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コスト 12 最大レベル 80 売値 4200M サブタイトル 進化 タイプ 攻撃初期値 防御初期値 攻撃最大値 防御最大値 スキル 入手方法 ルパン進入 - 攻撃 なし Rどっちが本物?から進化・レジェンド ルパン進入 + 攻撃 16904 6184 なし Rどっちが本物?から進化・レジェンド ルパン進入 ++ 攻撃 3768 1936 19938 7306 なし Rどっちが本物?から進化・レジェンド ルパン進入 +++ 攻撃 なし Rどっちが本物?から進化・レジェンド 仕事前の一服 - 攻撃 400 400 9330 4570 なし スパイ1から進化・レイド(高確率) 仕事前の一服 + 攻撃 2506 1554 12936 6424 なし スパイ1から進化・レイド 仕事前の一服 ++ 攻撃 15037 7550 なし スパイ1から進化・レイド 仕事前の一服 +++ 攻撃 3557 2332 17087 - 18687(Lv120) 8702 - 9502(Lv120) なし スパイ1から進化・レイド 紫煙の瞳 - 攻撃 9680 4770 エナジーtheハニー イベント・レジェンド・レイド 紫煙の瞳 + 攻撃 エナジーtheハニー 紫煙の瞳 ++ 攻撃 エナジーtheハニー 紫煙の瞳 +++ 攻撃 エナジーtheハニー 神出鬼没 - 攻撃 9930 4420 コンボtheハニー イベント・レジェンド・レイド(低確率) 神出鬼没 + 攻撃 コンボtheハニー 神出鬼没 ++ 攻撃 コンボtheハニー 神出鬼没 +++ 攻撃 コンボtheハニー 狙い済ました一撃 - 攻撃 9480 4420 バリアtheハニー イベント・レジェンド 狙い済ました一撃 + 攻撃 バリアtheハニー 狙い済ました一撃 ++ 攻撃 バリアtheハニー 狙い済ました一撃 +++ 攻撃 バリアtheハニー 企みの思考 - 通常 550 250 なし レイド(高確率) 企みの思考 + 通常 なし 企みの思考 ++ 通常 なし 企みの思考 +++ 通常 なし 余裕の一撃 - 通常 7310 7290 コンボtheサムライ レイド 余裕の一撃 + 通常 コンボtheサムライ 余裕の一撃 ++ 通常 コンボtheサムライ 余裕の一撃 +++ 通常 コンボtheサムライ 作戦完遂 - 通常 550 250 なし レイド(高確率) 作戦完遂 + 通常 なし 作戦完遂 ++ 通常 なし 作戦完遂 +++ 通常 なし サブタイトル 進化 タイプ 攻撃初期値 防御初期値 攻撃最大値 防御最大値 スキル 入手方法
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大洗女子 聖グロリアーナ サンダース アンツィオ プラウダ 黒森峰女 継続 知波単 大学選抜チ BC自由 西住みほ武部沙織五十鈴華秋山優花里冷泉麻子角谷杏小山柚子河嶋桃磯辺典子近藤妙子河西忍佐々木あけびカエサルエルヴィン左衛門佐おりょう澤梓山郷あゆみ丸山紗希阪口桂利奈宇津木優季大野あや園みどり子後藤モヨ子金春希美ナカジマスズキホシノツチヤねこにゃーももがーぴよたん ダージリンアッサムオレンジペコローズヒップルクリリ ケイナオミアリサ アンチョビカルパッチョペパロニ カチューシャノンナクラーラニーナアリーナ 西住まほ逸見エリカ赤星小梅 ミカアキミッコ 西絹代玉田福田細見 島田愛里寿メグミアズミルミ お銀マリー安藤押田
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強く気高く美しかった、西住まほの後ろ姿が、私にはどれほど眩しく見えたか。 自分自身にできないことを、平然とこなす西住みほを、私がどれほど羨んだか。 西住ならぬ凡愚の想いを、彼女らが理解することは、恐らく一生ないのだろう。 私は黒森峰の副隊長として、まほ隊長の隣に立つ資格を得た。 けれどもそれは、正当な評価によって、与えられた立場ではなかった。 全国大会敗退に伴う、西住みほ副隊長の退学。 埋めた穴を補うための、繰り上げという形での昇進。 結局私は、黒森峰のナンバー2だと、正当に認められたわけではなかった。 三番手に過ぎない私が、二番がいなくなったことで、たまたま選ばれただけでしかなかった。 苦肉の策の代用品。それが黒森峰女学園副隊長・逸見エリカの正体だ。 少なくとも、私自身は、そうだろうと思っていた。 だからこそ私は、西住みほを、許せないと思っていた。 本当ならば彼女は、私以上に、隊長の力になれたというのに。 力を持った者はその責務を、果たさなければならないというのに。 であれば、こんな晒し者のような屈辱を、味わうこともなかったというのに! 私は必ず彼女を倒す。 今こそ戦場で戦い、彼女を乗り越えてみせる。そして証明してみせる。 彼女の身勝手な出奔が、過ちであったということを。 隊長の前に立ちはだかることが、いかに愚かで罪深いことなのかを。 そうでなければ、副隊長・逸見エリカの有用性も、存在意義さえも証明できない! その時の私はそう思い、憎しみの炎でエンジンを噴かせ、鋼の戦車を操っていた。 翌年の全国大会で、私は彼女と戦った。 否、正直な話をすると、戦うことすら叶わなかった。 彼女を狙った砲撃は、一撃も届くことはなく、その仲間達によって阻まれた。 黒森峰に遠く及ばない、素人集団であるはずの連中の壁すら、私は乗り越えることができなかった。 肝心な戦いにも一歩及ばず、彼女は隊長を撃破し、優勝をもぎ取っていった。 なんて無様な空回り。 なんて愚かな道化芝居。 私は何も為せぬまま、失態と醜態にまみれた姿で、呆然と結末を見せつけられた。 今ならば、理解できる気がする。 あの時私は何ゆえに、何事も為すことができなかったのかを。 そして彼女は何ゆえに、私を歯牙にもかけず置き去って、勝利を手にすることができたのかを。 究極のところ、私は自分のためにしか、戦車道をやっていなかった。 隊長の指示を上辺だけ受け取り、その意図に十全に応えることができなかった。 一方の彼女は、仲間を信じ、手を取り合って戦うことで、その力を最大限に引き出していた。 勝てぬわけだ。 たった一人で力む自分が。無能をなじることしかしなかった自分が。 八両きりの相手とはいえ、一両で挑んでいた私が、追いすがれる道理などなかったのだ。 それはきっと、この先の私が、忘れてはならない過ちだと思う。 いずれ隊長の跡を継ぎ、黒森峰を率いる私が、覚えておかねばならないことだと思う。 意図したわけではなかったのだろうが、私は彼女に教えられた。 私という個人が勝てなくてもいい。 孤高の天才になどなれなくてもいい。 私と仲間達のチームが、勝利を掴み取ることができれば、それこそが結果として残る。 それを教えてくれた彼女に、次は負けないと私は言った。 それでも、もし仮にもう少しだけ、腹を割って話す機会があれば。 私は西住みほに対して、どんなことを話すのだろう。 ◆ ◇ ◆ 「くそ……ッ!」 冷たい壁に寄りかかり、がんと、右手で壁を打つ。 息は荒い。汗は酷い。 眩く光る銀色の髪を、乱して肌に貼りつけながら、逸見エリカは苦々しげに、短く言葉を吐き捨てた。 (無様だわ) 額に手を当てながら、自嘲する。 遠い海原の学園艦から、陸へ連れられ本州へ渡り、閉じ込められた大東京。 冷たいコンクリートの檻の中、エリカが巻き込まれたのは、聖杯戦争という戦いだ。 顔にかざした手の甲では、その参加者へと刻まれる、令呪が彩りを放っている。 曰く、あらゆる人の願いを聞き入れ、叶えることが出来る願望機・聖杯。 その力を行使し、願いを叶えられる一人を、殺し合いによって選抜するのが、この聖杯戦争であるのだと。 形だけをなぞった戦車道とは違う、本物の命の奪い合いが、この地で行われるのだと。 「――どうやら、相当に堪えたらしいな」 ざん――と、重い足音が聞こえた。 夜闇の底から響くような、低い声が語りかけてきた。 エリカの目の前に現れた、その姿は、黒い。 宵の漆黒と血の深紅。禍々しい二色で塗りつけられた、鋭く冷たい鎧姿だ。 時間と空間を飛び越えた、遠く彼方の世界から、降り立ったという英霊の写し身――サーヴァント。 これこそ、聖杯戦争を勝ち抜くために、聖杯から与えられた駒なのだそうだ。 どう見ても、神話の英雄というよりは、それに倒されるべき悪魔のような、恐ろしい姿をしているのには、文句の一つでも言いたくなったが。 「ざまぁないわね。偉そうな口をきいておいて、こんなところで躓いて」 「敵も強かった。魔術師でないエリカには、無理もない話だ」 とうに覚悟していたことを、今更責めるつもりはないと。 鎧姿の槍騎士(ランサー)は、事も無げに言い放つ。 エリカの召喚したサーヴァントは、今しがたライバルと交戦し、死闘の末に勝利した。 ランサーの能力もかなりのものだが、敵のサーヴァントも手強かった。一歩間違っていたならば、負けていたのはこちらかもしれない。 故に彼は全力を尽くして、敵との戦いに臨んだ。 その結果エリカに襲いかかったのは、急激な体力の消耗だ。 魔術の産物であるサーヴァントは、自らの力を発揮するために、主人(マスター)の魔力を要求する。 当然ながら、魔術師でないエリカには、馴染みの薄い魔力の消費は、大きな負担になってしまうのだ。 「覚悟……覚悟、ね」 所詮自分の力など、その程度にしか見積もられていなかったというわけだ。 劣等感を揺さぶられ、エリカは力なく笑う。 戦車道のエースとはいえ、彼女は本物の命の奪い合いなど、経験したこともない女子高生だ。 恐らくはランサーも、そのことを指して、そのようなことを言ったのだろう。 しかしエリカにとっては、重要な点は、そこではない。 「随分と、自分を軽く見るんだな」 「別に。ただ、私の知っている人達なら、同じ壁にぶち当たっても、乗り越えていくんだろうなと思っただけよ」 自嘲を見透かした英霊に対し、エリカはぶっきらぼうに答える。 単に戦車道をやるだけならば――極論、黒森峰女学園でやっていくだけなら、自分は十分過ぎるほどに、強い力を得ているのであろう。 それでも、エリカが望んだ場所は、より遠くにそびえる頂だった。 国際強化選手にも選ばれた、名門・西住流の後継者、西住まほ。 その強く気高い後ろ姿に、輝きを見出し憧れた。 彼女には自分以上に相応しい、天才的なパートナーがいると知った時には、その才能こそを羨んだ。 天才に囲まれた逸見エリカは、西住流という暗い影に、囚われた劣等感の虜だったのだ。 「それでも、乗り越えるべきはお前だ。遠い彼方の誰かじゃない」 「分かってるわよ、そんなこと」 「できるのか? 願いもなければ自信もない、半端な覚悟しか持たないお前に」 鎧の男の問いかけに、エリカは軽く眉をひそめる。 聖杯にかけるべき願いを、逸見エリカは持っていない。 ただの女子高生でしかない彼女には、命を張ってまで叶えたい、重大な願い事などなかったのだ。 来年こそ戦車道の大会で、優勝したいという願望は、それとは何か違う気もする。 「死にたくないのは本当よ。それが動機じゃ、悪い?」 それでも、ただ黙って殺されることなど、エリカには到底認められなかった。 だからこそ、願いなどなくとも、エリカは敢えて戦いに乗った。 既に脱走の手段はいくつか講じ、そして全てが失敗している。 この戦いを勝ち残り、最後の勝者になる他に、彼女が生還する道などない。 なればこそエリカには、その他に、取れる手立てなどなかったのだ。 たとえ魔術の心得も、実戦の経験もなかったとしても。 経験の差を埋められるだけの、天賦の才がなかったとしても。 「まぁ、ある意味何よりも、純粋な願いではあるな」 そしてランサーはこの場では、その一言で納得した。 含むものはあったろうが、それでも今の答えとしては、及第点であろうと認めたのだ。 話は終わりだと言わんばかりに、黒い鎧は背を向けた。 「……願いくらいなら、私にもある」 ぽつり、と。 冷たい背中にかけるように、エリカは小さくひとりごちる。 それに気付いた甲冑の男は、首だけを軽く、振り向かせた。 「もしも帰ることができたら……その時は、知り合いと、話がしたい」 聖杯なんかにかけるような、大それたことではないけれど。 それでもそれは、今のエリカが思いつく、一番の願い事ではあった。 生きて帰った時を考え、最初に浮かび上がった顔は、敬愛するまほのそれではなかった。 むしろ激しく妬み恨んだ、妹の西住みほの顔が、真っ先に思い出されたのだ。 誰よりも、それこそ己よりも、まほの求めるものに応え、完璧な連携を見せたパートナー。 それでもたった一度の衝突で、彼女を見捨て黒森峰を離れ、敵として立ちはだかった裏切り者。 力ある者が背負うべき、ノブレス・オブリージュを捨て去り。 エリカの小さな器では、どれほど渇望しても得られなかったものを、平然と手放し投げ捨てて、プライドと劣等感を逆撫でた怨敵だった。 そう――少し前までは、そうだった。 (それでも) だとしても、彼女には教えられた。 自分に足りなかったものが何なのか、あの全国大会の舞台で、みほは自分に教えてくれた。 それは個人の才能ではない。集団を勝利に導くものは、その集団同士で手を取り、互いを支え合う絆だ。 それこそが、あの西住姉妹の連携の、本当の正体だったのだ。 全力を出し切ることもできず、無様を晒した戦いだったが、それでも不思議と彼女からは、憎悪の炎が消えていた。 だからこそ、帰ることができた時には、もう一度話をしたいと思った。 何を言うかなど知らない。結局愚痴ばかりぶつけるかもしれない。 それでも、あの遠い背中と向き合い、胸の内を知ることは、大切なことではないかと思うのだ。 (これからの黒森峰女学園には、もう西住隊長はいない) 既に今年の大会は終わった。 遠からずまほは引退し、一つ歳下の副隊長たる自分が、指揮権を引き継ぐ時が来る。 頼り囚われ続けてきた、西住流の天才達は、もうどこにもいないのだ。 なればこそ、エリカは何が何でも、帰らなければならなかった。 これからを戦うための答えの、その扉の前に立った自分が、帰らなければならないのだ。 最後の扉をこの手で開き、黒森峰女学園の長として、相応しい女になるためにも。 敬愛するまほが、ついぞ叶えられなかった優勝という悲願を、この手で成し遂げるためにも。 それは逸見エリカの責任であり、同時に、願いでもあった。 ◆ ◇ ◆ (天才の影……か) 宝具たる鎧を解除し、背の高い青年の姿を、霊体化によって隠しながら。 ランサーのサーヴァント――相羽シンヤは、遠ざかる背中を静かに見送る。 急激な魔力の欠乏によって、よろめく体を引きずりながら、それでも前に進み続ける、逸見エリカの姿を見やる。 あれは自分だ。かつての己だ。 兄の背中と才能に憧れ、届かない自分の無能に怒り、がむしゃらに追いかけ続けたシンヤの姿だ。 劣等感と対抗心は、侵略者によって歪められ、取り返しのつかない惨劇を招いてしまった。 もしも彼女がこの先も、その想いを抱え続けるなら、必ず彼女の在り方に、暗い影を落とすだろう。 (馬鹿だよ、お前は) だからこそ、彼女は知るべきなのだ。 自分の抱えているコンプレックスが、いかに的外れなものなのかを。 彼女は自分が思っている以上に、認められているということを。 (それほど焦がれた天才に、お前は期待されている。お前の願いは、当の昔に、叶ってしまっているんだよ) ある時、エリカはシンヤに対して、愚痴をこぼしたことがある。 元副隊長が去った後、繰り上げで副隊長になった自分の指導に、隊長は時間を割いてくれたと。 