約 1,437,488 件
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/33207.html
しらないいみに【登録タグ し 初音ミク 曲 裸洗顔】 作詞:裸洗顔 作曲:裸洗顔 編曲:裸洗顔 唄:初音ミクDark 曲紹介 裸洗顔氏 の43作目。 歌詞 いつもより冷たい夜空 頬をなぞる流れ星 そっと俯く僕 泣き顔を隠してる 何度も何度もくじけて 枯れた涙を探して また泣けない夜 思い出す記憶 弱虫の僕 見つめた理想の自分信じて 生きているのに 何度目の後悔 出来損ないの弱虫殺して もう逃げられたら でも出来ない どうして 意味なんてないのに 居る意味なんてないのに いっそ いっそ いっそ 世界は僕を消したりしないか 胸に突き刺さった痛み 心動かない痛み まだ僕をみてる 穏やかな瞳 弱虫の僕 見つめた君の視線が痛くて 素直になれない まただこの気持ち 出来損ないを見捨てない君が もう分からなくて ねえ出来ない どうして 暖かい君の腕 溢れだす流れ星 いっそ いっそ いっそ 世界は僕を消したりしないか もう僕は このまま居なくなりたいのにな 君はその手離さない ずっと ずっと ずっと 僕は君が見えなくなってた 出来ない 初めて 意味が持てた気がして 溢れだす流れ星 いっそ いっそ いっそ 世界は僕と消えたりしないか コメント 穏かで優しい気持ちになれるな もう少し有名にならないものか… -- Rimu (2017-02-11 20 22 15) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/2ch_killer7/pages/32.html
イワザルはクン・ランだったのか? ミザル・キカザルの正体は? ヒロ・カサイの死に様とイワザルの姿の関係は? イワザルの名の由来は?(ヴェンツェル…以外) イワザルに関する概略 ※このテキストは当まとめサイト編集者が独自に記述したものです ■=ゲーム本編の情報 ■=Hand in killer7 ■=攻略本 ■=海外版攻略本 ■=その他オフィシャル設定 ハーマンの下僕を自称する残留思念。本名(自称)ヴェンツェル・ディル・ボリス7世・イワザールスコフ。 言動によればハーマン・スミスのみに忠誠を誓い、クン・ランを非常に恐れている。「雲男」の章ではアドバイスを拒否。逆に「分身」の章では積極的にカラーチャートを探し回っている。 ハーマンに殺されて残留思念になったことを感謝していると言うが、その経緯は一切不明。 最終章でガルシアンに倒されるヘヴンスマイルの最後の一体は、イワザルのボンデージスーツと同じ姿をしているが、その顔はクン・ランに酷似している(=正体はクン・ラン?)。 ミザルは性の不一致から離婚した妻だという。 ミザルに関する概略 ※このテキストは当まとめサイト編集者が独自に記述したものです ■=ゲーム本編の情報 ■=Hand in killer7 ■=攻略本 ■=海外版攻略本 ■=その他オフィシャル設定 カエデに使役される女性の残留思念。カエデの血塊解除時に血の雨と共に登場する。 ボンデージスーツで顔の上半分は隠れているが、片手で目を隠したポーズで現われる。 イワザルは性の不一致から離婚した夫だという。 キカザルに関する概略 ※このテキストは当まとめサイト編集者が独自に記述したものです ■=ゲーム本編の情報 ■=Hand in killer7 ■=攻略本 ■=海外版攻略本 ■=その他オフィシャル設定 イワザルの「保証人」で、ハーマンの下僕とされる残留思念。スミス同盟のために好物である魂弾を探して付近に現われるが、ゲーム上はあまり役に立たない。 ゲーム中はろくに姿が見えないので分かりにくいが、白いボンデージスーツで手足を吊られた姿。顔は全面を覆うマスクで、おそらく目と口の露出部がジッパー状に閉じられている。 イワザルはクン・ランだったのか? ミザル・キカザルの正体は? 332(part1):ゲーム好き名無しさん:2005/06/14(火) 20 32 52 ID ??? イワザルが「ハーマンの名の下に」とか言うのって 「お前ら皆ハーマンの人格の一人なんだぞ」ってガルシーに釘打ってるのかと 思ってたんですが。 ガルシアンがエミールとしての個人を取り戻させないようにする為なのかなとか。 716(part2):ゲーム好き名無しさん:2005/07/11(月) 00 18 32 ID ??? ふと思った。 餓鬼とかヒッキー、ミザル、イワザル、キカザル、他の残留思念もガルシー自身が昔“殺った“のかな? それだと多少、辻つまが合う。 でもイワザルの台詞が色々引っかかるんだよな。 717(part2):ゲーム好き名無しさん:2005/07/11(月) 03 09 29 ID ??? ケスとスージーはガルシー(Killer7)が殺ったってのはゲーム中に描かれてるね イワザルはハーマンが殺ったと思うけど、最後がアレだからどうなんだかねぇ 718(part2):ゲーム好き名無しさん:2005/07/11(月) 10 05 36 ID ??? 鳩書簡では、ジョニーがトラヴィス、ユニオン、ケス、スージーの四人の経歴について述べた後で 「これでKiller7に接触している残留思念は出揃った」って言ってる。 つまりミザルイワザルキカザルは残留思念ではない? そもそもトラヴィスたちはまだ「生前」が想像できるけど あいつらは名前といい見た目といい言動といい、明らかに最初からこの世のものではない感じだよね。 けどそうするとイワザルの「マスターに殺られて感謝しております云々」ってのは嘘八百って事に……。 719(part2):ゲーム好き名無しさん:2005/07/11(月) 11 11 50 ID ??? 713 そう、イワザル自身が多重人格みたいな言動なんだよね。 最後はクンの錯乱コスプレだと思いたい。 388(part3):ゲーム好き名無しさん:2005/08/02(火) 10 21 49 ID ??? イワザルが最後の敵でした〜って以外に受け取り様がないよあのオチ 違うって意見が濃厚だけど 389(part3):ゲーム好き名無しさん:2005/08/02(火) 10 23 45 ID ??? そうか? 394(part3):ゲーム好き名無しさん:2005/08/02(火) 10 27 54 ID ??? イワザルがいなくなっちゃうからな 目が閉じた時点で見えなくなるのかもしれないが 397(part3):ゲーム好き名無しさん:2005/08/02(火) 10 30 50 ID ??? 目が閉じたって第三の目のこと? 399(part3):ゲーム好き名無しさん:2005/08/02(火) 10 33 19 ID ??? 千里眼? 400(part3):ゲーム好き名無しさん:2005/08/02(火) 10 35 30 ID ??? 千里眼は屋上で13歳のエミールを打った地点で閉じたんだろ? 402(part3):ゲーム好き名無しさん:2005/08/02(火) 10 36 44 ID ??? 400 だろ。 390(part3):ゲーム好き名無しさん:2005/08/02(火) 10 24 23 ID ??? それともただのギャグ? 398(part3):ゲーム好き名無しさん:2005/08/02(火) 10 32 56 ID ??? でも今回はギャグオチ違うだろ? 日本が絶滅か日本が合衆国の報復で決着なんだから …また上海でハーマンとクンは復活してるが 846(part3):ゲーム好き名無しさん:2005/08/13(土) 18 32 14 ID ??? クンランがイワザルということは クンランには別れたかみさんがいたということか。 そしてそのかみさんも殺されたと。 847(part3):ゲーム好き名無しさん:2005/08/13(土) 18 50 50 ID ??? 有り得ないこと言うなよ 副読本買ってないだろ? 848(part3):ゲーム好き名無しさん:2005/08/13(土) 19 29 44 ID ??? 買いましたけど何か? 有り得ない事言うななんていったらお前 生まれたときから成人だっつうクンランをどう説明するのよ。ほれ 52(part5):ゲーム好き名無しさん:2006/03/01(水) 22 20 28 ID ??? イワザルはまあアレとして ミザル、キカザルは一体何なんだろう 416(part5):ゲーム好き名無しさん:2006/06/22(木) 00 59 04 ID ??? いまさらながら購入してクリアーしました。 最後の最後で一気に情報量が増えてコン・ランしそうです。 とりあえずイワザル=クン・ランですか? 417(part5):ゲーム好き名無しさん:2006/06/22(木) 01 04 06 ID ??? 知るかボケ 418(part5):ゲーム好き名無しさん:2006/06/22(木) 01 55 51 ID ??? 416 わからん。 副毒本を読む限りでは酷似しているものの別の存在……と理解できるが。 あくまでも個人的にはね。須田51はその辺いちいち理屈づけしてなさそうだからなあ。 天使ん時と同じクン・ランの洒落なんじゃね? タイミング外してハーマンには見せらんなかった、みたいな。 420(part5):ゲーム好き名無しさん:2006/06/22(木) 21 09 38 ID ??? 416 須田的には「いままで助言してた下僕が黒幕って事を匂わせたら興奮しない?」