約 134,352 件
https://w.atwiki.jp/artess/pages/35.html
第6話「僕は卑怯な男かな…」 海辺の孤児院が襲撃される直前、アスランはセイランの屋敷にいた。 デュランダル議長の真意を確かめるため、かつて裏切ったプラントへ行くことを決意したアスランは、 カガリに指輪を渡したあと、空港へ向かうべくヘリに乗り込んだのだが、 そのヘリは、途中で進路を変更し、空港への道から逸れ始め、セイラン家の屋敷に着陸したのである。 「どういうことだ!?ここはセイラン家の屋敷じゃないか」 アスランに緊張が走る。まさかここで謀殺されることはないだろうが、 自分がセイラン家にとって目障りな存在であることはそれなりに自覚している。 「申し訳ございませんが、私は、貴方様をこちらに連れてきてから空港に送るよう指示を受けているだけです」 運転手はそう答えると、アスランは出迎えに来たユウナに手招きされ、屋敷へと入っていった。 「やあアレックス、いやアスランといった方がいいかい?」 ユウナがソファに深く腰掛け、足を組みながら余裕の表情を浮かべている。 「一体、何の御用ですか?」 アスランは機嫌の悪さを隠さずに睨み付ける。しかし、ユウナは態度を変えずにいる。 (こいつ…何を企んでいるんだ?) アスランの中ではユウナへの不信感が溢れていた。 「君、カガリと一緒になりたいかい?」 「・・・・・・は?」 突然、予想もしなかった質問をされ、頭の中が真っ白になる。 「カガリと一緒になりたいのか、と聞いているんだよ、アスラン・ザラ」 「おっしゃる意味がよくわかりませんが…」 自分とカガリが一緒になる、それは敵わないことだと思っていた。 相手は一国を背負う人間であり、かたや現在の自分は偽造戸籍上の、単なるボディガードに過ぎない。 当然、ユウナの質問も自分への嫌味かあてつけだと思っていた。 「君がもしカガリと結ばれたいのならこちらも手を打ってもいい、と言っているんだよ」 アスランは、突然のユウナの一言に、数十本もの髪の毛が死に絶えるほどの衝撃を受ける。 (いかん!こいつ、なんて負荷を掛けてくる…いや、それよりこれはどういうことだ?) 頭の表面と頭の中が大きく揺れ動いているアスランを余所にユウナが続ける。 「まぁもちろんタダで認めるつもりはないけどね。こちらの出す条件を呑みさえすればいい」 「条件、ですか?」 「そう。条件だ。 確かに、君に勝るのが身長と毛髪の量だけしかない僕ではカガリを幸せにすることはできない。 だが、オーブを護っていくことは出来る。 だからカガリには戸籍上は死んでもらって、別人として生きてもらうことになるが、 君はカガリの夫、そして、我が国の国民、アレックス・ディノとして、 君の凄まじいまでの力を、ヤキン・デューエでフリーダムと並び称された程の力を、 オーブ軍のために奮ってくれればいい。もちろん、能力に応じた待遇はするよ」 「つまり、俺にカガリをくれてやるから、このオーブはよこせ、そういうことですか?」 「飲み込みが早くて助かるね。さすがは優秀なコーディネーターだ。 なかなか悪い話じゃないだろ、戦場での運命的なボーイミーツガール。 それを邪魔する女の嫌味な婚約者。 そして運命に翻弄される二人はやがてすべてを捨てて、結ばれる。 まるでどこかのドラマのようじゃないか。とてもロマンチックだ。 いいキャストを使って、ゴールデンタイムのドラマにすれば20%は軽く超えるよ」 「そんな急に言われましても…」 「なら考えておいて欲しいね、君がプラントから戻るまでに。君にとって悪い話じゃないだろ」 「・・・・・」 「あと付け加えておくと、僕の統治するオーブにいるのが嫌ならプラントへの亡命に便宜を図ってもいいよ。 その代わり、この親書をデュランダル議長に渡してきて欲しい」 ユウナが胸ポケットから手紙を取り出し、アスランの前に置く。 なるほど、カガリと一緒になる、の件は単なる前置きであり、 自分をここに連れてきたのはそのためであったのか。アスランは大体の事情を察する。 「わかりました。確かに、デュランダル議長にお渡し致します。それでは」 アスランが立ち上がり、部屋を出ようとしたとき、ユウナが呼び止めるわけでもなく口を開く。 「それとさっきのは本当だよ、アスラン。君の賢明な答えを期待している」 「!?!?!!?!?!?!?」 アスランがユウナのほうを振り向くと、ソファに腰掛け、向こうを向いたまま手を振っている。 (俺は一体どうすればいいんだ…カガリ…キラ…) 「ふぅ…」 アスランが立ち去った後、ユウナが立ち上がる。 シャツが湿っているのが容易に分かる。事実上の宣戦布告をしたのだ。 もし、アスランが要求を呑めば、自分は全責任を以って、オーブを背負っていかなければならない。 呑まなければ、国民には絶大な支持を誇るカガリを神輿にした上で、自分を認めさせればいい。 確かに、アスランに言ったように勝っているものといえば、身長と政治的手腕、それと毛髪の量くらいのものだ。 だが、特別な力も持たない、ナチュラルの自分であっても、方法によっては特別な力を持つ人間にも 勝利することが出来る。ガロードから学んだことであり、ユウナに最も強い影響を与えたことであった。 どちらにしても容易な道ではないが、やる価値は十分にある。 ここからが正念場だ、ユウナはそう思っていた。 そして、テラスに出ると、いつの間にか闇に包まれた空を見上げながら自嘲気味に呟いた。 「僕は卑怯な男かな…」 部屋の中に戻り、戸棚のウィスキーに手を掛けたとき、机の上の通信機がコールをならす。 「僕だ。どうした?…何、フリーダムが!?それで奴らは…行方がわからない?早く探しだせ!」 かつてアスラン・ザラと共にヤキンでの戦いを生き抜き、今は海辺の孤児院で何をするわけでもなく 静かに暮らしていた、そしてカガリの遺伝子上の弟キラ・ヤマトのいた孤児院が 謎のMS部隊の襲撃を受け、フリーダムが姿を現した。 そのMS部隊を撃退したフリーダムとその一行の姿が消えた。 それを聞いたユウナは焦っていた。 (この大事な時期に…そもそも何故そのMS部隊の存在に誰も気付かない?それほど大きな力が背後で動いたのか?) このとき、時代が新たなステージに移行したことをまだユウナは認識していなかったのであった。 謎の特殊部隊の襲撃を切り抜けたキラ・ヤマト達は、アスハ家の私有する秘密ドッグにいた。 そして、彼らは今後の対策を検討していた。 「どうしてコーディネーターの特殊部隊が僕達を…」 キラ・ヤマトがうつむきながら口を開く。 「まぁ僕達に恨みを持ってる連中なんて星の数ほどいるからねぇ。候補を挙げていったらキリがない。 僕も犯人を考えてみたがわからずじまいだ」 顔に大きな傷を持つ男がコーヒーを口にしながらそれに答え、なおも続ける。 「ただ、あのMS、確かあれはアッシュとかいうザフトの新しいMSだ。 あんなものを持ち込めるということはそんじょそこらのテロリストにはできないだろうな」 そこにキラが口を挟む。 「じゃあプラントが?どうして?」 「話は最後まで聞け。プラントが仮に背後で動いたとしてもここはオーブの中だぞ。 ザフトの新型のMSを黙って侵入させるほどこの国も馬鹿ではないだろ。 かといって無理に侵入しようとすれば騒ぎになる。そうだとすれば手引きした人間がいたはずだ。 それも相当上にいる人間がな。」 「僕達を邪魔に思ってるこの国の人間、って…じゃあカガリの婚約者だっていうセイランが?」 「一々結論を急ぐな、キラ。確かにセイラン家の次期当主、ユウナ・ロマはカガリの婚約者ではある。 それに、連合との同盟締結を急いでいるのもセイランだ。 だが、考えてもみろ。狙われたのはラクスだぞ。もし僕がセイランだったらまずはカガリの弟であるお前を狙う。 自分とカガリにとって邪魔なのはお前だろうからな。 それにセイランは親連合であってもプラントと親しいという話は聞かない。 セイランとプランとの繋がりがはっきりしない以上、結局、話の筋が通らないんだよ」 「でも…連合との同盟なんて馬鹿げてる…ウズミ様が命を捨ててまでオーブを守ろうとしたのに…」 「だが、もう連合との同盟は時間の問題だ。僕達はこのままおちおちとこの国にいることはできない」 「今度の戦没者慰霊の式典は、専ら連合との同盟締結と、カガリさんとの結婚の正式発表が目的、 っていうのが大方の見方ですものね…」 マリュー・ラミアスが口を挟む。 彼らの中で最も―モルゲンレーテの社員として―多く世間の話が耳に入ってくるのは彼女である。 「ならば誰かがカガリさんを止めなくてはなりません。 手遅れになってしまっては世界は再び憎しみの連鎖を生み出し続けてしまいます」 今まで沈黙していたラクス・クラインが静かに口を開いた。 「そうだよね。僕達がカガリを止めないと世界は大変なことになる。 それにカガリにはアスランがいるんだ。セイランとの政略結婚だなんて許せるわけないじゃないか」 先ほどまでバルトフェルドの指摘を受けてやや気落ちしていたキラの口調に再び勢いが戻る。 「本当にそれでいいのか、キラ?」 バルトフェルドがキラに問いかける。 「当たり前じゃないですか。僕達がカガリを止めないで一体だれが止めるって言うんです!?」 「そうか、わかった」 静かにバルトフェルドは答えると、他の人間と異なり、やや陰りのある表情を浮かべたが、それに気付く者はいなかった。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「お断りします」 市街地のやや外れにあるとある建物の中に、青い髪の男とメガネを掛けた男、それにマリュー・ラミアスがいた。 「どうして!?あなた達がいないとアークエンジェルは動かせないわ! このままオーブが連合と同盟を結ぶことになったら、ウズミ様が命を捨ててまで守ろうとしたこの国の理念が失われてしまうわ。 そしてきっと世界は再び地球とプラントの全面戦争に陥ってしまう…」 マリューが熱弁するのを2人の男は黙って聞いていたが、青い髪の男がやがて口を開く。 「艦長。だとしても貴女達がやろうとしていることは立派な犯罪です。 それにどうしてアークエンジェルがまだこの国にあるんですか? 確かに私は、一旦はあの艦をこの国まで運びました。 