自分に力があったなら、彼女の手を煩わせることも、きっとなかったはずなのにと。 しかしそれは、エリカが後継者たる才覚の持ち主であると、認められている何よりの証だ。 でなければ、赤の他人に付き添って、己の全てを叩き込むなど、到底できるはずもない。 それは生前のシンヤが、何より気付くべきだったことでもあり。 それに今際の際にならなければ、思い当たることができなかったからこそ、シンヤは己を罵ったのだ。 (俺もお前も、大馬鹿者だ) 理想の兄を乗り越えて、両親に認められたかった。 そうする他に、両親の愛を、自分が独占する術は、この世にないと思っていた。 それでも相羽シンヤの望みは、兄を超えるまでもなく、叶えられていたのだった。 母は己の命を賭して、シンヤを守り抜こうとし、そしてそのまま天に召された。 父は兄ですらも乗り越えられない、絶体絶命の窮地の中で、真っ先にシンヤを助けようとした。 勝負など挑むまでもなく、シンヤは誰にも奪えない、最期の愛を独占していた。 愛されていたことに気付かないまま、愛に飢え続けた相羽シンヤは、どうしようもない大馬鹿者だった。 だからこそ、願わざるを得ない。 彼女が同じ轍を踏まないことを。 生きて帰ったその先で、己に向けられた愛情に、逸見エリカが気付く日が来ることを。 【クラス】ランサー 【真名】相羽シンヤ 【出典】宇宙の騎士テッカマンブレード 【性別】男性 【属性】混沌・中立 【パラメーター】 筋力:D 耐久:E+ 敏捷:D 魔力:E 幸運:D 宝具:B+ 【クラススキル】 対魔力:E(B→A) 魔術に対する守り。 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。 宝具『愚者の黒き仮面(テッカマンエビル)』解放時にはBランクとなり、魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。 更に宝具『決壊(ブラスターエビル)』解放時にはAランクとなり、事実上現代魔術により傷をつけられることがなくなる。 【保有スキル】 怪力:-(B) 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。 宝具『愚者の黒き仮面(テッカマンエビル)』解放時にのみ機能するスキル。 自己改造:B 自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。 このランクが上がればあがる程、正純の英雄から遠ざかっていく。 話術:D 言論にて人を動かせる才。 一流の煽りスキルを有しており、挑発行為が非常に得意。 ただし、これはあくまでラダムの侵蝕により、性格が変質して得たスキルであるため、現在は積極的には使いたがらない。 【宝具】 『愚者の黒き仮面(テッカマンエビル)』 ランク:B 種別:対人宝具(自身) レンジ:- 最大補足:- 筋力:B 耐久:C+ 敏捷:B+ 魔力:B 幸運:D 宇宙生命体ラダムの科学の結晶・テッカマン。 異星を侵略するための牙であり、同時に脆弱な本体を守るための殻でもある。 通常時はテッククリスタルと呼ばれる、赤い水晶体の形をしている。 宝具解放時にはシンヤの身体を変異させ、黒と赤に染まった禍々しい鎧のごとき姿となる。 エビルは多目的汎用型のテッカマンであり、あらゆる戦況に対応できるパラメータを有している。 武器は超硬質の槍・テックランサーと、投擲したそれを回収するためのテックワイヤー。 両肩パーツは取り外して、ラムショルダーという名称の斬撃武器として用いることも可能。 必殺技のPSY(サイ)ボルテッカは、変身時に発生した反物質を開放し、敵目掛けて発射する砲撃技。 相手の魔力放出攻撃にぶつけた際、ボルテッカの出力が相手より勝っていれば、 対象の攻撃エネルギーをそのまま吸収し、ボルテッカに取り込んで跳ね返すことができる。 また、変身時に展開されるエネルギーフィールドを利用し、高速形態に変形して突撃する、 クラッシュイントルードと呼ばれる攻撃を行うことも可能。 既にラダムの洗脳下にないシンヤだが、変身制限時間はない。 『決壊(ブラスターエビル)』 ランク:B+ 種別:対人宝具(自身) レンジ:- 最大補足:- 予期せぬ状況に適応するため、テッカマンが進化した姿。 外敵を排除することのみを盲目に求めた、性急かつ歪な進化の産物であり、いずれ滅びへ行き着く袋小路である。 宝具『戦慄の黒き仮面(テッカマンエビル)』の強化形態であり、 この宝具を解放したエビルは、幸運以外のパラメータが2段階上昇する。 テックランサーの先端からは、通常時のボルテッカに匹敵する反物質砲を放つことができ、 ボルテッカは正面方向のみならず、全方位に向けて発射することができるようになる。 PSYボルテッカの性能を応用した、フェルミオンのバリアーは、上記のテックランサーによる反物質砲すら無効化可能。 ただし要求される魔力量は極めて大きく、同時にシンヤ自身の肉体もまた、急激に崩壊していく諸刃の剣である。 生前のシンヤはたった一度の戦闘で限界を迎えており、文字通り一発限りの最後の手段であると言える。 【weapon】 テッククリスタル 宝具『愚者の黒き仮面(テッカマンエビル)』を発動するためのアイテム。 【人物背景】 かつて宇宙生命体ラダムに取り憑かれ、テッカマンエビルへと改造された少年。享年18歳。 天才肌の双子の兄・タカヤのことを敬愛しつつも、 強い劣等感とライバル意識を抱いており、徹底した努力でその差を埋めようとしていた完璧主義者だった。 その屈折した感情は、ラダムの洗脳の域を超え増幅されており、 タカヤの変身するテッカマンブレードに対して、狂気じみた執着心を抱いていた。 最終的にはタカヤがブラスター化によって自滅する前に決着をつけようと、 自らもブラスター化して真っ向勝負を挑むという、あまりにも不毛な道を選択。 愚かながらも、意地と信念を曲げることなく突き進んだシンヤは、勝利の目前までタカヤを追い詰める戦いぶりを見せた。 その後肉体が限界を迎え、一瞬の隙を見せたことにより敗北したものの、 最期の瞬間にラダムの洗脳から逃れたシンヤは、ようやく本心からタカヤと向き合い、眠りについた。 死後の現在においては、当然ラダムの洗脳による影響はなく、本来の相羽シンヤの人格を取り戻している。 【サーヴァントとしての願い】 特になし。強いて言うなら、自分と同じ失敗を、エリカにさせたくはない 【基本戦術、方針、運用法】 高い格闘戦能力に、大火力のボルテッカ。そして飛行能力まで備えているという、極めて優秀なサーヴァントである。 ただし、魔術の素養のないエリカでは、魔力の供給が追いつかず、大きな負担を強いられてしまう。 特に『決壊(ブラスターエビル)』の発動のためには、シンヤもエリカも、死と隣り合わせのリスクを背負う必要があるだろう。 地力自体は高いため、とにかく無理をしないこと。危険だと思ったらすぐ撤退すること。これが最大の肝となる主従である。 【マスター】逸見エリカ 【出典】ガールズ&パンツァー 【性別】女性 【マスターとしての願い】 生き残るために戦う 【weapon】 なし 【能力・技能】 騎乗 騎乗の才能。戦車およびヘリコプターを操縦できる。 戦車の乗組員としては、車長を担当していた。 軍略 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。 ただし、あくまで人死にの出ない、競技による戦闘においての話である。 また、彼女は未だ副隊長であるため、そのスキルも発展途上のもの。 圧倒的な実力差を持つ相手に対し、浸透突破による一発逆転を提案するなど、攻撃的な思考回路を有している。 【人物背景】 九州の黒森峰女学園に通う、高校二年生の少女。 天才と歌われた隊長・西住まほを尊敬し、彼女を支える良き副隊長となるべく、日々邁進を続けていた。 一方、その妹の西住みほに対しては、複雑な感情を抱いていた。 今回は全国大会で、大洗女子学園に敗北した後からの参戦となる。 プライドが高いひねくれ者。 やや口が悪く、常に一言多い人物である。とはいえ根っからの悪人ではない。 ムキになりやすい部分はあるものの、名門・黒森峰の副隊長として、相応しい才覚の持ち主ではある。 ある雑誌にて応じた取材によれば、自分以上の才能を持ち、まほとの連携を完璧にこなすことが出来るみほは、彼女にとって羨望の対象であった。 しかし、そのみほは昨年の敗戦を機に黒森峰を退学。コンプレックスは憎悪へと転じ、執拗に彼女を責めるようになる。 とはいえ全国大会で敗れた後には、そのわだかまりも氷解しており、いくらか冷静に向き合えるようになっている。 ボクササイズとネットサーフィンという、相反するイメージの日課を両立している。アウトドアなのかインドアなのかよく分からない人物。 【方針】 生きて帰る術が他にないのなら、戦って聖杯戦争に優勝する 候補作投下順 Back アサシンxアサシン Next アルトリア&セイバー
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/*黒森峰学園隊長──西住流の次期後継者、躍動。2代目女帝襲名は確実か。 本日、高校戦車道競技において、黒森峰学園と聖グロリアーナ女学院の交流試合が行われた。 黒森峰生徒の大規模な留学に伴い、参加選手の選手層が薄くなっていることについて、一部有識者からは黒森峰の弱体化を懸念していた。しかし、新たに隊長に就任した西住まほの華麗な指揮ぶりによる勝利。懸念を一蹴する形となった。 かつてのスター選手にして現西住流家元、西住しほ譲りの才覚を発揮した女帝に早くも10連覇を期待する声が 上がっている。 西住流、確かにあの人を構成する要素の一つだ。私が黒森峰への入学を志したのも、当時広く活躍していた西住流へのミーハー的な憧れが要素として在ったことは否定できない。鉄の規律による統制で敵を撃滅する流派。入学早々の扱きで弱音を吐きたくはなったけれども。 訓練に食らいつく私を、あの人は冷たい目で見ていた気がした。気に食わないとは思わなかった。上意下達は西住流の基本、あの人は皆の憧れ。西住流にふさわしい能力があるって誰もが納得している。いつかはあの人に自分を認めさせてやる。そういう風に思っていた。 /*西住姉妹大突破! もはや高校戦車道は黒森峰の生存圏に?! 西住姉妹がまたやった──抜群のコンビネーションを見せるのは西住流家元、しほの娘のまほみほ姉妹だ。本日のサンダースとの練習試合、姉まほ隊長の号令の下、手足のように戦車隊が動いた。先鋒を務めるのは妹のみほ。彼女の素早い突入にサンダースの戦車軍団はたちまち混乱し陣形を乱す。もうこうなれば試合展開はまほ隊長の手の上! たちまち姉妹のサンドイッチでサンダースは3ダースから2引いた十個(本当は34個だが)の具材になったとさ。試合は黒森峰の圧勝で終了。サンダース弱体化が著しい今、もはや絶対王者黒森峰を阻めるのは北方の雄プラウダのみ。そのプラウダにも練習試合の成績は勝ち越している黒森峰。高校戦車道は西住に蹂躙されてしまうかも──?! その日はみほが珍しく小隊の行動についてごにょごにょ言っていた。お姉ちゃん、隊長は各小隊長に解釈の余地を残した指示をしていたけど、みんなそこまで慣れてないかも。私は一理あると思っていたが、よりにもよって隊長の身内が隊長を批判するようなこと言えば、チームの統制が揺るぎかねないので黙っていることにしようとしたが、よりにもよって私だけに言って、ミーティングでは何も言わない姿勢が気に入らなかったので、隊長に談判することにした。(ふぇええとか言う声が後ろから聞こえていた) 隊長に具申すると、お前はどう思う?そんな下問があった。私は正直に答えた。私も同意見です。私も日々研鑽を重ねておりますが、西住みほ以外の各隊員は基本戦術も満足にこなせていません。将来的にはやっていくにしても、今はまだ早いと考えます。言い終わるとクスリという音を聞いた。おそるおそるあの人の顔をみると、微笑んでいる。 初めて見た。あの人のこんな顔を。普通の女子高生みたいな顔だった。 どちらの意見も正しいな──エリカ。親し気な声を掛けられた。お前たちがいれば黒森峰は安心だ。今後もみほを助けてやってくれ。最近自己主張をしなくなってしまったから。普通の姉みたいなことを言う。 その日は、はい、と頷いて帰った。帰り際ファミレスによってデミグラスハンバーグを食べた。 【悲報】黒森峰隊長の表情、変わらない。【戦車マシーン】 隊長は優しい人だ。純粋で、穏やかな人だ。 ↑用済流家元。エロいんだよ市ね。 ↑エッチ戦車前進!wwwパンツァームフォフォ!wwww ↑どういう意味? ↑エッチ戦車前進はエッチ戦車前進だろ。 ネットサーフィンは疲れているときにやるものじゃない。戦車道の戦術ノートと同じくらい繰り返した言葉をリピートしていた。検索サイトの上位に出てきた言葉にカーソルが寄っていくのを必死に抑えた。ネット上の不特定多数はひねくれているから、隊長の素晴らしい性格について力説しても理解しようとしないだろう。 本日の試合も快勝した。相手はアンツィオ。内容については言うこともなく横綱相撲で押し切っての勝利。 ただ、終わってからの方が大変だった。アンツィオのドウーチェとか隊員に呼ばせている隊長は馴れ馴れしく私たちの隊長に話しかけているし、やれとも言っていないのに部下どもは宴の準備を始めていた。何勝手なことしてるの、一喝しようとしたところで、あの人は申し出を受けた。たちまちどんちゃん騒ぎが始まった。ぐちぐち言ってやろうと思っていたが、アンツィオの隊長と心なし楽しそうにしている隊長が見えて引っ込めた。まあ許してやる。そういうことにして屋台に座った。ナポリタンが次から次へと投入された。結局怒鳴る羽目になった、やめろっていってるでしょ! お腹一杯過ぎて眠れないからネットサーフィンをしていたらとんだものを目にしてしまった。 軽薄なタイトルだが、おそらく隊長の容貌や能力への称賛だろう。見てみるのも悪くもないかも。やっぱり見てみようか。誘惑を胃の重量感で押し切ってその日は眠りについた気がする。 /*高校戦車道大会決勝戦で戦車の滑落事故。けが人なし。 次のニュースです。本日雨天の中行われた高校戦車道大会決勝戦の試合中、戦車が滑落し川に水没する事故がありました。水没した戦車内には乗員が取り残されていましたが、同校の副隊長による救助活動が行われ、幸いにもけが人はいませんでした。試合結果はプラウダの勝利となっています。 ……みほは黒森峰を去った。小梅が泣いているのを見た。私は何もしなかったし、できなかった。 隊長と今後についての話をした。みほがいなくなった副隊長の座には私が就くことになった。隊長の様子はいつもと変わっていないように見えた。10連覇のかかった優勝をああいう形で逃したことで、各方面からバッシングを受けていると聞いている。しかし、その凛とした姿はいつもと変わらない。 私は、無理しないで下さいと言うか迷った。長く悩んでいるせいで言葉が途切れてしばらく経っていた。気まずい時間が過ぎた。 エリカ。私は実家に犬を飼っているんだ。……はあ。唐突な発言だった。いきなりすぎて生返事をしてしまった。柴犬で可愛い盛りなんだ。……はい。とても可愛いんだ。はい。だから……。……? …………、…………。大丈夫なんだ。……はい? よくわからない会話だった。言い終わった隊長はこちらを見ている。なんて返せばいいかわからない。隊長が再び口を開いた。 エリカ、ありがとう。気負うところのない顔で笑っていた。