ってノリじゃないの 479(part5):ゲーム好き名無しさん:2006/07/07(金) 21 23 10 ID ??? ‘我はハーマンの名の下に…’ ある意味重要なキーワード 480(part5):ゲーム好き名無しさん:2006/07/07(金) 21 57 33 ID ??? キカザルってガルシーにどことなく似てないか 別に深い意図があるとは思ってはないんだがどことなく 481(part5):ゲーム好き名無しさん:2006/07/08(土) 05 18 24 ID ??? 似てるかどうか確かめようにも完全に覆面してわからんがな 484(part5):ゲーム好き名無しさん:2006/07/08(土) 15 24 47 ID ??? どういういきさつでミザルは楓の下僕になったんだ? つーか、「下僕」・・・ 楓は大人しそうな顔をして 487(part5):ゲーム好き名無しさん:2006/07/09(日) 10 36 21 ID ??? 生きてる頃のミザルが楓の兄貴と浮気したためにイワザルと離婚。 ミザルは自民会の汚い部分を見てしまったために楓の兄貴に殺害される。 残留思念となったミザルは兄に尽くす楓に自分の姿を重ねて、憑いた。 …とか妄想した。 489(part5):ゲーム好き名無しさん:2006/07/09(日) 13 50 52 ID ??? ミザルは顔上半分を隠しているし全身タイツだが美人だと思うんだ 490(part5):ゲーム好き名無しさん:2006/07/09(日) 21 14 35 ID ??? そういや『イワザル=LS』ってことはミザルや キカザルも何か特別なHSだったりすんのかな。既出? ま、51だから何も考えてねぇんだろーけど。 ミザルと夫婦なのは何となく執事役で敵じゃないんだって事を プレイヤーに刷り込むためのものだろうし、キカザルはイワザルと ミザルが出たからついでに出すかー程度かな。魂弾ヒントも兼ねて。 491(part5):ゲーム好き名無しさん:2006/07/09(日) 22 55 24 ID ??? そんな捻くれた設定の裏を想像せんでも 707(part5):ゲーム好き名無しさん:2006/09/05(火) 18 41 04 ID G1UBBOLE ミザルってハンサムブラウンに似てません? ミザルはカエデのしもべでハンサムブラウンやっつけたのはカエデ 708(part5):ゲーム好き名無しさん:2006/09/05(火) 22 38 20 ID fDtI9jNz 似てねと言われても女でボイン以外は戦隊服なんだしなんとも・・・ 971(part5):ゲーム好き名無しさん:2006/11/27(月) 00 50 22 ID ALwNfne7 965 そういえば天使の途中でイワザルがクンを倒せる(?)とか聞かされた後に 主人(プレイヤーキャラ)を罵倒しまくるけど、あれはイワザル=クンの 伏線だったのかな そのエミール発言や留守電の選挙ピーアールもそうだけど 一番最初から伏線張ってたり矛盾を作りまくってたり、シナリオの クセが強すぎてかなわん。ほんと今更だけど 972(part5):ゲーム好き名無しさん:2006/11/27(月) 00 59 02 ID qH4IbsT4 971 いやあれはただ単に「あんな強敵に手を出すなんて!」ってイワザルが逆上してるって事でしょ。 というか別人だろ、あの二人は。 973(part5):ゲーム好き名無しさん:2006/11/27(月) 01 10 32 ID uM44nD4X イワザル=クン だと思ってた 974(part5):ゲーム好き名無しさん:2006/11/27(月) 01 47 18 ID LRrbRQB9 イワザル=クンじゃないのか? 天使の時みたくクンの一発ギャグ? 976(part5):ゲーム好き名無しさん:2006/11/27(月) 03 00 15 ID shlU/qqi 私もイワザル=クンだと思ってる。 ケスとスージーの人格がもし適合して吸収されてたら スゴイ事になってただろうね〜 あとミザルって絶対美人だとオモ 979(part5):972:2006/11/27(月) 08 29 06 ID qH4IbsT4 副読本も読まないまま印象だけで言ってたので忘れてください。 信じらんねェ馬鹿は俺だ。 978 957 982(part5):ゲーム好き名無しさん:2006/11/27(月) 17 02 11 ID VFJ5Z9X0 979 ゲームでイワザル=クンて書かれてたわけじゃないし、その辺は個人の解釈だから気に病むな イワザル=クンて自分も思ってるけどw 981 Killer7に近づきすぎたため処分された、と友達づてに聞いた 985(part5):ゲーム好き名無しさん:2006/11/27(月) 18 51 51 ID 0Z05jJXs イワザル=クン派多いな 自分は違うと思ってたけどどうなんだろう スージー、外見は良いけど性格ががg 987(part5):ゲーム好き名無しさん:2006/11/27(月) 19 46 58 ID uM44nD4X 副読本持ってないんで ラストのイワザルを追い詰めるシーンを見て 特に深く考えもせず イワザル=クンだと思ってる 近くて遠い隣人ってのも納得できる でもそうするとイワザルが ご主人様はチェスを〜 のくだりが白々しすぎるんだよな 988(part5):ゲーム好き名無しさん:2006/11/27(月) 20 07 57 ID LRrbRQB9 あくまで憶測だけど、利害が一致しないとか言うくせに、自分とチェスをするハーマンが信じられない・・・とか? 俺もイワザル=クン派だけど、実際そうだとすると全ての発言が白々しいよな。 989(part5):ゲーム好き名無しさん:2006/11/27(月) 20 32 38 ID S5073qCg イワザルとクンは同一かはともかく ラストのあれは一発ギャグじゃね 990(part5):ゲーム好き名無しさん:2006/11/27(月) 21 05 25 ID LRrbRQB9 一発ギャクか。クンはギャグが好きだな。 ところで⑦⑫以外のウルメイダ名鑑、ToyDispenserで集めるじゃん、あれダブったことないんだけど、ダブらないように出来てんの? 976(part5):ゲーム好き名無しさん:2006/11/27(月) 03 00 15 ID shlU/qqi 私もイワザル=クンだと思ってる。 ケスとスージーの人格がもし適合して吸収されてたら スゴイ事になってただろうね〜 あとミザルって絶対美人だとオモ 977(part5):ゲーム好き名無しさん:2006/11/27(月) 03 58 19 ID LRrbRQB9 ケスとスージーを適合したら、人格同士の殺し合いがはじまりそうで怖いな。 ミザルはどうだろう… 美人だったらイワザルの元妻ってもったいない気がする。 もしイワザル=クンで、それでも元妻だったらミザルを尊敬する。 993(part5):ゲーム好き名無しさん:2006/11/27(月) 21 41 14 ID lYTxwkd4 ただの妄想と思って聞いてくれ クン≠イワザル説 イワザルのあの素顔は、クンがイワザルをラストスマイル化させた時に造形したんじゃないかな。 天使の背中みたいに 残留思念のイワザルはなんとか自分の体を始末させたくてkiller7を導いたんじゃない? それにクン=イワザルだと「隣人」なのに同じ部屋にいるのはおかしい気もする。 994(part5):ゲーム好き名無しさん:2006/11/27(月) 21 58 24 ID qU4gBLbX クンがリアルイワザルをラストスマイル化、ってのは面白い解釈かも。 最後の笑い声もいつものイワザルの残留思念声ではなかったし。 996(part5):ゲーム好き名無しさん:2006/11/27(月) 22 02 19 ID e/xcxfdx 隣人ってのは多重人格の比喩じゃないのか? 997(part5):ゲーム好き名無しさん:2006/11/27(月) 22 07 02 ID LRrbRQB9 イワザルはクンの人格の一つだったってこと? そうかも、目を覚ましたって表現使ってるしね。 地下室で追い込まれた時は明らかにイワザルの声ではなかったよね、どっちかって言うとクンのアヒャヒャヒャヒャ笑う時の声に似てた。 998(part5):ゲーム好き名無しさん:2006/11/27(月) 22 31 18 ID VFJ5Z9X0 立てたけど良かったの?このスレの最初の方見ると、総合に吸収される予定だったみたいなんだけど http //game10.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1164634080/l50 そういえばハーマン=クン派(多重人格のうちの一人)の人もいるよね どれが一番統合性あるんだろう。 228(part6):ゲーム好き名無しさん:2007/01/30(火) 18 00 12 ID OMdYmqID ラスト・ショット=クン・ラン=イワザル…意味不明。どなたか教えて。 229(part6):ゲーム好き名無しさん:2007/01/30(火) 18 41 45 ID QUWZzS94 228 このゲームをハーマンとクン・ランのチェスだとして、 クン・ランは自らゲームの進行役というか、ガルシーの先導をしてた 「天使」の「あいつに敵うわけねえよ!」という台詞は実は自画自賛だった 「笑顔」でガルシーの覚醒を止めようとしてたのは、 自分達の意思と無関係にゲームが終わろうとしている事への抵抗 これじゃ駄目か? 230(part6):ゲーム好き名無しさん:2007/01/31(水) 17 14 28 ID 2Y/4wpCC 229 ほお。とりあえず納得。 「ガルシーの先導」の目的はなに? 231(part6):ゲーム好き名無しさん:2007/02/01(木) 22 07 33 ID 54BVsuAL 230 少しは自分で考えないとバカになっちゃうよ? しかしまあ実際そこが最大の謎というか結論らしい結論の出ない点ではあるよな。 