約 4,633,905 件
https://w.atwiki.jp/strike_witches/pages/592.html
カルラ・バウア KARLA BAUR 所属 メッサーシャルフ社テストウィッチ 誕生日 11月13日 使用機材メッサーシャルフ Me262HG1(V9号機)Me262の原型9号機を改造したユニット。 主翼の後退角を増加させ、空気抵抗を減少させて高速性能を上昇させた。 開発中の新型エンジンHeS011Aを搭載する計画もあったが、バルクホルン大尉のテストで同エンジンの不具合が発覚した為、HG2、HG3のテストはJuma004Cで行われている。 イメージモデル カール・バウア (1911-1963)その他メッサーシュミット社のテストパイロット。 出典 第五〇一統合戦闘航空団全記録弐 第六集 W・ブルーメ W BLUME 所属 アロド航空機製造 誕生日 1月10日 その他先の大戦のエース。 退役後に航空工学を学び、技術者としてアロド航空機製造に入社。 バイエルン天空工場社に移籍したレテル博士の後を引き継ぎ、練習機Ar66の設計を継続させ32年に無事初飛行させた。良好な成績を収めた為、カールスラント空軍の基本練習機として大量採用が決定。 イメージモデル ヴァルター・ブルーメ (1896-1964)撃墜数 28 その他第一次世界大戦時のドイツのエースパイロットで、後年は航空機設計技師として活動した。 出典 第五〇一統合戦闘航空団全記録弐 第六集 G・フィルゼン G FIESEN 所属 フィルゼン 誕生日 4月15日 その他前の対戦で活躍したウィッチで、航空機会社フィルゼン社を設立。 退役後、当初は曲技飛行で生計を立てていたが、従来の機体に不満が生じ、自ら曲技飛行機を設計、開発を行った。うち1機がRK-26で、自身が同機を使用してアクロバット飛行競技会で優勝した事で注目を浴びた。 RK-26はバルトランド空軍によって練習機として採用され、この時の売却益や競技で集めた資金を元に、1930年に自らの会社を立ち上げた。 イメージモデル ゲルハルト・フィーゼラー (1896-1987)撃墜数 19 その他第一次世界大戦時のドイツのエースパイロットで、印刷業・曲技飛行パイロットを経て航空機設計者となりフィーゼラー飛行機を創立。 出典 第五〇一統合戦闘航空団全記録弐 第六集 ペトラ・ゴットハルト PETRA GOTTHARD 所属 ハインツェル社 使用機材 ハインツェル He162V1(200001号機)各種試験を行った試作機。 その他ハインツェル社のテストウィッチ。He162V1(200001号機)のテストを行った。2度めの試験飛行で接着剤不良が判明し、ブリタニアへの協力要請が出された。 イメージモデル ゴッドハルト・ペーター(Gotthard Peter、?-1944)その他He162の飛行試験にあたったが、デモ飛行時に接着剤の不良からエルロンが脱落し墜落、殉職した。 出典 第一独立特殊作戦航空団全記録 エルネスタ・ニールマン ERNESTA NIERMANN 所属 ノイエ・カールスラント 「魔女の世界」新聞社 その他「魔女の世界」新聞社の女性記者でウィッチ。 ウィッチの養成学校を出ているが、実戦経験はない。 騒がしくおっちょこちょいなところがあるが、意外な根性を持つ。 1941年、配属一年目にしてハンナ-ウルリーケ・ルーデル大佐の取材のためオストマルクの前線に派遣。「特等席」として航空ストライカーユニットを用意され、ともに出撃するはめになる。 ルーデル大佐による陸上超大型ネウロイの撃破を目の前で取材し、その理解者となる。 イメージモデル エルンスト=アウグスト・ニールマン(1914-?)その他ハンス・ウルリッヒ・ルーデルの後方機銃手のひとり。 もとは従軍記者だったという。 出典 『ワールドウィッチーズ 魔女たちの航跡雲』 ギュンター姉妹 GUNTHER SCHWESTERN 所属 ハインツェル社 誕生日 12月8日 その他設計者かつウィッチであり、ハインツェル社に招聘された。 招聘後の1931年、直ちに高速郵便機のHe70を設計、翌32年には初飛行に成功し、8個の速度記録を樹立。この機体の一部は軍用機として採用され、爆撃機や偵察機として使用されている。 He70を拡大強化した高速輸送機のHe111を開発。同機は後に爆撃機となったが、ストライカーユニットの開発に注力する必要があった為、爆撃機型の完成は遅れ、ネウロイ侵攻時にようやく配備が始まった。 ハインツェル社最初のストライカーユニットであるHe49を設計、32年に初飛行させた。カールスラント空軍としても初の国産ユニットであり、テストと改良の後にHe51として正式採用されている。 高速であったが扱い難く、同時期の諸外国のユニットと比べると、取り立てて特徴のある機体ではなかった。 形状自体も宮藤理論が導入される前で、エンジン背負い式の凡庸な物だったが、他の国産ユニットが完成していなかった為、主力機の地位を獲得した。 36年にヒスパニア戦役が勃発すると、同機はヒスパニアに供与され、後には義勇軍であるコンドル軍団が使用して参戦した。 