約 1,172,343 件
https://w.atwiki.jp/nitendo/pages/8247.html
リィレ とは、【ファイアーエムブレム 暁の女神】のキャラクター。 プロフィール 作品別 関連キャラクター コメント プロフィール リィレ 他言語 Lyre (英語) 種族 【ラグズ】?【獣牙族】?(【ネコ】) 性別 女 職業 兵士 所属 ガリア王国 声優 田村ゆかり 初登場 【ファイアーエムブレム 暁の女神】 ガリア王国に所属する【獣牙族】?の兵士。ライ?の部下の一人で、【レテ】?の妹。 隊長のライに対しては愛嬌を見せるが、【ベオク】?には不慣れのため、一般的な【ラグズ】?同様に「ニンゲン」呼ばわりして威嚇する。 同じくライの部下である【キサ】とは犬猿の仲。 作品別 【ファイアーエムブレム 暁の女神】 第三部1章の拠点会話から登場。第三部4章から仲間になる。 成長率では技と速さがレテより優れているが、HPは低くそれ以外は大差が無い。 初期ステータス、LVと共に低く、既にライとレテが仲間になった後のため育てるのは趣味の領域。 【ファイアーエムブレム ヒーローズ】 正月版 称号 武器 移動 声優 イラスト 振袖に浮かれる猫娘 無の獣 騎馬系 田村ゆかり kaya8 HP 攻撃 速さ 守備 魔防 40 37 42 27 28 武器 補助 奥義 賀正の妹猫の爪牙 なし 月光 A B C 攻撃速さの期先3 攻撃守備の封印2 なし 実装日 ★ 入手 分類 2022/01/01 4~5 超英雄召喚 超英雄 2022/01/01開催の超英雄召喚イベント「機械仕掛けの年明け」で実装。通常版よりも先に実装された。★4でも排出される。 専用武器「賀正の妹猫の爪牙」は、戦闘開始時に敵のHP75%以上なら攻撃・速さ+6、かつ速さが敵より1以上高い時は自分の奥義発動カウント変動量+1、ダメージ+5。 関連キャラクター 【レテ】? 【ライ(ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡)】? 【キサ】 コメント 名前 全てのコメントを見る?
https://w.atwiki.jp/lightnovelstory/pages/50.html
ゼロの使い魔 著者/ヤマグチノボル イラスト/兎塚エイジ MF文庫J 1巻~アニメ一期分 280 :ゼロの使い魔:2011/01/07(金) 10 50 00 ID UJ6dT4q0 せっかくだから、1巻から補完してく。とりあえずアニメ一期分まで 1巻:魔法学院の劣等生であるルイズは、二年に進級するための使い魔召喚の儀式で 日本の高校生、平賀才人を召喚してしまう。 才人は使い魔契約の魔法の影響で、伝説の戦士ガンダールブとなり 大盗賊、土くれのフーケと戦う事に。 2巻:ルイズの幼馴染であるアンリエッタ姫は、彼女が土くれのフーケを倒したと聞き その腕前を見込んで、グリフォン隊隊長であるワルドと共に、反乱軍に滅ぼされそうな隣国のウェールズ王子を助けに行ってほしいと依頼する。 ルイズの婚約者であるワルド子爵は、彼女こそが伝説の魔法・虚無の継承者で、才人がガンダールブなのがその証拠だという。 しかし、実はワルドは実は敵軍のスパイで、ウェールズを殺し、ルイズを攫おうとするが才人に撃退されてしまった。 3巻:メイドのシエスタと浮気していると誤解された才人は、ルイズに追い出されてしまう 友人達から、お金を儲けて独立してしまえと唆された才人は、宝探しの冒険に出てゼロ戦を見つけてしまう。 コルベール先生の協力でゼロ戦を修理した才人は、シエスタの故郷が襲われたと聞き 仲直りしたルイズと共にゼロ戦で出撃、虚無の魔法に目覚めたルイズの力で敵軍を吹き飛ばす。 アニメとの違い ・原作だとシエスタがアニメほど美人ではない。だからという訳ではないが、モット伯に買われるイベントも無い ・アニメでは土くれのフーケが敵の幹部級っぽい扱いだが、原作ではただの雇われ ・敵の首魁の登場が原作よりも早い。 ・才人がルイズを助けるために地球に帰るのを諦める(原作ではあと10巻ほど先のイベント) ・ラストでギーシュが棚ボタ式で偶然敵の首魁を捕らえる(なので、一期だけでも一応話は完結する) アニメ以降 278 :ゼロの使い魔・アニメ以降:2011/01/06(木) 02 31 10 ID 21lSp42Q ついにハルケギニア全土を戦火に巻き込むべく動き出したガリア王ジョゼフ それに対し、トリステイン・ロマリア・ゲルマニアは連合を組んで対抗する ロマリア教皇ヴィットーリオは、虚無の力でガリアに対抗するべく ルイズに、自分とジュリオもまた虚無の担い手である事を明かす。 デモンストレーションに使われた魔法、世界扉《ワールド・ドア》に映し出されたのは、才人の故郷、地球だった。 同じ頃、コルベールにノートパソコンの使い方を教えていた才人の下に、世界扉を通じて 母親からのメールが届く。 メールを見て泣く才人を見てしまったルイズは、世界扉で才人を地球に返そうとし 魔法で才人に関する記憶を消してしまう しかし、才人は少なくとも戦争が終わるまでは帰れないと帰還を拒否し、ロマリアが蒐集した 「ガンダールブの槍」を持って遅ればせながら戦場に駆けつける。 ミョズニトニルンの巨大ガーゴイル部隊をタイガー戦車で蹴散らす才人。 記憶を消したルイズは、最初は才人の事を拒絶するが、使い魔の感覚共有によって記憶を取り戻した。 何故帰らなかったのかと責めるルイズだが、あいつら俺が帰ろうとしたら、俺を殺して新しいガンダールブ呼ぶつもりだったぜと明かす 戦争は膠着状態になったが、ジョゼフは虚無の秘宝によりエクスプロージョンを習得 エルフの作成した火石を用いて破壊の限りを尽くそうとする。 