約 1,376,399 件
https://w.atwiki.jp/tpc-document/pages/176.html
Chapter2「ヘンないきもの」 エルナトの里を発ったコテツとステイは、西海岸を目指して森を進んでいた。 折れてしまった刀を直すために癒の國へと向かうつもりなのだ。 「癒ってどんなところ? というかこれってなんて読むの?」 ステイが訊いた。 「ユだぜぃ。ユノクニ」 「ふぅん。湯の国?」 「そのユじゃねぇよ。まァ、たしかに温泉は多いけどな」 癒の國はコテツが侍の技を学んだところだ。 このエルナトがあるラプ大陸へ来る前は、その癒を旅して廻っていたのだという。 「この先で船が出てるンだ。まずはそこに向かう」 「へぇー。おいらフネって初めてなんだよね!」 ステイがはしゃいでみせる。 「そういやおめぇ、エルナトから出たことないって言ってたっけなァ」 「そうだよ。で、フネって何するものなの? おいしい?」 「そこからかァ!?」 いくら原始的な狩猟民族の里で育てられたとはいえ、船というもの自体を知らないことに驚く。 こんなに近くに船着き場があるのに、里の者たちは誰も知らないのだろうか。ステイは誰からも船のことを聞かされたことがないのだろうか。 カルチャーショックを受けつつ、そんなことを考えながらしばらくいくと、森を抜けたようで視界に海が飛び込んできた。 「海だ!」 喜んでステイが駆け出す。 「おい、足滑らせて落ちンなよ」 森を抜けた先は岩肌が剥き出しになった沿岸の道で、きり立った崖が連なっている。ごつごつした岩の坂道を下ると、その下は広がる海岸だ。 海岸からは海に向かって桟橋が架けられており、その途中には小屋が建てられている。ここに船がやってきて、この小屋で料金を支払って船に乗ることができる。 港のようなものはなく桟橋がいくつか伸びているだけで、大型の船はここには来ない。日に数本の小型の船が癒とこの海岸を往復するのみだ。 小屋に近づきコテツが呼びかける。 「おーい、おやっさん。次の船はいつ来るンだ?」 一方ステイは初めて見る海にはしゃいでいた。 「ねぇ、フネってどれなの?」 言いつつ桟橋の先のほうへ行くと、そこには木で作られたボロボロの小舟が繋がれていた。 小舟の上では一匹のどんこが昼寝をしている。 「ねぇ、コテツ。まさかあれ…」 「ンなわけあるかよ。あれじゃ何日もかかっちまいそうだし、二人も乗ったら沈ンじまうよ」 「だ、だよね。よかった」 「しかし、おやっさんいねぇな。どこか行ってンのか。ステイ、おめぇはここでちょっと待ってろ」 船番を捜してコテツは砂浜を駆けて行った。 ステイはまた桟橋の先へと向かい、腰を下ろして海を眺める。 「これが海かぁ。でっかい川みたい。ここでも魚とかメフィアとか釣れるのかな?」 そう呟いていると脇を何か小さなものが駆け抜けた。 「メフィア!」 「メフィアメフィア!」 よく見るとどんこが四匹。メフィアを手描きした旗を頭上にかついで桟橋のさらに先へ。 例のボロボロの小舟に次々と飛び乗ると、 「メフィアをもとめて!」 「メフィアしゅっこう!」 旗を立て舟を留めていた縄を噛みちぎると、どんぶらこっこ、どんこっこ。どんこたちは大海原へと旅立った。昼寝をしていたどんこも一緒に連れていかれてしまった。嗚呼どんこよ、そんな船でどこへ行く。そんな船でどこへ行ける。 呆気にとられてどんこたちの無謀な旅立ちを眺めていると、どうやらコテツが戻って来たようだった。 「ねぇ、あれ…。どんこあんなフネで行っちゃったよ」 「はァ? どんこなンてほっとけよ」 コテツはまるで気にも留めていない。 もしかすると、どんこにはよくあることなのかもしれない。 「そンなことより、おめぇ金ぐらいは持ってるよなァ? オイラについてくるのは仕方ないから認めてやるが、船賃ぐらいは自分で払うンだぜぃ」 「ほぇ。オカネ?」 「ホエもホタテもあるかよ。まさか一文無しで出発してきたってわけじゃねぇンだろ」 向こうには船番の姿が見える。その隣にはいつの間にか到着していた小型の船がある。 どうやら出船の時間が近いのか急かす様子でこちらに合図を送っている。 コテツもどこかイライラしたような様子でこちらを見つめている。 そこでステイは大変なことを口にした。 「オカネって何するものなの? おいしい?」 コテツは開いた口が塞がらなかった。 場所は戻って森の中。 消沈した様子で歩くコテツに、首を傾げながらステイが続く。 「ねぇ、船に乗るんじゃなかったの?」 「いや、ちょっと……予定が変わったンだ」 いくら狩猟民族の里だからといって金銭文化さえないとは予想していなかった。 宵越しの銭はもたねぇと言えば聞こえはいいが、つまりコテツには自分が乗る分しかお金がなかった。 ラプ大陸は一面に密林が広がり、エルナトのような民族集落がいくつか点在するのみだ。ここらにそういった文化がないとすると、近場で必要分を稼いでくることもできない。 「何度数えても変わるわけねぇよなァ…。さぁて、どうしたモンか」 切り株に小銭を並べて眺めるコテツ。 それを見てステイが再び大変なことを口にした。 「あっ、おいらそれ知ってる。それがオカネなの?」 「なンだそりゃァ! 知ってたンなら言えよ! もしかしておめぇの里じゃ別の呼び方でもされてンのか」 「うん。ゲンナマって呼ばれてる」 「うわっ、なンか狩猟民族らしからぬ言葉が出てきやがった! ……まァいいや。で、持ってンの?」 「ないよ」 「結局ねぇのかよ!」 だめだこいつ、早くなんとかしなければ。 さて、コテツが途方に暮れていると頭上から声が降ってきた。 「ふふふ…。お困りのようだねぇ、そこのお二人さん」 「コテツ、天の声だよ! 神様だよ!!」 「馬鹿言え、そンなわけがあるか」 「じゃあナレーター?」 「何のナレーターだ。どうせ木の上に誰かいるンだろ、出てこい!」 二人が空を見上げると、そこには飛竜のような影があった。逆光のせいで姿はよく見えない。 すると飛竜から何かが落ちてきた。どうやら生き物のようだ。 ひょうたんのような形をしており、手足が生えている。 「なンか降ってくるぜィ!?」 「うわっ、なにあれ宇宙人!?」 ひょうたんのような何者かは空中で華麗に三回転を決めて見事に、そして盛大に墜落した。 地面にはひょうたん型の穴が開いている。 木々の陰に隠れながら様子を窺うコテツたち。 「落ちたな」 「ダイナミック落下だ。あれは痛いね」 恐る恐る近づいて穴を覗きこむ。ずいぶん深いようで、底は見えない。 「き、君たち……お困りの……よう……だね」 穴の中から声が聞こえた。 「うわっ、しゃべった! 生きてたね! 生きてたよこれ!」 「今一番困ってるのはどっちかといやァおめぇだと思うが…」 誰が姿を現すのかと不安と期待の入り混じった心境で待ち構える。 が、それっきり穴の中から声が聞こえてくることはなかった。 「静かになっちゃったね。……死んだ?」 「だが、あれはなンだったんだ。ひょうたんのような……エルナトじゃよくあることなのか」 「おいら知らない。あれ絶対宇宙人だよ! インゲン星人。それかエダマメ星人。大豆も可」 「それじゃ納豆星人も追加しといてくれ」 落ちてきたものの正体をあれこれ言いながら再び穴を覗きこむ。 相変わらず底は見えず、何が落ちて来たのか、それが何者で今はどうなっているのかも見えない。 「ところで君たち」 すると突然、背後から声が聞こえてきた。空から落ちてきたあの何者かの声だ。 