ですが、あれは本来、連合に返さなくてはならないものでしょう」 「でもこのままでは世界が…」 マリューの反論にメガネの男が口を開く。 「同盟を結ぶか否かはオーブという国が決めることです。 国の方針は政治家と国民が決めるものではないのですか?」 そして青い髪の男がそれに続けて言う。 「私達は、元は連合の軍人であり、かつての大戦では最終的に、オーブ軍の主力として戦いました。 ですが、今の私達はこの国の市民の中の1人に過ぎません」 「でも誰かがカガリさんを止めないと…」 はぁ、とため息をつき、メガネの男が反論をする。 「艦長達がどうされようと僕達は止めるつもりはありませんし、これをしかるべきところに知らせるつもりもありません。 ですが、僕達が再びアークエンジェルに乗る意義がまったく理解できない。 キラ君たちがこの国を離れたり、アスハ代表を連れ出す必要が仮にあるにしても、 アークエンジェルやフリーダムを持ち出して、オーブの立場を悪くする必要はないはずです。 もし、僕やノイマンが艦長達と再びアークエンジェルに乗っていたのであれば、 それは、我々の意思とはほとんど関係がなく、ただ単に艦長達に都合がいいよう事態が進むように、 何者かが因果規律を人為的、作為的にいじくりまわした結果だとしか思えませんよ。 そんなことをできる存在がいるかどうかは別ですけどね。 まぁノイマンがバレルロールしたいだけ、という可能性もありますが」 ダリダ・ローラハ・チャンドラ2世がノイマンをニヤニヤしながら見ている。 そして、ゴホンと咳払いをしたノイマンが言う。 「艦長、馬鹿な真似はやめてください。 艦長の人を思いやることができる、人情派ともいうべき部分を我々は決して嫌いではありません。 ですが、今、艦長達がやろうとしていることは、歳相応に見識があるべき大人であろう 我々からすれば非常識にも程があると思います」 諦めて帰るマリューを見ながらノイマンとチャンドラがポツリと呟く。 「どうしてあぁなるのかなぁ…」 「仕方ないだろ。艦長だって、あんな形で少佐を失ったら正気を保っていられないさ」 「俺たちどうなるんだろ…」 「どっちにしても式典帰りの客目当てに、俺達は会場付近でタクシー営業してるだろ」 「ま、そりゃそうだわな」 式典の当日の朝、ユウナは、事情を説明した上でガロード達に式典会場での護衛を頼んでいた。 「…そういう訳なんだ、然るべき時までダブルエックスは公開したくなかったが、 『彼』に対抗できるパイロットが今のオーブにはいなくてね」 「じゃあ撃墜はしねー方がいいよな、カガリさんの弟らしいし」 「それができればその方がいいけどね。最悪、追い払ってくれればいい。 今、この大事な時期に国をまとめるにはどうしてもカガリの力が必要なんだ。 …とはいえ、最終的には君達に任せるよ。僕がどうこうできることじゃないしさ」 ユウナの少し投げやりな返事をするが、これに対してジャミルが問いかける。 「ユウナ殿、式典を中止することはできないのですか?」 「それも考えたのですが、何せ発表する事柄が事柄ですので、関係各所への根回しや 下準備をすでにしてしまっている以上、今日行なわなければこの国の信頼に関わってしまいますから… ですから無事にことを進めるために、ミネルバにも会場付近の護衛を頼んだのですよ」 「ではその彼らにオーブが連合との同盟締結を白紙撤回することを伝えればよいのではないですか? それさえ伝えればそのフリーダムとやらが式典に現れることもないでしょう」 「はい、それはカガリがやろうとしております。僕が伝えようとするよりは確実なはずです。 ですが、いかんせん彼らは忽然と姿を消してしまっているのです」 ユウナはフリーデンには真実を伝えることにしている。 隠し事をすれば、彼らの信用を失うばかりか、後ろから撃たれても文句はいえない。 それに、何よりも、過ちを繰り返させない、とするガロード達を信用しているからである。 こうしてガロード・ランとキラ・ヤマト、そしてシン・アスカの3者が再び顔をあわせることとなる式典が始まることになった…… 「ったく、なんで俺達ザフトがオーブの行事を護衛してんだ、おい」 式典が行なわれる会場付近の警備をしていたシン・アスカは悪態をついていた。 そんなシンの横で、白いザクに乗った容姿端麗な金髪のパイロット、レイ・ザ・バレルが注意をする。 「任務中だぞ、シン。それにこの任務、何かが臭う」 「どういうことだよ、レイ」 「オーブはこの式典で連合との同盟を締結することを発表する、というのが大筋の意見だ それなのに、どうして俺達がこんな会場の近くで護衛ができる?」 「じゃあこれは罠ってことか?」 「いや、そうじゃない。俺たちの機体はザフトの最新鋭のMSだ。 いくらオーブがダブルエックスを持っているとはいえ、俺達が一発ビームライフルを撃つだけで オーブの首脳陣を抹殺できるほどの距離に俺達を配置するとは思えない。 仮に罠でも、それを知ったミネルバのタンホイザーを撃ち込まれればどうなるかわかるだろう」 「じゃあなんで俺は生身なんだよ」 「大方、特に最新鋭機の中でも重要なインパルスをあまり人目に晒したくないのと、 お前が俺たちの中ではもっとも白兵戦が強いことを艦長が配慮したのだろう。気にするな」 シンは正直、この護衛依頼はカガリの嫌がらせだと思っていた。 ウズミのやり方を奇麗事だと吐き捨てた自分の目の前で今度は連合との同盟を発表した上で、 結婚の発表をして自分の幸せを見せびらかす、 これがシンの描いた嫌がらせのシナリオであった。 式典が始まり、壇上にカガリが立つ。 その時であった。 警報が響き渡り、彼方から止めに入るムラサメを切り伏せながらフリーダムが会場に現れる。 そして、海中から、かつての大戦で浮沈艦と恐れられた、大天使の名を関する艦が浮上してきた。 「フリーダム!?くそ、こんな早く来るとは!ガロード!」 「合点承知だぜ!」 ユウナはフリーダムが現れるとしたら、式典の最後に予定されている演説の時であると踏んでいたため、 それまではガロード達には式典に参加していてもらうつもりであった。 この誤算が後に最終的にオーブを危機へと陥らせることになることにユウナは知る由もなかった。 一方、ガロードは、護衛の最大の目的はカガリを渡さないことであると考えていた。 ユウナの言葉を受け、ガロードはカガリの手を取って、まずは会場の外へと連れ出すこととした。 「おい、お前、どこに行くんだ!?」 カガリはガロードに手を引かれながら叫ぶ。 そしてガロードもその声の大きさに対抗するかのような大声で答える。 「ダブルエックスのとこまでだ!ちょっと距離があるからしっかりついてきてくれよ!」 その頃、シンは突如現れたフリーダムの姿を確認して、震えていた。 そんなシンに対してレイが声を張り上げる。 「シン!フリーダムだ!お前は早くミネルバに戻ってインパルスを!」 しかし、シンは動かない。レイの言葉は彼の耳には入っていなかった。 「ふふふふふ…ははははは!ようやく見つけたぞ、フリーダム!」 あの日、大切な家族を自分から奪っていった青い翼。自由という名の剣。 ようやくこの手で家族の無念を晴らせるときが来た、その喜びにシンは浸っていた。 「父さん、母さん、マユ…今、仇を討てるよ」 「シン!」 親友の言葉がふと耳に入ってきた。 「わかってる!」 シンは白いザクに向けてそう言うと、ミネルバに走っていった。 その瞳には怒りと憎しみが、灼熱の炎のように燃え上がっていたのだった。
https://w.atwiki.jp/nijiuradegityou/pages/50.html
第43話 「エクスカイザー暁に散る」 エクスカイザーとファイヤーダグオン。二人の戦いは続く。 悲しき剣はエクスカイザーを貫き、勇者は倒れる。全ての命を守る勇者の姿を夢見ながら。 そして、ひょんなことから大隊と勇者新党は刃を合わせ、その横で凱の×××ライブ中継で興奮する人々たち。 また孔明とシロッコのオーブの行末について議論が交わされる。降伏文書に近い文章に激昂するカガリ。 そんなカガリを諌め、孔明はシロッコの目的を探り、策士の本領を発揮し、壮大な策謀をめぐらす。 しかし、カガリは決断する。真の平和は策謀ではなく、英断でできるのだと。 戦いはまた混沌の海となる。
https://w.atwiki.jp/seedvs/pages/102.html
レドニル・キサカ(LEDONIR KISAKA)(CV:千葉一伸) 【解説】 ナチュラル。タッシル出身 オーブ陸軍第21特殊空挺部隊一佐(少佐)で、ウズミから絶大な信頼を得ている。 オーブを飛び出したカガリの護衛兼お目付け役として、常に彼女の行動に目を配っていた。 カガリに軍事教練や銃器の使い方を教えた彼女の師でもある。 物語終盤、オーブ陥落の際にカガリ等と共にクサナギで宇宙へと上がる。 以後はカガリの補佐を行いつつ、クサナギの艦長として、アークエンジェル、エターナルの両艦と行動を共にする。 本作ではダコスタがバルトフェルドに「うちの隊長よりも凄いかも!」とか言い出したり、アデスがクルーゼに「これなら隊長の右腕としてもやっていけるな!」とか言い放ったりとアレな事態が結構発生するが、彼の場合は特に多い。何せ、彼が登場するのはアサギ、マユラ、ジュリ、カガリ、オーブ一般兵選択時。選択肢の半分がM1隊なのに「エムワン隊の連中にも見習わせたい」とか言い出したりするのもアレだが、「是非ともわが軍に欲しい人材だ!」は誰を選んでも絶対に頓珍漢な台詞。ここまでシステムのせいでアフォに見えてしまう人も珍しい。合掌。 【台詞】 作戦説明×××××(ステージ名、ジェネシス内部限定?)で敵と遭遇した!ターゲットを表示する。奴を仕留めてくれ。 作戦中持ちこたえろ!これ以上は危険だ!(自軍危機時) いいぞ、あと一息だ。(敵軍危機時) 味方機が危険だ!(味方が落ちたら終了) しっかりな(無名兵士復活時) 行けぇい!(無名兵士覚醒時) 作戦成功ようし、作戦成功だ。 作戦失敗くっ…作戦失敗だ。 作戦終了時歴戦の兵士とは、君のような人のことを言うのだろうな(SEED) 素晴らしい活躍だった。ウズミ様にも報告しておこう。(A~AAA?) 敵部隊接近!来るぞ!(TRY EXTRA PHASE!)