敵旗艦に乗り込んだ才人も加速の魔法により秒殺されてしまった。 しかしヴィットーリオの発動したリコードによって、シャルルは実は王になるために汚い手も使った事や にも関わらず王になれなかった事で、ジョゼフの前では見せなかった感情を爆発させていた事を知り ジョゼフはあっさりと改心する。 そしてシャルロットとジョゼフの仇がどうの復讐がどうのの哲学的なやりとりの中、シェフィールドがヤンデレ発動 火石を使ってジョゼフと心中する。 こうしてガリアとの戦いは終わり、アンリエッタは火石の威力を見て、エルフと戦うべきではないと判断し ルイズは虚無の担い手が死んだから聖戦ができなくなったぜ、ロマリアのバーカwとか思ってたが 才人は、彼らの態度から、ロマリアはまだ何か切り札を隠しているに違いないと疑っていた。 以降は最近ゼロ魔ってどうなってるのに続く。 最近(2010年11月時点で)どんな感じか 65 :ゼロ魔って今どんな感じなの?:2010/11/16(火) 20 30 20 ID PntzOUCY 才人がジョゼフを倒した事で王権を取り戻したタバサだが、ロマリアの陰謀により 新たな虚無の担い手、タバサの双子の妹ジョゼットに王位を奪われてしまう が、実はロマリアの目的は大災害によるハルケギニア滅亡を防ぐ事だと知り和解 元々王位に興味の無かったタバサは、才人の騎士(という名目で妾)になろうあっさりとガリアを捨てる。 一方才人はド・オルニエール領を拝領し、正式な爵位を頂いたが それを快く思わない伝統貴族達の差し向けた暗殺者にデルフを破壊されてしまい 更にエルフに悪魔呼ばわりされてティファニアと共に攫われてしまう 人間に興味があるというエルフの少女の手引きでエルフの里から逃げ出す事に成功し デルフも才人の持っていた日本刀に憑依して復活(元々剣はオマケで精神が本体だったらしい) 記憶が完全に蘇ったデルフは、ガンダールブが悪魔と呼ばれるのは 初代ガンダールブが第4の使い魔リーブスラシルを殺した事を告白する その頃ロマリアは、才人救出をジュリオに命じる一方で、もしそれが無理なら 才人を殺し、新たなガンダールブを召喚させようとしていた。
https://w.atwiki.jp/kubotan/pages/76.html
サヴォーイア、Savoia(伊) Savoy(英) Savoie(仏) アルプスのフランス側斜面に位置し、古代には属州ガリアの一部。古代末以来ブルグント王国領。11世紀にサヴォイア伯領、1860年サヴォイア家の中部イタリア併合承認の代償にフランスに割譲された。 (出典:山川『世界史小事典』263ページ)
https://w.atwiki.jp/armhead/pages/1049.html
スペル:Rudy Rotrust 性別:女 所属:ガリア教会 職業:修道女 真っ赤な癖毛が特徴。 通称「カーリールディ(癖毛のルディ)」 肉体に封印されたエルドラド・ラスター(エルドラド・フロンティアーズ・ロバート)を脅威の慈愛心と信仰心で押さえつけている少女。
https://w.atwiki.jp/mcwitches/pages/12.html
国名 オラーシャ連邦 カールスラント連邦 ガリア共和国 ジャズィーラ連合王国 バルトランド公国 扶桑国 ブリタニア連邦 リベリオン合衆国 ロマーニャ公国 暫定創作国(使いそうな国名を勝手に創作してます) イェルサレム国(イスラエル) イルァーク共和国(イラク) ペルシア共和国(イラン) アラブ連合共和国(エジプト/シリア) 見ての通り編集中
https://w.atwiki.jp/yamangelion/pages/194.html
種族:人間族 性別:女 クラス:狩人 所属:無し ガリア共和国からさらに西部に位置するヤントブ村出身の狩人。 村人達を魔族や竜から守る為、修業の日々を送っている。 アカネ(★★★) [蛮勇の狩人]アカネ(★★★★) [駆動の追跡者]アカネ(★★★★★)
https://w.atwiki.jp/sazae_yaruo/pages/137.html
三代目大方針 1933年7月~193x年x月 http //jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/15257/1389969166/3021 3021 名前:白くてやさしいゆかりん ◆5wbYUif2XM[] 投稿日:2014/01/18(土) 21 55 25 ID ycq7NIm.0【大方針1933年VER2】 , < ̄ ̄`ヽ / ___ ', / ,ィ´ `ヽ { / / l、 | l / |/ l -'/ |/ー ト| ヽ_| |/| /┃ ┃ソl | | 〉 | 今の大方針です!! ヽ |、___∠!ノ ! \_| 「ヨココ、ヽ|r===┐ でも、ロマーニャとカールスラントは {三三||ヨ||ヲ\||__.ノノ /┼ト[ヨ-F]ヽムそ_) 今のまま適当に外交してると裏切ります(断言) /二]十十十', | | 人__て`ヽ十トハ l | ,. -‐'' lニ|ノノニニ). | | / ヽ| | | | ._「|__,' `ヽ_|_| 「 | | || }_ l_! リ /ヽ______ノ `)_) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○生かす国扶桑ロマーニャカールスラント○殺す国(殴る順番付記)1・オラーシャ2・ガリア3・ブリタニア4・リバティ *ただし1、2は今後の外交状況によって変更可 *殺すは戦力によって全殺し~いろんな手段で屈服させて逆らえなくするまで選択可 二代目大方針 193x年x月~193x年x月 【大方針案 - 二重王国案】 イスパーニャと連邦化して国力をアップ、その後で日伊英仏米と組んでカルスラ・オラーシャを殴る案 ●概要 1.