怪異が強大化するに従って対抗が難しくなり、Bf109が完成すると直ちに主力ユニットの座を奪われ、地上攻撃型ユニットへ、更には練習用ユニットへと改変されている。 イメージモデル ギュンター兄弟 (1899-1969(兄) -1937(弟))その他ハインケル社に招聘された双子の航空技術者。 出典 第五〇一統合戦闘航空団全記録弐 第六集 K・タンク K TANK 所属 フラックウルフ航空機製造設計主任 誕生日 2月24日 その他1931年にフラックウルフ航空機製造に吸収合併されたアルケミスト社の主任設計者で、合併と同時にフラックウルフ社の設計主任となった。 Aシリーズ軽輸送機等の開発を続け、32年には複葉複座のA44を徹底改修し、操縦性能に優れ曲技飛行も容易な機体として完成。高等練習機Fw44としてカールスラント空軍に採用され、民間のパイロット学校やエアスポーツ連盟等でも使用された。 欧州各国やリベリオン等多数の国家で採用され、1,500機以上が生産されている。 自ら設計した単葉のFw56高等練習機は、33年に初飛行、35年に他社との競争審査を受けた結果、カールスラント空軍に採用された。約1,000機の生産が行われ、フラックウルフ社だけでは生産が間に合わず、他の会社でもライセンス生産が行われた。 ヒスパニア戦役等によってストライカーユニットの生産拡大の必要が生じた際、エンジン供給の不安から異なるエンジンを使用したユニットの開発指示が38年に同社に下され、これを受けてFw190を開発し翌39年に初飛行。自らも過去に騎兵科のウィッチであったタンクの「戦闘用ユニットはサラブレッドではなく軍馬であるべき」との持論から、同ユニットは空戦性能や速度性能も優秀で、その上自動操縦も備えて操縦し易く、メンテナンスも修理も簡単で、大量生産も可能と理想的なユニットに仕上がった。 その優秀な性能からBf109に代わって主力戦闘ユニットにとの声もあったが、ノイエ・カールスラントへの疎開とその後の工場再立ち上げに手間取った為、量産が遅れて主力の座を勝ち取る事はできなかった。 しかし大量生産は行われ、頑丈な構造から戦闘爆撃ユニットとしても使用されている。 イメージモデル クルト・タンク (1898-1983)その他1931年から1945年までフォッケウルフ社の設計部門を指揮し、Fw190をはじめ第二次世界大戦における重要な航空機を設計した。 出典 第五〇一統合戦闘航空団全記録弐 第六集 フリーダ・ヴェンデル FRIDA WENDEL 所属 メッサーシャルフ社テストウィッチ 誕生日 2月21日 使用機材メッサーシャルフ Me262V1(PC+UA機)試作1号機。噴流式エンジンの開発に手間取っていた為、従来の魔導エンジンも搭載されている。 試作噴流式エンジン完成後に搭載してテストを行ったが、故障でエンジンが停止。通常エンジンを稼動させて着陸した。 イメージモデル フリッツ・ヴェンデル (1915-1975)その他空軍で飛行教官を務めた後、メッサーシュミット社の主任テストパイロットとなった。 出典 第五〇一統合戦闘航空団全記録弐 第六集
https://w.atwiki.jp/runakuro/pages/12.html
シュヴァイラント帝国
https://w.atwiki.jp/zzzzzz1003/pages/15.html
ここは、第三大ヒトラント帝国陣営 我々の目的それは、我々国家を批判する国家に対抗すること。 陣営加入国 スラブ共和国 イカール帝国 アラス 日本 ロシアフェイク王国 その他
https://w.atwiki.jp/kousikibito/pages/16.html
ラーラント帝国 ラーラント帝国とは 鯖が始まった最初期、一番目もしくは二番目に誕生した国家であり、本当の歴史は鯖の前世にあたる京鯖から国王yayuyの下で続いている国家である。 人数がとても多く(2023年5月時点)軍事力に長けており、クリスタルキングダムと同等もしくはそれ以上の軍事力がある国である。 国王がミリオタで軍艦好きなので現在(2023年5月27日)巨大戦艦の建造が行われている。 街は国民の建築能力が凄まじく、他の国とは一味違う街である。 歴史 2022年11月 京鯖にてラーラント公国が誕生 2023年1月 三代都市選手権にて優勝 2023年1月 ラーラント国民が隣国から国の重要なものを盗み、その国の国王を萎えさせ1つ国を潰す。しかしその国王は鯖のアイデアをリスペクト()死に方だけだったので特に誰も悲しまなかった。 2023年2月 三代都市選手権にて連続優勝 2023年4月 美ト鯖へ移行 2023年4月 ラーラント国民による鯖主美トさんの妻(マイクラ内の村人のことであり現実とは関係ない)をNTRする事件が起こる。それによりラーラントに村人取締り法ができた。 2023年5月 クリスタルキングダムとの極度の緊張状態になる 2023年7月 国民総整理 海鮮帝国に宣戦布告
https://w.atwiki.jp/desuga_orimayo/pages/38.html