https://w.atwiki.jp/ps2seedvs/pages/122.html
レドニル・キサカ(LEDONIR KISAKA)(CV:千葉一伸) 【解説】 ナチュラル 原作搭乗機… (DESTINY)MVF-M11C ムラサメ(バルトフェルド機) 通称…ランボー オーブの陸軍一佐である。身分を隠したカガリがレジスタンスに加わり砂漠の虎と交戦していた折は、カガリを守りつつ共に戦った。その後、アークエンジェル(AA)に乗ると言うカガリに従う。オーブでは、AAメンバーに自らの身分を明かし、AAの補給に尽力する。 後に地球連合の襲撃によってオーブが陥落する際、元首ウズミにカガリを託され、戦艦クサナギの艦長として宇宙に出、AA・エターナル・クサナギの通称"三隻同盟"の一翼を担った。 (ここまでがSEED) 戦争後、再びオーブに戻り軍に所属。ザフト軍を脱走したアスラン、メイリンを救い出すことで、再びAAと関わりを持つことになる。 先の戦争に引き続き、カガリを見守るという姿勢に変りはない。ウズミから引き継いだアカツキをカガリに託す。自身もムラサメに搭乗するなど、パイロットとしての一面も見せた。 (DESTINY) 登場人物中、最も身長が高いと思われる人物。カガリ(162センチ)との身長差を考えると、明らかに2メートル以上の身長がある。胸板も分厚く、胸囲もかなりありそう。砂漠のレジスタンスの時は確かにランボーのようだし、軍服のオペレーター姿の濃い顔は、ネイティブ・アメリカン系アクションスターのスティーヴン・セガールといった雰囲気だ。男っぽさでは全キャラ中モラシムと双璧だが、台詞には部下を思いやる心の暖かさ、優しさが出ている。カガリはこの男にこそ惚れるべきと言えよう。 【台詞】 作戦説明(アフリカ砂漠)砂漠地帯の敵を攻撃する。モビルスーツ戦になるぞ! 総員、第一戦闘配備! (アフリカ砂漠)砂漠地帯の敵を攻撃する。敵モビルスーツ部隊を撃破してくれ! (アフリカ砂漠)砂漠地帯で敵部隊と遭遇した。敵モビルスーツ部隊を撃破してくれ! (アフリカ砂漠)砂漠地帯で敵部隊と遭遇した。こちらから打って出るぞ。各位、発進準備! (インド洋)インド洋にて敵部隊と遭遇した。敵モビルスーツ部隊を撃退してくれ! (アラスカ基地)アラスカ基地で戦闘が発生した。敵モビルスーツ部隊を撃破してくれ! (パナマ基地)パナマ基地の敵部隊を攻撃する。敵モビルスーツ部隊を撃破してくれ! (南太平洋)南太平洋で敵部隊と遭遇した。こちらから打って出るぞ。各員、発進準備! (デブリ帯)デブリ帯にて敵部隊と遭遇した。敵モビルスーツ部隊を撃破してくれ! (コロニー・メンデル)メンデル内部で敵部隊を捕捉した。モビルスーツ戦になるぞ! 総員、第一戦闘配備! (ヤキン・ドゥーエ)これよりザフトの軍事要塞ヤキン・ドゥーエを攻撃する。こちらから打って出るぞ。各員、発進準備! (ジェネシス内部:ターゲット)ジェネシス内部に侵入した。ターゲットのデータはこれだ。やつを仕留めてくれ。各員の健闘を祈る! 作戦中(自軍コスト減少)持ちこたえろ!これ以上は危険だ! (敵軍コスト減少)よし、あと一息だ! (ターゲット出現時)ターゲットを確認した!注意しろ! (残り時間30秒)時間がないぞ!急げ!(残り時間30秒) (復帰)しっかりな (覚醒)行けーッ! 作戦成功よーし! 作戦成功だ! 作戦失敗作戦失敗だ・・・ 戦果画面作戦成功だ、帰還しろ! もっと腕を磨かんと、次も生き残れるか保証はできんぞ。 ご苦労だった。だがこのの戦績ではまだまだだな。 少しはやるようじゃないか。 ふむ・・・やるな。次も期待しているぞ。 ほう? 意外と腕が立つじゃないか。 なかなかの活躍だな。ウズミ様にも報告しておこう。 素晴らしい戦果だ。だが油断は禁物だぞ。 良い腕をしている! これだけの動きはそうそう出来んぞ! 良い動きだ! エムワン隊の連中にも見習わせたいものだな。 よくやってくれた。次の戦いに備えて十分休んでくれ。 よし、よくやった! 歴戦の猛者とは、君のようなパイロットを言うんだろうな。(SEED) これほどとは・・・!正直驚いているよ(SEED) (敗北時)態勢を立て直す! 撤退だ! TRY EXTRA PHASE!敵部隊接近!来るぞ!
https://w.atwiki.jp/pazudora-z/pages/304.html
ダンジョン一覧 > 霊峰ミーミル ミーミル山門 黄昏の峡谷 聖地ミーミル ミーミル山門 フロア モンスター エッグ チップ - ザブゴン - ナーガ - ザブシャーク - ナーガ VS ギガ・ホノりんじゃー? VS ギガ・アワりんじゃー? VS ギガ・モリりんじゃー? VS ギガ・ヒカりんじゃー? VS ギガ・ワルりんじゃー? BOSS 焔龍・カガリ 宝箱 黄昏の峡谷 フロア モンスター エッグ チップ - 焔龍・カガリ - 樹龍・ククノチ - 海龍・ミズチ VS ギガ・ホノりんじゃー? VS ギガ・アワりんじゃー? VS ギガ・モリりんじゃー? VS ギガ・ヒカりんじゃー? VS ギガ・ワルりんじゃー? シンボル エメラルドドラゴン BOSS 烈水龍・テュルフィング 宝箱 聖地ミーミル フロア モンスター エッグ チップ - 海龍・ミズチ - 焔龍・カガリ - 樹龍・ククノチ - 紅蓮の女帝・エキドナ - 烈水龍・デュルフィング? BOSS 霊樹龍・オオヤマツミ 宝箱
https://w.atwiki.jp/304toeb/pages/226.html
きゃんべる ステータス コードネーム クラス 装備 ひ・み・つ 建国暦 ★8 【拾い】 【魔法】 スーパーノヴァ サラマンダーx4 アースクエイク ノームx11 エアリアルクライx4 サンダーバードx15 アイスレクイエムx6 フェンリルx5 デッドスクリーム ダークロアx3 スターティアラx4 ネクロマンシーx5 クレイブマインドx4 マーシーレインx5 イクソイズムx3 【指輪と装飾】 加護の指輪x3 暗黒の護符x3 烙印の指輪x4 天使のブローチx2 地脈の指輪x6 ロザリオ 言霊の指輪 三つ編みx4 死者の指輪x3 ブルークロスx2 雷鳴の指輪x4 雷のオーブ 【防具】 キャンディヘルムx4ヘムロックx3 砂糖菓子の鎧x9リプルズロッドx3 死神の甲冑x2ガンバンテインx3 ホーリークラウンx7 死者の杖x3 権威の外套x3 むずがゆい小手 【武器】 コッレクティオx3カガリビx6 ゲルゲの吹き矢x4 マツカゼx5 リムファイヤーx6 ヨモギウx3 アビスx2 ユウギリx4 金剛刀x3 オズリックスピア ガラントくん 【必殺技】 ダークブラスト アースブラスト 【財宝】 ブラッドスペルx5 満月の石x4 腐ったカボチャx2 【レア?】8個 ディープメドゥx2 トランキライズ 祝福の聖石x3 天使の果実x3 腐りかけた果実x2 褒章 【下級】 リーフx28 店売り24 スターティアラ フェンリル アッサルト アースクエイク ソニックブラスト 賢者の果実 ゲルゲの吹き矢 ジェミニアタック キュアペースト 祝福の聖石 ウィンドブラスト 【上級】 エキスx5 ヘムロック(Lv0) ソイルシールド(Lv0) クリスタルガード(Lv0) ウインドストーム ショートスピア(Lv0) 紹介 レアレア(´Д`*)三(*´Д`)σこいこい (*`Д☆*)発見!! ★き★ゃ★ん★(/\)★べ★る★ー★ ".*・;・^;・ \(o^▽^o)/ ・;^・;・*.シャイニンッ (かわいい系名無し) ↑ルーボンがやりました * なにも拾えない装備変わらない死にたい(ヽ'ω`) ってことでレビューをば一つ Class ソリッドブレード(補正…攻+5 防+3 避-2 命+2 剣性能変化Lv1 ) 装備 ポルトスグレイブ(66 ACE) ダークブラスト オウガシールド(RES+26) ウィンドブラスト 大天使の羽根(AGI+5 DEX+16) 狩り武器 天使の鎧(RES+13 DEX+7) 軟派なガチムチタイプ 短所:特別硬いわけじゃないし火力だって低い 長所:苦手な相手が少ない どんなユニットにも得手不得手があり、それはしょうがないこと(・ω・) この構成は得意な相手がいない代わりに苦手な相手もあんましいない。 みんなで少しずつ不幸になろうがスローガンです^p^ 装飾で怒り無効+命中うp ブラスト全弾当てることとDA時に両方当てることが重要なのです 火力はFに55k程度とかなり心許ない なので戦略中ヲリ64に命中安定しないようだと返り討ちにされちゃう 天使の鎧で能動戦闘で8000以下のダメージは痛くない けどそのためには捨て身運用は㍉ 戦略では常に動き回るのが吉 能動戦闘するごとに生存率うp 迎撃は基本的に闇ブラ 聖杖2本差しのユニットからは嫌がられるはず こんな感じでコンパクトにまとまってる感はあるけど、きっと誰からも強いとは思われない そんなネガティブな装備構成です^p^ 臭いもの持ちが増えてきてセットLv2とかの人まで出てきて時代に取り残されてる気はするけど なかなか装備更新する隙がないのよね(´・ω・`) にぎって鬼セできたらソリブレ卒業します それまでは特に語ることもなさそう・・・ *
https://w.atwiki.jp/sekaiju_maze/pages/732.html
お前たちさえ…お前たちさえ樹海に来なければ………! -- 南十字星 (2007-06-15 02 56 49) ごめんなさい -- 名無しさん (2007-06-15 03 44 45) メガネのせいです -- 名無しさん (2007-06-15 03 46 50) 線も色も綺麗。色数少ないというか非水彩なのに選色と置き方にメリハリがあって感服。 -- 名無しさん (2007-06-15 07 14 51) あぁよしよし、アメあげるから泣かない泣かない -- 名無しさん (2007-06-15 08 00 26) このイベントすごく切なかった…。前のメディ子もそうですがキャラと背景のバランスが凄く綺麗、絵師様ありがとう。 -- 名無しさん (2007-06-15 11 51 47) ああぁああ、モリビト愛護協会として光栄至極です。美っ。愛っ。 -- これくらい絵が上手ければいいのに…。 (2007-06-15 13 35 14) 誠に申し訳ありませんでした。 -- 名無しさん (2007-06-15 14 39 58) なんならうちに来なさい -- 名無しさん (2007-06-15 15 40 01) 布団を敷こう な! -- 名無しさん (2007-06-15 16 44 30) ご、ごめんなさい…… -- 不覚っ!! まだモリビトに遭遇していないっ!! (2007-06-15 17 40 37) 泣きたいならヲレの胸で・・・とか -- 名無しさん (2007-06-15 20 22 45) さがれ!道をあけろ~!!執政院長様の御視察だ~~っ!! 汚物は消毒だ~!! -- 名無しさん (2007-06-15 20 46 33) 綺麗過ぎて正直感動した。その上、可愛いときたもんだ。 -- 名無しさん (2007-06-15 21 05 23) 樹海に来てごめんなさい -- 生まれてすいません (2007-06-15 21 12 34) お前ら謝りすぎだ! モリ子は俺が責任もって預かるから -- 名無しさん (2007-06-15 22 37 43) モリビト和解ルートが欲しかったなぁ・・・ -- 名無しさん (2007-06-17 07 58 49) フラグがたったな・・・ -- 名無しさん (2007-06-17 11 11 20) 大爆炎の術式で焼き払ってごめん。 