イスパーニャ王家との婚姻により二重王国を形成、本国化で国力を強化。 2.39年開戦と推測される対カールスラント戦に備え、薔日伊英仏(+米)の対平等包囲網を形成。 3.カールスラント→オラーシャと撃破後は、日伊枢軸と共に連合国を各個撃破 ●この方針に至った前提 ・カルスラ、オラーシャ平等陣営の陸軍の強大さ。横殴りしても弾き返される危険性。 ・ガリアと不仲だと、カルスラが先にローズを攻めた場合、自由陣営に捨て駒にされる危険性。 ・ガリアvsカルスラに横殴りし、カルスラを倒したとしても、その後自由陣営と平等陣営に挟撃される危険性 → 一時的にでも自由陣営と手を結ぶことでこれらのリスクを回避し、安全に拡大策をとることが可能。 ●大目標(目指すエンディング) 枢軸三国による世界征服・傀儡国を使った間接支配 ●重要ポイント ・反平等諸国同盟(薔日伊英仏米)による平等打倒 ・ローズ=イスパーニャ二重王国による先進国並みの基礎国力(人口増加込みで人口3000万) ・カルスラ・オラーシャ間の離間による各個撃破 ・カルスラ戦後の時点で、少なくとも史実の西ドイツ(or北ドイツ)のエリアを確保(これで本国3000万+属国4000万=7000万=列強並み) ・カルスラ戦は人的資源損傷を避け戦後の主導権を握るため、1年以内の撃破と年間人口増加率以下の死者数を目指す(目標) ●各国個別方針 ○平等撃破まで【大同盟→カルスラ→オラーシャ各個撃破】 ・イスパーニャ:二重王国化で人口3000万。本国並に復興。 ・ロマーニャ: 油田や技術プレゼントで国力増加・仏独に接近しないようけん制・反平等同盟に引きずり込む ・扶桑: 同盟の一員としてオラーシャを背後から牽制 ・ブリタニア: 同盟盟主として尊重。同盟海軍主力。 ・ガリア: イスパーニャ戦中はスタヴィスキー事件で混乱させる。非主流右派を糾合して親薔反平等に誘導。 もし可能ならド=ゴール擁立や王政復古などを画策、イスパーニャ戦後は英に仲介を頼むなど手段を駆使して全力で友好化 ・リバティ: 1940選挙でFDR失脚→反平等ウィルキー大統領。欧州戦争に介入させて同盟入りさせる ・カールスラント:オラーシャと離間、まず最初に倒す相手。同盟内で分割(半分はローズが奪いたい) ・オラーシャ: カルスラと離間、カルスラ戦への介入を徹底妨害。カルスラ戦後に世界の敵として叩く。 ・シーナ: 内戦継続・オラーシャやリバティの介入は徹底阻止 ○オラーシャ戦後【敵国各個撃破】 オラーシャを分割後は日伊と枢軸国を形成し、残存するその時点での敵国の各個撃破にあたる。 その場合、連合国との全面戦争にならないよう、ギリギリまでブリタニアとの関係を維持しつつ、傀儡国家独立を利用し穏健的な世界征服を目指す。 リバティはラスボスになる可能性があるため、欧州介入・シーナ介入などの動向を常に注視。まず第一の目標は常任理事国・人口1億(本国属国合計) ●技術秘匿方針 核は完全秘匿、コンピューターは製品化まで完全秘匿、ジェットは同盟国以外秘匿、輸出製品は基本的に特許獲得(デッドコピーの恐れで判断) ●主な想定タイムスケジュール 1934年 :イスパーニャ内戦を終結させる。二重王国成立。 1939年 :この年までに平等陣営の調略と同盟成立を行う。WW2開戦 1940年~:カルスラ打倒、分割により国力を増強 1945年~:カルスラ打倒5年以内を目安にオラーシャ打倒、WW3に向けて準備を始める 1950年~:大目標達成 初代大方針 193x年x月~193x年x月
https://w.atwiki.jp/tokusatsu24/pages/238.html
ストーリー? マーベル公式配信(無料) 用語 オ 【項目名】岡部 【平仮名】おかべ 【説明】 怪盗001の正体。実に冴えない青年であるが、身軽な動きを利用して大胆な窃盗を行っていた。 一度逮捕されるが、鉄十字団によって捕らえられ、幻妖虫によって催眠術を受けたために再犯を行い、今度は「怪盗スパイダーマン」を名乗るようになる。 実は、子供の頃からサーカスに憧れていて、多くの子ども達に夢を与えるために「怪盗」という方法でサーカスを行っていたのである。 【関連項】 3話 怪盗001 怪盗スパイダーマン カ 【項目名】怪盗スパイダーマン 【平仮名】かいとう-すぱいだーまん 【説明】 幻妖虫に洗脳された岡部が名乗った新しい名前。 この名を使って怪盗を行ったため、スパイダーマンは汚名を着せられる。 【関連項】 3話 岡部 【項目名】怪盗001 【平仮名】かいとう-ぜろぜろわん 【説明】 東京に現れる怪盗。その正体は岡部という冴えない青年。 【関連項】 3話 岡部 【項目名】ガリア 【平仮名】がりあ 【説明】 スパイダー星人。鉄十字団を追って地球にやった来たが、罠にかかって毒蜘蛛の洞窟に入れられてしまった。 それでも毒蜘蛛の毒に耐えて生き続け、400年も生きている。 拓也にスパイダーマンになる力を与え、スパイダー星の復讐を頼んだ。 その後は蜘蛛に化身して死亡した。 【関連項】 1話 2話 ケ 【項目名】幻妖虫 【平仮名】げんようちゅう 【説明】 催眠術を使用するマシーンベム。 催眠術を利用し、怪盗001=岡部を「怪盗スパイダーマン」と名づけて窃盗行為を行わせた。 目から出す光線と口を飛ばす攻撃を持つ。 【関連項】 3話 ス 【項目名】スパイダー星 【平仮名】すぱいだー-せい 【説明】 ガリアの故郷の星で、鉄十字団に征服されている。 彼らの一年は地球では二十年に相当するらしい。 【関連項】 ガリア ソ 【項目名】双頭鬼 【平仮名】そうとうき 【説明】 電車を襲ったマシーンベム。 