【ガリア共和国空軍】 【スオムス空軍】 【扶桑皇国陸海軍】 【カールスラント帝国空軍】 【ロマーニャ公国空軍】 投稿日時順 【ガリア共和国空軍】 74 ◆XJY.OPJzb2氏作 (モルガン・ベアール中尉) |日0TK◆Y2ynCgeGhk 氏作 (エレオノール・ベネックス中尉) 【スオムス空軍】 名無し金髪スキー ◆QgkJwfXtq氏作 (ノーラ・キヴィニーット中尉) _。⊿゚)_ ◆Gir.lev.vI氏作 (リーヌ・クスリンナ少尉) わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6氏作 (ショーコ・リトマネン曹長) 【扶桑皇国陸海軍】 名無しモスボーラー ◆MothB.a5TA氏作 (土井・環少尉) 名無し特殊☆戦 ◆FFR41Mr146氏作 (樫城・勇音(かしぎ いさね)中尉) まじかる☆キラブリッジ大佐 ◆X09A/ewzRI氏作 (白水・御影少尉) 名無しプリンスオブウェルズ ◆1LxEVEeIgU氏作 (南坂・喜美佳少尉) 本スレ>>290氏作 (高野・皐月上飛曹) 避難所の名無し三等兵氏@男の娘好き氏作 (大槻・千早中尉]) 大艦巨砲主義 ◆YSWpxW/KVk氏作 (陣流寺・龍華中尉) 【オラーシャ帝国陸軍】 七猫@諸悪の根元氏作 (クラーラ・バラノフ少尉) 【カールスラント帝国空軍】 名無しウナギゼリー ◆MG151KK39k氏作 (ヘレーナ=ヴィルヘルミーネ・シュニッツラー少佐) 白衣の技師氏作 (ベルタ・エッカート少尉) 名無し公僕 ◆7SMmAe5bug氏作 (アーデルハイト・ハンマーシュミット大尉) 名無しお知り合い氏作 (オティーリエ・ハーケ少尉) 喪作 ◆Q4/.XdIy5g氏作 (ジャンヌ・ヴァルツ曹長) 【ロマーニャ公国空軍】 名無しじゅく女覚醒 ◆Sfgue7Ln3Q氏作 (クラリーチェ・アルベティーニ少尉) 前スレ>>417氏作 (ティツィアナ・リッピ中尉) |∀゚) ◆NjED/F9fF6氏作 (リョーコ・バッシス少尉) その他作者の方の作品
https://w.atwiki.jp/stratosphere/pages/14.html
「帝国のもたらす権威と平和は、必ずやこの晴天世界を明るくするでしょう!」─ミラ・ウィドス・マクシミリアン、レムナント帝国新皇帝 概要 この世界で勢力を伸ばす帝政を貫く覇権国家。クランゲルト大陸を領土に収める魔法文明最大の国家であり、大陸を統一した今でもさらに軍事力を伸ばし、他大陸にも手を伸ばそうとしている。だがその国家の大きさとは裏腹に内部は複雑で、貴族社会が足を引っ張り旧態依然としている他、貧富の差が激しく反乱の危機も見られる。味方同士の騙し合いもしばしば。 地理 高原と山岳地帯が目立つ貧相な土地であったが、魔法農業の発明によって急激に豊かになった経緯がある。 都市 『帝都ヴァルダット』 レムナント帝国最大の都市であり、皇帝の座が存在する首都。景観や美しさを重視した計画都市であり、その夜景は世界一とも自負される。 『クラインゲルト』 帝国最大の軍港都市。ヴァルダットが美しいところだけを切り取ったのに対し、こちらは貧富の差が激しく造船所では過酷な労働を強いられる労働者がいる。 『アイナヴェルデア』 大陸最高峰、アイナヴェル山が存在する山岳都市。リディス・ホーネットの生まれ故郷であり、家の領地でもある。意外にも産業が発展しており、独自の軍港も持つ。 『ザクセン』 旧ロマリア王国の首都だった場所。レムナントに支配されてからは魔法都市として発展。技術は帝国に独占されているが、都市はその恩恵で発展している。大陸間鉄道の駅になっている。 『グレーステリア』 旧メリアス王国の港湾都市、今では軍港になっている。大陸間鉄道の始発駅。 文化 執筆中 食文化 執筆中 外交 執筆中 軍事 空中艦隊は少し特殊で、同盟陣営や帝国陣営の船と違い巨大な飛行機の形をしている。長年ヒューベル王朝との仲が険悪だった事から技術を輸出してくれないからである。 レムナント帝国軍編成表 大国なので大量の戦力を均等に配備している。 本国方面任務軍 第1艦隊 近衛第100機動連隊 司令官:メルヴィス・フォッケウルフ中将 部隊編成: 近衛第200機動連隊 西部方面任務軍 第2艦隊 第3艦隊 第4艦隊 北部方面任務軍 第5艦隊 第6艦隊 第7艦隊
https://w.atwiki.jp/countryrelay/pages/17.html
フロント帝国 この国は第一大陸西の浮遊大陸の真下にある。 そのため、一年中春夏秋冬関係なく夜で、雪が降っている。 その浮遊大陸には上の画像の魔法研究センターから逝く事ができる。 前までは街の裏の塔からも逝く事ができたが 老朽化が進んだため封鎖されている。 国王のフロント・ザ・クロウリーはホモだとか。 だが走者のフロント氏はホモではない。 「フロント・ザ・クロウリー」はホモでも 「フロント」の俺はホモじゃないからな。 つまりはキャラの俺と走者の俺は別ってこった。 と、酒場の掲示板の記事より抜粋・・・。 うほっ・・・いい国王・・・ -- 名無しさん (2006-10-04 02 22 48) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/oreqsw/pages/538.html
