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ビアンカ萌えスレAA集…職人さんに敬意を込めて これは、2chでの一連のビアンカ萌えスレで掲載されたAAを収集したものです。 AA職人さん達の神業をご堪能下さい。 AA集1 AA集2 AA集3 AA集4 AA集5 AA集6 AA集7 AA集8 AA集9 AA集10 AA集11 AA集12 AA集13 AA集14
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AA えーえー アークエンジェルの略称。 主にファンサイトで、こう記るされる。 名前 コメント すべてのコメントを見る
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虐めAAその1 虐めAAその2 虐めAAその3 虐めAAその4 虐めAAその5 虐めAAその6 虐めAAその7 虐めAAその8 虐めAAその9 虐めAAその10 虐めAAその11 虐めAAその12 虐めAAその13 虐めAAその14 虐めAAその15 虐めAAその16 虐めAAその17 虐めAAその18 虐めAAその19
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無題・カイジ 作者:5スレ244氏 カイジは最悪だった。借金の代償として帝愛の私兵となり、帝愛に背くレジスタンスを殲滅するためにフランスへと飛ばされたからだ。 そこでカイジはとある村に潜伏していた女兵士数人を捕獲し、隊長であるオオツキへと差し出す。 しかしオオツキは女兵士達を犯すようにカイジ達に命令をしたのだった。 シブ柿のような人生を送って来た男達にとってこの命令はまっこと喜ばしい事であり、 野獣と化した兵達は我先にと女兵士達を凌辱していった。 「や、やめろ!そんな事して後で・・・ああう!?」 「黙れ肉奴隷っ・・・・!その身に刻んでやるっ・・・!俺がお前を犯した証をっ・・・・!」 「お願いやめてっ!私はまだ処女なの!だから・・・」 「そんなの関係ねぇ・・・・!俺はやると言ったらやる・・・!それがワシの信じる道っ・・・!」 「ん、あっ・・・ひぃん!助けてっ!助けてお母さああああん!」 「カカカ・・・キキキ・・・!可愛い顔して淫乱女がっ・・・!最初から俺のこれが目当てだったんだな・・・!ああ~~~~ん?」 乙女の柔肌に蹂躙し、喰らい、貪る獣達の宴・・・・ある者は後ろから少女を責め立て、 ある者は自分の一物をたわわに実った少女の乳房で挟み、腰を振る。 あまりにも常軌を逸した光景にカイジは動揺しながら立ち尽くす事しか出来ない。 そんなカイジの肩をポンと叩きオオツキは笑いながら一人の少女を指差す。 その少女はカイジが捕らえた女兵士のリーダー格であった。 「ほれ・・・・カイジ君も一発ヌいてきたまえよ・・・遠慮する事はない・・・! これは君に対するご褒美なのだからなっ・・・・!」 「し、しかし・・・・!」 「それにほれ・・・カイジ君のマグナムはすでに発射可能な状態ではないか・・・!」 オオツキの言う通り、カイジの一物は大きくズボンの中でテントを張っていた。 リーダー格の少女は涙を流しながら恐怖に満ちた表情でカイジを見つめる。 カイジはゴクリと喉を鳴らしながらゆっくりと少女のへと歩みを進めていった。
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虐めAAその1? 虐めAAその2? 虐めAAその3? 虐めAAその4? 虐めAAその5? 虐めAAその6? 虐めAAその7? 虐めAAその8? 虐めAAその9? 虐めAAその10? 虐めAAその11? 虐めAAその12? 虐めAAその13? 虐めAAその14? 虐めAAその15? 虐めAAその16? 虐めAAその17? 虐めAAその18? 虐めAAその19?