泰然自若とした顔で、こちらを見透かしているようだった。 そうだった、西住まほはこういう人だった。冷静で悠然としていて、果断で、不器用。口下手、でも誰よりも大きい人だった。場の空気を支配できる人だった。本当に素敵な人だった、一緒にいて安心できる人だった。 あのときは分からなかったけれど、あのシュールな会話の内容は、心配してくれてありがとう。私は大丈夫だ、なんたって自分の飼っている犬の話をできるくらい余裕があるんだ。それはそれとして犬は可愛いんだ。とても可愛いんだ。そういう意味だったのだ。……本当は違うかもしれないけど。 (でも、しょうがないですよね。言ってくれなきゃわかりませんもの) ああ、そんな機会もなくなってしまったんだな。あの人の真意を聞ける日は永遠に来ないんだ。 西住まほは、我らが黒森峰の隊長は、誰にも負けないと信じている。どんな敵にだって負けやしない。一回負けたみほにだって、次に戦えば絶対に勝つ。 逸見エリカは瞬きをした。手元には64式の小銃がある。銃口はサンダースの隊長のケイを向いている。彼女は隊長を殺したといった。そんなことはありえない。しかし、放送も隊長が死んだと言っている。この殲滅戦が始まってから延々と繰り返された選択肢が戻ってきた。撃つか、撃たないか。もうケイは銃を持っていて、一刻の猶予もない。 エリカは、日常のまほのことを思い出した。いつだって変わらない強い在り方を思った。さっきまでのみほのことを思い出した。内に秘めた強い闘志のことを思った。ようやく彼女はネジの所在を理解した。自分がなぜ撃たなかったのも理解できた。歯車の噛み合う感覚を覚える。 分かったわ! 分かった。分かった。 (ありがとうございます、隊長) 感謝の念を浮かべる。浮かべると、隊長がいなくなった寂しさがじわじわと心に染み出していた。本当のところでは小梅が死んだときみたいに──隊長が死んだことなんて理解できていないんだろうとエリカは思う。その内寂しさは悲しみになってまた動けなくなるのだろうとも。 だが、今は動ける。ちょっと良い感じ。 さあ、戦う。目の前の女を張り飛ばして、あの人にさよならを言いに行こう。 寂しさが足を停めてしまう前に。悲しさが心を奪ってしまう前に。 良いところを見せなければ、西住姉妹にも、ケイにも。ついでにアンツィオの隊長にも。 ※ ※ ※ 『優しい人でした。強い人でした。人間として魅力を兼ね備えていました』 『弱いものを助けようとする人でした。困ってる人を助けようとする人でした』 『とても麗しい人でした』 ※ ※ ※ 「……エリカー? どうかした?」 引き金が引けないからって、人の気を引こうと奇行に走るのは駄目よ。こんな場所じゃ狂人の区別はつかない。私も黒森峰副隊長が発狂死したなんて覚えていたくないわ。 「わかったのよ。」「What?」「私がアンタの命を恵んでやった理由!」 隊長もみほも決してあんたを撃ったりはしない。 理不尽に屈して、理不尽をしたりしない。だったら! 「私があの人たちに並ぶのに、アンタなんかの血で手を汚すわけにはいかない!」 「……そう、頑張って。隊長はもう殺したし、あなたの命はもう一分ももたないけど」 エリカの表情は変わらない。どこか吹っ切れた様子がケイには不思議で滑稽に見えた。 「わかったのは一つだけじゃないわ」 「あなた、隊長を殺していないでしょう」 ……。その言葉を聞いて、ケイは目をぱちくりとさせる。内心、動揺を表に出さないように努める。何故、分かったのか? 推定彼女がこれまでに行動していた経路では、私がまほの死に関与していないことを示す証拠など見つけられないはずだ。ならば、ブラフか、いや、こんな状況では特に意味のない嘘だ。 「絶対王者の一員だけあって、けっこう気高いのねエリカ。強く死ぬために意地まで張っ「隊長は!」」 エリカが叫ぶ、叫んで、ケイを睨みつける。 「隊長は、あんたなんかには、負けないから!」 「…………なあに? それ!」 ケイは噴出した。こらえきれないように笑い続ける。そんな子供みたいな意地を張って、そんな主張をしてどうするのか。どこかずれたような回答が面白くて笑ってしまう。 エリカは気にせずに言葉を続ける。彼女の瞳には確固たる意志が宿っていた。 「アンタは隊長に一回も勝ててない、隊長が隊長になってから……あの人にアンタは負け続けてきた」 「戦車道では……ね」 「戦車道でもなんでも!」 エリカが強く睨む。あの人がしない表情で、あの人みたいな気概に焦がれて。 「あんたは隊長より下だ! ずっと手のひらの上! 今だって言われるがままに人を殺してる。そんな奴が隊長に勝てるわけがない!」 「OK。もういいわエリカ。面白くなくなってきた」 ケイが表情を消して銃口をエリカに向けた。銃口は純然たる暴力と死の象徴で、エリカを怯ませそうになる。 歯を食いしばる。動揺を毛ほども見せてやらない。まだ言いたいことがある。絶対に負けたくない。あの人みたいに。絶対に負けられない。あの人のために。 負けられないから、怯まない! 「そう、……いつも負ける言い訳をしてから勝負する奴が勝てる人じゃないわ」 「……私のことを言ってるの?」 「いつも言いたかったの。あなた、いつだって公平な勝負をするって相手と条件を揃えるけど──」 エリカがケイを見据える。 「アレって、負ける言い訳でしょう。公平な勝負だからしょうがない。あなたの取り巻きが言う。さすがケイ隊長は高潔だ!」 あなた本当は、勝つ自信がないだけでしょう! ケイが目を大きく見開いた。同時にそれ以外の表情がすべて抜け落ちる。 「配慮してあげたから負けましたー。そんなことをする奴に隊長は負けない。私だって。あなたは隊長に勝てない。もういなくなってしまった今なら、未来永劫。そして──それは私にだってそうだ」 エリカは大きく息を吸った。 「負けを認めている奴が、私に絶対に勝てるもんか!」 ケイの眼に怒気が走る。同時にエリカが走り出す。 開戦の号砲が鳴る。 ───────中距離戦! ケイがエリカに発砲する。エリカはスライディングのように低く身を躱す。運動エネルギーが止まった瞬間に、絶対に当てないように左から右にケイを飛ばして射撃する。(当たるな! 私も日本産米国人の挽肉は見たくないの!) ケイの2発目が遅れた。撃たないんじゃなかったの! 騙されたわね!(良かった。まだハンバーグは食べられる!) エリカがまた駆ける。ケイが銃を構えなおす。 ───────近距離戦! 再びエリカに向いた銃口が火を噴く──ことを見越したエリカが身を翻す。銃は動かない。ケイは引き金を引いていない。死の切っ先がエリカの動きを追従している。(まずっ──)引き金が引かれる。その腕にアンチョビが組み付いた。銃を奪おうとする彼女の体は小柄で、体重は軽すぎる。たちまち振り払われた。銃口は迷わない。動けないアンチョビに向かう。引き金が引かれる。ガチャンと音がした。エリカが小銃を落とす音。落としたエリカが回る。弾が飛び出る前に踵がケイの手を直撃する。アンチョビから弾が逸れる。 エリカがケイの目の前に立つ。 ───────超至近戦 (負けないッ!)ケイは無手、身長は1cm! (私の方が高いッ)。体重はケイの方が重い。エリカは細身だ。それでも、エリカの趣味はボクササイズ。好物はハンバーグ。 つまるところ、自信がある。この距離の攻防で、他の女子に負けるものか。慣れた手で作った拳がケイの顎を狙う。放たれた拳にケイは反応していない。当たる──当たった。 ケイの広いおでこに。体勢を低くとっていたケイのおでことエリカの拳の衝突。人間の頭蓋骨、正面は頑強。ジャブ程度ならものともしない。ケイは小動もしなかった。しっかりとした体格が彼女の身体を支えている。 エリカは当たった瞬間、得体のしれない肉の詰まった巨人を想起させられた。それほどの重量感を彼女は覚えた。 しかし、ストレートでなくてよかった。破壊されたろうから。エリカの拳の方が。 右手を痺れさせるエリカに、ケイの拳が迫る。左の頬を狙う一撃を辛うじて一歩下がり避ける。 「口喧嘩が強いのね。エリカ。さすが、趣味がresbattleなだけあるわ」 違うわ! 誰から聞いた! アリサ。 「あなたが言うこと、ちょっと当たってるわエリカ。私は配慮してあげなきゃ」 「私があなたを叩いたら」 あなた、泣いちゃうでしょう? 泣くのは、アンタをボコボコにしてから! エリカの拳がケイのガードの上に突き刺さる。(固っ)返しのパンチがエリカに迫る。(速っ)辛うじて防御する。(重っ)ガードが跳ね上がる。急いで次の攻撃に備えなくては。素早く東部のガードを固める、よりも早く、腹部にケイの拳が撃ち込まれる。エリカが悶絶する。ケイの中段の蹴りが迫る。(んで、こんなに大きいのよ!)ガードなんかをものともせず。エリカは吹き飛ばされた。 ケイの視線が落とした銃に向かう。アンチョビが銃に向かって飛びつこうとしている。相手にならない。拾おうとした手を踏みつける。次いでその足を軸足に薄いお腹を蹴る。一回。ゲホッっという声を上げながらアンチョビの身体が九の字に折れる。離れらない。手が動かない。二回、ヴウううう……携帯ののバイブレーションのような苦悶が彼女の口から洩れる。踏まれている方と逆側の手が伸びる。踏んでいる足ではなく、銃の方に。 「やっぱり、欲しくなっちゃった?」 三回、の前にエリカが突っ込んでくる。アンチョビの手が解放され、る彼女の顔を地面を擦りながら近寄ってくる後ろ足が追いかける。アンチョビは転がって辛うじて迫りくる足を避けた。 「ねえ、エリカ。あなたはどう?」 ケイがエリカ渾身の上段蹴りをいなす。駄目よ。いきなりこんな大技撃っちゃ。掴んだ足を持ちながらケイの身体がコマ回り、狙いはエリカの顎。 「あなたも小銃を撃っておけば良かったと思わない?」 もう勝てる気もしなくなってきたでしょう。飛んできた裏拳を先ほどのケイの真似で対応しようとする。中途半端にエリカの軸足が滑り、拳が彼女の眼に直撃する。エリカは悶絶する。下手くそね。サンダースじゃ赤点よ。 「ほら、もう敗けちゃう」 突然、ケイはエリカの足を離す。地面に尻もちをついているところに掴まれていた足が遅れて地面に来る。──隙だらけ! 苦し紛れのエリカはケイに向かって後転する。功を奏した。彼女の延髄めがけて放たれていた下段の鋭い蹴りは、首ではなく彼女の脇腹に突き刺さる。顔が苦悶に歪んでいく。ケイは足を振りぬいた。 「無理しないで? 負けても褒めてあげる。あなたはよく頑張ったって」 「私は、負けるために戦ったことなんて一度もない……!」 「そう」 エリカは跳ねられない。フットワークを生かした攻撃にはダメージをやり過ごす時間が必要だ。ケイの射程圏内に踏み込めない。ケイはまた銃に目をやった。性懲りもなくアンチョビがにじり寄っている。エリカに視線を移す。眼は意志に彩られている。黒目の光は衰えていない。 「ねえ、知ってる? 黒森峰の狼さん」 「狼は海軍の方でしょう……っ!」 「あら、知らないのね。西住姉妹がいないあなたたちがなんて言われてるのか」 明らかに挑発と分かるような笑みが浮かんだ。しかし、エリカには笑みを消させる余裕は全くなかった。 「言われてるわよ。西住がいない黒森峰にはもう、川の下に潜る間抜けな狼しか残ってないって」 エリカが激発する。辛うじて冷静さを保ち、けん制するように放った上段の突き、すぐさま対応したケイが掴み投げに移ろうととしたところをフェイントをかけ、前蹴りをしようとしたところを呼んでいた中段蹴りにすべて潰された。辛うじて防いだエリカが苦悶の声を漏らす。 (勝ちを求めてきたつもりだった。ルールの上では) ケイが踏みこむ、エリカが反応する。軽打による滅多打ち、エリカは必死になって身を守る。 (戦車道は戦争じゃない。勝ち負けよりも大切なものはある) 体重の差、体格の差。反射速度の違い、練習量の違い、練習強度の違い。生まれ持ったものの違い。エリカはこの分野においてケイに勝るものはほとんどない。 (みんなそれぞれ自分の長所を持っている。誰もが私と同じ能力を発揮できるわけじゃないし、私と同じぐらい頑張れるわけじゃない) エリカが押される。何発もの拳がガードを破り直撃する。 (だから私は配慮をする。皆がそれを生かして戦えるように、自分の戦車道を見つけられるように、それが私の戦車道。それを疑ったことはない) こらえられなくなったエリカの腹にケイの固く握りしめられた拳が炸裂する。エリカの身体が九の字に折れた。 (思うがままにふるまうことは好きじゃない。幸福にはなれない) (本気を出していたら負けないなんてダサいことも言わない。戦車道は皆でやるものだもの) 折れて下がってきたエリカの顔面にもう一発、ストレートが直撃する。エリカが鼻血を噴いて倒れた。 (サンダースが、私が、戦車道をせずに戦争をするというのなら、誰も追いつけるものはいないでしょう) 「エリカ。私はあなたのさっきの言葉の何に怒ったんでしょうね」倒れ伏したエリカに尋ねる。返事はない。 まだ目に力はあるが動けないようだ。ただ瞳だけがケイを見つめて睨んでいる。 (私が私の戦車道を信じているのなら、さっきの言葉なんて笑い飛ばせばよかった。あなたの勘違いよ、戦車道はそれだけじゃないわって) (でも今私たちがやっているのは殺し合い。安っぽい弱肉強食の戦争) (私が怒ったのは、中途半端に戦車道を引きずって、最善のことが出来ていないことを見抜かれたから?) 「チヨミー、それ、返して」 アンチョビが抱える拳銃を指差して、ケイが少しずつにじり寄っていく。近づいてくる暴力に、アンチョビは何とか立ち上がろうとして、ブーツが走る向きがこちらではなく小銃の方に向かったのに、逃げることを躊躇させた。小銃なんて拾われたら、ここにいる二人の生存確率は限りなく低くなる。何とかケイを止めようと、戸惑った瞬間に、足の主はこちらに方向転換し、気が付いたら目の前にいた。 「あなたは、撃たないんじゃなくて撃てないみたいね」 もう、撃つなとは言わないの? そう変わらない背丈──体格は違う。ケイは圧倒的強者で、アンチョビは軽すぎる。それは彼女たちの適性の違いで、この場においては生存能力の差。アンチョビが何をしようがケイは制圧できる。ただ一つの手段を除いて、しかし彼女はその手段を取れない。 「私とあなたを対等にするための武器なのに」 「やめろ……、やめろよ」 「いざ暴力に晒されたらそれしか言えない?」 「私がエリカをボコボコにしている間も何してた? 祈ってたの? 平和になりますようにって!」 蹴りは棒立ちのアンチョビの腹に突き刺さった。口元からよだれを垂らして地べたに転がる。辛うじて拳銃は手から離れていない。 「あなたも同じ。戦車道なら努力賞でも、ここではただ結果だけ。分別をつけないと大人になれないわよ」 ケイがアンチョビを組み敷くように上に覆いかぶさって、ツインテールの少女より力強い手を彼女の首に押し当てる。体重差から言ってもアンチョビはもう抵抗することが出来ない。しかし、彼女は銃を持っている。生殺与奪の権をアンチョビは握っている。 「とは言ったものの、私もアンジーに比べたらまだまだ。あなたたちを踏みにじらないと踏ん切りがつかないみたい」 こうやって言い訳するのもね! アンチョビの愛らしい顔に向かって平手打ちが飛ぶ。ケイを押しのけようともがくアンチョビは当然防ぐことが出来ない。パチンッ!肉と肉のぶつかる音がする。ぶつかった個所がサーモンピンクの色に変わり、肌色と赤のコントラストを形作る。 (違う、殺し合いに支配されて、自分の戦車道を貫けなくなった、敗けてしまったことを見抜かれたからか) 「チヨミ、離して? もう酷いことは言わないわ。