約 1,172,582 件
https://w.atwiki.jp/chaostack/pages/38.html
路地裏の赤頭巾 路地裏の赤頭巾 / ロジウラノアカズキン 赤 (1) キャラクター - クリフターズ / パワー 2 このキャラクターは、可能であれば毎ターンアタックする。 このキャラクターは相手のキャラクターにアタックできない。 フレーバーテキスト 『デチデチ。逃げなくていいデチよ、どうせ無駄デチから。』 ―路地裏の赤頭巾 参考 クリフターズ
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/123.html
ぶどう酒、パン、おばあちゃんの人肉入りシチュー。 いずれも原作「グリム童話」に実際に出てくるものである(人肉シチューも初版に本当に登場)。 赤頭巾を殺害した先生(@ドラえもん)によって回収された。 のちに先生はこれらを戦った相手である先生(@サザエさん)と先生(@ちびまる子ちゃん)に与えた。
https://w.atwiki.jp/tanuitougu/pages/27.html
白頭巾と黒兎(しろずきんとくろうさぎ) 歌を歌うのが大好きな白頭巾とツンデレな黒兎のサイレント物語 人物紹介欄 世界地理欄 物語進行欄
https://w.atwiki.jp/pmvision/pages/215.html
《聴耳頭巾》 No.1559 Command <第十六弾> NODE(2)/COST(1) 効果範囲:目標のカードに及ぶ効果 発動期間:装備 【装備】 (自動α): 〔あなたの場の「種族:獣」を持つキャラクター全て〕は「戦闘修正:+1/+1」を得る。 (常時)(2): 目標の〔あなたの場の「種族:獣」を持つキャラクター1枚〕をアクティブ状態にする。この効果は1ターンに1度しか使用できない。 攻撃力(-)/耐久力(-) 「何か聞こえるな…え?…なんだと?霊夢が!?」 Illustration:黒鴉 コメント 種族:獣を支援するコマンドカード。 種族:獣を全体強化する(自動α)と、アクティブ状態にする(常時)を持つ【装備】。 装備であるがゆえにセット先が必要だが、全体強化はとても優秀。同じく獣を強化する鈴仙・優曇華院・イナバ/10弾と一緒に並べて強化数値を上げていくと良いだろう。セット先が除去されると厳しいのでサポートも忘れずに。 アクティブ状態にする効果はややコストが重く、また1ターン中に複数回の使用ができないものの、獣には大型キャラクターも多いので十分強力。打点強化にも、戦線の維持にも使える効果といえる。 1コストの装備カードであるためナズーリン/16弾でサーチでき、さらにそのナズーリン/16弾そのものが獣であるため良いシナジーを形成する。 また弐番勝負「肉食化弾幕変化」は、種にしたカードが獣ならアクティブ状態にできる上に打点が更に上がる。こちらも相性が良いといえるだろう。 このように効果自体は強力ではあるが、残念ながらこのカードには除去耐性がない。とにかくこのカードをセットしたキャラクターを守り切る運用を心がけたい。 収録 第十六弾 Liberal Emotion 関連 種族:獣
https://w.atwiki.jp/cbaxis/pages/119.html
☆兵団 コスト 特徴 兵団訓練ルート おすすめ軍魂
https://w.atwiki.jp/midland_dollhouse/pages/1441.html
お見舞いの頭巾 ぼうし レア ランク0における販売価格 3600 販売時間 5 33 20 手に入るMAP: 合成に必要な素材:狼ナイトキャップ×40、パープルクリスタル×2、レッドクリスタル×3 合成先:
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/4368.html
前ページ次ページこちらガリア王国プチ・トロワ内北花壇警護騎士団屯所 大宮殿グラン・トロワにパチンと甲高い音が響き渡る。 互いに向かい合った男達が視線を落としているのは木で作られた一枚の盤。 その上に置かれた駒はチェスのように立体ではなく平面。 一方で表情を崩さぬまま相手が手番を終えるのを待っているのはここの主、ガリア王ジョゼフ一世。 その対面では見て取れるほどの焦りを浮かべ、男が次の一手を思案していた。 ジョゼフがグラスを取ると、傍に控えた侍従が器にワインを注ぐ。 長考の末に相手が打った一手を、ジョゼフは何の間もなく打ち返す。 そして幾度も繰り返される相手の長考。 待っている間にも何本のワインを空けただろうか。 当初は初めて見る遊戯に関心を抱いたが所詮はそこまで。 駒を落とし、自分が落とした駒を渡そうとも結果は変わらない もはや遊戯の勝敗にジョゼフは何の興味も抱けなかった。 今、彼が一番興味を抱いたのは対面にいる相手そのもの。 ……自分の娘が召喚した平民の使い魔。 あるいは探していた4人目の使い魔ではないかとも期待したのだが違った。 特異な能力は持たず、刻まれたルーンも並の使い魔と同じ平凡な物。 それでもジョゼフが興味を持った理由は唯一つ、 この男の器を計り切れなかったからに他ならない。 自分に擦り寄って利益を得ようとする者。 何の疑問抱かず王家に盲目的に従う者。 表向きは忠誠を誓いながら、いずれは反旗を翻そうと雌伏する者。 多くの者を見分けてきた中で、彼だけがどれにも属さない。 敵なのか、味方なのか、どちらでもないのか。 何か一つ判断材料が増える度に、ジョゼフの困惑は度合いを増していく。 宮殿で傲慢に振舞っていたかと思えば、平民や給仕の鍋釜の修理に精を出し、 貴族達から賭け事で金を巻き上げたかと思えば、平民達と飲み明かしそれを一晩で使い果たす。 平民の味方かとも思えば、彼等を平然と蹴り飛ばしたりもする。 最大の行動基準が欲望でありながら、時にはそれさえも無視して行動する。 分かったのは、彼は考える前に身体が動く、 感情の赴くままに行動する人物だという事だけ。 だからこそ楽しくもあり、また恐ろしくもある。 自分の築き上げた盤上の中に紛れ込んだ部外者。 それがどのような結果を招くのか、鬼謀神算を誇る彼でさえ予想もつかないのだ。 「これでどうだ!」 バチンと金属でもぶつけ合わせたかのような音が響く。 王を守る事を捨てて敵陣に切り込む、攻め一辺倒の戦術。 力強さを駒の叩き付ける音に代えたかのような一手。 しかし、それも王の首を獲るには至らない。 すぐさま盤上に新たな手駒を打ってジョゼフは立ち上がった。 その彼を、男は慌てて呼び止める。 「おい! どこへ行く! 勝負は終わってないぞ!」 「いや、あと二十三手で私のチェックメイトだ」 言われて盤上に目を落とす。 しかし一目でそのような事が判別できる筈も無い。 盤上の王を動かしたり、駒を配置してみたりと無駄な思索をする彼に、 ジョゼフは今思い出したかのように告げた。 「ところで君は何か用事があったのではないかね?」 ハルケギニア一の大国とも呼ばれるガリア王国の首都リュティス。 その都の郊外に置かれたヴェルサルテイル宮殿の一角にある小宮殿プチ・トロワの中で、 主である少女が苛立たしげに紅茶を啜りながらメイドに問いかける。 「んで、いつになったらアイツは戻ってくるって?」 「そ、それが『負けたままで引き下がれるか!』と……ヒィ!」 