「「うわぁぁぁああああ!?」」 驚いて互いに抱き付き合うコテツとステイ。 いつの間にか背後には例のひょうたん星人(ヘチマも可)が立っていた。ご丁寧に頭の上からは短い蔓が伸びている。 「な、ななな、なンだてめぇ!!」 思わず抜刀、唸り声を上げて身構える。 「あくりょーたいさん! 宇宙人もたいさん! もうたくさん!」 思わず十字を切り、天に向かって祈る。 「なんだかムカツク反応なのだ」 そして訊いてもいないのにひょうたんは自己紹介を始めた。 「しかとその心に刻むがいい。私は世界一……いや、宇宙一の…!!」 「侵略者だな!」 すかさずステイが横から口を割り込ませる。 「ふははは! 私の科学力を持ってすればこんな惑星いとも簡単に……って誰がエイリアンだ! 私はタネはかせなのだ! ひょうたんでもインゲン星人でもない」 宇宙一の天才タネはかせはカメラに向かってドヤ顔でポーズを決めてみせる。 カメラがどこかって? そんな細かいことを気にしてはいけないのだ。 「さて、金どうしたモンだろうなァ」 「族長に相談してみよっか」 「こらそこ! 無視しちゃだめなのだ!」 ひょうたん星人は頭から湯気を出している。 「だって自分で天才なんて言っちゃう男のひとはちょっと……ねぇ?」 「ヘチマ星人というより、ヘチマの皮とも思わないようなやつだぜぃ」 「誰が役立たずなのだ!!」 ひょうたん星人は真っ赤になっている。きっと熟したに違いない。 「そもそも何なの? あのヘンないきもの」 「ヘンな……あっ! もしや、あいつが族長の言ってたメーディ!」 「それか新種のメタディアかもね!」 「よーし、まさか2話目にしてもう出逢うとは思ってなかったが、オイラの刀の錆にしてやるぜぃ!!」 「あっ、だめなのコテツさん、刀折れてるの」 まさにひどい言われよう。憐れなタネはかせはツッコミが追い付かない。 頭上では飛竜が少し笑ったような気がした。 「ああっ、ウィルオン君まで……! くそぅ、あまり私を怒らせないほうがいいのだ。私はメタディアではない! メタメタ君なんかと一緒にしないでほしいのだ!」 「おめぇメタディアについて何か知ってるのか?」 「ふむ、ようやくちゃんと話を聞いてくれる気になったようだね」 ひとつ咳払いをすると、タネはかせはいかにも堂々とした雰囲気で語り始めた。 「そう、いかにも。たこにも。クラゲにもなのだ。私とメタメタ君とは長い付き合いになるのだよ……」 この『メタディア』の前作にあたる『竜の涙』はもちろん、そのさらに過去作品でもタネはかせはメタメタと共に登場していた。 タネはかせ曰く、過去にはいつでも自分がメタメタを初めとして、各作品の主人公たちをサポートしてきたというのだ。 そして『メタディア』の主人公であるコテツたちをサポートするために自分は現れたのだという。 俗に言う困ったときのタネはかせの法則である。 「おいらたち主人公だったの! 今知ったよ。やったね」 「と、突然なンてメタい話を始めやがるンだ、こいつは」 「メタディアだけに、なのだ」 「うまい! コテツ、インゲン星人に座布団一枚」 「ねぇよ、そンなモン」 気にせずタネはかせは話を進める。 今回は海を渡れないというコテツたちのことを聞きつけて、宇宙一の天才はウィルオンに乗ってサポートにやって来たのだった。 え? 『竜の涙』でウィルオン君は天才タネはかせのもとを離れたんじゃなかったのかって? 細かいことを気にしてはいけないのだ。 まぁ、ぶっちゃけるとこれは時系列的には水門の城からペンシルロケットの間ぐらいの出来事なので問題はないのだよ。 「つまり竜の涙の第2話と3話の間だね。あっ、竜の涙もよろしくね。私も大活躍してるのだ」 「なんてやつだ。他作品まで出しゃばってきて堂々と宣伝しやがった」 「このひと物語の外に棲んでるのかな…。あ、ひとじゃないか。たしかどこかでバケモノって言われてたよね」 「おめぇもなンで外のことを知ってンだよ!」 それはさておき、困ったときのタネはかせの法則。 コテツたちを救うためにタネはかせはどこからともなく発明品を取り出してみせる。 「ふっふっふ。今回は私のファンには懐かしいモノなのだよ。時系列的にはまだ懐かしくない? まだあまり活躍してない? 細かいことは…以下略、なのだ。見るがいい、これぞ『万能潜水艦アットロー号(Ver2.6)』なのだ!」 突如として目の前に機械でできた巨大な魚が姿を現した。どうやらこれを使って海を渡らせるつもりらしい。 ところでここはエルナトの森の中である。森に魚、場違いも甚だしい。 「それ、どうやって海まで運ぶつもりなンだよ」 「こんなところで出しちゃうなんてさすが宇宙人だね。おいらにはわけがわからないよ」 「ふははは! 心配はご無用、私は同じミスを三回も繰り返したりはしない!」 「過去に二回やってるんだ……学習はしないんだね」 「言ってやるなよ。ホラ、タネだからきっと頭が…」 「聴こえてるのだ! いいからさぁ、乗った乗った」 アットロー号の背鰭がハッチになっており、そこから内部に乗り込んだ。 中にはよくわからないスイッチやレバーがあちこちについている。 「このアットロー君、なんと空まで飛んじゃうのだ。空を飛んで海まで……いや、目的地まで運んであげよう。ああ、なんて太っ腹な私!」 説明するタネはかせを完全に無視してステイが目を輝かせながら艦内を駆ける。 「うわーすごい! デザインは残念だけど、中は本格的なんだね。これは何かなっと」 「あっ、こら! 勝手に弄っちゃだめなのだ!」 手近なスイッチをステイが押すと、 『ソコノ角ヲ右ニ曲ガッテクダサイ』 アットロー号が無機質な音声でアナウンスした。 「右だって。面舵いっぱーい」 「いやいや、ちょっと待て。なンだ今の!?」 「それは『サブナビ』なのだ」 サブマリン・ナビゲートシステム、略してサブナビ。 曰く海には目印が少なく迷いやすいので、カーナビをヒントにこれを発明したという。もちろんこの世界の今の時代に車は存在していない。 「だからって海にカドはねぇだろう! 付き合ってらンねぇや。オイラは降りるぜぃ」 「じゃあおいらも。面白かったよ。またね」 「あっ、この宇宙一天才の発明を疑うというのかね!?」 タネはかせを無視して潜水艦を降りるコテツとステイ。それを追いかけてタネはかせも降りてきた。 するとそのとき、アットロー号が揺れ始める。 『飛行形態移行完了、発射シマス。出発進行』 轟音とともにジェット噴射。 アットローは勢い良く飛び上がり空へ。その姿は見る見るうちに小さくなっていく。 「ああっ、待つのだ! 私のかわいいアットロー君!」 「こいつァたまげたぜ。まさか本当に飛ぶなンて…」 空を見上げる。 するとアットローが閃光を発し爆発、ばらばらになり残骸の雨を降らせる。 「たーまやー」 「おい! そのまま乗ってたら危なかったじゃねぇか!!」 「ち、違うのだ。これは……きっとステイ君がサブナビのものと一緒に自爆スイッチを押しちゃったのだ」 「そンなモンつけるなよ!」 「わかってないね、コテツ君。自爆はメカのロマンじゃないか!!」 タネはかせがキリッと決めてみせる。 しかしポーズが決まるよりも早く、落ちてきた残骸がタネはかせを埋め尽くしてしまった。 「ぎゃあああ! 狭いよ暗いよ怖いよ眠いよ」 などと意味不明な言葉を口走った後に、今度こそインゲン星人は静かになった。 さらば宇宙人。枝豆よ永遠に。 「なンだったンだ…。ただの時間の無駄だったなァ。あいつはほっといて改めてどうするか考えようぜぃ」 そう言って振り返ると、ステイは落ちてきた残骸を熱心に拾い集めていた。 「そンなものどうするンだよ」 「おいら、槍とか作るの好きなんだ。これで何か作れないかなと思って」 「やめとけ、機械だぞ。また爆発でもされたら困る」 しかし聞かずにステイはまだ残骸を拾い集めている。 すると、ふとステイの手が止まった。その手には鏡のような部品がつかまれている。 「どうした。鏡が珍しいのか?」 それをじっくり見つめながら、ステイは三度目の大変なことを口にした。 「見てコテツ! おいら翼ある! 空飛べるよ!!」 「今気付いたのかァ!?」 コテツはまたしても開いた口が塞がらなかった。 Chapter2 END メタディア2.5(外伝) メタディア3