頭を分離させることができて、分離した頭は脳のような形になり、青白い光弾を放つ。 両腕はカマのような形状をしているが、あまり使われず。 【関連項】 2話 ハ 【項目名】半魚人 【平仮名】はんぎょじん 【説明】 スパイダーマン抹殺を目的としたマシーンベム。 両手がカッターになっていて、スパイダーマンの能力を研究して作られている。 湖でボートを襲っているが、これもスパイダーマンをおびき寄せるため。 必殺技はマシーンガス。 【関連項】 4話 フ 【項目名】藤田 【平仮名】ふじた 【説明】 鉄十字団に捕らわれていた博士。 【関連項】 1話 ホ 【項目名】暴君竜 【平仮名】ぼうくんりゅう 【説明】 最初に登場したマシーンベム。 左手が鎌になっていて、崖に頭突きをして揺らすほどの石頭を持っている。 伸縮自在に変化し、巨大化してスパイダーマンと戦ったが、レオパルドンに倒された。 【関連項】 1話 マ 【項目名】マシーンガス 【平仮名】ましーんがす 【説明】 半魚人が噴出するガス。スパイダーマンに大きなダメージを与えたが、レオパルドンには効かなかった。 【関連項】 4話 半魚人 【項目名】松本 【平仮名】まつもと 【説明】 警視庁捜査三課の刑事。 怪盗001の逮捕に成功する。 【関連項】 3話 ヤ 【項目名】山城 【平仮名】やましろ 【説明】 拓也たちの父親で、山城宇宙考古学研究所の所長。 鉄十字団に殺害され、拓也はその復讐のために鉄十字団と戦う。 【関連項】 1話
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/1383.html
戻る マジシャン ザ ルイズ 進む マジシャン ザ ルイズ (6)決死の一撃 「貴様!?まさか……シャイターン!?」 口から血の泡を漏らしながら、この世界で最も恐れられる種族の一つ、エルフの男が呟いた。 既に剣士人形ヨルムンガンドはただの残骸と化し、周囲に散乱している。 ワルドの放った手刀に胸から背中にかけてを貫通され、エルフのビダーシャルの生命の灯もまた、尽きようとしていた。 「シャイターン…これが!世界を汚した悪魔か!」 ワルドの口元がつり上がると、狂気を滲ませながら嬉しそうに、その手を捻った。 「エルフのビダーシャル。中々に面白い余興だったが、どうやら貴様でも私には役不足のようだな」 「ほろ、びよ、悪魔っ!、…我が一命をかけて!道連れにしてくれるっ!」 口から一際大きな血塊を吐くと、ビダーシャルはその両手をワルドの背後に回し、力の限り抱きしめた。 これから目前で行われる最高のショーに期待するワルド、力の限りしがみつくビダーシャルには目もくれない。 「滅…せよっ!」 閃光 圧縮 拡散 爆発 現れたのは小さな光球、それが周囲の空気を吸い込みながら一旦小指の先ほども小さくなり、そして突然に膨れ上がった。 ビダーシャルの命をかけた先住の魔法が発動し、オルレアン公屋敷が激しく振動する。 中庭に発生した地上の太陽により、破壊、蹂躙、一切の抵抗を許さない暴虐が生まれようとしていた。 何もかもを焼き尽くす超大な熱量が万物を無に返そうとその牙を剥く。 だが、暴君がオルレアン公爵邸を飲み込もうとしたその瞬間、幾重もの巨大な魔法円が現れ出でて、それを包み込んだ。 白球を包み込む魔法円、それに抵抗するように激しく暴れまわるコロナ。 広がろうとする力と、押さえ込もうとする力、それらが一瞬拮抗し、すぐさまその勝敗が決する。 地上に産声をあげかけた太陽は、時間を巻き戻すように急激に縮小していく。 そしてやがては蝋燭の火ほどにも小さくなり、消滅したのであった。 擂り鉢状になった爆心地、そこで唯一形を留めているものは、何事も無かったかのように佇む男の姿のみ。 ワルドが正面から屋敷に戻ると、そこには腰を抜かした老執事の姿があった。 気にせず客室も戻ろうとして横を抜けようとした時、ふと思いとどまり立ち止まる。 そうして腰を抜かしたまま、硬直している老人に語りかける。 「申し訳ないが紅茶が冷めてしまった。新しく入れ直してもらえないかな?」 一も二も無く頷いたペルスランが、足を縺れさせながら厨房へ走り去ってい姿を見て、ワルドは小さく笑うのだった。 タバサの手の中には一通の書簡が握られている。 ガリア王国、北花壇警護騎士団所属騎士タバサ、それが今の彼女である。 タバサは既に何度も読み返した書簡を広げ、その内容をもう一度確認した。 そこには大仰かつ、事務的な用句と文言で飾られた文章が踊っている。 その末尾には騎士団長のサインがなされ、これが公式な王国からの命令書類であることを示していた。 長々とした文章に対して、その内容は至って単純。 内容を纏めると以下のようなものであった。 「旧オルレアン公爵邸に潜伏している男を暗殺せよ」 内容を確認したタバサの表情がこわばり、歯噛みした音がならされる。 何故よりによって旧オルレアン公爵邸なのか。 旧オルレアン公爵邸、そこはタバサにとって最も重要な、聖地と言っても過言ではない場所である。 屋敷には老執事、数名の召使、そしてタバサの母がいたはずなのである。 突如届けられたこの奇怪な命令書には、オルレアン公爵屋敷の人間がどうなったのかは記されていない。 そこには王家に逆らう男が屋敷を占拠して潜伏しているとしか書されてはいない。 他に情報として示されているのは、既に数名の北花壇騎士が、男の討伐に投入されたらしいということくらいだ。 これは自分以外の北花壇騎士が既に男に葬られているらしいことを示唆している。 北花壇警護騎士団。 ガリア王家の汚れ仕事を一手に引き受けている組織である。 お互いに名前も顔も知らない、名誉とは無縁の闇の騎士達。 