過去スレで見た気がするのは、 A)イワザルの正体はクンだよ派 ……じゃあ何でキラー7をサポートし続けてたの? B)ラストショットはクンがイワザルのコスプレをしただけだよ派 ……何のためにそんなまだるっこしい事をするの? C)須田51がインパクト重視で何も考えずにクンにあの格好させたよ派 ……これなら全ての説明がつくぞ! 好きなのを選べ! 232(part6):ゲーム好き名無しさん:2007/02/02(金) 00 31 32 ID TyeTIZLb 分からない部分は基本Cのような事だろうと 勝手に解釈している。 235(part6):ゲーム好き名無しさん:2007/02/02(金) 21 37 54 ID EfCjp6A9 A)イワザルの正体はクンだよ派 ……じゃあ何でキラー7をサポートし続けてたの? これちょっと真面目に考えてみたんだが。 まずハーマンが国家(合衆国)の側、クンがテロの側に立っているのは確定とする (副読本の須田インタビュー等参照)。かつ、仮にイワザルの正体がクンだとして どういう行動をとっていたか最初から考え直してみた。 「天使」 ハーマンもクンも、目的はお互いに会うことなので、当然イワザルとしても クンの所まで丁寧にサポート。ちょっと冗談で自画自賛してみたりもする。 「落日」 フクシマ暗殺に成功すれば日本が弱体化、相対的に合衆国の有利になるので ハーマンには得。しかしクンにとっても日本がミサイルで壊滅状態になれば 将来的にテロの温床となるので悪い結果ではない(実際そのためにマツケンを 新たに自分の駒として野に放ったのだし、「獅子」ではそれが結実する)。 そのためにイワザルとしても同盟をサポートし続ける。 「雲男」 クンの駒であるウルメイダが、ヘヴンスマイル化を嫌って同盟に自分の 駆除を依頼する。クンにとってはこれは間違いなく歯がゆい話。 なので、イワザルは今回初めて同盟のサポートを一切拒否する。 「邂逅」 ヘヴンスマイルのせいで少子化→臓器売買市場の縮小 という意味では クンに責任の一端はあるものの、基本的には無関係な内輪揉めでしかない。 クン(イワザル)としてはスミス同盟を高みで見物。 「分身」 合衆国与党の民産党幹部を暗殺したハンサムマンは、ハーマンにとっては まさしく敵。一方ハンサムマンは商業主義の権化でありクンのような テロリストとは異なるため、クンにとってもゲームの邪魔者でしかない。 ここでハーマンとクンの利害が一致して、イワザルがこれまでになく 積極的に同盟をサポートする。 「笑顔」 エミールの記憶が戻るのはクンにとっても嬉しくはないが、 結果的にガルシアンからハーマンが解放される可能性もある(事実そうなった)。 だからイワザルは同盟を止めつつもヒントは与えるどっちつかずの態度。 という感じで、イワザルが同盟をサポートする(又はサポートしない)行為には どのエピソードでもそれなりに矛盾は無いみたいだ。むしろ「雲男」や「分身」での イワザルの行動に説明がつく。 長くなったが、自分としてはクン=イワザル説を推すね。 237(part6):ゲーム好き名無しさん:2007/02/03(土) 06 11 17 ID kcwIliti 235 お見事。その説に乗っからせてもらう。 ミザルはイワザルの元妻っていうことになってるけど、あのつながりはなんなんだろう。 どうもハンサムブラウンに見えるような気がするんだけど… 239(part6):ゲーム好き名無しさん:2007/02/03(土) 08 13 46 ID YkXRM/iv 235 朝から溜め息が出た。すげえ…。でもイワザルって確か残留思念だったんでなかったか? ハーマン部屋のイワザル「残留思念」の項で「殺られて感謝している者も居ります 私目のように…」 とも云ってるし、ミザルとキカザルは結局何なんだろうってなるし、 (ミザルはともかくキカザルはディミトリか…?後見人と保証人ってどう違うのか) まあ口ではなんとでも云えるんだが。正体隠して協力してるわけだし。 ついでにもういっこ、ビルから落とされたカサイがなんでイワザルと同じ拘束のされ方だったんだ、ってのも気になる。 あれこそが「イワザル=クンの側に居る」って暗喩だったのかなぁ。 241(part6):ゲーム好き名無しさん:2007/02/03(土) 15 53 21 ID kcwIliti 239 イワザルって確か残留思念だったんでなかったか? 年表見るとクン・ランって一回死んでるんだよね。 1820年ハーマン・デルタヘッドとクン・ランの死体、コバーン小学校で発見される。 二人はチェスの最中であった。 これっていうのは笑顔の最後、二人がマシンガンで撃ち殺されるシーンのことを言ってるの? だとすると、あの度々出てくる建物はコバーン小学校の一室なんだな。 キカザルってなんとなく、シルエットがガルシアンに似てるなーとおもってた。 副読本の17ページ見て気づいたけど、ガルシアンってハーマンに殺されたらしいね。 ホテルの屋上では「自殺」だったとすると、1952年のエミール・パークライナーの命日に、てことだよな。 10歳か。 キャラクターの年齢を見ていてまたわけがわからなくなった。 ガルシアン33歳っていつから数えてなんだ? 33年というとエミール誕生からガルシアンが再生能力を得るまで。 もしくは第二次スミス同盟結成から同盟壊滅まで。どっち? そのうえハーマンが60歳ってことになるともう… 250(part6):ゲーム好き名無しさん:2007/02/03(土) 20 43 58 ID /NkvNg/h 239 イワザルが残留思念を自称しているのは、まあイワザル=クン説が正しいという前提から 言えば嘘を吐いていただけでした、としか言えないんだよなあ。 ただ普段は半透明だったイワザルが「獅子」では生身のように不透明になっているのは エミールの復活でガルシアンの思い込みが消えて、残留思念と言う嘘のメッキが剥がれたから、 と考えればとりあえず説明はつくな。 興味深いのはイワザルがいない「雲男」でもミザルはいつも通りに登場するということだ。 普通に考えれば離婚してるんだからお互いに遠慮してないってだけだとも言えるけど、 イワザル=クン説に立って考えると、離婚というのは一体だったものが分離するメタファー、 つまりクンの何らかの要素(母性かなんかか?)が分離してカエデの下僕化してしまい クン自身にもコントロールできなくなった状態、とも解釈できる。これなら攻略本に載っていた 「イワザルとミザルは愛憎めいた関係」「離婚原因は性の不一致」という説明ともうまく繋がりそうだ。 魂弾 251(part6):ゲーム好き名無しさん:2007/02/03(土) 20 44 36 ID /NkvNg/h 最後の1行は何だw 252(part6):ゲーム好き名無しさん:2007/02/03(土) 21 01 12 ID YkXRM/iv ちょw楓そんなもん従えてんのかww>クンの母性 別の意味でハラハラするな 253(part6):ゲーム好き名無しさん:2007/02/03(土) 21 07 29 ID kcwIliti 250 そういや「分身」ではイワザルがモデルになった絵がでてきたね。 一般人にも姿が見えるってことかな。 あ、今気づいたけど、よくよく考えてみりゃ色見本をあつめられたのだって それぞれの人間からもらってきたわけだから、姿が見えてなきゃおかしいよな。 595(part6):ゲーム好き名無しさん:2007/07/01(日) 21 35 44 ID s0CvhVgw0 591 それはどうか分からないが、ちなみに英Wikipediaには「ケヴィン・スミスという 映画監督兼俳優がいて、そっちのケヴィンが演じた『サイレント・ボブ』は こっちのケヴィンと同じく喋らない(須田はどっちも知らなかったと言っている)」 うんぬんと書いてあった。 ところで公式サイト久しぶりに廻ってみたら、キャラクターの項目で 残留思念について「ガルシアンの千里眼で実体化して見える」とか書いてあるのに気付いた。 つまり戦艦島の地下にいたイワザルが残留思念じゃない別のモノだってことは確か? 最初からイワザルが残留思念のフリをしていたのか、それとも戦艦島のイワザルだけが 残留思念じゃない別人だったのかは結局謎だけど。 あ、それと戦艦島のハーマン部屋のマッドドクターも。 600(part6):ゲーム好き名無しさん:2007/07/02(月) 20 21 17 ID K8nsO1aL0 1枚に収まってるという意味ではPS2。 ディスク入れ替えは興を殺がれてキライ。 ルックリングを失ったのに残留思念のミルズと会話してるし、 イワザルは色見本を集めるために一般人と交渉しまくってるし、 ジョニー・ギャノンも何らかの方法で残留思念をリストアップしてるし、 「千里眼で残留思念と接触」って例外多すぎて もはや何のためにあるのか良く分からない設定だよな。 ヒロ・カサイの死に様とイワザルの姿の関係は? 913(part3):ゲーム好き名無しさん:2005/08/14(日) 16 22 41 ID ??? イワザルとヒロ・カサイの縛り物が似ている件について 914(part3):ゲーム好き名無しさん:2005/08/14(日) 16 26 00 ID ??? あんま知りたくない謎 イワザルの名の由来は?(ヴェンツェル…以外) 912(part3):ゲーム好き名無しさん:2005/08/14(日) 16 19 34 ID ??? イワザルのくせにベラベラおしゃべりな件について 472(part5):ゲーム好き名無しさん:2006/07/06(木) 23 04 24 ID ??? なぜイワザルのくせに喋ってミザル状態なんですか?