https://w.atwiki.jp/tpc-document/pages/175.html
大樹―― それは世界を象徴する聖なる樹。 大樹には巨大な蔦が絡み付き、この地上の世界と空の世界を結んでいるという。 その大樹からずっと東へ行った先、ラプ大陸から物語は始まる。 メタディアと呼ばれる不思議で奇妙な生き物を巡る長い長い物語。 メタディア Chapter1「おいらとオイラ」 がさがさと森の木々を掻き分けながら、数匹の生き物が風のように駆け抜ける。 それらはメーメーと鳴き声を上げながら、森を勢いよく通り過ぎていく。 「なんだか今日はメーが騒がしいなぁ」 森の中にある切り株に腰をかけていた一人の竜人族が呟いた。 オレンジの鱗に、緑の髪、額には赤いハチマキを巻いている。背には長い尾と翼があり空も飛べるようだ。 『メー』とは桃色で丸みを帯びた流線型の身体を持ち、翼を持たないにも関わらず空を飛ぶことができる不思議な生き物だ。 この辺りではとくに珍しい生き物というわけではなく、近くにある竜人族の暮らすエルナトの里ではこれを捕まえて、串に刺して焼いて食べる習慣さえある。 この切り株に腰かける竜人族ステイも騒がしいメーの様子にとくに気にした素振りを見せることはなく、慣れた手つきで木を削り、石を研いで何かを一生懸命作っていた。 「よし、できた」 ステイはそれを掲げて眺める。それは手作りの槍だった。 「うーん、なかなかの出来。いつかおいらもこれ使って狩りができるようになる日が来るかな」 満足そうに槍を眺めまわすステイ。その背後で草むらが怪しく揺れる。 「メェェエエーッ!!」 「うわぁ!?」 草むらから突然、数匹のメーが飛び出して空へと消えた。 驚いたステイはせっかく作った槍をどこかへ落として無くしてしまった。 「もう! なんだよー、せっかくいいのができたのに! それにしても何をあんなに慌ててたんだろ。何かいるのかな」 ほんの好奇心からメーが飛び出してきた草むらの向こうへ首を突っ込む。 すると目の前にはステイの体長の数倍はある、橙色の身体で灰緑の触角と髪を持つ奇妙な生き物の姿があった。 これは『どんこ』といって、世界中のあらゆるところで見かける謎の生き物だ。 それはどんな場所にでも存在し、例えば気がつけば部屋の隅に座っていた、石をどけたら下にいた、木を揺らしたら上から落ちてきた……そんな虫のような存在だ。あるいは目を離した隙に消えていたりもするので、森の精霊なのかもしれない。 それがどんこなのであるが、もちろん普通のどんこはこんなに大きくはない。せいぜいが両手に収まる程度の大きさだ。 「な、なにこれ…。どんこ金冠サイズ確定?」 またどんこに特徴的な行動として、『メフィア』を異常なほどに好むというものがある。 メフィアとはメー同様の桃色で流線型の身体に、二つの鰭、イルカのような尾、そして頭の上には特徴的な渦を巻いた触角を生やした生き物だ。 このメーやメフィアのような生き物は総称として『メタディア』と呼ばれている。 「メフィア?」 巨大などんこはステイを見るなりそう訊いた。 どんこはあまり知能は高くないが、単語程度の言葉を発することはできる。もっともその意味を正確に理解しているかは怪しいが。 見かけたものに所構わずメフィアかと問い掛けるのもどんこによく見られる習性だった。 身の危険を感じたステイは思わず後ずさる。 本来どんこはそこまで危険な存在ではない。が、ここまでサイズが大きいとなると話は別だ。 なぜなら、メフィアを追うどんこは見境なく暴走するからだ。 「お、おいらはメフィアじゃないよ」 するとそのときステイの背後の草むらが揺れて、そこに一匹のメフィアが姿を現した。 どんこが目を見開き叫ぶ。その巨体に応じた野太い声で不気味に咆える。 「メーフィァァァアアアア!!」 どんこの姿が軽々しく宙を舞う。 だがどんこはメーのように空を飛ぶことはできない。 これは飛んだのではない。メフィアに跳びかかったのだ。間にステイがいようがそれはお構いなしだ。 「うわああっ!」 地面を転がるようにステイがどんこを避ける。 どんこはずしんと音を立てて、地面を震動させながら落ちた。 「こんなのがいるなんて…。とにかく早く里に戻ろう。勝手に出てきたのがばれたら怒られるし、何よりこのどんこ危ないよ!」 ステイは慌ててその場を走り去ろうとするが、足がぴくりとも動かない。 見ると足下には数匹のどんこが群がっている。 「もげ。メフィア」 「メフィア~」 手を伸ばし、触角を震わせ、ステイの身体を何匹もがよじ登ってくる。 狙いは頭の上、いつの間にかどんこから逃れるためにステイの上に登っていたメフィアだ。 そこにさっきの巨大などんこが飛び込んでくる。ステイは見動きが取れない。 「メーフィァァアアー! もげらう゛ぃー!」 「うわっ! やばい、ぺしゃんこにされちゃう! 誰か助けてぇ!!」 ステイが叫ぶ。どんこが迫る。 すると二者の間に一閃が走った。 「もばん!!」 どんこたちは弾き飛ばされて転がった。 その拍子に頭上のメフィアも転がり落ちたようで、どんこたちはそれを追って森の奥へと消えて行った。 「あ、危ないところだったぁ…」 思わず尻餅をついてしまっていた。 顔を上げると目の前には見たことのない犬が一匹いる。口には小さな刀を咥えている。 その犬が喋る。 「よう。おめぇ、怪我はないか?」 「えっ! もしかしてさっきのは、わんこが助けてくれたの?」 「わんこって言うな!」 わんこはコテツと名乗った。 コテツは犬で、どうやら侍らしい。咥えた刀を宙に投げると、器用に背中に背負った鞘に納刀してみせた。 「サムライわんこ?」 「ま、まぁそれでもいいや。そう、オイラは侍だ」 得意げにコテツは胸を張ってみせた。 「それはすごいね! ……で、サムライって何?」 が、コテツはすぐに萎んでしまった。 「なンだよ。おめぇ、侍を知らねぇのかァ?」 「何か供給してくれるの?」 「そりゃサプライだ! 何でそンなことは知ってンだよ。侍ってのは……まァ、オイラみたいなカッコしてるやつのことさ」 それを聞いてステイは納得したようだった。 「そうか! じゃあ、おいらもサムライだったんだね!」 「はァ?」 「ほら、触角。コテツもおいらもお揃い。あっ、ということはどんこは全部サムライ!?」 コテツの額には数本の逆立った癖毛があった。一方でステイはバンダナでハチマキのようにしてまとめた髪のうち前髪が数本、柳の葉のように垂れていた。これをステイは触角と呼んだ。 「そっちかよ! そうじゃねぇ、刀だよ刀ァ! 侍ってのは刀を提げてるモンなンだぜぃ」 「コテツの場合は提げてるっていうか背負ってるみたいだけど」 「うるせぇな。