しかし、それだけにその実力は他の騎士団の騎士達を凌駕する手練達である。 その北花壇騎士が既に数名、投入されている。 これは明らかに異常な事態である。 トライアングルクラスのメイジであるタバサと同様かそれ以上、その上で勝つために手段を選ばぬ戦いのプロフェッショナル。 それらが赴き、帰ることが出来なかった死地、それがタバサの聖地の今の姿なのである。 書簡を握るタバサの手に汗が滲む。 これまで何度もガリア王家の命令を受け、それを実行してきたタバサである。 しかし、それらが手遊びに感じてしまうほどに、今回の命令は重く圧し掛かっている。 シャルロット・エレーヌ・オルレアン、それがタバサの本当の名前である。 王弟オルレアンの娘、つまりは王族である。 しかし、父は謀殺され、残った母は自分の身代わりに毒を呷って正気を失った。 王族という肩書きは呪いの様に彼女から様々なものを奪った。 彼女に残されたのは屋敷一つに我に返らぬ母のみ。 それらを守る為にタバサは騎士となり、王国に自身の有用性を示してきた。 たとえ王の気まぐれであろうとも、自身に出来る最善の努力、それが今生きている母と自分に繋がっていると信じている。 だが、書面を見るだけで感じる恐怖、それが一つの矛盾として浮かび上がってくる。 生きる為の努力、その延長上に感じる濃厚な死の気配。 けれど、やらねばならない、何よりも母の為に、タバサはオルレアン公爵屋敷へと戻らなければならない。 「きゅいきゅい!お姉さまどうしたの?顔色が悪いの、お腹でも壊したの?」 「なんでもない」 書簡を燃やし、既に支度を済ませてあった鞄を手に取るタバサ。 「おでかけ?おでかけなーのー?お姉さま!嬉しいな嬉しいな、お姉さまとお出かけ!」 「任務」 「えー、お城いくのお姉さま。お城喋れないから嫌い!きゅいきゅい」 タバサは文句を言っている使い魔シルフィードに構わずに跨った。 「城じゃない、屋敷」 「お屋敷?やった!じゃあ頑張る、きゅいきゅい!」 先ほどまでの黒い霧のような絶望感が、多少なりとも薄れたのを感じるタバサ。 その手をそっとシルフィードの首にやり、優しく撫でる。 「あっ!でもお腹すいたのお姉さま!」 「………」 力強く羽ばたくシルフィード。 進路は一路、暗雲立ち込めるガリアへ。 中々面白い趣向だよガリア王、しかし、それもそろそろ飽きた。 ―――閃光の影魔道師ワルド 戻る マジシャン ザ ルイズ 進む
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/9464.html
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第百六十三話「ド・オルニエールへようこそ」 催眠怪獣バオーン 登場 ロマリアとガリアの間に開かれた戦端は、ジョゼフの死亡によって終焉を迎えた。トリステインは 両者の戦争の間、ガリアの牙がこちらに向いたらと震え上がっていたので、戦争の終結の報が届いた 時には誰もが胸をなで下ろしたものだった。そして戦争の勝利及び早期終結に貢献したオンディーヌと ルイズ、ティファニアにはその恩賞が与えられた。いや別に才人以外のオンディーヌがこれと言って 何かした訳ではないのだが、対外的な理由によって隊長のギーシュはシュヴァリエに叙され、隊員たち には一人ずつに勲章が与えられたのであった。 そして戦勝を祝う魔法学院の宴の中で、才人とルイズは二人でバルコニーに出ていた。 才人はホールから聞こえてくるオンディーヌの起こす喧騒に耳を傾けながらため息を吐く。 「全く……みんなのんきなもんだぜ」 「いいじゃない。ジョゼフ王は死んで、その裏の黒幕もやっつけた。当分は平和になるわ。 少しぐらいの羽目外しは大目に見てあげなさいよ」 「けどな……タバサがここからいなくなっちゃったってのに」 ロマリアのたくらみを見抜き、その罠を回避したタバサであったが――結局、ガリアの 王位を継承すること自体は受け入れた。何故なら、継承権を失ったジョゼフの子を除いた ガリア王家の生き残りは彼女とその母親の二人のみ。タバサの母は長きに亘る心神喪失の 影響でとても戦後の混乱を収める体力はなく、自分が王座に就かなければガリアは指導者 不在になってしまう。そうなったらロマリアの格好の的だ。聖戦のために陰謀を張り巡らす ロマリアを牽制する意味で、タバサはシャルロット女王として即位。ロマリアからの干渉を 遮断する方向に政治の舵を切っているところだという。 「まぁ確かに、キュルケじゃないけれど、あの子がいなかったらいないで寂しいわよね」 「それだけじゃない。ロマリアからしたら、タバサを新しい女王にするということ自体は 叶ってるんだ。当然そこで終わりじゃないだろう、タバサを利用する何かしらの算段が あるはず……。そこが俺、心配でさ……」 今は遠く離れたタバサの身を案ずる才人に、ルイズが気を紛らわさせるように説く。 「大丈夫よ。聖地を取り返すためには四の四が必要なはず。でも、ガリアの担い手のジョゼフ 王は死んじゃった。続けようがないじゃない。ロマリアの陰謀もこれでストップよ」 「でもな……。あいつらは、それでも遂行できる自信があると思うんだ」 才人はずっと気になっていたことをルイズに言った。 「だって……絶対ジョゼフは味方にならない。あいつらそう考えて行動してたんじゃないか。 つまり、別にそろわなくても出来るんじゃないか?」 不安に思う才人だったが、ルイズは次のように指摘する。 「わたしたちが、ガリアの担い手はジョゼフ王だって知ったのは、最後の最後じゃない」 「あ」 得心する才人。自分たちが、ジョゼフが虚無の担い手だという情報を最初に入手したのは、 カステルモールの手紙から。