https://w.atwiki.jp/pokemonsvshiny/pages/308.html
パルデア図鑑 キタカミ図鑑 ブルーベリー図鑑 ◀ペルシアン(アローラ) 図鑑外 ザマゼンタ▶ ※画像タップで縦表示(スマホ向け) ザシアン 「くちたけん」を持たせると戦闘中のみ「けんのおう」姿にフォルムチェンジ れきせんのゆうしゃ けんのおう 厳選場所 なし(ポケモンホームで過去作から連れてくる) 通常プレイでは色違いは出現せず、期間限定の配布で入手可能であった パルデア図鑑 キタカミ図鑑 ブルーベリー図鑑 ◀ペルシアン(アローラ) 図鑑外 ザマゼンタ▶
https://w.atwiki.jp/kof98um/pages/422.html
(裏)ロバート・ガルシア 戦術 立ち回り 崩し 牽制 対空 固め 起き攻め 立ち回り 中段技の6Aを攻めの中心にする。隙が小さいのでギリギリの距離でわざとスカらせて、相手が反撃してきたところを弱龍牙などで潰していく戦法が有効。近距離では屈Dからのキャンセルで6Aを出しガードを揺さぶるのもいい。 崩し D投げ 牽制 龍撃拳 対空 屈C、龍牙 固め 6A、飛燕疾風脚 起き攻め
https://w.atwiki.jp/legendworld/pages/274.html
意味わかんないシリーズとは、牙鳥さん主催のカオスな単語シリーズである。 その名の通り意味不明なものばかりだが、どこかユーモアのある文を集めたものであり、これから先増えていく(?)と思われる。 意味わかんないシリーズの例 ちょっと耳をかしてくれないか えぇ、ち・・・ちぎってですか・・・・? 出る杭は、打つな 引っこ抜け 「むぁずぃどぇ」 意味不明シリーズじゃね?意味わかんないシリーズとは、ちょっと違う気が
https://w.atwiki.jp/poke-seitai/pages/116.html
●質問 ペルシアンの抜け毛が酷いです。 上手い抜け毛の処理方法はありますか? ●回答 毎日のこまめなブラッシングで解決することがあります あまりにも抜け毛がひどい場合は皮膚病の恐れがあるのでポケモンセンターに診てもらいましょう
https://w.atwiki.jp/yohanwaseda/pages/52.html
「クリスマスカラーの意味」 もう少しするといよいよ皆さんがこころ待ちにしているクリスマスがやって来ます。今年は皆さんはクリスマスはどのように過ごそうと考えていますか?なぜ、クリスマスはこのように世界中で祝われているんでしょうか? クリスマスは何の日だか、お分かりだと思います。それは、サンタクロースの誕生日ではなく、イエス・キリストの誕生を記念して、クリスマスを毎年お祝いしています。クリスマスの主人公はイエス・キリストです。ではなぜ、イエス・キリストが生まれたことをこんなにも盛大にお祝いするのでしょうか?それは、イエス・キリストの誕生が全ての人間にとって喜び、祝い、感謝することだからです。イエス様が私達に与えて下さった素晴らしいクリスマスプレゼントがあります。 皆さんはクリスマスカラーというものを御存知ですか?クリスマスによく使われる色のことですが、何色だか御存知ですか?そう、それは黄色、緑、赤、白などがあります。この色はただの色ではなく、それぞれに重要な意味があります。それらはイエス・キリストが私達に与えて下さるプレゼントを意味しているんです。 まず、黄色は何でしょうか?イエス・キリストが生まれたその日、夜空に大きな星が光輝いた、と聖書にあります。これは救い主の到来を表わす人類の希望の光を意味します。 「ルカ 2 11 今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。」 イエス・キリストは私たちを救うためにこの世にこられました。私たちの人生を豊かにし、愛と喜びで溢れるものにして下さる、その希望はイエス様によって与えられるのです。今の世の中を見てみると、希望のない人生を送っている人々がたくさんいます。現代は先が見えない暗闇の時代です、将来のビジョン、人生の意味と目的、分からないまま虚しい人生を送っている人々はこの日本にたくさんいます。しかし、イエス様と出会った人々は喜びと希望に満ち溢れる人生に変わりました。それがイエス様を信じる全ての人に与えられます。 そして、緑色は何でしょうか?緑色はクリスマスツリーのもみの木の色です。もみの木は常緑樹として、決して葉が落ちない、常に変わらない姿を保っています。それはイエス様が御自分を信じるものに与えて下さる「永遠の命」を意味します。世 の中を見てみるならば、決して変わらないものを見つけることができません。世の中の流行、価値観、人間同士の愛情でさえ、常に変わります。しかし、イエス様は決して変わらない喜び、平和、愛を私達に与えて下さいます。永遠に変わらない神様との関係、永遠の命をイエス様は与えて下さいます。 「ヨハネ3 16 神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。」 と聖書に書いてあります。永遠の命とは、イエス・キリストによって与えられる神様との決して変わらない愛、喜び、平和の関係を意味するんです。 そして、赤は何でしょうか?赤はサンタクロースの衣装の色ではないんですね。これは、イエス・キリストが十字架の上で流された血の色を意味します。なぜ血の赤色が使われているのでしょうか?イエス様は必ず、十字架で死ななければならない存在でした。なぜなら、イエス様は十字架に架かって死ぬ為にこの世にこられたからです。それは、私たちの罪を身代わりに背負われる為です。この世の中の全ての苦しみ、不幸の原因は人間の罪であると、聖書は言っています。それは神様を無視して生きる自己中心的な心の態度です。世の中のニュース、新聞を見てみると、余りにも沢山の悲しい事件が起きています。その原因は環境のせいでも、お金のせいでもなく、人間の自己中心の罪の結果なのです。イエス様はその人間の罪とその全ての苦しみと悩みを背負われました。そして本来は私達が受けるべき罪の罰をイエス様は十字架の上で身代わりに受けて、死んで下さいました。そして罪の赦しを宣言しました。 「父よ、彼らをお赦しください。自分が何をしているのか知らないのです。」 「ローマ 5 8 しかし、わたしたちがまだ罪人であったとき、キリストがわたしたちのために死んでくださったことにより、神はわたしたちに対する愛を示されました。」 ここに神様の愛が表れています。 そして、イエス様を信じる者は全ての罪が赦され、雪のように白く、清められます。それが白のクリスマスカラーの意味です。 それらのイエス様が与えて下さる希望、永遠の命、罪の赦し、これらは神様の愛故に、そのお方を信じる者に無条件で、ただで与えられます。神様からの愛のプレゼントです。イエス様は皆さん一人一人を、御自分の命を献げるほどに愛しておられます。今年のクリスマスは、神様の愛を知り、もっと豊かで、喜びと感謝に満ち溢れるクリスマスになるよう祈ります。 Total Hits - Today Hits - ヨハン早稲田キリスト教会/ヨハン教会 文書宣教部 ヨハン早稲田キリスト教会ファンページ ヨハン早稲田Google+
https://w.atwiki.jp/kof98um/pages/249.html
ロバート・ガルシア 連続技 目押し&キャンセル特殊技 目押しパーツ A>A or 屈A or 近B or 屈B 屈A or 屈B>A or 屈A or 近B or 遠B or 屈B (中央起き上がり重ね)6A>A or 遠B or 屈B (画面端起き上がり重ね)6A>A or 屈A or 近B or 遠B or 屈B or 近C or 遠C or 屈C キャンセル特殊技 近C or 屈C>6A or 6B 組合せ例 屈B>屈A>屈B (画面端起き上がり重ね)6A>屈C>6A or 6B 基本連続技 屈B×2>強龍牙 or 飛燕旋風脚 屈C or 近C>龍翻蹴(6B)>強龍牙 近C or 屈C>極限流連舞脚>龍翻蹴(6B)>強龍牙 or 強飛燕旋風脚 (画面端)JD>近C>勾龍降脚蹴り(6A)>弱飛燕龍神脚 超必連続技 屈B×2>無影疾風重段脚 JD>屈C or 近C>龍翻蹴(6B)>弱 or MAX龍虎乱舞 or 弱覇王翔吼拳 JD>屈C or 近C>勾龍降脚蹴り(6A)>MAX空中無影疾風重段脚 近C>極限流連舞脚>龍翻蹴(6B)>弱覇王翔吼拳 (画面端)JD>近C>勾龍降脚蹴り(6A)>空中無影疾風重段脚 (画面端起き上がり重ね)6A>屈C>龍虎乱舞 or (6A>)無影疾風重段脚 クイックMAX発動連続技 近C>勾龍降脚蹴り(6A)>クイックMAX発動>強龍牙 or 無影疾風重段脚 (画面端)屈B>弱飛燕旋風脚>3段目でクイックMAX発動>強龍牙 屈B×2~3>クイックMAX発動+龍虎乱舞(2363214+ABCで入力) 屈B>近B>クイックMAX発動+極限流連舞脚(41236+ABCで入力)>各種追撃 クイック攻撃避け連続技
https://w.atwiki.jp/oribatotcg/pages/149.html
Q(9号)/フルシアンテ 「アナタが得意げにお喋りをしている間に、 この勝負はもう終わっているのよ」 技 女 闘・探 100/100 【発/必】 この上に『マーズ・ヴォルタ』を重ねた時、『マーズ・ヴォルタ』の効果に加えて更に、敵場に出ている『カード』全てを-25/-25する。 敵場の全てが対象である為、最も敵場が埋まっているときに使うことが効果的である。 『マーズ・ヴォルタ/Q(9号)』と合わせて、最大で5体分の-375/-375の効果を持つ。 しかし、攻/防が100/100と低い為、暗殺の対象となりやすい。最も効果的だと思われるタイミングを見極めた上で使用すること。
https://w.atwiki.jp/h-deredere/pages/35.html