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此処ではねー AA(アスキーアート)を書いてくよ! ( A`) <ⓟⓞⓚⓞ ノ(へへ (╬ì益í) o┤ ├o ⊃ ⊃ (→ิЗ←ิ) L<>」 ┌<>┐
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一覧に無いものを見付けたらどうぞ追加していってください。 複数キャラのAA(大)は今のところそれぞれのキャラごとに記載してます。 ※右の連合AAのズレない | ...| | | . | ...| 環境が標準です。 |([∂]ω[∂])|≡≡|ζリ´点`)|τリ‘へ‘)|(^J^)| 顔文字 小AA 国・地域キャラ【枢軸】 【連合】 【その他】 にょたりあ その他キャラ 顔文字 顔文字AA 小AA 小AA(枢軸) 小AA(連合) 小AA(その他) 国・地域キャラ 【枢軸】 イタリア=ヴェネチアーノAA ドイツAA 日本AA (all) (01) (02) (03) (etc) イタリア=ロマーノAA プロイセンAA オーストリアAA ハンガリーAA フィンランドAA ブルガリアAA 【連合】 アメリカAA イギリスAA ロシアAA 中国AA フランスAA リトアニアAA ラトビアAA ウクライナAA ベラルーシAA カナダAA ベルギーAA オランダAA 【その他】 ポーランドAA スペインAA スイスAA リヒテンシュタインAA 神聖ローマAA スウェーデンAA デンマークAA ノルウェーAA アイスランドAA シーランドAA ギリシャAA トルコAA エジプトAA 韓国AA 台湾AA 香港AA キューバAA セーシェルAA にょたりあ スペイン その他キャラ ひまさん(作者) 妖怪(たまねぎ/河童) ぽち君 ピエール/ぽち君 ぽち君/花たまご ぽち君/ウサギさん ぽち君/たま 神様 桂さんと日本の上司(仮) 店員(スウェーデン人)
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らん豚 ハム にんにん 複合だよぉ /~""''' ‐- ...,,_ / 豚小屋 / ./ ./ / (*^-^*) / /~""''' ‐- ...,,__/ / / / ,、_,、 ,、_,、 (´・ω・) (・_・` ) (;´'ω') (_・\ _( ⊂ i ( ⊂ i ( ⊂ i ( ⊂ i ≡3 . └ ー-J └ ー-J └ ー-J └ ー-J (´・ω・`)なにかな ('ω'`)むぅむぅ(´・ω・`)病院行くか ('ω'`)具合悪いは 治療費4000弱円になります l⌒Yl lY⌒l (このハムちゃんは1300円で買った…) (´・ω・`)(´・ω・`) (´・ω・`) ( | ̄ ̄| ) /( )\ | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | ('ω'`)優しい飼い主さんでよかったのだ (´・ω・`) これからよろしくね、はいひまわりの種 /( )\ | | ◆('ω'`)優しそうな飼い主さんに買われてよかったは アークス風情が♪見苦しい♪\無意味だ無駄だ愚かしい♪滅びろ消えろ宇宙のゴミが♪/ ♪\(´・ω・`) ♪ _ ) _ キュッキュ♪ 彡⌒ ミ ./.◎。/◎。/| ∩ ∩ ヽ(´・ω・`).| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ∩(●ω・`)ノ ) )\ | |/ ノ ノ((((  ̄ ))))\(´・ω・`)/ (((  ̄ )))) ) ) (((  ̄ )))) ll ,,,,,,,,,, l, , ,,,,,,,,, ,,,,,,,,,,,, ll'''''''' ,l'' ,l 'l, ll l ''l, lll ''l, ll l '''''''' ll ,l' ll l , lll 'll l l ll''''''' ,l 'l,,,,l' ,,,l'' 'l, ,,l' 'l, l '' lll,,,,,,,,l'' ll '''''''''' ' '''''''' ''''' ワイワイ (´・ω・) (・ω・`) ガヤガヤ( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` ) ('ω'`)トリガー募集か・・・| U ( ´・) (・` ) と ノ /l_l\ u-u (l ) ( ノu-u l ........ `u-u'. `u-u'ワイワイ (´・ω・) (・ω・`) ガヤガヤ( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` ) (´'ω')……| U ( ´・) (・` ) と ノ /l_l\ u-u (l ) ( ノu-u ........ | `u-u'. `u-u' (´'ω'`)おはむぅ ( ヽ ) 人 Y ( ヽ ノ 人 Y . (  ̄ (´・ω( ヽ ノ \ ⊂、・,人 Yつ(''⌒`''"~`ヽ, .\r'⌒´ ヽノ⌒つ\ ''' ヽ (_ノー''--*⌒´´\ヽ,,,_,_,,_ゝ、 ヽ,,____,,_ゞ ------------,_ヽ ヽ ヽ ヽ / '-, ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'-,/ '-, \ -,,,,,,,,__ ヽ___・_) ‐= (´・_・`) ‐= .,―‐.' '--、 n ‐= //゙7 /\ン ‐= `'‐i二フ-、 ‐= / ゙7./ ‐= //レ' ` ┘ ‐= ‐= (´';ω';) ‐= ,__.,、_,、 ‐= (_ ゚T゚ ‐= ( (´;ω;`) ‐= ゚ ゚̄ ‐= ミ三彡三彡 ,ー、 __ ,ー、 . / ヘ 〉, -´ー・ー 、 `ヽ/ ヘ 〉 .〈〈./ i ヽ〈〈 ⌒ヽにんにん♪ i /, 人 ト、 ゛ .i !〃 / .ヽ ! ヽ i、 | |レ! /´ ・ ・` ル !┐ | | Vl _ / .」|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ー―=-―一’ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ た の し い ぷ そ げ Ep 3 滑車回せ_∧/| /__ <r、´ ・ω・|| ヘ( ω `)ノ選ぶ権利もある _/´ ( ┐ノ し-一┘ /} ('ω'`) / , , ヽ二 (・ω・`)⌒(,/ )三 ジュップ と 。 。と,ノ、(,/_つ ∴∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∴ ∴∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴ズボ!∴ ∵∴∵∴∵∴∵∴∴∵∴∵∴∵∴∵ ∵∴;∴・∵/~~~~.丶∵∴∵、/⌒t"ー~ー ∵∴∵∴/. ○ o。・"===,.(__/__ ∵∴∵∵lo ゚ o/^^^∴∵∴∵~∴"∵⌒ ∵∵∵ ヽ~~~~~i∵∵∵ズチュ!∵∴∵ ∵∴∵∵∵∵∵∵∵∵∴∵∴∵;∵ ドピュドピュドピュ! \ / 三 ; ; ; \ / ; ; ; 三 狙うむぅ・・・・ . ; \,、_,、/ ; . ; 三 (ヽ'ω`)___。 \从/ . ; (´・ω・`) . . 三 ( つ【〔ロ=:(∈(二(@ ; |u u| ; 三 しー-J ⅲ ̄゛ /W'ヽ n n 三 ⅲ `――' 三
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ヽ=、_{ ヽ '⌒フ \ ,.< ',、_ ∠ ',\ `7 ',ヽ_ / _ ',_ ノ ィヵ |'、 ヾ、ミ、≧ fn 、 ',_  ̄ / i、 | \ヾ|∨ / ̄ ̄´ }'、} ', //i | } i! i{ /,ィ_セフ /i i/ i ', }/i ハニ≧, // .r ヽ_ | /i∧>㌦ ./ i } ', /\ / .ハ i! _ / il i| ' , .\ \ `ー _ __ , i| ll ィ^i i}、 ` 、 - イ i| }i |'//^) } .