戦車道だって好きにやっていい、だから離して、ねえ」 打擲音が響く、娘は銃を持っている。命の危機に瀕している。しかし、撃たない。(悪癖ね。私の戦車道やらの)一発の銃声で自分は死ぬだろう。しかし撃たない。(いまだにフェア、力を尽くして戦わせたいのかしら)無性に腹が立っていた。 (彼女には絶対にできないって分かっているのにね) 離さない。エリカを殺させない。ケイに殺させない。 心がいくら優しくても、意志がいくら強くても、どんな覚悟を抱いていたとしても、身体はそれを反映してはくれない。繰り返される打撃と──頸部の圧迫は次第にアンチョビの身体を脱力させていく。 「そろそろ?」 アンチョビの銃を持つ手をケイは優しく胸に抱きしめる。愛おしいものを包むように。もう一方の手を振りかぶる。悪意を込めて。この聖なるいくじなしを打ちのめそうと、その手を振り下ろす──前に。 「エリカ。本当に──気高いわね。ちゃんと負けに来たんだ」 「負けや、しないわよ……」 振り下ろされる手が止まる。フラフラの逸見エリカが立っていた。至るとこにあざを作って、体中を苦痛に苛まれ、しかしそれでも狼は立っていた。 間髪入れずに放たれるケイの鋭い蹴り。「ドゥーチェ、アンチョビ!」エリカが辛うじて防ぐ。「今すぐそれと小銃を拾って走りなさい」「あら、逃走の算段?!」胸部にめがけて放たれた拳、エリカの両手のガードを跳ね上げる。「怯むなとも言わない! 戦えとも言わない!」ワンツーが浅く入る。エリカはたたらを踏む。その目はいまだに意志が燃えている。「あなたは隊長が、まほ隊長が認めた人なの!」中段蹴り。腹部に入る。よろめく。「アンツィオの隊長。ドゥーチェ、自分の役目を果たしなさい」直撃、意識がもうろうとする。「あなたは隊長なんだから、まほ隊長とおんなじ……」 エリカが倒れるのとアンチョビが小銃を拾うのは同時だった。ほぼ無傷のケイがアンチョビを見ている。 「あなたは、戦車道向いていなかったかもね。ドゥーチェ」 「図書館で恋愛小説読むなり、保健室で他人の相談相手するなりする方がよっぽど似合ってる」 「ねえ、アンチョビ。もう酷いことしたくないから。お願い、本当にお願い」 「その銃を渡して、アンチョビ」 ケイからアンチョビの表情は見えない。エリカは倒れて意識が朦朧としている。 アンツィオの戦車道少女の心中をうかがえる者はいない。 ※ ※ ※ 『達眼を持った人でした。未来を見渡す人でした』 『いつでも先が見えていて、そのために苦労をする人でした』 『あの人がいたら──あなたなんて近付けなかったでしょうね』 ※ ※ ※ Come stai(inoki)! こちらは本日快晴だ。素朴で温かみを感じる色合い。緑色の窓枠から見慣れた内装が見える。活気にあふれた街並みは、今はウミネコの声が響くほどに静まり返っている。響く音といえば履帯の走行音とエンジンの稼働音、それから砲撃の轟音、あと勢い余って壁にぶつかる音。ああ、カルロヴェローチェが火を噴いた。 とにかく逃げ回れということで任せたフラッグ車が撃破された。車長は好き勝手に走り回れて楽しかったらしい。良かったな。集団戦等の習熟については未だに前途多難だ。ペパロニ率いる小隊による前線攪乱についてもうまくいかなかった。相手は乗ってくることなく持ち場を守って待機、焦れたペパロニが突貫。返り討ち、全体として打開できず、どっしりと構えた有力な集団によりそのまま圧殺。自力と性能差がもろに出た結果である。P-40が欲しい……。 しかしながら、一応チームとしての体裁を保つことはできている。皆は指示に従ってくれるようになって来ている。(すぐに忘れたり、熱くなって無視したりはするが)各戦車の操縦に関してもミスは減少しており、隊列も行軍時は取れるようになっている。初めの一回くらいは一斉砲撃ができるようになったし、注意力が残っているのなら深追いせずに戻ってくるようになっている。 嬉しいのはペパロニが指示を守って戦ってくれたことだ。おちょくって逃げて引き寄せろ。いつもはおちょくることに夢中になりすぎて囲まれてそれっきり、もしくは無視されて怒って正面先頭のち撃破、それが今回はちゃんと役割を理解していてくれていた。その上彼女につけた他2両についてもそのまま引きとどめていてくれていたらしい。うう、成長したなあ、ペパロニ。刹那的に自転車で暴走極めていたころからここまで良く……。 10両それぞれバラバラに動いて出会った相手に突っ込んで、そのまま散っていく。それがアンツィオの戦車道。なわけがない。皆、心の奥底では勝ちたがっていた。相手が決める華麗な連係プレーによる撃破を舌打ちしながら羨望の眼で見ていたことも分かっているのだ。 バラバラですぐに消えるねずみ花火たちが、集まって強度を保てるようになって来ている。元々個人では優れた力量を持つ者が多いのだ。現段階でこれなら──チーム全体として──来年には全国で戦える水準になる。果敢に前線に切り込むペパロニと、冷静に状況を見極められるカルパッチョ、彼女たちを両翼に進撃できる。 もしかしたら優勝なんかしてしまったりして。そしたらわざわざ呼んでくれた学園長にこれ以上ない恩返しができるぞ。今日は惨敗したけど。しょうがない。相手は黒森峰。10連覇を逃したとは言ってもこの国のトップクラスの連中だ。むしろこれだけ持ったことがすごい。来年には勝てるようになっているさ。 ペパロニが逃げ回っていた車長とバシバシ叩き合いながら盛り上がっている。カルパッチョがそれをいさめながら皆を称えている。 ペパロニは、刹那的で頭に血が上りやすくて人懐っこい。人を乗せるのも自分が乗るのも上手い。けっこう多才だ。運動センスはピカイチで、料理は絶品。勉強は苦手、大人しくするのも。皆の盛り上げ役だ。彼女の周りはいつも情熱で溢れている。今を全力で楽しむ、そのためにできる限りのことができる。──ただ、今が刹那でしかないことを本能的に分かってしまっている。近視眼的なのはそのせいか。未来のことは考えたがらないし、今の喜びのために未来を犠牲にする傾向がある。どこか破滅的な一面があるのだ。自転車の暴走だの、喫煙だのはその最たるもの。今が楽しいから、いつ終わってもいいや。そんなことは思わないでほしい。今は楽しいし、未来だって楽しい。人生はいつだって楽しいんだ! カルパッチョは、冷静沈着才色兼備。アンツィオ一のしっかり者。感性も鋭くて、人のウソくらいはすぐに見抜くことが出来る。私よりも背が高い。発育も良い。人間身体じゃないからな。心だよ。心。なんて言ってたら宥められた。情けない。人に気を遣えて、自分を律することが出来る。論理的思考力が高くて、状況を冷静に判断できる。私よりも深い読みを見せることもある。将来抜かれてしまうかもしれない。あと古代ローマの歴史にものすごく詳しい。月桂樹の王冠まで持っていた。別高校に行った親友からもらったのだとか。愛が深いなあ。月明かりの下憂鬱そうな彼女から聞いた。──どこか抱え込みがちだ。一人でできるから一人でやる。人に迷惑をかけ慣れていない。(慣れられても困るが)パンクする前に彼女に世話になった人たちが吐き出させてやらなきゃ。もちろん私も。だから、ため込み過ぎて転んだりするなよ。辛くなったら人に相談! 今の私のアンツィオが現時点の最強のアンツィオだが。この二人がお互いを支えあって、他の隊員たちがそれを支える。それが未来の一番強いアンツィオかもな。カルパッチョ隊長、ペパロニ副隊長。ペパロニが前に進んで、カルパッチョが背中を守る。カルパッチョが溜め込んだときはペパロニが踏みこんでいける。ペパロニが暴走しても、カルパッチョが未来を示せる。まさに比翼連理! は違うな。ベストコンビ? 味気ない。タイガーは縁起が悪くて── 「楽しそうだな」不愛想な顔でそう告げたのは西住まほだった。 後ろには軽蔑の顔を浮かべている彼女の旗下の人。何やら馬鹿にされ出したぞ。名門が煽りに来るんじゃない。感じ取ったペパロニたちが表情を険しくする。ああ、まずい。ノリと勢いで動くから喧嘩にも躊躇はしないんだ。なんとか押し留めないと。 「そっちは西住隊長だな。よく来てくれた。歓迎するぞ!」 握手を求めると素直に応じてくれた。操縦桿の蛸のできた手のひら。努力を重ねている手である。顔を見た。冷たい眼をしている。 「者共! 湯を沸かせ!釜を炊け! 練習試合に応じてくれた黒森峰の諸君を労ってやれー!」 やけくそのようなオオー! と喚声が上がる。西住まほが二度まばたきをする。意外な反応に冷徹な印象が和らいだが、すぐに無愛想な顔に戻ってしまった。彼女の部下の一人が、確認を求めるため近寄ってきた。 「かまわない。私も彼女に聞きたいことがある」 だからお前たちも手伝ってやれ──そう告げた。硬い顔と冷たい声に比べて反応はとても素直で、何かと損をするんだろうな。と思うには十分なものだった。お礼代わりに彼女を楽しませやろう。エプロンをつけてパスタを茹でることにした。調理中横からじっと見られていた。なんか言えよ。 パンっす。ありがとう。 そんな彼女との食事、大人っぽく言うのならば会食ということになった。黒森峰を率いる上に西住流の長女ということもあり、彼女には山のように聞きたいことがあった。彼女も私にアンツィオの戦車道をここまで持ち直させた経緯を聞きたいとのことで(こんなに直接的に褒められたのは初めてだ! ジェラートを増量してやろう)、丁寧に頭まで下げたものだからびっくりしてしまった。急いで頭を上げるように促して、ぶどうジュースをなみなみとついでやる。ウキウキ気分で彼女と話をした。 西住まほとの会話は楽しかった。相変わらず表情をあまり動かさないし、冗談の一つも言うことはないけれども、話した言葉の意図は的確に掴み取ってくれる。話の内容については中ほどまで話しただけで、まるで先回りするかのように結論にまでたどり着いていたようだ。そしてその知性を全くひけらかそうとしなかった。本当に才気あふれる良家の子女のイメージぴったりな人である。 パンですよ。ああ。 (パスタうめえですわなんて絶対に言わなそうなかんじだあ) 読んでいる恋愛小説の令嬢は、ハンバーガーを頬張ってうまいですわうまいですわ言っていたのに。彼女は変わらぬ調子で綺麗に食べそうだ。思えば聖グロのダージリンもパスタは綺麗に食べていたな。ですわ口調だったから、少し期待していたのに。一度くらい小説のハンバーガーうめえですわお嬢さまを見てみたいものだ。 話が逸れた、いや、逸れていないのか? とにかく。 西住まほは、口に合わないハンバーガーを完食しそうな少女だった。分かりにくいしあほみたいな例えだな。つまるところ彼女は今まであった誰よりも先が見える少女だった。自分が進むべき道が見えている。先に襲い来るだろう障害の数々も。彼女は怯んだりはせずに行くべき道を乗り越えていく。それこそ戦車みたいに。 家族のことだから、軽々しくは言えないけれど。その姿は、私が幼い日に見て憧れていた彼女の母親の姿、西見しほの姿によく似ていて、確かな血のつながりを感じさせた。 パンっす。うん……。 (でもなあ) そんな彼女だから苦労していないか心配になる。私も含めて普通の人は進む道すらもなかなか見つけられないから。道の先が常に見えている彼女との間に、認識の齟齬が発生しそうだった。さっきまでの私もそうだったが、彼女のどこか冷たい印象は、動かない表情もそうだが、認識のずれによるものが大きかった。道がわからず迷う者の前で、悠々と我が道を行く彼女の手によって、急に目の前の霧を取り去られたのなら、どうしても心理的圧迫を感じずにはいられないだろう。そして彼女は自身の能力に無自覚なところがある。 ……道が見えることは決して幸福なことだけじゃないのだろうとも思った。迷う奴はしばしばコケる。障害物に気が付くことが出来ないで、時には受け身も取れず転んで傷を深くしてしまうこともある。彼女はそんなことは決してない。いつ障害物が来るかもわかっていて、自分に対してどれほどの負荷を与えるのかも概ね把握しているのだろう。一方でそれは来るだろう苦痛を直視しなければならないということであり、そのためにに努力を続けなければならないということだ。彼女には彼女にしかわからない苦労がある。 パンですよ。あっ。 そう考えると彼女が、愚痴やら弱みやらを言える相手がいるのか心配になる。余計なお世話や勘違いに過ぎないかもしれないが。彼女の感情をあまり出さないコミュニケーションを見ていると大丈夫なのかと思ってしまうのだ。こうやって直接話してみると、彼女は気遣いも出来て頭がよくて、本当に話していて楽しいから。戦車を駆る姿も、隊長としてふるまう姿にも── ──畏敬と対抗心と劣等感を感じずにはいられないから。 だから、変なところでつぶれて欲しくはなかった。 (とりあえずは、こいつの頬を緩めさせるところからだな) しかしさっきからパンばかり食べて、そんなに気に入ったのかな? 脅威の共感力を持つアンチョビにも一切サーブを断る方法を知らないことを悟らせない西住まほ。毅然とした様子を保ちながらまた来たパンをもちもち食べる彼女を見ながら、あの時はそんなことを考えていた。 今にして思えば、そんな気遣いは要らなかったかも。 パンでお腹いっぱいになってしまったことを詫びる彼女は思ったよりも普通で、思ったよりも可愛らしいの女子高生で、そして強い人だった。 それは、一人で立てる人であるだけではなく、感情を分かち合える人だということが分かったから。 だから、彼女の友人の一人であることは私の人生の幸運であり、何より誇れることなのだろう。 そして──そんな彼女はもういない。理不尽にも殺し合いの舞台で死んでしまったから。 ケイがまほを殺した。エリカほど確信できるわけではないが、副隊長であるエリカが言っているのならば、それは嘘なのだろう。彼女は死んでしまったのだ。あの鮮烈な強さと静謐さを兼ね備えた人はもういない。 不意に、カチューシャが言っていたことを思い出す。彼女が言いたかった内容は。『怖がりな隊長が怯え惑ったらあなたのチームは誰もがも動揺する。あなたはいまだに怯え続けて、皆を窮地に陥れている』ということだ。だから、私は隊長失格なのだと。 西住まほはそんなことなかったのだろうな。彼女は出会い頭に不意を撃たれたのでなければ。現実を見つめて,皆のために陣頭に立って、安寧をもたらそうとして、そして死んでいったのだろう。想像に過ぎない。彼女が本当にどのように死んだのかなんてわからない。勝手に死に様を考えると勝手に泣きそうになる。 あいつならそうするはずで、でもそんな終わり方で終わっていい奴じゃない。 あの憧れたカッコいい人だったら、カルパッチョを守れたかな。怯え惑わず、うじうじもせず、毅然とした態度で彼女も背負って立ってくれていただろう。もしも私が死んだとしても、彼女は落ち込むカルパッチョを引っ張っていてくれただろうな。 でも、現実は逆だ。西住まほが死に、怯える私が残って、彼女の副隊長が彼女みたいに血を流して立ち続けている。もう怯えない、立ち向かい続けると決めていたはずなのに、振るわれる暴力に正面から立ち向かうことができない。 ああ、カチューシャの言っていたことは正しかったな。彼女という王はどのような障害にも怯んだりしなかった。 西住まほはかっこよかったな。彼女は襲い来る障害を真正面から見つめていたから。 (お前の副隊長はカッコいいなあ) (でも、私の副隊長も負けず劣らずカッコいいんだぞ) そして、私。私に今何ができるだろう。ケイは──怯えている。こじつけが過ぎるような分析だったけど、心の何処かに手を掛けたらしい。彼女は口調こそ落ち着いてはいるが、注意も意識もバラバラになっている。でなければ私たちはもう生きているはずがない。