01-775 :無印職人:2007/09/26(水) 06 22 04 ID cCmP2Ld4 その部屋には、タバコの煙が充満していた。 とある雑居ビルの一室。事務用のデスクが三つに、応接用のソファにテーブルが並んでお り、いかにも事務所然とした雰囲気だ。全体的には比較的整頓されており、非常に清潔な 印象を受ける部屋だったが、三つのデスクの内、一つの上だけは資料が散乱しており、そ のデスクの半径二メートルだけは別の部屋のような有様だ。壁際の本棚の資料の整頓具合 からして、整頓が苦手なのはそのデスクの持ち主だけのようだ。 そして、その持ち主こそが部屋に充満する煙の発生源で、今現在も安っぽい事務用の椅子 にゆったりと腰掛けて紫煙をくゆらせ続けている。比較的細身だが、直立すると相当な長 身であろうその男は、手にした新聞の活字を、やる気の全く感じられない目でだらだらと 追い続けていた。 一人しか居ないため、当然会話も無い。 ただただ新聞のページをめくる音だけが響くその部屋の静寂は、突然ばん!と大きな音を 立てて開かれたドアと、そこを通って堂々と登場した一人の女性によって、唐突に破られ る事になった。 「よう、無意味!来たぞ……ってうわ煙たっ!お前、私はタバコ嫌いなんだから吸うなよ っていつも言ってるだろ!?何でお前は学習しないんだ!」 いきなりテンション高く、無意味と呼ばれた男を罵った彼女は、ゲホゲホと咳き込みながらも 事務所の窓とドアを全て開放して、空気の入れ替えを図る。あぁくそ、何で私がこんな事しなきゃ なんないんだよと毒づきながらも素早い動きで作業を終了させた彼女は、きっと無意味を睨みつけて、 「おい、何とか言えよ無意味っ!タバコ止めろってこの前も言っただろう!」 怒りをあらわにしつつ、無意味に詰め寄って口からタバコを奪い取り、乱暴に灰皿に押し付けた。 なんとか無視しようと努めていた無意味だが、そうまでされた上に、目の前に怒った女性(というよりも、 少女と言ってもいいかもしれない。まだあどけなさの残る、怒っているにもかかわらず 可愛らしい顔だった)のアップを突き出されると、いくらなんでもスルー出来ない。 読んでいた新聞をごちゃごちゃしたデスクの上に放り出すと、女性に向き直り、反撃を試みる。 「毎度毎度うるせぇっつーのお前は!何でこの俺がお前如きの為にタバコ止めなきゃなん ねーんだ!お前の前では吸うの我慢してやってるだけでも有難いと思え!」 「何だと!?私はお前の体を心配して言ってやってるんだぞ!そっちこそ有難いと思って、 私の忠告を聞き入れろ!」 「はぁ!?お前、さっき入ってきたとき何つったか覚えてねぇのかこのトリ頭! 『私が嫌いだから吸うな』ってハッキリ言ったろうが!」 「うるさいうるさい!そんな事は関係無い!いいから止めろ!知ってるか?タバコを吸ってると、 キスが不味くなるんだぞ?」 「……?それがどうしたってんだよ?」 「え、それがどうしたって……大変だろう!」 「だから、何がどう大変なんだ?」 「そりゃお前、キスって大事なもんだろうが!」 「……はぁ?」 01-776 :無印職人:2007/09/26(水) 06 23 21 ID cCmP2Ld4 思わず怪訝な顔をする無意味。 必死な形相でキスの大事さを訴えられているのは分かるのだが、何故そんな物を訴えられなければ ならないのかが理解出来ない。無意味のキスが不味くなった所で、一体誰が困るというのだろう。 それが不思議で仕方なかった。 「キスって、ほら、ロマンチックなもんだろ!?そのキスが不味かったら、相手の女の子も ガッカリしちゃうだろうが!相手の事も考えろ!」 「……いや、あのな、紅印?お前、何の心配してんだ?」 「何ってお前、キスする時の事を……」 「だからさ、別にお前は困らねぇだろ。そりゃ、お前とキスするんならともかく……」 ボンッ!! 無意味がそう言った瞬間に、そんな擬音がぴったりな程の勢いで彼女(紅印、というらしい。 ちなみに、音はクイン)の頬は一気に真っ赤に染まる。まるで少女マンガのようなリアクション だったが、それをツッコむ人間はここには居ない。 「わ、わ、わ、私と、無意味が、キスなんか、するはずないだろうっ!!」 「……だったらいいじゃねぇか。紅印には関係ねぇんだからよ。」 「そ、そりゃ、そうだけど……。」 思わぬ角度からの攻撃を受けた紅印は勢いを見るからに減じさせ、力無く空いているソファに 倒れこんだ。むー、と唸った声はクッションに吸収され、無意味には届かない。 ――それでも、いつか困るかも知れないじゃないか―― 心に浮かんだ不満の言葉は、何があっても口にする訳には行かず、紅印は苦労してその言葉を 呑み込んだ。代わりに、当たり障りのない話題を振る。 「……しかしさ。前から聞いてみたかったんだけど、無意味って変わった名前だよな。苗字は何て言うんだよ?」 何気ないその言葉に、一度放り投げた新聞をもう一度手に取るべきか悩んでいた無意味は 伸ばしかけていた手を止め、紅印の方に視線を投げかける。 その視線にはいつもより好意的でない感情が多分に含まれており、瞬間的に『マズい事 聞いちゃったかな』と紅印は後悔した。だが、一瞬の後に無意味はふっと視線を緩め、 「……苗字なんざねぇよ。偽名だ、偽名。」 いつもの面倒げな口調で答えた。 「……偽名?」 「いや、偽名ってのも違うかな。本名にゃ違いねぇんだけどよ。無意味ってのは、自分で 付けた名前なんだ。それまでは、名前が無かったんでな。」 「……名前が、無かった……?」 思わず聞き返してしまう紅印。名前が無かった、とは一体どういう事なのだろうか。 だが、余計な事を考える前に無意味は言葉を続け、紅印の思索は中断された。 「無意味、なんてワケの分からん名前、親が付けるはずがねぇだろうがよ。 ……いや、最近の親はホンット意味不明な名前付ける馬鹿も増えたからそうも言えねぇか。 何たって、俺の目の前にいるアホ女も『紅印』なんてワケ分からん名前なんだもんな!信じられねぇよ、 あの字で『クイン』なんて絶対読めねぇっての!!」 01-777 :無印職人:2007/09/26(水) 06 24 59 ID cCmP2Ld4 からから、と気持ちのいい高音で笑い飛ばす無意味。だが、笑い方は気持ち良くても、 喋っている内容は紅印にとっては非常に気持ち良くない。んだとぉ!?と力なく横たえていた 体を跳ね起こして無意味に食って掛かる。 「無意味いぃぃ!お前、人の名前捕まえて馬鹿にするとは随分とナメた真似してくれるなぁ!」 「ま、それもしゃーねーか?何たって、紅印は天上院家のご令嬢だもんなぁ?普通の名前 じゃあ物足りねぇってか?だっはっは!」 「てめぇ、もうアッタマ来た!表出ろ表ぇ!!」 「おいおい、お嬢様がその口の利き方はよろしくねぇんじゃねーの?もっと、ほら、おしとやかに 喋れよおしとやかに。」 完全に馬鹿にした口調で紅印をからかう無意味。それにバッチリ乗せられている紅印はしばらく ギャーギャーと喚き続けたが、一通り無意味を罵るとやがて落ち着いて来たようで、 はぁ、はぁと肩で息をしながらソファに腰掛ける。瞬間湯沸かし器のように熱しやすい紅印だが、 冷めるのも同じように早いようだ。もっとも、怒りを持続させる体力が無いだけなのかも知れないが。 もちろん、本気で怒っている訳でもない。これくらいの喧嘩は、二人にとっては日常そのものだった。 「……ったく……。ここでくらい普通に喋らせろっての。」 「ん?その言い方からすると、お前、家じゃあお嬢様言葉で喋ってんのか?」 「ご明察。ほんとヤになるよ。細かい言葉遣いにいちいちグチグチ言われてさ……。」 「に……似合わね――――――!!!!」 「ほっとけ……。」 またも爆笑しだす無意味だが、紅印にはもう噛み付く気力もない。 そもそも、紅印だって自覚しているのだ。紅印に、お嬢様言葉など似合わない。だから、 ここではむしろ粗暴なくらいの言葉遣いで自分の中でのバランスを取っているのだ。 そういう意味では、どんな言葉遣いをしたって咎められないこの事務所と、こうして下らない事で 遠慮なく罵り合える無意味の存在は、紅印にとってはとても大事なものだと言える。 ……もっとも、無意味は別の意味でも大事な存在なのだが。 「ん?そういやお前、お嬢様のくせにこんなトコに頻繁に来て大丈夫なのかよ?」 ふと思いついたように、無意味が至極まともな質問をする。 確かに、お嬢様がこんなちっぽけな事務所に度々足を運ぶというのは、少々奇妙に過ぎる。 使用人なり誰なりが止めるだろう、普通――と思って訊ねたのだが、紅印の返事はあっさりしたものだった。 「ん?ダメに決まってるだろ。」 「……いや、ダメってお前……。」 その返事に呆れた無意味に、紅印は慌てて言葉を付け足す。 「いや、ホントはダメなんだけどな。監視役の使用人とかは私の言う事には逆らえないから 結構自由に出入りできるんだよ。『お父様にチクったらどうなるか分かってるだろうな』って 軽く脅しかけりゃ一発。」 「…………。お前、案外黒いな……。」 「そうか?普通だろ。」 いやそれは断じて普通じゃねぇよ、つーかそんな脅しに屈するなよ使用人、と心の中でのみ ツッコミを入れて、無意味はとりあえず何も言わない事にした。 01-778 :無印職人:2007/09/26(水) 06 26 20 ID cCmP2Ld4 「ところで、今日は真心さんは居ないのか?見あたらないけど。」 一息ついた紅印は、きょろきょろといつもは無意味と一緒にいるはずのもう一人の男性の 姿を探して、一箇所を覗いて綺麗に片付いた事務所内を見渡す。だが目に入るのは壁際の 資料がぎゅうぎゅうに詰まった本棚や、少し元気が無さそうな観葉植物ばかりで、無意味以外の 人物の姿は無い。 「真心ならクライアントとの打ち合わせか何かで留守だよ。何だ、真心に用だったのか?」 「いや、そういう訳じゃ無いけどさ。ただ、居ないからどうしたのかなーって思って。」 「ま、あいつは忙しいからな。むしろ、居る方が珍しいんじゃねぇ?」 「今回もヤバそうな仕事なのか?」 「俺はまだ何も聞いてねぇから知らねーけど、依頼人がフツーのオッサンっぽかったし 大した事無い仕事だろ。」 「最近はヤバい仕事は無いな。無意味も退屈してるんじゃないのか?」 「退屈……はそりゃしてるけどよ。平和なのは良い事じゃねえか。ヤバい仕事が大繁盛よりは よっぽど良いっての。」 「ふーん……そんな物なのか?」 この事務所は、要するに探偵事務所だ。 