汚物は消毒だ~!! -- 名無しさん (2007-06-18 12 38 00) 「今更、何をしに来た?」「樹海と、君を守りに」の絵がこのあとに続くんです、きっと。 -- 名無しさん (2007-06-18 21 11 14) 切ない… -- 名無しさん (2007-06-18 21 52 33) びっくりしておしっこ漏らしたのをおこってるようにも見える -- 名無しさん (2007-06-20 20 05 42) これ以上我慢できそうに・・・・ない・・ -- 名無しさん (2007-06-20 21 06 43) 後ろからこっそり近づいて・・・「わっっっ!!」 -- 名無しさん (2007-06-20 21 24 43) この子の目の前では、巌さんが復活の度に速攻で倒されるという屈辱の光景が・・・ -- 名無しさん (2007-06-22 00 37 16) ↑敬愛するお姉さま達が三点縛りを喰らっている光景だろ -- 名無しさん (2007-06-22 14 18 08) ↑「お姉さま達ばっかり…ずるい…」 -- すまん表だここ (2007-06-22 14 56 50) パ「あのメガネがやれっていったんです」 -- 名無しさん (2007-06-27 22 02 35) ↑「見ろ、モリビトがごみのようだ」 -- 名無しさん (2007-06-28 00 15 48) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gone0106/pages/278.html
『PHASE 06・地球と風と火』 カガリはその朝、アスランと共に慰霊碑の前に立っていた。 海を望む高台に据えられた、カガリの父や友、あの日、命を落とした者たちのための慰霊碑。 昨日の会議では結局、戦争が始まらないための努力を最重要とし、同盟を結ぶかどうかは、先送りとなった。 今日もカガリはまた駆けずり回って働かなければならない。 だがその前にここに来ておきたかった。感傷にすぎないが、再び戦争が起きようとしていることを、先人にわびるために。 「……戦争は、避けられそうか?」 アスランの問いに、カガリは首を横に振る。 「結局、戦争への流れを止めるほど、私には力がない……非力なこの身が恨めしい。政治家として足りないものだらけだ私は。 しかも、ほんの少し前まで、非力であることすら、気づいていなかった……」 カガリは己の不甲斐無さに、下唇を噛み締める。 そこに、予期せぬ人物が二人、登場した。 「仲がいいことだね、お二人さん」 ユウナ・ロマ・セイランと、その護衛ウェザー・リポートだった。 「首長たちの意見は分裂気味だよ。君が啖呵をきってくれたおかげで」 ユウナはやれやれという風に首を振る。もともと今の首長たちの多くは、自分の意見などない日和見主義者だ。 前回の会議でカガリの雰囲気に呑まれて、宗旨替えを考えているらしい。 「いつの間にそんなに雄雄しくなったんだい? 前もそりゃあ女らしくはなかったけど、なんかあと一歩で兄貴と呼びたくなる貫禄じゃないか」 そう言うユウナも、以前と違っているのではないかと、アスランは感じた。 前はこんな冗談じみたことは言わず、ただ気障ったらしい言葉と行動で、こちらを苛つかせたものだ。 しかし今の彼は自然で、演技的なものがないように思えた。 「私だって変わるさ。少しは」 「ふうん……ま、今のところは君の意見どおり、戦争がそもそも起きないように、僕も父上も努力しているよ。 地球の被害をなんとかすることが優先されることで、プラントと角突き合わせている場合じゃないって、各国を説得してる。 並行して軍備の調整や市民の避難経路確保も行ってるよ」 「そいつはありがたいが……やはり戦いは避けられないだろうな」 「残念ながらここまでくると、惰性がついて止まりそうにないね。 連邦に味方すればプラントと、連邦に味方しなければ連邦と、戦うことになるだろう。 僕らはプラント側の勝利は薄いと考えて、やはり連邦に味方する方がいい考えているけど」 どの道を行こうが被害は出る。なら最終的に勝てそうな方をとるというのがセイラン派の意見だ。 「どうかな。オーブがプラントに味方すれば、戦況も変わるかも知れない」 大西洋連邦に不満を抱いている国は多い。 オーブが従わなければ、そういった国も勇気付けられ、連邦の言いなりになることに反抗するかもしれない。 「確かにありえなくはないさ。けどプラントに味方する方が、総合的に見ればリスクは大きいと思うね僕は。 とにかく一番の問題は最初の一撃さ。オーブが同盟条約を蹴れば、見せしめのために即刻、大兵力が投入されるだろう。 そうなれば、いくらオーブの軍事力でも耐えられない。今オーブにいるミネルバに協力してもらって、やっと五分ってとこかな」 「フリーダムを使ったら?」 その言葉に、ユウナは目を見開く。 「……あるのかい?」 「ある」 ユウナは髪の毛を掻き毟って、 「うーん、それならまあ……連邦もそんなものがあるなんて思っていないし……士気の向上も期待できる。 最初の一撃をしのげば、再攻撃までにプラントと連携を組むこともできるだろうし……にしても」 ユウナはいったん考えを中断して、小気味よさそうに微笑み、 「君にも、戦う気はあるんだねぇ。どんな理由があろうと、馬鹿みたいに戦争反対を唱えるかと思っていたんだよ実は」 「以前の私ならそうしただろうな。そりゃ今だって戦争は反対さ。だが、守るためには戦うべきだ。けど……」 そこでカガリは慰霊碑を見つめ、 「お父様の選んだ道を否定するのは、つらい……お父様は、国と民を愛していた……それなのに、それを間違いだというのは……」 カガリは今になっても、父の志を否定する気にはなれなかった。それは政治家としてではなく、娘として父に対する想いだった。 アスランも彼女に共感し顔をうつむかせた。彼もまた、父の道を否定し憎みながらも、父を嫌うことはできない人間であったから。 そこに、今まで口を開かなかった者が、声を出した。 「誰もが誰かを愛し、誰かのためを思って行動したとしても、結果として最悪になることはある ……どのような結果になったとしても、ウズミ・ナラ・アスハが良い人間であったこと、否定はしない」 カガリはウェザーを見つめる。その表情はいつもの無表情だったが、瞳の奥に哀しみが潜んでいるのを、カガリは見た。 アスランも見ただろう。そしてユウナも。 「だが、親と同じ道を子が歩まなければならない、などという義務はない。君たちは、君たちなりにやればいい」 ウェザーの言葉には確かな労わりがあった。カガリもアスランも驚きと共に彼を見つめる。 ユウナの私兵とも言える立場の彼が、自分たちにそのような言葉をかけるなどとは、思っていなかったのだ。 (俺は俺、か……) 特にアスランは、偶然であれ心の重荷を一つ、軽くしてくれた彼に、感謝せずにはいられなかった。 「ウェザー、そういえば君はこの件に関して、意見してなかったな……君はどう思う?」 ユウナのその言葉にも、カガリたちは驚かされる。ユウナの言葉は、ウェザーへの信頼を示している。 それも部下に対するものではなく、より親しみと敬意の込められたものだ。 ユウナがこのような態度を見せるこの男は、一体何者なのだろう。 「俺は政治などわからん……だが、結果を求めるあまりに過程をないがしろにすることは、『目的の為には手段を選ばない』 という思考に繋がり、果てには善い事を行なっているつもりで、気づかぬうちに悪を行なってしまうことになりかねない……。 それは悪よりも更に悪い、最もドス黒い悪だ……。そのことだけは、心にとめておいてほしい……」 「それは……大儀のない連邦との条約に乗るなってことかい?」 ユウナはウェザーの言葉を、頭で噛み砕きながら問い返す。 「正直、反対ではある……だが、君がそれを選んだとしても、それも一つの決断だし、理もある。文句は言うまい。 俺は俺の仕事をするだけだ」 そういう物言いをされるのは、単純に否定されるより受け取る側は困る。 カガリやアスランにしても、ウェザーの真摯な願いに考えさせられるものがあった。 しかし、彼らに考えている時間は与えられなかった。 「う……?」 カガリが急に顔をしかめた。 「? どうしたカガリ?」 アスランが言う。 「いや……何か……」 そこまで口にした後、 「うげえええええええぇっ!?」 およそ女性らしくない声をあげてカガリが吐き出したのは、十数枚の鋭利な剃刀だった。 「「「っ!!?」」」 アスラン、ユウナ、ウェザーは、そろってその光景に絶句する。 「な、なんだこれは……」 カガリは口から血を垂らしながら、自らが吐き出した金属の塊を見つめ、呆然と呟く。 口内に酷い痛みを感じることから、切り裂かれていることが自覚できた。 傷口は内側だとわかっていても、無意識のうちに右手は口を抑えた。すると、 プツ、プツプツプツプツプツッ!! 「う、うあああああっ!?」 右手の甲から、今度は二十本以上の針が飛び出してきた。甲の血管を貫き、血がドクドクと流れ出す。 「カ、カガリィィィッ!?」 ユウナが混乱の叫びをあげる。 「なんだこれはっ!」 わけがわからないながらも、アスランはカガリをかばうように両腕で抱え込む。 「これは……こんな真似はスタンド能力としか考えられん……だが、スタンドの姿も見せずに金属の剃刀や針を、 一体どうやって体内に入れたというのだ?」 ウェザーは周囲を見回し、敵の姿を探す。だが、身を隠すような場所は無いにも関わらず、発見はできない。 「一体……どうやって……」 「ふん……思ったよりも人が多いが……カガリ・ユラ・アスハだけを殺す事は可能だ……」 その暗殺者は、カガリたちから10メートルと離れていない距離の場所にいた。 「殺り方はすでに……できている」 『地球』上に存在する最多の物質を味方にした、暗殺者リゾット・ネエロは、自分にだけ聞こえる小さな声で呟いた。 ウェザーは観察する。大きな慰霊碑が置かれた、そこそこの広さの高台。前方は階段、隠れるような場所はない。 しかし、どこにも人の姿はない。それを確認すると、ウェザーはすぐさま自らのスタンドを現した。 「『ウェザー・リポート』!!」 ウェザー・リポートは体を分散させ、雲のようになって、周囲の空間に満ちた。 それは、空気の動きを感知するレーダーの働きをする。呼吸による空気の乱れさえ感じ取れる。 だがそれを行った直後、 ザグザグッ!! ウェザーの右足から、十本以上のメスが飛び出した。 「ぐ、ああっ!?」 だが、そのとき空気はまったく揺らがなかった。 (彼女のときと一緒だ……スタンドも、他の何も、俺に近寄っていないし、触れていない。なのに、どうやってこんなことができる?) ウェザーは崩れそうになる足を踏ん張り、前を見据えた。 かつて神父に足を切断されたときに比べれば、どうってことない。 心配するアスランの声に応えると、 「……どこにいるのかは、わかった」 ウェザー・リポートは、階段の上にある、一つの呼吸を感じていた。 「目には見えないが、確かにいる。次は、こっちが攻める番だ……」 一方、リゾットも多少の驚愕を覚えていた。 (まさか、スタンド使いとはな……俺たちチーム以外のスタンド使いと直接会うのは、『こっち』じゃ初めてだ) 噂では、自分たち以外にも妙な能力を持つ者がいると聞き、予想はしていたが、こうして戦うことになるのは初めてだった。 (奴のスタンド……体を気化させて空間に広がったが……とりあえず、そのこと自体は攻撃とは違うようだ。ダメージがないからな。とすれば、索敵か。なら、もう俺の位置はわかっていると見ていい。次は攻撃してくる……) 先制攻撃をしかけてダメージを与えたが、相手の目は死んでいない。 こちらの能力への疑問はあるが、恐怖の欠片もない闘志に満ちた表情だ。 (厳しそうだな) リゾットのスタンドは『メタリカ』。リゾットの体内に群生するスタンド。能力は磁力。 スタンド能力であるため、本来の磁力とは違うかもしれないが、磁力と考えていいだろう。 磁力によって鉄分を自由自在に操ることができる。鉄分は『地球』上どこにでもある。 地表に、空気中に、水中に、生物の体内にも存在する。地表に出る金属の中でも最も多い物質なのだ。それを手も触れずにコントロールできる。 生物の体内にある鉄分を、剃刀や針に変えて、体内から相手を傷つけたり、体に鉄分を付着させることで、光の屈折などで蜃気楼のように模様を描き、風景に溶け込んだりできる。 鉄を操れる距離は、10メートルから5メートル。鉄に近ければ近いほど、自由に操れる。 リゾットはより強力な攻撃を行うために、階段を上り始めた。 「一体……どういうことだ?」 アスランは半ば呆然として呟いた。自分の恋人の体から、突然凶器が湧き出て傷ついたのだ。 わけのわからないことこの上ない。その呟きは答えを期待したものではなかったが、 「多分、スタンド攻撃だ」 意外にも答えが返ってきた。 アスランは回答者である、ユウナを見つめた。 「スタンド能力……まあ、超能力と考えてくれればいい。その能力は物体を触れただけで爆発させたり、気象をコントロールしたり、能力によっていろいろなことができるらしい。 そして、それは科学や常識では計ることはできない。それを認識し、対抗することができるのは、同じスタンド使いのみ」 その説明を聞いて、アスランはユウナを「いかれているのか? この状況で」という目で見たが、ユウナの表情に嘘偽りがないことは感じ取れた。 「到底信じられないが……そういうものがあるとして……俺たちはどうすればいいんだ?」 切羽詰った状況で、敬語を使うことも忘れているアスランに、ユウナは断言する。 「どうしようもない。ウェザーに任せるしかない」 「ウェザーに?」 アスランは自分たち三人の前に立つユウナの護衛に視線を送る。 その時、ウェザーの右足からメスが噴き出た。 「ぐ、ああっ!?」 「大丈夫か!!」 アスランは思わずそう言ったが、我ながら馬鹿な台詞だと思った。大丈夫なわけないだろうに。 「大丈夫だ……この程度」 ウェザーはそう言い、 「……どこにいるのかは、わかった。目には見えないが、確かにいる。次は、こっちが攻める番だ……」 そして、虚空を睨んだ。実際には虚空ではなく、その方向に何者かがいるのだろう。アスランにはまったくわからなかったが。 「ウェザーもスタンド使いだ。彼しか敵を倒せない」 「……俺たちにできることはないのか?」 「……ない」 吉良吉影のときは、ユウナもMSの操縦などで役立てたが、この状況ではまったく役に立てない。 銃を撃とうが、弾丸を弾けるスタンド使いなど珍しくもないらしいし、大体、どこに本体がいるのかすらわからない。 だから、自分にできることなどない。それは役割の違いであって、魚が空を飛べないことを悔しがる必要がないように、政治家である自分が戦士として戦えないことを恥じる必要はないはずであった。 だが、『男』としてはまた別である。ユウナは何もできない自分に、内心強い悔しさを抱いていた。それをアスランに見せてやる気はないから、表面上は冷静にしていたけれど。 ―――――――――――――――――――――――― ウェザーは、相手の居場所がわかった時点で攻撃方法を決めていた。 (雷を放つ! 吉良のときは失敗したが、今は相手の場所もわかっている!) その考え方は間違っていない。強力で形のない雷から本体をガードできるスタンドは、そう多くはない。雷はガードをすり抜けて向こう側にいる本体にダメージを与えることができる。 ウェザーの誤算は、相手がその『多くない』部類に入るスタンド使いであったことだけだった。 「『ウェザー・リポート』ォォッ!!」 ウェザーの言葉と同時に、一条の雷が、目に見えぬ暗殺者に向けて伸びていく。 だが、 「……『メタリカ』ッ!!」 雷撃は、暗殺者に当たる前に急に方向を変え、リゾットとはかけ離れた方向へ飛んでいってしまった。 (馬鹿なッ! ウェザー・リポートの雷が外れた!?) 雷の原理はこうだ。雲を形成する細かい氷の粒が擦れあうことで静電気が発生し、雲の上層に正の電荷が蓄積され、下層に負の電荷が蓄積される。この二つの電荷のバランスが崩れるときに起こる放電現象が雷である。 そして電荷を持った粒子、すなわち荷電粒子は磁力線の周囲にまとわりつく性質がある。 つまり磁力を使えば、荷電粒子の動きをコントロールできるわけだ。 リゾットはメタリカの磁力によって荷電粒子を動かすことで、雷をはじいたのである。 これはともすれば、荷電粒子を使ったビーム砲すらはね返す可能性を秘めいているが、今はそのことは関係ない。 「そしてくらえ、メタリカッ!!」 ザガッ!! ウェザーの左足を、さっきよりも更に多くのメスが突き破った。 ウェザーはもはや立つこともできず、その場に膝をついてしまった。 「ウェザーっ!!」 今度はユウナが叫んだ。そして、今度はウェザーもすぐに大丈夫とは言えなかった。 相当なダメージを負ってしまった。機動力である足を奪われたのは痛い。 (雷が効かないとは……) 最も破壊力のある『天気』を封じられ、ウェザーはほぞを噛む。 ウェザーの能力は無意識の部分が大きい。かつて自殺しようとしたときも、無意識にスタンドが彼を守ったし、ヘビー・ウェザーも絶望と怒りが生んだ無意識の能力だ。 もともと天気は複雑なものであるため、考えて作れはしない。 こういう天気を作ろうと思えば、スタンドが自動的にそれを作ってくれるのである。 従って精密に動かすことは難しい。 嵐などの強力な天気を生み出せば、周囲を巻き込んでしまう。 傷ついたカガリを巻き込むようなことはできない。 強すぎる能力。それが、ウェザーの弱点であった。 (こいつの能力は、何なのだ……?) ウェザーは朦朧とする頭で考える。 スタンドは一人一能力。それがルール。 ならばこの相手の能力は一体? 人間の体内に触れもせずに剃刀や針やメスを埋め込み、姿を消し、雷をはじく。 これほど多岐にわたる能力が、たった一つのものであるとしたら、それはいかなる能力なのか。 (それにしても……これほどにきついものか? この傷は) ズタズタになった両足を見て、そう思う。 かつて、初めて徐倫と行動を共にしたときも、神父と戦ったときも、これ以上の傷を負ったが、もっと意識はしっかりしていたはずだ。だが今は眩暈すらする。単純な出血多量からくるものにしては……おかしい。 (何か……何かヒントはないか……) そのとき、一羽の小鳥が舞い降りた。何をしたわけでもない。たまたまその小鳥はウェザーと暗殺者の間を抜けて飛び、 ザズッ!! 空中で首を切り飛ばされて死んだ。 「……?」 ウェザーはその光景をポカンとした表情で見ていた。 (なぜ、小鳥なんかを攻撃した?) その意味を考える前に、彼の左腕から剃刀が飛び出した。 「う、ううっ……」 叫ぶほどの気力もなく、ウェザーは呻き、ついに上半身まで完全に倒れこんだ。だが、左手を見た瞬間、疑問は氷解した。 カガリは石碑のすぐ前に座り込んでいた。 ウェザーはカガリたちから見て右斜め前方1メートルほど離れたところに倒れていた。 ユウナはウェザーの側で彼の様子を見ていた。 そしてアスランはカガリの側に立ち、苦々しい表情で周囲を睨んでいた。 ウェザーが倒れたのを見て、アスランは歯を食いしばる。ユウナの言うことが確かならば、もはや希望はない。だがそれでも諦めきれず、拳銃を手に取る。もっとも、そんなものが通用するはずはない。 アスランの身体能力はかなり高い。某漫画家にはさすがに及ばずとも、コーディネイターの中ではトップクラス。だが、敵の位置がわからない以上は、それも無意味だ。 さっきから救援を呼ぼうともしているが、通信も届かない。Nジャマーの効果があるとはいえ、近距離なら届くはずだが、どうやら何らかの妨害があるようだ。 (俺には、何もできないのか?) かつて、父を止めようとしてできなかったように、今もまた、無力なままで終わるのか? 過去と同じことを繰り返すのか? 過去に縛られたままに。 「ウェザー!!」 ユウナはウェザーのもとに駆け寄り、名を呼んでいた。 「ユ…ウナ……」 「ウェザー!! 生きてたか!!」 反応したことに顔を輝かせるユウナに、 「……ユウナ……見ろ……」 ウェザーは、血に塗れた左腕をユウナの前に突き出した。 「うわ、ちょ、グロいよそれ!!」 思わず、ユウナは身をのけぞらす。だがウェザーは淡々と、 「見ろ……血の色が、変だ……」 ユウナはそう言われて、やっと気づいた。本来赤くあるはずの血が、妙に黄色っぽいというか、澱んでいるというか、とにかく気持ち悪い色になっている。 「それに……この腕時計……」 ウェザーは次に、自分の左手首にはめたアナログ式の腕時計を見せる。しかしその針は止まっており、ピクリとも動いていない。 「いつの間にか、壊れていた……多分、通信で助けを呼ぶことも……できないだろう……」 「ど、どういうことだ?」 「磁力……だ。相手は、磁力を操るスタンド使いだ……」 ――――――――――――――――――――― リゾットはすでに階段を上り終えていた。カガリまでの距離は、5メートルもない。 (スタンド使いの方は動きを止め、スタンドも消えた……だが死んではいない。相当に消耗しているだろうが、死んではいない……戦線復帰される前に、カガリ・ユラ・アスハを始末しておくか) リゾットは狙いを定めた。 ユウナはウェザーからすべて聞いて、呆然と呟いた。 「そんな……それってほとんど無敵じゃないか……」 敵の能力の正体が『磁力』であること。 血の中の鉄分を磁力で操って剃刀などをつくっていること。 時計や通信機が壊れたのは磁力の影響であること。 雷を磁力によってはじいたこと。 磁力は本体を中心に発生し、本体に近いものから影響を受けること。 そして……鉄分が体から無くなれば、人は酸素を吸収できず、黄色い血となって死に至ること。 「磁力なんて、かわすことも防ぐこともできやしない。しかも、姿を隠す能力まではわからないんだろ? こちらからろくに攻撃もできないんじゃ、どうしようもない!」 ユウナの切迫した声に、ウェザーも頷き、 「ああ……敵もすでに移動しているようだしな……もう一度索敵しようとすれば、容赦なく殺られるだろう……」 次に攻撃をくらったら、ウェザーの命はあるまい。傷はなんとかなっても、鉄分の欠如が致命的となる。 「だが諦めるんじゃあないユウナ……この世に無敵など存在しない……何か方法は……あるはずだ……」 「ガアアアァァアァァッ!!」 カガリが一際大きな叫びをあげた。アスランは、その理由をすぐに悟った。 彼女の首の皮膚が、不自然に膨れていた。しかも徐々に動いている。その特徴的な形は誰が見ても、何が入っているのかは明らか!! 「『ハサミ』だとぉぉぉ!!」 どうってことのない日用品であるハサミも、皮膚一枚下に入っていて、しかも勝手に動くとなれば立派な殺人道具。 ハサミは徐々に開いて、カガリの首を切断する体勢に入った。 「させるかッ!!」 アスランは閉じようとするハサミを手で押さえると、思い切って皮膚を引きちぎり、ハサミを抜き取った。