過去編 第3話「カールスラントを取り戻したら」 ~お見舞い二日目、病院~ ここに脚を運んだのを『命令』という理由にして昨日と同じ病院へと足を運んだ。 ネウロイの恐怖から来る陰鬱とした病院内の空気には自分も気が重くなってしまう。 コンコン 「どうぞ」 ガチャ 俺「こんにちわ。暇だったので来ました」 バルクホルン「帰れ」 俺「まぁまぁそう堅いことを言わずに。 どうぞ、お見舞いの握力きたえるやつです」 バルクホルン「む、すまない」 ハルトマン「(なんだそれ……)」 俺「体調はどうですか?」 バルクホルン「……上々だ」 目も焦点が定まっており、しっかりと憎たらしい俺の顔をとらえている。 唇がわずかに湿っているところをみると唾液もでているし、顔色も決して悪くはない。 指を交差させて握っているところもみると手も十分に動くみたいだし、足の先はさっきからちょいちょいと動いているのでこれも同様。 だが、やっぱり昨日と同じでどこか無理して表情を作っているために、雰囲気には暗雲がたちこめていた。 俺「そのようですね。安心しましたよ、昨日通りで」 ハルトマン「俺はトゥルーデを見にきたの?」 俺「ええまあ、その通りです」 バルクホルン「そうか。しかし二日連続来るとは思いもしなかったな」 俺「暇でしたので。迷惑なのは知ってますけど」 バルクホルン「見事にずうずうしいな……」 俺「それに、今のあなたを一人にしておくとちょっと危険ですから」 ハルトマン「……危険?」 俺「ええ、今のバルクホルンさんは……ほうっておくと何するかわからないですから」 バルクホルン「……」 俺「いや、俺の勘ですよ。あてにしないでください、逆に適当なこと言ってすみませんでした」 白い部屋を沈黙が占める。なにやら言ってはならぬことを口に出してしまったようだ。 自分のデリカシーの無さに驚きを感じ得ず、自分の手を思いっきりつねる。 ハルトマン「そ、それはそうと。明日から私は部隊のほうでもいろいろあるから毎日トゥルーデの見舞いにこれないんだ」 バルクホルン「……すまないな。私もすぐに復帰できると上に言ったんだが……」 俺「ここで無理してでてこられても面倒なので少し休んでろ、と言われたんですか」 バルクホルン「む、その通りだ」 俺「俺も、そんな感じで。ちょっと手ひどくやられたんで部隊機能が、ね」 ハルトマン「じゃあ暇なの?」 俺「最初に言ったとおり」 ハルトマン「じゃあここに毎日これる?」 バルクホルン「お、おい!ハルトマン!まさか……!」 ハルトマン「そのつもりだよー。俺は毎日ここにきてトゥルーデの看病できる?」 バルクホルン「ま、まて。私はひとりでも大丈夫だ!」 ハルトマン「俺はさっきトゥルーデを一人にしてはいけないって、毎日暇だって言ったんだから……毎日これるよね?」 しまった。しゃべりが過ぎたようだ、厄介なことを押し付けられてしまった。 ……しかし流れからして断る雰囲気ではない。 俺「ええ、大丈夫ですよ。バルクホルンさんが迷惑でなければ毎日看病に来ます」 心で否定しつつも口ではそう答えていた。どれだけ雰囲気に流されやすいんだ、情けない。 ハルトマン「じゃ、よろしくね。あ、でもトゥルーデに何かしたらただじゃおかないよ」 俺「心配しなくても、そんな趣味はありませんから」 バルクホルン「(どんな趣味があるんだ、こいつは)」 俺「それでは、明日もきますね。なにか必要なものはありますか?」 バルクホルン「いらない!おまえも来なくていい!」 ハルトマン「一応着替えも食べ物もあるからいらないかな」 俺「了解しました」 バルクホルン「お、おい!」 俺「それでは」 ガチャ……パタン…… バルクホルン「お、おい。どういうつもりだ、ハルトマン!」 ハルトマン「私も、今トゥルーデを一人にしちゃいけないと思ってたからさ」 バルクホルン「だからってあいつを……」 ハルトマン「他の人は来れないし、俺は都合がいいみたいだし。それに……」 バルクホルン「な、なんだ?」 ハルトマン「トゥルーデと気が合いそうだから。俺は目が死んでるけど、信用できそうだよ」 バルクホルン「しかしだな……」 ハルトマン「トゥルーデは覚えてないと思うけど、信用できるって思える理由が1つあるんだよね」 バルクホルン「は?」 ハルトマン「実はトゥルーデが気絶して、私が医者を連れてきたときにさ―――」 ~さらに翌日~ コンコン 「……どうぞ」 ガチャガチャ 俺「おはようございます」 バルクホルン「……おはよう」 俺「気分はどうですか?」 バルクホルン「最悪だ」 顔をぷいと逸らしてぶっきらぼうに答えるバルクホルン。 そんなやりぐさに少しだけ嘆息しつつ、とりあえず容態は安定している方なので安堵した。 俺「元気そうでなによりです。検診はすみましたか?」 バルクホルン「ああ、さっきな」 俺「今日は、ハルトマンさんは来ないんですね」 バルクホルン「いろいろと、忙しいからな」 俺「俺は暇ですが」 バルクホルン「そうか」 俺「なにか要りますか?」 