だが、探偵業務とは何の関係も無い仕事も多々舞い込む為、探偵事務所の看板を掲げながらも、 その実態はどちらかというと便利屋に近い。どんな無理でも利いてくれると裏の世界にも 大好評の為、ヤバい仕事もそれなりに多い。が、そういう仕事は当然報酬も高いため、 そういう仕事のお陰でやって行けているような小さな事務所である。 「そんなモンなんだよ。お前もしかして、ヤバい仕事ばっかりの方が刺激が多くて毎日タノシー! 絶え間ないスリルとサスペンス、大興奮の日々!とか考えてるんじゃねぇだろうな?あぁ?」 「……い、いや、別にそういう訳じゃ……」 「はっはー、その反応、完全に図星だな。ったく、少年漫画の読みすぎだっつの。」 「だ、だって。どうせやるならハイリスクハイリターンの方が楽しいだろう!」 「その考えがオコチャマだっつーの。オコチャマはオコチャマらしく『り○ん』とか『ちゃ○』でも読んでろっての。」 「喧嘩売ってるのかお前!?」 「はん、売ってもオコチャマにゃ買う金ねぇだろうがよ。」 「何だとぉ!?あんまり調子乗るなよこのドーテー野郎!」 「うるせぇな。ドーテー馬鹿にしてっとお前使って卒業すんぞこの処女が。」 胸ポケットからもそもそとタバコを取り出して口にくわえ、火ぃ着けちゃおっかなー、どうしよっかなーと どうでもいい事を考えながら適当にあしらった無意味のセリフだったが、 「……え?マジ?無意味……ドーテーなの?」 「おー。貞操は初夜までとっとくもんだろ?」 結局火を着けるのは我慢して、天井を気だるげに見上げる童貞(嘘)が一人。 そして、その嘘を真面目に受け取った処女(こちらはマジ)が一人。 ぽかんと口を開け、折角の可愛い顔が台無しのマヌケ面を晒して思わず聞き返してしまった。 「そんな……もう20代も半ばだって言うのに……!?」 01-779 :無印職人:2007/09/26(水) 06 27 36 ID cCmP2Ld4 本気でショックを受けているらしい紅印。眉間に皺を寄せて、あーうー言いながら何故か 悶えているその姿に、無意味は何故か微妙に罪悪感を感じて居心地が悪くなり、いつもなら からかう所なのだが早々に真実を告げる事にする。 「あ~……うん。何か本気にしてるっぽいから一応言っとくけど、冗談だぞ?」 微妙に申し訳なさげに言う無意味。何に対して申し訳ないのかは本人も良く分かっていないが、 とりあえず何故か紅印がソファの上で七転八倒してるのは無意味の不用意な冗談の せいのようなので、それのせいという事にしておく。 「……な!?」 「いや、当たり前だろ。この年でドーテーってお前、そりゃちょっとイカンだろ。もうすぐ 魔法使いになっちまうっての。」 「…………無意味―――!!お前、また嘘吐いたのかぁ!?」 「いや、これは信じる方がおかしいだろ普通!」 「黙れ!こんな大事な事で嘘を吐くなこの馬鹿がっ!」 「別に大事な事でもねぇだろーが!俺がドーテーだったら何か問題あんのか!?」 「……っ!ある!!」 「何だっつーんだよ?言ってみろ!」 「知らん!自分で考えろ!!」 そう言ったきり、ぷいとそっぽを向いてしまう紅印。微妙に頬が膨らんでおり、その仕草 がやけに子供っぽく見える。もしかしたら照れているのだろうか、その膨らんだ頬には朱みが 差していたが、その微妙な色の変化に無意味が気付く事は無かった。 「……惚れた男がこの年で童貞だったら、何かフクザツな気分になるのは当然だろう… …。」 「あぁ?何か言ったか?」 「何も言って無い!死ね無意味!!」 「おまっ……死ねとはまたキツいなぁ。」 「死ねと言ったら死ね!このウソツキがっ!!」 「……別に、そこまで酷いウソは吐いてねーだろうよ……。」 心中でブツクサと文句を呟き、無意味はそっぽを向いたままこちらを振り返ろうともしない 紅印の様子を観察してみる。何故ここまで怒っているのかは皆目分からないが、どうやら よっぽど怒らせてしまったらしい。それも、何か変な方向に。 普段なら無意味を一通り罵った後は、スッキリと怒っていた事を水に流すさっぱりした性格の紅印が こんな風にヘソを曲げる事は珍しい。写真に撮って真心に見せてやったら喜ぶかもな、と思い 携帯のカメラを起動しようとしたが、それをすると更に怒ってとんでもない事になりかねないので自重した。 別に、無意味とて好んで紅印を怒らせたい訳ではない。いつものじゃれ合いとは別なのだ。 01-780 :無印職人:2007/09/26(水) 06 28 47 ID cCmP2Ld4 「そりゃまぁ、仕事で女と寝る事だってあるんだし、ドーテーな訳無ぇだろうがよ。」 言い訳がましいなぁ、と思いつつ、とりあえず主張してみる。 もっとも、無意味自身にも何を主張していいのかイマイチ分からない状況なのだが。 「……仕事?」 「ああ。仕事。」 「仕事って、どんな仕事だよ?」 だが紅印もその主張に興味を持ったようで、話に乗る素振りを見せて来た。 会話を続けている内に機嫌も直るかもしれないと、無意味は話を続ける。 「やっぱ、データ収集かな。ターゲットの周囲の女……ま、娘とかが妥当なセンだな。 それに近付いて、口説き落とすんだ。もっとも、対象がターゲットそのものの場合も有るけどな。 それで、恋人のフリをしつつ、携帯のデータをごっそり頂いたりとか、重要な情報を 聞き出したりするんだ。」 「ふ~ん……。」 「他にもまぁ、これは珍しいけど、まんま『アタシを抱いて!』って欲求不満な女からの ストレートな依頼もあったりしたな。ほら、ウチは何でも引き受けるのが売りだろ?だから、 そういう客もいるんだよな。旦那に構ってもらえねぇ人妻だとか、独り身の売れ残りOLとか。 ま、自分で言うのも何だが、俺も真心も、それなりに女ウケする顔してるしな。 逆フーゾクみたいなもんか?」 「へぇ……。そんなのも来るのか……。」 「あぁ。だからまぁ、この仕事はドーテーのまんまじゃ出来ねぇよ。女と寝るのも仕事の内 みたいなもんだからな。」 「そっか……。そうなのか…………。」 何やら難しい顔をしながら、うんうんと頷いている紅印。とりあえず、もう怒っては いないようだと無意味はほっと胸を撫で下ろす。やはり、相手が例え紅印であっても目の前で 女にプリプリされていると居心地が悪い。やれやれ、一件落着か……と安堵する。 その安堵も、次の紅印の一言によって一気に崩されるのだが。 「……だったらさ、無意味。仕事だったら……私も抱いてくれるのか?」 硬直。 今の無意味には、まさしくその単語が相応しかった。 ピシッ、と音を立てて固まった体をぎこちなく動かし、紅印の方に向き直る。 そこには、先程とは違い誰が見ても分かるほどに頬を真っ赤に染めた紅印の、どこか必死な 顔があった。それは、今まで無意味が見たどの表情よりも真摯で、そして魅力的だった。 ……こいつ、こんなに可愛かったっけか……? 「……お前、自分が何言ってるか分かってんのか?」 01-781 :無印職人:2007/09/26(水) 06 29 39 ID cCmP2Ld4 何とか、声を絞り出す。冗談だとしたら、これこそ許されない冗談だろう。 そんな事、例え冗談であったとしても、聞くべき事ではない。 こんな真剣な表情を浮かべながらであったなら……尚更。 「……分かってる。分かった上で、聞いてる。無意味、お前はお金さえ払えば……私を 抱いてくれるのか?私を……幸せにしてくれるのか?」 だが、その表情は変わらない。 そして、それは紅印が「本気だ」という事を、何よりも雄弁に語っていた。 「……あぁ、そうだな。金さえ貰えりゃ、こっちも仕事だ。何だってしてやるさ。」 無意味はそう言って、紅印の元へと歩き出す。あまり広くは無い事務所の事、ものの数秒で 二人はソファに並んで座って、お互いの顔を見つめながら話す事となる。 無意味の顔からは今や、いつものような気だるさやいい加減さは微塵も感じられない。完全に、 仕事モードの顔に切り替わっていた。 「だったら、無意味。私は、お前に依頼したい。」 「……は。お前からの依頼なんざ、初めて会った時以来だな。」 無意味の言葉には反応を返さず、紅印は依頼を小さく、だがはっきりと口にする。 「報酬はそちらの言い値で良い。私を、抱いてくれ。」 「……注文はそれだけか?」 「……いや、まだある。抱く時は、優しくして欲しい。私だって……女だからな。それに、 お前が知ってるかどうかは知らんが……初めて、なんだ。」 それを聞いて、無意味は少し驚いたように目を丸くする。 散々「処女」とからかって来たが、まさか本当に処女だったとは思っていなかったようだ。 「初めてくらいはいい思い出にしたい。だから……優しくしてくれ。」 「……他には?」 「そうだな。これは、出来ればでいい。出来ればでいいから……する時は、私を真剣に愛して 欲しいんだ。嘘でもいい。その時だけでいいから……好きだ、って……言ってくれ。」 未だかつて無い程に緊張した声で、紅印は自らの望みを全て言い切った。 それを聞く無意味の顔には最早動揺は微塵も浮かんでおらず、そこには如何なる感情も 見出す事はできない。ただ、冷ややかな目で紅印を見つめているだけだった。 数秒の間。その沈黙を挟んで、無意味は依頼の内容を確認する。 「依頼人は、天上院紅印。依頼内容は、優しく、抱いて欲しい。偽りでも構わないから、 心から愛して欲しい。こういう事でいいんだな?」 「……ああ。頼む。」 「もう一度だけ確認する。……本気なんだな?」 「本気だ。冗談でこんな依頼、するもんか。」 「そうか、分かった。なら紅印。この仕事……」 一呼吸分の間を置いて、無意味は力を込めて言う。 01-782 :無印職人:2007/09/26(水) 06 36 31 ID cCmP2Ld4 「断る。」 「……。」 「…………。」 「………………。」 「……………………。」 すぅ。大きく息を吸い込んで。 「はあぁぁああぁああぁぁぁあああぁあ―――――――――!!!!?」 事務所中のガラスがビリビリと振動する位の大声で、紅印は思いっきり肺に溜まった全て の空気を一気に吐き出しながら吼えた。 「おまっ……何が断るだ!!フザけるなよこの野郎がぁっっ!!!!」 「だぁぁあぁー!うっせえよ馬鹿!ガラス割れんだろうが!静かにしろボケ!」 「どっちがボケだこのクソ野郎!!お前、話と違うだろうがコラ!!」 