メイドの足元で床に叩き付けられたティーカップが砕け散る。 破片が当たるかもしれないという配慮は毛頭ない。 別にメイドの一人や二人、怪我しようとどうという事はない。 悪びれもせず、背凭れに身体を預けて少女、イザベラは毒づいた。 「何遍やろうと勝てないって分からないのかね、あのサルは」 最初にゲームを持ちかけたのはアイツの方だった。 当然、ルールを熟知してる経験者が有利に決まっている。 だけど、ことゲームに関してジョゼフの右に出る者はいない。 チェスの名人でさえハンデを貰っても勝てはしないのだ。 ましてや頭を使うのが苦手そうな亜人もどきが勝てる道理はない。 待たされる不快感をどう発散しようか考えながら彼女は椅子を揺らす。 暴君の標的とならぬようにメイド達が身を縮こませる。 緊張感が漂う中、高らかに靴音が鳴り渡った。 木製のサンダルと石床がぶつかり合う独特の響き。 直後、破裂するのにも似た轟音と共に扉が開け放たれた。 「おう! 待たせたな!」 両開きの大扉から現れたのは、見るからに粗野で野蛮そうな男だった。 捲くった袖の下からは獣を思わせる剛毛が見え、顎には手入れもされていない無精髭。 靴下も履かず、木製のサンダルを部屋中に鳴り響かせ、 置いてあったワインを断りもなくラッパ呑みにする。 海賊や山賊でも、もう少し品格があるだろうと思わせるほど野人じみた男。 それがイザベラが呼び出した、彼女の使い魔だった。 「………悪夢だ」 目の前に現れた自分の使い魔の姿を再確認し、イザベラは頭を抱えた。 使い魔召喚の儀式において、彼女は平民の使い魔を召喚した。 従姉妹であるシャルロットが風竜の幼生を呼んだのだ、 自分はそれ以上の物を呼ばなければならないと意気込んで臨み、 ……そして、ある意味では予想以上の物を召喚した。 平民の使い魔。それも気品など欠片もない風貌の男。 使い魔は主に似た物が召喚されるとよく言われるが、 正に自らの美貌を溝に棄てるかの如きイザベラの下品さを表していると、 口にしないまでも使用人やメイド達は誰しもがそう思っていた。 しかし、この男が現れてからイザベラから退屈という言葉は失われた。 何も起きない日などない。この男は必ず何かとんでもない事を引き起こす。 最初に事件が起きたのは召喚されて一ヶ月も経たぬ間の事。 ジョゼフの許しと王女の使い魔であるのをいい事に、 軍馬の養成と称して彼は郊外に競馬場を建設し、そこのオーナーとなった。 そればかりか自ら予想屋となり、貨幣と引き換えに情報を与える商売も手掛けた。 思い付きに過ぎなかった競馬は庶民と貴族達の娯楽となり、 一時はガリアの大富豪に迫ろうかという富を彼は築き上げた。 だが、それも一時の幻。 レースの結果を八百長でコントロールし、 自らの懐を潤していた事実が発覚すると、 ガリア王国は彼から競馬場を取り上げて追放した。 巨万の富が一文無し。没落した貴族が辿るような運命を男は味わった。 男が落ちぶれていく様を嘲笑っていたイザベラだったが、 その数日後には男は新たな事業を手掛けて戻ってきた。 ……もっとも、その事業も不正が発覚して取り潰される事になるのだが。 とにかく、その男の行動力には限りという物がない。 並の人間ならば幾度生まれ変わろうとも体験しきれない時間を生きているのだ。 その彼に鎖をつける意味で、イザベラは彼に『北花壇騎士団』への配属を命じた。 あるいは、彼を任務にかこつけて始末する算段だったのかもしれない。 元より暇を持て余していた男は、その話に飛びつき『平民の騎士』が此処に誕生した。 そして、その彼に団長であるイザベラから今回の任務が言い渡された。 「リョーツ、仕事だ。辺境の下らない任務だけどアンタには丁度いいだろ」 男の名は両津勘吉。 かつて日本という国で法と治安を守る仕事に就いていたという男の言葉を信じる者は、 このハルケギニアの何処を探しても存在しないだろう。 前ページ次ページこちらガリア王国プチ・トロワ内北花壇警護騎士団屯所
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/2131.html
――――海上―――― 「失敗でしたわ」 ペリーヌ・クロステルマンは苦々しい表情で呟く。管制塔からの情報によれば、ネウロイの数はたった一機、それは誤りのなかった報告であったはずだ。だが、現在ペリーヌは六機の敵に追い回されている。 確かに、情報には間違いはなかったのだ。ただ、一基のネウロイは遥か遠方から、ペリーヌを追跡する小型のネウロイを射出している。 模擬戦途中と言うことで一足早く戦場へ駆けつけ、そしてあわよくばそのまま撃墜してスコアを増やそうとしたペリーヌとシャーリーの二人は、手痛い攻撃を受けていた。 「キリがないぞ!」 シャーリーは自らの背後に取り付くネウロイに銃弾を浴びせながら回避軌道を描くが、ネウロイの数は減るどころか、むしろ増加している。とてもではないが、手が足りない。 「あのネウロイ……あの空中空母を落とさないことにはどうにもならないようですわね」 ペリーヌは遥か遠方の黒い影を見遣る。視界の先の芥子粒ほどの大きさの黒い点からは、砂粒のような黒い点がまるで驟雨のごとく放出され、こちらに向かってきている。おそらく、あと数分もすれば完全に戦場を飲み込まれてしまうだろう。 「あの距離じゃ私のスピードでも追いつけるかどうか分からないな。っと」 ペリーヌの背後で小型ネウロイが銃弾を食らい、黒い煙を噴いて海面に落ちてゆく。それに感謝するように、ペリーヌもシャーリーの背後のネウロイに銃弾を放った。 「とにかく、ここを突破されたらそのまま基地に食いつかれますわ。他の皆さんが上がるまで、なんとかここを守りぬきませんと」 次第に数を増す黒い影は、まるでコバエの群れのような不快感を与える。十分な戦力がある状態ならば固有魔法である雷撃で一閃すれば良いのだが、今はたった二人。 すなわち、自らの魔力が切れてしまえば敵の中に仲間を置き去りにしてしまうのだ。それだけは、ペリーヌは避けたかった。 貴族として、それ以前に、人間として。 ――――501基地、ハンガー―――― 「整備はまだ終わらないのか?!」 バルクホルンは苛立ちを隠せないように、そう叫ぶ。 それもそのはず、本来ならば帰投直後に行われるべき整備がネウロイの攻撃による部品発注の遅延のために出来ず、ようやく届いた部品で整備をしている最中なのだ。 ちなみに、前回の作戦ではシャーリーとペリーヌ、そして夜間組は待機していたため、模擬戦が出来ている。襲撃周期を見越して、今日は安全日だと予感したはずであったが、今回はそれが仇になった。 そして夜間組はたった今帰投したばかりなので、戦力には見込めないというのがミーナの考えであった。夜間哨戒空けに小戦力での戦闘をこなせるほど、彼女達は精神的に余裕は無い。 「落ち着きなって、トゥルーデ。あの二人なら何とか持ちこたえてくれるよ」 エーリカは朗らかに言うが、顔には隠しきれない不安の色が残る。それはほかの面々も同じようだ。 整備兵の顔の険しさが若干緩み、それを治そうと顔の筋肉が引きつりながら、兵士は敬礼をして言葉を紡ぐ。 「よし! お待たせしました! 出撃できます!」 どうやら他の整備兵も整備を終えたらしい。その言葉に、ストライクウィッチーズは自分の愛機へとかけだし、そして出撃の準備を始める。 