とにかくオイラは侍だ!」 「ふーん」 ステイは物珍しそうにこのサムライわんこを眺めまわした。 このエルナトの付近に余所からの客がやってくるとは珍しいことだったからだ。 「で、コテツはここに何しに来たの? 観光?」 「こンな刀ぶら下げて観光するやつがあるか。オイラは強くなるために旅をしてるンだ。世界中を回るつもりだぜぃ」 「世界! じゃあ、あんなところやこんなところへも行っちゃうの!?」 「おめぇがどンな想像をしてるかは知らないが……修行のためならどこだっていくつもりだ」 世界。それは魅力的な響きだった。 ステイはこの近くにあるエルナトの里に暮らしていたが、これまでステイはこの里付近以外の場所に行ったことがなかった。 里の族長にはおまえにはまだ早いからと里を出ることを禁じられており、今日もこっそりと抜けだして来ていたのだ。 「ねぇ、コテツ! おいらもその旅に連れて行ってよ!」 目を輝かせながらステイが訊いた。 「はァ? いきなり何を言い出すンだおめぇは。ばか言ってンじゃねぇよ。なンでオイラがおめぇの面倒みなくちゃならねぇンだ。行きたけりゃてめぇで行けばいいじゃねぇか」 呆れて返すコテツに、ステイは族長に外出を禁じられていることを伝えた。 「おいら、外を見たことがないんだ。おいらも世界が見たい!」 「待て待て。勝手に出て来たって言ったかァ? その族長がまだ早いって言ってンだ。だったらそういうことだろ、諦めな」 「えー、いやだよ。それにおいら一人で行くって言ったらきっと族長怒るし。怒ると怖いんだよ、族長」 「聞いてねぇよ」 「それに里で一番強いんだよ。一番狩りが上手いアトラスだって敵わないんだよ」 「へぇ…。強いのか、そいつ。それってオイラでも会えるか?」 意外なところでコテツが食い付いた。強さを求めるコテツは族長と戦ってみたいと考えたのだ。 この機会を見逃す手はない。ステイは喜んで里にコテツを案内することにした。 このまま上手くコテツを連れ込んで、族長を説得させるつもりだったのだ。 「いいよ、ついてきて! こっちがおいらたちの里、エルナトだよ」 森を抜けてしばらく進むと、前方に木で作られた門が見えてきた。 見上げると大木の周囲に木で足場を組んだやぐらや家も見える。 周囲の木が切り倒されているので、これで集落を作ったのだろう。 木や植物の蔓で作られた家に羽や木の実の汁で装飾が施され、あちこちに土器や槍が並べられている。見たところ狩猟民族のようだ。 視線を門に向ける。門の前には厳つい竜人族が槍を片手に立っている。 「あれがアトラスだよ」 ステイが紹介した。まるでステイとは似ていない。 門を潜って里の中へ。里の住民の姿をちらほら見かけるが、どれもステイとは似ても似つかない。そもそも誰もステイのような翼を持っていなかった。 エルナトの住民たちは誰もが仮面をかぶっていたが、逆にステイにはそれがない。 「なンかおめぇだけちょっと違うな」 「まぁ、おいらはここで生まれたわけじゃないしね」 「そうなのか? じゃあなンでおめぇはここに住んでるんだ。そうなると、族長が外出を禁じるのが不思議だぜぃ」 「うん。なんかね、おいらは昔近くの森で拾われたんだって」 「まさか……おめぇ捨て子だったのか!? すまねぇ、それは大変だったンだな」 「うーん、覚えてないからなんてことないよ。それにおいらにとってはここが家で、ここのみんなが家族だからね」 ステイはまるで気にしていない様子で笑って言ってみせた。 「ところでおまえは何の用があってここへ来た?」 突然、後ろから声が聞こえてきた。 驚いて振り向くとすぐ近くにアトラスの顔があった。顔と言っても仮面だが。ブリキのようなものでできた嘴のような形の仮面だ。 ステイが事情を説明する。 「ほう、修行の旅か」 「そンなとこだ。さぁ、族長を呼んでもらおうじゃねぇか」 そうコテツが言い終わるか終わらないかのうちに、コテツの視界の外から別の竜人族がひょっこりと唐突に顔を出した。 「呼んだ?」 「うわっ! な、なンだおめぇ、いつの間に」 「なんだってワシ族長だよぅ。呼んどいてその態度は酷いねぇ」 アトラスよりも大柄な竜人族が目の前に立つ。こっちは動物の骨でできた仮面をかぶっている。 族長と言うからにはもう少し年長者が現れるのだろうと予想していたが、意外と若くアトラスと同程度の年齢に見える。 さらに加えるなら、族長を自称しているが、まるで族長らしい威厳のようなものが感じられない。 「そうやってイメージで決めつけるのは良くないよねぇ。ワシは族長のナフ。よろしくねぇ」 「おい、こいつ本当に族長なのか」 「あっ、それないよねぇ。ズキンと来ちゃうなぁ、もう。ワシ泣いちゃうよ?」 「勝手に泣いてろ」 アトラスに訊くとどうやら、本当にこんなのが族長らしかった。 呆れながらも、コテツは族長に試合を申し込む。 ナフは口調は色々とアレだが身体が大きく、大木の丸太にそのまま柄をつけたような大槌を片手に持っていた。少なくともステイの言っていた里で一番強いというのは嘘ではなさそうだ。 しかし、ナフは「やだよ」の一言でそれを一蹴した。 曰く族長というものも暇ではないらしく、どうしてもというならアトラスと勝負して勝てれば考えてもいいということだった。 「オイラが勝ったら約束通り勝負だからな」 「あー、はいはい。わかってるよぅ」 気のなさそうな返事を寄こすナフ。 「コテツが負けたらおいらコテツと一緒に旅に出るね」 「あー、はいはい。どうぞぅ」 あっさり認めるナフ。 「ちょっと待てぇィ! おめぇ何どさくさに紛れて…。族長も軽すぎンだろ!?」 「よろしくね。コテツ」 「まだ負けてねぇよ!」 かくしてコテツとアトラスの試合が始まったのだった。 アトラスは手に槍を持っている。柄の先端に刃がついたスピアではなくランス、いわゆる突撃槍だ。 見たところ、機械や文明とは無縁な原始的な生活を営む里のようだが、どうやら製鉄技術程度はあるらしい。 刀を咥えてコテツはこれに立ち向かう。 「槍に刀か。3すくみ的にはコテツが不利だよね。やった、おいら旅に出れる!」 やぐらの上から戦いを眺めるステイはもうコテツが負けた気でいて、すでに出発の準備を考えていた。 そこに族長がやって来て声をかける。 「ステイ、今まで里を出たいなんて言ったことなかったよねぇ。それが急に旅に出るだもん。もちろんちゃんとした理由はあるんだよねぇ?」 「う、うん。実はおいら今日、こっそり里を抜け出して森へ行ってたんだ。そしたら……」 特大どんこに出くわし、コテツに助けられ、その話を聞くうちに世界を見たいと思ったことを伝えた。 「おいらよりもあんなに小さなわんこでもちゃんと自分の目的を持ってて、それも独り旅だもん。すごいよね。おいら狩りはメーぐらいしか獲れないし、料理もできないし、槍作りは好きだけど、里のみんなに比べたらまだまだだし……だから、おいら見つけたいんだ! 自分には何ができるのか、何の役に立てるのか。本当の自分を見つけたいんだ! 世界を見て回ればわかる気がするんだ」 何の気なしに本当の自分を見つけたいとステイは言っただけだった。 しかし、ナフはそれを聞くと深いため息をついてしばらく考えた後に言った。 「わかった。行ってきなさい。おまえが時々里を抜けだしているのをワシは知ってたよ。それに、そろそろおまえは一人前にならなくちゃいけない年頃だね。成長の儀式に代えて旅をしてくるのもいいだろう。