逸見エリカが限界を超えて奮戦し続けたとしてもここまでは持たなかったはずだ。しかし、そんなケイにも、何もできない。暴力に対して何もすることが出来ない。西住まほの忘れ形見の一人を、カッコいい少女を守らなければならないのに。 (隊長の義務……) そうなのだ。アンチョビはアンツィオの隊長だ。私は何故隊長になったか。戦略も戦術も戦闘も指揮もカリスマもアジテーションも、比べられる能力では、みほにもまほにもカチューシャにもケイにもダージリンにもミカにも西にも勝つことはできない。 (それでも) 隊長失格。臆病者。勝つ気がない。薄っぺらな人道主義者。怠惰。 (それでも) "君は誰よりも分かち合える子だから。君が分けたものはいつかより多くを実らせて君を支えてくれるよ" (それでもアンツィオは私を選んで、私はアンツィオを選んだから) 高校戦車道の綺羅星のような隊長たちでもなく、まほでもみほでもなく、私を。私がいいって言ってくれたから。 だから──譲れない! 私が隊長であることは、私の戦車道は! 「まほ、エリカ。分かったよ……なあ、ケイ!」 やるよ。隊長としての責務を果たす! 私たちがあのカッコいい副隊長たちの指導者なんだって、皆に見せてやらなきゃいけないんだ。 ※ アンチョビが投げた拳銃にケイが気を取られた。アンチョビは小柄だが、それでも戦車道女子。投げられた拳銃は、ずっと遠くに、塀を超えて民家の庭にまで飛んだ。ケイは逡巡する。塀の向こうのS Wか、エリカが後ろに向かって蹴り飛ばした小銃か、それとも、素手で二人を完全に制圧するか。 ケイは走る。塀向こうの拳銃へ(やっぱりだ。焦ってるし消耗してる)エリカの奮戦がケイの精神を削っている(そうだよなあ、コイツ、カッコいいもんな)アンチョビがエリカに手を貸して移動する。おおよそケイが戻って銃を向けるまで10秒前後。「あんた、何やってんのよ……これじゃあ、二人とも」「ありがとう」「何が……」「分かったんだ。やらなくちゃいけないこと!」西住まほのことを思い出す。「あいつに……まほに代わってお前を守るよ。ケイを倒す!」民家の門にたどり着いた。耳元で一言二言。小銃ごとエリカをアンチョビは押し込んだ。 アンチョビが身を翻して道に出る。 「これで、終わりよ。ドゥーチェ」 「終わらないよ。……私も、お前も、同じ道を走ってるんだ」 2人が相対する。距離にして5メートル。拳銃を向けるケイと武器を何も持たないアンチョビ。 冷酷な殺意が大人なのだと、無遠慮に暴力を振りまく少女。誰よりも強くて、誰よりもカッコいい。何でもできて親しみやすい。彼女が隊長であること皆が誇っている。完全無欠の隊長。 未だに理想論を掲げて、他のどんな隊長よりも弱い。一緒に夢を見たいと思える人。心の埋まらない隙間に寄り添って、一緒に悲しんで笑ってくれる人。気まぐれ集団の親方。 サンダース大学付属高校/ケイ隊長 VS アンツィオ高校/アンチョビ隊長。 隊長同士の──一騎討ち! 「一応言っておくわ。殲滅戦に乗る気は?」 「ない。殲滅戦から降りる気は?」 「ない」ケイが拳銃を構える。大口径の銃がアンチョビの額に狙いをつける。「あと三発だな?」「その銃。あと三発だ。エリカが頑張ってくれたから」「だから?」「もう、弾は当たらない。撃ち尽くしたお前を制圧する」ケイはもう構っていられないと思い、会話を切った。これ以上心をかき乱されたらたまらない。 アンチョビはただケイをじっと見ている。手元の拳銃でもなく、攻撃に備えて俯瞰するでもなく、ただただ澄み切った眼でケイの顔を見ている。 (当てられない、撃てないとも思っているのかしら)再度の距離確認、おおよそ5メートル(当てるには十分な距離ね)秒速400メートルで発射される拳銃の弾は、約0.0125秒で彼女の頭に到着する。発砲を確認してから避けるのには到底間に合わない。当たる。……当てる。(撃つわ。アンチョビ) アンチョビはただケイを見ている。 (無責任、考えなし、虚栄。安心して、優しいあなたのそんなところは忘れてあげる) アンチョビはただケイを見ている。 (さようなら、アンチョビ) ケイの────を見ている。 ケイの発砲とアンチョビの回避は同時だった。態勢を崩さずひらりと身を返した彼女の頭のすぐ横を銃弾が通り過ぎる。彼女のトレードマークのツインテール、その片方が巻き込まれパラパラとアイスグリーンの髪の毛が散っていく。 ケイは一発目を外した。 …………………なんで??? 指の動き?(彼女は見ていない)発砲音?(遅すぎる)銃身がぶれた?(狙ったところには飛んだ)運任せがうまくいった?(あれだけの確信ある動きを?)なんで?(なんで?) 「あと2発だな」 アンチョビは千切れたツインテールの残骸を撫でている。やはり避けられると確信して避けられたらしい。(何を見て?どうやって?)ケイが混乱している。2発目は撃てる体制にある。しかし、この大口径高威力の拳銃は構造故に連射性に難がある。次の弾を撃つまでに4秒はかかるだろう。躱して体勢を立て直すには十分な時間。 「大丈夫?。あなたを構成する12.5%くらいがなくなった気がするけれど」 「……6分の1くらいは無くなったよ」 「新しいウイッグを買うといいわ」 あの世で──地毛だよ! ……いや、間違っていないのか? アンチョビは変わらない。また銃を見ていない。身体の動きも見ていない。もしかすると、殺気すら感じ取ろうとはしていない。(何を見ているの?)何をどこを見ているのか見当もつかない。ただケイの顔を見つめている。澄み切った眼で、(まずい、)覗き込んでいる(まずい──!) 心に入り込まれている!──ケイは体幹を狙う。銃口を揺らす。フェイントをかける。殺意を振り絞る。指に力を入れる。目の前の少女の命に殺意の弾丸を放とうとする。 アンチョビがケイを覗いている。 頭頂部から、足元に至るまでピンと意識を張り詰め、襲ってくるであろう反動を覚悟し、目の前の標的に向かって──。 「今度は、躱せるとは思わないことね」 「違う、お前が当てられないんだ」 アンチョビがケイを覗いている。 放つ。フェイントをかけて銃口を下げる! アンチョビがケイの───を覗いている。 放たれた弾丸は掠らなかった。アンチョビは今度は横に大きく飛んでいた。ぴょんと飛んでくるんと回転して、気がついたときには靴を弄りながらケイを見ている。変わらない眼で透き通った眼で、ケイを見ている。 ケイは2発目を外した。 ケイは思わず自分の身体を掻き抱いた。心の揺れが身体にまで伝搬しそうになっている。(分からない)どうしてもわからない。彼女は──あの文学少女は何を見ているのか。どうやって弾丸を躱しているのか。全く見当もつかない。 そして、何だろう。あの目の色は、ただただ透き通っていてそこにあるはずのものがない。拳銃を向けられているのに、敵意が欠片も見えてこない。怯えてあたふたしていたはずの彼女のことが全く分からない。だんだん見慣れた目の前の少女が得体のしれない怪物に変わっていく。 どうして、こんなに大きく見える小柄な少女に、拳銃の弾一つ当てることが出来ない? もう、あとはない。次は確実に当てなければならない──ならば、もっと短い距離で、走りながら打つことは可能か。いや、大口径の銃、反動も合わさって見当違いの方向に飛んでいくかもしれない。そうなれば、もはや弾切れ。だったらいっそのこと、超至近距離、密着した体勢から──(ああ、そうだったわね) 彼女より私、全然強いのだった。 ケイが走り出す。猛烈なチャージを掛ける。小柄なアンチョビを跳ね飛ばしてしまいそうな勢いだった。そう、これくらいでぶつかるだけで彼女は私を受け止めることができなくなる。分かり切ってることだ。身体能力ではケイはアンチョビを圧倒している。先ほどのように押しかかってしまえば彼女は跳ね除けることも出来ない。 ──その突撃はケイの死力を尽くしたもので、誰よりも早く、誰よりも強く。 「……雑だよ、ケイ」 見る影もなく。そこには、彼女がサンダースの仲間の心をつかんだ信じられないほどの繊細さはなかった。 突っ込むケイのその表情は、まるで何かを探して惑う子供のようで──。 そして、そういう子供の相手をさせたのならば。 アンツィオの隊長の/ドウーチェアンチョビの。 右に出る隊長はいないのだ! アンチョビの身体は中空で回っている。ともに飛んでいた正体不明の物体がケイの視界を塞ぐ。アンチョビのブーツがケイの顔に飛んでくる。「こんなの!」ケイが片手で払いのける。アンチョビが再び回転する。今度は横斜めに。銃口は狙いをつけられない。殺意が指向性を持たない。襲い掛かる、アンチョビの左足、銃狙い! 下げて、躱す。構え直、そう。とした瞬間にブーツに包まれた右足がケイの銃を持つ手を捉えた。側転のように、アンチョビが身体を伸ばしきって回転させた蹴りが、ケイの銃を落とした。 「エリカ!」 瞬間、ケイの後ろに回っていたエリカが小銃をケイに向けながら姿を現す。再び逡巡する。 (銃を落とされた、後ろにはエリカ。小銃を構えて私を狙っている) (彼女は小銃を撃つことが出来ない。私はそう信じている。さっきの焼き直し) (撃つことが出来ない。信じてる。彼女たちと同じように信じてる) 信じてる、信じてる。信じてる。否。 もう、信じてはだめだ。自分は好き放題撃っているくせに、相手には撃たないことを期待する──だなんて。 (そんなのはもう──私のプライドが許せない!) どうする。アンチョビに掴みかかり彼女の身体を盾にして突破する? 否。今の流れのままでアンチョビと相対することは避けたい。ならば。 ケイはエリカに躍りかかった。小銃で両手がふさがっており、銃口はこちらを向いていない。ケイの腕が動く、小銃に向かってフェイントをかけて、狙いは正中線。小銃を渡さない動きをした瞬間に急所へ撃ち込んでやる。小銃はエリカ手の上で回った。回って飛んでいく。アンチョビに向かって。 「レスバぐらいしないから、こうやって騙されるのよ!」 ケイはエリカから目を逸らさない。撃てない銃に価値はない。彼女には撃てない。そんな認識が反応を遅らせた。アンチョビが小銃の銃床をこん棒のように振りかぶる。右腕を挟んで、衝撃を和らげるよりも先にエリカの渾身の一発がケイの顎を捉える。衝撃とともにケイの脳が揺れる。遅れて届いた銃床が、彼女の頭を捉えた。 「…………っ!」 ケイの身体が中空を掴みながら地面に倒れた。ひどく脳を揺らされて意識が朦朧としていた。と同時に、エリカが振り切った勢いを制御しきれず地面に転がる。 気が付けば、その場に立っている者はアンチョビだけだった。 ───── ──── ─── ── 半壊したアイスグリーンのツインテールを揺らして、一人残った隊長がふらふらと倒れ伏した二人に近寄る。不用心に、彼女たちがちゃんと生きているかを確かめるように。 「ねえ、」 「うわあっ!」 アンチョビは残った方のツインテールが跳ね上がるほど驚いた。すでにケイはしっかりと意識を戻している。立とうと思えば立てる、でも。立ち上がる気になれなかった。 それに何よりも気になることもあったから。 「どうやって、銃弾を躱したの? 指の動き? 体幹の重心? それとも──」 「いやいや、そんなの無理無理」 身体を動かすのも億劫そうに、しかし口と意志をぶつけるケイにアンチョビは首を振った。 お前やまほでもないのにそんなことができるわけないだろ。 「ただ、内心撃ちたくないと思ってるって信じてたからな」 「だから、お前の眼を見て、一番躊躇した瞬間に横に飛んだだけだ」 言っとくけど、今同じことをやれって言われたって絶対に無理だからな! 「あなた、思ったよりもトンでもなのね……」どーいう意味だよ! ケイは、ハアっと聞こえよがしに本当に大きな溜息をついた。何もかもが馬鹿らしくなりそうだった。 この子は、本当に、本当に──。 「……最後のは? 私の銃を落としたの」 「ああ、あれは……あいつの真似だよ」 やっとのことで出した付け焼刃を正面から打ち破るの、あいつの十八番だっただろ。 ケイはキョトンとして、次に微笑を零して、そうね……と小さな同意を囁いた。彼女には遠く及ばないけどね。 「それにあなたのも小細工じゃない」 「分かってるよ。……本当にすごい奴だったよな」 「……ええ、本当に」 私たちの世代は、いつだって彼女が中心で、皆が彼女に憧れて、皆が彼女を目指していた。 西住まほは、私たちの世代の中心だった。 アンチョビは目を潤ませて、どこか戦車道の後の検討会のようなこの時間にフフッと笑ってしまった。ケイはバツが悪そうに黙り込んで、また大きな息を吐いた。その隣で立ち上げる姿が見えた。逸見エリカ。 「エリカ?」 そのまま立ち上がったエリカに、アンチョビはカッコよかったぞくらい言ってやろうとして、無言でケイに向かって歩み寄るエリカを見た。エリカはそのまま横たわるケイに蹴りを入れる。これにはケイも"oops"と悶絶。そのままファックサインしながら。 「せめて専スレぐらいは覗いておくべきだったわね!」 うーん。思ったよりカッコよくなかったな。「絶対に健康に悪いぞ」 エリカがアンチョビを見た。アンチョビもエリカに近づいていく。どちらともなく拳を突き出して、パシンと乾いた音が鳴った。 彼女たちの勝利である。 時系列順 Back 命と感情のやり取り Next 西住へ──あなたのための殲滅戦 投下順 Back 命と感情のやり取り Next 西住へ──あなたのための殲滅戦