その瞬間、ストライクウィッチーズ全員が装着している、耳の小型インカムに男の声が聞こえた。 こちらは『エクスキャリバー』 ――――海上―――― 「おい、今の声……」 「男性の声でしたわね。一体どういう――」 シャーリーとペリーヌは背中合わせで空中にいる。敵の数は既に二十を超えているだろうか、本当にコバエの群れに突っ込んだようだ。そして、中を空にしたのか、空母型のネウロイは徐々に小さくなり、やがて見えなくなった。 そちらのお嬢さん二人、聞こえるか? こちらは双眼鏡越しに貴君らを目視している シャーリーとペリーヌへ向けて、男の声が放たれる。 「聞こえていますわ!」 「うっとおしいほどにね!」 シャーリーの皮肉には応答せず、男の声は指示を下す。 ああ、噂通りの美声だ。良く聞け、そのまま飛んで今から六秒後に急上昇か急降下しろ。一、二…… 状況が把握できないが、二人はその指示通りに飛び、そして、シャーリーは急降下を、ペリーヌは急上昇を行う。 カウントアップからきっかり六秒後、青白い光線がまるで矢のように、先ほどまで二人をいた地点を……それに追随していた小型ネウロイを、薙ぎ払った。 ネウロイは小さな爆発を起こしながら、白い破片となって空に溶ける。 露払いは済んだ。こちら次の攻撃まで距離が必要であるため残りの掃討を頼む 基地からは味方の発進を告げる白い飛行機雲が立ち上っている。 「一体何が起こったんだ?」 「空が爆発したみたい」 バルクホルンとエーリカがネウロイに狙いを定めながら状況の整理を進める中、ミーナと坂本は険しい顔で男の方向を見つめていた。 「一体奴は何者なんだ?」 「上層部はよほど私達のことが嫌いみたいね」 ミーナと坂本も、数の減ったネウロイの群れへと突っ込む。劣勢は一瞬にして覆された。 ――――ブリーフィングルーム―――― 「……と言うわけで、本日からこちらに配属となった『俺』という。出身はガリアだ。階級は大尉だが、敬称はいらない。話しやすいように呼んでくれて構わない」 色あせた金色の短髪を逆立て、カールスラント軍アフリカ方面隊熱帯仕様のダークグリーンのロングコートをまとった男はブリーフィングルームの壇上に立ち、立てた襟で隠した口から低い声で慣れたように自己紹介を行う。ミーナは目元を押さえながら、書類に眼を通している。 この男の配属の理由は、いわゆる「テスト」であった。 原隊ではろくに機動も出来ない新兵のせいであまりにも固有魔法が制限されたために各地を転々とし、そして今度はベテラン揃いの501に飛ばされた、というわけだ。おそらく、ここで戦果を挙げれば、またエース揃いの場所へ飛ばされるのだろう。 それこそ、使い捨ての鉄砲玉のように。 「ミーナ中佐? 自己紹介は終了しましたが、この後のご予定は?」 その言葉に、ミーナははっとしたように書類から眼を上げ、男を見つめる。男の持つ、狼を連想させる黒の瞳は何を考えているのかは分からない。 「ええと、そうね。あなたの部屋へ案内するわ。同じガリアの出身同士、いろいろと会話もあるでしょうから――ペリーヌさん、例の部屋へ案内してあげて」 その言葉に、不信感を丸出しにしていたペリーヌは、弾かれたように立ち上がる。 「りょ、了解しましたわ。ええと、大尉。ご案内しますわ」 「よろしく頼む、中尉殿」 コツコツと靴音を響かせ、二人はブリーフィングルームを出る。扉が閉じられたその瞬間、思い思いの言葉がブリーフィングルームに飛び交う。ウィッチが男だっただの、あのレーザーは何なのか、だの。 「それでは、解散です」 ミーナはそう宣言すると、再び資料へ眼を落とした。資料の表紙には大きな文字で「特秘」の文字が捺印されている。 俺大尉、十八歳。ウィッチとしては全盛期の後の停滞期であろう。魔法力はこの年齢をピークに徐々に減衰して行くのだ。もっとも、男のウィッチの場合は分からないが。 自称となっている公式撃墜数は共同撃墜を含めて125機、しかし随伴した僚機の報告を基にすれば、その数は容易く倍以上に跳ね上がる。 どうやら、スコアの譲渡が行われているようだ。 ミーナは大きくため息を吐く。素行に関しては問題は無いが、戦闘に関しての不安は多々あるのだ。 資料に記されていた一文が、ミーナのそのため息の理由であった。 「ネウロイの群れに突進し、無茶苦茶に暴れまわる事が多々あり。指揮官は留意すること」 ――――廊下―――― 「……貴君はパ・ド・カレーの生まれだったな?」 廊下を歩く二人を一瞬だけ沈黙の気配が包んだが、それを破ったのは男の声であった。ペリーヌは声を上ずらせながら、肯定を行う。 「え、ええ。そうですわ。あなたの生まれは?」 「ノルマンディだ。しがない商人の子だよ」 コツコツと、靴音が響く。 「そういえば、あのときの光線、あれは?」 「私の固有魔法だ。詳しくは実戦でお目見えしよう」 並んで歩くと、二人の身長差は頭二つ分ほどもある。暑苦しいコートを着込んでいるため体格までは分からないが、汗一つかいていないところを見るに、太ってはいないようだ。 「……アフリカで従軍していましたの?」 「ああ、昔の話だ。あの場所に比べればどこもかしこも天国だよ。砂が無いし、水がある」 こつ、と靴音を立てると、二人は木の扉の前で足を止める。 「ここがあなたの部屋ですわ」 「ああ、立派なものだ。感謝するよ、中尉」 ペリーヌは男に部屋の鍵を渡すと、足早に来た廊下を戻りだす。その行動をさして気にする様子は無く、男は鍵を解錠し、扉を開ける。 簡素な、生活に必要最低限の部屋だ。家具と言える家具は、ベッドとサイドチェストしかない。もっとも、彼にはこれで十分なのだが。 男はコートを脱ぎ捨て上半身を空気に晒すと、ベッドに腰掛ける。足首までをすっぽりと覆うダークグリーンのズボンは、女性ウィッチからすれば珍しく映っただろうか。 贅肉はまるで溶け落ちたように、その痕跡すら残さずに消え去っており、代わりに薄い紙を十重二十重にも塗り重ねたような筋肉が存在していた。そして男の両腰に差してある拳銃が、鈍く光を返す。 一見カールスラント製の、モーゼル・シュネルフォイヤーにも見えるが、これはあまりにも銃身が長すぎる。 銃身は優に一メートルを超え、並みの兵士であれば取りまわすのさえ困難であろうが、そこは魔法力による身体強化で通常運用をしているのだ。 男はサーベルと見まごうほどのその銃を両腰から抜き去ると、丁寧にベッドの脇のサイドチェストに立てかける。扉の向こう側で、かすかに物音が響いた。 「ウジュジュー、新入りはどんな感じかなー」 「おいおいルッキーニ、また中佐に怒られるぞ」 「おいミヤフジ、押すなっテ」 「ご、ごめんなさい、エイラさん。ああ、リーネちゃんのが後頭部に……シャーリーさんのが頭頂部に……」 「こ、こんなことして良いんでしょうか?」 男はため息を吐く。彼の原隊でも度々こういうことはあったし、慣れたつもりでもある。 しかし、扉の向こう側は結構な大人数のようだ。音を立てないように、男はコートを手に持つと扉へと近づく。 キイ、という軽い軋みの音とともに、外側から扉は開かれる。 「ウジュ?」 「どうだー、ルッキーニ?」 「暗くて何も……」 突如扉が内側から開かれ、体重を預けていた五人は室内になだれ込む。 「……本当に大人数じゃないか」 開けられた扉の隙間にコートを張り、目隠しをしていたため、現在男は上半身裸である。 当然男の裸に免疫の無いいたいけな少女達は顔を真っ赤に染め、金切り声を上げて部屋から退散して行った。 