その内容を知らないロマリアは、事前にジョゼフが担い手だと 知るすべなどなかったはずだ。 「ロマリアもジョゼフ王じゃない、別の担い手がいると思ってた。ジョゼフ王を打倒した後、 そいつを味方にするつもりだったんでしょ。でもガリアの担い手はジョゼフ王でした。教皇 聖下の計画は頓挫したのよ。四の四がそろわないと、真の虚無とやらは目覚めないんだから。 だからもう案ずる必要なんてないのよ」 「なるほど……」 才人はルイズの唱える理屈に納得したものの……。 『いや、俺はそうは思わねぇな』 ゼロは異議を挟んだ。 「え? 何でよ。さっきも言ったけど、ロマリアはジョゼフ王が担い手だと事前に知ることは 出来なかったはずなのよ」 『いいや。確信はなくとも、予測は立てられたはずだぜ。虚無の担い手は、覚醒する前は 傍目から見りゃメイジの家系なのに魔法の才能が全くないって風に映るんだろ?』 ゼロの言う通り。ルイズもかつては、どの系統の魔法も扱えない劣等生のレッテルを貼られて いたものだ。 『聞いた話じゃ、ジョゼフもその条件には当てはまってた。あいつが担い手だと、十分に 予測はつけられたはずだ。それでも敵対したってことは、才人の言う通り、何か他のアテが あるんだろうよ。それに俺の経験的に、悪いこと考えてる奴は真の狙いや思惑を隠してる もんだ。予断は出来ないんじゃねぇかって思うぜ』 才人は、今度はゼロの論理に感心させられる。しかしルイズはまたまた反論。 「でも、聖下もロマリア軍も既にガリアから撤退したのよ。タバサに何かするつもりなら、 理由をつけてガリアに留まろうとするんじゃないかしら?」 『何を狙ってるのかまでは分からねぇさ。ただ、まだしばらくは警戒を続けとくべきだろう。 ミラーナイトにも見張っててもらおうか』 まだロマリアの陰謀が終わっていない可能性を示され、才人とルイズの不安が大きくなった。 才人は一つため息を吐く。 「あのタバサのことだから、そう簡単には大事にはならないとは思うけど……一つの大きな 戦いが終わったのに不安要素が残るってのは、気分がいいもんじゃないんだな……」 短い時間でもいいから、心の底から安堵したいもんだ……と顔をしかめる才人。ガリアの 件が落着してすぐに、今度はロマリアを敵に回さなければならないと考えたら、さすがに嫌に なってくる。こんな戦いの連続に、いつ終わりがやって来るのだろうか……。 (……戦いの、終わりか……) 才人はふと、その時を想像して複雑な気持ちを抱いた。このハルケギニアでの全ての戦いを 終えて、真の平和が戻った時は……自分がゼロと一体化している理由はなくなり、地球に帰る こととなる。いつになるかは全然分からないが……その時はハルケギニアで出会った仲間たちと、 そしてルイズと、どのような別れを迎えるのだろうか。そして、その先の未来はどうなるのか……。 ここで、主を失ったミョズニトニルンのことを思い返した。 ミョズニトニルンは才人のパラライザーの影響で、ジョゼフが才人に敗れ、死神に殺害 されるまでの出来事を、見ていることしか出来なかった。フリゲート艦からはロマリア騎士 たちに助けられ、麻痺が抜けたのは、全てが終わってからであった。 ミョズニトニルンはその後、魂どころか何もかもが身体から抜け落ちてしまったかのように、 虚ろな状態に陥っていた。その様子は、ジョゼフとともに彼女に苦しめられた才人たちが憐れんで しまうほどであった。 『ミョズニトニルン……あなた、もしかしてジョゼフ王のことを……』 ルイズが女として何かに気がついて問いかけようとしたが、ミョズニトニルンはそれを さえぎって言った。 『たとえあのお方が、私のことを何とも思って下さらなかったとしても、私にとってあのお方は 全てだった……。それを失った今、私にこの土地での居場所はないわ……』 ミョズニトニルンはふらふらとどこかへ歩み去っていく。主の死により虚無の使い魔でなくなり、 元々生活していた土地に帰るつもりなのであろうか。 才人たちはそれを止めなかった。止めたところで、どうなるというのか。 『……一つだけ教えてくれ! 本名は何て言うんだ!?』 それだけ聞くと、彼女はこう答えた。 『もう私に、名前なんてない。愛した主人の死に何も出来なかった、ただの一人のちっぽけな女。 それだけよ……』 そうして本当の名前すらも分からない、哀れな女はどこかへと消えていった。ロマリアも、 使い魔のルーンを失った彼女にはもう興味も価値も見出さないのか、なすがままにした。 かつてミョズニトニルンだった女が、無事に故郷へ帰れるのか、それとも途中で どこかで斃れてしまうのか。それはもう彼女自身にしか分からないことであろう。 ――たとえ世界にどんなことが起ころうとも、時間は変わりなく流れ続ける。才人たちも 意識を切り換えて、変わっていく日常の中に戻っていった。 ルイズは今年で最高学年である。魔法学院に在籍している日数も少なくなってきた。そこで 少し気は早いが、卒業後に生活する屋敷を探すこととなった。卒業してからは寮塔からそこを ウルティメイトフォースゼロの活動の拠点とするつもりだ。 が、しかし……。 「結局、どこも見つからなかったって訳ぇ?」 『魅惑の妖精』亭の店長スカロンが、屋敷探し後に憮然とした調子で立ち寄ったルイズたちの 報告に呆れ返った。 ルイズと才人が暮らす屋敷は、一件も見つけることが出来ず仕舞いだった。何故なら、 シエスタが同行していたからである。シエスタは才人つきのメイドであり、新しい屋敷を 探すなら当然彼女の意見も重要となるのだが、シエスタが何か言う度にルイズが感情的に 強固に反対するのだから、それは屋敷が決まらないのも当然であった。 ルイズの本心としては、才人を男として狙うシエスタを、というかメイドそのものを屋敷に 入れたくないのである。