\ ノ i}ヽ _ / ' | i }' .i '/ } / / i i|/t、 i | |' /| / ./ . . } /ii jj ヽ.j | j.人i / .| / .||i _i /i{ / / .i { .|ト ´/ j i | / /======ミ / / .i| / /i /| / / i| | f i i゙∨ / | .i./ / /^i| i / ._ハ} !_.ノ ヾ、 ィ==ミ_ ./ / i| | i 丶 んV  ̄ / ! i| .i l { ' ./ ハ .|i ゙ _ ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【名前】 カイ・・ジ? 【職業】 トレーナー 【アビリティ】 『負け犬の大番狂わせ』・・・1試合1回 先行入力 相手がこのターン交代する時 交代先を『~~のエース』を持つポケモンに強制する 『シュレディンガーの性悪猫』・・・アビリティの発動確率を反転させる まだカイジが使い慣れていないため今は『~崩し』にしか使えない 『奴隷は二度刺す』・・・1試合1回。二度同じ技を繰り出す。 相手より種族値が低くないと発動しない。 『最弱の自負』・・・相手のポケモン全てにランダムで『エース』を付加する 『臨戦命令』・・・1試合1回 味方ポケモンのこうげき、とくこうを1段階上昇させる 『精密命令』・・・1試合1回 味方ポケモンの命中、クリティカル率を1段階上昇させる 『防衛命令』・・・1試合1回 先行入力。味方ポケモンのぼうぎょ、とくぼうを1段階上昇させる 『速攻指令』・・・1試合1回 味方ポケモンのこうげき、すばやさを1段階上昇させる 【手持ち】 名前 タイプ 分類 性別 備考 ”剣豪”カモネギ ノーマル/ひこう けんごうポケモン ♂ チート乙 オワッタコ くさ/ひこう ???ポケモン ♀ これ唯のワッタ・・おっと誰か来たようだ ノコッチ ノーマル つちへびポケモン ♂ 江戸っ子 トロピウス くさ/ひこう フルーツポケモン ♂ 秘伝要員 チリーン エスパー ふうりんポケモン ♂ 私の歌をきけぇ! アメモース むし/ひこう めだまポケモン ♂ 大根殺し デリバード こおり/ひこう はこびやポケモン ♂ チート乙その2 【備考】 パーティーメンバー全員が『スペードの3』と『錆びれた勲章』を持つ。 『スペードの3』・・・エースに与えるダメージが2倍になる 『錆びれた勲章』・・・倒したエースの能力上昇ィを自分に自身に反映させる 第六スレ目の 7343で、オワッタコが紅一点と明言されているため、こいつ以外は♂である。
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161 名前:調理実習カイジ「説明」[sage] 投稿日:2008/04/07(月) 01 30 35 ID ??? 利根川「この料理における『成功』とは何か……、についてお話します」 ざわ… ざわざわ… ざわ… 利根川(フフ……) 利根川「この料理、途中経過は一切問いません、途中……吹きこぼれや身崩れ等の状態に落ち込もうとかまわない」 利根川「とにかくどうあれ最終的に…、わたくしが笑顔で旨いといえば、成功……!」 利根川「単純にして明瞭、簡潔です」 ざわ… 利根川「その際…、満たすべき条件はただ一つ…、この90分という枠の中で今 皆様のテーブルの上にある様々な食材を全部使い切るということだけです」 利根川「料理が出来たから、もう人参はいらない、うさぎ小屋へ……というわけにはいきません」 利根川「おわかりかな…?」 カイジ(……) 利根川「逆の言い方をするなら、この料理による『失敗』は、三つ」 利根川「一つはいくら料理が旨かろうと…時間内に食材を使いきれなかった場合、二つめは食材を使いきったもののわたくしが旨いと言わなかった場合、そして最後……」 利根川「食材は全て使い切った、味も上々だが……、テーブルに班のみんなが笑顔で着席していない場合、この三つです」 利根川「まぁ…、言うなら今回の料理…、食材はチャンス……、笑顔は最高の調味料、こう考えていただければ大筋間違いではございません」 162 名前:調理実習カイジ「質問」[sage] 投稿日:2008/04/07(月) 02 11 49 ID ??? 