「……いつものことだ。ああそうだとも、いつものことだ」 男はコートを羽織ると、扉を閉めようとした――瞬間、細い指先が扉の隙間に挟まれ、徐々に廊下との面積を広げられる。 「俺大尉! いもうt……仲間達に淫行をしたと言うのは事実か!?」 「(何……だと……?)」 「事実かと聞いている!」 まるで油圧ジャッキの如き力で扉がこじ開けられ、男は思わず扉を離した。バルクホルンの顔は、悪鬼羅刹でさえ逃げ出しそうな表情を浮かべている。 「誤解だ、バルクホルン大尉。私はただ部屋の扉を開けただけだ」 「嘘を吐くな! ならばなぜあいつらが真っ赤な顔で一目散に食堂へ駆け出したんだ!!」 「男の裸に免疫が無いからだろう。あの時私は上半身裸だった。自室なのだからそこまで拘束はされまい?」 その言葉に、バルクホルンの言葉は詰まる。確かに、自室で半裸になろうが全裸になろうが白目を剥こうが、それは個人の自由である。 「ふ、ふん。まあ良い。詳しくあいつらに事情を聞いて、証拠が出揃い次第お前を懲罰房へ送ってやる」 「ああ、期待しておくよ。かの有名な撃墜女王バルクホルンと会話が出来て至極光栄だ。軍法会議以外でまたお会いしたいものだ」 お互いに憎まれ口を叩きあいながら、バルクホルンは部屋を後にする。男は気づいたように、ああそうだ、と言葉を紡ぐと、バルクホルンは男のほうを向いた。 「夕食の時間はいつ頃だ? それまでに私がやるべきことはないか?」 「夕食の時間になったらクロステルマン中尉がお前を呼ぶそうだ。食堂の場所も引率されて覚えろ。それまでは『淫行以外なら』何をしても良いそうだ」 その言葉に、男はくつくつと笑う。それはまるで狼が獲物を前にして喉を鳴らす様子に似ていた。 「自由すぎるな。新入りの男だからこそ、衛兵の監視が付くものと思っていたが」 「貴様がそのつもりならば、今ここで私が拘束しても良いんだぞ?」 「否、それは御免被る。夕食で会おう、お嬢さん(フロイライン)」 わずかに眉を吊り上げるバルクホルンの反応に、クツクツと笑いながら男は扉を閉める。そしてベッドに腰掛けると時計を眺め、窓を見つめた。 「ストライクウィッチーズ、か」 窓の外から見える景色は、平和以外の何物でもない。願わくばこの時間が永遠に続くように、と願いながら、男は瞳を閉じ、ベッドに横になった。 第二話、転属兵士は人狼兵士へ
https://w.atwiki.jp/oreqsw/pages/1902.html
――――海上―――― 「失敗でしたわ」 ペリーヌ・クロステルマンは苦々しい表情で呟く。管制塔からの情報によれば、ネウロイの数はたった一機、それは誤りのなかった報告であったはずだ。だが、現在ペリーヌは六機の敵に追い回されている。 確かに、情報には間違いはなかったのだ。ただ、一基のネウロイは遥か遠方から、ペリーヌを追跡する小型のネウロイを射出している。 模擬戦途中と言うことで一足早く戦場へ駆けつけ、そしてあわよくばそのまま撃墜してスコアを増やそうとしたペリーヌとシャーリーの二人は、手痛い攻撃を受けていた。 「キリがないぞ!」 シャーリーは自らの背後に取り付くネウロイに銃弾を浴びせながら回避軌道を描くが、ネウロイの数は減るどころか、むしろ増加している。とてもではないが、手が足りない。 「あのネウロイ……あの空中空母を落とさないことにはどうにもならないようですわね」 ペリーヌは遥か遠方の黒い影を見遣る。視界の先の芥子粒ほどの大きさの黒い点からは、砂粒のような黒い点がまるで驟雨のごとく放出され、こちらに向かってきている。おそらく、あと数分もすれば完全に戦場を飲み込まれてしまうだろう。 「あの距離じゃ私のスピードでも追いつけるかどうか分からないな。っと」 ペリーヌの背後で小型ネウロイが銃弾を食らい、黒い煙を噴いて海面に落ちてゆく。それに感謝するように、ペリーヌもシャーリーの背後のネウロイに銃弾を放った。 「とにかく、ここを突破されたらそのまま基地に食いつかれますわ。他の皆さんが上がるまで、なんとかここを守りぬきませんと」 次第に数を増す黒い影は、まるでコバエの群れのような不快感を与える。十分な戦力がある状態ならば固有魔法である雷撃で一閃すれば良いのだが、今はたった二人。 すなわち、自らの魔力が切れてしまえば敵の中に仲間を置き去りにしてしまうのだ。それだけは、ペリーヌは避けたかった。 貴族として、それ以前に、人間として。 ――――501基地、ハンガー―――― 「整備はまだ終わらないのか?!」 バルクホルンは苛立ちを隠せないように、そう叫ぶ。 それもそのはず、本来ならば帰投直後に行われるべき整備がネウロイの攻撃による部品発注の遅延のために出来ず、ようやく届いた部品で整備をしている最中なのだ。 ちなみに、前回の作戦ではシャーリーとペリーヌ、そして夜間組は待機していたため、模擬戦が出来ている。襲撃周期を見越して、今日は安全日だと予感したはずであったが、今回はそれが仇になった。 そして夜間組はたった今帰投したばかりなので、戦力には見込めないというのがミーナの考えであった。夜間哨戒空けに小戦力での戦闘をこなせるほど、彼女達は精神的に余裕は無い。 「落ち着きなって、トゥルーデ。あの二人なら何とか持ちこたえてくれるよ」 エーリカは朗らかに言うが、顔には隠しきれない不安の色が残る。それはほかの面々も同じようだ。 整備兵の顔の険しさが若干緩み、それを治そうと顔の筋肉が引きつりながら、兵士は敬礼をして言葉を紡ぐ。 「よし! お待たせしました! 出撃できます!」 どうやら他の整備兵も整備を終えたらしい。その言葉に、ストライクウィッチーズは自分の愛機へとかけだし、そして出撃の準備を始める。 その瞬間、ストライクウィッチーズ全員が装着している、耳の小型インカムに男の声が聞こえた。 こちらは『エクスキャリバー』 ――――海上―――― 「おい、今の声……」 「男性の声でしたわね。一体どういう――」 シャーリーとペリーヌは背中合わせで空中にいる。敵の数は既に二十を超えているだろうか、本当にコバエの群れに突っ込んだようだ。そして、中を空にしたのか、空母型のネウロイは徐々に小さくなり、やがて見えなくなった。 そちらのお嬢さん二人、聞こえるか? こちらは双眼鏡越しに貴君らを目視している シャーリーとペリーヌへ向けて、男の声が放たれる。 「聞こえていますわ!」 「うっとおしいほどにね!」 シャーリーの皮肉には応答せず、男の声は指示を下す。 ああ、噂通りの美声だ。良く聞け、そのまま飛んで今から六秒後に急上昇か急降下しろ。一、二…… 状況が把握できないが、二人はその指示通りに飛び、そして、シャーリーは急降下を、ペリーヌは急上昇を行う。 カウントアップからきっかり六秒後、青白い光線がまるで矢のように、先ほどまで二人をいた地点を……それに追随していた小型ネウロイを、薙ぎ払った。 ネウロイは小さな爆発を起こしながら、白い破片となって空に溶ける。 露払いは済んだ。こちら次の攻撃まで距離が必要であるため残りの掃討を頼む 基地からは味方の発進を告げる白い飛行機雲が立ち上っている。 「一体何が起こったんだ?」 「空が爆発したみたい」 バルクホルンとエーリカがネウロイに狙いを定めながら状況の整理を進める中、ミーナと坂本は険しい顔で男の方向を見つめていた。 「一体奴は何者なんだ?」 