「あぁ!?何が違うっつーんだよ!?」 「お前さっき何て言った!?『金さえ貰えりゃ何でもやる』って言っただろうが!!」 「あぁ、言ったよ!それがどうした!」 「何開き直ってるんだ!話と違うじゃないかっ!!」 「何も違わねぇっつうのタコ!!」 「何がどう違わないって言ってるんだ!!」 「取りあえずその大声を止めろっつってんだ馬鹿!」 先程までのシリアスな空気は何処へやら、完全にいつもの二人に戻って罵りあう無意味と紅印。 はぁ、はぁと肩で息をしながら、無意味は何とか次の言葉を口にする。先程まで息継ぎ無しで 大声で叫んでいたため、既に軽く酸欠状態だ。 「いいか?よく聞け。俺は、『金を貰えば何でもやる』って言ったんだ。」 「だろぉ!?だったら……」 「『金を貰えば』な。俺はまだ、お前から金を受け取ってない。」 「……!そ、それはこれから……」 「でもまだ貰ってない。そうだろ?」 「…………ぐっ……!」 「大体さー、そういう依頼は真心通してからにしてくれねぇと困るんだよなー。俺、事務とか 苦手だし。俺に直接言われても無理なんだよなー。」 あー残念残念、とでも言うように両手をひらひらと挑発的に振ってみせる。 しかし、紅印はその屈辱に耐える事しか出来ない。いくら紅印がお嬢様だと言ってもそれほどの 大金を持ち歩いている訳ではないし、ここに真心はいない。もっとも、真心がいたとしたら こんな依頼を口にする事など無かっただろうが。 「それにだ。」 更に無意味は、俯く紅印のあごをくいっと持ち上げて上を向かせ、吐息がかかるくらいの 至近距離で言葉を続ける。 「お前、自分で何言ってるか分かってるっつったけど、少しも分かってねぇよ。自分が何を しようとしてたのかな。」 「そ、そんな事……」 「あるんだよ。だから、俺が教えてやるよ。お前が俺に、何を頼もうとしてたのかな。」 「……はぁ?それってどういう……」 言いかけた言葉は、最後まで口に出来なかった。 紅印の柔らかい唇は、同じく柔らかい何かで、突然塞がれてしまったから。 01-783 :無印職人:2007/09/26(水) 06 38 20 ID cCmP2Ld4 「…………!?」 驚いて目を見開く紅印。だが何が起こっているのかを理解する間もなく、開きかけていた 唇から生暖かくぬるぬるして、でも決して嫌な感触ではないものが口内に入ってきて、 徹底的に蹂躪される。それが無意味の舌だと理解するまで、紅印は数秒を要した。 (~~~~!!?わ、私、無意味にキスされてる!?何で!!?) 望んでいたはずのその行為を、しかし紅印は反射的に拒絶しようとしてしまう。 だが無意味はそれを許すことは無く、紅印の抵抗を全く意に介する事無く蹂躪を続ける。 しばらく抵抗を続けていた紅印だがそれも長くは続かず、すぐに全身の力が抜けてされる がままになる。だがそれは嫌なものではなく、むしろ頭がおかしくなりそうな快楽。ずっと 求め続けていた、大好きな人からの被征服感だった。 そのキスは、どれほど続いただろうか。 いつしか抵抗は服従へと変わり、そして歓迎へと至る。気付けば紅印は自分から舌を絡め、 無意味から送り込まれる快楽を最大限に貪る事しか考えられなくなっていた。 時間の感覚などとうの昔に無くなり、頭の中が全て無意味に染め上げられた頃、ようやく 紅印の唇は解放されて自由になった。だが、紅印は解放を嫌がる。 「やだぁ……。無意味ぃ、もっと、もっとしてよぉ……。」 普段の紅印からは想像も出来ないような甘い声で囁き、続きをねだる。 その色っぽさについ動揺してしまった無意味だが、何とか踏みとどまった。ここで理性を 失くしてはいけない。 これは、紅印がどれだけ馬鹿な事を口にしているかを教える為にやっている事なのだ。 無理矢理キスを奪い押し倒して、服でもひん剥いてやれば恐怖で目も覚めるだろうと思って いたが、これくらいでは紅印は何ともないようだ。もっと怖がらせなくては。 荒々しくソファに押し倒す。優しく体重を支えるソファはいつもよりも深く沈み、二人分の 体重が掛かっている事を嫌でも意識させる。紅印に浮かぶ恍惚の表情をなるべく意識から 追い出すように努力して、無意味は服を脱がせに掛かった。 「……服、脱がせるからな。抵抗すんなよ?」 「いやぁ……、ちょっと、恥ずかしいよ……。」 羞恥に頬を染めながら、しかし紅印は抵抗しない。 むしろ、恥ずかしいと言いながらも、さりげなく無意味が服を脱がせやすいように体重の 掛け方を変えたり、体の浮かせたりしてくれる。お陰で、脱がせる作業は実にスムーズに 進み、あっという間に紅印は生まれたままの姿になってしまった。 白くて、吸い付くようなきめの細かい肌。けして小さくは無い、形のいい美乳。流れるような 美しい体の曲線に、艶かしいすらっとした脚。紅印の体の全てが無意味の視線を釘付けにし、 今まで無かった程の興奮を覚える。 (……って、全部脱がせちゃダメじゃねぇか!何してんだ俺は!!) だが、理性がそう叫んでも、無意味は視線が吸い付いてしまうのを止められない。 恐怖におののくだろうと思っていた紅印の表情は、恐れるどころか期待すら浮かんでいる。 恥ずかしそうに頬を染めているのには変わりないが、どんどん妖艶さを増して行き、今では 完全に女のカオになっている。 01-784 :無印職人:2007/09/26(水) 06 39 29 ID cCmP2Ld4 (……マジかよ、こいつ、ホントに紅印か……?) そんな疑問が浮かんでくる程に、紅印は魅力的だった。本当はそこまでするつもりは 無かったのだが、つい無意味の手が紅印の裸体に伸びていく。試しに優しく掴んでみた乳房は、 今まで抱いたどの女よりも柔らかく、とろけるような感触だった。 「あっ……。」 胸を触った拍子に、紅印の口から悩ましげな吐息が漏れる。 そして、そこまでが無意味の限界だった。 「紅印……。綺麗だ……。」 無意味も、纏っていた衣服を全て脱ぎ捨てる。そして、生まれたままの姿になって、紅印と 抱きしめあう。紅印の柔肌の感触は無意味の肌に密着して、この上ない気持ちよさだった。 だが、その心地良さに溺れきってしまう前に、残った理性を総動員して、紅印に問う。 「紅印、お前、俺が怖くないのか……?」 「え……怖いって、何が……?」 心底不思議そうな顔で、そう訊ね返す紅印。 こんな幸せな状況で、何を怖がる事があるのだ?と言わんばかりの表情だ。 「いや、俺……多分もう止まんねぇぞ?ここまで来たら、最後までやっちまうと思う。」 「うん。……それで?」 「それでってお前……最後まで犯されちまうんだぞ?怖くねぇのかよ?もう後悔したって遅いぞ?」 不安そうな顔で、確かめるようにそう言う無意味。 だが、当の紅印はそんな事かと言った風に、こう答えた。 「……怖い訳ないだろ?相手は、無意味なんだから。ずっと大好きだった人に抱かれるのに、 何が怖いって言うんだよ。」 「……いや、でも、初めてなんだしよ……。ロストバージンは痛ぇって言うし……」 なおも言い訳のように呟く無意味がどうしようもなく可愛く思えて、紅印は無意味の頭を 優しく胸元に抱きすくめて、子供に言い聞かせるように言う。 「……いいんだよ。無意味がくれる痛みなら、どれだけキツくたって耐えられる。それに、 私はずっと無意味にこうして欲しかったんだから……。幸せなんだよ。最高に幸せだ。 だから、早く欲しい。無意味が、欲しい。無意味と、一つになりたい……。」 もう、無意味に迷いは無かった。 胸いっぱいに紅印の匂いを吸い込んだ後、いつまでも埋もれていたいほど柔らかい胸元から 顔を離し、優しくキスをする。そして、耳元で囁く。 「……だったら、俺の、舐めてくれるか……?」 01-785 :無印職人:2007/09/26(水) 06 40 50 ID cCmP2Ld4 その言葉に顔を輝かせ、こくんと頷いた後に紅印は無意味の股間に顔を近づける。 舐めやすいように体勢を変え、仰向けに寝転んだ無意味の屹立した肉棒を、優しく、慎重に 口内に収めて行った。ズブズブ、と肉棒が唇を割り入っていく感覚に、思わず無意味は 声を漏らす。その声を聞いて、紅印は無意味に少し不安気な視線を送った。 恐らく、「気持ち良い?」か「これで良い?」のどちらかの意味だろうと解釈し、無意味は 「凄ぇ気持ち良いよ。そのまま、上下に動かして……」と正直な感想と、これからの指示を 与える。無意味が気持ちよくなってくれている事を確認した紅印は、今度は嬉しそうな 視線を送ってから、上下にじゅぷっ、じゅぷっと派手に音を立てながら愛しい肉棒を しごき上げて行く。無意味は急に強くなった刺激に何とか耐え、それでも声は堪えきれずに 所々で漏らしてしまう。その声が更に紅印を興奮させて、吸い付きと刺激が強くなるという 快楽の連鎖を生み出していた。その上、紅印も慣れてきたのかただ単に上下にしごくだけではなく、 グラインドさせて色んな角度から刺激を与えてみたり、舌で先の方をチロチロと刺激したりと 色んな手段を用いてくる。 「うっ……紅印、お前なんで初めてのクセにこんな上手いんだよ……!?」 それに対し、目を細めるだけで答えた紅印は、これでトドメだと言わんばかりに一気にスピードを上げて、 射精を促す。 「くっ……!く、紅印、イく、出すぞっ……!!」 急速に込み上げて来た射精感に抗えず、無意味は自身の欲望を思いっきり紅印の口内に ブチ撒けた。だがまだ口の中に出された経験が無い紅印は最後まで受け止める事が出来ず、 途中で口を離してしまった。結果、受け止め切れなかった精液が紅印の紅潮した顔を白く 汚して、何とも淫靡な眺めを演出する事となった。 「……う、話には聞いてたけどこれ、結構ニガいかも……。」 「無理して飲まなくていいぞ?別にティッシュに出しても……」 紅印を心配して声をかける無意味だったが、紅印はイヤイヤをするように首を横に振り、 気丈な視線を無意味に向けて言った。 「……やだ。無意味のなんだから。これが無意味の味なんだから、全部飲みたい……。」 そして、こぼした分や自分の顔に付着した分の精液まで掬い取り、自らの口へと運ぶ。 全て舐め取った後、へへーと蕩ける様な笑顔を見せた紅印に、無意味は先程出したばかりの 下半身に再び力がこもるのを感じた。 (……やべぇ、こいつ、何でこんなに可愛いんだ……!?) 