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テンプレ改変のネタ提供はこちらか本スレで。 テンプレ改変しといた -- wiki管理人 (2005-09-16 12 04 11) 名前 コメント インドネシアを舞台にした大規模戦争FPS 太陽が運行する中ジャングル、海、空で銃弾が飛び交う 5種のクラス、29種の車両/船/ヘリ、35種以上の武器 最大64平方kmに及ぶ30個以上のマルチ用マップ マルチでは最大150人まで同時に遊べます 日本語マニュアル版も在庫ある限り発売中! 拡張パック Joint Operations Escalation 発売中!! 【Novalogic 公式】 http //www.jointopsthegame.com/application/language.asp 【Novalogic home】 http //www.novalogic.com/default.asp 【アップデート】 http //www.novalogic.com/updates.asp 【通信販売(日本語マニュアルなし)】 http //www.ensof.com/ http //www.gdex.co.jp/?mode=search pattern=list kword=joint kcatid= x=40 y=11 各種操作方法などは以下のファンサイトを参考にして下さい 【JO-info】 http //p37.aaacafe.ne.jp/~bayonet/ 【JOテンプレ】 http //www1.atwiki.jp/jo-2ch/ 【Nantonaku.rgr.jp】 http //nantonaku.rgr.jp/ 【Shaft of the Gambit】 http //www.shaftofthegambit.com/ 【Joint Operations 国内サーバー総合案内所】 http //jointoperations.nm.land.to/ 和鯖 【NBS-JP.COM】 http //www.nbs-jp.com/ 【Human Network Japan】 http //www.hn-jp.info/ 【NEWSOUNDS】 http //www.newsounds.jp/html/frame01.htm 【雑機屋】 http //zakkiya.dyndns.org/joserver/index.htm 【TEAM-Negative-JPN】 http //team-ngt.minidns.net/index.php "このスレはsage推奨、釣りや荒らしには無視必須" 製品版のいろいろ 1.基本偏 (AASルール) このゲームは、敵を殺すことが目的ではない。おっ立っちまうほど英雄になる事は不可能だ。 プレイするのは一人の歩兵に過ぎない。しかし筒先を揃えて突撃することで、貴様らは硬マラとなる。 敵の拠点をいかに皆で上手く占領できるかを第一に考えろ。 敵の拠点のエリア内に敵よりも多い人数が集まるると、拠点の占領が始まる。 一人で拠点に近づいてしまった場合は隠れる場所を探し、隠れて増援を待て。 味方が少ないが、占領は始まっている時は無駄にライフル一本で突っ込まず、 フラッシュ/フラググレネードを投げるくらいにしておくのがよい。 死ぬと占領が中断してしまう。占領中は許可無く死ぬことを許されない。 ヘリや水陸両用装甲車にライフル一本で勝負を挑むのはムダだからよしておけ。 スティンガー(エンジニア専用)及び無反動砲(エンジニア専用)を使って対抗する。 装備していない/使い切った場合は50cal、グレランを活用しろ。 突入時、ライフル一本で敵の射線に身を晒すのは無謀である。 APC(Stryker/BTR)やジープ、バギー等で一気に突入し、動きを止めるな。止まったらクソ地獄だ。 徒歩で進入する場合、まず敵固定機銃手を排除すると生存率が上がる、注意せよ。 ライドを無駄に乗り捨てたり、ピクニックに使ってはならない。 運転に自信がなければトレーニングモードで練習せよ。自信がなければ運転席は避けろ。 しかし戦場では突然運転しなければならない局面も存在する。習うより慣れろ、実は簡単である。 2.乗り物(航空編) 攻撃ヘリ(AH-64A/KA-52) 乗員は2人 機関銃とロケットランチャーによる攻撃ができる。 パイロットのほかにガンナーが乗らないと攻撃はできない ガンナーは右クリックにより機関銃とロケットランチャーの切り替えができる。 機関銃はかなりの角度に自由に攻撃でき、ロケットランチャーも上下に動かしで攻撃ができる。 うまく使えばかなりの脅威になる。 大型輸送ヘリ(Chinook/Halo) 最も効率的な兵員輸送が可能である。ジープ、バギー、バイク等を搭載する能力がある。 但し戦車とAPC(Stryker/BTR)とトラックは搭載出来ない。 中型ヘリ(Blackhawk/Super puma) 8人から10人程度の人員を輸送する能力があり、高速である。 両軍ともミニガンを装備しており、偵察、哨戒にも威力を発揮する。 敵地を飛ぶ時は注意せよ。無反動砲やStingerの的である。 小型ヘリ(Littlebird/NBO-105) 2-6人の人員を輸送できるタイプと、ミニガン/ロケットランチャーを装備した武装タイプがある。 攻撃チームの火力支援に極めて強力。 3.乗り物(陸上編) 戦車(M1A1 Abrams/T-80U) 乗員3名、操縦者と砲手と50cal.射手が乗れる。 操縦者の戦車の操縦の仕方は、Wキーで前進、Sキーで後進、 マウスで向きを変更可能 その場でぐるぐるまわる Ctrl+数字で座席の変更 1は運転 2は砲手 3は50Cal砲手 マウスホイールとCtrlキーでズーム、エレベーションの設定ができる。 砲手はマウスのホイールでズームができ、50cal.車手の向いている場所が示される。 砲弾はロケットランチャー並の威力、 だが砲手はリロードの時間中は座席の移動、脱出もできないので注意せよ。 いくら戦車といえど、ジャベリンを撃たれたらクルーは脱出を余儀なくされる。 AT4(RPG)4発、戦車の砲撃3発、サッチェル2個、対戦車地雷1発で破壊が可能。 その他の攻撃では無傷だ。覚えておこう。 ダートバイク 2人乗りで小回りが効き、スピードもでる。 ジープでは行けないような場所も通れる。 ぶつかると乗員は死ぬ。メディックでは蘇生できないのでぶつかりそうになったらアクセルを離そう。 4.クラス Rifleman 突撃兵。グレネードランチャー付きのライフルが装備可能。 グレランは多少狙いが甘くとも、爆風で広範囲に攻撃出来る。 Medic 衛生兵。負傷者の治療が可能、武装はアサルトライフルの他、MP5なども装備可能。 倒れても倒れてもメディックがいればヘッドショットやナイフで切られない限り、いくらでも蘇生可能。 誰もが頼りにする赤十字マークの猛者達である。 Gunner 機関銃手。突入時には後方から火力支援を行う。拠点の防衛にも使いやすい。 構え、狙い、撃つ。基本動作を徹底すると、マシンガンほど頼りになる銃はない。 但し、走りながらの突入などにはあまり向いていない。 Engineer 工兵。スティンガーのほか、迫撃砲やサッチェル、ジャベリンや無反動砲を取り扱うことが出来る。 前線を走り回るよりも、後方からの支援、防衛に向いたクラスである。 対戦者ミサイルの扱える唯一のクラスで、対装甲車には重要なクラス Sniper 狙撃手。遠距離から必殺の1発を送り込むことが可能。 ワンショットワンキル・ワンムーブのアクティブスナイパーなら、敵に大きな脅威となる。 但し、狙撃銃のエイミングは難しいので、ある程度慣れてからトライするのがよい。 5.弾の種類や特殊装備 FMJ(フルメタルジャケット) TRの弾、ノーマルな弾でメリット、デメリット共にない。 AP(アーマーピアッシング) 対ボディアーマー弾、生身の敵には威力は低い。 SP(ソフトポイント) 殺傷能力が高い、ただし、敵がボディアーマーを装備していた場合、かなりの弾数を撃たなければいけない 4.特殊な武器(装備) Javelin 対乗り物用 航空機には使用できない。 目標より75m以上離れてロックオンしない限り撃つことができない。 Bodyarmor 装備すればダメージが減る。 ただしAP弾や顔や手足に当たった場合は無意味。 パラシュート 装備した状態で高い場所から降りれば自動的に開く。 一度開くと装備し直さないと使えない。 降下中はほぼ動く的の状態なので、敵地のど真ん中への降下は避けるべき。 対戦車地雷 戦車だけでなく陸上用乗り物すべてに反応。 戦車でも一発で吹っ飛ばせる。 手榴弾などで誘爆する。 6.Tips 復活地点を選択するには、対応するPSPのアルファベットのキーを押す。 ライドに乗降するにはシフトキーを押す。Ctrl+数字で、対応するシートに移動することが出来る。 ゲームを起動した直後の「Player Info」でスキン、クラスなどを変えられる。 ゲーム中にクラスや装備を変更するには、武器庫に行く。マップ上では緑の爆弾マークで表示される。 画面右下のスピンマップは、敵の攻撃があると黄色いマークで表示される。鯖の設定ではOFF。 ライドはZ.X.Cキーで3段階の変速が可能である。活用せよ。 Mキーでマップを出し、全体をよく見通せ。目の前以外のものまで把握するよう努めろ。 運転手、操縦士になったら必ず誰かを乗せろ。車両の回送以外での一人での移動に使うことは無駄。 Vキーの指揮画面のMAPはスクロールできる、遠隔地の詳細を知りたい時に使える。 FAQ: Q デモは無いんですか? A 現在休止中、これからも出る予定は無さそうだから興味のある人はこの際買っちゃえ。 拡張パックとセットのCombined Armsがお勧め。 http //www.novalogic.com/games.asp?GameKey=JOCA Q エスカレーションって何? A 拡張パックの事。初代JOが無いとダメ。CombinedArmsなら買ったその日からエーオであり、アイオッタアンバクエー可能。 Q:ジャベリンが撃てない!バグか? A:75m以上離れて、覗いて、ピピピ音が出たらファイヤー! Q:アパッチとアリゲータの武装がダサイんだけど? A ガンナーシートに座って右クリしてみ? Q バイクで事故ります。。 A やべえ!ぶつかる!と思ったらアクセル離して。 Q スナイパーライフルの倍率 変えれねぇのかよ! A 鯖設定でON/OFFされてるので変えられないなら鯖変えれ。 FAQ2 Q 漏れのマシンでイケる? A コレドゾー。 http //ccon.futuremark.com/gameadvisor/service/advisor.jsp? gameId=760 scan=1 Q カスタムマップってどーやって参加すんの? A 鯖側にマップファイルがあれば蔵はインスコしなくてよし。 鯖立てする/COOPを一人で遊ぶならJOのフォルダに放り込め。 Q 買ったはいいがマルチできん。 A NOVAWORLDのアカウントが無いとマルチは無理。 ゲーム上からもできるがじっくり英文訳したりコピペ駆使したいならブラウザでもいける。 http //www.novaworld.com Q 英語版JOTRに日本語版エスカ入れてもOK? A すべての組み合わせを試したわけではないが、 日本版、US版、UK版あたりは組み合わせてもなんら問題報告はいまんとこ無いぞ。 Q ライフルについてるグレネードとかメディパックとか即座に使いたいよ! A マニュアル嫁。Fキー押せばいい。 Q 公式statsって何だ?全然記録されてないんだが。。 A 鯖リスト上に緑色のノバワールドアイコン+小さい”S"がついてるとこで暴れて勲章ゲト Q 名前がnew○○○になっちゃうんだけど A マルチではMy Characterで変えてください Q マルチの仕方をおせえれ A では手順だ。 1.インスコする(パンクバスターもインスコすれ) 2.なんとなく英語が読めるなら https //www.novaworld.com/AccountManagement/CreateAccount.aspx 読めないなら辞書を片手にな。 3.上記のnovaworldでアカウントを作るべし。novaworldってのは対戦待合所みたいなもん。 /ノ 0ヽ _|___|_ ヽ( # ゚Д゚)ノ よく聞けウジ虫ども! 。 | 个 | 部隊に増えた貴様ら新米の補充兵に ノ| ̄ ̄ヽ 訓練教官のハートマン先任軍曹が特別に歩兵の基礎を教えてやる! ∪⌒∪ まず、貴様らの足りない脳みそで以下の基本的な戦術を理解しろ! 下手なファイヤーチームより、基本的な戦術を理解する個人の集まりのほうがはるかに強い。 移動の基本の基本は徒歩だ。敵の歩兵を駆逐しながら進行しろ。 集団行動を基本としろ。進行方向の同じ仲間とは必ず合流するよう心がけろ。 移動の際には、ひらけた場所を避けて影から影へ移動しろ。 念入りに索敵をしろ。敵に見つかる前に敵を見つけて撃て。 射撃、索敵の為に照準を頻繁に覗け。 移動する標的には距離、ラグを考慮し偏差射撃を心がけろ。 同じ箇所に長く留まるな。 何かあったらすぐに伏せろ。 PSPへの突入は極力仲間を待て。 劣勢の際には一時の撤退もためらうな。 各PSPの彼我人数差に常に気をつけろ。 わかったか玉無しども! 以上の基本を100ぺん唱えて頭に叩き込んだなら インドネシアで戦争が終わっちまう前に 今すぐM4を持って駆け足で戦場に向かえ! 最後に、乗り物は万能な兵器でない、鉄の棺桶だ 貴様らの死に場所はこの冷たい棺桶だ 足も活用して敵の乗り物を吹っ飛ばしてやれ TeamSpeak http //www.goteamspeak.com/ 現在は秘密基地ゲームズのTS鯖使用、主に2ch祭り時に使用される 祭りやその他の事は下記ページ参照 http //www1.atwiki.jp/jo-2ch/ JOPinger http //www.nova-inside.com/Section_Main/Download/downloads.php?sid=1 action=details downloadid=187 ASEのJO版と言って良い。使いやすいのでお勧め。 RealityMOD http //www.brutal-arts.com/ JO初のNova公式MOD。いつもとは違う感覚が味わえる。 クロスヘア(照準)がない 拳銃でもサイト視点になる ミニガンやグレネードなどが威力倍増 ジャベリンは直接狙う感じに ジープ、バギーがニトロ風味 クラス名と装備品が違う スキンが大幅増量(特にREBEL側) 初心者へのアドバイス ●遮蔽物のない広場は突っ切らない ●移動は物陰を選んで進む ●音とレーダーには常に気を配る ●索敵は物陰から行う ●弾の無駄打ちはしない ●高所からの攻撃が有利 ●敵の後ろを取れ! ●先手必勝! ●上級者について行く ●ジグザグに歩くくせをつける ●接近戦はなぎ払うように撃つ ●接近戦はなるべく左右に動きながら戦え 後は、少しづつ追加
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キャラグミン ガールズアンドパンツァー 西住みほ (1/7スケールレジンキット) キャラグミン ガールズアンドパンツァー 西住みほ (1/7スケールレジンキット) 発売日 :2013年6月22日 ガールズ&パンツァー 西住みほ (1/10スケール PVC塗装済み完成品) ガールズ&パンツァー 西住みほ (1/10スケール PVC塗装済み完成品) 発売日 :2013年7月20日 商品情報 ・本体サイズ:12.5cm ・専用ベース付属 ガールズアンドパンツァー 西住みほ DXFフィギュア ガールズアンドパンツァー 西住みほ DXFフィギュア 発売日 :2013年1月27日 商品情報 ・サイズ:約16cm キャラグミン ガールズ&パンツァー 武部 沙織 キャラグミン ガールズ&パンツァー 武部 沙織(1/7スケール レジン製未塗装未組立品) 発売日 :2013年8月13日 商品情報 ・全高(スケール):約19cm (1/7スケール) ・パーツ数:26点 瞳デカール付き ガールズ&パンツァー 武部 沙織 (1/10スケール PVC塗装済み完成品) ガールズ&パンツァー 武部 沙織 (1/10スケール PVC塗装済み完成品) 発売日 :2013年8月31日 商品情報 ・本体サイズ:14.5cm ・専用ベース付属 キャラグミン 「ガールズ&パンツァー」 秋山優花里 水着ver. 1/7 カラーレジンキット キャラグミン 「ガールズ&パンツァー」 秋山優花里 水着ver. 1/7 カラーレジンキット 発売日 :2013年6月24日 商品情報 ・全高(スケール):1/7スケール ・パーツ数:未定 瞳デカール付き ガールズ&パンツァー 蝶野 亜美 一等陸尉&陸上自衛隊10式戦車 ガールズ&パンツァー 蝶野 亜美 一等陸尉&陸上自衛隊10式戦車 (PD09) 発売日 :2013年4月30日 商品情報 ・フィギュア全高約95mm ・戦車全長65mm。 1/35 ガールズ&パンツァー あんこうチームフィギュア5体セット 1/35 ガールズ&パンツァー あんこうチームフィギュア5体セット 発売日 :2013年8月13日 商品情報 ・西住みほ約45mm ・武部沙織約44mm ・五十鈴華約46mm ・秋山優花里約45mm ・冷泉麻子約42mm 1/35 ガールズ&パンツァー カメさんチームフィギュア3体セット 1/35 ガールズ&パンツァー カメさんチームフィギュア3体セット 発売日 :2013年10月4日 商品情報 ・角谷杏約40mm ・小山柚子約44mm ・河嶋桃約46mm ・河嶋桃の瞳デカールはメガネ有り、メガネ無しどちらか選択して製作可能 1/35 ガールズ&パンツァー プラウダ高校フィギュア2体セット 1/35 ガールズ&パンツァー プラウダ高校フィギュア2体セット 発売日 :2013年10月4日 商品情報 ・本体サイズ:全長約58mm ガールズ&パンツァー 1/35 レオポンさんチーム フィギュアセット (4体セット) ガールズ&パンツァー 1/35 レオポンさんチーム フィギュアセット (4体セット) 発売日 :2013年12月31日 商品情報 ・ ガールズ パンツァー 1/35 黒森峰女学園 フィギュアセット (2体セット) ガールズ パンツァー 1/35 黒森峰女学園 フィギュアセット (2体セット) 発売日 :2013年12月31日 商品情報 ・ ガールズ&パンツァー DXFフィギュア GIRLS und PANZER アニメ プライズ バンプレスト(全2種フルセット) ガールズ&パンツァー DXFフィギュア GIRLS und PANZER アニメ プライズ バンプレスト(全2種フルセット) 発売日 :2013年1月2日 商品情報 ・全2種フルセット ・各外箱サイズ:横約120mm・縦約90mm・高さ約180mm