利根川「では……、これで私の説明の全てを終わらせていただきます」 利根川「皆様の健闘」 ざわ… 利根川「心からお祈りいたしております」 ざわ… ざわ… カイジ「ちょ…ちょっと……!調理方法は……?調理方法がわからないっ……!」 利根川「…どうぞご自由に」 カイジ「はぁ…?」 利根川「食材を使い切り、私が笑顔で旨いと言えば成功、調理方法等につきましては各自ご自由に判断し行なってください」 カイジ「自由って言ったってさあ…」 ヒロシ「メニューは何を…!?先生が好きなメニューについて詳しく聞きたい…!教えてくれ……!」 カイジ(あ…、それオレも聞きたい……) ヒロシ「オレは定食屋の息子だ、大抵の料理ならつくれる……!」 利根川「…………残念ながら、質問には一切お答えできません」 カイジ(う……) ざわ… ヒロシ「なっ…」 ざわ… ざわ… ヒロシ「何を言うんだっ…!バカにする気か!先生っ」 ヒロシ「失敗した時の採点は!?オレ達の成績がかかっている…!話して当然…!オレ達生徒には知る権利がある……!」 クラス一同「そうだっ…!そうだっ……!!そうだっ………!!!」 利根川「Fuck You」 カイジ「え…?」 利根川「ぶち殺すぞ…… ゴミめら……!」 カイジ「う…」 ざわ… ヒロシ「うう……」 ざわ… クラス一同「この男…」 ざわ… 165 名前:調理実習カイジ「甘党」[sage] 投稿日:2008/04/07(月) 02 48 09 ID ??? 利根川「おまえたちは皆…、大きく見誤っている…、教育の実体が見えていない」 利根川「まるで3歳か4歳の幼児のように、この世を自分中心…求めれば…、周りが右往左往して世話を焼いてくれる、そんなふうに…」 利根川「まだ考えてやがるんだ、臆面もなく……!」 クラス一同(う……) 利根川「甘えを捨てろ、おまえらの甘え…、その最たるは今 口々にがなりたてた、その質問だ」 利根川「質問すれば答えが返ってくるのが当たり前か…?なぜそんなふうに考える…?バカがっ!」 ざわ… ざわ… 利根川「おまえらの質問に答えること、それ自体は容易い、簡単だ」 ざわ… ざわ… ざわ… 利根川「私の好きな食物は甘口のカレー、甘く煮た黒豆、キャベツとじゃがいものほくほくスープ、チョコクレープ…」 クラス一同(こ…答えた…!答えたぞ……?) 利根川「だが…、その真偽はどうする……?」 クラス一同(…嘘でキャベツとじゃがいものほくほくスープは出ないだろ) 利根川「真偽などどうでもいいから聞きたいと言うのか…?」 クラス一同(ほくほくスープって何だよ、コンソメ味か…?) 利根川「ククク……」 カイジ(調理方法っ…!オレの質問には触れもしねぇ…!) 利根川「オレが何を語ろうと、結局ただそれを盲目的に信じるしか道はない、つまり…」 ヒロシ(…甘口のカレーと甘く煮た黒豆、そしてチョコクレープから察するに先生はっ) 利根川「オレが実は辛口のカレー好きだとしても、おまえらにはわからない、違うか…?」 ざわ… ざわ… ざわ… クラス一同(甘党だ……!) クラス一同(甘党だ甘党だ……、甘党だ…!) ヒロシ(つまり結局…、辛い料理は食べられないってわけか…) ざわ… ざわ… カイジ(……オレの、オレの質問っ……) 166 名前:調理実習カイジ「開始」[sage] 投稿日:2008/04/07(月) 03 44 40 ID ??? 【五年三組担任の利根川はカイジの質問には一切答えず、教室の隅の椅子に腰を下ろす】 【ほぼ同時に行動を開始する生徒達】 ヒロシ(甘口っ…!甘口のルーを確保しなくては…!) カイジ(1班っ…1班の真面目君チームなら家庭科の教科書を持ってきているはずっ) 【ただ一人1班のテーブルへと進むカイジ、調理は始められたのだ……】 カイジ(ガラガラ…、めちゃくちゃガラガラ、めちゃガラ) 【カイジ、誰もいない1班のテーブルから家庭科の教科書を難なく奪い服の下…、ズボンに挟むっ…!】 