きっといい経験になる」 ナフは族長然とした態度で、真っ直ぐステイの目を見つめて言った。 それを聞くとステイは喜んで、旅の支度をするんだと駆け出して行った。 「やはりあの子は……特別な子なんだろうねぇ」 空を見上げながらナフが独りごちた。 その表情はどこか少し寂しそうにも見えた。 ナフは里の広場にやってきた。 広場ではまだコテツとアトラスの試合が繰り広げられている。 両者とも実力は互角と言った様子で、どちらも一歩も退かなかった。 そんな二人の間に割って入ってナフが言う。 「気が変わったよぅ。ワシが直々にお手合わせしちゃおうかなぁ」 その手にはあの大槌があった。 コテツは喜んでその申し出を受けた。 「そうだねぇ。じゃあ3分で決めちゃおうかな」 「ばかにすンなよ! 返り討ちにしてやるぜぃ」 コテツが刀を構えた。 「それじゃいくよぅ」 ナフはコテツよりも大きいその大槌を、片手でさも軽そうに振り回してみせる。 「そーれぃ」 縦に一振り。 大地が揺れ、土煙が舞う。大槌が叩きつけられた跡には地面に大きな穴が開いていた。 「あンなの食らったらイチコロだなァ。だがあの大槌じゃ素早く動けないだろう。その隙を突いてやれば…」 当たらなければどうということはない。 相手の攻撃をかわして隙を突けば大した相手ではない。そうコテツは考えていた。 土煙が晴れる。すると、そこにはナフの姿はなくなっていた。 「あ、あれ! どこ行ったンだ、あいつ!?」 慌てて周囲を見回すが、どこにもナフの姿を見つけられない。 ふとコテツの頭上に影がかかった。 「上か!」 気付いた時にはすでに遅かった。 いつの間にか高く跳躍していたナフが、重力に任せてその大槌を振りおろす。 まるで地震かと疑うほどの振動が起きた。 「くそっ」 コテツは後方に跳び下がり、その一撃を回避したつもりだった。 「なかなか手強いな。だが、まだこれからだァ!」 「うんにゃ、もう決着はついてるよぅ。あらら、3分ももたなかったねぇ」 「な、何を! オイラはまだまだこンなモンじゃ……!」 「じゃあ、その刀をよーく見てみるんだねぇ」 「な……これは!」 コテツの咥える刀には刃がなくなっていた。 大槌の一撃は、コテツの刀だけを狙ったのだ。 あのコテツよりも大きな武器でこの小さな刀の刃だけを狙うなんてことは、かなりの熟練された腕前をもってして初めてできることだ。 コテツは降参した。武器がなくては戦えないし、何より刀は侍の魂。それが折られたとあっては負けを認めざるを得なかったのだ。 「ち、ちくしょう…」 刀は侍の魂であり、プライドでもある。 そのプライドをへし折られたコテツは悔しさと屈辱を感じていた。 陽が暮れたのでコテツはステイの家に泊まることにした。 ステイがこれで一緒に旅ができるだとか、これからどこへ行くのだとか色々と声をかけるが、まるでコテツの耳には入っていない。相性ではこちらが有利だったのに、刀さえあればまだ戦えたのに、などといったことをぶつぶつと呟いている。 「まぁ、族長が相手だったんだもん。仕方ないよ」 「うるせぇな。オイラはこンなところで負けてちゃいけねぇンだ。もっともっと強くならなくちゃいけねぇンだよ!」 コテツが吠える。 「でも負けちゃったよねぇ」 窓からナフがひょっこりと顔を出した。 そのまま窓を潜ってナフが中に入ってくる。 「ちっ、笑いに来たのかよ!」 「まぁそれもあるけどね。これからステイがお世話になるんだから、こんなのじゃ先が思いやられるよねぇ」 「うるせぇ! 刀が折れてなきゃオイラはもっとやれたンだ! あンなのはオイラの実力の一部も出せてねぇよ!」 「それ負け犬の遠吠えって言うんだよぅ」 「あっ、族長うまい!」 「全然上手くねぇ!」 まだ吠えるコテツに、ナフは顔を近づけて言った。 「でも武器がないから戦えないのは辛いねぇ。今日のは試合だから武器がなくなったらそこで試合終了、それでいいんだよぅ。でも、自分の身を守る戦いではそれで”おしまい”だからねぇ。死んじゃったら文句も言えないよ」 真っ直ぐと目を見つめてくる。 笑いながらナフは言うが、仮面の向こうの目は笑ってはいない。 「何が言いたい。狩猟の鉄則でも教えてくれるってのか?」 「違う。これは大切な話だよ。ステイにも聞いてもらいたい」 いつもと違う雰囲気にコテツもステイもナフのほうに身体を向ける。一方でナフは二人には背を向けて、窓から夜空を眺めながら話し始めた。空は闇夜の漆黒一色だ。 「メタディアって知ってるかい?」 ナフが訊く。 『メタディア』とはメーやメフィアのような生き物の総称だ。 それらに共通する特徴として、まず体色は紫系統であるということ。薄い紫は桃色。濃い紫は黒だ。 次にそれらの名前はどれもがメから始まっているということ。メー然り、メフィアも然りだ。 二人はこれに頷いた。 「それぐらい知ってるさ。メーとかのことだろ?」 「そう。そのメタディアが最近活発になってきているんだよね。だから旅に出るなら二人ともよーく気をつけたほうがいい」 「気をつける? メーにか? あンなの大したことねぇよ。一体何に気をつけろってンだ」 「それだけがメタディアじゃない。まだまだ様々な種類がいるからね。メーやメフィアのように無害なものもいるけど、中には攻撃的なものや危険なものだっている」 「ふーん。そういえばおいら色違いのメー見たことあるよ」 「とくにメーディというメタディアには気をつけなさい。あれは危険だ。ワシはもちろん、里の者みんなが束になってかかっても手も足もでないだろうね」 外は急に風が強くなってきた。 屋内を照らすランプがゆらゆらと揺れる。 「そンなにやべぇのがいるのか? だがそんなの聞いたこともなかったぜぃ」 「おいらも知らない。知らないものは気をつけようがないよね。それってどんな形してるの?」 「それは……」 ナフがそれを言いかけたとき、突風が吹いてランプの明かりを消してしまった。 屋内は真っ暗な闇に包まれる。そこに赤い光が浮かぶ。 「おっと、いけないいけない」 赤い光がランプへと近づくと、火が灯り部屋が再び照らされた。 「とにかく……そうだね。メタディアの特徴は知ってるね? それに加えて見たことのないヘンないきものを見かけたら用心することだね」 それだけ言うとナフは去って行った。 「危険なメーディ……ねぇ」 「どんなやつか知らねぇが、むしろ強いんだったら修行も兼ねてオイラが退治してやるぜぃ」 二人はただ顔を見合わせるだけだった。 そのメーディがこの先コテツたちを何度となく翻弄することを、まだ二人は知る由もない。 「ぎゃぁぁああああ!?」 翌朝。まだ太陽も顔を出さないような早朝に、エルナトの里にコテツの悲鳴が響き渡る。 目を覚ますと、コテツは大鍋の中でぐつぐつと茹でられていたのだ。 「な、なんだこりゃあ! ここは地獄か? 釜茹で地獄かァ!?」 鍋の前にはバケツに穴を開けたような仮面に、背中には巨大なフォーク、ナイフ、タモ網を背負ったコック帽の竜人族がいた。 コック帽の竜人族は平然としたようすで、さもあたりまえのように訊いた。 「あ、おはようございます。お目覚めはいかがですか?」 「いかがもクソもあるかァァアアア!!」 エルナトの朝は騒がしく始まった。 コテツの叫び声でステイは目を覚ます。 そうだ、今日は記念すべき旅立ちの日。二度寝なんてしていられない。 手早く荷物をまとめて朝食を済ませると里の門へと急いだ。 門前にはナフやアトラス、そして里の仲間たちが立ち並んでいた。 