「上層部はよほど私達のことが嫌いみたいね」 ミーナと坂本も、数の減ったネウロイの群れへと突っ込む。劣勢は一瞬にして覆された。 ――――ブリーフィングルーム―――― 「……と言うわけで、本日からこちらに配属となった『俺』という。出身はガリアだ。階級は大尉だが、敬称はいらない。話しやすいように呼んでくれて構わない」 色あせた金色の短髪を逆立て、カールスラント軍アフリカ方面隊熱帯仕様のダークグリーンのロングコートをまとった男はブリーフィングルームの壇上に立ち、立てた襟で隠した口から低い声で慣れたように自己紹介を行う。ミーナは目元を押さえながら、書類に眼を通している。 この男の配属の理由は、いわゆる「テスト」であった。 原隊ではろくに機動も出来ない新兵のせいであまりにも固有魔法が制限されたために各地を転々とし、そして今度はベテラン揃いの501に飛ばされた、というわけだ。おそらく、ここで戦果を挙げれば、またエース揃いの場所へ飛ばされるのだろう。 それこそ、使い捨ての鉄砲玉のように。 「ミーナ中佐? 自己紹介は終了しましたが、この後のご予定は?」 その言葉に、ミーナははっとしたように書類から眼を上げ、男を見つめる。男の持つ、狼を連想させる黒の瞳は何を考えているのかは分からない。 「ええと、そうね。あなたの部屋へ案内するわ。同じガリアの出身同士、いろいろと会話もあるでしょうから――ペリーヌさん、例の部屋へ案内してあげて」 その言葉に、不信感を丸出しにしていたペリーヌは、弾かれたように立ち上がる。 「りょ、了解しましたわ。ええと、大尉。ご案内しますわ」 「よろしく頼む、中尉殿」 コツコツと靴音を響かせ、二人はブリーフィングルームを出る。扉が閉じられたその瞬間、思い思いの言葉がブリーフィングルームに飛び交う。ウィッチが男だっただの、あのレーザーは何なのか、だの。 「それでは、解散です」 ミーナはそう宣言すると、再び資料へ眼を落とした。資料の表紙には大きな文字で「特秘」の文字が捺印されている。 俺大尉、十八歳。ウィッチとしては全盛期の後の停滞期であろう。魔法力はこの年齢をピークに徐々に減衰して行くのだ。もっとも、男のウィッチの場合は分からないが。 自称となっている公式撃墜数は共同撃墜を含めて125機、しかし随伴した僚機の報告を基にすれば、その数は容易く倍以上に跳ね上がる。 どうやら、スコアの譲渡が行われているようだ。 ミーナは大きくため息を吐く。素行に関しては問題は無いが、戦闘に関しての不安は多々あるのだ。 資料に記されていた一文が、ミーナのそのため息の理由であった。 「ネウロイの群れに突進し、無茶苦茶に暴れまわる事が多々あり。指揮官は留意すること」 ――――廊下―――― 「……貴君はパ・ド・カレーの生まれだったな?」 廊下を歩く二人を一瞬だけ沈黙の気配が包んだが、それを破ったのは男の声であった。ペリーヌは声を上ずらせながら、肯定を行う。 「え、ええ。そうですわ。あなたの生まれは?」 「ノルマンディだ。しがない商人の子だよ」 コツコツと、靴音が響く。 「そういえば、あのときの光線、あれは?」 「私の固有魔法だ。詳しくは実戦でお目見えしよう」 並んで歩くと、二人の身長差は頭二つ分ほどもある。暑苦しいコートを着込んでいるため体格までは分からないが、汗一つかいていないところを見るに、太ってはいないようだ。 「……アフリカで従軍していましたの?」 「ああ、昔の話だ。あの場所に比べればどこもかしこも天国だよ。砂が無いし、水がある」 こつ、と靴音を立てると、二人は木の扉の前で足を止める。 「ここがあなたの部屋ですわ」 「ああ、立派なものだ。感謝するよ、中尉」 ペリーヌは男に部屋の鍵を渡すと、足早に来た廊下を戻りだす。その行動をさして気にする様子は無く、男は鍵を解錠し、扉を開ける。 簡素な、生活に必要最低限の部屋だ。家具と言える家具は、ベッドとサイドチェストしかない。もっとも、彼にはこれで十分なのだが。 男はコートを脱ぎ捨て上半身を空気に晒すと、ベッドに腰掛ける。足首までをすっぽりと覆うダークグリーンのズボンは、女性ウィッチからすれば珍しく映っただろうか。 贅肉はまるで溶け落ちたように、その痕跡すら残さずに消え去っており、代わりに薄い紙を十重二十重にも塗り重ねたような筋肉が存在していた。そして男の両腰に差してある拳銃が、鈍く光を返す。 一見カールスラント製の、モーゼル・シュネルフォイヤーにも見えるが、これはあまりにも銃身が長すぎる。 銃身は優に一メートルを超え、並みの兵士であれば取りまわすのさえ困難であろうが、そこは魔法力による身体強化で通常運用をしているのだ。 男はサーベルと見まごうほどのその銃を両腰から抜き去ると、丁寧にベッドの脇のサイドチェストに立てかける。扉の向こう側で、かすかに物音が響いた。 「ウジュジュー、新入りはどんな感じかなー」 「おいおいルッキーニ、また中佐に怒られるぞ」 「おいミヤフジ、押すなっテ」 「ご、ごめんなさい、エイラさん。ああ、リーネちゃんのが後頭部に……シャーリーさんのが頭頂部に……」 「こ、こんなことして良いんでしょうか?」 男はため息を吐く。彼の原隊でも度々こういうことはあったし、慣れたつもりでもある。 しかし、扉の向こう側は結構な大人数のようだ。音を立てないように、男はコートを手に持つと扉へと近づく。 キイ、という軽い軋みの音とともに、外側から扉は開かれる。 「ウジュ?」 「どうだー、ルッキーニ?」 「暗くて何も……」 突如扉が内側から開かれ、体重を預けていた五人は室内になだれ込む。 「……本当に大人数じゃないか」 開けられた扉の隙間にコートを張り、目隠しをしていたため、現在男は上半身裸である。 当然男の裸に免疫の無いいたいけな少女達は顔を真っ赤に染め、金切り声を上げて部屋から退散して行った。 「……いつものことだ。ああそうだとも、いつものことだ」 男はコートを羽織ると、扉を閉めようとした――瞬間、細い指先が扉の隙間に挟まれ、徐々に廊下との面積を広げられる。 「俺大尉! いもうt……仲間達に淫行をしたと言うのは事実か!?」 「(何……だと……?)」 「事実かと聞いている!」 まるで油圧ジャッキの如き力で扉がこじ開けられ、男は思わず扉を離した。バルクホルンの顔は、悪鬼羅刹でさえ逃げ出しそうな表情を浮かべている。 「誤解だ、バルクホルン大尉。私はただ部屋の扉を開けただけだ」 「嘘を吐くな! ならばなぜあいつらが真っ赤な顔で一目散に食堂へ駆け出したんだ!!」 「男の裸に免疫が無いからだろう。あの時私は上半身裸だった。自室なのだからそこまで拘束はされまい?」 その言葉に、バルクホルンの言葉は詰まる。確かに、自室で半裸になろうが全裸になろうが白目を剥こうが、それは個人の自由である。 「ふ、ふん。まあ良い。詳しくあいつらに事情を聞いて、証拠が出揃い次第お前を懲罰房へ送ってやる」 「ああ、期待しておくよ。かの有名な撃墜女王バルクホルンと会話が出来て至極光栄だ。軍法会議以外でまたお会いしたいものだ」 お互いに憎まれ口を叩きあいながら、バルクホルンは部屋を後にする。男は気づいたように、ああそうだ、と言葉を紡ぐと、バルクホルンは男のほうを向いた。 「夕食の時間はいつ頃だ? それまでに私がやるべきことはないか?」 「夕食の時間になったらクロステルマン中尉がお前を呼ぶそうだ。食堂の場所も引率されて覚えろ。それまでは『淫行以外なら』何をしても良いそうだ」 その言葉に、男はくつくつと笑う。それはまるで狼が獲物を前にして喉を鳴らす様子に似ていた。 「自由すぎるな。新入りの男だからこそ、衛兵の監視が付くものと思っていたが」 「貴様がそのつもりならば、今ここで私が拘束しても良いんだぞ?」 「否、それは御免被る。夕食で会おう、お嬢さん(フロイライン)」 わずかに眉を吊り上げるバルクホルンの反応に、クツクツと笑いながら男は扉を閉める。そしてベッドに腰掛けると時計を眺め、窓を見つめた。 「ストライクウィッチーズ、か」 窓の外から見える景色は、平和以外の何物でもない。願わくばこの時間が永遠に続くように、と願いながら、男は瞳を閉じ、ベッドに横になった。 第二話、転属兵士は人狼兵士へ