カイジ(な…なんだ…) 【カイジ、ここでクラスの異変に気付く、あまりに遅い閃き】 カイジ(そうだ…36人、6人ずつで6班、配られたカレー粉が全て甘口だとは限らないっ…) カイジ(中辛なら他の調味料での巻き返しも出来るが…、辛口を手にしたらそれで終わり) イトウ「1班は中辛っ…!」 【4班のテーブル…、窓際、2班と6班の間、その4班のテーブルに全ての班長と女子たちが群がっている…、異様……】 イトウ「この中辛のルーと、その2班の甘口のルーを交換してもらいたい…」 ざわ… ざわざわ… ハラダ「交換したとして2班に利益があるか?……断るっ」 ざわ… ざわ… ざわ… カイジ(う………、何考えてんだよこいつら…) カイジ(とても小学校の調理実習って顔じゃねぇ……) ざわ… ざわ… 168 名前:調理実習カイジ「船井」[sage] 投稿日:2008/04/07(月) 14 59 53 ID ??? 船井「ククク……、カイジくんの思ってることわかるで」 カイジ「え……?」 船井「これが小学校の調理実習である以上…、楽しくワイワイやるもんや…、のうカイジくん」 カイジ「おまえ…、なんでオレなんかに…」 船井「…カイジくんの転校初日の挨拶、印象深かったんや、この人はできる人や思ったよ、カイジくんかてオレの名前覚えとるんとちゃう…?」 カイジ「…………船井…くん………」 船井「ひょお~~~!うれしいで!覚えとってくれたんか……!」 船井「こういうのを通じ合うって言うんやろな、いやぁ…最高最高……!」 【船井、カイジの手を握る】 カイジ「よせよっバカっ…!(こいつは…)」 【船井の手を振り払うカイジ】 カイジ「なれなれしいぞてめえ…!(大阪弁教室に通う変人っ)」 船井「ククク…、そう言わんとカイジくん、友達になろうやんか、オレとあんた」 カイジ「友達……?」 船井「そうや、今後の学校生活を楽しむ為には友達が必要なんよ、きちんとした友達さえ見つかれば…」 船井「中学、いや、高校まで……、100%楽しめる……!」 カイジ「100%……?」 船井「もうゲームボーイを二つ買って自分一人でポケモンをプレイする必要もあらへん」 カイジ「バカにするなっ…!そんなことするわけ…」 船井「カイジくん、この調理実習『成功』には何が必要やった……?」 カイジ「………食材を全部使って…、先生に旨いといわせ……、笑顔で着席」 船井「それや……!今のままでカイジくん、笑顔で着席出来るんか?」 カイジ(…………!) 170 名前:調理実習カイジ「判明」[sage] 投稿日:2008/04/07(月) 15 49 08 ID ??? 船井「まぁ、それはええ、ここからが本題や」 船井「この調理実習…、成功なら…、先生からアイスキャンディーが貰える……」 【調理実習『成功』でアイスキャンディー…】 カイジ「ふ…船井くん……、なんでそんなことを……?なぜ……」 船井「フフ…、オレの兄貴な、利根川先生の元教え子なんよ」 カイジ「元教え子……?」 船井「ああ…、オレ以外にもチラホラおるで、兄姉が利根川先生の元教え子な連中……」 船井「……成功なら、アイスキャンディーや」 カイジ「……バカなっ…!アイスキャンディーだと?なら失敗した班はどうなるっ?不公平じゃねぇか……!そんなの………!」 船井「まぁまぁ、気持ちはわかるが…、今はそのことに腹を立ててる場合とちゃう、時は金なりや」 船井「今は黙ってオレらの班の食材を確保せな、カイジくん……!」 【アイスキャンディー…、普段のカイジたちなら特別に食べたいものではなく、ただ家の冷凍庫に放り込まれているだけの存在】 【それがこの学校という閉鎖空間の中……、魅力…!恐ろしいほど魅力的……!】 カイジ(アイスキャンディー…!アイスキャンディー…!) 古畑「あっ!あっあっあ~~~~~……」 カイジ・船井(古畑の悲鳴!!!) 171 名前:調理実習カイジ「友達」[sage] 投稿日:2008/04/07(月) 18 02 50 ID ??? 船井「どうしたんや…!古畑くんっ…!」 古畑「あ…安藤くんが…、安藤くんがっ…」 古畑「じゃんけんで6班に負けて…、オレたち3班はこの教室にたった一つの辛口のルーを背負い込むことに……」 ざわ… ざわ… ざわ… 船井「なんやて……!おいっ…!