どうやらステイの旅立ちを総出で見送ってくれるらしい。 「ステイ、いよいよだね。忘れ物はないね?」 「ばっちりだよ」 「種族は違ってもおまえはエルナトで育った家族の一員だ。いつでも好きなときに帰って来い」 「アトラスもありがとう。おいら、きっと一人前になって帰ってくるからね」 里の仲間たちは一人一人ステイに言葉を送った。 最後にナフが一本の槍を手渡した。 「これは昔ワシが使っていたものだよ。餞別だ、持って行きなさい」 柄はステイの身の丈より長く、先端の刃は稲妻のような特殊な形をしている。穂先には魔除けの赤い帯が巻き付けられている。 「ワシだと思って大切にしてね」 「う、うん…。ありがとう族長」 それからステイは里のみんなにお礼を言って、最後にコテツに声をかけた。 「それじゃあ行こうか、コテツ。いつまでものぼせてないで」 「うるせぇうるせぇ! こんな里があるか! 見送りの朝に釜茹でにするようなやつがあるか!!」 コテツは茹でたてほかほかわんこになっていた。頭からはまだ湯気が上っている。 「まぁまぁ。許してやってよぅ。うちの調理長のテパは珍しい食材を見ると、つい料理しちゃうんだよねぇ。ワシでも手がつけられないんだから」 「オイラ食材じゃねぇやい!」 「大丈夫だよ、コテツ。おかげで今朝のスープはいつもよりおいしかったよ!」 親指を立ててステイがフォローする。 「それフォローになってねぇよ!!」 こんな騒がしい様子でコテツとステイは旅立って行った。 エルナトの住民たちはその姿が見えなくなるまでステイを見送っていた。 そして二人の姿が見えなくなったのを確認すると、ナフがぼそりと言った。 「テパちゃんグッジョブ。いいダシとれてたよぅ!」 「ありがとうございます! これでしばらくはマンネリともおさらばですねっ!」 「お、おまえら…」 それをただただ呆れて見つめるアトラスだった。 そんなことは露知らず、コテツとステイは行く。 「そういやァ、まだおめぇの名前を聞いてなかったな」 「おいらステイだよ。これからよろしくね」 こうしてコテツの修行の旅、ステイの自分探しの旅は始まった。 メタディアを巡る彼らの旅はまだ始まったばかりである。 Chapter1 END メタディア2
https://w.atwiki.jp/gakuri/pages/11.html
スタディハック 小山龍介 東洋経済
https://w.atwiki.jp/gods/pages/29804.html
アルムクタディル(アル・ムクタディル) アッラーの99の美名の一。 「全てを行う力をもつ、権能をもつ、権威ある、威力ある」の意。
https://w.atwiki.jp/thvision/pages/942.html
お空太陽ビートデッキ デッキタイプ:ファンデッキ 構築者:??? 最終更新日:09/10/22 デッキ解説 とにかく『地獄の人工太陽』を早く出し、場を一掃してから残った霊烏路 空で殴る。ただそれだけのデッキ。 序盤はマナの生成・サニーミルクなどのノード加速や軽量キャラクターで場を維持し、産霊『ファーストピラミッド』から霊烏路 空を出して『地獄の人工太陽』。 『地獄の人工太陽』が出てからは冥界に落されないように注意しつつ永夜の術と鬼火『超高密度燐禍術』を用いてセットカードの高速化を図り、相手キャラを一掃後に攻撃をかける。 とにかく『地獄の人工太陽』を早く出すことと冥界に落ちないようにすることが大切。これが守りきれないと負けがほぼ確定する…かもしれない。 デッキ構成 キャラクターカード(16枚) 枚数 No カード名 2 001 上海人形 2 002 蓬莱人形 3 015 サニーミルク 3 161 犬走 椛 3 304 キスメ 3 331 霊烏路 空 スペルカード(16枚) 枚数 No カード名 3 056 産霊『ファーストピラミッド』 3 070 死符『ギャストリドリーム』 2 341 怪奇『釣瓶落としの怪』 2 350 霊符『古き地縛霊の目覚め』 3 354 鬼火『超高密度燐禍術』 3 363 『地獄の人工太陽』 コマンドカード(18枚) 枚数 No カード名 3 075 マナの生成 3 083 作戦阻止 3 089 永夜の術 3 096 断罪裁判 2 134 魔法研究 2 298 リザレクション 2 387 空間操作 サイドボード 枚数 No カード名 デッキについての質問、不明点などはコメントでどうぞ。 いいねえ。お空のデッキは何回か見たことがありますが・・・キスメ→ツルベを採用しましたか。メディとか -- 公明の罠 (2009-10-22 19 25 23) ツチノコ入れたほうがいい気がしないことも無い・・・キスメが場にいたらコスト0でだして、マナチャさせたほうがうまいかも -- 紫がすきなんだ! (2009-10-22 20 04 36) ごめん上の補足!ツチノコがいたら釣瓶だしてマナチャさせたほうがいい気がするって事です^^; -- 紫がすきなんだ! (2009-10-22 20 07 10) ギャスドリよりエゴのほうがいい気がしないでもない。早さ的 -- ギザミ星 (2009-10-23 12 57 37) ギャスドリよりエゴの方が良いような気がしないでもない。早さ的な意味で。 -- ギザミ星 (2009-10-23 12 58 24) 地獄の人口太陽を引かないことには勝てないのに、フォビ対策が一枚もないのはスペースの都合? それにしたって瞳もカタディもないんじゃあ -- 名無しさん (2009-10-23 23 12 41) 個人的に空間操作と自縛霊が微妙。それを抜いてカタディ3枚、魔法研究をもう1枚積んだ方が良いかと。 -- 名無しさん (2009-10-25 00 38 52) サニー一体じゃ心もとないから、上のコメントのようにツチノコの採用を推したい -- 名無しさん (2009-10-25 11 24 02) ツチノコだと相手のマナチャージ要員を止めることできるしな!それと空間操作と自縛霊はいらないと思う。自分ターン開始時にしかスペル使えないから、相手にフランやら天子やらいたらなけるかと・・・それで、開いたところに香リンドウと秘密結社をいれる。 -- 名無しさん (2009-10-25 14 47 50) 結社いれるんならリザレクションいらなくね? まあ、無縁塚の回避手段には使えるか -- 名無しさん (2009-10-25 21 41 38) スペルがキーならテリブルないと不安。あと相手の速攻キャラ対策にリグルが2枚くらいあってもいいんじゃ・・・ -- おくうだいすき (2009-11-08 17 16 46) 思念の看破と解呪いれるとおもしろいと思う、当てられたら心折れるだろうし -- うにゅほ~~ (2009-11-20 20 41 14) 慧音の採用はどうですか?太陽が破壊されにくくなると思うのですが。 -- 名無しさん (2010-11-27 16 24 26) ↑慧音が太陽で焼かれるじゃねーかwww -- 名無しさん (2010-11-27 23 43 35) +耶馬台の国どうよ -- 名無しさん (2011-05-10 23 56 29) 9弾環境だと卵十凶星ジェラシー突っ込んで余裕があったらおじじが禁断の魔法して斬り掛かるのかな -- 名無しさん (2011-05-11 00 08 57) ジェラシーはともかく卵はいらないと思う。燐火術は太陽に回したいし。あとお空というか鳥獣チームも相性良くていい感じ -- 名無しさん (2011-05-11 13 31 33) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kenryo/pages/25.html