https://w.atwiki.jp/valkyria2/pages/68.html
小ネタ・裏技 小ネタ・裏技 [#m56f4142] ミッションでのテクニック [#f6270c66] CPを有効に使うには [#c0ccebea] 地雷による移動距離稼ぎ [#ga1ff58b] 戦車による地雷処理 [#ob11b220] 敵兵の迎撃を使った同士討ち [#ff02a4ab] 安全に移動する方法 [#e7c8e2e8] 素早く構えるひと工夫 [#ne820f36] 複数撃破 [#a14444da] 視点と射線の変更 [#p98d0069] 爆発物取り扱い [#x19683bb] 防弾の限界 [#w0755afd] V2対策 [#l48be526] 「極み」の発動タイミング [#f94a5ab2] 援護射撃の落とし穴[#i9555c6b] ポテンシャルで索敵 [#f267f395] 小ネタ [#o04157b4] 距離の目安 [#e549efb7] 支援兵の簡単な育て方 [#x8617490] バルドレンの戦線復帰要請対策 [#z9f53df4] 序盤で入手しておくと後が楽になる鹵獲兵器 [#y152a4e1] 初級修了証と上級修了証について [#w8dd5dc2] 兵種変更の項目で名前の左にでる記号について [#i9b86d06] イーディの絵 [#ka5eaaa6] 雪うさぎ [#ye33dbfc] 敵エース [#o5b17cf1] 購買部でオーダーを購入できるタイミング [#oa5e5477] タイトル画面 [#hcae144c] 前作関連の話題 [#gc515eef] 裏技 [#rbecc2ea] クリア前に3人目のリーダー [#vcbcba6c] 「稼ぎ」は稼ぎに移動しました。 ミッションでのテクニック CPを有効に使うには Sランク取得や戦いを有利に進めるための基本がCPの使い方。 CPを有効に使うにはユニットに複数の目的を持って配置、行動するといい。 たとえば、草むらの索敵と拠点確保、本拠点の確保と迎撃など。 その点で装甲車は兵員の移動、索敵、歩兵の排除など戦車より複数の目的をこなせる。 しかし、突出すると脆さが仇になって対戦車兵や敵戦車にあっさりやられることもしばしば。 制圧の済んでない方向には背を向けないよう心がけよう。 また、敵フェイズ中に迎撃で敵の数を減らすのもいい。 自フェイズ中に戦車や対戦車兵を倒しておき、敵フェイズ中に戦車の機銃や機関銃で迎撃。 この際には、射程が長い兵装がより効果的となる。 防衛ミッションや敵が集中している場所で特に有効だが、拠点奪取ミッション等では敵はあまり攻めてこないので効果は薄い。 オーダーは前作と比べ、消費CPが多くなったので使用は控えた方がいい。 地雷による移動距離稼ぎ 前作から引き続き使える技。 対人地雷をわざと踏んで、進みたい方向に移動しつつ炸裂させることで、移動距離を伸ばすことが可能。 もちろん大ダメージを受けるので、単なる自爆になる可能性もある点には注意が必要。 ただ、榴弾耐性のある対戦車兵なら、数ポイントのダメージと引換で済むのでお得。 だが前作と違い、対戦車地雷が歩兵が踏んでも炸裂するようになった点には注意。 対戦車兵でも数十ポイントのダメージを受け、他の兵科なら一撃で瀕死になる。 戦車による地雷処理 こちらも前作から引き続き使える技。 対人地雷は戦車で踏む分には、炸裂してもノーダメージで済む。 対戦車地雷が無い場所なら、戦車を先行させてわざと踏ませることで、地雷除去を行うことが出来る。 ただ装甲の薄い装甲車の場合、対人地雷でも少なからずダメージを受けるため注意が必要。 ちなみに対人地雷と対戦車地雷は大きさ、色で判断。 敵兵の迎撃を使った同士討ち こちらも前作から引き続き使える技。 敵兵は多少仲間に当たる可能性があっても、迎撃を行うことを逆手にとった技。 迎撃をしてくる敵と味方の間に敵を挟んだ状況を作ることで、敵の迎撃を別の敵に当てさせて倒す技。 たとえ回避率の高いエースでも迎撃の流れ弾は回避しないため、確実に体力を削ることが可能。 とはいえこちらも迎撃でダメージを受けるので、機銃弾でダメージを受けない戦車や、ポテンシャル「ノーダメージ」が発動した味方で狙うのが最良。 正面以外からだとダメージを受けるリスクはあるが、技甲兵系でも狙える。 安全に移動する方法 こちらも前作から引き続き使える技。 ターゲットモードに移行すると敵の迎撃がキャンセルされることを利用する。 V2や戦車等の迎撃開始に時間がかかる兵種を相手にする場合、ターゲットモードのキャンセルを繰り返し行えば全く迎撃を受けずに接近することができる。 素早く構えるひと工夫 こちらも前作から引き続き使える技。 ターゲットモードに切り替えるとき武器によって攻撃可能になるまでの時間が異なる。 モーション移行中にも迎撃は食らい続けるので、モーションの短い手榴弾やラグナエイドに予め武器を変えておくと受ける迎撃を多少軽減することができる。 モーションに時間がかかる対戦車兵を突っ込ませる時や上記のテクを行う時に有効。 また、走っている状態から構えると立ち止まるモーションが入るため、距離によっては歩きから構える方が迎撃時間を少なく出来る。 複数撃破 突撃兵等多くの弾を撃つ兵科は、弾を撃ちきる前に敵を撃破する事が多々あるので 全ての弾を無駄なく当てるために、敵と敵の延長線上にキャラを配置する事で 範囲攻撃の武器でなくても1CPで複数の敵を撃破することが可能になります。 同じように 狙撃猟兵のオートスナイパーライフルの三連射を用いて、複数同時にヘッドショットを行うことも有効な戦術です。 視点と射線の変更 ターゲットモード時に右側に壁があり、普通なら弾が壁に当たる状況でも △ボタンで視点を変更する事により、敵に当てる事ができるようになります。 他にも射線上の障害物を避けたり、複数撃破のための調整などにも有効です。 爆発物取り扱い 迫撃槍や手榴弾などの爆発攻撃武器は着弾点からの攻撃判定になるので 敵の側面や背面に落とせば多少高いダメージを見込める。 敵の正面が硬いほど効果があるので、対戦車砲座などに試してみると非常にわかりやすい。 また、一度敵から発見されていても物陰に隠れると未発見に戻ることを利用して 物陰から敵の側面などに着弾させてやれば回避されない攻撃をすることができる。 ただし、爆心から離れるほど威力が下がるので着弾点を敵から離しすぎると威力は激減する。 バトルポテンシャルの火薬過剰は爆心から離れても威力が下がりにくくなる。 毎回必ず発動するわけではないが、拠点奪取など敵をまとめてふっ飛ばしたい時には付けておいて損はない。 