大きな傷ができ、血が噴き出て二人の服を汚す。 その血は、ウェザーのものと同じ、黄色だった。 「ヤブゥアアアアアアア!!」 カガリは激痛のあまり、奇妙な絶叫をあげる。 「カガリッ!! くそぉっ!!」 だがその一大事に、ユウナは『しめた』と考えていた。別にカガリが苦しみ、死にそうなことを嬉しがっているわけではない。 敵の場所を探るチャンスであるということだ。 ユウナの視線は、ウェザーの足から飛び出したメスに向けられていた。地に落ちている何十本ものメスや針は、かすかにであるが蠢いていた。 そしてその動きには規則性が見える。 (この動きは敵の放つ磁力の影響! 敵が攻撃するとき磁力を放っているのなら、金属は必ず敵の磁力に引き付けられる!! その動きを観察すれば、敵の位置がわかるはずっ!) それがユウナの考えた、索敵方法だった。敵の動きさえわかれば、攻撃のチャンスができる!! だが、ユウナが敵の位置を知るよりも前に、 ボロッ、ボロッ、ボロッ…… 「な、何ぃっ!?」 メスが、剃刀が、針が、そしてアスランの手の中にあるハサミまでも、崩れて消えていく。ユウナの目論見と共に。 「やはり……探っていたようだな。俺の位置を……」 リゾットは、ユウナの驚愕の表情を見つめて呟く。 「あの男のメスを見る表情……自信と希望があった。それは俺の能力を見破ったから……それなら、俺の場所を探る方法も、思いつくだろう……」 だが、それも彼の予想の内。 「俺のスタンドの磁力で作ったものだ……元の状態に戻すことも……たやすい」 リゾットは、再び恐怖に染まったユウナの顔と、黄色い血に塗れたカガリとを眺めながら、また一つ、歩みを進めた。 (何を狙っていたのかわからないが……ユウナは失敗したのか) アスランはユウナの様子から察して、また一つ、希望の芽が摘まれたことを知る。カガリをかばうように彼女の肩を抱く。 「何か、何か手はないのか……!?」 必死で考えるが、焦れば焦るほど考えがまとまらない。頭をハツカネズミよりも空回りさせているアスランに、 「アスラン……ユウナと……ウェザーを連れて……逃げろ……」 カガリが、ヒューヒューと掠れた息をしながら言った。 「「なっ!」」 彼女の言葉に、アスランも、そしてユウナも驚いた。 「敵の狙いは……私のようだ。せめて、お前たちだけでも……」 「馬鹿を言うなカガリッ!!」 アスランが悲痛な声をあげる。だがカガリは静かに首を振り、 「ユウナを、こんなところで死なせるわけには、いかない……彼の、政治力は、これからのオーブに必要だ……ウェザーの、能力とやらも……そしてアスラン……お前の力もだ……一番の役立たず一人ですむのなら……安いものだろう?」 カガリはカガリなりに公平に見定め、そして選択したのだ。この選択に、アスランは逆らえるだろうか? アスランがカガリの願いと自分の想いとの板ばさみにあっているとき、 「アレックス……いやアスラン」 いつの間にか立ち上がっていたユウナが、彼を呼んだ。 「な、なんだ?」 今までにない、静かで強い口調に、アスランは虚を突かれた気分でユウナを見る。 「……僕さ、これから『死ぬかもしれない』からさぁ、そんときは父さんによろしく言っといてくれる?」 「……なんだって?」 アスランは意味がわからず問いただす。 「僕、育ちいいからさぁ、打たれ弱いんだよねぇ~」 やれやれという顔で、ユウナは左手首を口元に運ぶと、 ガブチィィィィィッ!! 一気に噛み切った。 「え?」 アスランもカガリも、ポカンとしてその光景を見る。 ブッシュウウウウウゥウゥゥ!! 皮膚と血管が破れ、鮮血が勢いよく噴出した。 「何やってるんだぁぁぁぁっ!?」 アスランが動揺して叫ぶが、ユウナはちょっと顔をしかめただけで、落ち着いていた。 「うっさいな……黙って見てろよ」 そのときのユウナは、怒りに満ちていた。 (カガリ……!! 随分、僕をなめてくれるじゃないか!!) (アスランには説得しながら、僕にはしようとしないということは……僕が死にかけた女性を置いて逃げるような人間だと、思っているってことだよな?) カガリを置いていくことのみを気にするアスランも、同じように考えているのだろう。良く思われていると思ってはいなかったが、ここまでの侮辱には我慢ならない。 (そんな風に思われたままでいられるものか!! 思い知らせてやる!!) そして考え付いたのがこれだった。 敵の能力が『磁力』である以上、目標の前に磁力に反応するものがあれば、それに影響を与えないわけにはいかない。 ユウナたちの身につける金属製品に影響がないところを見ると、どうやら敵の磁力は生物の体の鉄分にのみ、大きな効果をもたらすようにできるらしい。 砂鉄にまで影響を与えれば、砂鉄の動きで位置がばれてしまうから、そうならないために能力を調整しているのだろう。 だが、生物に含まれる鉄分であれば、おかまいなしであるようだ。 「小鳥の首を落としたようにね……」 やがて、ユウナの血が床に溜まっていく。カガリを囲むようにして。 「この血の池はレーダーだ。敵がカガリを狙って磁力を使えば、カガリに力が及ぶ前に、この池に引っかかる!!」 そして言葉どおり、赤い血の池に乱れが起こり、湧き出るように針が突き出した。次々と針が飛び出していく。無数の針は血の池を割る一筋の道となる。 あとは、さきほどのように消される前に攻撃しなくてはならない。 「この針の道の先に敵がいる。後は任した」 ユウナは青ざめた顔で、アスランにニヤリと笑みを投げ、バタリと仰向けに倒れる。 「ユウナっ!!」 カガリが悲鳴をあげる。しかしアスランは、もうユウナを見はしなかった。そっとカガリから手を離し、静かに立ち上がる。 「……わかったよユウナ」 今のアスランの脳裏に、父の姿はない。 あるのはユウナが切り開き、示した『道』のみ。迷いはなく、自問もなく、焦りも怒りもなく、ただすっきりとした戦意がその顔にあった。 過去の亡霊は消え、今存在する、未来への道のみが見えていた。 「あんたの覚悟が、心で理解できた!!」 そう言い放ち、アスランの目に『火』が宿る。 「その覚悟に! 答えよう!」 アスランは、針の道の先に銃口を向けた。迷いの無い力強さで。 銃を構えた途端、アスランの体から、針が突き出す。腕から、足から、顔から、口から、腹から。だが、アスランは髪の毛一筋ほどの震えもなく、 正確に引き金を三度引いた。 銃口から三度、『火』が噴いた。 見えはせずとも銃弾が何かに当たる音がして、目に見えぬものを吹っ飛ばしたことが実感できた。一呼吸遅れて、何かが地面に叩きつけられる音がする。 「やったようだね……」 ユウナの声がする。血は止まっているようだ。実はアスランやカガリの血も止まっている。ウェザーが雲を創り、傷に包帯のように巻きつけているのである。 「まったく、大胆な真似をしたものだな……」 アスランが呆れた声を出す。だがそこには、見直したという想いも確かにあった。 目的を達成したユウナはフッと笑って、言ってやった。 「……かっこつけたかったんだよ。君らの前で」 (く、しまった……) リゾットは自らの身体に開いた、弾痕を見てそう思う。皮膚一枚下に自分の体内にある鉄分で防御壁をつくり、威力は弱めたものの、衝撃はかなりのものだ。 体が痺れている。 (奴らの連携に、はまった……) 自分の居場所をつきとめたユウナ。 ユウナに応えて、攻撃を受けてもひるまず銃を撃ったアスラン。 そして……リゾットが身を翻し、銃の射線から逃げる事を防いだ、ウェザー・リポート。 アスランはメタリカによる攻撃に動揺しなかったといえど、体の動作は一瞬遅れた。その一瞬の隙に、弾丸をかわすことはできたはずだった。 だが、それは『風』によって阻まれた。 突如、一瞬吹き荒れ、リゾットの体を包んだ風が、彼の動きを封じたのだ。 「おのれ……」 リゾットは、口から血を垂らしながらも立ち上がろうとする。そこに、 「リゾット……」 自分のすぐ『下』から声がした。聞き覚えのある声だった。 視線を地面に向けると、そこには『顔』があった。人間離れをした奇妙な怪物の顔。 「ベイビィ・フェイス……?」 それは、リゾットの仲間の一人、メローネのスタンド、ベイビィ・フェイスであった。その能力は、自分や他の生物の体を物質に作り変えてしまうこと。 今、ベイビィ・フェイスの体は高台をつくる鉱物と同化しているのだ。 「なんのようだ……」 ベイビィ・フェイスは血液を元に創り出される遠隔自動操縦スタンド。血液の主を自動的に追いかける。 そして、このベイビィ・フェイスはリゾットの血液を元に創られている。だからリゾットがどこにいても追跡し、連絡を届けることができる。 「メローネからの伝言だ……『この依頼はキャンセルだ』」 「……何?」 「暗殺の依頼をした奴らが口封じのために……俺らを襲撃してきやがった……ディ・モールトなめてくれたもんだ。まあ、そいつらは既に『ぶち割って』ある。 依頼主の裏切りがあった以上、この仕事はなしだ」 リゾットはなるほどと頷く。この暗殺を依頼してきたのは、ブルーコスモスの過激派だ。 彼らの動機に興味はないが、どうやら親プラント派のカガリを殺し、その罪をコーディネイターになすりつけ、大西洋連邦との同盟を進めようとしたらしい。 「で、どうする? 随分やられているみたいだが……やはり標的をブチ殺して帰るか?」 「いや……俺たちを裏切った依頼主に、報復をする方が先決だ」 裏家業の自分たちにとって、面子は命よりも大事だ。裏切ったからには、それ相応の報いは受けてもらう。襲撃した奴ら以外の依頼主にもだ。 どんな形にせよ、カガリを殺す事は裏切られてなお依頼を続行することになり、よろしくない。だが何より…… (あのスタンド使い……まだ何かありそうだ) あのスタンド使いが見せたのは『雷』、『風』、それに奴らの傷口に巻きついているのは……『雲』か。 おそらく、『天候』を生み出すのが奴の能力。幅の広い能力と見える。まだまだいろいろとできることはあるだろう。 (あえて手負いの獣に挑む事もあるまい) そしてリゾットは、ベイビィ・フェイスの能力で物質となり、ベイビィ・フェイスに運ばれてその場を去った。 その後、通信機能が回復し、アスランの呼んだ助けによって四人は病院に運ばれた。 後日、この暗殺事件の犯人はブルーコスモスの一グループであったことが判明した。グループは全員死体で見つかった。 彼らが死んだ理由は、仲間割れがあったという結論がつけられた。 それよりも重要なのは、彼らの本拠地に残されたデータから、彼らグループが大西洋連邦との同盟を求めてカガリ暗殺を目論んだということがわかったことだ。 国民からの信望厚いカガリ暗殺を企んだブルーコスモス、そして彼らが味方する大西洋連邦へのオーブ国民の反発心は強くなった。 しかも、親連邦派であるユウナまで巻き込まれたのだ。目的のためなら味方であっても害するそのやり口。 そんな奴らとの同盟を組むと言い出せる状況ではもはやない。 カガリやユウナの意思に関わり無く、オーブは反連邦へと傾いていった。 TO BE CONTINUED
https://w.atwiki.jp/synchronica/pages/233.html