バルクホルン「いや、特にはいらないな。それより早くにでも軍に復帰したいところだ」 俺「今は休むことの方が大切ですよ。ですが、気を抜きすぎないように。一気に脳にストレスがきて死にますよ」 バルクホルン「気を抜いたことなどない」 俺「そういえばバルクホルンさんはカールスラント出身で?」 バルクホルン「ああ、そうだ。おまえは?」 俺「さぁ?一体全体どこで生まれたのか、検討もつきませんね」 バルクホルン「意味が分からない」 俺「俺は捨て子ですから。どこで生まれたのかなんて知りませんからね」 バルクホルン「あ……それはすまない」 俺「いえ気になさらないでください。つまらないことですよ」 バルクホルン「じゃあ親の顔とかも覚えてないのか?」 俺「ちっとも。ただ育ててくれた人はいますよ」 バルクホルン「その人は今どこにいるんだ?」 俺「ブリタニアです。カールスラントにはもういられませんから」 俺はどこかのバス停のそばに捨てられていたそうだ。 そこ育て親が通りがかり拾ってくれ、律儀にも色々と養育してくれたのでここまで育ったのだ。 なかなか口にはしないが、感謝しているし、生きていたことにはかなり安堵したっていうのは内緒である。 バルクホルン「すまない……私がもっとしっかりしていれば……」 俺「カールスラントを奪われたのはバルクホルンさんの責任だけではありませんよ」 バルクホルン「それでも……」 俺「まぁ生きてただけでもうれしいですし、でも……会いたいとは思いませんけど」 バルクホルン「なぜだ?会いたくはならないのか?唯一の家族みたいなものだろう」 俺「これもまたつまらないことですよ。情けない姿を見せたくないんです」 バルクホルン「なぜだ?別に情けない姿なんてあまり感じ無いが……私を助けてくれたのもあるし」 俺「俺はまだ子供ですけど、自分に殴りたくなるほど情けない人間になってしまいましたから。あ、でもカールスラントを取り戻したら……もう一度会いたい ですね」 バルクホルン「カールスラントを取り戻したら……か」 バルクホルンがわずかに顔を伏せる。 その動作の意味が自分の無神経さを言葉もなく責めたてた。 今のバルクホルンの心的状態からは禁句の一つでもあって、それを口に出してしまうことは本当に細心の注意をはらうべきだったのだ。 止めることのできない沈黙が流れだす。 それを遮ろうと、言葉を発する前に、バルクホルンが先に口を開けた。 バルクホルン「本当に……すまない」 顔をわずかに上げ俺を捉えたバルクホルンのきれいな瞳が強くぐらりと揺らいだ。 目に涙をかすかに浮かべたバルクホルンが俺の目を強く捉える。 俺はその懺悔の視線に耐え切れずに目を逸らし顔を伏せた。 俺「……」 バルクホルン「そう、だな。カールスラントを取り戻さないとな」 俺「(……やっぱりまだ信じきれないか)」 バルクホルン「カールスラントは………ネウロイの手に落ちてしまったんだな」グスッ 俺「……事実です。変えようない、終わってしまったことです」 嘘は言えなかった。 事実を再確認した瞬間バルクホルンがぎゅっと握りしめたシーツに一滴の雫がこぼれ落ちた。 バルクホルン「えぐっ……うぅぁ……くそぅ、うぐっ……」 俺「……ちょっと、外の空気を吸ってきますね」 俺は無機質な白色の部屋をでてドアをゆっくりと静かに閉じた。 それと同時に漏れてきた泣き声と嗚咽は胸を突き刺すような、苦しい音だった。 ドア越しから聞こえてくるその音は理由はわからないが俺の中でなにか深く心に食い込んでくるものがあった。 理由もわからない悔しさにぎゅっと拳を握りしめ ただひたすらに廊下で突っ立って 少女を抱きとめ慰めてもやれない自分を 酷く 強く 殺したいほどに 憎んだ その後30分後に入室すると少しまぶたが赤くなった少女が顔を俯かせながら乱れてしまったシーツを直していた。 後ろ姿をみながら俺はすっかりしぶくなってしまったティーを注ぎぐいと飲み干す。 渇いたのは喉ではないことを俺は知らずに、ぐいと飲み干したのだった。 その日はほかに何事もなく終わりまた明日尋ねる約束を取り付け、自分の部隊に戻ったのはいいが、またもや上官に呼び出されいろいろと報告をさせられた。 第3話終わり 第4話「嫉妬と粛清とからかい」
https://w.atwiki.jp/desuga_orimayo/pages/40.html