しかしそれは全く現実的ではない。貴族として使用人を雇わない訳には いかないし、男には任せられない仕事もある。メイドは必要なのだし、今更シエスタを個人的な 理由で解雇する訳にはいかない。でもやはりシエスタを近辺に置いといたら安心が……と、 ルイズは矛盾に陥っていた。 そこにスカロンが解決策を提示した。 「サイトくんはお屋敷を買う。ルイズちゃんと暮らす。シエちゃんも雇う。これで万事解決」 「どうしてそうなるのよ!」 顔を輝かせるシエスタとは反対に怒鳴るルイズを、スカロンは極めて冷静に諭す。 「あのね、ルイズちゃん。サイトくんは今や平民の英雄なのよ」 「え?」 「あれをご覧なさいな」 スカロンが指差した食堂の壁に目を向けるルイズたち。そこには歌劇の公演ポスターが 貼られていた。 トリスタニアは何度もウルティメイトフォースゼロに救われているので、市民からのゼロたち への人気は非常に高い。劇場でも、ゼロたちの演劇が毎日のように公演されているのだが…… 今あるポスターの演目はそれではなかった。 剣を持った男が、恐らくジョゼフのつもりなのだろう恐ろしい格好の王様に立ち向かう様が 描かれている。ルイズが唖然と演目名を読み上げた。 「勇者ヒリーギル?」 「サイトくんのことよ」 どうして才人が歌劇の主役になっているのか。その理由を語るスカロン。 「元々アルビオンでの活躍から、サイトくんの名前は平民の間で有名だったわ。そこにガリア との戦争で、見たこともない兵器で怪獣に一人立ち向かい、貴族を何人も決闘で負かして、 挙句には敵国の王様を破ったって話が届けば、そりゃあ爆発的に人気が出るのも当然だわ」 人の噂は吹き抜ける風のように伝わっていくもの。才人が事実上ジョゼフを打ち負かした ところは、ロマリア騎士たちも目撃していたので、そこから話が広まったようだ。 「特にサイトくんは元平民。それが貴族の位を授かって、悪い王様をやっつけたなんて話、 まるでお伽話か叙事詩のよう。今では平民の希望の星として、場所によってはウルトラマン ゼロ以上の支持があるってことよ」 「ま、マジかぁ……」 予想外のところで自分が持ち上げられている事実に、才人は喜びではなく戸惑いを覚えた。 これでもしも自分がウルトラマンゼロでもあるなんてことが知れ渡ったら、ショック死して しまう人まで出るのではないだろうか。 しかし、一方で問題も発生しているという。 「人気が出れば、面白く思わない人たちだって出てくる。ルイズちゃん、誰だと思う?」 「貴族……」 ポツリとつぶやくルイズ。破竹の勢いで成り上がる者を、元々の特権階級が疎ましく思わない はずがない。それが人間というものだ。ゼロたちは完全に生きる世界の違う者たちなのでその 悪感情の矛先が向くことはないが、才人はそうではないのだ。 「正解。うっかり知らない人間なんかを雇った日には、食事に何を混ぜられるのか知れたもん じゃない。サイトくんには、シエちゃんみたいに絶対に信頼できる召使が必要なの」 ルイズは、先ほどのスカロンの意見の真意を理解した。最早シエスタは、自分たちの元に いなければならない人間なのだ。つまらない嫉妬でどうこう言っている場合ではない。 「サイトくんも、今後は素顔を晒してトリスタニアを歩き回らないことね。すぐにもみくちゃに されるわよ。きっと今も噂になってるかも……」 スカロンの忠告の途中で、『魅惑の妖精』亭の羽扉が外から開かれた。 「失礼する。ここにミス・ヴァリエールとサイトが……来ているな」 「アニエスさん!」 入ってきたのはアニエスだった。軽く驚くサイトたち。 「俺たちを捜してたんですか?」 「ああ。学院に向かうところだったのだが、街でお前たちが来ているという話を耳にしてな。 お前たちが立ち寄るならここだろうと覗きに来たのだ。しかしサイト、お前の人気ぶりは すさまじいものになったな。あちこちでお前を称える声を聞くぞ」 スカロンの言う通り、噂になっていたようだ。才人は何だか照れくさいような、そこまで 人気が白熱して怖いような気分になった。 そんな才人は置いて、ルイズがアニエスに尋ねる。 「それより、わたしたちに何の用? また姫さまがわたしたちをお呼びとか……」 「察しがいいな。その通りだ」 アニエスは、トリステイン王家の花押が押された手紙を差し出した。 「陛下のお召しだ。直ちに宮廷に参内しろ」 アンリエッタからの召集とあって、ロマリアが何か行動を起こしたのかと緊張したルイズたちで あったが、それは杞憂であった。アンリエッタは私的にルイズたちに今度の戦の礼を述べるために 呼んだだけであった。 そしてルイズと才人、アンリエッタの三人だけの食事の席で、彼女はルイズたちをガリアとの 交渉官に任命した。ガリアとのパイプを太くして、聖戦に向かおうとするロマリアの動きを制する ためだ。そのパイプ役に適任なのは、タバサと強いつながりがあるルイズたち以外にいない。 それを踏まえて、アンリエッタは言った。 「ルイズはともかく……サイト殿は一国の大使としては、お名前が短すぎるように思えるのです」 「サイト・シュヴァリエ・ド・ヒラガでしたっけ? 十分だと思いますけど」 「サイトは元平民ですから」 日本人の才人の感覚からすればそうだが、貴族の間ではそうではないようだ。 「ですから、わたくしとしてはそのお名前を、多少長くさせていただきたいのです」 才人にはアンリエッタの言わんとするところがピンと来なかったが、ルイズは目を丸くして 口をパクパクさせていた。 「ひ、姫さま? それは、つまりその……。それは、つまり、あの、その……」 「ええ。彼に領地を与えたいのです」 何でもないようなひと言だったが、さすがの才人も噴き出した。 「領地って! 土地ですか!?」 