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登録日:2021/06/24 Thr 09 40 13 更新日:2024/05/16 Thu 16 45 31NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 ガルパン ガールズ&パンツァー ギフテッド クール センチュリオン ボコ ボコマニア ロリ 人見知り 劇場版 劇場版BOSS 大学生 大学選抜チーム 天才少女 将来有望 島田愛里寿 島田流 島田豊作 撃破祭り 無双 無双です! 竹達彩奈 船酔い 飛び級 飛び級生 やってやーる♪やってやーる♪やってやーるぜー♪ 『島田愛里寿(しまだ ありす)』とはアニメ『ガールズ&パンツァー』の登場人物である。 CV:竹達彩奈 【概要】 島田流戦車道の師範、島田千代の娘。 年齢は13歳だが、飛び級しているため大学生であり、巷では天才少女として有名。 優れた指揮能力を持ち、日本戦車道連盟・大学選抜チームでは本隊長を務めている。 搭乗車はA41センチュリオン。 試合においては冷静かつ的確に指示を出し、遥かに年上であるチームメイトからも深く信頼されている。 特に副官の3人組であるアズミ・ルミ・メグミからは溺愛というレベルで可愛がられている。 だが本来の性格は内気で人見知りであり、口数も少なく表情も乏しい。 主人公の西住みほ同様、ぬいぐるみのボコられグマのボコが大好き。 そのため彼女とは意気投合しており、同時に「何度倒しても立ち上がってくる、ボコみたいな人」とライバルとして高く評価している。 なお、劇場版の公開日の約1ヶ月前に新キャラクターとして発表された際は、ネタバレ防止のため単に『愛里寿』という名前で、ボコのぬいぐるみを持った私服姿での公開であった。 【主な活躍】 〔劇場版〕 みほ達あんこうチームが立ち寄った廃館寸前の施設であるボコミュージアムを訪れた際に偶然に出会う。 そこでステージショーを一緒に見た後、お土産コーナーで残り1つになったレア物(らしい)のボコのぬいぐるみをみほから譲られるが、恥ずかしくてお礼も言えずその場を立ち去った。 その後、役人の陰謀で大洗と試合することになり、母・千代に「勝ったらボコミュージアムのスポンサーになって欲しい」と頼み試合に臨む。 試合当日は大洗側に他校からの転校が相次ぐ等ハプニングがあったものの、特に動じる事は無くこれを受け入れて試合開始。 試合序盤は自身は後方に構えて動かず(*1)、様々な戦術で相手を追い込んでいくが、向こうも反撃を開始し頭数を減らされていく、 そして、満を持して遂にボコの歌を歌いながら出陣し、ここから彼女の無双ショータイムが始まる。 遊園地跡に侵入した直後に残存知波単チーム4輌とアヒルさんチームに襲撃されるが、 超進地旋回を駆使した巧みな挙動でほとんどその場から動かずに撃破。(この時点で今試合最多撃破数となる) 次いでウサギさんチームを相手が撃破されたことに気付かないレベルで瞬殺し、その後カメ・アリクイさんチームを撃破。 その後敵を撃破して油断していたアンツィオとカモさんチームを撃破。 そして生き残っていたメグミ・アズミと共に最後の相手である西住姉妹との決戦に挑む。 向こうの奮闘により副隊長2人は撃破されたが、単独でも2人と互角以上に渡り合うも、 一度は撃破寸前まで追い詰めるが、クマの乗り物(*2)が横切ったことで一旦停止してしまう。 そして最後はまほの攻撃で吹っ飛んできたあんこうチームより撃破された。 試合後、ヴォイテクに乗ってみほの元を訪れ、あの時のボコのぬいぐるみを勲章として手渡し、彼女等の勝利を讃えた。 この試合で彼女だけで10両撃破(実際は最後の相打ち含めて11両)しており、今試合ぶっちぎり最多撃破数である。 その後、敗北はしたがスポンサーの約束は果たされたようで、ボコミュージアムは再建されることになった模様。 何故かヴォイテクまで持ち帰っており、ボコミュージアムに寄贈されている。 〔OVA「愛里寿・ウォー」〕 高校生活を送ってみたいと大洗を訪れるが、船酔いしてダウン状態のまま運ばれて登場。 その後、角谷杏の干し芋を額につける方法で酔いが治まり、制服を着て各チームの個性的な歓迎を受けつつ大洗女子学園を案内され、みほの部屋でボコパジャマを着て一晩泊まった。 そして、一度は大洗への転入を選んだが、それだとみほとチームメイトになりライバルとして戦うことが出来ないと気付き、大洗への転入は断った。 余談だが、愛里寿の転入が出来なかったことに憤慨した河嶋桃は、みほに「お前がどこかに転校しろー!」と無茶苦茶な事を叫んでいた。 〔最終章〕 第2話にてみほとリニューアルされたボコミュージアムで一緒にエンジョイしていた。 ミュージアムの永久パスを入手していた。溜めてたお小遣いを使ったとの事。かわいい。 西住殿、ボコ愛で負けてますぞ ちなみに、まだ転校先は決まっていない模様。 もしかしたら、今後試合する学校に転入し、大洗に再び挑んでくるかもしれない……。 最終章第4話ネタバレ注意 最終章4話後半の黒森峰VS聖グロリアーナ戦の最終局面にて、グロリアーナのパンツァージャケットを身に纏った愛里寿が登場。転校先はグロリアーナであることが判明。 ダージリン曰く次期隊長という事なので作戦中の指揮権に関しては半ば譲渡されており、劇場版同様終盤になってから進撃し、愛車のセンチュリオン(流石に搭乗員ごと転校してないので、他の乗員は聖グロの生徒である)で決め手となる最後の一手を成し得た。 直前に大洗も継続を破り決勝進出を決めており、念願のみほとの再戦が実現するのだった。大洗が未だに勝てていない学校+単独で十数台仕留める少女と本編決勝戦や劇場版より難易度が上がってしまったが、桃ちゃんの進学やいかに ちなみにダージリンからは普通に名前で呼ばれているため、紅茶に関するニックネームは貰っていない模様。全力でお断りしたのだろうか。「もっとらぶらぶ作戦」によると「どくだみ」か「せんぶり」で迷っているとのこと 〔その他〕 もっとらぶらぶ作戦です! 劇場版放映後に登場。 母親である千代はもちろん、大学選抜チームの副官であるメグミ、アズミ、ルミの3人組との絡みが多い。 特にみほとは、作中で数少ないボコメイトということもあってか、実の姉を差し置いてまるで姉妹のように仲が良く、 2人して一緒に出かける場面(*3)が多い。 リボンの武者 リニューアルしたボコミュージアムに鶴姫しずか達が訪れていた時、まさかのボコの着ぐるみパジャマの格好で登場。 ボコに感銘を受けていたしずかとすぐに意気投合した。 あっちのチームはアンタね、どれだけボコボコになっても追記・修正してくる。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 俺妹言えず←わざとなのか、誤字なのかわかりづらいわ -- 名無しさん (2021-06-24 10 09 20) 流派からして母親たち同士はあんな関係だけど娘達は同じ趣味を持った姉妹みたいに仲がいいという -- 名無しさん (2021-06-24 17 46 05) よくありがちな合法ロリと勘違いしてた -- 名無しさん (2021-06-24 19 13 30) ↑合法ロリ分は既にカチューシャが先行してるからな -- 名無しさん (2021-06-24 22 35 44) この子もやべえがこの子の采配に応えられるセンチュリオンの乗員もやべえ -- 名無しさん (2021-06-25 11 48 33) 強さに関してはガルパン界のブロリーという認識でOK? -- 名無しさん (2021-06-26 13 09 24) ↑2そりゃ大学選抜なんだから世界クラスの人員が揃っててもおかしくない……と思うと共に、戦車道復活してから一年も経ってないのにそれと互角に戦えるあんこうチームの主人公補正とてつもないなと再認識 -- 名無しさん (2022-02-12 23 58 45) どんな戦車に乗っても強いんだろうけど船酔いするなら内火艇だけは無理そう -- 名無しさん (2023-10-04 17 43 02) やっぱりこうなったか -- 名無しさん (2023-10-07 16 02 20) 「戦車道ノススメ」で既にフラグ立ってたのか。 -- 名無しさん (2023-10-16 23 54 11) センチュリオンは元々イギリス戦車だしなあ -- 名無しさん (2023-10-17 00 04 21) 乗員も含めてみんな転校したんだろうか -- 名無しさん (2023-10-17 17 49 36) CG監督である柳野氏のコメントによると、センチュリオンの乗員を務めているのは聖グロの子達でまだ不慣れなため、劇場版の機動力から3割ほど落としているそうです。一瞬映っただけだったけど、大学選抜のセンチュリオン乗員たちはやっぱり凄かったワケだ。 -- 名無しさん (2023-10-17 18 12 41) 4話のアリスちゃんには度肝ぬかれた。 -- 名無しさん (2023-10-18 21 31 18) 劇場版でみほとまほを同時に相手どって戦えるくらいに実力とチームの練度高い -- 名無しさん (2023-11-14 19 53 00) 聖グロの次期隊長はオレンジペコでは? -- 名無しさん (2023-11-14 20 06 16) 図抜けた戦術眼+天敵聖グロ+センチュリオンの時点で絶望しかない。 唯一の希望は大学選抜よりは低いだろう聖グロ各員の練度なんだが・・桃ちゃん、覚悟した方がいいかなw -- 名無しさん (2024-01-11 15 24 07) 流石に転校生を次期隊長に据えるわけ無いだろう 編集した人は何を見てたの? -- 名無しさん (2024-04-17 21 03 21) 名前 コメント
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登録日:2017/12/18 (月) 23 04 42 更新日:2023/10/19 Thu 10 37 14NEW! 所要時間:約 ? 分で読めます ▽タグ一覧 BC自由学園 ガルパン ガールズ&パンツァー フランス ベルサイユのばら マリー 学園艦 学校 安藤 岡山県 押田 最終章 高校 BC自由学園とは、アニメ『ガールズ&パンツァー』に登場する高校。 概要 岡山県を本拠地とする高校で、アニメでは名前のみ登場。一回戦で聖グロリアーナに敗北している。名前の由来は恐らくヴィシー政権と自由フランスから。 本作では複数の媒体において登場し、アンツィオ高校同様媒体によってメンバーや戦車等が大きく異なっている。 『リボンの武者』におけるBC自由学園 もともとBC高校と自由学園という別々の学園だったものが統合され、各学園の派閥で対立している。 隊長は「ざます」口調の長身の女性アスパラガス。詳しくは作品項目を参照されたし。 パラレルワールドと明言されてはいるのだが、『最終章』公開後ファンサービスなのかどうなのか『最終章』の3人が登場している。 『最終章』におけるBC自由学園 アニメ版『最終章』一話から遂に登場を果たす。冬季の戦車道大会における大洗女子学園の一回戦の対戦相手。 前述の通り『リボンの武者』とは設定が大きく異なっているものの、二つの派閥が対立している事は共通している。使用戦車は異なるが、フランス戦車を使用しているのも同様。 こちらでは中等部から進学した「エスカーレーター組」と受験入学をした「受験組」が対立している(*1)。 このために両派閥の折り合いが非常に悪く、仲の悪さは戦車道チームにも影響しており毎回一回戦で敗退しているほど纏まりが悪い。 当然大洗との試合時もその不仲っぷりと如何なく発揮しており夏季の優勝校である大洗と当たるクジを引いた事で抽選会場で揉め、 試合にもギリギリで(戦車でぶつかりあいながら)到着していた。更には派閥ごとに大きく車輌の展開がバラけるなどチームワークのなさを伺わせている。 学園のテーマ曲は「玉葱の歌」でプラウダ戦よろしく作中で合唱する姿を見せてくれる。 日本では「クラリネットをこわしちゃった」としてもおなじみの曲なので、例のフレーズでピンと来た人もいるだろう。 主な人物 マリー CV 原由実 BC自由学園戦車道チーム隊長(学年は不明)。搭乗する戦車はルノーFT-17。 ロールした髪と扇子が特徴のおっとりとした少女。 優雅な印象を与えるもののどちらかと言えばかなりのマイペースで、 両派閥が目の前で喧嘩していても諌めるどころか大好物のケーキを頬張り「ケーキがまずくなる」と言い放つほど。 おまけに試合前のお辞儀をどうして頭を下げなければいけないのか、という理由で拒否している。 試合中にもケーキを食べながら、乗員がゲームに興じているのをのんびり見守っていた。 前述の通り後に『リボンの武者』にも安藤と押田ともども登場しており、大鍋の運営側として動いていた。 アスパラガスを「様」付けで呼んでいる事から彼女から隊長を引き継いでいたという事なのかもしれない。 モデルは恐らく「マリー・アントワネット」だと思われる。 安藤 CV 津田美波 黒髪で三白眼の女性。搭乗する戦車はソミュアS35。 「受験組」のリーダー格でもあり、常日頃から押田と口喧嘩ばかりしている。 公式グッズの缶バッジによるとフルネームは「安藤レナ」(正式表記は不明)。 モデルは恐らく『ベルサイユのばら』の「アンドレ」。 押田 CV:安済知佳 金髪の気品のある女性。搭乗する戦車はARL44 こちらは「エスカレーター組」のリーダー格で、やはり安藤との折り合いは悪い。 隊長であるマリーには敬意を抱いているものの、反面そのマイペースさには手を焼いているようだ。 公式グッズの缶バッジによるとフルネームは「押田ルカ」(正式表記は不明)。 モデルは恐らく『ベルサイユのばら』の「オスカル」。 アズミ CV 飯田友子 バミューダ三姉妹の黄色の◇。 同校のOG。最終章にも登場し、母校を「団結さえすれば強い」と評した。 どうやらマリーでさえも彼女には頭が上がらない様子。 私がケーキを食べ終えるのとあちらの白旗が上がるの、どちらが早いかしら! ……という不仲は大洗を欺くための演技であった。 