全曲 181 曲 - 削除曲 20 曲 = 現在 161 曲 J-POP ボーカロイド™曲 アニメ ゲーム バラエティ クラシック オリジナル 17 曲 29 曲 30 曲 27 曲 19 曲 6 曲 33 曲 カケラ 音のアトリエでカケラの育成による解禁が必要な楽曲 隠:特殊な方法での解禁が必要な楽曲 先 イベント先行配信楽曲 (曲名) 削除曲 曲順は収録日順になっています。 曲名 アーティスト BPM NORMAL ADVANCED TECHNICAL PANDORA 備考 J-POP ポリリズム (Perfume) 128 3 8 13 - 2018/01/25削除 スターライトパレード SEKAI NO OWARI 125 2→3 9 13 - WHAT S MY NAME? MIYAVI 137-150 5 11 17 - 2018/04/01削除 インベーダーインベーダー (きゃりーぱみゅぱみゅ) 160 3 9 15 - Emotions MAN WITH A MISSION 176 5 7→8 13→14 - 2018/01/25削除 starship.6 Plus-Tech Squeeze Box 166 6 11 18 - 2017/06/30削除 starrrrrrr [ Alexandros ] 143 2 7 12 - 2019/10/1削除 憂、燦々 (クリープハイプ) 110 1 6 10 - 夜の踊り子 (サカナクション) 134 2 6→7 12 - 2017/06/30削除 夏祭り (Whiteberry) 141 3 9→8 14 - 2019/10/1削除 ごめんなさいの Kissing You (E-girls) 143 3 9→8 13→12 - 2019/10/1削除 愛唄 (GReeeeN) 85 1 6 11 - 2019/10/1削除 From Noon Till Dawn ストレイテナー 184 4 9 14→15 - 2018/08/28削除 天体観測 (BUMP OF CHICKEN) 163 3 8 13 - 2019/10/1削除 私以外私じゃないの (ゲスの極み乙女。) 136 3 9 14 - にじいろ (絢香) 92 1 6 11 - 2019/10/1削除 ないものねだり (KANA-BOON) 176 4 10 13 - 2018/01/25削除 ひまわりの約束 (秦基博) 79 1 6 12 - 2019/7/1削除 前前前世 「君の名は。」より(RADWIMPS) 190 3 9 15 - 2019/10/1削除 unravel TK from 凛として時雨「東京喰種トーキョーグール」より 118-135 3 10 16 - 2019/10/1削除 M.S.S.Phoenix M.S.S Project 180 3 8 15 - さよならエレジー (菅田将暉) 155 3 8 13 - 2019/10/1削除 輪廻転生 まふまふ 196 4 10 16 - 2019/10/1削除 ハナミズキ 一青窈 33-76 1 7 13 - 2019/10/1削除 ドラマツルギー Eve 127-149 3 8 15 - ボーカロイド™曲 からくりピエロ 40mP 102 2 6→7 12 16 Tell Your World livetune 150 1 6→7 12 - 脳漿炸裂ガール れるりり 155 6 11 17 19 千本桜 黒うさP 154 4 10 15 - カガリビト (Synchronica Ver.) millstones 206-226 6 11 16 19 2018/04/01削除 ビバハピ Mitchie M 145 5 11 16 - マーメイド monaca factory feat.GUMI 112 3 10 15 - ハウトゥー世界征服 Neru 151 4 11→10 14 - いーあるふぁんくらぶ みきとP 145 4 8→9 14 - 六兆年と一夜物語 kemu 86-186 6 11 17 - チルドレンレコード じん 210 5 10 15 - ロストワンの号哭 Neru 162 4→5 10 16 - ウミユリ海底譚 n-buna 120 4 9 14 17 キミノヨゾラ哨戒班 Orangestar 185 5→6 11 15 18 天ノ弱 164 feat.GUMI 199-206 4 10 15 17 恋愛裁判 40mP 134 3 8 13 - ギガンティックO.T.N ギガれをる 190 6 11 17 - エイリアンエイリアン ナユタン星人 152 4 9 15 - ダンスロボットダンス ナユタン星人「戦闘摂理解析システム#コンパス」より 152 4 10 15 - ドクハク MARETU「戦闘摂理解析システム#コンパス」より 208 4 9 14 - アルカリレットウセイ かいりきベア「戦闘摂理解析システム#コンパス」より 158 4 9 15 - 残響 164「戦闘摂理解析システム#コンパス」より 140 3 9 15 - ハイスペックニート 40mP「戦闘摂理解析システム#コンパス」より 220 5 8 14 - マチガイサガシ まふまふ「戦闘摂理解析システム#コンパス」より 192 5 11 16 - キレキャリオン ポリスピカデリー「戦闘摂理解析システム#コンパス」より 170 3 10 14 - レトロマニア狂想曲 olyphonicBranch「戦闘摂理解析システム#コンパス」より 180-220 4 11 16 - Call of Justice ダルビッシュP「戦闘摂理解析システム#コンパス」より 155 2 9 15 - アヤカシ buzzG「戦闘摂理解析システム#コンパス」より 186 3 10 15 - 撥条少女時計 Drop 葉月ゆら 45-134 3 10 15 - KILLER B 梅とら「戦闘摂理解析システム#コンパス」より 130 4 11 16 - アニメ abnormalize 「PSYCHO-PASS サイコパス」より(凛として時雨) 175 4 8 14 - 2018/01/25削除 紅蓮の弓矢 「進撃の巨人」より(Linked Horizon) 180 4 10 15 - 2019/10/1削除 君の知らない物語 「化物語」より(supersell) 165 3 7 13 17 2018/04/01削除 残酷な天使のテーゼ 「新世紀エヴァンゲリオン」より(高橋洋子) 80-129 3 8 12 - 2019/10/1削除 Let It Go~ありのままで~ 「アナと雪の女王」より(松たか子) 137 3 7 13 - 2019/10/1削除 -LEGNE- 仇なす剣 光の旋律 「アイドルマスター シンデレラガールズ」より(Rosenburg Engel) 138-189 6 10 17 - ノルニル 「輪るピングドラム」より(やくしまるメトロオーケストラ) 170 2 7 13 - 2019/10/1削除 God only knows-Secrets of the Goddess- (Extract) 「神のみぞ知るセカイ 女神篇」より(Oratorio The World God Only Knows) 145-170 3 8 13 - 2019/10/1削除 メッセージ 「アイドルマスター シンデレラガールズ」より(島村卯月・渋谷凛・本田未央) 170 3 9 13 - Star!! 「アイドルマスター シンデレラガールズ」より(CINDERELLA PROJECT) 178 3→4 9→10 15 - Memories 「アイドルマスター シンデレラガールズ」より(LOVE LAIKA) 130 3 8 12 - Trancing Pulse 「アイドルマスター シンデレラガールズ」より(Triad Primus) 113-143 4 9 15 - M@GIC☆ 「アイドルマスター シンデレラガールズ」より(CINDERELLA PROJECT) 178 3→4 9 14 - シュガーソングとビターステップ 「血界戦線」より(UNISON SQUARE GARDEN) 132 3 9 15 - 収録当初はJ-POPだったが修正された LET S GO HAPPY!! 「アイドルマスター シンデレラガールズ」より(凸レーション) 192 4→5 9 15 - Heart Voice 「アイドルマスター シンデレラガールズ」より(CANDY ISLAND with 輿水幸子) 152 4 9 15 - お願い!シンデレラ 「アイドルマスター シンデレラガールズ」より(島村卯月・渋谷凛・本田未央) 175 3 8→9 14 - シンデレラガールズ バナパスポートカードでプレーまたは、お願い!シンデレラを所持している人とマルチプレイ GOIN !!! 「アイドルマスター シンデレラガールズ」より(CINDERELLA PROJECT) 178 3 8 13 - only my railgun 「とある科学の超電磁砲」より(fripSide) 143 3 9 15 - 2019/10/1削除 Hotel Moonside 「アイドルマスター シンデレラガールズ」より(速水奏) 129 4 9 15 - Radio Happy 「アイドルマスター シンデレラガールズ」より(大槻唯) 132 3 10 14 - History Maker 「ユーリ!!! on the ICE」より 100 2 7 13 - 2019/10/1削除 TOKIMEKIエスカレート 「アイドルマスター シンデレラガールズ」より(城ヶ崎美嘉) 140 3 8 16 - メルヘンデビュー! 「アイドルマスター シンデレラガールズ」より(安部菜々) 170 2 7 15 - あんずのうた 「アイドルマスター シンデレラガールズ」より(双葉杏) 195 3 9 15 - 共鳴世界の存在論 「アイドルマスター シンデレラガールズ」より(二宮飛鳥) 185-192 4 11 16 - 全力バタンキュー 「おそ松さん」より (A応P) 155 3 9 14 - 2019/10/1削除 SIX SAME FACES ~今夜は最高!!!!!!~ 「おそ松さん」より(イヤミ feat. おそ松×カラ松×チョロ松×一松×十四松×トド松) 128 1 6 13 - シリアルコード入力により先行配信 2019/10/1削除 Reason!!(DRAMATIC STARS Ver.) 「アイドルマスター SideM」より(DRAMATIC STARS) 190 2 9 15 - TOMORROW DIAMOND 「アイドルマスター SideM」より(Beit) 110-160 3 9 14 - Sunset★Colors 「アイドルマスター SideM」より(High×Joker) 152 2 7 14 - シリアルコード入力により先行配信 ARRIVE TO STAR 「アイドルマスター SideM」より(DRAMATIC STARS) 144 2 8 13 - ゲーム DIVAS R RACING EVOLUTION 137 4 9 14 - Eat em Up! R4 -RIDGE RACER TYPE 4- 152 3 9 14 17 隠 さいたま2000 太鼓の達人(LindaAI-CUE) 200 8 13→14 18 - バナパスポートカードを使ってプレイ MUSIC♪ アイドルマスター(765PRO ALLSTARS) 138 3 8 13 - MOVE ME R4 -RIDGE RACER TYPE 4- 165 4 9 15 - エンジェル ドリーム 太鼓の達人(たかみつようこ) 180 4 10 15 - 宇宙SAMURAI 太鼓の達人(hiyama) 140 5 11 16 - FLOWER DJ YOSHITAKA 「jubeat」より 173 6 12 18 - 2019/10/1削除 Got more raves? E.G.G.