「トリスタニアの西に、ド・オルニエールという領主不在で持て余している土地があります。 あなた方も住むところを探していると聞きましたし、ちょうど良いと思いますが」 「姫さま、その、領地などサイトにはちょっと分不相応なのでは……!」 ルイズが控えめながらに反対した。領地を与えるということは、才人が領主、日本的に 言うなら殿様になるということだ。悪い冗談にしか思えない。 「分不相応な訳がありませぬ。サイト殿の貢献に報いるには、本当ならこれでも少ないと 言えましょう」 そう。オンディーヌやルイズ、ティファニアには学院でそれぞれ恩賞が与えられていたが、 一番活躍したはずの才人にだけ何もなかった。少し不可解ではあったが……この席で伝える ために残しておいたという訳か。 「敵国の王を討ち取ったとあれば、爵位でもおかしくはないくらいですが、多忙である サイト殿に宮仕えはさせられません」 「確かに……」 ルイズには、宮廷で政治に関わる才人の姿なんて想像できなかった。 「貴族の間にはサイト殿を妬む声もあると聞きます。これ以上いらぬ嫉妬を買ってはいけませんが、 救国の英雄、平民の希望の星に何の褒賞もなしではわたくしが平民から吊るし上げられてしまいます。 これが落としどころということで、どうかお受け取り下さいな」 「そういうことでしたら……。でも、いいのかなぁ……」 話を受けながらも、才人は今一つ釈然としていない様子だった。ルイズも、胸の奥に漠然と した不安が残る。 アンリエッタは落としどころといったものの、才人を妬む者には通用しない論理だ。嫉妬心と いうものには理屈が通らない。誰か憎む相手がいるのなら、その対象が着ている袈裟まで憎い。 理不尽な話だが、負の感情に割り切りがある出来た人間は少数なのだ。 スカロンの言うような、食事に毒を混ぜられるような、そんな事態が才人に降りかからないか…… そこが心配であった。 夏休みが始まる直前の週、ルイズたちは下賜された土地、ド・オルニエールを検分しに 行くことにした。初めはルイズと才人の二人だけのはずだったが、シエスタが当然のように ついてきて、そこに話を聞きつけたオンディーヌが加わり、あっという間に大名行列のように なってしまった。 ギーシュたちは、ド・オルニエールの年収が一万二千エキューと聞いて、早くも才人に たかる気満々であったが……実際に到着して目の当たりにしたド・オルニエールの光景に、 失望を覚えることとなった。 「見渡す限りの荒野が続いてるんだけど」 田舎道の左右には、どこまでも荒涼とした更地が続くばかり……。どう見ても、一万エキュー 以上の収入が出るような土地ではない。 ルイズが呆れたようにつぶやく。 「持て余しているというのは本当だった訳ね」 年収一万二千というのはもう過去の話なのだろう。ド・オルニエールは領主の血筋が途絶えて 管理するものがいなくなって久しいとも聞いた。若い働き手はここを離れて、すっかり荒れ果てて しまったという訳だ。 肝心の屋敷も、長年手入れされていないのが丸分かりの、幽霊屋敷もかくやというボロボロっぷり であった。 「これは掃除のし甲斐がありますわね……」 シエスタがそんな皮肉を言うくらいであった。 そして何より、一行を一番呆れ果てさせたのは……。 「ここの領民たち、皆老人ばかりのようだが……随分怠け者ではないか? あちらこちらで 昼寝ばっかりして」 ギーシュがそう口にした。彼らがド・オルニエールで目にした領民たちは皆、土地のそこ かしこで太陽の出ている内からぐっすり寝こけているありさまなのだ。これで呆れない人間が いるだろうか。 しかしルイズはその様子に疑念を抱いた。 「さすがにおかしくないかしら? いくらお年寄りばかりと言っても……道端で寝転んでる なんて。全員が示し合わせたように眠ってるのも変よ」 「言われてみれば、何人かは直前までお仕事をされていたように見えますね」 シエスタも同意した。寝ている人の周りには、畑仕事の道具が散乱していることもあったのだ。 怠けているというよりは、仕事中に突然意識を失ったかのような感じである。 「まさか、何者かに眠りの魔法を掛けられたんじゃ……」 「まさか。こんな実入りのなさそうな土地に貴族崩れの賊が来るとは思えないよ。特に荒らされた 様子もないし。確かにいささか不可解ではあるが……」 ルイズの推理にギーシュが異を唱えていると、その隣のマリコルヌがふあぁ、と大きな あくびをした。 「おいおいきみまでどうした。ご老人たちの眠気に当てられたか?」 「いや……今、変な音が聞こえなかった? それを聞いた途端、急に眠気に襲われて……」 「変な音?」 ギーシュたちが首を傾げていると……ズシン、ズシンという鈍い地響きがゆっくりと近づいて くるのを感じ取った。 「この感じ……まさかッ!」 一行がバッと振り返ると……背後の風景の中に、小山ほどの大きさの見慣れない巨大生物が 闊歩していた! 「か、怪獣だぁ!」 「でも何か間抜け面だな……。豚みたいじゃないか」 「おまけに眠そう」 ギーシュは悲鳴を上げたが、レイナールたちは怪獣から遠くからでも分かるほど覇気が ないのを感じて落ち着いていた。もう散々怪獣を見てきたので、それくらいは分かる。 彼らの前に現れた怪獣は、大きく口を開いて息を吐き出した。 「バオ――――――――ン!」 怪獣の鳴き声が耳に入った途端、 「えッ……?」 才人たちは全員くらりと身体が傾き……その場に倒れ込んでしまった。何が起こったと いうのか!? 「……ぐぅ」 ……全員眠っていた。 ド・オルニエールに出現した怪獣――催眠怪獣バオーンは、才人たちに気がついた様子も なく、ドスドスとのんきに荒野を横切っていった。 前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