評価も落ちた -- 名無しさん (2022-03-07 02 36 00) ガルーラおばちゃん…しようごマシンも預かってくれよ!! -- 名無しさん (2022-03-31 09 28 24) 99カップの考察が実にアニヲタwikiらしい感じ 編集履歴もすごいなこれ -- 名無しさん (2022-07-25 10 52 36) ポケモンスリープでは無進化故に性能が最初から高めでポテトを持ってくる中では育てるのがお手軽めな上にウノハナで特に活躍できる。問題は捕まえるのに必要なポイントが多く厳選しにくいこととサブスキルで所持数強化しないと強みを活かしにくいこと。 -- 名無しさん (2023-10-06 14 54 30) 地獄のような環境、ゲームそのものよりも人間のモラルが地獄だったんだなあと読み返して思うね。現実の子供泣かせて面白がるのは人としてアカンでしょ -- 名無しさん (2023-10-19 08 23 37) 泣かせたのは大事な場面でしねんクソ外ししたメガメタグロスなんだよなあ ちゃんと経緯追ってどうぞ -- 名無しさん (2024-05-17 13 29 18) >一番の対策は、こいつ以上の素早さを持ったかくとうタイプのポケモンで対面から叩く事。 ……これ対策か?交換際に適当に恩返し・グロパン振られたら不意打ち確定圏内で詰まない?安パイで身代わりされても終わるし。どうやって安全に無傷で対面させるんだよ -- 名無しさん (2024-05-28 15 37 52) 第六世代でS101以上の格闘ポケモン、ゴウカザル、ルチャブル、バシャーモ、コジョンドは、計算したら交代際の恩返しだけで確定一発だった……。耐えられるのは今ひとつに抑えられるコバルオン、テラキオンだけ。こいつらもグロパンが抜群だから先に1ターンでも積まれてたら交代際で確1 -- 名無しさん (2024-05-28 15 59 30) 第六世代でS101以上の格闘ポケモン、ゴウカザル、ルチャブル、バシャーモ、コジョンド、ビリジオンは交代際の恩返しで確定一発だった。耐えられるのは半減に抑えられるテラキオンとコバルオンだけだった -- 名無しさん (2024-05-28 16 03 57) ユナイトにでないかなあ。メガガルーラで暴れたいぜ -- 名無しさん (2024-05-30 01 39 40) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/wiki9_mh2/pages/73.html
ナーダの関所 アイテム コアメタル 備考 ガリュウ(サブイベント) 隣接エリア イルゴニア渓谷・西 イルゴニア渓谷・ナーダ湖畔