安藤おのれ何さらしとんねん」 安藤「すいません……、勘弁…勘弁してください……、なんとか…、なんとかチョコクリームを手に入れようと思って…」 古畑「だからってなんの相談もなしに甘口のルーを賭けるなんて…」 船井「あほんだらっ……!くそ……!このゴミ虫がっ……!」 安藤「……そんな……」 カイジ「やめろ……見苦しい………」 古畑「えっ……」 カイジ「船井くん、さっき言ってたよな…、友達にならないかと…」 船井「あ…あぁ…」 カイジ「今からオレたち3班は友達っ……!料理をつくり笑顔で着席する為の…!友達っ…!」 安藤「カイジくん…」 【……かろうじて分裂回避、グループ維持……!】 【開始から7分……】 【生徒のほとんどが食材のトレード、水洗い、皮剥きに没頭している中、1班のヒロシにカイジの目が向いた】 カイジ(…炒めてやがる…、弱火で…、何を……?) 【カイジの頭の中を幾度となくみのもんたの顔が交差する】 カイジ(利根川先生は甘党…) 【その無限の交差の中、アメ色に染まり始めたある思考】 カイジ(甘み…、甘味…) 【引き籠もりがちで昼の奥様番組をよく見ていたカイジ、定食屋の息子ヒロシならではの発想】 カイジ(そうだ…、あれだ…、あれしかない…) 【勝つ道あり……!】 カイジ「石田くんっ…、タマネギを弱火で炒めてっ…、早く…!」 【光明……!勝ちへのオニオンペースト……!】 175 名前:調理実習カイジ「指示」[sage] 投稿日:2008/04/07(月) 19 48 49 ID ??? カイジ「古畑くんと安藤くんはタマネギを集めてきてくれ…、出来る限りたくさん」 古畑「で…でもカイジくん、食材は使いきらなきゃいけないんだよ…」 カイジ「その点は心配ない、とにかく集めてきてくれればいい」 カイジ(そうだ…、このクラスのほとんどの連中はタマネギの凄さを知らない…) カイジ(炒めるほどに小さく甘くなることを…!) カイジ「石田くん、タマネギは火が通りやすいようにみじん切りに」 石田「あぁ…、わかったよ」 カイジ「船井くんは人参とじゃがいもを一口サイズに切ってくれ」 船井「よっしゃ」 ナカムラ「ホットケーキは?ホットケーキはどうするの?粉はあるけど…」 カイジ「今はそれどころじゃないっ…、ナカムラくんも古畑くんと一緒にタマネギを…!」 カイジ(間に合うか…?間に合うのか……) 176 名前:調理実習カイジ「変化」[sage] 投稿日:2008/04/08(火) 20 53 06 ID ??? 古畑「カイジくん…!2班から二つ、4班5班から一つずつ貰えたよ」 カイジ「あぁ、そこに置いてくれ、すぐにみじん切りに…!」 【あのカイジの発想から2分、カイジらは望みのものを手に入れた】 【カイジらが命運を預けた最終戦略、その実弾、タマネギ4玉……!】 【今現在、炒めている分とあわせて6玉…、もう後には戻れない量】 カイジ「……船井くん……古畑くん………安藤くん………石田くん……、あと…えっと……、ナカムラくん…?…」 ナカムラ(カイジくん…) カイジ「やり直そうな……、もし首尾よく成功してアイスキャンディーを手にしたら、オレもおめえらもやり直そう……」 カイジ「もう今までのような澱んだくぐもった…、そんなハッキリしない毎日から抜け出して…、今までとまるで違う人生を漕ぎ出そう…!」 カイジ「……今度こそ……!」 古畑「……………カイジくん……………」 安藤(くっ………!) 船井(……………) 石田「……がんばろう…」 ナカムラ「……オレも……」 カイジ(この調理実習が機……、やり直そう……!全てをやり直そう……!) 【開始から20分…、1班、ヒロシの心に微妙な変化…】 ヒロシ(このままタマネギを炒めていていいのか……?) ヒロシ(確かにこの作業は非常に繊細だ…、だが他の作業を温室育ちのお坊ちゃん・お嬢ちゃんに任せてしまっていいのか…) 【ヒロシ、揺れる……!】 ミカ「あ…、いったぁ~い」 ユミ「ミカちょっと大丈夫ぅ~」 ヒロシ(くっ…、じゃがいもの皮すらまともに向けないのか…、何をやっている…) ヒロシ(イトウの糞もハラダなんかに負けやがって…) イトウ「オレ、何かすることない~?」 ヒロシ(お前に…、奪われたチョコクリーム以上の働きが出来るのか……?畜生…) ヒロシ(くそっ…、くそっ…、くそっ…)