1.ブリタニア海軍-戦艦【ブリタニア王立海軍「キングジョージⅤ世」級戦艦】/原作2期第10話、第12話に登場 2.カールスラント帝国-戦艦【カールスラント帝国海軍「ビスマルク」級戦艦】/原作2期第10話、第12話に登場 1.ブリタニア海軍-戦艦 【ブリタニア王立海軍「キングジョージⅤ世」級戦艦】/原作2期第10話、第12話に登場 ==1944年改装時==* 水線長:235m 全長:243.9m 全幅:34.8m 吃水:9.2m 基準排水量:41500トン 常備排水量:43000t 満載排水量:46800トン 兵装:「MKⅧ」14インチ:35.6cm(50口径)4連装砲2基+連装砲1基10門、 :「MkⅤ+」4.5インチ:11.4cm(55口径)両用砲連装8基16門 :ボヨール4cm(56口径)高射機関砲4連装12基48門、エリコン20mm連装機銃12基24門 機関:海軍式重油専焼三胴型水管缶8基+パーソンズ式ギヤードタービン4基4軸推進 最大出力:126000hp 航続性能:16ノット/10000海里 最大速力:28ノット 舷側装甲:330mm(15度傾斜、VP部)、甲板装甲:170mm(ヴァイタルパート内)、40~50mm(スプリンター防御) 砲塔:356mm(前盾)、203mm(側面)、170mm(天蓋)、200mm(後盾) CIC:250mm(側盾)、司令塔:300mm バーベット部:356mm 航空兵装:水上機3機、カタパルト2基(1945年:ヘリ4機) 乗員:1250名 同型艦:「キング・ジョージⅤ世」「プリンス・オブ・ウェールズ」「アンソン」「ハウ」「サンダラー」「テメレーア」 ブリタニア海軍が1939年より急遽、一挙6隻に至る大規模建造に踏み切った中型高速戦艦。船体規模こそ控えめに押さえ込んであるが、兎に角、ネウロイ相手に優位に戦える高速戦艦を、堅実に、安価に、大量に建造することを一義とした設計となっている。これはブリタニア海軍が世界第二位の強大な戦力を誇りつつも、その戦略や兵備が些か旧弊化しつつあり、再度欧州に出現したネウロイに対し、対抗能力不足が深刻に憂慮されたことが影響している。それ故に、船体は建造工数増大を承知で、手間はかかるが堅実なリベット工法を用いている部分が多い。また、上部構造物も単純な直線化された、工数を無駄に増やさない形状となっている。この英断により、慣れない電気溶接で駆逐艦や護衛艦の建造からあぶれた熟練工員の多くが本級の建造に雇用された事により丁寧かつ強度の高い建造が可能となった。 とはいえ、凶悪化したネウロイを相手取るだけに、新機軸も大きく盛り込まれている。ブリタニア独自の高度な電子技術による対空・対水上レーダーと、それらの情報を一元処理する戦闘指揮所(CIC)を設計段階から艦内に設置。また、副兵装は対巡洋艦攻撃が不要となったために副砲は当初より搭載せず、射撃速度に優れる45口径4.5インチ連装両用砲に統一し、装甲配置も「ネルソン級」から進化した傾斜配置方式を採用。 船体形状は水面上は直線を多用したモダンさを感じさせる艦容であるが、水面下は熟練の工員により組み上げられた 流体構造で抵抗も少なく縦横比率7:1の船体を外洋でも巡洋戦艦のように走らせることが可能であった。同時に、中型高速ネウロイの爆撃を回避するには、迅速な操舵性能が不可欠と言う第一次大戦の戦訓により、タンデム配置の主舵を副舵二枚が覆うように配置すると言う、ロマーニャのヴィットリオ・ヴィネト級戦艦に類似した効率のよう舵配置を採用した。 船体中央部にシフト配置された機関も堅実ながら高出力を長時間持続できる条約型巡洋艦で採用された信頼性の高いイギリス海軍型重油専焼三胴水管缶に列強各国で採用されて実績のあるパーソンズ式ギヤード・タービンを組み合わせて高速回避運動を長時間発揮できる能力が付与されている。 そして何より戦艦最大の牙、主砲には新開発の長砲身50口径による高初速14インチ砲が採用された。これは航空高速ネウロイを、680kgと軽量であるが初速毎秒830mを超える対空榴弾をレーダー連動方位盤で「狙撃」するためである。主砲配置こそ、重量軽減のために2番砲塔を連装とせざるを得なかったが、新型の四連装砲塔は連装砲架を並列につなぎ合わせた、新見はないが手堅いもので、稼働率も良好であった。このあたりは「ネルソン」級戦艦の設計の返礼にと、ガリア海軍から最新の「ダンケルク」級戦艦のデータを技術供与を受けた部分が大きい。なお、対地射撃に際しては、初速を犠牲とした上で、一弾あたりの重量を増した800kg重榴弾の射撃も可能である。 突出した性能こそ存在しないが、新技術と既存技術を上手く纏め上げた堅実な設計であり、長らく旧式戦艦多数に甘んじてきたブリタニア海軍が、けして新型艦の研究を怠っていたわけではないことを物語っている。一時は口さがない諸外国の評論家から「戦艦のようなもの」と酷評されたが、彼女達はその悪罵を実績でねじ伏せた。一線部隊において、状況変化に対応した適切な火力と優れた電子装備、満載4万トンを越える船体の予想を裏切る良好な運動性。そして、広い装甲配置とリベリオン式を一部取り入れたダメージコントロール設備によるしぶとさは、高く評価されている。また、1943年から44年にかけて対空兵装が一新され、両用砲は同じ4.5インチながら、機力装填装置を先進化し、砲身を延長した新型へ。高射機関砲は全て高性能なボヨール40mmへ換装され、対空射撃レーダーや方位盤も、より高性能なものに交換された。 オペレーション・マルスにおいては同型艦六隻の内、実に四隻が参加している。これは近代化改装を受けて、使い物になるレベルになった旧式戦艦を含めても、ブリタニア海軍の戦艦戦力。その三分の一以上の投入であり彼等は彼等で、どれほどヴェネチア。つまり地中海という交通の要衝に新たに生じたネウロイハイヴへ、強い危機感を抱いていたか伺える。