「グルーヴコースター」より 266 7 13 18 - Garakuta Doll Play t+pazolite 「maimai」より 256 7 12 18 - きたさいたま2000 太鼓の達人(LindaAI-CUE) 222 7 13→14 18 - 朱の旋律 太鼓の達人(AILE) 190 7 12 17 - 冬竜 ~Toryu~ 太鼓の達人(あず♪) 110-220 4→5 10 16 - そつおめしき 太鼓の達人(feat. unmo) 200 4 10 15 - ドキドキ胸きゅん おまつりタイム 太鼓の達人(MOES) 106-212 5→6 11 16 - MONSTER GENERATiON iDOLiSH7 「アイドリッシュセブン」より 135 3 9 13 - SECRET NIGHT TRIGGER 「アイドリッシュセブン」より 128 2 7 13 - Leopard Eyes TRIGGER 「アイドリッシュセブン」より 130 3 8 14 - MEMORiES MELODiES iDOLiSH7 「アイドリッシュセブン」より 128 3 9 14 - GRIP RIDGE RACER 2 144 4 11 16 - ZERO ACE COMBAT ZERO 123 4 12 15 - RESTART POiNTER iDOLiSH7 「アイドリッシュセブン」より 140 3 9 14 - 恋のかけら MEZZO" 「アイドリッシュセブン」より 133 3 8 13 - Last Dimension~引き金をひくのは誰だ~ TRIGGER 「アイドリッシュセブン」より 135 3 9 14 - SILVER SKY Re vale 「アイドリッシュセブン」より 147 4 10 14 - Purple Rose Fusion 太鼓の達人(世阿弥) 185-250 5 13 18 - セイクリッド ルイン 太鼓の達人(葉月ゆら) 186 4 11 16 - NO DOUBT Re vale 「アイドリッシュセブン」より 128 2 8 15 - 2018/08/16削除 Katamari On Namco 塊魂 ノ・ビ~タ 125 4 10 16 - SUPERCRUISER RIDGE RACER 7 174 4 11 15 - VOLT aran 「グルーヴコースター」より 87-174 5 12 16 - ouroboros -twin stroke of the end- Cranky VS MASAKI「グルーヴコースター」より 188 6 14 18 - Choco Chiptune. Ancraft / 太鼓の達人 210 4 11 16 - 友情ぽっぷ みらゐ×在藤銀 feat. 茶太 / 太鼓の達人 174 5 9 15 - PAC OI OI OI AJURIKA / PAC-MAN CHAMPIONSHIP EDITION 2 174 4 11 17 - Priyo City Part 1 CRITICAL VELOCITY 123-128 4 10 17 - バラエティ Bad Apple!! feat.nomico 東方Projectアレンジ Alstroemeria Records 138 4→5 9 15→16 - ナイト・オブ・ナイツ 東方Projectアレンジ ビートまりお 180 6 11 18 19 最終鬼畜妹フランドール・S 東方Projectアレンジビートまりお 200 6 10 16 - 色は匂へど 散りぬるを 東方Projectアレンジ幽閉サテライト 138 3→4 8 12 16 魔理沙は大変なものを盗んでいきました 東方ProjectアレンジARM+夕野ヨシミ(IOSYS) feat.藤崎かりん 170 4→5 10 17 - サクラ・シークレット 東方Project×NAMCO SOUND(Taku Inoue) 145-160 4 10 16 - Kick-ass Kung-fu Carnival (replay2014) t+pazolite 「絢爛喧騒オリエント」より 90-463 8 14 18 - It s a 10 Bats feat. Rizna t+pazolite 「異聞伝承アラカルト」より 220 7 14 17 - 仙酌絶唱のファンタジア 東方Projectアレンジ博麗神社例大祭コラボユニット 160 4 10 15 - 月に叢雲華に風 東方Projectアレンジ幽閉サテライト 160 3 8 13 - ケロ⑨destiny 東方ProjectアレンジSilver Forest 172 4 10 16 - conflict siromaru + cranky 160 5 12 17 - 泡沫、哀のまほろば 東方Projectアレンジ幽閉サテライト 155 3 8 14 - 幻想のサテライト 東方Projectアレンジ豚乙女 160-230 4 9 16 - チルノのパーフェクトさんすう教室 ⑨周年バージョン 東方ProjectアレンジIOSYSと愉快な⑨周年フレンズ 175 3 9 15 - Catch Me If You Can 東方ProjectアレンジD.watt(IOSYS) feat. 少女フラクタル 134 3 8 13 - ヒトリシズカ 東方Projectアレンジ幽閉サテライト 126 3 7 14 - Dive to Blue 玉屋2060% アイマリン(CV 内田彩)「アイマリンプロジェクト」より 97-186 3 9 14 - Marine Mirage ANCHOR(ZiNG) アイマリン(CV 内田彩)、アイウリン(CV 三森すずこ)、アイワリン(CV 竹達彩奈)「アイマリンプロジェクト」より 170 4 9 15 - クラシック Grandfather s Clock A-bee feat. Mi-yo 120 4 10 16 18 New World LAGITAGIDA 177 8→7 12 17 19 カノン (シンクロニカ Remix) 中塚武 124-224 6 11 16 - カケラ G線上のアリア (シンクロニカ Remix) 稲岡健 127-157 3 10 14 - 解禁条件:アトリエにて「微睡みのカケラ」を育成 アイネクライネナハトムジーク モーツァルト 119-143 3 9 15 - ラプソディー・イン・ブルー (シンクロニカ Remix) YU=TA 90-200 4 12 18 - オリジナル Synchronicity Taku Inoue 130 5 12 16 18 Hear Me Out LCA feat. immi 128 4 10 15 17 Luminous Flight ハヤシベトモノリ 124 5 10 16 - God Ray kyo 147-172 7 12→13 17→18 - 解禁方法は楽曲ページ参照 夜明けまであと3秒 Taku Inoue 177-182 7 12 17 19 Snow Light AJURIKA 157 5 11 18 - みんなのうた Taku Inoue feat. SaChi (harineko) 174 6 13 18 - カケラ Last Call LCA feat. immi 130 5 11 16 - 解禁条件:アトリエにて「電子のカケラ」を育成 カケラ Real-Eyes Yuu Miyake 181 6 11 16 - 解禁条件:アトリエにて「ポリゴンのカケラ」を育成 カケラ Light Around 中村優一(Invisible Designs Lab.) 96-153 4 9 15 - 解禁条件:アトリエにて「説話のカケラ」を育成 カケラ Iroha of Beats 稲岡健 133 5 10 16 - 解禁条件:アトリエにて「扇子のカケラ」を育成 Surf Zapping t+pazolite 200 6 13 18 - カケラ La Saison Yuzuru Tomita 126 4 10 16 - 解禁条件:アトリエにて「そよ風のカケラ」を育成 カケラ A Night On The Town feat. Sofia Rubina yuma 128 4 9 16 - 解禁条件:アトリエにて「ネオンのカケラ」を育成 カケラ Conflagration Chris Brann 126 5 11 16 - 解禁条件:アトリエにて「ロジックのカケラ」を育成 Libera Ray steμ feat.siroa 116-232 5 13 18 - シンクロニカ・エアライン Taku Inoue 140 6 12 18 - カケラ あめふりのロンド 立秋 feat.ちょこ 210 4 9 16 - 解禁条件:アトリエにて「雨音のカケラ」を育成 Crystal Hail Nhato 150 5 12 17 - AOU加盟店舗に先行配信 カケラ Jellyfish 文田啓天 128 3 10 16 - 解禁条件:アトリエにて「水母のカケラ」を育成 せかいのおと - sekai note - FILTER SYSTEM 160 4 10 16 - カケラ みんなのうた イノタクVer. Taku Inoue 174 6 13 18 41 解禁条件:アトリエにて「ジョークのカケラ」を育成 3V3R ミフメイ feat.Taku Inoue 138 5 11 17 - 駆け抜けてゆく すえP 89-178 5 11 16 - カケラ Neonlight Dance Yoshihiro Hara 180 4 12 17 - 解禁条件:アトリエにて「スウィングのカケラ」を育成 カケラ Anemone sky_delta 181 4 11 17 - 解禁条件:アトリエにて「蒼空のカケラ」を育成 Synchronica,let s fly away! Takenobu Mitsuyoshi 190 5 11 17 - カケラ I am not Alice. モリモリあつし 130 5 11 18 - 解禁条件:アトリエにて「迷宮のカケラ」を育成 カケラ AtoZ,I leave toZ Dr.Laintrigger Demo MonA" 95 5 9 17 - 解禁条件:アトリエにて「幻影のカケラ」を育成 ゆらめ ミフメイ 61-121 4 10 17 - toward the Next Period steμ feat. 森田凌・樺澤綾 80-120 3 9 15 - Genesis Ray kyo 85-140 5 9 16 18 Synchronicity Rezonate remix ミフメイ 133 4 10 16 39
https://w.atwiki.jp/nitchirwiki/pages/21.html
アルビトロ 麻薬組織ヴィスキオ?の実質的な取り仕切りを任されている人物。イグラの審判役も務める。慇懃無礼な態度で、常に仮面をつけ行動する。非常に神経質。 cv 菱勝? 変態、美少年好き -- @(´Д`*) (2008-10-27 21 03 25) アオミドロに似てる -- 名無しさん (2012-06-11 20 40 20) 名前 コメント