「……ねぇ、無意味?」 「……っと!何だ、紅印?」 紅印の笑顔に見蕩れていた事を悟られないよう、慌てて返事を返す。 それに気付いたかどうかは分からないが、 「気持ち良かった……かな?」 先程の笑顔のまま、小首を傾げて無意味にそう聞いてくる紅印。 当然、無意味の答えは決まっている。 01-786 :無印職人:2007/09/26(水) 06 41 47 ID cCmP2Ld4 「あぁ、最高だった。滅茶苦茶気持ち良かったよ。お前、ホント上手いな……。」 脱帽だよ、と仕草で示しながら、心からの感想を口にする無意味。 すると、紅印はただでさえ魅力的だった笑顔を更に嬉しそうにさせて微笑んだ。 「良かった……!色々勉強したけど、上手く出来るか不安だったから……。」 そう言って、視線を下へ落とす紅印。その先には、先程果てたばかりにも関わらず、既に 元気いっぱいなペニスがバッチリとそそり立っていた。 「じゃあさ……まだ出来る、よね?」 「……ああ、もちろん。」 「ん……じゃあ、挿れて、くれる?」 今度は自分が下になり、無意味を迎え入れる紅印。 「じゃあ、行くぞ……?」 紅印が無言で頷いたのを確認し、無意味は最後の一線を踏み越える。気を遣ってゆっくり 挿れると返って痛いと聞いた事があるので、出来るだけ躊躇せずに一気に行くようにした。 先程のフェラチオで興奮していたのか、秘所は既に充分に潤っていたので、思っていたよりも すんなりと入った。だが、それは決して「痛くない」という意味では無い。 「―――――――~~~~~~~っっっっ!!!」 声にならない叫びを上げる紅印。無意味は少しでも痛みを誤魔化せるように強く抱きしめると、 紅印もあらん限りの力を振り絞って抱きつき返してきた。ハッキリ言うとかなり痛かったのだが、 紅印の痛みに比べるとこんなもの痛みの内に入らない。これで少しでも紅印の痛みが和らぐならと、 無意味は黙って抱きしめられていた。 そのまま、数分が経った。幾らなんでもすぐに動かすと痛いだろうという配慮から無意味は 全く動いていなかったが、やがて紅印はぽろぽろと大粒の涙を零して、すすり泣き始めた。 「……お、おい紅印!?どうした、そんなに痛かったのか!?」 慌てて声を掛ける無意味だが、紅印は首を左右に振って、泣きながら答える。 「ひぐ、ち、違う、の……。えぐ、む…無意味と……無意味と繋がれたから……嬉しくって…… 私……ひっく、幸せで……痛いけど、それも全部合わせて無意味がくれたものだから…… 私……嬉しくって……!!」 無意味は、心が何か温かいもので満たされて行くのを感じた。 今まで、此処まで愛しく思えた女性が他にいただろうか? 今まで、此処まで自分を愛した女性が他にいただろうか? 答えは決まっている。居た訳が無い。だからこそ無意味は、仕事で女を抱けるのだ。 毎度毎度ここまで愛されてしまったら、仕事になんてなる訳がない。 だってそうだろう?こんなに愛されたら。 自分も彼女を愛するしかないじゃないか。 思わず、無意味の口から笑い声がこぼれた。 それを耳聡く聞き取った紅印が、不満げに抗議の声をあげる。 「……な、何だよ、人が感動して泣いてるのに、何がおかしいんだよ……!」 まだ少し涙声だが、何とか普通に喋れるようにはなっているようだ。生意気な抗議をする 唇を優しく塞いでやり、次いで耳元で囁いてやる。 「愛してる、紅印」と。 01-787 :無印職人:2007/09/26(水) 06 42 36 ID cCmP2Ld4 それを聞いた紅印は、せっかく収まった涙を再び溢れさせる。 「こ……こんな時だけ……優しく……するなんて……。 無意味は卑怯だ……。こんなの……反則ぅ……!!」 泣き笑いとは、こういう事を言うのだろう。今や紅印の顔は、ぼろぼろと涙を零しながらも 満面の笑顔という、よく分からない状況になってしまっている。だがその幸せそうな笑顔は、 他の何よりも価値があるだろうと無意味は思った。 「じゃあ……そろそろ動くぞ……!」 「うん、いいよ……!来てぇ……!!」 無意味は、溢れ出る想いと共に腰を動かす。 その荒々しい動きは、しかし愛情に裏打ちされた物で決して紅印に苦痛を与えたりはしない。 既に痛みは引いてきている紅印は、代わりに少しずつ押し寄せてくる快楽をありのままに 感じる事に夢中になっていった。 「無意味ぃ……!気持ち良い、気持ち良いよぉ……!!」 「紅印……!好きだ、紅印、好きだ……!!」 「私も!私も大好きだよ無意味ぃ……!!愛してる、愛してるぅ……っ!!」 二人は、うわ言のように「愛してる」を繰り返す。 それが互いの耳に入り、更にお互いへの愛しさを増す。 それを繰り返す間に無意味の腰の動きもどんどん激しくなって行き、紅印の蜜壷も次々と 愛液を溢れさせて無意味の肉棒をしごき上げる。 二人の快楽はすぐに頂点にまで上り詰めて行き、早くも限界に達しようとしていた。 「紅印っ……!ヤバい、俺もう……!!」 「いいよ、無意味!私も、欲しい!無意味を、無意味を中に欲しいっ!!」 「なっ……中は流石に……マズいんじゃ…… 「いいから!無意味が、無意味が欲しいの!!」 しばらく躊躇していた無意味だが、無意味自身も中で放出する快楽に抗うことは出来そうに 無かった。こうしている間にも粘膜同士の摩擦がこの上ない快感を無意味に送り込み続け、 射精を堪えるのもそろそろ限界だった。 「分かった……!中で、中で出すぞ……!!」 「いいの!来て!!無意味……無意味ぃ!!」 「「ああぁぁあぁあぁっっっっ…………!!!!」」 快感で、何が何だか分からなくなっている中。 紅印は、優しくキスされる感覚を味わった気がした。 そして、その心地良さに身を任せている内に、世界が真っ白になって、全てが溶けていった……。 01-788 :無印職人:2007/09/26(水) 06 43 33 ID cCmP2Ld4 「……ぃ。」 心地良いまどろみのなか、紅印は誰かが呼んでいる気がした。 「…………ぃ。…ぃん。」 だが、この気持ち良さはどうしても手放せない。 「………ってい…ろ。……いん!」 いくら呼ばれたって、どうでもいい気がしてくる。 「さっさと……ろ。…いん!紅印!」 どうでもいい……どうでも……どうでも…… 「さっさと起きろっつってんのが聞こえねぇのか紅印んん!!」 「うるさいなぁ、ゆっくり寝かせろよこの馬鹿っ!!」 あまりの騒音に跳ね起きた紅印と、苛立ちのあまりとうとう叫んでしまった無意味の 二人の叫び声が綺麗に重なる。 「「…………あ。」」 そして、バッチリと目も合う。何となく気まずい沈黙が流れる。 「……よ、よう。やっと起きやがったか。いつまでもぐーすか寝やがって。どれだけ俺の 手を煩わしゃ気が済むんだよお前は。」 「う、うるさいな。寝てた物はしょうがないだろう。ていうか、何で起こすんだよ、人が 折角気持ちよく寝てるのに!」 「寝すぎなんだよ、馬鹿!俺が着替えさせても全然目ぇ覚まさねぇし!」 「……着替、え?」 紅印は、今更ながら自分の格好をチェックする。……服、着ている。下着類も……バッチリ。 ……って事は……? 「きゃああああああぁあぁぁぁぁぁぁっっっ!!!?」 「うぉああっ!!?いきなり叫ぶな馬鹿!」 「無意味お前ぇぇ!!普通寝てるレディに服着せるかぁ!?何て恥ずかしい事してくれてるんだよ この変態っ!!」 「あぁ!?誰が変態だこのネボスケ娘!素っ裸のまま寝てりゃ風邪引いちまうだろうが! むしろ俺様の優しさに感謝しやがれ!」 「……っ、そりゃそうかもしれないけど!でも恥ずかしいだろ!下着まで無意味に穿かされて…… ってうわあぁぁぁ!!」 「騒ぐな馬鹿!だったらお前はノーパンの上にズボンが良かったか、えぇ!?」 「違う、そういう問題じゃ…………もういいっ!!!」 結局、事が済んでも罵りあう二人。 気持ちが通じた所で、基本的な関係は変わらないようだ。 01-789 :無印職人:2007/09/26(水) 06 45 02 ID cCmP2Ld4 「んな事よりお前よ、時計見ろ時計。何で俺がお前を起こしたか分かるからよ。」 「え?時計……ってもうこんな時間!?私どれだけ寝てたんだ!!?」 壁にかけられた鳩時計は、既に夕焼けが終わっている事を示している。窓の外を見てみると、 既に暗くなっていて町は夜の様相を呈していた。 「だろ?それなのにこの小娘は起こすなの何だのと……。」 はぁ~、とわざとらしい溜め息をつく無意味。だが、今回は流石に無意味を責める事は 出来ない。確かにいい加減帰らないとマズい時間だ。 「う……。悪かったよ。」 「まぁ、もうすぐ真心も帰ってくるしな。そんな時にお前が明らかにヤッた後のカッコで 寝てたらマズいだろ。流石の真心も多分怒るぞ、『事務所で何してるの!』ってな。」 「はは…………。」 それは確かに紅印にも容易に想像できた。つまり、服を着せていたのは風邪防止の為だけ でなく、急に真心が帰ってきた時に備えて、という意味もあったのという訳だ。もっとも、 無意味の事だから、一番の理由はやはり風邪防止、なのだろうが。 やっぱり、何だかんだ言って無意味は優しいのだ。乱暴で気遣いが出来ない様でいて、実は いつも紅印の事を気に掛けている。それを再確認出来た紅印は、自然と笑みが零れた。 「なぁにニヤニヤしてやがんだ?気色悪い。」 「失礼だな。女の子に向かって気色悪いとは。じゃ、そろそろ私は帰るよ。」 「あぁ、気ぃ付けて帰れよ。一応お嬢なんだから、誘拐とかされんなよ?何なら送るぞ?」 「いやぁ、いいよ。今日は一人で帰りたい気分なんだ。」 「そうか、なら別にいいけど。じゃなー。」 タバコを取り出しつつ、ひらひらと手を振って事務所から送り出す無意味。 だが紅印は、事務所を出る前に目敏くタバコを見つけ、すかさず咎める。 「タバコ。止めろって言ってるだろ?」 「あぁ?別にいいだろ、お前もう帰るんだしよ。一人ん時くらい吸わせろ。」 「いいや、そういう訳には行かないな。」 紅印は、胸をいっぱいに張り、ビシィ!と無意味を指差して高らかに言った。 「お前のキスが不味くなると、これから私が困るからな!!」 それだけ言うと、無意味の反応も見ずにドアを飛び出し、軽やかに階段を駆け下りて行く。 その表情はとても楽しげで、恋する少女そのものだった。