なお、本級に続く新型戦艦「ヴァンガード」級は余談であるが、些か趣の異なる戦艦となった。扶桑同様に旧式戦艦をリストラし、余剰となった15インチ連装主砲を4基、キング・ジョージⅤ世級よりも進化した建造技術の発達に伴い、大幅に電気溶接を多用して工数と建造期間を減少させ、尚かつ防護力と電子装備、対空火力を強化した船体に載せたのである。同型艦は六隻に達する。二クラスの新戦艦の方向性は異なるが、ブリタニア海軍は最強戦艦を作るよりも、安心して投入できる、妥当な性能の戦艦を多数保有することで、未だに海軍大国としての地位を守り、責務を果たしている。 2.カールスラント帝国-戦艦 【カールスラント帝国海軍「ビスマルク」級戦艦】/原作2期第10話、第12話に登場 船体全長:250m 水線長:241m 船体全幅:36m 喫水線:10m 基準排水量:44500トン 常備排水量:46500トン 全備排水量:52500トン 兵装:「SKC/36/R」40.6cm(50口径)連装砲4基8門 :「KM40B」12.8cm(55口径)連装両用砲12基24問 :「SKC/40R」ボヨール40mm(56口径)4連装高射機関砲12基48門 舷側装甲:330mm/15度 主甲板装甲:25mm+160mm 司令塔装甲:400mm 主砲塔装甲:400mm/200mm/250mm/180mm 機関:P&W製重油専用燃焼水管缶8基+GE製ギヤード・タービン4基4軸 最大出力:168000hp 最大速度:28.5ノット 航続距離:18ノット/12000海里 同型艦:「ビスマルク」「ティルピッツ」 カールスラント本土失陥に際して、カールスラント帝国海軍はかなりの数の大型艦艇をネウロイの攻撃により失った。その中でも新戦艦「ビスマルク」級戦艦もまた侵攻時には未だに未完成であったが、辛うじてネウロイ侵攻前に船体の進水は完了しており、「ビスマルク」と「ティルピッツ」は艤装岸壁にて艦橋の艤装と機関の搭載が完成していたお陰で自力航海自体は可能ではあった。 何が幸いするか分からないと言うべきか、本級は戦時の混乱により兵装がほぼ搭載されておらず、頑丈な船体に広い容積が余されていた。その情報を知った皇帝フリードリヒ4世の勅命により、貨客船に乗りきらない幼児・妊婦・老人・傷病者などを優先して乗船させてから、開口部をありあわせの鋼板で塞いで巨大な難民船として2隻ともバルト海からブリタニアへ脱出したのである。途中、空中型ネウロイから航空攻撃を数度受けたが、流石は未完成でも戦艦と言うべきか、頑丈な船体をお陰で空軍の援護もあり、何とか無事にポーツマスへ辿り着いている。 その地に於いて、ノイエ・カールスラントでの受け入れ体制が整うまでと言う条件でブリタニアでの難民居留は許されたが、未完の巨大戦艦までは居座ることは許されず、避難していたカールスラント海軍の工作艦により応急修理を済ませてから本級は脱出船団と共にノイエ・カールスラントへ航海に赴いた。新大陸において海軍は、ブリタニアのキングジョージⅤ世級戦艦。ガリアの同じく亡命していた新世代戦艦「ガスコーニュ」を直接目にすることで、自らの設計技術の稚拙さを痛感せざるを得なかった。元々が陸軍・空軍主体の国家であったとはいえ、設計概念で十年単位の遅延が見られる箇所さえ存在していた。 今後、海軍が戦況においてどの程度必要とされるかは不明であったが、技術継承と発達を断絶させることは、最早カールスラントから海軍という組織そのものを消滅させかねない状況だった。それほどまでに彼等は深刻な衝撃を受けていた。こうなってしまっては、最早、恥も外聞もなかった。まずは扶桑、ブリタニア、リベリオンなどの海軍強国に対し、自国新型戦艦の近代化・再設計の援助などが、本土失陥時に持ち出せた様々な“取引材料”と共に各国に打診された。 しかし、状況が状況である。大恐慌時代のブリタニアならば歓迎すべき申し出だが、今のブリタニアは海峡を挟んでネウロイの脅威を目の当たりにした前線国家でそんな余裕などなかった。そうでなくとも、大量に抱え込んだ旧式戦艦と旧式巡洋洋艦をリストラし、二種類のポストネウロイ型高速戦艦へと切り替える真っ最中であった。そして、戦艦更新よりも切実であったのが、通商路を維持するために補助艦艇を新世代型に移行すべく「世界の造船所」と呼ばれたドックは手一杯でカールスラントの新戦艦を入れるドックなどなかった。更に、ブリタニアの港湾と言う港湾は、ガリアやカールスラントが陥落したために連合国の船舶を一手に引き受けるために港湾インフラの刷新に現場では悲鳴を上げていた。 後方に位置する扶桑皇国も、海軍はブリタニア同様、新世代戦艦と空母機動部隊の「牙」、海上護衛総隊の「盾」を主軸とした水上戦力の再編成の真っ最中であり、更にはブリタニアよりも数で劣るドックは各種艦艇の建造と除籍・解体のために、一時的な混乱にあった。このために扶桑皇国からは後方支援の約束をしつつも海軍の近代化は遠回しに謝絶されてしまった。 結果としてこの案件を飲んだのは、新世代戦艦の実験台が欲しくて仕方がない、リベリオン海軍のみであった(この点はガリア海軍戦艦ガスコーニュ建造の点でも触れられている)。