アガタディア技術部のページ アガタディア技術部は、アガタディアの技術的側面を支えています。 ここはアガタディア技術部のページです 縣陵百科事典はこちら 技術部の主なミッション webサイト全体のデザイン・プログラミング 検索システムの構築 アガタディアロゴの管理 編集部の支援 記事のバックアップ マイナンバー対策
https://w.atwiki.jp/sysd/pages/2058.html
学研スタディエ 本店:さいたま市見沼区東大宮五丁目32番10号 【商号履歴】 株式会社学研スタディエ(2016年2月1日~) 株式会社秀文社(1982年5月1日~2016年2月1日) 【株式上場履歴】 <大証ヘラクレス>2007年3月15日~2008年3月19日(株式会社学習研究社と株式交換) 【合併履歴】 2006年10月 日 株式会社ボンズ・パブリシティ 【沿革】 昭和51年11月 埼玉県岩槻市において埼玉進学スクールを創立 昭和57年5月 株式会社秀文社設立(旧岩槻市) 昭和57年11月 レインボースクールを開園 昭和63年3月 シンガポール校(現地法人)を開校 昭和63年3月 本社を蓮田市に移転 平成11年6月 訪問介護員養成研修(2級課程)を開始 平成11年10月 本社をさいたま市見沼区に移転 平成12年2月 訪問介護事業を開始(訪問介護ステーション「いずみ」) 平成12年8月 訪問介護員養成研修(1級課程)を開始 平成13年4月 株式会社早稲田アカデミーと資本・業務提携 平成14年10月 デイサービスセンター「しらかば」を開設 平成16年3月 株式会社ボンズ・パブリシティを子会社化 平成16年7月 住宅地型校舎「エクセル」の展開を開始 平成18年10月 ショートステイ「しらかば」を開設 平成18年10月 株式会社ボンズ・パブリシティを吸収合併 平成19年3月 大阪証券取引所ヘラクレスに株式を上場 平成20年3月 株式会社学習研究社の100%子会社化
https://w.atwiki.jp/medadictionary/pages/161.html
ドクタースタディ メダロット一覧 ⇒ た行 - 1・PE - 2 - R - カード - 弐CORE - BRAVE - DS - 7 - 8 - 9 学者型メダロット(BOK) 登場作品:1 PE 2 R カード OCG 弐CORE BRAVE DS 7 8 9 機体説明メダロットDS 関連機体 機体性能メダロット メダロット2・メダロットR メダロット カードロボトル メダロット弐CORE メダロットBRAVE メダロットDS メダロット7 メダロット8 メダロット9 機体説明 真っ黒角帽にぐるぐるメガネ、両肩は辞書で両手はペン先。 ガリ勉メダロットなので、索敵で何でも物知り。 力持ちじゃあないけど、かけっこは結構速い。 初代の一発限り威力99索敵ってなんかすごくないか? アニメ版メダロットにも登場し、イッキ達の通うギンジョウ小学校の生徒会長が操る。 しかし体当たりだけでペッパーキャットの腕を破壊するとは、いったいどういう技なのだろう。(*1) サーチレーダーは序盤に買えるくせに割と壊れた性能をしている。熟練度の低いプレイヤーでも攻撃を外さなくなるのでカブト版はティンペット二体目が手に入ったらまず装備させて初手でバフるのが定石の一つ。回数1なので索敵クリアを連打してくるイナゴには他の索敵パーツの方がいい、と思われがちだがスモークガスは貧弱なので9発は打たないと無効化出来ない。 チェアリーは店売りで最初に手に入る車両型脚部なので狙い撃ち攻撃機に右腕盾とセットで運用されることが多い。特にカブトでは最初のコンビニで売っている上に、オチツカーと交換するだけで狙い撃ちの威力が+20される。基本性能が高く、カブトメダルが装備する場合もアーマーカーより優れている部分が多い。地味に格闘値を持つのもポイントで、初期のカブトメダルでもねらいうち後に高確率で防御する。 この脚部は何故か「時間」属性。初代,メダ2ともにウサギメダルを使うプレイヤーなら有力候補。ただしこれのせいで初代のオオカミメダルは相性一致の脚部が存在しないという事態に… 右腕のポイントレーダーは充填・熱量が低く応援の熟練度稼ぎに丁度いい。(最速のほうねつばんはゲーム終盤入手なので序盤の熟練度上げには向いていない。)十分に鍛えておけば補助チャージの性能がかなり強まって攻略しやすく成る ▲ページ上部へ▲ メダロットDS メダロットDSではベニイ タルトのパートナー、「ドクタ」として登場。 左腕のペン先など細かいデザインが変更されている。 各部のわざも一新され、頭部パーツはパーツ名まで変更! 勉強疲れのリフレッシュに冷却ジェルシートでも貼って放熱するのだろうか? 新わざの「クーラープラント」、索敵から名称変更された「レーダーサイト」を使用する。 ▲ページ上部へ▲ 関連機体 本が好きなメダロット達 セキゾー セキゾー マッテル ドクショノ アキハ マダ…? セットチューター 家庭教師と一緒にメダロットの勉強 エランダー 封印を解く聖書を読む神官 ダクシュー ユキダルマ ダケド ドクショノ アキハ マダ…? ▲ページ上部へ▲ 機体性能 メダロット 「ドクタースタディ」(男) 頭部 サーチレーダー BOK-01 装甲 成功 威力 回数 能力 行動 効果 40 30 99 1 索敵 おうえん 索敵 右腕 ポイントレーダー BOK-02 装甲 成功 威力 充填 熱量 能力 行動 効果 10 10 10 4 2 索敵 おうえん 索敵 左腕 カットレーダー BOK-03 装甲 成功 威力 充填 熱量 能力 行動 効果 10 20 20 12 4 索敵 おうえん 索敵 脚部 チェアリー BOK-04 装甲 推進 機動 格闘 射撃 索敵 能力 タイプ 50 70 35 2 16 40 時間 車両 ▲ページ上部へ▲ メダロット2・メダロットR 「ドクタースタディ」(男) 頭部 サーチレーダー BOK-01 装甲 成功 威力 回数 能力 行動 効果 40 30 99 1 索敵 おうえん 索敵 右腕 ポイントレーダー BOK-02 装甲 成功 威力 充填 熱量 能力 行動 効果 10 10 10 4 2 索敵 おうえん 索敵 左腕 カットレーダー BOK-03 装甲 成功 威力 充填 熱量 能力 行動 効果 10 20 20 12 4 索敵 おうえん 索敵 脚部 チェアリー BOK-04 装甲 推進 機動 格闘 射撃 索敵 隠蔽 能力 タイプ 50 70 35 2 16 40 25 時間 車両 ▲ページ上部へ▲ メダロット カードロボトル 「ドクタースタディ」 頭部 サーチレーダー 装甲 威力 充填 属性 価格 タイプ 特殊 7 0 2 索敵 100 おうえん コンボ破壊 効果 このサーチレーダーを使うと、相手の手札の中から2枚を選び、 それをデッキの一番下に戻してしまう事ができる。 右腕 ポイントレーダー 装甲 威力 充填 属性 価格 タイプ 特殊 7 0 2 索敵 100 おうえん 手札破壊 効果 相手の手札をランダムに1枚選び、トラッシュする。 