防弾の限界 装甲車や技甲兵系の前面は基本防弾ですが、ある程度威力の高い攻撃は貫通してしまいます。 (例:スナイパーライフルの銃弾、重機関銃等) そのため、重機関銃なら迎撃で敵装甲車や技甲兵系を倒すことも可能です。 応用として「対人攻撃の極み」を持つ突撃兵のサブマシンガンなら、技甲兵系を真正面から撃破することも可能です(行動時に限る)。 同様に味方戦車でも、亡霊戦車やディルクのような攻撃力の高い迎撃は無効化出来ず、撃破されることがあるので注意。 V2対策 3月以降、何かと戦うことになる人造ヴァルキュリア・V2。 供給車両を破壊しステータスを低下させて戦うのが基本となりますが、フレックg3のような一発の攻撃力が高い武器なら、真正面から攻撃を通すことも可能です。 供給車両破壊前のV2は防御を行い閃光線も使用してくるため危険ですが、供給車両が敵陣奥に隠れており、破壊が困難な場合には効果的です。 ちなみにディルクのようなボスクラスの人造ヴァルキュリアは、供給車両破壊前は攻撃を全く受け付けないので注意。 また、供給車両はサブマシンガンや機関銃でもラジエーターを撃つことで一度で破壊できます。 「極み」の発動タイミング 行動開始時に必ず発動するため、頼りになる「~の極み」系バトルポテンシャル。 しかし行動開始時に発動するポテンシャルが他にあり、それが発動する場合はそちらの発動が優先される。 その場合、その場から少しでも移動しないと「~の極み」の方は発動しない。 例:「対甲アップ」が発動した際には、静止していると「対甲攻撃の極み」は発動しない そのため行動開始直後に攻撃に移る際には、気をつけないと極みなしで攻撃してしまい、想定より低いダメージで終わることもあるため注意。 援護射撃の落とし穴 攻撃時、味方がそばにいると行われることがある援護射撃。 ダメージ上乗せになるため頼りになりますが、実は援護する側の射線上に味方がいても行われることがあります。 そのため、 「援護射撃→援護された側に援護射撃がヒット→援護された側瀕死」 …などという泣くに泣けない事態に陥る可能性もあるため、援護射撃発動時は敵味方の位置関係にも気を付けましょう。 ポテンシャルで索敵 「負けず嫌い」のような敵がそばにいると発動するポテンシャルは、こちらが敵を発見していなくても発動します。 これを利用すれば、匍匐中や壁の向こうの敵兵の大まかな位置を把握することが可能です。 小ネタ 距離の目安 地図の1マスの距離は100×100であり、ミッションモードの下の1メモリが100である。 AP100であれば1マス先まで移動可能で、射程100であれば1マス先までが有効射程距離となる。 支援兵の簡単な育て方 支援兵は自軍車両の修理や味方への弾薬補給ができることに対して、 手榴弾がないことや耐久力が低いことが 仇となり、単騎ではどうしても評価を得にくい。 かといって回復は味方が被弾しているときにしか行えず、限定された条件下でしか評価が得られないのも苦労のひとつ。 そこで有効になってくるのが、いったん楽奏兵に兵種変更してしまう方法。 楽奏兵であれば、自軍拠点から出撃して味方に演奏を行うだけで評価を得られる。 またミッションの勝利条件や敵の配置によっては、火炎放射搭載の装甲車でキャリーし、敵拠点を強引に制圧してしまうという方法もある。 最初に支援兵を乗せた装甲車で敵拠点まで侵攻し、防衛している敵を火炎放射で撃破または土嚢ごと轢いて立たせる。 そして支援兵を出撃させ、立たせた敵を可能な限り倒して占領を行えば、必要十分な評価を得られる。 評価の調整次第では、二度ほど拠点制圧を繰り返すことで首席や次席を狙うことも可能になる。 以上の方法で単位を貯め、改めてそれぞれ目標の兵種へ変更すれば良い。 しかし狙った単位を取得するには、やはり相当数のミッションを繰り返す必要がある。 なお全員を楽奏系にしてしまい、弾薬補給や戦車の修理ができず苦戦することがないよう注意されたし。 バルドレンの戦線復帰要請対策 バルドレンの戦線復帰要請は、倒した敵の死体に触れ強制入院させることでその敵の復帰を防ぐことができる。 ただし、一人残らず強制入院させてしまうと戦線復帰要請そのものを使ってこないので注意。 序盤で入手しておくと後が楽になる鹵獲兵器 3月になったら「フレックg3」と「鹵獲徹甲機銃A1」を入手すると後が楽になる。 この月から兵種変更できるようになるので、まずアバンを剣甲兵にする。 そして、DLCのエクストラミッション「メルフェアの危機」にいる虐殺者シハラを倒して「フレックg2」を一つ入手。 これは一つあれば十分なので、後はアバンを他の兵種にしていいし好きな技甲兵を育てて剣甲兵にすればいい。 その後は、「あの橋を突破せよ」の狩人ヤマシか「防衛試験」の甘えのナギーから「鹵獲徹甲機銃A1」を入手。 また、ルネの友好度を上げてクラスメイトミッション「泥だらけの戦い」を受けられるようにして、ここにいる鋼鉄のオイカーを フレックg2装備の剣甲兵で倒して更に上位の武器「フレックg3」を入手。 フレックg2を取らずにいきなりフレックg3を取ってもいいが、この段階で開発できる剣だと鋼鉄のオイカーを倒すのに 時間がかかるという事を考慮しておこう。 この二種類の鹵獲兵器があれば、序盤の難敵であるV2やディルクやバルドレンを相手にしても十分戦える。 偵察兵には、DLCの「攻略戦演習 対F組」のわがままオーツを倒して入手出来る「ヘルヴォルg11」を持たせておくと、多少無茶が出来るようになる。 突撃兵には、DLC「掃討戦演習 対E組」の稲妻のシャカイから入手出来る「ヒルドg11」がお勧め。 威力・射程・命中精度が極めて高いバランスでまとまっており、クリア後も頼りになる。 初級修了証と上級修了証について 確率の高低はありそうだが、初級修了証は3月以降のフリーミッション(キー含む)および購入ミッションなら取得単位に表示されていなくても出る。 上級修了証は8月以降。 クラスメイトミッションでは出ないがエクストラミッションでは取得単位に表示されていれば出る。 単位と同じく評価ポイントが+1でもあればもらえるチャンスが出来るが、主席・次席の方がもらえる枠が増えるため、 重視しているキャラの評価ポイントは多いに越したことはない。(枠は増えても貰えるかどうかは運) 枠は主席が3、次席が2~3、それ以下はすべて1~2枠のランダム。 兵種変更の項目で名前の左にでる記号について !・・・未経験の兵科に変更できるサイン ☆・・・一度でもその兵科になったことがある ☆P・・・その兵科のバトルポテンシャルを覚えている イーディの絵 戦場マップ「ランシール士官学校」の倉庫にはイーディの絵が放置されている。 詳しい場所はエリア2 [7-B] 雪うさぎ 戦場マップ「ディバル山脈」のエリア3にあるコテージ横のそりの上には雪うさぎがいる。 敵エース 敵エースの名前は開発スタッフの名前をもじったもの。なぜかPSPo2の酒井Pも混じっている。 ノナーンコフ(野中竜太郎)とか前作にいたエースが何人かいなくなっているのは、開発に関わっていないため。 購買部でオーダーを購入できるタイミング 学校の全体図を見た時に、少し待っているとパン屋(黄色)の車が門を通り、学生寮前の駐車場に停まる。 