隙だらけのフラッグ車を包囲すべく橋へ向かったところでBC自由学園の策略が発動し、橋を破壊された大洗の車輌は立ち往生。 そのまま包囲され一回戦にて絶体絶命のピンチに陥ってしまう。この状況には観戦していたダージリン達も驚いていた。 みほの機転により新メンバー・サメさんチームのマークIVで危機を脱出するものの、BC自由学園は撤退しながら優雅に「玉葱の歌」を合唱するのだった。 こちらもどこまで演技だったのかは不明だが、「団結 さえすれば 強い」と言われている辺り犬猿の仲自体は元々だったのだろう。 なお「らぶらぶ作戦」と「戦車道のススメ」においては基本的にマリーの性格も、押田と安藤の犬猿の仲も本来の性格として描写されている。 2話の様子を見る限り実は不仲は演技であり、実際は仲間として信頼しあっている事が明かされている……のだが、対立が払拭しきれていた訳ではないらしい。 実際、優花里がサンダース・アンツィオ戦同様偵察中に学園内の対立を目撃していたように学園内の対立は事実であり、 そこから「今回の大会の作戦のために和解させた急造チーム」だったのではないかと推測している。 果たしてその予想は的中していたようで、沙織の閃きにより「ソミュアとカモさんチームのルノーB1を誤認させる」という作戦で フレンドリーファイアを偽装された時には最初は首をかしげていたものの、何度か砲撃されると偽装に引っかかり激怒。あっさり和解を反故にして 「化けの皮が剥がれた」とばかりになんと同士討ちにより味方車輌の多くを自ら撃破してしまう。 ちなみにマリーは暫く気づいていなかった。油断や連絡を怠るといったミスもあったがまさか味方同士で潰しあい戦線崩壊しているとは思わないだろうから仕方あるまい……。 その後ようやく気づいたマリーが仲裁に入ってようやく罠に気づきカモさんチームを撃破するも時既に遅く、多くの車輌を失っていた。 押田と安藤に援護されながらも大洗の車輌を撃破しつつボカージュを進軍するが、数の差に抑え込まれ最後はサメさんチームの活躍で逃げ場を失いただ1輌残ったフラッグ車を撃破される。 試合後には大洗をパーティに招待、ケーキなどを気前よくご馳走した。どことなくかつてのアンツィオを思い出させる気っ風の良さである。貴族ゆえの度量の広さも備えているのだろう。 マリー 実は暢気にゲームに興じていたのも大洗の油断を誘う為の罠であり、引っかかるのを確認した途端に素早く行動を開始するなと部隊も統率が取れている。 マークIVを橋を降りる為の足場にするという大洗の奇策には流石に驚かされていたが、即座に撤退を命ずるなど判断力にも優れている様子を見せた。 言動から見るに仲違いの偽装も彼女による作戦であると見え、なかなかに強かな人物。 最初は油断してたとはいえ味方の仲違いに気づき仲裁に入った時は華麗な上体反らしで砲塔との衝突を避けたりと非常に運動神経に優れる。 高圧的……というより貴族気質なのは素の性格のようで大洗を罠に嵌めた後は彼女たちを「干し芋」にたとえ見くびっており、途中まで大洗の策略で戦線が崩壊していた事にも気づかなかった。 しかし仲裁に入ってから追い詰められると窮地を自覚し態度を引き締める。「玉葱の歌」を歌いだし進撃、マリー車も技量の高い動きで大洗を翻弄するなど実力の高さを見せた。 それでも次々と味方を撃破されたったい一人で歌う事になってもその勇ましさを崩さなかったが流石に数の差を覆しきれず、最後に追い詰められた時は敗北を悟りケーキを頬張る。 試合後は大洗を讃え「革命を起こされたよう」と称賛。「次は鎮圧しちゃうけどね」とリベンジを誓っていた。 2回戦の大洗VS知波単ではアズミ、押田、安藤と共に後学のため観戦。時折ケーキを食べたそうにしていたり薔薇風呂に入りたそうにしていた。 安藤と押田 大洗が策略にかかったと同時にこちらも帽子を被り顔を引き締め、 不仲で纏まりが無かったとは思えないほどのチームワークの取れた行動を取っている。 前述の通りその不仲は演技だったらしく、さらにお互いを「安藤くん」「押田くん」と呼び合い称賛するなど認めあっている様子であった。 ……のだがお互いを褒め称えながらもしれっと罵っていた。前述の通り完全には不仲を払拭しきれてなかったらしい。 実際にカモさんチームの作戦に引っかかった時はあっさり同士討ちを始めてしまっている。 ちなみにこの時、頭に血が上っていたのか味方車輌の数による矛盾に気づかないなどのポンコツっぷりを見せている。よりによって押田の方が。 しかし2回戦の観戦に訪れ知波単の成長を目の当たりにした時は、「我々も変わらなくてはならない」と決意を新たにしていた。 保有戦車 各車両にはトランプのスートのマークが描かれているが、これは実際のフランス軍の戦車がマーキングが元ネタ。 色とスートによって所属が分かる仕組みになっていた。 ルノーFT マリーの乗る隊長車。劇中ではフラッグ車を務めた。 菱形戦車と同様に第一次世界大戦の頃に生まれた最初期の戦車。つまりアヒルさんチームの八九式中戦車よりも古い。 戦車といえば横から砲身が生えたトラクターだった時代に、『履帯を持った車体の上に旋回砲塔を乗せる』というスタイルを最初に実施、 以降の戦車のスタイルの基本になるという戦車開発史上重要な意味を持つ。 しかしながら当時からそこまで優秀な戦車だった訳ではなく、第二次世界大戦にも投入されてはいたが旧式化が甚だしく、やはり大した活躍はできなかった。 身も蓋も無い事を言えば、戦車道で最弱クラスの戦車の一つ。 本来は操縦手と車長の二人乗りであるが、劇中ではマリーが後部ハッチを開けっ放しにしてクッションを置く事で座席代わりとして強引に三人で乗っていた。 ソミュアS35 安藤と彼女が率いる受験勢が乗る戦車。 火力、装甲、速力は当時としては高水準で、カタログスペック上は優秀だったが砲塔が一人乗りであったため、 索敵・指揮・主砲の装填と照準を全て一人で行わねばならないため車長が忙し過ぎる、上向きのキューポラが無いため索敵時の姿勢が辛い……等の欠点があった。 因みにカモさんチームのB1bisより少し新しい戦車である。 ARL44 押田以下エスカレーター組の乗る重戦車。 フランス解放後に開発された戦車で、一言で言えば『B1bisの車体を流用したものにティーガーIIの砲塔を丸パクリしたものを乗せたもの』。 フランスはヨーロッパ戦線開戦後早々にドイツ軍に占領されていた事もあって戦車の開発技術の蓄積が無くほぼWWI時代で止まっていたため、 90mm主砲の火力と装甲防御力は高かったものの、車体の技術が既に旧式化していたWWI時期の戦車のままなため速力に難を抱えていた。 そもそもフランス解放自体がヨーロッパ戦線終結間際だった事もあり、WWII戦中には木製モックアップしか完成しておらず、 試作車の完成は46年、量産開始は49年だった。 「どうして私が追記・修正をしなくてはいけないの?」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 元ネタ的なのも相まって安藤×押田キテル…で盛り上がってる人らは少なくない -- 名無しさん (2017-12-19 00 54 23) 壮大な茶番で大洗を罠に嵌める狡猾さは見事だったが、永劫二度と使えない手だよな。勝ったとして二回戦以降はどうするつもりだったんだろうか? -- 名無しさん (2017-12-19 09 18 42) ↑勝ち続けるつもりならどうせ一回戦目から連携はせなあかんのだし、そしたら折角の一発目は盛大に利用するべきじゃない? -- 名無しさん (2017-12-19 21 53 41) 二話を待って建てたほうが良かったような気もせんでもない -- 名無しさん (2017-12-19 22 01 41) なんでモチーフがフランス革命前夜なんだろう、名前的にはヴィシー政権と自由フランスなのに…… -- 名無しさん (2017-12-20 14 57 17) 刹那とグラハムではない -- 名無しさん (2017-12-20 15 40 28) 最強の所(全国優勝メンバーフル参戦&準優勝の黒森峰はまほがいなくなった瞬間優勝候補にすらならない有様)潰せる一発ネタあるならそら使うんだよなぁ -- 名無しさん (2017-12-20 17 34 56) スピンオフ含めるなら、戦車道のススメだと押田と安藤は犬猿の仲だがマリーへの忠誠心は高いとあるのも追記していいかと。ちなみに同書でマリーはとんでもない散財家で学園の財政傾けてると書かれていた -- 名無しさん (2018-03-06 22 34 34) 戦車道のススメでは安藤、押田共に名前がカタカナ表記だったからこれが正式と思われます -- 名無しさん (2018-05-25 22 45 22) 押田×安藤推しの人の中に「昔はBLEACHの夜一×砕蜂が好きだった」と語っている人を見かけて、なんか理屈を越えた本能的な納得を感じた -- 名無しさん (2018-07-01 19 53 08) 押田も安藤も萌えや可愛いと言うよりイケメンな女子なので、サメさんチームのお銀とフリントも含めてガルパンの女性ファンサービスか!?と思った -- 名無しさん (2019-06-25 19 05 14) リボン版の敗因と最終章版の敗因が両方とも欺瞞作戦による意図的な仲間割れ誘発なのはファンサービスなのか偶然なのか…… -- 名無しさん (2019-06-25 20 46 35) 「いやいやいや」「いやいやいやいや」のシーンはテンプレ的な天丼であるにも関わらず、劇場内で抑えきれない笑い声があっちこっちから漏れてた。あんなん笑うわ!w -- 名無しさん (2019-06-26 10 21 05) 第2話冒頭のやり取りで、安藤と押田は「不仲と見せて実は仲良し、と思わせて本当はやっぱり不仲」だろうとは気付いたけど、それが敗因になるとは思わなかった。 -- 名無しさん (2019-06-26 12 12 51) 状況的に向こうが乱心して襲い掛かってきたようにしか見えない安藤の方はともかく、先に騙された押田の方は全力で味方倒しに行ってるのが笑える -- 名無しさん (2019-06-26 13 03 43) 仲裁の時の華麗な動きで一気にマリー様がお気に入りになってしまった。ケーキジャンキーなところも可愛くてたまらん。 -- 名無しさん (2019-06-27 01 31 27) BC自由のお家事情やモデルの経緯的に考えて、マリー様もアンチョビみたいに他校から来たのかもしれない -- 名無しさん (2019-06-27 01 45 23) 戦車道のよこみち2でマリー様は聖グロとの会談で安藤だけを給仕係として一緒に連れて行ってるし、受験組とエスカレーター組を差別してなくて、安藤を信頼してるっぽい -- 名無しさん (2019-06-27 14 20 48) 大洗と黒森峰以外は日本人でもその国に合わせた名前なのに安藤と押田だけ普通なのが笑える。マリーみたいにアンドレとオスカルでいいじゃねーか -- 名無しさん (2020-03-06 05 08 12) ↑もしかしたらマリーって名前はダージリンと同じくあだ名なのかも知れない -- 名無しさん (2020-12-14 03 37 34) 食い意地の張り具合はアンツッイオ以上かもしれない -- 名無しさん (2021-07-14 14 19 22) 4話では、あれ?どこに? -- 名無しさん (2023-10-16 16 40 38) ↑3 ストレートに鞠井とかあるいは下の名前がまりと付く名前かもしれない。 -- 名無しさん (2023-10-16 18 58 10) 名前 コメント
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ここでは日頃の部活でのルールを記載していきます。 車輌はTVアニメ『ガールズ パンツァー』及び映画『ガールズ パンツァー劇場版』の戦闘参加車輌のみ。 装備はTVアニメ『ガールズ パンツァー』及び映画『ガールズ パンツァー劇場版』に準ずる。 ただし弾種は自由。金弾を使うのもあり。(破たんするのは知っている。) 占領(CAP)はなし。 現時点ではVC(ボイスチャット)は禁止である。 作戦会議が試合前にあり4分間。その間移動は陣地またはその場のみと限定される。 黒森峰の場合Maus、Jagdtigerは使用禁止 基本的なルールは上の通りです。 で特に部長が気にかけてるのは 3回ほど同じMAPで戦闘をしない。 しっかり双方に勝ち目のある面白いゲームマッチングにすること。 ある程度回数こなしたら高校を変更する。 膨大な戦力差なども高校を変更にする。 なんか気になりましたら部長まで。
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人気投票だけどあくまで遊びだよー みんな仲良く使ってね その他にある右横の空欄は「選択肢」追加フォームだよ。 キャラ人気投票 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 ふたなりゆかりん 26 (18%) 2 武部沙織 24 (16%) 3 逸見エリカ 18 (12%) 4 男性化西住みほ 14 (9%) 5 西住まほ 14 (9%) 6 秋山優花里 11 (7%) 7 ダージリン 8 (5%) 8 五十鈴華 7 (5%) 9 冷泉麻子 7 (5%) 10 西住みほ 7 (5%) 11 ノンナ 3 (2%) 12 ぴよたん 2 (1%) 13 ナカジマ 2 (1%) 14 西住しほ 2 (1%) 15 あんこうさん 1 (1%) 16 おりょうさん 1 (1%) 17 会長のホシイモ 1 (1%) 18 アキモフ 0 (0%) 19 カチューシャ 0 (0%) 20 黒森峰副隊長 0 (0%) その他 投票総数 148 戦車人気投票 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 Ⅳ号戦車 8 (30%) 2 ティガーⅠ 8 (30%) 3 チャーチル 3 (11%) 4 三号突撃砲 2 (7%) 5 八九式軽戦車 2 (7%) 6 逸見さんのクーゲルパンツァー 2 (7%) 7 M4シャーマン 1 (4%) 8 テケタン 1 (4%) 9 T-34 0 (0%) 10 T-72神 0 (0%) 11 チハタン 0 (0%) その他 投票総数 27 ┌───────┬─────────────┐│ 。 l 由 分 だ べ 神 た 切 M |│ \、 _ _ _ l は が 。 き 戦 だ っ 1 |│ _rヾッ;_゙゙゙ ュ o l タ .擱 理 者 車 擱 て ・ |│ "= '_ヾ_'"_ i ‐'i l ス .坐 由 達 T 坐 擱 挑 |│ '義 ─― ,辨'゙ l 通 す は だ 7 し 坐 戦 |├―――――――┘.信 べ 地, 。 2 て す 車 || 等 き 雷 他 が 終 べ ・ |│ ―┬― で ,だ 源 の 砲 わ き メ, || | ,熟 か を 西 撃 る だ ル |│ ── ; 知. ら 突 側 を も 。 カ |│ / .す だ 破 戦 以 の ま バ || ,-―、 べ 。 す 車 っ で た ら |│ __,,ノ_ し 詳 る 達 て は 、 は || _l_ __l_, 。 し な も 撃 な 彼 履 || ノ、|┼l い ら 同 破 い ら 帯 || | ゙゙|~ 理 自 様 す 。 は, を |└───────────────――――――┘