リベリオンより派遣された技師団の指摘は辛辣であったが、同時に極めて先進的で適切でもあった。また、幸いにしてノイエ・カールスラントでもリベリオン規格の各種兵装や電子装備、ダメージコントロール設備、機関技術などが、概念と示唆さえあれば十分に自前の技術として吸収できる技術力と基礎工業力の能力があったことも幸いした。結果として、再設計されたも同然の「ビスマルク」級は、全体防御形式はそのままにヴァイタルパート内の舷側・甲板・司令塔・主砲塔・戦闘指揮所などの全域に渡ってリベリオン式の効率的な装甲配置に改められた。主機関においてもリベリオン式の信頼性の高い高温高圧水管缶と二段減速型ギヤード・タービンとターボ蒸気発電機を搭載。平時の維持やダメージ・コントロール用に必要な補助ディーゼル発電機が分散配置され、幾重にも重なる補助電路が艦内に張り巡らされで電子装備に電力を供給した。そして彼等リベリオン海軍が新世代戦艦に後に多用した、SSHS(超重量徹甲弾)を高初速で撃ち出す50口径一六インチ機力装填主砲を備えた、別次元の戦艦であった。 この完工工事にはリベリオンより派遣された人材、機材も多数加わっている。元が技術大国であるだけに、当初はカールスラント海軍軍人や技術陣からの反発も強かった。これを耳に入れた、時の皇帝ヴィルヘルム四世の叱責。 「諸官等は年端もいかぬ子女がウィッチとして戦っている中、稚拙な駄々をこねるようであれば、即刻職を辞せ!」 と、強烈な一喝を受けてしまっては、黙る他はなかった。なお、同様の改設計は脱出できた巡洋戦艦、重巡洋艦、装甲艦など幸運な大型艦に対しても実施されている。軽巡、駆逐艦に関しては船体が小型で弄りようもなく損耗が大きかったため、リベリオンより供与を受けることで落ち着いた。これら補助艦艇の生存性と実用性を重視した船体設計と搭載された電子装備の能力差も、やはりカールスラント海軍に大きな影響と進歩を与えている。なお、これほどまでに潤沢な援助をリベリオン政府が与えたのは、リベリオンの国力と新世代戦艦の実験台だけではなく、カールスラント側が独自開発した陸戦・航空ストライカーに関する先進技術と撤退作戦時に得た「生きた教訓」が、バーターで引き渡されたこともある。 ある意味では幸運な再生を遂げた2隻の戦艦が、本当の意味で完成したのは1943年のことであった。基礎設計概念段階でのネガを概ね解消し、Mk13型GFCSの射撃管制の元、16インチ超重徹甲弾をハイペースで撃ち込める火力、当初に比して尋常ではなく強化された直接・間接防御能力。信頼性の高い機関に支えられた健脚を持つ「ヒスマルク」「ティルピッツ」は皇帝直々に出席したする完成式典において、「これが新世代戦艦だ」という希望を、海軍だけではなく居並んだ陸軍・空軍のトップ達に与え、何より居並ぶ各国のメディアに伝えられた本級の竣工のニュースは世界各国を駆け巡り、世界各地に散らばった脱出したカールスラント国民には「国破れてもカールスラント帝国戦艦未だ健在なり」と感動を与え、誇る本国が無くなったノイエ・カールスラントの移民や二世たちにも国威掲揚の効果を与えた。 大戦中のカールスラント艦隊は規模こそ大きいとは言えないものの、欧州戦線において無視できない働きを成し遂げられたのは、ハード・ソフト双方で、世界随一の工業大国にして海軍大国から、支えられて一から鍛え直された存在であることを示している。なお、「ビスマルク」「ティルピッツ」はオペレーション・マルスやマルタ島ハイヴ攻略作戦などにも参加している。最終決戦に於いてはビスマルクは、ネウロイハイヴからのビーム攻撃で大損害を被ったが、格段に強化された船体構造とダメージコントロールにより、辛うじて沈没を免れ、ロマーニャの海軍工廠で応急修理を受けた後、無事帰国を果たしている。
https://w.atwiki.jp/chaos-tcg/pages/325.html
カールスラント軍人の誇り「バルクホルン」 読み:かーるすらんとぐんじんのほこり「ばるくほるん」 カテゴリー:Chara/女性 作品:ストライクウィッチーズ 属性:地 ATK:3(+3) DEF:2(+2) Main 〔【スタンド】から【リバース】にする〕目標の自分の「ハルトマン」を1体【表】にする。 貴様、それでもカールスラント軍人かっ! illust:第501統合戦闘航空団 SW-016 U 収録:ブースターパック 「OS:ストライクウィッチーズ1.00」 ストライクウィッチーズには比較的多く存在する状態回復キャラ。 寝坊したハルトマンをバルクホルンが起こす、というアニメの1シーンを効果で再現している。 と言っても、攻撃力が1低いが条件なく表にできる急成長「宮藤 芳佳」のほうが全体的に使い勝手が良い。 こちらは1ターンに1度の効果使用回数制限が無い点や、エクストラキャラで上手く差別化を計りたい。 参考 「ハルトマン」を持つキャラ 「ハルトマン」中尉 「黒い悪魔「ハルトマン」*未作成 柏葉剣付騎士鉄十字章叙勲「ハルトマン」 「ハルトマン」 on Bf109G-6