さらに充填分のエネルギーを支払うことで、そのつど1枚づつトラッシュできる。 左腕 カットレーダー 装甲 威力 充填 属性 価格 タイプ 特殊 7 0 2 索敵 100 おうえん デッキ破壊 効果 相手のデッキの上から1枚カードを取り、トラッシュする。 さらに充填分のエネルギーを支払うことで、そのつど1枚づつトラッシュできる。 脚部 チェアリー 装甲 機動 属性 価格 タイプ 特殊 2 22 時間 100 車両 時間充填-1 効果 チェアリーを付けているメダロットのその他のパーツが、 「時間」属性ならば、そのパーツの充填が-1される。 ▲ページ上部へ▲ メダロット弐CORE 「ドクタースタディ」(男) 頭部 サーチレーダー BOK-01 装甲 成功 威力 回数 能力 行動 効果 70 12 28 5 索敵 おうえん 索敵 右腕 ポイントレーダー BOK-02 装甲 成功 威力 充填 放熱 能力 行動 効果 65 24 14 14 6 索敵 おうえん 索敵 左腕 カットレーダー BOK-03 装甲 成功 威力 充填 放熱 能力 行動 効果 65 12 21 18 8 索敵 おうえん 索敵 脚部 チェアリー BOK-04 装甲 推進 機動 防御 近接 遠隔 能力 タイプ 60 43 22 25 13 13 索敵 車両 ▲ページ上部へ▲ メダロットBRAVE 「ドクタースタディ」(男) ライブラリー ふむふむ・・・なるほど・・・そういうことですか・・・もうみきりましたからね! 頭部 サーチレーダー BOK-01 装甲 威力 回数 充填 放熱 近接 遠隔 行動 効果 100 56 5 80 115 ☆ × まもる 索敵 右腕 ポイントレーダー BOK-02 装甲 威力 充填 放熱 近接 遠隔 行動 効果 65 31 45 85 ☆ × まもる 索敵 左腕 カットレーダー BOK-03 装甲 威力 充填 放熱 近接 遠隔 行動 効果 65 41 63 85 ☆ × まもる 索敵 脚部 チェアリー BOK-04 装甲 陸推進 海推進 防御 近接 遠隔 タイプ 60 8 2 7 93 107 車両 ▲ページ上部へ▲ メダロットDS 「ドクタースタディ」(男) アルバム かくぼうにまんねんひつのりょううでで、きんべんかのイメージがただようメダロット。こうげきパーツはなくせんとうはにがてだが、サポートやくとしてチームをささえる。 頭部 アイスノウン BOK00-M-1 装甲 成功 威力 充填 冷却 回数 スキル わざ 120 24 42 38 22 3 しかける クーラープラント 右腕 ポイントレーダー BOK00-M-2 装甲 成功 威力 充填 冷却 スキル わざ 130 30 26 29 27 たすける レーダーサイト 左腕 カットレーダー BOK00-M-3 装甲 成功 威力 充填 冷却 スキル わざ 130 30 26 29 27 たすける レーダーサイト 脚部 チェアリー BOK00-M-4 装甲 移動 回避 防御 格闘 射撃 タイプ 175 27 23 10 8 28 車両 ▲ページ上部へ▲ メダロット7 名称:ドクタースタディ (パーツ性別:男) アルバム 角帽に万年筆の両腕で勤勉家な風体のメダロット。攻撃パーツは一切なく戦闘は苦手だがサポート役として仲間を支える。 頭部:アイスノウン (BOK00-M-1) 装甲 成功 威力 充填 冷却 回数 スキル わざ 145 - - 43 40 4 しかける クーラープラント 右腕:ポイントレーダー (BOK00-M-2) 装甲 成功 威力 充填 冷却 スキル わざ 110 - - 40 42 たすける レーダーサイト 左腕:カットレーダー (BOK00-M-3) 装甲 成功 威力 充填 冷却 スキル わざ 110 - - 38 44 たすける レーダーサイト 脚部:チェアリー (BOK00-M-4) 装甲 移動 回避 防御 格闘 射撃 タイプ 森 山 砂 平 水 凍 洞 宇 225 38 27 22 26 30 車両 1 1 1 5 1 1 1 1 ▲ページ上部へ▲ メダロット8 名称:ドクタースタディ (パーツ性別:男) アルバム:No.029 型番:BOK00 角帽に万年筆の両腕で勤勉家な風体のメダロット。攻撃パーツは一切なく戦闘は苦手だがサポート役として仲間を支える。 頭部:アイスノウン 装甲 成功 威力 充填 冷却 回数 攻撃対応 スキル / サブスキル わざ 115 - - 71 62 4 不可 しかける / なし クーラープラント 右腕:ポイントレーダー 装甲 成功 威力 充填 冷却 攻撃対応 スキル / サブスキル わざ 110 - - 35 37 防御可能 たすける / なし レーダーサイト 左腕:カットレーダー 装甲 成功 威力 充填 冷却 攻撃対応 スキル / サブスキル わざ 110 - - 33 39 防御可能 たすける / なし レーダーサイト 脚部:チェアリー 装甲 機動 格闘 射撃 タイプ 攻撃対応 脚部特性 森 岩 砂 平 水 空 凍 ホ サ 190 39(45) 24(20) 27 車両 回避可能 コンテニュアルP 2 2 2 4 2 2 2 2 4 ※( )はver1.1での値です。 ▲ページ上部へ▲ メダロット9 名称:ドクタースタディ (パーツ性別:男) アルバム:No.033 型番:BOK00 角帽に万年筆の両腕で勤勉家な風体のメダロット。攻撃パーツは一切なく戦闘は苦手だがサポート役として仲間を支える。 頭部:アイスノウン 装甲 成功 威力 充填 冷却 回数 攻撃対応 スキル / サブスキル わざ Hv 140 - - 48 26 5 不可 しかける / - クーラープラント - 右腕:ポイントレーダー 装甲 成功 威力 充填 冷却 攻撃対応 スキル / サブスキル わざ Hv 110 - - 22 21 防御可能 たすける / - レーダーサイト - 左腕:カットレーダー 装甲 成功 威力 充填 冷却 攻撃対応 スキル / サブスキル わざ Hv 110 - - 19 24 防御可能 たすける / - レーダーサイト - 脚部:チェアリー 装甲 機動 格闘 射撃 タイプ 攻撃対応 脚部特性 森 岩 砂 平 水 空 凍 ホ サ Hvリミット 175 49 31 35 車両 回避可能 コンテニュアルP 2 2 2 4 2 2 2 2 4 1 ▲ページ上部へ▲ メダロット一覧 ⇒ た行 - 1・PE - 2 - R - カード - 弐CORE - BRAVE - DS - 7 - 8 - 9
https://w.atwiki.jp/gods/pages/87022.html
ムウタディドニセイ(ムウタディド2世) イスラム教指導者。 カイロ・アッバース朝のカリフ。
https://w.atwiki.jp/maekoku/pages/73.html
1年生、2年生は必ず受けなければならない時間。 外国語センターの自習用PCを使って、自分のレベルに合った勉強を自分のペースですることができる。 中国語・英語の2種類あり、第一外国語をどちらにしたかで決まる。 セルフスタディを入れる時間は自由で、空き時間などに入れる人が多い。 欠席・禁止項目などにより減点され、一定点以上の減点で必修英語の成績が1段階落ちる。 面倒だけどサボらないようにしたい。