この時はウェルキンが購買部にいてオーダーが購入できる。 ウェルキンがいない場合、ミッションをこなして日付を変えてみよう。 いるのがウェルキンかアリシアかは判別できない? タイトル画面 ずっとそのまま見ていると、夜になり朝が来て昼へと移り変わっていく。 前作関連の話題 ※前作のネタバレが多分に含まれているので注意して下さい ・3月の出来事6、コーデリアがG組に配ったシナモンパン …コーデリアの好物。7月事件の際にアリシアから貰ったのが切っ掛け。 ・4月の出来事2、「2年前に現れた純血のヴァルキュリアには~」 ・博物総覧「ヴァルキュリア人」、「その末裔と思われる兵士が~」 …セルベリアとアリシアのこと。 セルベリアは帝国のヴァルキュリアとして戦場で猛威を奮い、アリシアは彼女を打倒してガリア軍を優位に導いた。 ・5月の出来事2、「絶版になったテイマー技師の論文集~」 ・他愛のない日々「兵器公社からの通知」、「テイマー博士が~」 …エーデルワイス号等を設計したダルクスの天才技師にして、イサラの実父でもあるテイマーのこと。 他にもT-MAG機銃、テイマー強化対戦車槍などが彼の作品らしい。 ・9月の出来事5、「帝国の皇子に想いを寄せたヴァルキュリア」 …セルベリアのこと。 自身を研究施設から連れ出してくれたマクシミリアンに忠誠を近い、崇拝にも近い愛情を持っていた。 ・ロッテ「ロッテの夢」、「イレーヌ・エレット」 …第7小隊の従軍記者を務めた、イレーヌ・エレットのこと。戦後結婚、姓をコラーと変え、従軍体験を元に「ガリア戦線記」を書いた。 前作はこの「ガリア戦線記」を紐解く形で話が進んでいく。 ・リコリス「リコリス・コンサート」 …リコリス以外のイベントでも時折登場する第7小隊所属の突撃兵イーディ・ネルソンは、前作ではその人気の高さから個別に「イーディ分隊」というDLCが用意されており、イーディが「小隊を率いた」と自称している点はあながち嘘でもない。 また歌が音痴すぎてアバンを耳鳴りにしたが、実際に前作DLCミッションでも同じ歌を披露して、当時のイーディ分隊のメンバーを全員気絶に追い込んでいる。(耳鳴りは第7小隊・イーディ分隊所属の突撃兵リィンの感想) ・春の思い出「赤き獅子」、「所属していた第3中隊で~」 …エレノアが率いていたのが義勇軍第3中隊。ウェルキンの第7小隊はその麾下。 ・春の思い出「見えぬ底意」、「ブルール産のチーズ~」 …ウェルキン、イサラ、アリシアの故郷であるガリア東部の街。パンと乳製品が特産。 ・夏の思い出「魅惑のスイカ」、「ポッテル農園の~」 …ラルゴがガリア戦役後、エレノアと一緒になって復興させた親から受け継いだ農園。 ・夏の思い出「お忍びの大公陛下」、「きっとエリシスも~」 …第7小隊所属の対戦車兵、エリシス・ムーアのこと。戦後、コーデリア付きの近衛兵になっている。 ・秋の思い出「制服の着こなし方」、「表紙はレミィ・リントン~」 …第7小隊所属の偵察兵、レミィ・リントンのこと。戦後は有名デザイナーの専属モデルに抜擢され、ファッションショー等で活躍している。 ・冬の出来事「女子の花園」、「ナンシー牧場の~」 …第7小隊所属の偵察兵、ナンシー・デュフォーが戦後始めた牧場と思われる。 毛糸が中々手に入らないのは、鍵をかけ忘れて家畜を逃がしたりする本人のドジっ子気質が影響している模様。 ・他愛のない日々「アマトリアンの便り」、「ジェーン」 …第7小隊所属の突撃兵、ジェーン・ターナーのこと。戦後も軍に残り、「サディスティックジェーン」の異名を持つ教官となった。 ・他愛のない日々「理解不能」、「新人のネーディレス……」 …第7小隊所属の支援兵、ネーディレスのこと。戦後は小説家(ジャンルは恋愛小説)を目指していたが、無事デビュー出来た模様。出版社に就職したマガリが彼女を担当していることを示唆されている ・ガリア・タイムス「ヴァーゼル橋で記念式典 犠牲者追悼」、「たくさんのコナユキソウが花咲き~」 …前作で「春の嵐」作戦終了後、アリシアが撒いたコナユキソウの種が根付いたもの。 ・ガリア・タイムス「ロージーの新曲ヒット 人々に勇気を与える」、「受け継がれる想い」 …前作でロージーがイサラの墓前で歌った名曲「受け継がれる想い」のこと。 ・ガリア・タイムス「精霊節 正規軍の中の意外なブームとは?」、「ダルクス人の中で伝わってきたお守りの人形を贈りあう~」 ・ステッカー「イサラのおくりもの」 …前作の精霊節でイサラが、ラルゴとロージーにダルクス人形(ステッカーに描かれているもの)を贈ったのがブームの発祥と思われる。 ・ロッテ通信「教育総監部の義勇軍担当者 本校を視察」、「ホーマー・ピエローニ伍長」 …第7小隊所属の支援兵、ホーマー・ピエローニのこと。 過酷な状況に悦びを感じる変わった性癖の持ち主で、その性癖を満たすため終戦後も軍に残った。 ・ロッテ通信「ユエル市の学生から感謝の手紙届く」、「オスカー・ベイラートさん」 …第7小隊所属の狙撃兵、オスカー・ベイラートのこと。終戦後は弟のエミールのため、医者になるべく猛勉強を行っていた。 臨床医学会も開かれる(ガリア・タイムス)ユエル市の学生ということから、医者への道を着実に歩んでいると思われる。 ・博物総覧「ガリアにおける戦車」、「エーデルワイス号」 ・ステッカー「エーデルワイス号」 …第7小隊でウェルキンとイサラが搭乗していたエーデルワイス号のこと。 大口径長砲身かつ自動装填装置装備の主砲や傾斜装甲を持ち、専用装備である程度の潜水渡河も可能という、時代を先取りした画期的戦車。 ガリア軍が戦後の再軍備で量産している新型車両「36式戦車」の設計と運用コンセプトに大きな影響を与えている。 ・人物辞典 マリオンの愛読書「チェスロックの爆発概論」 …第7小隊の突撃兵ウェンディ・チェスロックのこと。 爆発物の扱いが得意で戦後国営兵器開発廠に入るも、兵器工廠のメンバーをして「危険すぎる」と言われるほどの兵器を作っている(故に採用されていない)。 ・人物辞典 クロエに影響を与えた画家 「エミール・ベイラート」 …第7小隊所属の狙撃兵オスカー・ベイラートの弟で、同じく狙撃兵だったエミールのこと。 終戦後は故郷で農作業と療養生活を送っており、その合間に描いた絵が首都の展覧会で賞を取った。 ・ステッカー「ハンス」 …アリシアが拾った、ハネブタのハンスのこと。 第7小隊のマスコットとして可愛がられ、終戦後はウェルキン達に引き取られた。 ・ステッカー「イサラの夢」 …複葉機ISALAのこと。 兄を空に飛ばせるために、イサラがテイマー博士の設計図を元に製作を開始。後に第7小隊整備班も製作に加わった。 イサラ戦死後に彼らの手で完成し、最終決戦の場に取り残されたウェルキンとアリシアの救助に用いられた。 余談になるがイサラのスペルは「Isara」であり、複葉機に書かれたものとは違う。 裏技 クリア前に3人目のリーダー クリア前、護送用装甲車の出るミッション限定の裏技。 護送用装甲車の出るミッションで、ラビニアをリーダーにしたグループを先発にしておいて、 別の歩兵がリーダーになっているグループに切り替えると、装甲車のリーダーが外れず残る。結果、本来2人のリーダーがそのミッション中は3人になる。 ちなみに逆のことをすると、装甲車にリーダーがついていない扱いになる。 クリア後には4人になるわけではないのでクリア前に活用しよう。